平成 年度 28 電気電子工学科授業計画 電気電子工学科 授業計画 近畿大学理工学部 近畿大学理工学部 平成 28 年度 講 義 要 項 共通教養科目 授 業 計 画 科目名: 自校学習 英文名: 1st Year Seminar ア ツ ミ 担当者: 渥美 ヒ サ オ 寿雄 単 位: 1単位 開講年次: 1年次 開講期: 1セメスター ■授業概要・方法等 「実学教育」、「人格の陶冶」を重視する建学精神と、「人に愛される人、人に信頼される人、人に尊敬される人」を育成することを教育目的 とする近畿大学。近畿大学は創設以来、実社会に役立つ人材を育成する「実学」を中心とした実践的な教育と研究を行ってきた。様々な問 題を抱える現代社会にあって、今こそ「未来志向の実学精神」が求められている。 共通教養科目は、その根幹となる重要な科目群であり、今後、社会人として必要な幅広い見識を形成するためのものである。本授業のはじ めに、近畿大学の学生として、本学の教育理念、教育目標・目的を理解し、自ら学ぶ意欲と習慣を身につけ、今後の学園生活を有意義に送 ることができるよう、自己啓発の必要性について意識付けを図る。 また、理工学部で開講する共通教養科目として、理工学部におけるさまざまな研究分野について学習し、エンジニアあるいは研究者とし ての将来像を具体的に描くための動機付けを目指す。 第1回 近畿大学を知る(1) 第2回 近畿大学を知る(2) 第3回 近畿大学を知る(3) 第4回 近畿大学を知る(4) 第5回 学科の取り組み(1:理学科数学コース) 第6回 学科の取り組み(2:理学科物理学コース) 第7回 学科の取り組み(3:理学科化学コース) 第8回 学科の取り組み(4:生命科学科) 第9回 学科の取り組み(5:応用化学科) 第10回 学科の取り組み(6:機械工学科) 第11回 学科の取り組み(7:電気電子工学科) 第12回 学科の取り組み(8:情報学科) 第13回 学科の取り組み(9:社会環境工学科) 第14回 語学学習について(理工学部教養・基礎教育部門) 第15回 「My Campus Plan」、キャリアを考える ■学習・教育目標および到達目標 この科目の単位修得は電気電子工学科エレクトロニクス・情報通信コースで設定した学習・教育到達目標Dの達成に付随的に関与している。 ・近畿大学の歴史と伝統および今後の展望を知り、大学の一員としての自覚と誇りを持つことができる。 ・自ら学ぶ意欲と習慣を身につけ、大学生活を設計する。 ■授業時間外に必要な学修 「シラバスで指定した参考文献、各学科の取り組みの中で紹介された書籍を読み、内容を理解すること」 「講義時に指定する「大学生の学び」に関わる書籍や記事を読み、自らの学生生活を設計すること」 「My Campus Planを作成し、日々チェックを行うとともに、さらなる改善に努めること」 ■教科書 使用しない ■参考文献 [ISBN]なし『炎の人生:評伝・世耕弘一先生』(田島一郎, 近畿大学世耕弘一先生建学史料室) [ISBN]なし『キャリアデザイン・マニュアル』 ■関連科目 キャリアデザイン ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 中間レポート「興味を持った研究と将来の希望」50% My Campus Planと4年間の過ごし方レポート 50% ■授業評価アンケート実施方法 前期開講科目は7月頃、後期開講科目は12 ~ 1月頃に実施します。 ■研究室・E-mailアドレス (代表者)渥美教授室 31号館7階 [email protected] ■オフィスアワー 火曜日 10:00 ~ 12:00 -1- 科目名: 人権と社会1 英文名: Human Rights and Society 1 オ ク ダ 担当者: 奥田 ヒトシ 均 単 位: 2単位 開講年次: 1年次 開講期: 前期 ■授業概要・方法等 「人権」を「差別問題」に狭めることなく、 「人間らしさ」の社会的表現として理解することを追求する。そのため、 「人 間の権利」の前提となる人間観を人間の本質的特性と遇有的特性の両面から掘り下げ、「人権」が人間らしさの指標で あることを学ぶ。 第1回 オリエンテーション・学習権について 第2回 人間の本質的特性(1)生命の尊厳と人権 第3回 人間の本質的特性(2)人間のスタートラインと人権 第4回 人間の本質的特性(3)人間のゴールラインと人権① 第5回 人間の本質的特性(4)人間のゴールラインと人権② 第6回 人間の本質的特性(5)生命科学の発展と人権 第7回 人間の本質的特性(6)遺伝子問題と人権① 第8回 人間の人間の本質的特性(7)遺伝子問題と人権② 第9回 遇有的特性 個性ある存在としての人間 第10回 差別とは何か(1)本質的特性と遇有的特性 第11回 差別とは何か(2)差別と区別 第12回 差別とは何か(3)社会問題としての差別と人権 第13回 差別問題から社会を分析する 第14回 春期人権講演(時期は未定) 第15回 講義のまとめ ■学習・教育目標および到達目標 この科目の単位修得は電気電子工学科エレクトロニクス・情報通信コースで設定した学習・教育到達目標Dの達成に 付随的に関与している。 「人権」が人間の普遍的価値であり、同時に社会問題であることの意味を理解する。 ■授業時間外に必要な学修 日々の人権に関する社会の動きを新聞などで把握すること ■教科書 使用しない ■関連科目 人権と社会2 ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 講義内でのテスト 90% 人権講演会感想文 10% ■授業評価アンケート実施方法 学部の実施規定に準拠して行ないます。 ■研究室・E-mailアドレス [email protected] ■オフィスアワー 月曜日 午後1時30分~ 3時30分 -2- 科目名: 人権と社会1 英文名: Human Rights and Society 1 クマモト 担当者: 熊本 リ サ 理抄 単 位: 2単位 開講年次: 1年次 開講期: 後期 ■授業概要・方法等 現代社会における人権課題を、その歴史的背景、自己・他者・社会との関係性、および社会構造の視点から学修します。 「生存権」「労働権」「教育を受ける権利」の保障について、その実態を考察していきます。 「人権」「平等」「特権」「貧困」「自尊感情」「性」などの概念や実体を歴史的視点と現代的視点から学修します。 マイノリティたちによる人権獲得に向けたとりくみについて学修します。 第1回 オリエンテーション:授業概要について 第2回 人権とは何か:歴史的概要と日本国憲法 第3回 平等とは何か:「形式的平等」と「実質的平等」 第4回 「特権」を考える 第5回 貧困と人権 第6回 子どもの貧困 第7回 教育を受ける権利 第8回 働く権利 第9回 雇用におけるジェンダー平等の課題 第10回 性について考える(1)sexとgender 第11回 性について考える(2)性別二元論 第12回 性について考える(3)性の多様性 第13回 自尊感情 第14回 秋期人権講演会 第15回 人権週間人権講演会 ■学習・教育目標および到達目標 この科目の単位修得は電気電子工学科エレクトロニクス・情報通信コースで設定した学習・教育到達目標Dの達成に 付随的に関与している。 受講者は、現代社会における人権課題についての知識を得るとともに、自己および他者の人権ならびにそれらと関連 する社会構造に対する理解力、思考力、分析力を深め、人間らしく生きること(自立)や他者とつながりあうこと(共 生)を日常生活や他者との関係性において実践する力を身につけることを目標とします。 ■授業時間外に必要な学修 授業で習ったことを日常の生活や人間関係へ応用し、その思考や理解を深めること。 日々の国内外の社会の動きについて新聞等でよく接し把握しながら、それらを論理的に思考すること。 ■教科書 適宜プリントを配布します。 ■参考文献 適宜授業中に紹介します。 ■関連科目 人権と社会2 ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 授業中課題(ふりかえりシート)90% レポート 10% ■授業評価アンケート実施方法 各学部実施規程に準拠して行います。 ■研究室・E-mailアドレス 研究室(本館5階・507号室) E-mailアドレス([email protected]) ■オフィスアワー 月曜日3限と金曜日3限 -3- 科目名: 人権と社会1 英文名: Human Rights and Society 1 タ ナ ダ 担当者: 棚田 ヨウヘイ 洋平 単 位: 2単位 開講年次: 1年次 開講期: 後期 ■授業概要・方法等 本講義では、まず、①「人権」概念と人権教育・啓発の今日的動向をふまえたうえで、②現代の日本社会におけるさまざまな人権課題(被 差別部落、障害者、外国人、女性、子ども等)について、具体的に学修します。後者に関しては、各人権課題の実態(歴史的経緯や現状) をふまえつつ、ありうべき解決策(人権教育・啓発のあり方等)を、参加者とともに考えていきます。 その際、授業者も含めた参加者一人ひとりが、自分自身の経験を振り返ったり、現況を見つめ直したりするなかで、自分自身にひきつけ ながら「人権」について学んでいきます。そのため、講義の各回においては、個人作業(簡単な小レポート)やグループワーク等の活動も、 適宜取り入れます。 第1回 イントロダクション 第2回 人権と社会① -「人権」とは何か? 第3回 人権と社会② -人権教育と人権啓発 第4回 ジェンダーと人権① -「男女共生」とは何か? 第5回 ジェンダーと人権② -セクシャルマイノリティの観点からみた社会 第6回 障害と人権① -「障害」とは何か? 第7回 障害と人権② -障害者の観点からみた社会 第8回 在日外国人と人権① -「外国人」とは誰か? 第9回 在日外国人と人権② -外国人の観点からみた社会 第10回 部落問題と人権① -「部落問題」とは何か? 第11回 部落問題と人権② -部落出身者の観点からみた社会 第12回 教育と人権① -「子どもの権利」とは何か? 第13回 教育と人権② -「学校づくり」としての人権教育 第14回 労働と人権① -「働く」ことを考える 第15回 労働と人権② -人権を尊重する「職場づくり」 試験課題 人権課題の背景とその解決方法について ■学習・教育目標および到達目標 この科目の単位修得は電気電子工学科エレクトロニクス・情報通信コースで設定した学習・教育到達目標Dの達成に付随的に関与している。 ① 人権という概念について、具体的な事例や経験にもとづいて理解する。 ② 現代社会におけるさまざまな人権課題の実態をふまえて、その解決策を考察する。 ③ 自分自身にひきつけて、人権をとらえる。 ■授業時間外に必要な学修 講義の各回で提示する、レジュメ・参考資料の内容(紹介された各種文献・情報等)をもとに、予習・復習をすすめましょう。 ■教科書 特定の教科書は定めません。 講義の各回にて、レジュメ・参考資料を提示します。 ■参考文献 講義の各回にて提示します。 ■関連科目 人権と社会2 ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 授業中課題(各回)30% 最終課題(定期試験)70% ■授業評価アンケート実施方法 学部実施規定に準拠して実施します。 ■研究室・E-mailアドレス 【所属】 一般社団法人 部落解放・人権研究所 【連絡先(E-mailアドレス)】 [email protected] ■オフィスアワー なし(非常勤のため) -4- 科目名: 人権と社会1 英文名: Human Rights and Society 1 ニシムラ 担当者: 西村 ヒ デ キ 秀樹 単 位: 2単位 開講年次: 1年次 開講期: 後期 ■授業概要・方法等 この科目の主要なテーマは「なぜ戦争と差別はなかなか無くならないのか」。性差別、部落差別、貧困など現代社会の構造を明らかにし、人間を尊 敬(「水平社宣言」)し、生きる力をどうしたら獲得できるのか。人権全般について導入的内容を受講生と共に学びます。 講師は35年余、放送局でニュースやドキュメンタリー番組を制作、放送局による人権侵害の防止や人権啓発活動を積極的に推進してきた。 教えるとは、未来をともに語ること(仏の詩人、ルイ・アラゴンの言葉) 第1回 オリエンテーション「なぜ人権と社会を学ぶのか」 第2回 人権獲得の歴史 その1 第3回 人権獲得の歴史 その2 第4回 「世界人権宣言」以前の歴史 第5回 「世界人権宣言」以後の歴史 第6回 被差別部落問題 明治「賤民廃止令」と反対一揆 第7回 被差別部落問題 水平社創設と糾弾闘争 第8回 被差別部落問題 戦後の解放運動と同和対策特別措置法 第9回 被差別部落問題 不祥事と再発防止策 第10回 被差別部落問題と宗教~大逆事件 第11回 被差別部落問題と週刊朝日差別文書問題 第12回 最大の人権侵害・戦争 第13回 沖縄の歴史 第14回 沖縄密約問題 第15回 「どうしたら過去を克服できるか」 試験問題は、実施時に設定します。 ■学習・教育目標および到達目標 この科目の単位修得は電気電子工学科エレクトロニクス・情報通信コースで設定した学習・教育到達目標Dの達成に付随的に関与している。 受講者は、近現代における人権侵害や差別事件の基準を学ぶと共に、人間らしく生きていくため、人権を論じ、自立に向けて共に考えていきます。 ■授業時間外に必要な学修 新聞、テレビニュースなどマスメディアを通じて、社会の動きについての知識や論理を身につける。大阪人権博物館、水平社博物館を訪問し、学 修してほしい。 ■教科書 [ISBN]9784047101937『差別と日本人 (角川oneテーマ21 A 100)』(辛 淑玉,角川グループパブリッシング) [ISBN]9784043943951『世界屠畜紀行 THE WORLD’S SLAUGHTERHOUSE TOUR (角川文庫)』(内澤 旬子,角川書店(角川グ ループパブリッシング)) ■参考文献 [ISBN]9784759240580『ビジュアル部落史』(大阪人権博物館, 解放出版社) [ISBN]9784781690001『日本という国 増補改訂 (よりみちパン!セ)』(小熊 英二, イースト・プレス) [ISBN]9784582766714『昭和史 1926-1945 (平凡社ライブラリー )』(半藤 一利, 平凡社) [ISBN]9784255004853『それでも、日本人は「戦争」を選んだ』(加藤 陽子, 朝日出版社) ■関連科目 人権と社会2 ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 授業内課題 30% レポート&試験 70% ■授業評価アンケート実施方法 学部実施規定に準拠して行います。 ■研究室・E-mailアドレス [email protected] ■オフィスアワー 特になし。 -5- 科目名: 人権と社会2 英文名: Human Rights and Society 2 オ ク ダ 担当者: 奥田 ヒトシ 均 単 位: 2単位 開講年次: 1年次 開講期: 後期 ■授業概要・方法等 人間関係の基本となる自己表現の問題は人権の重要な課題である。そこで自己表現法について2回に分けて抗議する。 また具体的な差別の問題として部落問題を取り上げる。どのような一定の社会的諸関係が近代の部落差別を生み出し たのか、その変遷と差別のとらえ方について学習を深める。こうした部落問題での知見が、他の差別問題にもつながっ てくることにもふれていきたい。なお「人権と社会2」は、「人権と社会1」の履修者であることが条件となる。 第1回 オリエンテーション・学習権について 第2回 アサーショントレーニング(1) 第3回 アサーショントレーニング(2) 第4回 明治維新と近代の差別 第5回 近代の価値観の形成 第6回 水平社の結成と水平社宣言 第7回 戦後の部落解放の歩み 第8回 「同対審」答申を読む 第9回 部落差別の現実 第10回 差別のとらえ方(1)存在論と状態論 第11回 差別のとらえ方(2)関係論 第12回 関係論実例 第13回 差別撤廃の法制度 第14回 秋期人権講演会(時期未定) 第15回 人権週間人権講演会(時期未定) ■学習・教育目標および到達目標 この科目の単位修得は電気電子工学科エレクトロニクス・情報通信コースで設定した学習・教育到達目標Dの達成に 付随的に関与している。 差別問題を人権の視座から捉える視点を育む ■授業時間外に必要な学修 新聞の報道などにおける人権課題を常に把握しておく ■教科書 使用しない ■参考文献 [ISBN]9784759210286『差別のカラクリ』(奥田 均, 解放出版社) ■関連科目 人権と社会1 ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 講義内テスト 80% 講演会感想文 20% ■授業評価アンケート実施方法 学部の実施規定に準拠して行ないます。 ■研究室・E-mailアドレス [email protected] ■オフィスアワー 月曜日午後1時30分~ 3時30分 -6- 科目名: 暮らしのなかの憲法 英文名: Constitution in Everyday Life ニシヅカ ナオユキ 担当者: 西塚 直之 単 位: 2単位 開講年次: 1年次 開講期: 2セメスター ■授業概要・方法等 あまり意識することがないかもしれませんが、みなさんの生活には法律が必ずかかわります。そして、その法律はど のような内容のものでも良いわけではなく、憲法の枠内で制定されます。つまり、憲法は他の法規範に優位する最高 法規です。中学校の公民や高校の現代社会・政治経済で習ったと思います。 この講義では、科目名のとおり、暮らしのなかで憲法がどのようにかかわっているのかを学んで頂き、大学卒業者と して最低限有しておくべき知識を得ていただきます。 第1回 憲法とは何か 第2回 子どもと外国人の人権 第3回 プライバシー権、自己決定権 第4回 表現の自由 第5回 信教の自由・死刑制度 第6回 国会 第7回 内閣 第8回 裁判所と司法審査 第9回 地方自治 第10回 生存権 第11回 天皇と憲法 第12回 法の下の平等 第13回 教育権 第14回 労働基本権 第15回 憲法9条と憲法改正 定期試験 ■学習・教育目標および到達目標 この科目の単位修得は電気電子工学科エレクトロニクス・情報通信コースで設定した学習・教育到達目標Dの達成に 付随的に関与している。 この講義を通じて、自分の生活に「憲法」がどのようにかかわっているかを理解し、憲法問題を主体的に考えること を通じて、社会の潮流を把握し、物事に対する思考力を養うことが目標です。 ■授業時間外に必要な学修 教科書、参考文献、新聞を読みながら、問題意識を持って自分自身の知識を総動員して社会の事象を考えることが大 切です。 ■教科書 [ISBN]9784641220249『いちばんやさしい憲法入門 第4版補訂版 (有斐閣アルマ)』(初宿 正典, 有斐閣 : 2014) ■参考文献 [ISBN]9784569819136『憲法主義:条文には書かれていない本質』(内山 奈月, PHP研究所 : 2014) [ISBN]9784000227995『憲法 第六版』(芦部 信喜, 岩波書店 : 2015) ■関連科目 社会科学系科目全般 ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 定期試験 80% 授業内課題及びレポート 20% ■授業評価アンケート実施方法 学部実施規程に準拠して行います。 ■研究室・E-mailアドレス [email protected] ■オフィスアワー 特に設けませんが、授業後などで質問に対応したいと思います。 -7- 科目名: 住みよい社会と福祉 英文名: Welfare and Society Better to Live In ペ 担当者: 裵 ヒョスン 孝承 単 位: 2単位 開講年次: 1年次 開講期: 2セメスター ■授業概要・方法等 社会福祉とは、だれもが思い描く人生(自己実現)を過ごすように「より良い生活(well-being)」を支援・ 追究する理論および実践の学問である。そのため、ノーマライゼーションや自己決定、利用者主体といった理念を基 に、個々人の状況に対応した多様なサービスの提供や社会基盤整備が重要な課題とされるようになった。なかでも、 支援機器・ユニバーサルデザイン・バリアフリー・まちづくりなど、理工系の学問領域と連携も重視されるようになっ ている。 本講では、社会福祉の基礎理論を講じるとともに、日本に限らず、国際社会の動向と状況から今後の新たな 視点を学ぶ。さらに、地域社会や家族の中で自己のもつ役割を認識し、社会的弱者に対して一人の市民としてどのよ うな関わりがもてるのかについて考える視点を養うこととする。 授業は、講義を中心に行うが、要介護高齢者、障害者、要保護母子などの事例を検討し、グループ討議などを通し て授業への積極性、参加態度を問う。 第1回 生活と福祉 第2回 社会問題 第3回 社会福祉の基本的動向と援助対象 第4回 社会福祉法制度の体系 第5回 高齢者福祉(1) 第6回 高齢者福祉(2) 第7回 障害者福祉(1) 第8回 障害者福祉(2) 第9回 児童福祉 第10回 社会福祉と理工学との連携 第11回 家族関係・家族福祉 第12回 社会保障論 第13回 東アジアの福祉 第14回 公的扶助論(生活保護) 第15回 総合まとめ 定期試験 ■学習・教育目標および到達目標 この科目の単位修得は電気電子工学科エレクトロニクス・情報通信コースで設定した学習・教育到達目標Dの達成に 付随的に関与している。 社会の様々な問題や<人の生きにくさ><高齢社会><障害への遭遇><家族の問題>等に対して、関心を払うこと。 さらに、それらを解消するための学問・実践領域である社会福祉と理工系が学ぶべき領域との接点を探り、新たな社 会資源創設の可能性を見いだしていくことを学ぶ。 ■授業時間外に必要な学修 社会福祉および社会問題に関するニュースに関心を持つこと ■教科書 特に指定しない ■参考文献 [ISBN]9784623069552『よくわかる社会福祉 第10版 (やわらかアカデミズム・「わかる」シリーズ)』(山縣文治, ミネル ヴァ書房) ■関連科目 高齢者福祉論・障害者福祉論・児童福祉論・社会福祉援助技術論・国際社会福祉 ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 試験 70% グループ議論 20% レポート 10% ■研究室・E-mailアドレス [email protected] -8- 科目名: 現代社会と法 英文名: Contemporary Society and Law シ バ タ 担当者: 柴田 タカフミ 尭史 単 位: 2単位 開講年次: 2年次 開講期: 4セメスター ■授業概要・方法等 【授業概要】明治維新において、日本は、ヨーロッパ近代法を継受した。その近代法がどのように現代の日本社会において機能しているのか、を本講義では検 討する。そもそも「法とは何か」から始め、その法が適用される「訴訟システム」に進み、最後に現在の日本法がどのような内容になっているのか、をそれぞ れ検討する。 【授業方法】パソコンを用いた講義形式で行う。毎回のパワーポイントのスライドを印刷し、配布する。また、適宜学生に質問することがあるので、積極的・ 主体的に答えることを期待する。 【その他】私語・食事は厳禁。受講態度があまりにひどい場合は、学生証を確認の上、途中退出を求める。 スマートフォンに貴重な時間を費やさないように。 大学生として良識のある態度で受講すること。 第1回:オリエンテーション、はじめに[序章] *[ ]は教科書の該当箇所 第2回:法とは何か(1)――法・社会規範・強制[第1章1-3] 第3回:法とは何か(2)――法目的論、権利と義務[第1章4-5] 第4回:法の適用(1)――裁判所と裁判の構造[第2章§1] 第5回:法の適用(2)――法原論[第2章§2] 第6回:法の適用(3)――法解釈論[第2章§3] 第7回:法の体系(1)――法分類論、憲法①[第3章§1、§2 1] 第8回:法の体系(2)――憲法②[第3章§2 2] 第9回:法の体系(3)――刑法[第3章§3 1-3] 第10回:法の体系(4)――民法①家族法[第3章§4] 第11回:法の体系(5)――民法②財産法[第3章§5] 第12回:法の体系(6)――労働法①労働保護法[第3章§6 1-3] 第13回:法の体系(7)――労働法②労働団体法[第3章§6 4] 第14回:まとめ(1) 第15回:まとめ(2) ■学習・教育目標および到達目標 この科目の単位修得は電気電子工学科エレクトロニクス・情報通信コースで設定した学習・教育到達目標Dの達成に付随的に関与している。 授業概要に対応して、以下の3点について学生が知識を習得することを目標とする。 1.「法とは何か」、「他の社会規範とどのような違いがあるのか」 2. 日本の「訴訟システム」がどのようになっているのか 3. 日本の憲法、民法、刑法、および労働法がどのようになっているのか ■授業時間外に必要な学修 【予習】指定教科書の該当箇所は、必ず読んでくること。教科書を一読していることを前提として、講義を進める。予習すべき箇所は、授業計画を参照。 【復習】教科書・配布資料を読み直し、内容を定着させること。 ■教科書 伊藤正己・加藤一郎(編)『現代法学入門〔第4版〕』(有斐閣、2005年) ■参考文献 序章、第1章、第2章§ 2・§ 3 碧海純一『法と社会』(中央公論社、1967年) 第2章§ 1 市川正人・酒巻匡・山本和彦(著)『現代の裁判〔第6版〕』(有斐閣、2013年) 第3章§ 2 渋谷秀樹(著)『憲法への招待〔新版〕』(岩波書店、2014年) 第3章§ 3 山口厚(著)『刑法入門』(岩波書店、2008年) 第3章§ 4、§ 5 池田真朗(著)『民法はおもしろい』(講談社、2012年) 第3章§ 6 水町勇一郎(著)『労働法入門』(岩波書店、2011年) ■関連科目 暮らしの中の憲法 ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 期末試験 100% ■授業評価アンケート実施方法 大学所定の授業評価アンケートを行う。 ただし、受講者が少人数であり、受講者の心理的負担になる可能性がある場合は、授業評価アンケートを行わず、講義終了後に適宜改善点を直接質問すること で、授業の改善を行う。 ■オフィスアワー 講義の前後 -9- 科目名: 環境と社会 英文名: Environment and Society モリヤマ リュウタロウ 担当者: 森山 隆太郎 単 位: 2単位 開講年次: 2年次 開講期: 1セメスター ■授業概要・方法等 本講義の目的は「持続可能な社会」の実現に必要な知識を獲得すると同時に、地球環境の現状を理解することにある。 講義では、環境問題とそれに対する解決策を自分で考え涵養していくことを狙い、小テストやレポートを課す。 第1回 環境問題とはなにか 第2回 環境問題の歴史(1)公害問題 第3回 環境問題の歴史 (2)地球環境問題 第4回 環境問題と経済学 第5回 環境の経済価値と評価 第6回 環境政策の目的と手段 第7回 気候変動問題と炭素経済 第8回 「環境と経済の両立」から持続可能な発展へ 第9回 環境税 第10回 森林環境税と産業廃棄物税 第11回 環境における法の役割 第12回 環境法の仕組み 第13回 国としての環境政策 第14回 持続可能な発展に向けた国際的取り組み 第15回 持続可能な社会の評価 定期試験 ■学習・教育目標および到達目標 この科目の単位修得は電気電子工学科エレクトロニクス・情報通信コースで設定した学習・教育到達目標Dの達成に 付随的に関与している。 地球環境問題を理解するための自然化学的キーワード、経済学的キーワードを理解し、自分の言葉で表現できる ■授業時間外に必要な学修 新聞やニュースサイト等のメディアを通じて、環境問題関連の現状や動向に目を向け、理解するように努める。 ■教科書 使用しない ■参考文献 [ISBN]9784595315640『新訂 環境と社会 (放送大学教材)』(植田和弘・大塚直, 放送大学教育振興会) [ISBN]9784339067385『環境安全論―持続可能な社会へ』(北爪 智哉, コロナ社) ■関連科目 1年次の共通教養科目資源とエネルギー、国際経済と企業の国際化等 ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 授業中の課題 40% 定期試験 60% ■授業評価アンケート実施方法 理工学部実施規定に準拠して行う。 ■研究室・E-mailアドレス 22号館2階 環境生理学研究室・[email protected] ■オフィスアワー 水曜日 2限 - 10 - 科目名: 資源とエネルギー 英文名: Natural Resources and Energy アリトモ ヨシヒロ 担当者: 有友 嘉浩 単 位: 2単位 開講年次: 2年次 開講期: 3セメスター ■授業概要・方法等 21世紀に人類が直面する問題として、エネルギー、環境、食糧があげられている。このうちエネルギー問題は、化石燃料の枯渇が近いと言われながらその消費 量は増加の一途をたどっており、真剣に議論して解決の道を探っていかねばならない。また、近年の環境保護の動きから、太陽光や風力などの自然エネルギー が注目を浴びているが、エネルギー生産量、安定供給力、用地確保、コスト、寿命後の大量の廃棄物発生など多くの問題があり、安易な期待のもとにエネルギー 問題を楽観視することはできない。この科目では、エネルギー資源、省エネルギー、各種発電技術についての知識を得るとともに、我々が今後何をすべきか、 何を選択すべきかについて考える。 第1回 1.エネルギーの基礎(概論1) 第2回 1.エネルギーの基礎(概論2) 第3回 1.エネルギーの基礎(各論) 第4回 2.化石エネルギー(石炭) 第5回 2.化石エネルギー(石油) 第6回 2.化石エネルギー(天然ガス等) 第7回 3.電力(電力の基礎) 第8回 3.電力(総論) 第9回 3.電力(各論) 第10回 4.自然エネルギー(水力、地熱) 第11回 4.自然エネルギー(太陽エネルギー) 第12回 4.自然エネルギー(風力、その他) 第13回 5.原子核エネルギー(原理と構造) 第14回 5.原子核エネルギー(資源と廃棄物) 第15回 6.省エネルギー 定期試験 ■学習・教育目標および到達目標 この科目の単位修得は電気電子工学科エレクトロニクス・情報通信コースで設定した学習・教育到達目標A、DおよびFの達成に付随的に関与している。 資源、エネルギー問題について、科学的に正しい認識を持つと共に、自らの意見を述べ、議論できる力を持てるようになることを目標とする。 ■授業時間外に必要な学修 エネルギー・資源・環境問題は、日々進行しつつある現在進行形の問題である。ふだんから新聞、テレビ、書籍などで現状を知るとともに、流通している情報 を鵜呑みにすることなく、技術・経済・社会などの観点から複眼的にとらえる思考力をつけておく。また自分なりの考えや意見を述べることができるようにし ておく。 ■教科書 [ISBN]4807908235『資源・エネルギー工学要論』(世良 力, 東京化学同人 : 2013) ■参考文献 [ISBN]4885553210『改訂新版 講座現代エネルギー・環境論』(エネルギーフォーラム : 2006) [ISBN]4621083716『図解 新エネルギーのすべて 改訂3版』(丸善出版 : 2011) [ISBN]4621049062『エネルギーの百科事典』(丸善 : 2001) [ISBN]4274023575『コンパクト版 エネルギー・資源ハンドブック』(オーム社 : 1997) ■関連科目 環境と社会、技術と倫理 ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 定期試験 70% 小テストまたはレポート 30% ■授業評価アンケート実施方法 前期開講科目は7月頃、後期開講科目は12 ~ 1月頃に実施します。 ■研究室・E-mailアドレス 31号館3階 有友准教授室 [email protected] ■オフィスアワー 木曜日14:50-18:00 - 11 - 科目名: 技術と倫理 英文名: Technology and Ethic ヒロフジ ユウイチ クヌギハラ ヒロム ヨコタニ ヨウイチロウ 担当者: 広藤 裕一・椚原 弘・横谷 洋一郎 単 位: 2単位 開講年次: 1年次 開講期: 1セメスター ■授業概要・方法等 技術者は、設計や閉発を担当し倫理的な観点があまり問われない職業と見られてきた。しかし、近年東電福島原発事故や福知山線脱線事故など技術 者の倫理が問われる事件や事故が多く発生している。これからの若い技術者は、環境・エネルギーや情報管理さらには安全などの分野で世の中と関 わりを保ちながら、より良い技術を開発していかなければならない。専門分野の学習深めていく学生に対して、きちんとした倫理観を持った新しい 科学技術者のあるべき姿について学習していく。 第1回 「技術と倫理」序論 第2回 企業での倫理問題の取組み 第3回 製造物責任と技術者 第4回 倫理規定の意義 第5回 モラル問題 第6回 科学技術者のモラル基準とまとめ 第7回 品質問題 第8回 環境問題 第9回 法規制と倫理 第10回 安全問題 第11回 知的所有権問題 第12回 情報問題 第13回 リスク問題 第14回 望まれる科学技術者となるには 第15回 最近のトピックス研究 定期試験 ■学習・教育目標および到達目標 この科目の単位修得は電気電子工学科エレクトロニクス・情報通信コースで設定した学習・教育到達目標Dの達成に主体的に関与している。 グローバル化と標準化が進む現代の科学技術世界において、これからの科学技術者の在り方、基本として持つべき科学技術倫理観を養うことが目 標である。 ■授業時間外に必要な学修 技術と倫理に関連する事件の情報収集 ■教科書 [ISBN]9784759815573『技術者による実践的工学倫理 第3版: 先人の知恵と戦いから学ぶ』(中村 収三,化学同人) ■参考文献 [ISBN]9784812213490 「はじめての工学倫理」 齊藤了文・坂下浩司著:昭和堂 ¥1,400(2001) [ISBN]9784621080283 「科学技術者の倫理」 C.E.Harris, M.S.Pritchard, M.J.Rabins著:日本技術士会 訳編:丸善 ¥3,900(2002) [ISBN]4621047795 「環境と科学技術者の倫理」 P.A.Vesilind, A.S.Gunn著:日本技術士会環境部会訳編 :丸善 ¥2,800(2000) [ISBN]4622041197 「技術倫理1」 C.Whitbeck著:札野 順・飯野弘之訳:みすず書房 ¥2,800(2000) [ISBN]9784627973039 「技術者倫理の世界」 藤本温二編著 森北出版 ¥1,900(2002) (全て税別) ■関連科目 環境と社会 人権と社会 ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 定期試験 70% レポート 30% ■授業評価アンケート実施方法 12月~ 1月頃に実施します。 ■研究室・E-mailアドレス 非常勤講師控室 21号館2階(内線)2262 動力伝達システム研究室38号館5階(東﨑) [email protected] ■オフィスアワー 火曜日5限(東﨑) - 12 - 科目名: 企業倫理と知的財産 英文名: Business Ethics and Intellectual Assets サ ハ ラ 担当者: 佐原 リュウイチ 隆一 単 位: 2単位 開講年次: 3年次 開講期: 6セメスター ■授業概要・方法等 企業は社会を構成する要素であり、その活動を通じて生産される商品およびサービスに全面的に責任を持つ。その規範が企業倫理であり、企業のあり方を考 えるうえで、その目的である利益の追求に匹敵する重要な概念である。まず、この企業倫理について学ぶ。 世界各国において知的財産戦略が製品開発の現場で重要な課題となっている。優れた技術や製品を開発してもその成果の保護を怠れば何の意味もないだけで なく、大きな損害を被ることもありえる。創造力と研究開発成果を適切に評価することは、企業と技術者の倫理の問題でもあり、産業の国際競争力の生死を握っ ているといっても過言ではない。授業の2番目の内容として、知的財産権の必要性と内容について学ぶ。 第1回 知的財産とは 第2回 特許制度 第3回 特許要件と特許権の効力 第4回 特許調査 第5回 特許調査の実際と発明の権利化 第6回 商標法 第7回 商標調査 第8回 中間試験 第9回 実用新案法、意匠法 第10回 著作権法 第11回 判例について 第12回 不正競争防止法 第13回 企業倫理とは 第14回 企業倫理と経営 第15回 重要事項の整理 定期試験 ■学習・教育目標および到達目標 企業倫理について理解を深める。知的財産権の産業上の意味と内容についてよく理解する。 ■授業時間外に必要な学修 企業倫理や知的財産に関するニュースに注意を払い、見つけた場合にはインターネット等で詳細な情報を入手するよう努力すること。 ■教科書 指定しない。 ■参考文献 [ISBN]9784426104511『はじめての知的財産法 第2版 (3日でわかる法律入門)』(尾崎哲夫, 自由国民社) [ISBN]9784004312666『知的財産法入門 (岩波新書)』(小泉直樹, 岩波書店) [ISBN]9784526055713『技術者のためのやさしい知的財産入門 (B&Tブックス)』(原嶋成時郎, 日刊工業新聞社) [ISBN]9784587621155『弁理士の仕事 (もっと知りたい 4)』(弁理士受験新報編集部, 法学書院) [ISBN]9784885260759『実務者のための著作権ハンドブック(第九版)』(著作権法令研究会) [ISBN]9784623052486『企業と社会(上巻)』(ジェームズ・E.ポスト, ミネルヴァ書房) ■関連科目 キャリアデザインと生涯学習 技術と倫理 ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 確認テスト 30% 中間試験 35% 期末試験 35% ■授業評価アンケート実施方法 理工学部実施規定に準拠して行います。 ■研究室・E-mailアドレス 講師控室 [email protected] ■オフィスアワー 14:50-18:00 - 13 - 科目名: 国際経済と企業の国際化 英文名: International Economics and Internationalization of Companies ワタナベ ヤスアキ 担当者: 渡辺 泰明 単 位: 2単位 開講年次: 1年次 開講期: 2セメスター ■授業概要・方法等 国際経済について基本的な事項を学ぶための入門科目です。今、世界で起きている政治・経済情勢の解説を中心にわかりやすく解説します。 第1回 ガイダンス 全体の概要について解説します。特に、話題性のあるトピックスについては最初に紹介します。 第2回 グローバル経済と自由貿易 なぜ貿易が行われるのか、世界での自由貿易はどの程度進んでいるのか、現在の日本経済の自由貿易はどのような状況か、これらの点を中心にわかりやすく解 説します。 第3回 世界金融危機 G20の役割は何か、リーマンショックはなぜ起きたのか、その後のユーロ危機はなぜ起きたのか、これらの点を中心にわかりやすく解説します。 第4回 欧州危機 ユーロ危機はなぜ起きたかをユーロの歴史を遡って解説し、現状の課題と解決策を明らかにします。 第5回 世界金融危機と日本経済 世界同時不況は日本経済にどう影響したかを解説して、為替レートの見方について説明します。 第6回 世界金融危機と日本経済~これまでの復習 財政政策と金融政策について内容を理解して、世界金融危機と日本経済をめぐる状況について雑誌記事により解説して再確認します。 第7回 持続的発展を目指すEU経済 EUの成り立ち、仕組みを理解し、EU経済の特殊性についても理解し、EUの将来について考えるための資料を提示して解説します。 第8回 持続的発展を目指すEU経済2 EUの将来についてさらに深く考察します。 第9回 台頭する中国 中国経済の現状をデータで確認して中国経済の先行き見通しに不安材料はないのか考察します。 第10回 台頭する中国2 中国経済の先行き見通しに不安材料はないのか考えると同時に中国が直面している問題点について解説します。 第11回 台頭する中国3 中国経済発展の経緯について知り、今後の中国経済について予測します。 第12回 EU経済・中国経済(復習) 内容はEU経済・中国経済について、これまで学んだことの復習です。 第13回 アジア新興国の経済~韓国・サムスンを中心に 新興国の中でも隣国の韓国はサムスンやLGの躍進が著しい。その経緯について解説します。 第14回 アジア新興国の経済 アジアでの中国以外の投資先としてタイ・ベトナムをとりあげます。また、関西とアジアとの関係についても言及します。 第15回 環境・エネルギー問題 環境問題をめぐる国際的な取り組み、各国のエネルギーをめぐる状況、並びにわが国の取り組みについて解説します。 ■学習・教育目標および到達目標 この科目の単位修得は電気電子工学科エレクトロニクス・情報通信コースで設定した学習・教育到達目標Dの達成に主体的に関与している。 この科目を履修することで国際経済の基本が理解できるようになります。 ■授業時間外に必要な学修 日頃から、日本経済新聞やNHKニュースで国際経済に関する記事や話題に関心をもち、授業に出席して下さい。 ■教科書 指定しない。 ■参考文献 [ISBN]9784053044112「2016年重大ニュース 時事問題に強くなる本」 学研教育出版 編者 Gakken [ISBN]9784415112282「今がわかる時代がわかる世界地図(2016年版) 巻頭特集:地図で読む現代史」成美堂出版株式会社 ■関連科目 ビジネスモデルとマネジメント ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) レポート 100% ■授業評価アンケート実施方法 理工学部実施規程に準拠して行います。 ■研究室・E-mailアドレス 21号館 830号室 メールアドレスは [email protected] です。 ■オフィスアワー 木曜日 4時限目 - 14 - 科目名: 国際化と異文化理解 英文名: International and Crosscultural Understanding ウ ハ ラ 担当者: 莵原 ミ ワ モ ク チョンキュン 美和・睦 宗 均 単 位: 2単位 開講年次: 2年次 開講期: 3セメスター ■授業概要・方法等 【イギリス英語・イギリス文化編】 日本の英語の教科書は圧倒的にアメリカ英語で書かれているものが多いですが、世界全体を見るとアメリカ英語ではなく、イギリス英語の方を学校で学ぶ国も 数多くあります。本講義では、みなさんが圧倒的によりなじみがあると思われるアメリカ英語と適宜比較もしながら、イギリス英語の特徴を学び、それを通し てイギリスの社会や文化の特性について理解を深めていきます。 【韓国の文化と言語行動編】 私たちは毎日、ことばを使って考えたり、他人にそれを表現・伝達したりします。このような言語行動に使われることばは、社会や集団によって作られた文化 と大きく関わっていると言われています。 本講義では、このような言語行動という観点から言語文化的に近い韓国語と日本語の類似・差異を探り、「異文化」と「自文化」の理解を深めていきます。 第1回 イントロダクション 第2回 【イギリス英語・イギリス文化1】イギリス英語の発音の特徴 第3回 【イギリス英語・イギリス文化2】イギリス英語の綴りの特徴 第4回 【イギリス英語・イギリス文化3】イギリス英語の文法の特徴 第5回 【イギリス英語・イギリス文化4】イギリス英語の語彙(食べ物に関する語彙など) 第6回 【イギリス英語・イギリス文化5】イギリス英語の語彙(教育・住居に関する語彙など) 第7回 【イギリス英語・イギリス文化6】イギリス英語の語彙(社会階級に関する語彙など) 第8回 【イギリス英語・イギリス文化7】イギリス英語の語彙(衣服に関する語彙・その他) 第9回 【韓国の文化と言語行動1】異文化理解の意義・日韓の言語行動の比較 第10回 【韓国の文化と言語行動2】挨拶から見た日韓の言語行動の比較 第11回 【韓国の文化と言語行動3】初対面から見た日韓の言語行動の比較 第12回 【韓国の文化と言語行動4】韓国の徴兵制について 第13回 【韓国の文化と言語行動5】褒め・称賛表現から見た日韓の言語行動の比較 第14回 【韓国の文化と言語行動6】お断り表現から見た日韓の言語行動の比較 第15回 【韓国の文化と言語行動7】所有物使用・対人意識から見た日韓の言語行動の比較 定期試験 ■学習・教育目標および到達目標 この科目の単位修得は電気電子工学科エレクトロニクス・情報通信コースで設定した学習・教育到達目標Dの達成に主体的に関与している。 【イギリス英語・イギリス文化編】 学習者は、この講義を通して、代表的な英語国であるアメリカとイギリスのことばの違いについて、学びます。またその過程で、イギリス独自の文化や社会制 度について、知識を深めることができるようになります。 【韓国の文化と言語行動編】 人間は、自己と他者の違い、自文化と他文化の違いを理解することにより、自己の言語と文化をより深く理解することができます。本講義では、韓国語との対 照を通じて、日本語と日本人の言語行動について再認識すると同時に、様々な文化が入り混じるグローバル化した国際社会に求められる異文化理解のツールと テクニックの基礎を学びます。 ■授業時間外に必要な学修 この授業は外国語科目ではありませんが、外国語について興味を持つことが重要です。そのため、英語や韓国語、その他の外国語と日本語をよく観察し、違い に気づくということを心がけてください。また、講義で紹介する本や資料を自分で読み、考えることがよい訓練になると思います。 ■教科書 毎回プリントを配布します。 ■参考文献 [ISBN]9784939076701『イギリス英語Total Book (CD book)』(カール・R. トゥーヒグ, ベレ出版) [ISBN]9784790711100『ことばと文化の日韓比較 : 相互理解をめざして』(斉藤明美, 世界思想社) ■関連科目 なし ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 毎授業時の課題・小テスト 50% 定期試験 50% ■授業評価アンケート実施方法 理工学部実施規程に準拠して行います。 ■研究室・E-mailアドレス 莵原美和: 11号館3階 343 ・ [email protected] 睦 宗均: 11号館4階 407 ・ [email protected] ■オフィスアワー 莵原美和: 火曜日4限 睦 宗均: 火曜日4限 - 15 - 科目名: 国際社会と日本 英文名: International Society and Japan ア サ イ 担当者: 浅井 タダヒロ 忠洋 単 位: 2単位 開講年次: 2年次 開講期: 3セメスター ■授業概要・方法等 第二次世界大戦で国力が疲弊した日本は、国連や諸外国から援助を受けることで復興して世界有数の経済大国になり ました。しかし、第二次世界大戦後に独立した多くのアシア・アフリカ・ラテンアメリカ諸国は、いまなお政治的不 安定で経済の発展もままならない状況です。このような状況のなかで、国際社会に対して日本がどのような支援や貢 献が出来るかを考えるとともに、現在行われている様々な貢献(政治的な貢献、経済的な貢献、民間による貢献)の 具体的内容を正しく認識して、国際社会の一員として将来どのような貢献が出来るかを考えることです。特に科学技 術者として、日本の科学技術が国際社会にどう役立っているかを理解することが、専門科目を履修するうえで重要な 要因のひとつになりうると考えられます。 第1回 講義全体の概要と目的 第2回 第二次世界大戦後から現代にいたるまでの、日本に対する世界からの援助 第3回 日本の豊かさを考える 第4回 発展途上国(アシア・アフリカ・ラテンアメリカ諸国)の歴史と現状 第5回 世界各国が行っている発展途上国への貢献 第6回 発展途上国で必要とされる日本の貢献とは 第7回 現在の日本の国際貢献について - 政治的な貢献 - 第8回 現在の日本の国際貢献について - 経済的な貢献 - 第9回 世界の中の日本「リーダーシップをもつオープンな日本へ」① 第10回 環境ビジネスは豊かさの成長を支えるか 第11回 東アジア経済統合-利益大きい経済圏広域化 第12回 企業の国際化展開と社会的責任(CSR) 第13回 将来の国際貢献とは「リーダーシップをもつオープンな日本へ」② 第14回 成長か衰退か{エコ」に商機 消費の構造変化 第15回 まとめーーー日本人としてこれからどのように世界に貢献していくか ■学習・教育目標および到達目標 この科目の単位修得は電気電子工学科エレクトロニクス・情報通信コースで設定した学習・教育到達目標Dの達成に 主体的に関与している。 国際社会に対する日本の貢献について、歴史的意義と政治的意義を理解できる。現在日本が行っている具体的な貢献 を理解するとともに、個人がそれらの貢献にどのようにかかわっていくかに対する意見を持てるようにする。 ■授業時間外に必要な学修 新聞の経済欄等で日本経済と世界経済の動きを確認し把握すること ■教科書 適時プリント配布 ■参考文献 [ISBN]9784641163386『開発援助の経済学 第4版』(西垣 昭, 有斐閣) ■関連科目 なし ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 中間試験 30% 定期試験 70% ■授業評価アンケート実施方法 前期開講科目は7月頃、後期開講科目は12 ~ 1月頃に実施します。 ■研究室・E-mailアドレス 授業中に指示します。 - 16 - 科目名: ビジネスモデルとマネジメント 英文名: Business model and Management ナカムラ ミツノブ 担当者: 中村 光信 単 位: 2単位 開講年次: 1年次 開講期: 2セメスター ■授業概要・方法等 この講義では、現代のあらゆる企業に共通するマーケティング活動について組織内外の顧客へのコミュニケーションを切り口にグローバル化が進むホテル産業 をケーススタディーとしてビジネス・モデルとマネジメントを学びます。 またホスピタリティ・マインドについての造詣を深める事により、ホスピタリティ産業、ツーリズム産業全般のみならず公共的サービス機関や外資系企業への 職業選択にも参考となる実践的な講義です。 講義に際しては、パワーポイント、インターネット、ビデオ等を活用し、わかり易い講義を心掛けます。 第1回 ガイダンス、ビジネスモデルって何? 世界のホテルビジネス 第2回 日本のホテルビジネス 第3回 ホスピタリティ・マインドとは 第4回 ホテル・ビジネスにおける商品構造とその特徴 第5回 ホテル・ビジネスの組織と運営 第6回 マーケティング戦略策定プロセス 第7回 統合型マーケティング・コミュニケーション(IMC) 第8回 マーケティング・コミュニケーション(Ⅰ)広告・宣伝、パブリシティ 第9回 マーケティング・コミュニケーション(Ⅱ)販売促進、人的販売、エレクトロニクス・マーケティング 第10回 マーケティング・リサーチ &マーケティング・プラン 第11回 ブランド・マネジメント(設定、浸透、維持、管理) 第12回 人材マネジメント(Ⅰ) 募集、採用、評価、報酬、離職 第13回 人材マネジメント(Ⅱ)能力開発、キャリアデザイン 第14回 ステーク・ホルダーに向けたマーケティングコミュニケーション 第15回 授業振り返り 定期試験 ■学習・教育目標および到達目標 この科目の単位修得は電気電子工学科エレクトロニクス・情報通信コースで設定した学習・教育到達目標Dの達成に主体的に関与している。 受講者は、この授業を履修することによって 1)ホテルビジネスをサンプルとしてビジネスの仕組みを理解し 2)マーケティングにおける組織内外の顧客へのコミュニケーション活動の大切さを認識し 3)ホスピタリティ・マインドに対する造詣を深める事が出来るようになります。 ■授業時間外に必要な学修 「講義で省略した部分を教科書・参考書で調べ、疑問があれば次週以降に教員に質問すること」 「ネット社会における消費者行動の動向についてネットや新聞・雑誌等で確認し把握すること」 「各講義で指示された課題に取り組むこと」 「講義で学習したことを実生活で適用・応用し、その理解を深めること」 ■教科書 適宜プリント配付 ■参考文献 [ISBN]9784894717190『コトラーのホスピタリティ &ツーリズム・マーケティング 第3版』(フィリップ・コトラー , ピアソン・エデュケーション) [ISBN]9784893087140『ゴールド・スタンダード』(ジョゼフ・ミケーリ, ブックマン社) ■関連科目 マーケティング論、ホスピタリティ・マネジメント論、リーダーシップ論 ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 定期試験 50% 授業中課題(ミニッツペーパー、課題レポート)50% ■授業評価アンケート実施方法 学部の実施規定に準拠して行います。 ■研究室・E-mailアドレス [email protected] ■オフィスアワー 火曜日5限、水曜日3限、木曜日2限 - 17 - 科目名: メディアの読み方 英文名: How to Read Media ナカヤマ 担当者: 中山 ヒ デ キ 秀樹 単 位: 2単位 開講年次: 3年次 開講期: 5セメスター ■授業概要・方法等 学部共通の教養科目です。 テレビ、新聞、雑誌、インターネットといった情報媒体(メディア)から発信・提供される情報は、多種多様です。そうし た情報の本質を、的確に「読み取る」技法を習得するのが、この授業の主眼です。 授業では、メディア情報がどのようにして制作されているのか、その仕組みを、出版社で雑誌・書籍の編集を行なってきた 経験をベースに、具体的に解き明かします。 さらに、メディア情報を「適切に取捨選択し、自分の仕事や生活に生かす」ための方法も、知ることができるようにします。 メディア情報の「読み方」から「自分の意思を表現する技術」まで、コミュニケーションスキルを習得することになります。 就職活動にも役立つはずです。社会人になっても有用なスキルが得られるようにします。 第1回 メディア情報の性格:情報はすべて「編集」されている 第2回 メディア情報の商品性:情報の編集と流通の仕組み 第3回 メディア産業の現場:新聞、出版、テレビ、ネットの現在 第4回 雑誌編集の現場:雑誌ができるまで 第5回 書籍制作の現場:書籍のつくりかた 第6回 電子メディアの情報:電子メディアの情報の読み方 第7回 新聞の報道情報:新聞の読み方 第8回 テレビ・映画・写真の表現:映像がつたえる情報 第9回 ネット社会の情報:ネット情報の検証 第10回 広告の情報:広告から知る時代の変化 第11回 メディアとしてのアート:アートが伝えるもの 第12回 ことばの技術:「ことば」が伝えるもの 第13回 表現の技術:読み方、書き方、聞き方、話し方 第14回 編集の技術:捨てる・生かす・つなぐ技術 第15回 情報の生かしかた:メディア情報との付き合いかた 定期試験 ■学習・教育目標および到達目標 この科目の単位修得は電気電子工学科エレクトロニクス・情報通信コースで設定した学習・教育到達目標Dの達成に付随的 に関与している。 情報の本質を理解する視点とスキルを学び、「聞く」「話す」「読む」「書く」技術を身につけます。 ■授業時間外に必要な学修 マスコミ報道・ネット情報の内容分析を、自分で行なってみてもらいます。 ■教科書 [ISBN]9784004306801『メディア・リテラシー―世界の現場から (岩波新書)』(菅谷 明子, 岩波書店 : 2000) ■参考文献 [ISBN]9784883999613『ほんとうは大学生のために書いた 日本語表現練習帳』(中山秀樹, すばる舎 : 2010) ■関連科目 なし ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 定期試験 80% 課題レポート 20% ■授業評価アンケート実施方法 学部実施規程に準拠して行ないます。 ■研究室・E-mailアドレス [email protected] ■オフィスアワー 水曜日5限、木曜日4限・5限 - 18 - 科目名: 日本語の技法 英文名: Skills of Japanese Language タ ナ カ 担当者: 田中 ノ リ コ 教子 単 位: 2単位 開講年次: 1年次 開講期: 1セメスター ■授業概要・方法等 【授業概要】文章表現の基礎を習得し、日本語表現力を高めることを 目的とする。 大学でのレポート・論文の作成、 また社会に出てからの文書の作成に 必要な力を養成することに重点を置く。 考えや経験をどうまとめるか、他人に 読んでもらう文章をどう書くか、など、文章化の基礎を実践的にトレーニングする。 【方法】文章表現の基本を再確認し、身につけた上で、文章作成を行う。 数回の課題を提出し、最後にレポートを提 出する。 毎回語彙力・表現力を養成するテストを行う。 第一回 導入 授業の目的、進め方 第二回 文章の書き方 わかりやすい文章とは 第三回 事実と意見 論理的な文章とは 第四回 【課題1】説明文 論理的な説明文を書く 第五回 構成 文章構成の方法を学ぶ 第六回 フィードバック 課題1のフィードバック 第七回 要約 要約の方法を学ぶ 第八回 引用 文章の引用の方法を学ぶ 第九回 図表を読み解く 図表の考察に基づいて、意見を述 べる方法を学ぶ 第十回 課題2 これまでの復習として事実の引 用、意見を述べる文章を書く 第十一回 レポートの書き方1 これまでの復習、レポートの体裁、課題の説明 第十二回 課題2フィードバック レポート作成の注意点をおさえる 第十三回 資料収集の方法 文献の検索の仕方 第十四回 まとめ 小テストの復習、レポート作成、提出 第十五回 レポートの講評 手紙の書き方 ■学習・教育目標および到達目標 この科目の単位修得は電気電子工学科エレクトロニクス・情報通信コースで設定した学習・教育到達目標CおよびD の達成に付随的に関与している。 大学でのレポート・論文の作成、また社会に出てからの文書の作成に 必要な力を養成する。 ■授業時間外に必要な学修 毎回の復習。宿題。 ■教科書 適宜プリントを配布する。 ■参考文献 米田明美、藏中さやか、山上登志美著 『大学生のための日本語実践ノート』風間書房 2005 摂南大学日本語文章表現の会 編 『大学生の日本語文章表現』 和泉書院 2014 ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 小テスト 30% 課題レポート3回 60% 授業への取り組み・態度 10% ■授業評価アンケート実施方法 学部実施規程に準拠して行います。 ■研究室・E-mailアドレス 講師控室 ■オフィスアワー 月曜5限 - 19 - 科目名: 基礎ゼミ1 英文名: Synthetic Seminar 1 オ チ 担当者: 越智 ヨ ウ ジ カ ン ベ タ カ シ ナ カ ノ ヒ ト シ マ エ ダ ヨシノブ ノ ガ ミ マサノブ タケムラ ユウイチロウ アリトモ ヨシヒロ 洋司・神戸 尚志・中野 人志・前田 佳伸・野上 雅伸・武村 祐一朗・有友 嘉浩・ オオツカ テッペイ ヤマワキ シゲノブ ヨ シ ダ シュウヘイ ア マ ノ リョウ タニモト ヒロカズ ア ツ ミ ヒ サ オ ハシシン ユウイチ 大塚 哲平・山脇 重信・吉田 周平・天野 亮・谷本 浩一・渥美 寿雄・橋新 裕一・ ヨ シ ダ ミノル マツモト ヨシユキ マツタニ タカオミ モリモト タ ケ シ ユ モ ト マ サ キ ナカヤマ ケイゾウ タ ナ カ セ ン ク スガハラ 吉田 実・松本 芳幸・松谷 貴臣・森本 健志・湯本 真樹・中山 敬三・田中 仙君・菅原 ケ ン ゴ ツ ヤ マ ミ ホ 賢悟・津山 美穂 単 位: 2単位 開講年次: 1年次 開講期: 1セメスター ■授業概要・方法等 企業が理工系学生に求めているものとして、専門知識を活かした創造力、行動力だけでなく、仕事に対する興味や熱意、探究心があり、それらを表現するためのコミュニケーション能力(自 己分析・表現力を含む)が重要視されている。本科目では、少人数のゼミ形式においておおむね3回のプレゼンテーションを行い、その中でコミュニケーション技術を学ぶだけでなく、 自己分析・表現方法、自己の興味や関心に基づいたプレゼンテーションスキルを修得する。具体的には、最初に自己紹介をテーマにプレゼンテーションの基礎的事項を学ぶ。続いて、マ イキャンパスプランを活用しながら、大学4年間の計画や卒業後のキャリアプラン等を題材にした自己分析を行い、具体性や説得力のあるプレゼンテーションとしてまとめる。最後の指定・ 自由課題では、自らの興味や関心ごとを元にした課題を設定し、その成果をプレゼンテーションにより報告する。これらのプレゼンテーションを準備する中で、担当教員への報告・連絡・ 相談、他のゼミ生との意見交換や、質疑応答、相互評価等の行為を通じて、コミュニケーション能力の向上を図る。 本科目は、受講生の自主性を高めることも目標の一つとしているので、担当教員は受講生の疑問などに答えながら導く形を取る。また、「自分で考え、自分で行動をとること」が大切 であるから、受講にあたっては、準備と計画を立てることが特に重要である。 なお、成績評価方法は下記の「成績評価方法および基準」に示すとおりであるが、プレゼンテーションの実施と指示された成果物や課題を全て提出することを必要条件とする。無断欠 席は成績の評価対象としない場合があるので、受講者は十分留意すること。 第1回 学習・教育目標との関連説明、ガイダンス 第2回 自己紹介プレゼンテーションの説明と準備 第3回 自己紹介と3分間スピーチの実施 第4回 自己分析・キャリアプランプレゼンテーションの概要説明 第5回 自己分析・キャリアプランプレゼンテーションの準備と改善指導(1) 第6回 自己分析・キャリアプランプレゼンテーションの準備と改善指導(2) 第7回 自己分析・キャリアプランプレゼンテーションと相互評価(1) 第8回 自己分析・キャリアプランプレゼンテーションと相互評価(2) 第9回 指定・自由課題プレゼンテーションの方法説明とテーマ選定 第10回 指定・自由課題プレゼンテーションの準備と改善指導(1) 第11回 指定・自由課題プレゼンテーションの準備と改善指導(2) 第12回 指定・自由課題プレゼンテーションの準備と改善指導(3) 第13回 指定・自由課題プレゼンテーションの実施(1) 第14回 指定・自由課題プレゼンテーションの実施(2) 第15回 総括 ■学習・教育目標および到達目標 この科目の単位修得は電気電子工学科エレクトロニクス・情報通信コースで設定した学習・教育到達目標C、EおよびFの達成に主体的に関与している。 受講者は、課題を実現するために講義の枠にとらわれず、自由に試行し、「自分で考え、自分で行動する」ことの大切さを学ぶことを目標としている。この科目の単位修得により以下 の項目の知識と能力を身につける。 1.与えられた課題や自ら設定した課題に対して、自発的な情報収集や調査を行い、解決方法を立案することができる。 2.説得力のあるデータや具体的な事例を挙げながら、自らの考えや意見を説明することができる。 3.自らの考えや成果をまとめたプレゼンテーション資料を作成することができる。 4.口頭発表を通した他者との意見交換や質疑により、相互評価することができる。 この科目の単位修得は電気電子工学科エレクトロニクス・情報通信コースで設定した学習・教育到達目標C,E,Fの達成に主体的に関与している。 ■授業時間外に必要な学修 各班で指示された課題に取り組むこと ■教科書 「基礎ゼミ1,2」電気電子工学科発行 (無償配布)、マイキャンパスプラン(無償配布) ■参考文献 [ISBN]9784121006240『理科系の作文技術 (中公新書 (624))』(木下 是雄, 中央公論新社) [ISBN]9784339076400『知的な科学・技術文章の書き方―実験リポート作成から学術論文構築まで』(中島 利勝, コロナ社) ■関連科目 開講する全ての専門科目 ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 導入講義演習課題 5% ゼミ課題実施評価 50% プレゼンテーション・提出物 40% 総括講義演習課題 5% ■授業評価アンケート実施方法 7月頃に実施します。 ■研究室・E-mailアドレス (基礎ゼミ1担当代表) 越智・31号館3F・[email protected] 武村・31号館3F・[email protected] 森本・31号館3F・[email protected] ■オフィスアワー (基礎ゼミ1担当代表) 越智:木曜5限 武村:水曜3・4限 森本:火曜4限、金曜4限 - 20 - 科目名: 基礎ゼミ2 英文名: Synthetic Seminar 1 タケムラ ユウイチロウ 担当者: 武村 カ ン ベ タ カ シ ナ カ ノ ヒ ト シ マ エ ダ ヨシノブ ノ ガ ミ マサノブ アリトモ ヨシヒロ オオツカ テッペイ 祐一朗・神戸 尚志・中野 人志・前田 佳伸・野上 雅伸・有友 嘉浩・大塚 哲平・ ヤマワキ シゲノブ オ チ ヨ ウ ジ ヨ シ ダ シュウヘイ ア マ ノ リョウ タニモト ヒロカズ ア ツ ミ ヒ サ オ ハシシン ユウイチ 山脇 重信・越智 洋司・吉田 周平・天野 亮・谷本 浩一・渥美 寿雄・橋新 裕一・ ヨ シ ダ ミノル マツモト ヨシユキ マツタニ タカオミ モリモト タ ケ シ ユ モ ト マ サ キ ナカヤマ ケイゾウ タ ナ カ セ ン ク スガハラ 吉田 実・松本 芳幸・松谷 貴臣・森本 健志・湯本 真樹・中山 敬三・田中 仙君・菅原 ケ ン ゴ ツ ヤ マ ミ ホ 賢悟・津山 美穂 単 位: 2単位 開講年次: 1年次 開講期: 2セメスター ■授業概要・方法等 理工系学生は、多くの実験科目の履修と数多くのレポートあるいは報告書の提出を求められる。また、卒業後社会に出て企業などの組織に属すると、多くの 報告書を求められるので、出来るだけ質の高い報告書を作成できるようにトレーニングする必要がある。本科目では、おおむね3テーマのレポートを作成し、 その添削指導を受ける。具体的には、最初に受講者を少人数のグループに分けた上で課題が与えられ、課題のとらえ方や問題解決のための基本的な手順を習得 すると同時に、得られた知識を共有化するための文書(レポート)やグラフなどの標準的な作成方法や表現方法を習得する。 なお、本科目は、将来に亘る継続的な学習能力を身につけるために、受講生の自主性を高めることも目標の一つとしているので、担当教員は受講生の疑問な どに答えながら導く形を取る。 なお、成績評価方法は下記の「成績評価方法および基準」に示すとおりであるが、指示されたレポートを全て提出することを必要条件とする。無断欠席は成績 の評価対象としない場合があるので、受講者は十分留意すること。 第1回 導入講義(1) -基礎ゼミ2の概要と学習教育目標との関連説明、レポートの書き方説明- 第2回 導入講義(2) -レポートの書き方の説明- 第3回 テーマ1の実験(1) 第4回 テーマ1の実験(2) 第5回 テーマ1の実験(3)とレポート作成指導 第6回 テーマ1のレポート添削指導 第7回 テーマ2の実験(1) 第8回 テーマ2の実験(2) 第9回 テーマ2の実験(3)とレポート作成指導 第10回 テーマ2のレポート添削指導 第11回 テーマ3の実験(1) 第12回 テーマ3の実験(2) 第13回 テーマ3の実験(3)とレポート作成指導 第14回 テーマ3のレポート添削指導 第15回 総括講義 ■学習・教育目標および到達目標 この科目の単位修得は電気電子工学科エレクトロニクス・情報通信コースで設定した学習・教育到達目標Bの達成に主体的に関与している。 基礎的な実験を少人数で行うことにより、データの取得方法、考察の仕方、報告書の作成技術などを習得することを目標とする。 この科目の単位修得により、以下の項目の知識と能力を身につける。 1.データに基づいた考察と客観性に富んだ報告書の記述が出来る。 2.報告書の記述において、適切な日本語表現および図・表を用いて表現出来る。 3.与えられた課題に対して、現象を把握し、対象を捉え、理解する基本となる手法と姿勢を習得出来る。 4.疑問点に対し新しい知識や情報を得る能力と、自主的・継続的に学習出来る素地を身につけられる。 この科目の単位修得は電気電子工学科エレクトロニクス・情報通信コースで設定した学習・教育到達目標Bの達成に主体的に関与している。 ■授業時間外に必要な学修 各テーマで指示された課題に取り組むこと ■教科書 「基礎ゼミ1,2」電気電子工学科発行 (受講者に無償配布) ■参考文献 [ISBN]9784121006240『理科系の作文技術 (中公新書 (624))』(木下 是雄, 中央公論新社) [ISBN]9784339076400『知的な科学・技術文章の書き方―実験リポート作成から学術論文構築まで』(中島 利勝, コロナ社) ■関連科目 開講する全ての専門科目 ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 導入講義演習課題 10% ゼミ課題実施評価 45% レポート評価 40% 総括講義演習課題 5% ■授業評価アンケート実施方法 1月頃に実施します。 ■研究室・E-mailアドレス (基礎ゼミ2担当代表) 越智・31号館3F・[email protected] 武村・31号館3F・[email protected] 森本・31号館3F・[email protected] ■オフィスアワー (基礎ゼミ2担当代表) 越智:金曜日3限 武村:水曜日3限・4限目 森本:水曜6限、金曜5限 - 21 - 科目名: キャリアデザイン 英文名: Career Design タニグチ トモヒコ 担当者: 谷口 智彦 単 位: 2単位 開講年次: 3年次 開講期: 5セメスター ■授業概要・方法等 今後の職業人には、自律したキャリアを歩む必要があります。そのためには、自分自身の価値観や仕事の経験、社会での就労形態などを客観的に見 つめ、分析し、自発的なキャリア形成をする力を養っておかなければなりません。また、組織にもそうした自発的なキャリアを歩む個人を上手にマ ネジメントすることで、貴重な人材資源を活用する必要があります。 本授業は、そうした考え方を学ぶための理論的な解説や事例の検討などで構成します。 第1回 イントロダクション:キャリアとは何か 第2回 キャリアの理解(1)キャリアの定義とキャリアデザイン 第3回 キャリアの理解(2)働くことの意味とライフサイクル 第4回 キャリアの理解(3)将来設計 第5回 キャリアの理解(4)自分を知ること 第6回 キャリアの理解(5)職種・業界を通じて学ぶ 第7回 キャリアに関する基礎理論(1)概要 第8回 キャリアに関する基礎理論(2)キャリアの段階理論 第9回 キャリアに関する基礎理論(3)キャリアのトランジション理論 第10回 企業とキャリア(1)企業組織から見た人材とキャリア 第11回 企業とキャリア(2)人材のマネジメント 第12回 キャリア上の経験と学習(1)経験学習の定義とアルバイト経験 第13回 キャリア上の経験と学習(2)インターンシップ経験等 第14回 キャリア上の経験と学習(3)社会人キャリア初期の経験等 第15回 まとめ 定期試験 ■学習・教育目標および到達目標 この科目の単位修得は電気電子工学科エレクトロニクス・情報通信コースで設定した学習・教育到達目標Dの達成に付随的に関与している。 現代の社会経済環境を認識し、自ら自律的にキャリア形成が行える視点、また経営的観点から人材を捉えることで組織のリーダーシップをとりうる 基本的な知識を習得することを目的とします。 ■授業時間外に必要な学修 各講義で指示された課題に取り組むこと。 講義で取り上げた内容について、身近な人にインタビューする等、実際例を把握すること。 講義の内容をノートに取り、重要なポイントについては関心を広げ、新聞、書籍などに目を通し、より理解を深めること。 ■教科書 特にありません。 ■参考文献 [ISBN]9784569619415『働くひとのためのキャリア・デザイン (PHP新書 187)』(金井壽宏, PHP研究所) [ISBN]9784532110017『人材マネジメント入門(日経文庫 B76)』(守島 基博, 日本経済新聞社) [ISBN]9784833419093『「見どころのある部下」支援法 (ワークス人と組織選書)』(谷口智彦, プレジデント社) [ISBN]9784833491181『「いっしょに働きたくなる人」の育て方 (ワークス人と組織選書)』(見舘 好隆, プレジデント社) ■関連科目 キャリアデザイン2 ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 定期試験 70% 授業中の課題等 30% ■授業評価アンケート実施方法 短期大学部実施規程に準拠して行います。 ■研究室・E-mailアドレス 21号館7階739研究室 ■オフィスアワー 金曜日3限 - 22 - 科目名: キャリアデザイン 英文名: Career Design ナカムラ ヒロシゲ 担当者: 中村 弘成 単 位: 2単位 開講年次: 3年次 開講期: 5セメスター ■授業概要・方法等 キャリアをデザインするためには自分を知ることも必要であるが、人間は社会的生物であるから、社会とどういう交渉をもち、どういう ふうに関連してゆくか知らなければならない。この自分を知り、社会で実践してみるという繰り返しに必要なスキルを前半で学ぶ。すなわ ち前半でキャリアをデザインするためのスキルを学び、後半は大学生の身近な体験が「実は」そのまま実社会での仕事に活かすことができ ることを示し、学生が自信を持ってキャリアの第一歩を踏み出せるようにグループワークを交え講義を行う。 第1回 キャリアデザインとは何なのか? 第2回 世の中の大きな流れの例を学ぶ≪未来の方向性≫ 第3回 自分自身の伸びしろの把握の仕方と伸ばし方≪過去・現在の把握Ⅰ≫ 第4回 思い込みの怖さを体感する≪過去・現在の把握Ⅱ≫ 第5回 Planned Happenstance理論≪過去・現在から未来への進め方≫ 第6回 他人が理解しやすい伝え方≪論理的・具体的な書き方と話し方≫ 第7回 相手の言っていることをしっかりきくには?≪効果的な聴き方≫ 第8回 他人の行動を促す伝え方≪アサーティヴなコミュニケーション≫ 第9回 これまでの復習 第10回 仕事とは何なのかⅠ≪その共通していること≫ 第11回 仕事とは何なのかⅡ≪その共通していること≫ 第12回 アルバイトと企業の仕事との関連 第13回 サークル・クラブ活動と企業の仕事との関連 第14回 大学での勉強スタイル・ボランティアと企業の仕事との関連 第15回 まとめ 定期試験 ■学習・教育目標および到達目標 この科目の単位修得は電気電子工学科エレクトロニクス・情報通信コースで設定した学習・教育到達目標Dの達成に付随的に関与している。 キャリアをデザインできることのメリットを理解する。 キャリアデザインに必要なスキルを理解する。 自分の身近なロールモデルや体験を仕事に活かせることを示すことができる。 ■授業時間外に必要な学修 授業で学んだことを実生活使ってみること。 授業で指示された課題への取り組み。 ■教科書 「ヒューマンスキル問題集シリーズVol.2 仕事に就くときの不安解消 第1歩 問題集」 著者:中村弘成。アマゾンでのみ購入可能。第4回目の授業から使用する。 ISBN978-4-86543-347-0 ■参考文献 適宣指示する。 ■関連科目 特になし。 ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 定期試験 60% 小テスト 20% 授業中課題 20% ■授業評価アンケート実施方法 経営学部実施規程に準拠しています。 ■研究室・E-mailアドレス 講師控室(2号館2階)・[email protected] ■オフィスアワー 当該科目開講時限の前後休憩時間とします。 - 23 - 科目名: キャリアデザイン 英文名: Career Design ナ ガ オ 担当者: 長尾 ユ ウ コ 裕子 単 位: 2単位 開講年次: 3年次 開講期: 5セメスター ■授業概要・方法等 キャリアの選択肢が増えた現代において、自己の価値観・職業意識に応じた働き方・学び方・生き方を自分自身で設計する力が必要です。 この授業では、①ビジネスプランの作成や企業分析から、企業活動や経営について理解を深めます。②個人ワーク・グループワークを通して、 コミュニケーション力・プレゼンテーション力の向上を図ります。 なお、この授業は就職活動の対策に有用ですが、それだけでなく、社会に出て活躍するために必要な知識・能力を養成することを主眼とし ています。講義・ペアワーク・グループディスカッション等を織り交ぜながら進めますので、積極的に参加してください。 第1回 オリエンテーション/就活とキャリアデザイン 第2回 個人と組織の関係の変化 第3回 組織の理解 第4回 ビジネスプランを考える① 第5回 ビジネスプランを考える② 第6回 企業分析 第7回 社会・経済の動向をキャッチする 第8回 自己分析 第9回 『自己PR』作成 第10回 『学生時代に注力したこと』作成 第11回 『志望動機』『将来のビジョン』作成 第12回 接遇マナーの基本 第13回 面接対策 第14回 グループディスカッション 第15回 授業のまとめと期末レポート提出 ■学習・教育目標および到達目標 この科目の単位修得は電気電子工学科エレクトロニクス・情報通信コースで設定した学習・教育到達目標Dの達成に付随的に関与している。 1.多様化する就業形態・組織形態についての理解 2.企業経営(概要)についての理解 3.コミュニケーション力・プレゼンテーション力の向上 4.就職活動における基本的事項の理解・習得 5.社会で活躍するための能力(前に踏み出す力・考え抜く力・チームワーク等)の向上 ■授業時間外に必要な学修 社会の動向に関心を持ち、新聞やビジネス書、ニュース等をチェックする習慣をつける ■教科書 指定しない(適宜プリント配付) ■参考文献 授業内で随時紹介 ■関連科目 なし ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 授業内課題の提出 40% グループワークの実施 20% 期末レポート 40% ■授業評価アンケート実施方法 大学が定める実施要領に基づいて実施します。 ■研究室・E-mailアドレス 21号館2階 講師控室 [email protected] ■オフィスアワー 授業終了後、対応します。 - 24 - 科目名: 科学的問題解決法 英文名: Methodology of Scientific Approach to Various Interesting Subject オ ガ ワ 担当者: 小川 ヨシヒロ 喜弘 単 位: 2単位 開講年次: 2年次 開講期: 5セメスター・6セメスター ■授業概要・方法等 地図を作成・保存するだけでなく,空間情報(位置と属性情報)を地図上で管理・利用するシステムとして,地理情報システム(Geographic Information System,GIS)が,多くの分野で用いられている.本講義では,GISをいろいろなトピックスに応用し,ツールとしてGISを使いながら技術を身につけ,GISの 基本概念を学習する.具体的には,GISソフトウエアであるArcGISの使い方と意思決定のステップを実践しながら,GISを用いて物事を空間的に考え,現実社 会の問題解決や意思決定にいかにGISが有用であるかを学ぶ. 第1回 Chapter 1 Intoduction 第2回 Chapter 2 Map design 第3回 Chapter 3 GIS outputs 第4回 Assignment (1) 第5回 Chapter 4 File geodatabase 第6回 Chapter 5 Spatial data 第7回 Chapter 6 Digitizing 第8回 Chapter 7 Geocoding 第9回 Chapter 8 Geoprocessing 第10回 Assignment (2) 第11回 Chapter 9 Spatial analysis 第12回 Chapter 10 ArcGIS 3D Analyst 第13回 Chapter 11 ArcGIS Spatial Analyst 第14回 Assignment (3) 第15回 Final project 定期試験 ■学習・教育目標および到達目標 この科目の単位修得は電気電子工学科エレクトロニクス・情報通信コースで設定した学習・教育到達目標AおよびEの達成に付随的に関与している。 この講義を履修することによって, 1)GISの技術を駆使する 2)空間的に考える 3)分類する 4)パターンを認識する 5)空間情報を分析する 6)分かりやすく情報を提供する 能力を習得する. GISを通して,論理的な考え方を養い,意思決定のスキルを身につける. ■授業時間外に必要な学修 資料を事前に読んで講義に臨むこと. 講義後の課題を実施すること. ■教科書 [ISBN]9781589483460『Understanding GIS: An ArcGIS Project』(Christian Harder, Esri Pr : 2013) 配布資料(Webページ)で講義 ■参考文献 [ISBN]9781589483088『Getting to Know ArcGIS for Desktop』(Michael Law, Esri Pr : 2013) [ISBN]9781589483354『GIS Tutorial 1: For ArcGIS 10.1』(Wilpen L. Gorr, Esri Pr : 2013) [ISBN]9781589483378『GIS Tutorial 2: Spatial Analysis: For ArcGIS 10.1』(David W. Allen, Esri Pr : 2013) [ISBN]9781589482074『GIS Tutorial 3: Advanced Workbook』(David W. Allen, Esri Pr : 2010) [ISBN]9781589482807『Making Spatial Decisions Using GIS』(Kathryn Keranen, Esri Pr : 2011) [ISBN]9784772241564『図解!ArcGIS10〈Part1〉身近な事例で学ぼう』(吉田 聡, 古今書院 : 2012) [ISBN]9784772241649『図解!ArcGIS 10〈Part2〉GIS実践に向けてのステップアップ』(川崎 昭如, 古今書院 : 2013) [ISBN]9784772241502『図解 ArcGIS〈Part3〉ジオデータベース入門』(川崎 昭如, 古今書院 : 2011) [ISBN]9784772241670『GISと地理空間情報―ArcGIS 10.2とダウンロードデータの活用』(古今書院 : 2014) ■関連科目 情報処理関連の科目 ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) Using and making maps 25% Working with spatial data 25% Learning advanced GIS applications 25% Presentation 25% ■授業評価アンケート実施方法 学部実施規定に準拠して行います. ■研究室・E-mailアドレス Eキャンパス G館4階 4D [email protected] ■オフィスアワー 火曜日3限,水曜日3限 - 25 - 科目名: プレゼンテーション技術 英文名: Presentation Skills ヒラヤマ 担当者: 平山 ユ ウ コ 裕子 単 位: 2単位 開講年次: 3年次 開講期: 6セメスター ■授業概要・方法等 「コミュニケーション能力」は、企業が新卒学生採用にあたって重要視されているスキルのひとつです。 そのため、採用試験でも、さまざまなかたちでコミュニケーション力が試されているのが現実です。 特に、コミュニケーション能力の重要な部分である「プレゼンテーション能力」=「第3者に対して、あなたの考え・情報・感情などを正確に効果的に伝達して、 相手の納得を得て、あなたの意図した行動を促すための相互理解を得る」は、最も必要とされています。 これらの能力を身につけておくことは、社会人になってからの「企画・提案」などに限らず、卒業研究での「卒業発表」、研究職における「学会発表」といっ た機会が多くある理学部の学生には、必要不可欠であるのが現状です。 この授業は、学生が『自ら参加して作り上げていく授業』のため積極的な態度で臨んでください。毎授業内で与えられたテーマでのグループ内での演習・発表、 全体への試行・実践プレゼンテーションを通して、アイディア・コンセプトを「分かりやすく伝える力」、 「信頼関係を築く話し方」、 「説得力のある表現力」、 「場 を巻き込む話の進め方」を学びます。 最終の実践プレゼンテーションではPowerPointを用いての提案プレゼンテーションを実施。相互にフィードバックすることで、プレゼンテーションの準備・実 施方法の修得とプレゼンテーション能力の向上を図ります。 ※受講人数により試行・実践プレゼンテーションの日程・時間を変更する場合があります。詳細は、履修人数確定後に授業内で周知します。 第1回 オリエンテーション、プレゼンテーションの定義と種類 第2回 【コミュニケーションの基本】 第3回 わかりやすく伝える① 【考えの整理】 第4回 わかりやすく伝える② 【伝達スキル】 第5回 プレゼンテーションの基本① 【論理的に話す】 第6回 【試行プレゼンテーション】の実施 第7回 プレゼンテーションの基本② 【アウトライン作成】 第8回 PowerPoint活用① 【ビジュアル効果の基本】 第9回 PowerPoint活用② 【図解の基本】 第10回 プレゼンテーションの応用【表現力をつける】 第11回 実践プレゼンテーションの実施① 【実践(提案)プレゼンテーション】 第12回 実践プレゼンテーションの実施② 【実践(提案)プレゼンテーション】 第13回 実践プレゼンテーションの実施③ 【実践(提案)プレゼンテーション】 第14回 実践プレゼンテーションの実施④ 【実践(提案)プレゼンテーション】 第15回 まとめ、振返り ■学習・教育目標および到達目標 この科目の単位修得は電気電子工学科エレクトロニクス・情報通信コースで設定した学習・教育到達目標Cの達成に付随的に関与している。 ・聞き手と相互理解し、聴き手の立場に立った適切な応答が行えるコミュニケーション能力を身につける ・プレゼンテーションの重要性・必要な能力を理解して、聴き手の納得を得ることの出来るプレゼンテーションが実施できるようになる ・視覚的効果に配慮した分かりやすいプレゼンテーション補助資料が作成できるようになる ■授業時間外に必要な学修 ・毎回の講義で指示された課題に取り組み準備すること ・授業で学んだ知識を身近なことに応用して理解を深めること ・授業で修得したスキルにPDCAサイクルを取り入れて、異なる場で実践しスキルの改善につなげること ■教科書 適時プリント配布 ■関連科目 特になし ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 授業内での演習、ワークシートへの取り組み 30% 試行及び実践プレゼンテーション 50% 期末レポート(プレゼンテーションに関するレポート)20% ■授業評価アンケート実施方法 理工学部実施規定に準拠して行います。 ■研究室・E-mailアドレス [email protected] ■オフィスアワー 木曜日4時限、5時限 - 26 - 科目名: 情報処理基礎 英文名: Introduction to Computer Exercise ツ ヤ マ 担当者: 津山 ミ ホ 美穂 単 位: 1単位 開講年次: 1年次 開講期: 1セメスター ■授業概要・方法等 現在はICTの時代といわれ、コンピュータの進歩・インターネット環境や通信技術の発展は非常に目覚しく、多くの企業・職業分野だけではなく、一般家庭 においても利用することが当たり前となっている。このような状況の中で、ICTを活用する能力を習得することの重要性は年々高くなっており、社会に出る前 に習得していることが望ましい。このため本学では、情報リテラシー教育において、コンピュータの基礎知識や情報倫理、アプリケーションやインターネット の操作方法、またそれらを安全かつ有効に利用する方法や知識を早期に習得し、情報化社会に対応できる能力を養う。 授業内容として、Microsoft Office Word/Excel/Power Pointの基礎的な操作方法に加え、IT知識としてコンピュータの構成要素、社会における利用のされ方な ど、活用する上で土台となる知識、さらに、情報セキュリティやインターネット/SNSの活用方法やリスクなど、実機による実習を取り入れながら、大学生活 だけでなく社会に出て必要とされる情報活用能力を養成する。 第1回 オリエンテーション/ Windows①/ Web履修登録 第2回 情報倫理①(情報セキュリティの必要性) 第3回 SNS 第4回 Windows②/メール 第5回 Windows③/ Power Point①(概要) 第6回 Power Point②(オブジェクト) 第7回 Power Point③(スライドショー) 第8回 インターネットの仕組み/情報倫理② 第9回 中間試験 第10回 Word①(概要) 第11回 Word②(オブジェクト) 第12回 Excel①(概要) 第13回 Excel②(関数の基礎) 第14回 Excel③(関数の活用) 第15回 Excel④(グラフ) 定期試験 ■学習・教育目標および到達目標 この科目の単位修得は電気電子工学科エレクトロニクス・情報通信コースで設定した学習・教育到達目標Aの達成に主体的に関与している。 1.Microsoft Officeアプリケーション(Word/Excel/Power Point)の基本的な操作方法を身に付ける。(ビジネス文章の作成、関数やグラフを使った表作成、ス ライドによる資料作成レベル) 2.コンピュータの構成などIT基礎知識の習得と、インターネット/SNSのメリットデメリットを理解し、適切な利用方法を身に付ける。 3.情報セキュリティの重要性を理解し、さらには個人情報の取り扱いや著作権等の基本的なルールを身に付ける。 4.KudosKnowledge(eラーニング)を活用し、自らアプリケーション操作に関するスキルアップを図る。 ■授業時間外に必要な学修 講義ごとに指示される課題に積極的に取り組むこと。 講義内容を整理し独自のノートや資料を作成すること。 ■教科書 [ISBN]9784865101942 『情報リテラシー Windows7.Office2013対応』(FOM出版) ■参考文献 OS及びWord、Excel関係の市販書なら何でも可 ■関連科目 数学、物理学等数学的な技法を必要とする基礎科目 ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 中間試験 40% 定期試験 60% ■授業評価アンケート実施方法 具体的な実施方法は後日提示する。 ■研究室・E-mailアドレス [email protected] ■オフィスアワー 木曜日2時限目 - 27 - 近畿大学の健康スポーツ教育について Ⅰ.大学における健康スポーツ教育の目的 大学における健康スポーツ教育の目的は、「自己のライフステージや心身の状態に適した身体運 動やスポーツを生活の中に積極的に取り入れ、人々との交流を通じて、豊かなライフスタイルを形 成できる能力を身につけること」です。 具体的には、一つは健康・体力の回復・維持・増進という「健康への配慮」、一つは余暇の増大、 生活の質の向上、生活意識の変化にともなう文化的な欲求としての「豊かな生きがいの創造」です。 すなわち、生涯にわたる身体運動・スポーツ活動を通じてすべての人々が豊かに生き生きと生き ることと、自己を表現できることを目的としたものであり、各自がライフステージに対応した自己 開発や自己表現がなされること、そして身体運動・スポーツ活動をすることが自己目的化されるこ とを教育の目的としています。 そのために、健康スポーツ教育の目標を以下のように焦点づけています。 1.生涯にわたる健康管理や、健康・体力の回復・維持・増進を図るための素養を高める。 2.身体運動・スポーツ活動の中で、「新しい動きの体験」を享受することにより、 運動する喜びとともに共生する喜びを体得する。 3.身体運動・スポーツ活動に関する科学的「知」を動くことによって実感し、探求する。 4.身体運動・スポーツ活動をすることによって得られる集約的な身体の「知」を体得し、 生涯スポーツ活動の素養を養う。 Ⅱ.授業について 本学がおこなう健康スポーツ教育の授業は以下の通りです。 1. 健康とスポーツの科学(講義 2. 心と体の健康(講義 2 単位)半期開講 2 単位)半期開講 ※一部の学部のみ開講 ※一部の学部のみ開講 3. 生涯スポーツ1(実技・実習 1 単位)前期開講 4. 生涯スポーツ2(実技・実習 1 単位)後期開講 *教職課程を履修する場合、生涯スポーツ1および生涯スポーツ2は必修科目です。 *健康運動実践指導者の称号資格を希望する場合(食品栄養学科・経営学科スポーツマネジメ ントコース) 、生涯スポーツ1および生涯スポーツ2は必修科目です。 1)健康とスポーツの科学(講義) 開講学部:理工学部・経営学部・短期大学部・総合社会学部・建築学部・国際学部 今日の学生が持つ多様なニーズに応えるための試みとして、「生涯学習」の視点から - 28 - 「健康とスポーツの科学」についてさまざまな角度から講義をします。 (1) スポーツ科学の基礎知識 (2) 健康科学の基礎から応用 (3) 健康の自己管理論 ※詳細は各学部シラバスを参照 2) 心と体の健康(講義) 開講学部:経済学部・文芸学部 現代人が抱えるさまざまな心身の健康問題を「心」から「体」、 「体」から「心」へ、そして 「心身一如」といった視座から心身の密接で統合的な関係に気づき、総合的な人間の見方につ いて、実践より見出されたスポーツ科学の視点から講義をします。 (1)健康という心身のあり方の理解 (2)自己理解・他者理解 (3)コミュニケーションの理解 (4)社会のなかで生きているという自分の理解 3)生涯スポーツ1・2(実技・実習)※開講(1~4年) 生涯スポーツ1・2は、体育・スポーツに関する専門的知識と基礎から応用まで運動技術・ 技能の習得を目指すものです。具体的には、 (1)プレイ・レジャー・コミュニケーションとしてのスポーツ (2)健康づくりとしてのスポーツ (3)身体能力開発としてのスポーツ と、3つの視点からスポーツのあり方を理解し、実技・実習を行います。尚、生涯スポーツ1 は「基礎的」、生涯スポーツ2は「応用的」な視点で実施し、以下の授業目的、内容をもって 実施します。 授業目的: 生涯スポーツ1および生涯スポーツ2の授業は、実技を中心とした実習科目です。 健康やスポーツに関する専門的知識の獲得のための講義や VTR などの視聴覚教材 を利用して授業を行う以外は、グラウンドや体育館で実施します。両科目ともスポ ーツ・運動教材を用い、体力・運動能力の向上あるいはその方法、健康の意義とそ の保持・増進の方法などを習得することを目標としています。 ただし、生涯スポーツ2は、生涯スポーツ1と比較して、より専門的な知識の獲 得や幅広い体力・運動能力の習得を目指しています。 また、生涯スポーツ1・2とも、授業時に2回あるいは3回にわたってフィット ネスチェックを実施します。フィットネスチェックとは、各自の健康状態に関わる 心身状態(日常生活における心身の健康に関わるチェック、形態・体格)、体力・ 運動能力の測定です。フィットネスチェックでの測定結果は、受講生の学習に役立 つよう統計処理を行います。 - 29 - 授業内容: 生涯スポーツ1および生涯スポーツ2の授業は、一つの時限に複数の担当者が、 それぞれ異なった運動教材で、それぞれが異なった授業展開をします。 スポーツ種目は、配布プリントもしくは近畿大学ホームページを参照してください。 http://www.kindai.ac.jp/campus-life/lesson/lifelong-sport/index.html 授業時間外に必要な学修:授業で与えた健康問題・課題を日常生活の中で取り組み、実践し、 その理解を深めること。 Ⅲ.成績評価について 成績評価は、以下の2つの課題の達成度によって行われます。 身体的課題の達成度(50 点) 身体活動量の確保、技術・技能の獲得、戦術戦略の理解 心理・社会的課題の達成度(50 点) 努力・意欲の度合、コミュニケーションの度合、マナー・礼節の実践 Ⅳ.履修登録についての注意 1. クラス分け(第1回目授業にて) 1)受講生の各種目によるクラス分けは、記念会館において、「生涯スポーツ1」は 4 月の第1回目の授業、 「生涯スポーツ2」は9月の第1回目の授業で行います。 2)受講希望者は記念会館に集合すること。配布資料を参考に各担当教員の説明を聞 き、第1希望から第3希望まで希望するクラスを選択しておきます。 3)各クラスには、円滑な授業運営および安全確保のために定員(20〜40 名)を設 けています。 4)各クラスにおいて希望者が多数の場合は各担当教員が抽選を行います。 2. 受講許可証の発行 1)受講クラス決定後、受講許可証を発行します。 2)受講許可証は大切に保管してください。 3)受講許可証をもとに各自で履修登録(web 登録)を行います。曜日・時限・担当 教員名を確認し、登録ミスがないよう細心の注意を払ってください。 4)受講の許可なく履修登録をした学生の受講は認められません。 3.クラス分けを欠席した場合 1)諸事情で第1回目授業を欠席した学生は、履修相談窓口にて受け付けます。受講 クラスは、定員に達していないクラスでの選択になります。 2)履修相談窓口は、以下の日程で行います。 ◎東大阪キャンパス - 30 - (生涯スポーツ1) 期日:4 月 8 日(金)~4 月 14 日(木)ただし、土日祝は除く。 時間:午前 11 時~午後 1 時・午後 1 時~3 時・午後 4 時~6 時 場所:11 号館 1 階 生涯スポーツ担当教員控室 (生涯スポーツ2) 期日:日程は、11 号館 1 階 生涯スポーツ担当教員控室入口に掲示します。 時間:午前 11 時~午後 1 時・午後 1 時~3 時・午後 4 時~6 時 場所:11 号館 1 階 生涯スポーツ担当教員控室 ※履修相談窓口にて、受講クラスを決定し、受講許可証受領後、 各自で履修登録(web 登録)を行うこと。 ◎奈良キャンパス (生涯スポーツ1) 期日:4 月 8 日(金)、4 月 12 日(火)および 4 月 15 日(金) 時間:ガイダンス終了後(詳細は掲示板を確認してください)。 (生涯スポーツ2) 期日:9 月 13 日(火)、9 月 16 日(金)および 9 月 20 日(火) 時間:ガイダンス終了後(詳細は掲示板を確認してください)。 ※履修相談窓口にて、受講クラスを決定し、受講許可証受領後、 各自で履修登録(web 登録)を行うこと。 3)履修登録を間違えた場合、履修登録期間内に各自、修正してください。 4)決定した受講クラスの変更は、特別な理由がない限り認められません。 5)上記1)~4)の手続きを怠ると、各自が web 登録を行っても「受講許可証」は 発行されないので、受講は認められません。 Ⅴ.実技・実習の履修上の注意 1.実技・実習は、巻末の地図に示されたスポーツ施設において実施します。 2.授業場所は「生涯スポーツ時間割ホームページ」に記載しています。雨天など天候変化、グ ラウンド状態不良等の理由により、授業場所を変更するときがあります。授業場所変更につ いては、授業前に、生涯スポーツ担当教員控室(11 号館1階)、記念会館ロビーの掲示板に 掲示されますので、事前に確認をしてください。 3.実技・実習等の服装はトレーニングウエア及び運動靴を使用すること。眼鏡、時計、指輪、 携帯電話など、破損しやすい物は、危険防止の見地からも、授業中できるだけ携帯しないで ください。万一破損があっても保障することはできません。外傷などの身体的事故について の注意、万一の場合の処置については「実技・実習上の安全対策」の項を熟読すること。 4.屋内(記念会館、記念会館別館、剣道場、KEEP など)の授業では必ず館内シューズを使用 すること(KEEP で使用する館内シューズは担当教員の指示に従う)。また、グラウンドでは 担当教員が認めた運動靴を使用し、テニスコートではテニスシューズを、人工芝グラウンド では専用シューズを使用してください。 5.各クラスの更衣場所については、担当教員の指示に従ってください。 - 31 - 6.授業に関する不明な点は、生涯スポーツ担当教員控室(11 号館1階)に問い合わせてくださ い。 7.貴重品の管理は、各担当教員の指示に従ってください。 8.実技科目である特性上、欠席日数が4回以上もしくは、それに相応する遅刻等がある場合は 不可とします。 9.再試験は、原則、実施しない。ただし、事情等を勘案し実施する場合、対象となるのは欠席 回数が4回未満の者とします。 Ⅵ.実技・実習上の安全対策 実技・実習における安全管理は、日常生活の自己管理からです。自己管理されたリズムある 日常生活は、最優先されるべき実技・実習上の安全対策です。 しかし、実技・実習中には、避けることのできない不可効力的な事故も発生します。多くの ケースは、もう少し注意しておけば、あるいはもう少し準備・配慮しておけばといったことが しばしば見受けられます。不摂生な生活、睡眠不足などによる注意不足・散漫などが起因であ る場合が多いです。事故は、自分だけでなく他の受講生に対しても多大な迷惑をかけることに なります。 日常生活の中での自己管理も踏まえ、実技・実習の際に以下の事に注意してください。 1.自己管理について 1)暴飲、暴食をしない 2)十分な睡眠を取る 3)朝食を摂る 4)規則正しい生活を送る 2.服装について 1)トレーニングウエアを着用すること 2) 指定された靴を使用すること 3) 時計、指輪等の装飾品を身に付けないこと 4) 爪は切っておくこと 5) 長い髪は束ねること 3.用具について 1)使用用具の取り扱いは、担当教員の指示に従うこと 2)各種目の用具の特殊性を熟知し、慎重に取り扱うこと 4.活動中について 1)担当教員の指導上の注意、助言を厳守すること 2)各種目のルール、マナーを厳守すること 3)感情的にならないこと 4)心身の不調をきたした場合、すぐに担当教員に申し出ること 5.