病院年報 - 医療法人 協和会

病院年報
Annual Kyoritsu
病院年報
2010
医療法人 協和会
Kyowa
協立病院
2010 年度・病院年報 刊行によせて
院 長
北川 透
平成22年は 2 月に冬季オリンピック(バンクーバー)
、5 月に上海国際博覧会、そして6月には FIFA
ワールドカップ 南アフリカ大会が開催されると共に、小惑星探査機はやぶさの地球帰還が話題を集め
ました。政治の世界では、6 月に鳩山由紀夫内閣が総辞職し菅内閣が発足しました。総理大臣が毎年の
ように変わるのは国際的には如何なものかと思いますが、その責任は民主党だけでなく国民の側にもあ
るように思いますし、マスコミがこれを扇動しているような気がしてなりません。政府が頼りなければ、
地方分権の重要性はさらに高まるわけで、そういう中で12月に発足した関西広域連合(滋賀、京都、
大阪、兵庫、和歌山、鳥取、徳島の7府県)はそれなりの必然性があるのかもしれません。従来であれ
ば協立病院の病院年報は1月~12月を区切りとしていましたので話はこれで終わっていたのですが、
公的機関や多くの業界団体、さらに医療法人協和会も会計をはじめとする事務作業等が年度ごとである
ことから、今回より協立病院の病院年報も年度毎ということになりました。
平成23年に入り2月のニュージーランドで地震の報道が続いている中、3 月 11 日に日本国内の観測
史上最大マグニチュード 9.0 の東北地方太平洋沖地震が発生し、これに続く津波被害、福島第一原子力
発電所事故を含めた東日本大震災が引き起こされてしまいました。被災された方々には心よりお見舞い
申し上げますと共に、お亡くなりになられた方々の御冥福をお祈り申し上げます。
さて、協立病院は 1980 年(昭和 55 年)に開院後 31 年が経過し、現在、移転・新築計画が進行中で
す。2011 年度からはこれまで長年にわたり協立病院で活躍された上田邦彦院長は医療法人協和会の理
事長に就任、私が協立病院に着任させていただきました。木曽賢造前理事長には引き続き大所高所から
の支援をいただくことになります。以上のような状況の中、2010 年度の病院年報をまとめさせていた
だきました。この年報をもとに、自院の医療活動を分析し、今後の医療サービスの向上、病院運営の健
全化を目指していく所存です。職員の方々はもとより、院外の方々にも是非、御覧頂きご批判、ご感想
をいただければ幸いです。最後に、この年報をまとめるあたり御協力いただいた関係者の方々に深謝申
し上げます。
平成 23 年 7 月
協立病院 基本理念
1
2
3
地域で最も充実した
心と技が調和した
満足と信頼の
「医療の器」
「専門の集団」
「公共の機能」
地域における
安全・安心を確保し、
他の医療機関と連携し、
先端医療の担い手を
医療水準の向上を
地域医療の貢献に
めざします。
めざします。
つとめます。
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病院年報
2010
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Kyowa
協立病院
◇ 患者の権利に関する宣言 ◇
皆さまの権利と義務
1.だれでも、良質で安全な医療を公平に受ける権利があります。
2.一人の人間として、その人格価値観などを尊重され、医療提供者との相互の協力
関係のもとで医療を受ける権利があります。
3.病気、検査、治療、予後、リスクなどについて理解しやすい言葉や方法で十分な
説明と情報を受ける権利があります。
4.十分な説明と情報提供を受けたうえで、治療方法などを自らの意思で選択する権
利があります。
5.別の医師の意見(セカンドオピニオン)を受ける権利があります。
6.自分の診療記録の開示を求める権利があります。
7.診療の過程で得られた個人情報の秘密が守られる権利があります。
8.すべての患者様が適切な医療を受けられるようにするため、患者様には他の患者
様の治療や病院職員による医療提供に支障を与えないように配慮する責務があり
ます。
[平成18年4月1日 改定]
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Kyowa
協立病院
◇ プライバシーポリシー ◇
個人情報保護方針
医療法人協和会(以下「当法人」といいます)は、「地域社会と密着して連携を深め、良質な医療・介
護サービスを通して社会に貢献します。」を基本理念としております。
患者・入所者・利用者様(以下「患者様等」と略します)の状態に応じて良質な医療・介護サービスを
提供させて頂く為には、患者様等の個人情報が必要となります。
更に、患者様等に安心して医療・介護サービスを受けて頂く為には、患者様等に関する個人情報を
安全かつ適切に管理することが当法人の社会的責務と考え、本方針を制定し確実に実行いたします。
第1条(個人情報の適正な取得)
1. 個人情報の取得にあたっては、当法人の事業活動に必要な場合に限り、適法かつ公
正な手段によって行います。
2. 個人情報の取得にあたっては、原則として利用目的を明示し、通知・公表します。
第2条(個人情報の利用・管理)
1. 個人情報の利用については、法令に定める場合を除き、あらかじめ特定した利用目
的の範囲内で行います。
2. 個人情報の管理については、利用目的に必要な範囲内で、正確かつ最新の内容に保
つよう努めます。
3. 個人情報の安全管理のために、職員に対する適切な教育・監督を行い、個人情報の
漏えい、紛失、破壊、改ざん、又は不正な侵入等の防止に努めます。
第3条(第三者への提供)
1. 個人情報は、法令又は公的機関からの要請等で必要と認めた場合を除き、患者様等
の同意を得ない限り、第三者への提供は行いません。
2. 個人情報の取扱いを他の事業者に委託する場合は、安全管理のために委託先に対す
る適正な管理・監督を行います。
第4条(患者様等からの求めによる保有個人情報の開示・訂正・利用停止)
1. 保有する個人情報について、該当する患者様等から、開示・訂正・利用停止などの
申出があった場合には、特別な理由がない限り、開示・訂正・利用停止を行います。
2. 個人情報の取扱いに関する苦情や問合せの窓口を、事業所ごとに設置し、迅速・適
切に対応します。
第5条(個人情報保護規程の作成と監査の実施)
この方針を実行するため、個人情報保護規程並びにその他の取扱規程を作成し、こ
れを役職員その他関係者に周知徹底します。また、定期的に監査を行い、業務内容の
継続的な見直し、改善に努めます。
[平成17年4月1日制定]
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2010
医療法人 協和会
Kyowa
協立病院
Contents
2010年度・病院年報 刊行によせて 1
協立病院 基本理念
1
皆さまの権利と義務
2
個人情報保護方針
3
第 1 部 病院概要・動向
1.病 院 概 要
2.診療・検査フロア概略図
3.役職者・部門責任者一覧
4.管理体制組織図
5.委員会体制組織図
6.各種病院行事・地域文化交流
7.教育・研修
8.実習生受入れ状況
9.主要年間統計
1)診療科別外来患者延数
2)診療科別入院患者延数
3)患者延数、平均在院日数など
4)診療科別手術件数(総件数と緊急手術件数)
5)病棟別手術件数(総件数と緊急手術件数)
6)診療科別種類別麻酔件数
7)看護観察程度別入院患者延数
8)消防救急車搬送受入件数(救急隊別)
9)診療科別救急搬送受入件数と転帰
10)救急隊別救急搬送受入件数と転帰
11)病院救急車搬送件数(搬送地域別)
第2部 診 療 科
1.内 科
2.内科系専門外来
1)糖尿病外来
2)神経科外来
3)神経内科外来
3.循 環 器 科
4.透 析 科
5.腎臓内科
1)腎外来・CAPD 外来
2)透析センター
6.小 児 科
7.外 科
8.整 形 外 科
7
8
10
11
12
13
14
16
19
21
21
22
22
23
24
25
26
26
27
27
28
29
30
31
31
31
31
32
33
34
35
35
36
37
38
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9.眼 科
10.泌 尿 器 科
11.皮 膚 科
12.形 成 外 科
13.麻 酔 科
14.放 射 線 科
15.人間ドック
16.企業健康診断
第3部 看
看 護
1.外
2.透
3.手
4.東
5.東
6.東
7.西
8.西
9.西
協立病院
39
40
41
41
42
43
44
46
護 部
部 紹 介
来
析 セ ン タ ー
術 室
2 階 病 棟
3 階 病 棟
4 階 病 棟
3 階 病 棟
4 階 病 棟
5 階 病 棟
49
50
55
57
59
61
63
65
67
69
71
第4部 医療技術部門
1.検 査 科
2.内 視 鏡 科
3.視 能 訓 練 科
4.放 射 線 科
5.薬 剤 科
6.栄 養 科
7.リハビリテーション科
8.臨 床 工 学 科
9.診療情報管理室
10.地域医療連携室
地域医療情報センターご利用案内
協立病院診療検査予約申込書(医療機関用)
第5部 事 務 部
事務部紹介
1.医 事 課
2.用 度 課
3.協立病院附属保育所わんぱくスクエア
73
74
75
76
77
78
80
83
84
85
87
89
90
91
92
93
94
95
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第6部 主な委員会
1.医療安全管理委員会
2.感染防止対策委員会
3.輸血療法委員会
4.NST(栄養管理)委員会
5.褥瘡対策委員会
6.クリニカルパス委員会
7.患者権利委員会
8.情報セキュリティー委員会
9.救急外来運営委員会
10.癌化学療法委員会
11.糖尿病委員会
協立病院
97
98
99
100
101
103
104
105
105
106
107
108
第7部 資 料
1.各 科 診 察 日 一 覧
2.外来診察医一覧
3.診療科別・病名別・術式別手術件数
4.麻酔種類別診療科別麻酔件数
5.年齢別性別退院患者数
6.疾病大分類による年齢別性別退院患者数
7.コード別による月別 DPC 退院患者数と平均在院日数
8.診療科別による月別 DPC 退院患者数と平均在院日数
9.看護部データ
10.医療技術部データ
1)検査科
109
110
111
112
117
118
119
120
120
121
122
122
2)内視鏡科
122
3)視能訓練科
123
4)放射線科
124
5)薬剤科
6)栄養科
7)臨床工学科
8)地域医療連携室
11.グループ病院・施設(含む看護ステーション)概要紹介とアクセス方法
1)病院・介護施設
2)老人福祉施設・ホーム
3)在宅介護サービス等
編 集 後 記
協立病院への案内図・交通アクセス等
124
125
125
126
127
127
128
128
129
130
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第 1 部 病院概要・動向
Contents
1.病 院 概 要
2.診療・検査フロア概略図
3.役職者・部門責任者一覧
4.管理体制組織図
5.委員会体制組織図
6.各種病院行事、地域文化交流
7.教育・研修
8.実習生受入れ状況
9.主要年間統計
1)診療科別外来患者延数
2)診療科別入院患者延数
3)患者延数、平均在院日数など
4)診療科別手術件数
5)病棟別手術件数
6)診療科別種類別麻酔件数
7)看護観察程度別入院患者延数
8)消防救急車搬送受入件数(救急隊別)
9)診療科別救急搬送受入件数と転帰
10)救急隊別救急搬送受入件数と転帰
11)病院救急車搬送件数(搬送地域別)
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1.病 院 概 要
法
人
名
医
療 法 人
病
院
名
協
立 病 院
理
事
長
上
田 邦 彦
病
院
長
北
川 透
協 和
開院年月日
昭和55年4月 1 日
許可病床数
313床
病棟区分・病床数
病
診
療
科
目
棟
病床数
東2階
病
会
棟
病床数
48 床
西3階
59 床
東3階
52 床
西4階
50 床
東4階
50 床
西5階
54 床
内
科
循環器科
小 児 科
外
科
整形外科
麻 酔 科
眼
科
泌尿器科
皮 膚 科
神経内科
放射線科
脳神経外科
リハビリテーション科
専
門
外
来
腎
外 来
アレルギー外来
休
診
日
指定・認定施設一覧
形成外科
神経科外来
糖尿病外来
禁煙外来
睡眠時無呼吸外来
土曜 ・ 日 曜 ・ 祝
日
循環器専門医研修施設
日本消化器内視鏡学会認定指導施設
日本消化器病学会認定施設
日本外科学会認定医制度修錬施設
日本整形外科学会認定医制度研修施設
日本心血管インターベンション学会研修施設
日本眼科学会専門医制度研修施設
日本泌尿器科学会専門医教育施設
麻酔科認定病院認定施設
受付・診察時間
午
前
午
後(専門外来のみ)
受 付 時 間
診 察 時 間
8:30~11:30
9:00~12:00
12:15~15:30
13:00~16:30
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施設基準等
届 出 項 目
受 理 年 月 日
一般病棟入院基本料( 10:1 )
平成 22 年 4 月 1 日
臨床研修病院入院診療加算 2 協力型
平成 21 年 4 月 1 日
救急医療管理加算・乳幼児救急医療管理加算
平成 22 年 4 月 1 日
診療録管理体制加算
平成 16 年 11 月 1 日
医師事務作業補助体制加算( 50:1 )
平成 20 年 4 月 1 日
急性期看護補助体制加算
平成 22 年 4 月 1 日
1
栄養管理実施加算
平成 18 年 4 月 1 日
入院時食事療養費(Ⅰ)
昭和 57 年 11 月 1 日
医療安全対策加算 2
平成 22 年 4 月 1 日
褥瘡患者管理加算
平成 16 年 12 月 1 日
褥瘡ハイリスク患者ケア加算
平成 23 年 6 月 1 日
急性期病棟等退院調整加算 1
平成 22 年 4 月 1 日
小児科外来診療料
平成 8 年 4 月 1 日
ニコチン依存症管理料
平成 20 年 8 月 1 日
薬剤管理指導料
平成 22 年 4 月 1 日
医療機器安全管理料 1
平成 20 年 4 月 1 日
検体検査管理加算 (Ⅰ)
平成 20 年 4 月 1 日
検体検査管理加算 (Ⅱ)
平成 20 年 4 月 1 日
コンタクトレンズ検査料 1
平成 19 年 4 月 1 日
画像診断管理加算 1
平成 14 年 2 月 1 日
画像診断管理加算 2
平成 20 年 4 月 1 日
CT撮影及びMRI撮影
平成 22 年 4 月 1 日
抗悪性腫瘍剤処方管理加算
平成 22 年 4 月 1 日
外来化学療法加算 1
平成 23 年 6 月 1 日
脳血管疾患等リハビリテーション料(Ⅲ)
平成 20 年 4 月 1 日
運動器リハビリテーション料(Ⅰ)
平成 22 年 4 月 1 日
透析液水質確保加算
平成 22 年 4 月 1 日
ペースメーカ移植術及びペースメーカ交換術
平成 10 年 4 月 1 日
大動脈バルーンパンピング法(IABP 法)
平成 11 年 7 月 1 日
体外衝撃波腎・尿管結石破砕術
平成 16 年 11 月 1 日
医科点数表第 2 章第 10 部手術の通則の
5 及び 6 に掲げる手術
平成 20 年 4 月 1 日
輸血管理料 Ⅱ
平成 21 年 5 月 1 日
麻酔管理料(Ⅰ)
平成 8 年 7 月 1 日
救急搬送患者地域連携受入加算
平成 22 年 9 月 1 日
無菌製剤処理料
平成 22 年 11 月 1 日
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2.診療・検査フロア概略図
霊
安
室
内視鏡
検査室
血管撮影室
17
超音波
検査室
小児科
診察室
16
外
扉
受
付
脳外科
診察室
15
視能訓練科
検査室
14
中
扉
18
眼科診察室
19
泌尿器科
X線
テレビ
室
診察室
検査室
EV
階
段
階段
EV
化粧室
中央検査室
CT室
更衣室
放
射
線
科
検収室
厨房
倉庫
事栄
務養
所科
13
第2撮影室
放射線科
受付
MRI室
12
第1撮影室
化粧室
階段
医事課
階
段
事務所
EV
心 電 図 室
10
処
中 央 受 付
室
8
総
合
案
内
7
6
医療福祉相談室
地域医療情報
センター
置
9
EV
面談室
11
内 科
循環器科
診察室
5
待合室・ロビー
(敷地内禁煙)
4
外 科
皮膚科
診察室
3
喫茶・売店
23
公衆
電話
診察室
正面玄関
:携帯電話使用
24
2
整形外科
診察室
診察室
化学療法室
EV:エレベーター
- 10 -
1
救 急 外 来
枠内(□)の数字は案内番号
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3.役職者・部門責任者一覧
平成 23 年 6 月 1 日 現在
理 事 長
病 院 長
名 誉 院 長
副 院 長
副 院 長
看 護 部 長
事 務 長
医
上田
北川
岡本
田野
松下
土居
北村
邦彦
透
英三
伸雄
一行
和代
泰之
局
事
外
科
内
科
整 形 外 科
循 環 器 科
泌 尿 器 科
放 射 線 科
透 析 科
麻 酔 科
部
部
部
部
部
部
部
部
長
長
長
長
長
長
長
長
松下副院長
西原 当裕
佐々木 聡
小林 克弘
善本 哲郎
山本 泰子
高橋 朗
坂野 英俊
看 護 部
医
事 課
用
度 課
保
育 所
次
主
主
主
主
主
課
主
長
任
任
任
任
任
長
任
吉村
河本
原口
松本
後藤
新谷
杉河
中井
信一
玲子
順子
知寿
一
裕子
典子
香津美
藤田
阿賀
宮地
金澤
宮城
小池
樋口
松川
岩佐
梶本
岡﨑
三谷
阪本
松山
麹谷
山崎
卜部
泉
裕之
奈保美
伸祐樹
義人
億
善次
美和
知明
千鶴
智子
裕彦
信彦
貴
卓司
麻子
真暢
医療技術部門
東2階病棟
東3階病棟
東4階病棟
西3階病棟
西4階病棟
西5階病棟
外
務 部
来
手術室
透析センター
教育担当
課長代理
主 任
課 長
主 任
主 任
課長代理
主 任
課長代理
主 任
課 長
主 任
課 長
主 任
課長代理
主 任
主 任
課長代理
課長代理
主 任
課長代理
生島
松本
徳永
秋津
杉若
吉田
中川
小林
船越
内田
千嶋
大本
田中
柳田
大西
定永
岸田
大野
岡本
竹内
秀美
なぎさ
よしみ
洋子
良江
千寿子
亜弥
真里
葵
敏江
しおり
幸子
志保
弘美
由視
忍
千津子
もと子
清美
さゆり
- 11 -
検査科
放射線科
薬
剤 科
リハビリテーション科
栄養科
臨床工学科
視能訓練科
地域医療連携室
診療情報管理室
科 長
主 任
主 任
科長代理
主 任
主 任
科 長
科長代理
主 任
主 任
科 長
科 長
主 任
主 任
課 長
主 任
主 任
病院年報
2010
医療法人 協和会
Kyowa
協立病院
4.管理体制組織図
平成22年4月1日現在
診 療 部
医
局
外
来
透 析 室
手 術 室
東2階病棟
看 護 部
東3階病棟
東4階病棟
西3階病棟
西4階病棟
西5階病棟
検 査 科
病 院 長
内視鏡科
放射線科
副
院
長
薬 剤 科
栄 養 科
医療技術部
リハビリテーション科
臨床工学科
視能訓練科
診療情報管理室
地域医療連携室
医 事 課
事 務 部
用 度 課
保 育 所
- 12 -
病院年報
2010
医療法人 協和会
Kyowa
協立病院
5.委員会組織図
医療安全管理委員会
医
部療
門安
全
感染防止対策委員会
新型インフルエンザ対策委員会
褥瘡対策委員会
輸血療法委員会
手術室運営委員会
医療ガス安全管理委員会
安
部全
門管
理
医療機器委員会
防災設備委員会
情報セキュリティー委員会
ー
ビ患
ス者
部サ
門
環境設備委員会
サービス・広報委員会
患者権利委員会
地域連携委員会
幹
部
会
議
病
院
長
運
営
委
員
会
診
療
改
①
善
部
門
診療改善委員会
薬 事 審 議 会
診療情報管理委員会
倫 理 委 員 会
治験審査委員会
検査適正委員会
クリニカルパス委員会
診
療
改
②
善
部
門
救急・外来運営委員会
病床運営委員会
がん化学療法委員会
糖尿病教育委員会
NST(栄養管理)委員会
栄養(給食)委員会
教 育 委 員 会
部教
門育
接 遇 委 員 会
図 書 委 員 会
コンピューター委員会
レセプト委員会
経
部営
門関
連
備品管理委員会
企業検診委員会
DPC委員会
省エネ推進委員会
衛生管理委員会
職
部場
門環
境
互
助
会
福 利 厚 生
勤務医師処遇改善委員会
年報編集委員会
シグマ委員会
1990年 4月
2005年 1月
2010年11月
2011年 4月
2011年 5月
- 13 -
制定
改編
改編
改編
改編
病院年報
2010
医療法人 協和会
Kyowa
6.平成 22 年度
月
各種病院行事、地域文化交流
日
行
事
等
5日
HAM ネット(地域医療連携室)
20 日
川西猪名川病院連携会議(地域医療連携室)
22 日
川西・猪名川消防・地域連携会議(地域医療連携室)
平成 22 年
4月
1日
5月
協立病院広報誌「your life vol.12」発行
表紙:特定健診・特定保健指導について
12 日
川西市医師会地域ケア会議(地域医療連携室)
14 日
第 4 回協立病院看護フェアー
19 日
HAM ネット(地域医療連携室)
5日
参加者:294 名
第 19 回協立病院市民健康講座 受講者:38 名
講師:眼科部長 松本吉章 医師
テーマ:緑内障の早期発見
6月
7月
8月
9月
15 日
川西猪名川病院連携会議(地域医療連携室)
16 日
HAM ネット(地域医療連携室)
1日
健康ひょうご 21
12 日
川西市医師会地域ケア会議(地域医療連携室)
21 日
HAM ネット(地域医療連携室)
22 日
川西・猪名川消防・地域連携会議(地域医療連携室)
16 日
HAM ネット(地域医療連携室)
31 日
川西猪名川病院連携会議(地域医療連携室)
1日
協立病院広報誌「your life vol.12」発行
13 日
川西市医師会地域ケア会議(地域医療連携室)
15 日
HAM ネット(地域医療連携室)
30 日
川西・猪名川消防・地域連携会議(地域医療連携室)
県民運動
阪神北会議参加
- 14 -
表紙:新任医師の紹介
協立病院
病院年報
2010
医療法人 協和会
Kyowa
9日
協立病院
第 20 回協立病院市民健康講座 受講者:21 名
講師:薬剤科科長 樋口善次
テーマ:ジェネリック医薬品とは
10 月
11 月
12 日
川西市医師会地域ケア会議(地域医療連携室)
19 日
川西猪名川病院連携会議(地域医療連携室)
8日
川西市医師会地域ケア会議(地域医療連携室)
11 日
川西・猪名川消防・地域連携会議(地域医療連携室)
14 日
健康ひょうご 21 県民運動
6~13 日
12 月
8日
9・10 日
阪神北会議参加
入院満足度調査アンケート実施
第 21 回協立病院市民健康講座 受講者:53 名
講師:整形外科部長 佐々木聡 医師
外来満足度調査アンケート実施
回収率 76.25%(400 枚中 308 枚回収)
川西市医師会地域ケア会議(地域医療連携室)
21 日
川西猪名川病院連携会議(地域医療連携室)
協立病院広報誌「your life vol.12」発行
表紙:まだまだこれからジェネリック医薬品
平成 23 年
13 日
川西市防災訓練参加
1月
19 日
HAM ネット(地域医療連携室)
20・21 日
3月
テーマ:ロコモティブシンドローム
13 日
1日
2月
回収率 46.11%(180 枚中 83 枚回収)
外来待ち時間調査実施
26 日
川西・猪名川消防・地域連携会議(地域医療連携室)
1日
川西地区給食研究会
14 日
川西市医師会地域ケア会議(地域医療連携室)
15 日
川西猪名川病院連携会議(地域医療連携室)
16 日
HAM ネット(地域医療連携室)
21 日
第 1 回阪神圏域
14 日
川西市医師会地域ケア会議(地域医療連携室)
16 日
HAM ネット(地域医療連携室)
18 日
川西・猪名川消防・地域連携会議(地域医療連携室)
緊急時相互支援ネットワーク訓練及び研修会参加
地域医療連携に関するセミナー(地域医療連携室)
- 15 -
病院年報
2010
医療法人 協和会
Kyowa
7.平成 22 年度
協立病院
教育・研修
(看護部は看護部教育実績に記載)
黒字(院内教育・研修)
月
日
2日
平成 22 年
4月
教育・研修
等
新人研修(標準予防策・手洗い実習)
8-11 日
放射線技術学会
10 日
阪神北ブロック勉強会
10-11 日
青字(院外教育・研修)
腎泌尿器検査研究会セミナー(検査科)1名
29 日
フレッシュ医療ソーシャルワーカー研修(MSW)1 名
15 日
食品衛生講習会【異物混入対策・正しい手洗いの励行】
看護部新人研修(感染防止)
7-9 日
17 日
5月
モニターアラームと安全管理(医療安全管理委員会)
21 日
NST加算について
第 59 回医学検査学会(検査科)
1名
28-30 日
日本輸血学会総会(検査科)1名
29-31 日
日本超音波医学会(検査科)3 名
4日
7日
TDM について(感染防止対策委員会)
食品衛生講習会「最新の食品衛生について」
17 日
食品衛生講習会【食中毒の恐ろしさ
25 日
兵庫県給食施設協議会
26-27 日
7月
グループスーパービジョン研修(MSW)3 名
20 日
21-23 日
6月
日本超音波検査学会(検査科)3名
消費期限の確認】
研修会
心臓エコーセミナー(検査科)
1名
29 日
NST 勉強会
1日
健康ひょうご 21
3日
グループスーパービジョン研修(MSW)3 名
17-19 日
摂食嚥下訓練・基本編(言語聴覚士から)
県民運動
阪神北会議研修会
移植検査部門研修会・血液製剤(検査科)1名
16-17 日
日本アルコール関連学会神戸大会(MSW)1 名
16-17 日
日本看護学会「看護総合」
19日
プロフェッショナル・エデュケーションセミナー
- 16 -
教育とチーム医療
病院年報
2010
医療法人 協和会
Kyowa
25 日
8月
NST 勉強会
29 日
兵庫県 MSW 協会研修(MSW)1 名
5日
細菌性・ウイルス性の食中毒を防止する衛生管理
6日
乳癌と肥満について
14 日
グループスーパービジョン研修(MSW)3 名
19 日
食品衛生講習会【食品衛生の基本
日本褥瘡学会
嚥下訓練・食事介助の実際(言語聴覚士から)
QOLを保証した褥瘡ケア
NST 勉強会
28 日
大阪 MSW 協会第 5 回初任者研修(MSW)1 名
31 日
兵庫県看護協会
4日
病院栄養士の為の臨床栄養セミナー
10-11 日
感染の予防と備え
中心温度確認について】
24 日
術後感染症の発症抑制について
医療安全管理者養成講習会
医療安全における感染看護
日本看護学会「老年看護」
28 日
NST 勉強会
25 日
グループスーパービジョン研修(MSW)3 名
7-9 日
10 月
学術大会
27 日
21・22 日
9月
医療法人協和会
協立病院
栄養管理について(管理栄養士から)
自動化学会(検査科)3名
14 日
食品衛生講習会【洗浄の心得
蛇口・取っ手の消毒と感染症】
15 日
ピューラックス(感染防止対策委員会)
15 日
阪神ブロック給食施設協議会・研究会合同研修会「食事制限のある方でも美味しく、
楽しめる食事」
16-17 日
11 月
医療・福祉関係者のための成年後見活用講座(MSW1 名)
26 日
NST 勉強会
6日
グループスーパービジョン研修(MSW)3 名
9日
調理技術研修会
「スチームコンベクションの活用について」
日本感染症学会
中日本地方会学術集会
12-13 日
18 日
18-19 日
30 日
ビフィズス菌~保健効果と医療への応用~
TDM について(感染防止対策委員会)
医療社会事業従事者講習会(大阪 MSW 協会)
(MSW)1 名
NST 勉強会
当院採用の輸液~ちょっとした注意点~(薬剤師から)
- 17 -
病院年報
2010
医療法人 協和会
Kyowa
2日
兵庫県 MSW 協会研修(MSW)1 名
4日
民間病院協会看護研究発表会
14 日
健康ひょうご 21
16 日
食品衛生講習会【ノロウイルス食中毒と感染症】
18 日
グループスーパービジョン研修(MSW)3 名
21 日
NST 勉強会
13 日
川西地区防災訓練
平成 23 年
19 日
兵庫県看護協会
1月
22 日
グループスーパービジョン研修(MSW)3 名
25 日
NST 勉強会
1日
川西地区給食研究会
1-28 日
標準予防策チェック
12 月
阪神北会議
地域別交流会
検査値から栄養状態を考えてみる (検査技師から)
看護実践力育成研修
今日からはじめる感染管理
NST 委員会活動内容報告
(看護師から)
緊急時相互支援ネットワーク訓練及び研修会
6日
阪神北ブロック
10 日
ジェネリック医薬品について(医療安全管理委員会)
17日
2月
県民運動
新人発表会
伊丹保健福祉事務所主催
結核の診療と医療基準<診断を中心に>
17 日
食品衛生講習会【ノロウイルス対応の再確認】
19 日
東阪神支部看護研究発表会
19 日
兵庫協会看護実践発表会
21 日
医の倫理(倫理委員会)
24 日
TDM について(感染防止対策委員会)
身だしなみチェック(接遇委員会)
3月
2日
川西地区給食研究会
30 周年記念講演会
10 日
ジェネリック医薬品について(医療安全管理委員会)
13 日
グループスーパービジョン研修(MSW)3 名
13 日
褥瘡学会
19 日
在宅訪問栄養指導研究会
21 日
NST 勉強会
31 日
患者・医療者パートナーシップ推進方針について(患者権利委員会)
近畿地方会
褥瘡と栄養について
- 18 -
(皮膚排泄認定看護師から)
協立病院
病院年報
2010
医療法人 協和会
Kyowa
協立病院
8.実習生受け入れ状況
月
期間
人数
実習学名
8月
23 日~27 日
2名
兵庫栄養調理製菓専門学校
9月
6 日~10 日
2名
兵庫栄養調理製菓専門学校
2月
14 日~25 日
3名
大阪青山大学
1月
18 日~2 月 4 日
8名
北斗会看護専門学校
2月
4 日~5 日
4名
神戸常盤短期大学
看護学科通信制課程
基礎看護実習
2月
18 日~19 日
3名
神戸常盤短期大学
看護学科通信制課程
基礎看護実習
2月
25 日~26 日
4名
神戸常盤短期大学
看護学科通信制課程
基礎看護実習
6月
28 日~7 月 16 日
5名
北斗会看護専門学校
7月
1 日~2 日
4名
神戸常盤短期大学
看護学科通信制課程
老年看護学実習
7月
15 日~16 日
4名
神戸常盤短期大学
看護学科通信制課程
老年看護学実習
7月
22 日~23 日
3名
神戸常盤短期大学
看護学科通信制課程
老年看護学実習
7月
26 日~30 日
5名
北斗会看護専門学校
成人外来実習
7月
26 日~8 月 13 日
5名
北斗会看護専門学校
成人看護学実習
8月
5 日~6 日
3名
神戸常盤短期大学
看護学科通信制課程
老年看護実習
8月
12 日~13 日
2名
神戸常盤短期大学
看護学科通信制課程
老年看護実習
8月
19 日~20 日
4名
神戸常盤短期大学
看護学科通信制課程
老年看護実習
8月
23 日~27 日
4名
北斗会看護専門学校
成人外来実習
9月
13 日~17 日
5名
北斗会看護専門学校
成人外来実習
9月
24 日~10 月 15 日
5名
北斗会看護専門学校
成人看護学実習
10 月
7 日~8 日
4名
神戸常盤短期大学
10 月
18 日~11 月 10 日
5名
北斗会看護専門学校
成人看護学実習
11 月
15 日~19 日
5名
北斗会看護専門学校
成人外来実習
栄養科
健康科学部
健康栄養学科
看護部
- 19 -
基礎看護実習Ⅱ
成人看護学実習
看護学科通信制課程
老年看護実習
病院年報
2010
医療法人 協和会
Kyowa
協立病院
視能訓練科
2月
1 日~5 日
1名
大阪医専
視能療法科(昼間部)2 年生
3月
15 日~19 日
2名
大阪医専
視能療法科(夜間部)2 年生
7月
5 日~30 日
1名
大阪医専
視能療法科(夜間部)4 年生
8月
2 日~27 日
2名
大阪医専
視能療法科(夜間部)4 年生
11 月
29 日~12 月 24 日
2名
大阪医専
視能療法科(夜間部)4 年生
5月
17 日~日 31
3名
武庫川女子大学 2 名、神戸薬科大学 1 名
6月
1 日~日 30
3名
武庫川女子大学 2 名、神戸薬科大学 1 名
7月
1 日~日 30
3名
武庫川女子大学 2 名、神戸薬科大学 1 名
9月
6 日~日 30
3名
同志社女子大学 1 名、神戸薬科大学 2 名
10 月
1 日~日 31
3名
同志社女子大学 1 名、神戸薬科大学 2 名
11 月
1 日~日 19
3名
同志社女子大学 1 名、神戸薬科大学 2 名
1月
11 日~31 日
3名
神戸薬科大学 1 名、神戸学院大学 1 名、摂南大学 1 名
2月
1 日~28 日
3名
神戸薬科大学 1 名、神戸学院大学 1 名、摂南大学 1 名
3月
1 日~25 日
3名
神戸薬科大学 1 名、神戸学院大学 1 名、摂南大学 1 名
