apricot LS670Server ソフトウェアガイド

三菱パーソナル
コンピュータ
apricot LS670Server
ソフトウェアガイド
はじめに
このたびは、三菱PCサーバ apricot LS670Serverをお買い求めいただき、ありがとうございます。
本書は、LS670Server 本体に付属するソフトウェアに関する説明および、 Microsoft® Windows NT® Server
Version 4.0日本語版をLS670Serverに導入する際の補足説明および、使用上の注意事項を記載していま
す。
システム管理者の方は、LS670Serverをご使用になる前に、本説明書をよくお読みの上、正しくお使い下さ
い。
また、本書をお読みになる前に、まず『LS670Server 使用の手引』をご一読ください。
『LS670Server 使用の手引』にはLS670Serverを安全にご利用いただくための注意事項や、基本的な操作
方法などが記載されています。
【対象読者】
本書は、LS670Serverにおいて、オペレーティングシステム(以下OS)の導入、運用および管理を行うシス
テム管理者を対象にしています。
また、本書の内容はOSのインストールや操作に関する知識を持っていることを前提として書かれていま
す。OSのインストール方法や操作方法の詳細に関しては、各OS付属の説明書をご覧ください。
【関連説明書】
・LS670Server 使用の手引
・LS670Server ハードウェアオンラインマニュアル
MS®, MS-DOS®, Microsoft®, Windows®, Windows NT®は米国マイクロソフト社の登録商標です。
Intel、EtherExpressは、米国Intel社の登録商標です。
Adaptec, AHA, SCSISelect は、Adaptec社の商標または登録商標です。
その他、会社名および製品名は各社の商標または登録商標です。
1
目次
1.
概要..................................................................................................................................................................... 3
1.1.
1.2.
2.
NTプリインストールモデル................................................................................................................................. 4
2.1.
2.2.
2.3.
2.4.
3.
プリインストールされているソフトウェア.................................................................................................... 4
はじめて電源を入れる .............................................................................................................................. 4
パーティション構成について .................................................................................................................... 7
クライアントアクセスライセンスについて................................................................................................. 7
Windows NTのインストール............................................................................................................................... 8
3.1.
3.2.
3.3.
3.4.
3.5.
3.6.
3.7.
4.
サポートOS................................................................................................................................................. 3
付属ソフトウェア一覧................................................................................................................................. 3
NTインストールの流れ.............................................................................................................................. 8
BIOS設定について ................................................................................................................................... 8
Windows NTインストール時の警告について .......................................................................................... 9
Windows NTで扱えるパーティションサイズについて ........................................................................... 10
ネットワークドライバのインストール......................................................................................................... 10
ディスプレイドライバのインストール........................................................................................................ 11
サービスパックのインストール................................................................................................................. 12
NTインストール後のドライバの追加................................................................................................................ 13
4.1.
IDEドライバのインストール...................................................................................................................... 13
4.2.
高解像度ディスプレイドライバのインストール........................................................................................ 13
4.3.
ネットワークドライバのインストール......................................................................................................... 14
4.4.
SCSIドライバのインストール.................................................................................................................... 15
4.5.
テープ装置をご使用の場合................................................................................................................... 15
4.6.
UPS装置をご使用の場合 ....................................................................................................................... 16
4.6.1.
NT標準UPSソフトウェアの設定 ..................................................................................................... 16
4.6.2.
FREQSHIP(UPS装置管理キット)の設定...................................................................................... 17
5.
注意事項 .......................................................................................................................................................... 18
5.1.
5.2.
5.3.
5.4.
5.5.
CD-ROMブート機能について................................................................................................................ 18
ディスクのミラーリングについて .............................................................................................................. 18
スクリーンセーバーについて.................................................................................................................. 18
マウスについて........................................................................................................................................ 18
ネットワークドライバについて.................................................................................................................. 19
2
1. 概要
1.1. サポートOS
LS670Serverでは、以下のオペレーティングシステム(以下OS)をサポートしています。
n Microsoft® Windows NT® Server Version4.0 日本語版
1.2. 付属ソフトウェア一覧
サーバ本体には、LS670Serverを使用する上で必要な以下のソフトウェアが付属しています。
■ LS670Server ドライバディスク
ディレクトリ
内容
¥IDE
Windows NT4.0用 PCI Bus Master IDEドライバ
¥VIDEO
Windows NT4.0用高解像度ディスプレイドライバ
¥LAN
Windows NT4.0用ネットワークドライバ
3
2. NTプリインストールモデル
ここでは、NTプリインストールモデルをご使用の場合の補足説明および、はじめて電源を入れる時の操作
内容について説明します。
2.1. プリインストールされているソフトウェア
LS670Server のNTプリインストールモデルには以下のソフトウェアがあらかじめインストールされてい
ます。
l Microsoft® Windows NT® Server Version 4.0日本語版
l IDEドライバ (Intel PCI Bus Master IDE driver for NT)
l 高解像度ディスプレイドライバ (Matrox MGA-G200 driver for NT)
2.2. はじめて電源を入れる
はじめて電源を入れるときは、初期設定(ユーザー情報の入力や使用許諾契約書の同意など、簡
単な準備作業)と、「修復ディスク」の作成が必要です。2回目以降はこれらの作業は不要です。
ここでは、はじめて電源を入れるときの操作を説明します。
以下の物を用意します。
l 『Microsoft Windows NT Serverファーストステップガイド』に貼付されている「Certificate of
Authenticity」という証書
l 1.44MBフォーマット済みの空きフロッピーディスク(「修復ディスク」作成用)
初期設定
注意:
1.