事故の処置について - 32 - 実技・実習中に万一外傷、その他授業が継続できないような事故が発生した場合、 以下のような要領で処置をします。 1)事故発生時 担当教員に申し出て指示を受けること。原則として次のように処置をしま す。大学保健管理センター(11 月ホール 3 階)または、農学部医務室で処置 を受ける。 2)学外の医療機関で治療した場合 学生部学生生活課に届け出ること。その際、大学で扱う医療費給付制度な どを確認すること。 参考:近畿大学学園学生健保共済会ホームページ(http://www.kindai-wellness.jp/) 近畿大学学園学生健保共済会発行「WELLNESS ガイドブック」 - 33 - 科目名: 生涯スポーツ1 英文名: Lifelong Sports 1 担当者: 詳細はホームページを参照してください 単 位: 1単位 開講年次: 1年次 開講期: 1セメスター ■授業概要・方法等 運動教材2種目を用いて授業が展開されます。 運動教材については、開講の曜日・時限により異なりますので、初回の授業時に確認してください。 第1回目の授業は記念会館へ集合し、配布する資料を参考に受講クラス(種目・担当者)を決定します。 安全な授業の展開のために、各クラスには定員があります。定員を超えて受講希望があった場合には第2、第3希望のクラスへ回ることがあります。 生涯スポーツ1の受講希望者は必ず出席し、「受講許可書」を得てから履修登録を行なってください。*「受講許可書」がなければ履修できません。 授業計画は各担当者が作成し、「生涯スポーツ時間割ホームページ」(http://www.kindai.ac.jp/gakusei/gym/)に明示しています。ただし、第2回~第4回 目の授業は全クラス共通でフィットネス・チェックを実施します。測定項目は、形態測定・安静時心拍数・血圧・筋力・筋持久力・柔軟性・敏捷性・全身持久 力などです。 一般的な授業計画は以下に記します。 第1回 ガイダンス、クラス選択および受講許可証の発行/健康・体力テスト(アンケート)の記入 第2回 フィットネス・チェック 第3回 フィットネス・チェック 第4回 フィットネス・チェック 第5回 第1運動教材(種目)の基礎的運動技能・技術の習得 第6回 第1運動教材(種目)の基礎的トレーニング法の理解 第7回 第1運動教材(種目)のルールと審判法の習得 第8回 第1運動教材(種目)の基礎的戦術・戦略の理解と立案 第9回 第1運動教材(種目)の理解度確認と実技テスト 第10回 第2運動教材(種目)の基礎的運動技能・技術の習得 第11回 第2運動教材(種目)の基礎的トレーニング法の理解 第12回 第2運動教材(種目)のルールと審判法の習得 第13回 第2運動教材(種目)の基礎的戦術・戦略の理解と立案 第14回 第2運動教材(種目)の理解度確認と実技テスト 第15回 まとめ ■学習・教育目標および到達目標 この科目の単位修得は電気電子工学科エレクトロニクス・情報通信コースで設定した学習・教育到達目標Dの達成に付随的に関与している。 健康の維持・増進、体力・運動能力の向上とその意義についての科学的理論を理解し、各種スポーツの基本的運動技術・技能・ルールを学ぶことによって、 自らすすんで運動・スポーツを楽しむことのできる態度を養い、生涯にわたり健康的な生活を営む能力の獲得を目指します。 生涯スポーツ1の学習内容は、生涯スポーツ2と比較し、より基礎的・一般的なものを扱います。 ■授業時間外に必要な学修 選択したスポーツ種目のルールを復習する。 担当教員から指示された課題に取り組む。 平常より、十分な栄養摂取と休養・睡眠を心がける。 ■教科書 必要に応じて担当教員が授業中に指示します。 ■参考文献 必要に応じて担当教員が授業中に指示します。 ■関連科目 「健康とスポーツの科学」 「心と体の健康」 ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 身体的課題の達成度(身体活動量の確保、技術・技能の習得、戦術・戦略の理解と応用 )50% 心理的・社会的課題の達成度(努力・意欲の程度、コミュニケーションの度合、マナー ・礼節の実践)50% ■授業評価アンケート実施方法 学部の実施規定に準拠して行ないます。 ■研究室・E-mailアドレス 問い合わせは11号館1階「生涯スポーツ担当教員控室」まで。 ([email protected]) ■オフィスアワー 担当教員により異なるので、問い合わせること。 - 34 - 科目名: 生涯スポーツ2 英文名: Lifelong Sports 2 担当者: 詳細はホームページを参照してください 単 位: 1単位 開講年次: 1年次 開講期: 2セメスター ■授業概要・方法等 次に示す運動教材のうち1種目を用いて授業が展開されます。 運動教材は、開講の曜日・時限により異なりますので、初回の授業で確認してください。 生涯スポーツ2は9月第1回目の授業時に記念会館へ集合し、配布資料を参考に受講クラス(種目・担当者)を決定します。 安全な授業展開のために、各クラスには定員があります。定員を超えて受講希望があった場合には第2希望、第3希望のクラスへ回ることがあります。 生涯スポーツ2の受講希望者は必ず出席し、受講許可書を得てから履修登録を行なってください。*受講許可書がなければ履修不可です。 授業計画は各担当者が作成し、 「生涯スポーツ時間割シラバス」に明示しています。ただし、第2回目・第3回目の授業は全クラス共通でフィットネス・チェッ クを実施します。測定項目は、形態測定・安静時心拍数・血圧・筋力・筋持久力・柔軟性・敏捷性・全身持久力などです。 一般的な授業計画は以下に記します 第1回 ガイダンスおよびクラス選択、受講許可証の発行/健康・体力テスト(アンケート)の記入 第2回 フィットネス・チェック 第3回 フィットネス・チェック 第4回 フィットネス・チェックの評価とそれに基づく運動プログラムの考察 第5回 運動教材(種目)の特性とその健康・体力へ期待される効果 第6回 運動教材(種目)の特性と心理社会的効果 第7回 生涯にわたる運動・スポーツの実践と健康寿命の延伸 第8回 生涯にわたる運動・スポーツへの参加とQOL 第9回 運動教材(種目)の専門的運動技能・技術の習得 第10回 運動教材(種目)の専門的トレーニング法の理解 第11回 運動教材(種目)のルールと審判法の習得 第12回 運動教材(種目)の競技戦術・戦略の理解と立案 第13回 一流競技選手の体力・運動技能・戦術の観察(VTR等使用) 第14回 運動・スポーツに発生しがちに事故・障害と救急法 第15回 まとめ ■学習・教育目標および到達目標 この科目の単位修得は電気電子工学科エレクトロニクス・情報通信コースで設定した学習・教育到達目標Dの達成に付随的に関与している。 健康の維持・増進、体力・運動能力の向上とその意義についての科学的理論をより深く理解し、各種スポーツの専門的運動技術・技能・ルールを学ぶことによっ て、自らすすんで運動・スポーツを楽しむことのできる態度を養い、生涯にわたり健康的な生活を営む能力の獲得を目指します。 生涯スポーツ2の学習内容は、生涯スポーツ1と比較し、より専門的なものを扱います。 ■授業時間外に必要な学修 選択したスポーツ種目のルールを復習する。 担当教員の指示する課題に取り組む。 平常より、十分な栄養摂取と休養・睡眠を心がける。 ■教科書 必要に応じて担当教員が授業中に指示します。 ■参考文献 必要に応じて担当教員が授業中に指示します。 ■関連科目 「健康とスポーツの科学」 「心と体の健康」 ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 身体的課題の達成度(身体活動量の確保、技術・技能の習得、戦術・戦略の理解と応用)50% 心理的・社会的課題の達成度(努力・意欲の程度、コミュニケーションの度合、マナー ・礼節の実践)50% ■授業評価アンケート実施方法 学部の実施規定に準拠して行ないます。 ■研究室・E-mailアドレス 問い合わせは「11号館1階生涯スポーツ担当教員控室」([email protected])まで。 ■オフィスアワー 担当教員により異なるので、各教員に問い合わせること。 - 35 - 科目名: 健康とスポーツの科学 英文名: Health and Sports Sciences クリヤマ 担当者: 栗山 ア キ ヨ 晶代 単 位: 2単位 開講年次: 1年次 開講期: 2セメスター ■授業概要・方法等 現代社会において、スポーツや身体活動を行うことは、健康を維持・増進する上で欠かせないものとなっている。本 講義では、スポーツや身体活動を通してよりよい生活を送るための基礎知識を身につけ、それらを実践できることを 目的とする。 第1回 ガイダンス:スポーツの持つ意味と、運動の必要性 第2回 体力とは何か:体力の分類・新体力テスト 第3回 日本の疾病構造:日本の社会の現状と疾病構造の変化 第4回 運動能力を左右する筋肉①:筋肉の分類と構造 第5回 運動能力を左右する筋肉②:筋線維のタイプ・筋線維の割合とスポーツ 第6回 体を動かすエネルギー:エネルギー供給機構・運動とエネルギー源 第7回 有酸素能力とその評価:最大酸素摂取量、無酸素性作業閾値 第8回 運動の意思を伝える神経:神経細胞の構造・運動が起こるまで 第9回 運動と呼吸:呼吸器系の働きと変化 第10回 運動と循環:循環器系の働きと変化 第11回 人間の身体と動き①:骨格・筋・関節 第12回 人間の身体と動き②:筋収縮の様式 第13回 トレーニング論:原理・原則 第14回 様々なトレーニング方法:様々な体力要素を高めるトレーニング 第15回 運動処方:強度の設定と運動処方の流れ 定期試験 ■学習・教育目標および到達目標 この科目の単位修得は電気電子工学科エレクトロニクス・情報通信コースで設定した学習・教育到達目標Dの達成に 付随的に関与している。 運動することによって引き起こされる身体の変化を理解し、個々人の目的にあったスポーツや身体活動を選び、実践 していく能力を身につける ■授業時間外に必要な学修 日頃から様々なスポーツや運動の話題について、興味を持つようにする ■教科書 特に指定しない、適時プリント配布 ■参考文献 [ISBN]9784469267006『健康・スポーツ科学入門』(出村慎一, 大修館書店) ■関連科目 生涯スポーツ1.2 ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 定期試験 80% レポート 10% 小テスト 10% ■授業評価アンケート実施方法 学部の実施規定に準拠して行います ■研究室・E-mailアドレス [email protected] ■オフィスアワー 水曜4限 - 36 - 科目名: 健康とスポーツの科学 英文名: Health and Sports Sciences ナカニシ 担当者: 中西 マ ス ヨ 増代 単 位: 2単位 開講年次: 1年次 開講期: 2セメスター ■授業概要・方法等 本授業では、健康とスポーツについて、健康と生活、生活習慣病、スポーツトレーニング、栄養、薬物・性などの 視点・論点から講義をおこないます。 第1回 健康と生活スタイル(からだにやさしいライフスタイルとは) 第2回 健康と飲酒・喫煙(お酒と健康的な付き合い方。喫煙は百害あって一利なし) 第3回 運動習慣で改善する生活習慣病(運動不足が生活習慣病を招く) 第4回 健康づくりのための運動指針(自分のエネルギー消費量を算出) 第5回 「肥満とやせの評価」(あなたの判定は正しいですか) 第6回 効率の良い体脂肪の燃やし方(食べても太らないからだ作りとは) 第7回 体力の特性(防衛体力と行動体力を兼ね備えた基礎体力とは) 第8回 スポーツトレーニングの科学(有酸素トレーニングで出来る体質改善とは) 第9回 栄養・運動・休養のバランス(この順番の重要さとは) 第10回 運動習慣と骨粗鬆症(無重力の宇宙空間での長期滞在は骨強度に深刻な影響がある宇宙ステーションと は?) 第11回 運動中の水分補給(熱中症などにかからない方策) 第12回 運動と心身(抗うつ効果) 第13回 健康と薬物(健康を脅やかすものから身を守るには) 第14回 性感染症(感染経路が理解できれば、予防は簡単) 第15回 後天性免疫不全症候群(歴史と、それへの対策) 「定期試験」 ■学習・教育目標および到達目標 この科目の単位修得は電気電子工学科エレクトロニクス・情報通信コースで設定した学習・教育到達目標Dの達成に 付随的に関与している。 授業「健康・スポーツの科学」で学んだことを自己評価し、自分の生活習慣を改善することに努め、それらを実行・ 実践できる人になる。 1.この授業内容を踏まえて、健康な生活を送るために、今、自分がしなければならない4つの改善策をみつける。 2.健康に関連する生活習慣病を予防するための身体活動量を理解する。 3.スポーツトレーニングの理論と方法を理解し、自分のエネルギー消費量を算出する。 4.栄養と健康のかかわりを理解し、摂取エネルギーを算出する。 5.性感染症に絶対自分がかからないためにどうしたら良いか。 ■授業時間外に必要な学修 授業中にとり上げた内容をしっかり復習しレポート報告する。 授業で学んだ内容を日々の生活習慣に取り入れ実践する。 ■参考文献 授業時に随時指定する。 ■関連科目 生涯スポーツ1、2 ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 定期試験 70% 授業時の小テスト 30% ■授業評価アンケート実施方法 学部の実施規定に準拠して行ないます。 ■オフィスアワー 授業後に質問等を受け付けます。 - 37 - 科目名: 食生活と健康 英文名: Diet and Health コバタケ 担当者: 小畠 ユ カ リ ゆかり 単 位: 2単位 開講年次: 1年次 開講期: 1セメスター ■授業概要・方法等 食は我々の生命を維持するために必要不可欠である。しかし現代は様々な食品が豊富に流通し食生活も多様化したた め、過剰摂取や摂取不足が生じやすくなった。間違った栄養摂取が続くと健康を害することもあるため、栄養の基本 的概念を理解した上で、正しい食生活をおくる必要がある。本講義では、様々な栄養素に関する基礎知識をつけると ともに、人間がよりよい食生活を行い、健康を維持増進するためにはどうするべきかを総合的に考える。 第1回 栄養素(1.炭水化物) 第2回 栄養素(2.タンパク質) 第3回 栄養素(3.脂肪) 第4回 栄養素(4.ビタミン、ミネラル) 第5回 食品成分 第6回 サプリメントの役割(1) 第7回 サプリメントの役割(2) 第8回 食における嗜好性 第9回 食生活の国際比較 第10回 ヒトのライフステージと栄養(1) 第11回 ヒトのライフステージと栄養(2) 第12回 ヒトのライフステージと栄養(3) 第13回 食と生活習慣(1) 第14回 食と生活習慣(2) 第15回 まとめ 「定期試験」 ■学習・教育目標および到達目標 この科目の単位修得は電気電子工学科エレクトロニクス・情報通信コースで設定した学習・教育到達目標Dの達成に 付随的に関与している。 (1)主要な栄養素の機能について理解する。 (2)ヒトの健康を保つ上で適した栄養の摂取方法とその食生活を理解する。 ■授業時間外に必要な学修 教科書を読み予習・復習を行うこと。 授業で疑問に思ったことは教員に質問し、自分でノートにまとめること。授業で習ったことを適用、応用し、実践し ていくこと。 授業で指示された課題を教科書、専門書などで調べ、取り組むこと。 ■教科書 [ISBN]9784808260125『イラスト栄養学総論』(田村 明,東京教学社) ■参考文献 [ISBN]9784767961750『最新栄養学 : 専門領域の最新情報 第10版』(John W.Erdman Jr., 建帛社) ■関連科目 なし ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 定期試験 80% 授業中課題 20% ■授業評価アンケート実施方法 学部実施規程に準拠して行います。 ■研究室・E-mailアドレス 講師室 ■オフィスアワー 授業終了直後の休み時間 - 38 - 英語科目について (平成 25・26・27・28 年入学生用) - 41 - 韓国語より 1つを選択 中国語 ドイツ語 フランス語 入学時プレイスメン トテスト 1年次 総合1 総合2 英語演習1再 オーラルイングリッシュ1再 オーラルイングリッシュ1(必) オーラルイングリッシュ2(必) 1年次 英語演習1(必) 英語演習2(必) ⇒ ①履修条件:総合1または2 を修得済みの者。 ②2年次の時間割には、総合 1・2を設けない。 第2外国語科目履修の流れ 2年次 総合3 総合4 英語演習2再 TOEIC1再 オーラルイングリッシュ2再 オーラルイングリッシュ3再 アカデミックリーディング2 オレンジ群2単位のうち1単 位選択必修 アカデミックリーディング1 プレイスメントテスト オーラルイングリッシュ3(選必) により習熟度別クラス オーラルイングリッシュ4(選必) 2年次 TOEIC 1(必) TOEIC 2(必) 英語科目履修の流れ ⇒ プレイスメントテスト により習熟度別クラ ス 3年次 3年次 総合1 総合2 TOEIC2再 オーラルイングリッシュ4再 ブルー群4単位のうち 1単位選択必修 ライティング1(選必) ライティング2(選必) 科学技術英語 1(選必) 科学技術英語 2(選必) 近畿大学外国語教育の目的と共通基本目標 ―外国語教育マニフェスト― 前 文 近畿大学の教養教育の目的は、幅広い知識と深い洞察力を培い、豊かな人間関係と確かな主体 性を確立することにある。この教養教育の目的に基いて掲げられた計6項目の目標のうち、特に 外国語教育と密接に関係するものとして、2.日本文化と外国文化の理解を通じ、国際感覚を高 め、相互の個性を尊重し、信頼し合う精神を養う、5.国際社会に対応できる英語をはじめとす る外国語によるコミュニケーション能力を養う、の2項目がある。この2項目に立脚して、近畿 大学の外国語教育の目的を次のように掲げる。 目 的 近畿大学の外国語教育は、国際社会に対応できる英語をはじめとする外国語によるコミュニケ ーション能力を養うとともに、日本文化と外国文化の理解を通じ、国際感覚を高め、相互の個性 を尊重し、信頼し合う精神を養うことを目的とする。 共通目標 上記の目的を達成するために英語と第二外国語それぞれの全学共通の基本目標をおく。 - 42 - 英語履修案内 英語教育の共通基本目標 From To 中学・高校を通じて6年間英語の語彙や 文法を一通り学習し、英文もある程度は 読めるけれど、聞いたり話したりは自信 がない。卒業後、社会に出たときに役立 ① 実社会、特に産業界で役に立つ英語 コミュニケーション力が身につく。 ② 社会力(教養)の一部となる英語力 が身につく。 つかどうか分からない。 “FromTo”を実現する手段としての「近畿大学の英語教育」 ― 専門教育と教養をリンクさせる実践的な英語教育 ― 共通基本目標 1. 国際社会の共通言語としての英語をコミュニケーションの道具として使いこなすために、バランスの とれた4技能の能力を養成する。 2. 自分の意見を英語で書いたり、発表したり、人とディスカッションしたりする積極的な態度を養成す る。 3. 自分の考えを持って課題に取り組み、英語で発表したり、異なる文化をもつ人々とインタラクション したりできる能力を養成する。 4.自己評価に基づいて目標を設定し、確実に目標を達成する自律力を養成する。 具体的方策 上記の目標を達成するために以下の具体的方策を実施する。 1. 基幹科目:プレイスメントテストによる比較的少人数(15 人~30 人)の習熟度別クラスを編成する。 習熟度に応じて基礎から応用まで、実践的でわかりやすい授業を展開する。 2. 発展科目:学生のニーズに合わせた科目を開講する。基幹科目で養った英語力及び教養、異文化理解 力、アカデミックリテラシーなどをさらに深める。 3. 1年生全員にネイティブ教員によるオーラルコミュニケーションの授業を提供する。間違いを恐れず、 積極的に英語で話し、発表できる態度を養成する。 4. コンテンツを重視した教材を使用する。一般的な教養から専門の導入的話題について、学生同士が考 え、話し合い、発表するやり甲斐のある活動を多く提供する。 5. フレームワーク(近畿大学英語能力指標〈5レベル〉)を共通基盤とし、学生の自己評価による目標レ ベルを設定する。少なくとも 2 レベルアップを達成できるような教員による学生支援をする。 6. 授業外活動の充実による学生の自律性を養成する。英語村(e-cube)や語学センターなどの利用を促進 する。多読用図書を整備し、学生の利用を促進する。 - 43 - - 44 - Speaking Listening 常的な短い会話なら、内容をほ ぼ理解することができる。 (A2) 事問題、自分の専門分野に関連 身近な話題について、明瞭で短 い会話なら、要点を理解するこ 解することができる。(B1 単なものであれば、要点を理 りか使い分けることができる。 ★テーマの難易度に応じた準備 と状況に応じた表現やそれに対 する応答を相手が聞き取りやす い発音で話すことができる。 ★テーマの難易度に応じた準備 時間(期間)が与えられれば、 自分について、また身近な日常 の事柄について 1 分程度話すこ とができる。(B1 改) まり文句(社交的なやりとりな ど)を自然に口にすることがで きる。(A1 改) ★テーマの難易度に応じた準備 時間(期間)が与えられれば、 自分について、また家族、周囲 の人々、居住条件、学校生活に ついて簡単な言葉で 30 秒程度 時間(期間)が与えられれば、 表現を丁寧度によって、いく通 出、謝罪など)と状況に応じた ★機能(要求、提案、注文、申 できる。(B1) 解し、即座に適切な短い応答が ★機能(依頼、許可、感謝など) ★相手の発言の目的や機能を理 れば、個人的な話題や時事問 準備時間(期間)が与えられ ★テーマの難易度に応じた とができる。(B2 改) 会話や議論を継続させるこ ★状況に応じて、質問をし、 ができる。(B2 改) を理解し、即座に適切な応答 ★相手の発言の目的や機能 理解することができる。 (B1 改) 改) した内容などについて、要点を ★よく使われる日常的表現と決 とができる。 することができる。(B2 改) ★明瞭な発音で 50 語程度の長 身近な話題について、明瞭で日 ★相手やその家族のことなど、 ★テレビドラマや映画も簡 野などについて、要点を理解 とができる。(B1 改) ★相手やその家族のことなど、 (A1,A2) さであれば、個人的な話題や時 題や時事問題、自分の専門分 示 を 理 解 す る こ と が で き る 。 を聞き取ることができる。 (A2) であっても、要点を理解するこ ★明瞭な発音で 100 語程度 550 + B1 / B2 K-1 の長さであれば、個人的な話 メッセージやアナウンスの要点 あれば、短い、簡単な質問や指 ★明瞭な発音であれば、やや長 450 + B1 K-2 い会話、スピーチ、アナウンス ★明瞭な発音による短い簡単な 350 + 350 < ★ゆっくりとした明瞭な発音で A2 / B1 A1 / A2 CEF レベル TOEIC K-3 K-4 Kindai レベル Can-Do Framework 3 を見ながら話すことができ 話題について、5 分以上メモ 議論も含めて、さまざまな れれば、自分の専門分野の 準備時間(期間)が与えら ★テーマの難易度に応じた ができる。 ほとんどの場合自然な応答 ★日常的な会話であれば、 改) 解することができる。(B2 あれば、内容をある程度理 ュースなども簡単なもので ★テレビドラマや映画、ニ ことができる。(B2 改) 野の講義の要点を理解する ★教養科目や自分の専門分 改) 解することができる。(B2 アナウンスなどの内容を理 ★長めの会話やスピーチ、 650 + B2 K-Global - 45 - Writing Reading 語程度)の文章を書くことがで きる。(B1 改) ★関心のある話題や経験などに ついて、辞書を使って 50 語程度 のパラグラフを構成を意識しな 改) ★身近で個人的に関心のある話 題について、つながりのある 3 ★文章の種類(因果関係、比較 ついて、1~3 パラグラフ(100 を書くことができる。(A2 改) などを書くことができる。(A2 ★辞書を使えば、身近な話題に ることができる。 (注1) の多読用素材を理解す ★辞書を使わずに、与えられ を書くことができる。(B2 改) について、300 語以上の文章 ある分野のさまざまな話題 ★辞書を使えば、興味関心の を理解することができる。 4 ★辞書を使わずに、与えら (B2 改) 文章を書くことができる。 なスタイルの 500 語以上の ★辞書を使えば、さまざま る。 素材を理解することができ レベル 5(注1)以上の多読用 ★辞書をほとんど使わずに レベル 4(注1)の多読用素材 ★辞書をほとんど使わずにレベ ル3 ることができる。 ★辞書をほとんど使わずに とができる。 ードで読み、概要を理解す 理解することができる。 ードで読み、概要を理解するこ 1分間に 180 語以上のスピ 上のスピードで読み、概要を ることができる。(B2 改) を、1 分間に 100 語以上のスピ ★礼状やあいさつなどの手紙文 ることができる。 ★短いメモやメッセージ、礼状 することができる。 (注1) 多読用素材を理解 ル 2(注1)の多読用素材を理解す ★辞書をほとんど使わずにレベ ル 1 の ★教科書の文章や、専門分野に ★辞書をほとんど使わずにレベ を理解することができる。 ★教科書の文章や、専門分野 どの内容をある程度理解す 野に関連した文章などを、 る。(B1 改) 理解することができる。 語以上のスピードで読み、概要 とができる。(B2 改) や記事、専門分野の文献な 章などを、1分間に 130 語以 のほとんど理解することができ 以上のスピードで読み、概要を ★テキストの文章を1分間に 60 章などの要点を理解するこ ブ向けに書かれたエッセイ 関連した比較的簡単な文章など た専門分野に関連した文章など ★教科書の文章を 1 分間に 80 語 ることができる。(A2) よび、専門分野に関連した文 ★辞書を使えば、ネィテイ ★教科書の文章や、専門分 者用に書かれた文章、記事、ま を理解することができる。(A2) スケジュール表など)を理解す ★辞書を使えば、時事問題お で話すことができる。 意見の根拠を簡潔に 1 分程度 明することができる。 の意見の根拠を 1 分以上説 ★準備をしなくても、自分 る。(B2 改) に関連した比較的簡単な文 ★辞書を使えば、大学英語学習 ★一般的な文体で書かれた英文 改) とができる。(B1 改) ★ごく短い簡単な英文(メモ、 ら話すことができる。(B2 ど)について、1 分以上話すこ ★準備をしなくても、自分の いて、3 分以上メモを見なが 映画のあらすじ、感想・考えな きる。(A2 改) 題、自分の専門分野などにつ 個人的に関心がある話題(本や (または数文で)話すことがで - 46 - 効果的に使用することができ きる。 理解することができる。 ★1000 語レベルの語彙をほぼ を効果的に使用すること をほぼ理解できる。 (注 3) ★アカデミック語彙(570 語) る程度理解できる。 彙を理解し、その派生語もあ 理解できる。 の語 ★2000 語レベル ★2000 語レベルの語彙をほぼ (注2) できる。 を効果的に使用することが る。 効果的に使用することができ 理解できる。 5 彙とその派生語をある程度 ★3000 語レベル(注2)の語 ★1500 語レベルの語彙(注2) ることができる。 3)を効果的に使用す ★1000 語レベル(注2)の語彙を 語)(注 ★アカデミック語彙(570 ができる。 2) できる。 りを指摘し修正することが 他の学生の文章の文法的誤 ★文法知識を活用し、自分や ★2000 語レベルの語彙 (注 運用ができる。 目を適切に活用して英語の おいて、さまざまな文法項 ★多様なアクティビティに きる。 ★トピックセンテンスやサポー することができる。 まな文法項目を適切に活用 ィビティにおいてもさまざ すことを主眼としたアクテ ★より多く書く、あるいは話 くことができる。 分で 200 語以上の文章を書 間で 150 語程度の文章を書 くことができる。 れたトピックについて、30 たトピックについて、30 分 (注1) レベル X は Graded Readers のレベルをさす。(*1) Level X means the level of Graded Readers. 理解することができる。 ★1500 語レベルの語彙をほぼ 使用することができる。 る。 ★500 語レベル 文・複文を正しく使うことがで の語彙を や語彙を意識して使うことがで の語彙を ことができる。 because, when などを用いた重 ★500 語レベル ティングセンテンスに用いる文 ラフをつなぐ表現を適切に使う ★ 単 文 や 、 接 続 詞 and, but, (注2) を適切に活用することができ ★文と文、パラグラフとパラグ つことができる。 (注2) ィにおいても基本的な文法知識 識を活用することができる。 切に活用しようとする意識を持 る。 ことを主眼としたアクティビテ ビティにおいて基本的な文法知 ビティにおいて、文法知識を適 Grammar ★より多く書く、あるいは話す くことができる。 対照、列挙など)を意識して書 ★正確さを求められるアクティ ★正確さを求められるアクティ がら書くことができる。 Vocabulary+ って書くことができる。 ★自分の情報を一定の書式に従 って書くことができる。 ~5 文程度の文章を、辞書を使 - 47 - HW< 500 HW< 1000 K-3 K-2 HW< 2300 K-1 HW> 2300 K-Global ものです。 6 ヨーロッパにおける外国語教育の向上のために、第二言語の使用、教育方針や学習者の達成度など、共通の理解を持つ目的で開発された CEF とは、Common European Framework of Reference for Languages のことで、欧州評議会が 2001 年に公開した枠組みです。 (注3)アカデミックの語彙とは Academic Word List の語彙をさす。 (*3) Academic words come from the Academic Word List. (*2) The word level means the level of word family. HW< 1400 (注2)語レベルは、別途配布の語彙リスト参照。 Headwords K-4 レベルと Headwords(HW)対応表 英語科目一覧 配当 科 目 名 英語演習 1 英語演習 2 オーラルイングリッシュ 1 オーラルイングリッシュ 2 TOEIC 1 TOEIC 2 オーラルイングリッシュ 3 オーラルイングリッシュ 4 アカデミックリーディング 1 アカデミックリーディング 2 ライティング 1 ライティング 2 科学技術英語 1 科学技術英語 2 学年 単位 1 1 1 1 2 2 2-4 2-4 2-4 2-4 3-4 3-4 3-4 3-4 2 2 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 開講 前 後 前 後 前 後 前 後 前 後 前 後 前 後 備 考 必修科目 必修科目 必修科目 1 単位選択必修 選択科目 1 単位選択必修 *2 単位は同一教員週 2 回担当科目、1 単位は週 1 回の科目 英語科目概要 英語演習 1・2(1 年前期・後期科目) 「近大 Can-Do 枠組み」に基づいて、基礎的な総合的英語能力を養う。リスニングや音読、パラグラフ・リ ーディングを徹底し、受信型スキルを養う。多読教材等を通して基本的な語彙・文法の定着を図り、速読能 力の基礎を養う。また、日本語や英語で意見交換をする、文章にまとめる、発表するなどの活動を通して、 発信型スキルを養う。 オーラルイングリッシュ 1・2(1 年前期・後期科目) 「近大 Can-Do 枠組み」に基づいて、リスニング・スピーキングの基礎力を養う。会話練習・ロールプレイ 等を通して、さまざまな生活の場面で用いられることばの機能と表現形式を学び、日常会話に必要な基礎的 語彙・表現を身につける。また、身近な話題について口頭で簡潔に説明できるようにする。受講生は e-cube での活動にも参加する。 7 - 48 - TOEIC 1・2(2 年前期・後期科目) TOEIC30 点アップをめざした効果的な演習を行う。TOEIC に必要な語彙を強化し、文法事項を再確認すると ともに、応答問題や会話問題の聞き取り練習を重点的に行い、リスニング能力を養成する。 オーラルイングリッシュ 3・4(2 年前期・後期科目) 『オーラルイングリッシュ 1・2』で学んだ内容をさらに深め、「近大 Can-Do 枠組み」に基づいて、リス ニング力・スピーキング力のさらなる向上を図る。理工分野や時事の話題等について、自分の考えや感想を 発表したり、ディスカッションを行うことによって、プレゼンテーション能力を養う。さらに、社会に出て 役に立つコミュニケーションスキルを身につける。 アカデミックリーディング 1・2(2 年前期・後期科目) 1 年次に養った総合的英語力に基づき、英語で書かれた理工系のテキスト、著書を読み解くための精読型 の英語力の養成をめざす。 ライティング 1・2(3 年前期・後期科目) 「近大 Can-Do 枠組み」に基づき、英文を書くことを通して、これまでに学んできた文法知識を整理する。 読解・語彙力養成にも重点を置き、基本的な英文の構造の理解から始めて、自分の考え・さまざまなメッセ -ジを正しく伝えるための英文を書くことを学ぶ。パラグラフ・ライティングの力、文章構成力をつける授 業を通して、卒業研究につながる作文力(英語・日本語)を基礎から学ぶ。 科学技術英語 1・2(3 年前期・後期科目) 海外で理工学の教育を受ける、もしくは実務に携わる際に必要とされる、理工学に関する語彙・表現に照 準を合わせ、理工学系の英語全般に亘る基礎的な学習を行い、演習・小テストなどをおり込みながら技術者 としての英語コミュニケーション能力の向上を目指す。理工学系の英語のテクニカルな意味を理解し、十分 に使いこなせる力を養う。また、英文による公式手紙の書き方も学習し、実際に使える英語力の向上を目指 す。 8 - 49 - <TOEIC 等の得点による在学生の単位認定基準> TOEIC 等の得点 TOEIC 得点 TOEFL PBT 得点 (かっこ内は iBT) 実用英語技能検定試験 認定される科目 600 以上 505(63) 以上 準1級 TOEIC 1・2 *1 単位の認定を受けるためには所定の申請期間内にスコア原本・学生証を持参のうえ理工学部事務部に申請しな くてはならない。申請期間は、前後期の定期試験期間中。 (取得後、1年以内のスコアに限る) *2 テスト等で単位認定を受けたあと、同一科目の授業を受講して単位を取得することはできない。 *3 入学前1年以内に取得したスコアについても準用する。 9 - 50 - 外 国 語 科 目 英 語 (平成 25・26・27・28 年入学生用) 授 業 計 画 科目名: 英語演習1 英文名: English 1 ア ナ ダ 担当者: 穴田 ヤ ス ト リ エ エ ド ト モ ミ ミ ハ ラ ケイ ヤマモト タ ケ シ ア ラ イ フミヒト タキガワ カ ズ コ ヌクトウ ヒロカズ サワ 理枝・江戸 智美・三原 京・山本 武史・新井 文人・瀧川 和子・抽冬 紘和・澤 泰人 単 位: 2単位 開講年次: 1年次 開講期: 前期 ■授業概要・方法等 近畿大学および本学理工・建築学部に特化したテキストを用いて、基礎的な総合的英語能力を養う。リスニングや音読、パラグラフ・リーディングを徹底し、 受信型スキルを習得する。同時に、各ユニットのテーマに沿ったライティングやダイアローグおよびプレゼンテーション等のさまざまなタスクを通して、発信 型スキルも養成する。テキストは両スキルを有機的に結びつけて伸長できるよう構成されており、この枠組みに基づいた授業が展開される。 第1回 イントロダクション 第2回 Unit 1 Welcome to kindai University 第3回 Unit 1 Welcome to kindai University 第4回 Unit 1 Welcome to kindai University 第5回 Unit 2 kindai University & Research 第6回 Unit 2 kindai University & Research 第7回 Unit 2 kindai University & Research 第8回 Unit 3 Basic Seminars 第9回 Unit 3 Basic Seminars 第10回 Unit 3 Basic Seminars 第11回 TOEIC Practice 1 & 2 第12回 Unit 4 KUDOS 第13回 Unit 4 KUDOS 第14回 Unit 4 KUDOS 第15回 Unit 5 Cafeterias at kindai University 第16回 Unit 5 Cafeterias at kindai University 第17回 Unit 5 Cafeterias at kindai University 第18回 Unit 6 E-CUBE and Gogaku Center (KULI) 第19回 Unit 6 E-CUBE and Gogaku Center (KULI) 第20回 Unit 6 E-CUBE and Gogaku Center (KULI) 第21回 TOEIC Practice 2 & 3 第22回 Unit 7 Extracurricular Activities 第23回 Unit 7 Extracurricular Activities 第24回 Unit 7 Extracurricular Activities 第25回 Unit 8 Examinations and Credits 第26回 Unit 8 Examinations and Credits 第27回 Unit 8 Examinations and Credits 第28回 Unit 9 Summer Vacation 第29回 Unit 9 Summer Vacation 第30回 Unit 9 Summer Vacation 定期試験 ■学習・教育目標および到達目標 この科目の単位修得は電気電子工学科エレクトロニクス・情報通信コースで設定した学習・教育到達目標Cの達成に主体的に関与している。 受講者は、この授業を履修することによって、 1)大学を中心とする日常生活についての様々な事項に関する文章を読み、語彙を習得し、またそれをもとにまとまった文章を書いて発表できるようになる。 2)専門分野を学ぶ教育上のシステムや研究の進め方の基本的な内容を英語で理解し、また発表できるようになる。 3)以上を通して、英語の4技能を総合的に伸ばしつつ、専門分野や学問一般に関わるアカデミックな語彙や表現を、基礎的なレベルで理解し使用できるよう になる。 ■授業時間外に必要な学修 授業中に指定した予習、復習を必ず行うこと。 積極的に語彙力の増強を図ること。 ■教科書 [ISBN]9784791954957『 First Year in RI-KE』(澤、照井、グラント、トラスコット、成美堂:2015) ■参考文献 必要に応じて授業中に指示する。 ■関連科目 英語演習2 ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 定期試験 50% 小テスト 20% 口頭発表および課題 30% ■授業評価アンケート実施方法 大学実施規程に準拠して行う。 ■研究室・E-mailアドレス 初回の授業で通知する。 ■オフィスアワー 初回の授業で通知する。 - 53 - 科目名: 英語演習1(再) 英文名: English 1 テラオカ 担当者: 寺岡 モ ト コ もと子 単 位: 2単位 開講年次: 1 ~ 4年次 開講期: 後期 ■授業概要・方法等 この授業では、読解前、読解中、読解後の3段階のタスクを用いて読解力の向上を目指す。また、リスニングのコツを習得するための学習ストラテジーも実践 する。ペアーワークやグループワークを通してクラスワークを進めるため、積極的な授業参加が不可欠である。 第1回 イントロダクション 第2回 Unit 1: To drive or to ride? トピックセンテンスとパラグラフの構成を理解する 第3回 Unit 2: Help yourselves 原因と結果を述べる 第4回 Unit 2: Help yourselves 原因と結果を述べる 第5回 Unit 3: What I learned from Fay 経験を語る(物語) 第6回 Unit 3: What I learned from Fay 経験を語る(物語) 第7回 Unit 4: Ways to help others 分類しながら説明する 第8回 Unit 4: Ways to help others 分類しながら説明する 第9回 Unit 5: Can fish fall from the sky? 報告する(時事ニュース) 第10回 Unit 5: Can fish fall from the sky? 報告する(時事ニュース) 第11回 Unit 6: How to prepare a presentation 手順を説明する 第12回 Unit 6: How to prepare a presentation 手順を説明する 第13回 Unit 7: International date line 事実を時系列に沿って説明する 第14回 復習・課題 第15回 課題解説 第16回 Unit 8: What is friendship? 定義を示して例示する 第17回 Unit 9: Entering a photo contest 効率的に情報を伝える(e-mail) 第18回 Unit 9: Entering a photo contest 効率的に情報を伝える(e-mail) 第19回 Unit 10: Getting money for a big project 比較する 第20回 Unit 10: Getting money for a big project 比較する 第21回 Unit 11: Accepting the "Salesperson of the Year" award スピーチの文体に慣れる 第22回 Unit 11: Accepting the "Salesperson of the Year" award スピーチの文体に慣れる 第23回 Unit 12: Written art コミュニケーションのスタイルを理解する 第24回 Unit12: Wtitten art コミュニケーションのスタイルを理解する 第25回 Unit 13: Life advice Q&A with Dr. Joyce Green 目的を持って尋ねる(人生相談) 第26回 Unit 13: Life advice Q&A with Dr. Joyce Green 目的を持って尋ねる(人生相談) 第27回 Unit 14: Stronger yen threatens Japanese economy 経済記事を読んでグラフを完成させる 第28回 復習・課題 第29回 課題解説・Unit 15: Not hearing a gorilla 報告する(科学) 第30回 定期試験対策 定期試験 ■学習・教育目標および到達目標 受講生は、この授業を履修することによって 1.3段階のタスク(読解前、読解中、読解後)で読解力を上げ、 2.リスニングのコツを学習ストラテジーでつかみ、 3.ペアーワークやグループワークを通してコミュニケーション能力をつける。 ■授業時間外に必要な学修 予習・復習を必ず行い、小テストの準備をする。 ■教科書 [ISBN]9784764739505『英語リーディングへの道 初級編―Reading Stream:Elementary (GRADED READING SERIES)』(金星堂 : 2013) ■参考文献 必用に応じて授業時に指示する。 ■関連科目 英語演習2 ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 定期試験 50% 小テスト 20% 口頭発表および課題 30% ■授業評価アンケート実施方法 大学実施規程に準拠して行う。 ■オフィスアワー 最初の授業で通知する。 - 54 - 科目名: 英語演習1(再) 英文名: English 1 サ ナ ダ 担当者: 真田 リ エ 里恵 単 位: 2単位 開講年次: 1 ~ 4年次 開講期: 後期 ■授業概要・方法等 英文法の基礎を学び、英語での読む、書く、聞く力を身につけることを目指す。 第1回 イントロダクション 第2回 Unit 1: 基本5文型 第3回 Unit 2: 文の種類 第4回 Unit 2: いろいろな数値 第5回 Unit 3: 基本時制 第6回 Unit 3: 発音しづらい語句 第7回 Unit 4: 進行形 第8回 Unit 4: 固有名詞(人名・地名など) 第9回 Unit 5: 完了形 第10回 Unit 5: 簡単な挨拶文 第11回 Unit 6: 助動詞①(can/may/must/should) 第12回 Unit 6: 提案文、勧誘文 第13回 Unit 7: 助動詞②(could/might/wouldなど) 第14回 Unit 7: 依頼文 第15回 Unit 8: 受動態 第16回 Unit 第17回 Unit 第18回 Unit 第19回 Unit 第20回 Unit 第21回 Unit 第22回 Unit 第23回 Unit 第24回 Unit 第25回 Unit 第26回 Unit 第27回 Unit 第28回 Unit 第29回 Unit 第30回 Unit 8: Yes / No疑問文 9: 不定詞 9: wh疑問文 10: 動名詞 10: 否定・付加疑問文 11: 分詞 11: カジュアルな表現 12: 比較 12: フォーマルな表現 13: 関係代名詞 13: 意味のかたまり(チャンク) 14: 話法 14: 主張や理由を導くキーワード 15: 特殊構文(強調・倒置・同格) 15: 名詞から話題をイメージする 定期試験 ■学習・教育目標および到達目標 この授業を履修することで、受講者は、 1)基本的英文法を習得し、 2)英文読解力を養い、 3)日常会話でのリスニング力を鍛え、 4)英語で表現する力を身につけることができる。 ■授業時間外に必要な学修 各講義内容についての予習と、毎回行う小テストのための学習 ■教科書 [ISBN]9784764740174『総合英語のターゲット演習 準中級』(森田 彰, 金星堂 : 2015) ■参考文献 必要に応じて授業時に指示する。 ■関連科目 英語演習2 ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 定期試験 50% 小テスト 20% 口頭発表および課題 30% ■授業評価アンケート実施方法 大学実施規定に準拠して行う。 ■オフィスアワー 最初の授業で通知する。 - 55 - 科目名: 英語演習2 英文名: English 2 ア ナ ダ 担当者: 穴田 ヤ ス ト リ エ エ ド ト モ ミ ミ ハ ラ ケイ ヤマモト タ ケ シ ア ラ イ フミヒト タキガワ カ ズ コ ヌクトウ ヒロカズ サワ 理枝・江戸 智美・三原 京・山本 武史・新井 文人・瀧川 和子・抽冬 紘和・澤 泰人 単 位: 2単位 開講年次: 1年次 開講期: 後期 ■授業概要・方法等 近畿大学および本学理工・建築学部に特化したテキストを用いて、基礎的な総合的英語能力を養う。リスニングや音読、パラグラフ・リーディングを徹底し、 受信型スキルを習得する。同時に、各ユニットのテーマに沿ったライティングやダイアローグおよびプレゼンテーション等のさまざまなタスクを通して、発信 型スキルも養成する。テキストは両スキルを有機的に結びつけて伸長できるよう構成されており、この枠組みに基づいた授業が展開される。 第1回 イントロダクション 第2回 Unit 10 Part-time Jobs 第3回 Unit 10 Part-time Jobs 第4回 Unit 10 Part-time Jobs 第5回 Unit 11 Conducting Experiments 第6回 Unit 11 Conducting Experiments 第7回 Unit 11 Conducting Experiments 第8回 Unit 12 Advanced Seminars 第9回 Unit 12 Advanced Seminars 第10回 Unit 12 Advanced Seminars 第11回 TOEIC Practice 4 & 5 第12回 Unit 13 Higashiosaka 第13回 Unit 13 Higashiosaka 第14回 Unit 13 Higashiosaka 第15回 Unit 14 Local Industry in Higashiosaka 第16回 Unit 14 Local Industry in Higashiosaka 第17回 Unit 14 Local Industry in Higashiosaka 第18回 Unit 15 Language Training at Overseas Universities 第19回 Unit 15 Language Training at Overseas Universities 第20回 Unit 15 Language Training at Overseas Universities 第21回 TOEIC Practice 5 & 6 第22回 Unit 16 Internship 第23回 Unit 16 Internship 第24回 Unit 16 Internship 第25回 Unit 17 Employment and the Career Center 第26回 Unit 17 Employment and the Career Center 第27回 Unit 17 Employment and the Career Center 第28回 Unit 18 Graduation and the Future 第29回 Unit 18 Graduation and the Future 第30回 Unit 18 Graduation and the Future 定期試験 ■学習・教育目標および到達目標 この科目の単位修得は電気電子工学科エレクトロニクス・情報通信コースで設定した学習・教育到達目標Cの達成に主体的に関与している。 受講者は、この授業を履修することによって、 1)大学を中心とする日常生活についての様々な事項に関する文章を読み、語彙を習得し、またそれをもとにまとまった文章を書いて発表できるようになる。 2)専門分野を学ぶ教育上のシステムや研究の進め方の基本的な内容を英語で理解し、また発表できるようになる。 3)以上を通して、英語の4技能を総合的に伸ばしつつ、専門分野や学問一般に関わるアカデミックな語彙や表現を、基礎的なレベルで理解し使用できるよう になる。 ■授業時間外に必要な学修 授業中に指定した予習、復習を必ず行うこと。 積極的に語彙力の増強を図ること。 ■教科書 [ISBN]9784791954957『First Year in RI-KE』(澤、照井、グラント、トラスコット、成美堂:2015) ■参考文献 必要に応じて授業中に指示する。 ■関連科目 英語演習1 ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 定期試験 50% 小テスト 20% 口頭発表および課題 30% ■授業評価アンケート実施方法 大学実施規程に準拠して行う。 ■研究室・E-mailアドレス 初回の授業で通知する。 ■オフィスアワー 初回の授業で通知する。 - 56 - 科目名: 英語演習2(再) 英文名: English 2 テラオカ 担当者: 寺岡 モ ト コ もと子 単 位: 2単位 開講年次: 2 ~ 4年次 開講期: 前期 ■授業概要・方法等 この授業では、読解前、読解中、読解後の3段階のタスクを用いて読解力の向上を目指す。また、リスニングのコツを習得するための学習ストラテジーも実践 する。ペアーワークやグループワークを通してクラスワークを進めるため、積極的な授業参加が不可欠である。 第1回 イントロダクション 第2回 Unit 1: Are you ready for a pet? トピックセンテンスとパラグラフの構成を理解する 第3回 Unit 2: Gap year 比較する 第4回 Unit 2: Gap year 比較する 第5回 Unit 3: What is wealth? 定義を示して例示する 第6回 Unit 3: What is wealth? 定義を示して例示する 第7回 Unit 4: Globalization 原因と結果を述べる 第8回 Unit 4: Globalization 原因と結果を述べる 第9回 Unit 5: What I learned in college 経験を語る(物語) 第10回 Unit 5: What I learned in college 経験を語る(物語) 第11回 Unit 6: How paper is recycled? 手順を説明する 第12回 Unit 6: How paper is recycled? 手順を説明する 第13回 Unit 7: Where do our students come from? グラフを使いながら事実を説明する 第14回 復習・課題 第15回 課題解説 第16回 Unit 8: From "Snail Mail" to PDAs in just twenty years 事実を時系列に沿って説明する 第17回 Unit 9: Rules for success スピーチの文体に慣れる 第18回 Unit 9: Rules for success スピーチの文体に慣れる 第19回 Unit 10: Three ways to build a more international company 分類しながら説明する 第20回 Unit 10: Three ways to build a more international company 分類しながら説明する 第21回 Unit 11: A suitable hotel 効率的に情報を伝える(e-mail) 第22回 Unit 11: A suitable hotel 効率的に情報を伝える(e-mail) 第23回 Unit 12: Another earth? 報告する(科学) 第24回 Unit 12: Another earth? 報告する(科学) 第25回 Unit 13: An interview with New Student Union President Sarah Kyle 目的を持って尋ねる 第26回 Unit 13: An interview with New Student Union President Sarah Kyle 目的を持って尋ねる 第27回 Unit 14: Modern writing: Be brief! 新しい文章のスタイルを理解する(Twitter) 第28回 復習・課題 第29回 課題解説・Unit 15: Rent control board hears local concerns 報告する(時事ニュース) 第30回 定期試験対策 定期試験 ■学習・教育目標および到達目標 受講生は、この授業を履修することによって 1.3段階のタスク(読解前、読解中、読解後)で読解力を上げ、 2.リスニングのコツを学習ストラテジーでつかみ、 3.ペアーワークやグループワークを通してコミュニケーション能力をつける。 ■授業時間外に必要な学修 予習・復習を必ず行い、小テストの準備をする。 ■教科書 [ISBN]9784764739307『英語リーディングへの道 準中級編―Reading Stream:Pre-intermediate (GRADED READING SERIES)』(金星堂 : 2012) ■参考文献 必要に応じて授業時に指示する。 ■関連科目 英語演習1 ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 定期試験 50% 小テスト 20% 口頭発表および課題 30% ■授業評価アンケート実施方法 大学実施規程に準拠して行う。 ■オフィスアワー 最初の授業で通知する。 - 57 - 科目名: 英語演習2(再) 英文名: English 2 サ ナ ダ 担当者: 真田 リ エ 里恵 単 位: 2単位 開講年次: 2 ~ 4年次 開講期: 前期 ■授業概要・方法等 基本的な英文法を学び、英文読解力と最低限必要とされる語彙力を身につけることを目標とする。 第1回 イントロダクション 第2回 Unit 1: be動詞 第3回 Unit 2: 一般動詞(1)自動詞・他動詞 第4回 Unit 3: 一般動詞(2)二重目的語、目的語と補語をとる動詞 第5回 Units 1-3復習 第6回 Unit 4: 人称代名詞 第7回 Unit 5: Wh-疑問文 第8回 Unit 6: 過去形 第9回 Units 4-6復習 第10回 Unit 7: 現在完了形(1) 継続 第11回 Unit 8: 現在完了形(2) 経験・完了 第12回 Unit 9: 進行形(現在進行形、過去進行形) 第13回 Units 7-9 復習 第14回 Unit 10: 未来表現(be going to, will) 第15回 Unit 11: 助動詞(1)can mayなど 第16回 Unit 12: 助動詞(2)must, shouldなど 第17回 Units 10-12 復習 第18回 Unit 13: 接続詞(1)and, but, or, so 第19回 Unit 14: 受動態 第20回 Unit 15: 頻度を表す副詞 第21回 Units 13-15復習 第22回 Unit 16: -ing, -edで終わる形容詞 第23回 Unit 17: 原級、比較級、最上級 第24回 Unit 18: 基本的な前置詞 (at,on,in) 第25回 Units 16-18 復習 第26回 Unit 19: 接続詞(2)when, because, although,if 第27回 Unit 20: 不定詞と動名詞 第28回 Unit 21: 関係詞 (who, which, where) 第29回 Unit 22: 仮定法(仮定法過去) 第30回 Units 19-22 復習 定期試験 ■学習・教育目標および到達目標 この授業を履修することにより、受講者は、 1)基本英文法を習得し、 2)英文読解力を養い、 3)必要な語彙を身につけることができる。 ■授業時間外に必要な学修 各講義内容についての予習と、毎回行う小テストのための学習 ■教科書 [ISBN]9784791910885『コミュニケーションのためのベーシック・グラマー』(山本 厚子, 成美堂 : 2009) ■参考文献 必要に応じて授業時に指示する。 ■関連科目 英語演習1 ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 定期試験 50% 小テスト 20% 口頭発表および課題 30% ■授業評価アンケート実施方法 大学実施規定に準拠して行う。 ■オフィスアワー 最初の授業で通知する。 - 58 - 科目名: TOEIC1 英文名: TOEIC 1 キヌガワ 担当者: 衣川 フ ミ ニシ エ ツ コ ツジモト マ サ コ ヤナギモト マ ミ ヤ ブ イ エ ミ コ 二三・西 悦子・辻本 昌子・柳本 麻美・薮井 恵美子 単 位: 1単位 開講年次: 2年次 開講期: 前期 ■授業概要・方法等 TOEICについての対策を学習する。テーマや文法事項別に分かれた教科書を使い、いままでに曖昧にしてきた文法知 識を正確に捉えなおし、同時に語彙力を強化する課題を行う。同時にTOEICというテスト自体に戸惑わないためのス キルを充実させる練習を行う。 第1回 イントロダクション、Unit 1 Events 第2回 Unit 2 Eating Out 第3回 Unit 3 Shopping 第4回 Unit 4 Housing 第5回 Unit 5 Employment 第6回 Unit 6 Personnel 第7回 Unit 7 Office 第8回 Unit 8 Finance and Banking 第9回 Unit 9 Management 第10回 Unit 10 Transactions 第11回 Unit 11 Documents 第12回 Unit 12 Public Announcements 第13回 Unit 13 Commuting 第14回 Unit 14 Travel 第15回 Unit 15 News 定期試験 ■学習・教育目標および到達目標 この科目の単位修得は電気電子工学科エレクトロニクス・情報通信コースで設定した学習・教育到達目標Cの達成に 主体的に関与している。 受講生は、TOEICテストで30点アップを目指す。それに必要な語彙力を身につけることを第1の目標とする。その上で、 文法知識を十分に確認し、実践的な問題を通して会話を正確に聞き取る能力を身につける。また、スコアアップに効 果的と思われる問題文を速く読み取る力を身につけるようになる。 ■授業時間外に必要な学修 授業内で指定した予習・復習を必ず行うこと。 ■教科書 [ISBN]9784764739581『Gear Up for the TOEIC Test―ポイントで攻略するTOEICテスト』(妻鳥千鶴子他, 金星堂 : 2013) ■参考文献 必要に応じて授業時に指示する。 ■関連科目 TOEIC 2 ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 定期試験 50% 小テスト 20% 口頭発表および課題 30% ■授業評価アンケート実施方法 大学実施規程に準拠して行う。 ■研究室・E-mailアドレス 最初の授業で通知する。 ■オフィスアワー 最初の授業で通知する。 - 59 - 科目名: TOEIC2 英文名: TOEIC 2 キヌガワ 担当者: 衣川 フ ミ ニシ エ ツ コ ツジモト マ サ コ ヤナギモト マ ミ ヤ ブ イ エ ミ コ 二三・西 悦子・辻本 昌子・柳本 麻美・薮井 恵美子 単 位: 1単位 開講年次: 2年次 開講期: 後期 ■授業概要・方法等 TOEICについての対策を学習する。テーマや文法事項別に分かれた教科書を使い、いままでに曖昧にしてきた文法知 識を正確に捉えなおし、同時に語彙力を強化する課題を行う。同時にTOEICというテスト自体に戸惑わないためのス キルを充実させる練習を行う。 第1回 イントロダクション 第2回 Unit1 Restaurants 第3回 Unit2 Entertainment 第4回 Unit3 Business 第5回 Unit4 Office 第6回 Unit5 Telephone 第7回 Unit6 Letter & E-mail 第8回 Unit7 Health 第9回 Unit8 Bank & Post Office 第10回 Unit9 New Product 第11回 Unit10 Travel 1 第12回 Unit11 Travel 2 第13回 Unit12 Job Offer 第14回 Unit13 Shopping 第15回 Unit14 Education 定期試験 ■学習・教育目標および到達目標 この科目の単位修得は電気電子工学科エレクトロニクス・情報通信コースで設定した学習・教育到達目標Cの達成に 主体的に関与している。 受講生は、TOEICテストで30点アップを目指す。それに必要な語彙力を身につけることを第1の目標とする。その上で、 文法知識を十分に確認し、実践的な問題を通して会話を正確に聞き取る能力を身につける。また、スコアアップに効 果的と思われる問題文を速く読み取る力を身につけるようになる。 ■授業時間外に必要な学修 授業内で指定した予習・復習を必ず行うこと。 ■教科書 [ISBN]9784791933853『Best Practice for the TOEIC Test―TOEICテストへの総合アプローチ』(吉塚 弘, 成美堂 : 2014) ■参考文献 必要に応じて授業時に指示する。 ■関連科目 TOEIC 1 ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 定期試験 50% 小テスト 20% 口頭発表および課題 30% ■授業評価アンケート実施方法 大学実施規程に準拠して行う。 ■研究室・E-mailアドレス 最初の授業で通知する。 ■オフィスアワー 最初の授業で通知する。 - 60 - 科目名: ライティング1 英文名: Writing 1 サワ 担当者: 澤 ヤ ス ト 泰人 単 位: 1単位 開講年次: 3 ~ 4年次 開講期: 前期 ■授業概要・方法等 授業は原則として英語で行われる。2週に1回の割合で、小テストと英語によるプレゼンテーションが課されるほか、 数回のレポート提出が要求される。 授業では、基本的な英文の理解から始め、自分の意見・さまざまなメッセ-ジを正しく伝えるための英文を書き、発 表することを学ぶ。特にEメールの書式に習熟し、さまざまなタイプの文書に触れながら、自らも色々なテーマでEメー ルを英語で書けるようにすることを目指す。 第1回 イントロダクション 第2回 Unit 1 Let me introduce myself 第3回 Unit 2 Would you do me a favor? 第4回 Unit 3 Please give me some advice 第5回 Unit 4 How about going to the museum? 第6回 復習1(依頼表現・無生物主語) 第7回 Unit 5 Let's decide when to meet 第8回 Unit 6 I have to apologize to you 第9回 Unit 7 Room for two? 第10回 Unit 8 I have a problem 第11回 復習2(約束・謝罪・予約・苦情の表現) 第12回 Unit 9 We would like to invite you to a party! 第13回 Unit 10 How to get to his place? 第14回 Unit 11 This is just a reminder 第15回 Unit 12 Thank you for the invitation, but ... 定期試験 ■学習・教育目標および到達目標 この科目の単位修得は電気電子工学科エレクトロニクス・情報通信コースで設定した学習・教育到達目標Cの達成に 主体的に関与している。 受講生は、この授業を履修することで、 1)英語の基礎的な語彙力・文法力を身につける。 2)習得した語彙を活用して、さまざまな文章を英語で書くことができるようになる。 3)さらにそれらを音に出して発信することで、英語でコミュニケーションがとれるようになる。 ■授業時間外に必要な学修 各講義で指示された課題に取り組むこと。 ■教科書 [ISBN]9784764739574『Write Me Back Soon!―Eメールで学ぶ英文ライティングの基礎』(成岡 恵子, 金星堂 : 2013) ■参考文献 必要に応じて授業中に指示する。 ■関連科目 ライティング2 ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 定期試験 50% 小テスト 20% 口頭発表および課題 30% ■授業評価アンケート実施方法 大学実施規程に準拠して行う。 ■研究室・E-mailアドレス 11号館246室 ■オフィスアワー 授業時に適宜指示する。 - 61 - 科目名: ライティング1 英文名: Writing 1 シマ リョウコ 担当者: 島 玲子 単 位: 1単位 開講年次: 3 ~ 4年次 開講期: 前期 ■授業概要・方法等 この授業では、基本英文法と英語の語彙を修得することにも力点を置きながら、英作文能力の向上をめざします。様々 な英文に触れながら、短文の和文英訳を繰り返し、最終的には自分の考えを英文で書けるようにしていきます。 第1回 イントロダクション 第2回 Unit1 5 文型 第3回 Unit2 <S+V(+修飾語句)> 第4回 Unit3 <S+V+C>(1)> / Unit4 <S+V+C>(2) 第5回 Unit5 <S+V+O>(1)/ Unit6 <S+V+O>(2) 第6回 Unit7 <S+V+IO+DO> / Unit8 <S+V+O+C> 第7回 Unit9 基本時制/ Unit10 進行形・完了形 第8回 Unit11 主語の選択 第9回 Unit12 群動詞の活用 第10回 Unit13 助動詞の活用(1)/ Unit14 助動詞の活用(2) 第11回 Unit15 受動態の活用/ Unit16 比較表現の活用 第12回 Unit17 否定表現の活用 第13回 Unit18 関係詞の活用 第14回 Unit19 接続詞の活用 第15回 Unit20 仮定法の活用 定期試験 ■学習・教育目標および到達目標 この科目の単位修得は電気電子工学科エレクトロニクス・情報通信コースで設定した学習・教育到達目標Cの達成に 主体的に関与している。 受講生は、この授業を履修することによって、 1)英語の基本的語彙・文法を身につけ、 2)修得した語彙・文法を活用して英文を書き、 3)英語でコミュニケーションできる力を身につけるようになる。 ■授業時間外に必要な学修 日本語と全く違う英語を楽しむ余裕を身につけて下さい。与えられた課題は確実にこなして下さい。 ■教科書 [ISBN]9784863120556『Basic College Writing with 5 Sentence Patterns Student Book (88 pp)』(小中秀彦, センゲージ・ ラーニング : 2011) ■参考文献 必要に応じて授業時に指示します。 ■関連科目 ライティング2 ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 定期試験 50% 小テスト 20% 口頭発表および課題 30% ■授業評価アンケート実施方法 大学実施規定に準拠して行う。 ■オフィスアワー 最初の授業で通知する。 - 62 - 科目名: ライティング1 英文名: Writing 1 イ シ イ 担当者: 石井 シゲミツ 重光 単 位: 1単位 開講年次: 3 ~ 4年次 開講期: 前期 ■授業概要・方法等 「近大Can-Do枠組み」に基づき、英文を書くことを通して、これまでに学んだ文法知識を整理する。語彙力養成にも 重点を置き、基本的な構文の理解から始めて、自分の考え、さまざまなメッセージを正しくつたるための英文を書く ことを学ぶ。学生はノートを準備すること、すべてのワークを添削します。 第1回 イントロダクション 第2回 Pre-Unit Basics of Paragraph Writing 第3回 Pre-Unit Basics of Paragraph Writing 第4回 Unit 1 Description 第5回 Unit 1 Description 第6回 Unit 2 Narrative 第7回 Unit 2 Narrative 第8回 Unit 3 Procedure 第9回 Unit 3 Procedure 第10回 Unit 4 Recount 第11回 Unit 4 Recount 第12回 Unit 5 Persuation 第13回 Unit 5 Persuation 第14回 Unit 6 Response 第15回 Unit 6 Response 定期試験 ■学習・教育目標および到達目標 この科目の単位修得は電気電子工学科エレクトロニクス・情報通信コースで設定した学習・教育到達目標Cの達成に 主体的に関与している。 この科目の単位修得は電気電子工学科エレクトロニクス・情報通信コースが設定した学習・教育到達目標Cの達成に 主体的に関与している。 受講者は、この授業を履修することによって、 1) 英語の基礎的な語彙力・英文法能力を身につけ、 2) 習得した語彙を活用してさまざまな文章を書くことができ、 3) 自分の考えや人に伝えたいメッセージをうまく文章にまとめることができるようになる。 ■授業時間外に必要な学修 授業中に指示するリサーチ ■教科書 [ISBN]9784791910175 『Genre Approach to Paragraph Writing』(杉田、キャラカー、成美堂 : 2014) ■参考文献 適宜指示する。 ■関連科目 ライティング 2 ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 定期試験 50% 小テスト 20% 口頭発表および課題 30% ■授業評価アンケート実施方法 大学実施規定に準拠して行う。 ■研究室・E-mailアドレス 11号館342室 [email protected] ■オフィスアワー 最初の授業で通知する。 - 63 - 科目名: ライティング1 英文名: Writing 1 マツモト ショウコ 担当者: 松本 承子 単 位: 1単位 開講年次: 3 ~ 4年次 開講期: 前期 ■授業概要・方法等 この授業では基本的英文法と英語の基本語彙や実用的、実践的な表現を修得することに力点を置きながら、英作文能 力の向上をめざす。英語の短文の和文英作文からはじめ、その後自分の考えや様々なメッセージを英文で書けるよう にしていく。 第1回 イントロダクション 第2回 [1]「~があります・います」 第3回 [2]「ここは~です」、[3]「学校で・家で・東京で」 第4回 [4]「~に行きます・来ます」(i) 第5回 [4]「~に行きます・来ます」(ii) 第6回 [5]「~時に・~日に」」 第7回 [6]「~から」、[7]「~まで・までに・~たったら、[8] ~の間 第8回 [1] ~ [8]の復習小テスト 第9回 [9]「~かかります」、[10]「-週間に~回」 第10回 [12]「~します」 第11回 [13]「~しています」(i) 第12回 [13]「~しています」(ii) 第13回 [14]「~しました」 第14回 [15] ~したことがあります 第15回 [9] ~ [15]の復習と小テスト 定期試験 ■学習・教育目標および到達目標 この科目の単位修得は電気電子工学科エレクトロニクス・情報通信コースで設定した学習・教育到達目標Cの達成に 主体的に関与している。 受講者は、この授業を履修することによって、 1)英語の基礎的な語彙力・英文法能力を身に付け、 2)修得した語彙を活用して様々な文章を英語で書くことができ、 3)自分の考えや人に伝えたいメッセージを、うまく文章にまとめることができるようになる。 ■授業時間外に必要な学修 各講義での課題を一通りマスターするように努めること。 ■教科書 [ISBN]9784881986486『ヒントと例文で学べる表現英作文―Useful Hints and Examples』(鈴木卓, 松柏社 : 2011) ■参考文献 必要に応じて授業時に指示する。 ■関連科目 ライティング2 ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 定期試験 50% 小テスト 20% 口頭発表および課題 30% ■授業評価アンケート実施方法 大学実施規定に準拠して行う。 ■オフィスアワー 最初の授業で通知する。 - 64 - 科目名: ライティング2 英文名: Writing 2 サワ 担当者: 澤 ヤ ス ト 泰人 単 位: 1単位 開講年次: 3 ~ 4年次 開講期: 後期 ■授業概要・方法等 授業は原則として英語で行われる。2週に1回の割合で、小テストと英語によるプレゼンテーションが課されるほか、 数回のレポート提出が要求される。 授業では、基本的な英文の理解から始め、自分の意見・さまざまなメッセ-ジを正しく伝えるための英文を書き、発 表することを学ぶ。特にEメールの書式に習熟し、さまざまなタイプの文書に触れながら、自らも色々なテーマでEメー ルを英語で書けるようにすることを目指す。 第1回 イントロダクション 第2回 Unit 13 Good luck 第3回 Unit 14 Congratulations! 第4回 Unit 15 It would be appreciated if ... 第5回 Unit 16 Can I make an offer? 第6回 復習1(さまざまな応答・受動態・注意すべき動詞) 第7回 Unit 17 Thank you! 第8回 Unit 18 You know what? 第9回 Unit 19 Get well soon! 第10回 Unit 20 Anybody interested? 第11回 復習2(否定・状態変化の表現・授与動詞) 第12回 Unit 21 Season's greetings! 第13回 Unit 22 I would like to apply for a position 第14回 Unit 23 Inquiry about scholarship 第15回 Unit 24 Sorry for your loss 定期試験 ■学習・教育目標および到達目標 この科目の単位修得は電気電子工学科エレクトロニクス・情報通信コースで設定した学習・教育到達目標Cの達成に 主体的に関与している。 受講生は、この授業を履修することで、 1)英語の基礎的な語彙力・文法力を身につける。 2)習得した語彙を活用して、さまざまな文章を英語で書くことができるようになる。 3)さらにそれらを音に出して発信することで、英語でコミュニケーションがとれるようになる。 ■授業時間外に必要な学修 各講義で指示された課題に取り組むこと。 ■教科書 [ISBN]9784764739574『Write Me Back Soon!―Eメールで学ぶ英文ライティングの基礎』(成岡 恵子, 金星堂 : 2013) ■参考文献 必要に応じて授業中に指示する。 ■関連科目 ライティング1 ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 定期試験 50% 小テスト 20% 口頭発表および課題 30% ■授業評価アンケート実施方法 大学実施規程に準拠して行う。 ■研究室・E-mailアドレス 11号館246室 ■オフィスアワー 授業時に適宜指示する。 - 65 - 科目名: ライティング2 英文名: Writing 2 シマ リョウコ 担当者: 島 玲子 単 位: 1単位 開講年次: 3 ~ 4年次 開講期: 後期 ■授業概要・方法等 この授業では、基本英文法と英語の語彙を修得することにも力点を置きながら、英作文能力の向上をめざします。様々 な英文に触れながら、短文の和文英訳を繰り返し、最終的には自分の考えを英文で書けるようにしていきます。 第1回 イントロダクション 第2回 Unit1 Right Is Right, and Left Is Left Behind? / Unit2 The Heavily Taxing Great Buddha 第3回 Unit3 Mammon Is Mighter Than 46 Swords 第4回 Unit4 Stiff Neck 第5回 Unit5 Prevention of Cancer 第6回 Unit6 Video Games 第7回 Unit7 Space 第8回 Unit8 Grand Sumo: Traditional Values or Internationalization 第9回 Unit9 Lay Judge System and Education: Anxiety about the Future 第10回 Unit10 Hot Springs 第11回 Unit11 Cellular Phones and Children 第12回 Unit12 Pets and Apartment Houses 第13回 Unit13 You Could Do Anything Unless You Take the Blame 第14回 Unit14 Fare Thee Well, the Ming Currency and Classic Chinese 第15回 Unit15 Weather: Everyone's Topic and Someone's Curse 定期試験 ■学習・教育目標および到達目標 この科目の単位修得は電気電子工学科エレクトロニクス・情報通信コースで設定した学習・教育到達目標Cの達成に 主体的に関与している。 受講生は、この授業を履修することによって、 1)英語の基本的語彙・文法を身につけ、 2)修得した語彙・文法を活用して英文を書き、 3)英語でコミュニケーションできる力を身につけるようになる。 ■授業時間外に必要な学修 日本語と全く違う英語を楽しむ余裕を身につけて下さい。与えられた課題は確実にこなして下さい。 ■教科書 [ISBN]9784863121560『Comprehensive Writing Student Book (104 pp)』(石井隆之, センゲージ・ラーニング : 2011) ■参考文献 必要に応じて授業時に指示します。 ■関連科目 ライティング1 ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 定期試験 50% 小テスト 20% 口頭発表および課題 30% ■授業評価アンケート実施方法 大学実施規定に準拠して行う。 ■オフィスアワー 最初の授業で通知する。 - 66 - 科目名: ライティング2 英文名: Writing 2 イ シ イ 担当者: 石井 シゲミツ 重光 単 位: 1単位 開講年次: 3 ~ 4年次 開講期: 後期 ■授業概要・方法等 「近大Can-Do枠組み」に基づき、英文を書くことを通して、これまでに学んだ文法知識を整理する。語彙力養成にも 重点を置き、基本的な構文の理解から始めて、自分の考え、さまざまなメッセージを正しくつたるための英文を書く ことを学ぶ。学生はノートを準備すること、すべてのワークを添削します。 第1回 イントロダクション 第2回 Unit 7 Explanation 第3回 Unit 7 Explanation 第4回 Unit 8 Information Report 第5回 Unit 8 Information Report 第6回 Unit 9 Discussion 第7回 Unit 9 Discussion 第8回 Unit 10 Formal Letter 第9回 Unit 10 Formal Letter 第10回 Unit 11 E-mail 第11回 Unit 11 E-mail 第12回 Unit 12 Informative Speech 第13回 Unit 12 Informative Speech 第14回 Unit 13 Persuasive Speech 第15回 Unit 13 Persuasive Speech 定期試験 ■学習・教育目標および到達目標 この科目の単位修得は電気電子工学科エレクトロニクス・情報通信コースで設定した学習・教育到達目標Cの達成に 主体的に関与している。 この科目の単位修得は電気電子工学科エレクトロニクス・情報通信コースが設定した学習・教育到達目標Cの達成に 主体的に関与している。 受講者は、この授業を履修することによって、 1) 英語の基礎的な語彙力・英文法能力を身につけ、 2) 習得した語彙を活用してさまざまな文章を書くことができ、 3) 自分の考えや人に伝えたいメッセージをうまく文章にまとめることができるようになる。 ■教科書 [ISBN]9784791910175 『Genre Approach to Paragraph Writing』(杉田、キャラカー、成美堂 : 2014) ■参考文献 適宜指示する。 ■関連科目 ライティング 1 ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 定期試験 50% 小テスト 20% 口頭発表および課題 30% ■授業評価アンケート実施方法 大学実施規定に準拠して行う。 ■研究室・E-mailアドレス 11号館342室 [email protected] ■オフィスアワー 最初の授業で通知する。 - 67 - 科目名: ライティング2 英文名: Writing 2 マツモト ショウコ 担当者: 松本 承子 単 位: 1単位 開講年次: 3 ~ 4年次 開講期: 後期 ■授業概要・方法等 この授業では基本的英文法と英語の基本語彙や実用的、実践的な表現を修得することに力点を置きながら、英作文能 力の向上をめざす。英語の短文の和文英作文からはじめ、その後自分の考えや様々なメッセージを英文で書けるよう にしていく。 第1回 イントロダクション 第2回 [16]「他人が~するのを見る」、[17]「~他人に~させる・してもらう・させてあげる」(i) 第3回 [17]「~他人に~させる・してもらう・させてあげる」(ii) 第4回 [18]「~他人に~される」[19]「昨日会った女の子」 第5回 [20] 「パーティーに来た男の子」 、 [21] 「ご主人がフランス人の女性~」 、 [22] 「米から作られるアルコール飲料~」 第6回 [23] 「あそこで踊っているおばさん~」 、 [24] 「帰る時間」 、 [25] 「魚がこげるにおい~」 、 [26] 「一番すきな食べ物~」 第7回 [26]「一番すきな食べ物~」、[27]「目が覚めたら~」、[28]「明日雨が降ったら」 第8回 [16]-[28]の復習テスト 第9回 [29]「一億円当たったら~」、[30]「~だったらいい」 第10回 [31]「~と思う」 第11回 [32]「~と思った」、[33]「どう思う?」 第12回 [34]「思ったより~」、[35]「これそれあれ」 第13回 [36]「~をします」、[37]好き嫌いの言い方、[38]「~られます・~ができます」 第14回 [39]「行きます・来ます」、[40]「あげます・もらいます」 第15回 [16] ~ [40]の復習 定期試験 ■学習・教育目標および到達目標 この科目の単位修得は電気電子工学科エレクトロニクス・情報通信コースで設定した学習・教育到達目標Cの達成に 主体的に関与している。 受講者は、この授業を履修することによって、 1)英語の基礎的な語彙力・英文法能力を身に付け、 2)修得した語彙を活用して様々な文章を英語で書くことができ、 3)自分の考えや人に伝えたいメッセージを、うまく文章にまとめることができるようになる。 ■授業時間外に必要な学修 各講義での課題を一通りマスターするように努めること。 ■教科書 [ISBN]9784881986486『ヒントと例文で学べる表現英作文―Useful Hints and Examples』(鈴木卓, 松柏社 : 2011) ■参考文献 必要に応じて授業時に指示する。 ■関連科目 ライティング1 ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 定期試験 50% 小テスト 20% 口頭発表および課題 30% ■授業評価アンケート実施方法 大学実施規定に準拠して行う。 ■オフィスアワー 最初の授業で通知する。 - 68 - 科目名: 科学技術英語1 <エレ情> 英文名: English for Science and Technology 1 カ ン ベ 担当者: 神戸 タ カ シ 尚志 単 位: 1単位 開講年次: 3年次 開講期: 5セメスター ■授業概要・方法等 技術者として必要なる英語力を実際の英文を使った演習を通して学ぶ。 英語技術専門書を用いて専門英語の読み方と書き方を実践的に学ぶ。 第1回 講義概要 第2回 技術英語入門 第3回 大きさと性質 第4回 比較と法助動詞 第5回 受動態表現について 第6回 専門英文の読解1 専門用語 第7回 専門英文の読解2 文の構造 第8回 専門英文の読解3 電気関連英文の和訳 第9回 専門英文の読解4 電子関係英文の和訳 第10回 英文専門書の読み方1 集積回路 第11回 英文専門書の読み方2 集積回路の製造 第12回 英文専門書の読み方3 CMOS回路 第13回 英文専門書の読み方4 集積回路の設計 第14回 英文専門書の読み方5 計算機援用設計 第15回 総合演習 定期試験は行わない。 ■学習・教育目標および到達目標 実社会で技術者として、技術英語文書の読解・作成、英語による表現・ヒアリングなどを行えるようになるための基 礎力を養成する。 ■授業時間外に必要な学修 共通教養で学んだ英語,特に基礎的な文法,構文,慣用句について復習する. 英文のヒアリング,リーディングを日常的に行う. TOEICなどの資格試験に挑戦する. ■教科書 UNIPAから資料を配布する。 ■関連科目 英語科目群 ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 講義中に行う演習 50% 総合演習における成績 50% ■授業評価アンケート実施方法 前期開講科目は7月頃、後期開講科目は12 ~ 1月頃に実施します。 ■研究室・E-mailアドレス システム設計工学(31号館3階) tkambe@ele.kindai.ac.jp ■オフィスアワー 金曜日2限、土曜日3限 - 69 - 科目名: 科学技術英語1 <エネ> 英文名: English for Science and Technology 1 ア ツ ミ 担当者: 渥美 ヒ サ オ 寿雄 単 位: 1単位 開講年次: 3年次 開講期: 5セメスター ■授業概要・方法等 技術者が仕事をしていく上で、英語の文献を読んだり、英語でコミュニケーションしたりすることは不可欠な能力である。 この授業では[語学]=[Logic]+[Feeling]として捉え、英文の組み立て(構造)をしっかりと解析すると同時に、その言葉に盛りこまれたフィーリン グやセンスを「感じる」能力として養成する。まず、 [Logic]の面については、理系英文(教科書)と音声を使って文章読解とリスニングの学習を進める。一方、 [Feeling]の面はビデオなどを使って、楽しみながら生き生きとした英語を勉強する。短いせりふの中にも理科系英語に役に立つ表現はいくらでもあることに 気づくとともに、リスニング、書き取りの練習も行う。 また、就職試験で英語で自己紹介することが求められることがあるので、英語で「3分間自己紹介」をする練習も行う。 なお、受講に当たっては、各自、必ずノートを用意してほしい。「手は第二の脳」とも言われているように、英語を目から、耳から、また口を通じてだけではなく、 手を通して学ぶことも上達には必要不可欠である。 第1回 導入説明、いろいろなグラフ、数量の表現 第2回 教科書 Unit 1: Reading Numbers 第3回 教科書 Unit 2: Natural Numbers 第4回 教科書 Unit 3: Differnet Kinds of Numbers 第5回 教科書 Unit 4: The Pythagorean Theorem 第6回 教科書 Unit 5: The Calculus 第7回 教科書 Unit 6: Vectors 第8回 教科書 Unit 7: Mechanics 第9回 これまでの復習 第10回 自己紹介の英語表現(1) 第11回 自己紹介の英語表現(2) 第12回 自己紹介の英語表現(3) 第13回 英語で自己紹介 第14回 一人ずつ英語で3分間自己紹介、総復習 第15回 総復習 定期試験 ■学習・教育目標および到達目標 1.理系英語に頻出する基本動詞、数学・科学表現および説明書、論文、仕様書などでよく使われる表現の初歩を習得する。 2.英語が上達する近道は「英語が好きになる」ことにある。英語が嫌いな人には、生きた言葉としての英語を感じるきっかけをつかんでほしい。 3.受身の学習ではなく、能動的に英語で自己表現ができることを目標とする。 ■授業時間外に必要な学修 人間の記憶は、覚えたつもりでも1時間後には56%を忘れ、1週間後には76%を忘れると言われる。この「忘却曲線」を意識して、十分に意味を理解した上で、 繰り返し学習することを勧めたい。授業でも反復を重視する。 ■教科書 [ISBN]9784764738614『Basic English for Engineers and Scientists-理工系の基礎英語』 (上原 慎吾・戸田和子・Richard Bozulich,金星堂:2008) その他、資料を配付する。 各自、必ずノートを用意すること。 ■参考文献 [ISBN]9784254100822『科学者のための英語口頭発表のしかた』(中山 茂, 朝倉書店:1989) [ISBN]9784789011136『やさしい英語で自分を語る』(浦島 久, ジャパンタイムズ:2002) [ISBN]9784939076206『英語で意見・考えを言える 表現2400』(星加 和美・石津ジュディス, ベレ出版:1999) ■関連科目 科学技術英語2 ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 定期試験 60% レポート(7回)20% 小テスト(1回)10% 自己紹介 10% ■授業評価アンケート実施方法 前期開講科目は7月頃、後期開講科目は12 ~ 1月頃に実施します。 ■研究室・E-mailアドレス 渥美教授室 31号館7階 [email protected] ■オフィスアワー 火曜日 10:00-12:00 - 70 - 科目名: 科学技術英語2 英文名: English for Science and Technology 2 ノ ガ ミ 担当者: 野上 マサノブ 雅伸 単 位: 1単位 開講年次: 3年次 開講期: 6セメスター ■授業概要・方法等 「科学技術英語1」(エネ環)に引き続き、理系英語に慣れ、英語の文献を読み、英語で情報を発信する能力を養う。就職試験・大学院入試などでTOEICスコア が重視されていることに対応するため、近大生が苦手にしているリスニングのコツを身につける練習も行う。また、科学技術の分野で実際に使用されている英 語を学びながら、専門知識と英語の間に橋渡しをする。さらに、与えられた英語を理解する「受身の英語学習」から「能動的に英語を使う学習」への転換を行 うため、自己紹介ややさしい理科関連のテーマについて発表してもらう。 第1回 教科書 Unit 8:Global Warming 第2回 教科書 Unit 9:Elements and Atoms 第3回 教科書 Unit 10:Electricity and Magnetism 第4回 教科書 Unit 11:The Big Bang 第5回 復習と演習 第6回 教科書 Unit 12:The Formation of Stars 第7回 教科書 Unit 13:The Formation of Planets 第8回 教科書 Unit 14:Near-Earth Objects 第9回 教科書 Unit 15:Black Holes 第10回 復習と演習 第11回 ミニ・プレゼンテーションの準備(1) 第12回 ミニ・プレゼンテーションの準備(2) 第13回 ミニ・プレゼンテーション(1) 第14回 ミニプレゼンテーション(2) 第15回 総復習 定期試験 ■学習・教育目標および到達目標 この科目の単位修得は電気電子工学科エレクトロニクス・情報通信コースで設定した学習・教育到達目標Cの達成に主体的に関与している。 1.化学、物理、工学、数学など理科系の文献で頻用される表現、基礎用語を学習する。 2.英語の文章題を解きながら、数理的な内容を英語で表現する方法を学ぶ。 3.英語によるプレゼンテーションの練習を行う。 ■授業時間外に必要な学修 「科学技術英語1」の場合と同様、 「忘却曲線」を意識して、十分に意味を理解した上で、繰り返し学習することを勧める。語学は「頭の良し悪し」よりも、スポー ツのように反復訓練する習慣を身につけることが重要。 ■教科書 [ISBN]9784764738614『Basic English for Engineers and Scientists―理工系の基礎英語』(上原 慎吾,金星堂) 「科学技術英語1」に引き続き、この教科書の後半について学習する。 このほか資料を配付する。 ■参考文献 [ISBN]9784062574204『理系のための英語便利帳―イラスト完全図解 (ブルーバックス)』(倉島 保美, 講談社) [ISBN]9784062573115『理系のための英語ライティング上達法―情報を正しく効果的に伝える技術 (ブルーバックス)』(倉島 保美, 講談社) [ISBN]9784062573641『理系のための英語論文執筆ガイド―ネイティブとの発想のズレはどこか? (ブルーバックス)』(原田 豊太郎, 講談社) [ISBN]9781888577099『1001 Solved Engineering Fundamentals Problems (2nd)』(Michael R. Lindeburg, Professional Pubns Inc) ■関連科目 科学技術英語1 ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 定期試験 70% 小テスト、英語による発表 30% ■授業評価アンケート実施方法 大学実施規程に準拠して行う。 ■研究室・E-mailアドレス 原子エネルギー化学研究室(22号館2階)[email protected] ■オフィスアワー 水曜日5限 - 71 - 科目名: オーラルイングリッシュ 1 英文名: Oral English 1 担当者: ウォルシュ シェイン ローレンス・テオドア オスティス・ガレス ジョーンズ・トラス コット ジョージ・ヒエタラヒティ エレキカレヴィ・ホーキング マーク・ジョセフ マッ カボイ・スコット ライリー 単 位: 1単位 開講年次: 1年次 開講期: 前期 ■授業概要・方法等 「近大Can-Do枠組み」に基づいて、リスニング・スピーキングの基礎力を養う。会話練習・ロールプレイ等を通して、 さまざまな生活の場面で用いられることばの機能と表現形式を学び、日常会話に必要な基礎的語彙・表現を身につけ る。また、身近な話題について口頭で簡潔に説明できるようにする。受講生はe-cubeでの活動にも参加する。 第1回 Class explanation 第2回 Greeting and self-introductions 第3回 Asking for and giving information (e.g., at the post office) 第4回 Clarifying and asking for repetition (e.g., at a bank) 第5回 Asking for and giving an opinion/agreeing and disagreeing 第6回 Explaining and giving a reason 第7回 Japanese culture, home stay conversation 第8回 Expressing likes, dislikes and preferences 第9回 Requesting and accepting/declining a request 第10回 Food / At a restaurant, tipping customs 第11回 Inviting and accepting or declining an invitation 第12回 Telephoning, making plans 第13回 Asking for & giving or refusing permission (e.g., on the plane) 第14回 Offering (to do) something, accepting or declining an offer 第15回 General course review ■学習・教育目標および到達目標 この科目の単位修得は電気電子工学科エレクトロニクス・情報通信コースで設定した学習・教育到達目標Cの達成に 主体的に関与している。 「近大Can-Do枠組み」のK-3/4の内容ができるようになります。 ■授業時間外に必要な学修 授業中に指定した予習、復習を必ず行うこと。 e-learningを積極的に活用し、語彙力の増強を図ること。 ■教科書 クラスにより使用テキストが異なります。 最初の授業で指示します。 ■参考文献 最初の授業で指示します。 ■関連科目 オーラルイングリッシュ 2 ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) Classwork 30% Quizzes/Tests 40% Reading (Homework) 30% ■授業評価アンケート実施方法 大学実施規程に準拠して行います。 ■研究室・E-mailアドレス 最初の授業で指示します。 ■オフィスアワー 最初の授業で指示します。 - 72 - 科目名: オーラルイングリッシュ 1(再) 英文名: Oral English 1 担当者: ホワイト ショーン・ガレス ジョーンズ・ブライアン スレイター・トラスコット ジョー イ ト ウ ジ・ホーキング マーク・スコット ライリー・伊藤 ジェニファリー 単 位: 1単位 開講年次: 1年次 開講期: 後期 ■授業概要・方法等 「近大Can-Do枠組み」に基づいて、リスニング・スピーキングの基礎力を養う。会話練習・ロールプレイ等を通して、 さまざまな生活の場面で用いられることばの機能と表現形式を学び、日常会話に必要な基礎的語彙・表現を身につけ る。また、身近な話題について口頭で簡潔に説明できるようにする。受講生はe-cubeでの活動にも参加する。 