(1) 2014( 平成 26)年 8月1日 第 152 号 CONTENTS 即如さま ご門主をご退任 専如さま 第25代門主にご就任 ◇法統継承式 ( P2, P16) ◇新役員の紹介 ◇寄稿 -『連研ノートEの願い』 ◇NEWS&活動情報 ◇予報・インフォメーション 法統継承式より ㌻) 6月5日、第 代即如ご門主が 「 門 主 」 退 任 を 告 げ ら れ る「 御 消 息発布式」に続き日没勤行が行わ れ、 閉 門 後 に「 御 譲 渡 式 」( 非 公 開 ) が 御 影 堂 で 厳 粛 に 行 わ れ た。 御譲渡式では第 代ご門主より親 鸞聖人の御真影を安置する厨子の 鍵と、ご門主の印章及び衣体を受 けられた。 翌日の法統継承式では第1部で 「法要」が勤まり、第2部の「式典」 において専如ご門主が初の御消息 を発布された。 御消息では、これまでの宗門の 対応を厳しく振り返り、時代に迎 合することのないように注意深く 見極める必要があると指摘され た。また、ご縁のない方へのはた らきかけや新たな伝道方法を模索 する必要性を示され、現代の苦悩 をともに背負い、御同朋の社会を 目指して共に歩んでいくことを法 統継承にあたり就任の決意を述べ られた。 24 24 (写真は 16 法 統 継承式 25 現代の苦悩をともに背負い 御同朋の社会をめざして 第 代即如ご門主から法統を 継 承 さ れ、 専 如 さ ま が 第 代 ご 門 主 に 就 任 さ れ た。 6 月 5 日 の ごじょうとしき 「 御 譲 渡 式 」 を 終 え、 翌 日 6 日 に 御 影 堂 で 行 わ れ た「 法 統 継 承 式 」 の「 式 典 」 で 専 如 ご 門 主 は 8000人の参拝者を前に、初の 「 ご 消 息 」 と な る「 法 統 継 承 に 際 しての消息」を発布された。 24 (2) 2014( 平成 26)年 8月1日 ―法統継承に際しての消息― の選択が必要になる社会が再び到来し ないよう、注意深く見極めていく必要 宗門の現況を考えます時、各寺院に 本日、私は先代門主の意に従い、法 があります。 統を継承し、本願寺住職ならびに浄土 こと、 寺院にご縁のない方々に対して、 真 宗 本 願 寺 派 門 主 に 就 任 い た し ま し ご縁のある方々への伝道はもちろんの た。 ここに先代門主の長きにわたるご教 いかにはたらきかけていくのかを考え 導に深く感謝しますとともに、法統を ることも重要です。本願念仏のご法義 とはありませんが、 ご法義の伝え方は、 継承した責任の重さを思い、能う限り は、時代や社会が変化しても変わるこ の努力をいたす決意であります。 釈尊の説き明かされた阿弥陀如来の その変化につれて変わっていかねばな ご本願の救いは、七高僧の教えを承け らないでしょう。現代という時代にお た宗祖親鸞聖人によって、浄土真宗と いて、どのようにしてご法義を伝えて いうご法義として明らかにされ、その いくのか、宗門の英知を結集する必要 また、現代のさまざまな問題にどの 後、歴代の宗主方を中心として、多く があります。 の方々に支えられ、現代まで伝えられ てきました。その流れを受け継いで今 ように取り組むのか、とりわけ、東日 ここに法統を継承し、未来に向けてご 本大震災をはじめとする多くの被災地 「自信教人信」のお言葉をいただき、 など、問題は山積しています。 法義が伝えられていきますよう、力を の復興をどのように支援していくのか 尽くしたいと思います。 宗門の過去をふりかえりますと、あ るいは時代の常識に疑問を抱かなかっ 現代の苦悩をともに背負い、御同朋の 釋専如 六月六日 たことによる対応、あるいは宗門を存 社会をめざして皆様と歩んでまいりた 龍谷門主 二○一四 年 平 成 二 十 六 年 続させるための苦渋の選択としての対 いと思います。 応など、ご法義に順っていないと思え る対応もなされてきました。このよう な過去に学び、時代の常識を無批判に 受け入れることがないよう、また苦渋 2014( 平成 26)年 8月1日 (3) 新役員の紹介 芳則 任期満了に伴い役員の改選があり ましたのでご報告いたします。 藤井 大田 助永 克美 一男 照専寺 大通寺 竹原 良枝 藤原 稔 小林幡太郎 和田 邦二 常光 藤井 豊浦 小島 和信 宗城 和信 春勝 順海 照行 教善寺 教蓮寺 福泉坊 法正寺 専光寺 備後教堂参与幹事会 会長 深津 組 副会長 鴨川北組 御調東組 幹事 備中里組 奥 組 鴨川 組 三次 組 覚善寺 誓蓮寺 円光寺 法泉寺 寺院振興対策委員会 三次 組 深津 組 比婆 組 御調西組 常光 菊池 実践運動教区委員会 委員長 備後教区教務所長 副委員長 三次 組 覚善寺 比婆 組 中央委員 御調西組 委員 備中里組 備中里組 中 組 奥 組 奥 組 深津 組 深津 組 鴨川 組 鴨川北組 鴨川北組 沼隈西組 沼隈南組 沼隈南組 芦田 組 神石 組 三谿 組 三次 組 御調東組 御調東組 世羅 組 浄心寺 正専寺 光栄寺 増福寺 浄福寺 光善寺 崇興寺 泉龍寺 真光寺 照専寺 西明寺 寶福寺 善正寺 明浄寺 正善寺 専教寺 西善寺 金剛寺 正典坊 浄楽寺 法泉寺 円光寺 津田 田口 佐藤 藤本 西家 苅谷 深田 坂田 