「エアロチャンバー・プラス(マウスピースタイプ)」を用いたMDI吸入(PDF)

小児 吸入指導チェックリスト(MDI) マウスピースタイプ
出来たら(○)練習が必要なところは(×)をつけてください
①MDIのキャップを取り外します。
<吸入薬の準備>
(
) エアロチャンバーを組み立てることが出来る
(
) (必要なものはよく振ってから)、吸入薬
のキャップを外してエアロチャンバーへセットできる
②エアロチャンバーが正しく組み立てられている
<正しい吸入方法>
こと、異物が混入していないこと、破損や部品の欠
(
落が無いことを確認します。
ができる
③吸入薬の容器をよく振り、中の薬剤をよく混和
(
) エアゾール缶を確実に1プッシュできる
医師・薬剤師 記入欄
(
) ゆっくり大きく息を吸い、数秒止めること
指導日
させます。
④吸入容器をエアロチャンバーの吸入薬接続部
にはめ込み、マウスピースを口にくわえます。
) マウスピースをしっかり口にくわえること
ができる
<上手な吸入のポイント>
(
)フローホイッスルが鳴らない速さで吸入できる
*吸入のタイミングが難しい場合は、フローイ
ンジケーター(パタパタ)で吸気のタイミングに
⑤吸入薬をしっかり押し下げた状態で、ゆっくり
大きく息を吸い、数秒止めます。大きく深く呼吸でき
ない場合は、2~3 回に分けて、チャンバーから息を
吸ってください。
20
年
月
日
患者ID
年齢・性別
歳 /
男 ・ 女
薬局名
薬剤師名
指導薬剤師コメント
合わせて吸入薬を噴霧しましょう
<吸入後のケア>
(
) 吸入後はうがいの必要性を理解し実行
処方医コメント
できる(飲水・飲食・歯磨きでも可)
フローホイッスル(笛のような音)が鳴ったら息が速
<管理と残量>
すぎます。ゆっくり大きく吸いましょう。
(
⑥医師から指示された吸入回数だけ、①~⑤を
て理解できている
繰り返します。
の缶の終了日が言える
(
) 拒薬や吸入を忘れた場合の対応につい
) 残量チェックの方法を理解でき、使用中
(
) エアロチャンバーの洗浄方法が言える
(
) エアゾール缶の廃棄方法が言える
<保険薬局のみなさまへ>
左記の項目( )をチェックしてください。
指導結果のフィードバックをお願いします。
FAX:045-628-6758
横浜市立みなと赤十字病院
1/2 チェックリスト
小児 吸入指導チェックリスト (エアロチャンバー ・プラス洗浄法)
1 週間に 1 回程度、下記の手順に従い洗浄してください。
吸入補助具「エアロチャンバー・プラス」について
日本小児アレルギー学会が発行する「小児気管支喘
①MDI 接続部をチャンバーから取り外します。次にチャンバ
④ 再び組み立てるには、マスク(またはマウスピース)部を
ーを回しながら、マスク(またはマウスピース)部を取り外
チャンバーの端に当て、しっかりと固定するまで回しま
します。
す。
息治療・管理ガイドライン」の 2008 年度版からは、多用
な薬剤に普遍的に使用でき、空気力学的・臨床的に検
討がなされているスペーサーとして、本スペーサーを挙げて
います。 これを受け、当院でも平成 21 年 3 月より、エア
ロチャンバー・プラスの使用をお勧めしています。
エアロチャンバー・プラスは、患者さんに自己負担でご購
②食器用洗剤を薄めたぬるま湯に、部品を 15 分間浸しま
⑤ 図のようにフローインジケータと MDI 接続部の位置合わ
す。ゆっくりとかき混ぜ、清潔な水ですすぎます。または、
せマークを合わせ、強く押して MDI 接続部をチャンバーに
食器洗い機の最上段に部品を図のように上向きに置いて
取り付けます。
ください。洗浄後、食器洗い機から部品を出します。
入いただいております。当院地下1階の売店(メディカルシ
ョップ SMILE)で販売しています(*印が取扱有)。
<定価>
マスク付き乳幼児用*(0~18 ヵ月:3,564 円)
マスク付き小児用*(1~5 才:3,564 円)
マスク付き大人用(5 才~:4,104 円)
マウスピースタイプ大人用*/ボーイズ/ガールズ(5 才~:
③余分な水を振り落としてから、縦に置いて自然乾燥させま
す。完全に乾いたことを確認してから組み立てます。
【各部名称】
2,105 円)
*表示年齢は目安です。
<洗浄方法について>
静電気による吸入薬の吸着予防のため、洗剤を加えた
ぬるま湯での漬け置き(もしくは食器洗い機での洗剤洗
浄)→自然乾燥をお願いしております。
製造元 カナダ トゥルーデルメディカル社
販売元 (株)アムコ
2/2 器材・洗浄方法