旭市合併 10周年記念誌

旭市合併10周年記念誌
旭市10年のあゆみ
千葉県旭市
人 が 輝くまち… 旭
つくば中央IC
旭市のプロフィール
稲敷IC
旭市の主要な産業である農
潮来IC
業、漁業、畜産業をイメージし
神崎IC
茨城県稲敷市
16
下総IC
成田IC 成田市
京葉道路
296
船橋市
51
千葉市
人 口/ 67,732 人 ( 男 33,261 人・女 34,471 人 ) 世帯数/ 25,378 世帯 ※平成 27 年 6 月 1 日現在
木更津市
トマトの帽子と野菜をイメー
356
東総有料道路
東関東自動車道
横芝光IC
旭市
総
銚子連絡道路
本
線匝瑳市
線
本
武
千葉東金道路
総
126
道 松尾横芝IC
央
圏
126
ジした緑色の羽、しっぽはイワ
シの尾びれ、元気なひよこの男
銚子市
の子。自然豊かな旭市をいつも
武
千葉東JCT
木更津JCT
香取市
成田国際空港
宮野木JCT
たキャラクターです。
大栄JCT
東金IC・JCT
館山自動車道
東金九十九里有料道路
線
平成 17 年 7 月 1 日、旭市・海上町・飯岡町・干潟町が合併して誕
生した旭市は、千葉県の北東部に位置し、千葉市から 50km 圏、また
都心から 80km 圏にあります。南部は美しい弓状の九十九里浜に面し、
北部には干潟八万石といわれる房総半島屈指の穀倉地帯と、なだらか
な丘陵地帯である北総台地が広がっています。中央部を東西に、JR 総
武本線と国道 126 号が通り、その周辺は市街地として発展しています。
産業では、施設園芸、畜産、稲作、露地野菜などが盛んな農業をはじめ、
水産業、商業、工業など、バランス良く成長しています。
圏央道
走り回っています。
旭市合併10周年記念誌
旭市10年のあゆみ 目次
明智忠直市長インタビュー
旭市10年のあゆみと未来へのまちづくり ������
2
広報あさひで振り返る
旭市合併10年のあゆみ ��������������
6
私たちも10歳になりました
−10歳のあさひっ子が語る未来− ��������� 18
こうさいじん
旭市イメージアップキャラクター
あさピー
旭が好きだから! あさひ光彩人 ���������� 22
あさひ・撮っておき10選 ������������� 24
1
旭市10年のあゆみと未来へのまちづくり
明智忠直市長インタビュー
旭市10年のあゆみと未来へのまちづくり
合併 10 周年の節目の年を迎えた旭市。
一体感のあるまちづくりに向けた歩み
を振り返るとともに、最優先課題である
震災復興の現状、日本一住みよいまちを
は計り知れないものがありました。震災直後はとにかく復
を設けました。さらに総合防災訓練や津波避難訓練を実施
旧しなければという強い気持ちで、がれきでふさがれた道
するほか、小中学校での防災教育の充実にも取り組んでき
路を通すことから取り組みました。ちょうど震災の前年に
ました。
建設業協会と災害協定を結んでいたことから、約30社の
震災では農業も深刻な打撃を受けました。原発事故の影
協力を得て道路のがれきを撤去してもらい、約一週間で通
響で一時は全ての農産物に出荷制限がかかりましたが、約
れるようにしたのが復旧の第一歩となりました。
1か月後に全品目解除。海水に浸かり塩害を受けた水田も、
避難所では約3,000人の市民が避難生活を余儀なくされ、
農家の方の懸命の努力で復活しています。再び一面に稲が
市民ボランティアや市職員などが24時間体制でその対応
育つ水田を見たときは
「努力が実った」と深い感慨を覚えま
に当たりました。また全国からも約8,000人のボランティ
した。
実現するための課題と施策、まちの魅力
アが駆け付け、津波被害を受けた建物内の片付けなどに尽
明智忠直市長に聞きました。
設され、その対応は全国でも早いものであったと言えます。
を広く発信する意欲的な取り組みまで、
力していただきました。5月には応急仮設住宅が200戸建
――
震災からの復興の道のりについて聞か
せてください。
きょうじん
――
旭市の国土強靱化地域計画とはどのよ
うなものですか?
国土強靱化とは、普段から大規模災害への備えができた
強い地域社会をつくる取り組みです。その国土強靱化地域
計画を策定するためのモデル調査地区が全国で19団体指
震災からの復興を市政の最優先課題と位置付け、旭市復
定され、旭市もその一つに選ばれました。
興計画を策定し、計画に基づきスピード感を持って取り組
どのような大規模災害が発生しても一番大切な人命を守
んでまいりました。特に複合的な津波対策に重点を置き、
るため、東日本大震災での教訓を生かした災害対応をはじ
――
合併後10年を振り返り、まちづくりへ
の思いを聞かせてください。
りです。市民の皆さんが一か所に集まり、心を一つにして
まず甚大な津波被害を受けた飯岡海岸に、コンクリート防
め、旭中央病院を拠点とした医療体制、首都圏への食料供
盛り上がれる大きなイベントを開催しようと、市民体育
潮堤を海抜6メートルにかさ上げする工事を迅速に進める
給を維持する体制などを検討し、計画を策定しました。
祭を実現しました。平成22年の第1回旭市民体育祭には、
よう県に要請し、平成27年度中には竣工する見通しです。
今後、策定した計画を基に、優先順位を付けて事業を進
平成17年に1市3町が合併して誕生した旭市は
「日本一
市内全140地区から選手と応援を含め約5,000人が参加し
さらに災害公営住宅への入居、飯岡中学校の移転建築、津
め、より災害に強い地域づくりを推進していきます。
住みよいまち」を目標に掲げて歩んでまいりました。温暖
てくれました。まちの一体感を育む基礎固めができたので
波避難タワーをはじめ津波避難施設の整備など、順調に復
な気候と美しい田園風景、弓状に延びる海岸線は旭市の宝
はないかと、手応えを感じています。
興が進んでいます。
であり、そうした豊かな環境に包まれて生活をする中で、
現在もまちづくりの途上にある旭市ですが、国が地方
今後は、津波避難道路の整備を進めるほか、河川開口部
穏やかで温かみのある人間性が育まれてきたように感じま
創生を積極的に推し進める中
「自分たちのまちは自分たち
の防護対策を県の事業として実施する予定です。また防災
す。
の手でつくっていこう」という流れが一層盛り上がってい
への意識づくりも非常に重要です。東日本大震災の資料を
人口減少対策は旭市にとって非常に重要な課題であり、
旧1市3町は合併前から生活圏や経済圏が重なっており、
けば、まちの一体感もますます強固なものとなっていくこ
保存し、震災の記憶と教訓を伝えていくため、防災資料館
市長就任当初から人口減少に歯止めを掛けようと頑張って
道路整備やごみ処理などの住環境整備、旭中央病院を中心
とでしょう。
「合併して旭市になってよかった」と誰からも
とする医療・福祉施策など広域的な事業を共にしてきた仲
思ってもらえるまちとすることが、私にとって一番の願い
間であるため、もともと交流の土台はありました。とはい
です。
――
人口減少についてどのような対策を
取っていますか?