2.
3.
4.
初期設定作業中に、電源を絶対に切らないでください。
初期設定作業中に、電源を切った場合、次に電源を入れたとき、ソフトウェアが正常に
使用できなくなることがあります。
そのような場合は、「3. WindowsNTのインストール」にしたがって、NTのインストールを行
ってください。
本体装置の電源を入れます。本体装置の操作方法に関しては、『LS670Server 使用の手引』
をお読みください。
[ソフトウェア使用許諾契約]画面が表示されます。内容を良くお読みいただき、同意いただけ
る場合は[同意します(A)]ボタンをクリックしてください。なお、使用許諾契約書の隠れている
部分は、下矢印ボタンをクリックする(または[Page Down]キーを押す)と表示できます。
名前と組織名を入力する画面が表示されます。
項目
意味
名前(M)
本機を使用する方の名前を入力してください。漢字でも、カタカナ、ひら
がな、アルファベットでも構いませんが、空欄ではいけません。
組織名(O) 必要に応じて会社名を入力してください。空欄でも構いません。
情報の入力が終わったら、[次へ(N)]ボタンをクリックします。
4
5.
プロダクトIDを入力する画面が表示されます。「Certificate of Authenticity」のバーコードの上に
書いてあるプロダクトIDを、入力します。途中の"−"(ハイフン)と"OEM"は入力不要です。隣の
欄への移動は[Tab]キーを使います。
※下図のプロダクトIDは、例であり、実際には使用できません。お手持ちの「Certificate of
Authenticity」に書かれているプロダクトIDを使用してください。
Product ID:01234-OEM-0123456-01234
* 0 1 2 3 4 5 6 7 8 *
プロダクトIDの入力が終わったら[次へ(N)]ボタンをクリックします。
コンピュータ名を入力する画面が表示されます。コンピュータ名を入力し、[次へ(N)
]ボタンを
クリックします。
8. サーバの種類を選択する画面が表示されます。プライマリ ドメインコントローラ、バックアップド
メインコントローラ、スタンドアロンサーバーの3つから、インストールするサーバの種類を選択
し、[次へ(N)]ボタンをクリックします。
9.
管理者アカウントのパスワードを設定する画面が表示されます。パスワードを設定し、[次へ
(N)]ボタンをクリックします。
10. [次へ(N)]ボタンをクリックすると、Windows NTネットワークのインストール画面が表示されま
す。[ネットワークに参加する(T)]を選択して[次へ(N)]ボタンをクリックします。
11. Microsoft Internet Information Server(IIS)をインストールするかどうか選択する画面が表示され
ますので、インストールする必要がない場合は、チェックボックスのチェックを外して、[次へ
(N)]ボタンをクリックします。
※IISは、NTインストール後にインストールすることもできます。
12. ネットワークアダプタの検索画面が表示されますので、[一覧から選択(S)
]ボタンをクリックしま
す。
6.
7.
