November 9 Mon. CHANEL Pygmalion Days

CHANEL Pygmalion Days
Special Concert Series
和楽器との共演
November 9 Mon.
11月9日
[月]18:30開演
平井京子作曲
眠れない満月の夜に… (2007)
伊藤 優里(フルート)
川村 葵山(尺八)
本條 秀慈郎(三味線)
伊藤 悠貴(チェロ)
平井京子作曲
欠けた月 (2013)
吉田 誠(クラリネット)
本條 秀慈郎(三味線)
伊藤 悠貴(チェロ)
宮内康乃作曲
と き
波の切れ間に風うたう瞬間 (2015)
末廣 正栄(声明)
本條 秀慈郎(三味線)
枝並 千花(ヴァイオリン)
佐々木冬彦作曲
その橋は天へと続く (2015)
佐々木 冬彦(ハープ・箜篌)
大山 平一郎(ヴィオラ)
伊藤 えり(笙)
CHANEL NEXUS HALL
平井 京子
作曲
Kyoko Hirai
Composition
© Shigeto Imura
東 京 藝 術 大 学 音 楽 学 部 作 曲 科 卒 業 。自作 品のみのプログラムによる
「 平 井 京 子・個 展 」
を今までに4 回
開 催する。
ピアノ曲を特に多く作 曲するほか、和 楽 器を含む様々な独 奏 曲やアンサンブル曲 、歌 曲 、宗
教 曲 、管 弦 楽 曲など作 品は多 岐に渡る。演 奏 家からの信 頼も厚く巾広い年 齢 層の演 奏 家から、そのリサ
イタルプログラムの 為に委 嘱されている。多くの 演 奏 家が 邦 人 現 代 作 品をプログラムし、聴 衆を楽しま
せ、今 生きている事の証しと日本 文 化の魅力を広く示して欲しいと常に希 望している。日本 作 曲 家 協 議
会 会 員 。日本フィンランド新 音 楽 協 会 会 員 。2 0 0 0 ∼ 2 0 1 1 年 桐 朋 芸 術 短 期 大 学 講 師 、2 0 1 1 ∼
2 014年 埼玉大学講師。2016年秋にピアノ協奏 曲を発 表 予 定 。
宮内 康乃
作曲
Yasuno Miyauchi
Composition
© Masumi Kawamura
東 京 学 芸 大 学 G 類 音 楽 科 作 曲 専 攻 卒 業 、情 報 科 学 芸 術 大 学 院( I A M A S )
メディア表 現 研 究 科 修 了 。
大 学にて作 曲を、大 学 院にて電 子 音 楽やメディアアートを学び、逆に人 間の身体を通して生まれるプリミ
ティブな表 現に目覚め、人 間の呼 吸の有 機 的な伸 縮により紡ぎ出される女 声のための合 唱 曲「 b r e a t h
strati」
を作 曲し、2 0 0 8 年 P r i x A r s E l e c t r o n i c a , H o n o r a r y M e n t i o n 受 賞 。その作 曲 法をもとに、
女 性による音 楽パフォーマンスグループ「つむぎね」
を立ち上げ 、活 動を開 始 。現 在も精力的に演 奏 活
動 、ワークショップなどを行っている。2 0 1 1 年 鍵 盤ハーモニカのための作 品「 m i m e s i s 」にてJ F C 作 曲
賞を受 賞 。
また近 年 、正 倉 院 復 元 楽 器や聲 明 、箏など日本の伝 統 音 楽への作 曲も多くおこなっている。
http : //www. t su m u g i n e . c o m /
CHANEL NEXUS HALL
佐々木 冬彦
作曲・箜篌・ハープ
Fuyuhik o Sasak i
C o m p o s i t i o n , H a r p , Ku go ,
1 9 8 7 年 東 京 藝 術 大 学 音 楽 学 部 卒 業 、9 0 年 同 大 学 院 修 士 課 程 修 了 。在 学 中 、作 曲を松 村 禎 三 、黛
敏 郎 他の各 氏に、ハープを篠 崎 史 子 氏に師 事 。現 在は作 曲 家として、またハープ 奏 者としてソロ、アン
サンブル、オーケストラなどで幅 広く活 躍 中 。また復 元された古 代アジアの大 型 ハープ「 箜 篌 」
(くご/ 原
物は奈 良 正 倉 院 収 蔵 )の演 奏 家の第 一 人 者としても国 内や海 外での公 演 、音 楽 祭 、録 音 等に数 多く
出演している。2 0 1 2 年 2月にニューヨークで開いたリサイタル「 箜 篌の響き」
( M F J 2 0 1 2 公 演 )はNYタ
イムズ 紙に高く評 価された。9 0 年 ∼ 9 3 年 、白根 桃 源 郷 ハープ・フェスティバル 音 楽 監 督 。9 5 年 福 井
ハープ音楽賞2回国際作曲コンクール優 秀 作 曲 賞 受 賞 。
