川 崎 市 議 会 定 例 会 会 議 録 【 速 報 版 】

平成27年9月11日(金)
平成27年(2015年)
第4回
川 崎 市 議 会 定 例 会 会 議 録
【
速
報
版
】
( 第 4 日 )
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速報版
平成27年(2015年)第4回川崎市議会定例会会議録
第4日(9月11日)
議事日程
第1
議案第123号 川崎 市行政手続に おける特定の個人を識別するための番号の利用等 に関
する条 例の制定に ついて
議案第124号 川崎 市職員の再任 用に関する条例の一部を改正する条例の制定につ いて
議案第126号 川崎 市手数料条例 の一部を改正する条例の制定について
議案第127号 川崎 市乗合自動車 乗車料条例の一部を改正する条例の制定について
議案第128号 川崎 市火災予防条 例の一部を改正する条例の制定について
議案第129号 川崎 市多摩スポー ツセンター建設等事業の契約の変更について
議案第130号 王禅 寺四ッ田特別 緑地保全地区用地の取得について
議案第131号 市道 路線の認定及 び廃止について
議案第132号 (仮 称)川崎市南 部学校給食センター整備等事業の契約の締結につ いて
議案第133号 訴え の提起につい て
議案第134号 平成 27年度川崎市 一般会計補正予算
議案第135号 平成 27年度川崎市 母子父子寡婦福祉資金貸付事業特別会計補正予算
議案第136号 平成 27年度川崎市 後期高齢者医療事業特別会計補正予算
議案第137号 平成 27年度川崎市 公害健康被害補償事業特別会計補正予算
議案第138号 平成 27年度川崎市 介護保険事業特別会計補正予算
議案第139号 平成 27年度川崎市 港湾整備事業特別会計補正予算
報告第16号
健全 化判断比率の 報告について
報告第17号
資金 不足比率の報 告について
報告第18号
公益 財団法人川崎 市国際交流協会ほか23法人の経営状況について
報告第19号
地方 自治法第180条の規定による市長の専決処分の報告について
第2
議案第140号 平成 26年度川崎市 一般会計歳入歳出決算認定について
議案第141号 平成 26年度川崎市 競輪事業特別会計歳入歳出決算認定について
議案第142号 平成 26年度川崎市 卸売市場事業特別会計歳入歳出決算認定について
議案第143号 平成 26年度川崎市 国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定につ いて
議案第144号 平成 26年度川崎市 母子父子寡婦福祉資金貸付事業特別会計歳入歳出 決算
認定に ついて
議案第145号 平成 26年度川崎市 後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算認定に つい
て
議案第146号 平成 26年度川崎市 公害健康被害補償事業特別会計歳入歳出決算認定 につ
いて
議案第147号 平成 26年度川崎市 介護保険事業特別会計歳入歳出決算認定について
議案第148号 平成 26年度川崎市 港湾整備事業特別会計歳入歳出決算認定について
議案第149号 平成 26年度川崎市 勤労者福祉共済事業特別会計歳入歳出決算認定に つい
て
議案第150号 平成 26年度川崎市 墓地整備事業特別会計歳入歳出決算認定について
議案第151号 平成 26年度川崎市 生田緑地ゴルフ場事業特別会計歳入歳出決算認定 につ
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平成27年(2015年)第4回川崎市議会定例会会議録 第4日(9月11日)
速報版
いて
議案第152号 平成 26年度川崎市 公共用地先行取得等事業特別会計歳入歳出決算認 定に
ついて
議案第153号 平成 26年度川崎市 公債管理特別会計歳入歳出決算認定について
議案第154号 平成 26年度川崎市 病院事業会計決算認定について
議案第155号 平成 26年度川崎市 下水道事業会計決算認定について
議案第156号 平成 26年度川崎市 水道事業会計の資本剰余金処分及び決算認定につ いて
議案第157号 平成 26年度川崎市 工業用水道事業会計の資本剰余金処分及び決算認 定に
ついて
議案第158号 平成 26年度川崎市 自動車運送事業会計の資本剰余金処分及び決算認 定に
ついて
第3
請願・陳情
第4
川崎市議会議 会改 革検討委員会 の設置について
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付議事件
議事日程のとお り
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速報版
出席議員
平成27年(2015年)第4回川崎市議会定例会会議録
(59人 )
40番
林
浩
美
1番
重
冨
達
也
41番
松
原
成
文
2番
月
本
琢
也
42番
廣
田
健
一
3番
添
田
勝
43番
石
田
康
博
4番
小
田
理 恵子
44番
浅
野
文
直
5番
渡
辺
あ つ子
45番
石
川
建
二
6番
三
宅
隆
介
46番
斉
藤
隆
司
7番
春
孝
明
47番
石
田
和
子
8番
川
島
雅
裕
48番
市
古
映
美
9番
河
野
ゆ かり
49番
山
田
益
男
10番
矢
沢
孝
雄
50番
織
田
勝
久
11番
末
永
直
51番
飯
塚
正
良
12番
老
沼
純
52番
雨
笠
裕
治
13番
斎
藤
伸
志
53番
花
輪
孝
一
14番
野
田
雅
之
55番
後
藤
晶
一
15番
片
柳
進
56番
岩
崎
善
幸
16番
宗
田
之
57番
大
島
17番
渡
辺
学
58番
嶋
崎
嘉
夫
18番
林
敏
夫
59番
鏑
木
茂
哉
19番
松
井
孝
至
60番
坂
本
20番
押
本
吉
司
21番
田
村
伸 一郎
22番
浜
田
昌
利
23番
かわの
忠
正
24番
原
典
之
25番
青
木
功
雄
26番
橋
本
27番
山
崎
直
史
28番
吉
沢
章
子
29番
大
庭
裕
子
30番
勝
又
光
江
31番
井
口
真
美
32番
佐
野
仁
昭
33番
木
庭
理 香子
34番
露
木
明
35番
堀
添
36番
岩
隈
千
尋
37番
吉
岡
俊
祐
38番
山
田
晴
彦
39番
沼
沢
和
明
裕
第4日(9月11日)
明
茂
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欠席議員
54番
勝
美
健
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(1人)
菅
原
進
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平成27年(2015年)第4回川崎市議会定例会会議録 第4日(9月11日)
出席議会局職員
出席説明員
市
長
福 田 紀 彦
副 市 長
砂 田 慎 治
副 市 長
三 浦
淳
副 市 長
菊 地 義 雄
病院事業管理者
堀 内 行 雄
上下水道事業管 理者 飛 彈 良 一
総務局長
伊 藤
弘
総合企画局長
瀧 峠 雅 介
財政局長
大 村 研 一
市民・こども局 長
加 藤 順 一
こども本部長
小 池 義 教
経済労働局長
伊 藤 和 良
環境局長
小 林 哲 喜
健康福祉局長
成 田 哲 夫
まちづくり局長
金 子
督
建設緑政局長
金 子 正 典
港湾局長
奥 谷
丈
川崎区長
大 谷 雄 二
幸 区 長
上 野 葉 子
中原区長
鈴 木 賢 二
高津区長
土 方 慎 也
宮前区長
野 本 紀 子
多摩区長
中 村 孝 也
麻生区長
多 田 昭 彦
会計管理者
豊 本 欽 也
交通局長
飯 塚
哲
病院局長
今 井 宏 晴
消防局長
南 部 浩 一
市民オンブズマ ン事 務局長
安 藤
勲
教育委員会委員 長
峪
正 人
教 育 長
渡 邊 直 美
市選挙管理委員 会委 員長
本 間 二 郎
選挙管理委員会 事務 局長
星
雅 之
代表監査委員
村 田 恭 輔
監査事務局長
川 鍋 雅 裕
人事委員会委員 長
重 見 憲 明
人事委員会事務 局長 石 澤 桂 司
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局
長
古知屋
総務部長
吉
議事調査部長
関
庶務課長
石
議事課長
田
清
孝
司
敏
秀
塚
秀
和
小
泉
幸
弘
政策調査課長
渡
邉
議事係長
鈴
木
智
晴
議事課担当係長
柴
田
貴
経
議事課担当係長
渡
邉
岳
士
充
外関係職員
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平成27年(2015年)第4回川崎市議会定例会会議録
第4日(9月11日)
午前10時0分開議
〔局長「た だい まの出席議員 議長とも59人」と報告〕
○議長
石田康博
昨日に引 き続き 、会議を開きます。
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○議長
石田康博
本日の議 事日程 を報告いたします。本日の議事日程は、お手元に 配付
してあります議事 日程 第4号のとお りであります。(資料編*ページ参照)
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○議長
石田康博
これより 日程に 従い、本日の議事を進めます。
−−−−−− −−−−−−−−−−−−−
○議長
石田康博
それでは 、日程 第1及び日程第2の各案件を一括して議題といた しま
す。
昨日に引き続き 、各 会派の代表質 問を行います。民主みらい代表から発言を願いま す。
35番、堀添健議員 。
〔堀添
○35番
堀添
健 登壇 、拍手〕
健
おはよう ござい ます。私は、民主みらい川崎市議会議員団を代表して 、
平成27年第4回定 例会 に上程されま した諸議案並びに市政一般について質問いたしま す。
一昨日の台風18号に よる記録的な 豪雨により、茨城県や栃木県を初め、大きな被害 が発
生しました。行方 不明 となっている 方々、被害に遭われている方々の一刻も早い救出 と復
旧・復興を心から 祈念 いたします。 この豪雨の影響は本市にも及びました。9日の午 後5
時には全市の土砂 災害 警戒区域に対 し避難勧告が発令され、対象地域では避難所も開 設さ
れました。徹夜で 対応 された職員の 方々、地域で避難所運営にかかわった方々の御尽 力に
感謝申し上げると とも に、改めて災 害に対する日ごろからの備えの重要性を認識させ られ
ました。今回の災 害で は、同じ川崎 市の中でも、地域によって状況に大きな違いがあ りま
した。土砂災害警 戒区 域の数は北部 4区に集中しており、また、市内で実際に避難所 に避
難された方々は、 ピー ク時で全市で 42世帯96名、うち、高津区21世帯58名、多摩区13世帯
22名と、避難者の 8割 強が高津区、 多摩区の住民でした。土砂災害の問題を見ても、 全市
的に課題を捉える だけ ではなく、地 域ごとの違いをしっかりと把握し、地域の特性を 踏ま
えて、政策の優先 順位 をつけていく こと、また、区役所を、文字どおり地域における 課題
解決の拠点として 機能 させることの 重要性が示されていることを指摘し、以下質問を いた
します。
まず、平成26年 度決 算について伺 います。平成26年度当初予算は、福田市長のもと で編
成された初めての 予算 であり、本市 のまちづくりをどのように進めていくのか、その 方向
性が注目される予 算で した。保育所 待機児童ゼロや中学校完全給食の実施、国際戦略 拠点
の形成などの重点 施策 の推進や、5 年ぶりとなった減債基金からの新規借り入れを計 上し
ないなどが予算案 のポ イントとして 示されています。まず初めに、この決算をどう評 価し
ているのか、市長 の見 解を伺います 。この部分につきましては、昨日の質疑で理解い たし
ましたので、答弁 は結 構です。
次に、減債基金 から の新規借り入 れについてです。歳入不足を減債基金からの新規 借り
入れで補塡するこ とは 通常の財政運 営からは逸脱しているとの指摘も耳にします。減 債基
金からの借り入れ につ いてどのよう に評価しているのか、また、ほかの自治体におい ても
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平成27年(2015年)第4回川崎市議会定例会会議録 第4日(9月11日)
速報版
一般的にとられて いる 手法なのか、 財政局長に伺います。減債基金からの新規借り入 れに
ついては、結果的 に3 年連続での実 施となり、平成26年度は32億円が計上されていま す。
普通交付税と臨時 財政 対策債の合計 額が最終的に約67億円下回った一方で、市税収入 は当
初予算に比べ約43億円 の増、配当割 交付金は約8億円の増、軽油引取税交付金は約3 億円
の増など、当初予 算で 見込んだ額を 上回ったものも少なくありません。減債基金から 借り
入れをするにして も、 今回の活用は 当初予算にはない緊急的な対応であり、できるだ け活
用額を減らすため 、財 政調整基金繰 り入れを含め調整をすべきではなかったのか、財 政運
営上の規律に問題 はな かったのか、 財政局長に伺います。平成26年度の新規借り入れ によ
り、減債基金から の累 積借入額は126億円となっています。同時点の減債基金残高は1,822
億円余ですが、現在の 財政運 営では 、1,822億円目いっぱい借り入れをしたとしても、実 質
収支が黒字であれ ば黒 字決算となる のか、確認を含め、財政局長に伺います。
減債基金からの 借り 入れはせず、 赤字決算とすることにどのようなデメリットがあ るの
か、市民に本市の 財政 状況を正しく 認識していただくためにも、減債基金からの借り 入れ
は計上せずに赤字 決算 とすべきでは なかったのか、市長の見解を伺います。
次に、一時借入 金に ついて伺いま す。平成26年度一般会計予算議決時に、一時借入 金と
して最高額500億円 を 設定し ていま す。他方で、全基金の平均残高は2,000億円を超え てお
りますが、平成26年度 の一時借入金 の借入実績について伺います。借入実績によって は、
来年度以降の予算 議決 時に最高額の 見直しも検討すべきと考えますが、伺います。次 に、
平成26年度予算一 般財 源の1%相当 執行抑制について伺います。平成26年度は、普通 交付
税及び臨時財政対 策債 の額が歳入予 算計上額に対し約67億円下回ることが見込まれ、 3副
市長より各局室区 予算 における一般 財源1%執行抑制の割り当てが指示されました。 本年
第1回定例会答弁 では 、約16億円の 抑制効果が見込まれるが、対象事業が多岐にわた り、
個々の減額補正に なじ まないため、 抑制効果に見合う額を財政調整基金繰り入れで対 応、
そのほか51億円は 減債 基金借入金と して計上とのことでした。結果として、決算では 、財
政調整基金年度末 残高 が前年比4億 円プラスの29億円、減債基金からの新規借り入れ が32
億円となったわけ です が、執行抑制 効果をどのように算定されたのか伺います。また 、大
変厳しい状況下で の抑 制努力をされ たとも仄聞しています。各局室区における抑制効 果額
の比較についても 伺い ます。
次に、平成28年 度予 算編成方針に ついて伺います。川崎市自治基本条例では、市民 自治
の基本理念を確認 する とともに、情 報共有、参加及び協働を自治運営の基本として定 めて
います。言うまで もな く、予算編成 作業とは、来年度に本市が行う事務事業を決める こと
であり、自治体運 営の 骨格を決める 作業でもあります。そうであるならば、予算案と して
確定した時点で公 表す る現在の方式 ではなく、オータムレビュー実施後などから予算 編成
過程における情報 の公 表と共有を行 うことが重要であると考えます。市長の見解を伺 いま
す。
9月1日に示さ れた 予算編成方針 では、今後の収支見通しにおいて、減債基金から の新
規借り入れを、平 成28年度124億円 、平成29年度187億円、平成30年度28億円を計上してい
ます。今までの借 り入 れ分を 含めると合計で478億円に上り、本市の財政規模や減債基金残
高を考えると、余 りに 過大であると 言わざるを得ません。この借り入れを前提に平成28年
度の予算編成を行 うの か、これにつ いては財政局長に伺います。また、社会保障関連 経費
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平成27年(2015年)第4回川崎市議会定例会会議録
第4日(9月11日)
の増加や計画的に 進め てきた大規模 施設整備等のために収支不足額が見込まれるとし てい
ます。平成28年度 に予 定している大 規模施設整備の内訳と予算規模について伺います 。
次に、新たな総 合計 画の策定につ いて伺います。議案の上程に先立ち、前段で主な 取り
組み及び政策体系 を、 その時点にお ける財政収支の見通しとあわせて示されるとのこ とで
す。これらは基本 構想 や基本計画の 議論の前提であり、できるだけ早い段階での提示 が必
要であると考えま すが 、想定してい る時期について伺います。また、本庁舎の建てか えや
小児医療費の助成 対象 の拡大、交通 政策審議会に提案した南武線の長編成化や横浜市 営地
下鉄3号線の延伸 など 、多額の予算 支出が必要とされる事務事業の扱いによって、財 政収
支推計やほかの政 策の 選択に大きな 影響を与えます。実施するのであれば、総合計画 の中
にしっかり位置づ ける 必要があると 考えますが、どのように扱うのか伺います。
市長は選挙時に14項 目の公約を掲 げられました。この秋で1期目の任期の折り返し を迎
えますが、現時点 での 公約実現状況 についての評価を伺います。次に、新たな総合計 画の
中で、これらの公 約は 基本的に全て 織り込まれていくのか、これまでの取り組みや環 境の
変化等を踏まえ、 必要 であれば公約 の取捨選択も検討すべき時期と考えますが、率直 な見
解を伺います。ま た、 今後、公約の 検証をどのように行っていくのか、第三者による 検証
も検討しているの か伺 います。
次に、区役所改 革に ついて伺いま す。平成28年度予算編成方針では、留意点の一つ とし
て、区への分権推 進が 掲げられてい ます。この中では、補完性の原則に基づき、区役 所の
権限強化の方向性 に沿 った対応を図 ることが示されています。他方で、7月に示され た区
役所改革の基本方 針の 策定に向けた 中間取りまとめでは、補完性の原則について触れ られ
ていません。区役 所改 革は補完性の 原則のもと進められるべきと考えますが、市長の 見解
を伺います。区行 政改 革の課題の総 括として、局と区が連携して行う地域課題対応事 業を
中心に、区役所と 局と で地域課題の 捉え方や認識に差異がありその解消が困難である 旨の
記載があります。 補完 性の原則に基 づけば、基本的には、区役所側の捉え方や認識を 優先
して調整をすべき と考 えますが、市 長の見解を伺います。区長権限を担保するために は、
政策立案、進捗管 理を 初めとする区 役所側体制の充実強化が必要です。どのように取 り組
んでいくのかにつ いて もあわせて伺 います。
次に、待機児童 対策 について伺い ます。本年4月1日時点で、あくまでも厚生労働 省基
準での待機児童数 のカ ウントでは、 確かにゼロになりました。しかし、本市では、希 望の
保育所に入所でき なか ったために育 児休暇を延長した方や在宅で就労している方など の子
どもは待機児童数 に含 まれず、こう したいわゆる潜在待機児童は約2,200人にも上ると 言わ
れています。子育 て中 の保護者それ ぞれのライフステージに的確に対応することを目 的と
した川崎版待機児 童の 定義に変更す べきことを会派として提言してきましたが、改め て市
長に見解を伺いま す。
平成26年度の決 算で は、保育事業 費は364億6,000万円となっています。これからも単年
度で約50億円ずつ 事業 費が増大して いく見通しとなっており、一層の財政の硬直化を 強く
懸念するところで す。 これまでも認 可外保育施設利用者や幼稚園に通わせている保護 者と
の公費負担の平準 化を 求める議論を 続けてまいりました。受益と負担の公平性の視点 から
も、保育所運営に かか わる国基準額 の4分の3程度の保護者の負担割合の見直しは避 けら
れないと考えます 。今 後の考え方に ついて伺います。
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平成27年(2015年)第4回川崎市議会定例会会議録 第4日(9月11日)
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次に、小児医療 費助 成について伺 います。今年度から小児医療費助成の対象が小学 2年
生まで拡大されま した が、所 得制限により、14%に当たる約9,000人が助成の対象外と なっ
ています。市長は 、来 年度、小学3 年生までの拡大を明言していますが、財源の根拠 につ
いて伺います。所 得制 限により対象 外となった方は、市長が子育てするなら川崎市と 掲げ
る本市で、子育て しな がら就労する 納税者でもあります。しかも、小児医療費助成の 対象
から外れた世帯の 多く は年収900万 円程度以上の世帯であり、世間一般で言ういわゆる高額
納税者とは異なり ます 。我が会派は かねてより子どもに関する助成には親の所得によ る格
差を設けるべきで はな いと進言して おり、また、市長はさまざまな場面で受益と負担 の公
平性について発言 され ていますが、 その観点から考えれば、当然、対象年齢を拡大す る以
前に、所得制限を 撤廃 するための財 源確保など努力をすべきと考えます。市長の見解 を伺
います。
次に、本市の中 学生 殺害事件全般 について伺います。8月25日に市長を議長とする 庁内
対策会議の最終報 告書 が示されまし た。率直な感想は、総花的であり、具体性が見え ませ
ん。関係各局が事 件に ついての問題 点や改善の必要性を確認してはしているものの、 事件
に関しての検証と いう 点においては 、個人情報を盾に、問題があったプロセスや部署 につ
いての言及は一切 あり ません。報告 書の中では、関係部局が相互に連携した十分な対 応が
図れなかったこと を真 摯に反省する と書かれています。組織全体に責任があるという 趣旨
の表現は、言いか えれ ば、組織全体 に責任がないということと同義語です。市長の考 える
反省とは何か、具 体的 に伺います。 庁内対策会議の事務局並びに報告書の取りまとめ は市
民・こども局主導 で行 っております 。一方、最終的に任を担う部局横断的な連絡調整 機能
はこども本部が担 うこ とになってい ます。さきの議会で、地域の安全・安心をつくる とい
う大きな枠組みの もと に、子どもや 家庭、学校等が存在しているとして、市民・こど も局
の地域安全推進を 庁内 ネットワーク の中心に据えるべきだと提案しました。今回、何 ゆえ
こども本部が中心 とな ったのか、市 長の判断を伺っておきます。事件の報告書、また 、添
付されている専門 委員 からの提言を 拝見すると、キーワードは子どもの居場所づくり とな
っています。空間 的な 場所だけでは なく、人間関係等も考えられるわけですが、本市 の考
える子どもの居場 所と は、どこに力 点を置くものなのか、今後の指針となります。総 花的
でなく、具体的な 考え を市長に伺い ます。
同じく子どもの 居場 所について、 こども文化センター等職員のスキルアップが明記 され
ています。指定管 理者 へ仕様書に記 載されていない業務や研修を任せるのか、業務の 見直
し等、想定される 現状 からの変更点 について伺います。また、こども文化センター等 施設
管理者に対し、中 高生 の利用におけ る対応状況、見守り等について指示を出したとの こと
ですが、いつどの よう な形で指示を 出されたのか伺います。
さきの議会にお いて 、市民・こども局長は、部局横断的な連絡調整機能の設置について 、
速やかに効果的かつ効率的な機能の設置に向けて検討してまいりたいと答弁されていま
す。また、個別 の 実行計画 ― ア クションプランの策定も予定されていますが、いつ を目
途に策定するのか 、詳 細を伺 います 。この点については、昨日の質疑で理解しましたので 、
答弁は結構です。
また、こども本 部に 設置される部 局横断的な連絡調整機能については、既存の機能 等の
再編整理を行うこ とが 言及されてい ます。詳細と今後の取り組みを伺います。子ども の安
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速報版
平成27年(2015年)第4回川崎市議会定例会会議録
第4日(9月11日)
全・安心にかかわ る現 場レベルでの 関係機関等との連携強化として、区役所保健福祉 セン
ターにおけるコー ディ ネート機能の 拡充が示されています。そこでは、区役所の組織 整備
に向けての検討調 整が 明記されてい ますが、どのように組織を整備し強化するのか、 今後
の方向性を伺いま す。
事件の報告書公 表か ら2日後、総 務委員会において、教育委員会事務局より、アク ショ
ンプログラム2014に基 づく重点課題 進行管理シートについての報告がありました。当 局の
自己評価に基づい た管 理シートです が、スクールソーシャルワーカー等事業の記載に つい
て、本事件を受け 、表 現方法につい て工夫すべき点があったのではないでしょうか。 加筆
を求めたいと考え ます 。この部分は 教育長の見解を伺います。
次に、高校再編 問題 について伺い ます。県立高校は、今後、少子化等の問題から再 編統
合を進めるとして いま す。年内にも 具体的な地域や校名まで示される状況です。地区 にお
ける対象生徒数と 学校 数の問題につ いては、川崎市立高校にも関係する問題になりか ねま
せん。一方、本市 では 、対象生徒数 が平成35年まで増加頃向にあり、これまで市立高 校は
特色ある高校とし ての 改革を進め、 学科の改編新設、中高一貫校の設置、定時制の改 編な
どを行ってきてい ます 。今回の県立 高校の再編統合と市立高校の課題は分けて検討し てき
た経過があります 。そ こで、今回の 県立高校の再編問題について、本市としてどのよ うな
認識を持っている のか 伺います。ま た、現在進められている市立高校改革の進捗、完 了年
度、その後の取り 組み 予定について 伺います。
次に、町内会・ 自治 会に対する支 援策について伺います。本年4月の条例施行を受 け、
本市として支援策 を講 じることが求 められています。現在進められている具体的な支 援策
について伺います 。ま た、現在、区 ごとの町内会・自治会に対する負担軽減対策や加 入促
進などへの取り組 みに 違いがありま すが、そうした状況を踏まえて、今後の本市の取 り組
み予定について伺 いま す。
次に、かわさきジャズ2015についてです。本市において2011年11月からスタートしたモン
トルー・ジャズ・フェスティバルは2014年第4回の開催で川崎開催を終えました。この計4
回のフェスティ バル の費用対 効果 や今後進めていくかわさきジャズ2015フェスティバ ルに
どのように成果をつなげていくのか、また、具体的に川崎市の文化施策にジャズというジャ
ンルをどう生かしていくのか、その展望が問われています。MJFJ in Kawasaki 2014に
おいては、スイス・デーを設定し、この年、市長は総費用555万円余をかけてモントルーに
訪問されましたが、その成果はどのように生かされたのか伺います。
次に、地域包括 ケア システムに関 連して、担当副市長に伺います。推進ビジョンの ロー
ドマップでは、平 成30年3月末まで を第1段階としています。それまでにケアシステ ム構
築に向けた土台づ くり を行うとして います。本年度から単年度ごとに何を行うのか、 その
事業内容とスケジ ュー ルをそれぞれ 具体的に伺います。次に、健康福祉局地域包括ケ ア推
進室の本年度の目 標と して、まず第 1に、区役所を中心に地域包括ケアをマネジメン トす
るための推進体制 を構 築することと しています。市長からの9月1日の本定例会提案 説明
の中でも、区役所 の組 織体制のあり 方について検討するとの発言がありました。来年 4月
に向けての区役所 の組 織体制をどの ように構築するのか、現段階での議論の内容を伺 いま
す。7月に示され た行 財政改革に関 する計画の考え方と取組の方向性には、各区役所 の保
健福祉センターの 役割 の整理など、 地域包括ケアシステムの構築に向けた効果的・効 率的
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な執行体制の整備 に向 けた取り組み を進めるとありますが、保健福祉センターの組織 をど