古孝 三島 赤柴 延廣 那須 立神 熊原 鎌倉 小武 金岡 河原 栗原 小島 豊浦 雅行 竹子 知水 直樹 昭二 友之 篤 秀麿 隆範 当子 証悟 正行 英信 義昭 得也 行雄 正教 親量 幸造 一乗 照行 順海 常光 菊池 和信 宗城 実践運動教区常任委員会 委員長 備後教区教務所長 副委員長 三次 組 覚善寺 比婆 組 中央委員 御調西組 常任委員 奥 組 芦田 組 世羅 組 深津 組 鴨川北組 増福寺 明浄寺 浄楽寺 崇興寺 照専寺 法泉寺 円光寺 藤本 立神 栗原 深田 三島 小島 豊浦 直樹 義昭 一乗 篤 当子 照行 順海 教区事業推進委員会 会長 備後教区教務所長 菊池 宗城 副会長 備中里組 地福寺 高橋 了融 御調西組 法泉寺 小島 照行 委員 同朋社会部会、門信徒部会、広 報伝道部会の委員 平山 桜田 赤柴 高橋 小島 菊池 智正 淑子 証悟 了融 照行 宗城 教区事業推進常任委員会 会長 備後教区教務所長 副会長 備中里組 地福寺 御調西組 法泉寺 常任委員 深津 組 光円寺 沼隈西組 浄泉坊 沼隈西組 西明寺 芦田 組 比婆 組 比婆 組 三次 組 御調東組 世羅 組 光明寺 西教寺 西念寺 西善寺 最円寺 光永寺 千葉 藤井 栗原 小武 三浦 毛利 教区事業検討委員会 隆誓 義英 尚道 正教 義純 慶典 実践運動教区常任委員会委員 教区事業推進委員会常任委員 地福寺 光行寺 照専寺 宝泉寺 慶照寺 照善坊 西念寺 西覺寺 福泉坊 萬福寺 西念寺 光永寺 西善寺 水戸 高橋 了融 苅屋 光影 佐々木至成 佐藤 秀圓 田坂 英尊 福間 真也 中山 忠明 伊川 大慶 季平 松林 栗原 毛利 小武 芳照 英水 尚道 慶典 正教 同朋社会部会 部長 三次 組 副部長 比婆 組 世羅 組 幹事 鴨川 組 沼隈西組 委員 備中里組 深津 組 鴨川北組 鴨川北組 芦田 組 三谿 組 比婆 組 三次 組 福泉坊 浩文 組 三次 (4) 2014( 平成 26)年 8月1日 御調東組 尊光寺 世羅 組 了安寺 世羅 組 正満寺 藤井 直樹 証悟 義英 大俊 司苑 淳治 西教寺 藤本 赤柴 武田 安部 平田 増福寺 西明寺 幹夫 淑子 平山 智正 田口 竹子 佐藤 知水 西家 昭二 松井 一昭 杉原 静子 箱田 義信 下間 一弘 川上 順之 常光 香誓 大淵 英範 盛田由美子 菅 治隆 藤間 桜田 正専寺 光栄寺 淨福寺 慶満寺 万福寺 西光寺 徳円寺 法泉寺 西福寺 大通寺 梅林寺 照明寺 光明寺 浄泉坊 門信徒部会 部長 比婆 組 副部長 奥 組 沼隈西組 幹事 深津 組 沼隈西組 委員 備中里組 中 組 奥 組 深津 組 沼隈西組 沼隈南組 芦田 組 神石 組 三次 組 御調東組 御調西組 世羅 組 組 光円寺 広報伝道部会 部長 深津 副部長 芦田 組 御調東組 委員 中 組 奥 組 鴨川 組 鴨川 組 鴨川北組 沼隈西組 沼隈西組 沼隈西組 芦田 組 神石 組 御調西組 世羅 組 辻之坊 淨福寺 正覚寺 浄光寺 圓福寺 万福寺 最明坊 大東坊 西福寺 正善寺 専光寺 浄楽寺 光明寺 最圓寺 杉原 山下 竹政 小林 三條 河村 日根 那須 山名 熊原 藤井 栗原 千葉 三浦 顕正 瑞円 信至 朋行 義見 祐昭 明俊 智雄 孝彰 得也 迎朋 一乗 隆誓 義純 各種専門委員会 専教寺 徳善寺 教蓮寺 専明寺 福泉坊 光明寺 光満寺 福泉坊 善行寺 正善寺 佐々木龍生 後谷 唯史 那須 照嗣 原田 顕照 季平 惠海 吉岡 隆義 赤柴 宏丞 高山 秀基 堤 有年 熊原 得也 同宗連専門委員 備中里組 中 組 奥 組 深津 組 鴨川 組 鴨川北組 沼隈西組 沼隈南組 芦田 組 神石 組 三谿 組 比婆 組 三次 組 御調東組 御調西組 世羅 組 法専寺 西念寺 西善寺 光林寺 西王寺 光永寺 加藤 哲真 栗原 尚道 小武 正教 箱田 正文 西王地教清 毛利 慶典 浄光寺 万福寺 光明寺 照源寺 最円寺 光徳寺 光円寺 明浄寺 小林 河村 千葉 久本 三浦 藤田 平山 立神 朋行 祐昭 隆誓 晃道 義純 徹信 智正 義昭 法式法務専門委員 委員長 芦田 組 副委員長 深津 組 委員 鴨川 組 沼隈西組 芦田 組 御調東組 御調東組 御調西組 光栄寺 増福寺 崇興寺 勝願寺 正福寺 浄楽寺 佐藤 藤本 枝廣 足利 廣田 栗原 知水 直樹 慶樹 義信 光宣 一乗 FM専門委員 委員長 世羅 組 副委員長 鴨川 組 深津 組 委員 中 組 奥 組 深津 組 深津 組 深津 組 深津 組 深津 組 鴨川 組 鴨川北組 鴨川北組 沼隈西組 沼隈南組 三次 組 三次 組 神石 組 世羅 組 世羅 組 光明寺 光円寺 光行寺 慶満寺 浄光寺 照専寺 円福寺 大東坊 南禅坊 西覺寺 専正寺 正善寺 善行寺 照明寺 藤間 幹夫 平山 智正 苅屋 光影 松井 一昭 小林 朋行 佐々木弘海 三條 義見 那須 智雄 高階 百壽 伊川 大慶 深水 顕真 熊原 得也 真澄 慎一 菅 治隆 教蓮寺 法真寺 専光寺 光円寺 浄光寺 正覚寺 照源寺 光明寺 専正寺 那須 生駄 藤井 三次 小林 廣本 久本 藤間 深水 昭範 真 明徳 弘樹 朋行 勝己 晃道 幹夫 顕真 IT専門委員 委員長 三次 組 副委員長 深津 組 委員 奥 組 深津 組 深津 組 深津 組 鴨川 