第1回 Class explanation 第2回 Greeting and self-introductions 第3回 Asking for and giving information (e.g., at the post office) 第4回 Clarifying and asking for repetition (e.g., at a bank) 第5回 Asking for and giving an opinion/agreeing and disagreeing 第6回 Explaining and giving a reason 第7回 Japanese culture, home stay conversation 第8回 Expressing likes, dislikes and preferences 第9回 Requesting and accepting/declining a request 第10回 Food / At a restaurant, tipping customs 第11回 Inviting and accepting or declining an invitation 第12回 Telephoning, making plans 第13回 Asking for & giving or refusing permission (e.g., on the plane) 第14回 Offering (to do) something, accepting or declining an offer 第15回 General course review ■学習・教育目標および到達目標 「近大Can-Do枠組み」のK-3/4の内容ができるようになります。 ■授業時間外に必要な学修 授業中に指定した予習、復習を必ず行うこと。 e-learningを積極的に活用し、語彙力の増強を図ること。 ■教科書 クラスにより使用テキストが異なります。 最初の授業で指示します。 ■参考文献 最初の授業で指示します。 ■関連科目 オーラルイングリッシュ 2 ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) Classwork 30% Quizzes/Tests 40% Reading (Homework) 30% ■授業評価アンケート実施方法 大学実施規程に準拠して行います。 ■研究室・E-mailアドレス 最初の授業で指示します。 ■オフィスアワー 最初の授業で指示します。 - 73 - 科目名: オーラルイングリッシュ 2 英文名: Oral English 2 担当者: ウォルシュ シェイン ローレンス・テオドア オスティス・ガレス ジョーンズ・トラス コット ジョージ・ヒエタラヒティ エレキカレヴィ・ホーキング マーク・ジョセフ マッ カボイ・スコット ライリー 単 位: 1単位 開講年次: 1年次 開講期: 後期 ■授業概要・方法等 「近大Can-Do枠組み」に基づいて、リスニング・スピーキングの基礎力を養う。会話練習・ロールプレイ等を通して、 さまざまな生活の場面で用いられることばの機能と表現形式を学び、日常会話に必要な基礎的語彙・表現を身につけ る。また、身近な話題について口頭で簡潔に説明できるようにする。受講生はe-cubeでの活動にも参加する。 第1回 Talking about the past 第2回 Asking for and giving directions, transportation 第3回 Talking about places and travel 第4回 Describing someone (physical, personality) 第5回 Talking about the family and personalities 第6回 Talking about clothing and the weather 第7回 Shopping, describing something and comparing 第8回 Expressing feelings 第9回 Describing symptoms and talking about health (e.g., at the doctor) 第10回 Asking for advice and suggesting 第11回 Complaining and apologizing (e.g., at a hotel front desk) 第12回 Persuading 第13回 Making a compliment and thanking 第14回 Talking about the future 第15回 General course review ■学習・教育目標および到達目標 この科目の単位修得は電気電子工学科エレクトロニクス・情報通信コースで設定した学習・教育到達目標Cの達成に 主体的に関与している。 「近大Can-Do枠組み」のK-3/4の内容ができるようになります。 ■授業時間外に必要な学修 授業中に指定した予習、復習を必ず行うこと。 e-learningを積極的に活用し、語彙力の増強を図ること。 ■教科書 クラスにより使用テキストが異なります。 最初の授業で指示します。 ■参考文献 最初の授業で指示します。 ■関連科目 オーラルイングリッシュ 1 ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) Classwork 30% Quizzes/Tests 40% Reading (Homework) 30% ■授業評価アンケート実施方法 大学実施規程に準拠して行います。 ■研究室・E-mailアドレス 最初の授業で指示します。 ■オフィスアワー 最初の授業で指示します。 - 74 - 科目名: オーラルイングリッシュ 2(再) 英文名: Oral English 2 担当者: ガレス ジョーンズ・ホワイト ショーン・ブライアン スレイター・トラスコット ジョー イ ト ウ ジ・ホーキング マーク・スコット ライリー・伊藤 ジェニファリー 単 位: 1単位 開講年次: 2年次 開講期: 前期 ■授業概要・方法等 「近大Can-Do枠組み」に基づいて、リスニング・スピーキングの基礎力を養う。会話練習・ロールプレイ等を通して、 さまざまな生活の場面で用いられることばの機能と表現形式を学び、日常会話に必要な基礎的語彙・表現を身につけ る。また、身近な話題について口頭で簡潔に説明できるようにする。受講生はe-cubeでの活動にも参加する。 第1回 Talking about the past 第2回 Asking for and giving directions, transportation 第3回 Talking about places and travel 第4回 Describing someone (physical, personality) 第5回 Talking about the family and personalities 第6回 Talking about clothing and the weather 第7回 Shopping, describing something and comparing 第8回 Expressing feelings 第9回 Describing symptoms and talking about health (e.g., at the doctor) 第10回 Asking for advice and suggesting 第11回 Complaining and apologizing (e.g., at a hotel front desk) 第12回 Persuading 第13回 Making a compliment and thanking 第14回 Talking about the future 第15回 General course review ■学習・教育目標および到達目標 「近大Can-Do枠組み」のK-3/4の内容ができるようになります。 ■授業時間外に必要な学修 授業中に指定した予習、復習を必ず行うこと。 e-learningを積極的に活用し、語彙力の増強を図ること。 ■教科書 クラスにより使用テキストが異なります。 最初の授業で指示します。 ■参考文献 最初の授業で指示します。 ■関連科目 オーラルイングリッシュ 1 ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) Classwork 30% Quizzes/Tests 40% Reading (Homework) 30% ■授業評価アンケート実施方法 大学実施規程に準拠して行います。 ■研究室・E-mailアドレス 最初の授業で指示します。 ■オフィスアワー 最初の授業で指示します。 - 75 - 科目名: オーラルイングリッシュ 3 英文名: Oral English 3 担当者: マイケル ジョン ウォーカー・パトリック ジャッジ・ガレス ジョーンズ・トマス サイ モン マーク・トラスコット ジョージ・ルドルフ ジュリー・アン・コリン ロジャース・ イ ト ウ 伊藤 ジェニファリー 単 位: 1単位 開講年次: 2 ~ 4年次 開講期: 前期 ■授業概要・方法等 『オーラルイングリッシュ 1・2』で学んだ内容をさらに深め、 「近大Can-Do枠組み」に基づいて、リスニング力・スピー キング力のさらなる向上を図る。理工分野や時事の話題等について、自分の考えや感想を発表したり、ディスカッショ ンを行うことによって、プレゼンテーション能力を養う。さらに、社会に出て役に立つコミュニケーションスキルを 身につける。 第1回 Course description, teacher policies, grading, etc. 第2回 Presentation Skills: Posture & Eye Contact / (Topic) Greetings, Introducing oneself 第3回 Presentation Skills: Posture & Eye Contact (cont.) / (Topic) Food 第4回 Presentation 1 第5回 Presentation Skills: Gestures / (Topic) Shopping 第6回 Presentation Skills: Gestures (cont.) / (Topic) Japanese Culture 第7回 Presentation 2 第8回 Presentation Skills: Voice Inflection & Pronunciation / (Topic) Transportation 第9回 Presentation Skills: Voice Inflection & Pronunciation (cont.) / (Topic) Work 第10回 Presentation 3 第11回 Presentation Skills: Effective Visuals / (Topic) Music 第12回 Presentation Skills: Effective Visuals (cont.) / (Topic) Travel 第13回 Presentation Skills: Effective Visuals (cont.) / (Topic) Family 第14回 Presentation 4 第15回 General course review ■学習・教育目標および到達目標 特定の話題について1分間以上のプレゼンテーションやディスカッションができる。 ■授業時間外に必要な学修 授業で習ったことを身近なものへ適用や応用し、その理解を深めること。そして、各授業で指示された課題に取り組 むこと。 ■教科書 最初の授業で指示する。 ■参考文献 最初の授業で指示する。 ■関連科目 オーラルイングリッシュ 1・2 英語演習1・2 ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) Presentations 40% Quizzes/Tests 30% Classwork & Homework 30% ■授業評価アンケート実施方法 大学実施規程に準拠して行います。 ■研究室・E-mailアドレス 最初の授業で指示する。 ■オフィスアワー 最初の授業で指示する。 - 76 - 科目名: オーラルイングリッシュ 3(再) 英文名: Oral English 3 担当者: ピーター バリー グラント・パトリック ジャッジ・ホワイト ショーン・リース ティナ エイドリアナ・ホワイト ウィリアム 単 位: 1単位 開講年次: 2 ~ 4年次 開講期: 後期 ■授業概要・方法等 『オーラルイングリッシュ 1・2』で学んだ内容をさらに深め、 「近大Can-Do枠組み」に基づいて、リスニング力・スピー キング力のさらなる向上を図る。理工分野や時事の話題等について、自分の考えや感想を発表したり、ディスカッショ ンを行うことによって、プレゼンテーション能力を養う。さらに、社会に出て役に立つコミュニケーションスキルを 身につける。 第1回 Course description, teacher policies, grading, etc. 第2回 Presentation Skills: Posture & Eye Contact / (Topic) Greetings, Introducing oneself 第3回 Presentation Skills: Posture & Eye Contact (cont.) / (Topic) Food 第4回 Presentation 1 第5回 Presentation Skills: Gestures / (Topic) Shopping 第6回 Presentation Skills: Gestures (cont.) / (Topic) Japanese Culture 第7回 Presentation 2 第8回 Presentation Skills: Voice Inflection & Pronunciation / (Topic) Transportation 第9回 Presentation Skills: Voice Inflection & Pronunciation (cont.) / (Topic) Work 第10回 Presentation 3 第11回 Presentation Skills: Effective Visuals / (Topic) Music 第12回 Presentation Skills: Effective Visuals (cont.) / (Topic) Travel 第13回 Presentation Skills: Effective Visuals (cont.) / (Topic) Family 第14回 Presentation 4 第15回 General course review ■学習・教育目標および到達目標 特定の話題について1分間以上のプレゼンテーションやディスカッションができる。 ■授業時間外に必要な学修 授業で習ったことを身近なものへ適用や応用し、その理解を深めること。そして、各授業で指示された課題に取り組 むこと。 ■教科書 最初の授業で指示する。 ■参考文献 最初の授業で指示する。 ■関連科目 オーラルイングリッシュ 1・2 英語演習1・2 ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) Presentations 40% Quizzes/Tests 30% Classwork & Homework 30% ■授業評価アンケート実施方法 大学実施規程に準拠して行います。 ■研究室・E-mailアドレス 最初の授業で指示する。 ■オフィスアワー 最初の授業で指示する。 - 77 - 科目名: オーラルイングリッシュ 4 英文名: Oral English 4 担当者: マイケル ジョン ウォーカー・パトリック ジャッジ・ガレス ジョーンズ・トマス サイ モン マーク・トラスコット ジョージ・ルドルフ ジュリー・アン・コリン ロジャース・ イ ト ウ 伊藤 ジェニファリー 単 位: 1単位 開講年次: 2 ~ 4年次 開講期: 後期 ■授業概要・方法等 『オーラルイングリッシュ3』に引き続き、「近大Can-Do枠組み」に基づいて、リスニング力・スピーキング力のさら なる向上を図る。理工分野や時事の話題等について、自分の考えや感想を発表したり、ディスカッションを行うこと によって、プレゼンテーション能力に磨きをかける。さらに、社会に出て役に立つコミュニケーションスキルを身に つける。 第1回 Course description, teacher policies, grading, etc. / (Topic) Summer Vacation 第2回 Presentation Skills: Explaining Visuals / (Topic) Sports 第3回 Presentation Skills: Explaining Visuals (cont.): Charts, Graphs & Data / (Topic) Your Home 第4回 Presentation 1 第5回 Presentation Skills: The Story Message (Overview)) / (Topic) Health 第6回 Presentation Skills: The Story Message (Overview) / (Topic) Animals 第7回 Presentation 2 第8回 Presentation Skills: Presentation Structure (Introduction, Body, Conclusion) / (Topic) Weather 第9回 Presentation Skills: Introduction & Introductory Phrases / (Topic) Media & Entertainment 第10回 Presentation 3 第11回 Presentation Skills: The Body (Using Evidence & Examples) / (Topic) America 第12回 Presentation Skills: Transitions & Sequencers / (Topic) Education 第13回 Presentation Skills: The Conclusion / (Topic) Other Cultures 第14回 Presentation 4 第15回 General course review ■学習・教育目標および到達目標 この科目の単位修得は電気電子工学科エレクトロニクス・情報通信コースで設定した学習・教育到達目標Cの達成に 主体的に関与している。 特定の話題について2分間以上のプレゼンテーションやディスカッションができる。 ■授業時間外に必要な学修 授業で習ったことを身近なものへ適用や応用し、その理解を深めること。そして、各授業で指示された課題に取り組 むこと。 ■教科書 最初の授業で指示する。 ■参考文献 最初の授業で指示する。 ■関連科目 オーラルイングリッシュ 1・2・3 英語演習1・2・3 ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) Presentations 40% Quizzes/Tests 30% Homework & Classwork 30% ■授業評価アンケート実施方法 大学実施規程に準拠して行います。 ■研究室・E-mailアドレス 最初の授業で指示する。 ■オフィスアワー 最初の授業で指示する。 - 78 - 科目名: オーラルイングリッシュ 4(再) 英文名: Oral English 4 担当者: ピーター バリー グラント・パトリック ジャッジ・ホワイト ショーン・リース ティナ エイドリアナ・ホワイト ウィリアム 単 位: 1単位 開講年次: 3 ~ 4年次 開講期: 前期 ■授業概要・方法等 『オーラルイングリッシュ3』に引き続き、「近大Can-Do枠組み」に基づいて、リスニング力・スピーキング力のさら なる向上を図る。理工分野や時事の話題等について、自分の考えや感想を発表したり、ディスカッションを行うこと によって、プレゼンテーション能力に磨きをかける。さらに、社会に出て役に立つコミュニケーションスキルを身に つける。 第1回 Course description, teacher policies, grading, etc. / (Topic) Summer Vacation 第2回 Presentation Skills: Explaining Visuals / (Topic) Sports 第3回 Presentation Skills: Explaining Visuals (cont.): Charts, Graphs & Data / (Topic) Your Home 第4回 Presentation 1 第5回 Presentation Skills: The Story Message (Overview)) / (Topic) Health 第6回 Presentation Skills: The Story Message (Overview) / (Topic) Animals 第7回 Presentation 2 第8回 Presentation Skills: Presentation Structure (Introduction, Body, Conclusion) / (Topic) Weather 第9回 Presentation Skills: Introduction & Introductory Phrases / (Topic) Media & Entertainment 第10回 Presentation 3 第11回 Presentation Skills: The Body (Using Evidence & Examples) / (Topic) America 第12回 Presentation Skills: Transitions & Sequencers / (Topic) Education 第13回 Presentation Skills: The Conclusion / (Topic) Other Cultures 第14回 Presentation 4 第15回 General course review ■学習・教育目標および到達目標 特定の話題について2分間以上のプレゼンテーションやディスカッションができる。 ■授業時間外に必要な学修 授業で習ったことを身近なものへ適用や応用し、その理解を深めること。そして、各授業で指示された課題に取り組 むこと。 ■教科書 最初の授業で指示する。 ■参考文献 最初の授業で指示する。 ■関連科目 オーラルイングリッシュ 1・2・3 英語演習1・2・3 ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) Presentations 40% Quizzes/Tests 30% Homework & Classwork 30% ■授業評価アンケート実施方法 大学実施規程に準拠して行います。 ■研究室・E-mailアドレス 最初の授業で指示する。 ■オフィスアワー 最初の授業で指示する。 - 79 - 科目名: アカデミックリーディング1 AR1-2 英文名: Academic Reading 1 ハシモト 担当者: 橋本 ケ イ コ 啓子 単 位: 1単位 開講年次: 2 ~ 4年次 開講期: 前期 ■授業概要・方法等 「英語演習1・2」で学んだ内容をさらに深め、英語のリーディング能力を中心に、総合的な英語能力のさらなる向上と 定着を図る。高学年で学術論文等の専門的な英語の文章を読み解く際の基礎力を養うため、まとまった量の英文を精 読または速読することを繰り返し、それぞれの英文に関連した演習問題もあわせて解きながら、英文の内容を理解す る力を高める。また、それらの英文や演習問題を通して語彙や文法の定着を図り、ライティングやスピーキングにも 活かせる様々な英語表現を学ぶ。 第1回 イントロダクション 第2回 Lesson 1: Mysteries 第3回 Lesson 1: Mysteries 第4回 Lesson 2: Favorite Foods 第5回 Lesson 2: Favorite Foods 第6回 Lesson 3: Cool Jobs 第7回 Lesson 3: Cool Jobs 第8回 Lesson 4: Shipwrecks 第9回 Lesson 4: Shipwrecks 第10回 Lesson 5: Science Investigators 第11回 Lesson 5: Science Investigators 第12回 Lesson 6: Explorers and Pioneers 第13回 Lesson 6: Explorers and Pioneers 第14回 まとめ 第15回 まとめ 定期試験 ■学習・教育目標および到達目標 英語の4技能(読む・聞く・話す・書く)の基礎力を確実にしながら、特に専門的な英語の文章を読むのに必要なリー ディングの基礎力が身につくことを目指す。 ■授業時間外に必要な学修 授業内で指定した予習・復習を必ず行うこと。 ■教科書 [ISBN]978-1-285-84700-9『Reading Explorer Foundations: Student Book』(Text only) (Nancy Douglas、Cengage Learning:2014) ■参考文献 必要に応じて授業時に指示する。 ■関連科目 アカデミックリーディング2 ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 定期試験 50% 小テスト 20% 口頭発表および課題 30% ■授業評価アンケート実施方法 大学実施規程に準拠して行う。 ■研究室・E-mailアドレス 最初の授業で通知する。 ■オフィスアワー 最初の授業で通知する。 - 80 - 科目名: アカデミックリーディング1 AR1-3 英文名: Academic Reading 1 ミヤモト 担当者: 宮本 ハ ル コ ミ サ キ ア ツ コ 晴子・三崎 敦子 単 位: 1単位 開講年次: 2 ~ 4年次 開講期: 前期 ■授業概要・方法等 「英語演習1・2」で学んだ内容をさらに深め、英語のリーディング能力を中心に、総合的な英語能力のさらなる向上と 定着を図る。高学年で学術論文等の専門的な英語の文章を読み解く際の基礎力を養うため、まとまった量の英文を精 読または速読することを繰り返し、それぞれの英文に関連した演習問題もあわせて解きながら、英文の内容を理解す る力を高める。また、それらの英文や演習問題を通して語彙や文法の定着を図り、ライティングやスピーキングにも 活かせる様々な英語表現を学ぶ。 第1回 イントロダクション 第2回 Unit 1 Millennials 第3回 Unit 2 Green Profits 第4回 Unit 3 Well-Loved Pets 第5回 復習 第6回 Unit 4 Italy's Fashion Kings 第7回 Unit 5 Viral Marketing 第8回 Unit 6 TED Talks 第9回 復習 第10回 Unit 7 The Gossip Media 第11回 Unit 8 Replanting the World's Forests 第12回 Unit 9 Adventure Tourism 第13回 復習 第14回 Unit 10 The Cannes Film Festival 第15回 復習 定期試験 ■学習・教育目標および到達目標 英語の4技能(読む・聞く・話す・書く)の基礎力を確実にしながら、特に専門的な英語の文章を読むのに必要なリー ディングの基礎力が身につくことを目指す。 ■授業時間外に必要な学修 授業内で指定した予習・復習を必ず行うこと。 ■教科書 [ISBN]978-4-523-17775-3『Reading Pass 2 (Second Edition)』 (Andrew E. Bennett、南雲堂:2015) ■参考文献 必要に応じて授業時に指示する。 ■関連科目 アカデミックリーディング2 ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 定期試験 50% 小テスト 20% 口頭発表および課題 30% ■授業評価アンケート実施方法 大学実施規程に準拠して行う。 ■研究室・E-mailアドレス 最初の授業で通知する。 ■オフィスアワー 最初の授業で通知する。 - 81 - 科目名: アカデミックリーディング1 AR2-1 英文名: Academic Reading 1 ス ズ キ 担当者: 鈴木 ヒロユキ 弘行 単 位: 1単位 開講年次: 2 ~ 4年次 開講期: 前期 ■授業概要・方法等 『英語演習1・2』で学んだ内容をさらに深め、英語のリーディング能力を中心に、総合的な英語能力のさらなる向上と 定着を図る。高学年で学術論文等の専門的な英語の文章を読み解く際の基礎力を養うため、まとまった量の英文を精 読または速読することを繰り返し、それぞれの英文に関連した演習問題もあわせて解きながら、英文の内容を理解す る力を高める。また、それらの英文や演習問題を通して語彙や文法の定着を図り、ライティングやスピーキングにも 活かせる様々な英語表現を学ぶ。 第1回 イントロダクション 第2回 Unit 1-1 分類・物質の成り立ち 第3回 Unit 1-1 分類・物質の成り立ち 第4回 Unit 1-2 とても小さな原子 第5回 Unit 2-1 比較・元素 第6回 Unit 2-1 比較・元素 第7回 Unit 2-2 生命を支える気体 第8回 Unit 3-1 原因と結果・色・光・音 第9回 Unit 3-2 光の反射について考える 第10回 Unit 4-1 仮説・運動と重力 第11回 Unit 4-2 ニュートンと運動 第12回 Unit 5-1 定義・エネルギー 第13回 Unit 5-2 E=mc2 第14回 Unit 6-1 例証・熱 第15回 Unit 6-2 熱の伝導 定期試験 ■学習・教育目標および到達目標 英語の4技能(読む・聞く・話す・書く)の基礎力を確実にしながら、特に専門的な英語の文章を読むのに必要なリー ディングの基礎力が身につくことを目指す。 ■授業時間外に必要な学修 授業内で指定した予習・復習を必ず行うこと。 ■教科書 [ISBN]9784523174585『English for science 役に立つ科学技術英語』(Fran Zimmerman他, 南雲堂 : 2004) ■参考文献 必要に応じて授業時に指示する。 ■関連科目 アカデミックリーディング2 ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 定期試験 50% 小テスト 20% 口頭発表および課題 30% ■授業評価アンケート実施方法 大学実施基準に準拠して行う。 ■研究室・E-mailアドレス 最初の授業で通知する。 ■オフィスアワー 最初の授業で通知する。 - 82 - 科目名: アカデミックリーディング1 AR2-2 英文名: Academic Reading 1 ヤ ス ダ 担当者: 安田 サ チ コ コ イ タ ヒ ロ ミ サイトウ ヒ ロ キ 幸子・小板 裕美・斉藤 裕己 単 位: 1単位 開講年次: 2 ~ 4年次 開講期: 前期 ■授業概要・方法等 『英語演習1・2』で学んだ内容をさらに深め、英語のリーディング能力を中心に,総合的な英語能力のさらなる向上と 定着を図る。高学年で学術論文等の専門的な英語の文章を読み解く際の基礎力を養うため,まとまった量の英文を精 読または速読することを繰り返し、それぞれの英文に関連した演習問題もあわせて解きながら、英文の内容を理解す る力を高める。また,それらの英文や演習問題を通して語彙や文法の定着を図り,ライティングやスピーキングにも 活かせる様々な英語表現を学ぶ。 第1回 イントロダクション 第2回 Unit 1 Amazing Animals 第3回 Unit 1 Amazing Animals 第4回 Unit 2 Travel and Adventure 第5回 Unit 2 Travel and Adventure 第6回 Unit 3 Music and Fesivals 第7回 Unit 3 Music and Fesivals 第8回 Review 1 City in the Clouds 第9回 Unit 4 Other Worlds 第10回 Unit 4 Other Worlds 第11回 Unit 5 City Living 第12回 Unit 5 City Living 第13回 Unit 6 Clothing and Fashion 第14回 Unit 6 Clothing and Fashion 第15回 Review 2 Ancient Capitals 定期試験 ■学習・教育目標および到達目標 英語の4技能(読む・聞く・話す・書く)の基礎力を確実にしながら、特に専門的な英語の文章を読むのに必要なリー ディングの基礎力が身につくことを目指す。 ■授業時間外に必要な学修 授業内で指定した予習・復習を必ず行うこと。 ■教科書 [ISBN]9781285846859『Reading Explorer 1 (second edition)』(Text only), (Nancy Douglas, センゲージ・ラーニング : 2015) ■参考文献 必要に応じて授業時に指示する。 ■関連科目 アカデミックリーディング2 ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 定期試験 50% 小テスト 20% 口頭発表および課題 30% ■授業評価アンケート実施方法 大学実施基準に準拠して行う。 ■研究室・E-mailアドレス 最初の授業で通知する。 ■オフィスアワー 最初の授業で通知する。 - 83 - 科目名: アカデミックリーディング2 AR1-2 英文名: Academic Reading 2 ハシモト 担当者: 橋本 ケ イ コ 啓子 単 位: 1単位 開講年次: 2 ~ 4年次 開講期: 後期 ■授業概要・方法等 「英語演習1・2」で学んだ内容をさらに深め、英語のリーディング能力を中心に、総合的な英語能力のさらなる向上と 定着を図る。高学年で学術論文等の専門的な英語の文章を読み解く際の基礎力を養うため、まとまった量の英文を精 読または速読することを繰り返し、それぞれの英文に関連した演習問題もあわせて解きながら、英文の内容を理解す る力を高める。また、それらの英文や演習問題を通して語彙や文法の定着を図り、ライティングやスピーキングにも 活かせる様々な英語表現を学ぶ。 第1回 イントロダクション 第2回 Lesson 7: Mind's Eye 第3回 Lesson 7: Mind's Eye 第4回 Lesson 8: Animal Wonders 第5回 Lesson 8: Animal Wonders 第6回 Lesson 9: Incredible Domes 第7回 Lesson 9: Incredible Domes 第8回 Lesson 10: Wild Weather 第9回 Lesson 10: Wild Weather 第10回 Lesson 11: Giants of the Past 第11回 Lesson 11: Giants of the Past 第12回 Lesson 12: Technology 第13回 Lesson 12: Technology 第14回 まとめ 第15回 まとめ 定期試験 ■学習・教育目標および到達目標 英語の4技能(読む・聞く・話す・書く)の基礎力を確実にしながら、特に専門的な英語の文章を読むのに必要なリー ディングの基礎力が身につくことを目指す。 ■授業時間外に必要な学修 授業内で指定した予習・復習を必ず行うこと。 ■教科書 [ISBN]978-1-285-84700-9『Reading Explorer Foundations: Student Book』(Text only) (Nancy Douglas、Cengage Learning:2014) ■参考文献 必要に応じて授業時に指示する。 ■関連科目 アカデミックリーディング1 ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 定期試験 50% 小テスト 20% 口頭発表および課題 30% ■授業評価アンケート実施方法 大学実施規程に準拠して行う。 ■研究室・E-mailアドレス 最初の授業で通知する。 ■オフィスアワー 最初の授業で通知する。 - 84 - 科目名: アカデミックリーディング2 AR1-3 英文名: Academic Reading 2 ミヤモト 担当者: 宮本 ハ ル コ ミ サ キ ア ツ コ 晴子・三崎 敦子 単 位: 1単位 開講年次: 2 ~ 4年次 開講期: 後期 ■授業概要・方法等 「英語演習1・2」で学んだ内容をさらに深め、英語のリーディング能力を中心に、総合的な英語能力のさらなる向上と 定着を図る。高学年で学術論文等の専門的な英語の文章を読み解く際の基礎力を養うため、まとまった量の英文を精 読または速読することを繰り返し、それぞれの英文に関連した演習問題もあわせて解きながら、英文の内容を理解す る力を高める。また、それらの英文や演習問題を通して語彙や文法の定着を図り、ライティングやスピーキングにも 活かせる様々な英語表現を学ぶ。 第1回 イントロダクション 第2回 Unit 11 Giving Away Billions 第3回 Unit 12 Computer Actors 第4回 Unit 13 New York City 第5回 復習 第6回 Unit 14 Fresh Water: A Growing Crisis 第7回 Unit 15 Exporting Culture 第8回 Unit 16 Aging Populations 第9回 復習 第10回 Unit 17 The Power of YouTube 第11回 Unit 18 Sotheby's 第12回 Unit 19 Yoga 第13回 復習 第14回 Unit 20 Crime-Fighting Scientists 第15回 復習 定期試験 ■学習・教育目標および到達目標 英語の4技能(読む・聞く・話す・書く)の基礎力を確実にしながら、特に専門的な英語の文章を読むのに必要なリー ディングの基礎力が身につくことを目指す。 ■授業時間外に必要な学修 授業内で指定した予習・復習を必ず行うこと。 ■教科書 [ISBN]978-4-523-17775-3『Reading Pass 2 (Second Edition)』 (Andrew E. Bennett、南雲堂:2015) ■参考文献 必要に応じて授業時に指示する。 ■関連科目 アカデミックリーディング1 ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 定期試験 50% 小テスト 20% 口頭発表および課題 30% ■授業評価アンケート実施方法 大学実施規程に準拠して行う。 ■研究室・E-mailアドレス 最初の授業で通知する。 ■オフィスアワー 最初の授業で通知する。 - 85 - 科目名: アカデミックリーディング2 AR2-1 英文名: Academic Reading 2 ス ズ キ 担当者: 鈴木 ヒロユキ 弘行 単 位: 1単位 開講年次: 2 ~ 4年次 開講期: 後期 ■授業概要・方法等 『英語演習1・2』で学んだ内容をさらに深め、英語のリーディング能力を中心に、総合的な英語能力のさらなる向上と 定着を図る。高学年で学術論文等の専門的な英語の文章を読み解く際の基礎力を養うため、まとまった量の英文を精 読または速読することを繰り返し、それぞれの英文に関連した演習問題もあわせて解きながら、英文の内容を理解す る力を高める。また、それらの英文や演習問題を通して語彙や文法の定着を図り、ライティングやスピーキングにも 活かせる様々な英語表現を学ぶ。 第1回 イントロダクション 第2回 Unit 7-1 証拠づけ・喫煙・麻薬・アルコール 第3回 Unit 7-1 証拠づけ・喫煙・麻薬・アルコール 第4回 Unit 7-2 麻薬の危険性 第5回 Unit 8-1 実験・電気と磁気 第6回 Unit 8-1 実験・電気と磁気 第7回 Unit 8-2 磁石の魔法 第8回 Unit 9-1 計算・液体と気体 第9回 Unit 9-2 なぜ物体は浮くの? 第10回 Unit 10-1 報告・生命の起源 第11回 Unit 10-2 進化 第12回 Unit 11-1 記述・宇宙 第13回 Unit 11-2 月旅行、素敵かしら? 第14回 Unit 12-1 予測・天候 第15回 Unit 12-2 天気の不思議 定期試験 ■学習・教育目標および到達目標 英語の4技能(読む・聞く・話す・書く)の基礎力を確実にしながら、特に専門的な英語の文章を読むのに必要なリー ディングの基礎力が身につくことを目指す。 ■授業時間外に必要な学修 授業内で指定した予習・復習を必ず行うこと。 ■教科書 [ISBN]9784523174585『English for science 役に立つ科学技術英語』(Fran Zimmerman他, 南雲堂 : 2004) ■参考文献 必要に応じて授業時に指示する。 ■関連科目 アカデミックリーディング1 ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 定期試験 50% 小テスト 20% 口頭発表および課題 30% ■授業評価アンケート実施方法 大学実施基準に準拠して行う。 ■研究室・E-mailアドレス 最初の授業で通知する。 ■オフィスアワー 最初の授業で通知する。 - 86 - 科目名: アカデミックリーディング2 AR2-2 英文名: Academic Reading 2 ヤ ス ダ 担当者: 安田 サ チ コ コ イ タ ヒ ロ ミ サイトウ ヒ ロ キ 幸子・小板 裕美・斉藤 裕己 単 位: 1単位 開講年次: 2 ~ 4年次 開講期: 後期 ■授業概要・方法等 『英語演習1・2』で学んだ内容をさらに深め、英語のリーディング能力を中心に,総合的な英語能力のさらなる向上と 定着を図る。高学年で学術論文等の専門的な英語の文章を読み解く際の基礎力を養うため,まとまった量の英文を精 読または速読することを繰り返し、それぞれの英文に関連した演習問題もあわせて解きながら、英文の内容を理解す る力を高める。また,それらの英文や演習問題を通して語彙や文法の定着を図り,ライティングやスピーキングにも 活かせる様々な英語表現を学ぶ。 第1回 イントロダクション 第2回 Unit 7 Dinosaurs Come Alive 第3回 Unit 7 Dinosaurs Come Alive 第4回 Unit 8 Stories and Storytellers 第5回 Unit 8 Stories and Storytellers 第6回 Unit 9 Tough Jobs 第7回 Unit 9 Tough Jobs 第8回 Review 3 Land of Legends 第9回 Unit 10 Pyramid Builders 第10回 Unit 10 Pyramid Builders 第11回 Unit 11 Legends of the Sea 第12回 Unit 11 Legends of the Sea 第13回 Unit 12 Vanished! 第14回 Unit 12 Vanished! 第15回 Review 4 The Hidden Warriors 定期試験 ■学習・教育目標および到達目標 英語の4技能(読む・聞く・話す・書く)の基礎力を確実にしながら、特に専門的な英語の文章を読むのに必要なリー ディングの基礎力が身につくことを目指す。 ■授業時間外に必要な学修 授業内で指定した予習・復習を必ず行うこと。 ■教科書 [ISBN]9781285846859『Reading Explorer 1 (second edition)』(Text only), (Nancy Douglas, センゲージ・ラーニング : 2015) ■参考文献 必要に応じて授業時に指示する。 ■関連科目 アカデミックリーディング1 ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 定期試験 50% 小テスト 20% 口頭発表および課題 30% ■授業評価アンケート実施方法 大学実施基準に準拠して行う。 ■研究室・E-mailアドレス 最初の授業で通知する。 ■オフィスアワー 最初の授業で通知する。 - 87 - 第二外国語について (平成 25・26・27・28 年入学生用) 第二外国語教育の共通基本目標 From To 中学・高校を通じて英語を勉強したが、 英語以外の外国語も今から身につけて ① ケーションができる。 ② おきたい。 外国人と臆することなくコミュニ 国際感覚と広い視野が身につく。 “From To”を実現する手段としての「近畿大学の第二外国語教育」 ― 今しかない、ゼロから始める楽しい第二外国語 ― 共通基本目標 1.独仏中韓を基軸とした英語以外の言語も学習し、これらの外国語の学習を通して多元的な世界 の見方ができる力を培う。 2.一人一人のレベルに応じて到達目標を設定し、その達成度を確認しつつ段階的に外国語の運用 能力を向上させる。 3. 多様化する国際社会において相互に尊重し信頼し合う上で必要な知識を習得し、異文化への 理解を深め、国際的な感覚を高める。 具体的方策 上記の目標を達成するために以下の具体的方策を実施する。 1.希望する第二外国語を選択し履修できるクラス編成。新しく学ぶ外国語の基本要素が確実に身 につく基幹科目。知識を実用レベルにまで高める発展科目。 2.自己評価により現在のレベルを確認し、次の目標を設定して自律的に学習できるシステム。教 員によるきめ細かい学習支援。 3. 「ことばと文化」 「国際化と異文化理解」などの教養講座と語学教育との連携。ことばを通して 文化に接し、文化を学ぶことによって国際的視野と深い教養が身につく授業。 4.授業外活動による学生の学習意欲の向上。語学センター講座(検定対策講座を含む) 、スピー チコンテストなど学内における交流。留学及び海外研修の支援。 5.学生一人一人の意欲とニーズに応える学習指導体制。教員による学生個人を対象とする学習相 談。 6.学部専門教育との連携・橋渡し。各学部の特色を最大限に生かした第二外国語教育。専門教育 と多様な外国語をリンクさせる発展科目の整備・充実。 - 91 - 第二外国語について なぜ大学で第二外国語を学ぶのでしょうか? あなたは、第二外国語を学びたいと思いますか? 本学では、多くの学部において第二外国語は 必修科目ではなく、選択科目のひとつです。しかし、実際はほとんどの学生が第二外国語を履修し ています。みなさんの先輩にその動機を尋ねると、 「英語以外の外国語を話せるようになりたい」 、 「英語の単位だけでは足りないから」といった答えが返ってきます。 どうして大学で第二外国語を学ぶのでしょうか? 地球規模でのネットワーク化が進行している 今日にあって、国際社会におけるコミュニケーション言語として、英語が重要なことは言うまでも ありません。しかし一方で、世界は、新たな多文化・多言語社会へと向かっています。中国や韓国 をはじめとするアジアの国々との交流だけでなく、EU諸国との関係も日本にとって重要です。現 代の日本を作り上げてきた歴史や文化は、英語圏以外の多様な国々からの影響も受けているのです。 第二外国語を学ぶことは、自分の知見や価値観を広げ、またそのことばを母語とする人々について、 深く学ぶ機会であり、国際社会において不可欠な教養を得る機会と言えるでしょう。 しかし、一部の学部を除いて、一年次に履修可能な第二外国語の授業は週一回の 90 分しかあり ません。ただ受動的に授業を聴いているだけでは、流暢に話せるようにはなりません。それでは意 味がないと思う人もいるでしょう。しかし、実際に、第二外国語の授業を楽しみにしている人たち がたくさんいるのです。それはなぜか、答えは単純です。第二外国語を学ぶことには「新しいこと を知る喜び」があるからです。 そもそも、大学での外国語学習は、流暢に話せるようになることだけを目的としてはいません。 話すことはあくまで手段の一つなのです。大学では、そのことばを形成してきた文化的背景や、こ とばの構造から日本とは異なる文化を知ることを目的としています。そこに「知る喜び」を感じて、 そのことばを積極的に学べば学ぶほど、語学もまた自然と上達していきます。事実、毎年、語学検 定試験の高難度の級に合格し、語学力と多様な価値観を身につけて、世界に羽ばたいてゆく先輩も 少なくありません。 日本にも外国の方がたくさんいます。かれらが一生懸命日本語で話しかけてくれると、自分たち の文化を認めてもらえたような気がして、うれしくはありませんか? 多様なことばを知ることは、 多様な文化を認め、そこに住む人々と文化的に近づくことでもあるのです。それは旅行や留学、将 来の海外赴任にも活かされることでしょう。たとえ流暢でなくとも、さまざまなことばを話そうと する人は多くの友人や思い出を得られるものです。 本学では、多様化する国際社会の要請に応じて、諸外国の言語を学び、その文化に固有の伝統や 考え方を理解することを第二外国語教育の最重要目標としています。世界を見渡す視点を日本や英 語圏からずらしてみるとまた違った世界が見えてきます。視点は多ければ多いほど、世界は広がり をもつはずです。ことばを学ぶことによって開かれる世界は、無限なのです。 いまこそ、第二外国語を学んでみませんか? - 92 - ドイツ語について 「ドイツ語」と聞くと、何だか堅苦しくて難しそう、というイメージを抱く人が多いかもしれま せん。本当にそうでしょうか。ドイツ語は英語と同じ西ゲルマン語という仲間に属し、英語とかな り近い関係にあるので、単語や文法体系に共通点が多く、しかも発音は英語よりずっと簡単です。 語順などもむしろ日本語に似ているところがあり、私たち日本人にとっては特に学びやすい外国語 だと言えます。 ではドイツ語はどこで、どのくらい多くの人々が話しているのでしょうか。ドイツ語圏にはドイ ツ(人口約 8200 万人)を始め、オーストリア(約 800 万人)、スイス(ドイツ語人口は約 500 万 人)、そしてリヒテンシュタイン(約 3 万人)が含まれます。この他ルクセンブルクでもドイツ語 が公用語のひとつとなっており、またドイツと国境を接する地域や東欧でもドイツ語を話す人たち がおり、世界のドイツ語話者人口はほぼ1億人、EU(ヨーロッパ連合)の中でドイツ語は最も多 く話されている言葉となっています。 さて皆さんは、ドイツ語やドイツ語圏について、何を知っているでしょうか。最近ではゲームを 通じてドイツ語やドイツ文化(ゲルマン神話を含む)にふれる機会が増えているようですが、子供 の時にグリム童話を読んだという人、モーツァルトやベートーヴェン、あるいはクラフトワークに 代表されるテクノ・ミュージシャンの音楽が好きだという人も少なくないでしょう。オーストリア の首都ウィーンで花開いた世紀末の文化は今もなお私たちを惹きつけて離しません。また、環境先 進国・福祉先進国として有名なドイツから、日本が多くのことを学んでいることはよく知られてい ます。ドイツと言えばやはりベンツやBMWに代表されるクルマがあり、一度はアウトバーンを走 ってみたいと思っている人、サッカーのブンデスリーガに興味を持っている人もいるでしょう。最 近ではドイツ語圏の映画が日本公開される機会も増えました。そうした関心や興味を手がかりにし て、ドイツ語の勉強を始めてみましょう。現在はインターネットを使ってドイツ語圏の情報が瞬時 に手に入り、英語圏のソースとは異なったものの見方、考え方に触れることもできます。また、ド イツ語圏での旅行や語学研修も簡単に行える時代です。たとえ片言でもドイツ語を使って買い物や 現地の人との会話ができたら、旅の楽しみが増し、印象も全然違ったものになるでしょう。ドイツ 語を学ぶことを通して、自分の世界を広げていきましょう。 <辞書と参考書> 語学を学ぶには辞書が必要です。初級の段階では、なるべく紙の辞書を使うようにしましょう。 用例が見やすく、書き込みも容易だからです。参考書は必需品ではありませんが、必要に応じて自 主学習に役立てましょう。どちらも先生の説明を聞いて自分に合ったものを選び、早く使い慣れて ください。 おすすめ辞書 『クラウン独和辞典』(三省堂) 『新アクセス独和辞典』(三修社) 『新アポロン独和辞典』 (同学社) 『エクセル独和辞典』(郁文堂)他 おすすめ参考書 『ドイツ語のしくみ(CDつき)』(白水社)他 - 93 - フランス語について フランスというと、皆さんは何を思い浮かべますか? フランス料理やワインなど、グルメの国。 スイーツ大国。最近ではミシュランガイドの名前がテレビで聞かれることも多くなりました。また 世界のファッションをリードする国でもあります。スポーツでも、サッカーや柔道やフィギュアス ケートなどさまざまな種目で、フランス語圏の選手たちがめざましい活躍をしていますね。それに ロワールの古城やモン・サン・ミシェルに代表される数多くの世界遺産を有する国でもあります。 でもそれだけではなく、フランスはヨーロッパで一番のマンガ大国というような意外な一面も持っ ているのです! そんな多様で豊かな文化への入口として「フランス語」を勉強してみませんか? フランス語は英語と同じアルファベットを使い、英語と共通する単語も多いので、とても簡単に 学ぶことができます。しかも英語に次ぐ第二の国際語で、国連やオリンピックでも英語と並んで使 われる言葉です。それにフランス語はフランス本国だけでなく、世界中で広く使われています。ヨ ーロッパのベルギーやスイス、アフリカ諸国、カナダのケベック州やアメリカの一部、中南米諸国 やアジア、中東でもフランス語は使われています。世界でフランス語を話す人は、何とフランスの 人口の4倍もいるのです! 世界で2億6千万人が話している言語、それがフランス語です。 グローバル化がしきりに言われる現代にあって、世界的な言語としてのフランス語の重要性はい っそう高まってきています。フランス語を知ることによって、日本やアメリカとはまた違った視点 から世界を眺めることができるようになるでしょう。英語だけではなく、さらにフランス語の知識 を身につけることは、皆さんにとっても貴重な知的財産の一つとなるはずです。フランス語はまた 明晰さと論理性に富む言語であると言われますが、フランス語の学習が論理的な思考力の育成と、 新しい視点からの異文化理解に役立つことを願っています。さあ、一緒に楽しくフランス語を学び ましょう! <辞書と参考書> 辞書 外国語を勉強する上で一番基本となる参考書は、何と言っても辞書に他なりません。最初か らいきなり語彙数の多い大型辞書を買うよりも、次に挙げるような「学習仏和辞典」で勉強 を始めるのがいいでしょう。 「ディコ仏和辞典」(白水社) 「クラウン仏和辞典」(三省堂) 「プチ・ロワイヤル仏和辞典」 (旺文社) 参考書 など 講義の中でも文法は分かりやすく詳しく説明しますが、自分で分からないところを確認し、 知識をさらに深めるのには、次のような文法参考書をおすすめします。 「新・リュミエール フランス文法参考書」(駿河台出版社) 「大学で始めるフランス語」(駿河台出版社) - 94 - など 中国語について 「中国」と聞いてみなさんはどんなことを連想しますか? 反日デモ、PM2.5、「爆買 い」……。最近の中国をめぐる報道を見て、中国に対してよいイメージを持っていない 人もいることでしょう。中国は広大な国土を抱え、13 億を超えるさまざまな人々が暮 らしています。中国人 13 億人すべてが「反日」? そんなことはないはずです。 中国は、改革開放以来、急速な経済発展を遂げてきました。今や日本にとって最大の 貿易相手国であり、生産地としても市場としても、日本経済の重要な鍵を握っています。 また、日中の距離は、飛行機でわずか 2 時間程度。ビジネスや観光をはじめ、人々の交 流も活発です。みなさんも、街中で中国語を耳にしたり、アルバイト先で中国の人と知 り合う機会も多いのではないでしょうか。 日本と中国、お互いの理解を深めるために私たちができることは何でしょう? その 答えの一つは、「中国語」を学ぶことです。広大な中国には、お互いの意思疎通が不可 能なほど多様な方言が存在しますが、私たちが学ぶ中国語は、「普通話」と呼ばれる標 準語であり、中国全土だけでなく、台湾や香港、シンガポール、世界中にあるチャイナ タウンでも使える、中華圏の共通語です。また、日本は中国と同じく、漢字文化圏に属 します。中国では「簡体字」という簡略化された漢字、台湾や香港では「繁体字」とい う旧来の漢字を用いていますが、いずれにせよ漢字。日本人は中国語を学ぶのに極めて 有利です。漢字に助けられつつ、中国語を学べば、広い中華圏への扉を開くことができ るのです。 百聞は一見にしかず、在学中にぜひ一度、中国や台湾へ、旅行や留学をしてみてはい かがでしょうか。本学では、短期語学研修(台湾 3 週間、北京 4 週間)を提供していま す。研修に参加し、異なる文化や価値観に触れることで、大きな刺激を得られることで しょう。 また、実用的な中国語を資格として身に付け、就職活動に備えるのもいいでしょう。 本学のカリキュラムは、「中国語検定試験」にも対応して構成されています。語学セン ター(11 月ホール 2 階)では、会話や検定対策など、豊富な講座を無料で提供してい ます。 日中両国の関係がぎくしゃくしている時代だからこそ、確かで豊かな知識と広い視野 を備えた国際人が求められています。今こそ、中国語を学びませんか? <辞書と参考書> 辞書 旅行や留学へ持参し、コミュニケーションツールとして活用することを考えると、 最初は携帯用で、日中と併せて一冊のものを購入するのがいいでしょう。 『デイリーコンサイス中日・日中辞典』(三省堂) 『ポケットプログレッシブ中日・日中辞典』(小学館) 『中日辞典 第二版』(小学館) 『中日辞典 第三版』(講談社) 『東方中国語辞典』(東方書店) 『中国語辞典』(白水社) 参考書 授業と並行して、気軽な入門書を読んでみてはどうでしょう。 『はじめての中国語』(講談社現代新書) 『中国語はじめの一歩』(ちくま新書) 『中国語文法・完成マニュアル』(白帝社) 『よくわかる中国語文法』(白帝社) - 95 - 韓国語について 日本に最も近い隣の地域、朝鮮半島で話されている韓国語(朝鮮語)は、日本語と非常 に似通ったことばとして知られています。例えばどんなところが似ているか?まずは語順 が似ています。「昨日本屋で買った本、すごくおもしろかったよ」という文も、単語をそれ ぞれ置き換えていくだけでできあがってしまいます。他には漢字由来の語を使う、という 点も似ています。例を挙げれば、「新聞」「高速道路」といった語も韓国語で同じように用 いられます。発音はそれぞれ「シンムン」 「コソクトロ」となりますが、 「しんぶん」と「シ ンムン」、「こうそくどうろ」と「コソクトロ」 、何となく音も似ています。類似は他にもい ろいろありますが、日本語をよく知っている皆さんにとって、どれも勉強しやすいことば だと感じることができます。 しかし、異なることばですから当然違いもあります。まず使われる文字が違います。韓 国語で使われる文字「ハングル」は、15 世紀に作り出されたものです。今でもその使用説 明書が残っているという、世界でも珍しい文字です。初めて韓国語を学ぶ皆さんは、まず このハングルを学ぶことからスタートします。ハングルさえ読み書きできるようになれば、 後は韓国語のすばらしい世界が広がっていきます。ぜひ頑張りましょう。 日本と朝鮮半島との交流は先史時代から続いているといわれますが、21 世紀を迎えてさ らに活発になってきました。今では、週末を利用して韓国へちょっと旅行に、ということ が簡単にできるようになっています。最近ではテレビや映画でも韓国語に触れる機会が増 えています。学んだ内容をすぐに実践できる、というのも韓国語学習の楽しみの一つとい えるでしょう。また本学では、韓国の多くの大学(慶煕大学、釜山外国語大学、仁荷大学、 高麗大学、漢陽大学など)と交流協定を結んでおり、春休みや夏休みを利用しての語学研 修プログラム、学部への交換留学プログラムなどを通じて、皆さんの韓国語学習をサポー トしています。 最も近い隣の地域、朝鮮半島のことばを足がかりに、広くアジア、世界へと目を向けて みましょう。そしてそれは、自らのことば、文化を再認識することにつながります。まず は韓国語から、その一歩を踏み出してみませんか。 <辞書と参考文献> 辞書:辞書等が必要な場合には講義で指示しますが、以下のようなものがあります。 『朝鮮語辞典』(小学館)、『コスモス朝和辞典』 (白水社)、 『韓日辞典』 (三修社)など 参考書:参考書についても、講義内で適宜指示します。 - 96 - 第二外国語科目一覧 配当学年 単位 学期 ドイツ語総合1 1 1 前 ドイツ語総合2 1 1 後 フランス語総合1 1 1 前 フランス語総合2 1 1 後 中国語総合1 1 1 前 中国語総合2 1 1 後 韓国語総合1 1 1 前 韓国語総合2 1 1 後 日本人またはネイティブ ドイツ語総合3 2 1 前 教員担当科目 ドイツ語総合4 2 1 後 フランス語総合3 2 1 前 フランス語総合4 2 1 後 中国語総合3 2 1 前 中国語総合4 2 1 後 韓国語総合3 2 1 前 韓国語総合4 2 1 後 科 目 名 備 考 第二外国語履修のガイドライン *履修希望者は、下記の履修条件を満たしている者に限る。 科目名 履修条件 ドイツ語 同一言語を1・2継続して履修登録すること。 フランス語 総合1・2 中国語 履修する言語において、「総合1」を履修せずに、 それぞれの「総合2」を履修することはできない 韓国語 同一言語を3・4継続して履修登録すること ドイツ語 フランス語 総合3・4 前年までに同一言語の総合1・2のうち、少なく 中国語 とも一方の単位を取得していることを条件とす 韓国語 る - 97 - 第二外国語科目<科目名・概要> <ドイツ語> ドイツ語は、ドイツ、スイス、オーストリアなど、ヨーロッパの中央に位置する国々で話されてい ることばで、EU 圏内では英語についで最も話者人口の多いことばです。歴史的に英語とは姉妹関 係にあり、英語を学んだ人はドイツ語に入っていくことが容易です。英語と比べると発音が簡単で あり、学習者はすぐに読み書き、発音ができるようになります。ドイツは EU 経済をリードするだ けではなく、工業、医学、芸術、哲学などの学問分野でも中心的役割を果たしています。また、自 動車やサッカー、ビールとソーセージ、童話やメルヘン、エコロジーと福祉など、日常レベルでも 様々な魅力に事欠きません。人生を豊かにしてくれるドイツ文化に、ぜひ触れてみませんか。 ドイツ語 総合1 日常のさまざまな場面で使われる会話体のテキストに従って、文法事項の説明、語彙や表現の聴き 取り、口頭練習などを段階的、反復的に行ない、ドイツ語の基本的な仕組みを学びます。読む・書 く・話す能力をバランスよく育成することに主眼を置きます。またテキストの内容に関連して、ド イツ語圏の文化事情についても紹介します。積極的に声を出して発音することを望みます。 ドイツ語 総合2 「ドイツ語総合1」に引き続いて、日常のさまざまな場面で使われる会話体のテキストに従って、 ドイツ語の仕組みを捉え、さらに語彙を増やして、表現力をつけていきましょう。テキストの内容 に関連して、ドイツ語圏の文化事情についても紹介します。読み書きだけではなく、ヒアリング力 もつけ、また積極的にことばを口に出して発音することを望みます。 ドイツ語 総合3 これまで学んだドイツ語の文法や基本構造をもう一度確認しながら、語彙や表現の聴き取り、口頭 練習、ドイツ語を作り出す練習などにより、ドイツの日常生活で使うことができ、またいろいろな 場面で簡単に応用できる表現を習得します。また文章読解を通じて、比較的長い文章を読解する力 もつけます。 ドイツ語圏の文化に対する理解も更に深めて行きましょう。随時プリントなどの補 助教材を使うことがあります。 ドイツ語 総合4 これまで学んだドイツ語の文法や基本構造をもう一度確認しながら、語彙や表現の聴き取り、口頭 練習、ドイツ語を作り出す練習などにより、ドイツの日常生活で使うことができ、またいろいろな 場面で簡単に応用できる表現を習得します。 長文を読解する力もつけます。ドイツ語圏の文化に 対する理解も更に深めて行きましょう。随時プリントなどの補助教材を使うことがあります。 - 98 - <フランス語> フランス語は、フランスばかりではなくベルギー、カナダやアフリカ諸国でも話されている国際語 で、英語と同じアルファベットを使い、共通する単語も多いので、とても簡単に学ぶことができま す。世界の表舞台で活躍する人々や、世界的なスポーツ選手にもフランス語を話す人は多く、英語 に次ぐ言語として国際連合の公用語の一つにもなっています。また芸術、ファッション、料理、建 築といった分野においてもフランス文化は大きな存在感を示しており、フランス語を学ぶとそうし た世界への視野も広がります。そんなフランス語を一緒に学んでみませんか? フランス語 総合1 この講義では、フランス語を聞き、話し、読み、書くためのバランスの取れた能力の育成を目指し ます。基本的な文法を、日常生活に即した会話文をもとに楽しく学びながら、自分でも使える力を 身に付ける仕組みです。講義は毎回新しい内容が出てきますので、なるべく休まずに出席しましょ う。授業中の活発な質問など、講義への一人一人の積極的な参加を望みます。 フランス語 総合2 「フランス語総合 1」に引き続き、日常生活に即した会話を楽しく学びながら、フランス語をさら に自由に使えるように知識を深めていきます。 「総合 2」では、さまざまな動詞を使いこなし、広い範囲の語彙を身に付けながら、会話でより 自由にいろいろなことを表現できるようにします。また文法は過去形も学び、簡単な文章なども読 みこなせるレベルまで進んでいきます。 フランス語 総合3 すでに「フランス語総合 1, 2」を履修した学生を対象とします。 簡単な文章を読んだり、日常的な会話を楽しく学びながら、フランス語を使いこなすのに必要な能 力の完成を目指します。また「総合 1,2」で学んだ知識を基本から再確認し、まだ習っていない内 容も少しずつ習得できるようにします。授業は知識を積み重ねていくことが必要ですので、休まず 出席しましょう。また予習と復習を欠かさないようにして、知識をしっかりと身に付けるようにし てください。 フランス語 総合4 これまでに習得した知識にさらに磨きをかけながら、フランス語の文法を完成に近づけます。日常 のさまざまな場面での会話文を楽しく学びながら、それらの表現を自分でも使いこなせるように練 習し、それと同時に語彙を増やして簡単な文章なども読みこなせるようにします。前期と同様、休 まず出席しましょう。また予習や復習も必ずして知識をしっかりと身に付けるようにしてください。 - 99 - <中国語> 広大な国土をもつ中国には、まったく意思疎通ができないほど互いに異なる、多くの方言がありま す。大学で学ぶ中国語は、 「漢語」とも「普通話」とも呼ばれ、中国全土だけでなく、台湾や香港、 シンガポール、世界各地のチャイナタウンでも使える中華圏の共通語です。途方もなく長い歴史を もち、とてつもない人口を抱え、急速な発展を遂げる中国。歴史的にも文化的にも地理的にも経済 的にも、日本ときわめて関係の深い国です。中国を理解するための第一歩として、まず中国語を今 学びませんか。 中国語 総合1 中国語を聞き、話し、読み、書くことに慣れ親しみ、初歩的な中国語を用いてコミュニケーション が図れるようにします。「総合1」では、中国語の音節構造を理解し、発音表記(ピンイン)に習 熟することが第一の目標となりますが、簡単な自己紹介や日常会話ができるよう、文法の基礎もし っかりと学んでいきます。 中国語 総合2 「総合 2」では、 「総合 1」で習熟したピンインを見て、一字一句正確に発音できることを目指しま す。また平易な文章を聞き、話すことができるよう中国語の基礎的知識を身につけ、初級レベルの コミュニケーションが図れるようにします。 中国語 総合3 中国語総合 1,2 を履修し、基礎的事項をマスターした学生を対象とする科目です。 中国語総合 1,2 で学習した単語や文法事項を復習しながら、日常の身近な話題をテーマに、自分 の言葉で表現できる力を養います。 「総合 3」では、主に「読む」と「書く」に重点を置き、中国 語による文章表現力の基礎を身につけます。中国語を読んで適切に理解し、自分の言いたいことが 書けること、また情報や自分の考えを場面や目的に応じて適切に伝えることを学びます。 中国語 総合4 「総合 3」に引き続き、日常の身近な話題や生活習慣をテーマに、中国語による自己表現力を高め ていきます。語彙を増やすとともに文法力や表現力も強化し、総合的な中国語運用能力を伸ばして いきます。 - 100 - <韓国語> 朝鮮半島で話されている韓国語(朝鮮語)は、日本語とよく似たことばとして知られています。ま ず語順が似ていますし、漢字由来のことばが多いことも共通しています。ですから日本語を母語と する人には、きっと最も勉強しやすいことばと感じられることでしょう。文字は「ハングル」を使 います。ハングルは 15 世紀に作られた非常にわかりやすい表記法です。日本と朝鮮半島は古くか ら交流がありましたが、21 世紀の今ますます盛んです。アジアへそして世界へ目を向ける第一歩 として、まず最も近いお隣の地域、お隣のことば、韓国語の学習を始めてみませんか。 韓国語 総合1 韓国語を初めて学ぶ学生を対象に、韓国語を読み、書き、聞き、話すための基礎的な運用能力を身 につけることが、この授業の目標です。まずは文字と発音の学習から始まり、基礎的な語彙と文法 の学習へと進みます。口頭での反復練習を中心に、基礎的な会話を学んでいきます。 韓国語 総合2 「韓国語総合 1」に引き続き、韓国語を読み、書き、聞き、話すための基礎的な運用能力をさらに 伸ばしていきます。基礎的な語彙や文法に習熟し、さまざまな表現をくり返し練習することで、簡 単な会話ができるようになることを目標としています。 韓国語 総合3 「韓国語総合 1・2」の学習内容を基礎として、さらに実践的な運用能力の獲得へと進みます。既 に習った用言の基本的な活用を確認し、さらにさまざまな活用のタイプを学習するとともに、多様 な表現を学びます。 韓国語 総合4 「韓国語総合 3」に引き続き、実践的な運用能力を養っていきます。さまざまな語彙や用言の活用、 表現を学ぶとともに、韓国の文化などについても触れていきます。 - 101 - 第二外国語履修のガイドライン *履修希望者は、下記の履修条件を満たしている者に限る。 科目名 履修条件 同一言語を1・2継続して履修登録すること ドイツ語 フランス語 総合1・2 履修する言語において、「総合1」を履修せず 中国語 に、それぞれの「総合2」を履修することはで 韓国語 きない ドイツ語 同一言語を3・4継続して履修登録すること フランス語 総合3・4 前年までに同一言語の総合1・2のうち、少な 中国語 くとも一方の単位を取得していることを条件と 韓国語 する ドイツ語 同一言語を1・2継続して履修登録すること フランス語 コミュニケーション1・2 前年までに同一言語の総合1・2のうち、少な 中国語 くとも一方の単位を取得していることを条件と 韓国語 する ドイツ語 同一言語を A・B 継続して履修登録すること フランス語 カルチャーセミナーA・B 前年までに同一言語の総合3・4のうち、少な 中国語 くとも一方の単位を取得していることを条件と 韓国語 する ドイツ語 同一言語を3・4継続して履修登録すること フランス語 前年までに同一言語の総合3・4、コミュニケ 中国語 韓国語 コミュニケーション3・4 ーション1・2のうち、少なくとも2科目の単 位を取得していることを条件とする(組み合わ せは問わない) *平成 25・26 年度の入学生は、第二外国語 2 単位(同一言語)が必修となる。 - 102 - 第二外国語科目<科目名・概要> <ドイツ語・フランス語・中国語・韓国語 総合1・2> (1 年次選択科目 [2 年次再履修クラスも設ける] 、1は前期、2は後期)(基幹科目)(同 一言語を1・2継続して履修する) 新しい外国語に慣れ親しみ、初歩的なコミュニケーションが図れるようにする。文字、 発音、基本語彙と表現、文構造など、聞き、話し、読み、書くというバランスの取れた言 語運用に不可欠な基礎的知識を習得する。週1回の授業。 <ドイツ語・フランス語・中国語・韓国語 総合3・4> (2年次選択科目、3は前期、4は後期)(基幹科目)(総合1あるいは2いずれか1科目 修得を先修条件とする) 総合1・2で学んだ知識をもとに、その言語のさらにスムーズな運用ができるようにす る。比較的長い表現を聞き取って、自分でも言えるように練習する。平易な文章を読みこ なし、手紙や簡単な文章を書ける能力も養う。週1回の授業。 <ドイツ語・フランス語・中国語・韓国語 コミュニケーション1・2> (2年次選択科目、1は前期、2は後期)(発展科目)(総合1あるいは2いずれか1科目 修得を先修条件とする) 「話す」と「聞く」という二つの側面に重点を置く。外国旅行でよく出会う場面や日常生 活によくある場面などを用いて、情報を聞き取り、自分を表現する方法を練習する。週1 回の授業。 <ドイツ語・フランス語・中国語・韓国語 カルチャーセミナー A・B> (3年次選択科目、A は前期、B は後期)(発展科目) (総合3あるいは4いずれか1科目修得を先修条件とする) これまでに学んできたさまざまな知識を運用して、より長い文章の解読ができるようにす る。さらに各言語圏の文化に対する理解を深めるために、新聞や雑誌など各国の現代文化 に関する多彩な教材を用いて、最新情報や知識を吸収できるレベルを目標にする。週1回 の授業。 <ドイツ語・フランス語・中国語・韓国語 コミュニケーション3・4> (3年次選択科目、3は前期、4は後期)(発展科目)(総合3・4、コミュニケーション 1・2の4科目のうちいずれか2科目修得を先修条件とする) 主に日常会話中心に口頭による言語運用能力の基礎を完成させる。より詳細な表現を聞 き取って、自分でも正確に言えるように口頭練習し、様々な場面でさらに詳しい情報交換 ができるようにする。週1回の授業で、ネイティブ講師が担当する。 - 103 - 外 国 語 科 目 第二外国語 (平成 25・26・27・28 年入学生用) 授 業 計 画 科目名: ドイツ語総合1 英文名: Basic German 1 コ ン ド ウ サトル 担当者: 近藤 オ ダ ナオフミ 悟・小田 直史 単 位: 1単位 開講年次: 1年次 開講期: 前期 ■授業概要・方法等 日常のさまざまな場面で使われる会話を中心とするテキストに従って、文法事項の説明、語彙や表現の聴き取り、口 頭練習などを段階的、反復的に行ない、ドイツ語の基本的な仕組みを学びます。またテキストの内容に関連して、ド イツ語圏の事情についても紹介します。 第1回 ドイツ語はこんな音 第2回 Lektion 1. 私はハンス・ベッカーです。ドイツ語教師です。 第3回 Lektion 1. 私はハンス・ベッカーです。ドイツ語教師です。 第4回 Lektion 2. これは何? 第5回 Lektion 2. これは何? 第6回 まとめと復習・小テスト 第7回 Lektion 3. 何を買うの? 第8回 Lektion 3. 何を買うの? 第9回 Lektion 4. 手伝ってあげて! 第10回 Lektion 4. 手伝ってあげて! 第11回 Lektion 5. ぼくと一緒に来る気はある? 第12回 Lektion 5. ぼくと一緒に来る気はある? 第13回 Lektion 6. 赤い車それとも白い車、どちらの車? 第14回 Lektion 6. 赤い車それとも白い車、どちらの車? 第15回 まとめと復習・補足・小テスト 定期試験 ■学習・教育目標および到達目標 この科目の単位修得は電気電子工学科エレクトロニクス・情報通信コースで設定した学習・教育到達目標Cの達成に 付随的に関与している。 「読む」「書く」「聴く」「話す」能力を総合的に養い、ドイツ語検定で言えば5級に相当する語彙と基本フレーズを習 得することを通じて、実際に使える初歩的なドイツ語力の獲得を目指します。 ■授業時間外に必要な学修 初めて学ぶ言語なので予習よりも復習に重点を置き、課題としての練習問題を自ら解くことによって、理解を確かな ものにすることが大切です。わからない単語は前もって調べ、辞書を引く習慣をつけましょう。 ■教科書 [ISBN]9784261012583『ドイツ語一歩一歩』(山本 洋一, 郁文堂 : 2015) ■参考文献 授業で紹介します。 「ドイツ語について」の項を参照 ■関連科目 ドイツ語総合2・3・4 ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 定期試験 50% 小テスト 20% 口頭発表および課題 30% ■授業評価アンケート実施方法 学部実施規定に準拠して行います。 ■研究室・E-mailアドレス 各担当教員が初回授業で伝えます。 ■オフィスアワー 各担当教員が初回授業で伝えます。 - 107 - 科目名: ドイツ語総合2 英文名: Basic German 2 コ ン ド ウ サトル 担当者: 近藤 オ ダ ナオフミ 悟・小田 直史 単 位: 1単位 開講年次: 1年次 開講期: 後期 ■授業概要・方法等 日常のさまざまな場面で使われる会話を中心とするテキストに従って、文法事項の説明、語彙や表現の聴き取り、口 頭練習などを段階的、反復的に行ない、ドイツ語の基本的な仕組みを学びます。またテキストの内容に関連して、ド イツ語圏の事情についても紹介します。 第1回 前期の復習 第2回 Lektion 7. 別な列車に乗り換えなければならない 第3回 Lektion 7. 別な列車に乗り換えなければならない 第4回 Lektion 8. 携帯の電源を切らなければならなかった 第5回 Lektion 8. 携帯の電源を切らなければならなかった 第6回 まとめと復習 第7回 Lektion 9. 先週末ミュンヘンに行ってきた 第8回 Lektion 9. 先週末ミュンヘンに行ってきた 第9回 Lektion 10. 旧友との再会が待ちどおしい 第10回 Lektion 10. 旧友との再会が待ちどおしい 第11回 Lektion 11. 貸した本は気に入った? 第12回 Lektion 11. 貸した本は気に入った? 第13回 補足と復習 第14回 補足と復習 第15回 まとめと復習・補足・小テスト 定期試験 ■学習・教育目標および到達目標 この科目の単位修得は電気電子工学科エレクトロニクス・情報通信コースで設定した学習・教育到達目標Cの達成に 付随的に関与している。 「読む」「書く」「聴く」「話す」能力を総合的に養い、ドイツ語検定で言えば5級に相当する語彙と基本フレーズを習 得することを通じて、実際に使える初歩的なドイツ語力の獲得を目指します。 ■授業時間外に必要な学修 初めて学ぶ言語なので予習よりも復習に重点を置き、課題としての練習問題を自ら解くことによって、理解を確かな ものにすることが大切です。わからない単語は前もって調べ、辞書を引く習慣をつけましょう。 ■教科書 [ISBN]9784261012583『ドイツ語一歩一歩』(山本 洋一, 郁文堂 : 2015) ■参考文献 授業で紹介します。 「ドイツ語について」の項を参照 ■関連科目 ドイツ語総合1・3・4 ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 定期試験 50% 小テスト 20% 口頭発表および課題 30% ■授業評価アンケート実施方法 学部実施規定に準拠して行います。 ■研究室・E-mailアドレス 各担当教員が初回授業で伝えます。 ■オフィスアワー 各担当教員が初回授業で伝えます。 - 108 - 科目名: ドイツ語総合3 英文名: Basic German 3 カ ワ イ 担当者: 河合 リョウゾウ 良三 単 位: 1単位 開講年次: 2年次 開講期: 前期 ■授業概要・方法等 これまで学んだドイツ語の文法や基本構造をもう一度確認しながら、語彙や表現の聴き取り、口頭練習、ドイツ語作文の練 習などにより、ドイツの日常生活で使うことができ、またいろいろな場面で簡単に応用できる表現を習得します。随時、プ リントなどの補助教材を使うことがあります。 第1回 Lektion0 Aussprache 発音 第2回 Lektion1 Was lernst du? Ich lerne Japanisch(出会いと自己紹介) 第3回 Lektion1 Was lernst du? Ich lerne Japanisch(出会いと自己紹介) 第4回 Lektion2 Hast du Geschwister? - Ja, ich habe einen Bruder.(家族について尋ねる/名詞の性・冠詞の格変化) 第5回 Lektion2 Hast du Geschwister? - Ja, ich habe einen Bruder.(家族について尋ねる/名詞の性・冠詞の格変化) 第6回 Lektion3 Wann fährst du nach München? - Morgen früh.(明日の予定を尋ねる/不規則変化動詞・命令形) 第7回 Lektion3 Wann fährst du nach München? - Morgen früh.(明日の予定を尋ねる/不規則変化動詞・命令形) 第8回 Lektion4 Welche Uhr kaufst du? - Ich kaufe diese Uhr.(買い物に行く・1/定冠詞類・不定冠詞類) 第9回 Lektion4 Welche Uhr kaufst du? - Ich kaufe diese Uhr.(買い物に行く・1/定冠詞類・不定冠詞類) 第10回 Lektion5 Kaufst du diese Bücher? - Ja, ich kaufe sie.(買い物に行く・2/複数形・人称代名詞) 第11回 Lektion5 Kaufst du diese Bücher? - Ja, ich kaufe sie.(買い物に行く・2/複数形・人称代名詞) 第12回 Lektion6 Was machst du an diesem Wochenende? - Ich gehe ins Kino.(週末の予定を尋ねる/前置詞の格支配) 第13回 Lektion6 Was machst du an diesem Wochenende? - Ich gehe ins Kino.(週末の予定を尋ねる/前置詞の格支配) 第14回 Lektion7 Was liest du gern? - Ich lese gern japanische Mangas.(趣味について尋ねる/形容詞の格変化) 第15回 Lektion7 Was liest du gern? - Ich lese gern japanische Mangas.(趣味について尋ねる/形容詞の格変化) 定期試験 ■学習・教育目標および到達目標 この科目の単位修得は電気電子工学科エレクトロニクス・情報通信コースで設定した学習・教育到達目標Cの達成に付随的 に関与している。 「総合1・2」で学んだドイツ語の知識をもとに、さらにドイツ語の表現力や応用力を養い、簡単な会話や文章が理解でき る力をつけましょう。 ■授業時間外に必要な学修 予習として単語を調べておくこと、復習としては課題の練習問題を自ら解くことによって、理解を確かなものにすること。 ■教科書 [ISBN]9784560064146『パノラマ初級ドイツ語ゼミナール』(上野 成利, 白水社 : 2015) ■参考文献 授業で紹介します。 ■関連科目 ドイツ語総合1・2・4 ドイツ語総合A・B ドイツ語コミュニケーション1・2・3・4 ドイツ語カルチャーセミナー A・B ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 定期試験 50% 小テスト 20% 口頭発表および課題 30% ■授業評価アンケート実施方法 学部実施規定に準拠して行います。 ■研究室・E-mailアドレス 各担当教員が初回授業で伝えます。 ■オフィスアワー 各担当教員が初回授業で伝えます。 - 109 - 科目名: ドイツ語総合4 英文名: Basic German 4 カ ワ イ 担当者: 河合 リョウゾウ 良三 単 位: 1単位 開講年次: 2年次 開講期: 後期 ■授業概要・方法等 これまで学んだドイツ語の文法や基本構造をもう一度確認しながら、語彙や表現の聴き取り、口頭練習、ドイツ語作文の練習などにより、 ドイツの日常生活で使うことができ、またいろいろな場面で簡単に応用できる表現を習得します。随時、プリントなどの補助教材を使うこ とがあります。 第1回 Lektion 第2回 Lektion 第3回 Lektion 第4回 Lektion 第5回 Lektion 第6回 Lektion 第7回 Lektion 第8回 Lektion 第9回 Lektion 第10回 Lektion 第11回 Lektion 第12回 Lektion 第13回 Lektion 第14回 Lektion 第15回 Lektion 8. Wohin willst du gehen? - Ich will ins Restaurant gehen.(昼食を食べに行く/話法の助動詞・未来形) 8. Wohin willst du gehen? - Ich will ins Restaurant gehen.(昼食を食べに行く/話法の助動詞・未来形) 9. Ich weiß nicht, wann der Zug abfährt. - Er fährt um 9 Uhr ab.(駅の窓口で尋ねる/分離動詞・接続詞と副文) 9. Ich weiß nicht, wann der Zug abfährt. - Er fährt um 9 Uhr ab.(駅の窓口で尋ねる/分離動詞・接続詞と副文) 10. Hast du vor, München zu besuchen? - Ich freue mich darauf.(休暇の計画を尋ねる/ zu不定詞・再帰代名詞) 10. Hast du vor, München zu besuchen? - Ich freue mich darauf.(休暇の計画を尋ねる/ zu不定詞・再帰代名詞) 11. Als ich das Museum besuchte, fand eine Ausstellung statt.(旅の経験を語る・1/動詞の3基本形・過去形) 11. Als ich das Museum besuchte, fand eine Ausstellung statt.(旅の経験を語る・1/動詞の3基本形・過去形) 12. Hast du Weimar besucht? - Ja. Es gefällt mir in Weimar.(旅の経験を語る・2/現在完了形・非人称表現) 12. Hast du Weimar besucht? - Ja. Es gefällt mir in Weimar.(旅の経験を語る・2/現在完了形・非人称表現) 13. Es wird gesagt, dass Tokio die teuerste Stadt ist.(意見を交換する・1/受動態・比較表現) 13. Es wird gesagt, dass Tokio die teuerste Stadt ist.(意見を交換する・1/受動態・比較表現) 14. Ich will gern Menschen helfen, die Hilfe brauchen.(意見を交換する・2/関係代名詞・関係副詞) 14. Ich will gern Menschen helfen, die Hilfe brauchen.(意見を交換する・2/関係代名詞・関係副詞) 15(補足). Wenn ich Geld hätte, würde ich auch nach Japan gehen.(別れと再会の約束/接続法) 定期試験 ■学習・教育目標および到達目標 この科目の単位修得は電気電子工学科エレクトロニクス・情報通信コースで設定した学習・教育到達目標Cの達成に付随的に関与している。 「総合1・2」 で学んだドイツ語の知識をもとに、 さらにドイツ語の表現力や応用力を養い、 簡単な会話や文章が理解できる力をつけましょう。 ■授業時間外に必要な学修 予習として単語を調べておくこと、復習としては課題の練習問題を自ら解くことによって、理解を確かなものにすること。 ■教科書 [ISBN]9784560064146『パノラマ初級ドイツ語ゼミナール』(上野 成利, 白水社 : 2015) ■参考文献 授業で紹介します。 ■関連科目 関連科目 ドイツ語総合1・2・3 ドイツ語総合A・B ドイツ語コミュニケーション1・2・3・4 ドイツ語カルチャーセミナー A・B ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 定期試験 50% 小テスト 20% 口頭発表および課題 30% ■授業評価アンケート実施方法 学部実施規定に準拠して行います。 ■研究室・E-mailアドレス 各担当教員が初回授業で伝えます。 ■オフィスアワー 各担当教員が初回授業で伝えます。 - 110 - 科目名: フランス語総合1 英文名: Basic French 1 ヤマサキ ヤスヒロ 担当者: 山崎 恭宏 単 位: 1単位 開講年次: 1年次 開講期: 前期 ■授業概要・方法等 フランスと聞いて、何を思い浮かべますか? フランス料理とスイーツの国、世界のファッションをリードする国、モン・サン・ミシェルなどの世界遺産を有 する国。またフランスはヨーロッパで一番のマンガ大国でもあります! フランス語は世界第二の国際語であり、世界の人々が英語の次に学ぶ言語です。しか も英語と共通する単語も多いので、簡単に学ぶことができます。そんなフランス語を学んでみませんか? この講義では、フランス語を聞き、話し、読み、書くためのバランスの取れた能力の育成を目指します。基本的な文法を、日常的な会話文をもとに楽しく学び ます。一人一人の積極的な参加を望みます! 第1回 オリエンテーション 第2回 アルファベ 簡単なあいさつを覚えよう! 第3回 Leçon 1:あいさつの表現 「こんにちは!」 第4回 Leçon 1 続き:お礼・おわびの表現 1から20までの数字 第5回 Leçon 2 :男性名詞と女性名詞 「コーヒーとサンドイッチをお願いします」 第6回 Leçon 2 続き:冠詞 身の回りのもの 第7回 Leçon 3:-er形の規則動詞 「音楽は好き?」 第8回 Leçon 3 続き:否定文の作り方 第9回 Leçon 4:動詞 être ( ~である)と avoir (持っている) 「このカバンはすてきですね!」 第10回 Leçon 4 続き:指示形容詞 (この、あの~ ) 20から60までの数字 第11回 Leçon 5:形容詞の使い方 「彼女はとてもスポーツ好きです」 第12回 Leçon 5 続き:時間の言い方 国名と国籍 第13回 Leçon 6:動詞 aller (行く) と venir (来る) 「プレゼントを買うつもりです」 第14回 Leçon 6 続き:近い未来と近い過去 曜日と月の名前 第15回 前期のまとめと復習 定期試験(定期試験期間中に行います) ■学習・教育目標および到達目標 この科目の単位修得は電気電子工学科エレクトロニクス・情報通信コースで設定した学習・教育到達目標Cの達成に付随的に関与している。 受講者は、フランス語を聞き、話し、読み、書くことに慣れ親しみ、初歩的なコミュニケーションが図れるようになります。またフランスの言葉と文化への理 解を深め、より広い国際感覚を養うことができます。 ■授業時間外に必要な学修 講義で学んだ内容をテキストで再確認し、新しい単語は必ず辞書でチェックします。 テキスト付録のCDを聞いて、単語や例文を自分で正しく発音し読む練習をしておきましょう。 ■教科書 [ISBN]9784255352602『クロワッサン 基礎からわかるフランス語』(松村博史、バンドロム・エディ著:朝日出版社) 【留意事項】第1回目の授業で購入先等の説明をします。教員の指示があるまで購入しないこと。 ■参考文献 [ISBN]9784560000380『ディコ仏和辞典』(白水社) [ISBN]9784385119342『クラウン仏和辞典 第7版 小型版』(三省堂 : 2015) [ISBN]9784411005328『新・リュミエール―フランス文法参考書 増補改訂版』(森本 英夫, 駿河台出版社) 【留意事項】辞書・参考書については、教員の指示に従って下さい。 ■関連科目 全てのフランス語科目、国際化と異文化理解 ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 定期試験 50% 小テスト 20% 口頭発表及び課題 30% ■授業評価アンケート実施方法 学部の実施規程に準拠して行います。 ■研究室・E-mailアドレス 担当教員に確認してください。 ■オフィスアワー 担当教員に確認してください。 - 111 - 科目名: フランス語総合2 英文名: Basic French 2 ヤマサキ ヤスヒロ 担当者: 山崎 恭宏 単 位: 1単位 開講年次: 1年次 開講期: 後期 ■授業概要・方法等 「フランス語総合1」に引き続き、日常会話を楽しく学びながら、フランス語をさらに自由に使えるように知識を深めていきます。「フラン ス語総合2」では、さまざまな動詞を使いこなし、語彙も身に付けながら、会話でいろいろな内容を表現できるようにします。また文法で は過去形も学び、簡単な文章も読めるレベルまで進んでいきます。前期と同様、毎回休まずに出席し、授業には積極的に参加しましょう! 第1回 オリエンテーション 第2回 前期に学んだことの復習 第3回 Leçon 7:さまざまな疑問文 「荷物はありますか?」 第4回 Leçon 7 続き:所有形容詞 (私の~ etc.) 第5回 Leçon 8 : -ir形のさまざまな動詞 「十分に寝る時間がないんだよ!」 第6回 Leçon 8 続き : 命令形の使い方 道順の説明 第7回 Leçon 9 : 疑問詞① 「どうしてフランス語を勉強してるの?」 第8回 Leçon 9 続き:動詞 faire (する・作る) と prendre (取る) 第9回 Leçon 10:過去形の使い方 「映画を観に行きました」 第10回 Leçon 10 続き:過去形の続き 先週・今週・来週などの言い方 第11回 Leçon 11:疑問詞② 疑問形容詞 quel 「電車を乗り換えなくてはいけませんか?」 第12回 Leçon 11 続き:動詞 vouloir ( ~したい)、pouvoir ( ~できる)、devoir ( ~ねばならない) 第13回 Leçon 12:比較級と最上級 「大阪の人はよりあたたかいです」 第14回 Leçon 12 続き:比較級と最上級の続き 旅行に関する語彙 第15回 後期のまとめと復習 定期試験(定期試験期間中に行います) ■学習・教育目標および到達目標 この科目の単位修得は電気電子工学科エレクトロニクス・情報通信コースで設定した学習・教育到達目標Cの達成に付随的に関与している。 受講者は、フランス語を聞き、話し、読み、書くことに慣れ親しみ、初歩的なコミュニケーションが図れるようになります。またフランス の言葉と文化への理解を深め、より広い国際感覚を養うことができます。 ■授業時間外に必要な学修 講義で学んだ内容をテキストで再確認し、新しい単語は必ず辞書でチェックします。 テキスト付録のCDを聞いて、単語や例文を自分で正しく発音し読む練習をしておきましょう。 ■教科書 [ISBN]9784255352602『クロワッサン 基礎からわかるフランス語』(松村博史、バンドロム・エディ著:朝日出版社) 【留意事項】第1回目の授業で購入先等の説明をします。教員の指示があるまで購入しないこと。 ■参考文献 [ISBN]9784560000380『ディコ仏和辞典』(白水社) [ISBN]9784385119342『クラウン仏和辞典 第7版 小型版』(三省堂 : 2015) [ISBN]9784411005328『新・リュミエール―フランス文法参考書 増補改訂版』(森本 英夫, 駿河台出版社) ■関連科目 全てのフランス語科目、国際化と異文化理解 ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 定期試験 50% 小テスト 20% 口頭発表及び課題 30% ■授業評価アンケート実施方法 学部の実施規程に準拠して行います。 ■研究室・E-mailアドレス 担当教員に確認してください。 ■オフィスアワー 担当教員に確認してください。 - 112 - 科目名: フランス語総合3 英文名: Basic French 3 ク ダ ワ ラ 担当者: 久田原 ヤ ス コ 泰子 単 位: 1単位 開講年次: 2年次 開講期: 前期 ■授業概要・方法等 すでに「フランス語総合1, 2」を履修した学生を対象とします。 新しい文法の知識を増やしながら日常的な会話を楽しく学び、文化的背景についても理解を深めながら、フランス語を使いこなすための能力の完成を目指しま す。 フランス語ネイティブと基本的な会話をしたり、 旅行に行ってフランス語を話したり、 検定の4級を受験できるレベルのフランス語が身につけられるでしょう。 授業は知識を積み重ねていくことが必要ですので、休まず出席しましょう。予習と復習を欠かさないようにして、知識をしっかりと身に付けるようにしてくだ さい。 第1回 オリエンテーション 第2回 これまで学んだ内容の復習と活用(1) 第3回 これまで学んだ内容の復習と活用(2) 第4回 Leçon 10:比較級と最上級(1) 第5回 Leçon 10:比較級と最上級(2) 第6回 Leçon 10:現在分詞とジェロンディフ 第7回 Leçon 11:中性代名詞 第8回 Leçon 11:中性代名詞 第9回 Leçon 11:「知る」を意味する二つの動詞 savoir と connaître 第10回 Leçon 12:フランス語の過去形(複合過去)(1) 第11回 Leçon 12:フランス語の過去形(複合過去)(2) 第12回 Leçon 13:関係代名詞(1) 第13回 Leçon 13:関係代名詞(2) 指示代名詞 第14回 Leçon 13:受動態・強調構文 第15回 前期のまとめと復習 定期試験(定期試験期間中に行う) ■学習・教育目標および到達目標 この科目の単位修得は電気電子工学科エレクトロニクス・情報通信コースで設定した学習・教育到達目標Cの達成に付随的に関与している。 受講者は、フランス語の文法知識を深めながら、フランス語を使っていろいろな表現ができるようになる。また身の回りの直接的なことがらについて、フラン ス語で理解し説明したりできる能力を身に付けることができる。 ■授業時間外に必要な学修 講義で学んだ内容をテキストで再確認し、新しい単語は必ず辞書でチェックします。 テキスト付録のCDを聞いて、ダイアログや例文を自分で正しく発音し読む練習をしておきましょう。 ■教科書 [ISBN]9784384210446『シェリーとフランス語 仏検5級・4級・3級対応フランス語文法』(近藤 由佳、三修社 : 2014) 【留意事項】総合1・2から継続して使用しま す。持っていない場合は教員が購入先等について説明します。 ■参考文献 [ISBN]9784560000380『ディコ仏和辞典』(白水社) [ISBN]9784385119342『クラウン仏和辞典 第7版 小型版』(三省堂 : 2015) [ISBN]9784411005328『新・リュミエール―フランス文法参考書 増補改訂版』(森本 英夫、駿河台出版社) 【留意事項】辞書・参考書については、教員の指示に従って下さい。 ■関連科目 全てのフランス語科目、国際化と異文化理解 ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 定期試験 50% 小テスト 20% 口頭発表及び課題 30% ■授業評価アンケート実施方法 学部実施規程に準拠して行います。 ■研究室・E-mailアドレス 担当教員に確認してください。 ■オフィスアワー 担当教員に確認してください。 - 113 - 科目名: フランス語総合4 英文名: Basic French 4 ク ダ ワ ラ 担当者: 久田原 ヤ ス コ 泰子 単 位: 1単位 開講年次: 2年次 開講期: 後期 ■授業概要・方法等 これまでに習得した知識にさらに磨きをかけながら、フランス語の文法を完成に近づけます。日常のさまざまな場面での会話文を楽しく学びながら、 それらの表現を自分でも使えるように練習し、より幅広い分野の語彙も身につけて、簡単な文章なども読みこなせるようにします。そうすることに よって、フランス語圏の文化についてもより深く知ることができるでしょう。 前期と同様、休まず出席しましょう。また予習や復習もして知識をしっかりと身に付けてください。 第1回 オリエンテーション 第2回 Leçon 14:代名動詞の使い方(1) 第3回 Leçon 14:代名動詞の使い方(2) 複合過去 第4回 Leçon 15:半過去の使い方(1) 第5回 Leçon 15:半過去の使い方(2)・大過去 第6回 Leçon 15:道順の尋ね方・説明の仕方 第7回 Leçon 16:フランス語の未来形(単純未来) 第8回 Leçon 16:特殊な疑問代名詞・関係代名詞 第9回 Leçon 17:仮定を表す言い方(条件法)(1) 第10回 Leçon 17:仮定を表す言い方(条件法)(2) 第11回 Leçon 17:直接話法と間接話法 第12回 Leçon 18:接続法の使い方(1) 第13回 Leçon 18:接続法の使い方(2) 第14回 これまで学んだ内容の復習と活用(1) 第15回 これまで学んだ内容の復習と活用(2) 定期試験(定期試験期間中に行う) ■学習・教育目標および到達目標 この科目の単位修得は電気電子工学科エレクトロニクス・情報通信コースで設定した学習・教育到達目標Cの達成に付随的に関与している。 受講者は、フランス語の文法知識を深めながら、フランス語を使っていろいろな表現ができるようになる。また身の回りの直接的なことがらについて、 フランス語で理解し説明したりできる能力を身に付けることができる。 ■授業時間外に必要な学修 講義で学んだ内容をテキストで再確認し、新しい単語は必ず辞書でチェックします。 テキスト付録のCDを聞いて、ダイアログや例文を自分で正しく発音し読む練習をしておきましょう。 ■教科書 [ISBN]9784384210446『シェリーとフランス語 仏検5級・4級・3級対応フランス語文法』(近藤 由佳、三修社 : 2014) ■参考文献 [ISBN]9784560000380『ディコ仏和辞典』(白水社) [ISBN]9784385119342『クラウン仏和辞典 第7版 小型版』(三省堂 : 2015) [ISBN]9784411005328『新・リュミエール―フランス文法参考書 増補改訂版』(森本 英夫、駿河台出版社) 【留意事項】辞書・参考書については、教員の指示に従って下さい。 ■関連科目 全てのフランス語科目、国際化と異文化理解 ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 定期試験 50% 小テスト 20% 口頭発表及び課題 30% ■授業評価アンケート実施方法 学部実施規程に準拠して行います。 ■研究室・E-mailアドレス 担当教員に確認してください。 ■オフィスアワー 担当教員に確認してください。 - 114 - 科目名: 中国語総合1 英文名: Basic Chinese 1 イ ノ ウ エ カオル 担当者: 井上 コ イ デ アツシ タ ム ラ サ イ コ 薫・小出 敦・田村 彩子 単 位: 1単位 開講年次: 1年次 開講期: 前期 ■授業概要・方法等 中国語を聞き、話し、読み、書くことに慣れ親しみ、初歩的な中国語を用いてコミュニケーションが図れるようにします。「総合1」では、中国語の音節構造 を理解し、発音表記(ピンイン)に習熟することが第一の目標となりますが、簡単な自己紹介や日常会話ができるよう、文法の基礎もしっかりと学んでいきます。 第1回 発音1 声調・単母音・複母音・練習問題 第2回 発音2 声母表・無気音と有気音・そり舌音・消えるoとe・同じiでも違う音・練習問題 第3回 発音3 鼻音を伴う母音・またしても消えるe・eのヴァリエーション・練習問題 第4回 発音4 第3声の連続・「不」の声調変化・「一」の声調変化・軽声・声調の組み合わせ・隔音マーク・r化・練習問題 第5回 第1課 動詞「是」・名前の言い方・挨拶ことば・人称代名詞・練習 第6回 第2課 助詞「的」・疑問詞・語気助詞・練習 第7回 第1課~第2課の復習 第8回 第3課 動詞述語文・副詞「也」・連動文・場所を表すことば・指示代名詞・練習 第9回 第4課 助動詞「想」・反復疑問文・形容詞述語文・指示代名詞・練習 第10回 第3課~第4課の復習 第11回 第5課 年齢の言い方・動詞「有」・比較の言い方・数詞その1・練習 第12回 第6課 経験の表し方・動詞「~が好きだ」・助動詞の「要」・数詞その2・練習 第13回 第5課~第6課の復習 第14回 第7課 年月日、曜日、時刻の言い方・前置詞その1・文末の了・練習 第15回 総合1の総復習 定期試験 ■学習・教育目標および到達目標 この科目の単位修得は電気電子工学科エレクトロニクス・情報通信コースで設定した学習・教育到達目標Cの達成に付随的に関与している。 この科目の単位修得は電気電子工学科総合エレクトロニクスコースで設定した学習・教育目標Cの達成に付随的に関与している。 「総合2」と併せて、中国語検定準4級程度の基本語彙と文法力を身につけます。 ■授業時間外に必要な学修 授業で学修した発音・文法・表現を把握し、それを応用できるよう練習を積極的に行うこと。 講義内で重要とされる部分をノートし、予復習に益するよう工夫をする。また授業内で配布された参考プリントなども丁寧にファイルし、授業に活用すること。 学修済の項目に関し、問題点や疑問点を具体的にして授業に臨むこと。 ■教科書 [ISBN]9784255452371『日中いぶこみ広場』(相原茂・陳淑梅・飯田敦子 朝日出版社) ■参考文献 辞書: [ISBN]9784385121703『デイリーコンサイス中日・日中辞典 第3版, 中型版』(杉本達夫, 三省堂) [ISBN]9784095156958『中日辞典 第2版, 大活字版』(北京・商務印書館, 小学館) 参考書: [ISBN]9784061489875『はじめての中国語(講談社現代新書 987)』(相原茂, 講談社) [ISBN]9784480056665『中国語はじめの一歩(ちくま新書 066)』(木村英樹, 筑摩書房) ■関連科目 中国語総合2、中国語総合3,4(理工・薬学・農のみ) ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 定期試験 50% 小テスト 20% 口頭発表及び課題 30% ■授業評価アンケート実施方法 学部実施規程に準拠して行います。 ■研究室・E-mailアドレス 教室で各教員に直接確認して下さい。 ■オフィスアワー 教室で各教員に直接確認して下さい。 - 115 - 科目名: 中国語総合2 英文名: Basic Chinese 2 イ ノ ウ エ カオル 担当者: 井上 コ イ デ アツシ タ ム ラ サ イ コ 薫・小出 敦・田村 彩子 単 位: 1単位 開講年次: 1年次 開講期: 後期 ■授業概要・方法等 「総合2」では、「総合1」で習熟したピンインを見て、一字一句正確に発音できることを目指します。また平易な文章を聞き、話すことができるよう中国語の基 礎的知識を身につけ、初級レベルのコミュニケーションが図れるようにします。 第1回 総合1の復習 第2回 第8課 前置詞その2・動詞につく「了」・時間量の言い方・量詞・練習 第3回 第9課 動詞の「在」・是~的構文・進行の表し方・場所を著すことば・方位詞・練習 第4回 第8課~第9課の復習 第5回 第10課 主述述語文・助動詞「能」・結果補語・練習 第6回 第11課 助動詞「会」・二重目的語をとる動詞・様態補語・自然現象の表し方・練習 第7回 第10課~第11課の復習 第8回 第12課 方向補語・動詞の重ね型・助動詞「可以」・練習 第9回 第13課 疑問詞の不定用法・要是~・助動詞「得」・助動詞のまとめ・練習 第10回 第12課~第13課の復習 第11回 第14課 可能補語・把構文・お金の言い方・練習 第12回 第15課 選択疑問文・形容詞の重ね型・使役の表現・練習 第13回 第14課~第15課の復習 第14回 第16課 未来の表現・受け身の表現・禁止の表現・前置詞のまとめ・練習 第15回 総合2の総復習 定期試験 ■学習・教育目標および到達目標 この科目の単位修得は電気電子工学科エレクトロニクス・情報通信コースで設定した学習・教育到達目標Cの達成に付随的に関与している。 「総合1」と併せて、中国語検定準4級程度の基本語彙と文法力を身につけます。 ■授業時間外に必要な学修 授業で学修した発音・文法・表現を把握し、それを応用できるよう練習を積極的に行うこと。 講義内で重要とされる部分をノートし、予復習に益するよう工夫をする。また授業内で配布された参考プリントなども丁寧にファイルし、授業に活用すること。 学修済の項目に関し、問題点や疑問点を具体的にして授業に臨むこと。 ■教科書 [ISBN]9784255452371『日中いぶこみ広場』(相原茂・陳淑梅・飯田敦子,朝日出版社) ■参考文献 辞書: [ISBN]9784385121703『デイリーコンサイス中日・日中辞典 第3版, 中型版』(杉本達夫, 三省堂) [ISBN]9784095156958『中日辞典 第2版, 大活字版』(北京・商務印書館, 小学館) 参考書: [ISBN]9784061489875『はじめての中国語(講談社現代新書 987)』(相原茂, 講談社) [ISBN]9784480056665『中国語はじめの一歩(ちくま新書 066)』(木村英樹, 筑摩書房) ■関連科目 中国語総合1・中国語総合3,4(理工・薬学・農のみ) ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 定期試験 50% 小テスト 20% 口頭発表及び課題 30% ■授業評価アンケート実施方法 学部実施規定に準拠して行います。 ■研究室・E-mailアドレス 教室で各教員に直接確認して下さい。 ■オフィスアワー 教室で各教員に直接確認して下さい。 - 116 - 科目名: 中国語総合3 英文名: Basic Chinese 3 リン 担当者: 林 ヒ ロ コ 裕子 単 位: 1単位 開講年次: 2年次 開講期: 前期 ■授業概要・方法等 中国語総合1,2を履修し、基礎的事項を習得した学生を対象とする科目です。 中国語総合1,2で学習した単語や文法事項を復習しながら、単語量と文法的な知識を増やし、自分の言葉で表現でき る力を養います。「総合3」では、主に「読む」と「書く」に重点を置き、中国語運用能力の基礎を身につけます。中 国語を読んで理解し、自分の言いたいことが書けること、また情報や自分の考えを場面や目的に応じて適切に伝えら れることを目指します。 第1回 中国語基礎文法の復習 第2回 第1課 1)名詞の前に置く“的” 2)動詞の前に置く“地” 第3回 第1課 3)助動詞“要”の用法 4)連動文 第4回 第2課 5)動態助詞の“了” 6)語気助詞の“了” 第5回 第2課 7)語気助詞の“吗” 8)禁止の表現 第6回 第3課 9)経験・経過を洗わす“过” 10)“怎么”の2つの用法 第7回 第3課 11)離合詞 12)副詞“才”の用法 第8回 第1~3課のまとめ 第9回 第4課 13)動作の進行 14)動作・状態の持続を表わす“着” 第10回 第4課 15)動作を行う時間の長さ・動作の回数 16)“因为~所以…” 第11回 第5課 17)近い未来“要~了”・“快~了” 18)反語の表現 第12回 第5課 19)副詞“就”の用法 20)“要是(/如果)~就…” 第13回 第6課 21)結果補語 22)感嘆文 第14回 第6課 23)副詞“还”の用法 24)“虽然~但是…” 第15回 第4~6課のまとめ 定期試験 ■学習・教育目標および到達目標 この科目の単位修得は電気電子工学科エレクトロニクス・情報通信コースで設定した学習・教育到達目標Cの達成に 付随的に関与している。 総合4とあわせて、中国語検定4級程度の常用語彙と文法力を身につけます。 ■授業時間外に必要な学修 中国語総合1,2で学修した内容を充分に復習し、その知識を授業内で運用できるよう日頃より準備すること。 授業で学修した発音・文法・表現を把握し、それを応用できるよう練習を積極的に行うこと。 講義内で重要とされる部分をノートし、予習・復習に役立つよう工夫をする。また授業内で配布された参考プリント なども丁寧にファイルし、授業に活用すること。 学修済の項目に関し、問題点や疑問点を具体的にして授業に臨むこと。 ■教科書 『2年めの中国語ポイント45』本間史・孟広学著 白水社 ■参考文献 シラバス「中国語について」の項を参照 ■関連科目 中国語総合4 ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 定期試験 50% 小テスト 20% 口頭発表および課題 30% ■授業評価アンケート実施方法 大学実施規程に準拠して行います。 - 117 - 科目名: 中国語総合4 英文名: Basic Chinese 4 リン 担当者: 林 ヒ ロ コ 裕子 単 位: 1単位 開講年次: 2年次 開講期: 後期 ■授業概要・方法等 「総合3」に引き続き、語彙と文法的な知識を増やし、自分の言葉で表現できる力を養い、総合的な中国語運用能力を 伸ばしてゆきます。 第1回 中国語総合3の復習 第2回 第7課 25)様態補語 26)比較の表現 第3回 第7課 27)形容詞の重ね型 28)“不但~而且…” 第4回 第8課 29)方向補語 30)複合方向補語 第5回 第8課 31)強調表現“连~也(/都)…” 32)“一~就…” 第6回 第9課 33)“把”構文 34)受身の表現 第7回 第9課 35)副詞“再”と“又”の用法 36)“只要~才…” 第8回 第7~9課のまとめ 第9回 第10課 37)可能補語 38)“是~的”の構文 第10回 第10課 39)“只有~就…” 第11回 第11課 40)“~得了”/“~不了” 41)兼語文 第12回 第11課 42)“不是~而是…” 第13回 第12課 43)存現文 44)同じ疑問詞の呼応 第14回 第12課 45)“不管~都…” 第15回 第10~12課のまとめ 定期試験 ■学習・教育目標および到達目標 この科目の単位修得は電気電子工学科エレクトロニクス・情報通信コースで設定した学習・教育到達目標Cの達成に 付随的に関与している。 総合3と併せて、中国語検定4級程度の常用語彙と文法力を身につけます。 ■授業時間外に必要な学修 中国語総合1,2,3で学修した内容を充分に復習し、その知識を授業内で運用できるよう日頃より準備すること。 授業で学修した発音・文法・表現を把握し、それを応用できるよう練習を積極的に行うこと。 講義内で重要とされる部分をノートし、予習・復習に役立つよう工夫をする。また授業内で配布された参考プリント なども丁寧にファイルし、授業に活用すること。 学修済の項目に関し、問題点や疑問点を具体的にして授業に臨むこと。 ■教科書 『2年めの中国語ポイント45』本間史・孟広学著 白水社 ■参考文献 シラバス「中国語について」の項を参照 ■関連科目 中国語総合3 ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 定期試験 50% 小テスト 20% 口頭発表および課題 30% ■授業評価アンケート実施方法 大学実施規程に準拠して行います。 - 118 - 科目名: 韓国語総合1 英文名: Basic Korean 1 モ ク チョンキュン 担当者: 睦 宗均 単 位: 1単位 開講年次: 1年次 開講期: 前期 ■授業概要・方法等 韓国語を初めて学ぶ学生を対象に、韓国語を読み、書き、聞き、話すための基礎的な運用能力を身につけることが、 この授業の目標です。まずは文字と発音の学習から始まり、基礎的な語彙と文法の学習へと進みます。口頭での反復 練習を中心に、基礎的な会話を学んでいきます。 第1回 イントロダクション:「韓国語」とは 第2回 第1課:文字と発音(1) 単母音、初声・その1 第3回 第1課:文字と発音(1) 半母音[j]、終声・その1 第4回 第2課:文字と発音(2) 初声・その2、有声音化 第5回 第2課:文字と発音(2) 半母音[w]と二重母音、連音化 第6回 第3課:文字と発音(3) 初声・その3、初声・その4 第7回 第3課:文字と発音(3) 終声・その2、濃音化 第8回 ここまでのまとめと復習 第9回 第4課:「韓国人です」その1 第10回 第4課:「韓国人です」その2 第11回 第5課:「韓国語は専攻ではありません」その1 第12回 第5課:「韓国語は専攻ではありません」その2 第13回 第6課:「教室は階段の横にあります」その1 第14回 第6課:「教室は階段の横にあります」その2 第15回 前期学習内容のまとめ 定期試験 ■学習・教育目標および到達目標 この科目の単位修得は電気電子工学科エレクトロニクス・情報通信コースで設定した学習・教育到達目標Cの達成に 付随的に関与している。 受講者が韓国語の文字を読み、書くことができ、さらにあいさつや自己紹介など簡単なコミュニケーションができる ようになることを目指します。 ■授業時間外に必要な学修 韓国語の文字(ハングル)に慣れるために読み書きの練習のみならず、付属CDを繰り返し聞きながら発音の練習をする こと。また、各課の新出単語や表現について、音読等の繰り返し練習を通じて覚えること。 ■教科書 [ISBN]9784255556215『改訂版・韓国語の世界へ 入門編』(李 潤玉,朝日出版社) ■参考文献 なし ■関連科目 韓国語総合2、韓国語総合3・4 韓国語コミュニケーション1・2・3・4 韓国語カルチャーセミナー A・B 語学センター開講の韓国語講座 ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 定期試験 50% 小テスト 20% 口頭発表及び課題 30% ■授業評価アンケート実施方法 学部実施規程に準拠して行います。 - 119 - 科目名: 韓国語総合2 英文名: Basic Korean 2 モ ク チョンキュン 担当者: 睦 宗均 単 位: 1単位 開講年次: 2年次 開講期: 後期 ■授業概要・方法等 「韓国語総合1」に引き続き、韓国語を読み、書き、聞き、話すための基礎的な運用能力をさらに伸ばしていきます。 基礎的な語彙や文法に習熟し、さまざまな表現をくり返し練習することで、簡単な会話ができるようになることを目 標としています。 第1回 前期学習内容の復習 第2回 第7課:「午後、時間大丈夫ですか」その1 第3回 第7課:「午後、時間大丈夫ですか」その2 第4回 第8課:「小学生にテコンドーを教えています」その1 第5回 第8課:「小学生にテコンドーを教えています」その2 第6回 第9課:「ふつう、6時に起きます」その1 第7回 第9課:「ふつう、6時に起きます」その2 第8回 ここまでのまとめと復習 第9回 第10課:「野球がとても好きです」その1 第10回 第10課:「野球がとても好きです」その2 第11回 第11課:「昼ごはん、食べなかったんですか」その1 第12回 第11課:「昼ごはん、食べなかったんですか」その2 第13回 第12課:「春休みには何をするつもりですか」その1 第14回 第12課:「春休みには何をするつもりですか」その2 第15回 後期学習内容のまとめ 定期試験 ■学習・教育目標および到達目標 この科目の単位修得は電気電子工学科エレクトロニクス・情報通信コースで設定した学習・教育到達目標Cの達成に 付随的に関与している。 語彙と文法をバランスよく学び、受講者が初級段階のコミュニケーションができるようになることを目指します。 ■授業時間外に必要な学修 各課の新出単語や表現について、音読等の繰り返し練習を通じて覚えること。 ■教科書 [ISBN]9784255556215『改訂版・韓国語の世界へ 入門編』(李 潤玉,朝日出版社) ■参考文献 なし ■関連科目 韓国語総合1、韓国語総合3・4 韓国語コミュニケーション1・2・3・4 韓国語カルチャーセミナー A・B 語学センター開講の韓国語講座 ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 定期試験 50% 小テスト 20% 口頭発表及び課題 30% ■授業評価アンケート実施方法 学部実施規程に準拠して行います。 - 120 - 科目名: 韓国語総合3 英文名: Basic Korean 3 イ 担当者: 李 スギョン 秀炅 単 位: 1単位 開講年次: 2年次 開講期: 前期 ■授業概要・方法等 「韓国語総合1・2」の学習内容を基礎として、さらに実践的な運用能力の獲得へと進みます。既に習った用言の基本的 な活用を確認し、さらに多様な用言活用と表現を学びます。 第1回 オリエンテーション、「ヘヨ体」の復習 第2回 第1課:「何年度入学ですか」その1 第3回 第1課:「何年度入学ですか」その2 第4回 第2課:「韓国語を一生懸命勉強するつもりです」その1 第5回 第2課:「韓国語を一生懸命勉強するつもりです」その2 第6回 第3課:「あの靴、ちょっと見せてください」その1 第7回 第3課:「あの靴、ちょっと見せてください」その2 第8回 ここまでのまとめと復習 第9回 第4課: 「よく行く韓国料理のお店があれば紹介してください」その1 第10回 第4課:「よく行く韓国料理のお店があれば紹介してください」その2 第11回 第5課:「一緒に撮った写真を添付しました」その1 第12回 第5課:「一緒に撮った写真を添付しました」その2 第13回 第6課:「発表の時間に遅れてすみません」その1 第14回 第6課:「発表の時間に遅れてすみません」その2 第15回 前期のまとめと復習 定期試験 ■学習・教育目標および到達目標 この科目の単位修得は電気電子工学科エレクトロニクス・情報通信コースで設定した学習・教育到達目標Cの達成に 付随的に関与している。 受講者がハングル能力検定試験5級から4級程度の文法項目と語彙を身につけることを目指します。 ■授業時間外に必要な学修 各課の本文内容など、音読等の繰り返し練習を通じて覚えること。また、関連単語を調べ、読み書きを行い、自らの ことについて表現ができる幅を広げること。 ■教科書 [ISBN]9784255556444『改訂版・韓国語の世界へ 初中級編』(李 潤玉,朝日出版社) ■関連科目 韓国語総合1・2、韓国語総合4 韓国語コミュニケーション1・2・3・4 韓国語カルチャーセミナーA・B 語学センター開講の韓国語講座 ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 定期試験 50% 小テスト 20% 口頭発表及び課題 30% ■授業評価アンケート実施方法 学部実施規程に準拠して行います。 - 121 - 科目名: 韓国語総合4 英文名: Basic Korean 4 イ 担当者: 李 スギョン 秀炅 単 位: 1単位 開講年次: 2年次 開講期: 後期 ■授業概要・方法等 「韓国語総合3」に引き続き、実践的な運用能力を養っていきます。さまざまな語彙や用言の活用、表現を学ぶとともに、 韓国の文化などについても触れていきます。 第1回 前期の復習 第2回 第7課:「暑い夏にサムゲタンを食べます」その1 第3回 第7課:「暑い夏にサムゲタンを食べます」その2 第4回 第8課:「重くないので一人でしますよ」その1 第5回 第8課:「重くないので一人でしますよ」その2 第6回 第9課:「パソコンちょっと借りてもいいですか」その1 第7回 第9課:「パソコンちょっと借りてもいいですか」その2 第8回 ここまでのまとめと復習 第9回 第10課:「リムジンバスの方がいいでしょうね」その1 第10回 第10課:「リムジンバスの方がいいでしょうね」その2 第11回 第11課:「陶磁器も作ってみましたか」その1 第12回 第11課:「陶磁器も作ってみましたか」その2 第13回 第12課:「韓国の会社に就職しようと思っています」その1 第14回 第12課:「韓国の会社に就職しようと思っています」その2 第15回 後期のまとめと復習 定期試験 ■学習・教育目標および到達目標 この科目の単位修得は電気電子工学科エレクトロニクス・情報通信コースで設定した学習・教育到達目標Cの達成に 付随的に関与している。 受講者がハングル能力検定試験4級程度の文法項目と語彙を身につけることを目指します。 ■授業時間外に必要な学修 各課の本文内容など、音読等の繰り返し練習を通じて覚えること。また、関連単語を調べ、読み書きを行い、自らの ことについて表現ができる幅を広げること。 ■教科書 [ISBN]9784255556444『改訂版・韓国語の世界へ 初中級編』(李 潤玉,朝日出版社) ■関連科目 韓国語総合1・2、韓国語総合3 韓国語コミュニケーション1・2・3・4 韓国語カルチャーセミナーA・B 語学センター開講の韓国語講座 ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 定期試験 50% 小テスト 20% 口頭発表及び課題 30% ■授業評価アンケート実施方法 学部実施規程に準拠して行います。 - 122 - 基 礎 授 業 科 計 画 目 学習支援室案内 学生諸君にとって難しいと思われている物理を中心に、学生諸君の勉学の手 助けをする“学習支援室”を開室しています。 物理は理工学部の学生にとって大変重要な基礎科目です。学習支援室では物理 だけに限らず、数学が分らない人にも丁寧に指導します。気軽にお越しくださ い。 例えば、 してこな る。 い。 る。 など、気軽にお越しのうえ、ご相談ください。 相談時間や担当者等、開室に関する詳細は学習支援室の掲示版を確認してくだ さい。 科目名: 基礎物理学および演習 英文名: Introduction to Physics and Exercise タ マ ダ マサノブ ア ラ イ タカヒト ナカハラ ミ キ オ 担当者: 玉田 雅宣・新居 毅人・中原 幹夫 単 位: 3単位 開講年次: 1年次 開講期: 1セメスター ■授業概要・方法等 私たちのまわりを見渡すと,身近なことから壮大な宇宙まで様々な自然現象があります。その現象に目を向けて,それらがどのような法則や原理に基づいて 起こるのかという“不思議を探求”する一つの方法が物理学です。この物理学を学習するということは,先人たちが築いた“不思議を解明”する考え方や現象 の生起の仕組みを理解する事になります。そして自然は簡単な法則に従っていることがわかり,その法則を数学という手段を用いて表現することができるよう になります。このように自然現象にひそむ法則を探索する学問が物理学なのです。 また,物理学は数学・化学・生物学・地学とともに科学の基礎として,理工学部の各学科で学ぶ専門分野の基礎を形作っています。したがって,この講義で 学ぶ物理学をきちんと理解することは大変重要となります。 講義では,物理現象を理解するのに必要な微積分とベクトルを中心とする基本的な数学を初めに学習します。そして物理学の基本的な考え方を理解すること ができるように授業を進め,基礎的な質点の力学を中心に剛体の力学まで学びます。演習で多くの問題に触れることにより,力学を広く理解できるように学習 します。公式の暗記に頼るのではなく,論理的に考えることにより,物理現象を深く理解できるようになることを目標とします。 この「基礎物理学および演習」と第2セメスターの「物理学および演習」を履修することにより,理工学部で学んでおく事が望ましい物理学の主な分野を,自 然な流れで学習できるようにしてあります。 (定期試験を受験しない場合は不受とする) 第1回 物理学で使う微分と積分の基礎 第2回 物理学で使うベクトルの基礎と位置,速度,加速度 第3回 位置,速度,加速度 第4回 力と運動:いろいろな力と力のつり合い 第5回 ニュートンの運動の法則 第6回 いろいろな運動 第7回 いろいろな運動 第8回 仕事とエネルギー 第9回 仕事とエネルギー 第10回 仕事とエネルギー,運動量と力積 第11回 運動量と力積、角運動量 第12回 角運動量と力のモーメント 第13回 剛体の力学:つり合う条件 第14回 剛体の運動:重心と慣性モーメント 第15回 これまでの総括 定期試験 ■学習・教育目標および到達目標 この科目の単位修得は電気電子工学科エレクトロニクス・情報通信コースで設定した学習・教育到達目標Aの達成に主体的に関与している。 1. 微積分・ベクトルの知識を力学的問題に適用できる。 2. 運動の法則を理解し,質点の基本的な運動を解くことができる。 3. 力・仕事・エネルギー・運動量・角運動量の概念を理解できる。 4. 運動量保存則・エネルギー保存則を理解し,質点の力学的問題を解くことができる。 5. 剛体とつり合い,剛体の重心と慣性モーメントを理解し,力学的問題を解くことができる。 ■授業時間外に必要な学修 授業計画に従い予習と復習を行い「学習・教育目標および到達目標」の達成を目指す。そのために教員への質問,学習支援室の利用など自ら学習の向上に努める。 ■教科書 [ISBN]9784320034945『ファンダメンタル物理学 ―力学―』(笠松 健一,新居 毅人, 中野 人志, 千川 道幸 ,共立出版) ■参考文献 参考書は,数多く出版されていますので,書店で実際に見るか担当の先生に相談してください。 ■関連科目 線形代数学Ⅰ,Ⅱ,微分積分学Ⅰ,Ⅱ,物理学および演習 ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 小テスト・レポート・課題 40% 定期試験(全学科共通の問題)60% ■授業評価アンケート実施方法 期末にアンケート方式で実施する。 ■研究室・E-mailアドレス 石橋:[email protected] ■オフィスアワー 物理学習支援室では質問や相談を受け付けています。 - 125 - 科目名: 物理学および演習 英文名: Introduction to Physics and Exercise ウ ザ ワ クニヒト ス ヤ マ タ カ オ オ オ タ タ ケ シ 担当者: 鵜沢 報仁・須山 孝夫・大田 武志 単 位: 3単位 開講年次: 1年次 開講期: 2セメスター ■授業概要・方法等 本科目は,第1セメスターの「基礎物理学および演習」と合わせて理工学部で学んでおくことが望ましい物理学の基礎的分野をカバーするものです。「基礎物 理学および演習」では,微積分とベクトルの数学的知識をもとに物理学の柱である質点の力学を中心に剛体の力学まで学びますが,本科目では波動,熱力学, そして物理学のもう一つの柱である電磁気学の基礎を,演習を行いながら各分野の内容が十分に理解できるよう学習します。公式の暗記に頼るのではなく,論 理的に考えることにより,物理現象を深く理解できるようになることを目標とします。 「基礎物理学および演習」と「物理学および演習」を履修することにより,理工学部で学んでおく事が望ましい物理学の主な分野を,自然な流れで学習できる ようにしてあります。 (定期試験を受験しない場合は不受とする) 第1回 波の性質と波を表す式 第2回 重ね合わせの原理 第3回 波の反射 第4回 気体分子の熱運動 第5回 気体分子の熱運動,熱力学第1法則 第6回 熱力学第1法則 第7回 理想気体におけるいろいろな状態変化,熱機関 第8回 熱機関 第9回 電荷とクーロンの法則 第10回 電場 第11回 電位 第12回 オームの法則とキルヒホッフの法則 第13回 電流と磁場 第14回 荷電粒子に働く磁気力 第15回 電磁誘導の法則 定期試験 ■学習・教育目標および到達目標 この科目の単位修得は電気電子工学科エレクトロニクス・情報通信コースで設定した学習・教育到達目標Aの達成に主体的に関与している。 1. 波動を表す式を理解し,重ね合わせの原理による波の干渉と反射を理解する。 2. 理想気体の状態方程式を分子運動論的な解釈まで含めて理解する。 3. 熱力学第1法則が理解できる。 4. 真空中の静電場に関する基本法則を理解し,電場および電荷に働く力の問題を解くことができる。 5. 定常電流に関する基本法則とその現象を理解できる。 6. 電流と磁場に関する基本法則を理解し,磁場および電流に働く力の問題を解くことができる。 7. 電磁誘導の法則を理解し,誘導起電力の問題を解くことができる。 ■授業時間外に必要な学修 授業計画に従い予習と復習を行い「学習・教育目標および到達目標」の達成を目指す。そのために教員への質問,学習支援室の利用など自ら学習の向上に努める。 ■教科書 [ISBN]9784320034976『ファンダメンタル物理学 ―電磁気・熱・波動― 第2版』(新居 毅人, 井上 開輝, 笠松 健一, 千川 道幸, 中野 人志, 松本 芳幸,共立出版) ■参考文献 参考書は,数多く出版されていますので,書店で実際に見るか担当の先生に相談してください。 ■関連科目 線形代数学Ⅰ,Ⅱ,微分積分学Ⅰ,Ⅱ,基礎物理学および演習 ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 小テスト・レポート・課題 40% 定期試験(全学科共通の問題)60% ■授業評価アンケート実施方法 期末にアンケート方式で実施する。 ■研究室・E-mailアドレス 石橋:[email protected] ■オフィスアワー 物理学習支援室では質問や相談を受け付けています。 - 126 - 科目名: 物理学概論および演習Ⅰ 英文名: Fundamentals Physical Science Ⅰ カサマツ ケンイチ 担当者: 笠松 マ ス イ タカヒコ フ ジ ケンショウ 健一・増井 孝彦・藤 堅正 単 位: 3単位 開講年次: 1年次 開講期: 1セメスター ■授業概要・方法等 物理学は自然科学の中でもとりわけ基礎的かつ包括的な学問です。あまり記憶に頼らずとも,比較的少数の原理や法則を用いて自然の豊か で多様な現象を理解することを可能にし,現代社会を支える様々な理工系学問に通底する縦糸になっています。この講義では,高校物理を 未履修もしくは履修したが理解が不十分な学生を対象とし,質点の力学を中心に必要な数学の学習も補いつつ授業を進め,第2セメスター の「物理学概論および演習II」の履修と合わせることで,物理学の基本的な考え方を理解することを目指します。 第1回 物理学への招待 第2回 力とその性質I 第3回 力とその性質II 第4回 力とその性質III 第5回 力とその性質IV 第6回 力と運動I 第7回 力と運動II 第8回 力と運動III 第9回 周期運動I 第10回 周期運動II 第11回 運動量と力積 第12回 角運動量 第13回 仕事と運動エネルギー I 第14回 仕事と運動エネルギー II 第15回 これまでの総括 定期試験 ■学習・教育目標および到達目標 この科目の単位修得は電気電子工学科エレクトロニクス・情報通信コースで設定した学習・教育到達目標Aの達成に主体的に関与している。 1.物理的記述に用いられる基本量(長さ・時間・質量・電荷)を知っている。 2.測定の基準となる基本単位を知っている。 3.運動の法則を理解し,質点の基本的な運動を解くことができる。 4.力・仕事・エネルギー・運動量・角運動量の概念を理解できる。 5.エネルギー保存則,運動量保存則を理解できる。 ■授業時間外に必要な学修 授業計画に従い予習と復習を行い「学習・教育目標および到達目標」の達成を目指す。 そのために教員への質問,学習支援室の利用など自ら学習の向上に努める。 ■教科書 [ISBN]9784780602005『自然科学の基礎としての物理学』(原 康夫, 学術図書出版社) ■参考文献 [ISBN]9784780601169『物理学入門』(原 康夫,学術図書出版社) [ISBN]9784873619309『シップマン自然科学入門新物理学』(J.T.シップマン, 学術図書出版社) ■関連科目 物理学概論および演習II ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 小テスト・レポート・課題 40% 定期試験(全学科共通の問題)60% ■授業評価アンケート実施方法 期末にアンケート方式で実施する。 ■研究室・E-mailアドレス 石橋:[email protected] ■オフィスアワー 物理学習支援室では質問や相談を受け付けています。 - 127 - 科目名: 物理学概論および演習Ⅱ 英文名: Fundamentals Physical Science Ⅱ カサマツ ケンイチ 担当者: 笠松 オ オ タ イズミ 健一・大田 泉 単 位: 3単位 開講年次: 1年次 開講期: 2セメスター ■授業概要・方法等 物理学は自然科学の中でもとりわけ基礎的かつ包括的な学問です。あまり記憶に頼らずとも,比較的少数の原理や法則を用いて自然の豊かで多様な現象を理解 することを可能にし,現代社会を支える様々な理工系学問に通底する縦糸になっています。この科目は,高校物理を未履修もしくは履修したが理解が不十分な 学生を対象とし,波動・熱力学・電磁気学の基礎,および原子物理学の初歩について講義と演習を行います。本科目と第1セメスターの「物理学概論および演習I」 を合わせて履修することで,理工学部の教養として学んでおくことが望ましい物理学の基礎を学習します。 第1回 熱力学I 第2回 熱力学II 第3回 熱力学III 第4回 波動I 第5回 波動II 第6回 波動III 第7回 電荷 第8回 電場 第9回 電位 第10回 回路 第11回 電磁気学 第12回 電磁波 第13回 原子物理学 第14回 現代物理学への招待 第15回 これまでの総括 定期試験 ■学習・教育目標および到達目標 この科目の単位修得は電気電子工学科エレクトロニクス・情報通信コースで設定した学習・教育到達目標Aの達成に主体的に関与している。 1.波動とは何かを理解している。波を特徴付ける量とそれらの関係を知っている。 2.温度とは何か,熱がエネルギーの一形態であることを理解する。 3.電荷と電流を理解する。クーロンの法則を理解する。 4.電場とは何か,電位とは何かを理解する。 5.光は電磁波であることを理解する。 6.原子とは何かを理解する。 ■授業時間外に必要な学修 授業計画に従い予習と復習を行い「学習・教育目標および到達目標」の達成を目指す。 そのために教員への質問,学習支援室の利用など自ら学習の向上に努める。 ■教科書 [ISBN]9784780602005『自然科学の基礎としての物理学』(原 康夫, 学術図書出版社) ■参考文献 [ISBN]9784780601169『物理学入門』(原 康夫,学術図書出版社) [ISBN]9784873619309『シップマン自然科学入門新物理学』(J.T.シップマン, 学術図書出版社) ■関連科目 物理学概論および演習I ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 小テスト・レポート・課題 40% 定期試験(全学科共通の問題)60% ■授業評価アンケート実施方法 期末にアンケート方式で実施する。 ■研究室・E-mailアドレス 石橋:[email protected] ■オフィスアワー 物理学習支援室では質問や相談を受け付けています。 - 128 - 科目名: 基礎化学および演習 英文名: Basic Chemistry and Exercises マルモト シンスケ 担当者: 丸本 真輔 単 位: 3単位 開講年次: 1年次 開講期: 1セメスター ■授業概要・方法等 化学は物質の学問であり、原子や分子によって組み立てられた物質の構造が、その性質にどのように反映されるのか。また、物質の変化、すなわち、化学反応 がいかにして起こり、その結果、どのような生成物を与えるのかを正しく理解し、応用する学問である。現代社会では、化学が関わる分野は多岐にわたってお り、日常的に触れる物質に関する知識だけでも膨大なものがある。理工学部生として、化学の基礎知識を修めておくことが望ましいことは言うまでもない。 「基礎化学および演習」では、物質の構造や状態に関する基礎知識を学び、化学的な考え方を身の回りで起こる現象の理解に応用するための基礎学力を養う。 講義で得た知識を応用する力を身つけるために、講義と同時間の演習が連続して行われる。週2コマ3単位の科目である。受講生は、①定期試験、②中間試験、 ③問題演習への取組みの総合成績によって評価される。中間試験および定期試験ではそれぞれ前半および後半の内容の理解度が試される。この授業は、化学を 専門としない学生を対象とし、後期の「化学」を学ぶ際に必要な基礎知識を与える。 第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回 第7回 第8回 第9回 第10回 第11回 第12回 第13回 第14回 第15回 第16回 第17回 第18回 第19回 第20回 第21回 第22回 第23回 第24回 第25回 第26回 第27回 第28回 第29回 第30回 定期試験 現代化学の成立: 物質を構成する原子や分子 現代化学の成立に関する演習 原子構造: 混合物・純物質・化合物・単体・同素体・原子の構造・同位体 原子構造に関する演習 化学反応と物質量: 化学反応式・質量保存則・アボガドロ定数 化学反応と物質量に関する演習 化学式: 組成式・分子式・構造式 化学式に関する演習 構造式と原子軌道: 主量子数・副量子数・スピン量子数・磁気量子数 構造式と原子軌道に関する演習 原子の電子配置: 電子軌道の形・電子配置 原子の電子配置に関する演習 化学結合: 共有結合・イオン結合・金属結合 化学結合に関する演習 中間試験 中間試験の解答と解説 反応速度: 反応速度・律速段階・活性化エネルギー・触媒・化学平衡 反応速度に関する演習 酸と塩基: 中和反応・電離定数・電離平衡・水素イオン指数 酸と塩基に関する演習 酸化と還元: 酸化と還元の定義・酸化剤と還元剤・金属のイオン化傾向と標準電極電位・電池の原理 酸化と還元に関する演習 物質の三態: 物質の三態・固体の結晶構造・液体溶液の特徴・理想気体と実在気体 物質の三態に関する演習 有機化合物: 有機化合物の特徴・有機化合物の分類・芳香族化合物・ベンゼンの置換反応 有機化合物に関する演習 高分子化合物: 高分子化合物の構造・天然高分子化合物・高分子と環境問題 高分子化合物に関する演習 環境と化学: 環境と物質の循環・大気水大地と化学 環境と化学に関する演習 ■学習・教育目標および到達目標 この科目の単位修得は電気電子工学科エレクトロニクス・情報通信コースで設定した学習・教育到達目標Aの達成に付随的に関与している。 1.原子の構造を理解し、同位体の存在を理解したうえで、質量数および原子量の概念を正しく使うことができる。 2.単体と同素体、純物質と混合物の意味を正しく理解し、具体例を挙げてその違いを説明できる。 3.化学式の種類には、組成式・分子式・構造式があることを理解し、適宜、活用することができる。 4.水素原子の軌道の種類を4つの量子数によって分類し、軌道の特徴を概念的に捉えて説明することができる。 5.元素の周期律表の成り立ちを、電子配置の規則に従って系統的に理解する。 6.共有結合は電子の軌道の重なりによって構成され、重ねあわせ方の違いによって、σ結合とπ結合があることを理解する。 7.化学結合の成り立ちを理解し、結合の種類と特徴を、具体的な例を挙げて説明することができる。 8.反応速度に影響する因子について理解を深め、化学平衡の概念を導くことができる。 9.酸・塩基の概念には複数の定義があることを理解する。 10.酸・塩基の特徴を認識したうえで、酸化還元反応の理解に応用することができる。 11.固体・液体・気体についての特徴を理解し、それぞれ特有の現象について説明することができる。 12.典型的な有機化合物の種類と分類法を学び、それぞれに特徴的な化学反応を分子構造と結びつけて議論することができる。 13.高分子化合物の性質を理解する。 14.現在の環境問題を化学的に説明することができる。 以上の項目の達成度が70%以上になるように努める。 ■授業時間外に必要な学修 1.講義内容のまとめと復習 2.演習問題の答案作成および復習 3.その他の課題のレポート作成 ■教科書 担当教員の指示による ■参考文献 [ISBN]9784563046217『Step‐up基礎化学』(石川 春樹, 培風館 : 2015) [ISBN]9784320043848『身近に学ぶ化学の世界』(宮澤 三雄, 共立出版 : 2009) [ISBN]9784780601176『化学―物質・エネルギー・環境』(浅野 努, 学術図書出版社 : 2008) [ISBN]9784759810202『大学への橋渡し 一般化学』(芝原 寛泰, 化学同人 : 2006) [ISBN]9784785330705『Catch Up大学の化学講義―高校化学とのかけはし』(杉森 彰, 裳華房 : 2005) ■関連科目 化学 ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 定期試験 30% 中間試験 30% 問題演習 40% ■授業評価アンケート実施方法 授業時間内に実施する - 129 - 科目名: 化学 英文名: Chemistry マエカワ マサヒコ 担当者: 前川 キタマツ ミ ズ キ ツボウチ マサアキ カワヒガシ タ ツ オ マルモト シンスケ 雅彦・北松 瑞生・坪内 雅明・川東 龍夫・丸本 真輔 単 位: 2単位 開講年次: 1年次 開講期: 2セメスター ■授業概要・方法等 化学は現代社会において人類の生活と活動を、物質とエネルギーの両面から支える大切な要素である。その要点は、物質の構造 と性質を構成粒子である原子および分子の性質から深く考え、理解し、物質のもつ多様な性質を人類の平和と安全のために賢く活 かす途を探るところにある。「化学」の講義では、基礎化学の知識を土台として、化学物質の性質がどのような場面で活かされるの か、また、その根幹に横たわる基本的な考え方は何か、についていくつかの具体例を通して学ぶ。 この講義では、化学に関する5つの話題について、その分野を専門とする教員が背景から丁寧に説明する。従って、講義は5名の 教員のオムニバス形式で行われる。各単元は3回の講義で完結する。クラスによって開講される単元の順番は異なるが、単元毎に内 容は独立しているので、理解に支障はない。 理解度と応用力の確認のために、単元毎にテストを行う。評価は5回の単元テストの総合点とする。予備知識として、前期「基礎 化学および演習」程度の内容を理解していることを前提とする。 第1回 エネルギーの化学(1)核分裂で取り出すエネルギー:原子力発電・放射能・放射性廃棄物 第2回 エネルギーの化学(2)電子移動で取り出すエネルギー:カルバニ電池・燃料電池・太陽電池 第3回 エネルギーの化学(3)化学エネルギーと社会、など、単元テスト 第4回 香料の化学(1)自然のなかの香り、人間と香り、においによる刺激と情報 第5回 香料の化学(2)揮発性をもつ芳香物質の化学構造と機能性 第6回 香料の化学(3)においや香りを認識するメカニズム、など、単元テスト 第7回 光の化学(1)光の性質と現代生活における光:光エネルギー利用、情報技術革命への展開 第8回 光の化学(2)光の分類とその利用:太陽光、化学発光、LED光、レーザー光 第9回 光の化学(3)最新科学技術を光の知識で理解する:インターネット・Blu-Ray、など、単元テスト 第10回 環境の化学(1)地球環境問題(公害)・オゾン層破壊・フロンガス 第11回 環境の化学(2)酸性雨・地球温暖化・温室効果ガス・京都議定書 第12回 環境の化学(3)環境ホルモン、など、単元テスト 第13回 核酸医薬の化学(1)セントラルドグマ、細胞 第14回 核酸医薬の化学(2)アンチジーン、アンチセンス、siRNA、デコイ、アプタマー 第15回 核酸医薬の化学(3)アンチセンスで使われる人工核酸、など、単元テスト ■学習・教育目標および到達目標 この科目の単位修得は電気電子工学科エレクトロニクス・情報通信コースで設定した学習・教育到達目標Aの達成に付随的に関与 している。 化学の5つの側面について基礎となる考え方を理解し、具体例を通じてその適用方法を習得する。 (1) 化学エネルギーの発生原理、その有用性と課題を説明できる。 (2) 香料の化学構造と性質、その認識メカニズムについて説明できる。 (3) 光の性質とその利用法について、具体例を挙げて説明できる。 (4) 地球環境問題(公害)について、その概要を説明できる。 (5) 核酸医薬の化学について、具体例を挙げて説明できる。 これらに関連する事項について、70%以上の理解度を目指す。 ■授業時間外に必要な学修 1.その日受けた授業内容の整理と復習 2.課題などに関するレポート作成 3.単元テストのための試験勉強 ■教科書 特に指定しない ■参考文献 [ISBN]9784563046217『Step‐up基礎化学』(石川 春樹, 培風館 : 2015) [ISBN]9784860430979『実感する化学 (下巻)』(A Project of the American Chemical Society, エヌ・ティー・エス : 2008) [ISBN]9784860430962『実感する化学 (上巻)』(A Project of the American Chemical Society, エヌ・ティー・エス : 2005) [ISBN]9784872590739『一目でわかる先端化学の基礎』(大阪大学出版会 : 2002) ■関連科目 基礎化学および演習 ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 単元テスト 100% ■授業評価アンケート実施方法 授業時間内に実施する - 130 - 科目名: 基礎生物学 英文名: Basic Biology ハギワラ 担当者: 萩原 テ ル キ 央記 単 位: 2単位 開講年次: 1年次 開講期: 1セメスター ■授業概要・方法等 生物学は21世紀に生きる私達の生活と社会に密接に関わってくるサイエンスですが、新入生の多くは入試で生物学を選択していません。また、一部の学生は 高校で生物を履修していません。本講義は、こうした学生を対象にして開講します。講義内容は、細胞の構造と機能、生物体のつくりおよび生命の連続性に関 わるものです。いずれも高校生物IとIIでとりあげている内容です。学習する現象の大部分は身近な生物と我々自身の細胞や組織でおきている現象です。自分の 生命を学ぶという姿勢があれば、理解を深めることができます。理解できれば、自ずと生物学に対する興味が深まってきます。これが本講義の目的です。折に 触れて、講義内容と関連した最新トピックスもわかりやすく解説し、現代社会における生物学の意義についても理解を深めてもらいます。 講義では難解な数式や化学式はあまり使用しません。興味を喚起することが第一の目的だからです。この目的に沿って、生物学の重要事項が視覚的に学べる ように工夫された本を教科書として使用します。この教科書を受講時に必ず持参することを求めます。 第1回 序論 第2回 細胞の構造とはたらき 第3回 細胞を構成する物質 第4回 細胞への物質の出入り 第5回 細胞の働きと酵素 第6回 体細胞が増えるしくみ:体細胞分裂 第7回 多細胞生物 第8回 生殖細胞ができるしくみ:減数分裂 第9回 ヒトの生殖細胞の形成 第10回 ヒトの発生 第11回 遺伝のしくみ(1)メンデルの法則 第12回 遺伝のしくみ(2)ヒトの遺伝 第13回 遺伝子の本体と働き(1)DNAの構造と複製 第14回 遺伝子の本体と働き(2)遺伝暗号とタンパク質合成のしくみ 第15回 生物学と現代社会の関わり 定期試験 ■学習・教育目標および到達目標 この科目の単位修得は電気電子工学科エレクトロニクス・情報通信コースで設定した学習・教育到達目標Aの達成に付随的に関与している。 (1)細胞の多様な機能が構造と関連づけて説明できる。 (2)体細胞分裂と減数分裂の違いが模式図で表せる。 (3)人の器官、生殖・発生、遺伝について正しい知識を身に付ける。 (4)DNAの構造と機能が細胞分裂と遺伝子の形質発現と関連付けて説明できる。 ■授業時間外に必要な学修 授業中に与えられた課題を用いた復習 ■教科書 [ISBN]9784410281457『フォトサイエンス生物図録―視覚でとらえる』(数研出版株式会社, 数研出版 : 2013) ■参考文献 [ISBN]9784807908127『生物学入門 (大学生のための基礎シリーズ)』(東京化学同人 : 2013) [ISBN]9784758120180『基礎から学ぶ生物学・細胞生物学』(和田 勝, 羊土社 : 2011) ■関連科目 生物学 ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 定期試験等 75% 講義中課題等 25% ■授業評価アンケート実施方法 7月に実施します。具体的な実施方法は各担当講師に聞いてください。 ■研究室・E-mailアドレス 連絡先は各担当講師が初回講義時に指示します。 ■オフィスアワー 各担当講師が初回講義時に指示します。 - 131 - 科目名: 生物学 英文名: Biology ヤマモト 担当者: 山本 ア ツ シ 純之 単 位: 2単位 開講年次: 1年次 開講期: 2セメスター ■授業概要・方法等 生物学は21世紀に生きる私達の生活と社会に密接に関わってくるサイエンスですが、新入生の多くは入試で生物学を選択していません。また、一部の学生 は高校で生物を履修していません。本講義は、「基礎生物学」に引き続いて、こうした学生を対象にして開講します。講義内容は、生体の刺激応答、恒常性維 持および代謝に関わるものです。いずれも高校生物でとりあげている内容です。学習する現象の大部分は自身の細胞や組織でおきている現象です。自分の生命 を学ぶという姿勢があれば、理解を深めることができます。理解できれば、自然と生物学に対する興味が深まってきます。これが本講義の目的です。折に触れ て、講義内容と関連した最新トピックスもわかりやすく解説し、現代社会における生物学の意義についても理解を深めてもらいます。 講義では難解な数式や化学式は一切使用しません。興味を喚起することが第一の目的だからです。この目的に沿って、生物学の重要事項が視覚的に学べるよ うに工夫された本を教科書として使用します。この教科書を受講時に必ず持参することを求めます。 第1回 序論 第2回 刺激の受容と反応(1)一般的特徴 第3回 刺激の受容と反応(2)ヒトの視覚器と聴覚器・平衡感覚器・その他の受容器 第4回 刺激の受容と反応(3)ヒトの筋肉の構造と収縮 第5回 神経系の構造とはたらき(1)ヒトの感覚神経と運動神経 第6回 神経系の構造とはたらき(2)ヒトの自律神経 第7回 ホルモンのはたらき(1)ヒトの内分泌腺 第8回 ホルモンのはたらき(2)自律神経との協同作用 第9回 ホルモンのはたらき(3)植物ホルモン 第10回 免疫と生体防御(1)ヒトのリンパ系と免疫に関係する細胞 第11回 免疫と生体防御(2)免疫のしくみ 第12回 呼吸(1)外呼吸 第13回 呼吸(2)内呼吸 第14回 光合成 第15回 窒素同化 定期試験 ■学習・教育目標および到達目標 この科目の単位修得は電気電子工学科エレクトロニクス・情報通信コースで設定した学習・教育到達目標Aの達成に付随的に関与している。 (1)ヒトの刺激受容器の構造の模式図が描けて各部の働きが説明できる。 (2)神経とホルモンの働きが具体例をあげて説明できる。 (3)AIDSや臓器移植の拒否反応などの具体的な問題が免疫系のはたらきで説明できる。 (4)生物の生命活動のエネルギー源はもとを正せば太陽エネルギーであることがブドウ糖を例にとって説明できる。 ■授業時間外に必要な学修 教科書や関連資料の予習・復習を前提に講義は進める ■教科書 [ISBN]9784410281648『新課程視覚でとらえるフォトサイエンス生物図録 (フォトサイエンス図録シリーズ)』(数研出版編集部,数研出版) ■参考文献 [ISBN]9784807908127『生物学入門 第2版 (大学生のための基礎シリーズ 2)』(石川統, 東京化学同人) [ISBN]9784785350024『基礎生物学 増訂版』(佐藤重平, 裳華房) [ISBN]9784785350499『細胞からみた生物学 改訂第4版』(太田次郎, 裳華房) [ISBN]9784758120180『基礎から学ぶ生物学・細胞生物学 第2版』(和田勝, 羊土社) [ISBN]9784062575072『新しい高校生物の教科書 (ブルーバックス B-1507)』(栃内新, 講談社) ■関連科目 基礎生物学 ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 定期試験(詳細は初回講義時に指示)100% ■授業評価アンケート実施方法 12 ~ 1月頃に実施します。 具体的な実施方法は各担当講師に聞いてください。 ■研究室・E-mailアドレス 山本 純之:初回講義時に指示 清水喜久雄:初回講義時に指示 森山隆太郎:22号館2階 環境生理学研究室・[email protected] ■オフィスアワー 連絡を受けた際に随時 - 132 - 科目名: 微分積分学Ⅰ 英文名: CalculusⅠ ハシシン ユウイチ 担当者: 橋新 ヨ シ ダ シュウヘイ 裕一・吉田 周平 単 位: 2単位 開講年次: 1年次 開講期: 1セメスター ■授業概要・方法等 荒く言えば、なめらかに変化する量を調べるのが解析学であり、微分積分学はその最も基礎の部分に当たる。その理 論は数学、自然科学、工学諸分野のみならず、経済学などの社会科学においても基本的道具として多用される。微分 積分学 I では、理工系諸分野への応用を念頭に、実際に計算し、使えるようになることを目標にして、実 1 変数実数 値関数の微分について学ぶ。 第1回 数列の極限とその計算 第2回 無限級数 第3回 関数の極限と連続 第4回 中間値の定理,逆関数と合成関数 第5回 導関数の定義と計算 第6回 関数の増減と平均値の定理 第7回 指数関数・対数関数・三角関数 第8回 指数関数・対数関数の微分 第9回 三角関数の微分 第10回 逆三角関数と双曲線関数 第11回 媒介変数表示と曲線の接線 第12回 高次導関数と多項式の展開 第13回 テイラー展開 第14回 導関数の応用 第15回 理解を深める演習問題(1) 定期試験 ■学習・教育目標および到達目標 この科目の単位修得は電気電子工学科エレクトロニクス・情報通信コースで設定した学習・教育到達目標Aの達成に 主体的に関与している。 解析学の基礎である極限操作に慣れ、微分の理論的側面を理解し、実際の計算ができるようになり、さらにそれらの 知識を各専門分野の問題に適用できるようになるための能力を身につけることを目標とする。 ■授業時間外に必要な学修 各回で扱われる内容について、理解できるまでしっかり復習することが大切である。 ■教科書 [ISBN]9784563003982『微分積分学30講』(青木 貴史,培風館) ■参考文献 [ISBN]9784785314088『微分積分学 (数学シリーズ)』(難波誠, 裳華房) [ISBN]9784130620055『解析入門 1 (基礎数学 2)』(杉浦光夫, 東京大学出版会) ■関連科目 線形代数学 I, II, 微分積分学 II ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 定期試験 70% 日常の演習または小テストまたはレポート 30% ■授業評価アンケート実施方法 学期末に授業評価アンケートを行う - 133 - 科目名: 微分積分学Ⅱ 英文名: CalculusⅡ ハシシン ユウイチ 担当者: 橋新 ヨ シ ダ シュウヘイ 裕一・吉田 周平 単 位: 2単位 開講年次: 1年次 開講期: 2セメスター ■授業概要・方法等 荒く言えば、なめらかに変化する量を調べるのが解析学であり、微分積分学はその最も基礎の部分に当たる。その理 論は数学、自然科学、工学諸分野のみならず、経済学などの社会科学においても基本的道具として多用される。微分 積分学 II では、理工系諸分野への応用を念頭に、実際に計算し、使えるようになることを目標にして、実 1 変数実 数値関数の積分と二変数関数の微分積分について学ぶ。 第1回 不定積分とその基本性質 第2回 積分の変数変換 第3回 部分積分・分数関数の積分 第4回 定積分とその基本性質 第5回 部分積分と広義積分 第6回 積分と面積 第7回 面積の計算(1) 第8回 面積の計算(2) 第9回 積分と体積 第10回 曲線の長さと道のり 第11回 簡単な微分方程式 第12回 二変数関数・偏微分 第13回 2変数関数のテイラー展開、極大・極小 第14回 重積分 第15回 理解を深める演習問題 定期試験 ■学習・教育目標および到達目標 この科目の単位修得は電気電子工学科エレクトロニクス・情報通信コースで設定した学習・教育到達目標Aの達成に 主体的に関与している。 積分の理論的側面と意味を理解し、実際の計算ができるようになり、さらにそれらの知識を各専門分野の問題に適用 できるようになるための能力を身につけるとともに、2変数関数の微分積分の基礎について理解することを目標とす る。 ■授業時間外に必要な学修 各回で扱われる内容について、理解できるまでしっかり復習することが大切である。 ■教科書 [ISBN]9784563003982『微分積分学30講』(青木 貴史,培風館) ■参考文献 [ISBN]9784785314088『微分積分学 (数学シリーズ)』(難波誠, 裳華房) [ISBN]9784130620055『解析入門 1 (基礎数学 2)』(杉浦光夫, 東京大学出版会) ■関連科目 線形代数学 I, II, 微分積分学 I ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 定期試験 70% 日常の演習または小テストまたはレポート 30% ■授業評価アンケート実施方法 学期末に授業評価アンケートを行う - 134 - 科目名: 線形代数学Ⅰ 英文名: Linear AlgebraⅠ ア ベ 担当者: 安部 テ ツ ヤ オ ガ ワ ヨ ウ コ 哲哉・小川 洋子 単 位: 2単位 開講年次: 1年次 開講期: 1セメスター ■授業概要・方法等 線形代数学は、高校数学のベクトル(数学B)、行列(数学C)の延長線上にある科目である。ここではより大きな次 元のベクトル、 行列の取り扱いについて学ぶ。 特に線形代数学 I では, ベクトルや行列の基本的計算法、 空間図形の扱い、 連立 1 次方程式の解法と解の構造を中心に学習する。 大学の数学においては、抽象化が一つの特徴である。抽象化とは、数学のいろいろな対象に共通な要素を取り出して ひとまとめにし、統一して理解しようとということである。このことによって数学は、幅広い問題の解決に適用でき る普遍性を持つに至り、あらゆる分野の基礎として重要な学問となったのである。 線形代数学はその抽象化の考え方が随所に現れる最初の科目である。線形代数学を学ぶ目的は、まず上記のテーマに ついて具体的計算ができるようになること、さらにそれを通じて、現象を統一的に捉える能力を修得することである。 第1回 ベクトルとその成分表示および内積 第2回 内積とその応用 第3回 位置ベクトル 第4回 ベクトルと図形 第5回 空間図形の相互関係 第6回 ベクトルの一次独立 第7回 理解を深める演習問題(1) 第8回 行列とその演算 第9回 行列の積 第10回 特別な行列 第11回 行列の和と積の性質 第12回 行列の基本操作 第13回 基本操作と逆行列 第14回 様々な連立一次方程式とその解法 第15回 理解を深める演習問題(2) 定期試験 ■学習・教育目標および到達目標 この科目の単位修得は電気電子工学科エレクトロニクス・情報通信コースで設定した学習・教育到達目標Aの達成に 主体的に関与している。 空間図形、ベクトル、行列に関して基本的な計算ができるようになるとともに、将来、それらの知識を各専門分野の 問題に適用できるようになるための能力を身につけることを目標とする。 ■授業時間外に必要な学修 各回で扱われる内容について、理解できるまでしっかり復習することが大切である。 ■教科書 [ISBN]9784563003975『線形代数学30講』(青木 貴史,培風館) ■参考文献 [ISBN]9784785313012『線型代数学 増補改題 (数学選書 1)』(佐武一郎, 裳華房) [ISBN]9784563002169『入門線形代数』(三宅敏恒, 培風館) ■関連科目 線形代数学 II, 微分積分学 I,II ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 定期試験 70% 日常の演習または小テストまたはレポート 30% ■授業評価アンケート実施方法 学期末に授業評価アンケートを行う - 135 - 科目名: 線形代数学Ⅱ 英文名: Linear AlgebraⅡ サ サ キ 担当者: 佐々木 シ ン ジ オ ガ ワ ヨ ウ コ 真二・小川 洋子 単 位: 2単位 開講年次: 1年次 開講期: 2セメスター ■授業概要・方法等 線形代数学は、高校数学のベクトル(数学B)、行列(数学C)の延長線上にある科目である。ここではより大きな次 元のベクトル、行列の取り扱いについて学ぶ。特に線形代数学 II では、一次変換と図形、行列式、行列の対角化につ いて学ぶ。 大学の数学においては、抽象化が一つの特徴である。抽象化とは、数学のいろいろな対象に共通な要素を取り出して ひとまとめにし、統一して理解しようとということである。このことによって数学は、幅広い問題の解決に適用でき る普遍性を持つに至り、あらゆる分野の基礎として重要な学問となったのである。 線形代数学はその抽象化の考え方が随所に現れる最初の科目である。線形代数学を学ぶ目的は、まず上記のテーマに ついて具体的計算ができるようになること、さらにそれを通じて、現象を統一的に捉える能力を修得することである。 第1回 一次変換 第2回 一次変換の合成と逆変換 第3回 回転行列と回転移動 第4回 一次変換と直線 第5回 一次変換と二次曲線 第6回 空間の一次変換 第7回 直交変換と直交行列 第8回 理解を深める演習問題(1) 第9回 行列式 第10回 行列式の余因子展開と逆行列 第11回 行列式と体積およびベクトルの外積 第12回 固有値 第13回 行列の対角化と三角化 第14回 対称行列の対角化とその応用 第15回 理解を深める演習問題(2) 定期試験 ■学習・教育目標および到達目標 この科目の単位修得は電気電子工学科エレクトロニクス・情報通信コースで設定した学習・教育到達目標Aの達成に 主体的に関与している。 行列と一次変換、行列式、行列の対角化に関して基本的な計算ができるようになるとともに、将来、それらの知識を 各専門分野の問題に適用できるようになるための能力を身につけることを目標とする。 ■授業時間外に必要な学修 各回で扱われる内容について、理解できるまでしっかり復習することが大切である。 ■教科書 [ISBN]9784563003975『線形代数学30講』(青木 貴史,培風館) ■参考文献 [ISBN]9784785313012『線型代数学 増補改題 (数学選書 1)』(佐武一郎, 裳華房) [ISBN]9784563002169『入門線形代数』(三宅敏恒, 培風館) ■関連科目 線形代数学 I, 微分積分学 I,II ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 定期試験 70% 日常の演習または小テストまたはレポート 30% ■授業評価アンケート実施方法 学期末に授業評価アンケートを行う - 136 - 科目名: 情報処理実習Ⅰ 英文名: Information Processing Practice Ⅰ オオサワ 担当者: 大澤 ヤ ス ミ 保美 単 位: 1単位 開講年次: 1年次 開講期: 1セメスター・2セメスター ■授業概要・方法等 長い歴史を持ち、現在でも広く利用されているC言語について、基本的な内容に焦点を当てて学習する。本科目は情報処理実習Ⅱと合わせて内容を構成して おり、本科目はその前半にあたる。本科目と情報処理実習Ⅱの2科目を通して、単一のソースファイルからなるプログラムを作成できるようになることを目指す。 本科目では、C言語の文法、数値の計算、キーボードを使った数値の入出力、分岐、反復、関数などの制御構造について学習する。各回の授業では、要点の 確認と例題プログラムの実行を通じて、その回のテーマに関する知識を深めた後、演習問題を実施して理解度を確認するという形で進める。C言語に関する知 識については要点に触れるだけで、詳しい説明はしないので、教材や参考書を使って十分な予習を行う必要がある。 本科目は、ファイルの保存、コピー&ペースト、キーボード入力、マウス操作などコンピュータの基本的な操作ができる学生を対象としている。 成績評価については下記のとおりであるが、IPAにより実施される【基本情報技術者試験】を合格すれば本科目の単位を認定する。 第1回 C言語の基本 第2回 入出力と計算(1) 第3回 入出力と計算(2) 第4回 入出力と計算(3) 第5回 分岐(1) 第6回 分岐(2) 第7回 分岐(3) 第8回 反復(1) 第9回 反復(2) 第10回 反復(3) 第11回 関数(1) 第12回 関数(2) 第13回 関数(3) 第14回 課題(1) 第15回 課題(2) ■学習・教育目標および到達目標 この科目の単位修得は電気電子工学科エレクトロニクス・情報通信コースで設定した学習・教育到達目標Aの達成に付随的に関与している。 基本情報技術者試験のC言語に関する問題に正答するための基礎知識を修得する。 1.文法について理解し、それに従ったプログラムを作成できる。 2.数値の計算、キーボードを使った数値の入出力について理解し、それらを用いたプログラムを作成できる。 3.分岐、反復、関数などの制御構造について理解し、それらを用いたプログラムを作成できる。 ■授業時間外に必要な学修 1.教材や参考書を使って、次回の授業で取り上げる内容を予習しておくこと。 2.授業内で完成しなかった課題は、次回の授業までに完成させ、内容についても十分に理解しておくこと。 ■教科書 指定しない。 ■参考文献 [ISBN]978479737098X『やさしいC 第4版』 (ソフトバンククリエイティブ : 2012) [ISBN]9784777517534『C言語教科書』 (田中成典, 工学社 : 2013) ■関連科目 情報処理基礎、情報処理実習Ⅱ、情報処理演習、情報システム基礎、情報システム応用 ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 筆記試験 70% プログラム作成課題 30% ■授業評価アンケート実施方法 前期開講科目は7月頃、後期開講科目は1月頃に実施予定 ■研究室・E-mailアドレス 大澤保美 非常勤講師・[email protected] ■オフィスアワー 非常勤講師なのでなし - 137 - 科目名: 情報処理実習Ⅱ 英文名: Information Processing Practice Ⅱ オオサワ 担当者: 大澤 ヤ ス ミ 保美 単 位: 1単位 開講年次: 1 ~ 2年次 開講期: 2セメスター・3セメスター ■授業概要・方法等 長い歴史を持ち、現在でも広く利用されているC言語について、基本的な内容に焦点を当てて学習する。本科目は情報処理実習Ⅱと合わせて内容 を構成しており、本科目はその前半にあたる。本科目と情報処理実習Ⅱの2科目を通して、単一のソースファイルからなるプログラムを作成できる ようになることを目指す。 本科目では、C言語の文法、数値の計算、キーボードを使った数値の入出力、分岐、反復、関数などの制御構造について学習する。各回の授業では、 要点の確認と例題プログラムの実行を通じて、その回のテーマに関する知識を深めた後、演習問題を実施して理解度を確認するという形で進める。 C言語に関する知識については要点に触れるだけで、詳しい説明はしないので、教材や参考書を使って十分な予習を行う必要がある。 本科目は、ファイルの保存、コピー&ペースト、キーボード入力、マウス操作などコンピュータの基本的な操作ができる学生を対象としている。 成績評価については下記のとおりであるが、IPAにより実施される【基本情報技術者試験】を合格すれば本科目の単位を認定する。 第1回 C言語の基本 第2回 入出力と計算(1) 第3回 入出力と計算(2) 第4回 入出力と計算(3) 第5回 分岐(1) 第6回 分岐(2) 第7回 分岐(3) 第8回 反復(1) 第9回 反復(2) 第10回 反復(3) 第11回 関数(1) 第12回 関数(2) 第13回 関数(3) 第14回 課題(1) 第15回 課題(2) ■学習・教育目標および到達目標 この科目の単位修得は電気電子工学科エレクトロニクス・情報通信コースで設定した学習・教育到達目標Aの達成に付随的に関与している。 基本情報技術者試験のC言語に関する問題に正答するための基礎知識を修得する。 1.配列、ポインタ、文字列、構造体について理解し、それらを用いたプログラムを作成できる。 2.キーボードを使ったデータの入出力について理解し、それらを用いたプログラムを作成できる。 ■授業時間外に必要な学修 1.教材や参考書を使って、次回の授業で取り上げる内容を予習しておくこと。 2.授業内で完成しなかった課題は、次回の授業までに完成させ、内容についても十分に理解しておくこと。 ■教科書 適宜資料を配布する。 ■参考文献 [ISBN]978479737098X『やさしいC 第4版』 (ソフトバンククリエイティブ : 2012) [ISBN]9784777517534『C言語教科書』 (田中成典, 工学社 : 2013) ■関連科目 情報処理基礎、情報処理実習Ⅱ、情報処理演習、情報システム基礎、情報システム応用 ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 筆記試験 70% プログラム作成課題 30% ■授業評価アンケート実施方法 前期開講科目は7月頃、後期開講科目は1月頃に実施予定 ■研究室・E-mailアドレス 大澤保美 非常勤講師・[email protected] ■オフィスアワー 非常勤講師なのでなし - 138 - 科目名: 情報処理演習 英文名: General Theory on Information Processing 担当者: ミナミ ヨ シ タ カ 南 佳孝 単 位: 1単位 開講年次: 2年次 開講期: 3セメスター・4セメスター ■授業概要・方法等 情報処理実習Iおよび情報処理実習Ⅱの後を受け、C言語によるプログラミング力をさらに強化するとともに、基本 情報技術者試験を受験するために必要な事項を学習する。本科目は、基本情報技術者試験のC言語に関して正答する ための最終段階の講義である。 成績評価については下記のとおりであるが、IPAにより実施される【基本情報技術者試験】を合格すれば本科目の 単位を認定する。 第1回 リスト構造 第2回 リスト構造 第3回 リスト構造 第4回 リスト構造 第5回 木構造 第6回 木構造 第7回 木構造 第8回 これまでのまとめ 第9回 演習(1) 第10回 演習(2) 第11回 演習(3) 第12回 演習(4) 第13回 演習(5) 第14回 演習(6) 第15回 総まとめ ■学習・教育目標および到達目標 この科目の単位修得は電気電子工学科エレクトロニクス・情報通信コースで設定した学習・教育到達目標Aの達成に 付随的に関与している。 基本情報技術者試験のC言語に関する問題に正答できるレベルの実力を修得する。 [1]スタック、待ち行列、リスト構造、木構造などのデータ構造とアルゴリズムについて理解している。 [2]上記のデータ構造とアルゴリズムをC言語で実装できる。 ■授業時間外に必要な学修 [1]教材や参考書を使って、次回の授業で取り上げる内容を予習しておくこと。 [2]授業内で完成しなかった課題は、次回の授業までに完成させ、内容についても十分に理解しておくこと。 ■教科書 適宜資料を配布する。 ■参考文献 [ISBN]9784798030142『苦しんで覚えるC言語 』 (MMGames, 秀和システム : 2011) [ISBN]978479737098X『やさしいC 第4版』 (ソフトバンククリエイティブ : 2012) [ISBN]9784777517534『C言語教科書』 (田中成典, 工学社 : 2013) [ISBN]9784774168210『平成27年度【春期】基本情報技術者 パーフェクトラーニング過去問題集 (情報処理技術者試験) 』(山本 三雄,技術評論社:2014) ■関連科目 情報処理基礎、情報処理実習Ⅰ、情報処理実習Ⅱ、情報システム基礎、情報システム応用 ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 課題提出 100% ■授業評価アンケート実施方法 前期開講科目は7月頃、後期開講科目は12月頃に実施予定 ■研究室・E-mailアドレス 南佳孝 非常勤講師・メールアドレスは授業で連絡 ■オフィスアワー 非常勤講師のためなし - 139 - 科目名: インターンシップ 英文名: Internship ノ ガ ミ 担当者: 野上 マサノブ 雅伸 単 位: 2単位 開講年次: 開講期: ■授業概要・方法等 インターンシップは、在学中に実際の企業で就業経験をもつことで、職業観および社会観を養うことを目的とするプ ログラムである。 学生が就職を考える時、自分の適性と職種、性格と企業風土および文化のすり合わせをしていくことは、最も重要な 作業であるが、一人で結論を出すのは大変困難な作業である。そこで、あらかじめ就業体験を積むことにより、職場 や職種選びの検討材料を増やすとともに、自らの職業観を確立させ、自分が学んでいる学問の意義を十分理解し、自 主性を備えた人材に成長することを目的とする。すなわち、インターンシップによって、学生が目的意識の形成およ び学習意欲の喚起につながることが一番大切である。 (注意)インターンシップは、キャリアセンターが主催するキャリアインターンシップが原則だが、その他で実施され るスクールインターンシップやパブリックインターンシップも含めることができる。 (注意)受講者は、単位認定を希望しない場合でも、必ず理工学部事務部に申し出て、実習計画書を提出する必要がある。 実習は、夏休みまたは春休みに集中して行うことを原則とする。 単位認定には、導入講義の受講、実習、終了後の発表を含めて60時間以上(あるいは60時間以上に相当する内容)を 必要とする。 理工学部事務部主催の事前講義に出席し、配布された「インターンシップ実習簿」を参照すること。 なお、詳細は、各担当者に問い合わせること。 第1回 理工学部主催の導入講義 第2回 インターンシップ実習先の決定 第3回 事前研修 第4回 実習計画書の提出 第5回 実習 第6回 終了届の提出 第7回 実習報告書の提出および発表 ■学習・教育目標および到達目標 この科目の単位修得は電気電子工学科エレクトロニクス・情報通信コースで設定した学習・教育到達目標Eの達成に 付随的に関与している。 到達目標は、以下である。 (1)受講者がこの科目を通して、自らの職業観を確立できること。 (2)自分が学んでいる学問の意義を十分理解し、自主性を備えた人材に成長すること。 ■授業時間外に必要な学修 事前に希望する職種または業務内容を選択し、希望する会社の企業研究を十分に行う。これに加え、自身の適性や性 格などを客観的に把握することを心がけ、社会人としてのマナー向上を図る。 ■教科書 「インターンシップ実習簿」理工学部発行 (受講者には導入講義にて無料配布) ■参考文献 特に指定しない ■関連科目 全ての専門科目 ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 導入講義の受講評価、日誌、インターンシップ実施報告書、終了後の発表の評価 100% ■授業評価アンケート実施方法 前期開講科目は7月頃、後期開講科目は12月~1月に実施する。 ■研究室・E-mailアドレス 野上准教授室(22号館2階), 内線4465 [email protected] ■オフィスアワー 月曜日6限、水曜日5限 - 140 - 科目名: 社会奉仕実習 英文名: Social Work ノ ガ ミ 担当者: 野上 マサノブ 雅伸 単 位: 1単位 開講年次: 開講期: ■授業概要・方法等 ボランティア活動を通じて倫理観や社会貢献の精神、公共性や社会性の意識を身につけることを目的としている。 さらに、実習後の報告書の作成を通じて、様々な角度から物事を見ることのできる能力、自主的・総合的に物事を考 える力、的確に判断できる能力、社会奉仕することへの誇り、協調性とリーダーシップの涵養を目標とする。 (注意)導入講義は、5-6月に行う予定で、講義の日程は、理工学部事務部より案内する。 実際の実習は、夏休みまたは春休みに集中して行うことを原則とする。不明な点は担当教員に問い合わせること。 単位認定には講義、実習、発表会を含めて30時間以上を必要とする。 第1回 導入講義(社会奉仕実習をスムーズに実施するための講義) 第2回 導入講義(社会奉仕実習をスムーズに実施するための講義) 第3回 社会奉仕実習 第4回 社会奉仕実習 第5回 社会奉仕実習 第6回 社会奉仕実習 第7回 社会奉仕実習 第8回 社会奉仕実習 第9回 社会奉仕実習 第10回 社会奉仕実習 第11回 社会奉仕実習 第12回 社会奉仕実習 第13回 社会奉仕実習実施発表会 第14回 社会奉仕実習実施発表会 第15回 社会奉仕実習の総括 ■学習・教育目標および到達目標 この科目の単位修得は電気電子工学科エレクトロニクス・情報通信コースで設定した学習・教育到達目標Dの達成に 付随的に関与している。 受講者がこの科目を通じて倫理観や社会貢献の精神、公共性や社会性の意識を身につけることを目的とする。 ■授業時間外に必要な学修 日々の社会問題や社会貢献の動向を新聞の社会欄等を確認し把握すること。 ボランティア活動についての文献を読み、習得すること。 各講義で指示された課題に取り組むこと。 ■教科書 「社会奉仕実習実施簿」理工学部発行(受講者には無料配布します) ■参考文献 特に指定しない ■関連科目 開講する全ての専門科目 ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 実習の状況 40% レポート 30% プレゼンテーション 30% ■授業評価アンケート実施方法 前期開講科目は7月頃、後期開講科目は12 ~ 1月頃に実施します。 ■研究室・E-mailアドレス 野上准教授室(22号館2階), 内線4465 [email protected] ■オフィスアワー 月曜日6限、水曜日5限 - 141 - 科目名: 情報システム基礎 英文名: Information System Basic イ グ チ 担当者: 井口 ノブカズ 信和 単 位: 2単位 開講年次: 1年次 開講期: 1セメスター ■授業概要・方法等 現在は情報化社会の時代といわれ、コンピュータの進歩は非常に目ざましく、多くの職業分野での変化が見られる。ついてはそれに対応するため、現代のIT 系事業に携わる技術者の前提知識を証明するものといえる基本情報技術者資格の取得を最終目標とし、一方でIT社会への進出を目指す学生にとって今や必須 である情報処理能力の学習を通じ、情報化社会に適応できうる基礎能力と、今後の情報処理関係授業に必要となる能力を養う。 授業概要は、情報化社会の中で求められる経営戦略の基礎から、戦略実現のために用いられる情報システムの構成や機能、またこれらを開発するために必要な 情報システム開発手法までを講義と演習により理解していく。 IPA認定の修了試験受験資格を得るためには51時間の受講が必要です。 この修了試験に合格することによって、基本情報技術者試験の午前試験免除資格が得られます。 第1回 オリエンテーション、企業と法務1 第2回 企業と法務2 第3回 企業と法務3 第4回 経営戦略1 第5回 経営戦略2 第6回 システム戦略 第7回 開発技術1 第8回 技術要素1 第9回 技術要素2 第10回 開発技術2 第11回 開発技術3 第12回 プロジェクトマネジメント 第13回 サービスマネジメント 第14回 サービスマネジメント2 第15回 期末試験 定期試験(修了試験) ■学習・教育目標および到達目標 この科目の単位修得は電気電子工学科エレクトロニクス・情報通信コースで設定した学習・教育到達目標Aの達成に付随的に関与している。 1.組織体系の知識や法的知識を有し、組織経営に対して戦略的な情報システムの活用を考察することができる知識基盤を育成する。 2.平成21年度の基本情報技術者試験の改定に合わせ、新規出題分野である、プロジェクトマネジメントやサービススマネジメントの分野を学ぶ。 3.基本情報技術者試験出題範囲を網羅的に学習し、資格取得のためのスキルを醸成する。 ■授業時間外に必要な学修 1.授業で習ったことを利用し、レポート課題等に適用すること。 2.講義で省略した課題を教科書等で調べ、わからない場合は次週以降に質問すること。 3.各講義において指示された課題に取り組むこと。 ■教科書 [ISBN]9784865101898 基本情報技術者試験対策テキスト :FOM出版:2,520円(税込) ■参考文献 情報リテラシー Windows 7・Office2013対応:制作 NTTラーニングシステムズ㈱ 2,000円(税込) ■関連科目 情報処理基礎、情報システム応用 ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 期末試験 50% 中間課題 50% ■授業評価アンケート実施方法 7月頃に実施予定 ■研究室・E-mailアドレス 情報学科・井口教授室(38号館S311)・[email protected] ■オフィスアワー 木曜日2限目 - 142 - 科目名: 情報システム応用 英文名: Information System Practice イ グ チ 担当者: 井口 ノブカズ 信和 単 位: 2単位 開講年次: 1年次 開講期: 2セメスター ■授業概要・方法等 情報システム基礎に引き続き、システム開発に必須となる情報システムの関連知識と今後の情報処理関係授業の基礎となる能力を養うとともに、基本情報技 術者資格の取得を目指す。 授業は、情報システム基礎で学習した内容の応用演習と位置付けし、前半は情報システム開発に必要な知識養成のための演習と解説を行う。後半は知識を更 に発展させ、情報化社会に必須となるセキュリティや法的知識、及び基本情報技術者資格取得に向けた問題解答力を養成する。 ※1.自由選択科目であるので、卒業に要する単位には計算されません。 ※2.IPA認定の修了試験受験資格を得るためには50時間の受講が必要です。この修了試験に合格することによって、基本情報技術者試験の午前試験免除資格 が得られます。 第1回 オリエンテーション、基礎理論1 第2回 基礎理論2 第3回 基礎理論3 第4回 アルゴリズムとプログラミング1 第5回 アルゴリズムとプログラミング2 第6回 アルゴリズムとプログラミング3 コンピュータ構成要素1 第7回 コンピュータ構成要素2 第8回 システム構成要素 ソフトウェア1 第9回 ソフトウェア2 第10回 中間課題 データベース 第11回 ネットワーク 第12回 セキュリティ 第13回 修了試験演習1 第14回 修了試験演習2 第15回 期末試験 修了試験演習3 定期試験(修了試験) ■学習・教育目標および到達目標 この科目の単位修得は電気電子工学科エレクトロニクス・情報通信コースで設定した学習・教育到達目標Aの達成に付随的に関与している。 1.基本情報処理技術者午前試験問題全範囲の解法を学ぶ。 2.コンピュータシステムの構築やハード・ソフト、データベースやネットワークの特性を、演習を交えて学習し、基礎的な情報システムの動作知識を習得する。 3.情報処理授業における演習知識を前提とし、アルゴリズムやプログラミングに関する出題文の読解力を鍛える。 ■授業時間外に必要な学修 1.授業で習ったことを利用し、レポート課題等に適用すること。 2.講義で省略した課題を教科書等で調べ、わからない場合は次週以降に質問すること。 3.各講義において指示された課題に取り組むこと。 ■教科書 [ISBN]9784865101898 基本情報技術者試験対策テキスト :FOM出版:2,520円(税込) ■参考文献 情報リテラシー Windows 7・Office2013対応:制作 NTTラーニングシステムズ㈱ 2,000円(税込) ■関連科目 情報処理基礎、情報システム基礎 ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 期末試験 50% 中間課題 50% ■授業評価アンケート実施方法 12月に実施予定 ■研究室・E-mailアドレス 情報学科 井口教授室(38号館S311)・[email protected] ■オフィスアワー 木曜日2時限目 - 143 - 専 門 科 目 ※科目は 50 音順で掲載しています。 科目名の横に < > 書きで表記されているのはコース名です。 < 情 報 >・・・情報・通信コース < エ ネ >・・・エネルギー・環境コース < 総 合 >・・・総合エレクトロニクスコース < エレ情 >・・・エレクトロニクス・情報通信コース 授 業 計 画 科目名: CAD実習 <エレ情・エネ> 英文名: Exercise of Computer Aided Design ミ ツ ジ 担当者: 三辻 シ ゲ キ ワキ ヤスタカ 茂樹・脇 康隆 単 位: 2単位 開講年次: 3年次 開講期: 5セメスター ■授業概要・方法等 本授業科目は、機械製図の基礎知識に基づいて設計製図法を学習するものである。応用としてはずば歯車を課題に選び、基本的な考え方と基礎能力を養うこと を目標として、強度計算やこれに関する材料の選択およびメカニズム、部品の互換性などについて、技術者として欠かせない設計製図(三次元CAD)の技能 を修得させる。 受講に当たっては、教科書や配布資料を基に予習し、講義で得た知識で設計計算書は予め自宅で作成しておき、大学ではCAD実習による課題を期日までに正 確に作成して提出することが必要である。 第1回 機械製図の基礎 第2回 デジタル設計の基礎 第3回 三次元CADの基本操作1 第4回 三次元CADの基本操作2 第5回 三次元CADの基本操作3 第6回 三次元CADの基本操作4 第7回 はずば歯車の基本設計 第8回 歯車減速機の設計1(はすば歯車使用) 第9回 歯車減速機の設計2(はすば歯車使用) 第10回 はす歯歯車のモデリング1 第11回 はす歯歯車のモデリング2 第12回 はす歯歯車のモデリング3 第13回 はす歯歯車のモデリングおよび図面作成 第14回 はす歯歯車の図面作成 第15回 レポート提出および図面指導 ■学習・教育目標および到達目標 歯車減速機を中心とした題材を,汎用特性の高い三次元CADソフトを用いて、機械設計の基礎及びCADの特徴であるパラメトリック設計の概念を理解し, はす歯歯車の設計を題材に簡単な機械部品の設計を3次元CADを利用し、設計書及び図面作成ができる能力を身につける。 この科目の単位修得により以下の項目の知識と能力を身につける。 ※CAD(コンピュータ支援による設計・製図) 1)2次元及び3次元CADに関する基本的な専門用語の意味を説明できる。 2)2次元、3次元CADに関する利用範囲、必要性を理解できる。 3)3次元CADの基本的な操作能力習得により、立体モデルの作成から図面化までの基本的な製品設計技術を得ることができる。 4)3次元CADの利用による一連の生産システムの構造を理解することができる。 この科目の単位修得は電気電子工学科エレクトロニクス・情報通信コースで設定した学習・教育到達目標Bの達成に主体的に関与している。 ■授業時間外に必要な学修 授業で学習したことの理解を深めるために、指示された課題に取り組むこと。 ■教科書 3次元CAD製図 ■参考文献 [ISBN]9784627664333『初心者のための機械製図 第3版』(植松育三, 森北出版) ■関連科目 情報処理基礎、コンピュータ概論、機械工学概論、機械製図 ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 実習遂行状況 20% 設計計算書 30% 図面(モデリング含む)50% ■授業評価アンケート実施方法 7月頃に実施します。 ■研究室・E-mailアドレス 非常勤講師控室 21号館2階(内線)2262 [email protected] [email protected] ■オフィスアワー 水曜 13:30-14:30 非常勤講師室 - 147 - 科目名: アナログ電子回路 <エレ情> 英文名: Analog Electronic Circuits カ ン ベ 担当者: 神戸 タ カ シ ミヤモト トシユキ 尚志・宮本 俊幸 単 位: 2単位 開講年次: 2年次 開講期: 4セメスター ■授業概要・方法等 回路技術向上を目標として、トランジスタ回路における信号成分の定量的な取り扱い方を学習する。 回路技術力の幅を広げることを目標に、各種トランジスタ回路について学習する。 アナログICの代表であるオペアンプについてその内部回路を考察するとともに、活用方法を学習する。 なお、下記の評価に基づいた点数が59点以下であり、あと一歩で到達目標を達成すると判断した場合は、必要に応じて追加指導(講義、試験、 レポート等)を実施する。追加指導で達成目標をぎりぎり満たしたと判断できれば60点を与える。 第1回 学習教育目標との関連説明、イントロダクション 第2回 トランジスタ回路の取り扱い方 第3回 トランジスタ回路の演習 第4回 入出力インピーダンス 第5回 入出力インピーダンスの演習 第6回 エミッタホロワ回路 第7回 エミッタホロワ回路の応用 第8回 能動負荷 第9回 カレントミラー回路 第10回 差動増幅器の基本動作 第11回 各種の差動増幅器 第12回 オペアンプ 第13回 オペアンプの活用 第14回 負帰還とオペアンプの応用 第15回 負帰還とオペアンプの演習 ■学習・教育目標および到達目標 この科目の単位修得により、以下の項目の知識と能力を身につける。 1.トランジスタ回路における信号成分の定量的な取り扱い方が出来る。 2.各種トランジスタ回路の特徴、用途、応用方法を理解できる。 3.オペアンプについて、その内部回路を理解し、活用できる。 この科目の単位修得は電気電子工学科エレクトロニクス・情報通信コースで設定した学習・教育到達目標Aの達成に主体的に関与している。 ■授業時間外に必要な学修 基礎電子回路で学んだトランジスタ動作、トランジスタによる増幅動作についてよく復習し、理解しておくこと。 アナログ電子回路、特にオペアンプが一般の電子機器の中でどのように使われているか調査し、その動作と役割を理解しておくこと。 ■教科書 講義ノートをUNIPAから配布する。 ■参考文献 [ISBN]9784339008111『ビジュアルに学ぶディジタル回路設計』(築山, 神戸,福井等著,コロナ社) ■関連科目 基礎電子回路、電気回路 ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 定期試験 70% 演習・宿題レポートの提出 30% ■授業評価アンケート実施方法 前期開講科目は7月頃、後期開講科目は12 ~ 1月頃に実施します。 ■研究室・E-mailアドレス システム設計工学(31号館3階) [email protected] ■オフィスアワー 金曜日2限、土曜日3限 - 148 - 科目名: アルゴリズムとデータ構造 <エレ情> 英文名: Algorithm and Data Structure オ チ 担当者: 越智 ヨ ウ ジ 洋司 単 位: 2単位 開講年次: 3年次 開講期: 5セメスター ■授業概要・方法等 コンピュータプログラムを作成する際、効率のよい適切なアルゴリズムを設計するための知識を養う事を目的とする。そのため、講義では基本的なデータ構 造や代表的なアルゴリズムを紹介し、演習問題や宿題を通して理解を深める。またプログラミング言語による実装例についてもとりあげ、実際のコードとの対 応についても学ぶ。なお、本講義では講義ウェブページによる資料提示が中心となる。 第1回 学習教育目標との関連説明、講義概要とC言語の復習 第2回 配列の探索 第3回 線形リスト 第4回 線形リストの操作(1) 第5回 線形リストの操作(2) 第6回 循環・重連結リスト(1) 第7回 循環・重連結リスト(2) 第8回 スタックとキュー 第9回 2分木と2分木探索 第10回 ハッシュ法 第11回 データのソート(1) - バブルソート、単純選択ソート、シャトルソート - 第12回 データのソート(2) - クイックソート - 第13回 データのソート(3) - ヒープソート - 第14回 アルゴリズム応用 第15回 講義補足とアルゴリズム演習 定期試験 ■学習・教育目標および到達目標 典型的なアルゴリズムの考え方を理解し、プログラミング言語やフローチャートによる記述を正しく判断できる能力と、適切なアルゴリズムを適用できる能 力の獲得を目指す。具体的には下記の項目を目標とする。 1.代表的なアルゴリズムを理解し、プログラミング言語(およびフローチャート)による正しい記述と関連づけることができる。 2.代表的なデータ構造を理解し、プログラミング言語(およびフローチャート)による正しい記述と関連づけることができる。 3.要求仕様を実現する適切なアルゴリズムを評価し、選択できる。 この科目の単位修得は電気電子工学科エレクトロニクス・情報通信コースで設定した学習・教育到達目標Aの達成に主体的に関与している。 ■授業時間外に必要な学修 各回で指示された宿題に取り組む。 ■教科書 [ISBN]9784797366242『新・明解C言語によるアルゴリズムとデータ構造』(柴田 望洋, ソフトバンククリエイティブ : 2011) (なお,プログラミング実習I・IIの教科書「やさしいC」を本科目のサブ教科書とします) ■参考文献 情報処理技術者試験過去問題(IPA公式ウェブサイト:http://www.ipa.go.jp/) ■関連科目 コンピュータ概論、プログラミング実習I、プログラミング実習II ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 定期試験 70% 演習・宿題 30% ■授業評価アンケート実施方法 7月頃に実施します。 ■研究室・E-mailアドレス 越智講師室(31号館3階) [email protected] ■オフィスアワー 木曜日5限 - 149 - 科目名: 移動体通信工学 <エレ情> 英文名: Mobile Communication Engineering ヨ シ ダ 担当者: 吉田 ミノル 実 単 位: 2単位 開講年次: 3年次 開講期: 6セメスター ■授業概要・方法等 現代社会に不可欠となっている、携帯電話などに代表される移動体通信技術は私たちの生活に大きな恩恵をもたらしている。一方で、今日の極めて便利な移 動体通信網が築かれるには多くの高度な技術が活用されている。これらについて理解をし、利用されている理論ならびに技術や方式について活用できるように なる。また、移動体通信の高速化には、そのバックボーンとなる有線の高速通信網として光ファイバーネットワークが存在していることも学習する。 学習の順序として、まず移動体通信の技術的な概要を理解し、その後にネットワークの構成や無線通信における各種の障害の軽減方法、正しくデータを伝え るための技術、大容量伝送に必要な多重化などの理論について学ぶ。 また、これらを通じて、第三学年前期で学習をした通信方式がどのように活用されているかも理解し、通信分野に関する広範囲な理解と知識ならびに洞察力 を身につける。 なお、評価基準は下記の「成績表方法および基準」に100点満点の割合で記載しているが、下記の評価に基づいた点数が59点以下であり、あと一歩で到達目 標を達成すると判断した場合は、必要に応じて追加指導(講義、試験、レポート等)を実施する。追加指導で達成目標をぎりぎり満たしたと判断できれば60点 を与える。 第1回 学習・教育目標との関連説明。移動体通信の概観 第2回 電話網の接続の仕組み 第3回 携帯電話網の接続 第4回 無線アクセス 第5回 コアネットワーク 第6回 コアネットワークで取り扱うデータ 第7回 光通信網 第8回 無線による情報伝送技術 第9回 多値変調 第10回 高速化のための変調方式(1) -各種の多重化方式第11回 高速化のための変調方式(2) -スペクトル拡散第12回 高速化のための変調方式(3) -直交周波数分割多重第13回 高速無線通信と超高速移動体通信技術 第14回 無線伝送路の障害ならびにディジタル信号処理 第15回 離散時間信号処理ならびに衛星などによる通信 定期試験 ■学習・教育目標および到達目標 移動体通信システムの基本的な仕組みを理解し、それにより移動体通信に求められる特徴ならびに要求事項などを説明でき、さらには移動体通信システムが高 品質かつ大容量に情報伝送可能となっている技術的な面について知識を身につけ、基本的なシステムの選択と運用ができるようになることが目標である。 この科目の単位修得により、以下の項目の知識と能力を身につける。 1.移動体通信に用いられている基本的なシステムを理解し説明できる。 2.電波を用いた移動体通信における各種の問題点を理解し、その解決策を説明できる。 3.セルに関する考え方を理解し、それらがどのように連携しているのかを説明できる。 4.高速伝送に不可欠な変調方式や多重化方式について理解し、コンステレーションを作図できる。 5.スペクトル拡散技術について理解すると共に簡単な直交コードを作成できる。 6.アナログ信号をディジタル信号に変換する仕組みと、通信品質の改善技術を説明できる。 7.車両などにおける移動体通信技術に関しても説明できる。 この科目の単位修得は電気電子工学科エレクトロニクス・情報通信コースで設定した学習・教育到達目標Aの達成に主体的に関与している。 ■授業時間外に必要な学修 講義において配布する資料ならびに講義中説明された重要事項などを整理するためにノートを作成すること。講義終了後に自宅などで講義資料や重要事項を ノート化することにより、復習と共に理解が不十分な箇所を発見できる。 また、講義中に実施した小テストや例題はその応用問題まで想定して学習を実施すること。 ■教科書 使用しない。資料を配付するのでノートを作成する事。 ■参考文献 [ISBN]9784339007527『ディジタル移動通信の電波伝搬基礎』(唐沢 好男, コロナ社) [ISBN]9784339008159『OFDM技術とその適用』(生岩 量久, コロナ社) [ISBN]9784274201509『わかりやすいOFDM技術』(伊丹 誠, オーム社) [ISBN]9784822284909『携帯電話はなぜつながるのか 第2版』(中嶋信生, 日経BP社) ■関連科目 通信方式、情報理論、フーリエ・ラプラス変換論、オプトエレクトロニクス、ネットワーク工学、基礎電子回路、アナログ電子回路、電気回路Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ、Ⅳ ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 定期試験 70% 演習、小テスト 30% ■授業評価アンケート実施方法 前期開講科目は7月頃、後期開講科目は12 ~ 1月頃に実施します。 ■研究室・E-mailアドレス 吉田教授室(31号館2階) [email protected] ■オフィスアワー 水曜日 11時00分~ 12時00分 金曜日 15時00分~ 16時00分 - 150 - 科目名: エネルギー・環境実験 <エネ> 英文名: Experiments for Energy and Environmental Engineering タケムラ ユウイチロウ 担当者: 武村 ア ツ ミ ヒ サ オ ノ ガ ミ マサノブ タニモト ヒロカズ ハシモト ケ ン ゴ ワカバヤシ ゲ ン イ チ ロ ウ ス ギ ヤ マ ワタル 祐一朗・渥美 寿雄・野上 雅伸・谷本 浩一・橋本 憲吾・若林 源一郎・杉山 亘・ ホリグチ テ ツ オ ホウハラ シ ン ヤ ハシシン ユウイチ モリモト タ ケ シ イ ト ウ シン 堀口 哲男・芳原 新也・橋新 裕一・森本 健志・伊藤 眞 単 位: 3単位 開講年次: 3年次 開講期: 6セメスター ■授業概要・方法等 技術者は理論的な知識のみでなく、機器やシステムを解析・設計・製造するために必要な具体的な知識や技術、技能を持っていなければならない。実験を通してそのような技術を習得し、 また講義で学んだ理論的な知識を確認しその理解を深めることを目的とする。本実験では、エネルギー工学、環境に関わる工学、原子力工学に関する広範な各分野の基礎的事項を体験的 に理解し、各テーマの実験方法、測定技術、研究的態度などを学習する。 1クラスを少人数の班に分割し、各班がそれぞれのテーマを循環して履修する。なお、これらの詳細は別途作成した履修表を各自に配布する。 なお各実験に先立ち、実験内容2テーマごとの講義を行い、理解を深めた後に実験を実施する。 