え、それぞれ異なる歴史、伝統、文化、風土を持つ地域が
本当に一つのまちとなるには何十年もかかるといわれてい
ます。そのため合併後の旭市は、全ての分野で一体感ある
まちづくりを最大の目標としてきましたし、私が合併4年
――
東日本大震災が発生したとき、どのよ
うな対応を取りましたか?
目に市長に就任したときも、その思いが一番強かったと言
東日本大震災による未曽有の被害に直面したのは、市長
えます。
就任2年目のことでした。それまで
「この地域には津波は
一体感を育むために私が力を注いだのは、スポーツと祭
来ない」と誰もが信じ込んでおり、大津波が襲来した衝撃
平成 22 年 10 月 17 日に行われた第 1 回旭市民体育祭
2
平成 23 年 3 月 11 日 17 時 13 分ごろ、飯岡漁港を襲う津波
3
明智忠直市長インタビュー
旭市10年のあゆみと未来へのまちづくり
しい切り花や鉢物などを豊富に提供できるでしょう。
平成26年に「まち・ひと・しごと創生法」が成立し、国が
この季楽里あさひを通じて、産業のさらなる発展につな
やる気のある地方を支援することとなりました。地方自治
げていくつもりです。
体には
「地方人口ビジョン」
と
「地方版総合戦略」の策定が求
められています。これを受け旭市では総合戦略懇談会を発
②
③
――
もう一つ、道の駅からの観光情報の発
信について聞かせてください。
足しました。
地方創生の鍵を握るのは、一つは道の駅季楽里あさひを
通じて旭市の産業や観光の振興を図っていくことです。加
道の駅
「季楽里あさひ」
は、観光スポットや観光ルートな
えて道路網の整備により、主要都市や地元市街地とのアク
どの情報発信基地として大切な役割を担っていくこととな
セスを良くすることが極めて重要です。特に銚子連絡道路
ります。旭市最大の観光資源は海であり、11㎞にわたる
を早期に開通しなければ、旭市が取り残されてしまうので
長い海岸線を有しています。サーフィンのスポットとして
はないかと強い危機感を抱いています。道路がなければ企
大変人気を集めていますので、サーファーの皆さんをはじ
業や産業の振興は進みませんし、新たな雇用も生まれませ
め海のレジャーにより多くの観光客に来ていただけるよう、
ん。今後も、銚子連絡道路の整備促進を強く働き掛けてい
観光振興を図ります。
きます。
――
道の駅「季楽里あさひ」に、どのような
展望を描いていますか?
一方で、夏の海だけにとどまらず、道の駅を拠点とした
もう一つの柱である小さな拠点形成事業は、旭中央病院
新たな観光ルートを確立することが今後の大きな課題と言
周辺にヘルスケア産業を集積し、地域包括ケアシステムを
えるでしょう。はとバスなど首都圏からの誘客に力を入れ、
構築するとともに、関連事業を誘致して小さな拠点の形成
的に取り組んでいく所存です。
道の駅「季楽里あさひ」を、産業振興の起爆剤にしようと
二度三度と旭市を訪れてくれるリピーターをたくさん獲得
を図るものです。国に規制緩和を含め働き掛けながら、周
特に少子化対策には力を注いでおり、第3子以降の保育
大きな期待を寄せています。全国屈指の農林水産県である
することを目指します。
辺地域の発展を図っていく考えです。
料の無料化、中学校3年生までの医療費の無料化、乳幼児
千葉県の中でも、旭市の農業産出額は県下1位を誇り、し
市内に大型の観光スポットや観光施設がない中で、今後
紙おむつ購入券の給付、出産祝金の支給などさまざまな子
かも農産物、畜産物、水産物、花 卉、果樹まで何でもそ
の観光施策を考えるとき
「宝物は足元にある」
という言葉が
育て支援施策を実施し、多くの方々から歓迎の声が寄せら
ろっています。そのような素晴らしいまちであることを広
思い出されます。それはないものねだりをするのではなく、
れています。
く知ってもらいたいと、市長就任当初から熱い思いを持っ
地元をきちんと見つめ直し、より多くの観光客に満足して
しかしこの問題は、行政だけが危機感を持っても解決に
て取り組んでまいりました。
いただけるよう努力を重ねていく必要があると考えていま
旭市の美しく心和む海と田園風景を守りながら、首都圏
至るものではありません。地域全体の問題として市民の皆
道の駅は、旭市の魅力を発信する拠点であると同時に、
す。
における食の大生産地であることを強みとして、流通ルー
さんが危機感を共有し、取り組んでいく意識づくりが不可
市民の皆さんが日常的に利用し交流する施設であり、観光
欠です。しかし最近、時代とともに若い世代の将来に対す
情報の発信基地でもあります。さらに災害時の避難場所と
る考え方が変化する中、地域への関心が薄れつつあるよう
して防災機能も兼ね備えています。そうした総合的な機能
に感じています。地域への関心、言い換えるなら郷土愛を
を有することから、まさに地方創生の要となる施設と言え
高めることが、人口減少に歯止めを掛ける取り組みや行動
①
まいりました。しかし震災の影響も加わり、合併からの
10年間で3,500人ほど人口が減っています。人口減少の大
きな要因である少子化問題と雇用問題には、引き続き精力
①全国有数の規模を誇る旭中央病院
② 10 月 17 日にオープンする道の駅「季
楽里あさひ」
③市内 4 か所に建てられた津波避難タワー
④銚 子連絡道路の 1 日も早い完成を目指
して要望書を提出
④
き
ら
り
か
き
――
最後に今後の意気込みを聞かせてくだ
さい。
トの合理化や食品分野の企業誘致にも力を入れ、さらなる
――
旭市の未来へ向けたまちづくりを、ど
のように進めていきますか?