組 鴨川 組 御調東組 教区報専門委員 2014( 平成 26)年 8月1日 (5) 委員長 比婆 組 副委員長 世羅 組 委員 奥 組 深津 組 深津 組 芦田 組 三次 組 御調東組 御調西組 淨福寺 光行寺 慶満寺 西福寺 源光寺 照源寺 専光寺 浄楽寺 西教寺 山下 苅屋 松井 山名 福間 久本 藤井 栗原 藤井 瑞円 光影 一昭 孝彰 玄猷 晃道 迎朋 一乗 義英 蓮乗寺 蓮通寺 浄福寺 専光寺 正覚寺 照専寺 福照坊 法輪寺 妙泉寺 正光寺 善徳寺 光縁寺 照林坊 大通寺 正明寺 明善寺 田井 智彦 三宅 信行 山下 瑞円 藤井 明徳 竹政 信至 佐々木弘海 岡部 哲應 足利 法水 矢追 貴祥 和泉 裕生 長谷川憲章 渡邊 真雄 明山 晃映 大淵 英範 沼隈 純 長岡 宗道 組勤式推進員 備中里組 中 組 奥 組 深津 組 鴨川 組 鴨川北組 沼隈西組 沼隈南組 芦田 組 神石 組 三谿 組 比婆 組 三次 組 御調東組 御調西組 世羅 組 浄心寺 徳善寺 誓蓮寺 泉龍寺 泉蔵坊 万福寺 南泉坊 明浄寺 光徳寺 正覚寺 禅仏寺 真光寺 龍見寺 正満寺 善教寺 正典坊 内海 岩井 藤井 吉岡 松川 寺岡 髙田 錦織 江村 今井 寺岡 三吉 首藤 新谷 河上 河原 義郎 耕一 春勝 卓志 隆治 清治 靖正 徹也 良治 正治 政徳 献二 武昭 隆之 勲 幸造 門徒総代会世話人 座長 御調東組 副座長 奥 組 世話人 備中里組 中 組 深津 組 鴨川 組 鴨川北組 沼隈西組 沼隈南組 芦田 組 神石 組 三谿 組 比婆 組 三次 組 御調西組 世羅 組 塩田 高橋 佐藤 杉原 藤本 金藤 由成 慧 知水 顕正 直樹 恵幸 組キッズサンガサポーター (チーフ・サブの順) 備中里組 高運寺 備中里組 地福寺 中 組 光栄寺 中 組 辻之坊 奥 組 増福寺 奥 組 光傳寺 深津 組 深津 組 鴨川 組 鴨川 組 鴨川北組 鴨川北組 沼隈西組 沼隈西組 沼隈南組 沼隈南組 芦田 組 芦田 組 神石 組 神石 組 三谿 組 三谿 組 比婆 組 比婆 組 三次 組 三次 組 御調東組 御調東組 御調西組 御調西組 世羅 組 世羅 組 崇興寺 正善寺 勝願寺 福泉寺 正明寺 宝泉寺 最明坊 大東坊 南禅坊 西光寺 妙泉寺 慶照寺 金蔵寺 法泉寺 善徳寺 立泉寺 浄蓮寺 円正寺 源光寺 西覚寺 円龍寺 青松寺 善教寺 法泉寺 法泉坊 光源寺 枝廣 慶樹 藤井 教証 足利 義信 児玉 隆志 渡辺 浩之 佐藤 秀信 日根 明俊 那須 智雄 高階 百壽 箱田 義信 箱田 晃哲 田坂 英尊 杉原 秀晃 川上 順之 長谷川憲章 一條 照代 法蘓 浩信 伊達 崇史 福間 玄猷 伊川 大慶 池上 走珠 中野 篤史 小島 信章 小島 芳照 毛利 令就 真教寺春窓 各教化団体 布教団役員 団長 備後教区教務所長 副団長 深津 組 光榮寺 沼隈南組 善正寺 世羅 組 浄楽寺 参与 深津 組 光榮寺 委員 備中里組 蓮乗寺 奥 組 浄福寺 深津 組 光円寺 沼隈南組 光源寺 沼隈南組 南泉坊 芦田 組 善行寺 神石 組 法泉寺 三谿 組 善徳寺 比婆 組 西教寺 三次 組 源光寺 三次 組 円勝寺 御調東組 法光寺 世羅 組 教専寺 青年代表 鴨川北組 円福寺 平山 平山 那須 栗原 菊池 義隆 義文 英信 一乗 宗城 佐々木和子 義見 田井 智彦 山下 義円 平山 智正 北山 祐章 岡部 正顕 堤 有年 川上 順之 長谷川憲章 藤井 義英 福間 玄猷 蔀 晃尊 季平 博昭 福間 義朝 三條 照専寺 津田 治子 浄心寺 寺族婦人会連盟役員 委員長 鴨川北組 副委員長 備中里組 御調東組 委員 中 組 奥 組 深津 組 深津 組 鴨川 組 鴨川北組 沼隈西組 沼隈西組 沼隈南組 芦田 組 神石 組 三谿 組 比婆 組 宣子 比婆 組 三次 組 三次 組 御調東組 御調西組 世羅 組 世羅 組 西明寺 高輪寺 光西寺 大通寺 法泉寺 明善寺 正満寺 西楽寺 光林寺 崇興寺 黒岩 初美 吉田ゆきえ 長田真由美 大淵 恵 小島 篤子 長岡 素子 島津 智子 篤 千代丸一明 元廣 清志 深田 仏壮連盟役員 理事長 深津 組 副理事長 比婆 組 御調東組 顧問 深津 組 役員 深津 組 芦田 組 神石 組 三谿 組 比婆 組 三次 組 三次 組 御調東組 御調東組 御調西組 世羅 組 正福寺 明浄寺 泉正寺 立泉寺 圓光寺 法正寺 東光坊 光林寺 大通寺 法泉寺 善行寺 正福寺 森久 平井 佐藤 平岡 渡邉 塩田 坂根 元廣 甲田 菜原 豊田 石井 繁 省三 雅俊 誠 耕三 博惟 弘視 清志 正規 繁一 哲夫 輝美 る。各組独自の資料を挟み込めば、オリジナルな組 『連研ノート』 の作成も可能である。確かに機能的で実用的であるが、 その内容は現状の備後教区内の組「連研」にどのように活用可能なのか、「連研」を所掌する門信徒部会では7月8日、 このノート制作の中心的メンバーである教材作成部会の松野尾慈音・東海教区明願寺住職を講師に招き「連研のため の研究会」をテーマ「連研ノートEのねらい」で開催した。以下、その内容まとめてみた(文責・門信徒部会) スタッフノートも用意 このノートEの特徴はスタッフ ノートが用意されていること。