セレクションテーブル / 技術資料 / 製品型番索引 ● セレクションテーブル A1: セレクションテーブル 機器接続ケーブル - コントロールケーブル A2: セレクションテーブル ハイフレキシブル FD ケーブル A3: セレクションテーブル コンベヤケーブル A4: セレクションケーブル ハロゲンフリーケーブル A5: セレクションテーブル データ(信号用)ケーブル A6: セレクションテーブル バスケーブル /LAN ケーブル A7: セレクションテーブル 各種フィールドバスとの対応 A9: セレクションテーブル DESINA® 適合ケーブル 310 313 315 317 320 321 323 327 ● 技術資料 T1: ケーブルシースの耐薬品性 T3: ケーブルベアへの設置ガイドライン T4: オイルフレックス - クレーン NSHTÖU の設置ガイドライン T5: リフト用ケーブルの設置ガイドライン T6: ケーブルの型式略語 T7: オイルフレックス / ユニトロニク カラーコード T9: VDE/DIN カラーコード T11: 導体抵抗 / 導体構成 T12: 許容電流と補正ファクタ VDE 0298-4 T13: 許容電流と補正ファクタ NFPA 70(NEC) T15: 絶縁体・シース材の特性 T16: 英米系単位換算表 T18: 各国安全規格マーク T19: ケーブルの設置ガイドライン T20: ケーブルドラム T25: 登録商標 T26: ロシア規格認証ケーブル T27: ケーブルのカローリー値計算 T28: ケーブルの耐放射線性 T29: UL 規格取得ケーブルについて 328 330 331 332 333 334 336 338 339 345 346 347 349 350 351 352 353 356 357 358 ● 製品型番索引 360 ● お取り引きに際してのお願い 381 309 T1: ケーブルシースの耐薬品性 オイルフレックス -FD 90、-FD 90 CY、オイルフレックス -140、-140 CY、 -150、-150 CY、-191、-191 CY、 オイルフレックス -FD 891/891 CY、オイルフレックス -トレイⅡ、 オイルフレックス - サーボ -FD 781 CY オイルフレックス - サーボ -709 CY、オイルフレックス - コントロール TM オイルフレックス - クラシック 110 CY、オイルフレックス - クラシック 100 CY、 オイルフレックス - クラシック 110 SY、オイルマス -SY、 オイルマス -CY オイルフレックス - クレーン F オイルフレックス -H07BN4-F オイルフレックス -リフト T、-リフト S、 オイルフレックス - クレーン 2S、 オイルフレックス -SF、LiFY オイルフレックス - ヒート 105 オイルフレックス - ヒート 180 オイルフレックス - ヒート 205 / 260 cs. + + + + + + + + アルミニウム塩 アンモニア水 a.c. + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + − + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + すべて 20℃での条件 濃度 酢酸アンモニア水 10 % a.c. 炭酸アンモニア水 a.c. 塩化アンモニア水 バリウム塩 ホウ酸 a.c. a.c. 塩化カルシウム水 硝酸カルシウム水 クロム塩水 炭酸カリウム水 塩素酸カリウム水 塩化カリウム水 重クロム酸塩カリウム水 ヨウ化カリウム水 硝酸カリウム水 過マンガン酸カリウム水 + + + + + + + + + cs. cs. + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + − cs. + + + + cs. + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + − + + + + + + + + + + + + cs. + + + + + + + + + + + + + + + + 50 % + + + − − + + − + + + + + + − − − + + + + − − + + − + + + + + + − − − + + + + − − + + − + + + + + + − − − + − + + − − + + + + − − + + − + + + + + + + + + + − − + + − + + + + + + − + + + − − + + − + + + + + + − − + + − − − − − − + + + + + + + + + + + + + + + + + + − + + − − + − − − + + + + − − + − − + − + + − − − − − + + + + + − − + − − − cs. cs. 無機物 cs. 亜硫酸ナトリウム水 塩化ナトリウム水 ( 食塩水 ) 次亜硫酸ナトリウム水 有機物 ニッケル塩水 リン酸 水銀 水銀塩水 硝酸 塩酸 硫黄 二酸化硫黄 ( ガス ) 二硫化炭素 硫化水素 海水 銀塩水 過酸化水素水 亜鉛塩水 塩化第一スズ エチルアルコール 蟻酸 ガソリン 琥珀酸水 酢酸 水溶性油 イソプロピルアルコール 機械油 メチルアルコール シュウ酸水 切削油 植物油、植物性脂肪 硝石酸水 クエン酸 + a.c. cs. 硫化カリウム水 銅塩水 マグネシウム塩水 重炭酸ナトリウム水 オイルフレックス - クラシック -100 H、-110 H/CH オイルフレックス - クラシック 100、-110、-115 CY、オイルマス、 オイルフレックス - サーボ -700、-700 CY、-2YSLCY、-710、-720、-730、 -730 CY、ユニトロニク -100、-EB、-9YSLCY ミョウバン です。正確な判断のためには、実際に動作する環境と同じ条件で の試験をお奨めします。 328 オイルフレックス - クラシック 400 P、-400 CP、-415 CP、-440 P、 -440 CP、-450 P、-500 P、-540 P、-540 CP、-550 P、 オイルフレックス - コントロール M オイルフレックス - サーボ -FD 750、-755、-755CP、-760、-770、-780、 -780 CP、-785、-790 CP、-795 P、-795 CP、 オイルフレックス -FD クラシック 810 P、-810 CP、-855 P、-855 CP、 オイルフレックス -FD 891 P、-891 CP、オイルフレックス - ロボット 900、 ユニトロニク -FD P、オイルフレックス - クレーン PUR、ユニトロニク -LiYD11Y、 ユニトロニク -FD CP、ユニトロニク -FD CP(TP) 、 ハイトロニク(PUR シース) ユニトロニク -FD プラス、ユニトロニク -PUR ケーブルタイプ 記載データはラップ社における経験と知識に基づく一般的な情報 100 % cs. 30 % conc. 100 % 30 % 100 % 30 % cs. 20 % 100% 100% cs. + − + + + − − + + + + + + + + 反応なし - わずかに反応 a.c. 濃縮 ○ わずかに反応 - 中程度に反応 aqu. 水溶液 − 中程度に反応 - 強く反応 c.s. 低温飽和溶液 + + + + + − + + + + + + + + + + + + + + − + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + T1: ケーブルシースの耐薬品性 ケーブルタイプ ハイトロニク -LWL ケーブル ユニトロニク -100 CY、-LiYCY(TP) Li2YCY(TP) 、Li2YCY PiMF、 ユニトロニク -LiYY、-LiYCY ユニトロニク -FD CY、 ユニトロニク - コンピュータケーブル、-LAN オイルフレックス -FD クラシック -810、-810 CY ユニトロニク -LiYCY、-LiYCY(TP) ユニトロニク -FD、-FDCY ハイトロニク POF(PVC シース) J-Y(ST)Y、 JE-Y(ST)Y J-YY、JE-YY 同軸ケーブル(PE) A-2Y(L)2Y A-2YF(L)2Y、ハイトロニク(PE シース) ESUY、HOOV3-D オイルフレックス - クレーン NSHTÖU、NSGAFÖU H01N2-D、オイルフレックス - クレーン -VS H05RN-F、H07RN-F、H07RN8-F、オイルフレックス -AQUA BAM H07BN4-F LiY、H05V-K、H07V-K、LiFY UL/CSA シングルコアケーブル マルチスタンダード・シングルコアケーブル H05RR-F オイルフレックス - ロバスト 200、-210、-215 C、-FD756 C、-FD776 C オイルフレックス -FD ロバスト、-FD ロバスト C 記載データはラップ社における経験と知識に基づく一般的な情 + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + − + + + + + + + + + + + + − + + − + + 報です。正確な判断のためには、実際に動作する環境と同じ条 件での試験をお奨めします。 濃度 ミョウバン cs. アルミニウム塩 アンモニア水 a.c. ハロゲンフリーケーブル ユニトロニク -H(ST)H、NHXMH、 オイルフレックス -120 H、-120 CH、-130 H、-135 CH オイルフレックス -FD 820 H すべて 20℃での条件 酢酸アンモニア水 10 % a.c. 炭酸アンモニア水 a.c. + + + + + + + + + + 塩化アンモニア水 バリウム塩 ホウ酸 a.c. a.c. + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + 塩化カルシウム水 硝酸カルシウム水 クロム塩水 cs. + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + − + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + − + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + − + + + + − − + + + − − + + + − − + + + − − + + + + + − + + − + + − + + − + + − + − + − + − + − − + − + + + + + + − − − + + − + + + + + + − − − + + − + + + + + + − − − + + − + + + + + + − − − + + − + − + + − + + − + + − + + − − + + + + + + + − + + + + + + + − − − + + + + + + + + + + + + + − − − + + + + + + + + − + + + − − − − − − − − + − − − − − + − + + + + + + + + + + + + + + + + + + + 炭酸カリウム水 塩素酸カリウム水 塩化カリウム水 重クロム酸塩カリウム水 ヨウ化カリウム水 硝酸カリウム水 過マンガン酸カリウム水 cs. cs. cs. cs. cs. 無機物 硫化カリウム水 銅塩水 マグネシウム塩水 重炭酸ナトリウム水 cs. cs. 有機物 亜硫酸ナトリウム水 塩化ナトリウム水 ( 食塩水 ) 次亜硫酸ナトリウム水 ニッケル塩水 cs. リン酸 水銀 水銀塩水 硝酸 塩酸 硫黄 二酸化硫黄 ( ガス ) 二硫化炭素 硫化水素 海水 銀塩水 過酸化水素水 亜鉛塩水 塩化第一スズ エチルアルコール 蟻酸 ガソリン 琥珀酸水 酢酸 水溶性油 イソプロピルアルコール 機械油 メチルアルコール シュウ酸水 切削油 植物油、植物性脂肪 硝石酸水 クエン酸 50 % 100 % cs. 30 % conc. 100 % + − − + − 3% 100 % 30 % cs. 20 % − − − − − 100% + + − + − 100% cs. + + − − + 反応なし - わずかに反応 a.c. 濃縮 ○ わずかに反応 - 中程度に反応 aqu. 水溶液 − 中程度に反応 - 強く反応 c.s. 低温飽和溶液 + + + + + + − − + + + + + − + + − + + + + + 329 T3:ケーブルベアへの設置ガイドライン オイルフレックス-FD、ユニトロニク-FD 1. ケーブルベアの選定は、設置するケーブ ルの仕様を確認のうえ行ってください。 注意 : なるべく多層構造のケーブル(25 心以上)は使用せず、少ない心数のケー ブルを複数使用することを推奨します。 注意 : ケーブルベアを垂直に使用する場 合、動作中にケーブルが伸長するため、 より大きなフリースペースが必要になり ます。短時間動作の後、ケーブルの長さ を確認し、必要であれば調整してくださ い。 2. ケーブルの最小曲げ半径を必ず守ってく ださい。 (テクニカルデータ欄の最小曲げ 半径 - 可動使用の数値を参照) 3. ケーブルはよじれのない状態でケーブル ベアに設置する必要があります。ケーブ ルをドラムやコイルから解く際には、巻 きを逆にたどるようにして、よじれが残 らないように注意し、必要があれば水平 に放置する、吊り下げておく等の処置を してください。ケーブルベアで使用する 場合は、ケーブルをドラムから直接引き 出す方法を推奨します。 注意 : 製造上の理由により、ケーブルシー ス上の印字は、らせん状になっています。 したがって、この印字はケーブルがよじ れのない状態であるかどうかの指針には なりません。垂直に設置されるケーブル ベアの場合、水平状態でケーブルを設置 してから、垂直状にしてください。 スキントップは手回しでも確実に固定可能なケーブル グランドです。ケーブル傷つけることがありません。 5. ケーブルベア内では、ケーブルを固定し たり、束ねたりしないでください。 