AR/VRやフィンテックなど中小型株物色へ 主力株は動意しにくく中小型株

Weekly Market Research Report
2016年9月12日号
今週の
POINT
国内株式市場
AR/VRやフィンテックなど中小型株物色へ
今週の分析銘柄 - FISCO Selection 8 -
トプコン【 東証1部 7732 】ほか
テーマ別分析
東京五輪へ 高速道路に「ナンバリング」
話題のレポート
ゲーム界の主導権を握るのは?東京ゲームショウの開催が間近に
スクリーニング分析
中小型の高配当利回り銘柄に注目へ
主力株は動意しにくく中小型株へ関心シフト
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目次
週刊相場観測誌
Market
1
展望
今週の市場見通し
Vol. 184 Weekly
2016 09 12
国内株式市場
マーケット概観
3
新興市場
4
米国株式市場
2
3
マーケットを読む
今週の分析銘柄
為替市場
米ドル/円予想レンジ
6
債券市場
債券先物・長期国債利回り予想レンジ
6
今週のポイント
7
日経平均株価
8
FISCO Selection
読者の気になる銘柄
テクニカル妙味銘柄
4
5
カテゴリー考察
5
ディー・エル・イー〈3686〉東証 1 部
9
データセクション〈3905〉マザーズ
10
アイリッジ〈3917〉マザーズ
11
津田駒工業〈6217〉東証 1 部
12
パイオニア〈6773〉東証 1 部
13
ヒマラヤ〈7514〉東証 1 部
14
トプコン〈7732〉東証 1 部
15
ゼンリン〈9474〉東証 1 部
16
任天堂〈7974〉東証 1 部
17
三菱 UFJ フィナンシャルグループ〈8306〉東証 1 部
17
ジーエヌアイグループ〈2160〉マザーズ
18
サイバーコム〈3852〉東証 1 部
18
テーマ別分析
19
スクリーニング分析
20
先週の話題レポート
21
信用需給動向
22
連載コラム
2
23
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国内株式市場
週刊相場観測誌
Market
展望
Vol. 184 Weekly
2016 09 12
今週の市場見通し
国内株式市場 マーケット概観
AR/VR やフィンテックなど中小型株物色へ
■日経平均は 3 ヶ月ぶりに節目の 17000 円を回復
れたと発表。これまでの 1 日あたりの買い入れ規模 707 億円か
先週の日経平均は上昇。前週末の米雇用統計を受けた米株
ら増額したほか、
設備投資および人材投資に積極的に取り組ん
高、円安が材料視されるなか、17000 円を回復して始まった。
でいる企業を支援するための ETF も 12 億円買い入れた。取得
その後は、
米国市場がレイバーデーの祝日のため海外勢のフロ
額の増加によって、より需給の下支え意識から売り込みづらく
ーが限られていたほか、3 ヶ月ぶりに節目の 17000 円を回復し
なり、底堅さが意識されてくることになりそうだ。
たことによる目先的な達成感もあり、こう着感の強い相場展開
に。また、米 ISM 非製造業景況指数が予想を下振れ、米国の早
■AR/VR やフィンテックなど中小型株物色へ
期利上げ観測が後退したことを背景に為替相場が円高に振れ
その中で個人主体の売買は、
足元で動意をみせてきている新
て推移するなか、
利益確定の流れにも向かいやすい地合いとな
興市場の中小型株にシフトしやすいだろう。先回り的な売買か
った。
ら買い疲れ感もあろうが、
「東京ゲームショウ 2016」開幕(15
日から 18 日まで)を手掛かりとしたテーマ株物色に向かわせ
■米国の利上げ時期に対する思惑から不安定な状況に
今週も引き続きこう着感の強い相場展開になりそうである。
ることになりそうだ。なお、昨年のゲームショウ 2015 での「大
賞」は、
「妖怪ウォッチ 2 元祖/本家/真打」であり、ゲーム
9 日の米国株式相場はNY ダウが400 ドル近い下落となるなか、
デザイナーズ大賞には、「Ingress」が選出されていた。
週初の日経平均は 25 日線辺りでの攻防を余儀なくされそうで
「Ingress」といえばポケモン GO を手掛けた NIANTIC 社の位置
ある。ボストン連銀総裁が利上げに前向きの姿勢を示したこと
ゲームである。今年はポケモン GO が大賞となる可能性が高く、
が下落要因となったが、米国の利上げ時期に対する思惑から不
AR/VR 関連への支援材料になることだろう。
安定な状況が続くなか、週初にはアトランタ連銀総裁、ミネア
また、先週はフィンテック事業を手掛ける企業への投資が急
ポリス連銀総裁、
ブレイナード FRB 理事の講演が予定されてい
増しているとの報道等もあり、
フィンテック関連を見直す流れ
る。利上げに対するタカ派発言も出やすいだろう。15 日には
がみられていた。地方銀行の間では、銀行どうしが連携して取
米小売売上高、米生産者物価指数、米鉱工業生産などの経済指
り組む動きが強まっている。フィンテック関連といえば、昨年
標の発表も予定されており、ここでも利上げを巡る思惑が高ま
末に急騰し、年前半にピークを付け、その後調整が長期化して
りやすく、結果に振らされやすい相場展開になりやすい。結局
いる銘柄が多い。個人主体の中小型株物色に向かうなか、出遅
のところは翌週、20 日・21 日の米連邦公開市場委員会(FOMC)
れ感の強いテーマ株として見直しの流れが強まる可能性があ
までは強弱感が対立しやすく、
やや波乱含みの局面がありそう
りそうだ。
だ。利上げ観測の高まりはドル高・円安に向かわせようが、海
外勢のポジション調整に伴う売り圧力が主力株を中心に上値
■米小売売上高等が利上げ時期への思惑に
の重しになりかねない。また、国内についても日銀は 20 日・
その他、経済指標では 12 日に 7 月機械受注、8 月企業物価
21 日に異次元緩和の「総括的な検証」を実施する金融政策決
指数、8 月中古車販売台数、8 月工作機械受注、13 日には 7-9
定会合を予定している。期待感というよりは、イベント前で次
月期法人企業景気予測調査など。海外では 13 日に独 9 月 ZEW
第に様子見ムードが強まる可能性が高そうだ。
景況感指数、中 8 月工業生産・小売売上高・固定資産投資、14
日に米 8 月輸入物価指数、英 8 月雇用統計、15 日に米 4-6 月
■日銀は ETF 一回の買入れ額を 733 億円に増額
経常収支、米 8 月小売売上高、米新規失業保険申請件数、米 9
とはいえ、下値の高さも意識されるだろう。日銀の指数連動
月ニューヨーク連銀製造業業況指数、米 8 月鉱工業生産、英 8
型の上場投資信託(ETF)買入れに対して、規模や期間等から
月小売売上高、16 日に米 8 月消費者物価指数、米 9 月ミシガ
買い遅れ感が指摘されるなか、7 日には ETF を 733 億円買い入
ン大消費者マインド指数が予定されている。
3
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新興市場
週刊相場観測誌
Market
展望
Vol. 184 Weekly
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今週の市場見通し
国内株式市場 新興市場
マザーズは出直り歩調強めるか、串カツ田中など IPO にも注目
■材料株やテーマ株の循環物色が続き需給良好
マザーズ指数
今週の新興市場は、堅調な展開が続きそうだ。週初は日経
平均の下落スタートに連れてリスク回避の売りが先行する
可能性がある。しかし、個人投資家の中小型株への物色意欲
は強く、個別材料株やテーマ株の循環物色の流れが続き需給
面も比較的良好とみられる。マザーズ指数は直近のもち合い
レンジを上放れてきており、出直り歩調を強めることが期待
される。
今週は9月12日にネオジャパン<3921>、13日にファーマフ
ーズ<2929>、ジェネレーションパス<3195>、バルニバービ
<3418>、はてな<3930>、14日にエニグモ<3665>、サンバイオ
<4592>、スリー・ディー・マトリックス<7777>などが決算発
表を予定している。ジェネレーションパスやバルニバービ、
エニグモなどは業績期待が高いようだ。15日からは「東京ゲ
ームショウ2016」が開催され(一般公開は17日から)
、ゲー
ム株やVR(仮想現実)関連株の動向を注視したい。
ジェネレーションパス<3195>
■4社が新規上場、カナミックはテーマ性で高い人気
IPO関連では、9月14日にデジタルアイデンティティ
<6533>、カナミックネットワーク<3939>、串カツ田中<3547>
がマザーズへ、16日にノムラシステムコーポレーション
<3940>がジャスダックへ新規上場する。公開規模の小さい案
件が多く、強い初値形成が期待されているが、特にカナミッ
クネットワークは介護・医療ICT関連のテーマ性もあり人気
が高いようだ。串カツ田中は比較的公開規模が大きいが、知
名度の高さ等が追い風となる。
円
なお、先週はKHネオケム<4189>(10月12日、東証1部また
は2部)
、マーキュリアインベストメント<7190>(10月17日、
東証2部)の新規上場が発表される一方、オークネット<3964>
が上場を取り止めている。
エニグモ<3665>
円
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米国株式市場
週刊相場観測誌
Market
展望
Vol. 184 Weekly
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今週の市場見通し
米国株式市場
経済指標や連銀高官の発言を注視
週初はアップルの新型 iPhone の予約開始後 3 日間の予約
■先週の動き
状況に注目が集まりそうだ。初週の予約状況によって、
5 日(月)はレイバー・デーの祝日で NY 株式市場は休場。
iPhone 販売で恩恵を受ける通信キャリア各社や部品メーカ
週初は、前週の雇用統計を受けた追加利上げ観測の後退が好
ー、そして決済ネットワーク企業などが物色されるだろう。
感され、買いが先行。複数の買収観測も好感されたが、複数
アップルはこれまで慣例となっていた iPhone 発売直後の週
の連銀高官が利上げに積極的な発言を行っており、上値は限
末の売上状況については発表しないことを明らかにしてい
られた。その後は、地区連銀経済報告(ベージュブック)で
るものの、予約状況について何らかの示唆があるか注目され
大半の地区で緩やかなペースで経済が拡大したものの、大統
る。通信大手の各社は、2 年落ち程度までのスマートフォン
領選挙が一部企業の経済活動に影響を与えるとの認識が示
を下取りすることで、実質的に無料で iPhone7 に交換するキ
され、小幅な値動きに終始する展開となった。週末にかけて、
ャンペーンを打ち出しており、iPhone 7 の売上増につながる
欧州中央銀行(ECB)理事会で政策金利が据え置かれたもの
ことが期待される。
の、ドラギ総裁が追加緩和策の必要性を否定したほか、ボス
経済指標では、8 月輸入物価指数(14 日)
、8 月小売売上高
トン連銀総裁が早期の追加利上げを支持したことで長期金
(15 日)
、8 月生産者物価指数(PPI)(15 日)
、8 月消費者物
利が上昇し、大幅下落となった。結局、週を通じて主要株価
価指数(16 日)などの発表が予定されている。複数の連銀高
は下落した。
官が早期の追加利上げを支持するなか、輸入物価指数や消費
者物価指数を通じてインフレ率がFRB の目標値に近付いてい
るのか注目したい。また、13 日には中国の 8 月小売売上高や
■今週の見通し
鉱工業生産も発表される。
雇用統計を受けて追加利上げ観測が後退するなか、先週は
米株式相場では大統領任期サイクルによるアノマリーが
ISM 非製造業景況指数が予想を下振れる内容となり、FF 金利
知られており、S&P500 指数における年間平均上昇率(1928
の先物取引から算出される利上げ確率は 9 月が 30%、11 月
年-2015 年)は全期間で 7.5%、大統領選挙が行われる年で
が 35%、12 月が 59%(9 日時点)で、12 月の利上げを予想
7.0%となるなか、今年のように大統領任期が終了する年で
する向きが優勢となっている。一方で、複数の連銀高官が早
はマイナス 4%と大幅に悪化する傾向にある。任期終了とい
期利上げに積極的な発言を行っており、利上げ時期について
うことで積極的な経済対策等が実施されないことが要因だ
判断が難しい状況だ。今週も、経済指標や連銀高官の発言か
ろう。しかしながら、今年の米国経済は堅調であり、S&P500
ら利上げ時期を占う展開が予想されるが、12 日にブレイナー