「連 研」スタッフがこのノートを使っ てどのような「連研」を開催する のか、その連研の原点と今日的課 題を確認するための手引き書と なっており、ファイルできるよう、 左 側 穴 が あ り『 連 研 ノ ー ト E 』 と併せて活用できる。 このスタッフノートに掲載され て い る 内 容 に つ い て 松 野 尾 師 は、 過去 年の「連研」の実績から現 在と今後に求められる「連研」の 要素の変化を挙げた。その一つに 「教養講座」 「知識習得型」から「話 し合い法座を通して自らを確か め、新たな出会いをいただくこと にある」とした。その背景には今 日の宗門の課題が団塊世代以降の 人 々 へ ア プ ロ ー チ に あ る と 説 明。 このため、このノートを使いこな すには、連研スタッフがしっかり と し た 事 前 打 ち 合 わ せ を し、「 連 研」開催の願い、目的、参加者へ アプローチなど、確認の必要性が あることを説明した。 2 武田 実相由紀子 山下 里絵 平山 寿賀 仁科 恵子 足利由希子 渡邊 篤子 藤原 裕子 赤柴不二恵 佐藤 香織 立神多恵香 馬屋原 純 鎌倉恵利子 村上 聖子 『連研ノートE』の願い 教材制作部会の松野尾慈音師を招き 「連研のための研究会」より教区の現 状の中でどのように活用するのか 頁数 ページ)が去る3月発行された。『連研ノート』A・B・C・Dの続編で、 体裁はこれまでのノート形式からフラッ E トファイル形式に変更し、レジュメや関連資料も同時に挟み込みし保存できるよう、より実用的な配慮がなされてい 72 30 尊光寺 西明寺 淨福寺 光榮寺 光蓮寺 勝願寺 正明寺 正藏坊 西明寺 善徳寺 明浄寺 教西寺 専教寺 徳了寺 投稿 寄 待望久しい「門徒推進養成連続研修会」 (以下「連研」 )のためのテキスト・ 『連研ノート 』 (門信徒教化部編・A4判・ ▲松野尾慈音師 (6) 2014( 平成 26)年 8月1日 2014( 平成 26)年 8月1日 (7) 11 12 を」となっているから、一つのス トーリーによって構成される。そ こから「起承転結」が生まれたも のと思える。スタッフには話し合 い法座の方向性を確認し合うこと や、やたら聖典などの言葉を引用 しないように心がけることが必要 となる、とも指摘している。 この研修会を終えて門徒推進員 の人々に感想を聞くと好評で「こ のノートEにそって話し合い法座 をしてみたい」という意見があっ たのに対し、僧侶側では首を傾げ る 人 が 多 か っ た の も 事 実 で あ る。 確かに備後教区 組中 組が「連 研」を開催経験をもつという驚異 的な達成率であるが、現状はやは り「 教 養 講 座 」「 知 識 習 得 型 」 が 多 い 現 状 だ。 松 野 尾 師 は 決 し て、 こうした「連研」を否定している のではない、と前置きし、少しで も『連研ノートE』が目指す方向 性に近づいて欲しい、と強調した。 最後に、このノートの願いについ て、ある教区の『門徒推進だより』 に掲載された参加者の思いを紹介 されたので別掲する。 16 14 自分の内面を掘り下げ新たな出会いへ 月に第1回の連研に参加し、半月 うのがいつも心にあって、少し、世界 んなことだって起こりうるんだ」とい のようなものでした。それからは「ど ほどたった 月の肇に、以前には考え が以前とは違った見え方をするように ても楽しいです。 られなかったような心境の変化があり なりました。 はじめ ました。それは脚立の上から落ちて腰 い 」 と、 す ご く び っ く り し た ん で す。 なことが私に起きるなんて信じられな も、 驚 き の ほ う が 大 き か っ た。 「こん い ほ ど で し た。 で も、 そ の 痛 み よ り それはそれは痛くて、しばらく動けな 私に届いたのかしら?(←まだハテナ 弥陀さまのはたらきが、こうした形で にせずにはおかない」と聞いてきて阿 とし生けるものをことごとく救って仏 せんでした。でも最近になって「生き はそれと阿弥陀さまが全く結びつきま こんな心境の変化があっても、当初 脚立から落ちる直前の瞬間まで、落ち マーク付きですが) と、 思うようになっ を強打した時、突然起こりました。 るなんて思いもしなかったのに「こん てきました。 でも、 日常の私は全く変わりません。 なに全く予期しなかったことが起こる ことってあるんだ」と、本当にびっく ろ」という言葉にひかれて参加しまし に、連研のことを聞き「心のよりどこ た。お寺にも少しずつ通っているうち そのころから真宗の本を読み始めまし きっかけで、 初めてお寺とご縁ができ、 2 年 前、 義 父 が 亡 く な っ た こ と が ようだ、ありがたい」というようなこ てよかった」とか「骨折はしていない きました。それは「打ち所が悪くなく た。そして何故だか感謝の念が湧いて たのかと。心が突然わかった感じでし りにならない」 って、 こういうことだっ ん で す。 「 無 常 」 と か「 人 生、 思 い 通 のか」と、急にすとんと、腑に落ちた そうしたら「あぁ、このことだった ます。よろしくお願いします。 楽しみながら参加していきたいと思い 私の希望になっています。これからも ち必ずわかります」という言葉が今の からかけられた「聞いていればそのう でも、前回オブザーバーの僧侶の方 も思えない。 