4. ケーブルベア内では、隣接するケーブル は適切な間隔を保って設置される必要 があります。可能な限り、スペーサやセ パレータ等を使用して、ケーブルを個別 に設置することを推奨します。ケーブル ベア内では、少なくともケーブル外径の 10%以上のフリースペースを設けてくだ さい。セパレータを使用せずに、ケーブ ルの上に別のケーブルを重ねることはし ないでください。 330 6. ケーブルの固定はケーブルベアの両端で 行ってください。上側のチェーンがたわ んで下側のチェーンに重なるような長い 距離のケーブルベアの場合、ケーブルの 固定は駆動側でのみ行ってください。屈 曲部と固定部の間には、できるだけ長く 直線部分を設けてください。 (直線部分 の目安は、オイルフレックス - サーボ -FD 750 P、-760 CP、ユニトロニク -FD では ケーブル外径の少なくとも 20 倍、オイル フレックス -FD クラシック、オイルフレッ クス -FD、オイルフレックス - サーボ -FD 755 P、-795 P、ラップサーム -FD プラス はケーブル外径の少なくとも 10 倍として ください。 ) 7. 曲げ半径の範囲でケーブルベア内のケー ブルが自由に動けるように注意を払って ください。すなわち、ケーブルベアがケー ブルにストレスをかけないように、ケー ブルがケーブルベアと連動して動けるよ うにしてください。一定時間動作させた 後でケーブルの位置をチェックすると効 果的です。このチェックは「押す、引く」 の双方向について行ってください。 8. ケーブルベアが破損した場合は、必ずケー ブルも交換してください。過度のストレ スにより、ケーブルもダメージを受けて いる可能性があります。 T4: オイルフレックス-クレーン NSHTÖUの設置ガイドライン 1. 巻出しドラムは可能なかぎり設置場所に 移動してください。ドラムを移動する際 は、直接転がすことは避けてください。 巻出しドラムが設置する装置の場所に移 動できない場合は、プーリー、引綱等を 使用して巻出しドラムからケーブルをほ どきます。 2. ケーブルを巻出しドラムから引き出す際 は、必ずドラムを回転させ、かつドラム の上側からのみ引き出してください。ま た、張力を一定に保ち、ケーブルが片寄っ たり、引きずられないようにしてください。 ケーブルが鋭角な角度で曲げられるよう な引き出しは避けてください。 3. 設置前にはケーブルをまっすぐに引き伸 ばします。不可能な場合は、巻出しドラ ムと装置側のドラムの間隔をできるだけ 長くとってください。ケーブルを設置す る際、S 字掛けやたわみがないように注 意してください。 適 不適 不適 4. ケーブルを装置側ドラムに巻き取る際に、 よじれがないように注意してください。 装置側ドラムに接続、固定する際もよじ れのないようにしてください。 5. 動作中にケーブル引き出し口を通り越す ようなアプリケーションの場合には、適 当な径の調整用プーリーに、ケーブル を 1-2 巻きして使用することが必要です。 ケーブル引き出し口が地下(走行面より 下)にある場合は、ホッパーガイドが必 要です。この場合でも調整用プーリーの 使用を推奨します。 6. ケーブルを走行路の終端に固定する際は、 ケーブルが損傷しないように、適当なサ イズのクランプ(長さ = ケーブル外径の 4 倍以上)を使用することが大切です。 固定点の前に、巻取られないケーブルが 少なくともケーブル外径の 40 倍の長さ分 残るようにしてください。この場合にも、 調整用プーリーを使用することを推奨し ます。 7. 装置側ドラムには、ケーブルを出しきっ た際に、少なくとも 2 巻き以上のケーブ ルが残るようにしてください。 8. 外径 21.5mm までのケーブルの内側曲げ 直径(巻取りドラム径)は、ケーブル外 径の 10 倍以上、外径が 21.5mm を超える 場合は 12.5 倍以上になるようにしてくだ さい。ケーブルベアで使用する際は、外 径 21.5mm までの場合、 それぞれ 5 倍、 6.25 倍以上になるようにしてください。 クレンフレックス VS では、内側曲げ直 径はケーブル外径の 15 倍以上です。クレ ンフレックス PUR では、20 倍以上です。 9. ケーブルの S 字曲げは極力避けてくださ い。やむをえない場合は、ケーブル外径 21.5mm まででは、プーリーの間隔を最低 でもケーブル外径の 20 倍以上、ケーブル 外径が 21.5mm を超える場合は 25 倍以 上の間隔を取るようにしてください。 適 不適 10. 許容巻取り速度は最高 2m/ 秒、許容最大 加速度は 0.4m/ 秒 2 です。 11. ケーブルに加わる引張り力は、ケーブル の導体断面積の総和に対して、静止時に は連続 15N/mm2、動作時には最大 25N/ mm2 を超えてはなりません。 12. 連続して負荷が加わる場合の許容電流 は、つぎの諸条件により制限を受けます。 - 導体断面積 - 周囲温度 - ドラムに巻かれているケーブルの層数 331 T5:リフト用ケーブルの設置ガイドライン オイルフレックス-リフト、オイルフレックス-リフトT、オイルフレックス-リフトS A 一般的な注意事項 B ケーブルの引き出し C ケーブルの設置 1. ケーブルは、導体に流れる電流の増加に より、導体温度が上昇することを考慮し て(VDE 0100 参照) 、周囲温度 -15℃〜 +70℃の範囲で使用してください。 1. ケーブルをドラムから引き出す際は、シャ フト等をドラムに通し、ドラムに対しケー ブルが垂直に引き出されるようにしてく ださい。平置きにされたドラムからケー ブルをドラムの円周に沿って引き出すこ とは、ケーブルにねじれを生じ、線心の ツイスト構造に影響を与えることになり、 ケーブルが正しく機能しなくなる原因と なります。 (図 2 参照) 1. 大きなサイズのケーブルクランプを必ず 使用してください(ラップ社ウエッジクラ ンプ・EKK、DKK など) 。懸架長が 50m を超える場合は、キャリングコアとケー ブルは別々に固定してください。 2. ケーブルのよじれを解消するために、ケー ブルを最終的に固定する前に、実際の設 置場所において懸架状態にしてください。 ケーブルがもっとも引き伸ばされた状態 でよじれを解消することが最良の方法で す。 3. 動作中にケーブルが垂直線から外れるよ うな不安定な動きをする場合は、ケーブ ルを一ヶ所の固定部で軽くよじり、正常 なケーブルの動きが得られるようにして ください。 2. ケーブルの内側曲げ半径は、ケーブル外 径の 40 倍以下にはしないでください。 3. 最大ケーブル懸架長はケーブルに使用さ れているキャリングコア(サポートコア) により異なります。カタログ仕様をご確 認ください。最大荷重は 10%を超えない ようにしてください。 4. 巻出しドラムはできるだけ設置場所に移 動してください。ドラムを移動する際は、 直接転がすことは避けてください。やむ をえずドラムを転がす場合は、図 1 に従っ てください。 図1 3. リフトキャビン(エレベータキャビン)と リフト坑底面との距離はできるだけ大き くとってください。図 3 のように、ケーブ ルループを使用してください。 2. ケーブルは全動作長の半分の高さより少 なくとも 2m 以上高い位置で固定してく ださい。 4. ひとつのキャビンに異なった複数のケー ブルを設置する場合は、技術的な理由に より、それぞれのケーブルを 15m づつ異 なった高さで固定してください。 (ステッ プ懸架) 図3 移動方向 ケーブルの巻方向 キャリングコア(懸架索) 設置坑壁面に マウント 図2 適: ドラムに対しケーブルを垂 直に引き出す 不適: 平置きにされたドラムからケーブル をドラムの円周に沿って引き出す 332 オイルフレックス Lift キャビンの ケーブル固定部 T6:ケーブルの型式略語 コントロールケーブル ハーモナイズドケーブル(HAR ケーブル) 電話ケーブル □□□□□ □□ x □ 12 3 4 5 6 7 8 □□ □□□−□ □□□ 1 2 3 4 5 6 7 8 9 □□ – □□□ □ x □ x □ □□ 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 1 基本タイプ N VDE 規格 (N)または X VDE 規格準拠品 1 基本タイプ H ヨーロッパ統一規格品 A 各国規格品 2 絶縁体材質 Y 熱可塑性樹脂 X 架橋熱可塑性樹脂 G エラストマ HX ハロゲンフリー材 2 定格電圧 01 100/100V 03 300/300V 05 300/500V 07 450/750V 11 600/1000V 1 基本タイプ A 外部ケーブル G 鉱山ケーブル J 敷設ケーブル Li ゴムシースケーブル S ジャンパーケーブル 3 導体表記 A 撚線 D 単線 AF 細撚線 F ソケットケーブル L 蛍光管ケーブル LH 接続ケーブル(機械的負荷小) MH 接続ケーブル(機械的負荷中) SH 接続ケーブル(機械的負荷大) SSH 接続ケーブル(機械的負荷特大) SL コントロールケーブル / 溶接ケーブル S コントロールケーブル LS 軽負荷コントロールケーブル FL フラットケーブル Si シリコンケーブル Z ツインケーブル GL ガラスフィラメント Li 撚線(VDE 0812) LiF 細撚線(VDE 0812) 4 特記事項 T サポートワイヤ Ö 強化耐油性 U 難燃性 W 耐熱性、耐候性 FE 一定時間絶縁保持 C 編組シールド D 銅線横巻シールド S スチールワイヤブレード(機械的保護) 5 シース材質 項目 2 に同じ P/PUR ポリウレタン 6 保護導体 -O 保護導体無し -J 保護導体付き 7 線心数 数字表記 8 導体断面積 数字表記 mm2 3 絶縁体材質 V PVC V2 PVC +90℃ V3 PVC 低温時柔軟性 B エチレンプロピレンゴム E PE ポリエチレン X XPE 架橋ポリエチレン R 天然ゴム S シリコンゴム 4 シース(アウター / インナー)材質 V PVC V2 PVC +90℃ V3 PVC 低温時柔軟性 V5 強化耐油性 PVC R 天然ゴム N クロロプレンゴム Q ポリウレタン J グラスファイバーブレード T 繊維ブレード 5 特記事項 C4 銅編組シールド H フラットケーブル、分離型 H2 フラットケーブル、非分離型 H6フラットケーブル、非分離型、エレ ベータ(クレーン、ホイスト)用 H8 ヘリカル / スパイラルケーブル 3 絶縁体材質 Y PVC 2Y ポリエチレン O2Y セル構造 PE 5Y PTFE 6Y FEP 7Y ETFE P 紙 4 ケーブル構造仕様 F ワセリン充填 L アルミニウムシース LD コルゲート状アルミニウムシース (L) アルミニウムストリップ (ST)金属フォイルシールド (K) 銅ストリップシールド (C) 銅編組シールド (Z) スチールワイヤブレード W コルゲート状スチールシース M 鉛シース Mz 特殊仕様鉛シース b 保護アーマー c 麻シース + 接地線 E 接地層 + ストリップ 5 シース材質 項目 3 に同じ 6 導体タイプ U 単線 R 撚線 K 細撚線(固定) F 細撚線(可動) H 極細撚線 Y 銅箔糸線 D 溶接用細撚線 E 溶接用極細撚線 6 エレメント数 数字表記 7 線心数 数字表記 9 撚線構造 F スターカッド(鉄道通信用) St スターカッド(ファントム回路) Stl スターカッド(トランクケーブル) Stlll スターカッド(ドロップケーブル) TF スターカッド(搬送波) S 信号ケーブル(鉄道通信用) PiMF メタルフォイルペア 8 保護導体 X 保護導体無し G 保護導体付き 9 導体断面積 数字表記 mm2 例 :NSTHÖU 24G 1.5 クレンフレックス -VDE 規格接続ケーブル 24 心、緑 / 黄の保護導体付き 導体断面積 1.5mm2 2 追加仕様 B 雷保護構造 J 誘導保護 E エレクトロニクス 例 :H05VV-F 3G 1.5 中強度 PVC 絶縁体、シースケーブル 3 心、緑 / 黄の保護導体付き 導体断面積 1.5mm2 7 エレメント構造 1 シングルコア 2 ペア 8 導体外径 数字表記 mm 10ツイストタイプ Lg 層撚り Bd 束撚り 例 :A2Y(L)2Y 6x2x0.8Bd ローカルネットワーク用電話ケーブル ポリエチレン絶縁体、ユニット型 333 T7:オイルフレックス-カラーコード 11 の基本色の組み合わせにより、102 心までの線心を識別します。 基本色の組み合わせは、1 つまたは 2 つの色の 2mm 幅のカラースパイ ラルによって構成されます。このようなカラーコーディングにより、識 別は容易に行われます。5 心までのカラーコードについては、技術資 料 T9 をご参照ください。 オイルフレックス - カラーコード つぎのケーブルの 6 心以上に適用されます。 オイルフレックス - クラシック 100 オイルフレックス - クラシック 100 CY オイルフレックス - クラシック 100 SY 基本色 38グレー-茶 71茶-白-青 0 緑-黄 39赤-茶 72グレー-白-青 1 白 40紫-茶 73赤-白-青 2 黒 41ピンク-茶 74紫-白-青 3 青 42オレンジ-茶 75ピンク-白-青 4 茶 43透明-茶 76オレンジ-白-青 5 グレー 44ベージュ-茶 77透明-白-青 6 赤 78ベージュ-白-青 7 紫 8 ピンク 45赤-グレー 9 オレンジ 46紫-グレー 79グレー-白-茶 10透明 47ピンク-グレー 80赤-白-茶 11ベージュ 48オレンジ-グレー 81紫-白-茶 49透明-グレー 82ピンク-白-茶 50ベージュ-グレー 83オレンジ-白-茶 12黒-白 84透明-白-茶 13青-白 85 ベージュ-白-茶 14茶-白 51オレンジ-赤 15グレー-白 52透明-赤 16赤-白 53ベージュ-赤 86赤-白-グレー 87紫-白-グレー 17紫-白 88ピンク-白-グレー 18ピンク-白 19オレンジ-白 54ピンク-紫 89オレンジ-白-グレー 20透明-白 55オレンジ-紫 90透明-白-グレー 21ベージュ-白 56透明-紫 91ベージュ-白-グレー 57ベージュ-紫 92青-白-赤 22青-黒 23茶-黒 58透明-ピンク 93茶-白-赤 24グレー-黒 59ベージュ-ピンク 94紫-白-赤 95ピンク-白-赤 25赤-黒 96オレンジ-白-赤 26紫-黒 27ピンク-黒 60透明-オレンジ 28オレンジ-黒 61ベージュ-オレンジ 97茶-白-紫 29透明-黒 98オレンジ-白-紫 30ベージュ-黒 62青-白-黒 63茶-白-黒 31茶-青 64グレー-白-黒 100グレー-黒-青 32グレー-青 101赤-黒-青 33赤-青 34ピンク-青 65赤-白-黒 35オレンジ-青 66紫-白-黒 36透明-青 67ピンク-白-黒 37ベージュ-青 68オレンジ-白-黒 69透明-白-黒 70ベージュ-白-黒 334 99 茶-黒-青 T7: ユニトロニク-カラーコード ユニトロニク -100 のカラーコード 10 の基本色の組み合わせにより、102 心までの線心を識別します。