試験データ 防カビ性 15 人体に対し、 悪影響を及ぼしかねないカビは、 常に空中に浮遊しており、 ものに定着し、 条件が良ければ発芽し、 菌糸を伸ばし、 胞子を作り、 そ の胞子が空気を漂うというサイクルを繰り返しています。 この発芽し菌糸を伸ばすプロセスを抑制し、 カビによる人体への被害を最小限にする ことが求められます。 試験方法 JIS Z 2911-2010 (かび抵抗性試験) プラスチック製品の試験附属書A(A法)に準拠 試験片を無機塩寒天培地の中央に貼り付けた後、 カビの胞子懸濁液0.1mlを培地の表面と 試験片上に振りかけ、24±1℃で4週間培養し、 カビの生育を判定しました。 判断基準 カビ発育状態 試験結果 1 菌糸の発育評価 0 肉眼及び顕微鏡下でカビの発育は認められない 1 肉眼ではカビの発育が認められないが、 顕微鏡下では確認できる。 2 肉眼でカビの発育が認められ、 発育部分の面積は試料の全面積の25%未満 3 肉眼でカビの発育が認められ、 発育部分の面積は試料の全面積の25%∼50%未満 4 菌糸はよく発育し、 発育部分の面積は試料の全面積の50%以上 5 菌糸の発育は激しく、 試料全面を覆っている ※数値は試験値であり、 保証値ではありません。 ※数値は予告なく変更される場合があります。 混合胞子懸濁液 基準株 コウジカビ アスペルギルス ニゲル アオカビ ペニシリウム ピノヒルム IAM 7013 キノコ寄生菌 ベシロミセス バリオッチ IAM 5001 ミルク腐敗菌 トリコデルマ ピレンス NBRC 6355 毛玉カビ ケトミウム グロボスム NBRC 6347 カビ発育状態 防カビ剤未配合 防カビタイプ※ 4 1 NBRC 105649 防カビタイプ※は、防カビ剤を配合しているため、防カビ性に優れています。 注意:代表的なカビで試験をしており、他のカビに対しても効果が期待できます。 (ただし、全てのカビに効果があるわけではありません。) ※防カビタイプとは左記の機能性マークが付与された製品を示します。 ・タキストロン RA,PRENTO,BILNO,UA,LX,LB(マンション用) ・タキストロン ST,MX,MT(プールサイド用) ・タキストロン CX(幼児施設用) ・タキステップ 3X,3K ・蹴込み部分用シート 3X用,3K用 試験結果 2 ※数値は試験値であり、 保証値ではありません。 ※数値は予告なく変更される場合があります。 ●タキストロンST 胞子懸濁液 白癬菌トリコフィトン―メンタグロフィテス 基準株 NBRC32409 カビ発育状態 0 タキストロン STは、 JIS Z 2911-2010に準じたカビ抵抗性試験において体部白癬(たむし) や足白癬(水虫)の原因菌 である白癬菌の発育を抑えることができます。
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