平成21年度の活動方針を発表 - 一般社団法人 日本インタラクティブ広告

報道関係各位
平成21年5月27日
インターネット広告推進協議会
インターネット広告推進協議会
平成21年度の活動方針を発表
- 設立10周年を迎え、拡大・多様化するインターネット広告の価値向上のために
組織基盤強化を図り、広告市場全体の牽引者を目指す-
インターネット広告推進協議会(以下、JIAA)は、平成21年5月27日に東京都港区・青山ダイヤ
モンドホールにて平成21年度通常総会を開き、「設立10周年を迎え、拡大・多様化するインター
ネット広告の価値向上のために組織基盤強化を図り、広告市場全体の牽引者を目指す」ことをス
ローガンとする基本方針を発表しました。任期満了に伴う役員改選では、森 隆一会長(株式会社
電通 取締役 副社長執行役員)の再任が決まりました。
■概況
平成20年暦年のインターネット広告市場は、厳しい経済環境にあっても伸張を維持し、7,000
億円規模となった(電通「日本の広告費」)。平成20年秋以降は、景気の影響を受け、市場の成長
は鈍化傾向にあるが、インターネット広告の手法は多様化、リッチ化、精緻化が進み、その価値は
向上している。
z PCインターネット広告ではペイドリスティング(検索連動型、コンテンツ連動型)などのCPCモ
デルの広告が伸びた。バナー広告を中心とするディスプレイ広告は、市場の伸びは停滞した
ものの、動画化が進み表現力向上の傾向にある。また、行動ターゲティング技術を用いた広
告配信手法が注目を集めると同時に、大型のアドネットワークが複数登場した。
z モバイル広告では、キャリアポータルや公式サイト上の広告に加え、SNS等に代表される一
般サイト上の広告マーケットが急成長した。端末性能の向上や通信技術の進化、通信料定額
制の一般化により携帯電話でのインターネット利用が増え、広告マーケティングにおける生活
者との接点として評価が定着し、活用が広がった。
平成21年度、インターネット広告はマーケティング効率を重視する広告主企業の広告戦略に
とってより重要度を増し、その価値にますます注目が集まるであろう。インターネットは、生活者との
エンゲージメントを深める広告コミュニケーションの中心として重要視され、様々なメディアを連携さ
せるクロスメディア手法もより活発化していくものと考えられる。
z インターネット広告の更なる成長・発展のためには、ブランディングにおける効果性などイン
ターネット広告が本来持つインプレッションの価値について、市場での正当な評価を得ていく
ことが求められる。
z モバイル広告は更なる市場の伸張が見込まれ、より一層の健全性の向上と、市場拡大を支え
るビジネスの標準化の取り組みが必要とされる。
z 行動ターゲティング広告は、広告効果の最適化へのニーズの高まりからも拡大が期待される
が、その発展には、生活者や広告主の正しい理解が必要であり、業界として安全性の確認と
信頼性を高める活動が求められる。
z インターネットメディア及びインターネット広告の多様化・領域拡大により、JIAAが業界団体と
して求められる社会的責任と役割はますます増大している。
■平成21年度スローガン
設立10周年を迎え、拡大・多様化するインターネット広告の価値向上のために
組織基盤強化を図り、広告市場全体の牽引者を目指す
■平成21年度活動基本方針
平成21年度のJIAAは、10周年を機に、内外からの期待に応え得る団体として基盤を固め、社
会的責任を果たすために、以下の取り組みを推進する。
<組織基盤の確立>
・ 社団法人格取得の推進
・ 事務局の体制強化
・ 東京インタラクティブ・アド・アワード事業再構築の方向性立案
<情報発信による啓発>
・ 積極的な対外広報活動
・ 会員内部における情報共有の推進
活動においては、インターネット広告の質的な価値向上に主眼を置き、以下の重点課題に取り
組む。
<指標、基礎データの確立>
・ ブランディング効果など広告価値の啓発
・ エビデンスにおけるクリックの計測基準の明確化
・ 広告出稿状況調査の精度向上
<社会的信頼の醸成>
・ 行動ターゲティング広告ガイドラインへの継続的な取り組み(ワーキンググループ新設)
<伸張する分野の積極的推進>
・ モバイル広告に関してサイト視聴率等のデータ整備や青少年規制への対応など広範囲な
活動(ワーキンググループ新設)
<ビジネスの効率化>
・ PCインターネット及びモバイル広告の規格標準化(プロジェクト新設)
以上
【インターネット広告推進協議会(JIAA)について】
インターネット広告推進協議会(Japan Internet Advertising Association:略称 JIAA)は、1999(平成 11)年 5 月、イン
ターネットが信頼される広告メディアとして健全に発展していくために、共通の課題を協議しビジネス環境を整備す
ることを目的として発足しました。現在、インターネット広告、モバイル広告ビジネスにかかわる企業(媒体社、メディ
アレップ、広告会社など)178 社が集まって、調査研究、ディスカッション、ガイドライン策定などを行っています。ま
た、優れたインタラクティブ広告を表彰する「東京インタラクティブ・アド・アワード」を開催するなど、インターネット広
告市場の健全な発展、社会的信頼の向上のために、多方面にわたる活動を行っています。
〈本件についての問い合わせ先〉
インターネット広告推進協議会(JIAA)事務局
〒104-0041 東京都中央区新富 2-1-7 冨士中央ビル 9F
TEL.03-3523-2555
FAX.03-3523-2670 E-mail:[email protected]
http://www.jiaa.org/
(参考資料)平成21年度JIAA活動組織