のように改編する のか 、あわせて伺 います。次に、地域支援機能の中核に保健福祉セ ンタ
ーの保健師を活用 する と仄聞します 。この業務内容と職員配置について具体的に伺います 。
他職種との業務分 担の 基本的な考え 方を伺います。また、既存の保健師業務に新たな 地域
支援機能業務が付 加さ れることにつ いて、保健師の増員は図るのか伺います。次に、 これ
までの地域包括ケ アシ ステムの構築 に向けた各級の検討会議において、各区区長、副 区長
との意見交換にお ける 特徴的な意見 はどのようなものか伺います。また、この間の各 保健
福祉センターの保 健師 からの意見集 約の内容についても具体的に伺います。
次に、8月に乳 幼児 健康診査事業 の再構築が示されました。3カ月健診を医師に委 託す
るのが制度変更の 眼目 ですが、唐突 感は否めません。今まで3カ月集団健診の主要な 業務
を担っていたのは 各保 健福祉センタ ーの保健師であります。この制度変更は地域包括 ケア
システムの構築と かか わりがあるの か伺います。また、保健師が直接にこの健診業務 から
離れることで、乳 幼児 の成長と発達 に課題はないのか確認しておきます。次に、組織 体制
全般について、当 面は 区役所を中心 に見直すとのことですが、子ども施策の充実との 観点
から、こども本部 の組 織の見直しは 検討しないのか伺います。
次に、改正障害 者雇 用促進法に関 連して伺います。厚生労働省は、ことし3月、改 正障
害者雇用促進法に 基づ く障害者差別 禁止指針と合理的配慮指針を策定し、告示しまし た。
これら指針では、 全て の事業主を対 象に、募集や採用に関して、障害者であることを 理由
とする差別の禁止 等を 定めるほか、 募集、応募がしやすいような配慮、採用後の勤労 環境
への配慮等を定め てい ます。この両 指針については、平成28年4月1日より施行また は適
用されることとな って いますが、本 市の対応について伺います。また、障害者基本法 の改
正や障害者差別解 消法 の成立、障害 者権利条約の批准といった法整備が進む中、自治 体に
おいても、障害者 差別 のない 社会環境づくりを目指し、このような差別禁止や合理的配慮 、
就労支援などを包 括的 に盛り込む地 域に即した条例づくりが進んでおり、現在、道府 県を
中心に14の自治体 で制 定していると 仄聞します。他都市の事例を見ると、芸術、スポ ーツ
への参加における 配慮 や当該者家族 が直面する親亡き後の支援について規定する条文 もあ
り、かわさきパラ ムー ブメントとい った本市が抱く施策や障害者を取り巻く課題にも 条例
化による効果が期 待さ れるところで す。そこで、他都市で進む条例化への見解と本市 の対
応について伺いま す。
次に、木造密 集地延 焼対策 につい て伺います。阪神・淡路大震災から20年を迎えました 。
以来、木造密集地 の延 焼対策は本市 にとっても喫緊の課題として取り組みが進められ てい
ます。本年7月よ り横 浜市は耐火性 の高い建物の新築を義務づける規制を始めました 。こ
れは昨年12月より 施行 された不燃化 推進条例に基づくものと仄聞しています。そこで 、ま
ちづくり局長に伺 いま す。横浜市に おける不燃化推進条例の施行に至る経過及び概要 、特
に補助金など支援 策に ついて伺いま す。次に、本市としても、川崎区小田2・3丁目 地区
及び幸区幸町3丁 目地 区を重点密集 市街地として位置づけ、不燃領域率の拡大など諸 施策
に取り組んできま した 。これまでの 本市の建築物の不燃化の取り組みなどの現状につ いて
伺います。その上 で、 条例化など新 たな取り組みについて伺います。次に、現在策定 中の
新総合計画との関 係に ついても伺っ ておきます。
次に、ワンルー ムマ ンション規制 について伺います。7月に行われた中原区西加瀬 のワ
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ンルームマンショ ン計 画の議論にお いて、当局は、本市が設けている川崎市ワンルー ム形
式集合住宅等建築 指導 要綱を年末ま でに見直す方針を示しました。今後の取り組みに つい
ては、近年、工事 完了 したワンルー ムマンションの実態調査、他都市の事例研究を行 うと
していますが、この間 の具体 的な取 り組み内容を伺います。また、見直し内容については 、
最低住戸面積等の 建築 に関する基準 や管理体制等に関する基準の見直し、条例化の必 要性
等について検証す ると しています。 一般的な条例化については、法的拘束力や市とし ての
意思表示、市政へ の関 心の喚起のほ か、議会の審議を経るなど、その制定過程がオー プン
にされるため、公 正、 透明性にすぐ れるなどのメリットがあり、我が会派として、指 導要
綱の見直しだけで 終わ らせることな く、将来的に条例化は必然と考えます。ワンルー ムマ
ンション規制にお ける 条例化のメリ ットについて見解を伺います。さらに、指導要綱 第1
条の目的として、 当然 ながら、マン ション居住者に対する良好な居住環境の確保と管 理の
明確化を図ること を定 めていますが 、今回の見直しに当たっては、その目的に、委員 会で
の議論の経過を踏 まえ て、近隣住民 との紛争の未然防止や地域コミュニティの保全な ど、
近隣関係に主眼を 置い た趣旨も含め るべきと考えます。このような目的の見直しにつ いて
見解と対応を伺い ます 。
次に、さいか屋 跡地 について伺い ます。川崎駅周辺総合整備計画が約10年ぶりに改 定さ
れることになりま した 。少子高齢化 の進展や東日本大震災を受けての防災対策、そし て、
2020年の東京オリ ンピ ック・パラリ ンピックに向けたグローバル化への対応など、改 定自
体、まさに時宜を 得た 取り組みと考 えます。その上で伺います。今回の素案に、再開 発の
推進として、駅前 等の 老朽化した施 設などの高度利用と機能更新とあります。その指 定区
域内にあります旧 さい か屋川崎店の 解体が計画されていると仄聞しています。事業主 体は
どこなのか、現在 の権 利者との関係 はどうなっているのか伺います。次に、解体に当 たっ
て、近隣対策は十 分な のか伺います 。次に、改定素案に誰もが安心して利用できる施 設の
誘導とありますが 、こ の考え方に基 づいて、本市として望ましい地域のあり方を示す 地区
計画案が示されま した 。そこで、本 市として、地区計画案の目的、そして今後のスケ ジュ
ールについても伺 いま す。次に、グ ローバル化への対応の中で、多言語による案内、 情報
発信の充実が挙げ られ ています。本 市としての対応について伺います。
次に、東扇島東 公園 人工海浜かわ さきの浜における油の漂着による一部閉鎖、立入 禁止
に関連して伺いま す。 潮干狩りや水 遊びができるなど、人気スポットになっている人 工海
浜かわさきの浜に おい て、本年6月 1日に油の漂着が確認され、6月2日には水際の 閉鎖
措置、立入禁止と なり 、防除作業が 実施されていると仄聞しています。そこで、油汚 染に
よる一時閉鎖、立 入禁 止から早期の 再開が望まれている人工海浜かわさきの浜につい て、
油が漂着した原因 、防 除作業の状況 とそれに要した費用、本市と原因者との費用負担 の考
え方及び再開時期 につ いて伺います 。
次に、選挙公報 のネ ット掲載につ いて伺います。本年4月に行われた第18回統一地 方選
挙では、本市を含 む多 くの自治体で 過去最低の投票率を記録しました。民主主義は参 加が
前提であり、現在 の状 況は極めて憂 慮すべき状態であります。政治に関心を持ち、参 加し
ていただくために も、 各政党や候補 者がどのような政策や主張を持っているのか具体 的に
知ることができる 機会 をふやすこと は重要です。5月には、衆議院における質問主意 書へ
の回答において、 選挙 終了後も選挙 管理委員会ホームページに選挙公報を継続して掲 載で
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きる旨の答弁書が 示さ れました。本 市における取り組み状況について、選挙管理委員 会事
務局長に伺います 。ま た、無投票で 当選した場合、選挙公報自体が発行されないとの こと
ですが、その場合 の取 り扱いについ ても伺います。
議案第132号、(仮 称 )川崎市南 部学校給食センター整備等事業の契約の締結につい てに
関連して幾つか伺 いま す。まず、財 源の裏づけについてです。これまで各会派が巨額 の大
型投資となる学校 給食 センター整備 等事業について財源の裏づけを求めてきました。 市長
は、何か特定のも のを スクラップす るのではなく、財政全体の枠組みの中で調整する とし
ていますが、将来 にわ たる減債基金 の返済方法、また、近い将来予定されている大型 事業
が現段階では今後 の財 政収支推計に は盛り込まれていません。学校給食センター整備 等事
業については、平 成43年度ま で総額およそ347億円に上る投資です。どのように担保してい
るのか明確にお答 えく ださい。本議 案の契約の相手方となっているのは、株式会社東 洋食
品を代表企業と す るSPC ― 特 別目的会社です。東洋食品は既にはるひ野小中学校 でラ
ンチサービス業務 を1,000食ほ ど担 っているため、一定の実績があると考えますが、これま
での業務の中で問 題点 等はなかった のか、学校、行政との連携を含め、詳細を伺いま す。
審査委員会からS PC への要望とし て、事業スケジュールに関し、設計・建設段階に つい
ては、市の状況、 要望 を踏まえ、細 かな調整を行い、実施することが求められていま す。
今後どのように協 議し ていくのか伺 います。また、建設予定地域周辺の住民への説明 につ
いても伺います。 設計 から工事、完 成に至るまで、さまざまな段階でSPCに対する 本市
のモニタリングが 求め られます。モ ニタリングを行った結果、要求水準を満たしてい ない
場合の措置、対応 につ いて伺 います。新国立競技場に見られる建設コストのオーバーラン 、
建設期間のタイム オー バーランなど 、今後、建設段階で想定されるリスク管理におい て、
SPCや本市がど のよ うに対処する のか伺います。契約変更等が発生した場合の対応 につ
いても伺います。 あわ せて、想定さ れる物価変動等への対処についても伺っておきま す。
施設の維持管理 運営 についてです 。PFI事業において課題となるのが、日常、定 期、
随時のモニタリン グで す。今回の給 食センター整備は、巨額な事業であるとともに、 本市
では初の試みです。単 に現場 から上 がってくる報告書に判こを押して確認するのではなく 、
SPCが提供する サー ビス等につい て定期的に協議の場を設けるなど、モニタリング をこ
れまで以上に徹底 する ことが求めら れます。どのように行うのか伺います。また、本 市が
SPCに対する 達 成すべき ア ウト プット ― 成果、実績の提示をどのように示すのか伺い
ます。これまでの 事例 により、SP Cから提供されるモニタリングの報告書自体を市 職員
が読み込めないな ど、 市職員の監督 責任とスキルアップが必要です。対応を伺います 。
次に、運営段階 に生 じるリスクに ついてです。他都市のPFI事業において、SP Cの
構成事業者が脱落 する ケースも散見 されます。SPCの中核である株式会社東洋食品 に問
題が生じた場合の バッ クアップ企業 の詳細について伺います。これまで地域経済、地 域社
会への貢献につい て求 めてきました 。南部については、維持管理業務に市内業者が参 入し
ているとのことで すが 、入札提出書 類受け付け時に含まれる関心表明書の内容につい て詳
細を伺います。
食の安全につい て伺 います。契約 の相手方は、本市だけでなく、他都市においても 中学
校完全給食の支援 経験 が豊富であり 、食中毒やアレルギー対応を初めとするリスク管 理や
施設建設、維持管 理等 、実績に基づ いたさまざまな提案が高評価につながったという こと
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です。一方、給食 を食 べる子どもた ちの満足度にもつながる運営業務の基本方針の項 目に
おいて、子どもに 視点 を置いた提案 がなく、評価も配点42点に対し21点、C評価と低 いこ
とが懸念されます 。業 者の経験に基 づいたノウハウや信頼度はあってしかるべきです が、
そもそもこの中学 校給 食の議論で最 も重要な保護者や子どもが望む食事の提供がなさ れる
のか伺います。
議案第142号、平 成26年度川崎市卸 売市場事業特別会計歳入歳出決算認定についてに 関連
して伺います。現在 、次期卸 売市場 経営プランを策定中とのことです。公設市場の運営は 、
地方財政法上、公 営企 業概念のもと 、特別会計を設置して、収入と支出の均衡を図り なが
ら、独立採算制を その 経営の基本原 則としております。しかし、歳入と歳出の不足分 を一
般会計からの繰入 金で ほとんど慢性 的に補塡しているのが現状であります。北部市場 が開
設以来、平成26年 度決 算に至るまで の繰入金の総額を伺います。公債費の減少に伴い 、繰
入金は減少傾向に あり ましたが、本 年度に終了する青果棟耐震工事や、さらに新プラ ンに
基づく施設整備等 にか かわる公債費 の増加に伴う繰入金の増加が懸念されます。これ らの
事業に伴う繰入金 の総 額の見込みを 伺います。
さて、来年度以 降、 新卸売市場経 営プランが実施をされれば、施設整備等の起債に 伴う
繰入金の一層の増 加が 見込まれます 。そこで、新卸売市場経営プランの実施とあわせ て、
公営企業概念のも と、 使用料収入で 歳出を賄うことのできる運営体制の確立が公設市 場の
存続の前提として 大き な課題となり ますが、この点について基本的な考え方を伺いま す。
次に、北部市場の 水産 物部が取扱数 量及び金額の継続的な落ち込みにより、農林水産 省第
9次卸売市場整備 基本 方針の再編基 準の4項目のうち、3項目に該当してしまいまし た。
今後、地方卸売市 場へ の転換は避け られないと考えますが、方向性を含めて対応を伺 いま
す。次に、場内事 業者 の経営意識改 革も長い間にわたって課題になってきましたが、 水産
物部の仲卸事業者 数と 単年度赤字事 業者数を平成26年度実績で伺います。次期プラン の中
で、この市場経営 意識 改革をどのよ うに行っていくのか伺います。次に、次期卸売市 場経
営プラン策定の議 論の 中で、施設整 備の老朽化に対する大規模修繕や設備の更新、コ ール
ドチェーン化への イン フラ整備の必 要性などが議論されております。この施設整備を 進め
る際には、公営 企業概 念のも と、事業としての費用対効果をどのように検証し、適正規模 、
適正機能の施設と する のか、基本的 な考え方を伺います。
議案第158号、平 成26年度川崎市自 動車運送事業会計の資本剰余金処分及び決算認定 につ
いて並びに報告第17号 、資金不足比 率の報告について伺います。本年度、初めて資金 不足
比率が1.2%となり ま した。この 原因 について、さらに、資金不足比率の解消をいつまでに
実現するのか、目 標年 次と取り組み を伺います。
次に、報告第18号、 公益財団法人 川崎市国際交流協会ほか23法人の経営状況につい て伺
います。まず、本市 出資100% の川崎市文化財団についてですが、ミューザ川崎シンフォニ
ーホールが平成26年度 、10周年を迎 え、文化財団が独自に記念事業等を実施しました 。仄
聞するところ、経 費は 事業積立預金 を活用したとのことです。この事業積立預金は、 平成
25年度に8,900万円 余 り、平 成26年 度には4,700万円余となっており、平成26年度の事業積
立預金4,200万円余 が 支出さ れたこ とになりますが、この使途について伺います。この事業
積立預金の目的は 、突 発的な事態に 備えての予備的な預金であったようですが、この 事業
積立預金の支出入 の考 え方について 伺います。また、本市の文化行政については、文 化財
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団の存在が大きく なっ ていますが、 市職員の育成も急務です。市民文化室が川崎市文 化財
団と連携をとり、 文化 施策を担う市 職員の育成が必要と思われます。具体的に伺いま す。
次に、公益財団 法人 川崎市学校給 食会について教育長に伺います。主な事業は、小 学校
と特別支援学校の 給食 用食材の調達 事業とその代金の支払い、食材の衛生管理及び調 査と
いうことです。現 在、 長期欠席者や 校内行事等による食数変更については、教員と学 校給
食会が紙とファク スで やりとりをす るなど、非効率的な手法で行われています。今後 は、
システムを開発し 、簡 略化されると のことですが、具体的に伺います。この部分につ きま
しては、昨日の質 疑で 理解しました ので、答弁は結構です。
次に、給食費 の徴収 について伺います。本市の給食費未収率は、この数年間、0.1%以 下
で推移していると いう ことですが、 学校現場では、この未収金の回収作業が教員の負 担と
なっています。給 食費 の徴収に関す る事務作業を学校給食会に相応の人員を配置し担 うこ
とはできないか、 見解 を伺います。 今後、中学校給食の食材調達も行うということで す。
落札事業者選定審 査講 評において、 地域経済への貢献も評価の一つにありますが、そ もそ
も食育基本法に基 づく 食育基本計画 の目標値の30%を大きく下回っている現状です。 本市
の地場産の農産物 の使 用率の向上の 取り組みについて伺います。あわせて、食材供給 にか
かわる市内業者の 一層 の活用につい て考え方を伺います。次に、給食費について伺います 。
前回、消費税が上 がっ た際は、献立 の工夫などで対応し、値上げを実施しなかったと いう
ことですが、平成29年 4月から消費 税が10%になります。今後の対応について伺いま す。
また、小学校給食 は、1食当 たり、低学年220円、中学年230円、高学年240円となって いま
すが、この細分化 され た金額設定が 給食に関する事務作業をさらに複雑化しています 。全
国の政令市を見て も、 小学校の給食 費をこのように3段階に細分化している例は本市 と千
葉市のみであり、 多く が全学年一律 、または高学年、低学年の2段階の分割で行って いま
す。小学校6年間 を1 単位と考え、 一律にすべきと考えますが、見解を伺います。次 に、
学校給食会の職員 体制 について伺い ます。唯一のプロパー職員が本年度で定年退職の 予定
であると仄聞しま す。 中学校給食の 業務もふえる中、非常勤職員のみの体制でよいの か、
人材の育成も含め 、今 後の職員体制 の考え方を伺います。次に、平成26年度決算では 、未
収給食費予納徴収 金が 94万円余減少 したにもかかわらず、過年度未収給食費予納徴収 金が
前年度末から180万 円 余増の1,435万円余、貸倒引当金が632万円余計上されています。引当
金の計上基準では 、貸 倒引当金は、 債権金額に過去の回収実績に応じて、貸し倒れが 見込
まれる額を計上し てい るとの説明で すが、前年度未計上であった引当金がなぜ今年度 計上
されたのか伺いま す。 引き当て処理 される632万円余の算定根拠について伺います。
次に、川崎冷蔵 株式 会社について 伺います。財務諸表によると、平成26年度決算で は約
1億8,500万円の債 務 超過と なって おり、平成18年度以降、連続して債務超過となっていま
す。いつ債務超過 を克 服できるのか 、目標年次を伺います。市場の水産部門の取扱量 の減
少に伴い、冷蔵庫 使用 料の売上高も 漸減傾向に歯どめがかからない厳しい現状です。 毎年
約5,000万 円に も 上 る 第 3 冷 蔵 庫 整 備 に よる 長 期借 入 金 の定 期 的 な 返 済が 大 き な負 担 にな
っております。平 成26年度の 当期純利益は約5,600万円ですが、平成27年度から法人税課税
額が大きく増額さ れる 見込みと仄聞 します。増額幅はどのくらいか、これにより長期 借入
金の返済が滞る懸 念は ないのか、さ らに単年度収支が赤字になる懸念はないのか伺います 。
次に、長期借入金 の返 済計画では、 平成36年度に完済予定であります。しかし、この 年度
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は、第3冷蔵庫の 約30年とさ れる耐用年数を迎える時期と重なります。この対策について 、
開設者としての見 解を 伺っておきま す。
次に、公益財団 法人 川崎市産業振 興財団についてです。平成25年度に黒字だった経 常損
益が平成26年度に は3,480万円 余の 減となっています。当期損益でも減となっていますが 、
主たる理由につい て伺 います。事業 別収支推移を見ると、平成26年度決算より、財団 の一
般事業、会館事業 、K BIC事業そ れぞれにおいて、当期収支差額が減となっていま す。
収支相償等の財務 基準 をクリアする ことが求められますが、どのような会計処理を行 った
のか具体的に伺い ます 。これま で会 館利用料金収入の低さが毎年の課題となっていました 。
平成26年 度の 取 り組 み と 達 成状 況 ― 利 用 率 、 利 用 料 金 収 入 な ど を 伺 い ま す 。 本 年 度 よ
り始まったナノ医療イノベーションセンター、通称iCONM事業について伺います。
iCONM事業に つい て、財団は、 国の委託事業を獲得するなど、評価する部分があ るも
のの、運用費につ いて は、当該施設 に入居する大学や民間企業等の負担が基本的な財 源と
なっています。目 標値 に対する現状 の入居率と今後の取り組みについて伺います。ま た、
シンクタンクに依 頼し 、経済波及効 果を調査した結果が3月に示されたとのことです が、
詳細を伺います。 配置 されている人 員について、プロパーの職員はわずか3名にとど まっ
ております。iC ON M事業は、本 市のライフイノベーション分野における中核的存 在で
す。今後見込まれ る大 学や民間企業 誘致の観点からも、配置されるべき職員数は適正 なの
か、また、人材育 成の 観点について 伺います。以上です。(拍手)
○議長
石田康博
〔市長
○市長
市長。
福 田紀 彦登壇〕
福田紀彦
それでは 、私か ら、ただいま民主みらいを代表されました堀添議 員の
御質問にお答えい たし ます。
赤字決算につい ての 御質問でござ いますが、地方自治法によりますと、地方自治体 の歳
入歳出収支につき まし ては、収支均 衡が義務づけられ、赤字予算・決算は想定されて いな
いものと存じてお りま す。仮に減債 基金からの借り入れを行わず、収支が不足すると いっ
た状況になった場 合に は、次年度の 歳入を繰り上げ充用することにより赤字を補塡す るこ
とが必要となるも のと 承知しており ますが、これを行った場合には、次年度において 市民
サービスを提供す るた めの財源への 影響が避けられないものでございます。本市の減 債基
金の借り入れにつ きま しては、決算 の状況をお示しする主要施策の成果説明書などの 重立
った資料に明示し てい るところでご ざいます。このように、本市財政状況の厳しさを 市民
の方々に御理解い ただ けるよう取り 組んでおりまして、今後とも、こうした取り組み をし
っかりと進めてま いり ます。
予算編成過程の 公表 についての御 質問でございますが、市政に関するさまざまな情 報を
市民の皆様と共有 する ことは大変重 要なことであると考えておりますので、サマーレ ビュ
ーの課題や論点、 ヒア リング結果の 概要などについて情報提供を行うとともに、予算 編成
過程につきまして も、 予算案につい ての中で公表しているところでございます。なお 、オ
ータムレビューの 結果 につきまして は、その後の国の予算編成や地方財政対策、税制 改正
等の状況を踏まえ た財 源の調整など を行う必要がありますことから、それらの手続を経 て、
予算案として公表 して いるところで ございます。
選挙公約等につ いて の御質問でご ざいますが、私が市民の皆様とお約束した選挙公 約に
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つきましては、任 期の 中で短期的に 実施するものと中長期的に実施するものに整理し た上
で、財政状況等を 勘案 し、優先順位 をつけながら、市長就任からこれまでの間、公約 の実
現に向けて取り組 みを 進めてきたと ころでございます。とりわけ、市民の皆様から多 くの
期待をいただきま した 待機児童の解 消や中学校完全給食導入につきましては、最優先 課題
と位置づけ、就任 直後 から組織体制 の整備に着手するなど、スピード感を持って取り 組み
を進めてきた結果 、現 時点で目標達 成が目に見えてきたところでございます。その他 の公
約につきましても 、お おむね一定の 方向性について見通しがついてきており、選挙公 約の
実現に向けた取り 組み を着実に進め ることができているものと考えております。次に 、新
たな総合計画と選 挙公 約の関係につ いてでございますが、現在、実施計画の策定作業 の中
で、単年度の議論 にと どまることが ないよう、並行して今後の収支見通しを作成し、 中長
期的な財政状況を 勘案 しながら、具 体的な取り組みの方向性を検討しているところで ござ
います。次に、選 挙公 約の検証につ いてでございますが、川崎青年会議所において、 任期
の折り返しを機に 、私 のマニフェス トについて中間評価を実施していただくことにな った
ところでございま す。 先日、この一 環として、学識経験者や公募委員などで構成する マニ
フェスト評価委員 会か ら直接ヒアリ ングを受けておりまして、年内には市民の皆様に 第三
者による評価が示 され ると伺ってお ります。
区役所改革につ いて の御質問でご ざいますが、初めに、この7月に公表いたしまし た区
役所改革の基本方 針の 策定に向けた 中間取りまとめにつきましては、補完性の原則に 基づ
く中長期的な区役 所の あり方の検討 を踏まえてお示ししたものでございまして、これ まで
担ってきた行政サ ービ スの提供に加 え、地域での顔の見える関係づくりやコミュニテ ィの
再構築などにより 、市 民同士が支え 合う地域社会づくりに向けた区役所改革に取り組 んで
まいりたいと考え てお ります。次に 、区役所と局との連携についてでございますが、 地域
の課題や実情をど こよ りも把握して いる区役所と各政策分野の専門性を有する局との 双方
が車の両輪となっ て、 地域の課題解 決に取り組んでいくことが重要であると考えてお りま
す。次に、区役所 の体 制についてで ございますが、区役所改革に向けましては、これ まで
以上に区長がリー ダー シップを遺憾 なく発揮できるよう、職員の適切な配置や人材育 成な
どにより、区役所 体制 の充実強化に 努めてまいります。
待機児童対策に つい ての御質問で ございますが、平成27年4月の待機児童解消に向 けて
は、市民に身近な 区役 所において、 申請者である保護者一人一人に最後の最後まで丁 寧な
アフターフォロー を行 ってきたとこ ろでございます。その結果、ことし1月に厚生労 働省
から発出された保 育所 等利用待機児 童の定義に基づき、待機児童数を算出したところ 、待
機児童の解消を達 成し たところでご ざいます。今後につきましても、本市では、厚生 労働
省の定義に基づき 、集 計、公表を行 ってまいりますが、待機児童の解消の継続に向け て、
区役所における相 談支 援のさらなる 充実に努め、利用者のニーズを的確に把握すると とも
に、必要な地域に しっ かりと保育受 入枠の確保を行い、子どもを安心して産み育てら れる
まちを目指し、取 り組 みを推進して まいります。
小児医療費助成 制度 についての御 質問でございますが、本制度の拡充につきまして は、
最優先課題の一つ とし て取り組みを 進めているところでございまして、来年4月の小 学校
3年生までの拡大 に向 けましては、 厳しい財政状況ではありますが、今後の予算編成 の過
程において優先的 に財 源を確保して まいりたいと考えております。次に、所得制限に つい
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てでございますが 、限 られた財源の 中で、制度の安定的かつ継続的な運営を図りなが ら、
必要度の高い子育 て家 庭への経済的 支援を拡充するため、現行の所得制限を継続し、 小学
校6年生までの拡 大を 考えていると ころでございます。今後も引き続き持続可能な制 度の
運営に努めるとと もに 、社会経済情 勢や他都市の状況、国の動向等も注視しながら、 制度
拡充に向けて、さ まざ まな観点から 検討を行ってまいりたいと存じます。