13. 次に、[ディスク使用]ボタンをクリックします。
14. 『LS670Server ドライバディスク』をAドライブにセットし、" A:¥LAN "と入力して、[OK]ボタンをク
リックしてください。
15. リストボックス内に「Intel(R) PRO Adapter」が表示されることを確認後、[OK]ボタンをクリックしま
す。
5
16. [ネットワークアダプタ]に「Intel(R) PRO Adapter」と表示されていることを確認して、[次へ]ボタン
をクリックします。
17. メッセージにしたがい各種ネットワーク設定を行います。
18. ネットワークの設定が終了すると、
[日付と時刻のプロパティ]画面が表示されます。必要に応じ
て、[タイムゾーン]および、[日付と時刻]の設定を行って、[閉じる]ボタンをクリックしてくださ
い。
19. Windows NTの環境設定が行われた後、完了のメッセージが表示されます。
[コンピュータの再
起動]ボタンをクリックすると再起動が行われます。
以上で初期設定作業は終了です。
NTを起動後、以下の手順にしたがって「修復ディスク」の作成を行ってください。
「修復ディスク」の作成
「修復ディスク」は、システムファイルが破損あるいは紛失したときに、システムを復旧させるために使
用します。1.44MBのフォーマット済みの空きフロッピーディスクを1枚ご用意ください。
1. [スタート]−[ファイル名を指定して実行(R)]をクリックします。
2. [名前(O)]の欄に"RDISK"と入力して、[OK]ボタンをクリックすると、[修復ディスクユーティリテ
ィ]が起動します。
注意:
修復ディスクユーティリティ(RDISK)は、オプションなしで実行すると、ユーザアカウ
ント情報とファイルセキュリティ情報を保存しないモードで起動されます。これらの
情報も保存するには、/Sオプションを付けて起動してください。(" RDISK /S")
3. [修復ディスクの作成(C)]ボタンをクリックしてください。
4. 以降、メッセージにしたがって操作します。フロッピーディスクを挿入するようメッセージが表示さ
れたら、1.44MBフォーマットの空きフロッピーディスクを本体装置にセットします。
5. 修復ディスクの作成が終了したら、[終了(X)]ボタンをクリックしてください。作成した修復ディス
クは、書込み禁止にして大切に保管してください。
注意:
修復ディスク作成後に、パーティションの再編成、ドライバの更新、アプリケーション
のインストールなど、ハードウェアまたはソフトウェアの構成を大きく変更した場合
は、そのつど、修復ディスクを更新するか、新しく作成するようにしてください。
6
2.3. パーティション構成について
NTプリインストールモデルでは、搭載ハードディスク容量および、ハードディスク数によらず、出荷時
には、以下のようにパーティションが作成されています。
2GB FAT
1台目
2台目以降
Cドライブ
空き領域
空き領域
よって、Cドライブ以外を使用できるようにするためには、パーティションを作成し、フォーマットする必
要があります。パーティションの作成およびフォーマットは、以下の手順で行います。
1. [スタート]メニューの[プログラム]−[管理ツール]から[ディスクアドミニストレータ]を起動します。
2. ディスクアドミニストレータで、ディスクの空き領域にパーティションを作成し、フォーマットしてく
ださい。ディスクアドミニストレータの使用方法については、オンラインヘルプを参照してくださ
い。
・CドライブをNTFSに変換する
CドライブのファイルシステムをNTFSに変更する場合は、[スタート]メニューの[プログラム]−[コマン
ドプロンプト]を起動して、以下のコマンドを実行します。
D:¥>convert C: /FS:NTFS
注意:
ü ファイルシステムをNTFSに変更した後、再びFATに変更することはできませんので、
ご注意ください。
ü Cドライブの容量を変更する場合は、NTの再インストールが必要になります。
ü NT上で扱えるパーティションサイズには制約があります。詳細は「3.4. WindowsNTで
扱えるパーティションサイズについて」をお読みください。
2.4. クライアントアクセス ライセンスについて
NTプリインストールモデルには、10クライアントアクセスライセンス (CAL)が付属しています。
よって、ライセンスマネージャの出荷時の設定は、10CALになっています。
また、ライセンスモードは、[同時使用ユーザ数]モードで設定されています。
CALの追加購入を行った場合や、ライセンスモードの変更を行う場合は、ライセンスマネージャを使
用して設定変更してください。
7
3. Windows NTのインストール
ここでは、LS670ServerにWindows NTをインストールする場合の補足説明および、注意事項につい
て記述しています。
Windows NTがプリインストールされていないLS670ServerにWindows NTをインストールする場合
や、NTプリインストールモデルにWindows NTを再インストールする場合は、以下の内容をよくお読
みの上、インストール作業を行ってください。
3.1. NTインストールの流れ
以下に、LS670ServerにMicrosoft® Windows NT® Server Version 4.0をインストールする際の大まか
な流れを示します。
各操作についての詳細は、該当する説明書をお読みください。
ハードウェアのセットアップ
↓
BIOS Setup Utilityでの設定
↓
Windows NTのインストール
↓
サービスパックのインストール
→
→
『LS670Server 使用の手引』および、
『LS670Server ハードウェアオンライン
マニュアル』をお読みください。
→
次章以降をお読みください。
→
3.2. BIOS設定について
Windows NTのインストールを開始する前に、BIOSセットアップユーティリティでBIOSの設定が正しく
行われているか確認してください。
BIOSセットアップユーティリティは、電源投入直後F2キーを押すことにより起動できます。
設定内容および設定方法は、『LS670Server ハードウェアオンラインマニュアル』をお読みください。
尚、NTインストール時に特に注意すべきBIOS設定項目を以下に記します。
NTインストール前に以下の設定になっていることを確認してください。
設定項目
設定値
Main
PnP Operating System
No
Advanced
Integrated USB Interface
Disabled/PnP OS
Audio Interface
Disabled
Power
Suspend Delay
None
8
3.3. Windows NTインストール時の警告について
