第168期 株主通信 - キリンホールディングス

HARMONIA
第168期 報告書
平成18年1月1日から平成18年12月31日まで
株主の皆様へ
長期経営構想「キリン・グループ・ビジョン2015」
の実現に向けた
第1期アクションプラン「2007−2009年中期経営計画」
についてご説明します。
キリンビール100年の歴史
「お客様本位」
「品質本位」の理念のもと、
楽しく豊かな商品やサービスを提供してきた
キリンビール100年の歩みを、ご紹介いたします。
ハーモニア
キリンビール100年の歴史
2007年2月23日、キリンビールは創立100周年を迎えました。そこで今回は、キリンビールの成長の軌跡を皆様にご紹介します。
「キリンビール」の誕生
「麒麟麦酒株式会社」の誕生
1870年∼
積極的な投資による拡大、多角化へ
1900年∼
1950年∼
1870(明治3)年
1907(明治40)年
W.コープランド、横浜・山手にスプリング・バレー・ブルワ
麒麟麦酒株式会社創立(ザ・ジャパン・ブルワリーの事業を継承)
リーを開設
キリンビールの工場ギャラリー
1918(大正7)年
1885(明治18)年
神崎工場(後の尼崎工場)完成
スプリング・バレー・ブルワリーの土地を引き継ぎ、ザ・
ジャパン・ブルワリー設立
1923(大正12)年
東洋醸造(株)を買収し、仙台工場発足
1957年完成 東京工場
1962年完成 名古屋工場
1965年完成 高崎工場
1966年完成 福岡工場
1968年完成 京都工場
1970年完成 取手工場
1972年完成 岡山工場
1974年完成 滋賀工場
関東大震災により、横浜・山手工場全壊
1926(大正15)年
横浜の生麦に横浜工場が完成
1885(明治18)年頃の横浜・山手工場
1887(明治20)年
1938(昭和13)年
広島工場完成
ドイツ人醸造技師、H.ヘッケルト着任、工場建設に着手
1888(明治21)年
1943(昭和18)年
商標が廃止され、ラベルは「麦酒」に統一される
ザ・ジャパン・ブルワリー、
明治屋と一手販売契約を締結し、
「キリンビール」を発売
1949(昭和24)年
自由販売が再開され、商標「キリンビール」が復活
POINT「キリンビール」
ラベルの由来
商標を
「キリン」
にしたのは、
当時輸入されていた西
ラベルの歴史
洋のビール商標に狼や猫などの動物が用いられて
いたため、
東洋の霊獣である麒麟を商標にしようと
三菱社管事の荘田平五郎が提案したからと言われ
発売当時のラベル
ています。
明治21年
明治22年
明治40年
POINT
POINT
中段、左が戦時中の
1957年の東京工場を皮切りに、伸び続ける需要に対応すべくビール生
「麦酒」に統一された
ラベルです。
昭和18年(戦時中)
昭和24年
昭和32年
産設備の本格的拡張を実施。その後、ビール需要が低成長となる中、
ビール事業依存型経営からの脱皮へ向けて、食品や医薬などへの多角
化を図りました。
昭和38年
31
昭和50年
平成元年
総合酒類事業への躍進と原点への立ち返り
2000年∼
1960(昭和35)年
2001(平成13)年
2005(平成17)年
缶ビール(350ml)を発売
3月「キリン クラシックラガー」発売
4月「キリン のどごし〈生〉」発売
1972(昭和47)年
キリン・シーグラム(株)を設立(現・キリンディスティラリー(株))
「復刻ラガープレゼントキャンペーン」などで、最も評判
麦芽や麦を使用していない、いわゆる新ジャンルの製
の高かった昭和40 年頃のラガーの味覚を再現したもの
品研究については2000年から始めていましたが、
お客
で、多くのお客様からご好評を頂いています。
様の期待に自信を持って応えられる商品が開発できた
ことから、満を持して発売しました。
第一次多角化
昭和40年代に入ると、
ビールの消費量の伸びにもかげりが見え始
7月「キリンチューハイ氷結」発売
2006(平成18)年
めるとともに、高度経済成長によるインフレで、当社の高いビー
総合酒類事業の展開における第一弾商品として発売。
5月 長期経営構想「キリン・グループ・ビジョン2015」を発表
ルシェアが寡占の批判を受けるようになり、
非ビール事業を強化
以来たくさんのお客様に愛され、多くのラインアップ
今後の経営の礎を確かなものとすべく、
長期的な展望に立って
「キ
し、ビール専業のイメージから脱する必要がありました。そこで
が発売されるなど、チューハイ市場をリードする商品
リングループの目指す姿」を明確化した構想です。
1975(昭和50)年、すでに進出していた清涼飲料、洋酒に続く事
となりました。
その他醸造酒
(発泡性)①
お酒
業として、食品事業への進出を決定しました。
第二次多角化
1980年代に入ると、ビール需要の伸長はさらに鈍化し、再度事業
の多角化を図ります。1981(昭和56)年に発表された「長期経営
11月「新キリン宣言」を発表
経営理念に基づき、
「お客様本位」
「品質本位」の原点に立ち返って
次の100年へ向けての新たなスタート
企業活動を総点検するため、
「 新キリン宣言」を策定。国内酒類事
2007年∼
ビジョン」では、多角化分野を「飲料・食品・ライフサイエンス・エ
業の強化への取り組みや社内改革を着実に実行し、
お客様の支持を
ンジニアリング・サービス・海外」としました。こうした多角化を
得て、21 世紀にも勝ち残れる企業グループを目指すというもの
2007(平成19)年 2月23日
経て、
キリンビールはビール事業依存型経営からの脱皮へ向けて
でした。
創立100周年を迎える
歩み出しました。
2003(平成15)年
「うれしいを、つぎつぎと。」がコーポレートスローガンに
1988(昭和63)年
「キリンビール」を「キリンラガービール」に名称変更
「21世紀へ乾杯」
(1984年3月∼1992年12月)
●
「新鮮な明日へ」
(1993年1月∼2002年12月)
●
1990(平成2)年
「うれしいを、
つぎつぎと。
(
」2003年1月∼2006年12月)
●
「キリン一番搾り生ビール」発売
「おいしさを笑顔に」
(2007年1月∼)
●
2007(平成19)年 3月
「キリン・ザ・ゴールド」発売
POINT
1991(平成3)年
キリンが100年の技術を結集して、次の100年のために完
キリンビバレッジ(株)を設立
成させた、
「隠し苦味」
で飲み飽きない、
ピルスナービールの
傑作。6ページに開発担当者のインタビューもあります。
1998(平成10)年
「麒麟淡麗〈生〉」発売
発泡酒
42
株主の皆様へ
2006年は、好調な国内外酒類事業が牽引役となり、連結・単体ともに増収増益を達成しました。
また、
純粋持株会社体制への移行を前に、
キリンビバレッジ社の完全子会社化やメルシャン社
との業務・資本提携を行うなど、
飛躍的な成長へ向けて大きく舵を切った1年でもありました。
2007年は、キリンビール社の創立100周年の節目の年であるとともに、キリンホールディング
ス社として新たな一歩を踏み出すスタートの年でもあります。
決意を新たに、
次の100年へ向け
て絶えず前進していきます。
2006年 今後の飛躍的な成長へ向けて確かな手応え
4期連続で連結営業利益、過去最高を更新
代表取締役会長
代表取締役社長
保しました。
清涼飲料事業は紅茶、
コーヒー、
ミネラルウォー
2006年度は、連結売上高、連結営業利益とも前年を上回
ター分野の基盤ブランドが好調に推移し、