思っている自分が悪いなんてどうして り正しいとしか思えないし、正しいと 一喜一憂する日々です。自分はやっぱ 日 々 起 こ る 様 々 な こ と に 振 り 回 さ れ、 た。日常のしがらみのない新しい場所 とではなくって、 この事故のおかげで、 りしました。 で、自分の心から湧いてくるウソのな 真実の姿を見せてもらえたという喜び 「ひとつの気づき」 12 い言葉を話せるというのが新鮮で、と (岡崎市亀井町・犬塚晶子さん) 11 「起承転結」の構成が目指すもの たとえば「 の問い」の構成が 1 ~ 2 は「 起 」 、 3 ~ 6 が「 承 」 、 7 ~ が「 転 」 、 ~ が「 結 」 となっている。これまでのノート の研修によると、知識を体系的に 学ぶので「宗教→仏教→真宗→現 実問題」という構成になっている ので、研修も進めやすかった。 しかし、このノートEは「自分 の内面を掘り下げ→自分と社会と の関わりを確かめ→新たなであい 12 『教養・知識型』から団塊の世代へアプローチ 10 僧侶研修会 64 15 ▲徳永一道和上 研修の様子 【 広 報 伝 道 部 会 】 5 月 日、 御 調東組照源寺(久本晃道住職)を 会所とし僧侶研修会を開催。講師 は勧学寮頭の徳永一道和上をお招 き し、「 宗 教 の 社 会 性 」 に つ い て ご講義された。 名の教区内僧侶 が参加。 教区で は、 本 研 修会の開 催 時 期、 開催場所、 研修内容 等、 次 年 度以降の 開催内容 について 更なる検 討をして ▶照源寺会館にて いく。 実践運動研修会 35 26 【 仏 婦 連 盟 】 6 月 日、 仏 婦 連 盟(三島当子委員長)では、寺族 婦 人 会 連 盟( 佐 々 木 和 子 委 員 長 ) との合同で実践運動研修会を開催 しそれぞれ仏婦会員145名、寺 族婦人 名が参加。講師は岩間行 則師(本願寺ウィスタリアガーデ ン 施 設 長 ) で、「 今、 求 め ら れ て いるもの」と題し講義された。 5月 8日 9日 日 日 日 日 日 日 日 日 日 日 6月 3日 4日 5日 日 日 日 日 日 日 日 日 6 99 月月 ) ) (6 (~~ 仏婦役員会 布教団役員会 ビハーラ役員会 教堂常例法座 勤式研修旅行 (~ 日八尾市 顕証寺) 寺婦役員会 僧侶研修会 (御調東組照源寺) 保育連絡協議会 平和のつどい実行委員会 仏壮役員会 教区事業検討委員会 寺婦新旧役員会 同朋三者懇委員会 キッズサンガ委員会 真宗講座第6回 法統継承式(~6日 本山) 教堂常例法座 寺族婦人会総会 法式法務委員会 教堂責役総代会 寺院振興対策委員会 保護司会設立総会 組長会 布教団総会・研修会 12 11 11 「蓮如 忌 」 に 出 勤 【勤式】教区勤式指導所(藤 田 徹 信 勤 式 指 導 員 ) で は、 5 月 日 ~ 日、 前 期 勤 式 研 修 会を顕証寺(大阪府八尾市近松照 俊住職) での法要実習として開催。 今回の研修で は、 顕証寺 「蓮 如忌」への法 要出勤をメイ ンとしてお り、 名以上 の出勤者とと もに備後教区 内僧侶 名が 出勤した。 ▶顕証寺にて 80 11 15 12 29 23 22 17 16 15 19 18 17 13 13 12 12 11 12 ▼蓮如忌法要 ▲岩間行則講師 ▲研修の様子 News & 11 (8) 2014( 平成 26)年 8月1日 2014( 平成 26)年 8月1日 (9) 子どもへの対応を学ぶ 【少年連盟】7月9日、備後教堂にてキッズサン ガ公開講座 少 ( 年連盟指導者研修会 が ) 備後教堂で 開催された。講師に臨床心理士・スクールカウンセ ラーの武田正文先生 山 ( 陰教区邑智東組高善寺 を ) お招きし、「現代の子どもの理解と関わり方」をテー マに、発達障害について、またキッズサンガにおけ る子どもへの対応について講義をいただいた。 中四国ブロック少年連盟指導者研修会 日 寺婦役員会 門徒推進員のつどい 同朋部会 わかちあいの会 仏壮夏期研修会 (三谿組立泉寺) 門徒総代会世話人会 24 同朋三者懇 話 会 【同朋社会部会】6月2日、同朋三者懇話会が備 後教区担当にて福山市人権交流センターに於いて開 催された。備後教区からの出席者は菊池宗城教務所 長・事務局を含め 名。発表は小武正教委員より「安 心論題『真俗二諦』は今―浄土真宗本願寺派の現実 から問いただす―」と題して行われた。全体の参加 者は約 名。 補任式、研 修 会 【少年連盟】7月3日~4日、本願寺広島別院に おいて、中四国ブロック少年連盟指導者研修会が開 催された。備後教区からは 名の参加。3日は「こ どもたちへの望ましい接し方」と題し、山出久男先 生(サンフレッチェ広島普及部部長・アカデミーダ イレクター)より、JFAキッズリーダーU|6講 習会が行われた。4日は「よく飛ぶ紙飛行機を作ろ う!」と題し、中野正之先生(東急ハンズ木工房ス タッフ)より実演をいただいた。 