平成25年度事業報告書 平成25年度事業報告書 (平成25年4月1日から平成26年3月31日まで) 1 国際ビジネス振興事業(公益目的事業1) 国際ビジネス振興事業(公益目的事業1) 昨今の経済情勢や会員企業のニーズなどを踏まえ、海外の経済事務所を拠点とした国際ビジネ ス支援事業、海外ミッションの派遣・受入れによる国際ビジネスマッチング事業、国際ビジネス に関する情報の収集・発信を通じて、北九州地域の国際ビジネスの振興を図った。 (1)駐大連北九州市経済事務所及び駐上海北九州市経済事務所を拠点にした国際ビジネス支援 (1)駐大連北九州市経済事務所及び駐上海北九州市経済事務所を拠点にした国際ビジネス支援 ①「駐大連北九州市経済事務所」の活動 ⅰ 地元企業の中国ビジネスの支援 主に会員企業5社(自動化装置販売、土壌改良)を含め地元企業(7社)の中国ビ ジネスについて、大連市政府関係者の紹介や販路開拓先の紹介などの支援を行った。 ⅱ 北九州市のプロモーション活動 大連市の曹愛華常務副市長が8月に北九州市を訪問した際、大連市との循環型社会 構築に向けたMOU締結を支援した。10 月には、大連市の民間企業ミッション団と北 九州市の環境ビジネス団体との交流の場を提供し、中国への環境技術の販路拡大に向 けた支援を行った。また、大連市内の旅行会社を訪問し、北九州市を含めた日本への 観光セールスを行った結果、平成 25 年度に一般団体旅行客約 80 名が本市を訪問した。 ⅲ 中国情報の収集及び発信 大連に進出している本市企業 20 社(うち会員企業 13 社)や大連市政府関係機関と意 見交換を行い、現地の情報収集に努めた。また、現地の最新レポート「大連・東北部 通信」を会員等にメール配信するほか、当協会ホームページでも公開し、中国ビジネ ス情報を提供した。(平成 25 年度 2 回) ②「駐上海北九州市経済事務所」の活動 ⅰ 地元企業の中国ビジネス支援 主に会員企業 10 社を含め地元企業(15 社)の中国ビジネスについて、事業環境等の 調査、政府系機関を通じた関連企業の紹介、販路開拓などの支援を行った。 ⅱ 北九州市のプロモーション活動 本市とMOUを締結している北京環境交易所が主催する環境フォーラムにおいて、 北九州市の低炭素化の取り組みを発表するとともに、会員企業2社の関連技術の紹介、 企業間交流などを実施した。 また、桂林で開催された国際旅行博や上海で展開している日系百貨店(伊勢丹、高 島屋など)のイベント等において、他の九州自治体とともに観光ブースの出展並びに 会員企業3社の出展支援を行った。 ⅲ 中国情報の収集及び発信 上海に進出している本市企業 32 社(うち会員企業 15 社)や上海市政府関係機関と意見 交換を行い、現地の情報収集に努めた。また、現地の最新リポート「上海通信」を会員 等にメール配信するほか、当協会ホームページでも公開し、中国ビジネス情報を提供し た。(平成 25 年度 5 回) (2)国際ビジネスマッチング事業 (2)国際ビジネスマッチング事業 ① 海外ミッション(調査・視察団)の派遣・受入れ ⅰ 海外ミッションの派遣 ○ 経済交流ミッション団による台湾訪問 2010 年の「中・台両岸経済協力枠組協定(ECFA) 」及び 2011 年の「日台投資協定」締 結後、日本の中小企業の台湾進出が拡大するなど、日台間の経済活動は一層活発化する 中、平成 25 年 11 月 19 日~21 日にかけて(公社)北九州貿易協会の田坂会長を団長と した「経済交流ミッション団」を台湾に派遣した。 このミッション団には、北九州市の北橋市長がオブザーバーとして参加し、官民一体 となって北九州市の PR 活動を行うとともに、台湾経済団体等とのビジネス交流を図っ た。 ・日 程 平成25年11月19日~11月21日(3日間) ・内 容 高雄市政府 陳菊市長ほかとの意見交換、 三三企業交流会 江丙坤理事長ほかとの意見交換、 亜東関係協会 李嘉進会長ほかとの意見交換、 中国鋼鉄視察、本市進出企業の視察、 ・訪問者 団長 (公社)北九州貿易協会 会長 田坂 良昭ほか 16 名 高雄市視察(中央に高雄市・陳菊市長) 亜東関係協会との意見交換 ⅱ 海外ミッションの受入れ ○ 台湾・三三企業交流会との意見交換(5/23 台湾・三三企業交流会との意見交換(5/23) 5/23) 環境分野における先進的取組みをしている北九州市内企業・施設の視察、市内企業 との経済交流を目的に来北した三三企業交流会の江丙坤理事長ほか台湾経済団体幹部 と意見交換を行った。 ○ 韓国・光陽湾圏自由区域庁との意見交換(7/1,9/5 韓国・光陽湾圏自由区域庁との意見交換(7/1,9/5) 7/1,9/5) 北九州市と光陽湾地域間の経済交流の活性化を図るために来北し、事業説明会を開催 した光陽湾圏自由区域庁関係者と意見交換を行った。 ② 内外商談会及び見本市等への出展支援 ⅰ「大連デスク」の運営支援 今年度より企業間取引に特化した「大連デスク」 (旧「大連チャレンジショップ」)の運 営について、引き続き運営協議会のメンバーとして、会員企業等の中国市場開拓を支援し た。今年度は、「大連デスク」を運営するNPO法人北九州市大連交流協会主催の経済交 流ミッション(平成 26 年 2 月 21~24 日)により視察を行った。 ⅱ 内外展示会への出展支援 KTIセンターが実施する商談会の運営・支援を行うととともに、海外貿易関係機関に よる見本市・展示会などについて、会員企業などへの情報提供や北九州市の中小企業海外 展開に関する支援制度の活用促進を図った。 ③ 国際経済関連団体との連携 「九州貿易協会連絡協議会」・「九州経済国際化推進機構」との連携・強化 8月29日・30日に開催された「九州貿易協会連絡協議会」(於:北九州市開催)の幹 事を担当し、海外進出企業の情報収集、公益法人移行に伴う協会運営、会員増強対策などに ついて意見交換を行った。また、10月11日に開催された「九州経済国際化推進機構」の 幹事会に出席し、平成25年度事業進捗報告、平成26年度事業計画及び予算などについて 協議した。 ④ 国際経済情報センターの運営 「国際経済情報センター」(AIM8階)の入居機関との連絡調整を図るとともに、国際 経済情報ライブラリーの運営を行った。 ○入居機関 ・カナダ政府西日本通商事務所 ・中国煙台駐北九州経済貿易事務所 ・(一財)日本国際協力センター九州支所 (3)国際ビジネスアドバイス事業 (3)国際ビジネスアドバイス事業 ① 専門アドバイザーによる支援 国際ビジネスに精通した専門アドバイザー2名を配置し、北九州地域企業への貿易、投資、 技術連携等のアドバイスを行った。 【実績】 平成 25 年度相談件数 178 件 ② オンライン貿易相談 協会関連企業の実務担当者及び専門家を貿易アドバイザーとして登録し、ホームページを 活用したオンライン相談サービスを提供した。 ③ 協会職員による相談業務 会員企業からの問い合わせや相談などに対応するとともに、必要に応じて北九州市やジェ トロ北九州などに紹介した。 【実績】 平成 25 年度相談件数 695 件 (4)国際ビジネスに関する情報の収集・提供 (4)国際ビジネスに関する情報の収集・提供 ① 機関誌「北九州貿易情報(GLOBAL 機関誌「北九州貿易情報(GLOBAL VIEW)」の発行 VIEW)」の発行 海外の経済・貿易等に関する最新情報、北九州市の国際経済関連施策、会員企業の紹介、 展示会・商談会・セミナーなどの情報を掲載した協会の機関誌「北九州貿易情報(GLOBAL VIEW)」を年 4 回発行した。 ② 「KFTAウィークリ―ニュース」などの配信 最新のアジア経済情報を紹介する「KFTAウィークリーニュース」を週1回、会員企 業などに電子メールで配信した。(配信先 約 150 件) また、収集した海外の経済・貿易に関する最新情報、展示会・商談会情報、各種講座・ セミナーの情報等をホームページで提供するとともに、会員企業などにも電子メールで配 信した。 ③ 「北九州貿易統計」の発行 さらに、北九州市からの委託により北九州港の貿易状況をまとめた「北九州市貿易統計」 を発行し、会員企業等に提供した。 機関誌「北九州貿易情報」 ウイークリーニュース 北九州市貿易統計 2 国際ビジネス環境整備事業 国際ビジネス環境整備事業(公益目的事業2) ジネス環境整備事業(公益目的事業2) 国際ビジネスの展開・拡大に必要とされる人材育成のための専門研修やインキュベーション施 設の提供、国際ビジネスに関する講演会・セミナーの開催などを通じて、会員企業などの国際ビ ジネス創出の環境整備を行った。 (1)専門研修及びセミナー・講演会等の開催 (1)専門研修及びセミナー・講演会等の開催 ① 専門研修事業 専門研修事業 貿易にかかわる契約締結から履行までに必要とされる実務研修のほか、海外ビジネスに必要 となる語学研修に関する講座・各種セミナー等を開催した。 ⅰ 貿易実務講座 講座名 内 容 入門貿易実務 基礎編 6/6,7,20,21 (10 名受講) 実践編 7/11,12,18,19 (12 名受講) 講 師 立命館アジア太平洋大学 国際経営学部 (契約の締結、契約の準備・履行) 学部長 横山 研治 氏 貿易実務英語 (契約の締結・履行) 西南学院大学 外国語学科英語専攻 教授 福田 靖 氏 貿易実務上級 (契約の締結、契約の準備・履行) 立命館アジア太平洋大学 国際経営学部 学部長 横山 研治 氏 海上保険 東京海上日動火災保険㈱ 海上業務部 次長 荒木 均 氏 貿易保険制度 (独)日本貿易保険大阪支店 営業グループ長 服部 義一郎 氏 輸出入通関手続きのポイント 山九㈱九州エリア開発営業部 マネージャー 山口 昭雄 氏 信用状取引と外国為替相場 ㈱福岡銀行 海外ビジネスサポート室 副調査役 井上 和彦 氏 安全保障貿易管理制度 (リスト規制、キャッチオール規制等) 九州経済産業局国際部国際課 課長補佐 北島 貴子 氏 輸入業務の迅速化 山九㈱九州エリア開発営業部 参与 松浦 遼 氏 新 フォローアップ編 ○ 8/28 (21 名受講) 貿易実務講座を受講した方を 対象とした座学の総仕上げ ジェトロ認定貿易アドバイザー 前田 直明 氏 ⅱ 国際ビジネスコミュニケーション講座 新 超入門編(8 名受講) ○ ㈱アウルズ 4/24~6/26(毎週水曜日・10 回) フローレンス・ザッピア 氏 英会話 初級編(8 名受講) ケネス・ギブソン 氏 10/16,23,30,11/6,13 ② 各種セミナー開催事業 ○主催事業 セミナー名 新 国際ビジネス ○ スタートアップセミナー 5/15(23 名受講) 新 インドネシアビジネス ○ 人材育成セミナー 5/23,24(14 名受講) 税関セミナー 11/7(50 名受講) 内 容 講 師 海外に進出した企業の成功事 首藤インターナショナル(有) 例や失敗事例、ASEAN諸 代表 首藤 章三 氏 国の最新の貿易・投資環境 インドネシアビジネス事情、 日系企業の動向及び投資環 境、現地での人材育成など 国際ビジネスアドバイザー 坂本 英雄 氏 EPAの概要及び原産地規 則、輸出入に関する通関手続 きの電子化 門司税関業務部 部長 田中 正彦 氏 ほか 国際ビジネススタートアップセミナー ○共催事業 セミナー名 海外販路開拓 セミナー 5/8(24 名受講) 内 容 講 師 海外ビジネスの流れ、相手企 ジェトロ 有望案件専門家 業 の 探 し 方 、 海 外 展 示 会 を (機械・部品部門) 活用した販路開拓 柳田 敏明 氏 ベトナム投資環境最 現 ジ ェ ト ロ ハ ノ イ 事 務 所 ジェトロ ハノイ事務所 新情報セミナー アドバイザーによる最新の経 アドバイザー 5/30(30 名受講) 済・投資事情 細野 次郎 氏 北九州地域企業海外 展開支援セミナー 6/6(54 名受講) 途上国BOPビジネス、水ビ ジネスの海外展開 日本ポリグル㈱ 代表取締役会長 小田 兼利 氏 中国 省エネ・環境 中国における省エネ・環境ビ ジェトロ海外調査部 ビジネスセミナー ジネスに関する最新情報・日 中国北アジア課 6/27(15 名受講) 系企業の動向 課長 真家 陽一 氏ほか ベトナムRIT事業第 現地調査報告、ミッションの (公財)北九州国際技術協力協会 1回研究会 専門官 齋藤 導宣 氏ほか 概要説明 7/17(20 名受講) 米国シェール革命の実態 ジェトロ海外調査部 シェールガス開発の事態や産 とビジネスチャンス 北米課アドバイザー 業への影響・リスクなど 7/29(26 名受講) 木村 誠 氏 韓国RIT事業 