2 色以上の組み合わせは、1 つまたは 2 つの 2mm 幅のカラースパイラル 基本色 0 緑-黄 1 黒 2 青 3 茶 4 ベージュ 5 黄 6 緑 7 紫 8 ピンク 9 オレンジ 10透明 基本色に白のスパイラル 11赤-白 12青-白 13黄-白 14緑-白 15紫-白 16オレンジ-白 17茶-白 基本色に赤のスパイラル 18青-赤 19黄-赤 20緑-赤 21白-赤 22オレンジ-赤 23茶-赤 基本色に黒のスパイラル 24赤-黒 25青-黒 26黄-黒 27緑-黒 28紫-黒 29白-黒 30オレンジ-黒 31茶-黒 基本色に緑のスパイラル 32赤-緑 33グレー-緑 34紫-緑 35白-緑 36オレンジ-緑 37茶-緑 またはリングによって構成されます。このようなカラーコーディングに より、識別は容易に行えます。 基本色に黄のスパイラル 38赤-黄 39青-黄 40紫-黄 41白-黄 42茶-黄 基本色に青のスパイラル 43赤-青 44白-青 45オレンジ-青 46茶-青 基本色に紫のスパイラル 47黄-紫 48緑-紫 49白-紫 50オレンジ-紫 51茶-紫 基本色黒に斑点状のスパイラル 52黒-白 53黒-黄 54黒-赤 55黒-緑 56黒-青 57黒-紫 基本色グレーに斑点状のスパイラル 58グレー-白 59グレー-黒 60グレー-黄 61グレー-赤 62グレー-青 63グレー-紫 基本色にグレーのスパイラル 64赤-グレー 65青-グレー 66黄-グレー 67緑-グレー 68紫-グレー 69白-グレー 70オレンジ-グレー 基本色に白-赤のスパイラル 71青-白-赤 72黄-白-赤 73緑-白-赤 74茶-白-赤 基本色に白-黒のスパイラル 75赤-白-黒 76青-白-黒 77黄-白-黒 78緑-白-黒 79紫-白-黒 80オレンジ-白-黒 81茶-白-黒 基本色に白-緑のスパイラル 82赤-白-緑 83黄-白-緑 84紫-白-緑 85オレンジ-白-緑 86茶-白-緑 基本色に白-青のスパイラル 87赤-白-青 88黄-白-青 89オレンジ-白-青 90茶-白-青 基本色に白-紫のスパイラル 91黄-白-紫 92緑-白-紫 93オレンジ-白-紫 94茶-白-紫 基本色に赤-黒のスパイラル 95青-赤-黒 96黄-赤-黒 97緑-赤-黒 98白-赤-黒 99茶-赤-黒 基本色に赤-緑のスパイラル 100黄-赤-緑 101白-赤-緑 102オレンジ-赤-緑 335 T9:VDE カラーコード VDE 0293-308/HD 308 S2 新カラーコード:多心低電圧ケーブルのカラーコード 新たな規格は2003年1月に発効し、 2006年3月末までの実施が要求されています。 移動機器、 電気設備、 分電システムで使用される低電圧多心ケーブルの導体識別。 3a、 4aは特殊なアプリケーションのみで使用。 1 2 3 4 心数 緑 - 黄の保護導体付き (略号 JまたはG) 緑 - 黄の保護導体無し (略号 Oまたは X) 同軸導体ケーブル 2 − 青/茶 青/茶 3 緑-黄/茶/青 茶/黒/灰 茶/黒/灰 3a − 青/茶/黒 青/茶/黒 4 緑-黄/茶/黒/灰 青/茶/黒/灰 青/茶/黒/灰 4a 緑-黄/青/茶/黒 5 緑-黄/青/茶/黒/灰 青/茶/黒/灰/黒 青/茶/黒/灰/黒 6 心以上 緑 - 黄 / 黒色コアに ナンバリング 黒色コアに ナンバリング 黒色コアに ナンバリング 旧規格:VDE 0293 パワーケーブル・カラーコード 移動機器接続用多心ケーブルのマーキング: 1 2 3 4 心数 緑 - 黄の保護導体付き (ハーモナイズドケーブル) 緑 - 黄の保護導体無し (現状ではハーモナイズドに非該当) 同軸導体ケーブル 2 − 茶/青 − 3 緑-黄/茶/青 茶/青/黒 − 3* − 茶/黒/灰 − 4 緑-黄/黒/青/茶 黒/茶/青/黒 − 4* 緑-黄/茶/黒/灰 青/茶/黒/灰 − 5 緑-黄/黒/青/茶/黒 黒/茶/青/黒/黒 − 5* 緑-黄/青/茶/黒/灰 青/茶/黒/灰/黒 − 6 心以上 緑 - 黄以外は黒色コアに内側より1から始まるナンバリング、 緑 - 黄は最外層。 黒色コアに内側より 1から始まるナンバリング − 固定設置用多心ケーブルのマーキング: 336 1 2 3 4 心数 緑 - 黄の保護導体付き (ハーモナイズドケーブル) 緑 - 黄の保護導体無し (現状ではハーモナイズドに非該当) 同軸導体ケーブル 2 − 黒/青 黒/青 3 緑-黄/黒/青 茶/青/黒 黒/青/茶 3* − 茶/黒/灰 − 4 緑-黄/黒/青/茶 黒/茶/青/黒 黒/青/茶/黒 4* 緑-黄/茶/黒/灰 青/茶/黒/灰 − 5 緑-黄/黒/青/茶/黒 黒/茶/青/黒/黒 − 5* 緑-黄/青/茶/黒/灰 青/茶/黒/灰/黒 − 6 心以上 緑 - 黄以外は黒色コアに内側より1から始まるナンバリング、 緑 - 黄は最外層。 黒色コアに内側より 1から始まるナンバリング 黒色コアに内側より 1から始まるナンバリング T9:DINカラーコード データ(信号用)ケーブル用 DIN 47100/Jan.1988 ユニトロニク-ツイストペアケーブルのカラーコード それぞれのツイストペアは、a-コア、b-コアとして識別されます。23ペア以上は最初の22ペアまでと同じ配色が繰り返され、45ペアから再度繰 り返されます。1番目の色は基本色、2番目の色はリング状にプリントされます。 ペア番号 a-コア色 b-コア色 1 白 茶 2 緑 黄 3 グレー 4 ペア番号 a-コア色 b-コア色 13 白/黒 茶/黒 14 グレー / 緑 黄 / グレー ピンク 15 ピンク / 緑 黄 / ピンク 青 赤 16 緑/青 黄/青 5 黒 紫 17 緑/赤 黄/赤 6 グレー / ピンク 赤/青 18 緑/黒 黄/黒 7 白/緑 茶/緑 19 クレー / 青 ピンク / 青 8 白/黄 黄/茶 20 グレー / 赤 ピンク / 赤 9 白 / グレー グレー / 茶 21 グレー / 黒 ピンク / 黒 10 白 / ピンク ピンク / 茶 22 青/黒 赤/黒 11 白/青 茶/青 23-44 1-22 を繰り返し 1-22 を繰り返し 12 白/赤 茶/赤 45-66 1-22 を繰り返し 1-22 を繰り返し DIN 47100カラーコード(44番以降の繰り返し無し) コア番号 色 コア番号 色 コア番号 色 コア番号 色 1 白 17 白 / グレー 33 緑/赤 49 白/緑/黒 2 茶 18 グレー / 茶 34 黄/赤 50 茶/緑/黒 3 緑 19 白 / ピンク 35 緑/黒 51 白/黄/黒 4 黄 20 ピンク / 茶 36 黄/黒 52 黄/茶/黒 5 グレー 21 白/青 37 グレー / 青 53 白 / グレー / 黒 6 ピンク 22 茶/青 38 ピンク / 青 54 グレー / 茶 / 黒 7 青 23 白/赤 39 グレー / 赤 55 白 / ピンク / 黒 8 赤 24 茶/赤 40 ピンク / 赤 56 ピンク / 茶 / 黒 9 黒 25 白/黒 41 グレー / 黒 57 白/青/黒 10 紫 26 茶/黒 42 ピンク / 黒 58 茶/青/黒 11 グレー / ピンク 27 グレー / 緑 43 青/黒 59 白/赤/黒 12 赤/青 28 黄 / グレー 44 赤/黒 60 茶/赤/黒 61 黒/白 13 白/緑 29 ピンク / 緑 45 白/茶/黒 14 15 16 茶/緑 白/黄 黄/茶 30 31 32 黄 / ピンク 緑/青 黄/青 46 47 48 黄/緑/黒 グレー / ピンク / 黒 赤/青/黒 1番目の色は基本色、2番目の色はリング状にプリントされます。 3色の場合、2番目と3番目の色は基本色の上にプリントされます。 337 T11:導体抵抗/導体構成 導体抵抗 銅導体の導体抵抗(VDE 0295より引用、IEC 60228に準拠) 規格では導体構成について、素線の最大外径および最大導体抵抗が規定されています。 最大導体抵抗値(Ω)20℃、1km 公称断面積 mm2 錫メッキ銅線 クラス1+2 クラス5+6 0.08 0.14 0.25 0.34 0.5 36.7 0.75 24.8 1 18.2 1.5 12.2 2.5 7.56 4 4.70 6 3.11 10 1.84 16 1.16 25 0.734 35 0.529 50 0.391 70 0.270 95 0.195 120 0.154 150 0.126 185 0.100 240 0.0762 300 0.0607 400 0.0475 500 0.0369 裸銅線 クラス1+2 クラス5+6 250.0 142.0 82.0 59.0 40.1 36.0 26.7 24.5 20.0 18.1 13.7 12.1 8.21 7.41 5.09 4.61 3.39 3.08 1.95 1.83 1.24 1.15 0.795 0.727 0.565 0.524 0.393 0.387 0.277 0.268 0.210 0.193 0.164 0.153 0.132 0.124 0.108 0.0991 0.0817 0.0754 0.0654 0.0601 0.0495 0.0470 0.0391 0.0366 243.0 138.0 79.0 57.0 39.0 26.0 19.5 13.3 7.98 4.95 3.30 1.91 1.21 0.780 0.554 0.386 0.272 0.206 0.161 0.129 0.106 0.0801 0.0641 0.0486 0.0384 導体構成:VDE 0295(0.5mm2以上はIEC 60228に準拠) 公称断面積 mm2 0.14 0.25 0.34 0.38 0.5 0.75 1.0 1.5 2.5 4 6 10 16 25 35 50 70 95 120 150 185 240 300 400 500 撚線 VDE 0295 クラス2 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 7 × 0.30 7 × 0.37 7 × 0.43 7 × 0.52 7 × 0.67 7 × 0.85 7 × 1.05 7 × 1.35 7 × 1.70 7 × 2.13 7 × 2.52 19 × 1.83 19 × 2.17 19 × 2.52 37 × 2.03 37 × 2.27 37 × 2.52 61 × 2.24 61 × 2.50 61 × 2.89 61 × 3.23 多撚線 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 7 × 0.25 7 × 0.27 7 × 0.30 7 × 0.37 7 × 0.43 7 × 0.52 19 × 0.14 19 × 0.52 19 × 0.64 49 × 0.51 49 × 0.65 84 × 0.62 133 × 0.58 133 × 0.69 189 × 0.69 259 × 0.69 336 × 0.67 392 × 0.69 494 × 0.69 627 × 0.70 790 × 0.70 細撚線 VDE 0295 クラス5 〜 14 × 0.15 〜 19 × 0.15 〜 12 × 0.20 〜 16 × 0.20 〜 24 × 0.20 〜 32 × 0.20 〜 30 × 0.25 〜 50 × 0.25 〜 56 × 0.30 〜 84 × 0.30 〜 80 × 0.40 〜 128 × 0.40 〜 200 × 0.40 〜 280 × 0.40 〜 400 × 0.40 〜 356 × 0.50 〜 485 × 0.50 〜 614 × 0.50 〜 765 × 0.50 〜 944 × 0.50 〜 1225 × 0.50 〜 1530 × 0.50 〜 2035 × 0.50 〜 1768 × 0.60 極細撚線 VDE 0295 クラス6 〜 18 × 0.10 〜 32 × 0.10 〜 42 × 0.10 〜 21 × 0.15 〜 28 × 0.15 〜 42 × 0.15 〜 56 × 0.15 〜 84 × 0.15 〜 140 × 0.15 〜 224 × 0.15 〜 192 × 0.20 〜 320 × 0.20 〜 512 × 0.20 〜 800 × 0.20 〜 1120 × 0.20 〜 705 × 0.30 〜 990 × 0.30 〜 1340 × 0.30 〜 1690 × 0.30 〜 2123 × 0.30 〜 1470 × 0.40 〜 1905 × 0.40 〜 2385 × 0.40 〜 18 × 0.1 〜 32 × 0.1 〜 42 × 0.1 〜 48 × 0.1 〜 64 × 0.1 〜 96 × 0.1 〜 128 × 0.1 〜 192 × 0.1 〜 320 × 0.1 〜 512 × 0.1 〜 768 × 0.1 〜 1280 × 0.1 〜 2048 × 0.1 〜 3200 × 0.1 〜 36 × 0.07 〜 65 × 0.07 〜 88 × 0.07 〜 100 × 0.07 〜 131 × 0.07 〜 195 × 0.07 〜 260 × 0.07 〜 392 × 0.07 〜 651 × 0.07 〜 1040 × 0.07 〜 1560 × 0.07 〜 2600 × 0.07 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 72 × 0.05 128 × 0.05 174 × 0.05 194 × 0.05 256 × 0.05 384 × 0.05 512 × 0.05 768 × 0.05 1280 × 0.05 クラス3-7の導体素線数はオプションとしての扱いです。