日 布教団夏期布教大会 日 仏壮連盟役員会 66 99 月月 ) ) ( (~~ 日 門推連絡協議会 日 勧学寮真宗講座 (~ 日 備後教堂) 日 仏婦実践運動研修会 日 門推世話人会・門信徒部会 日 連研新教材普及学習会 日 広島同宗連役員会 7月 2日 同朋社会部会 3日 ビハーラ備後総会・公開講座 ビハーラ役員会 4日 門推世話人会 5日 保育新任補任式研修会 8日 連研のための研究会 9日 少年連盟総会 9日 キッズサポーター連絡協議会 キッズ公開講座 9日 勤式練習会 日 教堂常例法座 日 特別布教大会(備中里組教善寺) 日 日 日 日 日 23 23 21 20 30 27 27 26 27 26 24 18 17 12 11 28 14 【保育連盟】7月5日、隔年で開催される保育連 盟新任教職員補任式・研修会が備後教堂本堂に於い て開催された。受式者は6園より 名。菊池宗城教 務所長より補任状、熊 原得也委員長より記 念品贈呈が行われ、研 修会では島津惠航師 (世羅組正満寺)より ご法話をいただいた。 ▼補任状授与 14 ▲広島別院にて ▼研修の様子 13 45 | ▲研修会終了後皆さんと一緒に 連研ノートEのねらい 仏壮連盟夏期研修会 ▼仏壮会員の皆さま 全国真宗青年の集い 26 ◀模擬仏前結婚式・ファッションショー ▲金尾さん親子、 米沢さん家族が参加 (¥810) (¥ 2 16) ▲連研ノートE スタッフノート 22 18 27 27 門徒推進員 の つ ど い ▼松野尾慈恩師(右) 42 【 連 研 】 7 月 8 日、 備 後 教 堂 に 【 仏 壮 】 7 月 日、 三 谿 組 立 泉 寺 【 仏 青 】 去 る 7 月 日( 土 ) ~ て連研のための研究会が開催され に於いて仏壮連盟夏期研修会が開 日( 日 )、 専 如 ご 門 主 様 ご 臨 席 の た。講師に『連研ノートE』の作 催された。宮本義宣師(仏教壮年 もと、札幌別院を会場に『全国真 成に携わられた松野尾慈音師 東 会連盟講師、東京教区神奈川組髙 宗青年のつどい北海道大会』が ( 海教区額田組明願寺 をお招き 願寺住職)より「法統継承された 開催された。備後教区からは職員 ) し、各組より組長、副組長、組連 専如ご門主のご消息をいただい 含め5名で参加し、大平光代さん 研スタッフ、門徒推進員計 名参 て」とテーマを掲げ、即如前門様、 の基調講演、仏前結婚式をモチー 加のもと『連研ノートE』の意義・ 専如ご門主様のご消息を細かく紹 フとしたファッションショー、北 ねらいについてお話いただいた。 介された。また、現代・将来の社 海道教区仏青会員による朗読劇な 会状況を踏まえ、教団は何をすべ ど、仏青の可能性、そしてこれか きか、仏壮会員はどう関わってい ら 未 ( 来 を) 考える大会となった。 くべきかを語られた。 ▲宮本義宣師 【 門 推 】 7 月 日、 備 後 教 堂 に て門徒推進員のつどいが開催され た。各組より 名の門徒推進員が 参 加 し た。 午 前 中 は 連 絡 協 議 会、 そして門信徒部会委員の佐藤知水 師 中 ( 組光栄寺 に ) 「御同朋の社 会をめざす運動 門徒推進員の心 得 」 をテーマに講義をいただき、 午後は講義をふまえて班別の話し 合い法座を行った。 | (10) 2014( 平成 26)年 8月1日 2014( 平成 26)年 8月1日 (11) 師( 三 谿 組 善 徳 寺 )、 真 澄 真 一 師 第 回全国 布 教 使 大 会 「布教使の心得」を学び (世羅組善行寺)、平山義文師(副 夏期布教大会開催 【 布 教 団 】 5 月 日 ~ 日、 本 団長 深津組光榮寺)。 6月 日平成 年度定期総会を 願寺において、第 回全国布教使 大 会 が 開 催 さ れ た。 日 の 午 前、 備 後 教 堂 に て 開 催。 午 前 中、 前 年度の行事報告及び決算に 総会所において3名の記念 ついて承認を受けた。また、 布教があり、午後からは平安 役 員 改 選 で は、 新 役 員( 2 高 校 講 堂 に お い て、 「布教使 年 任 期 ) が 決 ま り、 新 た な 大会白熱教室」と題され、小 ス タ ー ト を 切 っ た。 午 後 の 林正弥氏(千葉大学大学院教 研修会では、小林顕英師(大 ◀熱心に聴聞されるお同行 授)による対話型講義が行わ 阪 教 区 法 栄 寺 ) に「 布 教 使 れた。 日には阿弥陀堂にお の心得」をテーマに研修を いて物故者追悼のつどいが 受けた。 行われ、その後、御影堂にお 日の夏期布教大会にお いて勧学寮頭である徳永一 い て は、 午 前 午 後 と お 取 次 道和上より「浄土真宗法義の ぎ が 行 わ れ、 教 区 内 外 よ り 公共性ということ」と題さ 約 名が参拝。 れ、ご講義をいただいた。 出講者は本講師の小林顕英師、伊 川 大 慶 師( 三 次 組 西 覺 寺 )、 栗 原 一乗師(副団長 世羅組浄楽寺)、 平 山 智 正 師( 深 津 組 光 円 寺 )、 深 水正道師(三次組専正寺)の5名。 19 20 26 特別布教大会 90 7月 日、備中里組教善寺(千 葉隆之住職)を会場に特別布教大 会を開催し、4名の布教団員がお 取次ぎをした。出講者は川上順之 師( 神 石 組 法 泉 寺 )、 長 谷 川 憲 章 ▲御影堂にて 12 14 30 29 ▲平山義文副団長 死ぬじゃのうて 生きること なむあみだぶに 生きること 浅原才市 14 29 30 任役員 《 願 記 》 責に ついて ○責任役員の人数は? 