Windows NTは、ハードディスクの状態によって、インストール中に以下のような警告を表示する場合
がありますが、異常ではありませんので、メッセージに従ってセットアップを継続してください。
①
セットアップは、シリンダ数が1024を超えるハードディスクを使用している場合に、以下の警告を
表示します。
特に問題はありませんので、[Enter]キーを押してセットアップを続行してください。
Windows NT Server セットアップ
========================
続行するには、Enterキーを押してください。
シリンダの数が1024を超えるハードディスクが存在します。
一般的に、MS-DOSでは、1台のハードディスクのシリンダ数は最大1024ですが、
ハードディスクコントローラの中には、特別な構成オプションを用意して、大容量
のハードディスク全体にアクセスできるようにしてあるものもあります。この
オプションは、セクタ変換モードと呼ばれています。ディスクのシリンダ数が1024を
超えるときや、セクタ変換モードを使用できないときは、MS-DOSではディスクの
一部にアクセスできません。セクタ変換および大容量のハードディスクに関して
は、コンピュータまたはハードディスクコントローラのマニュアルを参照してください。
後で表示されるハードディスクに関する情報で、ディスクのサイズが小さすぎる
ときは、セットアップを終了し、CMOSドライブタイプの設定を調べる必要がありま
す。CMOSドライブタイプの設定の詳細については、コンピュータまたはハード
ディスクコントローラのマニュアルを参照してください。
このメッセージは、必ずしもエラーを示すものではありません。ハードディスク
の中に、現在の構成よりも実際のサイズが大きいハードディスクが存在する可能
性があります。
Enter=続行
②
セットアップは、ハードディスクが新しい場合や、認識できない内容がハードディスク上に存在
する場合、以下の警告を表示します。
現在のハードディスクの内容を破棄しても構わない場合は、[C]キーを押してセットアップを続
行してください。
Windows NT Server セットアップ
========================
このコンピュータのスタートアップハードディスクは、新しいハードディスク
であるか、内容が消去されています。あるいは、Windows NTと共存できない
オペレーティングシステムがインストールされています。
このようなオペレーティングシステムがコンピュータにインストールされている
場合にセットアップを続行すると、オペレーティングシステムを損傷したり、破
壊する可能性があります。
新しいハードディスクであるか内容が消去されている場合、またはハードディス
クの現在の内容を破棄してもよい場合は、セットアップを続行してください。
・セットアップを続行するには、Cキーを押してください。警告:スタートアップ
ハードディスクに現在登録されているデータは永久に失われます。
・セットアップを終了するには、F3キーを押してください。
C=セットアップの続行 F3=終了
9
3.4. Windows NTで扱えるパーティションサイズについて
Windows NT Version4.0で扱えるディスクパーティションのサイズには以下のような制限があります。
NTインストール時、およびNTインストール後にパーティションを作成する場合は、以下に示す最大
サイズを超えない大きさでパーティションを作成する必要があります。
パーティションの種類
ブートパーティション(通常Cドライブ)
ブートパーティション以外
注意:
ファイルシステム
FAT、NTFS共通
FAT
NTFS
最大サイズ
4GB (4095MB)
4GB (4095MB)
224TB (264B)
NTインストール時に、4095MB以上のブートパーティションを作成した場合、パーティション
のフォーマット時に以下のエラーが発生し、NTのインストールを続行することができませ
ん。
「セットアップはパーティションをフォーマットできません。」
3.5. ネットワークドライバのインストール
Windows NT Version4.0は、インストール時に接続されているネットワークアダプタを自動検出する機
能が備わっています。しかし、LS670Serverに標準で搭載されているネットワークカード (Intel82559ネ
ットワークコントローラ) は、自動検出してインストールされるドライバでは動作しません。必ず以下の
手順でドライバをインストールしてください。
尚、NTインストール後に、ネットワークドライバをインストールする場合は、
「4.3. ネットワークドライバの
インストール」をお読みください。
1. 以下のように、ネットワークアダプタの検索画面が表示されたら、 [一覧から選択]ボタンをクリック
します。
2. 次に、[ディスク使用]ボタンをクリックします。
3. 『LS670Server ドライバディスク』をAドライブにセットし、 " A:¥LAN "と入力して、[OK]ボタンをクリ
ックしてください。
4. リストボックス内に「Intel(R) PRO Adapter」が表示されることを確認後、[OK]ボタンをクリックします。
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5. [ネットワークアダプタ]に「Intel(R) PRO Adapter」と表示されていることを確認して、[次へ]ボタンを
クリックします。
6. メッセージにしたがいネットワーク設定を行えば、ネットワークドライバのインストールは終了です。
NTのインストールを続けてください。
備考:
「1.」の段階で、[検索開始]ボタンを押すとアダプタが自動検出されますが、これによって
インストールされるドライバでは正常に動作しません。必ず上記の手順で『LS670Server
ドライバディスク』からドライバをインストールしてください。
誤って[検索開始]ボタンを押してしまったときは、「1.」から「4.」までの操作を行った後、下
図のようにネットワークアダプタ一覧において、" Intel 82557-based 10/100 Ethernet PCI
Adapter (検出) "のチェックマークを外してインストールを続けてください。
3.6. ディスプレイドライバのインストール
Windows NT Version4.0は、インストール時に接続されているディスプレイアダプタを自動検出する
機能を持っています。しかし、LS670Serverに搭載されているディスプレイアダプタは正しく検出され
ず、代わりに「vga互換ディスプレイアダプタ」のドライバが検出されます。
NTインストール中にディスプレイドライバの変更はできませんので、NTインストール終了後に、「4.2.
