2015年度 活動報告書

室蘭工業大学国際交流センター
Center for International Relations
Muroran Institute of Technology
2015年度
活 動 報 告 書
Annual Report,2015
目
次
1.報告書の発刊にあたって ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
11
国際交流センター長(理事・副学長) 馬場 直志
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
23
3.国際交流センターの業務 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
34
4.国際交流センターの組織 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
45
5.学内及び学外の会議等 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
78
6.国際学術交流 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
11
13
7.外国人留学生 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
17
15
8.国際交流センター教員が担当した講義 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
26
23
9.室蘭工業大学国際セミナー ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
30
27
10.留学生を対象とした行事,研修等 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
31
28
11.学術交流協定校との交流 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
40
39
12.学生の海外への派遣 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
47
44
13.外国人短期研修生・外国人研究員・外国人インターンシップ研修生受入れ・・・・・・・・・・・
56
49
14.国際交流クラブ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
58
51
15.広報活動 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
59
52
16.教員の研究活動 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
61
54
17.国際交流センターに関する新聞記事等 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
63
56
18.おわりに ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
67
59
2.国際交流ポリシー
国際交流センター准教授
山路 奈保子
1.報告書の発刊にあたって
国際交流センター長(理事・副学長) 馬場直志
国際交流センターの活動報告書の発刊は、本年で第7回目となりました。2015年度の室蘭工業
大学における多面的な国際交流活動を本報告書で概観できるようになっております。私は、前センタ
ー長の加賀屋先生の後任として2015年4月に着任いたしました馬場でございます。どうぞよろし
くお願いいたします。先ず、本欄では2015年度のトピック的な事項について記させていただきま
す。
本学への留学生ですが、2015年度には12ヵ国から135名となり、前年度よりも12名増と
なりました。増加する留学生用に、2015年4月から大学近隣の民間アパートを借り上げて留学生
宿舎として運用を開始しております。更なる留学生増を目指すには英語のみでも履修できる英語コー
スの開設が必要とされますが、博士前期課程に英語コースを設ける方向で具体的検討が進んでおりま
す。他方、本学からの留学や語学研修などの派遣は20名で、前年度から12名減となっております。
本学では学生の海外派遣数を全学生の2%(約60名)という目標を掲げておりますので、本学の学
生が積極的に海外に行こうという気持になるような雰囲気の醸成が大切と思われます。本学学生の2
015年度の短期留学先は、ドイツのツヴィッカウ応用科学大学、ロストック大学、オーストラリア
のロイヤルメルボルン工科大学(RMIT)となっています。語学研修はアメリカのウェスタンワシン
トン大学および RMIT で行われております。また、短期研修では中国の華中科技大、サマースクール
ではタイの泰日工業大学で行われております。本学学生の海外の行き先には、ここに挙げた以外にも
いろいろとあるのですが、参加人数が増えない状況です。
新たな学術交流協定書を、マレーシアのトゥンク・アブドゥル・ラーマン大学(UTAR)およびフ
ランスのトロワ工科大学(UTT)と2016年3月に締結いたしました。これにより本学の大学間等
国際学術交流協定数は42となりました。UTAR は、しくみ情報系領域の岸上教授が本学に着任する
前の2年間勤められていた大学でもあり、今後の学生交流が盛んになることが期待されています。
UTT は、佐藤前学長が国立大学協会の国際交流副委員長を務められていたことが起因となり、協定書
締結に至っております。本学としてはフランスの大学との学術交流を初めて協定書を締結して行うも
のであり、学生の派遣や受け入れが活性化されることが望まれています。
海外協定校との国際合同シンポジウムとして、2015年5月に本学においてタイのチェンマイ大
学と MIER (Mechanical-Industrial Engineering and Robotics) 2015 が開催され、50余名の参加が
ありました。この合同シンポジウムは今回で4回目となっております。また、国際交流セミナーとし
て2016年3月にタイのキングモンクット工科大学ラカバン校において、日本とタイの建築文化の
交流をテーマとして開催され、本学から教員2名および学生11名が参加しました。
国際交流の一環として、昨年度からビブリオバトル世界大会(ちょっと大げさなタイトルですが)
を開催しております。この第2回目を2015年10月に室蘭市で開催し、本学の中国人学生が優勝
しております。
国際交流センターで、主に海外対応を担われてきた内藤特定専門職員が任期満了で3月をもって退
職され、4月から北海道大学に赴任されました。
1
2.国際交流ポリシー
室蘭工業大学国際交流ポリシー
平成24年3月16日制定
(前文)
大学における研究活動のグローバル化はもとより,高等教育の国際市場化,大学卒業者雇用の国際化
が進む情勢の中で,室蘭工業大学の国際交流の基本的な考え方を示し,教職員の活動,施策立案の指
針とするために,本国際交流ポリシーを制定する。
1.
基本姿勢
室蘭工業大学は「幅広い教養と深い専門知識とともに国際社会で通用するコミュニケー
ション能力,実践力を持つ人材を育成する」との目標を実現し,本学の基本理念に基づいて国立大学と
して期待される国際的機能を果たすために,教育および研究における国際交流を推進する。
2. 教育
国際活動に必要なコミュニケーション能力とは,語学力のみでなく,積極性,行動力,自国お
よび他国の文化に対する理解等を含む幅広い実践力であり,留学生を含む本学学生の全てがこのような
能力を持つよう,教育上の努力をする。教職員もまた高いコミュニケーション能力を涵養し,国際的に貢
献する。
3. 研究
教員は研究成果を世界に発信するとともに,海外機関との交流を推進して,研究の一層の活
性化に努める。これはまた,学生の国際活動能力,研究能力向上のための教育活動でもあることを認識
して研究を推進する。
4. 留学生受入れ
各種の留学生を積極的に招致する。学部留学生,大学院留学生,その他の短期留
学生の適切な配分に留意し,本学の教育研究に資する優秀な学生の招致に努める。またそのための受
入れ体制,教育体制の整備,更新を推進する。
5. 地域貢献
地域の国際交流に大学として貢献するとともに,地域の国際交流力を本学の国際活動,
国際教育の推進に積極的に活用する。
6. 運営
上の国際交流推進のため,教育プログラム,施設および学習環境,広報および海外ネットワ
ーク,事務体制およびリスク管理体制,ならびに,これらに必要な予算措置について,長期的な展望をも
ってその整備を進める。
(付記)
国際交流とは,本学教職員学生による教育,研究上の,海外機関および外国人との交流活動全般をさす。
研究成果の国際的発信および研究教育上の交流,各種留学生の受入れと教育,本学学生の国際性教
育に関わる外国機関,外国人との交流,事務職員の国際活動を含む。
1
2
3.国際交流センターの業務
現在の国際交流センターの業務は次のとおりである。
(1) 国際交流事業に関すること
・ 外国の大学等との交流協定締結,更新等の支援事務
・ 交流協定校等との交流事業,行事の支援
・ 本学教職員の国際活動の支援
・ 本学学生の国際性教育の支援
・ 本学の国際交流推進に係わる企画と立案,その支援
(2) 外国人留学生に関すること
・ 留学生(正規生,研究生,聴講学生,短期研修生,インターンシップ研修生を含む)の受入
れ支援及び受入れの促進
・ 留学生に対する日本語教育その他の教育と,共通教育及び専門教育の修学支援
・ 留学生のための宿舎など生活支援にかかわる業務,相談への対応
・ 留学生のための各種奨学金の広報,応募,申請,配分支援などに係わる業務
・ 卒業,修了者も含めた留学生との交流促進
(3) 外国人研究員に関すること
・ 外国からの研究員,教職員の受入れ支援
(4) 学生の海外派遣に関すること
・ 本学学生の海外留学,短期研修,国際会議参加などの支援
(5) その他,国際交流及び留学生に関すること
・ 国際交流に係わる他大学,地域自治体,諸機関との連携活動
3
4.国際交流センターの組織
4.1 国際交流センターの構成員
2015 年度(平成 27 年度)の国際交流センターの人員構成は,専任教員 2 名,事務職員 3 名,特定専
門職員 1 名及び事務補佐員 1 名の計 7 名である。センター長は理事(連携担当)・副学長が兼務してい
る。
国際交流センター長
馬 場 直 志(理事・副学長)
専任准教授
門 澤 健 也
専任准教授
山 路 奈保子
ユニットマネジャー
武 井 正 弘
兼ユニットリーダー
国際交流ユニット
千 葉 ななえ
国際交流ユニット
遠 藤 仁 郎
特定専門職員
内 藤 直 子
事務補佐員
野 田 葉津希
4.2 国際交流委員会
2010 年度から,従来の兼任教員に代わり,新たに「国際交流委員会」が発足した。その任務は次のとお
りである。また,議題の審議のみでなく,本学の国際交流に関連する企画立案,提言,事業実施への協
力支援の機能も期待されている。
(1) 国際学術交流及び国際交流事業に関すること。
(2) 外国人留学生の受入れに関すること。(外国人留学生入試に係るものは除く。)
(3) 外国人留学生の奨学金に関すること。
(4) 学生の海外留学に関すること。
(5) 外国人研究者の受入れに関すること。
(6) 外国人インターンシップ研修生の受入れに関すること。
(7) その他国際交流事業及び外国人留学生に関する事項
所
属
職 名
氏
名
国際交流センター
センター長
馬 場 直 志