指数は年初来で 4.1%(9 日時点)上昇している。また、11
ド FRB 理事の講演が予定されており、9 月の利上げについて
月の政権交代後の最初の 3 ヶ月は「ハネムーン期間」と呼ば
何らかの示唆が得られるかに注目したい。
れ、新政権に対する批判等の報道が自粛される時期であるこ
とから、株式市場への悪影響は限定的だろう。
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為替/債権市場
週刊相場観測誌
Market
展望
Vol. 184 Weekly
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今週の為替/債券市場見通し
為替/債券市場
為替市場
米ドル・円 予想レンジ
今週は米主要経済指標(8 月小売売上高、8 月生産者物価指
数、8 月鉱工業生産指数、8 月消費者物価指数、9 月ミシガン
大学消費者態度指数など)の発表が予定されており、ドル・円
の取引における有力な手がかり材料になる。個人消費の動向を
示す 8 月小売売上高は前月比マイナスと予想されている。7 月
は横ばいだったことから、個人消費の停滞が懸念されている。
8 月小売売上高が市場予想を下回った場合、9 月利上げの可能
性は消滅するとの見方が多いようだ。
日本銀行による追加金融緩和への期待は残されているもの
の、マイナス金利拡大は金融機関の収益圧迫につながる懸念が
あることから、株式市場にも悪影響を及ぼす。米国株式がさら
に下落した場合、日銀による追加緩和期待は一層高まると予想
されるが、日本株が大きく下げた場合、追加緩和観測はドル・
円相場に対する強力な支援材料にはならないとみられる。
なお、原油先物が再上昇した場合、米物価上昇期待がやや高
まるとの見方があるが、主要経済指標で経済情勢の悪化が示さ
れた場合、早期利上げは極めて困難になるとの見方は変わって
いない。そのため、原油高がリスク選好的なドル買い・円売り
を促す可能性はやや低いとみられる。
債券市場
101.00
104.00
円
【米・8 月消費者物価コア指数(CPI)
】
(16 日発表予定)
8 月米消費者物価コア指数(CPI)は、政策変更に影響を与
える物価動向の指標として軽視できない。7 月実績は前年比
+2.2%、8 月は同+2.3%と予想されている。ただし、米金融政
策の判断材料となるコア PCE は 2%を下回る状態が続いてお
り、8 月消費者物価コア指数が市場予想と一致しても 9 月利上
げの可能性が高まることはないとみられる。
長期国債利回り予想レンジ
■今週の見通し
13 日に行われる 20 年国債入札の結果を見極める展開とな
る。今週行われた 30 年国債入札は順調な結果となったことか
~
【米・8 月小売売上高】
(15 日発表予定)
小売売上高は、国内総生産(GDP)の多くの部分を占める個
人消費の動向を示す指標として注目されている。4 月には
+1.3%とプラスに転じたが、その後は伸びが鈍化。7 月は 0.0%
だったが、8 月は前月比-0.1%と予想されている。8 月小売売
上高が市場予想と一致した場合はドル売り材料になる可能性
がある。
債券先物予想レンジ
■先週の動き
債券相場は伸び悩み。原油先物の上昇や一部の米経済指標が
改善したことから、米長期金利は上昇し、この影響でドル・円
相場が円安方向に振れたことが債券先物の上昇を抑えた。米 9
月利上げの可能性は大幅に低下したが、日本銀行による 9 月追
加緩和への期待が後退したことも債券利回りの上昇を促した。
債券先物は 7 日の夜間取引で 151 円 61 銭まで買われたが、9
日の取引で長期債の売りが観測されており、債券先物は 151 円
13 銭の日中安値でこの週の取引を終えた。
円
151.10
円
~
151.60
円
-0.06
%
~
-0.01
%
ら、今回の 20 年国債入札は無難な結果になるとの見方が多い。
20 年国債入札が無事終了した場合、10 年債利回りは若干低下
する見込み。ただし、来週は米個人消費やインフレ関連の経済
指標が発表されるため、これらの内容次第で米長期金利は再び
上昇し、円債市場に影響を及ぼす可能性がある。また、日本銀
行による 9 月追加緩和は難しいとみられていることも現物債
の利回り低下を阻む要因となりそうだ。
債券先物は上げ渋る展開か。20 年国債入札が無事終了して
も、米早期利上げ観測が再浮上し、為替相場が円安方向に振れ
た場合、債券先物の上値はかなり重くなりそうだ。なお、債券
先物 9 月限の取引は 9 月 12 日が最終日となる。中心限月は同
日中に 12 月限に移行する見込み。
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今週のポイント
週刊相場観測誌
Market
展望
Vol. 184 Weekly
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マーケットを読む
今週のポイント
来週の重要イベント控えて様子見、VR/AR 関連などテーマ物色が中心へ
先週の日経平均は約 3 ヶ月ぶりの 17000 円台乗せでスタート
後は伸び悩んでもみ合い。前週末の雇用統計は下振れたもの
の、それほど米国の 9 月利上げ観測は後退しなかった。ただ、
ISM 非製造業景況感指数が大幅に下振れたことで、一転して早
期の利上げは困難との見方が強まっていった。為替市場では
円高ドル安反転の動きとなり、東京株式市場のマイナス要因に
つながった。とりわけ、世界的な金利上昇期待の低下から、銀行
や保険など金融関連株の下げにつながっていった。一方、週後
半にかけての原油市況上昇を背景に、資源・エネルギー関連が
しっかりの動きとなった。中国の景気底打ち期待なども支援に。
個別では、任天堂の動きに注目が向かった。アップルの新製
品発表会において、人気ゲーム「スーパーマリオ」の新作「スー
パーマリオラン」を iPhone や iPad 向けに 12 月に配信すると明ら
かにしたことが背景。8 日には関連銘柄も幅広く人気化したが、
週末には総じて反落している。日経平均の定期入れ替えが発
表され、楽天が新規採用となった一方、日本曹達が除外となる。
ほぼ想定どおりの内容だったが、日銀の ETF 買いに思惑が強
まる中、両社ともにストレートな反応を見せた。ほか、リチウムイ
オン電池材料の各社増産報道から、ダブルスコープなどが上
昇。フィンテック投資急増、保育所運営の規制緩和報道から関
連銘柄が買われる場面も。トラックや建機なども ASEAN や中国
における需要回復期待が高まった。
来週に日銀金融政策決定会合、米 FOMC を控え、今週は様
子見ムードが崩せない状況となりそうだ。国内では機械受注、法
人企業景気予測調査などがあり、設備投資関連株などの動向に
は関心が向かう余地。ほか、13 日の中国での経済指標、15 日に
重なる米国での経済指標などにも注目が向かおう。とりわけ、中
国では足元で景気底打ちを意識させる数値も見られており、中
国関連銘柄の見直しが一段と強まるかに期待も。なお、英国の
金融政策は今回現状維持との見方が優勢とみられる。
全体相場が動きにくい中で、物色は中小型株などにシフトして
いく可能性が高いと考えられる。なかでも、15 日から東京ゲーム
ショウが開催されることで、関連銘柄への関心が高まろう。10 月
にソニーが PlayStation®VR を発売する予定となっていることで、
対応ソフトや VR/AR 関連サービスを展示する企業が増加すると
みられている。VR/AR 関連銘柄が幅広く物色される展開も想定
したい。また、16 日には任天堂が「Pokemon GO Plus」を発売予
定。あらためて任天堂周辺銘柄の動意の有無などにも注目。ほ
かでは、AI 関連などにも関心が向かう余地はありそうだ。
9 月末に向けての配当権利取りの動きなどにも引き続き注目。
高利回り銘柄への関心が強まるほか、期末を前に増配の発表を
行う銘柄なども出てこよう。北朝鮮の核実験から防衛・軍事関
連、公共事業 IT 活用義務からドローン関連などにも関心を高め
たい。
先週動いた銘柄・セクター(東証1部・個別銘柄は他市場が優先市場のものを除く)
上昇 率上位銘柄
コード
銘柄
下落率上位 銘柄
終値(円)
騰 落 率 ( %)
コード
銘柄
2128
ノバレーゼ
1,937.0
105.63
4041
日 本曹達
8728
マネースク ウェアHD
1,245.0
41.32
6920
レ ーザーテック
3852
サイバーコ ム
919.0
35.55
3436
S UMCO
3501
住江織物
224.0
22.40
2695
く らコーポレーショ ン
3180
ビューティ ガレージ
1,317.0
22.40
2445
3686
ディー・エ ル・イー
699.0
18.88
6619
ダブル・ス コープ
2,008.0
3778
さくらイン ターネット
1,026.0
6875
メガチップ ス
8107
キムラタン
6293
日精樹脂工 業
3134
Hamee
7974
任天堂
7908
KIMOT O
7601
ポプラ
業種別 騰落率
終値(円)
騰 落 率 ( %)
上位セクター
騰 落 率 ( %)
438.0
-9.88
その他製品
7.12
1,815.0
-8.19
海運業
6.61
821.0
-7.96
石油・石炭製品
2.63
4,680.0
-7.69
電力・ガス業
2.48
エ スアールジータカ ミヤ
491.0
-7.53
卸売業
2.37
8057
内 田洋行
424.0
-6.40
水産・農林業
2.16
18.26
2685
ア ダストリア
2,263.0
-6.37
不動産業
17.26
3046
ジ ェイアイエヌ
4,380.0
-6.21
1,844.0
17.23
8410
セ ブン銀行
354.0
-5.85
保険業
-2.98
7.0
16.67
8028
ユ ニー・ファミリー マート
731.0
16.40
6981
村 田製作所
2,013.0
16.09
7186
コ ンコルディア・F G
27,625.0
15.97
8309
三 井住友トラスト・ HD
237.0
15.61
6298
ワ イエイシイ
552.0
15.24
8306
三 菱UFJFG
1.48
下位セクター
騰 落 率 ( %)
6,800.0
-5.82
銀行業
-2.70
13,190.0
-5.79
鉄鋼
-2.03
512.9
-5.44
証券業
-1.13
360.3
-5.28
輸送用機器
-0.64
1,228.0
-5.25
その他
-0.49
546.2
-5.09
食料品
7
金融業
-0.48
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テクニカル分析
週刊相場観測誌
Market
展望
Vol. 184 Weekly
2016 09 12
マーケットを読む
日経平均株価
日銀 ETF 買入を下支えに底堅い展開へ
■200 日移動平均線でのもみ合いに
26 週移動平均線をサポートに、52 週移動平均線(17246 円)上
5 月戻り高値 17251 円とほぼ同じ水準の
前週の日経平均株価は、週間ベースで 40.68 円の上昇。為替 抜けを意識した格好に。
市場では、ドル・円が 101 円台に突入する場面も見られたが、 ため目先のターゲットと見る市場関係者は多いが、商い低迷で
引続き日銀による ETF 買入観測を下支えにしっかりとした展開 参加者が少ないことなどからこの水準をクリアするのは難し
となった。一方、先物市場では、週末のメジャーSQ 値の算出が い。
週足の一目均衡表では、雲への突入を果たしている。転換線
意識されて、期近と期先のロールオーバーが商いの中心となり
方向感に乏しい展開に。買い材料に乏しかったことから、上値 が基準線を上抜いていることから、中期的なトレンドの転換も
は重くなった。
東証一部の売買代金は週末にかけて 3 日連続で 2 近いと言えよう。今後、遅行スパンが実線を捉えてくるようで
兆円台に乗せているが、週末は SQ に絡んだ売買が 5000 億円強 あれば、雲上限(17910 円)を意識した動きも見込める。ただ、
入ったことを考慮すると商いは閑散。なお、9 月限 SQ 値は、日 9 月 20-21 日に日銀金融政策決定会合と米 FOMC を控えている以
上、積極的な売買は手控えられよう。メジャーSQ 通過を材料視
経平均型が 17011.77 円、TOPIX 型が 1345.57p。
日足チャートでは、今年初めて 200 日移動平均線(16983 円) したポジション構築も先送りか。
週初は米国株の急落が影響して下落スタートとなる公算が大
を上抜く場面が見られたが、突破するには至らず、この水準で
きい。日銀
ETF 買入に対する期待感で底堅い展開は見られそう