高解像度ディスプレイドライバのインストール」にしたがって、高解像度ディスプレイドライバのインス
トールを行ってください。
NTインストール中は、「検出されたディスプレイアダプタ」のウィンドウで「vga互換ディスプレイアダプタ」
が検出されますが、[OK]ボタンを押し、次に「画面のプロパティ」ウィンドウで、以下の設定になって
いることを確認後、[テスト]ボタンを押してください。
テスト画面が表示されますので、正しく表示されることを確認後、NTのインストールを進めてくださ
い。
設定項目
設定値
640x480
解像度(デスクトップ領域)
色数(カラーパレット)
16色
リフレッシュレート
ハードウェアの既定の設定
11
3.7. サービスパックのインストール
Windows NTのインストール終了後、サービスパックのインストールを行ってください。
サービスパックは、Windows NTのバグ修正モジュール群であり、システム安定稼働のために、可能
な限り、最新版のサービスパックを適用することをお薦めします。
尚、サービスパックにおける修正内容や、インストール方法については、サービスパックCD-ROM内
のドキュメント(readme.txt、ntspx.htm)に記述されていますので、インストール前に必ずお読みくださ
い。
注意:
Windows NTにアプリケーションのインストールや、ドライバ、サービスの追加などを実施
した場合には、再度サービスパックを適用し直す必要があります。
12
4. NTインストール後のドライバの追加
Windows NTは、インストール時に組み込まなかったドライバや、インストール後に増設したデバイス
用のドライバに対しては、手動でドライバを組み込む必要があります。
NTインストール後の各ドライバの組み込み方法に関しては、以下をお読みください。
尚、ここに記述されていない拡張アダプタを増設する場合は、各アダプタ付属の説明書をお読みく
ださい。
4.1. IDEドライバのインストール
Windows NT Version4.0には、標準でIDEドライバが用意されており、NTインストール時に自動的に
組み込まれます。
しかし、このNT標準ドライバでは、ハードウェアの機能を最大限に使用することができないため、以
下の手順に従って、『LS670Server ドライバディスク』で提供する最新のIDEドライバに入れ換えてく
ださい。
ドライバのインストールは、Administrators権限のあるユーザが行ってください。
[コントロールパネル]−[SCSIアダプタ]を起動します。
[SCSIアダプタ]ウィンドウ上で、[ドライバ]ページを選択します。
[追加]ボタンを選択します。
SCSIアダプタの一覧が表示されますので、「ディスク使用」ボタンを選択します。
『LS670Serverドライバディスク』をAドライブにセット後、" A:¥IDE "と入力して、[OK]ボタンをクリッ
クしてください。
7. リストボックス内に「Intel PIIX PCI Bus Master IDE Controller」が表示されることを確認後、[OK]ボ
タンをクリックします。
8. 「今すぐコンピュータを再起動しますか?」というメッセージが表示されますが、[いいえ]を選択し
ます。
9. SCSIアダプタのドライバ一覧に以下の2種類のドライバが表示されることを確認します。
※SCSI制御装置を増設している場合は、下記の2つ以外のドライバ名も表示されます。
IDE CD-ROM(ATAPI 1.2)/Dual-channel PCI… (起動済み)
Intel PIIX PCI Bus Master IDE Controller
(未起動)
10.「IDE CD-ROM(ATAPI 1.2)/Dual-channel PCI…」を選択して、[削除]ボタンを押します。
11.削除を確認するメッセージが表示されますので、[はい]を選択してください。
12.以上でドライバの入れ換え作業は終了です。
Windows NTをシャットダウン後、再起動してください。
1.
2.
3.
4.
5.
6.