国際交流センター
准教授
門 澤 健 也
国際交流センター
准教授
山 路 奈保子
機械航空創造系学科
教授,理事補
清 水 一 道
建築社会基盤系学科
教 授
大坂谷 吉 行
建築社会基盤系学科
准教授
後 藤 芳 彦
機械航空創造系学科
教 授
齋 藤
機械航空創造系学科
准教授
朴
4
務
峻 秀
応用理化学系学科
教 授
庭 山 聡 美
応用理化学系学科
准教授
髙 瀨
情報電子工学系学科
教 授
鈴 木 幸 司
情報電子工学系学科
准教授
植 杉 克 弘
全学共通教育センター
教 授
クラウゼ 小野
全学共通教育センター
准教授
ジョンソン マイケル
国際交流センター事務室
ユニットマネジャー
舞
武 井 正 弘
v
清 水 一 道
髙 瀨
舞
大 坂 谷 吉 行
後 藤 芳 彦
鈴 木 幸 司
植 杉 克 弘
齋 藤
務
クラウゼ 小野
5
朴
峻 秀
ジョンソン マイケル
庭 山 聡 美
4.3 センターの活動拠点
国際交流センターの活動拠点は以下の図及び写真に示す事務室,談話室並びに 2 名の専任教員の
教員室である。
学生対応の様子
国際交流センター談話スペース
学術交流協定校,学生からの記念品展示棚
日本語授業風景
6
5.学内及び学外の会議等
5.1 国際交流委員会
国際交流委員会は,(1) 理事又は副学長のうちから学長が指名する者。(2) 国際交流センター長。
(3) 国際交流センター専任教員。(4) 各学科及び全学共通教育センターから選出された講師以上の
教員各 2 名。ただし,1 名は教授とする。(5) 国際交流センター事務室長。(6) その他学長が必要と認
めた者で組織される。
2015 年度の国際交流委員会開催日及び審議事項等は以下のとおりである。
第 1 回 4 月 24 日(金)
議題1.ロシア・極東連邦大学との学術交流協定の更新について
2.日本学生支援機構私費外国人留学生学習奨励費給付制度受給者選考について
3.室蘭工業大学研究推進経費(外国人客員研究員招へい)受給者の選考手順について
4.室蘭工業大学派遣留学・語学研修支援制度募集要項の改定について
5.室蘭工業大学外国人留学生宿舎規則の一部改正について
6.英文パンフレットリニューアルにかかるWGについて
7.第 3 期中期目標について
報告 1.学術交流協定締結までの手順改正について
2.第 2 期中期目標期間における平成27年度(最終年度)計画について
3.平成 27 年 4 月留学生受入状況について
4.派遣留学生の選考結果について
5.民間団体等からの奨学金受給者の選考について
6.泰日工業大学短期研修生の受入れについて
7.留学生オリエンテーションについて
8.アメリカ・ウェスタンワシントン大学英語研修の実施について
第 2 回 5 月 1 日(金)(持ち回り)
議題1.研究生(外国人留学生)の選考について
第 3 回 5 月 29 日(金)(持ち回り)
議題1.タイ・キングモンクット工科大学ラカバン校との交流協定の更新について
第 4 回 7 月 30 日(木)
議題1.研究生(外国人留学生)の選考について
2.特別研究学生(外国人留学生)の受入れについて
3.特別研究学生(外国人留学生)の研究期間延長について
4.特別聴講学生(外国人留学生)の聴講期間延長について
報告1.平成 28 年度学術交流協定に基づく派遣学生募集について
2.タイ・キングモンクット工科大学ラカバン校短期研修生の受入れについて
3.アメリカ・ウェスタンワシントン大学英語研修の実施について
4.オーストラリア・RMIT研修の実施について
5.学術交流協定校のサマースクールへの参加について
6.室蘭工業大学佐藤矩康博士記念国際活動奨学賞者選考結果について
7.平成 27 年度室蘭工業大学研究推進経費(外国人客員研究員招へい)選考結果について
第 5 回 9 月 18 日(金)
議題 1.ウクライナ・プリアゾフスキー国立工科大学との学術交流協定の更新について
2.ロシア・ニコラエフ無機化学研究所との学術交流協定の更新について
3.研究生(外国人留学生)の研究期間延長について
4.特別研究学生(外国人留学生)の研究期間延長について
5.室蘭工業大学私費外国人留学生支援奨学金受給者の選考について
7
6.大使館推薦による国費外国人留学生の受入れ内諾について
7.国費外国人留学生の優先配置を行う特別プログラムについて
報告 1.室蘭工業大学佐藤矩康博士記念国際活動奨学賞の募集について
2.海外留学支援制度(協定派遣,協定受入)の募集について
3.トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム第4期生募集について
第 6 回 11 月 11 日(水)
議題 1.台湾・大葉大学との学術交流協定の更新について
2.研究生(外国人留学生)の選考について
報告 1.平成 27 年 10 月留学生受入状況について
2.日本学生支援機構海外留学支援制度申請について
3.語学研修派遣について
4.大学間学術交流調査の目的による海外大学訪問について
5.国際交流関連行事について
第 7 回 12 月 15 日(火)
議題 1.韓国・釜慶大学校工科大学との学術交流協定の更新について
2.特別研究学生(外国人留学生)の研究期間延長について
報告 1.ロシア・ニコラエフ無機化学研究所及び産業技術総合研究所との学術交流覚書の終了について
2.派遣留学生の選考結果について
3.中国・曲阜師範大学「建校60周年式典」出張報告
第 8 回 1 月 22 日(金)
議題 1.マレーシア・トゥンク アブドゥル ラーマン大学との学術交流協定の締結について
2.フランス・トロワ工科大学との学術交流協定の締結について
報告 1.民間団体等からの奨学金受給者の選考結果について
2.官民協働海外留学支援プロジェクト「トビタテ!留学 JAPAN」日本代表プログラム平成 28 年度後
期(第5期)募集について
3.平成27年度留学生交流会について
第 9 回 2 月 9 日(火)
議題 1.研究生(外国人留学生)の選考について
2.特別研究学生(外国人留学生)の受入れについて
3.特別聴講学生(外国人留学生)の受入れについて
4.室蘭工業大学短期留学生(受入れ)支援奨学金受給者の選考について
5.大学推薦による国費外国人留学生(研究留学生)の選考について
報告 1.民間団体等からの奨学金受給者の選考結果について
2.室蘭工業大学佐藤矩康博士記念国際活動奨学賞者選考結果について
3.日本学生支援機構海外留学支援制度(協定派遣・協定受入)申請の採否結果について
第 10 回 2 月 19 日(金)
議題1.マレーシア政府派遣留学生の受入れについて
報告1.室蘭工業大学短期留学生(受入れ)支援奨学金受給者補欠者の選考について
5.2 国際交流センター教職員打合せ会議
原則として,毎週センター教職員と連絡調整を兼ねた打合せ会議を開催している。
5.3 室蘭市国際交流推進協議会総会
室蘭市では,国際化時代に対応した地域づくりを進めるため,全市的視点から国際交流を推進するこ
とを目的に,室蘭市国際交流推進協議会を組織している。本学は会員として参加するとともに,会長職
に空閑良壽学長が,幹事職に馬場直志国際交流センター長が就任している。
8
開催日: 5 月 27日(水),場所:室蘭市中島会館 2 階集会室
出 席:空閑, 馬場
主 催:室蘭市国際交流推進協議会
構 成:室蘭工業大学,室蘭国際交流センター,一般財団法人 室蘭市体育協会,室蘭商工会
議所,室蘭文化連盟,登別室蘭青年会議所,胆振国際理解教育研究会,室蘭ロータリークラ
ブ,室蘭ライオンズクラブ,室蘭市女性団体連絡協議会,国際ソロプチミスト室蘭,一般財団法
人 室蘭ルネッサンス,ノックスビルの会,日照市と友好の会,その他諸団体・機関
議 題:1.平成 26 年度事業報告について
2.平成 26 年度収支決算報告について
3.平成 26 年度監査報告について
4.平成 27 年度事業計画(案)について
5.平成 27 年度収支予算(案)について
6.役員改選について
5.4 マレーシア日本高等教育プログラム(MJHEP)大学説明会他
開催日: 6 月 21 日(日)~23 日(火)
場 所:MJII=MARA Japan Industrial Institute(マレーシア・ブラナン)
出 席:風間(もの創造系領域・教授),遠藤
主 催:YPM(マラ教育財団)
内 容:1.MJHEP 大学説明会(ブラナンキャンパス)
2.MJHEP 授業見学会
その他:進学説明会(場所:帝京マレーシア日本語学院,マレーシア・クアラルンプール)
5.5 室蘭工業大学大学院・学部進学説明会
開催日: 7 月 9 日(木),場所:フジ国際語学院新宿校
出 席:山路,武井
開催日: 7 月 9 日(木),場所:アジア学生文化会館
出 席:山路,武井
開催日: 7 月 10 日(金),場所:千駄ヶ谷日本語教育研究所付属日本語学校
出 席:山路,武井,千葉
5.6 外国人学生のための進学説明会
【東京開催】
開催日: 7 月 11日(土),場所:サンシャインシティ文化会館 展示ホールD
出 席:山路,武井,千葉
主 催:独立行政法人日本学生支援機構
【大阪開催】
開催日: 7 月 18 日(土),場所:梅田スカイビル アウラホール及びステラホール
出 席:遠藤,内藤
主 催:独立行政法人日本学生支援機構
5.7 平成 27 年度全国国立大学法人留学生センター長及び留学生担当課長等合同会議
開催日:11 月 6 日(金),場所:マリエールオークパイン那覇
出 席:馬場,武井
主 催:琉球大学(当番校)
・文部科学省所管事項説明
・独立行政法人日本学生支援機構事業説明
・公益財団法人日本国際教育支援協会事業説明
・基調講演Ⅰ
「安全保障貿易管理について~制度の概要と最近の取組」
早野 幸雄(経済産業省 貿易経済協力局貿易管理部安全保障貿易検査官室長)
・基調講演Ⅱ
9
「国際業務における危機管理」
須齋 正幸(長崎大学経済学部 教授)
・グループディスカッション(テーマ:留学生の危機管理について)
・議事
次期当番大学及び平成 29 年度~31 年度当番大学について
連絡事項等
5.8 平成 27 年度国立大学法人等国際企画担当責任者連絡協議会
開催日:12 月 17 日(木)~18 日(金),場所:かがわ国際会議場,香川大学講堂
出 席:武井
主 催:香川大学(当番校)
テーマ:大学に求められる国際貢献と地域貢献
【1日目】
基調講演
「ASEANの小王国ブルネイと日本の外交政策」
伊岐 典子(ブルネイ駐箚特命全権大使)
文部科学省からの施策説明
「教育分野における国際戦略について」
豊岡 宏規(文部科学省 大臣官房 国際課長)
「大学の国際化に関する文部科学省の取組と大学における安全保障貿易管理」
松本 英登(文部科学省 高等教育局 高等教育企画課 国際企画室長)
「科学技術力の強化と大学の国際化」
坂口 昭一郎(文部科学省 科学技術・学術政策局 科学技術・学術戦略官(国際担当))
【2日目】
講 演
「これからの日本の国際協力と大学の役割」
加藤 宏(独立行政法人 国際協力機構 理事)
香川大学の取組紹介
「香川大学の目指す国際貢献と地域貢献」
徳田 雅明(香川大学 副学長(国際戦略・特命担当))
5.9 平成 27 年度室蘭工業大学留学生交流推進懇談会
本学の留学生は,市内外の国際交流推進関係諸団体から種々の支援を受けており,これら諸団体
に対し本学の留学生に対する取り組み状況等を説明し,意見交換を通して理解を得ると共に,今後の
留学生受入れ及び学生生活に係るなお一層の支援を仰ぎ,留学生交流事業の円滑な推進を図ること
を目的に懇談会を開催した。
開催日: 2 月 29 日(月), 場所:蓬崍殿
主 催:室蘭工業大学