のもみ合いとなっている。買い材料に乏しいことから上値は重
いものの、上向いている 25 日移動平均線(16737 円)が目先の だが、積極的に売買するような強い地合いは引続き期待できな
サポートラインとして意識されよう。6 月 24 日の年初来安値 い。日米の要人発言には引き続き要注意。16400 円から 17100
14864 円を起点としたサポートライン(16500 円レベル)も意識 円のレンジを想定する。
されて大幅安は回避されると見る。一方、週足チャートでは、
一目均衡表(日経平均)
■ 基準線 ■ 転換線 ■ 遅行スパン ■ 先行スパンスプレッド(雲)
円
8
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今週の分析銘柄
週刊相場観測誌
Market
展望
Vol. 184 Weekly
2016 09 12
今週の分析銘柄 -1-
ディー・エル・イー〈3686〉東証 1 部
好業績予想が見直され反発基調強まる展開に
■今期は大幅な増収増益見通し
足元出来高が増加し反発していることから注目する。同社は、
ファスト・エンタテインメント事業を展開しており、「秘密結社 鷹の
爪」「パンパカパンツ」等のコンテンツを保有している。自社が保
有するコンテンツを様々な企業や、自治体と組んで提供するスタ
イルに強みを持つ。今週、島根県と組み「島根県×鷹の爪 スー
パーデラックス自虐カレンダー」2017 年版を全国で発売と発表。
自虐カレンダーシリーズは、発売を開始した 11 年から昨年まで
で 10 万部を売り上げており、17 年度版も期待できよう。前期は先
行投資などが影響して増収減益着地となったが、今期は大幅な
増収増益を見込んでいる。好業績予想が見直される展開に。
売買単位
100
株
9/9 終値
699
円
目標株価
850
円
業種
情報・通信
から、75 日、200 日移動平均線が目先のターゲットとして意識さ
れよう。日足の一目均衡表では、基準線を上抜いていることで、
雲への突入も期待。75 日、200 日移動平均線や雲下限が位置す
る 850 円レベルをターゲットとする。
■上場来安値からのリバウンドへ
8 月 29 日に上場来安値 516 円をつけた後はじりじりとした反発
が続いている。商いを伴い 25 日移動平均線を上抜けていること
★リスク要因
大型株優勢の地合い。
3686:日足
75 日、200 日移動平均線を意識した
反発へ。
(百万円)
会計期
売上高
前期比
営業利益
経常利益
前期比
当期利益
1株益(円)
2013/6単
942
24.3%
64
72
-
66
3086.13
2014/6単
1,742
84.9%
310
283
293.1%
308
22.21
2015/6単
2,018
15.8%
331
338
19.4%
220
13.34
2016/6単
3,079
52.6%
249
211
-37.6%
142
8.53
2017/6単予
4,189
36.1%
587
581
175.4%
402
23.79
9
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Market
展望
Vol. 184 Weekly
2016 09 12
今週の分析銘柄 -2-
データセクション〈3905〉マザーズ
テーマ性・豊富な期待材料を再評価する流れ
■テーマ株物色が続くなかAI関連として注目
マザーズ市況の持ち直しとともに同社株価も緩やかにリバウン
ドしている。各種報道やイベントを手掛かりとしたテーマ株の循
環物色が続くなか、今後注目を集める場面が出てくるとみる。同
社はソーシャルメディア分析をはじめとするビッグデータの収
集・調査・分析を行うソーシャル・ビッグデータ事業を展開してい
る。不適切画像フィルタリングや消費者マーケティングの分野に
おいて人工知能(AI)を活用したビジネスソリューションを実用化
しており、AI 関連との位置付けも高い。
■自動運転の共同研究、越境ECビジネス実施など
直近の決算説明資料からは、(1)第 2 四半期(7-9 月)は大幅な
増収の見込み、(2)大手自動車会社と自動運転関連の共同研究
開発を開始、(3)海外インバウンド事業の売上が拡大しており、
今後越境 EC ビジネス等の事業を実施、といった期待材料が挙
売買単位
100
株
9/9 終値
754
円
目標株価
870
円
業種
情報・通信
げられる。また、10 月 4 日から開催される「CEATEC JAPAN
2016」に出展を予定しており、今後注目度が高まるとともにテー
マ性や豊富な期待材料が再評価されよう。当面の目標株価は 7
月 6 日に付けた戻り高値水準の 870 円とする。
★リスク要因
先行投資の負担増、新規事業の収益化遅れ。
3905:日足
600 円台でのもみ合いが続いていた
が、足元の上昇で 25 日線水準を上放
れ。
(百万円)
会計期
売上高
前期比
営業利益
経常利益
前期比
当期利益
1株益(円)
2013/3単
244
37.1%
53
54
74.2%
40
520.20
2014/3連
317
-
57
60
-
45
576.51
2015/3連
376
18.6%
85
85
41.7%
63
7.24
2016/3連
439
16.8%
28
36
-57.6%
26
2.57
2017/3連予
520
18.5%
20
20
-44.4%
10
1.05
10
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展望
Vol. 184 Weekly
2016 09 12
今週の分析銘柄 -3-
アイリッジ〈3917〉マザーズ
企業向け O2O 支援事業が順調、フィンテックが長期テーマ
■アプリの利用ユーザー数は4500万超える
スマートフォン等をプラットフォームとした O2O 支援を企業向け
に行っているが、企業の O2O への取り組みは引き続き強化され
ている。このような環境のなか、同社の popinfo を搭載したスマー
トフォンアプリの利用ユーザー数は、7 月に 4500 万ユーザーを
超え、順調に推移。また、顧客やユーザーのニーズは高まって
おり、既存取引先の継続支援、新規受注の両面から、顧客層の
拡大が進んでいる。
■決済サービスに関連する事業拡大に期待
その他、新規事業では、アプリを利用したポイントサービスや
決済サービス等の新サービスを開始しており、米アップルの新
型「iPhone 7」で決済機能が組み込まれたことにより、決済サービ
スに関連する事業の拡大が期待される。また、決算では成長が
売買単位
100
株
9/9 終値
3640
円
目標株価
4355
円
業種
情報・通信
見込まれるフィンテックでのビジネス拡大も長期的なテーマとし
て注目される。株価は 25 日線に上値を抑えられる格好での調整
が続いていたが、週後半には決算を手掛かりに抵抗線を突破し
ている。目標株価は 7 月半ばの戻り高値 4355 円とする。
★リスク要因
短期資金の逃げ足の速さ。
3917:日足
25 日、75 日線の抵抗をクリア。
(百万円)
会計期
売上高
前期比
営業利益
経常利益
前期比
当期利益
1株益(円)
2013/7単
257
198.8%
21
21
-
21
1115.00
2014/7単
478
86.0%
27
27
28.6%
17
740.12
2015/7単
744
55.6%
107
108
300.0%
72
29.44
2016/7単
1,230
65.3%
136
137
26.9%
92
33.58
2017/7単予
1,600
30.1%
200
200
46.0%
138
50.13
11
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展望
Vol. 184 Weekly
2016 09 12
今週の分析銘柄 -4-
津田駒工業〈6217〉東証 1 部
短期的に中国関連の見直しに期待したい局面
■短期的に中国関連銘柄には見直しも
不良債権問題など中国経済の先行きには依然として不透明要
因が山積みであるが、短期的には景気の底打ち感が感じられ始
めている。8 月の中国貿易収支は、輸出が前年同月比 2.8%減、
輸入は同 1.5%増となり、それぞれ市場予想を上回る内容となっ
た。とりわけ、輸入は前月の 12.5%減から、22 ヶ月ぶりのプラス
に転じる状況となっている。建設機械の販売台数でも、コマツや
日立建機などが大幅な増加を示す格好である。目先、中国関連
銘柄には見直しの動きが強まると考え、同関連の一角として繊維
機械の大手である同社に注目したい。
■通期業績には一段の上振れ期待も
上半期決算発表時に通期業績予想を上方修正しており、16.11
期は 5 期ぶりの営業黒字に転じる公算が大きい。上半期営業利
益は期初計画を 3.5 億円上振れる着地となったことで、2 億円し
売買単位
1000
株
9/9 終値
151
円
目標株価
176
円
業種
機械
か増額していない通期予想には一段の上振れも期待される状況
だろう。株価は上昇傾向にあるものの、依然として PBR 水準は
0.7 倍台にとどまり、さらなる反発余地も残ると考える。また、炭素
繊維の需要拡大に伴い、炭素繊維複合材加工機など今後の期
待製品も抱える。2014 年9 月の戻り高値水準176 円を目標値に。
★リスク要因
13 日には中国の経済指標発表が重なる。
6217:日足
7 月以降は 25 日移動平均線が下値
支持線として機能。
(百万円)
会計期
売上高
前期比
営業利益
経常利益
前期比
当期利益
1株益(円)
2012/11連
32,167
-24.2%
-1,719
-1,774
-
-1,752
-
2013/11連
41,177
28.0%
-512
-606
-
-698
-
2014/11連
34,735
-15.6%
-1,207
-1,161
-
-1,263
-
2015/11連
36,916
6.3%
-274
-381
-
-443
-
2016/11連予
40,000
8.4%
600
500
-
400
6.26
12
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Vol. 184 Weekly
2016 09 12
今週の分析銘柄 -5-
パイオニア〈6773〉東証 1 部
高速道路「ナンバリング」関連として注目
■「ナンバリング」対応による更新需要期待
高速道路の「ナンバリング」に関連する銘柄として注目する。国
交省は 2020 年の東京五輪・パラリンピックを控え、外国人観光客
にもわかりやすくするために全国の高速道路に番号をつける「ナ
ンバリング」と、その番号が入った道路標識のデザイン案を発表
した。カーナビなどにも表示されるよう整備を進める方針であり、
カーナビ、位置情報プラットフォームを展開する同社へは更新需
要等への恩恵がありそうだ。
■「iPhone 7」効果によるヘッドフォン需要
また、米アップルの新型「iPhone 7」では発表前のウワサ通りイ
ヤホンジャックを搭載せず、ワイヤレスか、Lightning 経由でのオ
ーディオ出力で音楽を再生する仕様となった。これにより、
Bluetooth ヘッドフォン等の需要増も期待されよう。株価は上昇す
売買単位
100
株
9/9 終値
242
円
目標株価
338
円
業種
電気機器
る 25 日線を支持線としたリバウンド基調が継続し、上値抵抗線と
して意識される 26 週線での攻防をみせている。抵抗線突破によ
るシグナル好転が意識されよう。目標株価は 4 月戻り高値水準の
338 円とする。
★リスク要因
PER での割高感。
6773:日足
上昇する 25 日線を支持線としたリバ
ウンド基調が継続。
(百万円)
会計期
売上高
前期比
営業利益
経常利益
前期比
当期利益
1株益(円)
2013/3連
451,841
3.5%
5,997
812
-91.8%
-19,552
2014/3連
498,051
10.2%
11,169
5,111
529.4%
531
1.49
2015/3連
501,676
0.7%
7,778
-2,915
-
14,632
39.85
2016/3連
449,630
-10.4%
7,304
7,250
-
731
1.99
2017/3連予
400,000
-11.0%
8,000
7,000
-3.4%
1,000
2.72
13
-
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展望
Vol. 184 Weekly
2016 09 12
今週の分析銘柄 -6-
ヒマラヤ〈7514〉東証 1 部
新型アップルウォッチ効果でリバウンドへ
■新製品でスポーツやアウトドアの需要拡大へ
