Trend Micro Remote Manager

※ 注意事項
トレンドマイクロ(トレンドマイクロ株式会社およびその子会社を含みます)へのお客さま情報の送信について
(1)「Webレピュテーションサービス」
、
「フィッシング詐欺対策」
、
「ペアレンタルコントロール /URLフィルタリング」および「Trend ツールバー」等について
①トレンドマイクロでは、お客さまがアクセスしたWebページの安全性の確認のため、お客さまより受領した情報にもとづき、お客さまがアクセスするWebページのセキュリ
ティチェックを実施します。なお、お客さまがアクセスしたURLの情報等(ドメイン、IPアドレス等を含む )は、暗号化してトレンドマイクロのサーバに送信されます。サー
バに送信されたURL情報は、Webサイトの安全性の確認、および当該機能の改良の目的にのみ利用されます。
②当該機能を有効にしたうえで、Webページにアクセスした場合、以下の事象がおこることがありますのでご注意ください。
(a)お客さまがアクセスしたWebページのWebサーバ側の仕様が、お客さまが入力した情報等を URLのオプション情報として付加しWebサーバへ送信する仕様の場合、URLの
オプション情報にお客さまの入力した情報(ID、パスワード等)などを含んだURL がトレンドマイクロのサーバに送信され、当該Web ページのセキュリティチェックが実施さ
れます。
(b)お客さまがアクセスするWebページのセキュリティチェックを実施する仕様になっていることから、お客さまがアクセスするWebサーバ側の仕様によっては、URLのオプ
ション情報に含まれる内容により、お客さまの最初のリクエストと同様の処理が行われます。
③Webサイトのセキュリティ上の判定はトレンドマイクロの独自の基準により行われております。当該機能において判定されたWebサイトのアクセス可否の最終判断につきま
しては、お客さまにてお願いします。
(2) Trend Micro Smart Protection Network(
「スマートフィードバック」
、「ファイルレピュテーションサービス」
、「脅威情報の送信」および「ウイルストラッキング」等を含みます)
について
脅威に関する情報を収集、分析し保護を強化するために、お客さまのコンピュータに攻撃を試みる脅威に関連すると思われる情報を収集して、トレンドマイクロに送信するこ
とがあります。送信された情報はプログラムの安全性の判定や統計のために利用されます。また情報にお客さまの個人情報や機密情報等が意図せず含まれる可能性があります
が、トレンドマイクロがファイルに含まれる個人情報や機密情報自体を収集または利用することはありません。お客さまから収集された情報の取り扱いについての詳細は、
<http://jp.trendmicro.com/jp/about/privacy/spn/index.html>をご覧ください。
(3)「迷惑メール対策ツール」について
トレンドマイクロ製品の改良目的および迷惑メールの判定精度の向上のため、トレンドマイクロのサーバに該当メールを送信します。また、迷惑メールの削減、迷惑メールに
よる被害の抑制を目指している政府関係機関に対して迷惑メール本体を開示する場合があります。
(4)「E-mailレピュテーションサービス」について
スパムメールの判定のために、送信元のメールサーバの情報等をトレンドマイクロのサーバに送信します。
(5)「ユーザービヘイビアモニタリング」について
トレンドマイクロ製品の改良目的のために、お客さまがトレンドマイクロ製品をどのような設定にして利用しているのかがわかる設定の情報およびお客さまがトレンドマイク
ロ製品をどのように操作したのかがわかる操作履歴の情報を、匿名でトレンドマイクロのサーバに送信します。
(6)「製品使用情報の送信」について
お客さまへのサポートサービスの提供、製品の改良および統計的処理のために、ご利用製品のライセンス情報および製品の使用環境情報を、トレンドマイクロのサーバに送信
されることがあります。
輸出規制について
お客さまは、本製品およびそれらにおいて使用されている技術(以下「本ソフトウェア等」といいます)が、外国為替および外国貿易法、輸出貿易管理令、外国為替令および省
令、ならびに、米国輸出管理規則に基づく輸出規制の対象となる可能性があること、ならびにその他の国における輸出規制対象品目に該当している可能性があることを認識の上、
本ソフトウェア等を適正な政府の許可なくして、禁輸国もしくは貿易制裁国の企業、居住者、国民、または、取引禁止者、取引禁止企業に対して、輸出もしくは再輸出しないもの
とします。
お客さまは、2013年6月現在、米国により定められる禁輸国が、キューバ、イラン、北朝鮮、スーダン、シリアであること、禁輸国に関する情報が、以下のウェブサイトにおいて
検索可能であること、ならびに本ソフトウェア等に関連した米国輸出管理法令の違法行為に対して責任があることを認識の上、違法行為が行われないよう、適切な手段を講じるも
のとします。
http://www.treas.gov/offices/enforcement/ofac/
http://www.bis.doc.gov/complianceandenforcement/ListsToCheck.htm
また、お客さまが本ソフトウェア等を使用する場合、米国により現時点で輸出を禁止されている国の居住者もしくは国民ではないこと、および本ソフトウェア等を受け取ることが
禁止されていないことを認識し、お客さまは、本ソフトウェア等を、大量破壊を目的とした、核兵器、化学兵器、生物兵器、ミサイルの開発、設計、製造、生産を行うために使用
しないことに同意するものとします。
複数年契約について
•
•
•
お客さまが複数年契約(複数年分のサポート費用前払い)された場合でも、各製品のサポート期間については、当該契約期間によらず、製品ごとに設定されたサポート提供期
間が適用されます。
複数年契約は、当該契約期間中の製品のサポート提供を保証するものではなく、また製品のサポート提供期間が終了した場合のバージョンアップを保証するものではありませ
んのでご注意ください。
各製品のサポート提供期間は以下のWebサイトからご確認いただけます。
http://jp.trendmicro.com/jp/support/lifecycle/index.html
著作権について
本書に関する著作権は、トレンドマイクロ株式会社へ独占的に帰属します。トレンドマイクロ株式会社が事前に承諾している場合を除き、形態および手段を問わず、本書またはそ
の一部を複製することは禁じられています。本ドキュメントの作成にあたっては細心の注意を払っていますが、本書の記述に誤りや欠落があってもトレンドマイクロ株式会社はい
かなる責任も負わないものとします。本書およびその記述内容は予告なしに変更される場合があります。
商標について
TRENDMICRO、TREND MICRO、ウイルスバスター、ウイルスバスター On - Line Scan、PC-cillin、InterScan、INTERSCAN VIRUSWALL、ISVW、InterScanWebManager、ISWM、
InterScan Web Security Suite、IWSS、TRENDMICRO SERVERPROTECT、PortalProtect、Trend Micro Control Manager、Trend Micro MobileSecurity、VSAPI、
トレンドマイクロ・プレミアム・サポート・プログラム、License for Enterprise Information Security、LEISec、Trend Park、Trend Labs、InterScan Gateway Security Appliance、
Trend Micro Network VirusWall、Network VirusWall Enforcer、Trend Flex Security、LEAKPROOF、Trendプロテクト、Expert on Guard、InterScan Messaging Security Appliance、
InterScan Web Security Appliance、InterScan Messaging Hosted Security、DataDNA、Trend Micro Threat Management Solution、Trend Micro Threat Management Services、
Trend Micro Threat Management Agent、Trend Micro Threat Mitigator、Trend Micro Threat Discovery Appliance、Trend Micro USB Security、InterScan Web Security Virtual Appliance、
InterScan Messaging Security Virtual Appliance、Trend Micro Reliable Security License、TRSL、Trend Micro Smart Protection Network、Smart Protection Network、SPN、SMARTSCAN、
Trend Micro Kids Safety、Trend Micro Web Security、Trend Micro IM Security、Trend Micro Email Encryption、Trend Micro Email Encryption Client、Trend Micro Email Encryption Gateway、
Trend Micro Collaboration Security、Trend Micro Portable Security、Portable Security、Trend Micro Standard Web Security、トレンドマイクロ アグレッシブスキャナー、
Trend Micro Hosted Email Security、Hosted Email Security、Trend Micro Deep Security、ウイルスバスタークラウド、ウイルスバスター CLOUD、Smart Surfing、スマートスキャン、
Trend Micro Instant Security、Trend Micro Enterprise Security for Gateways、Enterprise Security for Gateways、Trend Micro Email Security Platform、Trend Smart Protection、
Vulnerability Management Services、Trend Micro Vulnerability Management Services、Trend Micro PCI Scanning Service、Trend Micro Titanium、Trend Micro Titanium AntiVirus Plus、
Smart Protection Server、Deep Security、Worry Free Remote Manager、ウイルスバスター ビジネスセキュリティサービス、HOUSECALL、SafeSync、
トレンドマイクロ オンラインストレージ SafeSync、Trend Micro InterScan WebManager SCC、Trend Micro NAS Security、Trend Micro Data Loss Prevention、
TREND MICRO ENDPOINT ENCRYPTION、Securing Your Journey to the Cloud、Trend Micro オンラインスキャン、Trend Micro Deep Security Anti Virus for VDI、
Trend Micro Deep Security Virtual Patch、Trend Micro Threat Discovery Software Appliance、SECURE CLOUD、Trend Micro VDIオプション、おまかせ不正請求クリーンナップサービス、
Trend Micro Deep Security あんしんパック、こどもーど、Deep Discovery、TCSE、おまかせインストール・バージョンアップ、トレンドマイクロ バッテリーエイド、
Trend Micro Safe Lock、トレンドマイクロ セーフバックアップ、Deep Discovery Advisor、Deep Discovery Inspector、Trend Micro Mobile App Reputation、あんしんブラウザ、
Jewelry Box、カスタム ディフェンス、InterScan Messaging Security Suite Plus、おもいでバックアップサービス、おまかせ!スマホお探しサポート、プライバシースキャナー、
保険 &デジタルライフサポート、およびLiveWedding は、トレンドマイクロ株式会社の登録商標です。
本書に記載されている各社の社名、製品名およびサービス名は、各社の商標または登録商標です。
Copyright © 2014 Trend Micro Incorporated. All rights reserved.
P/N: APEM06348/140313_JP(2014/04)
目次
○序文●
○序文● ........................................................................................................... 11
○トレンドマイクロについて● ............................................................. 12
○対象読者● ................................................................................................. 12
○文書規約● ................................................................................................. 12
第 1 章:概要
○トレンドマイクロ ○Remote Manager●● ....................................... 16
○機能● ........................................................................................................... 18
新機能 ............................................................................................................... 22
全体的なインフラストラクチャ ............................................................. 23
○サポート対象製品● ...............................................................................
○ウイルスバスター ビジネスセキュリティスイート● ......
Hosted Email Security .............................................................................
○サードパーティ製ツール● .........................................................
