HOTガード・SCの商品について Q&A Q1.HOTガード・SCとはどんな商品ですか? A1.赤外線と紫外線をダブルカットする既存建物の窓ガラスに現場及び後施工できる常温速 乾でコートできる透明のコート剤です。 Q2.どういう特徴がありますか? A2.窓ガラスにコートすると、以下4つの性能を発揮します。 ① 遮熱効果・・・夏は西日対策で、一番暑い時期は太陽直射熱を5∼10℃カットし、室温 全体で2∼3度涼しくします。1℃で10%の省エネになると言われ、10∼30%の節電対 策になります。 ② 断熱効果・・・冬は室内の熱が窓から逃げなくなるので暖かくなります。窓際の冷え冷えゾー ンも縮小します。 ③ 結露抑制効果・・・結露も50%抑制します。コーティングするとガラスが吸熱しやすくなる為、 結露の発生自体が遅くなり、引きも早くなります。また保水性も上がりますので、水ダレしに くくもなります。 ④ 有害紫外線対策・・・UVカットは99%以上です。これにより、有害な紫外線による洋服や 商品の色あせ防止や、紫外線劣化防止、また女性の大敵であるシミ、ソバカス対策にもな ります。又、夏、複眼の虫である蛾、とんぼ、かなぶん、せみが夜紫外線に集まるのが少なく なります。サービス業、飲食業、パチンコ店、コンビニ等店内の虫の飛来でお困りの方にとっ て防虫対策としても効果があります。 Q3.色はつきますか? A3.色は殆どつきません。実際には透明度は10∼15%近く下がります。可視光透過率とい う数字で表しますが、自動車のフロントガラスが可視光透過率が70%ぐらいですが、このコート 剤も大体70%ぐらいで人間の目には殆ど透明に感じます。 Q4.冬は、太陽の熱が入らず逆に寒くなるのでは? A4.熱は暖かいほうから冷たいほうへ流れます。冬の場合、室内が暖かく、外が寒いので、室 内の暖かい空気が、窓から外へ逃げようとする熱量のほうが圧倒的に多くなります。その結果、 暖房効率が悪くなり、なかなか部屋が暖まらないことが問題となります。 このガラスコートはコーティングすると、逆に窓から熱逃げせず、施工していない部屋より暖かく、 保温効果が高くなります。一番寒い時期は、施工前と室温が2∼3度変わることから、省エネ・ 節電対策になります。 Q5.フィルムとの違いを教えて下さい。 A5.まずフィルムにも大きく分けて4種類あります。1つは防犯用フィルム、これは200ミクロン∼ 350ミクロンの厚いタイプ。2つ目はUVカットつきの飛散防止フィルム。3つ目はUVカット付き色 つきの日照調整フィルム。4つ目は透明遮熱フィルムかつ飛散防止フィルム。このうち、4つ目の 透明遮熱フィルムが競合商品になります。まずUVカット率は、ほぼ同じです。フィルムが勝ってい るのは飛散防止効果があることです。それ以外はHOTガードSCの方が ① 価格がコートのほうが安い13,000円/㎡∼ 透明遮熱フィルムは2万円/㎡ ② 耐久性が2倍以上、10年の耐候性試験クリア。 フィルムは5∼7年の耐久性 ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ ⑨ 10年の再施工保証つき。 フィルムのようにつなぎ目がでない 夜写り込みが出ない 施工が簡単、剥離も簡単 熱割れがフィルムより可能性が低い 鉛筆硬度は4Hでフィルムより硬く、傷がつきにくい。フィルムは1∼2Hの硬さ。 冬の結露抑制効果が高く、室内の暖房熱を逃がさない。 Q6.エコガラス=LOW ペアガラスとの違いは? A6.LOW ペアガラスの価格は、1㎡4∼5万円と高く、20㎡施工した場合、100万円前後して しまいます。但し、住宅版エコポイント対象商品ではありますが、それでも一般の方からすると 値段が高くて、すぐには採用しずらい商品でもあります。あくまで新築を中心に普及している商 品といえます。それに比べてHOTガードSCの施工価格は1㎡13,000円と安く、価格差は 1/3∼1/4で非常に優位性があります。 性能面で比べた場合、窓の遮熱・断熱対策商品としてはエコガラスは現在一番優れた商品 です。但し、UV カット機能がエコガラスの60%前後に対し、99%と高いところはHOTガードSC が勝っています。遮熱性能・断熱性能にしても、実際のところはエコガラスの種類によっては単 板ガラスにHOTガードSCをコーティングしたほうが体感で勝っているケースも多いです。 またエコガラスでも暑いことから、その上にコーティングして欲しいという要望も多数あります。 Q7.他社のガラスコートとの違いは? A7.以下の性能面・施工面・価格面で大きな違いがあります。 ① 性能面・・・赤外線をカットする材料は、HOTガードSCは日本製でかつ一番性能の高かった 三菱マテリアル製の材料を使用しています。他社の殆どは、価格が半額の韓国製を使用して います。またコーティング液中の赤外線カット材料は他社より倍以上多く配合し、圧倒的な性 能差を出しています。他社が同じ量を配合して施工をすると、色むらやぬりむら、ゆがみがおき やすく、施工の失敗が多くなり、塗りなおしによる施工コストが高くなってしまいます。実際に、フィ ールドテストで他社と並べて実測しても、性能差がはっきり出ているデータもご用意しています。 ② 施工面・・・HOTガードSCはスポンジローラーで均一にムラなくぬれるよう液を改良してあります。 ローラ工法により膜厚が一定になり、性能の均一が測れます。また専用の剥離剤も用意し、現 状復帰にも対応しております。施工組織のECOビジネス倶楽部では、統一の施工品質を図 るため、1㎡当たり最低25g以上塗布するルールを設けており、どの窓ガラスも同じ膜厚で同じ 性能を出す施工が可能となっています。また2マイスター・3マイスターの施工技術制度を設け、 認定された施工員が工事を行いますので安心施工体制となっています。他社ガラスコートは、 統一の施工ルールも基準もないため、カタログに描いてある性能を現場で証明することが難しい 上に施工も難しく、ぬりむらや液ダレ、が発生しやすく、失敗が多いです。また剥離剤が用意さ れていないため、保証もつけられない業者が殆どとなっています。 ③ 価格面に対しては、HOTガードSCは1㎡13,000円で、10年の再保証つきで展開していま すが、他社は1㎡18,000円∼2万円と高く、保証も殆どの業者が付けていません。 HOTガード・SCの施工について Q&A Q1、施工価格を教えて下さい。(税別) A1、10㎡以上は通常1㎡2万円するところを、節電対策特別価格として1㎡13,000円/㎡ となっております。尚、10㎡未満の場合は、1㎡15,000円/㎡、5㎡未満一律75,000円 (税別)頂いております。 Q2、施工価格の内容について教えて下さい。 A2、施工人件費とガラスの清掃から養生費、コーティングまで全ての作業費が含まれています。 Q3,それ以外に負担する料金はありますか? A3,以下の条件については別途諸費用を頂いております。 ① 床下から高さ2.5m以上あるガラス +500円/㎡ ② 夜間施工 18時∼ +1,000円/㎡ ③ 外施工 +1,000円/㎡ ④ フィルムの剥離作業 +1,500円/㎡∼2,000円/㎡ ⑤ お客様の要望による原状回復(コーティングの剥離作業) 1,500円/㎡ ⑥ 足場設置・撤去・運搬費 別途 ⑦ 有料駐車場を使用した場合の、車1台分の駐車料金 ⑧ 鍵の箇所以外でガラス面で養生する箇所が出てきた場合、1箇所 +1,000円 Q4,どのくらい施工に時間かかりますか? A4、一戸建ての窓ガラスの施工をする場合に、大体10∼20㎡ぐらいが目安となります。 施工員が1人∼2人お伺いして、朝9時からはじめて17時には終了する流れとなります。 施工工程は、以下の流れになります。 ① 油膜取り・・・ガラスの清掃 ②養生・・・窓サッシ枠や床などに液がつかないようにします。 ③プライマー塗布・・・密着性を高める為の接着剤 ④液剤調合&コーティング ⑤片付け Q5、施工は内側?外側? A5、内窓を施工します。外窓の施工の場合は、保証対象外となっています。 Q6、施工できない窓ガラスもしくは、施工に条件が出てくる窓ガラスはありますか? A6,以下の窓ガラスが対象となります。 ・ ガラスにヒビが入っていたり、部分割れしているガラスは施工をお断りしています。 ・ フィルムの上に施工する場合は、下地処理が出来ないのではじきが出る事があります。 ・ 編み入りガラスは、元々熱割れしやすい為、施工後の熱割れ保証はしていません。 但し、これまで1回も熱割れの報告は受けたことはありません。 ・ タバコのヤニやしつこい汚れが付着してガラス清掃に時間かかる場合は、別途費用を頂く場合 があります。 Q7、現地調査って何するの?どのくらい時間かかるの? A7,約1時間ぐらいお時間頂いています。目的は、お見積作成の為の現場調査とお客様への商 品の御説明、施工当日の流れなど御案内をさせて頂いております。 必ず施主様の立会いをお願いしておりますので、ご協力宜しくお願い致します。 Q5、10年間の保証内容って何? A5、施工の保証になりますので、施工業者が施主様へ提出する保証書となります。 保証内容は、施工引渡し後、10年以内に黄変・白濁・剥離現象が発生した場合にのみ、 無償にて再施工するというものになります。 ・ 但し、以下保証対象外となります。 ① お客様の責任による場合 ② 中性洗剤又は水洗い以外の特殊洗剤・薬剤を使用した場合。 ③ 故意に金物等で傷・剥離した場合 ④ 天災等により、破損・剥離した場合 ⑤ フィルムの上にコート又は、コートの上にフィルムをした場合 ⑥ 外窓へコートした場合 ⑦ 型板ガラス・ガラスブロックにコートした場合 ⑧ コート後に、カッティングシート等のシールを貼り付けた場合 ⑨ ガラス以外の基材にコートした場合。(アクリル・ポリカーボネードなど) ⑩ 網入りガラスが熱割れした場合 Q6,ガラスコートの体感はできるの? A6、塗布したガラスに赤外線ランプを当てて頂ければ、塗っていないガラスと比べて性能が発揮され ていることがすぐ分かります。但し、もともと室温が高い場合や、全部の窓ガラスを施工して慣 れてしまった場合、日差しが弱い時など体感しづらい場合もあります。 Q7,施工中の注意事項はありますか? A7,以下、注意事項がいくつかあります。 ① 前日までの荷物移動 窓ガラスのコーティングには最低1m以上の施工スペースを確保させて頂いております。貴重品など ある場合は、お客様の私物に極力施工員が触れないようにする為に、施主様側で施工日当日ま での荷物移動のご協力をお願いしております。 ②ほこりの付着 ガラスコートの施工中、ほこりが付きやすいので、なるべくホコリを立てないようにご協力おねがいしま す。仕上がり具合の目安として1m以上離れたところから見て、ホコリが気にならないレベルの仕上 がりとさせて頂いております。施工後、夏は30分、冬は1時間で表面乾燥すれば、それ以上のホ コリはつきませんので御安心下さい。ホコリが舞い易い環境の場合は、施工日前日までに施主様側 で室内清掃をお願いする場合もあります。 ③コーティングのにおい においは、女性では除光液、男性ではプラモデルのシンナーのニオイとよく言われます。コーティング中 とコーティング後2∼3時間はそのニオイが室内に充満しますので、くさいということで我慢できないよう でしたら、別室に非難して頂くか、その臭いが抜けるまで外出して頂くようご協力お願い致します。 材料そのものは、ホルムアルデヒドやトルエン、キシレンなどVOC物質は一切入っておりませんので、 シックハウスになるようなこともありませんし、お子さんへの悪影響はありませので、ご安心下さい。コー ティングをして、夏は約30分、冬は1時間で表面乾燥しますので、それから窓を開けて頂いて、2∼ 3時間で臭気は抜けますのでご安心下さい。但し窓が開かない環境でしたら、翌日まで臭いは抜 けませんので、ご了承下さい。 ④ 施工中の湿度・温度管理 施工出来るガラス表面温度は、10℃∼30℃で湿度が60%以下が適正な環境となります。 温度や湿度が上がると仕上がりが悪くなったり硬化不良や白濁が起こり、施工が失敗する恐れ があります。特に梅雨時期や夏場などエアコンを付けて作業させて頂く場合がありますので、 ご協力お願いします。またガラス面に結露が発生する環境では、施工はできませんので、結露 対策で施工する場合は、結露が出ない時期に行う様にします。但し、空調及び除湿器等で結 露が発生しない環境が数日保てる様であれば構いません。 ⑤ 施工中の窓の開閉 コーティング中は窓を閉め切って作業をしています。風が直接コーティング膜に当たると、コーティ ング液が透明に乾燥せず、仕上がりが悪くなってしまいますので、特にコーティングしている窓ガラ ス付近の窓を開閉したり、扇風機の風など当たらないようホコリもつきやすくなる原因となります ので、ご協力お願いします。 Q8,施工後の注意事項はありますか? A8、以下注意事項となります。 ①施工後の付着 特に施工日当日と、その翌日は、傷が入りやすいので絶対に触らないで下さい。 4H の硬度まで完全硬化するには、夏は2∼3週間、冬は1ヶ月かかりますので、施工後1週 間は、ブラインドやカーテンの開閉で傷がつかないように御注意下さい。 ②施工後の清掃 窓ガラス清掃は1ヶ月はしないで下さい。清掃する際は水拭きもしくは中性洗剤を薄めて使用する 程度にして下さい。アルカリの洗剤や特殊洗剤を使用して、コーティング膜に変化が起きた場合は、 保証対象外となりますので御注意下さい。 ③シール、カッティングシートの付着 施工した窓ガラスに、カッティングシートや粘着テープ、ポスターなど貼って、剥がしたときにコーティン グ膜に変化があった場合は、施工保証対象外となりますので御注意下さい。
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