出席団体:室蘭国際交流センター,室蘭市役所,登別ロータリークラブ,室蘭市中学校長会,一般財
団法人 室蘭ルネッサンス,北海道 内モンゴル友好協会,国際ソロプチミスト室蘭,ノックス
ビルの会,NPO法人 羅針盤,室蘭市民観光ボランティアガイド協議会,日中友好協会室
蘭支部,留学生フレンド・シップ,北海道新聞室蘭支社,室蘭民報社,日照市と友好の会,
室蘭工業大学生活協同組合,茶道裏千家淡交会室蘭支部,室蘭工業大学同窓会
大学からの説明
・国の留学生政策の現状と展望について
・室蘭工業大学の留学生受入れ・派遣状況及び交流状況について
意見交換
・留学生と地域の交流等にかかる各支援団体からの要望について
10
6.国際学術交流
6.1 国際学術交流協定
本学は,教育研究活動の国際化を進めるために,海外の大学,研究機関と学術交流協定を締結し,交
流の促進に努めている。2015 年度末時点で 42 大学・機関と協定を締結し,研究交流ならびに学生交流
を推進している。
国別では中国 8 大学,韓国 8 大学・機関,タイ 3 大学,ロシア 3 大学・機関,ドイツ 4 大学,フィンランド
2 大学,ブラジル1大学・1機関,アメリカ,イギリス,フランス,オーストラリア,オーストリア,ハンガリー,ポ
ーランド,ウクライナ,台湾,ベトナム,インドネシア,マレーシアが各 1 大学である。
2015 年度は,マレーアシアのトゥンクアブドゥルラーマン大学,フランスのトロア工科大学との交流協定
を締結した。また,泰日工業大学,キングモンクット工科大学ラカバン,チェンマイ大学,ニコラエフ無機化
学研究所,プリアゾフスキー国立工科大学,大葉大学,釜慶大学校工科大学との交流協定の更新が行
われた。なお,ニコラエフ無機化学研究所と産業総合研究所との三者協定は 2015 年度をもって終了し
た。
【大学間学術交流協定】
以下のとおり,2015 年度末において国際学術交流協定は 38 大学・4 機関である。
(注)担当教員名は上段より連絡窓口 1,2,3 の順に記載
締 結 大 学 名
国
名
締結年月日
1
河南理工大学
中国
1988 年 11 月 11 日
2
大連交通大学
中国
1996 年 10 月 1 日
3
4
5
6
7
8
9
10
ロイヤルメルボルン工科大学
ウェスタンワシントン大学
アアルト大学電気工学部
北京科技大学
オーストラリア
アメリカ
フィンランド
中国
ロストック大学
情報電気工学部
ドイツ
忠南大学校
韓国
安東大学校
釜慶大学校工科大学
韓国
韓国
1999 年 3 月 26 日
2000 年 10 月 27 日
2001 年 3 月 15 日
2004 年 2 月 2 日
2004 年 2 月 20 日
2004 年 4 月 20 日
2004 年 6 月 8 日
2004 年 9 月 1 日
11
担当教員名
教
授
板 倉
賢 一
教
授
岩 佐
達 郎
教
授
齋
教
授
平 井
伸 治
准教 授
門 澤
健 也
准教 授
山 路 奈 保 子
准教 授
ジョンソン マイケル
准教 授
ゲイナー ブライアン
准教 授
山 路 奈 保 子
教
授
鈴 木
教
授
濱
幸
雄
教
授
濱
幸
雄
教
授
板
賢
一
藤
倉
務
幸 司
准教 授
倉 重 健 太 郎
准教 授
川 口
秀 樹
教
授
教
授
濱
教
授
鈴 木
幸 司
教
授
藤 木
裕 行
教
授
河 合
秀 樹
教
授
中 野
博 人
講
師
長 船
康 裕
クラウゼ小野 マルギット
幸
雄
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
チェンマイ大学
キングモンクット工科大学
ラカバン校
ニコラエフ無機化学研究所
レオベン大学
ミシュコルツ大学
極東連邦大学
ハノイ建築大学
ソウル科学技術大学校
タイ
タイ
ロシア
オーストリア
ハンガリー
ロシア
ベトナム
韓国
ダルムシュタット工科大学
電気情報工学部
ドイツ
瀋陽工業大学
中国
2005 年 4 月 19 日
2005 年 4 月 20 日
2005 年 5 月 30 日
2006 年 10 月 10 日
2006 年 11 月 13 日
2007 年 2 月 19 日
2007 年 3 月 27 日
2007 年 7 月 25 日
2007 年 11 月 9 日
2007 年 11 月 9 日
21
華中科技大学
中国
2007 年 11 月 12 日
22
蘇州大学
中国
2007 年 11 月 26 日
23
24
25
26
27
28
29
30
内蒙古師範大学
韓国海洋大学校
AGH科学技術大学
泰日工業大学
プリアゾフスキー国立工科大学
大葉大学
ヨッヘ物理技術研究所
ツヴィッカウ応用科学大学
中国
韓国
ポーランド
タイ
ウクライナ
台湾
ロシア
ドイツ
2008 年 6 月 2 日
2009 年 1 月 19 日
2009 年 8 月 27 日
2010 年 4 月 1 日
2010 年 11 月 16 日
2010 年 12 月 1 日
2011 年 7 月 12 日
2012 年 6 月 8 日
12
教
授
風 間
助
教
関
教
授
相 津
教
授
大坂谷
俊 治
千
草
佳 永
吉行
准教 授
眞 境 名 達 哉
教
授
平 井
伸 治
助
教
葛 谷
俊 康
教
授
佐 藤
孝 紀
准教 授
武 田
圭 生
講
師
松 本
大 樹
教
授
佐 藤
孝 紀
准教 授
武 田
圭 生
講
師
松 本
大 樹
教
授
板 倉
賢 一
教
授
濱
教
授
木 幡
准教 授
山
教
授
張
教
幸
雄
行 宏
田
深
傛
喆
授
岸 本
弘 立
准教 授
川 口
秀 樹
准教 授
渡 邊
浩 太
准教 授
眞 境 名 達 哉
教
授
花 島
直 彦
教
授
清 水
一 道
教
授
竹 ケ 原 裕 元
准教 授
渡 邉
真 也
教
岩 佐
達 郎
授
准教 授
加
野
裕
教
授
木 村
克 俊
准教 授
吉 田
英 樹
准教 授
須 藤
秀 紹
教
授
板 倉
賢 一
教
授
塩 谷
浩 之
教
授
藤 木
裕 行
教
授
清 水
一 道
准教 授
吉 田
英 樹
准教 授
山 路 奈 保 子
准教 授
門 澤
健 也
教
授
平 井
伸 治
教
授
関 根 ち ひ ろ
助
教
葛 谷
教
授
教
授
相 津
佳 永
准教 授
須 藤
秀 紹
俊 博
クラウゼ小野 マルギット
教
31
32
33
34
35
36
37
38
39
40
41
42
ケムニッツ工科大学
ソウル特別市保健環境研究院
北スマトラ大学
曲阜師範大学
キングストン大学
ラップランド大学と
同大アークティックセンター
東義大学校
サンパウロ州工学研究所
(IPT)
江原大学校
パラナ連邦工科大学
トゥンクアブドゥルラーマン大学
トロワ工科大学
ドイツ
韓国
インドネシア
中国
イギリス
フィンランド
韓国
ブラジル
韓国
ブラジル
マレーシア
フランス
2012 年 9 月 20 日
2012 年 9 月 20 日
2013 年 2 月 15 日
2013 年 4 月 1 日
2013 年 10 月 23 日
2014 年 3 月 3 日
2014 年 6 月 23 日
2014 年 9 月 12 日
2014 年 10 月 3 日
2014 年 10 月 7 日
2016 年 3 月 1 日
2016 年 3 月 1 日
13
授
クラウゼ小野 マルギット
准教 授
須 藤
秀 紹
教
授
佐 賀
聡 人
教
授
張
教
授
岩 佐
助
教
関
教
授
河 合
秀 樹
教
授
大 平
勇 一
教
授
齋
傛
喆
達 郎
千
藤
草
務
准教 授
佐 藤
和 彦
准教 授
須 藤
秀 紹
教
授
板 倉
賢 一
教
授
齋
藤
務
准教 授
清 末
愛 砂
准教 授
永 井
真 也
准教 授
朴
特任教授
香
教
授
岸 本
弘 立
教
授
清 水
一 道
峻
山
秀
晃
准教 授
境
教
授
佐
教
授
岸 本
弘 立
教
授
清 水
一 道
教
授
木 村
克 俊
教
授
岸 上
順 一
教
授
塩 谷
浩 之
教
授
濱
准教 授
加
教
辻
授
昌
伯
宏
功
幸
野
雄
裕
寧
英
図1 本学の学術交流協定校・機関
14
7.外国人留学生
7.1 留学生数
本学は,1979 年から外国人留学生を受入れており,留学生数は 2003 年の 60 名をピークに,2006 年に
は 45 名まで減少したが,国際交流センター設置後は,留学生数も大幅に増加し,2009 年は初めて 100
人に到達し,2016 年は 149 名を受入れるに至った。
留学生数(学科別・学年別)を表 1 に,留学生数(国籍別・身分別)を表 2 に,留学生受入れの推移を表
3 に示す。なお,本活動報告書は 2015 年度版であるが,10 月入学者がいることから,調査・統計の関係
上,2015 年 5 月 1 日ではなく,2016 年 5 月 1 日の数字を計上した。
表 1 留学生数(学科・学年別)集計(2016 年 5 月 1 日現在)
【学部】
学
科
1 年
2 年
3 年
4 年
合 計
応用理化学系学科
機械航空創造系学科
3
3
0
4
4
3
3
9
10
19
建築社会基盤系学科
0
5
2
2
9
情報電子工学系学科
5
0
7
7
19
11
9
16
21
57
合
名
計
【博士前期課程】
専
科目等履修生
2
0
研究生
【その他】
攻
名
1年
2年
合 計
特別研究学生
15
4
7
8
11
特別聴講学生
6
生産システム工学系専攻
4
4
情報電子工学系専攻
6
7
13
14
18
32
環境創生工学系専攻
合
計
合
計
【博士後期課程】
専
1年
2年
3年
合計
生産情報システム工学専攻
0
0
3
3
物質工学専攻
0
0
2
2
創成機能工学専攻
0
0
2
2
工学専攻先端環境創生工学コース
4
3
2
9
工学専攻先端情報電子工学コース
4
5
2
11
工学専攻先端生産システム工学コース
5
5
0
10
13
13
11
37
合
攻
名
計
15
23
表 2 留学生数(国・身分別)集計(2016 年 5 月 1 日現在)
博士後期課程
博士前期課程
学
部
研究生等
合 計
国 名
国費
政府
私費
国費
政府
私費
国費
政府
私費
国費
政府
私費
国費
政府
私費
中国
3
0
18
1
0
16
0
0
28
0
0
17
4
0
79
マレーシア
0
0
0
0
0
2
0
14
13
0
0
0
0
14
15
タイ
1
0
4
2
0
0
0
0
0
0
0
3
3
0
7
韓国
0
0
3
0
0
2
0
0
0
0
0
1
0
0
6
ベトナム
1
0
3
2
0
1
0
0
0
0
0
1
3
0
5
インドネシア
0
0
1
2
0
1
0
0
0
0
0
0
2
0
2
ネパール
0
0
0
0
0
2
0
0
0
0
0
0
0
0
2
ラオス
0
0
0
0
0
1
0
0
1
0
0
0
0
0
2
インド
0
0
1
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
1
ウズベキスタン
0
0
0
0
0
0
0
0
1
0
0
0
0
0
1
ドイツ
0
0
1
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
1
ナイジェリア
0
0
1
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
1
台湾
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
1
0
0
1
合 計
5
0
32
7
0
25
0
14
43
0
0
23
12
14
123
注1 博士前期課程及び学部私費留学生には JAD プログラム 8 名を含む。
