コンピュータライゼイションと現代の諸問題 講演会の

2014 年 4 月 28 日
コンピュータライゼイションと現代の諸問題 講演会のお知らせ
(展開科目、キャリア女性学副専攻・情報メディアコース必修科目)
授業を履修していない方も、興味のある講演に、ぜひ、参加してください!
担当者:久東光代(心理学科・情報教育研究室) [email protected]
第1回~第4回とも、講演場所は、コンピュータ演習室1となります。
第1回 ======================
■ご講演日: 5月 9日(金)
■ご講演者: 生田緑地広報主担当・フリーランスディレクター 小山 均 氏
■ご講演タイトル: やらせの構造(テレビが抱える倫理の問題)
■ご講演者プロフィール:
1979 年 3 月、上智大学理工学部電気電子工学科卒業後、
(株)Full House 入社、81 年、ANB水曜スペシャ
ルに出向し探検隊員として世界を駆け巡る。84 年、ANB水曜スペシャル「フィリピン驚異の心霊手術」でデ
ビュー、86 年、フリーランスのディレクターとして独立。
2007~2009 年、東京経済大学コミュニケーション学部ゲスト講師、2008~2012 年、日本工学院専門学校 映
像・制作科講師、その後、2013 年 11 月 三井物産ファシリティーズ株式会社と契約し生田緑地広報主担当と
なり現在に至る。
主な作品 OA インタラク TV クイズ 地球ゴーラウンド他のデータ双方向番組(NHK BS HiVision)、ひとりでできるもん(秋
田きよみ編)(NKH教育) 、英語であそぼ<黒田久美子編・マリー編・羽生未来編 >(NHK教育)
、水曜スペシャル
川口浩探検隊 他 、
(ANB)タモリ倶楽部(ANB)
、はっけん! たいけん! だいすきしまじろう (TX)
、緊
急特番「臓器移植最前線」(TX) 他多数、VIDEO,DVD,CD-ROM,CMなど多数
■ご講演概要:
1979 年、上智大学理工学部を卒業。当時テレビ朝日で放送されていた「おもしろ MAP」に感銘を受けその番組の制作会社だった
(株)フルハウスのテレビ番組制作部にアシスタントディレクターとして入社。1981年 フルハウスより当時抜群の視聴率を誇
ったテレビ朝日「水曜スペシャル・川口探検隊チーム」に出向。以降およそ7年に渡り世界各地を取材し番組制作にあたりました。
訪れた主な国はアメリカ(全米刑務所/チャールズマンソンインタビュー、LA&NY 警察等)
、メキシコ、ベネズエラ(ギアナ高地
/アンヘルの滝)
、チリ、エクアドル(ガラパゴス諸島)
、ブラジル、フィリピン、スリランカ、タイ、中国、フィンランド、スイス、
オーストリア等、またこの番組以外でもオーストラリア、ネパール、イースター島などで取材をしています。海外での悪条件下(多
くの場所が日本人が初めて訪れるというようなところでした)
、決められた期間で番組を作り上げなければならないというかなりハー
ドな番組制作現場でした。この時期にいろいろな番組制作の KnowHow や決して諦めないという精神を身につけそれは今でも物作り
の基本としてしっかりと体の中にしみ込んでいます。
2007 年頃から東京経済大学、日本工学院専門学校などで講師として番組制作のしかたや精神について講義を始めました。そもそも
のきっかけは、この時期テレビ界で「やらせ」の問題が大きく取り上げられいくつかの番組や制作会社がなくなった時期であったか
らです。世紀のやらせ番組としても知られる水曜スペシャルの製作者としてこれからテレビに関わって行く若者達に当時の話やそれ
によって生じた様々な問題を提起したくこの仕事を引き受けました。これも子供番組の制作と同じく次世代育成という大きな意義を
感じています。
今回の講演では、テレビ朝日「水曜スペシャル・川口探検隊チーム」の番組の中の「やらせ」について、実際のビデオを見ながら、
その良し悪しについて考えていきます。
第2回 ======================
■ご講演日: 5月16日(金)
■ご講演者: 神風動画 代表 水崎 淳平 氏
■ご講演タイトル: アニメ業界ってどんなところ?最先端に触れてみよう!
