2016 年 3 月 17 日 シチズン時計株式会社 薄さ 1.00mm のムーブメントを搭載した世界最薄のエコ・ドライブウオッチ シチズンの光発電時計開発 40 周年を記念したフラッグシップモデル登場 「Eco-Drive One(エコ・ドライブ ワン)」 シチズン時計株式会社(本社:東京都西東京市、社長:戸倉敏夫)は、当社の光発電時計開発 40 周年 を記念したフラッグシップモデルとして、世界最薄※1 の光発電エコ・ドライブウオッチ※2「Eco-Drive One (エコ・ドライブ ワン)」を今秋、発売します。 搭載する新開発のムーブメントは、薄さわずか 1.00mm、ケース厚は 2.98mm と、どちらもアナログ式光 発電時計としては世界最薄を実現しました。さらにフラッグシップモデルにふさわしい高い完成度を目指 し、外装に堅牢な新素材を採用。「薄さ」とともに「強さ」「美しさの持続」という特長も兼ね備えました。 「Eco-Drive One(エコ・ドライブ ワン)」 ■発 売 日:2016 年秋 ■モ デ ル:4 モデル うち限定1モデル(世界限定 800 本) ■価 格:メーカー希望小売価格 300,000 円+税、700,000 円+税 シチズンの基幹技術である光発電エコ・ドライブは、定期的な電池交換不要のシチズン独自の光発電 技術として、「市民に愛され親しまれるものづくり」を通じて、世界の人々の暮らしに貢献するという企業 理念を体現しています。世界初のアナログ式光発電時計を開発してから40年という節目を迎えた今年、 「時計の本質は何か」ということに改めて向き合いました。 それは「正しい時間を刻み続ける精度、永続的な駆動、そして腕に纏ったときの美しさ」であり、その本 質的な価値を表現するため、美しく研ぎ澄まされた薄さを実現しました。1.00mm のムーブメントを内包し た世界最薄のエコ・ドライブウオッチ「Eco-Drive One(エコ・ドライブ ワン)」。驚きと身に着ける楽しさを 提案する時計です。 【主な特長】 ■世界最薄 1.00mm のムーブメントを実現 開発目標は従来比半分の薄さ 1.00 ㎜のムーブメント。世界最薄を 実現する為に、構成する、ほぼ全てのパーツを新規に開発。限られ たスペースに必要な部品を収めるため、部品の構造や加工そのも のを根本から見直すとともに、様々なシミュレーションを繰り返し、薄 型化に向けての新たな工夫を凝らしました。その研ぎ澄まされた薄 さによって、腕に纏ったときの美しさと心地よさが実感できます。 わずか 1.00mm のムーブメント。「Eco-Drive One」という名前には、その 1.00mm に込められた思いが 息づいています。 ■「薄さ」と「強さ」を両立する、新素材の採用 外装には、薄い構造でも堅牢な2つの新しい素材「バインダレス超硬合金」 「サーメット」を採用しました。キズや衝撃から時計を守ると同時に、時計の持 つ美しさをより長く持続させます。 バインダレス超硬合金※3 優れた硬さ、耐食性、耐酸化性を有した素材で、限定モデルのべゼルと裏ぶ たに採用。金型などに使用されることの多いバインダレス超硬合金ですが、鏡 面精度が高いという特性を活かし、今回初めて時計に採用しました。素材硬 度は、ステンレスの 10 倍以上となるビッカース硬度※4 2,100 以上です。 サーメット※5 「薄さ」と「強度」の相反する要素を満たす素材で、限定モデルのケースと、メ タルバンドモデルのべゼルに採用。チタンベースの硬い粒子で構成され、素 材硬度がビッカース硬度 1,500 を有する超硬合金で、金属の光沢が美しい仕上がりを実現しています。 シチズンは、光発電時計のパイオニアとして、これからも基幹技術であるエコ・ドライブに新たな価値を 加え、時計の未来を切りひらいていきます。 ◆シチズンの薄型化開発について シチズンの薄さへの挑戦は、1950 年代から始まり、1978 年に、アナログクオーツ時計(電池式)として当時世界最薄の ムーブメント厚 0.98 mm を搭載した“エクシード ゴールド”を発売。2002 年にはケース厚 4.25 mm、ムーブメント厚 1.91mm を光発電エコ・ドライブで実現した“STILETTO(スティレット)”を発売。このモデルは、今日までアナログ式光発電時計とし て世界最薄を誇ってきました。そして 2016 年、更なる改善を進め、ケースのみならずムーブメントも世界最薄を実現した 「Eco-Drive One(エコ・ドライブ ワン)」が登場します。 ◆シチズンの光発電開発について シチズンは 1976 年に世界で初めてアナログ式光発電時計を発売し、今年で 40 年を迎えます。 