4.2. 高解像度ディスプレイドライバのインストール
Windows NT® Version4.0は、インストール時に、LS670Serverに搭載されているディスプレイアダプタ
を正しく検出できず、代わりに「vga互換ディスプレイアダプタ」のドライバをインストールします。
NTインストール終了後に、以下の手順にしたがって、高解像度ディスプレイドライバのインストール
を行ってください。
1. ドライバのインストールは、Administrators権限のあるユーザが行ってください。
2. [コントロールパネル]−[画面]を起動します。
3. [ディスプレイの設定]タブをクリックし、「ディスプレイの種類」ボタンを選択します。
13
4. [アダプタの種類]で、「変更」ボタンを選択します。
5. [ディスプレイの変更]ダイアログ上で、「ディスク使用」ボタンを選択します。
6. 『LS670Server ドライバディスク』をAドライブにセット後、[配布ファイルのコピー元]として、
" A:¥VIDEO "と入力して、「OK」ボタンをクリックします。
7. [ディスプレイの変更]ダイアログで、[ディスプレイ]リストボックスから「Matrox Graphics MGAG200」を選択し、「OK」ボタンをクリックします。
8. ドライバのインストールを行うか確認のダイアログが表示されますので、「はい」ボタンをクリックし
ます。
9. ファイルのコピーが行われ、「ドライバは正常にインストールされました」というメッセージが表示さ
れたら、「OK」ボタンをクリックします。
10. [ディスプレイの種類]ダイアログで、「閉じる」ボタンをクリックし、[画面のプロパティ]ダイアログで、
[閉じる]ボタンをクリックします。
11. 以上でドライバのインストールは終了です。メッセージに従いWindowsNTを再起動してください。
12. 再起動後、WindowsNTにログオンすると、[無効なディスプレイ設定]ダイアログが表示されるの
で、「OK」ボタンをクリックします。
13. [ディスプレイの設定]ページ上の[デスクトップ領域]と[カラーパレット]で、ご希望の解像度と色数
を設定し、「テスト」ボタンをクリックします。
14. 表示テストが正しく表示されることを確認して、[テストモード]ダイアログボックスで「はい」ボタンを
クリックします。その後、「OK」ボタンをクリックします。
4.3. ネットワークドライバのインストール
Windows NTインストール後にネットワークドライバをインストールする場合は、以下の手順にしたが
ってください。
尚、使用するドライバは下表のとおりです。
製品名称
使用するドライバ
『LS670Server ドライバディスク』内の以下のドライバ
LS670Server標準LAN
(Intel82559)
ドライバ名:Intel(R) PRO Adapter
イーサネット・アダプタ
[ACF-LAN100PM / B8832-3]
ドライバのインストールは、Administrators権限のあるユーザが行ってください。
[コントロールパネル]−[ネットワーク]を起動します。
[ネットワーク]ウィンドウ上で、[アダプタ]ページを選択します。
[追加]ボタンを選択します。
[ネットワークアダプタの選択]ウィンドウが表示されますので、「ディスク使用」ボタンを選択しま
す。
6. 『LS670Server ドライバディスク』をAドライブにセットし、" A:¥LAN "と入力して、[OK]ボタンをクリ
ックしてください。
7. リストボックス内に「Intel(R) PRO Adapter」が表示されることを確認後、[OK]ボタンをクリックしま
す。
8. 以上でドライバのインストールは終了です。メッセージに従いWindows NTを再起動してくださ
い。
1.
2.
3.
4.
5.
14
4.4. SCSIドライバのインストール
Windows NTインストール後にSCSIドライバをインストールする場合は、以下の手順にしたがってくだ
さい。
尚、使用するドライバは下表のとおりです。
製品名称
使用するドライバ
増設SCSI制御装置
NT4.0標準の以下のドライバ
[ACS-1510-N / B8210-18]
ドライバ名:Adaptec AHA-1510 SCSI Host Adapter
備考:
既にドライバがインストールされているSCSI制御装置と同じ装置を増設した場合、
Windows NTは同一のドライバで、双方を制御することができます。よって、同じ種類の
SCSI制御装置を増設した場合は、新たにドライバをインストールする必要はありません。
ドライバのインストールは、Administrators権限のあるユーザが行ってください。
[コントロールパネル]−[SCSIアダプタ]を起動します。
[SCSIアダプタ]ウィンドウ上で、[ドライバ]ページを選択します。
[追加]ボタンを選択します。
SCSIアダプタの一覧が表示されますので、[製造元]として「Adaptec」、[SCSIアダプタ]として
「Adaptec AHA-1510 SCSI Host Adapter」を選択し、CD-ROM装置にWindows NT セットアップ
CD-ROMをセットしてから、[OK]ボタンをクリックします。
6. 以上でドライバのインストールは終了です。メッセージに従いWindows NTを再起動してくださ
い。
1.
2.
3.
4.
5.
