法人税顧問 ネットワーク版 Ver.H22.21 バージョンアップ手順書

法人税顧問 ネットワーク版 Ver.H22.21
バージョンアップ手順書
平素は、弊社製品をご愛用くださいまして、誠にありがとうございます。
本プログラムをご利用いただく場合には、本書の内容をご確認の上、手順にしたがってプログラムのバージョンアッ
プを行ってください。
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はじめに
◆
◆ ダウンロードしたファイルを CD-R 等にコピーする場合は
ダウンロードしたファイルを解凍し、その展開したファイルを CD-R や USB メモリ等にコピーして使用する場合
◆ CD-ROM の製品(Ver.H22.20)をご購入のお客様の場合、ボリュームラベルおよびフォルダー構成を次のよう
に製品版とあわせるようにしてください。
・ ボリュームラベル:OUEN
・ フォルダー構成 :「EPSON_OEN\HOJIN\H2221N」フォルダーの下を CD-R 等のドライブ直下にコピーし
てください。
◆ ダウンロード版の製品(Ver.H22.20)をご購入のお客様で、セットアッププログラムを CD-R 等にコピーして
使用されていた場合、ボリュームラベルおよびフォルダー構成は前回セットアップした Ver.H22.20 とあわせる
ようにしてください。
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更新対象プログラム
次の更新対象プログラムがセットアップされていることをご確認ください。
◆ 法人税顧問ネットワーク版
注意
Ver.H22.20
◆ Ver.H22.1 を使用している場合
Ver.H22.2 用のライセンスキーがない場合、バージョンアップすると平成 22 年度版は起動できなくなるため
(Ver.H22.1 用のライセンスキーは使用できません)、Ver.H22.21 にはバージョンアップしないでください。
法人税顧問ネットワーク版 Ver.H22.21
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システムの対応内容
Ver.H22.21 は震災特例法に対応したプログラムになります。
◆
◆ 法人税別表・地方税様式の変更
システムで対応している法人税別表等の主な変更点は、次のとおりです。
別
表
別表一(一)
変
更
内
容
・ 所得税額等の還付金額(16):計算方法の変更(仮決算による中間申告する場合)
・ 欠損金繰戻しによる還付請求額(18)の外書:計算方法の変更(震災損失の繰戻しによる還付請
求書の(15)も加算)
・ 所得税の額等(42):計算方法の変更
別表一(二)
・ 欠損金繰戻しによる還付請求額(13)の外書:計算方法の変更(震災損失の繰戻しによる還付請
求書の(15)も加算)
別表一(三)
・ 所得税額等の還付金額(14):計算方法の変更(仮決算による中間申告する場合)
・ 欠損金繰戻しによる還付請求額(16)の外書:計算方法の変更(震災損失の繰戻しによる還付請
求書の(15)も加算)
・ 所得税の額等(37):計算方法の変更
別表四
・ 差引計(41)①:外書を追加(入力項目)
・ 所得金額又は欠損金額(44):計算方法の変更((41)の外書を加算)
別表六(一)
・ その他(5)③:内書を追加(入力項目)
別表七(一)
・ 当期分の災害損失金の控除未済欠損金額:計算項目から上書可能計算項目に変更
・ 当期分の災害損失金の欠損金の繰戻し額(斜線が引かれていた部分)
:記載項目に変更(上書可
能計算項目)
・ 災害の種類、災害のやんだ日:青色申告の場合、計算項目から入力項目に変更
・ 当期の欠損金額(4)③:青色申告の場合、計算方法を変更し、計算項目から上書可能計算項目に
変更
・ 資産の滅失等により生じた損失の額(5):外書を追加(①②は入力項目)
・ 被害資産の原状回復のための費用の額(6):外書を追加(①②は入力項目)
・ 計(7) :外書を追加
・ 保険金又は損害賠償金等の額(8):外書を追加(①②は入力項目)
・ 差引災害により生じた損失の額(9):外書を追加(上書可能計算項目)
・ 繰越控除の対象となる損失の額(10)③:外書を追加(上書可能計算項目)
第 六 号 様 式 別 表 ・ 当期分①:計算方法の変更(震災損失の繰戻しによる還付請求書の(15)も加算)
二の三
◆
◆ 追加帳票
震災特例法の施行に伴い、追加された次の 2 帳票に対応しました。
・ 震災損失の繰戻しによる還付請求書
・ 繰戻対象震災損失金額に関する明細書(付表)
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法人税顧問ネットワーク版 Ver.H22.21
◆
◆ インターネットからの関連帳票の提供
震災特例法の施行に伴い追加された次の 2 帳票のファイル(Excel ファイル)を、インターネットで提供します。
・ 震災により生じた損失の額に関する明細書
・ 災害損失特別勘定の損金算入に関する明細書
これらファイルは、Excel 2003、Excel 2007、Excel 2010 で使用できます。
法人税システムの「法人選択・登録」画面の<マニュアル>やメニューバーから[マニュアル]を選択すると、電子
マニュアルメニューが表示されます。画面左側の<グループ税制参考帳票>をクリックすると、該当の Web サイト
へ接続します(上記 2 帳票のファイルも添付しています)
。
4
電子申告を行っている場合
Ver.H22.21 で電子申告を行う場合、電子申告プログラムは e7(Ver.H22.21.e7)以降のバージョンに更新してく
ださい。
注意
◆ 平成 22 年度の修正申告を電子申告で行う場合は、平成 22 年度版の法人税システムは最新バージョン
(Ver.H22.21)である必要があります。
その場合、法人税の電子申告プログラムも Ver.H22.21 用の最新バージョンに更新してください。
5
バージョンアップ前の確認事項