トータルの販売
り、
増収増益となりました。
連結営業利益においては、
4期連
伸率は業界平均を上回り、
前年比3%増となりました。
医薬
続での過去最高益の更新となります。
発泡酒や新ジャンル
事業は薬価改定や透析医療の診療報酬制度改定などが影響
の好調から、
国内酒類事業が好業績の牽引役となりました。
し、
前年を下回りました。
キリングループ全体では着実に業
ビール・発泡酒・新ジャンル合計の販売数量は業界平均を大
績を伸長させており、
バランスのとれた事業ポートフォリ
きく上回り、
前年比4.8%増となるなど、
多くのお客様から
オがうまく機能していると感じています。
ご支持をいただきました。
また、
海外酒類事業では、
豪州の
ライオンネイサン社の好調が大きく寄与しました。
中国で
は、
重点地域の一つ、
長江デルタ地域に新たな製造拠点を確
3期連続の増配、創立100周年記念品の贈答
株主様への還元は、
重要な経営課題の一つと位置づけて
います。当期も業績好調を
連結売上高
(単位:億円)
20,000
連結営業利益
連結当期純利益
(単位:億円)
(単位:億円)
1,500
600
16,548 16,322 16,659
1,093
15,000
1,117
1,000
512
17.0
400
周年記念にあたって、従来
14.5
15
13.5
12.0
の株主様ご優待制度に加
12.0
10
500
200
5,000
3
としました。
また、
創立100
535
10,000
0
比2.5円増の17.0円の配当
20
490
1,163
受けて増配し、年間で前期
1株当たり配当金
(単位:円)
5
04/12 05/12 06/12
0
04/12 05/12 06/12
0
04/12 05/12 06/12
0
(6.0)
(6.0)
(6.5)
(7.0)
02
03
04
05
(8.0)
06
長期経営構想「キリン・グループ・ビジョン2015
(KV2015)
」の実現に向けたスタートダッシュの3年
2007−2009年中期経営計画 定性目標
■ KIRINブランドがあらゆる企業活動を通じて、
「 信頼」
「躍進」のブランドとして評価を得る
■ 各事業の商品・サービスを通じて、
「 食と健康」の新たなよろこびを提供する
■ 安心で快適な社会の維持発展に貢献し、
社会との共生を重んじる企業グループとして高い評価を獲得する
え、創立100周年記念として日頃からご支援をいただいて
前中期経営計画の振り返り、
いる株主様へ特別にワイン※をご送付します。
そして成長の第一ステージへ
※ 詳細は裏表紙に記載
まずは、
2004−2006年中期経営計画を振り返ってご説
明します。
定性目標であった開発提案型企業への脱皮やグ
飛躍的な成長へ向けた基盤を構築
2006年度は、成長ストーリーを具現化すべく、新体制に
ループ力の最大化、
国内酒類事業の再建などは、
着実に進展
させることができ、確かな成果を収めました。
向けた取り組みを積極的に行ってきました。
まず、
綜合飲料
今回発表しました2007−2009年中期経営計画は、
長期
グループ戦略遂行へ向けたキリンビバレッジ社の完全子会
ビジョンであるKV2015を実現するための第1期アクショ
社化が挙げられます。
これは今後、
市場を酒類と飲料をあわ
ンプランと位置づけています。そして、目標達成に向けて
せた全体で捉えることが重要になると考えられるため、
確
“攻めの姿勢”
とスピード感を持って、
事業ポートフォリオ
固たる収益基盤の構築を図ることを目的に行ったもので
のさらなる進化を目指します。
これまでの成果を生かすと
す。
また、
メルシャン社との業務・資本提携も大きな意味を
ともに進行中の取り組みを加速させ、
グループシナジーの
持っています。
ワイン事業をメルシャン社に、焼酎・RTD※
拡大や必要な資源の積極投入により、
グループプレミアム
事業を当社に集約・一元化することで、相互の強みを生か
の創出と成長の実現を図ります。
基本方針
1. 基盤事業強化と飛躍的な成長の実現
(1)国内酒類事業の再成長
(2)綜合飲料グループ戦略の推進
(3)国際化の推進
(4)健康・機能性食品事業の展開
(5)医薬事業の成長加速と独自の強みを生
かしたアグリバイオ事業の展開
2. 企業価値の最大化に向けた財務戦略
3. 新グループ経営体制による運営
4. K I R I N ブランドの価値向上とキリングルー
プCSRの確立と実践
し、
経営資源の効率化と収益性の向上を図ります。
国内最強
の総合酒類会社への進化を図るとともに、
キリングループ
としての総合力を高め、
飛躍的な成長を遂げるべく、
前進し
KV2015(長期経営構想)
ていきます。
※ Ready to Drinkの略。栓を開けてそのまま飲める飲料。
日本のアル
コール市場では缶チューハイを中心に拡大している。
2007年中計 2010年中計 2013年中計
2007−2009
2010−2012
2013−2015
4
スピード感のある攻めの経営により飛躍的成長を目指す
攻めの経営 ∼事業戦略∼
健康・機能性食品事業の強化を重点課
キリングループ全体では、
2009年に売上高2兆1,500億
円超え、
営業利益1,500億円以上、
ROE7%以上を目標とし
題として取り組み、
酒類、
飲料、
医薬に
900
1,426
672
事業戦略別では、
まずは基盤事業を磐石な体制にすべく、
攻めの経営 ∼財務戦略∼
国内酒類事業での支持拡大を図るとともに、
お客様の多様
また、財務戦略としては、株主重視
なニーズに応えるマーケティング活動を推進していきま
の経営と資本効率の向上を目的に、
バ
す。
その一つとして、
定番ビールカテゴリーとしては、
1990
ランスシートの健全性を維持しなが
年に発売した
「一番搾り」
以来17年ぶりとなる新商品
「キリ
ら、
株主還元と飛躍的な成長の実現に
ン・ザ・ゴールド」
を発売します。
これは若い世代向けの新た
重点を置いたキャッシュフローの有
な提案がしたいという思いとともに、
ビールカテゴリーの
効活用を実施します。
¥21,500
¥16,659
売上高(酒税抜き)
売上高(酒税抜き)
¥12,636
5,300
2006年
¥17,000
2009年(目標)
ンスシートの改善にも取り組み、
資本効率の向上を図って
との業務提携を積極的に進め、
好調な国内酒類事業の勢い
4,000億円の営業キャッシュフローの創出を目指します。
をさらに加速させていきます。
同時に、
完全子会社となった
国内の工場で商品を多品種少量生産できる体制を整備する
目標利益を達成し、
資本効率を改善することにより、
2009
キリンビバレッジ社との連携を強化し、
綜合飲料グループ
など、3年間に約2,500億円の設備投資を実施する予定で
年までにROE7%以上を達成し、
2015年にはROE10%を
戦略も推進していきます。
さらに、
国際酒類事業および医薬
す。
また飛躍的な成長を実現させるための積極的な事業投
目指します。
事業の拡大を図るとともに、今中計のテーマの一つである
資を行っていきます。
投資計画としては、
事業投資資金とし
て前中期経営計画の3倍にあたる約3,000億円の
定量目標
連結売上高
連結営業利益/連結営
業利益率 (単位:億円/%)
(単位:億円)
25,000
20
2,000
ROE
(単位:%)
8
7.0以上
21,500
1,500以上
