市民オンブード報告

伊丹市男女共同参画施策
市民オンブード報告
(平成 27 年度事業内容)
平成 28(2016)年 10 月
伊丹市男女共同参画施策市民オンブード
伊丹市男女共同参画計画基本理念
「男女(一人ひとり)が対等な存在として個性や能力を発揮でき、
まちづくりの主役としてつながりつつ共に輝く」
伊丹市総合計画(第5次)の体系から
将来像 「みんなの夢 まちの魅力 ともにつくる 伊丹」
基本目標 市民が主体となったまちづくりの実現
基本方針2.多様性を認め合う共生社会
基本施策3)男女共同参画の推進
日本国憲法第 14 条第 1 項
「すべて国民は、法の下に平等であつて、人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、政治
的、経済的又は社会的関係において、差別されない」
日本国憲法第 24 条第 2 項
「配偶者の選択、財産権、相続、住居の選定、離婚並びに婚姻及び家族に関するその他の事項に
関しては、法律は、個人の尊厳と両性の本質的平等に立脚して、制定されなければならない」
男女共同参画社会基本法第 3 条
「男女共同参画社会の形成は、男女の個人としての尊厳が重んぜられること、男女が性別による差
別的取扱いを受けないこと、男女が個人として能力を発揮する機会が確保されることその他の男
女の人権が尊重されることを旨として、行われなければならない」
第3次男女共同参画基本計画「第 1 部基本的な方針」から
「男女共同参画社会の実現は、女性にとっても男性にとっても生きやすい社会を作ることであり、
政府一体となって取り組むべき最重要課題である。その目指すべきは、①固定的性別役割分担意
識をなくした男女平等の社会、②男女の人権が尊重され、尊厳を持って個人が生きることのできる
社会、③男女が個性と能力を発揮することによる、多様性に富んだ活力ある社会、④男女共同参
画に関して国際的な評価を得られる社会である」
「女性差別撤廃条約」第 1 条から
「『女子に対する差別』とは、性に基づく区別、排除又は制限であつて、政治的、経済的、社会的、
文化的、市民的その他のいかなる分野においても、女子(婚姻をしているかいないかを問わな
い。)が男女の平等を基礎として人権及び基本的自由を認識し、享有し又は行使することを害し又
は無効にする効果又は目的を有するものをいう」
(写)
2016(平成 28)年 10 月 27 日
伊丹市長 藤 原 保 幸 様
伊丹市男女共同参画施策市民オンブード
高 田 昌 代
来 田 純 子
永 原 明 子
「伊丹市男女共同参画計画」の進捗状況に関して(報告)
伊丹市男女共同参画施策市民オンブードは、
「伊丹市男女共同参画施策市民オンブー
ド設置要綱」第 11 条の規定に基づき、平成 27 年度における「伊丹市男女共同参画計画」
の進捗状況について、別紙のとおり報告します。
伊丹市においては、本報告書を踏まえて「計画」の実現へ向けた一層の努力を要請し
ます。
はじめに
19年目を迎えた伊丹市男女共同参画施策市民オンブードは、継続している
オンブード2名と新しいオンブード1名で計画の進捗状況及び男女共同参画施
策について市民の立場から調査しました。調査にあたり、今年度も「住民に情報
が届いているか」「子育て、介護は性別に偏りなく担っているか」「施策において
性別の偏りを考慮しているか」「市役所は伊丹市のモデルになっているか」の4
つの視点で行うとともに、①「防災」②「女性の貧困」③「子育て支援」の3つを重
要なテーマとして取り組みました。これらは、国の第4次男女共同参画計画(平
成27年12月閣議決定)にも、重点的に取り組む政策の分野として取り上げ
られています。
また、昨年度は「平成27(2015)年度伊丹市人権・男女共同参画に関す
る市民意識調査」が実施されました。これは伊丹市の今後の人権教育・啓発、
男女共同参画の効果的な推進、また「(仮称)第2期伊丹市男女共同参画計画」策
定のための基礎資料とすることを目的とされています。約1,500名の市民
の方々の意見が集計され、貴重な資料となっています。私たちオンブードは、
この市民意識調査の中で特に課題があるためお知らせした方がよいと思ったも
のをピックアップし、
「オンブードのつぶやき」を掲載しました。伊丹市の人権・
男女共同参画の実態を共に確認し、市民が性別に縛られた考え方に左右されて
いないか、次世代にもそれを求めてしまっていないか考える機会になればよい
と思います。
男女共同参画社会が目指す、性別にとらわれずに皆が対等な存在として生き
ていくには、「こうあるべき」に振り回されないことです。市民のために行う施
策が、これまでそうだったからその方がいい、もしくはそうするしかないと諦
めてしまわずに、市職員一人ひとりがさまざまな知識を学び柔軟に意識を変え
ていくことが大切です。今回の意識調査でも分かる様に、伊丹市が抱える男女
共同参画の課題は山積しています。男女共同参画における施策のPDCAサイ
クルを回す努力を惜しまず、課題、目標、目的を深く考えた上で、伊丹市とし
てできることを計画、実施されることを期待いたします。
伊丹市男女共同参画施策市民オンブード
高 田 昌 代
来 田 純 子
永 原 明 子
目 次
伊丹市男女共同参画計画体系表 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1
伊丹市男女共同参画施策市民オンブードヒヤリングQ&A
Q1
・・・・・・・ 2
地域の防災・減災に関して、男女共同参画の視点に配慮した対策は?
Q2
ひとり親家庭に対する支援について(相談先、情報提供、各課の連携など)。
Q3
女性の貧困について ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3
Q4
病児保育の現状の効果や問題点は?
Q5
保育所の待機児童対策は?
Q6
公立幼稚園の預かり保育実現に向けてこれまでに行われたことを教えて
ください。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 4
Q7
入学説明会における就学前家庭教育学級について
Q8
学校教育に、職業のキャリアだけでなく、健康やリプロダクティブ・ヘルス
/ライツのことも包括した人生全体のキャリア教育の推進についてどのよう
に考えておられますか?
Q9
産後うつについての取り組みと連携 ・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5
Q10
乳幼児健診時間について
Q11
女性の消防団員の活動について ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 6
基本目標別具体的施策についてのオンブード評価と意識調査からのつぶやき
基本目標Ⅰ
男女共同参画への意識づくり・・・・・・・・・・・・・・・ 7
市民意識調査からのつぶやき①(固定的な性別役割分業観について)・・・ 11
基本目標Ⅱ
男女が対等に働ける環境づくり ・・・・・・・・・・・・・ 12
市民意識調査からのつぶやき②(男性の育児休業について)・・・・・・・ 14
基本目標Ⅲ
男女共同参画の理念にたった健康・福祉サービスの充実 ・・ 15
市民意識調査からのつぶやき③(女性が仕事をもつことについて)・・・・ 19
基本目標Ⅳ
あらゆる暴力に対する根絶の取り組み ・・・・・・・・・・ 20
市民意識調査からのつぶやき④(配偶者や交際相手からのDV被害の割合)
・ 22
基本目標Ⅴ
男女が共に輝くまちづくり ・・・・・・・・・・・・・・・・ 23
市民意識調査からのつぶやき⑤(男性の育児や介護、地域活動に関わるために
有効だと思うもの) ・・・・・・・・・ 25
基本目標Ⅵ
計画の総合的な推進 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 26
市民意識調査からのつぶやき⑥(市が特に力を入れるべきこと) ・・・・・28
平成27年度分各課からの計画施策別事業報告
基本目標Ⅰ
基本目標Ⅱ
基本目標Ⅲ
基本目標Ⅳ
基本目標Ⅴ
基本目標Ⅵ
男女共同参画への意識づくり ・・・・・・・・・・・・・・・・30
男女が対等に働ける環境づくり ・・・・・・・・・・・・・・・40
男女共同参画の理念にたった健康・福祉サービスの充実 ・・・・47
あらゆる暴力に対する根絶の取り組み ・・・・・・・・・・・・61
男女が共に輝くまちづくり ・・・・・・・・・・・・・・・・・64
計画の総合的な推進 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 73
平成28年度ヒヤリング実施経過
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・80
平成28年度伊丹市男女共同参画施策市民オンブード活動記録・・・・・・81
「調査を終えて」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 82
資
料
資料1 伊丹市男女共同参画のあゆみ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・84
資料2 市民オンブード一覧 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・85
資料3 伊丹市男女共同参画施策市民オンブード設置要綱 ・・・・・・・・・87
資料4 男女共同参画をめぐる国際的な指数 ・・・・・・・・・・・・・・・ 90
伊丹市男女共同参画計画中間見直し
「計画」の
基本理念
男
女
(
一
人
ひ
と
り
)
が
対
等
な
存
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し
て
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性
や
能
力
を
発
揮
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き
、
ま
ち
づ
く
り
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主
役
と
し
て
つ
な
が
り
つ
つ
共
に
輝
く
6つの
重点項目
●
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民
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を
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男
女
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・
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に
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け
る
男
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基本目標
Ⅰ
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Ⅱ
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Ⅳ
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り 力
組 に
み 対
す
体
系
表
18の
基本課題
70の施策の方向
1
①市民への広報・啓発活動★ ②男女共同参画の視点に立った制度・慣行の見直し ③人権尊重の視点に立った性教
育 ④メディアにおける男女の人権の尊重 ⑤法律・制度への理解促進のための取り組み
固定的な男女の役割分担にとらわれず、一人ひとりの人権を
尊重する教育・啓発の推進
2
男女平等を推進する学校教育などの充実
3
男女共同参画を推進する生涯学習の充実
4
雇用の場での男女の均等な機会と待遇の確保への取り組み
5
男女の働く意欲を支え、多様かつ柔軟な働き方が選択できる
は改正された項目 ★は重点項目
①学校・幼稚園・保育施設での男女平等教育などの推進★ ②男女平等の視点に立った進路指導、職業観教育★ ③
子どもの自尊感情やコミュニケーション能力を高める教育 ④教職員へのきめ細やかな研修の実施と PTA・保護者
などへの啓発
①男女共同参画の視点に立った家庭教育の推進 ②男女共同参画の視点に立った社会教育の推進★
画に関する地域における学習機会の提供★ ④多様な選択を可能にする「キャリア教育」の推進
③男女共同参
①労働基準法、男女雇用機会均等法などの周知と定着 ②雇用の場での男女平等を推進するための啓発
ジティブ・アクションの取り組みの推進★ ④雇用の場でのセクシュアル・ハラスメント防止対策
③企業のポ
条件の整備
①昇進・昇格や職域の拡大など働く女性へのチャレンジ支援★ ②就労・再就職支援、起業支援など働きたい女性へ
のチャレンジ支援★ ③多様な働き方に対応した条件の整備 ④農業や商工業など自営業における女性の評価と、生
活の場における男女共同参加 ⑤困難を抱える若者への支援
6
男女の仕事と育児・介護の両立のための雇用環境の整備
①保育サービス・児童くらぶなどの充実 ②「仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)」に関する啓発★
男性にとっての男女共同参画の推進★ ④企業における取り組みへの評価★
7
生涯を通じた男女の心と体の健康づくり
①年代や性差に応じた生涯にわたる健康の保持増進 ②妊娠や出産などに関する女性の主体的な意思決定に関する
啓発 ③母子保護の向上、母子保護の充実 ④健康を脅かす問題への配慮 ⑤医療・福祉従事者への男女共同参画に
ついての研修
8
高齢者・障がい者(児)、ひとり親の家庭などが孤立せず、安
③
心して暮らせる環境の整備
①高齢者・障がい者(児)が安心して暮らせるそれぞれへの介護環境の整備 ②介護者が安心して暮らせる環境の整
備 ③高齢者・障害者(児)の自立や社会参画への支援 ④ひとり親の家庭に対する支援
9
安心して子どもを生み育てられる環境の整備
①子育て相談体制、情報提供の充実 ②多様な子育て支援サービスの充実 ③食環境・住環境など、子育てをめぐる
生活環境への取り組み ④子ども達の居場所づくりへの取り組み ⑤子育ての不安を解消する小児医療の充実
10
配偶者・パートナーからの暴力(ドメスティック・バイオレン
①配偶者等からの暴力対策の推進★
ス)防止対策の推進
11
セクシュアル・ハラスメントなどへの防止対策の推進
12 子どもや高齢者の安全を守る取り組みの推進
①市民生活におけるセクシュアル・ハラスメント防止対策
罪・売買春・ストーカー行為などへの対策
②さまざまなハラスメントに対する防止対策
①児童虐待や子どもへの性犯罪を防ぐ取り組み ②高齢者虐待防止への取り組み
の推進
③性犯
③学校・地域ぐるみでの安全対策
Ⅴ
ま 男
ち 女
づ が
く 共
り に
輝
く
13 市民の連携による男女共同参画の推進
①さまざまな地域活動における男女共同参画の推進★ ②女性リーダーの養成とネットワークづくりへの支援★
③市民活動などへの育成・支援 ④防災における男女共同参画の推進★ ⑤地域における「たまり場」づくり
14 ユニバーサルデザインの推進による男女共同参画の環境整備
①ユニバーサルデザインの普及啓発
公共施設などの整備の推進
15 地域の国際化と国際社会への貢献
①多文化共生への取り組み ②国際社会での男女共同参画に関する情報の収集と提供
NPO への支援 ④地球環境保全の視点に立った認識と取り組み
Ⅵ
な 計
推 画
進 の
総
合
的
16 市民との協働による推進体制の確立
①推進本部を中心とした庁内の連携による推進による推進体制の充実 ②市民参画による進ちょく管理
民団体、企業などとの連携と協働★ ④市民への意識・実態調査の実施と施策への反映
②安心・安全の視点に立った都市計画の推進 ③男女共同参画の視点に立った
③国際交流の推進、NGO・
③市民、市
17 市の率先した取り組みの推進
①行政委員会・審議会などの委員への女性の登用促進 ②女性職員・教員の管理職への登用促進、職域の拡大 ③仕
事と育児・介護の両立支援への率先した取り組み ④行政従事者への男女共同参画についての研修の充実 ⑤職員、
庁内組織のネットワーク化への取り組み ⑥県や近隣自治体との連携
18 男女共同参画に向けた拠点の充実
①男女共同参画推進拠点機能の充実★
-1-
平成28年度伊丹市男女共同参画施策市民オンブードヒヤリングQ&A
(以下のQ&Aのうち、Q部分は市民オンブードからの質問、A部分は各課ヒヤリン
グ回答から市民オンブードが要約(一部は各課事業報告書から抜粋)したもの、
「オンブード:」は市民オンブードからの意見を記載しています。)
Q1:地域の防災・減災に関して男女共同参画の視点に配慮した対策は?
A1: 備品セット(プライベートスペース確保の間仕切りダンボール)を確保し、
配布先を拡大(従来の中学校8校+小学校17校に各20セットずつ配布)し
ました。防犯ブザーは1避難所に2 3個でしたが、笛など安価で入手しやす
い物で追加で今後増やしていく予定です。アレルギー対応食はまだ数としては
十分ではないですが、アルファ化米は数年前からアレルギー対応の物のみを購
入しており、平成30年度には、全てアレルギー対応となる予定です。
また、避難所開設訓練を実施し、総合訓練の中で多様な視点からの訓練がで
きました。【危機管理室】
市民向けに、「消防記念日」自主防災リーダー推進大会において、講演会
「老若男女で考える地域の防災・減災」を実施しました。【消防局】
オンブード:
講演会でもお話があったとのことですが、災害時は性別役割が固定化されやす
く、女性も男性も固定的性別役割意識によりしんどくなります。頭ではわかって
いても具体的に行動にできるように『わかる』から『出来る』へシフトしなけれ
ばなりません。 具体的なところは危機管理室と消防局が連携し進めていくこと
を期待します。
また、災害時はDV被害が増強されたり性被害が起こりやすくなります。多く
の人がDVについて学ぶことで、DV被害者への対応と被害の早期発見に繋がり
ます。また、集団生活の中で女性のプライバシーの保護がされにくい環境になり
ます。そのため避難所開設時に、女性やDV被害者へ寄り添った配慮が一層必要
です。常日頃から男女共同参画の視点を入れた訓練をするなど、今後の対応を早
急に検討してください。
Q2:ひとり親家庭に対する支援について(相談先、情報提供、各課の連携など)。
ひとり親への相談先、情報提供をどこでおこなっていますか。また各課の連携
について教えてください。
A2: 相談先、情報提供は、「ひとり親家庭への福祉サービスについて」という案内
チラシを子育て支援課・こども家庭課の窓口でお渡しして説明しています。
また、こども家庭課に母子父子自立支援員を嘱託で配置し、479件の相談
がありました。関係機関である自立相談課や子育て支援課での紹介や、市のホ
ームページを見て電話相談もありました。
各課の連携としては、子育て支援課・こども家庭課・こども若者企画課・自
立相談課・ハローワーク等がお互いに連携し、必要な人へ必要な支援がつなが
るようにしています。【子育て支援課・こども家庭課・こども若者企画課】
オンブード:
窓口でわかりやすくまとめたチラシを使って案内をされていること、また、
各課の連携がきちんとされていることがよくわかりました。
しかし、平日昼間は働いているため市役所が開いている時間に窓口に足を運び
にくい人がいます。
また、「単身家庭等家事介助員派遣事業」(中学生以下のお子さんがいる母子・
父子家庭に必要な家事の手助けをする家事介助員を派遣する制度)は、子育て支
援のための冊子「いたみすくすくぶっく」にも掲載されていますが、すでに子ども
が大きくなっている家庭には配布されておらず情報が届きにくいこともあります。
-2-
せっかくあるさまざまな支援制度を必要な人が利用できるよう、WEBサイト
「いたみすくすく」のPRや伊丹市ホームページで情報に簡単にたどりつける工夫
も必要です。
Q3:女性の貧困について
シングルマザーなど女性の貧困の連鎖を断ち切るために、女性の就労支援が必
要と考えていますが、伊丹市としてはどのようなことが行われていますか?
A3:
無料職業紹介は子連れでも参加できるようにしました。
福祉の就職相談会(介護・保育)で、1歳から就学前までの保育をつけて実
施しました。場合によっては子連れで参加も可能としました。
仕事相談に来られた方(全体で約500名)のうち、ひとり親で女性の方
(12名)のうち6名が就労に結びつきました。
就労体験事業を平成28年度から、簡易な職場体験+基本的なマナーを学ぶ
セミナーを実施する予定です。【自立相談課】
若年(10代 39歳まで)の就労支援事業『いたみ就勝塾』、合同会社説
明会には一時保育をつけて実施しました。【商工労働課】
オンブード:
子どもを預ける人がいないために面接に行くことすらできない方や、就職す
ることに不安がある方(職業生活のブランクや生活と仕事の両立に不安を感じ
る女性など)へのサポートを実施されていることが分かりました。
貧困の連鎖を断ち切るために、今後も女性に寄り添った支援を行われること
を望みます。
Q4: 病児保育の現状の効果や問題点は?
A4: 今のところ順調です。平成27年6月から10か月間でのべ174回利用があり
ました。事前登録は137名、実人数は37名です。問題点は、定員2名のため申
し込みに対して24回お断りしたこと、また、事前に多めの日数を予約していた方
が子どもの回復が思ったよりも早くキャンセルした場合で、キャンセル待ちの方へ
案内しても、すでに別の方法で預け先を確保されたりするため、利用につなげるの
が難しかったことです(キャンセル数91回)。【保育課、伊丹病院】
オンブード:
これまでの課題を克服するための努力は大変評価できます。実際にこれだけ多
くの利用者が病児保育を必要としていることが分かりました。
キャンセル等の問題もあることは理解できますが、これからも子どものいる
親(特にパート勤務やシングルマザー等不安定雇用に置かれている方)が働き続
けられる環境を整備するために、今後も利用者のニーズを細やかに把握し、定
員の増加や利便性のよい場所での開設等の検討を望みます。
Q5:保育所の待機児童対策は?
A5: 待機児童対策として267名定員を増やしました。国の新制度で利用しづら
いところの要望をあげていき、今後も問題解消を引き続き行っていきたいです。
待機児童数は、平成27年4月1日現在132名、平成28年4月1日現在
33名で99名減となっています。保護者のニーズ(近くがいい、など)に合
わずに入所を断られた例もあります。ニーズ量については調査の想定内です。
保育所の定員数は増やしてきていますが、保育士の確保が年々難しくなってき
ています。【保育課・保育政策課】
-3-
オンブード:
待機児童数を減らす努力をされていることは分かりました。親にとって、安心
して仕事を続けられる環境のためにも、今後も待機児童対策を進めてほしいです。
Q6:公立幼稚園の預かり保育実現に向けてこれまでに行われたことを教えてくださ
い。
A6: 公立幼稚園の預かり保育については、平成26年6月に学校教育審議会から公立
幼稚園でも預かり保育を実施することが望ましいと答申が出ました。
その後、幼児教育のあり方を考える市民講座、未就園児サークルへの出前講座を
実施しました。サークルへのアンケート調査では、455人回答のうち、381人
が公立幼稚園の預かり保育を実施してほしいとの意見があり、預かり保育実施につ
いて期待が高いことが分かりました。他市への視察では、親のリフレッシュ、自身
の通院や他兄弟の参観日の時の子どもの預け先、虐待防止、遊び場提供など子育て
支援の要素が大きいです。私立幼稚園、保育所等も含めて市の全体を考慮し、でき
る限り市民の方の意見を賜り丁寧に検討していくため、時間がかかることをご理解
いただきたいです。【教育企画課 】
オンブード:
男女共同参画の視点で考えると、喫緊の課題であり、早期実現が望まれます。
全市一斉でなくてもできるところから試してみてもいいのではないでしょうか?
例えば、地域の方の力を借りて、まずはできるようなモデル地区からでも始めて
ほしいです。単独では難しいのであれば、どこと連携すればよいかなども考えて
柔軟に方法を模索し、実現に向けてスピーディーに対応されることを期待してい
ます。
Q7:入学説明会における就学前家庭教育学級について
前年度までは学校指導課へ質問してきましたが、入学説明会開催日が家庭教
育学級(腹話術を用いて入学後の生活を教育、約15分)と同時開催されており、
子どもと同伴・平日開催になっていることに関して、不安定雇用に置かれてい
る女性にとっては厳しい状況に追いやられることになります。オンブードは多
くの保護者が参加しやすい環境への継続検討を提言していますが、進捗状況は
いかがでしょうか。
A7: 庁内においての検討はまだ十分にできていない状況です。今後、継続して検討
します。【社会教育課】
オンブード:
事業内容が問題ではなく、この質問は女性の就労からの質問です。親としては
行ってあげたいという思いはあるが、そうはいかない親の気持ちを男女共同参画
の観点で考えた場合での配慮できることは何があるでしょうか。目的として「保
護者に知ってもらうため」の事業ならば、参加を強制していると思わせるような
ことをせず他の方法で保護者に伝わるような検討が必要です。
Q8:学校教育に、職業のキャリアだけでなく、健康やリプロダクティブ・ヘルス/
ライツのことも包括した人生全体のキャリア教育の推進についてどのように考
えておられますか?
A8: 県教育委員会からも『指導の重点』(各校の先生1人1冊配布されている)
の1番目の項目に『キャリア形成の支援』があげられています。それぞれの発
達段階に応じて行っていく予定です。『人生をみすえて取り組む教育』は大事
-4-
にしていきたいです。【学校指導課・総合教育センター・人権教育室】
オンブード:
子ども達がキャリアと合わせて人生の自己決定ができるようになってほしいで
す(産むことだけでなく、産まないことも自己決定できるように)。発達段階に
応じてリプロダクティブ・ヘルス/ライツをキャリア教育に取り入れるために
は、教育者が理解し説明できることが必要です。健康政策課と教育関係課が協
働して、次世代を担う子どもたちへバランスのとれたキャリア教育の実施を期
待します。
Q9:産後うつについての取り組みと連携
産後うつに関する取り組み、関係機関との連携などについて教えてください。
A9: 保健センターへ医師、看護師それぞれが連絡し、チームカンファレンスで情報共
有しています。気になる方には継続連絡票を保健センターへ送り、退院までに
センター職員の方から病院に来る場合もあります。退院1週間以内に電話訪問
し、家族にも連絡しています。赤ちゃんの1か月健診時、気になる方にはNI
CUの看護師も対応しています。
また、関係機関との会議の中で、流産・中絶についてもフォローが必要と話が
出ていました。「うつ」の判断を下すのは精神科のドクターですが、その前に伊丹
病院産科で見られるかどうか気にかけています。家族の背景も合わせて考えなが
ら連絡しています。【伊丹病院】
妊娠期から地区担当の保健師がついており、こども未来部と連携しています。
病院・医療・地域の情報提供として継続支援が必要と判断されたら、本人同意の
もと地区担当につなぎ、保健師が訪問しています。
本人同意が得られなかった場合も連絡があり、記録として残しています。里帰
り出産の際でも、里帰り先の医療機関と連絡し各自治体へつないでいます。「こ
んにちは赤ちゃん事業」で、民生児童委員が継続支援の必要な当該児を訪問する
際に保健師が同行し、必要に応じて様々な関係機関に連絡をとり、連携しながら
支援を行っております。【健康政策課】
オンブード:
早期対応と関係部署と連携につとめておられるのが分かりましたが、妊娠期や
産後のしんどさを含め、当事者だけでなく周囲の人々を巻き込んで産後うつにつ
いて理解していくにはどうすればよいかも早期発見支援体制づくりにつながりま
す。さらに妊娠中からの切れ目のない支援を行えるよう伊丹病院と連携協力をす
ることを期待します。
Q10:乳幼児健診時間について
前年度までのヒヤリングで、整理券の入手から健診までの時間帯が平日の日中
になっていることについて、働いている親や子どもにとって適切な日時への変更
の検討を指摘したところ、前年度は近隣市の情報を収集して実現に向けて前向き
に検討したいとの回答でしたが、その後の進捗状況はどうですか?
A10: 近隣市の集団健診も確認したところ平日午後が多く、尼崎市も積極的に土日
にやっているわけではなく、個別訪問しても会えなかった人に対し、年に一度
土日で設定した日を案内していることが分かりました。伊丹市でも土日に協力
可能な医師の派遣調整が難しいことが分かりました。伊丹市では個別での対応
はしていますが、現状では平日日中以外で行うことが難しいです。【健康政策
課】
オンブード:
大人向けの保健事業はがんセット検診を開始され、乳がん月間に図書館とタイ
-5-
アップし関連図書展示、健診受診の啓発など、平日昼間に保健センターに行けな
い人に対しても工夫が見られました。が、乳幼児健診は平日午後となっています。
何か現状を変えるような工夫がほしいと数回申し上げているのですが、現状は変
わっておりません。男女共同参画の視点では、子どもの貧困、健診を受けられな
い、平日休むことが困難な方や不安定雇用で大人が連れて行けない人に対しての
最大限の配慮を望みます。
Q11:女性の消防団員の活動について
伊丹市で初めて女性の消防団員を、平成26年に採用されました。これまでの
活動と今後の予定を教えて下さい。
A11: 平成26年10月、女性7名の団員を採用し、平成27年度より本格的に活
動を開始しました。消火訓練等ではポンプ操法、花火大会の警備等、男性消防
団員と同じように活動しています。
県消防学校開催の女性消防団員研修や佐賀県で開催の全国女性消防団員活性化
大会に参加しました。平成27年度は予算が取れましたが、28年度は開催地の
関係で予算が取れませんでした。【消防局】
オンブード:
女性消防団員自身が主体的な活動ができるような対応が望まれます。そのため
に、全国大会に参加するなど他県の活動の情報を入手できる機会を積極的に作る
ことを期待します。
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基本目標別具体的施策についての
オンブード評価と
市民意識調査からのつぶやき
基本目標Ⅰ:男女共同参画への意識づくり
【基本課題1】固定的な男女の役割分担にとらわれず、一人ひとりの人権を尊
重する教育・啓発の推進
♪GOODな点♪
☆本で知識を得て助かる人がいます。
男女共同参画関連図書を前年度の 1.4 倍の 319 冊購入、さらに年に 2 回(6 月、12 月)
の特別展示の実施で閲覧数及び貸出者数が増加しました。男女共同参画関連図書(男女
共同参画・ジェンダー(社会的・文化的に形成された性別)、女性の働き方、女性に対す
る暴力、心とからだの健康、ワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)など)で得
られる知識が、生きづらさを感じて苦しんでいる人の助けになることを期待いたします。
【図書館】
☆性的マイノリティの方に関する支援、取り組みが進みました。
性的マイノリティ(※)について教職員向け資料を作成。学校指導課と連携し、各学
校で研修されました。また性的マイノリティの方についての最終ゴールは当事者の子ど
もたちが負い目を感じずに過ごせるよう、子どもたちの学習のためのワーキングシート
を作成することですが、十分に研修に活用されてどのような成果があったか・なかった
かも継続して検証していただきたいです。【人権教育室】
(※)性的マイノリティ について(参考)
(兵庫県教育委員会HP『
「性的マイノリティ」に対する正しい理解のために』
「セク
シュアリティの要素」より抜粋)
セクシュアリティは、身体の性(生物学的な性)
、心の性(性自認)
、恋愛対象(性的指
向)などの要素で説明することができます。
身体の性と心の性が一致しており、恋愛対象が異性である人が多数者であることに対し
て、そうではない人々は「性的マイノリティ」
(性的少数者)とも呼ばれています。
(P.9の「(※)LGBTについて」参照)
☆市の行政文書、広報番組の放送は「男女平等に関する表現指針」に則って行い、不安な場
合は各課が積極的に同和・人権推進課へ確認し、同課がアドバイスされました。表現に
ついては発信側、受信側で何かがひっかかることがないよう、「これで大丈夫か」と迷わ
れたときは確認されることが大切です。また発信される前に気づける視点を養うことも
大切です。
【同和・人権推進課、各課】
☆事業の中で、男女の固定的役割分担の概念を改める要素を取り入れる努力をされていま
すが、女性の職業生活における活躍の推進に関する法律(女性活躍推進法)をうけて女
性が社会進出するのに固定的役割分担がいつまでも残っていては、女性は仕事も家事も
育児も介護も引き受け苦しくなります。また、これらの役割の全てを男性にも同様に求
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めることも違います。仕事も家事も子育ても介護もという役割を女性にも男性にも求め
るのではなく、自分一人で家事も育児も抱えなくて済むようになる、といったさまざま
な役割の中でお互いができることを増やしていくことで生きやすくなると思います。
【人
権啓発センター】
(あと一歩欲しいところ)
★男女共同参画関連本や視聴覚資料は市が持っている財産と考え、積極的な活用促進を期
待したい。
男女共同参画に関する図書や視聴覚資料を整備され、教材目録を作成されたことは一
歩前進ですが、貸し出しは学校関係にとどまっているようです。宝の持ち腐れとならな
いよう、たとえばセクハラ・マタハラのDVDならば商工労働課と連携し共済ニュース
に掲載してもらう、子育て支援センターへもDVDの貸出をPRするなど、内容にあっ
た対象の方に有益な情報が届くように工夫をしていただきたい。また新たに購入する際
も「今年度はどのようなテーマで、どういった対象の方に男女共同参画の理解を進めてい
くのか」なども考慮し、各課と積極的に連携されてはいかがでしょうか。【人権教育室】
★報告では、
「性教育について、児童生徒の発達段階や学習指導要綱に準拠し、カリキュラ
ムを検討することで男女の特性を発達面などから学ぶとともに、男女が互いに尊重する
態度を育成することについて効果が見られた。授業参観、講演会などの実施で保護者、
家庭、地域への啓発も効果的であった。」となっていますが、子どもが学ぶにあたっては
男女共同参画の視点としての「産む・産まない」を含めた人生の選択について考えられ
るような教育(ライフプラン教育…基本目標Ⅲの基本課題7(あと一歩欲しいところ)
の説明を参照)が必要と思われます。【保健体育課】
★メディア・リテラシー向上のための学習・研修機会の提供が乏しい。
実施されたのはパソコン教室やICTの活用などでありパソコン技術の向上や活用が
多い。さまざまな情報が多い中、またスマートフォンの普及などで低年齢から必要な「情
報を読み解く力」と「情報を発信する力やその影響」も考慮したメディア・リテラシー(※)
向上も目指してほしいです。【女性・児童センター、人権啓発センター、学校指導課、総
合教育センター、公民館】
(※)メディア・リテラシー
メディアの情報を主体的に読み解く能力、メディアにアクセスし、活用する能力、メデ
ィアを通じコミュニケーションする能力の 3 つを構成要素とする複合的な能力のことで
す。
(内閣府HPより)
★法律の講座実施はGOODでした。講座の実施だけでなく、相談者に必要な情報提供が
できるよう講座についても職員全員が把握し、相談員の方からも伝えられるようにして
おくことも大切です。【同和・人権推進課、女性・児童センター】
-8-
【基本課題2】男女平等を推進する学校教育などの充実
♪GOODな点♪
☆LGBTの理解を深める講座を実施しました。
教職員を対象に、学校で配慮と支援が必要なLGBT(※)の子どもたちについての
理解を深める講座を実施しました。研修した内容を学校全体に周知し、啓発を行ってい
くためにも、すべての教職員が受講できるように今後も継続して行っていただきたいで
す。【人権教育室、学校指導課、総合教育センター】
(※)LGBTについて(参考)
(法務省HP「性的指向及び性同一性障害を理由とする偏見や差別をなくしましょう」
より抜粋)
性的指向
性的指向とは、人の恋愛・性愛がどういう対象に向かうのかを示す概念を言います。具
体的には、恋愛・性愛の対象が異性に向かう異性愛(ヘテロセクシュアル)、同性に向かう
同性愛(ホモセクシュアル)、男女両方に向かう両性愛(バイセクシュアル)を指します。
同性愛者、両性愛者の人々は、少数派であるがために正常と思われず、場合によっては
職場を追われることさえあります。このような性的指向を理由とする差別的取扱いにつ
いては、現在では、不当なことであるという認識が広がっていますが、いまだ偏見や差
別が起きているのが現状です。
性的指向及び性同一性障害に関する呼称について
性的指向及び性同一性障害に関して、いわゆるLGBTなどと呼ばれることがあります
が、それらは、一般的に、次のことを指しています。
L:女性の同性愛者(Lesbian,レズビアン)
G:男性の同性愛者(Gay,ゲイ)
B:両性愛者(Bisexual,バイセクシュアル)
T:性同一性障害(Transgender,トランスジェンダー)
(あと一歩欲しいところ)
★教員のための男女共同参画やDVについての研修を。
子どもの虐待、発達障害、反社会的行動の影にDVが潜んでいることが多く、先生の
一言で助かることもあります。子どもの変化を敏感にキャッチするためにも、男女共同
参画やDVについての研修を定期的に継続して行う必要があります。
【人権教育室、学校指導課、総合教育センター】
【基本課題3】男女共同参画を推進する生涯学習の充実
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♪GOODな点♪
☆これまでなかった 1 歳半以下の子どもの保育を職員さんが試行されました。
一日中小さい子どもと接している親は子どもと孤立しやすいですが、一時保育がある
ことで講座やイベントに参加できると親のストレス軽減、児童虐待の予防にもつながり
ます。保育の間、職員さんは大変だったようですが、そのような時間を持てた親にとっ
ては大変ありがたく、かけがえのない貴重な自分の時間を過ごせたことと思います。引
き続き一時保育対象年齢について検討されることを希望いたします。
【同和・人権推進課、
女性・児童センター】
☆男女共同参画について地道な啓発を今後も続けていただきたいです。
男女共同参画推進委員団体との講座、社会福祉協議会の職場人権研修でワーク・ライ
フ・バランス研修などを行いました。出前講座の積極的なPRを引き続き行っていただ
き、市民の意識づくりを行うことで男女共同参画社会実現につながるよう、これからも
一歩ずつでも努力されていかれることを望みます。【同和・人権推進課】
(写真)パープルリボンツリーキャンペーンの
3か所同時期開催の様子
【伊丹市役所】
【伊丹市立女性・児童センター】
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【ことば蔵】