中学生死亡事件 につ いての御質問 でございますが、初めに、庁内対策会議報告書に おけ
る検証の総括につ いて でございます が、このたびの事案につきましては、子どもの安 全・
安心に係る関係部 局が この事件を重 く受けとめ、何ができたのかを反省し、何を強化 すべ
きかについて検討 を行 い、報告書に 取りまとめた再発防止策の具体化に向けて、連携 して
真摯に取り組んで いく ことが何より も重要であると考えております。次に、部局横断 的な
連絡調整機能の設 置に ついてでござ いますが、多様化、複雑化する昨今の子どもが置 かれ
ている状況等を勘 案し 、福祉分野や 教育分野を中心とした一元的な連携を図るために は、
子ども・子育て施 策を 総合的に推進 するために設置したこども本部がその機能を担う こと
が効果的かつ効率 的と 判断したもの でございます。次に、子どもの居場所づくりにつ いて
でございますが、 居場 所とは、単に 空間的な場所を指すだけでなく、場において安心 して
結べる人間関係を も指 していること から、子どもが安心して過ごせる場所をさまざま な形
で提供できるよう 、ソ フト、ハード 両面から総合的に取り組む必要があると考えてお りま
す。
モントルー訪問 の成 果についての 御質問でございますが、モントルー・ジャズ・フ ェス
ティバル財団から 御招 待をいただき 、昨年7月、日本とスイスの国交樹立150周年を記 念す
るジャパン・デー のイ ベントなどに 参加してまいりました。なお、訪問費用につきま して
は、議長、随行者 2名 、そして私の 4名分となっております。訪問先では、モントル ー・
ジャズ・フェステ ィバ ル・ジャパン ・イン・かわさきについて紹介するなど、音楽の まち
づくりを初め、先 端産 業都市として の取り組みを進める本市の魅力等についてPRす ると
ともに、現地財団 関係 者やモントル ー市長と意見交換をしてまいりました。このモン トル
ーでの体験を生か し、 昨年11月の川 崎での開催において、スイス・デーとして、ナイ トマ
ーケットやスペシ ャル ライブを開催 いたしました。また、モントルーでは、イベント プロ
デュースの方法や まち 全体のにぎわ いのつくり方、最初は小さく始めたイベントでも 長年
継続して取り組む こと で世界的な音 楽祭へと成長したことなど、大変参考になりまし たの
で、ことしから新 たに 始まりますか わさきジャズにもつなげてまいりたいと考えてお りま
す。具体的には、 川崎 らしい音楽公 演のプロデュースや地域団体と連携を強化して行 うフ
リーライブの拡充 、民 間企業とのコ ラボレーションによるまちのにぎわいづくりなど に取
り組み、若手の人 材育 成にも力を入 れるなど、長期的な展望を持ち、世界に向けて発 信で
きるようなフェス ティ バルへと育て ていきたいと考えております。以上です。
○議長
石田康博
〔副市長
○副市長
菊地副市 長。
菊地 義雄登壇〕
菊 地義 雄
地域包 括ケア システムについての御質問でございますが、初め に、
具体的な取り組み とい たしまして、 今年度は、本市の地域包括ケアシステムに関する 情報
を一元的に発信す るた めの総合ポー タルサイトの開設や市民向けのシンポジウムを開 催す
るなど、本市が推 進す るケアシステ ムにおける基本的な方向性について広く周知、共 有し
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てまいります。ま た、 平成28年度は 、保健・医療・福祉に係る市民の多様な生活課題 に対
応するため、行 政職員 が積極 的に地 域に出向き、民生委員児童委員や町内会・自治会など 、
さまざまな団体や 関係 機関と広く連 携し、地域全体で住民の見守り支援をするため、 行政
組織における職員 の配 置を含めた体 制づくりに努めてまいります。また、平成29年度には 、
ケアシステムを構 築す るために必要 な社会資源、体制、手法等の分析を行い、かわさ きい
きいき長寿プラン を初 めとした関連 個別計画等に反映させるなど、次期個別計画が改 定、
見直しを迎える平 成30年度に向けて 取り組んでまいりたいと存じます。
次に、区役所の 体制 についてでご ざいますが、地域支援機能、専門的支援機能、総 合調
整機能など、総合 的な 推進を図るた めに必要な機能について、現在、検討を進めてい ると
ころでございます 。地 域支援機能の 内容といたしましては、行政における保健福祉の 専門
性を活用して、住 民の セルフケア意 識の醸成を初め、市民主体の支え合いの地域づく りの
実現、地域活動の 中で の個別対応を 図るため、保健師を初めとした専門職が関係部署 や地
域内の多様な主体 と協 働しながら、 地域と顔の見える関係を構築し、地域活動を行っ てい
くものでございま す。 地域の見守り 支援の充実強化を図るための区役所における体制 につ
きましては、これ らの 機能が効率的 、有機的に相互連携することが重要でございまし て、
必要な人員が配置 でき るよう適切な 対応を図ってまいります。次に、各区からの意見 など
についてでござい ます が、主なもの といたしまして、3つの機能における支援機能や 地域
活動の内容の具体 化、 研修体系や業 務マニュアルの整備、新たな組織機能や連携手法 等に
関する地域への丁 寧な 説明等、さま ざまな意見が出ているところでございます。
また、乳幼児健 康診 査事業の再構 築につきましては、児童虐待の相談・通告件数の 増加
や居住実態が把握 でき ない児童の存 在等、子育て家庭や社会状況の変化に対応し、乳 幼児
の成長発達に合わ せて 効果的に実施 するため、平成24年度から庁内で検討を行ってき たと
ころでございます 。再 構築につきま しては、乳幼児健康診査事業の実施時期及び方法 を見
直すとともに、あ わせ て産婦人科、 小児科等の医療機関との支援連携の仕組みづくり と地
域における顔の見 える 関係づくりの 推進や保健師等による家庭訪問などの個別支援業 務の
強化を図ることと して おります。
次に、こども本 部の 組織について でございますが、生まれる前から青年期に至るま での
子ども・子育て支 援施 策を総合的に 推進できる組織体制のあり方について、庁内で協 議検
討を進めていると ころ でございます 。いずれにいたしましても、少子高齢化や核家族 化の
進展、地域力の低 下な どの社会情勢 を背景として、市民ニーズは今後より一層多様化 、複
雑化してまいりま すの で、これに適 切かつ的確に対応できるよう、また、市民にとっ てわ
かりやすい体制づ くり をしっかりと 進めてまいりたいと存じます。以上でございます 。
○議長
石田康博
〔教育長
○教育長
教育長。
渡邊 直美登壇〕
渡 邊直 美
教育委 員会関 係の御質問にお答え申し上げます。
初めに、アクシ ョン プログラム2014実施結果についての御質問でございますが、新 たな
総合計画策定までの間における市政運営の基本的な方針を示すアクションプログラムで
は、重点課題を中 心に 、その達成状 況の把握による着実な進行管理が定められており 、各
事務事業の実施結 果に ついて個別に 達成状況を記載するものでございます。スクール ソー
シャルワーカー等 に関 する事業につ きましては、事業本来の目的に即して、支援の対 象と
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なった児童生徒一 人一 人に対する効 果や取り組みの課題をできるだけ客観的に捉え、 評価
を行ったものでご ざい ますが、スク ールソーシャルワーカーの派遣のあり方につきま して
は改善すべき点も ある と認識してお りますことから、関係局と協議して、その記載を 追加
してまいりたいと 考え ております。 中学生死亡事件の総括につきましては、庁内対策 会議
における多角的な 見地 からの詳細な 検証と考察が行われておりますので、教育委員会 とい
たしましても、報 告書 に基づき、再 発防止に積極的に取り組んでまいります。
次に、高校改革 につ いての御質問 でございますが、初めに、県立高校の再編統合に つき
ましては、本市の 中学 生の高校進学 に大きな影響があるものと認識しております。本 市に
おける中学校卒業 予定 者数は今後も 増加傾向にございますので、本年12月に示される 県立
高校改革の実施計 画案 においては、 本市の状況を含めた再編統合が計画されるよう、 神奈
川県教育委員会に 働き かけていると ころでございます。次に、市立高校改革につきま して
は、平成19年度に 策定 した市立高等 学校改革推進計画第1次計画の完了を目指し、平 成26
年度の川崎高校に おけ る中高一貫教 育の開始と二部制定時制課程の開設を初め、平成29年
度の商業高校にお ける 全日制課程普 通科の設置及び定時制課程商業科の川崎総合科学 高校
定時制課程への移 管に 関する取り組 みを進めているところでございます。その後の新 たな
計画の策定につき まし ては、第1次 計画の評価や実績、中学校卒業予定者数の推移な どを
見据え、引き続き 本市 における特色 ある市立高校改革を進めてまいります。
次に、中学校完 全給 食についての 御質問でございますが、初めに、学校給食センタ ー整
備等事業に要する 経費 についてでご ざいますが、平成26年第4回市議会定例会にて議 決さ
れた補正予算にお きま して、平成26年度から平成43年度までの支出予定額として、総 額約
356億円の債務負担 行 為を設 定して おりまして、本年7月にお示しいたしました新たな総合
計画素案におきま して も、一般財源 ベースでの今後の収支見通しの中に反映されてい ると
ころでございます 。
次に、はるひ野 小中 学校の給食と ランチサービスについてでございますが、現在、 はる
ひ野小中学校にお きま しては、運営 業務をPFI事業者であるはるひ野コミュニティ サー
ビ ス株 式会 社 が 行 っ て お り 、 そ の 構成 企 業 で あ る株式 会 社東 洋 食 品は 、小 学 校 給食 1,100
食と 中 学校ラ ン チ サ ー ビ ス 約 200食 を提 供し てお り ま す。小 学 校給 食にお き まし て は 、 20
食以上の食物アレ ルギ ー除去食への 対応も確実に行っており、これまでの間、業務遂 行上
の問題は起こって おり ません。また 、ランチサービスにつきましては、平成20年度の 開始
以来、喫食率は徐 々に 向上しており 、平成26年度の喫食率は平均70%を超えておりま す。
ランチサービスの 食材 の発注、献立 表の確認等につきましては、株式会社東洋食品、 はる
ひ野小中学校、教 育委 員会で連携し ながら行い、安全で円滑な提供に努めております 。今
後も、要求水準書 を満 たした業務が 実施されているかについてモニタリングを行って まい
ります。
次に、今後の事 業者 との協議につ いてでございますが、仮称川崎市南部学校給食セ ンタ
ーにつきましては 、本 定例会 で事業契約の締結に係る議決をいただいた後、提案に基づき 、
事業者と協議しな がら 、設計及び事 前調査等に着手してまいりたいと考えております 。次
に、周辺住民の方 々へ の説明につい てでございますが、学校給食センターの建設に当 たり
ましては、要求水 準書 において、建 設時及び運営時を含め、近隣への騒音、振動、臭 気へ
の影響を抑えるよ う定 めているとこ ろでございますので、周辺住民の方々には、設計 段階
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から意見聴取会を 開催 するなど、計 画について十分に説明を行い、御理解をいただき なが
ら進めてまいりた いと 考えておりま す。
次に、工事完成 に至 るまでのモニ タリングについてでございますが、本事業契約に おき
ましては、モニタ リン グの結果、事 業者による施設整備業務の遂行が本契約に違反し 、ま
たは逸脱している と市 が判断した場 合には、市は、施設整備業務について事業者に対 し是
正勧告を行うもの とし 、事業者はこ の勧告に従わなければならないと定めているとこ ろで
ございますので、 厳正 に対応してま いりたいと考えております。次に、建設段階にお ける
リスク管理につい てで ございますが 、市の責めに帰すべき事由及び不可抗力等による 場合
を除き、設計、建 設の 遅延や設計変 更につきましては、事業者のリスク分担となって いる
ところでございま すの で、事業期間 内に実施できるよう、適切にモニタリングしてま いり
たいと考えており ます 。次に、変更 契約についてでございますが、要求水準の変更等 が必
要な状況が生じた 場合 につきまして は、変更に至る事由に応じて、事業者と協議を行 い、
費用負担等を定め てま いりたいと考 えております。次に、建築資材等の物価変動等へ の対
処についてでござ いま すが、本事業 におきましては、国土交通省建設統計月報の建設 工事
費デフレーターの 指標 値を用い、入 札書提出時の指標値と建設工事着工日の属する月 の前
3カ月分の指標値 の平 均値とを比較 し、一定以上の変動がある場合、市及び事業者は 物価
変動に基づく改定 の申 し入れを行う ことができることとしているところでございます 。
次に、維持管理 ・運 営業務のモニ タリングについてでございますが、市は、事業の 実施
状況について、要 求水 準を達成して いることを確認するため、モニタリング実施計画 書を
策定することとし てお ります。また 、定期モニタリングとして、事業者が作成し、提 出し
た月間報告書また は四 半期報告書の 内容を確認するとともに、必要に応じて給食セン ター
を巡回し、あらか じめ 協議の上定め たモニタリング項目に従って、各業務の遂行状況 を随
時確認、評価いた しま す。また、市 及び事業者が出席する会議を定期的に開催し、日 常モ
ニタリング、定期 モニ タリングの結 果報告を行い、意見交換等を行うなど、モニタリ ング
実施計画に基づき 、確 実に実施して まいりたいと考えております。次に、事業者が達 成す
べき業務の成果確 認に ついてでござ いますが、要求水準書及び提案書等に基づく事業 者が
実施すべき業務内 容を 確認項目とし て詳細にモニタリング実施計画書に盛り込むこと で、
事業者の実施状況 を確 実に確認して まいりたいと考えております。次に、市職員の監 督責
任とスキルアップ につ いてでござい ますが、モニタリング実施計画の策定段階から市 職員
が業務内容につい ての 理解を深める ことにより、確実に監督責任を果たすとともに、 業務
経験を重ねること によ り、給食セン ターについての専門性を高めてまいりたいと考え てお
ります。次に、運 営企 業のバックア ップ体制についてでございますが、事業者からは 、運
営企業が業務継続 でき なくなった場 合等に備え、学校給食に実績のある株式会社レク トン
を代替企業として 確保 する旨の提案 を受けているところでございます。
次に、関心表明 書に ついてでござ いますが、関心表明書は、入札参加グループが落 札し
た場合に、速やか に受 託の検討を行 うことを表明するものでございます。本事業にお きま
しては、建設業務 や維 持管理業務に おいて、13社から関心表明書が提出されており、 その
うちの9社が市内 事業 者でございま したので、地域経済の活性化に寄与するものと考 えて
おります。次に、 保護 者や子どもが 望む食事の提供についてでございますが、事業者 から
は、おいしい給食 を提 供するための 調理標準化データの活用、調理科学に基づいた調 理手
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順の導入などの提 案を 受けたところ でございます。これらの提案につきましては、審 査委
員会におきまして も、 調理業務やそ の他運営補助等の評価項目で高い評価を受けたと ころ
でございます。今 後、 中学校完全給 食の実施に向けましては、生徒の満足度にも配慮 しな
がら、安全・安心 で温 かい給食の提 供に努めてまいりたいと考えております。
次に、公益財団 法人 川崎市学校給 食会についての御質問でございますが、初めに、 給食
費の徴収について でご ざいますが、 教職員が児童生徒と向き合う時間や教材研究など 教育
指導に充てる時間 を確 保することは 重要であると考えております。学校給食会は、こ れま
でも学校と未納者 への 対応について 協議したり、通知文書の検討や家庭訪問に同行し てい
るところでござい ます が、教育委員 会と学校給食会におきまして教職員の負担軽減に 向け
た検討を行い、連 携し て対応してま いります。
次に、本市の学 校給 食における地 場産の農産物の使用割合についてでございますが 、統
一献立におきまし ては 、平成 26年度は、県内産12.8%、そのうち市内産は0.1%でござ いま
した。地場産物を 使用 し、生きた教 材として活用することは、地域の自然や文化、産 業等
に関する理解を深 める とともに、生 産者の努力や食に関する感謝の念を育むことにつ なが
るものと思われま すの で、これから も県や関係団体、関係局と協議し、十分に調整を 行い
ながら、学校給食 にお ける地場産物 の使用割合の向上に取り組んでまいります。次に 、食
材供給にかかわる 市内 業者の活用に ついてでございますが、食材調達を行う学校給食 会で
は、主に市内に店 舗を 有する事業者 を学校給食用物資納入業者に指定しておりますの で、
今後も地域経済の 活性 化に寄与する ものと考えております。
次に、給食費に つい てでございま すが、平成29年4月に消費税率が10%に改定され た際
の給食費の対応に つき ましては、給 食運営の安定化、学校給食の充実等を考慮した適 切な
額について、食材 の価 格の推移など も注視しながら、平成28年内を目途に検討してま いり
たいと考えており ます 。次に、小学 校の給食費の金額設定についてでございますが、 昭和
37年に国の定める 栄養 量の基準に伴 い2段階とし、昭和63年に3段階に改定された際 に、
給食費も3段階と し、 現在に至って おります。小学校の全学年を一律とすることにつ きま
しては、他都市の 実施 状況等を調査 しながら、給食事務の負担軽減の観点からも、今 後、
適切な給食費の額 とあ わせて検討し てまいりたいと考えております。
次に、学校給食 会の 職員体制につ いてでございますが、中学校完全給食実施に伴い 、小
学 校給 食に お け る 1 日 3 種 類 の 献 立及 び 特 別 支 援学校 の 献立 で の 約7 万7,000食の 食 材発
注に加え、中学校給 食 におけ る1日 5種類の献立での約3万食の食材発注が必要となる上 、
給食費の管理に要 する 業務も増加い たしますので、これらの業務量等の検証を行い、 効率
的で適正な執行体 制に ついて関係局 と調整を図りながら検討してまいりたいと考えて おり
ます。また、学校 給食 会の職員の実 務においては、契約事務等における適切な会計処 理、
学校教育活動への 理解 や、食材や衛 生管理に関する知識が必要でございますので、職 員が
培った知識やノウ ハウ を共有、継承 、発展させるよう、研修を行うことも必要と考え てお
ります。
次に、貸倒引当 金に ついてでござ いますが、学校給食会の財務諸表につきましては 、平
成20年度に内閣府 公益 認定等委員会 によって示された会計基準にのっとり、作成して いる
ところでございま す。 貸倒引当金は 、会計処理上は従前から想定された科目でござい ます
が、給食費の会計 とし て、これを扱 うことについて検討していく中、平成26年度決算 の作
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成に当たり、公認 会計 士からも指摘 を受け、計上したものでございます。次に、繰入 額の
算定根拠について でご ざいますが、 平成19年度以後の給食費未納額に対し、その後の 回収
実績を踏まえ、回 収不 能となる可能 性の高い事案を想定したものでございます。以上 でご
ざいます。
○議長
石田康博
総合企画 局長。
〔総合企画 局長
○総合企画局長
瀧峠雅介登 壇〕
瀧峠雅介
総合企 画局関係の御質問にお答え申し上げます。
総合計画につい ての 御質問でござ いますが、初めに、実施計画の主な取り組み等に つい
てでございますが 、現 在、素案でお 示しをした長期的な市政運営の考え方などに基づ き、
具体的な取り組みの内容やスケジュールについて調整を進めているところでございまし
て、平成28年度及 び平 成29年度の取 り組みを可能な限り具体的に記載した政策体系別 計画
や区計画、基本計 画の 期間となる10年程度の中長期的な戦略等を取りまとめ、同時期 の公
表に向けて準備を 進め ている行財政 改革に関する計画素案及び中長期的な収支見通し とあ
わせて、11月中旬 にお 示ししてまい りたいと考えているところでございます。こうし た中
で、大規模な事業 の位 置づけにつき ましては、事業効果や長期にわたる財政負担等を 踏ま
えながら、多くの 関係 者との 調整を経て、事業の熟度を高めていくものでございますので 、
実施計画期間中の 具体 的な取り組み と、その後の期間における取り組みの方向性を、 事業
の熟度等を踏まえ て、中長期 的な戦 略などによりお示ししてまいりたいと考えております 。
以上でございます 。
○議長
石田康博
〔財政局長
○財政局長
財政局長 。
大 村研一登壇〕
大村研一
財政 局関係の御質問にお答え申し上げます。
初めに、減債基 金か らの新規借り 入れについての御質問でございますが、減債基金 から
の新規借り入れに よる 収支不足への 対応につきましては、大変厳しい財政状況の中で の臨
時的な対応と考え てお ります。また 、他の自治体におきましても、基金を活用してい る事
例があることは認 識を しております 。次に、平成26年度の普通交付税大綱におきまし て、
普 通 交 付 税 と 臨 時 財 政 対 策 債 の 合 計 額 が 歳 入 予 算 計 上 額 を 約 67億 円 下 回 り ま し た こ と か
ら、この財源不足 を補 うための対応 として、全庁一丸となった執行抑制措置を講じ、 約16
億円の抑制効果を 見込 みましたが、 それでもなお51億円不足する見込みとなりました 。こ
の対応として、財 源を 確保する必要 が生じましたが、将来における緊急的な財政需要 が生
じた場合などの財 源と して、財政調整基金は一定の規模を確保しておく必要があり、また 、
市税収入の増につ きま しても、補正 予算の財源として約40億円活用しておりましたこ とか
ら、減債基金から の新 規借り入れを 計上したところでございます。次に、減債基金の 残高
を活用し、収支不 足を 埋めることに よりまして実質収支は黒字となりますが、こうし た減
債基金からの借り 入れ に頼らずに安 定的に市民サービスを提供するとともに、新たな 行政
需要にも的確に対 応す ることのでき る持続可能な財政構造を構築することが重要であ ると
考えております。
次に、一時借入 金に ついての御質 問でございますが、一般会計予算における一時借 入金
限度額は、日々の 歳計 現金の不足に より支出に支障を来さないよう、市中金融機関等 の外
部から一時的に借 り入 れる資金の限 度を定めるものでございます。本市における歳計 現金
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平成27年(2015年)第4回川崎市議会定例会会議録
第4日(9月11日)
の不足につきまし ては 、基金に属す る現金を歳計現金に振りかえる繰りかえ運用で対 応可
能な範囲でござい まし たので、平成 26年度における外部からの一時借り入れはござい ませ
ん。しかしながら 、一 層有利な運用 を図るため、基金における債券運用額を段階的に 増加
させる方針である こと や、平成 26年 度中における歳計現金の不足が最高で400億円余で あっ
たことなどを踏ま えま すと、支払い に支障を来し、市民サービスに影響を与えること のな
いよう、現行の水 準を 維持する必要 があると考えているところでございます。
次に、平成26年 度に おける予算の 執行抑制についての御質問でございますが、この たび
の執行抑制につき まし ては、市民生 活への直接的な影響が出ないことを前提に、内部 管理
経費を中心に行っ てお りまして、各 局室区におきましては、研修等での内部講師の活 用に
よる謝礼金の縮減 、事 務用品の在庫 や備品の仕様の精査、一括調達などによる事務用 品費
や印刷製本費の縮 減、 委託業務内容 の見直し、工法の精査などに取り組み、各局室区 とも
に設定した目標ど おり の執行抑制が 図られたところでございます。
次に、予算編成 等に ついての御質 問でございますが、初めに、平成28年度の予算編 成に
つきましては、こ れま で計画的に進 めてきた大規模施設整備等による財政需要の増加 等に
対応するため、当 面は 減債基金の活 用を見込まざるを得ないところでございますが、 この
活用につきまして はあ くまでも臨時 的な措置であると考えており、可能な限りその縮 減を
図れるよう努めて まい ります。次に 、平成28年度に予定している大規模施設整備等に つき
ましては、本庁舎 等耐 震対策や小学 校新設、学校施設再生整備・予防保全などにより 、平
成27年度に比べ一 般財 源ベースで60億円の増加が見込まれているところでございます 。以
上でございます。
○議長
石田康博
市民・こ ども局 長。
〔市民・こ ども 局長
○市民・こども局 長
加藤順 一登壇〕
加藤順 一
市民・こども局関係の御質問にお答え申し上げます。
初めに、町内会 ・自 治会に対する 支援策についての御質問でございますが、町内会 ・自
治会への支援に当 たり ましては、市 職員が会長や役員の方々の御苦労や御負担を理解 した
上で取り組みを進 める 調整力等が欠 かせないことから、職員のスキルアップを目指し た研
修を今年度中に実 施い たします。次 に、川崎市町内会・自治会の活動の活性化に関す る条
例に事業者の役割 が規 定されたこと を踏まえ、転入者等に対する加入促進の取り組み が進
むよう、従来から 本市 と協力関係に ある神奈川県宅地建物取引業協会等との協定締結 に向
け、調整を行って いる ところでござ います。また、一部の区におきましては、加入を 希望
する転入者と町内 会・ 自治会の橋渡 しをするための連絡票の区民課窓口での配布、大 規模
マンション等に対 する 自治会の新規 設立支援や当該地域の町内会・自治会への加入促 進に
向けた働きかけな どを 実施しており ますので、今後、こうした取り組みを全市的に進 めて
まいりたいと考え てお ります。
次に、公益財団 法人 川崎市文化財 団についての御質問でございますが、初めに、事 業積
立預金についてで ござ いますが、平 成26年度におきましては、ミューザ川崎シンフォ ニー
ホール10周年記念 事業 、東日本大震 災メモリアルコンサート、オーストリア及びスイ ス友
好コンサート、広 報活 動の充実など のために支出したものでございます。また、事業 積立
預金は、突発的な 事情 が生じた場合 の対応やホールの安定的な運営に配慮した上で、 ホー
ル事業の充実、サ ービ ス向上を図る ために、指定管理者としての努力により利用料金 等の
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平成27年(2015年)第4回川崎市議会定例会会議録 第4日(9月11日)
速報版
収入が見込みを上 回っ た部分を積み 立てるものでございます。その繰り入れ及び取り 崩し
につきましては理 事会 の承認に基づ いて行われるものでございますが、活用につきま して
は、川崎市文化財 団と 協議調整を行 うとともに、その評価につきましても、新たに指 定管
理者選定評価委員 会に おいて評価を 行うなど、より適切に行ってまいりたいと存じま す。
次に、文化施策を 担う 市職員の育成 についてでございますが、本市の文化行政を推進 して
いくためには、多 様な 文化施設を管 理運営し、地域におけるネットワークを生かした 取り
組みを進めている 文化 財団との連携 が不可欠と考えておりますが、一方、市職員には 、施
策を総合的に企画 立案 する能力のほ か、文化芸術分野における幅広い知識や、市民、 各種
団体、企業等の多 様な 主体と連携し ていく力が必要であると考えております。そうし た職
員の育成に当たり まし ては、これま でにも専門的な研修への参加や多様な業務の実践 によ
る知識やノウハウ 等の 蓄積を図って まいりましたが、今年度は市民文化室の執行体制 の見
直しによる文化施 策の 調整機能の強 化や文化施設の担当部署の一元化を進めるなど、 効果