24
25
26
26
主な用語 ........................................................................................................... 31
第 2 章:導入
ブラウザの要件 ............................................................................................. 36
○信頼済みサイトへの○Trend Micro Remote Manager●コン
ソール URL の追加● .......................................................................... 36
Internet Explorer 9 を使用した SSL 証明書の取得 ...................... 37
Firefox を使用した SSL 証明書の取得 ........................................... 37
○プラットフォームへのアクセス● .................................................... 39
ユーザとの調整 ............................................................................................. 39
第 3 章:○Web コンソールについて●
○Web コンソールのバナー● ................................................................. 42
v
○Trend Micro Remote Manager 管理者ガイド●
○メインメニュー● .................................................................................... 43
ダッシュボードについて ........................................................................... 45
ダッシュボードのステータス画面 ................................................ 45
○タブとウィジェット● .................................................................. 46
製品/サービス情報 .............................................................................. 59
第 4 章:インフラストラクチャの準備
インフラストラクチャのインストールの概要 ................................. 78
○製品の追加● ............................................................................................. 79
ユーザの追加 ......................................................................................... 79
○○Trend Micro Remote Manager●へのトレンドマイクロ製品
の登録● .................................................................................................. 82
○サードパーティ製品と○Trend Micro Remote Manager●の統
合● ............................................................................................................ 91
第 5 章:○ユーザの管理●
ユーザ ............................................................................................................. 118
○新規ユーザの追加● ..................................................................... 118
アカウントの関連付け ..................................................................... 120
製品ライセンスの確認 ..................................................................... 121
製品/サービスの追加 ....................................................................... 122
連絡先 ..................................................................................................... 122
ユーザの削除 ....................................................................................... 124
○ユーザリストのフィルタ● ....................................................... 125
第 6 章:エージェントの管理
○○Remote Manager●コンソールからのエージェントの管理●
............................................................................................................................ 128
○エージェントとサーバ間の接続の確認● ............................ 128
エージェントのステータス ............................................................ 128
エージェントコマンドの送信 ....................................................... 130
エージェントの詳細の表示 ............................................................ 131
管理下のサーバからのエージェントの管理 .................................... 132
エージェントのステータスメッセージ ..................................... 132
管理下のサーバでのエージェント GUID の変更 .................. 132
vi
目次
エージェントの設定ツールの使用 .............................................. 133
エージェントの設定 ......................................................................... 134
エージェントの削除 .................................................................................. 137
ローカルでのエージェントの削除 .............................................. 137
第 7 章:○ライセンスの管理●
○シート割り当ての追加● .................................................................... 142
○ライセンスの更新● ............................................................................. 142
第 8 章:○設定の管理●
○通知の設定● ........................................................................................... 146
○コンソールの設定● ............................................................................. 147
○初期設定テンプレートの構成● ...................................................... 147
第 9 章:イベントの管理
イベントの管理 ........................................................................................... 152
イベントの表示 ........................................................................................... 154
イベントの種類 ........................................................................................... 155
大規模感染予防ステータスの詳細 .............................................. 155
ウイルス対策ステータスの詳細 ................................................... 157
○スパイウェア対策ステータスの詳細● ................................ 159
スパムメール対策ステータスの詳細 ......................................... 161
ネットワークウイルスステータスの詳細 ................................ 161
Web レピュテーションステータスの詳細 ................................ 162
挙動監視ステータスの詳細 ............................................................ 163
URL フィルタステータスの詳細 .................................................. 163
デバイス制御ステータスの詳細 ................................................... 164
スマートスキャン .............................................................................. 165
コンポーネントのアップデート ................................................... 165
ディスク使用率 ................................................................................... 166
第 10 章:レポート
レポートの概要 ........................................................................................... 170
vii
○Trend Micro Remote Manager 管理者ガイド●
レポートの作成 ........................................................................................... 171
レポートテンプレートの作成 ....................................................... 171
レポートの表示 ........................................................................................... 174
レポートの編集 ........................................................................................... 175
レポートのダウンロードと送信 ........................................................... 175
レポートの受信 ........................................................................................... 175
第 11 章:トラブルシューティングと既知の問題
○○Trend Micro Remote Manager●コンソールのトラブルシュー
ティング● .................................................................................................... 178
○アクセスに関する問題● ............................................................ 178
エージェントのインストール後にドメインツリーが表示され
ない ......................................................................................................... 178
ツリーのノードを展開できない ................................................... 179
ページを表示できない ..................................................................... 180
ダッシュボードに表示される情報が正しくない ................... 180
コマンドを配信できない ................................................................ 181
エージェントのステータスが正常でない ................................ 182
システムを変更した後に既存の GUID を使用するとエー
ジェントが正しく機能しない ....................................................... 182
○エージェントのトラブルシューティング● ............................... 183
○エージェントの問題● ................................................................ 183
サーバに接続できない ..................................................................... 185
リモートサーバに登録できない ................................................... 185
その他の問題のトラブルシューティング ........................................ 186
エージェント設定のバックアップと復元 ................................ 186
エージェントのビルド番号の確認 .............................................. 188
エージェントのデバッグログの有効化 ..................................... 188
エージェントのログと設定ファイルの場所 ............................ 189
○Hosted Email Security との接続の問題● ......................................... 189
既知のサーバの問題 .................................................................................. 190
既知のエージェントの問題 .................................................................... 193
よくある質問 ............................................................................................... 194
Web コンソールのよくある質問 .................................................. 194
viii
目次
Hosted Email Security のよくある質問 .......................................... 197
レポートのよくある質問 ................................................................ 198
第 12 章:サポート情報
製品サポート情報 ...................................................................................... 202
サポートサービスについて .................................................................... 202
製品 Q&A のご案内 ................................................................................... 203
セキュリティ情報 ...................................................................................... 203
脅威解析・サポートセンター TrendLabs (トレンドラボ) ............ 205
索引
索引 .................................................................................................................. 207
ix
はじめに
○序文●
○○Remote Manager●™管理者ガイドでは、プラットフォームの使用方法およ
び基本的なタスクの実行方法を詳細に説明します。●
○トピックの内容:●
•
12 ページの「○トレンドマイクロについて●」
•
12 ページの「○対象読者●」
•
12 ページの「○文書規約●」
11
○Trend Micro Remote Manager 管理者ガイド●
○トレンドマイクロについて●
○クラウドセキュリティ分野の世界的リーダーであるトレンドマイクロは、
企業および消費者がデジタル情報を安全にやり取りできるようように、イン
ターネットコンテンツセキュリティと脅威管理のソリューションを開発して
います。●○トレンドマイクロは 20 年以上にも及ぶ経験から、トップレベル
のクライアント、サーバ、およびクラウドベースのソリューションを提供し
ます。これにより、脅威をより迅速に停止し、物理環境、仮想環境、および
クラウド環境のデータを保護します。●
○新たな脅威や脆弱性が出現する限り、トレンドマイクロは、ユーザのデー
タ保護、コンプライアンス確保、コスト削減、およびビジネス健全性の保護
への取り組みを続けます。●○詳細については、以下を参照してください。
●
http://www.trendmicro.co.jp
○トレンドマイクロおよびトレンドマイクロの T ボールロゴは、トレンドマ
イクロ株式会社の商標であり、法的権限に登録されています。●○その他の
すべてのマークは各社の商標または登録商標です。●
○対象読者●
○○Trend Micro Remote Manager●管理者ガイドは、パートナーの全ユーザに対
する Trend Micro SMB 製品ポートフォリオ全体をいつでも、どこからでも監視
し、管理するためのプラットフォームを使用する、パートナーおよび Managed
Service Provider (MSP) を対象として書かれています。●
○文書規約●
○○Remote Manager●™管理者ガイドでは以下の規約を使用しています。●
12
○序文●
表 1. ○文書規約●
○規約●
説明
○すべて大文字●
○頭字語、略語、特定のコマンドおよびキーボードのキー
の名前●
○太字●
○メニューおよびメニューコマンド、コマンドボタン、タ
ブ、オプション●
○[ナビゲーション] > [パス]
●
○特定の画面にアクセスするためのナビゲーションパス
●
○たとえば、[ファイル] > [保存]は、インタフェース上で
[ファイル] をクリックし、次に [保存] をクリックするとい
う意味です。●
注意
ヒント
警告!
○設定上の注意●
○推奨事項または提案●
○重要な処理と設定オプション●
13
第1章
概要
このセクションでは次のトピックについて説明します。
•
16 ページの「○トレンドマイクロ™ ○Remote Manager●™●」
•
18 ページの「○機能●」
•
22 ページの「新機能」
•
23 ページの「全体的なインフラストラクチャ」
•
24 ページの「○サポート対象製品●」
•
31 ページの「主な用語」
15
○Trend Micro Remote Manager 管理者ガイド●
○トレンドマイクロ™ ○Remote Manager●™●
○トレンドマイクロ™ ○Remote Manager●™は、トレンドマイクロ Licensing
Management Platform™と並列に動作して、中小規模の企業に管理セキュリティ
サービスを提供する強力なコンソールです。●
○○Remote Manager●では、管理下の複数の製品およびサービスを使用して管
理下の複数のネットワークの状態を監視できます。販売店の管理者は、○
Trend Micro Remote Manager●を使用することで、ネットワークセキュリティの
重要項目を管理するコマンドを発行できます。●
○Remote Manager●は、販売店がアカウントを取得した各地域のトレンドマイ
クロのデータセンターサーバに配置されます。○販売店は、○Remote Manager
●を使用してユーザアカウントを発行し、ユーザネットワークを監視し、○
Remote Manager● Web コンソールを使用してセキュリティを管理します。●
○○Remote Manager●は、次の製品を監視します。●
•
○ウイルスバスター ビジネスセキュリティ™ (Client Server Suite の後継製
品) 7.x、8.x、9.0●
•
○ビジネスセキュリティ (Client Server Messaging Suite の後継製品) 7.x、8.x、
9.0●
•
○ウイルスバスター ビジネスセキュリティサービス 5.0、5.1、5.2、5.3、
5.3 SP1●
注意
○必要に応じて、ウイルスバスター ビジネスセキュリティおよびウイルス
バスター ビジネスセキュリティサービスをウイルスバスター ビジネスセ
キュリティと総称します。●
•
トレンドマイクロ ○Hosted Email Security™ 1.x●
注意
○本書では、ウイルスバスター ビジネスセキュリティ、ウイルスバスター
ビジネスセキュリティサービス、および Hosted Email Security を総称して、
「管理下の製品」や「管理下のサービス」と記述しています。●
16
概要
○○Remote Manager●の監視用ダッシュボードによって、販売店ではネット
ワークセキュリティの次の状況を調査できます。●
•
•
○ウイルスバスター ビジネスセキュリティ:●
•
ウイルス、ネットワークウイルス、およびスパイウェア/グレーウェ
アインシデント
•
スパムメールとフィッシングインシデント
•
許可されていないコンピュータの変更