薬剤科
リハビリテーション科
1月
24 日~2 月 12 日
1名
神戸総合医療専門学校(2 年生)
2月
28 日~3 月 19 日
1名
関西医療学園専門学校(2 年生)
- 20 -
病院年報
2010
医療法人 協和会
Kyowa
協立病院
9.主要年間統計
1)診療科別外来患者延数
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10 月
内 科
3849
3680
3785
3855
3882
3734
3722
外 科
1301
1202
1352
1208
1160
1305
1277
整形外科
1528
1256
1544
1482
1249
1312
1162
脳神経外科
168
152
163
141
142
155
167
眼 科
1492
1354
1544
1464
1416
1352
1327
小 児 科
176
159
219
201
154
153
196
リハビリ科
607
562
703
625
530
532
571
循環器科
536
464
580
565
550
535
461
神経内科
145
98
102
115
110
102
110
皮 膚 科
559
507
584
593
581
593
472
形成外科
76
79
114
117
136
147
136
泌尿器科
715
661
690
713
693
736
697
神 経 科
85
80
86
82
91
84
79
透 析 科
1309
1333
1320
1410
1348
1341
1365
その他
31
34
22
19
9
30
35
合 計
12577
11621
12808
12590
12051
12111
11777
1月
2月
3月
11 月
12 月
合 計
前年合計
内 科
3823
3769
3654
3335
3959
45047
46064
外 科
1286
1295
1150
1148
1248
14932
15723
整形外科
1134
1270
1134
1074
1199
15344
16688
脳神経外科
131
138
109
132
157
1755
1862
眼 科
1284
1382
1151
1143
1375
16284
17884
小 児 科
224
326
204
202
219
2433
2351
リハビリ科
611
537
576
498
469
6821
5940
循環器科
485
469
488
415
623
6171
6093
神経内科
93
89
106
89
107
1266
1890
皮 膚 科
497
518
480
452
531
6367
5767
形成外科
141
124
96
94
137
1397
1383
泌尿器科
699
685
622
613
779
8303
7649
神 経 科
87
84
78
76
91
1003
1122
透 析 科
1381
1409
1331
1236
1413
16196
15050
その他
26
31
25
35
45
342
304
合 計
11902
12126
11204
10542
12352
143661
145770
- 21 -
病院年報
2010
医療法人 協和会
Kyowa
協立病院
2)診療科別入院患者延数
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10 月
内
科
3536
3993
3541
3792
3963
3882
3712
外
科
1342
1197
1191
1287
1063
1187
1196
1073
1024
1232
1130
1048
1123
1227
95
116
97
117
0
71
145
循環器科
767
803
686
768
696
582
515
泌尿器科
321
318
245
336
246
153
274
合 計
7134
7451
6992
7430
7016
6998
7069
整形外科
眼
科
11 月
12 月
1月
2月
3月
合 計
前年合計
内
科
3607
3842
4093
3593
3693
45247
44533
外
科
1289
1179
1100
993
1410
14434
17354
1275
1321
1323
1256
1353
14385
14649
75
83
63
101
90
1053
1182
循環器科
643
765
908
780
699
8612
10356
泌尿器科
297
292
327
347
400
3556
2421
合 計
7186
7482
7814
7070
7645
87287
90495
6月
7月
8月
9月
10 月
整形外科
眼
科
3)患者延数、平均在院日数など
2009 年
4月
5月
入院患者延数
330
332
386
351
306
321
346
退院患者延数
339
304
376
332
307
317
336
平均在院日数
14.2
15.2
12.2
15.5
15.6
14.9
13.8
170.8
165.9
162.7
178.9
165.1
167.6
156.2
平均患者数
11 月
12 月
1月
2月
3月
合計
前年
入院患者延数
343
354
348
323
379
4119
4206
退院患者延数
303
367
306
313
352
3952
4080
平均在院日数
13.7
14
15.5
14.9
13.8
14.4
14.9
163.2
173.4
174.9
180.3
179.1
2038.1
2196
平均患者数
注意)患者数は、法定除外者を除いた人数
- 22 -
病院年報
2010
医療法人 協和会
Kyowa
協立病院
4)診療科別手術件数(総件数と緊急手術件数)
完成
外科
総数
眼科
緊急
総数
形成外科
緊急
総数
整形外科
緊急
総数
緊急
4月
37
8
60
9
25
1
5月
31
4
55
13
21
1
6月
39
2
58
12
42
7月
24
58
12
21
8月
26
4
0
15
33
9月
29
4
48
18
27
10月
28
3
76
12
35
11月
35
4
39
15
33
12月
38
5
55
14
26
1月
25
1
42
10
30
2月
33
1
52
11
25
3月
27
5
53
13
31
合計
372
41
596
154
349
4
前年
405
62
622
386
3
脳神経外科
総数
泌尿器科
緊急
総数
192
0
麻酔科
緊急
総数
1
9
1
合計
緊急
総数
16
4月
5月
1
1
1
緊急
147
9
131
5
6月
6
157
2
7月
9
124
1
8月
10
84
4
9月
7
129
5
10月
8
159
3
11月
12
134
4
12月
6
139
5
1月
15
122
1
2月
9
130
1
135
9
3月
3
2
8
2
合計
4
2
115
2
1
0
1,591
49
前年
0
0
69
0
1
0
1,675
66
- 23 -
病院年報
2010
医療法人 協和会
Kyowa
協立病院
5)病棟別手術件数(総件数と緊急手術件数)
外来
総数
東2階
緊急
4月
40
5月
44
6月
総数
東3階
緊急
総数
東4階
緊急
総数
44
5
36
2
15
50
40
8
26
7月
37
39
5
16
8月
31
3
7
9月
49
34
4
18
10月
46
52
2
23
11月
44
34
4
1
22
12月
49
1
32
19
3
19
1月
39
1
27
7
24
2月
32
40
9
18
3月
40
1
32
15
2
25
1
合計
501
5
413
0
87
9
256
4
前年
517
2
453
4
100
11
275
2
1
1
西3階
総数
西4階
緊急
総数
緊急
総数
1
21
6
10
5月
6
16
3
12
6月
7
17
2
7月
1
13
1
1
26
1
合計
緊急
3
1
24
西5階
4月
8月
2
緊急
総数
緊急
147
9
131
5
9
157
2
13
124
1
1
12
3
5
84
4
12
3
6
129
5
9月
6
10月
7
17
2
12
159
3
11月
4
16
3
10
134
4
12月
6
9
1
5
139
5
1月
3
10
12
122
1
2月
4
16
1
11
130
1
3月
5
12
3
6
2
135
9
合計
52
1
171
27
111
3
1,591
49
前年
57
2
184
43
89
2
1,675
66
- 24 -
病院年報
2010
医療法人 協和会
Kyowa
協立病院
6)診療科別種類別麻酔件数
局所麻酔
腰椎麻酔
腰椎+硬膜外
外科
全身麻酔
全身+硬膜外
静脈麻酔
硬膜外麻酔
球後麻酔
局所麻酔
点眼麻酔
全身麻酔
眼科
テノン嚢下麻酔
静脈麻酔
球後麻酔+静麻
テノン+ケナコルト
局所麻酔
形成外 伝達麻酔
科
全身麻酔
球後麻酔
循環器 局所麻酔
局所麻酔
局所静脈麻酔
腰椎麻酔
腰椎+局所静脈麻酔
整形外 腰部硬膜外 B
科
頚部硬膜外 B
頚胸部硬膜外 B
静脈麻酔
全身麻酔
全身+硬膜外
局所麻酔
静脈麻酔
腰椎麻酔
閉鎖神経ブロック
頚胸部硬膜外麻酔
泌尿器
腰麻+閉鎖神経 B
科
局麻+硬膜外
局麻+仙骨部硬膜外
B
全身麻酔
全身+硬膜外
硬膜外麻酔
麻酔科
全身麻酔
内科
局所麻酔
合計
4
月
5
月
6
月
7
月
8
月
9
月
10
月
11
月
12
月
1
月
2
月
3
月
合計
前年
9
9
14
7
8
4
6
14
21
4
12
4
112
123
4
4
5
4
2
7
5
9
6
7
8
5
66
68
13
11
10
8
8
12
6
6
4
9
8
10
7
10
4
8
3
8
4
10
7
6
8
7
82
164
105
39
2
9
1
1
1
1
1
47
569
590
1
8
13
1
59
55
1
57
54
1
2
46
1
1
70
39
52
39
2
1
49
4
1
1
1
1
2
2
2
10
2
1
9
2
2
2
151
185
1
9
13
12
11
15
17
12
15
13
10
11
13
2
1
1
1
2
0
1
5
1
2
2
5
3
1
3
6
3
1
1
27
36
24
1
1
2
1
1
2
1
2
1
1
1
2
16
13
1
13
13
12
9
10
15
14
10
12
9
13
143
164
1
0
3
2
83
106
2
3
7
1
1
0
3
4
65
41
4
3
1
7
13
4
18
8
6
1
4
1
1
1
2
5
2
3
8
8
7
3
1
4
3
6
1
9
4
9
7
12
1
1
10
5
4
6
7
3
4
7
4
6
7
3
66
56
1
1
1
0
3
20
2
1
0
1
0
3
11
1
2
14
1
2
1
2
2
4
6
1
1
1
1
3
2
2
1
2
1
1
1
1
2
2
1
1
1
1
147
131
158
120
85
129
156
132
139
122
129
0
3
4
0
129
1,577
1,675
注意) B:ブロック
注意) テノン:テノン氏嚢内注射
- 25 -
病院年報
2010
医療法人 協和会
Kyowa
協立病院
7)看護観察程度別入院患者延数
看護必要度月間統計(平成 22 年度)
月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10 月
11 月
12 月
1月
2月
3月
平均
東2
階
19.2
14.1
15.6
16.6
14.5
9.1
9.5
15
23.4
17.5
16.6
13.1
15.3
東3 東4
階
階
15.9
7.4
13.3
5.8
17.5
3.9
12.3
2.9
16.7
3.6
17.1
4.3
24.6
4.9
27.5
4.9
20.4
5.2
21.6
6.1
21.7
5.7
21.9
6.3
19.2
5.1
西3
階
25.6
20.9
18.4
17
6.2
10
16.6
16
24.4
23.1
21.9
23.3
18.6
西4
階
20.1
20.2
16.2
15.5
23.6
23.2
21.1
17.5
23.1
26.3
31.7
25.4
21.9
西5
階
20.6
20.3
19.4
24.2
18.4
15.7
17.3
23.1
24.7
27.3
20.8
27.2
21.5
全体
18.4
16.1
15.1
14.9
13.8
13.3
15.8
17.2
20.1
20.3
19.8
19.7
17
35
30
東2階
東3階
東4階
西3階
西4階
西5階
全体
25
20
15
10
5
0
4月 5月 6月
7月
8月 9月 10月 11月 12月 1月
2月 3月 平均
看護必要度月間平均人数(平成 22 年度)
月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10 月
11 月
12 月
1月
2月
3月
東2
階
32.2
32.8
29.5
32.8
34.1
34.4
29.2
29.6
30.6
34.6
32.6
31.7
東3
階
38.5
39.4
37.9
39.2
39.5
40.6
36.1
37.3
38.3
39.9
38.4
36.1
東4
階
34.5
35.5
38.9
36.1
32.4
37.8
37.9
41
39.4
42.3
41.1
41.7
西3
階
40
42.3
38.6
42.7
38.8
42.1
39.6
41.2
43.8
45
46.5
43.3
西4
階
39.1
37.1
36.9
37.6
33.7
38.9
36.7
40.1
36.9
37.9
39.3
42.3
西5
階
40.4
41.3
36.9
39
36.3
37.5
36
38.3
38.7
41.1
41.8
38.5
50
45
40
35
30
25
20
15
10
5
0
東2階
東3階
東4階
西3階
西4階
西5階
4月 5月 6月 7月 8月 9月 1 0月 1 1月 1 2月 1月 2月 3月
8)消防救急車搬送受入件数(救急隊別)
救急隊名
4月
5月
6月
7月
8月
9月
川西
139
164
147
166
164
139
池田
9
5
7
5
10
宝塚
21
20
15
14
猪名川
11
14
15
能勢
1
3
豊能
2
伊丹
その他
合計
10月
2月
3月
前年
12月
135
139
172
175
145
14
5
7
3
8
6
8
87
77
14
8
14
15
28
14
13
6
182
236
13
12
11
9
13
12
12
14
15
151
119
0
1
7
5
3
5
8
7
4
3
47
34
0
0
3
2
1
7
2
4
6
4
2
33
33
9
6
1
3
7
3
4
3
2
6
9
7
60
8
5
5
1
1
3
1
2
3
2
4
9
6
42
82
197
217
186
206
219
182
179
187
231
232
204
- 26 -
1月
合計
11月
159 1,844 1,776
206 2,446 2,365
病院年報
2010
医療法人 協和会
Kyowa
協立病院
9)診療科別救急搬送受入件数と転帰
内 死亡 53
診療科
転帰
4
5
6
7
8
9
10
11
12
月
月
月
月
月
月
月
月
月
1月
2月
3月
合計
入院
50
58
70
50
77
61
53
46
68
64
58
49
704
帰宅
49
61
36
47
68
47
40
49
47
60
51
62
617
転医
3
0
1
1
2
1
0
1
0
1
1
2
13
死亡
5
5
1
6
2
1
4
8
4
6
5
3
50
入院
9
8
7
9
11
4
6
9
7
4
10
14
98
帰宅
37
32
32
29
19
26
30
22
40
30
27
21
345
転医
0
0
0
1
1
0
0
1
0
0
1
0
4
死亡
0
0
0
1
0
0
0
0
0
0
0
0
1
入院
21
21
17
14
20
18
19
20
22
27
21
20
240
帰宅
9
14
11
26
11
13
15
21
26
22
17
18
203
転医
0
0
1
0
0
0
1
0
0
0
0
0
2
脳神経外科
帰宅
3
0
2
0
0
1
0
0
1
0
0
1
8
眼科
帰宅
0
0
0
0
0
0
0
1
0
0
0
1
2
入院
1
4
3
8
2
3
5
2
2
5
6
1
42
帰宅
2
3
0
0
1
1
1
1
2
1
1
3
16
帰宅
0
0
1
1
0
0
0
0
0
1
0
0
3
入院
6
9
4
11
5
5
4
4
10
11
6
11
86
帰宅
2
1
0
1
0
0
1
1
1
0
0
0
7
死亡
0
1
0
1
0
0
0
0
0
0
0
0
2
形成外科
帰宅
0
0
0
0
0
0
0
0
1
0
0
0
1
小児科
帰宅
0
0
0
0
0
1
0
1
0
0
0
0
2
197
217
186
206
219
182
179
187
231
232
204
206
2,446
内科
外科
整形外科
泌尿器科
皮膚科
循環器科
合計
10)救急隊別救急搬送受入件数と転帰
救急隊
川西
池田
猪名川
能勢
宝塚
豊能
伊丹
その他
合計
帰宅 死亡 転医 入院 合計
933
40
15
856 1,844
35
0
0
52
87
80
6
3
62
151
30
0
0
17
47
82
5
0
95
182
18
0
0
15
33
17
2
1
40
60
9
0
0
33
42
1,204
53
19 1,170 2,446
- 27 -
病院年報
2010
医療法人 協和会
Kyowa
協立病院
11)病院救急車搬送件数(搬送地域別)
地
区
4月
5月
川 西 市
1
宝 塚 市
1
伊 丹 市
1
西 宮 市
1
6月
7月
2
2
1
1
1
1
1
計
12 月
1
1
2月
3月
合計
前年
2
3
10
34
8
1
3
3
4
2
3
9
5
5
1
5
8
1
2
2
1
4
0
0
41
68
1
月
2
1
1
1
2
1
1
2
1
1
1
1
1
大阪市内
合
11 月
1
豊 中 市
外
10 月
1
池 田 市
県
9月
1
その他県内
吹 田 市
8月
3
2
3
5
5
2
1
※協和会グループ間の搬送は省く
- 28 -
4
5
4
3
4
病院年報
2010
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Kyowa
第2部 診 療
科
(人間ドック、企業健康診断を含む)
Contents
1.内
科
7.外
2.内科系専門外来
科
8.整形外科
1) 糖尿病外来
9.眼
科
2) 呼吸器外来
10.泌尿器科
3) 神経科外来
11.皮 膚 科
4) 神経内科外来
12.形成外科
3.循環器科
13.麻 酔 科
4.透 析 科
14.放射線科
5.腎臓内科
15.人間ドック
6.小 児 科
16.企業健康診断
1) アレルギー外来
2) 予防接種
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協立病院
病院年報
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1.内
協立病院
科
副院長 田野 伸雄
1) スタッフと診療体制
当院内科では月曜日から金曜日までの 10 単位の外来診療を行っています。専門科としては消化器内
科・糖尿病内科・神経内科を設けていますが病院の性格上総合的な内科診察がメインとなっています。
また救急外来は一般・専門外来とは別な医師が担当しております。
日本内科学会認定内科医 2 人、日本消化器病学会専門医 1 人、日本消化器内視鏡学会専門医 2 人、
日本神経学会専門医 1 人、日本大腸肛門病学会 1 人、産業医 1 人(常勤医のみ)
2) 検 査
上部下部内視鏡検査、CT、MRI検査を行っております。腹部・甲状腺・血管超音波検査も必
要に応じ施行しております。消化管出血に関しては緊急止血処置を行い、また総胆管結石による急
性胆管炎に対しては外科と協力しドレナージ術を施行しています。
2011 年 4 月より内視鏡センターを設立。ESDをはじめより高度な検査・医療を提供できるよ
うになりました。
3) 地域の先生方へ
上記のように各専門科に細分化はしておりませんが、専門医が数多くおりますので、ご紹介の際
には地域医療室を通していただけると質の高い診療を受けていただけると考えております。当院では
2011 年 4 月より消化器内科外来を立ち上げ、月~金曜日午前の診察を行っております。
大腸内視鏡検査は原則入院での検査としております。注腸検査での異常や便潜血陽性の際はご紹介
いただけると幸いです。また高齢者人口の増加に伴い最近胃瘻造設の件数も増えてきております。
造設の際は専門医が対応いたしますのでご一報をお願いいたします。
検査項目と実施日
検査項目
腹部エコー
胃ファイバー
大腸ファイバー
月
午前
午前
火
水
木
金
午前
午後
午前
午後
午前
午後
午前
土
診察日・受付時間等は添付の「外来診察日一覧」をご覧下さい。
最新の「外来診察日一覧」は協立病院ホームページでご確認頂けます。
http://www.kyowakai.com/kr/outpatients/index.html
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病院年報
2010
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協立病院
2.内科系専門外来
1)糖尿病外来
診察時間:月曜午後(予約制)
診療担当:後藤
恭子
① 診療体制 外来は月曜日の午後、火曜日の午前の2単位の診療を行っております。完全予約制です。
② 特 徴
院内検査による即日の血糖、HBA1C測定を元に血糖コントロールを評価し管理します。また、
栄養指導、眼科での眼底評価などで集学的な管理が可能な体制があります。循環器科、整形外科と
の連携で大血管合併症などの早期発見早期治療が可能です。
③ 教育入院
2005 年秋からDM教育入院のクリニカルパスを完成させ実施しています。担当病棟は東2階で医
師、看護師、管理栄養士、薬剤師、検査技師の集学的管理と血糖コントロール、各種レクチャー、テキス
ト配布、合併症の診断を軸に1週間・2週間の入院で行っています。
④ 地域の先生方へ
上記の教育入院の他にもインスリン導入、コントロール目的の短期間入院などフレキシブルに患者
様のニーズと適応を考慮して入院形態を選択しておりますので、もし入院が必要な糖尿病患者様が
おられましたら、一度糖尿病外来のほうへ紹介して頂ければ幸いです。地域医療連携室で予約でき
ます。
2)神経科外来
診察時間:火曜午後(要紹介・完全予約制)
受診時間:指定時刻
診療担当:和田医師(非常勤)
紹介状のある方は、休日を除く、月曜から金曜日午前 9 時 00 分~午後 17 時 00 分、土曜日午前 9
時 00 分~午後 12 時 30 分までの間に、当院へ電話(072-758-1131)をしていただき
「神経科の予約」とお伝えください。担当者におつなぎします。担当者より、予約日時をお伝えい
たします。
3)神経内科外来
完全予約制となっています。診療担当:非常勤医師1名
紹介状のない方は、一度、外来にて内科を受診され、その後に予約をお取りします。
紹介状のある方は、休日を除く、月曜から金曜日午前 9 時 00 分~午後 17 時 00 分、
土曜日午前 9 時 00 分~午後 12 時 30 分までの間に、当院へ電話(072-758-1131)
をしていただき「神経内科の予約」とお伝えください。担当者におつなぎします。担当者より、予
約日時をお伝えいたします。
診 察 日(紹介予約制)
診察時間帯
月
火
水
木
午 前
予約
午 後
※注意 受付時間 午前:8時 30 分~11 時 30 分
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金
予約
土
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3.循 環 器 科
部長
小林 克弘
1) スタッフと診療体制
常勤医は小林・後藤の二名、非常勤医三名で、診療を行っています。外来は添付の「外来診察日一
覧のとおりですが、緊急対応はさせていただきます。
ペースメーカー外来(第1金曜日:午後[輪番制])
、禁煙外来(火曜日:午後)、SAS 外来(第2・
4金曜日:午後)も行っています。
2) 検査・手術
循環器科の常勤医3名の他に放射線技師、臨床工学技師、ペースメーカー技師、生理検査技師、超
音波検査技師(ソノグラファー)
、看護師等の体制により、心電図、心エコー検査、ホルター心電図、
トレッドミル、頚動脈エコー検査、心臓カテーテル検査、経皮経管的冠動脈形成術,永久ペースメー
カー植え込み術を行っています。
3) 特 徴
① 常勤医3名とも虚血性心疾患(狭心症・心筋梗塞)を専門として心臓カテーテル検査、経皮経管的
冠動脈形成術を中心に心不全治療、永久ペースメーカー植え込み術、高血圧等幅広くバランスのと
れた治療及び予防医学に力を注いでいます。
② 当病院は、日本循環器学会認定循環器専門医、日本心血管インターベンション治療学会指導医が在
籍しており日本循環器学会指定循環器研修施設、日本心血管インターベンション治療学会研修施設
に指定されています。
③ 心エコー検査におきましては、複数名の超音波検査技師(ソノグラファー)による精度の高い検査
を施行しています。
④ 常勤医3名、放射線技師、臨床工学技師(ペースメーカー技師)、外来看護師の 24 時間体制の緊
急対応を実施しています。
4) 地域の先生方へ
心疾患は早期な対応が必要ですので緊急対応は可能な限りさせていただきます。
心臓カテーテル検査入院は2泊3日(1 泊 2 日)で橈骨動脈アプローチですので患者
さまに負担も少なく、随時受け付けておりますので気軽に御相談して下さい。
病診連携の強化が地域医療の向上につながると考え、努力してまいりますので宜しく
お願い申し上げます。
診察日・受付時間等は添付の
「外来診察日一覧」をご覧下さい。
最新の「外来診察日一覧」は
協立病院ホームページでご確認頂けます。
http://www.kyowakai.com/kr/outpatients/index.html
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病院年報
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4.透 析 科
患者様に、透析医療をとおして、新しいいのちをいきいきと生きていただけるように、
最善をつくしたいと願っています
部長 高橋 朗
はじめに
現在、全国で約 30 万人の慢性腎不全の患者様が維持透析療法を受けておられ、毎年約 1 万人ずつ増
加しています。慢性腎臓病から末期腎不全となり、透析が必要になる患者様は、人口 10 万人あたり毎
年 27 人発症されます。人口 15 万人の川西市だけでも毎年 40 人の新規透析導入患者様が増えている計
算になります。また患者様の年齢も毎年 0.5 歳ずつ高齢化が進んでいます。腎不全の原因疾患も、従来
の慢性腎炎から、糖尿病性腎症、腎硬化症へと変遷してきています。
今、透析医療は新たな時代に入りました。
①患者数は増加していても透析医療費は増加していない。患者様ひとり当たりの医療費が従来の半額に
なっている。②透析導入原疾患が慢性腎炎から糖尿病・腎硬化症に変化してきている(高齢化)。その
ため、シャント管理も難しくなっている。③透析患者様の高齢化のため、心血管系などの合併症が多く
なっている。その対策を講じなければ、透析患者様の QOL を高めることができません。
そこで、今後の透析施設のあり方として、協立病院透析センターの施設目標を以下のように掲げます。
①保存期腎不全から、透析末期まで対応可能な施設。
②シャント管理に対応可能な施設。
③安定期透析の合併症に対応できる、十分な入院ベッドを有する施設。
腎外来
毎週火曜日の午後(12:15~15:30 受付)に診察を行っています。主に慢性腎炎、糖尿病性腎症、保
存期腎不全の患者様の通院治療を行っており、慢性の病気ですので、患者様教育に力を注いでいます。
紹介患者様は主に当外来でお受けしております。
腹膜透析(CAPD)外来
毎週火曜日の午後、腎外来の一環として腹膜透析(CAPD)の患者さんのフォローを行っております。
透析センター
34 台の人工透析装置により、腎臓の機能が低下した患者様に人工透析を受けて頂いております。人工
透析の役割は、尿が出ず体の中に溜まった余分な水分を体外に出し血液中に溜まった老廃物を人工的に
濾過し血液をきれいにする事です。また、当センターでは急に腎臓が悪くなった方や心機能が低下した
方・急激に肝機能が悪くなった方など腎不全以外の患者様の血液浄化も行っております。
当院で透析をされている患者様は、初めて透析を開始される方、他施設から転院して来られリハビリ等
の目的で入院透析をされる方、旅行先で透析したいと臨時で来られる方等さまざまです。透析は 1 週間
に 2~3 回、
それぞれ 3~5 時間行います。
仕事をされている患者様は夜間の時間帯に透析が出来るよう、
22 時 30 分までセンターを開いています。
透析の目的は患者様の社会復帰です。水分制限や食事内容の制限がありますが、自己管理でコントロー
ル出来れば仕事もレジャーも可能です。毎日の生活を有意義に送っていただけるよう、スタッフ一同サ
ポートさせていただきたいと考えています。現在約 130 名近い患者様が外来透析や入院透析を受けてお
られます。
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病院年報
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5.腎 臓 内 科
医長
市川 佐知子
1) 診療体制
① 腎外来
火曜日の午後に開設しております。主に慢性腎炎、糖尿病性腎症、保存期腎不全の患者様の通院
治療を行っています。慢性の病気ですので、患者教育に力を入れています。また紹介患者は、主に
当外来で受けております。
② 持続的外来腹膜透析(CAPD)外来
火曜日の午後に開設しております。CAPD 患者様は現在、10 名前後です。この外来で、定期診察
及び CAPD チューブ交換、腹膜機能検査等を行っています。
③ 透析外来
月~土の連日2クールで行っています。患者数は約 118 名で、昨年の新規導入は 20 名でした。
患者様の透析の状態のみならず全身状態をチェックし、合併症に対しても早期に対応し、また患者
様の透析ライフを支援することを目標にしております。
透析センター利用時間(日曜日を除く)
時間帯
受付時間
透析開始時間
午 前
8時 45 分から
9 時 00 分~10 時 30 分
午 後
適 宜
15 時 00 分~18 時 00 分
透析終了時間
適 宜
22 時 00 分
2) 入院診療体制
腎炎の治療、保存期腎不全の教育入院、透析導入期の入院、CAPD 導入期の入院、透析患者の合併
症の治療、シャントの手術時の入院等、幅広く受けております。
3) 当科の特徴
腎疾患の患者の生涯を見据えて、腎疾患の発症時から終末期までを一貫して治療させていただくこ
とをモットーにしております。
4) 地域の先生方へ
なるべく早い時期でのご紹介をお願い致します。
透析紹介、診察日
診察時間帯
月
午
前
午
後
火
水
木
金
○
土
腎外来(予約)
注意 1) 受付時間 午前:8時 30 分~11 時 30 分 金曜午前:8時 30 分~11 時 00 分
2) ○:初診受付可能
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病院年報
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協立病院
1)腎外来・CAPD 外来
診察時間:腎外来
火曜日・午後
地域の先生との併診も行っておりますのでご紹介お願いします。
CAPD 外来 火曜日・午後
現在、腹膜透析患者様 12 名が利用されています。また、在宅療養支援のための 24 時
間電話相談サービスをしています。
保存期腎不全の患者様には、腎代替療法の説明や療法選択の支援を行っています。
2)透析センター
透析センター利用時間(日曜日を除く)
時間帯
受付時間
透析開始時間
午 前
8時 45 分から
9 時 00 分~10 時 30 分
午 後
適 宜
15 時 00 分~18 時 00 分
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透析終了時間
適 宜
22 時 00 分
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6.小
協立病院
児 科
1) スタッフと診療体制
恵谷・尾崎の二名の医師で外来診療のみを行っています。
診察日・受付時間等は添付の「外来診察日一覧」をご覧下さい。
最新の「外来診察日一覧」は協立病院ホームページでご確認頂けます。
http://www.kyowakai.com/kr/outpatients/index.html
