9月号 [1038KB pdfファイル]

9月号
平成28年9月20日発行
横浜市立森中学校
校長 太田 稔
9月中旬の十五夜は、一年のうちに幾日かある満月のうちで一番美しいといわれています。9月の満月が特別なの
は、秋の澄んだ空が満月を特に美しくしているからだそうです。秋の気配を感じる今日この頃ですがみなさまいかがお
過ごしでしょうか。
ところで、秋の味覚「柿」が出回り始めていますが、『柿が赤くなれば、医者が青くなる』といわれるほど柿には多くの
栄養素が含まれています。ビタミンC、カロチン、食物繊維、カリウム、タンニン(渋味の原因)などが豊富で、その他に
も、ビタミンK、B1、B2、カロチン、ミネラルなどが多く含まれています。最近、他の果物におされて、あまり人気のない
柿ですが、栄養面から見直してみてはどうでしょう。
学校では夏休みも終わり、前期のまとめの時期となりました。また、10月の森奏祭、合唱コンクールに向けて練習
も始まり、校内には元気な歌声が響いています。今年の合唱コンクールは、10月18日(火)に関内ホールで開催い
たします。会場予約の関係で例年より少し早い開催になりますが、少ない練習時間でも、集中した練習で素敵なハー
モニーを創り上げてくれることと思います。来年からは関内ホール改修工事のため、しばらくは使用できなくなります。
お忙しい中とは存じますが、是非、生徒たちの歌声を聴きにいらしてください。
校長
太田 稔
女子ソフトテニス部~成果を残せた夏
私たち3年生は8月に引退しました。引退までの2年半、楽しいことだけではなく悲しいこと、つらいことたく
さんのことを経験しました。最後の県大会、関東大会出場を目指していましたが惜しくも負けてしまいました。し
かし勝つことよりも、もっといい思い出をつくることができました。もう出会えないかもしれない最高の仲間と共
に練習し、ライバルとして本気でぶつかり合える、そんな部活動をおくれたことに感謝しています。後輩にもそん
なチームをつくっていってほしいです。
3年 小川
咲
男子バスケットボール部
自分は毎日、熱心に練習を続けてきました。うまくいかないこともあり大変でしたが、チームのみんなとき
つい練習を乗り越えて、市大会を勝ち上がり県大会に出場することができました。県大会ではアレセイア湘南
と対戦。ギリギリまで競り合い延長戦となったのですが 1 ゴール差で残念ながら負けてしまいました。悔しい
思いはありましたが、日頃の練習の頑張りを全て出しきって引退することができました。引退するまで早かっ
たのですが、どんな壁もチームの仲間と乗り越えてこられてよかったです。物語が書けるような、とても充実
した部活動でした。
3年 白田 健瑠
演劇部
7 月28日、29日の二日間、地元の磯子公会堂で横浜市演劇発表会 臨海地区大会が開催されました。今年の演劇
部の演目は「さよなら小宮くん」、中学生の友情を描いた物語です。セリフよりも演技で表現するお芝居だったため、7月
は土日もほとんど休まず、毎日みんなでアイデアを出し合って「小宮くん」の物語を作り上げました。本番でも勢いのある
演技で観客を惹きつけ、結果は11校中1位の最優秀賞!結果が発表された時には皆で涙を流して喜びました。12月3
日、4日には青少年センターでの県大会に初出場することが決まりました。あと3か月、みんなで力を合わせて、さらに磨
きをかけて、素晴らしい舞台を作れるようにがんばっていきます。応援よろしくお願いします。
演劇部顧問
藤巻 桃子
吹奏楽部コンクール
森中学校吹奏楽部は、今年、森中史上初のA編成という形でコン
クールに出場しました。たくさんの方々に支えられ銀賞をいただくこと
ができました。本番を迎えるまで本当にたくさんの壁にぶつかり、大変
なこともありましたが、部員63名と顧問の先生4人で乗り越えることが
できました。最初で最後のこのメンバーでのコンクール。このメンバー
だからこそやり遂げた達成感がありました。来年こそ銀賞という結果の
悔しさをバネにさらに最高の演奏を、たくさんの人に届けてほしいで
す。今を大切にして、このメンバーで残り時間を充実したものにしてい
きたいです。これからも応援をよろしくお願い致します。
3年 吹奏楽部副部長 岡田 紗那
実りの秋~期待の3年
「受験生の夏」を終え学校に戻ってきた3年生。それぞれが自分の進路のために勉強を始めています。先日の前期
期末テストでもほとんどの人が真剣に取り組む姿が見られ印象的でした。この後いよいよ森中の大きな行事の一つとな
る森奏祭がやってきます。3年生としての活躍を期待せずにはいられません。卒業まであと半年です。一日一日を大切
に、自分も周りも大切に過ごしていきましょう。
3年学年主任 山田 文映
自身を伸ばす時期 ~ 2年生
初めての挑戦 ~1年生
夏休みを終え、再び学校が始まりました。2年生の姿
中学校に入学して初めての夏休み、そして前期期