的な体制の構築に 取り 組んできたと ころでございます。今後は、さらに経常的業務の 集約
による施策の執行 体制 の強化や多様 な文化施設のモニタリングの強化等が必要と考え てお
りますので、引き 続き 、本市の文化 施策を効果的に展開できるよう、執行体制につい て検
討するとともに、文化 施策を 担う職員の育成に取り組んでまいります。以上でございます 。
○議長
石田康博
こども本 部長。
〔こども本 部長
○こども本部長
小池義教登 壇〕
小池義教
こども 本部関係の御質問にお答え申し上げます。
初めに、待機児 童対 策についての 御質問でございますが、認可保育所等の保護者負 担割
合の見直しにつき まし ては、平 成23年度に保育費用の負担のあり方等について検討を行い 、
平成24年度から平 成26年度にかけて 保護者の負担割合を国基準保育料の75%まで引き 上げ
てきたところでご ざい ます。本市の 保育料水準につきましては、他都市と比較します と、
3歳未満児は比較 的高 額であり、3 歳以上児は低く設定しているところでございます 。ま
た、多子減免の割 合な ど、国が示す 保育料設定の考え方について考慮することなどの 課題
もございます。つ きま しては、他都 市の動向等を踏まえるとともに、本市における受 益と
負担のあり方を勘 案し 、子ども・子 育て会議の御意見をいただきながら、年内に一定 の方
向性を定められる よう 検討してまい りたいと存じます。
次に、中学生死 亡事 件についての 御質問でございますが、こども文化センターにつ いて
でございますが、 こど も文化センタ ー等職員のスキルアップにつきましては、市の主 催に
より、管理能力、 地域 とのマネジメ ント能力、子どもたちの心の理解など、さまざま な関
連分野についての 研修 をこども文化 センター等職員の意見を聞きながら年間を通じて 実施
しているところで ござ います。今年 度は中高生への対応をテーマとした研修を11月に 予定
しておりまして、 子ど もの心の理解 を深め、子どもを守ることについて、事例を交え て習
得する機会を設け てい るところでご ざいます。このほか、児童の健全育成に必要なス キル
の習得と向上を図 るた めの研修の実 施につきましても、指定管理仕様書におきまして 指定
管理者が独自に実 施す るように定め ており、これらを通じて、課題を抱えた来館者に 適切
に対応するための スキ ルを身につけ ることにより、子どもたちにとって居心地のよい 居場
所づくりに努めて いる ところでござ います。
次に、こども文 化セ ンターの指定 管理者及び民間児童館運営者に対する指示でござ いま
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速報版
平成27年(2015年)第4回川崎市議会定例会会議録
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すが、それぞれの 館に おいて、中高 生の利用における対応状況等の把握を行い、職員 間で
の情報共有を徹底 し、 適切な見守り と学校等関係機関と連絡を密にするよう3月16日 付で
文書を発信したほ か、 5月20日に開 催した指定管理者等と区役所こども支援室が出席 する
連絡調整会議にお きま して所管課か ら改めて指示したところでございます。今後にお きま
しても、メール等 によ る迅速な連絡 や定例的な会議の場において情報共有を図ってま いり
ます。次に、報告 書に 基づく既存機 能の再編につきましては、要保護児童対策地域協 議会
代表者会議や各区 の連 携調整部会の 構成員を拡充するなど、連携強化を図ることとし たと
ころでございます 。な お、来年度の 組織体制につきましても、子どもの安全・安心に かか
わる施策の充実が 図れ るよう、関係 局と調整してまいりたいと存じます。次に、区役 所に
おける取り組み強 化に ついてでござ いますが、守秘義務のかかる要保護児童対策地域 協議
会のより一層の活 用、 児童相談所と の効果的な役割分担のあり方、支援に関する一定 の判
断をする際のスー パー バイザーの活 用など、地域全体で子どもの安全・安心を支えて いく
ための区役所の役 割等 につきまして も、新たに設置したこども安全推進部会において 検討
してまいりたいと 存じ ます。以上で ございます。
○議長
石田康博
経済労働 局長。
〔経済労働 局長
○経済労働局長
伊藤和良登 壇〕
伊藤和良
経済労 働局関係の御質問にお答え申し上げます。
初めに、卸売市 場事 業特別 会計についての御質問でございますが、市場事業については 、
独立採算制を経営 の基 本原則としな がらも、法令の定めに基づき、一定の条件のもと で一
般会計からの繰り 入れ を行うことが できるとされており、北部市場が開設した昭和57年度
から平成26年度ま での 間の卸売市場 事業特別会計への一般会計からの繰入金の総額は 南北
両市場分で約483億 円 となっ ており ます。次に、繰入金の見込みについてでございますが 、
今年度策定予定の 卸売 市場経営プラ ンに基づき、来年度に施設整備に係る基本計画及 び基
本設計の作成を予 定し ておりまして 、この中で施設整備の内容や整備費を明らかにし てま
いりたいと考えて おり ます。さらに 、この整備費や繰入金につきましては、毎年度の 予算
編成の中で関係局 と調 整してまいり たいと考えております。次に、今後の市場施設等 の整
備に当たりまして は、 適正に使用料 収入を図ることが基本と考えているところでござ いま
す。次に北部市場 水産 物部の再編に ついてでございますが、昨年11月に行われました 農林
水産省の再編基準 への 該当状況調査 において、市場再編基準4項目のうち3項目に該 当し
たことから、今年 度、 北部市場水産 物部再編措置等検討部会を開設運営協議会の部会 とし
て設置し、検討を 始め たところでご ざいまして、来年度中には結論を出す予定でござ いま
す。今後の対応に つき ましては、今 年度、農林水産省が策定する予定の次期卸売市場 整備
基本方針に示され る市 場再編基準を 注視しながら、市場機能の継続という観点から検 討し
てまいりたいと存 じま す。次に、平 成26年度の水産物部仲卸事業者は48社で、そのう ち18
社が決算において 損失 を計上してお ります。こうしたことから、卸売市場経営プラン にお
きましても、開設 者に よる経営改善 指導の適切な実施を基本施策と位置づけをし、中 小企
業診断士による業 務検 査を充実させ るとともに、市場内事業者等講習会を実施するこ とに
より経営改善につ なげ てまいりたい と存じます。次に、施設整備に当たっての基本的 考え
方といたしまして は、 場内事業者へ のヒアリングや本市としての調査を通じて、今後 の取
扱量や市場に求め られ る機能等を見 定めた上で、適正な規模を検討の上、効果的・効 率的
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な施設整備を進め てま いりたいと存 じます。
次に、川崎冷蔵 株式 会社について の御質問でございますが、初めに、財務状況につ いて
でございますが、 同社 としましては 、今後も経営改善を進めるとともに、必要な施設 修繕
等を行いながら、10年 程度で 純資産のマイナスを解消したいとのことでございます。次に 、
平成27年度の見込 みに ついてでござ いますが、法人税額につきましては、平成26年度 と同
程度の税引き前利 益額 となった場合 には、税額が約2,500万円程度の見込みで、前年度と比
較し1,900万円程度 の 増額と 伺って おります。また、単年度収支についてでございますが 、
現在のところ、売 上額 も順調に確保 できていることから、赤字になる懸念はなく、長 期借
入金の返済につき まし ても、約 定ど おりに実施できる見込みであるとのことでございます 。
次に、第3冷蔵庫 の運 用についてで ございますが、同社としては、計画的な修繕によ り長
寿命化を図る考え であ ると伺ってお ります。本市といたしましても、第1・第2冷蔵 庫も
含めた市場全体の 温度 管理施設の適 正な維持と効率的な運用を図ってまいりたいと考 えて
おります。
次に、川崎市産 業振 興財団につい ての御質問でございますが、初めに、当期損益が 赤字
となった理由です が、 公益法人会計 での収支相償の考え方を踏まえ、前の年度の剰余 金を
有効に活用し、地 域の 産業界に還元 する観点から、今後のものづくりの新たな潮流と なる
と言われている最 新鋭 3Dプリンタ ーのKBICへの導入等を行ったことが主な理由 でご
ざいます。また、 iC ONM整備事 業において、川崎市からの借入金を財源にプロジ ェク
ト費用を支出した こと により、借入 金は当期収益として処理しないため、会計上、費 用過
大と計上されたも ので ございます。 次に、会計処理についてでございますが、平成25年度
決算においては、財 団 の既存 事業で ある一般事業、会館事業、KBIC事業の合計額で1,896
万円弱の黒字とな った ことから、平成26年度は3事業で1,904万円弱の赤字とし、2期通期
で利益を出さない 収支 相償の考え方 による公益法人会計の原則に基づき、会計処理を 行っ
たものでございま す。 次に、会館の 利用率等の向上に向けた取り組みについてでござ いま
すが、利用率が低 かっ た一部の会議 室の利用料金を平成26年4月から約3分の1に値 下げ
し、利用率の向上 に向 けた改善策を 講じたところでございます。その結果、利用料金 を値
下 げ し た 会 議 室 の 利 用 率 が 前 年 比 で 約 10% 向 上 し 、 会 館 全 体 の 利 用 率 で は 前 年 度 よ り 約
2%向上するなど 、改 善が図られて いるところでございます。また、利用料金につき まし
ても、会館全体で 、平 成25年度の3,658万円から、平成26年度は3,702万円と約44万円 の増
となったところで ござ います。現在 、施設利用の多い人材派遣業種等の企業に対して 、会
館案内のダイレク トメ ールを送付す るなど、利用率向上に向けた取り組みを進めてい ると
ころでございまし て、 引き続き指定 管理者とともに改善を図ってまいりたいと存じま す。
次に、ナノ医療 イノ ベーションセ ンターの入居状況についてでございますが、セン ター
では、本年4月の 運営 開始より、片 岡センター長が研究リーダーを務めるCOINS プロ
ジェクトが入居し 、既 存の治療法で は対処が困難な難治がんに対する抗がん剤を搭載 した
ナノマシンや採血 不要 の在宅でのが ん診断システムなどの研究開発を開始しておりま す。
また、COINSプ ロ ジェク トに参 画している株式会社ニコンとナノキャリア株式会社が 、
それぞれ6月、7 月か ら入居してい るところでございまして、現在、30室が入居済み で、
入居率は今年度の 計画 値45%に対し 43%となっております。さらに、10月には製薬会 社が
入居予定でござい まし て、これによ り入居率は45%となる見込みでございます。現在 、産
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速報版
平成27年(2015年)第4回川崎市議会定例会会議録
第4日(9月11日)
業振興財団がCO IN S参画企業や 市内企業、ベンチャー企業などと入居に向けて調 整を
行っているところ でご ざいまして、 引き続き、財団と連携して、新たな企業等の誘致 に取
り組んでまいりま す。 次に、経済波 及効果の調査結果についてでございますが、施設 整備
に伴うものとして52.8億円、入居による改修等に伴うものとして2.3億円、また、センタ ー
の施設管理運営費 や就 業者の消費等 に伴うものとして、平成27年度からCOINSプ ロジ
ェクト終了予定の 平成 33年度までの 7年間の累計額として26.5億円が本市への経済波 及効
果として推計され てい るところでご ざいます。次に、センターの職員についてでござ いま
すが、産業振興財 団は 、施設運営に 必要な入居調整、施設維持管理、共同研究、庶務 、経
理、契約などの業 務に 適切に対応す るため、10名の職員を配置しておりまして、内訳 は、
プロパー職員3名 、専 門職員2名 、非常勤職員4名、人材派遣1名でございます。今後も 、
円滑な施設の運営 のた め、必要な人 材の確保に努めるとともに、職務遂行を通じた人 材育
成や専門知識、技 術習 得のための研 修の受講、職員の意識向上、プロパー職員の異動 、昇
任など、キャリア 形成 と連動した人 材育成等に取り組むことが必要と考えております 。以
上でございます。
○議長
石田康博
健康福祉 局長。
〔健康福祉 局長
○健康福祉局長
成田哲夫登 壇〕
成田哲夫
健康福 祉局関係の御質問にお答え申し上げます。
初めに、障害者 雇用 についての御 質問でございますが、障害者差別禁止指針並びに 合理
的配慮指針は、雇 用の 分野における 障害者に対する差別の禁止及び障害者が職場で働 くに
当たっての支障を 改善 するための措 置を定めているものでございまして、本市におき まし
ては、市ホームペ ージ 上に国が定め る指針を掲載しているほか、企業と直接接する機 会の
多い市内の就労支 援機 関へ周知を図 ったところでございます。また、この指針を効果 的に
活用していくため には 、企業と障害 のある方とが合理的配慮の提供事例などを共有し なが
ら、コミュニケー ショ ンを促進させ 、働きやすい職場づくりを進めていく必要がある と考
えております。本 市と いたしまして は、企業、障害のある方、支援者を対象に、わか りや
すく指針の内容を 説明 する研修会の 開催など、新たな取り組みの検討を行っていると ころ
でございます。
次に、障害者差 別の 解消について の御質問でございますが、初めに、いわゆる障害 者差
別解消法につきま して は、国の行政 機関、地方公共団体等及び民間事業者における障 害を
理由とする差別を 解消 するための措 置などについて定めているものでございます。本 市と
いたしましては、 従来 から、かわさ きノーマライゼーションプランの推進を初め、福 祉、
保健、医療、教育 、労 働、ま ちづく り等の各政策分野において、自立と共生の社会づくり 、
バリアフリーのま ちづ くりを基本的 な理念として、個々に取り組んでいるところでご ざい
ます。千葉県やさ いた ま市など、法 の施行以前に条例を制定した自治体もございます が、
本市におきまして は、 条例化によら ず、法の趣旨を踏まえ、不当な差別的取り扱いの 禁止
及び合理的配慮の 提供 等について、全庁横断的な会議を設置し、対応要領を策定するなど 、
本市組織、職員へ の周 知徹底を行い 、個々の取り組みの強化を図るとともに、市政だ より
や本市ホームペー ジ等 による情報発 信等を通じて、市内事業者、市民等に広く周知を して
まいりたいと存じ ます 。以上でござ います。
○議長
石田康博
まちづく り局長 。
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平成27年(2015年)第4回川崎市議会定例会会議録 第4日(9月11日)
〔まちづく り局 長
○まちづくり局長
金子
金子
督
速報版
督 登壇〕
まち づくり局関係の御質問にお答え申し上げます。
初めに、密集市 街地 の延焼対策に ついての御質問でございますが、初めに、横浜市 の不
燃化推進条例の制 定経 緯についてで ございますが、同市では、平成24年度に地震被害 想定
の見直しを行い、 地震 による火災被 害の軽減を重点施策の一つとして位置づけ、被害 が特
に大きいと想定さ れる 地域において 、建築物の耐火性能に関する規制を強化し、平成27年
7月に条例を施行 した ところでござ います。次に、条例の概要についてでございます が、
当該地域において 建築 物を建てる際 は、原則として準耐火建築物以上の耐火性能とす るこ
とを義務づけるも ので ございます。この規制強化にあわせた主な支援策といたしましては 、
条例により耐火性 能の 強化が義務づ けられる建築物の工事費や古い建築物の除却工事 費に
対し補助金を交付 する ものとなって おります。次に、本市における建築物の不燃化の 取り
組みにつきまして は、 重点密集市街 地の2つの地区において、平成28年度までに不燃 領域
率40%以上の達成 を目 指し、建 築物 の不燃化等への助成を行っているところでございます 。
条例化などの新た な取 り組みについ てでございますが、東日本大震災を契機に減災対 策の
必要性が注目され てお り、地震防災 戦略における減災目標を達成するためにも、密集 市街
地の改善を一層推 進し ていく必要が あるものと考えております。このため、横浜市な ど他
都市の事例を参考 に、より有 効な不燃化推進策のあり方を今後検討してまいります。次に 、
新たな総合計画の 素案 との関係につ いてでございますが、素案における防災関連施策 との
整合を図りながら 、効 果的な密集市 街地の改善策の検討や関係局との調整等を進めて まい
りたいと考えてお りま す。
次に、ワンルー ムマ ンション規制 についての御質問でございますが、初めに、これ まで
のワンルームマン ショ ン検証作業の 取り組みについてでございますが、現在、指導要 綱の
見直しに先立ち、 市内 のワンルーム 実態調査及び他都市の事例調査を行っているとこ ろで
ございます。ワン ルー ムの実態調査 といたしましては、30戸以上の46施設を対象に、 職員
が現地に出向き、 ごみ 置き場や駐輪 の状況など、維持管理の状況調査を行っておりま す。
また、他都市の事 例調 査といたしま しては、東京都区部23区と近隣の県及び政令市を 対象
に、近年の届け出 件数 の推移、管理 体制などについてアンケート調査を行っており、 今後
の対応として、二 次的 な聞き取り調 査を行う予定でございます。これらの調査結果を 踏ま
えて検討を進め、 年内 に方向性を取 りまとめてまいりたいと考えております。次に、 条例
化のメリットにつ いて でございます が、条例においては、法的拘束力などの効果はご ざい
ますが、私権の制 限に つながる内容 となることも考えられますことから、制定にはよ り慎
重な検討が必要と なる ものと考えて おります。次に、指導要綱の目的の見直しについ てで
ございますが、地 域コ ミュニティな ど、近隣との良好な関係を築いていただくことは 重要
であると認識して おり ますので、要 綱の検証作業の中で今後検討してまいりたいと考 えて
おります。
次に、さいか屋 跡地 等についての 御質問でございますが、初めに、旧さいか屋川崎 店の
解体工事について でご ざいますが、 土地建物所有者である株式会社MM投資組合から は跡
地利用について具 体的 な意向は示さ れておりませんが、現在、解体工事に向けた準備 を行
っているとのこと でご ざいます。解 体工事に際しましては、近隣への周知を徹底する とと
もに、仮囲いや落 下防 止措置を行い 、誘導員、注意喚起看板の設置等により、安全に 十分
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速報版
平成27年(2015年)第4回川崎市議会定例会会議録
第4日(9月11日)
配慮し、適切に施 工す るよう、関係 局とも連携して指導してまいります。次に、地区 計画
についてでござい ます が、さいか屋 跡地を含む川崎駅東口駅前地区につきましては、 現在
改定を進めている 川崎 駅周辺総合整 備計画を踏まえ、本市の玄関口である駅前広場に 面す
るにぎわい、交流 の中 心地区として ふさわしい魅力と活力を高める都市機能の充実や 駅前
にふさわしい健全 な街 並みを誘導す ることを目的として地区計画を決定し、建築物等 の用
途の制限などを行 うも のでございま す。今後のスケジュールといたしましては、まず 、9
月15日に素案説明 会を 開催した後、 2週間の素案縦覧を行い、広く市民の皆様の御意 見を
お聞きするための 公聴 会の開催を予 定しております。その後、都市計画案の縦覧や都 市計
画審議会などを経 て、今年度 内の都市計画決定を目指しているところでございます。次に 、
グローバル化への 対応 につきまして は、羽田空港の国際化の進展や2020年東京オリン ピッ
ク・パラリンピッ クの 開催等により 、川崎駅周辺を訪れる外国人の増加が見込まれる と考
えております。こ うし たことから、 多言語による案内情報が必要と考えており、北口 自由
通路とあわせて整 備さ れる行政サー ビス施設における多言語による情報発信や案内サ イン
における表記のあ り方 について、関 係局と検討を進め、今年度末に改定予定の川崎駅 周辺
総合整備計画に反 映し てまいりたい と考えております。以上でございます。
○議長
石田康博
〔港湾局長
○港湾局長
奥谷
港 湾局長 。
奥谷
丈
丈登壇〕
港湾 局関係の御質問にお答え申し上げます。
かわさきの浜の 一部 閉鎖について の御質問でございますが、平成27年6月1日夕方 に公
園管理事務所職員 が施 設巡回を行っ た際に油の流入を確認したことから、利用者の安 全確
保のため、一部立 入禁 止といたしま した。原因につきましては、平成27年5月に発生 した
京浜川崎シーバー スの 施設損傷によ り流出した重油が潮流や風に流され、人工海浜に 漂着
したものと考えて おり ます。油の除 去につきましては、漂着直後より人工海浜の沖合 にオ
イルフェンスを設 置し 、さらなる漂 着を軽減するとともに、専門業者により、油が付 着し
た護岸や岩場の洗 浄や 砂の中に混入 した油の除去を実施いたしました。現在は、除去 作業
の効果を確認する ため 、専門機関へ の委託により調査を行っており、問題がなければ 、今
月下旬の開放を見 込ん でおります。 これらの作業につきましては、全て京浜川崎シー バー
スの管理事業者の 負担 で実施してお り、市費による負担は発生しておりません。以上 でご
ざいます。
○議長
石田康博
〔交通局長
○交通局長
飯塚
交 通局長 。
飯塚
哲
哲登壇〕
交通 局関係の御質問にお答え申し上げます。
資金不足比率に つい ての御質問で ございますが、資金不足比率が生じた原因につき まし
ては、軽油価格の 上昇 に伴う燃料費 の増加、本市福祉施策の見直しに伴う乗車料収入 の減
少及び算定基準の 見直 しによる一般 会計繰入金の減少など、市バス事業を取り巻く環 境の
変化が積み重なっ たこ とによるもの でございます。このような状況の中において、市 民や
お客様の大切な交 通手 段を確保する ため、平成26年度から5カ年を計画期間とする川 崎市
バス事業経営プロ グラ ムを作成し、 経営改善に取り組んでいるところでございます。 今後
の主な経営改善の 取り 組みとして、 乗車券制度の見直しや時間外勤務の縮減を推進す ると
ともに、営業所管 理委 託の拡大及び 管轄路線の見直しについても積極的に準備を進め 、単
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平成27年(2015年)第4回川崎市議会定例会会議録 第4日(9月11日)
速報版
年度収支の黒字化 と計 画期間内にお ける資金不足解消の前倒しを目指しているところ でご
ざいます。以上で ござ います。
○議長
石田康博
選 挙管理 委員会 事務局長。
〔選挙管理 委員 会事務局長
○選挙管理委員会 事務 局長
星
星
雅之
雅之登壇〕
選挙管理委員会関係の御質問にお答え申し上げま
す。
選挙公報の選挙 管理 委員会ホーム ページへの掲載についての御質問でございますが 、選
挙公報につきまし ては 、東日本大震 災を契機として、選挙管理委員会のホームページ に掲
載することができ ると されましたこ とから、本市におきましても、平成25年執行の市 長選
挙から対応してき たと ころでござい ますが、その掲載については投票日までの間に限 定さ
れていたものでご ざい ます。しかし ながら、本年5月の衆議院における質問主意書に 対す
る国の回答におい て、 選挙の記録と して掲載するものであること、選挙の公正等を害 する
おそれのない形で 行わ れるものに限 るなどの留意事項が付された上で、投票日以降に つい
てもホームページ への 掲載は差し支 えないとの見解が示されましたことから、本市に おき
ましては、本年4 月執 行の市議会議 員選挙で発行いたしました選挙公報を8月からホ ーム
ページに掲載した とこ ろでございま す。また、無投票となった場合につきましては、 選挙
公報の発行はしな いこ ととなるため 、ホームページへの掲載をすることができないも ので
ございます。今後 につ きましても、 選挙の公正の確保等に配慮しつつ、市選挙管理委 員会
が管理執行する選 挙の 選挙公報につ きましては、ホームページに順次掲載していく予 定で
ございます。以上 でご ざいます。
○議長
石田康博
堀添議員 。
○35番
堀添
おのおの 御答弁 ありがとうございました。それでは最初に、意見 要望
健
を申し上げさせて いた だきます。
まず、区役所改 革に ついてです。 補完性の原則とは、市民同士が支え合う地域社会 づく
りということだけ では なく、行政内 部のあり方、区役所と局の連携についてもかかわ って
くる原則です。区 役所 でできること はしっかりと区役所で担っていく、そのことが実 現で
きて初めて市民同 士が 支え合う地域 社会づくりも可能になります。そのためにも、区 役所
と局とで地域課題 の捉 え方や認識に 差がある場合には、可能な限り区役所側の捉え方 や認
識を優先して調整 でき る仕組みの確 立や、それをしっかり支えることができる区役所 職員
体制の充実強化を 要望 いたします。
次に、小児医療 費助 成制度につい てです。本市では、小児医療費助成にはあくまで も所
得制限を設け、対 象者 の14%はサー ビスの対象から除外するということです。答弁で は、
他都市の動向を踏 まえ てということ です。ほかの政令市を見ると、所得制限を設けて いな
い都市は11都市あ り、 さらに5都市 では、都道府県の補助を受けず、市単独事業とし て実
施しています。我 が会 派は従 前より、子どもに対する支援は親の収入により格差を設けず 、
子ども自身に行う こと を訴え、所得 制限の撤廃を訴えてきました。親の収入の差で子 育て
支援が受けられる 子ど もと受けられ ない子どもを生じさせることは、市長が目指す子 育て
するなら川崎市、 母に なるなら川崎 市という理念に沿うことにつながるのか。所得制 限の
撤廃を強く要望し てお きます。
次に、待機児童 対策 についてです 。答弁では、本市での待機児童の定義はあくまで も厚
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生労働省基準に従 うと のことです。 しかし、4月1日時点で認可保育所に入所できず 、や
むを得ず復職時期 をお くらせた方や 在宅勤務を選択したいわゆる潜在待機児童は4月 末時
点でさえ2,200人に も 上りま す。そ れぞれの市民のライフステージに沿った子育て支援に必
要なサービスをき め細 かく提供する ために、育児休暇取得中の方や在宅就労している 人な
ども含んだ本市独 自の 待機児童数カ ウント法を構築すべきことを要望します。
次に、改正障害 者雇 用促進法に関 連して、障害者差別のない社会環境づくりを目指 した
条例づくりについ てで す。条例化に よる効果は、法的拘束力を持つことだけではなく 、議
会審議等、その制 定過 程がオープン になり、市民からの透明性が高まることで、説明 責任
の徹底を図ること がで きるという側 面や、市としての考え、思いを市民に明確に示す 意思
表示にもなり、さ らに は、市政への 市民の関心を喚起し、幅広い参加を促す効果も見 込ま
れます。法の施行 後に おいても条例 化をしている自治体があることは、そうした効果 のあ
かしでもあります 。我 が会派は、毎 年定期的に、当事者である障害者並びに支援する 団体
から意見を伺って おり 、その中でも 、本市の地域特性に即した差別のない社会環境づ くり
を目指す条例制定 が望 まれています 。前述のように、かわさきパラムーブメントとい った
本施策や親亡き後 の支 援等、障 害者 を取り巻く課題にも条例化による効果が期待されます 。
条例化という先駆 的な 取り組みを要 望しておきます。
それでは、再質 問さ せていただき ます。
まず、川崎駅北 口自 由通路に整備 する多言語による情報発信についてです。答弁で 、北
口自由通路とあわ せて 整備される行 政サービス施設に設置される多言語による情報発 信に
ついては関係局と 検討 するとのこと ですが、横浜市では、JR鶴見駅前に鶴見国際交 流ラ
ウンジを設置して おり 、言語によっ て曜日は変わりますが、月曜から日曜まで、9時 から
21時まで、6カ国 語対 応で開 設しています。本市としても機能を充実すべきと考えますが 、