当院は小児科の入院病床はありません。診察の結果、入院治療を要する場合は、患者様の希望を聞
き、市立川西病院など近隣の病院に入院治療をお願いしています。中学生以上の急性胃腸炎などの
急性疾患では当院内科で入院治療を行うこともあります。
2) 予防接種外来
水曜日・午後
完全予約制
(事前準備のため、電話または来院による申し込みが必要です)
お電話による申し込み問い合わせは
月~金曜日 13:30~17:00
土曜日
8:30~12:30
① 川西市・猪名川町居住児への定期接種
② 他市町居住児への定期接種(居住地の市町からの接種依頼書が必要です)
③ 有料での予防接種
ⅰ)水痘、ムンプス・・・1 歳以上の希望者
ⅱ)麻疹・・・0 歳の希望者
ⅲ) インフルエンザ
ⅳ)定期接種の年齢を超過したお子様への接種(麻疹・風疹混合、麻疹、風疹、DPT 三種・DT 二種
混合、BCG)
ⅴ)海外渡航する人や風疹などの既往のない成人を含む希望者に接種
(麻疹・風疹混合、麻疹、風疹、水痘、ムンプス、破傷風、B型肝炎、A型肝炎、など)
3) アレルギー外来
水曜日・午後
血液検査と問診によるアレルゲン検索と投薬治療、減感作療法を行っています。
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病院年報
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7.外
協立病院
科
副院長 松下 一行
1) スタッフと診療体制
常勤医師は北川院長、松下、大岩、木下、福永の5名、非常勤医師3名の体制で診療を行っており、
研修指定病院に認定されております。内科医師と綿密に連携をとり予定手術・緊急手術に対応してい
ます。
2) 手術・検査
手術は腹部消化器疾患を中心に虫垂炎、鼠径ヘルニア、胆石、痔核などの良性疾患から、胃癌、大
腸癌、直腸癌、肝癌、膵癌などの悪性疾患に至るまで幅広く手術を行っております。
頚部、胸部領域でも甲状腺腫瘍、気胸(胸腔鏡手術)、乳癌の手術も施行しております。透析患者様
の内シャント造設術、腹膜透析用ルート挿入も行っております。
腹腔鏡手術は現在腹腔鏡下胆嚢摘出術を主に行っており、胃癌、大腸癌等の悪性疾患や虫垂炎、腸
閉塞等にも適応を拡大しております。
検査は上部消化管内視鏡検査、内視鏡的逆行性胆管膵管造影、腹部エコーを施行しております。尚、
手術の詳細は、診療科別手術件数および診療科別・病名別・術式別手術件数をご参照ください。
3) 特 徴
① スタッフ全員が外科医とし 15 年以上のキャリアを持ち、手術、検査に熟練しております。
② 総胆管結石に対する内視鏡下砕石術や悪性胆管狭窄に対する胆管ステント挿入など、患者様の状態
を第一に考え、内視鏡下・超音波ガイド下検査(処置)も行っております。
③ 胃癌、大腸癌などの悪性疾患に関しては、手術のみならず術前術後に化学療法を行い予後の改善に
努めております。
④ 総胆管結石に関しましては、内視鏡下砕石術を行い、その後腹腔鏡下胆嚢摘出術を行う事により患
者様の負担軽減、入院期間短縮を目指しております。
⑤ 患者様の病態に対し最新の治療方法を提供し、最適な治療が行えるように、学会・研究会に参加し
研修を積んでおります。
4) 地域の先生方へ
外来診療におきまして、ご紹介いただきました患者様は優先的に診察させて頂き、待ち時間のない
よう心がけております。
緊急手術症例はもとより、ご紹介いただきました患者様に対しては迅速かつ適切に対応させて頂き
ますので、ご遠慮なくご紹介の程よろしくお願い申し上げます。
検査項目と実施日
検査項目
月
腹部エコー
内視鏡検査
午前
火
午前
水
木
午前
午前
診察日・受付時間等は添付の
「外来診察日一覧」をご覧下さい。
最新の「外来診察日一覧」は
協立病院ホームページでご確認頂けます。
http://www.kyowakai.com/kr/outpatients/index.html
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金
午前
土
病院年報
2010
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協立病院
8.整 形 外 科
部長
佐々木 聡
1) スタッフ
常勤医は、佐々木、澁谷、山中の3名で、その他に非常勤医の計4名体制で診療を行っています。
2) 診療体制(平成23年1月より)
外来診察の体制と担当者は、下記のとおりです。
月
火
水
木
山中
午前 1 診
山中
当番医
秋山
(予約)
澁谷
2診
佐々木
(予約)
金
佐々木
(予約)
土
澁谷
佐々木
(予約)
手術日は、水曜午前を除く月曜午前から金曜午後までです。
手術の詳細は、診療科別手術件数および診療科別・病名別・術式別手術件数をご参照ください。
毎週月曜午後には、整形外科およびリハビリ医師、看護師、理学療法士による入院患者対象で
麻酔科医師、中央手術室および病棟看護師、医師事務作業補助者による術前カンファレンスを行って
います。
午後 1 診
3) 当科の特徴
当院は、日本整形外科学会専門医制度による研修施設に認定されており、スーパーローテーターの研
修を行っております。スタッフが得意にしている分野は、関節外科、スポーツ整形外科、手の外科など
ですが、扱っている疾患は圧倒的に外傷が多く、手術もその大多数が骨折を対象にしたものです。年間
手術件数は400件程度ですが、特に大腿骨頚部骨折が多く100件前後行っております。その他、橈
骨遠位端骨折や足関節骨折が多いのも特徴です。
さらに、専門知識を必要とするような疾患は、大阪大学整形外科の関連施設やその他の病院へ紹介し
御教示いただいております。
4) 地域の先生方へ
これからも開業医の先生方や関連施設からのご協力を得て、地域の急性期医療に努めていきたいと思
っております。御紹介いただいた患者様は、外来および入院において全て優先的に対処させていただい
ております。
装具外来(原則、予約)
月
火
水
木
金
受付開始時間
10 時過ぎ
10 時過ぎ
10 時過ぎ
装具診開始時刻
10 時半頃
10 時半頃
10 時半頃
土
注意)装具診:外部取扱い業者(義肢装具士)による対応
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病院年報
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9.眼
協立病院
科
眼科医師 平島 育美
1) スタッフと診療体制
常勤医は、平島・麩谷の 2 名。非常勤医(下奥・兵庫医科大学名誉教授・その他兵庫医大より派遣)
を加えた体制で診療を行っています。
外来は、下記のとおりで土曜を除き平日は毎日午前、一般診療を午後は予約検査行っています。紹
介は随時受け付けております。
2) 検査・手術
医師、視能訓練士による検査を随時施行しております。医師による蛍光眼底造影検査(フルオレセ
イン、インドシアニングリーン)を画像ファイリングシステムにより管理しております。
また、視能訓練士による視野検査、斜視検査、眼鏡処方(コンタクトレンズ処方はいたしておりま
せん)網膜電図、複像検査、中心フリッカー検査や光干渉断層計(OCT)など施行しております。
また、当院では CT、MRI の設備があり視神経疾患、眼窩腫瘍など画像による診断も可能です。
手術は、白内障手術、外眼部手術(眼瞼下垂、翼状片、霰粒腫など)、硝子体手術など施行しており
ます。
レーザー治療は随時施行しており、網膜レーザー、虹彩レーザー、後発白内障など施行可能です。
3) 特 徴
当病院は日本眼科学会専門医制度研修施設に認定されており、日々高度医療を目指し指導及び研修
に励んでおります。
4) 地域の先生方へ
白内障の手術は、基本的に患者様の希望により入院・日帰りどちらも行っています。
また、糖尿病の眼底精査から網膜症手術まで幅広く対応していますので、視力低下など眼のことを
訴えられる患者様がおられましたらご紹介頂けると幸いです。
診 察 日
診察時間帯
午
前
午
後
月
○
火
○
水
○
木
○
金
○
予約検査
予約検査
予約検査
予約検査
予約検査
土
予約検査
注意 1) 受付時間 午前:8時 30 分~11 時 30 分 午後:12 時 15 分~15 時 30 分
2) ○:初診受付可能
手 術 日
月
実施時間帯
火
水
午後
- 39 -
木
金
午後
土
病院年報
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Kyowa
協立病院
10.泌 尿 器 科
部長 善本
哲郎
1) スタッフと診療体制
外来は善本、梶尾の常勤医 2 名と非常勤医黒田の計 3 名で担当しております。いずれの担当医も泌尿器
科専門医および指導医の資格をもっております。
尚、外来担当者名は、外来診察医一覧表をご覧ください。
2) 特徴
①前立腺癌に対しては、PSA 検診、MRI による精査、生検による確認、そして治療までを総合的に行
っております。当院での可能な治療はホンルモン療法と開腹による前立腺全摘除術でありますが、必要
時あるいは希望時には放射線治療(小線源治療を含む)、粒子線治療、腹腔鏡下での前立腺全摘除術な
どが可能な施設への紹介を行っております。
②尿路結石に対しては、外来通院での体外衝撃波結石破砕術を行っております。
③前立腺肥大症の手術においては、従来からの内視鏡下での切除の他に、TUEB と呼ばれる内視鏡下で
の核出術も行っております。また手術リスクが高い患者に対しては前立腺ステント留置術も行っており
ます。
④腎摘除術を主とする腹腔鏡下での手術も行っております。
⑤女性の尿失禁や骨盤臓器脱に対しては、ポリエチレンテープやメッシュを使用した手術を行っており
ます。
⑥停溜精巣、包茎、夜尿症、先天性尿路異常などの小児泌尿器疾患も診ております。
3) 手術
手術の詳細は、診療科別・病名別・術式別手術件数をご参照ください。
4) 地域の先生方へ
泌尿器科疾患全般に対して診療を行っております。トレンドの治療法にも積極的に取り組んで居ります
ので、どうか御紹介の程よろしくお願い致します。
なお、前立腺生検は 1 泊2日、膀胱や前立腺の内視鏡手術は 1 週間程度、腎摘除術は 10 日程度、根治
的前立腺全摘除術は 2~3 週間程度そして根治的膀胱全摘+尿路変更術は 3~4 週間程度の入院で行って
おります。
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病院年報
2010
医療法人 協和会
Kyowa
11.皮
協立病院
膚 科
非常勤医による一般診療です。陥入爪、真菌症、ヘルペス、細菌感染症、アレルギー性皮膚疾患な
どを診ています。
アレルギー検査では、パッチテストが可能です。
疣(イボ)に対しては、液体窒素を利用した冷凍凝固療法が可能です。
難治性皮膚疾患は、大阪大学付属病院へ紹介しています。
入院は、内科または外科の医師が主治医として担当することで対応しています。
診 察 日
診察時間帯
午
前
午
後
月
○
火
○
水
○
木
○
金
○
土
注意 1) 受付時間 午前:8時 30 分~11 時 30 分
2) ○:初診受付可能
12.形 成 外 科
非常勤医による診療です。
診察は、予約制ではありません。
診療内容
受 付
診 察
手 術
手術は、予約制となっています。
手術は、午前 10 時開始となっているため、
診察の方は、午前9時ごろまでに受付を
火・土 曜 日
8:30~11:30
9:00~
10:00~
済まされますと、待ち時間が短くなります。
午前 10 時以降は手術に医師が入るため、
手術件数により、待ち時間が長くなる場合があります。
診 察 日
診察時間帯
午
前
午
後
月
火
○
水
注意 1) 受付時間 午前:8時 30 分~11 時 30 分
2) ○:初診受付可能
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木
金
土
○
病院年報
2010
医療法人 協和会
Kyowa
13.麻
協立病院
酔 科
部長
坂野 英俊
1)スタッフと診療体制
常勤医は坂野(麻酔科専門医)1 名です。
他に 3 名の麻酔科標榜医が常勤しており、緊急手術の麻酔にも対応しています。
麻酔科外来・ペインクリニック等の外来診察は行っていません。
2)業務内容
主に中央手術室での麻酔業務を行っています。全身麻酔および重症患者様の局所麻酔等を担当してい
ます。
外科系各科とのカンファレンスや術前回診を通して、手術予定患者様の術前評価や状況確認を行って
います。また、外科系医師や手術室看護師との連携を深め、手術室の有効利用が図れるように努めてい
ます。
2010 年度は全身麻酔 292 件、局所麻酔等 299 件の合計 591 件の麻酔管理を行いました。
3)特徴
当院は日本麻酔科学会認定病院です。
今後とも、安全な手術が遂行されるように周術期管理を行っていきたいと思います。
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14.放 射 線 科
部長
山本 泰子
1) スタッフと診療体制
常勤は山本 泰子(放射線専門医)1 名で非常勤 2 名(放射線専門医で診療を行っています。外来
診療は行っておりません。
2) 業務内容
放射線医としての、平素の業務内容としては、CT(16 例、CT)、MRI(超伝導磁石、1.5T)、造影
検査(胃透視、注腸、尿路造影など)の画像診断を中心として行っています。又、腹部領域の血管撮
影や、それに基づく治療(経カテーテル動脈塞栓術:TAE、リザーバー埋め込み術、静脈ポート埋め
込み術)も行っています。詳細は、診療科別・病名別・術式別手術件数をご参照下さい。
3) 特 徴
他医療機関より依頼検査では、画像診断のレポートは、作成次第に FAX で送信し、診療情報提供書
とともに郵送しています。
4) 地域の先生方へ
MRIは 1.5T の高磁場、CT は16列の MDCT を導入しておりますので、検査時間も短縮し、高
分解能の画像が得られ、より詳細な診断が可能となっております。
CT、MRI の検査時間は、平日は 21 時、土曜日は 17 時まで検査をしています。
仕事や通学の関係で平日 17 時までに検査を受けることができない方も、検査が受けやすくなってい
ます。
検査の方法や、疾患の診断に適したモダリティーに関してもご相談下さい。
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15.人間ドック
1)人間ドックのご案内
多忙な現代社会に生きる私達は、定期的に自己の健康をチェックして健康な毎日を送ることを願って
います。30代、40代を超える年代になると知らず知らず、糖尿病、高血圧症、心臓病といった生活
習慣病や癌になりやすい状態に向かっています。
『自分の健康は自分で守る』自己の健康チェックをお勧め致します。
2)人間ドックの申込みと予約について
予約制になっておりますので、電話または来院にて希望日の予約を申し出て下さい。
予約受付時間 月~金曜日 8:30~17:00
土曜日 8:30~12:30
原則として1日お1人様の予約となりますので、それ以外の場合は相談して下さい。
尚、下記の日程で予約、人間ドックの設定をしております。
デイプラン
毎月 1日~8日を除く月・金
ステイプラン 毎月 1日~8日を除く水~木
3)検査結果のお知らせ
結果は後日(約10日後)
、本人宛てに送付致します。
4)検査コースと内容
① デイプラン(日帰り) 胃透視コース
¥ 40,000 円(消費税込み)
② デイプラン(日帰り) 胃内視鏡検査コース
¥ 45,000 円(消費税込み)
③ ステイプラン(一泊) 精密検査一泊コース
¥100,000 円(消費税込み)
<各コース検査内容・項目>
内
容
デイプラン 検 査 項 目
ステイプラン追加項目
身 体 測 定
身長・体重・握力・視力・眼底・眼圧・聴力・腹囲
一 般 診 察
胸腹部聴診・診察
循環器疾患
血圧・心電図・負荷心電図
呼吸器疾患
胸部単純撮影・喀痰細胞診
肺機能検査
<消化管>
(注意:胃内視鏡検査のみで胃
乳房診(女性のみ)
検便(潜血・2回法)・腹部単純撮影
上部消化管(デイプラン①胃透視、デイプラン②胃内視鏡検査)
消化器疾患
透視はありません)
<肝臓・膵臓> 血液生化学検査・腹部エコー
<胆嚢・脾臓> 腹部エコー
腎尿路疾患
尿一般検査・血液・生化学検査・腹部エコー
大 腸 疾 患
なし
大腸内視鏡検査
悪 性 疾 患
なし
腫瘍マーカー
血液造血器疾患
検血一般・血液型(ABO式・Rh式)
<糖代謝> HbA1C
代 謝 疾 患
耐糖負荷試験(OGTT)
<尿酸代謝(痛風)・脂質代謝> 血液・生化学検査
免 疫 疾 患
<血液検査>
RA・CRP・ASLO・ガラス板・TPHA
ウイルス性肝疾患
<血液検査>
HBs抗原・HCV抗体
腰 椎 疾 患
なし
腰椎 X 線単純撮影
頭 部 疾 患
頭部 MRI+MRA
注意 )ステイプランは、原則、デイプラン検査に、項目を追加または変更した内容です。
※その他 オプション検査多数ご用意しております。
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検査項目に関する注意
a) 上部消化管検査は、デイプラン①では胃透視、デイプラン②では胃内視鏡検査となります。また、
ステイプランでは、胃内視鏡検査のみとなります。
b) 胃内視鏡検査では検査方法に鼻腔からと口からをお選び頂けます。
c) 検査項目、検査内容並びに検査手順に関する解説書を準備しています。
6)人間ドック当日受付時間
8時30分に、中央受付にお越しください。
7)持参品等
① 各コース共通持参品:健康保険証・質問書、検体容器(喀痰・検便2ヶ)
*検体取り方については別紙解説書あり
② ステイプランの場合の追加品目:下着、洗面用具、タオル
8)注意事項
① 前日の20時以降は絶飲絶食で、また、喫煙される方はご遠慮願います。
② 結果により治療を要する場合は、健康保険扱いにて、後日の外来受診となります。
9)盗難予防について
貴重品は盗難予防の為、お持ちにならないようにお願い致します。
(万一盗難がありましても当院では
責任を負いかねます)
10)その他
検査手順、検査内容・検査項目の解説などを記載した小冊子「人間ドッグご案内」
(無料)を準備して
います。ご希望の方は、中央受付にてお申出いただくか、電話連絡をいただければご郵送させていただ
きます。
デイプラン ドック診察日
診察時間帯
月
午 前
○
午 後
火
水
木
金
○
土
火
水
入院
木
金
土
注意 1) 事前申し込みが必要
ステイプラン 入退院日
診察時間帯
月
午 前
午 後
退院
注意 1) 事前申し込みが必要 2) 入退院の組合せは、水・木となります。
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病院年報
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16.企業健康診断
(1)一次健康診断
1) 対象者:各事業所従業員
2) 健康診断時期: 通 年
3) 健康診断場所: 当院外来診察室および各検査室
4) 問合わせ・申込み
健康診断依頼時には、下記の事項を確認させて頂きます。
① 事業所名・住所・担当者・電話番号・健診希望日時
② 検査項目の確認(法令に定める検査項目、及び事業所独自の検査項目の有無)
③ 健康診断料、見積り金額、及びそれらの確認(ファックス等にて確認)
④ 健康診断結果用紙の有無。(なければ当院書式にて対応いたします)
⑤ 健康診断料請求・支払い方法の確認(銀行振り込みを基本としています)
上記項目が確認され、健康診断の実施が決まれば健康診断受診者記入用紙をファックスさせて頂き
ます。
問合せ・申込み先は、当院事務部、企業健康診断担当者(072-758-1131)
5)健康診断受診者の確認
申込み時にファックスした健診受診者記入用紙(一覧表)に、受診者の氏名をご記入していただき、
記入済みの一覧表を事前に当院医事課健診担当宛てに、ファックスなどにてお届けください。
6)健康診断日当日の実施手順
① 健康診断当日の朝、病院中央受付にて、受付をお願いします。
② 中央受付より受診者の方をご案内いたします。
③ その後は、健診順路案内にしたがって、受診者の方は順次健診していただきます。
④ すべての検査が終了しましたら、そのままお帰りいただきます。
⑤ 窓口にて健診料を支払われる場合、事前に病院領収書を作成・準備いたします。
⑥ 事業所指定の健診結果用紙がある場合、担当者が預かります。後日、所見記入後、返送いたしま
すが、送付方法について確認させていただきます。
7)健康診断結果の通知
健診結果は、事業所指定の健診結果用紙がある場合、それに記入して、返送いたします。指定の用
紙がない場合は、当院書式の用紙に記入し、ご返送します。
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(2)二次健康診断および再検査依頼
1) 対 象 者: 一次健康診断有所見者のうち、精密検査等追加検査が必要な人
2) 検査時期: 通 年
3) 検査場所: 当院外来診察室および各検査室
4)申込み・問合せ
再検査依頼時には、下記の事項を確認させて頂きます。
① 再検査希望の主体が、事業所(担当者)か本人か。
② 本人希望の場合、健康保険適用になる場合が多いので、健康保険持参の上、該当診療科目を受診
していただくことになります。
③ 事業所の希望の場合、
a) 検査項目の確認(法令に定める検査項目、及び事業所独自の検査項目の有無)
b) 健康診断結果用紙の有無。(なければ当院書式にて対応いたします)
c) 健康診断料請求・支払い方法の確認(銀行振り込みを基本としています)
d) 上記項目が確認され、健康診断の実施が決まれば健康診断受診者記入用紙をファックスさせて
頂きます。
④ 本人希望・会社担当者からの依頼で費用を会社負担とする場合、検査項目・検査費用の支払方法
について打ち合わせをさせていただきます。
(基本的に外来診察にまわっていただく形になるので、
費用については健康保険準拠となります。)
⑤ 予約検査の場合、検査日と診察医師の確認後、受診者の方に連絡いたします。
また、検査予約用紙がある場合は、予約用紙を事業所担当者または、ご本人様に検査注意事項
の説明書とともに FAX 等にて送付させて頂きます。
問合せ・申込み先は、当院事務部、企業健康診断担当者(072-758-1131)
5)健康診断受診者の確認
事業所からの依頼の場合、申込み時にファックスした健診受診者記入用紙(一覧表)に、受診者の
氏名をご記入していただき、記入済みの一覧表を事前に当院医事課健診担当宛てに、ファックスなど
にてお届けください。
6)健康診断日当日の実施手順
① 健康診断当日の朝、病院中央受付にて、健診者リスト提出等の受付をお願いします。
② 受付後、外来診察の順番をとり、順次検査・診察を受けてください。
③ その後は、健診順路案内にしたがって、順次検査していただきます。
④ すべての検査が終了しましたら、本人払いの場合は中央受付に会計をお済ませください。事業所
払いの場合はそのままお帰りいただきます。
⑤ 窓口にて健診料を支払われる場合、事前に病院領収書を作成・準備いたします。
⑥ 事業所指定の健診結果用紙がある場合、担当者が預かります。後日、所見記入後、返送いたしま
すが、送付方法について確認させていただきます。
7)健康診断結果の通知
健診結果は、事業所指定の健診結果用紙がある場合、それに記入して、返送いたします。指定の用
紙がない場合は、当院書式の用紙に記入し、ご返送します。
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第3部 看 護
部
Contents
看護部紹介
1.外
来
2.透析センター
3.手
術
室
4.東2階病棟(眼科・内科)
5.東3階病棟(腎臓内科・透析)
6.東4階病棟(整形外科)
7.西3階病棟(循環器科・内科)
8.西4階病棟(外
科)
9.西5階病棟(脳神経外科・泌尿器科)
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看
護
部 紹
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介
看護部長
土居
和代
看護部の理念
私達は、急性期医療が求める看護を主体的行動で示します。
私達は、豊かな人間性で患者樣・ご家族の方との信頼関係を築きます。
基本方針
1.急性期看護の役割を担い、地域に貢献します。
2.患者様の立場を尊重した看護を実践します。
3.患者様の安全・安心を確保した快適な環境作りに努めます。
4.職員が満足できる職場風土を築きます。
1. 概要
①入院基本料 10:1
②看護単位及び病床数
9 単位 313 床
③看護部組織体制
西病棟
5F
4F
3F
2F
1F
東病棟
新館
泌尿器科・消化器内科
外科
整形外科
循環器内科・一般内科
手術室
腎臓内科・一般内科
透析センター
眼科・一般内科
外来
2.平成22年度看護部目標
1)病院経営に積極的に参画する
①
救急医療・専門医療を通して地域への貢献
② DPCの各種分析から効果的な看護展開が出来収益に繋がる
③ 効果的な運営を数値化し職員に浸透できる風土を作る
2)情報共有するチーム医療の推進
①
医師と看護師・コメディカルの役割分担を円滑に進め、迅速で安全なチーム医療を提供する
※ナースステーションにおいて各専門分野から患者・家族への情報提供に努める
② 外来診療時間に合わせた各部門との業務連携
3)質の高い看護が提供できる
①
看護必要度による看護サービスの提供と患者の自立への援助の確認
② 固定チームナーシングの推進による患者満足度と看護師の達成感の向上
※患者・家族参加型看護の提供で、わかりやすく情報の共有が出来る
- 50 -
病院年報
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③ 専門性を活かした看護活動(外来看護)
・がん化学療法の拡大・・・ケモ外来
・糖尿病合併管理料・・・・フットケア外来の拡充
・特定保健指導外来の継続
・皮膚排泄認定看護師の活動支援
・CAPD管理指導外来の充実
・看護相談外来の設立
4)働き続けられる職場作りの強化
①
チームの一員として一人一人の能力が発揮出来、認め合える環境を作る
② 看護実践の成功体験が共有出来、やりがいに繋ぐ
③ 看護補助者との協働による効率的な看護実践
④ 適切な看護配置を考慮した環境作り
5)教育体制の充実
① 院内教育ラダーに沿ったレベルごとの研修が自己研鑽と看護実践に反映する
② 新人臨床研修に伴う教育専従担当配置及び支援体制による教育の整備
③ 研修センターでの専門育成コースへ積極的に参加
④ 看護研究の推進と学会発表への推奨
3.活動
平成22年度は、まず第一に病院経営に積極的に参画することを目標に掲げ、月々の収支報告、各
部署の稼働状況確認、DPC分析を自部署の患者と照らし合わせるなど、情報分析を意識させ、各部
署にフィードバックした。さらにスタッフの能力を最大限に活かし、主体的に行動ができるよう日々
指導を行い振り返りの確認を行った。
また、質の高い看護の提供を目指して全病棟において従来のチームナーシングを固定チームナーシ
ングに移行した。移行の準備として代表者を研修会に参加させ、その後伝達講習会を実施し理解を深
めた。各病棟においては基準・規程の作成を主任・リーダー会が中心となり検討を進めた。この看護
体制の変更が患者の満足度向上と看護師のやりがいに繋がるようさらに推し進めていく予定である。
専門性を活かした看護活動に関しては、法人内研修として創傷ゼミ、老人看護ゼミ、マネジメント
研修などに参加し、キャリアアップに努めた。
次年度は認知症看護認定看護師研修や栄養サポートチーム研修などへの受講が決定をしている。
過去数年の新人看護師入職状況は決して余裕のあるものではなかったが、新病院への移転を踏まえ、
やはり平成23年度も目標には7対1看護を掲げ、適正な人員の配置による看護の質の向上、個々の
看護師のモチベーションの向上に努めていきたい。
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2010
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協立病院
退職率
22年度 退職
21年度 退職
退職
17%
退職
14.2%
在職
217
38
退職
31
17%
退職率
14.2%
在職
224
退職
退職率
在職
85.8%
在職
83%
経験年数
経験年数
正看護師
比率
経験年数
准看護師
比率
1~3 年
59
37%
1~3 年
7
22%
4~5 年
35
21%
4~5 年
4
13%
6~9 年
25
15%
6~9 年
5
16%
10~14 年
28
17%
10~14 年
7
22%
15 年以上
17
10%
15 年以上
9
27%
10
80
60
8
59
40
25
28
37%
0
21%
1~3 4~5
年
年
15%
17%
4
2
0
10%
6~9 10~ 15年
年 14年 以上
正看護師
59
35
25
28
17
比率
37%
21%
15%
17%
10%
准看護師
比率
5
4
17
20
7
6
正看護師
比率
35
9
7
准看護師
比率
- 52 -
22%
13%
16%
22%
27%
1~3
年
4~5
年
6~9
年
10~
14年
15年
以上
7
4
5
7
9
22%
13%
16%
22%
27%
病院年報
2010
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Kyowa
協立病院
教育実績
【院外研修】
テーマ
人数
テーマ
人数
災害医療と看護~基礎編~
2
新入会員研修会
2
1
フィジカルアセスメント(法人研修)
4
ロッキングネイルナースセミナー
3
月
健康相談におけるコミュニケーションスキルを学ぼう
1
病院管理職研修
看護師研修
4
これからの看護教育
1
終末期医療とこれからの課題
1
看護学生・新人看護師の指導者研修
1
日本看護学会「老年看護」
3
日本ストマ・排泄リハビリテーション学会
1
東阪神「緩和ケアと終末期看護」
3
新人看護技術指導
1
エンゼルケア研修
7
2
月
21
統計学の基礎
5
プリセプター研修(法人研修)
19
卒後臨床研修における研修責任者研修
2
手術室における急変時の対応
1
変わる
エンゼルケア
2
心電図と不整脈の基礎と急変対応
1
看護記録の意味と根拠
1
1
院内教育プログラムの開発
2
血液透析技術基礎セミナー
1
日本看護サミット
1
リーダー研修
2
3
新人看護の指導者研修
看護におけるシュミレーション
感染看護
1
4
フィジカルアセスメントフォロー研修(法人研修)
月
看護研究のすすめ方(法人研修)
5
麻酔のトラブルシューティング
1
月
卒後 3 年目フィジカルアセスメント
8
日本予防医学リスクマネージメント学会
2
ナイチンゲール生誕記念講演会
9
日本看護協会
2
月
通常総会等
通常総会等
東阪神支部総会
19
2
3
手術室における感染管理
2
感染研修「教育とチーム医療」
3
チームで取り組む感染防止
1
褥瘡対策研修
4
13
管理職研修「クレーム対応について」
7
新人ナースのための医療事故防止
1
臨床における看護理論
2
魅力的な職場になるために
1
2
18
糖尿病看護セミナー
4
固定チームナーシングの実践
2
医療安全管理者養成講習会
2
- 53 -
2
看護研究発表会
日本看護学会「看護総合」
新入会員研修会
地域連携研修会
月
これから取り組む看護研究
臨地実習指導
1
9
1
8
6
認定看護師フォローアップセミナー
1
ファーストレベル教育研修
プリセプターフォローアップ研修(法人研修)
月
東阪神「私にできる災害看護」
1
2
リフレッシュ研修
11
15
感染管理セミナー
18
実践にいかすフィジカルアセスメント
3 年目パワーアップ研修
医療安全に関するシンポジウム
1
兵庫県看護大会
ステップアップコース
12
2
コーチング
月
月
3
10
看護記録力を向上させる 2 日間
月
4
10
11
日本透析医学会学術集会
兵庫県看護協会
7
月
東阪神支部看護研究発表会
月
6
9
一般病棟におけるメンタルケア
15
1
病院年報
2010
医療法人 協和会
Kyowa
【現任教育 年間研修表】
月
日
研修内容
ラダーレベル
人数
5
15
プリセプター対象看護記録研
Ⅲ
22
修
24
看護必要度
Ⅱ~Ⅲ
20
13
フットケア
Ⅱ~Ⅲ
18
28
心電図・初級
Ⅰ~Ⅱ
25
8
2
患者権利
Ⅱ~Ⅳ
22
9
4
レベルⅢステップアップ研修
Ⅲ
32
10
29
レベルⅢフォローアップ研修
Ⅲ
27
9
心電図 応用編
Ⅱ~Ⅳ
20
22
フィジカルアセスメント
Ⅲ
21
6
エンゼルケア
Ⅰ~Ⅳ
33
9
スキンケア・被覆材
Ⅲ~Ⅳ
15
20
3 年目パワーアップ
Ⅱ
26
22
地域医療退院調整
Ⅱ~Ⅳ
19
5
2 年目ケーススタデイー発表
Ⅱ
26
23
レベルⅢ 実践報告会
Ⅲ
32
5
院内看護研究発表会
Ⅲ
47
7
フィジカルアセスメント
Ⅲ
20
17
看護必要度
Ⅰ~Ⅳ
31
7
11
12
2
3
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協立病院
病院年報
