■全 3 回講座予告… 第 1 回キリスト教美術の読み方今回第 2 回キリスト教美術の起源 2017 年 3 月 11 日(土) 第 3 回ヤコブの梯子をめぐって 2017 年 7 月 8 日(土) ■講師プロフィール… 塚口教会 CHURCH COLLEGE vol１. 宮下規久朗が語る、見せる!! 『西洋美術を味わうために－キリスト教美術の旅』全 3 回講座（2016.11.12～2017.7.8）第 1 回講座 2016 年 11 月 12 日(土) PM2:00～PM4:00 無料「西洋美術・キリスト教美術の読み方」 [講座概要] 西洋の美術のほとんどはキリスト教と深く結びついております。そもそも美術というものは、好き嫌いや感性だけで見ればよいのでなく、前提となる知識が絶対に必要です。とくに西洋美術は、キリスト教を中心とする様々な寓意や象徴の基本的な知識がないとわかりません。しかし、日本には先進国では例外的に学校教育に「美術史」という科目がないため、美術に関する知識が軽視され、いまだに感性だけの趣味的なものだと誤解されています。この講座では、美術史の基礎となる美術の読み方とキリスト教美術の成立理由、そして、美術や映画で広く親しまれてきた主題であるにもかかわらず日本ではほとんど知られていない「ヤコブの梯子」の話を通じて、西洋美術の奥深い魅力に迫ります。日本キリスト教団塚口教会〒661-0012 尼崎市南塚口町２－３４－３ TEL 06-6429-3019 / Email [email protected] 阪急塚口駅南へ 300ｍ（約５分）、２つ目の信号を右（西）へ。お車の方は近隣の駐車場をご利用ください。宮下規久朗・みやした・きくろう美術史家・神戸大学大学院人文学研究科教授。1963 年名古屋市生まれ。東京大学文学部美術史学科卒業、同大学院修了。『カラヴァッジョ聖性とヴィジョン』（名古屋大学出版会）でサントリー学芸賞などを受賞。他に、『食べる西洋美術史』『ウォーホルの芸術』『欲望の美術史』『美術の誘惑』（以上、光文社新書）、『カラヴァッジョへの旅』（角川選書）、『刺青とヌードの美術史』（ＮＨＫブックス）、『モチーフで読む美術史』、『しぐさで読む美術史』（ちくま文庫）など著書多数。近著に『闇の美術史』（岩波書店）、『ヴェネツィア』（岩波新書）。西宮中央教会会員。 ■CHURCH COLLEGE とは… 私たちを取り巻く文化や概念、言語や枠組み、何よりも「いのち」の根幹にあるものを知ることこそ、現代の様々な課題解決への道、私たちに生きる意味と方向を指し示してくれることでしょう。この CHURCH COLLEGE は、キリスト教とその文化を背景にもつ知見をもって、その根幹に迫ろうとするものです。ワクワク、ドキドキの楽しいお話です。どうぞ、どなたでもご自由にお越しください。