拝啓 時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。 さて、「第 47 回惣菜のわかる八百屋塾」を下記の日時で開催致します。 ご多忙中とは存じますが万障お繰り合わせの上、ご出席たまわります様 ご案内申し上げます。 敬具 記 【日時】 2013 年 7 月 25 日(木) 12 時 30 分~16 時 30 分(受付開始 12 時~) 【会場】 FRUX グループ本社屋 大会議室 (産地サポートセンター2F) 【定員】 100 名(参加費無料) 【申込み】 7 月 20 日(土)までに FAX にて送信をお願い致します。<申し込み用紙別紙> ※定員になり次第締め切りとさせて頂きます※ 【タイムスケジュール】 12:00 12:30 12:30~12:40 12:40~13:40 13:40~13:50 13:50~14:50 受付開始 開会 開会の挨拶 FRUX グループ代表 黒田久一 基調講演 「成長野菜市場の高付加価値化を考える」 株式会社フードシステム代表取締役会長 古田 基氏 休憩 特別講演 「カット野菜の需給構造実態について」 ~加工・業務用野菜の供給並びにカット野菜の製造、販売及び消費の動向~ 14:50~15:05 15:05~15:15 15:15~15:45 15:45~ 16:30 独立行政法人農畜産業振興機構 総括調整役 春日健二氏 質疑応答 休憩 「アメリカ視察報告」 株式会社三晃 HMR 事業部営業次長 林 和弘 メニュー提案・展示 (~カット野菜~サラダを中心にしたメニュー提案) 終了 第 47 回 惣菜のわかる「八百屋塾」参加申込書 御社名・店名 職種 御住所 御名前 電話番号 FAX 番号 メールアドレス 【大変恐縮ではありますが、会場のお席に限りがございますので、1 企業様2 名様までを 目処に御記入の程お願い致します。但し、制限ではございませんので多数ご参加頂ける場合は 弊社事務局か営業担当者までご相談下さいませ】 ※ ご来場手段(いずれか○で囲ってください) ●ご来場手段の変更がある場合は、お手数ですがご連絡の程お願い致します 送迎をご希望の方は、下記時間のいずれかをご指定して下さい 下記両駅には、 「八百屋塾」のプレートを貼付した車を待機させて頂きますが、 お申込みのない場合は、お車をご用意できませんのでご了承の程お願い致します。 ① JR 郡山駅 12:05 ※お帰りの送迎をご希望の方は、受付にて (東口 改札を出て左手の階段を降りて下さい) ②近鉄平端駅 11:45 12:15 お申し出頂けます様お願い申し上げます。 お帰りの出発時間は、 15:30 と16:00 になります (改札口は、一箇所です) ③ お車 ※ 西名阪自動車道郡山IC を奈良方面(右側の高架を上がり24 号線に合流) 横田交差点(左側にジョーシンさん)を左折(25 号大阪方面)約1km 直進し 筒井町交差点を左折、約600m 直進し、西名阪自動車道高架手前を左折、 左側が専用駐車場です。 (駐車は八百屋塾専用駐車場にお願い致します。 ) 7 月 20 日(土)までにご参加希望の方は、 FAX にてご返送下さいませ。 FAX 0743-56-4319 八百屋塾事務局宛 ※ ご出席の場合のみの返信で結構でございます。 ※ お手数ですが、キャンセルの際は必ずご連絡をお願い申し上げます。 「成長野菜市場の高付加価値化を考える」 株式会社フードシステム 代表取締役会長 古田 基 日米で働いてみて、痛感することは、日本は米国に比べ一般的に卸小売業の利幅(マークアップ)が極端 に少ないことである。いよいよ日本でデフレ時代を脱却と正常価格時代に入らねばならない時を迎えている。 しかし、過去にデフレ時代が続いたため、下手に値上げをすると、売上高が減少するのではとの恐怖感が 強い企業が多い。 一方、NY を見る限り、新商品の導入と、新しい売り方で、ピンチをチャンスに切り替 えている企業も多い。 ゼイバーなどは、コモディティ商品の数を絞込み、嗜好品(コーヒー、チーズ、オリープなど)を中心に 新しい分野を拡大して、増収増益を図っている。 又、米大手のマックドナルドが苦戦する中、 アンガスビースをフレッシュなパティで提供している、シェイクシャックや、冷凍品を排除し、 フレッシュ商品で人気を集めるファイブ・ガイやファイブナプキンバーガーなど参考となる事例も多い。 