2010
医療法人 協和会
Kyowa
1.外
協立病院
来
課長代理 柳田 弘美
1.概要
診療科は13 科(内科・外科・整形外科・脳神経外科・眼科・小児科・循環器科・リハビリテーシ
ョン科・形成外科・皮膚科・泌尿器科・放射線科・麻酔科)及び専門外来(腎外来・糖尿病外来・神
経内科外来・神経科外来・アレルギー外来・禁煙外来・SAS外来)が行われています。専門外来で
は予約制を導入しています。来院患者数は、1日平均 450~600 名。外来部門には、内視鏡検査・レ
ントゲン科で行われる特殊検査(造影検査・心臓カテーテル検査など)も含まれます。
また 救急外来は地域の2次救急病院として、速やかに受け入れができるよう 24 時間体制で取り
組んでいます。緊急カテーテルの実施、緊急内視鏡検査・処置なども 24 時間体制で行っています。
さらに地域連携室との連携を図り、随時、外来診療や入院に関わる空床状況などの情報交換を行い、
地域の開業医さまとの医療連携の協力にも努めています。
看護外来としてのフットケア外来も、糖尿病外来と連携して行っており、家庭においても、患者さ
ま自身がセルフケアできるように、生活背景、家族構成などの視点からもお話しを聴かせていただき
取り組んでいます。
外来スタッフは看護師 26 名、診療アシスタント 5 名、クラーク1名、看護補助者 3 名です。
2.目標
1)外来として病院経営上の問題に参画する
2)専門性を活かした質の高い外来看護が提供できる
3)働き続けられる環境作りの強化
4)教育体制の充実
3.活動
1)について
救急の受け入れ態勢を整えるため、病棟看護師長と協力しベッドコントロールを行い病床稼働率
に貢献しました。また、病床稼働率を数値で伝達し、数値で知る事によってスタッフの意識付けに
なったと感じています。
2)について
フットケア外来においては、今年度看護研究のテーマとし、フットケア外来時だけの取り組みで
はなく、受診時にも働きかけを行い相談・指導を継続していく必要性を再認識しました。このこと
を今後につなげたいと思っています
外来化学療法においては、チームのなかでの看護師の役割を自覚し、連携して取り組む事ができ
ました。
3)について
申し送り・終礼の場で、インシデント事例の共有し事例から学ぶことで同じインシデントを起
こさないよう取り組みました。また、的確な報告・連絡・相談、インシデントを未然に防げた事
例などについても伝達しやりがいにつなげました。
4)について
- 55 -
病院年報
2010
医療法人 協和会
Kyowa
協立病院
フットケア外来をテーマとして看護研究に取り組み、院内発表を終えて指導をもとに協和会合
同発表、学会発表につなげていく予定です。
4.委員会活動
運営委員会 倫理委員会、衛生管理委員会 接遇委員会 コンピューター委員会 がん化学療法委
員会
レセプト委員会
外来運営委員会
環境設備委員会
省エネ対策委員会
褥瘡委員会
診療改善委員会
看護部教育委員会
看護研究委員会
地域連携委員会
看護記録委員会
救急
看
護部感染委員会 看護部安全向上委員会 看護部業務委員会
5.研修・研究
<院外研修>
統計処理 査読研修 新卒看護職員臨床研修における教育担当・責任者研修 看護研究の進め方
プリセプター研修 看護実践報告会 民間病院協会看護研究発表会
<部署内教育>
実施月
テーマ
4月
接遇
5月
看護研究の進め方
6月
ピークフロメーターについて
7月
看護研究現状報告・意見交換
8月
ストマケア
9月
熱中症
10 月
眼科検査につい 1
11 月
小児科外来の特徴
12 月
Vport の管理について
1月
薬物中毒
2月
内視鏡・テレビ室検査について
3月
泌尿器科疾患・ESWL
<院内看護研究>
フットケア外来受診回数からみた血糖コントロールの達成効果
-血糖値・グリコヘモグロビンA1c に着目して-
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2.透析センター
課長代理
大野 もと子
1) 概要
透析病床数 34 台を有し、外来 110 名・入院 24 名の患者様が維持透析療法を受けておられます。
透析スケジュールは、月水金・火木土の午前・午後に分かれております。透析センターでの主な
業務は、透析回路の準備・穿刺・返血等も含め、患者様が安定した透析療法が受けられるように、
患者指導(体重管理・食事・シャント管理)やデーター管理を行っております。透析療法以外では
外科手術後の血液浄化療法、敗血症、DIC 等の重症患者様の血液浄化療法(エンドトキシン吸着療
法(PM-X)、持続的血液透析濾過(CHDF)にも対応しております。その他、旅行臨時透析や夜間
の緊急透析にも対応すべく 24 時間体制で勤務しており、透析スタッフは看護師 6 名 准看護師
8 名 看護助手 4 名 クラーク 1 名 臨床工学技士 11 名 臨床工学科助手 1 名 の計 31 名で
構成されています。
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10 月
HD(ECUM) 1571(1) 1594(4) 1552(1) 1591(4) 1552(4) 1570(5) 1604(8)
HDF
52
63
CHDF
65
68
3
6
5
39
37
33
2
1
PM-X
LDL
4
2
新規導入
2
1
3
2
1
夜間緊急
11 月
12 月
1月
2月
3月
平成 21 年
平成 22 年
HD(ECUM) 1576(8) 1598(8) 1569(5) 1421(2) 1651(0) 17973(54) 18849(50)
HDF
689
637
24
20
PM-X
4
2
LDL
8
14
23
18
4
1
CHDF
新規導入
64
60
4
7
2
3
52
3
夜間緊急
2)目標
①病院経営に全員が参画できる。
②専門性を生かした質の高い看護の提供ができる。
③働き続けられる環境作りの強化
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60
1
44
1
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Kyowa
協立病院
3)目標達成への取り組み
《目標①について》
病棟より情報収集を行い、患者家族とのコミュニケーションを大切にしながら、入院患者
の退院調整に関与し、透析センターのベットコントロールを第 2 協立病院の透析センターと
連携をとりながら環境の場作りをしました。
《目標②について》
固定チームナーシング体制にて検査デーダ-の分析を患者様と共にし、患者教育に繋げる
ような取り組みや医師・臨床工学科とチームカンファレンスを定期的に開催し、最新の透析
医療の提供の場として、患者様が安心できる環境作りに取り組みました。
《目標③について》
透析学会等院内・外の研修に積極的に参加し、透析看護に取り入れ、患者様により良い
透析看護が提供できる様、スタッフの意識の向上を図る。
透析各期に指導内容の充実をするために、各期毎の勉強会を開催し、スタッフ間での情報の
共有に努めました。
4)研修・研究
①院外研修:第 55 回日本透析学会
第 14 回血液浄化技術基礎セミナー
大阪透析研究会
兵庫県透析従事者研究会
合同プリセプター研修
東阪神地区看護研究会
コーチング
②院内研修:透析患者のインターフェロン(中外) CHDF(クラレ)
無呼吸症候群(臨床工学科)
透析効率(キリン)
フットケア(看護師)
危機管理災害緊急対応(看護師)
③看護研究:自己管理出来ていない透析患者の性格分類
-性格分類(エニアグラム)のタイプ分類を利用して-
5)委員会活動
運営委員会・教育委員会・医療安全管理委員会・褥創対策委員会・NST 委員会・衛生管理委員会
サービス広報委員会・接遇委員会・看護研究委員会・レセプト委員会・業務委員会・記録委員会
感染対策委員会・クリニカルパス委員会・栄養委員会・プリセプター委員会・福利厚生委員会
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3.手
協立病院
術 室
課長代理
岸田
千津子
1)概要
手術室は3室あり、手術室の特長からA室は外科・形成外科、B室は眼科・泌尿器科、C室はク
リーンルームになっており整形外科の手術を行っています。
予約手術の他に夜間・休日の緊急手術にも備え、24 時間体制で毎日看護師が待機をしています。
平成 22 年度の手術件数は 1673 件あり、その中で全身麻酔手術は 281 件ありました。
看護要員は看護師 10 名(師長は中央材料室兼任)、看護助手 3 名(中央材料室専属)の構成で手
術室業務に従事しています。
2)目標
① 効率・効果的な手術室の運用
ⅰ.手術予約の変更に伴い、各部屋が無駄なく稼動するよう医師や外来・病棟看護師と連携し
手術の調整を図る
ⅱ.関連部門との症例検討会に参加し、医療資源(注射・処置・画像)への協力を継続する
②
安全・安心の手術室看護
ⅰ.データを基に術後感染の予防対策に努める
ⅱ.カンファレンスや病棟・外来看護師・コメディカルと協力し、情報の共有を図る
③ 働き続けられる職場作りの強化
ⅰ.看護師・看護補助者の意見交換を行い、活気にあふれた職場作りに努め看護の実践に繋げ
る
④ 専門性の向上
ⅰ.新しい手術の勉強会を行い、職員間での知識・技量の統一を図る
ⅱ.研修や学会へ参加し、習得してきた知識を基に日々の看護を見つめなおし現場にフィードバ
ックできる
3)活動
①
部署内学習会の実施(月1回)
②
院内、院外の研修会や勉強会に参加し伝達講習をする
③ 術前訪問による情報収集(手術日と時間・手術部位・全身状態・輸血の確認など)
④ 情報の共有(ショートカンファレンス)
⑤
手術室の始業点検(毎日)
⑥
使用器材の点検と確認(毎回)
⑦ 毒薬・向精神薬等の使用数・在庫数の確認(毎日)
⑧ 合同症例検討会(医師、病棟・外来・手術室看護師、薬剤師、理学療法士、視能訓練士)
(整形外科/毎月曜日、外科/毎火曜日、泌尿器科/毎木曜日、眼科/毎金曜日)
⑨ 物品管理(消耗物品のセットパック化により在庫削減)
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4)業績
①
H22 年度院外・院内教育(主なもの)
4月「褥瘡加算について」
褥瘡委員
「術中の特殊体位について」 認定看護師
5月「麻酔看護 基礎編」
看護師
6月「カーブドカッターの使用方法」 業者
「特殊な吸収糸の種類と特性」 業者
7月「麻酔器について」 麻酔科坂野 Dr
「手術室学会 麻酔看護」
8 月「硝子体手術について」 眼科松本 Dr
9 月「酸塩基からみる血ガス分析」 臨床工学士
10 月「緊急時の対応について」 看護師
「スタッフナースとして取り組む医療安全」 看護師
11 月「ラテックスアレルギーについて」 業者
12 月「外科 開腹手術 吻合器取り扱い」
業者
1 月「眼科器械の種類・特性」 眼科松本 Dr
2 月「麻酔 分離肺換気」
麻酔科坂野 Dr
「今日から始める感染防止」 看護師
②
院内看護研究発表会
「眼科手術における術前洗眼方法の統一~洗眼方法の改善を試みて~」
5)参加委員会
安全サービス向上委員会、感染防止対策委員会、記録委員会、業務委員会、看護研究委員会、手
術室運営委員会、接遇委員会、備品管理委員会、衛生管理委員会、輸血委員会、互助会など
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4.東2階病棟
課長代理
生島
秀美
1) 概要
ベッド数 48 床の内科と眼科の混合病棟です。
内科は一般内科と糖尿病の教育入院を担当しております。その糖尿病教育入院に関しては、糖尿
病委員会(内科医師 1 名・病棟看護師 3 名・薬剤師 3 名・栄養士 1 名・検査技師 1 名)が中心とな
りチーム医療を実施しています。眼科入院では、近隣の医院、診療所からのご紹介の患者様も多く
白内障手術・硝子体手術が大半を占めています。昨年より、全身麻酔による斜視の手術も行われて
います。いずれもクリニカルパスによる計画入院を実施し、治療はほぼ計画通りに経過しています。
当病棟は看護師 20 名、看護補助者 6 名、クラーク 1 名の総勢 27 名が勤務しており、看護師・看
護補助者が協働し固定チームナーシングを実施しています。
2)目標
①病棟の専門性を再確認し、主体的な看護介入を行い DPC に参画する。
②看護の専門性を発揮し、職場活性に繋げる。
③患者・職員の満足の得られる環境作り。
3)活動
【目標①について】
糖尿病の教育入院に関しては、糖尿病委員会のメンバーを中心に、病棟での学習会を定期的に開
催し、全スタッフの専門分野強化への取り組みはできた。また、クリニカルパスによる他職種との
連携を意識した取り組みができた。退院された患者様においてはフットケア外来で介入し指導の評
価を行うようにした。また、眼科はクリニカルパスを外来と共有し連携を強化する事で患者指導の
継続につながった。
【目標②について】
眼科・糖尿病教育入院各々の担当者が固定ではなく全ス
タッフが関わるようになり、業務の見直しが行え、チームで
取り組むことができた。また、クリニカルパスの定期的な
見直しにより、病棟運用の活性化につながった。
看護補助者においても、固定チームナーシングとなり、
業務が拡大され、病室担当看護師とのコミュニケーション
が高まり効果的に看護介入が出来た。
【目標③について】
病室の療養環境の改善としてベッド間隔の調整、職員の
職場環境の改善として固定チームナーシングと看護補助者
との協働による役割分担の強化を進めた。
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病院年報
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Kyowa
協立病院
参加委員会参加状況
協立運営委員会、教育委員会、医療安全管理委員会、褥創対策委員会、NST 委員会、輸血療法委員会、
手術室運営委員会、衛生管理委員会、栄養委員会、コンピューター委員会、広報サービス委員会、接
遇委員会、図書委員会、看護研究委員会、業務委員会、記録委員会、感染対策委員会、パス委員会
糖尿病委員会
5)研修・研究
(1)研修:① 院外研修
県看護協会主催:看護過程・家族看護・看護記録・変わる!エンゼルメイク
看護研究統計の基礎・一般病棟におけるメンタルケア
② 部署内研修
実施月
テーマ
実施月
テーマ
4月
・フィジカルアセスメント
10 月
・潰瘍性大腸炎について
・糖尿病 薬物療法について
5月
・糖尿病シリーズ①
・看護記録について
11 月
6月
・救急薬品について
・糖尿病 病態生理
12 月
・白内障 病態生理・OP 看護
・糖尿病シリーズ③
・創傷処置
・看護記録①
・硝子体 OP について
7月
・眼科検査について
・糖尿病シリーズ②
1月
8月
・輸液・シリンジポンプについて
2月
・糖尿病看護
9月
・救急看護(急変時対応)
3月
・救急看護(まとめ)
・看護記録②
・斜視(OP 前から OP 後看護)
(2)院内看護研究
①
新人技術研修:硝子体手術前後の看護について
② 卒後 2 年ケーススタディ:緑茶の氷片を使用した口腔ケア
-癌末期患者との関わりを通して-
③
看護研究:高齢者の保湿機能維持・改善する為の援助
-皮膚乾燥を有する高齢者への予防的スキンケア-
(3)院外発表
日本看護協会 老年看護
高齢者の絶食状態における唾液分泌と口腔内環境の改善
―梅酢による口腔ケアを併用して―
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5.東3階病棟
課長
德永 よしみ
1. 概要
当病棟では腎疾患および一般内科疾患の患者が入院される病棟です。
病床数は 52 床(内、観察室 5 床)。主な入院目的は、腎不全保存期の教育・治療・透析療法に伴
う検査や手術全般(シャント造設・Wルーメン挿入・腹膜透析用カテーテル挿入等)、透析導入期
入院ですが、地域連携や 24 時間救急受け入れ体制により、透析維持期から終末期までの合併症発
症時の治療に於きましても、院内の外来・透析センターと連絡を密にして、対応しています。
また、毎週火曜日の午後には、腎外来の隣の診察室で、腹膜透析患者を中心に看護外来を行ない、
医師の指示のもと、主に近い将来透析療法が必要な患者に透析療法の説明(腹膜透析・血液透析)
、
療法選択の支援、日常生活指導など、個別相談で関わります。
腹膜透析患者には 24 時間体制の電話相談によって在宅療養を支援し、緊急時対応が必要な場合
に適切なアドバイスを行ないます。
2. 目標
①専門領域の DPC の分析情報を共通理解し、円滑な入退院調整をする
(他職種と問題点を共有し、協力して解決に努める)
②保存期腎不全看護の充実に努める
(透析に至らないための教育支援を積極的に行なう、透析が必要となる患者の準備を計画的に支援する)
③ 働き続けられる職場づくりに努める
(専門分野の新たな知識や技術の習得ができる環境づくりをする、 看護師・看護助手が協働することにより、
職業人としての自分を磨き、職場を活性化する)
3.活動
目標①について
DPC の理解が得られず、突然に当院にない診療科への他院受診して何週間分もお薬を頂いて来ら
れるケースがみられた。改善策として、入院案内に DPC の案内を掲載する方向で進んでいる。血液透
析患者では、週 3 回の自宅受け入れ困難や透析通院せずに状態悪化を繰り返し、再入院時に長期入院
化する事例がある。また、法人内の転院待機期間が長く、DPC の特徴が活かせていない。改善策として、
全部門の意見を取り入れた退院調整フロー作成に至った。今後、カンファレンスで事例を重ねて、チームメ
ンバー相互のアプローチで退院支援体制を強化したい。
目標②について
外来からフォローしている患者は計画的な指導が行なえる。しかし、緊急導入患者では、指導内容の理
解に時間を要している。今年はケーススタディ・看護研究・ラダーレベルⅢ研修を通して、ノートやカンファ
レンスで随時に情報共有している。今後も、固定チーム内で連携した指導に向けてパンフレットや指導方
法をさらに見直し、多職種で指導の進行状況や相談していることが確認できるシートを検討していく。
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病院年報
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目標③について
教育委員を通じて現場に即した詰所勉強会が行えた。特に患者への自己管理指導に関するテーマ
では、新しい知識・再確認したい知識が得られる場となり、患者指導に還元できている。また、毎
月の補助者勉強会によって看護補助者の病室担当への意識向上に繋がったが、担当看護師側のリー
ダーシップが弱い面がある。改善策として、今日の担当として患者への挨拶を看護補助者にも促し、
看護師・看護補助者間のミニカンファレンスによって情報共有、協働を確認していく。
4. 委員会活動
医療安全管理委員会、感染防止対策委員会、衛生管理委員会、褥瘡対策委員会、輸血療法委員会、
栄養委員会、栄養委員会、NST委員会、患者権利委員会、接遇委員会、図書委員会、看護部教育
委員会、看護研究委員会、看護部業務委員会、看護部記録委員会、クリニカルパス委員会
5.研修・研究
①部署内研修(毎月 1 回以上)
シャント管理について・フィジカルアセスメントの基礎編・NST(摂食機能療法・ST廻診)
ついて・急変時対応(気管内挿管時の介助)と救急カート内の薬剤について・ネフローゼについ
て(症例検討含む)
・針刺し事故防止について・看護記録(事例に沿って)
・腎不全保存期指導に
ついて・Wルーメン挿入中の管理について・疼痛緩和に用いる小型シリンジポンプ(テルモ)の
取り扱いについて・褥瘡管理について・手術前看護(全麻・腰麻)
・理(結核について)
・急変時
の対応(挿管介助)
・NPPVの管理・看護必要度テスト・シャント管理(看護研究)
腹膜透析シリーズ(基礎からステップアップに向けて:術前術後管理、CAPD・APDの手技
とスタッフモード管理、日常生活指導、災害時対策など)
②院外研修
感染管理(教育とチーム医療)・クレーム対応・災害看護・病院管理職研修・褥瘡管理・エンゼ
ルケア・日本透析学会・近畿看護研究学会・看護実践研究会・関西CAPDセミナー・CAPD
ステップアップセミナー(心理支援・症例検討・情報交換)
・BLS・ICLS・介護職研修・
兵庫県看護大会・3 年目パワーアップ研修・法人内研修(管理者・プリセプター支援・看護記録・
スキンケア・接遇)
③卒後 2 年目ケーススタデー発表
「腎不全保存期・導入期指導-家族に透析患者をもつ患者のケース-」
④院内看護研究
「内シャント作成患者における観察表の活用-局所麻酔剤と圧迫ガーゼ除去の管理を確実に行う
ために-」
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協立病院
6.東4階病棟
課長代理
吉田
千寿子
1) 概要
病床数 50 床の整形外科病棟で、対象疾患は外傷が大部分を占め、主なものは大腿骨頸部骨折・下
腿骨骨折・橈骨遠位端骨折や胸腰椎圧迫骨折などです。手術は観血的整復固定術・人工骨頭置換術・
人工膝関節全置換術・人工股関節全置換術や関節鏡などが行われています。年齢層は、さまざまで特
に高齢者の方が多く近隣の病院、医院、施設からの入院も多く受け入れています。スタッフは、看護
師 19 名、看護補助者 4 名クラーク 1 名の総勢 24 名です。勤務体制は、2 交代で夜勤は 3 名で行って
います。
2)目標
<平成 22 年度>
①看護の役割を再認識し、DPC の適切な運営に参画する。
②専門性を発揮した質の高い看護を提供する。
③患者・職員の満足度が高まる環境改善に取り組む。
3)活動
【目標①について】
固定チームナーシングの導入にて担当看護師が責任をもって情報収集し家族の意向に沿った退院
計画を入院時より立案し、必要に応じて早期より MSW を介入した退院調整ができたと考える。更
に今年度はクリニカルパスを充実させ、DPC の適切な運営・新体制への経営参画ができるよう取
り組みたい。
【目標②について】
固定チームナーシングの研修に主任の立場として参加し各部署への伝達講習やマニュアル作りを
推進できた。固定チームの運営についてはまだ全スタッフが十に理解できておらず機能を発揮する
までには至らなかった。又チームリーダーが業務分担やサマリーのチェックだけに終わってしまっ
ており、チームの患者一人一人に目を向けた個別性のある看護指導が十分になされなかった。今年
度はしっかりチーム目標を立てそれに向かって看護補助者と協働し、継続した看護が実践できるよ
う取り組みたい。また患者や家族、他職種との連携を取りながら退院調整ができるように努め、固
定チームナーシングの定着を図りたいと考える。研修に関しては院内教育が充実しており院外への
研修参加は少なかった。今年度は整形外科特有の看護についてスタッフの能力・目標に合わせ推進
し、研修参加後は病棟内へ必ずフィードバックできる教育体制を取れるように努めたい。
【目標③について】
看護補助者も各チームに振り分けたことで、業務整理ができ看護師の記録時間の確保ができ残業削
減に継げることができた。また朝礼での申し送りの短縮化を図ったことでベッドサイドに行く時間
が増え、患者には満足のいくケアの提供ができたと考える。まだまだ業務を見直す部分はあり、今
年度の機能評価に向けての取り組みの中でチーが団結し働きやすく、安全な看護を実践できる職場
作りへの活動を展開したい。
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病院年報
2010
医療法人 協和会
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協立病院
4)参加委員会参加状況
協立運営委員会、教育委員会、医療安全管理委員会、褥瘡対策委員会、NST 委員会、
輸血療法委員会、手術室運営委員会、衛生管理委員会、防災設備委員会、栄養委員会、
患者権利委員会、病棟 ICU 運営委員会、接遇委員会、図書委員会、教育プリセプター委員会、
看護研究委員会、業務委員会、記録委員会、互助会、感染防止対策委員会、クリニカルパス委員会、
5)研修・研究
①研修:1)院外研修
県看護協会主催:生活をつなぐ退院支援(スムーズな地域連携のために)
新人看護師のための医療事故防止
東阪神支部
:東阪神支部総会
日総研
:忙しさ・マンパワー不足に対応する固定チームナーシングの実践
法人内研修
:老人看護を極める
プリセプター研修・プリセプター支援研修・看護記録研修会
スキンケア研修・ケーススタディのまとめ方
統計処理・卒後 3 年目パワーアップ研修・看護管理実践報告会
新人接遇研修・接遇フォローアップ研修・1 年目振り返り研修
2)部署内研修
関節鏡手術について(看護師)
自己血輸血(ヘモクイック)(業者:テルモ)
大腿骨頚部骨折・脊椎疾患・膝疾患と看護(看護師)
クリニカルパスについて(看護師)
CPM について(業者:グリーンホスピタル)
移乗動作・体位変換(看護師)
肺炎の病態と看護(看護師)
ポート管理(山本医師)
クレキサンについて(業者:科研製薬)
②院内看護研究
1)人工骨頭置換術後の体位変換時の苦痛軽減の効果
~外転箱改良前後の看護師を対象にした比較検討~(吉田・藤田)
2)卒後 2 年ケーススタディ:大腿骨骨幹部骨折の患者
~再骨折予防の退院指導を行って~(藤原・森田和)
③院外研究発表
1)第41回 日本看護学会(発表):
人工骨頭置換術後の体位変換時の苦痛軽減の効果
(H21 年度院内看護研究で発表したもの:門脇・大地)
2)第 1 回 医療法人協和会 学術会(示説展示)
:
人工骨頭置換術後の体位変換時の苦痛軽減の効果
(H21 年度院内看護研究で発表したもの:門脇・大地)
3)東阪神支部
看護研究発表会:
アルツハイマー型認知症患者の早期自宅退院に向けての関わり
(1 年目ケーススタディ:赤川・藤田)
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協立病院
7.西3階病棟
課長代理 小林 真理
1) 概要
当病棟は、虚血性心疾患(狭心症・心筋梗塞)
・心不全・洞不全症候群等の循環器疾患患者の、入
院を主とする循環器内科病棟です。病床数 59 床を有し、うち 5 床は観察室としておもに心臓カテ
ーテル検査・経皮的冠動脈形成術・スワンガンツカテーテル・大動脈内バルンパンピング・ペース
メーカー植え込み術等特殊検査や治療を行なう重症患者を対象に受け入れております。また、東阪
神地区での循環器救急体制の当番病院であり、24 時間の救急受け入れ体制を実施しています。さら
に、循環器の医師を中心に、睡眠時無呼吸症候群の検査入院患者の入院も個室対応で受け入れてい
ます。
スタッフは、看護師 27 名、看護補助者 6 名、クラーク 1 名の 34 名で、夜勤は 2 交替制で 3 名で
行っています。
2) 目標
①固定チームナーシングを定着させ、効率的な病棟運営につなげる
1) 他職種との連携をとり、入院早期から退院調整に関わることができる
2) コミュニケーションのとれた働きやすい職場環境をつくる
②循環器専門看護・ACLS の知識・技術を高め、看護の実践に生かすことができる
3) 活動
【目標①について】
看護方式をチームナーシングから固定チームナーシングに変更し、スタッフ一人一人が自分の受
け持ち患者としてゆっくりと向き合うことができるようになっています。また、チーム内でカンフ
ァレンスを密にもつことでスタッフ同士のコミュニケーションがとれよい環境ができています。
チーム全体でいろいろな職種が一人の患者の退院調整に関わることで早期退院できる患者が少
しずつではありますが増えつつあります。
【目標②について】
循環器疾患に関する勉強会を、教育委員が中心となって毎月定期的に開催し、院外に個人で参加
した研修についても、そのつど病棟で資料を作成し伝達講習するなど知識の向上に取り組んでいま
す。また、勉強会には医師が必ず同席し、みんなでディスカッションし、さらに、ペースメーカー
植え込み術や大動脈内バルンパンピングなど専門的な勉強会では、業者によるスライドを使用した
ものや、実践できるもので、より専門的な知識を深めることができました。
ACLS の講習にも 2/3 以上のスタッフが参加し、インストラクターへも 1/3 のスタッフが資格をと
るなど積極的に技術の向上に努め、急変時にも慌てる事なく対応できるようにしています。
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病院年報
2010
医療法人 協和会
Kyowa
協立病院
4) 委員会活動
運営委員会、医療安全管理委員会、教育委員会、プリセプター委員会、褥瘡対策委員会、
感染対策委員会、NST(栄養管理)委員会、看護研究委員会、記録委員会、クリニカルパス委員会、
業務委員会、衛生管理委員会、栄養委員会、接遇委員会、図書委員会、ACLS 委員会
5) 研修・研究
①院外研修
管理者研修、監督職研修、臨地実習指導研修、BLS、ACLS、プリセプタ-研修、
教育院内プログラム、心電図、心不全、不整脈、看護記録、看護研究、統計、安全管理、
新人教育システム、新人フォローアップ研修、スキンケア、リフレクション、
フィジカルアセスメント
②卒後1年目ケーススタディ
「急性心筋梗塞後の患者への退院指導
-パンフレットを用いた生活指導を行って不安の軽減をはかる-」
③研究院外発表 兵庫県看護協会実践研究発表会
「心臓カテーテル検査・冠動脈形成術時の個別的な不安の実態調査
-オリエンテーションを通して-」
④部署内研修
実施月
テーマ
4月
・摂食機能療法
5月
・BLS、ACLS
実施月
テーマ
10 月
・不整脈(AF、Af)
11 月
・不整脈(VF、VT)
・不整脈(Ⅰ~Ⅲ度ブロック)
12 月
・ペースメーカー(業者)
・救急薬品について
・心筋梗塞、PCI
1月
・DC
・狭心症、CAG
・心不全
・BLS・ACLS
・ポート植込
・IABP(業者)
2月
・スワンガンツカテーテル(業者)
3月
・嚥下リハビリ
・インシデント・アクシデントの書き方
6月
7月
8月
9月
・DPC について
・十二誘導
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病院年報
2010
医療法人 協和会
Kyowa
協立病院
8.西4階病棟
課長
内田
敏江
1) 概要
西4階病棟は外科病棟として機能しています。ベッド数は 50 床を有し内 5 床は観察室として主
に術後の患者様や重症患者様に対応しております。入院患者様には消化器外科を中心に手術を受け
られる方や特殊検査や特殊処置受けられる方、抗がん剤治療や終末期の方がおられます。また、協
立病院は 24 時間救急対応であるため、昼夜を問わず緊急手術に対応出来る体制をとっており、病
棟も緊急の術後患者様の対応をさせていただいております。
看護体制は、固定チーム制にプライマリー看護を取りいれ、チームリーダー看護師を中心にプラ
イマリー看護を展開しています。
2) 目標
①他職種と連携強化を行い、積極意的に DPC に参画する。
②専門性を活かした質の高い看護を提供する。
③患者・職員が満足の得られる職場環境の充実。
3) 活動
【目標①について】
毎日のケアカンファレンスを行い、問題点を見出し看護介入に結びつくように心がけ、他職種と
の合同カンファレンスを行う事でチーム医療としての情報の共有化が図れました。手術件数の多い
鼡径ヘルニア、腹腔鏡下胆嚢摘出術はクリニカルパスを使用し、外来から治療看護についての説明
を行い患者が治療に参画する体制が充実しました。DPC の診断群の選択も適正に行われました。
【目標②について】
院外・院内の研修に積極的に参加し、伝達講習を行うことで現場に活かす事ができました。また、
認定看護師とも連携をとり、専門的な知識・技術の習得も取り入れ専門性が高まったと言えます。
昨年から画像を取り入れたパンプレットを作成し、退院指導を行なっていますが、個別的の高い看
護となっており、今後はさらに患者全員に個別的な看護ケアができる事を目指したいと思います。
【目標②について】
医師・看護師・栄養士・理学療法士・薬剤師等其々が合同カンファレンスから専門的な分野から
介入ができ患者満足に結びつきました。また、固定チームにプライマリ看護を取り入れた事で、患
者との信頼関係が高まり患者・家族が満足の得られる環境になったと考えます。
4) 委員会活動
運営委員会、医療安全管理委員会、教育委員会、褥瘡対策委員会、感染対策委員会、NST(栄養
管理)委員会、看護研究委員会、記録委員会、クリニカルパス委員会、業務委員会、ICU 運営委員
会、衛生管理委員会、栄養委員会、接遇委員会、図書委員会
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病院年報
2010
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5) 研修・研究
①院外研修
「忙しさ・マンパワー不足に対応する固定チームナーシングの実践」
「フィジカルアセスメント」
「看護記録力を向上させる2日間」
「患者権利と倫理考慮」「臨地実習指導」
「医療事故防止」
「終末期における看護の役割」 「がん化学療法の基礎知識」 「近畿地区看護研究学会」
②院内看護研究発表
