efit+ for RECON Ver.1.15 変更点説明書 平成 19 年 2 月 28 日 株式会社 ニコン・トリンブル ◆R8 GNSS/R6 正式対応: (衛星情報 プロット画面) 1. 「GLONASS 衛星」も表示できるようになりました。 GPS衛星の場合は「G」、GLONASS 衛星の場合は「R」を衛星番号の前に付加して表示するようになりました。 (凡例も表示しました) 2. プロットマークを○に変更しました。 3. 「シンプル表示モード」を追加しました。(画面タップで切替可能) ■標準モード ■シンプルモード ←画面タップ→ 4. 衛星番号、衛星種類の表示、非表示を設定できるようになりました。 ■標準モード(衛星番号なし) ■シンプルモード(衛星番号なし) ←画面タップ→ (衛星情報 リスト画面) 1. 一覧画面の各衛星の先頭に、解算出に使用の有無を表示しました。 ✓ なし 2. :解に使用する。 :解に使用しないもしくは、L2電波を受信していない。 リスト項目に「L2C」「L5/L1P」を追加表示しました。 各電波を捕捉していないときは、「----」を表示します。 3. 「GLONASS 衛星」も表示できるようになりました。 GPS衛星の場合は「G」、GLONASS 衛星の場合は「R」を 衛星番号の前に付加して表示します。 -1- 4. [詳細情報]ボタンを追加して、各衛星の詳細情報を確認できるようになりました。 ■詳細情報画面(GPS 衛星) ■詳細情報画面(GLONASS 衛星) ① 衛星番号を入力することで各衛星の詳細情報を確認することができます。 番号のみ入力した場合はGPS衛星の情報を表示しますので、GLONASS衛星情報を確認するときは、 衛星番号の前に「R」を付けて入力してください。 ② [前][次]ボタンを押して衛星を選択することもできます。 表示順)G1….G31、R1….R8、R17….R24 ③ [無効にする]ボタンを押すと選択中の衛星を解の計算に使用しません。 戻すときは、[有効にする]ボタンを押します。 ④ 各表示項目は次の通りです。 「L1/L2/L2C/L5・L1P」には、受信電波の種類を表示します。 「衛星状態」には、現在の衛星の状態を「正常、異常」で表示します。 「解に使用」には、現在の衛星が解の計算に使用されているかを「使用中、未使用」で表示します。 「使用状態」には、現在の衛星の使用状態を「使用可能、使用不能」で表示します。 「FDMA」は、「GLONASS衛星」時のみ表示し、チャネル番号を表示します。 5. 「TrimbleR8/Trimble R6]と接続して観測が行えるようになりました。 ただし、L2CやGLONASS衛星を使用しての観測は、「ローカルのRTK観測」のみとなります。 (基準局、移動局とも同一の衛星(電波)を受信する必要があるため) (システム部 GPS設定) 1. ユーティリティ→GPS設定メニューを変更しました。 「RTKアンテナ設定を」抹消して「RTK基準局設定」と「RTK移動局設定」を 追加しました。 -2- ◆その他機能改良: (アプリケーション部) 1. GPS観測計画プログラムを追加しました。(プログラムメニュー編集で配置してください) 本プログラムは、簡単に衛星配置などの情報を確認するためのものであり、計画データの保存などの機能は、 搭載していません。(本バージョンでは、GLONASS衛星を使用しての計画は対応していません) 2. ■衛星数グラフ ■方位角グラフ ■高度角グラフ ■スカイプロット ■PDOPグラフ ■GDOPグラフ ■TDOPグラフ ■カーテン設定 非FIX解の表示と記録を可能にしました。 対応プログラム:RTK観測、RTK座標コレクタ、RTK平板観測(平板観測内) ① RTK登録条件内に、「□非FIX解も登録する。」の条件を追加しました。 ② [公共設定値]ボタンが押されたときは、「□非FIX解も登録する。」は、 「OFF」になります ③ 「□非FIX解も登録する。」を「ON」にすると、エポック数、偏差制限、セ ルフタイマーは、無視して動作します。 3. RTK座標コレクタに[機能]ボタンを追加しました。 -3- 4. RTK観測に測線上の観測補助機能を追加する。 対応プログラム:RTK観測、RTK座標コレクタ、RTK平板観測(平板観測内) ①各プログラムに「測線設定」画面表示機能を追加しました ■RTK観測 ■RTK座標コレクタ ■RTK平板観測(平板観測内) ②「測線設定」を選択すると下記の画面を表示します。 ■RTK観測/RTK座標コレクタ ■RTK平板観測(平板観測内) ③「測線機能を使用する」に☑を付けると、確認図もしくは観測図に測線を描画します。 ■RTK観測、RTK座標コレクタ ■RTK平板観測(平板観測内) ④測線機能を使用時の観測 ●RTK観測、RTK座標コレクタの場合は、 1)観測画面の「基準点間距離」を「測線からの距離」に変更して、 測線進行方向の「左を負の値」、「右側を正の値」で表示します。 2)観測画面の「前点からの距離」を「始点からの距離」に変更して。 測線進行方向の「後側を負の値」、「前側を正の値」で表示します。 3)追跡音を鳴らしている時に、測線幅を超えた時はブザー音を鳴らします。 ■RTK観測 「測線機能OFF」 「測線機能ON」 → -4- ■RTK座標コレクタ 「測線機能OFF」 「測線機能ON」 → ●RTK平板観測(平板観測内)の場合は、 1)タイトル欄に「測線からの距離」と「始点からの距離」を表示します。 2)距離の値は、|10cm|未満の場合は、「mm 止」表示で、 |10cm|以上の場合は、「cm 止」表示します。 5. RTK観測に測点への誘導機能を追加する。 対応プログラム:RTK観測 ①メニューから「測点誘導」を選択すると「誘導点指示」画面を表示します。 誘導したい点の座標No/名称を入力して[誘導開始]ボタンを押します。 ③誘導を開始すると下記画面を表示します。 誘導点までのDX、DY、距離、方向を表示して、確認図には現在位置から 誘導点までを直線で結び表示します。 誘導を完了するときは、[誘導完了]ボタンを押します。 6. RTK観測データ送信直前に測地系、ジオイド補正の確認画面を表示するようにしました。 対応プログラム:RTKデータ送信 ◆Trimble R6 対応: (静止/高速静止測量) (本バージョンでは、GLONASS衛星を使用しての観測には対応していません) 1. 「Trimble R6」受信機に接続して、動作するようにしました。 2. アンテナに「R6 Internal」を追加しました。 -5-
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