発展を目指します。
ます。
「地方創生」
と
「小さな拠点づくり」
を2本柱として、今後
見極め、バランスの取れたまちづくりを進めてまいります。
につながっていくのではないでしょうか。これから先、郷
季楽里あさひの最大の魅力は、新鮮さ・美味しさ・種類
の方向性を検討していきます。まず地方創生については、
土愛護の気持ち、思いを市民の皆さんに働き掛けていくつ
の豊富さといった三拍子がそろうところです。ただ、県下
もりです。
トップクラスの農畜水産物産出額を誇りながらも
「旭市と
一方、流入人口を増やす要となるのは雇用対策であり、
いえばこれ」と訴求する力が弱いのも事実です。そのため
旭中央病院の充実や新たな産業の創出が重要となります。
今後は、旭ブランドの商品開発に一層力を入れていかな
それに加え、魅力ある地域づくりをして定住促進につなげ
ければなりません。海の幸については、海匝漁業協同組合
ていくことも考えていかなければなりません。例えば海の
や水産加工業の皆さんが道の駅への協力に意欲的で、ハマ
魅力を活用したブルーツーリズムなど、長期滞在型の交流
グリや水産加工品などの充実した品ぞろえが期待できます。
なども検討していきます。
また花卉生産者協議会の協力体制も盛り上がっており、美
そして私自身、常に市民の皆さんとコミュニケーション
を取ることを心掛け、旭市の進むべき方向性をしっかりと
(平成27年5月8日 於:旭市役所)
プロフィール
明智 忠直
千葉県旭市長。昭和18年3月9日生。旭市西足洗在住。
市農業委員、市消防団長、千葉県消防協会副会長、市議会
議長などを歴任。平成21年7月市長に就任。現在2期目。
4
5
旭市
海上町
昭和29年(1954年)2月11日旭町、矢
昭和29年
(1954年)
3月31日に鶴巻村、
指村、富浦村が合併、6月1日に旭町
滝郷村、
嚶鳴村が合併し、
海上町が誕生。
と共和村、豊畑村が合併、7月1日海
町の木/エンジュ
上町琴田の一部を編入し、旭市が誕生。
町の花/オオムラサキツツジ
市の木/クロマツ
面積/28.59㎢
市の花/アジサイ
人口/11,153人
面積/50.61㎢
世帯数/3,385世帯
人口/40,276人
(2005年4月1日現在)
世帯数/13,699世帯
(2005年4月1日現在)
昭和 44 年ごろの旭中央病院
昭和 30 年ごろの海上町役場庁舎
飯岡町
干潟町
昭和29年(1954年)3月31日に飯岡町
昭和30年
(1955年)
4月10日に古城村、
と三川村が合併し、新飯岡町が誕生。
中和村、
萬歳村が合併し、
干潟町が誕生。
町の木/クロマツ
町の花・木/ツバキ
町の花/ヒマワリ
面積/32.44㎢
面積/18.27㎢
人口/8,042人
人口/10,954人
世帯数/2,083世帯
世帯数/3,599世帯
(2005年4月1日現在)
(2005年4月1日現在)
わだ つ み
昭和 30 年ごろの海津見神社御神幸祭
広報あさひで振り返る
昭和 40 年代の干潟町役場庁舎付近
平成17年
(2005年)
7月1日に、旭市・海上町・飯岡町・干潟町が合併し新しい旭市が誕生しました。
誕生から10年の足跡を、広報あさひで振り返ります。
旭市合併 10年のあゆみ
6
7
広報あさひで振り返る 旭市合併10年のあゆみ
広報あさひで振り返る 旭市合併10年のあゆみ
平成17年
平成18年
4月
1月
◦学校・公共施設を光ファイバーで
◦100羽を超えるコハクチョウが高
結ぶ広域情報ネットワークが完成
生・秋田地区に飛来1
7月
3月
◦旭市・海上町・飯岡町・干潟町の
1
合併で新旭市が誕生1
積雪が多い地域を避けコハクチョウが旭市に飛来
◦新旭市の初代市長に伊藤忠良氏就
◦17年の歳月をかけ谷丁場遊正線、
6
延長2,280mが開通2
幸運を運ぶコウノトリが旭市に飛来
4月
任2
◦合併により、
県内最大規模の新
「旭
◦沈没船から流出した油が海岸に漂
市商工会」
が誕生
着するも、市民協力の早期回収で
5月
被害なし3
◦大原幽学ゆかりの水田
(国指定史
跡)で田植え。都会からの参加者
150人と交流3
6月
1
◦子育て支援スペース、つどいの広
場オープン4
新旭市のスタートを飾る開市式が
市役所玄関前で行われた
3
矢指ケ浦海岸で除去作業をするボランティア
◦
「市民ミュージカル〜光を感じて」
「NHK コメディー道中でござる
公開収録」など合併記念行事が多
数開催(7月〜)
4
10月
7月
2
市内を南北につなぐ幹線道路、谷丁場遊正
線が 3 月 27 日に開通
2005
4
たくさんの利用者でにぎわう「つどいの広場」
◦青年会議所主催のあさひ砂の彫刻
美術展2006が開催され、矢指ケ
浦海岸に30の砂像が出現
8月
◦総合体育館の利用者が100万人を
2
「日本一住み良いまちを目指して」伊藤忠良氏が旭市
長就任
◦旭市合併記念式典が挙行され、市
章・市の花「ツバキ」
・市の木「ク
ロマツ」が決定5
◦新しいまちづくりに向け「地区懇
3
談会」を市内15か所で開催6
2006
都市住民 150 人が田植えを体験し、
里山の自然を満喫
突破5
9月
◦飯岡小学校音楽部が東関東吹奏楽