フェアウェイのサラダバーも選択の幅を拡大し、客単価を10ドルから15ドルに上昇させた。 今、市場ではNY, 東京共、低価格市場(レッドオーシャン)は予想以上に競争が激化しており、 仮に思い切った価格破壊を行っても、従来のような爆発的な売り上げ伸長は期待できない。 野菜、果物市場にあっては、どんどん新品種も出てきており、又、カット野菜、カットフルーツの市場を 活用し、市場が拡大してきている。このような新しい市場への取り組みが“考えられる”人材が今、 活躍的チャンスを迎えている。 このような変化の時に、力を発揮するのは、一にも二にも“人材”と云え る。食市場にあって、三流の企業は“店”を残し、二流の企業は“味”を残し、一流企業は“人”を残すと 云われる。日本企業にあっても人材は従来に比べ、流動的となっており、一流の人材を確保するチャンスと 云える。反対に上手に活用できない人材が流出することも十分起こりうる時とも云える。 日本惣菜協会が新たに認定する“デリカ・アドバイザー” (500 名程度)が食市場を幅広く、 又十分に掘り下げる力を持つことにより、惣菜市場をより魅力的にするものと期待したい。 この1 人1 人のアドバイザーがより顧客と近づき、コミュニケーションが出来る人材育成がカギと云える。 以 上 カット野菜の需給構造実態について ―加工・業務用野菜の供給並びにカット野菜の製造、販売及び消費の動向― 独立行政法人農畜産業振興機構 総括調整役 春日健二 わが国の野菜の需要は、加工・業務用需要の割合が増加しており、平成 22 年度には6割近くを占めるに至って いる。この加工・業務用野菜の中でも、最近にわかに注目を集めているのがカット野菜であり、野菜の価格が高く なった時だけでなく、 近年では、恒常的に販売数量が伸びているという話を聞くようになっている。しかしながら、 その製造、消費等の実態については、明らかになったものがなく、今後のトレンドも不明である。 このため、農畜産業振興機構では、加工・業務用野菜、とりわけカット野菜の製造・消費等の実態を把握し、今 後の国産野菜による適切な供給に資するよう、以下の4種類の調査を行った。 ①農業協同組合等における加工・業務用野菜の取引実態等調査 ②カット野菜製造業者の製造・販売状況調査 ③スーパーマーケットにおけるカット野菜の小売動向調査 ④カット野菜の消費動向調査 今回は、これらの調査結果の概要を紹介するが、今回の調査により、カット野菜の需要が大幅に伸びている実態 が明らかとなった。特に、カット野菜の原料調達、製造・販売状況を調査し、市場規模の推定等を行ったところ、 カット野菜の販売市場規模で1900億円、カット野菜製造の市場規模で1330億円、カット野菜の原料市場規 模で600億円と推定した。また、平成23年度後半から、スーパーマーケットにおけるカット野菜の購入量が急 激に増加していることが明らかとなった。 なお、カット野菜と一口に言っても、公的な定義がある訳ではない。ここでは、量販店等で販売されている袋に 入ったサラダやカップサラダ、外食や内食向けに千切り、角切り、たんざく切りや乱切り等に加工され販売される 商品、剥きたまねぎや芯抜きキャベツまでをカット野菜とし、店頭で2分の1や4分の1にカットされたものは、 量販店がみずからカットしている野菜ので、カット野菜とはしないこととした。 略 歴 名 前:春日健二(かすが けんじ) 出身地:福島県 昭和59年4月 農林水産省 入省 平成11年~平成12年 農産園芸局 野菜振興課 生産班長 平成13年~平成14年 生産局 野菜課 生産班長 平成14年~平成17年 長崎県 農林部 農産園芸課長 平成17年~平成23年 農村振興局計画部資源課農村環境保全室長 厚生労働省労働基準局化学物質対策課化学物質評価室長 生産局生産技術課資材対策室長 生産局生産流通振興課特産農産物対策室長 平成23年9月~ 独立行政法人農畜産業振興機構 野菜需給部長 野菜の需給に関する情報の提供、緊急需給調整等を担当 平成25年4月~現在 同上 総括調整役(野菜業務担当) 野菜需給部及び野菜業務部の総括
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