第75回定時株主総会招集ご通知に際しての

第 75 回定時株主総会招集ご通知に際しての
インターネット開示事項
連 結 注 記 表
個 別 注 記 表
(2014 年4月1日から 2015 年3月 31 日まで)
青木あすなろ建設株式会社
「連結注記表」および「個別注記表」につきましては、法令およ
び 当 社 定 款 第 16 条 の 規 定 に も と づ き 、 当 社 ウ ェ ブ サ イ ト
( http://www.aaconst.co.jp/) に 掲 載 す る こ と に よ り 、 株 主 の 皆
様 に 提 供し て おり ま す 。
連結注記表
1 . 記 載 金額 は 百 万 円未 満 を 切り 捨 て て 表示 し て おり ま す 。
2 . 連 結 計算 書 類 作 成の た め の基 本 と な る重 要 な 事項 に 関 す る注 記
( 1 ) 連 結 の範 囲 に 関 する 事 項
連 結 子会 社 の 数 ・ ・ ・ ・・ 8社
子 会 社の 名 称 ・・ ・ ・ ・・ みら い 建 設工 業 ㈱ 、 青木 マ リ ー ン㈱ 、 あ すな ろ 道 路 ㈱、
東 興 ジオ テ ッ ク ㈱、 ㈱ エ ムズ 、 新 潟 みら い 建 設㈱ 、
㈱ 島 田組 、 ㈱ ア クセ ス
非 連 結子 会 社 は あり ま せ ん。
( 2 ) 持 分 法の 適 用 に 関す る 事 項
該 当 事項 は あ り ませ ん 。
( 3 ) 連 結 子会 社 の 事 業年 度 等 に関 す る 事 項
連 結 子会 社 の 決 算日 は 、 連結 決 算 日 と一 致 し てお り ま す 。
( 4 ) 会 計 処理 基 準 に 関す る 事 項
① 重 要な 資 産 の 評価 基 準 およ び 評 価 方法
有 価 証券
そ の 他有 価 証 券
時 価 のあ る も の
決 算 日の 市 場 価 格等 に も とづ く 時 価 法( 評 価 差額 は 全 部 純資 産 直 入法 に よ り 処
理 し 、売 却 原 価 は移 動 平 均法 に よ り 算定 し て おり ま す 。 )
時 価 のな い も の
移 動 平均 法 に よ る原 価 法
た な 卸資 産
未 成 工事 支 出 金
個 別 法に よ る 原 価法
販 売 用不 動 産 お よび 不 動 産事 業 支 出 金
個 別 法に よ る 原 価法 ( 貸 借対 照 表 価 額は 収 益 性の 低 下 に もと づ く 簿価 切 下 げ の方
法 に より 算 定 し てお り ま す。 )
② 重 要な 減 価 償 却資 産 の 減価 償 却 の 方法
有 形 固定 資 産 (リー ス 資 産を 除 く )
定率法
た だ し、 1998 年 4月 1 日 以降 に 取 得 した 建 物 (附 属 設 備 を除 く ) およ び 船 舶 につ
い て は定 額 法 を 採用 し て おり ま す 。
な お 、耐 用 年 数 およ び 残 存価 額 に つ いて は 、 主と し て 法 人税 法 に 規定 す る 方 法と
同 一 の基 準 に よ って お り ます 。
無 形 固定 資 産 (リー ス 資 産を 除 く )
定額法
な お 、償 却 年 数 につ い て は、 法 人 税 法に 規 定 する 方 法 と 同一 の 基 準に よ っ て おり
ます。
ただし、自社利用のソフトウェアについては、社内における利用可能期間(5年)
に も とづ く 定 額 法に よ っ てお り ま す 。
リ ー ス資 産
所 有 権移 転 フ ァ イナ ン ス ・リ ー ス 取 引に 係 る リー ス 資 産
自 己 所有 の 固 定 資産 に 適 用す る 減 価 償却 方 法 と同 一 の 方 法に よ っ てお り ま す 。
所 有 権移 転 外 フ ァイ ナ ン ス・ リ ー ス 取引 に 係 るリ ー ス 資 産
リ ー ス期 間 を 耐 用年 数 と し、 残 存 価 額を 零 と する 定 額 法 によ っ て おり ま す 。
-1-
③ 重 要な 引 当 金 の計 上 基 準
貸 倒 引当 金
売 上 債権 、 貸 付 金等 の 貸 倒に よ る 損 失に 備 え るた め 、 一 般債 権 に つい て は 貸 倒実 績
率 に より 、 貸 倒 懸念 債 権 等特 定 の 債 権に つ い ては 個 別 に 回収 可 能 性を 検 討 し 、回 収 不
能 見 込額 を 計 上 して お り ます 。
完 成 工事 補 償 引 当金
完 成 工事 に 係 る かし 担 保 の費 用 に 備 える た め 、当 連 結 会 計年 度 の 完成 工 事 高 に対 す
