同窓会通信vol.8(04年度)

2004 年度
同窓会通信
目次
研究室スタッフ近況報告
佐藤
嘉倫
1
海野
道郎
3
原
純輔
4
木村
邦博
6
神林
博史
7
三上
暁美
8
伊藤
英
9
西田春彦先生叙勲記念祝賀会の報告
同窓会公式報告
2003 年度
決算報告
11
2004 年度
予算案
12
13
同窓会新会員紹介
同窓生近況報告
(平成元年度卒業)
14
植田
新
半澤
太一(平成 11 年度卒業) 15
研究室近況
新しい研究室メンバー紹介
堀内
史朗
16
本郷
正武
16
2、3年生自己紹介
17
2003 年度
21
修士論文、卒業研究・卒業論文題目
研究室スタッフ近況報告
近況報告
佐藤嘉倫
昨年の通信では7月に台湾・中央研究院を訪問したところまで述べた。8月に入ってか
らは、COE の秘書や研究員を採用したりして、研究体制や支援体制を整えることができた。
また家族と初めて函館に行って、よく行く札幌とは異なる北の都市の雰囲気を楽しんだ。
9月には私が受入担当になったフルブライト招聘講師の Jeffrey Kamakahi 氏がやって
きた。Herm Smith 氏と Larry Neuman 氏についで行動科学研究室で受け入れる3代目の
フルブライト講師である。彼はマイノリティ研究の専門家なので、行動科学と COE の共同
講義をしてもらった。またコーネル大学で共同研究した Michael Macy 氏が札幌に来たので、
現地で来年度の COE 授業科目の相談をした。彼には来年5月に来て、私と一緒にエージェ
ント・ベースト・モデル・ベースト・モデルによる不平等研究の授業をする予定である。
10 月には、国際社会学会 RC45 の福岡カンファレンスがあり、“Trust and Commitment
Formation in the Market”という論文を報告した。このカンファレンスでは、ドイツやオラ
ンダの旧知の研究者も多く参加していたので、楽しい一時を過ごした。また Herm Smith
夫妻が仙台を訪れたので、旧交を温めた。下旬には、中央研究院で開かれた中産階級ワー
クショップに招待されて“Reflections on the Study of the Middle Class in the SSM
Project”という論文を報告した。このワークショップにはアジアの階層研究者が多く参加し
ていて、たいへん刺激になった。
11 月には、同志社大学で SSM 関係の国際ワークショップが開かれ、コメンテーターを
務めた。このワークショップには 2005 年 SSM 調査に参加してもらう台湾・韓国の研究者
が来てくれたので、情報交換などがたいへん効率的にできた。下旬には、Neuman 氏が日
本にやってきたので、COE ワークショップで報告してもらい、旧交を温めた。
12 月には韓国成均館大学校社会学部主催の講演シリーズに招待されて“A Study of Social
Mobility in Contemporary Japan with Special Reference to Middle Classes”という論文
を報告した。その後、成田空港からそのまま湘南国際村へ行って、第6回日米先端科学会
議の社会科学部門のオーガナイズをした。この会議のポスターセッションで、“Trust and
Commitment Formation in the Market”というタイトルの報告をした。中旬には、成均館
大学校の車鍾千氏に COE ワークショップで報告してもらうとともに、SSM 韓国調査の打
ち合わせを行った。
1月中旬には、コーネル大学の David Grusky 氏に COE ワークショップで報告してもら
うとともに、SSM 調査とアメリカの GSS との質問項目の検討を行った。下旬には、COE
開設記念講演会を仙台ガーデンパレスで開催し、全国から多くの階層研究者や社会学者に
おいでいただいた。特に、Kamakahi 氏のギター演奏入りの講演が好評だった。
2 月には高校(都立両国高校)の同窓会がしばらくぶりに開かれたので、わざわざ東京ま
で行って参加した。東京の下町の高校のため、大学を出た後に、親の後を継いで自営業主
や中小企業の社長になっている者がかなりいた。ローカル・トラックの一例だろうか。
4月からは COE 研究員や大学院生、秘書を追加採用し、客員助教授の John Davis 氏を
1
招聘して、COE 研究教育体制を充実させた。Davis 氏はコーネル大学で学部教育を終えた
ので、コーネル大学のあるイサカの話で盛り上がった。
5 月下旬には SSM 調査のための科研費特別推進研究の面接を受けた。社会学以外の社会
科学者にアピールするのはなかなか難しいが、昨年の COE の面接や日米先端科学会議の経
験が役に立った。また津軽三味線の吉田兄弟の仙台公演があったので聴きに行った。昔の
高橋竹山の演奏とは大きく違っているのに驚いた。
6 月には東北大学ケンブリッジ・フォーラムの一環としてキングス・カレッジで COE の
ワークショップを主催した。私自身も“Postmodernity and Social Mobility in Japan”とい
うタイトルの報告をした。イギリスは初めてだったが、アメリカとの共通点や相違点がい
ろいろあって面白かった。下旬には Neuman 夫妻が仙台にやってきたので、妻と娘と一緒
に会って楽しい一時を過ごした。また文部科学省から特別推進研究に採択されたという連
絡があった。それからは、たくさんの書類作りや組織の立ち上げなど、大忙しになった。
7 月に入って国際社会学機構北京大会に参加して、東大の有田伸氏と一緒に“The Impact
of Globalization on Social Mobility in Japan and Korea”という論文を報告した。前に行動
科学に客員研究員としていらした陳嬰嬰と再会することもできた。帰国後に琵琶湖にある
同志社大リトリート・センターで SSM 予備調査のコーディング合宿をした。自動コーディ