ガイダンス:実験全般について説明する。 保安教育 :原子炉運転実習のための必要事項を学習する。 テーマ1 :シーケンス制御実験 シーケンス制御の基礎を学び、シーケンス回路を設計して、電動機のON-OFF動作および 正転・反転の制御実験を行う。 テーマ2 :高電圧放電実験 放電を発生させ、インパルス電圧、電流の測定実験を行う。測定データから印加電圧・電流や 電極と絶縁破壊の関係について考察する。 テーマ3 :原子炉運転実習 近畿大学原子炉(UTR-KINKI)において運転実習を行い、原子炉の原理と制御法を体験的に 学習する。 テーマ4 :中性子ラジオグラフィ 中性子を利用した非破壊検査法について学ぶ。 テーマ5 :Ge半導体検出器によるγ線スペクトルの測定 ガンマ線と物質の相互作用、ガンマ線スペクトルの意味を理解する。 テーマ6 :環境放射線測定実験 簡易型放射線測定器を用いて、環境中の放射線を測定する方法法を学ぶ。 テーマ7 :熱電発電 素子に温度差を与えることで起電力を発生する熱電発電素子の特性を測定する。 テーマ8 :熱力学実験 断熱変化、等温変化での熱容量、温度変化、仕事を測定する。 テーマ9 :太陽光発電 太陽電池の基本特性として、照度-電力の関係、負荷による電流・電圧の関係を調べる。 テーマ10:交流電動機実験 インバーターを使って交流電動機を運転し、その特性について実験検討する。 ■学習・教育目標および到達目標 エネルギー・環境工学分野の知識を深め、装置、計測器等の使方法を体得し、さらに実験レポートの作成方法を習得・理解することが目標である。 受講により、下記の項目が可能となる。 1)レポートの形式を理解し、正確に図・表に表現することができる。 2)論理的に考え、実験データの定量的な評価ができる。 3)各テーマで取り扱われている理論を理解し、実験データをこれらの理論を用いて説明することができる。 4)各テーマで取り扱われている実験技術を習得し、卒業研究等にこれを応用することができる。 ■授業時間外に必要な学修 「テーマ毎に行う講義に関する復習を参考書や書籍を用いて行い、実験内容を十分に理解すること」 「実験結果について同じ班の実験者と議論すること」 ■教科書 「エネルギー・環境実験」、近畿大学理工学部電気電子工学科編(ガイダンス時に配布) ■参考文献 [ISBN]9784121006240『理科系の作文技術 (中公新書 (624))』(木下 是雄, 中央公論新社) [ISBN]9784254101607『理科系の日本語表現技法』(栗山 次郎, 朝倉書店) [ISBN]9784320030848『原子炉(実験物理学講座29)』(伏見康治編, 共立出版) [ISBN]9784860451080『放射線概論』(柴田徳思編, 通商産業研究社) [ISBN]9784563045487『入門 熱力学』(小宮山宏著, 培風館) [ISBN]9784769371717『図解 最新太陽光発電のすべて』(桑野幸徳・近藤道雄監修, 工業調査会) [ISBN]9784785361129『新教科書シリーズ 熱電変換-基礎と応用-』(坂田 亮編,裳華房) [ISBN]978-4901683593『高電圧工学 (新・電気システム工学)』 (日高邦彦, 数理工学社:2009) ■関連科目 電気電子工学実験Ⅰ・Ⅱ、電気物性概論、熱力学、環境分析化学、量子線工学、原子核工学、原子エネルギー工学、エネルギー変換工学、太陽エネルギー工学 ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 実験レポート 80% 実験実施状況 20% ■授業評価アンケート実施方法 前期開講科目は7月頃、後期開講科目は12 ~ 1月頃に実施します。 ■研究室・E-mailアドレス (代表者)武村祐一朗 プラズマ工学研究室 [email protected] ■オフィスアワー 水曜日3限・4限目 - 151 - 科目名: エネルギー伝送工学 <エネ> 英文名: Energy Transfer Engineering タケムラ ユウイチロウ 担当者: 武村 祐一朗 単 位: 2単位 開講年次: 3年次 開講期: 5セメスター ■授業概要・方法等 本講義では電気エネルギーの伝送に係わる電力システムの全体像を理解させること目的に行う。そこで、電力システムを構成する送配電線路、変電所等の構造・ しくみを理解し、構成要素の電気特性を学ぶ。故障時の振る舞い、事故時の破損保護、環境問題因子、新しい展望等を学び、電気エネルギー伝送の安定度、送 電容量や故障計算ができるよう基本的な数学及び電気工学の基礎知識で十分理解できるような授業を行う。学生にはあらゆる所に張り巡られた電線等のエネル ギー伝送技術について学んでいただきたい。 第1回 学習教育目標との関連説明、電力システム工学概要 第2回 送配電線路の構成と構造 第3回 変電所の機能と運転制御 第4回 電気エネルギーの伝送特性 第5回 送電系統の故障計算 第6回 送電系統の故障計算Ⅱ 第7回 電力系統の安定度 第8回 電力系統の安定度Ⅱ 第9回 異常電圧 第10回 保護継電方式 第11回 誘導障害・電波障害 第12回 直流送電 第13回 配電と負荷 第14回 配電系統 第15回 電気エネルギー伝送技術の展望 ■学習・教育目標および到達目標 この科目の単位修得により、以下の項目の知識と能力を身につける。 1.電力伝送設備に関する技術・知識 2.送電線路の電気的特性 3.電力系統の安定度と故障計算法 この科目の単位修得は電気電子工学科総合エレクトロニクスコースで設定した学習・教育目標Aの達成 に主体的に関与している。 ■授業時間外に必要な学修 授業で習ったことを身近なものへ適用・応用し、その理解を深めること ■教科書 必要に応じて授業中に資料を配付する。 ■参考文献 [ISBN]9784274131837『電気エネルギー伝送工学 (新世代工学シリーズ)』(松浦 虔士,オーム社) [ISBN]9784886862280『送電・配電』(道上 勉, 電気学会) [ISBN]9784339001662『改訂 送配電工学 (標準電気工学講座 7)』(宮地 巌, コロナ社) [ISBN]9784501108304『直流送電工学―パワーエレクトロニクス応用』(町田 武彦, 東京電機大学出版局) ■関連科目 基礎電磁気学、電磁気学Ⅰ・Ⅱ、高電圧プラズマ工学、 電気回路Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ エネルギー変換工学、電気機器 ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 定期試験 60% 授業中課題 15% 小テスト 25% ■授業評価アンケート実施方法 理工学部実施規定に準拠します ■研究室・E-mailアドレス 31号館3階 武村准教授室 [email protected] ■オフィスアワー 水曜日3限・4限目 - 152 - 科目名: エネルギー物質科学 <エネ> 英文名: Energy and Chemistry of Material オオツカ テッペイ 担当者: 大塚 哲平 単 位: 2単位 開講年次: 3年次 開講期: 6セメスター ■授業概要・方法等 生活に欠かせない電気を作るために、さまざまなエネルギー源が利用されています。本講座では、低温・還元環境から高温・高圧・高放射線環境までの、それ ぞれのエネルギー環境下における物質・材料の特性と振る舞いについて学修します。 第1回 現代社会のトリレンマ 第2回 多様化するエネルギー源とそれらを支える物質・材料 第3回 物質・材料の成り立ち 第4回 材料の熱的・電気的・機械的性質 第5回 材料の運命 第6回 太陽光・風力エネルギー環境と材料 第7回 火力エネルギー環境と材料 第8回 原子の成り立ち 第9回 放射線と物質との相互作用 第10回 原子力エネルギー環境と材料 第11回 原子力発電炉の事故環境と材料 第12回 核燃料サイクル① 原子力燃料のリサイクル 第13回 核燃料サイクル② 放射性廃棄物の後始末 第14回 核融合エネルギー・水素エネルギー環境と材料 第15回 宇宙環境における物質・材料開発 定期試験 ■学習・教育目標および到達目標 受講者は、この講義を履修することによって ①多様化するエネルギー源をエネルギー密度の概念にもとづいて説明し、 ②エネルギー環境下における材料の適材適所の利用を物質・材料の特性・振る舞いから導き、 ③物質・材料の変化・劣化について正しい知識を身につけ、それらへの対策を立てること ができるようになります。 ■授業時間外に必要な学修 ・参考書(高校在学時のものが良い)を利用し、高校物理(物質と原子、原子と原子核)、高校化学(物質の構成、物質の種類と性質、物質の変化、物質の構造 と化学平衡)の範囲を復習しておくこと。 ・身近なもの、興味のあるものがどのような材料で作られているのか調べ、なぜその材料が用いられているのかを考えること。 ・各講義で指示された演習課題に取り組むこと。 ・日本のみならず世界のトリレンマ(エネルギー問題、経済問題、環境問題)に関する報道や情報に関心をもち、昨日今日だけでなく、10年前、100年前を顧み ることで、10年後100年後以降の視点をもつこと。 ■教科書 適時プリントを配布します。 ■参考文献 [ISBN]9784254236927『材料組織学(マテリアル工学シリーズ)』(高木節夫, 朝倉書店)【入手可 中央図書館所蔵】 [ISBN]9784274084218『図解合金状態図読本』(横山 亨, オーム社)【入手可 中央図書館所蔵】 [ISBN]9784339042535『固体の熱力学』(R.A. Swalin, コロナ社)【入手可 中央図書館所蔵】 ■関連科目 熱力学、原子核工学、原子エネルギー工学、電気電子材料、水素エネルギー工学 ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 授業中課題(ミニッツペーパー ) 20% 小テスト 20% 定期試験 60% ■授業評価アンケート実施方法 前期開講科目は7月頃、後期開講科目は12 ~ 1月頃に実施します。 ■研究室・E-mailアドレス エネルギー・環境材料学研究室(31号館 2階) ■オフィスアワー 火曜日2次限、木曜日5次限 - 153 - 科目名: エネルギー変換工学 <エネ> 英文名: Energy Conversion Engineering イタガキ ヒデノブ 担当者: 板垣 秀信 単 位: 2単位 開講年次: 3年次 開講期: 6セメスター ■授業概要・方法等 ①エネルギー変換の基礎的な知識を身につけます。 ②変圧器、直流機、同期機、誘導機について理解します。 ③照明、電力貯蔵や電熱などのエネルギー変換についての知識を身につけます。 ④電験3種「機械」の受験に役立つ基礎的な演習を行います。 第1回 エネルギー変換の基礎 第2回 地球環境とエネルギー 第3回 変圧器(1) 第4回 変圧器(2) 第5回 電磁気学とモータの基礎知識 第6回 直流機(1) 第7回 直流機(2) 第8回 同期機(1) 第9回 同期機(2) 第10回 誘導機(1) 第11回 誘導機(2) 第12回 照明(1) 第13回 照明(2) 第14回 電気化学 第15回 電熱 定期試験 ■学習・教育目標および到達目標 種々のエネルギー変換機器のしくみ(変圧器、モータ、発電機、照明、電池)を説明できるレベルを目標とします。また、電験3種「機械」受験に 必要な基礎知識習得を目標とします。 ■授業時間外に必要な学修 講義で省略した部分,興味を持った部分を参考書等にて調べると共に自分なりのノートを作り整理することで、電験3種習得に必要な基礎知識の理解 度を確認すること。 ■教科書 参考文献等から、一部の資料をコピーして配布します。 ■参考文献 [ISBN]9784485117637『かんたん電験第3種 機械』 (大島輝夫,電気書院) [ISBN]9784485119075『これだけ機械 改訂新版 (電験第3種ニューこれだけシリーズ 3)』(深見 正, 電気書院) [ISBN]9784254229073『エネルギー変換工学 (電気電子工学シリーズ)』(小山 純, 朝倉書店) [ISBN]9784130628273『エネルギー変換 新版 』(齋藤 孝基, 東京大学出版会) [ISBN]9784798029061『図解入門 よくわかる最新電気回路の基本と仕組み (How‐nual Visual Guide Book)』(常深 信彦, 秀和システム) ■関連科目 資源とエネルギー、電磁気学Ⅲ、電気電子材料、熱流体工学、発電工学、エネルギー伝送工学 ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 定期試験(記述問題は授業毎小テストより出題。計算問題は授業毎小テストをもとに出題。)50% 授業毎小テスト 50% ■授業評価アンケート実施方法 12 ~ 1月頃に実施します。 ■研究室・E-mailアドレス 非常勤講師控室 21号館2階(内線)226 [email protected] ■オフィスアワー 後期 火曜 15:50-18:30 - 154 - 科目名: エレクトロニクス・情報通信実験 <エレ情> 英文名: Experiments for Electronics, Information & Communication ア マ ノ 担当者: 天野 トシヒロ リョウ カ ン ベ タ カ シ ヨ シ ダ ミノル ヤマワキ シゲノブ オ チ ヨ ウ ジ モリモト タ ケ シ ヤマカワ コウイチ ソメカワ 亮・神戸 尚志・吉田 実・山脇 重信・越智 洋司・森本 健志・山川 考一・染川 智弘 単 位: 3単位 開講年次: 3年次 開講期: 6セメスター ■授業概要・方法等 講義で学んだ理論的な知識を確認しその理解を深めることを目的とする。また、技術者は理論的な知識のみでなく、機器やシステムを解析・設計・製造するために必要な具体的な知識 や技術、技能を持っていなければならない。実験を通してそのような技術を習得する。 本実験ではエレクトロニクス・情報通信分野の実験テーマを通して、講義で学んだ理論的な知識を確認する。さらに測定方法、計測器の使用法、データの処理/評価法を習熟する。こ れらを通して技術者として必要な知識や技術、技能を養う。また、実験レポートの作成、添削指導を通して、実験レポートの作成方法、記述方法を習得し、論理的な思考力を養う。 実験は少人数で構成されたグループで共同して行う。 すべての実験に参加し、定められた期日までに実験レポートを提出することが単位修得の必要条件である。 ガイダンス:実験全般および各テーマについて説明する。 【テーマ1:フィルタ】 多重化された信号から必要な信号を取り出すために使用されるフィルタの基本概念と動作を理解する。 【テーマ2:論理回路(ディジタル回路)】 各種フリップフロップの動作を理解し、カウンタやシフトレジスタなどの論理回路を構成する。 【テーマ3:オペアンプ】 オペアンプ(演算増幅器)の基本特性を理解し、それを使用した電子回路について学ぶ。 【テーマ4:変復調】 AMやFMなどの変調・復調の原理を理解し、実験を通して確認する。 【テーマ5:AD変換】 アナログ信号をディジタル信号に変換するAD変換、またはディジタル信号をアナログ信号に変換するDA変換について理解を深める。 【テーマ6:金属抵抗の温度特性】 金属抵抗の温度係数を測定することで、抵抗値と温度の関係を理解する。 【テーマ7:過渡現象と回路シミュレーション】 簡単な電気回路の過渡現象を、実験とシミュレーションを通して理解する。 【テーマ8:組込みシステム実験】 レゴマインドストームを動作させることで、組込みシステムへの理解を深める。 ■学習・教育目標および到達目標 エレクトロニクス・情報通信分野の知識を深め、計測器の使用方法を体得し、さらに実験レポートの作成方法を習得・理解することが目標である。 受講により下記の項目が可能になる。 ・計測器を正しく扱うことができる。 ・実験結果について論理的に考察できる。 ・実験データを適切に処理することができる。 ・実験レポートを適切な書式で作成できる。 この科目の単位修得は電気電子工学科エレクトロニクス・情報通信コースで設定した学習・教育到達目標B、CおよびEの達成に主体的に関与している。 ■授業時間外に必要な学修 実験レポートを作成することに加えて、指示された予習レポートを作成することが必要である。また、受講する実験テーマの原理と方法を予習することも必要である。 ■教科書 「エレクトロニクス・情報通信実験」近畿大学理工学部電気電子工学科編(ガイダンス時に配布) ■参考文献 [ISBN]9784254101607『理科系の日本語表現技法』(栗山次郎, 朝倉書店) [ISBN]9784339076400『知的な科学・技術文章の書き方―実験リポート作成から学術論文構築まで』(中島 利勝, コロナ社) [ISBN]9784121006240『理科系の作文技術 (中公新書 (624))』(木下是雄, 中央公論新社) その他、関連科目の教科書、参考文献など ■関連科目 コンピュータ概論、電気物性概論、プログラミング実習Ⅰ・Ⅱ、電気回路Ⅱ・Ⅲ、論理回路、順序回路理論、アナログ電子回路、ディジタル電子回路、通信方式、組込みシステム ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 実験レポート 80% 実験遂行状況 20% ■授業評価アンケート実施方法 理工学部実施規定に準拠して行います。 ■研究室・E-mailアドレス 神戸 吉田 森本 山脇 越智 天野 山川 染川 尚志(31号館3階神戸教授室) [email protected] 実(31号館2階吉田教授室) [email protected] 健志(31号館3階森本准教授室) [email protected] 重信(31号館7階山脇講師室) [email protected] 洋司(31号館3階越智講師室) [email protected] 亮(31号館7階天野助教室) [email protected] (代表者) 考一(21号館2階非常勤講師控室) 智弘(21号館2階非常勤講師控室) ■オフィスアワー 神戸 吉田 森本 山脇 越智 天野 尚志:金曜日2限、土曜日3限 実:水曜日11:00 ~ 12:00、金曜日15:00 ~ 16:00 健志:木曜日5限、金曜日4限 重信:木曜日4限、金曜日5限 洋司:金曜日3限 亮:月曜日14:00 ~ 16:00 - 155 - 科目名: エレクトロニクス関連機器 <エレ情> 英文名: Electronics Machinery スガハラ 担当者: 菅原 ケ ン ゴ 賢悟 単 位: 2単位 開講年次: 3年次 開講期: 6セメスター ■授業概要・方法等 電気エネルギーを機械エネルギーに、あるいは機械エネルギーを電気エネルギーに変換する機器を電磁エネルギー変換機器(発電機、電動機、変圧器など)と いい、これらについて、その原理、構造、特性、制御法などの基礎の講義を行う。また、これらの内容を通じて、もれインダクタンス、回転磁界、電機子反作用、 コミュテーションなど電磁エネルギー変換の重要な概念を講義する。更に、リニアモータと磁気浮上駆動について述べる。 第1回 学習教育目標との関連説明、基礎知識の確認テスト 第2回 エレクトロニクス関連機器の基礎 第3回 直流機の原理、構造 第4回 直流機の励磁方式と特性(1) 第5回 直流機の励磁方式と特性(2) 第6回 リアクトルと変圧器(1) 第7回 リアクトルと変圧器(2) 第8回 確認試験(演習)とその解説 第9回 交流回転機の原理 第10回 同期発電機の基本モデル 第11回 同期電動機の基本モデル 第12回 誘導電動機の原理、基本モデル(1) 第13回 誘導電動機の原理、基本モデル(2) 第14回 リニアモータと磁気浮上式鉄道 第15回 学んだ全ての機器の重要点の総合復習 定期試験 ■学習・教育目標および到達目標 1.直流機について、原理、構造、特性などを理解する。2.変圧器について、原理、構造、特性などを理解する。3.誘導電動機について、原理、構造、特性などを 理解する。4.もれインダクタンス、回転磁界、電機子反作用、コミュテーションなどの基本的概念を把握する。 この科目の単位修得により、以下の項目の知識と能力を身につける。 1.各種電気機器を等価回路を用いて解析することができる。 2.電気機器の応用範囲、応用例について理解することができる。 この科目の単位修得は電気電子工学科エレクトロニクス・情報通信コースで設定した学習・教育到達目標Aの達成に主体的に関与している。 ■授業時間外に必要な学修 講義で省略した事項や宿題とした事項について各自が学修を行いその結果を、特に不明点や理解不可能であった点等についてをノートに纏めて置き、次回の講 義までに担当教員に質問し、内容の理解を深めておく。 ■教科書 [ISBN]9784627743311『よくわかる電気機器)』(森本雅之,森北出版) ■参考文献 [ISBN]9784627723306『電気機器 (基礎からの電気・電子工学)』(松井 信行,森北出版) [ISBN]9784627741010『実用電気機器学』(森安 正司, 森北出版) [ISBN]9784621042755『電気機器工学 (電気・電子・情報・通信基礎コース)』(佐藤 則明, 丸善) [ISBN]9784627740600『電気機器』(藤田 宏, 森北出版) ■関連科目 微分積分学、線形代数学、物理学および演習、基礎電子回路、電気回路I・II・III、電磁気学I・II、発電工学、電気電子工学実習、電気電子工学実習実験、エ レクトロニクス・情報通信実験 ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 定期試験 70% レポート 30% ■授業評価アンケート実施方法 第13回もしくは14回目の授業開始直後に10分程度の時間をかけて実施する。 ■研究室・E-mailアドレス 31号館2F 菅原講師室 [email protected] ■オフィスアワー 木曜日13:00 ~ 17:00(通年) - 156 - 科目名: エンジニアリングデザイン実験 <エレ情・エネ> 英文名: Experiments for Engineering Design ユ モ ト 担当者: 湯本 マ サ キ ア ツ ミ ヒ サ オ ナ カ ノ ヒ ト シ ハシシン ユウイチ ヨ シ ダ ミノル マ エ ダ ヨシノブ マツモト ヨシユキ ノ ガ ミ 真樹・渥美 寿雄・中野 人志・橋新 裕一・吉田 実・前田 佳伸・松本 芳幸・野上 マサノブ マツタニ タカオミ モリモト タ ケ シ タケムラ ユウイチロウ ヤマワキ シゲノブ オ チ ヨ ウ ジ ナカヤマ ケイゾウ タ ナ カ 雅伸・松谷 貴臣・森本 健志・武村 祐一朗・山脇 重信・越智 洋司・中山 敬三・田中 セ ン ク スガハラ ケ ン ゴ ア マ ノ リョウ タニモト ヒロカズ ツ ヤ マ ミ ホ ソメカワ トシヒロ 仙君・菅原 賢悟・天野 亮・谷本 浩一・津山 美穂・染川 智弘 単 位: 2単位 開講年次: 3年次 開講期: 5セメスター ■授業概要・方法等 本実験は、電気電子工学実習、電気電子工学実験および講義・演習で学んだ内容を駆使して、様々な工学的問題に取り組み解決する能力を育てると共に、チームワーク力を体得する総合的科目である。従って、実験手順を示すテキストはなく、また、教員は、計画・実験・まとめの各段階で適宜助言を行うにとどめる。 具体的には、まず到達目標としてある仕様を示す。受講生はグループ作業によって技術上の様々な問題点を抽出し、その解決法をいくつか立案する。次に、経済性(コスト)・安全性・倫理性・環境への影響等を考慮しつつ時間的制約の下で実現可能な実験スケジュールを作成し「実験計画書」としてまとめる。 実験はグループ単位で行う。グループ作業の利点を活かして、効率的に実験遂行することが求められる。 得られた成果は「実験成果報告会」にてプレゼンテーションしなければならない。受講者全員および指導教員との討論形式で成果を検討する。 実験は15週に亘って実施する。先ず、学習・教育目標におけるこの科目の位置付けについて説明する。実験上の諸注意に続き「エンジニアリングデザイン」の概要について説明し、本科目の意図するところを受講生全員に周知する。次いで、各実験テーマのガイダンスを実施する。 実験では20つのテーマから2つのテーマを選ぶ。1つ目のテーマを「第1実験」とし、6週間に亘り連続して実験を遂行した後、第8週目に実施する「第1実験成果報告会」で得られた成果をプレゼンテーションする。続けて、2つ目の実験テーマを「第2実験」とし、同様に6週間連続して実施する。最終15週目に実施する「第2実験成果報告会」にて同様に結果報告を行う。 実験テーマは次のとおりである。 テーマA:スピーカーの音響特性(担当:渥美) 既成のスピーカーユニットに自作のキャビネットを取り付け、スピーカーを構築するとともに各種音響特性を評価する。 テーマB:非常用無電源ラジオ(担当:中野) 非常時においてAM中波放送を受信できるラジオを実現させる。無電源動作、安価、コンパクトであることが条件。 テーマC:光パワーメーター作製(担当:橋新) 光・レーザーのエネルギー・パワーメーターを作製する。 テーマD:光の速度を測る(担当:吉田) 測定媒質中の光速を測定する。光速の変化が、光速以外のどのような現象の変化に結びつくのか理解を進めると共に、小さな変化を拡大して測定する方法を考案する。 テーマE:エフェクター作製と信号の歪測定(担当:前田) オーディオ用のエフェクターを実際に作製して、その電気信号の歪ませ方を学習し、信号波形や歪み率を測定する。 テーマF:電気伝導度の測定(担当:松本) 手持ちの器具で絶縁物質の電気伝導を測定する。 テーマG:化学物質同定(担当:野上) 複数の分析機器や実験操作により、化学物質を同定(推定)する。 テーマH:温度測定・光計測・圧力計測(担当:松谷) 温度・光・圧力の測定手段を自ら決定し、それぞれ作製および検証評価を行う。 テーマI:アンテナをつくる(担当:森本) テレビやラジオの放送電波を受信するアンテナを設計、作成し、その特性や性能を測定する。 テーマJ:大学紹介Webページの制作(担当:湯本) データ記述言語を利用して大学に関係する内容についてWebページを制作する。 テーマK:風力発電(武村先生) 発電効率の良い羽根構造を作成し、発電効率を求める。 テーマL:バランサーの作成(担当:山脇先生) バランスを取る装置を作成し、精度を評価する。 テーマM:Excelによるゲームソフトウェア設計・開発(担当:越智) ExcelのVBAやユーザフォームを使ってゲームソフトウェアの設計・開発をする。 テーマN:液晶光シャッターの応用(担当:中山) 液晶素子の動作原理を理解し、光シャッターの応用を考え、駆動回路の設計を行う。 テーマO:燃料電池作製実験テキストの作成(担当:田中) 燃料電池を作製してその特性を評価してもらう実験を想定し、このためのテキストを作成する。 テーマP:架空送電線の漏洩磁界特性(担当:菅原) 架空送電線モデルを構成し、漏洩磁界の測定方法を検討して測定を行うとともに、磁界の分布を求める。 テーマQ:共振回路の作成(担当:天野) LとCを自作して指定された共振周波数の共振回路を作る。 テーマR:ストロー笛(担当:谷本) ストローで作成した笛についてA/D変換を利用して周波数を確認しながらチューニングを行う。 テーマS:光通信(担当:津山) レーザーや発光ダイオード等の光を用いた回路を作製し、光信号によって、各種音源をスピーカーから出力させる。 テーマT:光学素子の歪測定(担当:染川) 測定装置を組みあわせ、光学素子の表面および内部に存在する「歪み」を1μm以下で測定する。 プレゼンテーションを行わない場合、レポート未提出の場合においては、成績評価の対象としない。 また欠席の場合は欠席理由を客観的に示す書類を提出すること。無断欠席が2回あった場合は、成績の評価対象としないので、受講者は十分留意すること。 ■学習・教育目標および到達目標 本実験は、与えられた目標を達成するためにグループ作業で計画を立案し、実行することによって、電気電子工学全般の基礎知識とその応用能力、コミュニケーション能力、構想力、創造性および自主的、継続的に学習する能力の涵養を目的としている。 受講により、少なくとも下記の項目を身に付けることが可能である。 1.目標に対して自ら情報収集し、実験計画を立案することができる。 2.グループ作業の利点を活かすことができる。 3.得られた結果が課題の要求条件・仕様を満たしているか、正しく評価できる。 4.実験結果を自主的に考察することができる。 5.得られた成果を状況に適した形式で報告書およびプレゼンテーション資料としてまとめることができる。 6.聴衆を意識したプレゼンテーションを行うことができる。 この科目の単位修得は電気電子工学科エレクトロニクス・情報通信コースで設定した学習・教育到達目標E、F、BおよびCの達成に主体的に関与している。 ■授業時間外に必要な学修 実験を遂行したテーマに対してレポートを作成・提出しなければならない。また、担当教員から指示される課題に対しての検討も必要となる。 その他、プレゼンテーション資料準備、プレゼンテーション発表練習等、授業時間外での多くの取組みが必要となる。 ■教科書 必要に応じてプリントを配付する。 ■参考文献 関連科目の教科書および参考書 ■関連科目 理工学部で開講している全科目に関連する。 ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 課題遂行時における積極性(正確には28%)30% 対応する学習・教育教育目標9項目B1,B2,B3C2,E,F1,F2,F3,F4(正確には各8%×9=72% ) 70% ■授業評価アンケート実施方法 理工学部実施規定に準拠して実施する(7月頃を予定) ■研究室・E-mailアドレス 湯本:31号館7F 湯本准教授室 [email protected] 渥美:31号館7F 渥美教授室 [email protected] 中野:31号館8F 中野教授室 [email protected] 橋新:31号館2F 橋新教授室 [email protected] 吉田:31号館2F 吉田教授室 [email protected] 前田:31号館2F 前田教授室 [email protected] 松本:31号館2F 松本准教授室 [email protected] 野上:22号館2F 野上准教授室 [email protected] 松谷:31号館2F 松谷准教授室 [email protected] 森本:31号館3F 森本准教授室 [email protected] 武村:31号館3F 武村准教授室 [email protected] 山脇:31号館7F 山脇講師室 [email protected] 越智:31号館3F 越智講師室 [email protected] 中山:31号館3F 中山講師室 [email protected] 田中:31号館7F 田中講師室 [email protected] 菅原:31号館2F 菅原講師室 [email protected] 天野:31号館7F 天野助教室 [email protected] 谷本:31号館3F 谷本助教室 [email protected] 津山:31号館7F 津山助教室 [email protected] 染川:21号館 非常勤講師室 [email protected] ■オフィスアワー 木曜日 15:00 ~ 17:00 (代表者:湯本) - 157 - 科目名: オプトエレクトロニクス <エレ情> 英文名: Opto-electronics ナ カ ノ 担当者: 中野 ヒ ト シ 人志 単 位: 2単位 開講年次: 3年次 開講期: 6セメスター ■授業概要・方法等 レーザーは1960年に発明された人工光線である。現在まで約50年、継続的な技術開発がなされ、我々の生活に身近なツールとしての地位を確立している。電 気電子技術者は、レーザーの持つ優れた性能を十分に引き出して使用するために、光の基本的性質および吸収・増幅・発振等のレーザーの原理を理解しなけれ ばならない。 レーザー動作における物質内部の原子・分子の運動は量子力学によって理解できるが、外部に取り出されるのは古典的なマクロな量の光(電磁波)である。 本科目では、電気電子工学科の3年生を対象とするため、量子力学による説明は最低限に留め、光デバイス・レーザーの動作原理およびレーザー光の性質の理 解に焦点を置く。光を用いた最先端技術に接する際の予備知識との位置づけでもあり、各人の興味に応じて積極的に質問する姿勢を歓迎したい。 第1回 光の基本的性質(1) 第2回 光の基本的性質(2) 第3回 光と電子の相互作用 -エネルギー準位、バンド構造、光電効果- 第4回 レーザーの原理(1) -レーザー光の一般的性質、自然放出・誘導放出- 第5回 レーザーの原理(2) -反転分布、光増幅、利得係数- 第6回 レーザーの原理(3) -3準位、4準位レーザー- 第7回 レーザーの原理(4) -レーザー発振- 第8回 固体レーザー 第9回 Nd:YAGレーザー 第10回 Nd:GlassレーザーおよびTi:Sapphireレーザー 第11回 気体レーザー 第12回 He-Neレーザーおよび炭酸ガスレーザー 第13回 ファイバーレーザー 第14回 半導体レーザー 第15回 幾何光学とレーザー 定期試験 ■学習・教育目標および到達目標 オプトエレクトロニクスでは、光の基本的性質およびレーザーの原理(レーザー増幅・吸収等)の理解を受けて、各種レーザーの動作原理、応用範囲、問題 点等を考察する姿勢を養うことを目標とする。 この科目の単位修得により、受講生は少なくとも以下の項目の知識と能力を身につける。 1.光吸収と増幅の原理を理解し、レーザー増幅、発振の概要を説明できる 2.各種レーザーの特長を説明することができる 3.特定のレーザー応用に対して、望ましいレーザーの種類を考察することができる この科目の単位修得は、電気電子工学科エレクトロニクス・情報通信コースで設定した学習・教育到達目標Aの達成に主体的に関与している。 ■授業時間外に必要な学修 レーザーは身近に多くの応用例がある。絶えず意識しておくこと。レーザー工学に関する参考書を一読し、講義に備えること。 ■教科書 『光・レーザー工学の基礎(仮題)』(中野 人志,コロナ社:2016) ■参考文献 [ISBN]4320084705『実用レーザ技術』(平井 紀光, 共立出版 : 1987) [ISBN]4785601116『量子エレクトロニクス (21世紀を指向した電子・通信・情報カリキュラムシリーズ)』(前田 三男, 昭晃堂 : 1987) [ISBN]9784621082652『原書6版 ヤリーヴ-イェー 光エレクトロニクス 基礎編』(Amnon Yariv, 丸善 : 2010) [ISBN]9784621087770『原書6版 ヤリーヴ―イェー 光エレクトロニクス 展開編』(丸善出版 : 2014) [ISBN]9784339001389『光・量子エレクトロニクス (大学講義シリーズ)』(藤岡 知夫, コロナ社 : 1991) [ISBN]9784339010572『量子電子工学―レーザの基礎と応用 (テレビジョン学会教科書シリーズ)』(氏原 紀公雄, コロナ社 : 1990) ■関連科目 電気回路Ⅱ、電気回路Ⅲ、電磁気学Ⅰ、電磁気学Ⅱ、電磁気学Ⅲ、電気物性概論、電気電子材料、半導体工学、通信方式 ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) レーザー応用に関するレポート提出 15% 定期試験 85% ■授業評価アンケート実施方法 12 ~ 1月頃に実施する。 ■研究室・E-mailアドレス 31号館7F 中野教授室&レーザー工学研究室 [email protected] ■オフィスアワー 毎週木曜日 午後4時~6時 - 158 - 科目名: 回路設計実習 <エレ情> 英文名: Digital Circuit Design Training using VHDL:Exercise of Computer Aided Design カ ン ベ タ カ シ ヨ シ ダ シュウヘイ タニモト ヒロカズ 担当者: 神戸 尚志・吉田 周平・谷本 浩一 単 位: 2単位 開講年次: 4年次 開講期: 7セメスター ■授業概要・方法等 ディジタル回路設計では、大規模な回路を短期間に完了させるため、ハードウエア記述言語を用いて回路の動作を記述し、コンピュータ上で回路動作をシミュ レーションし、論理合成ツールを用いて目的のディジタル回路を自動生成する手法が世界的に中心となっている。この授業では、講義とCADツールを用いた演 習を通して、ハードウエア記述言語、回路の動作シミュレーション、論理合成などの技術を習得し、実際に大規模ディジタル回路設計を行うことが出来る基礎 レベルを習得し、FPGAを用いて設計した回路を動作させ、設計検証・評価方法を学ぶ。さらに、C言語によるディジタル回路設計手法を学ぶ。この学習により、 ディジタル回路設計者として社会で即戦力となることを目指している。 成績評価の4つの演習は、ともに期限までに提出すること。 第1回 学習教育目標との関連説明,講義説明 第2回 ディジタル回路設計 第3回 ハードウエア記述言語(VHDL)による回路設計法 第4回 ハードウエア記述言語(VHDL)の文法 第5回 ハードウエア記述言語(VHDL)による回路記述 第6回 論理合成法 第7回 第1回小テスト(VHDL設計) 第8回 指定課題によるFPGA用組み合わせ回路設計と検証 第9回 指定課題によるFPGA用順序回路設計 第10回 指定課題によるFPGA用順序回路検証 第11回 第2回小テスト(自由課題によるFPGA用回路設計と検証) 第12回 C言語によるディジタル回路設計法 第13回 C言語設計によるディジタル回路の検証法 第14回 第3回小テスト(C言語によるディジタル回路設計手法) 第15回 総合演習 ■学習・教育目標および到達目標 ハードウエア記述言語を用いて、ディジタル回路の動作を記述し、コンピュータシミュレーションによってその正しさを検証し、論理合成によって、目的のディ ジタル回路を自動生成できる技術と、C言語によるディジタル回路設計法の、基礎を習得することを目標とする。 この科目の単位修得により、以下の項目の知識と能力を身につける。 1.ディジタル回路設計手法の基本を理解できる。 2.組み合わせ回路、順序回路を設計することが出来る。 3.ハードウエア記述言語による設計方法を理解し、行うことが出来る。 4.論理合成、論理検証、タイミング検証を理解し、行うことが出来る。 5. C言語によるディジタル回路設計手法について理解し、実際に小規模なディジタル回路を設計できる。 この科目の単位修得は電気電子工学科エレクトロニクス・情報通信コースで設定した学習・教育到達目標Bの達成に主体的に関与している。 ■授業時間外に必要な学修 ・ディジタル電子回路,論理回路,プログラミング実習などの内容をよく復習すること ・講義で示された課題に取り組むこと ・各種電子機器で使われているディジタル回路を調べ,この講義で演習する方法を用いた設計を考えること. ■教科書 FPGA設計演習,レイアウト設計演習は資料を配布する。 ディジタル回路設計演習はE-ラーニング用CDROMを用いる. ■参考文献 [ISBN]9784339008111『ビジュアルに学ぶディジタル回路設計』(築山, 神戸,福井等著,コロナ社) [ISBN]9784789833967『VHDLによるハードウェア設計入門―言語入力によるロジック回路設計手法を身につけよう (Design wave basic)』(長谷川 裕恭, CQ出版) ■関連科目 ディジタル電子回路,論理回路,プログラミング実習 ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) ディジタル回路学習 20% FPGA用回路設計演習 20% C言語による回路設計演習 20% 総合演習 40% ■授業評価アンケート実施方法 7月頃に実施します。 ■研究室・E-mailアドレス システム設計工学研究室(31号館3階) [email protected] ■オフィスアワー 金曜日2限、土曜日3限 - 159 - 科目名: 確率統計 <エレ情・エネ> 英文名: Probability and Statistics ユ モ ト 担当者: 湯本 マ サ キ ナカヤマ ケイゾウ 真樹・中山 敬三 単 位: 2単位 開講年次: 2年次 開講期: 4セメスター ■授業概要・方法等 自然界では結果を正確に予測することができず、偶然を含む確率的な現象が多く見られる。また、世論調査や選挙の予測、品質管理など、観測されたデータか ら全体の性質を推定する統計は我々の日常の生活にも密接に関連している。このように確率・統計に関する知識は不可欠なものであり、特に電気電子工学では 情報処理や通信工学、品質管理、量子力学などのさまざまな科目で確率統計の知識が必須となっている。したがってこの科目は重要な専門基礎科目の一つである。 この講義では、集合や順列・組合せ等の数学的準備から始めて、確率の公理や定理、代表的な確率分布やその性質など、確率論の基礎を学ぶ。その後、統計 に進み、データの整理、統計的推定、統計的検定について学ぶ。 講義を受講するにあたり、各種計算を行うために関数電卓を用意する必要がある。またこの 講義では復習や演習が欠かせないため、必要に応じて小テストを実施し宿題の提出を求める。 第1回 集合と場合の数 第2回 順列と組合せ 第3回 標本空間と確率 第4回 条件付確率 第5回 離散型確率分布 第6回 連続型確率分布とモーメント母関数 第7回 二項分布とポアソン分布 第8回 正規分布 第9回 指数分布と一様分布 第10回 2変量の確率分布と中心極限定理 第11回 データの整理 第12回 母集団と標本 第13回 母平均の区間推定 第14回 母分散の区間推定 第15回 統計的検定 定期試験 ■学習・教育目標および到達目標 技術者として、あるいは専門科目を履修する上で必要となる確率統計に関する知識・理解を得る事が目標である。 1.基本的な確率事象についてその生起確率を求めることができる。 2.基本的な離散的および連続的な確率分布の性質を理解し、その期待値や分散を求めることができる。 3.多変数の確率分布の性質ならびに確率変数の独立性を理解し、共分散や相関係数を求めることができる。 4.実験等で得られたデータを適切に整理し、母集団の統計的性質を推定することができる。 5.与えられた有意水準の下で統計的仮説を検定する意義を理解できる。 この科目の単位修得は、電気電子工学科エレクトロニクス・情報通信コースで設定した学習・教育到達目標Aの達成に主体的に関与している。 ■授業時間外に必要な学修 高校で学習した内容の確認と復習を行う。 授業で習う前あるいは習った範囲について教科書に記載されている問題、類題を解く。 授業で省略した式の導出や証明を行う。 ■教科書 [ISBN]9784489006203『すぐわかる確率・統計』(石村 園子,東京図書) ■参考文献 [ISBN]9784780602074『理工系の確率・統計入門 増補版』(服部 哲也, 学術図書出版社) [ISBN]9784000077774『確率・統計 (理工系の数学入門コース 7)』(薩摩 順吉, 岩波書店) [ISBN]9784000051576『確率・統計入門』(小針 アキ宏, 岩波書店) [ISBN]9784339060744『図解 確率・統計入門』(野村 由司彦, コロナ社) [ISBN]9784627049413『確率・統計 (工科の数学)』(田代 嘉宏, 森北出版) ■関連科目 微分積分学I、微分積分学Ⅱ ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) レポートまたは小テスト 40% 定期試験 60% ■授業評価アンケート実施方法 期末に学生授業アンケートにより実施する ■研究室・E-mailアドレス 湯本准教授室(31号館 7階) [email protected] 中山(敬)講師室(31号館3階) [email protected] ■オフィスアワー 湯本 真樹:金曜日15:00 ~ 17:00 中山 敬三:火曜日5限,金曜日4限 - 160 - 科目名: 画像・映像工学 <エレ情> 英文名: Image Processing Engineering ナカヤマ ケイゾウ 担当者: 中山 敬三 単 位: 2単位 開講年次: 4年次 開講期: 7セメスター ■授業概要・方法等 人間が多くの情報を視覚から得ていることからわかるように、画像情報の活用は電子機器等の高性能化には不可欠となってきている。更に、近年の技術発展 によりカメラが小型化し、身の回りの様々な電子機器に搭載され始め、多くの領域で画像処理技術が用いられるようになってきた。これらのシステムは、光学、 入力装置(ハードウェア)、ソフトウェア(アルゴリズム)、出力装置と幅広い学問領域で成り立っている。 本講義では、色など光の基礎的な知識から、フーリエ変換や二値画像処理などのデジタル処理を扱い、静止画像に関する全般的な基礎知識を学修する。さら に、映像(動画像)データの基本概念を習得し映像処理の基本知識を習得する。 第1回 光学の基礎 第2回 画像の入力およびコンピュータ上での表現 第3回 色の基礎 第4回 色の表現 第5回 フーリエ変換(1):フーリエ変換の基礎 第6回 フーリエ変換(2):離散フーリエ変換 第7回 フーリエ変換(3):フィルタリングへの応用 第8回 フーリエ変換(4):応用のポイント 第9回 画質調整 第10回 画像変形 第11回 2値化 第12回 2値画像処理 第13回 画像認識(1):領域分割 第14回 画像認識(2):認識 第15回 画像圧縮および映像処理 定期試験 ■学習・教育目標および到達目標 この科目の単位修得により、受講生は以下の項目の基礎知識を習得する。 1.光と色の関連を理解できる。 2.コンピュータ上での画像情報の表現方法を理解できる。 3.フーリエ変換の基礎を理解し応用できる。 4.濃淡画像および二値画像における主要な画像処理アルゴリズムが理解できる。 5.画像認識処理の概要が理解できる。 6.画像圧縮の要素技術が理解できる。 7.静止画像データと映像(動画像データ)の関係が理解できる。 8.映像処理の基礎事項が理解できる。 この科目の単位修得は、電気電子工学科エレクトロニクス・情報通信コースで設定した学習・教育到達目標Aの達成に主体的に関与している。 ■授業時間外に必要な学修 講義で省略した部分等を教科書・参考書等で調べ、要点をまとめた自分なりのノートを作ること。 ■教科書 [ISBN]9784339044072『画像処理工学』(末松 良一 山田 宏尚,コロナ社) ■参考文献 [ISBN]9784339008050『色彩工学の基礎と応用』(嶋野 法之, コロナ社) [ISBN]9784339008135『基礎と実践 画像処理入門』(杉山 賢二, コロナ社) ■関連科目 コンピュータ概論、プログラミング実習、フーリエ・ラプラス変換論、アルゴリズムとデータ構造 ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 定期試験 60% 宿題・小テスト 40% ■授業評価アンケート実施方法 理工学部実施規定に準拠して行います。 ■研究室・E-mailアドレス 31号館3階 中山(敬)講師室 [email protected] ■オフィスアワー 月曜日5限と金曜日4限 - 161 - 科目名: 環境安全技術 <エネ> 英文名: Techniques for Environmental Safety ノ ガ ミ 担当者: 野上 マサノブ ア ツ ミ ヒ サ オ タケムラ ユウイチロウ ツ ヤ マ ミ ホ ホウハラ シ ン ヤ 雅伸・渥美 寿雄・武村 祐一朗・津山 美穂・芳原 新也 単 位: 2単位 開講年次: 2年次 開講期: 4セメスター ■授業概要・方法等 理工系の学部では、実験実習および卒業研究等で危険な物質や装置を使用する場合が頻繁にある。一般的にも言えることだが「安全」に関する十分な知識と理 解が事故を防ぐための第一歩である。装置の使用方法の誤り等は人体への損傷、重大な社会的、経済的な損失を引き起こす。また、廃棄物処理等に関連する環 境保全問題も講義には安全の問題である。本科目では、エネルギー・環境コースに関係の深い項目に関する「安全」を取り上げる。 第1回 概要説明、化学薬品の分類(担当者:野上雅伸) 第2回 化学薬品の取り扱い(1)(担当者:野上雅伸) 第3回 化学薬品の取り扱い(2)(担当者:野上雅伸) 第4回 廃棄物と地球環境(1)(担当者:渥美寿雄) 第5回 廃棄物と地球環境(2)(担当者:渥美寿雄) 第6回 廃棄物と地球環境(3)(担当者:渥美寿雄) 第7回 電気電子機器の取扱い(1)(担当者:津山美穂) 第8回 電気電子機器の取扱い(2)(担当者:津山美穂) 第9回 電気電子機器の取扱い(3)(担当者:津山美穂) 第10回 ガスの物理的性質(担当者:武村祐一朗) 第11回 ガスの化学的性質・毒性(担当者:武村祐一朗) 第12回 ガスの保安緊急措置(担当者:武村祐一朗) 第13回 放射線の基礎(担当者:芳原新也) 第14回 放射線の人体影響と放射線防護の基礎(担当者:芳原新也) 第15回 放射線計測と線量管理の基礎(担当者:芳原新也) 定期試験 ■学習・教育目標および到達目標 本科目では、エネルギー・環境分野における「安全」に関して、多方面から常に問題意識を持って行動・思考する姿勢を養うことを目標としている。 本科目の単位修得により、受講生は少なくとも以下の項目の知識と能力を身につける。 1. 安全の知識を有している。 2.「安全」を環境問題も含めた広い視点で捉えることができる。 3. 安全対策のために必要な事項を考えることができる。 ■授業時間外に必要な学修 講義で指示された課題への取り組み、および講義や小テストの内容の復習 ■教科書 必要に応じて授業中に資料を配付する。 ■参考文献 [ISBN]なし『安全要覧(実験者のための災害防止と応急処置)』(近畿大学理工学部) ※入学時に全員に配付済 [ISBN]9784890732272『放射線取扱の基礎―第1種放射線取扱主任者試験の要点』(日本アイソトープ協会) [ISBN]9784274214493『放射線計測ハンドブック(第4版)』(Glenn F. Knoll, オーム社) ■関連科目 エネルギー・環境コースにおける開講科目全般 特に実験・実習系科目 ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 定期試験 60% 小テスト・宿題 40% ■授業評価アンケート実施方法 理工学部実施規定に準拠して行う。 ■研究室・E-mailアドレス 渥美 野上 武村 津山 芳原 寿雄(31号館7階渥美教授室) [email protected] 雅伸(22号館A棟2階野上准教授室) [email protected](代表者) 祐一朗(31号館3階武村准教授室) [email protected] 美穂(31号館7階津山助教室) [email protected] 新也(22号館A棟4階堀口・芳原講師室) [email protected] ■オフィスアワー 渥美 野上 武村 津山 芳原 寿雄:火曜日10:00 ~ 12:00 雅伸:水曜日5限 祐一朗:水曜日3限・4限目 美穂:水曜日4,5限 新也:金曜日3限 - 162 - 科目名: 環境計測 <エネ> 英文名: Environment Measuring ノ ガ ミ 担当者: 野上 マサノブ 雅伸 単 位: 2単位 開講年次: 4年次 開講期: 7セメスター ■授業概要・方法等 環境分析では種々の化学分析機器が利用される。本科目は、3年次の「環境分析化学」に引き続き、主に気体や 液体試料の各種定性・定量用分析機器の原理, 特徴及び利用例について述べる。 第1回 化学分析機器の概説, 測定結果の表し方 第2回 吸光光度分析法 第3回 原子吸光(AA)分析法及び高周波誘導結合プラズマ(ICP)発光分光分析法 第4回 核磁気共鳴(NMR)分析法 第5回 質量分析(MS) 第6回 ガスクロマトグラフィー (GC) 第7回 液体クロマトグラフィー (LC)及びイオンクロマトグラフィー (IC) 第8回 各種分析法+MS 第9回 放射化分析 第10回 環境中の様々な有機化合物 第11回 測定試料の取り扱い 第12回 測定データの取り扱い 第13回 演習(1) 第14回 演習(2) 第15回 演習(3) 定期試験 ■学習・教育目標および到達目標 各種の分析機器により、どのような試料が分析できるのか、どのような情報が得られるのか、また分析に際し て注意すべき点は何か等が理解でき、種々の試料を適切に定性・定量分析するための機器の選択や、適切な分 析結果を得るための測定法の能力が身に付くようにする。 ■授業時間外に必要な学修 レポート作成及びそのための資料収集 ■教科書 特に指定しない。 ■参考文献 [ISBN]9784542303980『化学分析の基礎と実際 (JIS使い方シリーズ)』(日本規格協会) ■関連科目 環境分析化学 ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 定期試験 60% 演習・レポート 40% ■授業評価アンケート実施方法 理工学部実施規定に準拠して行う。 ■研究室・E-mailアドレス 原子エネルギー化学研究室(22号館2階)[email protected] ■オフィスアワー 水曜日5限 - 163 - 科目名: 環境生体科学 <エネ> 英文名: Environmental Health Physics ヤマニシ ヒロクニ 担当者: 山西 弘城 単 位: 2単位 開講年次: 2年次 開講期: 4セメスター ■授業概要・方法等 環境有害要因の1つに放射線・放射性物質がある。本講義では、放射線と物質との相互作用を基礎として、放射線の人体に対する影響を中心に解説する。放 射線影響を理解するには、(1)放射線生物学を学ぶことはもちろんであるが、(2)放射線の量(線量)についての理解も必須である。つまり、どのくらいの 量の放射線がどのように影響をもたらすのかを表す線量反応関係の縦軸と横軸の理解である。 具体的には、(1)放射線の生物学、(2)放射線の線量概念の他に、(3)放射線安全管理技術などについても学び、放射線全般にわたる確実な基礎的知識 を身につけるものとする。 これにより、放射線測定技術、法令を除いて、第2種放射線取扱主任者試験に十分対応可能と考える。 第1回 環境生体科学概論、放射線の基礎(1) 第2回 放射線の基礎(2) 第3回 放射線の基礎(3) 第4回 放射線の基礎(4) 第5回 測定技術と線量 第6回 放射線の生物影響(1) 第7回 放射線の生物影響(2) 第8回 放射線の生物影響(3) 第9回 放射線の生物影響(4) 第10回 放射線の生物影響(5) 第11回 放射線管理技術(1) 第12回 放射線管理技術(2) 第13回 放射線管理技術(3) 第14回 密封線源 第15回 放射線安全関係法令 定期試験 ■学習・教育目標および到達目標 放射線の基礎について学ぶとともに、放射線の線量概念を把握した上で、放射線の人体への影響を概観し、さらにその安全管理技術を学ぶ。目標とする理解の 到達レベルは関連する科目の第2種放射線取扱主任者試験の合格レベルとする。 ■授業時間外に必要な学修 適宜、確認問題を解く。その内容にはその回の重要ポイントが含まれているので、その点を理解・定着できるように復習を行う。講義全体の流れを把握するた めに必要なことと考える。 ■教科書 [ISBN]9784890732333『密封線源の基礎―第2種・第3種放射線取扱主任者のために』(日本アイソトープ協会, 日本アイソトープ協会 : 2013) ■参考文献 [ISBN]9784860451028『初級放射線 : 第2種放射線試験受験用テキスト 第7版』(飯田博美, 通商産業研究社) [ISBN]9784860450878『放射線取扱主任者試験問題集 2014年版(第2種)』(通商産業研究社) [ISBN]9784274211195『放射線生物学 改訂2版 (放射線技術学シリーズ)』(江島洋介, オーム社) [ISBN]9784815807313『放射線安全取扱の基礎[第三版増訂版] -アイソトープからX線・放射光まで-』(名古屋大学出版会 : 2013) [ISBN]9784860450847『放射線生物学 (放射線双書)』(杉浦 紳之, 通商産業研究社 : 2013) ■関連科目 原子核工学 量子線工学 ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 定期試験 70% 日常の演習またはレポート 30% ■授業評価アンケート実施方法 13回目の授業開始時、無記名 ■研究室・E-mailアドレス 22号館A棟3階 山西教授室 メールアドレス [email protected] ■オフィスアワー 水曜日1、2限 - 164 - 科目名: 環境分析化学 <エネ> 英文名: Analytical Chemistry for Environmental Sciences ノ ガ ミ 担当者: 野上 マサノブ 雅伸 単 位: 2単位 開講年次: 3年次 開講期: 6セメスター ■授業概要・方法等 環境試料は多種多様の元素や化合物を含むため、その適切な分析のためには種々の化学的操作が必要となり、中でも 分離技術が重要である。本講では、各種化合物の分析方法について、放射線取扱主任者試験を考慮して、放射性核種 を含む化合物の事例を豊富に取り上げ、主に分離の観点から概説する。 第1回 元素と放射性核種 第2回 化合物の分離(1) 第3回 化合物の分離(2) 第4回 クロマトグラフィー 第5回 放射性壊変と放射能 第6回 放射性核種の化学 第7回 放射平衡 第8回 放射化分析 第9回 放射線化学 第10回 X線分析 第11回 液体試料の分析 第12回 環境分析の実際(1) 第13回 環境分析の実際(2) 第14回 確認演習 第15回 確認演習 定期試験 ■学習・教育目標および到達目標 主な分離分析技術の原理を理解すると共に、様々な環境試料に対して適切な分析技術を選択できるようになる。 ■授業時間外に必要な学修 演習問題解答に係る復習 ■教科書 特に指定しない。 ■参考文献 [ISBN]9784860451080『放射線概論―第1種放射線試験受験用テキスト』(通商産業研究社 : 2013) ■関連科目 エネルギー物質科学, 環境計測 ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 定期試験 60% 演習・レポート 40% ■授業評価アンケート実施方法 理工学部実施規定に準拠して行う。 ■研究室・E-mailアドレス 原子エネルギー化学研究室(22号館2階)[email protected] ■オフィスアワー 水曜日5限 - 165 - 科目名: 環境マネジメント <エネ> 英文名: Environmental Management ス ギ ヤ マ ワタル 担当者: 杉山 亘 単 位: 2単位 開講年次: 3年次 開講期: 6セメスター ■授業概要・方法等 企業や組織が経営並び運営という活動を実施することにより、様々な廃棄物等が発生し、環境に何らかの影響を与え ることが懸念されています。そのことについて、現在、国際的な多岐にわたる議論がされています。廃棄物に限らず 労働環境についても議論する必要があります。本科目では、企業や組織が経営並びに運営の中で多種多彩な環境に対 する目標を設定し実践し努力していること等について、実際の事例を通して学修します。 第1回 概要 第2回 福島第一原子力発電所の事故について 第3回 環境マネジメントについて(1) 第4回 環境マネジメントについて(2) 第5回 環境マネジメントシステムについて(1) 第6回 環境マネジメントシステムについて(2) 第7回 環境マネジメントシステムについて(3) 第8回 水の大切さについて 第9回 環境問題とエネルギーについて(1) 第10回 環境問題とエネルギーについて(2) 第11回 環境問題とエネルギーについて(3) 第12回 環境問題とエネルギーについて(4) 第13回 環境問題とエネルギーについて(5) 第14回 廃棄物と人間の生活について 第15回 環境マネジメントの実践について 定期試験を実施します。 ■学習・教育目標および到達目標 受講者は本科目を履修することによって、環境マネジメントがステークホルダーに対するコミュニケーション・ツー ルであることを理解できるようになります。 ■授業時間外に必要な学修 エネルギーや環境問題に関する世界の動向、国並び企業の動向を新聞、インターネットなどを用いて知っておくこと。 一般常識として定期試験に出題します。 就職したい企業や組織の「CSR報告書」を読んでおくこと。 ■教科書 教科書は使用しません。必要に応じプリントを配布します。 ■参考文献 就職したい企業の「CSR報告書」(インターネットによりダウンロードできます。)を参考にしてください。 ■関連科目 資源とエネルギー 環境と社会 ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 定期試験(定期試験の際には「ホチキス」を持参すること。)80% 課題レポート等(未提出者には、単位を付与しない。)20% ■授業評価アンケート実施方法 1月中旬に実施します。 ■研究室・E-mailアドレス 22号館5階 [email protected] ■オフィスアワー 火曜日 13:10~14:40 - 166 - 科目名: 基礎電子回路 <エレ情・エネ> 英文名: Fundamentals of Electronic Circuits ヨ シ ダ 担当者: 吉田 シュウヘイ ミヤモト トシユキ カ ワ タ ヒロアキ 周平・宮本 俊幸・川田 博昭 単 位: 2単位 開講年次: 2年次 開講期: 3セメスター ■授業概要・方法等 電子回路は、電気回路で取り上げた「抵抗」、「コンデンサ」、「コイル」などの受動素子と、「ダイオード」、「トランジスタ」などの半導体素子からなる能動回 路素子とを組み合わせた回路であり、電子・情報・通信システムの基本となる構成要素である。能動回路素子の取り扱い方や増幅回路の考え方について講義し、 後続の「アナログ電子回路」、「ディジタル電子回路」などの理解を容易にする。 下記の評価に基づいた点数が59点以下であり、あと一歩で到達目標を達成すると判断した場合は、必要に応じて追加指導(講義、試験、レポート等)を実施す る。追加指導で達成目標をぎりぎり満たしたと判断できれば60点を与える。 第1回 学習教育目標との関連説明、半導体の基礎 第2回 ダイオードとトランジスタの原理 第3回 ダイオードとトランジスタの原理の演習 第4回 ダイオード回路 第5回 トランジスタ動作の基本的性質 第6回 トランジスタによるスイッチング回路 第7回 トランジスタによるスイッチング回路の演習 第8回 トランジスタ増幅の基礎 第9回 トランジスタ増幅の演習 第10回 トランジスタ基本増幅回路 第11回 トランジスタ基本増幅回路の演習 第12回 増幅器の結合方式 第13回 増幅器の結合方式の演習 第14回 MOSFET 第15回 基礎電子回路の総合演習 「定期試験」 ■学習・教育目標および到達目標 この科目の単位修得により、以下の項目の知識と能力を身につける。 1.半導体の構造、性質を理解し、ダイオード・トランジスタの構造と動作を説明できる。 2. ダイオード・トランジスタの基本を理解し、回路動作を求めることが出来る。 3.トランジスタ増幅回路の定量的な扱い方を修得し、その動作を特性図を用いて解析できる。 この科目の単位修得は電気電子工学科エレクトロニクス・情報通信コースで設定した学習・教育到達目標Aの達成に主体的に関与している。 ■授業時間外に必要な学修 電気回路について良く復習し、理解を確かにしておく。 特に、抵抗、コンデンサ、コイルなどの受動素子を用いた回路について設計方法を理解しておく。 半導体、ダイオード、トランジスタについて基礎的な知識を獲得する。 ■教科書 講義ノートをUNIPAからあるいは印刷物により配布する ■参考文献 [ISBN]9784339008111『ビジュアルに学ぶディジタル回路設計』(築山, 神戸,福井等著,コロナ社) ■関連科目 電気回路Ⅰ、Ⅱ、電磁気学Ⅰ ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 定期試験 70% 演習・宿題の提出(プレゼンテーションを行った学生には加点)30% ■授業評価アンケート実施方法 前期開講科目は7月頃、後期開講科目は12 ~ 1月頃に実施します。 ■研究室・E-mailアドレス フォトニクス工学研究室 ■オフィスアワー 川田博昭 金曜2限 宮本俊幸 火曜12:00-13:00 - 167 - 科目名: 教科教育演習 英文名: Exercise for Education ク サ カ ベ 担当者: 日下部 ト シ オ コ ン ド ウ ヤスシ イシバシ アキヒロ ヤ ノ ヨ ウ コ ヤマギワ ヨシロウ サ ガ ヨシタカ カ ミ ヤ マ タダシ イ ケ ダ 俊男・近藤 康・石橋 明浩・矢野 陽子・山際 由朗・佐賀 佳央・神山 匡・池田 トオル ヤマシタ ト モ キ フクシマ ノブユキ カ ガ ワ ナオ ハギワラ テ ル キ ム ロ タ カ エ コ 徹・山下 登茂紀・福嶋 伸之・加川 尚・萩原 央記・室田 佳恵子 単 位: 1単位 開講年次: 2年次 開講期: 3セメスター ■授業概要・方法等 教員採用試験の受験を支援するため、受験対策講座を開設いたします。講座の目的としては学生に教員採用試験の 受験勉強のきっかけと方向性を示すことにあります。 講義内容 1次試験対策:教職教養科目と一般教養科目の試験問題の中から理科、教育、数学、物理、化学、生物分野の問題を 中心に演習を行う。 2次試験対策:主に,中学教員免許の受験を対象とした数学、物理、化学、生物、工業分野の問題を中心に演習を行う。 面接試験対策:模擬面接を行うことによって面接に対応する能力を養う。 理科実験の指導:中学生を対象に理科実験の学習指導案の作成、指導方法を学習する。 授業形態は、集中講義(3月上旬)で、講義実施期日については掲示する。 教職に関する 一般教養、教職教養(教育原理、教育心理学、教育法規、時事審議会報告など)、専門(数学、理科: 物理、化学、生物、理科実験指導案作成など)、論作文 などを演習する。 作成した理科実験指導案をもとに中学生を対象に理科実験を準備し、指導方法を学習する。 ■学習・教育目標および到達目標 教員採用試験の1次試験および2次試験の合格を目標にする。 ■授業時間外に必要な学修 参考文献を含むさまざまな資料で教科内容についてしらべる。 特に実験指導においては、多くの場面を予想した十分な事前準備をおこなう。 ■教科書 資料配布 ■参考文献 [ISBN]9784827814613『中学校学習指導要領 平成20年3月告示』(文部科学省, 東山書房 : 2008) [ISBN]9784827814781『高等学校学習指導要領』(文部科学省, 東山書房 : 2011) ■関連科目 教職関連のすべての科目 ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 講義中課題・試験(科目ごとの指示による)40% レポート 60% ■授業評価アンケート実施方法 講義の最終週に授業アンケートを実施 ■研究室・E-mailアドレス [email protected] レポート提出先:室田(生命科学科)[email protected] ■オフィスアワー 初回授業時に通知 - 168 - 科目名: 組込みシステム <エレ情> 英文名: Embedded System ア マ ノ 担当者: 天野 リョウ サ ノ シュウ 亮・佐野 秀 単 位: 2単位 開講年次: 3年次 開講期: 5セメスター ■授業概要・方法等 身の回りにある携帯電話やテレビ、エアコンなどから鉄道の自動改札、医療機器まであらゆる製品にマイコンが組み込まれている。そしてそれらはソフトウェ アによって制御されている。これらのシステムを組込みシステムと呼び、そのための技術は製品を作るためになくてはならないものとなっている。組込みシス テムに携わる技術者は、製品のハードウェアだけでなくマイコンの機能とハードウェアを意識したソフトウェアの作成方法を知っておかなければならない。 ここでは、組込みシステムの開発に必要とされるマイコンのハードウェアおよびその機能を学ぶ。さらに、ソフトウェアをC言語で作成して実際に組込みシ ステムを動作させることで、ハードウェアを意識したソフトウェアの作成方法を学ぶ。 第1回 講義概要と組込みシステムの概要 第2回 C言語の復習(1) 第3回 C言語の復習(2) 第4回 ディジタル入出力(1) 第5回 ディジタル入出力(2) 第6回 タイマの利用(1) 第7回 タイマの利用(2) 第8回 タイマの利用(3) 第9回 割り込み(1) 第10回 割り込み(2) 第11回 アナログ入力(AD変換) 第12回 応用(1) 第13回 応用(2) 第14回 課題(1) 第15回 課題(2) 定期試験は行わない。 ■学習・教育目標および到達目標 この科目の単位修得により、以下の知識と能力を身につけることを目標としている。 1.マイコンに備わる基本的な機能とその使い方を理解できる。 2.マイコンの機能を利用したプログラムを作成できる。 この科目の単位修得は電気電子工学科エレクトロニクス・情報通信コースで設定した学習・教育到達目標Aの達成に主体的に関与している。 ■授業時間外に必要な学修 講義で学ぶマイコンの機能について、マイコンのユーザマニュアルを読んで予習と復習をすること。 講義で学んだ内容を確認するためのプログラムをあらかじめ入力しておくこと。 ■教科書 必要に応じて資料を配布する。 ■参考文献 LPC1343 User manual [ISBN]9784274210471『ARMマイコンによる組込みプログラミング入門—ロボットで学ぶC言語—』(オーム社 : 2011) [ISBN]9784885549700『組込みステップアップ講座 ハードウェア編』(金田一 勉, 電波新聞社 : 2008) [ISBN]9784797370980『やさしいC 第4版 「やさしい」シリーズ)』 ( (高橋 麻奈, ソフトバンククリエイティブ : 2012) ■関連科目 コンピュータ概論、プログラミング実習I・II、アルゴリズムとデータ構造、エレクトロニクス・情報通信実験 ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 小テスト 20% 課題 30% レポート 50% ■授業評価アンケート実施方法 理工学部実施規定に準拠して行います。 ■研究室・E-mailアドレス 天野助教室(31号館7階) [email protected] ■オフィスアワー 水曜日14:00 ~ 16:00 - 169 - 科目名: 原子エネルギー工学 <エネ> 英文名: Nuclear Energy Engineering アリトモ ヨシヒロ 担当者: 有友 嘉浩 単 位: 2単位 開講年次: 3年次 開講期: 6セメスター ■授業概要・方法等 自然界は、10の-16乗メートルの素粒子・原子核レベルのミクロ世界から、10の28乗メートルの宇宙大のマクロ世界にまで広がっています。建物にたとえると、 地下4階(極微の世界)から地上8階(全宇宙)まで、全12階の多層建築のようなものです。人類は19世紀までは燃焼のよって化学エネルギーを地下2階から汲 み出してきましたが、20世紀に人類はミクロの世界に足を踏み入れ、原子核レベル(地下3階)からエネルギーを汲み出す方法を手にしました。 この講義では、原子炉などの量子エネルギーシステムの中でミクロレベルの現象とマクロレベルの体系の性質がどのように関わっているかを学習します。ま ず、核分裂、核融合、スポレーションなどの核反応について学び、ついで、媒質の中での中性子の衝突、減速、移動現象などの扱い方を学習します。さらに、 システムの安全性を確保するための考え方と設計手法についても述べます。 第1回 1.中性子物理(1) 第2回 1.中性子物理(2) 第3回 1.中性子物理(3) 第4回 1.中性子物理(4) 第5回 2.原子炉物理(1) 第6回 2.原子炉物理(2) 第7回 2.原子炉物理(3) 第8回 3.原子炉工学(1) 第9回 3.原子炉工学(2) 第10回 3.原子炉工学(3) 第11回 3.原子炉工学(4) 第12回 3.原子炉工学(5) 第13回 4.拡散理論(1) 第14回 4.拡散理論(2) 第15回 総復習 定期試験 ■学習・教育目標および到達目標 1.まず原子力発電システムと原子力産業について学ぶ。これは就職活動や電験3種試験に必要な知識でもある。 2.発電システムの安全設計の考え方と特性を学ぶ。 3.ミクロレベルでの反応過程とエネルギーの生成について学び、集団としての中性子が媒質中でどのようにふるまうか、それをどのようなモデルで記述する かを知る。 ■授業時間外に必要な学修 近畿大学を創設された世耕弘一総長は、民間第1号の研究教育用の原子炉を設置し、他大学に先んじて原子力研究に乗り出す先鞭をつけられました。原子力研 究所ではさまざまな催しを行っていますので、ぜひ参加してみてください。 ■教科書 [ISBN]4900622354『原子力―自然に学び、自然を真似る』(藤家 洋一, ERC出版 : 2005) ■参考文献 [ISBN]4816333134『図解雑学 原子力 (図解雑学シリーズ)』(竹田 敏一, ナツメ社 : 2002) [ISBN]9784274034824『わかりやすい原子力発電の基礎知識』(榎本 聡明, オーム社 : 1996) [ISBN]9784890470969『原子力がひらく世紀』「原子力教育・研究」特別専門委員会第2グループ, ( 日本原子力学会 : 1998) [ISBN]4339082716『ミクロ科学とエネルギー』(コロナ社 : 1999) ■関連科目 原子核工学、発電工学、量子線工学、エネルギー物質科学 ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 定期試験 70% 小テスト 30% ■授業評価アンケート実施方法 12 ~ 1月頃に大学の実施要領に従って実施します。 ■研究室・E-mailアドレス 31号館3号館 有友准教授室 [email protected] ■オフィスアワー 木曜日 14:50 ~ 18:00 - 170 - 科目名: 原子核工学 <エネ> 英文名: Nuclear Engineering アリトモ ヨシヒロ 担当者: 有友 嘉浩 単 位: 2単位 開講年次: 3年次 開講期: 5セメスター ■授業概要・方法等 原子核は原子の中心にあるフェムトメートル(10の-15乗)サイズの極微の物質である。原子核は陽子と中性子で出来ているが、この粒子の集合体は、ある時に は固体、別の時には液体、またあるときには気体のようにふるまう不可思議な物質である。原子核の世界は、日常世界とは異なり、量子力学が支配する世界で あり、さまざまな不思議な性質が見られる。陽子と中性子の数の組み合わせが変わると、原子核はいろいろな「個性」を示す。この個性はそれ自体興味深いも のであるが、この特性は人間にとって有用に利用することもできる。工学、医学、農学などの分野で応用されている放射線技術なども紹介する。放射線取扱主 任者資格試験にも配慮する。 第1回 0.原子核工学とは? 第2回 1.原子核の大きさと構成 第3回 2.放射線と放射能(1) 第4回 2.放射線と放射能(2) 第5回 2.放射線と放射能(3) 第6回 3.原子核の安定性(1) 第7回 3.原子核の安定性(2) 第8回 3.原子核の安定性(3) 第9回 4.原子核のアルファ、ベータ、ガンマ崩壊(1) 第10回 4.原子核のアルファ、ベータ、ガンマ崩壊(2) 第11回 5.原子核反応(1) 第12回 5.原子核反応(2) 第13回 5.原子核反応(3) 第14回 5.原子核反応(4) 第15回 放射線の医学・工学・農学利用 定期試験 ■学習・教育目標および到達目標 1.原子核というものが示すさまざまな性質を知る。 2.原子核の安定性を決める要因と、その崩壊のしかた、そのときに出入りするエネルギーについて説明できるようになる。 3.「原子エネルギー工学」(第6セメスター)の基礎となる。 4.放射線取扱主任者試験の物理の受験の準備にもなるように配慮する。 ■授業時間外に必要な学修 工業、医療などの分野で放射線が幅広く使われています。国家資格である「放射線取扱主任者(第2種)」の資格を持っていると、このような分野へ就職する場合 に有利になります。受験者に対する対策講座が開かれていますので、希望者はぜひ受講してください。 ■教科書 [ISBN]4900622354『原子力―自然に学び、自然を真似る』(藤家 洋一, ERC出版 : 2005) [ISBN]4785328282『量子論のエッセンス』(松下 栄子, 裳華房 : 2010) ■参考文献 [ISBN]4785321156『原子核 (基礎物理学選書 (13))』(野上 茂吉郎, 裳華房 : 1973) [ISBN]4254135424『原子核物理学 (基礎物理科学シリーズ 4)』(八木 浩輔, 朝倉書店 : 1971) [ISBN]4785386517『放射線ものがたり (ポピュラー・サイエンス)』(森内 和之, 裳華房 : 1996) [ISBN]4062573784『宇宙核物理学入門―元素に刻まれたビッグバンの証拠 (ブルーバックス)』(谷畑 勇夫, 講談社 : 2002) ■関連科目 原子エネルギー工学、量子線計測、原子物理学 ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 定期試験 70% 小テスト 30% ■授業評価アンケート実施方法 7月頃に大学の実施要領に従い行う。 ■研究室・E-mailアドレス 31号館3階 有友准教授室 [email protected] ■オフィスアワー 木曜日 14:50 ~ 18:00 - 171 - 科目名: コンピュータ概論 英文名: An Introduction for Computer ユ モ ト 担当者: 湯本 マ サ キ オ チ ヨ ウ ジ 真樹・越智 洋司 単 位: 2単位 開講年次: 1年次 開講期: 1セメスター ■授業概要・方法等 コンピュータやネットワークなど、いわゆるIT技術は電子工学の中心をなす技術であり、電子工学技術者は単に情報機器を利用するだけでなく、様々なコン ピュータ応用機器やシステムを開発・設計しうる能力を要求される。このため電気電子工学科学生にはIT技術に関するより深い知識・理解が求められる。 IT技術にはハードウェアとソフトウェアの2つの側面がある。コンピュータが機械として動作するためには処理装置であるCPUや記憶装置、入出力装置と それらを制御する方法が必要とされる(ハードウェアの側面)。また実際にコンピュータを利用したり応用システムを開発する場合、オペレーティングシステ ムやネットワークを理解し、プログラミングを駆使して有用なソフトウェアを作成する必要がある(ソフトウェアの側面)。 本講義はIT技術入門として、まずコンピュータ上でのデータ表現方法である2進数について補数表現や演算を通して理解を深め、次にコンピュータの論理的 な構成やその動作原理、制御方式といった、コンピュータのハードウェアの内容を取り扱う。そして通信技術やシステムの信頼性について取り上げ、最後に実 際にコンピュータを動作させるために必要な、オペレーティングシステムなどのソフトウェアの内容を取り扱う。 第1回 学習教育目標との関連説明、コンピュータの基本 第2回 データの表現と変換(1):10進数と2進数 第3回 データの表現と変換(2):2進数の加算と16進数 第4回 データの表現と変換(3):2進数における整数表現 第5回 データの表現と変換(4):補数表現を利用した2進数の減算 第6回 データの表現と変換(5):2進数における各種データ表現 第7回 論理演算(1):論理式と真理値表 第8回 論理演算(2):論理演算とシフト 第9回 論理演算(3):論理回路 第10回 機械語命令(1):命令の形式 第11回 機械語命令(2):命令の種類 第12回 各種ハードウェア(1):主記憶装置 第13回 各種ハードウェア(2):中央処理装置(CPU) 第14回 各種ハードウェア(3):補助記憶装置 第15回 これまでの復習 定期試験 ■学習・教育目標および到達目標 コンピュータ技術者に必要とされる、ハードウェアとソフトウェアに関する知識について、その概要を論理的に把握できることを到達目標にしている。 この科目の単位修得により以下の項目の知識と能力を身につける。 1.コンピュータに関する基本的な専門用語の意味を説明できる。 2.コンピュータのデータ表現について説明でき、表現の変換ができる。 3.2進数を利用した計算ができる。 4.論理演算が理解できる。また回路図から論理回路の論理式を求めることができる 5.中央処理演算装置(CPU)について、構造を理解し説明できる。 6.各種記憶装置を説明できる。 7.データ通信の仕組みが理解できる。また、システムの信頼性を評価できる。 この科目の単位修得は電気電子工学科エレクトロニクス・情報通信コースで設定した学習・教育到達目標Aの達成に主体的に関与している。 ■授業時間外に必要な学修 各講義で指示された問題に取り組むこと ■教科書 [ISBN]9784769204671『これから学ぶコンピュータ科学入門 ハードウェア編』(鑰山 徹,工学図書) ■参考文献 [ISBN]9784274208300『図解コンピュータ概論ハードウェア 改訂3版』(橋本洋志 松永俊雄 小林裕之 天野直紀, オーム社) [ISBN]9784769204664『これから学ぶコンピュータ科学入門 ソフトウェア編』(鑰山 徹, 工学図書) [ISBN]9784785630904『電子計算機基礎論 第3版』(手塚 慶一, 昭晃堂) [ISBN]9784274034664『よくわかるコンピュータ概論』(松山 実, オーム社) ■関連科目 情報処理基礎、プログラミング実習Ⅰ、プログラミング実習Ⅱ、アルゴリズムとデータ構造、情報理論Ⅰ、論理回路 ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 定期試験 60% 演習 20% 宿題 20% ■授業評価アンケート実施方法 7月頃に実施 ■研究室・E-mailアドレス 湯本准教授室(31 号館 7階) [email protected] 越智講師室(31 号館 3階) [email protected] ■オフィスアワー 湯本 真樹:木曜日15:00 ~ 17:00 越智 洋司:水曜4限 - 172 - 科目名: シミュレーション工学 <エレ情> 英文名: Simulation Engineering アリトモ ヨシヒロ 担当者: 有友 嘉浩 単 位: 2単位 開講年次: 3年次 開講期: 6セメスター ■授業概要・方法等 シミュレーションは、物理現象だけでなく社会経済現象や心理現象についても適応可能である。すなわち、基礎方程式は与えられているが、数学解析を用いて は解き得ない現象を、計算機によって解き明かされている。また簡単な方程式によっては、記述し得ない現象を直接計算機によって解こうとする問題解析のア プローチの1つの手法である。この手法は、電気電子工学科の学生にとって実験などで得られるデータを、あらかじめシミュレーションを使って実施し、最適 化設計に活用されている。 数学、物理学などの方程式および電気電子工学の基礎知識をより理解を深めるような演習を繰り返して行う。さらに、シミュレーションする時の注意点を理 解する。数値計算に強い言語としてFortranを用いる。またUNIXを活用する。 各回において、それぞれのテーマに関連した手法を用いて、数学あるいは物理のモデルに則した数値計算によるシミュレーションを行う。 第1回 FortranおよびUNIXの基本操作(1) 第2回 FortranおよびUNIXの基本操作(2) 第3回 Fortranによるプログラム作成(1) 第4回 Fortranによるプログラム作成(2) 第5回 Fortranによるプログラム作成(3) 第6回 数値微分積分法(1) 第7回 数値微分積分法(2) 第8回 数値微分積分法(3) 第9回 数値微分積分法(4) 第10回 連立1次方程式(1) 第11回 連立1次方程式(2) 第12回 補間法 第13回 常微分方程式 第14回 偏微分方程式 第15回 まとめ ■学習・教育目標および到達目標 数学、物理学などの方程式および電気電子工学の基礎知識をシミュレーションしてみることにより理解を深める。さらに、シミュレーションする時の注意点 を理解する。 1.道具としてのコンピュータ操作技術を修得できる。 2.数学、物理学の方程式を理解できる。 3.電気電子工学の基礎知識の苦手意識を払拭できる。 この科目の単位修得は、電気電子工学科エレクトロニクス・情報通信コースで設定した学習・教育到達目標Aの達成に主体的に関与している。 ■授業時間外に必要な学修 シミュレーション結果と物理現象に矛盾がないことを検証考察する。 ■教科書 [ISBN]4781909132『ザ・Fortran90/95 (NSライブラリ (12))』(戸川 隼人, サイエンス社 : 1999) ■参考文献 【留意事項】その他、適宜授業時に紹介します。 ■関連科目 線形代数、微分方程式、プログラミング演習ⅠⅡ、コンピュータ概論、微分積分学ⅠⅡ、物理学および演習、物理学概論および演習Ⅱ ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 定期試験 50% 課題提出 50% ■授業評価アンケート実施方法 前期開講科目は7月頃、後期開講科目は12 ~ 1月頃に実施します。理工学部実施規定に準拠して行います。 ■研究室・E-mailアドレス 有友准教授室(31号館3階) [email protected] ■オフィスアワー 木曜日3限4限 - 173 - 科目名: 順序回路理論 <エレ情> 英文名: Sequential Circuits ユ モ ト 担当者: 湯本 マ サ キ 真樹 単 位: 2単位 開講年次: 3年次 開講期: 5セメスター ■授業概要・方法等 コンピュータ等では、すべての情報が0または1で表される2種類の信号の組み合わせ(2値情報)として表現され、論理演算や算術演算などの処理が行われる。 この2値情報を処理する回路を論理回路と呼ぶ。論理回路は、コンピュータ・情報通新機器から家電・産業機器までの広範囲に使用されている。この論理回路 はブール代数系(ブール束)という理論の上で行われる。またブール代数系は、集合と命題論理に基づいており、論理回路を設計するためにはそれらも習得す る必要がある。 論理回路には、ある時点における回路の出力がその時点における入力の値によってのみによって定まる「組合せ論理回路」と、ある時点における出力がその時 点における入力のみでなく過去の入力にも依存する「順序(論理)回路」がある。この授業では、記憶を持つ論理回路である「順序回路」を取り上げ、その解析、 設計、構成を学ぶ。 第1回 組合せ論理回路(1):ブール代数と論理関数 第2回 組合せ論理回路(2):簡単化と解析・設計 第3回 順序論理回路の解析(1):SR-FF 第4回 順序論理回路の解析(2):D-FFと状態表・遷移表 第5回 順序論理回路の解析(3):特性方程式と各種FF 第6回 順序論理回路の設計(1):状態遷移図と状態遷移表 第7回 順序論理回路の設計(2):回路の解析と設計 第8回 順序論理回路の設計(3):結合表を利用した順序回路設計 第9回 順序論理回路の設計(4):応用方程式を利用した順序回路設計 第10回 順序論理回路の設計(5):併合・等価性の検査による簡約化 第11回 順序論理回路の設計(6):両立性の判定による簡約化 第12回 タイミング設計と非同期回路のハザード 第13回 ミーリ型とムーア型の順序回路 第14回 状態割り当て 第15回 シーケンス制御を行うリレー回路 定期試験 ■学習・教育目標および到達目標 記憶を持つ論理回路である「順序回路」について、その状態遷移を図で表現できるだけでなく、与えられたフリップフロップを用いて順序回路を構成できる ことを目標とする。 この科目の単位修得により以下の項目の知識と能力を身につける。 1.論理回路や順序回路の動作タイミングについて説明することができる。 2.基本的な順序回路を状態遷移図や状態遷移表で表すことができる。 3.与えられた順序回路に状態割り当てを行い、状態方程式、出力方程式を求めることができる。 4.簡単化した順序回路を求めることができる。 5.変数依存性の少ない状態割り当てをすることができる。 6.任意のフリップフロップを用いて順序回路を構成することができる。 この科目の単位修得は電気電子工学科エレクトロニクス・情報通信コースで設定した学習・教育到達目標Aの達成に主体的に関与している。 ■授業時間外に必要な学修 2進数およびその演算に関して復習する 授業中に指示された課題に取り組む 情報・通信実験のテーマ「論理回路」の実験を理解し、その結果と講義内容との比較・検証を行う ■教科書 特に指定しない。必要に応じて資料を配布する。 ■参考文献 [ISBN]9784320086449『論理回路 ―基礎と演習―』(房岡 璋, 共立出版 : 2014) [ISBN]9784274208300『図解コンピュータ概論ハードウェア 改訂3版』(橋本洋志 松永俊雄 小林裕之 天野直紀, オーム社 : 2010) [ISBN]9784274034664『よくわかるコンピュータ概論』(松山 実, オーム社 : 1996) [ISBN]9784785630904『電子計算機基礎論』(手塚 慶一, 昭晃堂 : 1993) [ISBN]9784785620240『ディジタル回路 (情報工学入門選書 (4))』(田村 進一, 昭晃堂 : 1989) [ISBN]9784274026850『論理数学の基礎』(尾崎 弘, オーム社 : 1980) [ISBN]9784339008111『ビジュアルに学ぶディジタル回路設計』(築山 修治, コロナ社 : 2010) ■関連科目 コンピュータ概論、論理回路、ディジタル電子回路 ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 定期試験 60% 小テスト 20% 宿題 20% ■授業評価アンケート実施方法 12月~ 1月頃に実施 ■研究室・E-mailアドレス 湯本准教授室(31 号館 7 階) [email protected] ■オフィスアワー 前期:木曜日15:00 ~ 17:00 - 174 - 科目名: 情報理論 <エレ情> 英文名: Information Theory オ チ 担当者: 越智 ヨ ウ ジ 洋司 単 位: 2単位 開講年次: 3年次 開講期: 6セメスター ■授業概要・方法等 情報理論は通信工学のみならず情報科学全般の基礎でもある。本講義では通信系のモデル化から始めて、情報を効率よく伝送、蓄積するために不可欠な情報源 符号化の基本概念と情報源符号化定理、各種の情報源符号化法を学ぶ。後半は、通信路の符号化についてその基本概念と各種符号化法を学ぶ。各講義では具体 的な演習課題や宿題を用意するだけでなく、新聞記事を引用して最新の技術動向と講義との関連性を紹介する。 第1回 学習教育目標との関連説明,情報理論の概観と情報源の基礎 第2回 情報源符号化の概念と拡大情報源 第3回 情報源符号化定理とハフマン符号 第4回 ランレングス符号 第5回 ユニバーサル符号 第6回 算術符号(1) 第7回 算術符号(2) 第8回 通信路の基礎 第9回 通信路容量と相互情報量 第10回 誤り訂正の基礎 第11回 線形符号 第12回 符号の多項式表現と巡回符号 第13回 畳み込み符号(1) 第14回 畳み込み符号(2) 第15回 講義補足とまとめ 定期試験 ■学習・教育目標および到達目標 情報源符号化と通信路符号化の基礎的な考え方を理解し、実際の符号化方法を題材にして情報理論の基礎を学ぶ。この科目の単位修得により、受講生は少なく とも以下の項目の知識と能力を身につける。 1.情報源をモデル化しそれを評価できる。 2.代表的な情報源符号化法を理解し、それらを利用した情報源の符号化と復号が行える。 3.通信路をモデル化しそれを評価できる。 4.代表的な誤り検出・訂正法を理解し、送信記号の符号化と復号が行える。 5.新聞等から情報通信技術に関連する最新の動向と講義内容との関係を理解できる。 この科目の単位修得は電気電子工学科エレクトロニクス・情報通信コースで設定した学習・教育到達目標Aの達成に主体的に関与している。 ■授業時間外に必要な学修 各講義で指示された課題および演習に取り組むこと。 ■教科書 [ISBN]9784339012026『情報理論 (電気・電子系教科書シリーズ)』(三木 成彦,コロナ社) ■参考文献 [ISBN]9784563013981『情報理論』(橋本 猛, 培風館) [ISBN]9784274131387『わかりやすいディジタル情報理論』(塩野 充, オーム社) ■関連科目 確率統計、ネットワーク工学 ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 定期試験 70% 演習・宿題レポートの提出 30% ■授業評価アンケート実施方法 7月に実施します。 ■研究室・E-mailアドレス 越智講師室(31号館3階) [email protected] ■オフィスアワー 木曜日4限 - 175 - 科目名: 水素エネルギー工学 <エネ> 英文名: Hydrogen Energy Engineering ア ツ ミ 担当者: 渥美 ヒ サ オ 寿雄 単 位: 2単位 開講年次: 3年次 開講期: 6セメスター ■授業概要・方法等 水素は、無限に存在する水が原料となり得ること、クリーンなエネルギーであることから、エネルギー利用技術として非常に注目を集めている。この講義では、 特にエネルギー分野での水素について、その製造、貯蔵、輸送、および水素を用いて、熱、動力、電力を得る方法について講述する。水素エネルギーの利用技 術としては、直接燃焼のほかに、燃料電池、ニッケル-水素電池があり、核反応を利用した核融合も広義の水素エネルギー利用技術である。この講義を通じて、 水素エネルギーだけでなく、さまざまなエネルギー分野への知識と理解を深め、次世代を担うエネルギー研究者・技術者を育てる。 第1回 1.水素エネルギー入門 第2回 2.水素の利用と関連技術 第3回 3.水素の特性と関連技術 第4回 4.水素の製造と関連技術 第5回 5.水素の資源と改質製造 第6回 6.水素貯蔵技術(1)(各種の水素貯蔵法) 第7回 6.水素貯蔵技術(2)(水素貯蔵法各論) 第8回 7.水素吸蔵材料(1)(水素吸蔵に関わる物理と化学-1) 第9回 7.水素吸蔵材料(2)(水素吸蔵に関わる物理と化学-2) 第10回 7.水素吸蔵材料(3)(化学反応・水素吸蔵に関わる熱力学-1) 第11回 7.水素吸蔵材料(4)(化学反応・水素吸蔵に関わる熱力学-2) 第12回 7.水素吸蔵材料(5)(水素吸蔵合金-化学反応と気体の性質) 第13回 7.水素吸蔵材料(6)(水素吸蔵合金-グラフの解釈) 第14回 8.燃料電池(各種燃料電池と応用技術) 第15回 9.核融合工学(核反応の原理と開発技術) 定期試験 ■学習・教育目標および到達目標 新エネルギーとして注目される水素エネルギーについての知識を身につけるだけでなく、その基礎となる物理や化学の基礎を養うこと、今後のエネルギーにつ いて論理的に議論できることが目標である。 受講により、下記の項目が可能となる。 1)水素の特性、製造方法、利用方法について理解し、最新の研究や技術報道を理解できるようになる。 2)基本的な熱力学を理解すること、原子数、分子数等の計算が正しくできるようになること。 3)水素エネルギー関連技術について、正しく論評や議論できるようになる。 4)今後のエネルギー政策やエネルギーの動向について、科学的に見て論評できるようになる。 ■授業時間外に必要な学修 「講義で指示した課題について、参考書、文献、インターネットを使って情報を集め、内容を吟味して理解すること」 「講義で実施した演習の復習を行い、理解を確かなものにすること」 「講義で配布した演習問題について、自分自身で解答を作成すること」 「水素エネルギー、新エネルギーに関する新書を2冊以上読むこと」 ■教科書 特に使用しない。 資料(プリント)および演習問題を配布する。 ■参考文献 [ISBN]9784842503813『水素 将来のエネルギーを目指して』 (西川正史・深田智・渡辺幸信共編、養賢堂:2006) [ISBN]9784254140996『水素の事典』 (水素エネルギー協会編、朝倉書店:2014) [ISBN]9784781302874『水素エネルギー技術の展開』 (秋葉悦男監修、シーエムシー出版:2010) [ISBN]9784563035082『エネルギー工学入門』 (宮本健郎、培風館:1996) [ISBN]9784526055027『トコトンやさしい核融合エネルギーの本』 (井上信幸・芳野隆治、日刊工業新聞社:2005) [ISBN]9784526047992『核融合炉工学概論』 (関 昌弘編、日刊工業新聞社:2001) ■関連科目 基礎化学および演習、化学、資源とエネルギー、熱力学、原子核工学、エネルギー物質科学、エネルギー変換工学、バイオエネルギー工学、太陽エネルギー工 学 ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 定期試験 60% 演習(4回実施)20% レポート(12月)20% ■授業評価アンケート実施方法 前期開講科目は7月頃、後期開講科目は12 ~ 1月頃に実施します。 ■研究室・E-mailアドレス 渥美教授室 31号館7階(内線)4367 [email protected] ■オフィスアワー 火曜日 10:00 ~ 12:00 - 176 - 科目名: 制御工学 <エレ情> 英文名: Control Engineering ヤマワキ シゲノブ 担当者: 山脇 重信 単 位: 2単位 開講年次: 3年次 開講期: 6セメスター ■授業概要・方法等 高度技術社会では、あらあらゆる面で制御技術が駆使されており、この意味から制御工学は工学系の教養科目といえる。制御工学がある種の共通科目である ので、どのように「制御」するのかを学ぶことは重要である。そのために、制御工学で取り扱う対象は電気系、機械系などを個別に考える必要がなく統一的に 取り扱っている。したがって、技術者にとっては対象の特性などを統一的に取り扱い法を習得することが必要である。 本講義では電気系、機械系などの制御対象の数学的表現法を習得し、統一的に取り扱うことが出来ることを学ぶ。つぎに、制御対象の特性で最も重要なフィー ドバック制御系の安定性、設計法について理解することを目的とする。 第1回 学習教育目標との関連説明、閉ループ系とフィードバック制御系の特性 第2回 周波数応答 (ベクトル軌跡) 第3回 周波数応答 (ボード線図) 第4回 これまでの復習と中間試験(周波数応答の演習) 第5回 これまでのまとめと中間試験の講評(周波数応答の復習) 第6回 フィードバック制御系の安定性 第7回 フィードバック制御系の安定性 第8回 これまでの復習と中間試験(フィードバック制御系の安定判別の演習) 第9回 これまでのまとめと中間試験の講評(フィードバック制御系の安定判別の復習) 第10回 フィードバック系の設計 第11回 P補償による制御系設計 第12回 PI補償の決定法と過渡応答改善 第13回 PD補償の決定法と過渡応答改善 第14回 PID補償の決定法と過渡応答改善 第15回 位相進みー遅れ補償による制御系設計 定期試験 ■学習・教育目標および到達目標 この科目の単位修得により、以下の項目の知識と能力を身につける。 (1)制御対象のベクトル軌跡、ボード線図が描ける。 (2)ナイキストの安定判別法を使うことができる。 (3)PID補償器は設計できる。 この科目の単位修得は電気電子工学科エレクトロニクス・情報通信コースで設定した学習・教育目標Aの達成に主体的に関与している。 ■授業時間外に必要な学修 予習、復習を必ず行なう。 ■教科書 [ISBN]9784339033038『フィードバック制御入門 (システム制御工学シリーズ)』(杉江 俊治,コロナ社) ■参考文献 [ISBN]9784890196111『制御工学テキスト』(加藤 隆, 日本理工出版会) [ISBN]9784339032062『高校数学でマスターする制御工学―本質の理解からMat@Scilabによる実践まで』(小坂 学, コロナ社 : 2012) [ISBN]9784785612306『制御工学ノート―教えやすく学びやすい』(高橋 宏治, 昭晃堂 : 2012) [ISBN]9784061557918『はじめての制御工学 (KS理工学専門書)』(佐藤 和也, 講談社 : 2010) ■関連科目 基礎物理学および演習、物理学および演習、微分積分学I、II、線形代数I、II、ベクトル解析、微分方程式、複素解析論、電気回路I、II、III、IV、フーリエ・ ラプラス変換論、制御工学基礎 ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 定期試験 60% 中間試験 30% 随時演習 10% ■授業評価アンケート実施方法 理工学部実施規定に準拠して行います。 ■研究室・E-mailアドレス システム制御工学研究室(31号館7階) [email protected] ■オフィスアワー 火曜日 5 限 金曜日 5 限 - 177 - 科目名: 制御工学概論 <エネ> 英文名: Introduction to Control Engineering ナカムラ 担当者: 中村 シ ロ ウ 史朗 単 位: 2単位 開講年次: 3年次 開講期: 6セメスター ■授業概要・方法等 高度技術社会では多方面で制御技術が駆使されており、制御工学は工学系の教養科目といえる. また制御工学で取り扱う対象は、電気系,機械系といった形で個別に考える必要はなく,共通する数学的基本 モデルを用いれば統一的に取り扱うことが可能である。 本講義では,電気系,機械系など幅広い分野における制御対象の数学的表現をもとに制御システムとして 統一的に取り扱えることを理解することを第1の目的とする。つぎに,制御工学を構成する過渡応答,周波数 応答、フィードバック系の安定性、設計法について基本となる概念について幅広く理解することを目的とする. 第1回 授業のガイダンス、システムの表現(1) 第2回 システムの表現(2) 第3回 システムの表現(3) 第4回 過渡応答(1) 第5回 過渡応答(2) 第6回 システムの応答と極の関係 第7回 システムの安定性 第8回 感度特性と定常特性 第9回 周波数応答(1) 第10回 周波数応答(2) 第11回 フィードバック系安定判別 第12回 フィードバック系の安定余裕 第13回 フィードバック制御系の設計法 第14回 P,PI補償 第15回 PD,PID補償 定期試験 ■学習・教育目標および到達目標 この科目の単位修得により、以下の項目の基本的な知識と能力を身につける。 (1)電気系,機械系の制御対象に対する基本的な伝達関数が求められる. (2)シンプルな制御対象に対するインパルス応答,ステップ応答が求められる. (3)ラウスの安定判別,根軌跡によりフィードバック系の安定判別の考え方を理解できる. (4)制御対象のベクトル軌跡、ボード線図が描ける。 (5)ナイキストの安定判別の考え方を理解できる。 (6)PID補償器の基本的設計方法を身につける。 ■授業時間外に必要な学修 講義で省略した事項や宿題とした事項について各自が学修を行いその結果を、特に不明点や理解不可能であった点等についてをノートに纏めて置き、次回の講 義までに担当教員に質問し、内容の理解を深めておく。 ■教科書 [ISBN]9784339033038『フィードバック制御入門 (システム制御工学シリーズ)』(杉江 俊治,コロナ社) ■参考文献 [ISBN]9784890196111『制御工学テキスト』(加藤 隆, 日本理工出版会) [ISBN]9784339031409『自動制御とは何か』(示村 悦二郎, コロナ社) [ISBN]9784501319908『MATLABによる 制御工学』(足立 修一, 東京電機大学出版局) ■関連科目 微分積分学I,II,線形代数I,II,微分方程式,電気回路I,II,III,IV,フーリエ・ラプラス変換論 ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 定期試験 80% 小テスト 20% ■授業評価アンケート実施方法 前期開講科目は7月頃、後期開講科目は12 ~ 1月頃に実施します。 ■研究室・E-mailアドレス [email protected] ■オフィスアワー 木曜日:13:00 ~ 15:00 - 178 - 科目名: 制御工学基礎 <エレ情> 英文名: Fundamentals of Control Engineering ヤマワキ シゲノブ 担当者: 山脇 重信 単 位: 2単位 開講年次: 3年次 開講期: 5セメスター ■授業概要・方法等 高度技術社会では、あらあらゆる面で制御技術が駆使されており、この意味から制御工学は工学系の教養科目といえる。制御工学がある種の共通科目である ので、なにをどのように「制御」するのかを学ぶことは重要である。そのために、制御工学で取り扱う対象は電気系、機械系などを個別に考える必要がなく統 一的に取り扱う方法を習得する。したがって、技術者にとっては対象の特性など統一的に取扱法を習得することが必要である。 本講義では電気系、機械系などの制御対象の数学的表現法を習得し、統一的に取り扱うことが出来ることを学ぶ。つぎに、制御対象の特性で最も重要な過渡 応答、安定性について理解することを目的とする。 第1回 学習教育目標との関連説明、本授業に必要な基礎数学力の確認 第2回 ダイナミカルシステムの表現と数学力 第3回 ダイナミカルシステムの表現 第4回 ダイナミカルシステムの伝達関数 第5回 これまでの復習と中間試験(ダイナミカルシステムの伝達関数の演習) 第6回 これまでのまとめと中間試験の講評 第7回 ダイナミカルシステムの過渡応答 第8回 ダイナミカルシステムの過渡応答 第9回 これまでの復習と中間試験(ダイナミカルシステムの過渡応答の演習) 第10回 これまでのまとめと中間試験の講評 第11回 システムの応答と極の関係およびフィードバック制御系の過渡応答 第12回 フィードバック制御系とシステムの安定性 第13回 フィードバック制御系の特性 第14回 フィードバック制御系の定常特性 第15回 フィードバック系の根軌跡 定期試験 ■学習・教育目標および到達目標 この科目の単位修得により、以下の項目の知識と能力を身につける。 (1)電気系、機械系の制御対象に対して伝達関数が求められる。 (2)制御対象のインパルス応答、ステップ応答が求められる。 (3)ラウスの安定判別、根軌跡によりフィードバック系の安定判別が行える。 この科目の単位修得は電気電子工学科エレクトロニクス・情報通信コースで設定した学習・教育目標Aの達成に主体的に関与している。 ■授業時間外に必要な学修 予習、復習を必ず行なう。 ■教科書 [ISBN]9784339033038『フィードバック制御入門 (システム制御工学シリーズ)』(杉江 俊治,コロナ社) ■参考文献 [ISBN]9784890196111『制御工学テキスト』(加藤 隆, 日本理工出版会) [ISBN]9784339032062『高校数学でマスターする制御工学―本質の理解からMat@Scilabによる実践まで』(小坂 学, コロナ社 : 2012) [ISBN]9784785612306『制御工学ノート―教えやすく学びやすい』(高橋 宏治, 昭晃堂 : 2012) [ISBN]9784061557918『はじめての制御工学 (KS理工学専門書)』(佐藤 和也, 講談社 : 2010) ■関連科目 基礎物理学および演習、物理学および演習、微分積分学I、II、線形代数I、II、ベクトル解析、微分方程式、複素解析論、電気回路I、II、III、IV、フーリエ・ ラプラス変換論、制御工学 ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 定期試験 60% 中間試験 30% 随時演習 10% ■授業評価アンケート実施方法 理工学部実施規定に準拠して行います。 ■研究室・E-mailアドレス システム制御工学研究室(31号館7階) [email protected] ■オフィスアワー 火曜日 5時限目 金曜日 5時限目 - 179 - 科目名: 卒業研究 <エレ情・エネ> 英文名: Individual Study for Bachelor Thesis ノ ガ ミ 担当者: 野上 マサノブ 雅伸 単 位: 8単位 開講年次: 4年次 開講期: 7セメスター・8セメスター ■授業概要・方法等 卒業研究は学生生活の集大成としての位置付けである。理工学部で開講される基礎科目および電気電子工学科の専門科目の履修成果を基に、各専門分野にお ける理論的・実験的研究能力を身につけながら、自ら積極的に考え、問題解決に取り組む姿勢が要求される。受講生は、関心のある分野の研究室に所属し、指 導教員の下で指導・アドバイスを受けながら、実験・研究計画の立案、実行、文献検索、討論、検討・考察、報告書・論文の書き方、プレゼンテーション等を 体験・会得する。 受講生は、各研究室で定められた「卒業研究コアタイム」を通じて指導教員に定期的に課題の進捗状況を報告しなければならない。また、日々の進捗状況を 「卒業研究日誌」に記録し、指導教員の確認を受ける。自ら進んで「学ぶ」ことを重要視している科目であり、積極的な取組みを期待したい。 本科目では、指導教員の指導を通じて、現代の高度科学技術社会を支える研究者・技術者を育成することを目的としている。 なお、評価基準は下記の「成績表方法および基準」に100点満点の割合で記載しているが、発表会への遅刻は-3点、また、卒業論文・要旨の提出期限遅れは -10点の減点とする。卒業研究発表会でのプレゼンテーションの不備、卒業論文の不備があった場合は再発表、再提出を行う。いずれの場合も-6点の減点を行 うので、十分な準備と真摯な態度を以て研究を実施し発表に臨むこと。 所属研究室より、年間350時間以上の学習時間を提供・保証する。卒業研究の実施日程は研究室ごとに定める。毎週4コマ(6時間)のコアタイムを設け、1年 に亘り30週実施する(合計180時間)。コアタイムにおいて、指導教員に進展状況報告を行い、コアタイム以外に取り組むべき課題の指示を受ける。他の授業と 重なり合う時間以外は卒業研究に従事することを求める。 原子エネルギー化学研究室では、アクチノイドやランタノイドを中心とした金属を選択的に分離できる種々の媒体やシステムを開発するための実験的研究を 行う。これを遂行するため、各種実験方法の基礎知識を習得し、併せてこの分野における世界の研究の進捗に関する情報を収集し、卒業論文作成に役立てる。 原子エネルギー化学研究室では、主に以下の研究課題を以下の概略スケジュールに従って実施する。 1.放射性物質の新しい分離技術の開発 アクチノイドやランタノイドを各種水溶液から選択的に分離できる新しい吸着剤や抽出剤、または分離システムを開発するため、種々の条件での吸着・抽出 試験を行い、その評価を行う。 4月~ 6月 安全教育、文献調査 6月~ 8月 実験装置使用法の習熟、装置の改造、予備実験 9月~ 1月 材料の合成、各種吸着・抽出試験 1月 卒業論文題目の決定、卒業論文の作成、卒業研究要旨の作成 2月 卒業論文の提出、卒業研究発表会でのプレゼンテーション 2.放射線を利用した新しい機能性物質の開発 上記1.に関連して、有機化合物にガンマ線を照射してその構造を変化させることにより、ある特定の金属を選択的に分離できる新しい媒体を開発するため、 種々の条件で有機化合物の照射試験を行い、その評価を行う。 4月~ 6月 文献調査 6月~ 8月 実験装置使用法の習熟、予備実験 9月~ 1月 安全教育、照射試験、各種性能評価 1月 卒業論文題目の決定、卒業論文の作成、卒業研究要旨の作成 2月 卒業論文の提出、卒業研究発表会でのプレゼンテーション ■学習・教育目標および到達目標 日本語・英語の読解力を磨き、自ら問題点を見つけ、それを解決する手段を考え実行し、これらの成果をまとめ・発表する能力を養う。これにより、研究能 力、優れたプレゼンテーション能力を持つ人間性豊かな技術者となることを目標とする。 この科目の単位修得により、受講生は少なくとも下記の項目の知識と能力を身に付ける。 1.与えられた課題の価値を理解する 2.指導者と課題全般について討議できる 3.目標に対して自ら情報収集し、計画をたてることができる 4.計画遂行時の問題点の発見と修正を行うことができる 5.計画を実行し、口頭発表または報告書で表現できる この科目の単位修得は電気電子工学科エレクトロニクス・情報通信コースで設定した学習・教育到達目標E、FおよびCの達成に主体的に関与している。 ■授業時間外に必要な学修 放射性物質の化学や、液-液分離及び固-液分離技術に関する学習を行うことを希望する。 ■教科書 特に指定しない。 ■参考文献 参考になる書籍、情報、資料などを自分で探すことが求められる。情報収集のためのツールは各研究室に整備されている。 ■関連科目 理工学部で開講する全ての科目 ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 研究時間:350時間に対する割合 40% 研究態度:評価項目「自主性・積極性、実行力、計画性・企画能力、協調性・指導力」20% 研究成果:評価項目「理解度・問題解決能力、知識・技能の向上、研究の創意の程度、研究の進展」20% 卒業論文と発表会:評価項目「卒業論文、発表会(発表形式とスライド、発表態度と質疑応答)」20% ■授業評価アンケート実施方法 理工学部実施規定に準拠して行う。 ■研究室・E-mailアドレス 原子エネルギー化学研究室(22号館2階)[email protected] ■オフィスアワー 木曜日4, 5時限 - 180 - 科目名: 卒業研究 <エレ情・エネ> 英文名: Individual Study for Bachelor Thesis カ ン ベ 担当者: 神戸 タ カ シ 尚志 単 位: 8単位 開講年次: 4年次 開講期: 7セメスター・8セメスター ■授業概要・方法等 卒業研究は学生生活の集大成としての位置付けである。理工学部で開講される基礎科目および電気電子工学科の専門科目の履修成果を基に、各専門分野における理論的・実験的研究能 力を身につけながら、自ら積極的に考え、問題解決に取り組む姿勢が要求される。受講生は、関心のある分野の研究室に所属し、指導教員の下で指導・アドバイスを受けながら、実験・ 研究計画の立案、実行、文献検索、討論、検討・考察、報告書・論文の書き方、プレゼンテーション等を体験・会得する。 受講生は、各研究室で定められた「卒業研究コアタイム」を通じて指導教員に定期的に課題の進捗状況を報告しなければならない。また、日々の進捗状況を「卒業研究日誌」に記録し、 指導教員の確認を受ける。自ら進んで「学ぶ」ことを重要視している科目であり、積極的な取組みを期待したい。 本科目では、指導教員の指導を通じて、現代の高度科学技術社会を支える研究者・技術者を育成することを目的としている。 なお、評価基準は下記の「成績表方法および基準」に100点満点の割合で記載しているが、発表会への遅刻は-3点、また、卒業論文・要旨の提出期限遅れは-10点の減点とする。 卒 業研究発表会でのプレゼンテーションの不備、卒業論文の不備があった場合は再発表、再提出を行う。いずれの場合も-6点の減点を行うので、十分な準備と真摯な態度を以て研究を実施 し発表に臨むこと。 所属研究室より、年間350時間以上の学習時間を提供・保証する。卒業研究の実施日程は研究室ごとに定める。毎週4コマ(8時間)のコアタイムを設け、1年に亘り30週実施する(合 計180時間)。コアタイムにおいて、指導教員に進展状況報告を行い、コアタイム以外に取り組むべき課題の指示を受ける。他の授業と重なり合う時間以外は卒業研究に従事することを求 める。 システム設計工学研究室では、主に以下の研究課題を以下の概略スケジュールに従って実施する。 1.ソフト・ハード協調設計に関する研究 C言語やJAVA言語を用いたディジタル電子回路の自動設計手法を開発・応用し、大規模なシステムの高性能化、低消費電力、低コスト化を実現する手法を研究する。 4月~ 5月 ソフトハード協調設計の勉強 6月~ 7月 新しい設計手法について研究計画の立案 8月~ 12月 研究開発の実施、分析・考察、中間発表(研究室内) 1月 卒業論文題目の決定、目次作成、執筆開始 2月 卒業研究要旨の作成、卒業論文の提出、卒業研究発表会でのプレゼンテーション 2.ソフト・ハード協調設計の応用に関する研究 ソフト・ハード協調設計手法を用いて、システムの高性能化、低消費電力化、低コスト化を図るため、具体的な応用方法を研究する。 4月~ 5月 ソフトハード協調設計の勉強、適用システムの調査 6月~ 7月 協調設計の適用方法について研究計画の立案 8月~ 12月 研究開発の実施、分析・考察、中間発表(研究室内) 1月 卒業論文題目の決定、目次作成、執筆開始 2月 卒業研究要旨の作成、卒業論文の提出、卒業研究発表会でのプレゼンテーション ■学習・教育目標および到達目標 原則として、卒業研究ゼミナールで配属された研究室に引き続き所属し、4学年進級時から1年間に亘り課題に取組み、その成果を発表する。卒業研究の実施時間は、所属研究室より、 年間350時間が提供・保証される。 この科目の単位修得により、受講生は少なくとも以下の項目の知識と能力を身につける。 1.環境、経済、安全性等、定められた制限下で課題を実行することができる 2.指導者と課題全般について討議することができる 3.目標に対して自ら情報収集し、実施計画をたてることができる 4.計画遂行時における問題点の発見およびその修正を行うことができる 5.計画を実行し、結果を報告書ならびに口頭発表で適切に表現することができる この科目の単位修得は電気電子工学科エレクトロニクス・情報通信コースで設定した学習・教育到達目標E、FおよびCの達成に主体的に関与している。 ■授業時間外に必要な学修 ディジタル回路,C言語プログラミングなど講義内容を復習する 各種電子機器における回路技術とその最近の動向について調査する 組み込みシステムについて基礎的な知識を学ぶ 集積回路特にシステムLSIについてその基礎的な知識と最近の動向を学ぶ マイクロプロセッサの基礎的な知識と最近の動向について学ぶ ■教科書 特に指定しない。 ■参考文献 [ISBN]9784339008111『ビジュアルに学ぶディジタル回路設計』(築山, 神戸,福井等著,コロナ社) 【留意事項】 参考になる書籍、情報、資料などを自分で探すことが求められる。 情報収集のためのツールは研究室に整備されている。 ■関連科目 理工学部で開講する全ての科目 ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 研究時間:350時間に対する割合 40% 研究態度:評価項目「自主性・積極性、実行力、計画性・企画能力、協調性・指導 力」 20% 研究の成果:評価項目「理解度・問題解決能力、知識・技能の向上、研究の創意の程 度、研究の進展」 20% 卒業論文と発表会:評価項目「卒業論文、発表会(発表形式とスライド、発表態度と 質疑応答)」 20% ■授業評価アンケート実施方法 前期開講科目は7月頃、後期開講科目は12 ~ 1月頃に実施します。 ■研究室・E-mailアドレス 31号館3F 神戸教授室&システム設計工学研究室 [email protected] ■オフィスアワー 金曜日2限、土曜日3限 - 181 - 科目名: 卒業研究 <エレ情・エネ> 英文名: Individual Study for Bachelor Thesis マ エ ダ 担当者: 前田 ヨシノブ 佳伸 単 位: 8単位 開講年次: 4年次 開講期: 7セメスター・8セメスター ■授業概要・方法等 卒業研究は学生生活の集大成としての位置付けである。理工学部で開講される基礎科目および電気電子工学科の専門科目の履修成果を基に、各専門分野にお ける理論的・実験的研究能力を身につけながら、自ら積極的に考え、問題解決に取り組む姿勢が要求される。受講生は、関心のある分野の研究室に所属し、指 導教員の下で指導・アドバイスを受けながら、実験・研究計画の立案、実行、文献検索、討論、検討・考察、報告書・論文の書き方、プレゼンテーション等を 体験・会得する。 受講生は、各研究室で定められた「卒業研究コアタイム」を通じて指導教員に定期的に課題の進捗状況を報告しなければならない。また、日々の進捗状況を 「卒業研究日誌」に記録し、指導教員の確認を受ける。自ら進んで「学ぶ」ことを重要視している科目であり、積極的な取組みを期待したい。 本科目では、指導教員の指導を通じて、現代の高度科学技術社会を支える研究者・技術者を育成することを目的としている。 なお、評価基準は下記の「成績表方法および基準」に100点満点の割合で記載しているが、発表会への遅刻は-3点、また、卒業論文・要旨の提出期限遅れは -10点の減点とする。 卒業研究発表会でのプレゼンテーションの不備、卒業論文の不備があった場合は再発表、再提出を行う。いずれの場合も-6点の減点を行 うので、十分な準備と真摯な態度を以て研究を実施し発表に臨むこと。 1.光トライオードの研究 光信号で光信号を制御する光3端子増幅素子(光トライオード)に関する研究。 4 ~ 5月 安全教育。光トライオードの基礎に関する学習。 6 ~ 7月 半導体光増幅器に関する学習。光学調芯装置および光波形解析装置の操作習得。 8 ~ 12月 光トライオードの試作、特性評価、性能改善。中間発表(研究室内)。 1月 卒業論文の題目決定、目次作成、執筆開始。卒業研究要旨の作成。 2月 卒業論文の提出。卒業研究発表会でのプレゼンテーション。 2.電子式キャビティリングダウン分光分析装置の研究 電子式キャビティリングダウン分光分析装置に関する研究。 4 ~ 5月 安全教育。電子式キャビティリングダウン分光分析装置の基礎に関する学習。 6 ~ 7月 電子式キャビティリングダウン分光分析装置に関する学習。 8 ~ 12月 電子式キャビティリングダウン分光分析装置の試作、性能改善。中間発表(研究室内)。 1月 卒業論文の題目決定、目次作成、執筆開始。卒業研究要旨の作成。 2月 卒業論文の提出。卒業研究発表会でのプレゼンテーション。 3.負帰還半導体光増幅器の研究 負帰還光増幅効果を用いた負帰還半導体光増幅器に関する研究。 4 ~ 5月 安全教育。負帰還半導体光増幅器の基礎に関する学習。 6 ~ 7月 半導体光増幅器に関する学習。光学調芯装置および誤り率測定装置の操作習得。 8 ~ 12月 負帰還半導体光増幅器の試作、特性評価、性能改善。中間発表(研究室内)。 1月 卒業論文の題目決定、目次作成、執筆開始。卒業研究要旨の作成。 2月 卒業論文の提出。卒業研究発表会でのプレゼンテーション。 毎週4コマ(6時間) のコアタイムを設け、1年に亘り30週実施する(合計180時間)。 ■学習・教育目標および到達目標 原則として、卒業研究ゼミナールで配属された研究室に引き続き所属し、4学年進級時から1年間に亘り課題に取組み、その成果を発表する。卒業研究の実施 時間は、所属研究室より、年間350時間が提供・保証される。 この科目の単位修得により、受講生は少なくとも以下の項目の知識と能力を身につける。 1.環境、経済、安全性等、定められた制限下で課題を実行することができる 2.指導者と課題全般について討議することができる 3.目標に対して自ら情報収集し、実施計画をたてることができる 4.計画遂行時における問題点の発見およびその修正を行うことができる 5.計画を実行し、結果を報告書ならびに口頭発表で適切に表現することができる この科目の単位修得は電気電子工学科エレクトロニクス・情報通信コースで設定した学習・教育到達目標E、FおよびCの達成に主体的に関与している。 ■授業時間外に必要な学修 必要に応じて、レポートを課す。 ■教科書 特に指定しない。 ■参考文献 参考になる書籍、情報、資料などを自分で探すことが求められる。 情報収集のためのツールは研究室に整備されている。 ■関連科目 理工学部で開講する全ての科目 ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 研究時間:350時間に対する割合 40% 研究態度:評価項目「自主性・積極性、実行力、計画性・企画能力、協調性・指導力」20% 研究の成果:評価項目「理解度・問題解決能力、知識・技能の向上、研究の創意の程度、研究の進展」 20% 卒業論文と発表会:評価項目「卒業論文、発表会(発表形式とスライド、発表態度と質疑応答)」 20% ■授業評価アンケート実施方法 前期開講科目は7月頃、後期開講科目は12 ~ 1月頃に実施します。 ■研究室・E-mailアドレス 前田教授室(31号館2階) [email protected] ■オフィスアワー 火曜日5,6限 - 182 - 科目名: 卒業研究 <エレ情・エネ> 英文名: Individual Study for Bachelor Thesis ア ツ ミ 担当者: 渥美 ヒ サ オ 寿雄 単 位: 8単位 開講年次: 4年次 開講期: 7セメスター・8セメスター ■授業概要・方法等 卒業研究は学生生活の集大成としての位置付けである。理工学部で開講される基礎科目および電気電子工学科の専門科目の履修成果を基に、各専門分野における理論的・実験的研究能力を身につけながら、自ら積極的に 考え、問題解決に取り組む姿勢が要求される。受講生は、関心のある分野の研究室に所属し、指導教員の下で指導・アドバイスを受けながら、実験・研究計画の立案、実行、文献検索、討論、検討・考察、報告書・論文の 書き方、プレゼンテーション等を体験・会得する。 受講生は、各研究室で定められた「卒業研究コアタイム」を通じて指導教員に定期的に課題の進捗状況を報告しなければならない。また、日々の進捗状況を「卒業研究日誌」に記録し、指導教員の確認を受ける。自ら進んで「学 ぶ」ことを重要視している科目であり、積極的な取組みを期待したい。 本科目では、指導教員の指導を通じて、現代の高度科学技術社会を支える研究者・技術者を育成することを目的としている。 なお、評価基準は下記の「成績表方法および基準」に100点満点の割合で記載しているが、発表会への遅刻は-3点、また、卒業論文・要旨の提出期限遅れは-10点の減点とする。 卒業研究発表会でのプレゼンテーション の不備、卒業論文の不備があった場合は再発表、再提出を行う。いずれの場合も-6点の減点を行うので、十分な準備と真摯な態度を以て研究を実施し発表に臨むこと。 所属研究室より、年間350時間以上の学習時間を提供・保証する。卒業研究の実施日程は研究室ごとに定める。毎週4コマ(6時間)のコアタイムを設け、1年に亘り30週実施する(合計180時間)。コアタイムにおいて、 指導教員に進展状況報告を行い、コアタイム以外に取り組むべき課題の指示を受ける。他の授業と重なり合う時間以外は卒業研究に従事することを求める。 エネルギー工学研究室では、主に以下の研究課題を以下の概略スケジュールに従って実施する。 1.水素吸蔵材料、水素吸蔵合金の開発と性能評価 車載用燃料電池などに適用できる水素吸蔵材料を作製し、水素吸収・放出実験によりその性能評価と性能向上を試みる。 4月~ 6月 安全教育、文献調査、文献講読会 6月~ 8月 実験装置使用法の習熟、装置の改造、予備実験 9月~ 1月 材料の合成、水素吸収・放出実験とその解析、中間発表(研究室内) 1月 卒業論文題目の決定、目次作成、執筆開始 2月 卒業研究要旨の作成、卒業論文の提出、卒業研究発表会でのプレゼンテーション 2.核融合炉プラズマ対向壁材料の水素吸収・放出とそのコントロール 核融合炉で用いられる炭素系材料、高融点材料と水素の相互作用について主に水素吸収・放出実験より評価する。 4月~ 6月 安全教育、文献調査、文献講読会 6月~ 8月 実験装置使用法の習熟、装置の改造、予備実験 9月~ 1月 材料の作製・調整、水素吸収・放出実験とその解析、中間発表(研究室内) 1月 卒業論文題目の決定、目次作成、執筆開始 2月 卒業研究要旨の作成、卒業論文の提出、卒業研究発表会でのプレゼンテーション 3.熱電発電材料の研究開発と廃熱有効利用システムの検討 比較的低質な熱源から高い効率で電気エネルギーを得る熱電材料を作製し、熱利用システムとしての評価を行う。 4月~ 6月 安全教育、文献調査、文献講読会 6月~ 8月 実験装置使用法の習熟、装置の改造、標準試料の作製と特性測定 9月~ 1月 試験材料の製造、特性評価、性能向上の検討、中間発表(研究室内) 1月 卒業論文題目の決定、目次作成、執筆開始 2月 卒業研究要旨の作成、卒業論文の提出、卒業研究発表会でのプレゼンテーション 4.エネルギー教育実践事例調査および効果的な実践手法についての研究 小・中・高校で実施されているエネルギー教育の実践事例を調査すると共に、実験装置・実験模型開発など体験的学習のための教材開発を行う。 4月~ 6月 文献調査、事例調査、文献講読会 6月~ 8月 アンケート作成、授業体験 9月~ 1月 アンケート実施・解析、実験装置・模型の製作、中間発表(研究室内) 1月 卒業論文題目の決定、目次作成、執筆開始 2月 卒業研究要旨の作成、卒業論文の提出、卒業研究発表会でのプレゼンテーション 5.放射性廃棄物固化体の安全性に関する研究 使用済み核燃料から抽出される高レベル放射性廃棄物の安全な固化法の検討と放射性核種移行の実験を行う。 4月~ 6月 安全教育、文献調査、文献講読会 6月~ 8月 実験装置使用法の習熟、装置の改造、標準試料の作製と特性測定 9月~ 1月 材料の製造、特性評価、安全性向上の検討、中間発表(研究室内) 1月 卒業論文題目の決定、目次作成、執筆開始 2月 卒業研究要旨の作成、卒業論文の提出、卒業研究発表会でのプレゼンテーション ■学習・教育目標および到達目標 原則として、卒業研究ゼミナールで配属された研究室に引き続き所属し、4学年進級時から1年間に亘り課題に取組み、その成果を発表する。卒業研究の実施時間は、所属研究室より、年間350時間が提供・保証される。 この科目の単位修得により、受講生は少なくとも以下の項目の知識と能力を身につける。 1.環境、経済、安全性等、定められた制限下で課題を実行することができる 2.指導者と課題全般について討議することができる 3.目標に対して自ら情報収集し、実施計画をたてることができる 4.計画遂行時における問題点の発見およびその修正を行うことができる 5.計画を実行し、結果を報告書ならびに口頭発表で適切に表現することができる この科目の単位修得は電気電子工学科総合エレクトロニクスコースで設定した学習・教育目標E、FおよびCの達成に主体的に関与している。 ■授業時間外に必要な学修 「研究室で実施するゼミ、発表会について、事前に文献やインターネットを使って情報を収集し、内容を十分に吟味して理解すること」 「図書館の書籍、学会誌、学術文献を数多く読み、理解を深めること」 ■教科書 特に指定しない。 ■参考文献 参考になる書籍、情報、資料などを自分で探すことが求められる。 情報収集のためのツールは各研究室に整備されている。 ■関連科目 理工学部で開講する全ての科目 ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 研究時間:350時間に対する割合 40% 研究態度:評価項目「自主性・積極性、実行力、計画性・企画能力、協調性・指導力」20% 研究の成果:評価項目「理解度・問題解決能力、知識・技能の向上、研究の創意の程度、研究の進展」20% 卒業論文と発表会:評価項目「卒業論文、発表会(発表形式とスライド、発表態度と質疑応答)」20% ■授業評価アンケート実施方法 理工学部実施規定に準拠して行う ■研究室・E-mailアドレス 31号館7階 エネルギー工学研究室 [email protected] ■オフィスアワー 卒研コアタイム - 183 - 科目名: 卒業研究 <エレ情・エネ> 英文名: Individual Study for Bachelor Thesis ハシシン ユウイチ 担当者: 橋新 裕一 単 位: 8単位 開講年次: 4年次 開講期: 7セメスター・8セメスター ■授業概要・方法等 卒業研究は学生生活の集大成としての位置付けである。理工学部で開講される基礎科目および電気電子工学科の専門科目の履修成果を基に、各専門分野における理論的・実験的研究能 力を身につけながら、自ら積極的に考え、問題解決に取り組む姿勢が要求される。受講生は、関心のある分野の研究室に所属し、指導教員の下で指導・アドバイスを受けながら、実験・ 研究計画の立案、実行、文献検索、討論、検討・考察、報告書・論文の書き方、プレゼンテーション等を体験・会得する。 受講生は、各研究室で定められた「卒業研究コアタイム」を通じて指導教員に定期的に課題の進捗状況を報告しなければならない。また、日々の進捗状況を「卒業研究日誌」に記録し、 指導教員の確認を受ける。自ら進んで「学ぶ」ことを重要視している科目であり、積極的な取組みを期待したい。 本科目では、指導教員の指導を通じて、現代の高度科学技術社会を支える研究者・技術者を育成することを目的としている。 なお、評価基準は下記の「成績評価方法および基準」に100点満点の割合で記載しているが、発表会への遅刻は-3点、また、卒業論文・要旨の提出期限遅れは-10点の減点とする。 卒業研究発表会でのプレゼンテーションの不備、卒業論文の不備があった場合は再発表、再提出を行う。いずれの場合も-6点の減点を行うので、十分な準備と真摯な態度を以て研究を実 施し発表に臨むこと。 年間350時間以上の学習時間を提供・保証する。卒業研究の実施日程は研究室ごとに定める。毎週4コマ(6時間)のコアタイムを設け、1年に亘り30週実施する(合計180時間)。コア タイムにおいて、指導教員に進展状況報告を行い、コアタイム以外に取り組むべき課題の指示を受ける。他の授業と重なり合う時間以外は卒業研究に従事することを求める。 レーザー応用工学研究室では、主に次の研究課題を以下の概略スケジュールに従って実施する。 1.レーザー打診法の開発 生体組織にレーザーを照射し、発生する誘起音の情報を解析し、診断に応用する。 4月~ 5月 安全教育、文献調査、音響の基礎を勉強 6月~ 7月 レーザー装置の運転法習得、実験・研究計画の立案 8月~ 12月 レーザー誘起音実験の実施、分析・考察、中間発表(研究室内) 1月 卒業論文題目の決定、目次作成、執筆開始 2月 卒業研究要旨の作成、卒業論文の提出、卒業研究発表会でのプレゼンテーション 2.生体組織の光物性 各種生体組織の光吸収・透過・反射・散乱特性を明らかにする。 4月~ 5月 安全教育、文献調査、光物性測定法の勉強 6月~ 7月 紫外・可視分光光度計およびFTIRの測定法習得、実験・研究計画の立案 8月~ 12月 光物性測定実験の実施、特性評価・考察、中間発表(研究室内) 1月 卒業論文題目の決定、目次作成、執筆開始 2月 卒業研究要旨の作成、卒業論文の提出、卒業研究発表会でのプレゼンテーション 3.特殊材料のレーザー加工法の開発 金属と高分子の組み合わせ、木材や竹材料などの特殊材料を高精度にレーザー加工する技術の開発を行う。 4月~ 5月 安全教育、文献調査、各種加工法の勉強 6月~ 7月 加工精度など評価計測の習得、加工システムの実験・研究計画の立案 8月~ 12月 加工実験の実施、評価計測の実施、分析・考察、中間発表(研究室内) 1月 卒業論文題目の決定、目次作成、執筆開始 2月 卒業研究要旨の作成、卒業論文の提出、卒業研究発表会でのプレゼンテーション ■学習・教育目標および到達目標 原則として、卒業研究ゼミナールで配属された研究室に引き続き所属し、4学年進級時から1年間に亘り課題に取組み、その成果を発表する。卒業研究の実施時間は、所属研究室より、 年間350時間が提供・保証される。 この科目の単位修得により、受講生は少なくとも以下の項目の知識と能力を身につける。 1.環境、経済、安全性等、定められた制限下で課題を実行することができる 2.指導者と課題全般について討議することができる 3.目標に対して自ら情報収集し、実施計画をたてることができる 4.計画遂行時における問題点の発見およびその修正を行うことができる 5.計画を実行し、結果を報告書ならびに口頭発表で適切に表現することができる この科目の単位修得は電気電子工学科エレクトロニクス・情報通信コースで設定した学習・教育目標E、FおよびCの達成に主体的に関与している。 ■授業時間外に必要な学修 予習・復習として、次の項目を学修しておくこと。 1.コミュニケーション能力向上 2.スライド作成などの発表技法 3.文章表現能力 4.文献検索とともに研究テーマに関連する学会論文(和文・英文)の要約 5.各種測定装置の仕組みや取扱い ■教科書 特に、指定しない。適宜、資料や文献を配布する。 ■参考文献 参考になる書籍、情報、資料などを自分で探すことが求められる。 情報収集のためのツールは各研究室に整備されている。 ■関連科目 理工学部で開講する全ての科目 ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 研究時間:350時間に対する割合 40% 研究態度:評価項目「自主性・積極性、実行力、計画性・企画能力、協調性・指導力」20% 研究の成果:評価項目「理解度・問題解決能力、知識・技能の向上、研究の創意の程度、研究の進展」20% 卒業論文と発表会:評価項目「卒業論文、発表会(発表形式とスライド、発表態度と質疑応答)」20% ■授業評価アンケート実施方法 1月下旬に15分程度で、学生による授業評価アンケートを実施する。 ■研究室・E-mailアドレス 31号館2F 橋新教授室&レーザー応用工学研究室 [email protected] ■オフィスアワー 火曜日2限と水曜日2限 - 184 - 科目名: 卒業研究 <エレ情・エネ> 英文名: Individual Study for Bachelor Thesis ナ カ ノ 担当者: 中野 ヒ ト シ ツ ヤ マ ミ ホ 人志・津山 美穂 単 位: 8単位 開講年次: 4年次 開講期: 7セメスター・8セメスター ■授業概要・方法等 卒業研究は学生生活の集大成としての位置付けである。理工学部で開講される基礎科目および電気電子工学科の専門科目の履修成果を基に、各専門分野における理論的・実験的研究能 力を身につけながら、自ら積極的に考え、問題解決に取り組む姿勢が要求される。受講生は、関心のある分野の研究室に所属し、指導教員の下で指導・アドバイスを受けながら、実験・ 研究計画の立案、実行、文献検索、討論、検討・考察、報告書・論文の書き方、プレゼンテーション等を体験・会得する。 受講生は、各研究室で定められた「卒業研究コアタイム」を通じて指導教員に定期的に課題の進捗状況を報告しなければならない。また、日々の進捗状況を「卒業研究日誌」に記録し、 指導教員の確認を受ける。自ら進んで「学ぶ」ことを重要視している科目であり、積極的な取組みを期待したい。 本科目では、指導教員の指導を通じて、現代の高度科学技術社会を支える研究者・技術者を育成することを目的としている。 なお、評価基準は下記の「成績表方法および基準」に100点満点の割合で記載しているが、発表会への遅刻は-3点、また、卒業論文・要旨の提出期限遅れは-10点の減点とする。 卒 業研究発表会でのプレゼンテーションの不備、卒業論文の不備があった場合は再発表、再提出を行う。いずれの場合も-6点の減点を行うので、十分な準備と真摯な態度を以て研究を実施 し発表に臨むこと。 所属研究室より、年間350時間以上の学習時間を提供・保証する。卒業研究の実施日程は研究室ごとに定める。毎週4コマ(6時間)のコアタイムを設け、1年に亘り30週実施する(合 計180時間)。コアタイムにおいて、指導教員に進展状況報告を行い、コアタイム以外に取り組むべき課題の指示を受ける。他の授業と重なり合う時間以外は卒業研究に従事することを求 める。 レーザー工学研究室では、主に以下の研究課題を以下の概略スケジュールに従って実施する。 1.レーザーピーニングの基礎研究 金属材料にパルスレーザーを照射し、材料の硬化特性ならびに圧縮残留応力を測定・評価する。 4月~ 5月 安全教育、文献調査、レーザーアラインメント手法の勉強 6月~ 7月 レーザー装置の運転法習得、実験・研究計画の立案 8月~ 12月 レーザーピーニング実験の実施、分析・考察、中間発表(研究室内) 1月 卒業論文題目の決定、目次作成、執筆開始 2月 卒業研究要旨の作成、卒業論文の提出、卒業研究発表会でのプレゼンテーション 2.IGBTを用いた高速・高電圧・高容量スイッチの製作 IGBTの縦並列接続による高速・高電圧・高容量スイッチを製作し、そのスイッチング特性を明らかにする。 4月~ 5月 安全教育、文献調査、テスト回路製作 6月~ 7月 テスト回路の特性評価、実験・研究計画の立案 8月~ 12月 スイッチ回路の製作、特性評価・考察、中間発表(研究室内) 1月 卒業論文題目の決定、目次作成、執筆開始 2月 卒業研究要旨の作成、卒業論文の提出、卒業研究発表会でのプレゼンテーション 3.放電励起気体レーザーの開発・例起用電源の固体化 軸放電励起型気体レーザーの開発を行う、また、励起電源の固体化を用う。開発したレーザー装置を用いて金属材料を微細加工する。 4月~ 5月 安全教育、文献調査、電源回路製作 6月~ 7月 電源回路の特性評価、実験・研究計画の立案 8月~ 12月 固体スイッチ回路の製作、レーザー発振実験の実施、分析・考察、中間発表(研究室内) 1月 卒業論文題目の決定、目次作成、執筆開始 2月 卒業研究要旨の作成、卒業論文の提出、卒業研究発表会でのプレゼンテーション ■学習・教育目標および到達目標 原則として、卒業研究ゼミナールで配属された研究室に引き続き所属し、4学年進級時から1年間に亘り課題に取組み、その成果を発表する。卒業研究の実施時間は、所属研究室より、 年間350時間が提供・保証される。 この科目の単位修得により、受講生は少なくとも以下の項目の知識と能力を身につける。 1.環境、経済、安全性等、定められた制限下で課題を実行することができる 2.指導者と課題全般について討議することができる 3.目標に対して自ら情報収集し、実施計画をたてることができる 4.計画遂行時における問題点の発見およびその修正を行うことができる 5.計画を実行し、結果を報告書ならびに口頭発表で適切に表現することができる この科目の単位修得は電気電子工学科エレクトロニクス・情報通信コースで設定した学習・教育到達目標E、FおよびCの達成に主体的に関与している。 ■授業時間外に必要な学修 研究テーマの現状を参考文献等で調べ理解しておくこと。卒業研究ノートを作り、調査結果、実験提案、実験方法、実験結果・考察等、全て記録しておくこと。 卒業論文作成、プレゼンテーション資料作成には様々なソフトウェアを駆使する必要がある。パーソナルコンピュータを高級文房具として使いこなせるようにしておくこと。 ■教科書 特に指定しない。 ■参考文献 参考になる書籍、情報、資料などを自分で探すことが求められる。 情報収集のためのツールは各研究室に整備されている。 ■関連科目 理工学部で開講する全ての科目 ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 研究時間:350時間に対する割合 40% 研究態度:評価項目「自主性・積極性、実行力、計画性・企画能力、協調性・指導力」20% 研究の成果:評価項目「理解度・問題解決能力、知識・技能の向上、研究の創意の程度、研究の進展」20% 卒業論文と発表会:評価項目「卒業論文、発表会(発表形式とスライド、発表態度と質疑応答)」20% ■授業評価アンケート実施方法 前期開講科目は7月頃、後期開講科目は12 ~ 1月頃に実施します。 ■研究室・E-mailアドレス 31号館7F 中野教授室&レーザー工学研究室 E-mail:[email protected] 31号館7F 津山助教室&レーザー工学研究室 E-mail:[email protected] ■オフィスアワー 毎週木曜日 午後4時~6時 - 185 - 科目名: 卒業研究 <エレ情・エネ> 英文名: Individual Study for Bachelor Thesis マツモト ヨシユキ 担当者: 松本 芳幸 単 位: 8単位 開講年次: 4年次 開講期: 7セメスター・8セメスター ■授業概要・方法等 卒業研究は学生生活の集大成としての位置づけである。理工学部で開講される基礎科目及び電気電子工学科の専門科目の履修成果を基に、各専門分野における理論的・実験的研究能力 を身に付けながら、自ら積極的に考え、問題解決に取り組む姿勢が要求される。受講生は、関心のある分野の研究室に所属し、指導教員の下で指導・アドバイスを受けながら、実験・研 究計画の立案、実行、文献検索、討論、検討・考察、報告書・論文の書き方、プレゼンテーション等を体験・会得する。 受講生は、各研究室で定められた「卒業研究コアタイム」を通じて指導教員に定期的に課題の進捗状況を報告しなければならない。また、日々の進捗状況を「卒業研究日誌」に記録し、 指導教員の確認を受ける。自ら進んで「学ぶ」ことを重要視している科目であり、積極的取り組みを期待したい。 本科目では、指導教員の指導を通じて非、現代の高度科学技術社会を支える研究者・技術者を育成することを目的としている。 なお、評価基準は下記の「成績表方法および基準」に100点満点の割合で記載しているが、発表会への遅刻はー 3点、また、卒業論文・要旨の提出期限遅れは-10点の減点とする。卒業 研究発表会でのプレゼンテーションの不備、卒業論文の不備があった場合は再発表、再提出を行う。いずれの場合もー 6点の減点を行うので、十分な準備と真摯な態度を以て研究を実施 し発表に臨むこと。 本研究室では光ファイバーのシャッターや不揮発性メモリーなどで注目されている強誘電体の物性について実験的研究を行う。特に、水素結合を有する物質の中には室温以下で(反)強 誘電体になるが、室温より上で電気伝導度が著しく上昇する超イオン伝導体に変化するものがある。これらの物質についてその転移機構の解明と同位元素効果の解明を目指して、物質の 格子振動を測定するラマン散乱や熱的測定であるDSC装置を用いて研究が行われる。 これらの実験的研究を行うために、試料となる単結晶作成から行い、物性関係の基礎知識を習得し、最近の科学論文等から新しい情報を入手すると伴に英語の力を身に付ける。これらを 基に実験・卒業論文のまとめへと至る。 電気物性研究室では年間350時間以上の学習時間を提供・保証する。卒業研究の実施日程は本研究室で定める。毎週2こま(3時間)のコアタイムを設け、1年に亘り30週実施する(合計90時間)。 コアタイムにおいて、指導教員に研究の進展状況を報告し、コアタイム以外に取り組むべき課題の指示を受ける。他の授業と重なり合う時間以外は卒業研究に従事することを求める。 電気物性研究室では主に以下の研究課題を以下の概略スケジュールに従って実施する。 1.超イオン伝導相転移の研究 プロトン伝導体として知られている水素結合系物質の超イオン伝導の構造相転移のメカニズムと同位元素効果についてラマン散乱実験を中心に実験的解明を目指す。 4月~ 6月 安全教育、試料作成、物性物理学の基礎学習、文献の検索と調査 7月~ 9月 レーザーラマン散乱の原理と操作方法、分子ターボポンプの操作方法、温度コントローラーのプログラム作成、DSC実験装置の原理と操作方法、誘電率・電気伝導度の測定 方法と装置の操作方法 10月~ 11月 誘電率・電気伝導度の測定、DSC測定、ラマン散乱測定 12月 実験結果のまとめと卒業論文作成の資料収集、執筆開始 1月 卒業論文題目の決定、卒業論文の作成、卒業研究要旨の作成 2月 卒業論文の提出、卒業研究発表会でのプレゼンテーション 2.KDP型強誘電体の高温側の構造相転移の研究 KDP型強誘電体は水素結合型で低温側に大きな同位元素効果を持つ、しかし高温側でも相転移を示すが同位元素効果についてはほとんど研究されていない。本研究では高温側の相転移 のメカニズムと同位元素効果についてラマン散乱実験を中心にその解明を目指す。 4月~ 6月 安全教育、試料作成、物性物理学の基礎学習、文献の検索と調査 7月~ 9月 レーザーラマン散乱の原理と操作方法、分子ターボポンプの操作方法、温度コントローラーのプログラム作成、DSC実験装置の原理と操作方法、誘電率・電気伝導度の測定 方法と装置の操作方法 10月~ 11月 誘電率・電気伝導度の測定、DSC測定、ラマン散乱測定 12月 実験結果のまとめと卒業論文作成の資料収集、執筆開始 1月 卒業論文題目の決定、卒業論文の作成、卒業研究要旨の作成 2月 卒業論文の提出、卒業研究発表会でのプレゼンテーション ■学習・教育目標および到達目標 日本語・英語の読解力を磨き、自ら問題点を見つけ、それを解決する手段を考え実行し、これらの成果をまとめ・発表する能力を養う。これにより、研究能力、優れたプレゼンテーショ ン能力を持つ人間性豊かな技術者となることを目標とする。 この科目の単位修得により、受講生は少なくとも以下の項目の知識と能力を身に付ける。 1. 与えられた課題の価値を理解する。 2. 指導者と課題全般について討議ができる。 3. 目標に対して自ら情報収集し、計画を立てることができる。 4. 計画遂行時の問題点の発見と修正を行うことができる。 5. 計画を実行し、その結果を口頭発表または報告書で表現できる。 この科目の単位修得はエレクトロニクス・情報通信コースで設定した学習・教育目標E,FおよびCの達成に主体的に関与している。 ■授業時間外に必要な学修 卒業研究ゼミナールより、行う固体の物性、特に誘電体における分極現象と格子振動をについて各自勉学しておくこと。さらに、英語の論文を多読することになるので、辞書等を常に携 帯し、日ごろから英文に慣れるように心がけておくこと。 ■教科書 特に指定しない。 ■参考文献 研究課題およびその基礎に関連した書籍・情報・資料等を自分で検索することが要求される。 尚、情報収集のためのツールなどは研究室に整備されている。 ■関連科目 電気電子工学科で開講されている全ての科目 ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 研究時間:350時間に対する割合 40% 研究態度:評価項目「自主性・積極性、実行力、計画性・企画能力、協調性・指導力」20% 研究成果:評価項目「理解度・問題解決能力、知識・技能の向上、研究の創意の程度、研究の進展」20% 卒業論文と発表会:評価項目「卒業論文、発表会(発表形式とスライド、発表態度と質疑応答)」20% ■授業評価アンケート実施方法 前期開講科目は7月頃、後期開講科目は12 ~ 1月頃に実施します。 ■研究室・E-mailアドレス 松本准教授室 31号館東棟2階 (内線4028) [email protected] ■オフィスアワー 火曜日5,6時限目 - 186 - 科目名: 卒業研究 <エレ情・エネ> 英文名: Individual Study for Bachelor Thesis ヨ シ ダ 担当者: 吉田 ミノル 実 単 位: 8単位 開講年次: 4年次 開講期: 7セメスター・8セメスター ■授業概要・方法等 卒業研究は学生生活の集大成としての位置付けである。理工学部で開講される基礎科目および電気電子工学科の専門科目の履修成果を基に、各専門分野における理論的・実験的研究能 力を身につけながら、自ら積極的に考え、問題解決に取り組む姿勢が要求される。受講生は、関心のある分野の研究室に所属し、指導教員の下で指導・アドバイスを受けながら、実験・ 研究計画の立案、実行、文献検索、討論、検討・考察、報告書・論文の書き方、プレゼンテーション等を体験・会得する。 受講生は、各研究室で定められた「卒業研究コアタイム」を通じて指導教員に定期的に課題の進捗状況を報告しなければならない。また、日々の進捗状況を「卒業研究日誌」に記録し、 指導教員の確認を受ける。自ら進んで「学ぶ」ことを重要視している科目であり、積極的な取組みを期待したい。 本科目では、指導教員の指導を通じて、現代の高度科学技術社会を支える研究者・技術者を育成することを目的としている。 なお、評価基準は下記の「成績表方法および基準」に100点満点の割合で記載しているが、発表会への遅刻は-3点、また、卒業論文・要旨の提出期限遅れは-10点の減点とする。 卒 業研究発表会でのプレゼンテーションの不備、卒業論文の不備があった場合は再発表、再提出を行う。いずれの場合も-6点の減点を行うので、十分な準備と真摯な態度を以て研究を実施 し発表に臨むこと。 所属研究室より、年間350時間以上の学習時間を提供・保証する。卒業研究の実施日程は研究室ごとに定める。毎週4コマ(6時間)のコアタイムを設け、1年に亘り30週実施する(合 計180時間)。コアタイムにおいて、指導教員に進展状況報告を行い、コアタイム以外に取り組むべき課題の指示を受ける。他の授業と重なり合う時間以外は卒業研究に従事することを求 める。 機能光回路研究室では、主に、以下の研究課題について研究を実施する。研究課題の概要とスケジュールの概略を示す。 1.光増幅の研究 レーザー媒質となる、光増幅材料に関する研究 4 ~ 5月 安全教育。光増幅の基礎に関する学習 6 ~ 7月 各種光測定方法の習得と、新しい光増幅媒質の応用範囲と研究対象とする増幅媒質の選定 8 ~ 12月 ファイバあるいはバルク増幅媒質の開発、特性評価ならびに性能改善。中間発表(研究室内) 1月 卒業論文の題目決定、目次作成、執筆開始。卒業研究要旨の作成 2月 卒業論文の提出。卒業研究発表会でのプレゼンテーション 2.ファイバレーザーと応用技術の開発 ファイバを増幅媒質としたレーザーの開発と、ファイバによるレーザー伝送に関する研究 4 ~ 5月 安全教育。レーザーと発生と伝送の基礎に関する学習 6 ~ 7月 各種光測定方法の習得と、目標性能の設定。非線形光学効果に関する学習。レーザーに関する解決すべき課題の選定と研究テーマの決定。 8 ~ 12月 ファイバレーザーの組み立てと性能評価。ファイバ光伝送時に生じる伝送限界の測定。レーザーによる加工の研究。中間発表(研究室内) 1月 卒業論文の題目決定、目次作成、執筆開始。卒業研究要旨の作成 2月 卒業論文の提出。卒業研究発表会でのプレゼンテーション 3.ファイバ型光デバイス・光学装置の開発ならびに研究 光学素子の光ファイバ化と光測定器等の開発に関する研究 4 ~ 5月 安全教育。ファイバ光伝送の基礎に関する学習 6 ~ 7月 各種光測定方法ならびに作製装置操作方法の習得と、開発する光デバイスと計測装置に関する学習ならびに課題点の抽出 8 ~ 12月 ファイバ型光デバイスならびに光測定装置の作製と試作結果の性能ならびに装置の改善。中間発表(研究室内) 1月 卒業論文の題目決定、目次作成、執筆開始。卒業研究要旨の作成 2月 卒業論文の提出。卒業研究発表会でのプレゼンテーション ■学習・教育目標および到達目標 原則として、卒業研究ゼミナールで配属された研究室に引き続き所属し、4学年進級時から1年間に亘り課題に取組み、その成果を発表する。卒業研究の実施時間は、所属研究室より、 年間350時間が提供・保証される。 この科目の単位修得により、受講生は少なくとも以下の項目の知識と能力を身につける。 1.環境、経済、安全性等、定められた制限下で課題を実行することができる 2.指導者と課題全般について討議することができる 3.目標に対して自ら情報収集し、実施計画をたてることができる 4.計画遂行時における問題点の発見およびその修正を行うことができる 5.計画を実行し、結果を報告書ならびに口頭発表で適切に表現することができる この科目の単位修得は電気電子工学科エレクトロニクス・情報通信コースで設定した学習・教育目標E、FおよびCの達成に主体的に関与している。 ■授業時間外に必要な学修 光並びに光ファイバの研究ならびに学習は、全ての学生にとって初めてのことです。そのため、主に研究室において新しい知識を得ることになります。それに加えて、図書館には関連 する書籍が多く蔵書されているので、見聞きしり気がついたりした事柄を自ら調べることにより、知識を確実かつ客観的なものとして体系化する必要があります。 少なくともノートや手帳を活用し、常に新しい知識を整理し、研究内容や実験の経過をまとめ、更にはそれに必要なアイデアなども記録する技術を体得する必要があります。 ■教科書 特に指定しない。 ■参考文献 参考になる書籍、情報、資料などを自分で探すことが求められる。 情報収集のためのツールは各研究室に整備されている。 ■関連科目 理工学部で開講する全ての科目 ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 研究時間:350時間に対する割合 40% 研究態度:評価項目「自主性・積極性、実行力、計画性・企画能力、協調性・指導 20% 研究の成果:評価項目「理解度・問題解決能力、知識・技能の向上、研究の創意の程 20% 卒業論文と発表会:評価項目「卒業論文、発表会(発表形式とスライド、発表態度と 20% ■授業評価アンケート実施方法 前期開講科目は7月頃、後期開講科目は12 ~ 1月頃に実施します。 ■研究室・E-mailアドレス 吉田教授室 (31号館2階 内線:4554) [email protected] ■オフィスアワー 前期 火曜日 15時00分~ 16時00分 金曜日 15時00分~ 16時00分 後期 水曜日 11時00分~ 12時00分 金曜日 15時00分~ 16時00分 - 187 - 科目名: 卒業研究 <エレ情・エネ> 英文名: Individual Study for Bachelor Thesis ヤマワキ シゲノブ 担当者: 山脇 重信 単 位: 8単位 開講年次: 4年次 開講期: 7セメスター・8セメスター ■授業概要・方法等 卒業研究は学生生活の集大成としての位置付けである。理工学部で開講される基礎科目および電気電子工学科の専門科目の履修成果を基に、各専門分野における理論的・実験的研究能 力を身につけながら、自ら積極的に考え、問題解決に取り組む姿勢が要求される。受講生は、関心のある分野の研究室に所属し、指導教員の下で指導・アドバイスを受けながら、実験・ 研究計画の立案、実行、文献検索、討論、検討・考察、報告書・論文の書き方、プレゼンテーション等を体験・会得する。 受講生は、各研究室で定められた「卒業研究コアタイム」を通じて指導教員に定期的に課題の進捗状況を報告しなければならない。また、日々の進捗状況を「卒業研究日誌」に記録し、 指導教員の確認を受ける。自ら進んで「学ぶ」ことを重要視している科目であり、積極的な取組みを期待したい。 本科目では、指導教員の指導を通じて、現代の高度科学技術社会を支える研究者・技術者を育成することを目的としている。 なお、評価基準は下記の「成績表方法および基準」に100点満点の割合で記載しているが、発表会への遅刻は-3点、また、卒業論文・要旨の提出期限遅れは-10点の減点とする。 卒 業研究発表会でのプレゼンテーションの不備、卒業論文の不備があった場合は再発表、再提出を行う。いずれの場合も-6点の減点を行うので、十分な準備と真摯な態度を以て研究を実施 し発表に臨むこと。 所属研究室より、年間350時間以上の学習時間を提供・保証する。卒業研究の実施日程は研究室ごとに定める。毎週4コマ(6時間)のコアタイムを設け、1年に亘り30週実施する(合 計180時間)。コアタイムにおいて、指導教員に進展状況報告を行い、コアタイム以外に取り組むべき課題の指示を受ける。他の授業と重なり合う時間以外は卒業研究に従事することを求 める。 システム制御研究室では、主に以下の研究課題を以下の概略スケジュールに従って実施する。 1.制御系の基本設計・シミュレーション レゴマインドストームを使い制御系を作り、制御する。 4月~ 5月 制御系の基礎勉強、シミュレーション法を勉強する。 6月~ 7月 制御用プログラムの習得、実験・研究計画の立案 8月~ 12月 制御の実験の実施、分析・考察、中間発表(研究室内) 1月 卒業論文題目の決定、目次作成、執筆開始 2月 卒業研究要旨の作成、卒業論文の提出、卒業研究発表会でのプレゼンテーション 2.補償器の基礎的設計法の研究 制御対象の推定法、制御目標の定式化、制御法、補償器の設計法について研究を行なう。 4月~ 5月 制御対象の記述法、制御系の表現法等基本事項の勉強 6月~ 7月 制御系のシミュレーション法、結果の評価法の勉強 8月~ 12月 制御目標の定式化、実験法・シミュレーション法に関し研究計画の立案。実験装置の作成、シミュレーションプログラム作成、特性評価・考察、中間発表(研究室内) 1月 卒業論文題目の決定、目次作成、執筆開始 2月 卒業研究要旨の作成、卒業論文の提出、卒業研究発表会でのプレゼンテーション 3.ニューラルネットワークの応用 ニューラルネットワークを用いたシステム同定、制御法を研究する。 4月~ 5月 ニューラルネットワークの基礎勉強 6月~ 7月 ロバストなニューラルネットワークの推定法、制御法の実験・研究計画の立案 8月~ 12月 ロバストな推定法、制御法のプログラミング・考察、中間発表(研究室内) 1月 卒業論文題目の決定、目次作成、執筆開始 2月 卒業研究要旨の作成、卒業論文の提出、卒業研究発表会でのプレゼンテーション ■学習・教育目標および到達目標 原則として、卒業研究ゼミナールで配属された研究室に引き続き所属し、4学年進級時から1年間に亘り課題に取組み、その成果を発表する。卒業研究の実施時間は、所属研究室より、 年間350時間が提供・保証される。 この科目の単位修得により、受講生は少なくとも以下の項目の知識と能力を身につける。 1.環境、経済、安全性等、定められた制限下で課題を実行することができる 2.指導者と課題全般について討議することができる 3.目標に対して自ら情報収集し、実施計画をたてることができる 4.計画遂行時における問題点の発見およびその修正を行うことができる 5.計画を実行し、結果を報告書ならびに口頭発表で適切に表現することができる この科目の単位修得は電気電子工学科エレクトロニクス・情報通信コースで設定した学習・教育到達目標E、FおよびCの達成に主体的に関与している。 ■授業時間外に必要な学修 卒業研究の達成には今まで勉強してきた知識を総動員する必要がある。 とくに、物理、数学の知識が理論展開に重要となるので現象を理論的に矛盾がない、飛躍がないことをチェックする。 ■教科書 【留意事項】適宜プリントを配布する。 ■参考文献 【留意事項】その他、適宜コアータイムに紹介します。参考になる書籍、情報、資料などを自分で探すことが求められる。 情報収集のためのツールは各研究室に整備されている。 ■関連科目 理工学部で開講する全ての科目 ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 研究時間:350時間に対する割合 40% 研究態度:評価項目「自主性・積極性、実行力、計画性・企画能力、協調性・指導力」20% 研究の成果:評価項目「理解度・問題解決能力、知識・技能の向上、研究の創意の程度、研究の進展」20% 卒業論文と発表会:評価項目「卒業論文、発表会(発表形式とスライド、発表態度と質疑応答)】20% ■授業評価アンケート実施方法 前期開講科目は7月頃、後期開講科目は12 ~ 1月頃に実施します。理工学部実施規定に準拠して行います。 ■研究室・E-mailアドレス システム制御工学研究室 [email protected] ■オフィスアワー 火曜日 5限 金曜日 5限 - 188 - 科目名: 卒業研究 <エレ情・エネ> 英文名: Individual Study for Bachelor Thesis ユ モ ト 担当者: 湯本 マ サ キ 真樹 単 位: 8単位 開講年次: 4年次 開講期: 7セメスター・8セメスター ■授業概要・方法等 卒業研究は学生生活の集大成としての位置付けである。理工学部で開講される基礎科目および電気電子工学科の専門科目の履修成果を基に、各専門分野にお ける理論的・実験的研究能力を身につけながら、自ら積極的に考え、問題解決に取り組む姿勢が要求される。受講生は、関心のある分野の研究室に所属し、指 導教員の下で指導・アドバイスを受けながら、実験・研究計画の立案、実行、文献検索、討論、検討・考察、報告書・論文の書き方、プレゼンテーション等を 体験・会得する。 受講生は、各研究室で定められた「卒業研究コアタイム」を通じて指導教員に定期的に課題の進捗状況を報告しなければならない。また、日々の進捗状況を 「卒業研究日誌」に記録し、指導教員の確認を受ける。自ら進んで「学ぶ」ことを重要視している科目であり、積極的な取組みを期待したい。 本科目では、指導教員の指導を通じて、現代の高度科学技術社会を支える研究者・技術者を育成することを目的としている。 なお、評価基準は下記の「成績表方法および基準」に100点満点の割合で記載しているが、発表会への遅刻は-3点、また、卒業論文・要旨の提出期限遅れは -10点の減点とする。 卒業研究発表会でのプレゼンテーションの不備、卒業論文の不備があった場合は再発表、再提出を行う。いずれの場合も-6点の減点を行 うので、十分な準備と真摯な態度を以て研究を実施し発表に臨むこと。 所属研究室より、年間350時間以上の学習時間を提供・保証する。卒業研究の実施日程は研究室ごとに定める。毎週4コマ(6時間)のコアタイムを設け、 1年に亘り30週実施する(合計180時間)。コアタイムにおいて、指導教員に進展状況報告を行い、コアタイム以外に取り組むべき課題の指示を受ける。他の授 業と重なり合う時間以外は卒業研究に従事することを求める。 情報システム工学研究室では、主に以下の研究課題を以下の概略スケジュールに従って実施する。 1.販売促進業務の電子化 商品提案自動作成のために、より優れた商品の組み合わせを求め、それを個別商品提案として提示する方法を提案する。 2.製品製造工程の管理 待ち行列などにより生産工程をモデルにより表現し、そのシミュレーション結果を解析する方法によって最適な行程間配送方法を提案する。 3.意思決定支援 メンバーまたは個人の意見を統計的に解析し、メンバーまたは個人の意見を反映した意思決定支援方法を提案する。 4.異常状態検知 対象とするシステムの構成要素間の因果関係を利用してシステム全体の異常状態検知を実現する。 5.販売支援方法 個人と企業間の電子商取引において、個人の嗜好に沿った商品の提示を行うシステムを構築する。 4月~ 6月 文献調査、プログラミングの勉強 7月~ 8月 文献調査の発表、研究計画の立案 9月~ 12月 目標を実現するためのプログラム作成とその評価、研究中間発表 1月 卒業論文題目の設定、卒業論文および要旨作成 2月 卒業論文の提出、卒業研究発表会でのプレゼンテーション ■学習・教育目標および到達目標 原則として、卒業研究ゼミナールで配属された研究室に引き続き所属し、4学年進級時から1年間に亘り課題に取組み、その成果を発表する。卒業研究の実 施時間は、所属研究室より、年間350時間が提供・保証される。 この科目の単位修得により、受講生は少なくとも以下の項目の知識と能力を身につける。 1.環境、経済、安全性等、定められた制限下で課題を実行することができる 2.指導者と課題全般について討議することができる 3.目標に対して自ら情報収集し、実施計画をたてることができる 4.計画遂行時における問題点の発見およびその修正を行うことができる 5.計画を実行し、結果を報告書ならびに口頭発表で適切に表現することができる この科目の単位修得は電気電子工学科エレクトロニクス・情報通信コースで設定した学習・教育到達目標E、FおよびCの達成に主体的に関与している。 ■授業時間外に必要な学修 卒業研究テーマに関連する項目について日ごろから興味を持ち、問題点を見出すこと ■教科書 特に指定しない。 ■参考文献 参考になる書籍、情報、資料などを自分で探すことが求められる。 情報収集のためのツールは各研究室に整備されている。 ■関連科目 理工学部で開講する全ての科目 ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 研究時間:350時間に対する割合 40% 研究態度:評価項目「自主性・積極性、実行力、計画性・企画能力、協調性・指導力」20% 研究の成果:評価項目「理解度・問題解決能力、知識・技能の向上、研究の創意の程度、研究の進展」20% 卒業論文と発表会:評価項目「卒業論文、発表会(発表形式とスライド、発表態度と質疑応答)」20% ■授業評価アンケート実施方法 理工学部実施規定に準拠して行う。 ■研究室・E-mailアドレス 31号館7階 湯本講師室&情報システム工学研究室 [email protected] ■オフィスアワー 前期:木曜日15:00 ~ 17:00 後期:金曜日15:00 ~ 17:00 - 189 - 科目名: 卒業研究 <エレ情・エネ> 英文名: Individual Study for Bachelor Thesis オ チ 担当者: 越智 ヨ ウ ジ 洋司 単 位: 8単位 開講年次: 4年次 開講期: 7セメスター・8セメスター ■授業概要・方法等 卒業研究は学生生活の集大成としての位置付けである。理工学部で開講される基礎科目および電気電子工学科の専門科目の履修成果を基に、各専門分野における理論的・実験的研究能 力を身につけながら、自ら積極的に考え、問題解決に取り組む姿勢が要求される。受講生は、関心のある分野の研究室に所属し、指導教員の下で指導・アドバイスを受けながら、実験・ 研究計画の立案、実行、文献検索、討論、検討・考察、報告書・論文の書き方、プレゼンテーション等を体験・会得する。 受講生は、各研究室で定められた「卒業研究コアタイム」を通じて指導教員に定期的に課題の進捗状況を報告しなければならない。また、日々の進捗状況を「卒業研究日誌」に記録し、 指導教員の確認を受ける。自ら進んで「学ぶ」ことを重要視している科目であり、積極的な取組みを期待したい。 本科目では、指導教員の指導を通じて、現代の高度科学技術社会を支える研究者・技術者を育成することを目的としている。 なお、評価基準は下記の「成績表方法および基準」に100点満点の割合で記載しているが、発表会への遅刻は-3点、また、卒業論文・要旨の提出期限遅れは-10点の減点とする。 卒 業研究発表会でのプレゼンテーションの不備、卒業論文の不備があった場合は再発表、再提出を行う。いずれの場合も-6点の減点を行うので、十分な準備と真摯な態度を以て研究を実施 し発表に臨むこと。 所属研究室より、年間350時間以上の学習時間を提供・保証する。卒業研究の実施日程は研究室ごとに定める。毎週4コマ(6時間)のコアタイムを設け、1年に亘り30週実施する(合計 180時間)。コアタイムにおいて、指導教員に進展状況報告を行い、コアタイム以外に取り組むべき課題の指示を受ける。他の授業と重なり合う時間以外は卒業研究に従事することを求める。 知能情報ソフトウェア研究室では、教育支援・学習支援を目的としたアプリケーションや応用可能なソフトウェアモジュールの開発を卒業研究の中心テーマとしている。 卒業研究は原則として1テーマ/人とし、教員から提示される基礎テーマを参考にして各自でテーマを決める。 本年度は、 ・教育システムへの応用を考慮した身体動作解析技術の開発 ・教育システムへの応用を考慮した動画像処理技術の開発 ・教育データ解析技術の開発 ・タブレット端末を利用した教育・学習支援システムの開発 ・学習・教育情報管理支援システムの開発 を基礎テーマとする。ただし,これらに当てはまらないテーマの提案も認めており、教員と内容を検討することにより決定可能とする。 卒業研究は、各自が以下の項目および概略スケジュールに従って実施する。 1.研究テーマの立案と成果のまとめ ・担当教員から紹介される基礎テーマを参考にして、各自が行う卒業研究のテーマとその方向性を決定する。(4 ~ 5月) ・研究テーマに関連するシステム開発技術を習得しながら、卒業研究テーマに適用するアイデアを具体化する。(5月~ 10月) ・課題の遂行状況を考慮して卒業研究テーマを再考し、テーマの微修正を行う。(10月~ 11月) ・卒業論文題目の決定と卒業研究要旨・卒業論文の作成と提出する。最後に、卒業研究発表会でプレゼンテーションを行う。(1、2月) 2.システム設計と実装、評価 ・研究テーマに適したプログラミング言語(Java,C/C++、C#等)を決定し、言語に関する基礎知識について課題を通して習得する。(4月~ 9月) ・ソフトウェア開発のための必須ツールである各種統合開発環境(Netbeans、Eclipse、Visual Studio等)の操作方法を課題を通して理解する。(4月~ 5月) ・卒業研究遂行の上で有効となるソフトウェア関連ツール(利用するAPIやフレームワーク等)について調査し、課題を通してノウハウを習得する。(5月~ 10月) ・スパイラルモデルに基づいて、ソフトウェア開発課題に取り組む。オブジェクト指向の考え方を元にシステムを細分化し、UML図やER図を用いた仕様の決定、クラス化と実装・動作 テストを繰り返す。(5月~ 12月) ・実装したソフトウェアの統合と動作検証や評価実験を行う。(12月~ 1月) ■学習・教育目標および到達目標 原則として、卒業研究ゼミナールで配属された研究室に引き続き所属し、卒業研究を行う。研究能力、優れたプレゼンテーション能力を持つ人間性豊かな技術者となることを目標とする。 受講により下記の項目が可能になる。 1.与えられた課題の価値を理解する 2.指導者と課題全般について討議できる 3.目標に対して自ら情報収集し、計画をたてることができる 4.計画遂行時の問題点の発見と修正を行うことができる 5.計画を実行し、口頭発表または報告書で表現できる この科目の単位修得は電気電子工学科エレクトロニクス・情報通信コースで設定した学習・教育到達目標E、FおよびCの達成に主体的に関与している。 ■授業時間外に必要な学修 ・指示された課題に取り組むこと。 ・課題に必要なプログラミング言語の知識を修得すること。 ■教科書 特に指定しない。 ■参考文献 参考になる書籍、情報、資料などを自分で探すことが求められる。 情報収集のためのツールは各研究室に整備されている。 ■関連科目 理工学部で開講する全ての科目であるが、本研究室では特に「プログラミング実習I・II」、「アルゴリズムとデータ構造」、「情報処理実習I・II」が関連する。 ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 研究時間:350時間に対する割合 40% 研究態度:評価項目「自主性・積極性、実行力、計画性・企画能力、協調性・指導力」20% 研究の成果:評価項目「理解度・問題解決能力、知識・技能の向上、研究の創意の程度、研究の進展」 20% 卒業論文と発表会:評価項目「卒業論文、発表会(発表形式とスライド、発表態度と質疑応答)」20% ■授業評価アンケート実施方法 前期開講科目は7月頃、後期開講科目は12 ~ 1月頃に実施します。 ■研究室・E-mailアドレス 31号館3F 越智講師室 [email protected] ■オフィスアワー 前期:木曜日5限 後期:金曜日3限 - 190 - 科目名: 卒業研究 <エレ情・エネ> 英文名: Individual Study for Bachelor Thesis ナカヤマ ケイゾウ 担当者: 中山 敬三 単 位: 8単位 開講年次: 4年次 開講期: 7セメスター・8セメスター ■授業概要・方法等 卒業研究は学生生活の集大成としての位置付けである。理工学部で開講される基礎科目および電気電子工学科の専門科目の履修成果を基に、各専門分野にお ける理論的・実験的研究能力を身につけながら、自ら積極的に考え、問題解決に取り組む姿勢が要求される。受講生は、関心のある分野の研究室に所属し、指 導教員の下で指導・アドバイスを受けながら、実験・研究計画の立案、実行、文献検索、討論、検討・考察、報告書・論文の書き方、プレゼンテーション等を 体験・会得する。 受講生は、各研究室で定められた「卒業研究コアタイム」を通じて指導教員に定期的に課題の進捗状況を報告しなければならない。また、日々の進捗状況を 「卒業研究日誌」に記録し、指導教員の確認を受ける。自ら進んで「学ぶ」ことを重要視している科目であり、積極的な取組みを期待したい。 本科目では、指導教員の指導を通じて、現代の高度科学技術社会を支える研究者・技術者を育成することを目的としている。 なお、評価基準は下記の「成績表方法および基準」に100点満点の割合で記載しているが、発表会への遅刻は-3点、また、卒業論文・要旨の提出期限遅れは -10点の減点とする。 卒業研究発表会でのプレゼンテーションの不備、卒業論文の不備があった場合は再発表、再提出を行う。いずれの場合も-6点の減点を行 うので、十分な準備と真摯な態度を以て研究を実施し発表に臨むこと。 所属研究室より、年間350時間以上の学習時間を提供・保証する。卒業研究の実施日程は研究室ごとに定める。毎週4コマ(6時間)のコアタイムを設け、1 年に亘り30週実施する(合計180時間)。コアタイムにおいて、指導教員に進展状況報告を行い、コアタイム以外に取り組むべき課題の指示を受ける。他の授業 と重なり合う時間以外は卒業研究に従事することを求める。 光情報材料研究室では、主に以下の研究課題を以下の概略スケジュールに従って実施する。 1.液晶の応用研究 液晶の光学素子への応用研究を行う。 4月~ 5月 安全教育、プログラミング技術の習得、液晶の基礎的文献調査 6月~ 7月 偏光顕微鏡等実験機器操作法習得、実験・研究計画の立案 8月~ 12月 実験の実施、分析・考察、中間発表(研究室内) 1月 卒業論文題目の決定、目次作成、執筆開始 2月 卒業研究要旨の作成、卒業論文の提出、卒業研究発表会でのプレゼンテーション 2.液晶の顕微鏡画像処理の研究 主に液晶の偏光顕微鏡画像解析用のアルゴリズムの研究を行う。 4月~ 5月 安全教育、プログラミング技術の習得 6月~ 7月 画像処理の基礎的文献調査、実験・研究計画の立案 8月~ 12月 実験の実施、分析・考察、中間発表(研究室内) 1月 卒業論文題目の決定、目次作成、執筆開始 2月 卒業研究要旨の作成、卒業論文の提出、卒業研究発表会でのプレゼンテーション ■学習・教育目標および到達目標 原則として、卒業研究ゼミナールで配属された研究室に引き続き所属し、4学年進級時から1年間に亘り課題に取組み、その成果を発表する。卒業研究の実 施時間は、所属研究室より、年間350時間が提供・保証される。 この科目の単位修得により、受講生は少なくとも以下の項目の知識と能力を身につける。 1.環境、経済、安全性等、定められた制限下で課題を実行することができる 2.指導者と課題全般について討議することができる 3.目標に対して自ら情報収集し、実施計画をたてることができる 4.計画遂行時における問題点の発見およびその修正を行うことができる 5.計画を実行し、結果を報告書ならびに口頭発表で適切に表現することができる この科目の単位修得は電気電子工学科エレクトロニクス・情報通信コースで設定した学習・教育到達目標E、FおよびCの達成に主体的に関与している。 ■授業時間外に必要な学修 一般的な書籍だけでなく、図書館データベース等を用い最先端の研究論文等を自主的に調査すること。 ■教科書 特に指定しない。 ■参考文献 参考になる書籍、情報、資料などを自分で探すことが求められる。 情報収集のためのツールは各研究室に整備されている。 ■関連科目 理工学部で開講する全ての科目 ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 研究時間:350時間に対する割合 40% 研究態度:評価項目「自主性・積極性、実行力、計画性・企画能力、協調性・指導力」20% 研究の成果:評価項目「理解度・問題解決能力、知識・技能の向上、研究の創意の程度、研究の進展」20% 卒業論文と発表会:評価項目「卒業論文、発表会(発表形式とスライド、発表態度と質疑応答)」20% ■授業評価アンケート実施方法 理工学部実施規定に準拠して行います。 ■研究室・E-mailアドレス 31号館3階 中山(敬)講師室および光情報材料研究室 [email protected] ■オフィスアワー 前期:月曜日5限と金曜日4限 後期:火曜日5限と金曜日4限 - 191 - 科目名: 卒業研究 <エレ情・エネ> 英文名: Individual Study for Bachelor Thesis タニモト ヒロカズ 担当者: 谷本 浩一 単 位: 8単位 開講年次: 4年次 開講期: 7セメスター・8セメスター ■授業概要・方法等 卒業研究は学生生活の集大成としての位置付けである。理工学部で開講される基礎科目および電気電子工学科の専門科目の履修成果を基に、各専門分野にお ける理論的・実験的研究能力を身につけながら、自ら積極的に考え、問題解決に取り組む姿勢が要求される。受講生は、関心のある分野の研究室に所属し、指 導教員の下で指導・アドバイスを受けながら、実験・研究計画の立案、実行、文献検索、討論、検討・考察、報告書・論文の書き方、プレゼンテーション等を 体験・会得する。 受講生は、各研究室で定められた「卒業研究コアタイム」を通じて指導教員に定期的に課題の進捗状況を報告しなければならない。また、日々の進捗状況を 「卒業研究日誌」に記録し、指導教員の確認を受ける。自ら進んで「学ぶ」ことを重要視している科目であり、積極的な取組みを期待したい。 本科目では、指導教員の指導を通じて、現代の高度科学技術社会を支える研究者・技術者を育成することを目的としている。 なお、評価基準は下記の「成績表方法および基準」に100点満点の割合で記載しているが、発表会への遅刻は-3点、また、卒業論文・要旨の提出期限遅れは -10点の減点とする。 卒業研究発表会でのプレゼンテーションの不備、卒業論文の不備があった場合は再発表、再提出を行う。いずれの場合も-6点の減点を行 うので、十分な準備と真摯な態度を以て研究を実施し発表に臨むこと。 所属研究室より、年間350時間以上の学習時間を提供・保証する。卒業研究の実施日程は研究室ごとに定める。毎週4コマ(6時間)のコアタイムを設け、1年 に亘り30週実施する(合計180時間)。コアタイムにおいて、指導教員に進展状況報告を行い、コアタイム以外に取り組むべき課題の指示を受ける。他の授業と 重なり合う時間以外は卒業研究に従事することを求める。 1.小型ロボットカーに関する研究 小型の車にCPUや各種センサーを取り付け、障害物などを自分で検出しながら移動するロボットカーの製作を通じて、センサーや組み込み機器の使用方法を 学ぶ。 4月~ 5月 安全教育、文献調査、各種センサーの勉強 6月~ 7月 センサー及びモータドライバーの作製、実験・研究計画の立案 8月~ 12月 ロボットカーの作成、実験の実施、分析・考察、中間発表(研究室内) 1月 卒業論文題目の決定、目次作成、執筆開始 2月 卒業研究要旨の作成、卒業論文の提出、卒業研究発表会でのプレゼンテーション 2.誘導モータに関する研究 誘導モータの回転子抵抗値を測定しながらベクトル制御を行う事によって、センサーや組み込み機器の使用方法を学ぶ。 4月~ 5月 安全教育、文献調査、誘導モータの勉強 6月~ 7月 センサー及びモータドライバーの作製、実験・研究計画の立案 8月~ 12月 制御装置の作成、実験の実施、分析・考察、中間発表(研究室内) 1月 卒業論文題目の決定、目次作成、執筆開始 2月 卒業研究要旨の作成、卒業論文の提出、卒業研究発表会でのプレゼンテーション 3.小型2足歩行ロボットを使った研究 市販されている小型の2足歩行ロボットに対して各種センサーを搭載し、ある程度の自立的な行動を取れるようにする事によって、センサーや組み込み機器 の使用方法を学ぶ。 4月~ 5月 安全教育、文献調査、各種センサーの勉強 6月~ 7月 センサー及びモータドライバーの作製、実験・研究計画の立案 8月~ 12月 小型2足歩行ロボットの作成、実験の実施、分析・考察、中間発表(研究室内) 1月 卒業論文題目の決定、目次作成、執筆開始 2月 卒業研究要旨の作成、卒業論文の提出、卒業研究発表会でのプレゼンテーション ■学習・教育目標および到達目標 原則として、卒業研究ゼミナールで配属された研究室に引き続き所属し、4学年進級時から1年間に亘り課題に取組み、その成果を発表する。卒業研究の実 施時間は、所属研究室より、年間350時間が提供・保証される。 この科目の単位修得により、受講生は少なくとも以下の項目の知識と能力を身につける。 1.環境、経済、安全性等、定められた制限下で課題を実行することができる 2.指導者と課題全般について討議することができる 3.目標に対して自ら情報収集し、実施計画をたてることができる 4.計画遂行時における問題点の発見およびその修正を行うことができる 5.計画を実行し、結果を報告書ならびに口頭発表で適切に表現することができる この科目の単位修得は電気電子工学科エレクトロニクス・情報通信コースで設定した学習・教育到達目標E、FおよびCの達成に主体的に関与している。 ■授業時間外に必要な学修 必要に応じて、レポートを課す。 ■教科書 特に指定しない ■参考文献 参考になる書籍、情報、資料などを自分で探すことが求められる。 情報収集のためのツールは研究室に整備されている。 ■関連科目 理工学部で開講する全ての科目 ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 研究時間:350時間に対する割合 40% 研究態度:評価項目「自主性・積極性、実行力、計画性・企画能力、協調性・指導力」20% 研究の成果:評価項目「理解度・問題解決能力、知識・技能の向上、研究の創意の程度、研究の進展」20% 卒業論文と発表会:評価項目「卒業論文、発表会(発表形式とスライド、発表態度と質疑応答)」20% 20% ■授業評価アンケート実施方法 前期開講科目は7月頃、後期開講科目は12 ~ 1月頃に実施します。 ■研究室・E-mailアドレス 谷本助教室(31号館3階)[email protected] ■オフィスアワー 卒研コアタイム - 192 - 科目名: 卒業研究 <エレ情・エネ> 英文名: Individual Study for Bachelor Thesis ア マ ノ 担当者: 天野 リョウ 亮 単 位: 8単位 開講年次: 4年次 開講期: 7セメスター・8セメスター ■授業概要・方法等 卒業研究は学生生活の集大成としての位置付けである。理工学部で開講される基礎科目および電気電子工学科の専門科目の履修成果を基に、各専門分野にお ける理論的・実験的研究能力を身につけながら、自ら積極的に考え、問題解決に取り組む姿勢が要求される。受講生は、関心のある分野の研究室に所属し、指 導教員の下で指導・アドバイスを受けながら、実験・研究計画の立案、実行、文献検索、討論、検討・考察、報告書・論文の書き方、プレゼンテーション等を 体験・会得する。 受講生は、各研究室で定められた「卒業研究コアタイム」を通じて指導教員に定期的に課題の進捗状況を報告しなければならない。また、日々の進捗状況を 「卒業研究日誌」に記録し、指導教員の確認を受ける。自ら進んで「学ぶ」ことを重要視している科目であり、積極的な取組みを期待したい。 本科目では、指導教員の指導を通じて、現代の高度科学技術社会を支える研究者・技術者を育成することを目的としている。 なお、評価基準は下記の「成績表方法および基準」に100点満点の割合で記載しているが、発表会への遅刻は-3点、また、卒業論文・要旨の提出期限遅れは -10点の減点とする。 卒業研究発表会でのプレゼンテーションの不備、卒業論文の不備があった場合は再発表、再提出を行う。いずれの場合も-6点の減点を行 うので、十分な準備と真摯な態度を以て研究を実施し発表に臨むこと。 所属研究室より、年間350時間以上の学習時間を提供・保証する。卒業研究の実施日程は研究室ごとに定める。毎週4コマ(6時間)のコアタイムを設け、1 年に亘り30週実施する(合計180時間)。コアタイムにおいて、指導教員に進展状況報告を行い、コアタイム以外に取り組むべき課題の指示を受ける。他の授業 と重なり合う時間以外は卒業研究に従することを求める。 主に以下の課題に関して卒業研究を実施する。 1.システムの簡単化に関する研究 高次元の伝達関数で表されたシステムを低次元の伝達関数で近似する方法およびそのような近似システムを用いた制御系に関する考察を行う。 4月~ 6月 必要な理論およびシミュレーションに利用するソフトウエアの使用方法の学習 7月~ 9月 研究計画の立案および理論的考察 10月~ 11月 シミュレーションのためのソフトウェアの作成とシミュレーションの実施 12月~ 2月 予稿と卒業論文の作成および卒業研究発表会でのプレゼンテーション 2.ロボットに関する研究 ロボットが自ら行動できることを目指して、そのために必要なコントローラの作成、電子回路の作成などを行う。場合によってはロボットの作成も行う。 4月~ 6月 必要な理論の学習および研究計画の立案 7月~ 9月 理論的考察および電子回路やコントローラの設計 10月~ 11月 電子回路やコントローラの実装および実験 12月~ 2月 予稿と卒業論文の作成および卒業研究発表会でのプレゼンテーション 3.エンジンのバルブ制御システムに関する研究 エンジンの主要構成要素の1つであるバルブを電磁アクチュエータで駆動するための制御系について考察する。主にコントローラの設計やシミュレーション を行う。 4月~ 6月 制御理論や電磁アクチュエータなどに関する学習および利用するソフトウェアの使用方法の習得 7月~ 9月 研究計画の立案および理論的考察・制御系の設計 10月~ 11月 シミュレーション環境の構築とシミュレーション 12月~ 2月 予稿と卒業論文の作成および卒業研究発表会でのプレゼンテーション ■学習・教育目標および到達目標 原則として、卒業研究ゼミナールで配属された研究室に引き続き所属し、4学年進級時から1年間に亘り課題に取組み、その成果を発表する。卒業研究の実施 時間は、所属研究室より、年間350時間が提供・保証される。 この科目の単位修得により、受講生は少なくとも以下の項目の知識と能力を身につける。 1.環境、経済、安全性等、定められた制限下で課題を実行することができる。 2.指導者と課題全般について討議することができる。 3.目標に対して自ら情報収集し、実施計画をたてることができる。 4.計画遂行時における問題点の発見およびその修正を行うことができる。 5.計画を実行し、結果を報告書ならびに口頭発表で適切に表現することができる。 この科目の単位修得は電気電子工学科エレクトロニクス・情報通信コースで設定した学習・教育到達目標E、FおよびCの達成に主体的に関与している。 ■授業時間外に必要な学修 コアタイムに打ち合わせた内容および指示された課題に取り組むこと。また、卒業研究を行うために必要となる知識などの修得を行うこと。 ■教科書 特に指定しない。 ■参考文献 参考になる書籍、情報、資料などを自分で探すことが求められる。情報収集のためのツールは各研究室に整備されている。 ■関連科目 理工学部で開講する全ての科目 ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 研究時間:350時間に対する割合 40% 研究態度:評価項目「自主性・積極性、実行力、計画性・企画能力、協調性・指導力」20% 研究の成果:評価項目「理解度・問題解決能力、知識・技能の向上、研究の創意の程 度、研究の進展」20% 卒業論文と発表会:評価項目「卒業論文、発表会(発表形式とスライド、発表態度と 質疑応答)」20% ■授業評価アンケート実施方法 理工学部実施規定に準拠して行います。 ■研究室・E-mailアドレス 天野助教室(31号館7階) [email protected] ■オフィスアワー 前期:水曜日14:00 ~ 16:00 後期:月曜日14:00 ~ 16:00 - 193 - 科目名: 卒業研究 <エレ情・エネ> 英文名: Individual Study for Bachelor Thesis タケムラ ユウイチロウ 担当者: 武村 祐一朗 単 位: 8単位 開講年次: 4年次 開講期: 7セメスター・8セメスター ■授業概要・方法等 卒業研究は学生生活の集大成としての位置付けである。理工学部で開講される基礎科目および電気電子工学科の専門科目の履修成果を基に、各専門分野にお ける理論的・実験的研究能力を身につけながら、自ら積極的に考え、問題解決に取り組む姿勢が要求される。受講生は、関心のある分野の研究室に所属し、指 導教員の下で指導・アドバイスを受けながら、実験・研究計画の立案、実行、文献検索、討論、検討・考察、報告書・論文の書き方、プレゼンテーション等を 体験・会得する。 受講生は、各研究室で定められた「卒業研究コアタイム」を通じて指導教員に定期的に課題の進捗状況を報告しなければならない。また、日々の進捗状況を 「卒業研究日誌」に記録し、指導教員の確認を受ける。自ら進んで「学ぶ」ことを重要視している科目であり、積極的な取組みを期待したい。 本科目では、指導教員の指導を通じて、現代の高度科学技術社会を支える研究者・技術者を育成することを目的としている。 なお、評価基準は下記の「成績表方法および基準」に100点満点の割合で記載しているが、発表会への遅刻は-3点、また、卒業論文・要旨の提出期限遅れは -10点の減点とする。 卒業研究発表会でのプレゼンテーションの不備、卒業論文の不備があった場合は再発表、再提出を行う。いずれの場合も-6点の減点を行 うので、十分な準備と真摯な態度を以て研究を実施し発表に臨むこと。 所属研究室より、年間350時間以上の学習時間を提供・保証する。卒業研究の実施日程は研究室ごとに定める。毎週4コマ(6時間)のコアタイムを設け、1年 に亘り30週実施する(合計180時間)。コアタイムにおいて、指導教員に進展状況報告を行い、コアタイム以外に取り組むべき課題の指示を受ける。他の授業と 重なり合う時間以外は卒業研究に従事することを求める。 所属研究室より、年間350時間以上の学習時間を提供・保証する。卒業研究の実施日程は研究室ごとに定める。毎週2コマ(3時間)のコアタイムを設け、1年 に亘り30週実施する(合計90時間)。コアタイムにおいて、指導教員に進展状況報告を行い、コアタイム以外に取り組むべき課題の指示を受ける。他の授業と 重なり合う時間以外は卒業研究に従事することを求める。 1.大気圧プラズマ装置による実験 従来型の真空装置によるプラズマ源は様々な分野で応用されているが、真空装置のいらない大気圧下でのプラズマを用いることで従来とは異なる研究を行って いく。 4月~ 6月プラズマ、電磁気学の基礎の勉強(英文文献等)、装置改造、7月~ 11月プラズマ装置を用いての実験 12月卒業論文題目の決定、目次作成、執筆開始 1月卒業研究要旨の作成、卒業論文の提出、卒業研究発表会でのプレゼンテーション 2.電子ビーム励起プラズマ 電子ビーム励起のプラズマ源によりプラズマの振る舞いに関する基礎的な研究やプラズマのシミュレーションを行っていく。 4月~ 6月プラズマ、電磁気学の基礎の勉強(英文文献等)、プログラミングの学習。 7月~ 11月プログラミングによる計算、実験 12月卒業論文題目の決定、目次作成、執筆開始 1月卒業研究要旨の作成、卒業論文の提出、卒業研究発表会でのプレゼンテーション ■学習・教育目標および到達目標 原則として、卒業研究ゼミナールで配属された研究室に引き続き所属し、卒業研究を行う。研究能力、優れたプレゼンテーション能力を持つ人間性豊かな技術 者となることを目標とする。 受講により下記の項目が可能になる。 1.与えられた課題の価値を理解する 2.指導者と課題全般について討議できる 3.目標に対して自ら情報収集し、計画をたてることができる 4.計画遂行時の問題点の発見と修正を行うことができる 5.計画を実行し、口頭発表または報告書で表現できる この科目の単位修得は電気電子工学科総合エレクトロニクスコースで設定した学習・教育目標E、FおよびCの達成に主体的に関与している ■授業時間外に必要な学修 卒業研究で必要になる文献講読を行う。 ■教科書 なし ■参考文献 参考になる書籍、情報、資料などを自分で探すことが求められる。 情報収集のためのツールは各研究室に整備されている。 ■関連科目 開講する全ての専門科目 ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 研究時間:350時間に対する割合 40% 研究態度:評価項目「自主性・積極性、実行力、計画性・企画能力、協調性・指導力」20% 研究の成果:評価項目「理解度・問題解決能力、知識・技能の向上、研究の創意の程度、研究の進展」20% 卒業論文と発表会:評価項目「卒業論文、発表会(発表形式とスライド、発表態度と質疑応答)」20% ■授業評価アンケート実施方法 前期開講科目は7月頃、後期開講科目は12 ~ 1月頃に実施します。 ■研究室・E-mailアドレス 31号館3階 武村准教授室 [email protected] ■オフィスアワー 水曜日3限・4限目 - 194 - 科目名: 卒業研究 <エレ情・エネ> 英文名: Individual Study for Bachelor Thesis モリモト 担当者: 森本 タ ケ シ 健志 単 位: 8単位 開講年次: 4年次 開講期: 7セメスター・8セメスター ■授業概要・方法等 卒業研究は学生生活の集大成としての位置付けである。理工学部で開講される基礎科目および電気電子工学科の専門科目の履修成果を基に、各専門分野における理論的・実験的研究能 力を身につけながら、自ら積極的に考え、問題解決に取り組む姿勢が要求される。受講生は、関心のある分野の研究室に所属し、指導教員の下で指導・アドバイスを受けながら、実験・ 研究計画の立案、実行、文献検索、討論、検討・考察、報告書・論文の書き方、プレゼンテーション等を体験・会得する。 受講生は、各研究室で定められた「卒業研究コアタイム」を通じて指導教員に定期的に課題の進捗状況を報告しなければならない。また、日々の進捗状況を「卒業研究日誌」に記録し、 指導教員の確認を受ける。自ら進んで「学ぶ」ことを重要視している科目であり、積極的な取組みを期待したい。 本科目では、指導教員の指導を通じて、現代の高度科学技術社会を支える研究者・技術者を育成することを目的としている。 なお、評価基準は下記の「成績表方法および基準」に100点満点の割合で記載しているが、発表会への遅刻は3点、また、卒業論文・要旨の提出期限遅れは10点の減点とする。 卒業研 究発表会でのプレゼンテーションの不備、卒業論文の不備があった場合は再発表、再提出を行う。いずれの場合も6点の減点を行うので、十分な準備と真摯な態度を以て研究を実施し発 表に臨むこと。 所属研究室より、年間350時間以上の学習時間を提供・保証する。卒業研究の実施日程は研究室ごとに定める。毎週4コマ(6時間)のコアタイムを設け、1年に亘り30週実施する(合計 180時間)。コアタイムにおいて、指導教員に進展状況報告を行い、コアタイム以外に取り組むべき課題の指示を受ける。他の授業と重なり合う時間以外は卒業研究に従事することを求める。 リモートセンシング工学研究室では、主に以下の研究課題を以下の概略スケジュールに従って実施する。当研究室では、関連の大学や企業との共同研究を積極的に行っており、また野 外観測も実施しているので、外部に出かけて実験や観測に携わったり、関連研究者らと議論を行う機会もある。 1.電力・通信設備の保守・保全を目的としたレーダ技術の利活用 能動的および受動的レーダ装置により積乱雲や雷放電を可視化する野外観測を行い、電力・通信設備の保守・保全のための利活用を提案する。 4月~ 6月 文献調査、レーダ技術の基礎学習 7月~ 10月 プログラミング、データ解析、評価 11月~ 1月 解析データの統計処理、典型的現象の事例解析、中間発表(研究室内、または他大学等と合同) 1月 卒業論文題目の決定、目次作成、執筆 2月 卒業研究要旨の作成、卒業論文の提出、卒業研究発表会でのプレゼンテーション 2.人工衛星・国際宇宙ステーションからの雷観測データの解析 人工衛星等に搭載されている電磁波センサによる地球環境(雷放電)観測のデータを解析し、気象や気候に関する特徴量を抽出する。なお、国際宇宙ステーション(ISS)において実施 中のスプライトおよび雷放電の高速撮像センサ(JEM-GLIMSミッション)では、VHF干渉計データ解析の責任機関となっている。 4月~ 6月 文献調査、データ解析手法の習得 7月~ 10月 プログラミング、データ解析、評価 11月~ 1月 解析データの統計処理、モデル化、中間発表(研究室内、または他大学等と合同) 1月 卒業論文題目の決定、目次作成、執筆 2月 卒業研究要旨の作成、卒業論文の提出、卒業研究発表会でのプレゼンテーション 3.電磁波伝搬特性に関する観測とシミュレーション 放送電波放送電波等の人工電波をモニタリングし、その受信状況の変動から、伝搬経路上の大気に関する情報を得る。 4月~ 6月 文献調査、基礎学習 7月~ 10月 プログラミング、観測、データ解析手法の習得 11月~ 1月 事例解析、評価、中間発表(研究室内、または他大学等と合同) 1月 卒業論文題目の決定、目次作成、執筆 2月 卒業研究要旨の作成、卒業論文の提出、卒業研究発表会でのプレゼンテーション ■学習・教育目標および到達目標 原則として、卒業研究ゼミナールで配属された研究室に引き続き所属し、4学年進級時から1年間に亘り課題に取組み、その成果を発表する。卒業研究の実施時間は、所属研究室より、 年間350時間が提供・保証される。 この科目の単位修得により、受講生は少なくとも以下の項目の知識と能力を身につける。 1.環境、経済、安全性等、定められた制限下で課題を実行することができる 2.指導者と課題全般について討議することができる 3.目標に対して自ら情報収集し、実施計画をたてることができる 4.計画遂行時における問題点の発見およびその修正を行うことができる 5.計画を実行し、結果を報告書ならびに口頭発表で適切に表現することができる この科目の単位修得は電気電子工学科 エレクトロニクス・情報通信コースで設定した学習・教育到達目標E、FおよびCの達成に主体的に関与している。 ■授業時間外に必要な学修 「研究室で実施するゼミ、発表会について、事前に文献やインターネットを使って情報を収集し、内容を十分に吟味して理解すること」 「図書館の書籍、学会誌、学術文献を数多く読み、理解を深めること」 ■教科書 特に指定しない。 ■参考文献 参考になる書籍、情報、資料などを自分で探すことが求められる。 情報収集のためのツールは各研究室に整備されている。 ■関連科目 理工学部で開講する全ての科目 ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 研究時間:350時間に対する割合 40% 研究態度:評価項目「自主性・積極性、実行力、計画性・企画能力、協調性・指導力」20% 研究の成果:評価項目「理解度・問題解決能力、知識・技能の向上、研究の創意の程度、研究の進展」20% 卒業論文と発表会:評価項目「卒業論文、発表会(発表形式とスライド、発表態度と質疑応答)」20% ■授業評価アンケート実施方法 前期開講科目は7月頃、後期開講科目は12 ~ 1月頃に実施します。 ■研究室・E-mailアドレス 31号館3階 森本准教授室 [email protected] ■オフィスアワー 卒研コアタイム - 195 - 科目名: 卒業研究 <エレ情・エネ> 英文名: Individual Study for Bachelor Thesis ヤマニシ ヒロクニ 担当者: 山西 イ ト ウ テ ツ オ ハシモト ケ ン ゴ ワカバヤシ ゲ ン イ チ ロ ウ ス ギ ヤ マ ワタル マ ツ ダ ト シ ロ ウ ホリグチ テ ツ オ 弘城・伊藤 哲夫・橋本 憲吾・若林 源一郎・杉山 亘・松田 外志朗・堀口 哲男・ ホウハラ シ ン ヤ 芳原 新也 単 位: 8単位 開講年次: 4年次 開講期: 7セメスター・8セメスター ■授業概要・方法等 卒業研究は学生生活の集大成としての位置付けである。理工学部で開講される基礎科目および電気電子工学科の専門科目の履修成果を基に、各専門分野における理論的・実験的研究能力を身につけながら、自ら積極的に考え、問題解決に取り組む姿勢が要求される。受講生は、 関心のある分野の研究室に所属し、指導教員の下で指導・アドバイスを受けながら、実験・研究計画の立案、実行、文献検索、討論、検討・考察、報告書・論文の書き方、プレゼンテーション等を体験・会得する。 受講生は、各研究室で定められた「卒業研究コアタイム」を通じて指導教員に定期的に課題の進捗状況を報告しなければならない。また、日々の進捗状況を「卒業研究日誌」に記録し、指導教員の確認を受ける。自ら進んで「学ぶ」ことを重要視している科目であり、積極的 な取組みを期待したい。 本科目では、指導教員の指導を通じて、現代の高度科学技術社会を支える研究者・技術者を育成することを目的としている。 所属研究室より、年間350時間以上の学習時間を提供・保証する。卒業研究の実施日程は研究室ごとに定める。毎週4コマ(6時間)のコアタイムを設け、1年に亘り30週実施する(合計180時間)。