16
表 3 留学生数(年度別)集計(各年 5 月 1 日現在)
工学部
博士前期課程
博士後期課程
研究生等
小
計
合
計
国費
政府
私費
国費
政府
私費
国費
政府
私費
国費
政府
私費
国費
政府
私費
1979
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
2
0
0
2
0
2
1980
0
2
0
0
0
0
0
0
0
0
2
0
0
4
0
4
1981
0
5
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
5
0
5
1982
0
6
0
0
0
0
0
0
0
1
1
0
1
7
0
8
1983
0
6
0
1
0
0
0
0
0
0
2
0
1
8
0
9
1984
0
4
0
1
0
1
0
0
0
0
3
0
1
7
1
9
1985
0
1
0
0
0
3
0
0
0
0
4
0
0
5
3
8
1986
0
0
0
1
1
1
0
0
0
1
3
0
2
4
1
7
1987
0
0
0
3
0
1
0
0
0
0
1
1
3
1
2
6
1988
0
0
0
5
0
0
0
0
0
5
0
1
10
0
1
11
1989
0
2
0
11
0
0
0
0
0
1
3
0
12
5
0
17
1990
0
4
0
14
0
0
2
0
0
3
2
3
19
6
3
28
1991
0
5
0
11
0
1
5
0
0
1
0
3
17
5
4
26
1992
0
5
0
8
2
5
9
0
4
1
0
2
18
7
11
36
1993
0
3
0
7
5
9
11
0
5
5
0
0
23
8
14
45
1994
0
2
1
12
4
8
12
0
6
3
0
1
27
6
16
49
1995
0
3
2
8
1
8
14
0
5
3
0
1
25
4
16
45
1996
0
5
5
5
1
5
14
0
4
9
0
4
28
6
18
52
1997
0
11
5
12
0
3
15
0
2
0
0
4
27
11
14
52
1998
0
14
4
12
0
3
11
0
4
2
0
4
25
14
15
54
1999
0
14
2
9
0
2
13
0
6
3
0
4
25
14
14
53
2000
0
13
2
10
1
7
12
0
3
3
0
3
25
14
15
54
2001
0
12
3
5
1
11
18
0
3
1
0
1
24
13
18
55
2002
1
10
3
2
0
10
14
1
8
1
0
2
18
11
23
52
2003
1
9
7
2
0
13
17
0
7
0
0
4
20
9
31
60
2004
0
9
5
2
0
17
12
0
7
0
0
5
14
9
34
57
2005
0
12
7
2
1
14
9
0
5
0
0
2
11
13
28
52
2006
0
13
9
2
1
10
5
0
4
0
0
1
7
14
24
45
2007
1
16
8
1
0
6
4
0
5
1
0
5
7
16
24
47
2008
1
25
10
1
0
9
3
2
5
0
0
18
5
27
42
74
2009
0
29
11
1
1
19
3
3
10
0
1
22
4
34
62
100
2010
0
34
12
0
1
20
4
3
16
0
0
18
4
38
66
108
2011
1
34
11
1
0
12
2
3
23
0
0
19
4
37
65
106
2012
1
24
15
2
1
17
2
1
21
0
0
16
5
26
69
100
2013
0
29
18
2
1
21
2
0
22
0
0
13
4
30
74
108
2014
1
26
34
2
0
20
4
0
24
0
0
12
7
26
90
123
2015
0
17
42
6
0
25
6
0
24
0
0
15
12
17
106
135
2016
0
14
43
7
0
25
5
0
32
0
0
23
12
14
123
149
17
グラフ 1 留学生数(年度別)集計(各年 5 月 1 日現在)
18
7.3 奨学金
私費外国人留学生の奨学金受給状況は表 4 のとおりであり,私費留学生の 67.7%が奨学金を受給して
いる。
表 4 各種奨学金の受給(身分別)状況(2015 年 10 月 1 日現在)
学 部
博士前
期課程
博士後
期課程
研究生
特 別
研究学
生
特 別
聴講学
生
科目等
履修生
合 計
(34)
(20)
(22)
(6)
(9)
(2)
(0)
93
6
13
12
0
0
0
0
31
0
0
0
0
3
1
0
4
3
2
5
0
0
0
0
10
0
2
1
0
0
0
0
3
0
3
0
0
0
0
0
3
2
0
1
0
0
0
0
3
2
0
0
0
0
0
0
2
0
1
0
0
0
0
0
1
0
1
0
0
0
0
0
1
1
0
0
0
0
0
0
1
0
1
0
0
0
0
0
1
1
0
0
0
0
0
0
1
0
1
0
0
0
0
0
1
5
1
0
0
0
0
0
6
20
25
19
0
3
1
0
68
奨 学 金 名
室蘭工業大学私費外国人留学生
支援奨学金 (月額 30,000 円)
室蘭工業大学短期留学生(受入れ)
支援奨学金 (月額 50,000 円)
日本学生支援機構私費外国人留学生
学習奨励費 (月額 48,000 円)
日本国際教育支援協会一般奨学金
(月額 30,000 円)
北海道外国人留学生国際交流
支援事業助成金 (月額 15,000 円)
財団法人ロータリー米山記念奨学会
奨学金 (学部月額 100,000 円,大学院
140,000 円)
財団法人日揮・実吉奨学会
第Ⅱ種奨学金(年額 250,000 円)
財団法人日揮・実吉奨学会
第Ⅲ種奨学金(月額 150,000 円)
共立国際交流奨学財団外国人留学生
奨学金 (月額 100,000 円)
佐川奨学会奨学金
(月額 100,000 円)
ドコモ留学生奨学金
(月額 150,000 円)
ベターホーム国際親善奨学金
(月額 50,000 円)
公益財団法人朝鮮奨学会
(月額 40,000 円)
マレーシア JAD プログラム
(月額 132,250 円)
合
計
注 1 実受給者数は,63 名である。
注 2 上段( )は,私費外国人留学生数である。
注 3 平成 27 年度室蘭工業大学短期留学生(受入れ)支援奨学金の延べ受給者数は,12 名(支給期間
最大6カ月,月額50,000円)であった。
19
7.4 宿舎
研究員宿舎
国際交流会館(研究員宿舎) :シングル:6 室,ツイン:1 室
留学生宿舎
(1) 国際交流会館(留学生宿舎 1) :個室, 12 室
(入居期間 1 年)
(2) 留学生アパート(留学生宿舎 2) :2 名入居, 12 室
(入居期間 1 年)
(3) 明徳寮 :3 名入居, 16 室
(4) エルストファーゼ水元町Ⅱ(留学生宿舎 3):個室, 19 室 (入居期間 1 年)
※平成 26 年 4 月より大学が借り上げた指定宿舎として 2 年間を目途に運用
この他に室蘭市から,市営アパート 25 室を留学生用の宿舎として借り受けている。
7.4.1 国際交流会館
2012 年度に職員会館と旧留学生宿舎を改修し,2012 年 11 月に外国人研究員宿泊施設と留学生宿舎を
併設した国際交流会館を竣工し,運用を開始した。
外観
オープニングセレモニー
20
国際交流会館(研究員宿舎)
玄関ロビー
キッチン(共同)
個室
キッチン(共同)
個室
国際交流会館(留学生宿舎 1)
ラウンジ
7.4.2 留学生アパート(留学生宿舎 2)
外観
個室
台所
21
7.4.3 明徳寮 A棟 4 階
外観
個室ブース
浴室(共同)
補食室(各階共同)
洗濯室(共同)
7.4.4 エルストファーゼ水元町Ⅱ(留学生宿舎3)
外観
台所
7.4.5 市営アパート(水元団地)
和室
外観
22
台所
8.国際交流センター教員が担当した講義
8.1 国際交流センター教員担当講義一覧
国際交流センター教員が 2015 年度に担当した講義は以下のとおりである。
2015 年度前期
2015年度後期
日本語補講
日本語補講
日本語会話入門
日本語初級Ⅰ
日本語初級Ⅰ
日本語初級Ⅱ
日本語初級Ⅱ
学部生対象 日本語科目
学部生対象 日本語科目
日本語 A1 (読解)
日本語 B2 (作文)
日本語 B1 (作文)
日本語 C2 (スピーチ)注1
日本語 C1 (科学技術日本語)注1
日本語 D2 (日本語能力試験対策)注1
日本語 D1 (日本語能力試験対策)注1
学部・大学院 共通科目
大学院生対象 日本語科目
日本語 MA1 (会話)
日本語 MA2 (会話)
日本語 MB1 (作文)
日本語 MB2 (作文)
日本語 MC1 (科学技術日本語)注1
日本語 MC2 (スピーチ)注 1
日本語 MD1 (日本語能力試験対策)注 1
日本語 MD2 (日本語能力試験対策)注1
学部・大学院 共通科目
海外語学研修,海外研修注2
注1 C1 と MC1,D1 と MD1,C2 と MC2,D2 と MD2 はそれぞれ同一授業(学部・大学院合同授業)である
注2 海外語学研修,海外研修については第 12 章に述べる
8.2 日本語補講
国際交流センターでは,日本語学習経験が少ない,または全くない学生を対象に初級レベルの日本語
補講(単位とならない)を開講している。主に本国で大学卒業後来日し博士前期課程への進学をめざす
研究生,および本学協定校からの交換留学生が受講する。
2015 年度には新たに「日本語会話入門」を試験的に開講した。日本語授業に安定的に出席することが
難しい外国人研究員や博士課程の学生を対象に,文法知識の積み上げを求めない一回完結型でロー
マ字を使用した会話授業である。
(1)日本語会話入門
担当:山路奈保子
時間数:1.5 時間(1 回)/週
受講者数:10 名
使用教材:『Nihongo Fun & Easy』
23
(2)日本語初級Ⅰ(前期)
担当:山路奈保子,阿部啓子(非常勤講師)
時間数:4.5 時間(3 回)/週
受講者数:10 名
使用教材:『日本語初級Ⅰ 大地』
(3)日本語初級Ⅰ(後期)
担当:山路奈保子,阿部啓子(非常勤講師)
時間数:4.5 時間(3 回)/週
受講者数:10 名
使用教材:『日本語初級Ⅰ 大地』
(4)日本語初級Ⅱ(前期)
担当:阿部啓子(非常勤講師),門沢健也
時間数:4.5 時間(3回)/週
受講者数:5名
使用教材:『日本語初級Ⅱ 大地』
(5)日本語初級Ⅱ(後期)
担当:阿部啓子(非常勤講師)
時間数:3 時間(2回)/週
受講者数:11 名
使用教材:『日本語初級Ⅱ 大地』
8.3 学部・大学院 日本語科目
正規の日本語科目は,2014 年度まで学部・大学院合同で前期・後期それぞれ 4 科目であったが,一部
を学部生対象科目と大学院生対象科目に分けたうえで,大学院生については学部生対象の科目も選択
可能とした。2014 年度の開講数から,全体として前期 2 科目,後期 1 科目増となっている。学部留学生の
日本語力は概ね上級レベルであるのに対し,大学院生は初級から上級までさまざまであり,より幅広い選
択肢の提供が必要であると考えた。特に,日本での就職の可能性を見据えて日本語による文書作成技
能を身につけたいというニーズが高まっていることを考慮し, 作文授業の充実を図った。
【学部生対象】
(1)日本語 A1(前期)
担当:門澤健也
レベル:上級
時間数:1.5 時間(1 回)/週
受講者数:8名
授業内容:実際的な授業の内容は、新聞記事の購読である。この20年ほど継続して行っ