ング・システムを活用したため、効率的なコーディング作業をすることができた。また文
学部オープンキャンパスで公平分配の進化に関する講義をした。高校生相手の講義は初め
てだったので、どれだけ理解されたか不安である。
8月にはサンフランシスコで開催されたアメリカ社会学会大会に参加し、“Trust and
Inequality”という論文を報告した。また Grusky 氏や中央研究院の Yu Wei-hsin 氏と会っ
て SSM 調査の打ち合わせをした。
9月には SSM 調査の全体会合を仙台で開催した。多くの人に集まってもらって、有意義
な会議となった。また山形大で開催された数理社会学会では、私が次期会長に選ばれた。
既にいろいろな役職についているので、もう一つ増えてもどうということはないという心
境になっている。下旬には、木村邦博さんと鈴木淳子さんのオーガナイズした COE 特別ワ
ークショップが東京・新丸ビルであった。シカゴ大学の山口一男さんも来てくれて、盛会
となった。また篠木幹子さんの就職が決まり、歓送会があった。彼女は私が東北大に赴任
してきたときに行動科学専攻に進学してきたので、とても長いつきあいであり、彼女が就
職できたことはたいへん嬉しいことである。
10 月からはフルブライト招聘講師 Stuart Streichler 氏の行動科学・COE 共同講義 Law
and Race in America が始まった。私は彼の受入担当ではないが、彼の研究が COE と関連
するので、COE 授業科目を担当してもらった。中旬には、コーネル大学で開催された
Self-Organizing Inequalities というカンファレンスに招待され、“Trust and Inequality”
という論文を報告した。また Macy 氏と来年度 COE 授業科目の相談をした。彼は相変わら
ずの天才肌で、「お前の報告論文はこうしたらもっと面白くなる」といって、まる1日潰し
て議論し、新しい共同研究の方針が固まった。彼が来年 COE に来るのが楽しみである。
2
近
況
海野道郎
昨年度の『通信』で報告したオーストラリアにおける環境問題調査は、予算上は昨年度
末で終了となった。現在、院生・学生諸君の助力で資料を整理し、論文を書く準備をして
いるところである。昨年度の『通信』原稿を書いた後、8月と2月に、それぞれ一週間強
の現地調査を行った。3年間で5回の現地調査を行ったことになるが、最初の2回は土地
勘を養って概況を掴むのに費やしたので、的を絞った現地調査は、実質的に2年間に三回
だけである。この間、現地の行政官や NPO の人に会ってインタビューを行ったり、会議に
招かれオブザーバー参加したり、廃棄物処理や環境教育の現場を見学したり、果ては(?)
パーティに招かれたりと、まったくコネの無い状態から出発した割には、それなりの関係
を築けたように思う。統計調査とは違った楽しみである。質的調査としては、その他に、
日本一細かいごみ分別方式を採っている熊本県水俣市のごみ分別方式の形成と展開に関す
る(共同)研究を行っている。
しかし、本格的研究として準備しているのは、「廃棄物をめぐる人間行動と制度─環境問
題解決の数理・計量社会学─」と題する科学研究費補助金による共同研究である。廃棄物問
題を例にとりつつ、「統計的社会調査を活用した社会的ジレンマに関する研究」の「標準型」を
目指して、行動科学研究室出身の研究者と共同で仕事を進めている。本年度は理論的整備と
調査の準備、来年度に本調査、再来年度に分析と報告書作成、というのが大まかなスケジュー
ルである。果たして「標準型」作成に成功するか、楽しみでもある。
社会的ジレンマや不公平感などについても、これまでの研究をまとめたいと思っている。
昨年度もそのように思いつつ、実行に移せなかった。佐藤嘉倫さんをリーダーとする COE
プロジェクトの一員としての責任もあるので、それを励みに、雑用にかまけず精進したい
と思っている。
この4月から、東北大学は国立大学から国立大学法人・東北大学に移行した。文部科学
省の組織の一部から、単独で法人になったのである。それに伴って、教授・助教授なども
公務員ではなくなり、「教官」から「教員」になった。「学問の府」は今や「教育サービス
機関」として社会から期待されているという。実際、新入生の履修アドバーザーから、英
語力を付けるための講読の授業など、新たな努力も必要とされている。このような中で、
東北大学のモットーである「研究第一主義」を踏まえた教育を、是非とも実現したい。そ
のように思って、本年度のゼミでは、現役学生・院生とともに夜まで研究討論する計画を
立てた。卒業生の皆さんには、この変動の最中にある東北大学を、そして行動科学研究室
を、見守りつつ支援してほしいと思う。
(2004 年 5 月 12 日
新緑の溢れる仙台・川内の研究室にて)
3
放送大学
原純輔
来年の 4 月から,8 回4年間にわたって放映される放送大学の授業(「社会調査」)の収録
と,教科書の執筆が,今年の一番の仕事になっている。例によって私一人では終わらずに,
研究室の皆さんを巻き込んでしまうことにもなった。
7 月 28 日には「仙台ロケ」を敢行した。大学院生(および三輪君の奥さん)と学部生に
出演してもらい,調査の企画相談,標本抽出,訪問面接調査,集計分析などの場面を撮影
した。この後,
「イグネ」の景色などを交えながら,聴取調査の風景についても「仙台ロケ」
を計画している。また,どうしても放送大学のスタジオが確保できなかったので,1 回(2
週分)だけ私の研究室で収録することになっている。「仙台ロケ」は楽しかったのだが,方
法論に関する授業は統一的な思想で貫くのがよいと考えて,これまで一度も経験したこと
がないのに,全 15 週分をほとんど一人でやるという暴挙(?)を企てたため,その重圧に
押しつぶされそうになっている。
放送の収録は,およそ 1 月に 1 回のペースで,8 回に分けて行われるが,その 2 週間前ま