スポーツ用品店やゴルフ用品店で業界 3 指に入る。関東以西
の商圏での店舗展開が中心。サッカー用品や陸上用品の専門
店「B&D」も展開する。日本時間 8 日、米アップルは新型 iPhone
と同時に、新型 Apple Watch(Series2)の発売を発表した。とりわ
け Series2 では、GPS や Felica に対応したほか、防水性能の強
化、NIKEとのコラボモデル展開、ポケモンGOへの対応など、従
来モデルよりもアウトドアやスポーツでの使用をさらに意識した
マーケティングを展開している。16 日に発売される Series2 やス
ポーツの秋などの影響でスポーツ需要が拡大するとみられるな
か、関連銘柄の一角として同社も恩恵を享受すると予想した。
売買単位
100
株
9/9 終値
803
円
目標株価
870
円
業種
小売り
それ以降、株価は一時800円を割り込むも、足元では800円水準
で底値を固める展開が続いている。今後は 9 月16 日に発売され
るSeries2の普及拡大の思惑でリバウンドする展開を期待したい。
いったんのターゲットは 25 日線水準となる 870 円に設定する。
■800円水準で底値を固め、リバウンドを期待
8 月 17 日には 2016 年 8 月期の業績予想の修正を発表した。
★リスク要因
新型アップルウォッチ波及効果の遅れ。
7514:日足
8 月に急落も 800 円水準では底堅さ
が意識される。5 日線を突破しリバウン
ド期待。
(百万円)
会計期
売上高
前期比
営業利益
経常利益
前期比
当期利益
1株益(円)
2012/8連
61,604
24.2%
2,098
2,106
-7.4%
900
73.52
2013/8連
66,037
7.2%
2,568
2,671
26.8%
1,224
99.38
2014/8連
69,051
4.6%
2,118
2,213
-17.1%
933
75.76
2015/8連
72,360
4.8%
2,358
2,461
11.2%
1,242
100.85
2016/8連予
71,400
-1.3%
652
734
-70.2%
-758
14
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2016 09 12
今週の分析銘柄 -7-
トプコン〈7732〉東証 1 部
公共工事の IT 活用義務化でビジネスチャンス拡大
■公共事業の建設現場でのIT活用義務付け報道
国土交通省では、公共事業の建設現場でITの活用を義務付け
ると報じられている。ドローンを使った測量などのほか、自動建
機の導入で現場の作業負担を減らし、作業者の生産性を2025年
までに 2 割向上させることを目指すとしている。入札基準を見直
して、新技術を導入して効率化に取り組む企業が公共事業を受
注しやすくするようだ。同社はコマツと建設機械の自動制御技術
で提携するなど、建設機械や農業機械を自動化するシステムに
力を入れている。IT 活用の義務付けに伴って、ビジネスチャンス
の拡大が想定されよう。先週末にかけて建設機械株などが上昇
していることも刺激となりそうだ。
売買単位
100
株
9/9 終値
1263
円
目標株価
1436
円
業種
精密機器
■第1四半期業績は順調スタート
えられる。円高が約 4 億円程度の減益要因につながったもの
の、建設機械向け事業などが順調であったもよう。株価は昨年 7
月末との比較では依然として半値水準にあり、反発余地は大きい
と考えたい。目先は 8 月の戻り高値水準である 1436 円を目標株
価としたい。
第1四半期営業利益は7.4 億円で前年同期比4%減益となった
が、上半期計画は同 20%減益の見通しであり、順調な進捗と捉
★リスク要因
為替相場の円高進行。
7732:日足
200 日線に上値抑えられるが、目先
は上昇する 75 日線が支えにも。
(百万円)
会計期
売上高
前期比
営業利益
経常利益
前期比
当期利益
1株益(円)
2013/3連
97,345
-1.5%
5,214
3,471
643.3%
511
5.48
2014/3連
116,685
19.9%
11,730
11,300
225.6%
5,963
55.21
2015/3連
128,569
10.2%
16,041
14,880
31.7%
8,670
80.27
2016/3連
130,735
1.7%
8,803
7,366
-50.5%
4,197
38.97
2017/3連予
130,000
-0.6%
10,500
9,000
22.2%
5,000
47.16
15
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2016 09 12
今週の分析銘柄 -8-
ゼンリン〈9474〉東証 1 部
「ナンバリング制度」と「高精細 3 次元地図」で関心向かう
■高速道路「ナンバリング」制度の導入加速で
国土交通省は、全国の高速道路に路線番号を割り振る「ナンバ
リング」制度の導入を推進するため、検討委員会を開催した。そ
れを受けて新たに具体的な標識案などが示された。足元で訪日
外国人は増加傾向にあり、レンタカーで自ら移動する人々の割
合もとりわけ多くなってきている。また、20 年の東京五輪での交
通の利便性向上なども制度導入の背景となっている。これを機と
して、地図・カーナビの更新需要の高まりが想定され、業界をけ
ん引する同社に関心が向かうことが考えられよう。
■「高精細3次元地図」作りが9月中にスタート
同社の他、自動車 9 社などが出資しているデジタル地図会社
が、自動運転車の実現に不可欠な「高精細 3 次元地図」作りを 9
月中に開始することが株価上昇の支援材料となろう。従来技術で
も 3 次元地図は作成可能であるが、自動運転には精度面での不
売買単位
100
株
9/9 終値
1758
円
目標株価
2000
円
業種
情報・通信
足が目立つ。高精細 3 次元地図では内閣府の支援を受けている
こともあり、期待感が高まりやすい。株価は、先週ゴールデンクロ
スを示現、ポケモノミクス再燃で資金が関連銘柄に集中するなか
相対的に安定して推移した。目標株価は 7 月に空けたマド埋め
レベルの 2000 円とする。
★リスク要因
戻り待ちの売り圧力の強さ。
9474:日足
7 月に上値を抑えられた 75 日線を再
トライへ。
(百万円)
会計期
売上高
前期比
営業利益
経常利益
前期比
当期利益
1株益(円)
2013/3連
54,991
5.1%
5,585
5,076
6.3%
1,835
49.93
2014/3連
53,589
-2.5%
3,180
3,663
-27.8%
1,272
34.77
2015/3連
52,286
-2.4%
2,389
2,751
-24.9%
1,464
40.61
2016/3連
54,970
5.1%
3,038
3,427
24.6%
1,610
44.21
2017/3連予
57,000
3.7%
3,400
3,700
8.0%
2,200
59.97
16
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2016 09 12
読者の気になる銘柄
任天堂 東証 1 部〈7974〉/マリオのスマホ向け投入で急伸
8 日に株価は急伸。前日のアップル
の新製品発表会において、
人気ゲーム
「スーパーマリオ」の新作「スーパー
マリオラン」
を iPhone や iPad 向けに
12 月に配信すると明らかにしてい
る。また、
「ポケモン GO」も「アップ
ルウォッチ」に対応させるようだ。こ
うしたアナウンスを受け、ADR では
20%超の急伸となり、
東京市場にもサ
プライズが波及した。
マリオのスマホ向け配信は年内に
も実現するといった期待はあったが、
このタイミングでの発表は想定以上
に早いとの見方が強かった。
「ポケモ
ン GO」と比べて、業績へのインパク
トも強いといった期待も高まったよ
うだ。ただ、8 日は急伸スタート後に
伸び悩み、
出来高も 7 月と比べるとや
や水準が低く、
目先は戻り売り圧力の
強さを意識も。12 月の配信スタート
までは、
一段の上値追いには材料不足
の印象もあろう。
円
(株)
三菱 UFJ フィナンシャルグループ 東証 1 部〈8306〉/来週の両イベントに向け様子見
週初は買い先行後に急速に伸び悩
み、翌日は一旦持ち直す場面もあった
が、週半ばからは再度軟化する動きに
なっている。米国の 9 月利上げ実施期
待の後退に伴い、世界的な金利上昇へ
の思惑が後退したことが主因。米国で
は、雇用統計の下振れまでは 9 月利上
げ観測がそれほど低下しなかったも
のの、ISM 非製造業景況感指数の大幅
な下振れで、こうした観測は大きく低
下する格好に。また、日銀総裁の講演
で、マイナス金利の深堀に対する警戒
感は和らいだが、その後の中曽日銀副
総裁の講演を受け再度警戒感強まる。
来週 20-21 日にかけては、日銀、
FOMC で金融政策決定会合が開催され、
マイナス金利政策の先行き、米国利上
げタイミングなどが、ある程度は明ら
かになっていこう。それまでは銀行株
全般に様子見ムードが強まる可能性
も高いが、ひとまずは 25 日線が下値
支持として機能する流れを想定。
円
(株)
17
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今週のテクニカ
週刊相場観測誌
Market
展望
ジーエヌアイグループ
Vol. 184 Weekly
2016 09 12
今週のテクニカル妙味銘柄
マザーズ 〈2160〉
基準線 転換線 先行スパン A 先行スパン B 遅行スパン
週足ベースの一目均衡表。4 月半ばに
長い上ひげを残す格好でピークを形成
し、その後は雲上限から雲下限に沿った
形での調整が続いている。ただし、雲の
ボトム圏までの調整を経て、先週はリバ
ウンドをみせてきており、雲上限をクリ
アしている(点線・四角A)
。雲のねじ
れを起こして切り上がりをみせてくる
ところであり、これに沿ったリバウンド
が意識されてくる。なお、遅行スパンは、
しばらく下方シグナルが継続すること
になろう(点線・丸B)
。
A
B
サイバーコム
東証 1 部 〈3852〉
週足ベースの一目均衡表。1 月に急動
意をみせて厚い雲を一気に上放れたが、
その後 3/4 高値 1550 円をピークに調整
が続いている(点線・四角A)
。雲のね
じれの局面で雲を割り込んでいるが、先
週のリバウンド局面で転換線を突破し、
一気に雲下限レベルを捉えてきている
(点線・丸B)
。遅行スパンは下方シグ
ナル継続となるが、今後、雲が厚みを増
してくることもあり、今来週にも雲突破
を試す展開が意識されてくる。
基準線 転換線 先行スパン A 先行スパン B 遅行スパン
B
A
18
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テーマ別分析
週刊相場観測誌
Market
展望
Vol. 184 Weekly
2016 09 12
カテゴリー考察
テーマ別分析
東京五輪へ 高速道路に「ナンバリング」
■「E 1」「C 4」など高速道に番号
2020 年の東京オリンピック・パラリンピックを見据え、JR や東京メトロなどでは、駅ごとに番号を割り振る「駅ナンバリング」
の導入が進んでいる。そんななか、国交省は外国人観光客にもわかりやすくするために全国の高速道路に番号をつける「ナンバリ
ング」と、その番号が入った道路標識のデザイン案を発表した。高速道路の標識はもとより、一般道からの案内板全てが変更され
ることになるため、関連企業への公共事業の恩恵は大きいだろう。地図情報の掲載等も全て変更されるほか、カーナビなどにも表
示されるよう整備を進める方針で、カーナビ、位置情報プラットフォームを展開する企業へは更新需要等への恩恵がありそうだ。
なお、番号については、英語で高速道を指す「Expressway」の頭文字と、並行する主要国道番号との組み合わせを原則としており、
東名、名神高速はセットで「E1」
、新東名と新名神は「E1A」
。環状路線は、英語の「Circle」の頭文字を使い、圏央道を「C4」な
どとした。
■主な「ナンバリング」関連銘柄
コード
4612
3064
7732
6816
6773
6796
9474
6741
6632
6789
6798
4239
4667
3756
6638
3724
7908
3776
9475
9233
2303
3837
4615
6748
6775
7836
7922
6888
6797
4814
7464
1771
4316
2667
2666
4707
銘柄
日本ペイントホールディングス
MonotaRO
トプコン
アルパイン
パイオニア
クラリオン
ゼンリン
日本信号
JVCケンウッド
ローランド ディー.ジー.