を見ていると、夏休み前より一人ひとりが成長してきてい
末試験を終えました。小学校の夏休みとは違い、毎
るなぁ…と感じます。(気のせいかもしれませんが) で
日のように部活があったり、宿題も多くなったり、あっと
も、これは単に体が大きくなってきているだけではなく、
行動面での自覚や意識の向上、責任感などが徐々に
いう間の夏休みを過ごしました。
これからは森奏祭にむけて森中全体が歌声につ
培われてきているからだと思います。
つまれていきます。1年生にとって初めての合唱コン
1年時は、自分の土台を作っていく時期、3年時は飛
躍していく時期、だからこそ2年時は自分自身の良いと
クールへの挑戦です。元気いっぱいの青学年、楽し
そうにクラスの練習が始まりました。練習が進んでいく
ころをしっかりと伸ばしていく時期なのではないでしょう
とそれぞれのクラスで紆余曲折あることでしょう。2,3
か。学校における様々な活動を通して、より高い自分の
姿を目指して欲しいものです。
年生の一生懸命な姿を目標に、青学年らしい合唱を
つくり上げていってほしいと思います。
2 年学年主任 細谷 政幸
1 年学年主任 寒河江 通子
今月の表彰
○横浜中学校英語弁論大会
学校代表 3年 上代 慎一郎さん
○横浜子ども国際平和スピーチコンテスト
学校代表 3年 上杉
○横浜市総合文化祭 美術部展出展
美術部
乃瑛さん
○横浜市吹奏楽コンクール 吹奏楽部
A部門
銀 賞
○横浜市演劇発表会 臨海地区大会
最優秀賞 演目「さよなら小宮くん」
○陸上競技港南区大会
砲丸投げ
2位 3年 大河原 雅士さん
○横浜市総合体育大会(バスケットボールの部)
9 位(県大会出場)
森中学校のホームページでも情報を公開しております。
「森中学校」で検索してみてください。http://www.edu.city.yokohama.jp/sch/jhs/mori/
後輩に伝えたい!
~森中部活動
陸
上
競
技
部
サ
ッ
カ
ー
部
男
子
ソ
フ
ト
テ
ニ
ス
部
この夏で多くの部活動の3年生が引退しました。これまでの2年半は
あっという間だったのではないでしょうか。 先輩から引き継いだ伝統
を後輩にバトンタッチします。3年部長からのメッセージです!
部活動は「精神面や自分との勝負」であり、その中で
いかに仲間と協力できるかということが必要です。結
果や努力も大事ですが、辛い練習の時に、どれだけ
周りに声をかけて支えられるかです。自分は1度練
習がつらく投げ出し挫折をしました。「辞めたい」と思
った日もあり、部活をやる意味さえも失っていまし
た。孤独で本当に嫌な時に一緒にいてくれる仲間が
いたから頑張れました。3年生よりもしっかりものの2
年生へ、これからもっと素晴らしい部活を築き上げて
いってください。1年生へ、来年には後輩が入りま
す。今以上にしっかりとして良い手本になるように頑
張ってください。
部長 大河原 雅士
部活動は学校生活あってのものです。学校のルー
ル・マナーをしっかり守り、あいさつを自分から心が
けてください。そして元気よく部活に打ち込んでくだ
さい。最後の夏の大会で最高の思い出になるよう、
日々の練習を大切に頑張ってください。
部長 伊藤 彪流
新しい代がスタートして、いろいろ大変なこともあると
思いますが、最後まであきらめずに頑張ってくださ
い。困難を乗り越えた先には、必ず何かがあります。
そして、みんなを支えてくれているたくさんの人、仲
間への感謝も忘れないでください。応援しています。
部長団 中村 昌義
山口 江、齋藤 柊音
男
子
バ
ス
ケ
ッ
ト
ボ
ー
ル
部
自分たちが引退するまで、色々な困難があり大変で
したが、悔いなく引退することができました。後輩の
みんなもこれからのきつい練習を乗り越えて、諦めな
い力をつけてください。また、引退まであっという間
に過ぎてしまうので 1 回の練習を大切にしてくださ
い。ずっと応援しています。
部長 白田 健瑠
野
球
部
始めの頃はまとまりが全くなく、本当に大変でした
が、最後はチーム一丸となって悔いなくプレーするこ
とができました。部活はあっという間に終ってしまうの
で、今を精一杯楽しんでください。部活での経験は、
この先必ず生きてくると思うので、最後まであきらめ
ずやりきって欲しいと思います。 部長 田岡 大和
演
劇
部
吹
奏
楽
部
バ
レ
ー
部
私たち頼りない 3 年生と一緒にバレーをしてくれてあり
がとう。私は1,2年生の笑顔が大好きです。これからど
んな壁もバレー部の仲の良さを生かしてみんなで乗り
越えてください。試合中、どんな辛い時でも声を出すこ
とを忘れずに!試合中のみんなは本当に輝いていま
す。これから努力を重ねてもっともっと輝いていって下
さい。みんななら森中バレー部を強くしていってくれる
と信じています。ずっと応援しています!