太陽光だけなく部屋のわずかな光でもエネルギーに変え、時計を動かし続けるシチズンの光 発電時計「エコ・ドライブ」は、より多機能に、より小さく、より薄く、より美しく、さまざ まな時計に進化し続けています。本フラッグシップモデル「Eco-Drive One」はシチズンのも つ最先端の光発電技術を体現したモデルです。 BASELWORLD2016 出展 Eco-Drive One スペシャルサイト http://citizen.jp/event2016/baselworld/index.html 【商品仕様】 商品名 商品番号 希望小売価格 Eco-Drive One (エコ・ドライブ ワン) 限定モデル (世界限定 800 本) AR5014-04E Eco-Drive One(エコ・ドライブ ワン) AR5000-50E AR5000-68A 700,000 円 +税 300,000 円 +税 ケース サーメット ベゼル/裏ぶた バインダレス超硬合金 サーメット バンド ワニ革 ステンレス(デュラテクトα) 文字板カラー ガラス ブラック 駆動時間 AR5004-59H ステンレス(デュラテクトα※6) ブラック シルバー サファイアガラス(99% クラリティ・コーティング※7) チャコールグレー フル充電時 10 ヶ月可動 時間精度 月差±15 秒 主な機能 光発電エコ・ドライブ ケース径/厚み 防水機能 径 38.25mm/厚 2.98mm(設計値) 日常生活用防水 ※1 世界最薄:アナログ式光発電腕時計として。2016 年 3 月当社調べ ※2 エコ・ドライブ:定期的な電池交換が不要の光発電時計で、シチズンの機能ブランドです。時計で初めて「エコマーク商品」に認定されました。 ※3 バインダレス超硬合金:主成分に「炭化タングステン」を用いて、結合剤にコバルトやニッケルを含まず、従来の超硬に対し硬度、耐食性、 耐酸化性に優れた超硬合金です。結合剤(バインダー)がない硬質相のみで形成されるためバインダレスと呼ばれます。 ※4 ビッカース硬度(Hv) :素材にダイヤモンド製の圧子を押し込むことで測定される、硬さを表す尺度の一つ。この試験方法は、極めて 硬い材料も測定でき、また試験用途も大変広く、他の硬さ試験の基準にも利用されています。 ※5 サーメット:Ceramics(セラミックス)と Metal(金属)からの造語です。金属の炭化物や窒化物など硬質化合物の粉末を金属の結合剤と混 合させて焼結した複合材料の呼称です。セラミックスの特性である耐熱性や耐摩耗性、金属の特性である靱性を兼ね備えています。一般的なセラ ミックスよりも金属光沢を持った色調表現が可能です。 ※6 デュラテクト:シチズン独自の硬化技術。ステンレスやチタニウムの金属表面硬度を高め、優れた耐摩耗性により、すりキズや小キズから時 計本体を守り、素材の輝きを長期間保つ技術の総称です。 デュラテクトα:デュラテクトの最高峰。表面硬度においてはステンレスの 10 倍以上で、ビッカーズ硬度は 2,000 以上となります。貴金属を含 まないので肌に優しいのも特徴です。 ※7 99%クラリティ・コーティング:サファイアガラスの表裏両面にシリコン加工物を多層構造コーティングすることにより光の反射を抑え、 (透 過率 99%)高い視認性を確保し時計の文字板を見やすくしました。またキズがつきにくく、表面には汚れを防ぐ撥水膜を施し、耐久性と防汚性を 向上させています。 ※2016 年 3 月発表日時点(当社調べ) ★商品のデザイン及び価格、発売日、スペックなどは、一部変更になる場合があります。 ★エコ・ドライブおよびデュラテクト、99% クラリティ・コーティングはシチズンホールディングス株式会社の登録商標または商標です。 <シチズン時計とは> シチズン時計は、部品から完成時計まで自社一貫製造するマニュファクチュールであり、世界 100 ヶ国以上でビジネスを展開しています。 1918 年の創業以来、 “Better Starts Now”「どんな時であろうと『今』をスタートだと考えて行 動する限り、私たちは絶えず何かをより良くしていけるのだ」という信念のもと、世界に先駆け て開発した光発電技術「エコ・ドライブ」や最先端の衛星電波時計など、常に時計の可能性を考 え、開発を重ねてきました。2016 年に光発電開発から 40 年を迎えたシチズン時計は、これから も時計の未来を切りひらいていきます。 <一般のお客様のお問い合わせ先> ●シチズン時計株式会社 お客様時計相談室 ℡:0120-78-4807 〔受付9:30~17:30/祝日を除く月~金〕 携帯電話・PHS からもご利用いただけます。
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