コンクールで銀賞を受賞
11月
◦国の特別天然記念物コウノトリが
三川地区に飛来6
◦産業まつりが3つの会場で開催さ
れ、地元産品などを求める人で大
平成 9 年 4 月にオープンした総合体育館。
100 万人目の利用者を祝う
にぎわい7
4
観客に感動を与えた市民ミュージカル「光
を感じて」
6
鶴巻小学校で行われた地区懇談会。市内 15 小
学校区で開催
7
◦長野県茅野市と姉妹都市、沖縄県
なかぐすくそん
中城村と友好交流市村を締結
11月
3 会場で行われた産業まつりに合計 126,000
人が来場
5
新市の門出を盛大に祝った
12月
◦日本一住みよいまちを目指して、
◦合併効果で各地域の産業まつり大
基本構想を決議。中学生も166件
盛況78
の夢を提案
12月
◦合併後初の市議会議員選挙で在任
特例議員70人(欠員1)が26人に
7
いきいき新旭市・市民まつり
8
8
ふるさとまつり・ひかた 2005
5
9
広報あさひで振り返る 旭市合併10年のあゆみ
広報あさひで振り返る 旭市合併10年のあゆみ
波音と潮風が届く
海辺の立地が魅力
平成19年
平成20年
3月
2月
◦緑に囲まれた新しい学校、海上中
◦第19回旭市飯岡しおさいマラソ
学校が竣工。各学校の耐震化も順
ン大会が開催され、海沿いのコー
調に進む1
スを1,173人が力走1
3月
3
◦千葉県最高齢者の飯嶋こうさんが
元気に112歳
6月
◦漫画家ちばてつやさんが市のPR
に協力。原画展をはじめ記念イベ
4
1
ントを開催2
旭市いいおか港・水産まつり 2007 が開催。15,000 人が来場
7月
完成した海上中学校の校舎
◦あさひ健康パーク内に全18ホー
ルの公認コースを備えたあさひ
4月
◦新しい選挙区で県議会議員選挙が
市役所で優勝報告をする
飯島果穂さん
行われ、大松重和氏が初当選
◦日本一住みよいまちを目指して、
5
に選ばれ、顕彰式を開催4
総合計画に基づくまちづくりがス
タート
◦まちづくり出前講座がスタートし、
職員が出向き市の取り組みなどを説
5
遊覧船の出航
2008
6
ヒラメの放流
明
5月
◦すてきな出会いをお手伝いする
「出会いコンシェルジュ」20人を
委嘱
◦ あ さ ひ 砂 の 彫 刻 美 術 展2008で、
との交流を目的に、都市農漁村交
31の砂像が砂浜に出現
流協議会主催「幽学の里で米作り
◦ 旭 市 初 の 水 産 ま つ り「 い い お か
港・水産まつり2007」開催456
10月
◦まちづくりについて市長と話し合
うタウンミーティング開催
11月
◦市内小中学校で第33回日本教育
◦飯島果穂さん(中央小6年)が陸上
漫画家ちばてつやさんの原画を熱心に見る親子
6月
7月
8月
2
交流事業」がスタート23
的学習教育学会全国大会開催
4
名誉市民顕彰式で称号記を受ける飯島重雄さん
◦田植えから収穫を通した都市住民
◦市内小中学校で日本生活科・総合
パークゴルフ場がオープン3
◦飯島重雄さんが新市初の名誉市民
女子100mで全国優勝5
10月
新しいまちづく り の 提 案
「あさひ夢ビジョン」で実
現した中学校合同文化祭
7
7
を開催
ランチバイキングが大盛況
2007
◦旭中央病院開院55周年記念式典
11月
冷たい雨の中で 2㎞の部(親子)がスタート
◦内装に木材をふんだんに使用した
1
旭第二中学校が竣工6
工学研究協議会全国大会開催
◦第1回中学校合同文化祭が中学生
の提案により実現7
6
2
大原幽学ゆかりの水田で田植え体験
完成した旭第二中学校の校舎
12月
◦
「食彩の宿いいおか」が2か年にお
よぶ改修工事を終えてグランド
オープン7
3
田植えの後の昼食。市内外から 480 人が参加した
10
11
広報あさひで振り返る 旭市合併10年のあゆみ
広報あさひで振り返る 旭市合併10年のあゆみ
平成21年
平成22年
1月
1月
◦市民サービスの充実に向けて、毎
◦旭中央病院新本館(12階建て)建
月第2・4日曜日市民課休日窓口
設工事が始まり、起工式で無事完
を開設
成を祈願1
2月
◦新川立ノ前観世音で式年祭開催
4月
◦雷神社で式年祭開催1
戦争体験と平和の大切さを伝えた
4 パネル展示
◦子ども手当と乳幼児紙おむつ購入
券支給で、子育て家庭を応援
6月
1
5
建設中の旭中央病院新本館
選手と応援を含め約 5,000 人が参加した第 1 回旭市民体育祭
4月
◦いいおか港・水産まつり2010に
森田健作知事来旭
◦ふるさと産品ショップ駅前市場
「おあがんな旭」
がオープン2
◦長熊スポーツ公園、長熊釣堀セン
ターがリニューアルオープン2
6月
5
◦市内で新型インフルエンザ患者が
確認され、小中学校で学級閉鎖が
解体修理中の大原幽学旧宅から、
幽学自筆の古文書が発見
相次ぐ
7月
◦旭市長選挙で明智忠直氏が当選し、
明智市政がスタート3
◦
「私の八月十五日展」を開催。ちば
てつやさんをはじめ、漫画家や作
家が終戦の日の思いを描いた作品
150点を展示し、6,500人超が来
場4
◦大原幽学自筆とみられる文書など
が発見され、資料58点を公開5
3
「ふれあい まごころ 思いやりの市政を」
明智忠直氏が旭市長就任
2
