クイック・スタート・ガイド 00825-0104-4091 改訂 BD 2016 年 6 月 Rosemount™ 3051HT サニタリ圧力伝送器 注記 伝送器を取り付ける前に、正しいデバイス・ドライバーがホスト装置にインストー ルされていることを確認してください。装置の準備については ページ 3 を参照し てください。 2016 年 6 月 クイック・スタート・ガイド 注記 本書は、Rosemount 3051HT 伝送器の基本ガイドラインを提供するものです。ただし、構成、診断、メ ンテナンス、修理、トラブルシューティング、防爆性、耐圧防爆、本質安全 (I.S.) 設置法についての説 明は、含まれておりません。 警告 爆発が発生すると、死亡または重傷に至る場合があります。 爆発性の環境で本伝送器を設置する場合は、国、地方および国際的な規格、規則、慣行に従う必要が あります。 HART® ベースのコミュニケータを爆発性雰囲気で接続する前に、ループ内の計器を本質安全防爆ある いはノンインセンティブ防爆対策を講じた配線方法に従って設置していることを確認してください。 防爆性 / 耐圧防爆を備えた設置の場合、ユニットに給電されている時には伝送器のカバーを外さない でください。 プロセス液の漏洩は危害や死亡事故につながるおそれがあります。 プロセス液の漏洩を防ぐため、対応するフランジ・アダプタと一緒にシーリングするように設計さ れているガスケットのみを使用してください。 感電により死亡または重傷に至るおそれがあります。 リード線および端子には触れないでください。リード線に高電圧が残留している場合、感電するお それがあります。 コンジット / ケーブル入口 特に表記がない限り、伝送器筐体のコンジット / ケーブル入口のねじの形式は 1/2–14 NPT です。こ れらの入口を閉じるには、必ずねじの形式に互換性のあるプラグ、アダプタ、グランド、コンジッ トのみを使用してください。 目次 装置の準備 . . . . . . . . . 伝送器の設置 . . . . . . . . 伝送器の取り付け . . . . . . スイッチの設定 . . . . . . . ワイヤ類の接続および電源投入 設定の確認 . . . . . . . . . 伝送器のトリミング . . . . . 製品検定 . . . . . . . . . . 2 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 3 4 4 5 6 8 11 13 クイック・スタート・ガイド 2016 年 6 月 1.0 装置の準備 1.1 HART レビジョン機能の確認 HART ベースの制御 /AMS を使用する場合、伝送器の設置を行う前にその 装置の HART 機能を確認してください。すべての装置が HART レビジョ ン 7 プロトコルとの通信機能に対応しているわけではありません。この伝 送器は HART レビジョン 5 または 7 のいずれに対しても設定可能です。 伝送器の HART レビジョンを変更する手順については、ページ 10 を参照 してください。 1.2 適切なデバイス・ドライバーの確認 最新のデバイス・ドライバー (DD/DTM™) が装置に読み込まれており、通 信を適切に確立 / 維持できる状態になっていることを確認してください。 最新のデバイス・ドライバーは EmersonProcess.com または hartcomm.org からダウンロードできます。 Rosemount 3051 機器のレビジョンおよびドライバー 表 1 を参照し、お使いの機器に対する正しいデバイス・ドライバーと文書を ご確認ください。 表 1. Rosemount 3051 機器のレビジョンおよびファイル 機器 の識別 ソフトウェアの リリース日 HART ソフトウェ アレビジョン 2011 年 11 月 01 デバイス・ドライバーの検出 機能の確認 HART ユニバー サルレビジョン 機器レビ ジョン(1) ソフトウェアへの変更 7 10 5 9 変更の一覧については 脚注 2 を参照。 (2) 1. デバイス・ドライバーのファイル名にはデバイスと DD レビジョンが使用されます (10_01 など )。 