•
大規模感染状態
•
セキュリティ製品のライセンスとアップデートステータス
•
○デスクトップ、サーバ、および Exchange サーバのディスク使用率
(ウイルスバスター ビジネスセキュリティのみ)●
•
主要なセキュリティインジケータ
Hosted Email Security:
•
○メールメッセージトラフィック●
•
○許可済みメールメッセージサイズ●
•
○脅威の概要●
•
○上位のスパムメール受信者●
•
○上位のウイルス受信者●
注意
○Hosted Email Security およびウイルスバスター ビジネスセキュリティの詳細に
ついては、これらの製品の各ドキュメントを●○http://www.docs.trendmicro.com
で参照してください。●
○○Remote Manager●では、ユーザネットワークが構造的に表示されます。販
売店はコマンドを発行し、ネットワークセキュリティの次の状況を監視でき
ます。●
•
コンポーネントのアップデートと、管理下のサーバのアップデート
17
○Trend Micro Remote Manager 管理者ガイド●
•
脆弱性診断
•
ダメージクリーンナップ
•
大規模感染への自動対応
•
○ファイアウォールとリアルタイム検索の設定●
•
手動検索
○さらに○Remote Manager●では、包括的なレポート生成機能をサポートして
おり、販売店では、個々の担当者に生成されたレポートを自動的に送付する
ことができます。●
○機能●
○○Trend Micro Remote Manager●には次の機能があります。●
○統合されたプラットフォーム●
○○Remote Manager●は、Trend Micro™ Licensing Management Platform と並列に
動作しながら、強力なインタフェースを提供します。●○○Remote Manager●
ポータルから次のことを実行できます。●
•
○アカウントの新規作成●
•
○個別アカウントのライセンス更新●
•
○シートの追加●
○○Remote Manager●では、管理下のサーバで実行されているエージェントと
通信することで、1 つのコンソールから複数の保護対象ネットワークを監視お
よび管理することもできます。●○さらに、○Remote Manager●では主要なセ
キュリティインジケータを基にしたイベントモニタリングも提供されていま
す。●
○ダッシュボードウィジェット●
○ダッシュボードページに表示できるウィジェットをカスタマイズします。
●○これらのウィジェットを使用すれば、ライセンスの更新やシートの追加
割り当てが必要かどうかを把握するとともに、最も多くの脅威にさらされて
いるユーザさえも特定できます。●
18
概要
○カスタマイズ可能な新規アカウントの設定●
○アカウント作成時には、新規アカウントで使用する基本的な初期設定をカ
スタマイズできます。または、保存された設定済みのテンプレートから設定
を選択することもできます。●
脅威のステータス
○○Remote Manager●の [イベント] 画面では、次のネットワークセキュリティ
項目についてステータスを参照できます。●
•
•
○ウイルスバスター ビジネスセキュリティ●
•
大規模感染予防
•
ウイルス対策
•
スパイウェア対策
•
Web レピュテーション
•
挙動監視
•
ネットワークウイルス
•
スパムメール対策
•
○URL フィルタ (バージョン 6.x 以上のみ)●
•
○デバイス制御 (バージョン 7.x および 8.0 のみ)●
ウイルスバスター ビジネスセキュリティサービス
•
大規模感染予防
•
ウイルス対策
•
スパイウェア対策
•
Web レピュテーション
•
挙動監視
•
ネットワークウイルス
•
URL フィルタ
19
○Trend Micro Remote Manager 管理者ガイド●
•
•
○デバイス制御 (バージョン 5.3 SP1 のみ)●
Hosted Email Security
•
メールメッセージ総数
•
許可済みメールメッセージサイズ
•
脅威の概要
•
上位のスパムメール受信者
•
上位のウイルス受信者
○○Remote Manager●では、これらの項目に関する統計などの詳細情報を参照
でき、感染したコンピュータ数や、ウイルス/不正プログラムの件数などが表
示されます。●販売店の管理者も、影響を受けるコンピュータや脅威の名前
などの詳細情報を確認できます。
システムステータス
○販売店の管理者は、次のようなシステム関連のネットワークセキュリティ
項目を○Remote Manager●の [イベント] 画面で確認できます。●
•
期限切れのクライアントデスクトップ
•
期限切れの Exchange Server
•
期限切れの管理下のサーバ
•
異常なシステムイベント
ライセンスのステータス
販売店の管理者は、次のようなライセンス関連の詳細情報を確認できます。
20
•
購入したシート数合計
•
使用中のシート数
•
有効期限が切れたライセンス (有効期限の終了日を含む)
•
有効期限がもうすぐ切れるライセンス (有効期限までの日数を含む)
概要
ネットワーク管理
○○Remote Manager●では、管理下のネットワークが構造的に表示されます。
販売店の管理者はコマンドを発行し、ネットワークセキュリティの次の重要
項目を監視できます。●
•
コンポーネントのアップデートと、管理下のサーバのアップデート
•
脆弱性診断
•
大規模感染への自動対応
•
ダメージクリーンナップ
•
○ファイアウォールとリアルタイム検索の設定●
•
手動検索
レポート
○○Remote Manager●では、セキュリティイベントの通知に加えて、レポート
を自動的に一定の間隔で生成して送信できます。●○レポートは、ユーザ、
製品、頻度、および内容に応じて、さまざまな形式で保存できます。●
○サードパーティ製ツールとの統合●
○サードパーティ製ツール (Autotask™、Kaseya™、ConnectWise™など) を使用し
たログ監視を有効にして、監視するタスクとプロセスを標準化します。●
○フィードバックの送信●
○トレンドマイクロは、ユーザにとって最も役に立つプラットフォームを提
供したいと考えています。●○しかしながら、弊社はどのようなサービスや
機能がお客様にとって必要なのかを把握しているとはいえません。●○この
目的を達成するために、○Remote Manager●ではお客様のフィードバックやご
提案を受け付けています。フィードバックを送信するには、バナーからアク
セスおよび表示可能な [フィードバックの送信] ボタンを使ってください。●
○フィードバックを受けることで、トレンドマイクロは最も多くのユーザに
役立つ機能を調査および判断できます。●
21
○Trend Micro Remote Manager 管理者ガイド●
新機能
○トレンドマイクロ™ ○Trend Micro Remote Manager●には、次の新機能と強化
点が含まれています。●
○機能/強化点●
詳細
○処理可能な通知●
○ウィジェットまたはメール通知のリンクをク
リックして、今すぐまたはできるだけ早く処理
する必要があるライセンスについて表示および
処理を行います。●
○レポートのカスタマイズ●
○受け取るレポートに関して、パートナーと
ユーザのニーズは異なります。●○正しい情報
が送られるように、新しい内容およびテンプ
レートを使用できます。●
○3 つの簡単な手順で新規ユーザを設
定●
○3 つの手順で初期設定のポリシーを設定し、新
しいユーザに展開します。●○その後、これら
のユーザに対して○Trend Micro Remote
Manager●から同じレベルの保護および監視が
行われます。●
注意
○この機能は Trend Micro
Licensing Management
Platform ユーザのみが対象で
す。●○詳細については、
Managed Service Provider また
はトレンドマイクロの代理店に
お問い合わせください。●
○初期設定テンプレートのカスタマイ
ズ●
注意
○この機能は Trend Micro
Licensing Management
Platform ユーザのみが対象で
す。●○詳細については、
Managed Service Provider また
はトレンドマイクロの代理店に
お問い合わせください。●
22
○ウイルスバスター ビジネスセキュリティサー
ビス設定用の異なるテンプレートを事前設定し
ます。●○これによって、ユーザ向けに異なる
サービスモデルを柔軟に適合させることができ
ます。●
概要
全体的なインフラストラクチャ
○○Trend Micro Remote Manager●は 3 つの基本的な要素で構成されています。
●
•
○販売店●
•
○トレンドマイクロのデータセンター●
•
○ユーザネットワーク●
図 1-1. ○Remote Manager の全体的なアーキテクチャ●
○販売店は○Remote Manager●コンソールを使用して、インターネット経由で
トレンドマイクロのデータセンター (現在様々な地域に配置) にアクセスしま
23
○Trend Micro Remote Manager 管理者ガイド●
す。●○販売店は何もインストールしなくても製品を使用できます。●○販
売店がユーザのアカウントを管理するには、○Remote Manager● Web コン
ソールでユーザを追加および設定しておく必要があります。●
○管理下のウイルスバスター ビジネスセキュリティサーバにそれぞれエー
ジェントをインストールすることで、○Remote Manager●サーバとの通信が可
能になります。●○ウイルスバスター ビジネスセキュリティサービスはトレ
ンドマイクロのデータセンターに配置されているため、エージェントをイン
ストールする必要はありません。●○その代わり、ウイルスバスター ビジネ
スセキュリティサービスは、ユーザごとに○Remote Manager●コンソールで登
録する必要があります。●
○○Remote Manager●エージェントは、○Remote Manager●コンソールからイ
ンストールでき、ユーザのネットワーク内にある管理下のウイルスバスター
ビジネスセキュリティサーバ上で実行されます。●エージェントは○Remote
Manager●サーバに情報を送信します。このサーバのデータには、インター
ネット接続を使用してコンソールから 24 時間年中無休でアクセスできます。
○サポート対象製品●
•
Trend Micro ビジネスセキュリティ
•
Worry-Free Business Security Advanced
•
ウイルスバスター ビジネスセキュリティサービス
•
Hosted Email Security
•
○CloudEdge●
注意
○必要に応じて、ウイルスバスター ビジネスセキュリティおよびウイルスバス
ター ビジネスセキュリティサービスをウイルスバスター ビジネスセキュリティ
と総称します。●
•
○サードパーティ製ツール●
•
24
Autotask™
概要
•
Kaseya™
•
ConnectWise™
○ウイルスバスター ビジネスセキュリティスイート●
○トレンドマイクロ™ ウイルスバスター ビジネスセキュリティ、ビジネスセ
キュリティ、およびウイルスバスター ビジネスセキュリティサービスは、中
小規模企業向けの総合的な集中管理型ソリューションです。●
○ウイルスバスター ビジネスセキュリティは、デスクトップやサーバに対し
てクライアント側のウイルス対策およびファイアウォール保護を提供しま
す。●○ビジネスセキュリティにもウイルスバスター ビジネスセキュリティ
と同じ機能が含まれていますが、ビジネスセキュリティは Microsoft™ Exchange
Server を実行するメールサーバに対してスパムメール対策とメール脅威ソ
リューションを提供します。●○ウイルスバスター ビジネスセキュリティに
はサーバ側コンポーネントが含まれており、中央からクライアントの保護を
監視および管理できます。●
○ウイルスバスター ビジネスセキュリティサービスは、ウイルスバスター ビ
ジネスセキュリティのほとんどの利点をカバーしています。●○さらにウイ
ルスバスター ビジネスセキュリティサービスはホステッドサービスであるた
め、任意の場所からセキュリティを一元管理でき、サーバの追加、インストー
ル、設定、または管理を行う必要はありません。●トレンドマイクロのセキュ
リティ技術者がこのサービスをサポートし、定期的にアップデートします。
注意
○ウイルスバスター ビジネスセキュリティおよびウイルスバスター ビジネスセ
キュリティサービスについては、各製品のドキュメントを参照してください。●
○○Trend Micro Remote Manager●は、トレンドマイクロのデータセンターにあ
るウイルスバスター ビジネスセキュリティのサーバまたはウイルスバスター
ビジネスセキュリティサービスのサーバで動作するエージェントと通信する
ことで、ウイルスバスター ビジネスセキュリティが保護するネットワークを
監視および管理します。●
25
○Trend Micro Remote Manager 管理者ガイド●
Hosted Email Security
○Trend Micro™ Hosted Email Security は、スパムメール、ウイルス、フィッシン
グなどのメールの脅威をネットワークに到達する前にブロックします。●○
ホステッドソリューションのため、ハードウェアおよびソフトウェアのイン
ストールやメンテナンスの必要はなく、IT スタッフの作業時間、ユーザの生
産性、帯域幅、メールサーバのストレージや CPU 使用率を節約できます。●
○さらに、トレンドマイクロの世界各地に拠点を置く専門家チームが、
HotFix、パッチ、アップデート、およびアプリケーションのチューニングを管
理しているため、ソリューションのパフォーマンスが継続的に最適化されま
す。●
注意
○Hosted Email Security の詳細については、●
○http://www.trendmicro.co.jp/download にあるドキュメントを参照してくださ
い。●
○○Trend Micro Remote Manager●は、トレンドマイクロのデータセンターにあ
る Hosted Email Security サーバと通信することで、Hosted Email Security が保護
するネットワークを監視および管理します。●
○サードパーティ製ツール●
○○Trend Micro Remote Manager●をサードパーティ製ツールと統合すること
で、よりセキュアなネットワーク環境を実現します。●○このようなツール
には次のものがあります。●
Autotask™
○○Remote Manager●は、Autotask システムに次のイベント通知を送信できま
す。●
•
○ウイルスバスター ビジネスセキュリティ●
•
26
エージェント (異常)
概要
•
•
大規模感染予防
•
ウイルス対策
•
スパイウェア対策
•
Web レピュテーション
•
挙動監視
•
ネットワークウイルス
•
スパムメール対策
•
期限切れの管理下のサーバ
•
異常なシステムイベント
•
ライセンスの有効期限切れ
•
URL フィルタ
•
デバイス制御
•
○ウイルスバスター ビジネスセキュリティサーバのシャットダウン
●
•
Exchange Server のシャットダウン
ウイルスバスター ビジネスセキュリティサービス
•
エージェント (異常)
•
大規模感染予防
•
ウイルス対策
•
スパイウェア対策
•
Web レピュテーション
•
挙動監視
•
ネットワークウイルス
•
期限切れの管理下のサーバ
27
○Trend Micro Remote Manager 管理者ガイド●
•
異常なシステムイベント
•
ライセンスの有効期限切れ
•
URL フィルタ
•
Exchange Server のシャットダウン
これらのイベントは、メール形式で Autotask に送信され、Autotask チケットに
変換されます。○これを実現するには、通知の受信者を○Remote Manager●コ
ンソールに追加し、いくつかのフィールドを Autotask のチケッティングシス
テムに追加する必要があります。●○詳細については、91 ページの「○
Autotask™の統合●」を参照してください。●
Kaseya™
○○Remote Manager●とウイルスバスター ビジネスセキュリティサービスは、
Kaseya システムにイベント通知を送信できます。●次のイベントを Kaseya に
送信できます。
•
28
○ウイルスバスター ビジネスセキュリティ●
•
エージェント (異常)
•
大規模感染予防
•
ウイルス対策
•
スパイウェア対策
•
Web レピュテーション
•
挙動監視
•
ネットワークウイルス
•
スパムメール対策
•
期限切れの管理下のサーバ
•
異常なシステムイベント
•
ライセンスの有効期限切れ
概要
•
•
URL フィルタ
•
デバイス制御
•
○Client Server Messaging/ウイルスバスター ビジネスセキュリティ
サーバのシャットダウン●
•
Exchange Server のシャットダウン
ウイルスバスター ビジネスセキュリティサービス
•
エージェント (異常)
•
大規模感染予防
•
ウイルス対策
•
スパイウェア対策
•
Web レピュテーション
•
挙動監視
•
ネットワークウイルス
•
期限切れの管理下のサーバ
•
異常なシステムイベント
•
ライセンスの有効期限切れ
•
URL フィルタ
•
Exchange Server のシャットダウン
これらのイベントは、メール形式で Kaseya に送信され、Kaseya チケットに変
換されます。○これを実現するには、通知の受信者を○Remote Manager●コン
ソールに追加し、いくつかのフィールドを Kaseya のチケッティングシステム
に合わせて作成する必要があります。●○詳細については、98 ページの「○
Kaseya™の統合●」を参照してください。●
29
○Trend Micro Remote Manager 管理者ガイド●
ConnectWise™
○○Remote Manager●とウイルスバスター ビジネスセキュリティサービスは、
ConnectWise システムにイベント通知を送信できます。●○次のイベントを
ConnectWise に送信できます。●
•
•
30
○ウイルスバスター ビジネスセキュリティ●
•
エージェント (異常)
•
大規模感染予防
•
ウイルス対策
•
スパイウェア対策
•
Web レピュテーション
•
挙動監視
•
ネットワークウイルス
•
スパムメール対策
•
期限切れの管理下のサーバ
•
異常なシステムイベント
•
ライセンスの有効期限切れ
•
URL フィルタ
•
デバイス制御
•
○Client Server Messaging/ウイルスバスター ビジネスセキュリティ
サーバのシャットダウン●
•
Exchange Server のシャットダウン
ウイルスバスター ビジネスセキュリティサービス
•
エージェント (異常)
•
大規模感染予防
概要
•
ウイルス対策
•
スパイウェア対策
•
Web レピュテーション
•
挙動監視
•
ネットワークウイルス
•
期限切れの管理下のサーバ
•
異常なシステムイベント
•
ライセンスの有効期限切れ
•
URL フィルタ
•
Exchange Server のシャットダウン
○これらのイベントは、メール形式で ConnectWise に送信され、ConnectWise
に記録されます。●○これを実現するには、通知の受信者を○Remote Manager
●コンソールに追加し、いくつかのフィールドを ConnectWise のチケッティン
グシステムに合わせて作成する必要があります。●○詳細については、105
ページの「○ConnectWise™の統合●」を参照してください。●
主な用語
○次の用語を理解しておくと、○Remote Manager●をより効率的に使用するこ
とができます。●
用語
エージェント
定義
○このプログラムはウイルスバスター ビジネスセキュリティ
サーバにインストールされ、○Remote Manager●によるウイル
スバスター ビジネスセキュリティの監視および管理を可能にし
ます。●
31
○Trend Micro Remote Manager 管理者ガイド●
用語
32
定義
診断
○監視対象のネットワークの状態を判定するために、ユーザネッ
トワークから収集されたデータに定期的に実行される各種
チェック。●○これらのチェックでは、診断インデックスという
主要なインジケータが使用されます。●
診断インデックス
セキュリティ診断の基準。販売店の管理者は、このインデックス
を個別にカスタマイズして、診断の間隔、範囲、および通知を制
御できます。
ビジネスセキュリ
ティクライアント
(CSA)
○ウイルスバスター ビジネスセキュリティサーバへレポートす
るエージェントです。●ビジネスセキュリティクライアントは
リアルタイムにイベントステータス情報を送信します。○レ
ポートするイベントには、脅威の検出、エージェントの起動、
エージェントのシャットダウン、検索開始、アップデートの完了
などがあります。●ビジネスセキュリティクライアントでは、リ
アルタイム検索、予約検索、手動検索の 3 つの検索がサポートさ
れています。○エージェントの検索設定は Web コンソールで指
定できます。●
ダッシュボード
○○Remote Manager●ではダッシュボードがメイン画面 ([ホー
ム] タブ) であり、Web コンソールとウィジェットを表示します。
●
検出
脅威の検出。検出はシステムの感染を意味せず、単純にコン
ピュータに不正プログラムが到達したことを表します。異なる
コンピュータで同じ脅威が検出されることは、大規模感染の兆候
と見なすことができます。
イベント
監視対象のドメインにおける特定の条件の成立。
感染
○脅威がコンピュータ内で不正行為を実行可能な状況。ウイル
ス対策の検索でウイルス/不正プログラムが検出され、その脅威
を駆除、削除、または隔離できない場合には、○Remote Manager
●は常に感染が発生したと見なします。●スパイウェア/グレー
ウェアは、コンピュータを再起動することなく完全に駆除できな
い場合、感染したと見なされます。
概要
用語
定義
Messaging Security
Agent (MSA)
○Microsoft Exchange Server に配置されるエージェントであ
り、Client Server Messaging およびビジネスセキュリティサーバ
にレポートします。●このエージェントは、ウイルス/不正プロ
グラム、トロイの木馬、ワーム、およびその他のメールから発生
する脅威に対してユーザを保護します。さらに、スパムメールブ
ロック、コンテンツフィルタ、および添付ファイルブロックを実
行できます。
販売店
○○Remote Manager●で、ユーザに直接セキュリティの監視お
よび管理サービスを提供する組織を指す一般用語。●
販売店の管理者
○○Remote Manager●を使用したサービス関連作業を実行す
る販売店側の管理者。●
トレンドマイクロの
データセンター
○○Remote Manager● (および Hosted Email Security) サーバ
を配置し、販売店の管理者にサポートを提供するトレンドマイク
ロの監視および管理センター。●
ビジネスセキュリ
ティサーバ
○ウイルスバスター ビジネスセキュリティサーバのコンピュー
タ。●
ウイルスアラート
○ユーザネットワークでウイルスの大規模感染に備えるように
トレンドラボ℠が宣言する警戒状態。トレンドラボは、各種トレ
ンドマイクロ製品に警告を発し、パターンファイルが用意される
までの間、IT 管理者が最前線での防御として実装可能な予防対策
を配信します。●
ウイルス大規模感染
ウイルスの脅威が異なるコンピュータやネットワークへ急速に
拡大すること。脅威の流行の度合いに応じて、大規模感染は内
部、地域的、世界的に分類されます。
33
第2章
導入
このセクションでは次のトピックについて説明します。
•
36 ページの「ブラウザの要件」
•
39 ページの「○プラットフォームへのアクセス●」
•
39 ページの「ユーザとの調整」
35
○Trend Micro Remote Manager 管理者ガイド●
ブラウザの要件
•
インターネットへの接続
•
○トレンドマイクロから提供された○Remote Manager●アカウント情報
●
•
○サポートされているブラウザ:●
•
○最新の Firefox™バージョン (推奨)●
•
○最新の Google™ Chrome™バージョン (推奨)●
•
○Internet Explorer™ 9.0●
○信頼済みサイトへの○Trend Micro Remote Manager●コ
ンソール URL の追加●
○Internet Explorer の信頼済みサイトのリストに○Remote Manager● Web コン
ソールの URL を追加して、すべてのコンソールの画面と機能に適切にアクセ
スできるようにします。●
手順
36
1.