VDE 0295は個々の素線の最大外径および断面積に対応した最大抵抗値のみを規定しています。 338 T12:許容電流 基本テーブル テーブル12-1:許容電流 定格電圧1000V以下の耐熱ケーブル 周囲温度30℃ ケーブルカテゴリー A シングルコアケーブル ・ゴム絶縁 B 多心ケーブル、 家庭用・移動機器用 C 多心ケーブル 家庭用・移動機器用を除く D 堅牢型多心ゴム絶縁ケーブル 0.6/1kv以下 ・PVC絶縁 ・ゴム絶縁 ・ゴム絶縁 ・TPE絶縁 ・PVC絶縁 ・PVC絶縁 特殊ゴム絶縁シングルコア ケーブル ・耐熱ケーブル ・TPE絶縁 ・TPE絶縁 0.6k/1kv、1.8/3kv ・耐熱ケーブル 設置方法 通電心数 13) 公称断面積 許容電流A 0,081) 0,141) 0,251) 0,341) 0,5 0,75 1,0 1,5 2,5 4 6 10 16 25 35 50 70 95 120 150 185 240 300 400 500 1,5 3 5 8 122) 15 19 24 32 42 54 73 98 129 158 198 245 292 344 391 448 528 608 726 830 許容電流値の準拠規格 DIN VDE 0298-4、2003-8 テーブル11 コラム2 2 3 許容電流A 3 6 10 16 25 32 40 63 - テーブル12-1 A-D のケーブルカテゴリー : A:シングルコアケーブル :LiY、LiYCY、H05V-K、H07V-K、H07V2-K、H07Z-K、マルチスタンダー ド・シングルコアケーブル、オイルフレックス ヒート105、-145、オイルフレックス ヒート180、オ イルフレックス ヒート205/260 B:家 庭用・移動機 器用多心ケーブル :オイルフレックス-クラシック100、H05VV-F、450P、 500P、540P、H05RR-F、H05RN-F、H05BQ-F、H07BQ-F C:家庭用・移動機器用を除く多心ケーブル : 全オイルフレックス、オイルフレックス クレーン、オイ ルフレックス ヒート、オイルフレックス ヒート180、オイルフレックス ヒート205/260 D:堅牢型多心ゴム絶縁ケーブル 定格電圧 0.6/1kV以下:オイルフレックス クレーンNSHTOU、 オイルフレックス クレーンVS、NSHTOU、NSSHOU、オイルフレックス ヒート多心ケーブル 特 殊 ゴム 絶 縁 シング ルコアケ ーブ ル 定 格 電 圧 0.6/1kVまた は1.8/3kV:NSGAFOU、 NSHXAFOU、オイルフレックス ヒート145シングルコアケーブル 3 または 3 許容電流A 3 6 10 16 20 25 - DIN VDE 0298-4、2003-8 テーブル11 コラム3+4 ノート: テーブル12 およびテーブル13は、DIN VDE 0298-4 記載のものをアレンジしています。不明点 がある場合には、DIN VDE 0298-4を適用してください。 テーブル12-1の値は、つぎのような変換ファクタ/ 減少ファクタの適用を考慮する必要があります。 ・その他の周囲温度 :テーブル12-2 ・通電心数 3 以上、10mm2までの多心ケーブル :テーブル12-3 ・周囲温度 50℃以上、耐熱ケーブル :テーブル12-4 ・コイル状に巻かれたケーブル :テーブル12-5 ・複数のシングルコアケーブル、多心ケーブルをコンジットや密閉ダクトに収容、床または天井に 設置 :テーブル12-6 ・複数の多心ケーブルをケーブルトレイに設置 :12-7 ・複数のシングルコアケーブルをケーブルトレイに設置 :12-8 2 1 2 4 6 92) 12 15 18 26 34 44 61 82 108 135 168 207 250 292 335 382 453 523 DIN VDE 0298-4、2003-8 テーブル11 コラム5 13) 許容電流A 23 30 41 53 74 99 131 162 202 250 301 - 30 41 55 70 98 132 176 218 276 347 416 488 566 644 775 898 - DIN VDE 0298-4、2003-8 テーブル15 コラム4+2 その他のケーブルの通電 (負荷)容量 : ESUY:VDE 0105 パート1を参照 工業用として使用するH07RN-F、A07RN-F、H07BQ-F : VDE 0298-4 2003-8、テーブル12 および 13を参照 溶接用ケーブルH01N2-D : VDE 0298-4 2003-8、テーブル16を参照 建 築 物 用ケーブルNYM、NHXMH、NYY、NYCY、NYCWY、NHXHX : VDE 0298-4 2003-8、テーブル3 および 4を参照 産業機械用ケーブル :DIN EN 60204-1/VDE 0113-1を参照 産業機械用ケーブル (北米向け):NEC(National Electrical Code)および NFPA79、テーブル 13を参照 1) 導体サイズ0.5mm2以下 (0.08-0.34mm2)については、VDE 0891-1を参照 2) VDE 0298-4、テーブル11コラム2をサイズ0.5mm2まで拡張 3) 束ねられたシングルコアケーブルが他のケーブルに接触する場合 : ・表面設置 :テーブル12-1、Aまたは Dの値は、 -1つの交流または直流回路の場合、減少係数 0.76 -3 つの交流回路の場合、減少係数 0.67 テーブル12-6 の変換ファクタを適用する前に、上記の係数による補正を行う必要があります。 ・空中設置またはケーブルトレイに設置 :テーブル12-1、Aまたは Dの値は、 -1つの交流または直流回路の場合、減少係数 0.8 -3 つの交流回路の場合、減少係数 0.7 テーブル12-8 の変換ファクタを適用する前に、上記の係数による補正を行う必要があります。 339 T12:許容電流 減少テーブル テーブル12-2:補正ファクタ 周囲温度が30℃以外の場合。耐熱ケーブルについてはT12-4参照(DIN VDE 0298-4、2003-8、 テーブル17) ケーブルの導体温度 (各製品ページのテクニカルデータ欄に可動使用時 / 固定使用時の限界値を記載) 60 °C 70 °C 周囲温度 ℃ 80 °C 85 °C 90 °C 1,17 1,13 1,09 1,04 1,00 0,95 0,90 0,85 - 1,15 1,12 1,08 1,04 1,00 0,96 0,91 0,87 0,82 0,76 0,71 0,65 0,58 0,50 0,41 0,29 補正ファクタ、T12-1の値に適用 10 15 20 25 30 35 40 45 50 55 60 65 70 75 80 85 1,29 1,22 1,15 1,08 1,00 0,91 0,82 0,71 0,58 0,41 - 1,22 1,17 1,12 1,06 1,00 0,94 0,87 0,79 0,71 0,61 0,50 0,35 - 1,18 1,14 1,10 1,05 1,00 0,95 0,89 0,84 0,77 0,71 0,63 0,55 0,45 0,32 - テーブル12-3:補正ファクタ 導体サイズ10mm2までの多心ケーブル(DIN VDE 0298-4、2003-8、 テーブル26) 通電心数 5 7 10 14 19 24 40 61 340 空中設置時の補正ファクタ 0,75 0,65 0,55 0,50 0,45 0,40 0,35 0,30 地中(埋設)設置時の補正ファクタ 0,70 0,60 0,50 0,45 0,40 0,35 0,30 0,25 T12:許容電流 減少テーブル テーブル12-4:耐熱ケーブルの減少係数 ケーブルの導体温度 (各製品ページのテクニカルデータ欄に可動使用時 / 固定使用時の限界値を記載) オイルフレックス-ヒート-105、 H07V2-K オイルフレックス-FD ロバスト 周囲温度 ℃ < 50 55 60 65 70 75 80 85 90 95 100 105 110 115 120 125 130 135 140 150 155 160 165 170 175 ハロゲンフリー・シングルコアケーブル H07Z-K オイルフレックス-ヒート-145 オイルフレックス-ヒート-180 シリコンケーブル 補正ファクタ、テーブル12-1、A、C、Dの値を耐熱ケーブルに適用 (DIN VDE 0298-4、2003-8、テーブル18参照) 1,00 0,94 0,87 0,79 0,71 0,61 0,50 0,35 - 1,00 1,00 1,00 1,00 1,00 1,00 1,00 0,91 0,82 0,71 0,58 0,41 - 1,00 1,00 1,00 1,00 1,00 1,00 1,00 1,00 1,00 1,00 0,94 0,87 0,79 0,71 0,61 0,50 0,35 - 1,00 1,00 1,00 1,00 1,00 1,00 1,00 1,00 1,00 1,00 1,00 1,00 1,00 1,00 1,00 1,00 1,00 1,00 1,00 1,00 0,91 0,82 0,71 0,58 0,41 テーブル12-5:補正ファクタ コイル状に巻かれたケーブル(DIN VDE 0298-4、2003-8、テーブル26) リールまたはドラムに巻かれた層数 補正ファクタ 1 2 3 4 5 0,80 0,61 0,49 0,42 0,38 らせん状に巻かれたケーブルの補正ファクタは(スパイラル1層につき)0.8 341 342 1,00 1,00 1,00 1,00 1,00 1 0,85 0,81 0,94 0,85 0,80 2 0,85 0,72 0,90 0,79 0,70 3 0,85 0,68 0,90 0,75 0,65 4 0,85 0,66 0,90 0,73 0,60 5 7 8 9 0,85 0,64 0,90 0,72 0,57 0,85 0,63 0,90 0,72 0,54 0,85 0,62 0,90 0,71 0,52 0,85 0,61 0,90 0,70 0,50 10 0,85 0,61 0,90 0,70 0,48 補正ファクタ、 テーブル12-1の値に適用 6 ○ =1つのシングルコアケーブルまたは多心ケーブルを表す。 注意:補正ファクタは同じような電流負荷、同じような設置方法の場合にのみ適用可能です。異なった導体サイズの場合は一段階のみ適用可能です。 天井にケーブルを互いに間隔(d) をあけ、 一層に設置 天井にケーブルを互いに接触させ、一層に設置 床面または壁面にケーブルを互いに 間隔(d) をあけ、一層に設置 床面または壁面にケーブルを互いに接触させ、 一層に設置 床面または壁面にケーブルを互いに直接束ね、 あるいはコンジットやダクトに収容して設置 設置方法 通電中の多心ケーブルの数、または2 相 /3 相交流を通電中のシングルコアケーブルのグループ数 0,85 0,61 0,90 0,70 0,45 12 0,85 0,61 0,90 0,70 0,43 14 0,85 0,61 0,90 0,70 0,41 16 0,85 0,61 0,90 0,70 0,39 18 0,85 0,61 0,90 0,70 0,38 20 T12:許容電流 減少テーブル テーブル12-6:補正ファクタ 壁面、床面、天井に複数のケーブルをコンジットまたは密閉ダクトに収容して設置 (DIN VDE 0298-4、2003-8、 テーブル21準拠) T12:許容電流 減少テーブル テーブル12-7:補正ファクタ ケーブルトレイに多心ケーブルを集合/集束して設置 多心ケーブルの数 ケーブル トレイの数 設置方法 1 2 3 4 6 9 補正ファクタ、 テーブル12-1の値に適用 ケーブルトレイ、 通気穴なし 接触 ケーブルトレイ、 通気穴あり 接触 1 0,97 0,84 0,78 0,75 0,71 0,68 2 0,97 0,83 0,76 0,72 0,68 0,63 3 0,97 0,82 0,75 0,71 0,66 0,61 6 0,97 0,81 0,73 0,69 0,63 0,58 1 1,00 0,88 0,82 0,79 0,76 0,73 2 1,00 0,87 0,80 0,77 0,73 0,68 3 1,00 0,86 0,79 0,76 0,71 0,66 6 1,00 0,84 0,77 0,73 0,68 0,64 1 1,00 1,00 0,98 0,95 0,91 ––– 2 1,00 0,99 0,96 0,92 0,87 ––– 3 1,00 0,99 0,95 0,91 0,85 ––– 1 1,00 0,88 0,82 0,78 0,73 0,72 2 1,00 0,88 0,81 0,76 0,71 0,70 1 1,00 0,91 0,89 0,88 0,87 ––– 2 1,00 0,91 0,88 0,87 0,85 ––– 1 1,00 0,87 0,82 0,80 0,79 0,78 2 1,00 0,86 0,81 0,78 0,76 0,73 3 1,00 0,85 0,79 0,76 0,73 0,70 6 1,00 0,83 0,76 0,73 0,69 0,66 1 1,00 1,00 1,00 1,00 1,00 ––– 2 1,00 0,99 0,98 0,97 0,96 ––– 3 1,00 0,98 0,97 0,96 0,93 ––– スペース 接触 スペース ケーブルトレイ ハシゴ状 接触 スペース 注意:補正ファクタは同じような電流負荷、同じような設置方法の場合にのみ適用可能です。また、図のように一層に設置した場合にのみ適用可能です。性 能保障のための最小距離間隔の要求がある場合には、表最上段の設置方法では補正ファクタは適用できません。このような場合、 テーブル12-6などを用い て追加の補正を行う必要があります。 