コアタイムにおいて、指導教員に進展状況報告を行い、コアタイム以外に取り組 むべき課題の指示を受ける。他の授業と重なり合う時間以外は卒業研究に従事することを求める。 原子力研究所では、主に以下の研究課題を以下の概略スケジュールに従って実施する。 【第1研究室】(1.橋本憲吾教授、2.杉山亘准教授) テーマ1:「新型原子炉のための核特性測定法の開発」 近畿大学原子炉および京都大学臨界集合体実験装置を用いて、加速器駆動核変換炉・高速増殖炉のための核特性測定法に関する基礎研究を実施する。 4月~ 5月:文献・資料集めと測定手法の理解・改良 6月~ 10月:実験、データの解析 11月~ 12月:測定手法の有効性評価 1月:卒論執筆 2月:発表資料、要旨作成 テーマ2:「超臨界水に関する研究」 超臨界水は、固体、液体、気体のいずれにも分類されない高温高圧な状態である。この超臨界水を用い燃焼処理では有害な気体を発生する難燃性有機物を分解する研究を実施する。 4月~ 5月:文献および資料収集 6月~ 7月:基礎実験 8月~ 10月:実験 11月~ 12月:データ解析および評価 1月:論文執筆 2月:発表資料、要旨作成 【第2研究室】(若林源一郎准教授、芳原新也講師、堀口哲男講師) テーマ1:「放射線医療の高度化に関する研究」 近年、高エネルギーのX線や粒子線を使った新しい放射線医療技術が実用化され、線量分布測定の高精度化や二次被ばくの影響評価が求められている。本研究では、近畿大学原子炉や外部の加速器施設等を利用して新しい放射線計測技術の開発を行う。 4-7月:基礎知識の学習・文献調査 8-11月:実験・データ解析 12-1月:卒業論文の執筆・発表準備 2月:卒業論文の提出・発表 テーマ2:「原子炉放射線に関する新しい検出器開発及び時系列解析の応用」 今後大きく発展する中性子利用研究に必要とされる新しい検出器を開発し、この性能向上の基礎研究を行なう。また、特色ある原子炉放射線の時系列解析手法を確立し、その応用研究を行う。 テーマ3:「環境放射線量率に関する研究」 環境中の放射線量率を測定・可視化し、地形・地質等との相関に関する研究を行なう。 4月~ 6月:安全教育、放射線に関する学習、文献調査 7月~ 9月:実験周辺機器の使用法の習熟、解析プログラムの使用法の習熟 10月~ 12月:実験装置の使用法の習熟、放射線測定実験・解析、近畿大学原子炉等を用いた実験 1月:卒業論文題目の決定、目次作成、執筆開始 2月:卒業論文要旨の作成、卒業論文の提出、卒業研究発表会でのプレゼンテーション 【第3研究室】(伊藤哲夫教授、山西弘城教授、松田外志朗准教授) テーマ:「環境中の放射性セシウムの移行と除去に関する研究」 2011年3月の原発事故によって放出された放射性セシウムについて、土壌中の分布や植物への移行について測定し解析する。また除染の方法について検討する。 テーマ:「ヒトiPS細胞の分化に与える放射線の影響に関する研究」 4月~ 5月:文献調査、放射線計測と環境放射線に関する学習 6月~ 8月:測定・実験・調査の方法の検討と予備データの取得 9月~ 10月:測定データの解析と継続研究の計画作成、実行 11月~ 12月:中間発表、解析結果を踏まえたデータ取得とまとめ 1月:卒業論文題目の決定、目次作成、論文執筆、卒業研究要旨の作成 2月:卒業論文の提出、卒業研究発表会でのプレゼンテーション ■学習・教育目標および到達目標 原則として、卒業研究ゼミナールで配属された研究室に引き続き所属し、4学年進級時から1年間に亘り課題に取組み、その成果を発表する。卒業研究の実施時間は、所属研究室より、年間350時間が提供・保証される。 この科目の単位修得により、受講生は少なくとも以下の項目の知識と能力を身につける。 1.環境、経済、安全性等、定められた制限下で課題を実行することができる 2.指導者と課題全般について討議することができる 3.目標に対して自ら情報収集し、実施計画をたてることができる 4.計画遂行時における問題点の発見およびその修正を行うことができる 5.計画を実行し、結果を報告書ならびに口頭発表で適切に表現することができる この科目の単位修得は電気電子工学科エレクトロニクス・情報通信コースで設定した学習・教育到達目標E、FおよびCの達成に主体的に関与している。 ■授業時間外に必要な学修 各自が研究内容に応じて、必要だと判断した学修を自発的に行うこと。 ■教科書 特に指定しない。 ■参考文献 参考になる書籍、情報、資料などを自分で探すことが求められる。 情報収集のためのツールは各研究室に整備されている。 ■関連科目 理工学部で開講する全ての科目 ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 所属研究室で提供される学習時間 40% 研究態度 20% 研究の成果 20% 卒業論文と発表会 20% ■授業評価アンケート実施方法 前期開講科目は7月頃、後期開講科目は12 ~ 1月頃に実施します。 ■研究室・E-mailアドレス 原子力研究所第1研究室: 橋本憲吾、22号館3階、[email protected] 杉山亘、22号館5階、[email protected] 原子力研究所第2研究室: 若林源一郎、22号館2階、[email protected] 芳原新也、22号館4階、[email protected] 堀口哲男、22号館4階、[email protected] 原子力研究所第3研究室: 伊藤哲夫、22号館1階、[email protected] 山西弘城、22号館3階、[email protected] 松田外志朗、原子力研究所管理棟2階、[email protected] ■オフィスアワー 別途、電気電子工学科教員の「オフィスアワー一覧表」を配布・掲示する - 196 - 科目名: 卒業研究 <エレ情・エネ> 英文名: Individual Study for Bachelor Thesis スガハラ 担当者: 菅原 ケ ン ゴ 賢悟 単 位: 8単位 開講年次: 4年次 開講期: 7セメスター・8セメスター ■授業概要・方法等 卒業研究は学生生活の集大成としての位置付けである。理工学部で開講される基礎科目および電気電子工学科の専門科目の履修成果を基に、各専門分野にお ける理論的・実験的研究能力を身につけながら、自ら積極的に考え、問題解決に取り組む姿勢が要求される。受講生は、関心のある分野の研究室に所属し、指 導教員の下で指導・アドバイスを受けながら、実験・研究計画の立案、実行、文献検索、討論、検討・考察、報告書・論文の書き方、プレゼンテーション等を 体験・会得する。 受講生は、各研究室で定められた「卒業研究コアタイム」を通じて指導教員に定期的に課題の進捗状況を報告しなければならない。また、日々の進捗状況を 「卒業研究日誌」に記録し、指導教員の確認を受ける。自ら進んで「学ぶ」ことを重要視している科目であり、積極的な取組みを期待したい。 本科目では、指導教員の指導を通じて、現代の高度科学技術社会を支える研究者・技術者を育成することを目的としている。 なお、評価基準は下記の「成績表方法および基準」に100点満点の割合で記載しているが、発表会への遅刻は-3点、また、卒業論文・要旨の提出期限遅れは -10点の減点とする。 卒業研究発表会でのプレゼンテーションの不備、卒業論文の不備があった場合は再発表、再提出を行う。いずれの場合も-6点の減点を行 うので十分な準備と真摯な態度を以て研究を実施し発表に臨むこと。 所属研究室より、年間350時間以上の学習時間を提供・保証する。卒業研究の実施日程は研究室ごとに定める。毎週4コマ(6時間)のコアタイムを設け、1 年に亘り30週実施する(合計180時間)。コアタイムにおいて、指導教員に進展状況報告を行い、コアタイム以外に取り組むべき課題の指示を受ける。他の授業 と重なり合う時間以外は卒業研究に従事することを求める。 電磁界応用研究室(菅原講師)では、主に以下の研究課題を以下の概略スケジュールに従って実施する。 1. 無線給電システムに対する特性向上に関する研究 2. 電磁鋼板の特性改善に関する研究 3. FEMTETを用いた有限要素法に関する研究 4月~ 5月 安全教育、技術文献調査 6月~ 7月 電磁界解析技術の概要、汎用S/Wの原理・使用法・モデリングに関する知識獲得、例題実施、および実験・研究計画の立案 8月~ 12月 無線給電システムの特性向上のために要求されるシステム検討の実施,詳細検討のための電磁界解析検討の実施、同検証実験の実施・考察、中間 発表(研究室内) 1月 卒業論文題目の決定、目次作成、執筆開始 2月 卒業研究要旨の作成、卒業論文の提出、卒業研究発表会でのプレゼンテーション ■学習・教育目標および到達目標 原則として、卒業研究ゼミナールで配属された研究室に引き続き所属し、4学年進級時から1年間に亘り課題に取組み、その成果を発表する。卒業研究の実 施時間は、所属研究室より、年間350時間が提供・保証される。 この科目の単位修得により、受講生は少なくとも以下の項目の知識と能力を身につける。 1.環境、経済、安全性等、定められた制限下で課題を実行することができる 2.指導者と課題全般について討議することができる 3.目標に対して自ら情報収集し、実施計画をたてることができる 4.計画遂行時における問題点の発見およびその修正を行うことができる 5.計画を実行し、結果を報告書ならびに口頭発表で適切に表現することができる この科目の単位修得は電気電子工学科エレクトロニクス・情報通信コースで設定した学習・教育到達目標E、FおよびCの達成に主体的に関与している。 ■授業時間外に必要な学修 研究課題に関する事項について各自が学修を行いその結果特に不明点や理解不可能であった点等についてはノートに纏めて置き、次回のコアタイムにおいて担 当教員に質問し、内容の理解を深めるようにするという形で卒業研究の充実化を図る。 ■教科書 テーマ毎に異なるため特に指定しない。 ■参考文献 参考になる書籍、情報、資料などを自分で探すことが求められる。 情報収集のためのツールは各研究室に整備されている。 ■関連科目 理工学部で開講する全ての科目 ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 研究時間:350時間に対する割合 40% 研究態度:評価項目「自主性・積極性、実行力、計画性・企画能力、協調性・指導 20% 研究の成果:評価項目「理解度・問題解決能力、知識・技能の向上、研究の創意の程 20% 卒業論文と発表会:評価項目「卒業論文、発表会(発表形式とスライド、発表態度と 20% ■授業評価アンケート実施方法 第13回もしくは14回目の授業開始直後に10分程度の時間をかけて実施する。 ■研究室・E-mailアドレス 31号館2F 菅原講師室&電磁気応用研究室 [email protected] ■オフィスアワー 木曜日13:00 ~ 15:00(通年) - 197 - 科目名: 卒業研究 <エレ情・エネ> 英文名: Individual Study for Bachelor Thesis アリトモ ヨシヒロ 担当者: 有友 嘉浩 単 位: 8単位 開講年次: 4年次 開講期: 7セメスター・8セメスター ■授業概要・方法等 卒業研究は学生生活の集大成としての位置付けである。理工学部で開講される基礎科目および電気電子工学科の専門科目の履修成果を基に、各専門分野における理論的・実験的研究能 力を身につけながら、自ら積極的に考え、問題解決に取り組む姿勢が要求される。受講生は、関心のある分野の研究室に所属し、指導教員の下で指導・アドバイスを受けながら、実験・ 研究計画の立案、実行、文献検索、討論、検討・考察、報告書・論文の書き方、プレゼンテーション等を体験・会得する。 受講生は、各研究室で定められた「卒業研究コアタイム」を通じて指導教員に定期的に課題の進捗状況を報告しなければならない。また、日々の進捗状況を「卒業研究日誌」に記録し、 指導教員の確認を受ける。自ら進んで「学ぶ」ことを重要視している科目であり、積極的な取組みを期待したい。 本科目では、指導教員の指導を通じて、現代の高度科学技術社会を支える研究者・技術者を育成することを目的としている。 なお、評価基準は下記の「成績表方法および基準」に100点満点の割合で記載しているが、発表会への遅刻は-3点、また、卒業論文・要旨の提出期限遅れは-10点の減点とする。 卒 業研究発表会でのプレゼンテーションの不備、卒業論文の不備があった場合は再発表、再提出を行う。いずれの場合も-6点の減点を行うので、十分な準備と真摯な態度を以て研究を実施 し発表に臨むこと。 所属研究室より、年間350時間以上の学習時間を提供・保証する。卒業研究の実施日程は研究室ごとに定める。毎週4コマ(6時間)のコアタイムを設け、1年に亘り30週実施する(合計 180時間)。コアタイムにおいて、指導教員に進展状況報告を行い、コアタイム以外に取り組むべき課題の指示を受ける。他の授業と重なり合う時間以外は卒業研究に従事することを求める。 核反応エネルギー研究室では、主に以下の研究課題を以下の概略スケジュールに従って実施する。 1.核分裂反応の動力学的計算 ウランやプルトニウムなど原子炉で使われる核燃料に対し、核分裂過程を動力学模型で記述する。計算値と実験値を比較し計算コードの精度を向上させ実用化する。 4月~ 6月 文献調査、数値計算および計算処理の勉強 6月~ 7月 動力学模型を用いた数値計算処理の習得 8月~ 12月 核分裂過程を記述する数値計算および計算結果の解析・考察、中間発表(研究室内) 1月 卒業論文題目の決定、目次作成、執筆開始 2月 卒業研究要旨の作成、卒業論文の提出、卒業研究発表会でのプレゼンテーション 2.超重元素合成に関する理論的研究 未知の元素を合成するため、その成功の可能性についてコンピュータを用いて計算を行う。日本および海外で計画されている実験に理論的助言を与えられるよう、計算結果を分析する。 4月~ 6月 文献調査、数値計算および計算処理の勉強 6月~ 7月 コードを用いて数値計算処理を習得 8月~ 12月 未知の元素の合成確率の数値計算を行う。計算結果についての解析および考察、中間発表(研究室内) 1月 卒業論文題目の決定、目次作成、執筆開始 2月 卒業研究要旨の作成、卒業論文の提出、卒業研究発表会でのプレゼンテーション 3.融合核分裂反応の実験結果の解析 日本原子力研究開発機構の実験グループと共同で、原子力機構で行われる融合分裂反応の実験に参加、及び実験値の理論的解析を行う。 4月~ 6月 文献調査、数値計算および計算処理の勉強 6月~ 7月 コードを用いた数値計算処理の習得 8月~ 12月 取得された実験データをコンピュータを用いて理論的に解析。計算結果の考察、中間発表(研究室内) 1月 卒業論文題目の決定、目次作成、執筆開始 2月 卒業研究要旨の作成、卒業論文の提出、卒業研究発表会でのプレゼンテーション ■学習・教育目標および到達目標 原則として、卒業研究ゼミナールで配属された研究室に引き続き所属し、4学年進級時から1年間に亘り課題に取組み、その成果を発表する。卒業研究の実施時間は、所属研究室より、 年間350時間が提供・保証される。 この科目の単位修得により、受講生は少なくとも以下の項目の知識と能力を身につける。 1.環境、経済、安全性等、定められた制限下で課題を実行することができる 2.指導者と課題全般について討議することができる 3.目標に対して自ら情報収集し、実施計画をたてることができる 4.計画遂行時における問題点の発見およびその修正を行うことができる 5.計画を実行し、結果を報告書ならびに口頭発表で適切に表現することができる この科目の単位修得は電気電子工学科エレクトロニクス・情報通信コースで設定した学習・教育目標E、FおよびCの達成に主体的に関与している。 ■授業時間外に必要な学修 研究テーマの現状を参考文献等で調べ理解しておくこと。卒業研究ノートを作り、研究計画、文献から得られた知識のまとめ、数値計算の進行状況、計算結果、考察等を記録しておくこ と。数値計算を行う場合FORTRANおよびUNIXの知識があることが望ましい。 ■教科書 特に指定しない。 ■参考文献 参考になる書籍、情報、資料などを自分で探すことが求められる。 情報収集のためのツールは各研究室に整備されている。 ■関連科目 理工学部で開講する全ての科目 ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 研究時間:350時間に対する割合 40% 研究態度:評価項目「自主性・積極性、実行力、計画性・企画能力、協調性・指導 力」 20% 研究の成果:評価項目「理解度・問題解決能力、知識・技能の向上、研究の創意の程 度、研究の進展」 20% 卒業論文と発表会:評価項目「卒業論文、発表会(発表形式とスライド、発表態度と 質疑応答)」 20% ■授業評価アンケート実施方法 理工学部実施規定に準拠して行う ■研究室・E-mailアドレス 31号館3F 有友准教授室、核反応エネルギー研究室 [email protected] ■オフィスアワー 木曜日4限、5限 - 198 - 科目名: 卒業研究 <エレ情・エネ> 英文名: Individual Study for Bachelor Thesis タ ナ カ 担当者: 田中 セ ン ク 仙君 単 位: 8単位 開講年次: 4年次 開講期: 7セメスター・8セメスター ■授業概要・方法等 卒業研究は学生生活の集大成としての位置付けである。理工学部で開講される基礎科目および電気電子工学科の専門科目の履修成果を基に、各専門分野にお ける理論的・実験的研究能力を身につけながら、自ら積極的に考え、問題解決に取り組む姿勢が要求される。受講生は、関心のある分野の研究室に所属し、指 導教員の下で指導・アドバイスを受けながら、実験・研究計画の立案、実行、文献検索、討論、検討・考察、報告書・論文の書き方、プレゼンテーション等を 体験・会得する。 受講生は、各研究室で定められた「卒業研究コアタイム」を通じて指導教員に定期的に課題の進捗状況を報告しなければならない。また、日々の進捗状況を 「卒業研究日誌」に記録し、指導教員の確認を受ける。自ら進んで「学ぶ」ことを重要視している科目であり、積極的な取組みを期待したい。 本科目では、指導教員の指導を通じて、現代の高度科学技術社会を支える研究者・技術者を育成することを目的としている。 なお、評価基準は下記の「成績表方法および基準」に100点満点の割合で記載しているが、発表会への遅刻は-3点、また、卒業論文・要旨の提出期限遅れは -10点の減点とする。 卒業研究発表会でのプレゼンテーションの不備、卒業論文の不備があった場合は再発表、再提出を行う。いずれの場合も-6点の減点を行 うので、十分な準備と真摯な態度を以て研究を実施し発表に臨むこと。 所属研究室より、年間350時間以上の学習時間を提供・保証する。卒業研究の実施日程は研究室ごとに定める。毎週4コマ(6時間)のコアタイムを設け、1 年に亘り30週実施する(合計180時間)。コアタイムにおいて、指導教員に進展状況報告を行い、コアタイム以外に取り組むべき課題の指示を受ける。他の授業 と重なり合う時間以外は卒業研究に従事することを求める。 当研究室では、主に以下の研究課題を以下の概略スケジュールに従って実施する。 1.有機エレクトロニクスデバイスの作製と評価 有機薄膜太陽電池や有機LED、有機FETの有機/電極界面および有機/有機界面がデバイス動作特性に及ぼす影響を解明することを目的とする。 4~ 5月 安全講習、実験装置の使い方、実験報告書の書き方、文献検索 6~ 8月 素子作製方法と評価方法への習熟、研究テーマの決定 9~12月 各テーマでの素子作製と作製条件による動作特性への影響のデータ蓄積、中間発表(研究室内) 12~ 1月 卒業論文の作成準備、実験結果の整理と考察、追加実験の実施 2月 卒業論文の提出。卒業研究発表会でのプレゼンテーション 2.有機半導体薄膜の電子構造と電子機能特性との相関についての研究 有機半導体薄膜の電子構造はその電気伝導特性やデバイスの動作特性に大きな影響を及ぼすことが知られているが、未解明な部分も多い。有機半導体薄膜の 電子構造についての知識を蓄積し、その電子機能特性への影響についての包括的な理解に結びつけることを目的とする。 4~ 5月 安全講習、実験装置の使い方、実験報告書の書き方、文献検索 6~ 8月 光電子分光法についての学習、基本的な実験、研究テーマの決定 9~12月 各テーマでの実験(場合によっては学外施設を用いた実験)、データ整理、中間発表(研究室内) 12~ 1月 卒業論文の作成準備、実験結果の整理と考察、追加実験の実施 2月 卒業論文の提出、卒業研究発表会でのプレゼンテーション ■学習・教育目標および到達目標 原則として、卒業研究ゼミナールで配属された研究室に引き続き所属し、4学年進級時から1年間に亘り課題に取組み、その成果を発表する。卒業研究の実施 時間は、所属研究室より、年間350時間が提供・保証される。 この科目の単位修得により、受講生は少なくとも以下の項目の知識と能力を身につける。 1.環境、経済、安全性等、定められた制限下で課題を実行することができる。 2.指導者と課題全般について討議することができる。 3.目標に対して自ら情報収集し、実施計画をたてることができる。 4.計画遂行時における問題点の発見およびその修正を行うことができる。 5.計画を実行し、結果を報告書ならびに口頭発表で適切に表現することができる。 この科目の単位修得は電気電子工学科エレクトロニクス・情報通信コースで設定した学習・教育到達目標E、FおよびCの達成に主体的に関与している。 ■授業時間外に必要な学修 卒業研究のテーマに関連する文献などの情報収集。 実験装置・方法についての知識の蓄積。 ■教科書 特に指定しない。 ■参考文献 参考になる書籍、情報、資料などを自分で探すことが求められる。 情報収集のためのツールは各研究室に整備されている。 ■関連科目 理工学部で開講する全ての科目 ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 研究時間:350時間に対する割合 40% 研究態度:評価項目「自主性・積極性、実行力、計画性・企画能力、協調性・指導 20% 研究成果:評価項目「理解度・問題解決能力、知識・技能の向上、研究の創意の程度、研究の進展」20% 卒業論文と発表会:評価項目「卒業論文、発表会(発表形式とスライド、発表態度と質疑応答)」20% ■授業評価アンケート実施方法 前期開講科目は7月頃、後期開講科目は12 ~ 1月頃に実施します。 ■研究室・E-mailアドレス 31号館7階有機エレクトロニクス研究室 [email protected] ■オフィスアワー 水曜日4・5限 他、教員が対応可能な場合は随時。 - 199 - 科目名: 卒業研究 <エレ情・エネ> 英文名: Individual Study for Bachelor Thesis マツタニ タカオミ 担当者: 松谷 貴臣 単 位: 8単位 開講年次: 4年次 開講期: 7セメスター・8セメスター ■授業概要・方法等 卒業研究は学生生活の集大成としての位置付けである。理工学部で開講される基礎科目および電気電子工学科の専門科目の履修成果を基に、各専門分野における理論的・実験的研究能 力を身につけながら、自ら積極的に考え、問題解決に取り組む姿勢が要求される。受講生は、関心のある分野の研究室に所属し、指導教員の下で指導・アドバイスを受けながら、実験・ 研究計画の立案、実行、文献検索、討論、検討・考察、報告書・論文の書き方、プレゼンテーション等を体験・会得する。 受講生は、各研究室で定められた「卒業研究コアタイム」を通じて指導教員に定期的に課題の進捗状況を報告しなければならない。また、日々の進捗状況を「卒業研究日誌」に記録し、 指導教員の確認を受ける。自ら進んで「学ぶ」ことを重要視している科目であり、積極的な取組みを期待したい。 本科目では、指導教員の指導を通じて、現代の高度科学技術社会を支える研究者・技術者を育成することを目的としている。 なお、評価基準は下記の「成績表方法および基準」に100点満点の割合で記載しているが、発表会への遅刻は-3点、また、卒業論文・要旨の提出期限遅れは-10点の減点とする。 卒 業研究発表会でのプレゼンテーションの不備、卒業論文の不備があった場合は再発表、再提出を行う。いずれの場合も-6点の減点を行うので、十分な準備と真摯な態度を以て研究を実施 し発表に臨むこと。 所属研究室より、年間350時間以上の学習時間を提供・保証する。卒業研究の実施日程は研究室ごとに定める。毎週4コマ(6時間)のコアタイムを設け、1年に亘り30週実施する(合 計180時間)。コアタイムにおいて、指導教員に進展状況報告を行い、コアタイム以外に取り組むべき課題の指示を受ける。他の授業と重なり合う時間以外は卒業研究に従事することを求 める。 材料プロセス工学研究室では、主に以下の研究課題を以下の概略スケジュールに従って実施する。 1.高輝度電子源開発に関する研究 タングステン線表面に各種電子源材料を付加し,それらの特性を測定・評価する。 4月~ 5月 安全教育、文献調査、電子源に関する勉強 6月~ 7月 各種分析装置,真空機器の取り扱い方法習得、実験・研究計画の立案 8月~ 12月 電子源の作成および評価実験の実施、分析・考察、中間発表(研究室内) 1月 卒業論文題目の決定、目次作成、執筆開始 2月 卒業研究要旨の作成、卒業論文の提出、卒業研究発表会でのプレゼンテーション 2.高輝度X線源開発に関する研究 導電性を有する窒化アルミニウム薄膜を作成しX線源の特性評価を行う。 4月~ 5月 安全教育、文献調査、X線の発生メカニズムに関する勉強 6月~ 7月 各種分析装置,真空機器の取り扱い方法習得、実験・研究計画の立案 8月~ 12月 AlN薄膜の製作、X線特性評価・考察、中間発表(研究室内) 1月 卒業論文題目の決定、目次作成、執筆開始 2月 卒業研究要旨の作成、卒業論文の提出、卒業研究発表会でのプレゼンテーション 3.大気圧下で行えるイオン分光分析装置の開発 大気中に含まれる塩分や微生物の分析を行う。 4月~ 5月 安全教育、文献調査、質量分析,イオン分光法の勉強 6月~ 7月 紫外光源の取り扱い方法習得、実験・研究計画の立案 8月~ 12月 光電離した物質のTOF測定の実施・考察、中間発表(研究室内) 1月 卒業論文題目の決定、目次作成、執筆開始 2月 卒業研究要旨の作成、卒業論文の提出、卒業研究発表会でのプレゼンテーション ■学習・教育目標および到達目標 原則として、卒業研究ゼミナールで配属された研究室に引き続き所属し、4学年進級時から1年間に亘り課題に取組み、その成果を発表する。卒業研究の実施時間は、所属研究室より、 年間350時間が提供・保証される。 この科目の単位修得により、受講生は少なくとも以下の項目の知識と能力を身につける。 1.環境、経済、安全性等、定められた制限下で課題を実行することができる 2.指導者と課題全般について討議することができる 3.目標に対して自ら情報収集し、実施計画をたてることができる 4.計画遂行時における問題点の発見およびその修正を行うことができる 5.計画を実行し、結果を報告書ならびに口頭発表で適切に表現することができる この科目の単位修得は電気電子工学科エレクトロニクス・情報通信コースで設定した学習・教育到達目標で設定した学習・教育目標E、FおよびCの達成に主体的に関与している。 ■授業時間外に必要な学修 卒業研究テーマに関連する項目について日ごろから興味を持ち、問題点を見出すこと ■教科書 特に指定しない。 ■参考文献 参考になる書籍、情報、資料などを自分で探すことが求められる。 情報収集のためのツールは各研究室に整備されている。 ■関連科目 理工学部で開講する全ての科目 ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 研究時間:350時間に対する割合 40% 研究態度:評価項目「自主性・積極性、実行力、計画性・企画能力、協調性・指導力」20% 研究の成果:評価項目「理解度・問題解決能力、知識・技能の向上、研究の創意の程度、研究の進展」20% 卒業論文と発表会:評価項目「卒業論文、発表会(発表形式とスライド、発表態度と質疑応答)」20% ■授業評価アンケート実施方法 期末に学生授業アンケートにより実施する ■研究室・E-mailアドレス 材料プロセス工学研究室 [email protected] ■オフィスアワー 火曜日5限目,金曜日4限目 - 200 - 科目名: 卒業研究 <エレ情・エネ> 英文名: Individual Study for Bachelor Thesis オオツカ テッペイ 担当者: 大塚 哲平 単 位: 8単位 開講年次: 4年次 開講期: 7セメスター・8セメスター ■授業概要・方法等 卒業研究は学生生活の集大成としての位置付けである。理工学部で開講される基礎科目および電気電子工学科の専門科目の履修成果を基に、各専門分野における理論的・ 実験的研究能力を身につけながら、自ら積極的に考え、問題解決に取り組む姿勢が要求される。受講生は、関心のある分野の研究室に所属し、指導教員の下で指導・アド バイスを受けながら、実験・研究計画の立案、実行、文献検索、討論、検討・考察、報告書・論文の書き方、プレゼンテーション等を体験・会得する。 受講生は、各研究室で定められた「卒業研究コアタイム」を通じて指導教員に定期的に課題の進捗状況を報告しなければならない。また、日々の進捗状況を「卒業研究日誌」 に記録し、指導教員の確認を受ける。自ら進んで「学ぶ」ことを重要視している科目であり、積極的な取組みを期待したい。 本科目では、指導教員の指導を通じて、現代の高度科学技術社会を支える研究者・技術者を育成することを目的としている。 なお、評価基準は下記の「成績表方法および基準」に100点満点の割合で記載しているが、発表会への遅刻は-3点、また、卒業論文・要旨の提出期限遅れは-10点の減 点とする。卒業研究発表会でのプレゼンテーションの不備、卒業論文の不備があった場合は再発表、再提出を行う。いずれの場合も-6点の減点を行うので、十分な準備と真 摯な態度を以て研究を実施し発表に臨むこと。 所属研究室より、年間350時間以上の学習時間を提供・保証する。卒業研究の実施日程は研究室ごとに定める。毎週4コマ(6時間)のコアタイムを設け、1年に亘り30週 実施する(合計180時間)。コアタイムにおいて、指導教員に進展状況報告を行い、コアタイム以外に取り組むべき課題の指示を受ける。他の授業と重なり合う時間以外は 卒業研究に従事することを求める。 エネルギー・環境材料学研究室では、材料中の水素や放射性物質を安全に閉じ込めておくための材料開発、およびそれらの輸送および放出現象を解明するための実験お よびシミュレーション研究を行う。これを遂行するため、各種実験方法の基礎知識を習得し、併せてこの分野における世界の研究の進捗に関する情報を収集し、卒業論文 作成に役立てる。 エネルギー・環境材料学研究室では、主に次の2つの研究課題についてそれぞれの概略スケジュールに従って実施する。 1.材料中の水素同位体の輸送メカニズムの解明 検出しやすい重水素や三重水素(放射性)を利用することにより、生体環境、地層処分環境、水素エネルギーや核融合・原子力エネルギー環境などで利用が想定されて いる材料中の水素の透過・放出試験を行う。また、材料中の水素輸送(拡散・捕獲)モデルを構築し、材料中の水素輸送パラメーター(水素拡散係数・溶解度)を利用す ることにより、コンピューターシミュレーション(数値解析)により構築モデルと実験結果を評価する。 4月~ 6月 安全教育、文献調査、実験装置使用法の習熟 6月~ 8月 装置の改造、予備実験、コンピューターシミュレーション 9月~ 1月 水素透過・放出試験 1月 卒業論文題目の決定、卒業論文の作成、卒業研究要旨の作成 2月 卒業論文の提出、卒業研究発表会でのプレゼンテーション 2.材料中の放射性物質の閉じ込め技術の開発 エネルギー・環境材料中に含まれる微量元素が濃度勾配、応力勾配、電位勾配、熱勾配に駆動されて輸送されることを利用し、材料中に放射性物質を安全に閉じ込めて おくための制御技術の開発を行う。この際、材料内部の放射性物質の深さ分布を定量し、それらの分布が上記の駆動力の負荷によってどのように変化するのかを調べるこ とにより、各駆動力による材料中の水素輸送パラメーター(水素拡散係数、輸送熱、有効電荷など)を評価する。 4月~ 6月 安全教育、文献調査、実験装置使用法の習熟 6月~ 8月 装置の改造、予備実験、コンピューターシミュレーション 9月~ 1月 材料内部の放射性物質の深さ分布測定 1月 卒業論文題目の決定、卒業論文の作成、卒業研究要旨の作成 2月 卒業論文の提出、卒業研究発表会でのプレゼンテーション ■学習・教育目標および到達目標 日本語・英語の読解力を磨き、自ら問題点を見つけ、それを解決する手段を考え実行し、これらの成果をまとめ・発表する能力を養う。これにより、研究能力、優れた プレゼンテーション能力を持つ人間性豊かな技術者となることを目標とする。 この科目の単位修得により、受講生は少なくとも下記の項目の知識と能力を身に付ける。 1.与えられた課題の価値を理解する 2.指導者と課題全般について討議できる 3.目標に対して自ら情報収集し、計画をたてることができる 4.計画遂行時の問題点の発見と修正を行うことができる 5.計画を実行し、口頭発表または報告書で表現できる この科目の単位修得は電気電子工学科エレクトロニクス・情報通信コースで設定した学習・教育到達目標E、FおよびCの達成に主体的に関与している。 ■授業時間外に必要な学修 ・真空ポンプや真空圧力計の原理や、真空装置の構成部品の仕組みに関して積極的に学んでほしい。 ・化学物質や放射性物質の取扱いに関する学習を行うことが望ましい。 ■教科書 特に指定しない。 ■参考文献 参考になる書籍、情報、資料などを自分で探すことが求められる。情報収集のためのツールは各研究室に整備されている。 ■関連科目 理工学部で開講する全ての科目 ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 研究時間:350時間に対する割合 40% 研究態度:評価項目「自主性・積極性、実行力、計画性・企画能力、協調性・指導力」20% 研究成果:評価項目「理解度・問題解決能力、知識・技能の向上、研究の創意の程度、研究の進展」20% 卒業論文と発表会:評価項目「卒業論文、発表会(発表形式とスライド、発表態度と質疑応答)」20% ■授業評価アンケート実施方法 理工学部実施規定に準拠して行う。 ■研究室・E-mailアドレス エネルギー・環境材料工学研究室(31号館 2階) ■オフィスアワー 月曜日4次限、木曜日5次限 - 201 - 科目名: 卒業研究 <エレ情・エネ> 英文名: Individual Study for Bachelor Thesis ヨ シ ダ 担当者: 吉田 シュウヘイ 周平 単 位: 8単位 開講年次: 4年次 開講期: 7セメスター・8セメスター ■授業概要・方法等 卒業研究は学生生活の集大成としての位置付けである。理工学部で開講される基礎科目および電気電子工学科の専門科目の履修成果を基に、各専門分野にお ける理論的・実験的研究能力を身につけながら、自ら積極的に考え、問題解決に取り組む姿勢が要求される。受講生は、関心のある分野の研究室に所属し、指 導教員の下で指導・アドバイスを受けながら、実験・研究計画の立案、実行、文献検索、討論、検討・考察、報告書・論文の書き方、プレゼンテーション等を 体験・会得する。 受講生は、各研究室で定められた「卒業研究コアタイム」を通じて指導教員に定期的に課題の進捗状況を報告しなければならない。また、日々の進捗状況を 「卒業研究日誌」に記録し、指導教員の確認を受ける。自ら進んで「学ぶ」ことを重要視している科目であり、積極的な取組みを期待したい。 本科目では、指導教員の指導を通じて、現代の高度科学技術社会を支える研究者・技術者を育成することを目的としている。 なお、評価基準は下記の「成績表方法および基準」に100点満点の割合で記載しているが、発表会への遅刻は-3点、また、卒業論文・要旨の提出期限遅れは -10点の減点とする。 卒業研究発表会でのプレゼンテーションの不備、卒業論文の不備があった場合は再発表、再提出を行う。いずれの場合も-6点の減点を行 うので、十分な準備と真摯な態度を以て研究を実施し発表に臨むこと。 所属研究室より、年間350時間以上の学習時間を提供・保証する。卒業研究の実施日程は研究室ごとに定める。毎週4コマ(6時間)のコアタイムを設け、1 年に亘り30週実施する(合計180時間)。コアタイムにおいて、指導教員に進展状況報告を行い、コアタイム以外に取り組むべき課題の指示を受ける。他の授業 と重なり合う時間以外は卒業研究に従事することを求める。 フォトニクス工学研究室では、主に以下の研究課題を以下の概略スケジュールに従って実施する。 1.次世代光メモリシステムに関する研究 ホログラフィーの原理を利用した次世代の光メモリシステムの開発を目的として、記録再生光学系を構築して性能評価を行う。 4月~ 5月 安全教育、文献調査、光学の基礎の学習 6月~ 7月 光学機器の使用方法の習得、光学系の構築 8月~ 12月 記録再生実験、性能評価、光学系の改良 1月 卒業論文の題目決定、目次作成、執筆開始。卒業研究要旨の作成 2月 卒業論文の提出。卒業研究発表会でのプレゼンテーション 2.光学シミュレーションに関する研究 次世代光メモリシステムのトレランス評価や回折光学素子の設計等に必要となるシミュレーション技術基盤の構築を目的として、光学に関する数値計算手法 を開発する。 4月~ 5月 文献調査、光学の基礎の学習、数値計算プログラミングの学習 6月~ 8月 光学系のモデリング、シミュレーションプログラムの作成 9月~ 12月 シミュレーション結果の解析、シミュレーションプログラムの改良 1月 卒業論文の題目決定、目次作成、執筆開始。卒業研究要旨の作成 2月 卒業論文の提出。卒業研究発表会でのプレゼンテーション ■学習・教育目標および到達目標 原則として、卒業研究ゼミナールで配属された研究室に引き続き所属し、4学年進級時から1年間に亘り課題に取組み、その成果を発表する。卒業研究の実 施時間は、所属研究室より、年間350時間が提供・保証される。 この科目の単位修得により、受講生は少なくとも以下の項目の知識と能力を身につける。 1.環境、経済、安全性等、定められた制限下で課題を実行することができる 2.指導者と課題全般について討議することができる 3.目標に対して自ら情報収集し、実施計画をたてることができる 4.計画遂行時における問題点の発見およびその修正を行うことができる 5.計画を実行し、結果を報告書ならびに口頭発表で適切に表現することができる この科目の単位修得は電気電子工学科エレクトロニクス・情報通信コースで設定した学習・教育到達目標E、FおよびCの達成に主体的に関与している。 ■授業時間外に必要な学修 実験ノートの書き方、文献の調べ方・集め方を身に付けておく必要があります。また、光学とプログラミングに関して、必要に応じてレポートを課すことがあ ります。 ■教科書 特に指定しない。 ■参考文献 参考になる書籍、情報、資料などを自分で探すことが求められる。 情報収集のためのツールは各研究室に整備されている。 ■関連科目 理工学部で開講する全ての科目 ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 研究時間:350時間に対する割合 40% 研究態度:評価項目「自主性・積極性、実行力、計画性・企画能力、協調性・指導力」20% 研究成果:評価項目「理解度・問題解決能力、知識・技能の向上、研究の創意の程度、研究の進展」20% 卒業論文と発表会:評価項目「卒業論文、発表会(発表形式とスライド、発表態度と質疑応答)」20% ■授業評価アンケート実施方法 前期開講科目は7月頃、後期開講科目は12 ~ 1月頃に実施します。 ■研究室・E-mailアドレス フォトニクス工学研究室 ■オフィスアワー 水曜日:4-5時限 金曜日:4-5時限 - 202 - 科目名: 卒業研究ゼミナール <エレ情・エネ> 英文名: Seminar for Bachelor Thesis モリモト 担当者: 森本 タ ケ シ カ ン ベ タ カ シ ア ツ ミ ヒ サ オ ナ カ ノ ヒ ト シ ハシシン ユウイチ ヨ シ ダ ミノル マ エ ダ ヨシノブ 健志・神戸 尚志・渥美 寿雄・中野 人志・橋新 裕一・吉田 実・前田 佳伸・ マツモト ヨシユキ ノ ガ ミ マサノブ マツタニ タカオミ ユ モ ト マ サ キ タケムラ ユウイチロウ アリトモ ヨシヒロ オオツカ テッペイ 松本 芳幸・野上 雅伸・松谷 貴臣・湯本 真樹・武村 祐一朗・有友 嘉浩・大塚 哲平・ ヤマワキ シゲノブ オ チ ヨ ウ ジ ナカヤマ ケイゾウ タ ナ カ セ ン ク スガハラ ケ ン ゴ ヨ シ ダ シュウヘイ ア マ ノ リョウ タニモト 山脇 重信・越智 洋司・中山 敬三・田中 仙君・菅原 賢悟・吉田 周平・天野 亮・谷本 ヒロカズ ツ ヤ マ ミ ホ イ ト ウ テ ツ オ ハシモト ケ ン ゴ ヤマニシ ヒロクニ ワカバヤシ ゲ ン イ チ ロ ウ ス ギ ヤ マ ワタル マ ツ ダ 浩一・津山 美穂・伊藤 哲夫・橋本 憲吾・山西 弘城・若林 源一郎・杉山 亘・松田 ト シ ロ ウ ホリグチ テ ツ オ ホウハラ シ ン ヤ 外志朗・堀口 哲男・芳原 新也 単 位: 1単位 開講年次: 3年次 開講期: 6セメスター ■授業概要・方法等 本科目は4年生の授業科目である「卒業研究」を行うためのプレゼミナールとして位置づけられる。まず各研究室で行っている研究内容や研究テーマがどのようなものであるかを知り、 次に指定された方法にもとづいて研究室への仮配属が行われる。研究室仮配属後は担当教員の専門領域に応じて、少人数のゼミナール形式により研究テーマや研究方法について体験した り、研究を進めるために必要や基礎知識や技術を学習したりする。4年生で行うべき研究内容に触れ、得られた実験結果のとらえ方や、結果の解析手法などを予備的に知ることにより、 卒業研究をスムースにスタートし、計画的に研究や開発を実行するための基礎を身につける。本科目で初めて専門領域の実践的な技術に触れることになり、専門家として成長していく第 1歩となるであろう。 研究室への配属方法については、第1回の講義時間中に連絡する。研究室担当者の専門領域は、研究室の研究テーマとしてWebページや資料などで公開されているので、あらかじめ 検討しておくこと。また、講義時間外に情報収集のため各研究室を訪問する時間を設定するので、これらの機会も積極的に活用すること。 研究への取り組み姿勢に60%、研究分野の達成度合いに40%の割合で評価される。詳細な基準を以下に示す。 (1)全てのゼミに出席し、課題に対して積極的に取り組んだ場合に60点を与える。 (2)研究分野の取り組みに関して加点式で最大40点を加点する 。 (3)欠席は一回10点、遅刻は一回5点、レポートや発表などの期日遅れは5点の減点となる。また、各研究室で設定される課題の未提出や未発表などがある場合は成績評価の対象としない。 先述のように、本科目は成績評価だけではなく研究室への配属や卒業研究のスタートアップ として重要な位置づけとなるので、特に欠席しないようにすること。 第1回 学習教育目標との関連説明、ガイダンスと導入講義(1) 第2回 導入講義(2) 第3回 導入講義(3) 第4回 導入講義(4) 第5回 少人数講義・実習(1) 第6回 少人数講義・実習(2) 第7回 少人数講義・実習(3) 第8回 少人数講義・実習(4) 第9回 少人数講義・実習(5) 第10回 少人数講義・実習(6) 第11回 少人数講義・実習(7) 第12回 少人数講義・実習(8) 第13回 少人数講義・実習(9) 第14回 少人数講義・実習(10) 第15回 少人数講義・実習(11) 卒業研究発表会の聴講 ■学習・教育目標および到達目標 本科目は専門分野における高度な理論的・実験的研究能力を身につけることを目的とする。さらに既に理解した工学的な事項について理解を深め、今後対応すべき諸問題を工学的に解決 する手法と、得られた結果を周囲に伝達し、知識を所属機関の共有財産とするための報告を行えるようになる。併せて、卒業研究を効果的に進めるための基礎知識が習得できることを目 標とする。 この科目の単位修得により、以下の項目の知識と能力を身につける。 1.得られた結果や特性に対して検討や評価ができ、計画に従って実行・解析可能になる 2.目標に対して自ら情報収集し、計画をたてることができる 3.計画を実行し、口頭発表または報告書で表現できる この科目の単位修得は電気電子工学科エレクトロニクス・情報通信コースで設定した学習・教育到達目標B、EおよびFの達成に主体的に関与している。 ■授業時間外に必要な学修 各担当者(各研究室)の専門分野を中心に学習、実験、実習、文献講読などを行う。 ■教科書 各研究室において口頭および文書で指導する。 ■参考文献 各研究室で適宜指示する。 ■関連科目 開講する全ての専門科目 ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 研究への取り組み姿勢(全体実施分)10% 研究への取り組み姿勢(研究室実施分)50% 研究の達成度合い(企画力・計画性)10% 研究の達成度合い(レポートや発表の表現方法、体裁)10% 研究の達成度合い(研究内容・進展・考察力)10% 研究の達成度合い(取り組み・協調性・自主性)10% ■授業評価アンケート実施方法 12 ~ 1月頃に大学の実施要領に従い実施します。 ■研究室・E-mailアドレス (代表者) 森本健志 31号館3階 森本准教授室(内線:4317) [email protected] ■オフィスアワー 研究室に配属後、各研究室の教員に確認すること。 代表 森本:木曜日5時限 - 203 - 科目名: 太陽エネルギー工学 <エネ> 英文名: Solar Energy Engineering タ ナ カ 担当者: 田中 セ ン ク 仙君 単 位: 2単位 開講年次: 4年次 開講期: 7セメスター ■授業概要・方法等 現代社会は文明が高度に発達し、我々はその恩恵を得て快適な生活を享受している。しかし、ここで留意すべきは、現代文明が大量のエネルギー消費の下に 成立しており、エネルギーの大量消費は資源の枯渇と環境劣化をもたらす事である。18世紀における産業革命以来、石油石炭等の化石燃料消費は急増し、特 に最近の半世紀では核燃料も含めて増加は顕著である。 上記に鑑み、代替資源開発と環境保全は喫緊の課題であり、その手段として太陽エネルギーの利用は有力視されている。 本講では最初に化石燃料、核燃料等既存エネルギー源について発熱機構、消費量と埋蔵量等を概観して太陽光が不可欠なエネルギー源である事を述べる。化 石燃料の大量消費が地球温暖化の原因となりうる事にも言及する。次に熱力学を基礎としてこれらのエネルギー利用による環境劣化を詳述し、太陽光利用が環 境面からも重要である事を述べる。次いで宇宙物理学の立場から太陽の発生と進化、発熱機構を概観し、更に地上でのエネルギー連鎖を考察する。 最後に本講の主題として、太陽光による発電、集熱及びその他の利用法を詳述する。既存の太陽電池は半導体PN接合を基本構造としている事に鑑み、半導 体の物性及びpn接合の構造と特性に重点を置く。 第1回 各種エネルギー源 第2回 エネルギー消費と地球環境 第3回 熱力学に基づく環境論 1 第4回 熱力学に基づく環境論 2 第5回 太陽の構造とエネルギー放射 第6回 半導体工学の基礎 1 第7回 半導体工学の基礎 2 第8回 pn接合の構造と特性 第9回 太陽電池による発電 1 第10回 太陽電池による発電 2 第11回 太陽光の熱的利用 1 第12回 太陽光の熱的利用 2 第13回 太陽光の間接利用 1 第14回 太陽光の間接利用 2 第15回 将来の太陽エネルギー利用 定期試験 ■学習・教育目標および到達目標 1.既存エネルギー源の利用状況と環境に対する影響を理解する。 2.太陽の発生と進化、発熱機構を理解する。 3.太陽エネルギーと地球上のエネルギー連鎖を理解する。 4.太陽電池と太陽光発電の基礎を理解する。 5.その他の太陽光利用技術を理解する。 ■授業時間外に必要な学修 毎回の授業内容を当日中に復習し理解を確実にする。理解が困難な場合には、放置せずに担当教員に質問する。 ■教科書 使用しない。必要に応じて資料を配付する。 ■参考文献 [ISBN]9784274202780『太陽エネルギー利用技術』(オーム社 : 2006) [ISBN]9784274212369『太陽エネルギーがわかる本』(オーム社 : 2012) ■関連科目 熱力学、エネルギー変換工学 ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 定期試験 70% 演習 30% ■授業評価アンケート実施方法 前期開講科目は7月頃、後期開講科目は12 ~ 1月頃に実施します。 ■研究室・E-mailアドレス 31号館7階 有機エレクトロニクス研究室 [email protected] ■オフィスアワー 金曜日4,5時限目 - 204 - 科目名: 通信方式 <エレ情> 英文名: Communication System ヨ シ ダ 担当者: 吉田 ミノル 実 単 位: 2単位 開講年次: 3年次 開講期: 5セメスター ■授業概要・方法等 今日の社会は、ありとあらゆる情報が通信ネットワークを介してやりとりされており、通信システムの存在無くして文明社会は成り立たないと言っても過言 ではない。通信方式の講義では、現代社会に不可欠な通信インフラの基礎をなす技術や理論について学習する。 まず、通信システムの概要と、各種アナログおよびディジタル信号の性質と使われ方の特徴を理解する。また、用いられている回路の概要なども学習する。 これにより、各種通信方式の相違点を幅広く理解し、通信システムの設計に必要な基本事項を理解する。更に、今日の大容量な通信インフラを支えている光通 信についても簡単に触れる。 また、これらを通じて、二年次までに学習してきた物理や数学ならびに電気的な法則および諸定理が、私たちの身の回りでどのように応用あるいは活用され ているのかを理解し、将来にわたる情報通信分野にとどまらない電気的な技術と知識を取り扱う幅広い応用力を身につける。 なお、評価基準は下記の「成績表方法および基準」に100点満点の割合で記載しているが、下記の評価に基づいた点数が59点以下であり、あと一歩で到達目 標を達成すると判断した場合は、必要に応じて追加指導(講義、試験、レポート等)を実施する。追加指導で達成目標をぎりぎり満たしたと判断できれば60点 を与える。 第1回 学習・教育目標との関連説明。情報の伝達 -通信システム概観第2回 信号解析の基礎 第3回 信号解析とフーリエ変換(1) -フーリエ級数第4回 信号解析とフーリエ変換(2) -フーリエ変換第5回 インパルスのスペクトルと連続時間信号 第6回 フィルタとたたみ込み、振幅変調の基礎 第7回 振幅変調(1) -スペクトルと電力第8回 振幅変調(2) -AMの発生第9回 振幅変調(3) -AMの電力効率の改善第10回 振幅変調(4) -AMの周波数利用効率の改善第11回 位相変調と周波数変調 第12回 周波数変調のスペクトルと電力と変復調方式 第13回 雑音の解析と通信システム設計 第14回 PCM(ディジタル)伝送の仕組みと限界ならびに伝送特性改善 第15回 大容量通信技術 定期試験 ■学習・教育目標および到達目標 通信システムの基本的な仕組みを理解し、それにより、各種の通信システムの特徴や要求事項などを説明し、必要となるシステムの選択が可能になることが目 標である。 この科目の単位修得により、以下の項目の知識と能力を身につける。 1.「周波数」の概念を数学的に表現できる。 2.周波数表現に利用されるフーリエ級数・フーリエ変換の原理とその性質が理解できる。 3.フーリエ変換を利用して連続時間システムの性質を説明できる。 4.振幅変調(AM)による情報伝送について説明できる。 5.周波数変調(FM)の原理とその性質が理解できる。 6.雑音の特性を説明でき、その影響を数学的に求めることができる。 7.デジタル通信方式に必要なパルス符号変調(PCM)方式を説明できる。 この科目の単位修得は電気電子工学科エレクトロニクス・情報通信コースで設定した学習・教育到達目標Aの達成に主体的に関与している。 ■授業時間外に必要な学修 講義において配布する資料ならびに講義中説明された重要事項などを整理するためにノートを作成すること。講義終了後に自宅などで講義資料や重要事項を ノート化することにより、復習と共に理解が不十分な箇所を発見できる。 また、講義中に実施した小テストや例題はその応用問題まで想定して学習を実施すること。 ■教科書 使用しない。資料を配付するのでノートを作成する事。 ■参考文献 [ISBN]9784274130410『よくわかる通信工学 (セメスタ学習シリーズ)』(植松 友彦, オーム社) [ISBN]9784274130847『大学課程 情報伝送工学』(武部 幹, オーム社) [ISBN]9784627705937『通信工学概論[第3版]』(山下 不二雄, 森北出版) [ISBN]9784339005820『通信方式入門』(宮内 一洋, コロナ社) ■関連科目 情報理論、フーリエ・ラプラス変換論、ネットワーク工学、基礎電子回路、アナログ電子回路、電気回路Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ、Ⅳ ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 定期試験 70% 演習、小テスト 30% ■授業評価アンケート実施方法 前期開講科目は7月頃、後期開講科目は12 ~ 1月頃に実施します。 ■研究室・E-mailアドレス 吉田教授室(31号館2階) [email protected] ■オフィスアワー 火曜日 15時00分~ 16時00分 金曜日 15時00分~ 16時00分 - 205 - 科目名: ディジタル電子回路 <エレ情> 英文名: Digital Electronic Circuits カ ン ベ 担当者: 神戸 タ カ シ 尚志 単 位: 2単位 開講年次: 3年次 開講期: 5セメスター ■授業概要・方法等 各種電子機器で用いられている集積回路は、ディジタル電子回路により各種機能を実現している。ディジタル電子回路の基礎として、組み合わせ回路、順序 回路を設計する方法を復習し、代表的な論理回路を理解する。現在、論理回路設計手法と主流となっているハードウエア記述言語によるレジスタトランスファ レベル設計の方法とそのシミュレーション方法、論理合成手法を用いたゲートレベルの論理回路の自動生成、及び論理検証、タイミング検証についてを学ぶ。 なお,下記の評価に基づいた点数が59点以下であり、あと一歩で到達目標を達成すると判断した場合は、必要に応じて追加指導(講義、試験、レポート等) を実施する。追加指導で達成目標をぎりぎり満たしたと判断できれば60点を与える。 第1回 学習教育目標との関連説明,ディジタル集積回路の基礎1 第2回 ディジタル集積回路の基礎2 第3回 情報の表現と演算1 第4回 情報の表現と演算2 第5回 ディジタルシステムの基本構造(ブロック図,レジスタ転送レベル)1 第6回 ディジタルシステムの基本構造(ブロック図,レジスタ転送レベル)2 第7回 ディジタルシステムの基本構造(CPU,メモリ) 第8回 集積回路設計(機能設計)1 第9回 集積回路設計(機能設計)2 第10回 集積回路設計(回路設計,物理設計,テスト設計)1 第11回 集積回路設計(回路設計,物理設計,テスト設計)2 第12回 基本回路と遅延(動作と構造)1 第13回 基本回路と遅延(動作と構造)2 第14回 基本回路と遅延(タイミング)1 第15回 基本回路と遅延(タイミング)2 定期試験 ■学習・教育目標および到達目標 この科目の単位修得により、以下の項目の知識と能力を身につける。 1 ディジタル回路設計手法の基本を理解できる。 2 ハードウエア記述言語による設計方法を理解し、行うことが出来る。 3 論理合成、論理検証、タイミング検証を理解し、行うことが出来る。 4 動作合成技術を理解し、行うことが出来る。 この科目の単位修得は電気電子工学科エレクトロニクス・情報通信コースで設定した学習・教育到達目標Aの達成に主体的に関与している。 ■授業時間外に必要な学修 論理回路について復習する.特にゲート回路,論理式,論理式の簡単化など. MOSトランジスタ回路の基礎的な知識と最近の動向を調べる. 各種電子機器で使われている回路について調べる ■教科書 [ISBN]9784339008111『ビジュアルに学ぶディジタル回路設計』(築山, 神戸,福井等著,コロナ社) ■関連科目 論理回路、基礎電子回路、アナログ電子回路,電気回路 ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 定期試験 70% 演習・宿題レポートの提出(プレゼンテーションに加点)30% ■授業評価アンケート実施方法 前期開講科目は7月頃、後期開講科目は12 ~ 1月頃に実施します。 ■研究室・E-mailアドレス システム設計工学(31号館3階) tkambe@ele.kindai.ac.jp ■オフィスアワー 金曜日2限、土曜日3限 - 206 - 科目名: 電気回路Ⅰ 英文名: Electric Circuits Ⅰ ナ カ ノ ヒ ト シ スガハラ ケ ン ゴ ツ ヤ マ ミ ホ 担当者: 中野 人志・菅原 賢悟・津山 美穂 単 位: 2単位 開講年次: 1年次 開講期: 1セメスター ■授業概要・方法等 電気・電子・通信・情報工学の研究や技術は、今日なおめざましく発展し続けており、その分野は多岐にわたっている。今日のように高度に発展した研究、斬新な技術を更に一層発展さ せるためには、電気回路学や電磁気学の専門基礎科目を十分に習得しておくことが必要である。 電気回路学は、抵抗、コイル、コンデンサといった素子から構成された回路を通して、電圧と電流の動作を問う学問である。電圧と電流の振る舞いが把握できれば、回路解析の大方は 理解できたと言っても過言ではない。また、その解析法を発展させれば、所望の電気特性が得られるように回路を合成する、いわゆる回路設計が可能になる。 回路解析・合成は電気・電子・通信工学の中でも特に実用性の高い領域であると同時に、電気系以外の工学分野に対しても、対象のモデル化、解析、合成という工学手法を学ぶ場とし て重要視されている領域である。 受講に当たっては、高等学校における「電流」の分野の予習・復習が必要である。また、授業の進展につれ常に数学関係科目との関連を意識してもらいたい。 本講義は電気回路の入門であり、回路素子(ここでは電気抵抗のみ)の特性、回路方程式の導出等、主に直流回路を扱うことにする。また、電気回路Ⅱで学ぶ交流回路の準備として、 正弦波交流の表記方法についても講述する 第1回 学習教育目標との関連説明、イントロダクション&抵抗回路、抵抗とオームの法則(1) 第2回 抵抗回路、抵抗とオームの法則(2 第3回 抵抗の接続および電気回路素子(1) 第4回 抵抗の接続および電気回路素子(2) 第5回 直流電力(1) 第6回 直流電力(2) 第7回 キルヒホッフの法則(1) 第8回 キルヒホッフの法則(2) 第9回 キルヒホッフの法則(3) 第10回 電圧源、電流源および諸定理(1) 第11回 電圧源、電流源および諸定理(2) 第12回 電圧源、電流源および諸定理(3) 第13回 正弦波交流とその表記方法(1) 第14回 正弦波交流とその表記方法(2) 第15回 正弦波交流とその表記方法(3) 定期試験 ■学習・教育目標および到達目標 電気回路Iでは直流回路全般(抵抗回路)における回路解析手法の習得を目標とする。 この科目の単位修得により、受講生は少なくとも以下の項目の知識と能力を身につける。 1.直流回路(抵抗回路)の回路方程式を種々の条件下においてたてることができる。 2.回路方程式の解析能力を有する。 3.回路の諸定理を理解し、回路解析が行える。 4.正弦波交流を数式を用いて適切に表記することができる。 この科目の単位修得は電気電子工学科エレクトロニクス・情報通信コースで設定した学習・教育目標Aの達成に主体的に関与している。 ■授業時間外に必要な学修 直流回路の解析手法は、高等学校の物理で学ぶオームの法則、キルヒホッフの法則がベースとなっている。必要に応じて復習しておくこと。 また、授業担当者より、与えられる課題(宿題)に取組むこと。 高等学校で物理を未履修な場合には、第1セメスタ開講の「初修物理学および演習」を必ず履修し、備えておくこと。また、物理相談室の利用や授業担当者への質問等の積極的な勉学 姿勢を歓迎する。 ■教科書 [ISBN]9784339008340『解いてなっとく 身につく電気回路』(中野 人志, コロナ社 : 2012) ■参考文献 [ISBN]9784339007282『電気回路基礎入門』(山口 静夫, コロナ社) [ISBN]9784627732926『基礎電気回路 第2版』(伊佐 弘, 森北出版) [ISBN]9784785611842『電気回路』(川村 雅恭, 昭晃堂) [ISBN]9784339004335『詳解電気回路例題演習 1―直流回路と交流理論』(山口勝也, コロナ社) [ISBN]9784274130144『電気回路 (マグロウヒル大学演習)』(Joseph A. Edminister, オーム社) [ISBN]9784627733824『電気回路 (専門基礎ライブラリー )』(高田 進, 実教出版) ■関連科目 数学系の全科目および全ての専門科目 ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 定期試験(7月)70% 演習・宿題レポートの提出 30% ■授業評価アンケート実施方法 第13回もしくは14回目の授業開始直後に10分程度の時間をかけて実施する。 ■研究室・E-mailアドレス 中野:31号館8F 中野教授室&レーザー工学研究室 E-mail: [email protected] 津山:31号館7F 津山助教室&レーザー工学研究室 E-mail: [email protected] 菅原:31号館2F 菅原講師室&電磁気応用研究室 E-mail: [email protected] ■オフィスアワー 中野:毎週木曜日 午後4時~6時 菅原:毎週木曜日 午後1時~5時 津山:毎週水曜日 午後3時~6時 - 207 - 科目名: 電気回路Ⅱ 英文名: Electric Circuits Ⅱ ナ カ ノ 担当者: 中野 ヒ ト シ ア マ ノ リョウ 人志・天野 亮 単 位: 2単位 開講年次: 1年次 開講期: 2セメスター ■授業概要・方法等 電気回路Ⅰで学んだ直流回路を基礎として、電気回路Ⅱでは交流回路の解析を中心に進める。電力会社から供給される電力は交流であって、電力の発生、輸 送、消費に関わるには交流回路に関する知識は不可欠である。通信、放送においても搬送波として正弦波交流が使用される。 交流は時間とともに電流の大きさと方向が変化するため、交流回路の解析には直流とは異なった手法が必要である。周期的に変化する全ての電圧または電流 は交流と呼ばれるが、これらは正弦波の和に帰せられるから正弦波に対する解析法の修得が重要である。 交流回路解析に際しては、時間的に変化する現象を扱うため微積分方程式の解法等、数学的な複雑さが増してくる。この困難を避けるため通常は微積分方程 式を解く代わりに複素代数式を用いることにより、回路解析を容易にする方法が採用される。複素解析法を採用することにより交流回路を直流回路と同様な手 法で解析可能なことが示される。 受講に当たっては、電気回路Ⅰの習得とその復習が必須である。また,微分積分学の知識も重要である。 本講では交流回路の回路解析を複素代数式を用いて可能になることを目標とし、種々の基礎的事項と演習に重点を置く。 第1回 学習教育目標との関連説明、インダクタンス、キャパシタンスおよびインピーダンス 第2回 交流回路の基礎(1) 第3回 交流回路の基礎(2) 第4回 正弦波交流回路の複素記号法による解析(1) 第5回 正弦波交流回路の複素記号法による解析(2) 第6回 R-L、R-C、R-L-C回路の解析(1) 第7回 R-L、R-C、R-L-C回路の解析(2) 第8回 R-L、R-C、R-L-C回路の解析(3) 第9回 直列回路の合成インピーダンスと並列回路の合成アドミタンス 第10回 相互インダクタンス回路(1) 第11回 相互インダクタンス回路(2) 第12回 共振回路(1) 第13回 共振回路(2) 第14回 正弦波交流回路の電力(1) 第15回 正弦波交流回路の電力(2) 定期試験 ■学習・教育目標および到達目標 電気回路Ⅱでは、交流回路の複素代数式による解析手法習得を目標とする。 この科目の単位修得により、受講生は少なくとも以下の項目の知識と能力を身につける。 1.簡単な交流回路に対して微積分方程式を用いた回路解析が行える 2.線形回路素子の特性とインピーダンスの意味を理解できる 3.複素代数式を用いて交流回路解析が行える 4.複素代数式を用いて相互誘導回路の解析が行える 5.交流電力を導き出すことができる この科目の単位修得は電気電子工学科エレクトロニクス・情報通信コースで設定した学習・教育到達目標Aの達成に主体的に関与している。 ■授業時間外に必要な学修 交流回路の解析手法は、電気回路Ⅰで学んだ直流回路の解析手法と同様である。必要に応じて、オームの法則・キルヒホッフの法則による回路方程式の記述 法・解析法を復習すること。 また、授業担当者より与えられる課題に取組むこと。 ■教科書 [ISBN]9784339008340『解いてなっとく 身につく電気回路』(中野 人志,コロナ社) ■参考文献 [ISBN]9784339007282『電気回路基礎入門』(山口 静夫, コロナ社) [ISBN]9784627732926『基礎電気回路 第2版』(伊佐 弘, 森北出版) [ISBN]9784785611842『電気回路』(川村 雅恭, 昭晃堂) [ISBN]9784339004335『詳解電気回路例題演習 1―直流回路と交流理論』(山口勝也, コロナ社) [ISBN]9784274130144『電気回路 (マグロウヒル大学演習)』(Joseph A. Edminister, オーム社) [ISBN]9784627733824『電気回路 (専門基礎ライブラリー )』(高田 進, 実教出版) 【留意事項】 その他、FE関連の試験問題 ■関連科目 数学系の全科目、電気回路Ⅰ、電気回路Ⅲ、電気回路Ⅳ、電磁気学Ⅰ~Ⅲ ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 演習・課題 30% 定期試験 70% ■授業評価アンケート実施方法 理工学部実施規定に準拠して行います。 ■研究室・E-mailアドレス 中野 人志(31号館7階中野教授室) [email protected] 天野 亮(31号館7階天野助教室) [email protected] ■オフィスアワー 中野 人志:木曜日16:00 ~ 18:00 天野 亮:月曜日14:00 ~ 16:00 - 208 - 科目名: 電気回路Ⅲ <エレ情・エネ> 英文名: Electric Circuits Ⅲ ナ カ ノ 担当者: 中野 ヒ ト シ ハシシン ユウイチ ヨ シ ダ ミノル 人志・橋新 裕一・吉田 実 単 位: 2単位 開講年次: 2年次 開講期: 3セメスター ■授業概要・方法等 電気回路Ⅱに引き続き、交流回路の基礎を学ぶ。電気回路Ⅲには、電気機器や制御工学等の専門科目を学ぶ際の基礎が盛り込まれている。 前半は電力分野で頻繁に用いられている三相交流回路の説明に時間を費やす。次いで電気回路Iで講述した回路の諸定理を交流回路においても適用し、回路 解析を行う。 後半では電気回路の過渡現象を扱う。この際、必要となる微積分方程式の解析は必要最低限に留め、工学的なイメージの形成に重点を置く。 受講に当たっては、電気回路Ⅰ、Ⅱの習得とその復習が必須である。 本講義では対称三相交流回路の相電圧、線間電圧、相電流、線電流の相互関係理解と回路解析、諸定理を用いた回路解析手法の習得、および基本電気回路の 過渡現象解析手法の習得を目標とする。 第1回 学習教育目標との関連説明、対称三相交流回路(1) 第2回 対称三相交流回路(2) 第3回 対称三相負荷接続時における回路解析 第4回 三相電力 第5回 回路に関する諸定理 -重ね合わせの理- 第6回 回路に関する諸定理 -テブナンの定理- 第7回 回路に関する諸定理 -ノートンの定理- 第8回 中間試験 第9回 電気回路の過渡現象 第10回 直流R-L、R-C回路の過渡現象(1) 第11回 直流R-L、R-C回路の過渡現象(2) 第12回 特性方程式による過渡現象解析およびR-L-C直列回路の過渡現象 第13回 R-L-C直列回路の過渡現象 第14回 パルス回路(1) 第15回 パルス回路(2) 定期試験 ■学習・教育目標および到達目標 電気回路Ⅲでは、三相交流回路の相電圧、線間電圧、相電流、線電流の相互関係理解、三相交流回路、諸定理を用いた交流回路解析手法、基本電気回路の過 渡現象解析手法の習得を目標とする。 この科目の単位修得により、受講生は少なくとも以下の項目の知識と能力を身につける。 1.対称三相交流回路における相電圧、線間電圧、相電流、線電流の相互関係が理解できる 2.対称三相交流回路の解析が行える 3.交流回路に諸定理を適用して解析することができる 4.単エネルギー回路における過渡現象の解を微分方程式を解くことにより見出すことができる この科目の単位修得は電気電子工学科エレクトロニクス・情報通信コースで設定した学習・教育目標Aの達成に主体的に関与している。 ■授業時間外に必要な学修 三相交流回路の解析手法は、電気回路Ⅱで学んだ複素代数式を用いた回路解析がベースとなっている。必要に応じて、電気回路Ⅱの内容を復習しておくこと。 また、授業担当者より、与えられる課題(宿題)に取組むこと。 ■教科書 [ISBN]9784339008340『解いてなっとく 身につく電気回路』(中野 人志,コロナ社) ■参考文献 [ISBN]9784339007282『電気回路基礎入門』(山口 静夫, コロナ社) [ISBN]9784627732926『基礎電気回路 第2版』(伊佐 弘, 森北出版) [ISBN]9784785611842『電気回路』(川村 雅恭, 昭晃堂) [ISBN]9784339004335『詳解電気回路例題演習 1―直流回路と交流理論』(山口勝也, コロナ社) [ISBN]9784274130144『電気回路 (マグロウヒル大学演習)』(Joseph A. Edminister, オーム社) [ISBN]9784627733824『電気回路 (専門基礎ライブラリー )』(高田 進, 実教出版) ■関連科目 数学系の全科目、電気回路Ⅰ、電気回路Ⅱ、電気回路Ⅳ、エレクトロニクス関連機器、制御工学概論、制御工学基礎、制御工学、エネルギー変換工学、エネルギー 伝送工学 ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 演習・宿題レポートの提出 20% 中間試験 30% 定期試験 50% ■授業評価アンケート実施方法 前期開講科目は7月頃、後期開講科目は12 ~ 1月頃に実施します。 ■研究室・E-mailアドレス 31号館7F 中野教授室&レーザー工学研究室 E-mail: [email protected] 31号館2F 橋新教授室&レーザー応用工学研究室 E-mail: [email protected] 31号館2F 吉田教授室&機能光回路研究室 E-mail: [email protected] ■オフィスアワー 中野:毎週木曜日 午後4時~6時 橋新:火曜日2限と水曜日2限 吉田: - 209 - 科目名: 電気回路Ⅳ <エレ情・エネ> 英文名: Electric Circuits Ⅳ マ エ ダ 担当者: 前田 単 位: 2単位 ヨシノブ ナカムラ シ ロ ウ 佳伸・中村 史朗 開講年次: 2年次 開講期: 4セメスター ■授業概要・方法等 本科目ではラプラス変換を用いた過渡現象解析および二端子対回路網を取り扱う。全てにおいて数学の基礎知識が必要であるが、回路を動作させる、或いは 回路を動作させるためにはどうしたら良いか等、工学的なイメージを大切にしながら進める。微積分方程式を簡便に解くための「ラプラス変換」に関する説明 も最低限とする予定である。ラプラス変換は直感的には判り難い。周波数面に「領域」を移す考え方等、受講者は「話の展開」についていく努力が必要である。 授業の後半は二端子対回路網全般について学ぶ。ここでは、回路の見方、理解の仕方に重点を置くことになる。回路伝送特性の理解を進めることで回路解析・ 設計に必要な知識を養う。 第1回 学習教育目標との関連説明、ラプラス変換と電気回路 第2回 ラプラス変換と過渡現象解析(1) 第3回 ラプラス変換と過渡現象解析(2) 第4回 ラプラス変換と過渡現象解析(3) 第5回 ラプラス変換と過渡現象解析(4) 第6回 ラプラス変換と過渡現象解析(5) 第7回 インパルス応答 第8回 演習及び中間試験 第9回 回路網の表現方法 第10回 インピーダンスパラメータ 第11回 アドミタンスパラメータ&Fパラメータ 第12回 二端子対回路網の接続 第13回 影像インピーダンス 第14回 フィルタ 第15回 総合復習 定期試験 ■学習・教育目標および到達目標 電気回路Ⅳでは、基本的な電気回路におけるラプラス変換を用いた過渡現象解析法の習得および二端子対回路網における回路伝送特性解析法の習得を目標と する。 この科目の単位習得により、受講生は少なくとも以下の項目の知識と能力を身につける。 1. ラプラス変換の「意味」を理解する。 2. ラプラス変換を用いて基本電気回路の解析が行える。 3. 二端子対回路網における各種伝送パラメータを計算することが出来る。 この科目の単位修得は電気電子工学科エレクトロニクス・情報通信コースで設定した学習・教育到達目標A の達成に主体的に関与している。 ■授業時間外に必要な学修 講義で省略した事項や宿題とした事項について各自が学修を行いその結果を、特に不明点や理解不可能であった点等についてをノートに纏めて置き、次回の講 義までに担当教員に質問し、内容の理解を深めておく。 ■教科書 [ISBN]9784339008340『解いてなっとく 身につく電気回路』(中野 人志,コロナ社) ■参考文献 [ISBN]9784339007282「電気回路基礎入門」山口静夫著 コロナ社 ¥2300(2000) [ISBN]9784627732926「基礎電気回路」 伊佐 弘 他2名著 森北出版 ¥1900(2003) [ISBN]9784785610876「ラプラス変換と電気回路」 川村雅恭著 昭光堂 ¥3300(2001) [ISBN]9784274130144「電気回路」 エドミニスター著 村崎憲雄他訳 マグロウヒル ¥2100(1991) [ISBN]9784339004335「電気回路例題演習(1)」 山口勝也 他2名著 コロナ社 ¥3045(1969) [ISBN]9784339004342「電気回路例題演習(2)」 山口勝也 他2名著 コロナ社 ¥3150(1969) [ISBN]9784339004359「電気回路例題演習(3)」 山口勝也 他2名著 コロナ社 ¥3465(1970) [ISBN]9784274130823「インターユニバーシティ-電気回路B-」 日比野倫夫著 オーム社 ¥2369(1997) [ISBN]9784627732407「例題で学ぶ過渡現象」 大重 力 他2名著 森北出版 ¥1751(1997) [ISBN]9784339011845「電気回路II」 遠藤 勲、鈴木 靖共著 コロナ社 ¥2600(2002) ■関連科目 数学系の全科目(特に微分方程式、フーリエ・ラプラス変換論)、電気回路Ⅰ、電気回路Ⅱ、電気回路Ⅲ、通信方式、制御工学基礎、制御工学 ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 定期試験 35% 中間試験 35% 演習・宿題レポートの提出 30% ■授業評価アンケート実施方法 第13回もしくは14回目の授業開始直後に10分程度の時間をかけて実施する。 ■研究室・E-mailアドレス [email protected] 光エレクトロニクス研究室(前田)、[email protected] ■オフィスアワー 水曜日4眼(前田) - 210 - 科目名: 電気計測 <エレ情・エネ> 英文名: Electrical Measurements マ エ ダ 担当者: 前田 ヨシノブ マツタニ タカオミ 佳伸・松谷 貴臣 単 位: 2単位 開講年次: 2年次 開講期: 3セメスター ■授業概要・方法等 今日ある科学技術の発展は,計測技術の発展に他ならない.言い換えれば,精密なものづくりを行ったり,自然現象を高精度で分析するためには,様々な物理 量を高精度で計測できる機器とそれを扱う技能が必要不可欠となる.特に我々が携わる電気は目に見えないため,他の物理量に変換し情報を得ることが多い. 装置の原理や取り扱い方法,得られた情報の性質を理解できていなければ,取り違えたデータを扱うことになるだけでなく,生命をも脅かす結果となる.本講 義では,これらの計測技術に関する測定原理や基礎知識を講義と実例で学び,演習によって体得することを目的とする. 第1回 電気計測の基本原則,測定方式 第2回 統計的な性質と処理(1) 第3回 統計的な性質と処理(2) 第4回 単位系と国際標準 第5回 指示計器(1) 第6回 指示計器(2) 第7回 復習および中間試験 第8回 指示計器による直流計測(1):偏位法 第9回 指示計器による直流計測(2):零位法 第10回 指示計器による交流計測 第11回 計測用電子デバイスと機能回路 第12回 ディジタル計測原理(1) 第13回 ディジタル計測原理(2) 第14回 波形観測,記録,雑音 第15回 波形観測,記録,雑音および復習 定期試験 ■学習・教育目標および到達目標 電気計測では、計測事例を交えた講義と演習により、信号の性質や測定結果の取り扱い法などの計測基礎知識を理解し、基本的な直流計測、交流計測機器の測 定原理と基本特性の理解、デジタル計測の基本方式が理解できることを目標とする. この科目の単位修得により、受講生は少なくとも以下の項目の知識と能力を身につける. 1.測定結果の統計的取り扱いとその重要性が理解できる 2.指示計測器の測定 3.デジタル計測の基本方式が理解できる この科目の単位修得は電気電子工学科エレクトロニクス・情報通信コースで設定した学習・教育到達目標Aの達成に主体的に関与している。 ■授業時間外に必要な学修 特に電気回路の知識が必要となる.各講義中にも説明を行うが,各講義時間の内容に合わせた電気回路計算の予習,復習を行っておくこと. ■教科書 [ISBN]9784901683098『電気電子計測 (新・電気システム工学)』(広瀬 明,数理工学社) ■参考文献 [ISBN]9784886861870『電気計測基礎 17版 (電気学会大学講座)』(日野太郎, 電気学会) [ISBN]9784501103507『電気計測 第3版 (電気工学基礎シリーズ)』(三好正二, 東京電機大学出版局) [ISBN]9784627705432『電気・電子計測 第3版』(阿部武雄, 森北出版) [ISBN]9784254227369『電気・電子計測 新版 (電気・電子・情報工学基礎講座 5)』(新妻弘明, 朝倉書店) ■関連科目 電気回路Ⅰ~Ⅳ、電磁気学Ⅰ~Ⅲ、物理学Ⅰ、Ⅱ、確率統計、電気電子工学実験Ⅰ~Ⅲ,アナログ電子回路 ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 定期試験 50% 中間試験 30% 小テスト・レポート 20% ■授業評価アンケート実施方法 前期開講科目は7月頃、後期開講科目は12 ~ 1月頃に実施します。 ■研究室・E-mailアドレス 光エレクトロニクス研究室(前田) [email protected](前田) 材料プロセス工学研究室(松谷) [email protected](松谷) ■オフィスアワー 火曜日3限,水曜日4眼(前田) 火曜日5限,金曜日4限(松谷) - 211 - 科目名: 電気電子工学概論 英文名: An Introduction for Electrical and Electronic Engineering ユ モ ト 担当者: 湯本 マ サ キ カ ン ベ タ カ シ ア ツ ミ ヒ サ オ ナ カ ノ ヒ ト シ ヨ シ ダ ミノル ノ ガ ミ マサノブ スガハラ ケ ン ゴ 真樹・神戸 尚志・渥美 寿雄・中野 人志・吉田 実・野上 雅伸・菅原 賢悟 単 位: 2単位 開講年次: 1年次 開講期: 1セメスター ■授業概要・方法等 今日の社会を支える基盤技術として、電気電子工学分野は非常に幅広い分野で活用されており、そのため多くの有能な電気電子工学エンジニアならびに研究者 が必要とされている。この講義では、電気電子工学で学ぶ多岐広範な分野について、専門教員により各開講科目相互の関連や相互の技術的なつながりを体系的 に理解するための概論講義を行い、学年が上がっていくにつれて専門化する内容の基礎となる重要な事項や考え方を身につける。この講義の受講により、大学 4年間だけでなく、電気電子工学エンジニアあるいは研究者としての将来像を具体的に描くための端緒となることを希望している。 この講義では電気電子工学科において重要となる理論がどのような分野で活用されているかを講義する。受講生には、講義を受講するに留まらず上級学年のシ ラバスを閲覧するなどし、電気電子工学科のカリキュラム全体が意図するところまで理解を深めてもらいたい。 第1回 電気電子工学科カリキュラムの説明 第2回 電気回路について(その1) 第3回 電気回路について(その2) 第4回 電磁気学について(その1) 第5回 電磁気学について(その2) 第6回 電子回路について(その1) 第7回 電子回路について(その2) 第8回 情報技術について(その1) 第9回 情報技術について(その2) 第10回 通信技術について(その1) 第11回 通信技術について(その2) 第12回 エネルギー技術について(その1) 第13回 エネルギー技術について(その2) 第14回 環境技術について(その1) 第15回 環境技術について(その2) 定期試験 ■学習・教育目標および到達目標 この科目の単位修得により、受講生は少なくとも以下の項目の知識と能力を身につける。 1.電気電子工学で学ぶ各科目相互の関わりを理解できる。 2.電気電子工学の基礎理論や応用理論の中で現れる重要事項を説明できる。 この科目の単位修得は、電気電子工学科エレクトロニクス・情報通信コースで設定した学習・教育到達目標Dの達成に主体的に関与している。 ■授業時間外に必要な学修 講義の内容および小テストの内容を復習し、また、講義で指示されたレポートに取り組むことが必要である。 ■教科書 特に指定しない。必要に応じて資料を配布する。 ■参考文献 電気電子工学科授業計画(シラバス)に掲載されている専門科目の教科書ならびに参考文献 ■関連科目 電気電子工学科で開講するすべての専門科目 ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 小テストまたはレポート 40% 定期試験 60% ■授業評価アンケート実施方法 期末に学生授業アンケートにより実施する ■研究室・E-mailアドレス 神戸 渥美 中野 吉田 野上 湯本 菅原 尚志(31号館3階神戸教授室) [email protected] 寿雄(31号館7階渥美教授室) [email protected] 人志(31号館7階中野教授室) [email protected] 実(31号館2階吉田教授室) [email protected] 雅伸(22号館2階野上准教授室) [email protected] 真樹(31号館7階湯本准教授室) [email protected] (代表者) 賢悟(31号館2階菅原講師室) [email protected] ■オフィスアワー 神戸 渥美 中野 吉田 松本 野上 湯本 尚志:金曜日2限、土曜日3限 寿雄:木曜日10:00 ~ 12:00 人志:木曜日16:00 ~ 18:00 実:火曜日15:00 ~ 16:00、金曜日15:00 ~ 16:00 芳幸:火曜日5・6限 雅伸:水曜日5限 真樹:木曜日15:00 ~ 17:00 - 212 - 科目名: 電気電子工学実験 <エレ情・エネ> 英文名: Experiments for Electrical and Electronic Engineering ナカヤマ ケイゾウ 担当者: 中山 マ エ ダ ヨシノブ マツモト ヨシユキ オオツカ テッペイ タ ナ カ セ ン ク スガハラ ケ ン ゴ ツ ヤ マ ミ ホ 敬三・前田 佳伸・松本 芳幸・大塚 哲平・田中 仙君・菅原 賢悟・津山 美穂・ サ ノ シュウ 佐野 秀 単 位: 2単位 開講年次: 2年次 開講期: 4セメスター ■授業概要・方法等 電気電子工学の基本的事項について実験・測定を行う。これにより、講義等で学習した電気電子工学の基礎理論を実際に確かめることで、その理解を深めることを目的とする。 本実験では、1・2年の講義科目に対応する6つのテーマの実験を行う。実験課題は、物理学、電気回路および電気計測に関連する分野から基礎的な内容を選んでいる。この実験を通じて、 基礎的な測定法や計測器の使用法、実験の計画、データ処理、データ評価の手法について習熟し、技術者として必要不可欠な基礎能力と研究能力の養成を行う。 実験では、数名で班を構成し、共同で実験を実施する。実験に参加し、共同でこれを進め、得られた結果を適切に処理し、論理的に考察した結果を報告書(レポート)としてまとめさせる。 更に、報告書の書式・内容について添削を行い、これを通じて科学技術分野の報告書の作成方法について習得する。 実験ガイダンス 学習・教育目標におけるこの科目の位置づけについて説明する。 実験全般についての説明とレポート作成法について説明し、測定データの誤差や有効数字の取り扱い、グラフの書き方などの基本事項を学ぶ。 【テーマ1】:物理学(力学)『単振り子による振動解析』 単振り子についての実験を行い、理論とともに考察する。 【テーマ2】:物理学(波動)『光の回折』 回折格子などを用いて光の回折現象を実験し、これにより光の波動性について学ぶ。 【テーマ3】:電気回路『オーム・キルヒホッフの法則とホイートストンブリッジによる電気抵抗の測定』 ホイートストンブリッジにより、電気抵抗を測定すると伴にオームの法則を検証し、キルヒホッフの第一・第二法則について学ぶ。さらに、ブリッジにより抵抗回路網の合成抵抗を測 定し解析を行う。 【テーマ4】:電気計測『共振回路』 Q値の異なる直列共振回路の共振曲線を測定しその特性を学ぶ。また、任意のリアクタンス回路で共振周波数・反共振周波数を理論的に求め、実験でこれを検証する。 【テーマ5】:電気物性『ホール効果の測定』 ホール素子を用いて、ホール定数、比抵抗、ホール移動度の測定を行う。 【テーマ6】:電子回路『トランジスタの静特性』 トランジスタの静特性を測定し、電流増幅の機構を調べる。 各テーマ毎に、実験終了後、レポートの作成・提出を行う。 ■学習・教育目標および到達目標 物理学・電気電子工学の基礎的実験を通じて知識を深め、計測器の使用方法などを体得することが目標である。さらに、レポートの記述法について習得・理解する。受講により下記の項 目が可能となる。 1. 与えられた課題に対して、工夫して実験を行うことができる。 2. グループ内での共同作業が行える。 3. 報告書により、実験結果を表現できる。 4. 実験結果を自主的に考察することができる。 5. 報告書の不備を修正することができる。 この科目の単位修得は電気電子工学科エレクトロニクス・情報通信コースで設定した学習・教育到達目標B,C,Eの達成に主体的に関与している。 ■授業時間外に必要な学修 配布された実験テキストに記載されている、各テーマの原理・理論の項目を参考書等を活用しながら学習(復習)する。実験当日までに、その日行うテーマの目的、原理・理論、方法につ いて予習しておく。 ■教科書 「電気電子工学実習・実験」、近畿大学理工学部電気電子工学科 (ガイダンス時に配布) ■参考文献 [ISBN]9784121006240『理科系の作文技術 (中公新書 (624))』(木下 是雄, 中央公論新社) [ISBN]9784254101607『理科系の日本語表現技法』(栗山 次郎, 朝倉書店) [ISBN]9784339076400『知的な科学・技術文章の書き方―実験リポート作成から学術論文構築まで』(中島 利勝, コロナ社) ■関連科目 基礎物理学および演習、物理学および演習、物理学概論および演習、電磁気学、電気回路、基礎電子回路、電気計測、電気電子工学概論、電気電子工学実習、確率統計、微分積分学、微 分方程式 ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 実験レポート(尚、未評価の課題が一つでもある場合は、成績評価の対象としない)80% 実験への取り組み(実験態度)20% ■授業評価アンケート実施方法 理工学部実施規定に準拠して行います。 ■研究室・E-mailアドレス 中山講師室(31号館3階) [email protected] 前田教授室(31号館2階) [email protected] 松本准教授室(31号館2階) [email protected] 大塚 田中講師室(31号館7階) [email protected] 菅原講師室(31号館2階) [email protected] 津山助教室(31号館7階) [email protected] 佐野(31号館2階レーザー応用工学研究室)[email protected] ■オフィスアワー 中山:火曜日5時限,金曜日4時限 前田:火曜日5,6時限 松本:火曜日5,6時限 大塚:火曜日5,6時限 田中:木曜日4,5時限 菅原:月曜日 13:00 ~ 15:00 木曜日 13:00 ~ 15:00 津山:水曜日4,5時限 佐野:火曜日1,2,3,4時限 - 213 - 科目名: 電気電子工学実習 <エレ情・エネ> 英文名: Practice of Electrical and Electronic マツモト ヨシユキ 担当者: 松本 マツタニ タカオミ アリトモ ヨシヒロ ツ ヤ マ ミ ホ ヤマカワ コウイチ サ ノ シュウ 芳幸・松谷 貴臣・有友 嘉浩・津山 美穂・山川 考一・佐野 秀 単 位: 1単位 開講年次: 2年次 開講期: 3セメスター ■授業概要・方法等 将来、技術系の職業につく場合、問題点を解決あるいは発見するために、発生している現象を正しく把握する技術が必要となる。その際、事象や現象を計測(ま たは観察、評価)し、結果の解析ならびに考察を行い、報告書としてまとめる能力は不可欠である。学生実験においては単に現象を体験するのみでなく、これ らのスキル向上も重要な目的であり、予め手法を学んでおくことは学生実験の効果を高めるために重要である。本実習では、報告書の作成やデータの取得と分 析のための技法の習得を目標とする。 なお、生じているデータを客観的にとらえ、分析する能力は文系就職する際にも求められる能力であり、幅広く活用できる知識を得てほしい。 ガイダンス 実習全般について説明するとともに、成績評価方法について説明する。 【テーマ1】: レポートの書き方 科学・技術に関する報告書の基本的書式について説明し、演習を交えて理解する。 【テーマ2】: グラフ作成 テーマ1の部分的内容にもなるが、プレゼン等にも必要不可欠となるグラフの作成を片対数・両対数グラフも含めて学ぶ。 【テーマ3】:テスターの使い方 回路に流れる電流量等最も簡便に測定できる手段がテスターである。電気電子工学を学んだ技術者としてテスターの使用には習熟していなければならないため その基本を学ぶ。 【テーマ4】:関数電卓によるデータ分析 データ収集後の簡単なデータ分析には関数電卓を用いることになる。このときの数値の処理方法やデータの有効数字はデータを評価する重要の要因となるため、 これらの基本的事項について習得しておく。 【テーマ5】:オシロスコープの使い方 電気・電子系の基本的計測であり、代表的方法の1つとしてオシロスコープがある。本テーマではオシロスコープの基本的原理と使用方法について学ぶ。 【テーマ6】:ノギス・マイクロメータ利用法 長さなどをより精度よく測定する方法として上記の2つの方法がある。これらは電気電子工学だけにとどまらず、多くの場面で使用させている。これらを適切 に使用できることは技術者としての基本事項である。このことから、このテーマではこれらの測定原理と使用法を学び、併せて測定誤差についても学ぶ。 実習の総括 実習の総括として、レポート作成に関する実習を行う。 ■学習・教育目標および到達目標 物理や電気電子工学の基礎的実習を通じて知識を深め、計測器の使用方法を修得することが目標である。さらに、レポートの記述法について習得・理解する。 受講により下記の項目が可能になる。 1.客観性に富んだ報告書の記述ができ、グラフを利用して結果をまとめることができる。 2.事象の計測方法と計測結果の把握ならびに評価が行える。 3.電気電子工学実験に必要となる基本的な装置を扱うことができる。 この科目の単位修得は電気電子工学科エレクトロニクス・情報通信コースで設定した学習・教育到達目標B,Cの達成に主体的に関与している。 ■授業時間外に必要な学修 配布されたテキストに記載されている各テーマの実施内容について、参考書などを利用しながら学習(予習・復習)する。 ■教科書 「電気電子工学実習・実験」、近畿大学理工学部電気電子工学科編(ガイダンス時に配布) ■参考文献 [ISBN]9784785320676『物理学実験』(野木靖之, 裳華房) [ISBN]9784121006240『理科系の作文技術 (中公新書 (624))』(木下 是雄, 中央公論新社) [ISBN]9784254101607『理科系の日本語表現技法』(栗山 次郎, 朝倉書店) [ISBN]9784339076400『知的な科学・技術文章の書き方―実験リポート作成から学術論文構築まで』(中島 利勝, コロナ社) ■関連科目 基礎ゼミ1、基礎ゼミ2、基礎物理学および演習、物理学概論および演習、電気電子工学概論、電気回路Ⅰ、電気回路Ⅱ、電気計測 ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 実習各テーマに対する取り組み 90%(補足:「各テーマ1回目実習態度5%、2回目実習態度5%、全体成果5%」×6回)90% 実習総括での取り組み 10% 10% ■授業評価アンケート実施方法 期末に学生授業アンケートにより実施する ■研究室・E-mailアドレス 松本准教授室(31号館2階) [email protected] 松谷准教授室(31号館2階) [email protected] 有友准教授室(31号館3階) [email protected] 藤講師室 (31号館2階) [email protected] 谷本助教室 (31号館3階) [email protected] 津山助教室 (31号館7階) [email protected] ■オフィスアワー 松本:火曜日 5,6時限 松谷:火曜日5時限,金曜日 4時限 有友:水曜日3限・4限目 藤 :水曜日 3,4時限 谷本: 津山:火曜日 4,5時限 - 214 - 科目名: 電気電子材料 <エレ情・エネ> 英文名: Electronic and Electrical Materials タ ナ カ 担当者: 田中 セ ン ク マツタニ タカオミ 仙君・松谷 貴臣 単 位: 2単位 開講年次: 2年次 開講期: 4セメスター ■授業概要・方法等 我々の身の回りある機器、例えば家の中では、携帯電話、スマートフォン、パソコン、テレビ、冷蔵庫、洗濯機、エアコンなど、屋外では自動車、電車、飛行 機などは、いずれも電気電子デバイスがその機能を働かせることで動作している。すなわち電気電子デバイスが無ければ我々の生活は成り立たないと言っても 過言では無い。これら電気電子デバイスは、それらを構成する材料の性質をうまく利用することによって動作している。従って、各種材料の性質を正しく理解 しておくことは、電気電子デバイスを開発する上でも、利用する上でも、大切である。 本講義では、電気電子デバイスの材料として用いられている物質について、その基礎的特性を学ぶ。これにより、各物質の持つ性質がどのようにデバイスとし て応用されているのかを理解する。 なお、評価基準は下記の「成績評価方法および基準」に100点満点の割合で記載しているが、下記の評価に基づいた点数が59点以下であり、あと一歩で到達目 標を達成すると判断した場合は、必要に応じて追加指導(講義、試験、レポート等)を実施する。追加指導で達成目標をぎりぎり満たしたと判断できれば60点 を与える。 第1回 電気電子材料の基礎Ⅰ 第2回 電気電子材料の基礎Ⅱ 第3回 導電材料I 第4回 導電材料Ⅱ 第5回 半導体材料Ⅰ 第6回 半導体材料Ⅱ 第7回 中間試験 第8回 誘電体材料Ⅰ 第9回 誘電体材料Ⅱ 第10回 磁性材料Ⅰ 第11回 磁性材料Ⅱ 第12回 光機能性材料 第13回 有機機能性材料 第14回 電気電子材料の物性計測手法 第15回 総括 定期試験 ■学習・教育目標および到達目標 この科目の習得によって、次の項目の知識と能力を身につけることを目標とする。 ・電気・電子材料を学ぶ基礎知識を習得する ・導電性材料の基礎物性と応用例を説明できる ・半導体材料の基礎物性と応用例を説明できる ・絶縁材料の基礎物性と応用例を説明できる ・誘電体材料の基礎物性と応用例を説明できる ・磁性材料の基礎物性と応用例を説明できる この科目の単位習得は電気電子工学科エレクトロニクス・情報通信コースで設定した学習・教育到達目標Aの達成に主体的に関与している。 ■授業時間外に必要な学修 身の回りの電子機器の中でどのような電気電子デバイスが使われており、どのような動作原理を持つのか、またその材料としてどういった物質が使用されてい るのかを調査する。そして、講義で得る知識と実際のモノとの対応を確認し、電気電子材料についての理解を深める。 また、 電気電子材料は次々に新しい材料が開発され日々進歩している。 新聞やテレビ、 インターネットなどを通じて、 これらの動向についても知識を得ておくこと。 ■教科書 [ISBN]9784339011913『電気・電子材料 (電気・電子系教科書シリーズ)』(中沢 達夫,コロナ社) ■参考文献 [ISBN]9784274131134『電気・電子材料 (インターユニバーシティ )』(水谷 照吉, オーム社) [ISBN]9784274209178『電気電子材料 (新インターユニバーシティ )』(鈴置 保雄, オーム社) [ISBN]9784274209178『電気電子材料 (series電気・電子・情報系 6)』(塩嵜 忠, 共立出版) [ISBN]9784886862525『電気電子材料』(大木 義路, オーム社) ■関連科目 電気物性概論、電磁気学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ、半導体工学、オプトエレクトロニクス ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 定期試験 50% 中間試験 30% 小テスト(随時)20% ■授業評価アンケート実施方法 前期開講科目は7月頃,後期開講科目は12 ~ 1月頃に実施する。 ■研究室・E-mailアドレス 31号館2F 材料プロセス工学研究室(松谷) [email protected] 31号館7F 有機エレクトロニクス研究室(田中) [email protected] ■オフィスアワー 火曜日5限,金曜日4限(松谷) 金曜日4,5限(田中) - 215 - 科目名: 電気電子材料 <エレ情・エネ> 英文名: Electronic and Electrical Materials タ ナ カ 担当者: 田中 セ ン ク マツタニ タカオミ 仙君・松谷 貴臣 単 位: 2単位 開講年次: 3年次 開講期: 5セメスター ■授業概要・方法等 我々の身の回りある機器、例えば家の中では、携帯電話、スマートフォン、パソコン、テレビ、冷蔵庫、洗濯機、エアコンなど、屋外では自動車、電車、飛行 機などは、いずれも電気電子デバイスがその機能を働かせることで動作している。すなわち電気電子デバイスが無ければ我々の生活は成り立たないと言っても 過言では無い。これら電気電子デバイスは、それらを構成する材料の性質をうまく利用することによって動作している。従って、各種材料の性質を正しく理解 しておくことは、電気電子デバイスを開発する上でも、利用する上でも、大切である。 本講義では、電気電子デバイスの材料として用いられている物質について、その基礎的特性を学ぶ。これにより、各物質の持つ性質がどのようにデバイスとし て応用されているのかを理解する。 なお、評価基準は下記の「成績評価方法および基準」に100点満点の割合で記載しているが、下記の評価に基づいた点数が59点以下であり、あと一歩で到達目 標を達成すると判断した場合は、必要に応じて追加指導(講義、試験、レポート等)を実施する。追加指導で達成目標をぎりぎり満たしたと判断できれば60点 を与える。 第1回 電気電子材料の基礎Ⅰ 第2回 電気電子材料の基礎Ⅱ 第3回 導電材料I 第4回 導電材料Ⅱ 第5回 半導体材料Ⅰ 第6回 半導体材料Ⅱ 第7回 中間試験 第8回 誘電体材料Ⅰ 第9回 誘電体材料Ⅱ 第10回 磁性材料Ⅰ 第11回 磁性材料Ⅱ 第12回 光機能性材料 第13回 有機機能性材料 第14回 電気電子材料の物性計測手法 第15回 総括 定期試験 ■学習・教育目標および到達目標 この科目の習得によって、次の項目の知識と能力を身につけることを目標とする。 ・電気・電子材料を学ぶ基礎知識を習得する ・導電性材料の基礎物性と応用例を説明できる ・半導体材料の基礎物性と応用例を説明できる ・絶縁材料の基礎物性と応用例を説明できる ・誘電体材料の基礎物性と応用例を説明できる ・磁性材料の基礎物性と応用例を説明できる この科目の単位習得は電気電子工学科エレクトロニクス・情報通信コースで設定した学習・教育到達目標Aの達成に主体的に関与している。 ■授業時間外に必要な学修 身の回りの電子機器の中でどのような電気電子デバイスが使われており、どのような動作原理を持つのか、またその材料としてどういった物質が使用されてい るのかを調査する。そして、講義で得る知識と実際のモノとの対応を確認し、電気電子材料についての理解を深める。 