学校飼育動物支援事業 平成 25 年度学校飼育動物モデル校での活動状況 2013 年 9 月 13 日 鯖江市鳥羽小学校のモルモットホームステイ説明会に参加 2013 年 7 月 25 日 あわら市立波松小学校でモルモットの健康検診 2013 年 7 月 4 日 越前町立織田小学校でモルモット導入の出前講座開催 2013 年 6 月 29 日 おおい町立名田庄小学校でモルモット導入の出前講座開催 2013 年 6 月 25 日 あわら市立波松小学校でモルモット導入の出前講座開催 2013 年 6 月 21 日 小浜市立内外海小学校でモルモット導入の出前講座開催 2013 年 6 月 18 日 鯖江市立鳥羽小学校でモルモット導入の出前講座開催 2013 年 6 月 10 日 鯖江市立鳥羽小学校でモルモット導入の出前講座開催 2013 年 5 月 28 日 平成 25 年度学校飼育動物モデル校決定 2013 年 5 月 1 日 学校飼育動物モデル校募集説明会および学校飼育動物研修会を開催 2013 年 4 月 24 日 学校飼育動物研修開催状況 2013 年 4 月 1 日 平成 25 年度学校飼育動物モデル校の募集について ・鯖江市鳥羽小学校のモルモットホームステイ説明会に参加 モデル校のモルモットホームステイ説明会に行ってきました! 平成25年9月13日(金)午後7時から鯖江市立鳥羽小学校(鯖江市神明町4丁目)において、 モルモットの休日等のホームステイ説明会が開催されました。 当日は、当会から鳥羽小学校のかかりつけ獣医師である野呂委員、大門委員長、盛戸委員の3人 が出席し、ホームステイを希望した保護者16名に対して説明を行いました。 鳥羽小学校は2年生3クラスでモルちゃん(モルモット1頭)を教室内で飼っています。1学 期は各クラスを1日ごとにモルちゃんは移動していましたが、子どもたちが1日ごとでなくても 大丈夫になってくれたので、2学期からは3日ごとに移動するようにしたそうです。 そして、今までは休日等は学校の先生が順番にモルちゃんを家に連れて帰りホームステイをし ていましたが、10月からは希望する各家庭でもホームステイをすることになりました。 今回は、そのための説明会でした。 子どもたちは、約1週間ごとにしかクラスに来てくれないモルちゃんが、土日等に自分の家に 来てくれるということをすごく楽しみにしているようでした。 一方、保護者の方々の心配は、モルちゃんの体調管理や家族の対応など様々でした。 それらに対して当会からは、鳥羽小学校のかかりつけ獣医師の野呂委員を中心として万全の体 制で対応することや、この数か月の学校内飼育によって基本的な飼育方法は子ども達が既に身に つけているのでご安心を!という事などを説明しました。 最後に学校の先生から、各保護者の方々に対して10月からのホームステイの可能な日の聞き 取り調査などがあり、説明会は終了しました。今後はそれを元にホームステイのスケジュール表 が作られ、ホームステイが行われることでしょう。 保護者の希望のない土日等は、先生が連れて帰るそうです。モルちゃんはすでに職員室の一員 でもあると先生は話してくれました。 ・あわら市立波松小学校でモルモットの健康検診 モデル校モルモットの健診に行ってきました (波松小学校編) 平成25年 7 月 25 日(木)午後2時からあわら市立波松小学校(あわら市波松)に伺い導入し たモルモット(もこちゃん)の健康診断に行ってきました。 夏休み中ということも、学校のプールでは子ども達が元気に泳いでいました。校内にお邪魔する と、もこちゃんはエアコンのきいた職員室で、日直の先生方と一緒に過ごしていました。担当の先 生に様子を伺うと、夏の暑さが続いているにもかかわらず、日々すくすくと育っている様子。モル モットも人間同様、暑さ寒さには敏感で、極端な温度になってしまうと熱中症や低体温症になって しまいます。先生方は日々の気温に合わせて飼育環境を変更するなど気を配ってくれていました。 日頃の様子や成長に関して問題ないようでしたが、担当の先生は少し爪がのびてきたことが気に なるとおっしゃっていました。 もこちゃんの様子を教えてもらった後に全身的な健診を行いました。視診、聴診、触診など、体 のあちこちをくまなく診ていきます。全身的なつやもあり、特に問題ない様子です。 爪は前肢も後肢も伸びていましたので、これを丁寧に猫用の爪切りでカットしました。