各寺々則の 条 文 の 中 に ( 員 数 )「 こ の 寺 院 に は、 ○ 人 の 責 任 役 員 を 置 き、 そ の う ち 1人を代表役員とする」とあ る よ う に、 責 任 役 員 の 定 数 は 寺則によって定められていま す。 ま た、 門 徒 総 代 に つ い て も同様に員数が寺則の中に定 め ら れ て い ま す( 各 寺 の 寺 則 によって謳われている数は異 な り ま す )。 さ ら に、 責 任 役 員 の う ち 少 な く と も 1 人 は、 門徒のうちから門徒総代が選 んだものでなければなりませ ん。 ○任期は? 責 任 役 員 の 任 期 は、 前 任 者 の 残任期間とする。 」 ○役員の申請はどうするの? 責 任 役 員 の 申 請 は、 任 期 4 年ごとに本山に提出する必要 が あ り ま す。 申 請 書 類 に つ き ま し て は、 本 願 寺 ホ ー ム ペ ー ジ内「宗務所各部運用サイト」 →「 お 寺 の 情 報 箱 」 →「 願 記 取扱要綱」よりダウンロード で き ま す。 ま た は、 教 務 所 に お問い合わせ下さい。 責任役員が全員再任の場合 は、 願 記 冥 加 金 は 不 要 で す。 た だ し、 一 人 で も 役 員 に 変 更 が あ る 場 合、 ま た は、 4 年 の 任期が満了しその後1年間が 経過した後の申請は次の冥加 金が必要です。 本山12,000円 教区 6,000円 ( 責 任 役 員 の 任 期 )「 代 表 役 員以外の任期は、4年とする。 但 し、 再 任 さ れ る こ と が で き 責 任 役 員 が 任 期 中 に 死 亡 ま た は 辞 任 さ れ た 場 合、 す み や か る。 2 補 欠 に よ っ て、 就 任 し た に 補 充 員 を 任 命 す る 必 要 が あ り ま す。 そ の 場 合、 新 し く 就 任した役員の任期は前任者の 残 任 期 間 と な り ま す。 ま た 死 亡 に よ り 退 任 の 場 合、 死 亡 を 証 明 す る 書 類 が、 辞 任 の 場 合 は、退任願が必要です。 ○申請書類の提出は いつどこに? 申請書類の提出先は教務 所で す。任期満了の一ヶ月前 から受理できます。 ※ 尚、 責 任 役 員 任 期 満 了 日 に つ い て は 各 寺 で 異 な る た め、 本 山 及 び教 務 所 か ら は 通 知 さ れません。 予め各寺でご確認くださ い。 ならない。 2 宗 教 法 人 の 事 務 所 に は、 常に次に掲げる書類及び帳簿 を備えなければならない。一、 規則及び認証書 二、役員名簿・・・ 4 宗 教 法 人 は、 毎 会 計 年 度 終 了 後 四 月 以 内 に、 第 二 項 の 規定により当該宗教法人の事 務所に備えられた同項第二 号から第四号まで及び第六 号に掲げる書類の写しを所 轄庁に提出しなければならな い。・・・」 と あ り ま す よ う に、 法 人 は 毎年4月1日から7月 日ま で に、 役 員 名 簿 の 写 し を 所 轄庁に提出する義務がありま す。 ○注意事項 ○所轄庁への役員名簿 提出の義務 な お、 責 任 役 員・ 総 代 の 任 宗教法人法 第二十五条 期 が 切 れ た 場 合、 役 員 の 同 意 「宗教法人は、その設立(合 を 必 要 と す る そ の 他 の 願 記 併 に よ る 設 立 を 含 む。 )の時 (住職任命申請等)を提出す に 財 産 目 録 を、 毎 会 計 年 度 終 る 際 に は、 同 意 が 無 効 と な り 了 後 三 月 以 内 に 財 産 目 録 及 び ますのでご注意下さい。 収支計算書を作成しなければ 31 (12) 2014( 平成 26)年 8月1日 2014( 平成 26)年 8月1日 (13) キッズサンガ推進委員会の製 作しました「キッズ袋」のデザイ ンが一部改良しました。各組のサ ポーターへ組内の寺院配布用とし て、サンプルをお渡ししておりま す。 日常のお参りに、 またはサマー スクール・こども会等に引き続き 活用いただければと思います。 青年布教使大会 9月 29 日(月) 御調西組 南光寺 6名 9月「仏縁をいただく」 苅屋光影(福山市光行寺) 敬 ( 称略) 教堂常例法座出講者 と き ところ 出講者 9月6日(土) ゲストウェディング アルセ 谷間徹誠 師(仏教壮年会連盟講師) と き ところ 講 師 月「確かな道を歩む」 川上順之(神石郡法泉寺) と き ところ 講 師 10 月7日(火) 御調東組 照源寺 式務部会役者 正信偈のお勤めを学ぶ 椅子式作法 と き ところ 講 師 内 容 「寺院仏壮結成に向けた研修会」 月「自分を生きる」 小武秀道(三次市正法寺) 内 9月 30 日(火) 井原市芳井生涯学習センター 知花昌一 師 (真宗大谷派僧侶) 容 「沖縄から見える日本の『平和』、 そして親鸞さん」 第 19 回平和のつどい 後期勤式研修会 今後の行事案内 インフォメーション 中四国ブロック 10 11 『こころのお見舞い』第7集 ー香ー 発行 びゃっこうかい 県北青年僧侶の会「白鵠会」で は『こころのお見舞い』第7集を 発行しました。 