砂田副市長に見解 を伺 います。
次に、出資法人 につ いてです。出 資法人の経営改善については、指針に基づいて進 めら
れていると考えま す。 一方、課題と なるのは、指摘させていただいた職員体制と人材 育成
の観点です。本市 の臨 海部事業を担 っている産業振興財団や中学校完全給食とかかわ りの
ある学校給食会な どは 、事業局が持 つ業務の蓄積を出資法人で生かすなど、事業局と 出資
法人の連携が欠か せま せん。今後、 透明性が担保された前提で、本市職員の派遣の必 要性
も検討対象になる と考 えられますが 、砂田副市長に見解を伺います。
次に、地域包括 ケア システムに関 連してです。さきの答弁で、地域と顔の見える関 係の
構築に向けて、そ の中 核を担うのは 保健師を初めとする専門職であるとのことでした 。地
区担当を担う保健 師が 担当するエリ アはどのように想定しているのか、小学校区もし くは
中学校区と仄聞し ます が、エリアと 箇所数を伺います。既存の行政区ごとの保健福祉 セン
ターの保健師で対 応で きるのか、増 員を図るのか、再度伺います。この間、保健師配 置の
役割や位置づけの 変遷 があります。 特に平成15年度に保健所と福祉事務所を統合し、 保健
福祉センターを設 置し た際、保健師 は対人保健サービス業務の充実を目的に、各業務 担当
課への配置となっ た経 過があります 。現在のこの保健師の役割を大きく見直すことに なる
のか、さらに、個 別支 援強化を目的 とした対人保健サービス業務の現状に影響はない のか
伺います。最後に 、以 上と関連して 、区役所改革の基本方針の策定等の議論の中で、 保健
福祉センター業務 の見 直しや7保健 所の再編の議論はあるのか、主な論点を健康福祉 局長
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に伺っておきます 。
最後に、かわさ きの 浜における防 除作業に関連し、本市と原因者との費用分担につ いて
再質問します。川 崎港 における防除 作業等の費用分担について、原因者が不明の場合 、及
び原因者が判明し てい ても、その責 任を放棄した場合の本市の対応について港湾局長 に伺
います。以上です 。
○議長
○副市長
石田康博
砂田副市 長。
砂 田慎 治
初めに 、多言 語による情報発信などについての御質問でござい ます
が、川崎駅北口自 由通 路に整備いた します行政サービス施設につきましては、証明書 の発
行や市バス乗車券 の発 売のほか、市 政情報、観光情報などを国内外からの来訪者に発 信す
る機能のあり方を 検討 しているとこ ろでございます。他都市で設置している国際交流 のラ
ウンジ施設につき まし ては、本市で は、中原区の川崎市国際交流センターにおいて、 市民
レベルでの国際交 流の 推進に取り組 むほか、川崎区役所と麻生区役所における外国人 相談
や日本語講座等の 実施 などで、多文 化共生の推進にも取り組んでいるところでございます 。
今後につきまして は、 国際交流セン ターのさらなる活用を図るとともに、羽田空港の 国際
化の進展、2020年 東京 オリンピック ・パラリンピックの開催など、ますます加速化す るグ
ローバル化の中で 、本 市を訪れる外 国人の増加が見込まれますことから、多言語によ る案
内表示の実施や川 崎の 魅力発信など 、川崎駅周辺の整備計画などとあわせて、機能面 の充
実に努めてまいり たい と存じます。
次に、出資法人 の経 営改善につい ての御質問でございますが、本市の出資法人につ きま
しては、出資法人 の経 営改善指針に 基づき、財政的関与や人的関与の見直しなどを進 め、
出資法人の自立的 な経 営に向けた取 り組みを推進しているところでございます。出資 法人
等への市職員の派 遣に つきましては 、現在、主要出資法人等の対象となる法人については 、
市職員の派遣は実 施し ていない状況 となっております。今後につきましても、同指針 を踏
まえ、法人の事業 規模 、事業内容、 経営状況、関連する市の施策展開や公共サービス の継
続性等の視点を総 合的 に勘案し、派 遣することについて合理的な理由があるか否かを 個々
の案件ごとに十分 検討 した上で判断 していく必要があると考えております。以上でご ざい
ます。
○議長
石田康博
○健康福祉局長
健康福祉 局長。
成田哲夫
地域包 括ケアシステムについての御質問でございますが 、初
めに、地域活動を 行っ ていく際のエ リアについての考え方でございますが、国では、 地域
包括ケアシステム を構 築していく際 の範囲を日常生活圏域として、中学校区相当の範 囲を
示しております。 本市 におきまして は、これまで個々の施策・事業ごとにさまざまな 地域
区分で取り組みを 進め てきた経過が ございますので、既存のエリアごとの取り組みを 尊重
しながら、今後、 地域 の実情に応じ たエリアや全体的な箇所数について検討していく とと
もに、必要な人員 の配 置に向け、年 内を目途に関係局と調整を図ってまいりたいと存 じま
す。次に、保健師 の役 割についてで ございますが、地域包括ケアシステムの推進に当 たり
ましては、保健・ 医療 ・福祉制度に おける個別対応の一層の充実を図りながら、地域 力の
向上に向けて取り 組ん でいくことが 重要であると考えておりますので、多職種連携のも と、
保健師がこれまで 担っ てきた役割を 生かしながら、市民サービスのさらなる向上に努 めて
まいりたいと存じ ます 。次に、保健 所機能を含む保健福祉センターの体制につきましては 、
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区役所改革の議論 とも 連携を図りな がら検討を進めているところでございます。主な 論点
としましては、地 域包 括ケアシステ ムにおける保健福祉センターの役割や機能、住民 主体
の健康なまちづく りに 向けた地域保 健体制の構築や健康危機管理体制など、保健所機 能の
強化でございます 。こ うした取り組 みにより、誰もが住みなれた地域で安心して暮ら し続
けることができる よう 、住民に身近 な区役所における保健・医療・福祉のさらなる充 実に
向けた体制づくり に努 めてまいりた いと存じます。以上でございます。
○議長
石田康博
○港湾局長
奥谷
港 湾局長 。
丈
防除 作業に関連した本市と原因者との費用分担についての御質問
でございますが、 まず 、原因者が不 明の場合には、本市の負担において防除作業を行 いま
す。次に、原因者 が判 明した ものの、その責任を放棄した場合には、市が防除作業を行い 、
経費については原 因者 に損害賠償請 求するなど、適切に対応してまいります。以上で ござ
います。
○議長
石田康博
堀添議員 。
○35番
堀添
おのおの 再度の 御答弁ありがとうございました。それでは最後に 、4
健
点、要望意見を申 し上 げさせていた だきます。
まず最初に、公 益財 団法人学校給 食会について要望申し上げます。これまでは小学 校と
特別支援学校向け 、1 日3種類、7 万7,000食の給食食材調達が主な仕事でした。しかし 、
今後、中学校給食 は5 種類の 献立を3万3,000食提供するということです。中学校給食とい
う新しい事業を始 める 以上は、増員 を含め、適正な人員管理・配置をしっかりと行う こと
を要望します。ま た、 学校給食会は 、今後、給食管理システムを導入し、効率化を図 ると
いうことです。給 食費 未収金の徴収 に係る業務をこれまでより早い段階で学校から引 き受
け、教職員が児童 生徒 と向き合う時 間の確保に協力できる体制を確立することを要望 しま
す。
次に、地域包括 ケア システムに関 連して要望します。この推進ビジョンは、関連す る個
別計画の上位概念 とす るとの位置づ けから、各事業局、区役所などで、これに沿った 事業
化、さらには、大 きな 組織改編の動 きがなされております。しかし、いまだそれぞれ の事
業、組織、人員配 置な どの内容が明 らかになっておりません。さらに、地域包括ケア ビジ
ョンという名目を つけ れば事業化し やすいとの臆測も仄聞するところです。4月以降 、所
管の委員会にも一 度の 報告もなく、 行政内部で水面下で事業が進められているとの懸 念を
抱かざるを得ない 状況 です。速やか に事業の具体的な内容とスケジュールの全貌を明 確に
示されるよう、強 く求 めておきます 。
次に、債務負担 行為 の考え方につ いてです。債務負担行為の議決をもって事業、契 約の
内容全てを行政当 局に 委任したとい うことにはなりません。事業の進捗状況と安定的 な市
民サービスを提供 する ための財源確 保のテーマは議会に課せられた大きな役割です。 将来
見込まれる大型事 業の 財源の裏づけ については、今後、策定予定の新たな総合計画中 で明
確に示すよう、強 く求 めておきます 。
最後に、財政運 営全 般についてで す。平成26年度決算において、減債基金からの借 り入
れをすることで赤 字決 算を回避した 理由として、赤字決算となれば、次年度の歳入を 繰り
上げ充用すること が必 要となり、次 年度の市民サービスへの影響が出ることを挙げら れま
した。そのとおり だと 思います。し かし、減債基金から借り入れをするということは 、結
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局は未来の歳入を 繰り 上げ充用する ことにほかならず、それが来年度になるか、それ 以降
になるかの違いだ けに すぎません。 減債基金からの新規借り入れを計上した過去3カ 年の
景気動向は総じて 平均 的であり、そ の時期でさえ借り入れをしなければ収支均衡を図 れな
かったということ は、約1,822億円 の減債基金残高が、今後、あたかも埋蔵金のように使い
潰されてしまうの では ないかとの危 惧につながります。11月中旬には、大規模事業を 含め
た10年程度の中長 期戦 略や収支見通 しも示されるとのことであります。スタートした 来年
度予算の編成作業 を含 め、その内容 を注視することを申し上げ、あとは委員会に譲り 、質
問を終わります。 以上 です。
○議長
石田康博
お諮りい たしま す。暫時休憩いたしたいと思いますが、御異議あ りま
せんか。
〔「異議な し」 と呼ぶ者あり 〕
○議長
石田康博
御異議な いもの と認めます。およそ1時間休憩いたします。
午後0時10分休憩
−−−−−− −−−−−−−−−−−−−
午後1時9分再開
〔局長「た だい まの出席議員 議長とも48人」と報告〕
○議長
石田康博
会議を再 開いた します。
休憩前に引き続 き、 代表質問を行 います。共産党代表から発言を願います。46番、 斉藤
隆司議員。
〔斉藤隆司 登壇 、拍手〕
○46番
斉藤隆司
私は、日 本共産 党を代表して、2015年第4回定例会に提案された 諸議
案並びに市政一般 につ いて質問を行 います。
初めに、昨日来 、茨 城県、栃木県 、宮城県など、記録的な豪雨により、北関東、東 北地
方を中心として大 災害 が発生いたし ました。甚大な被害に遭われた地域と被災者の方 々に
心からお見舞いを 申し 上げます。今 、国と地方自治体は、消防、警察、自衛隊はもちろん 、
国民の総力を挙げ 、人 命救助と被災 者の救援に全力を尽くすことを求めて、以下、質 問に
入ります。
まず、市長の政 治姿 勢についてで す。最初に、新総合計画素案などの市長の車座集 会に
ついてです。8月23日 、新総合計画 素案、行財政改革に関する計画の考え方と取組の 方向
性についての市長 の車 座集会が開催 されました。約900人が入れる大ホールに200人足 らず
の参加者でした。 会場 から質問を受 け付けたところ、切実な要望が出され、私たちが 全員
説明会で要求した よう に、10年前の 阿部前市長のときのように多くの会場で市民と意 見交
換できる場を設け てほ しい、せめて 各区1カ所は行ってほしいとの要望も出されまし た。
これに対する市長 の答 弁は、30人も の市民が1年間かけて討議してきた、車座集会の 模様
を動画で流す、市 政だ よりで詳しく 報告する、だから、前回より市民参加の機会はふ えて
いるというもので した 。しか し 、147万市民の川崎市で、30人の方の検討で十分という こと
はできませんし、 動画 では市長との 応答ができません。市政だよりも一方的に情報を 伝え
るものです。車座 にな っての集会、 対話と現場主義というなら、市民の声を直接市長 が聞
くことが必要では ない でしょうか。 基本政策5で、まちづくりの主役は全ての市民と し、
参加と協働により 市民 自治を推進す ると位置づけているわけですから、市の施策に対 する
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市民の声を真摯に 反映 する第一歩は 、市民とやりとりできる機会をきめ細かく開催す るこ
とではないですか 、市 長に伺います 。
2014年度決算の 特徴 についてです 。福田市長初の予算となった2014年度予算の市税 収入
は過去最大となり 、当 初は減債基金 からの新規借り入れをせずに収支均衡を図ること がで
き、前市長が常套 文句 としてきた財 政が厳しいという言葉は当てはまらない状況とな りま
した。ところが、 行財 政改革に関す る計画、新たな総合計画策定方針では、今後大き く市
税収入が増加する こと は見込めない と断定、今後とも本市財政は厳しい状況が続くと の結
論を導いていまし た。 私たちは、事 実と異なる試算に基づいて次年度以降の財政の厳 しさ
を強調するのは間 違い だと指摘して きました。ことし7月に出された新総合計画素案では 、
今後の収支見通し を前 提として、川崎市の市税収入は、人口増などによる納税者数の増加 、
景気回復による所 得の 増加などによ って堅調に推移していると評価。2016年度は124億 円、
2017年度は187億円 の 収支不 足が生 ずるとする一方、2016年度以降は、普通交付税の不交付
団体へ移行する見 込み であり、2019年度以降は収支不足も解消すると予測しています 。そ
の結果、財政が厳 しい という言葉は 出てこなくなり、私たちが指摘したとおりの結果 とな
りました。ところ が、 9月1日に出 された平成28年度予算編成についてでは、同じ今 後の
収支見通しを使い なが ら、異なる結 論である市財政は当面厳しい状況が続くという結 論を
またもや導き出し てい ます。2014年 度の決算における市税収入は過去最高で、当初予 算に
照らしても約43億 円も ふえています 。健全化指標の数値は全て基準をクリアしていま す。
国の基準財政収入 額も 91億円の増と なっています。基準財政需要額についても、人口 減少
等特別対策事業費 は、 人口増が続い ている川崎市としては大幅に増額された結果、財 源不
足額は47億円増と なっ ていますが、 これは国から全額手当てされるわけですから、殊 さら
収支不足を強調す るた めの材料とす ることは許されません。このように、根拠のない 資料
を使って、使い古 した 財政が厳しい という言葉を持ち出すのはやめるべきです。市長 に伺
います。
乳児健康診査事 業の 再構築につい て伺います。これまで集団健診として行われてい た3
カ月健診を個別健 診に 切りかえ、個 別健診として行われていた7カ月と10カ月を7カ 月健
診に統合し、3歳 と4 歳の健診を3 歳6カ月の集団健診に統合するというものです。 乳幼
児健診は、産後間 もな い不安 の多い親の気持ちに寄り添い、子どもの健全な育成に向けて 、
疾病、異常や発達 のお くれ等を早期 に発見し、医療や療育へとつなげることなど重要 な目
的と役割を担って いま す。児童虐待 においても、乳幼児が相談・通告件数の半数を占 める
中で、健診時など 、保 健福祉センタ ーにおいて相談・通告が増加しています。早期発 見に
おいても、乳幼児 健診 は大きな役割 を果たしています。また、集団健診の未受診者に つい
ては、昨年度の健 診対 象者全体の6.5%、2,708名の未受診者への受診勧奨を行い、9 割以
上の受診率を維持 して います。再構 築の内容は、このような保健衛生という自治体と して
の基本的責務を後 退さ せることにな るのではないでしょうか。予防接種の機会に合わ せて
個別健診を行うと のこ とですが、予 防接種の時期と3カ月健診の時期が必ずしも一致せず 、
予防接種と絡める こと でかえって健 診時期を逃してしまうこともあります。各区保健 福祉
センターが実施す る集 団健診では、 受診日が決められていること、一部地域では転入 等に
よる受診者数の増 加に 伴う混雑や待 ち時間が長いことなどの対応が求められるとして いま
すが、混雑する のは、人口が ふえたのに、受診場所、受診日をふやしていないからであり 、
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それを理由に見直 すの は本末転倒で す。乳幼児健診の本来の目的と役割に立ち返り、 制度
の充実強化を検討 すべ きですが、伺 います。
小児医療費助成 制度 の拡充につい てです。宮城県、長野県、大阪府の3府県の保険 医協
会の調査では、学 校歯 科健診で要治 療となった小学生の半分、中学生の3分の2が歯 科医
療機関を受診して いな かったことが わかりました。川崎市として、歯科、眼科、耳鼻 科、
内科など学校健診 の結 果で要治療と 診断された児童生徒に対し、その後の受診状況の 追跡
調査を実施すべき と考 えますが、伺 います。
心身の成長期に ある 子どもに受診 抑制が発生すれば、将来にわたって取り返しのつ かな
い事態になります 。ど の家庭に生ま れても必要な医療が受けられるようにすべきです 。そ
のためには子ども の医 療費無料化が 必要です。首都圏で主流となっている中学生まで の医
療費無料化を川崎 市も 実施すべきで す。市長に伺います。
所得制限には、 所得 がその時点の 収入で判断されることから、生涯賃金が変わらな くて
も、両親が比較的 高齢 で出産した場 合は所得制限に該当しやすいという制度的欠陥が あり
ます。所得制限な しで 中学校を卒業 するまで無料化している群馬県知事は、議会で、 将来
にわたり安定的で 持続 可能な制度と して運営していくと答弁しています。川崎市も、 安定
的で持続可能な制 度と して、所得制 限の撤廃は可能です。市長に伺います。
保育事業につい てで す。待機児童 の定義についてです。ことし4月、川崎市は待機 児童
ゼロになったと発 表し ました。しか し、これまでもずっと指摘してきたように、厚生 労働
省の定義に基づい ても 、自治 体の考え方次第で、待機児童は減りもするし、ふえもします 。
この間、待機児童 につ いて政令市の 考え方を調査したところ、19市から回答をいただ きま
した。本市が待機 児童 にカウントし ない主に自宅で求職活動を実施を待機児童に含ん でい
る自治体は、札幌 市、 仙台市、千葉 市、新潟市、名古屋市、大阪市、堺市、北九州市 、福
岡市の9市です 。保護 者が育 児休業 中を待機児童に含んでいる自治体は、札幌市、浜松 市、
堺市、北九州市の 4市 です。本市は 、一時保育で対応している児童もカウントしませ ん。
国の基本的な定義 は、保護者 が求職 活動中の場合については待機児童に含めることとする 、
産休・育休中は待 機児 童に含 めないことができると、基本的には含めるとした考え方です 。
本市も待機児童に 含め るべきです。 伺います。この間、保育ニーズは急増しています 。と
ても一人だけの収 入で はやってはい けない、今すぐに働きたいなど、保育所はセーフ ティ
ネットの役割を増 して います。国民 生活基礎調査など、あらゆる指標から子どものい る若
い世帯の貧困の実 態が 深刻さを増す 中、ますます保育ニーズは増加すると考えます。 今後
の保育ニーズはど のよ うにふえると 考えるか伺います。本市も、認可保育所の申請は 年々
増加し、本年4 月の入 所申請 は、就学前児童の31.03%に達し、入所申請して入所できな か
った入所保留児は2,231人に上 りま す。子ども・子育て支援新制度は、川崎市子ども・子 育
て支援事業計画で 量の 見込みに対し 確保方策を示すことになっています。2013年度の 保育
に関する需要見込 み量 調査によると 、見込み量は、ゼロ歳児66.3%、1歳児41.1%、 2歳
児33.8%、ゼロ歳 児か ら5歳児まで の合計は40.8%で、保育所のニーズは急増してい るこ
とがわかります。 事業 計画では、認 定こども園と保育所の2号認定、3号認定の量の 見込
みを2万8,869人に 対 し確保 方策を 2万4,014人としていますが、2015年4月に実際に 確保
された整備は2万2,505人です 。残 る1,509人の確保対策を具体的に示すべきです。伺 いま
す。
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本市の子ども・ 子育 て支援事業計 画の中の保育事業において、保育士の確保すべき 人数
の見込みを伺いま す。 保育士の人材 確保対策として、国の宿舎借り上げ支援事業を活 用し
て2016年度に実施 する としています 。事業内容、保育士の確保を何人とするのか伺います 。
新たな公立保育所 の体 制は、この間 、担う役割が非常にふえる中で、当該保育所の人 員増
なしで行われてき まし たが、早急に 人員増をすべきです。伺います。
教育環境の整備 につ いて伺います 。国の経済財政諮問会議や財政制度等審議会にお いて
教職員定数を計画 的に 合理化すべき との主張がなされたことに対し、この6月、全国 連合
小学校長会長名に 続き 、日本PTA 全国協議会も緊急要望書を出し、川崎市議会議長 宛て
にも川崎市PTA 連絡 協議会との連 名で緊急要望書が提出されたことと思います。こ こで
は、進行する教育 改革 への対応、い じめ、不登校問題を初めとする子どもたちの健全 育成
への取り組みなど 教育 課題は山積し ている、合理化計画を策定し教職員定数を削減す れば
少人数教育や特別 な支 援が必要な子 どもたちへの対応等の取り組みができなくなり、 教育
環境が悪化するこ とは 明らかですと しています。この合理化計画に対して、文科省は 調査
資料を作成し、反 論し ています。指 導体制と教育効果の関係についてでは、不利な家 庭環
境に置かれた児童 生徒 が数多く在籍 する学校においては、学習集団が小さいほど正答 率が
高くなる傾向、学 習集 団が小さいほ ど子どもたちの自己肯定感が高くなる傾向と、学 習集
団が小さいほど児 童生 徒の授業中の 私語が少なく、落ちつきが高い傾向、授業中の私 語が
少なく落ちついて いる 学校ほど学力 が高い傾向などと、学習集団を小さくすることの 優位
性をあらゆる角度 から 論じています 。学習面の改善、不登校、いじめをなくしていく ため
にも、有効な手だ ては 、1クラスの 児童生徒数を少人数にしていくことが大切だと明 確に
述べています。中 学生 死亡事件に係 る庁内対策会議報告書の中でも、川崎市の不登校 児童
生徒の出現率が 、2014年度、小学 校238人で、前年度の210人から約13%増加しているこ と、
中学校では1,048人 で 、前年 度の1,010人から約3.7%増加していて、全国平均に比べて 大き
く上回っていると いう 現実があり、 一人一人の状況に応じた社会的自立へ向けた支援 及び
登校できない期間 が長 期に及ぶこと を未然に防ぐ取り組みを推進していくことが喫緊 の課
題になっていると 記し ています。不 登校児童生徒問題を真正面から捉え減らしていく 、そ
のためにも川崎で は少 人数学級を拡 大していくことこそ必要ではないでしょうか、伺 いま
す。
多くの心ある市 民は 、今回の事件 に心を痛め、決してこのような事件を再び起こし ては
ならないと思って いま す。ある専門 委員は、再発防止は市民とともにとして提言され てい
ますが、市民にも わか りやすい形で 、市民とともに再発防止へと取り組みをというこ とに
なれば、専門委員 から の提言が出さ れた今こそ、市民の総論議で再発を防止する、こ の取
り組みこそ必要と 思い ますが、見解 を伺います。
中学校給食につ いて です。南部と 北部の学校給食センター整備等事業については、 最終
的には東洋食品グ ルー プと事業契約 を締結しました。代表企業の株式会社東洋食品は 、学
校給食でも全国展 開し 、1万食 以上 の学校給食も委託を受けて実施されていると聞きます 。
私たちは、2014年 5月 7日、東洋食 品が受注している千葉市新港学校給食センターを 視察
してきました。1万食 まで提 供でき るとのことで、当時は9,300食をつくって、18中学校 を
受け持っていまし た。 これだけの食 数では食材をそろえるのは大変難しいとのことで 、2
献立方式でつくっ てい ました。主に 主菜になるのは、揚げ物などほとんどが冷凍食品 にな
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るとの話でした。 1度 に大量に揚げ 物を調理できる巨大なフライヤーもありました。 川崎
でも同じような食 材に なるのではな いかという懸念があります。伺います。東洋食品 が評
価された項目の中 に、 食育の活動や 教育展開において具体的な提案があったとありま す。
新港学校給食セン ター では、栄養士 は4名配置されているだけで、年に1回、各学校 に出
向くものの、10分 間食 育に関する話 をするだけで、あとは学校に任せているとのこと でし
た。南部と北部の 給食 センターでは 、それぞれ栄養士は何名配置され、どのような食 育指
導を行うのか伺い ます 。
教育施設をめぐ る入 札に関連して 伺います。学校内に整備される防災備蓄倉庫です が、
2013年度から3カ 年計 画で整備が進 められてきましたが、昨年度、49カ所整備予定が25カ
所について不調に 終わ りました。資 材の高騰、人材不足、それに川崎市の設計単価が 低か
ったことなどが原 因と 言われていま すが、今年度は計画最終年でもあり、昨年度未整 備の
箇所を含めて全て 整備 できるという ことでしたが、昨年不調だった原因は改善された のか
伺います。中学校 給食 実施が具体化 しようとしています。センター方式の実施に欠か せな
い配膳室の整備で すが 、ここも工事 発注で不調が出ていると聞きます。今年度は改善 され
るのか、具体的に お答 えください。 学校の長期保全計画がいよいよ来年から始まり、 今年
度は設計、来年度 から 計画的に工事 が進められます。長期保全計画といっても進め方 のパ
ターンは幾つかあ るよ うですが、工 事ができるのは夏休みだけになり、工期が3年、 4年
にわたると聞きま した 。これらの仕 事は地元事業者への発注になると思いますが、オ フシ
ーズンの職人さん の処 遇はどうなる のか、このままの発注のやり方では保全計画も進 みま
せん。かなり改善 が必 要と思います が、伺います。
障害者施策につ いて です。障害者 差別解消法が2016年4月から施行されます。全て の国
民が障害の有無に よっ て分け隔てら れることなく、相互に人格と個性を尊重し合いな がら
共生する社会の実 現を 目指して制定 されたこの法律により、国や地方自治体、企業は 、差
別をしてはならな いだ けでなく、合 理的配慮を行うことが義務づけられます。2015年 2月
には国が基本方針 を決 定し、地方自 治体の具体的な対応策も示されました。その中で 、障
害者にとって身近 な地 域において、 条例の制定も含めた障害者差別を解消する取り組 みの
推進が望まれると して います。さい たま市は、2011年にノーマライゼーション条例を 制定
し、合理的配慮の 定義 のほか、個別 の教育や労働等の分野において合理的配慮を行わ ない
ことも差別として おり 、差別に係る 事項を調査審議する障害者の権利の擁護に関する 委員
会を置いています 。本 市でも当事者 や関係者の意見をよく聞き、条例を制定すべきと 思い
ますが、伺います 。基 本方針は、行 政機関ごとに差別の具体的内容等を示す対応要領 を制
定するよう求めて いま す。本市の対 応を伺います。
入所施設につい てで す。南部への 新たな入所施設について、福祉センター跡地活用 施設
において併設の可 能性 について検討 を進めているとのことでしたが、その後の進捗状 況を
伺います。柿生 学園 、授産学 園の改 築について、2013年12月議会での我が党の質問に対し 、
健康福祉局長は早 急に 検討すると答 弁されていましたが、検討状況を伺います。これ らの
入所施設の整備に 当た り、要望の強 いショートステイの増床を図るべきと求めてきま した
が、検討状況を伺 いま す。
低所得1、2の 方へ の医療費補助 についてです。障害者自立支援医療では、低所得 1、
