News Letter 建築家の日常・非日常

News Letter
女性目線で考える
建築家の日常・非日常
男前な部屋
2016.04.14
ISSEI KATOH
ARCHITECTURAL
DESIGN OFFICE
vol.109
お知らせ
お知らせ
Industrial / Vintage
リビングからダイニングを見る.全体をモノトーンな色調としクール感を演出.
■天井 角波鋼板 ブラック
□第 28 回 建築家展
ASJ 奥州北上スタジオ
江釣子ショッピングセンター・パル
岩手県北上市北鬼柳 19-68 2 階コスモホール
4/16 ( 土 ) 10:30 ∼ 18:00 入場無料
4/17 ( 日 ) 10:30 ∼ 18:00 入場無料
詳しくはこちらをご覧下さい。
■既存建具 アイアン塗装
■既存建具 ア
アイア
アン塗装
■壁 コンクリート柄クロス
■壁 コンク
リート柄クロス
■カーボン電球 EDISON BULB
■既存鉄骨柱表し アイアン塗装
■既存鉄骨柱表し
■既存鉄骨柱表し アイア
アイア
アン塗装
ア
ン塗装
旧来の和室+DK を一体化し、
現代的な LDK とする.スチールやコンクリートのビジュアルを効果的に用いて男性的なデザインとする.
■エキスパンドメタル ブラック
■シーリングスポットライト STUDIO
スポットラ
ライト STUDIO 4
■既存壁 ホワイト塗装
秋田市内の築 38 年、鉄骨造 4
階建て(24 部屋)アパートの
リノベーション提案です。
老朽化したアパートにそれぞ リビング.エキスパンデットメタルにアイアン塗装でヴィンテージ感を演出.
れのデザインで新たな価値を
付加し、新しい感覚を持つ借
り手の需要を掘り起こそうと
する試みです。ただしベース
は築年数相応の物件であり、
工事費用は家賃として回収す
る事になるため、かなりのロー
コスト化が要求されます。
いかにコストを抑えて効果的
に空間をデザインしていくの
か、戸建の住宅設計にも通ず
るテーマでもあります。
■床 ヴィンテージ加工フローリング
■床 ヴィンテージ加工フロー
■ガス管支持材 アイアン塗装
■
■ガス管支持
持材 アイアン塗装
■既存建具 アイ
■既存建具 アイアン塗装
■既存建具 アイ
イアン塗
塗装
■マリンランプ
■棚板 杉板足場板
■タイル セリエスズカ
セリエスズカ
立地は良好で日当りもよい.南側に川を見下ろせる好ロケーション.北側からは市内のビル群も見える.
■特集 "KーHIGHTS Renovation"
>> 写真家がつくる、スーパーリアルなコンクリート ( 壁紙 )
皆様こんにちは。小野です!秋田の桜もやっと咲き始めましたね。今月のお花
見できる日を心待ちにしている今日この頃です。毎回桜が咲いていなくてもお
花見している小野ですが ( 笑 ) 今回は特集にもありますリノベーションのプレ
ゼンで提案させていただきました、コンクリート柄の壁紙を紹介したいと思い
ます。私は壁紙大好き人間でして、コンクリート柄やレンガ柄の壁紙を日々探
しています。コンクリート柄の壁紙は特別珍しい訳ではなく、国産のメーカー
にも品質もよくきれいな壁紙が沢山あります。しかし、私がこのとき求めてい
たのは荒々しく、ひび割れて経年をリアルに感じられるものでした。理想の壁
紙を探し回っていた時に見つけたのが「ConcreteWall Tom Haga」の壁紙です。
ノルウェーの写真家 Tom Haga( トム・ハーガ ) が自身の足でノルウェー国内で
見つけたコンクリートの壁面を撮影してできた壁紙です。グラフィックを見た
ときにあまりのインパクトに脱帽しました。少しお高いんですが是非体感して
もらいたい壁紙です。まず、予算や工期の問題が山積みですが、ヨーロッパの
どこかに本当にある壁面が秋田のアパートの空間に誕生できればいいなぁと楽
しみです。この理想を叶える為に、施工業者さんには大変苦労をお掛けし恐縮
ですが、何とか実現できれば幸いです。
■造作カウンター 杉足場板
空間のイメージ.工業製品を用いたスタジオや倉庫のような雰囲気を出したい.