爪切りは 一般的に動物達が嫌がる処置ですが、もこちゃんは動物看護士の手の中でおとなしく処置させてく れました。爪切り処置をしているすぐ横では、もこちゃんのことを孫のように可愛がっている用務 員のおばさんが心配そうにずっとのぞいていました。もちろん処置は無事終了しました。 これからの成長や季節の変化に気をつけなければならないことなど、学校の先生方とお話をして、 今回の健診は終了しました。 もこちゃんは学校のみんなから愛されている存在になっているようで、担当獣医師として大変嬉 しく思えた一日でした。 ・越前町立織田小学校でモルモット導入の出前講座開催 モデル校クラスへモルモット導入の出前講座を 開催しました 平成25年7月4日(木)13時から織田小学校(丹生郡越前町織田大王丸)において、モルモ ットの教室飼育にあたり、2年生26名の児童たちに対する導入授業を行いました。 当日は、当会から獣医師(野呂委員)が講師として参加しました。 名前はピーチちゃんに決まりました! 導入授業は、仲間入りするモルモットの誕生日、性別等、生態、飼育方法等について説明しまし た。 積極的に質問です! 野呂先生の真剣な説明に、子どもたちも注目~。 今回は、聴診器を使って、ピーチちゃんの心臓の音を聞いてみます! これからピーチちゃんは子どもたち一緒に授業を受けていきます。 ピーチちゃんは、この導入授業前の約1か月の間は、校長室で飼育されていました。新しい環境 に徐々に慣れるためです。その約1か月の間も、子ども達は少しずつピーチちゃんに関わっていた ので、ピーチちゃんにもだいぶ慣れた感じでした。 ・おおい町立名田庄小学校でモルモット導入の出前講座開催 モデル校クラスへモルモット導入の出前講座(名田庄小学校)を 開催しました 平成25年6月29日(土)11 時 35 分から名田庄小学校(大飯郡おおい町名田庄小倉)にお いて、モルモットの教室飼育にあたり、2年生21名の児童たちに対する導入授業を行いました。 尚当日は保護者参観日でもあり、子ども達だけでなく多くの保護者の方々にも飼育方法等を聞いて もらいました。 当日は、当会から獣医師(泉本副委員長)が講師として参加しました。 当日は、地元ケーブルテレビ「チャンネルO(オー)」の取材もありました。 名田庄小学校も名前はモルチャン! 導入授業は、仲間入りするモルモットの誕生日、性別等、生態、飼育方法等について説明しまし た。 モルチャンはかくれて恥ずかしがりやさんかな・・・ 今回は、実験心音計を使って、自分の心臓の音を聞いてみます! 後でモルチャンとの鼓動の違いを比べました。 これからモルチャンは子どもたちと一緒に授業を受けていきます。 ・あわら市立波松小学校でモルモット導入の出前講座開催 モデル校クラスへモルモット導入の出前講座を開催しました (波松小学校編) 平成25年6月 25 日(火)午後2時からあわら市立波松小学校(あわら市波松)に モルモットの教室飼育にあたり、子ども達に対する導入授業を行いました。 おいて、 モルモットはその 1 週間前(6 月 17 日)に小学校に導入され、1 週間は職員室で飼育し、まず は学校の先生方にモルモットとの生活に慣れてもらっていました。子ども達はかわるがわる職員室 にモルモットを見に来ていたらしいです。 そしていよいよ 25 日にクラスの仲間入りです。 当日は、当会から稲葉委員、川口委員、森委員の 3 人の獣医師が講師として参加しました。 6 年生が中心になり子ども達みんなで決めた名前は「もこちゃん」です。 学校の先生が立派なハウスを作成してくれました。 モルモットの生態を紹介する DVD を観た後で、稲葉委員が仲間入りするモルモットのもこちゃ んについて、誕生日、性別を紹介し、続いて飼育方法、体重測定等を全校生徒 20 名の子ども達に 説明しました。写真は体重測定をしているところです。 そして、モルモットとのふれあいです。子ども達に混ざって用務員のおばさんも参加しています。 「思っていたよりも暖かくてかわいい」と女の子が言ってるそばで、 「早く抱っこ変わってってば!」 とせかす男の子がいたり、和気あいあいとした授業を行うことができ、学校のみんながもこちゃん をあたたかく迎え入れてくれました。 この日から 2 年生の教室で飼育が始まりました。他の学年の子ども達ももこちゃんのお世話を手 伝ってくれているようです。 ・小浜市立内外海小学校でモルモット導入の出前講座開催 モデル校クラスへモルモット導入の出前講座(内外海小学校)を 開催しました 平成25年6月21日(金)13時45分から14時30分、小浜市立内外海(うちとみ)小学校 (小浜市阿納尻)において、モルモットの教室飼育にあたり、1年生17名の児童たちに対する導 入授業を行いました。 当日は、当会から2人の獣医師(大門委員長、泉本副委員長)が講師として参加しました。 仲間入りするモルモットは、いきなりの熱烈歓迎を受けました! 子どもたちの決めた名前はハムちゃん! 導入授業は、仲間入りするモルモットの誕生日、性別等、生態、飼育方法等について説明しまし た。 ↓大門委員長 ↓泉本副委員長 1 年生が主体になって飼育する予定でしたので、当日はたくさんの質問が子ども達から出ました。 モルモットの心音を聞いた際はとっても盛り上がりました。 掃除のやり方は・・・ 最後にモルモットの抱き方の練習をしました。 最初、子ども達の膝にタオルを乗せて、モルモットを抱っこしてもらいました。 3~4人目くらいの子の時、なんとなくタオルの心地よさがなくって 「タオル、なしで抱っこしてみる?」と聞いたら、即座に「うん!!」と。 それから、あとの子たちは直接モルモットを胸に抱いてくれました。 今はクラスの一員として、モルモットも一緒に授業を受けています。 そして保護者参観日にはたくさんの人に見てもらいやすい場所に移動したり、と工夫されていま した。夏休みには学童クラブに通う子ども達が世話をしていました。 最近ではハムちゃんの餌が少なくなってきていると、子ども達から「ハムちゃんの餌が少なくな ってきています。 」というような声も聞くようになりました。 ・鯖江市立鳥羽小学校でモルモット導入の出前講座開催 モデル校クラスへモルモット導入の出前講座を 開催しました 平成25年6月18日(火)14時から鯖江市立鳥羽小学校(鯖江市神明町4丁目)において、 モルモットの教室飼育にあたり、2年生75名の児童たちに対する導入授業を行いました。 当日は、当会から4人の獣医師(大門委員長、野呂委員、稲葉委員、川口委員)が 導入モ ルモットや自分で飼っているモルモットとともに講師として参加しました。 ↓川口委員です そして仲間入りしたモルモット↓ その後、名前は鳥羽小も「モルちゃん」に決まりました。 導入授業は、仲間入りするモルモットの誕生日、性別等、生態、飼育方法等について説明し、最 後にモルモットの抱き方の練習をしました。 これから3クラスで交代しながら、モルモットとともに授業を受けるそうです。 鳥羽小学校の子ども達の中には、動物は大好きだけど家では飼えないという人が多いそうです。 その子たちにとっても、今回のモルモットの仲間入りはとても嬉しいとの事でした。 みんなやさしく上手にふれあいができました。これからも、みんなで協力して大切に育てていく ことでしょう。 ・平成 25 年度学校飼育動物モデル校決定 モデル校クラスへモルモット導入の出前講座を開催しました 平成25年度の当会の「学校飼育動物モデル校事業」について、平成25年6月10日(月)午 後2時から福井市立国見小学校(福井市鮎川町)において、モルモットの教室飼育にあたり、児童 たちに対する導入授業を行いました。 当日は、当会から4人の獣医師が講師として参加しました。 ↓大門委員長 ↓野呂委員 ↓川口委員 そして仲間入りしたモルモット↓ 児童たちが決めた名前は「モルちゃん」でした はじめに大門委員長が、仲間入りするモルモットについて、誕生日、性別等について紹介し、続 いてモルモットの生態、飼育方法等について、パネル等を用いて1・2年生12名の児童たちに説 明しました。 みんな真剣です。 そして、モルモットの抱き方の練習です 当分の間、校長室で飼うそうです。 授業後は、校長室に上級生がモルモットを見にきていました。 当日は、報道関係の取材もありました↓ http://www.fukuijuu.com/information/list140.html ・平成 25 年度学校飼育動物モデル校決定 学校飼育動物モデル校が決定しました 平成25年度に募集した当会の「学校飼育動物モデル校事業」について、モルモット教室飼育を 始めるモデル校が次の6つの小学校に決定しましたのでお知らせします。 今後、出前講座等は随時掲載していく予定です。 なお、この6校は平成25年9月の動物愛護フェスティバルにおいて、モルモットの飼育状況等 について発表予定です。 ○国見小学校 所在地;福井市鮎川町 109-3-3 飼育学級(児童数);1・2年生(13名) かかりつけ獣医師;大門 由美子 名前;モルちゃん(♀) ○波松小学校 所在地;あわら市波松 25-1 飼育学級(児童数);全校(20名) かかりつけ獣医師;稲葉 大輔 名前;もこちゃん(♀) ○織田小学校 所在地;丹生郡越前町織田大王丸 20-17 飼育学級(児童数);2年生(26名) かかりつけ獣医師;野呂 和夫 名前;ピーチちゃん(♀) ○鳥羽小学校 所在地;鯖江市神明町 4 丁目 1-38 飼育学級(児童数);2年生(75名) かかりつけ獣医師;野呂 和夫 名前;モルちゃん(♀) ○内外海小学校 所在地;小浜市阿納尻 45-9 飼育学級(児童数);1年生(17名) かかりつけ獣医師;泉本 桂子 名前;ハムちゃん(♀) ○名田庄小学校 所在地;大飯郡おおい町名田庄小倉 6-1 飼育学級(児童数);2年生(21名) かかりつけ獣医師;泉本 桂子 名前;モルチャン(♀) ・学校飼育動物モデル校募集説明会および学校飼育動物研修会を開催 平成25年5月1日(水) 、午後3時から学校の先生を対象として開催しました。 当日は平日でお忙しいにもかかわらず、モルモットの学校飼育を希望されている10人の先生が参加 されました。 ○柴田獣医師会長あいさつ 研修では、はじめに若狭町瓜生小学校教頭の森下典子先生が「動物飼育の実践を通して~ともに成長 する瓜生っこ~」と題して、平成24年4月から導入した同小学校での学校飼育動物体験について、学 校の先生の立場から、Ⅰ生活科の指導のポイント、Ⅱモルモット飼育の実際、Ⅲ動物飼育の成果と課題 の項目にわけて、ご講演いただきました。 ○森下先生のご講演 つぎに、学校飼育動物事業委員会の大門委員長から、学校飼育の方法、獣医師会の支援体制等につい て説明いたしました。 ○説明する大門委員長 ○休憩時間には平成24年の動物愛護フェスティバルのモデル校ポスター展示 先生方は学校飼育動物事業委員へ自由に質問です。 そして最後に、実際にモルモットたちを先生方に膝の上で抱っこ体験をしていただきながら、疑問な どについて学校飼育動物事業委員がお答えいたしました。 ○モルモットを抱っこする先生(児童よりも先に先生方が体験です!) どんどん質問です! 質問の一部を紹介します。 問)モルモットのエサ代は、通常どれくらいかかるのですか? 答)1日100円ぐらいと考えてください。 問)アレルギーの児童にはどう対応したらいいですか? 答)動物アレルギーは、唾液や毛など、動物に由来する物質に対する免疫反応です。 モルモットによるアレルギーは、犬や猫のアレルギーほど一般的ではないかもしれません。し かし、モルモットアレルギーの児童がいることが事前にわかっている場合には、飼育することは おすすめしません。 モルモットアレルギーの児童のいることが飼育後にわかった場合には、事前の手袋・マスク、 事後の手洗い・うがいなどで対応するとか、記録観察係を行うとか、直接触れることのない作業 をするなどして、何らかの形で飼育にかかわるようにするといいと思います。 アレルギーの児童は、自分が何に対してアレルギーを持っていて、どの程度のものであるか、 そういう情報を把握して、自分で対応しながら生きる術を学んでいくことも大切です。 それでも心配であれば、校長室、職員室等での飼育を検討するのも一つかもしれませんが、第 一には児童たち自身に考えてもらうことが大切です。 問)給食を食べる教室で動物を飼うのには抵抗があるのですが? 答)きちんとした手洗いをすれば問題ありません。床から舞いあがるホコリ、窓から 入ってくるホコリ等のリスクと変わりません。 モルモットを病気から守るためにも、モルモットを触る前にも手洗いをしてほし いですね。 問)防寒対策はどうしたらいいですか? 答)人間が普通に耐えられる温度であれば大丈夫ですが、冬に心配であれば防寒対策を児童たち自 身が考えてもらうようにするのがいいです。 問)モルモット小屋の掃除はいつやったらいいですか? 答)児童たちが登校してきた朝と帰るときの日に2回やるのがいいと思います。 質問された先生方は、モデル校事業でモデル校に選ばれなかったことも想定されて質問しているよう でした。 まだまだ質問がありましたが、その他の質問等は学校飼育動物事業委員にメールで質問していただく ということにさせていただきました。 その後、モデル校事業について詳細に説明し、終了しました。 