ICU における術後せん妄の出現状況の実態調査
-日本語版ニーチャム混乱・錯乱スケールを使用してー
③卒後 2 年目ケーススタディ
人工肛門造設後の家族に対する面板交換指導
人工肛門造設患者の退院指導
-認知小にて人工肛門の理解がない患者への関わり-
⑤部署内研修
実施月
テーマ
実施月
テーマ
4月
・
救急看護シリーズ①
挿管の実際
10 月
・
・
シャントについて
看護記録添削事例③
5月
・
・
嚥下困難と機能訓練
フィジカルアセスメントシリ
ーズ
12 月
・
・
気管内挿管介助、固定について
感染予防と対策
6月
・
救急看護シリーズ②
異常の心電図
1月
・
緩和ケアについて
・
脳梗塞と脳内出血について
2月
・
固定チームナーシングについて
・
術後せん妄・コミュニケーショ
ンの取り方
看護記録添削事例 ➀
・
・
・
看護記録について
ストーマケア④
看護記録添削事例
3月
・
ストマケア
8月
9月
・
②
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9.西5階病棟
課長
大本
幸子
1) 概 要
当病棟はベッド数 51 床で、主に泌尿器科・消化器内科の患者様を受け入れています。泌尿器科では
経尿道的前立腺切除術(TUR-P)や経尿道的膀胱腫瘍切除術(TUR-BT)をはじめ、膀胱全摘術・尿
管皮膚瘻、腎臓摘出術、前立腺全摘術、体外衝撃波結石破砕術などの手術目的の入院や前立腺生検な
どの検査目的の入院を受け入れています。消化器内科では、CF(下部消化管内視鏡)検査目的の入院
も多く、紹介患者様も多く受け入れています。内視鏡検査では静脈麻酔をして検査を受けることもで
きるようになり、苦痛なく検査を受けたい方にはおすすめです。
また、
「人間ドック」の精密検査一泊コースも受け入れています。
看護体制は、現在、スタッフ 28 名(内訳:看護師 20 名、看護補助者 6 名、クラーク 1 名)と看護
補助者の派遣社員 1 名で、夜勤 3 名の2交替制で勤務しています。
2) 目 標
① 病院経営に全員が参画するために努力する。
② 看護職が働き続けられる職場環境作りを目指す。
③ 安全で信頼できる看護実践を実施する。
3) 活 動
【目標①について】専門分野のベッドコントロールについては、泌尿器科カンファレンスで翌週の
入院患者様のチェックと現在入院している患者様の退院予定をチェックして調整を行い
ました。また、パス委員を中心に新たに患者様用パスを作成して計画的な入退院を目指す
ための手段としました。パスの見直しは今後も続けていきます。
【目標②について】専門的知識・技術を習得するために部署内勉強会を最低月 1 回は実施し、確実
に進めていきました。泌尿器科の入院に対応するために週 1 回泌尿器科カンファレンスを
実施し、情報交換をするとともに、疑問点はその場で泌尿器科医師によるミニ勉強会をし
て解決しています。受持ち患者様の状態を充分把握し自信を持って看護実践を行うことで、
個人のやりがいに繋がったと思います。また、消化器内科の入院に対応するために内科医
師の勉強会を定期的に企画し、スタッフのスキルアップを目指し効果がありました。
【目標③について】固定チームナーシングの推進により、受持ち患者様に対して積極的にコミュニ
ケーションを図り、患者様や家族と信頼関係を構築しようと努力しました。
4) 参加委員会
安全管理委員会、教育委員会、感染対策委員会、褥瘡対策委員会、記録委員会、看護研究委員会、
業務委員会、手術室運営委員会、栄養委員会、接遇委員会、NST 委員会、クリニカルパス委員会、衛
生管理委員会、図書委員会、診療改善委員会、薬事審議委員会、倫理委員会、地域連携委員会、患者
権利委員会、ケモ委員会
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病院年報
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5) 研修・研究
① 院内看護研究発表
「行動制限に対する看護師・患者家族への意識調査に基づく看護師の意識・行動の変容」
② ケーススタディ(2 年目)
「尿管皮膚瘻造設術を受けた患者との関わり
-パンフレットを用いての指導-」
③ 東阪神看護研究発表会(示説発表)
「下肢関節拘縮により側臥位を強いられる患者の体圧の変化
-ポジショニングの重要性-」
④ 主な部署内勉強会
実施時期
テーマ
実施時期
テーマ
4月
ウロストマについて
10 月
フィジカルアセスメントについて
5月
バルンカテーテルについて
11 月
ESD の看護について
6月
麻薬・疼痛コントロールについて
12 月
腎臓摘出手術
7月
ESD 褥瘡について
1月
フェントステープについて
8月
人工呼吸器
2月
前立腺全摘術後看護について
9月
尿管・尿道ステントについて
3月
トランスファーについて
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第4部 医療技術部門
Contents
1.検
査
科
2.内 視 鏡 科
3.視能訓練科
4.放 射 線 科
5.薬
剤
科
6.栄
養
科
7.リハビリテーション科
8.臨床工学科
9.診療情報管理室
10.地域医療連携室
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病院年報
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1.検
協立病院
査 科
科長
藤田
泉
1) スタッフ
臨床検査技師総数 14 名
2) 主な業務紹介
① 検体検査部門
電子カルテにより、検体検査部門(一般・生化学・血液)では、各外来・病棟・医師の端末機に
てより迅速に検査結果を報告し、さらに検査データの時系列やグラフ化が可能になり、多角的検査
情報が提供できるようになりました。
また 2011 年 3 月には便潜血の定量測定ができるようになり今後臨床に役立つと思われます。主要
項目については、院内で 24 時間体制を実施しており、内・外部精度管理の実施により正しい診断情
報を提供しております。精度管理に加え自動血液分析装置の精度を強化するために機器メーカーの
校正を実施しています。また、認定輸血検査技師、健康食品管理士も取得し各委員会で活躍してい
ます。
② 生理検査部門
緊急時に対応すべくいつでも検査のできる体制をとっています。電子カルテ導入で報告書は検査
後直ちに入力することにより、各外来・病棟・医師の端末機にて閲覧可能となっています。
また、超音波検査については学会認定超音波検査士(消化器領域 2 名、循環器領域 3 名)を 5 名配
置しており、血管エコー検査(頸部血管,四肢血管)も行っています。
3) 取り組み
常に精度・正確度の高い検査結果を迅速に報告することを努めるとともに、クリニカルパスや院内
感染対策の一環として積極的に情報提供を行い、チーム医療における検査科の役割を担っていきたい
と考えています。
◆ 検査体制・組織図
検査科
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生理機能検査
超音波検査
免疫血清検査
生化学検査
病理検査
細菌検査
血液検査
一般検査
4) 2010年度検査科業務成績 は第7部資料10.医療技術部データをご覧下さい。
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2.内 視 鏡 センター
主任
阿賀 裕之
1) スタッフ
内科医6名(内訳 非常勤 1 名)
・外科医 4 名・臨床検査技師1名(消化器内視鏡技師)・看護師7
名(内訳 消化器内視鏡技師2名)
2) 業務内容
上部・下部消化管内視鏡検査、内視鏡的粘膜切開・剥離法(胃 ESD)内視鏡的逆行性膵胆管造影法
(ERCP)
、内視鏡的静脈瘤結紮術(EVL)
、内視鏡的乳頭括約筋切開術(EST)
、経皮内視鏡的胃瘻造
設術(PEG)、ポリープ切除術、内視鏡的消化管止血術、ステント挿入術、食道ブジー、内視鏡的粘
膜切除術(EMR)等を行っています。尚、緊急検査(消化管出血・異物誤飲等)は随時行っています。
検査・手術予定
月
火
午
水
木
金
上部消化管内視鏡検査/S 状下部消化管内視鏡検査
前
午
PEG
後
ERCP
全大腸内視鏡検査
全大腸内視鏡検査
ERCP
全大腸内視鏡検査
PEG
ERCP
3) 特 徴
①多岐に渡る内視鏡的検査・治療が行えます。
②意識下鎮静法(セデーション)で検査可能です。
(リカバリー室完備)
③ESD・EVL・EMR・PEG・EST 等の内視鏡的手術も可能です。
④検査結果は電子カルテに取り込まれ、検査終了後、直ちに診察室にて聞く事が出来ます。
⑤緊急検査及び緊急処置は随時行っています。
⑥検査は、患者様の待ち時間短縮の為、予約制となっています。
4) 今後の取り組み
地域の病院・医院との連携を深め貢献出来るよう、迅速に検査予約をとり、検査結果を返却出来る
様に努力したいと思います。
また、学会参加、カンファレンスを行い、医師とも積極的に情報交換を行いながら、より高度な医
療提供が出来るよう努めていきたいと考えています。
5)2010 年度内視鏡センター集計は第7部資料10.医療技術部データをご覧下さい。
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3.視 能 訓 練 科
主任
松山 貴
1) スタッフ
主任以下、視能訓練士 5 名
2) 概要
協立病院視能訓練科での専門的な検査(視野検査・白内障手術前検査・眼鏡処方検査・斜視弱視検査な
ど)は、患者様の待ち時間をなくす為に平日の午後と土曜日の午前に予約制で行っています。
また、緊急及び近隣の医療施設からの検査依頼は迅速に対応いたします。
斜視、弱視の患者様の多くは小児であり、そのほとんどが学童健康診断、3 歳児健康診断、眼科医
院からの紹介で来院され、その症状に応じた治療を行っていますので、幅広い症例に対応する事がで
きます。平成 23 年 1 月から兵庫医科大学で斜視弱視外来されている医師が当院にて毎週火曜日に斜視
弱視外来、第 4 火曜日に斜視弱視の手術を行うようになりさらに充実いたしました。
平成 22 年度は視能訓練士実習病院として大阪医専 4 年生 7 名と 2 年生 3 名の実習生を指導いたしま
した。
3) 特 徴
光干渉断層計(ZEISS 社製 シラス HD-OCT)を平成 19 年 11 月に導入し、黄斑部網膜の断層撮影で黄
斑部疾患に対して定量的測定が可能になりました。平成 20 年 7 月に新たに視神経乳頭周辺の網膜繊維
層厚が解析可能になり、3D 構築、神経線維層厚の年齢別正常データベースとの比較もでき、緑内障に
よる視野欠損が現れる前の早期診断ができるようになりました。
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4.放 射 線 科
科長代理 金澤 伸祐樹
1) スタッフ
常勤医師1名、非常勤医師2名、診療放射線技師12 名、受付 1 名
2) 特 徴
最先端医療画像技術が診断や治療に活かせる環境を提供出来るように努めています。また、女性技
師が2名勤務しており女性の患者様や小児に優しい環境を提供出来るよう工夫をしております。
MRIは 1.5 テスラー高磁場 MRI 装置(PHILIPS 製 Achieva)を導入しております。さまざまなシ
ーケンスで鮮明な画像が撮影可能で、高い診断能でありながら短い撮影時間で検査が可能です。CT
は16列のMDCT(GE 製
Bright speed)を導入し、独立型画像処理用ワークステーションで三
次元画像処理を行い、病変部を忠実に画像化することで、正確な診断や治療が行えます。アンギオ装
置はフラットパネル・ディテクタ(半導体検出器)を採用する(GE製 INNOVA3100)を導入してお
り、全身嶺域での微細な血管病変を、高品位に低Ⅹ線量でフルデジタル撮影する事が可能で、IVR な
どの治療にも威力を発揮しています。X線TV装置にもフラットパネル・ディテクタ(半導体検出器)
を搭載する日立メディコ製 DHF-158HⅢ(V)を導入しており、消化管の検査でも低Ⅹ線量でフルデジタ
ル撮影を行っております。また、平成20年4月より PACS(富士フイルムメディカル社製 Synapse)
を導入し、院内はフイルムレスでの運用を行っており、電子カルテとの連携で、院内どこからでも画
像が確認でき、迅速な診断や治療に役立っています。
3) 設置装置一覧
名
称
作製社名・形式
設置
MRI 装置
PHILIPS 社
Achieva1.5T
平成 17 年
CT 装置
㈱GE横河 BrightSpeed Elite
平成 19 年
血管撮影装置
㈱GE横河 INNOVA3100
平成 16 年
結石破砕装置
リチャード・ウルフ社
平成 16 年
X線TV装置
㈱日立メディコ DHF-158HⅢ
平成 20 年
CR 装置
富士フイルム FCR Speedia CS
平成 22 年
一般撮影装置
㈱日立メディコ GHF-S-155H2
平成 11 年
一般撮影装置
㈱日立メディコ GHF-S-155H2
平成 9 年
移動型撮影装置
㈱日立メディコシリウス 125MX
平成 20 年
移動型撮影装置
㈱日立メディコシリウス 125MX
平成 8 年
外科用イメージ
㈱GE横河ステノスコープ 9000MDA Plus
平成 12 年
ピエゾリス 3000
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5.薬
協立病院
剤 科
科長
樋口 善次
1)スタッフと業務体制
薬剤師 20 名、助手1名(入院投薬調剤 9 名、入院注射払出2名、外来癌化学療法ミキシング 2 名、
薬剤管理指導6名(専任3名、兼任3名))
2)業務体制
①チーム専任業務:薬剤科内3チーム体制をとる
チームA(薬剤師6名)
:薬剤管理指導業務、注射剤発注業務、在庫管理システム管理
チームB(薬剤師6名)
:薬剤管理指導業務、外用剤発注業務、血液製剤(輸血以外)管理、薬品請求
用事購入出庫管理、物品管理
チームC(薬剤師6名):薬剤管理指導業務、内用剤発注業務、錠剤一包機管理、在宅薬品テルモ
検品管理
②兼任業務:各チームの薬剤管理指導業務薬剤師合計6名を除いた10名で担当
投薬調剤監査、錠剤優先、散剤優先、注射払出、DI、IVH・ケモミキシング、
③夜勤:入明体制(2 交替)にて、24 時間体制に対応
3)業務内容
①入院投薬調剤(電子カルテオーダーリングシステム活用)
:
医師直接入力(入力時に適応量上限チェック・相互作用禁忌チェックがかかりメッ
セージ処理される)の定期・臨時処方は薬剤科に出力され、オーダーリングシステ
ムの「オーダー状況の確認システム」を利用して処方監査される。原則、一包化調
剤される。定期投薬日の定期投薬処方は、薬剤科において病棟配薬用与薬車へ一回
分ずつ一日単位のケースへセットされ、病棟での与薬管理を容易にしている。
②入院注射払出(電子カルテオーダーリングシステム活用)
:
患者ごとに個人払出(1本払出)をおこなっている。電子カルテオーダーリングシ
ステムにより医師直接入力の定期・臨時処方は薬剤科に出力され、処方監査と同時
進行にて払出作業が行われる。薬剤師2名により注射剤ピッキング作業が行われ、
2~5名にて監査が行われる。また、注射の1回分ごとに、オーダーシール(患者
氏名、施行日、処方内容3種が印字)が発行され、注射・点滴の施行業務を確実な
ものとしている。
③薬剤管理指導(電子カルテ薬剤管理指導システム活用):
チーム別の病棟担当制(チーム内ローテーション制)により、担当病棟の専門科目
に沿った専門薬剤師育成がなされる。指導は処方変更時等必要時随時行う。薬剤管
理指導依頼箋発行の患者に対して行い、電子カルテ活用により薬歴自動作成、指導
管理に必要な情報を収集し、指導実施後記録を電子カルテに書き込んでいる。指導
内容は医師・看護師にも閲覧され、情報の共有により、医師・看護師との相互理解
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病院年報
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協立病院
がなされる。退院時には、薬剤の画像データ入り薬剤情報説明紙を発行し、退院薬
とともに患者様のベッドサイドにて退院時服薬指導を施行している。
④外来癌化学療法ミキシング業務:
ケモ委員会にてプロトコールを審査認定された癌化学療法のプロトコール管理と処
方薬剤中の抗癌剤のミキシングと抗癌剤の副作用注意点を中心とした面談指導を行
う。
⑤DI(薬剤情報)業務:
DIニュース(月1回3部、医局・薬剤科・他各部署)の発行と回覧。薬剤識別(電
子カルテに記録)。緊急安全情報(医局向け)の発行と回覧と院内メールによる情報
伝達。副作用情報、新規採用情報、採用中止情報、医薬品流通不良情報、医薬品回
収情報などの、情報紙発行と院内メールによる情報伝達。院外処方箋に対する調剤
薬局からの疑義紹介応対とデータベースへの記録と、処方医師へのエラー注意喚起
をフィードバック
4)研修・研究:
①薬剤科勉強会:新薬説明会(月1~4回)
、各種学会、薬剤師会への研修会へ参加
②がん薬物療法認定薬剤師(日本病院薬剤師会) 認定取得 松川美和
③がん化学療法認定薬剤師(日本病院薬剤師会近畿ブロック) 認定取得 松川美和
④薬学 6 年制実務実習指導薬剤師〔(財)日本病院薬剤師研修センター〕認定取得 5 名
⑤日本病院薬剤師会認定¥指導薬剤師 5 名(上記④に重複取得)
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6.栄 養 科
科長
岡崎
智子
1) スタッフ
病院 管理栄養士 6 名
給食業務委託会社 24 名(管理栄養士 3 名 栄養士 2 名 調理師 8 名 調理従事者 11 名)
2) 業務内容
① 給食管理業務
栄養科は医技部に所属し食事療養Ⅰの基準のもと 1 日平均、約 560 食の入院患者食、及び外来透
析患者食、月平均約 280 食を提供しています。夕食は6時以降の配膳を行い、温冷配膳車の採用
による適時適温給食を実施しています。
給食業務は給食会社に業務委託し専門性を高め質の向上に努めています。
食事は手作り料理を中心に安全性に配慮した料理の提供をモットーに日々、患者様のニーズにあ
った食事の提供を心がけています。
それぞれの疾病に合わせた治療食(特別食加算)の種類は 15 種類以上におよびます。食事形態は
患者様の喫食レベルに合わせ、キザミ食・ゼリー食・ミキサー食・嚥下食を用意し咀嚼困難・嚥
下困難な患者様への細かい対応を行っています。
また、サービスの一環として各種行事を設け、四季折々の行事に応じた献立・食事サービスを
提供し、患者様に快適な入院生活をおくって頂けるように食事面からのサポートをしています。
患者サービスの事例
行
事
行事・サービス内容
食
月 1 回、四季折々の行事をイメージした献立
季節の食材を使用
メッセージカードも添付
おやつ提供
月 1 回、手作りおやつを栄養科スタッフが配布
行
事
選択メニュー食
お誕生日膳
希望する食事をメニューから選択
常食は週 5 日、その他の食種は月 4 回実施
(一部の食種を除く)
カードを付け、主食を赤飯にて提供
【行事食の一例】
2 月 節分
7 月 七夕
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【おやつ配布の一例】
4月 桜ゼリー
12 月 クリスマスケーキ
② 栄養管理業務
患者様の栄養状態がタイムリーに把握できるように昨年度見直しした『栄養管理計画書』はよ
り充実した内容となりました。今では多職種で患者様の栄養状態の改善を図るための検討材料と
なり、医師、病棟看護師、NST委員会などと連携を取り、より綿密な栄養管理を行うことを実
現しています。また、随時、NSTカンファレンス等で栄養評価を行い継続的な栄養管理を心が
けています。
入院中の食事においては個別対応を充実させ、喫食率の低下した患者様にはハーフ食や 2/3 食
に高カロリー・高蛋白質・微量栄養素に配慮された食品を付加するなど、栄養状態の改善を図っ
ています。また、患者様の食事に関してのご要望を出来る限り可能にするよう給食業務委託会社
共々努力を重ねております。
③ 栄養食事指導業務
予約制にて随時、医師からの指示を受け実施しています。患者様の情報は電子カルテを活用し、
患者様の病状、生活習慣、食習慣と向き合い、食事内容の改善を図ることができるように食事の面
から指導、サポートしています。
また、開業医さまからご紹介頂いた患者様の栄養食事指導を行う体制を整えお受けしております。
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協立病院
3)活動
病棟には担当の管理栄養士を配置し、それぞれの病棟でのカファレンスに参加して、病棟スタッ
フとの連携を蜜に取っています。担当管理栄養士は患者様の病状、栄養状態、喫食状況を把握した
上で必要に応じて患者様を訪問しています。ご要望の聞き取りや栄養食事指導を行い食事面での病
状改善の働きかけ、また食事摂取量アップのための検討を行っています。
また、特定保健指導にも携わる管理栄養士も配置し、動機づけ支援及び積極的支援対象者の方々
にもご指導申し上げメタボリックシンドローム対策を実施しております。
4) 今後の取組み
入院患者様にとっての食事は楽しみの一つでもあり、食事摂取による栄養状態改善は早期の疾病
治癒にも大きく影響します。栄養科は患者様、お一人おひとりの病状に合わせた栄養食事指導と、
きめ細やかな配慮のある病院食の提供を行うことを最重要目標として取り組んで行きたいと考えて
います。さらにNST委員会、褥瘡対策委員会と連携をとり管理栄養士としての専門性を活かし、
栄養改善を果すことに日々努力していきます。
栄養食事指導においては、入院患者様に対して管理栄養士の立場から指導が効果的であると思わ
れる患者様をピックアップして積極的に栄養指導を実施するシステム作りを行いました。その結果、
栄養指導件数のアップを図れてまいりましたので今後はこのシステムを定着させるとともに更なる
指導件数アップを心がけたいと思います。また、来年度は集団栄養指導の実施に向け体制作りを強
化して行きたいと考えております。
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7.リハビリテーション科
主任
梶本
千鶴
1) スタッフ
常勤医:1名 非常勤医:1名 理学療法士:6 名 事務員:1名
2) 施設基準
運動器リハⅠ 脳血管リハⅢ 認定理学療法士(呼吸)
3) 動向
骨関節疾患では例年同様に大腿骨頚部骨折・脊椎圧迫骨折などが多くみられる。中でも以前に同疾
患での既往がある方や脳梗塞の既往のある方の転倒骨折が見られる。自宅での転倒に加え、施設入
所中の転倒骨折も増加しており、退院後の生活についても他施設との情報共有や連携した目標設定
が必要であり今後の課題となると考えられる。
また内科・循環器科の入院や高齢者の外科手術後の廃用によるリハビリ適応患者も増加してきて
いる。それぞれの疾患に対しての知識やリスク管理が必要とされており、院内での他部署との細か
な情報交換も重要となる。
4) 展望
高齢化により重篤な合併症のある患者の増加に伴い、早期からの介入が必要とされてきている。
転倒予防、拘縮予防など「予防」の観点から関わっていけることを目指す。
5) 方針
=疾病・障害の予防に役立つ治療・訓練を=
研究テーマ
・脊椎圧迫骨折の傾向と予防策
・より実用的で実践的な患者指導の方法
6)運動器・脳血管障害・廃用症候群 算定疾患別症例数(H22 年度)
運動器
脳血管
廃用症候群
運動器
脳血管
廃用症候群
4月
34
9
20
10 月
26
9
26
一日平均 外来件数
入院件数
一日単位
5月
40
3
19
11 月
42
3
14
6月
40
3
22
12 月
33
5
22
22 人
62 人
76 単位
PT 一人当たりの平均単位 15 単位
- 83 -
7月
35
4
21
1月
54
4
32
8月
29
8
20
2月
39
2
17
9月
35
3
20
3月
47
4
27
病院年報
2010
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Kyowa
協立病院
8.臨 床 工 学 科
科長
三谷 裕彦
1) スタッフ
臨床工学技士総数 9 名
2) 主な業務紹介
① 人工透析
協立病院透析センターは現在34台の人工透析装置により、腎不全の患者様に人工透析を施行
しております。現在月曜日から土曜日まで毎日2クール(【昼間】9:00 穿刺開始【夜間】15:00
穿刺開始、22:00 透析終了)となっております。当院での平成 20 年透析導入患者数は 28 名で、
平成 21 年12 月末で132名の透析患者様がいらっしゃいます。また、第2協立病院透析センタ
ー(人工透析装置56台 月曜日~土曜日 毎日1クール 9:00 穿刺開始)とも連携しており、
第2協立病院透析センターと合わせると約250名の透析患者様を維持透析しています。透析セ
ンターでの臨床工学科の仕事は、人工透析の回路の準備、透析液の作成、穿刺、返血、人工透析
装置の保守管理、人工透析装置の修理など人工透析業務全般をしております。
② 急性血液浄化
劇症肝炎、術後肝不全、エンドトキシン血症、薬物中毒などの急性血液浄化にCHDF、PM
-X、血漿交換、血漿吸着など、24時間体制で対応しています。急性血液浄化業務では、看護
師と連携し人工透析業務と同じように血液浄化機器の準備からすべて、急性血液浄化業務全般を
行っています。
③ 心臓カテーテル
心臓カテーテル業務(定期の検査日は月・水・金)は、循環器科医師・放射線科・看護師と連
携して行っています。また、夜間の緊急心臓カテーテル検査は、呼び出し体制で24時間対応し
ています。心臓カテーテル業務での臨床工学科は、PCI時のDr介助、心電図モニター管理、
観血圧管理、圧測定などです。
④ 人工呼吸器
人工呼吸器業務では、現在 NEWPORT E200 WAVE が1台、NEWPORT 100iが4台、
NEWPORT 100M が4台、T-Bird VELA が2台、LTV-1000 が1台あり合計12台の人工呼
吸器を管理しています。日常業務としては、毎日の病棟での日常点検、人工呼吸器定期点検、異
常時の対応、人工呼吸器の保守管理を行っています。
⑤ 医療機器管理
輸液ポンプ、シリンジポンプ、除細動器、インスピロン、IABP(大動脈バルーンポンピン
グ)、CCO(持続式心拍出量測定器)、NPPV(非侵襲的陽圧人工呼吸器)などの医療機器の
管理も行っています。また、平成19年4月より施行された医療機器安全管理責任者の任も担っ
ています。
臨床工学科管理医療機器(一部)は 第7部資料7.医療技術部データ
- 84 -
をご覧ください。
病院年報
2010
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9.診療情報管理室
診療情報管理士
卜部 真暢
1) スタッフ
室長 1 名(副院長兼任)
、診療情報管理士 4 名、事務職員 3 名
2) 診療情報管理士 ・ HIM(Health Information Manager) とは
診療の過程で、患者様の身体状況、病状、治療等について、医療従事者が知り得た「診療情報」を、
医師法第 24 条 2 の規定に基づき管理する専門職です。患者様の様々な診療記録を適切に保管・管理
し、そこに含まれるデータや情報を收集・分析・加工し活用することにより医療の安全管理、質の向
上に取り組んでいます。
診療記録の開示も含めた診療情報の提供については、患者様と医療従事者が診療情報を共有し、イ
ンフォームド・コンセントの理念に基づく医療を推進するため、患者様に診療情報を積極的に提供す
るとともに、患者様の必要に応じて原則として診療記録を開示するという基本的な考えの下に行って
おります。
3) 主な業務内容
① 電子カルテ・患者ファイルなどの診療記録の管理、チェック
② DPC1)請求業務
③ 厚生労働省の「DPC導入の影響評価に係る調査」に参加・提出
④ 国際疾病分類(ICD-10)・手術および処置の分類(ICD-9-CM)によるコーディング
⑤ 各種医療統計の作成・提供
⑥ OA機器トラブルの窓口
⑦ 院内医療情報システムのメンテナンス
⑧ 診療情報提供(カルテ開示)への対応
⑨ 診療情報管理委員会のマネージメント
⑩ 他機関・施設への患者データ送信
4) 特 徴
当院は電子カルテをはじめとする進んだ病院情報システムを導入しています。診療情報管理室では
管理された診療情報から高機能なデータベースを構築し、そのデータを活用することにより、病院の
経営管理に寄与し、必要に応じて様々なデータを医療の現場にフィードバックしています。
診療記録に含まれている情報は、患者様にとっての価値、病院経営にとっての価値、医療従事者の
研究および教育上の価値、公衆衛生上の価値、法的防衛上の価値があり、その価値を最大限発揮させ
ることができるよう心がけています。
平成 20 年度より、当院ではDPCによる入院請求を導入していますが、診療情報管理室ではDP
C請求における中心的な役割を担っています。
- 85 -
病院年報
2010
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4) 委員会活動
診療情報管理委員会
5) 今後の取り組み
病院機能評価において、情報の一元的管理や診療記録の質の保持、患者様との診療情報の共有する
取り組みが求められており、整理された情報を必要時に迅速に提供することで、患者様に満足しても
らえるサービスを提供できるよう努めていきます。
平成 22 年度診療報酬改定のDPC関連部分において、DPC制度における調整係数の段階的廃止
と、新たな機能評価係数が導入されますが、機能評価係数の具体的な項目として、
(1)データ提出指
数、
(2)効率性指数、
(3)複雑性指数、
(4)カバー率指数、
(5)地域医療指数、
(6)救急医療係数の
6 つが上げられています。診療情報管理室では、厚生労働省に提出する「患者調査票」のデータが活
用されることで、医療全体の標準化や透明性等に貢献することができるように、医師や看護師・医事
課とコミュニケーションを図りながらデータを遅滞なく提出し、ICD-102)における部位不明・詳細
不明コード使用割合を減らすことで、詳細な診療データを作成・提出できるよう取り組んでいきたい
と考えております。
DPCを活用することにより他院との比較が可能になり、自院の立ち位置を把握し情報開示による
透明化が進みました。診療情報管理室では、毎月のDPCデータに基づくベンチマーク分析を行い、
医療の質を高め、医療の標準化・効率化を推進できるよう、各委員会や会議等でマネージメントを行
っていきたいと考えております。
1)
DPC とは、Diagnosis(医師の診断)Procedure(診療行為) Combination(組合せ)の略で、特定機能病院等か
ら收集した入院患者データをもとに診断群分類が作成されました。DPC では、最も医療資源を投入した傷病、手術(処
置)施行の有無、副傷病の有無等によってそれぞれ入院期間に応じた 1 日当たりの包括評価点数が設定されています。
2)
ICD とは、疾病及び関連保健問題の国際統計分類:International Statistical Classification of Diseases and Related
Health Problems の略で、異なる国や地域から、異なる時点で集計された死亡や疾病のデータの体系的な記録、分析、
解釈及び比較を行うため、世界保健機関憲章に基づき、世界保健機関(WHO)が作成した分類です。最新の分類は、ICD
の第 10 回目の修正版として、1990 年の第 43 回世界保健総会において採択されたものであり、ICD-10 と呼ばれていま
す。
- 86 -
病院年報
2010
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協立病院
10.地域医療連携室
室長
麹谷 卓司
1)スタッフ
室長(診療放射線技師)1名、看護師2名、社会福祉士3名、事務員2名
顧問(医師)1 名
2)業務内容
地域医療連携室では、看護師とコメディカルスタッフを配置し、利用者さま、地域医療福祉関係
施設の皆様のご期待に沿うべく、業務強化に日々努力しております。
地域医療連携室は、主に前方連携をおこなう地域医療情報センターと、主に後方連携をおこなう
医療福祉相談室がございます。
* 地域医療情報センター *
業務内容はかかりつけ医や他の病院からの紹介状管理、返書管理、検査・診察の予約、紹介・
逆紹介などのデータベースや統計管理、入院・退院調整、看護相談、他の連携病院群との関係構
築、救急隊との連携強化、院内の医療連携委員会の運営、健康講座の開講、広報活動など多岐に
わたっています。
地域医療情報センターの受付時間
※
平
日
8:30~20:00
土曜日
8:30~12:00
時間外・休日に関しましては、FAXは受け付けております。
但し、返信に関しましては、休み明けとなります。
FAX:072-755-6281(直通)
TEL:072-758-0365(直通)
* 医療福祉相談室 *
当院入通院患者様やそのご家族、及び地域の皆様よりの様々なご相談に対応しています。プラ