343 T12:許容電流 減少テーブル テーブル12-8:補正ファクタ ケーブルトレイにシングルコアケーブルを集合/集束して設置 (DIN VDE 0298-4、2003-8、 テーブル23参照) 多心ケーブルの数 ケーブル トレイの数 設置方法 1 2 3 減少係数 補正ファクタ ケーブルトレイ、 通気穴あり 接触 1 0,98 0,91 0,87 2 0,96 0,87 0,81 3 0,96 0,85 0,78 1 0,96 0,86 ––– 接触 ケーブルトレイ、 ハシゴ状 接触 3本のケーブル、水平設置、一層 3本のケーブル、垂直設置、一層 2 0,95 0,84 ––– 1 1,00 0,97 0,96 2 0,98 0,93 0,89 3 0,97 0,90 0,86 1 1,00 0,98 0,96 2 0,97 0,93 0,89 3 0,96 0,92 0,86 1 1,00 0,91 0,89 3本のケーブル、水平設置、一層 ケーブルトレイ、 通気穴あり 3本のケーブル、水平設置、 デルタ状 3本のケーブル、垂直設置、 デルタ状 ケーブルトレイ、 ハシゴ状 2 1,00 0,90 0,86 1 1,00 1,00 1,00 2 0,97 0,95 0,93 3 0,96 0,94 0,90 3本のケーブル、水平設置、 デルタ状 注意:補正ファクタは同じような電流負荷、同じような設置方法の場合にのみ適用可能です。また、図のように一層に設置した場合にのみ適用可能です。性 能保障のための最小距離間隔の要求がある場合には、表最上段の設置方法では補正ファクタは適用できません。このような場合、テーブル12-6などを用い て追加の補正を行う必要があります。複数のケーブルのグループを分離する必要がある場合は、3本の通電ケーブルのグループそれぞれを1つのまとまった 回路として考えます。 344 T13:許容電流 NEC準拠 (National Electrical Code、USA) テーブル13-1:NEC(USA)規格に基づくシングルコアケーブルおよび多心ケーブルの許容電流 NEC テーブル310-16の概要 絶縁導体の許容電流 (A) 、電圧0-2000V、導体温度60℃〜90℃、ただ し3心を超えないこと、電路またはケーブルに一本の接地線(直接接地)、 周囲温度30℃。 導体サイズ AWGまたはkcmil (MCM) 18 16 14 12 10 8 6 4 3 2 1 1/0 2/0 3/0 4/0 250 300 350 400 500 600 NEC テーブル310-17の概要 単層絶縁導体の許容電流(A)、電圧0-2000V、空中設置、周囲温度 30℃。 導体サイズ 導体温度 60°C (140°F) 75°C (167°F) 90°C (194°F) –– –– 20* 25* 30 40 55 70 85 95 110 125 145 165 195 215 240 260 280 320 355 –– –– 20* 25* 35* 50 65 85 100 115 130 150 175 200 230 255 285 310 355 380 420 14 18 25* 30* 40* 55 75 95 110 130 150 170 195 225 260 290 320 350 380 430 475 導体温度 AWGまたはkcmil (MCM) 18 16 14 12 10 8 6 4 3 2 1 1/0 2/0 3/0 4/0 250 300 350 400 500 600 60°C (140°F) 75°C (167°F) 90°C (194°F) –– –– 25* 30* 40* 60 80 105 120 140 165 195 225 260 300 340 375 420 455 515 575 –– –– 30* 35* 50* 70 95 125 145 170 195 230 265 310 360 405 445 505 545 620 690 18 24 35* 40* 55* 80 105 140 165 190 220 260 300 350 405 455 505 570 615 700 780 *注意: *のタイプのケーブルについては、NEC規格の別の個所で異なった許容電流が示されている場合、他の補正ファクタ (周囲温度および通電導体数) を適用し た後、AWG14は15A, AWG12は20A、AWG10は30Aを超えないよう電流保護を設ける必要があります。 補正ファクタ:30℃以外の周囲温度の場合 補正ファクタ:一つの電路または一本のケーブルで通電導体が3本以上の場合 周囲温度 ℃ 60°C 75°C 90°C 21-25 1,08 1,05 1,04 26-30 1,00 1,00 31-35 0,91 0,94 36-40 0,82 41-45 0,71 通電導体の数 補正ファクタ 4 〜 6 0,80 1,00 7 〜 9 0,70 0,96 10 〜 20 0,50 0,88 0,91 21 〜 30 0,45 0,82 0,87 31 〜 40 0,40 41以上 0,35 46-50 0,58 0,75 0,82 51-55 0,41 0,67 0,76 56-60 –– 0,58 0,71 61-70 –– 0,33 0,58 345 346 吸水率 (20℃)% 耐候性 耐燃料油性 –40 +80 –60 +110 –190 2,1 1018 14–40 240–400 0,01 非常に良好 非常に良好 非常に良好 +260 –100 +200 2,1 1018 20–25 250–350 0,01 非常に良好 非常に良好 非常に良好 –100 2,6 1016 40–50 100–300 0,01 非常に良好 非常に良好 非常に良好 +150 –190 2,1 1015 30 300 0,01 非常に良好 非常に良好 良好 +260 ポリブチレン PBTP — テレフタレート ポリ四ふっ化エチレン PTFE 5Y 四ふっ化エチレン 六ふっ化プロビレン FEP 6Y 共重合体 エチレン四ふっ化 ETFE 7Y エチレン パーフルオロアルコキシー PFA — ポリマー –30 +125 –30 +120 –40 +120 –70 +125 –75 +105/140 エチレンアセテート EVA 4G エチレンプロピレン EPM/EPDM 3G ゴム 熱可塑性 TPE-O — ポリオレフィンエラストマー 熱可塑性 TPE-E 12Y ポリエステルエラストマー スチレン三ブロック TPE-S — 共重合体 2,2–2,6 3,7–5,1 2,7–3,6 3,2 5–7 1016 1012 5 x 1014 1014 1013 9–25 3–25 > 6 5–25 5 25 500–700 280–650 > 400 200–450 200 450 1–2 0,3–0,6 1,5 0,02 0,01 1 0,5 1–2 適 非常に良好 非常に良好 良好 良好 非常に良好 良好 良好 非常に良好 良好 良好 適 低 低 低 良好 適 良好 低 非常に良好 適 低 低 良好 良好 良好 良好 適 –60 2,8–3,2 1015 5–10 200–350 1,0 非常に良好 低 適 +180 1013 50–300 200–300 1,5 低 シリコンゴム SI 2G 6,0–8,0 50–100 50–180 300–600 適 適 –40 +100 1016 1014 30–45 0,1 低 クロロプレンゴム CR 5G (ネオプレンゴム) 3,0–4,0 3,5–7,0 1012 800 良好 良好 ポリアミド PA 4Y 4,0–6,0 30 0,1 適 –40 +90/100 1017 500 適 良好 ポリウレタン PUR 11Y 2,3 20–30 0,4 適 –50 +100 1017 150–300 適 低圧ポリエチレン HDPE 2Y 2,3 10–25 0,4 –50 +70 1012–1015 150–300 高圧ポリエチレン LDPE 2Y 3,5 10–25 –20 +90 1012–1015 バイオオイル耐性 非常に良好 耐油性 耐熱塩化ビニル PVC Y 4,0 –40 2,4 1015 10–20 450–550 1–2 非常に良好 良好 +120 比誘電率 個体抵抗 引っ張り強度 伸び率% (10-3) (Ω x cm) N/mm2 –30 +70 — P4/11 ラップ型式名: 使用温度 範囲℃ 塩化ビニル PVC Y 耐バイオオイル材 材質 略号 VDE記号 可燃性 可燃性 可燃性 可燃性 可燃性 低燃性 自己消火性* 不燃性 不燃性 不燃性 不燃性 可燃性 可燃性 自己消火性* 可燃性 可燃性 自己消火性 自己消火性 可燃性 燃焼性 T15:絶縁体・シース材の特性 記載データは材質の基本特性であり、アプリケーションおよび製品デザインにより さまざまなバリエーションが存在します。カタログの各製品ページをご参照ください。 * 添加材により適合 T16:英米系単位換算表 イギリスおよびアメリカ合衆国で使用されているケーブル寸法 アメリカ合衆国では、パワー用およびデータ用ケーブルの導体断面積はAGWナンバーで表記されます。 AWG 外径 断面積 No. mm (mm2) 500 350 250 (4/0) (3/0) (2/0) (1/0) 1 2 4 6 8 10 12 14 17,96 15,03 12,70 11,68 10,40 9,27 8,25 7,35 6,54 5,19 4,12 3,26 2,59 2,05 1,63 導体抵抗値 AWG 外径 断面積 No. mm (mm2) (Ω/km) 253 177 127 107,2 85,0 67,5 53,5 42,4 33,6 21,2 13,3 8,37 5,26 3,31 2,08 0,07 0,10 0,14 0,18 0,23 0,29 0,37 0,47 0,57 0,91 1,44 2,36 3,64 5,41 8,79 16 18 20 22 24 26 28 30 32 34 36 38 40 42 44 1,29 1,024 0,813 0,643 0,511 0,405 0,320 0,255 0,203 0,160 0,127 0,102 0,079 0,064 0,051 導体抵抗値 1,31 0,823 0,519 0,324 0,205 0,128 0,0804 0,0507 0,0324 0,0200 0,0127 0,00811 0,00487 0,00317 0,00203 (Ω/km) 14,7 23,0 34,5 54,8 89,2 146 232 350 578 899 1426 2255 3802 5842 9123 一般的な単位*: 基本単位 英国重力単位系 長さ (ft)- 力 (lbf=Lb)- 時間 (s) 英国絶対単位系 長さ (ft)- 質量 (lb)- 時間 (s) 質量単位 英国重力単位系 英国絶対単位系 長さ単位 1 mi 1 inch (in;") 1 foot (ft;") 1 yard (yd) 1 chain (ch) 1 statue mile 1 nautical mile 1 statute mile = = = = = = = = 1 slug=32.174lb、32.174ft/s2 を引力加速度の標準値 として 立方単位 1 cubic inch 1 cubic foot cubic yard US liquid gallon 1 pint 1 puart 1 brit gallon 1 barrel = 16.39 cm3 = 0.0283 m3 = 0.765 mm3 = 3.79 l = 0.473 l = 0.946 l = 4.53 l = 119.2 l 面積単位 1 circ. mil (CM) 1 MCM 1 square inch (sq. in.) 1 square foot (sg.ft.) 1 square yard 1 acre 1 square mile 1 m2 = = = = = = = = 0.0254 mm 25.4 mm 0.305 m 0.914 m 20.1 m 1.61 km 1.835 km 1760 yards 1 1 1 1 1 1 1 grain dram ounce (oz) pound (lb) stone US ton (short ton) Brit. ton (long ton) = = = = = = = 64.80 mg 1.770 g 16 drams = 28.35 g 16 oz = 453.59 g 14 lbs = 6.35 kg 0.907 t 1.016 t 力単位 英国重力単位系 : pound-force 1 lbf =1Lb 英国絶対単位系 : poundal 1 pdl 1 lbf =32.174 pdl - 9.80665 lb ・m/s2 0.507 · 10 mm 0.5067 mm2 645.16 mm2 0.0929 m2 0.836 m2 0.00405 km2 2.59 km2 10.764 sq. ft. –3 1 slug =1lbs・s2/ft 1 pound =1 lb 2 ミリ単位への換算 1 pound-force (lbf) 1 Brit. ton-force 1 poundal (pdl) 1 lbf 電気単位 / 長さ 1µf per mile 1 megohm per mile 1 ohm per 1000 ft 1 ohm per 1000 yd = = = = 0.454 kp 1016 kp 0.1383 N 4.445 N = 0.62 µF/km = 1.61 MΩ · km = 3.28 Ω/km = 1.0936 Ω/km =lb・ft/s2 重量単位 / 長さ 1 lb per foot 1 lb per yard 1 lb per mile = 1.488 kg/m = 0.469 kg/m = 0.282 kg/m 密度 1 lb/ft3 = 16.02 kg/m3 重量 ( 比重 ) 1 lbf/ft3 = 16.02 kp/m3 銅ワイヤ重量 / マイル lb/mile Ø mm 5 0.404 6.5 0.51 7.5 0.55 10 0.64 20 0.90 40 1.27 エネルギー単位 1 horsepower 1 brit. therm. unit = 0.746 kW (H.P.) = 0.252 kcal 絶縁体の厚さはしばしば n/64 インチで表記される 1/64 インチは約 0.4mm に相当する ワイヤ重量および電界強度の単位は以下となる : lbf pr. MFeet lbf pr. Mile = 1.488 kg/km = 0.282 kg/km 40 V/mil 80 V/mil 100 V/mil 250 V/mil = = = = 1.6 kV/mm 3.2 kV/mm 4.0 kV/mm 10.0 kV/mm * 一般的には使用されていない単位も含まれます。