■ご講演者プロフィール:
1973 年生まれ。京都造形芸大を卒業後、DTP やゲーム制作、セルアニメーション業界を経て、メディアの壁
を超えた作風を武器に神風動画を設立。代表作は”ジョジョの奇妙な冒険”オープニング、EXILE”BOW &
ARROWS”MV、安室奈美恵”Dr.”MV、
”FREEDOM” オープニング、
”ドラゴンクエスト IX”オープニ
ング等。 座右の銘は「妥協は死」
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2014 年 4 月 28 日
■ご講演概要:
『ジョジョの奇妙な冒険』TV シリーズのオープニング映像など独創的な作風を展開する CG プロダクション
とアニメーションスタジオの混血児、神風動画の主力スタッフをお迎えし、アニメーション業界の全体から制作
現場に至るまで、神風動画が制作した映像を交えながら、お話しいただきます。また、こうした業界で活躍する
女性の事例も紹介しながら、社会人に求められる人物像を紹介していただきます。
第3回 =====================
■ご講演日: 6月 6日(金)
■ご講演者名:株式会社アスコム編集部 舘 瑞恵 氏
■ご講演タイトル: 「編集」という仕事
■ご講演者プロフィール:
日本女子大学人間社会学部心理学科で認知心理学を学ぶ。卒業後、イギリス・ケンブリッジ大学大学院に留学。
修士号(生物科学)を取得後、帰国。日本女子大学大学院人間社会研究科心理学専攻博士課程(後期)に進学、
その間、日本学術振興会特別研究員を務める。単位取得後満期退学。その後、出版社に就職。現在、株式会社
アスコム編集部に勤務。主に語学書の編集を担当している。これまで担当した主な書籍は、デイビッド・セイ
ン氏の『
「ごちそうさま」を英語で言えますか?』
『英語サンドイッチメソッド』など。
■ご講演概要:
◆本を「編集」するとは? 本を「編集」するという仕事の内容についてお話しします。
◆「編集者」とは? 「編集者」として生きることの理想と現実、喜びと苦労についてお話しします。
私は、いま、書籍を「編集」するという仕事をしていますが、どんな仕事にも、その人がそれまで歩んできた人生や人柄がにじみ
出ます。たくさんの経験を積んだ方が断然「いい仕事」ができます。
私は 30 歳にしてこれまでのキャリアをなげうって新しい世界に飛び込みました。正直、キツイと感じることはありますが、他の人
と違う道を歩んでいるからこそ見える物や、表現できる世界があります。
もし、あなたにやってみたいことがあるなら、とにかく挑戦してみることをオススメします。
「私にはこのキャリアが足りないからここに就職するのは無理…」とか「いまさら進路を変更するのは難しい」などと思わないで
ください。とにかく自分のやりたいことや夢から逃げないで、どんどん挑戦してみてください。意外なほどスムーズに道が開けるこ
とがあります。そして、どんな経験も無駄になることはありません。すべて自分の人生の糧となり、あなたらしさが活かせる素敵な
仕事ができるようになります。
第4回 =====================
■ご講演日程: 6月20日(金)
■ご講演者名: 埼玉大学教育学部 野村 泰朗 氏
■ご講演タイトル: 「ものづくりと STEM 教育 ~学校知から社会知,生活知への学びの転換~」
■講演者のプロフィール:
東京工業大学大学院社会理工学研究科人間行動システム専攻を 1999 年 3 月に修了。同年 4 月より埼玉大学教
育学部にて、
今日的な教育問題に具体的な提案ができる臨床的な実践研究者としての教員を育てる仕事に従事。
専門は,教育工学の分野で,授業設計,情報教育,学習システムに関する研究を続けている。また,2000 年よ
り国際的なロボット技術の学習を通した科学技術教育活動であるロボカップジュニアの日本国内の活動を統括
し,現在一社ロボカップジュニア・ジャパン理事として活動している。
■講演内容の概要:
後ほど、お知らせします。
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