第116期 中間報告書

証券コード:7751
第116期 中間報告書
2016年1月1日 〜 2016年6月30日
株主の皆様へ
株主の皆様には、平素格別のご高配を賜り、厚
く御礼申し上げます。
平成28年熊本地震により被災された皆様に心か
らお見舞い申し上げます。被災地の一日も早い
復旧・復興をお祈り申し上げます。
さて、当社第116期中間期(2016年1月1日か
ら2016年6月30日まで)の概況につきましてご
報告申し上げます。
本 年 前 半の世 界 経 済を概 観しますと、 米 国の
経 済は個 人 消 費の増 加などを背 景に回復が続
き、欧州の経済もドイツを中心に緩やかな回復
基調で推移しました。一方、中国経済は減速が
続き、ロシアや東南アジアなどの新興国の経済
も厳しい状況が続きました。国内経済は、個人
消費に足踏み状況が見られるものの、全体とし
ては緩やかな回復基調が続きました。為替相場
は、米国の金利引き上げ観測の後退などの影響
により、対米ドル、対ユーロとも、前年同期と
比べ、急激かつ大幅な円高となりました。
このような状況の中、FPD露光装置やネットワー
クカメラの販売が順調に伸びた産業機器その他
ビジネスユニットは増収となりましたが、オフィ
スビジネスユニットおよびイメージングシステム
ビジネスユニットは、為替相場が大きくマイナス
に影響したことなどにより、それぞれ減収となり
ました。
1
Phase V 2016-2020年
P. 3
イメージングシステムビジネスユニット
P. 7
産業機器その他ビジネスユニット
P. 8
技術トピックス
P. 9
経営トピックス
P. 11
CSR・環境への取り組み
P. 12
連結貸借対照表・連結損益計算書
P. 13
株式の状況・株主インフォメーション
P. 14
株主の皆様におかれましては、今後とも一層の
ご支援、ご鞭撻を賜りますよう、お願い申し上
げます。
2016年8月
代表取締役会長 CEO
会社情報
P. 6
連結財務諸表
P. 5
TOPICS
連結決算のポイント
オフィスビジネスユニット
事 業の 状 況
当社グループは、本年、新たな5カ年経営計画
「グローバル優良企業グループ構想フェーズⅤ
(2016年~2020年)」をスタートさせました。
「戦略的大転換を果たし、新たなる成長に挑戦
する」を基本方針として、開発、生産、販売の
すべての面で革新を図るとともに、新規事業の
強化・拡大、将来事業の育成を加速してまいり
ます。英国のEU離脱問題に伴い欧州経済の一
層の不透明化が懸念されるなど、当社を取り巻
く経営環境は今後も楽観できない状況が続きま
すが、たゆまず「フェーズV」の施策を進め、
業績向上と企業価値向上に一層邁進してまいり
ます。
グローバル優良企業グループ構想
P. 1
グローバル優良企業
グループ構想
中間配当金につきましては、安定的な株主還元
の観点から、1株につき75円とさせていただき、
お支払い開始日を8月26日といたします。
株主の皆様へ
株 主の 皆 様へ
その結果、当中間期の連結売上高は1兆6,575
億円(前年同期比9.5%減)となり、また、連結
税引前当期純利益は1,268億円(同23.0%減)、
当社株主に帰属する連結当期純利益は814億円
(同20.3%減)となりました。
グローバル優良企業グループ構想
Phase V 2016 - 2020年
世界で親しまれ、
尊敬される、
真のエクセレントカンパニーをめざすキヤノン。
1996年からスタートした
「グローバル優良企業グループ構想」
を
Phase Ⅰ、
Ⅱ、
Ⅲ、
Ⅳと20年にわたって着実に推進してきました。
2016年はPhase Ⅴが始まる節目の年。
「戦略的大転換を果たし、
新たなる成長に挑戦する」
という基本方針を掲げ
7つの主要戦略を実行していきます。
1
2
3
原価率45%を実現する
新生産システムの確立
新規事業の強化拡大と
将来事業の創出
市場の変化をとらえた
全世界販売網の再構築
Phase V
7つの主要戦略
生産の国内回帰をさらに進め、設計、
現行事業の横展開による関連多角化
既存の販売組織を見直し、リアルと
調達、生産技術、製造技術が一体と
を強化し、新たな事業の創出・拡大を
ネットを融合させたオムニチャネル化
なった日本のマザー工場機能を強化
図ります。
また、商業印刷、
ネットワー
を強化するとともに、顧客基点で課題
するとともに、
ロボット化・自動化など