20,000
16,659
17,000
1,500
15
6
10
4
12,636
9.0
1,000
9.2
10,000
7.0以上
7.0
500
5,000
0
2006
2009
(目標)
■ 酒税込み
■ 酒税抜き
0
2006
2009
5
2
0
0
(目標)
■ 連結営業利益
連結営業利益率(酒税込み)
連結営業利益率(酒税抜き)
価証券や不動産等の売却等による資金の創出を
上高や営業利益を伸ばすだけでなく、ROEなどの資本効
考えています。また、M&A等の事業投資費用は、
率性指標も改善させるなど、
株主価値を意識して取り組む
必要に応じて借入金や社債の発行にて調達する
とともに、
成長性と効率性に優れたグループ経営を行って
予定です。
いきます。
そして、
今中計の定量目標数値は、
マネジメントとしての
についても積極的に取り組んでいきます。
配当性
コミットメントであると考えており、
この目標達成へ向け
向は、
従来の単体の当期純利益30%目安から、
連
“攻めの姿勢”
とスピード感を持って取り組んでいきますの
また、機動的に自己株式の取得を行うなど、
バラ
2009
(目標)
企業価値の最大化へ向けて
2007−2009年キリングループ中期経営計画では、売
結当期純利益30%以上を新たな指標とします。
2006
いきます。
投資資金を備えます。
資金調達方法としては、有
そして、
重要な経営課題の一つである株主還元
5.4
1,163
15,000
5
売上高(酒税込み)
売上高(酒税込み)
3,927
酒類事業
飲料事業
医薬事業
その他事業
13,400
10,633
まず、
グループ全体での収益性の向上を図り、
3年間で約
再活性化を図るという狙いがあります。
また、
メルシャン社
1,900
セグメント別売上高(単位:億円)
次ぐ、第四の柱へ育てていきます。
ています。
■
■
■
■
ガイドライン
で、
今後とも皆様のご支援をお願いします。
トピックス
ビールに新しい潮流を:
「キリン・ザ・ゴールド」
改めて実感してもらいたい、
そしてビール市場をもう一度活性
クトチームを立ち上げ、
総勢27人の知見と情熱、そして2年の
化させたいという強い思いがあります。そのために、
おいしさ
歳月をかけて完成までこぎつけました。まさに、
100周年に出
のためにできること全てを考え、
持てる醸造技術を全て注ぎ込
すにふさわしい、
キリンの技術の集大成と言えます。
ネーミン
もうというスタンスで開発をしてきました。
グは、
ゴールドに輝くピルスナービールの傑作をつくりたいと
国内酒類カンパニー営業本部
マーケティング部 商品開発研究所
新商品開発グループ
「キリン・ザ・ゴールド」
が目指したのは、
ビールならではのお
いう想いを込めて、
シンプルに
「キリン・ザ・ゴールド」
としまし
いしさと新しいおいしさの両立。
2杯目、3杯目も「飲み飽きない
新たなス
た。
パッケージは、
シンプル&モダンをコンセプトに、
門田 邦彦
おいしさ」
を実現しました。
その秘密が、
麦芽のうまみとおいしい
タンダードを目指しました。
ビールの液色と泡をモチーフにし
苦味が調和することで生まれた
「隠し苦味」
です。
飲みやすさとと
たツートンカラーのデザインは余白の美学を意識しました。
もに、
ビールらしいしっかりとした味わいを持っているのです。
「キリン・ザ・ゴールド」
は、
次の時代を担う若い人に向けた新
次の新しい100年に向け
創立100周年を迎える2007年に、
て、
キリンの新しいフラッグシップビールをつくりたい。
今回
開発にあたって最も苦労したのは、
「ラガー」
や
「一番搾り」
の
たな提案であるとともに、
キリンにとっても次の100年に向け
の「キリン・ザ・ゴールド」
の開発の背景には、
発泡酒・新ジャン
延長線上ではない全く新しいおいしさを、
いかにして実現する
たチャレンジングな全く新しいおいしさのビールです。
今後も
ルでは絶対に味わえない「本当においしいビール」をつくり、
かという点。
商品開発研究所と醸造研究所が一丸となって、麦
「本当においしいビール」
を造り、日本の、
そして世界のビール
「ビールってやっぱりおいしいね。
「これがビールだよな。
」
」
と
芽のうまみチームやおいしい苦味チームなど計6つのプロジェ
のおいしさの水準を上げていきたいと考えています。
ワインのリーディングカンパニー メルシャン社
当社は、
日本のワイン市場の創成期からワインの製造・販売
で、
キリンビール社のワイン事業は当社に一本化されます。ワ
を行ってきました。
1994年には、国産ワインで初のフルボトル
インは、
世界の酒類の中で最も販売価格帯が広く、また非常に
500円ワイン「ボン・マルシェ」を発売し、家庭用市場を開拓する
嗜好性の高い商品なので、
しっかりとしたターゲッティングと
など、
ワイン市場の活性化と創造に大きく貢献してきました。
同時に、商品ラインナップの充実も重要なポイントになりま
現在では、
販売数量においては業界1位の20%のシェアを誇り、
や
す。
そのため、
キリンビール社の持っている
「カフェ ド パリ」
ワインのリーディングカンパニーとして確かな基盤を確立し
「フランジア」といった人気の高いブランドを当社で扱えるよ
ています。
また、
長い年月をかけて育んできた確かな品質は、
お
客様から
「安心・安全・高品質」
なワインをつくるメーカーとし
うになるのは、非常に心強く思っています。
メルシャン社
国産ファインワイン部
ブランドマネージャー
斎藤 富明
今後は、
専門店やレストランなどの販売先をさらに開拓し、
て高い信頼を頂いており、
国産ぶどう100%で造る日本ワイン
ブランド強化を図ります。また、
ワインのリーディングカンパ
ワインの原料の選択から製造、
上市といった川上から川下まで
「シャトー・メルシャン」
シリーズは、
国際コンクールにおいて
ニーとして国産ワインの品質をさらに磨くとともに、
その魅力
トータルに関わり、
「シャトー・メルシャン」のブランド強化に
も多くの賞を受賞するなど、
世界から高い評価を受けています。
今回のキリンビール社との酒類事業に関する業務・資本提携
では、両社の強みをさらに生かすことを主眼としていますの
のみならず
「日本にもいいワインがある」
ということを多くの
取り組む。
方に伝えていき、
しっかりとしたワイン文化の醸成に貢献して
いきたいと考えています。
6
IR室より
2006年は、長期経営構想(KV2015)、中期経営計画での成長プラン発表、キリンビバレッジ社の完全
子会社化、
メルシャン社との業務・資本提携、
純粋持株会社化の準備など、
中長期成長戦略を推進する
ための整備が大きく進んだ1年でした。
連結業績は、
国内外酒類事業が引き続き好調で、
4期連続の過
去最高営業利益を達成しています。
IR室長 安藤 亮
当期の実績と来期の予想
当期の実績
連結営業利益
連結経常利益
連結当期純利益
来期の予想
1兆8,800億円
(前期比12.8%増)
1,210億円
(前期比4.0%増)
1,210億円
(前期比0.1%増)
550億円
(前期比2.8%増)
部門別構成比
売上高
営業利益
4%
8%
1%
10%
17%
24%
64%
営陣の架け橋・潤滑油となり、株主価値・企業価値の向上に寄与するよう努めました。
連結事業概況
1兆6,659億円
(前期比2.1%増)
1,163億円
(前期比4.2%増)