ているが、ある意味、「留学生にとっての最高到達目標」であり、「非常に興味深く、
人気のある授業」でもありながら、学生(受講者)・教員の双方にとって、難しい問
題を抱えた授業でもある。以下、それぞれを記していくと、
・新聞記事の購読はレベルが高く、難度が高すぎる場合も多い。
・受講者間の日本語能力の差がありすぎて、教材を含めて、授業のレベルを絞りにくい。
・教材を探し、選び、作成する教員の側にとっても、受講者の関心を引き寄せ、かつ日
本語そのものの勉強になるような新聞・教材を選ぶのに、大きな困難を感じる。
・「よい教材」「役に立つ教材」であること以前に、1週間、毎日、時間をかけていくつ
かの新聞に目を通しても、適当と思われる記事を見つけられない場合もある。
冒頭に述べたように、ある意味「人気授業」であり、卒業生からも「あの新聞購読
の授業は面白かった」「日本理解のために役に立った」と言われる、この授業である
が、今年度について言えば、率直に言って、さまざまの「問題点」が浮き彫りにな
24
ったのを感じた半年でもあった。これらを参考に、改善できる点をよく検討し、今
後のよりよい授業に結び付けていきたい。
(2)日本語 B1(前期)
担当:二通信子(非常勤講師)
レベル:中級~上級
時間数:1.5 時間(1 回)/週
受講者数:7名
授業内容:文章作成に必要な日本語の知識を導入するとともに,日本語による文章作成の基礎的な
訓練を行った。コースの前半では読み手の立場に立った分かりやすい文章の書き方,後半
では論理的な文章の構造や表現を扱い,アカデミックな文章を書くための基礎的技能の育
成を図った。
(3)日本語 B2(後期)
担当:二通信子(非常勤講師)
時間数:1.5 時間(1 回)/週
レベル:中級~上級
受講者数:14 名
授業内容: さまざまな作文課題やクラスでのディスカッションを通して,日本語のアカデミック・ライティ
ング能力および論理的思考力の養成を行うとともに,論理的文章の作成に必要な様々な
表現を目的に応じて使用できるようになるための訓練を行った。
【大学院生対象】
(4)日本語 MA1(前期)
担当:山路奈保子
時間数:1.5 時間(1 回)/週
レベル:初級~初中級
受講者数:11名
使用教材:『研究留学生の日本語会話』(前半)
授業内容:理工系分野における専門基礎語彙を導入するとともに,ゼミでの質疑応答や学会発表に
ついての相談など,留学生が研究生活で出会う場面でのモデル会話を通じて,実際のコミ
ュニケーション場面において既習の文型・表現がどのように現れるかを提示し,既習表現の
運用力の向上を図った。
(5)日本語 MA2(後期)
担当:山路奈保子
時間数:1.5 時間(1 回)/週
レベル:初中級
受講者数:11 名
使用教材:『研究留学生の日本語会話』(後半)
授業内容:より発展的な文型・表現とともに,学内外の人々との社会・文化的テーマでの会話におけ
る理解力や表現力を高めるための語彙・表現や文化的知識を導入し,さまざまな場面で円
滑に会話を展開できるコミュニケーション技能の向上を図った。
(6)日本語 MB1(前期)
担当:二通信子(非常勤講師)
時間数:1.5 時間(1 回)/週
レベル:中級
受講者数:10 名
授業内容:書き言葉の表現や文体に関する知識を導入した後,位置関係や仕組みの説明,比較,因
果関係、意見など目的に応じた明快で論理的な文章などを,初級で学習した文型・表現を
活用して書けるようになるための指導を行った。
(7)日本語 MB2(後期)
25
担当:二通信子(非常勤講師)
時間数:1.5 時間(1 回)/週
レベル:中級
受講者数:6名
授業内容: レポートや論文,研究発表用スライドや発表レジュメが作成できるようになることを目指し,
さまざまな作文課題とそれをめぐる意見交換を通じて,論理的文章の作成に必要な表現
を目的に応じて使用できるようになるための訓練を行った。
【学部・大学院共通】
(8)日本語 B1・MB1(前期)
担当:山路奈保子
時間数:1.5 時間(1 回)/週
レベル:中級
受講者数:20 名
授業内容:科学技術分野にかかわるトピックのテレビ番組や雑誌記事等を材料に,大学・大学院で学
ぶための基礎的な語彙・表現を理解し適切な文脈で使用できるようになるとともに,抽象的
な事柄を説明する文章を組み立てられるようになることをめざす総合的な訓練を行った。
(9)日本語 B2・MB2(後期)
担当:山路奈保子
時間数:1.5 時間(1 回)/週
レベル:中級
受講者数:17 名
授業内容:日本語によるスピーチ・プレゼンテーションの技能向上をめざし,本を紹介するスピーチを
競う「ビブリオバトル」や,学生自身の専門分野を紹介するプレゼンテーション等の活動を通
じて,聞きやすい話しかたとわかりやすい構成のしかたの指導を行った。
(10)日本語 D1・MD1(前期)
担当:門沢健也
時間数:1.5 時間(1 回)/週
レベル:上級
受講者数:12 名
授業内容:日本語能力試験N1を受験しようという学生のために,問題集を使って受験対策の授業を
行った。
(11)日本語 D2・MD2(後期)
担当:阿部啓子
時間数:1.5 時間(1 回)/週
レベル:上級
受講者数:11 名
授業内容: 日本語能力試験 N1 合格を目標に,さまざまなタイプの文章を素材にした読解問題を通
して,難度の高い文法,語彙,表現を習得し,長文や複雑な文章から必要な情報を読み
取るスキルの向上を図った。
26
9. 室蘭工業大学国際セミナー
同セミナーは,学生と市民の皆さんとともに,世界のさまざまな国や地域について勉強し合い,国際
的な視野を拡げることを目的としている。
(1)
第 45 回
室蘭工大国際セミナー
開 催 日:
2015 年 7 月 3 日
テ ー マ:
日本の復興経験を待ち望んでいるネパール
― ネパール地震発生後の状況と今後の復興・発展のチャンス ―
講 演 者:
株式会社 三井物産戦略研究所 国際情報部 アジア 中国 大洋州室
ギリ ラム 氏
ギリ ラム氏による講演
門澤准教授による講師紹介
(2)
国際交流セミナーアネックス「最近の海外大学事情」
開 催 日:
2015 年 7 月 6 日
テ ー マ:
最近の海外大学事情
講 演 者:
Paul Bland 氏 (King Mongkok University of North Bangkok,Thailand)
Wijitha 氏 (Queens University of Technology, Australia)
成田吉弘 氏 (北海道大学ヘルシンキ欧州オフィス所長)
馬場理事による挨拶
Paul Bland 氏による講演
27
10.留学生を対象とした行事,研修等
10.1 国際交流センター主催行事
(1) 4 月新入学留学生歓迎ウェルカムランチパーティー
開 催 日 :2015 年 4 月 21 日
参加人数:44 名(チューター,教職員を含む)
4 月に新しく来日した留学生が早く本学での生活に馴染めるよう,歓迎会を開催し,留学生同士,
国際交流センター教職員との交流を図った。
4 月に来日した新入留学生を囲んで
(2) 留学生オリエンテーション及び新入学留学生歓迎交流会
開 催 日 :2015 年 5 月 8 日
参加人数:約 140 名(チューター,教職員を含む)
新たな留学生に対して国際交流センター関係教職員の紹介を行い,日本での生活上の注意事項
を説明した。また,室蘭警察署の方をお招きし,交通安全について説明していただいた。その後,
在籍中の留学生及びチューターを紹介し,新入留学生歓迎交流会を行った。
また,歓迎交流会では,ネパールからの留学生が 2015 年 4 月 25 日発生ネパール大地震の災害
支援のための募金協力を呼び掛けた。
オリエンテーション
各国の料理が並ぶ歓迎交流会
28
支援を呼び掛けるネパール人留学生
(3) 国際交流センター長杯卓球大会
開 催 日:2015 年 8 月 7 日
参加人数:41 名(チューター,教職員を含む)
前期の授業終了に合わせ,国際交流センター長杯卓球大会を実施した。卓球大会の後は,応援
していた学生を含む参加者全員でおつかれさま会を行い,交流を深めた。
白熱した卓球大会
卓球大会後のおつかれさま会
(4) 外国人留学生等見学旅行
開 催 日:2015 年 9 月 7~9 日
参加人数:35 名(留学生家族,教職員を含む)
北海道内の自然や特有の産業施設等の見学を通じて,留学生が北海道の文化,歴史,産業等に
ついての知識や理解を深めることを目的として,今年度は旭川方面へ 2 泊 3 日の日程で実施した。
≪日程≫
9/7
工大~美唄市 JAびばい米殻雪零温貯蔵施設「雪蔵工房」(見学)~砂川市 砂川ハイウエイオア
シス内 「レストラン木林の森」(昼食)~赤平市 エースラゲージ株式会社 北海道赤平工場(工場
見学)~旭川市 男山酒造り資料館(見学)~ホテル(夕食・泊)(藤田観光ワシントンホテル旭川)
9/8
ホテル~旭川市 北海道伝統美術工芸村(見学)~ファイブスター旭川店(昼食)~旭山動物園~
ホテル(夕食・泊)(藤田観光ワシントンホテル旭川)
9/9
ホテル~美瑛町 ぜるぶの丘~青い池~四季彩の丘~富良野市 フラノマルシェ(昼食)~富良野
チーズ工房~占冠村 道の駅 自然体験しむかっぷ~工大
JAびばい米殻雪零温貯蔵施設「雪蔵工房」を見学
29
エースラゲージ株式会社 北海道赤平工場を見学
旭山動物園にて
(5) 9 月卒業・修了おめでとうランチパーティー
開 催 日:2015 年 9 月 24 日
参加人数:22 名(チューター,教職員を含む)
9 月に卒業・修了し室蘭を離れる留学生のために,ランチパーティーを開催した。国際交流センタ
ー職員お手製の料理を食べながら,卒業・修了生を中心に思い出話に花を咲かせた。
馬場センター長から記念品を受け取る留学生
9 月卒業・修了の留学生を囲んで
(6) 生活安全講習会
開 催 日:2015 年 10 月 14 日
留学生参加人数:約 10 名(チューターを含む)
10 月入学の留学生を対象に,交通事故,火災,地震及びインターネット犯罪などの事件・事故の
防止のため,生活安全講習会を開催した。5 月のオリエンテーションと同様,室蘭警察署の方をお
招きし,室蘭工業大学で実際に起こった事故・事件について,また,日本で安全に生活するため
の対処方法などを説明した。
30
講習を受ける 10 月入学の留学生
室蘭警察署からの説明
(7) 室蘭岳登山
開 催 日:2015 年 10 月 17 日
参加人数:42 名(チューター,教職員を含む)
室蘭岳(標高 911 メートル)登山を実施し,10 月に来日した新しい留学生を含む 42 名が参加した。
登山,休憩中
秋晴れの室蘭岳山頂にて
(8) 10 月新入学留学生歓迎ウェルカムランチパーティー
開 催 日:2015 年 10 月 21 日
参加人数:33 名(チューター,教職員を含む)
10 月に新しく来日した留学生,インターンシップ生が早く本学での生活に馴染めるよう,歓迎会を
開催し,留学生同士,国際交流センター教職員との交流を図った。
10 月に来日した新入留学生を囲んで
31
(9) 秋季見学旅行
開 催 日:2015 年 10 月 31 日
参加人数:34 名(留学生家族,教職員を含む)
10 月以降に入学した留学生に室蘭・登別市内,洞爺湖町内の観光名所を案内し,各市町に対す
る理解を深めさせるとともに,留学生同士の交流を図る目的で実施した。
≪日程≫
10/31
工大~登別伊達時代村(見学,昼食)~洞爺レイクヒルファーム~洞爺火山科学館~昭和新山~
有珠山ロープウェイ~祝津公園展望台(室蘭夜景)~工大
登別伊達時代村にて
昭和新山にて
(10) 野外セミナー(スキー研修)
開 催 日:2015 年 12 月 24 日
参加人数:36 名(留学生家族,教職員を含む)
