外国にいても 「在外選挙制度」で 日本の国政選挙の投票が できます

外国にいても
「在外選挙制度」で
日本の国政選挙の投票が
できます
投票のために在外選挙人名簿の登録申請をしましょう。
在外選挙人名簿の登録申請について
尾張旭市選挙管理委員会
問合先 尾張旭市役所 総務部 行政課内(北庁舎 2 階)
電 話 0561-53-2111(内線 252~255)
1 はじめに
国外に居住する日本国民に国政選挙の選挙権行使の機会を保障することは、長年我が国の
選挙制度において課題となっていましたが、平成10年5月の公職選挙法の一部を改正する
法律等により、在外選挙制度が創設されました。在外選挙人名簿への登録は、平成11年5
月1日から開始され、平成12年6月執行の第42回衆議院議員総選挙において初めて在外
投票が実施されました。
国外で投票するには、まずご本人が住んでいる地域を管轄する在外公館(日本大使館や総
領事館。
出張駐在官事務所を含む。
)
で、
在外選挙人名簿への登録申請をする必要があります。
登録された方には、投票するときに必要な「在外選挙人証」が、申請先の市区町村選挙管
理委員会から在外公館を通じて交付されます。
2 在外選挙人名簿の登録
登録資格
登録資格は、次の①、②、③のすべてに該当する方です。
① 年齢満20年以上の日本国民であること。
・居住国への帰化等により日本国籍を失った方は除きます。
② 次のいずれにも該当しないこと。
・法第11条第1項の規定により選挙権を有しない方
・法第252条の規定により選挙権を有しない方
・政治資金規正法第28条の規定により選挙権を有しない方
③ ご本人の住所を管轄する在外公館の管轄区域内に引き続き 3 か月以上住所を有するこ
と。
【ご注意】
ⅰ) 申請時において3か月以上住所を有している必要はありません。旅券法第16条による在留届の
提出と同時に申請書を提出することができます(この場合、領事官が3か月以上住所を有したこと
を確認した後、市区町村選挙管理委員会において在外選挙人名簿に登録されます。
)
。
ⅱ) 日本国内の最終住所地で転出届が未提出となっている方は、在外選挙人名簿に登録できません。
在外選挙人名簿の登録申請
申請者ご本人又は申請者の同居家族等が、必ず在外公館の領事窓口へ行って申請してくだ
さい。申請書(在外選挙人名簿登録申請書)の記載にあたっては、6 ページの記載例を参考
にしてください。
なお、受付時間は、在外公館の領事窓口の受付時間です。受付時間は、在外公館によって
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異なりますので、ご確認ください。
【ご注意】
ⅰ) 「同居家族等」には、在留届の「氏名」欄に記載されている方及び「同居家族」欄に記載されて
いる方が該当します。例えば、夫が在留届の「氏名」欄に記載され、妻が在留届の「同居家族」欄
に記載されている場合は、夫が申請者の場合は妻が、
「同居家族等」に該当し、妻が申請者の場合
は夫が「同居家族等」に該当します。
ⅱ) 申請書には、日本での最終住所地と本籍地を記入する必要がありますので、事前にご確認してお
いてください。
登録申請に持参するもの
登録を申請する場合は、申請書とともに次の書類を必ずお持ちください。
申請書は、在外公館にあります。また、総務省のホームページでも入手できます。
(1) ご本人が窓口に行かれる場合
① 申請者本人の旅券
事情があって、旅券が提示できない場合は、旅券に代わる身分を証明する書類(日本
国又は居住国の政府や地方公共団体が交付した顔写真付きの身分証明書(運転免許証、
居住国の外国人登録証、滞在許可証等)
)が必要です。
【ご注意】
旅券を持ち合わせておられず、また、日本国政府等が交付した顔写真付きの身分証明書も持ち合
わせておられない方は、管轄の在外公館にお問い合わせください。
② 申請書を提出する領事官の管轄区域内に引き続き3か月以上住所を有することを証明
する書類(例えば、住居の賃貸借契約書、居住証明書、住民登録証、住所が記載されて
いる電気・ガスの領収書等)
。
【ご注意】
ⅰ) 次の場合は、②の書類は不要です。なお、旅券法第16条の規定により、国外に3か月以上
滞在する方は、在留届を提出いただくことになっていますので、これから国外に転出される
方は、早めに提出してください。
・在留届を管轄の在外公館に3か月以上前に提出している場合
・住所を有している期間が3か月未満の時点で申請する方が、申請書の「左の領事官の管轄区
域内に住所を定めた年月日」欄に記載する以前に既に在留届を提出している場合
ⅱ) 在留届の用紙は、外務省ホームページの渡航関連情報から入手できます。
(2) 申請者本人の代わりに同居家族等が窓口に行かれる場合