Internet Explorer を開きます。
2.
○[ツール] > [インターネット オプション] > [セキュリティ] (タブ) の順に
クリックします。●
3.
[信頼済みサイト] ゾーンを選択します。
4.
[サイト] をクリックします。
5.
[この Web サイトをゾーンに追加する] にコンソールの URL を入力しま
す。
6.
[追加] をクリックします。
7.
[OK] をクリックします。
導入
Internet Explorer 9 を使用した SSL 証明書の取得
エージェントを使用するには、管理下のサーバ上のブラウザにトレンドマイ
クロから取得した SSL 証明書を追加します。
手順
1.
○Internet Explorer を開き、○Trend Micro Remote Manager●のサイトにアク
セスします (地域によって異なります)。●
2.
該当する地域をクリックします。
3.
アドレスバーの右にある鍵の形をしたアイコンをダブルクリックしま
す。
○Web サイトの識別メニューが表示されます。●
4.
[証明書の表示] をクリックします。
○[証明書] ウィンドウが開き、*.trendmicro.com に対して発行された証
明書が表示されます。●
5.
○[証明のパス] (タブ) > [GeoTrust] または [Equifax Secure Certificate
Authority] > [証明書の表示] の順に移動します。●
6.
[証明書の情報] を表示する [証明書] ウィンドウが開いたら、[詳細] タブを
クリックします。
7.
○[ファイルにコピー] > [次へ] の順に移動し、[DER encoded binary X.509
(.CER)] を選択します。●
8.
[次へ] をクリックして、証明書のパスとファイル名を入力します。
たとえば、wfrmcert.cer などとします。
9.
[次へ] > [完了] の順にクリックします。
Firefox を使用した SSL 証明書の取得
エージェントを使用するには、管理下のサーバ上のブラウザにトレンドマイ
クロから取得した SSL 証明書を追加します。
37
○Trend Micro Remote Manager 管理者ガイド●
手順
1.
○Firefox を開き、http://tmrm.trendmicro.com/にアクセスします。●
2.
該当する地域をクリックします。
3.
アドレスバーの左側の [trendmicro.com] をクリックします。
図 2-1. 強調表示された領域をクリック
○Web サイトの識別メニューが表示されます。●
4.
[詳細を表示] をクリックします。
○[証明書ビューア] ウィンドウが開き、*.trendmicro.com に対して発行
された証明書が表示されます。●
38
5.
[証明書の表示] をクリックします。
6.
[証明書の情報] を表示する [証明書] ウィンドウが開いたら、[詳細] タブを
クリックします。
導入
7.
[エクスポート] をクリックし、[X.509 Certificate (PEM)] を選択します。
8.
証明書のパスとファイル名を入力し、[保存] をクリックします。
たとえば、wfrmcert.pem などとします。
○プラットフォームへのアクセス●
○アカウントの種類および権限に関係なく、誰もが同じページからログイン
します。●○資格情報を入力し、[ログイン] をクリックするだけです。●○親
アカウントを持つユーザからログイン URL と資格情報を取得する必要があり
ます。●
○ユーザは表示する権限のない設定とオプションを表示できません。●
ユーザとの調整
○○Trend Micro Remote Manager●を使用してユーザのネットワークを監視お
よび管理することは、ユーザに多くの利点をもたらします。●ただし、他の
リモート管理作業と同様に、コンソールで行った操作は管理下のネットワー
クに大きな影響を与える場合があります。
サービスの提供を開始する前に、次のリモート管理および監視作業を実施す
ることについてユーザの同意を得てください。
•
ユーザネットワーク上にあるコンピュータのリストの参照
•
○ライセンスの更新またはライセンスへのシートの追加●
•
次のセキュリティ情報の参照:
•
ウイルス/不正プログラム、スパイウェア/グレーウェア、およびネッ
トワークウイルスの検出
•
感染コンピュータの名前と数
•
感染ファイルのファイル名
•
感染ファイルを受信したメールアドレス
39
○Trend Micro Remote Manager 管理者ガイド●
既知の脆弱性に対するパッチ情報
•
○ウイルスバスター ビジネスセキュリティおよび Hosted Email
Security のライセンスおよびシステム情報●
•
ユーザ組織内の個人に対する通知の送信
•
次の処理の実行:
•
40
•
•
セキュリティコンポーネントの配信
•
○脆弱性診断検索の開始●
•
ダメージクリーンナップサービスの開始
•
手動検索の開始と停止
•
○ウイルスバスター ビジネスセキュリティサーバの更新●
•
○大規模感染予防の開始と停止●
次の設定の指定:
•
大規模感染予防の自動配信
•
○リアルタイム検索の設定●
•
ファイアウォール設定
•
ロケーション認識
•
挙動監視
•
Web レピュテーション
•
URL フィルタ
•
○デバイス制御 (ウイルスバスター ビジネスセキュリティ 7.0 以上)
●
第3章
○Web コンソールについて●
○Web コンソールは監視および管理の根幹です。●○Web コンソールは次の
ものから構成されます。●
•
42 ページの「○Web コンソールのバナー●」
•
43 ページの「○メインメニュー●」
•
45 ページの「ダッシュボードについて」
41
○Trend Micro Remote Manager 管理者ガイド●
○Web コンソールのバナー●
○バナー領域では次のオプションが提供されます。●
•
○<アカウント名>:●○現在ログイン中のアカウントが表示されます。
●
•
○ログアウト:●○Web コンソールからログアウトします。●
•
○Licensing Management Platform:●○このリンクは、License Management
Platform のサイトと統合されている場合にのみ表示されます。●
•
○通知:●○処理が必要なイベントの数を示します。●
•
○新規ユーザ:●○このボタンをクリックして新規ユーザを追加します。
●
•
○検索バー:●○ユーザ情報を指定し、特定のユーザをすばやく見つけま
す。●
•
○エクスポートの利用状況:●○このボタンをクリックして、ライセンス
の利用状況を示すドキュメントをエクスポートします。●
•
○フィードバック:●○このボタンをクリックして、製品の利用状況や、
追加したいと思われる他の機能、現在の機能を有効活用する方法につい
て、価値あるフィードバックをトレンドマイクロに送信します。●
•
○ヘルプ:●
•
42
○ハウツービデオおよびベストプラクティス:●○ハウツービデオを
観られるページが開き、ベストプラクティスガイドへのリンクが提
供されます。●
○Web コンソールについて●
•
○目次と索引:●○○Trend Micro Remote Manager●オンラインヘルプ
が開きます。●
•
○管理者ガイド:●○管理者ガイドを PDF 形式でダウンロードし、表
示できます。●
•
○サポート情報:●○テクニカルサポートの Web ページが表示され
ます。このページから質問を提出したり、トレンドマイクロ製品に
関する一般的な質問に対する回答を得ることができます。●
•
○バージョン情報:●○製品の概要およびコンポーネントバージョン
の詳細を確認する手順が提供されます。●
•
○新機能:●○新機能に関する情報を入手できるページへのリンクで
す。●
○メインメニュー●
○メインメニューには、機能とオプションへの移動に使用できるボタンが表
示されます。●○ナビゲーションバーでクリックできるボタンは次のとおり
です。●
43
○Trend Micro Remote Manager 管理者ガイド●
44
○Web コンソールについて●
•
○ホーム:●○ホームページに移動します。ホームページではダッシュ
ボードとウィジェットが右側のパネルに表示されます。●
•
○ユーザ:●○ユーザのリストが表示されます。ここでは、ユーザを追加
したり、ユーザ設定に変更を加えたりできます。●
•
○レポート:●○レポートおよび、追加可能な新規レポートが表示されま
す。●
•
○管理:●○このページでは、通知やコンソールの設定、初期設定テンプ
レート、サードパーティ製ツールとの統合設定を変更できます。●
•
○登録情報の確認:●○アカウントが Licensing Management Platform と統合
されていない場合にのみ表示されます。●
ダッシュボードについて
○このセクションでは、タブ、ウィジェット、およびダッシュボードについ
て説明します。●
ダッシュボードのステータス画面
ダッシュボードは、監視対象ネットワークのステータスを確認するためのメ
イン画面です。ダッシュボードに一覧表示されるのは、ステータスが正常で
はない製品のみです○たとえば、ウイルスバスター ビジネスセキュリティ
サービスのライセンスがもうすぐ切れるユーザや、脅威の数が多すぎるユー
ザなどがここに表示されます。●
45
○Trend Micro Remote Manager 管理者ガイド●
○ダッシュボードにアクセスするには、互換性のあるブラウザを起動し、対
応する地域の○Trend Micro Remote Manager●サイトにログインします。●
図 3-1. ダッシュボードの [脅威のステータス] タブ
ダッシュボードのほとんどの項目は、問題を解決しやすいようにリンクされ
ています。項目 (グラフ、リンク、数) をクリックして問題を解決してくださ
い。実行できる機能の詳細については、59 ページの製品/サービス情報を参
照してください。
○タブとウィジェット●
○タブはウィジェットのコンテナとして機能します。●○[概要] 画面の各タ
ブには、最大で 20 個のウィジェットを保持できます。●○[概要] 画面自体で
は最大で 30 個のタブをサポートしています。●
○ウィジェットはダッシュボードのコアコンポーネントです。●○ウィ
ジェットでは、さまざまなセキュリティまたはライセンスに関するイベント
について、固有の情報が提供されます。●○ウィジェットの中には、特定の
タスクを実行できるものもあります。●
○ウィジェットに表示される情報には次のものがあります。●
46
•
○ウイルスバスター ビジネスセキュリティサーバおよびクライアント●
•
○ウイルスバスター ビジネスセキュリティサービスサーバ●
○Web コンソールについて●
•
○Hosted Email Security サービス●
•
○Cloud Edge サーバおよびクライアント●
○タブタスク●
○次の表は、タブ関連のタスクすべてをリストしたものです。●
○手順●
○タスク●
○タブの追加●
○[概要] 画面の上部にあるプラスアイコン
(
) をクリックします。●○[新規タブ] ウィンドウが表示されま
す。●
○タブ設定の編集●
○[タブ設定] をクリックします。●○[新規タブ] ウィンドウに
似たウィンドウが開き、設定を編集できます。●
○タブのスライド
ショーの再生●
○[タブのスライドショーの再生] をクリックします。●○選
択したタブ内の情報がスライドショーに似た形に変化します。
●
○タブの移動●
○タブをドラッグアンドドロップして、配置を変更します。●
○タブの削除●
○タブタイトルの横にある削除アイコン (
) をクリックし
ます。●○タブを削除すると、タブ内のウィジェットもすべて
削除されます。●
○ウィジェットタスク●
○次の表は、ウィジェット関連のタスクをリストしたものです。●
47
○Trend Micro Remote Manager 管理者ガイド●
○タスク●
48
○手順●
○ウィジェットの追加
●
○タブを開き、タブの右上隅で [ウィジェットの追加] をクリッ
クします。●○[ウィジェットの追加] 画面が表示されます。
●
○ウィジェットデータ
の表示更新●
○表示更新アイコン (
○ヘルプを表示●
○[ヘルプ] (
○ウィジェットの削除
●
○[ウィジェットの終了] ( ) をクリックします。●○この処
理を実行すると、ウィジェットを含むタブからウィジェットが
削除されます。ただし、別のタブに含まれているウィジェット
や [ウィジェットの追加] 画面のウィジェットリストに含まれ
ているウィジェットは削除されません。●
○ウィジェットの移動
●
○ドラッグアンドドロップでウィジェットをタブ内の別の場
所に移動します。●
) をクリックします。●
) をクリックします。●
○Web コンソールについて●
○タスク●
○ウィジェットのサイ
ズ変更●
○手順●
○ウィジェットのサイズを変更するには、ウィジェットの右端
にカーソルを合わせます。●○太い縦線と矢印 (以下のイメー
ジを参照) が表示されたら、選択してカーソルを左右に動かし
ます。●
○サイズ変更できるのは、マルチカラムタブ上のウィジェット
だけです。●○このようなタブのレイアウトは次のいずれか
になります。また、ハイライトされたセクションにはサイズ変
更可能なウィジェットが含まれます。●
○利用可能なウィジェット●
○ダッシュボードには次のウィジェットが表示されます。●
○[通知] ウィジェット●
○処理が必要なイベントを表示します。●○これらは脅威に関連するイベン
トであるか、またはライセンスに関連するイベントである可能性があります。
●
49
○Trend Micro Remote Manager 管理者ガイド●
注意
○これは永続的なウィジェットであり、追加や削除はできません。●
○[特に対処が必要なユーザ] ウィジェット●
○イベント数が最大で、ただちに処理または対応が必要なユーザの最新の数
を表示します。●○データは表および円グラフに表示されます。●○表と円
) をクリックして切り替えることができます。
グラフは、表示アイコン (
●
50
•
○特定のステータスのクライアントの数が 1 以上の場合、その数をク
リックすると、製品ツリー内のイベントを表示できます。●
•
○ユーザ名をクリックすると、そのユーザのすべてのイベントが表示さ
れます。または、ユーザ名を展開すると、特定のカテゴリのイベントが
表示されます。●
•
○[処理が必要] の下のイベント数は、できるだけ早く処理すべきイベント
です。●
•
○[警告] の下のイベント数は、[処理が必要] の下のイベントほど緊急では
ありませんが、速やかに処理する必要があるイベントです。●
○Web コンソールについて●
○[脅威の管理] ウィジェット●
○すべての登録済み製品の脅威イベント数を表示します。●
•
•
○表示されるデータの時間範囲を以下から選択して変更できます。●
•
○24 時間以内 (初期設定)●
•
過去 7 日間
•
過去 30 日間