る 将 来の 見 積 補 償額 お よ び特 定 工 事 にお け る 将来 の 補 償 費用 を 計 上し て お り ます 。
工 事 損失 引 当 金
受 注 工事 に 係 る 将来 の 損 失に 備 え る ため 、 当 連結 会 計 年 度末 手 持 工事 の う ち 損失 の
発 生 が見 込 ま れ 、か つ 、 その 金 額 を 合理 的 に 見積 る こ と がで き る 工事 に つ い て、 損 失
見 込 額を 計 上 す るこ と と して お り ま す。
賞 与 引当 金
従 業 員の 賞 与 の 支給 に 充 てる た め 、 当連 結 会 計年 度 に 負 担す べ き 賞与 支 給 見 込額 を
計 上 して お り ま す。
船 舶 特別 修 繕 引 当金
船 舶 の定 期 修 繕 に要 す る 費用 に 充 て るた め 、 最近 の 支 出 実績 に も とづ く 定 期 修繕 見
積 額 を計 上 し て おり ま す 。
④ 退 職給 付 に 係 る負 債 の 計上 基 準
退 職 給付 に 係 る 負債 は 、 従業 員 の 退 職給 付 に 備え る た め 、当 連 結 会計 年 度 末 にお け る 退職
給 付 債務 の 見 込 額に も と づき 計 上 し てお り ま す。
退 職 給付 債 務 の 算定 に あ たり 、 退 職 給付 見 込 額を 当 連 結 会計 年 度 末ま で の 期 間に 帰 属 させ
る 方 法に つ い て は、 給 付 算定 式 基 準 によ っ て おり ま す 。
過 去 勤務 費 用 は 、そ の 発 生時 の 従 業 員の 平 均 残存 勤 務 期 間以 内 の 一定 の 年 数 (5 年 ) によ
る 定 額法 に よ り 費用 処 理 して お り ま す。
数 理 計算 上 の 差 異は 、 各 連結 会 計 年 度の 発 生 時に お け る 従業 員 の 平均 残 存 勤 務期 間 以 内の
一 定 の年 数 ( 5 年) に よ る定 額 法 に より 按 分 した 額 を そ れぞ れ 発 生の 翌 連 結 会計 年 度 から 費
用 処 理し て お り ます 。
未 認 識数 理 計 算 上の 差 異 およ び 未 認 識過 去 勤 務費 用 に つ いて は 、 税効 果 を 調 整の 上 、 純資
産 の 部に お け る その 他 の 包括 利 益 累 計額 の 退 職給 付 に 係 る調 整 累 計額 に 計 上 して お り ます 。
⑤ 完 成工 事 高 お よび 完 成 工事 原 価 の 計上 基 準
当 連 結会 計 年 度 末ま で の 進捗 部 分 に つい て 成 果の 確 実 性 が認 め ら れる 工 事 に つい て は 、工
事 進 行基 準 ( 工 事の 進 捗 度の 見 積 り は原 価 比 例法 ) を 、 その 他 の 工事 に つ い ては 工 事 完成 基
準 を 適用 し て お りま す 。
⑥ 消 費税 等 の 会 計処 理
消 費 税等 の 会 計 処理 は 、 税抜 方 式 に よっ て お りま す 。
-2-
3 . 会 計 方針 の 変 更 に関 す る 注記
( 退 職給 付 に 関 する 会 計 基準 等 の 適 用)
「 退 職給 付 に 関 する 会 計 基準 」 ( 企 業会 計 基 準第 26 号 2012 年 5 月 17 日 。 以下 「 退 職給 付
会 計 基準 」 と い う。 ) お よび 「 退 職 給付 に 関 する 会 計 基 準の 適 用 指針 」 ( 企 業会 計 基 準適 用 指
針 第 25 号 2015 年3 月 26 日 。 以 下 「退 職 給 付適 用 指 針 」と い う 。) を 、 退 職給 付 会 計基 準 第
35 項 本文 お よ び 退職 給 付 適用 指 針 第 67 項 本 文 に掲 げ ら れた 定 め につ い て 当 連結 会 計 年度 よ り
適 用 し、 退 職 給 付債 務 お よび 勤 務 費 用の 計 算 方法 を 見 直 し、 退 職 給付 見 込 額 の期 間 帰 属方 法 を
期 間 定額 基 準 か ら給 付 算 定式 基 準 へ 変更 す る とと も に 、 割引 率 の 決定 方 法 を 割引 率 決 定の 基 礎
と な る債 券 の 期 間に つ い て従 業 員 の 平均 残 存 勤務 期 間 に 近似 し た 年数 を 基 礎 に決 定 す る方 法 か
ら 退 職給 付 の 支 払見 込 期 間お よ び 支 払見 込 期 間ご と の 金 額を 反 映 した 単 一 の 加重 平 均 割引 率 を