4.5. テープ装置をご使用の場合
Windows NT Version4.0標準のバックアップツールを使用して、テープ装置を使用する場合は、事前
に[コントロールパネル]−[テープデバイス]を起動して対応したテープドライバをインストールする必
要があります。
重要:
ハードウェアが故障したり、誤ってファイルを消してしまった場合に備えて、必ず定期的
なバックアップを行ってください。
備考:
ü テープ装置が正しく接続されており、かつSCSIドライバが正しくインストールされてい
る場合、[コントロールパネル]−[テープデバイス]を起動することにより、Windows NT
Version4.0は、自動的に対応したテープドライバのインストールを行います。
ü テープドライバのインストールが正常に行われない場合は、テープ装置が接続され
ているSCSI制御装置用ドライバがインストールされていることを確認してください。
SCSIドライバの確認は、[コントロールパネル]−[SCSIアダプタ]の[ドライバ]ページを
見ることにより確認できます。ここに「Adaptec AHA-1510…」または、「Adaptec AHA151X…」というドライバ名が表示されていることを確認してください。
表示されていない場合は、「4.4. SCSIドライバのインストール」の手順にしたがって、
SCSIドライバのインストールを行ってください。
15
4.6. UPS装置をご使用の場合
LS670Serverのオプション製品である外付けUPS装置は、以下の2通りの方法で制御することが可能
です。UPS装置を接続される場合は、必ず以下のどちらかの設定を行ってください。
・
・
NT標準のUPSソフトウェアを使用する([コントロールパネル]−[無停電電源(UPS)])
NT標準のUPSソフトウェアを使用することにより、停電発生時、NTを自動的にシャットダウンする
ことができます。
FREQSHIP(オプション製品:UPS装置管理キット)を使用する
FREQSHIPソフトウェアを使用することにより、停電時のNT自動シャットダウン機能に加えて、ス
ケジュール運転機能や、UPS電源状態の監視等のより細かい設定、監視を行うことが可能にな
ります。
4.6.1. NT標準UPSソフトウェアの設定
1. UPS本体のSW1がOFFに設定されていることを確認します。
2. WindowsNT上の[コントロールパネル]−[無停電電源]の設定画面において、下記の設定を行っ
てください。
※詳細は、UPS本体に同梱されている「UPSシャットダウン用ケーブル」取扱説明書および、NTのオ
ンラインヘルプをお読みください。
設定項目
無停電電源装置がインストールされている
ポート
電源障害信号
バッテリ容量低下信号
リモート無停電電源シャットダウン
バッテリの予測寿命
稼動1分ごとのバッテリ再充電時間
設定値
UPS装置を接続したCOMポートを指定してください。
有効(チェックボックスをチェック)
無停電電源のインタフェース電圧は、「負」を指定。
無効(チェックボックスのチェック無し)
無停電電源のインタフェース電圧は、「負」を指定。
有効(チェックボックスをチェック)
無停電電源のインタフェース電圧は、「正」を指定。
基本的には、[バッテリ予測寿命]は、そのバッテリのバックアップ(給
電)可能時間(UPSのバックアップ時間)を設定しますが、余裕をみ
て、下記算式にしたがった値を設定することをお薦めします。
[バッテリ予測寿命]=[UPSのバックアップ時間]−[2分]
※[UPSのバックアップ時間]については、UPS装置の取扱説明書を
ご参照ください。
60分 (増設UPS装置(0.7KVA)[ACF-UPS9-07A]使用時)
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4.6.2. FREQSHIP(UPS装置管理キット)の設定
1. UPS本体のSW1がONに設定されていることを確認します。
2. FREQSHIP上で各種イベント毎に下記の設定を行ってください。
※詳細は、FREQSHIP付属の取扱説明書をお読みください。
設定項目
OSシャットダウン
(イベントが発生してからOSのシャットダウン
を開始するまでの時間)
設定値
推奨値:60秒以上
20秒より小さい値には設定しないでください。(バッテリ状態終止電
圧イベントを除く)
UPSシャットダウン
(イベントが発生してから、UPS出力を切断
するまでの時間)
※特に入力電源異常イベントでのOSシャットダウン時間を20秒より
小さい値に設定した場合、瞬停でもOSシャットダウンが開始され、シ
ステムが停止してしまうことがありますので、注意してください。
下記の算式を満たすように設定してください。
[UPSのバックアップ時間]>[UPSシャットダウン時間]>[上記OSシャ
ットダウン時間]+[OSのシャットダウンに要する時間]
※[OSのシャットダウンに要する時間]は、運用環境によって異なりま
すので、必ず実運用環境において測定して設定ください。
※[UPSのバックアップ時間]については、UPS装置の取扱説明書を
ご参照ください。
※UPSシャットダウン時間を短く設定した場合、OSのシャットダウン中
に電源が切断されデータが破壊される恐れがありますので、必ず
上記の算式を満たすように設定してください。
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5. 注意事項
5.1. CD-ROMブート機能について