○特定のカテゴリのイベントの数が 1 以上の場合、その数をクリックす
ると、イベントログを表示できます。●
51
○Trend Micro Remote Manager 管理者ガイド●
○[システム管理] ウィジェット●
○過去 30 日以内の登録済み製品のシステムイベントの総数を表示します。
●○このウィジェットを使用して、ハードウェアの問題、サーバやエージェ
ントに関するイベントを特定できます。●
○特定のカテゴリのイベントの数が 1 以上の場合、その数をクリックすると、
イベントログを表示できます。●
52
○Web コンソールについて●
○[管理下のユーザおよび製品/サービス] ウィジェット●
○指定された期間内の各製品の管理下のユーザの数を表示します。●
•
•
○表示されるデータの時間範囲を以下から選択して変更できます。●
•
○先月 (初期設定)●
•
○過去 3 ヵ月●
•
○過去 6 ヵ月●
•
○昨年●
○画面の右側で登録済み製品の名前をクリックして、グラフにデータを
追加または削除できます。●
53
○Trend Micro Remote Manager 管理者ガイド●
•
○各棒グラフは週または月を表します。●
•
○棒グラフは製品またはサービスの総数を示します。●
○[脅威数が最大のウイルスバスター ビジネスセキュリティサービス
のユーザ] ウィジェット●
○脅威イベント数が最大のウイルスバスター ビジネスセキュリティサービス
のユーザを表示します。●○データは表および円グラフに表示されます。●
○表と円グラフは、表示アイコン (
) をクリックして切り替えることが
できます。●
•
•
54
○表示されるデータの脅威の種類を以下から選択して変更できます。●
•
ウイルス対策
•
スパイウェア対策
•
Web レピュテーション
•
URL フィルタ
•
挙動監視
•
ネットワークウイルス
•
デバイス制御
○ユーザ名をクリックすると、ユーザ情報が表示されます。●
○Web コンソールについて●
•
○脅威の数が 1 以上の場合、その数をクリックすると、イベントログを
表示できます。●
○[最大の脅威にさらされている Cloud Edge ユーザ] ウィジェット●
○脅威イベント数が最大の Cloud Edge ユーザを表示します。●○データは表
および円グラフに表示されます。●○表と円グラフは、表示アイコン
(
) をクリックして切り替えることができます。●
•
•
•
○表示されるデータの時間範囲を以下から選択して変更できます。●
•
○過去 1 時間●
•
○24 時間以内 (初期設定)●
•
過去 7 日間
•
過去 30 日間
○表示されるデータの脅威の種類を以下から選択して変更できます。●
•
すべて
•
○ボットネット●
•
○侵入防御システム (IPS)●
•
Web レピュテーション
•
ウイルス
○ユーザ名をクリックすると、ユーザ情報が表示されます。●
55
○Trend Micro Remote Manager 管理者ガイド●
•
○脅威数をクリックすると、Cloud Edge コンソールから脅威情報が開きま
す。●
○[最大の脅威にさらされている Cloud Edge デバイス] ウィジェット
●
○脅威イベント数が最大の Cloud Edge デバイスを表示します。●
•
•
56
○表示されるデータの時間範囲を以下から選択して変更できます。●
•
○過去 1 時間●
•
○24 時間以内 (初期設定)●
•
過去 7 日間
•
過去 30 日間
○表示されるデータの脅威の種類を以下から選択して変更できます。●
•
すべて
•
○ボットネット●
•
○侵入防御システム (IPS)●
•
Web レピュテーション
•
ウイルス
○Web コンソールについて●
•
○ユーザ名をクリックすると、ユーザ情報が表示されます。●
•
○脅威数をクリックすると、Cloud Edge コンソールから脅威情報が開きま
す。●
○[ライセンス管理] ウィジェット●
○ユーザが使用中のライセンスの現在のステータスが表示されます。●
○次のような、ユーザおよび製品のライセンス関連の詳細を表示します。●
•
○まもなく有効期限が切れます:●○これらは、まもなく有効期限が切れ
るライセンスの数です。●
•
○期限切れ:●○これらは、すでに有効期限が切れているライセンスです。
●
注意
○これらのライセンスは、ただちに更新することをお勧めします。●
•
○使用済みのシート数:●○これらは、現在使用中のシートの数です。●
•
○プロビジョニング済み:●○これらは、ユーザがプロビジョニングした
シートの数です。●
57
○Trend Micro Remote Manager 管理者ガイド●
○[体験版および製品版のライセンス使用率] ウィジェット●
○登録済み製品の体験版と製品版の使用されているライセンス数を表示しま
す。●
○表示されるデータの時間範囲を以下から選択して変更できます。●
•
○先月 (初期設定)●
•
○過去 3 ヵ月●
•
○過去 6 ヵ月●
•
○昨年●
○製品/サービスを以下から選択して変更できます。●
58
•
すべて
•
Hosted Email Security
•
ウイルスバスター ビジネスセキュリティ
•
ウイルスバスター ビジネスセキュリティサービス
•
○Cloud Edge●
○Web コンソールについて●
○[ライセンスの使用率] ウィジェット●
○該当する年の、割り当てられているシート数および実際に購入済みのシー
ト数の分析をグラフで表示します。●○これらは、シートの割り当てを増減
する必要があるかどうかを判断する場合に役立ちます。●
○製品/サービスを以下から選択して変更できます。●
•
すべて
•
Hosted Email Security
•
ウイルスバスター ビジネスセキュリティ
•
ウイルスバスター ビジネスセキュリティサービス
製品/サービス情報
ダッシュボードに一覧表示されるのは、対処が必要なユーザのみです。ダッ
シュボードに表示されない製品を含む任意の製品の詳細を参照するには、
[ユーザ] タブに移動し、ユーザツリーで製品にアクセスします。
[ユーザ] > {ユーザ} > {製品} の順にクリックし、追加情報を表示します。
59
○Trend Micro Remote Manager 管理者ガイド●
注意
表示されるオプションは製品/サービスごとに異なります。
•
ウイルスバスター ビジネスセキュリティサービス
•
グループ:設定されたグループと種類が一覧表示されます。
•
ライセンス情報:ライセンスのすべての詳細情報が表示されます。
•
エンドポイント:検索エンジン、パターンファイル、プラットフォー
ムの名前、IP アドレス、オンライン/オフラインステータス、および
詳細情報が一覧表示されます。
•
セキュリティ設定:○ウイルスバスター ビジネスセキュリティサー
ビスのセキュリティ設定を指定します。●詳細については、ウイル
スバスター ビジネスセキュリティサービスのドキュメントを参照し
てください。
注意
○詳細な変更を行うには、ウイルスバスター ビジネスセキュリティサービ
スコンソールにアクセスします。●
•
60
ウイルスバスター ビジネスセキュリティ
•
グループ:サーバに設定されたさまざまなグループが一覧表示されま
す。ここで検索の開始や停止を要求できます。
•
エンドポイント:検索エンジン、パターンファイル、プラットフォー
ムの名前、IP アドレス、オンライン/オフラインステータス、および
詳細情報が一覧表示されます。
•
ライセンス情報:ライセンスのすべての詳細情報が表示されます。
•
ドメイン設定:ドメイン全体を設定します。詳細については、ウイル
スバスター ビジネスセキュリティのドキュメントを参照してくださ
い。
○Web コンソールについて●
注意
ここで個々のグループのセキュリティ設定を指定することはできませ
ん。○これらの変更を行うには、ウイルスバスター ビジネスセキュリ
ティサービスコンソールにアクセスします。●
•
•
管理下のサーバ:サーバのすべての詳細情報が表示されます。ここで
サーバのアップデートやエージェントのアップデートを要求できま
す。
•
○TMRM エージェント:●○○Trend Micro Remote Manager●エージェ
ントに関する一般情報 (可用性、GUID、IP アドレスを含む) が表示さ
れます。●
•
セキュリティ設定:○特定グループのセキュリティ設定を指定します
(ウイルスバスター ビジネスセキュリティ 6.0 以上のみ該当)。●詳
細については、ウイルスバスター ビジネスセキュリティのドキュメ
ントを参照してください。
Hosted Email Security
•
最新ステータス:○最新の Hosted Email Security 情報が表示されます
●
•
ポリシー設定:利用可能なすべてのポリシーが一覧表示されます。
•
承認済み送信者:すべての承認済み送信者が一覧表示されます。
•
ライセンス情報:ライセンスのすべての詳細情報が表示されます。
注意
○詳細な変更を行うには、Hosted Email Security コンソールにアクセスしま
す。●
管理下の製品の表示
○管理下の製品を表示するには、[ユーザ] > {ユーザ名} > [製品] (タブ) の順に
クリックします。●○このタブには、ユーザの管理下の製品がツリービュー
で左側のペインに表示され、詳細情報、設定、および制御可能性が右側のペ
インに表示されます。●
61
○Trend Micro Remote Manager 管理者ガイド●
○Hosted Email Security およびウイルスバスター ビジネスセキュリティの詳細
については、これらの製品の各ドキュメントを参照してください。●
ユーザ
○[ユーザ] ページでは、ユーザ、および販売店が管理するユーザの製品が表示
されます。●○初期設定では、このタブにすべてのユーザのテーブルビュー
が表示されます。●○会社名をクリックすると、その会社の製品がツリー
ビューで左側のペインに表示され、詳細情報、設定、および制御可能性が右
側のペインに表示されます。●
注意
○Hosted Email Security およびウイルスバスター ビジネスセキュリティの詳細に
ついては、これらの製品の各ドキュメントを参照してください。●
○ユーザリスト上の製品を表示するには、[ユーザ] > {ユーザ名} > {製品} の
順にクリックします。●○次のことを実行できます。●
•
○ユーザまたはアカウントの名前を入力●
•
○表示されるリストをユーザ、製品、脅威、システム、またはライセン
スイベントでフィルタ●
注意
○イベントをフィルタするときには、1 つ、2 つ、またはすべてのイベント
や製品を一度に選択できます。●
•
○ページネーションの矢印を使用してすべてのユーザを閲覧します。●
○実行可能なその他のタスク:●
62
•
118 ページの○新規ユーザの追加●
•
142 ページの○まもなく有効期限が切れるライセンスまたは期限の切れ
たライセンスを所有するユーザのライセンスの更新●
•
175 ページの○特定のユーザのレポートのエクスポート●
○Web コンソールについて●
○ここでは新規ユーザを追加したり、ツリーのほとんどのノードを右クリッ
クして、特定のコマンドを実行することもできます。●
図 3-2. ○ユーザのリスト●
図 3-3. ユーザツリー
ネットワークツリー
[ユーザ] タブの左側には、ユーザのネットワークがツリーで表示されます。○
ユーザを検索したり、すべての製品を一度に表示したり、[表示基準] ドロップ
ダウンリストによってウイルスバスター ビジネスセキュリティ、Hosted Email
Security または Cloud Edge のみを表示したり、ページネーションの矢印を使用
してすべてのユーザを閲覧したりできます。●ここではユーザを追加した
り、ツリーのほとんどのノードを右クリックして、特定コマンドを実行した
りすることもできます。次の表はネットワークツリーのオブジェクトについ
て説明しています。
63
○Trend Micro Remote Manager 管理者ガイド●
表 3-1. ネットワークツリーオブジェクト
アイ
コン
ネットワークオブ
ジェクト
説明
製品/サービス
○この製品/サービスは○Remote Manager●に接続されて
いません。●
製品/サービス
○この製品/サービスは○Remote Manager●に接続されて
います。●
グループ
○サーバグループ。このグループでは、複数のビジネスセ
キュリティクライアントを管理します。●
グループ
デスクトップグループ
サーバ
サーバコンピュータ。このコンピュータは、ビジネスセキュ
リティクライアントを実行します。
Exchange サーバ
Exchange Server コンピュータ。このコンピュータは、
Messaging Security Agent (MSA) を実行します。
デスクトップ
デスクトップコンピュータ。このコンピュータは、ビジネス
セキュリティクライアントを実行します。
右側のペイン
○この右側のペインには次の情報が表示されます。●
製品
右側のペインの [製品] タブには、ユーザのすべての製品が一覧表示されます。
これらの製品は削除可能です。○[製品] を表示するには、[ユーザ] > {ユーザ
名} > [製品] (タブ) の順にクリックします。●○製品を削除するには、製品の
左側のアイコンを選択して、[削除] をクリックします。●[製品] タブのインタ
フェース項目は次のとおりです。
64
•
製品名
•
製品の種類
•
カテゴリ
○Web コンソールについて●
•
○インシデント●
•
詳細
•
ステータス
注意
○新しい Hosted Email Security データが○Remote Manager●™コンソールでアップ
デートされるまでに 3 時間程度かかる場合があります。●Hosted Email Security
のユーザ情報は 1 日に 1 回更新されます。72 ページの Hosted Email Security の
設定とデータのアップデートを参照してください。
ライセンス
○ユーザの [ライセンス] タブには、ユーザに関連付けられたすべてのライセ
ンスが一覧表示されます。●[ライセンス] タブのインタフェース項目は次の
とおりです。
•
製品名
•
○サービスプラン/バージョン●
•
使用済みのシート数
•
○プロビジョニング済みのシート数●
•
有効期限
•
○自動更新ステータス●
65
○Trend Micro Remote Manager 管理者ガイド●
セキュリティ設定ステータス
○[リアルタイムセキュリティ設定のステータス] は、[ユーザ] > {ユーザ名} >
{製品} (ネットワークツリー上) > {グループ} > [セキュリティ設定] (右側のペ
イン) の順にクリックすると表示できます。●
図 3-4. ○リアルタイムセキュリティ設定のステータス●
○[オフィス内] および [オフィス外] 設定の両方を表示できます (ウイルスバス
ター ビジネスセキュリティのみ該当)。●○設定は、[設定] ドロップダウンメ
ニューで制御します。●[オフィス外] 設定は、[ロケーション認識] がオンの場