HART プロトコルは、古いデバイス・ドライバーのレビジョンでも引き続き新しい HART 機器と 通信し続けられるように設計されています。新機能にアクセスするには、新しいデバイス・ドラ イバーをダウンロードする必要があります。完全な機能を利用するため、新しいデバイス・ドラ イバーをダウンロードすることをお勧めします。 2. HART レビジョン 5 および 7 を選択可能、電力診断機能、安全性認定済み、ローカル・オペレー タ・インターフェイス、プロセス・アラート、スケール変数、設定可能アラーム、拡張工学単位。 3 2016 年 6 月 クイック・スタート・ガイド 2.0 伝送器の設置 2.1 伝送器の取り付け 取り付ける前に伝送器を希望する方向に向けます。伝送器の向きを変更する 際は、伝送器を所定位置にしっかり取り付けたり固定してはなりません。 コンジットエントリの方向 Rosemount 3051HT をインストールする際は、清掃時の排水性を最大化するた めに、コンジットエントリが下向き、または地面に対して平行になるように 取り付けることが推奨されます。 インライン・ゲージ伝送器の方向 インライン・ゲージ伝送器の下側圧力ポート ( 大気圧基準 ) は、保護された ゲージベント(図 1 参照)を経由して伝送器の首元にあります。 プロセスでの排液が適切に行われるように伝送器を取り付けることにより、 通気路に塗料、粉塵、粘液などの障害物が残らないようにしてください。 図 1. インライン保護されたゲージベント下側の圧力ポート アルミニウム 研磨 316 SST A A. 下側の圧力ポート ( 大気圧基準 ) クランピング クランプを取り付ける際は、ガスケットメーカーから提示されている推奨ト ルク値に従ってください。(1) 1. 伝送器の性能を維持するため、トルクは 0.17 m に合わせます。0.38 kPa 未満の圧力範囲では 5.6 Nm を 超えるトライクランプは推奨されません。 4 クイック・スタート・ガイド 2016 年 6 月 2.2 スイッチの設定 設置する前に、図 2 に従ってアラームとセキュリティ・スイッチを設定します。 アラーム・スイッチでは、アナログ出力アラームが「ハイ」または 「ロー」にセットされます。 - デフォルトのアラームは「高」です。 セキュリティ・スイッチでは、伝送器の設定が許可される(ロック解除記 号)か、または禁止(ロック済み記号)されます。 - セキュリティはデフォルト設定では「オフ」(ロック解除記号)になっ ています。 スイッチの設定を変更するには以下の手順に従ってください。 1. 伝送器が設置されている場合、ループを固定し、電源を切ります。 2. フィールド端子の反対側から筐体・カバーを取り外します。爆発性の雰囲 気では、回路を動作させた状態で計器のカバーを外さないでください。 3. 小型のドライバーを使用し、セキュリティ / アラーム・スイッチを希望の 位置までスライドさせます。 4. 伝送器のカバーを付け直します。 適用可能な通常の配置要件に準拠するには、ツールを使わない限りカ バーを緩めたり取り外したりできないことが必要です。 耐圧防爆要件を満たすため、伝送器のカバーは必ず完全にはめ込んで ください。 図 2. 伝送器の電子基盤 LOI ( ローカル・オペレータ・ インターフェイス ) または LCD ディスプレイ付き LCD ディスプレイなし アルミニウム A B 研磨 316 SST A B A. アラーム B. セキュリティ 5 2016 年 6 月 クイック・スタート・ガイド 2.3 ワイヤ類の接続および電源投入 図 3. 伝送器の配線図 (4–20 mA) アルミニウム A C B 研磨 316 SST A B A. 24 Vdc 電源 B. RL ≥ 250 C. 電流計 ( オプション ) 最良の結果を得るにはツイスト・ペア・シールド線を使用する必要がありま す。24 AWG 以上の、1500 m (5000 フィート ) までの長さのワイヤを使用して ください。該当する場合、ドリップ・ループを付けて配線を行います。ド リップ・ループの下端がコンジット接続部および伝送器筐体より低くなるよ うに配置します。 注意 6 過渡保護端子ブロックを設置しても、Rosemount 3051HT のケースが正しく接地されていない限り、 過渡保護は提供されません。 