使 用 する 方 法 へ 変更 い た しま し た 。
退 職 給付 会 計 基 準等 の 適 用に つ い て は、 退 職 給付 会 計 基 準第 37 項 に定 め る 経過 的 な 取扱 い
に 従 って お り 、 当連 結 会 計年 度 の 期 首に お い て、 退 職 給 付債 務 お よび 勤 務 費 用の 計 算 方法 の 変
更 に とも な う 影 響額 を 利 益剰 余 金 に 加減 し て おり ま す 。
こ の 結果 、 当 連 結会 計 年 度の 期 首 の 退職 給 付 に係 る 負 債 が 109 百 万円 増 加 し 、利 益 剰 余金 が
同 額 減少 し て お りま す 。
ま た 、当 連 結 会 計年 度 の 営業 利 益 、 経常 利 益 およ び 税 金 等調 整 前 当期 純 利 益 はそ れ ぞ れ 24
百 万 円増 加 し て おり ま す 。
な お 、当 連 結 会 計年 度 の 1株 当 た り 純資 産 額 は 1.52 円 減少 し 、 1株 当 た り 当期 純 利 益金 額
は 0.40 円 増 加 して お り ます 。
4 . 追 加 情報
( 法 人税 等 の 税 率の 変 更 によ る 繰 延 税金 資 産 およ び 繰 延 税金 負 債 の金 額 の 修 正)
「 所 得税 法 等 の 一部 を 改 正す る 法 律 」( 2015 年法 律 第 9 号) お よ び「 地 方 税 法等 の 一 部を
改 正 する 法 律 」 (2015 年 法律 第 2 号 )が 2015 年3 月 31 日に 公 布 さ れ、 2015 年4 月 1 日以 後
に 開 始す る 連 結 会計 年 度 から 法 人 税 率等 の 引 下げ 等 が お こな わ れ るこ と と な りま し た 。こ れ に
と も ない 、 繰 延 税金 資 産 およ び 繰 延 税金 負 債 の計 算 に 使 用す る 法 定実 効 税 率 は従 来 の 35.5%
か ら 2015 年 4 月1 日 に 開始 す る 連 結会 計 年 度に 解 消 が 見込 ま れ る一 時 差 異 につ い て は 33.1%
に 、 2016 年 4 月 1日 に 開 始す る 連 結 会計 年 度 以降 に 解 消 が見 込 ま れる 一 時 差 異に つ い ては 、
32.3%と な り ま す。
こ の 税率 変 更 に より 、 繰 延税 金 資 産 の金 額 ( 繰延 税 金 負 債の 金 額 を控 除 し た 金額 ) は 105 百
万 円 減少 し 、 法 人税 等 調 整額 ( 借 方 )が 135 百 万 円、 そ の 他 有価 証 券 評価 差 額 金 が 29 百 万 円、
そ れ ぞれ 増 加 し てお り ま す。
な お 、再 評 価 に 係る 繰 延 税金 負 債 は 16 百 万 円 減少 し 、 土地 再 評 価差 額 金 が 同額 増 加 して お
り ま す。
ま た 、欠 損 金 の 繰越 控 除 制度 が 2015 年 4 月 1 日以 後 に 開始 す る 連結 会 計 年 度か ら 繰 越控 除
前 の 所得 の 金 額 の 100 分 の 65 相 当 額 に、 2017 年4 月 1 日以 後 に 開始 す る 連 結会 計 年 度か ら 繰
越 控 除前 の 所 得 の金 額 の 100 分 の 50 相当 額 に 控除 限 度 額 が改 正 さ れた こ と に とも な い 、繰 延
税 金 資産 の 金 額 は 168 百 万円 減 少 し 、法 人 税 等調 整 額 ( 借方 ) が 同額 増 加 し てお り ま す。
5 . 連 結 貸借 対 照 表 に関 す る 注記
( 1 ) 担 保 に供 し て い る資 産
該当 事 項 は あり ま せ ん。
( 2 ) 有 形 固定 資 産 の 減価 償 却 累計 額
12,480 百 万 円
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( 3 ) 事 業 用土 地 の 再 評価
連 結 子会 社 の 一 部は 、 「 土地 の 再 評 価に 関 す る法 律 」 ( 1998 年 3 月 31 日 公 布 法律 第 34 号)
に も とづ き 、 事 業用 土 地 の再 評 価 を おこ な っ てお り ま す 。
評 価 差額 に つ い ては 、 当 該評 価 差 額 にか か る 税金 相 当 額 を「 再 評 価に 係 る 繰 延税 金 負 債」
と し て計 上 し て おり ま す 。
な お 、再 評 価 差 額か ら 税 金相 当 額 を 控除 し た 「土 地 再 評 価差 額 金 」は 、 一 部 連結 消 去 のう