合にのみ適用可能です。
○詳細については、67 ページのメニューバーと69 ページの「○ウイルスバ
スター ビジネスセキュリティのコマンド●」を参照してください。●
ロケーション認識
○[ロケーション認識] によって (ウイルスバスター ビジネスセキュリティの
み該当)、管理者は、クライアントのネットワーク接続方法に応じてセキュリ
66
○Web コンソールについて●
ティ設定を制御できます。●○ウイルスバスター ビジネスセキュリティは、
自動的にクライアントのロケーションを特定し、ユーザがアクセス可能な
Web サイトを制御します。●制限はユーザのロケーションによって変化しま
す。ウイルスバスター ビジネスセキュリティでは、クライアントが次のよう
に分類されます。
•
標準クライアント:据え置き型のコンピュータで、ビジネスセキュリティ
サーバへの継続的なネットワーク接続を維持します。
•
スタンドアロンモードのクライアント:ポータブルコンピュータなど、ビ
ジネスセキュリティサーバへの継続的なネットワーク接続を維持しない
コンピュータです。このクライアントのビジネスセキュリティクライア
ントはウイルス保護を継続しますが、ビジネスセキュリティサーバへの
ステータスの送信には遅れがあります。
注意
[ロケーション認識] は、[オフィス内]/[オフィス外] の接続設定を制御します。
メニューバー
○右側のペインのメニューバーは、ウイルスバスター ビジネスセキュリティ
または Hosted Email Security がネットワークツリーで選択された場合にのみ表
示されます。●これらのコマンドによって、リアルタイム検索設定やコン
ポーネントアップデートの配信など、ネットワークセキュリティの重要項目
を管理できます。メニューバーのネットワークコマンドの一覧や、これらの
67
○Trend Micro Remote Manager 管理者ガイド●
コマンドの使用方法については、69 ページの「○ウイルスバスター ビジネ
スセキュリティのコマンド●」を参照してください。
図 3-5. メニューバー
注意
選択したネットワークオブジェクトでコマンドを実行できない場合は、メニュー
バーの項目が無効になり、マウスのクリックに反応しません。
エンドポイント
ネットワークツリーでサーバやデスクトップコンピュータを選択すると、○
Trend Micro Remote Manager●によってそのコンピュータについての情報が表
示されます。表示される情報は、コンピュータがサーバ/デスクトップか、
Exchange サーバかによって異なります。○この情報を表示するには、[ユー
ザ] > {ユーザ名} > {製品} > {グループ} > [エンドポイント] (右側のペイン)の
順に移動します。○Remote Manager●™に、次の情報が表示されます。●
68
•
名前
•
IP アドレス
•
ステータス
•
○ウイルスイベント●
•
○スパイウェアイベント●
○Web コンソールについて●
•
○スパムメールイベント●
•
○URL フィルタイベント●
•
ウイルス検索エンジン
•
ウイルスパターンファイル
•
プラットフォームのバージョン
○ウイルスバスター ビジネスセキュリティのコマンド●
○ウイルスバスター ビジネスセキュリティのコマンドにより、セキュリティ
コンポーネントの配信、ウイルスや既知の脆弱性についてのコンピュータの
検索、管理下のサーバのアップグレードなど、セキュリティの重要事項を管
理できます。●
注意
○このセクションのコマンドは、ウイルスバスター ビジネスセキュリティでの
み使用可能です。●○ウイルスバスター ビジネスセキュリティサービスおよび
Hosted Email Security の場合は、それらの製品のコンソールにログインする必要が
あります。●
○次の表は、ウイルスバスター ビジネスセキュリティの設定メニューのコマ
ンドを示しています。●
表 3-2. [設定] メニューのコマンド
コマンド
処理
効果
手動検索
ドメイン全体またはグ
ループの検索を開始/停止
します。
必要時に手動検索を実行できます。
すぐに更新
○検索エンジンとパター
ンファイルを含む最新の
セキュリティコンポーネ
ントを配信します。●
○オンデマンドコンポーネントの
アップデートを許可します。●
69
○Trend Micro Remote Manager 管理者ガイド●
コマンド
処理
効果
複製設定
○1 ユーザまたはグルー
プの設定を別のユーザま
たはグループにコピーし
ます●
○1 つのステップ設定と設定の複製
を許可します。●
リアルタイムのウイ
ルス対策/スパイウェ
ア対策
ドメイン内の全コン
ピュータに対してウイル
ス対策およびスパイウェ
ア対策のリアルタイム検
索を有効/無効にします。
○リアルタイム検索はアクセスされ
たファイルを自動的に検索します。
●○リアルタイム検索を無効にする
と、ドメインをリスクにさらすこと
になります。●
POP3 メールのリア
ルタイム検索
ドメイン全体に対して
POP3 メールのリアルタ
イム検索を有効/無効にし
ます。
POP3 メール検索 (Trend Micro AntiSpam ツールバープラグインを使用)
は、セキュリティリスクや POP3
メールメッセージで送信されたスパ
ムメールからリアルタイムでコン
ピュータを保護します。
挙動監視を有効にす
る
ドメイン全体に対して挙
動監視を有効/無効にしま
す。
挙動監視は、OS、レジストリエント
リ、その他のソフトウェア、ファイ
ル、フォルダなどへの許可されてい
ない変更からコンピュータを保護し
ます。
ロケーション認識
ドメイン全体に対してロ
ケーション認識を有効/無
効にします。
[ロケーション認識] によって、管理者
はクライアントのネットワーク接続
方法に応じてセキュリティ設定を制
御できます。
これは、ファイアウォール、Web レ
ピュテーション、および
TrendSecure ツールバー ○(キーロ
ガー対策、キーストローク暗号化、
ページレイティング) の [オフィス
内]/[オフィス外] 設定に影響します。
●
[オフィス内] 設定は、[ロケーション
認識] が無効の場合の初期設定にな
ります。
[オフィス外] 設定は、[ロケーション
認識] が有効な場合にのみ使用可能
です。
70
○Web コンソールについて●
コマンド
処理
効果
ファイアウォール
ドメイン全体に対して
パーソナルファイア
ウォールを有効/無効にし
ます。
既存のファイアウォールルールに
よっては、ファイアウォールを有効
にすることで、コンピュータのネッ
トワークでの通信機能が制限される
場合があります。無効にすると、コ
ンピュータが不要なネットワークト
ラフィックにさらされる可能性があ
ります。
Web レピュテーショ
ン
ドメイン全体に Web レ
ピュテーションを設定し
ます。
Web レピュテーションによって、セ
キュリティリスクの兆候を示す URL
へのアクセスを防止することができ
ます。これは、要求されたすべての
URL をトレンドマイクロの Web セ
キュリティデータベースで確認する
ことで実現されます。
URL フィルタ
ドメイン全体に対して
URL フィルタを有効/無効
にします。
URL フィルタを有効にすると、許可
されない Web サイトへのアクセス
試行が監視されます。○これは、ウ
イルスバスター ビジネスセキュリ
ティサービスおよびビジネスセキュ
リティ 6.0 以上でのみ使用可能です。
●
デバイス制御
ドメイン全体に対してデ
バイス制御を有効/無効に
します。
デバイス制御を有効にすると、デバ
イスへの許可されないアクセス試行
が監視されます。○これは、ビジネ
スセキュリティ 7.x および 8.0 での
み使用可能です。●
脆弱性診断サービス
の開始
脆弱性診断 (VA) を開始し
て、既知の脆弱性について
ドメイン内のコンピュー
タを検索します。
コンピュータ上の一部のリソースが
消費され、管理下のサーバとコン
ピュータ間のトラフィックがわずか
に増加します。
ダメージクリーン
ナップサービスの開
始
感染したコンピュータで
駆除を実行するダメージ
クリーンナップサービス
(DCS) を配信します。
コンピュータ上の一部のリソースが
消費され、管理下のサーバとコン
ピュータ間のトラフィックが増加し
ます。
71
○Trend Micro Remote Manager 管理者ガイド●
コマンド
管理下のサーバの
アップデート
ビジネスセキュリ
ティクライアントの
アップデート
処理
効果
検索エンジンとパターン
ファイルを含む最新のセ
キュリティコンポーネン
トを管理下のサーバにの
み配信します。
コンピュータで最新のセキュリティ
コンポーネントが実行されているこ
とを確認できます。
検索エンジンとパターン
ファイルを含む最新のセ
キュリティコンポーネン
トをドメイン内のすべて
のビジネスセキュリティ
クライアントに配信しま
す。
コンピュータで最新のセキュリティ
コンポーネントが実行されているこ
とを確認できます。
配信によって、コンピュータと管理
下のサーバ間のトラフィックが増加
する可能性があります。
配信によって、コンピュータと管理
下のサーバ間のトラフィックが増加
する可能性があります。
Hosted Email Security の設定とデータのアップデート
最新ステータス、グローバル設定、バージョン情報などの Hosted Email Security
の設定やデータを表示するには、[ユーザ] (タブ) > {ユーザ} > [Hosted Email
Security] の順にクリックします。
次の詳細情報がすべてのドメインについて表示され、1 日に 1 回更新されま
す。
•
[最新ステータス] タブのすべての情報
•
ポリシー設定
•
承認済み送信者
•
[ライセンス情報] タブのすべての情報
注意
○新しい Hosted Email Security データが○Remote Manager●コンソールでアップ
デートされるまでに 3 時間程度かかる場合があります。●
72
○Web コンソールについて●
通知
○ユーザ通知はメールで送信されるか、[通知] ウィジェットまたはサードパー
ティ製ソフトウェアから表示できます。●
○[通知の設定] 画面が表示されます。●○このページでは、以下の設定が可能
です。●
•
○通知のトリガとなるイベント:●
•
○ライセンス関連のイベント:●
•
○まもなく有効期限が切れます:●○まもなく有効期限が切れる
ライセンスがある場合に通知を送信します。●○通知の送信頻
度も設定できます。●
•
○毎月:●○メール通知は有効期限の 60 日前から開始され、
30 日ごとに送信されます。●
•
○隔週:●○メール通知は有効期限の 28 日前から開始され、
14 日ごとに送信されます。●
•
○毎週:●○メール通知は有効期限の 14 日前から開始され、
7 日ごとに送信されます。●
注意
○通知メールを毎週、隔週、または毎月送信するよう設定したに
もかかわらず、毎日送信される場合があります。これは、メール
通知が会社の有効期限に依存しているためです。●○ただし、同
じ日に複数のメール通知が送信されないように、トレンドマイク
ロでは、まもなく有効期限を迎えるその他の製品の会社名と日付
も同じメールに含めます。●
•
○期限切れ:●○すでに有効期限が切れているライセンスがある
場合に通知を送信します。●
•
○割り当てが超過:●○使用済みのシートの割合がプロビジョニ
ング済みのシート数を超過した場合に、通知を送信します。●
○ユーザによるプロビジョニング済みのシートを超過した使用
済みのシートの割合を指定できます。●○100~120 の範囲で任
意の値を指定できます。●
73
○Trend Micro Remote Manager 管理者ガイド●
•
○製品関連のイベント:●
•
•
○ウイルスバスター ビジネスセキュリティとウイルスバスター
ビジネスセキュリティサービスのイベント:●
•
○脅威:●○脅威イベントの数が指定のしきい値を超過した
場合に、通知を送信します。●
•
○システム:●○システムイベントまたはデバイスイベント
の数が指定のしきい値を超過した場合に、通知を送信しま
す。●
○Cloud Edge イベント:●
•
•
○検出された Web からの脅威が超過:●○検出された Web
からの脅威の数が指定のしきい値を超過した場合に、通知
を送信します。●
○通知の受信者:●
•
○Kaseya (ウイルスバスター ビジネスセキュリティとウイルスバス
ター ビジネスセキュリティサービスのイベントのみ)●
•
○Autotask (ウイルスバスター ビジネスセキュリティとウイルスバス
ター ビジネスセキュリティサービスのイベントのみ)●
•
ConnectWise
•
○自分:●○このメールアドレスにメール通知が届きます。●
注意
○メールアドレスに誤りがある場合は、[Licensing Management Platform]
リンクまたは [登録情報の確認] ボタンをクリックし、プロファイル設
定ページに移動してプロファイル設定を変更します。●
•
○追加の受信者:●○ユーザ固有のイベントに対する追加のメール受
信者を指定できます。●
○通知設定の方法に関する詳細については、146 ページの通知の設定を参照し
てください。●
74
○Web コンソールについて●
○ウイルスバスター ビジネスセキュリティサービスのステータスと
データのアップデート●
○ウイルスバスター ビジネスセキュリティサービスの設定およびステータス
などのデータを表示するには、[ユーザ] > {ユーザ名} > {製品} > [WFBS-SVC]
の順にクリックします。●
○ウイルスバスター ビジネスセキュリティサービスの情報は 1 日に 1 回更新
されます。●これには次の情報があります。
•
[セキュリティ設定] のすべての情報
•
○[ライセンス情報] タブの [有効期限] ([有効期限] はウイルスバスター ビ
ジネスセキュリティサービスのアクティベーションコードの有効期限で
す)。●
注意
○新しいウイルスバスター ビジネスセキュリティサービスのデータが○Remote
Manager●コンソールでアップデートされるまでに 3 時間程度かかる場合があり
ます。●
ライセンスメカニズムによっては、表示されるオプションが異なる場合がありま
す。
75
第4章
インフラストラクチャの準備
このセクションでは次のトピックについて説明します。
•
78 ページの「インフラストラクチャのインストールの概要」
•
79 ページの「○製品の追加●」
77
○Trend Micro Remote Manager 管理者ガイド●
インフラストラクチャのインストールの概要
一般に、サービスインフラストラクチャの準備では、製品/サービスの種類に
応じて次の作業が必要です。
○ウイルスバスター ビジネスセキュリティ●
1.
○Trend Micro Remote Manager●コンソールへの新規ユーザの追加
2.
ユーザの主要連絡先の追加
3.
ユーザへの 1 つ以上の製品の追加
4.