信号配線をコンジットまたはオープン・トレイに電源配線と一緒に設置しないでください。また、 重電機器の近くにも配線しないようにしてください。 給電中の信号配線を試験端子に接続しないでください。電力によって端子ブロックの試験ダイオー ドが損傷を受ける可能性があります。 クイック・スタート・ガイド 2016 年 6 月 伝送器に配線するには以下の手順に従ってください。 1. フィールド端子側から筐体・カバーを取り外します。 2. プラス・リード線を「+」端子 (PWR/COMM) に、マイナス・リード線を 「–」端子に接続します。 3. 地域の接地規定に従って筐体を接地します。 4. 必ず適切に接地してください。装置のケーブル・シールドは以下に従って 処理されていなければなりません。 伝送器筐体に接触しないようトリミングされ、絶縁されていること。 端子箱を通してケーブルを配線している場合、次のシールドに接続さ れていること。 電源側で適切なアース接地に接続されていること。 5. 過渡保護が必要な場合は、接地の手順について、セクション避雷器の接地 を参照してください。 6. 未使用のコンジット接続部にブラグを付けてシールします。 7. 伝送器のカバーを付け直します。 適用可能な通常の配置要件に準拠するには、ツールを使わないとカ バーを緩めたり取り外したりできない必要があります。 耐圧防爆要件を満たすため、伝送器のカバーは必ず完全にはめ込んで ください。 図 4. 配線 アルミニウム A C B DP D E フィールド端 子 研磨 316 SST A B C DP E D A. 間隔を最小限にする B. シールドをトリムし絶縁する C. 保護接地端子 D. シールドを絶縁する E. シールド接続を電源接地に戻します 7 2016 年 6 月 クイック・スタート・ガイド 避雷器の接地 アースの終端は、電子部品筐体の外側、および端子コンパートメントの内部 にあります。これらのアースは避雷器を取り付ける場合に使用します。筐体 接地とアース接地との接続には ( 内部、外部ともに )、18 AWG 以上のワイヤ を使用することをお勧めします。 伝送器がまだ入電および通信用に配線されていない場合、ワイヤ類の接続お よび電源投入 、1 から 7 の手順に従ってください。伝送器が適切に配線され たら、内部および外部の過渡電流接地の位置を 図 4 で確認してください。 注記 Rosemount 3051HT 研磨 316 SST 筐体だけがターミナルコンパートメント内の接地終端を提供 します。 2.4 設定の確認 HART 対応コンフィギュレーション・ツールまたはローカル・オペレータ・ インターフェイス (LOI) ( オプション・コード M4) を使用して設定を確認して ください。フィールド・コミュニケータおよび LOI の設定方法の説明は本項 に含まれています。 フィールド・コミュニケータを使用した設定の確認 設定を確認するにはフィールド・コミュニケータに Rosemount 3051 DD がイ ンストールされていなければなりません。最新の DD のファスト・キー・ シーケンスについては 表 2 ( ページ 8) を参照してください。古い DD を使用 したファスト・キー・シーケンスについては、最寄りのエマソン ™・プロセ ス・マネジメント販売店にお問い合わせください。 注記 エマソンは全機能にアクセスできるよう、最新 DD をインストールすることをお勧めします。 DD ライブラリのアップデートについては、EmersonProcess.com/Field-Communicator のサイト をご参照ください。 1. 表 2 のファスト・キー・シーケンスに従って機器の設定を確認します。 チェック印 () が付いているのは基本設定パラメータです。少なくと も、これらのパラメータを設定および起動の一部として確認する必要 があります。 表 2. 機器レビジョン 9 および 10 (HART7)、DD レビジョン 1 のファスト・ キー・シーケンス 機能 8 ファスト・キー・シーケンス HART 7 HART 5 アラームおよび飽和レベル 2、2、2、5、7 2、2、2、5、7 ダンピング 2、2、1、1、5 2、2、1、1、5 レンジ値 2、2、2 2、2、2 タグ 2、2、7、1、1 2、2、7、1、1 転送機能 2、2、1、1、6 2、2、1、1、6 2016 年 6 月 クイック・スタート・ガイド 表 2. 