また、 電気電子材料は次々に新しい材料が開発され日々進歩している。 新聞やテレビ、 インターネットなどを通じて、 これらの動向についても知識を得ておくこと。 ■教科書 [ISBN]9784339011913『電気・電子材料 (電気・電子系教科書シリーズ)』(中沢 達夫,コロナ社) ■参考文献 [ISBN]9784274131134『電気・電子材料 (インターユニバーシティ )』(水谷 照吉, オーム社) [ISBN]9784274209178『電気電子材料 (新インターユニバーシティ )』(鈴置 保雄, オーム社) [ISBN]9784274209178『電気電子材料 (series電気・電子・情報系 6)』(塩嵜 忠, 共立出版) [ISBN]9784886862525『電気電子材料』(大木 義路, オーム社) ■関連科目 電気物性概論、電磁気学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ、半導体工学、オプトエレクトロニクス ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 定期試験 50% 中間試験 30% 小テスト(随時)20% ■授業評価アンケート実施方法 前期開講科目は7月頃,後期開講科目は12 ~ 1月頃に実施する。 ■研究室・E-mailアドレス 31号館2F 材料プロセス工学研究室(松谷) [email protected] 31号館7F 有機エレクトロニクス研究室(田中) [email protected] ■オフィスアワー 火曜日5限,金曜日4限(松谷) 金曜日4,5限(田中) - 216 - 科目名: 電気物性概論 <エレ情・エネ> 英文名: Introduction to Material Science マツタニ タカオミ 担当者: 松谷 タ ナ カ セ ン ク 貴臣・田中 仙君 単 位: 2単位 開講年次: 2年次 開講期: 4セメスター ■授業概要・方法等 電気物性論とは物質の電気的な性質を決定づける要因を理解するための学問である.多くの電化製品は,半導体や絶縁体素子,発光・受光素子などの電気的能 動素子,受動素子の集合体であり,これら素子の動作は固体の原子・分子レベルのミクロな性質に支配されている.近年,各用途に応じた素子の開発は,原子・ 分子レベルで設計されており,本講義は,電気電子材料,半導体工学などの基礎知識として極めて重要である.本講義では,原子構造や電子軌道などの基礎を 習得するため,固体物理学の入門編を中心に電気物性概論を学ぶ.授業の後半には演習問題を実施し,その解答および解説を学生有志により発表していただき, プレゼンテーション能力の育成を図る. 第1回 序論 第2回 原子の構造 第3回 電子配置 第4回 原子の結合 第5回 結晶と格子 第6回 エネルギーバンド構造 第7回 固体の性質 第8回 復習と中間試験 第9回 導電性 第10回 超伝導 第11回 誘電体 第12回 半導体(1) 第13回 半導体(2) 第14回 電子放出 第15回 光の放出 定期試験 ■学習・教育目標および到達目標 この科目の単位修得により、以下の項目の知識と能力を身につける. 1.原子の構造と電子配置を完全に理解できる. 2.原子の結合を理解できる. 3.エネルギーバンド構造およびバンド構造による物質の分類を理解できる. 4.電気伝導のメカニズムを理解できる. 5.電子・光の放出現象が理解できる. この科目の単位修得は電気電子工学科エレクトロニクス・情報通信コースで設定した学習・教育到達目標Aの達成に主体的に関与している。 ■授業時間外に必要な学修 本講義は,物理学の基礎知識を有することが前提になっており,各講義内容に対応した物理の諸知識を復習しておくこと. ■教科書 [ISBN]9784254227673『したしむ電子物性 (したしむ物理工学)』(志村 史夫,朝倉書店) ■参考文献 [ISBN]9784320033412『入門 固体物性―基礎からデバイスまで』(斉藤 博, 共立出版) [ISBN]9784274130236『よくわかる電気電子物性 (セメスタ学習シリーズ)』(岩本 光正, オーム社) ■関連科目 量子物理学,固体物性論,電気電子材料,量子エレクトロニクス,半導体工学,レーザー工学 ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 定期試験 50% 中間試験 30% 小テスト・レポート(随時) 20% ■授業評価アンケート実施方法 前期開講科目は7月頃、後期開講科目は12 ~ 1月頃に実施します。 ■研究室・E-mailアドレス 材料プロセス工学研究室(松谷) [email protected](松谷) 31号館7F有機エレクトロニクス研究室(田中) [email protected] ■オフィスアワー 火曜日5限,金曜日4限(松谷) 金曜日4,5限(田中) - 217 - 科目名: 電気法規・施設管理 <エネ> 英文名: Lows and Regulation for Electric Installation タ ケ シ 担当者: 武子 マサカズ 雅一 単 位: 2単位 開講年次: 3年次 開講期: 5セメスター ■授業概要・方法等 電気は我が国の経済と国民生活にとって不可欠なエネルギーである。 この重要な電気エネルギーを供給する電気事業の健全な発展を助長し、これを消費するものの利益を保護し、また電気による事故・災害を防止することは国 の責務である。この目的の達成のために電気に関する各種法律が定められている。 本講義は、電力を安定供給している電力設備の中で特に配電設備のシステム構成を理解し、その電力機器を電力の安定供給するための法律の概要を講義し、 単なる電気法規の解釈だけでなく、法の精神を理解し、電気工学を専攻する者の良識を深めることを目的とする。 なお本科目は電気事業法に基づく電気主任技術者の資格に関する省令による免状交付を受けるための必須科目の一つである。 第1回 本講義のガイダンス 第2回 現配電システム施設概要 第3回 配電システム施設に使用される機器 第4回 配電システムの電圧区分と電圧強調 第5回 配電システムの電流強調 第6回 配電システムの運用上の注意 第7回 配電システムのトラブルと復旧手順 第8回 社会での電気系エンジニアの役割 第9回 電気関連法規の体系 第10回 電気事業法 第11回 電気工事士法 第12回 電気用品安全法 第13回 PL法 第14回 技術基準、内線規程 第15回 電気通信事業法 「定期試験」 ■学習・教育目標および到達目標 電気事業法の精神である目的及び用語の定義を正しく理解すること。 一般用電気工作物及び事業用電気工作物(電気事業用・自家用電気工作物)の定義を正しく理解し、自主保安体制のあり方について把握し、自己が必要とす る法規を独自に活用できる基礎を作ることを目標とする。 ■授業時間外に必要な学修 第1回~第15回の授業計画の項目・内容に準じて、授業予定前日までに予習し、また授業終了後に授業の要点を纏めること。 ■教科書 講師自作資料(資料は電子データで配布する) ■参考文献 [ISBN]9784886862907『電気施設管理と電気法規解説』(並木 徹,電気学会) [ISSN]13405551『電気学会誌』(電気学会 114巻1号(平6.1)- ) [ISSN]03865576『OHM : 総合電気雑誌』(オ-ム社 79巻11号 (1992.11)- ) [雑誌]『電気設備学会誌』(電気設備学会 4巻3号(昭59.6)- ) [ISBN]9784886007179『電気事業法令集 2014年度版』(東洋法規出版) [ISBN]9784829977019『解説電気設備の技術基準 第16版』(経済産業省商務流通保安グループ, 文一総合出版) [ISBN]9784274941450『絵とき電気施設管理と法規』(田尻陸夫, オーム社) ■関連科目 発電工学 エネルギー伝送工学 エネルギー変換工学 エレクトロニクス関連機器 ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 定期試験 60% レポート1 20% レポート2 20% ■授業評価アンケート実施方法 前期開講科目は7月頃実施 ■研究室・E-mailアドレス 21号館2階 非常勤講師控室(内線2262)、メールアドレス:[email protected] ■オフィスアワー 前期:木曜日5時限及びメール(メール問い合わせの際はタイトルに【近畿大学】と記す事) - 218 - 科目名: 電磁気学Ⅰ <エレ情・エネ> 英文名: Electromagnetics Ⅰ マツモト ヨシユキ 担当者: 松本 タケムラ ユウイチロウ 芳幸・武村 祐一朗 単 位: 2単位 開講年次: 2年次 開講期: 3セメスター ■授業概要・方法等 電磁気学は電気電子工学を学ぶ上で中心的学問であるが、難解な学問の一つであることも周知のことである。これは目に見えない電磁場の現象を高等な数学 で表現し、それを用いることにある。本講義では数学の詳細にも少し踏み込んで、主に静電場に関する基本法則をしっかり理解させる。更に、演習問題を行う ことで与えられた条件下で空間に作られる電場の様子やその性質について精通させる。これにより、空間や物質中に作られる電場の様子をすばやくイメージで き、場の考え方に慣れるようにする。受講にあたっては微分積分学および線形代数学を充分習得していることが必要となる。また、物理学の基本法則も当然必 要となるために物理学Ⅱも習得していることが必要である。 第1回 学習・教育目標との関連説明、電荷とクーロンの法則 第2回 3次元空間でのクーロンの法則と演習 第3回 電場と電気力線の定義とその性質 第4回 ガウスの法則 第5回 ガウスの法則の応用 第6回 保存力場と電位 第7回 電位とその応用 第8回 中間試験と解説講義 第9回 渦なしの法則とポアッソンの方程式 第10回 電場中の導体に生じる現象 第11回 電気影像法とその応用 第12回 電気容量 第13回 電気容量とその応用・電位容量係数 第14回 静電エネルギー 第15回 静電エネルギーの応用と電磁気学Ⅰの演習 定期試験 ■学習・教育目標および到達目標 電磁気学Ⅰでは電場に関する基本法則を十分理解させるために、クーロンの法則・ガウスの法則・電場と電位の関係・渦なしの法則・ポアッソンとラプラス の方程式・電場中の導体の現象と電気容量・静電エネルギーなどについて学習する。 この科目の単位修得により、以下の項目の知識と能力を身につける。 (1)クーロンの法則が理解でき、これを用いて3次元空間でのクーロン力が求められる。 (2)電場と電気力線について理解し、これらを説明できる。 (3)ガウスの法則が理解でき、簡単な系でこれを用いて電場の大きさを求められる。 (4)電位が理解でき、渦なしの法則が説明できる。 (5)電場中の導体に生じる現象が説明でき、コンデンサーの電気容量や静電エネルギーなどが求められる。 この科目の単位習得は電気電子工学科エレクトロニクス・情報通信コースで設定した学習・教育目標Aの達成に主体的に関与している。 ■授業時間外に必要な学修 三次元空間内でのクーロンの法則やガウスの法則、また電場と電位の関係、渦なしの法則を学ぶため、1変数の微積分はもとより、多変数の微分(偏微分)、面積 積分・体積積分についての基礎を十分学習しておくこと。講義中不明な箇所がある場合は、その場で質問をするか、講義終了後に必ず質問を行って疑問を残さ ないようにする。 ■教科書 [ISBN]9784817302465『電磁気学入門』(中田淳一・松本芳幸 共著,日新出版) ■参考文献 [ISBN]9784896411447『やくにたつ電磁気学』(平井 紀光, ムイスリ出版) [ISBN]9784485302170『ドリルと演習シリーズ 電磁気学』(電気書院) [ISBN]9784320030220『詳解電磁気学演習』(後藤 憲一, 共立出版) ■関連科目 物理学Ⅱ、微分積分学Ⅰ、微分積分学Ⅱ、線形代数学Ⅰ、線形代数学Ⅱその他物理学・数学関連科目全般 ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 定期試験 50% 中間試験 40% レポートおよび小試験 10% ■授業評価アンケート実施方法 前期開講科目は7月頃、後期開講科目は12 ~ 1月頃に実施します。 ■研究室・E-mailアドレス 松本准教授室 31号館東棟2階 (内線4028) [email protected] ■オフィスアワー 松本准教授:火曜日5,6時限 菅原講師: 木曜日13:00 ~ 17:00(通年) 武村准教授:水曜日3,4時限 - 219 - 科目名: 電磁気学Ⅰ(再)<エレ情・エネ> 英文名: Electromagnetics Ⅰ スガハラ 担当者: 菅原 ケ ン ゴ 賢悟 単 位: 2単位 開講年次: 2年次 開講期: 4セメスター ■授業概要・方法等 電磁気学は電気電子工学を学ぶ上で中心的学問であるが、難解な学問の一つであることも周知のことである。これは目に見えない電磁場の現象を高等な数学 で表現し、それを用いることにある。本講義では数学の詳細にも少し踏み込んで、主に静電場に関する基本法則をしっかり理解させる。更に、演習問題を行う ことで与えられた条件下で空間に作られる電場の様子やその性質について精通させる。これにより、空間や物質中に作られる電場の様子をすばやくイメージで き、場の考え方に慣れるようにする。受講にあたっては微分積分学および線形代数学を充分習得していることが必要となる。また、物理学の基本法則も当然必 要となるために物理学Ⅱも習得していることが必要である。 第1回 学習・教育目標との関連説明、電荷とクーロンの法則 第2回 3次元空間でのクーロンの法則と演習 第3回 電場と電気力線の定義とその性質 第4回 ガウスの法則 第5回 ガウスの法則の応用 第6回 保存力場と電位 第7回 電位とその応用 第8回 中間試験と解説講義 第9回 渦なしの法則とポアッソンの方程式 第10回 電場中の導体に生じる現象 第11回 電気影像法とその応用 第12回 電気容量 第13回 電気容量とその応用・電位容量係数 第14回 静電エネルギー 第15回 静電エネルギーの応用と電磁気学Ⅰの演習 定期試験 ■学習・教育目標および到達目標 電磁気学Ⅰでは電場に関する基本法則を十分理解させるために、クーロンの法則・ガウスの法則・電場と電位の関係・渦なしの法則・ポアッソンとラプラス の方程式・電場中の導体の現象と電気容量・静電エネルギーなどについて学習する。 この科目の単位修得により、以下の項目の知識と能力を身につける。 (1)クーロンの法則が理解でき、これを用いて3次元空間でのクーロン力が求められる。 (2)電場と電気力線について理解し、これらを説明できる。 (3)ガウスの法則が理解でき、簡単な系でこれを用いて電場の大きさを求められる。 (4)電位が理解でき、渦なしの法則が説明できる。 (5)電場中の導体に生じる現象が説明でき、コンデンサーの電気容量や静電エネルギーなどが求められる。 この科目の単位習得は電気電子工学科エレクトロニクス・情報通信コースで設定した学習・教育目標Aの達成に主体的に関与している。 ■授業時間外に必要な学修 三次元空間内でのクーロンの法則やガウスの法則、また電場と電位の関係、渦なしの法則を学ぶため、1変数の微積分はもとより、多変数の微分(偏微分)、面積 積分・体積積分についての基礎を十分学習しておくこと。講義中不明な箇所がある場合は、その場で質問をするか、講義終了後に必ず質問を行って疑問を残さ ないようにする。 ■教科書 [ISBN]9784785322236『電磁気学入門』(岡崎 誠,裳華房) ■参考文献 [ISBN]9784896411447『やくにたつ電磁気学』(平井 紀光, ムイスリ出版) [ISBN]9784485302170『ドリルと演習シリーズ 電磁気学』(電気書院) [ISBN]9784320030220『詳解電磁気学演習』(後藤 憲一, 共立出版) ■関連科目 物理学Ⅱ、微分積分学Ⅰ、微分積分学Ⅱ、線形代数学Ⅰ、線形代数学Ⅱその他物理学・数学関連科目全般 ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 定期試験 50% 中間試験 20% レポートおよび小試験 30% ■授業評価アンケート実施方法 前期開講科目は7月頃、後期開講科目は12 ~ 1月頃に実施します。 ■研究室・E-mailアドレス 菅原講師室 31号館東棟2階 (内線4025) [email protected] ■オフィスアワー 菅原講師: 木曜日13:00 ~ 17:00(通年) - 220 - 科目名: 電磁気学Ⅱ <エレ情・エネ> 英文名: Electromagnetics Ⅱ マツモト ヨシユキ 担当者: 松本 モリモト タ ケ シ 芳幸・森本 健志 単 位: 2単位 開講年次: 2年次 開講期: 4セメスター ■授業概要・方法等 電磁気学は電気電子工学を学ぶ上で中心的学問であるが、難解な学問の一つであることは周知のことである。その主な理由として目に見えない電磁場の現象 が高等数学で表現され、それを理解し用いることにある。本講義では電磁気学Ⅰで学んだ静電場に関する法則を復習しながら、数学的表現とその現象を対応さ せながら、電流の概念を理解したうえで、電流の作る静磁場について改めて場の基本的考え方から講述する。この中で静電場と静磁場の基本的相違を充分に理 解する。引き続き、電場中に置かれた物質の電気的性質、磁場中に置かれた物質の磁気的性質を学ぶ。これにより電気電子工学に必要な様々な現象の基礎を理 解することが可能となる。受講に当たっては演習を交えながら進めてゆくので電磁気学Ⅰはもとよりベクトル解析、微分積分学、線形代数学などを充分習得し ていることが要求される。 第1回 学習教育目標との関連の説明、電磁気学Ⅰ(静電場)の復習 第2回 導体の電気伝導 第3回 磁場の性質 第4回 磁場中を流れる電流に作用する力 第5回 ビオ・サバールの法則 第6回 ループ電流と双極子 第7回 ループ電流と磁場に関するガウスの法則 第8回 中間試験と解説講義 第9回 磁場中での仕事量とアンペールの法則 第10回 アンペールの法則の演習とベクトルポテンシャル 第11回 誘電体における分極と電荷 第12回 誘電体の境界条件 第13回 誘電体内の静電エネルギー 第14回 磁性体の磁化と磁化電流 第15回 磁性体の境界条件 定期試験 ■学習・教育目標および到達目標 電磁気学Ⅱでは誘電体の電気的性質と様々な誘電体、電流の作る磁場、磁場の性質とガウスの法則、ビオ・サバールの法則、アンペールの法則そしてベクト ルポテンシャル、物質の電気的性質と磁気的性質、様々な誘電体、磁性体について習得することを目標とする。 この科目の単位修得により、以下の項目の知識と能力を身につける。 (1) 磁場に関するクーロンの法則と磁束線、磁力線の性質が説明できる。 (2) 磁場中の電流に作用する力とビオ・サバールの法則が理解でき、簡単な系でこの法則を用いて磁束密度などの諸物理量を求めることができる。 (3) アンペールの法則が理解でき、簡単な系でこれを用いて電流のつくる磁束密度等が求められる。 (4) ベクトルポテンシャルが理解できる。 (5) 物質の電気的性質と磁気的性質とそれを現す物理量が理解でき、簡単な系でこれら物理量を求めることができる。 この科目の単位修得は電気電子工学科エレクトロニクス・情報通信コースで設定した学習・教育到達目標Aの達成に主体的に関与している。 ■授業時間外に必要な学修 数学的素養が不可欠であるので、べクトル解析の基礎および多変数の微分積分を十分復習しておくこと。また、電磁気学Ⅰで学んだガウスの法則・渦なしの法 則・電場と電位の関係・電荷保存則・ポアッソンの方程式などは頻繁に引用されるので、復習しておくだけでなく、講義ノートを持参して受講すること。講義 中不明な箇所がある場合は質問等により、その時間中に解決すること。 ■教科書 [ISBN]9784817302465『電磁気学入門』(中田淳一・松本芳幸 共著,日新出版) ■参考文献 [ISBN]9784896411447『やくにたつ電磁気学』(平井 紀光, ムイスリ出版) [ISBN]9784485302170『ドリルと演習シリーズ 電磁気学』(電気書院) [ISBN]9784320030220『詳解電磁気学演習』(後藤 憲一, 共立出版) ■関連科目 電磁気学Ⅰ、物理学Ⅱ、微分積分学Ⅰ、微分積分学Ⅱ、線形代数学Ⅰ、線形代数学Ⅱ、ベクトル解析その他物理学・数学関係科目全般 ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 定期試験 50% 中間試験 40% レポートおよび小テスト 10% ■授業評価アンケート実施方法 前期開講科目は7月頃、後期開講科目は12 ~ 1月頃に実施します。 ■研究室・E-mailアドレス 松本准教授室 31号館東棟2階(内線4028) [email protected] 森本准教授室 31号館西棟3階(内線4317) [email protected] ■オフィスアワー 松本:火曜日5,6時限 森本:木曜日5時限、金曜日4時限 - 221 - 科目名: 電磁気学Ⅱ(再)<エレ情・エネ> 英文名: Electromagnetics Ⅱ スガハラ 担当者: 菅原 ケ ン ゴ 賢悟 単 位: 2単位 開講年次: 3年次 開講期: 5セメスター ■授業概要・方法等 電磁気学は電気電子工学を学ぶ上で中心的学問であるが、難解な学問の一つであることは周知のことである。その主な理由として目に見えない電磁場の現象 が高等数学で表現され、それを理解し用いることにある。本講義では電磁気学Iで学んだ静電場に関する法則を復習しながら、数学的表現とその現象を対応さ せて電流の概念を理解し、電流の作る静磁場について講述する。この中で静電場と静磁場の基本的な相似と相違を充分に理解する。引き続き、電場中に置かれ た物質の電気的性質、磁場中に置かれた物質の磁気的性質を学ぶ。これにより電気電子工学に必要な様々な現象の基礎を理解することが可能となる。受講に当 たっては演習を交えながら進めてゆくので電磁気学Ⅰはもとよりベクトル解析、微分積分学、線形代数学などを充分習得していることが要求される。 第1回 学習教育目標との関連の説明、電磁気学Ⅰ(静電場)の復習 第2回 磁場に関するクーロンの法則 第3回 磁場と磁束密度 第4回 電流と電気伝導 第5回 磁場中を流れる電流に作用する力 第6回 ビオ・サバールの法則 第7回 ループ電流と双極子 第8回 中間試験と解説講義 第9回 磁場に関するガウスの法則 第10回 磁場中での仕事量とアンペールの法則 第11回 ベクトルポテンシャル 第12回 静磁場のまとめ、復習 第13回 誘電体における分極と電荷 第14回 誘電体の境界条件 第15回 誘電体内の静電エネルギー 定期試験 ■学習・教育目標および到達目標 電磁気学IIでは誘電体の電気的性質と様々な誘電体、電流の作る磁場、磁場の性質とガウスの法則、ビオ・サバールの法則、アンペールの法則そしてベクトル ポテンシャル、物質の電気的性質と磁気的性質、様々な誘電体について習得することを目標とする。 この科目の単位修得により、以下の項目の知識と能力を身につける。 (1) 磁場に関するクーロンの法則と磁束線、磁力線の性質が説明できる。 (2) 磁場中の電流に作用する力とビオ・サバールの法則が理解でき、簡単な系でこの法則を用いて磁束密度などの諸物理量を求めることができる。 (3) アンペールの法則が理解でき、簡単な系でこれを用いて電流のつくる磁束密度等が求められる。 (4) ベクトルポテンシャルが理解できる。 (5) 物質の電気的性質と磁気的性質とそれを現す物理量が理解でき、簡単な系でこれら物理量を求めることができる。 この科目の単位修得は電気電子工学科エレクトロニクス・情報通信コースで設定した学習・教育目標Aの達成に主体的に関与している。 ■授業時間外に必要な学修 数学的素養が不可欠であるので、べクトル解析の基礎および多変数の微分積分を十分復習しておくこと。また、電磁気学Ⅰで学んだガウスの法則・渦なしの法 則・電場と電位の関係・電荷保存則・ポアッソンの方程式などは頻繁に引用されるので、復習しておくだけでなく、講義ノートを持参して受講すること。講義 中不明な箇所がある場合は質問等により、その時間中に解決すること。 ■教科書 [ISBN]9784817302465『電磁気学入門』(中田淳一・松本芳幸,日新出版) ■参考文献 [ISBN]9784785322236『電磁気学入門』(岡崎 誠,裳華房) [ISBN]9784896411447『やくにたつ電磁気学』(平井 紀光, ムイスリ出版) [ISBN]9784485302170『ドリルと演習シリーズ 電磁気学』(電気書院) [ISBN]9784320030220『詳解電磁気学演習』(後藤 憲一, 共立出版) ■関連科目 電磁気学Ⅰ、物理学Ⅱ、微分積分学Ⅰ、微分積分学Ⅱ、線形代数学Ⅰ、線形代数学Ⅱ、ベクトル解析その他物理学・数学関係科目全般 ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 定期試験 50% 中間試験 20% 演習 30% ■授業評価アンケート実施方法 12 ~ 1月頃に実施します。 ■研究室・E-mailアドレス 菅原講師室 31号館東棟2階(内線4025) [email protected] ■オフィスアワー 菅原:木曜日13:00 ~ 15:00(通年) - 222 - 科目名: 電磁気学Ⅲ <エレ情・エネ> 英文名: ElectromagneticsⅢ マツモト ヨシユキ 担当者: 松本 モリモト タ ケ シ 芳幸・森本 健志 単 位: 2単位 開講年次: 3年次 開講期: 5セメスター ■授業概要・方法等 電磁気学は電気電子工学を学ぶ上で中心的学問であるが、難解な学問の一つであることも周知のことである。これは目に見えない電磁場の現象を高等な数学 で表現し、それを用いることにある。本講義では電磁場および電磁波の現象に精通するためにその基本となる静電場、静磁場といった基本的概念を明確に理解 していることが必要となる。加えて、数学的手段を身に付けていることも不可欠となる。特に本科目では時間に依存した電磁場を取り扱うため、これらの事項 がより一層重要なものとなる。受講に当たっては、電磁気学Ⅰ・電磁気学Ⅱの内容である静電場・静磁場に関する基本的知識を修得していることが必要不可欠 で、講義ではこれら内容を充分理解しているものとして進めてゆく。 第1回 学習教育目標との関連説明、物質の磁性と様々な磁性体 第2回 磁化電流 第3回 磁性体の境界条件 第4回 電磁誘導 第5回 電磁誘導の応用 第6回 自己誘導と自己インダクタンス 第7回 相互誘導と相互インダクタンス 第8回 誘導現象の演習 第9回 中間試験と問題解説 第10回 変位電流 第11回 アンペール・マクスウェルの法則 第12回 マクスウェルの方程式 第13回 電磁波 第14回 電磁波のエネルギーとその伝播と放射 第15回 電磁波の反射と透過 定期試験 ■学習・教育目標および到達目標 電磁気学Ⅲでは磁性体の性質、磁化電流、磁性体の境界条件、電磁誘導、自己誘導、相互誘導、変位電流、アンペール・マクスウェルの法則、マクスウェルの方程式、 電磁波とエネルギーなどについて学習・習得することを目標とする。 この科目の単位修得により、以下の項目の知識と能力を身につける。 (1) 物質の磁気的性質が磁化電流によることを理解でき、磁気的性質を現すいくつかの物理量とアンペールの法則、ガウスの法則が説明できる。 (2) 電磁誘導現象が理解でき、簡単な系で誘導電流が求められる。 (3) 時間に依存した電流が回路を流れるときのコンデンサーで生じる現象を説明できる。 (4) マクスウェルの方程式を示せ、電磁波の一般的性質が説明できる。 この科目の単位修得は電気電子工学科エレクトロニクス・情報通信コースで設定した学習・教育到達目標Aの達成に主体的に関与している。 ■授業時間外に必要な学修 電磁気学Ⅰ、電磁気学Ⅱで学習したガウスの法則、渦なしの法則、電荷保存則、アンペールの法則等の静電場・静磁場での性質の理解が不可欠となるので、十 分に復習をしておくこと。また、これらを要領よくまとめ、受講中必要に応じて参照できるようにしておくこと。 ■教科書 [ISBN]9784817302465『電磁気学入門』(中田淳一・松本芳幸,日新出版) ■参考文献 [ISBN]9784785322236『電磁気学入門』(岡崎 誠,裳華房) [ISBN]9784485302170『ドリルと演習シリーズ 電磁気学』(電気書院) [ISBN]9784320030220『詳解電磁気学演習』(後藤 憲一, 共立出版) [ISBN]9784896411447『やくにたつ電磁気学』(平井 紀光, ムイスリ出版) ■関連科目 電磁気学Ⅰ、電磁気学Ⅱ、物理学Ⅱ、微分積分学Ⅰ、微分積分学Ⅱ、線形代数学Ⅰ、線形代数学Ⅱ、ベクトル解析その他物理学・数学関係科目 ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 定期試験 50% 中間試験 40% レポートおよび小テスト 10% ■授業評価アンケート実施方法 前期開講科目は7月頃、後期開講科目は12 ~ 1月頃に実施します。 ■研究室・E-mailアドレス 松本准教授室 31号館東棟2階(内線4028) [email protected] 森本准教授室 31号館西棟3階(内線4317) [email protected] ■オフィスアワー 松本:火曜日5,6時限目 森本:月曜日5時限目、金曜日4時限目 - 223 - 科目名: 電磁波工学 <エレ情> 英文名: Electromagnetic Wave Engineering モリモト 担当者: 森本 タ ケ シ 健志 単 位: 2単位 開講年次: 4年次 開講期: 7セメスター ■授業概要・方法等 高度情報化社会の現代において、モバイル、ユビキタスは必須のものであり、電磁波工学の重要性は明らかである。例えば、無線通信はかつての資格を持った 少数の人だけのものから、国民の大半が携帯電話を持つものになっているし、携帯電話だけではなく家電製品、自動車、自動販売機など、様々な物が電磁波工 学の恩恵により情報やエネルギーの伝達、輸送を行っている。一方で電磁波は目に見えないことから、発見されて100年余りで、得体の知れないもの、難しい 数式を用いた複雑なものとして、受け入れ難い印象を持たれる傾向がある。本講義では、様々なシステムに用いられ、益々重要性を増している電磁波工学につ いて、最も基本的な高周波・マイクロ波関連技術と電磁波の放射と伝搬現象に重点を置いて学習する。講義中には、イメージ図や演習問題を出来るだけ多く利 用し、理解度と学習効果を高めるようにする。 第1回 電磁波とその応用分野 第2回 電磁波の基礎物理 第3回 電磁界・電磁波の数式表現(1) 第4回 電磁界・電磁波の数式表現(2) 第5回 電磁界・電磁波の数式表現(3) 第6回 電磁波の反射、屈折、回折(1) 第7回 電磁波の反射、屈折、回折(2) 第8回 電磁波の反射、屈折、回折(3) 第9回 伝送路における電磁波伝搬(1) 第10回 伝送路における電磁波伝搬(2) 第11回 伝送路における電磁波伝搬(3) 第12回 電磁波の放射と受信 第13回 アンテナ(1) 第14回 アンテナ(2) 第15回 アンテナ(3) 定期試験 ■学習・教育目標および到達目標 電磁波工学は、その応用分野の広がりと新規な方面への応用が、今後益々広い領域で期待されている。 本講義では、電磁波工学に関する基本的な原理と現象の物理的内容および計測の基礎を理解することを目標とする。 1)電磁波工学の基礎を習得する 2)目に見えない電磁波を具体的にイメージし、「電磁波を見る目」を養う 3)高周波に関する現象に対し、適切な方法と装置を用いて、信頼性と精度の高い計測ができるための基礎知識を得る 4)情報・通信分野に電磁波を応用するための基礎を習得する ことを目指す。 この科目の単位修得は電気電子工学科エレクトロニクス・情報通信コースで設定した学習・教育到達目標Aの達成に主体的に関与している。 ■授業時間外に必要な学修 1.講義の内容を復習し、習得した知識を確認すると共に、前後の講義との関連を整理すること。 2.「電磁気学」「電気回路」の知識が必須となるので、よく復習しておくこと。 3.参考文献に挙げるような書籍を入手し、講義の前後に当該部分の予習・復習をすること。 4.講義中に出題される演習問題に取組むこと。 ■教科書 [ISBN]9784339018493『光・電磁波工学 (電子情報通信レクチャーシリーズ)』(鹿子嶋 憲一, コロナ社 : 2003) ■参考文献 [ISBN]9784621048443『電磁波工学 : 基礎と応用 (電気・電子・情報・通信基礎コース)』(進士昌明, 丸善) [ISBN]9784872567069『電磁波工学 (電気・電子・情報最新シリーズ 7)』(岩重二郎, 愛智出版) [ISBN]9784901683838『電磁波工学入門 (電子・通信工学)』(高橋応明, 数理工学社) [ISBN]9784274132094『光・電磁波工学 (新世代工学シリーズ)』(西原浩, オーム社) ■関連科目 電磁気学 I, II, III、電気回路 I, II, III, IV ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 定期試験 65% 講義中に適宜実施する演習およびレポート 35% ■授業評価アンケート実施方法 理工学部実施規程に準拠して行います。 ■研究室・E-mailアドレス 31号館3階 森本准教授室 [email protected] ■オフィスアワー 月曜日 5時限、金曜日4時限 - 224 - 科目名: 電波関係法規 <エレ情> 英文名: Lectures on the Radio Law モリモト 担当者: 森本 タ ケ シ 健志 単 位: 2単位 開講年次: 4年次 開講期: 8セメスター ■授業概要・方法等 約100年前から急速に発達した電波の利用技術は、今日の生活を支える放送・通信分野になくてはならないものとなっている。これらの技術は、家電や自動運 転など新たな分野へも広まり、電波の利用は私たちの生活に密接に関わり、重要性を増している。このため、電波は資源として考えられ、その枯渇問題が顕著 となっており、電波資源の有効利用は様々なところで議論されている。 本講義では、我が国の電波利用に関する基準を定めた法律である電波法、およびそれに基づく命令である政令や省令(あわせて電波法令)を順次示しながら、 内容の理解を深め、電波行政に対する正しい認識が得られるように配慮する。 また、無線従事者として無線局を運用するために必要な無線技術士の国家資格受験を想定した演習と解説を行う。 第1回 電波法および電波関係法規の概説(1) 第2回 電波法および電波関係法規の概説(2) 第3回 無線局の免許(1) 第4回 無線局の免許(2) 第5回 無線局の免許(3) 第6回 無線従事者 第7回 無線局の運用(1) 第8回 無線局の運用(2) 第9回 無線設備(1) 第10回 無線設備(2) 第11回 監督等 第12回 船舶の無線局(1) 第13回 船舶の無線局(2) 第14回 船舶局の運用(1) 第15回 船舶局の運用(2) 定期試験 ■学習・教育目標および到達目標 我が国の電波利用に関する基準を定めた電波法電波法令を十分に理解・認識させ、法令を遵守して電波関連業務を遂行し、無線局の維持管理の指導的役割を担 えるスキルを身につけた人材の育成を目的とする。 この科目の単位を修得することにより、以下の知識と能力を身に付けることができる。 (1) 法令を理解し、これを遵守して無線局を運用することができる。 (2) 第一級陸上無線技術士などの上級の無線従事者国家試験の受験に必要最小限な法規の知識を習得する。 (3) 第三級海上特殊無線技士などの海上通信に係わる無線従事者国家試験の受験に必要最小限な法規の知識を習得する。 この科目の単位修得は電気電子工学科エレクトロニクス・情報通信コースで設定した学習・教育到達目標Aの達成に主体的に関与している。 ■授業時間外に必要な学修 参考文献として挙げたものなど、無線従事者国家資格の受験対策用の書籍等を入手し、学習第一級陸上無線技術士、第一級陸上特殊無線技士、第三級海上特殊 無線技士レベルの演習問題や過去の国家試験問題に取り組むこと。 ■教科書 教科書は使用せず、配布する講義用資料および板書で行う。 ■参考文献 [ISBN]9784807607907『法規―第一級陸上特殊無線技士 (無線従事者養成課程用標準教科書)』(情報通信振興会, 情報通信振興会 : 2015) [ISBN]9784807607266『法規・無線工学―第三級海上特殊無線技士 (無線従事者養成課程用標準教科書)』(情報通信振興会, 情報通信振興会 : 2013) [ISBN]9784807607723『電波法令集(抄) 平成27年版 関係法令(抄)・放送法・船舶安全法・航空法・電気通信事業法』(情報通信振興会 : 2015) [ISBN]9784807607754『よくわかる教科書 電波法大綱』(安達 啓一, 情報通信振興会 : 2015) [ISBN]9784807606443『電波法規の要点―国家試験問題から学ぶー第一級・第二級陸上無線技術士』(情報通信振興会 : 2011) ■関連科目 通信方式 移動体通信工学 電磁波工学 ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 定期試験 60% 講義中に実施する演習、小テスト 40% ■授業評価アンケート実施方法 前期開講科目は7月頃、後期開講科目は12 ~ 1月頃に実施します。 ■研究室・E-mailアドレス 31号館3階 森本准教授室 [email protected] ■オフィスアワー 木曜日 5時限、金曜日 4時限 - 225 - 科目名: ネットワーク工学 <エレ情> 英文名: Network Engineering オ チ 担当者: 越智 ヨ ウ ジ 洋司 単 位: 2単位 開講年次: 3年次 開講期: 6セメスター ■授業概要・方法等 本講義は、ネットワークを体系的に考え、その構成要素や技術を総合的に扱う講義である。IPネットワークを中心に、TCP/IPプロトコル階層に基づいて各 種階層の仕組みを理解し、具体的なプロトコルトレースを解読し理解を深める。また、ネットワークの解析・設計・評価に必須のトラヒック理論の基礎と分析 方法を学び、ネットワーク構築のための実戦的アプローチを学ぶ。最後に近年注目を浴びているIP電話ネットワークを取り上げ、近年の技術動向に対応できる 知識を習得する。各講義では具体的な演習課題や宿題を用意するだけでなく、新聞記事を引用して最新の技術動向と講義との関連性を説明する。 第1回 学習教育目標との関連説明、情報通信ネットワークの概要 第2回 ネットワークアクセスと通信ネットワーク構造 第3回 物理層と伝送媒体 第4回 端末識別とIPネットワーク(1) 第5回 端末識別とIPネットワーク(2) 第6回 データリンク層のデータ構造とプロトコル 第7回 ネットワーク層のデータ構造とプロトコル(1) 第8回 ネットワーク層のデータ構造とプロトコル(2) 第9回 トランスポート層のデータ構造とプロトコル 第10回 経路制御の基礎技術(1) 第11回 経路制御の基礎技術(2) 第12回 ネットワークフロー分析 第13回 トラヒックエンジニアリング 第14回 IP電話ネットワーク 第15回 アプリケーション層のプロトコルと近年のインターネット技術動向 定期試験 ■学習・教育目標および到達目標 ハードウェアおよびソフトウェアの両面からネットワーク技術者に求められる基礎知識を、講義中の演習課題や宿題を通して習得する。具体的には下記の項 目を目標とする。 1.ネットワークの構成要素の基礎について説明できる。 2.IPネットワークに関するデータ構造とプロトコルの基礎を理解できる。 3.トラフィックやコストに着目したネットワークの分析評価ができる。 4.ネットワークの信頼性向上のためのセキュリティの概要を理解できる。 5.IP技術を利用したネットワーク構築の概要について理解できる。 6.新聞等から情報通信技術に関連する最新の動向を取り上げ、講義内容との関係を理解できる。 この科目の単位修得は電気電子工学科エレクトロニクス・情報通信コースで設定した学習・教育到達目標Aの達成に主体的に関与している。 ■授業時間外に必要な学修 各回の講義で指示する宿題に取り組む。 ■教科書 [ISBN]9784339023749『ネットワークシステム構成論』(岩崎 一彦,コロナ社) ■参考文献 [ISBN]9784339007930『ネットワーク技術の基礎と応用 : ICTの基本からQoS、IP電話、NGNまで』(淺谷耕一, コロナ社) [ISBN]9784339008128『情報通信ネットワーク』(遠藤靖典, コロナ社) [ISBN]9784320085718『新編図解情報通信ネットワークの基礎』(田村武志, 共立出版) [ISBN]9784339012125『情報通信システム 改訂版 (電気・電子系教科書シリーズ 25)』(岡田正, コロナ社) ■関連科目 情報理論 ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 定期試験 70% 演習・宿題 30% ■授業評価アンケート実施方法 12 ~ 1月頃に実施します。 ■研究室・E-mailアドレス 越智講師室(31号館3階) [email protected] ■オフィスアワー 木曜日4限 - 226 - 科目名: 熱力学 <エネ> 英文名: Thermodynamics ノ ガ ミ 担当者: 野上 マサノブ 雅伸 単 位: 2単位 開講年次: 3年次 開講期: 5セメスター ■授業概要・方法等 エネルギー資源の有効利用を考えるには、熱力学の面からのアプローチが欠かせない。本科目は、化学熱力学 に軸足を置き、主要な法則や定理を学びながら、それらが物質の反応とどのように結びついているかを、日常 生活における実例を交えながら述べる。 第1回 イントロ 第2回 熱・温度と気体の性質 第3回 熱力学第1法則 第4回 熱化学とエンタルピー 第5回 演習(1) 第6回 熱力学第2法則 第7回 エントロピー 第8回 熱力学第3法則、ギブズの自由エネルギー 第9回 ギブズの自由エネルギー(続)・ヘルムホルツの自由エネルギー 第10回 演習(2) 第11回 化学平衡 第12回 相平衡 第13回 電池 第14回 演習(3) 第15回 総復習 定期試験 ■学習・教育目標および到達目標 熱力学に関する主要な法則や定理を学び、基本的な演習問題が解ける力を身に付ける。また、それらの法則や 定理が日常生活に深く関係していることを理解する。 ■授業時間外に必要な学修 演習問題解答に係る復習 ■教科書 特に指定しない。 ■参考文献 [ISBN]9784000058339『はじめての化学熱力学』(菅 宏, 岩波書店) ■関連科目 熱流体工学 ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 定期試験 60% 演習・レポート 40% ■授業評価アンケート実施方法 理工学部実施規定に準拠して行う。 ■研究室・E-mailアドレス 原子エネルギー化学研究室(22号館2階)[email protected] ■オフィスアワー 水曜日5限 - 227 - 科目名: 熱流体工学 <エネ> 英文名: Fluid Engineering ハシモト 担当者: 橋本 ケ ン ゴ 憲吾 単 位: 2単位 開講年次: 3年次 開講期: 6セメスター ■授業概要・方法等 熱はすべてのエネルギー形態の根幹となるものであり、その移動を扱う伝熱学は、我々の日常生活をはじめとして、 生産・加工・輸送などの工業、さらには地球環境などの広い分野におけるエネルギーの有効利用を図る上で、最も必 要とされる学問の1つである。従って、伝熱工学の知識は理工学系の学生にとって必要不可欠である。この講義では、 熱移動のメカニズム、支配方程式の導出とその物理、支配方程式の解法を学習することにより、具体的な伝熱問題を 解き熱流動特性を評価する能力を身に付けることを目標とする。更に、実際の応用例としてエネルギー工学分野にお ける熱流動解析を学習し、伝熱工学の理解を深める。 受講に当たっては、教科書に基づいて予習し、例題・演習問題で復習を行い理解を深めることが必要である。(EUI) 第1回 伝熱工学概論 第2回 熱伝導方程式 第3回 非定常熱伝導 第4回 熱伝導演習 第5回 ナビエ・ストークス式 第6回 管内流の熱伝達と無次元数 第7回 強制対流演習 第8回 境界層方程式 第9回 境界層方程式の解法と乱流熱伝達 第10回 自然対流 第11回 微分方程式の差分近似 第12回 熱伝導方程式の数値解法 第13回 沸騰熱伝達 第14回 原子炉伝熱解析 第15回 熱流体工学特別演習 定期試験 ■学習・教育目標および到達目標 簡単な熱機関について、熱伝導方程式やナビエ・ストークス方程式を解き、その熱流体特性を調べる力を身に付ける。 ■授業時間外に必要な学修 演習問題を確実に解けるようにすること。授業で学習した事項を身近なものへ応用し、その理解を深めること。 ■教科書 [ISBN]9784320080652『基礎 伝熱工学』(北村 健三,共立出版) ■参考文献 [ISBN]9784274085161『図解伝熱工学の学び方』(北山直方, オーム社) [ISBN]なし『原子炉の理論と解析 下』(ルイス・J.ハミルトン, 現代工学社 1981年) ■関連科目 物理学I、微分積分学IおよびII、微分方程式、量子エネルギー工学、エネルギー工学実験、コンピュータサイ エンス ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 定期試験 100% ■授業評価アンケート実施方法 理工学部の実施要領に従い、授業中に実施する。 ■研究室・E-mailアドレス 原子力研究所 原子炉工学研究室 22号館 2階(内線)4401 [email protected] ■オフィスアワー 火曜日14:00 ~ 15:30、22号館2階原研物理系研究室 - 228 - 科目名: バイオエネルギー工学 <エネ> 英文名: Engineering of Bioenergy イ ダ 担当者: 井田 タ ミ オ 民男 単 位: 2単位 開講年次: 4年次 開講期: 7セメスター ■授業概要・方法等 地球環境を取り巻く現状は、気候変動枠組条約締結国会議(COP)等の議論に見られるように厳しさを増しつつある。特に、エネルギー 源の枯渇や地球汚染問題は、深刻化している。本講義では、熱力学の基礎を学習し、エネルギーを巡る諸問題、化石燃料を主体と する環境汚染問題の概要を述べた後、再生かつ持続可能な新エネルギー、なかでもバイオマスを一次エネルギーとするバイオエネ ルギーに関する基礎からバイオマス発電、バイオコークス等の最新エネルギー技術とそのシステムについて学習する。一方、エネ ルギー変換がもたらしている各種の環境汚染物質、そのメカニズムと排出抑制技術についても学習する。 第1回 エネルギーをめぐる諸問題 第2回 持続可能な発展,気候変動枠組条約締結国会議(COP)の歴史 第3回 地球温暖化とそのメカニズムと各国の対応 第4回 従来型熱エネルギーとその資源 第5回 自然エネルギーとエネルギー消費 第6回 熱力学の基礎 第7回 熱機関の仕組み 第8回 将来型の熱エネルギーとそのシステム その1 第9回 将来型の熱エネルギーとそのシステム その2 第10回 将来型の熱エネルギーとそのシステム その3 第11回 廃棄物と環境保全 第12回 省エネルギーとコージェネレーションシステム 第13回 エネルギー変換と環境保全 第14回 地球環境汚染とそのメカニズム 第15回 次世代バイオ固形燃料:バイオコークスについて 定期試験 ■学習・教育目標および到達目標 熱エネルギー変換技術を中心にエネルギーが抱える課題と環境問題を考えるための基礎的な知識を得られる。特に、再生かつ持続 可能なバイオエネルギーと地球温暖化のメカニズムを理解すると共に、現状及び将来予測についても把握できるようになる。 ■授業時間外に必要な学修 環境とエネルギーの問題に関しては、新聞はじめとしたマスコミ報道にも日頃から関心を持って接すること。レポート課題は、熱 エネルギーの利用と地球温暖化に関する諸問題:を主テーマとして、副テーマは各自で関心のあるものを決める形とする。 ■教科書 [ISBN]9784339044638『熱エネルギー・環境保全の工学 (機械系教科書シリーズ)』(井田 民男,コロナ社) ■参考文献 【留意事項】その他、適宜授業時に紹介します。 必要に応じて配布します。 ■関連科目 「資源とエネルギー」「自然環境論」「熱力学の基礎」「熱力学」「環境システム」、「環境問題を知る」、「都市環境の健康づくり学」 ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 考査テスト 70% レポート 30% ■授業評価アンケート実施方法 理工学部共通の評価方法で実施する。 ■研究室・E-mailアドレス 38号館6階N-612教室 [email protected] ■オフィスアワー 月曜日 4H - 229 - 科目名: 発電工学 <エネ> 英文名: Power Generation Engineering タケムラ ユウイチロウ 担当者: 武村 祐一朗 単 位: 2単位 開講年次: 3年次 開講期: 5セメスター ■授業概要・方法等 ①エネルギー資源、日本の電力事情やエネルギー環境問題について学びます。 ②発電方式について、水力発電、火力発電、原子力・新エネ発電(太陽光、風力、燃料電池等)を学びます。 ③電力系統について、変電、配電の基礎知識を学びます。 ④電験3種「電力」の受験に役立つ基礎的な演習を行います。 第1回 日本の抱える電力事情とエネルギー資源・環境問題 第2回 水力発電(1) 第3回 水力発電(2) 第4回 水力発電(3) 第5回 火力発電(1) 第6回 火力発電(2) 第7回 火力発電(3) 第8回 原子力発電(1) 第9回 原子力発電(2) 第10回 新エネ発電(1) 第11回 新エネ発電(2) 第12回 新エネ発電(1) 第13回 配変電(1) 第14回 配変電(2) 第15回 日本のエネルギーを支える電力の将来像 ■学習・教育目標および到達目標 日本が抱える電力事情を理解し、どのように解決していけばよいのか自らの意見が持てるレベルを目標とします。 また、電験3種(電力)受験に必要な基礎知識習得を目標とします。 ■授業時間外に必要な学修 講義で省略した部分,興味を持った部分を参考書等にて調べると共に自分なりのノートを作り整理することで、電験3 種習得に必要な基礎知識の理解度を確認すること。 ■教科書 必要に応じて授業中に資料を配付する。 ■参考文献 [ISBN]9784274200298『電験三種 よくわかる電力 (なるほどナットク!)』(津田 成和,オーム社) [ISBN]9784621070703『図説 電力システム工学―電気をつくる・送る・ためる!』(佐藤 義久, 丸善) [ISBN]9784886862235『発電・変電 2版』(道上 勉, 電気学会) [ISBN]9784485302255『エネルギー工学 改訂新版』(関井 康雄, 電気書院) ■関連科目 資源とエネルギー、電気回路Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ、熱力学、熱流体工学、原子エネルギー工学、パワーエレクトロニクス、太 陽エネルギー工学 ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 定期試験 60% 授業中課題 15% 小テスト 25% ■授業評価アンケート実施方法 前期開講科目は7月頃、後期開講科目は12 ~ 1月頃に実施します。 ■研究室・E-mailアドレス 31号館3階 武村准教授室 [email protected] ■オフィスアワー 水曜日3限・4限目 - 230 - 科目名: パワーエレクトロニクス <エネ> 英文名: Power Electronics マ エ ダ 担当者: 前田 ヨシノブ 佳伸 単 位: 2単位 開講年次: 4年次 開講期: 7セメスター ■授業概要・方法等 パワーエレクトロニクスはパワー (電気・電力・電力機器)と、エレクトロニクス(電子・回路・半導体)と、コントロール(制御)を融合した学際分野であり、エ レクトロニクスの発展により産み出された新しい分野で、産業用・家庭用・自動車用電力機器などの制御に広く応用されています。 本講義では、ダイオード、サイリスタ、パワートランジスタなど電力用半導体素子の種類、基本原理を述べ、これらの素子の利用法について学修します。ま た、整流回路、インバータ回路、直流チョッパ回路などの基本回路動作の説明を行います。さらに、パワーエレクトロニクスの応用例について、その目的、特 長を述べると共に、新技術動向、新製品動向についても紹介します。 基本的には教科書に沿って講義しますが、必要に応じてスライドや配布資料で説明します。 第1回 パワーエレクトロニクスの基礎 第2回 電力用ダイオード 第3回 パワートランジスタ 第4回 パワー MOSFETとIGBT 第5回 サイリスタ 第6回 ゲートターンオフサイリスタ(GTO) 第7回 パワーエレクトロニクスの周辺技術 第8回 中間試験 第9回 交流波形と高調波 第10回 整流回路Ⅰ 第11回 整流回路Ⅱ 第12回 インバータⅠ 第13回 インバータⅡ 第14回 直流チョッパとサイクロコンバータ 第15回 パワーエレクトロニクスの応用技術 定期試験 ■学習・教育目標および到達目標 1.電力用半導体素子の構造、特性について理解する。 2.整流回路、インバータ回路、直流チョッパ回路などの基本回路の動作を理解する。 3.世の中のパワーエレクトロニクスの技術動向を知り、その課題を理解する。 この科目の単位修得は電気電子工学科エネルギー環境コースで設定した学習・教育目標Aの達成に主体的に関与している。 ■授業時間外に必要な学修 1. 講義で省略した部分を教科書や参考書で調べ、自分なりにまとめを行い理解すること。 2. 身の回りのパワーエレクトロニクス応用製品について、その働きや学修した技術との関連性について確認し把握すること。 ■教科書 [ISBN]9784339012002『パワーエレクトロニクス [電気・電子系教科書シリーズ (20)]』(江間 敏, コロナ社 : 2002) ■参考文献 [ISBN]9784627740914『パワーエレクトロニクス入門』(片岡 昭雄, 森北出版) [ISBN]9784274214776『パワーエレクトロニクス入門 改訂5版』(大野 榮一, オーム社) [ISBN]9784274206276『パワーエレクトロニクス (新インターユニバーシティ )』(堀 孝正, オーム社) [ISBN]9784621081617『パワーエレクトロニクス (セメスター大学講義)』(矢野 昌雄, 丸善出版) [ISBN]9784886862716『世界を動かすパワー半導体―IGBTがなければ電車も自動車も動かない』(児玉 浩憲, 電気学会) ■関連科目 微分積分学, 線形代数学, 物理学, 基礎電子回路, 電磁気学, 電気回路, 半導体工学, アナログ電子回路, 制御工学基礎, 制御工学, エネルギー変換工学, エレクトロニ クス関連機器 ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 定期試験 40% 中間試験 30% レポート 30% ■授業評価アンケート実施方法 前期開講科目は7月頃、後期開講科目は12 ~ 1月頃に実施します。 ■研究室・E-mailアドレス 前田教授室 31号館2階(内線)4238 E-mail:[email protected] ■オフィスアワー 火曜3限 - 231 - 科目名: 半導体工学 <エレ情> 英文名: Semiconductor Electronics タ ナ カ 担当者: 田中 セ ン ク 仙君 単 位: 2単位 開講年次: 3年次 開講期: 6セメスター ■授業概要・方法等 半導体技術は材料とその加工、デバイスからシステムに至るまでの壮大な体系を成している。 本講では、半導体デバイスに関する基礎知識の涵養を目的として、技術体系の前半である半導体材料の特性と最も単純な2端子素子であるpn接合及びショッ トキー接合の特性までの範囲を学ぶ。 半導体工学分野では種々の理由からシリコン結晶が多用されているため、本講においてもこの材料に注目し、初めに、エネルギーバンド構造、不純物効果、電 気伝導機構を考察する。続いて、pn接合及びショットキー接合における整流作用の原理を考察する。また、電子デバイスで重要な役割を果たすトランジスタ の基礎についても学ぶ。 第1回 学習教育目標との関連説明、固体のエネルギーバンドの概念 第2回 真性半導体中のキャリア濃度 第3回 不純物半導体におけるキャリア濃度 第4回 半導体中のドリフトによる電気伝導 第5回 半導体中の拡散による電気伝導 第6回 半導体の非熱平衡状態における特性 第7回 電気的特性の評価方法 第8回 pn接合のエネルギーバンド 第9回 電圧印加時のpn接合 第10回 pn接合ダイオードの電流-電圧特性 第11回 pn接合の空間電荷領域(空乏層)の容量 第12回 pn接合の評価方法とプロセス技術 第13回 金属-半導体接合のエネルギーバンド構造 第14回 トランジスタの動作 第15回 総括と演習 定期試験 ■学習・教育目標および到達目標 半導体工学では、半導体材料の基礎物性、pn接合の特性、金属ー半導体接合の特性に関する知識の習得を目標とする。 この科目の単位修得により、受講生は以下の項目の知識と能力を身につける。 1.固体におけるエネルギーバンド理論を理解する。 2.熱平衡キャリア密度を計算出来る。 3.導電率を計算出来る。 4.非平衡状態から平衡状態への緩和過程を理解する。 5.pn接合の特性を理解する。 6.ショットキー接合の特性を理解する。 この科目の単位修得は電気電子工学科エレクトロニクス・情報通信コースで設定した学習・教育到達目標Aの達成に主体的に関与している。 ■授業時間外に必要な学修 当日中に授業内容を復習し理解を確実にする。理解困難な場合はオフィスアワーを利用するなどして質問をする。 ■教科書 [ISBN]9784254221381『新版 基礎半導体工学』(国岡 昭夫,朝倉書店) に基づいて講義するが、参考資料も適宜配布する。 ■参考文献 [ISBN]9784627772717『半導体デバイス工学』(大山英典, 森北出版) [ISBN]9784563032999『半導体の物理 (半導体工学シリーズ)』(御子柴 宣夫, 培風館) [ISBN]9784274129964『現代 半導体デバイスの基礎』(岸野 正剛, オーム社) [ISBN]9784339006629『基礎半導体工学』(小林 敏志, コロナ社) [ISBN]9784062575454『高校数学でわかる半導体の原理―電子の動きを知って理解しよう (ブルーバックス)』(竹内 淳, 講談社) [ISBN]9784864810180『半導体デバイス入門―その原理と動作のしくみ (新・電子システム工学)』(柴田 直, 数理工学社 : 2014) ■関連科目 電磁気学Ⅰ、Ⅱ、電気物性概論、電気電子材料、アナログ電子回路、ディジタル電子回路 ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 定期試験 70% レポート課題 30% ■授業評価アンケート実施方法 前期開講科目は7月頃、後期開講科目は12 ~ 1月頃に実施します。 ■研究室・E-mailアドレス 31号館7階 有機エレクトロニクス研究室 [email protected] ■オフィスアワー 金曜日 4・5限目 - 232 - 科目名: 微分方程式 <エレ情・エネ> 英文名: Differential Equations タケムラ ユウイチロウ 担当者: 武村 ナカヤマ ケイゾウ 祐一朗・中山 敬三 単 位: 2単位 開講年次: 2年次 開講期: 3セメスター ■授業概要・方法等 「物体に力を加えると物体の速度が変化する」など身の回りで生じている物理的現象さらには社会的現象の多くは、変化に関連する法則に強く支配されている。 この種の問題を数学的に記述する際に用いられるのが微分方程式であり、微分方程式の理解は他の科目を修得する上でも必要不可欠である。この授業では、微 分方程式の意味および基礎的解法を学修する。 第1回 学習教育目標との関連説明、微分方程式とは 第2回 簡単な微分方程式 第3回 変数分離形の微分方程式 第4回 変数分離形に直せる微分方程式 第5回 1階線形微分方程式 第6回 1階線形微分方程式の応用 第7回 中間試験 第8回 中間試験の解説および復習 第9回 2階線形微分方程式の解 第10回 2階定係数線形同次微分方程式の解法 第11回 2階定係数線形同次微分方程式の応用 第12回 2階定係数線形非同次微分方程式の解法 第13回 2階定係数線形非同次微分方程式の応用 第14回 微分方程式のべき級数解と近似解 第15回 微分方程式の応用 定期試験 ■学習・教育目標および到達目標 この科目の単位修得により、受講者は以下の項目の知識と能力を身につける。 (1) 常微分方程式およびその解の意味を理解できる (2) 1階線形微分方程式を解くことができる。 (3) 2階定係数線形微分方程式を解くことができる。 (4) 微分方程式のべき級数解、近似解を求めることができる。 (5) 微分方程式を実際の過渡現象に応用できる。 この科目の単位修得は電気電子工学科エレクトロニクス・情報通信コースで設定した学習・教育到達目標Aの達成に主体的に関与している。 ■授業時間外に必要な学修 教科書・参考書等を調べ、要点をまとめた自分なりのノートを作ること。 また、身の回りの現象・問題を微分方程式で記述することができないか検討し、理解を深めること。 ■教科書 [ISBN]9784320017504『やさしく学べる微分方程式』(石村 園子,共立出版) ■参考文献 [ISBN]9784320017429『微分方程式と変分法―微分積分で見えるいろいろな現象』(高桑 昇一郎, 共立出版) [ISBN]9784785310868『微分方程式 (基礎解析学コース)』(矢野 健太郎, 裳華房) [ISBN]9784061545212『なっとくする微分方程式 (なっとくシリーズ)』(小寺 平治, 講談社) ■関連科目 基礎物理学および演習、物理学および演習、物理学概論および演習I、II、微分積分学I、II、線形代数学I、II、ベクトル解析、複素関数論、電気回路I、II、III、IV、フー リエ・ラプラス変換論、電磁気学I、II、III、制御工学基礎 ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 定期試験 60% 中間試験 25% 小テスト・課題 15% ■授業評価アンケート実施方法 理工学部実施規定に準拠して行います。 ■研究室・E-mailアドレス 31号館3階 武村准教授室 [email protected] 31号館3階 中山(敬)講師室 [email protected] ■オフィスアワー 水曜日3限・4限目(武村) 月曜日5限と金曜日4限(中山) - 233 - 科目名: フーリエ・ラプラス変換論 <エレ情・エネ> 英文名: Fourier and Laplace Transform ヤマワキ シゲノブ 担当者: 山脇 ナカヤマ ケイゾウ ヨ シ ダ シュウヘイ 重信・中山 敬三・吉田 周平 単 位: 2単位 開講年次: 2年次 開講期: 4セメスター ■授業概要・方法等 電気電子工学科の専門科目を学ぶ上で、数学の基礎は極めて重要である。これまで、数学基礎、微積分、ベクトル解析、複素関数論および微分方程式を履修 してきたが、これらに加えて、専門科目により深く関係する数学的応用力を身につけるために応用数学を講述する。 本講で講述するフーリエ・ラプラス変換が力学的現象、電気的現象あるいは経済、社会現象などを説明するのに不可欠な学問である。この授業では、フーリ エ級数、ラプラス変換の代表的な利用法を示し、同時に理論的な考え方、解法を習得する。 最初の1回の授業では、この講義を理解するために基本的に必要な知識を復習、説明する。さらに、演習問題を解答することによりフーリエ級数、変換法お よびラプラス変換の利用法を習得する。 第1回 学習教育目標との関連説明、フーリエ級数展開・ラプラス変換する前に 第2回 周期 2Π の関数のフーリエ級数展開 第3回 任意周期をもつ周期関数のフーリエ級数展開、複素フーリエ級数展開 第4回 複素フーリエ級数展開 第5回 フーリエ級数展開の性質 第6回 今までの復習と中間試験 第7回 中間試験の講評および間違い点の解説および復習 第8回 ラプラス変換 第9回 ラプラス変換の基本的な性質 第10回 ラプラス逆変換 第11回 ラプラス逆変換の求め方 第12回 ラプラス変換を用いた微分方程式の解法 第13回 今までの復習と中間試験 第14回 中間試験 解説および復習 第15回 フーリエ級数展開および、ラプラス変換、ラプラス逆変換の応用例 定期試験 ■学習・教育目標および到達目標 この科目の単位修得により、以下の項目の知識と能力を身につける。 (1) 基本的な周期関数の(複素)フーリエ級数展開ができる。 基本的な関数のラプラス変換、ラプラス逆変換が行える。 (2) 任意周期関数のフーリエ級数展開ができる。ラプラス変換の性質を使い、やや複雑な関数のラプラス変換、ラプラス逆変換が行える。 (3) フーリエ級数展開を具体的な工学的課題に応用することができる。ラプラス変換により定数係数の微分方程式の解法ができる。 この科目の単位修得は電気電子工学科エレクトロニクス・情報通信コースで設定した学習・教育到達目標Aの達成に主体的に関与している。 ■授業時間外に必要な学修 基本関数の微分、積分計算が行なえるようにする。 特に、部分積分計算(指数関数、三角関数を含んだ関数)が行なえる。 復習、予習を必ず行なう。 ■教科書 [ISBN]9784764904408『はじめての応用数学 ラプラス変換・フーリエ変換編』(小坂 敏文ほか, 近代科学社 : 2013) ■参考文献 [ISBN]9784627026131『ラプラス変換とフーリエ解析要論(第2版)新装版』(田代 嘉宏, 森北出版 : 2014) [ISBN]9784320019447『やさしく学べるラプラス変換・フーリエ解析 増補版』(石村 園子, 共立出版:2010) [ISBN]9784795201330『フーリエ級数とラプラス変換の基礎・基本 (理工系数学の基礎・基本)』(樋口 禎一, 牧野書店:2000) ■関連科目 微分積分学 I・II、物理学 I・II、電気回路 I・II・III、ベクトル解析、微分方程式、複素解析論、熱力学、制御工学基礎、通信方式、制御工学、画像・映像工 学 ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 定期試験 60% 中間試験 30% 随時演習および宿題 10% ■授業評価アンケート実施方法 理工学部実施規定に準拠して行います。 ■研究室・E-mailアドレス システム制御工学研究室(31号館7階) [email protected] 中山(敬)講師室(31号館3階) [email protected] ■オフィスアワー 山脇 重信(木曜日:16時30分~ 18時、金曜日:16時30分~ 18時) 中山 敬三(火曜日:16時30分~ 18時、金曜日:14時50分~ 16時20分) - 234 - 科目名: 複素関数論 <エレ情・エネ> 英文名: Complex Functions タ ナ カ 担当者: 田中 セ ン ク ハ マ ダ ヒ ロ キ 仙君・濵田 弘喜 単 位: 2単位 開講年次: 2年次 開講期: 3セメスター ■授業概要・方法等 複素数は2次方程式を解くための必要から生まれたものであり、実数と虚数で表される。複素数は三角関数が絡んだ振動や波動(電磁波も含まれる)を数式で表す場合に重用されており、 科学技術者・研究者、電気・電子のエンジニアにとって必要不可欠な道具といえる。また、種々の定積分は複素関数論を用いれば、容易に計算することができる。本講義は複素関数論を 応用するために学ぶという立場から、その基礎を勉強するものである。実数の世界と複素数の世界を対比させ、関連付けながら説明する。講義は説明と問題の解法を示した上で、小テス トを行い、理解の程度を各自に認識してもらう。小テストの模範解答例は次回の講義の始めに示して、解説する。なお、評価基準は下記の「成績評価方法および基準」に100点満点の割 合で記載しているが、下記の評価 に基づいた点数が59点以下であり、あと一歩で到達目標を達成すると判断した場合は、必要に応じて追加指導(講義、試験、レポート等)を実施する。 追加指導で達成目標をぎりぎり満たしたと判断できれば60点を与える。 第1回 学習教育目標との関連説明、複素関数論の概要、複素数とその四則演算、共役数 第2回 複素数平面、極形式およびド・モアブルの定理 第3回 複素数のn乗根 第4回 複素数の数列、級数、関数 第5回 複素変数の正則関数(微分) 第6回 偏微分、コーシー ・リーマンの方程式 第7回 復習(まとめ)と中間試験 第8回 指数関数 第9回 三角関数 第10回 双曲線関数 第11回 対数関数 第12回 複素変数の関数の積分(線積分) 第13回 複素変数の関数の積分(複素積分) 第14回 複素変数の関数の積分(不定積分) 第15回 コーシーの定理 定期試験 ■学習・教育目標および到達目標 複素関数論では実数の世界の各種関数演算が、複素数の世界でも演算ができることを目標とする。 この科目の単位修得により、受講生は少なくとも以下の項目の知識と能力を身につける。 1.複素数と実数の違いを理解し、四則演算ができ、共役数の意味を理解できる。 2.複素数平面の概念が理解でき、極形式による表現、ド・モアブルの定理、n乗根を図説できる。 3.複素数の数列、級数、関数の定義と概念が理解でき、複素変数の微分計算ができ、偏微分およびコーシー ・リーマンの方程式の意味とその応用が理解できる。 4.複素数の三角関数および双曲線関数の演算ができ、それらの関係が理解でき、それらと指数関数との関連も説明できる。 5.複素数の指数関数および対数関数の演算ができ、それらの関係が理解できる。 6.複素変数の関数の積分が理解でき、その演算ができる。 7.複素変数の関数の不定積分の演算ができ、2重積分の意味が理解できる。 この科目の単位修得は電気電子工学科エレクトロニクス・情報通信コースで設定した学習・教育到達目標Aの達成に主体的に関与している。 ■授業時間外に必要な学修 予習として、以下の既習項目を確認しておくこと。 全て実数の世界の基礎的な数学を対象とする。 1.数列、級数、関数の概念の理解 2.微分積分学ⅠおよびⅡの内容の復習 3.三角関数、指数関数、対数関数および双曲線関数の理解 上記内容のうち、自分が理解できていない部分があれば、予習段階で把握し自習しておくこと。 ■教科書 [ISBN]9784785310899『複素解析(基礎解析学コース)』(矢野 健太郎, 裳華房 : 1995) ■参考文献 [ISBN]9784320015982『エクササイズ 複素関数』(立花 俊一, 共立出版) [ISBN]9784061545267『なっとくする複素関数 (なっとくシリーズ)』(小野寺 嘉孝, 講談社) [ISBN]9784781908069『複素関数の基礎 (ライブラリ理工基礎数学 (3))』(寺田 文行, サイエンス社) [ISBN]9784320019379『テキスト複素解析』(小寺平治, 共立出版) ■関連科目 数学系の全科目、回路系の全科目、電磁気学Ⅰ、電磁気学Ⅱ ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 定期試験 50% 中間試験 30% 小テスト 20% ■授業評価アンケート実施方法 前期開講科目は7月頃、後期開講科目は12 ~ 1月頃に実施します。 ■研究室・E-mailアドレス 田中教員: 31号館7階 田中講師室 [email protected] 濵田教員: 21号館2階 非常勤講師控室 内線2263 [email protected] ■オフィスアワー 田中教員: 金曜日4・5限 濵田教員: 水曜日4・5限 - 235 - 科目名: プログラミング実習Ⅰ 英文名: Programming Methodology Ⅰ ユ モ ト 担当者: 湯本 マ サ キ ア マ ノ リョウ 真樹・天野 亮 単 位: 2単位 開講年次: 1年次 開講期: 2セメスター ■授業概要・方法等 コンピュータを利用して一般的な問題を解決するためにはプログラミング技術を用いて適切なプログラムを作成できなければならない。現在、科学技術計算あ るいはシステム開発・設計の分野ではC言語が使用される場合が多く、技術者はC言語をマスターしておく必要がある。本実習では数値計算やデータ処理に関 する基本的な技法を理解し、C言語を用いて処理手順を記述し、結果を評価しうる能力を体得させることを目的とする。 本実習では基本的なC言語プログラミングに必要とされる文法とそれに伴うアルゴリズムを学習する。授業はテーマごとに(1)習得すべき技法などについて 解説する、 (2)教科書に記述されている例題プログラムを入力してその動作を確認する、 (3)各自で課題のプログラミングを試みる、という手順で進行する。 いくつかのテーマが終了した段階で、プログラミング問題を各自に与え解答を提出してもらう方法によりその習熟度を評価する。 本実習ではC言語学習のために、Linuxと呼ばれるUNIX系のオペレーティングシステム(OS)を使用する。UNIX系のOSはマルチタスク、マルチユー ザであり、コンピュータの性能を十分に引き出すことができる。そこで本実習ではC言語を学習する前にUNIX系OSの基本操作方法や文書の作成・編集方 法を学習する。 なお、単位修得のためには定期試験を受験することが必要である。 第1回 学習教育目標との関連説明、UNIX系OSの説明とプログラミングの概念、UNIX系OSの基本的な使い方 第2回 エディタEmacsの使用方法とプリンタの使い方 第3回 C言語の基礎(1):プログラミング方法 第4回 C言語の基礎(2):変数と入出力 第5回 C言語の基礎(3):式と演算子(その1) 第6回 C言語の基礎(4):式と演算子(その2)、フローチャート(流れ図) 第7回 場合に応じた処理(1):条件分岐(if文、if ~ else文、if ~ else if ~ else文)、選択構造をあらわすフローチャート(その1) 第8回 場合に応じた処理(2):条件分岐(switch文)、論理演算子、条件演算子、選択構造をあらわすフローチャート(その2) 第9回 何度も繰り返す(1):既定回数ループ(for文)、不定回数ループ(while文)、反復構造をあらわすフローチャート(その1) 第10回 何度も繰り返す(2):不定回数ループ(do-while文)、ネスト文、break文、continue文、反復構造をあらわすフローチャート(その2) 第11回 配列(1):配列の概念と定義、配列処理をあらわすフローチャート 第12回 配列(2):配列の応用・文字列の処理 第13回 関数(1):関数の概念と定義 第14回 関数(2):関数の応用、関数をあらわすフローチャート 第15回 これまでの復習 定期試験 ■学習・教育目標および到達目標 C言語の基本的な文法をマスターし、それを用いて与えられたプログラミング問題をある程度独力で解決する能力を身につけることが目標である。さらにプロ グラミング技法に対して理解を深めること、UNIXの基本的な操作方法をマスターすることを目指す。 この科目の単位習得により以下の項目の知識と能力を身につける。 1.UNIXの基本的な操作ができる。 2.変数や適当な演算子を用いたプログラムを作成できる。 3.条件分岐や繰り返しを用いたプログラムを作成できる。 4.配列を用いたプログラムを作成できる。 5.ユーザ定義関数を用いたプログラムを作成できる。 6.フローチャートが理解できる。 この科目の単位修得は電気電子工学科エレクトロニクス・情報通信コースで設定した学習・教育到達目標Bの達成に主体的に関与している。 ■授業時間外に必要な学修 授業で指定された宿題に取り組むこと。また教科書を利用して次回に作成するプログラムを確認しておくこと。 ■教科書 [ISBN]9784797370980『やさしいC 第4版 「やさしい」シリーズ)』 ( (高橋 麻奈,ソフトバンククリエイティブ) ■参考文献 [ISBN]9784339023893『UNIX―基礎から簡単な応用まで、さあ使ってみよう』(西村 卓也, コロナ社) [ISBN]9784274064401『C言語によるプログラミング 基礎編 第2版』(オーム社) ■関連科目 コンピュータ概論、プログラミング実習Ⅱ、アルゴリズムとデータ構造、組込みシステム ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 実習遂行状況および課題 40% 宿題 20% 定期試験 40% ■授業評価アンケート実施方法 理工学部実施規定に準拠して行います。 ■研究室・E-mailアドレス 湯本准教授室(31号館7階)[email protected] 天野助教室(31号館7階)[email protected] ■オフィスアワー 湯本真樹(abクラス):金曜日15:00 ~ 17:00 天野 亮(bcクラス):月曜日14:00 ~ 16:00 - 236 - 科目名: プログラミング実習Ⅱ <エレ情・エネ> 英文名: Programming Methodology Ⅱ ア マ ノ 担当者: 天野 リョウ 亮 単 位: 1単位 開講年次: 2年次 開講期: 3セメスター ■授業概要・方法等 コンピュータを利用して一般的な問題を解決するためには適切なプログラムを作成できなければならない。現在、科学技術計算あるいはシステム開発・設計 の分野ではC言語が使用される場合が多く、技術者はC言語をマスターしておく必要がある。本実習では「プログラミング実習I」で習得した内容をもとに、 ポインタや構造体など、より高度な技法を使用したプログラミングを学習する。 本実習では「プログラミング実習I」を履修していることを前提として、C言語プログラミングに必要とされる技法およびアルゴリズムについて、より高度 な内容を学習する。授業はテーマごとに(1)習得すべき技法などについて解説する、(2)教科書に記述されている例題プログラムを入力してその動作を確認 する、(3)各自で課題のプログラミングを試みる、という手順で進行する。テーマごとにプログラミング問題を各自に与え、解答を提出してもらう方法により その習熟度を評価する。 本実習ではC言語学習のためにUNIX系OSである Linux を使用する。Linux の操作については「プログラミング実習I」で習得した内容に基づいて行う。 なお、単位修得のためには定期試験を受験することが必要である。 第1回 学習教育目標との関連説明、コンピュータの基本構造とポインタの概念 第2回 復習(1):復習1「C言語の基礎」「制御の流れと式」 第3回 復習(2):復習2「配列」「関数」 第4回 ポインタ(1):ポインタの定義と使用 第5回 ポインタ(2):ポインタと関数 第6回 ポインタ(3):ポインタと配列 第7回 ポインタ(4):配列を引数とした関数、文字列とポインタの関係 第8回 文字列処理関数による文字列の操作 第9回 構造体の基礎 第10回 構造体の応用 第11回 入出力の基本と入出力関数 第12回 ファイルへの入出力(その1):ファイル出力 第13回 ファイルへの入出力(その2):ファイル入力 第14回 動的なメモリ確保 第15回 列挙型とこれまでの復習 定期試験 ■学習・教育目標および到達目標 少なくともC言語プログラミングが一通り理解できるようになることが目標である。さらに与えられたプログラミング問題に対してそれを実現するための手 順(アルゴリズム)を考案しプログラムを実現するだけでなく、その結果を評価する能力を身につけることを目指す。 この科目の単位習得により以下の項目の知識と能力を身につける。 1.ポインタの概念を理解し、ポインタを用いたプログラムを作成できる。 2.文字列の処理を行うプログラムを作成できる。 3.配列を関数の引数に用いたプログラムを作成できる。 4.構造体を用いたプログラムを作成できる。 5.ファイル入出力を行うプログラムを作成できる。 6.フローチャートを作成できる。 この科目の単位修得は電気電子工学科エレクトロニクス・情報通信コースで設定した学習・教育到達目標Bの達成に主体的に関与している。 ■授業時間外に必要な学修 授業で指定された宿題に取り組むこと。また教科書を利用して次回に作成するプログラムを確認しておくこと。 ■教科書 [ISBN]9784797370980『やさしいC 第4版 「やさしい」シリーズ)』 ( (高橋 麻奈,ソフトバンククリエイティブ) ■参考文献 [ISBN]9784339023893『UNIX―基礎から簡単な応用まで、さあ使ってみよう』(西村 卓也, コロナ社) [ISBN]9784274064401『C言語によるプログラミング 基礎編 第2版』(オーム社) ■関連科目 コンピュータ概論、プログラミング実習Ⅰ、アルゴリズムとデータ構造、組込みシステム ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 実習遂行状況および課題 40% 宿題 20% 定期試験 40% ■授業評価アンケート実施方法 理工学部実施規定に準拠して行います。 ■研究室・E-mailアドレス 天野助教室(31号館7階) [email protected] ■オフィスアワー 水曜日14:00 ~ 16:00 - 237 - 科目名: ベクトル解析 <エレ情・エネ> 英文名: Vector Analysis モリモト 担当者: 森本 タ ケ シ オオツカ テッペイ 健志・大塚 哲平 単 位: 2単位 開講年次: 2年次 開講期: 3セメスター ■授業概要・方法等 ベクトル解析は、電磁場や流体の流れをはじめ、多くの物理現象の記述に必須の基本的な学問であり、さらに統計学や数値解析など、多くの分野で用いられる。 電気電子工学の分野では、基礎となる電磁気学において電界や磁界を簡潔に表現し、実際の課題に応用するための数学的なツールとしてベクトル解析が必須と なる。本講義では、二次元または三次元のベクトル場のベクトル値関数を取り扱うこととし、スカラー場 とベクトル場、ベクトルの微分・積分などベクトル 解析の基礎をできるだけ具体的な物理現象を例に取り解説する。また適宜、演習問題や小テストを実施する。 第1回 スカラーとベクトル、ベクトルの相等・和・差 第2回 ベクトルの内積 第3回 ベクトルの外積 第4回 三重積 第5回 ベクトルの微分 第6回 ベクトルの積分 第7回 空間曲線 第8回 線積分 第9回 曲面 第10回 面積分 第11回 スカラーの勾配 第12回 ベクトルの発散 第13回 発散定理 第14回 ベクトルの回転 第15回 ストークスの定理 定期試験 ■学習・教育目標および到達目標 「ベクトル解析」は電気電子工学の専門知識を学ぶ際に必要となる数学的基礎の一つである。「ベクトルの代数」、「ベクトルの微分と積分」、「ベクトル場」、「ベ クトル場の微・積分」など、ベクトル演算に習熟すること、電磁場などの物理現象を表現する ツールとして用いられるようになることを目的とする。 この科目の単位を修得することにより、受講生は少なくとも以下の項目の知識と能力を身につけることができる。 1.スカラーとベクトルの基本的な性質が理解でき、ベクトルの和・差、内積と外積などの基本演算を行うことができる。 2.ベクトルの微分・積分、ベクトル関数、導関数などの意味が理解でき、これらを求めることができる。 3.スカラー場・ベクトル場の概念および勾配、発散、回転など場の微分の意味が理解でき、これらを求めることができる。 4.スカラー場・ベクトル場の積分の意味が理解でき、スカラー場、ベクトル場の線積分および面積分を求めることができる。 5.発散定理、ストークスの定理など電磁気学に必要な基礎定理を理解する。 この科目の単位修得は電気電子工学科エレクトロニクス・情報通信コースで設定した学習・教育到達目標Aの達成に主体的に関与している。 ■授業時間外に必要な学修 ・教科書の各章の終わりには数多くの演習問題が用意されている。授業中の演習および宿題として解答する問題以外にもできるだけ多くの問題を自分で解いて みること。 ・授業で使う「微分積分学」「線形代数学」の公式や定理を復習しておくこと。 ・課題が出された場合には、これらに取り組むこと。 ・電磁気学ではベクトル解析の知識が要求される。実際にどのように応用されているか、電磁気学の問題を解いてみること。 ■教科書 [ISBN]9784785310943『ベクトル解析―基礎解析学コース』(矢野 健太郎,裳華房) ■参考文献 [ISBN]9784339006674『電磁気学を学ぶための ベクトル解析』(関根 松夫, コロナ社) [ISBN]9784000078634『キーポイント ベクトル解析 (理工系数学のキーポイント 3)』(高木 隆司, 岩波書店) [ISBN]9784339000689『電磁理論 改訂 (電子情報通信学会大学シリーズ B-1)』(熊谷信昭, コロナ社) ■関連科目 微分積分学Ⅰ,Ⅱ 線形代数学Ⅰ,Ⅱ 電磁気学 ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 定期試験 50% 講義中に適宜実施する演習、小テスト、課題 50% ■授業評価アンケート実施方法 第14回目または第15回目の講義時間中に実施します。 ■研究室・E-mailアドレス 森本 健志(31号館3階 森本准教授室)[email protected] 大塚 哲平(31号館2階 大塚准教授室)[email protected] ■オフィスアワー 森本 健志:月曜日5時限、金曜日4時限 大塚 哲平:月曜日4時限、木曜日5時限 - 238 - 科目名: ものづくり概論 <エレ情・エネ> 英文名: Basic Study of Production ハシシン ユウイチ 担当者: 橋新 裕一 単 位: 2単位 開講年次: 2年次 開講期: 4セメスター ■授業概要・方法等 本講義は、実社会と剥離しない技術者を育成する目的で設けられた科目である。企業の技術者に、モノづくり現場で必要な基礎的な専門知識を講義していた だく。経験豊富な7名の講師が、各々 2回分の講義を担当し、リレー形式で講義を実施する。毎回、小テストを行う。講師毎に課題レポートがある。 第1回 学習教育目標との関連説明、「知」と「知」のコラボレーション=人と人の繋がりによる技術革新を目指して 第2回 研究・開発におけるグループ・チームの活性化を目指して 第3回 医療と工学・物理学の接点 -医工融合- 第4回 生体光干渉断層イメージング 第5回 半導体レーザー、発光ダイオードの基礎とその製作法 第6回 半導体レーザー、発光ダイオードの応用例 第7回 産業用レーザー加工機の使用目的・システム構造・データ構成 第8回 ウォータージェット加工機の使用目的・システム構造・データ構成 第9回 電気電子を利用したセンサー 第10回 センサーの実用的応用 第11回 誘導無線システムについて(移動体との通信および位置の検出方法) 第12回 誘導無線システムの応用例について(実績) 第13回 電気製造業と建設業のエンジニアリング業務 第14回 長大橋(照明設備)、市民会館(電気設備)の設計・施工 第15回 ものづくり技術者として必要な能力 ■学習・教育目標および到達目標 「モノづくり」の現場で必要な専門知識を理解し、「モノづくり」過程全体の俯瞰的能力を養うことを目標とする。 この科目の単位修得により、受講生は少なくとも以下の項目の知識と能力を身につける。 1.コミュニケーションスキルを修得する。 2.干渉計測の基礎を理解し、説明できる。 3.半導体レーザーや発光ダイオードの基礎を理解し、説明できる。 4.加工技術の基礎を理解し、説明できる。 5.誘導無線技術の基礎を理解し、説明できる。 6.センサー技術の基礎を理解し、説明できる。 7.電気設備技術の基礎を理解し、説明できる。 この科目の単位修得は、電気電子工学科エレクトロニクス・情報通信コースで設定した、学習・教育目標Dの達成に付随的に関与している。 ■授業時間外に必要な学修 予習・復習として、次の項目を学修しておくこと。 特に、あらかじめ予習しておき、理解できない箇所を明らかにしておくこと。 1.コミュニケーション能力 2.干渉計測技術 3.半導体レーザーと発光ダイオード 4.加工技術 5.通信技術(とくに、無線) 6.センシング技術 7.電気設備(とくに、照明) ■教科書 特にないが、適宜、資料を配布する。 ■参考文献 [ISBN]9784274086588『やさしい物づくりの基礎』(オーム社) [ISBN]9784339077049『続・もの作り不思議百科―ミリ、マイクロ、ナノの世界 (新コロナシリーズ)』(コロナ社) ■関連科目 環境と社会、現代社会と法、技術と倫理、安全教育論、企業論、起業戦略、キャリアデザイン、企業倫理と知的財産 ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 小テスト 40% 課題レポート 60% ■授業評価アンケート実施方法 15回目の授業時において後半15分程度で、学生による授業評価アンケートを実施する。 ■研究室・E-mailアドレス 31号館2F 橋新教授室&レーザー応用工学研究室 [email protected] ■オフィスアワー 火曜日2限および水曜日2限 - 239 - 科目名: ものづくり実習 英文名: Exercise in Production and Assembling ハシシン ユウイチ 担当者: 橋新 タニモト ヒロカズ サ ノ シュウ 裕一・谷本 浩一・佐野 秀 単 位: 2単位 開講年次: 1年次 開講期: 2セメスター ■授業概要・方法等 「ものづくり」を行うには道具や工作機械の使い方、加工方法、材料の性質を知っておくことが重要である。また、これらのことは新しい「もの」を生み出す(創 造力・独創力)ためにも必要である。ものづくりの基礎として、コミュニケーション能力(「きく」ことから始まる)の重要性を理解し、習得する。各種道具の 仕組みと使い方、各種工作機械の仕組みと使い方を習得する。道具や工作機械を使う際や製作する上で、留意すべき安全対策を考え、理解して実行する。具体 的には、オペアンプと抵抗を用いた増幅器を製作することで、「ものづくり」の楽しさを知る。道具や工作機械を使った「ものづくり」を通して、創造力の向 上を図る。作業は主としてグループで、お互いに助け合いながら行う。道具・工作機械の安全対策や正しい使い方などを各自・各グループで考えて口頭発表した 後、教員側から安全に正しく作業を行う方法を教授し、模範作業を見せて、受講者に作業を行ってもらう。 第1回 学習教育目標との関連説明、聞き取りの重要性 第2回 想像力と創造力 第3回 ハサミの使い方 第4回 カッターナイフの使い方 第5回 ノコギリの使い方と木材の切断加工 第6回 バンドソーおよび丸ノコ盤の操作方法 第7回 バンドソーおよび丸ノコ盤を用いたアルミ板の切断加工 第8回 ボール盤の操作方法 第9回 ボール盤を用いたアルミ板の穴あけ加工 第10回 金属ヤスリの使い方、アルミ板の折り曲げ加工 第11回 半田ごての使い方 第12回 リード線・端子の半田付け作業 第13回 ニッパおよびドライバーの使い方、回路素子の取り扱い方 第14回 回路基板の製作と増幅器の実装作業 第15回 増幅器の特性評価 定期試験 ■学習・教育目標および到達目標 「ものづくり実習」では各種道具や工作機械を安全に正しく使うことができ、「ものづくり」を通して創造性を養い、高める方法の習得を目標とする。 この科目の単位修得により、受講生は少なくとも以下の項目の知識と能力を身につける。 1.「きく」ことの意味とその重要性を理解できる。 2.想像性から創造性を養う訓練方法を理解し、実行できる。 3.ハサミ、カッターナイフ、ノコギリの構造と機能、安全な使い方と使用上の留意点を理解し、正しく使うことができる。 4.金属ヤスリ、ハンマー、ニッパ、ドライバーの構造と機能、安全な使い方と使用上の留意点を理解し、正しく使うことができる。 5.バンドソー、丸ノコ盤、ボール盤および折り曲げ加工機の構造と機能、安全な使い方と使用上の留意点を理解し、正しく使うことができる。 6.半田ごての構造と機能、安全な使い方と使用上の留意点を理解し、正しく半田付け作業を行うことができる。 7.オペアンプを用いた-100倍の逆相増幅器の回路動作を理解し、完成した増幅器が所望の特性を示すかどうかを検査し、評価することができる。 この科目の単位修得は電気電子工学科エレクトロニクス・情報通信コースで設定した学習・教育目標Fの達成に主体的に関与し,Eの達成に付随的に関与し ている。 ■授業時間外に必要な学修 予習・復習として、次の項目を学修しておくこと。 特に、あらかじめ予習しておき、理解できない箇所を明らかにしておくこと。 1.作業上、予想される事故と安全対策 2.ハサミ、カッターナイフ、ハンマー、ドライバー、ニッパなどの使い方 3.丸ノコ盤、バンドソー、ボール盤、折り曲げ加工機の仕組み 4.木板、アルミ板の材質など 5.電気回路、電子回路 6.ろう付け 7.モノの価格決定要素 8.実装技術 ■教科書 特に指定しない。適宜、プリントを配布する。 ■参考文献 日曜大工道具、工作、ものづくり、電気電子回路製作に関する書物 ■関連科目 電気電子工学概論、電気回路Ⅰ ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 小テスト 20% 実習作業 30% 定期試験 50% ■授業評価アンケート実施方法 15回目の授業時において後半15分程度で、学生による授業評価アンケートを実施する。 ■研究室・E-mailアドレス 31号館2F 橋新教授室&レーザー応用工学研究室 [email protected] ■オフィスアワー 火曜日2限と水曜日2限(橋新裕一) - 240 - 科目名: 量子線工学 <エネ> 英文名: Radiation Engineering イ ト ウ 担当者: 伊藤 シン 眞 単 位: 2単位 開講年次: 3年次 開講期: 5セメスター ■授業概要・方法等 電子線、X線、ガンマー線、中性子線、重粒子線といった量子線が物質に作用した時、どのような物理現象がミク ロの世界で起こるのかについて具体的なイメージ(物理的描像)が獲得できるようにわかりやすく説明する。種々の 量子線と物質との相互作用を解説し、量子線の種類、エネルギーによっていかに物理現象が異なるかを明解にするこ とを目標とする。さらに量子線と物質との相互作用を巧みに利用した量子線検出器の基本原理を電子回路理論を含め て解説する。最後に、最先端大強度量子線発生装置とその応用研究についても講述する。 第1回 極微の世界のイメージ 第2回 量子力学的世界像 第3回 量子線と物質との相互作用(1)ー重荷電粒子の場合 第4回 量子線と物質との相互作用(2)ー電子とγ線の場合 第5回 量子線と物質との相互作用(3)ー γ線の場合の詳細 第6回 量子線検出器の基礎原理(1)ー検出手法の概要 第7回 量子線検出器の基礎原理(2)ー半導体検出器の詳細 第8回 演習問題とその解法 第9回 量子線検出のための電子回路理論(1)ーインピーダンス変換 第10回 量子線検出のための電子回路理論(2)ー電離箱の場合の詳細 第11回 放射性物質からの量子線(1)ー原子核崩壊の概要 第12回 放射性物質からの量子線(2)ー量子線の応用例 第13回 加速器からの量子線 第14回 演習問題とその解法 第15回 福島原発事故と放射線計測 定期試験 ■学習・教育目標および到達目標 ミクロの世界のおおまかな物理的描像(具体的なイメージ)が獲得できること。更に、量子線と物質との基本的な 相互作用に関する大略の数値評価(Order Estimation)ができるようになること。 ■授業時間外に必要な学修 授業で学習したことを配布したプリント、参考書で更に調べ、考えてまとめておくこと。その際ミクロの世界で生 起している現象の具体的なイメージ(物理的描像)が得られるよう努力すること。当然疑問が出てくるので次週以後 教員に納得できるまで質問すること。 ■教科書 特に指定しない。プリント配布 ■参考文献 [ISBN]9784860451011『放射線概論 第6版』(飯田博美, 通商産業研究社) [ISBN]9784004302100『量子力学入門 : 現代科学のミステリー (岩波新書)』(並木 美喜雄, 岩波書店) [ISBN]9784816328053『図解雑学素粒子』(二間瀬 敏史, ナツメ社) [ISBN]9784816335082『宇宙137億年の謎 (図解雑学)』(二間瀬 敏史, ナツメ社) ■関連科目 原子物理、量子物理学、量子線計測、その他物理系基礎科目 ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 定期試験 100% ■授業評価アンケート実施方法 前期開講科目は7月頃、後期開講科目は12 ~ 1月頃に実施します。 ■研究室・E-mailアドレス 原子力研究所22号館A棟4階(内線)4405 [email protected] ■オフィスアワー 金曜日4-5限(15:30-17:00) - 241 - 科目名: 論理回路 <エレ情> 英文名: Logic Circuits ユ モ ト 担当者: 湯本 マ サ キ 真樹 単 位: 2単位 開講年次: 2年次 開講期: 4セメスター ■授業概要・方法等 コンピュータ等では、すべての情報が0または1で表される2種類の信号の組合せ(2値情報)として表現され、論理演算や算術演算などの処理が行われる。こ の2値情報を処理する回路を論理回路と呼ぶ。論理回路は、コンピュータ・情報通信機器から家電・産業機器までの広範囲に使用されている。 本講義では主として静的論理回路である「組み合わせ論理回路」を取り扱う。論理回路を解析、設計するためにはブール代数に関する知識を得る必要がある。 ブール代数系は、集合と命題論理に基づいており、論理回路を設計するためにはそれらも習得する必要がある。 本講義ではまず、集合と命題論理、およびブール代数について解説し、演習問題を解くことによりその内容を習得する。次にブール関数の性質や特徴を説明し、 論理回路との関係について言及する。最後に「組合せ論理回路」の各種設計手法について解説を行い、その内容を理解する。 第1回 学習教育目標との関連説明、ブール代数系(1):2値変数表現と計算 第2回 ブール代数系(2):ブール代数とその公理・定理 第3回 ブール代数系(3):2変数論理演算表現と素演算系 第4回 ブール関数(1):主加法標準形と主乗法標準形 第5回 ブール関数(2):排他的論理和と環和標準形 第6回 ブール関数(3):ブール関数の簡単化 第7回 ブール関数(4):カルノー図による簡単化 第8回 ブール関数(5):Q-M法による簡単化 第9回 論理回路の設計(1):論理回路の構成 第10回 論理回路の設計(2):論理回路の解析 第11回 論理回路の設計(3):論理回路の設計(その1) 第12回 論理回路の設計(4):論理回路の設計(その2) 第13回 順序回路(1):フリップフロップ 第14回 順序回路(2):順序回路の解析 第15回 順序回路(3):順序回路の設計 定期試験 ■学習・教育目標および到達目標 ブール代数系の基礎理論を理解した上で、静的論理回路である「組合せ論理回路」について、論理式による解析と、ゲート記号を用いた設計ができることを目 標とする。 この科目の単位修得により以下の項目の知識と能力を身につける。 1.ブール代数の性質や基本的な定理を理解し、命題論理や集合演算をブール式として表わすことができる。 2.与えられたブール関数の真理値表を書くことができる。また、逆に真理値表からブール式を求めることができる。 3.ブール関数の最簡形を求めることができる。 4.真理値表等で与えられた関数を実現する論理回路を設計することができる。 5.NANDまたはNORゲートのみを用いて組み合わせ論理回路を設計できる。 6.順序回路の基礎を理解している。 この科目の単位修得は電気電子工学科エレクトロニクス・情報通信コースで設定した学習・教育到達目標Aの達成に主体的に関与している。 ■授業時間外に必要な学修 2進数やその演算について復習する。 授業で指示された課題に取り組む。 ■教科書 特に指定しない。必要に応じて資料を配布する。 ■参考文献 [ISBN]9784320086449『論理回路 ―基礎と演習―』(房岡 璋, 共立出版 : 2014) [ISBN]9784274208300『図解コンピュータ概論ハードウェア 改訂3版』(橋本洋志 松永俊雄 小林裕之 天野直紀, オーム社 : 2010) [ISBN]9784274034664『よくわかるコンピュータ概論』(松山 実, オーム社 : 1996) [ISBN]9784785630904『電子計算機基礎論』(手塚 慶一, 昭晃堂 : 1993) [ISBN]9784785620240『ディジタル回路 (情報工学入門選書 (4))』(田村 進一, 昭晃堂 : 1989) [ISBN]9784274026850『論理数学の基礎』(尾崎 弘, オーム社 : 1980) [ISBN]9784339008111『ビジュアルに学ぶディジタル回路設計』(築山 修治, コロナ社 : 2010) ■関連科目 コンピュータ概論、順序回路理論、ディジタル電子回路 ■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします) 定期試験 60% 小テスト 20% 宿題 20% ■授業評価アンケート実施方法 7月頃に実施 ■研究室・E-mailアドレス 湯本准教授室(31号館7階) [email protected] ■オフィスアワー 前期:木曜日 15:00 ~ 17:00 - 242 - MEMO 理 工 学 部 授 業 計 画( 2 0 1 6 ) 2016.4 印 刷 発 行 発行者 近畿大学理工学部 編 集 近畿大学理工学部 教務委員会 所在地 〒577‐8502 東大阪市小若江3‐4‐1 電話番号 ( 0 6 )4 3 0 7−3 0 4 7 インターネット版シラバス 下記のアドレスでもシラバスを公開しています。 http://syllabus.itp.kindai.ac.jp/customer/Form/sy01000.aspx ※インターネット版シラバスでは、学科名以外にも、 キーワードや、開講年次、単位、開講期、科目区分、必修・選択の別などの科目属性から シラバスを検索することができます。
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