【理事会・マネジメントグループ】
ワーキンググループ(3)
行動ターゲティング広告ワーキンググループ(新設)
新領域ワーキンググループ
モバイル広告ワーキンググループ(新設)
【委員会・プロジェクト】
テーマ型委員会(3)
基盤整備委員会
情報整備委員会
課題解決型プロジェクト(6)
研究開発型プロジェクト(1)
広告出稿状況調査プロジェクト
広告審査情報共有プロジェクト
標準カウンティング検討プロジェクト
インターネットCM著作権対応プロジェクト
インターネットCM規格検討プロジェクト
テキスト広告表現基準策定プロジェクト
広告規格標準化プロジェクト(新設)
広報交流委員会
情報発信型プロジェクト(5)
新人研修実施プロジェクト
公共広告支援プロジェクト
ガイドライン集編集プロジェクト
広報PRプロジェクト
インナーコミュニケーションプロジェクト
特別委員会(2)
広告賞特別委員会
10周年事業特別委員会
(参考資料)平成20年度の主な活動成果一覧
■特定課題対応
z 行動ターゲティング広告における行動履歴の収集と使用について業界自主ガイドラインの検
討に着手し、会員各社の意見を集約して「行動ターゲティング広告ガイドライン」を策定、発表
した。(新領域ワーキンググループ/行動ターゲティングチーム)
z 迷惑メール規制2法改正による広告メールのオプトイン規制導入にあたり、関連団体と連携し
ながら関係省庁との意見交換や意見書の提出を行った。また、両法の施行にあたり、会員各
社に向けた説明会を行った。(迷惑メール規制対応ワーキンググループ)
z フィルタリングサービスに関して、第三者機関の動向等について情報を収集・共有するととも
に、関係者を招いて勉強会を実施した。(モバイルフィルタリング対応ワーキンググループ)
■基盤整備活動
z 広告審査に関して会員媒体社の審査実務担当者による情報・意見交換を行い、特定業種の
広告掲載基準ガイドラインの策定を検討した。(基盤整備委員会/広告審査情報共有プロ
ジェクト)
z (社)日本広告審査機構(JARO)との共催により「JARO・JIAA広告法規研究セミナー」を開
催した。(基盤整備委員会/広告審査情報共有プロジェクト)
z インターネット広告のカウンティングに関する会員アンケートを実施し、カウンティングの正確
性、信頼性を確保するために検討すべき課題を抽出した。(基盤整備委員会/標準カウン
ティング検討プロジェクト)
z インターネットCM配信における音楽著作物使用料に関して、関連団体と連携しながら、JAS
RACなど音楽著作権管理事業者との意見交換を実施した。(基盤整備委員会/インター
ネットCM著作権対応プロジェクト)
z (社)日本アドバタイザーズ協会との共催により、インターネットCMの音楽著作権に関するセミ
ナーを実施した。(基盤整備委員会/インターネットCM著作権対応プロジェクト)
z (社)日本広告業協会アドミッション運用プロジェクトと連携し、アドミッション・システムに登録さ
れているインターネットCMのファイル規格コードの整理を行った。(基盤整備委員会/イン
ターネットCM規格検討プロジェクト)
z フラッシュ動画バナー広告の入稿フローの整備に着手した。(基盤整備委員会/インターネッ
トCM規格検討プロジェクト)
■情報整備活動
z 広告出稿状況調査を実施し、調査結果レポートを会員限定で共有した。また、調査結果の一
般公開に向けて調査精度向上のための検討を行った。(情報整備委員会/広告出稿状況調
査プロジェクト)
z モバイル広告のインプレッション効果測定調査結果を取りまとめ発表した。また、調査結果レ
ポート(リーフレット)を頒布した。(情報整備委員会/モバイル広告効果測定調査プロジェク
ト)
■広報交流活動
z 新人研修会を東京・大阪で開催するとともに、研修教本「インターネット広告の基本実務200
8年度版」を発行した。(広報交流委員会/新人研修実施プロジェクト)
z 「(財)骨髄移植推進財団(骨髄バンク)」と「認定NPO法人 世界の子どもにワクチンを 日本
委員会(JCV)」への公共広告による広告活動支援を継続するとともに、新たに「(社)日本臓
器移植ネットワーク」への支援を開始した。(広報交流委員会/公共広告支援プロジェクト)
z 「インターネット広告掲載に関するガイドライン集2009年度版」発行に向けて改訂作業を行っ
た。(広報交流委員会/ガイドライン集編集プロジェクト) ※平成21年6月に発行予定
z ガイドライン策定などの社会性の高い取り組みをPRし、各活動の成果を広く情報発信した。
(広報交流委員会/広報PRプロジェクト)
z リニューアルしたWebサイトを活用し会員間の情報共有を図った。また、会員管理データベー
ス、活動支援システムの開発による情報発信基盤の整備を進めた。(広報交流委員会/イン
ナーコミュニケーションプロジェクト)
z 会員向けメールマガジン「JIAA NEWS」を発行した。(広報交流委員会/インナーコミュニ
ケーションプロジェクト)
■特別事業
z 第7回「東京インタラクティブ・アド・アワード(TIAA)」を開催した。引き続き海外広告賞と連携
を行った。(広告賞特別委員会)
z 関係団体の後援・協力により「TIAA公式セミナー2008」を開催した。また、国内出版社から
TIAA受賞作品を収録した年鑑が出版された。(広告賞特別委員会)
z 今後のTIAA実施体制案の検討を行った。(広告賞特別委員会)
z 平成21年度の実施に向けて10周年事業の企画検討を行い、会員内でのアンケートにより企
画案を取りまとめた。(10周年事業特別委員会)
■その他
z 海外調査研究視察団を実施し、参加会員によりアメリカのインターネット広告の最新動向を視
察した。
以上