情報提供を目的としています。 347 T16:英米系単位換算表 AWGサイズ(北米)とmm2サイズ(ヨーロッパ)の対応 北米では導体サイズにAWG、kcmilが使用されます。これに対しヨーロッパではmm2が使用されます。 両者は異なる系列で、正確に一致するサイズはありません。したがって、両者に対応する多規格電線で は、どちらか太い方に合わせて製造されるため、もう一方の規格としては太めのサイズになります。 本カタログでは、実サイズ(製造時に基準としているサイズ)をマスターサイズと呼んでいます。 エンドスリーブ等を使用する場合には、このサイズの違いに気を付けてください。 例:オイルフレックス150クワトロ 3G1.0(#0015203)は、1.0mm2であり、かつAWG18でも ありますが、マスターサイズは1.0mm2なので、通常のAWG18よりも太くなります。 また、ヨーロッパのmm2サイズは実際の断面積ではなく、導体抵抗により決められております。ほとん どの電線が、公称サイズ(mm2)よりも小さな断面積となっております。 必要なサイズからマスターサイズを選定するためのテーブル column 1a column 1b column 2 column 3 column 4 column 5a column 5b column 1a column 1b column 2 column 3 column 4 column 5a column 5b 必要な AWG サイズ 換算した mm2 マスター サイズ mm2 必要な mm2 マスターサイズ AWG 必要な AWG サイズ 換算した mm2 マスター サイズ mm2 必要な mm2 マスターサイズ AWG kcmil mm2 mm2 mm2 mm2 mm2 mm2 750 500 450 400 350 300 250 380.03 253.35 228.02 202.68 177.35 152.01 126.68 107.22 85.01 67.43 53.49 42.41 33.62 26.67 21.15 16.77 13.30 10.55 8.37 AWG 4/0 3/0 2/0 1/0 1 2 3 4 5 6 7 8 400 300 240 400 300 240 185 185 150 120 95 70 150 120 95 70 50 35 50 35 25 25 16 16 10 10 AWG kcmil 800 750 500 450 400 350 300 250 4/0 3/0 2/0 1/0 1 2 3 4 5 6 7 AWG kcmil 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 6.63 5.26 4.17 3.31 2.62 2.08 1.65 1.31 1.04 0.82 0.65 0.52 0.41 0.33 0.26 0.20 0.16 0.13 6 6 4 4 2.5 2.5 1.5 1.5 1 0.75 1 0.75 0.5 0.34 0.5 0.34 0.25 0.25 0.14 0.14 横断面の概略図 1,0 mm2 AWG 18 0,75 mm2 AWG 20 例:AWG18 が必要な場合。 マスターサイズが AWG の場合は、AWG18 を選定。 マスターサイズが mm2 の場合は、表から 1mm2 を選定。 (表が空欄の場合は、その上のサイズを選定) 348 AWG 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 kcmil T18:各国安全規格マーク 優れた品質により、ラップ社の多くの製品が世界各国の認証機関でのテストを受け、 安全規格を取得しています。 UL リコグニッションマーク(アメリカ) Underwriters Laboratories Inc. 保険業者試験所 UL リスティングマーク(アメリカ) Underwriters Laboratories Inc. 保険業者試験所 Instituto Italiano del Marchio di Qualitá イタリア品質表示協会 LLOYD’S Register of Shipping ロイド船舶規格 Canadian Standard Association カナダ規格協会 Physikalisch-Technische Bundesanstalt 物理工学研究所、ドイツの防爆規格認定団体 eingetragen Germanischer LLOYD ドイツロイド船舶規格 Verband Deutscher Elektrotechniker ドイツ電気技術者連合(VDE) Schweizerischer Elektrotechnischer Verein スイス電気技術者連合(SEV) GGVS:危険貨物道路運行規則(ドイツ) im Musterregister beim Amtsgericht Stuttgart シュツッツガルト簡易裁判所による登録商標(ド イツ) “Gost R”Certification for Russia ゴストR、ロシア規格 349 T19:ケーブルの設置ガイドライン 不適 適 不適 適 ケーブルの巻きほどき方法 ケーブルは、設置場所、操作条件を考慮して 選択することが必要です。ケーブルは機械的、 熱的、 化学的に保護されねばならず、 また、 ケー ブルの両端からの湿気の侵入も防がなければ なりません。大電流用絶縁ケーブルを地下に 埋設することはできません。強化ゴムシース ケーブル NSSHÖU やその他のケーブルに一 時的にカバーを付加したもの(例えば建設現 場での ) は、地下埋設用に考慮されたもので はありません。 ケーブルグランドなどのケーブル固定具、ケー ブル保持体が固定されたケーブルに損傷を与 えないようにしてください。壁や天井に沿っ てケーブルを設置する場合は、次の指定通り の間隔でケーブル固定具 ( クランプなど ) を用 いて固定してください。 非強化型ケーブルの場合 : ケーブル外径の 20 倍間隔 この間隔は、ケーブルをケーブルトレイやケー ブルステージに取り付ける際にも適用されま す。垂直に設置する際には、ケーブルの種類 と固定具 ( クランプ ) の種類によっては、間隔 を広げることも可能です。 350 フレキシブルタイプのケーブル ( 例 : オイル フレックスケーブル、ユニトロニクケーブ ル ) を可動装置に実装する場合は、たるみ をもたせ、ねじれや曲げから保護する必要 があります。ケーブルシースをフィードポイ ントやストレインリリーフなどで傷つけない ようにしてください。また、 標準的な PVC ケー ブルは、屋外での使用を考慮していません。 フレキシブルタイプのゴムシースケーブル ( 例 : ネオフレックス ) のうち、ポリクロロプ レン ( ネオプレン ) をシース材としたものは、 屋外での恒常的な使用に適しています。恒常 的な水中使用を行う際には、専用の特殊仕様 ケーブルを使用してください。 熱負荷 ケーブルの使用温度の上限は、それぞれのテ クニカルデータ欄に記載されています。上限 温度は、ケーブルの自己発熱上昇または周囲 温度が越えてはならない上限値を示していま す。下限温度は、許容できる最低の周囲温度 を示しています。 引張り力負荷 導体に加わる引張り力は可能な限り小さくす る必要があります。つぎの引張り力負荷を超 えるストレスが加わらないようにしてくださ い。 固定設置ケーブルの場合、設置時に加わる引 張り力は 50N/mm2 以下としてください。 可動設置ケーブルの場合、例えばクレーン設 備や、高い加速度が加わるパワチェーンなど 頻繁に動作するアプリケーションでは、曲げ 半径を大きくとるなどの処置を行ってくださ い。適切な使用方法がなされない場合は、 ケー ブルの寿命が著しく短縮される可能性があり ます。 フレキシブルケーブルの導体に加わる引張り 力負荷は 15N/mm2 以下としてください。た だし、編組シールド、同軸導体、分割型保護 導体はこの値に含まれていません。 技術資料 T3、T4、T5 の設置ガイドラインも ご参照ください。 T20:ドラムの巻き容量(樹脂絶縁ケーブルの場合、単位:m) DIN 46391準拠 ケーブル 外径 mm 6 9 12 15 20 25 71 81 91 101 121 141 161 181 201 221 250 2024 2755 – – – – – – – – – 892 1152 2202 – – – – – – – – 468 643 1206 1540 – – – – – – – 297 430 749 1000 1991 2479 – – – – – 165 219 402 576 1139 1352 2435 – – – – – 151 285 365 688 839 1608 1867 2522 – – ドラム番号 ドラムサイズ10まで 外側アンカーポイント付き 30 40 50 60 80 – – 162 220 450 564 1028 1197 1583 2383 – – – – – 249 327 549 640 812 1328 1892 – – – – – – 319 373 558 678 1107 – – – – – – – 256 296 566 699 – – – – – – – – 163 278 363 ドラムサイズ12以上 内側アンカーポイント付き ドラム 外径mm 幅mm サイズ d 1 d2 d4 l1 l4 ドラム番号 071 081 091 101 121 141 161 181 201 221 250 251 281 07 08 09 10 12 14 16/ 8 18/10 20/12 22/14 25/14 25/16 28/18 710 800 900 1000 1250 1400 1600 1800 2000 2240 2500 2500 2800 355 400 450 500 630 710 800 1000 1250 1400 1400 1600 1800 80 80 80 80 80 80 80 100 100 125 125 125 140 520 520 690 710 890 890 1100 1100 1340 1450 1450 1450 1635 400 400 560 560 670 670 850 840 1045 1140 1140 1130 1280 最大 荷重 kg 重量 250 400 750 900 1700 2000 3000 4000 5000 6000 7500 7500 10000 25 31 47 71 144 175 280 380 550 710 875 900 1175 kg 351 T25:登録商標 ラップグループが保有する登録商標 LAPP® ÖLFLEX® ÖLMASS® ÖLFLON® HITRONIC® KRANFLEX® EPIC® FLEXIMARK® LAPPTHERM® NEOFLEX® SILFLEX® SKINDICHT® SKINTOP® SKINMATIC® SPIREX® UNITRONIC® SILVYN® ETHERLINE® 他社が保有する登録商標 TemflexTM 1500 ScotchTM 1183 NEOPRENE® TEFLON® KEVLAR® TERMI-POINT® INTERBUS® VariNet® DEC® LAT® Thinwire® (net) IBM PS/2 Netview AS/400 DYMO® VITON® OS/2 DeviceNetTM Microsoft® Microsoft® Windows SCO® 352 (3M) (3M) (DuPont de Nemours) (DuPont de Nemours) (DuPont de Nemours) The Whitaker Corporation (Phoenix Contact) (Pepperl + Fuchs) (Digital Equipment Corporation) (Digital Equipment Corporation) (Digital Equipment Corporation) (International Business Machines) (International Business Machines) (International Business Machines) (International Business Machines) (Sanford GmbH) (DuPont Dow Elastomers) (IBM) (Open Device Vendors Association, ODVA) (Microsoft) (Microsoft) (Santa Cruz Operation) Netware Novell Arcnet Apple Macintosh HP SIMATIC® CATAMOUNT® Mille-TieTM SHRINK-KON® SHIELD-KON® TY-FAST™ TY-GUN™ TY-RAP® Safe-Ty™ Starfix® SafetyBUS p QUICKON® Indramat Ecofast Desina® (Novell) (Novell) (Datapoint) (Apple) (Apple) (Hewlett Packard) (SIEMENS) (Thomas & Betts) (Thomas & Betts) (Thomas & Betts) (Thomas & Betts) (Thomas & Betts) (Thomas & Betts) (Thomas & Betts) (Thomas & Betts) (LeGrand) (Pilz) (PhoenixContact) (Bosch Rexroth) (Siemens) VDW(Verband Deutschen Werkzeugmaschinenfabriken) T26:ロシア規格認証ケーブル 認証タイプ 製 品 Gost R オイルフレックス クラシック 100 オイルフレックス クラシック 100 YELLOW オイルフレックス クラシック 100 CY オイルフレックス クラシック 100 SY オイルフレックス クラシック 100 BK Power 0,6/1kV オイルフレックス クラシック 110 オイルフレックス クラシック 110 