機器レビジョン 9 および 10 (HART7)、DD レビジョン 1 のファスト・ キー・シーケンス 機能 単位 バースト・モード ディスプレイ設定のカスタマイズ ファスト・キー・シーケンス HART 7 HART 5 2、2、1、1、4 2、2、1、1、4 2、2、5、3 2、2、5、3 2、2、4 2、2、4 日付 2、2、7、1、4 2、2、7、1、3 記述子 2、2、7、1、5 2、2、7、1、4 デジタル - アナログ・トリム (4 ~ 20 mA 出力 ) 3、4、2 3、4、2 設定ボタンを無効にする 2、2、6、3 2、2、6、3 キーパッドによるレンジ変更 2、2、2、1 2、2、2、1 ループ試験 下限センサー・トリム メッセージ スケール D/A トリム (4 ~ 20 mA 出力 ) センサー温度 / トレンド (3051S) 3、5、1 3、5、1 3、4、1、2 3、4、1、2 2、2、7、1、6 2、2、7、1、5 3、4、2 3、4、2 3、3、3 3、3、3 上限センサー・トリム 3、4、1、1 3、4、1、1 デジタル・ゼロ・トリム 3、4、1、3 3、4、1、3 パスワード 2、2、6、5 2、2、6、4 スケール変数 3、2、2 3、2、2 HART レビジョン 5 から HART レビジョン 7 への切り替え 2、2、5、2、3 2、2、5、2、3 ロングタグ(1) 2、2、7、1、2 該当なし 機器の検索 (1) 3、4l、5 該当なし デジタル信号のシミュレート (1) 3、4l、5 該当なし 1. HART レビジョン 7 モードでのみ使用できます。 LOI による設定の確認 機器との通信にはオプションの LOI ( ローカル・オペレータ・インターフェ イス ) を使用することができます。LOI は、内部と外部 / リアボタンがある 2 ボタン式の設計です。研磨ステンレス筐体上では、ボタンは伝送器のディ スプレイ上とターミナル側内部の両方に位置しています。アルミ筐体では、 ボタンはディスプレイと上部金属タグの下に外部的に位置しています。LOI を有効にするにはいずれかのボタンを押してください。LOI ボタンの機能は ディスプレイ下部の各コーナーに記載されています。ボタンの操作やメ ニューについては 表 3 および 図 5 を参照してください。 9 2016 年 6 月 クイック・スタート・ガイド 表 3. LOI ボタン操作 ボタン 左 No(いいえ) Scroll(スクロール) 右 Yes(はい) Enter(入力) 図 5 LOI メニュー 伝送器に設定されている すべての適用可能パラ メータを確認 VIEW CONFIG ( 設定の表示 ) ZERO TRIM ( ゼロ・トリム ) 圧力と温度の単位を設定 UNITS ( 単位 ) 圧力を加えて 4~20 mA 値を設定 RERANGE ( レンジ変更 ) 値を入力して 4~20 mA 値を設定 ループの完全性をテ ストするためにア ナログ出力を設定 LOOP TEST ( ループ試験 ) フルキャリブレーション ダンピング ディスプレイ Configure Display ( 表示設定 ) 転送機能 PV の割り当て Assign PV EXTENDED MENU ( 拡張メニュー ) スケール変数 タグ アラーム&飽和 EXIT MENU ( メニューの終了 ) パスワード シミュレート HART レビジョン HART Revision HART レビジョン・モードの切り替え HART 設定ツールに HART Revision 7 機器との通信機能がない場合、 Rosemount 3051 は機能が制限される汎用メニューを読み込みます。次の手順 で、HART レビジョン・モードを汎用メニューから切り替えられます。 1. マニュアル・セットアップ > 機器情報 > 識別 > メッセージ a. HART レビジョン 5 に変更するには、メッセージフィールドに HART5 と入力します。 b. HART レビジョン 7 に変更するには、メッセージ フィールドに HART7 と入力します。 