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基本目標Ⅱ:男女が対等に働ける環境づくり
【基本課題4】雇用の場での男女の均等な機会と待遇の確保への取り組み
♪GOODな点♪
☆国の制度について、関係課との連携による効果的な周知・啓発が行われました。
国の助成金について、商工労働課と情報共有し、商工会議所や男女共同参画表彰事業
所などに情報提供を行った結果、助成金の情報提供についての反響がありました。今後
もハローワーク、商工労働課等関係機関とのさらなる連携に期待します。
【同和・人権推
進課、商工労働課】
☆セクシュアル・ハラスメントとマタニティハラスメントの積極的な啓発
男女共同参画パネル展で、セクシュアル・ハラスメントの相談案内についても掲示を
行い、平成28年度よりセクハラ相談の時間を30分遅い時間にずらして設定するなど
利用しやすい様にしました。
しかし、平成27年度実施の市民意識調査におけるセクシュアル・ハラスメントの認
知度は、80.7%と前回調査時より2.1%減少しており、更なる啓発が必要です。
【同
和・人権推進課】
(※)マタニティハラスメント
妊娠・出産、産前・産後休業、育児休業などを理由とする解雇などの不利益な取扱いを
行うこと。
(厚生労働省HPより)
(あと一歩欲しいところ)
★平成27年度実施の市民意識調査におけるポジティブ・アクション(※)の認知度は1
9.6%と前回調査時より3.9%減少しており、市民・事業主に対し雇用の場での男
女共同参画について積極的な啓発を連携して行うことが必要です。【同和・人権推進課、
商工労働課】
(※)ポジティブ・アクション
「積極的改善措置」
(いわゆるポジティブ・アクション)とは、様々な分野において、活
動に参画する機会の男女間の格差を改善するため、必要な範囲内において、男女のいず
れか一方に対し、活動に参画する機会を積極的に提供するものであり、個々の状況に応
じて実施していくものです。
積極的改善措置の例としては、国の審議会等委員への女性の登用のための目標の設定や、
女性国家公務員の採用・登用の促進等が実施されています。
男女共同参画社会基本法では、積極的改善措置は国の責務として規定され、また、国に
準じた施策として地方公共団体の責務にも含まれています。
(内閣府HPより)
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【基本課題5】男女の働く意欲を支え、多様かつ柔軟な働き方が選択できる条
件の整備
♪GOODな点♪
☆女性のキャリアアップ支援の継続を。
キャリアアップ支援講座を実施。イメージ・メーキング講座では定員の倍以上の申し
込みがありました。キャリアアップ講座を定期的に開催するなど、引き続き学びの機会
提供に期待します。
【同和・人権推進課、女性・児童センター】
☆若者自立支援相談を積極的に実施。
支援者対象研修会、困難を有する若者とその家族対象の講演会やその家族の交流会な
ど、支援を必要とされている方への情報提供を積極的に行われました。相談支援から社
会生活支援まで広範囲の支援を必要とするため、関係各課の連携に期待します。【こども
若者企画課】
☆女性創業塾卒業生フォローアップ交流会を年2回開催し、参加者同士の情報交換や講師
による講座開催など女性の起業支援となりました。今後も、参加者がつながっていける
よう継続されることを望みます。【商工労働課】
【基本課題6】男女の仕事と育児・介護の両立のための雇用環境の整備
♪GOODな点♪
☆病児保育がスタート、保育サービスの充実に努力しました。
市立伊丹病院内保育において、病児保育事業を開始(平成27年6月から)しました。
また民間認可保育所(3か所)および小規模保育事業(3事業所)の開設を行いました。
【保育課、伊丹病院】
(あと一歩欲しいところ)
★男性の地域活動への参加や生活自立は必要です。
女性・児童センターで行われた「第2の人生応援講座」は、これからの生き方を考え
るのに役立つ充実した内容でした。しかし、講座対象を男性に限定にして実施するには
受講者確保が難しかったようです。男女共同参画社会の実現に向けて、男性の地域活動
への参加や生活自立は、男性にとっても女性にとっても必要です。男性だけに投げかけ
るのではなく、「男性の自立の必要性」を女性も理解しなければいけません。【同和・
人権推進課、女性・児童センター】
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基本目標Ⅲ:男女共同参画の理念にたった健康・福祉サービスの充
実
【基本課題7】生涯を通じた男女の心と体の健康づくり
♪GOODな点♪
☆思春期の子どもたちが自分自身を大切にする支援となっています。
中学生の自殺予防のためのパンフレット「みんなで支える心といのち」をNPO法人ゲ
ートキーパーと協働で作成し配布されました。【健康政策課】
☆ニーズ、目的、対象などをよく検討された出前講座を実施されました。
市内中学生には「思春期を迎えるための心と体の準備」、小学校保護者には「女性と身体
とホルモンの関係」、成人の方には「更年期へようこそ」、高校生・出産を控えたお母さん
にはリプロダクティブ・ヘルス/ライツ(※)を踏まえた講義を行われました。
【伊丹病
院】
(※)リプロダクティブ・ヘルス/ライツ(性と生殖に関する健康と権利)
1994年にカイロで開催された国際人口・開発会議において提唱された概念で、今日、
女性の人権の重要な一つとして認識されるに至っています。リプロダクティブ・ヘルス
/ライツの中心課題には、いつ何人子どもを産むか産まないかを選ぶ自由、安全で満足
のいく性生活、安全な妊娠・出産、子どもが健康に生まれ育つことなどが含まれており、
また、思春期や更年期における健康上の問題等生涯を通じての性と生殖に関する課題が
幅広く議論されています。
(内閣府HPより)
☆広報紙での裏表紙に託児利用と親子参加イベントの追加をわかりやすく掲載したことで
託児利用の教室参加者が増加しました。
託児があることで子育て中でも気兼ねなくスポーツをすることが可能になるだけでな
く、子育て世代の交流の場(コミュニティ)に参加することで育児中の孤立を防ぐこと
にもつながります。
【スポーツ振興課・伊丹スポーツセンター】
(あと一歩欲しいところ)
★リプロダクティブ・ヘルス/ライツの視点での「キャリア教育」に「ライフプラン教育」も
取り込むのは「今でしょ!!」
GOODな点でもあげているように、伊丹病院の出前講座は専門の方から教えていただ
ける伊丹市民にとって嬉しい事業です。しかし、昨年の報告書(あと一歩ほしいところと
コラム③)にも書いているように、学校教育の「キャリア学習」をしている中に、県も「今
でしょ!」と進めている「ライフプラン教育」(※)が入っておりません。現計画の施策に
は入ってはいませんが、実施することを望みます。若い世代が妊娠機能や限界について
の正しい知識を学ぶ機会を得ることで「妊娠を希望するか・しないかの自己決定」、「産む
時期の自己決定」(不妊症などの予防的支援になることも考慮し)ができるよう、伊丹病院
の出前講座の内容・取り組み方法など、参考にされてはいかがでしょうか。【伊丹病院、
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健康政策課、学校指導課、保健体育課】
(※)ライフプラン教育の推進について
兵庫県では、
「ひょうご子ども・子育て未来プラン」
(平成27~31年度)を策定し、
若い世代に必要な情報としてパンフレット「ライフプランをいつ考えるの
今でしょ!」
を作成するなどライフプラン教育を推進しています。
★産後うつへの対応については予防も含めてほしい。
自殺で亡くなった妊産婦の自殺数の調査(2016年6月。東京23区対象。東京都
監察医務院と順天堂大)で、出産数に占める割合は10万人当たり8.5人で、出血な
どによる妊産婦死亡率の約2倍という妊産婦の自殺が高水準なことが明らかになりまし
た。
母親がしんどくなる気持ちから母親自身が自殺してしまう、あるいは児童虐待に影響
が出るなど「命の問題」につながります。産後の訪問で見守っていくこともとても大切
ですが、妊娠中から妊婦さん自身や家族に対して切れ目のない支援が必要です。
例えば、「もうすぐパパ・ママ教室」の講座で、出産や赤ちゃんの育児方法や心構えと
同時に、母親自身のしんどい思いは自分だけではないことや産後うつの知識、相談先な
どを妊婦さんや家族にお伝えすることや、子育て情報誌「いたみすくすくブック」やWE
Bサイト「いたみすくすく」への産後うつについての掲載など、母と子が孤立しない支援
を希望します。【伊丹病院・健康政策課】
【基本課題8】高齢者・障がい者(児)、ひとり親の家庭などが孤立せず安心し
て暮らせる環境の整備
♪GOODな点♪
☆ひとり親家庭が地域で孤立しないように、民生委員・児童委員を対象に「地域における女
性の貧困とひとり親家庭への支援」についての研修を実施された。
ひとり親の現状と社会的背景について理解を深めることができるような研修は今後も
継続してやっていただきたいです。【同和・人権推進課】
☆障害者就労施設に対して専門家を派遣する支援を実施した。
目標プランに沿った取り組みが行われており、農家との新たな連携を工夫することで
売り上げ収入増の成果につなげるなど、施設のニーズに合った支援を実施されました。
【障害福祉課】
☆各関係機関と協力し高齢者実態調査を行った。
高齢者の増加、個人情報を取り扱うリスクなど、調査者である民生委員さん、また調
査を取りまとめる職員の方も負担が大きい中で早期支援につながるように調査を行われ
ました。今後は性別に偏った介護となっていないか、負担や不安があるとすればどうし
たら取り除くことができるのかなど分析し、具体的に何ができるのかを短期的、長期的
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な計画を考え、各関係機関で連携しながら実施されていくことを望みます。【地域・高年
福祉課、伊丹市社会福祉協議会】
(あと一歩欲しいところ)
★横の連携で窓口での周知を…
介護は、介護をする家族にとっては自身の日常生活や仕事にも関わってくることを踏
まえ、地域包括支援センター、介護保険課、伊丹市社会福祉協議会での窓口のほか、女
性・児童センターでの女性相談や就労相談からもつなげていく必要があります。入り口
が違ったとしても、地域包括支援センター事業・家族介護教室事業・家族介護者支援交
流事業・通所型介護予防事業など、介護される当事者とその家族にとってどのような情
報が必要かを見極め、関係部署にうまくつないでいけるよう連携を考えてほしいです。
【介護保険課、障害福祉課、伊丹市社会福祉協議会、地域・高年福祉課】
【基本課題9】安心して子どもを産み育てられる環境の整備
♪GOODな点♪
☆少年愛護センターでは、来所による相談者数が昨年度の2倍となった。
来所による相談の充実に努められており、また、相談にあたる職員のスキルアップの
ために積極的に研修会に参加し、受けた相談についても職員同士で振り返りを実施され
ています。【少年愛護センター】
☆男性の子育てへの参画を促す事業を実施し、男性保護者に子どもとのふれあいや子育て
に関する知識・技能習得の機会を提供されました。
父親が参加しやすい日曜日に設定された、いきいきプラザでのむっくむっくルームを
毎月第1日曜日に開設し年間179名の参加がありました。また、父親と3歳児までの
お子さん対象の「ととりば」を毎月第3日曜日開設し、年間141名の参加がありました。
その他、父親対象の講座も実施されています。父親の育児機会だけでなく、その間、母
親には自分の時間としてゆっくりできる時間を提供できることも含めてGOODです。
今後も引き続き期待します。【子育て支援課】
☆阪神北広域こども急病センター内に託児室が完成しました。
女性医師などから託児の要望に応えられました。医師・看護師さんが性別に関係なく
働き続けやすい職場環境づくりを行うことで小児医療体制が充実すれば、市民にとって
安心した子育ての環境づくりにつながります。【地域医療推進課】
(あと一歩欲しいところ)
★子育て支援事業「もうすぐパパママ教室」「モグモグ離乳食講座」「のびのび教室」はいずれ
も平日昼間に行われており、働いている保護者は参加しにくい。
モグモグ離乳食講座の平成27年度参加者人数は、351人(母94.9%、父3.7%、
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祖母1.4%)で、圧倒的に母親の参加率の方が高いですが、父親参加は微増していま
す(平成26年3.4%→平成27年3.7%)。子育ての知識や技能を学ぶために参
加したくてもできない人がいないよう、毎月は無理でも年に数回は日曜日に行うなど講
座の日程の工夫をする、あるいは「日曜むっく」、「ととりば」へ出向き子育て支援課とコ
ラボして上記3講座の内容の出前授業を行ってはどうでしょうか。【健康政策課】
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基本目標Ⅳ:あらゆる暴力に対する根絶の取り組み
【基本課題 10】配偶者・パートナーからの暴力(ドメスティック・バイオレン
ス)防止対策の推進
♪GOODな点♪
☆市民団体、他課との協働による啓発に努力していました。
これまでも積極的に啓発をしていましたが、高校生、ガールスカウトや県警、国際ソ
ロプチミストなどとの協働により、啓発が一層進んでいます。その成果として、電話相
談件数の増加につながったと思われます。
また、災害時のDV被害者の対応など、危機管理室への情報発信を行うなども評価で
きます。【同和・人権推進課、他関係課】
(あと一歩欲しいところ)
★市のDV相談室の認知度の低下
市民意識調査にて、DV相談室の認知度の低下がみられました。今後も啓発を続けて
ください。
【同和・人権推進課】
【基本課題 11】セクシュアル・ハラスメントなどへの防止対策の推進
♪GOODな点♪
☆啓発に力を入れて努力していました。
セクシュアル・ハラスメントのパネル展を実施するなど、新しい試みをはじめていま
す。【同和・人権推進課】
【基本課題 12】子どもや高齢者の安全を守る取り組みの推進
♪GOODな点♪
☆自分の力を信じ、性暴力やいじめといった暴力から自分の身を守る取り組みを継続して
いる。
子どもが自分の安全を守るために自分の力をつける取り組みとして、伊丹市のすべて
の児童へのCAPの講習が継続されています。子どもたちが、自分の力を信じ、性暴力
やいじめといった暴力から自分の身を守ることの対応を学ぶ機会をつくっていることは、
全国的にも先進的な取り組みで継続していることは評価できます。【保健体育課】
(あと一歩欲しいところ)
★DVから子どもを守ることの取り組みがない。
これまでも指摘していますが、子ども虐待の背後にはDVがあるが、それが施策とし
て書かれているところが見当たらない。最も安全な家庭でDVによる影響を減らすよう
な施策を行う必要があります。
【同和・人権推進課、他関係課】
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★子どもの安全を受け止める大人への教育が行われていない。
これまでも指摘していますが、子どもたちがCAPを学び危険から回避する対応を学
んだとしても、SOSを出している子どもたちを受け止める大人がそのSOSを受けと
めることができなければ、子どもたちのSOSは無に終わり、傷つき体験となる可能性
が高いです。これまでにも意見を出したところですが、子どもたちの安全が守られるた
めには、大人向けCAPの実施が望まれます。【人権教育室、少年愛護センター】
(写真上)フランドルの鐘(カリヨン)
のパープルライトアップ
(写真左下)警察・高校生とDV・デート
(写真右下)国際ソロプチミスト伊丹と
の協働による啓発活動
DV防止街頭啓発キャンペーンの様子
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基本目標Ⅴ:男女が共に輝くまちづくり
【基本課題 13】市民の連携による男女共同参画の推進
♪GOODな点♪
☆女性の社会参加のためのエンパワメント講座として、同和・人権推進課と女性・児童セ
ンター、市ボランティア・市民活動センターと共催で『認知症サポーター養成講座』を
実施。認知症カフェの先進事例を通じて、学びをいかした地域活動やまちづくりを考える
ことができました。【同和・人権推進課、女性・児童センター】
☆地域防災に男女共同参画の視点を積極的に盛り込みました。
地域防災計画の修正時に、全体を通じて男女共同参画の視点からの修正案を提示しま
した。
男女共同参画推進委員が、防災と男女共同参画に関する内容をテーマに啓発紙を作成
し、自治会回覧を行いました。
【同和・人権推進課】
市の女性職員で防災検討会議を実施し、避難所運営等に関して特に多くの意見が出ま
した。今後も継続し、男女共同参画の視点を防災計画や防災訓練に反映されることを期
待します。
【危機管理室】
☆伊丹市消費生活審議会においては、女性委員の登用を積極的に進めた結果、女性の割合
を40%とすることができ施策推進において女性の意見を多く取り入れることができま
した。【消費生活センター】
(あと一歩欲しいところ)
★公民館登録グループ地域派遣事業を活性化させ、グループの学習成果を地域社会への還
元につなげてほしい。
公民館を拠点として活動しているグループが日頃の学習成果を地域社会に還元するこ
とを目的に、登録グループ地域派遣事業を実施していますが、グループが日頃の学習成
果を地域社会に還元するということの意識が定着していなのは大変残念です。日頃の学
習成果が地域社会に役立つことを知ってもらえるように、積極的にPRされることを期
待します。
【公民館】
★男女共同参画情報紙は、誰が/どこが、どのような内容を入れて作ることが相応しいのか
を検討する必要があります。
現在、男女共同参画情報紙は、市民編集委員がテーマに沿って作成しています。市民
の目線の内容である一方で、全国や県、市の新たな方向性や情報はありません。市民に
はどのような情報を発信するのかという目的を明らかにし、男女共同参画情報紙は、誰
が/どこが、どのような内容を入れて作ることが相応しいのかを検討する必要があります。
【同和・人権推進課】
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【基本課題 14】ユニバーサルデザインの推進による男女共同参画の環境整備
♪GOODな点♪
☆都市計画審議会の女性委員を増やす努力をされました。
伊丹市都市計画審議会において、委員数 14 名のうち女性委員が 6 名就任しており、性
別に関わりなく多様な視点を踏まえた良好な都市環境づくりを推し進めることができま
した。【都市計画課】
(※)ユニバーサルデザイン
年齢や障がいの有無にかかわらず誰もが利用可能なデザイン。
【基本課題 15】地域の国際化と国際社会への貢献
♪GOODな点♪
☆外国人市民への生活情報紙を積極的に配布。
外国人市民生活情報紙を4言語(英語、中国語、韓国朝鮮語、ポルトガル語)で作成
し、市民課と連携のうえ、新たに転入してきた外国人へ送付登録の案内を積極的に行い
ました。
また、伊丹市生活ガイドマップ&防災マップを上記4言語で作成し、公共施設や関係
機関に配架のお願いを行いました。その結果、伊丹シティホテルや伊丹警察署から配布
依頼がありました。【国際・平和課】
(写真)国際女性デーin 伊丹いたみミモザの日
ガールスカウトコラボ発表の様子
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基本目標Ⅵ:計画の総合的な推進
【基本課題 16】市民との協働による推進体制の確立
♪GOODな点♪
☆市民目線で男女共同参画の進捗状況調査としてのオンブード報告書の概要版を各課の研
修、講座、イベント等で配布し、市民にも身近に感じてもらえるようなQ&A方式で記
載しました。男女共同参画施策市民オンブードの認知度は前回の調査よりも増加していま
す。
中学1年生の家庭科の教科書にも「男女共同参画社会」の内容が掲載されていることもあ
り、学校、地域でよく耳にする言葉として広まっていくと、それぞれもっと身近にこの問
題について考えるようになるかもしれません。【同和・人権推進課】
(あと一歩欲しいところ)
★市のリーダーシップを発揮して推進委員会と協働で何ができるのか、短期的、長期的な
計画を!
男女共同参画推進委員会は、市民にとってより身近に男女共同参画について考えてもら
うためにはどうしたらよいかを考え、そのきっかけ作りとして昨年もわかりやすい啓発
紙を作成し自治会回覧板で回してもらうなど地道な活動を行われました。また、それと
同時に各々が所属しておられる自分の団体の方へ推進していくことでも、よりよい伊丹
市となるよう年間を通じて推進活動をされています。昨年度は市はこの推進委員会の委
員と共にイベントを行ったことで、自分たちの所属する各団体にも積極的に声をかけら
れ、結果的に男女共同参画を学ぶきっかけとなった人が多かったようです。ぜひこれを
踏まえて、これからは結果的ではなく市として目標を掲げてどうすればゴールまでたど
りつけるかを計画的に取り組み、よりよい推進委員会活動となるよう努力していただき
たいです。
【同和・人権推進課】
【基本課題 17】市の率先した取り組みの推進
♪GOODな点♪
☆女性管理職との懇談会を開催されました。女性管理職と一般職が話す機会を設け、女性
職員の昇任意欲向上に努められました。
【人事研修課】
【基本課題 18】男女共同参画に向けた拠点の充実
(あと一歩欲しいところ)
★他市のセンターでは、男女共同参画啓発のパンフレットは以前から配布されており、拠
点施設の説明も講座開始時には毎回必ず説明されています。伊丹市でも継続し定着する
ことを期待いたします。センターは男女共同参画の要であり、男性優位な社会の中で女
性のことを考え大切にする施設です。まだまだ社会的に立場の弱い女性のために、女性
の就労、生き方(DVや法律)、心と体の健康、自己表現に加え、男女の子育てといった
-26-
目的、テーマにそった内容での学習機会や情報提供することで救われる女性が一人でも
増えていく施設となることを期待します。【同和・人権推進課、女性・児童センター】
(写真)平成 27 年度伊丹市男女
共同参画施策推進研修の様子
-27-
-28-
-29-
平成27年度分
各課からの計画施策別事業報告
基本目標Ⅰ:男女共同参画への意識づくり
<成果目標>
項目
担当課
計画当初 H23年分報告H24年分報告H25年分報告H26年分報告 H27年分報告
市民意識調査における「伊丹市男女共同参画
同和・人権推進課
計画」の認知度
40.3%
(H22年度)
女性・児童センターの年間利用者数
同和・人権推進課
成果目標
(H28年度)
-
-
44.6%
(H27年度)
60%
(次回調査時)
129,246人 135,542人 133,448人
(H22年度) (H23年度) (H24年度)
138,552人
(H25年度)
137,613人
(H26年度)
134,186人
(H27年度)
130,000人
女性・児童センター(働く女性の家・女性交流
同和・人権推進課
サロン)講座等参加者数
3,406人
3,919人
3,578人
(H22年度) (H23年度) (H24年度)
3,597人※
(H25年度)
3,779人
(H26年度)
3,997人
(H27年度)
4,000人
男女共同参画関係まちづくり出前講座実施回
同和・人権推進課
数
4回
4回
4回
(H22年度) (H23年度) (H24年度)
15校
16校
16校
(H22年度) (H23年度) (H24年度)
8回
(H25年度)
16校
(H25年度)
3回
(H26年度)
16校
(H26年度)
4回
(H27年度)
16校
(H27年度)
保健教育の授業参観を行った学校数
保健体育課
-
-
10回
20校
※の数値は、前年度報告書公表後に訂正が判明したものです。
【基本課題1】固定的な男女の役割分担にとらわれず、一人ひとりの人権を尊重する教育・啓発の推進
①市民への広報・啓発活動
施策内容
1-1-1
広報紙、情報
紙、インターネッ
ト、 テレビ 、 ラジ
オなど様々な媒
体を 活用し、 本
計画の周知や
男女共同参画
への理解を深め
る 広報 ・ 啓 発 を
行う
コード
(H27)
事業名
平成27年度の
目標・プラン
平成27年度の
主な取り組み及び成果
平成27年度の取り組みを振り返り、
課題と思われること
平成28年度の
目標・プラン
【広報紙】
「広報伊丹」やケーブルテレビだけでなく多 「広報伊丹」やケーブルテレ
・6月1日号で、「男女共同参画 様な広報媒体で即時性・広域性に優れた情 ビ、市ホームページを利用
川柳」の記事を掲載
報提供を行う必要がある
し、分かりやすい啓発に努め
・6月15日号で、「男女共同参画
る。
週間」「男女共同参画推進事業
【広報紙】
所を募集・表彰」の記事を掲載
・6月15日号で、「男女共同
・7月1日号で、「市男女共同参
参画を市民の立場から調査
画審議会委員を募集」の記事を
市民オンブード決まる」「男女
掲載
共同参画推進事業所を募
・8月1日号で、「『男女共同参画
集・表彰します」「男女共同参
推進委員会』活動始まる」「イクメ
画週間パネル展を実施」「第
ン・カジダンフォトコンテスト入賞・
7回男女共同参画川柳を募
入選作品が決定」の記事を掲載
集」の記事を掲載
・11月1日号で、「男女共同参画
・11月1か15日号で、「男女
推進市民フォーラム」「女性活躍
共同参画推進市民フォーラ
推進法が成立」「全国一斉強化
ム」「男女共同参画川柳入賞
週間『女性の人権ホットライン』」
作品」の記事を掲載
を掲載
・11月15日号で、「男女共同
・12月1日号で、「市男女共同参
参画施策市民オンブード報
画施策市民オンブード計画の進
告書提出」の記事を掲載
捗状況を報告」の記事を掲載
・12月15日号で、「(仮称)第
・12月15日号で、「男女共同参画
2期伊丹市男女共同参画計
の講演会を開催」の記事を掲載
画についてパブリックコメント
・1月1日号で、「男女共同参画
募集」の記事を掲載
【ケーブルテレビ】
審議会を開催」の記事を掲載
・12月15日か1月1日号で、
「ゲストコーナー」に男
・1月15日号で、「男女共同参画
「男女共同参画推進事業所
「広報伊丹」発行
女共同参画施策市民 川柳入賞者を表彰」「女性の活
表彰」の記事を掲載
業務他
オンブードや市同和・ 躍推進に取り組む事業主を助
・2月1日号で、「国際女性
人権推進課職員を招 成」の記事を掲載
デーin伊丹 いたみミモザの
き、対談
・2月1日号で、「国際女性デーin
日」の記事を掲載
伊丹 いたみミモザの日」の記事
【ウェブ】
を掲載
【ケーブルテレビ】
・イベントカレンダー機
「ゲストコーナー」に男女共同
能の利用やSNSなど、 【ケーブルテレビ】
参画施策市民オンブードや
効果的な広報につい ・6月22日号で、「一人ひとりが輝
市同和・人権推進課職員を
て提言していく
ける社会をめざして」と題し、「ゲ
招き、対談
ストコーナー」に市男女共同参画
施策市民オンブードの来田純子
【ウェブ】
さんと市同和・人権推進課職員
イベントカレンダー機能の利
を招き、対談
用やSNSなど、効果的な広報
について提言していく
所
属
「広報伊丹」やケーブ
ルテレビ、市ホーム
ぺージを利用し、分か
りやすい啓発に努め
る。
【広報紙】
・6月1日号で、「男女
雇用機会均等月間」
「男女共同参画市民
ウィーク」の記事を掲載
・10月か12月、「男女共
同参画推進市民
フォーラム」「男女共同
参画推進事業所表彰」
「男女共同参画川柳入
賞作品」の記事を掲載
・11月1日号で、「女性
に対する暴力をなくす
運動」の記事を掲載
・11月15日号で、「男女
共同参画市民オン
ブード報告書を提出」
の記事を掲載
-30-
広
報
課
施策内容
コード
(H27)
事業名
平成27年度の
目標・プラン
平成27年度の
主な取り組み及び成果
平成27年度の取り組みを振り返り、
課題と思われること
平成28年度の
目標・プラン
・市内公共施設の
他、DV相談案内ポ
スターやカードの配
置先を更に開拓す
る。
・10月発行の「人権
リーフレット」にイベ
ント内容だけでなく、
啓発記事や相談先
を掲載する。
・「com-com」編集会
議では、限られた時
間でも十分な検討が
できるよう、事前準
備の徹底など会議
の効率化と内容充
実との両立を図る。
・6/15号広報伊丹で男女共同参画週
間、11/1号でDV防止啓発記事を掲
載依頼。CATV6/22号にて、市民オ
ンブードと職員により市の状況につい
て紹介。
・推進委員会で作成した啓発紙第3
号を自治会回覧(6,114部)の後、パネ
ル化し、市役所や女性・児童セン
ターで掲示。イベント等で8回、第1~
3号の合計で約585部配布。啓発紙
等を用いたイベントでの男女共同参
画のPR、出前講座を6回実施。
・「com-com」を年2号各4,000部発行
し、市民フォーラムやミモザの日で配
布。リプロダクティブ・ヘルス/ライツ
等についてのインタビュー記事やクイ
ズをレイアウトに工夫して掲載した。
・小・中学校に配布される「人権リーフ
レット」(21,000部)に、デートDVにつ
いて引き続き掲載。
・市内の公共施設23か所にDV相談
案内ポスター(168枚)の掲示を依頼
し、相談につながった。
・女性に対する暴力をなくす運動期
間にあわせて、DV防止パネル展、市
役所と女性・児童センター、ことば蔵
でほぼ同時期にパープルリボンツ
リーキャンペーンを実施。また国際・
平和課と連携し、カリヨンのパープル
ライトアップを初めて実施。
・伊丹警察と市高、DV被害者支援事
業ネットワーク関係機関との協働で、J
R伊丹駅前でDV・デートDV防止リー
フレットの配布キャンペーンを実施。
新聞や市のフェイスブックに掲載。
・H27年度実施の市民意識調査の認知度で、本
計画は44.6%、「男女共同参画社会」は53.7%と
共に微増。本計画を知っている割合は、10~20歳
代の若年層で少ないが、「男女共同参画社会」に
ついては、逆に若年層で高い傾向が判明。市の
現状について若年層にも効果的な広報媒体・啓
発活動の検討が必要。
・オンブード報告会では、参加者の様々な意見を
いただいたが、回数が前年より少なかったため、
様々な世代の方の周知につなげられるよう、報告
会の対象や回数等の再検討が必要。
・DV啓発のポスター掲示について、公共施設は
できたが、民間商業施設の新規開拓ができなかっ
た。
・市のイベント告知のフェイスブッ
ク掲載、啓発資料のQRコード添
付など、若年層にも効果的な広
報媒体を検討し、啓発を進める。
・オンブード報告会の対象や開
催日時、回数を再検討しての実
施により、本計画及び次期計画
策定についての周知を進める。
・男女共同参画推進委員やネット
ワーク関係機関と連携し、民間施
設におけるDV防止啓発ポスター
の掲示協力先やオンブード報告
書概要版の新規配布先を開拓
する。
・公共施設についてもDV防止啓
発ポスターとカードの追加補充を
依頼する。
・女性・児童センター 女性交流
サロン所蔵の貸出図書・DVD等
についての目録冊子を作成し、
人権教育室と共同で市内小・中
学校やPTA等に配布予定。
・センターの別の建物ロビーに開催
講座の内容に沿った本を展示するこ
とで本の貸出利用・講座申込みの双
方に効果があった。
・ブックトークにおいて、市内図書館
に団体貸出を依頼。講座終了後図書
館での利用があり連携した事業と
なった。
・図書リストを作成したことにより利用
者が読みたい本を探しやすくなった。
・親子英語サロンにしたことで、キャン
セル待ちがでるくらいの人気があっ
た。ジェンダー英語絵本から個性を
大切にする気持ちを育んだ。
・映画上映会では男性の参加もあり
男女共同参画社会についての啓発と
なった。
・引き続き膨大な行政資料の保管・整理が課題。
・毎月初めの部屋貸受付時に新刊を中心に出張
貸し出しを施行する。併せてサロン利用を促す。
・定員以上の申込みがあり、講座数を増やすこと
を検討。
研修DVD11本、新刊35冊
(伊同教購入分含む)を新た
に購入した。DVDの新規購
入に際し、「フェアな会社で
働きたい」「出産・育児への理
解がない~職場のマタニ
ティ・ハラスメントを防ぐ~」
等、男女共同参画に関する
教材の充実を図った。また、
教材目録を作成し関係機関
に配布して積極的な活用に
ついて啓発した。(男女共同
参画に関する教材の貸出数
計8回)
視聴覚教材の整備を進めたが、男女
共同参画に関するDVDや図書の貸出
は学校関係にとどまってしまい、周知を
十分に図ることができなかった。
男女共同参画
921301 計画推進事業
921305 男女共同参画
情報紙発行事
業
1-1-2
男女共同参画
に関する図書や
視聴覚資料の
充実を図る
・市内図書館との連
携。
7月実施講座に必要
な図書を団体貸出予
定。
女性・児童セ
921307 ンター管理運
営事業
・引き続き、当センター
内の別の建物でも図書
コーナーを設置し、施
設利用者に向けた啓
発・図書活用を促す。
・毎月初めの部屋貸受
付時に新刊を中心に
出張貸し出しを施行す
る。併せてサロンの利
用を促す。
男女共同参画に
関する図書やDVD
等の視聴覚教材を
整備し、教材の充実
を図る。
視聴覚教材貸
921108
出事務
-31-
・引き続き、図書コーナーを設置
し、施設利用者に向けた啓発・図
書活用を促す。
・講座内で図書の紹介・貸し出し
利用について紹介し、活用を促
す。
・女性交流サロン所蔵のDVD・
貸出図書等の目録冊子を作成
し、活用を促す。
・英語絵本で、男女共同参画の
啓発事業を実施。
新たに購入した「フェア
な会社で働きたい」や「出
産・育児への理解がない
~職場のマタニティ・ハラ
スメントを防ぐ~」等の
DVDを、人権啓発推進委
員の企画する人権研修会
等に積極的に活用してい
く。
所
属
同
和
・
人
権
推
進
課
女
性
・
児
童
セ
ン
タ
ー
人
権
教
育
室
施策内容
1-1-3
「伊丹市人権教
育・啓発推進に
関する基本方
針」に基づき、男
女の人権の尊重
に つい て 教育・
啓発を行う
平成27年度の
目標・プラン
平成27年度の
主な取り組み及び成果
平成27年度の取り組みを振り返り、
課題と思われること
平成28年度の
目標・プラン
・引き続き、新刊を
中心とした年2回(6
月・12月)の特別展
示を実施する。
・また、テーマを決め
て、分類別書棚の小
コーナーを使った展
示を1年間行う。
・平成27年度の男女共同参
画関連図書購入実績:冊数
319冊、金額:443,666円
・特別展示を6月・12月に実
施。
・小コーナーを使って1年間
展示。
・前年度の1.4倍の冊数を購入し、閲覧
者及び貸出者が増えた。
・小コーナーを1年間展示してみたが、
貸出者は少なかった。コーナー自体を
目立たせる工夫が必要。
・引き続き、新刊を中心と
した年2回(6月・12月)の
特別展示を実施する。
・また展示場所の拡張、
POP作成など、コーナー
を工夫して貸出者を増や
す。
1.【ジョイントクラブ】:
多様化する人権問題と
同様に、引き続き男女
共同参画の視点を取り
入れ人権感覚を磨い
ていく。
2.【ともだち作ろうママ
も赤ちゃんも】:講座本
来の目的を達成させる
人権文化市民 中で、父親の育児参加
921112 講座・啓発事 への大切さを伝えてい
く。
業
1.【ジョイントクラブ】:今年度も
引き続きクラブの体験学習に調
理実習を取り入れる中で、男女
の区別なく調理の分担をする事
で、固定概念である役割分担に
ついて改めるきっかけとなってい
る。
2.【ともだち作ろうママも赤ちゃ
んも】:絵本の読み聞かせや「伝
承あそび」の講座があり、その中
で父親が読み聞かせたり、一緒
に遊んだりをする環境づくりを母
親が学んだ。
3.【子どもの居場所づくり事業】:
父親(祖父可)と一緒にクッキン
グ教室を開催し、食育の視点を
踏まえつつ、男女共同参画の要
素も取り入れ、親子で男女の役
割分担を再考するきっかけづくり
をしている。
小・中学生対象のクラブ活動においては、
引き続き男女の役割分担等の固定観念を改
める要素を取り入れていて、認識を深める事
ができている。大人(保護者)向けでは、クッ
キング教室を開催して父親の参加を促す工
夫もしていて、引き続き魅力ある事業の展開
が必要である。
1.【ジョイントクラブ】:多様化
する人権問題と同様に、引き
続き男女共同参画の視点を
取り入れ人権感覚を磨いて
いく。
2.【ともだち作ろうママも赤
ちゃんも】:講座本来の目的
を達成させる中で、父親の育
児参加への大切さを伝えて
いく。
3.【その他】:昨年度は子ど
もの居場所づくり事業おいて
実施したように、今後も児童
館事業の中において時勢の
ニーズに合わせた事業の中
で、男女共同参画を取り入れ
ていく。
①引き続き「伊丹市
人権教育・啓発白
書」の内容を「白書」
や「概要版」によりあ
らゆる機会を通して
啓発する。
②伊同教広報紙「ひ
「伊丹市人権 かり」第43号で男女
教育・啓発推 共生部会での取組
921104 進に関する基 を掲載する。
本方針」の推
進
①人権啓発推進委員等を対象と
し、「白書」の内容および「男女
共同参画」をテーマに研修を実
施した。
②「ひかり」第43号で、伊同教男
女共生部会の性的マイノリティの
社会的な権利について、ヒアリン
グにより理解を深め、問題意識
の共有に努める取り組みを紹介
することができた。また、伊同教
研究大会において他部会会員
が男女共生分科会への参加が
進むよう、周知方法を工夫した。
①「白書」の内容を研修する対象を増
やすことができなかった。また、人権啓
発推進委員への男女共同参画をテー
マにした研修を継続して実施できな
かった。
②伊同教研究大会のまとめの中で、取
組内容を掲載できたが、広く周知するこ
とはできなかった。
①「白書」の内容を市職員、
教員、人権啓発推進委員等
を対象に研修会を実施でき
るよう計画し、さらに職場や学
校、地域で広く啓発できるよ
うに支援する。また、人権啓
発推進委員会の年間の研修
テーマを男女共同参画とし
て、管外研修等を実施する。
②「ひかり」第44号で男女共
生部会での取組を部会員以
外にも周知を図るため、効果
的な掲載方法を考える。
コード
(H27)
事業名
所
属
図
書
館
人
権
啓
発
セ
ン
タ
ー
人
権
教
育
室
②男女共同参画の視点に立った制度・慣行の見直し
1-2-4
地域や職場など
における慣行の
うち、男女で活
動選択において
中立的でないも
のについて、広
くその見直しを
呼びかける
・5月に「女と男のな
ぜ?!」第3号を自治
会回覧。
・平成27年度男女共
同参画推進委員会
では、中立的でない
ものについて具体的
に話し合い、課題整
理に生かす。
・啓発紙「女と男のなぜ?!」第3号 ・中立的でないものについて、広く見直 ・平成28年度男女共同参
(6,114部)を自治会回覧。
しを呼びかけるための啓発機会の確
画審議会において、意識
・推進委員会では市民フォーラ 保。
調査結果を報告し、次期
ムに関する意見交換が中心とな
計画策定の審議に活用い
り、中立的でないものについての
ただく。
十分な課題整理はできなかっ
・意識調査について、性・
た。
年代別傾向等を更に精査
・「平成27(2015)年度伊丹市人
し、講座・パネル展示の
権・男女共同参画に関する市民
テーマや対象の選定に生
意識調査」において、性別役割
かす。
分担意識や女性が仕事をもつこ
・女性・児童センターと連
と、男性の育児休業・介護休業