え 、 純資 産 の 部 に計 上 さ れて お り ま す。
再 評 価の 実 施 年 月日
2001 年 3 月 31 日
再 評 価の 方 法
「 土 地の 再 評 価 に関 す る 法律 施 行 令 」( 1998 年3 月 31 日公 布 政 令第 119 号 )第 2
条 第 4号 に 定 め る事 業 用 土地 に つ い て地 価 税 法( 1991 年 法律 第 69 号) 第 16 条に 規
定 す る地 価 税 の 課税 価 格 の計 算 の 基 礎と な る 土地 の 価 額 を算 定 す るた め に 国 税庁 長
官 が 定め て 公 表 した 方 法 によ り 算 定 した 価 額 およ び 第 2 条第 3 号 に定 め る 事 業用 土
地 に つい て 地 方 税法 ( 1950 年 法 律 第 226 号 ) 第 341 条 第 10 号 の 土 地課 税 台 帳ま た は
同 条 第 11 号 の 土地 補 充 課税 台 帳 に 登録 さ れ てい る 価 格 に合 理 的 な調 整 を お こな っ て
算 定 して お り ま す。
事 業 用土 地 の 当 連結 会 計 年度 末 時 価
当 該事 業 用 土 地再 評 価 後の 帳 簿 価 額
当 該事 業 用 土 地の 当 連 結会 計 年 度 末時 価
差額
1,366 百 万円
1,049 百 万円
△ 316 百 万円
6 . 連 結 損益 計 算 書 に関 す る 注記
工 事 損失 引 当 金 繰入 額
完 成 工事 原 価 に 含ま れ て いる 工 事 損 失引 当 金 繰入 額 は 111 百 万 円 で あり ま す 。
7 . 連 結 株主 資 本 等 変動 計 算 書に 関 す る 注記
( 1 ) 発 行 済株 式 の 種 類お よ び 総数 な ら び に自 己 株 式の 種 類 お よび 株 式 数に 関 す る 事項
当連結会計年度期首
株式数
当連結会計年度増加
株式数
当連結会計年度減少
株式数
当連結会計年度末
株式数
発 行 済株 式
普 通株 式
(注 )1
54,535,500 株
9,064,500 株
4,500,000 株
59,100,000 株
A 種株 式
(注 )2
9,064,500 株
−
9,064,500 株
−株
63,600,000 株
9,064,500 株
13,564,500 株
59,100,000 株
2,979,900 株
4,503,418 株
4,500,000 株
2,983,318 株
2,979,900 株
4,503,418 株
4,500,000 株
2,983,318 株
合計
自 己 株式
普 通株 式
合計
(注 )3
(注) 1.普通株式数の増加は、2015 年2月4日にA種株式から普通株式へ 1 対 1 の比率で無償転換したこ
とによるものであります。
また、普通株式数の減少は、2015 年3月 27 日に自己株式を消却したことによるものであります。
2.A種株式数の減少は、普通株式への転換によるものであります。
3.普通株式の自己株式数の増加は、次のとおりであります。
2015 年2 月 4 日 取締 役 会 決議 に よ る 公開 買 付
4,503,240 株
単 元 未満 株 の 買 取り
178 株
また、普通株式の自己株式数の減少は、自己株式を消却したことによるものであります。
-4-
( 2 ) 剰 余 金の 配 当 に 関す る 事 項
① 配 当金 支 払 額
決議
2014 年 5 月 12 日
取締役会
株式の
種類
配当金の総額
(百万円)
1 株当たり配当額
(円)
基準日
効力発生日
普通株式
670
13.0
2014 年 3 月 31 日
2014 年 6 月 20 日
A種株式
117
13.0
2014 年 3 月 31 日
2014 年 6 月 20 日
② 基 準日 が 当 連 結会 計 年 度に 属 す る 配当 の う ち、 配 当 の 効力 発 生 日が 翌 連 結 会計 年 度 とな る も
の
次 の とお り 配 当 を予 定 し てお り ま す 。
決議
2015 年 4 月 22 日
取締役会
株式の
種類
普通株式
配当金の
総額
(百万円)
841
配当の
原資
1 株当たり
配当額
(円)
基準日
効力発生日
利益剰余金
15.0
2015 年 3 月 31 日
2015 年 6 月 19 日
8 . 金 融 商品 に 関 す る注 記
( 1 )金 融 商 品 の状 況 に 関す る 事 項
① 金 融商 品 に 対 する 取 組 方針
