牧師室から「指揮者と団員」 North County Japanese Christian Church 新年聖会で、サウスベイ教会の聖歌隊が賛美をささげました。その練習の様子を見ながら私が高校生のころ母教会で経験したある聖歌隊の練習を思い出していました。 Worship Service 2016年 1月 24日その時は、一つの教会の聖歌隊ではなく、地域の教会の合同の聖歌隊の練習でした。指揮者は、ドイツで教会音楽を本格的に学んでこられた岳藤先生と言う方でした。先生の指揮を見ていて想像できたのは、先生の頭には、イメージされている音楽があるということです。先生が、熱意を込めて、時に厳しいことも言いながら、存在全体を通して指導しておられたのは、現実の聖歌隊の讃美をいかにそのイメージに近づけるかということであったと思います。けれども、肝心の我々聖歌隊は、ドイツの訓練された聖歌隊とはレベルが違います。色々な人が、混ざっていました。ある人は、一生懸命先生の意図をくみ取りながら歌おうとします。ある人は、楽譜ばかりを見ていて、指揮を全然見ていません。ですから、なかなかそろわないのです。そういう私たちを、先生は忍耐をもって指導し続けてくださいました。けれども、とうとうある人が先生の指揮に文句をつけたのです。「先生の指揮の仕方は、分かりにくいです。もっと普通に、１２３４と拍を刻むように振ってくれませんか。」もしかしたら、その人も、ある程度の音楽の経験があったのかもしれません。あるいは、とてもまじめな人で、歌声がなかなかそろわない原因を自分なりに探して、指揮の仕方が普通と違うからだと結論付け、みんなのために発言したのかもしれません。確かに先生の指揮の仕方は、学校で習う基本の振り方とは違っていました。そして、集中していないと、いつ歌い始めたらよいかも分かりにくかったのです。でも、不思議なことに、先生の指揮をしっかり見て歌う時、いつもと違った歌声が響くのです。文句をつけた彼は、そういう事を感じられなかったのだと思います。やり方を変えない先生に腹を立てて出ていってしまいました。訓練を受けた指揮者にしかイメージできない部分があるのだと思います。団員は、その指揮者の動きや言葉を良く聞いていく時、より美しい歌声が出てくるのです。指揮に文句をつけていたのでは、成長できるはずがありません。指揮者の中で響いている音楽を、いかに団員が共有できるか。サウスベイ教会の聖歌隊の練習を見ながら思い出したことです。教会生活にも応用できる視点だと思います。（中島光成）今月の御言葉十字架のことばは、滅びに至る人々には愚かであっても、救いを受ける私たちには、神の力です。第一コリント / 1st Corinthians 1章 18節 The message of the cross is foolishness to those who are perishing, but to us who are being saved it is the power of God. ノースカウンティーキリスト教会牧師礼拝場所礼拝時間電話教会案内 Eメール郵便アドレス：：中島光成 1120 HIghland Drive ：：：：： Vista, CA 92083 日曜日 Sunday 1：00 PM (760) 400-2150 www.ncjcc.net [email protected] P.O.Box 1346 Vista, CA 92085-1346 今週の行事・集会 2016年 1月 24日ノースカウンティー教会礼拝式次第 NCJCC Worship Service Program 前奏 Prelude 北米ホーリネス教団牧師リトリート 20日（水） 10:00 AM 木曜集会 28日（木） 10:00 AM 主日礼拝日 31日（日）祈祷会 ∼∼∼ 聖なる神様の臨在を感じ、礼拝の祝福を祈る時 ∼∼∼ ・賛美 Praise 「主を誉め讃えよ高らかに/He Is Exalted」バイリンガル礼拝＃25 ・賛美 Praise 「主の前にひざまずき/I Kneel before You」・招詞 Call to Worship ‥‥‥‥‥‥‥‥ 「栄の王にます主の」・祈り Prayer ＃17 酒井謙兄聖歌#456 BH#339 ‥‥‥‥‥‥‥‥ 鳥越敬子姉・主の祈り The Lord's Prayer ‥‥‥‥‥‥ 会衆一同・チルドレンズタイム Children s Time ‥‥ マックルアー恵姉・聖書拝読 Scripture Reading ‥‥‥‥‥ リード涼子姉使徒の働き/Acts 22章 1節∼8節・メッセージ Message ‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 中島光成師「イエス様との出会い」・献金 Oﬀerings 「罪に沈むなが友に」 ‥‥‥‥‥‥‥‥ ＊１月２５日（月）∼２８日（木）北米ホーリネス教団牧師リトリートに中島牧師が出席します。リトリートの上に神様の祝福と導きがありますようにお祈りください。＊１月３１日（日）はバイリンガル礼拝です。英語を話すご家族、ご友人と誘いあってお越しください。＊２月７日（日）は、役員会です。主の導きをお祈りください。祈祷会はお休みです。＊ Jan. 25 (Mon.) to 28th (Thur.), Paster Nakashima will attend OMS Paster s Retreat. Please pray for God s blessing and guidance over the Retreat. ＊ Jan. 31st (Sun), we will hold a Bilingual Worship Service. Let s invite our English speaking family members and friends. ＊ Feb. 7th (Sun), a board meeting will be held. Please pray for God s guidance. There is no prayer meeting on that day. The Encounter with Jesus" ・賛美 Praise 聖歌#526 BH#357 デイ美智子姉次週奉仕者聖書箇所：エペソ/Ephesians 5章 3節 14節・頌栄 Doxology 聖歌 #383 説教題：｢偶像を造ってはならない｣ You Shall Not Make an Idol ・派遣 Dispatch ・祝祷 Benediction 1:00 PM お知らせ・ANNOUNCEMENT ・報告 Announcement ・賛美 Praise 12:00 PM 賛美： Praise to the Lord the Almighty ‥‥‥‥‥‥‥‥ 中島光成師後奏 Postlude ∼ 御言葉への応答、互いの信仰生活へのとりなしの祈りの時 ∼∼ 聖歌＃89 BH #1 応答賛美： Take Time to Be Holy 聖歌＃553 BH #587 説教者 ‥‥‥‥‥‥‥ 中島光成師司会 ‥‥‥‥‥‥‥ ジンメルマン靖子姉ピアノ奏楽 ‥‥‥‥‥‥マックルアー恵姉祈り‥‥‥‥‥‥‥ 酒井謙兄聖書朗読‥‥‥‥‥ 鈴木敦子姉献金‥‥‥‥‥‥‥ 鳥越敬子姉受付‥‥‥‥‥‥‥ 加藤咲美姉デイ美智子姉チルドレンタイム‥ 鈴木敦子姉チャイルドケアー‥ マックルアー恵姉リフレッシュメント‥ マックルアー恵姉リード涼子姉