注記 正しいデバイス・ドライバーがインストールされたら、HART レビジョンの変更方法 について 表 2 ( ページ 8) を参照してください。 10 クイック・スタート・ガイド 2016 年 6 月 2.5 伝送器のトリミング 機器は工場で校正されています。機器を設置したら、取付位置や静圧の影響 によるエラーを避けるため、ゲージ伝送器のゼロ・トリミングを行うことを お勧めします。ゼロ・トリミングはフィールド・コミュニケータあるいは設 定ボタンで実行できます。 注記 ゼロ・トリミングでは、等化バルブが開いていること、およびウェットレグがい ずれも正しいレベルまで満たされていることを確認してください。 注意 絶対圧伝送器、Rosemount 3051HTA モデルのゼロ調整はお勧めできません。 1. 実行するトリミング手順を選択します。 a. アナログ・ゼロ・トリミング – アナログ出力を 4 mA に設定します。 「レンジ変更」とも呼ばれるこの手順では、下限値 (LRV) が測定圧に 等しく設定されます。 ディスプレイとデジタル HART 出力は変わりません。 b. デジタル・ゼロ・トリミング – センサーはゼロ校正されます。 下限値 (LRV) に影響はありません。圧力値はゼロ ( ディスプレイ、 HART 出力ともに ) になります。4 mA ポイントはゼロにならない場 合があります。 ここでは、工場で校正されたゼロ圧が URL の 3% 以内の範囲 [0 ± 3% × URL] であることが条件となります。 例 URV = 250 inH2O 適用されるゼロ圧 =± 0.033 250 inH2O = ± 7.5 inH2O ( 工場設定との比較に おいて )。伝送器はこの範囲外の値を拒絶します。 フィールド・コミュニケータを使用したトリミング 1. フィールド・コミュニケータを接続します。「ワイヤ類の接続および電源 投入」( ページ 6) の手順に従ってください。 2. HART メニューに従って必要なゼロ・トリミングを実行します。 表 4. ゼロ・トリム・ファスト・キー アナログ・ゼロ ( 4 mA に設定 ) デジタル・ゼロ 3、4、2 3、4、1、3 ファスト・キー・シーケンス 設定ボタンを使用したトリミング ゼロ・トリミングは、ターミナルブロックの上または上部タグの下にある設 定ボタン 3 組のいずれかを使用して行います。 研磨ステンレス筐体上の設定ボタンにアクセスするには、ターミナル側の筐 体カバーを取り外します。 アルミ筐体上の設定ボタンにアクセスするには、上部タグ上のネジを緩め、 伝送器上にタグをスライドさせます。 11 2016 年 6 月 クイック・スタート・ガイド 図 6. 外部またはリア / ターミナル側設定ボタン LOI アナログ・ デジタル・ゼロ ゼロおよびスパン アルミニウム A 研磨 316 SST A 該当なし(1) A. 設定ボタン 1. LOI ボタン ( オプション M4) のみが SST 筐体 ( オプション 1) のフロントフェーシン グボタンを提供します。 オプション D4 と DZ はリア / ターミナル側フェーシングボタンとしての購入が可能 です。 ゼロ・トリミングは以下の手順で行います。 LOI による実行手順 ( オプション M4) 1. 伝送器の圧力を設定します。 2. 操作メニューについては 図 5 ( ページ 10) を参照してください。 a. アナログ・ゼロ・トリミングを行うには レンジ変更 を選択します。 b. デジタル・ゼロ・トリミングを行うには ゼロ・トリミング を選択しま す。 アナログ・ゼロおよびスパンによる実行手順 ( オプション D4) 1. 伝送器の圧力を設定します。 2. ゼロ ボタンを押したまま 2 秒間保持し、アナログ・ゼロ・トリミングを 行います。 デジタル・ゼロによる実行手順 ( オプション DZ) 1. 伝送器の圧力を設定します。 2. ゼロ ボタンを押したまま 2 秒間保持し、デジタル・ゼロ・トリミングを 行います。 12 クイック・スタート・ガイド 2016 年 6 月 3.0 製品検定 3.1 欧州連合(EU)指令情報 EC 適合宣言についてはクイック・スタート・ガイドの巻末を参照してくださ い。EC 適合宣言の最新版は EmersonProcess.com/Rosemount からご確認いただ けます。 