場
所:ルスツリゾート
東南アジアなど暖かい国の出身者が多い留学生に,スキーという野外活動を通じ,北国の冬の楽
しみ方を紹介した。
ルスツリゾートにて
32
(11) 留学生交流会
開 催 日:2016 年 2 月 29 日
参加人数:約 200 名(留学生家族を含む)
場
所:蓬崍殿
日頃留学生がお世話になっている市内等の国際交流推進関係諸団体及び市民等を招待し,交
流会を通して留学生との親睦を図るとともに,卒業・修了する留学生を祝福することを目的として開
催している。
青山市長,空閑学長と卒業留学生
卒業生代表による挨拶
留学生によるアトラクション披露
学長夫妻,卒業生・修了生を中心に
33
10.2 学外の諸行事への留学生派遣,参加の状況
10.2.1 講師派遣
開催日
主催
行事名
留学生
派遣人数
2015 年 4 月 18 日
室蘭ルネッサンス
懇話会
3
2015 年 6 月 9 日
海星学院高等学校
国際交流教室
3
2015 年 7 月 12 日
北海道登別明日中等教育学校
国際交流教室
4
2015 年 7 月 27 日,28 日
海星学院高等学校
国際交流教室
1
2015 年 10 月 20 日
水本小学校
国際交流教室
2
2015 年 10 月 26 日
旭ヶ丘小学校
国際交流教室
2
2015 年 11 月 8 日
室蘭ルネッサンス
懇話会
2
2015 年 11 月 18 日
本室蘭小学校
国際交流教室
1
2015 年 11 月 19 日
八丁平小学校
国際交流教室
3
2015 年 11 月 26 日
高平小学校
国際交流教室
1
2015 年 12 月 7 日
みなと小学校
国際交流教室
1
2015 年 12 月 9 日
本輪西小学校
国際交流教室
2
2015 年 12 月 15 日,18 日
北海道登別明日中等教育学校
異文化理解
1
2015 年 12 月 16 日
天沢小学校
文化祭 異文化交流
2
2015 年 12 月 18 日
登別市
国際理解講座
3
合 計
天沢小学校からのお手紙
31
高平小学校からのお手紙
本輪西小学校国際交流教室
34
八丁平小学校からのお手紙
10.2.2 学外支援団体等支援行事
開催日
主催
行事名
留学生
参加人数
2015 年 5 月 9 日
長沼ロータリークラブ
長沼国際交流フェスティバル
15
2015 年 5 月 31 日
室蘭国際交流センター
ウエルカム パーティー
29
2015 年 8 月 1 日
室蘭市
イルカ・鯨ウォッチング体験乗船
19
2015 年 10 月 17 日
室蘭国際交流センター
Exchange Muroran
(エクスチェンジ・ムロラン)
2
2015 年 12 月 17 日
室蘭ロータリークラブ
夜間例会
5
2016 年 2 月 6 日
室蘭市国際交流推進協議会
さっぽろ雪まつり見学会
37
2016 年 2 月 20 日
室蘭国際交流センター
さよなら着物パーティー
18
合
計
125
(1) ウエルカム パーティー
主
催:室蘭国際交流センター
開 催 日:2015 年 5 月 31 日
参加人数:29 名
室蘭国際交流センターの主催により,新たに室蘭市民となった新入留学生を対象とした交流会が
開催された。日本伝統のお寿司調理体験やゲームなどを通じ,市民の皆様との交流を深めた。
小泉副市長と談笑する新入留学生
(2)
室蘭国際交流センターの皆様と一緒に
イルカ・鯨ウォッチング体験乗船
主
催:室蘭市
開 催 日:2015 年 8 月 1 日
参加人数:19 名
室蘭市の招待により,イルカ・鯨ウォッチング体験乗船に参加した。室蘭市の方からの説明を受け
た後,船に乗り,海を泳ぐイルカの群れや,外海から見る工場・白鳥大橋の景色を楽しんだ。
35
室蘭市観光課の方からの説明
ウォッチング船ベルーガに乗船
(3) エクスチェンジ・ムロラン
主
催:室蘭国際交流センター
開 催 日:2015 年 10 月 17 日
参加人数:2 名
室蘭国際交流センター主催の催しで,留学生
と一般市民が料理を一緒に作りながら交流を
深める機会になっている。今年はネパール人
留学生が料理の講師を務め,故郷ネパール
のカレーを食べながら,国の文化の紹介や地
ネパールの紹介をする留学生
震災害の現状報告をした。
(4)
さっぽろ雪まつり見学会
主
催:室蘭市国際交流推進協議会
開 催 日:2016 年 2 月 6 日
参加人数:37 名
室蘭市国際交流推進協議会の主催により,留学生とその家族を対象としたさっぽろ雪まつりへの
バスツアーに参加した。雪まつり大通会場の他,北海道大学植物園を見学した。
大通公園の雪像の前で
北海道大学植物園を見学
36
(5)
さよなら着物パーティー
主
催:室蘭国際交流センター
開 催 日:2016 年 2 月 20 日
参加人数:18 名
毎年,室蘭国際交流センター主催で開催される,卒業して室蘭を離れる留学生とその家族の
ためのパーティーに,今年は留学生 18 名が参加した。着物の着付けとファッションショー,記念
撮影会が行われた後,市民の皆様の手作りの食事を囲んで交流を深めた。
青山市長を中心に華やかな着物姿の留学生
市民の皆様手作りの食事を囲んで
振り袖,袴姿の留学生たち
37
10.2.3 その他の行事
開催日
主催
行事名
留学生
参加人数
2015 年 5 月 29 日
室蘭市観光課
ボイジャー・オブ・ザ・シーズ号
歓迎ボランティア
3
2015 年 8 月 30 日
熊野神社奉賛会
熊野神社例大祭はだか神輿
3
2015 年 9 月 12 日
室蘭市観光課
マリナー・オブ・ザ・シーズ号
歓迎ボランティア
4
2015 年 11 月 15 日
菊池杯テニポン大会実行委員会
菊池杯テニポン大会
20
2015 年 11 月 15 日
室蘭文化連盟
邦楽舞踊公演
4
2015 年 11 月 22 日
はじめての雅楽実行委員会
聴いて触れる雅楽
5
2015 年 12 月 30 日
~2016 年 1 月 2 日
(独法)国立青少年教育振興機構
世界の仲間とゆく年くる年
1
2016 年 1 月~3 月
室蘭社会福祉協議会
雪かきレンジャーボランティア
13
合
53
計
熊野神社例大祭で神輿を担ぐ留学生
菊池杯テニポン大会にて
38
11.学術交流協定校との交流
11.1 協定校等への訪問
(1) マレーシア トゥンクアブドゥルラーマン大学
訪問先:
トゥンクアブドゥルラーマン大学
訪問日程:
2015 年 7 月 15 日~16 日
訪問者:
理事・国際交流センター長 馬場 直志
しくみ情報系領域 教授
訪問内容:
岸上 順一
調査,大学視察,大学概要の説明ならびに交流内容の協議
両大学の教員
Kampa キャンパス
コンピュータソフトウェア関連教育
(2) フランス トロワ工科大学
訪問先:
トロワ工科大学
訪問日程:
2015 年 9 月 10 日~11 日
訪問者:
理事・国際交流センター長 馬場 直志
しくみ情報系領域 准教授 加野 裕
訪問内容:
調査,大学視察,大学概要の説明ならびに交流内容の協議
授業風景
図書館
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(3) 中国 曲阜師範大学
訪問先:
曲阜師範大学
訪問日程:
2015 年 10 月 17 日
訪問者:
理事(学術担当)・副学長 松田 瑞史
副学長
訪問内容:
河合 秀樹
建校 60 周年式典出席
歳万学 学長の祝辞
両大学の教職員での記念撮影
11.2 外国,協定校等からの訪問受け入れ
(1) 「MIER2015」(タイ・チェンマイ大学との合同シンポジウム)参加教員による表敬訪問
訪問日程:
2015 年 5 月 29 日
訪問者:
工学部長 Vorayos 教授
研究部長 Leksakul 教授
機械工学科長 Fongsamootr 教授
生産工学科長 Smutkupt 教授
コンピュータ学科長 Natwichai 教授
エネルギー環境技術センター長 Chaichana 教授 を含め教員 14 名
訪問内容:
表敬訪問,シンポジウム開催・基調講演,市内企業の見学及び学内施設の視察,
交流内容の協議
学長室を表敬訪問
記念品の贈呈
40
(2) 中国 河南理工大学
訪問日程:
2015 年 6 月 8 日
訪問者:
副学長
周 志遠 教授
教務処
原 東芳 副処長
経済管理学院副院長
張 世君 教授
機械与動力工程学院副院長
訪問内容:
支 光輝 教授
表敬訪問,大学概要説明,交流内容の協議,学内施設視察
学内施設の視察
学長表敬訪問を終えて記念撮影
(3) フィンランド ラップランド大学
訪問日程:
2015 年 6 月 18 日
訪問者:
Päivi Naskali 教授
Heidi Sinevaara-Niskanen 研究員
Shahnaj Begum 研究員
訪問内容:
表敬訪問,研究室訪問,共同研究打ち合せ
学長表敬訪問を終えて記念撮影
(4) ウクライナ プリアゾフスキー国立工科大学
訪問日程:
2015 年 12 月 8 日
訪問者:
Wasily Efnemeuko 教授
訪問内容:
大学訪問,研究室訪問,共同研究打ち合せ
学術交流協定書をお持ちいただいた
41
(5) マレーシア JICA 青年研修事業 「マレーシア職業訓練教育コース」訪問団
訪問日程:
2016 年 1 月 22 日
訪問者:
職業訓練に従事する行政官や職業訓練機関の職員 15 名
研修監理員 2 名
訪問内容:
JICA 青年研修事業 「マレーシア職業訓練教育コース」の一環としてマレーシアの
から職業訓練に従事する行政官や職業訓練機関の職員の訪問団が来学し,表敬
訪問および学内施設の視察を行った。
ロボットアリーナにて
表敬訪問を終えて記念撮影
11.3 共同セミナー,共同事業等の実績について
(1)タイ・チェンマイ大学との合同シンポジウム「MIER2015」
日
時:
2015 年 5 月 29 日~30 日
開催地:
室蘭工業大学
主
本学生産システム工学系専攻機械工学コースおよびロボティクスコース,チェンマイ
催:
大学
概
要:
チェンマイ大学の教員,学生ならびに本学の学生 29 名・教員 12 名が参加してシン
ポジウムを開催し,一般講演 43 件,特別講演 2 件を行った。
記念撮影
寺本教授の基調講演
42
(2) 国際共同セミナー「JSED2016」
日
時:
2016 年 3 月 11 日
開催地:
室蘭工業大学
主
催:
本学環境科学・防災研究センター
概
要:
環境,防災,エネルギーをキーワードにした最先端技術に関する基調講演 3 件,
一般講演 5 件,本学研究者による研究報告 37 件を行った。
(3) タイ・キングモンクット工科大学ラカバンとの共同セミナー
日
時:
2016 年 3 月 11 日
開催地:
室蘭工業大学
主
本学建築社会基盤系学科・環境創生工学系専攻,
催:
キングモンクット工科大学ラカバン
概
要:
キングモンクット工科大学の学生と交流を含めたセミナーを実施。日本・タイ両国の
歴史的建築物を紹介したプレゼンテーションや視察を行った。
43
12.学生の海外への派遣
12.1 短期留学
(1)
学生氏名:
山上 佳那
所 属:
機械創造工学系専攻 2 年
派遣先:
ケムニッツ工科大学(ドイツ)
期 間:
1 年間(2014 年 9 月~2015 年 8 月)
経済支援:
日本学生支援機構 海外留学支援制度(短期派遣)
12.2 ロイヤルメルボルン工科大学(RMIT) 語学研修
期間:
2015 年 8 月 28 日~9 月 16 日
内容:
海外学術交流協定提携校における英語研修,オーストラリア文化体験,学生交流
※平成 27 年度海外留学支援制度(短期派遣)採択事業
参
加
6 名(男子 2 名,女子 4 名)
者:
1.