取得に関する質問等を設定して
携して、男女共同参画基
実施。「固定的性別役割分担に
礎講座を実施する。
賛成か」の質問では、どちらかと
いえばを含めて「賛成しない」が
42.7%と前回よりわずかに上昇し
たが、全国平均よりも低い傾向が
判明した。調査結果の傾向と今
後の施策について更に精査・検
討中。
・オンブード報告会やミモザの日
のイベントで市民オンブードに講
師として講演いただいた他、市
民フォーラムや民生委員児童委
員対象の研修後に「固定的性別
役割分担意識」についてのアン
ケートを実施した。
・職員・教職員等へ実施した研
修や各課から刊行物の表現に関
する問い合わせの際に、中立的
でないものについての見直しを
呼びかけた。
-32-
同
和
・
人
権
推
進
課
施策内容
コード
(H27)
事業名
平成27年度の
目標・プラン
平成27年度の
主な取り組み及び成果
平成27年度の取り組みを振り返り、
課題と思われること
平成28年度の
目標・プラン
性教育について、児童生徒の
発達段階や学習指導要領に準
拠し、カリキュラムを検討すること
で、男女の特性を発育面などか
ら学ぶとともに、男女が互いに尊
重する態度を育成することにつ
いて、効果が見られた。
また、授業参観や講演会等の
実施により、保護者、家庭、地域
への啓発も効果的であった。
児童生徒を取り巻く社会環境の急激な変
化に伴い、児童生徒や各校の実態を踏まえ
たカリキュラムの検討と、教育的ニーズに応
じた性教育の充実を図る必要がある。
学習指導要領に則ったカリ
キュラムの検討を行い、児童
生徒や各校の実態に応じた
性教育の充実を図る。
また、授業参観等を通じ
て、保護者や地域への啓発
を行う。
所
属
③人権尊重の視点に立った性教育
1-3-5
児童・生徒の発
達段階をふまえ
ながら体系的な
性教育の充実を
図るとともに、授
業参観などを通
じて、 保護者へ
の啓発を行う
学習指導要領に則っ
たカリキュラムの検討を
行い、児童生徒の発達
段階に応じた性教育の
充実を図る。
授業参観等を通じて、
保護者・地域への啓発
を行う。
保
健
体
育
課
④メディアにおける男女の人権の尊重
1-4-6
市の 行政文書
や広報番組の
放送は、市の
「男女平等に関
する表現指針」
に則って行うよう
努める。また、必
要に応じて同指
針の見直しを行
う
5月28日に実施する
平成27年度のPTA
広報担当者向けの
出前講座で「刊行物
等作成にあたっての
男女平等に関する
表現指針」の一部を
抜粋し、男女平等に
関する表現方法を
説明する
・表現指針を再度庁
内に通知する。
・指針見直しに関す
る情報収集を行う。
・他課からの照会に
的確にアドバイスで
「広報伊丹」発 きるよう、担当課内
行業務他
で職員の研鑽を高
める。
1-4-7
学校教育や生
涯学習の機会を
通じて、メディ
ア・リテラシー向
上のための学
習・研修機会を
提供する
・リテラシー関連資
料(学校教育におけ
る図書等)の充実
研究団体、活動団
体とのネットワークづ
くり。
・メディアリテラシー
講座の実施
女性・児童セン
ター管理運営事
広報紙などを作成する際に 職員の異動もあるため、広報課職員全 6月30日に実施する平成
は、表現やイラストなどに差 員で「男女平等に関する表現指針」に 28年度のPTA広報担当者
別表現がないか、といった視 則った記事・番組作成に努める
向けの出前講座で「刊行
点を持つようにしている
物等作成にあたっての男
広
女平等に関する表現指
針」の一部を抜粋し、男女 報
平等に関する表現方法を 課
説明する
・広報や市からの発行予定物 ・指針の更なる周知に努めるとともに、
などについて、男女平等に関 指針がカバーできていないところがない
する表現指針からはずれたも か見直しが必要。
のはないかどうかの問い合わ
せが複数回あり、課内で検討
のうえ回答した。
・主査級以上の職員を対象
に、「業務におけるジェン
ダーについて」をテーマにし
た男女共同参画施策推進研
修を実施。市民オンブードを
講師に、ジェンダーについて
の講義と、各所属で作成する
刊行物等をジェンダーの視
点で見直すグループワークを
行った。
・県主催の男女共同参画セ
ンター会議において、他市の
表現指針に関する情報を入
手した。
・表現指針を再度庁内に
通知する。
・指針見直しに関する情
報収集を行う。
・他課からの照会につい
て的確にアドバイスできる
よう、これまでの情報を整
理し、担当課職員の更な
る研鑽・情報共有に努め
る。
・メディアリテラシー
「問いをもってメディアとつき
あう社会の見方私の視点~
情報を読み解く力を養う」とし
て、登録団体の勉強会に位
置づけた。意識をもってメ
ディアとつきあう入門編を実
施。 ・パソコンヘルプデス
ク、ステップアップ講座にお
いて最新の情報を提供。
・関西テレビ出張のメディ
アリテラシーの講座依頼。
(親子で実施)家庭でも共
通の話題ができ、メディア
に興味をもってもらう。
・継続してパソコンヘルプ
の実施とSNSの活用講座
の実施。(8月・11月)
スマートフォンの使い方講
座を実施予定
windows10等の発売で、
便利機能を学ぶ。
・入門編で興味をもってもらえたので、
中級編やワークショップなどもふまえ実
施。 ・パソコンに限定しない情
報活用学習の機会の提供。
921307 業
引き続き、人権を視 【ふらっとパソコン教室】
インターネットによる人権侵害等の・学
点に入れたパソコン 年間を通じて、市民パソコン 習・研修機会の不足。
教室を実施する。
教室を開催し、メディア・リテ
人権文化市民
ラシー向上等人権を視点に
921112 講座・啓発事
入れた市民講座を実施でき
業
た。
-33-
引き続き、人権を視点に
入れた市民パソコン教室
を実施する。
同
和
・
人
権
推
進
課
女
性
・
児
童
セ
ン
タ
ー
人
権
啓
発
セ
ン
タ
ー
施策内容
コード
(H27)
事業名
平成27年度の
目標・プラン
平成27年度の
主な取り組み及び成果
学校において引き続
き男女に関わりなく、
ICT機器の活用に
ついて学習する機
会を提供する。
男女に関わりなく、各教科等 ICT機器の活用について学習する機
において、ICT機器の活用に 会・内容のさらなる充実
ついて学習する機会を提供
した。
システム管理担当者
を対象に行う研修会
実施後、市内各校
で伝達講習を実施
情報教育推進 する。
事業
ボランティアグルー
プ「パソコン相談室」
として、共催で事業
を実施する。
平成27年度の取り組みを振り返り、
課題と思われること
平成28年度の
目標・プラン
学校において引き続き男
女に関わりなく、ICT機器
の活用について学習する
機会を提供する。
学校で実施したケータイスマ 学校全体で、計画的に継続して研修を 学校で情報モラル教育に
ホ教室の様子を視聴し、所属 行う必要がある。
関するカリキュラムづくりを
校の課題に対し、どのような
検討する。
取組を実施できるか協議し
た。
所
属
学
校
指
導
課
総
合
教
育
セ
ン
タ
ー
「パソコン相談室」を継続実 市民ボランティアスタッフの高齢化。
施。
市民ボランティアスタッフがパ
ソコンの操作方法についての
疑問にこたえるスタイル。
気軽に相談できる相談窓口と
して市民に好評であった。
年間24回実施。
ボランティアグループ「パ
ソコン相談室」と共催で事
業を継続実施する。
・命の大切さの話から性暴
・メディアを通じて必要な情報を正しく
力、性虐待について学び、被 読み取り、使いこなすコツを学ぶ機会の
害者にも加害者にもならな
提供。
い・させない意識を持つこと
が出来た。・保育サポーター
研修を兼ねて行い、大人にも
セクシャリティを考える機会を
提供することが出来た。
・本年度も協同保育・保育
サポーターと連携して命
のお話を実施・LGBTを理
解する事業を提供。情報 女
収集し取組・提供できるよ 性
うにする。
・
児
童
セ
ン
タ
ー
センター通信等で
ケータイ・スマホ等
のネット問題につ
いて啓発していくと
青少年健全育 ともに、愛護補導
213105 成・環境浄化
連絡会等で研修を
事業
実施する。
・センター通信2月号で、ネッ
ト問題や保護者としてできる
こと等について市民に啓発し
た。
・愛護補導連絡会で、子ども
のネットトラブルの現状につ
いて研修会を実施した。
青少年のケータイ・スマホ等のネット
利用状況は、目まぐるしく変化して
いるため、継続して研修や啓発を
行っていく必要がある。
・インターネット利用に
関するルールづくりや
フィルタリング等につい
て啓発・研修を実施す
る。
市長部局と教育委
員会が協力してモニ
タリング研修を行う。
また、夏季休業中に
インターネット
小学校教員を対象と
921101 掲示板モニタリ
した研修を行い、教
ング
員の人権意識の高
揚を図る。
市職員の新任主査研修や
教員の夏季研修時に、モニ
タリング研修を開催し、イン
ターネット上の人権侵害事象
等の実態把握と人権意識の
向上を図った。
5月~1月の中で年間12回実施であ
るが、教員の研修が夏季休業中に集中
するため、日程調整が変わらず困難で
ある。
市民自治部や教育委員
会事務局学校教育部と連
携して、モニタリング研修
を行う。教員の夏季研修
の日程調整については早
期に行い、教員の人権意
識の向上を図る。
講座等生涯学
231105 習活動支援事
業
1-4-8
インターネット等
様々なメディア
における性の商
品化について、
実態の把握に努
め、防止に向け
た啓発を行う
921307
・本年度も性の話を
子どもに伝えていく
ために大人対象の
セクシュアリティに関
する事業の実施を
予定している。
女性・児童セン
ター管理運営事
業
-34-
公
民
館
少
年
愛
護
セ
ン
タ
ー
人
権
教
育
室
施策内容
コード
(H27)
事業名
平成27年度の
目標・プラン
平成27年度の
主な取り組み及び成果
平成27年度の取り組みを振り返り、
課題と思われること
平成28年度の
目標・プラン
所
属
⑤法律・制度への理解促進のための取り組み
1-5-9
女性の権利や
男女共同参画
に関連の深い法
律や制度につい
て、啓発資料の
整備や学習機
会の提供を行う
・男女共同参画の推
進を図るためさまざ
まな視点から法律・
制度を周知する機
会を提供していく。
・女性のための法律講座:女 ・基本的知識と豊富な事例に基づく分
性のライフステージで起きる かり易く役に立つ講座であったが、多く
様々な変化に的確に対応す の受講者を確保することが課題。
るには知っておいて役に立
つ法律の知識を身につけて
おくことが大切。法律を味方
につけ自分らしい生き方の選
択に役立つよう最も相談件数
の多い「相続・遺言」「離婚」
をテーマとした女性のための
法律講座を実施した。
・私たちの生活は、暮らし
の隅々まで、法律によっ
て支えられており、法を身
近に感じてもらうため10月
1日の法の日前後に離婚・
相続等女性の日常生活
の中で起こる様々な問題
について法律を通して女
性の権利が守られるような
備えあれば憂いなしの法
律講座の提供に努めてい
きたい。
・継続して実施す
る。
・予約とキャンセル
状況の調査を実施
する。
・DV相談室とも連携
を続ける。
・第4木曜日13時~16時(土
曜日実施月あり)に女性弁護
士による女性のための法律
相談を実施し、年間相談件
数は56件(年間コマ数の
77.7%)、H26年度61件(年間
コマ数の84%)から5件6.3%減
少。H27年度の予約数61件
に対する実施率としては、
91.8%とH26年度(69件予約
に対する実施率88.4%)に対
し3.4%増加。
・DV相談室からの紹介など
の連携を図った。
・法律相談を継続して実
施する。
・女性・児童センターでの
予約とキャンセル状況、曜
日による傾向等の調査を 同
実施する。
和
・DV相談室とも連携を続
・
ける。
人
権
推
進
課
女性・児童セン
ター管理運営事
921307 業
1-5-10
女性のための法
律相談を実施す
る。相談弁護士
は男女共同参
画の視点を踏ま
えて選定する
921306
女性のための
法律相談事業
・相談予約数の減少について、空きコ
マを有効利用できるよう、更なる周知が
必要。また、土曜日実施の有無による
違いなど、曜日による予約・キャンセル
傾向の分析も必要。相談予約数減少の
理由が法テラス等の利用増加に関係す
るかどうかは確認が難しい。
女
性
・
児
童
セ
ン
タ
ー
【基本課題2】男女平等を推進する学校教育などの充実
①学校・幼稚園・保育所での男女平等教育の推進
2-1-1
「男女共生教育
基本方針」に基
づき、指導方法
の研究や教材の
点検、作成など
に 取り 組み、 男
女共生教育の
推進を図る
引き続き、道徳の
時間や各教科等
において、男女共
生教育の視点に
立った指導方法の
研究や、教材の点
検及び作成などに
取り組み、男女共
生教育の推進を図
る。
2-1-2
「新保育の道し
るべ」に基づき、
男女平等の保
育を推進する
・保育の質を高める
研修を効果的に実
施する。
保育士全体研修(年
2回程度)、新人保
育士研修、5年目以
下の保育士を対象
に各園で実地指導
公立保育所通 (各園2回)
※実地指導の見学
211214 常保育事業
私立保育所通 に私立保育所へ声
211215 常保育事業委 がけをする。
・幼保交流の実習を
託等事業
実施。
・各保育所での園内
研修。
・男性保育士の採用
に努める。
男女共生教育の視点に立っ 道徳教育担当者会や各教科担当者 道徳の時間や各教科等
た指導方法の研究や教材の 会等の内容のさらなる充実と年間指 において、年間計画を
点検を行い、道徳の時間や 導計画の見直し
見直し、男女共生教育
各教科等において男女共生
学
の充実を図る。また指
教育の推進を図った。
導方法や、教材の研究 校
指
を行う。
導
課
・保育の質を高める目的で、以下
の研修を各保育所毎に実施した
①保育士全体研修
②新人保育士研修
③5年目以下の保育士を対象に
各園で実地指導
※実地指導の見学に私立保育
所へ声がけをする。
・幼保交流の実習を実施
・各保育所での園内研修
・男性保育士の採用に努めた
-35-
・継続した質の高い保育の提供
・「男性保育士の採用に努める」から「性別に
偏ることなく保育士の採用に努める」に発展
させること
・保育の質をさらに高める目
的で、以下の研修を各保育
所毎に実施する。
①保育士全体研修
②新人保育士研修
③5年目以下の保育士を対
象に各園で実地指導
※実地指導の見学に私立保
育所へ声がけをする。
・幼保交流の実習を実施
・各保育所での園内研修
・性別に偏ることなく保育士
の採用に努める
保
育
課
施策内容
コード
(H27)
事業名
平成27年度の
目標・プラン
平成27年度の
主な取り組み及び成果
平成27年度の取り組みを振り返り、
課題と思われること
平成28年度の
目標・プラン
所
属
②男女平等の視点に立った進路指導・職業観教育
2-2-3
固定的な男女の
役割分担にとら
われず主体的に
進路の選択がで
きるよう、進路指
導の充実やキャ
リア教育の推進
に努める
引き続き、実態に即
した進路学習ノート
の改訂を行うととも
に、効果的な活用法
の研究を行う。
児童生徒が自らの生き方を 作成した「キャリア学習ノート」の効果的 「キャリア学習ノート」を活
考えたり、未来に向けての学 な活用に向けた研究
用する中で出てきた課題
びの必要性について考えたり
を踏まえ、改訂委員会
しながら、主体的に進路選択
で、必要に応じて内容等
ができるよう、新たに「キャリア
を見直す。また引き続き
学習ノート」を作成した。
効果的な活用について研
究を進める。
2-2-4
「トライ・やる
ウィーク」におけ
る活動事業所の
選択にあたって
は、男女の固定
的な役割分担に
とらわれず、 生
徒の主体性を尊
重した選択が行
えるよう留意する
引き続き「トライやる・
ウィーク」における活
動先事業所の選択
にあたっては、男女
の固定的な役割分
担にとらわれず、生
徒一人ひとりの適性
を考慮し、見通しを
もった事業所選択が
行えるよう指導する。
中学2年生1,747人
「トライやる・ウィーク」におけ 生徒一人ひとりの適性等に応じた事業 引き続き「トライやる・
る活動先事業所の選択にあ 所選択のさらなる指導の充実
ウィーク」における活動先
たっては、男女の固定的な役
事業所の選択にあたって
割分担にとらわれず、生徒一
は、男女の固定的な役割
人ひとりの適性を考慮し、見
分担にとらわれず、生徒
通しをもった事業所選択が行
一人ひとりの適性を考慮
えるよう計画的に指導した。
し、見通しをもった事業所
中学2年生1,747人
選択が行えるよう指導す
る。中学2年生1,739人
2-2-5
高校において、
インターンシップ
などの 取り組み
によ り 生徒の職
業意識を高める
引き続き、卒業生や 希望者のみを対象に行い少 望ましい勤労観・職業観の育成
職業人等による講 数の生徒であるが、職業生活
話、職業調べ学習 に必要な知識を得られた。
や発表会を実施し、
夏休みを利用するな
ど、インターンシップ
の効果を高めるよう
努める。
引き続き、卒業生や職業
人等による講話、職業調
べ学習や発表会を実施
し、夏休みを利用するな
ど、インターンシップの効
果を高めるよう努める。
学
校
指
導
課
学
校
指
導
課
学
校
指
導
課
③子どもの自尊感情やコミュニケーション能力を高める教育
2-3-6
子どもの自尊感
情の 育成や暴
力によ らないコ
ミュニケーション
能力の向上につ
いて取り組む
各教科等において、
自尊感情の育成の
観点も重視し、人と
人とのふれあいを大
切にした暴力によら
ないコミュニケーショ
ン能力の育成を図
る。
各教科等において、自尊感 よりよい人間関係づくりに資するコミュニ 各教科等において、よりよ
情の育成を図った。また道徳 ケーション能力の育成の充実と、授業 い授業への改善に取り組
の時間や学級活動におい
研究・改善
むとともに、自尊感情の育
て、児童・生徒の関わり合い
成の観点も重視し、人と
を大切しながら、暴力によら
人とのふれあいを大切に
ないコミュニケーション能力の
した暴力によらないコミュ
育成を図った。
ニケーション能力の育成
を図る。
学
校
指
導
課
④教職員へのきめ細やかな研修の実施とPTA・保護者などへの啓発
2-4-7
教職員や保育
士に対し て、 男
公立保育所通
女共生教育や
男 女 共 同 参 画 211214 常保育事業
私立保育所通
についての研修
や啓発を実施す 211215 常保育事業委
託等事業
るとともに、手法
など を工夫 し、
研修内容の充
実を図る
・伊同教主催の研修 ・伊同教主催の研修会等に参加 男女共同参画をはじめとする全ての人権意
・人権に係る全体研修会の実施 識のさらなる向上。
会等に参加。
・人権に係る全体研
修会の実施(11
月)。
引き続き人権教育研
修会や道徳教育研
修会を行い、指導方
教職員のため 法について学べる研
の各種講座及 修会を行う。
び研修・研究
活動
新規採用教員対象の人権教 研修した内容を、学校全体に周知し、
育研修会を行い、男女共生 啓発を行っていく必要がある。
教育を含む児童・生徒理解
について深める研修会を
行った。
-36-
・伊同教主催の研修会等に
参加
・人権に係る全体研修会の
実施
保
育
課
10月頃に教職員対象のL
GBTに関する研修会を行 総
合
う。
教
育
セ
ン
タ
ー
平成27年度の
目標・プラン
平成27年度の
主な取り組み及び成果
平成27年度の取り組みを振り返り、
課題と思われること
平成28年度の
目標・プラン
各校園において、
各々の実態や、業
務遂行の効率を考
慮し、男女の性差に
偏ることなく、より適
材適所の配置が進
むよう校園長会や所
属長ヒアリング等に
おいて指導してい
く。
・校園長会において校務分
掌に男女の区別や差がない
ように周知した。また、各校園
の校務分掌の決定におい
て、男女の性差に関係なく適
材適所に留意した配置を行
い、職場をより活性化させる
よう校園長に指導した。
・校園長会において校務分掌に男女の
区別や差がないように周知した。また、
各校園の校務分掌の決定において、男
女の性差に関係なく適材適所に留意し
た配置を行い、職場をより活性化させる
よう校園長に指導した。
各校園において、各々の
実態や、業務遂行の効率
を考慮し、男女の性差に
偏ることなく、より適材適
所の配置が進むよう校園
長会や所属長ヒアリング
等において指導していく。
2-4-9
継続して取り組む。 ・継続して以下のことを取り組
学校園、保育施
んだ。
設での男女共生
①園だよりや掲示物の内容
教育や男女共
は固定概念にとらわれない観
同参画を推進す
点での表現に努めた。
公立保育所通
る取り組みの状
②日頃の保育や保護者との
常保育事業
況を、参観や懇 211214
やりとりの中で男女平等意識
私立保育所通
談会、保護者だ
を知らせた。
211215
常保育事業委
よりなどを通じて
託等事業
保護者に知ら
せ、意識の浸透
を図る
今までの取り組みを継続するにあたり、
市職員や保育士など保護者に接する
者が趣旨を正しく理解することが重要で
あると考える。
・以下のことを取り組む。
①園だよりや掲示物の内
容は、継続して、固定概
念にとらわれない観点で
の表現に努める。
②日頃の保育や保護者と
のやりとりの中で、継続し
て、男女平等意識を知ら
せる。
施策内容
2-4-8
職務分担などが
男女の固定的な
役割分担によら
ないよう働きかけ
るとともに、学校
運営に男女共
同参画の視点が
生かされるよう教
職員の意識改
革を図る
コード
(H27)
事業名
引き続き、学校園だ
よりやホームページ
等をとおして、男女
共生教育や男女共
同参画を推進する
取り組みの状況を保
護者に知らせること
により、意識の啓発
に努める。
2-4-10
広報セミナーにおい
多くの保護者が
て男女共同参画の
参加しやすい
視点から講義を行っ
PTA 活 動 と な る
てもらう等、様々な
よう働きかけるな
視点からPTA活動を
PTA関係家族
ど、PTA活動に 230608
行えるよう情報提供
教育推進事業
男女共同参画
を行う。
の視点が生かさ
れ るよ う 啓 発 す
る
学校園だよりやホームページ 多様な視点に基づいた、学校園だより
等をとおして、男女共生教育 やホームページ等のさらなる充実
や男女共同参画を推進する
取り組みの状況を保護者に
知らせることにより、意識の啓
発に努めた。
所
属
職
員
課
保
育
課
引き続き、学校園だよりや
ホームページ等をとおし
て、男女共生教育や男女
共同参画を推進する取り
組みの状況を保護者に知
学
らせることにより、意識の
校
啓発に努める。
指
導
課
先進事例等についての情報 既存の考え方にとらわれず、多様な取 兵庫県PTA協議会や関
収集を行い情報提供を行っ り組みをされている先進事例の情報収 係機関との連携を図り、情
た。
集
報収集を行う。
・PTA活動自体のあり方や参
学
加の方法について
事
・PTA活動についての多様な
価値観があることについて
課
【基本課題3】男女共同参画を推進する生涯学習の充実
①男女共同参画の視点に立った家庭教育の推進
3-1-1
世代を超えた市
民 ・ 地 域 ぐ るみ
での家庭教育を
支援する
家庭・PTA・地域・
学校園等と行政が
連携し、子育てを行
家庭・子ども う協議会を支援す
支援地域ネッ る。
213102 トワーク事業
(すこやか
ネット事業)
3-1-2
すべての保護者に
男性の子育て
学習機会を提供す
参加の促進な
る。
ど、男女共同参
画の視点に立っ
た家庭教育を推 212102 草の根家庭教
育推進事業
進する
各ネットごとに「あいさつ一声 交流連携事業の充実を図る。
運動」「早寝・早起き・朝ごは
ん運動」などの「共同実践事
業」及び地域における「交流
連携事業」を実施した。
また、「交流・連携事業」につ
いては、他のネットにも積極
的に参加を呼びかけた。
家庭・PTA・地域・学校園
等と行政が連携し、各地
域に応じた方法を検討し
ながら家庭教育を推進
社
し、子育てを行う協議会に 会
対する支援をする。
教
育
課
小・中学校の新入学児対象 講演会の内容を男女共同参画の視点 小・中学校の新入学児対
の入学説明会において就学 を取り入れた内容も含み充実を図る。 象の入学説明会の際に
前家庭教育学級、思春期家
は、講演を行い、家庭教
庭教育学級を実施した。今
育の推進を図る。参加で
年度は、男性の参加が目
きなかった保護者に対し
立った。
ては、学校・保育所園等
を通じ、配布資料の提供
を行う。
-37-
社
会
教
育
課
施策内容
平成27年度の取り組みを振り返り、
課題と思われること
平成28年度の
目標・プラン
・女性交流サロンでの各講座
参加者に、男女共同参画に
ついての説明を記載したリー
フレットを配布し、女性交流
サロンと働く女性の家の窓口
にも配架を行った。
・女性交流サロンにおいて、
図書や講座等に関する情報
相談に対応した。
・DV講座:市内の高校と共
催で、高校生と一般市民を対
象に開催。ご自身の経験を
踏まえながらも前向きになれ
る心の持ち方、大切にされて
いることのお話から、物事を
暴力で解決しない感情コント
ロールについてのお話があ
り、参加者から力づけられた
との感想があった。
・男女共同参画に関する情報収集と更
新。
・男女共同参画社会の実現に向けて
人々の意識を変えていくために、引き
続き、地域や人々が抱える身近な課題
をきっかけに、多くの市民が男女共同
参画について学ぶ様々な機会や情報
を提供する必要がある。
・当センターのみならず他
市の男女共同参画情報
についても集約し、必要
な人に提供できるようにす
る。(1歳にならない子ども
との参加で、職員が保育
を担当した。今後保育を
検討。)
・女性のエンパワメント講
座・男女共同参画基礎講
座・市民自主企画講座等
を6月~12月にかけて実
施予定。
・市立伊丹高校とも引き続
き連携した事業を実施予
定。
生涯学習施設にお
いて、男女共同参画
生涯学習セン の視点を取り入れた
ター管理運営 講座やイベントを継
220701
続して行う。
事業
北部学習セン
220801 ター管理運営
事業
ラスタホール・きららホールに
おいて、地域交流などを通じ
て幅広い年齢層を対象にし
た事業やイベントを実施。
多くの市民が利用しやすい、訪れたくな
る魅力ある生涯学習施設となるよう、男
女共同参画の視点を取り入れた講座や
イベントを継続して行う。
男女共同参画の視点を取
り入れた、魅力のある講座
やイベントを継続して行
社
う。
会
教
育
課
「パパとキッズのプレ
イルーム」は申し込
み不要であるが、今
年度は事前申し込
み制の「パパキッズく
らぶ」を導入。4ヶ月
に一度親子で楽し
める内容の講座を企
画し、親子のつなが
りを深めるだけでな
く、他の親子とのつ
ながりをもつきっか
けづくりをする。ま
た、父親同士がより
親交を持てるよう「簡
単名刺交換会」の
コーナーを設ける。
「パパキッズくらぶ」を年間3
回実施。
事前申し込み制・材料費要
にしたことで、普段の「パパと
キッズのプレイルーム」(申し
込み・材料費不要)では実施
することの出来ない、調理実
習や工作教室を実施すること
が出来た。また、グループ分
けをして実施した結果、他の
親子とのつながりもうまれた。
普段の「パパとキッズのプレイルーム」
では参加者のリピーターが複数いた
が、「パパキッズくらぶ」ではリピーター
がつかなかった。
「パパとキッズのプレイ
ルーム」を継続実施し、子
どもを通して、他の親子と
の親交を深められるような
環境づくりを行う。
誰もが気軽に訪れ、
利用できる施設とし
て、拠点施設として
の役割をより一層推
進していくにあたり、
一時保育実施にあ
たって、利用者の希
望ニーズについてア
ンケート調査の実施
を検討したい。
・統計数値ではないが、一時
保育があるために講座に参
加できるという声に応え、拠
点施設としての役割を担うこ
とが出来た。(53名24講座)
・一部の講座で、1歳半以下
のこども保育を職員で試み
た。1歳半以下保育では、
ずっと抱いている状態が続い
た。
・サービスの必要がある人であっても安
心して受けられる講座立案の検討のた
めに、ニーズ調査の実施と分析が必
要。
・サービスを安定して提供するための保
育者等の人材と費用に関する情報の収
集。
コード
(H27)
事業名
平成27年度の
目標・プラン
平成27年度の
主な取り組み及び成果
所
属
②男女共同参画の視点に立った社会教育の推進
3-2-3
男女共同参画
の拠点施設や、
社会教育、生涯
学習施設におい
て、男女共同参
画の推進に関す
る情報提供や学
習機会を提供す
る
・身近な暮らしや社会問
題。女性の健康と幅広い
テーマの中から男女共同
参画に関する認識を深
め、自分らしく生きるのに
役立つ講座を今秋開催予
定。
・市内の高校や高校生と
連携予定。
女性・児童セ
921307 ンター管理運
営事業
公民館事業推
進委員会活動
231103 事業
231105 講座等生涯学
習活動支援事
業
3-2-4
講座などの開催時
に は一 時 保 育や
介護サービス、手
話通訳・要約筆記
サービスを実施す
るなど、多く の市
民が参加しやすい
女性・児童セン
よう配慮を行う
921307 ター管理運営事
業
-38-
女
性
・
児
童
セ
ン
タ
ー
公
民
館
・子育て中でも、気軽に講
座やイベントに参加でき、
女性活躍のヒントを提供
できる講座を実施。
・利用者の希望ニーズに
ついてアンケート項目を
検討し調査実施を予定。
女
性
・
児
童
セ
ン
タ
ー
施策内容
コード
(H27)
事業名
平成27年度の
目標・プラン
平成27年度の
主な取り組み及び成果
平成27年度の取り組みを振り返り、
課題と思われること
平成28年度の
目標・プラン
・市民の方にも分かりやすい内容、魅力
的な講座タイトルや要望に応じた内容
への調整、出前講座そのものの積極的
なPRが必要。
・講座やイベント、推進委
員会の関係団体、女性・
児童センターなどを通じ
て積極的なPRを行う。
・依頼日が近い場合や、
他の行事と重なる場合で
も複数の職員が対応でき
るよう体制の充実を図る。
所
属
③男女共同参画に関する地域における学習機会の提供
3-3-5
出前講座等の
活用を促すな
ど、地域に おけ
る男女共同参画
についての啓発
活動を推進する
・講座やイベント、推
進委員会の関係団
体などを通じて積極
的なPRを行う。
・日常的に講座の依
頼があった際は、優
先して受けるなど複
数の職員が対応で
きる体制の充実を図
る。
・出前講座は、依頼時点での
相談はあったが、実施主体
や希望テーマが出前講座の
趣旨・条件と異なったため、
関係課へ連絡調整を行っ
た。まちづくり推進課へは問
い合わせに対する優先して
の紹介を引き続き依頼。
・その他、男女共同参画推進
委員団体とのコラボでの講
座、社会福祉協議会の職場
人権研修でワーク・ライフ・バ
ランス研修など、庁外での講
座を5回実施した。
同
和
・
人
権
推
進
課
④多様な選択を可能にする「キャリア教育」の推進
3-4-6
固定的な男女の
役割分担にとら
われず主体的に
職業等の選択が
できるよう、キャリ
ア教育の推進に
努める
女性・児童セン
ター管理運営事
921307 業
・自分の適性や適職
がわからない人や、
仕事でも生活でも輝
き、活き活きと働き続
けたい人を対象に自
分らしい生き方・暮ら
し方を促すのに役立
つ女性のキャリア支
援講座の開催を予
定している。
・「ストレス スッキリ解消術~ ひき続き学びの機会を提供する必要が 高校生グループと連携
シゴト探しのモヤモヤにさよ ある。
し、「高校生のしゃべり場
なら~」講座を実施。一人ひ
進路就活編」を実施予
とりが自分の生き方を考え、
定。
進路を選択する能力が養え
た。
・「国際女性デーin伊丹 い
たみミモザの日」において、
「マララ-教育を求めて闘う
少女-」の上映会と、講演会
「なぜ女の子は学校にいけな
いの?~インドやケニアの事
例から考える女性の自立の
重要性~」を実施し、約50名
が参加した。
-39-
女
性
・
児
童
セ
ン
タ
ー
基本目標Ⅱ 男女が対等に働ける環境づくり
<成果目標>
項目
担当課
計画当初 H23年分報告H24年分報告 H25年分報告H26年分報告H27年分報告
「いたみ女性チャレンジひろば」年間利用者数 同和・人権推進課
1,235人
1,017人
898人
(H22年度) (H23年度) (H24年度)
女性・児童センター登録グループ数
72グループ 64グループ
(H22年度) (H23年度)
同和・人権推進課
市民意識調査における「ワーク・ライフ・バラン
同和・人権推進課
ス」という語の認知度
保育所入所定員
保育政策課
ファミリーサポート男性会員数(協力会員・両
方会員)
子育て支援課
児童くらぶ待機児童数
こども家庭課
若者就労支援事業参加者数(一般)
商工労働課
38.3%
(H22年度)
2,230人
831人
(H26年度)
1,133人
(H27年度)
1,300人
98グループ 114グループ 93グループ 83グループ
90グループ
(登録69+一般29)
(登録82+一般32)
(登録83+一般10)
(登録71+一般12)
(H24年度)
(H25年度)
(H26年度)
(H27年度)
-
-
-
-
35.4%
(H27年度)
50%
(次回調査時)
2,230人
2,250人
2,320人
2,425人
2,577人
2,385人
(H23.4.1現在) (H24.4.1現在) (H25.4.1現在) (H26.4.1現在) (H27.4.1現在)
39人
38人
36人
(H22年度) (H23年度) (H24年度)
0人
969人
(H25年度)
成果目標
(H28年度)
0人
0人
133人
191人
99人
(H22年度) (H23年度) (H24年度)
35人
(H25年度)
35人
(H26年度)
33人
(H27年度)
64人
0人
0人
0人
0人
76人
(H25年度)
208人
(H26年度)
113人
(H27年度)
200人
【基本課題4】雇用の場での男女の均等な機会と待遇の確保への取り組み
①労働基本法、男女雇用機会均等法などの周知と定着
②雇用の場での男女平等を推進するための啓発
施策内容
4-1-1
労働基準法や
「男女雇用機会
均等法」などに
ついて関係機関
と連携しながら、
事業主・労働者
双方へ周知、啓
発を行い、雇用
の場の男女共同
参画を推進する
コード
(H27)
事業名
平成27年度の
目標・プラン
平成27年度の
主な取り組み及び成果
平成27年度の取り組みを振り返り、
課題と思われること
平成28年度の
目標・プラン
雇用・労働関係の啓
発を引き続いて市広
報紙やHPさらには
中小企業共済
ニュースなどを用い
て効果的に行う。
共済ニュース
・6月号「男女雇用機会均等月間」
・7月号「中小企業退職金共済制度」
のご案内
・7月号「第6回男女共同参画推進事
業所募集」
・9月号①「障がい者雇用フェスタひょ
うご2015」、②働美展作品募集
・1月号①女性活躍加速化助成金の
ご案内②特定(産業別)最低賃金改
正
・3月号「最低賃金引上げ支援 業務
改善助成金のご案内」
平成28年3月号から、共済ニュースに雇 市広報紙やHPさらには
用・労働施策に関する中小企業の事業 中小企業共済ニュースな
主向けの情報を封入し周知に努めた。 どを用いて、雇用・労働関
係の啓発を効果的に行
う。
広報伊丹
・6/15号「全国安全週間」
・7/15号「技能功労者表彰募集」
・8/1号「県立高等技術専門学院入
校生募集」
・9/15号①「中小企業共済加入募
集」②「建設業退職金共済の案内」
10/15号「県最低賃金の改正」
11/1号①「女性活躍推進法が成立」
②「阪神北地域合同若年者就職面
接会」
12/1号「兵庫公共職業訓練受講生」
1/1号「県立高等技術専門学院入校
生募集」
1/15号①「産業別最低賃金が改定」
②「女性活躍加速化助成金の案内」
2/15号①「合同就職面接会inいたみ
②阪神地域正社員就職フェア
3/15号「アスベストによる疾病の補
償・救済について」
4-1-2
労働相談を活用
して、女性雇用
のための相談を
行うとともに、窓
口に周知に努め
る
今年度もわかりやす
いチラシを作成し、
積極的に市内公共
施設等に配置すると
ともに、HPも積極的
に活用する。
第2・3水曜日に市民相談課 相談の具体例をあげる等、相談者に
で若年者就労相談、第1~4 とってわかりやすい案内に努める。
土曜日にスワンホールで労
働相談を実施するとともに、
労働相談のチラシを作成し、
市内各施設に配置した。
-40-
所
属
商
工
労
働
課
今年度もわかりやすいチ
ラシを作成し、積極的に
市内公共施設等に配置
するとともに、HPも積極
的に活用する。
商
工
労
働
課
施策内容
コード
(H27)
事業名
平成27年度の
目標・プラン
平成27年度の
主な取り組み及び成果
平成27年度の取り組みを振り返り、
課題と思われること
平成28年度の
目標・プラン
・推進委員では中小規模の事業所にお
ける困難さについてのご意見がある一
方、助成金の情報提供についての反響
があったことから、今後も事業主・労働
者双方に情報が届くために効果的な媒
体・啓発先を見直す必要がある。
・推進委員との連携によ
り、より積極的な周知、啓
発の機会を増やす。
・女性活躍推進法関連の
動向や各種制度・助成金
について、ハローワーク、
商工労働課等関係機関と
の連携した情報の収集と
提供、周知活動を進め
る。
所
属
③企業のポジティブ・アクションの取り組みの推進
4-3-3
ポジティブ・アク
ションの趣旨な
どについて関係
機関と連携しな
がら、事業主・労
働者双方へ周
知、啓発を行
い、雇用の場の
男女共同参画を
推進する
・推進委員の他、関
係機関との連携によ
り積極的な周知、啓
発の機会を増やす。
4-1-1のとおり
・国の助成金について、商工
労働課と情報共有を行い、商
工会議所や男女共同参画表
彰事業所などに情報提供を
行った。
・男女共同参画事業所表彰
のヒアリングで事業主の意見
の聴き取りを行った。表彰事
業所の取り組みを広報、パネ
ル展、会議所ジャーナルの
他、チラシにして伊同教の企
業部会などに配布しPRし
た。
・H27年度開催の男女共同参
画審議会において、関係委
員より事業主と労働者の実情
についての意見が出された。
・H27年度実施の市民意識調
査におけるポジティブ・アク
ションの認知度は19.6%と前
回調査時より3.9%減少した。
4-1-1のとおり
4-1-1のとおり
4-1-1のとおり
同
和
・
人
権
推
進
課
商
工
労
働
課
④雇用の場でのセクシャル・ハラスメント防止対策
4-4-4
セクシュアル・ハ
ラスメントに関す
る雇用管理上の
配慮などについ
て関係機関と連
携しながら、事
業主・労働者双
方へ周知、啓発
を行い、雇用の
場の男女共同
参画を推進する
人権推進課と調整
の上、さらに啓発を
行いたい。
4-4-5
出前講座の活
用などにより、事
業所と連携した
セクシュアル・ハ
ラスメント防止、
及び発生してし
まった場合の対
応について情報
提供や啓発を行
う
・推進委員会や関係
課を通して働きかけ
を行う。
・パネル展での啓発
を充実する。
今年度も労働相談のチラシ 相談の具体例をあげる等、相談者に
にセクハラの相談も該当する とってわかりやすい案内に努める。
旨や男女共同参画推進担当
所管の女性のための相談日
も明記した。
人権推進課と調整の上、
さらに啓発を行いたい。
・男女共同参画パネル展で、 ・事業所に配布する啓発資料の充実
セクシュアル・ハラスメントとマ と、相談先について事業所への効果的