伊藤 えり
笙
Eri It o
Sho
東 京 藝 術 大 学 音 楽 学 部 楽 理 科 卒 。多 忠 麿 、多 忠 輝 、芝 祐 靖 、松 井 北 斗 、宮田まゆみの各師に師事。在
学 時より雅 楽 演 奏 団 体「 東 京 楽 所 」にて、舞 台 、音 楽 祭 、C D 録 音に参 加 。現 在は奈良県に在 住 、雅 楽
の源 流に触れながら、笙や雅 楽の現 代 性にも注目、紹 介・普 及に務めている。
「 芸 術 祭 祝 典∼武 満 徹・
もうひとつの世 界 」
( 国 立 劇 場 、天 皇 皇 后 両 陛 下ご観 覧 )、
「 東 京の夏 音 楽 祭・舞 楽 法 会 」、
ノルウェーウ
ルティマ音 楽 祭( 伶 楽 舎 海 外 公 演 )、香 港 大 学による招 聘 公 演 、厳 島 神 社 御 奉 納 演 奏( 京 都 音 輪 会 )
参 加 。スタンフォード大 学のセミナー( 於・京 都 )にて、雅 楽の講 義を行なう。京 都にて笙の普 及のための
連続演奏会を敢行中。
CHANEL NEXUS HALL
本條 秀慈郎
三味線
H id e jiro H o njo
Shamisen
本 條 秀 太 郎 氏 に 師 事し本 條 秀 慈 郎 の 名を許される。津 軽 三 味 線を長 谷 川 裕 翔 に 、桐 朋 学 園 大 学
短 期 大 学 部で三 味 線を故 杵 屋 勝 芳 壽 の 各 氏 に 師 事 。現 代 邦 楽 研 究 所( 所 長:西 潟 昭 子 )修 了 。
現在桐朋学園芸術短期大学非常勤講師。東京邦楽コンクール第1位。現代音楽演奏コンクール“競楽
XI”第3位。
くまもと全国邦楽コンクール最優秀賞、文部科学大臣賞。出光音楽賞。宇都宮エスペール賞
を受賞。
日本現代音楽協会「コンチェルトの夕べ」TWS「一柳慧プロデュース
“Avanti!”室内アンサンブル
×本條秀慈郎」東京オペラシティ財団B→Cに出演。ACCフェローシップ。
これまでに4回のリサイタルを
開催。演出家 蜷川幸雄氏より
「繊細で、時に強く烈しいその演奏は深い感動を呼び起こす」
と評される。
川村 葵山
尺八
Kizan Kawamura
Shakuhachi
東 京 都 出身 。東 洋 大 学 卒 。N H K 邦 楽 技 能 者 育 成 会 第 5 1 期 修 了 。尺 八を父 、川 村 泰 山に師 事 。都 山
流 尺 八 楽 会 准 師 範 試 験 、師 範 試 験 共に首 席 合 格 。国 際 交 流 基 金 派 遣 等によりロシア 、アメリカで演
奏 。N H Kオーディション合 格 、N H Kラジオ「 邦 楽のひととき」出 演 。第 1 5 回くまもと全 国 邦 楽コンクール
にて最 優 秀 賞・文 部 科 学 大 臣 奨 励 賞 受 賞 。N H Kテレビ「 芸 能 花 舞 台 」出演 。第 3 6 回 、第 3 8 回 都 山 流
全 国 本 曲コンクールにて共に金 賞 受 賞 。現 在 、都 山 流 師 範 、講 士 補 。都 山 流 尺 八 楽 会 、泰 山 会 、和 楽
器のオーケストラ「むつのを」尺八四重 奏 団「 破 竹 」等に所 属 。
CHANEL NEXUS HALL
末廣 正栄
声明
S h o e i Sue hiro
S h o my o
© NTVKB
大 正 大 学 仏 教 学 部 卒 。天 台 聲 明を海 老 原 廣 伸 師に師 事 。母 校・大 正 大 学の講 師として学 生に法 儀 音
用を指導しながら、
「 天台聲明 七聲會(しちせいかい)」会員として古典聲明の伝承のみならず、聲明と現
代音楽の融合作品についても積極的な協力活動を行い、青山スパイラルでの「千年の聲」定期公演、天
台宗総本山比叡山延暦寺法儀音律研究部としての国立劇場法要出仕をはじめ、国内外での公演や音
大での講演など、各種の活動を展開している。台東区谷中・金嶺寺住職。
大山 平一郎
ヴィオラ
H e iichiro Oyama
V i ol a
シャネル・ピグマリオン・デイズ室内楽シリーズ アーティスティック・ディレクター。京 都出身。桐 朋 学 園 音
楽 高 校を卒 業 。英 国のギルドホール音 楽 学 校を卒 業 。米 国インディアナ大 学でも研 修 。1 9 7 2 年にマル
ボロ音 楽 祭に参 加 。1 9 7 4 年にはニューヨーク国 際ヤング・コンサート・アーティストで受 賞 。1 9 7 9 年に
ロスアンジェルス交 響 楽 団の首 席ヴィオラ奏 者に任 命された後 、同 楽 団の副 指 揮 者に任 命される。カリ
フォルニア大 学 教 授 、米 国のラホイヤ室内 楽 音 楽 祭 、サンタフェ室内楽 音 楽 祭 、ながさき音 楽 祭の芸 術