第1回研究会 8/5(27 名受講) 現地調査報告、成約案件 事例、ミッションの概要説明 公益社団法人北九州貿易協会 貿易アドバイザー 佐藤 隆一 氏ほか 中小企業のためのア ア セ ア ン の 最 新 事 業 、 進 出 明倫国際法律事務所 セアン進出セミナー 中小企業の成功事例 弁護士 新里 浩樹 氏ほか 8/20(25 名受講) タイRIT事業 第2回研究会 8/23(16 名受講) 事前現地調査の結果報告 パシフィックコンサルタンツ㈱ 資源循環マネジメント部主任 中尾 剛 氏 農林水産物・食品 ジェトロシドニー事務所 オーストラリアの食品市場の 輸出セミナー 食品輸出コーディネーター 現状と輸出の展望 8/26(17 名受講) 守屋 太郎 氏ほか 安全保障貿易管理説 安全保障貿易管理、輸出管理 経済産業省安全保障貿易 明会 体制整備のポイント 管理担当官 悴田 康征 氏 9/3(58 名受講) 対チリビジネス・ 投資セミナー 9/11(35 名受講) チリのビジネス環境と投資機 駐日チリ大使館商務参事官 会、アグロビジネス、食品産 ヘルマン ベック 氏ほか 業 韓国RIT事業 第2回研究会 11/12(14 名受講) 現地調査の報告、日韓ビジネ ジェトロ海外調査部 スの最新動向 主査 百本 和弘 氏ほか ミャンマーセミナーin ミャンマーの現状、ダウェイ タイ国家経済社会開発委員会 北九州 開発、進出企業による実情 政策顧問 松島 大輔 氏ほか 11/14(80 名受講) 企業経営支援 セミナー 11/21(24 名受講) 知的財産セミナー 12/13(21 名受講) ベトナムRIT 第3回研究会 1/14(23 名受講) 改正高年齢者雇用安定法のポ 後藤労務管理事務所 イント、高年齢雇用者の処遇 特定社会保険労務士 と労務管理 後藤 昭文 氏 ASEAN(主にベトナム) 進出時の商標権保護と対策 ジェトロ知的財産課 知的財産専門家 森 詩郎 ベ ト ナ ム 経 済 の 最 新 経 済 情 ジェトロ海外調査部 勢、ハイフォン市におけるJ 主任調査研究員 ICA事業の取り組み 守部 裕行 氏 氏ほか シンガポールRIT 第2回研究会 シンガポール現地調査報告 2/4(30 名受講) ㈱安川電機 執行役員 アジア統括 柳瀬 茂人 氏ほか タイRIT事業 第3回研究会 2/19(19 名受講) アセアン進出の戦略と実務 ジェトロビジネス情報サービス部 新興国支援専門家 溝渕 正純 氏ほか 韓国経済最新事情 産業タイムズ社 ソウル支局長 嚴在漢 氏 韓国RIT事業 第3回研究会 2/19(11 名受講) はじめての海外進出 海 外 進 出 に 向 け た 、 事 前 調 ジェトロ貿易投資アドバイザー 勉強会 査・工場設立・販売体制など 伊東 孝之 氏ほか 2/28(12 名受講) ③ 講演会の開催 ○主催事業 国際ビジネス情報交流会 ・開催日 平成25年5月16日 ・会 ・講 場 師 ・テーマ リーガロイヤルホテル小倉 ㈱小島衣料オーナー、中小企業家同友会アジア情報センター代表 小島 正憲 氏 「中国及びアジア各国のリスクから考えるこれからの拠点づくり」 ・参加者 会員、関係団体、外国公館及び経済・貿易関係機関ほか 110 名 ○共催事業 ⅰ 「世界に広がる北九州の明日を考える懇話会」 地域の経済団体で構成する九州地域経済団体連携フォーラムが主催する講演 会の開催に協力した。 ・日 時 平成26年3月7日(金) ⅱ ・場 所 北九州国際会議場 ・講 師 独立行政法人科学技術振興機構 研究開発戦略センター センター長 吉川 弘之 氏 ・テーマ 「今後の我が国の科学技術イノベーションと工業都市‐北九州への期待」 ・参加者 約500名 西日本工業倶楽部午餐講演会 (一社)西日本工業倶楽部と連携して、経営者研修及び企業間交流を目的と した午餐講演会を開催した。(開催回数 6 回/参加者 57 名) ④ 新 国際ビジネスチャレンジ事業 ○ これから国際ビジネスを始めようとする北九州市内の小売・サービス企業を対象 に、国際ビジネスの基礎について実例を交えながら講座を開催した。また、基礎講 座参加者から選抜した企業が海外で実際のビジネス現場を体験する実地研修を実施 した。