コールド オイルフレックス クラシック 110 オレンジ オイルフレックス クラシック 110 CY オイルフレックス クラシック 110 SY オイルフレックス クラシック 110 ブラック 0,6/1kV オイルフレックス クラシック 110 CY ブラック 0,6/1kV オイルフレックス クラシック 115 CY オイルフレックス EB オイルフレックス EB CY オイルフレックス 140 H05VV5-F オイルフレックス 140 CY H05VVC4V5-K オイルフレックス 150 クワトロ オイルフレックス 150 CY クワトロ オイルフレックス 191 オイルフレックス 191 CY オイルフレックス コントロール TM オイルフレックス コントロール TM CY オイルフレックス トレイ II オイルフレックス SF オイルフレックス クラシック 100 H オイルフレックス クラシック 110 H オイルフレックス クラシック 110 CH オイルフレックス 120 H オイルフレックス 120 CH オイルフレックス クラシック 130 H オイルフレックス クラシック 135 CH オイルフレックス クラシック 130 H BK 0,6/1 kV オイルフレックス クラシック 135 CH BK 0,6/1 kV オイルフレックス ロバスト 200 オイルフレックス ロバスト 210 オイルフレックス ロバスト 215 C オイルフレックス クラシック 400 P オイルフレックス クラシック 400 CP オイルフレックス クラシック 415 CP オイルフレックス 440 P オイルフレックス 440 CP オイルフレックス 491 P オイルフレックス 491 CP オイルフレックス コントロール M オイルフレックス 450 P オイルフレックス 500 P オイルフレックス 540 P オイルフレックス 540 CP オイルフレックス 550 P H05BQ-F (NGMH11YÖ-J) H07RN8-F H07BN4-F Wind オイルフレックス サーボ 700 オイルフレックス サーボ 700 CY オイルフレックス サーボ 710 CY オイルフレックス サーボ 720 CY オイルフレックス サーボ 730/730 CY オイルフレックス サーボ 2YSLCY-JB オイルフレックス サーボ 709 CY オイルフレックス サーボ 9YSLCY-JB SIEMENS 6FX 5008準拠 オイルフレックス サーボ FD 750 P オイルフレックス サーボ FD 755 P オイルフレックス サーボ FD 755 CP オイルフレックス サーボ FD 755 CP DESINA® オイルフレックス サーボ FD 760 CP オイルフレックス サーボ FD 770 CP 認証タイプ 燃焼試験 製 品 オイルフレックス サーボ FD 770 CP DESINA® オイルフレックス サーボ FD 781 CY オイルフレックス サーボ FD 781 P オイルフレックス サーボ FD 781 CP オイルフレックス サーボ FD 785 P オイルフレックス サーボ FD 785 CP オイルフレックス サーボ FD 790 CP オイルフレックス サーボ FD 795 P オイルフレックス サーボ FD 795 CP サーボケーブル SIEMENS 6FX 7008準拠 サーボケーブル SIEMENS 6FX 8008準拠 サーボケーブル INDRAMAT INK 準拠 サーボケーブル LENZE 準拠 SPECIAL ENCODER & RESOLVER cables オイルフレックス FD クラシック 810 オイルフレックス FD クラシック 810 CY オイルフレックス FD 820 H オイルフレックス FD 820 CH オイルフレックス FD クラシック 810 P オイルフレックス FD クラシック 810 CP オイルフレックス FD 855 P オイルフレックス FD 855 CP オイルフレックス FD ロバスト オイルフレックス FD ロバスト C オイルフレックス FD 90 オイルフレックス FD 90 CY オイルフレックス FD 891 オイルフレックス FD 891 CY オイルフレックス FD 891 P オイルフレックス FD 891 CP オイルフレックス ROBOT 900 P/900 DP オイルフレックス ROBOT F1 オイルフレックス トラフィック 3GKW オイルフレックス トラフィック 3GKW flex オイルフレックス トラフィック 3GKW C-flex オイルフレックス トラフィック 4GKW-AX plus オイルフレックス トラフィック 4GKW-AX plus C-flex オイルフレックス ソーラー XL multi オイルフレックス ソーラー XLS オイルフレックス ソーラー XLV オイルフレックス ソーラー V4A オイルフレックス ソーラー plus オイルフレックス ソーラー XL オイルフレックス ソーラー XLR ST オイルフレックス ソーラー SR オイルフレックス ソーラー plus V4A オイルフレックス PETRO 125 P plus オイルフレックス PETRO 125 BP plus オイルフレックス STAGE BK オイルフレックス POWER REFLEX TR オイルフレックス クレーン NSHTÖU オイルフレックス クレーン VS NSHTÖU オイルフレックス クレーン PUR オイルフレックス クレーン オイルフレックス クレーン 2S オイルフレックス リフト オイルフレックス リフト T オイルフレックス リフト S オイルフレックス クレーン F オイルフレックス リフト F オイルフレックス ヒート 105 SC オイルフレックス ヒート 105 MC オイルフレックス ヒート 145 SC オイルフレックス ヒート 145 MC オイルフレックス ヒート 145 C MC オイルフレックス ヒート 180 SiF オイルフレックス ヒート 180 SiF/GL Gost R 燃焼試験 353 T26:ロシア規格認証ケーブル 認証タイプ 製 品 オイルフレックス ヒート 180 SiD オイルフレックス ヒート 180 SiZ オイルフレックス ヒート 180 FZLSi オイルフレックス ヒート 180 SiHF オイルフレックス ヒート 180 H05SS-F EWKF オイルフレックス ヒート 180 MC オイルフレックス ヒート 180 EWKF オイルフレックス ヒート 180 EWKF + C オイルフレックス ヒート 180 GLS オイルフレックス ヒート 205 SC オイルフレックス ヒート 205 MC オイルフレックス ヒート 205 PTFE/FEP オイルフレックス ヒート 260 SC オイルフレックス ヒート 260 MC オイルフレックス ヒート 260 C MC オイルフレックス ヒート 260 GLS オイルフレックス ヒート 350 SC オイルフレックス ヒート 350 MC オイルフレックス ヒート 1565 SC ユニトロニク LiYY ユニトロニク LiYCY ユニトロニク LiYCY-CY ユニトロニク LiYY (TP) ユニトロニク LiYCY (TP) ユニトロニク LiYY A ユニトロニク LiYCY A (旧製品名:ユニトロニク LiYCY UL/CSA) ユニトロニク LiYCY A (旧製品名:ユニトロニク LiYCY (TP)UL/CSA) ユニトロニク 300 ユニトロニク 300 CY ユニトロニク PUR CP ユニトロニク PUR CP TP ユニトロニク LiFYCY (TP) ユニトロニク LiHH ユニトロニク LiHCH ユニトロニク LiHCH (TP) J-YY.......BD CU-Leiter 屋内電話ケーブル J-Y(ST)Y..x 2 x 0,6 LG 屋内電話ケーブル J-Y(ST)Y..x 2 x 0,8 LG 屋内電話ケーブル ユニトロニク J-Y(ST)Y..x 2 x ... LG Colour Code ユニトロニク J-Y(ST)Y..x 2 x 0,6 LG 火災警報ケーブル ユニトロニク J-Y(ST)Y..x 2 x 0,8 LG 火災警報ケーブル ユニトロニク J-2Y(ST)Y ....ST III BD ユニトロニク JE-LiYCY ユニトロニク JE-Y(ST)Y...BD ユニトロニク J-H(ST)H...BD ユニトロニク J-H(ST)H...BD 火災警報ケーブル ユニトロニク EB CY (TP) paired ユニトロニク EB JE-Y(ST)Y...BD ユニトロニク EB JE-LiYCY...BD ユニトロニク 100 ユニトロニク 100 CY ユニトロニク CY PiDY (TP) ユニトロニク LiYD11Y ユニトロニク ST ユニトロニク RE-2Y(ST)Yv ユニトロニク RE-2Y(ST)Yv PiMF ユニトロニク RD-Y(ST)Y ユニトロニク RD-Y(ST)Yv ユニトロニク FD ユニトロニク FD CY ユニトロニク FD P Profibus HYBRID ユニトロニク FD P plus A ユニトロニク FD CP plus A ユニトロニク FD CP (TP) plus ユニトロニク FD CP (TP) plus A 354 認証タイプ Gost R 燃焼試験 製 品 Gost R ユニトロニク Li2YCY (TP) ユニトロニク Li2YCYv (TP) ユニトロニク Li2YCY PiMF ユニトロニク Li2YCY (TP) fine wired ユニトロニク LAN Typ 1A 600 MHz ユニトロニク LAN Twinax ユニトロニク LAN 10BASE 2 DEC ユニトロニク LAN 10BASE 5 DEC ユニトロニク LAN UTP 200 MHz CAT. 5e 4 x 2 x AWG24 ユニトロニク LAN FTP 200 MHz CAT. 5e 4 x 2 x AWG24 ユニトロニク LAN FTP-H 200 MHz CAT. 5e 4 x 2 x AWG24 ユニトロニク LAN FTP-H 200 MHz CAT. 5e 4 x 2 x AWG26 flexible patchケーブル ユニトロニク LAN STP/S PiMF 500 MHz CAT. 6e 4 x 2 x AWG23/1 ユニトロニク LAN STP/S PiMF 500 MHz CAT. 6e 4 x 2 x AWG26/1 ユニトロニク LAN STP/S -H PiMF 500 MHz CAT. 6e 4 x 2 x AWG23/1 ユニトロニク LAN STP/S-H PiMF 500 MHz CAT. 6e 4 x 2 x AWG26/1 flexible patchケーブル ユニトロニク LAN STP/S-H PiMF 600 MHz CAT. 7 4 x 2 x 23AWG ユニトロニク LAN STP/S-H PiMF 600 MHz CAT. 7 DUPLEX ユニトロニク LAN STP/S 1,2 GHz Cat.7 4 x 2 x 22AWG LANmark-7 CAT. 7 ハロゲンフリー ユニトロニク BUS LD ユニトロニク BUS LD A ユニトロニク BUS FD P LD ユニトロニク BUS FD P LD A ユニトロニク BUS IBS ユニトロニク BUS P コンビ IBS ユニトロニク BUS IBS A ユニトロニク BUS P コンビ IBS A ユニトロニク BUS FD P IBS ユニトロニク BUS FD P コンビ IBS ユニトロニク BUS FD P IBS A ユニトロニク BUS FD P コンビ IBS A ユニトロニク BUS YV IBS ユニトロニク BUS Yv コンビ IBS ユニトロニク BUS YV IBS A ユニトロニク BUS YV コンビ IBS A ユニトロニク BUS PB A ユニトロニク BUS PB A (旧製品名:ユニトロニク BUS L2/FIP UL/CSA) ユニトロニク BUS FD P L2/FIP ユニトロニク BUS PB FD P FC A ユニトロニク BUS PB FD P コンビ ユニトロニク BUS PB YV ユニトロニク BUS PB A 7-wire ユニトロニク BUS PB コンビ ユニトロニク BUS PB 7-wire ハロゲンフリー ユニトロニク BUS PB PE ユニトロニク BUS PB YY ユニトロニク BUS PB ARM ユニトロニク BUS PB FC A ユニトロニク BUS PB Burial FC ユニトロニク BUS PB Festoon A ユニトロニク BUS PB H FC A ユニトロニク BUS PB PE FC (FOOD) ユニトロニク BUS PB PUR FC A 燃焼試験 T26:ロシア規格認証ケーブル 認証タイプ 製 品 Gost R ユニトロニク BUS PB FC トーション A ユニトロニク BUS PB 105 ユニトロニク BUS PB ロバスト FR ユニトロニク BUS PB FRNC FC ユニトロニク BUS PB PA (BU) (BK) ユニトロニク BUS PB PA ARM (BK) ユニトロニク BUS PB PA FC (BK) A ユニトロニク BUS FF ユニトロニク BUS CCL ユニトロニク BUS ASI PUR ユニトロニク BUS ASI (G) ユニトロニク BUS ASI (TPE) ユニトロニク BUS ASI (TPE) A ユニトロニク BUS ASI (PVC) A ユニトロニク BUS ASI PUR MARINE ユニトロニク BUS DN THICK ケーブル Y ユニトロニク BUS DN THINケーブル Y ユニトロニク BUS DN THICK FD Y ユニトロニク BUS DN THIN FD Y ユニトロニク BUS DN THICK FD P ユニトロニク BUS DN THIN FD P ユニトロニク BUS DN THICK FRNC ユニトロニク BUS DN THIN FRNC ユニトロニク BUS CAN ユニトロニク BUS CAN FD ユニトロニク BUS EIB 2 x 2 x 0,8 ユニトロニク BUS EIB コンビ 2 x 2 x 0,8 + 3 x 1,5 ユニトロニク BUS EIB H 2 x 2 x 0,8 ユニトロニク BUS EIB コンビ H 2 x 2 x 0,8 + 3 x 1,5 ユニトロニク BUS セイフティ 3x 0,75 ユニトロニク BUS セイフティ A 3x 0,75 ユニトロニク BUS セイフティ FD P 3x 0,75 RG 58 C/U RG 174 A/U RG 178 B/U RG 188 A/U RG-213 /U RG-214 /U RG-223 /U RG-6 A/U RG 11 A/U RG 11 A/U outdoor RG 187 A/U RG 59 C/U RG 62 A/U RG 71 B/U H 05 RR – F 認証タイプ 燃焼試験 製 品 Gost R H 05 RN – F H 07 RN – F NSSHÖU H07ZZ-F H01N2-D LiFY シングルコア 計測用 LiFY hochflex.