地元の産品を求めて大勢の買い物客が来店
2009
4
熱戦が展開。会場は連日歓声と熱気に包まれた
会団体の部が開催され、翌年開催
美術展2010開催3
9月
◦ゆめ半島千葉国体卓球競技会が旭
市で開催
(~10月)4
10月
約 10 か月の改修工事を経て
リニューアルオープン
2010
の国体への気運高まる6
◦旭市山の家が閉館。32年の歴史
に幕
11月
◦高校生ロボット相撲全国大会で、
東総工業高校生徒が経済産業大臣
賞を受賞
翌年開催の千葉国体のリハーサルを
兼ねた大会がスタート
2
6
が行われ、議員22人が決まる
◦第1回旭市民体育祭に5,000人が
集結5
◦玉﨑神社で式年祭開催6
11月
◦第18回高校生ロボット相撲全国
大会で東総工業高校が2年連続で
全国へ
◦ふるさとまつり・ひかた2010に
12月
◦定数改正後初の旭市議会議員選挙
◦猛暑の夏、砂のオブジェと心をつ
なぐ感動の演出、あさひ砂の彫刻
10月
◦総合体育館で全日本卓球選手権大
7月
森田健作知事来旭
3
◦全国少年少女チャレンジ創造コン
ライトアップされた砂像と花火
テストに旭少年少女発明クラブが
ハイブリットカーで挑戦し、全国
大会出場
6
古式ゆかしい時代絵巻を展開
12
1
雷神社のみこしが 20 年ぶりに外川浦を目指し巡行
13
広報あさひで振り返る 旭市合併10年のあゆみ
広報あさひで振り返る 旭市合併10年のあゆみ
平成23年
平成24年
3月
1月
◦東日本大震災発生。市内でも津波、
◦
「心をひとつに 共に進もう 復興
液状化、福島原発事故により甚大
あさひ」をスローガンに、旭市復
な被害が1
興計画を策定
4
4月
2月
非常事態に備え自動体外式除細動器(AED)
の操作を学ぶ
◦天皇皇后両陛下が旭市を慰問。温
かいお言葉に被災者感激2
◦
「津波を乗り越え 復興への道」を
スローガンに、第23回旭市飯岡
◦大相撲幕内力士が飯岡小学校避難
しおさいマラソン大会が開催され、
所を慰問し、横綱白鵬関らが被災
新コースで過去最多の3,461人が
者と交流3
力走
1
5月
◦旭 中央病院新本館での診療がス
◦友好交流市村として交流してきた
震災から一夜明けた飯岡のまち。
倒壊した家屋が津波の威力を物語る
なかぐすくそん
沖縄県中城村と姉妹都市提携1
タートし、最先端の高度医療サー
ビスを提供4 5
8月
3月
5
3
屋上に避難する訓練参加者
のぞみ
◦鈴木夢さん(旭二中3年)が女子砲
周年 千葉県・旭市合同追悼式開
催2
旭市いいおか YOU・遊フェスティバル
での花火大会
丸投げで全国優勝6
◦あ の日から1年。東日本大震災一
◦あさひ中央橋が開通し、旭中央病
院へのアクセスがスムーズに
◦復 興を祈願し
「のぼる旭 祈りを
込めて」をテーマに、第57回旭市
7月
七夕市民まつり開催7
◦あ さひ砂の彫刻美術展、矢指ケ
2012
2
温かいまなざしで被災者にお声掛けする天皇皇后両陛下
7
復興への願いが書かれた短冊
9月
◦旭市で世界ジュニア卓球選手権大
会女子日本代表選手選考会を開催
10月
3
横綱白鵬関と飯岡小学校
児童との交流
旭中央病院新本館
2011
いおかYOU・遊フェスティバル
など、夏の海岸イベントが復活3
8月
◦旭市第二学校給食センターが完成
校へ給食提供
1
9月
提携書を手に握手を交わす浜田村長 ( 左 ) と明智市長
◦旭市総合防災訓練開催4
◦東日本大震災
「旭市災害義援金」
受
け付けを終了。心温まる支援、総
額4億8,946万1,974円 は 全 て 被
災者の元へ
10月
回熊野神社式年御神幸祭開催8
◦
「いつ起こるか分からない」
もしも
◦い きいき旭・産業まつり2011開
に備え、津波避難訓練開催5
催
12月
11月
◦第19回高校生ロボット相撲全国
◦旭市イメージアップキャラクター
4
大会で東総工業高校が全国準優勝
催
マーフェスタin矢指ケ浦、旭市い
し、海上・飯岡地域を中心に10
◦12年に1度の伝統の祭り、第89
◦ふ るさとまつり・ひかた2011開
浦・飯岡海水浴場オープン、サ
が
「あさピー」に決定。応募総数
5
606作品から選ばれたのは、最優
新本館の広く開放的な 1 階エントランスホール
秀賞の馬淵絢加さんの作品6
◦海上産業まつり開催
6
8
15 m 10 ㎝ で 全 国 1 位 の
6 鈴木夢さん
14
震災のため規模を縮小して開催
され、復興祈願祭も行われた
2
あさピーの原画と作者の馬淵絢加さん
約 500 人が参列し、犠牲者の冥福を祈った
15
広報あさひで振り返る 旭市合併10年のあゆみ
広報あさひで振り返る 旭市合併10年のあゆみ
委嘱状を手にする
椎名佐千子さん
平成25年
平成26年
3月
3月
◦あ れから2回目の春。東日本大震
◦復興に向けて決意新たに、東日本
災二周年 千葉県・旭市合同追悼
大震災三周年 千葉県・旭市合同
式開催1
追悼式開催
4月
◦第17回ふるさとイベント大賞で、
あさひ砂の彫刻美術展が優秀賞、
◦飯 岡地域の保育所が統合し「旭市
復興応援特別賞を受賞2
立いいおか保育所」
開所1
4月
◦災害公営住宅
(市営萩園住宅)
に被
5
◦旭市イメージアップキャラクター