① 申請者本人の旅券((1)①と同じ。
)
② 申請者本人が申請書を提出する領事館の管轄区域内に引き続き3か月以上住所を有す
ることを証明する書類((1)②と同じ。
)
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③ 領事窓口に行かれる同居家族等の旅券
【ご注意】
旅券以外の身分証明書は認められません。
④ 申請者本人が同居家族等へ委任したことを示す申出書
【ご注意】
ⅰ) あらかじめ、申請者本人がこの「申出書」と「在外選挙人名簿登録申請書」に署名していた
だくことが必要です。
ⅱ) 申出書の記載にあたっては、8 ページの記載例を参考にしてください。
ⅲ) 申出書は総務省のホームページから入手できます。
在外選挙人証の交付
在外選挙人名簿に登録された方には、登録を行った市区町村の選挙管理委員会から、在外
公館を通じて「在外選挙人証」が交付されます。
【ご注意】
在外選挙人証がないと在外投票を行うことができませんので、大切に保管してください。
【参考】
登録を行うのは、原則として申請者の日本国内の最終住所地の選挙管理委員会です。
ただし、次の場合は、申請時における申請者の本籍地の市町村の選挙管理委員会です。
① 申請者が、いずれの市町村の住民基本台帳にも記載されたことがない場合(外国で生まれ、
日本国内に一度も住んだことなく成人した方の場合など)
② 平成6年5月1日より前に住民基本台帳に記録されたことがあるが、同日以降いずれの市町
村の住民基本台帳にも記録されたことがない者である場合(平成6年5月1日より前に出国し、
その後、日本国内に一度も住んだことがない方の場合など)
3 投票の方法
在外選挙人名簿に登録された方は、次のいずれかの方法により投票することができます。
『国外で投票する場合』で、
在外公館投票が実施される場合は、
「在外公館投票」と「郵便等投票」のいずれかを選択
の上、投票します。
在外公館投票が実施されない場合は、
「郵便等投票」が行えます。なお、在外公館投票を
実施する他の在外公館に直接出向いて「在外公館投票」をすることもできます。
国内で投票する場合は、国内の投票方法を利用して投票できます。
在外公館投票
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直接、在外公館に出向いて「在外選挙人証」と「旅券」等の身分証明書を提示して投票す
る方法です。
① 投票場所
在外公館の事務所内に投票所が設置されます。
② 投票期間
選挙の公示の翌日から各在外公館ごとに定められた締切日までとなります。
【ご注意】
補欠選挙の場合は、公示の翌日以降であらかじめ指定された日にのみ投票できます。
③ 投票時間
原則的に、現地時間の午前 9 時30分から午後5時までです。
【ご注意】
地理的な事情等で、例外的な時間設定をすることがあります。
④ 持参書類
『在外選挙人証』 と 『旅券』
【ご注意】
旅券が提示できない場合は、日本国又は居住国の政府や地方公共団体が交付した写真付き身分証明
書でも差し支えありません。
郵便等投票
登録先の選挙管理委員会に投票用紙等の交付の請求を行い、同用紙等に記載の上、再び交
付を受けた選挙管理委員会に直接投票用紙等を郵送する方法です。
① 投票用紙等の請求
あらかじめ登録先の選挙管理委員会に「在外選挙人証」と「投票用紙等請求書」
(総務省
ホームページから入手できます。
)を送付の上、投票用紙等の請求を行います。
【ご注意】
投票用紙等の請求は、いつでも請求することができますので、郵送日数を考慮して早めに請求する
ことが大切です。
② 投票用紙等の交付
投票用紙等の請求を受けた登録先の選挙管理委員会は、投票用紙等を直接郵送して交付
します。
③ 投票用紙等の送付
投票用紙等の交付を受けた後、選挙の公示の翌日以後、同用紙等に記入の上、日本国内
の選挙期日(投票日)の投票所閉鎖時刻(通常午後8時)までに、投票所に到達できるよ
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う、選挙管理委員会宛に送付します。
日本国内における投票
一時帰国した方や帰国直後で国内の選挙人名簿に登録されるまでの間の方が、国内の投票
方法を利用して、投票する方法です。
① 公示の日の翌日から選挙期日の前日までの間に投票しようとするとき
『期日前投票』 又は 『不在者投票』
② 選挙期日(投票日)に投票しようとするとき
『投票所における投票』
【ご注意】
① 、②の詳しい投票方法については、市区町村の選挙管理委員会にお尋ねください。
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