SMK
ポラテクノ
アイサンテクノロジー
豆蔵ホールディングス
ミマキエンジニアリング
ベリサーブ
KIMOTO
ブロードバンドタワー
昭文社
アジア航測
ドーン
アドソル日進
神東塗料
星和電機
TBグループ
アビックス
三光産業
アクモス
名古屋電機工業
ネクストウェア
セフテック
日本乾溜工業
ビーマップ
イメージ ワン
オートウェーブ
キタック
市場
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
JASDAQ
JASDAQ
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
JASDAQ
東証1部
東証2部
JASDAQ
東証2部
東証1部
東証2部
東証2部
JASDAQ
JASDAQ
JASDAQ
名証2部
JASDAQ
JASDAQ
福証
JASDAQ
JASDAQ
JASDAQ
JASDAQ
9/9株価 時価総額
(円)
(億円)
3,390
2,610
1,263
1,318
242
318
1,758
852
254
2,354
360
608
4,620
974
556
3,395
237
201
555
459
2,302
1,784
166
414
46
139
385
276
405
213
351
340
529
344
104
237
11,031
3,259
1,365
920
901
899
672
582
353
298
270
252
217
189
178
177
130
104
96
85
82
81
51
51
40
33
28
28
26
25
18
17
17
16
15
14
ポイント
道路用塗料:・道路の路面標示
ステッカー:安全衛生保護用品・標識
GNSS受信機
カーナビ・オーディオなど車載電子機器
サイバーナビ
カーナビ・カーオーディオ
住宅地図やカーナビソフト、パソコン用地図ソフト
道路交通安全システム
AVナビゲーションシステム
大型インクジェットプリンター
カーナビ/ITS車載器
液晶ディスプレイの偏光フィルム
高精度3次元地図計測用UAV
車載システム
業務用インクジェットプリンタ、カッティングプロッタ、インク
ITS実走行検証サービス
屋外看板.外貼り用ウィンドウフィルム
高精彩な3D地図を生成するソフトウェア「GEO-SIM(ジオシム)」
法人向け地図ソフト, 法人向けASP・ソフト提供
赤色立体地図
GISエンジンGeoBaseの開発と販売
カーナビ、車載OS、運転・周辺監視試作
防食・道路施設用や工業用塗料
高速道路情報表示システム
デジタルサイネージ(電子看板)
デジタル映像看板
道路標識等に使用されている光反射材料
デジタル地図データの製作から、システムの開発・運用
車載標識装置、LED照明装置
デジタル地図サービス事業
内照式標識板
道路標識・法面対策工の設計
交通関連、位置情報取得サービス
衛星画像データ
カー用品と愛車メンテナンス
道路計画・設計・施工管理
出所:フィスコ作成
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スクリーニング
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Market
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2016 09 12
カテゴリー考察
スクリーニング分析
中小型の高配当利回り銘柄に注目へ
■主力株は動意しにくく中小型株へ関心シフト
9 月中間期末が接近するなか、引き続き高利回り銘柄に注目。ただ、来週の日銀金融政策決定会合や FOMC を控えて、主力株は動
意しにくい状況とみられ、中小型銘柄の配当権利取りの動きに注目したい。なかでも、通期計画に対する第 1 四半期までの進捗率
が高く、減配の可能性が低い銘柄に関心を高めたいところ。
スクリーニング要件としては、1.年間の配当利回りが 3%以上、2.3 月期本決算 3.中間配実施予定 4.第 1 四半期営業利益進捗率
が通期計画の 30%以上、5.時価総額が 100 億円以上 1000 億円未満。
■中小型の高利回り銘柄
コード
9/9株価 時価総額 年間配当金 配当利回り
(円)
(億円)
(円)
(%)
銘柄
営業利益進
捗率
(%)
2117 日新製糖
1,391
315
58.0
4.17
31.8
3571 ソトー
1,112
155
40.0
3.60
37.8
4298 プロトコーポ
1,180
247
50.0
4.24
37.2
301
125
10.0
3.32
32.4
6157 日進工具
2,125
133
70.0
3.29
30.2
6262 ペガサス
525
130
20.0
3.81
35.4
6357 三精テクノ
658
127
20.0
3.04
31.7
6430 ダイコク電
1,528
226
50.0
3.27
133.8
6584 三桜工
593
220
24.0
4.05
47.0
7615 京都友禅
891
138
42.0
4.71
34.4
5464 モリ工業
7990 グローブライ
1,572
189
50.0
3.18
39.5
8935 FJネクスト
522
181
16.0
3.07
33.3
9302 三井倉HD
314
391
10.0
3.18
30.1
3,110
850
100.0
3.22
31.5
9436 沖縄セルラー
出所:フィスコアプリなどより作成
20
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先週の話題レポ
ート
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Market
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2016 09 12
カテゴリー考察
先週の話題レポート
ゲーム界の主導権を握るのは?東京ゲームショウの開催が間近に
■注目されるのはやはり VR/AR 技術か
年に一度のゲームの祭典「東京ゲームショウ 2016」が 9 月 15-18 日の日程で幕張メッセで開催される。岡三証券では、今年の目
玉はなんといっても、
「VR/AR」関連製品とみている。VR/AR 技術を使用すると、
「画面の向こう側の世界」だったゲームの世界を「現
実の世界」に近づけることが可能になる。今後は、部屋にいながらファンタジーの世界を楽しめたり、自分の目の前にアニメのキ
ャラクターが現われたりと、現実には困難な経験が可能になることから、ゲームへの没入感が一層強まるとみている。また、来場
者と出展企業が会期中に商談を行える「ビジネスミーティングエリア」というコーナーがあるほか、海外企業と商談を行える「ゲ
ームコンテンツ商談会」も開催される。他社との提携や既存コンテンツの海外展開が決定する可能性も高く、企業によっては今後
の業績の拡大につながることから、展示と併せて注目している。
■VR/AR 関連銘柄(岡三証券)
ジャンル
コード 銘柄
一般
スマホ
ロマンス
VR
AI
ソリューション
クラウド
出展内容とイベント
9468 カドカワ
人気声優やアーティストなどを招き、ステージイベントを開催
9697 カプコン
「バイオハザード7」や「モンスターハンターストーリーズ」などの体験
3632 グリー
最新ゲーム紹介のほか、VR試遊など
9766 コナミHD
「実況パワフルプロ野球」など人気タイトルの展示と試遊
3635 コーエーテクモHD
「戦国無双~真田丸」や「ベルセルク無双」の試遊など
9684 スクウェア・エニックスHD
「ファイナルファンタジーXV」の試遊や人気タイトルの展示
6460 セガサミーHD
「ペルソナ5」や「龍が如く6 命の詩。」など注目タイトルの試遊や展示など
6758 ソニー
PlayStation®VRが今年も登場。ステージイベントも予定
7832 バンダイナムコHD
人気ゲームの展示など。来年春発売予定の「鉄拳7」はPlayStation®VR対応予定
3932 アカツキ
配信予定の青春体験型野球ゲームを展示。テーマは「青春×女子高生×高校野球」
3834 朝日ネット
大学の授業やイベントで稼働中のライブアクション・アンケートアプリ「respon」が参戦
3793 ドリコム
)競走馬育成シミュレーションゲーム新作「ダービースタリオンマスターズ」の体験
3639 ボルテージ
「恋愛ドラマアプリ」を現実で味わえる「恋アプ」体験コーナーを設置
4763 クリーク&リバー社
アイデアレンズ社のVRヘッドマウントディスプレイ「K2」と関連ソリューションの紹介
7752 リコー
360度カメラ「RICOH THEATA(リコー・シータ)」を体験できるブースを設置
6871 日本マイクロニクス
おしゃべりボット・女子高生AIりんなの紹介やトークイベントなど
6916 アイ・オー・データ機器
超解像技術「ギガクリア・エンジンⅡ」搭載ディスプレイなどを紹介
2489 アドウェイズ
広告配信サービス「AppDriver」やアプリ事前予約サービス「予約トップ10」などを紹介
3697 SHIFT
VRコンテンツQAサービスやVRプロダクト向け分析サービスの紹介
3698 CRI・ミドルウェア
ゲーム・アプリ・VR向け映像・音声ソリューション群「CRIWARE」を紹介
3907 シリコンスタジオ
スクウェア・エニックスHDのオンラインゲームや開発中のVRシューティングゲームを展示予定
3930 はてな
複雑なシステムを簡単に分かりやすく管理できる「Mackerel(マカレル)」を展示
出所:岡三証券
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信用需給動向
週刊相場観測誌
Market
展望
Vol. 184 Weekly
2016 09 12
カテゴリー考察-信用需給動向
Market Data
信用倍率は 3 年 7 ヶ月ぶりに 3 倍下回る
信用残高 金額ベース 単位:百万円
2 日申し込み時点の 2 市場信用残高は、
買い残高が 1019
億円減の 2 兆 1509 億円、売り残高が 222 億円増の 7425
億円だった。買い残高が 3 週ぶりに減少、売り残高が 4
週連続で増加した。買い方の信用評価損益率は-15.50%
から-13.84%に改善、売り方の評価損益率は+0.13%から
-1.45%と、3 週ぶりにマイナスとなっている。信用倍率
(買い残高÷売り残高)は 3.13 倍から 2.90 倍に低下し
ている。信用倍率が 3 倍台を下回るのは、2013 年 2 月 1
日時点(2.82 倍)以来、3 年 7 ヶ月ぶりとなる。
この週(8 月 29 日-9 月 2 日)の日経平均株価は前週末
比 564.97 円高の 16925.68 円だった。ジャクソンホール
での FRB 高官による発言や ADP 雇用統計の上振れ等を背
信用倍率(倍)
景に米利上げ観測が高まり、ドル高・円安基調から景気
敏感株に資金が移る動きが強まった。
個別では損保 JPNK<8630>の信用倍率が 0.33 倍から
0.05 倍となった。長期金利の上昇から収益改善期待が高
まるなか、
「保険」セクターへの物色がみられていた。ユ
ニー・ファミマ<8028>の信用倍率は 0.20 倍から 0.05 倍
となった。指数組入れに絡んだヘッジ対応の売買による
影響。
取組みが改善した銘柄
コード
市場
銘柄
9/9終値
(円)
信用買残
(9/2:株)
信用売残
(9/2:株)
信用倍率
(9/2:倍)
8630
東証1部 損保JPNK
3,185.0
74,000
1,406,800
0.05
8028
東証1部 ユニー・ファミマ
6,800.0
128,600
2,761,500
4004
東証1部 昭電工
1,328.0
649,900
1,065,700
6367
東証1部 ダイキン
9,494.0
147,000
306,300
0.48
4528
東証1部 小野薬
2,665.0
9,591,700
3,509,300
2.73
1332
東証1部 日 水
446.0
5,951,300
21,177,000
0.28
2131
東証1部 アコーディア
1,064.0
2,627,700
1,913,500
8570
東証1部 イオンFS
1,867.0
750,100
1,068,900
7270
東証1部 富士重
4,066.0
1,726,900
6981
東証1部 村田製
13,190.0
569,900
8306
東証1部 三菱UFJ
546.2
8411
東証1部 みずほ
180.1
8316
東証1部 三井住友
3,592.0
8750
東証1部 第一生命
1,439.5
9501
東証1部 東電力HD
431.0
信用買残
(8/26:株)
信用売残
(8/26:株)
信用倍率
(8/26:倍)
105,900
322,100
0.33
0.05
690,600
3,425,100
0.20
0.61
1,094,200
528,900
2.07
271,200
174,300
1.56
9,078,200
1,037,200
8.75
4,588,800
5,456,600
0.84
1.37
2,582,800
630,900
4.09
0.70
398,500
197,800
2.01
980,200
1.76
3,124,400
628,700
4.97
343,300
1.66
753,500
179,800
4.19
35,388,400
16,888,000
2.10
48,783,000
9,744,200
5.01
120,427,400
31,430,900
3.83
151,202,900
17,260,000
8.76
4,989,500
1,370,400
3.64
6,623,700
800,000
8.28
1,367,400
1,108,500
1.23
2,013,000
720,900
2.79
34,524,000
8,526,100
4.05
35,014,400
4,308,200
8.13