タニティ・ハラスメントの相談 な情報提供ための連携先の開拓。
案内についても掲示を行っ
た。
・セクハラ相談について、H27
年度は4件相談があった。
・H27年度実施の市民意識調
査におけるセクシュアル・ハラ
スメントの認知度は80.7%と
前回調査時より2.1%減少。
「全く知らない」と回答した割
合は若年層ほど少なくなる傾
向が見られた。
・推進委員会や関係課を
通して働きかけを行う。
・パネル展での啓発内容
を充実する。
・H28年度より時間枠をず
らして設定したセクハラ相
談についてのPRを進め、
効果を分析する。
商
工
労
働
課
同
和
・
人
権
推
進
課
【基本課題5】男女の働く意欲を支え、多様かつ柔軟な働き方が選択できる条件の整備
①昇進・昇格や職域の拡大など働く女性へのチャレンジ支援
②就労・再就職支援、起業支援など働きたい女性へのチャレンジ支援
5-1-1
働く女性のス
テップアップの
ための資格や技
術の習得につな
がる学習機会を
提供するととも
に、起業講座や
起業相談など起
業支援事業へ
の女性の参加を
促進する
女性のための
チャレンジ支援
921311 事業
921307 女性・児童セン
ター管理運営事
業
・国の地域女性活躍推
進交付金を活用し、人
材の掘り起こし、有資
格者の再就職につな
がる講座を実施。
・年間を通じてチャレン
ジ相談、講座受講者へ
のアンケートを実施。
・ハローワークや関係
機関などへ積極的に
PRを行う。
・市内に事業所を展開する企
業と連携し、有資格者の掘り
起こしを行うチャレンジ支援
講座を行ったが、参加者が集
まらなかった。
・市民フォーラムのパネル
ディスカッションで、市内出身
で起業された女性をパネリス
トとして出演してもらい、市民
に身近なロールモデルとして
メッセージを伝えてもらう構成
とした。
-41-
・チャレンジ支援講座の参加対象を国
家資格の有資格者に限定しすぎたこと
の反省から、チャレンジ支援としてより
効果的な資格・PR先・広報媒体の見直
し、職業紹介の権限や起業支援の実績
を持つ関係機関との連携の検討が必
要。
・アンケート調査では、今後受けてみた
い講座のテーマとして、パソコンスキル
と資格取得の講座ニーズが高い。
・左記の反省事項を再検
討のうえ、9月にチャレン
ジ支援講座を実施予定。
・チャレンジ相談、講座受
講者へのアンケートとフォ
ローアップアンケートを年
間を通じて実施する。
・ハローワークや関係機関
などへ連携の働きかけ、
積極的なPRを行う。
同
和
・
人
権
推
進
課
施策内容
コード
(H27)
事業名
女性のための
チャレンジ支援
事業
921307 女性・児童セン
ター管理運営事
業
平成27年度の
目標・プラン
平成27年度の
主な取り組み及び成果
平成27年度の取り組みを振り返り、
課題と思われること
平成28年度の
目標・プラン
・女性の活躍推進が
注目される中「スキ
ルアップしたい、仕
事の幅を広げたい」
等、自分らしく働き、
生きるのに役立つ講
座や柔軟な働き方
が可能な起業入門
諸講座の開催予
定。受講者数の確
保しやすい時間帯
や内容で実施し資
格や技術UPにつな
げていく。
・バランスを保ちながら、より
自分らしい生き方を求める
キャリアアップ支援「輝くわた
しのたイメージ・メーキング」
講座を実施。
・キャリアアップ支援講座とし
て簿記講座を実施。簿記検
定に向けて、再度勉強のた
め、事業をしているので実務
を理解したいなど予想外の反
響だった。
・イメージ・メーキング講座では定員の
倍以上の申込みがあり、キャリアアップ
講座を定期的に開催する必要がある。
・全員の資格取得には至らなかったが、
目標をもってキャリアアップをサポート
できるよう引き続き学びの機会を提供す
る必要がある。
・引き続きキャリアアップ支
援講座を実施。コミユニ
ケーション講座、ウォーキ
ング講座等を実施。働き
ながら受講しやすい時間
帯や内容で実施予定。
・保育ありの講座として今
年度も簿記講座を実施予
定。
引き続き、女性創業 女性創業塾卒業者フォロー 講師による講座や参加者同士の情報 参加者のニーズに合った
塾卒業者フォロー
アップ交流会を年2回(4月、8 交換などを通じて起業の秘訣学習を行 交流会等を実施する必要
アップ交流会を4月・ 月)開催した。
うなど、充実した交流会であった。
がある。
7月・10月・1月の年4
回開催する。
若年者向け就労支 前期(5月~7月)、後期(10月 後期で男女ともに参加者が減少したの 若年者向け就労支援セミ
援セミナーに模様替 ~12月)に開催し、29名の参 で、さらなる周知方法の改善が必要。 ナーを年2回開催する。
えする。年2回開催。 加があり内女性の参加者は
11名であった。
5-1-2
女性の再チャレ
ンジを支援する
「いたみ女性
チャレンジひろ
ば」の充実を図
る
女性・児童セン
ター管理運営事
921307 業
921311 女性のための
チャレンジ支援
事業
女性・児童セン
ター管理運営事
業
女性のための
チャレンジ支援
事業
5-1-3
さまざまな分野
で活躍する女性
たちのネットワー
クづくりや、学習
会の開催などの 921307
活動を支援する
女性・児童セン
ター管理運営事
業
・ハローワークや関係
機関に配架コーナーを
依頼するなど、チャレ
ンジひろばのPRを行
なう。
・ターゲットを絞り、7~
9月にチャレンジ支援
講座、(以下は女性・
児童センター主催)7月
に社会参加のための
エンパワメント講座の
他、女性のための再就
職センター、働く女性
のキャリアアップ講座を
女性・児童センターと
連携し年間を通じて実
施をする。
・ハローワークにチャレンジひ
ろばのリーフレットを配架依
頼した。
・チャレンジ相談の利用件数
は40件で、利用率は、チャレ
ンジ相談枠全体(48件)の
83.3%と前年度より29.1%増
加した。
・H27年度市民意識調査における「いた
み女性チャレンジひろば」の年代別認
知度では、50代・60代の認知度が若年
層より高いことが判明。再チャレンジが
必要な方それぞれに情報が届くよう、女
性・児童センターと連携した更なる周知
が必要。
・ハローワークや関係機関
に配架コーナーを依頼す
るなど、チャレンジひろば
のPRを行う。
・女性・児童センターと連
携してターゲットや広報の
方法を再検討のうえ、9月
にチャレンジ支援講座を
開催予定。
・万然と実施するのでなく
相談内容について重点項
目を決定実施していくこと
としている。
・チラシと共に関連本を設
置し利用を促す。
・女性の参加の多い講座において
チャレンジ相談の紹介をすることで相
談の予約・実施につながった。
・相談予約受付時に相談内容の重点
項目をヒヤリングし事前に先生に伝え
ることで相談時間の有効活用となっ
た。
・「ストレス スッキリ解消術~シゴト探
しのモヤモヤにさよなら~」講座を実
施。講座終了後の個別のチャレンジ
相談を受けた方が、別の簿記講座に
も参加申込みをされるなど、参加者
のチャレンジ支援につなげることがで
きた。
再就職だけでなく、様々な女性のチャ 引き続きチャレンジ支援
レンジに対しての相談事業であることを 講座を実施。9月に「働く
周知する広報活動が必要。
ママのためのマネーセミ
ナー」開催予定。
・活動内容が似かよってい
るグループの代表者等を
対象に会議の達人をめざ
す、コミユニケーション講
座や、話し合いのすすめ
方講座を検討していきた
い。
・グループ活動のパワーアッ
プにつながるリーダー研修的
なものは実施できなかった
が、本年度も「国際女性デー
in伊丹いたみミモザの日」の
イベントを各グループの代表
者からなる実行委員会形式
で実施した。グループの連
携・協力のもと新しいメニュー
も入れながら多彩な内容で実
施できた。
・男女共同参画社会の推進のために各
グループ活動がより一層、男女共同参
画の視点を学びながら活動推進される
ように学びの機会を提供していく必要が
ある。
・各グループの代表者か
らなる実行委員会形式で
ミモザの日のイベントを実
施予定。
・9月に、登録グループ代
表者等を対象に性の多様
性を学ぶ講座の開催を予
定。
所
属
女
性
・
児
童
セ
ン
タ
ー
商
工
労
働
課
商
工
労
働
課
同
和
・
人
権
推
進
課
女
セ
性
ン
・
タ
ー児
童
女
セ
性
ン
・
タ
ー児
童
③多様な働き方に対応した条件の整備
5-3-4
パートタイム労
働法や派遣労
働、テレワークな
ど多様な働き方
に関する法制度
921307
等について周
知、啓発を行う
女性・児童セン
ター管理運営事
業
・知る知らないで人
生が大きく変わりま
す。法律を味方につ
けてより自分らしく生
きていただくため、
働く女性を守り、助
ける法律等を内容と
した法律セミナーを
実施していきたい。
・これだけは知っておくべきと ・参加者の活発な質疑応答があったが ・引き続き今後とも重要課
いう法律知識は生活の各分 定員に達しなかった為、実施方法を工 題であるテーマを設定し、
野にあり、知識を深めてもらう 夫しながら提供に努める必要がある。 法律講座実施を検討す
ことを目的に「女性のための
る。
法律講座」を実施。
-42-
女
性
・
児
童
セ
ン
タ
ー
施策内容
コード
(H27)
事業名
5-3-5
NPOやワー
カーズ・コレク
ティブなどコミュ
ニティ・ビジネス
市民まちづくり
911204
への取り組みに
プラザ事業
ついて情報提供
など支援を行う
平成27年度の
目標・プラン
平成27年度の
主な取り組み及び成果
平成27年度の取り組みを振り返り、
課題と思われること
平成28年度の
目標・プラン
手段や媒体の再検 4-1-1のとおり
討を行い、関係機関
と連携し、別途啓発
チラシの発行などよ
り効果的な啓発に努
める。
4-1-1のとおり
4-1-1のとおり
平成27年度も引き続
き、参加者のニーズ
を把握しながら、
NPO支援関連講座
の開催時間や講座
内容を実施 してい
く。
市内でも多くのNPO団体が活動してお
り、設立時だけでなく、多様な支援が必
要となっている。
引き続き、関係部局と適切に役割分担
をしながら、支援を行う。
平成28年度も引き続き、
参加者のニーズを把握し
ながら、年間を通してのま
ちづくりプラザによるNPO
関連の窓口相談、NPO支
援講座を実施していく。
コミュニティビジネスに関する
情報提供・支援については、
商工労働課で講座等を実施
した。
NPOに関する情報提供・支
援については、引き続きまち
づくりプラザで講座や窓口相
談を実施した。
所
属
商
工
労
働
課
ま
ち
づ
く
り
推
進
課
④農業や商工業など自営業における女性の評価と、生活の場における男女共同参加
5-4-6
農業分野におけ
る家族経営協定
の啓発と普及の
促進を図る
パンフレット等を活 特になし
用し、引き続き普及・
啓発を行っていく。
引き続き制度の普及・啓発が必要と思
われる。
県からの通知があれば、
啓発等を行っていく。
5-4-7
自営業における
家族事業者や、
農業団体、商工
関係、経営者団
体などに、研修
会などの啓発を
行い、男女共同
参画の推進を図
る
引き続き課題につい 4-1-1のとおり
て分析し実施に向け
て検討する。
4-1-1のとおり
4-1-1のとおり
商
工
労
働
課
農会長会を通じて農 農会長会に対し、伊丹市同
家に啓発する。
和・人権研究大会への参加
を呼びかけた。
農会長会から各農会への情報伝達が
必要と思われる。
農会長会に対し、伊丹市
同和・人権研究大会の参
加を依頼する。
農
業
政
策
課
5-4-8
実態調査などを
通して、男女の
労働の実態把
握に努める
実態調査の予定は
ない。
同左
低コストかつ少ない労力で実施可能な 実態調査の予定はない
可能な調査、実態把握の方法について が、国や関係機関の実態
引き続き検討していきたい。
調査を活用する。
5-4-9
女性の経営への
参画や起業活
動の推進を図る
ため、研修会等 921307
を実施し活動を
支援する
・自分らしい仕事の仕方
「ファミリーマルシェ」を開
催予定。特技や資格を趣
味から収入へ変えるため
のワークショップを実施予
定。
・ファミリーマルシェ開催に向けて勉 ・マルシェ開催後も、男女共同参画の意義を考え ・特技を活かし将来指導的立場
強会を実施。資格や特技を活かして ながら起業へ向けてのグループづくりを提供する へ成長していくことを目標として、
仕事につなげる多様な働き方への
必要がある。
マルシェ経験者による講座を実
チャレンジ支援を行った。マルシェを
施予定。
開催して、反省会や振り返りを実施
し、今後の活動について考えた。
女性創業塾を開催
する。
女性創業塾を7月18日に開
催した。
女性・児童セン
ター管理運営事
業
同左
女性創業塾を開催する。
農
業
政
策
課
商
工
労
働
課
女
セ
性
ン
・
タ
ー児
童
商
工
労
働
課
⑤困難を抱える若者への支援
5-5-10
社会生活を営む
上で、困難を抱
えた子ども・若者
に対し、関係機 211503 若者自立支援
相談
関と連携し、切
れ目のない支援
を行う
支援者対象研修会
の実施及び困難を
有する若者とその家
族対象のセミナーを
実施
民生委員・児童委員等の支援者 支援を必要とする方への情報提供の方 支援者対象研修会、困難
を対象に困難を有する若者の現 法
を有する若者とその家族
状と支援について研修を実施。
対象の講演会、困難を有
こ
84名参加。
する若者を抱える家族の 企 ど
困難を有する若者とその家族対
交流会の実施。
画も
象の講演会を実施43名参加。若
課若
者の現状について、一定支援
者
者、家族の理解は得られたと考
える。
-43-
施策内容
コード
(H27)
事業名
平成27年度の
目標・プラン
平成27年度の
主な取り組み及び成果
平成27年度の取り組みを振り返り、
課題と思われること
平成28年度の
目標・プラン
所
属
【基本課題6】男女の仕事と育児・介護の両立のための雇用環境の整備
①保育サービス・児童くらぶなどの充実
6-1-1
多様な保育サー
病後児保育委
ビスの充実を図
託事業
るため、保育所・
認定こども園の 211203 公立保育所延
長保育事業
整備を推進する
とともに、待機児 211209 私立保育所一
時保育事業費
童を解消し、保
育サービスの充 211210 補助事業
私立保育所延
実に努める
211211 長保育事業費
補助事業
211212 私立保育所休
日保育事業費
補助事業
・4月西伊丹保育園
の増築(定員50名
増)
・5月「心音つばさ保
育園」開設(定員100
名)
・「(仮)千僧森のほい
くえん」の開設支援
(定員50名)
・地域型保育事業の
公募、認定
6-1-2
事業者などに対
して企業内保育
所の設置への働
きかけを行う
地域型保育事業の 事業所内保育事業(みどり保育 保育所待機児童の解消。
公募を行い、開設支 園)を開設した。
援を行なう。
・民間認可保育所(3箇所)およ 保育所待機児童の解消
び小規模保育事業(3事業)の開
設支援を行った。
・市立伊丹病院が運営するみど
り保育園において、病児保育事
業を開始(H27.6月)
・引き続き民間認可保育所の
開設、支援等を行う
・病児保育の定員増に向け
て、関係機関との協議・検討
を行い、必要な条件整備を
進める。
保
育
課
・
保
育
政
策
課
企業主導型保育事業の周知
に努める。
保
育
政
策
課
民間活力等の
211202 よる保育所整
備
6-1-3
開設場所、施
設・設備、指導
員の資質、保育
内容などの改善
に努め、児童く
放課後児童く
らぶの充実を図
211401
らぶ事業
る
・延長保育の実施 ・すべての児童くらぶ(17カ
指導員の資質の更なる向上が必要 ・延長保育の実施
・指導員の資質向 所)において17時から18時の である。
・指導員の資質向上
延長保育を実施した。
上
6-1-4
育児ファミリー・
サポート・セン
ター事業につい
てさらに広報し、
育児ファミ
活用を推進す
る。高齢者を含 212214 リー・サポート・
センター事業
む男性会員の
獲得に努める
男性会員の確保に
ついて、引き続き日
曜・祝日のイベント
の機会に周知・啓発
を行うとともに、子育
て支援員制度の活
用、周知について検
討する。
こ
ど
も
家
庭
課
・指導員研修において、保育
指導研修や普通救命救急、
ネイチャーゲーム、高学年・
支援児への対応、人権など
個別研修を実施した。
・子育て支援センターとの合
同講座や休日開催の講座等
において、育児ファミリー・サ
ポート・センター事業のさらな
る周知を図った。
全体会員数68人、男性会員数2人、そ
れぞれ減となった。
子育て支援員制度については、県の提
案内容等から調整・活用が困難となっ
た。
子育て支援センターとの
合同講座実施を継続し、
制度のさらなる周知を図
る。また、日曜・祝日の講
座や男性の参加が多い
「日曜むっく」等の機会に
も広報活動を行い、男性
会員の獲得に努める。
・事業所で活用しようと思えるPR材料の
充実と、出前講座そのものの積極的な
PRや要望に応じた講座内容への対応
が必要。
・関係団体を通じてのアンケート調査で
は、ワーク・ライフ・バランスを希望する
割合が一般市民よりも高い傾向が見ら
れた。
・国・県レベルで拡充され
ている、ワーク・ライフ・バ
ランスや中小企業向け育
児・介護休業に関する助
成金制度についての情報
提供を積極的に行う。
・推進委員や関係課など
を通じて、出前講座のPR
をする。
・出前講座等の資料作成
にあたっては、市民意識
調査の結果を盛り込むな
ど内容の充実を図る。
子
育
て
支
援
課
②「仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)」に関する啓発
6-2-5
「仕事と生活の
調和(ワーク・ラ
イフ・バランス)」
や「育児・介護
休業法」につい
て労使双方に周
知、啓発を行う
・推進委員や関係課
などを通じて、出前
講座のPRをする。
・出前講座で使用で
きる材料の充実と対
応できる職員の育
成。
・ワーク・ライフ・バランスにつ
いて、社会福祉協議会より職
場人権研修の依頼があり、2
か所で実施。
・パネル展で、ワーク・ライフ・
バランスの意識調査や男女
共同参画推進表彰事業所の
パネルを展示。
・商工会議所会報誌「会議所
ジャーナル」に、男女共同参
画推進事業所を紹介する記
事の掲載依頼を行った。
・市民意識調査に加え、事業
主や労働者の関係団体を通
じて、ワーク・ライフ・バランス
の希望と現状、育児休業・介
護休業の取得に関する質問
を含む「男女共同参画に関
するアンケート調査」を実施し
た。
-44-
同
和
・
人
権
推
進
課
施策内容
コード
(H27)
事業名
平成27年度の
目標・プラン
平成27年度の
主な取り組み及び成果
平成27年度の取り組みを振り返り、
課題と思われること
平成28年度の
目標・プラン
4-1-1のとおり
4-1-1のとおり
4-1-1のとおり
4-1-1のとおり
所
属
商
工
労
働
課
③男性にとっての男女共同参画の推進
6-3-6
男性にとっての
男女共同参画
の意義や、生活
自立のための知
識・技術などに 921307
ついて、情報提
供や啓発を行う
女性・児童セン
ター管理運営事
業
6-3-7
男性の仕事と育
児・介護等家庭
生活との両立に
関して啓発を行
う。働き方の見
直しや固定的な
男女の役割分
担の見直しを進
める
6-3-8
男性に対する心
の健康を視野に
入れた情報の提
供や、自殺予防
等のための相談
を行う
いたみ健康・
医療相談ダイ
ヤル24(委託
事業)
・男性にとっての男
女共同参画を考える
講座として、男性の
これからの素敵な生
き方を考えるセミ
ナーを秋に開催して
いきたい。
・定年後を健康で、楽しく豊 ・講座対象者を男性限定にして実施す ・男性対象に月1回の開
かに充実して生きることがで るには受講者の確保が難しいと思われ 催で、6~8回の連続講座 女
きるよう家族や地域での居場 る。
で男性の生活自立とこれ 性
所づくり、仲間づくりに役立つ
からの充実した生き方を
・
「第2の人生応援講座」を2~
考える講座を実施予定。
児
3月全4回で実施した。「男の
童
生活自立度チェック」や「ジェ
セ
ンダーチェック」などの表によ
ン
るお話があり、これからの生き
タ
方を考えるのに役立つ充実
ー
した講座とすることができた。
・今後も固定的性別
役割分担の見直し
やワーク・ライフ・バ
ランスをテーマにし
た啓発紙などを利用
し、出前講座で働き
かける。
・事業所表彰などで
の好事例をPRす
る。
・推進委員会で作成した啓発
紙を様々な行事や講座で継
続して配布。
・市民意識調査に加え、事業
主や労働者の関係団体を通
じて、男性の育児休業・介護
休業の取得に関する質問を
含む「男女共同参画に関す
るアンケート調査」を実施。育
児・介護休業について、一般
市民でどちらかといえばを含
めた「妻のみ取る方がよい」
の割合が、前回調査より共に
減少。また、育児・介護休業
を取得しない理由について、
「職場が取る雰囲気ではな
い」の回答割合が最も多く見
られた。
進捗管理及び既に
事業を実施している
所属以外の現状把
握に努める。
子育て情報誌「いたみすくす 引き続き、既に事業を実施している所
くぶっく・いたみすくすくマッ 属以外の事業実施状況を把握してい
プ」などにより、所属以外の事 く。
業実施状況を把握できた。
既に事業を実施している
所属以外の現状把握に
努める。
いつでも相談できる体
制を確保し、当課だけ
でなくあらゆる年代を
対象とする課がそれぞ
れに周知をはかる。
チラシ・広報などで事業の周知を図
り、継続して事業を実施した。ストレ
ス・メンタルに関する相談はH27
1,251件(7.12%)となっており、若年
から高齢者まで様々な年代の方か
ら、自分や家族に関する相談を受け
ている。
相談案内チラシにも、メンタルヘルスの相談として
紹介されており、24時間心の相談や情報提供が
可能であることをPRしている。自殺予防対策にお
いても、気軽に利用できる相談場所として啓発し
ていく。
いつでも相談できる体制を確
保し、当課だけでなくあらゆ
る年代を対象とする課がそれ
ぞれに周知をはかる。
HPで周知を行う。
伊丹市次世代育成支援行動
計画(愛あいプラン)を引き継
いだ伊丹市子ども・子育て支
援計画では、重点項目として
位置付けていないため、担当
課での対応となり、該当なし。
伊丹市次世代育成支援行動計画(愛あ
いプラン)を引き継いだ伊丹市子ども・
子育て支援計画では、重点項目として
位置付けていないため、担当課での対
応となり、該当なし。
伊丹市次世代育成支援
行動計画(愛あいプラン)
を引き継いだ伊丹市子ど
も・子育て支援計画では、
重点項目として位置付け
ていないため、担当課で
の対応となり、該当なし。
4-1-1のとおり
4-1-1のとおり
4-1-1のとおり
4-1-1のとおり
・市民意識調査結果によると、男性の育
児・介護、地域活動へ関わるために、
①男性が育児・介護休業を取得しやす
い職場環境の整備の推進②男性の参
加があたりまえという風潮づくり③長時
間労働の抑制の順に回答割合が高く、
労使双方への働きかけの必要性を感じ
た。
・国・県レベルで拡充され
ている、ワーク・ライフ・バ
ランスや中小企業向け育
児・介護休業に関する助
成金制度等についての情
報提供を積極的に行う。
・啓発紙や市民意識調査
の結果などを活用し、出
前講座で見直しを働きか
ける。
・事業所表彰などでの好
事例をPRする。
同
和
・
人
権
推
進
課
こ
ど
も
若
者
企
画
課
健
康
政
策
課
④企業における取り組みへの評価
6-4-9
次世代育成支
援対策推進法
について事業者
に周知し、同法
に基づく事業主
行動計画の策
定及び公表を働
きかける
こ
ど
も
若
者
企
画
課
商
工
労
働
課
-45-
平成27年度の
目標・プラン
平成27年度の
主な取り組み及び成果
平成27年度の取り組みを振り返り、
課題と思われること
平成28年度の
目標・プラン
6-4-10
女性の登用や
「仕事と生活の
調和(ワーク・ラ
イフ・バランス)」
など、男女共同
参画に積極的に
取り組む事業所
を取り上げ、市
民に広報する
・これまでの表彰事
業所を紹介したパネ
ル展やホームペー
ジ掲載、チラシの配
布など、PRの機会を
設ける。
・2社の事業所表彰を実施
し、広報伊丹やホームペー
ジ、パネル展、商工会議所発
行の会議所ジャーナルで紹
介した。
27年度の市民意識調査で初
めて質問項目とした男女共
同参画事業所表彰の認知度
は、11.0%と予想よりも高い
数値が判明した。
・男女共同参画推進事業所への表彰
制度や、表彰事業所の取り組みを更に
市民に知ってもらうための効果的な手
法の検討と広報先の開拓。
・過去の表彰事業所を紹
介したパネル展やホーム
ページ掲載の工夫を行
い、男女共同参画推進委
員の関係団体や関係課
等との連携によるチラシ配
布先の開拓など、PRの機
会を増やす。
6-4-11
入札資格審査
申請と同時に各
事業所における
男女共同参画
の推進状況につ
いてのアンケー
トを実施するとと
もに、入札時の
評価方法につい
て調査研究をす
る
本年度は、一年度の
みの中間募集による
登録となるため実施
対象となっていな
「広報伊丹」発 い。
行業務他
中間募集の年度のため、アン
ケートは実施していない。入
札時の評価方法の調査につ
いては、本市の入札実施状
況をもとに国等の動向を踏ま
えながら随時調査研究を
行った。
アンケートの実施は、入札資格審査申請と
は全くの無関係のため任意の形でしか回答
を求められないこと。また、指名基準とは無
関係であるにも拘らず、回答内容によって指
名に影響があるとの疑念を業者に持たせか
ねないこと。
平成28年度は、29・30
年度の入札参加資格申
請年度にあたるため、アン
ケートの実施につき、11
月頃までにアンケートの
実施主体となる同和・人
権推進課との調整を行う。
・これまでのアン
ケートの集計を行う。
・28年度の登録の際
にとるアンケート内
容や回答率向上の
ための工夫を検討
する。
・26年度アンケート結果の集
計報告を作成。回答事業所
数は17件(前回調査時より3
件の微増)で、女性を積極的
に活用する何かの取り組み
があると回答する事業所は約
半数あった。
・本来の入札資格審査申請に合わせて
2年に1回依頼するが審査には影響せ
ず、任意の形でしか回答を求められな
いために回答数が少なく、回答しやす
い内容や回答率向上のための工夫を
検討する必要がある。
・国の「女性の活躍推進に
向けた公共調達及び補助
金の活用に関する取組指
針」決定に伴う情報等、入
札時の評価方法に関する
情報収集と関係課との情
報共有を進める。
・28年度の登録の際にとる
アンケート内容や回答率
向上のための工夫を検討
する。
施策内容
コード
(H27)
事業名
-46-
所
属
同
和
・
人
権
推
進
課
契
約
検
査
課
同
和
・
人
権
推
進
課
基本目標Ⅲ:男女共同参画の理念に立った健康・福祉サービスの充実
<成果目標>
項目
担当課
子宮頸がん検診・乳がん検診の受診率
健康政策課
妊娠28週以降での妊娠届け者数
健康政策課
計画当初 H23年分報告H24年分報告H25年分報告H26年分報告H27年分報告
成果目標
(H28年度)
子宮頸がん 子宮頸がん 子宮頸がん 子宮頸がん 子宮頸がん 子宮頸がん
23.4%
18.7%
23.8%
23.8%
25.0%
24.2%
各検診とも50%
乳がん
乳がん
乳がん
乳がん
乳がん
乳がん
25.1%
25.1%
16.3%
16.3%
17.2%
18.3%
11件
14件
10件
9件
5件
(内、海外出産
6件
5件
(H23年度) (H24年度) (H25年度) 転入 3件) (H26年度)
(H26年度)
食生活バランスアップ教室事業参加者数
健康政策課
保育所の園庭開放参加者数及び育児相談者
保育課
数
地域子育て支援拠点事業等男性参加者数
子育て支援課
母子・父子家庭相談件数
こども家庭課
小学校低学年対象に「給食に関する指導」及
び「食に関する指導」を実施したクラス数
保健体育課
(小学1,2年生対象)
阪神北広域こども急病センター受診者数
(*成果目標は平成25年度~平成29年度事 地域医療推進課
業計画による)
166人
365人
407人
708人
(H23年度) (H24年度) (H25年度)
4,545人
5,300人
5,131人
5,396人
(H23年度)
1,024人
1,174人
1,029人
990人
(H22年度) (H23年度)
685件
658件
578件
650件
(H23年度)
197人
(H26年度)
432人
(H27年度)
1,500人
9,469人
4,924人
5,300人
863人
1143人
1,548人
451件
471件
700件
244クラス
120クラス
236クラス
239クラス
(H22年度) (H23年度) (H24年度) (H25年度)
240クラス
(H26年度)
243クラス
(H27年度)
240クラス
27,797人
26,954人
* 28,000人
27,535人
31,805人
(H23年度)
27,409人
27,837人
【基本課題7】生涯を通じた男女の心と体の健康づくり
①年代や性差に応じた生涯にわたる健康の保持増進
施策内容
コード
(H27)
7-1-1
思春期の心と体
について、自分
自身を大切に
し、相手の心身
の健康にも思い
やりを持つことを
基本に、教育・
啓発や相談を行
う
事業名
平成27年度の
目標・プラン
平成27年度の
主な取り組み及び成果
平成27年度の取り組みを振り返り、
課題と思われること
平成28年度の
目標・プラン
今まで講演会を実施で
きていない3校に対し、
講演会を実施。時期に
ついては、実施校と調
整して決定する。
今まで、講演会「たばこが及ぼす
体への影響」を実施したことのな
い3校に実施した。
実施後のアンケートからも、多く
の子どもたちが、たばこの体への
害を知り、たばこを吸わない選択
をするとの回答を得ることができ
た。
市内の中学生を対象に「みんな
で支えるこころといのち」を配布し
た。
講演会で直接児童にたばこの害を伝えるだけで
なく、校長や養護教諭、その他の先生、保護者、
に対しても、たばこの害、防煙教育の大切さを伝
えることができた。今後学校主体での継続した防
煙教育の充実につなげていきたいと考える。
防煙教育をはじめ、思春期
への取り組みを学校とともに
検討していく。
保健室を中心とした相
談体制及び校内での
連携体制の更なる充
実。
保健体育科の授業を
はじめとするあらゆる学
校活動を通じて、自尊
感情の育成や他者理
解の心を育てる。
保健室の機能の一つである相
談活動の充実を推進した。
また、保健等の授業を通して、
第二次性徴について、正しい知
識と意識を持たせた。
更に、相談活動を充実させるこ
とで、自尊感情や他者理解の心
の育成などに効果を得た。
相談内容が複雑・多様化しており、養護教
諭の対応を超えるものがあるため、校内の連
携体制を整備するとともに、医療・福祉等の
専門機関との連携の在り方を検討していく
必要がある。
保健室を中心とした相談体
制及び校内での連絡体制な
ど、組織的に機能する保健
室経営の充実を図る。
また、保健体育科の授業を
はじめとするあらゆる学校活
動を通じて、自尊感情の育成
や他者理解の心を育てる。
積極的に研修会に
参加するなど、ス
キル向上に努め
る。
・青少年に関する研修会や、 相談にあたる職員のさらなるスキル
カウンセリングに関する研修 向上
会に積極的に参加するととも
に、センターで受けた相談に
ついて、職員同士での振り返
りを行うことで、職員のスキル
が向上してきている。
禁煙支援
自殺予防対策
211501
青少年問題相
談事業
-47-
所
属
健
康
政
策
課
保
健
体
育
課
積極的に研修会に参加
するなど、引き続きスキ
ル向上に努める。
セ少
ン年
タ愛
ー
護
施策内容
コード
(H27)
事業名
平成27年度の
目標・プラン
平成27年度の
主な取り組み及び成果
・対象と相手のニーズ ☆ニーズに応じた情報提供
に応じた情報提供を行 ・対象や相手のニーズを確認し
う。
内容を変更して行った。教材も
依頼者に応じて変更した。
・申込者との細かな打 ☆受講者アンケート
ち合わせを行う。
S中学校では継続した命の授業
の取り組みとして活用して頂き、
・受講者にアンケートを 学生の受講後アンケートで、どの
取り、改善につなげる。 点が心に残ったか知ることが出
来た。視覚に訴える教材は、実
際の大きさなどを感じてもらうこと
が出来、効果的であった。
☆実施内容(出前講座)
・市内学校からの教育の要請・出
前講座平成27度1件。内容「思
春期を迎えるための心と体の準
備」等。
平成27年度の取り組みを振り返り、
課題と思われること
平成28年度の
目標・プラン
・命の大切さから自分を大切に出来る自尊 ・対象と相手のニーズに応じ
感情を高め、他人も大切な存在として認識 た情報提供を行う。
できるよう、現状の把握も含めた教育現場と
の連携と継続性
・申込者との細かな打ち合わ
せを行う。
・教育の現場においてもLGBTの対応が手
探りの状態であり、NPOだけでなく公的支 ・受講者にアンケートを取り、
援が必要である。
改善につなげる。
【講義内容】性に関すること、身
体に関することの真実を伝えるこ
とを目的とした講義
(具体的には)
・高校生対象:は命を造りだす能
力があるということ、親となる覚
悟、自分や相手を考えた行動が
出来るとはどういうことか、女性の
生涯を通じての生と生殖の視点
に立ち、生殖年齢と人生設計等
について講義。
・LGBTを視野に入れた内容
・胎内環境などについて、生徒
自らが心身の健康に関心を持っ
てもらえるような内容
出前講座は、希望日に応じ随時
実施している
7-1-2
更年期・高齢期
における健康情
報や学習機会
の提供を行うとと
もに、検診や保
健事業の実施に
あたっては、
パートタイマー、
自営業者や乳
幼児・介護者を
抱える女性の受
診、参加機会の
充実に努める
①骨密度測定ができる
日と場所の年間スケ
ジュールを「健診べんり
帳」に掲載し、4月15
日全戸配布の実施。
②乳がん・子宮頸がん
について、対象者に無
料クーポン券の送付と
骨密度測定会 受診勧奨の送付の実
前立腺がん検 施。
診 がん検 ③前立腺がん検診実
施。
診推進事業
①骨密度測定会および、30歳
代の健診、地区健康展、イオン
健康づくり大作戦・健康フェア・
いい歯の日イベント(希望者)に
対する骨密度測定を実施。
②乳がん検診、子宮がん検診の
実施。がん検診推進事業の対象
者に無料クーポン券を送付。
③図書館とタイアップし、乳がん
月間(10月)に乳がん関連図書
の展示や検診等の啓発・PRを実
施。
④前立腺がん検診を実施。受診
者数は増加している。
⑤多忙な人でも1回で胃がん・肺
がん・大腸がん・乳がん・子宮が
ん・前立腺がん検診が受診でき
るセット検診を開始。
伊
丹
病
院
①30歳代の健診を託児付きで検診実施を
行った。さらなる受診者の増加。 ②乳がん
検診、子宮がん検診の受診者の増加。④前
立腺がん検診の増加。④がんセット検診利
用者の増加。
・広報いたみなどを 女性のライフサイクルの中で ・外来受診者には、看護師が聞き取り
活用する。
起こりうる更年期をいかに楽 や相談に応じている
しく過ごしていくかなど更年 ・広報を積極的に行う
期女性の健康について、助
産師がアドバイスする出前講
座を実施。
①「健診べんり帳」に掲載し、
4月15日全戸配布し、周知を
図る。
②乳がん・子宮頸がんにつ
いて、対象者に無料クーポン
券を5月末に送付予定。
③前立腺がん検診実施。
健
康
政
策
課
・広報いたみなどを活用
する。
また外来で不定愁訴を訴え
る方には、自己チェック表を
渡し、医師の診断につなげる
などしている。
平成27年度 出前講座2件
・小学生の保護者対象:「女
性と身体のホルモンの関係」
・成人 視覚障害者対象:「更
年期へようこそ」
7-1-3
性差に応じた適
切な医療の推進
に努める
・産婦人科医師を中 ・産婦人科の常勤医師が5人 常勤医師が平成27年度より着任した
・産婦人科医師を中心に
心に検討を開始す 着任し、産婦人科の入院診 が、分娩再開に向けた準備段階等のた 検討を行う。
る
療を再開した。
め性差医療については十分検討できな
かった。
-48-
所
属
伊
丹
病
院
伊
丹
病
院
施策内容
コード
(H27)
事業名
7-1-4
保育付きスポー
ツ教室の実施な
ど、男女共同参
画の視点に配慮
した健康・スポー
ツ活動を推進す
る
平成27年度の
目標・プラン
平成27年度の
主な取り組み及び成果
平成27年度の取り組みを振り返り、
課題と思われること
平成28年度の
目標・プラン
年度当初(平成27年
度)の教室受講生募
集広報紙では、裏表
紙に託児について
掲載するとともに、親
子で参加できるイベ
ント(5月30日:親子d
eピクニック)を新規
で追加し、託児利用
者にも参加を促して
いる。
教室受講生募集広報誌の裏
一面に掲載。また親子で参
加できるイベント(親子deピク
ニック・やきいも&いもほり・ハ
イキング・ふうせんバレーボー
ル)を開催。
子育て世代の保護者がス
ポーツに親しむ機会を持つこ
とにより、託児利用の教室参
加が増加した。
親子で楽しむイベントだけでなく、家族
で楽しむイベントとしていく。
父子の参加を増加させることが課題で
ある。
教室受講生募集広報紙
に掲載する。工事のた
め、体育館棟の利用がで
きないが託児場所を確保
し、一年を通して託児利
用を実施する。またふうせ
んバレーボールやハイキ
ングに加え、親子イベント
を5回実施する。また親子
でふれあう水泳や親子
サッカーなどを開催し託
児利用者増加を目指す。
所
属
伊
丹ス
スポ
ー
ポ
ー
ツ
ツ振
セ興
ン課
タ ・
ー
②妊娠や出産などに関する女性の主体的な意思決定に関する啓発
7-2-5
妊娠・出産など、
女性の生涯にわ
たる健康を支援
するための情報
提供や啓発はリ
プロダクティブ・
ヘルス/ライツ
(性と生殖の健
康・権利)の視点
に立って行う
7-2-6
妊娠・出産期の
女性や胎児、乳
幼児の健康につ
いて理解を深め
るため、家族を
巻き込んだ保健
事業を行う
今後も継続して実施す 妊娠届出書の情報を元に地区 妊娠期における相談のニーズを把握する。
る。
担当保健師が継続的・包括的な
支援の実施に努めた。
H28年度に妊娠・出産包括
支援事業を実施予定。
・緊急避妊、STD、
子宮頸癌に妊孕力
(女性が子どもを産
む能力)などを講座
の内容に取り入れ
る。
・緊急避妊、STD、子宮頸
癌に妊孕力(女性が子ど
もを産む能力)などを講座
の内容に取り入れる。
・出前講座などの機会に、特 ・講座内容の充実
に高校生や出産を控えたお
母さんに対してリプロダクティ
ブ・ヘルス/ライツを踏まえた
講義を行った。
高校生対象には、緊急避
妊、STD、子宮頸癌に妊孕力
・妊娠した子が必ず などを講義し、自分の人生設
しも元気な子ではな 計について選択出来る能力
い事例についてな の向上を図った。
ど、新たな視点を講 ・LGBTについても情報提供
座内容に取り入れ ・胎内環境とその後の影響に
る。
ついての話を加え、心身の健
康を見直す機会とし、命をつ
なぐ準備をするような関わりを
行った。
参加者に関心を持って
もらえるように2回目
テーマの表現を変更す
る。
マタニティク
ラス
妊婦だけでなく、パートナーをは
じめとした家族の参加が出来る
事業であることをアピールするた
めに事業名の変更を行った。(新
事業名:もうすぐパパママ教室)
参加者はのべ459人(妊婦78.