1,208億円
(前期比5.2%増)
535億円
(前期比4.4%増)
連結売上高
IR室では、株主・投資家の皆様から寄せられたご意見を「市場の声」として経営陣へフィードバックし、
中期経営計画の策定時にその内容やエッセンスを踏まえて経営計画を発表するなど、
IRが市場と経
72%
酒類事業部門
売上高 1兆633億円(前期比 4.3%増)
営業利益 832億円(前期比10.1%増)
チューハイ市場では、
「キリンチューハイ氷結」に「ゆず」や
「早摘みグレープフルーツ」
といった新しい商品を加えるとと
国内酒類事業では、
総合酒類事業を展開する中で
“価格から
もに、
「あんずソーダ」
などを発売し、
成長カテゴリーの市場で
価値”
への転換に引き続き取り組んだ結果、
各カテゴリーで優
ブランド価値の強化とともにラインアップの拡張を行いまし
位性を獲得しました。
ビール市場では、
嗜好性やプレミアム性への期待感が高まっ
ています。
「一番搾り」
ブランドからの新たな提案としてチルド
た。
また、
2007年1月1日からはチューハイ類においても、オー
プン価格制度および新自主ガイドラインを導入することを決
定しました。
ビール
「一番搾り 無濾過
〈生〉
」
を発売したほか、
「ブラウマイス
焼酎市場では、
本格焼酎2品種を全国の飲食店に向けて発売
ター」
の缶商品を通年で販売開始しましたが、ビールの販売数
しました。
ワインでは、
「フランジア」
や
「カフェ ド パリ」
など
量は前年比マイナスとなりました。
を中心に販売の拡大に取り組み、
市場の拡大を図りました。
発泡酒市場では、
「円熟」
が大変好評をいただき、
予定数の約
国際酒類事業では、
ライオンネイサン社はオーストラリアの
「淡麗グリーンラベル」
も好調に推
2倍の販売を達成したほか、
ビールが順調に推移し、
7年連続の増益を達成しました。中国で
移し、
発泡酒市場が大幅に縮小する中、当社は前年比プラスを
は、
杭州千島湖k酒有限公司に資本参加することを合意し、
市
確保してNo.1
場拡大が期待される長江デルタ地域における製造拠点を確保
※1 2006年発泡酒課税出荷数量
し、
珠海市の麒麟k酒
(珠海)
有限公司では、
現在の2倍の製造能
※1の地位をさらに強固なものにしました。
急成長している新ジャンル市場では、
リニューアルした
「の
● 酒類事業 ● 飲料事業 ● 医薬事業 ● その他の事業
注)本資料に掲載されている通期の業績予想に関する記述は、当社および当社グルー
どごし
〈生〉
」が引き続き多くの支持をいただき、
キリンビール
社はその他醸造酒
(発泡性)
①で圧倒的売上No.1※2となりまし
プが現時点で入手可能な情報から得られた判断に基づいていますが、
リスクや不
た。
また、
キリン独自の新技術
「ブラウニング製法」
の発明は、
特
確実性を含んでいます。
実際の業績は、
当社および当社グループの事業をとりまく
許を取得しました。
経済情勢、
市場の動向、
為替レートなどにかかわる様々な要因により、
記述されて
※2 2006年
「その他の醸造酒(発泡性)
①」課税出荷数量
いる業績予想とは大幅に異なる可能性があることをご承知おきください。
発泡酒と
「のどごし
〈生〉
」
の好調により、
当連結会計年度の販
売数量はビール・発泡酒・新ジャンル合計で前年比プラス4.8%
と、
厳しい市場環境の中で業界平均を上回る実績を上げ、
2年連
7
続で前年比プラスを達成しました。
発泡酒
発泡酒
お酒
力と優れた醸造設備を持つ新工場を建設しています。
遼寧省の
キリンビバレッジ社は、
基盤ブランドの育成・成長を目指し
売を開始するとともに、
小児領域においても適応追加承認を取
大連大雪k酒股d有限公司では、
初のキリンブランド商品
「最麒
たブランド戦略と販売地域および業態に即した営業戦略を組
得しました。
海外では、
ASEAN市場における事業展開の第一歩
麟」
を発売しました。
2ケタ成長を続けるロシア市場では、キリ
み合わせ、売上規模拡大に努めました。発売20 周年を迎えた
として、タイで「ブスルフェクス」
の販売を開始しました。
ンブランド商品の販売拡大のため、
現地生産を開始して品質向
「午後の紅茶」
や鮮度管理にこだわった
「ファイア 挽きたて工
中国・韓国・台湾・香港の海外現地法人の業績も好調に推移し
房」
シリーズが大変好評をいただいたほか、
成長著しいミネラ
ましたが、
医薬事業部門は、国内の薬価改定および透析医療の
上を目指し競争力を高めました。
以上の結果、
酒類事業部門の売上高および利益は、
国内酒類
ルウォーター分野の
「アルカリイオンの水」
「ボルヴィック」両
診療報酬改定などの影響で、
売上高および利益は前年を下回り
事業における販売数量が前年を大きく上回ったことなどによ
ブランドが引き続き好調だったことにより、
飲料トータルの販
ました。
り増加しました。
売箱数は業界平均を上回り前年比3%プラスとなりました。
海外飲料事業では、
緑茶市場の中長期的成長が見込まれるタ
イで「生茶」の製造・販売を開始しました。
飲料事業部門
売上高 3,927億円 (前期比3.3%増)
営業利益 197億円 (前期比1.8%増)
その他の事業部門
以上の結果、
飲料事業部門の売上高および利益については増
加しました。
売上高 1,426億円(前期比13.6%減)
営業利益
35億円(前期比19.4%減)
健康・機能食品事業では、
キリンウェルフーズ社でダイエッ
飲料事業では、キリンビバレッジ社が当社と株式交換を経
トサポート食品
「リエータ」の販売が大変好調に推移したもの
て、10月に完全子会社となりました。
の、
商品の見直しや販売促進費用増加の影響で業績は前年を下
医薬事業部門
売上高
営業利益
672億円(前期比 0.5%減)
120億円(前期比15.5%減)
回りました。
一方、
ヤクルト本社と合弁で設立したキリン ヤク
ルト ネクストステージ社が営業を開始し、
両社の共同開発商
医薬事業においては、
腎性貧血治療薬
「エスポー」
、
白血球減
品第1弾として
「BBcube」
を全国で発売しました。
武田キリン
少症治療薬
「グラン」、
二次性副甲状腺機能亢進症治療薬「ロカ
食品社は、
韓国の大象社と提携しインドネシアに共同で設立し
ルトロール注」、高リン血症治療薬
「フォスブロック錠」につい
た合弁会社を通じて核酸系うま味調味料の生産を行うことに
て引き続き販売強化を行いました。
合意し、
新工場の起工式が行われました。
2007年下期の稼動を
また、
二次性副甲状腺亢進機能症治療薬として新たな作用メ
の承認申請を行ったほか、
造血幹
カニズムを持つ
「KRN1493」
細胞移植の前治療薬
「ブスルフェクス®点滴静注用60mg」
の販
目指します。
アグリバイオ事業では、
中核会社であるキリンアグリバイオ
社が種苗事業に特化し、基盤強化を進めました。
I R サイトのご紹介
インタビュー動画配信
http://www.kirin.co.jp
キリンビールのホームページでは
さまざまな情報を発信しています。
説明会動画配信
http://www.kirin.co.jp/company/irinfo/
社長やカンパニー社長が、
足元の状況、
今後
の戦略について話しています。
IRサイトでは、決算資料などの各種資料、決算説明会の
動画配信などをご覧頂けます。
8
財務データ
連結貸借対照表
科目 / 期別