教育委員会、小学校、父兄会等から、今回のような「学校飼育動物講座」や「触れ合い講座」等の要 望があれば、私たち獣医師会は出向きますので、事務局または地区の事業委員にご相談ください。 私たち獣医師会では 「みんなが、上手にモルモットのお世話ができるようになると、モルモットの気持ちが分 かるようになります。そうすれば、お友達の気持ちも分かるようになりますよ。」 を合言葉にお手伝いしていきます。 ・学校飼育動物研修開催状況 ◎ 平成23年4月24日(水)、午後3時から小浜市教育委員会主催の学校の先生を対象とした研修 会が行われました。 当会からは5名の委員が出向し、小浜市内小学校から多くの先生が参加されました。 【研修会の様子】 ↑左の白衣の横姿は野呂委員 右の白衣の説明するのは大門委員長↑ はじめに、大門委員長が学校での動物飼育についての話をし、次いで獣医師会の支援体制について説 明しました。 それから、実習として先生方にモルモットをヒザの上で抱っこしていただき、モルモットとの触れ合 い方を知っていただくとともに、モルモットのぬくもりを感じていただきました。 教育委員会、小学校、父兄会等から「触れ合い講座」等の要望があれば、私たち(公社)福井県獣医 師会は出向きますので、事務局または地区の事業委員にご相談ください。 私たち(公社)福井県獣医師会では 「みんなが、上手にモルモットのお世話ができるようになると、モルモットの気持ちが分 かるようになります。そうすれば、お友達の気持ちも分かるようになりますよ。」 を合言葉にお手伝いしていきます。 ・平成 25 年度学校飼育動物モデル校の募集について 近年、様々な胸痛む事件が報道されるたびに、生命尊重を育む心の教育の大切さが叫ばれていますが、こ うした教育の一つとして、幼児期から小学校の時期に動物飼育の体験を子どもたちに持たせることが重要で あると言われています。 動物と触れ合うことで、子どもたちが心安らぐ時間を持つことができ、動物の世話をすることで責任が生 まれ、そうした経験は、彼らの中に他者を思いやる気持ち、命の尊さ、共感する心が育つための助けとなる と確信しております。 私ども(公社)福井県獣医師会では、平成14年度より「子どもたちのために先生と学校を支援すること」 を目的とした学校飼育動物事業を実施しております。 この事業では、実際に本会の獣医師が希望される小学校に出向き、飼育動物の飼い方を話したり、悩みに 答えたり、また、実際の動物とのふれあう楽しさを伝えたりするなど、学校の要望に沿った形で支援を実施 しております。 また、平成23年度からは、県の学校飼育動物モデル校の支援を実施しています。具体的には県内6つの 小学校が平成24年3月から教室等でモルモットの飼育をはじめており、私ども獣医師会の学校飼育動物事 業委員等が、モルモットの導入時の児童への出前講座、先生等からの飼育相談、そして亡くなったときのケ アを含む「命の授業」などの支援を行っており、そのモデル校の子どもたちや教職員、保護者は一体となっ て「命の尊さ」、「他人を思いやる気持ち」、「共感する心」を体験しています。 私ども(公社)福井県獣医師会は、この事業を通して獣医師として社会に貢献し、また、親として、地域 の大人として、学校飼育動物の「導入」から「命の常業」まで、相談や訪問授業や無料診療等をとおして、 子どもたちのための、教職員のための、保護者のための、学校全体のための、学校における動物飼育のお手 伝いをしていきたいと考えております。 このたび、次のとおり、学校動物飼育を希望するモデル校を募集することとしました。 このモデル校の申し込みにあたり、ご要望やご相談等がございましたら、ぜひ下表の(公社)福井県獣医 師会学校飼育動物事業委員に気軽にご連絡ください。 ◎モデル校における学校飼育の内容等 モデル校では学級単位等でモルモット1頭を教室等で飼育することになります。 ◎支援内容 (公社)福井県獣医師会は、モルモットおよび消耗品(エサ、飼育用および運搬用ケース)等につい て各モデル校へ支給し、当該モルモットの命ある限りエサを支給するとともに、モルモットの導入から 命の授業まで、訪問授業の実施や治療など、学校動物飼育を無償で全面支援します。 ◎今後の予定 ・本事業説明会および研修会 日時:5月1日(水)15時~ 場所:福井県職員会館1階会議室(福井市松本3-16-10) ・モデル校決定 5月中旬 ・モルモット等の学校への導入 5月下旬 はじめは職員室内等でケースでの飼育でも結構です。 