災者が入居し新たな生活が始まる
「あさピー」お披露目会であさピー
2
1
初登場3
◦第3子以降の保育料無料化で、子
子どもたちも参加した開所式でくす玉が割られた
5月
◦飯岡体育館駐車場と椎名内西町区
民館隣に、もしもの備えとして津
波避難タワーが完成し地域住民に
公開4
6月
◦旭 市の魅力などを全国に広くPR
する「旭市観光大使」第1号に、歌
2013
育て世帯の経済的負担軽減へ
1
6月
一人一人が花を手向ける
きょう じ ん
◦旭市が
「国土 強 靱化地域計画策定
モデル調査実施団体」
に選定され、
室内を確認する入居者
新たに防災・減災の指針を策定へ
7月
◦
「旭市営海浜プール」
が東日本大震
災から復旧し4年ぶりに再開3
2014
手の椎名佐千子さん5
7月
◦旭市長選挙で、明智市長が再選し
二期目がスタート
10月
◦旭 中央病院開院60周年記念式典
◦
「旭市防災資料館」
オープン。東日
本大震災の記憶を後世へ4
◦
「あさピー」
ナンバープレート交付。
2
原動機付自転車に限定1,000枚5
開催
◦旧食彩の宿いいおか荘が貸借契約
を締結で、東日本大震災からの復
活へ
11月
◦第21回高校生ロボット相撲全国
大会の自立型で、東総工業高校が
4
海抜約 13 m、定員 100 人の津波
避難タワー(飯岡体育館駐車場)
3
桜まつりで初登場したあさピーと遊ぶ子どもたち
優勝6
5
3
あさピーから直接ナンバープレートが
手渡された
4 年ぶりに再開されたプールに子どもたちの笑顔が
6
初優勝を喜ぶ東総工業高校機械情報部員
8月
12月
◦第41回全日本中学校陸上競技選
◦旭 市議会議員一般選挙で新議員
手権大会女子走り幅跳びで、杉村
かな え
22人が決まる
奏笑さん
(旭二中3年)
全国優勝6
11月
4
2
震災から 2 年ぶりに復活し、ダブル受賞
16
6
◦旭市「道の駅」
、来秋オープンに向
け建設工事始まる
震災にまつわる品々を展示
金メダルを手に笑顔の杉村奏笑さん
17
10 歳になりました
私たちも
A1.医者です。なぜなら、不治の病
気を治してみんなを元気にした
― 10歳のあさひっ子が語る未来 ―
いからです。また薬の研究をし
て、永久に病気にかからない薬
をつくりたいからです。
旭市が合併して10年。合併した年に生まれた子どもたちも今年10歳を迎えます。市内に
ある15の小学校から一人ずつ、10歳(小学校4年生)の子どもたちに将来の夢、旭市の好き
A2.みんな、一人一人がやさしいと
ころです。
なところや将来像を語ってもらいました。子どもたちの答えから、いろいろな未来が見え
てきます。
A3.みんながルールを守って仲良く
し、にぎやかで明るく、争
中央小学校4年
矢指小学校4年
ひ ら の
ひ か る
平野 光琉くん
琴田小学校4年
もろもち
は る か
諸持 陽風さん
い し だ
よ う た
石田 陽大くん
いのない笑顔いっぱい
のまちになればいい
と思います。
こんな質問をしました。
Q1.将来の夢は?
Q2.旭市の好きなところは? Q3.旭市はどんなまちになれば
いいですか?
A1.ぼくは、プロ野球選手とテニス選手を目
指しています。これからも練習を続けて
がんばりたいです。
たか み
A2.飯岡灯台や貴味メロンです。旭市の特産
物は、とてもおいしいです。
A1.保育士になる事です。子どものいるお母
A3.遊園地ができて、有名なまちになっ
さんが、安心して仕事ができるように、
富浦小学校4年
てほしいです。またゴミのない、
子どもをやさしく保育したいです。
さ と う
きれいなまちになってほしい
A2.たくさんの農家の人たちがいて、おいし
め
い
佐藤 萌衣さん
です。
い野菜やお米が食べられるところです。
A3.みんなが笑顔いっぱいで明るくな
A1.お笑い芸人になって、旭市の観光大使に
れるような、やさしいまちに
なってほしいです。
なり、宣伝するぞー!!
共和小学校4年
こ い で
ひ め か
A2.みんな笑顔で親切なところ。自然がいっ
小出 姫花さん
ぱいで、海があるところ。
A3.いじめのない明るいまち。私たちも楽
A1.家がお寺なので、お坊さ
A1.まんが家になる事。
A2.お店や建物が多いけれど、
自然の多いところです。
A3.今以上に自然の緑や生き
物が多くなってほしいで
す。
干潟小学校4年
たかなし
んになってお寺を継ぐ事。
A1.保育園の先生になり、ピアノを弾いて、
たくさんの子どもたちと歌をうたったり
A2.自然がいっぱいで、おい
踊ったりしたいです。
ている
「旭市」
になれば最高!!
んとれるところ。
親切な人がたくさんいるところ。
A3.みんなが元気で安心して、
楽しく暮らせるまちに
A3.みんなが集まって楽しく交流でき
まちになるといいです。
いっぱいあって、誰もが知っ
しいお米や野菜がたくさ
A2.自然がいっぱいで安全なまち。そして、
る場所があり、明るく安全な
しめる体験施設
(海・畑・公園)
が
豊畑小学校4年
か め だ
なってほしいです。
あきまさ
亀田 晟昌くん
こ う た ろ う
髙梨 航太郎くん
18
19
こんな質問をしました。
Q1.将来の夢は?