ハイフレキシブル シングルコア 計測用 ESUY copper earthケーブル H00V3-D copper earthケーブル NSGAFÖU NSHXAFÖ NiCr/Ni PVC/PVC compensating ケーブル LiY シングルコア H05 V – K シングルコア H07 V – K シングルコア マルチスタンダードシングルコア 1M マルチスタンダードシングルコア 2.1M マルチスタンダードシングルコア 2.2M H05Z-K シングルコア 90°/110° H07Z-K シングルコア 90°/110° NYM -O/-J NHXMH NYY NYCY NYCWY NAYY-J 燃焼試験 355 T27:ケーブルのカロリー値計算 ケーブルのカロリー値は建造物の発熱量 /m2 の計算に用いられ ます。 各国では、建物の内部で火災が発生した場合のリスク評価に基づき、 独自の規 則と要求 事 項を定めています。ドイツには公 共 建造 物の火 災事故に関する連邦規則および安全規格があります。これらの規則 では、可燃性の建築材料を分 類して制限を課しており、建物内で使 用されるケーブルもこれに含まれます。 詳細は VDE 0108 パート1をご参照ください。 フレキシブルケーブルは建 築 物での配 線を目的としていません。しか しながら、これらのケーブルの発 熱量も下記の表から計 算することが 可能です。 基礎素材 PVC PE PS PA PP PUR TPE-E TPE-O NR SIR EPR EVA CR CSM PVDF ETFE FEP PFA PTFE HFFR HFFR クロスリンク ・ 対応するカタログページからケーブル重量(kg/km)を確認します。 ・ ケーブル重量から銅重量(kg/km)を引きます。 ・ 計算の結果、ケーブル km あたりの可燃材の重量 kg が示されます。 ・ この値を1000 で割り、kg/mとします。 ・下の表の発 熱 量 / カロリー値を掛け、kWh/kg または MJ/kg の値 を得ます。 計算の結果、ケーブルの発熱量が kWh/mまたは MJ/m で表されます。 発熱量(kWh/kg) 平均値 5,8 12,2 11,5 8,1 12,8 6,4 6,3 7,1 6,4 5,0 6,4 5,9 4,6 5,9 4,2 3,9 1,4 1,4 1,4 4,8 4,2 発熱量(MJ/kg) 平均値 21 44 42 26 46 23 23 26 23 18 23 21 17 21 15 14 5 5 5 17 15 注意: 上記の計算はケーブルが銅および均一の材質による絶縁体・シース材で構成されている場合にのみ有効です。表はオイルフレックス-100 H、 オイルフレ ックス-110 H、 オイルフレックス-110 CH、 オイルフレックス-120 H, オイルフレックス-120 CH、 オイルフレックス-FD 820 H, オイルフレック ス-FD 820 CHに適用可能です。 変換式:1kWh/m2=約3.61MJ/m2、1MJ/m2=約0.277kWh/m2 356 T28:耐放射線 電離放射線がケーブルに与える影響 電離放射線に曝されることを前提として設計・製造されたケーブルは、 試験(例えば IEC 60544-5)の結果を、定められた方法に従って分類 する必要があります。他の一般的なケーブルでは、このような試 験を 行う必要はありません。通 常のケーブルが放 射 線に曝される際には、 耐放射線性は基になる材質の代表的な数値によって概算評価するこ とが可能です。 これらの値は、実際に試験を行って得られた耐放射線データに代わる ことはできません。しかしながら、これらの 値によって、ケーブルの 相対的な耐放射線性を概算評価することは可能です。 耐 放 射 線 性は、IEC 60544-5 で規 定された放 射インデックス(R)に ついて、材質が被曝した後、延伸性が劣化していない状態から少な くとも50%まで減少する場合の値を常用対数で表します。 テーブル 280-1 は代表的な吸収線量を Gy および以前の表記用法であ るラドで表しています。 変換式 : 100kGy= 約 10Mラド 1Gy=1J/kg 1Mラド = 約 10kGy 材質 吸収線量 Gy PVC PE LD PE HD VPE (XLPE) PS PA PP PETP PUR TPE-E TPE-O NR SIR EPR EVA CR CSM PVDF ETFE FEP PFA PTFE 8 x 105 1 x 105 7 x 104 1 x 105 5 x 106 1 x 105 1 x 103 1 x 107 5 x 105 1 x 105 1 x 105 8 x 105 2 x 105 1 x 106 1 x 105 2 x 105 5 x 104 1 x 105 1 x 105 3 x 103 1 x 103 1 x 103 吸収線量 ラド 8 x 107 1 x 107 7 x 106 1 x 107 5 x 108 1 x 107 1 x 105 1 x 107 5 x 107 1 x 107 1 x 107 8 x 107 2 x 107 1 x 108 1 x 107 2 x 107 5 x 106 1 x 107 1 x 107 3 x 105 1 x 105 1 x 105 357 T29:UL規格取得ケーブルについて T29-1:ケーブルに表示されるULマーキングの種類 UL リスティングマーク ULリスティッド・ケーブルのカテゴリーに含まれ るケーブルは、3 種類の一般的な建築物、す なわち住居、商業用および工業用建築物での 配線材として使用することができます。 ULリスティッド・ケーブルは個々の UL 規格だ けではなく、NEC(National Electrical Code) の各項目に示された要求にも応えなければなり ません。 設備、機器、機械など)に使用することができ、 また構内配線にも使用可能です(NEC および NFPA79 参照) 。 代表的な UL リスティッド・ケーブルの名称 : MTW、TC、PLTC、CM、CL2、THHN、 T H W N、S O 、S O O 、S T、S T O 、SJT、 SJTO ラップ社の UL リスティッド・ケーブル : ラップ社のULリスティッドケーブル、 オイルフレッ クス トレイⅡ、オイルフレックス VFD TC、オイ ルフレックス コントロール TM、オイルフレック ス コントロール M、オイルフレックス トレイ3D、 オイルフレックス AUTO X、マルチスタンダード ・ シングルコア(MTW):UL-CSA-HAR 製品の認証マーク (UL)=ULリスティッドマーク NEC は最終アプリケーションおよびケーブルの 設置場所について規定しています。 ULリスティッ ド・ケーブルは工場内設備の配線(電子部品、 UL リコグニッションマーク 機器用配線材(Appliance Wiring Material) は「AWM」の略称によってよく知られており、 工場に設置された完成された機器(電気装置な ど)の構成物での使用を意図されたケーブル 、 ワイヤーをカバーします。 制御盤や工業機械での使用は、リスティッド 機 器 の部品としてのみ可能です。(NFPA79 2007) AWM は構内で直接に、他と分離して設置す ることを目的としていません。ケーブルに表記さ れる UL-AWM スタイルナンバーは、個々のス タイルシートによる特定のアプリケーショへの対 応を表します。個々のスタイルシートは AWM ケーブルの最終使用方法に関する制限を規定 しています。 製 造 業 者 が、新たに製 造する機 器につい て NRTL(Nationally Recognized Testing Laboratory、アメリカ国家認定試験所)の認 証を取得したい場合には、設計仕様を NRTL に提出する必要があります。その際、機器の内 358 部構成要素のすべてが ULリスティッドまたは ULリコグナイズドの製品を使用している場合に は、認証のプロセスは迅速で簡単なものになり ます。 機器の内部構成要素が ULリスティッドまたは ULリコグナイズド製品ではない場合、認証の プロセスは、個々の構成要素を試験する必要 があるため、期間が長くなりコスト増も避けられ ません。AWM ケーブルはまた、ULリスティッ ドの構成要素間、例えばコンピュータとプリンタ を接続するような、外部配線ケーブルとしても 使用することができます。 (詳細はULホームペー ジ www.ul.com を参照) 注意 : マルチスタンダード・ケーブルは、 メトリック (mm2) および AWG/MCM で導体サイズが表記され ています。これらのケーブルは特殊な導体構成 となっており、実際にはどちらか一方が公称断 面積よりも(若干)大きいサイズとなっています。 このため端子のクランピングレンジにケーブルサ イズと対応する厳密な制限がある場合は、配 線作業の際に問題となる場合があります。 関連する情報 : テーブル T11: 導体抵抗および導体構成(メト リック) テーブル T16: 英米系単位 テーブル T13:NFPA70 によるケーブルの許容 電流 NFPA79 産業機器用電気規格 T29:UL規格取得ケーブルについて T29-2:産業用機械で使用されるケーブル アメリカ合衆国における産業用機械の設計、 製造および使用に関する一般的要求事項 機 械 は、職 業 安 全 衛 生 局(OSHA、www. osha.gov)によって作成された連邦法および地 方法(州、郡、市)に従って設計、製造およ び試験がなされた場合に安全とみなすことが でき、また機械の安全性を証明するためには、 国家認証試験所(NRTL)で試験を行わなけ ればなりません。NRTL による認証または機 械へのラベル貼付は、地方検査官(司法当局) による試験・認証の際、 「目視検査」の要求事 項となっています。 NFPA 79 産業機械の電気規格、 2007 年版 NFPA(National Fire Protection Associ- その他の一般的要求事項 : NFPA 79 は特定の事項について NEC を参照 ・モータ動力ケーブルの導体は電流容量が モータの最大負荷時電流の 125%を超えない こと。 ・動力回路の最小導体サイズは AWG14 ・照明および制御回路の最小導体サイズは AWG18 ・PLC 回路(I/O)の最小導体サイズは AWG24 ・導 体断面積の合計は、レースウェイ、コンジット チューブ、ワイヤーウェイの内側断面積の 50%を 超えてはいけない 。 ・導 体およびケーブルは機械的、化学的、温 度的影響によるダメージを受けないこと。 しています。 1.4.1 章、工業用製造システムの機械要素間の 配線については、 NFPA 70 (NEC)によりカバー される必要があります。とりわけ機械の配線が 建築物と関係する場合には、NEC の該当個所 により規定される適切な配線方法によらなけれ ばなりません。 ケーブルを保護する一般的な方法は、ケーブル ダクトやコンジットの内部にケーブルを敷設する ことです。ケーブルトレイに設置するケーブルは NEC(National erectrical Code) ハンドブック 2005 年版 この NEC は NFPA 70 をカバーしています。 ハンドブック版では表やグラフ、イラスト、注釈 などの情報が併せて掲載されています。NEC ハンドブックと同様、NFPA 79 もホームページ www.nfpa.org から入手可能です。 UL 508-A 増補版 : ation、アメリカ火災予防協会、www.nfpa.org) 「ケーブルトレイ定格」に適合している必要があ 産業用の制御盤は UL508-A 規格に準拠し は 産業機械に関して重要な電気規格を制定し ります。特定の作業者により設置され、メンテ て設計、製造およびラベル貼付がなされます。 ています。 ナンスと監視が確実に行われる産業設備にお いては、TC ケーブルはトレイから機器までの間 (www.ul.com) NFPA 79/2002 年版は、IEC 60204-1 に対応 で、コンジットを使用せずに設置可能な「オー する機械の電気的安全に関するアメリカ規格で プンワイヤリング」としての認証を得ています。 す。NFPA 79 の第 12 章では機械用ケーブル [NEC2002、336、10(6) ] について言及されています。 2003 年秋に TC ケーブルの「オープンワイヤリ ここでは導体、ケーブルおよびコードは ULリス ング」表示に関する要求が、動力ケーブル技 ティッド製品であることが求められています。 術部会により 「Exposed Run、 露出配線」 (-ER) AWM は意図されたアプリケーションに適合す へと変更されました。 る場合に 、リスティド機器の構成部品に使用で TC ケーブルとして「オープンワイヤリング」また きます。 は「エクスポーズド・ラン」の規格を有するラッ プ社の製品は、オイルフレックス コントロール M+TM、オイルフレックス トレイⅡ、オイルフレッ クス VFD CT、オイルフレックス AUTO X、 オイルフレックス AUTO Ⅰなどで、 これらのケー ブルは迅速かつ経済的なケーブル設置が可能 です。 359
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