A guide to Rakuten

A guide to Rakuten
1. What’s Rakuten?
2. 楽天主義
3. 人は財なり
4. 最後に・・・
1.What’s Rakuten?
■「インターネットで人は物を買わない」と言われた時代に、楽天市場は誕生
楽天市場の構想が誕生したのは1996年。100を超えるビジネスアイディアの中から決定し、同年10月事業計画書は完成
しました。その半年後の1997年4月プレリリースを経て、5月にグランドオープンを実現します。わずか13店舗からのスター
トでした。当時、「日本では、インターネットでは人は物を買わない」と言われていました。先行していた複数のインターネット
ショッピングモールは利用者も少なく、大半のモールは情報更新もされないままゴーストタウン化していました。
そんな時代にありながら、三木谷はインターネットによって世界の有り様は根底から変わると確信していました。インター
ネットは情報の流れに革新的な変化をもたらす可能性そのものであり、自動車や飛行機の発明がもたらしたよりも、さらに
本質的な変革が、人類社会にもたらされるに違いないと考えていました。
インターネットの可能性を信じた三木谷と創業メンバーは、当時の状況を冷静に分析。そして失敗の原因は、ページの
更新に手間とコストがかかるため利用者が魅力を感じるサイトになっていないこと、また利用料があまりに高額であることが
わかりました。そこで、パソコンの基本操作ができる人であれば誰でもインターネット上にお店を開けるシステム「RMS
(Rakuten Merchant Server)」を開発。“インターネットの操作が上手な人”ではなく “商売が上手な人”に対し、簡単にネット上
で商売をしてもらえる仕組み をつくりました。利用料も月額固定で5万円という当時としては破格の安さを設定し、かつての
“楽市・楽座”のように、誰もが商売することができて、人々で賑わう市場として「楽天市場」のサービスを開始しました。
しかし当時はパソコンの設置やインターネット接続も一般的ではなかった時代です。出店営業は大いに苦戦しました。文字
通り日本中を駆け回ってようやく契約を結んでいただいた店舗様は13店。サーバーは1台。社員は三木谷も含めてたったの
6人。ほんとうに小さな会社でした。
■流通総額1兆円構想と、楽天経済圏
創業以来、着実に実績を積み重ね2000年に株式公開を果たした楽天は、次なる成長戦略に向けて動き出すため、2001年
に 「流通総額1兆円構想」という目標 を公にしました。1兆円という数字は、当時リアルビジネスの流通業界の先頭を走る「高
島屋」や「三越」などの売上高と同水準。そこには巨大流通業界と肩を並べるという、私たちの気概が込められていたのです。
しかしこのとき、楽天の流通総額は月約30億円でした。単純に12倍しても360億円。1兆円は約30倍です。それは途方も
ない、と思われるかもしれませんが、私たちはすぐに逆引き戦略を検討し始めました。というのも、楽天が成長してきた背景
には、いつもこのような聞いて驚くような高い目標があったからです。 大きな目標との差分を埋める構想を立て、実行する
ことで、成長という実体験を手にしてきたのです。
「流通総額1兆円」達成には、基盤事業の楽天市場を大きく成長させることと、楽天市場以外の収益の柱を作ることが必然
でした。その構想の下に、楽天グループは多角化を推し進め、2006年に、 「楽天経済圏」という概念 が登場しました。まずは、
日本最大規模の会員データベースをビジネス資産とし、新サービスや各サービス間の 回遊率を高めるクロスユース戦略 に
踏み切りました。さらに、ネットビジネスを超えて、リアルビジネスからの融合も視野に入れたという面では、新しい価値の
創造に挑みました。 ネットとリアル双方のビジネスを有機的につなぎ合せる戦略 です。
たとえばリアルの場での代金支払いでも、楽天カードを利用された場合には「楽天スーパーポイント」を付与。そのポイント
は楽天市場で使用できるので、ネットの世界への顧客誘導が実現します。さらには、ネットとリアルでの消費行動から得られ
るデータをマーケティング利用し、あらゆるユーザーへより高度なサービスを提供していくことを考えました。まさに、楽天グ
ループはネットとリアルの融合によって、次なる成長を視野に入れた新しい経営戦略をスタートさせたのです。
◆楽天経済圏 URL: http://www.rakuten.co.jp/recruit/about/area/rakuten.html
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4. 最後に・・・
■日本の楽天から、世界のRakutenへ
楽天グループは、楽天市場というインターネット・ショッピングモールを中核とする「規模の成長」に始まり、サービスの多角化