部長 渡辺 彩里
バ
ド
ミ
ン
ト
ン
部
1年間、2年間って本当に意外と短いです!引退して
から悔いが残らないように一生懸命練習に参加して、
仲間達と絆を強め合ってください!応援しています!
部長 道田 咲那
女
子
ソ
フ
ト
テ
ニ
ス
部
私たちは目標を立て、日々の練習を一生懸命やって
きました。その目標は、関東大会出場でした。今の1、
2年生もとても一生懸命練習していると思います。是
非、市大会・県大会と勝ち進んで、私たちの達成でき
なかった関東大会に出場してほしいと思います。そし
て、仲間と練習できる1日1日を大切にしてください。
副部長 中村 日菜
女
子
バ
ス
ケ
ッ
ト
ボ
ー
ル
部
パ
ソ
コ
ン
部
良い後輩たちのおかげで、県大会に出場することが
できました。10月の森奏祭、12 月の県大会でも全力
を出して「さよなら小宮くん」の舞台を成功させましょ
美
う。
術
部長 中川 亜美 部
3年生が多く、人数が半分に減ってしまいましたが、3
年生がいた時よりもさらに大きな声で部活を盛り上げて
ください。外練などきついと思いますがみんなで声を
掛け合って頑張ってください。試合でいい結果が残せ
ますように!また応援に行きます。
部長 關 愛南美
人数の少ない3年生をいつも支えて活動している1年
生と2年生に感謝しています。森奏祭の発表は、多く
の生徒が楽しめるようなものにしてほしいです。また、こ
れからも少ない活動時間をうまく工夫して部活動をた
のしんでもらいたいです。
部長 小松 優太
私達、美術部は代々、楽しい部活の雰囲気を引き継
ぎ、作品を作るときは真面目に取り組み、楽しむときは
おもいっきり楽しむことを大切にしてきました。私達、3
年生は今までの先輩達の作品の良いところや優しい
人柄をみてこんなふうになりたいと思い部活動に励ん
できました。これから、2年生は最上級生としての責任
をもち、1 年生は先輩と仲良く新しい 1 年生の面倒をみ
て頑張ってください。
部長 矢野 沙良菜
コンクールや、お祭りでの演奏、おつかれさまでした。まだまだ本番は続きますが、頑張っていきましょう。今年の
森吹は、例年に比べて人数が多くにぎやかになった分、たくさんの苦労がありました。初めて経験することもたくさん
あり、みんな本当大変だったと思います。その中で毎日全員が笑顔で活動できたのは、いろいろな方の支えがあっ
たからです。このことを忘れてはいけません。伝統や笑顔を大切にしてこれからも成長していってください。
がんばれ!! 森吹
部長 上杉 乃瑛
保護者のみなさま、ご協力ありがとうございました。朝練習の日は朝早くからお弁当を作ったり、 挫折しそうになった
時には励ましてくださり、ご家族の支えがあって3年間続けることができました。
横浜子ども国際平和スピーチコンテスト
「声」と「音」でつながる世界を
私の祖父は目が見えません。生まれつき盲目だったのではなく若い頃に事故に遭い、視力を失ったそうです。
長い杖をつき、静かにゆっくり歩く祖父。手を振っても振り返してくれることのない手。小さい時の私はそんな祖父の姿
を見て、とても恐がっていたことを覚えています。
でも大きくなった今の私に、「今日は何をしたのか。」「学校は楽しいか」と祖父はよくたずねます。笑って頷きながら聞
いてくれる祖父との温かくて優しい時間が私は大好きです。
ただ、目が見えないことでお互いにコミュニケーションをとることはとても難しいです。その中で私は祖父の「目」になっ
てあげたいといつも思っています。「目」になるということは、祖父は何を見ようとしているのか、祖父の心の目は何を見
ているのか、ということを考えながら生活することが大切になると思います。