バージョンアップを行う前に、次の点をご確認ください。
確認事項
説明
管理者権限でのログオン
管理者権限(Administrators 権限)のあるユーザーでログオンしてセットアップを行って
ください。
他アプリケーションの停止
セットアップの前に、他に実行しているアプリケーションがないことを確認してください。
セットアップ中に実行しているアプリケーションがあると、セットアップが正常に終了しな
い場合があります。
Windows XP、Windows Vista または Windows 7 をお使いの場合は、別のユーザーが
使用しているアプリケーションも終了する必要があります。
ウィルス対策ソフトなどの
ウィルス対策ソフトなどの常駐プログラムが動作中の場合は、セットアップが正常に行えな
常駐解除
いことがあります。その場合は常駐プログラムを終了してからセットアップを実行し、セッ
トアップ完了後に常駐プログラムを起動し直してください。
データベースプログラムバージョンアップを行う前は、次の点もあわせてご確認ください。
確認事項
説明
データベースサーバー起動の
データベースサーバーが起動しているか確認してください。
確認
ネットワーク基本パックが起動できれば、データベースサーバーが起動しています。
共通データベース格納フォル
共通データベース格納フォルダーが共有設定されているか確認してください。
ダーの共有設定の確認
共通データベース格納フォルダーは、ネットワーク基本パックをサーバーにセットアップし
たときに指定したフォルダー(通常は「Bn_rdb32」)です。
法人税顧問ネットワーク版 Ver.H22.21
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注意
◆ 再起動が必要な場合があります。
Windows の再起動を行うためのメッセージが表示される場合があります。その場合は、Windows
を再起動してください。
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バージョンアップの手順
すでにセットアップされている Ver.H22.20 をアンインストールする必要はありません。上書きセットアップして
ください。
※ サーバーでデータベースプログラムを Ver.H22.21 にバージョンアップします。
クライアントプログラムのバージョンアップは、Ver.H22.20 のクライアントプログラムが登録されているコン
ピューター全てに対して行ってください。
◆
◆ 法人税顧問(データベース)のバージョンアップ
サーバーでの作業になります。
次の状況を前提に説明します。
C:¥DOWNLOAD:解凍したファイルが存在するハードディスクのドライブとフォルダー
操 作
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セットアップランチャー画面より「データベース(サーバー用)
」の<セットアップ>をクリックします。をクリ
ックします。
※ 「ユーザーアカウント制御」画面が表示された場合は、<続行>または<はい>を選択してください。
※
「セキュリティの警告」画面が表示された場合は、<実行>または<実行する>を選択してください。
解凍後のフォルダーからセットアップランチャーを再度開きたい場合は、
C ドライブ→DOWNLOAD→EPSON_OEN→HOJIN→H2221N
の順に開き、eplaunch.exe を起動してください。
22
確認画面(ようこそ)が表示されます。
<次へ>をクリックします。
33
ファイルコピーの開始を確認する画面が表示されます。
<次へ>をクリックします。
44
セットアップが始まります。
55
セットアップが終了すると、「セットアップを完了しました」と表示されます。
<完了>をクリックします。
44
法人税顧問ネットワーク版 Ver.H22.21
◆
◆ 法人税顧問(クライアント)のバージョンアップ
クライアントプログラムが登録されているコンピューター全てに対して行ってください。その場合、すでにセットア
ップされている Ver.H22.20 をアンインストールする必要はありません。上書きセットアップしてください。
次の状況を前提に説明します。
C:¥DOWNLOAD:解凍したファイルが存在するハードディスクのドライブとフォルダー
操 作
11
セットアップランチャー画面より「クライアント用プログラム」の<セットアップ>をクリックします。
※ 「ユーザーアカウント制御」画面が表示された場合は、<続行>または<はい>を選択してください。
※
「セキュリティの警告」画面が表示された場合は、<実行>または<実行する>を選択してください。
解凍後のフォルダーからセットアップランチャーを再度開きたい場合は、
C ドライブ→DOWNLOAD→EPSON_OEN→HOJIN→H2221N
の順に開き、eplaunch.exe を起動してください。
22
確認画面(ようこそ)が表示されます。
<次へ>をクリックします。
33
ファイルコピーの開始を確認する画面が表示されます。
<次へ>をクリックします。
44
セットアップが始まります。
55
セットアップが終了すると、「セットアップを完了しました」と表示されます。
<完了>をクリックします。
◆
◆ データ変換処理
Ver.H22.21 にバージョンアップ後、
「法人税顧問 ネットワーク版 Ver.H22.2」を起動し、Ver.H22.20 で使用し
ていたデータを Ver.H22.21 用にデータ変換処理をおこないます。
法人選択・登録画面で、Ver.H22.20 で使用していた法人データを選択すると、
「平成22年度(H22.21)のデータに変換します
よろしいですか?」
の確認メッセージ画面が表示されます。<はい>をクリックするとデータ変換処理が開始されます。
以上
© セイコーエプソン株式会社
法人税顧問ネットワーク版 Ver.H22.21
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