という「形の成長」、そして日本全国さらには世界という「面の拡充による成長」に向けて進化し続けています。
2008年1月に「 2013年までに27カ国 への進出をしたい」と公式に表明した楽天は、着々と海外進出を進めております。2008
年に台湾に楽天市場を開設したのを皮切りに、2009年にはタイのTARAD社、2010年には米国有数のEC事業者Buy.com社と、
フランスNo.1EC事業者Price Minister社をグループに迎え、更には中国でもインターネット・ショッピングモール「楽酷天」を
スタートさせました。またEC事業のみならず、トラベル、アフェリエイトなど他事業でも海外への拡大を図りつつ、楽天技術
研究所 初の海外拠点をニューヨークに開設するなど、世界中の最高水準の技術を取り入れる動きにも積極的に取り組んで
います。
◆楽天の国際展開 URL : http://corp.rakuten.co.jp/company/worldwide.html
◆国際事業戦略説明会(2010年6月30日)資料 URL: http://corp.rakuten.co.jp/ir/documents/earnings/
2.楽天主義
■創業に込めた三木谷の想い
創業当時、三木谷は考えていました。インターネットは社会を根底から変えてしまうだろう。ほとんどの人が気づいていない
けれど、我々が生きているのは戦国時代以来の未曾有の変革期なのだ。そんな時代に、普通の会社をつくっても意味がない。
そう思ったからこそ、三木谷は誰も見たことのないような企業を作ろうと思ったのです。
三木谷の描いた企業とは、経営者と社員という関係ではなく、全員が志を同じくする人間として、ひとつの目標に向かって
全身全霊で走る企業。そのとき、企業というものがどれだけ大きな力を発揮するか。そのことを考えるたびに、三木谷はいつも
心が震えると言います。三木谷が仕事をするのは、よりよい社会をつくるため。人々が夢を持って、幸せに生きられる社会を
実現するために、楽天を創業したのです。楽天が世界規模の企業を目指すのは、世界一になることが目的ではありません。
世界規模の企業になって、人類の幸福のために最大限の貢献をする。その日のために、楽天は走り続けるのです。
楽天はまったくのゼロからスタートして、10年間で1兆円規模の流通を生むグループへと成長しました。日本企業としては
おそらく最速の記録です。小さな会社は、今やグループ企業に成長し、30を超えるビジネスユニットに、数千名の従業員が
従事しています。しかし、いまも小さな会社で培った企業文化は脈々と生きています。月曜日の朝会も、オフィスの掃除を自分
たちで行うのも、すべて当時から続けている習慣です。インターネットを通じて、人々をエンパワーメントする。この社会に、
真の意味での機会の均等をもたらす。それが人々が幸せに生きられる社会をつくるという志を具現化した私たちの究極の
目的になりました。その核心は、創業当時の小さな会社で生まれたのです。その中心軸がぶれなかったからこそ、楽天は
ここまで成長することができました。
楽天が10数年で成し遂げたことは、決して小さくはありません。楽天市場の出現によって、日本は確実に変わりました。地方
を活性化させるという現実社会が抱えた課題に対する、全く新しい角度からの解答が楽天市場なのです。実際に楽天市場を
利用して、廃業を迫られていた地方の商店が復活したり、村おこしを成功させるというようなケースは枚挙にいとまがありませ
ん。しかし、社会を変革するという意味で言うなら、私たちがなすべきことはまさにこれから始まるのです。そして、その「人々を
エンパワーメントする」という楽天のミッションを支えているのが、楽天主義なのです。
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2. 楽天主義
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4. 最後に・・・
■Value(価値観)、Mission(使命)、Practice(行動規範)
楽天は創業以来インターネットを通じ人や社会を「エンパワーメント」、つまり「力づけたい」という思いを掲げ、事業の成長・
発展に邁進してきました。「日本を元気に。世界を元気に。」という言葉は、この思いを表しています。この思いは本業を通じて
社会に貢献していくうえで、最も重視すべき価値観であり、基本となります。持続可能な社会を実現するため、国内外の
全事業において従業員一人ひとりが楽天グループ共通の価値観に共感し強い自覚を持った「エンパワーメント」を実践して
います。
◆楽天のValue、Mission、Practice URL: http://corp.rakuten.co.jp/csr/management/csr/
■楽天主義
楽天グループ従業員のあるべき姿「Practice」(行動規範)を体系化し、さらには明文化した国内外共通の「楽天主義」が
