情報発信レポート『らくだより』スパークスの中東地域における情報発信レポート第20号（2008年7月22日）高さ1.6kmのビル中東諸国で高層ビルの背比べ競争が熾烈を極めていることは、何度もご紹介している通りです。そしてUAEに建設中の「ブルジュ・ドバイ」が世界一を更新したのも束の間、今度は大富豪アルワリード・ビンタラル王子が、サウジアラビアのジッタに、「ブルジュ・ドバイ」よりも2倍以上も高い、1.6kmの塔「マイル・ハイ・タワー」を建てるそうなのです。建設費用は総額約１兆円規模とか。高さ1.6kmともなると、1階は灼熱の砂漠でも、最上階は寒風が吹きすさび、その気候差の克服や塔の揺れを抑える制御システムの導入も不可欠だそうです。ですので、この計画の実現には、世界中から建設技術の粋を集める必要があるわけです。さらにロンドンのSavoyホテルを所有する王子のこと、もしタワーが実現すれば、世界一高層のホテルになるかもしれません。宿泊者は酔い止め持参ですね！（中東採用）マイル・ハイ・タワー完成予想図 1.6km 完成時約800ｍ予定のブルジュ・ドバイ（予想） 636m （2008年6月19日現在）（Biggerpockets、ブルジュ・ドバイ）本資料は、スパークス・アセット・マネジメントが情報提供のみを目的として作成したものであり、金融商品取引法に基づく開示書類ではありません。また特定の有価証券の取引を勧誘する目的で提供されるものではありません。スパークス・アセット・マネジメントとその関連会社は、本資料に含まれた数値、情報、意見、その他の記述の正確性、完全性、妥当性等を保証するものではなく、当該数値、情報、意見、その他の記述を使用した、またはこれらに依拠したことに基づく損害、損失または結果についてもなんら補償するものではありません。ここに記載された内容は、資料作成時点のものであり、今後予告することなしに変更されることもあります。また、過去の実績に関する数値等は、将来の結果をお約束するものではありません。この資料の著作権はスパークス・アセット・マネジメントに属し、その目的を問わず書面による承諾を得ることなく引用または複製することを禁じます。 -1- 情報発信レポート『らくだより』スパークスの中東地域における情報発信レポート芝生の美しいゴルフ場 80年代、中東でゴルフをするとなると、砂漠の中でプレーしなければならず、ティーショットからバンカーショットのような状態で、ようやく辿り着いたグリーンも芝生ではなくアスファルトで出来ていて、今度は逆に玉足が速くてゴルフにならないというのは当時の笑い話です。しかし、今は芝生の美しいゴルフ場が出来ていて、世界的なプロゴルファーが集まる大会なども行われています。この芝生は、日本企業の海水を真水に変える淡水化技術がもたらしたもので、中東でも日本企業の高度な技術が活躍しているのです。でもこの風景、とても砂漠の国とは思えませんよね。（グッ・ドバイ）芝生の美しいエミレーツ・ゴルフ・クラブ豪華なクラブハウスクラブハウスでくつろぐプレーヤー写真：UAE出張にて撮影 byグッ・ドバイ本資料は、スパークス・アセット・マネジメントが情報提供のみを目的として作成したものであり、金融商品取引法に基づく開示書類ではありません。また特定の有価証券の取引を勧誘する目的で提供されるものではありません。スパークス・アセット・マネジメントとその関連会社は、本資料に含まれた数値、情報、意見、その他の記述の正確性、完全性、妥当性等を保証するものではなく、当該数値、情報、意見、その他の記述を使用した、またはこれらに依拠したことに基づく損害、損失または結果についてもなんら補償するものではありません。ここに記載された内容は、資料作成時点のものであり、今後予告することなしに変更されることもあります。また、過去の実績に関する数値等は、将来の結果をお約束するものではありません。この資料の著作権はスパークス・アセット・マネジメントに属し、その目的を問わず書面による承諾を得ることなく引用または複製することを禁じます。 -2- 情報発信レポート『らくだより』スパークスの中東地域における情報発信レポートクウェートの国旗国旗というのはそれぞれ独自な意味がありますよね。因みに、クウェートの国旗はどういう意味があるかご存知ですか？見てお分かりになるように、4色が使われており、それぞれに意味があるわけです。まず、黒は石油を表し、一番下の赤は今までの苦労・犠牲の象徴である血を表し、真ん中の白は純粋な広い心・気持ちを表し、一番上の緑は砂漠を将来緑いっぱいにしたいという夢や希望を表しているわけです。で、クウェートの人に聞かれたわけです。「日本の国旗は白と赤だけだが、それは我々の国旗に使われている４色のうちの２色でもあり、純粋な広い心・気持ちと苦労・犠牲の象徴である血を表しているのか？」と。どうでしょう、お答えできますでしょうか？