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自動認識 ー医療機器への応用ー
2007年2月7日
株式会社 サイレンスネット
医療機器の市場規模と自動認識技術
★医療用具生産額: 1兆5,340億円 輸出額:4,300億円
輸入額: 9,550億円
★医用検体検査機器: 890億円(2004年)
(厚生労働省・薬事工業生産動態統計)
血液検査,免疫血清検査,病理検査,尿検査,DNA検査
★ 応用技術: バーコード・2次元コード
RFIDの応用は時期尚早 信頼性検証に難
★ 製品技術: バーコードラベルプリンタ
バーコードリーダ・2次元コードリーダ
★ 関連学会: 日本臨床検査自動化学会(2007 パシフィコ横浜)
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自動認識技術
★ バーコード (確立された技術 検証が容易 低コスト)
NW-7 (Codabar)
★ スタック型バーコード (多段バーコード 情報量多 誤り補正機能)
PDF417
★ 2次元コード (情報量多 誤り補正機能)
Data Matrix QRコード
★ RFID (信頼性に難 検証に難 高コスト)
長波帯(~135KHz) 短波帯(13.56MHz)
極超短波帯(950MHz) マイクロ波帯(2.45GHz)
★ バイオメトリクス(生体認証) (個々の市場規模が小さい)
指紋認証 静脈認証 掌形認証 網膜・虹彩認証
顔貌認証 手書き署名・筆跡認証 音声・声紋認証
医療で利用されるバーコード・2次元コード
★ バーコード
NW-7 (Codabar)
・ 試験管
★ スタック型バーコード
PDF417
・ 試薬ボトル
★ 2次元コード
Data Matrix (世界標準)
・ 試薬ボトル 手術用具
QRコード (アジアのみ)
・ 試薬ボトル
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バーコード・プリンタ
★ バーコード・プリンタ 主要諸元
印字方式: 熱転写式 感熱式
印字密度: 200 DPI (8 dots/mm, 0.125mm/dot)
300 DPI (12 dots/mm, 0.083mm/dot)
400 DPI (16 dots/mm), 0.0625mm/dot)
600 DPI (24 dots/mm), 0.0416mm/dot)
印字速度: 25~254mm/秒,3~5速程度から選択
印字コード: ほとんどすべてのバーコード・2次元コード
印刷幅:
各種 (多くは4インチ)
オプション: ラベル剥離 内部巻取り ラベルカッター
バーコード・プリンタ
★ バーコード・ラベル・プリンタ
印字方式: 熱転写式(すべてのバーコード・2次元コー
ド)
ラベル:上質紙
合成紙
ペット紙
インクリボン:
ワックス系
樹脂系
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バーコード・リーダ
★ ハンド・スキャナ
CCD / CMOSスキャナ: 医薬品管理 カルテ管理
レーザスキャナ: 高速読取 遠距離読取
バーコード・リーダ
★ 固定式スキャナ
用途: 医用検体検査システム
方式: レーザスキャナ (広い読み取り幅 深度)
特徴: 小型 高速スキャン
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2次元コードリーダ
★ ハンディ・リーダ
★ 固定式リーダ
対象: 試薬ボトル (Data Matrix, PDF417, QRコード)
方式: イメージャ (広い読み取りエリア 深度)
特徴: 小型 高解像度
製品のトレーサビリティ管理への応用
★ 生産履歴管理
目的: 市場不良への迅速な対応
応用: 航空機 自動車 電機・電子機器 半導体
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製品のトレーサビリティ管理
手術用具のトレーサビリティ管理
★ 目的: 医療事故防止
★ 応用: 手術バサミ ピンセット 鉗子など
★ コード: Data Matrix
★ マーキング方式: レーザーマーキング ドットピンマーキング
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