ユーザサーバへのエージェントのインストール
5.
エージェントでの GUID の入力
○Hosted Email Security およびウイルスバスター ビジネスセキュリティ
サービス●
1.
○Remote Manager●コンソールへの新規ユーザの追加
2.
ユーザの主要連絡先の追加
3.
ユーザへの 1 つ以上のサービスの追加
4.
ユーザのサービスコンソールへの認証キーの入力
ConnectWise
78
1.
○ConnectWise をリンクし、ConnectWise のログオン資格情報を○Remote
Manager●コンソールの [管理] > [サードパーティとの統合の設定] (画面)
に追加します。●
2.
○グローバル ConnectWise 通知設定を指定します。●
3.
○通知の受信者を○Remote Manager●コンソールの [ユーザ] > {ユーザ}
> [通知] (タブ) の受信者リストに追加します。●
4.
○ConnectWise コンソールに必要なフィールドを追加します。●
5.
○(オプション) 各ユーザの ConnectWise の設定と通知設定を行います。
●
インフラストラクチャの準備
Kaseya
1.
○Kaseya をリンクし、Kaseya ユーザのメールを○Remote Manager●コン
ソールの [管理] > [サードパーティとの統合の設定] (画面) に追加します。
●
2.
○通知の受信者を○Remote Manager●コンソールの [ユーザ] > {ユーザ}
> [通知] (タブ) の受信者リストに追加します。●
3.
Kaseya コンソールに必要なフィールドを追加
Autotask
1.
○Autotask をリンクし、Autotask のログオン資格情報を○Remote Manager
●コンソールの [管理] > [サードパーティとの統合の設定] (画面) に追加
します。●
2.
○通知の受信者を○Remote Manager●コンソールの [ユーザ] > {ユーザ}
> [通知] (タブ) の受信者リストに追加します。●
3.
Autotask コンソールに必要なフィールドを追加
○製品の追加●
ユーザの追加
ユーザアカウントを作成する前に、基本的なユーザ情報を指定する必要があ
ります。○関連するフィールドには、[氏名] (レポートおよび通知に表示する
氏名)、[タイムゾーン] (ユーザのタイムゾーン)、および [言語] (ユーザが受信
するレポートと通知の言語) があります。●ユーザを追加し、管理下のサーバ
にエージェントをインストールする前に、ユーザのリソースでアクセス、監
視、および管理を行うための書面による許可を取得していることを確認して
ください。
79
○Trend Micro Remote Manager 管理者ガイド●
手順
1.
○○Remote Manager● Web コンソールのバナーから、[新規ユーザ] をク
リックします。●
注意
○[新規ユーザ] はバナーから、または [ユーザ] タブからクリックできます。
●
2.
3.
○ユーザの種類の選択:●
•
○アクティブな Licensing Management Platform アカウント●
•
○このアカウントに接続する必要のある既存の製品サーバ●
○ユーザ情報を提供します。●
図 4-1. ユーザ情報画面
80
4.
○[次へ >] をクリックします。●
5.
○サービスプラン、ライセンス開始日、ライセンスごとのユニット数を
割り当てます。●
インフラストラクチャの準備
6.
○このアカウントに製品の初期設定を行います。●○このような設定に
は次のものがあります。●
•
○基本的な製品設定:●○新規ユーザアカウントが使用する、この画
面での設定のみを行います。●
図 4-2. ○基本的な製品設定●
•
7.
○テンプレート:●○このオプションを使用して、初期設定テンプ
レートを選択します。●○[管理] > [初期設定テンプレートの構成]
から設定を行います。●
○すべての情報を確認して、[完了] をクリックします。●
81
○Trend Micro Remote Manager 管理者ガイド●
注意
○ユーザを追加した後は、Trend Micro Licensing Management Platform からの
みプロファイルの変更を加えることができます。●
○○Trend Micro Remote Manager●へのトレンドマイクロ
製品の登録●
○トレンドマイクロ製品を○Trend Micro Remote Manager●に登録できます。
●○サードパーティ製品については、91 ページの「○サードパーティ製品と
○Trend Micro Remote Manager●の統合●」を参照してください。●
○ウイルスバスター ビジネスセキュリティの登録●
○このセクションでは、ウイルスバスター ビジネスセキュリティを○Trend
Micro Remote Manager●に接続または切断する方法を説明します。●
エージェント GUID
○Remote Manager●は、製品とサービスを区別するために、各製品およびサー
ビスにグローバル一意識別子 (GUID) を割り当てます。コンソールに製品ま
たはサービスを追加するたびに、○Remote Manager●によって新しい GUID が
生成されます。管理下のサーバに WFRM エージェントをインストールする
ユーザ、または○Remote Manager●コンソールにサービスを追加するユーザ
は、インストール時に GUID を入力して、製品を○Remote Manager●に登録で
きるようにする必要があります。
82
インフラストラクチャの準備
○ユーザの製品/サービスの GUID は、●○[ユーザ] > [すべてのユーザ] (ツ
リー上) > {ユーザ} > [TMRM エージェント] (タブ) からいつでも参照できま
す。●
図 4-3. ○エージェント GUID はいつでも参照可能 (ウイルスバスター ビジネスセキュリ
ティ)●
○Remote Manager●エージェント GUID
○1A2B3C4567D8-E1FGHI23-J456-78K9-1L23●
○ウイルスバスター ビジネスセキュリティ 7.0 以上用エージェント
のインストール●
○○Trend Micro Remote Manager●エージェントをウイルスバスター ビジネス
セキュリティ 6.0 以上のサーバにインストールする方法はいくつかあります。
●○インストール手順は、新規ユーザの場合と、○Remote Manager●コンソー
ルにすでにアカウントを持っているユーザの場合とで異なります。●
○開始する前に●
•
○Remote Manager●エージェント GUID
•
エージェントのインストーラ (WFRMAgentforWFBS.exe)
83
○Trend Micro Remote Manager 管理者ガイド●
•
アクティブなインターネット接続
•
50MB のハードディスク空き容量
○○Remote Manager●アカウントのないユーザ●
•
•
方法 1:○○Remote Manager●コンソールから●
1.
○○Remote Manager●コンソールから、ユーザを追加し、オプション
の説明を入力します。●
2.
○ウイルスバスター ビジネスセキュリティを○Remote Manager●コ
ンソールに追加し、その処理で GUID を生成します。●
3.
○○Remote Manager●コンソールで生成した GUID を使用して、○
Remote Manager●エージェントをウイルスバスター ビジネスセキュ
リティサーバにインストールします。●
方法 2:○ウイルスバスター ビジネスセキュリティサーバでのエージェン
トのインストール●
○ウイルスバスター ビジネスセキュリティサーバ上で○Remote Manager
●エージェントのインストーラを使用して (先にユーザを○Remote
Manager●コンソールに追加せずに)、エージェントをインストールしま
す。●
○○Remote Manager●アカウントのあるユーザ●
1.
○ウイルスバスター ビジネスセキュリティを○Remote Manager●コン
ソールに追加し、その処理で GUID を生成します。●
2.
○○Remote Manager●コンソールで生成した GUID を使用して、○Remote
Manager●エージェントをウイルスバスター ビジネスセキュリティサー
バにインストールします。●
○○Trend Micro Remote Manager●エージェントのインストールの
確認●
○エージェントが正常にインストールされていることを確認します。●
84
インフラストラクチャの準備
○エージェントサービスのステータスの確認●
○○Remote Manager●エージェントがインストールされたコンピュータで、
Trend Micro Information Center for CSM が開始されていることを確認
します。●
手順
1.
[スタート] > 設定 > [コントロール パネル] > [管理ツール] > [サービス] の
順にクリックします。
2.
○[Trend Micro Remote Manager エージェント] を探します。●
3.
○[状態] が [開始] になっていることを確認します。●
○スタートメニューショートカットの確認●
○Trend Micro Remote Manager●エージェントがインストールされたコン
ピュータで、[スタート] メニューのプログラムグループを確認します。
手順
1.
○[スタート] > [プログラム] > [Trend Micro Remote Manager エージェント]
の順にクリックします。●
2.
プログラムグループに次の項目が含まれていることを確認します。
•
[エージェントの設定ツール]
•
[Readme]
○システムトレイアイコンの確認●
○Trend Micro Remote Manager●エージェントがインストールされたコン
ピュータで、システムトレイの○Trend Micro Remote Manager●エージェントア
イコンを確認します。○何らかの理由でこのアイコンが表示されていない場
合は、[スタート] > [プログラム] > [Trend Micro Remote Manager エージェント]
> [エージェントの設定ツール] の順にクリックすれば開始できます。●
このツールを終了しても○Trend Micro Remote Manager●サービスは停止しま
せん。単に WFRM エージェントの設定ツールが終了し、タスクバーにアイコ
85
○Trend Micro Remote Manager 管理者ガイド●
ンが表示されなくなるだけです。WFRM エージェントの設定ツールはいつで
も再起動できます。
アイコンの上にマウスを重ねると、ステータス情報が表示されます。
表 4-1. システムトレイアイコン
アイ
コン
説明
○緑色のアイコンは、エージェントが○Trend Micro Remote Manager●通信
サーバに接続されていることを示します。●WFRM エージェントは正常に動作
しています。
○赤色のアイコンは、エージェントが○Trend Micro Remote Manager●通信
サーバに接続されていないか、エージェントのバージョンがサーバと一致してお
らずアップデートが必要なことを示します。●
○赤い矢印のアイコンは、エージェントが○Trend Micro Remote Manager●か
らログオフしていることを示します。●
赤い「×」印のアイコンは、エージェントが無効になっていることを意味しま
す。
○エージェントとサーバ間の接続の確認●
○○Trend Micro Remote Manager●サービスがスムーズに動作していることを
確認するには、エージェントのステータスが○Trend Micro Remote Manager●
Web コンソールで「接続済み」または「オンライン」になっていることを確
認します。●
○[ユーザ] > {ユーザ} > [製品] (タブ) の順に移動します。●
○このツリーの [ステータス] 列に各エージェントのステータスが一覧表示さ
れます。●各ステータスの詳細については、128 ページのエージェントのス
テータスを参照してください。
○サーバ/エージェントの接続性に関連する問題については、現在のセクショ
ンに加えて、177 ページのトラブルシューティングと既知の問題を参照してく
ださい。●
86
インフラストラクチャの準備
インストールエラーの参照
WFRM エージェントのインストールログには、WFRM エージェントのインス
トール処理が記録されます。○インストール時に問題が発生した場合には、
これらのログを収集して、サポートプロバイダに送付してください。●WFRM
エージェントのインストールログは、次の管理下のサーバの場所で取得でき
ます。
C:¥WFRMAgentForCSM_Install.log
○ウイルスバスター ビジネスセキュリティサービスの登録●
○このセクションでは、ウイルスバスター ビジネスセキュリティサービスを
○Trend Micro Remote Manager●に接続または切断する方法を説明します。●
○ウイルスバスター ビジネスセキュリティサービスのユーザを○
Remote Manager●コンソールに接続●
○○Trend Micro Remote Manager●コンソールからウイルスバスター ビジネス
セキュリティサービスを管理するには、次の手順で○Remote Manager●にユー
ザのウイルスバスター ビジネスセキュリティサービスアカウントを登録する
必要があります。●
手順
1.
○○Remote Manager●コンソールにサービスを追加し、認証キーを保存し
ます。●
○詳細については、122 ページの製品/サービスの追加を参照してくださ
い。●
2.
○ユーザのウイルスバスター ビジネスセキュリティサービスアカウント
にログインします。●
3.
○[管理] > [Trend Micro Remote Manager] の順に移動します。●
4.
認証キーを入力して、[接続] をクリックします。
87
○Trend Micro Remote Manager 管理者ガイド●
○ウイルスバスター ビジネスセキュリティサービスのユーザを○
Remote Manager●コンソールから切断●
○ウイルスバスター ビジネスセキュリティサービスを○Trend Micro Remote
Manager●コンソールから切断するには:●
•
販売店による切断:○販売店では、サービスを○Remote Manager●コンソー
ルから削除できます。●
•
○ユーザによる切断:●○ユーザの場合は、ウイルスバスター ビジネスセ
キュリティサービスの○Remote Manager●画面を開き、[切断] をクリック
します。●○いずれの場合も、ウイルスバスター ビジネスセキュリティ
サービスコンソールに通知が表示されます。●
○Hosted Email Security の登録●
○このセクションでは、Hosted Email Security を○Trend Micro Remote Manager●
に接続または切断する方法を説明します。●
○Hosted Email Security ユーザを○Remote Manager●コンソール
に接続●
○○Trend Micro Remote Manager● Web コンソールから Hosted Email Security
を管理するには、○Remote Manager●にユーザの Hosted Email Security アカウン
トを登録する必要があります。●
手順
1.
○○Remote Manager●コンソールにサービスを追加し、認証キーを保存し
ます。●
2.
○ユーザの Hosted Email Security アカウントにログインします。●
3.
○[管理] > [Remote Manager] の順に移動します。●
4.
認証キーを入力して、[接続] をクリックします。
○認証キーを入力して [接続] をクリックした後、Hosted Email Security が
○Remote Manager●コンソールへの接続を完了するまでに 10 分程度かか
る場合があります。●
88
インフラストラクチャの準備
5.
接続のステータスを確認します。
○新しい Hosted Email Security データが○Remote Manager●コンソールで
アップデートされるまでに 3 時間程度かかる場合があります。●Hosted
Email Security のユーザ情報は 1 日に 1 回更新されます。72 ページの
Hosted Email Security の設定とデータのアップデートを参照してくださ
い。
○Hosted Email Security ユーザを○Remote Manager●コンソール
から切断●
○Hosted Email Security ユーザを○Trend Micro Remote Manager●コンソールか
ら切断するには:●
•
販売店による切断:○販売店では、サービスを○Remote Manager●コンソー
ルから削除できます。●
•
○Hosted Email Security ユーザによる切断:●○ユーザの場合は、Hosted
Email Security の○Remote Manager●ページを開いて、[切断] をクリックし
ます。●
89
○Trend Micro Remote Manager 管理者ガイド●
○いずれの場合も、Hosted Email Security コンソールに通知が表示されるため、
ユーザが [OK] をクリックします。●
図 4-4. アカウント管理の委任 - 切断されたアカウント
90
インフラストラクチャの準備
○サードパーティ製品と○Trend Micro Remote Manager●
の統合●
○サードパーティ製品を○Trend Micro Remote Manager●に登録できます。●
○トレンドマイクロの製品については、82 ページの「○○Trend Micro Remote
Manager●へのトレンドマイクロ製品の登録●」を参照してください。●
○Autotask™の統合●
○次の設定により、Autotask™を○Remote Manager●と統合します。●
○○Remote Manager●での Autotask の設定●
手順
1.