滝郷小学校4年
A1.ぼくは、おじいさんやおばあ
Q2.旭市の好きなところは? し ま だ
Q3.旭市はどんなまちになれば
いいですか?
トや、 体 が 不自由な人の手
足になるロボットをつくって、
困っている人を助けたいです。
鶴巻小学校4年
A2.お肉もキュウリもメロンも
こ せ き
小関 ひなさん
おいしいところです。
古城小学校4年
安心して暮らせるま
飯嶋 徹心くん
ちになるといいで
いいじま
てっしん
す。
A1.プロ野球選手になって家族に大きな家を
建てる事。
A2.山や田んぼ、海など自然が多くて生き物
A3.もっと安全で、みんなが
がたくさんいるところ。みんなが仲良く
助け合って暮らしているところ。
A1.みんなを笑わせて、笑顔にできる人に憧
A3.旭市の良いところが広まり、たくさ
んの観光客が来て、農水産業な
れているので、芸能人になりたいです。
萬歳小学校4年
い と う
こ う た ろ う
島田 晃太朗くん
さんの話し相手になるロボッ
は る な
伊藤 遥菜さん
どいろいろな面で発展したら
A2.食べ物がとってもおいしいところと、地
いいと思います。
域の人がやさしくしてくれるところです。
A3.ゴミがなく、自然が豊かできれい
なまちになればいいと思いま
す。
A1.体育の先生になる事です。体を動かして
汗を流す事の楽しさを教えてあげたい
です。
中和小学校4年
う す い
A2.きれいな緑の芝生があり運動ができる、
りょうた
臼井 涼太くん
旭スポーツの森公園が一番好きです。
A1.やさしくて、ピアノの上手な
A3.公園で散歩や運動をしながら、み
んなが仲良く健康でいられる
まちになるといいです。
幼稚園の先生になりたいです。
A1.みんなの目標になれるようなプロサッ
A2.海辺に近いところと、新鮮な
カー選手になりたいです。
魚や野菜、果物が食べられ
A2.お米やお花がたくさん育てられていると
ころです。それから、東総運動場や旭ス
いしばし
る事です。獣医になったら、動
物のいろいろな病気を治してあ
げたいです。
A2.心のやさしい人や親切な人がた
くさんいるところが好きです。
私もそういう人になりたいです。
A3.事件や事故がなく、旭市に住む
嚶鳴小学校4年
た
だ
多田 えまさん
20
人みんなが楽しく過ごせ
るまちになってほしい
です。
を観たりゲームをしたりする事ができ
いな海やおいしい食べ物を
喜んでもらい
「また来た
るところもとても好きです。
飯岡小学校4年
A3.年齢に関係なく運動を楽しめ
るようになってほしいです。
A3.遠くから来た人たちに、きれ
た く ま
石槗 拓真くん
ポーツの森公園などがあって、サッカー
A1.動物が大好きなので、獣医にな
るところです。
三川小学校4年
こばやし
み ゆ う
小林 美優さん
A1.プロのサッカー選手になって、ワールド
いな」と言ってもらえ
るまちにしたいで
す。
カップに出たいです。
A2.飯岡灯台から見る夕焼けがとてもきれい
です。また魚や野菜がおいしくて、地域
の人がすごくやさしいところです。
A3.自然豊かで美しく、みんなが楽
しく明るい生活ができるまち
にしたいです。
21
旭が好きだから !
あさひ少年少女合唱団
指導者
東総文化会館開設の年に創設され、25年目を迎えたあさひ
あさひ光 彩 人
こ
う
さ
い
じ
心と心のハーモニーを目指して
ん
少年少女合唱団の指導に16年間携わってきました。子どもた
ちの吸収カに驚き、若いときに感性を育てることの大切さを痛
感する日々でした。合唱団は市の式典をはじめ多くの演奏会で
歌ってきましたが、震災以降は復興祈念コンサートとしてロシ
髙木智子さん(ロ)
アの演奏家との交流、オーケストラとの共演、オペラ公演では
プロの歌手と同じ舞台に立ちました。さまざまな音楽を表現さ
せる中で子どもたちには、心と心を調和させることの大切さを
まちづくりの主役は人です。旭で暮らし、旭を愛し、旭を盛
気付かせることができたのではないかと思います。
り上げている市民団体のリーダーに、会の活動と旭の魅力・ま
現代では、寂しさを感じている子どもたちが多いように思わ
れます。友達と心のハーモニーが奏でられる子どもたちが大人
ちづくりについて語ってもらいました。
になれば、まちはますます元気になっていくと思います。
響きわたる天使の歌声 スプリングコンサート
花と緑を通して、地域に恩返し
花と緑が東日本大震災からの復興の助けになればと、平成25年
花と緑で旭を元気にする
プロジェクト協議会
会長
旭の産業をもっとPRしていきたい
らおうと、市内の生産者15人が集まって平成22年に旭市花卉生産
ミュニティーガーデン」を作ったのをはじめ「いいおか観光遊歩道」
者協議会を立ち上げました。
の整備・緑化、小中学校で児童生徒と共に花を育てるなど、さま
今までに、園児・児童を対象とした花育活動、オフィスや公共
活動日には、市内外から100名を超す人たちが集まってくれること
もあります。生産者が花を提供してくれたり、花壇の手入れを住民
施設の緑化、東京での直売フェアの開催などを行ってきました。特
ゆたか
に花育活動では、幼少期に花を育てることの楽しさ、大事な人に
戸井 穰さん(飯岡)
花をプレゼントする喜びを、子どもたちに知ってもらえたという手応
の方たちが率先してやってくれたりと、多くの人たちの輪と支えによっ
今秋にオープンする道の駅に花壇を作り、旭の花をPRしていきま
まだまだ復興は道半ばです。元の旭に戻るのはもちろん、花・緑・
す。また道の駅ができることにより、多くの生産者が旭をアピールす
海が彩りをなす魅力あるまちにしていきたい。活動を通じて出会っ
る絶好の場となります。道の駅そのものがお客さんの目的地となるよ