水戸
遼平
応用理化学系学科
1年
2.
三好
賢彦
機械航空創造系学科
2年
3.
原田
彩加
建築社会基盤系学科
2年
4.
西脇
ゆきな
情報電子工学系学科
3年
5.
谷川
美奈子
情報電子工学系学科
3年
6.
今井
未来
情報電子工学系学科
3年
引率:
Hagley Eric Thomas
遠藤 仁郎
メルボルン市内見学での記念撮影
ひと文化系領域 准教授
国際交流センター事務室 スタッフ
12.3 ウェスタンワシントン大学(WWU) 英語研修
期間:
2015 年 8 月 25 日~9 月 14 日
内容:
海外学術交流協定提携校における英語研修,ボーイング社等シアトル近郊企業見
学,学生交流
※平成 27 年度海外留学支援制度(短期派遣)採択事業
参加者:
4 名(男子 3 名,女子 1 名)
1.
関 健一朗
情報電子工学系学科
1年
2.
川村 萌
機械航空創造系学科
1年
3.
大島 暢祥
機械航空創造系学科
2年
4.
菊地 篤志
生産システム工学系専攻
2年
視察:
Gaynor Brian Nollaig
ひと文化系領域 准教授
44
12.4 泰日工業大学サマープログラム
期間:
2015 年 8 月 19 日~9 月 1 日
内容:
英語による国際経営の講義,泰日工業大学の学生との交流,タイ国内企業の
工場見学
参加者:
1 名(男子 1 名)
1.
伊藤 智哉
機械航空創造系学科
3年
12.5 中国・華中科技大学短期研修
期間:
2016 年 3 月 9 日~3 月 18 日
内容:
中国語研修,華中科技大学日本語学科の学生との交流,武漢近郊史跡見学
参加者:
5 名(男子 4 名,女子 2 名)
1.
菅原
玄太
機械航空創造系学科
1年
2.
高瀬
喜之
機械航空創造系学科
1年
3.
玉置
理奈
機械航空創造系学科
1年
4.
中西
紫織
応用理化学系学科
1年
5.
前田
智名
機械航空創造系学科
2年
6.
堤
応用理化学系学科
2年
惇樹
45
12.7
佐藤矩康博士記念国際活動奨励賞
賞の由来と趣旨
本奨学賞は,医学博士で博士(工学)である佐藤矩康先生のご寄附によって,2009 年に創設されました。本学
在学中の学部及び大学院の学生が海外国際会議での論文発表,海外での研究プロジェクト参画,海外インター
ンシップなど,国際的な場で活動し,成果を上げることを支援し,奨励することを目的としています。
佐藤矩康先生は昭和 2 年,北海道富良野町に生まれ,北海道大学医学専門部を卒業後,医師,医学博士とし
て医業に従事される傍ら,多年,刀剣考古学の研究に携わり,平成 18 年「X 線 CT 法による上古刀のはばき構造
の解析」によって室蘭工業大学から博士(工学)の学位(主査 桃野正教授)を授与されました。また長年,私的な
奨学財団により学生生徒の就学を支援しておられます。
本奨学賞が,学生の皆さんの国際意識・国際能力の向上に繋がり,ひいては室蘭工業大学の教育研究の活性
化にいささかでも寄与することを希望します。
故 佐藤矩康(さとう のりやす)博士 略歴
昭和 2 年 4 月
北海道上富良野町生まれ
名寄小学校,名寄中学校を経て,
昭和 25 年 3 月
北海道大学医学専門部卒業
昭和 25 年 4 月
北海道立札幌医科大学内科学教室入局 医師
以後 日高門別町 町立病院内科医長、南幌町 町立病院院長 等を歴任
昭和 34 年 10 月
札幌市白石区にて、眼科医和子夫人と「内科眼科共立診療所」開設
平成 12 年 4 月
信佑会吉田記念病院医師、聖愛会発寒中央病院医師
平成 23 年 9 月
逝去
本奨励金は,年 2 回募集し,8 名程度に各 10 万円を授与する。
【2015 年度前期受賞者】
大堀
英雄
生産システム工学系専攻 1 年
永田
英介
環境創生工学系専攻 2 年
張
尭
工学専攻 1 年
張
沢君
工学専攻 2 年
【2015 年度後期受賞者】
ALIS ZIANA BINTI ZAPA
情報電子工学系専攻 1 年
46
12.8 国際体験報告会・海外インターンシップ説明会
留学経験者と佐藤矩康博士記念国際活動奨励賞の受賞者の報告と海外インターンシップの面白さ,
意義と効果を広く PR し,これを実施する IAESTE※(国際学生技術研修協会)の研修生募集試験への応
募を勧誘する目的で,キャリアサポートセンターと共同で実施した。
※IAESTE(国際学生技術研修協会)
国際インターンシップを促進する非営利・非政府組織で,世界 80 カ国に支部(委員会)があり
4,000 社を超える企業とのネットワークがある。
【平成 27 年度前期開催分】
開催日時:
2015 年 6 月 17 日
場
教育・研究 3 号館N棟 N103 講義室
所:
参加学生数:
約 10 名
報告者
① 留学経験者報告
松岡 勇樹(機械航空創造系学科 3 年)
2014 年 4 月~2015 年 3 月
ドイツ・ケムニッツ工科大学に留学
増田 信凛(機械航空創造系学科 3 年)
2014 年 4 月~2015 年 3 月
熱心に報告に耳を傾ける参加者
ドイツ・ツヴィッカウ応用科学大学に留学
② 佐藤矩康博士記念国際活動奨励賞の受賞者報告
金 志元(生産システム工学系専攻 2 年)
2015 年 2 月
国際学会(イタリア)に参加
③ IAESTE 受験体験報告
大堀 英雄(生産システム工学専攻 1 年)
ドイツ留学経験者による報告
47
12.9 海外語学研修説明会
海外語学研修説明会は,各語学研修に参加した学生に体験を発表した後に,教員から語学研修の概
要を説明し,幅広く語学研修のPRをする目的で実施している。
【平成 27 年度前期開催分】
開催日時:
2015 年 5 月 12 日
場
教育・研究 3 号館N棟 N101 講義室
所:
参加学生数:
約 10 名
報告者
①
オーストラリア・RMITスタディーツアー
近藤 広康(応用理化学系学科 3 年)
②
アメリカ・WWU英語研修
片倉 寛史(機械航空創造系学科 4 年)
RMIT研修参加者の報告
【平成 27 年度後期開催分】
開催日時:
2015 年 12 月 4 日
場
教育・研究 1 号館 C 棟 C204 講義室
所:
参加学生数:
約 10 名
報告者
①
ヨーロッパスタディーツアー
小林 賢哉(卒業生)
②
中国・華中科技大学短期研修
前田 智名(応用理化学系学科 2 年)
下村 一朗(建築社会基盤系学科 2 年)
佐藤 来美(建築社会基盤系学科 2 年)
坂本 莉子(建築社会基盤系学科 2 年)
③
台湾・大葉大學短期研修
大浦 一馬(応用理化学系学科 2 年)
48
13. 外国人短期研修生・外国人研究員・外国人インターンシップ研修生受入れ
13.1 外国人短期研修生受入れ
(1)泰日工業大学短期研修生受入
期
間:
2015 年 4 月 16 日~5 月 29 日
内
容:
タイ・泰日工業大学の学部学生が本学で約5週間にわたり短期研修を行う。
短期研修生は,いくつかの専門科目を受講し,情報電子工学系学科の研究室に配属
され,授業以外の学生活動を行う。
参加者:
泰日工業大学研修生 2 名
学長表敬訪問
見学旅行でのニセコそりすべり体験
(2)タイ・キングモンクット工科大学ラカバン短期研修生受入
期
間:
2015 年 6 月 10 日~6 月 30 日
内
容:
本学の交流協定校であるタイ・キングモンクット工科大学ラカバンの学生が本学建築社
会基盤系学科建築学コースで研究室の訪問や,本学学生との交流,北海道の自然や
文化施設等の見学により,タイとは違った文化,歴史等についての知識・理解を深める
ことを目的とする。
参加者:
学生 5 名,引率教員 1 名
学長表敬訪問
49
13.2 外国人インターンシップ研修生受入れ
インターンシップ研修生受入れ制度は,外国の大学の正規課程に在籍する外国人学生が,本学にお
いて実施する研究,実験,解析,設計,製作等の研修プログラムに参加するものである。平成 27 年度は
下記のとおり 8 名のインターンシップ研修生を受け入れた。
氏名
国
大学
受入期間
受入教員
Mathew Rupal Anam
インド
インド工科大学
2015/5/15
- 2015/7/15
平井 伸治
Sawidchaya
タイ
チェンマイ大学
2015/6/1
- 2015/11/30
関根 ちひろ
Ashutosh Ranka
インド
インド工科大学
2015/5/20
- 2015/7/20
馬渡 康輝
Yong-Jun PARK
韓国
清州大学校
2015/8/14
- 2015/8/31
濱 幸雄
Wang Caiyi
中国
華中科技大学
2015/11/18
- 2015/12/18
清水 一道
Zhou Yajie
中国
華中科技大学
2015/11/18
- 2015/12/18
清水 一道
Gong Xuli
中国
華中科技大学
2016/3/25
- 2016/4/25
山路 奈保子
Shu Yuwen
中国
華中科技大学
2016/3/25
- 2016/4/25
山路 奈保子
Intarasiri
13.3 外国人研究員受入れ
平成 24 年度より国際連携による共同研究等を展開することを目的として創設した室蘭工業大学研究
推進経費(外国人客員研究員招へい)(平成 26 年度から名称変更。旧名称:重点研究経費(国際連携
分))により,平成 27 年度は 7 名の外国人客員研究員を招へいした。また,日本学術振興会外国人特別
研究員 2 名,その他 1 名を外国人客員研究員として受け入れた。
氏名
国
大学等
期間
Mohamed Zakaria
Abdel Hamid HASSAN
エジプト
サウスバレー大
学
2013/4/1
-2015/9/30
日本学術振興会
外国人特別研究員
Liu Xiaoxue
中国
大連交通大学
2015/4/16
-2015/10/16
Milton Borsato
ブラジル
パラナ連邦工
科大学