クカメラ、ライフサイエンスなど将来
を解決するソリューション・ビジネス
生産技術の高度化を進め、
トータルコ
有望な分野に経営資源を重点的に配
を強化・拡大します。
また、新興国の市
ストダウンを追求します。
分し、
M&Aも駆使して事業の早期拡
場開拓にも引き続き注力します。
大を図ります。
3
Phase II
Phase III
Phase IV
「全主力事業世界No.1」
を掲げて、
現行事業の強化、新規事業拡大な
規模の拡大を追求する経営方針の
1996 - 2000年
2001 - 2005年
「全体最適」
と
「利益優先」
への意識
2006 - 2010年
株 主の 皆 様へ
Phase I
2011 - 2015年
時代の潮流となった製品のデジタ
ど、
新たな成長への戦略を進める一
転換を図り、財務体質を強化する
ル化を一気に推進し、競争力強化
方で、
サプライチェーンマネジメント
とともに、積極的にM&Aも実施し
新や開発革新など、数々の経営革
に努めながら、全世界のグループ
の徹底やIT革新を実行しました。
ながら、将来の飛躍に向けた新た
新を始めました。
会社の体質改善を進めました。
グローバル優良企業
グループ構想
改革を図り、
キャッシュフロー経営
を徹底。事業の選択と集中、生産革
な成長エンジンとなる事業基盤の
再構築を進めました。
5
6
事 業の 状 況
4
7
地球儀を俯瞰して
職務を遂行する
グローバル人材の育成
新たなる成長の原点と
なるキヤノンスピリット
の再強化
自前主義を脱却し、国内外の大学・研
積極的にM&Aを実施して将来有望な
グローバル人材マネジメントシステム
キヤノン創業以来のDNAである
「進
究機関との共同・委託研究を推進する
事業の獲得を推し進め、
日米欧の三極
を構築し、世界規模で人材活用の最
取の気性」
と
「三自の精神」を再活性
など、外部の技術や知識を積極的に活
がそれぞれの事業を世界展開する体
適化を図るとともに、世界中から経営
化します。
用する研究開発体制を構築します。
制を完成させます。
連結財務諸表
世界のダイナミズムを
取り込む
世界三極体制の完成
TOPICS
オープンイノベーションに
よる研究開発力の強化
幹部候補を選抜し、国境を超えたキャ
リアローテーションを通じて人材育成
会社情報
を図ります。
4
連結決算のポイント
● 当中間期、世界経済は総じて緩やかな回復にとどまり、当社グループにとって引き続き厳しい事業環境となりま
した。全事業で新製品の拡販に努め、産業機器では大きく販売を伸ばしましたが、急激な円高の影響もあり、連
結売上高は前年同期比9.5%の減収となりました。
● 高付加価値製品へのシフトのほか、コストダウン、経費削減活動の推進により、収益性の改善に取り組みました
が、為替の影響もあり、当社株主に帰属する連結当期純利益は前年同期比20.3%の減益となりました。
売上高・損益の推移
年間
中間期
売上高(億円)
税引前純利益(億円)
当社株主に帰属する純利益(億円)
40,000
4,000
4,000
30,000
3,000
3,000
2,000
2,000
20,000
16,575
1,268
10,000
0
112
113
114
115
116
期
0
814
1,000
1,000
112
113
114
115
116
期
0
112
113
114
115
116
期
部門別売上高の構成
イメージングシステム
ビジネスユニット
オフィス
ビジネスユニット
31.5%
54.9%
売上高5,224億円
前年同期比増減率△12.2%
売上高9,107億円
前年同期比増減率△14.6%
オフィスビジネスユニット
オフィス向け複合機、
レーザー複合機、
レーザープリンター
デジタルプロダクションプリンティングシステム、
業務用高速・連帳プリンター
ワイドフォーマットプリンター、
ドキュメントソリューション
イメージングシステムビジネスユニット
レンズ交換式デジタルカメラ、
コンパクトデジタルカメラ
デジタルビデオカメラ、
デジタルシネマカメラ、交換レンズ
コンパクトフォトプリンター、
インクジェットプリンター
大判インクジェットプリンター、
業務用フォトプリンター
産業機器その他
ビジネスユニット
16.2%
売上高2,681億円
前年同期比増減率22.1%
イメージスキャナー、
マルチメディアプロジェクター、
放送機器、
電卓
合計
売上高1兆6,575億円