(単位:百万円)
当期
前期
平成18年12月31日
平成17年12月31日
575,787
89,483
321,694
675
119,887
17,937
28,059
△ 1,950
594,855
169,334
290,077
50
94,156
16,568
27,219
△ 2,551
1,387,798
593,639
194,325
170,095
155,866
33,110
40,240
1,343,010
582,887
191,182
172,252
156,380
25,990
37,081
〈資産の部〉
流動資産
現金及び預金
1
受取手形及び売掛金
有価証券
1
たな卸資産
繰延税金資産
その他
貸倒引当金
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物
機械装置及び運搬具
土地
建設仮勘定
その他
営業権
−
連結調整勘定
−
135,876
22,509
38,412
96,853
72,846
74,954
無形固定資産
のれん
その他
投資その他の資産
投資有価証券
長期貸付金
保険積立資産
繰延税金資産
その他
貸倒引当金
資産合計
9
169,699
624,460
524,135
3,891
37,910
15,912
46,543
△ 3,933
1,963,586
−
624,247
516,757
6,261
37,193
15,757
52,058
△ 3,781
1,937,866
科目 / 期別
〈負債の部〉
流動負債
支払手形及び買掛金
短期借入金
1 年以内償還社債
未払酒税
未払法人税等
賞与引当金
役員賞与引当金
未払費用
預り金
その他
固定負債
社債
2
長期借入金
繰延税金負債
再評価に係る繰延税金負債
退職給付引当金
役員退職慰労引当金
自動販売機修繕引当金
土地買戻損失引当金
債務保証損失引当金
受入保証金
その他
負債合計
〈少数株主持分〉
3 少数株主持分
〈資本の部〉
資本金
資本剰余金
利益剰余金
土地再評価差額金
その他有価証券評価差額金
為替換算調整勘定
自己株式
資本合計
負債、少数株主持分及び資本合計
〈純資産の部〉
株主資本
資本金
資本剰余金
利益剰余金
自己株式
評価・換算差額等
その他有価証券評価差額金
繰延ヘッジ損益
土地再評価差額金
為替換算調整勘定
3 少数株主持分
純資産合計
負債純資産合計
当期
前期
平成18年12月31日
平成17年12月31日
449,763
107,610
25,629
477,392
107,436
18,269
69,900
107,563
20,270
−
106,429
33,641
2,305
297
85,991
24,866
62,991
470,098
98,830
116,586
71,028
1,471
62,153
1,739
6,863
2,987
548
69,795
38,092
919,862
−
−
79,479
29,318
45,154
408,580
106,241
54,236
62,443
3,197
71,958
1,268
7,168
3,643
786
72,507
25,127
885,972
−
79,292
−
−
−
−
−
−
−
−
−
102,045
70,999
730,226
△ 4,713
117,207
△ 18,073
△ 25,091
972,601
1,937,866
878,497
102,045
71,114
732,134
△ 26,797
115,492
122,466
△ 352
△ 4,713
△ 1,907
49,734
1,043,724
1,963,586
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
(注)記載金額は百万円未満を切り捨てて表示しています。
連結損益計算書
科目 / 期別
売上高
売上原価
売上総利益
販売費及び一般管理費
営業利益
営業外収益
受取利息
受取配当金
持分法による投資利益
その他
営業外費用
支払利息
製品廃棄売却損
その他
経常利益
特別利益
固定資産売却益
貸倒引当金戻入益
投資有価証券売却益
厚生年金基金代行部分返上益
関係会社株式売却益
土地買戻損失引当金戻入益
債務保証損失引当金戻入益
特別損失
固定資産廃棄損
固定資産売却損
減損損失
投資有価証券評価損
投資有価証券売却損
事業構造改善費用
関係会社株式売却損
債務保証損失引当金繰入額
のれん償却額
退職給付制度変更に伴う損失
税金等調整前当期純利益
法人税、住民税及び事業税
法人税等調整額
少数株主利益
当期純利益
(単位:百万円)
当期
前期
平成18 年1月1日∼
平成18年12 月31日
平成17 年1月1日∼
平成17 年12 月31日
1,665,946
987,852
678,093
561,735
116,358
19,142
1,484
5,124
8,131
4,401
14,635
9,736
994
3,904
120,865
11,028
2,007
670
7,940
−
−
270
139
20,332
6,041
127
5,755
195
4
4,492
−
−
1,588
2,126
111,560
52,485
△ 1,627
7,189
53,512
1,632,249
973,920
658,328
546,619
111,708
18,817
1,058
3,225
8,495
6,038
15,645
9,231
1,963
4,449
114,881
5,802
1,440
2,182
1,633
536
8
−
−
11,682
4,264
605
85
1,466
55
4,259
159
786
−
−
109,001
40,226
8,722
8,788
51,263
(注)記載金額は百万円未満を切り捨てて表示しています。
連結キャッシュ・フロー計算書の要旨
科目 / 期別
(単位:百万円)
当期
前期
平成18年1月1日∼
平成18 年12月31日
平成17年1月1日∼
平成17 年12月31日
1 受取手形及び売掛金、たな卸資産
4 営業活動によるキャッシュ・フロー
123,685
104,716
5 投資活動によるキャッシュ・フロー
△ 153,239
△ 66,693
6 財務活動によるキャッシュ・フロー
△ 50,012
△ 52,041
5 投資活動によるキャッシュ・フロー
新規連結子会社の増加(メルシャン社他)などにより、
それぞ
固定資産や有価証券売却等の収入があったものの、
キリンビ
れ316億円、257億円の増加となりました。
バレッジ社やメルシャン社の株式取得等のほか、
国内酒類事
業の設備投資等により、
1,532億円の資金支出となりました。
2 長期借入金
6 財務活動によるキャッシュ・フロー
キリンビール社の金融機関からの借入金の増加、
およびライ
現金及び現金同等物に係る
704
1,563
現金及び現金同等物の増減額
△ 78,862
△ 12,456
現金及び現金同等物の期首残高
164,800
177,257
換算差額
オンネイサン社の借入金の増加などにより、623億円の増加
借入による収入があったものの、配当金の支払いや社債の償
となりました。
還による支出により、500億円の資金支出となりました。
3 少数株主持分
キリンビバレッジ社の株式追加取得による減少などにより、