3.2 通常使用区域に関する認定 標準として、本伝送器は米連邦労働安全衛生局 (OSHA) 認定の国家認定試験 機関 (NRTL) の検査を経て FM 承認を受けており、その設計が基本的な電気 的、機械的、および防火要件を満たしていると判定されています。 高度 汚染度 最大 5000 m 4(金属製筐体) 2 ( 非金属 LCD ディスプレイカバー ) 3-A 認定 ® すべての Rosemount 3051HT 伝送器は 3-A 承認され、標識されています。コン プライアンス証明書もご利用いただけます ( オプション QA)。 EHEDG 認定 研磨ステンレス筐体(筐体材料オプション)のすべての Rosemount 3051HT 伝 送器は EHEDG 承認され、標識されています。コンプライアンス証明書もご 利用いただけます ( オプション QE)。 ASME-BPE オプション F2 および以下の接続部付きのすべての Rosemount 3051HT 伝送器 は、ASME-BPE SF4 規格に準じて設計されています。 T32: 11/2-in. トライクランプ(サニタリークランプ) T42: 2-in. トライクランプ(サニタリークランプ) 自己認定の ASME-BPE コンプライアンス証明書もご利用いただけます ( オプ ション QB)。 13 クイック・スタート・ガイド 図 7 Rosemount 3051HT 適合宣言 14 2016 年 6 月 2016 年 6 月 クイック・スタート・ガイド 15 2016 年 6 月 クイック・スタート・ガイド (8㐺ྜᐉゝ 1R50'ᨵゞ% ᙜ♫ࡣࠊ 5RVHPRXQW,QF 0DUNHW%RXOHYDUG &KDQKDVVHQ01 86$ ᙜ♫༢⊂ࡢ㈐௵ࡢୗࠊ 5RVHPRXQWᅽຊఏ㏦ჾ ୖグ〇ရࡢ〇㐀ඖࠊᡤᅾᆅࡀ௨ୗࡢ࠾ࡾ࡛࠶ࡾࠊ 5RVHPRXQW,QF 0DUNHW%RXOHYDUG &KDQKDVVHQ01 86$ ᮏᐉゝ᭩ࡀ㛵ಀࡍࡿࡇࢁࡢୖ㏙ࡢ〇ရࡀࠊῧࢫࢣࢪ࣮ࣗࣝ♧ࡉࢀࡿࡼ࠺ࠊ᭱᪂ ࡢಟṇࢆྵࡴḢᕞ㐃ྜᣦ௧ࡢつᐃ㐺ྜࡋ࡚࠸ࡿࡇࢆᐉゝࡋࡲࡍࠋ 㐺ྜࡢ๓ᥦ࡞ࡿࡢࡣࠊῧࢫࢣࢪ࣮ࣗࣝ♧ࡉࢀ࡚࠸ࡿࡼ࠺ࠊㄪࡢྲྀࢀࡓᢏ⾡つ ᱁ࡢ㐺⏝ࠊ࠾ࡼࡧヱᙜࡍࡿሙྜࡶࡋࡃࡣ‽ᣐࡢᚲせࡀ࠶ࡿሙྜࡣࠊḢᕞ㐃ྜࡢㄆドᶵ 㛵ࡢㄆドᇶ࡙࠸࡚࠸ࡿࡇ࡛ࡍࠋ ࢢ࣮ࣟࣂࣝရ㉁㒊♫㛗 16 ᙺ⫋ .HOO\.OHLQ ᖺ᭶᪥ Ặྡ Ⓨ⾜᪥ 儾兠儜 50'BMSQGRF クイック・スタート・ガイド 2016 年 6 月 (8㐺ྜᐉゝ 1R50'ᨵゞ% (0&ᣦ௧(&ᮏᣦ௧ࡢ᭷ຠᮇ㝈ࡣᖺ᭶᪥ࡲ࡛ࡍࡿ (0&ᣦ௧(8ᮏᣦ௧ࡣᖺ᭶᪥ࡽⓎຠࡍࡿࡶࡢࡍࡿ ᩚྜつ᱁㸸(1ࠊ(1 儾兠儜 50'BMSQGRF 17 2016 年 6 月 クイック・スタート・ガイド ਜ਼ᴹChina RoHS㇑᧗⢙䍘䎵䗷ᴰབྷ⎃ᓖ䲀٬Ⲵ䜘Ԧරਧࡇ㺘Rosemount 3051HT List of Rosemount 3051HT Parts with China RoHS Concentration above MCVs ᴹᇣ⢙䍘 䍘/ Hazardous Substances 䫵 Lead (Pb) ⊎ Mercury (Hg) 䭹 Cadmium (Cd) ޝԧ䬜 䬜 Hexavalent Chromium (Cr +6) ཊⓤ㚄 㚄㤟 Polybrominated biphenyls (PBB) ཊⓤ㚄 㚄㤟䟊 Polybrominated diphenyl ethers (PBDE) ⭥ᆀ㓴Ԧ Electronics Assembly X O O O O O ༣փ㓴Ԧ Housing Assembly X O O X O O Րᝏಘ㓴Ԧ Sensor Assembly X O O X O O 䜘Ԧ〠 Part Name ᵜ㺘Ṭ㌫ᦞSJ/T11364Ⲵ㿴ᇊ㘼ࡦ This table is proposed in accordance with the provision of SJ/T11364. O: Ѫ䈕䜘ԦⲴᡰᴹ൷䍘ᶀᯉѝ䈕ᴹᇣ⢙䍘Ⲵਜ਼䟿൷վҾGB/T 26572ᡰ㿴ᇊⲴ䲀䟿㾱≲ O: Indicate that said hazardous substance in all of the homogeneous materials for this part is below the limit requirement of GB/T 26572. X: Ѫ൘䈕䜘Ԧᡰ֯⭘Ⲵᡰᴹ൷䍘ᶀᯉ䟼ˈ㠣ቁᴹа㊫൷䍘ᶀᯉѝ䈕ᴹᇣ⢙䍘Ⲵਜ਼䟿儈ҾGB/T 26572ᡰ㿴ᇊⲴ䲀䟿㾱≲ X: Indicate that said hazardous substance contained in at least one of the homogeneous materials used for this part is above the limit requirement of GB/T 26572. 