75 ~モデルで実践~ モデル実践の手順 モデル実践の手順 1 目の病気について知る 資料を全て読み、まつげエクステと目の周りの病気について知る。 ~モデルで実践~ モデルで実践するリペア 76 モデルで実践するリペア リペアとは、装着してから約2週間以内に再来店される顧客に施す「お直し施術」の通称です。前回装着した 毛の中で綺麗な毛を残し、地まつげの毛周期によって、伸びたり・抜けたり・乱れてしまった毛を外して新たにつ け足し、装着直後の状態に戻すことです。特にまつげエクステを始めて間もない方には装着後2週間以内に「初 めての方にはリペア保証」等のサービスを動機づけにし、装着状態を確認するのが理想です。 2 衛生管理、ワゴンチェック、みだしなみチェック 衛生面について「ベッド周辺、ワゴンの道具、 マスクや手消毒」について知識の状態を細かくチェック。 目的 ※ 3 カウンセリング ロールプレイング カウンセリングシートと注意事項資料に基づいてモデル(人)を相手に実践を意識したロールプレイングを 通じて細かくチェック。 安全な施術のための姿勢やベッドの位置、スツールなど、姿勢に関わるそれぞれの意味を理解する。 5 前処理 モデル(人)で実践 ・顧客の料金負担を軽減させるため(リペアの料金設定は店によって大きく異なる) ・施術時間を短縮するため ・綺麗についている人工毛をリムーブする必要がないため ※「安全」=長期間放置していると、装着している人工毛の方向が変化したり根元が外れかかって浮いたりしま す。 「粘膜付近に触れるとチクチクする・かゆみがでる」 「その状態で激しくこすると目や皮膚にキズがつき痛み を感じる」このような状態になる方がごく稀にいるようです。そういった方の万一のトラブル回避のため、安全対 応策としてリペアを施す場合もあることを知っておきましょう。 マネキンで実践した前処理をモデル(人)で実践し、不適切な部分の調整と知識の再確認。 ! 注意:グルーの上塗りは禁止行為です。 6 テープワーク モデル(人)で実践 マネキンで実践したテープワークをモデル(人)で実践し、安全に貼る手順を覚える。同時に注意点の再 確認。 7 まつげエクステ装着 モデル(人)で実践 マネキンで実践した装着をモデル(人)で実践し、安全で正しい人工毛接着を覚える。基本的な3つのデザ イン「ナチュラル」 「キュート」 「エレガンス」をすべて実践する。 8 リムーブ・リペア モデル(人)で実践 マネキンで実践したリムーブをモデル(人)で実践し、手順を覚える。 外したい人工毛を安全に外せるようになるとともに、リペアを実践する。 タイミング 常に綺麗な状態を維持したいという方は概ね装着から1~2週間程度で、まつげエクステが初めての方などは 1週間程度で再来店いただくというサービスが優良店には多く見られます。毛の生え変わりが遅い方や外れにく い方はそれ以上の日数が経過してからという場合もあります。3週間以上経過すると相当量外れデザインも崩れ るため常にまつげエクステを維持したいという方には1カ月に2~3回お越しいただくのが理想です。 判断の目安 ① 人工毛が外れかけている ② 違和感があるほど地まつげの根元が伸びている ③ 人工毛の方向が変わっている 上級コースは講義 4 時間 ×3 回、早く身につけるにはホームワークが重要です 上級コースカリキュラムの大半は、知識の幅を広げることと実践での技術を身につけることに重点を置 き、モデル(人)に施術をすることが中心になってきます。安全に実施するために資料を繰り返し読むこ と、自信を持って安全に施術できるよう技術研鑚を重ねることが重要です。すべてを理解し1時間で100 ~120本装着できるように練習しましょう。 ④ 一部デザインを変える(目尻だけ長くしたい…等) ⑤ 人工毛が折れている ⑥ 人工毛が汚れている ⑦ 人工毛が白化している ⑧ 隣り合った人工毛同士がくっつきダマになっている 上級 上級 4 施術姿勢をマスターする ・常に安全で綺麗な状態を維持するため(顧客によって持続性が大きく異なる)
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