UAE主要内外政動向 UAE主要内外政動向 (除、ドバイ ドバイ・ 北部首長国) ・北部首長国 ) (2011 29日 日分当地 当地報道取 報道取り 2011年 11年4月29 日~5月5日分 当地 報道取 り纏め) 平成23年5月5日 在アラブ首長国連邦日本国大使館 1.要人往来 要人往来 (1)当国要人の外国訪問 28日~ ムハンマド・アブダビ皇太子(故ザーイド大統領3男)が,ロンドンで開かれ 29日 た英ウィリアム王子の結婚式に出席し,ハリーファ大統領からのお祝いの言葉 をエリザベス女王陛下に伝える。また,キャメロン首相とも会談し,最新の中 東情勢などについて協議。 1日 アブダッラー外相(故ザーイド大統領18男)が,リヤドで開かれたイエメン 情勢に関するGCC外相会合を主宰。カタールを侮辱するイエメン側の声明へ の不満を表明。 2日 アブダッラー外相が,シリアを訪問し,バッシャール大統領と会談。シリアの 現状を克服し,全てのレベルで改革を進めるべくシリア政府によって取られた 措置やイエメンに関するGCCのイニシアティブについて協議。 2~4日 マンスーリー経済相が,アゼルバイジャンを訪問し,同国政府高官と会談。同 国との農業・観光・運輸部門での投資機会の可能性ついて探求。また,第3回 UAE・アゼルバイジャン合同経済委員会に出席。 4日 アブダッラー外相が,チュニジアを訪問し,ムバッザア暫定大統領及びエセブ シ暫定首相と会談。二国間関係について協議したほか,チュニジアの移行過程 へのUAEの支持を表明。 5日 スウェイディーアブダビ経済開発庁長官が,今年11月に開かれるG-20サ ミットの準備会合に出席。 5日 アブダッラー外相が,ローマで開かれた第2回リビア・コンタクトグループ会 合に出席し,トルコに続く次回の会合を当地にて6月後半に開催する予定と発 表。 (2)外国要人の当国訪問 1日 アブダッラー外相が,当地を訪問したフィジー外相と会談し,二国間関係や地 域・国際問題について協議。 2日 ハリーファ大統領(故ザーイド大統領長男)が,当地を訪問したザヤーニーG CC事務局長と会談し,イエメン情勢に関するGCCのイニシアティブや今月 予定されているGCC首脳諮問会合の準備状況について協議。 1 2日 当地でアブダッラー外相や中国の楊潔チ外交部長(外相)が出席して,第2回 GCC・中国戦略対話が開催され,GCC・中国関係,中東情勢及びイラン問 題などを協議。 2.アブダビ王 アブダビ王族の動向( 動向(除、要人往来 要人往来、 往来、外政) 外政) 28日 ファーティマ故ザーイド大統領夫人が,UAEが主催した第2回GCC女性ス ポーツ競技会の開催に対するザヤーニGCC事務局長からの感謝状を受け取 る。 28日 ナヒヤーン高等教育・科学研究相が,本使と会談し,東日本大震災に係る日本 の最新情勢について説明を受ける。また,同相は当地で高等技術大学(HCT) 主催の湾岸情報・食糧の安全保障フォーラムの開会式に出席。 1日 ハリーファ大統領が,イエメンのサーレハ大統領より電話を受け,二国間関係 及び最新のイエメン情勢につき協議。 1日 サイフ副首相兼内相(故ザーイド大統領9男)は,オルソン在UAE米大使よ り離任に際する表敬訪問を受ける。 2日 タハヌーン東部州知事が,アルアイン・コンベンション・センターの拡張の第 1期事業の開始に際し,同センターを視察。 3日 ハリーファ大統領,ムハンマド副大統領兼首相及びムハンマド皇太子が,バー レーンのモーザ・ビント・ハマド妃殿下の逝去に際しハマド国王へ弔電を発出。 3日 ハムダーン西部州知事(故ザーイド大統領4男)が,マイサ・シャムシー国務 相より自身が執筆した「GCC各国への外国人移民」と題する本の贈呈を受け る。 5日 UAE連邦軍の結成35周年に際し,ハリーファ大統領,ムハンマド副大統領 兼首相及びムハンマド皇太子が,UAE連邦軍の活動を称賛。 5日 サイフ副首相兼内相が,クウェートのハーリド殿下の逝去に際し,ハリーファ 大統領からの弔意をサバーハ首長に伝える。 3.外政( 外政(除、要人往来) 要人往来) 28日 アブダビ首長国政府の13機関から16名が,韓国で開かれた世界的に競争力 を持つ産業の育成と題する5日間に亘るワークショップに出席。 28日 UAE外務省のムサッリー・アジア局長が,当地のインド大使館参事官と会談。 また,内務省のシャファール次官は,在UAEアゼルバイジャン大使と会談し, 治安分野での協力について協議。 28日 UAE外務省が,モロッコのマラケシュで発生した爆発を強く非難し,犠牲者 の家族への弔意を示す声明を発表。 1日 当地で,第3回GCC内務省次官会合が開催され,治安分野での協力の方途に ついて協議。 2 1日 ラーシド環境・水資源相が,在UAEトルコ大使と会談し,二国間関係につい て協議。また,ルーミー社会問題相は,在UAEイラン大使より着任の挨拶を 受ける。 2日 UAE外務省のハイダーン政務担当外相補佐官は,ウサマ・ビン・ラーディン の死亡はテロとの戦いにおいてポジティブなステップであるとする一方,ア ル・カイーダやテロの終焉ではなく,UAE及びUAE国民の安全を確保する ために引き続き注意と警戒を怠るべきではない旨述べる。また,内務省のシャ ファール次官は,テロ活動は終わったわけではなく,各国がそれぞれ予防的な 措置を取っているが,テロの脅威やテロ活動の活性化を示すシグナルはないと 述べたと,当地英字紙ナショナルが報道。 