※北九州市からの受託事業 ○国際ビジネス基礎講座 【第1回】 開催日:平成25年9月4日 講 師:(株)つじり 営業本部長 統括マネージャー 辻 史郎氏 テーマ:「つじり茶屋、海外進出の舞台裏~現状と今後~」 【第2回】 開催日:平成25年10月16日 講 師:(公財)九州経済調査協会 総務部次長 加峯 隆義 氏 テーマ:「北九州企業の海外展開状況」 【第3回】 開催日:平成25年10月25日 講 師:明倫国際法律事務所 弁護士・弁理士 田中 雅敏氏ほか テーマ:「海外商談における英文価格表の重要性と作成要領」 「海外ビジネス環境と知財・法務」 ○海外実地研修(ベトナム; ○海外実地研修(ベトナム;ホーチミン市・12/15 ホーチミン市・12/15~ 12/15~19) 19) 基礎講座参加者から選抜された北九州市内の中小企業で、海外ビジネスへの新 規参入を検討している小売・サービス業の 4 社が、ホーチミン市を訪問し、ベト ナムに進出している日系企業の視察(計21社)、ホーチミン日本商工会との意 見交換などを行った。 【参加企業】㈱インフォメックス、木村商事㈱、極東海運㈱、㈱SCAI (2) KTIインキュベーションオフィスの管理運営 ① BSC(ビジネスサポートセンター)管理運営 対日投資促進を目的として、外国の公的機関や海外企業の北九州市における活動 を支援するために、スタートアップオフィスを提供した。 入居企業・団体 オーポラロシア福岡事務所 国名 入居許可期間 ロシア 平成 23 年 5 月 11 日~平成 26 年 5 月 10 日(継続) 中国 平成 25 年 12 月 9 日~平成 28 年 12 月 8 日(新規) 大連東友貿易有限公司 ②IBPO(国際ビジネスプロモーションオフィス)の管理運営 国際ビジネスの開拓や国際ビジネスの起業促進を目的として、ビジネスを新たに 行おうとする北九州地域の中小企業や起業家の活動を支援するため、スタートアッ プオフィスを提供した。平成 25 年度は新たに 5 社が入居した。 入居企業・団体 入居許可期間 リージャス合同会社 平成 23 年 8 月 15 日~平成 26 年 8 月 14 日(継続) ソフィアエンジニアリング㈱ 平成 23 年 9 月 5 日~平成 26 年 9 月 4 日(継続) 北九環境投資(有) 平成 24 年 6 月 1 日~平成 27 年 5 月 31 日(継続) Nale㈱ 平成 25 年 1 月 7 日~平成 28 年 1 月 6 日(継続) ㈱エースブリッジ 平成 25 年 5 月 7 日~平成 28 年 5 月 6 日(新規) シニアネット北九州 Lapia 平成 25 年 8 月 1 日~平成 28 年 7 月 31 日(新規) 平成 25 年 10 月 28 日~平成 28 年 10 月 27 日(新規) ㈱casabianca66 平成 26 年 1 月 14 日~平成 29 年 1 月 13 日(新規) ㈱バイセルトレード 平成 25 年 9 月 24 日~平成 26 年 3 月 10 日(新規・退去) 3 協会の活性化(その他事業) KTIセンターにおける協会の役割を果たすために、会員サービスの拡充や会員の拡大など、 協会組織の活性化を進めた。 (1)会員サービスの充実 会員企業のニーズを踏まえた新しい事業の実施、講座・セミナーの開催など、会員サービス の拡充を図るとともに、会員サービスの積極的なPRなどを通じて、会員拡大を図った。 (2)会員相互の交流促進 「国際ビジネス情報交流会」や「新年賀詞交歓会」(北九州商工会議所と共催)の開催など により通じて、会員相互の交流促進を図った。また、通常総会(年1回:5月)、理事会(年 2回:5月、3月)、正副会長会議(随時)など所定の会議を開催した。 事業報告附属明細書 平成25年度事業報告には、「一般社団法人及び一般財団法人に関する法律施行 34条第3項に規定する「事業報告の内容を補足する重要な事項」が 規則」第 存在しないので作成 しない。 平成26年4月 公益社団法人北九州貿易協会
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