たたくさんの人たちと共に、地域に元気を取り戻していきたいです。
うな、魅力ある場所づくりをしていきたいと思います。
未来を守る減災林を 旭市海岸減災林 3,000 本植樹祭
復興への願いが会員の心を一つに
もともと旭市はグラウンドゴルフが盛んな地域でした。パーク
髙木利治さん(関戸)
花を育てる楽しさを知ってもらう 花育活動
旭市老人クラブ連合会
(すこやかシニアクラブ旭)
会長
「すこやかシニアクラブ旭」では、学校訪問などの世代間交流、
スポーツや文化活動、花いっぱい運動をはじめとする地域の環境
知られるようになりました。現在協会の会員は240人程と、旭市を
美化など、さまざまな活動を通して孤独に過ごす高齢者を少しでも
代表するスポーツ団体となっています。
減らしていきたいと願っています。加入から20年、会長を引き受け
パークゴルフ場は震災で津波の被害を受け、場内全面に20cm
て8年になりますが、仲間と共に楽しみながら地域に貢献し、自分
も土砂が積もってしまいましたが、会員総出の作業により、2日間で
全て取り除きました。1日も早い復興を、との願いの下に、皆が一
石槗 裕さん(後草)
たちの健康や生きがいも充実させてこられたと思っています。
旭市合併から10年、当初4,000人いた会員は2,000人になって
しまいました。趣味で楽しめるような活動を盛んにして、クラブに加
かい
仲間と共に腕を磨き、波の音を聞きながら「ナイスショット!」
と快
入してくれる人を増やしたいです。
哉するのは最高の気分です。パークゴルフは世代を問わず楽しめる
また以前、旧旭市で行われていた「挨拶運動」
も復活させたいで
スポーツです。若い人をはじめ、より多くの人たちに楽しさを知って
すね。皆が声を掛け合って地域で仲良くできる、明るいまちにして
もらい、交流を広めていきたいと思います。
いきたいです。
さい
22
隣近所、地域と仲良くしていきたい
ゴルフ場を開設するとたちまちプレー人口が増え、その楽しさが広く
つになれた瞬間でした。
腕前を競い合う パークゴルフ大会
椎名正剛さん(井戸野)
えがありました。
て活動はさらに広がっています。
旭市パークゴルフ協会
会長
き
県内でも有数な花の産地である旭市を、もっと市内外に知っても
に発足しました。震災で空き地や荒れ地になってしまった場所に「コ
ざまな活動を行ってきました。
か
旭市花卉生産者
協議会会長
地域の環境美化のために 花いっぱい運動
23
あさひ・撮っておき10選
南部に美しい弓状の九十九里浜、北部は干潟
八万石といわれる穀倉地帯となだらかな丘陵地
帯の北総台地が広がる旭市は、四季が織りなす
さまざまな顔を見せてくれます。風光明 媚 な旭
の風景をご覧ください。
め い
び
九十九里海岸
刑部岬
国内最大級の砂浜「九十九里
浜」は「日本の白砂青松 100
選」
「日本の渚百選」
に選定され、
夏は海水浴客でにぎわいます。
屏風ヶ浦
刑部岬に建つ展望館からは、眼下に何隻もの
船が停泊する飯岡漁港が広がり、その向こうに
九十九里浜の湾曲した長い海岸線が一望できます。
刑部岬から銚子市まで、高さ 35 〜 60m
の断崖絶壁が約 10km も続く屏風ヶ浦は、
イギリスのドーバー海峡に例えられ「東洋の
ドーバー」と呼ばれています。
大原幽学遺跡史跡公園・
大原幽学記念館
公園内には、国指定遺跡となっ
ている幽学居宅兼教導所や水田の
耕地割、資料を展示する大原幽学
記念館などがあります。
袋公園
干潟八万石
池を囲むように約 500
本の桜が咲き誇る市内随
一の桜の名所です。桜の
時期は、池上を泳ぐこい
のぼりが色を添えます。
椿の海の干拓によって江戸時代に整
備された「干潟八万石」と呼ばれる広
大な田園が、四季の移ろいとともにさ
まざまな表情を見せてくれます。
川口沼親水公園
豊かな自然と環境に配慮した地域住
民に愛される親水公園です。池の周り
には、貴重な水生植物も見られます。
東栄寺
観音堂には、本尊・木造伝
聖観音立像が安置されていま
す。境内には、約 700 本の
オオムラサキツツジが植えら
れています。
飯岡漁港
24
県内 2 位の漁獲量を誇り、イワ
シ・シラスといった海の幸が豊富
に水揚げされています。丸干しイ
ワシは日本一の生産量を誇ります。
龍福寺・龍福寺の森
緑深い木々に抱かれるようにたたずむ龍福
寺は、岩井滝不動とも呼ばれ、四季の移ろい
を感じられる癒やしのスポットとなっています。
市章
旭市の将来都市像「ひとが輝き 海とみどりがつくる健康
都市“旭”」をイメージし、旭(asahi)の頭文字「a」をモチー
フに、青色は海を、緑色は豊かな自然を、そして全体のシ
ルエットは、それらの自然と大地の恵みの中で、健康で元
気はつらつと躍動する旭市民と、未来へと飛躍する活力あ
る旭市の姿を表しています。
【平成17年10月29日制定】
市の花「ツバキ」
大穀倉地帯である干潟八万石は、かつて「椿の海」
と呼ばれ、
「ツバキ」の名はなじみ深いものがありま
す。そのツバキにちなみ、制定されました。
【平成17年10月29日制定】
市の木「クロマツ」
白砂青松とうたわれる九十九里浜を代表する木。
広く市内に生育し、潮風から守ってくれるなど、
力強く頼りがいのある木です。
【平成17年10月29日制定】
旭市合併10周年記念誌
平成27年7月1日発行
旭市10年のあゆみ
発行/千葉県旭市
〒289-2595 千葉県旭市ニの1920
TEL.0479-62-1212(代表)FAX.0479-63-4946
URL:http://www.city.asahi.lg.jp/
企画・編集/旭市秘書広報課
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