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連載コラム
週刊相場観測誌
Market
展望
Vol. 184 Weekly
2016 09 12
連載コラム
コラム:THAAD 配備に揺れる韓国ウォン
米最新鋭ミサイル防衛システム「THAAD」の在韓米軍への
配備が 7 月に決定し、韓国の与党セヌリ党は 8 月 30 日、公式
現時点では THAAD 配備について態度を保留していますが、
いずれ承認するでしょう。
に承認しました。同システムは北朝鮮だけでなく中国やロシア
の奥地のミサイル基地もカバーできるため、特に中国はこの
一方、東アジア地域で覇権を強める中国は、「朝鮮半島の平
決定を強く非難しており、中韓関係は悪化が見込まれます。中
和維持」を建て前とした米国による監視だとして、韓国の
国への輸出依存度の高い韓国経済は低迷し、通貨ウォンは長
THAAD 配備に苛立ちを募らせています。足元でみられる中国
期的な下落トレンドに向かうかもしれません。
国内での「韓流スター」の活動制限にとどまらず、両国間の貿
易縮小などの報復が見込まれます。韓国からの自動車や電
親中路線だった朴槿恵政権が安全保障で米国との関係強化
気・電子製品などの輸出先は金額ベースで中国が 4 分の 1 を
に比重を移したのは、今年 4 月 13 日に行われた議会選挙(4
占め突出しています。対中輸出が先細りとなれば足元で持ち
年に 1 度)がきっかけでした。300 議席中 146 議席を占めてい
直してきた韓国経済にとっては大きな打撃となり、資本流出に
た与党セヌリ党は 122 議席に勢力を縮小。一方、野党は「共に
よるウォン安を誘発するとみられます。ウォン安は輸出には
民主党」が 102 議席から 123 議席、国民の党が 20 議席から 38
有利ですが、反面、燃料などの輸入には不利に働き、企業業
議席に増え、与党優勢という選挙前の予想を覆しています。与
績の悪化につながります。そうなれば、韓国経済の先行き不
党惨敗の最大の要因は、現政権による経済政策でした。特
透明感からさらにウォン安が進むでしょう。
に、全体の失業率が 4%に満たないなか、15-30 歳の若年層
の失業率が 10%前後と高水準に達し、リーマンショックと並ぶ
ほど雇用情勢は悪化しています。
9 月 4-5 日の中国・杭州 20 カ国・地域(G20)首脳会議の中で
行われた習近平国家主席と朴槿恵大統領による中韓首脳会
談で、習氏は韓国を「親しい隣国」と持ち上げる一方、THAAD
また、中国経済の減速のほか安全保障も、あえて親米路線
配備に反対の姿勢を示しました。配備の正式決定後、初の首
を強めている背景と思われます。もともと韓国の野党は北朝
脳会談で中国側は警告を発したと受け取れます。これに対し、
鮮に対して同情的で、安全保障については「弱腰」との批判か
朴氏は両国関係を進展させる「確固とした意志がある」と応じ
ら選挙では伸び悩んでいた経緯があります。しかし、今年に
るのが精一杯でした。韓国が日本とドルなどを融通し合う通貨
なって北朝鮮の核の脅威や THAAD 配備の必要性を訴え、保
スワップ協定を最近になって復活させたことは、米国シフトへ
守層の支持を得たことで 4 月の議会選では大躍進を遂げまし
の備えでもあります。
た。「共に民主党」は従来の融和的な主張とのギャップから、
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今週のマーケットデータ
週刊相場観測誌
Market
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2
3
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2016 09 12
スケジュール
レーティング
投資主体別売買動向
資料編
今週のMarket Data
経済カレンダー
2-4
決算カレンダー
5
格上げ・買い推奨
6
格下げ・売り推奨
7
総括コメント
8
市場別データ
9
4
新規上場銘柄
結果とスケジュール
10
5
一目均衡表雲抜け銘柄
雲上抜け銘柄(東証 1 部)
11
雲下抜け銘柄(東証 1 部)
12
1
株式会社フィスコ
本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。
週刊相場観測誌
Market
展望
Vol. 184 Weekly
2016 09 12
経済カレンダー - 1
Market Data
9 月 12 日~9 月 16 日 ※全て日本時間で表示
日付
曜日
9月12日
月
時間
内容
08:50 機械受注(7月)
08:50 国内企業物価指数(8月)
11:00 中古車販売台数(8月)
15:00 工作機械受注(8月)
20:25 ブ・週次景気動向調査
21:00 印・消費者物価指数(8月)
政府観光局インバウンド旅行振興フォーラム開催(13日まで)
米・アトランタ連銀総裁が講演
米・ ミネアポリス連銀総裁が講演
米・ブレイナードFRB理事が講演
中・元建て新規貸出額(8月、15日までに)
中・マネーサプライ(8月、15日までに)
9月13日
火
08:50 法人企業景気予測調査(7-9月)
08:50 マネタリーサーベイ(7月、日本銀行)
10:00 営業毎旬報告(9月10日現在、日本銀行)
11:00 中・鉱工業生産指数(8月)
11:00 中・小売売上高(8月)
11:00 中・固定資産投資(8月)
16:00 ソニーのプレイステーションカンファレンス(国内販売戦略発表)
17:00 日本銀行が保有する国債の銘柄別残高
17:00 日本銀行による国庫短期証券の銘柄別買入額
17:30 英・消費者物価コア指数(8月)
17:30 英・生産者物価産出コア指数(8月)
18:00 独・ZEW期待調査(9月)
21:00 ブ・小売売上高(7月)
27:00 米・財政収支(8月)
決算発表 ツルハHD
米・国連総会(26日まで、ニューヨーク)
欧・ドラギECB総裁が「アルチーデ・デガスペリ」賞受賞
9月14日
水
07:45 NZ・経常収支(4-6月)
11:00 マンション発売(8月)
15:30 印・卸売物価指数(8月)
16:30 亜・タイ中央銀行が政策金利発表
17:30 英・失業率(8月)
17:30 英・ILO失業率(3カ月)(7月)
18:00 欧・鉱工業生産指数(7月)
20:00 米・MBA住宅ローン申請指数(先週)
21:30 米・輸入物価指数(8月)
デジタルアイデンティティが東証マザーズに新規上場(公開価格:1540円)
カナミックネットワークが東証マザーズに新規上場(公開価格:3000円)
串カツ田中が東証マザーズに新規上場(公開価格:3900円)
決算発表 アスクル
ブ・経済活動(7月、15日までに)
欧・決算発表 エルメス
2
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展望
Vol. 184 Weekly
2016 09 12
経済カレンダー - 2
Market Data
9 月 12 日~9 月 16 日 ※全て日本時間で表示
日付
曜日
9月15日
木
時間
内容
07:45 NZ・GDP速報(4-6月)
08:50 対外対内証券売買(先週)
10:00 東京ゲームショウ開幕(18日まで)
10:30 豪・失業率(8月)
15:00 欧・欧州新車販売台数(8月)
16:30 欧・スイス国立銀行(中央銀行)が政策金利発表
17:30 英・小売売上高指数(8月)
18:00 欧・貿易収支(7月)
20:00 英・イングランド銀行(英中央銀行)が政策金利発表、議事録公表
21:30 米・新規失業保険申請件数(先週)
21:30 米・経常収支(4-6月)
21:30 米・小売売上高(8月)
21:30 米・生産者物価コア指数(8月)
21:30 米・ニューヨーク連銀製造業景気指数(9月)
22:15 米・鉱工業生産指数(8月)
22:15 米・設備稼働率(8月)
22:45 米・消費者信頼感(先週)
23:00 米・企業在庫(7月)
米・決算発表 オラクル
中・株式市場は祝日のため休場
9月16日
金
17:00 業態別の日銀当座預金残高(8月)
19:30 露・ロシア中央銀行が政策金利発表
21:30 米・消費者物価コア指数(8月)
23:00 米・ミシガン大学消費者信頼感指数速報値(9月)
25:00 米・家計純資産(4-6月)
29:00 米・対米証券投資収支(7月)
ノムラシステムコーポレーションがジャスダックに新規上場(公開価格:960円)
スロバキア・欧首脳会議(英国を除く、ブラチスラバ)
中・株式市場は祝日のため休場
香港・株式市場は祝日のため休場
3
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Market
展望
Vol. 184 Weekly
2016 09 12
スケジュール
日米主要経済指標のポイント
■(日) 7-9 月期景況判断 BSI・大企業製造業
13 日(火)午前 8 時 50 分発表予定
(4-6 月期は-11.1) 参考となる 4-6 月期の数字は大企業製造業で-11.1 となり、2 期連続で悪化した。非製造業は-6.3 と
なり、2 期連続の悪化。全産業でも 2 期連続で悪化した。ただし、先行き 7-9 月期は大企業製造業で+7.0 だった。7-9 月期は全
産業ベースである程度改善するとの見方が多いようだが、企業設備投資は抑制されており、大幅な持ち直しは期待できない。
-------------------------------------------------------------------■(米)8 月小売売上高
15 日(木)午後 9 時 30 分発表予定
(予想は前月比-0.1%) 参考となる 7 月実績は前月比 0.0%となり、市場予想の+0.4%程度を下回った。コアの小売売上高(食
品サービス、自動車、燃料、建築材を除く)は横ばいだった。8 月については一般小売、電気製品などが持ち直す可能性がある
が、全体的にはまちまちの状態であるとみられており、やや弱含みとなる可能性がある。
-------------------------------------------------------------------■(米)8 月鉱工業生産
15 日(木)午後 10 時 15 分発表予定
(予想は前月比-0.2%) 参考となる 7 月実績は+0.7%だった。鉱業や公益事業が伸びた。8 月については鉱業の伸びが期待で
きるが、自動車・自動車部品の伸びは期待できないことや公益事業が伸び悩むと予想されており、全体的には前月比マイナスと
なる可能性がある。
-------------------------------------------------------------------■(米)8 月消費者物価コア指数
16 日(金)午後 9 時 30 分発表予定
(予想は前年比+2.3%) 参考となる 7 月実績は前年比+2.2%で市場予想と一致した。住宅と医療費は上昇した。8 月につい
ては帰属家賃の上昇は続くことから、インフレ率は 7 月実績と同水準かやや上回る可能性がある。
--------------------------------------------------------------------
4
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決算カレンダー
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Market
展望
Vol. 184 Weekly
2016 09 12
決算カレンダー
Market Data
※括弧内は決算説明会の予定日。なお、下記のカレンダーはあくまでも予定で企業の都合により変更される可能性があります。
日付
9月12日
9月12日
9月12日
9月12日
9月12日
9月12日
9月12日
9月12日
9月12日
9月12日
9月12日
9月12日
9月12日
9月12日
9月12日
9月12日
9月12日
9月12日
9月12日
9月13日
9月13日
9月13日
9月13日
9月13日
9月13日
9月13日
9月13日
9月13日
9月13日
9月13日
9月13日
9月13日
9月13日
9月13日
9月13日
9月13日
9月13日
9月13日
9月13日
9月13日
9月13日
9月13日
9月14日
9月14日
9月14日
9月14日
9月14日
9月14日
9月14日
9月14日
9月14日
9月14日
9月14日
9月14日
9月14日
9月14日
9月14日
9月14日
9月14日
9月14日
コード
1758
2830
2923
3159
3282
3320
3458
3770
3903
3921
4026
4358
4924
7614
7850
7856
7899
8967
9425
1840
2391
2929
3038
3195
3278
3361
3391
3418
3421
3539
3930
4287
6065
6091
6336
6630
7623
7968
8013
8077
8957
9637
1844
2315
2424
2678
3075
3234
3292
3455
3463
3468
3665
3931
4592
5218
6037
6192
7777
7827
銘柄
太洋基礎
アヲハタ
サトウ食品
丸善CHI
コンフォリア
クロスプラス
シーアールイー
ザッパラス
gumi
ネオジャパン
神島化
TYO
シーズHD
オーエムツー
総合商研
萩原工業
MICS化学
日本ロジ
日本テレホン
土屋HD
プラネット
ファーマフーズ
神戸物産
ジェネパ
ケネディレジ
トーエル
ツルハHD
バルニバーヒ
稲葉製作
JPNミート
はてな
ジャストプラ
サクセスHD
ウエスコHD
石井表記
ヤーマン
サンオータス
TASAKI
ナイガイ
小林産
東急RE
OS映
大盛工業
SJI
ブラス
アスクル
銚子丸
森ヒルズ
イオンリート
HCM
いちごホテ
スターアジア
エニグモ
バリュゴルフ
サンバイオ
オハラ
ファーストロジ
HyAS&Co.