4%、パートナー19.6%、祖父母
2.0%)参加者数は増加傾向にあ
る。またパートナーの参加率も増
加している。2回コース実施で1回
目より2回目の参加者が少ない
傾向にある。アンケートではどの
テーマも評価が高かった。妊婦
だけでなく、パートナー等の参加
を促すために事業名称の変更を
行った。
妊婦とその家族に向
けた「助産師たより」
を計画、ホームペー
ジは分娩再開時に
再開
伊
丹
病
院
病院・産院等の実施内容とは違うものであ 参加者に関心を持ってもらえ
り、妊婦や家族のニーズにあったものを実施 るように2回目テーマの表現
することが必要であるため、アンケート等を を変更する。
参考に今後も適宜検討していく。
・妊娠期クラスへの参加や健 ・妊娠期、産褥期のDVチェックを行え
診時のエコーを同席して見れ ていない。
る様声かけを行う。希望者に
は立会い分娩や出産後ベ
ビーと共に過ごす時間を拡
大し、 母性父性への介入
・分娩再開時に妊娠 を行う。DVについては伊丹
期、産褥期のDV
市DV相談等の窓口紹介や
チェックを再開
外来での相談で対応する。
・市立伊丹病院(児童、障害
者、高齢者)・DV・性犯罪担
当部会(産婦人科、小児科、
脳外科の医師、MSW、医事
課、外来師長、産婦人科病
棟師長等で構成)において、
現状把握や対策について協
議を実施している。
・平成27年4月に産婦人科
常勤医師が5名着任し、分娩
再開したことに伴い、平成27
年10月よりマザークラスを再
開した。
-49-
・妊娠した子が必ずしも元
気な子ではない事例につ
いてなど、新たな視点を
講座内容に取り入れる。
健
康
政
策
課
健
康
政
策
課
妊婦とその家族に向けた
「助産師たより」を計画、
ホームページは分娩再開
時に再開
・分娩再開時に妊娠期、
産褥期のDVチェックを検
討
伊
丹
病
院
施策内容
7-2-7
医療機関と協力
しながら、不妊
に関する専門相
談機関や県が
実施する治療費
助成事業につい
て広く情報提供
する
コード
(H27)
事業名
平成27年度の
目標・プラン
平成27年度の
主な取り組み及び成果
今後も継続して実施す 専門相談や治療費助成の案内
る。
チラシを設置して普及啓発を
図った。
平成27年度の取り組みを振り返り、
課題と思われること
平成28年度の
目標・プラン
継続して専門相談や治療費助成の案内チ
ラシを設置する。
今後も継続して実施する。
健
康
政
策
課
啓発
他院の紹介なども含
め、希望者への適切
な情報提供を今後も
継続して行ってい
く。
所
属
ホルモン治療やHSGなどの 不妊治療は、土日も含めた対応が求め 他院の紹介なども含め、
一般的不妊症への外来対応 られるため、当院で拡大していくことが 希望者への適切な情報提
を行い、IVF-ET(体外受精- 難しい。
供を今後も継続して行っ
伊
胚移植)等の高度医療への
ていく。
丹
つなぎをしている。
病
院
③母体保護の向上、母子保健の充実
7-3-8
妊娠・出産期の
母体保護の向
上、母子保健の
充実を図る。併
せて、産後うつ
に対する早期発
見支援を図るた
めの体制づくり
を行う
マタニティ
マーク
今後も妊娠期からの継
続支援を通して産後う
つのリスクの高い妊婦
を早期に把握、支援で
きるよう体制づくりにつ
なげる。
①母子健康手帳交付時にマタ二
ティマークキーホルダーを配布。
②妊婦健康診査助成は、昨年度
同様に98,000円の助成を実施し
た。③乳幼児期の家庭を対象と
した助産師・保健師の訪問活動
を実施した。
①②前年度と同様。③前年度と同様に乳幼
児期の家庭を対象とした助産師・保健師の
訪問活動を実施。妊娠期からの継続的支援
を通して産後うつのリスクの高い妊婦を早期
に把握、支援できるよう体制づくりをすすめ
る必要がある。
パンフレット配付機
会を3歳児健診から1
歳6か月健診時にシ
フトすることで早期
周知に努めるととも
に、4か月健診時の
職員による直接案内
を継続して行う。
4か月健診及び1歳6か月健 4か月健診時の直接案内により、地域
診時に、地域子育て支援拠 子育て支援拠点の0歳児の保護者の利
点など、気軽に子育て相談が 用が増加傾向にある。
できる場所等についての案
内を行った。4か月健診時に
は、指導員自らが保健セン
ターで直接案内を行った。
今後も妊娠期からの継続支
援を通して産後うつのリスク
の高い妊婦を早期に把握、
支援できるよう体制づくりに
つなげる。
指導員による4か月健診
時の直接案内を継続し、
気軽に相談できる拠点等
について、さらなる周知を
図る。
医師も巻き込んだ検 ・妊娠期より保健指導で関わ グレーゾーンへの介入と治療段階にお 医師も巻き込んだ検討会
討会の開催につい り、社会心理面で気になる妊 けるMSW、産婦人科医師、精神科医師 の開催についての検討。
ての検討。
産婦には支援者など支援体 の連携など対策が必要。MSWと保健師 医師、助産師、保健所看
制の確保や介入を行い医
のみではなく治療的側面から医師も巻 護師等と情報交換や現状
師、保健センターとの連携を き込んだ検討会の開催が必要である。 把握についての連携を強
とっている。
化。
・北阪神の保健所主催の医
療者の情報交換と学習会
に、助産師2名が参加。
健
康
政
策
課
子
育
て
支
援
課
伊
丹
病
院
④健康を脅かす問題への配慮
7-4-9
HIV感染/エイ
ズや性感染症に
対する正しい知
識の普及や予
防教育を推進す
るとともに、感染
者や患者への
差別や偏見をな
くすための教
育・啓発を行う
7-4-10
飲酒、喫煙、薬
物乱用、過激な
ダイエットなどが
心身に及ぼす影
響について教
育、啓発を行う
引き続き、講演会やイ ポスター掲示や案内の配布など 今後も継続した情報発信が必要であると思
ベント等で情報発信を を実施した。
われる。
していく。
保健体育科の授業を
通じて、感染症に対す
る正しい知識の普及や
予防教育を推進すると
ともに、感染者や患者
への差別や偏見をなく
学校保健指導 すための教育・啓発を
222311
行う。
助言事務
保健体育科の授業を通して、 地域や保護者に向けた啓発の機会を更に
児童生徒への正しい知識、情報 充実させることが必要である。
を伝え、感染の予防と感染者や
患者への差別偏見をなくすよう
に指導することで、児童生徒が
HIV感染等について正しく理解
するとともに、差別や偏見をなく
し、人権を大切にする教育の推
進ができた。
今後も継続的に実施する。
健
康
政
策
課
保健体育科の授業を通じて、
感染症に対する正しい知識
の普及や予防教育を推進す
るとともに、感染者や患者へ
の差別・偏見をなくすための
教育・啓発を行う。
保
健
体
育
課
引き続き、講演会やイ 禁煙への啓発は昨年度と同様、①小 今後も、広く喫煙や過激なダイエットに対す 引き続き、講座・講演会やイ
ベント等で情報発信を 学校3校での講演会、②禁煙に関す る正しい知識を普及や啓発していく必要が ベント、保健センターへの展
る啓発と禁煙相談の実施、③イベント あると考える。
していく。
示等の機会で情報発信をし
等でのマイクロCOモニター(呼気中
ていく。
二酸化炭素値)の測定を実施。25年
度より④胃がん肺がん検診受診者の
内、喫煙者には、禁煙のチラシを結
果に同封。
薬物乱用防止のポスターを保健セン
ターに掲示した。
過激なダイエットの予防については、
小学校での食育講座や、妊娠中の
人を対象とした教室において、心身
への影響や危険性について伝えた。
-50-
健
康
政
策
課
施策内容
平成27年度の
主な取り組み及び成果
平成27年度の取り組みを振り返り、
課題と思われること
平成28年度の
目標・プラン
各関係機関と連携し、
防煙教育を実施する。
保健体育科の授業の
中で、危険ドラッグをは
じめとする薬物乱用防
止や飲酒防止などに
学校保健指導 ついて更なる充実を図
222311
り、小・中学生に正しい
助言事務
知識、情報を伝えると
ともに、自ら判断し行動
する力を育てる。
薬物乱用防止教室等の保健学
習や、保健室だより等により、児
童生徒へ正しい知識・情報を発
信した。
また、保健担当者会において
実践交流を行い、各校における
指導の充実を図った。
更に、保健担当者を対象に、
「薬物乱用防止」及び「がん教
育」に関する研修会を実施し、教
員の資質の向上を図った。
近年大きな社会問題となっている、危険ド
ラッグをはじめとする薬物乱用防止や飲酒
防止等について、各関係機関と連携を図
り、学校現場への外部講師等による専門的
な助言や啓発を行う等、更なる充実を図る
必要がある。
保健体育科の授業の中
で、危険ドラッグをはじめとす
る薬物乱用防止や飲酒防止
等について、更なる充実を図
り、児童生徒に正しい知識・
情報を伝えるとともに、自ら判
断し行動できる力を養う。
・小売酒販組合主
催のキャンペーン
に参加し、未成年
者の飲酒防止の啓
青少年健全育
発を行う。
213106 成関係広報啓
・DVDを活用する
発事業
など、危険ドラッグ
について啓発して
いく。
・小売酒販組合主催のキャン 危険ドラッグとともに大麻について
ペーンに職員が参加し、未成 も、継続的に情報収集していく必要
年者の飲酒防止の啓発を
がある。
行った。
・危険ドラッグをテーマとした
DVDの貸し出しが8回あっ
た。
コード
(H27)
事業名
平成27年度の
目標・プラン
・DVDを活用するなど、
危険ドラッグや大麻の
危険性について啓発し
ていく。
所
属
保
健
体
育
課
少
年
愛
護
セ
ン
タ
ー
⑤医療・福祉従事者への男女共同参画についての研修
7-5-11
医療・福祉従事
者が人権尊重と
男女共同参画
について十分理
高齢者の成年
解して市民に接
することができる 130702 後見制度利用
支援事業
よう、専門分野
に応じた研修を
実施する
市民後見人の資質
の向上および活動
支援のため、必要な
研修・支援を行うとと
もに、市民後見人の
選任が望まれる成年
後見の申立事案に
ついて、市民を後見
人候補者とした審判
請求を進める。
市民後見人養成講座を実施 市民後見人が実際に活動する場を増
し、32名の申し込みがあり、 やす必要がある。
このうち、17名(男性6名、女
性11名)が市民後見人候補
者登録に向けて、実習を受
講することとなった。また、既
存の市民後見人候補者のう
ち、1名(女性)が本市初の市
民後見人として、活動するこ
とができた。
伊丹市男女共同参 民生委員児童委員が全員参 継続して学習することによる更なる理解
画研修への参加。 加する定例会において研修 が必要。
会を実施。
<1月>
伊丹市男女共同参画研修
「地域における女性の貧困と
ひとり親家庭への支援につい
民生児童委員
て」
131103 等活動委託事
講師 神戸女学院大学現代
業
社会部
教授 神原文子 氏
年度内に、市民後見人と
して活動する第2号の誕
生をめざす。
今年度は民生委員児童
委員の一斉改選を控えて
おり、新任の民生委員児
童委員の方も多数出てく
るため、引き続き伊丹市
男女共同参画研修への
参加を検討する。
研修で得た知識を各々の民
生委員の活動に活かせてい
る。
7-5-15
医療・福祉従事
者が人権尊重と
男女共同参画
について十分理
解して市民に接
することができる
よう、専門分野
に応じた研修を
実施する
市内介護保険サー
ビス事業者に対し、
地域包括支援セン
ター等が実施する高
齢者の人権尊重等
に関する研修・講習
の情報を周知する。
市内介護保険サービス事業
者に対し、認知症関連を含
む高齢者の人権尊重等に関
する研修・講演会を地域包括
支援センターを通じて実施す
るとともに、当該研修等の情
報の周知に努めた。
児童虐待防止から
児童の人権を守るた
めの専門的知識を
深める研修を実施
する。時期は未定
要保護児童対策地域協議会 専門性を高めるため、引き続き研修を
の関係職員に対し、虐待通 実施していく必要がある。
告後の保護者への対応方法
について研修を実施し理解
を深めることができた。
人権研修は、今後も
職場研修を中心に
継続して行っていく
必要がある。
管理職研修、人権研修など 勤務の関係上、全職員が受講すること 人権研修は、今後も職場
の機会を通じて人権や男女 が難しい状況ではあるが、全職種で研 研修を中心に継続して
共同参画への意識の向上を 修を実施することが出来た。
行っていく必要がある。
図る。
また、患者等に配布する文書
について、男女平等に関する
表現指針に基づいた表現と
なるよう周知を行う。
・医師、看護師等の医療職も
含め人権研修にLGBTを取
り上げ研修を実施した。
-51-
認知症を含め高齢者の人権尊重等に
関する問題は多様化しており、引き続き
介護保険サービス事業者に対し、地域
包括支援センターを通じ研修等を行っ
ていく必要がある。
地
域
・
高
年
福
祉
課
地
域
・
高
年
福
祉
課
地域包括支援センターの
実施する研修・事業及び
介護保険事業者連絡会
等を通じ、人権尊重及び 介
男女共同参画について介
護
護保険サービス事業者の
保
知識向上を図っていく。
険
課
児童虐待防止の観点か
ら、児童の人権に関する
専門的知識を深めるため
研修を実施する。
こ
ど
も
家
庭
課
伊
丹
病
院
施策内容
コード
(H27)
事業名
平成27年度の
目標・プラン
平成27年度の
主な取り組み及び成果
平成27年度の取り組みを振り返り、
課題と思われること
平成28年度の
目標・プラン
引き続き、個別ケー
スの支援を通じて、
権利擁護における
関係機関との情報
共有、ネットワーク強
化を行うとともに、事
例の検討を取り入れ
た会議や研修等を
通じて、権利擁護に
ついての、更なる普
及啓発に努める。
①個別ケースの課題解決に
向けた多職種協働でのカン
ファレンスの開催
②専門職(多職種)を対象と
した研修会・連携会の開催
・伊丹市介護支援専門員連
携会(年2回)
・伊丹市認知症ケア多職種
研究会(年4回)
・伊丹市認知症ケア多職種
協働研修会(年2回)
・虐待対応研修(年1回)
・相談援助技術関連研修(年
2回)
・制度理解研修(年1回)
個別課題解決に向けた多職種協働の
話し合いの場づくりについて、住民も含
めた地域ケア会議の体系づくりを進め
る必要があるが、まだ十分に進んでい
ない。
医療と介護の連携に関しても具体的な
取り組みの検討が必要。
・多職種協働による研修会、
連携会の継続実施(昨年度
同様のテーマに沿って内容
を検討し、同回数での実施を
予定)
※7月から順次開催予定
地域ケア会議の体系づくりと
実施
今年度は個別ケア会議を9ヶ
所の地域包括支援センターで5
月から実施。さらに今年度、
生活圏域単位でのケア会
議、全市域単位でのケア会
議の体系について市と検討。
所
属
伊
丹
市
社
会
福
祉
協
議
会
【基本課題8】高齢者・障がい者(児)、ひとり親の家庭などが孤立せず、安心して暮らせる環境の整備
①高齢者・障がい者(児)が安心して暮らせるそれぞれへの介護環境の整備
8-1-1
家族介護者の
性別や年齢層な
ど、実態の把握
に努め、同性に
家族介護教室
よる介護など男 130604 事業
女共同参画の
視点を盛り込む
133202
8-1-2
高齢期の女性
や障がいのある
女性が社会的に
不利な状況に陥
りがちなことを踏
まえ、その生活
実態やニーズを
細かく把握する
よう努める
引続き、市内の家族
介護会について「介
護保険サービス利
用のてびき」にて情
報提供に努めるとと
もに、広報特集号な
どでも記事に取り上
げ、認知度の向上
や活動の周知に努
める。
「介護保険サービス利用のて
びき」等各パンフレット・ちらし
等によって、市内の家族介護
会についてひろく情報提供を
行い、認知度の向上に努め
た。
刊行物のイラストに 刊行物のイラストに「介護者
「介護者は女性」とイ は女性」とイメージを植えつけ
メージを植えつける るようなものは使わなかった。
ようなものは使わな
い。
男女共同参画の視点を盛り込んだ男性
家族介護者の会の活動について、特に
さらなる認知度の向上を図る必要があ
る。
引き続き、介護保険関連
各パンフレット及びちら
し、ホームページ等にお
いて、家族介護会につい
て広く情報提供を行い、
参加者の増加促進に努め
る。
人件費に係る介護報酬の単価を見直
す動きがあるにもかかわらず、まだまだ
収入が低いため女性のヘルパーが多
く、男性の職業として定着しにくい実態
がある。
刊行物のイラストに「介護
者は女性」とイメージを植
えつけるようなものは使わ
ない。
日常生活圏域ニー
ズ調査において、把
握された実態を基
に、事業者連絡会
等を通じ、男女共同
参画の視点に立っ
たサービス提供に関
する啓発等を行う。
地域包括支援センターを通 継続して介護保険事業者に対し、男女 事業者連絡会等により、
じた研修及び事業者連絡会 共同参画の視点に立ったサービス提供 市内介護保険事業者に
等により、男女共同参画の視 に関する啓発を行う必要がある。
対し男女共同参画の視点
点に立ったサービス提供に
に立ったサービス提供に
関する啓発を行った。
関しパンフレット等を配布
し啓発を行う。
・総務課とも協議し
ながら、ハローワー
ク等を活用した職員
募集の継続
・準備体操の促進
・市広報やハローワーク等に
繰り返し募集を掲載するとと
もに、職員の知り合いやボラ
ンティア等つながりのある
方々へ案内することにより、
27年度に1名、28年度に1名
の男性パート職員が入った。
民生委員と地域包
括支援センターの連
携を密にし、ニーズ
を把握した後のフォ
高齢者実態調 ローに取り組む。
査事業
障がいのある女性が
社会的不利な状況
に陥りやすいことを
踏まえ、丁寧な傾聴
を心がけ相談(ケー
スワーク)をするよう
努める。
男性職員を確保したが、利用者の男女
比に比べて職員の男女比に差があるた
め、利用者の性別に関わらず、すべて
の対象者がデイサービスに来所しやす
い環境のひとつとしての同性介護体制
を維持することが課題である。
同性介護を原則としてい
るが、職員の男女に関係
なく、介護の基本方法を
徹底し、職員(男女)で利
用者の負担にならない
サービスを年間通して実
施していく。
27年度よりこれまで1カ所で 各地域包括支援センターの支援のレベ 高齢者実態調査等から吸
あった地域包括支援セン
ルに差が出ないようにする必要がある。 い上げたニーズについ
ターを9カ所に増設し、基幹
て、各地域包括支援セン
型地域包括支援センター1カ
ターが具体に対応しやす
所を設置したことにより、高齢
いよう、基幹型地域包括
者に関わる地域の専門職が
支援センターとともに、支
増加し、これまで以上に高齢
援を行う。
者への支援を行うことができ
た。
障がい者、介護者から日々 個別の障害特性や環境要因を理解し
相談を受けてニーズを把握 た支援を行うための関係機関との連
し、おかれている状況の改善 携。
に取り組んだ。
-52-
障がいのある女性が社会
的不利な状況に陥りやす
いことを踏まえ、丁寧な傾
聴を心がけ相談(ケース
ワーク)をするよう努める。
介
護
保
険
課
障
害
福
祉
課
介
護
保
険
課
伊
丹
市
社
会
福
祉
協
議
会
地
域
・
高
年
福
祉
課
障
害
福
祉
課
施策内容
コード
(H27)
事業名
平成27年度の
目標・プラン
平成27年度の
主な取り組み及び成果
平成27年度の取り組みを振り返り、
課題と思われること
平成28年度の
目標・プラン
実態調査の目的を
より明確に伝え、より
多くのニーズ把握に
つなげるため、6月
に実態調査の継続
実施。
①市地域・高年福祉課、民生
委員児童委員、地域包括支
援センターと協働した高齢者実
態調査の実施。
高齢者実態調査は調査対象者が年々
増加している中で、調査者である民生
委員の負担は大きくなっている。
また調査結果のとりまとめについて、予
算、人員的なことや、膨大な個人情報
を取り扱うリスク、負担は大きかった。
高齢者の地域生活につい
て、地域の中で必要な取
り組みや、高齢者のニー
ズを、調査結果の中から
抽出し、総合事業を進め
ていくうえでの貴重な情報
として活用するとともに、
実態把握訪問を通じて
ニーズキャッチをすすめ、
早期支援につなげる。
所
属
伊
丹
市
社
会
福
祉
協
議
会
②介護者が安心して暮らせる環境の整備
8-2-3
介護保険各種てび
介護に関する総
きにおいて、窓口と
合的な相談体制
なる地域包括支援
を充実させ、窓
センターに関する情
地域包括支援
口の周知に努め 130401
報を掲載し、周知に
センター事業
る
努める。
8-2-4
家族介護者に
対する介護教室
やリフレッシュ事
業、健康教室、
家族介護教室
相談事業、レス 131301
事業
パイト事業、介
護者会の活動
支援などを通し
て、家族介護者
の負担の軽減と
健康管理の支
援に努める
介護保険各種手引きにおい 各地域に応じた介護に関する総合的な 引き続き、介護保険関連
て、地図等を掲載し、窓口と 窓口として機能を充実させるため、引き 各パンフレットにおいて地
なる地域包括支援センター 続き職員研修等支援が必要である。
域包括支援センターの業
の所在地等関連情報を掲載
務内容・所在地等関連情
し、窓口の周知に努めた。
報について広く情報提供
を行う。
引き続き、介護保険
各種てびき等におい
ては、介護に関する
総合的な相談窓口
を掲載し、周知に努
める。
また、「介護保険制
度のてびき」は65歳
以上高齢者全員に
配布する。
介護保険各種手引き及び他
課が市民向けに配布するパ
ンフレット等にも介護に関す
る総合窓口を掲載し、ひろく
周知に努めた。
平成27年度より設置された9
か所の地域包括支援セン
ター等、介護に関する総合的
な窓口の周知に努めた。
地域包括支援センターを9か所設置し
たことにより、総合相談の体制が充実で
きたことから、さらに窓口の周知に努め
る。
引き続き、介護保険各種
手引き等において介護に
関する相談窓口を掲載
し、周知に努める。
高齢者の増加に伴
い、地域の身近な窓
口として、9ヵ所の地
域包括支援センター
が設置された。地域
への情報周知を進
める。
①地域包括支援センターパ
ンフレットの作成、配布。
②市地域・高年福祉課、民生
委員児童委員、地域包括支
援センターと協働した高齢者実
態調査後の要援護高齢者に
対する実態把握訪問の実
施。
昨年度に比べて地域包括支援センターに
対する相談件数は増加したが、相談件
数に対する対応件数については、相談
件数程の伸びがなかったため、よりアウ
トリーチ(実態把握訪問等)の取り組み
強化が必要。
今年度も地域包括支援セ
ンターパンフレットを作成
し、広く市民に周知を図る
他、引き続き、実態把握
訪問等を通じて、相談窓
口周知を図る。
教室参加者募集時
に、ケアマネジャー
等にも情報を提供
し、必要な介護家族
への情報提供に取り
組む。
教室参加者募集時にちらし・
ホームページ等により、ケア
マネジャー等を含め、ひろく
市民に対し情報提供を行っ
た。各地域型地域包括支援
センターにおいて、地域の実
情に応じた介護教室を実施
し、家族介護者の負担軽減
を健康管理の支援に努め
た。
各地域型地域包括支援センターによ
り、地域の実情に応じた介護教室を実
施し、介護家族に様々な情報を提供す
る必要がある。
引き続き、介護家族に必
要な情報が伝わるよう、地
域包括支援センター・ケ
アマネジャーを含め、広く
介護教室実施に関する情
報提供を行う。
家族会の活動を支
援する。短期入所や
日中活動サービスの
基盤整備を図る。
障害者福祉センター事業に
おいて介護教室、リフレッ
シュ事業や相談事業等を実
施した
短期入所施設が満床で利用したいとき 家族会の活動を支援す
に使えない事案があった。
る。短期入所や日中活動
サービスの基盤整備を図
る。
若年認知症サポー
ターとともに、「若年
認知症への理解啓
発活動」と、「若年認
知症のご本人とその
家族の居場所づく
り」の2本柱で、取り
組みを進める。
「若年認知症のつどい」への 若年認知症の具体的ニーズが、十分把 現在関わりのある当事者
参加者が若年認知症サポー 握できていない。
及び家族から具体的な
ターによる構成となったた
「若年認知症のご本人と
め、27年度より若年認知症の
その家族の居場所づくり」
本人、家族への支援につい
を進め、28年度中に具体
て考える若年認知症の会「ふ
的な活動の場をつくる。
らっと」を結成。
27年度は、「ふらっと」が主催
で、若年認知症への理解啓
発活動として、「若年認知症
映画会&座談会」を開催。
28年度より「若年認知症のご
本人とその家族の居場所づく
り」に向けた検討を進めてい
く。
-53-
介
護
保
険
課
介
護
保
険
課
伊
丹
市
社
会
福
祉
協
議
会
介
護
保
険
課
障
害
福
祉
課
伊
丹
市
社
会
福
祉
協
議
会
施策内容
8-2-5
家族介護に関
する事業の実施
にあたっては、
男性の参加が得
られるよう内容
や時間帯などを
工夫するととも
に、男女共同参
画の視点を盛り
込むよう努める
コード
(H27)
事業名
平成27年度の
目標・プラン
各団体で開催する
事業について、ちら
しの配布や広報を行
い、団体に所属して
家族介護者支 いない市民への周
知を図る。
援交流事業
引き続き、市民の参
加する事業開催に
関しては、男性が参
加しやすい実施日
や時間の設定に努
めるとともに男女共
同参画の視点に配
慮する。
平成27年度の
主な取り組み及び成果
平成27年度の取り組みを振り返り、
課題と思われること
平成28年度の
目標・プラン
広く市民に事業を知っていた ニーズ調査で必要とされた事業につい ニーズ調査で必要性が高
だくため、市のホームページ て、実施する必要がある。
いと思われる「介護マー
でも各行事の案内を実施した
ク」普及啓発事業につい
ほか、家族介護者団体を対
て、28年度中に実施す
象に介護マークに関する
る。
ニーズ調査を実施した。
男性の参加が得られるよう男 引き続き、事業実施に際し特に男性の 引き続き、市民の参加す
性向けの家族介護者の会を 参加が得られるよう男女参画の視点を る事業開催に関しては、
地域包括支援センターを通 盛り込むよう努める必要がある。
男性が参加しやすい実施
じて実施し、男女共同参画の
日や時間帯の設定に努め
視点を盛り込むように努め
る。加えて、事業者連絡
た。
会等を通じて民間事業者
に対しても男性の参加と
男女共同参画に視点を置
いた事業の実施を働き掛
ける。
所
属
地
域
・
高
年
福
祉
課
介
護
保
険
課
③高齢者・障がい者(児)の自立や社会参画への支援
8-3-6
介護予防に関わ
る活動を進め、
高齢者の自立を
促進する
各地域型地域包括
支援センターが主と
なり、担当地区内の
活動の支援を実施
し、基幹型及び市
通所型介護予 は、地域型の支援を
131103
防事業
行いながら、事業引
き継ぎを行う。
ケアマネジャーの連
携会を通じて、介護
予防における研修
会、勉強会を実施す
る。
9ヶ所の地域包括支
援センターと連携
し、いきいき百歳体
操の啓発と取り組み
を行う。
8-3-7
高齢者や障がい
者(児)の自立と
社会参画に向
け、就労を支援
する
基幹型地域包括支援セン
引き続き、地域の実態に応じた活動支 より各地域の実情に応じ
ター及び市より、各地域型に 援が行われるよう地域包括支援セン
た事業が実施できるよう基
事業引き継ぎが行われ、より ターを支援していく必要がある。
幹型地域包括支援セン
各地域の実態に応じた活動
ター及び市が地域型地域 介
支援が行われる体制を整備
包括支援センターを支援 護
した。
していく。
保
険
課
①9ヶ所の地域包括支援セン
ターと協働した、地域への介
護予防に関する出前講座の
開催。
②9ヶ所の地域包括支援セン
ターと協働した、地域へのい
きいき百歳体操啓発、推進。
②市と協働した健康大学、体
力測定会の実施。
いきいき百歳体操については、実施希望の
団体を中心に実施に向けた支援を行ってき
たが、こちらからの積極的な啓発アプローチ
が少なかったため、今後はより積極的な啓
発、推進に向けたアウトリーチが必要。
健康・介護予防に関する
啓発講座とそれに向けた
いきいき百歳体操の取り
組み啓発を一体として、
各地域でターゲット(サロ
ン、老人会等)を絞り、ア
ウトリーチ活動を、5月から
実施する。
地域社会の活性化
に貢献すべく、会員
の安全・安心な就業
に留意しつつ、魅力
あるシルバー事業を
シルバー人材 展開し、会員の増加
130801 センター運営 や、民間部門からの
受注件数の増加を
補助事業
目指す。
受注契約増加を目指すた
公共事業の受注については限界がある 受注増加については、シ
め、チラシによるPR活動を実 ため、民間受注の増加に引き続き取り ルバー人材センターが行
施した。また、市役所1階ロ 組む。
う様々な施策が重要とな
ビーのスペースにてパネル展
るため、市としてサポート
を行い、シルバー人材セン
体制が取れるよう相互の
ターの事業内容について、多
関係性を良好に築いてい
くの市民に周知できるよう取り
く。
組んだ。
希望する障がい者
就労施設が販売す
る商品の課題解決
のため専門家から
「商品開発」と「販
売」等の指導・助言
を受ける事業を実施
する。
障害者就労施設に対して専 障害者就労施設の経営ノウハウ等につ 利用者の可能性を存分に
門家を派遣する支援を実施 いて財政的、人的資源が乏しい。
引き出すため、管理会
した。平成27年度、農家との
計、経営診断、営業チラ
新たな連携により、農地確
シ作成法等知識を得られ
保、農作物生産量の増加、
る全市内事業所参加型研
農作物加工品製造による売り
修を実施する。加えて、引
上げ収入増の成果があった。
き続き5施設への生産量
また、菓子製造等取り組む施
増加、販路拡大等個別具
設へは、材料の仕入れや食
体支援を実施する。
品ラベルの表示について学
ぶ機会を提供したため、消費
者にとって安全安心な食品
提供への取り組みが強化、推
進され、経営の安定化に向
けた基盤整備が図られた。
-54-
伊
丹
市
社
会
福
祉
協
議
会
地
域
・
高
年
福
祉
課
障
害
福
祉
課
施策内容
コード
(H27)
事業名
平成27年度の
目標・プラン
平成27年度の
主な取り組み及び成果
平成27年度の取り組みを振り返り、
課題と思われること
平成28年度の
目標・プラン
全国・近畿母子・寡婦福祉研
究大会への参加。
バスツアーの実施。
クリスマスの集いの開催。
阪神若年母子家庭のつどい
を実施(当番市)
他市との相互交流・情報交換
等により、一人親世帯の不安
等の解消が図られた。
引き続き 若年母子の参加促進が必要
である。
父子家庭に対する必要な支援の検討
が課題である。
母子・寡婦・父子世帯の
福祉の増進、相互交流、
情報交換・提供などの会
の活動を支援する。バス
ツアーの体験実施型を検
討する。
所
属
④ひとり親の家庭に対する支援
8-4-8
相談事業や交
流事業など、ひ
とり親家庭の不
安や孤立感を軽
婦人共励会事
減する取り組み 111311 業補助金事務
を行う
212403
8-4-9
就労支援などひ
とり親家庭に対
する自立支援策
を充実する
8-4-10
母子・父子向け
市営住宅の提
供や空家入居
募集時の優先
枠の設定など、
ひとり親世帯へ
の住宅支援を行
う
8-4-11
父子家庭が地
域で孤立しがち
な背景にあると
考えられる固定
的役割分担意
識の解消に向
け、広報・啓発
活動を行う
母子・父子相
談事業
母子・寡婦・父子世
帯の福祉の増進、相
互交流、情報交換・
提供などの会の活
動を支援する。
ひとり親家庭を対象 共励会の交流事業であるクリ 引き続き、相談事業の周知を図る。
とした交流事業を実 スマス会に母子・父子自立支
施する。
援員が参加した。併せて、相
談窓口の事業内容について
周知を行った。
高等技能訓練促進
費支給事業18件
教育訓練給付金支
給事業10件
母子自立支援プロ
グラム策定事業20件
ホームページ等による周
知のほか家庭児童相談員 こ
ど
が関わっている世帯のう
ち、ひとり親世帯に対し相 も
談窓口の事業内容を案内 家
する。
庭
課
高等職業訓練促進費支給事 引き続き、ハローワークと連携する必要 ひとり親家庭に対し、経済
業15件
がある。
的な自立に繋げるための
教育訓練給付金支給事業1
有用な支援を行う。
件
母子自立支援プログラム策
定事業15件
継続して世帯枠を設 市営住宅空家入居者募集時 全体の申込者数と調整しながら、枠の
け、ひとり親世帯へ に母子・父子世帯枠を設けて 拡充を検討する必要がある。
の住宅支援を行う。 募集を行い、一定の成果を
得られた。
市営住宅空家
入居者募集
H27年度成果
募集枠:6件
入居世帯:5世帯
・固定的役割分担意識の解消について
広報・啓発を効果的に進める方法・対
象の見直し。
・市内の父子家庭の現状把握ができて
いない。
地
域
・
高
年
福
祉
課
継続して世帯枠を設け
る。
・母子父子自立支援
員と連携し、孤立し
がちな父子家庭の
現状把握に努める。
・より効果的な啓発
資料を収集するとと
もに、啓発資料の配
布先を開拓する。
・固定的性別役割分担の解
消についての啓発紙をパネ
ルにして、女性・児童セン
ターで展示した。また、啓発
紙を研修等で配布した。
・民生委員児童委員を対象
に、「地域における女性の貧
困とひとり親家庭への支援」
についての研修を実施し、父
子家庭を含むひとり親の現状
と社会的背景についての講
演をいただいた。
・市民意識調査の「男は仕
事、女は家事・育児」という考
え方に賛成かどうかの質問に
ついて、男性の40歳代から60
歳代と女性の30歳代で賛成
する割合の高い傾向が分
かった。
・担当課窓口での啓発資料
の配布依頼はできなかった。
子育て支援施策と
連携し、父子家庭に
対する相談支援の
充実を図る。
ホームページにて父子家庭 引き続き、ホームページ等による周知を ホームページ等により父
への様々な支援制度につい 行う必要がある。
子家庭への様々な支援制
て周知を図った。併せて、相
度の周知に努める。
談者に対して情報提供に努
めた。
こ
ど
も
家
庭
課
住
宅
政
策
課
・母子父子自立支援員の
他、自立相談課等と連携
し、孤立しがちな父子家
庭の現状把握に努める。
・より効果的な啓発資料を
収集するとともに、啓発資
料の配布先を開拓する。
同
和
・
人
権
推
進
課
こ
ど
も
家
庭
課
【基本課題9】安心して子どもを産み育てられる環境の整備
①子育て相談体制、情報提供の充実
9-1-1
乳幼児期から思
春期特有の悩
みまでが相談で
きる体制を整備・
充実させ、窓口
の周知を行う。ま
た、相談窓口の
連絡・連携体制
を充実させる
利用者の動向を見つ 今後も事業委託によって、いつ 乳幼児期から思春期の年齢層への相談に 利用者の動向を見つつ継続
つ継続的に実施する。 でも相談できる体制の確保に努 対応した。(平成28年3月末現在)
的に実施する。
める。
乳幼児期 4,468件、小学生 1,743件、思春
期(中高生) 610件、その他、すくすく相談
や乳幼児の発達に関する相談も実施。
・引き続き関係機関
との連携に努める。
・保育所の相談窓口
の周知に努める。
・引き続き関係機関との連携に ケースのさらなる増加と複雑化。
努めた
・保育所の相談窓口の周知に努
めた
-55-
引き続き継続して、関係機関
との連携および保育所の相
談窓口の周知に努める
健
康
政
策
課
保
育
課
施策内容
コード
(H27)
事業名
平成27年度の
目標・プラン
要保護児童対策地
域協議会個別担当
者会議を通して窓口
の周知・連携体制の
家庭児童相談
211102
充実を図る。(目標
室事業
年間150回)
引き続きホーム
ページ等で相談窓
口の周知を図ると
ともに、こども福祉
乳幼児発達連 課と連携を図り、役
支援絡協議会 割分担を明確にす
実務担当者会
る。
平成27年度の
主な取り組み及び成果
平成27年度の取り組みを振り返り、
課題と思われること
平成28年度の
目標・プラン
要保護児童対策地域協議会 引き続き、関係機関との協力連携が必 要保護児童対策地域協
個別担当者会議を179回実 要である。
議会個別担当者会議を
施し、多様化、深刻化する事
通し、相談窓口の事業内
案に対し関係機関と協力・連
容の周知および関係機関
携し適切に対応した。
との連携体制の充実を図
る。(目標年間150回)
平成28年度から発達支援 引き続き具体的な連携方法や役割分
センターが発足するに当た 担について協議していく必要がある。
り、こども家庭課担当者と4
回協議を行った。その他、
乳幼児発達連絡協議会へ
参加したり、特別支援教育
巡回相談調整会議への担
当者の参加を呼びかけたり
しながら連携の方策を探っ
た。
ホームページ等で相談
窓口の周知を図るととも
に、こども家庭課と連携
を図り、役割分担を明
確にする。
所
属
こ
ど
も
家
庭
課
総
合
教
育
セ
ン
タ
ー
保護者の子育ての 公立幼稚園全園で行われる 参加者に対するアドバイザー事業の周 事業の周知を図り、保護
者が子育ての悩み等を気
悩みを解消する。 「みんなのひろば」へ家庭教 知を図る。
育アドバイザーを派遣。未就
園児の保護者の子育ての悩
み等の相談を実施した。
アドバイザー派遣回数125
回、相談件数170件、4,868
人。
21210 家庭教育アド
1 バイザー事業
211501
9-1-2
子育て相談を受
けるにあたって
は担当職員の研
修を行うなどし
て、固定的な男
女の役割分担に
とらわれないよう
配慮して行う
軽に相談できる場の提供
を引き続き行う。
引き続き、積極的に
研修会に参加する
など、スキル向上に
努める。
・青少年に関する研修会や、 ・相談にあたる職員のさらなるスキル向 ・積極的に研修会に参加
カウンセリングに関する研修 上
するなど、引き続きスキル
会に積極的に参加するととも
向上に努める。
に、センターで受けた相談に
・引き続き、来所相談体制
ついて、職員同士での振り返
の充実に努める。
りを行うことで、職員のスキル
が向上してきている。
・来所による相談の充実に努
め、相談者数が2倍(68人)に
なった。
今後も継続的に実施
する。
課内の人権研修において人権
に関する研修を実施した。
業務において市民の方に多く関わる機会が 今後も継続的に実施する。
あるため今後も継続的に研修の機会を持つ
ことと意見を交わせる職場環境の整備に努
めることが必要である。
保護者との会話や子どもとの
ふれあいの場面等でも、性別
にとらわれた固定観念をもっ
て話をすることのないよう指
導してきており、その積み重
ねが子育て相談においても
生かされているものと考えて
いる。
日々の職員間の会話の中でも、性別と
役割分担への考え方などについての理
解が深められているものと感じている
が、引き続きジェンダーの固定観念によ
らない考え方を共有していく必要があ
る。
青少年問題相
談事業
職場人権研修に加
え、業務分担や時間
外勤務についても、
子育て支援セ ジェンダーの固定観
212206
念によらない配分や
ンター事業
指導を行う。
研修だけでなく、日々の
業務や会話から、職員一
人ひとりが男女の固定観
念にとらわれない行動・考
え方ができるよう指導を継
続していく。
現状通り実施する。 育児や家庭での性別による 引き続き、研修を実施し意識の醸成に 性別による役割分担にと
役割分担など社会的固定概 努めていく必要がある。
らわれないよう、担当職員
念にとらわれないよう、職場
への研修を実施する。
人権研修を1回実施した。
「アセスメントと見立 大学教授等を講師として招 複雑な相談ケースが増えてきており、相 性的マイノリティの理解に
て・方針」をテーマに 聘し、6回のスーパービジョン 談員の資質向上のため、引き続き研修 関する研修を含めた研修
研修を行う。
を実施した。それぞれのケー を行う必要がある。
を5月から12月頃に年間
教育相談事業
スについて事例分析をし、以
6回実施する。
(教育相談
後の相談活動に役立てること
スーパービ
ができた。
ジョン)
-56-
社
会
教
育
課
少
年
愛
護
セ
ン
タ
ー
健
康
政
策
課
子
育
て
支
援
課
こ
ど
も
家
庭
課
総
合
教
育
セ
ン
タ
ー
施策内容
コード
(H27)
事業名
平成27年度の
目標・プラン
平成27年度の
主な取り組み及び成果
平成27年度の取り組みを振り返り、
課題と思われること
保護者の子育ての
悩みを解消する。
年2回みんなの広場事業の 継続した取り組みを実施する。
関係者同士で、情報交換の
場を設け、情報を共有した。
平成28年度の
目標・プラン
多様な子育ての相談に対
応できるよう担当者会等
での情報交換を行う。
21210 家庭教育アド
1
バイザー事業
引き続き、積極的に
研修会に参加する
など、スキル向上に
努める。
211501
青少年問題相
談事業
・青少年に関する研修会や、 ・相談にあたる職員のさらなるスキル向 ・積極的に研修会に参加
カウンセリングに関する研修 上
するなど、引き続きスキル
会に積極的に参加するととも
向上に努める。
に、センターで受けた相談に
ついて、職員同士での振り返
りを行うことで、職員のスキル
が向上してきている。
所
属
社
会
教
育
課
少
年
愛
護
セ
ン
タ
ー
②多様な子育て支援サービスの充実
9-2-3
男性の子育て参
画を促すととも
に、子育てサー
クルの育成や
ネットワーク化、
情報提供など、
地域における市
民の子育て活動
を支援する
・27年度実施の市民意識調 ・男性への子育て参画意識を促す働き ・男性の子育て参画を促
査で、男性が育児や介護、 かけが足りなかった。
す情報について、子育て
地域活動へ関わるために有
支援課や子育て支援セン
効なものとして、「育児休業・
ター、女性・児童センター
介護休業を取得しやすい職
と連携し、積極的にPRす
場環境の整備」に次いで「男
る機会を設ける。
性も参加するのはあたりまえ
という風潮をつくる」ことが回
答が多く見られ、啓発による