監 督 、九 州 交 響 楽 団の常 任 指 揮 者 、大 阪 交 響 楽 団の音 楽 顧 問・首 席 指 揮 者 等を歴 任 。福 岡 市 文 化
賞 、文 化 庁の芸 術 祭 優 秀 賞 、米 国サンタ・バーバラ市 文 化 功 労 賞を受 賞 。1 9 8 3 年からサンタ・バーバ
ラ室内管弦楽団の音楽監督兼指揮者 。2 0 1 4 年から
“ M us i c D i al ogue”の音 楽 監 督 。
CHANEL NEXUS HALL
枝並 千花
ヴァイオリン
Chika Edanami
V i ol i n
桐 朋 学 園 女 子 高 等 学 校 音 楽 科を経て、同 大 学 音 楽 学 部 卒 業 。1 9 9 8 年 第 5 2 回 全日本 学 生 音 楽コン
クール中 学 生の部 全 国 第 1 位 。2 0 0 1 年 第 1 0 回日本モーツァルト音 楽コンクールヴァイオリン部 門 第 3
位 入 賞 。0 3 年 第 2 4 回ミケランジェロ・アバド国 際ヴァイオリンコンクール優 勝 。0 4 年「 井 上 道 義の上り
坂コンサート」にソリストとして出演 。同 年 、大 友 直 人 指 揮 、東 京 交 響 楽 団と共 演 。0 6 年4月東 京 交 響 楽
団へ入 団 。退 団 後はソロ、室内楽など幅 広い分野で活 動するほか、日本フィルハーモニー交 響 楽 団 等に
ゲストコンサートマスターとして招かれる。13年7月、東京交響楽団、名古屋フィルハーモニー交響楽団と
協 演 。これまでに2 枚のアルバムをリリース。奥 村 和 雄 、辰巳明 子 各 氏に師 事 。桐 朋 学 園 大 学 音 楽 学 部
附属子供のための音楽教室非常勤講師。
伊藤 悠貴
チェロ
Yuk i It o
Cello
1 9 8 9 年 東 京 生まれ、1 5 歳よりロンドン在 住 。2 1 歳でブラームス国 際コンクール、および 英 国の最 高 峰
ウィンザー祝 祭 国 際 弦 楽コンクールにて優 勝 、名 門フィルハーモニア 管 定 期にてデビュー。ロイヤル・
フェスティバル・ホール、エルガールーム(ロンドン)
をはじめ、パリ、ローマほか欧 州 主 要 都 市 、韓 国 、国内
各 地でのソロリサイタル、東 響 、大 阪フィルとの共 演 、英 B B C 、仏ラジオクラシック、N H K - F Mほかメディ
アに多 数 出 演 。世 界 的 音 楽 誌「ストラッド」特 薦 盤 のデビューアルバム『ラフマニノフ・チェロ全 曲 集 』
は、欧 州 、米 国 、国 内で高い評 価を受けている。倉 田 澄 子 、A .ボヤルスキー、D .ゲリンガス各 氏に師 事 。
09 年英国王立音楽大学最優秀弦楽器 奏 者 賞 受 賞 、1 1 年 首 席 卒 業 。
CHANEL NEXUS HALL
伊藤 優里
フルート
Y uuri Ito
Flu te
1993年山梨県甲府市生まれ。10歳よりフルートを始める。2009年第63回全日本学生音楽コンクール
東 京 大 会 第 一 位 、全 国 大 会 第 三 位 。第 1 9 回日本クラシック音 楽コンクール全 国 大 会 第 二 位 。2 0 1 4 年
第25回日本木管コンクールフルート部門第二位。山梨県立甲府西高等学校を経て、東京芸術大学音楽
学部器楽科卒業後、現在大学院修士課程一年在学中。2011年度(財)ヤマハ音楽振興会音楽支援奨
学生。
ヴァンサン•リュカ、
ジュリアン•ボーディモン、
ピエール•イヴ•アルトー、
フィリップ•ピエルロ、
フレデリッ
ク•ベルトレッティ各氏のマスタークラスを受講。
これまでに森澤祥子、萩原貴子、神田寛明各氏に師事。
吉田 誠
クラリネット
Makoto Yoshida
Clarinet
5歳よりピアノを、15歳からクラリネットを、22歳から指揮を始める。平成20年度文化庁新進芸術家海外
派 遣 研 修員平 成 2 1 , 2 2 , 2 4 年 度( 財 )ロームミュージックファンデーション奨 学 生 小 澤 征 爾 監 督ローム
ミュージックファンデーション指揮クラスのオーディションに合格、以後指揮セミナーを継続して受講。サイ
トウ・キネン・フィスティバル松 本+松 本 市民 芸 術 館 共 同 企 画「 兵 士の物 語 」に毎 年 出 演 。
トヨタ・マス
ター・プレイヤーズ、
ウィーン ソリストに抜擢され全国ツアーに参加。
これまで、サントリーホール、東京文化
会館など国内各地の主要ホールでリサイタル、
コンチェルトを行う。京都おもてなし音絵巻プロデューサー。
CHANEL NEXUS HALL