2の方への市独自 の補 助がないため 、市民税非課税世帯で本人収入が80万円以下の低 所得
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1の方の国の利用 負担 上限額は月2,500円、市民税非課税世帯で本人収入が80万円を超 える
低所得2の方の場 合は 月5,000円で す。障害者の方が日常生活を送るのに医療は切って も切
れない関係にあり ます 。負担軽減の ため、他都市では独自の補助を行っています。京 都市
は、市民税非課税 世帯 で本人収入が 80万円以下、または障害基礎年金受給のみ、障害 基礎
年金と特別障害者 手当 のみの受給者 は医療費負担はありません。神戸市でも軽減措置 がと
られています。2014年 度決算 では、本市の低所得1、2の方約5,500人が負担した医療費 は
約1億300万円でし た。川崎市 として も市独自の補助を行い、無料にすべきです。伺いま す。
介護福祉施設入 所者 の補足給付の 見直しについてです。医療・介護総合法が2015年 4月
から施行され、2000年 の制度発足以 来、制度全般にわたって前例のない改悪が幾つも 盛り
込まれ、8月から 、特 定入所者介護 (予防)サービス費の見直し、いわゆる介護福祉施 設入
所者の住民税非課 税者 の食事費、居 住費の補足給付の支給要件が見直され、世帯分離 して
も戸籍上夫婦であ れば 配偶者が住民 税課税の場合は対象としない、低所得者でも預貯 金等
が一定額、単身で1,000万円、 夫婦 で2,000万円を超えれば対象としないという厳しい 内容
となっています。対 象 は在宅 生活を 続けながらショートステイを利用する方も含まれます 。
補足給付が打ち切 られ れば、食費、 部屋代が一挙に全額自己負担になり、施設からの 退所
や、ショートステ イの 利用を控えざ るを得ない方が生まれる危惧があります。8月に おい
て、本市の補足給 付の 対象外になっ た人は何人で、従前の給付者の何割なのか伺いま す。
補足給付の見直し に当 たって、資力 調査として、通帳等の写しと金融機関の調査のた めの
同意書添付とされ 、単 身高齢者、認 知症の方には施設職員など代行者が申請するとさ れて
います。情報の漏 えい が心配、高齢 者を狙っての詐欺も起こり得る、個人情報保護条 例に
基づく知り得た内 容を ほかに使うこ とはないという一文が入っていない文書は違反で はな
いか、認知症の代 行者 の方は、一緒 に通帳を探せなんて無理など、異常な厳しさだと の批
判が出ています。 生活 保護と異なり 、介護保険法に基づく事務は自治事務ですから、 この
ような資料提出を 強制 すべきではあ りません。伺います。
中小企業支援策 につ いてです。2014年経済センサスの速報値によれば、民間事業所 数は
2年前と比べて439事 業所、1.1%増となっていますが、製造業は319事業所の減、建設 業も
300事業所の減とな り 、従業 者規模 別では、事業所が減少しているのは1名から9名の事業
所のみで、とりわ け1 名から 4名の事業所が436事業所の減と、減少した事業所の9割を占
めています。もの づく りや地域経済 を支えてきた分野で今なお厳しい状況であること 、と
りわけ小規模企業 が困 難に直面して いることが示されました。小規模企業振興基本法 は、
従業員5名以下の 小規 模企業の成長 、発展のみならず、なりわいとしての事業の継続 的発
展を位置づけまし た。 今月中旬から パブリックコメントが始まる仮称川崎市中小企業 活性
化のための成長戦 略に 関する条例も この点が位置づけられなければなりません。しか し、
概要を見る限り、 その タイトルにも 前文にも基本法で位置づけられた小規模企業者の 事業
の継続的発展の文 言は ありません。 条例の提案に当たっては、小規模企業者のなりわ いと
しての事業の継続 的発 展を条例の趣 旨や目的に明記すべきです。伺います。今後、施 策の
具体化を行う場合 、市 内中小企業の 実態の把握は、地域の特徴を明らかにする上でも 地域
産業振興の大前提 です 。札幌市では 、市の責務として、市は、中小企業者等の実態を 的確
に把握するととも に、中小企 業者等 の意見を適切に反映するよう努めなければならないと 、
実態把握を条例の 中に 明記していま す。本市も、実態把握を市の責務として位置づけ るべ
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きです。伺います 。施 策の検討と検 証に当たって、6月議会では、条例制定後の審議 会等
の活用方法を検討 する との答弁でし たが、個別事業の検証に当たっては、製造業、建 設業
など分野ごとの検 証の 場が必要と思 いますが、分野ごとの検証の場を設けるのか伺います 。
川崎プレミアム 商品 券についてで す。発行総額33億円を活用した川崎プレミアム商 品券
事業が始まりまし た。 私たちは、商 店の皆さんから要望を聞きました。商店者からは 、大
型店に流れてしま うの では、自分の ところには来そうもないなど不安の声が寄せられ まし
た。この事業の目 的は 、地域内経済 の好循環を創出し、市内中小商業者の商品などの 販売
を促進することを 目的 にしています 。この目的を達成させるためには、今後実施され てい
く中でも取扱店を ふや すよう市内商 店全店舗に事業内容をさらに周知徹底すべきです 。伺
います。消費者と して も身近に買い 物ができる参加店がふえたほうが買い物をしやす くな
ります。6月議会 でも 質問し、副市 長にも申し入れしましたが、取扱参加店として、 ため
らう大きな理由が 換金 期間が長過ぎ るということです。大分市では、換金期間の短縮 を実
現しています。商 工会 議所が窓口に なり、取扱店に寄せられた商品券を小切手にし、 取扱
店が翌日でも現金 化で きる小切手振 出システムを事業開始後に追加し、事業者に喜ば れて
います。換金シス テム 自体を変更し なくても、実施主体の取り組み次第で換金期間の 短縮
を実現しています 。川 崎市でも大分 市のような換金期間の短縮ができる追加措置をす べき
です。伺います 。今後 、商店街か らの聞き取りや、換金申請状況をリアルタイムで把握し 、
地元商店に商品券 が使 われているか を確認して支援につなげることが重要だと考えま す。
商品券の利用状況 を把 握し、その流れをしっかりとつかみ、その状況に応じて対策を立て 、
地元商店街活性化 への 支援につなげ るべきですが、伺います。
正規雇用労働者 の雇 用を拡大する 対策についてです。2014年度キャリアサポートか わさ
きの雇用状況は、就職決定者465名中、正規雇用が144名、30%、非正規雇用が321名、70%
であり、2007年6 月に 開設した年度 の正規雇用の決定率64%に比べ、年々正規雇用の 決定
率が減少している こと を6月議会で 指摘しました。大阪府茨木市は、正規雇用をふや すた
めに、リーマンシ ョッ ク後の2009年 度から市独自で正規雇用促進奨励金制度を実施し てい
ます。失業中の市 民や 非正規労働者 を市内事業所において正規労働者として雇用する 市内
の中小企業事業主 に奨 励金として1 人当たり30万円を交付するというもので、事業主 や労
働者から喜ばれて いる とのことです 。本市も、キャリアサポートかわさきにおいて、 求人
開拓をした企業に 対し て、マッチン グが成立できる条件を広げるために、茨木市のよ うな
奨励金制度を創設 し、 年代の枠を取 り外して市独自に正規雇用の拡大を図るべきです 。伺
います。あわせ て、求人開拓 件数が 最高時だった2012年度、7,226件まで引き上げられるよ
うに、削減した求 人開 拓員を市独自 でふやすべきです。伺います。
日鉄住金鋼管川 崎製 造所の火災に ついて伺います。8月24日、川崎区浮島町の日鉄 住金
鋼管川崎製造所で 火災 事故が発生、床面積約1万平方メートルの倉庫1棟を全焼しました 。
同製造所はことし11月 末に閉鎖する 予定で、6月には操業を休止して、同工場の解体 工事
中に起きたもので 、日 鉄住金鋼管の 委託を受けた作業員5人が倉庫近くにある屋外冷 却装
置をガスバーナー で焼 き切る作業中 に可燃性の物質に引火したと報じられています。 原因
等については調査 中と のことですが 、これまでの調査の中でも、消防法等に基づく必 要な
届け出については 事前 に行われてい たということです。しかし、解体工事については 法的
に義務がなく、届 け出 はされていな いということです。今回の火災事故を受けて、万 が一
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火災が発生すると 重大 な被害を発生 するおそれのある石油コンビナート地域において 、ガ
スバーナーを使用 して の解体工事は 事前に届け出るなどの規則や要綱の改正が必要と 思い
ますが、伺います 。そ の際に、近隣 企業に対して、火気を使用しての解体工事につい て事
前に周知するなど 、検 討できないか 伺います。今回の火災現場は原子力施設に近接し てお
り、文科省の資料 では 、東芝の実験 炉に200リットルドラム缶で、116本の放射性固体 廃棄
物が保管されてい るこ とになってい ます。仮に爆発的な火災になっていたら、放射性 物質
が爆風等によって 周囲 に飛散してい た可能性があります。原子力関連施設に対して、 外部
からの火災の延焼 や爆 風に対して放 射性廃棄物の飛散を防止する対策がとられている のか
伺います。
羽田空港機能強 化に 関連する新飛 行ルート案について伺います。浮島町の日鉄住金 鋼管
川崎事業所の火災 現場 のすぐ横を通 るルートとして想定されている、南風時のB滑走 路を
川崎方面に向けて 飛行 するルートを 含む新ルート案について、7月下旬から8月上旬 にか
けて、ミューザか わさ きと大師支所 においてオープンハウス型の説明会が行われまし た。
現在、参加人数と 出さ れた意 見について国が集約中とのことですが、新ルート案について 、
飛行ルート上の住 民の 中には計画す ら知らない住民が多数おります。川崎区内での説 明会
を独自に検討すべ きと 思いますが、 見解を伺います。
小田栄新駅につ いて 伺います。新 駅が設置される小田踏切は4本の道路がX状に交 差す
る特殊な踏切であ り、 人と自転車、 車が交差して非常に危険な状態が続いています。 そこ
に、上下線の駅ホ ーム が踏切を斜め にまたいで設置する計画となるとのことです。地 元説
明会において、踏切 事 故が起 きない か安全性に対する危険性を指摘する声が相次ぎました 。
また、町内会役員 や近 隣住民からも 安全性に対する疑問が出されています。なぜこの よう
な形状にしたのか 見解 を伺います。 事故は一度起きたら取り返しがつきません。安全 性を
十分に配慮した形 状に すべきですが 、見解を伺います。車椅子の利用が想定され、ス ロー
プが設置される計 画で すが、無人駅 ということで、ワンマン運転の浜川崎線において 安全
に車椅子での乗り おり が可能なのか 、見解を伺います。
羽田連絡道路に つい て伺います。日本野鳥の会のホームページには、多摩川河口干潟は 、
環境省の日本の重 要湿 地500及 びモ ニタリングサイト1000事業、シギ・チドリ類調査地に指
定され、鳥類では 環境 省基準14種、 神奈川県基準37種のレッドデータブック掲載種が 記録
されています、国 土交 通省により策 定された多摩川水系整備計画でも生態系保持空間 に位
置づけられ、国際 的な 鳥類保護組織 のバードライフ・インターナショナルが選定した 重要
野鳥生息地には東 京湾 奥部として指 定されていると紹介されています。この貴重な多 摩川
河口干潟の重要性 につ いて、川崎市 としての認識を伺います。
近隣の小学校で は毎 年自然体験学 習に訪れており、子どもたちの環境学習にとって かけ
がえのない存在に なっ ています。こ の貴重な多摩川河口干潟の重要性について、教育 長に
もその認識を伺い ます 。
野鳥の会の皆さ んは 、河口から約 5キロの間に既に3本の道路があり、貴重な干潟 の自
然環境を破壊して まで 連絡道路をつ くる必要があるのか、大いに疑問ですと指摘され てい
ますが、市民生活 にと っての必要性 もまともに説明することができず、その上、貴重 な干
潟を壊してまでつ くる 必要性につい てどのように説明できるのでしょうか、市長の見 解を
伺います。
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臨港道路東扇島 水江 町線の整備に ついてです。先日、国土交通省は、首都直下地震 の発
生に備え、緊急時 の輸 送路確保策と して、多摩川も含め、首都圏を流れる4河川と河 川敷
の道路を活用する と発 表しました。 その理由として、同省が巨大過密都市を襲う大規 模災
害に対する課題と して 、首都直下型 で最も警戒するのが、放置車両や沿道建物から道 路へ
の瓦れきの散乱、電柱 の倒壊 、道路 施設の損傷などで深刻な道路交通麻痺が発生し、救命 ・
救助活動、物資輸 送等 に著しい支障 が生じる可能性があるということです。東扇島か ら水
江町への橋を整備 して も、その先の 産業道路や内陸部の一般道は遮断される可能性が あり
ます。緊急時の輸 送路 という 理由も成り立ちません。これまでも整備する理由については 、
コンテナ輸送路の 整備 、東扇島の就 労者の避難経路、津波襲来時に避難可能な高台、 海底
トンネルの渋滞解 消な ど、市長や港 湾局が持ち出してきた理由は全て矛盾と破綻が明 らか
になり、最近では 、本 市の持続的な 成長に不可欠、交通ネットワークの充実、力強い 産業
都市づくりを支え るイ ンフラ整備な どと、今ここに橋をかける理由に結びつかない抽 象論
しか言えなくなり まし た。まさに建 設のための建設がこの事業の本質です。
先日の市民車座 集会 で、市民から の気軽に集える場所を整備してほしいという意見 に対
して、市長は、イ ンフ ラの更新のグ ラフで示したとおり、これから10年たつと公共の 建物
は築30年以上が7 割を 超える、新た な公共の建築物をばんばん建てていくことは考え られ
ない状況ですと説 明し ました。それ ならば、特に市民生活に必要ない臨港道路東扇島 水江
町線や羽田連絡道 路な ど、不要不急 の公共建築物である巨大な橋を次々建設していく こと
も考えられないこ とで す。車座集会 でのインフラ整備の発言と、臨海部でこれらの橋 を新
たに建設すること の矛 盾について市 長に伺います。
川崎港コンテナ ター ミナルのガン トリークレーンの稼働状況についてです。昨年4 月か
ら3基体制になっ て以 降の号機別の 稼働状況について、集計結果が明らかになりまし た。
昨年 4 月から こ と し 7 月 末 ま で の 16カ 月 、延 べ487日 の うち1 号 機 が稼働 し た日 数 は 延 べ
256日、2号機が稼 働 した日 数は延 べ343日。これに対して、新たにつくる必要はないとの
批判の中で整備さ れた 3号機が稼働 した日数は延べ58日だけでした。平均すると、1 週間
に1回も使われて いな いということ です。もともと、ダブルトロリー方式の1・2号 機よ
りも、シングル トロ リー半自 動方式 の3号機のほうが使いやすいとの説明でした。古い 1・
2号機よりも、9 億円 もかけて整備 された最新型の3号機がなぜこの程度しか使われ てい
ないのか、その理 由と 現状について の見解を伺います。
議案第123号、川 崎市 行政手続にお ける特定の個人を識別するための番号の利用等に 関す
る条例の制定につ いて です。いわゆ るマイナンバー制度は、ことし10月から国民への 番号
通知が行われ、来 年1 月開始予定で すが、日本年金機構の情報漏えい事件もあり、国 民、
地方自治体、中小 企業 など広い層か ら不安や疑問の声が出ています。マイナンバーの 適用
範囲は、年金、社 会保 障・税、災害 など、3分野、98行政事務となっていましたが、 政府
は、利用範囲を法 律に 限定するとし ながら、貯金口座や健康診断情報など民間機関が 扱う
情報まで広げる法 案を 今国会で成立 させました。今回の番号法に基づく本条例の制定 につ
いては3点挙げら れて います。まず 、同一機関内で特定個人情報の授受を行うことを 可能
としています。こ れは 庁内連携です が、どのようなものがあるのか、漏えい対策はど う考
えているのか伺い ます 。次に、同一 地方公共団体内の他機関への特定個人情報の提供 も可
能とする内容が提 案さ れています。 他機関とはどの範囲まで想定されるのか、その必 要性
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について伺います 。こ こでの漏えい 対策についても伺います。さらに、別表第一に掲 げら
れていない事務に おい て個人番号を 利用する場合という独自利用、いわゆる利用範囲 の拡
大も図られていま す。 一元管理する 情報が桁違いに広がれば犯罪の危険性が増大する こと
が予測されます。 不正 利用などの危 険を回避するためには、個人番号カードにひもづ けで
きるものはできる だけ 限定すべきと 思いますが、川崎市としてどこまでの拡大を検討 して
いるのか伺います 。こ の制度は、そ の導入や維持に莫大な経費と負担がかかります。 国の
導入経費は、基幹 システム、地方税 システム、カード発行、広告など3,400億円、さら に維
持費はその10%か ら15%もかかると 言われています。導入経費として幾らかかるのか 、国
の補助金申請は幾 らか 、市の持ち出 し分は最大幾らになるのか伺います。
以上で質問を終 わり ます。(拍手 )
○議長
石田康博
〔市長
○市長
市長。
福 田紀 彦登壇〕
福田紀彦
それでは 、私か ら、ただいま共産党を代表されました斉藤議員の 御質
問にお答えいたし ます 。
まず、市民との 対話 についての御 質問でございますけれども、私は市長就任以来、 対話
と現場主義を市政 運営 の基本姿勢と して、これまで月1回程度、区民車座集会を開催 して
きたほか、できる だけ 多くの現場に 行くことを心がけ、市民や企業の方々などからの 声を
直接お伺いするこ とに 努めてまいり ました。新たな総合計画の策定に当たりましても 、各
区での無作為抽出 ワー クショップを 初めといたしまして、市民検討会議や有識者会議 の開
催、市民フォーラ ムや 市民車座集会 の実施など、計画策定の当初からさまざまな参加 手法
を導入し、幅広く 市民 の皆様の声を 直接伺ってきたところでもございます。今後も、 実施
計画のパブリック コメ ントの実施な どにより市民の皆様の御意見を伺うことに加え、 趣向
を凝らした区民車 座集 会の継続的な 開催や改革カフェを実施するとともに、日ごろか ら多
くの現場へできる だけ 足を運ぶこと で市民の皆様の声を直接お聞きするよう努めてま いり
たいと存じます。
財政状況につい ての 御質問でござ いますが、本年7月にお示しした今後の収支見通 しで
は、平成30年度ま では 、収支不足に 対応するため減債基金の活用を予定しているとこ ろで
すが、平成31年度 以降 におきまして は、経済成長等による歳入の増加などによって収 支不
足が解消すること が見 込まれており ます。こうしたことから、新たな総合計画の策定 方針
等におきましては 、中 長期的には財 政状況の改善が見込まれるとの認識をお示しした とこ
ろでございます。 一方 、平成28年度 の予算編成に当たりましては、これまで計画的に 進め
てきた事業の財政 需要 の増加などに より、平成28年度は124億円、平成29年度は187億 円の
収支不足が見込ま れて いることなど から、直近の財政状況の認識を厳しいとしたもの でご
ざいます。
小児医療費助成 制度 についての御 質問でございますが、本制度の通院医療費の助成 対象
年齢につきまして は、 来年4月に、 子育て家庭における医療費の負担感の高い小学校 3年
生までを優先して 拡大 し、小学校6 年生までの拡大につきましても、平成29年4月以 降、
できる限り早期の 実現 に向けて検討 を進めているところでございます。次に、所得制 限に
つきましては、限 られ た財源の中で 制度の安定的かつ継続的な運営を図りながら、必 要度
の高い子育て家庭 への 経済的支援を 拡充するため、引き続き設ける必要があるものと 考え
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ております。今後 も引 き続き、持続 可能な制度の運営に努めるとともに、社会経済情 勢や
他都市の状況、国 の動 向等も注視し ながら、制度拡充に向けてさまざまな観点から検 討を
行ってまいりたい と存 じます。
羽田連絡道路に つい ての御質問で ございますが、羽田連絡道路につきましては、国 際拠
点空港として機能 強化 された羽田空 港を中心としたエリアの連携を強化し、我が国の 成長
を牽引する戦略拠 点を 形成するため に大変重要なインフラであると考えております。 こう
したことについて 、国 や本市を初め とする地方自治体などが参画する羽田空港周辺・ 京浜
臨海部連携強化推 進委 員会において 確認され、このエリアを特区である東京圏の極め て重
要な拠点として位 置づ け、連絡道路 の整備に国と地方が連携、協力して取り組んでい ると
ころでございます 。連 絡道路の整備 に当たりましては、環境に関する調査を十分に行 い、
多摩川の自然環境 に配 慮しながら進 めてまいりたいと考えております。
臨港道路東扇島 水江 町線の整備な どについての御質問でございますが、現在、東扇 島と
市内陸部とを結ぶ 道路 は川崎港海底 トンネルのみであり、臨港道路東扇島水江町線が 完成
することにより臨 海部 の物流機能を 強化するための新たな交通基盤となり、さらに、 災害
時には東扇島基幹 的広 域防災拠点と 内陸部とを結ぶ緊急物資の輸送路としても大変重 要な
機能を果たすもの であ ります。さま ざまな市民サービスを将来にわたり安定的に提供 して
いくためには本市 が持 続的に成長し ていくことが不可欠でございます。そのためには 、緊
急輸送路等の多重 化も 視野に入れた 交通ネットワークの充実強化や成長戦略拠点の形 成な
ど、活力と魅力あ ふれ る力強い都市 づくりに向けたインフラ整備は大変重要であると 考え
ておりますので、 早期 整備に向けて 全力で取り組んでまいります。以上でございます 。
○議長
石田康博
〔教育長
○教育長
教育長。
渡邊 直美登壇〕
渡邊直 美
教育委 員会関 係の御質問にお答え申し上げます。
初めに、学校に おけ る健康診断に ついての御質問でございますが、学校における健 康診
断の大きな役割に は、 家庭における 健康観察を踏まえた上で、学校生活を送るに当た り支
障があるかどうか につ いて、疾病を スクリーニングし健康状態を把握すること及び学 校に
おける健康課題を 明ら かにして健康 教育に役立てることの2つがございます。各学校 にお
きましては、健康 診断 の結果を保護 者へ通知し、早期に医療機関を受診することや注 意事
項をお知らせして おり ます。医療機 関の受診結果につきましては、保護者からの報告 によ
り各学校において 把握 し、適正な生 活管理指導を行っております。受診をしていない 児童
生徒やその保護者 に対 しましては個 別の健康相談や保健指導を行い、医療機関への受 診を
勧めているところ でご ざいます。
次に、少人数学 級に ついての御質 問でございますが、これまでの本市の不登校対策 とい
たしましては、不 登校 児童生徒の実 態を把握し、一人一人の状況に応じた登校再開へ 向け
た支援を行うとと もに 、新たな不登 校を生まない未然防止の取り組みを進めてまいり まし
た。今年度から、 こう した対策に加 え、不登校につながる可能性のある長期欠席傾向 の児
童生徒に対するケ アを より一層重視 したところでございます。各学校と区教育担当が 連携
を図りながら、個 々の 児童生徒の状 況を的確に把握し、不登校の未然防止についての 必要
な対応が適切に行 われ ているかにつ いて区教育担当が確認しております。一人一人の 子ど
もたちが日々の授 業や 学校生活の中 で学校に来ることが楽しいと感じられるような魅 力的
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平成27年(2015年)第4回川崎市議会定例会会議録
第4日(9月11日)
な学校づくりを推 進し ていくととも に、家庭との連携を図りながら不登校の未然防止 に向
けて全力で取り組 んで まいりたいと 考えております。少人数学級の推進を含め、多様 な子
どもたちの学習状況に対してきめ細やかな対応を図ることは大切であると考えておりま
す。先月、文部科 学省 から平成28年 度予算概算要求が公表され、その中には、学校現 場が
抱える課題への対 応な どを目的とし た教職員定数の改善が盛り込まれているところで ござ
います。少人数学 級の 対象学年拡充 のためには教職員配置の充実が不可欠でございま すの
で、今後も教職員 定数 の改善につい て国に強く要望してまいりたいと考えております 。
次に、中学校完 全給 食についての 御質問でございますが、初めに、中学校給食に使 用す
る食材についてで ござ いますが、中 学校完全給食を実施いたしますと、小学校と中学 校と
を合わせて約10万 食余 の食材を毎日 確実に確保する必要がございます。そのため、小 学校
給食では引き続き 1日 につき3種類 、中学校給食では1日につき5種類の献立を調理 する
などにより個々の 食材 の発注量の分 散化を図り、安全・安心、良質な食材を確実に確 保し
てまいりたいと考 えて おります。こ れらの食材につきましては、小学校、中学校とも 共通
の学校用給食物資 規格 基準書に基づ いて食材調達を行い、地場産物等の活用も考慮し た安
全・安心で温かく おい しい給食の提 供を行ってまいりたいと考えております。次に、 学校
給食センターの栄 養士 の配置につい てでございますが、中学校完全給食実施に伴う食 育指
導や給食管理等の あり 方を踏まえた 教職員の役割、学校栄養職員等の具体的な配置に つき
ましては、実施ま での 間に検討して まいります。
次に、多摩川河 口干 潟についての 御質問でございますが、近隣の小学校では、総合 的な
学習の時間などに おき まして多摩川 河口干潟での体験学習を行っております。干潟で の体
験を通して生息す る生 き物や多摩川 の様子などについて学び、多摩川の今の姿や、こ れか
らの多摩川につい て考 える学習等に 取り組んでおります。多摩川河口干潟での体験学 習は
重要であると認識 して いるところで ございますが、連絡道路の整備に当たりましては 、自
然環境へ配慮がな され ると伺ってお りますので、学習の機会は確保されるものと考え てお
ります。以上でご ざい ます。
○議長
石田康博
〔総務局長
○総務局長
伊藤
総務局長 。
伊藤
弘
弘登壇〕
総務 局関係の御質問にお答え申し上げます。
川崎市行政手続 にお ける特定の個 人を識別するための番号の利用等に関する条例に つい
ての御質問でござ いま すが、初めに 、同一執行機関内での特定個人情報の授受につき まし
ては、生活保護や 児童 手当に関する 事務を処理するために地方税の情報を利用するな ど、
社会保障部門と税 部門 との特定個人 情報の授受や、国民健康保険に関する事務を処理 する
ために介護保険の 情報 を利用するな ど、社会保障部門内における特定個人情報の授受 とい
った、現在も実施 して いる情報のや りとりを中心に市民の利便性向上に資する事務を 定め
るものでございま す。 また、情報漏 えい対策につきましては、これまでも川崎市情報 セキ
ュリティ基準に基 づく 対策を行って きたところでございますが、番号法等に基づく安 全管
理体制の整備や職 員の 教育等、組織 的、人的対策及び技術的対策などの安全管理措置 につ
きまして改めて点 検し 、安全な情報 管理を実施してまいります。次に、本市の他の執 行機
関への特定個人情 報の 提供について でございますが、市長と教育委員会との間で、現 在実
施している生活保 護の 事務を処理す るための学校保健安全法に基づく援助に関する情 報の
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平成27年(2015年)第4回川崎市議会定例会会議録 第4日(9月11日)
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提供など、市民の 利便 性向上に資す る情報のやりとりを定めているものでございます 。ま
た、情報漏えい対 策に つきましては 、同一執行機関内での情報の授受の場合と同様の 安全
管理措置を実施し てま いります。次 に、本市のマイナンバーの独自利用についてでご ざい