2015/7/24
-2015/8/10
Dai Gang
中国
内蒙古師範大
学
2015/6/13
-2015/9/3
Xinba Yaer
中国
内蒙古工業大
学
2016/1/20
-2016/3/5
研究推進経費
(外国人客員研究員
招へい)
研究推進経費
(外国人客員研究員
招へい)
研究推進経費
(外国人客員研究員
招へい)
研究推進経費
(外国人客員研究員
招へい)
Denis Sievers
ドイツ
パーダーボルン
大学
2016/3/1
-2016/8/31
在籍機関より
経費支出
川口秀樹
Motakatla
Venkateswer Reddy
インド
ジュワハラルネ
ルー工科大学
2015/9/1
-2017/8/31
日本学術振興会
外国人特別研究員
張 傛喆
50
事業名
受入教員
濱 幸雄
小室雅人
寺本孝司
岩佐達郎
清水一道
14.国際交流クラブ
国際交流クラブは,本学の公認課外活動団体(学生サークル)で,1994 年に,その当時の留学生(院
生)数人が中心となり,自分たちより年若い日本人の学生たちに,親睦と交流を呼びかける形で発足し
た。
当時は留学生の数がまだ少なく,またほとんどが修士か博士の大学院生,また家族随伴の留学生も多
く,講座の研究室を除いては留学生と日本人学生(特に学部生)との接点や知り合う機会がほとんどない
のが実情であった。当時の留学生は,せっかく日本に留学したのに日本人学生と交友を持つ機会が少な
いことに残念さと危機感を持ち,学内に立って日本人学生にチラシを渡すところから活動を始めたのだっ
た。
それに対して,意識の高い日本人学生たちが積極的に呼応して「国際交流クラブ」が創設され,以来 20
年以上が経過して留学生の数も出身国も増え,また学部生の留学生も増えたことから,現在は留学生・
日本人合わせて部員が 80 人以上の大きなサークルとなった。
大学祭への参加や,お花見やジンギスカンなど,日本・北海道らしい活動をともにするほか,日常生活
の中で留学生と日本人学生の交友・交流が見られるようになったのは,国際交流クラブの大きな功績とい
える。また,留学生の母国を支援する教育基金の募金を行ったり,地震のような大きな災害があったとき
に日本人学生がともに募金活動を行ったりするような,社会性を持つ活動も行っている。
また,国際交流クラブの部員からの海外研修や海外インターンシップへの参加者,海外留学の希望者
が確実に増えてきている。
国際交流センターも,国際交流センター専任教員が顧問教員を務めるほか,センターとして国際交流ク
ラブの活動にさまざまの形で支援を行なっている。また国際交流センターが行う行事に国際交流クラブの
部員が参加したり協力したり,海外研修などにも応募者を出すなど,国際交流センターと密に関係を保ち
つつ,学生側の国際交流活動の窓口として,また主体として大いに活躍している。
新入生歓迎会
51
15. 広報活動
15.1 国際交流センターホームページ
日本語版トップページ
英語版トップページ
15.2 英文概要,国際交流センターNews
英文概要
国際交流センターNews 6 号
15.3 オリジナルグッズ
Tシャツ(表)
Tシャツ(裏)
52
フェイスタオル
ステッカー
バック
ティッシュ
15.4 広報活動グッズ
イスカバー
旗
53
16.
教員の研究活動
馬場直志
〇論文発表(国際会議プロシーディング)
1) N. Baba, N. Murakami, N. Miura, and M. Tamura, “Numerically designed
phase-mask for stellar coronagraph,” Proc. SPIE 9605, 96051V-1~6 (2015).
〇研究発表(口頭発表)
1) 高橋瑞樹・村上尚史・河原創・小谷隆行・松尾太郎・馬場直志:系外惑星の直接視線速度観測
に向けた分光コロナグラフの性能評価,日本天文学会 2015 年秋季年会,神戸(2015 年 9 月 9~
11 日,甲南大学)
2) 三浦則明・大石明・桑村
進・馬場直志・花岡庸一郎・北井礼三郎・上野悟・仲谷善一・一本
潔:太陽補償光学系の開発と補償効果のシミュレーション(2),日本天文学会 2015 年秋季年会,
神戸(2015 年 9 月 9~11 日,甲南大学)
3) 大石明・清信功之介・三浦則明・桑村 進・馬場直志・上野悟・仲谷善一・一本潔:飛騨天文
台における多層共役補償光学系の開発,日本天文学会 2015 年秋季年会,神戸(2015 年 9 月 9~
11 日,甲南大学)
4) 桑村進・三浦則明・圓谷文明・馬場直志:西はりま VTOS によるスペックル観測とデータ処理,
日本天文学会 2015 年秋季年会,神戸(2015 年 9 月 9~11 日,甲南大学)
5) 米田謙太・村上尚史・武藤恭之・河原創・松尾太郎・小谷隆行・馬場直志・田村元秀:サバー
ル板横シヤリングナル干渉計による原始惑星系円盤観測の計算機シミュレーション,日本天文学
会 2015 年秋季年会,神戸(2015 年 9 月 9~11 日,甲南大学)
6) 赤岩夏海・村上尚史・西川淳・田村元秀・馬場直志:瞳再配置光学系による位相マスクコロナ
グラフの実証実験,日本天文学会 2015 年秋季年会神戸,(2015 年 9 月 9~11 日、甲南大学)
7) 村上尚史・西川淳・R. Galicher・P. Baudoz,・小室祐介・赤岩夏海・馬場直志・田村元秀:広
帯域極限高コントラスト観測を目指した 3 層 8 分割位相マスクの開発,日本天文学会 2016 年春
季年会,八王子(2016 年 3 月 15 日,首都大学東京)
〇講演
1) 馬場直志:「ハイパー望遠鏡-系外惑星の解像に向けて-」,2015 年度光学赤外線天文連絡会
シンポジウム「光赤外将来計画:報告書の最終取りまとめと長期戦略への布石」
,三鷹(2015 年
9 月 14~16 日,国立天文台)
「太陽系外惑星直接検出のための技術開発」平成 27 年度光産業技術シンポジウム‐
2) 馬場直志:
光加工・計測が創る新たな社会と産業イノベーション‐,東京(2016 年 2 月 3 日,リーガロイヤ
ルホテル東京)
山路奈保子
○研究発表(口頭発表)
1) 山路奈保子・因京子・アプドゥハン恭子:英語で研究活動を行う留学生・研究者のための「サ
54
バイバル日本語」-シラバス再構築に向けて-,専門日本語教育学会第 18 回研究討論会,2016
年 3 月,京都産業大学
○研究発表(ポスター発表)
1)山路奈保子・深澤のぞみ・須藤秀紹:中級レベル日本語授業におけるパブリックスピーキング
指導 -「コンテクスト共有」に着目して-,計測自動制御学会 システム・情報部門学術講演会
2015, 2015年11月,函館アリーナ
2)高木佳奈・山路奈保子:口頭運用能力の差をもたらす環境的要因の分析−日本語コース終了後
の研究留学生を対象とした追跡調査—,2015年度日本語教育学会秋季大会, 2015年10月,沖縄国際
大学
○外部資金獲得
1)科学研究費補助金
基盤研究(C)
「研究室コミュニケーションの円滑化をめざす日本語会話
教材開発」(研究代表者)
2)科学研究費補助金
基盤研究(C)
「グローバル化時代の自己表現のためのパブリックスピー
キングに関する研究」研究代表者:深澤のぞみ
3)科学研究費補助金
基盤研究(C)
(研究分担者)
「日本人の言語行動におけるポライトネス―異文化理解教
育の方法論開発」研究代表者:松村瑞子
(研究分担者)
55
17.
国際交流センターに関する新聞記事等
56
57
58
18.おわりに
国際交流センター准教授 山路奈保子
2016 年 5 月現在,室蘭工業大学の留学生数は 149 名,大学が達成目標として掲げている
150 名まで惜しくもあと 1 名足りませんでしたが,昨年比 10%増,もちろん過去最高です。こ
のところタイとベトナムからの留学生が増えており,現在タイからの留学生は 10 名,ベトナム
からの留学生は 8 名となっています。留学生を対象とした日本語初級クラスは,少し前まで
は受講生のほとんどを中国人留学生が占め,日本語教科書のタスクでよくある「お互いの国
について質問し合う」というのがまったく成立しませんでしたが,いまは「タイ+中国」「ベトナ
ム+中国」といった異国ペアが難なく組めるようになり,日本語教員としては助かっていま
す。
一方で,本学学生の海外研修はあいかわらず苦戦中です。特に,主にドイツで研修を受
ける「ヨーロッパ語学研修」は応募者が少なく成立しませんでした。募集開始直前にパリとブ
リュッセルで起きた同時多発テロ事件が影響したかもしれません。実は昨年はオーストラリア
語学研修も,タイ航空利用で途中バンコクでの乗り継ぎが 9 時間もあったため,バンコク市内
へ出ることを計画していましたが,直前に爆弾テロ事件があり,市内見物は自粛して 9 時間
まるまる空港でおとなしく過ごす,ということがありました。世界中が何ともいえない不安に包
まれる中,「海外は危ない,日本から出たくない」という空気になっているとしたら残念です。
もちろん,安全性は最大限考慮しなければなりません。
留学生を増やすことの意義の一つは,日本生まれ・日本育ちの学生たちからみて,周囲に
異なる言語や文化を持つ人がいる環境を「当たり前」にし,接触の機会を増やして異文化に
対する心理的な壁を少しでも低くしていくことです。留学生がほぼ 150 人になったことで,そ
うした環境はかなりの程度実現してきたと思います。あとは,1人でも多くの学生が,彼らを見
習って外へと一歩踏み出す勇気を持ってほしい。それが私たちの願いです。
59
室蘭工業大学 国際交流センター
〒050-8585 室蘭市水元町27番1号
http://www.muroran-it.ac.jp/
E-mail:[email protected]
TEL:(0143)46-5885
FAX:(0143)46-5889