連結範囲の変更に伴う
295億円の減少となりました。
現金及び現金同等物の増減額
650
−
現金及び現金同等物の期末残高
86,588
164,800
(注)記載金額は百万円未満を切り捨てて表示しています。
4 営業活動によるキャッシュ・フロー
法人税等の支払の増加があったものの、
運転資金の流入など
の増加により、1,236億円の資金収入となりました。
連結株主資本等変動計算書
当期
(平成18年1月1日∼平成18年12月31日)
平成17年12月31日残高
(単位:百万円)
株主資本
資本金
102,045
資本剰余金
70,999
利益剰余金
評価・換算差額等
自己株式
730,226 △ 25,091
株主資本合計
878,180
その他有価証券
評価差額金
117,207
繰延ヘッジ
損益
−
土地再評価
差額金
△ 4,713
為替換算
調整勘定
△ 18,073
評価・換算差額等 少数株主持分
合計
94,420
純資産合計
79,292 1,051,893
連結会計年度中の変動額
剰余金の配当
利益処分による役員賞与金
当期純利益
新規連結による増加高
新規連結による減少高
持分法適用会社除外による減少高
△ 14,820
△ 14,820
△ 14,820
△ 270
△ 270
53,512
562
△ 10
△ 24,404
53,512
562
△ 10
△ 24,404
△ 1,855
△ 1,855
150
265
△ 6,602
△ 6,057
△ 270
53,512
562
△ 10
△ 24,404
△ 1,855
265
△ 6,602
△ 6,057
自己株式の取得
114
自己株式の処分
在外会社会計基準変更に伴う減少高
△ 6,602
在外会社為替換算調整勘定の振替
△ 6,057
株主資本以外の項目の
連結会計年度中の変動額(純額)
連結会計年度中の変動額合計
平成18年12月31日残高
102,045
114
71,114
△ 1,705
1,907
732,134 △ 26,797
316
878,497
5,258
5,258
122,466
△ 352
△ 352
△ 352
△ 4,713
16,165
16,165
△ 1,907
△ 8,486
21,071 △ 29,558
△ 8,169
21,071 △ 29,558
115,492
49,734 1,043,724
(注)記載金額は百万円未満を切り捨てて表示しています。
10
決算 Q&A ∼多くの株主様から寄せられるご質問におこたえします。∼
Q. 2007年7月に純粋持株会社制に移行すると開示方法が変わるのですか?
A . キリングループは、持株会社制導入とともに、今後M&Aや事業提携等の成長戦略を推進していくため、セグメントを
中心とした開示方法へ変更しました。
複数の事業会社を抱えるグローバル企業の情報開示では、
個々の
「会社」
中心で
2007年度業績予想
はなく「セグメント」を中心としたスタイルがスタンダードになっています。
今後も、
株主の皆様や投資家の声も参考にしながら、引き続き分かりやすい情報開示に努めていきます。
(単位:百万円)
営業利益
売上高
経常利益
当期純利益
2006年12月期決算発表について:2007年の単体の業績予想は、7月1日に純粋持株会社に移行する予定となっていま
連結
(通期)
1,880,000
121,000
121,000
55,000
すので、上半期のみとなっています。上半期の業績予想は、現行のキリンビール社を基に計算しています。なお、メ
連結
(中間期)
859,000
38,000
37,000
10,000
ルシャン社については、
貸借対照表は2006年12月末から、
損益計算書は2007年度から連結対象とします。
単体
(中間期)
447,000
11,000
29,000
19,000
(注)記載金額は百万円未満を切り捨てて表示しています。
グループ組織体制構造(2007年7月1日∼)
事
業
会
社
キ
リ
ン
ビ
ー
ル
メ
ル
シ
ャ
ン
キ
リ
ン
ビ
バ
レ
ッ
ジ
分社化
業務・資本提携
完全子会社化
国内酒類事業
清涼飲料事業
キリンホールディングス
ラ
イ
オ
ン
ネ
イ
サ
ン
麒
麟
︵
中
国
︶
投
資
有
限
公
司
国際酒類事業
そ
の
他
海
外
事
業
会
社
キ
リ
ン
フ
ァ
ー
マ
ネキ
クリ
スン
トヤ
スク
テル
ート
ジ
キ
リ
ン
フ
ー
ド
テ
ッ
ク
キ
リ
ン
ア
グ
リ
バ
イ
オ
分社化
合弁
完全子会社化
完全子会社化
医薬事業
健康・機能性
食品事業
調味料事業
アグリバイオ
事業
米
久
ナ
ガ
ノ
ト
マ
ト
キ
リ
ン
ビ
ジ
ネ
ス
エ
キ
ス
パ
ー
ト
そ
の
他
事
業
会
社
キ
リ
ン
ビ
ジ
ネ
ス
シ
ス
テ
ム
キ
リ
ン
リ
ア
ル
エ
ス
テ
ー
ト
機
能
分
担
会
社
分社化
Q. 2007−2009年キリングループ中期経営計画「KV2015ステージ I 」では、株主を重視した財務戦略とありますが、具体的な株主還元
策について教えてください。
(単位:円)
A . 連結配当性向30%以上を新たな指標とします。これまでも3期連続で増配を実施していま
すが、
2007年度は18円配当(連結配当性向見通し31.3%)の予定です。また、自己株式取得
に関しても機動的に実施し、
3年間の総還元性向5割超まで持っていきたいと考えています。
11
1株当たり年間配当額
2003年
2004年
2005年
2006年
2007年
12.0
13.5
14.5
17.0
18.0(予定)
CSR ∼社会から信頼され、発展するキリングループへ∼
りましたが、
これからもおいしいビールをつくり続ける企
環境への取り組み
スポーツ支援
食文化振興
●CO2のさらなる排出削減
●水の恵みを守る活動
●サッカー日本代表
●オリンピック日本代表
●食文化や生活文化における
多面的な調査・研究と情報発信
●ビール文化や紅茶文化などの取り組み
キリングループならではの活動
いきます。
2007年春からは、当社の環境活動キャラクター
であるエコジローにちなんで
「チーム・エコジロー活動」
と
称した、
社員参加による
「水源の森づくり」
などの水資源保
全活動を開始します。
キリングループCSRの確立と実践
創立100周年を記念した取り組み
社会からの信頼をいただくための活動
コンプライアンスの更なる徹底・
リスクマネジメントの
グループでの推進
業の責務として、
水資源を守る活動を継続して取り組んで
食の安全・安心のための取り組み
酒類メーカーとしての責任
●品質管理・品質保証の取り組み強化
●情報開示の強化
●適正飲酒の啓発
●未成年者飲酒防止、飲酒運転の撲滅、
妊婦の飲酒注意喚起
2007年の創立100周年にあたって、これまでお客様より
いただいた多くのご支援に感謝するとともに、
今後も一層
お客様に喜んでいただける新しい提案を続けていく気持ち
を込めて、
「お客様との絆」
をテーマにした多面的な取り組
みを行っています。
酒類メーカーとしての責任
環境への取り組み
具体的には、
「明治・大正の復刻ラガー缶」
の期間限定発売
当社では、アルコール飲料を製造・販売
や
「日本のビールの先駆け」
プレゼントキャンペーンなどを
する企業の社会的責任として、
「適正飲酒」
2006年11月から行っています。キャンペーン以外にも、日
の推進や
「未成年者飲酒・飲酒運転・イッキ