風潮づくりへの可能性が感じ
られた。
引き続きサークル補
助金申請の機会を
捉え、サークルネット
ワークの活動等につ
いての魅力を伝えつ
つ加入勧奨を行う。
また、子育てボラン
ティアの養成講座を
開き、子育て支援活
動の担い手の発掘
に努める。
・サークル補助金の交付申請 サークル活動の休止等により、ネット
に合わせて、サークルネット ワーク加入団体数が2団体減となった
ワークの案内を行った。
(18→16)。
今後も継続的に実施
する。
モグモグ離乳食講座の平成27年 父の参加は微増傾向にある。子育ての技能 今後も継続的に実施する。
度の参加者はのべ351人(母
を得る機会として今後も講座を提供していく
94.9%、父3.7%、祖母1.4%)
必要がある。
921307
・子育て支援
212206 センター事業
・子育てサー
213103 クル補助金事
業
9-2-4
子育て支援事業
の実施にあたっ
ては、男女が共
に子育てに関す
る知識や技能を
得る機会や場を
提供するととも
に、男性の子育
てへの参画を促
すよう工夫する
・男性の子育て参画を
促す情報について、子
育て支援課や子育て
支援センターと連携
し、積極的にPRする機
会を設ける。
・子育てサポーター養成講座
を開催し、新たなサポーター
の育成を図った。
参加人数:3日間延べ40人
ネットワーク加入団体が継
続して活動できるよう、会
員数確保につながる支援
を行う。
また、新たな子育て支援
活動の担い手を発掘する
ため、引き続きサポーター
養成講座を実施する。
同
和
・
人
権
推
進
課
子
育
て
支
援
課
健
康
政
策
課
・父と子がつながり
集まるひろば「ととり
ば」の実施(毎月第3
日曜日)。
・「ととりば」では年間141人、 「ととりば」の開催場所を3か月ごとに移 平成28年4月~
日曜むっくでは年間179人 動したことで、子育てを通じた父親の仲 ・子育て支援センターむっ
の男性保護者に子どもとのふ 間づくりにまでは発展しなかった。
くむっくルーム 日曜開設
れあいや子育てに関する知
の拡充(月1回→第3日曜 子
育
識・技能習得の機会を提供
日を除く日曜日開設へ)
て
子育て支援セ ・子育て支援セン
することができた。
212206
ンター事業
ターむっくむっく
・「ととりば」の開催場所を 支
ルームの開設(毎月 ・その他、料理教室やカプラ
2か所に固定し、子育てを 援
第1日曜日)。
など、父親対象の講座を実
通じた父親の仲間づくりを 課
施した(参加人数:料理教室
促す。
10人、カプラ40人)
パンフレット内容の
充実
212102
草の根家庭教
育推進事業
すべての保護者に学習機会 4か月児・3歳児健診時に対象乳幼児 パンフレットの内容を時代
を提供する。
の保護者に対し、年齢(月齢)に応じた に応じたものに充実を図
家庭教育推進に関するパンフレットの る。
配布や啓発ビデオの上映を行った。今
年度は、両親で健診に参加する姿も多
く、男性への啓発も行うことができた。
-57-
社
会
教
育
課
施策内容
コード
(H27)
事業名
平成27年度の
目標・プラン
平成27年度の
主な取り組み及び成果
「パパとキッズのプレ 3-2-3参照。
イルーム」は申し込
み不要であるが、今
年度は事前申し込
み制の「パパキッズく
らぶ」を導入。4ヶ月
に一度親子で楽し
める内容の講座を企
公民館事業推 画し、親子のつなが
231103 進委員会活動 りを深めるだけでな
事業
く、他の親子とのつ
ながりをもつきっか
けづくりをする。ま
た、父親同士がより
親交を持てるよう「簡
単名刺交換会」の
コーナーを設ける。
平成27年度の取り組みを振り返り、
課題と思われること
平成28年度の
目標・プラン
同左
同左
所
属
公
民
館
③食環境・住環境など、子育てをめぐる生活環境への取り組み
9-3-5
食品の安全性な
ど子育てをめぐ
る生活環境につ
いて、情報や学
習機会の提供を
行う
9-3-6
子どもの健全育
成のため、食育
について様々な
機会を通じて啓
発を行う
113302
平成27年11月頃
「食」をテーマにした
くらしの講座を開催
(詳細は未定)する。
平成27年10月16日
受講者を増やす。
「知らなきゃ損する食品表示
のカラクリ」をテーマに講演会
を開催した。
夏休みにあわせて
「食」をテーマにしたくらし
の講座を開催する。
保育所での食生活バラ
ンスアップ教室は充実し
てきたため、幼稚園へ
アプローチしていく。
①こども部事業や子育て支援セ 小学校の食生活バランスアップ教室の参加者
ンター事業での講話は18回、
数は増加傾向にある。引き続きアプローチ
230人参加。
し、実施していきたい。
②食生活バランスアップ教室の実施
は3小学校、432人。
今後は幼稚園の食生活バラ
ンスアップ教室へのアプロー
チを実施していく。
各校で「食育推進委員会」等を
中心として校内指導体制を整備
し、食に関する指導計画(全体
計画、年間指導計画等)を作成
し、教育活動全般を通じて、発達
段階に応じて系統的に指導を
行った。
また、市内全小学校において、
小学校1年生を対象に「給食に
関する指導」を全学級年1回、小
学校2年生を対象に「食に関する
指導」を全学級に年3回実施す
ることで、児童の、食への興味・
関心が高まり嗜好への改善につ
ながった。
食に関する指導計画(全体
計画、年間指導計画等)を作
成・活用する。
また、小学校1年生を対象
とした「給食に関する指導」
や、小学校2年生を対象とし
た「食に関する指導」を実施
する。
更に、「食育実践プログラ
ム」や「食育ハンドブック等を
活用する。
消
費
生
活
セ
ン
タ
ー
消費者教育・
啓発の推進
・食に関する指導計画
(全体計画・年間指導
計画)の作成及び活
用。
・「給食に関する指導」
を小学校1年生対象に
実施。
・「食に関する指導」を
小学校2年生を対象に
健全な食生活 実施。
222401
推進事業
・食育担当者会の充
実。
・「食育実践プログラ
ム」「食育ハンドブック」
の活用。
-58-
教育課程に「食育」を位置付け、教育的
ニーズに応じた指導計画の改善を図る。
また、栄養教諭等と連携を図り、食育活動
の更なる充実を図る必要がある。
健
康
政
策
課
保
健
体
育
課
・
給
食
セ
ン
タ
ー
施策内容
コード
(H27)
平成27年度の
目標・プラン
事業名
平成27年度の
主な取り組み及び成果
平成27年度の取り組みを振り返り、
課題と思われること
平成28年度の
目標・プラン
・子どもと遊ぶサポーター養
成講座を実施。遊びのグ
ループが行っている「手作り
おもちゃ教室」のメニュー充
実にも役立つことができた。
・3大イベント(こどもまつり・な
つの夕べ・冬のGセンまつり)
を開催。地域と連携しなが
ら、居場所を提供。利用者の
子供たちが成長して、イベン
トボランティアとして活動する
場所を設定。
・小学生対象の講座(春・秋・
冬のGセンクラブ)時に「見守
りお父さん」のお願いを継続
して実施しているが、多数の
リピート参加があり(春11名・
秋・冬各7名)、子どもが安全
に安心して過ごせる居場所
作りの提供と、父親が楽しみ
ながら子どもへの理解を深め
てもらうことができた。
・学生ボランティア育成に関するしくみ
づくり。(地域全体の大きな流れとして
認識してもらう)
・安心・安全な子どもの居場所づくり充
実のため、新規ボランティアの開拓と活
用が課題。
・学生ボランティアと「見守
りお父さん」も地域の子ど
もたちのためにという気持
ちがあり、次世代につな
げる取り組みを検討。3大
イベント時に「地域の子ど
もが高校生・大学生に
なってボランティアしてい
る」とアナウンスする。
・1月~2月に既存手づくり
おもちゃグループと連携
し、こどもが喜ぶ遊びのメ
ニユーの拡充を目指し、
指導者養成講座の開催を
予定。
所
属
④子ども達の居場所づくりへの取り組み
9-4-7
地域と連携しな
がら、子どもが安
全に安心して過
ごせる居場所作
りに取り組む
・平成27年5月29日、6
月12日の2回の日程で、
子どもと遊ぶサポーター
養成講座を開催予定。
921307
女性・児童セ
ンター管理運
営事業
Gセン
夜の卓球広場
会場近隣小学校・幼 幼稚園・保育所等への周知
稚園へ参加の啓発 により就学前児童の参加が
を行う。
増加した。
参加者の増加を図るため周知に努める 会場近隣小学校・幼稚園
必要がある
へ参加の周知を行う。
地域や登録団体と
協働して乳幼児・男
性・高齢者向け等へ
の講座を企画実施
し、子どもが安全安
心に過ごせる居場
所づくりに取り組む。
多くの市民が利用しやすい、訪れたくな
る魅力ある生涯学習施設となるよう、男
女共同参画の視点を取り入れた講座や
イベントを継続して行う。
211404 遊ぼう広場事業
生涯学習セン
ター管理運営
220701 事業
北部学習セン
220801 ター管理運営
事業
ラスタホール・きららホールに
おいて、地域交流などを通じ
て幅広い年齢層を対象にし
た事業やイベントを実施。
女
性
・
児
童
セ
ン
タ
ー
こ
ど
も
若
者
企
画
課
男女共同参画の視点を取
り入れた、魅力のある講座
やイベントを継続して行
社
う。
会
教
育
課
⑤子育ての不安を解消する小児医療の充実
9-5-8
小児医療体制
の充実に努め、
子育て不安の解
消を図る
・子育て相談充実のために 地域住民向けの教室を院内で行ってい ・育児教室拡充のため院
「まちの保健室」への参画を るが、院外でも実施するなど拡充が課 外での開催を計画する。
・育児教室拡充のた 図ったが実現には至らなかっ 題。
め院外での開催を たものの、現場の看護師が虐
・行政機関等につなげた
計画する。
待やネグレクトの可能性がな
事例等について、院内で
いか意識して関わり、行政機
より良い情報共有のあり方
・行政機関等につな 関への情報提供と家族への
を検討する。
げた事例等につい 支援を継続的に実践した。
て、院内でより良い
情報共有のあり方を ・虐待の疑いがあった事例に
検討する。
ついて市や保健所への連絡
及び市や保健所からの情報
提供を元に拡大カンファレンスを
行い今後の取り組みの方向
性を統一化し、院内にも設置
した。
・入院中に育児不安を訴える
保護者には育児指導を行
い、育児相談として対応を再
開した。
・病棟看護師、医師、薬剤師
が協働し、地域住民向けに
内服教室、アレルギー教室を開
催した。
・3階病棟看護師による子育
て支援 年5回実施(きらら
ホール)
・外来において出産から1ヶ
月後に育児不安のある母親
に対し、保健センターの相談
窓口を紹介した。
-59-
伊
丹
病
院
施策内容
コード
(H27)
事業名
平成27年度の
目標・プラン
平成27年度の
主な取り組み及び成果
平成27年度の取り組みを振り返り、
課題と思われること
平成28年度の
目標・プラン
託児室の整備にか 託児室の整備にかかる工事 充実した小児初期救急医療サービスを 職員研修等を積極的に行
かる工事を6月中旬 を5月下旬から実施し、1月下 提供するためには、医師、看護師等医 うことにより働きがいを高
頃から実施し、年度 旬に完成した。
療従事者にとって働きがいのある職場 め、医師・看護師等医療
阪神北広域こ 中の完成を目指す。
環境作りを行い、医療スタッフの安定確 スタッフの安定的確保に
122105 ども急病セン
保を目指すことが重要である。
努める
ター運営事業
-60-
所
属
地
域
医
療
推
進
課
基本目標Ⅳ:あらゆる暴力に対する根絶の取り組み
<成果目標>
項目
担当課
計画当初 H23年分報告H24年分報告 H25年分報告H26年分報告H27年分報告
「伊丹市配偶者等からの暴力対策基本計画」
同和・人権推進課
実施済施策割合
43%
63.9%
76.4%
80.6%
(H22年度) (H23年度) (H24年度) (H25年度)
市民意識調査における「伊丹市DV相談室」の
同和・人権推進課
認知度
32.8%
(H22年度)
CAP講習会受講者数(小学3年生対象)
1,925人
(H23年度)
保健体育課
-
-
80.6%
(H26年度)
78.9%
(H27年度)
100%
-
26.9%
(H27年度)
60%
(次回調査時)
1,779人
(H26年度)
1,852人
(H27年度)
1,900人
-
1,925人
1,885人
1,809人
(H23年度) (H24年度) (H25年度)
成果目標
(H28年度)
【基本課題10】配偶者・パートナーからの暴力(ドメスティック・バイオレンス)防止対策の推進
①配偶者等からの暴力対策の推進
施策内容
コード
(H27)
事業名
10-1-1
「伊丹市配偶者
等からの暴力対
策基本計画」に
基づき、ドメス
ティック・バイオ
レンス(DV)防
止対策の推進を
図る
平成27年度の
目標・プラン
平成27年度の
主な取り組み及び成果
平成27年度の取り組みを振り返り、
課題と思われること
平成28年度の
目標・プラン
・市内公共施設の
他、DV相談案内ポ
スターやカードの配
置先を更に開拓す
る。
・新計画について、
各課への周知を図
り、着実な実行につ
なげる。
・DV防止パネル展、市役所と女性・児
童センター、ことば蔵でほぼ同時期に
パープルリボンツリーキャンペーンを
実施。ガールスカウトからの提案と、
国際・平和課との連携により、カリヨン
のパープルライトアップを初めて実
施。国際ソロプチミスト伊丹の支援に
より、パープルリボンツリーを3本とリボ
ンのセットを寄贈いただき、シティホ
テルでのバザー会場にて多数の来
場者にツリーを知っていただくことが
できた。また、独自に啓発活動を企
画されJR・阪急伊丹駅前で相談先の
チラシを入れたティッシュを配布する
など、協働して実施することができ
た。
・伊丹警察と市高、ネットワーク関係
機関との協働によるJR伊丹駅前の啓
発活動でDV・デートDV防止リーフ
レットを配布するなど、新たな場所で
のPRができた。
・相談員の派遣研修を積極的に行
い、ネットワーク作りや情報収集を行
なった。
・関係者の研修として、消防局を含む
計画関係課で未受講の職員を中心と
したDV防止セミナー(参加者61名)を
実施。
・市内の公共施設にDV相談案内ポ
スターの掲示を依頼して相談につな
がったこともあり、DV相談件数は706
件と前年度より124件増加。
・市民意識調査における新計画の認
知度は25.0%(前回調査より9.6%
増)、市のDV相談室の認知度は
26.9%(同5.9%減)となった。
・相談案内ポスターとカードについて、
民間施設の配置先開拓が不十分だっ
た。
・新たな研修先への実施調整ができな
かった。
・市内公共施設へのカー
ド補充の他、DV相談案内
ポスターの配置先開拓を
進める。
・新計画にもとづき、研修
先の充実等着実な実行に
つなげる。
921302 DV対策事業
所
属
同
和
・
人
権
推
進
課
【基本課題11】セクシャル・ハラスメントなどへの防止対策の推進
①市民生活におけるセクシャル・ハラスメント防止対策
11-1-1
学校におけるセク
シュアル・ハラスメ
ント防止のため
に、教職員への研
修を充実させると
ともに、児童・生徒
への相談窓口の
周知と保護者への
情報提供を行う
継続的にホーム
ページや機関誌等
を通して情報発信を
行っていく。
11-1-2
出前講座の申込み
セクシュアル・ハ
で窓口に来られた方
ラスメント防止の
については、積極的
ために自治会等
にDV防止やワーク
に出前講座の実
ライフバランスの講
施やパンフレット
座受講を勧めてい
の配布等により
まちづくり基本 く。
911101
情報提供や啓
条例推進事業 また、DV関連の講
発を行う
座については、平成
27年度に新規講座
が用意されているの
で、併せて啓発して
いく。
ホームページや機関誌・ケー 引き続きホームページや機関誌等で相 定期的にホームページ等
ブルテレビを通して児童生徒 談窓口の周知を図るとともに、情報発 で周知を図る。
への相談窓口の周知と保護 信を行っていくことが必要である。
者への情報提供を行った。
窓口で出前講座の申込みに 出前講座の利用は市民の方に定着し
こられた方については、積極 ており、平成27年度の講座全体の利用
的にDV防止やワークライフ は235件あった。
バランスの講座を紹介した。
-61-
出前講座の申込みで窓
口に来られた方で受講
テーマに迷われている方
には、積極的にDV防止
やワークライフバランスの
講座受講を勧めていく。
総
合
教
育
セ
ン
タ
ー
ま
ち
づ
く
り
推
進
課
施策内容
11-1-3
セクシュアル・ハ
ラスメントに対す
る相談を実施す
るとともに、窓口
の周知に努める
コード
(H27)
事業名
平成27年度の
目標・プラン
平成27年度の
主な取り組み及び成果
・パネル展、広報伊
丹などで、情報提供
を試みる。
・資料充実や相談に
むけて、啓発資料や
情報の収集を引き
続き行う。
・27年度実施の市民意識調 ・パンフレットなど、情報提供できる資料 ・パネル展、広報伊丹など
査において、セクシュアル・ハ を今後も充実させる必要がある。
で提供する資料充実のた
ラスメントに関する質問を設
め、情報の収集を引き続
定して実施。被害経験のある
き行う。
方のうち、被害にあわれた場
・資料作成にあたっては、
面(複数回答あり)として、職
市民意識調査の結果を反
場が67.4%、お客様・利用者
映させるなど内容充実に
が9.6%、地域が8.6%となっ
努める。
ていることが判明。認知度は
80.7%と前回とほぼ同じ水準
で推移。
・セクシュアル・ハラスメント防
止に関する出前講座の機会
はなかった。
・介護保険課からの依頼によ
り事業所向けの啓発資料に
ついて、随時提供した。
・介護利用者からのセクハラ
の対応について法律相談の
立場からご意見を伺うなど今
後の対応の参考とした。
・ホームページ、広
報などでの案内を継
続。
・カウンセリング事業
でのセクハラ相談枠
女性のための を引き続き実施す
921303 カウンセリン る。
・その他相談内容に
グ事業
合った相談先の情
報収集を行う。
平成27年度の取り組みを振り返り、
課題と思われること
・セクシュアル・ハラスメントに ・相談窓口の周知。
関する相談は、カウンセリン ・相談時間枠の検討。
グで4件、なやみ相談で3件、
法律相談で1件あった(場所
は女性・児童センターで実
施)。市にも相談窓口の問い
合わせがあり、すみやかに紹
介した。
・男女共同参画週間等にあ
わせて、セクシュアル・ハラス
メントのテーマを含むパネル
展示を年2回実施した。
平成28年度の
目標・プラン
・ホームページ、広報など
での案内を継続。
・カウンセリング事業での
セクハラ相談時間枠を30
分ずらして実施する。
・その他相談内容に合っ
た相談先の情報収集を行
う。
所
属
同
和
・
人
権
推
進
課
同
和
・
人
権
推
進
課
②さまざまなハラスメントに対する防止対策
11-2-4
さまざまなハラス
メントに対する啓
発と相談窓口の
周知に取り組む
・なやみ相談、法律
相談、カウンセリン
グ、DV相談など相
談受付時に、ハラス
メントに関する情報
を引き続き提供す
る。
・人権教育室と連携
した啓発に取り組
む。
・カウンセリングでは、パワハ ・ハラスメントについての相談窓口の周 ・マタニティ・ハラスメントに
ラなどセクハラ以外のハラスメ 知方法の検討。
関する相談窓口などの情
ントの相談が4件あった。
報をホームページで掲載
・市役所パネル展の際に、国
する。
のマタニティ・ハラスメントに
・人権教育室と連携した
関するポスターやちらしを設
啓発に取り組む。
置。また、商工労働課と提供
された資料について情報共
有を行った。
同
和
・
人
権
推
進
課
③性犯罪・売買春・ストーカー行為などへの対応
11-3-5
売買春や児童
買春など性を商
品化する行為や
性犯罪、ストー
カー行為につい
て、人権尊重の
視点にたった広
報・啓発を行う
・啓発材料充実のた
めの情報収集と、女
性・児童センターな
ど市役所以外での
パネル展示を行な
う。
・人身売買については、引き ・啓発資料の充実と広報媒体の見直
続きポスター掲示を行った。 し。
・また、11月に性暴力と相談
窓口についてのパネル展示
を行った。
・「女性に対する暴力をなくす
運動」期間にあわせて、伊丹
警察と市高、ネットワーク関係
機関との協働によりJR伊丹駅
前で啓発物品配布のキャン
ペーンを行い、新聞記事の
掲載があった。
・警察等の関係機関から
の情報収集を引き続き行
い、広報・啓発資料の充
実させる。パネル展の他、 同
効果的な広報媒体の見直 和
しを図る。
・
人
権
推
進
課
11-3-6
性犯罪被害者
が女性のための
カウンセリングを
活用できるよう
体制づくりを行う
・女性・児童センター
の相談窓口の広報
を行う。
・必要に応じ支援団
体との連携を行う。
・なやみ相談で性暴力に関
する相談があった。
・職員が伊丹被害者支援連
絡協議会に参加し、警察等
の被害者支援情報を入手し
た。
・女性・児童センターの相
談窓口の広報を行う。
・関係機関と必要に応じて
支援団体との情報共有や
連携を行う。
-62-
・相談窓口の周知方法の見直し。
同
和
・
人
権
推
進
課
施策内容
コード
(H27)
事業名
平成27年度の
目標・プラン
平成27年度の
主な取り組み及び成果
平成27年度の取り組みを振り返り、
課題と思われること
平成28年度の
目標・プラン
所
属
【基本課題12】子どもや高齢者の安全を守る取り組みの推進
①児童虐待や子どもへの性犯罪を防ぐ取り組み
12-1-1
支援プランの作成や
子どもの虐待に
支援の有効性を確
関する相談体制
認する際に、児童虐
の充実と窓口の
待防止の取組みに
周知を行うととも
精通した有識者から
児童虐待防止 の助言や指導を得
に、子どもへの
211103
対策緊急強化 ることで、相談体制
虐待防止に向け
事業
た啓発を行う
の更なる充実を図
る。
211401
212103
放課後児童く
らぶ事業
家庭教育出前
講座
スーパーバイザーを6回招聘 引き続き、スーパーバイザーによる助
し、困難事例について助言 言・指導が必要である。
や指導を受け、職員のスキル
アップに努めた。
家庭児童相談室と 児童くらぶでの現状把握に
一つの課になったの 努めた。
で、連携を強化して
いく。
「教育の原点は家庭
にある」との自覚を
持ち、親としてのあり
方を考える機会とす
る。
継続した取り組みを実施することが必
要である。
登録講師等による家庭教育 継続した取り組みを実施する。
出前講座を開催。登録講師
派遣回数21回。参加者1,463
人。
4ヵ月児健診時のパンフレット
に児童虐待防止24時間ホット
ラインの連絡先の掲載を継続
的に行い、子育ての相談窓
口の周知を図った。
12-1-2
現状通り実施する。 スーパーバイザーからの助言 引き続き、スーパーバイザーによる助
要保護児童対
により、困難事例への具体的 言・指導が必要である。
策地域協議会を
な対応について、適切な対
充実させ、子ど
応方法が理解でき役立てるこ
もの虐待防止マ
とができた。
児童虐待防止
211101
ニュアルに即し
事業
た対応を周知、
実行し、虐待の
早期発見・早期
対応に努める
スーパーバイザーを招聘
し、職員のスキルアップに
努める。
こ
ど
も
家
庭
課
家庭児童相談室との連携
の強化に努める。
引き続き、家庭教育出前
講座を実施し、家庭教育
支援を行うとともに、3歳児
健診時に配布するパンフ
レットにおいても児童虐待
防止24時間ホットラインに
ついて掲載し、子育ての
相談窓口の周知を図る。
スーパーバイザーを招聘
し虐待に関する適切な対
応に努める。
こ
ど
も
家
庭
課
社
会
教
育
課
こ
ど
も
家
庭
課
②高齢者虐待防止への取り組み
12-2-3
高齢者虐待防
止に向けた啓発
を行うとともに、
関係機関のネッ
トワーク化を行
い、早期発見・
早期対応への
体制強化を図る
市内にある地域包
括支援センター(基
幹型および地域型)
の役割分担を明確
にし、早期に虐待対
応を行える体制を整
える。
高齢者虐待防
止
地域包括支援センター(地域 市民に身近な地域包括支援センター
型)が新たに発足して1年目と (地域型)を中心とした虐待対応の体制
いうこともあり、市・地域包括 を整備していかなければならない。
支援センター(基幹型および
地域型)が協働して高齢者虐
待への対応に取り組み、地域
包括支援センター(地域型)
に対する指導を行った。
平成28年度中に地域包
括支援センター(地域型)
を中心とした虐待対応の
体制にシフトしていく。
・青色防犯パトロール(青パ
ト)を全庁的に取り組んでい
る。平成27年度は、年間426
回実施した。
・青パト実施者認定証取得者
は、平成27年度末において
男性302人(72%)、女性11
9人(28%)となってり、女性
の認定証取得者は、前年度
と同率である。
地域での防犯意識の高
揚につながるよう、4月よ
り、協働事業による地域住
都
民のパトロールを一部実
施する。
市
安
全
企
画
課
地
域
・
高
年
福
祉
課
③学校・地域ぐるみでの安全対策の推進
12-3-4
学校や地域と連
携した防犯体制
を構築し、子ども
への犯罪を防ぐ
まちづくりに取り
青パト・こども1
組む
210304
10番の車
・青色防犯パトロー
ルを継続的に実施
する。
・青色防犯パトロー
ルを通して、防犯の
意識を徹底する。
・青パト実施認定取
得者の増加を目指し
て検討していく。
12-3-5
子どもたちが暴
力や犯罪に巻き
込まれないよう 223205 子どもの安全
対策推進事業
にするための学
習機会を提供す
る
市内全小学校におい 取り組みを継続して行っているこ 今後も子どもたちの心と体の安全を守る取
て、3年生を対象とした とで、市内の子どもたちに身を守 組を進める必要がある。
CAP講習会を実施す る術は広まってきている。
る。
-63-
犯罪の抑止に繋がる重要な業務では
あるが、安全・安心見守りカメラの整備
が進むなか、実施体制の見直しが必
要。
市内全小学校において、3年
生を対象としたCAP講習会を
実施する。
保
健
体
育
課
基本目標Ⅴ:男女が共に輝くまちづくり
<成果目標>
項目
担当課
自治会長に占める女性の割合
日本語サロン参加者数
まちづくり推進課
国際・平和課
公園のバリアフリー化率
公園課
女性の防災訓練参加割合
計画当初 H23年分報告 H24年分報告H25年分報告H26年分報告H27年分報告
消防局
14.9%
(H22年度)
394人
75%
(H22年度
41.35%
15.5%
15.1%
18%
478人
552人
632人
(H23年度) (H24年度) (H25年度)
74.8%
76.4%
78%
(H23年度) (H24年度) (H25年度)
43.5%
46%
47.2%
(H23年度) (H24年度) (H25年度)
成果目標
(H28年度)
19.5%
19.8%
20%
471人
(H26年度)
78.8%
(H26年度)
49.9%
(H26年度)
584人
(H27年度)
480人
79%
(H27年度)
89.2%
48%
(H27年度)
50%
【基本課題13】市民の連携による男女共同参画の推進
①さまざまな地域活動における男女共同参画の推進
施策内容
コード
(H27)
事業名
平成27年度の
目標・プラン
13-1-1
引き続き粘り強く情
様々な地域活動
報提供、啓発に努め
において、男女
ていく。
共同参画の視
点が定着するよ 911310 自治会連合会
運営支援事務
う、団体のリー
ダーや会員など
への情報提供
や研修を行う
平成27年5月12日
定例総会において
「身近な製品事故」
をテーマに講演会を
開催する。
113305
921307
平成27年度の
主な取り組み及び成果
平成27年度の取り組みを振り返り、
課題と思われること
自治会への送付書類に自治
会長への女性の登用を促す
文言を明記し、啓発を行っ
た。
自治会長の女性の割合が、
平成26年度は18.0%であっ
たが、平成27年度は19.5%と
増加している。
自治会長を輪番制にしている自治会が 引き続き粘り強く情報提
多数あるため、今後、継続して自治会 供、啓発に努めていく。
長の女性の割合が増加するわけではな
い。
平成27年5月12日
テーマや講師に工夫をこらし、消費者
定例総会において「身の回り 協会会員だけでなく、一般の参加者を
にある商品の安全性につい 増やす。
て」をテーマに講演会を開催
した。
平成28年度の
目標・プラン
定例総会において「電力
の自由化について」を
テーマに講演会を開催す
る。
一般の方を対象とし
消費者活動へ
た消費者啓発講演
の支援
会を実施する。(詳
細は未定)
女性・児童セン
ター管理運営事
業
・男女共同参画社会の実 ・男女共同参画啓発研修を実施(メ
現に向けて、介護、防災、 ディアリテラシー)をテーマとして実
メディアリテラシー等地域 施。
課題をテーマとした実践
講座の開催予定。
年度中に意見をい
ただく。
「伊丹市保健
413206 衛生推進連合
会女性部会」
引き続き、研修・会
議等において男女
共同参画の視点に
配慮していく。
環境マネジメ 次回も監査員の選
ントシステム事 定にあたり、女性比
率が40%を超えるよう
業
に努める。
・同じ敷地内でも交流サロンを知らない利用者も
多く、さらに周知の徹底が必要。
・男女共同参画基礎知識講座を
実施予定。
保健衛生推進連合会三役会 引き続き意見聴取を行っていく。
で問題提起を行ったが、意見
はいただけなかった。
女性部会研修における募集
通知において、「男性もご参
加いただけます!」と強調標
記した。
新役員決定後、早期に名
称変更を含めた部会のあ
り方、組織変更について
提議し協議を行う。
伊丹市環境マネジメントシ
ステムの市民監査会議等に
おいて、可能な限り男女均等
に役割を果たしてもらうように
している。
女性の比率は38%であっ
た。
引き続き、研修・会議等
において男女共同参画の
視点に配慮していく。
次回も監査員の選定に
あたり、女性比率が40%を
超えるように努める。
環境に関する見識のある人に監査員
となってもらうため、女性の適任者がい
ない場合、女性の比率を上げることが
難しい。
地域の見守りや施設 社会奉仕活動のさらなる促進 単位老人クラブの会長の後継者不足。 定年退職後もフルタイム
訪問といった高齢者 のために積極的に啓発活動
で就業する高齢者が増加
への社会奉仕活動 を行った。
する一方で、老人クラブの
を促進すると共に、
会員数が減少しているた
老人クラブの活動を
め、一年を通じて事業や
担う各種リーダーの
会議の際には減少を防ぐ
老人クラブ等 養成にも取り組む。
よう周知していく。
130502
補助事業
-64-
所
属
ま
ち
づ
く
り
推
進
課
消
費
生
活
セ
ン
タ
ー
女
性
・
児
童
セ
ン
タ
ー
生
活
環
境
課
環
境
保
全
課
地
域
・
高
年
福
祉
課
施策内容
コード
(H27)
事業名
平成27年度の
目標・プラン
・登録ボランティア研
修会については年2
回の開催を予定し、
テーマも幅広く設定
し学習の機会を設け
る。 ・ボラカ
フェについては、開
登録ボラン
催の回数を増やし、
ティア連絡会
ボランティア同士の
議
つながりが広がるよう
な働きかけを行う。
13-1-2
平成27年度は公募
地域活動・ボラ
型協働事業提案制
ンティア活動に
度に基づいて4件の
男性が参加する
協働事業が進めら
機会を提供する
れているため、情報
とともに、情報の 911204 市民まちづく 収集に努めながら、
りプラザ事業 新たな協働の取組
提供や相談、啓
発を行う
のための啓発活動
や、団体への支援を
行う。
・同じ世代の人々と
の学びや交流を通し
て人間関係づくりや
ゆたかな生き方探し
が課題。
女性・児童セン
ター管理運営事
921307 業
公民館を拠点として
活動しているグルー
プが日ごろの学習成
果を地域社会に還
公民館事業推 元することを目的
23110 進委員会活動 に、公民館登録グ
3
事業
ループ地域派遣事
業を実施する。
23110 講座等生涯学
5
習活動支援事
業
・チラシを配布する
際は、対象である市
内の小学校4~6年
生全員にチラシが配
布できるよう、準備
する。 ・
・ボランティア 企業に対して働きか
情報誌「VACI けを行い、定年後の
活動について啓発
情報」
を行っていく。
・ボランティア
講座
平成27年度の
主な取り組み及び成果
平成27年度の取り組みを振り返り、
課題と思われること
平成28年度の
目標・プラン
・登録ボランティア研修会を、 登録ボランティアが関心を示すものを企 登録ボランティアとの会話
2回開催。テーマは、「認知 画できず、参加者数が増えない。
を通して、ボランティア活
症」と「食育」。なお、「食育」
動と直結しなくても、登録
については、調理実習も取り
ボランティアの関心が高ま
入れ、ボラカフェを兼ねて実
りそうな企画内容を検討
施。
する。(例:日帰りツアーな
ど)
・ボラカフェについてはテー
マ別での開催を企画するが、
申込者少数のため開催を見
合わせたものもあり、26年度
同様2回にとどまった。
平成27年度は、行政提案型
で6件の提案があった。
また、事業実施に向けて協議
が進めていくこととなった提
案は行政提案型5件であっ
た。
協議を進めるまでに至らなかった協働
提案については、審査会に至るまでの
市と市民活動団体の綿密な事前協議
や、審査員への十分な情報提供などが
必要と考えられるため、抽出した課題に
ついて次年度に活かしていく。
平成28年度も引き続き、
参加者のニーズを把握し
ながら、年間を通してのま
ちづくりプラザによるNPO
関連の窓口相談、NPO支
援講座を実施していく。
・女性・児童センターの「こど ・男性参加者も多く、関心が高いことが ・引き続き、イベント時のボ
もまつり」「冬のGセンまつり」 分かったので今後もボランティア活動に ランティア活動に男性が
に男性の登録グループ会員 いかせるような居場所づくりが必要。
参加する機会を提供す
にボランティアを依頼して参
る。
加を図った。
・男性が地域活動やボラ
・11月13日ボランティア推進
ンティア活動に参加する
講座「一度きりの人生をより豊
意欲を促す講座を企画す
かに生きるために」を開催し、
る。
本当の豊かさを手に入れるヒ
ントを提供した。
・「第2の人生応援講座」終了
後、有志の参加者でボラン
ティア活動を行うグループを
立ち上げたいとの声があり、
市ボランティア・市民活動セ
ンターと連携して支援を行っ
た結果、グループを結成する
ことができた。
公民館登録グループ地域派 グループが日ごろの学習成果を地域社 公民館で活動するグルー
遣事業(通称:まちなか公民 会に還元するということの意識が定着し プに、日ごろの学習成果
館)を実施。小学校の土曜学 ていない。
が地域社会に役立つこと
習や児童くらぶ、スポーツクラ
を知っていただけるような
ブ21、子ども会、介護福祉施
PR活動を行い、参画グ
設等へ18件の派遣を実施し
ループ数を増やす。
た。
・子どもボランティアクラブの
案内チラシを、市内小学校の
協力を得て、対象である市内
の小学校4~6年生全員に配
布。
・子どもボランティアクラブについては、 ・子どもボランティアクラブ
市内の小学校4~6年生全員にチラシ については、年間プログラ
を配布したが、参加者が増えなかった。 ムを組み、具体的な活動
内容をチラシに示す。
・定年退職後の活動については、啓発
だけでなく具体的な活動につなげてい ・定年退職後の活動につ
・定年退職後の活動啓発に くための働きかけも進めていく必要があ いては、具体的な活動に
ついては、女性・児童セン
る。
つなげる講座を開催す
ターと共催したもの含め、関
る。
連講座を3回実施。講座を受
(28年度予定:農園サ
講した約10名がグループ化
ポーター、コミュニティカ
に向けた協議を進めることと
フェ立ち上げ、子育て支
なった。
援等)
-65-
所
属
伊
丹
市
社
会
福
祉
協
議
会
ま
ち
づ
く
り
推
進
課
女
性
・
児
童
セ
ン
タ
ー
公
民
館
伊
丹
市
社
会
福
祉
協
議
会
施策内容
コード
(H27)
事業名
平成27年度の
目標・プラン
平成27年度の
主な取り組み及び成果
平成27年度の取り組みを振り返り、
課題と思われること
平成28年度の
目標・プラン
・女性・児童センターと連携しての講座
や情報提供の機会を提供すること。
様々な女性の人材と育成支援に関する
情報の収集。
・「com-com」編集委員や
男女共同参画推進委員
などに対し、女性・児童セ
ンターとも連携した情報・
学習機会の提供を通じて
人材育成を支援する。
所
属
②女性リーダーの養成とネットワークづくりへの支援
13-2-3
男女共同参画
の視点をもち、
市政やまちづく
りに関わる女性
の人材育成を支
援するための情
報や学習機会を
提供する
女性・児童セン
ター管理運営事
921307
業
921306
男女共同参画情
報紙発行事業
・「com-com」は引き続
き年2回各4000部発
行。
・編集会議では、限ら
れた時間でも十分な検
討ができるよう、事前準
備の徹底など会議の
効率化を図りつつ、活
動や内容の充実のた
めの情報・学習機会の
提供を通じて編集委員
の育成を支援する。
身近な問題から男
女共同参画につい
て体系的に学びそ
の成果を地域や社
会に活かし男女共
同参画を推進サ
ポートする人材の育
女性・児童セ 成が必要であり、男
921307 ンター管理運
女共同参画推進サ
営事業
ポーター養成講座
開催を検討していき
たい。
13-2-4
自治会など地域
活動における女
性リーダーの育
成やそのネット
ワーク作りを支
援し、まちづくり
への女性の参画
を推進する
・年2回開催している登録グ ・男女共同参画社会の形成に向けての ・7月に男女共同参画基
ループ代表者会議の機会を 知識を基礎から体系的に取得できる講 礎講座を実施予定。
男女共同参画社会の推進を 座の開催が必要。
考える機会としており、9月18
日の会議では「メディアリテラ
シーって何?」をテーマに研
修会を開催。男女共同参画
の視点でメディアとつきあっ
ていく事の大切さを学ぶ機会
とすることができた。
・地域における女性のリーダーとなり得
る人材や団体等の情報収集・整理が不
十分なため、具体的なネットワーク作り
支援にまでは至らなかった。
・地域活動における女性の参画や女性
リーダーの重要性についての効果的な
周知が必要。
・女性・児童センターと社会福祉
協議会と連携し、社会参加のた
めのエンパワメント講座を3回連
続で開催。
・「地域における女性の活躍」を
テーマにした市民フォーラムを開
催。講演で女性リーダーの育成
やまちづくりへの女性の参画推
進の重要性についても取り上げ
られた。
・関係団体へ、女性のリーダーを
増やすときに問題となるもの(複
数回答)についての質問を含む
「男女共同参画に関するアン
ケート調査」を実施。市民団体の
方では、「保育・介護・家事にお
ける夫などの家族の支援」や「保
育・介護の支援などの公的サー
ビス」が十分ではないことの他、
「上司・同僚・部下となる男性や
顧客が女性リーダーを希望しな
いこと」の回答も見られた。
・男女共同参画の基本的
な知識を取得と男女共同
参画意識の浸透を図る講
座の企画を実施。
・女性の社会参加のためのエンパワ ・地域の関係団体等との連携と未来の女性リー
メント講座として、同和・人権推進課と ダーの育成につながる事業の実施が必要。
市ボランティア・市民活動センターと
共催で「認知症サポーター養成講
座」を3回連続講座で実施。認知症カ
フェの先進事例等を通じて、学びを
いかした地域活動やまちづくりを考え
ることができた。
・地域ボランティア活動を主体とした
高校生グループ「ゆうたま」を中心とし
た、高校生対象の講座を実施。サロ
ン所蔵「デートDV朗読劇これって愛
なの?」DVD鑑賞後高校生たちの本
音を話合ってもらった。高校生に男
女共同参画の理解するきっかけに
なった。
・まちづくりへの女性の参画推進
に関して、地域の関係団体との
連携を引き続き模索しながら、講
座等の実施を検討する。
・高校生から、自分たちで企画か
らかかわりたいと申し出があった
ので、高校生にタイトルを考えて
もらい、チラシづくりなどから依
頼。夏に就職編で実施し、キャリ
ア形成を考える場を提供予定。
スムーズに自治会活動を始 事業の継続実施や適切な周知等によ
めていただけるように、新任 り、参加者を増やす取り組みが必要で
自治会長研修会や、自治会 ある。
間交流を目的として、自治会
長交流グラウンドゴルフ大会
を開催し、自治会活動に参
加しやすい環境づくりを行っ
た。
事業の継続実施や適切な
周知等により、参加者を
増やし、より自治会活動に
参加しやすい環境づくり
を行うことにより、女性の
参画を促進していく。
女性・児童セン
ター管理運営事
業
行事等により自治会
間の交流を深め、誰
もが自治会活動に
参加しやすい環境
自治会連合会 づくりを行うことによ
911310
運営支援事務 り、女性の参画を促
進していく。
-66-
同
和
・
人
権
推
進
課
女
性
・
児
童
セ
ン
タ
ー
・女性・児童センターや推
進委員会の関係団体と連
携し女性リーダーとなり得
る人材やネットワーク団体
等の情報収集を行う。
・推進委員会において、ま
ちづくりへの女性の参画
について課題整理を行
い、有効な支援策を検討 同
和
する。
・
人
権
推
進
課
・国の地域女性活躍推
進交付金を活用し、年
間のスケジュールを整
理して女性・児童セン
ターや関係団体と連携
した講座を実施する。7
月に地域活動への参
画の連続講座を行う。
女性・児童セン
ター管理運営事
921307 業
921311 女性のための
チャレンジ支援
事業
921307
・「com-com」年2号各4000部
発行し、市内公共施設や市