3日 サイフ副首相兼内相が,当地で第12回GCC内相会議を主宰し,最近の中東 情勢を踏まえたGCC内での治安分野での協力などについて協議。 3日 連邦民間航空庁が,ウルグアイと航空サービス協定に調印。また,UAEは, NY国連代表部大使レベルでバハマとの外交関係樹立に関する共同文書を発 出。 4日 パナマが,UAE国民への入国ビザを免除する決定をUAE側に通知。 4日 ダーヒリー在エジプトUAE大使が,パレスチナの国民和解合意に関する調印 式に出席し,和解合意を歓迎。 4.政令・ 政令・人事・ 人事・機構改編 特になし 5.連邦国民評議会( 連邦国民評議会(FNC) FNC)の動向 特になし 6.その他国内政府機関等 その他国内政府機関等の 他国内政府機関等の動き 28日 ジャマール・スウェイディー・エミレーツ戦略研究所(ECSSR)所長が, エミレーツ・アイデンティティー庁のフーリー事務局長と会談し,両機関の協 力の方途について協議。 29日 アブダビ警察が,勤続40年以上のベテラン警察官を表彰。 30日 アブダビ警察交通・パトロール局は,今年1月から4月15日までにアル・ア インで時速200キロを超える危険走行など144件の交通違反があったと 発表。 1日 アブダビ警察は,当地の110番通報にあたる999番への過去3ヶ月の通報 件数約48万件のうち半数以上がいたずらなどによる不必要なもので,緊急通 報業務に支障をきたしていると警告していると,当地英字紙ナショナルが報 道。 3 1日 連邦民間航空庁が,当地に航空機のフライト・レコダーの解析などを行うフラ イト・データ&コクピット・ボイス・レコダー実験室を開設。 1日 アブダビ交通庁が,歩行者及び自転車専用路の調査及び開発に向けたマスタ ー・プランの実施を開始すると発表。 1日 マンスール副首相兼大統領官房相が,サービスに関する閣議を主宰し,外国人 の居住許可申請のために必要な健康診断をUAE到着前に母国で受診させる 制度などについて協議。 1日 西部州開発評議会は,3日から当地で開催されるアブダビ経済開発庁主催の第 4回世界投資フォーラムにスポンサーとして参加すると発表。同評議会のマズ ルーイー事務局長は,西部州がアブダビ首長国のGDPに占める割合は約4 5%と指摘。 2日 UAE中央銀行が,中銀国際諮問評議会と会合を開き,UAEの銀行,金融及 び通貨システムの課題などについて協議。 2日 UAE外務省と内務省が,領事分野での手続きに関する調整を行うための会合 を開催。 3日 対外貿易省が,連邦政府機関と世銀技術チームの会合を主宰。 3日 当地で第4回世界投資フォーラムが開催され,アブダビ経済開発庁のアブダッ ラー次官は今年のアブダビ経済の成長率を4.5%と見込んでいるなどと述べ る。 4日 アブダビ交通庁が,シンガポールの運輸当局と陸上輸送計画・開発分野での協 力に関する覚書に調印。 4日 UAE内務省が,剣やナイフなどが犯罪に使われるのを防止するため,同様の 武器の輸入や使用を規制する法律を立法化することを発表。 5日 連邦民間航空庁が,当地で第4回航空運航・飛行場安全ワークショップを開催。 7.国内外における 国内外における国内人道支援機関 における国内人道支援機関の 国内人道支援機関の活動 30日 ハリーファ慈善基金が,チュニジア国境付近の難民キャンプに避難してきたけ が人への医療支援を提供。 8.労働政策 29日 ムバラク・ダーヒリー労働省次官が,国際労働者の日に合わせ,労働者の権利 保護に引き続き取り組んでいく旨強調。 3日 アブダビ市政庁が,ハリーファ港及びタウィーラ産業地区の建設工事現場の労 働安全基準が満たされているかなどを視察。 9.治安情勢 特になし 4 10. 10.その他 その他 29日 当地の各部族が,相次いで集会を開くなどして,当国の民主化を呼びかけて逮 捕された活動家5名に対するUAE政府の措置に支持を表明しつつ,当国指導 部への忠誠を改めて表明していると,当地英字紙ガルフ・ニュースが報道。 30日 UAEと韓国インチョン国際空港の今年3月の航空機運行数が,168本と昨 年の同時期に比べ6.8%増加。 30日 UAE居住者711名に対してアル・アランTVが行った世論調査によると, 回答者のうち55%がGCCはイエメン問題の解決のために主要な役割を果 たすべきとしたのに対して,米国の関与を求めるのは7%だったと,当地英字 紙ナショナルが報道。 1日 アブダビ空港会社が,今年夏季に予定されている当地の航空便数が,昨年同時 期に比べ12.8%増加する予定と発表。 1日 アブダビ幼稚園と当地中国人学校が,保護者とのコミュニケーションを容易に するため,保護者向けの2ヶ月間の英語コースを開始。 2日 アブダビ統計センターが,アブダビ首長国内の全ての国籍に関する離婚率が, 2005年から10年で3分の1ほど下落したと発表。 3日 当国の民主化を求めて逮捕された活動家の弁護士を含む当地弁護士200名 以上が,政治的及び宗派的無秩序を求める行為を非難し,司法への信頼を示し, ハリーファ大統領をはじめ当国指導者への忠誠を示す声明に署名したと,当地 英字紙ナショナルが報道。 (了) 5
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