本のビールの歴史や文化、
キリンの歴史を紹介する特別企画
飲み」
などの問題飲酒の防止に向けて、継
「キリンの100年、
ビールの100年」
展を実施し、
2007年春か
ら全国の工場やKPOキリンプラザ大阪で巡回展示していま
続的に啓発活動を実施しています。
2006年は、特に飲酒運転の問題が大き
な社会現象となり、
当社でも飲酒運転防止
「キリン 富士山麓水源の森づくり」
協定調印式
(左)代表取締役社長 加藤壹康
福岡工場 水源の森づくり
す。
また、
100周年を迎えた2007年、次世代に向けた新たな
提案として、
「キリン・ザ・ゴールド」
を発売します。
これは、
当社では、
ビールなどの酒類や清涼飲料をつくる上で大
「ビールを飲む楽しみ」
と
「新しいビールのうまさ」
を提案し
切な、
そして私たちの生活に欠かすことのできない水を守
たビール新商品で、
今までにない
「新しいビールのうまさ」
を
ご来店されたお客様への啓発にご活用いただきました。
そ
るべく、
貴重な水資源を守る
「水の恵みを守る活動」
を展開
実現するため、
キリンの総力を挙げて取り組んだ商品です。
の他、
各製造工場においても、
見学のためご来場いただいた
しています。
その活動の一環として全国11ヵ所のビール工
お客様にも車・自転車でのご来場か確認し、
運転手の方には
場およびグループ製造拠点の水源地で森林保全活動
「水源
した創立100周年を記念し
の森づくり」を実施しており、2006 年10 月には、キリン
たさまざまな取り組みを含
ディスティラリー富士御殿場蒸溜所の水源地である富士山
め、
これからも、
いつもお客
今後も、
アルコール飲料との正しい付き合い方について
麓の国有林、11月には、福岡工場の水源地である小石原川
様の近くでさまざまな
「絆」
の知識普及に努め、
適正飲酒を啓発する活動を通して、
皆様
上流に位置する国有林で植林活動を行いました。
今回の福
の「健康」
「楽しさ」
「快適さ」に貢献していきます。
岡工場での植林により、
全国12ヵ所の植林活動は一巡とな
のポスターやステッカーを配布し、
飲食店
の店内に掲示していただくことを通じて、
「飲酒運転NO」のシールを貼っていただき、試飲時には清
涼飲料をご提供するなどしています。
キリングループは、こう
「キリンの100年、ビールの100年」展
イメージカット
を育んでいきます。
12
株式データ(平成18年12月31日現在)
株主メモ
日経平均株価・株価・売買高の推移(東京証券取引所)
事業年度
1月1日から12月31日まで
株主確定日
定時株主総会・期末配当金 12月31日
中間配当金 6月30日
定時株主総会
3月下旬開催
株主名簿管理人
事務取扱場所
東京都千代田区丸の内一丁目4番5号
三菱UFJ信託銀行株式会社 証券代行部
同取次所
三菱UFJ信託銀行株式会社 全国各支店
公告の方法
東京都において発行する日本経済新聞に
掲載いたします。
証券コード
2503
(円)
20,000
18,000
日経平均株価(終値)
キリンビール株価
(円)
2,000
16,000
キリンビール売買高
1,800
14,000
1,600
12,000
1,400
10,000
1,200
(千株)
1,000
100,000
75,000
50,000
25,000
0
1
2
3
4
5
6 7 8
平成17年
9
10 11 12
1
2
3
4
5
6 7 8
平成18年
9
10 11 12
お問い合わせ先・郵便物送付先
所有者別分布状況
所有株数別分布状況
1,000株未満
0.8%
1,000株以上
17.7%
500万株以上
47.5%
100万株以上
17.1%
〒137-8081 東京都江東区東砂七丁目10番11号
金融機関
三菱UFJ信託銀行株式会社 証券代行部
32.3%
個人・その他
28.4%
1万株以上
7.7%
証券会社
1.6%
10万株以上
9.2%
外国人
その他法人
23.9%
13.8%
7 0120-232-711
(平日 9:00−17:00)
住所変更、配当金振込指定・変更、単元未満株
式の買取・買増請求に必要な各用紙および株
発行済株式総数
984,508,387 株
株主数
136,296 名
大株主
(千株未満切り捨て)
株主名
所有株式数
(千株)
持株比率
(%)
モクスレイ・アンド・カンパニー
明治安田生命保険相互会社
日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社
(信託口)
株式会社三菱東京UFJ銀行
日本マスタートラスト信託銀行株式会社
(信託口)
株式会社磯野商会
日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社
(信託口4)
メロン バンク トリーティー クライアンツ オムニバス
ステート ストリート バンク アンド トラスト カンパニー
野村信託銀行株式会社
(退職給付信託・三菱UFJ信託銀行口)
49,895
43,697
38,479
35,085
29,342
23,272
21,091
15,198
15,070
11,621
5.07
4.44
3.91
3.56
2.98
2.36
2.14
1.54
1.53
1.18
上記の所有株式の他に、
当社は自己株式を29,155千株所有しております。
13
式の相続手続依頼書のご請求は、下記の電話
またはホームページをご利用ください(24時
間承っております)。
7 0120-86-4490(自動音声対応)
ホームページ http://www.tr.mufg.jp/daikou/
コーポレートデータ
会社概要(平成18年12月31日現在)
商号
麒麟麦酒株式会社
設立
明治40年2月23日
資本金
102,045,793,357円
5,040人
〒104-8288
従業員数
本店
グループの状況(平成18年12月31日現在)
酒類事業部門
(株)キリンコミュニケーションステージ
医薬事業部門
酒類販売協力業務
医薬品の製造販売
LION NATHAN LTD. ほか141社
KIRIN AUSTRALIA PTY. LTD.
東京都中央区新川二丁目10番1号
電話03-5540-3411
(代表)
麒麟 鵬
(中国)生物薬業有限公司
特許使用の許諾
KIRIN-AMGEN, INC.
モルトの製造販売
ほか8社 計10社
麒麟
(中国)
投資有限公司
麒麟 酒
(珠海)有限公司
その他の事業部門
大連大雪 酒股d有限公司
役員(平成19年3月28日現在)
代表取締役会長
代表取締役社長
代表取締役副社長
常務取締役
常務取締役
常務取締役
常務取締役
取締役
取締役
取締役
常勤監査役
常勤監査役
監査役
監査役
監査役
荒蒔 康一郎
加藤
壹康
佐藤
一博
島津
武
松沢
幸一
宗
友廣
多和田 悦嗣
波多 健治郎
岸
曉
弦間
明
大島
仁志
岩佐
哲男
中野
豊士
尾c
輝郎
手塚
一男
田丸
良比古
執行役員
(国内酒類カンパニー
営業本部近畿圏統括本部長)
赤堀
寿美
執行役員
(国内酒類カンパニー
営業本部首都圏統括本部長)
和田
茂
執行役員
(株式会社キリン
コミュニケーションステージ
代表取締役社長)
小岩井乳業
(株)*
SAN MIGUEL CORPORATION
(株)永昌源
キリンディスティラリー
(株)
鈴木
RAYMOND VINEYARD & CELLAR, INC.