イバシー保護のため、専用の面談室も設けています。電話でのご相談もお受けしています。どう
ぞお気軽にご利用ください。
~主な相談内容例~
① 退院準備、退院後の療養生活に関する相談
② 近隣の療養病院、介護施設等の情報提供
③ 介護保険制度、身体障害者手帳等の社会保障制度利用に関する相談
④ 医療費支払い、医療保険制度に関する相談
⑤ その他、当院ご利用についての相談等、どこに相談してよいかわからないこと
- 87 -
病院年報
2010
医療福祉相談室の受付時間
医療法人 協和会
Kyowa
平 日
8:30~17:00
土曜日
8:30~12:30
協立病院
TEL:072-758-1131(代表)
3)今後の取り組み
地域医療機関との医療連携を円滑に進め、患者さんにより良い医療を提供するため、こ
れまでよりもきめ細かな患者支援をめざし、地域医療機関との緊密な連携を図ってまいり
ます。又医療講演会(健康講座)等を積極的に開催し、地域医療に貢献していきたいと考
えます。
当院では、患者様が身近で信頼のできる医院や、診療所等の「かかりつけ医」をお持ち
になることをお勧めしています。入院や検査が必要なときは、かかりつけ医の先生から当
院の地域医療連携室へご連絡、ご紹介をいただければ、外来診察の予約をお取りさせてい
ただきます。
- 88 -
病院年報
2010
医療法人 協和会
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協立病院
協立病院地域医療情報センターご利用案内
TEL:072-758-1131(代表)
TEL:072-758-0365(直通)
FAX:072-755-6281(直通)
受付日・時間:平日 8:30 ~ 20:00
土曜 8:00 ~12:30(日曜・祝日を除く)
(時間外の FAX は翌日に返信いたします。)
フローチャート
①紹介元医療機関
[協立病院 診療・検査予約申込書]および[診療情報提供書]を FAX して下さい。
検査の場合、電話でもお受付いたします。(後ほど、FAX は頂きますようお願い致します)
②協立病院
地域医療情報センター
[紹介患者 予約表]および[交通案内]を FAX で送信しますので、患者様にお渡し下さい。
③当日患者様にお持ちいただくもの
○ 予約表(FAX)
○ 診療情報提供書(紹介状)
○ 健康保健証
○ 当院の診察券(来院歴のある方)
④診察・検査当日
患者様は1階中央受付にお越しください。
ご来院の報告及び経過報告書については、後日郵送いたします。
※注意して頂きたい事
①内視鏡検査の場合、感染予防の為、感染症の有無をご記入ください。また、検査中必要に応じE
MR(内鏡的粘膜切除術)を行う可能性がある為、抗凝固剤(パナルジン・ワーファリンなど)を服
用されている患者様に関しては申し込み用紙の備考に記入し、検査日の約一週間前より服用を中
止していただくよう指示をお願い致します。
②トータルファイバー(直腸~盲腸)は、当院での診察が必要となります。
③注腸検査の場合、前処置を当院で実施するか、紹介元様でされるかをご記入ください。
④当日受診の予約は出来ませんのでご了承ください。(当日の至急検査は予約状況によります。
)
⑤入院依頼に関しましては、基本的に、当院受診時の外来担当医師の判断となります。
⑥希望日に予約できない場合は、電話にてご連絡いたします。
⑥ できるだけの調整は致しますが、希望の先生の予約が取れない事、先生の休診などにより代診の
先生となる場合がございますが、ご了承ください。
- 89 -
協立病院宛
(地域医療連携室予約用)
地域医療連携 FAX 072-755-6281
直通電話
072-758-0365
代表電話
072-758-1131
※事前の診療予約・検査予約はFAXでお申し込みください。
紹介状(診療情報提供書)
平成
年
月
日
{紹介元医療機関}
医療機関
医師名
TEL
FAX
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
フリガナ
生年月日: M ・ T ・ S ・ H
年
月
日
患者氏名:
男 ・ 女
〒
電話番号:
-
(
)
住所
◆紹介目的
□受診
□検査
□入院
◆診療科(専門領域:)
◆希望医師:
◆主訴:
経過・治療内容・検査結果・処方等
◆検査予約項目
内視鏡
センター
※別に紹介状をご用意いただく場合はご記入不要です。
第一希望日: 平成
第二希望日: 平成
年
年
月
月
日 (
日 (
時
時
分)
分)
□上部消化管( 経鼻 ・ 経口 ) ※抗凝固剤・抗血症板剤等の服用 ( 有 ・ 無 )
□下部消化管( short ・ total ) ※麻酔 ( 要 ・ 不要 )
※感染症のチェックは不要です。
□TV
□食道 □胃 □IVP □注腸(前処置 協立にて ・ 各自で) □その他(
)
□単純 □頭部 □頭部+MRA □VSRAD □頚部 □頚部MRA
□CT
□造影 □胸部 □腹部 (目的臓器:
放射線科
) □腹部+MRCP □骨盤部
□単純 □頚椎 □胸椎 □腰椎 □全脊柱 □肩関節 □股関節 □膝関節
□MRI
□造影 □上肢(
) □下肢(
※体内金属について { 無 ・ 有 (種類:
) □その他(
)
) ・ 不明 }
CT・MRI造影検査依頼時には 3ヶ月以内の血清クレアチニン値が必要です。 必ずご記入下さい。
□血清クレアチニン
md/dl ( 月 日測定)
□検査依頼中(結果判明日 月 日)
□未検査
□ビグアナイド系糖尿病薬 投薬有 *検査日の前後2日間、当日含め5日間投薬中止して下さい。
画像提供:CD-R( 要 ・ 不要 ) フィルム( 要 ・ 不要 ) ※検査直後に患者様へお渡しいたします。返却は不要です。
読影結果(所見)は即日~近日中にFAX送信後、郵送でお知らせします。
)
超音波検査 □腹部 □甲状腺 □心臓 □乳房 □頚部血管 □四肢血管 □その他(
生理検査 □心電図 □ホルター心電図 □マスター心電図 □トレッドミル □ABI・PWV □神経伝達速度 □呼吸機能
備考:
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病院年報
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第5部 事 務
部
Contents
事務部紹介
1.医
事
課
2.用
度
課
3.協立病院附属保育所
わんぱくスクエア
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協立病院
病院年報
2010
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Kyowa
協立病院
事 務 部 紹 介
事 務 長 北村泰之
平成22年度の診療報酬改定では、医療・介護・年金などの社会保障費年額2,200億円の削減方
針が撤回され、+0.19%ではありますが、全体改定率が10年ぶりのプラス改定となりました。改
定内容は、引上げ財源となる4,400億円のうち、救急、産科、小児、外科等の医療再建として、急
性期の入院医療へ4,000億が充てられるというものでしたが、蓋を開けてみれば、恩恵を蒙ったの
は大学病院や公的病院など、多くはもともとの人的資源が豊富な大規模病院に限られ、当院にとっては
依然厳しい改定となりました。
また、同じく平成22年度より、DPC制度について調整係数が機能評価係数に置き換えられ、Ⅰと
Ⅱに分けられました。機能評価係数Ⅰは従来通り、主に施設基準の取得により加算割合が増加するもの
ですが、係数Ⅱはカバー率指数や地域医療指数など、病院の規模がダイレクトに評価され、必然的に大
規模病院であることが前提となるものとなっています。次回改定は慢性期医療が焦点となるようですが、
限られた人員で地域医療に貢献するという気概だけでは大変です。中規模の急性期病院にも、より光が
当たるものであって欲しいと願っています。
さてそのような中、平成23年度、新たに北川院長を迎え、新体制のもと医局、看護部、コ・メディ
カル、そして事務部が一体となって、更に活発な現状分析、各種改善、効率化、地域医療連携等の推進
を図っていく必要があります。
事務部は大きく、医事課、用度課、保育所から成りますが、特に医事課は経営企画を行う中核部門と
して、早急に体制を整え、各部署に説得力のある意見具申を行っていく必要があります。目標が目先の
数字だけになってしまえば、同じところを右往左往することにもなりかねず、経営企画とは即ち中長期
的な視点から、向かうべき方向を指し示すものでなくてはなりません。また用度課は老朽化する建物設
備と格闘する日々ですが、各部署からの報告・連絡に迅速に対応してゆく為にも、個々人のスキルアッ
プと、人員確保が喫緊の課題となります。また保育所は、子供を持つ職員が安心して働くことが出来る
様、ワークライフバランスの要として、これからもひときわ頼りにされる部門であり続けます。
病院創立32年目となる今年度は、新しい病院に向けた元年ともいうべき時にあたります。あらため
て本誌が物語る一年に目を向け、更なる高みを目指していきましょう。
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病院年報
2010
医療法人 協和会
Kyowa
1.医
事
協立病院
課
次長
吉村
信一
1) スタッフ
次長 1 名 課長 1 名 男性 6 名(主任 1 名 リーダー1 名) 女性 23 名(主任 2 名 リーダー2 名)
2) 業務内容・体制
医事課は、病院の事務業務全般を担当しており、中央受付、外来、入院、庶務からなっています。
救急患者に対応する為、24 時間職員が常駐しています。
<中央受付>
中央受付では、診察や検査などあらゆる受付と会計業務を行っています。初めての方には患者情報
の登録や、症状の確認をして御案内しています。その他にも保険確認業務や当日入院患者様の対応
を行っています。
<外来>
診察を終了された患者様の計算業務を行います。各診療科別に担当医が入力したオーダーを確認し、
会計データーを作成します。また、小児科で毎週水曜日に行われる予防接種の予約窓口にもなって
います。
<入院>
入院業務は病棟別に担当者を決め主に保険、自費分の請求業務を行っています。前日の病棟での
処置、検査等の診療行為の内容を翌日にチェックしています。月初めには、その1ヶ月分の診療
内容の明細書を作成し社会保険支払基金、国保連合会に保険請求します。
<庶務>
書類担当、生活保護担当、外来透析・人間ドック担当、健診担当、交通事故担当、労災・公災担当、
経理、医局秘書などの担当者がそれぞれ独立して業務を行っています。その他患者様の搬送を行っ
ています。
3) その他
診療報酬改正など医療に関する情報をいち早く収集・分析し、今後の病院運営に役立てていきます。
外来で受診される患者様に一番先に接する部署なので、笑顔で細やかな対応を心がけています。
- 93 -
病院年報
2010
医療法人 協和会
Kyowa
2.用
協立病院
度 課
主任
後藤
一
1)スタッフ
男性 4 名、女性 2 名の 6 名(主任 2 名)
2)業務内容
院内物品管理システム(SPD)により診療材料・日用品の物品(在庫)をバーコードで
管理をして、物品購入の窓口を一本化に集約しています。
日常の業務として、診療材料の払い出し作業・在庫管理、物品の発注・検品業務、各病棟への物品配
達をしています。
物品管理システムを利用することにより、診療材料の請求情報等の最新情報を閲覧できる為、
院内の診療材料に関する問い合わせにも随時対応し、又、各診療・技術部門や医事課と常に連絡を取
り合うことにより、請求洩れを防ぐようにも努めています。
毎月 1 回、用度課内在庫品と払い出し部署ごとに棚卸を実施。院内在庫データーの集計をとり、
在庫品の把握・定数の見直し確認も同時に現場へ働きかけています。
医療材料以外(文具・日用品)の払い出し作業、在庫管理、発注・検品業務、各部署への物品配達を
しています。
医療機器の設置・廃棄に関しては、管理部署の把握と管理台数を部品管理委員会の備品
管理台帳に登録し、院内の医療機器については、検索項目ごとに一覧表示できる備品台帳の基となる
データーも随時追加登録しています。
医療機器以外の修理や院内設備等の補修は、営繕で対応しています。
設備関連では、機器設置・搬入作業や修理の際の業者と、現場との作業工程を調整して
います。
また、職員寮(12 ヶ所、132 部屋・内男子寮 4 ヶ所、14 部屋)の入退寮・設備の管理等
もしています。
3)委員会活動
防災・設備委員会、医療ガス安全管理委員会、備品管理委員会、サービス広報委員会
教育委員会、環境設備委員会、新型インフルエンザ対策委員会、省エネ推進委員会
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病院年報
2010
医療法人 協和会
Kyowa
協立病院
3.協立病院附属保育所わんぱくスクエア
課長
杉河
典子
1) スタッフ
保育士22名、調理師3名
2) 特徴
病院職員のお子さん(生後4ヶ月~小学2年)をお預かりし、日々の生活を安心かつ楽しく過ごせ
8時~ 8時半~ 9時~
10時~
11時~
るよう目指しています。
登所
朝の会
おやつ
3) 活動内容
体操
シール貼り
絵本
TV鑑賞
製作活動 昼食
12時半~
15時~
絵本
起床、着替え 帰りの会
順次、降所
おやつ
自由遊び
TV鑑賞
夜間保育、18時から夕食
外遊び等 歯磨き、着替え お昼寝
自由遊び
16時半~
降所準備
17時~
・春(こどもの日、春の遠足、個人懇談、健康診断)
・夏(七夕、夏祭り、プール)
・秋(運動会、秋の遠足、消防署または警察署見学)
・冬(クリスマス会、発表会、ひなまつり、卒園式)
4) 開所日
・月~土曜日、第1,2,4日曜日、祝日
・月、水、金 または 月、水、土 (週によって変わります。
)は、当直時間帯に合わせて夜間
保育を行なっています。
5) 保育料(日割り)
・0歳児・1歳児
¥1,300
・2歳児
¥1,200
・3歳児以上
¥1,000
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病院年報
2010
医療法人 協和会
Kyowa
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協立病院
病院年報
2010
医療法人 協和会
Kyowa
第6部 主な委員会
~ 「診療の質向上」関係委員会紹介 ~
Contents
1.医療安全管理委員会
2.感染防止対策委員会
3.輸血療法委員会
4.NST(栄養管理)委員会
5.褥瘡対策委員会
6.クリニカルパス委員会
7.患者権利委員会
8.情報セキュリティー委員会
9.救急外来運営委員会
10.癌化学療法委員会
11.糖尿病委員会
- 97 -
協立病院
病院年報
2010
医療法人 協和会
Kyowa
協立病院
1.医療安全管理委員会
委員
内田
敏江
【目的】
当院における医療事故防止・医療安全管理対策の施行(情報収集、研修等含む)
【構成】
院長・事務部長・看護部長・医師1名(委員長)
・看護課長1名(副委員長)
・医師2名・看護師 6 名・
医療事務 2 名・栄養科 1 名・薬剤科 1 名・臨床検査科 1 名・リハビリテーション科 1 名・放射線技科 1 名・視
能訓練科 1 名・臨床工学科 1 名・計 22 名
【運営】
毎月 1 回、定例委員会を開催。必要に応じ、臨時委員会、専門小委員会も開催。
【活動実績】
1)院内啓蒙ポスター:年4回作成・掲示
2)新人看護師パトロール:H22 年6月実施
3)院内安全管理パトロール:H22 年 10 月実施
4)人工鼻採用と研修
6)心電図アラームに関する意識調査(看護部)
7)医療安全管理職員研修会:「モニターについて」
8)医療安全管理職員研修会:
「ジェネリック医薬品について」
9)日総研出版「主任&中堅+こころサポート」『医療安全を身近なものにする
オリジナル4コマ漫画
による医療安全意識の啓蒙』執筆掲載 3 月 (看護部)
開催日
4月
5月
研 修 テ ー マ
講 師
備 考
新人職員研修会「医療事故防止」 善本先生
当委員会委員長
新人看護部研修会「看護師が取り
富村看護次長
組む医療安全
当委員会副委員長
5月
新人研修:BLS
坂野医師
5月
モニターアラームの管理について
日本光電
9月
2年目研修:ACLS
ジェネリック医薬品について
ACLS 委員会
10 月~3月
樋口科長
- 98 -
168 名出席
当院医薬品管理責任者 342 名出席
病院年報
2010
医療法人 協和会
Kyowa
協立病院
2.感染防止対策委員会
委員
藤田
泉
【目的】
病院内における微生物、生物およびそれに順ずるものによる感染を積極的に防止し、発
生後にあたっては、適切なる処置を講じることによって、患者ならびに病院職員の安全を図
るとともに、協立病院で発生する「医療廃棄物」による社会への感染拡大を防止する方策を、
立案・検討・実施することを目的とする。
【構成・運営】
病院長・看護部長・事務部長・医師・看護師・薬剤師・管理栄養士・臨床工学士・診療放射線
技師・臨床検査技師・医事課・保育士
月一回の定例委員会を開催。必要に応じて、臨時委員会を開催する。
【2010 年度 活動実績概略】
1.
新人研修 標準予防策と感染経路別予防策と廃棄物の分別
2. ノロウィルスポスター配布
3. サーベランス季報報告開始
新人ツベルクリン反応
食中毒ポスター配布
(1 回/3 ヶ月)
4. アシネトバクター院内感染対策徹底
5.
ICT
委員会の下部組織として活動開始
6. 院内感染防止対策委員会 ホームページ改定
7.
ミキシング台の消毒剤検証(培養)
8.
ピューラックス導入へ(勉強会開催)
9. インフルエンザ予防接種
10. 水道蛇口変更
PPE 消耗品検討
11. 抗生剤チェック マニュアル改訂
12. おむつの取り扱い分別表作成配布
13. 結核のパンフレット(保健所より)
配布
14. アウトブレイクチェック表作成
15.
インフルエンザポスター配布
感染性胃腸炎ポスター配布
16.
標準予防策チェック(職員全員)
17.
法令改正にともないマニュアル変更(届出)
18.
薬剤感受性セット変更
19.
ノロマニュアル追記(配茶について) 配布
20.
抗生剤の使用状況報告と薬剤科から医局へ抗生剤の推奨投与の提案
21.
針刺し汚染事故サーベランス報告
22.
ごみ箱検討
- 99 -
インフルエンザ感染状況掲示
病院年報
2010
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Kyowa
協立病院
3.輸血療法委員会
委員
中川
由貴(検査科)
【目的】
院内における輸血に関し、輸血療法を安全かつ適正に行い、輸血に伴う事故や副作用、感染及び
合併症対策、輸血用血液製剤の適正使用等について審議する。
【構成】
輸血責任医師 1 名,医師 1 名,薬剤師 1 名,臨床検査技師 2 名,看護師 3 名,医事課 1 名
【運営】
2 ヶ月 1 回、定例委員会を開催。必要に応じ、院内勉強会開催。
【2010 年活動実績概略】
1)日本輸血細胞治療学会総会参加
2)自己血管理方法の見直し
3)看護部新人教育にて輸血勉強会開催
<兵庫県赤十字血液センター>
8/10
FFP 患者数
自己血単位
4)輸血システムの改善(異型適合輸血)
5)O型緊急輸血の説明書および同意書改定
6)貯血式自己血輸血 イントラネット研修
7)輸血業務マニュアルの見直し
年間輸血量
自己血
RCC 単位
RCC 患者数
FFP 単位
PC
単位
PC 患者数
患者数
2010 年 4 月~
2011 年 3 月
1130 単位
192 名
98 単位
13 名
- 100 -
250 単位
13 名
93 単位
27 名
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2010
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協立病院
4.NST(栄養管理)委員会
委 員
岡崎 智子(栄養科)
【目的】 入院患者様に対して専門職がチーム医療としてそれぞれの専門知識と技術を持ち寄り、一定レ
ベルを保った栄養管理を実施することを目的としています。
【構成】 医師 2 名、看護師 10 名、管理栄養士 2 名、薬剤師 3 名、検査技師 2 名、事務員3名
顧問:看護部長
【運営】 月1回の定例委員会を開催 (必要に応じて臨時委員会も開催)
【活動実績】
<1> NST 勉強会の開催
NST 活動の実践に役立つ知識と技術の習得を目的に月 1 回程度、勉強会を約 1 時間行っ
ています。今年度は各部署の担当者が講師となり専門的な立場から当院においての NST 活
動に必要な内容で行いました。さらに院外研修にも参加しています。
《勉強会開催実績》
テーマ
実施日
摂食嚥下訓練・基本編
(言語聴覚士から)
6 月 29 日
嚥下訓練・食事介助の実際
(言語聴覚士から)
7 月 27 日
術後感染症の発症抑制について
8 月 24 日
栄養管理について
9 月 28 日
(管理栄養士から)
ビフィズス菌~保健効果と医療への応用~
10 月 26 日
当院採用の輸液~ちょっとした注意点~
11 月 30 日
(薬剤師から)
12 月 21 日
検査値から栄養状態を考えてみる
(検査技師から)
NST 委員会活動内容報告
褥瘡と栄養について
(看護師から)
(皮膚排泄認定看護師から)
【勉強会風景】
- 101 -
1 月 25 日
3 月 22 日
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2010
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<2>NSTカンファレンスの実施
NST 委員の医師・病棟看護師・管理栄養士・薬剤師・検査技師・事務員が共に NST カンフ
ァレンスを行っています。低栄養状態のリスクの高い患者様について栄養評価を行い、栄養改
善のプランを立て主治医に提案し、栄養状態改善に努めています。
《NSTカンファレンス開催頻度》 1回/週
(毎水曜日 但し第 2 週のみ金曜日)
《NSTカンファレンスの内容》
*栄養障害の有無や程度の判定
*栄養療法の問題点の抽出と提言
*栄養管理方法の検討
*栄養管理手技の是正と提言
《NST カンファレンス対象延べ患者数》
4月
60 人
8月
63 人
12 月
85 人
総合計
月平均
5月
53 人
9月
67 人
1月
56 人
785 人
65 人
6月
96 人
10 月
65 人
2月
63 人
7月
66 人
11 月
54 人
3月
57 人
<3>摂食嚥下回診の実施
言語聴覚士による摂食嚥下回診も軌道に乗り、静脈栄養や経腸栄養から経口摂取へ移行の働
きかけも現実化しています。現在では摂食機能訓練対象患者も増え、経口摂取移行へのタイミ
ングをはかり、積極的に栄養状態の改善に取り組んでいます。
《摂食嚥下回診実施日》
1 回/週
《摂食嚥下回診延べ患者数》
4月
23 人
8月
25 人
12 月
21 人
総合計
月平均
5月
20 人
9月
14 人
1月
23 人
257 人
21 人
6月
19 人
10 月
19 人
2月
22 人
7月
20 人
11 月
28 人
3月
23 人
- 102 -
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2010
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協立病院
5.褥瘡対策委員会
副委員長 小林 真理
【目的】
協立病院における院内褥瘡対策を討議・検討し、その効率的な推進を図る。
【構成】
専任・外科医師 1 名(委員長) 内科医師 1 名 専任・看護課長1名(副委員長)
皮膚排泄ケア認定看護師 1 名 各部署選出の看護師 10 名 医療事務1名 栄養士 1 名 薬剤師 1 名
臨床検査技師 1 名
計 18 名
【運営】
定例会議は月 1 回開催。
褥瘡廻診は月 2~3 回実施。第 1 金曜日(西館病棟)
・第 3 金曜日(東館病棟)
・第 5 金曜日(全館の重
症褥瘡患者)
【活動実績】
①院外研修の参加や院内勉強会を企画し、最新情報を得て、褥瘡治療やケアの改善に向けて、被覆剤の
検討や技術ケアのばらつきの是正に努めている。
②電子カルテを活用して、褥瘡に関するデーターをまとめている。決定事項については、各部門・各部
署の朝礼や勉強会あるいは書類伝達等により、随時啓蒙を行っている。
③看護部の委員は、5 年以上の看護経験の蓄積により、日々の褥瘡に関する文書の作成や確認も担って
いる。
④医療事務・医療技術部の委員は、専門領域に関する介入及び委員会記録と廻診記録を担っている。
⑤褥瘡廻診では、委員長を中心に、本委員会と病棟看護師間の情報交換やアセスメントを行い、局所処
置だけでなく、体位変換・褥瘡マットや枕の使用などの指導も行っている。また、廻診記録を電子カ
ルテに保存し、情報共有に役立てている。
⑥当院独自の DESING-R と色の分類を組み合わせた褥瘡経過評価スケールを用いて、各病期の褥瘡治
療ケアとその効果を客観的に評価している。
⑦皮膚排泄ケア認定看護師が日々病棟を回り、処置の方法・スキンケア・ポジショニング・耐圧分散マ
ットの選択など各病棟のスタッフに指導を行っている。また定例会議や回診にも参加し、褥瘡委員へ
の指導も行っている。
⑧効果的なポジショニングを行うために皮膚排泄ケア認定看護師による研修を開催し、ポジショニ
ングクッションの種類や耐圧分散に効果的な体位を実際に体験学習した。体験する事でポジショ
ニングの重要性を再認識することができた。
⑨院内褥瘡対策マニュアルを見直し、薬剤・栄養・被覆剤・検査セットなどの情報を盛り込んでいる。
⑩栄養面から褥瘡改善をはかるためアルギニン添加食品などを導入した。
- 103 -
病院年報
2010
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6.クリニカルパス委員会
副委員長 大本 幸子
【目的】 クリニカルパス委員会では、医療の質の標準化を図り、患者様が十分な説明を受けて理解・
納得し、治療のスタートとエンドポイントを明確にしたチーム医療を行うことを目的にして、ク
リニカルパスの作成や拡充を目指しております。
クリニカルパスとは、特定の疾患や手術・検査ごとに治療のルーチンワークをチャート様式に
まとめ、医師・看護師・コメディカル・患者様が治療経過の情報を共有するツールで、一定の疾
患を持つ患者様に対して入院指導・入院時オリエンテーション・検査・食事指導・安静度・退院
指導などをルーチン化してスケジュール表にまとめてあります。クリニカルパスを活用すること
により、治療に関わるすべての工程を医療に関わるすべてのスタッフが確認することができて効
率的に各サービスを提供することが可能となるとともに、一定レベルの医療の質の確保と教育が
できます。また、患者様には入院から退院までの治療内容・ゴールが示されていることから安心
感が生じ、患者様が協力すべき点や注意すべき点を理解・納得して治療を受けることができて患
者満足感が向上します。
【構成】 委員長は医局所属医師がその任を勤め、委員は医局・看護部・事務部・コメディカルの職員
で構成しています。
【運営】 毎月1回、定例委員会を開催し、必要に応じて臨時委員会を開催しています。
【2010 年 活動実績概略】
当院は 2008 年 4 月より DPC 対象病院となりました。それに伴い、クリニカルパスのソフトを旧
版から新版に変更しました。新パスに変更したことで医療チーム間での役割分担を明確化し、医
療チーム間における情報共有化を促してチーム力強化につながったと言えます。現在、82 項目の
パスが入力されていますが、まだまだ足らない状況です。今後も、DPC に対応したパスの作成をす
すめていきます。
- 104 -
病院年報
2010
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7.患者権利委員会
委員
梶本
千鶴
【目的】協立病院の所有する患者の権利章典に基づき、患者と医療者の信頼関係の礎となり、相互努力
によって質の高い医療の実践につながることを目的とする。
【構成】医師(1 名 委員長)病棟課長(1 名)
、病棟看護師(9 名)
、コメディカル(3 名)で構成
【運営】月 1 回の定例委員会を開催(第 3 水曜)必要に応じて臨時委員会を開催
【2010 年 活動実績概略】
教育(小林医師:年間 2 回
患者の権利について)
患者・医療者パートナーシップ推進方針の作成
行動制限基準・マニュアルの見直し
行動制限院内パトロール(病棟・カルテ・同意書)
行動制限使用時のミトン・ベルト購入の検討
8.情報セキュリティー委員会
委 員
卜部 真暢
1)スタッフ
地域医療連携室 1 名、診療情報管理士 1 名、看護師 1 名、事務部 1 名 計 4 名
2)目的
当院が保有・管理する個人情報について、適正な運用、管理及び保護を目的としています
3)実績
5 月:個人情報保護についてのイントラネット講習会
4)その他
当委員会は、下記の個人情報の利用目的について、院内掲示をおこない、取り扱いについては細心の
注意を払っております。また個人情報保護法には柔軟に対応し尊守していきます。
□医療提供
□診療責請求のための事務
□当院の管理運営業務
□企業等から委託を受けて行う健康診断等における、企業等へのその結果の通知
□医師賠償責任保険などに係る、医療に関する専門の団体、保険会社等への相談又は届出等
□医療・介護サービスや業務の維持・改善のための基礎資料
□当院内において行われる医療実習への協力
□医療の質の向上を目的とした当院内での症例研究
□外部監査機関への情報提供
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病院年報
2010
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9.救急外来運営委員会
委 員
白木 英明
【目的】① 外来及び救急並び救急病床を円滑に運営する。
② 救急を常時受け入れる体制を整える。
③ 救命救急に対する職員の技術と意識改革を行なう。
【構成】医師 2 名、看護師 3 名、放射線技師 1 名、臨床検査技師 1 名、臨床工学士 1 名、薬剤師 1 名、
医事課 3 名
計 12 名
【運営】定期会議は原則、月 1 回の開催。委員長が必要と認めた時は、臨時に開催する。
【2009 年の活動実績】
昨年は年間 2,400 台、月間平均 200 台の救急搬送を受け入れた。
これは前年度の実績である月間平均 165 台を上回る結果となったが、依然として
「月間 210 台の救急搬送を受け入れる」という年度目標は下回った。
この結果をしっかり受け止め、医局・看護部・コメディカルの応援体制の整備をより一層強化
する必要がある。
川西市消防本部が主催されている救命講習への職員の参加を推進しております。
これにより全ての職員の救命救急に対する意識改革と技術の向上を図っています。
- 106 -
病院年報
2010
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10.癌化学療法委員会
委員
松川
美和
【目的】 がん化学療法委員会は、がん化学療法に関する事項について協議し、推進すること、また、患
者様に安全かつ適正な治療を提供し、予後を改善することを目的としています。
進行がんで外科手術が適応の患者様に対しては、術前または術後の補助化学療法を行うことによ
り再発率の低下、生存期間の延長を図ります。切除不能・再発進行がんに対しては、化学療法を
行うことにより QOL を保ちつつ生存期間の延長を目指します。
実際の治療は、各種ガイドラインに準じた治療を行っており、また、医師の裁量により治療が
不均一とならないよう、レジメン登録制を導入しています。
安全かつ適正な治療を行うためには、チーム医療が不可欠です。そのためには各職種が専門知
識を必要とします。学会・研究会等に積極的に参加や発表を行い、患者さまに最善の治療を提供
できるよう努力しています。また、職員対象に院内勉強会を行い、より良い治療を提供できるよ
うに活動しています。
【構成】 医師2名(外科、泌尿器科)、看護師8名(外来6名 病棟2名)、薬剤師3名、検査技師2名、栄
養士2名、医事課 1 名の合計18名で構成されています。
【運営】 月1回の定例委員会開催 3-6ヶ月に1回の院内勉強会の開催を行っています。
【化学療法実績】
施行人数
約30名/月
施行件数
769件/年 (外来638件
入院131件)
がん腫別
大腸
胆道
胃がん
膵がん
がん
件数
379
前立腺
乳がん
がん
109
135
67
膀胱癌
黒色腫
合計件数
9
3
769
がん
64
3
【勉強会実績】
9月 「分子標的薬について
~作用機序による分類から副作用まで~」
11月 「腫瘍マーカーについて」
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2010
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11.糖尿病委員会
委員
中川 由貴(検査科)
【目的】糖尿病教育入院を効率よく行うため、糖尿病委員会として教育入院を集学的に行う。
また入院だけでなく外来でのフォローを充実させるため、糖尿病療養指導士を中心にフットケア