でに台本とパネル(図表や写真)を送り,前日から放送大学のある千葉市幕張まで出掛け
ねばならない。台本は,テープレコーダーを動かして実際にしゃべってみながら,内容と
長さを調節する。その合間には教科書の原稿も書かなければならないので,すぐに次回の
収録が迫ってきて,気の休まる暇がない。とくに,8 月から 9 月にかけては,ディレクター
に「夏休みの間にがんばりましょう」といわれて,何もわからないままに承知したところ,
1 ヶ月の間に 3 回(つまり,15 日に 1 回)というスケジュールを押しつけられ,さすがに
体調を崩してしまった。
最初のうちは,台本を読み上げるだけで精一杯だったが,少し余裕がでてきて,逆に変
な失敗もするようになった。たとえば・・・・
テレビカメラの足下に大きなモニターがおかれて,映像や時計が表示されるようになっ
ている。慣れた出演者はそれをチラチラとみながら,いろいろな調節を行うわけである。
あるとき,自分の頭が少し傾いていることに気がついた。それを立て直そうとしたのはよ
かったのだが,瞬間的にモニターを鏡と勘違いしてしまい,逆の側へ頭を傾けたつもりが,
さらに深く傾けることになってしまった。
なお,1 回の授業時間は 43 分 20 秒以内と決まっている。時計をみながら,時間が余るよ
うであれば,「今回の授業では,・・・をとりあげました」というような言葉をはさんで調
節することもできるようになってきた。調子に乗って,「いつもは少し短めに終わるけれど
も,今回はピッタリと決めてやろう」と時間調節用に準備しておいた話をはじめたところ,
今度はなかなか終わることができず,2 秒ほどオーバーしてしまったこともある(これくら
いのオーバーであれば,パネル表示の時間を削るなどして,後で短縮することができる)。
放送大学以外の私はといえば,今年はなぜか「挨拶業」とよぶのにふさわしい。手帳を
繰ってみると,文学部 2 年生オリエンテーション(4 月 8 日),東北大学ケンブリッジフォ
4
ーラム(6 月 11 日),文学部オープンキャンパス(7 月 30 日),東北社会学会(7 月 31 日),
数理社会学会(9 月 19 日)で挨拶をさせられている。この後も,イタリア学会(?,10 月
23 日),法学研究科 21 世紀 COE(11 月 4 日)と続く。放送大学のスケジュールに追いまく
られながら,合間に淡々と挨拶をこなすという毎日がよいことだとは到底いえない。今年
度かぎりで何とか抜け出したいと思うのだが,どうなるだろうか。
と,私の近況報告は,このところいつも無責任な疑問形で終わっている。
5
近況報告(2003 年 9 月から 2004 年4月まで)
木村邦博
私がこのところどんな仕事をしているか、前号での近況報告以降の主な出来事を簡単に
記すことで、皆さんにお伝えしたい。(授業などについては私のウェブ・ページをご覧くだ
さい。http://www.sal.tohoku.ac.jp/~kkimura/)
2003 年 9 月
3 日から 5 日までの日本行動計量学会第 31 回大会(名城大学)に参加。
5 日午後には、篠木幹子さんと共同で、「リサイクルの社会的ジレンマにおける意思決定と
その正当化―モデル構築と調査データ分析―」という報告を「意思決定」セッションで行
う。(この部会では、早稲田大学の竹村和久先生とともに座長も務める。)この研究は現在
も進めており、その成果は、8 月 18 日にサン・フランシスコで行われる、アメリカ社会学
会数理社会学部会・合理的選択部会合同ミニ・シンポジウムで、篠木さんと共同で報告す
る予定である。
2003 年 10 月
3 日から 5 日まで、福岡での研究会 “International Conference on
Rational Choice and Social Institutions” に参加。報告はできなかったけれども、主にヨ
ーロッパ(ドイツ、オランダなど)から参加した研究者と議論をすることができ、刺激を
受けた。
2003 年 10 月末〜12 月
東北大学教育文化研究会の第 5 次高校生調査の実査が始まる。
今回の調査では、仙台圏の 10 校の高校に依頼。調査票の配布・回収では東北学院大学の片
瀬一男先生と片瀬ゼミの学生の皆さんにお世話になった。時代のせいか、それとも自分の
力不足なのか、回収率が前回を下回ってしまったことが悔やまれる。
2004 年 1 月
新年早々、高校生調査の調査票点検とエディティングを東北学院大学で
行う(11 日、12 日)。当初は 11 日一日だけで終わる予定だったが翌日も作業せざるを得な
くなり、盛岡から参加してくれた阿部晃士さん(行動科学卒業生、岩手県立大学助教授)
と遠藤圭一さん(岩手県立大学大学院生)に急遽宿泊をしていただくことに。行動科学研
究室大学院生の三輪哲さんや東北学院大学片瀬ゼミの皆さんにもたいへんお世話になった。
1 月下旬は 21 世紀 COE プログラム「社会階層と不平等研究教育拠点」関係の行事が続
いた。24 日には COE・東北行動計量学研究会・学術資源学研究会の共催という形で、私の
知り合いの中から坂田桐子先生(広島大学)と松田光司先生(九州大学)に、ジェンダー
や勢力などの研究法に関する特別講演会をお願いした。31 日には COE 拠点開設記念式典・
公開講演会に参加。
2004 年 3 月
高校生調査の「速報」を、調査にご協力いただいた方にお届けするため
に、調査依頼校や県教育庁などを訪問。
2004 年 4 月
「法人化」、新学期開始、9 月 24 日に予定している COE 特別ワークシ
ョップの準備などで落ち着かない。4 月 29 日から 30 日まで、高校生調査のアフター・コ
ウディングの作業(教育文化研究会会員や私のゼミの 3 年生など多くの方とともに)。
以上のような仕事の合間に、ティン・ホイッスルというアイルランドの管楽器(笛)を
吹いている。本当はフルートを思い切り大音量で吹きたい。(しかし、今年度も仕事の量は
相変わらず多そうで、憂鬱になりそうである。