2008年5月に制定されました。この「楽天主義」は、日本のみならず国外のグループ会社でも共通の指針として適用されており、
現在、英語と中国語にも翻訳されています。なかでも 「ブランドコンセプト」「成功の5つのコンセプト」を理解・共感し、それを
従業員一人ひとりが実践することが、楽天のミッション実現には不可欠 であると考えています。
その楽天主義を解説しながら、楽天における仕事の進め方や、社員の日常の様子について紹介しているのが 『成功の
コンセプト』 と 『成功の法則92ヶ条』 です。
◆成功のコンセプト URL: http://www.rakuten.co.jp/recruit/about/concept.html
◆三木谷が語る『成功のコンセプト』 URL: http://books.rakuten.co.jp/RBOOKS/pickup/interview/mikitani_h/
◆『成功の法則92ヶ条』インタビュー URL: http://books.rakuten.co.jp/RBOOKS/pickup/interview/mikitani_h_20090716/
楽天を志望いただく方には、楽天の考え方・カルチャー、目指すゴールを理解頂いた上で、ご入社頂きたいと思います。
弊社にご興味をお持ちいただけるようであれば、是非ご一読ください。
3. 人は財なり
■人が成長することで、楽天の成長がある
「日本を元気に。世界を元気に。」という楽天グループの思いを実現するために重要となるのは、その実現の主体となる
従業員が高い倫理観と活力を持って積極的に企業経営に参画していくことであると考えています。
従業員一人ひとりが楽天グループ共通の価値観「ブランドコンセプト」に共感し一致団結することで、はじめて社会への貢献、
事業の成功など、様々な活動を実現することができます。それゆえに、楽天グループでは「Keep Growing~成長する人、成長
する会社~」をコンセプトに世界一の従業員を育む働きやすい環境を提供することに尽力しています。
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2. 楽天主義
3. 人は財なり
4. 最後に・・・
楽天グループの考える働きやすい環境とは、国内外一貫して、従業員一人ひとりが心身共に豊かに、経営者視点を持って
合理的に業務を遂行できる環境のことです。このため、様々な機会を通じて楽天グループのあるべき姿や指針を全従業員に
向けて明確にすることはもとより、従業員自身の参画による業務の標準化や改善など、生産性の高い働きやすい環境を整え
ています。さらには従業員間のコミュニケーションを円滑にし、信頼感を創出するための場を提供するなど、ファシリティの観点
からも充実した会社生活をサポートしています。
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◆社内コミュニケーション
URL: http://corp.rakuten.co.jp/csr/management/stakeholder/stakeholder04.html
◆従業員の活躍
URL: http://corp.rakuten.co.jp/csr/management/stakeholder/stakeholder05.html
◆ファシリティの充実
URL: http://corp.rakuten.co.jp/csr/management/stakeholder/stakeholder06.html
◆ダイバシティーの取り組み URL: http://corp.rakuten.co.jp/csr/management/stakeholder/stakeholder07.html
4. 最後に・・・
楽天について説明をしてまいりましたが、1次面接では皆様のことをお伺いし、理解を深めたいと考えております。ぜひ1次
面接にお越しになる前に、下記についてまとめてみてください。
◆なぜ、転職しようと思ったのか。(転職の動機)
◆今後どんなキャリアを積んでいきたいか。(今後のキャリア構築プラン)
◆なぜ、楽天を志望しておられるのか。(楽天を転職先に考える理由)
◆楽天のサービス・会社業績等を把握・理解なさっておいてください。
◆楽天のどのファンクションで、いままでのご経験・スキルを活かしていただけるか。
限られた時間ではございますが、実際にお会いし、お話できることを楽しみにしています。楽天主義に共感し実践することで、
楽天が世界一のインターネット企業になる一翼を担っていただける方をお迎えしたいと思います。
楽天は自ら積極的に吸収し、成長し、手を挙げていく方には、大きな活躍とチャレンジのフィールドをお約束します。
◆社員&仕事紹介 URL: http://www.rakuten.co.jp/recruit/career/employee/