前年同期比増減率△9.5%
注. ‌各ビジネスユニットの連結売上高には、
ユニット間取引にかかる売上が含まれている
ため、総計100%となっておりません。
5
産業機器その他ビジネスユニット
半導体露光装置、
FPD露光装置、
デジタルラジオグラフィ、
眼科機器
真空薄膜形成装置、有機ELディスプレイ製造装置、
ダイボンダー
ネットワークカメラ、
ハンディターミナル
マイクロモーター、
ドキュメントスキャナー
オフィス向け複合機は、モノクロ機からカラー機へと需要
連結
売上高の推移(億円)
株 主の 皆 様へ
オフィスビジネスユニット
■中間期 ■年間
のシフトが更に進み、モノクロ機の販売台数が減少した
一方で、
「imageRUNNER ADVANCE C3300」シリーズ
ロダクションプリンティングシステムは、
「imagePRESS
C10000VP」
シリーズなどカラー機の販売が好調で、モノ
クロ機を合わせた全体でも前年同期の販売実績を上回り
ました。オセ社では、厳しい競争に苦戦した事業もありま
したが、高速カットシート・インクジェットプリンター
「Océ
ました。
レーザー複合機およびレーザープリンターの売上
は、市場低迷の影響により減少しました。
これらの結果、当ビジネスユニットの連結売上高は、前年
25,000
20,000
前年同期比
14.6%
15,000
9,107
10,000
事 業の 状 況
VarioPrint i300」の順調な受注など、明るい動きもあり
グローバル優良企業
グループ構想
など、カラー機の販売は堅調に推移しました。デジタルプ
30,000
5,000
0
112
113
114
115
116
期
同期比14.6%減となりました。
TOPICS
連結財務諸表
会社情報
*オプション装着時
imageRUNNER ADVANCE C3330F
Océ VarioPrint i300
6
イメージングシステムビジネスユニット
レンズ交換式デジタルカメラは、国内を含むアジアで厳し
連結
売上高の推移(億円)
■中間期 ■年間
い市場環境が続いたものの、欧米では緩やかな回復基調
となりました。
このような中、新発売のフラッグシップモデ
20,000
ル
「EOS-1D X Mark II」やハイアマチュアモデル
「EOS
80D」が好調に推移し、
レンズ交換式デジタルカメラの販
15,000
売台数は前年同期並みとなり、
また、高い市場シェアを維
持することができました。
コンパクトデジタルカメラは、
「プ
レミアムシリーズ」
は好調に推移しましたが、他のシリーズ
前年同期比
12.2%
10,000
を含めた売上は減少しました。インクジェットプリンター
は、新興国向け大容量インクモデルやA2対応のプロフェッ
5,224
5,000
ショナル向けフォトプリンター
「imagePROGRAF PRO1000」
など新たな顧客層をターゲットとした製品の販売に
注力し、市場縮小傾向の中、前年同期並みの販売台数を維
0
112
113
114
115
持しました。
また、大判インクジェットプリンターの販売台
数は前年同期を上回りました。
これらの結果、当ビジネスユニットの連結売上高は、前年
同期比12.2%減となりました。
EOS-1D X Mark II
7
imagePROGRAF PRO-1000
116
期
半導体露光装置は、メモリー向け設備投資の先送りなど
連結
売上高の推移(億円)
株 主の 皆 様へ
産業機器その他ビジネスユニット
■中間期 ■年間
の影響により、販売台数は減少しました。FPD露光装置
は、大型パネル向けの需要拡大に加え、モバイル機器向
により、販売は好調に推移しました。デジタルラジオグラ
フィを主力とする医療機器は、販売台数は増加したもの
の、競争激化による価格下落の影響から、売上は減少し
ました。ネットワークカメラは、市場の拡大に加え、
ライン
アップの拡充により売上は大きく伸長しました。キヤノン
の設備投資が活況で、売上が大幅に増加しました。
これらの結果、当ビジネスユニットの連結売上高は、前年
同期比22.1%増となりました。
前年同期比
22.1%
4,000
2,681
3,000
2,000
事 業の 状 況
トッキ株式会社の有機ELディスプレイ製造装置は、顧客
5,000
グローバル優良企業
グループ構想
けにパネルメーカー各社が活発な設備投資を行ったこと
6,000
1,000
0