〝病床にある方へのプレゼント〟 をコンセプトに1984年に第1 集が発行され 年になります。 第7集〝香〟では香にまつわる 記事を満載していますのでご活用 いただきますようお願い申し上げ ます。 30 キッズサンガ花の種グッズ は、花の種といっしょにメッ セージカードを大切な人に送 ることにより、人と人とのこ ころを繋ぐご縁づくりを願い 作製されたものです。 こ の グ ッ ズ は 無 償 で す が、 発送を希望される場合は送料 着払いでの発送となります。 ( 詳 細 は 教 務 所 も し く は、 本 山ホームページにて) 大切なひとに伝えよう あなたのきもち キッ サンズ ガ 『こころのお見舞い』ー香ー (14) 2014( 平成 26)年 8月1日 2014( 平成 26)年 8月1日 (15) 放送時間 〒 730-0011 広島市中区基町 10-52 広島県庁内 環境県民局 学事課 岡山県の寺院 (電話 086-224-2111) 〒 700-8570 岡山市北区内山下 2-4-6 岡山県庁内 総務部 総務学事課 ~備後教区・今後の予定~ 各法人からの県庁への書類提出期限は 7 月 31 日 です。 広島県の寺院 (電話 082-228-2111) 敬 弔 敬 [ 称略 ] 備中里組 大圓寺 前坊守 奥村 妙子 (5月3日寂) 神石 組 光福寺 前住職 佐武 健章 (5月 日寂) 比婆 組 西明寺 前坊守 黒岩 良子 (5月 日寂) 御調東組 浄泉寺 坊守 遊亀山 順子 (6月 日寂) 御調東組 永正寺 前住職 柿原 昇乘 (6月 日寂) 沼隈南組 善行寺 前住職 熊谷 真順 (7月 日寂) 沼隈南組 寳福寺 前住職 延廣 榮昌 (7月 日寂) 中 組 徳善寺 前坊守 後谷 千敏 (7月 日寂) 鴨川 組 勝願寺 衆 徒 河相 昭雄 (7月 日寂) 21 24 22 27 18 24 26 30 FM77.7MHz インフォメーション インターネットでのラジオ視聴方法 ■ http://fm777.co.jp/pc/index.html ■上記ホームページの左上「ウェブラジオ」をクリック ■画面切り替わって中央の「映像スタート」をクリック ※ラジオ放送時間をご確認ください。 ※動画は固定カメラでの映像です、基本は音声放送です。 10月 4日 連区門徒推進員研修会 (~5日 アルセ) 6日 同朋三者懇話会 (広島) 7日 後期勤式研修会 (御調東組照源寺) 10日 門信徒のつどい 11日 教堂常例法座 14日 環境現地学習会 (~ 16日) 16日 仏婦会員研修会 未提出の場合、10 万円以下の過料処罰金が 発生します。お忘れなきようご留意下さい。 9月 6日 寺院仏壮結成に向けた研修会 11日 教堂常例法座 18日 千鳥ヶ淵戦没者追悼法要 (東京) 26日 ビハーラ研修協議会 29日 青年布教大会 (御調西組南光寺) 30日 平和のつどい 月曜・木曜 午後6時 10 分頃 8月 1日 第7回真宗講座 11日 教堂常例法座 去る六月、本願寺に於いて行われた 御消息発布式と法統継承式に参拝して きました。全国各地からの八千人を超 える参拝者で両堂や諸施設は満杯と なった▼五日午後、即如ご門主は「退 任に際しての消息」を発布され、夕刻 より「御譲渡式」が非公開で行われた。 翌六日には専如さまが第二十五代ご門 主 と し て「 法 統 継 承 に 際 し て の 消 息 」 を発布された▼二年前の四月には宗本 区分の新体制となりましたが、今度は ご門主が三十七年ぶりに交代され、大 遠忌法要御満座の折りに発布された御 消息にある「新たな始まり」をまさし く迎えることとなった▼教区内各地に は今、急速な過疎高齢化の波が押し寄 せている。古くからの行事が継続困難 となり、組織や施設を伝え送ることが 難しくなってきた▼両門さまは「社会 の変動の中にあって、浄土真宗のみ教 えや伝統にある多様な可能性を見つけ 出し」 「 現 代 と い う 時 代 に お い て、 ど のようにしてご法義を伝えていくの か」と示された。御消息を自分自身へ の呼びかけとして受けとめ、考えて行 かなくてはと感じた。(K・H) 2014( 平成 26)年 8月1日 (16) 6 月5日・6日 即如ご門主がご退任 ●発行所 備後教区教務所 専如ご門主が法統をご継承 法統継承式 御同朋の社会をめざして ▲御譲渡式 〒 720-0052 福山市東町 2‐ 4‐5 ●発行人 ▲流豆美お裏方は仏教婦人会 総連盟総裁にご就任 ▲御衣体 ▲御影堂御厨子の「御鍵」、ご門主の 公的な 「御印」 前回の法統継承式 教務所長 菊池宗城 1977(昭和 52)年3月 31 日に勝如ご門主は門 第 23 代勝如ご門主から第 24 代即如ご門主へ。 主退任を告げられ、翌4月 1 日に「御譲渡式」 が行われた。 この法統継承式を承け、「伝灯奉告法要」が 1980(昭和 55)年4月から 10 月にかけて修行 された。 ●編集 教区報専門委員会 ▲御譲渡式 写真提供:本願寺出版社
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