民フォーラム・ミモザの日など
のイベント、主催の講座等に
て配布。年間の編集会議は
12回。リプロダクティブ・ヘル
ス/ライツなどに関する記事
を掲載するにあたり、インタ
ビューの調整、資料提供、市
民フォーラム・研修の案内な
ど学習機会の充実を図った。
女
性
・
児
童
セ
ン
タ
ー
ま
ち
づ
く
り
推
進
課
施策内容
コード
(H27)
事業名
13-2-5
地域経済の活
性化に果たす男
中心市街地活
女共同参画の
性化事業支援
視点の重要性を
ふまえ、地域お 312202
中心市街地活
こし、観光分野
における施策、 312203 性化協議会及
び支援及び連
方針決定過程
携
への女性の参画
の拡大に配慮す
る
平成27年度の
目標・プラン
平成27年度の
主な取り組み及び成果
平成27年度の取り組みを振り返り、
課題と思われること
平成28年度の
目標・プラン
観光分野等に参画
できる女性を積極的
に募集し、活用を
図っていきたい。
伊丹市中心市街地活性化協 幅広い層の女性が積極的に参画できる 観光分野等に参画できる
議会が、阪急とJRの伊丹駅 ような体制づくりが必要。
女性を積極的に募集し、
の間に点在する立ち呑み屋
活用を図っていきたい。
を特集したリーフレット「伊丹
立ち呑み巡る図」を発行し
た。市内の男女十数人が企
画に参加し、女性や初心者も
入りやすい12軒を写真入り
で紹介した。
所
属
ま
ち
な
か
に
ぎ
わ
い
課
③市民活動などへの育成・支援
13-3-6
女性・児童セン
ターにおいて、
男女共同参画を
推進するグルー
プや団体などに
対し、活動の場 921307
や交流の機会、
情報の提供など
を行う
13-3-7
市民企画によ
り、男女共同参
画を推進する講
座や講演会の
実施を支援する 921307
センターの講座イベント等
あらゆる機会をとらえて男
女共同参画についての意
識を市民に広める事業を
展開、推進していきたい。
・登録グループ代表者会議の機会を ・学びの機会を定期的に提供していく必要があ
男女共同参画社会の推進を考える機 る。
会としており、9月18日の会議では「メ
ディアリテラシーって何?」をテーマ
に研修会を開催。男女共同参画の視
点でメディアとつきあっていく事の大
切さを学ぶ機会とすることができた。
・市民企画講座募集。地
域で活躍している団体と
のネットワークを広げてい
く予定。
・市民企画講座募集について、登録 ・申込みが少なかった理由の分析と広報について ・前年度アンケートの分析をもと
グループや公共施設等へのチラシ配 の見直し。
に、市民企画講座を実施。効果
布や広報等による募集を行い、講座
的な広報の方法や対象を見直
「いろんな生き方あってええやん!」
し、登録グループ等への声掛け
と「地域の防災力を高めよう!」を実
等による広報も積極的に取り組
施した。講座への申込みが少なく、
む。
開催日まで様々な関係機関に声掛
けが必要であった。
・担当課へ指定管理
者への働きかけに活
用されるよう、啓発
紙などの情報を提供
する。
・女性・児童センター指定管
理者には、県等主催の研修
案内について随時情報提供
を行った。
・他課の委託事業者等への
人権研修を行う中で、男女共
同参画に関することも言及
し、統計数値ではないが直接
声を聞いたところでの反響は
良かった。
女性・児童セン
ター管理運営事
業
女性・児童セン
ター管理運営事
業
13-3-8
市の指定管理
者や委託事業
者などに対し
て、女性の登用
状況などについ
て調査するととも
に、男女共同参
画出前学習会
等の活用を促
し、男女共同参
画への理解を働
きかける
・女性・児童センター登録グループへ
出前講座や啓発資料の配布先の開拓
にあたっては、女性・児童センターとの
更なる連携が必要。
・委託事業者等へ出前講座や研修を
行った際にアンケートをとり実際の声を
分析すること。
・登録グループ代表者会議の際
の研修会を年2回(9月・2月)実
施予定。
・女性・児童センター登録
グループへ出前講座や啓
発資料の配布先の開拓に
ついて、女性・児童セン
ターと更に連携をとりなが
ら行う。
・委託事業者等へ出前講
座や研修を行った際にア
ンケート調査を行い、以後
の研修に活用できるよう、
分析を行う。
女
性
・
児
童
セ
ン
タ
ー
女
性
・
児
童
セ
ン
タ
ー
同
和
・
人
権
推
進
課
④防災における男女共同参画の推進
13-4-9
避難場所や災
害ボランティア
活動などの場に
おいて、男女の
ニーズの違いや
安全の確保など
男女共同参画
の視点からの配
慮がなされるよう
図る
防災備蓄は、ここ
まであればもう充分
というものではない
ため、平成27年度に
おいても、継続的に
充実を図る。
災害時用物資
111311
備蓄事業
プライベートスペースを確 様々な備蓄品について研究し、多様 備蓄計画に基づきアレ
保する間仕切りダンボールを な視点から家庭内備蓄の啓発を行うこ ルギー対応食品等必要
購入し全小学校に配置した と。
物品を適切に購入する。
(中学校は配置済)。
避難所への防犯笛の配
アレルギー対応のアルファ
置を進める。
化米や粉ミルク等必要な食
自助による災害備蓄の
糧備蓄を計画通り購入した。
必要性を啓発し、家庭内
災害用トイレ関係備蓄品
備蓄の啓発を引続き行
(簡易トイレ、凝固剤)を必要
う。
数購入した。
防災啓発関係書籍を市
防災ブザーを主要な避難
民の日常生活で手に取り
所に事前配置した。
易い場所に配架して、男
女性向けの災害用備蓄等
女のニーズの違い等を含
を特集した冊子を防災セン
め、防災意識向上を啓発
ター啓発コーナーに配架し
する。
啓発を行った。
出前講座において、多用な
視点から家庭内備蓄の啓発
を行った。
-67-
危
機
管
理
室
施策内容
コード
(H27)
事業名
平成27年度の
目標・プラン
HUG訓練の実施
回数を増やす。
防災訓練(図上訓
練、総合防災訓練)
に男女のニーズの
違いや安全の確保
など男女共同参画
の視点を取り入れ
る。
外部講師等を招
111104 防災訓練事業 き、女性の視点に
立った訓練・講義等
を実施する。
・防災計画等の修正
時に、担当課として
男女共同参画の視
点の意見を積極的
に述べる。
・危機管理室と連携
し、防災と男女共同
参画に関する講座
やイベントについて
も情報共有を行な
う。
921301
男女共同参画
計画推進事業
13-4-10
市の職員で、女性
地域の防災・防
専門の防災検討会
犯活動での固定
議を開催し、女性の
的な男女の役割
意見を防災計画や
分担意識を見直
防災訓練に反映さ
し、防災・防犯
せる。
分野における政
引き続き、外部講
策・方針決定の
師とも協力して講座
111102 防災啓発事業
場への女性の参
等実施する。
画を拡大させる
111104 防災訓練事業
防災訓練(図上
訓練、総合防災訓
練)に男女のニーズ
の違いや安全の確
保など男女共同参
画の視点を取り入れ
る。
性別を問わず、幅
広い年齢層に対応
でき、かつ、防犯意
自主防犯活動 識の高揚につながる
113205
防犯活動用品を配
支援事業
布できるよう努める。
平成27年度の
主な取り組み及び成果
平成27年度の取り組みを振り返り、
課題と思われること
平成28年度の
目標・プラン
所
属
社会福祉協議会、外部講 若年層に対する訓練の実施。
師、行政が協力し、避難所運
営(HUG)訓練や図上(DIG・
LODE)訓練を実施した(小
学校区3回、高等学校教師・
生徒対象1回)。
職歴の浅い若い行政職員
を対象に図上訓練を実施し
た。
総合防災訓練において、避
難所開設訓練や安否確認訓
練を実施。男女共同参画や
多様な視点(女性、障がい
者、高齢者、児童等)の立場
からの訓練を行った。
また、市立学校で、児童生
徒を対象とした、シェイクアウ
ト訓練を実施した。
エリアメールや市のSNS
を通じて、多くの世代の
人々が参加可能な訓練を
実施する。
市内の教育施設に呼び
かけを行い、防災セン
ターにおける啓発活動
や、防災イベントを地域等
危
とも協力しながら実施す
機
る。
管
理
室
・地域防災計画の修正時に、
全体を通じて男女共同参画
の視点からの修正案を提示
した。
・防災と男女共同参画に関す
る内容をテーマに推進委員
で作成した啓発紙第3号の自
治会回覧を行った。
・市民意識調査において、
「防災・災害復興対策におい
て、人権・男女共同参画に配
慮して取り組む必要があると
思うもの」を質問項目に入れ
て実施。調査結果(思うものす
べてを回答)では、「日頃から
地域において避難に助けが
いる人を把握する」が約7割、
次いで避難所のハード面の
配慮と女性用品など物品配
布の際の配慮に関することが
約5割程度の選択回答となっ
ていることが分かった。
・地域防災計画等の修正
時に、複数職員で確認
し、危機管理室とも協議を
行う。
・防災と男女共同参画に
関する情報や講座・イベ
ントについて、危機管理
室や女性・児童センターと
も連携して実施できるよ
同
う、積極的に情報共有を
和
行う。
・
人
権
推
進
課
・地域防災計画等の修正の際に、引き
続き担当課部分だけでなく全体ついて
確認提案を行なう必要がある。
・防災における男女共同参画の視点に
配慮したニーズの違い等についての情
報提供や講座を効果的に行うために、
関係課との連携が必要。
女性職員で防災検討会議 今後も引続き、男女共同参画の視点 防災計画の修正に関し
を実施した。避難所運営等に も含めて、市の職員の防災意識を啓発 て、全職員に対して、「平
関して特に多くの意見が出 する必要がある。
成27年度伊丹市人権・男
た。
女共同参画に関する市民
また、災害対応する職員の
意識調査結果報告書」等
立場からも、例えば発災時の
を参考として、女性や高
参集の可・不可や被害調査
齢者、障がい者等男女共
の実施等に関して意見交換
同参画やその他多様な視
を行った。
点を取り入れた見直しを
行う旨を通知し、男女共
同参画の意識付けを行っ
たうえで、全職員が地域
防災計画の修正を実施す
る。
総合防災訓練において、避 避難所でのDV被害の対策など。
難所開設訓練や安否確認訓
練を実施。避難者の受入、避
難者カードの記入、要配慮者
の対応について訓練を実
施。また、避難行動要支援者
の安否確認訓練も実施する
など、男女共同参画や多様
な視点(女性、障がい者、高
齢者、児童)の立場からの訓
練を行った。
出前講座等を通じた、
啓発を継続する。
また、防災分野以外の
男女共同参画のイベント
等の場において、防災講
話・防災ブース設置等に
より啓発ができるように、
担当課と連携する。
小学校区ごとに立ち上げら
れた防犯グループに、防犯
用品を提供する事業であるた
め、女性の参画の拡大は考
慮していない。
性別を問わず、幅広い
年齢層に対応でき、か
つ、防犯意識の高揚につ
ながる防犯活動用品を配
布できるよう努める。
-68-
活動の幅や参加者の増加につながる
ように、活動者の視点はもとより、市民
の要望に即した選択を可能とする必要
がある。
危
機
管
理
室
危
機
管
理
室
都
市
安
全
企
画
課
施策内容
コード
(H27)
事業名
13-4-11
男女ともに消防・
防災に関する知
識・技術を身に
つけ、女性消防
団員の登用への
取り組みやDIG
①消防団活動
訓練(災害図上 112101 の活性化
訓練)の実施な
②自主防災活
ど、地域防災の 111101 動支援事業
担い手となる女
性の防災リー
ダーを養成する
平成27年度の
目標・プラン
平成27年度の
主な取り組み及び成果
平成27年度の取り組みを振り返り、
課題と思われること
平成28年度の
目標・プラン
①市内小学校区で
の消防団が参加す
る自主防災組織の
合同訓練で応急手
当の普及啓発を実
施。
②平成28年度の成
果目標(防災訓練参
加率50%)達成に
向けて、引き続き女
性の参加促進を図
る。
①2区の自主防災組織合同
訓練及び稲野地区の防災
フェアにおいて応急手当の
普及啓発を実施した。
②前年度と同様に回覧等に
よる参加促進を実施し、男女
比の調査を実施した結果、全
参加者1,872人中、女性の参
加者が898人(48%)となり、
男女の参加率目標50%には
届かなかったものの、目標に
近い水準を維持している。
①女性消防団員を含めた消防団員の
モチベーション及び知識・技術の維持
向上。
②前年女性参加率が35.7%であった地
区が今回20.7%とさらに参加率が低下
した。
①市内小学校区における
自主防災組織合同訓練
で消防団員の参加回数
増等で消防団の活躍を市
民にアピールする。(3区
以上/17区)
③女性の参加率が低い地
消
域については、回覧チラ
シに女性のイラストや、女 防
局
性の参加率が低いことを
周知する文言を掲載して
参加促進を図る。
いきいきプラザ1Fロビーを活
用し、複数のボランティアグ
ループがコラボするイベント
や、その他ボランティアグ
ループが企画する季節行事
やテーマ型イベント等の開催
を支援。
・左記取り組みに参加するグループが
限られている。
所
属
⑤地域における「たまり場」づくり
13-5-12
地域活動を担う
市民が気軽に集
えるような場を提
供する
より気軽にイベントを
行っていくよう、ボラ
ンティアグループに
啓発を行っていきた
い。また、ボランティ
ボランティア アグループがつなが
活動啓発
るきっかけづくりも、
推進して行っていき
たい。
ボランティアグループから
持ち込まれる企画のみな
らず、当センターからも各
・イベント目的にいきいきプラザへ来所 ボランティアグループの参
する市民は少ない。
加によるイベントを提案し
ていく。
伊
丹
市
社
会
福
祉
協
議
会
【基本課題14】ユニバーサルデザインの推進による男女共同参画の環境整備
①ユニバーサルデザインの普及啓発
14-1-1
バリアフリー・ユ
ニバーサルデザ
イン推進要綱に
基づく取り組み
を支援し、市民
への普及啓発に
努める
関連部局と連携し
て、ユニバーサルデ
ザインの普及啓発を
さらに推進する。
12月の障害者週間に合わ
関連部局との連携と全庁的な取り組
せ、市広報に施設コンフリクト み。
解消に向けてグループホー
ムを紹介する記事を掲載し、
普及啓発に努めた。
関連部局と連携して、ユ
ニバーサルデザインの普
及啓発をさらに推進する。 障
害
福
祉
課
②安全・安心の視点に立った都市計画の推進
14-2-2
都市計画や福
祉のまちづくりの
推進にあたって
は男女共同参
画の促進に努め
る
自立支援協議会の
委員構成で男女比
が偏らないように努
める。
自立支援協議会の委員構成 家族会の委員に女性が多く、行政機関 自立支援協議会の委員
は21人中7人が女性であっ の管理者としての委員に男性が多いと 構成で男女比が偏らない
た(33パーセント)。
いう現実がある。
ように努める。
引き続き、男女双方
の視点・意見を取り
入れた都市空間づく
りを実践していくた
め、都市計画審議
会の任期満了(平成
28年3月末)に伴う委
員改選において、学
識経験者・公募市民
の女性比率40%~
60%を目指す。
前年度に引き続いて、女性が 委員の女性比率を上げていくことは容
委員として就任しており、男 易ではない。
性・女性両方の視点による意
見から、より良好な都市環境
づくりを推し進めることができ
た。
障
害
福
祉
課
引き続き、都市計画審議
会の場で男女双方の意見
を取り入れ、より良好な都
市環境づくりを推し進め
る。
都
市
計
画
課
③男女共同参画の視点に立った公共施設などの整備の推進
14-3-3
公共施設、住
宅、道路、公園
などのバリアフ
リー化、ユニ
バーサルデザイ
公園緑地等の
ン化を推進す
整備(整備・リ
421104
る。子育て中の
フレッシュ・再
男女が利用しや
配置対応)
すいように、保
育室や授乳室、
男女双方のトイ
レへのベビー
ベッド、ベビーホ
ルダーの設置に
配慮する
引続きバリアフリー
化されていない公園
について、対策を講
じ、高齢者や障害者
等あらゆる利用者の
利便性を向上させ
る。
平成27年度は鋳物
師公園で段差解消
と手摺を設置する。
堀池公園で段差解消のス
バリアフリー化されていない公園を、今 引続きバリアフリー化され
ロープ設置工事を実施し、鋳 後とも計画的に対策工事を行い、バリア ていない公園について、
物師公園で手すり設置工事 フリー化整備率を向上させる。
対策を講じ、高齢者や障
を実施した。
害者等あらゆる利用者の
利便性を向上させる。
平成28年度は一ツ橋、堤
ケ内公園でバリアフリー化 公
園
を進める。
課
引き続き制度の周知 27年度取組内容
を行うとともに共有 ①広報誌への掲載
空間のバリアフリー ②ホームページへの掲載
分譲マンション 化を推進する。
共用部バリア
フリー化助成
H27年度成果
事業
相談件数:4件
実施件数:2件
-69-
より多くの管理者等に事業を活用して 引き続き制度の周知を行
いただくため、更なる周知を行う必要が う。
ある。
住
宅
政
策
課
施策内容
コード
(H27)
事業名
平成27年度の
目標・プラン
平成27年度の
主な取り組み及び成果
平成27年度の取り組みを振り返り、
課題と思われること
平成28年度の
目標・プラン
公共工事を設計・施
工する際に、ユニ
バーサルデザインの
視点を取り入れ、誰
もが使いやすい施
設整備を行うように
努める。
(仮称)伊丹市神津地区拠点 ユニバーサルデザインの視点を取り入 引き続き、公共工事を設
施
れた設計・施工を進めてきたが、よりよ 計・施工する際に、ユニ
設整備工事
い設計・施工を進める必要があると思わ バーサルデザインの視点
れる。
を取り入れ、誰もが使いや 営
(仮称)伊丹市立児童発達支
すい施設整備を行うように 繕
援センター整備工事
努める。
課
所
属
伊丹市立荻野保育所移転整
備工事
※引き続き、市道昆 市道昆陽5429号線および、 用地取得に時間を要したため、道路整
陽5429号線、都市 都市計画道路猪名川左岸線 備(工事)に着手できない区間があっ
都市計画道路
計画道路猪名川左 の用地取得をすべて完了。 た。
433202 整備
岸線の用地取得お
433306 生活道路の整 よび道路整備の推
進を図る。
備事業
老朽化した転落防
止柵の更新を引き
道路安全対策 続き実施する。
433308
事業
予定通り工事を完了した。
学校施設の改修工
事において、ユニ
バーサルデザインの
視点にたった整備を
幼稚園大規模 進める。
211218
改造等事業
トイレ整備(格技棟・
部室棟他)-小学校2
校・中学校4校
格技棟・部室棟他のトイレ整
備工事(小学校2校・中学校4
校)において、和式トイレを洋
式トイレに改修した。
引き続き、市の道路施設の現状把握に 老朽化した転落防止柵の
努め、道路の安全性を確保する必要が 更新を引き続き実施して
ある。
いく。
平成27年度のトイレ整備工事では、ス
ペース・構造的に、男女共用の多目的
トイレの設置は不可能だった。
今後は高齢者や障がい者の視点での
バリアフリーだけでなく、男女共同参画
有岡小学校校舎増築工事に の視点も考慮し、子育て中の男女や性
ついては平成28年度の完成 的少数者がより利用しやすい施設整備
を目指し整備を進めた。
の検討が必要。
学校施設の改修工事に
おいて、ユニバーサルデ
ザインの視点にたった整
備を進める。
①市バス利用者の意見等を
より多く収集するため、モニ
ター活動方法を明確にした
フォームを作成し、インター
ネットを利用した意見等収集
方法の効率化を図った。
②ノンステップバスを9月に7
両購入するとともに、車体リメ
イク(車両内外装等更新)を1
0月から12月の間に7両実施
し、快適な車内空間の提供
が可能となり、サービス向上
につなげることができた。
①モニターを通して、より
多くのご意見等を収集し、
事業運営に反映するた
め、モニター活動の実施
を年1回から2回へ増や
す。
②ノンステップバスを9月
に7両更新しするととも
に、7年から8年使用した
車両(8両)のリメイク(外
内装等更新)を10月から
12月にかけて行い、お客
様のサービス向上を図
る。
有岡小学校校舎増
築工事(H27~H28
の2ヵ年にわたる事
学校施設の大 業)において、ユニ
223207 規模改造等事 バーサルデザインの
業
視点にたった整備を
図る。
14-3-4
市バス事業にお
いてはモニター
制度などにより、
男女共同参画
の視点を積極的
に取り入れるとと
もに、ノンステッ
プバスによる車
両更新を行う
①引き続きより多く
の意見等を収集でき
るよう応募方法やモ
ニターの活動方法を
検討し、モニターの
増員を図る。
②ノンステップバス7
両を10月までに購入
し、お客様サービス
の向上を図る。
市道昆陽5429号線およ
び、都市計画道路猪名川
左岸線において、年度内
に工事を完了し、供用開
始を目指す。
①モニターの活動内容を明確化するこ
とで、意見等の集約効果は図れたが、
より多くの意見等を収集するためにモニ
ター増員に向けた応募方法が課題。
道
路
建
設
課
道
路
保
全
課
・トイレ整備(体育館棟・
プール付属棟他)-小学校
9校・中学校2校
・有岡小学校校舎増築工 施
事(H27~H28の2ヵ年にわ 設
課
たる事業)
交
通
局
【基本課題15】地域の国際化と国際社会への貢献
①多文化共生への取り組み
15-1-1
外国人市民に
対する多言語に
よる情報提供や
相談体制の充
実に努める
①紹介ちらしの配布
やホームページなど
の広報媒体を活用し
たPRを行う
②配布計画(配布
先・数量・目標)を設
外国人市民用 定する。
③日本語学習サロ
921470 生活情報誌提
ン、多文化共生イベ
供事業
921412 外国人生活相 ント等にて配布する
談支援事業
①外国人市民生活情報紙の登
録申込用紙を4言語(英語、中国
語、韓国朝鮮語、ポルトガル語)
分作成し、新たに転入してきた外
国籍の市民の方に、外国人市民
生活情報紙の送付登録を案内
するように、改めて市民課に依頼
した。
その結果、中国語分送付希望者
の登録が1件あった。
②市内施設や教育機関へ4言語
の「伊丹市生活ガイドブック&防
災マップ」を見本として送付し、
積極的に配布希望を募った。
その結果、住宅政策課、保健セ
ンター、公民館、伊丹シティホテ
ル、伊丹警察署で配布依頼が
あった。
-70-
27年度に配布依頼があった施設以外
にも、外国人市民がよく利用する施設
等を確認し、ガイドブックの付置を依頼
できないか検討する余地があった。
引き続き「外国人生活情
報紙」、「伊丹市生活ガイ
ドブック&防災マップ」の
積極的な配布に努める。
国
際
・
平
和
課
平成27年度の
主な取り組み及び成果
平成27年度の取り組みを振り返り、
課題と思われること
平成28年度の
目標・プラン
15-1-2
①中国語クラスの再
外国人市民が
編成や開催時間、
日本語や日本
内容を一部見直し、
文化・風習を学
参加者の選択肢を
ぶ機会を提供す
広げる工夫を行う
るとともに、日本
②受講者アンケート
外国語・日本 や指導ボランティア
人に対しても相
互に文化や風 921402 語講座事業
へのヒアリングによ
伊丹マダン企 り、企画を行う
習を学び合える
機会を提供する 921409 画運営事業
③提携30周年を記
国際・平和交 念して、中国(佛山
921413 流協会支援事 市)とベルギー(ハッ
業
セルト市)をテーマと
した講座や写真展を
開催し、国際姉妹・
友好都市をPRする
①行政主導の学習機会の提供
から市民による自発的な学習
の場とするために、講座受講
者が固定的になっていた中級
中国語講座について市民の同
好会形式による自主的な運営
へと発展させることができた。そ
の結果、新たな参加者が増
え、学習機会の広がりをはかる
ことができた。
②本市の国際友好・姉妹都市
に関した異文化理解講座を実
施し、両市の巡回写真展を実
施し市民の国際理解の推進に
貢献することができた。
引き続き、本市が国際姉妹・友好都市
提携を行っていること自体を知らない市
民等へ積極的にPRすることで、ベル
ギー王国や中国を身近に感じてもら
い、異文化理解に興味を持ってもらえ
るような風土づくりを推進する。
日本・ベルギー王国友好
(国交樹立)150周年を記
念し、本市の国際姉妹都
市ベルギー王国・ハッセ
ルト市のPRをはかり、市
の国際理解をより一層す
すめる。
15-1-3
広い視野を持っ
て異文化を理解
し、共に生きて
いこうとする姿勢
を育てるため、
国際理解教育を
推進する
道徳や総合的な学習の時間 国際理解教育担当者会の内容の充実 各学校において、年間指
だけでなく、各教科や学級活
導計画のもと、国際理解
動、児童・生徒会活動、行事
教育、多文化共生教育を
等において、国際理解教育、
実施する。小・中・特別支
多文化共生教育を推進し
援学校国際理解教育担
た。
当者会において教材や指 学
導案の交流を行うなど、情 校
報交換を一層進める。
指
導
課
施策内容
コード
(H27)
事業名
平成27年度の
目標・プラン
各学校において、年
間指導計画のもと、
国際理解教育、多
文化共生教育を実
施する。小・中・特別
支援学校国際理解
教育担当者会にお
いて情報交換を行
い、成果と課題につ
いて共通理解を図
る。
所
属
国
際
・
平
和
課
②国際社会での男女共同参画に関する情報の収集と提供
15-2-4
女性の地位向
上や男女共同
参画に関する国
際的な規範や基
準、取り組みの
成果を周知する
・ミモザの日には女
性の地位向上に関
するPRを積極的に
行う。
・国際的な規範につ
いては、パネル展を
活用し、啓発を行
う。
・男女共同参画パネル展でG
GIを紹介する記事を掲載し
た。
・ミモザの日に北九州市作成
の「お母さんが語る女性差別
撤廃条約」のパネル展を実施
した。
・市民フォーラムで国際NGO
の方を講師に、男女共同参
画に関する国際的な指数や
情勢について講演をいただ
いた。
・市民意識調査における「女性差別撤
廃条約」の認知度は、概ね若年層ほど
高い傾向は見られる(約4~5割)が、40
~60歳代では約3割にとどまっており、
様々な機会を通じて周知・啓発を行うこ
とが必要。
・ミモザの日には、ひき続
き女性の地位向上に関す
るPRを積極的に行う。
・国際的な規範について
は、パネル展を活用し、周 同
知・啓発を行う。
和
・
人
権
推
進
課
伊丹ユネスコ協会が「国際女
性デーin伊丹 いたみミモザ
の日」(女性・児童センター)
に実行委員として参画した
「国際女性デーin伊丹 いたみミモザの
日」の参加者が伸びず、実行委員とし
て参画した伊丹ユネスコ協会の活動内
容を広くPRすることが難しかった。
引き続き伊丹ユネスコ協
会、伊丹市国際・平和交
流協会のほか、JICAや日
本・ベルギー協会、平和
首長会議などの動向にも
留意し、情報収集・啓発を
行う
③国際交流の推進、NGO・NPOへの支援
15-3-5
女性の地位向
上や男女共同
参画に関して国
国際・平和交
際的活動を行う
NGO、NPOなど 921413 流協会支援事
業
について情報を
収集し、啓発を
行う
伊丹ユネスコ協会、
伊丹市国際・平和交
流協会のほか、JIC
Aや日本・ベルギー
協会、平和首長会
議などの動向にも留
意し、情報収集・啓
発を行う
国
際
・
平
和
課
④地球環境保全の視点に立った認識と取り組み
15-4-6
地球環境保全
や省エネル
ギー、ごみ減量
やリサイクルなど 113305 消費者活動へ
の支援
環境への活動に
おいて男女共同
参画を促進する
411301
「リサイクル・
フェア」
「春・秋の宮前まつ 「春・秋の宮前まつり」におい より多くの人が知用しやすいよう、リサイ
り」や各種イベントに て、リサイクルショップを出店 クル活動の周知を行う。
おいても出店し、リサ
イクル運動の推進を
図る。
リデュース、リユース及
びフェアトレード等、多
様な環境問題に対す
る価値観の導入を促進
する。
「春・秋の宮前まつり」や
消
各種イベントにおいても出 費
店し、リサイクル運動の推
生
進を図る。
活
セ
ン
タ
ー
保健衛生推進連合会に働き 多様な団体・事業所の参加を進めていくこと リデュース、リユース及びフェ
アトレード等、多様な環境問
掛け、男性役員5人にスタッ により、男女共同参画を促進する。
題に対する価値観の導入を
フとして参加していただくと共
促進する。
に、多様な価値観形成に資
するため、リユースのイベント
や関連事業所の出展を実施
した。
-71-
生
活
環
境
課
施策内容
コード
(H27)
事業名
平成27年度の
目標・プラン
次回も改選の際に
女性比率40%を目指
し、関係団体の代表
伊丹市環境影 推薦において女性
響評価に関わ が役職を持っている
る要綱に関わ 場合、優先して女性
の推薦を依頼する。
る事務
平成27年度の
主な取り組み及び成果
平成27年度の取り組みを振り返り、
課題と思われること
平成28年度の
目標・プラン
伊丹市環境審議会委員へ
の推薦の際、全体的な男女
の比率を考慮し、女性の推薦
を依頼した。
女性の比率は25%であっ
た。
委員が学識経験者・関係団体の代表
者・関係行政機関の職員・公募市民で
構成されているため、適任者がいなけ
れば女性を推薦してもらうことが難し
い。
次回も改選の際に女性
比率40%を目指し、関係団
体の代表推薦において女
性が役職を持っている場 環
合、優先して女性の推薦 境
保
を依頼する。
全
課
-72-
所
属
基本目標Ⅵ 計画の総合的な推進
<成果目標>
項目
担当課
審議会等に占める女性委員の割合
31.9%
32.4%
(H22年度)
人事研修課
女性管理職の割合
成果目標
(H28年度)
計画当初 H23年分報告H24年分報告 H25年分報告H26年分報告H27年分報告
(H24.4.1現在)
(H23年度)
16%
(H22年度)
人事研修課
32.2%
32.8%
33.2%
33.6%
(H25.4.1現在)
(H26.4.1現在)
(H27.5.20現在)
(H28.4.1現在)
20%
20.3%
18.1%
19.9%
20.5%
(H24.4.1現在)
(H25.4.1現在)
(H26.4.1現在)
(H27.4.1現在)
(H28.4.1現在)
40%
20%
(H23年度) (H24年度) (H25年度) (H26年度) (H27年度)
34.8%
42.1%
46.7%
41.2%
50%
63.6%
(H22年度) (H23年度) (H24年度) (H25年度) (H26年度) (H27年度)
副主幹昇任試験受験者に占める女性の割合 人事研修課
35%
14.2.%
11.1%
3.7%
8.9%
8.3%
(H22年度) (H23年度) (H24年度) (H25年度) (H26年度)
3.8%
(H27年度)
5%以上を維持
し、
13%を目標とする
市民意識調査における「女性差別撤廃条約」
同和・人権推進課
の認知度
38.4%
(H22年度)
-
-
-
-
34.4%
(H27年度)
50%
(次回調査時)
市民意識調査における「オンブード」の認知度 同和・人権推進課
14.6%
(H22年度)
-
-
-
-
21.9%
(H27年度)
60%
(次回調査時)
同和・人権推進課
-
(H24発足)
6回
6回
6回
6回
6回
同和・人権推進課
6
(H22年度)
5
3
4
3
5
(H24.4.1現在)
(H25.4.1現在)
(H26.4.1現在)
(H27.4.1現在)
(H28.4.1現在)
0
男性職員の育児休業取得率
人事研修課
男女共同参画推進委員会活動回数
女性のいない審議会等数
【基本課題16】市民との協働による推進体制の確立
①推進本部を中心とした庁内の連携による推進体制の充実
施策内容
コード
(H27)
事業名
16-1-1
伊丹市男女共
同参画推進本
部を 中心 と し、
各課等の連携の
も と 、 推進 体 制
の充実・強化に
努める
平成27年度の
目標・プラン
平成27年度の
主な取り組み及び成果
平成27年度の取り組みを振り返り、
課題と思われること
平成28年度の
目標・プラン
・本部会議、幹事会
を開催するとともに、
これまで指摘のあっ
た事項については、
引き続き個別に関係
課へ情報提供を実
施するなど、各課と
連携して推進体制
の強化に努める。
・本部会議、幹事会を各1回
開催。専門部会は開催しな
かった。
・庁内の計画担当課職員等
を対象に、「(仮称)第2期伊
丹市男女共同参画計画策定
のための説明会」を開催し、
59名が参加。国の第4次男女
共同参画基本計画の説明を
中心とした講演後、アンケー
トを実施した。
・本部会議、幹事会では、性的マイノリ
ティの方への支援に関する意見などが
出された。
・大幅な組織改正や事務分掌変更等に
よる、次期計画策定にあわせての推進
体制の見直し。
・本部会議、幹事会を開
催するとともに、これまで
指摘のあった事項につい
ては、引き続き個別に関
係課へ情報提供を実施
するなど、各課と連携して
推進体制の強化に努め
る。
・次期計画策定に係る庁
内の検討委員会を設置
し、推進体制の充実・強
化のための見直しを行う。
・ヒヤリングの実施にあたり、
今年度も聴きとりのもれや重
複がないよう、施策分野で共
通している担当課へ合同で
行った。
・ヒヤリングで指摘された事項
について、各課から実現に向
けての相談があった。
・報告書では、市民にも身近
に感じてもらえるよう、ヒアリン
グ内容をQ&A形式で記載し
た。
・オンブードと推進委員会の
意見交換やまちづくりプラザ
での報告会、国際女性デー
で広く市民への周知に努め
た。イベントなどの際に、報告
書概要版を広く配布した。
・報告書の内容を市民に公表する報告
会について、対象の選定と日程調整が
難しく、昨年度に比べ小規模の開催に
なった。
・市民意識調査におけるオンブードの
認知度は、21.9%と前回(14.6%)より
増加しているが引き続き市民への周
知・啓発が必要。
・課題として提言されてい
るものについて、解決を図
るよう引き続き各課と調整
を行なう。
・概要版の配布、QRコー
ド化等より多くの市民に公
表する方法・機会の開拓
を引き続き行う。
・推進委員の推薦団体を
通じて開催先を開拓する
などの工夫により、報告会
の参加者を増やす。
所
属
同
和
・
人
権
推
進
課
②市民参画による進ちょく管理
16-2-2
男女共同参画
施策市民オン
ブードを設置
し、本計画の進
ちょ く 状況 調査
する。調査結果
は報告書を作成
し、市民に公表
する 。 市はオ ン
男女共同参画
ブード からの 提
言事項は、積極 921309 施策市民オン
ブードによる
的に施策に反映
進捗状況調査
させるよう努める
・調査表の課題に共
通しているものにつ
いて、解決を図るよう
各課と調整を行な
う。
・概要版の配布を引
き続き積極的に行な
う。
・推進委員の推薦団
体を通じて開催先を
開拓するなどの工夫
により、報告会の参
加者を増やす。
-73-
同
和
・
人
権
推
進
課
施策内容
コード
(H27)
事業名
平成27年度の
目標・プラン
平成27年度の
主な取り組み及び成果
平成27年度の取り組みを振り返り、
課題と思われること
平成28年度の
目標・プラン
・6回の委員会を実施し、市
民フォーラムの開催等につい
て意見交換を行った。意見交
換やフォーラム当日スタッフと
して積極的に参加すること
で、女性の活躍他男女共同
参画についての学びを深め
ていただくことができた。ま
た、推進委員から所属団体
の方へも参加を呼びかけ、多
くの方の男女共同参画の気
づきにつなげることができた。
・選出団体とのコラボ講座に
ついて、まちプラ、民生委員
などと実施することができた。
また、コラボ講座実績のあっ
たガールスカウトの方に、今
年度から推進委員に参加い
ただくことができた。
・男女共同参画事業所表彰
では商工会議所の協力を得
られた。
・推進委員の協力により、関
係団体の方等を対象とした男
女共同参画に関するアン
ケート調査を実施した。
・推進委員への更なる研修機会の提供
と地域・所属団体での課題解決や男女
共同参画の推進に関する情報提供等
の実施。
・講座の案内など、団体の
状況や年間計画に合わ
せた啓発を考える。
・女性・児童センターとも
連携し、推進委員への講
座や情報提供等を積極
的に行う。
・年間スケジュールを見直
し、フォーラムや講座など
での協働を積極的に働き
かける。
同
和
・
人
権
推
進
課
所
属
③市民、市民団体、企業などとの連携と協働
16-3-3
男女共同参画
啓発推進委員
会を 設置し、 多
様な市民、市民
団体との協働に
より男女共同参
画を推進する
・啓発紙の紹介や講
座の案内など、団体
に合わせた啓発を
考える。
・国の地域女性活躍
推進交付金に合わ
せ、年間スケジュー
ルを見直し、フォー
ラムや講座などでの
協働を積極的に働
きかける。
921309
男女共同参画
計画推進事業
④市民への意識・実態調査の実施と施策への反映
16-4-4
男女平等や男
女共同参画に
関する市民の意
識や実態等に
ついて平成27年
度に調査を行
い、結果を 施策
に生か すと と も
に、 市民に 対し
てき め 細か く 広
報する
・平成27年度に人
権・男女共同参画に
関する市民意識調
査を3,000人に対し
実施予定。また、幅
広い意見収集のた
め、推進委員推薦
団体などにも働きか
ける。調査結果を計
画の見直しや今後
の施策に生かすとと
もに、市民に対して
きめ細かく広報する
よう努める。
・8月から9月にかけて、15歳
以上の市民3,020人を対象
に、「伊丹市人権・男女共同
参画に関する市民意識調
査」を実施。また、幅広い意
見収集のため、推進委員推
薦団体などにもアンケート調
査を実施した。調査結果を計
画策定の基礎資料として、伊
丹市男女共同参画審議会に
も提出した。
・人権に関する調査と同時に行ったこと
で、質問量が増え、回答率が48.3%に
とどまった(前回調査時は47.7%)。ま
た、質問の設定と集計に時間がかかっ
た。
・調査結果の分析を更に
進め、計画の見直しや今
後の施策に生かすととも
に、6月と11月のパネル
展などで市民に対してき
め細かく広報するよう努め
る。
16-4-5
各種の実態調
査においては男
女のおかれてい
る状況やニーズ
を把握するよう
努める
・アンケート結果の
集計を急ぐとともに、
回覧のみではなく常
時確認できる状態に
し、以後の各種講座
の企画実施にあたっ
ても活用する。
・オンブード調査に向けた各
種事業の参加状況につい
て、引き続き男女比の記入を
求めた。
・講座のアンケート調査の集
計結果については、課内で
情報共有できるようデータ保
管に努めた。
・平成27年度の市民意識調
査結果においては、固定的
な性別役割分担意識や、「仕
事」と「家庭生活や地域活動」
の優先度の希望と現状、女
性が様々な活動に参画する
ために必要なこと等につい
て、性別による傾向の違いを
把握するように努めた。
・市民意識調査では、質問の設定と集
計の方に時間がかかったため、状況や
ニーズのきめ細かな把握と今後の対策
を考えるにあたって分析の余地がない
か更に見直す必要がある。
・以後の各種講座の企画
実施にあたっては、これま
でのアンケート調査結果と
市民意識調査の結果をあ
わせて見直しながら活用
する。
同
和
・
人
権
推
進
課
同
和
・
人
権
推
進
課
【基本課題17】市の率先した取り組みの推進
①行政委員会・審議会等への女性の登用促進
17-1-1
審議会等の委
員は、男女いず
れもが委員総数
の40%以上とな
るよ う努めるとと
もに、 女性委員
のいない審議会
等を解消する
引き続き各担当課 ふれ-iネット上での審議会情 各担当課への働きを行っているもの
引き続き各担当課への
への働きかけを行っ 報の共有や、更新通知の機 の、委員の決定に関しては、当該審議 働きかけを行っていく。
ていく。
会などを通じて、各担当課へ 会を所管する各担当課であることや、
の働きを行った。委員委嘱の 充職の委員も多くあることから、人事研
合議の際に40%を下回る審議 修課としては飛躍的に女性登用率を向
会について、目標値を上回る 上させる術が見出しにくい。
よう促した。
-74-
人
事
研
修
課
平成27年度の
目標・プラン
平成27年度の
主な取り組み及び成果
・女性委員の少ない
審議会について、引
き続き充て職の男女
比などの状況を調査
し、他の方法がない
か各課と検討する。
・各課の審議会の男女比の ・「充て職」で決まることの多い団体へ、 ・女性委員の少ない審議
調査は行なったが、充て職の 各課から女性委員の比率上昇を働きか 会に対し、女性委員の比
変動に男女比も影響されて けるための効果的な方法の検討。
率上昇を働きかけるため
いる。
に、先進市や他課の好事
例の収集に努め、有効な
方法を検討する。
17-1-2
審議会等委員
の市民公募枠に
ついては、人数
の拡大と 、男女
の構成比を考慮
まちづくり基
した上で積極的 911101 本条例推進事
改善措置を働き
業
かける
今年度は、庁内の附
属機関の担当に照
会するなど、引き続
き、無作為抽出方式
を全庁的に採用でき
ないか検討。
平成27年度は、引き続き4名
の市民委員、4名の学識経験
者の計8名に。参画協働推進
委員として審議いただいた。
17-1-3
審議会等の委
員とし て推薦で
きるような女性人
材リストを作成し
活用 する など 、
人材の発掘に努
める
引き続き各担当課 各所属が所管する審議会に 各所属が所管する審議会に適任な新 引き続き各担当課への
への働きかけを行っ 適任な新たな女性委員候補 たな女性委員候補を人事研修課として 働きかけを行っていく。
ていく。
を人事研修課として探すこと 探すことが難しい。
が難しく、働きかけを行うにと
どまっている。
・引き続き、各課等
からの依頼に適切に
対応するとともに、男
女共同参画情報紙
編集や男女共同参
画推進委員会活
動、講座の実施等を
通じて新たな人材の
発掘・育成に努め
る。
・各課への働きかけと詳細な