112
113
114
115
116
期
TOPICS
連結財務諸表
会社情報
MPAsp-H800シリーズ
格納庫で航空機を見守るネットワークカメラ
8
技術トピックス
Canon EXPO 2015-16
Canon EXPO 2015 Paris
9
キヤノンは、2016年からグローバル優良企業グループ構
ニューヨーク展では、遺伝子検査装置やネットワークカメ
想フェーズV(2016年~2020年)をスタートさせました。
ラ、パリ展では、
キヤノングループに加わったオセ社、
アク
それに先がけ、2015年から16年にかけニューヨーク、パ
シス社、マイルストーンシステムズ社などの製品・技術が
リ、東 京、上 海 の 世 界 四 都 市でキヤノングル ープ の 将
注目されました。最後に開催された上海展では、現行製品
来に向けての技術やソリューションなど、未来像と新たな
から8K映像などの未来技術までが展示され、大盛況のう
価値を披露しました。
ちに幕を閉じました。
株 主の 皆 様へ
キヤノンが考える未来像
グローバル優良企業
グループ構想
事 業の 状 況
ナノインプリントリソグラフィ
UV硬化型プリンター
TOPICS
連結財務諸表
高感度ネットワークカメラ
(左:キヤノンのネットワークカメラ 右:肉眼)
8Kカメラ
「高感度ネットワークカメラ」から
「8Kカメラ」に至るまで
アや技術を融合することで、
これまでなかった新しい価値
キヤノンは技術イノベーションを起こすことで、世界中の
を生み出してきました。数々の技術的なハードルを乗り越
人々の暮らしをより豊かにしていきます。
会社情報
キヤノンは
「技術優先」を企業DNAに、さまざまなアイデ
えて実現した画期的な「ナノインプリントリソグラフィ」。
また、質感をプリンターで再現するために、
キヤノンとオセ
が一体となって開発している「UV硬化型プリンター」。
10
経営トピックス
「フェーズV」
5年間の発展に備え、
経営体制を一新
1月27日、御手洗冨士夫代表取締役会長兼社長CEOを代
ネマカメラ)
やMR(複合現実感)などの新規事業を世に出
表取締役会長CEO、真栄田雅也専務取締役を代表取締
したイノベーターであること、生産技術の強化とそれによ
役社長COOとする人事を発表しました。
キヤノンは2016
る雇用の確保を実現させたこと、などをあげました。
年からグローバル優良企業グループ構想フェーズVをス
フェーズVでは、新しいマネジメント体制のもと、既存事業
タートさせましたが、
これを機に、専任の社長COOを置く
の更なる成長を図る一方、商業印刷、
ネットワークカメラ、
とともに役員体制を一新し、経営と執行の役割を明確化
ナノインプリント、医療機器など新規事業を軸にB to Cの
することで、
マネジメント体制を強化しました。
領域に加えB to Bの領域へと事業を広げることで、再び
御手洗会長は、真栄田社長の選任理由として、デジタルカ
成長軌道へと展開をしていきます。
メラを急成長させ、厳しい環境下でもトップシェアを維持
し続けていること、CINEMA EOS SYSTEM(デジタルシ
11
株 主の 皆 様へ
CSR・環境への取り組み
綴プロジェクト
「源氏物語図屏風」を平等院に寄贈 海外からの里帰りを実現
日本の貴重な文化財の中には、海外に渡った作品や国内に
います。
そこでキヤノンは、
2007年に特定非営利活動法人
京都文化協会と共同で、
オリジナルの文化財保存と高精細
複製品の活用を目的とした社会貢献活動
「綴プロジェクト」
を立ち上げました。
グローバル優良企業
グループ構想
あっても鑑賞の機会が限られている作品が数多く存在して
3月、
その第9期作品として、米国・メトロポリタン美術館が
事 業の 状 況
所蔵する安土桃山時代に活躍した土佐光吉筆の
「源氏物
語図屏風」
をとりあげ、
キヤノンの入出力技術を活用して高
精細複製品を制作し、源氏物語ゆかりの地である京都・宇
治市の平等院に寄贈しました。
キヤノンはこれからも文化財の保護に貢献していきます。
キヤノンのグループ会社であるキヤノンヨーロッパは、
世界
TOPICS
The Circulars 2016で最優秀賞を受賞
(People’s Choice Award部門)
経済フォーラムのYoung Global Leadersがアクセンチュ
連結財務諸表
アの協力のもと年に1度実施する表彰制度The Circulars