当 社 グル ー プ は 、資 金 運 用に つ い て は短 期 的 な預 金 等 に 限定 し 、 また 資 金 調 達に つ い て
は 銀 行借 入 に よ る方 針 で あり ま す 。
② 金 融商 品 の 内 容お よ び その リ ス ク なら び に リス ク 管 理 体制
営 業 債権 で あ る 受取 手 形 ・完 成 工 事 未収 入 金 等は 、 顧 客 の信 用 リ スク に 晒 さ れて お り ま
す 。 当該 リ ス ク に関 し て は、 当 社 グ ルー プ の 審査 規 程 お よび そ の 附則 に し た がい 、 取 引先
の 信 用状 況 を 定 期的 に モ ニタ リ ン グ し、 取 引 先の 財 政 状 態等 の 悪 化等 に よ る 回収 懸 念 の早
期 把 握を は か っ てお り ま す。
投 資 有価 証 券 は 、主 に 業 務上 の 関 係 を有 す る 企業 の 株 式 であ り 、 市場 価 格 の 変動 リ ス ク
に 晒 され て お り ます が 、 定期 的 に 時 価の 把 握 をお こ な っ てお り ま す。
営 業 債務 で あ る 工事 未 払 金は 、 そ の ほと ん ど が2 ヶ 月 以 内の 支 払 期日 で あ り ます 。
③ 金 融商 品 の 時 価等 に 関 する 事 項 に つい て の 補足 説 明
金 融 商品 の 時 価 には 、 市 場価 格 に も とづ く 価 額の ほ か 、 市場 価 格 がな い 場 合 には 合 理 的
に 算 定さ れ た 価 額が 含 ま れて お り ま す。 当 該 価額 の 算 定 にお い て は変 動 要 因 を織 り 込 んで
いるため、異なる前提条件等を採用することにより、当該価額が変動することがあります。
-5-
( 2 )金 融 商 品 の時 価 等 に関 す る 事 項
2015 年3 月 31 日に お け る連 結 貸 借 対照 表 計 上額 、 時 価 およ び こ れら の 差 額 につ い て は、
次 の とお り で あ りま す 。
(単 位 : 百万 円 )
連 結 貸 借 対照 表
時 価 (*)
差額
計 上 額 (*)
(1)現 金預 金
28,639
28,639
−
(2)受 取手 形 ・ 完成 工 事 未収 入 金 等
45,145
45,144
△0
5,381
5,381
−
2,231
2,231
−
1,166
866
△ 299
(3)未 収入 金
(4)投 資有 価 証 券
その 他 有 価 証券
(5)長 期未 収 入 金
(6)工 事未 払 金
( 19,995)
(*) 負 債 に 計 上さ れ て いる も の につ い て は 、(
( 19,995)
−
) で表 示 し て おり ま す 。
( 注 1) 金 融 商 品の 時 価 の算 定 方 法 なら び に 有価 証 券 に 関す る 事 項
(1)現 金 預 金、 (3)未 収入 金 お よ び(6)工 事 未払 金
こ れ らは 短 期 間 で決 済 さ れる た め 、 時価 は 帳 簿価 額 に ほ ぼ等 し い こと か ら 、 当該 帳 簿 価
額 に よっ て お り ます 。
(2)受 取手 形 ・ 完成 工 事 未収 入 金 等
こ れ らの 時 価 は 、一 定 の 期間 ご と に 区分 し た 債権 ご と に 、債 権 額 を回 収 ま で の期 間 お よ
び 信 用リ ス ク を 加味 し た 利率 に よ り 割り 引 い て算 定 す る 方法 に よ って お り ま す。
(4)投 資有 価 証 券
こ れ らの 時 価 に つい て 、 株式 は 取 引 所の 価 格 によ っ て お りま す 。
(5)長 期未 収 入 金
こ れ らの 時 価 に つい て は 、担 保 お よ び保 証 に よる 回 収 見 込額 等 に もと づ い て 貸倒 見 積 高
を 算 定し て い る ため 、 時 価は 連 結 決 算日 に お ける 貸 借 対 照表 価 額 から 現 在 の 貸倒 見 積 高を
控 除 した 金 額 に 近似 し て おり 、 当 該 価額 を も って 時 価 と して お り ます 。
( 注 2) 非 上 場 株式 ( 連 結貸 借 対 照 表計 上 額 1,579 百 万 円) は 、 市場 価 格 が なく 、 か つ将 来
キ ャ ッシ ュ ・ フ ロー を 見 積る こ と が でき ず 、 時価 を 把 握 する こ と が極 め て 困 難と 認 め ら
れ る ため 、 「 (4)投 資 有 価証 券 そ の他 有 価 証券 」 に は 含め て お りま せ ん 。