外来を開設、継続的な栄養食事指導を可能にするため地域連携パスを導入。
【構成】医師2名(内科医・眼科医)、看護師7名(糖尿病療養指導士1名)、薬剤師3名、管理栄養士1名、
理学療法士1名、臨床検査技師2名
【内容】基本的に月曜日入院、土曜日退院の1週間コースと2週間コース
2泊3日コースも受け入れ可能
プログラム(1週間)
1 日目(月曜日) 入院手続き・頸部血管エコー・眼科受診・フットケア
2 日目(火曜日) 栄養食事指導(家族と一緒に)・負荷心電図・運動療法
3 日目(水曜日) 一日血糖・蓄尿検査・服薬指導
4 日目(木曜日) 皮膚科受診
5 日目(金曜日) ABI・カンファレンス・病状説明・退院後の治療計画
6 日目(土曜日) 退院
【運営】月1回の定例委員会(院内勉強会)開催
【2010 年 教育・活動実績概略】
5月 「糖尿病について」
10月「DDP-4 阻害薬 ネシーナ」
1)教育入院パスの見直し
2)地域連携パス作成(2010 年 4 月完成)
週1~2人の教育入院受け入れ。2010 年度は 33 名の教育入院を施行。
毎週月曜日午後の糖尿病外来時にフットケア外来実施。1 日 5~6 人施行。
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病院年報
2010
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第7部
資 料
Contents
1.各科診察日一覧
2.外来診察医一覧
3.診療科別・病名別・術式別手術件数
4.麻酔種類別診療科別麻酔件数
5.年齢別性別退院患者数
6.疾病大分類による年齢別性別退院患者数
7.コード別による月別 DPC 退院患者数と平均在院日数
8.診療科別による月別 DPC 退院患者数と平均在院日数
9.看護部データ
10.医療技術部データ
11.グループ病院・施設
(含む看護ステーション)
概要紹介とアクセス方法
巻末資料:
協立病院への案内図
・交通アクセス等
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2010
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Kyowa
1.各 科 診 察 日 一 覧
診療科目
内
診察時間
科
帯
月
火
水
木
金
○
○
○
○
○
午
前
午
前
予約
午
後
予約
予約
予約
午
前
○
○
○
○
午
後
午
前
○
○
○
○
○
午
前
○
○
○
○
○
午
後
脳神経外
午
前
科
午
後
眼科
午
前
○
○
泌尿器科
午
前
○
皮 膚 科
午
前
午
前
循環器科
小 児 科
外
科
整形外科
リハビリ
科
○
土
○
予約
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
注意 1)受付時間 午前:8時30分~11時30分 午後:12時15分~15時30分
2)○:初診受付可能
3)リハビリ科:通院でのリハビリ実施は午前中のみ
診療科目
診察曜日・時間帯
備
糖尿病外来
月曜日・午後
予約制
呼吸器内科
木曜日(第 1.2.3.5)
13:00~15:30
神経科外来
火曜日・午後
予約制
神経内科外来
アレルギー外来
形成外科
木曜・午前
予約制
金曜・午前
水曜日・午前午後
初診受付可能
火曜日・午前
土曜日・午前
腎 外 来
火曜日・午後
CAPD 外来
火曜日・午後
透析センター
考
予約制
透析開始時間 午前 9 時 00 分~10 時 30 分(受付 8 時 45 分~)
午後 15 時 00 分~18 時 00 分(受付 適宜)
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病院年報
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協立病院
2.外来診察医一覧
科 目
区 分
午 前
内
科
午 後
5
6
7
8
9
23
24
5
6
7
8
9
月
田野
西原
(平成23年7月1日現在)
金
土
火
水
木
小林彰
柴田
後藤恭
高橋
嶋津
田野
森
清田
柴田
稲垣
小林彰
松田
森
市川
細川
森
柴田
栗原
田野
山口
下
北川
山中
<予約>
秋山
木下
福 永
佐々木
<予約>
栗原
明
石(ア
カシ)
<予約>
23
消化器内
科
外
科
午前
午 前
嶋津
3
4
午 後
脳神経外
科
眼
山中
2
澁谷
<予約>
循環器内
科
神経内科
<予約>
大
山口
岩
当番医
松
佐々木
陰
山
泉
午 前
1
2
平島
麸谷
平島
増田
平 山
平島
麸谷
午 後
1
検査外来
<予約>
検査外来
<予約>
検査外来
<予約>
午 前
午 後
恵
谷
尾
崎
小林 克弘
<予約>
後藤 秀樹
<予約>
午 前
午 後
恵
恵
谷
谷
後藤 秀樹
<予約>
午 前
神経科
<予約>
午 後
腎臓内科
午 後
泌尿器科
皮 膚 科
形成外科
午 前
午 前
午 前
澁谷
1
午 前
午 後
科
小 児 科
田
本
1
午 前
整形外科
上
岡
西原
和
黒田
市 原
本
佐々木
<予約>
当番医
麸谷
藤井
麸谷
荒木
検査外来
<予約>
検査外来
<予約>
尾
崎
恵
谷
小林 克弘
〈予約〉
横江
横江
梶尾
吉 川
善本
市 原
田
市 川
<予約>
善本
安 東
曽束
黒田
安 東
当番医
※休診等により、医師が変更になる場合がございます。
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3.診療科別・病名別・術式別手術件数
1)眼
科
病名
白内障・偽水
晶体眼
黄斑(上膜/浮
腫/円孔/出
血)
・網
膜剥離・ぶどう
膜炎 他
近視性血管新
生黄斑症
網膜静脈分枝
閉塞症
網膜中心静脈
閉塞症
網脈絡膜出血
網膜前膜
加齢性黄斑変
性
内反症
内斜視
外斜視
結膜弛緩症・
縫合不全・脂
防ヘルニア
強膜創閉鎖不
全
翼状片
糖尿病性網膜
症・硝子体出
血
糖尿病黄斑症
硝子体混濁
緑内障
血管新生緑内
障
結膜のう胞
虹彩後癒着
眼瞼挫創
眼内レンズ偏
位・虹彩偏位
眼内レンズ偏
位
眼内レンズ脱
臼
術式
水晶体再建術
硝子体切除術
アバスチン硝子体注入
AV 硝子体注入
TA テノン嚢内注入
TA 硝子体注入
ケナコルトテノン嚢下注入
硝子体内注射
硝子体吸引術
硝子体茎顕微鏡下離断術
増殖性硝子体網膜症手術
硝子体吸引術
AV 硝子体注入
硝子体吸引術
AV 硝子体注入
アバスチン硝子体注入
アバスチン硝子体注入
硝子体吸引術
硝子体吸引術
アバスチン硝子体注入
硝子体茎顕微鏡下離断術
硝子体吸引術
アバスチン硝子体注入
眼瞼内反症手術
斜筋手術
外直筋後転術
眼瞼結膜腫瘍手術
4
月
50
5
月
41
6
月
51
7
月
46
8
月
10
月
61
2
3
11
月
38
12
月
38
1
月
27
1
2
4
2
月
43
3
月
36
2
1
1
1
1
1
3
2
3
1
1
2
1
1
2
2
1
1
2
2
2
5
1
2
1
8
1
1
1
1
2
2
7
9
3
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
結膜縫合術
角膜強膜縫合術
IOL 入れ替え
翼状片手術
増殖性硝子体網膜症手術
硝子体茎顕微鏡下離断術
硝子体吸引術
TA 硝子体注入
AV 硝子体注入
アバスチン硝子体注入
硝子体内注射
硝子体切除術
硝子体吸引術
TA 硝子体注入
TA テノン嚢内注入
ケナコルトテノン嚢下注入
硝子体切除術
緑内障手術
硝子体吸引術
硝子体内注射
アバスチン硝子体注入
結膜腫瘍摘出術
虹彩整復・瞳孔形成術
瞼緑縫合術
9
月
38
2
1
1
1
5
5
1
1
1
1
1
1
1
1
1
2
3
1
1
1
2
2
1
1
1
2
1
2
2
1
1
1
1
2
2
1
3
3
2
2
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
IOL 整復術
眼内レンズ逢着術
水晶体再建術
硝子体切除術
眼内レンズ逢着術
虹彩整復・瞳孔形成術
2
2
1
その他
合計
64
1
71
66
61
3
1
52
82
41
1
1
64
2
1
50
54
49
合
計
469
2
10
1
1
2
10
1
41
3
1
1
4
1
2
2
2
1
1
1
1
2
2
1
4
0
前
年
512
0
38
6
2
23
10
0
71
17
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
3
0
0
1
1
2
0
0
8
6
5
12
6
1
6
1
0
7
7
1
1
2
2
3
1
1
1
0
0
2
1
5
19
0
0
0
0
0
0
1
0
0
0
0
0
1
0
0
0
0
3
1
0
1
0
1
2
4
1
2
3
650
0
0
0
0
2
722
注意) 1人につき2つの手術を行っている場合もあり
- 112 -
病院年報
2010
医療法人 協和会
Kyowa
協立病院
2)形成外科(一部外科を含む)
病名
術式
皮膚腫瘍・アテローム 他
皮膚腫瘍・血管腫
皮下腫瘤
皮下腫瘍
軟部腫瘍
軟部組織悪性腫瘍
有棘細胞癌
扁平上皮癌
リンパ節転移
眼瞼下垂
眼瞼外反症
黄色腫
脂腺腫
陥入爪・嵌入爪
ガングリオン
リンパ節腫大
皮膚潰瘍 他
ボーエン病
陰茎腫瘍
前額部腫瘤
耳下腺腫瘤
脂肪腫
脂漏性角化症
化膿性肉芽腫
感染性表皮膿症
皮膚平滑筋肉腫
粉瘤
皮角
皮下硬結
瘢痕
神経腫
粘液腫
静脈瘤
色素性母斑
異物肉芽腫
頬骨骨折
外骨腫
合計
皮膚皮下腫瘍摘出露出外
皮膚皮下腫瘍摘出露出部
皮粘膜血管腫摘出露出外
四肢軟部腫瘍摘出術
耳介腫瘍摘出術
皮膚腫瘍切除
切開処置
皮弁作成術
皮膚悪性腫瘍切除術
皮粘膜血管腫摘出
全層、分層植皮術
皮膚皮下腫瘍摘出露出部
皮膚・皮下生検
皮膚皮下腫瘍摘出露出部
皮膚皮下腫瘍摘出露出外
皮弁作成術
皮膚皮下腫瘍摘出露出外
皮膚皮下腫瘍摘出露出部
四肢・躯幹軟部腫瘍摘出術
ガングリオン摘出術
皮膚皮下腫瘍摘出露出外
四肢軟部腫瘍摘出術
四肢軟部悪性腫瘍手術
皮膚悪性腫瘍切除術
皮膚悪性腫瘍切除術
皮膚悪性腫瘍切除術
眼瞼下垂症手術
眼瞼外反症手術
皮膚皮下腫瘍摘出露出部
皮弁作成術
眼瞼結膜腫瘍手術
嵌入爪手術
フェノール法
陥入爪手術
ガングリオン摘出術
リンパ節摘出術
分層植皮術
デブリードマン
皮膚悪性腫瘍切除術 2.単純切
除
皮膚皮下腫瘍摘出露出外
皮膚皮下腫瘍摘出露出部
舌下腺腫瘍摘出術
四肢軟部腫瘍摘出術
皮膚皮下腫瘍摘出露出外
皮膚皮下腫瘍摘出露出部
皮膚皮下腫瘍摘出露出部
皮膚皮下腫瘍摘出露出外
皮粘膜血管腫摘出露出外
切開処置
四肢・躯幹軟部悪性腫瘍手術
皮膚皮下腫瘍摘出露出外
皮膚皮下腫瘍摘出露出部
皮膚悪性腫瘍切除術
皮膚皮下腫瘍摘出露出部
皮膚皮下腫瘍摘出露出部
皮膚皮下腫瘍摘出露出外
四肢軟部腫瘍摘出術
四肢軟部腫瘍摘出術
下肢静脈瘤手術
皮膚皮下腫瘍摘出露出部
皮膚皮下腫瘍摘出露出部
頬骨骨折観血的整復術
骨腫瘍切除術
4
月
5
月
2
3
6
月
7
月
1
8
月
1
2
9
月
3
8
10
月
1
11
月
5
5
12
月
2
3
1
月
4
2
月
2
4
3
月
2
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
2
2
2
1
1
1
1
2
1
3
2
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
2
1
1
1
4
2
3
1
1
1
1
1
1
9
1
16
12
- 113 -
13
13
合
計
18
31
1
0
0
1
1
0
0
3
0
1
0
4
3
1
5
3
1
1
2
3
1
1
1
0
8
1
1
1
0
0
0
8
0
0
1
1
前
年
63
88
0
7
2
0
3
10
6
4
2
0
1
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
2
1
5
0
0
0
1
11
1
0
1
1
0
1
2
0
1
0
1
0
1
0
1
3
0
1
0
1
1
3
0
1
0
2
0
0
1
1
0
0
1
2
2
1
1
16
0
1
1
1
2
1
12
0
1
0
2
0
1
1
0
1
1
0
1
0
1
0
1
2
1
2
4
0
1
1
0
1
1
0
0
3
21 11
16 14
10 13
14 162 216
注意) 1人につき2つの手術を行っている場合もあり
病院年報
2010
医療法人 協和会
Kyowa
協立病院
3)泌尿器科
病名
術式
前立腺肥大症
経尿道的前立腺手術
前立腺腫瘍・前立腺癌
4
月
5
月
1
1
精巣(睾丸)摘出術
包茎手術
閉塞性包皮亀頭炎
包茎手術
膀胱腫瘍・膀胱癌
膀胱悪性腫瘍手術
尿道狭窄
尿道狭窄内視鏡手術
外尿道口狭窄
外尿道口切開術
尿道脱
女子尿道脱手術
尿管瘤
尿管口形成術
7
月
8
月
1
2
1
前立腺悪性腫瘍手術
包茎
6
月
10
月
11
月
12
月
1
月
2
月
3
月
4
2
2
2
1
2
1
1
1
1
1
1
1
1
1
11
0
2
9
0
1
7
6
0
1
44
24
3
3
1
0
1
1
1
1
1
0
0
1
1
0
経尿道的尿管狭窄拡張術
0
1
尿道狭窄内視鏡手術
0
1
1
0
1
0
1
0
外尿道腫瘍切除術
膀胱頚部硬化症
6
6
1
3
3
3
4
5
1
1
8
4
1
1
1
1
腎部分切除術
腎盂腫瘍・腎腫瘍
1
腹腔鏡下腎摘出術
腎摘出術
腎癌
1
1
腹腔鏡下腎摘出術
1
1
0
腎(尿管)悪性腫瘍手術
1
1
0
3
3
0
1
1
0
4
0
1
0
0
1
1
0
2
0
陰嚢水腫
陰嚢水腫手術
陰嚢肉芽腫
精巣上体(副睾丸)摘出術
陰茎膿瘍
陰茎切断術
陰茎尖圭コンジローマ
陰茎尖圭コンジローム切除術
精巣腫瘍
精巣悪性腫瘍手術
精巣上体炎
精巣摘出術
1
1
膀胱出血
1
1
1
1
1
1
経尿道的尿路結石除去術
1
膀胱結石異物摘出術
2
1
8
12
膀胱内凝血除去術
2
2
1
1
1
0
経尿道的止血術
1
1
0
0
2
1
0
1
1
1
0
経尿道的電気凝固術
膀胱脱
膀胱脱根治術
膀胱内異物
膀胱結石異物摘出術
その他
経尿道的尿管ステント抜去術
合計
1
1
尿管切石術
膀胱結石
前
年
2
尿道悪性腫瘍摘出術
尿道腫瘍
合
計
16
1
1
1
9
月
1
1
15
9
6
- 114 -
9
11
1
7
7 12
6 15
9
8 115
69
注意) 1人につき2つの手術を行っている場合もあり
病院年報
2010
医療法人 協和会
Kyowa
協立病院
4)整形外科
部位等
鎖骨
病名
鎖骨骨折・鎖骨遠位端骨折
肩鎖関節脱臼
肩・上腕
上腕骨骨折
橈骨頭骨折・肘頭骨折
肘
手関節
肘脱臼骨折
肘部管症候群
肘軟部腫瘍
橈骨遠位端骨折
手関節骨折
手関節軟部腫瘍
中手骨骨折・中節骨骨折・基節骨
骨折・槌指
手・指
骨盤
股関節
環指槌指変形
手関節内骨折
腱鞘炎・弾発指
MP 関節脱臼
指伸筋腱断裂・化膿性腱鞘炎
手根管症候群
骨髄炎
指伸筋腱損傷
手ガングリオン
舟状骨骨折
小指末節骨骨折
坐骨神経痛
大腿骨頚部骨折・大腿骨骨幹部骨
折・ 大腿骨転子部骨折・大腿骨転
子間骨折・大腿骨転子下骨折・大
腿骨顆上骨折・ 大腿骨骨腫瘍
大腿骨人工骨頭挿入術後創縫合
不全
大腿骨人工骨頭挿入術後感染症
変形性股関節症
膝蓋骨骨折
膝
変形性膝関節症
膝内障
膝滑膜炎
人工関節置換術後感染症
人工関節置換術後脱臼
膝神経鞘腫
半月板損傷
化膿性膝関節踵
腓骨脛骨骨折
下腿
脛骨骨折
腓骨遠位端骨折
腓骨神経麻痺
下腿開放性骨折
下腿骨粉砕骨折
下腿骨折観血的手術後感染症
脛骨高原骨折
関節脱臼開放骨折・脛骨骨折
脛骨骨髄炎
足関節骨折・足関節脱臼骨折
足関節
アキレス腱断裂
踵骨骨折
他の四
肢
腰部
頚部
その他
母趾骨折
中足骨骨折
遠位趾節間関節脱臼骨折後変形
閉塞性動脈血栓症
四肢切断術後感染症
足軟部腫瘍
足糖尿病性壊疽
壊死 他
腰椎椎間板ヘルニア・腰部脊柱管狭
窄症
腰部脊柱管狭窄症
腰椎変性辷り症・坐骨神経痛
頚椎椎間板ヘルニア
骨髄炎
前腕神経腫
下肢不全断裂
殿部異物
殿部腫瘍
合計
術式
骨折観血的手術
骨内異物(挿入物)除去術
関節脱臼観血的整復術
観血的関節制動術
関節脱臼観血的整復術
関節内異物(挿入物)除去術
骨折観血的手術
骨折経皮的鋼線刺入固定術
創傷処理
(肘)関節内骨折観血的手術
関節内骨折観血的手術
骨折観血的手術
骨内異物(挿入物)除去術
骨折観血的手術
関節脱臼観血的整復術
神経移行術
四肢軟部腫瘍摘出術(前腕)
皮膚皮下腫瘍摘出露出部
骨折観血的手術
(手)関節内異物(挿入物)除去物
創外固定術
骨折観血的手術
四肢軟部腫瘍摘出術
骨折経皮的鋼線刺入固定術
骨折観血的手術
経皮的ピンニング固定術
(手)骨内異物(挿入物)除去術
腱移行術
骨折経皮的鋼線刺入固定術(手)
関節内骨折観血的手術
腱鞘切開術
腱縫合術
関節脱臼観血的整復術
腱縫合術
デブリードマン
手根管開放手術
腐骨摘出術
腱縫合術
創傷処理
四肢軟部腫瘍摘出術
(手舟状骨) 骨折観血的手術
(指(手,足)) 骨折観血的手術
硬膜外ブロック
人工骨頭挿入術
骨折観血的手術
関節内骨折観血的手術
骨内異物(挿入物)除去術
関節形成手術
デブリードマン
再縫合術
創傷処理
人工関節置換術
骨折観血的手術
(膝)関節内骨折観血的手術.
骨内異物(挿入物)除去術
人工関節置換術
関節滑膜切除術(関節鏡下)
半月板切除術 (関節鏡下)
関節鏡下関節滑膜切除術(膝)
創傷処理
関節脱臼非観血的整復術
関節内異物(挿入物)除去術
四肢軟部腫瘍摘出術
半月板切除術 (関節鏡下)
関節鏡視下半月板切除術
関節鏡下関節滑膜切除術(膝)
(膝)関節滑膜切除術
骨折観血的手術
骨内異物(挿入物)除去術
関節内骨折観血的手術
骨折観血的手術
骨折観血的手術
神経移行術
骨折観血的手術
関節内骨折観血的手術
骨内異物(挿入物)除去術
関節内骨折観血的手術
骨内異物(挿入物)除去術
骨内異物(挿入物)除去術
骨掻爬術.下腿
骨髄炎・骨結核手術
骨折観血的手術
関節内骨折観血的手術
骨内異物(挿入物)除去術
関節内異物(挿入物)除去術
(足)偽関節手術
関節脱臼観血的整復術
アキレス腱断裂手術
腱縫合術
腱移行術
骨折経皮的鋼線刺入固定術(そ
の他)
関節内骨折観血的手術
骨折観血的手術
骨折経皮的鋼線刺入固定術(足)
関節内骨折観血的手術
(指(手、足))四肢切断術
(下腿)四肢切断術
皮膚切開術
四肢軟部腫瘍摘出術
(下腿)四肢切断術
四肢切断術
四肢関節離断術
硬膜外ブロック
経皮的ピンニング固定
椎間板摘出術.経皮的髄核摘出
術
椎弓切除術
創外固定術
硬膜外ブロック
硬膜外ブロック
骨掻爬術 足その他
四肢軟部腫瘍摘出術(前腕)
皮弁作成術
筋肉内異物摘出
皮膚皮下腫瘍摘出術
4
月
5
月
6
月
7
月
10
月
11
月
2
1
3
1
1
2
1
8
月
1
9
月
1
12
月
1
1
1
2
1
1
1
2
1
3
月
1
1
3
3
3
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
2
月
1
1
2
1
月
2
3
2
4
1
2
1
7
1
1
1
1
2
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
4
2
3
5
2
7
1
1
7
2
3
1
5
4
6
2
1
4
6
1
2
1
6
2
2
6
2
3
5
2
6
1
1
1
2
2
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
2
1
2
1
1
1
2
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
2
1
1
1
1
6
8
7
3
26
31
26
30
1
1
1
1
1
1
1
1
2
2
2
10
3
18
7
6
1
3
1
1
1
1
1
1
3
1
1
37
33
1
24
22
40
25
30
24
合計
4
2
0
0
1
1
17
1
0
1
2
4
6
0
0
2
1
1
25
1
1
1
1
3
2
1
1
0
1
0
5
1
0
0
0
0
0
3
0
0
1
1
2
26
66
6
4
0
1
0
0
3
3
1
2
4
0
0
1
0
0
0
0
1
0
1
1
0
2
1
2
1
1
2
1
2
1
0
0
1
1
6
1
2
3
1
2
5
2
0
1
1
1
1
0
1
1
0
1
1
3
0
75
1
1
1
1
0
4
2
1
1
0
0
348
前年
3
6
1
3
0
1
6
1
1
0
2
0
0
1
1
0
0
0
18
0
7
0
0
6
2
0
0
1
0
2
15
0
1
3
1
3
1
0
1
1
0
0
1
44
65
4
4
1
0
1
2
4
1
3
9
1
1
0
1
1
1
1
3
1
0
0
5
2
0
0
0
0
0
0
2
1
3
3
0
0
1
9
2
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98
0
0
2
0
8
7
0
0
0
1
1
408
注意) 1人につき2つの手術を行っている場合もあり
- 115 -
病院年報
2010
医療法人 協和会
Kyowa
協立病院
5)外 科
部位等
病名
食道・胃
食道癌
胃癌 嚥下障害 他
術式
食道悪性腫瘍手術
胃瘻造設術
胃全摘術・胃切除術
腹腔鏡下胃切除術
腸瘻、虫垂瘻造設術
胃腸吻合術
残胃空腸吻合術
脾摘出術
胃血管結紮術(急性胃出血手術)
噴門側胃切除術
胃縫合術
試験開腹術
急性汎発性腹膜炎手術
大網、腸間膜、後腹膜腫瘍摘出術
腹腔鏡下十二指腸潰瘍穿孔縫合
術
小腸切除術
小腸瘻閉鎖術
腹腔鏡下小腸切除術
腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術
虫垂切除術
腹腔鏡下虫垂切除術
腹腔内ドレナージ術
腸閉鎖症手術/腸管癒着症手術
腹腔鏡下腸管癒着剥離術
腸吻合術
結腸切除術
腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術
腹腔鏡下結腸切除術
結腸切除術
腹腔鏡下結腸切除術
人工肛門閉鎖術
人工肛門造設術
穿孔部閉鎖
人工肛門造設術 他
直腸切除術
膀胱壁切除術
腹腔鏡下直腸切除・切断術
直腸腫瘍摘出術
直腸脱手術
痔核手術、痔瘻根治手術
人工肛門閉鎖術/人工肛門修正術
肛門周囲膿瘍切開術
肛門ポリープ切除術
胃癌 他
胃
出血性胃潰瘍
胃粘膜下腫瘍
胃潰瘍穿孔
癌性腹膜炎・胃癌 肝癌 他
限局性腹膜炎・汎発性腹膜炎
十二指腸
小腸
虫垂
腸管
十二指腸潰瘍穿孔
イレウス・憩室炎
パーキンソン・嚥下障害・腸瘻
イレウス
虫垂癌
虫垂炎
イレウス・腸閉塞
結腸癌
結腸
結腸壊死 憩室炎 結腸軸捻転
結腸膀胱瘻 等
結腸癌 結腸穿孔 腹膜炎 他
直腸癌 他
直腸
肛門
ヘルニア
口腔・気
管
肺
乳房
肝臓
直腸ポリープ・直腸癌
直腸脱
痔核・内痔核・痔瘻
人工肛門狭窄 他
肛門周囲膿瘍
肛門ポリープ
大腿ヘルニア
鼡径ヘルニア
ヘルニア修復術
腹壁瘢痕ヘルニア
食道裂孔ヘルニア手術
臍ヘルニア
骨盤部ヘルニア・閉鎖孔ヘルニア
ヘルニア手術
肺癌・嚥下性肺炎・パーキンソン
気管切開術
気胸
胸腔鏡下肺切除術 他
乳腺悪性腫瘍手術
リンパ節郭清術
乳腺腫瘍摘出術
肝悪性腫瘍ラジオ波焼灼療法 他
肝切除術
腹腔・静脈シャントバルブ設置術
腸瘻、虫垂瘻造設術
腹腔鏡下胆嚢摘出術
胆嚢外瘻造設術
胆嚢摘除術
膵頭部腫瘍切除術
膵頭十二指腸切除術
総胆管胃(腸)吻合術
胆管切開結石摘出術
胆管ステント抜去術
胃腸吻合術
子宮全摘術
下肢静脈瘤手術 他
血管結紮術
内シャント血栓除去術
内シャント設置術
W ルーメン挿入術/抜去術
血管移植術、バイパス移植術
創傷処理・皮膚切開
腹壁瘻手術
連続携行式腹膜潅流 他
血管拡張術
動脈塞栓除去術
動脈血栓内膜摘出術
動静脈形成術
腫瘍摘出術/悪性腫瘍摘出術
皮膚移植術
皮粘膜血管腫摘出術
皮膚皮下腫瘍摘出術
毛巣嚢、毛巣瘻手術
腹腔内ドレナージ術
腹膜膿瘍手術
腹壁瘻手術
ペースメーカー交換術
リンパ節摘出術
切開処置
創傷処理
縫合
耳下腺腫瘍摘出術
限局性腹腔膿瘍手術
乳癌・乳腺悪性腫瘍
乳癌・乳房腫瘤
肝細胞癌・転移性肝腫瘍 他
肝転移・肝細胞癌・肝のう胞
肝硬変
胆嚢炎・胆石症・胆嚢結石症 他
急性胆嚢炎・胆嚢癌 他
膵臓
子宮
四肢
ファーター乳頭部癌・膵頭部癌
総胆管結石
胆嚢癌
膵癌
子宮筋腫
下肢静脈瘤
浮腫
慢性腎不全
血管
内シャント閉塞・シャント感染症
動脈瘤破裂
皮膚
皮膚癌・黒色腫・皮膚腫瘍
腫瘤・粉瘤 毛巣洞 他
腹膜炎
腹膜膿瘍
腹壁瘻孔
心房細動・洞不全症候群
リンパ節転移
瘻孔・膿瘍・褥瘡・血腫・挫創
耳下腺腫瘍
横隔膜下膿瘍
・
・
5
月
1
1
6
月
1
7
月
1
1
1
8
月
9
月
10
月
11
月
2
12
月
1
1
月
2
2
月
1
3
1
2
3
月
1
1
1
1
2
1
1
2
1
1
1
1
1
1
1
1
1
2
1
2
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2
1
3
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1
1
2
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2
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2
1
1
1
1
1
1
1
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1
2
1
2
1
1
2
1
2
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1
2
1
1
1
1
1
2
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1
1
1
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1
3
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
2
2
1
1
4
胆のう
胆管
4
月
2
1
1
5
5
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1
5
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1
3
1
1
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1
1
1
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7
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1
1
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2
1
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8
5
3
1
1
3
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1
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1
3
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3
1
2
2
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1
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1
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2
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1
3
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1
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1
1
3
1
1
1
1
1
2
1
1
3
1
1
1
1
1
その他
合計
42
36
41
29
27
33
29
39
40
27
43
31
合計
前年
1
3
12
2
0
3
0
1
2
1
0
0
8
0
1
0
13
1
2
4
1
1
3
1
1
2
4
1
1
3
7
3
1
0
15
7
1
2
1
1
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5
0
6
2
2
12
2
3
7
1
3
1
2
6
1
0
2
2
55
1
6
0
0
0
9
2
3
1
20
6
0
4
3
1
13
4
2
7
2
1
2
0
2
15
1
8
1
1
14
2
4
3
2
46
0
4
1
1
1
2
4
1
7
3
1
1
0
1
2
48
0
8
1
1
1
6
0
2
0
7
2
3
51
2
6
0
7
1
0
0
0
4
1
1
2
20
1
5
1
1
4
1
4
1
3
0
0
0
417
2
3
0
2
4
2
0
1
40
1
4
1
0
1
8
1
0
1
4
0
5
68
5
6
2
0
1
1
1
2
5
10
0
0
0
0
0
0
2
0
0
0
0
0
1
1
4
417
注意) 1人につき2つの手術を行っている場合もあり
- 116 -
病院年報
2010
医療法人 協和会
Kyowa
協立病院
4.麻酔種類別診療科別麻酔件数
麻酔種類
球後麻酔
点眼麻酔
テノン氏嚢内注射
テノン+ケナコルト
球後麻酔+静麻
局所麻酔
局所静脈麻酔
伝達麻酔
静脈麻酔
全身+硬膜外
全身麻酔
硬膜外麻酔
局麻+硬膜外
局麻+仙骨部硬膜
外B
腰椎+硬膜外
腰椎麻酔
腰部硬膜外B
頚胸部硬膜外 B
腰麻+局所静脈
腰麻+閉鎖神経B
頚部硬膜外B
閉鎖神経B
合計
診療科
眼科
形成外科
眼科
眼科
眼科
眼科
外科
眼科
内科
形成外科
整形外科
泌尿器科
循環器科
整形外科
形成外科
外科
眼科
整形外科
泌尿器科
外科
整形外科
泌尿器科
外科
眼科
形成外科
整形外科
麻酔科
泌尿器科
外科
泌尿器科
麻酔科
泌尿器科
4
月
59
5
月
55
6
月
57
7
月
8
月
9
月
10
月
11
月
12
月
1
月
2
月
3
月
54
1
2
46
70
39
52
39
49
47
9
1
9
14
1
7
8
1
4
1
2
6
14
21
2
4
1
12
前年
569
1
0
0
0
2
112
8
4
151
27
1
0
16
0
2
0
3
0
105
4
14
82
10
2
65
1
11
1
1
0
1
590
5
4
1
1
2
123
13
0
185
36
7
1
24
2
9
9
4
1
39
3
1
164
2
0
41
0
1
1
0
1
0
1
0
0
66
143
66
83
1
1
20
3
0
129 129 1,577
1
68
164
56
106
0
0
2
7
1
1,675
9
2
1
13
2
12
5
11
3
15
1
17
3
12
6
1
15
13
3
10
11
1
4
1
3
13
1
1
1
2
1
1
2
1
2
1
1
1
2
10
1
1
7
1
8
8
10
6
7
2
4
2
7
2
2
8
2
6
9
1
3
1
1
4
9
7
12
1
2
3
1
11
1
1
13
4
1
1
8
12
2
2
8
2
10
2
1
1
1
6
6
1
5
1
9
10
2
4
1
8
1
1
3
4
3
1
4
1
1
1
泌尿器科
外科
外科
整形外科
泌尿器科
整形外科
整形外科
整形外科
泌尿器科
整形外科
整形外科
合計
1
4
13
10
3
4
13
5
2
1
3
2
5
13
4
13
4
12
6
4
2
9
7
18
7
10
3
8
5
15
4
6
9
14
7
3
1
1
2
2
4
2
1
147
131 158 120
85 129 156
注意) B:ブロック
注意) テノン:テノン氏嚢内注射
- 117 -
6
10
4
8
7
12
6
8
6
132 139 122
8
9
7
7
5
13
3
3
病院年報
2010
医療法人 協和会
Kyowa
協立病院
5.年齢別性別退院患者数
~4 歳
5~9 歳
10~14 歳
15~19 歳
20~24 歳
25~29 歳
30~34 歳
35~39 歳
40~44 歳
45~49 歳
50~54 歳
55~59 歳
60~64 歳
65~69 歳
70~74 歳
75~79 歳
80~84 歳
85~89 歳
90~94 歳
95 歳~
総数
男
女
男
女
男
女
男
女
男
女
男
女
男
女
男
女
男
女
男
女
男
女
男
女
男
女
男
女
男
女
男
女
男
女
男
女
男
女
男
女
男
女
4
月
1