)
6
趣味的ボランティア
神林博史
1999 年、すなわちブランメル仙台がベガルタ仙台になった年以降、ベガルタ仙台市民後
援会という組織でボランティアをしています。市民後援会の活動は多岐にわたっているの
ですが、私の担当は文章書きで、試合の観戦記を主に担当してきました。観戦記は当初、
市民後援会のホームページで公開されるのみだったのですが、2000 年からは『V-Press』
というマッチデープログラム(試合当日にスタジアムで販売されるプログラム)に掲載さ
れるようになりました。私の文章の読者数はどう考えても、『V-Press』の記事を読んだ人
>論文を読んだ人、であります。『V-Press』は、当初は手作り感覚の(というか素人っぽ
い)プログラムだったのですが、ベガルタの J1 昇格あたりからどんどん本格化し、今や
非常に立派なものになりました。それにつれて私の記事が載るコーナーはどんどん片隅に
追いやられ、字数もかつての 1/3 になりました(笑)。
かように不遇な(?)状況だったのですが、今シーズンから新しい仕事が始まりました。
試合後の監督記者会見をテキスト化する仕事です。これはベガルタ仙台のオフィシャルサ
イトに試合の公式記録と共に掲載されています。サイトの中でも最もアクセスを集める部
分の 1 つでしょう。私が担当しているのはホームゲームのみですが、毎試合プレス用のパ
スをもらい、スタジアム内のプレスルームで仕事をしています。
(試合は自腹で買ったシー
ズンチケットで観戦。)いままでテレビでしか見ることのできなかったベルデニック監督を
はじめとする J2 の監督達、ベガルタの選手達、在仙 TV 局のキャスター、有名サッカーラ
イター等々を毎回間近で見る機会に恵まれ、
「やっぱ続けてみるものようのう」とミーハー
的幸せを感じています。
(サインをもらうとか写真を撮るとかは興味ないので一切してませ
んが。)
7
近況報告
三上暁美
事務補佐員として働き始めてから、早いもので 1 年 2 ヶ月がたちました。ようやく仕事
に慣れてきたかなと感じるこの頃です。最初の頃は、仕事の流れが全くわかっておらず、
かなりとんちんかんなことを繰り返していましたが。
ところが今年 4 月からの法人化に伴い、私がこれまで行っていた事務手続きにおいても
いくつかの変更がありました。内心、せっかく慣れてきたのにまた覚えなければならない
のかと少し面倒に思いましたが、手続きに関しては、以前に比べて多少の効率アップが期
待できそうです。例えば出張した場合、事後に報告書を提出するのですが、この書類は今
まで手書きでした。(今時驚きです。)10 人が一緒に出張すると、10 枚同じものを作成す
るのですが、5 枚目頃にはうんざりしてきます。それが今年度からはPCで作成できるよ
うになりました。書類の作成時間が、かなり短縮されそうです。
物品の購入においても、購入するのは簡単でしたが、研究室の予算残高を常に把握して
おくという面では、かなり面倒で原始的な作業を繰り返していました。これもまもなくシ
ステムがガラッと変わり、すべて web 上でやりとりが出来るようになるそうです。飛躍的
発展で、嬉しい限りです。
今後もどんどん事務の効率化が図られると、いつか事務補佐員はいらなくなるかもしれ
ませんが、効率良く事が運ぶに越したことはありません。そうなったらなったでそのとき
考えることにします。
8
西田春彦先生叙勲記念祝賀会の報告
伊藤
英
同窓会の皆さん、お久しぶりです。一期生の伊藤です。
今年の春、西田春彦先生が教育研究功労者として「春の褒章
瑞宝中授章」を授章され
ました。そこで、お祝いの会を開きましたので、その様子をお知らせします。
場所は大阪、「梅の花」という豆腐料理専門店にて。日時は 10 月 23 日(土)の夕方6
時ですから、ほぼ同じ時刻に新潟では大地震が起こっていた時間帯です。参加者は、西田
先生・海野先生・木村さん・長谷川さん、1期の伊藤、2期の布台君、3期の小寺君・広
沢君、4期の江尻君・細川君、5期の小畠君・高阪君です。
「近い人ほど遅刻をする」の法則通りに遅刻をした神戸市在住高坂君の乾杯の音頭で会
は始まりました。
おいしい豆腐料理を食べながら、西田先生をはじめ、参加者の方々それぞれの近況報告
を聞きながら、いろいろな話に花が咲きました。
西田先生からは、スイスにご旅行をされたときに訪れた「シンプロン峠」のお話でした。
第二次世界大戦においてイタリアがこの峠を越えて来ようとしたとき、スイスの国民が一
致団結して侵入を許さなかったという峠です。西田先生は、いつものように飄々と語られ
ていましたが、社会学者として国の来し方行く末を思案する情熱を感じました。
わ れ わ れ 同 窓 生 か ら よ く 出 て い た 話 題 が 「 健 康 」 だ っ た こ と も 印 象 的 で す 。「 体 調 維 持
のために運動してます」とか「学生時代は××㎏だったのが、今は○○㎏です」といった
話がよく出ました。先生方はまったくと言っていいほどお変わりになっていないので(海
野先生の腕まくりの仕方も!)学生時代に戻ったような感覚に襲われる一方、隣の同窓生
の変わり果てた、いや失礼、
「成長した」姿を見ると現実に引き戻される、といった奇妙な
ひと時だったことは確かです。
「 西田先生は何か運動をなさっているんですか」の質問に「エ
アロビクスをやっています」という西田先生のお答えにも驚きました。
9
西田先生には、お祝いのメッセージ集を贈ら
せていただきました(右写真)。この会に参加し
た人全員および参加できなかった会田さん(研
究室創設当時に考古学から受講にいらしていた
方です)や 1 期の渡辺君、2期の脇田君、6期
の秋沢さんからのメッセージです。ここにその
内容を紹介できないのが残念ですが、10 頁にも及ぶ「レポート」もあれば写真入りの近況
報告もあり、西田先生へのお祝いと感謝を込めた力作揃いでした。
最 後 に 、 や は り 高 阪 君 の 掛 け 声 で 一 本 締 め を し て 散 会 と な り ま し た 。( た だ し 、 み ん な