9 . 1 株 当た り 情 報 に関 す る 注記
1 株 当た り 純 資 産額
1 株 当た り 当 期 純利 益
983 円 83 銭
47 円 08 銭
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個別注記表
1 . 記 載 金額 は 百 万 円未 満 を 切り 捨 て て 表示 し て おり ま す 。
2 . 重 要 な会 計 方 針 に係 る 事 項に 関 す る 注記
( 1 ) 資 産 の評 価 基 準 およ び 評 価方 法
① 有 価証 券
子 会 社株 式 お よ び関 連 会 社株 式
移 動 平均 法 に よ る原 価 法
そ の 他有 価 証 券
時 価 のあ る も の
決 算 日の 市 場 価 格等 に も とづ く 時 価 法( 評 価 差額 は 全 部 純資 産 直 入法 に よ り 処理
し 、 売却 原 価 は 移動 平 均 法に よ り 算 定し て お りま す 。 )
時 価 のな い も の
移 動 平均 法 に よ る原 価 法
② た な卸 資 産
未 成 工事 支 出 金
個 別 法に よ る 原 価法
販 売 用不 動 産 お よび 不 動 産事 業 支 出 金
個 別 法に よ る 原 価法 ( 貸 借対 照 表 価 額は 収 益 性の 低 下 に もと づ く 簿価 切 下 げ の方 法
に よ り算 定 し て おり ま す 。)
( 2 ) 固 定 資産 の 減 価 償却 の 方 法
① 有 形固 定 資 産 (リ ー ス 資産 を 除 く )
定率法
た だ し、 1998 年 4月 1 日 以降 に 取 得 した 建 物 (附 属 設 備 を除 く ) につ い て は 定額 法
を 採 用し て お り ます 。
な お 、耐 用 年 数 およ び 残 存価 額 に つ いて は 、 法人 税 法 に 規定 す る 方法 と 同 一 の基 準
に よ って お り ま す。
② 無 形固 定 資 産 (リ ー ス 資産 を 除 く )
定額法
な お 、償 却 年 数 につ い て は、 法 人 税 法に 規 定 する 方 法 と 同一 の 基 準に よ っ て おり ま
す。
た だ し、 自 社 利 用の ソ フ トウ ェ ア に つい て は 、社 内 に お ける 利 用 可能 期 間 ( 5年 )
に も とづ く 定 額 法に よ っ てお り ま す 。
③ リ ース 資 産
所 有 権移 転 外 ファ イ ナ ン ス・ リ ー ス取 引 に 係 るリ ー ス 資産
リ ー ス期 間 を 耐 用年 数 と し、 残 存 価 額を 零 と する 定 額 法 によ っ て おり ま す 。
( 3 ) 引 当 金の 計 上 基 準
① 貸 倒引 当 金
売 上 債権 、 貸 付 金等 の 貸 倒に よ る 損 失に 備 え るた め 、 一 般債 権 に つい て は 貸 倒実 績 率 に
よ り 、貸 倒 懸 念 債権 等 特 定の 債 権 に つい て は 個別 に 回 収 可能 性 を 検討 し 、 回 収不 能 見 込額
を 計 上し て お り ます 。
② 完 成工 事 補 償 引当 金
完 成 工事 に 係 る かし 担 保 の費 用 に 備 える た め 、当 事 業 年 度の 完 成 工事 高 に 対 する 将 来 の
見 積 補償 額 に も とづ い て 計上 し て お りま す 。
③ 工 事損 失 引 当 金
受 注 工事 に 係 る 将来 の 損 失に 備 え る ため 、 当 事業 年 度 末 手持 工 事 のう ち 損 失 の発 生 が 見
込 ま れ、 か つ 、 その 金 額 を合 理 的 に 見積 る こ とが で き る 工事 に つ いて 、 損 失 見込 額 を 計上
す る こと と し て おり ま す 。
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④ 賞 与引 当 金
従 業 員の 賞 与 の 支給 に 充 てる た め 、 当事 業 年 度に 負 担 す べき 賞 与 支給 見 込 額 を計 上 し て
お り ます 。
⑤ 退 職給 付 引 当 金
従 業 員の 退 職 給 付に 備 え るた め 、 当 事業 年 度 末に お け る 退職 給 付 債務 の 見 込 額に も と づ
き 計 上し て お り ます 。
退 職 給付 債 務 の 算定 に あ たり 、 退 職 給付 見 込 額を 当 事 業 年度 ま で の期 間 に 帰 属さ せ る 方
法 に つい て は 、 給付 算 定 式基 準 に よ って お り ます 。