私は中学校で吹奏楽部に入っています。トロンボーンを演奏することで祖父がうれしそうにしてくれるのを見ると、この
世界に「音」があって良かったなと思います。
でも、もし私の祖父の耳が聞こえなかったら、きっと私は祖父の耳になってあげたいと思ったでしょう。
私たちの世界には目の見えない人、耳の聞こえない人、声の発することの難しい人もいます。それなら、体に不自由
のない私たちが声や音で気持ちを伝え、不自由な体をもつ人たちとお互いに支え合って暮らしていけたら、今よりもっ
と笑顔が増えると思います。そして何よりも優しさでいっぱいの毎日になるはずです。家族の幸せが町中の幸せを呼び、
やがて小さな幸せが心豊かな国を生み、小さな平和へと続いていくように思います。
私は続けます。これからも祖父の目になることを。私の耳と心を使って、多くの人たちの目と耳となることを。そして小さ
な笑顔が大きな笑顔を生み、平和へと続くことを信じて。
森中学校代表 3年 上杉 乃瑛
SNS サービス(Twitter、LINE 等)、動画投稿サイト(YouTube 等)
などの安全な利用について
~トラブルや危険を避けるために~
その写真や動画、貼り付けて大丈夫?
携帯電話・スマートフォンをもつ中学生が増えています。Twitter(ツイッター)や LINE(ライン)などの SNS 系のサービ
スや、YouTube など動画投稿など、簡単に利用できることから気軽に写真や動画を投稿している人も多いのではない
でしょうか。しかしちょっとした不用意な投稿が情報流出や犯罪に巻き込まれる一因になるということは知っているでしょ
うか?
気軽に貼った一枚の写真。そこに写っているものから色々な情報が読み取れます。例えば、信号機の場所表示。電
柱の広告やそこに写る電話番号、住所表示。移りこんでいる建物。自撮りをすれば顔や性別、年齢層。制服を着てい
れば通っている学校など・・・。たった一枚の写真を見ただけでたくさんの情報が読み取れてしまうこともあるのです。
また、情報は見える所だけではなく、データにも記録されています。撮影された日付や時間はもちろん、GPS機能を
利用した位置情報も記録されます。位置情報とは、写真や動画が撮影された場所をGPS機能を利用して記録したもの
です。位置情報には「緯度」「経度」「高度」が記録されます。位置情報を見れば、地球上のどこであろうと一点を指し示
す、すまり、ピンポイントで場所が特定されてしまうということです。もし、自宅で撮った写真を、位置情報が記録されて
いると知らずに張り付けてしまったら・・・。知らないうちに不特定多数の人に自宅を教えていることになります。
閲覧できる人を限定しても、そのなかの誰かが画像をコピーし、違う場所に貼り付けた時点で知られてしまいます。
一度貼り付けた画像は完全に削除することは不可能で、ネット上に広がり続けます。他人の画像を勝手にコピーして別
の場所に貼り付けることは犯罪行為になる可能性があります。また、自分が撮った画像でも、友だちなどと写っている場
合は、その人の許可無く画像を貼り付けたりすることも犯罪行為になる可能性があります。
ネット上にはこれらの情報を悪意を持って利用しようとしている人もいます。実際にこれらの情報をもとに、ストーカー
被害や窃盗被害が起こっています。
携帯電話やスマートフォンは上手に使うととても便利で、現在の生活には欠かせないものとなっています。だからこそ、
正しい使い方や、使う上での危険性など知っておかなければならないことが沢山あります。実際に使う子どもたちだけ
でなく、それを持たせる保護者も知っておく必要があると思います。
一度、子どもが普段どのように使っているのか、正しく上手な使い方や危険性などについてご家庭で
話す機会をつくってください。