18 2016 年 6 月 クイック・スタート・ガイド 19 *00825-0100-4091* クイック・スタート・ガイド 00825-0104-4091 改訂 BD 2016 年 6 月 グローバル本社 Emerson Process Management 6021 Innovation Blvd. Shakopee, MN 55379, USA ( 米国 ) +1 800 999 9307 または +1 952 906 8888 +1 952 949 7001 [email protected] 北米地域事務所 Emerson Process Management 8200 Market Blvd. Chanhassen, MN 55317 USA ( 米国 ) +1 800 999 9307 または +1 952 906 8888 +1 952 949 7001 [email protected] 南米地域事務所 Emerson Process Management 1300 Concord Terrace, Suite 400 Sunrise Florida 33323 USA ( 米国 ) +1 954 846 5030 +1 954 846 5121 [email protected] Linkedin.com/company/Emerson-Process-Management ヨーロッパ事務所 Twitter.com/Rosemount_News Emerson Process Management Europe GmbH Neuhofstrasse 19a P.O. Box 1046 CH 6340 Baar Switzerland ( スイス ) +41 (0) 41 768 6111 +41 (0) 41 768 6300 [email protected] Facebook.com/Rosemount Youtube.com/user/RosemountMeasurement アジア太平洋事務所 Emerson Process Management Asia Pacific Pte Ltd 1 Pandan Crescent Singapore 128461 ( シンガポール ) +65 6777 8211 +65 6777 0947 [email protected] 日本事務所 日本エマソン株式会社 エマソン・プロセス・マネジメント 〒 140-0002 東京都品川区東品川 1-2-5 RIVERSIDE 品川港南ビル 4 階 +81 3 5769 6800 +81 3 5769 6902 [email protected] Google.com/+RosemountMeasurement 標準販売契約条件は www.Emerson.com/en-us/Pages/Terms-of-Use.aspx をご覧ください。 Emerson のロゴは、Emerson Electric Co. の商標およびサービス マークです。 Rosemount および Rosemount ロゴタイプは、Emerson Process Management の商標です。 DTM は FDT Group の商標です。 HART は FieldComm Group の登録商標です。 3-A は 3-A Sanitary Standards, Inc の登録商標です。 その他のすべてのマークは、それぞれの所有者に帰属します。 © 2016 Emerson Process Management. All rights reserved.
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