過 去 勤務 費 用 は 、そ の 発 生時 の 従 業 員の 平 均 残存 勤 務 期 間以 内 の 一定 の 年 数 (5 年 ) に
よ る 定額 法 に よ り費 用 処 理し て お り ます 。
数 理 計算 上 の 差 異は 、 各 事業 年 度 の 発生 時 に おけ る 従 業 員の 平 均 残存 勤 務 期 間以 内 の 一
定 の 年数 ( 5 年 )に よ る 定額 法 に よ り按 分 し た額 を そ れ ぞれ 発 生 の翌 事 業 年 度か ら 費 用処
理 し てお り ま す 。
未 認 識数 理 計 算 上の 差 異 およ び 未 認 識過 去 勤 務費 用 の 会 計処 理 の 方法 は 、 連 結計 算 書 類
と 異 なっ て お り ます 。
( 4 ) 完 成 工事 高 お よ び完 成 工 事原 価 の 計 上基 準
当 事 業年 度 末 ま での 進 捗 部分 に つ い て成 果 の 確実 性 が 認 めら れ る 工事 に つ い ては 、 工 事進
行 基 準( 工 事 の 進捗 度 の 見積 り は 原 価比 例 法 )を 、 そ の 他の 工 事 につ い て は 工事 完 成 基準 を
適 用 して お り ま す。
( 5 ) 消 費 税等 の 会 計 処理
消 費 税等 の 会 計 処理 は 、 税抜 方 式 に よっ て お りま す 。
3 . 会計 方 針 の 変更 に 関 する 注 記
( 退 職給 付 に 関 する 会 計 基準 等 の 適 用)
「 退 職給 付 に 関 する 会 計 基準 」 ( 企 業会 計 基 準第 26 号 2012 年 5 月 17 日 。 以下 「 退 職給 付
会 計 基準 」 と い う。 ) お よび 「 退 職 給付 に 関 する 会 計 基 準の 適 用 指針 」 ( 企 業会 計 基 準適 用 指
針 第 25 号 2015 年3 月 26 日 。 以下 「 退 職 給付 適 用 指針 」 と い う。 ) を 当事 業 年 度 より 適 用し 、
退 職 給付 債 務 お よび 勤 務 費用 の 計 算 方法 を 見 直し 、 退 職 給付 見 込 額の 期 間 帰 属方 法 を 期間 定 額
基 準 から 給 付 算 定式 基 準 へ変 更 す る とと も に 、割 引 率 の 決定 方 法 を割 引 率 決 定の 基 礎 とな る 債
券 の 期間 に つ い て従 業 員 の平 均 残 存 勤務 期 間 に近 似 し た 年数 を 基 礎に 決 定 す る方 法 か ら退 職 給
付 の 支払 見 込 期 間お よ び 支払 見 込 期 間ご と の 金額 を 反 映 した 単 一 の加 重 平 均 割引 率 を 使用 す る
方 法 へ変 更 い た しま し た 。
退 職 給付 会 計 基 準等 の 適 用に つ い て は、 退 職 給付 会 計 基 準第 37 項 に定 め る 経過 的 な 取扱 い
に 従 って お り 、 当事 業 年 度の 期 首 に おい て 、 退職 給 付 債 務お よ び 勤務 費 用 の 計算 方 法 の変 更 に
と も なう 影 響 額 を利 益 剰 余金 に 加 減 して お り ます 。
こ の 結果 、 当 事 業年 度 の 期首 の 退 職 給付 引 当 金が 47 百 万円 減 少 し、 利 益 剰 余金 が 同 額増 加
し て おり ま す 。 また 、 当 事業 年 度 の 営業 利 益 、経 常 利 益 およ び 税 引前 当 期 純 利益 は そ れぞ れ 5
百 万 円増 加 し て おり ま す 。
な お 、当 事 業 年 度の 1 株 当た り 純 資 産額 、 1 株当 た り 当 期純 利 益 金額 に あ た える 影 響 は、 軽
微 で あり ま す 。
4 . 表示 方 法 の 変更 に 関 する 注 記
( 貸 借対 照 表 )
前 事 業年 度 に お いて 「 受 取手 形 」 に 含め て お りま し た 「 電子 記 録 債権 」 は 、 金額 的 重 要性 が
増 し たた め 、 当 事業 年 度 より 区 分 掲 記し て お りま す 。
な お 、前 事 業 年 度の 「 電 子記 録 債 権 」は 926 百万 円 で あ りま す 。
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5 . 貸借 対 照 表 に関 す る 注記
( 1 ) 有 形 固定 資 産 の 減価 償 却 累計 額
1,881 百 万 円
( 2 ) 関 係 会社 に 対 す る金 銭 債 権お よ び 金 銭債 務