分析ができなかったが、庁内
の審議会等のデータベース
を活用して、他課での公募委
員の情報もさらに収集・分析
を行えば他の審議会への活
用が期待できる。
・所管の審議会委員の選出
依頼にあたっては、関係団体
で活躍されている女性の方を
ご紹介いただくことができた。
・情報収集と整理が不十分で女性人材
リストの作成には至らなかった。
・充て職等により決定した委員を変えら
れる様な相談や依頼はなかった。
・庁内のデータベースや
男女共同参画推進委員
会活動、講座の実施、各
課の依頼対応等を通じ
同
て、新たな人材の発掘・育 和
成に努める。
・
人
権
推
進
課
17-1-4
審議会等の開
催時には一時保
育や介護サービ
スを行うよう努め
る
・オンブード活動や
推進委員会活動で
の一時保育の予算
化を継続。
・介護サービスにつ
いては、講座等での
アンケートによる
ニーズ調査や他市
の情報等の収集を
行なう。
・オンブード活動や推進委員
会での一時保育の予算化は
継続。推進委員会での利用
件数が1件あった。
・「com-com」での一時保育
利用は、6件。
・男女共同参画審議会での
一時保育も予算化し、利用件
数は3件あった。
・幅広い市民委員の参加が必要なた
め、一時保育の予算化継続と案内時の
PRは今後も必要。
・介護サービスについて、どのような実
施体制と予算でできるのか情報が少な
い。
・オンブード活動や推進
委員会、審議会活動での
一時保育の予算化を継続
するとともに、推進委員会
等での委員募集にあっ
たっては、積極的なPRを
行う。
・介護サービスについて
は、講座等でのアンケート
によるニーズ調査や他市
の情報等の収集を引き続
き行う。
施策内容
コード
(H27)
事業名
平成27年度の取り組みを振り返り、
課題と思われること
まちづくり推進課所管の市民委員の採
用方式としては、無作為抽出方式を試
行的に採用しているが、他の附属機関
等では現時点では、この方式を取って
いない。
平成28年度の
目標・プラン
庁内の附属機関の担当
に、男女比を考慮した上
で、市民公募委員を登用
するよう働きかけるととも
に、必要に応じて無作為
抽出方式の採用も案内す
る。
所
属
同
和
・
人
権
推
進
課
ま
ち
づ
く
り
推
進
課
人
事
研
修
課
同
和
・
人
権
推
進
課
②女性職員・教員の管理職への登用促進、職域の拡大
17-2-5
リーダー養成研
修の 実施や昇
任試験受験の
奨励、メンタ ー
(先輩の助言者)
の活用等に取り
組み、女性の管 999933
理職登用を積極
999936
的に推進する
引き続き管理職へ ①昇任試験
の昇任への意識付 昇任試験の受験の奨励を図
けを行っていく。
る。試験対象者を各所属部
長に通知し、対象者に奨励を
図った。
②女性管理職との懇談会開
催 女性管理職と一般職
が話す機会を設け、女性職
員の昇任意欲向上に努め
た。
-75-
管理職登用については、昇任試験の結 引き続き、管理職への昇
果をもとに公平・公正に取り扱う必要が 任への意識付けを行って
あるため、登用率の向上につながらな いく。
いケースがある。
人
事
研
修
課
施策内容
コード
(H27)
事業名
教職員のため
の各種講座及
び研修・研究
活動
(ミドルリー
ダー養成研
修)
17-2-6
性別によ り偏在
のある職場・職
種を 見直し、 女
性の職域を拡大
するとともに、男
女の相互乗り入
れを図る
平成27年度の
目標・プラン
平成27年度の
主な取り組み及び成果
平成27年度の取り組みを振り返り、
課題と思われること
平成28年度の
目標・プラン
女性中堅教員のミド
ルリーダー養成研修
講座への参加者割
合を保ち、次期女性
管理職・リーダーとし
ての意識付けをさら
に進めむよう校園長
会や所属長ヒアリン
グ等で指導してい
く。
女性中堅教員へ総合教育セ
ンター主催のミドルリーダー養
成研修講座への参加を校園
長から助言指導することで、
参加者割合を保ち、次期学
校園経営の担い手としての
自覚を促すことができた。
(H24年度は24名、H25年度
は24名、H26年度は21名、
H27年度は18名)
管理職候補の人材が不足する中、女性
中堅教員のミドルリーダー養成研修講
座への参加者割合を保ち次期女性管
理職・リーダーとしての意識付けをより
一層進めていく必要がある。
女性中堅教員のミドルリー
ダー養成研修講座への
参加者割合を保ち、次期
女性管理職・リーダーとし
ての意識付けをさらに進
めむよう校園長会や所属
長ヒアリング等で指導して
いく。
学校運営に主体的
に参画できる女性管
理職と登用に向け、
ミドルリーダーを育
成するための研修
会を実施する。
大手前大学と連携し、ミドル 学校園運営に主体的に参画する人材
リーダー養成研修を12回実 育成をねらった研修を今後も継続する
施した。大学と連携すること 必要がある。
により、体系的なカリキュラム
を実施し、ミドルリーダーの資
質向上を図ることができた。
また、参加者の35%程度にあ
たる女性教員の参加があっ
た。
引き続き、採用募
集時の工夫、人事
異動等で対応を
図っていく。
採用試験の募集に併せて
「女性が輝く職場を目指して」
をテーマに特設ページを設
け、管理職登用・キャリアアッ
プ・子育て支援に関する制度
などを紹介し、女性受験者の
応募者を増加させるため取り
組んだ。
999936
17-2-7
職員及び教員
に対する男女平
等、男女共同参
画に関する意識
調査を検討する
学校運営に主体的に参
画できる女性管理職登用
に向け、ミドルリーダーを
育成するための研修会を
実施する。
所
属
職
員
課
総
合
教
育
セ
ン
タ
ー
採用試験は試験結果に基づき、公平・ 引き続き、採用募集時・人
公正に行う必要がある。採用試験自体 事異動等で対応を図って
で偏在をなくすよう取り扱うことはできな いく。
いため、結果的に採用において解消を
図ることができない年度がある。
人
事
研
修
課
・引き続き固定的性 ・研修等の機会を通じて任意 ・今後も定期的に行うための調整・連
別役割分担の意識 での協力をあおいだ。
携。
について、研修の機
会にアンケートを行
う。
・各研修時のアンケート調
査を引き続き実施し、調
査結果を、今後の研修の
企画実施に活用する。
同
和
・
人
権
推
進
課
③仕事と育児・介護の両立支援への率先した取り組み
17-3-8
「伊丹市職員子
育て応援プログ
ラム」について周
知、啓発し、目
標数値の達成
状況をチェック
する。特に、男
性職員に対して 999936
育児休業・介護
休業の取得に向
けて情報提供や
啓発を行う
引き続き、同様の
取り組みを継続して
いくとともに、育児参
加休暇や短期介護
休暇等短期間の取
得の活用等もさらに
図っていけるよう取り
組んでいく。
職員広報にて、休暇制度の
種類や休暇取得方法等の情
報提供を行った。また、実際
に育児休業を取得された男
性職員の体験記を職員広報
に掲載し、周囲への啓発を
図った。
休暇制度や取得方法の周知・啓発は
行っているが、各所属とも業務量の増
加に伴い、休暇取得者の増加にはつな
がっていない。
引き続き、同様の取り組み
を継続していくと同時に出
産補助休暇・育児参加等
の取得の活用を今後さら
に図っていけるように取り
組む。
人
事
研
修
課
④行政従事者への男女共同参画についての研修の充実
17-4-9
職員研修におい
て、階層や職種
などに 応じたプ
ロ グラムや 手法
の研究、教材の
整備に努め、男
女 共 同 参 画 の 999933
視点について全
職員が受講でき
るよう研修を実
施する
階層別研修などの
機会をとらえて、職
場人権研修の手法
について周知してい
く。
階層別研修の場において、
職場人権研修の実施依頼
と、多様な研修実施方法の
紹介を行った。
-76-
研修で学んだ内容を職員各自が身近
な問題として認識し、日頃から人権意
識を高めていけるようになるための効果
的な研修が求められている。
引き続きグループワーク
を取り入れ、職員間で意
見を出し合い、互いに人
権意識を高めていけるよう
な形式で効果的な研修を
実施する。
人
事
研
修
課
施策内容
コード
(H27)
事業名
17-4-10
行政に関係する
職員やボラン
テ ィ ア など が 男
女共同参画の
視点を もっ て市
民に 接 する こ と 999933
ができるよう、研
修の実施、 また
は参加への働き
かけを行う
211501
平成27年度の
目標・プラン
平成27年度の
主な取り組み及び成果
平成27年度の取り組みを振り返り、
課題と思われること
平成28年度の
目標・プラン
・人事研修課や人権
教育室と連携し、階
層や職種などに応じ
た研修を引き続き実
施する。
・7月に「業務におけるジェン
ダーについて」をテーマとし
て主査級以上職員を対象に
研修を実施。39名が参加。
・2月にはこれまで未受講の
職員を中心に、また消防局
等の職員も参加しやすいよう
に場所を考慮して、DV防止
セミナーを開催、67名が参加
した。
・新規採用職員人権研修の
中で、DVについても取り上
げ、男女共同参画の必要性
について説明を行った。
・DV防止セミナーについては、初めて
受講する職員にあわせた研修内容で
あったため、基本的な部分についての
理解が深まったとするアンケート回答が
多く見られた。今後、職種等に応じた研
修実施の更なる検討・調整が必要。
・人事研修課や人権教育
室と連携し、階層や職種
などに応じた研修を引き
続き実施する。
引き続き、人事研
修課が主催する研
修について、必要に
応じて嘱託職員・臨
時職員が参加できる
よう取り組む。
組織全体で人権問題に関す
る理解を深め、職員一人ひと
りが人権尊重の視点にたった
まちづくりを推進していけるよ
う、 嘱託職員、臨時職員も
含めた所属職員全員を対象
に職場人権研修を実施する
よう全所属長に依頼した。
所属職員数の多い職場では、全員が
意見・感想等を出し合うことが難しく、短
い時間での意見交換となる場合が多
い。
研修効果を高めるため
には意見交換を行うことが
肝要であるため、引き続き
職場人権研修内で職員
間の意見交換が活発に行 人
事
われるように所属長へ実
研
施を依頼する。
修
課
所
属
同
和
・
人
権
推
進
課
青少年育成団体の 青少年育成団体の指導者研 実施できなかった団体についても毎年
指導者等への研修 修会にて実施。
の実施を要請する。
会等を要請し、実施
できない場合につい
ては、チラシ配布に
よる啓発も検討す
る。
青少年育成団体の指導
こ
者等への研修会等を要請 ど
し、実施できない場合に
も
ついては、チラシ配布によ
若
る啓発も検討する。
者
企
画
課
男女共同参画の視 ・少年補導委員人権全体研 LGBTについての理解
点をふまえた研修を 修会では、今年度も男女共
行う。
同参画の視点も交えながら研
修を行い、少年補導委員、セ
ンター職員が参加した。
LGBTについて研修する
機会を設定する。
登録ボランティアの
資質向上を図る。
研修内容の充実を図り、
登録ボランティアの資質
向上につなげる。
少
年
愛
護
セ
ン
タ
ー
青少年問題相
談事業
登録ボランティアを対象に基 研修内容の充実を図る。
調講演と家庭教育推進事業
についての報告。参加人数
60人
社
会
教
育
課
家庭教育ボラ
212104 ンティア研修
会
取り組みに対して効
果が顕著に現れた
サタデージョギング
教室において、子供
や家族連れの参加
推進に努める。
サタデージョギング教室にお
いて、市主催事業の小学生
陸上教室と連動した参加推
進を行い、家族連れの参加
を促した。
-77-
参加人数自体が年々増加しているた
め、次の段階として男女の比率が均等
になるように家族連れでのイベント参加
をさらに促していくことが課題である。
サタデージョギングに限ら
ず、市関連のイベントの中
で家族で参加して頂ける
ような案内、告知を推進す
る。
伊
丹ス
スポ
ー
ポ
ー
ツ
ツ振
セ興
ン課
タ ・
ー
施策内容
コード
(H27)
事業名
平成27年度の
目標・プラン
平成27年度の
主な取り組み及び成果
平成27年度の取り組みを振り返り、
課題と思われること
平成28年度の
目標・プラン
所
属
・職員の異動等により課題が積み残し
にならないよう、各課の状況を把握し、
きめ細かく情報を提供し続ける必要が
ある。
・課題について、担当課と
情報共有し効果的にフォ
ローを行う。
・主査級以上職員対象の
男女共同参画施策研修
において、関係課と合同
で実施する。
・性的マイノリティとされる
人々への支援や多様な性
について理解を深めるた
めの職員対象の研修等を
行う。
同
和
・
人
権
推
進
課
⑤職員、庁内組織のネットワーク化への取り組み
17-5-11
庁内の男女共
同参画推進に
向けた体制づく
りに取り組む
・課題について、担
当課と情報共有し効
果的にフォローを行
う。
・オンブードヒヤリング後も、
課題に応じて担当課と連絡
調整を行った。
・報告書等で指摘を受けてい
る事項について、関係課に随
時情報提供を行なった。
・推進本部会議等において
は、性的マイノリティとされる
人々への支援について意見
が出された。
・DVに関して婦人
相談員研究協議会
などの機会を通じ
て、本市から課題提
案を依頼する。
・県のDV関連の会議や照会 ・国・県の制度や動向把握に努めるとと ・DVに関して婦人相談員
などにあたって、県に対し積 もに、個別具体的に、要望を続ける必 研究協議会などの機会を
極的に課題提案を行なった。 要がある。
通じて、本市から課題提
・国の交付金等の制度につ
案を依頼する。
いて、国・県に対する情報収
・国・県の制度や動向把
集に努めた。
握に努めるとともに、個別
・国の第4次計画が策定され
具体的に、要望を続ける
た後、内閣府男女共同参画
必要がある。
会議議員の方を講師に、庁
内職員向けの説明会を開催
した。
⑥県や近隣自治体との連携
17-6-12
男女共同参画
の推進に関し
て、法制度の整
備・ 充 実な ど に
ついて国や県に
要望する
同
和
・
人
権
推
進
課
【基本課題18】男女共同参画推進拠点の充実
①男女共同参画推進拠点機能の充実
18-1-1
女性・児童セン
ターが本市の男
女共同参画推
進の拠点施設と
して、男女の利
用が促進される
よう環境整備や 921307
周知を図る
18-1-2
女性・児童 セン
タ ーに おい て、
男女共同参画
に関する情報提
供、活動の場の
提供 、 学 習 ・ 啓
発 ・ 相 談 な ど を 921307
行い、男女共同
参画の拠点機
能の充実を図る
18-1-3
女性・児童 セン
タ ーに おい て、
地域における課
題解決や実践
的活動につなが
る知識習得、課
題の把握・解決
のための情報提
供、 人 材 発 掘・
育成などの機能
921307
を充実させる
女性・児童セン
ター管理運営事
業
女性・児童セン
ター管理運営事
業
・女性・児童センター
の存在を広める方法
工夫として利用者が
参加しやすい内容
のサロンを新たに企
画推進していきた
い。
・参加しやすい講座をきっかけに、啓発
パンフレットの配布・説明をしながら拠
点施設の周知や利用促進に努める必
要がある。
・啓発パンフレットを活用
し男女共同参画の視点を
伝えながら、拠点施設とし
ての利用周知に努める。
・女性交流サロン所蔵の
DVD・貸出図書目録を作
成・配布し、拠点施設とし
ての利用促進を図る。
・計画的、継続的に ・ワークライフバランス(お片 ・男女共同参画に関する情報や講座に ・今日的な課題や市民
協議会の開催を予 付け):固定的役割にとらわ ついてより一層の充実が必要。
ニーズを踏まえた事業の
定。
れず、だれもが家庭・家族・
推進を図っていくため、ア
仕事と調和しながら生きるヒン
ンケート項目を見直した
トを得た。
調査を行い、分析結果を
・男女共同参画社会づくりに
以後の事業に反映できる
向けて市民のニーズや課題
ようにする。
に答える拠点施設として機能
をはたすため、情報相談へ
の対応や情報コーナーの充
実などを実施し、「女性のな
やみ相談」にはのべ96人の
相談があった。
・地域の課題解決や
実践的活動につな
がる知識習得・意識
向上のための講座
実施(防災講座9月)
女性・児童セン
ター管理運営事
業
・イラスト入りの男女共同参画
啓発パンフレットを作成し、女
性交流サロンの講座やミモザ
の日実行委員会において配
布した。また、女性交流サロ
ンと働く女性の家の受付にも
常時配置した。
・こどもまつり等のセンター行
事の開催時にも男女共同参
画推進の拠点施設であること
を説明した。
地域における問題を把握して
いる他施設と連携して下記の
講座に取り組んだ。
・こども防災セミナー:近隣小
学校児童くらぶの子どもが多
く参加し、一人でいる時に被
災した際にどのように行動し
たらよいかという意識を持っ
た。
・ツインズひろば:多胎児家
庭においては負担・不安も多
くサポートが必要であり、当セ
ンターで同じ境遇の家族が
集う場を設定することで解決
の糸口となった。また、講座
に多くのサポートスタッフが参
加し新たな人材発掘にも繋
がった。
・0歳児ママが孤立しないで、
悩みや楽しみを共有できる場
を6か月にわたり子育て支援
を提供した。
-78-
・ツインズひろばでは多胎児を育てる環
境づくりとして年間6回の開催を年間12
回に増やし、サポートしていく必要があ
る。
・0歳児ママ講座では、安心してゆっくり
話ができる場を提供する必要がある。
・ツインズひろばにおいて
保健センター、図書館と
連携して年間12回開催。
・0歳児ママ講座を今期も
開催、ファシリテーターと
して助産師に入ってもらう
ように予定している。
女
性
・
児
童
セ
ン
タ
ー
女
性
・
児
童
セ
ン
タ
ー
女
性
・
児
童
セ
ン
タ
ー
施策内容
18-1-4
女性・児童セン
ターが男女共同
参画社会作りの
推進役として活
発な事業が展開
され、かつ市民
にとってより利用
しやすいものと
なるよう指定管
理者と緊密な連
携・協力を行う
コード
(H27)
事業名
女性・児童セン
921307 ター管理運営事
業
平成27年度の
目標・プラン
平成27年度の
主な取り組み及び成果
・センター会議以外
にも随時連絡調整を
行い、効果的な事業
が行われるよう密に
協力する。
・行事等を利用し、
利用している市民の
声を積極的に聴取し
事業計画に反映す
るよう指定管理者と
連携を行なう。
・公共施設マネジメ
ントの動向に注意を
払う。
・センター会議において、事 ・指定管理者から提案された事業が効 ・センター会議以外にも随
業報告及び事業計画、個別 果的に展開されるよう、内容等について 時連絡調整を行い、効果
の課題について情報共有・ の更にきめ細かな情報共有や連携。
的な事業が展開されるよう
連携を行なった。
きめ細かな協力を行う。
・相談体制や共催の講座など
・7月に女性・児童セン
において随時打ち合わせを
ターにて開催予定の男女
行い、センターの講座アン
共同参画基礎講座につ
ケートについても情報共有を
いても、連携を行う。
行った。
・行事や講座等のアン
ケートについて、早目の
情報共有と検証を行い、
以後の事業に反映される
よう指定管理者と緊密な
連絡調整を行う。
・公共施設マネジメントの
動向にも引き続き注意を
払うとともに、情報共有を
密に行う。
-79-
平成27年度の取り組みを振り返り、
課題と思われること
平成28年度の
目標・プラン
所
属
同
和
・
人
権
推
進
課
平成28年度伊丹市男女共同参画施策
市民オンブードヒヤリング実施経過等
平成28年度ヒヤリング実施経過
日 程
開始時刻
ヒヤリング出席者
対象職場
時 間
10:00
商工労働課、自立相談
課
商工労働課長
藤澤 早苗
主査
中村 雅光
生活支援室長
兼自立相談課長
松尾 勝浩
主査
森川 隆彦
60分間
11:00
保育政策課、保育課
こども室長兼
保育政策課長
馬場 一憲
保育課長
池田 昌寛
―
―
60分間
学校指導課長
廣重 久美子
主査
平井 達也
総合教育セン
ター主幹
尾崎 眞弓
主査
宮﨑 大樹
7月13日(水)
10:00
学校指導課、総合教育
センター、人権教育室
60分間
人権教育室主幹
森口 真一
主査
甲斐 公美子
―
―
7月20日(水)
7月25日(月)
7月29日(金)
11:00
社会教育課
社会教育課長
中畔 明日香
主査
飯塚 勝久
13:00
教育企画課
教育企画課長
春名 潤一
副主幹
矢田 貴美代
10:00
健康政策課
健康政策課長
岡本 綾子
11:00
伊丹病院
13:00
子ども若者企画課、子
育て支援課、こども家庭
課
10:00
―
60分間
―
―
60分間
主査
池田 典子
―
―
60分間
事務局次長 兼
総務課長
田中 久雄
副看護部長
竹原 三千代
副主幹
永松 成子
―
60分間
こども室長兼
保育政策課長
馬場 一憲
こども若者
企画課長
倉島 正佳
危機管理室主幹
小谷 浩一
内田 真太郎
野口 日加里
子育て支援課長 こども家庭課長
梅本 智也
牧村 達也
消防総務課長
米澤 嘉人
60分間
主査
中田 隆之
危機管理室、消防総務
課、予防課
60分間
次長兼予防課長
福井 浩次
副主幹
仲谷 三浩
―
―
8月18日(木)
10:00
同和・人権推進課
(女性・児童センター分
含む)
同和・人権
推進課長
寺井 和代
主査
筒井 好子
―
―
120分間
8月24日(水)
10:00
同和・人権推進課
(女性・児童センター分
含む)
同和・人権
推進課長
寺井 和代
主査
筒井 好子
―
―
180分間
-80-
平成28年度
伊丹市男女共同参画施策市民オンブード活動記録
4/1(金)~4/18(月) オンブード公募期間
4/28(木) オンブード面接
5/18(水) オンブード委嘱式、打ち合わせ …防災センター3F 会議室
6/10(金) オンブードヒヤリング打ち合わせ
…防災センター3F 会議室
6/17(金) オンブードヒヤリング打ち合わせ
…防災センター3F 会議室
6/30(金) オンブードヒヤリング打ち合わせ
…総合教育センター3F 多目的室
7/
6(水) オンブードヒヤリング打ち合わせ
…(AM)公民館3F 会議室
(PM)公民館2F 講義室B
7/11(月) オンブード打ち合わせ …総合教育センター2F 講座室
7/13(水)~8/24(月)
8/
男女共同参画施策市民オンブードヒヤリング
<詳細 平成28年度ヒヤリング実施経過>
2(火) 男女共同参画施策推進研修
…市役所7F 701会議室
8/18(水)~9/4(日) 報告書案作成
9/
5(月) オンブード打ち合わせ(報告書作成について)…防災センター3F 会議室
9/
6(火) オンブード打ち合わせ(報告書作成について)…公民館2F 講義室A
9/12(月) オンブード打ち合わせ(報告書作成について)…防災センター3F 会議室
9/20(火) オンブード打ち合わせ(報告書作成について)…防災センター3F 会議室
10/
4(火) オンブード打ち合わせ(報告書作成について)…防災センター3F 会議室
10/12(水) 伊丹市男女共同参画推進本部幹事会
10/27(木) 伊丹市男女共同参画推進本部会議
…防災センター3F 会議室
…企画会議室
伊丹市男女共同参画推進委員会での意見交換(予定)
男女共同参画施策市民オンブード報告会(予定)
3/
5(日) いたみミモザの日
…女性・児童センター(予定)
-81-
調査を終えて
今年度は、市民意識調査結果が出た年でした。この調査結果は市の施策の成果である
と同時に、これまでの市民オンブードの活動評価でもありました。結果私としては、落
胆といっても過言ではなく、大きな課題をつきつけられました。全国でも先進的に取り
入れている市民目線からの男女共同参画施策調査は有効なのかという課題です。市役所
の皆さんも共に考えていただきたいと思っています。
市民の意識の変化には十分な時間が必要であること、経済などの外的要因にも左右さ
れやすいことなどから、結果を急ぐことは避けなければなりませんが、時代と共に男女
共同参画に関連する新たな問題も出てきます。今後とも着実な推進のためのリーダーシ
ップが発揮されることを期待します。
(高田
昌代)
今年度も、ヒヤリングでは担当課をはじめ関係各課の皆様には丁寧に回答していただ
いたことに感謝いたします。オンブード5年目になり継続して計画の進捗状況を調査さ
せていただき、5年前にくらべると着実に進んでいることを、ヒヤリングで実感するこ
とがたくさんありました。課題解決のため何年もかけて関係課が連携し取り組まれ、実
現されたことも多く大変嬉しく思いました。しかしながら連携がうまくいっている部署
と、そうでないところの温度差が大きくとても残念でなりません。事業によっては何年
も継続されているものもあり、実施することが目的となってしまっているように感じる
部分もありました。何のために行っているのか、目的を明確にするためにも事業実施後
の評価、内容の検証が必要です。そのために報告書のシートはPDCAサイクルがわか
る様式になっています。シートによって自己点検評価を怠らず課題を明確にし実行にう
つしていただきたいと考えています。オンブード制度によって『評価してもらう』とい
う受け身とならぬようシートに記入したら終わりとせず、次に繋げていけるよう期待し
ています。
(来田 純子)
3年ぶり2度目のオンブードとして調査をさせていただきありがとうございました。
伊丹病院での病児保育、女性消防団、DV防止対策の工夫など以前よりも進んだ部分も
みられ嬉しく思いました。ヒヤリング調査の際、施策に対して毎年決められた市の事業
を実施されることが目的となっていないかが心配になり、何度も施策目標に立ち戻り質
問内容を考えました。市は「事業ありき」とならぬよう、事業実施後の振り返りとして市
民にとってのメリット・デメリット、何が足りなかったのか、なぜその事業が必要なの
-82-
かなど、事業内容や方法をじっくり検証することが大切だと改めて感じました。これか
らも市民のニーズが反映されるよう、時代に合ったやり方を考え続けられることを期待
いたします。
また市民意識調査では、性別役割分担意識が根強く残っているのが分かり残念に思い
ました。残ってしまっている理由は、さまざまな理由があると思います。当事者意識が
低いからなのか、前からそうなので今さら変える必要がないと諦めているからなのか、
など。 一人ひとりが生きやすい・住みやすい世の中になるためには市の職員さんだけ
の力ではなく、市民一人ひとりの力がなければうまくいきません。市民側もなぜ男女共
同参画社会が必要なのか、自分の生活の中で何が男女共同参画の視点とつながっている
のか、どうしたら男女共同参画社会に一歩でも進んでいくのかを考えるための知恵と力
が必要です。決して諦めずに少しずつでも変化が起きることを望みます。
(永原
平成28年度 伊丹市男女共同
参画施策市民オンブード
(写真左から 来田/高田/永原)
-83-
明子)
資
料
伊丹市男⼥共同参画のあゆみ
資料 1
1972年(昭和47年) 伊丹市立働く婦人の家開設
1979年(昭和54年) 伊丹市企画室に婦人問題担当を設置
1980年(昭和55年) 伊丹市生活文化部に婦人青少年課を設置
1981年(昭和56年) 伊丹市婦人施策推進会議設置
1986年(昭和61年) 伊丹市婦人施策推進会議より最終報告
1989年(平成元年)
伊丹市女性団体懇話会設置、第1回女性フォーラム開催
1990年(平成2年)
(仮称)伊丹市女性センター建設懇話会設置
1991年(平成3年)
伊丹市女性センター事業基本方針策定委員会設置
第1回伊丹市『女と男の暮らしと意識調査』実施
1993年(平成5年)
(仮称)伊丹市女性センター事業基本方針策定委員会より提言
伊丹市女性施策推進本部設置
1994年(平成6年)
伊丹市市民文化部に女性政策課を設置、伊丹市女性政策懇話会設置
1995年(平成7年)
伊丹市女性政策懇話会より提言
1996年(平成8年)
伊丹市女性のための行動計画策定
第2回男女共同参画型社会づくりに関する市民意識調査実施
1997年(平成9年)
男女平等に関する表現指針発行、伊丹市女性施策市民オンブード設置
伊丹市ファミリーサポートセンター事業開始
1998年(平成10年) 伊丹市女性交流サロン設置、伊丹市男女共生教育基本方針策定
1999年(平成11年) 伊丹市セクシュアルハラスメント防止等に関する指針策定
男女混合名簿を市内全学校園で実施
2000年(平成12年) 自治人権部同和・人権室に男女共生社会推進担当を設置
伊丹市DV被害者支援事業ネットワーク設置、伊丹市女性政策懇話会設置
2001年(平成13年) 第3回男女平等に関する市民意識調査実施
伊丹市女性政策懇話会より提言
2002年(平成14年) 伊丹市女性のための行動計画中間見直し
2004年(平成16年) 男女共生社会推進担当を男女共同参画担当に名称変更
伊丹市女性施策推進本部を伊丹市男女共同参画推進本部に名称変更
第4回男女平等に関する市民意識調査実施
伊丹市男女共同参画政策懇話会設置
2005年(平成17年) 伊丹市男女共同参画政策懇話会より提言
2006年(平成18年) 市民部同和・人権室に男女共同参画課を設置
伊丹市男女共同参画計画策定
女性施策市民オンブードを男女共同参画施策市民オンブードに名称変更
伊丹市男女共同参画施策市民オンブード・サポーターズ設置
2007年(平成19年) 市役所にDV相談員配置
2008年(平成20年) (仮称)伊丹市配偶者等からの暴力対策基本計画検討委員会設置
2009年(平成21年) (仮称)伊丹市配偶者等からの暴力対策基本計画検討委員会より提言
伊丹市配偶者等からの暴力対策基本計画策定
伊丹市男女共生教育基本方針見直し
2010年(平成22年) 伊丹市配偶者暴力相談支援センター(伊丹市DV相談室)開設
第 5 回男女共同参画に関する市民意識調査実施
第 1 回男女共同参画推進事業所表彰事業、第 1 回男女共同参画川柳事業実施
2011年(平成23年) 市民自治部共生推進室に同和・人権推進課(男女共同参画担当)を設置
伊丹市男女共同参画計画<中間見直し>策定
2012年(平成24年) 伊丹市男女共同参画施策市民オンブード・サポーターズ募集停止
伊丹市男女共同参画推進委員会設置
-84-
2014年(平成26年) 伊丹市男女共同参画審議会より提言
伊丹市DV防止・被害者支援計画~第2期 伊丹市配偶者等からの暴力対策
基本計画~策定
2015年(平成27年) 平成27(2015)年度伊丹市人権・男女共同参画に関する市民意識調査
実施
伊丹市男女共同参画審議会を設置、
(仮称)
「第2期伊丹市男女共同参画計画」
の策定について諮問
市⺠オンブード⼀覧
資料 2
伊丹市女性施策市民オンブード
第 1 期 任期平成 9 年 11 月1日~11 年 10 月 31 日
山崎 昌子
(公募)
フリーライター
長谷川 京子 (市長推薦)
弁護士
第 2 期 任期平成 11 年 11 月1日~13 年 10 月 31 日
白神 利恵
(公募)
大学院生
伊丹市稲野
神戸市
伊丹市東有岡
*13 年 4 月末退任
朴木
佳緒留
(市長推薦)
神戸大学教授(発達科学部)
神戸市
*朴木委員は特別決裁により、任期を 6 カ月間延長し、14 年 3 月 31 日までとする
*さらに 2 年間の任期を延長した(16 年 4 月 30 日まで)。
第3期
中山
任期平成 13 年 5 月 1 日~15 年 4 月 30 日
直子
(公募) 子育て情報誌グループ
伊丹市荒牧
*白神委員の退任により欠員が生じたため
第4期
今井
任期平成 14 年 5 月 17 日~16 年 4 月 30 日
真理
(公募)
伊丹市千僧
*平成 14 年 4 月1日に要綱を改正し、定数を 2 名から 3 名に増員したことによる
第5期
浅井
任期平成 15 年 5 月 12 日~17 年 4 月 30 日
淳子
(公募)
伊丹市北伊丹
*朴木委員は特別決裁により、任期を 2 年間延長した。
第6期
石崎
第7期
山本
任期平成 16 年 5 月 17 日~18 年 4 月 30 日
和美
(公募)
任期平成 17 年 5 月 9 日~18 年 4 月 30 日
千恵
(公募) 行政書士
伊丹市野間
伊丹市男女共同参画施策市民オンブード
第 1 期 任期平成 18 年 5 月 15 日~20 年 3 月 31 日
朴木 佳緒留 (市長推薦) 神戸大学教授(発達科学部)
山本 千恵
(市長推薦) 行政書士
大澤 欣也
(公募)
人権擁護委員
神戸市
伊丹市野間
伊丹市大鹿
伊丹市伊丹
*山本氏の任期は女性施策市民オンブードの 1 年間を算入し、19 年 3 月 31 日まで
第 2 期 任期平成 19 年 5 月1日~21 年 3 月 31 日
波多江 みゆき (公募) ライター
伊丹市池尻
*朴木委員は特別決裁により、任期を 2 年間延長した。(平成 22 年 3 月 31 日)
第3期
田中
第4期
片山
第5期
石崎
高島
任期平成 20 年 5 月 1 日~22 年 3 月 31 日
利明
(公募) 民生児童委員
任期平成 21 年 5 月 1 日~23 年 3 月 31 日
実紀
(公募) 神戸大学大学院研究員
任期平成 22 年 5 月 6 日~24 年 3 月 31 日
和美
(公募) 元オンブード(平成 16~17 年度)
進子
(市長推薦) 神戸女学院大学名誉教授
-85-
伊丹市鈴原
伊丹市荻野
伊丹市伊丹
伊丹市伊丹
* 朴木委員退任のため、後任を高島氏に依頼。
第6期
笹尾
第7期
来田
高田
第8期
永原
第9期
来田
黒沢
高田
第 10 期
来田
永原
高田
任期平成 23 年 5 月 2 日~25 年 3 月 31 日
照美
(公募)関西学院大学大学院生
任期平成 24 年 5 月 1 日~26 年 3 月 31 日
純子
(公募)
昌代
(市長推薦)神戸市看護大学教授
任期平成 25 年 5 月 6 日~26 年 3 月 31 日
明子
(公募)
任期平成 26 年 5 月 15 日~28 年 3 月 31 日
純子
(公募)
広美
(公募)
昌代
(市長推薦)神戸市看護大学教授
任期平成 28 年 5 月 18 日~30 年 3 月 31 日
純子
(公募)
明子
(公募)
昌代
(市長推薦)神戸市看護大学教授
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伊丹市安堂寺町
伊丹市大鹿
生駒市
伊丹市春日丘
伊丹市大鹿
伊丹市瑞原
生駒市
伊丹市大鹿
伊丹市春日丘
生駒市
資料 3
伊丹市男女共同参画施策市民オンブード設置要綱
(目的)
第1条 伊丹市男女共同参画計画(以下「計画」という。)及び男女共同参画に関する施策につい
て市民の立場から独自に調査し、意見の表明を行うことにより,本市における女性差別の解消及
び男女共同参画社会の推進を図り,男女平等の社会を実現することを目的として,伊丹市男女共
同参画施策市民オンブード(以下「市民オンブード」という。)を設置する。
(所掌事項)
第2条 市民オンブードの所掌事項は,次のとおりとする。
(1) 計画の進捗状況の調査に関すること。
(2) 本市の男女共同参画に関する施策のうち,自己の発意に基づき取り上げた施策の調査に関す
ること。
(3) 本市の施策が男女共同参画社会の形成に及ぼす影響についての調査に関すること。
(4) その他市長が特に委嘱する事項
2 市民オンブードは,個々に独立した存在として前項の職務を行う。
(職務の対象としない事項)
第3条 市民オンブードは,次に掲げる事項については,その職務の対象としない。
(1) 議会に関する事項及び議会の議決に関する事項
(2) 市職員の勤務条件,身分等に関する事項
(3) 市民オンブードの身分等に関する事項
(責務)
第4条 市民オンブードは,男女共同参画に関する施策の監視役として,公平かつ適切に職務を
遂行しなければならない。
2 市民オンブードは,その地位を政治的目的のために利用してはならない。
3 市民オンブードは,職務上知り得た秘密を漏らしてはならない。その職を退いた後も,また,
同様とする。
(市の機関の責務)
第5条 市の機関は,市民オンブードの職務の遂行を尊重し,積極的に協力しなければならない。
(組織)
第6条 市民オンブードの定数は,3人とする。
2 市民オンブードは,地方自治及び男女共同参画の推進に優れた識見を有する者とする。
3 市民オンブードは,前項の条件を満たす者で次の各号に掲げるもののうちから,市長が選考の
うえ,委嘱する。
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(1)公募により応募した者
(2)学識経験者
4 市民オンブードは,その職務の遂行にあたっては,協議により行うものとする。
(任期)
第7条 市民オンブードの任期は,委嘱の日から委嘱の日の属する年度の翌年度の末日とする。た
だし,任期途中で市民オンブードに異動があった場合等,市長が必要と認める場合はこの期間を
こえる任期とすることができる。
2 市民オンブードは,再任を妨げない。
(解任)
第8条 市長は,市民オンブードが次のいずれかに該当すると認めるときは,委嘱を解くことがで
きる。
(1) 心身の故障のため職務の遂行に堪えないと認めるとき。
(2) 職務上の義務違反があると認めるとき。
(3) その他市民オンブードにふさわしくない行為があると認めるとき。
(兼職等の禁止)
第9条 市民オンブードは,次の職を兼ねることができない。
(1) 公職選挙法(昭和25年法律第100号)第2条に定める選挙による職
(2) 政党その他政治団体の役員
(3) もっぱらその事業が本市との請負に委ねられている企業その他の団体の役員
(調査)
第10条 市民オンブードは,調査のため必要があるときは,市の関係機関に対し説明を求め,関
連する文書その他の資料を閲覧し,若しくは提出を求め,又は実地に調査することができる。
2 市民オンブードは,第2条第1号から第3号までに基づく調査を行う場合は,市の関係機関に
対し,あらかじめその旨を通知するものとする。
(調査報告書の作成等)
第11条 市民オンブードは,毎年度,決算が議決により認定された後に,当該決算対象年度に
おける計画の進捗状況に関する調査報告書を作成し,意見を付して市長に提出しなければなら
ない。
2 前項の意見表明を受けた市の機関は,その意見を尊重しなければならない。
3 市民オンブードは,報告書及び意見の作成に当たっては,個人情報等の保護について十分な
配慮をしなければならない。
(庶務)
第12条 市民オンブードの庶務は,市民自治部共生推進室同和・人権推進課が行う。
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(細則)
第13条 この要綱に定めるもののほか,市民オンブードの運営に関し必要な事項は,市長が別
に定める。
付 則
(施行期日)
この要綱は,平成9年8月1日から施行する。
付 則
この要綱は,平成12年4月1日から施行する。
付 則
この要綱は,平成14年4月1日から施行する。
付 則
この要綱は,平成16年4月1日から施行する。
付 則
この要綱は,平成18年4月1日から施行する。
付 則
この要綱は,平成23年4月1日から施行する。
付 則
この要綱は,平成26年6月1日から施行する。
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資料4
男女共同参画に関する国際的な指数
(内閣府男女共同参画局ホームページ「男女共同参画に関する国際的な指数」より抜粋)
HDI
GII
GGI
(人間開発指数)
(ジェンダー不平等指数)
(ジェンダー・ギャップ指数)
20位/188か国
26位/155か国
101位/145か国
2014 年
2014 年
2015 年
順位
国名
HDI 値
順位
国名
GII 値
順位
国名
GGI 値
1
ノルウェー
0.944
1
スロベニア
0.016
1
アイスランド
0.881
2
オーストラリア
0.935
2
スイス
0.028
2
ノルウェー
0.850
3
スイス
0.930
3
ドイツ
0.041
2
フィンランド
0.850
4
デンマーク
0.923
4
デンマーク
0.048
4
スウェーデン
0.823
5
オランダ
0.922
5
オーストリア
0.053
5
アイルランド
0.807
6
ドイツ
0.916
6
オーストラリア
0.056
6
ルワンダ
0.794
6
アイルランド
0.916
7
オランダ
0.062
7
フィリピン
0.790
8
米国
0.915
8
ベルギー
0.063
8
スイス
0.785
―
―
―
―
―
―
―
20
日本
0.891
26
日本
0.133
101
―
日本
0.670
「長寿で健康な生活」
、
「知識」及
国家の人間開発の達成が男女の
経済、教育、保健、政治の各分野
び「人間らしい生活水準」という
不平等によってどの程度妨げら
毎に各使用データをウェイト付
人間開発の3つの側面を測るも
れているかを明らかにするもの。
けして総合値を算出。その分野毎
の。
(妊産婦死亡率、国会議員の女性
総合値を単純平均してジェンダ
(平均寿命、1人あたり GDP、
割合、中等教育以上の教育を受け
ー・ギャップ指数を算出。0が完
就学率等)
た人の割合(男女別)等)
全不平等、1が完全平等。
(備考)HDI 及び GII については国連開発計画(UNDP)
「人間開発報告書」より、GGI については世界経済フォーラム
「グローバル・ジェンダー・ギャップ報告書」より作成
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【 発 行 】
伊丹市市民自治部共生推進室同和・人権推進課
〒664-8503
兵庫県伊丹市千僧1-1
TEL:072-784-8146
FAX:072-780-3519
E-mail:[email protected]
28 市
107-1-062
A4