が立ち上がって帰ろうとしたところに「デザートでーす」と言いながら、店員さんが入っ
てくるという落ちもついていました。)
西田先生、おめでとうございました。これからもお元気にお過ごしください。
〔奥左から江尻・小寺・広沢・長谷川さん・高阪・小畠・木村さん
前左から細川・布台・西田先生・伊藤・海野先生〕
10
同窓生近況報告
ワインと格闘する日々
植田
新(平成元年度卒業)
洋酒に関係する業界に入って数年すると(サントリー(株)秋田支店在籍中)
、日本ソム
リエ協会(有名な田崎真也氏が理事を務める社団法人)が認定する「ワインアドヴァイザ
ー」なる資格の取得を半強制的に勧められます。資格を取得したからといって、いわゆる
出世につながるわけでもなく、ワインの売り上げが増大するわけでもありません。得意先
や同業他社との名刺交換の際に「フーン、持ってるわけね」ってな顔をされて(名刺に刷
り込んでもらうことができます)、0.3目くらい置かれるようになる程度のものですが、
なにしろ試験に合格するのが難しい(と言うよりは非常に七面倒くさい)。
試験は知識を問う筆記試験と、味覚を問うテイスティングの2回あり、筆記試験に合格
しないと2次のテイスティングには進めません。受験者は年々増加傾向にあり昨年は2万
人弱。合格率は35%前後ですが、1次の筆記の段階で60%落ちます。2次まで進めば
80%合格すると言われていますが、私は去年2次で落ちました。ちなみにその前に2度、
筆記試験の段階で落ちてますので、計3浪目です。
まあなにしろ覚えることが多い。フランスの名醸地ボルドーのメドックという1つの地
域だけで1級から5級までの格付けシャトーと称されるものが60カ所弱ありますが、ま
ずこの丸暗記は序の口。ワイン王国フランスにはブルゴーニュ、シャンパーニュ、コート・
デュ・ローヌ、ロワールなどの名醸地が多数あり、そのそれぞれの地区について、同じよ
うに断片的な知識をとにかく覚えちゃわなきゃいけません。のみならず、ドイツ、イタリ
ア、スペイン、ポルトガル、アメリカ、オーストラリア、ニュージーランド、チリ、アル
ゼンチン、南アフリカなどすべて覚えなきゃいけません。どうです、嫌になっちゃったで
しょう?私は1度目はボルドーで投げ、2度目はイタリアまでで挫折しましたが、前述の
通り、昨年ようやく1次試験はパスしました。
今年は2次試験のみのチャレンジです。テイスティングは、味や香り、色調などから原
料のブドウ品種や産地、収穫年度などを答えるものです。これも数多く味わって、経験値
をあげておくしかありません。「日本の食事にはワインなんぞあわねんだよーだ(某有名グ
ルメ劇画原作者のお考えより引用)
。いぶりがっこ食いながらワイン飲んでるやつはいねえ
よ!!(実体験より)」などと内心毒づきながらも、テイスティングに勤しもうとしてサボ
り続ける毎日です。今年合格の暁には、次回の同窓会の際に、2時間くらいかけて蘊蓄を
傾けさせていただこうと考えております。
14
近況報告
半澤
太一(平成 11 年度卒業)
行動科学研究室OB・OG、そして現役で頑張っている皆様、まさか自分がこの文章を
書く羽目になるとは夢にも思わず。依頼されてホトホト困り果てているのですが、スペー
スを埋める意味でも拙い文章で自分の近況を書かせていただきます。
2002年に研究室を離れ、宮城県庁に入庁し、現在、宮城県栗原郡築館町という場所
で生活しております。生まれてこの方仙台を離れたことがなく、就職してはじめて他の土
地で生活していますが、仙台では簡単に手の届くものがここでは難しいのが現実です。様々
な意味で宮城県はやはり仙台抜きでは成り立たないものと痛感しております。
栗原郡は高齢化率29.5%の典型的な過疎地域です。この栗原郡内を管轄する栗原保
健福祉事務所という所で働かせていただいております。保健福祉事務所という名前が表す
ように、保健所と福祉事務所の機能が融合されている事務所です。保健所の機能としては、
廃棄物問題や食品衛生、感染症・難病対策、母子保健、生活習慣病予防などの仕事があり
ます。福祉事務所としての機能は、介護保険に代表される高齢者福祉、知的・精神・身体
障害者福祉、生活保護などがあります。私は高齢者福祉を中心に仕事をしています。高齢
者福祉といえば、介護保険が大きな部分を占めております。みなさんもテレビや新聞等で
見聞きしたことがあると思います。40歳以上のみなさんは保険料を徴収されているので
身に染みているかもしれません。
研究室にいた頃は福祉の「ふ」の字も知らず、自分には関係の無い世界だと思っていま
したが、福祉が無ければ生きていけない人は社会に多く存在し、自分もまた必要になる状
況になるかもしれない。そんな時に救済してくれる機関が存在しなければ安心して生きて
いくことはできないでしょう。それでも日本社会の福祉はまだまだ充実していません。障
害を持ってしまったらそれまでの生活を失ってしまいます。障害を持っても安心して生活
できるような環境が整備されていません。マンパワーや物的資源の問題もありますが、一
番不足しているのが住民の方々への啓蒙ではないかと自分では思っています。いかに福祉
に対する考え方を変えていくかがこれからの福祉にとって重要なことではないのかなと思
う日々です。これは福祉に限った話ではないのですが。
最後に研究室在籍中の学部生の皆様へ一言。プレゼンテーションの技術とパソコンの操
作は一通り覚えましょう。この2つを駆使すれば行き詰まっても何とかごまかしがききま
す。将来もあらゆる場面で役に立ちます。
15
研究室近況
研究室新メンバーの自己紹介
堀内 史朗(PD)
堀内史朗と申します.京都大学理学部・理学研究科を卒業し,2004年4月から学術振興
会特別研究員として行動科学研究室に在籍しております.京都大学ではクモ・シロアリ・ニホ
ンザル・チンパンジーを対象にして,行動生態学の観点から,数理モデル・野外調査を行って
きました.現在,類人猿〜ヒトを対象にして研究を行っています.