3Dマトリックス
オービス
上場部名
ジャスダックS
東証2部
東証2部
東証1部
東証REIT
東証2部
東証1部
東証1部
東証1部
マザーズ
東証2部
東証1部
東証1部
ジャスダックS
ジャスダックS
東証1部
ジャスダックS
東証REIT
ジャスダックS
東証2部
ジャスダックS
マザーズ
東証1部
マザーズ
東証REIT
東証1部
東証1部
マザーズ
東証1部
東証2部
マザーズ
ジャスダックS
東証1部
東証2部
東証2部
東証1部
ジャスダックS
東証1部
東証1部
東証1部
東証REIT
東証2部
東証2部
ジャスダックS
マザーズ
東証1部
ジャスダックS
東証REIT
東証REIT
東証REIT
東証REIT
東証REIT
マザーズ
マザーズ
マザーズ
東証1部
東証1部
マザーズ
ジャスダックG
ジャスダックS
時刻
日付
9月14日
9月14日
9月15日
コード
銘柄
8925 アルデプロ
9855 クロガネヤ
6721 ウインテスト
上場部名
東証2部
東証2部
東証2部
時刻
15:00
5
株式会社フィスコ
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Market
展望
Vol. 184 Weekly
2016 09 12
レーティング
格上げ・買い推奨
格上げ・買い推奨
※下記のレーティングや目標株価は証券各社が発表したもののうち、フィスコが把握したものを集計しています。
日付
9月5日
9月6日
証券会社
社名
レーティング
目標株価(円)
7453
良品計画
BUY新規
ドイツ
6448
ブラザー
HOLD→BUY格上げ
1200→2000
SMBC日興
7649
スギHD
3→2格上げ
5800→5300
ゴールドマン
2327
NSSOL
中立→買い格上げ
2200
4307
NRI
強い売り→売り格上げ
3350
4768
大塚商
売り→中立格上げ
ドイツ
6146
ディスコ
HOLD→BUY格上げ
9600→13000
みずほ
8316
三井住友
中立→買い格上げ
4100→4400
岡三
4186
応化工
強気新規
4000
5233
太平洋セメ
中立→強気格上げ
400
3471
三井不LP
2新規
8309
三住トラスト
3→2格上げ
1802
大林組
NEUTRAL→OUTPERFORM格上げ
4901
富士フイルム
OUTPERFORM新規
4700
7733
オリンパス
OUTPERFORM新規
4100
2468
フュートレック
B+新規
-
5976
ネツレン
B+新規
-
6465
ホシザキ
A新規
-
8306
三菱UFJ
買い新規
-
8308
りそなHD
買い新規
-
大和
9月7日
コード
UBS
CS
岩井コスモ
メリルリンチ
8316
三井住友
買い新規
三菱UFJ
4768
大塚商
NEUTRAL→OVERWEIGHT格上げ
大和
3085
アークランドS
2新規
東海東京
4768
大塚商
OUTPERFORM新規
9月8日
大和
8316
三井住友
3→2格上げ
9月9日
ドイツ
7974
任天堂
HOLD→BUY格上げ
岩井コスモ
6184
鎌倉新書
A新規
三菱UFJ
2502
アサヒ
OVERWEIGHT新規
6
24000
4600
312000
370→430
1300→1100
5750→5650
3700
5400
3300→4200
30000
4400
株式会社フィスコ
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展望
Vol. 184 Weekly
2016 09 12
レーティング
格下げ・売り推奨
格下げ・売り推奨
※下記のレーティングや目標株価は証券各社が発表したもののうち、フィスコが把握したものを集計しています。
日付
9月5日
9月6日
9月7日
9月8日
9月9日
証券会社
コード
社名
レーティング
目標株価(円)
SMBC日興
8334
群馬銀
1→2格下げ
500
ドイツ
3046
JIN
BUY→HOLD格下げ
4700
大和
3407
旭化成
2→3格下げ
UBS
8309
三住トラスト
BUY→NEUTRA格下げ
ゴールドマン
7203
トヨタ
買い→中立格下げ
5800→6400
CS
1803
清水建
OUTPERFORM→NEUTRAL格下げ
1300→1000
7752
リコー
UNDERPERFORM新規
SMBC日興
6965
ホトニクス
2→3格下げ
3100→2600
SMBC日興
4755
楽天
1→2格下げ
1400
三菱UFJ
9749
富士ソフト
OVERWEIGHT→NEUTRAL格下げ
東海東京
3436
SUMCO
OUTPERFORM→UNDERPERFORM格下げ
JPモルガン
6501
日立
OVERWEIGHT→NEUTRAL格下げ
-
6503
三菱電
OVERWEIGHT→NEUTRAL格下げ
-
2685
アダストリア
A→B格下げ
-
いちよし
7
430→370
800
2950→3000
970→610
株式会社フィスコ
本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。
-600
8
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2016/8/29
2016/8/22
2016/8/15
2016/8/8
事業法人
2016/8/1
2016/8/29
2016/8/22
2016/8/15
2016/8/8
2016/8/1
信託銀
2016/7/25
2016/7/19
2016/8/29
2016/8/22
2016/8/15
2016/8/8
2016/8/1
2016/7/25
2016/7/19
2016/7/11
2016/7/4
2016/6/27
2016/6/20
2016/6/13
2016/6/6
2016/5/30
2016/5/23
2016/5/16
2016/5/9
2016/5/2
2016/4/25
2016/4/18
外国人
2016/7/25
2016/7/19
2016/7/11
2016/7/4
2016/6/27
2016/6/20
2016/6/13
2016/6/6
2016/5/30
2016/5/23
2016/5/16
2016/5/9
2016/5/2
2016/4/25
2016/4/18
2016/4/11
2016/4/4
2016/3/28
2016/3/22
Vol. 184 Weekly
2016 09 12
2016/7/11
2016/7/4
2016/6/27
2016/6/20
2016/6/13
2016/6/6
2016/5/30
2016/5/23
2016/5/16
2016/5/9
2016/5/2
単位:億円
2016/4/25
-700
2016/4/18
-600
2016/4/11
-300
2016/4/4
-200
2016/4/11
-100
2016/3/28
単位:億円
2016/4/4
200
2016/3/14
-6000
2016/3/22
-3000
2016/3/14
0
2016/3/28
2016/8/29
2016/8/22
単位:億円
2016/3/22
2016/8/8
2016/8/15
2016/7/4
2016/7/11
2016/7/19
2016/7/25
2016/8/1
2016/8/8
2016/8/15
2016/8/22
2016/8/29
3000
2016/3/14
2016/8/29
2016/8/22
2016/8/15
投信
2016/8/1
2016/7/25
2016/7/19
2016/7/11
2016/7/4
2016/6/27
2016/6/20
生・損保
2016/8/8
2016/6/6
2016/6/13
2016/3/14
2016/3/22
2016/3/28
2016/4/4
2016/4/11
2016/4/18
2016/4/25
2016/5/2
2016/5/9
2016/5/16
2016/5/23
2016/5/30
2016/6/6
2016/6/13
2016/6/20
2016/6/27
個人
2016/8/1
2016/7/25
2016/7/11
2016/7/19
2016/7/4
2016/6/27
2016/6/20
2016/6/13
2016/5/30
2016/5/23
2016/5/16
2016/5/9
2016/5/2
2016/4/25
2016/4/18
2016/4/11
2016/4/4
2016/3/28
2016/3/22
2016/3/14
展望
2016/6/6
2016/5/30
2016/5/23
2016/5/16
2016/5/9
2016/5/2
2016/4/18
2016/4/25
2016/4/11
2016/4/4
2016/3/28
2016/3/22
2016/3/14
週刊相場観測誌
Market
投資主体別売買動向 - 1
総括コメント
外国人投資家は総合で買い越しに転じる
じた。また、個人投資家は 3435 億円と売り越しに転じた。
8 月第 5 週の投資主体別売買動向によると、外国人投資家は総合で 3919 億円と買い越しに転じた。現物については売り越しに転
その他、投信は 50 億円、事法は 426 億円、信託は 571 億円と買い越し継続となった。生・損保は 24 億円と買い越しに転じた。
都地銀は 329 億円と売り越しに転じた。自己は現物買いの、TOPIX 先物、225 先物売りで 917 億円と売り越しに転じた。この週の
裁定残は、ネットベースで 2393 億円増加の 2663 億円となった。なお、週間の騰落率は日経平均で 3.45%の上昇へ。
6000
単位:億円
2000
1000
4000
-1000
2000
-2000
0
-4000
-2000
-5000
-4000
-6000
2500
単位:億円
100
0
2000
1500
1000
-400
500
-500
0
-500
-1000
4000
単位:億円
1200
1000
3500
800
3000
600
2500
400
2000
200
1500
0
1000
-200
500
-400
-500
0
株式会社フィスコ
週刊相場観測誌
Market
展望
Vol. 184 Weekly
2016 09 12
投資主体別売買動向 - 2
市場別データ
単位:億円
日付
現
物
自己
個人
外国人
投信
事業法人
生・損保
都地銀
信託銀
16/05/23
1,229
▲1,104
▲705
▲293
802
▲118
▲87
158
16/05/30
▲116
349
▲1,462
▲250
1,150
▲172
▲94
512
16/06/06
▲4,946
295
2,236
▲205
871
78
▲9
1,489
16/06/13
▲1,965
1,934
▲2,208
563
3,533
15
50
213
16/06/20
▲1,397
355
▲1,301
238
261
15
27
1,251
16/06/27
▲2,536
▲119
105
606
20
▲605
▲167
2,283
16/07/04
▲1,908
1,692
▲1,749
▲372
442
▲297
▲76
1,526
16/07/11
2,756
▲4,990
3,512
▲463
124
▲611
▲161
▲57
16/07/19
312
387
▲1,262
▲147
88
▲181
▲71
660
16/07/25
222
▲988
788
▲355
76
▲308
16
506
16/08/01
▲424
2,238
▲4,587
▲27
705
23
▲12
1,726
16/08/08
434
▲2,114
484
▲33
231
▲164
▲12
1,205
16/08/15
▲682
767
▲1,667
▲276
865
▲193
▲52
1,080
16/08/22
▲2,917
187
1,714
▲378
730
▲136
▲65
653
16/08/29
2,711
▲3,204
▲642
229
450
2
▲176
700
単位:億円
日付
T
O
P
I
X
先
物
自己
個人
外国人
投信
事業法人
生・損保
都地銀
信託銀
16/05/23
▲259
▲3
65
198
3
48
1
▲161
16/05/30
690
▲1
480
▲370
▲6
▲115
▲19
▲706
16/06/06
3,789
11
▲2,728
367
25
▲560
15
▲942
16/06/13
2,610
6
▲1,874
▲261
▲0
▲288
17
▲300
16/06/20
1,002
24
▲588
88
77
62
5
▲601
16/06/27
1,319
87
▲1,448
▲174
50
372
11
▲400
16/07/04
2,480
▲57
▲88
▲922
▲0
▲20
▲25
▲1,373
16/07/11
▲2,530
63
2,479