複数のデザイナーによる実験的ローコストリノベーション事例
>> はじめまして!
はじめまして、今月から事務所に入りました新人スタッフの山崎です。
建築専門学校を卒業して、まだまだ建築経験が浅く、右も左も分からない自分
です。毎日が勉強、発見、気づきの連続です。いろいろ至らないところがある
と思いますが、精進してまいります。よろしくお願いいたします。
さて先日、学生最後の長期休暇を利用してカナダへ行ってまいりました。
あちらの気候は日本とあまり変わらず桜が咲き始めて
いました。カナダの桜と日本の桜は、品種の違いだと
思いますが、カナダで見られる桜の方が色が濃くて花
びらの数が多かったです。しかも雨風に強くて、日本
のものにくらべると 2 週間ほど満開の見ごろの期間が
長く感じられました。
秋田も桜の満開の時期が近づいてきました。
みなさんはどちらへお花見へ行かれますか?
寒暖差の大きい天候が続きますので、防寒はしっかり、
脱ぎ着しやすい格好でお出かけください。
□パナソニック住まいづくり無料相談会
仙台市青葉区本町 2 丁目 4 番 6 号
仙台本町三井ビルディング 1 階
5/7( 土 ) 10:00 ∼ 17:00 入場無料
( 受付 16:30 まで )
詳しくはこちらをご覧下さい。
イベント開催地、
およびその近郊の方、
是非お出でいただき、
お声を掛けてください。
ニュースレター
「建築家の日常・非日常」
発行責任者: 加藤 一成
株式会社 加藤一成建築設計事務所
仙台オフィス
TEL:022-739-8931 FAX:022-739-8932
秋田オフィス
TEL:018-831-4315 FAX:018-831-4316
HP:http://www.issei-design.com/
Blog:http://www.issei-design.com/blog/
Mail:[email protected]
>> 編集後記
みなさん、こんにちは。4 月も中旬になろうとしています。仙台は桜も散り始めていますが、
秋田市は数日前にも雪がちらついてました。また、朝はフロントガラスがガリガリに凍ってい
たりもしました。さすがにこの先は無いと思いますが・・・ タイヤ交換をしてスノーブラシも
そろそろ降ろそうと思います。
今回の特集、KーHIGHTS Renovation はいかがでしたでしょうか? 3 月初め、何気なくネット新
聞を見ててリノベーションのデザイナー募集をしている記事を発見。その場で関係会社に電話
しました。既存の状況を見させていただき、約 1 ヵ月時間をいただいてプレゼンテーションに
なりました。幸い採用になり、現在は実際の工事に向けて準備中です。しかし最大の関門は予算。
本文にもあるように、費用は家賃として回収する事になるため、かなりのローコスト化が要求
されます。今回は我々の提案するデザインのモデルルームを造るためなので本当にノーギャラ
ですが、その次のフェーズに備えるために何とか実現させたいですね。予定通りに進捗すれば、
5 月の下旬頃には何らかの形でお披露目ができるものと思います。
来月の今頃はもう GW も終わってますね。最後までお読みいただきましてありがとうございま
した。それでは次回もどうぞお楽しみに。
通りがかりの勾当台公園で見た、ヒスト
リックカ−ミ−ティング in 仙台。全く旧
車好きとかではありませんが、楽しめま
した。ブルーやグリーンなど、独特の色
使いがとてもオシャレでした。自走だと
思いますので気を付けて帰って下さい。