私の目標は,動物社会と人間社会を連続して考える見方を提出することです.
(特に日本の)
霊長類学者は,文化(遺伝によらないで獲得される行動)がヒトだけでなくサルにもあること
をもって,ヒトとサルの連続性を主張してきました.しかし,私の関心は文化ではなく,社会
秩序にあります.具体的には,利他行動や所有権などのように,個人間の軋轢を回避するルー
ルがいかにして可能か,という問題です.
実は,順位制・血縁制・互酬制などの社会秩序的行動は,様々な動物で既に確認されていま
す.ところが,これらの行動の外延は自集団内に留まっているのです.異なる集団に属する者
間の秩序は,理論的にも実証的にも考えられていません.ヒトでは,自集団を越えた秩序が,
壊れることが多々あるにしても,少なくとも可能です.この可能性がどのようにして生じるの
か,それを「大文字の社会」には訴えないで,ミクロな視点から考えることが,当面の研究課
題です.
本郷 正武(PD)
お隣の社会学から越してきました、本郷正武(ほんごうまさたけ)です。社会学にいた頃か
らちょくちょくおじゃましていたので、
「あー、あいつか」という方もおられると思います。今
度は名実ともに行動科学研究室の一員となりました。どうぞよろしくお願い申し上げます。
先日わけあって、松山まで「日本女子ソフトボールリーグ」を観戦してきました。シドニー
五輪以来、注目度も高いソフトボールですが、観戦しているのはどのような人たちなのでしょ
うか。選手の親御さん、職場(実業団チームですから)から動員された人たち、全日本候補選
手が投げている緊迫した展開の中で阪神の話をしている親子連れ、うんちくを傾けるオヤジ、
ちゃんと見ているところは見ている口うるさいガキども……。このような人たちが球場に詰め
かけているわけです。
日々必死に練習し、プレーしている選手にとって、このような人々はどのように映るのでし
ょうか。選手しか立ち入れない世界についてとやかく言われるのを嫌う人がいるのは容易に想
像がつきます。そこにアクセスできるのは、親御さんと一部のファンだけでしょう。その他大
多数であるわたしたちは、選手を目前にして、どのように振る舞えばよいのでしょうか。自分
にできるのは応援するくらいなものでしょう。
そうそう、私の研究関心は「メリットがないのに集合行動に参加する奇特な人」
(=良心的支
持者)ですので、こんなことを親御さんと話をしながら考えてました。
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2年生自己紹介
奥山理恵(おくやま りえ)
1.出身高校(出身県)
2.つらいときこそ上り坂。
2.好きな言葉
3.高校野球と音楽が大好きです。高校時代に
3.自己 PR
合唱をやっていたので、聴くよりは歌うほうが
1.山形西高校(山形県)
好きです。嫌いなものは、一人で見るナイター
浅沼知美(あさぬま ともみ)
中継と辛い食べ物です。辛い食べ物は徐々に克
1.盛岡第三高校(岩手県)
服していきたいです。これからいろいろと、楽
2.希望
しく一生懸命やっていきたいと思います。どう
3.小学から高校まで陸上をやっていて、運動
ぞよろしくお願いします。
大好きです。チャリで泉まで行っちゃうくらい
元気なので、チャリで遠くまで遊びに行きたい
長内孝治(おさない こうじ)
方、ぜひ声掛けてくださいね。しっかり者のよ
1.青森高校(青森県)
うに見えて(?)ほんとはかなりのおっちょこち
2.一期一会、酒は飲んでも飲まれるな!
ょいなのですが、行動科学のみなさんと楽しく
3.
高校時代から人によくやる気無さそうとか、
勉強したいと思っているのでよろしくお願いし
だるそうって言われます。まあ、その通りなん
ます!
ですけど、実際はやる気がある時でも無さそう
に見えるんでそのへんは誤解しないでください。
伊藤寧彦(いとう やすひこ)
こんないい加減な奴ですが、良いところもある
1.函館ラ・サール高校(北海道)
と思うんでよろしくお願いします。
2.Take it easy
3.