▲37
3
▲103
▲35
101
16/07/19
▲571
76
509
▲138
▲2
▲53
79
108
16/07/25
▲262
▲39
▲630
61
▲0
171
409
320
16/08/01
1,808
163
▲1,421
▲185
4
60
▲413
▲171
16/08/08
130
29
▲364
202
▲1
44
▲97
142
16/08/15
518
▲29
▲152
▲197
▲0
21
79
▲175
16/08/22
▲191
▲41
68
219
▲2
26
▲54
34
16/08/29
▲1,391
▲76
1,233
108
▲1
131
2
193
単位:億円
日付
日
経
平
均
先
物
自己
個人
外国人
投信
事業法人
生・損保
都地銀
信託銀
16/05/23
▲802
▲20
1,238
▲436
▲19
▲10
151
▲44
16/05/30
689
24
▲433
▲224
30
▲10
▲69
▲18
16/06/06
1,640
▲61
▲1,752
▲189
▲17
206
▲19
232
16/06/13
925
257
▲1,531
487
11
0
▲30
▲163
16/06/20
10
7
2,497
▲1,583
▲91
2
▲214
▲386
16/06/27
516
▲447
▲964
732
▲74
▲112
410
141
16/07/04
1,232
507
▲182
▲1,001
34
0
▲385
▲296
16/07/11
▲488
▲663
2,822
▲998
▲20
▲543
175
▲28
16/07/19
346
0
1,757
▲1,817
▲23
▲79
79
▲285
16/07/25
965
314
▲34
▲1,297
11
▲13
150
▲86
16/08/01
▲42
5
▲840
708
30
95
70
▲95
16/08/08
846
▲255
▲196
▲141
▲1
▲52
▲15
▲126
16/08/15
706
138
▲476
▲676
▲2
76
▲67
78
16/08/22
3,645
54
▲4,625
345
5
0
136
397
16/08/29
▲2,237
▲155
3,328
▲287
▲23
▲109
▲155
▲322
9
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Market
※
展望
Vol. 184 Weekly
2016 09 12
新規上場銘柄
結果とスケジュール
データは直近の新規上場銘柄の結果とスケジュールを全て掲載しています。
証券会社によって取り扱いが異なりますので、お取引の際は各証券会社にご確認ください。
銘柄名
コード
市場
上場日
仮条件
(円)
ベイカレント・コンサルティング
6532
東M
9/2
2,100~2,360
公募株数
(株)
売出株数
(株)
50,000
公募価格
(円)
13,439,900
初値
(円)
2,100
1,963
主幹事
9/9終値
(円)
野村
1,651
事業内容: (1)戦略・ビジネスコンサルティング、(2)ITコンサルティング、(3)システムインテグレーション、を主たるサービスとした総合コンサルティングファーム
デジタルアイデンティティ
6533
事業内容:
カナミックネットワーク
東M
9/14
1,400~1,540
130,000
284,500
1,540
-
みずほ
-
運用型広告、SEOコンサルティング、クリエイティブサービスを主要サービスとするデジタルマーケティング事業、アプリの企画・開発・運営を行う
ライフテクノロジー事業
3939
東M
9/14
2,760~3,000
54,000
199,000
3,000
-
野村
-
250,000
166,800
3,900
-
大和
-
342,000
205,900
960
-
みずほ
-
事業内容: 医療・介護分野に特化したクラウドサービス事業及びそれに付随するサービス
串カツ田中
3547
東M
9/14
3,610~3,900
事業内容: 串カツ居酒屋「串カツ田中」の直営及びFC運営事業
ノムラシステムコーポレーション
3940
JQ S
9/16
920~960
事業内容: SAP ERPの導入コンサルティング及び保守サービス等のERPソリューション事業
バリューデザイン
3960
東M
9/26
1,860~2,040
268,000
25,000
-
- SMBC日興
-
200,000
-
-
大和
-
210,000
-
-
SBI
-
事業内容: サーバー管理型プリペイドカード、ギフトカードシステムの提供及び関連する機器、カード等の販売
シルバーエッグ・テクノロジー
3961
東M
9/27
850~900
320,000
事業内容: AI(人工知能)技術をベースにしたウェブマーケティングサービスの開発・提供
チェンジ
3962
事業内容:
シンクロ・フード
オークネット
9/27
1,080~1,200
280,000
モビリティ、IoTビッグデータ、クラウド、セキュリティなどのテクノロジーを活用したサービス及びIT人材育成のための研修の提供(NEW-ITトランス
フォーメーション事業)
3963
事業内容:
東M
東M
9/29
1,960~2,100
400,000
300,000
-
-
野村
-
主力サイトである「飲食店.COM」を中心とした飲食店出店・開業者及び飲食店運営者と、飲食店に関わる各事業者とを繋ぐメディアプラットフォー
ムの運営
3964
東1or2
9/30
-
0
0
-
-
野村
-
-
- SMBC日興
-
-
-
野村
-
みずほ
-
9/9上場取り消し インターネットを利用したオークションの主催および 運営等の情報流通支援サービス事業
G-FACTORY
3474
東M
9/30
-
150,000
69,000
事業内容: 飲食店等の店舗型サービスを展開する企業への経営サポートと飲食店「名代 宇奈とと」の運営
キャピタル・アセット・プランニング
3965
JQ S
10/7
-
160,000
0
事業内容: 金融機関等を対象としたシステムの開発、使用許諾(保守・運用含む)及びコンサルティング事業
KHネオケム
4189
東1or2
10/12
-
2,614,400
23,800,000
-
-
531,000
381,100
-
- SMBC日興
事業内容: 溶剤、可塑剤原料、冷凍機油原料等各種化学品の製造、販売
マーキュリアインベストメント
7190
東2
10/17
-
-
事業内容: ファンド運用事業、自己投資事業
10
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展望
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2016 09 12
一目均衡表雲抜け銘柄
雲上抜け銘柄(東証1 部)
雲上抜け銘柄(東証1部)
終値
(円)
先行スパンA 先行スパンB
(円)
(円)
コード
銘柄
終値
(円)
先行スパンA 先行スパンB
(円)
(円)
コード
銘柄
1414
ショーボンド
4645
4091.25
4552.5
1822
大豊建
548
510.5
532.5
1954
日工営
431
408
428.5
2281
プリマハム
348
301.5
344.5
2590
DYDO
5350
5292.5
5230
2897
日清食HD
6030
5822.5
5865
2922
なとり
1658
1641.25
1584
3159
丸善CHI
372
341.75
364
3387
クリレスHD
994
977.25
832.5
3655
ブレインパッド
938
691.25
843
4088
エア・ウォーター
1897
1738.5
1895
4097
高圧ガス
660
615.5
627.5
4203
住友ベーク
520
471.25
509.5
4507
塩野義薬
5055
4871
4799.5
4686
ジャストシステ
880
875.75
861
4751
サイバーエージ
5830
4987.5
5690
4850
ダウケミカル
5900
5527.5
5855
4928
ノエビアHD
3160
3101.25
3009
5013
ユシロ化
1400
1275.25
1395
5631
日製鋼所
5988
パイオラックス
6170
5922.5
6132.5
6029
アトラ
6054
リブセンス
488
358.5
483.5
6277
ホソカワミクロ
6460
セガサミーHD
1485
1177.5
1444
6619
WSCOPE
6859
エスペック
1346
1343.5
1313
6879
イマジカロボッ
7241
フタバ
516
490
508.5
7601
ポプラ
7825
ダンロップス
1007
893.75
973.5
7893
7908
KIMOTO
237
211.5
230.5
7981
8032
紙パル商
338
323
331.5
8058
三菱商事
2216
1883.5
8194
ライフコーポ
3070
2669.75
9006
京急
993
967.5
9081
神奈交
712
9130
共栄タ
191
9632
スバル興
409
9702
アイエスビー
797
9746
TKC
3040
9850
グルメ杵屋
1001
9993
ヤマザワ
1701
464
391
462
1141
1099
987
573
553.5
571
2008
1774
1348.5
606
410
561.5
552
501
516
プロネクサス
1095
1076.25
1033.5
タカラスタン
903
901.5
898
8041
OUGHD
256
233.5
254
2201
8142
トーホー
2305
2243.5
2294.5
3025
8934
サンフロンティア
1038
964.5
1032
982
9065
山九
600
558
592
692.5
653
9107
川崎船
165.5
186.5
9612
ラックランド
398
402.5
9675
741
793
2990.5
3022.5
1000.75
1674.25
271
213.75
266
1784
1570.5
1757
常磐興
155
150
153
9742
アイネス
1162
1068
1157.5
9759
NSD
1615
1614.75
1606
991.5
9900
サガミチェーン
1299
1237
1270.5
1693
9997
ベルーナ
635
581.5
632.5
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一目均衡表雲抜け銘柄
雲下抜け銘柄(東証1 部)
雲下抜け銘柄(東証1部)
コード
終値
(円)
銘柄
先行スパンA 先行スパンB
(円)
(円)
コード
銘柄
1964
中外炉
200
205.25
239.5
2309
シミックHD
2599
ジャパンF
1133
1135.5
1134.5
3101
東洋紡
3148
クリエイトSD
2263
2498.25
2300.5
3166
OCHI・HD
3402
東レ
973
984.5
1009
3436
SUMCO
4027
テイカ
528
533
529.5
4503
アステラス薬
5411
JFE
1566
1573.5
2157.5
5721
S・サイエンス
6113
アマダHD
1039
1074
1123.5
6272
レオン自機
6752
パナソニック
1047
1053.5
1326.5
7976
三菱鉛筆
8203
MrMax
315
320
370.5
8309
三住トラスト
8524
北洋銀行
8648
BAC
9543
静岡ガス
終値
(円)
先行スパンA 先行スパンB
(円)
(円)
1470
1479.25
1610
159
160
178
1012
1021.5
1162
821
878.25
1434.5
1578
1626.5
1754.5
38
38.25
44
667
694.25
679.5
4825
4952.5
5210
360
369.75
438
354
355.5
420.5
8630
損保JPNK
3185
3253.25
3664
1605
1608
1769.5
8766
東京海上
4039
4059.25
4407
756
763.25
819
9792
ニチイ学館
808
816
965
12
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場合は2,700円(税込み))の委託手数料をご負担いただきます。
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証金などの額を上回るおそれ(元本超過損リスク)があります。なお、商品毎に手数料等およびリスクは異なりますので、当該商
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