毎夕、持ち回りで先生等が自宅に持ち帰って飼育していただきます。 ・飼育開始 6月上旬~ 飼育学級に仲間入りし、教室内等でケースでの飼育となります。 仲間入りのときから、定期的に獣医師が学級を訪問し、児童に対し学校飼育動物に関する話な どをします。 毎夕(土日、夏休み等を含む)、持ち回りで児童が自宅へ持ち帰って飼育していただくことも検 討していただきます。 ・発表等 9月以降 モデル校として9月の動物愛護フェスティバル等で飼育状況等についてポスター発表等してい ただきます。 ・飼育引継 3月 次年度の飼育学級へのモルモット飼育の引継をお願いします。 ◎万が一、飼育モルモットが死亡した場合のケア等 ・命の授業のお手伝いは必ずいたします。 ・子どもたち等の希望により、次のモルモット飼育を希望される場合は次のとおりとなります。 2頭目;導入モルモット費用は、(公社)福井県獣医師会が負担します。(※1) エサ代等は、学校(父兄から徴収等)のほうで負担をお願いします。 (公社)福井県獣医師会による訪問や相談治療等は、従前どおり無償です。 3頭目;導入モルモット費用も含め学校(父兄から徴収等)のほうで負担をお願いします。 (公社)福井県獣医師会による訪問や相談治療等は、従前どおり無償です。 ◎学校飼育動物モデル校事業説明会および研修会の申込等 本事業に関する説明会ならびに学校飼育動物に関する講習会を次のとおり開催します。 日 時:5月1日(水)15時~ 場 所:福井県職員会館ビル1階会議室(福井市松本3-16-10) 申込期間:平成25年4月23日(火)まで(別紙、申込様式1による) 様式等は(公社)福井県獣医師会ホームページ http://www.fukuijuu.com/にあります。 申 込 先;公益社団法人 福井県獣医師会事務局 〒910-0003 福井市松本 3-16-10 福井県職員会館ビル 電話:0776-28-1244 FAX:0776-28-1255 Email:fukuijuu@angel.ocn.ne.jp ◎モデル校の応募方法等について 募 集 数;県内6校 申込条件;前述の学校飼育の内容等について取り組めること 選定方法;書類選考 申込期間;4月1日(月)~5月10日(金)17時(別紙、申込様式2による) 申 込 先;公益社団法人 福井県獣医師会事務局(同上) ◎相談および支援体制 次表の(公社)福井県獣医師会学校飼育動物事業委員等が出前講座、飼育相談、治療などについて、 支援する体制になっています。 区域 支援動物病院 学校飼育動物事業委員 電話 福井 大門動物病院 大門 由美子(委員長) 0776-34-1221 坂井 いなば動物病院 稲葉 大輔 0776-67-7123 奥越 かわぐち動物病院 川口 真理子 0779-88-4880 丹南 のろ動物病院 野呂 和夫 0778-62-3037 わかさ動物病院 泉本 桂子(副委員長) 0770-52-9988 二州 若狭 (申込様式1) 平成25年 公益社団法人 福井県獣医師会長 月 日 様 所在地: 学校名: 学校長: 学校飼育動物モデル事業説明会および研修会申込書 このことについて、下記のとおり、参加を申し込みます。 記 参加者氏名 参加者の現在の役職 年 その他( 連絡先 電 話: E-mail: 組担任 現在のほかの学校飼育動物の有無 (種類等; その他 全校児童数( )名 教員数 ( )名 モデル事業に関する質問事項 ) ) 学級数( ) (申込様式2) 平成25年 公益社団法人 福井県獣医師会長 月 日 様 所在地: 学校名: 学校長: 印 学校飼育動物モデル校申込書 このことについて、下記のとおり、教室等でモルモット飼育をしたいので、モデル事業 校として希望します。 記 飼育予定学級 飼育予定学級 児童数 年 ( 組 )名 担任教諭氏名 連絡先 電 話: E-mail: 他の学校飼育動物の有無 ( その他 全校児童数( )名 教員数 ( )名 応募にあたってのアピール ) 学級数( ) モデル校に選考されなかった場合に、※1と同じ条件での8月ぐらいからの学校での動物飼育希望があれば、 (公社)福井県獣医師会では、モルモット導入を計画することが可能です。 その条件での導入を希望されますか? ○で囲みください。 希望する 希望しない 検討する
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