2016において、
グループで取り組んでいる
「トナーカート
リッジリサイクルプログラム」が評価され、日系企業で初
めて最優秀賞を受賞(People’s Choice Award部門)
しま
した。
キヤノンでは、循環型社会の実現に向け、業界に先駆けて
会社情報
1990年に
「トナーカートリッジリサイクルプログラム」
を開
始し、現在では世界24の国と地域で回収プログラムを実施
しています。
12
連結貸借対照表・連結損益計算書 (米国会計基準に基づき作成)
連結貸借対照表 2016年6月30日現在
資産の部
科目
流動資産
現金及び現金同等物
短期投資
売上債権
たな卸資産
前払費用及びその他の流動資産
固定資産
長期債権
投資
有形固定資産
無形固定資産
のれん
その他の資産
資産合計
連結損益計算書 2016年1月1日から2016年6月30日まで
(単位:百万円)
当中間期
1,772,624
569,180
22,387
468,200
479,262
233,595
2,842,199
27,419
719,675
1,158,529
208,270
420,648
307,658
4,614,823
前期
(ご参考)
2,057,179
633,613
20,651
588,001
501,895
313,019
2,370,594
29,476
67,862
1,219,652
241,208
478,943
333,453
4,427,773
負債及び純資産の部
科目
当中間期
前期
(ご参考)
流動負債
1,361,410
815,329
短期借入金及び1年以内に返済する長期債務
610,566
688
買入債務
285,259
278,255
未払法人税等
33,423
47,431
未払費用
264,751
317,653
その他の流動負債
167,411
171,302
固定負債
344,371
427,981
長期債務
710
881
未払退職及び年金費用
266,165
296,262
その他の固定負債
77,496
130,838
負債合計
1,705,781
1,243,310
契約債務及び偶発債務
株主資本
2,703,453
2,966,415
資本金
174,762
174,762
(発行可能株式総数)
(単位:株) (3,000,000,000) (3,000,000,000)
(発行済株式総数)
(単位:株)
(1,333,763,464) (1,333,763,464)
資本剰余金
401,385
401,358
利益剰余金
3,429,981
3,430,447
利益準備金
66,021
65,289
その他の利益剰余金
3,363,960
3,365,158
その他の包括利益
(損失)
累計額
△292,259
△29,742
自己株式
△1,010,416
△1,010,410
(自己株式数)
(単位:株)
(241,692,769) (241,690,840)
非支配持分
205,589
218,048
純資産合計
2,909,042
3,184,463
負債及び純資産合計
4,614,823
4,427,773
13
(単位:百万円)
科目
売上高
売上原価
売上総利益
営業費用
販売費及び一般管理費
研究開発費
計
当中間期
1,657,476
820,362
837,114
前中間期
(ご参考)
1,831,851
889,494
942,357
572,997
155,434
728,431
608,516
162,932
771,448
営業利益
営業外収益及び費用
受取利息及び配当金
支払利息
その他−純額
計
108,683
170,909
2,532
△521
16,059
18,070
3,273
△361
△9,305
△6,393
税引前中間純利益
法人税等
非支配持分控除前中間純利益
非支配持分帰属損益
当社株主に帰属する中間純利益
126,753
41,457
85,296
3,857
81,439
164,516
58,784
105,732
3,607
102,125
連結貸借対照表について
〈連結貸借対照表に関する注記〉
10,118百万円
1.
貸倒引当金
2.
有形固定資産の減価償却累計額
2,481,635百万円
3.
‌その他の包括利益
(損失)累計額には、為替換算調整額、未実現有価証券評価
損益、
金融派生商品損益、
年金債務調整額が含まれております。
6,440百万円
4.