希望した専修へ無事入れたのはいいけれど、
近藤理美(こんどう さとみ)
ついていけるのかどうか不安になっています。
1.山形西高等学校(山形県)
勉強以外でも不安なことがあります。夏の暑さ
2.なるようになる
と「カビ」です。去年、夏休み後に戻ってくる
3.文字を読むのが好きで、おもしろければジ
と部屋の畳がカビに覆われていて非常に恐ろし
ャンル問わず何でも読みます。
映画も好きです。
い思いをしました。勉強にもカビにも負けずに
頑張っていこうと思いますのでよろしくお願い
佐尾瞳(さお ひとみ)
します。
1.宮城県第二女子高校(宮城県)
2.過ぎたるは及ばざるが如し
大塚真弓(おおつか まゆみ)
3.写真に熱中しています。お菓子屋さんで粉
1.仙台育英学園(宮城県)
まみれになってバイトをしてます。バイトをし
2.一期一会
てるから私の生活は成り立っています。写真部
3.これといって特徴のある人間ではないので
の仲間は生涯大切にしたいです。夢は屋久島に
すが、あえて自分の特徴をあげるとすると、声
行くことです。ダルビッシュは男前。
まねが得意です。よくいろんな人の真似をして
います。でもどうやらどれもこれもあまり似て
酒巻誠(さかまき まこと)
はいないようなので、特訓して、いつかほめら
1.栃木高校(栃木県)
れるように頑張ろうと思います。
2.天に星、地に花、人に愛
3.私は、最近新たな目標が見つかりました。
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「人のために」という目標です。昔はすべて自
ッキーなどが得意です。パソコンなどはあまり
分のための行動だったし今も自分のためである
得意ではないのですがどうぞよろしくお願いし
ことが多いですが。学問を探求するのも、きれ
ます。
いな音楽を奏でようとするのも
(交響楽部所属)
、
本来すべてのことが人の幸せのために用いられ
高橋信(たかはし まこと)
るべきなんだろうなあと最近思います。到底無
1.東北学院高校(宮城県)
理っぽく理想すぎますが、そう考えるようにし
2.努力
ようかなと思ってます。
3.地元出身の高橋信です。途中であきらめる
ことなく、最後までやり通せるよう頑張りたい
笹川実希(ささがわ みき)
と思います。スポーツをすること、見ること全
1.新潟高校(新潟県)
般好きなので、明るく元気に過ごしたいです。
2.この道以外に我を生かす道なし。故に我こ
よろしくお願いします。
の道を行く。
3.実りを希う(ねがう)で実希です。自分の名
武部純(たけべ じゅん)
前すごく気に入ってます。出身は新潟ですが、
1.茨城高校(茨城県)
小学生の時二年間アメリカに滞在してました。
2.明日に延ばせることは今日するな
でも英語は嫌いです。現在、人力飛行機制作サ
3.御盆と年末は某所へ逝ってるパソオタ予備
ークル windnauts に所属しています。毎年開催
軍。この一年で学部生が普通免許を持っていて
されている鳥人間コンテストに出場している団
もあまり役に立たないことを思い知り、目下、
体です。TV 放映される筈なのでお暇な方は是
大自二取得を画策中。セメスター中はちょくち
非一度観てください!
ょく分析室に顔を出してはいるものの、夏季、
冬季の休講期間中の逢遇率は天文学的数字であ
高木博史(たかぎ ひろふみ)
ろう。呆れずおつき合いくださいませ m(_ _)m
1.札幌手稲高校(北海道)
能登谷直子(のとや なおこ)
2.ローマは一日にして成らず
1.湘南高校(神奈川県)
3.僕は勉強が嫌いです。金儲けと身体を動か
2.気力の充実!
すことばかり考えてます。スポーツは色々やり
3.大人数で盛り上がるのが大好きです!知り
ました。サッカー、バスケ、剣道です。浮気症
合い増やしたいので声かけてください。
です。こんなのですから最近になって剣道がや
っとちょっとずつわかってきたものです。お金
吉崎美喜(よしさき みき)
儲けはまだです。これからです。今のうちに社
1.魚津高校(富山県)
会の様々な側面をみて、将来お金を儲けて、年
2.勤勉労働
とって中国の山奥にひっこんで、木を植えたい
3.はじめまして。眠るのが好きな吉崎です。
と思ってます。
私の生活において睡眠は大きな比重を占めてい
るので、その分勉学に費やす時間が少ないかも
高橋さやか(たかはし さやか)
しれません。ですが、起きている間は私なりに
1.山形東高等学校(山形県)
がんばっていきたいと思うので、みなさん末永
2.何事にもマイペースで
くよろしくお願いします。眠っているときは、
3.私は読書が趣味で、暇があれば本屋や図書
どうぞ温かい目で見守ってやって下さい。
館に入り浸っています。お菓子作りも好きでク
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3年生自己紹介
からもよろしくお願いします。
1.出身高校(出身県)
小此木克之(おこのぎ かつゆき)
2.好きな言葉
1.高崎高校(群馬県)
3.自己 PR
2.神は自ら助くる者を助く
3.