藤本
吉伸
執行役員
(法務部長)
左藤
友二郎
執行役員
(国内酒類カンパニー生産本部
生産統轄部長)
桂
総一郎
執行役員
(キリン物流株式会社
代表取締役社長)
野上
卓
執行役員
(キリンビバレッジ株式会社
ロジスティクス本部長)
岡本
隆典
執行役員
(国内酒類カンパニー
生産本部岡山工場長)
竹内
敏彦
Four Roses Distillery LLC
ほか8社 計168社
飲料事業部門
執行役員
(国内酒類カンパニー
営業本部マーケティング部長) 岩佐
英史
執行役員
(CSR推進部長)
佐々木
稔郎
潤
執行役員
(国内酒類カンパニー
営業本部中部圏統括本部長)
首藤
由憲
キリン・トロピカーナ
(株)*
前田
仁
執行役員
(国内酒類カンパニー
営業本部営業部長)
植木
宏
常務執行役員
(国内酒類カンパニーSCM本部長) 小藪
助憲
常務執行役員
(KBE設立準備プロジェクトリーダー) 横松
守
浅野
克彦
常務執行役員
(国内酒類カンパニー社長)
三宅
占二
常務執行役員
(キリンリアルエステート
株式会社 代表取締役社長)
清瀬
義昭
常務執行役員
(医薬カンパニー副社長兼
医薬カンパニー生産技術研究所長)
山角
健
常務執行役員
(戦略企画部長)
古元
良治
常務執行役員
(国内酒類カンパニー営業本部長)
常務執行役員
(メルシャン株式会社
代表取締役専務執行役員)
田村
常務執行役員
(国内酒類カンパニー生産本部長)大和田
雄二
洋酒等の販売
一三
執行役員
(国内酒類カンパニー生産本部
取手工場長)
執行役員
(国内酒類カンパニー
生産本部名古屋工場長)
中島
肇
執行役員
(経理部長)
小林
弘武
執行役員
(医薬カンパニー開発本部長)
河合
弘行
米久
(株)
製品・容器運送
及び構内作業
メルシャン
(株)ほか5社
キリンビバレッジ
(株)
北海道キリンビバレッジ
(株)
*
東京キリンビバレッジサービス
(株)
*
関西キリンビバレッジサービス
(株)
*
(株)ビバックス*
キリンエムシーダノンウォーターズ(株)
*
上海錦江麒麟飲料食品有限公司*
麒麟飲料
(上海)有限公司*
常務執行役員
(医薬カンパニー社長)
(株)ナガノトマト
ほか2社
執行役員
(国内酒類カンパニー
生産本部横浜工場長)
麒
麟
麦
酒
︵
株
︶
キリン物流
(株)ほか15社
エンジニアリングサービス
キリンエンジニアリング
(株)
機器の製造販売
(株)キリンテクノシステム ほか1社
Kirin Agribio EC B.V. ほか25社
キリンウェルフーズ(株)
武田キリン食品
(株)
PT.KIRIN-MIWON FOODS
飲料等の販売
(株)横浜アリーナ
輸出入業務
キリンインターナショナルトレーディング(株)
(株)横浜赤レンガ
情報サービス
(株)キリンビジネスシステム
ほか32社 計87社
Siam Kirin Beverage Co., Ltd.*
ほか10社*
The Coca-Cola Bottling Company
of Northern New England, Inc.
ほか5社
計26社
連結子会社 持分法適用関連会社
* キリンビバレッジ(株)の連結範囲です。
(注)当グループの連結子会社のうち、
キリンビバレッジ
(株)
は東京証券取引所
(市場
第一部)
に上場しておりましたが、
平成18年7月10日に株式交換契約を締結した
ことに伴い、
東京証券取引所の株券上場廃止基準に従い、
平成18年8月11日に上
場廃止となりました。
14
キリン掲示板
創立100周年記念ワイン
個人投資家向けIR活動の取り組み
日頃よりご支援をいただいている株主様への感謝の気持ちを込めて、
創立100周年
当社では、
日頃よりホームページでの情報発信の強
の記念品として、
レイモンド ヴィンヤード&セラーのワイン
(2本)
をご送付します
(平成18年12月末時点で1,000株以上所有の株主様が対象となります)
。
≪レイモンド概要≫
シャルドネ 2005
カベルネ
ソービニヨン 2003
化に努めるとともに、
各種セミナーおよびイベントに
参加し、
キリングループの幅広い事業活動やその成長可能性につい
て理解を深めていただけるよう、積極的にIR活動を行っています。
レイモンド ヴィンヤード&セラーの歴史は、
1930年代からワイン
当社は、
日本インベスター・リレーションズ
(IR)
協議会が2006年
づくりに携ってきたロイ・レイモンド・シニアが彼の息子であるロイ・
ジュニアとウォルターの二人とともに、
1974年ナパ バレーにワイナ
「個人投資家の投資意識とIR ニーズに関するアン
9 月に実施した、
ケート」
における個人投資家向けIR活動に優れた企業として、
最も多
リーを設立したことに始まります。
1988年よりキリングループとな
くの個人投資家の方からご評価いただきました。
特に好評をいただい
りましたが、
今も引き続きレイモンド家がワイナリーの運営にあたっ
た点は、ウェブサイトを通じての情報開示
ており、ナパ バレーを知り尽くしたレイモンド家が創り出すワイン
でした。
は、
プレミアムカリフォ
今後も、当社グループについてのご理解
ルニアワインとして、
ワ
を深めていただき、キリングループがより
イン愛好家から高い評
身近に感じていただけるよう、
積極的に、
分
価を得ています。
かりやすい情報発信を心がけていきます。 (右)常務執行役員 CSR・コミュ
東京IR大会2006授賞式
ニケーション本部長 森 日出雄
株主様ご優待
当社では、
株主様の日頃のご支援にお応えするとともに、
キリングループをさらに身近に感じていただきた
いという思いから株主優待を実施しております。
平成18年度の株主様ご優待の詳細につきましては、
対象の株
主様宛に優待申込書を株主総会招集ご通知に同封して、
3月7日に発送させていただいております。お申し込み
の締め切りは4月30日までとなっておりますので、
ご注意ください。
また、
優待のハガキをご返送いただけなかった株主様には、
清涼飲料商品詰め合わせをご送付いたします。
●酒類商品詰め合わせ
●ビール・清涼飲料詰め合わせ
●清涼飲料商品詰め合わせ
平成18年度の概要
対象: 平成18年12月末時点で1,000株以上所有の株主様
内容:キリングループの幅広い事業展開を身近に感じていただける各種優待品の中から一つ選択していただ
きます。
(表)
(裏)
● 勝ち T(サッカー日本代表
応援 T シャツ:リバーシブル
仕様)
●エコジロー募金
エコジローはキリンビールの環境活動の
シンボルキャラクターです。
この報告書は再生紙を使用しており、
かつ自然にやさしい大豆インキを使用しております。