LS670Serverは、El TritoフォーマットのCD-ROMブート機能をサポートしています。
よって、El Tritoフォーマットで作成されているNT4.0セットアップCD-ROMでは、セットアップディスク
(FD)を使用せず、CD-ROMからブートしてのNTインストールが可能です。
しかし、NTインストール終了後でもCD-ROM装置にNT4.0セットアップCD-ROMをセットした状態で
電源を入れると、HDからブートせず、CD-ROMからブートして、NTのインストールが始まってしまいま
す。
NTインストール終了後は、以下のように、HDのブート優先順位をCD-ROMより高くなるように変更
し、誤ってNTのインストールが始まらないようにすることをお薦めします。
[Removable Devices (FD) → Hard Drive (HD) → CD-ROM]
ブートする優先順位の設定は、BIOSセットアップユーティリティの「Boot」画面で行います。セットアッ
プユーティリティについての詳細は、『LS670Server ハードウェアオンラインマニュアル』をお読みくだ
さい。
5.2. ディスクのミラーリングについて
Windows NT Serverには、2台のディスクをミラーリングする機能(ミラーセット)が標準で搭載されてい
ますが、LS670Serverではディスクのミラーリング機能は使用しないでください。
LS670Serverで採用しているIDEディスクでのミラーリングは、ディスク故障時、NTシステムの動作が
保証されません。
5.3. スクリーンセーバーについて
WindowsNTには、スクリーンセーバー機能が標準で備わっています。
この機能を有効にすると、サーバ上のK/Bおよびマウスの操作が一定時間ないと、CRTを保護する
ために、スクリーンセーバーが自動的に起動するようになります。
しかし、このスクリーンセーバーのうち、特に3D表示を行うようなもの(標準では、名前の最初に3Dが
付くもの)は、サーバのCPUパワーを多く消費します。
よって、サーバのように、K/B、マウス操作以外にネットワーク経由で使用されるようなマシンにおい
て、負荷の高いスクリーンセーバーは使用しないことをお薦めします。
5.4. マウスについて
LS670Serverには、ホイール機能のついたマウスが付属していますが、WindowsNT標準の機能で
は、このホイール機能は使用できません。
通常の2ボタンマウスとしてご使用ください。
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5.5. ネットワークドライバについて
LS670Serverで使用するネットワークアダプタでは、『LS670Server ドライバディスク』で提供するネット
ワークドライバを使用する必要があります。
NTインストール時に自動検出されるNT標準のネットワークドライバをインストールした場合は、以
下の記述にしたがって、ネットワークドライバの入れ換えを行ってください。
補足:
NTインストール時に、『LS670Server ドライバディスク』で提供するネットワークドライバを
既に組み込んでいる場合には、以下の操作は必要ありません。
NTインストール後のネットワークドライバの入れ換え
1.
2.
3.
4.
ドライバのインストールは、Administrators権限のあるユーザが行ってください。
[コントロールパネル]−[ネットワーク]を起動します。
[ネットワーク]ウィンドウ上で、[アダプタ]ページを開きます。
NT標準のドライバである「Intel 82557-based 10/100 Ethernet PCI Adapter」を選択して、削除ボタン
をクリックします。
5. 削除後、[閉じる]ボタンを押し、メッセージにしたがって、Windows NTを再起動します。
6. Windows NT再起動後、再び、[コントロールパネル]−[ネットワーク]の[アダプタ]ページを開きま
す。
7. [追加]ボタンを選択します。
8. 「ネットワークアダプタの選択」ウィンドウが表示されますので、「ディスク使用」ボタンを選択しま
す。
9. 『LS670Serverドライバディスク』をAドライブにセット後、" A:¥LAN "と入力し、「OK」ボタンを選択
します。
10. リストボックス内に「Intel(R) PRO Adapter」が表示されることを確認後、[OK]ボタンをクリックしま
す。
11. 以上でドライバのインストールは終了です。メッセージにしたがいWindowsNTを再起動してくだ
さい。
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©1999
MITSUBISHI ELECTRIC CORPORATION
Printed in Japan.
ご 注 意
. 本書の内容の一部又は全部を当社に断りなく、いかなる形でも転載又は複製すること
は、固くお断りします。
. 本書の記述内容は、ソフトウェア、ハードウェアの改訂に追従するように努力しており
ますが、やむなく同期できない場合も生じます。
資 料
名
三菱PCサーバ
apricot LS670Server
ソフトウェアガイド
資料番号 A7CP2079
<A00>
1999年7月1日 第1版第1刷発行
発 行 所
三菱電機株式会社 情報システム製作所
神奈川県鎌倉市上町屋325
三菱パーソナ
ル
コンピュータ
三菱PCサーバ apricot LS670Server
ソフトウェアガイド
三菱電機株式会社
A7CP2079 <A00>