0
0
1
0
0
0
1
1
1
0
0
1
1
0
2
5
2
3
2
7
4
10
4
15
8
28
17
25
22
30
24
23
27
12
20
7
26
3
11
171
173
5
6
7
月
月
月
0
0
0
0
0
0
0
1
0
1
1
0
1
1
0
0
0
0
1
1
3
1
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0
0
0
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0
2
4
0
1
1
1
0
0
1
2
1
2
3
2
8
5
1
1
2
4
7
6
5
4
5
5
5
1
2
4
8
6
2
3
6
5
2
8
4
5
5
7
9
17
24
18
9
12
18
23
22
26
14
8
17
32
36
24
20
24
25
29
37
43
23
33
43
26
23
24
25
29
27
20
16
10
26
27
20
5
11
7
20
27
20
4
2
2
9
8
7
187 201 182
171 195 208
8
9
10
月
月
月
0
0
0
0
0
0
0
0
1
0
0
0
0
1
0
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2
0
0
3
1
0
2
1
2
2
0
3
1
2
3
0
2
1
0
1
2
1
6
5
0
2
0
3
3
7
2
1
5
5
7
7
1
2
7
6
2
4
4
5
4
5
2
3
1
10
9
7
4 10
4
17
18
23
8
9
7
16
33
31
14
15
21
29
29
26
16
24
25
40
42
32
30
31
34
39
37
33
30
32
37
15
14
12
23
31
27
8
5
4
15
22
12
2
3
2
8 12
4
190 214 196
171 218 184
- 118 -
11
12
1
月
月
月
0
0
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0
0
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4
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7
2
2
1
2
5
3
5
0
0
2
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2
2
3
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6
3
7
4
6
3
1
8
4
8
4
3
2
3
2
4
3
4
8
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3
3
3
3
10
10
15
4
3
3
20
15
20
7 10
10
21
22
22
17
14
14
22
31
27
20
15
29
37
37
53
24
21
28
24
31
28
23
25
22
10
14
12
22
32
27
7
5
7
18
12
15
3
1
1
5 10
6
181 198 216
171 164 168
2
3
月
月
0
0
0
0
0
0
0
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0
0
2
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1
1
1
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2
7
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2
0
1
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3
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6
1
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4
1
2
5
2
4
4
2
6
5
3
11
9
5
4
21
11
11
12
15
27
13
22
30
29
20
22
34
49
35
40
33
25
33
41
9 18
25
26
7
9
9 18
4
2
9 12
183 203
180 212
総数
死亡
1
0
4
3
5
5
16
12
22
17
29
12
13
25
42
38
54
49
43
45
58
40
108
62
219
121
286
186
340
262
463
366
346
351
162
306
82
214
29
101
2,322
2,215
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
1
0
1
14
1
12
4
19
9
19
15
33
27
20
23
16
28
8
19
141
128
病院年報
2010
医療法人 協和会
Kyowa
協立病院
6.疾病大分類による年齢別性別退院患者数
10~14歳
15~19歳
20~29歳
30~39歳
40~49歳
50~59歳
60~64歳
65~69歳
70~74歳
75~79歳
80~84歳
85~89歳
90歳~
0
2
6
2
11
7
4
13
8
12
17
8
7
97
66.8
女
0
0
2
3
7
12
9
6
5
10
8
13
13
17
14
119
65.4
男
0
0
0
1
0
1
2
12
36
40
59
84
53
13
7
308
73.2
女
0
0
0
0
0
0
7
8
15
10
28
22
11
15
9
125
72.9
血液及び造血器の疾患
並びに免疫機構の障害
男
0
0
0
0
0
0
0
0
1
1
2
3
6
3
0
16
78.6
女
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
3
1
5
4
7
20
85.2
内分泌・栄養及び
代謝疾患
男
0
0
0
0
2
0
9
10
10
16
18
23
8
3
1
100
67.8
女
0
0
0
0
0
3
6
2
7
9
9
8
16
12
6
78
73.2
男
0
0
0
0
2
0
0
2
0
0
1
1
3
0
0
9
62.2
女
0
0
0
1
1
1
1
0
2
1
1
2
3
3
0
16
65.3
男
0
0
0
2
1
1
4
3
4
4
7
11
12
3
4
56
70.1
女
0
0
0
0
1
2
1
1
7
6
3
17
7
7
6
58
73.9
男
0
0
1
1
0
0
3
4
7
21
34
57
11
16
5
160
73.6
女
0
2
0
1
0
0
4
7
10
30
37
46
39
22
8
206
74.0
男
0
0
0
0
0
0
0
1
2
2
1
3
5
1
0
15
74.1
女
0
0
0
0
0
2
5
7
9
8
8
8
3
3
2
55
66.5
男
0
0
0
0
2
0
6
17
29
29
32
48
50
23
21
257
74.3
女
0
0
0
0
0
0
3
8
7
11
27
60
53
59
65
293
81.4
男
0
0
0
3
6
7
2
9
12
15
27
51
45
41
30
248
75.4
女
0
0
0
0
9
9
3
5
5
11
14
27
37
50
77
247
79.8
男
0
0
0
4
12
20
23
63
77
87
87
##
74
21
13
581
67.6
女
0
0
2
3
5
20
26
31
33
48
64
76
61
33
30
432
69.9
皮膚及び
皮膚組織の疾患
男
0
0
0
0
1
1
2
2
0
3
2
1
2
1
2
17
66.6
女
0
0
0
0
1
0
1
0
0
1
2
4
6
3
4
22
78.1
肋骨格系及び
結合組織の疾患
男
0
0
0
0
3
3
4
4
4
6
9
7
5
7
1
53
66.9
女
0
0
0
0
0
3
3
2
0
6
11
13
15
10
3
66
74.7
男
1
3
0
0
4
7
15
11
14
30
37
44
40
10
10
226
69.5
女
0
0
0
1
1
3
13
12
10
16
14
31
22
22
30
175
74.6
男
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
2
0
0
0
2
77.5
女
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0.0
男
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
2
0
1
3
86.7
女
0
0
0
0
0
0
1
0
0
0
0
0
0
0
0
1
49.0
男
0
1
4
3
12
13
16
20
18
18
15
12
11
11
9
163
59.4
女
0
1
1
3
4
8
11
13
11
19
30
38
60
42
51
292
75.6
平均年齢
5~9歳
0
総数
~4歳
0
性別
男
疾病大分類
(ICD-10)
感染症及び寄生虫
新生物(悪性新生物)
精神及び行動の障害
神経系の疾患
眼及び付属器の疾患
耳及び乳様突起の疾患
循環器系の疾患
呼吸器系の疾患
消化器系の疾患
尿路性器系の疾患
先天奇形・変形
及び染色体異常
他に分類できない疾患
損傷・中毒及び
その他の外因の影響
- 119 -
病院年報
2010
医療法人 協和会
Kyowa
協立病院
7.コード別による月別 DPC 退院患者数と平均在院日数
1
月
2
月
3
月
合計
平均
在院日数
22
23
15
24
257
23.4
34
23
30
31
370
3.0
6
8
7
8
5
98
6.7
33
50
53
48
37
41
511
25.6
24
35
34
28
36
34
360
27.4
89
95
##
1,241
13.7
4
月
5
月
6
月
7
月
8
月
9
月
神経系疾患
18
23
30
17
19
20
26
20
眼科系疾患
38
31
40
36
0
28
52
27
8
11
10
5
14
9
7
呼吸器系疾患
39
51
50
27
47
35
循環器系疾患
26
27
37
31
21
27
消化器系疾患、肝臓・胆道・膵臓
疾患
##
91
##
##
81
##
筋骨格系疾患
MDC2 コード
耳鼻咽喉科系疾患
10
月
11
月
##
12
月
88
##
11
7
6
15
16
10
8
12
14
5
15
9
128
28.1
皮膚・皮下組織の疾患
3
3
1
4
7
7
3
2
3
1
3
2
39
13.0
乳房の疾患
3
0
1
1
0
3
0
0
1
1
1
1
12
12.3
内分泌・栄養・代謝に関する疾患
11
19
14
19
18
27
9
10
12
12
9
18
178
20.3
腎・尿路系疾患及び男性生殖器系
疾患産褥
53
47
55
42
46
38
42
42
42
49
47
43
546
22.8
女性生殖器系疾患及び産褥期疾
患・異常妊娠分娩
1
0
3
1
0
0
0
0
0
0
0
1
6
15.2
血液・造血器・免疫臓器の疾患
3
1
7
2
3
3
5
6
6
3
3
4
46
33.4
新生児疾患、先天性奇形
0
0
0
0
0
0
1
1
0
0
0
0
2
1.5
小児疾患
8
9
11
10
22
6
11
14
12
14
5
10
132
10.3
34
29
35
28
40
30
31
31
46
29
35
37
405
28.6
精神疾患
1
1
3
7
5
2
1
0
2
1
0
0
23
13.2
その他
9
3
5
12
7
7
2
6
7
3
4
8
73
43.8
##
##
##
##
##
##
##
##
##
4,427
19.4
外傷・熱傷・中毒
合計
##
##
##
8.診療科別による月別 DPC 退院患者数と平均在院日数
平均
4
月
5
月
6
月
7
月
8
月
9
月
10
月
11
月
12
月
1
月
2
月
3
月
合計
179
195
236
193
222
201
192
182
189
176
169
208
2,342
18.8
循環器科
23
29
25
26
17
20
20
28
29
30
31
23
301
33.3
外科
69
44
55
50
41
54
55
54
76
51
43
53
645
22.2
整形外科
39
27
39
36
40
33
30
35
53
29
40
44
445
29.1
1
2
8.0
1
3
78.3
373
3.0
0
0.0
1
12.0
診療科別
内科
形成外科
脳神経外科
眼科
1
1
1
38
31
40
35
28
51
27
36
24
32
31
神経内科
皮膚科
泌尿器科
合計
1
在院日数
29
26
26
30
26
18
28
24
27
26
28
27
315
10.7
379
353
421
371
346
354
378
350
410
336
343
386
4,427
19.4
- 120 -
病院年報
2010
医療法人 協和会
Kyowa
9.看護部データ
- 121 -
協立病院
病院年報
2010
医療法人 協和会
Kyowa
協立病院
10.医療技術部データ
1)検査科
生化学検査
血液ガス
感染症
血液検査
尿糞便検査
心電図
ホルター心電図
心エコー
腹部エコー
脳波
輸血(総人数)
輸血(単位数)
細菌・細胞診
インフルエンザ
輸血 C/T
4月
53308
101
405
9455
3905
717
35
162
138
8
20
9
309
24
1.02
5月
85089
91
457
9151
3904
684
37
136
121
5
27
130
332
18
1.24
6月
61868
112
1026
10099
4839
743
34
169
116
12
23
111
325
11
1.05
7月
54622
71
435
9455
4385
808
29
161
158
9
22
86
320
13
1.33
8月
53729
104
408
9399
4005
728
37
163
172
2
26
162
284
12
1.14
9月
55054
91
377
9516
4277
642
30
147
156
1
27
134
282
5
1.21
10 月
53090
107
421
9338
3850
701
29
132
151
0
28
115
300
20
1.22
11 月
54315
87
426
9647
4449
641
28
148
171
0
28
96
351
72
1.13
12 月
52431
111
353
9107
3975
633
26
146
133
0
19
80
329
110
1.11
1月
53986
128
393
9658
3891
724
32
152
112
0
25
114
325
341
1.15
2月
50512
115
379
9075
3637
615
34
122
121
0
27
115
238
203
1.14
3月
58025
129
473
10177
4251
756
33
165
149
0
20
96
312
129
1.19
計(件数)
686029
1247
5553
114077
49368
8392
384
1803
1698
37
292
1248
3707
958
13.93
2)内視鏡科
2010 年度内視鏡集計表
4月
気管支ファイバー
0
気管支肺胞洗浄
0
気管支腫瘍手術
0
気管支異物除去
0
気管支分泌吸引
0
食道 polypectomy
0
食道 EMR
0
EVL
1
EIS
0
食道ブジー
0
胃ファイバー
129
胃ESD
0
胃 polypectomy
0
胃 EMR
0
食道・胃異物除去
0
胃瘻造設
2
迅速ウレアーゼ
15
上部消化管止血術
1
大腸ファイバー1 S状
14
大腸ファイバー2 下行・
横行結腸
0
大腸ファイバー3上行・
盲腸
32
良性結腸 polypec・EMR
18
悪性結腸 polypec・EMR
0
直腸異物除去
0
下部消化管止血術
0
ルゴール散布
0
インジゴカルミン散布
1
5月
6月
7月
0
0
0
0
0
0
0
1
0
0
112
0
0
0
0
5
18
2
7
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
133 123
1
1
0
0
0
0
1
0
5
5
10
7
1
1
17
18
8月
9月
10月
11月
12月
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
119
1
0
0
1
4
10
4
16
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
118
2
0
0
1
4
13
5
10
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
150
2
0
0
0
7
17
5
17
0
0
0
0
0
0
0
0
0
1
139
0
0
0
0
5
14
1
16
1月
2月
3月
合計
0
0
0
0
0
0
0
0
0
3
108
0
0
0
0
5
9
1
17
0
0
0
0
0
0
0
1
0
1
121
1
0
0
0
2
7
3
5
0
0
0
0
0
0
0
1
0
0
117
0
0
0
0
1
13
2
19
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
4
0
0
0
5
125 1494
1
9
0
0
0
0
0
3
4
49
11
144
2
28
16
172
2
2
2
1
5
5
3
1
2
5
4
32
21
13
0
0
0
2
0
30
16
0
0
1
1
2
31
18
0
0
0
0
1
24
9
0
0
1
1
11
20
10
0
0
0
1
7
37
14
0
0
0
0
8
31
16
0
0
0
2
4
19
13
0
0
1
2
1
28
9
0
0
0
1
4
24
17
0
0
0
0
3
37
23
0
0
1
0
2
334
176
0
0
4
10
44
- 122 -
病院年報
2010
医療法人 協和会
Kyowa
協立病院
3)視能訓練科
平成 22 年度 眼科・視能訓練科 検査項目と件数
眼鏡
動的
静的
視野検査
視野検査
16
19
63
18
13
16
47
1046
18
14
27
61
686
960
18
12
35
50
8月
663
895
11
12
23
42
9月
661
886
20
6
20
44
10 月
684
909
13
11
15
44
11月
588
844
19
8
17
34
12 月
647
874
18
13
16
35
1月
589
765
14
22
14
30
2月
564
772
15
17
24
46
3月
700
977
14
20
23
45
月平均
662.9
899.1
16.3
13.7
20.8
45.1
合 計
7955
10789
196
164
249
541
前年合計
9116
12,091
235
132
346
589
超音波
超音波
網膜
角膜内皮細胞
蛍光
光干渉断層計
A モード法
断層撮影法
電位図
顕微鏡検査
眼底撮影
(OCT)
4月
29
16
29
4
61
142
5月
31
14
31
5
39
115
6月
25
12
25
5
40
113
7月
17
6
18
2
30
110
8月
16
8
16
3
18
95
9月
24
16
25
4
27
107
10 月
32
14
32
6
41
116
11 月
29
11
31
8
32
80
12 月
14
4
13
5
18
95
1月
22
8
22
2
27
87
2月
26
13
28
1
32
96
3月
15
9
15
6
18
115
月平均
23.3
10.9
23.8
4.3
31.9
105.9
合 計
280
131
285
51
383
1271
前年合計
新規
303
309
57
406
1092
視 力
眼 圧
4月
750
968
18
5月
649
893
6月
774
7月
処方箋
- 123 -
斜視・弱視
病院年報
2010
医療法人 協和会
Kyowa
協立病院
4)放射線科
平成22年度月別件数
4
5
月
月
一般
2464 2275
CT
715
672
MRI
455
399
TV
106
114
CINE
6
9
ANGIO
7
8
6
月
2887
833
435
141
8
8
7
月
2323
688
394
155
15
8
8
月
2057
605
361
115
9
4
9
月
2139
600
422
157
11
7
10
月
2091
722
362
124
9
6
11
月
2251
704
354
168
17
9
12
月
2211
647
364
110
16
9
1
月
2265
659
347
111
17
8
2
月
2116
669
366
124
14
13
5)薬剤科
平成 22 年度
薬剤管理指導(服薬指導)・外来化学療法(ミキシング・悪性腫瘍指導)回数
平成 22 年度 処方件数
年月
2010 年 4 月
2010 年 5 月
2010 年 6 月
2010 年 7 月
2010 年 8 月
2010 年 9 月
2010 年 10 月
2010 年 11 月
2010 年 12 月
2011 年 1 月
2011 年 2 月
2011 年 3 月
月平均
合計
前年度合計
入院合計
6,921
6,864
6,980
7,145
6,268
6,721
6,754
6,587
7,340
6,491
6,284
6,057
6,701
80,412
84,377
(注意:外来合計は、夜間時間外のみ)
外来合計
(訪夜含)
240
251
205
320
230
199
224
205
303
419
250
265
259
3,111
3,625
総合計
定期注射
7,161
7,115
7,185
7,465
6,498
6,920
6,978
6,792
7,643
6,910
6,534
6,322
6,960
83,523
88,002
- 124 -
14,488
14,281
13,185
12,969
13,970
13,484
13,494
14,531
14,853
15,721
13,272
14,702
14,079
168,950
186,070
外来注射
1,885
1,759
1,980
2,038
1,936
1,995
1,902
1,757
1,939
1,743
1,662
1,852
1,871
22,448
22,617
院外処方
24,549
21,521
23,985
24,045
23,393
23,754
22,801
23,817
23,675
22,795
21,029
25,340
23,392
280,704
281,030
3
月
2498
733
436
130
12
12
病院年報
2010
医療法人 協和会
Kyowa
6)栄養科
平成22年度 栄養科 業務実績
一般食
(人)
特別食
透析外来
(人)
弁当(食)
栄養食事指導
件数
人数
4月
2945
2589
296
32
48
5月
3090
2882
302
27
39
6月
3190
2351
306
25
29
7月
3422
2668
311
28
48
8月
3202
2375
176
26
36
9月
3155
2375
273
38
63
10月
3276
2347
279
25
31
11月
3149
2388
284
37
57
12月
3107
2565
283
26
44
1月
3329
2555
266
30
31
2月
2968
2450
248
24
57
3月
3094
2735
275
37
64
月平均
3161
2523
275
30
46
年度合計
37927
30280
3299
355
547
前年度合計
40372
31145
3235
423
631
7)臨床工学科
臨床工学科管理医療機器(一部)
人工呼吸器
NEWPORT E200 WAVE
(株)東機貿
1台
NEWPORT 100i
(株)東機貿
4台
NEWPORT 100M
(株)東機貿
5台
IMI(株)
1台
LTV-1000
フジ・レスピロニクス(株)
1台
DAB-40E
日機装(株)
1台
DRY-01
日機装(株)
1台
DRY-11A
日機装(株)
1台
DCS-72
日機装(株)
11台
DCS-73
日機装(株)
19台
DBB-73
日機装(株)
2台
DCG-03
日機装(株)
2台
ダイセン・メンブレン・システムズ(株)
1台
クラレメディカル(株)
1台
T-Bird VELA
透析関連装置
VCR-82UX
血液浄化装置
KM-8900EX
- 125 -
協立病院
病院年報
2010
医療法人 協和会
Kyowa
協立病院
8)地域医療連携室
紹介件数
4月
5月
6月
7月
8月
10
11
12
月
月
月
9月
1月
2月
3月
合計
平成22年度
528
484
543
519
435
484
487
474
469
431
515
576
5945
平成21年度
468
435
514
548
445
395
495
423
466
404
458
550
5601
平成20年度
515
435
486
512
431
493
482
426
426
476
515
541
5738
平成19年度
373
401
465
451
426
427
461
423
392
400
457
491
5167
平成18年度
317
303
307
303
293
264
298
317
332
318
296
376
3724
平成 22 年度(MSW 介入ケース):人
転院先
法人関連病
院
法人外病院
合計
平成 22 年度転入所先(MSW 介入ケース):人
平成 22 年
度
協立温泉病院
141
第二協立病院
189
千里中央病院
18
転入所先
法人関連施
設
法人外施設
(老健)ウエルハウス川西
平成 22 年
度
107
(老健)ウエルハウス清和台
34
(有)ウエルハウス千里中央
1
(特養)花屋敷栄光園
4
協和マリナホスピタル
1
九十九記念病院
7
(特養)ハピネス川西
3
今井病院
4
(特養)ポプラ
2
坂本病院
宝塚リハビリテーション病
院
関西労災病院
3
(特養)やわらぎの里清和台
3
3
(特養)さぎそう園
2
2
(特養)のせの里
2
雲雀丘クリニック
2
(特養)清和苑
2
小曽根病院
関西リハビリテーション病
院
三田高原病院
1
(特養)天河草子
1
1
(特養)湯々館
1
1
(特養)やわらぎの里東谷
1
市立川西病院
1
(特養)ロココ豊中
1
新阿武山病院
1
(老健)せいふう
1
正愛病院
2
3
立花病院
1
ためなが温泉病院
1
(有)サンビナス宝塚
(有)メディカルホームくらら吹
田
(高賃)アミーユ甲東園
早石病院
1
1
東宝塚さとう病院
1
(高賃)アミーユ西淀川
(高賃)アミーユ箕面唐池公
園
(高賃)スーパーコート川西
2
(高賃)プレシャス川西
1
(GH)そよ風
2
(GH)ポプラ神田
1
381
合計
- 126 -
1
1
1
179
病院年報
2010
医療法人 協和会
Kyowa
協立病院
11.グループ病院・施設(含む看護ステーション)概要紹介とアクセス方法
1)病院・介護施設
区 分
病
院
名 称
協立病院
(313床)
第二協立病院
(225床)
協立温泉病院
(465床)
協和会病院
所 在 地
川西市中央町16-5
電 話
ファックス
072-758-1131 072-758-0039
(阪急川西能勢口駅北徒歩5分)
一般病棟(24時間診療救急告示病院)、各種検査機器、
概略 人間ドック、専門外来、リハビリテーション(PT)、
人工透析センター
川西市栄町5-28
072-758-1123 072-758-1124
(阪急川西能勢口駅北徒歩5分)
一般病棟(ホスピス・透析)、療養病棟(特殊疾患・療養・
リハビリテーション)、リハビリテーション総合承認施設(PT、
概略
OT、ST)、人工透析センター
※透析以外は外来なし
川西市平野1-39-1
072-792-1301 072-792-2341
(能勢電鉄平野駅下車徒歩1分)
一般病棟・療養病床、リハビリテーション総合承認施設(PT、
概略
OT、ST)
吹田市岸部北1-24-1
06-6339-3455 06-6339-0787
(301床) (JR京都線岸辺駅・北大阪急行桃山台駅より無料送迎バスあり)
一般病棟・回復期リハビリテーション病棟・療養病床、
概略 リハビリテーション総合承認施設(PT、OT、ST)、
人工関節センター
千里中央病院
(400床)
豊中市新千里東町1-4-3
06-6834-1100 06-6834-1102
(北大阪急行千里中央駅下車、北出口より徒歩2分)
概略 一般病棟・療養病床、リハビリテーション総合承認施設
協和マリナホスピタル 西宮市西宮浜4-15-1
(100床)
0798-32-1112 0798-32-1222
(阪神西宮駅より阪神バスにてヨットハーバー前下車すぐ)
概略 一般病床・療養病床、リハビリテーション(PT、OT、ST)
介護老人
保健施設
ウエルハウス川西
(定員150人)
川西市中央町15-25
072-755-1031 072-755-6251
(阪急川西能勢口駅北徒歩5分)
概略 一般療養棟、痴呆専門棟、デイケア、ショートステイ
ウエルハウス清和台
(定員100人)
川西市清和台東2-1-2
072-799-8811 072-799-8611
(阪急川西能勢口よりバス15分清和台1丁目バス停徒歩1分)
概略 一般療養棟、痴呆専門棟、デイケア、ショートステイ
ウエルハウス協和
(定員136人)
吹田市岸部北1-24-2
06-6339-0616 06-6339-1371
(JR京都線岸辺駅・北大阪急行桃山台駅より無料送迎バス)
概略 一般療養棟、痴呆専門棟、デイケア、ショートステイ
ウエルハウス西宮
(定員150人)
西宮市西宮浜4-15-1
0798-32-1113 0798-32-1223
(阪神西宮駅より阪神バスにてヨットハーバー前下車すぐ)
概略 一般療養棟、痴呆専門棟、デイケア、ショートステイ
- 127 -
病院年報
2010
医療法人 協和会
Kyowa
協立病院
2)クリニック
聖徒クリニック
住所
大阪市淀川区宮原 5 丁目 7 番 23 号
3)在宅介護サービス等
- 128 -
TEL
06-6395-3051
FAX
06-6397-279
病院年報
2010
医療法人 協和会
Kyowa
編
集
後 記
当院の年報作成も2004年から始まり今年で 7 年目を向かえま
したが、今年からはデータの年度への切り替えを行いました。
今までどおり、基本を PDF で作成し、電子媒体での配布がメイン
になると思います。これからも年々、年報の内容の充実に取り組ん
でまいります。
作成にご協力頂きました皆様ありがとうございました。この場を
お借りしてお礼申し上げます。
“もっと素晴らしい明日へ”
に向かってスタッフ一同頑張ります
病院年報「アニュアル 協立」編集委員会構成員一覧
委
員 長
麹谷 卓司
編
集 長
金澤 伸祐樹(放射線科)
副
委 員 長 松山 貴
副
編 集 長 野村 龍一 (事 務 部)
顧
問
(地域医療連携室)
(視能訓練科)
田野 伸雄 (医 局)
(兼企画調整委員)
情報処理委員
委
卜部 真暢 (診療情報管理室)
員
中川 亜弥
(看 護 部)
馬場 尚子 (事 務 部)
発
行:医療法人 協和会 協立病院
発 行 日:平 成 23 年 7 月 1 日
編集/作製:協立病院 年報編集委員会
- 129 -
協立病院
病院年報
2010
医療法人 協和会
Kyowa
協立病院
至多田
至萩原台
協立病院
至木部
ウエルハウス
川西
第二協立病院
能
勢
電
鉄
川
西
市 役 所
猪
名
至宝塚
川
川西能勢口
阪 神 高 速
小 花 出 入 口
旧国道176号線
阪急川西
アステ
呉服橋
JR福知山線
JR川西池田駅
至宝塚
阪
神
国道176号線
高
至宝塚IC
速
中国道自動車道
至池田
日産自動車
至
伊
丹
至
伊
丹
至池田IC
至大阪
【 交通アクセス 】
自動車:病院向い側(第1・2)駐車場あり。
電
車:阪急川西能勢口駅下車北へ徒歩5分(阪急梅田より約 23 分)
JR 川西池田駅下車北へ徒歩約 12 分(JR 大阪駅より約 23 分)
バ
ス:北向き…川西バスターミナルより、杉生線又は、けやき線乗車、日高町下車徒歩2分。
南向き…川西バスターミナル・JR 川西池田方面乗車、日高町下車すぐ。
お帰りの際は、タクシー呼び出し専用電話(電話料金無料)をご用意しております。
(阪急タクシー・朝日交通)
【 情報アクセス 】
電
話:072-758-1131
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