銀行借入に対する保証債務
5. 連結子会社は327社、持分法適用関連会社は5社であります。
〈1株当たり情報に関する注記〉
  1株当たり株主資本
2,475.53円
連結損益計算書について
〈1株当たり情報に関する注記〉
  1株当たり当社株主に帰属する中間純利益
  基本的
  希薄化後
74.57円
74.57円
株 主の 皆 様へ
株式の状況・株主インフォメーション
株式の状況 2016年6月30日現在
発行可能株式総数 :3,000,000,000株
発 行 済 株 式 総 数 :1,333,763,464株
金融機関
29.8
外国法人等
25.0
(単位:%)
自己株式
18.1
個人その他
17.9
証券会社
6.3
その他国内法人
2.9
大株主
(10名)
株主名
持株数
(千株)
持株比率
(%)
5.8
日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(信託口)
51,313
4.7
第一生命保険株式会社
37,416
3.4
バークレイズ証券株式会社
30,000
2.7
株式会社みずほ銀行
22,558
2.1
モックスレイ・アンド・カンパニー・エルエルシー
21,767
2.0
ステート ストリート バンク ウェスト クライアント トリーティー 505234
17,466
1.6
損害保険ジャパン日本興亜株式会社
17,439
1.6
株式会社大林組
16,527
1.5
日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(信託口9)
15,509
1.4
TOPICS
63,726
事 業の 状 況
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)
グローバル優良企業
グループ構想
株 主 数 :336,076名(前期末比41,932名増)
所有者別の株式保有比率
注1. ‌持株比率は、
発行済株式総数から自己株式(241,692千株)
を控除して算出しております。
2. ‌第一生命保険株式会社は、上記のほかに、
当社株式6,180千株を退職給付信託にかかる信託財産として設定しております。
3. ‌株式会社みずほ銀行は、上記のほかに、
当社株式9,057千株を退職給付信託にかかる信託財産として設定しております。
連結財務諸表
株主インフォメーション
毎年1月1日から12月31日まで
定時株主総会
毎年3月
上記基準日
毎年12月31日
中間配当基準日
毎年6月30日
単元株式数
100株
証券コード
7751
上場証券取引所
東京・名古屋・福岡・札幌・ニューヨーク
株主名簿管理人
特別口座管理機関
東京都中央区八重洲一丁目2番1号
みずほ信託銀行株式会社
事務取扱場所
みずほ信託銀行株式会社 本店証券代行部
公告方法
電子公告(http://canon.jp/)
ただし、
事故その他やむを得ない事由によって
電子公告による公告をすることができない
場合は、
日本経済新聞に掲載いたします。
IRサイト
http://web.canon.jp/ir/
キヤノンの経営方針や決算・財務データ、IR
ライブラリなどがご覧いただけます。
会社情報
事業年度
14
株式事務手続き
⒈当社株式に関する以下の事務手続きにつきましては、
お取引の
証券会社等にお問い合わせください。
住所変更
氏名変更
相続
配当金
振込指定
単元未満株式の
買増・買取
株式異動状況等
証明発行
など
*
⒉特別口座 にて株式を管理されている場合の上記事務手続きおよ
び未払配当金の支払い、
支払明細等の発行に関する手続きにつき
ましては、
みずほ信託銀行にてお取扱いいたしますので、以下へ
ご照会ください。
ホームページ
電
話
郵便物送付先
みずほ信託銀行「株式に関するお手続き」
http://www.mizuho-tb.co.jp/daikou/index.html
0120-288-324(フリーダイヤル)
受付時間:平日9時~17時
〒168-8507 東京都杉並区和泉二丁目8番4号
みずほ信託銀行株式会社 証券代行部
*‌特別口座とは、
証券会社等の口座にて管理されていない株式の管理口座です。
特
別口座にて管理されている株式のご売却には、
証券会社等の口座へ振替手続きを
行う必要があります。
お手続きの詳細はみずほ信託銀行へお問い合わせください。
配当金を配当金領収証でお受取りの株主様へ
お受取り方法の詳細は、
配当金領収証の裏面をご覧ください。
より安全かつ迅速なお受取り方法として、
次の❶から❸までの
いずれかをおすすめいたします。詳細は、お取引の証券会社
等にお問い合わせください。
❶ 株主様が証券会社の口座で管理する当社株式を含む
全銘柄の配当金を、
当該証券会社の口座へご入金する
(株式数比例配分方式)
方法
❷ 株主様が保有する当社株式を含む全銘柄の配当金を、
同一の銀行預金口座へお振込する方法
(登録配当金受領口座方式)
❸ 当社株式の配当金を、銀行等の金融機関口座(ゆうちょ
銀行口座を含む)
へお振込する方法
(個別銘柄指定方式)
*特別口座にて株式を管理されている場合には、❶の方法をご利用いただく
ことはできません。
*❷の振込先口座として、
ゆうちょ銀行口座を選択することはできません。
当社カレンダーの進呈について
1単元(100株)以上の当社株式を3年以上ご所有いただいている株主様*に、
長期保有のお礼として、
当社制作のカレンダーを進呈させていただきます。
発送は12月上旬となる予定です。
*‌本年6月末日の株主名簿において100株以上のご所有の記録がある株主様で、
それ以前の3年間、
6月末日および12月末日の株主名簿に同一の株主番号にて100株以上ご所有の記録がある方
〒146-8501 東京都大田区下丸子三丁目30番2号
電話
(03)3758-2111(代表)
ホームページ
Canon Global
canon.jp
www.canon.com
表紙の風景
ひまわり畑
(北海道上川郡美瑛町)
撮影機種:EOS-1Ds Mark III
EF16-35mm F2.8L USM