（中東採用）コーヒーブレイク 12 今回はコーヒーブレイクならぬ、コーンフレークを採り上げます。中東とコーンフレークでは違和感を覚える方も多いでしょう。しかし、単なる語呂合わせではありません。日本でもエジプトから輸入されたコーンフレークを見かけることがあるのです。もちろん、有名なものではありませんが、ドラッグストア等で安く売られているコーンフレークがあれば、箱を良く見てみましょう。そこにエジプトと記載されていれば、ビンゴです。エジプトはとうもろこし生産では、世界の20位以内にランクされますが、人口の多さもあって、とうもろこしの輸入国ともなっています。しかしながら、エジプトでは朝食でシリアル類を食べる人はまだ多くないようです。そのような状況の中、エジプトでコーンフレークを作って、日本に輸出しているというのも不思議ですが、食料品価格も上昇している中で、安く手に入るのは嬉しいものです。それでは今回はなぞなぞで締めくくりましょう。アラブ諸国で一番コーンフレークを消費する国はどこでしょう？答えは………シリア（ル）（みんなのGULF）本資料は、スパークス・アセット・マネジメントが情報提供のみを目的として作成したものであり、金融商品取引法に基づく開示書類ではありません。また特定の有価証券の取引を勧誘する目的で提供されるものではありません。スパークス・アセット・マネジメントとその関連会社は、本資料に含まれた数値、情報、意見、その他の記述の正確性、完全性、妥当性等を保証するものではなく、当該数値、情報、意見、その他の記述を使用した、またはこれらに依拠したことに基づく損害、損失または結果についてもなんら補償するものではありません。ここに記載された内容は、資料作成時点のものであり、今後予告することなしに変更されることもあります。また、過去の実績に関する数値等は、将来の結果をお約束するものではありません。この資料の著作権はスパークス・アセット・マネジメントに属し、その目的を問わず書面による承諾を得ることなく引用または複製することを禁じます。 -3- 『らくだより』情報発信レポートスパークスの中東地域における情報発信レポート【ご参考】中東（ＧＣＣ）地域の株価推移（各市場の直近３ヶ月）アブダビ証券取引所株価指数 5400 5200 ドバイ金融市場総合指数 5000 6420 4800 6100 4600 5780 4400 2008/04/20 5460 2008/05/11 2008/06/01 2008/06/22 2008/07/10 バーレーン全株指数 5140 2925 4820 2008/04/20 2008/05/11 2008/06/01 2008/06/22 2008/07/09 2880 2835 サウジアラビア　タダウル全株指数 10500 2790 10000 2745 2008/04/20 9500 13500 2008/05/11 2008/06/01 2008/06/19 2008/07/09 2008/07/ 2008/06/22 2008/07/10 カタール　DSM指数 9000 12500 8500 11500 8000 2008/04/19 2008/05/10 2008/05/31 2008/06/21 2008/07 2008/07/12 10500 9500 クウェート証券取引所指数 8500 2008/04/20 16000 15600 12800 15200 2008/05/11 2008/06/01 オマーン　マスカットMSM３０指数 12000 14800 11200 14400 10400 14000 2008/04/20 2008/05/08 出所：ブルームバーグ 2008/06/01 2008/06/19 2008/07/08 9600 8800 2008/04/20 2008/05/11 2008/06/01 2008/06/22 2008/07/1 2008/07/14 本資料は、スパークス・アセット・マネジメントが情報提供のみを目的として作成したものであり、金融商品取引法に基づく開示書類ではありません。また特定の有価証券の取引を勧誘する目的で提供されるものではありません。スパークス・アセット・マネジメントとその関連会社は、本資料に含まれた数値、情報、意見、その他の記述の正確性、完全性、妥当性等を保証するものではなく、当該数値、情報、意見、その他の記述を使用した、またはこれらに依拠したことに基づく損害、損失または結果についてもなんら補償するものではありません。ここに記載された内容は、資料作成時点のものであり、今後予告することなしに変更されることもあります。また、過去の実績に関する数値等は、将来の結果をお約束するものではありません。この資料の著作権はスパークス・アセット・マネジメントに属し、その目的を問わず書面による承諾を得ることなく引用または複製することを禁じます。 -4-