・・・やはりここでも、
「趣味は遊戯王のカ
池田亜美(いけだ あみ)
ードゲームです!」と声高に宣言しとくべきな
1.山形西高校(山形県)
のだろうか・・・。何か、これがアイデンティ
2.大切
ティのような気がしてきた。
3.私の自慢できることといえば、従兄弟が陸
上においてちょっとした有名人なことです(山
上村麻由美(かみむら まゆみ)
形だけかもしれないですが…)
。
地方のテレビと
1.国際情報高校(新潟県)
か新聞とかに結構出ちゃってるみたいで、つい
2.温和
でに自分でHPなんかひらいてるんです。そし
3.料理を作ることが好きです。でも趣味とま
てその従兄弟が飼っている犬がモデル級にかわ
ではいかず、遅く帰った日や面倒くさい時は簡
いいことも自慢の一つです。
単に済ますかコンビニにお世話になってしまい
ます。調理器具を揃えるのはわりと費用がかか
一條志穂(いちじょう しほ)
るのでしょうが、コンビニに頼るよりは安く済
1.泉館山高校(宮城県)
むのかもしれません。というわけで、今年は自
2.ローマは一日にして成らず
炊を頑張ろうかなと思っています。
3.ここ一年ぐらい何事もマイペースな私なの
で、最近では 5 年目で卒業でもいいかなぁなん
後藤治樹(ごとう はるき)
てのんきに考えたりします。でもマイペースの
1.米沢興譲館高校(山形)
ペースをもう少しあげてハイペースなマイペー
2.目分量
スにしていこうと思ってます。皆様へのご迷惑
3.お笑い好きです。よろしくお願いします。
の程度を低く保てるように頑張ります。
萩原さおり(はぎわら さおり)
宇賀田真紀(うがた まき)
1. 宇都宮女子高校(栃木県)
1.新発田高校(新潟県)
2. お早う
2.思い立ったが吉日
3. 最近映画がだいすきです。おもしろいのあ
ったら教えてください。
3.献血に行くと、よくお医者さんから血(の
栄養)が濃いねと言われます。この調子でこれ
蓮實亘司(はすみ のぶじ)
からも血気盛んに頑張りたいと思います。
1.真岡高校(栃木県)
大山美幸(おおやま みゆき)
2.爆発
1.八戸北高校(青森県)
3.偉い人になりたいです。
2.なんとかなる
3.行動科学研究室にきて、2年目に突入しま
長谷川聡美(はせがわ さとみ)
した。まだまだ分からないことだらけですが、
1.横手高校(秋田県)
ビシッとがんばっていきたいと思います。これ
2.ビュッフェ
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3.今年は去年よりもちょっと進化した自分に
なればいいなと思います。今年もよろしくお願
いします。
松島晃子(まつしま あきこ)
1.札幌東高校(北海道)
2.弱いから立ち向かえる、かなしいから優し
くなれる
3.大学生活も、はや三年目。今年は今自分に
とって何が大切なのか、何が必要なのか、いま
するべきことは何なのか、しっかりと考えなが
ら過ごして行きたいと思います。
持木直樹(もちぎ なおき)
1.前橋高校(群馬県)
2.ニュースも娯楽のひとつ
3.この間、文学部野球大会へ向けて――かど
うかは分からないけど――野球
を少ししました。その日の夕方くらいから足が
強烈な筋肉痛に見舞われました。その時に固く
誓ったことがあります――これからは運動しよ
う、と。と思いつつもまずは運動靴を買うこと
からか、と考えると最終的には何もやらずじま
いに終わるといういつもの癖が・・・。
吉田周太(よしだ しゅうた)
1. 仙台第三高等学校(宮城県)
2. だめだ〜
3. 行動科学の飲み会や集まりという集まり
に参加していないのは、みなさんのことが嫌い
だからではありません。
むしろ好きだからです。
仲良くしてください。仲良くしてください。仲
良くしてください。
ってか、みんななかよしですよね。にこ。
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2003 年度
修士論文、卒業研究・卒業論文題目リスト
修士論文
朝岡
誠
:社会変動と階層流動性
銀屋
裕
:社会経済的地位達成分析の展開と課題
卒業研究・卒業論文
小林
洋平:メタ規範ゲームの再考−監視制度と協力行動−
千葉
哲也:協力行動に対する集団アイデンティティの影響メカニズム
中村
理絵:教育達成とジェンダー−理系進学女性とジェンダートラック−
庄司
咲
:戦後日本における結婚と結婚様式
佐々木健太:東北大学におけるごみ分別収集新システムの提案
高橋
淳
:社会的ジレンマ状況における協力行動の規定要因
高橋
達
:能力主義とジェンダー
小林
綾子:環境広告にみる企業の環境認識
高橋由紀子:児童虐待問題にたずさわるボランティアスタッフの意識−子ども虐待防止ネ
ットワーク・みやぎにおける活動を通して−
長崎
和子:自転車放置者に対する説得法の研究
四戸幸一郎:キャリア・アスピレーション−キャリア・パスに基づく多水準分析−
桜井
健一:紐帯と情報−学生の交際圏からの考察−
山内
雄介:改革期における大学教育−学生の意欲向上のために−
鈴木
舞
小池
雄樹:戦後日本の政党と政治意識:55 年体制−現在
:『ちびくろサンボ』はなぜ絶版されたか
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編集後記
庄司
咲(M1)
まず、同窓会通信の発行がたいへん遅れましたことを皆様にお詫び申し上げます。また、
お忙しいなか原稿をお寄せくださった方々に深く感謝申し上げます。
編集作業のなかで、皆様が突然の原稿依頼を快諾してくださったとき、またその原稿を
拝見させていただいたとき、皆様の行動科学研究室に対する温かいご好意を感じました。
皆様のおかげで今年度も同窓会通信を発行できたことを嬉しく思います。
高橋
達(M1)
はじめに、不手際から同窓会通信の発行が遅れましたことを深くお詫び申し上げます。
また、同窓会通信の原稿をお寄せ頂いた皆様に感謝致します。今年で同窓会通信は 8 回目
の発行になります。同窓会会員の皆様、ならびに先生方の御協力のもと、今年も素晴らし
い冊子が完成したと私自身自負しております。
今回同窓会通信の編集作業に携わることができ、非常に嬉しく思っています。編集作業
を進めていくなかで、行動科学の先輩方の原稿に改めて目を通してみました。行動科学研
究室で培われた経験が各方面で生かされていることを知り、非常に励みになりました。現
在在籍している行動科学の学生も先輩方の言葉を通じて、この研究室で学ぶことに誇りに
思うことでしょう。
来年度は今年以上に充実した内容にしたいと考えております。同窓会通信が行動科学の
新たな伝統行事として、花見・野球大会・芋煮会とともに名を連ねることができるよう継
続して発行していきます。今後とも同窓会通信をよろしくお願い致します。
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同窓会通信 第 8 号
2004 年 12 月 22 日発行
編集・発行
東北大学行動科学研究室
〒980-0856
仙台市青葉区川内
TEL:022‐217‐6037
FAX:022‐217‐5972
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