ますが、マイナン バー を利用しない と支障を来すこととなる事務や、市民の利便性向 上に
資する事務等に限 り、 安全性の確保 を前提に、十分精査した上で、改めて定めてまい りた
いと考えておりま す。 次に、制度の 導入経費についてでございますが、新福祉総合情 報シ
ステム等の改修や コン ビニ交付シス テムの整備、カード交付や広報等のための経費と して
今年度は約15億8,000万円の 予算を 計上しているところでございまして、今年度分の国 庫補
助金につきまして は、現時点 で約7 億9,000万円の交付申請を行っているところでございま
す。国からは、こ れか ら交付手続が 始まる補助金も示されておりますので、今後、こ れら
の申請を適正に行 うと ともに、シス テム改修、整備の内容を十分に精査し、経費の縮 減に
努めながら、制度 の導 入に向けた準 備を着実に進めてまいります。以上でございます 。
○議長
石田康博
こども本 部長。
〔こども本 部長
○こども本部長
小池義教登 壇〕
小池 義教
こども 本部関係の御質問にお答え申し上げます。
初めに、乳幼児 健康 診査事業につ いての御質問でございますが、乳幼児健康診査は 、乳
幼児を持つ全ての 子育 て家庭との接 点であり、子どもの成長を確認するとともに、必 要な
支援につなげる契 機と なる重要な事 業であると認識しております。このたび、平成28年度
からの本事業の内 容に つきまして、 子育て家庭や社会状況の変化を踏まえ、より効果 的に
実施するため見直 すこ ととしたもの でございます。この見直しにあわせ、産婦人科、 小児
科等の医療機関と の支 援連携体制の 仕組みづくりと、地域における顔の見える関係づ くり
の推進や、保健師等 に よる家 庭訪問 などの個別支援業務の強化を図ることとしております 。
これらの母子保健 にお ける取り組み を総合的に推進することにより、妊娠期から乳幼 児期
にかけての子育て 家庭 への支援の充 実を図ってまいります。
次に、保育事業 につ いての御質問 でございますが、待機児童の定義につきましては 、保
育所等の利用を希 望す る保護者に対 しましては、各区役所において、認可保育所や川 崎認
定保育園、一時保 育な どの多様な保 育施設やサービスの御案内を行い、一人一人丁寧 な相
談支援に努めてい ると ころでござい ます。求職活動中の申請者につきましても、活動 の状
況をお伺いしなが ら保 育の必要性に 見合う施設、サービスを御案内しているところで ござ
いますが、その中 で、 主に自宅でイ ンターネットや求人誌などを活用した求職活動を して
おり、ハローワー クや 企業への面接 など外出を伴う活動を行っていない方や、実態と して
ほとんど求職活動 を行 っていない方 につきましては、基本的には保育を必要とする活 動を
実施していないも のと して待機児童 の集計から除いているところでございます。また 、産
休・育休中の申請 者に つきましても 、個々の利用者の状況はありますが、調査日時点 で休
業を取得されてい る場 合については 待機児童から除いているところでございます。な お、
待機児童の集計に おい てはこれらの 方々は含めないこととしておりますが、保育所等 の利
用調整から除外す るも のではござい ませんので、引き続き保護者ニーズの適切な把握 に努
めてまいります。 いず れにいたしま しても、本市では、引き続き厚生労働省の定義に 基づ
き待機児童数の集 計を 行ってまいり ます。
次に、今後の保 育ニ ーズについて でございますが、本市の子ども・子育て支援事業 計画
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― 子どもの未 来応援 プラン にお きましては、計画期間の平成31年度まで教育、保育 の必
要量は増加するも のと しております 。したがいまして、待機児童解消の継続を図って いく
ために、必要な地 域へ の保育所等の 整備を計画的に進めていくとともに、川崎認定保 育園
等を含めた多様な 保育 受入枠の確保 をしっかりと進めてまいります。
次に、保育受入 枠に ついてでござ いますが、整備計画では、平成27年度の量の見込 みに
対し、認可保育所や 認 定こど も園の 確保量を2万4,014人と見込んでいたところでございま
すが、地域型保育 事業 や川崎認定保 育園など多様な保育を活用したことにより、実際 には
2万2,505人の確保 量 となっ たとこ ろでございます。
次に、保育士の 確保 についてでご ざいますが、認可保育所の整備により、今後、必 要と
なる保育士の人数 は、 平成28年4月 につきましては、民間事業者活用型保育所の第2 次募
集終了時点で350人 程 度と試 算して いるところでございます。また、その後は整備計画ベー
スで、平成29年 4月 に350人程 度、平成30年4月に200人程度、平成31年4月に100人程度 と、
それぞれ試算して いる ところでござ います。次に、保育士宿舎借り上げ支援事業につ いて
でございますが、 本事 業は、保育士 の確保や離職防止を支援するため、保育所等の設 置者
が職員宿舎として 借り 上げた住宅の 家賃について補助するものであり、国の要綱にお きま
して、平成27年 度の補 助基準 額は、1カ所当たり月額8万2,000円を上限として、2分の 1
を国、4分の1を 市、 4分の1を事 業者が負担するものと規定されております。事業 の対
象数につきまして は、 今後、事業者 の本事業への取り組みの意向なども踏まえ、具体 的に
検討してまいりた いと 考えておりま す。次に、新たな公立保育所の体制についてでご ざい
ますが、現在、各 区役 所こども支援 室に事業推進担当及び民間連携・人材育成担当の 職員
を配置し、取り組 んで いるところで ございます。今後につきましては、保育の質の担 保、
向上や、地域の子 育て 支援の取り組 みを積極的に行うことから、業務内容を踏まえ、 職員
配置を含めた組織 、機 能の充実に向 けて関係局と協議してまいります。
次に、中学生死亡事件に係る報告書についての御質問でございますが、今後の取り組みに
つきましては、報告書における多角的な幅広い議論を踏まえ、子どもに寄り添ってSOSを
キャッチしていけ るよ う、大人一人 一人の意識を変えていくことを目指すべきである とい
う提言を受けとめ、部 局横断 的な連 絡調整機能を活用して個別の実行計画を策定するなど 、
再発防止に努めて まい りたいと存じ ます。以上でございます。
○議長
石田康博
経済労働 局長。
〔経済労働 局長
○経済労働局長
伊藤和良登 壇〕
伊藤 和良
経済労 働局関係の御質問にお答え申し上げます。
初めに、中小企 業の 活性化に関す る条例についての御質問でございますが、本市の 中小
企業や小規模企業 は、 市内のものづ くりやサービスを支え、地域の経済や雇用に重要 な役
割を果たすととも に、 にぎわいのあ る安全・安心な地域コミュニティにとっても不可 欠な
役割を担っており 、仮 称川崎市中小 企業活性化のための成長戦略に関する条例は、こ のよ
うな一生懸命に努 力し ている市内中 小企業を後押しし、応援することを目的として検 討を
進めているところ でご ざいまして、 中小企業の大切さや重要性を踏まえ、本市として 中小
企業を支援する姿 勢の 明確化を図る ものでございます。
初めに、この条 例に おける小規模 企業の位置づけでございますが、本市の中小企業 の多
くが小規模企業で あり 、その事 業の 持続的な発展を図ることが大きな課題であることから 、
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小規模企業振興基 本法 の趣旨等を踏 まえ、小規模企業を初めとする中小企業の活性化 を図
るため、小規模企 業者 における販路 拡大や新事業展開の促進、事業承継、人材マッチ ング
強化、雇用の維持 創出 など、経営資 源の確保に資する施策に取り組む必要があるもの と考
えており、この条 例に おける基本的 な考え方といたしましても、経営資源の確保が特 に困
難であることが多 い小 規模企業者の 事情を考慮することを検討しております。次に、 小規
模企業を初めとす る中 小企業の実態 の把握につきましては、これまでも経営環境に関 する
独自のアンケート 調査 を実施すると とともに、市や産業振興財団の職員が、年間を通 じて
直接に企業訪問を 行う 出張キャラバ ン隊などにより現状や課題の把握を行ってまいり まし
たが、今後もこれ らの 取り組みを一 層推進するため、この条例においても、中小企業 活性
化に関する施策を 効果 的に実施する ため、必要な情報の収集等を図る規定を盛り込む こと
を検討しておりま す。
次に、分野ごと の検 証の場につき ましては、現在、産業の振興に関する総合的な施 策の
推進に関して調査 審議 する機関とし て、川崎市工業団体連合会や川崎市商店街連合会 、川
崎建設業協会、労働 団 体の代 表者等 で構成する川崎市産業振興協議会を設置しております 。
この協議会に仮称 中小 企業活性化専 門部会を設置することについて関係局と協議をし てお
りまして、継続的 に施 策の改善等の 取り組みの推進が図られるよう、具体的な内容に つき
まして現在検討を 行っ ているところ でございます。
次に、川崎プレ ミア ム商品券事業 についての御質問でございますが、川崎プレミア ム商
品券事業につきま して は、国 からの交付金を活用した市内における消費喚起策として、市 、
川崎商工会議所、 川崎 市商店街連合 会、川崎市観光協会などで構成する川崎プレミア ム商
品券実行委員会が 主体 となり実施し ているものでございまして、10万人を超える方か ら約
44万冊の申し込み をい ただき、当選倍率は約1.6倍に達するなど、予約申し込みは大変好調
な結果となったと ころ でございます 。初めに、商品券事業の事業者への周知について でご
ざいますが、募 集活動 を積極 的に行 った結果、現在、市内約4,600店舗から取扱店舗と して
御参加いただいて いる ところでござ います。取扱店舗の募集につきましては7月17日 に締
め切っているとこ ろで ございますが 、今後も、川崎市商店街連合会と連携し、商品券 の取
り扱いを希望する 店舗 に対して、取 扱店舗の登録方法等について引き続き情報提供に 努め
てまいりたいと存 じま す。
次に、商品券の 換金 期間について でございますが、商品券事業につきましては、川 崎プ
レミアム商品券実 行委 員会の中で、 換金期間も含め事業内容を決定し、事業を実施し てい
るところでござい ます 。商品 券につきましては、現金と同様の価値を持つ有価証券であり 、
警備体制や不正防 止策 などの観点か ら現在の換金方式としたところでございます。次 に、
商品券の利用状況 の把 握等について でございますが、現在、川崎プレミアム商品券実 行委
員会では、商店街 での 商品券利用を 促進するため、商品券事業の一環として、川崎市 商店
街連合会と連携し 、50インチの液晶 テレビや御家族で楽しめる鍋セットなど豪華景品 が抽
せんで多数当たる サン クスフェアを 実施するほか、20以上の商店街において各種のイ ベン
トを実施するもの でご ざいます。こ れらのイベントの実施結果や商品券の換金結果に つき
ましては、今後の 商店 街の活性化に 向け、活用してまいりたいと考えております。
次に、正規雇用 拡大 についての御 質問でございますが、初めに、正規雇用拡大に向 けた
取り組みについて でご ざいますが、 キャリアサポートかわさきにおきましては、さま ざま
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平成27年(2015年)第4回川崎市議会定例会会議録
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な年代の求職者に 対し 、雇用形態や 業種、職種など、それぞれの希望に応じた求人開 拓や
就業マッチングを 行っ ており、平成 26年度は、就職決定者数465名中144名が正規雇用 とな
っておりますが、 これ は、登録時の 希望雇用形態調査において約3割の方が正規雇用 のみ
を希望しているこ とか ら推計いたし ますと、ほぼ求職者の意向に沿ったマッチングが 図ら
れたものと考えて おり ます。次に、 求人開拓についてでございますが、キャリアサポ ート
かわさきにおける 求人 開拓件数は平 成25年度以降減となっておりますが、新卒未就職 者等
を対象とした若者 就業 支援プログラ ムなど、関連する事業の中で実施している求人開 拓と
の連携を強化する とと もに、ハロー ワークの求人情報も効果的に活用することで求人 情報
の充実を図ってい ると ころでござい ます。こうした取り組みにより、就職決定者数は 、事
業を 開 始した 平 成 19年 度 の 56人 か ら 平 成26年 度の465人 に、正 規 雇 用につ い ても 、 平 成 19
年度 の36人か ら 平 成 26年 度 の 144人 に、 毎年 着実 に 実 績を伸 ば して いると こ ろで ご ざ い ま
す。また、ここ最 近は 、川崎市域の 有効求人倍率が回復傾向にあり、市内企業の求人 意欲
も高まっておりま すこ とから、今後 は、より一層、正規雇用に重点を置いた求人開拓 を行
うとともに、市内 経済 団体の協力も 得ながら、正規雇用の拡大に向けた取り組みを積 極的
に実施してまいり たい と存じます。 以上でございます。
○議長
石田康博
健康福祉 局長。
〔健康福祉 局長
○健康福祉局長
成田哲夫登 壇〕
成田 哲夫
健康福 祉局関係の御質問にお答え申し上げます。
初めに、障害者 施策 についての御 質問でございますが、初めに、いわゆる障害者差 別解
消法につきまして は、 国の行政機関 、地方公共団体等及び民間事業者における障害を 理由
とする差別を解消 する ための措置な どについて定めているものでございます。本市と いた
しましては、従来 から かわさきノー マライゼーションプランの推進を初め、福祉、保 健、
医療、教育、労働 、ま ちづくり等の 各政策分野において、自立と共生の社会づくり、 バリ
アフリーのまちづ くり を基本的な理 念として、個々に取り組んでいるところでございます 。
千葉県やさいたま 市な ど、法の施行 以前に条例を制定した自治体もございますが、本 市に
おきましては、条 例化 によらず、法 の趣旨を踏まえ、不当な差別的取り扱いの禁止及 び合
理的配慮の提供等 につ いて、全庁横 断的な会議を設置し、対応要領を策定するなど、 本市
組織、職員への周 知徹 底を行い、個 々の取り組みの強化を図るとともに、市政だより や本
市ホームページ等 によ る情報発信等 を通じて、市内事業者、市民等に広く周知をして まい
りたいと存じます 。
次に、南部地域 の入 所施設 整備についてでございますが、平成32年度中の開所を目指し 、
福祉センター跡地 活用 施設に併設す ることに向けて、今年度は、平成26年3月に策定 しま
した川崎市福祉セ ンタ ー跡地活用施 設整備基本計画を改定する作業を進めているとこ ろで
ございます。次に 、柿 生学園及び川 崎授産学園の改築計画についてでございますが、 障害
者支援施設につい ては 、昨年度実態 調査を実施したところでございますが、建てかえ 等に
ついては代替地や 財源 の確保、全体 的なスケジュール、手法など多くの検討課題もご ざい
ますことから、今 後は 、関係部局や 運営法人等と検討、調整を進めてまいりたいと考 えて
おります。次に、 入所 施設における 短期入所の増床についてでございますが、第4次 ノー
マライゼーション プラ ンにおきまし ても、短期入所は地域生活を支える重要なサービ スと
位置づけておりま すこ とから、今後 の南部地域における障害者入所施設の整備や、柿 生学
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園、川崎授産学園 等の 改築のあり方 などに合わせて検討してまいりたいと存じます。
次に、障害者自 立支 援医療につい てでございますが、この制度は、心身の障害を除 去、
軽減するための医 療に ついて、医療 費の自己負担額を軽減する公費負担医療制度でご ざい
まして、原則医療 費の 1割が本人負 担となっております。さらに、世帯の所得に応じ た自
己負担上限額が設 定さ れており、低 所得の方に配慮された仕組みとなっているものと 考え
ているところでご ざい ます。
次に、介護保険 の補 足給付につい ての御質問でございますが、今後の高齢化の進展 に伴
い介護費用が増大 し、 介護保険料も 上昇していく中で、介護保険制度の持続可能性を 高め
るために、国にお いて 一定以上所得 のある利用者負担の見直しがなされ、補足給付に つき
ましては、本人の 資産 状況のほか、 世帯分離した配偶者の課税状況や資産の状況も新 たな
要件とされたとこ ろで ございます。 これまで補足給付を受けていた方への申請の勧奨 数は
7,203人で、そのうち 対象外 となっ た方の人数と割合は、8月末現在、237人、3.3%でご ざ
いまして、未申 請者を 含めますと 、1,863人、25.9%となっております。預貯金の資料提 出
につきましては、 適正 な資産審査を 行うため法令で定められたものであり、添付の御 協力
をお願いしている とこ ろでございま す。なお、単身高齢者や認知症の方で、預貯金の 残高
や通帳の所在が認 識で きず、写しの 用意ができない方につきましては、丁寧に事情を 確認
させていただくな ど適 切に対応して いるところでございます。以上でございます。
○議長
石田康博
まちづく り局長 。
〔まちづく り局 長
○まちづくり局長
金子
金子
督
督 登壇〕
まち づくり局関係の御質問にお答え申し上げます。
初めに、教育施 設に おける入札等 についての御質問でございますが、本市では、災 害時
において、発災直 後か ら迅速 に必要な物資を避難者へ配布できるよう、昨年度に引き続き 、
市立小中学校等の 避難 所への災害用 備蓄倉庫の整備を進めております。今年度は、昨 年度
の入札不調の原因 と考 えられる設計 における単価の適正な見直しや早期発注による発 注時
期の平準化、整備 箇所 の集約による 発注規模の見直しなどの対応を図っているところ でご
ざいます。その結 果、 昨年度不調と なったものもあわせて、約70カ所の整備について 順調
に契約手続が進ん でお り、年度内に は工事完了の予定となっております。
次に、中学校完 全給 食に伴う配膳 室の整備についての御質問でございますが、平成27年
度に15校の配膳室 の整 備を予定して おり、そのうち10校につきましては工事に着手し てお
りますが、残りの 5校 につきまして は、現在、再入札の手続を進めております。再入 札に
当たりましては、 建築 業者が工事を 受注しやすくするため、整備箇所の集約による発 注規
模の見直し、学校 運営 に影響を及ぼ さない範囲で工期を確保するなどの対応を図って おり
ます。これらの対 応に より、おおむ ね予定どおりに整備が進められるものと考えてお りま
す。
次に、学校施設 長期 保全計画につ いての御質問でございますが、同計画に基づく校 舎改
修工事につきまし ては 、学校運 営に 支障とならないよう普通教室や職員室などの管理諸室 、
廊下等の内装工事 は夏 休みを中心と した工事となる予定でございます。しかしながら 、外
壁塗装工事、屋上 防水 工事、トイレ 、エレベーターの改修工事等につきましては、学 校運
営に配慮しつつ、 夏休 み以外にも実 施する予定でございます。今後も、関係局と協議 を進
め、適切な工程管 理を 行うことによ り円滑な整備に努めてまいります。
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平成27年(2015年)第4回川崎市議会定例会会議録
第4日(9月11日)
次に、羽田新飛 行ル ート案の説明 会についての御質問でございますが、羽田空港の 機能
強化に関する取り 組み 状況につきま しては、ミューザ川崎及び川崎区役所大師支所に おい
てオープンハウス 型説 明会が開催さ れ、新飛行ルート案についての市民への周知が図 られ
たところでござい ます が、説明会の 開催等について、より多くの市民の方々に周知を 図る
ため、市政だより に掲 載したほか、 国が発行しているニュースレターにつきましては 、市
内の各公共施設で 配布 するとともに 、町内会の回覧等を通じて周知を図っているとこ ろで
ございます。また、国 からは 、来年 夏までの機能強化方策の策定に向け、さらに住民の方々
の意見を伺う機会 を設 ける方針が示 されておりますので、今後も引き続き広く市民に 対し
周知を図ってまい りた いと考えてお ります。
次に、仮称小田 栄新 駅についての 御質問でございますが、初めに、駅の配置計画に つき
ましては、人口が 急増 している小田 栄地区の利便性向上のため、短工期化かつ低コス ト化
による事業効果の 早期 発現を目指し て、踏切を挟んだ形状といたしました。次に、新 駅整
備に伴う安全対策 につ きましては、 視覚的に歩行者と自動車等との分離を図る路肩の カラ
ー化や滞留スペー スの 確保及び注意 喚起の取り組みなど、さまざまな安全対策につい て、
現在、交通管理者 と協 議を行ってい るところでございます。次に、車椅子を利用する 方へ
の対応についてで ござ いますが、隣 接の既存駅における従来の運用と同様に、あらか じめ
JR東日本へ御連 絡い ただくことに より、駅係員が対応するものと伺っております。 以上
でございます。
○議長
石田康博
建設緑政 局長。
〔建設緑政 局長
○建設緑政局長
金子正典登 壇〕
金子 正典
建設緑 政局関係の御質問にお答え申し上げます。
羽田連絡道路に つい ての御質問で ございますが、多摩川の河口には河口干潟が存在 し、
多種多様な生き物 の生 息環境が形成 され、多くの市民が自然観察や環境学習に活用す るな
ど、身近で貴重な 自然 空間と認識し ており、本市では、こうした市民活動などに対す る支
援を行っていると ころ でございます 。こうしたことから、羽田連絡道路の整備に当た りま
しては、多摩川の 自然 環境への配慮 は大変重要なことと考えておりますので、環境に 係る
調査を十分に行っ た上 で、周辺 環境 への影響を検証しながら取り組みを進めてまいります 。
以上でございます 。
○議長
石田康博
〔港湾局長
○港湾局長
奥谷
港湾局長 。
奥谷
丈
丈登壇〕
港湾 局関係の御質問にお答え申し上げます。
ガントリークレ ーン 3号機の稼働 状況についての御質問でございますが、コンテナ 船は
天候等により動静 が刻 々と変わるた め予定どおり到着できないことがあり、その場合 でも
できる限り複数の 船が 係留できるよ う、岸壁のいずれかの端にコンテナ船を係留させ るよ
うにしております 。そ のため、両端 に配置している1・2号機の利用頻度が高くなっ てい
るものでございま す。 また、突発的 な故障等で使用できなくなったときは、1・2号 機の
間に配置した3号 機を 使用すること で、荷役が不可能となる事態の回避や定時性の確 保に
取り組めるよう運 用し ております。 このように、3号機は、1・2号機のバックアッ プや
短時間荷役への対 応の 位置づけのた め稼働日数が相対的に少ないものであり、現状は 適正
な稼働状況と考え てお ります。以上 でございます。
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平成27年(2015年)第4回川崎市議会定例会会議録 第4日(9月11日)
○議長
石田康博
〔消防局長
○消防局長
速報版
消防局長 。
南 部浩一登壇〕
南部 浩一
消防 局関係の御質問にお答え申し上げます。
川崎区浮島町の 工場 火災について の御質問でございますが、初めに、事前の届け出 等に
ついてでございま すが 、石油コンビ ナート区域を含む市内全ての危険物施設で火気を 使用
する工事を行う場 合は 事業者から事 前に申請書等を提出させ、火災予防上の適切な指 導を
行っているところ でご ざいます。今 回、火災が発生した工場は危険物施設ではござい ませ
んが、火災が発生 する おそれのある 解体工事等については、川崎市火災予防条例第31条に
規定されている作 業中 の防火管理に 基づき、火災予防上の必要な措置を講じるよう、また 、
事前に届け出され てい る消防計画に 定められている工事中の安全対策を遵守するよう 指導
を徹底してまいり たい と存じます。 次に、近隣企業への事前の周知についてでござい ます
が、臨海部の事業 所で 構成されてい る消防協力団体等を通じて適切に指導してまいり たい
と存じます。 次 に、放 射性廃 棄物の 飛散を防止する対策についてでございますが、原子力
施設の安全対策に つき ましては、核 原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する 法律
等により定められ てお り、総務局が 所管する川崎市原子力施設安全対策協議会から情 報を
収集するとともに 、消 防訓練や立入 検査を通じて施設の状況を確認しているところで ござ
います。 以上でご ざ います 。
○議長
石田康博
斉藤議員 。
○46番
斉藤隆司
答弁をい ただき ました。要望と再質問を行っていきます。
介護福祉施設入 所者 の補足給付の 見直しについて、預貯金の資料提出について、法 令で
定められたもので あり 、添付の御協 力をお願いしているとの答弁でした。介護保険法 施行
規則によると、た だし 、市町村は公 簿等によって確認することができるときは、当該 届出
を省略させること がで きるとしてい ます。自治体が保険者であることから、通帳のコピー 、
同意書の提出を強 制す べきではない ことを強く求めておきます。
それでは、再質 問を 行います。2014年度決算の特徴等についてです。市長は、2019年度
以降の収支不足解 消の 見通しを認め ながら、直近の3年間の財政状況は厳しいと強弁 しま
した。その認識に つい てです。2014年度予算では、地方交付税額が見込みの169億円が 102
億円となり、67億 円下 回ったとして 、決算が赤字になりかねないとして、予算執行の 1%
抑制を行いました。私たちは、交付額 が102億円になったのは財政状況の好転を意味し、169
億円 か ら102億円 を 引 い た 67億 円 を 収 支 不足 のよ う に 描くの は 間違 いだと 指 摘し ま し た 。
2014年度決算は、2012年、2013年に 続き、基礎的財政収支も、形式収支、実質収支、 実質
単年度収支とも黒 字と なっています 。何より、市税収入が当初予算に比べて約43億円 もの
増となっています 。収 支不足どころ か、1%抑制が必要なかったのではないかとも考 えら
れます。にもかか わら ず、相も変わ らず、臨時財政対策債が大幅に減少したから減災 基金
から32億円の借り 入れ を行ったと理 由づけています。こうした根拠のない理由を持ち 出す
のはやめるべきで す。 市長に伺いま す。2015年度の地方交付税についても、前年度に 比べ
て、普通交付税及 び臨 時財政対策債 が159億円の減となり、194億円の収支不足が見込まれ
るとしてきました 。普 通交付 税1.6億円、臨時財政対策債8.4億円、計10億円しか見込め ず、
2014年より159億円 減 少する ことを 理由とするものでした。しかし、交付税は、基準財 政需
要額と収入額の差 を国 が補塡するも のですから、それが10億円しか見込めないのは財 政状
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速報版
平成27年(2015年)第4回川崎市議会定例会会議録
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況のさらなる好転 を意 味しており、 それをあたかも、本来あるべき収入が減額された よう
に描き、2014年度当 初 予算の169億 円から10億円を引いた額を2015年度の減額とすべきでは
ないと厳しく批判 して きました。昨 年の決算議会のやりとりでは、減債基金残高は2013年
度末で1,681億円、 毎 年の400億円 の積み立てを仮に3年間しなかったとしても、実質公債
費比率は11.8%、 市債 発行に許可が 必要な18%には相当余裕があることがわかりまし た。
ことし7月に2015年度 の普通交付税 額が54億円と決定し、臨時財政対策債の額が当初 予定
の8億円から49億 円に 増額されまし た。ところが、今回の補正予算では、その額をそ っく
り 減債 基金 に 繰 り 入 れ て い ま す 。 2014年 度 末 の 減債基 金 残 高は 約1,823億 円に 上 っ て いま
す。臨時財政対策 債が 大幅に減少し たことを理由に財政の厳しさを強調することも問 題で