短 期 金銭 債 権
長 期 金銭 債 権
短 期 金銭 債 務
2,265 百 万 円
41 百 万 円
172 百 万 円
6 . 損益 計 算 書 に関 す る 注記
関 係 会社 と の 取 引高
営 業 取引 に よ る 取引 高
売上高
売 上 原価
販 売 費及 び 一 般 管理 費
営 業 取引 以 外 の 取引 高
3,157
594
79
654
7 . 株主 資 本 等 変動 計 算 書に 関 す る 注記
当 事 業年 度 末 に おけ る 自 己株 式 の 種 類お よ び 株式 数
普 通 株式
2,983,318 株
百万円
百万円
百万円
百 万円
8 . 税効 果 会 計 に関 す る 注記
繰 延 税金 資 産 の 発生 の 主 な原 因 は 、 退職 給 付 引当 金 お よ び貸 倒 引 当金 の 超 過 額、 繰 越 欠損 金 等
で あ り、 繰 延 税 金負 債 の 発生 の 原 因 は、 そ の 他有 価 証 券 評価 差 額 金で あ り ま す。
な お 、繰 延 税 金 資産 の 計 上に あ た っ ては 評 価 性引 当 額 を 控除 し て おり ま す 。
( 追 加情 報 )
( 法 人税 等 の 税 率の 変 更 によ る 繰 延 税金 資 産 およ び 繰 延 税金 負 債 の金 額 の 修 正)
「 所 得税 法 等 の 一部 を 改 正す る 法 律 」( 2015 年法 律 第 9 号) お よ び「 地 方 税 法等 の 一 部を 改
正 す る法 律 」 ( 2015 年 法 律第 2 号 ) が 2015 年 3月 31 日 に公 布 さ れ、 2015 年 4月 1 日 以後 に 開
始する事業年度から法人税率等の引下げ等がおこなわれることとなりました。これにともない、
繰 延 税金 資 産 お よび 繰 延 税金 負 債 の 計算 に 使 用す る 法 定 実効 税 率 は従 来 の 35.5% か ら 2015 年
4 月 1日 に 開 始 する 事 業 年度 に 解 消 が見 込 ま れる 一 時 差 異に つ い ては 33.1% に、 2016 年4 月 1
日 に 開始 す る 事 業年 度 以 降に 解 消 が 見込 ま れ る一 時 差 異 につ い て は、 32.3% とな り ま す。
こ の 税率 変 更 に より 、 繰 延税 金 資 産 の金 額 ( 繰延 税 金 負 債の 金 額 を控 除 し た 金額 ) は 90 百 万
円 減 少し 、 法 人 税等 調 整 額( 借 方 ) が 118 百 万円 、 そ の 他有 価 証 券評 価 差 額 金が 27 百 万円 、 そ
れ ぞ れ増 加 し て おり ま す 。
ま た 、欠 損 金 の 繰越 控 除 制度 が 2015 年 4 月 1 日以 後 に 開始 す る 事業 年 度 か ら繰 越 控 除前 の 所
得 の 金額 の 100 分の 65 相当 額 に 、 2017 年 4 月1 日 以 後 に開 始 す る事 業 計 年 度か ら 繰 越控 除 前の
所 得 の金 額 の 100 分 の 50 相 当 額 に 控除 限 度 額が 改 正 さ れた こ と にと も な い 、繰 延 税 金資 産 の金
額 は 168 百 万 円 減少 し 、 法人 税 等 調 整額 ( 借 方) が 同 額 増加 し て おり ま す 。
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9 . 関連 当 事 者 との 取 引 に関 す る 注 記
役 員 およ び 個 人 主要 株 主 等
種類
名称
親会社の役員
およびその近
親者が議決権
の過半数を所
有している会
社等
㈱三孝社
(注 )1
議決権等の
被所有割合
−
( 単位 : 百 万円 )
関連当事者
との関係
取引の内容
事務所の賃借
事務所の賃借
(注 )2
賃借料
取引金額
196
科目
長期保証金
取 引 条件 お よ び 取引 条 件 の決 定 方 針 等
(注) 1.㈱三孝社は、親会社の取締役髙松孝育氏が議決権の 100%を保有しております。
2.事務所の賃借料ならびに敷金については、近隣の取引事例を参考に決定しております。
3.取引金額および期末残高には消費税等は含まれておりません。
10. 1株 当 た り 情報 に 関 する 注 記
1 株 当 たり 純 資 産額
1 株 当 たり 当 期 純利 益
775 円 50 銭
29 円 65 銭
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期末残高
186