すが、臨時財政対 策債 が増額された のなら、これを市民の要求実現に使うべきではあ りま
せんか、市長に伺 いま す。
中学生死亡事件 につ いて、市長に 伺います。答弁では、こども本部長から、部局横 断的
な連絡調整機能を 活用 して個別の実 行計画を策定するなど、再発防止に努めてまいり たい
ということでした 。そ のような形で の再発防止で本当にいいのでしょうか。専門委員 から
の提言で、専門委 員の 1人は、再発 防止について大切なポイントは事件を風化させな いこ
とである、市民レ ベル での子どもへ の高い関心や意識の継続を願っている、また、あ る委
員は、今回の報告 書で 川崎市は、従 来からある制度や関係者の連携を強化することで 事件
の再発を防止でき ると 考えているよ うである、けれども、具体的に何が異なるかにつ いて
は、残念ながらほ とん ど見えてこな い、会議に参加しても、川崎市が今回の事件の原 因が
どこにあると考え てい るのかが私に は最後までわからなかったとの発言もされていま す。
今回の事件の後に も同 じ年齢の子ど もたちをめぐる事件が多発しています。多くの市 民が
川崎は本当に大丈 夫か 、また起きて しまうのではないかという不安を抱いています。 事件
にかかわる庁内報 告書 についても、 専門委員からの提言についても、多くの市民は知 りま
せん。今こそ、市 民の 総論議で再発 防止に取り組む、開かれた議論こそ必要ではない でし
ょうか、伺います 。
羽田連絡道路に つい て、再 度市長に伺います。環境に関する調査を行うとしていますが 、
環境影響調査の対 象外 という中でど のような調査ができるのでしょうか、伺います。 しか
も、その結果につ いて は計画に反映 させる義務はありません。野鳥の特性として、橋 の下
をくぐるルートは 避け る習性があり 、橋をかけることによって野鳥が来なくなるとい う指
摘もあります。だ とし たら、どうや って自然環境に配慮できるのか、その根拠につい て明
確にお答えくださ い。
不登校対策と少 人数 学級について です。中学校の校長先生に伺いましたが、担任の 先生
が不登校の児童生 徒の 家庭訪問をす ると、子どもだけでなく保護者も疲れ、親子とも ども
憔悴しているケー スが 多いとのこと です。家庭との連携も簡単ではありません。先生方は 、
不登校の児童生徒 がい れば、電話や 家庭訪問などの対応に努力され、部活動の指導や 教材
研究、事務処理な どを こなして、夜 8時過ぎから家庭訪問に出かける先生もいます。 多忙
の中、不登校への 早期 の対応や未然 防止、1人の子どもを手厚く見るには1クラスの 子ど
もの数が多過ぎる 問題 があります。 既に13政令市が県や市の独自の予算、取り組みで 、小
学校3年生以上、 特に 中1ギャップ 対策として、中学校などで35人以下学級を実施し てい
ます。不登校の出 現率 が中学校全体 で政令市ワースト3位、中学校2年・3年生では ワー
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スト1位の川崎市 が、 国の制度と予 算措置の枠内にとどまり、少人数学級が小学校2 年生
までというのは、 多く の教職員、父 母として納得できないことです。教職員定数の改 善を
国に強く要望する だけ でなく、2年 後の財源移管を前にして、市独自で今から小学校 3年
生以上、特に中学 校で も1年生から 段階的にでも少人数学級を導入する検討に入るべ きで
す。教育長に伺い ます 。
保育事業につい てで す。新制度の もと、保育を必要とする認定を受けながら、希望 する
保育所に入所でき ない ことがないよ う、認可保育所の整備が必要です。保育所の新設には 、
施設整備の国庫補 助を 活用すること が重要です。新制度の事業計画とは別に本市の保 育所
等の整備計画が必 要で すが、事業計 画期間中の認可保育所の新設による定員枠の拡大 数を
年度別に伺います 。園 庭のある保育 所の整備をこれまで求めてきましたが、計画に位 置づ
けるべきと考えま すが 、伺い ます。新たな公立保育所の体制について、業務内容を踏まえ 、
職員配置を含めた 組織 、機能の 充実 に向けて関係局と協議してまいりますとのことですが 、
方向性と具体策に つい て伺います。
仮称中小企業活 性化 のための成長 戦略に関する条例についてです。条例の目的等に 小規
模企業の事業の持 続的 発展を明記す べきとの質問に、小規模企業者の事情を考慮する こと
を検討していくと いう 答弁にとどま っています。従業員19名以下の小規模企業数は全 事業
所の86.7%を占め ます 。そのうち61%は1名から4名の企業です。経済産業省の小規 模企
業振興基本計画で は、 小規模企業が 仕事の減少や後継者不足などで現在の事業を維持 する
だけでも大変な努 力が 必要となって いるとして、事業の持続的発展を中小企業の振興 の基
本原則と位置づけ たと されています 。事情を考慮する程度の位置づけでは不十分です 。条
例に小規模企業・ 事業 者の事業継続 を目指すものだと明記すべきですが、伺います。
正規雇用労働者 の雇 用を拡大する 対策についてです。答弁では、殊さら正規雇用の 拡大
を図ったかのよう に述 べました。非 正規雇用の方が割合、実数ともはるかに上回って いる
と指摘しているの です 。雇用形態は 、就業先が決まりさえすれば非正規雇用でもいい とい
うものではありま せん 。キャリアサ ポートかわさきの企画提案実施要領には、できる 限り
正社員での就職実 績の 向上に努める こととしているように、少なくとも非正規雇用よ り正
規雇用が上回る対 策を 図るべきです 。その具体化として、市独自での奨励金制度の創 設や
求人開拓員をふや すべ きです。再度 伺います。
障害者施策につ いて です。障害者 差別解消法施行に伴う合理的配慮についてです。 全庁
横断的な会議を設 置し 、対応要領を 策定するとのことですが、対応要領の基本的な考 え方
を伺います。全庁 横断 的な会議の設 置とありますが、参加する局と役職についての考 えを
伺います。個々の 取り 組みの強化を 図るとしていますが、具体的にはどのように考え てい
るのか、見解と対 応を 伺います。
羽田空港機能強 化に 伴う新飛行ル ート案について伺います。飛行経路に当たる住民 に対
する意見聴取の機 会と して、今後さ らに設けるとの答弁ですが、特に殿町から田町、 塩浜
にかけての地域の 住民 については重 点的に意見を聞くべきと思いますが、具体的にい つご
ろ、どの地域で行 われ るのか伺いま す。
ガントリークレ ーン 3号機の稼働 状況についてです。岸壁のいずれかの端にコンテ ナ船
を係留させること から 、両端に位置 している1・2号機の利用頻度が高くなっている との
ことです。そのこ とは 3号機を増設 する前からわかっていたことで、そもそも必要性 が問
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われます。突発的 な故 障等で使用で きなくなったときは、1・2号機の間に設置した 3号
機を使用するとの 答弁 でした。昨年 4月からの16カ月間で、突発的な故障等で1・2 号機
が使用できなくな って 3号機を使用 した日数について伺います。以上です。
○議長
石田康博
市長。
○市長
福田紀彦
財政状況 等につ いての御質問でございますけれども、平成26年度 の普
通交付税大綱にお きま して基準財政 需要額が本市の見込みを下回ったことなどにより 、普
通交付税、臨時財 政対 策債の額が当 初予算よりも約67億円減少することが示されたた め、
歳入が当初予算に 比べ て同額不足す る状況になったところでございます。そのため、 執行
抑制措置等による対応や市税収入等の増により歳入不足を圧縮したところでございます
が、最終的に67億 円の うちの32億円 については減災基金からの借り入れで補うことに した
ものでございます 。次 に、平成27年 度についてですが、市民サービスに必要な事業を 十分
精査して予算編成 を行 い、なお不足 する部分につきまして臨時的な対応として減債基 金を
財源として活用し たも のでございま すが、普通交付税大綱において臨時財政対策債の 増額
発行が可能となっ たこ とから、これ を全額補正し、それと同額を減債基金の新規借り 入れ
から減額すること とし たものでござ います。
次に、中学生死 亡事 件につ いての御質問でございますが、今回の報告書につきましては 、
地域の各種団体等 への アンケート調 査やその結果に基づく意見交換を実施するなどし て、
さまざまな御意見 を反 映させながら 作成してきたところでございます。既に取り組み を始
めている対策もご ざい ますが、今後 、中長期的な対応が必要な対策等につきましては 、地
域の皆様や関係機 関、 関係団体等の 幅広い御意見をいただきながら引き続き検討を行 い、
再発防止に向けた 取り 組みを強化し てまいりたいと考えております。
羽田連絡道路に つい ての御質問で ございますけれども、本年5月18日に開催されま した
羽田空港周辺・京 浜臨 海部連携強化 推進委員会におきまして、羽田連絡道路について は、
中央ルート、橋梁 方式 、2車線とし て整備に向けた検討の深度化を図ることが関係者 の間
で合意されたとこ ろで ございます。 2車線道路の新設につきましては、川崎市環境影 響評
価に関する条例の 指定 開発行為には 該当いたしませんが、本市といたしましては、多 摩川
の自然環境への配 慮は 大変重要なこ とと認識しているところでございますので、1年 を通
した水質や動植物 の生 息、植生状況 の調査など環境影響評価に準じた調査を実施して いる
ところでございま す。 加えて、日本 野鳥の会や多摩川で活動する団体からいただいた 意見
も踏まえて調査を 実施 するなど、環 境に配慮しながら連絡道路の整備に向けて取り組 んで
まいりたいと存じ ます 。以上です。
○議長
○教育長
石田康博
渡邊直 美
教育長。
少人数 学級に ついての御質問でございますが、本市におきましては、
国に先駆ける形で 小学 校1年生の35人学級を導入し、現在は、小学校1年生及び2年 生の
全学級で、さらに 小学 校3年生以上 におきましても、各学校が実情に応じて、神奈川 県の
研究指定制度を活 用す るなどしなが ら少人数学級の実施に取り組んでいるところでご ざい
ます。本市といた しま しては、かわ さき教育プランに掲げる各種施策の実現を目指し 、引
き続き神奈川県の研究指定制度を活用するなどして少人数学級の実施に取り組むととも
に、各学校の実情 を的 確に捉え、加 配教員や非常勤講師を有効に活用しながら、きめ 細や
かな指導の推進に 努め てまいりたい と考えております。以上でございます。
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○議長
石田康博
○こども本部長
速報版
こども本 部長。
小池 義教
保育事 業についての御質問でございますが、初めに、認 可保
育所の新設につい てで ございますが 、本年3月に策定いたしました計画では、平成27年度
は1,385人、平成28年 度は1,295人 、平成29年度は850人、平成30年度は420人の定員枠 の拡
大を見込んでおり 、状 況の変化に柔 軟に対応しながら必要な受入枠を着実に確保して まい
りたいと存じます 。ま た、受入枠の 確保を最優先に保育所の整備を進めてまいります が、
園庭のある保育所 につ きましても可 能な限り整備を目指してまいりたいと考えている とこ
ろでございます。 次に 、新たな公立 保育所の体制についてでございますが、民間の認 可保
育所、認可外保育 施設 に対して、保 育内容に係る支援や保育士及び看護師等の人材育 成に
向けた研修等の充 実な ど、公立保育 所が蓄積してきたノウハウを活用し、利用者の視 点に
立って、川崎の保 育の 質の向上につ ながる体制づくりについて関係局と協議してまい りま
す。以上でござい ます 。
○議長
石田康博
○経済労働局長
経済労働 局長。
伊藤 和良
初めに 、中小企業の活性化に関する条例についての御質 問で
ございますが、2015年 版小規模企業 白書におきましては、小規模事業者について、人 材や
資金といった経営 資源 に大きな制約 があることに加え、その商圏及び取り扱う商品、 サー
ビスが限定されて おり 、価格競 争や リスク対応力が弱いため構造変化の影響を受けやすい 、
加えて、小規模事 業者 が抱える問題 として、経営者の高齢化が進んでおり、後継者不 足な
どが経営の低迷や 廃業 に直結してい ることを指摘しております。本市におきましても 、中
小企業の多くが小 規模 企業であり、 その事業の持続的な発展を図ることが大きな課題 であ
ることから、当該 条例 においては、 小規模企業振興基本法の趣旨等を踏まえ、こうし た経
営資源の確保が特 に困 難であること が多い小規模企業者の事情を考慮するものでござ いま
す。
次に、正規雇用 拡大 についての御 質問でございますが、市内中小企業を取り巻く雇 用情
勢といたしまして は、 景気回復の傾 向が見られる中、IT、建設を初め、運輸関連な どの
業界を中心に人材 不足 が深刻化して おり、一部の業界や経済団体からは、人材育成、 確保
に関する相談など をい ただいている ところでございます。一方で、求職者のニーズは 多様
なことから、こう した 企業の求人意 欲の向上が必ずしも求職者のニーズにマッチしな いこ
とも少なくありま せん 。キャリアサ ポートかわさきにおきましては、単に求人数の増 加を
図ることよりも、 求職 者、キャリア カウンセラー、求人開拓員による三者面談により 、求
職者の雇用形態や 業種 などのさまざ まなニーズに応じて職業紹介を行うなど、求職者 に寄
り添ったきめ細や かな 就業支援に重 点を置いているところでございます。本市といた しま
しては、求人開拓 員に よる求職者の 多様なニーズに応じたマッチング率の高い求人開 拓を
進めるとともに、 人材 不足に悩む市 内の経済団体等と一体となり、求職者等に対し、 それ
ぞれの業界の魅力 や実 情を理解して いただくような職業セミナーを実施することなど によ
り雇用のミスマッ チの 解消を図るな ど、効果的に中小企業の人材確保と求職者の正規 雇用
の拡大を図ってま いり たいと存じま す。以上でございます。
○議長
石田康博
○健康福祉局長
健康福祉 局長。
成田 哲夫
障害者 施策についての御質問でございますが、障害者差 別解
消法における対応 要領 につきまして は、行政職員がみずから所掌する事務または事業 を行
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うに当たり、不当 な差 別的取り扱い がないよう、また、合理的配慮の提供がなされる よう
適切に対応するた めに 必要な事項を 定めるものでございます。本市におきましては、先月 、
国の対応要領案の 公表 を受けて、庶 務課長会議において、法の趣旨や国の対応要領案 の説
明を行うなど職員 への 周知を行った ところでございます。今後、全ての局、区の関連 する
管理職等の参加す る会 議において、 国の案を参考にしながら本市における対応要領の 作成
に取り組むととも に、 各分野におい て実施している既存の取り組みや事業につきまし て、
今回の法律の趣旨 を踏 まえた検証を 行い、必要に応じて充実を図るなどの検討を行っ てま
いります。また、 差別 のない社会の 実現に向けて、広く一般の方も含め、法の趣旨や 内容
について御理解い ただ くよう普及啓 発を図ってまいりたいと存じます。以上でございま す。
○議長
石田康博
○まちづくり局長
まちづく り局長 。
金子
督
羽田 新飛行ルート案の説明会についての御質問でござ いま
すが、今後、国に おき ましては、オ ープンハウス型説明会で寄せられた意見や質問を10月
ごろを目途に整理 した 上で、大師地 区町内会連合会に対して結果報告し、意見交換す る予
定となっておりま す。さらに 、国が 提案しております飛行経路付近の地区におきましては 、
騒音や振動などの 生活 環境への影響 、安全性に対する懸念などさまざまな課題がござ いま
すので、当該地区 を対 象とした説明 会につきましても、国に対し早期に開催するよう 求め
ているところでご ざい ます。以上で ございます。
○議長
石田康博
○港湾局長
奥谷
港湾局長 。
丈
ガン トリークレーン3号機の稼働状況についての御質問でござい
ますが、平成26年 4月 から平成27年 7月までの16カ月間で、1号機または2号機が使 用で
きなくなった際に 3号 機を使用した 日数は13日で、総稼働時間は少なくとも14時間で ござ
います。以上でご ざい ます。
○議長
石田康博
斉藤議員 。
○46番
斉藤隆司
答弁をい ただき ました。それでは、さらに質問を続けていきます 。
認可保育所の整 備計 画について、 状況の変化に対応しながら必要な受入枠を着実に 確保
していくとのこと です 。新制度は、 事業計画期間の中間年度で見直しを行うことにな って
いますので、必要 に応 じて見直しす ることを求めておきます。必要となる保育士の人 数も
答弁していただき まし た。厚労省の 2014年賃金構造基本統計調査によると、保育士の 平均
賃金は全産業と比 較し て年収約90万 円下回っていますし、平均勤続年数も5年ほど下 回っ
ています。保育所 の整 備とともに、 保育士が働き続けることのできる労働環境の整備 は不
可欠です。新制度 では 、国が定める 公定価格に処遇改善も含めた人件費が含まれてい ます
が、保育所の条件 改善 という点では 、3歳児の配置基準以外の改善以外は見るべき改 善は
ありませんでした 。国 への公定価格 の引き上げを求めること、保育士宿舎借り上げ支 援事
業の充実も求めて おき ます。新たな 公立保育所に対する人員増を強く求めておきます 。
それでは、質問 に移 ります。まず 、羽田連絡道路についてです。調査の方法は、環 境ア
セスの方法に沿っ て、環境保 護団体 などの意見も聞いて細かく調査するということですが 、
一度手をつけてし まっ たらもとどお りにはなりません。調査の結果で、改めて貴重な 干潟
と確認されたとき に、 連絡道路を整 備しないという選択肢以外にどういう方法で環境 を保
全することができ るの か伺います。 生態系を壊すのは承知で、それでも推進するとい う考
えなのか、市長の 見解 を伺います。
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速報版
中学生死亡事件 につ いて、再度市 長に伺います。1980年代、子どもたちを取り巻く 暴力
の嵐が吹き荒れる 中で 、川崎市でも 金属バット両親撲殺事件や野宿生活者殺人事件等 が起
きました。これを 受け て、川崎の教 育を考える市民会議が開催され、子どもたちのた めに
私たちは何をした らい いのかをテー マに、2年間にわたり全市242カ所で、総計4万人が集
い、6,500件の意 見を集約す る市民 討議が展開されました。この具体的提言の一つに、地 域
教育会議の創設が あり ました。今回 の事件は、このときと同様ぐらい、事件の背景の 複雑
さと多くの市民に 与え た衝撃の大き さを考えると、さらに市民で議論する問題ではな いで
しょうか。庁内検 討会 議の報告書が 出て、専門委員からもかなり厳しい提言が出てい る今
こそ、関係機関、 関係 団体の方々だ けではなく、市民が議論し合う、そのことこそ部 局横
断的な連絡調整機 能を 活用した個別 の実行計画にも厚みを加え、市民とともに再発防 止の
一歩になると思い ます が、伺います 。
不登校対策と少 人数 学級の推進に ついてです。不登校を背景として起こった今回の 中学
生死亡事件の当該 校は 、当時1学級 40人だったと言われています。教育委員会の検証 委員
会報告書でも、当 該校 の教職員アン ケートでは、教職員の多忙感や生徒と向き合う時 間の
不足を指摘する意 見が 多かったとさ れ、一人一人への丁寧な対応の必要性が指摘され てい
ます。今回のよう な事 件を繰り返さ ないため、市民とともに総論議を起こすとともに 、教
育条件の改善策と して まずやるべき ことは、一人一人に先生の目が行き届く少人数学 級の
導入は避けて通れ ない 政策ではない でしょうか。先ほどの教育長の答弁では、国に先 駆け
る形で小学校1年 生の 35人学級を導 入したと述べられましたが、国の動向にかかわら ず、
やる気になれば市 が独 自に実施でき るということです。検討について再度伺います。 以上
です。
○議長
石田康博
市長。
○市長
福田紀彦
羽田連絡 道路に ついての御質問でございますけれども、連絡道路 は、
国際拠点空港とし て機 能強化された 羽田空港を中心としたエリアの連携を強化し、我 が国
の成長を牽引する戦略拠点を形成するために大変重要なインフラであると考えておりま
す。また、多摩川 の自 然環境への配 慮も大切なことと認識しておりますので、環境に 与え
る影響などを検証 しな がら取り組み を進めてまいりたいと存じます。
中学生死亡事件 につ いての御質問 でございますが、報告書を作成することがゴール では
なく、ここからが 新た なスタートと 考えております。今後、新たに設置した部局横断 的な
連絡調整機能を活 用す るなどして、 地域の皆様や関係機関、関係団体等の幅広い御意 見を
いただきながら、再発 防止に 向けた取り組みを強化してまいりたいと存じます。以上です 。
○議長
○教育長
石田康博
渡邊直 美
教育長。
少人数 学級に ついての御質問でございますが、多様な子どもた ちの
学習や生活の状況 に対 して、き め細 やかな指導を図ることは大切であると考えております 。
本市におきまして は、 少人数学級と ともに、少人数指導やチームティーチング等によ り、
児童生徒の習熟度 に応 じた指導や特 別な教育的ニーズへの対応を希望する学級もござ いま
すことから、各学 校が その実情に応 じてきめ細やかな指導が行えるよう、加配教員や 非常
勤講師を有効に活 用し ながら教育環 境の一層の充実に努めているところでございます 。こ
のうち少人数学級 の推 進につきまし ては、国による教職員配置の拡充が必要でござい ます
ので、教職員定数 の改 善について、 今後も継続して国に強く要望してまいります。以 上で
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速報版
平成27年(2015年)第4回川崎市議会定例会会議録
第4日(9月11日)
ございます。
○議長
石田康博
斉藤議員 。
○46番
斉藤隆司
答弁をい ただき ました。
本市の財政状況 は、 新総合計画素 案では、市税収入は、人口増などによる納税者数 の増
加、景気回復によ る所 得の増加など によって堅調に推移していると評価し、2016年度 以降
は普通交付税の不 交付 団体へ移行す る見込みであり、2019年度以降は収支不足も解消 する
と予測しています 。そ の結果、財政 が厳しいという言葉のかわりに、計画的な財政運 営を
行っていくとして いま す。言うまで もなく、自治体の使命は住民福祉の増進ですから 、今
回の質問で挙げた よう に、保育所整 備や少人数学級、低所得者の障害者の方の医療費 無料
化などの市民の切 実な 要求実現を最 優先に市税を使うべきです。ところが、ガントリ ーク
レーン3号機の稼 働状 況の答弁では 、1・2号機が故障等で使用できなくなった際に 3号
機を使用した日数 は16カ月、487日 のうちわずか13日、延べ14時間分だけです。もともと 必
要はないと批判さ れる 中で、9億円 かけた3号機の整備は、1基が故障しても常に2 基稼
働できる体制をつ くる という理由で 正当化されましたが、その理由さえ全く成り立た ない
ことが明確になり まし た。これらの 実態は、国際コンテナ戦略港湾として進められる 川崎
港のインフラ整備 がい かに過大投資 であるかを象徴的に示しています。これらに加え 、貴
重な干潟を壊して まで 進めようとし ている羽田連絡道路に約400億円、臨港道路東扇島 水江
町線に約540億円な ど 、切実 な市民 要求ではない超大型のビッグプロジェクトに約1,000億
円もかけることが 計画 的な財政運営 と言えるでしょうか。これらの不要不急な大規模 事業
をやめ、市民の切 実な 要求実現に全 力を挙げることを強く求めておきます。
あとは委員会に 譲り 、質問を終わ ります。
○議長
石田康博
以上をも ちまし て、日程第1及び日程第2の各案件に対する各会 派の
代表質問は終わり まし た。これをも ちまして代表質問を終結いたします。
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○議長
石田康博
次に、議 案の委 員会付託についてでありますが、まず、日程第1 の案
件中、報告案件の 4件 を除く各案件 につきましては、お手元に配付してあります議案 付託
表(その2)のと おり 、それぞれの 常任委員会へ付託をいたします。(資料編*ペー ジ参
照)
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○議長
石田康博
次に、日 程第2 の決算等議案についてであります。
お諮りいたしま す。 日程第2の決 算等議案19件につきましては、議員選出の監査委 員で
ある織田勝久議員 、坂 本茂議員の両 議員を除く58人の委員をもって構成する決算審査 特別
委員会を設置し 、これ に付託 の上、審査をいたしたいと思いますが、御異議ありませんか 。
〔「異議な し」 と呼ぶ者あり 〕
○議長
石田康博
御異議な いもの と認めます。よって、そのように決定いたしまし た。
なお、ただいま の決 算審査特別委 員会は、来週14日の午前10時から本議場において 開催
をいたしますので 、御 了承を願いま す。
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○議長
石田康博
次に、日 程第3 の請願、陳情を議題といたします。
平成27年第3回 定例 会以降、去る 9月3日までに受理し、常任委員会に付託する請 願、
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平成27年(2015年)第4回川崎市議会定例会会議録 第4日(9月11日)
速報版
陳情は、お手元に 配付 してあります 請願陳情文書表のとおりであります。
ただいまの請願 、陳 情につきまし ては、文書表のとおり、それぞれの常任委員会に 付託
をいたします。( 資料 編*ページ参 照)
なお、この際、 お諮 りいたします 。ただいま付託をいたしました請願、陳情のうち 、本
会期中に審議未了 とな ったものにつ きましては、議会閉会中の継続審査にいたしたい と思
いますが、御異議 あり ませんか。
〔「異議な し」 と呼ぶ者あり 〕
○議長
石田康博
御異議な いもの と認めます。よって、そのように決定いたしまし た。
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○議長
石田康博
次に、日 程第4 の川崎市議会議会改革検討委員会の設置について を議
題といたします。 (資 料編*ページ 参照)
本件は、議会改 革に 関する 諸事項について協議または調整を行うため、地方自治法第100
条第 12項及び 会 議 規 則 第 131条 第 2 項の 規定 によ り 協 議等の 場 を臨 時に設 置 する も の で あ
ります。
お諮りいたしま す。 川崎市議会議 会改革検討委員会について、お手元に配付した設 置案
のとおり設置する こと に御異議あり ませんか。
〔「異議な し」 と呼ぶ者あり 〕
○議長
石田康博
御異議な いもの と認めます。よって、そのように決定いたしまし た。
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○議長
石田康博
お諮りい たしま す。本日はこれをもちまして散会することとし、 明日
12日から10月13日 まで の32日間は委 員会における議案審査等のため休会とし、次回の 本会
議は10月14日の午 前10時より再開し 、各案件に対する委員長報告、討論、採決等を行 いた
いと思いますが、 御異 議ありません か。
〔「異議な し」 と呼ぶ者あり 〕
○議長
石田康博
御異議な いもの と認めます。よって、そのように決定いたしまし た。
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○議長
石田康博
本日はこ れをも ちまして散会いたします。
午後3時22分散会
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