○[管理] > [サードパーティとの統合の設定] の順にクリックします。●
○[サードパーティの統合] ウィンドウが表示されます。●
図 4-5. [アカウント情報通知グループ] ボックス
2.
○[統合を有効にする] をクリックします。●
3.
○ログイン資格情報を指定します。●○Autotask の資格情報は、[管理] >
[AutotaskExtend] > [ツール] > [受信メール処理] > [チケットメールサービ
スの追加 (ATES)] > [編集] > [一般] の順に移動して確認できます。●
91
○Trend Micro Remote Manager 管理者ガイド●
92
4.
優先する言語を選択します。
5.
[保存] をクリックします。
6.
[ユーザ] > [すべてのユーザ] (ツリー上) > {ユーザ} > [通知] (タブ) の順に
クリックします。
インフラストラクチャの準備
93
○Trend Micro Remote Manager 管理者ガイド●
7.
○Autotask に送信されるべき、ウイルスバスター ビジネスセキュリティ
サービス用の通知を選択します。●
8.
Autotask を受信者の 1 人として選択します。
9.
手順 5、6、および 7 をユーザごとに繰り返します。
○Autotask での設定●
手順
1.
94
○Autotask では、[管理] > [サービスデスク] > [問題およびサブ問題の種
類] > [管理下のサービスのアラート] の順に移動して、チケッティングシ
ステムに次のフィールドを追加します。●○これにより、Autotask で○
Trend Micro Remote Manager●通知が表示されます。●次の管理下のサー
ビスのアラートから選択します。
•
Trend Micro Threat Events
•
Trend Micro System Events
•
Trend Micro License Events
インフラストラクチャの準備
図 4-7. 問題の種類のサブカテゴリ
2.
○[管理] > [AutotaskExtend] > [ツール] > [受信メール処理] > [チケット
メールサービスの追加 (ATES)] > [編集] > [チケット] の順に移動し、メー
ル設定が正しいことを確認します。●
95
○Trend Micro Remote Manager 管理者ガイド●
3.
96
○[管理] > [サイトの設定] > [ユーザ定義フィールド] の順に移動し、[トレ
ンドマイクロサイト ID] フィールドを作成します。●
インフラストラクチャの準備
図 4-8. [Trend Micro Site ID] の指定
4.
○[CRM] > [新しいアカウント] の順に移動し、○Remote Manager●の一意
の ID を新しい [トレンドマイクロサイト ID] フィールドに入力します。
●
○これは、○Remote Manager●からエクスポートした一意の ID です。●
97
○Trend Micro Remote Manager 管理者ガイド●
○Kaseya™の統合●
○次の設定により、Kaseya™を○Remote Manager●と統合します。●
○○Remote Manager●での Kaseya の設定●
手順
1.
○[管理] > [サードパーティとの統合の設定] の順にクリックします。●
○[サードパーティの統合] ウィンドウが表示されます。●
図 4-9. [アカウント情報通知グループ] ボックス
2.
98
○[統合を有効にする] をクリックします。●
インフラストラクチャの準備
3.
Kaseya のメールアドレスを追加します。
4.
[保存] をクリックします。
5.
○[ユーザ] > [すべてのユーザ] (ツリー上) > {ユーザ} > [通知] (タブ) の順
に移動します。●
99
○Trend Micro Remote Manager 管理者ガイド●
図 4-10. 必要な通知を選択
6.
100
○Kaseya に送信する製品通知の設定を選択します。●
インフラストラクチャの準備
注意
○すべての製品およびユーザに適用可能なリアルタイム通知設定の初期設
定を選択します。または、このユーザの設定を指定します。●
7.
Kaseya を受信者の 1 人として選択します。
8.
手順 5、6、および 7 をユーザごとに繰り返します。
○Kaseya での設定●
手順
1.
○Kaseya で、○Trend Micro Remote Manager●の通知を表示するために、チ
ケッティングシステムに次のフィールドを追加します。●
•
ウイルスバスター ビジネスセキュリティ
フィールド名
目的
TM_CreateTime
イベント生成日時
TM_ProductName
製品名
TM_AgentGUID
○○Remote Manager●エージェント
GUID●
TM_CustomerName
ユーザ/会社名
TM_EventName
イベント名
TM_ServerName
○Client Server Messaging/ウイルス
バスター ビジネスセキュリティサー
バ名●
TM_MASClientName (オプション)
Exchange Server の名前 (Exchange
Server のシャットダウンイベントの
みに影響)
101
○Trend Micro Remote Manager 管理者ガイド●
図 4-11. Kaseya チケッティングフィールド
•
ウイルスバスター ビジネスセキュリティサービス
フィールド名
102
目的
TM_CreateTime
イベント生成日時
TM_ProductName
製品名
TM_CustomerName
ユーザ/会社名
TM_EventName
イベント名
インフラストラクチャの準備
図 4-12. Kaseya チケッティングフィールド
2.
○次の画面に示すようにメール設定が正しく指定されていることを確認
します。●
103
○Trend Micro Remote Manager 管理者ガイド●
図 4-13. Kaseya のメール設定
104
インフラストラクチャの準備
○イベントがトリガされると、Kaseya でチケットが受信されます。●
図 4-14. Kaseya のイベントチケット
○ConnectWise™の統合●
○次の設定により、ConnectWise™を○Remote Manager●と統合します。●
○○Remote Manager●での一般的な ConnectWise の設定●
手順
1.
○[管理] > [サードパーティとの統合の設定] の順に移動します。●
105
○Trend Micro Remote Manager 管理者ガイド●
○[サードパーティの統合] ウィンドウが表示されます。●
図 4-15. [アカウント情報通知グループ] ボックス
2.
3.
次の項目を更新します。
•
ConnectWise の統合を有効にする:○○Trend Micro Remote Manager●
と ConnectWise の統合を有効にするときにオンにします。●
•
ConnectWise の URL:サービスの URL を入力します。
•
会社 ID
•
○ログオン ID:●ConnectWise にサインインするために使用するアカ
ウントです。
•
○ログオンパスワード:●アカウントに関連付けられたパスワードで
す。
•
○○Remote Manager●が課金情報を送信する頻度を選択します。●
•
○○Remote Manager●がスパム統計情報を送信する頻度を選択しま
す。●
[保存] をクリックします。
○○Remote Manager●でのユーザ固有の ConnectWise の設定●
○各ユーザの ConnectWise の設定を行います。●○これらの設定はオプショ
ンです。●○ただし、ユーザ固有の通知を受信する場合は、この機能を有効
にする必要があります。●
106
インフラストラクチャの準備
手順
1.
○[ユーザ] (タブ) > {ユーザ} > [ConnectWise] (タブ、右側のペイン) の順に
移動します。●
2.
○[統合を有効にする] を選択します。●
3.
○ConnectWise に存在する有効な会社 ID を指定します。●
注意
○スペルが不明な場合は、[有効性をテストする] をクリックして、会社 ID
を確認できます。●
4.
統合の設定を選択します。
•
○[管理] の初期設定を使用します。●
•
○課金とエグゼクティブサマリーのオプションを指定します。●
5.
[保存] をクリックします。
6.
○[ユーザ] (タブ) > {ユーザ} > [通知] (タブ、右側のペイン) の順に移動し
ます。●
7.
○各ユーザの通知設定を行います。●
8.
[ConnectWise] を受信者の 1 人として選択します。
9.
[保存] をクリックします。
107
○Trend Micro Remote Manager 管理者ガイド●
○ConnectWise での設定●
手順
1.
○PSA (Professional services automation) ツールを使用して ConnectWise にロ
グオンします。●
2.
新しいサービスボードを作成します。
この手順はオプションです。○ただし、この手順を実行すると○Trend
Micro Remote Manager●から効率的に結果をフィルタできるようになりま
す。●
a.
[Setup] > [Setup Table] > ○[検索] に移動し、
「Service Board」と入力
します。●
b.
[Service Board] をクリックします。
サービスボードのリストが表示されます。
c.
新規アイコンをクリックして、新しいサービスボードを作成します。
新しいサービスボードの画面が表示されます。
d.
108
[Board Name]、[Location]、[Business Unit]、および [Sign Off Template] を
更新します。その他のフィールドはすべてオプションです。
インフラストラクチャの準備
3.
e.
[保存] をクリックします。
f.
[Statuses] タブをクリックします。
g.
新規アイコンをクリックして、新しいステータスサービスを作成し
ます。
h.
[Status to Description]、[Sort Order] を更新し、[Display on Board] をオン
にします。
i.
[保存] をクリックします。
ユーザに権限を割り当てます。
a.
[Setup] > [Setup Table] > ○[検索] に移動し、「Integrator Login」と
入力します。●
b.
必要な [Integrator Login] をクリックし、新しいアイコンをクリックし
て新しいログインアカウントを作成します。
109
○Trend Micro Remote Manager 管理者ガイド●
[General] 画面が表示されます。
4.
c.
[Access Levels] で [All records] を選択します。
d.
次のオプションをオンにします。[Service Ticket API]、[Management
Services API]、[Company API]、[System API] および [Configuration API]。
e.
○前に作成したサービスボードを選択し、[チケットコールバック
URL] を「www.example.com」またはその他の任意の URL に更新し
て、[保存] をクリックします。●
f.
[保存] をクリックします。
新しい管理ソリューションを作成します。
a.
[Setup] > [Setup Table] > ○[検索] に移動し、
「Management IT」と入力
します。●
b.
[Management IT] をクリックします。
c.
新規アイコンをクリックして、管理ソリューションを作成します。
d.
○[名前] を TMRM Management Setup に更新し、[管理 IT ソリュー
ション] を Custom に更新し、[カスタムソリューション名] を TMRM
Management Solution に更新します。●
他の値を使用すると、接続が切断される可能性があります。
e.
5.
6.
110
[保存] をクリックします。
会社の初期設定のステータスを [Active] に変更します。
a.
[Setup] > [Setup Table] > ○[検索] に移動し、「Company Status」と入
力します。●
b.
[Company Status] をクリックします。
c.
[Active] をクリックします。
d.
[Default Flag] を選択します。
e.
[保存] をクリックします。
○○Remote Manager●の管理下の製品/サービスごとに新しいサービスを
作成します。●
インフラストラクチャの準備
a.
b.
[Setup] > [Products] > [New] に移動します。
[Product ID] を管理下の製品/サービスに更新します。○HES/WFBSSVC/WFBS-S/WFBS-A から選択します。●
c.
必要に応じて価格設定を更新します。
d.
[保存] をクリックします。
これらの手順を管理下の製品/サービスごとに繰り返します。
7.
○○Remote Manager●の管理下の製品/サービスごとにクロスリファレン
スを作成します。●
a.
○[セットアップ] > [セットアップテーブル] > [検索] の順に移動し、
「Managed Devices Integration」と入力します。●
b.
[Managed Devices Integration] をクリックします。
c.
○「Remote Manager 管理ソリューション」という管理ソリューション
を選択します。●
d.
[Cross Reference] (タブ) > [New] に移動します。
e.
必要に応じてフィールドを更新します。
○○Remote Manager●の管理下の製品/サービスの設定●
製品/サービス
Trend Micro ビジ
ネスセキュリティ
設定
•
Type: T-WFBS-S
•
Level: Standard
•
Agreement Type: Managed Service
•
Product: WFBS-S
•
Configuration Type: Spam Stats
111
○Trend Micro Remote Manager 管理者ガイド●
製品/サービス
Worry-Free
Business Security
Advanced
ウイルスバスター
ビジネスセキュリ
ティサービス
Hosted Email
Security
f.
8.
設定
•
Type: T-WFBS-A
•
Level: Advanced
•
Agreement Type: Managed Service
•
Product: WFBS-A
•
Configuration Type: Spam Stats
•
Type: T-WFBSS
•
Level: Standard
•
Agreement Type: Managed Service
•
Product: WFBSS
•
Configuration Type: Spam Stats
•
Type: T-HES
•
Level: Standard
•
Agreement Type: Managed Service
•
Product: HES
•
Configuration Type: Spam Stats
[保存] をクリックします。
ConnectWise に統合するユーザごとに新しい会社を作成します。
a.
[Contacts] > [Company] > [New] の順にクリックします。
b.
[Company ID] を更新します。
○トレンドマイクロは、○Remote Manager●のユーザ名を
ConnectWise の会社 ID として使用することをお勧めします。●
c.
[保存] をクリックします。
これらの手順を繰り返し、ユーザごとに会社を作成します。
9.
112
各会社について新しい管理を作成します
インフラストラクチャの準備
a.
[Management] (タブ) をクリックします。
b.
[保存] をクリックします。
c.
[New Item] をクリックします。
d.
○[解決策] を Remote Manager Management Solution に更新しま
す。●
e.
[Managed ID] を前のステップで指定した会社 ID に更新します。
f.
[保存] をクリックします。
10. 各会社の設定を作成します。
a.
[Configuration] (タブ) をクリックします。
b.
○「Spam Stats」に設定した [設定の種類] と会社 ID に設定した [名
前] を使用して新しい設定を作成します。●
c.
[保存] をクリックします。
11. ConnectWise に統合するユーザごとに新しい契約を作成します。
a.
○[契約] (タブ) > [新規] の順に移動します。●
b.
○[契約の種類] として [管理下のサービス] を選択し、必要に応じてそ
の他の情報を更新します。●
113
○Trend Micro Remote Manager 管理者ガイド●
c.
[保存] をクリックします。
12. 契約に付加条項を含めます。
a.
[Agreements] > [Additions] の順にクリックします。
b.
必要に応じてフィールドを更新します。
たとえば、価格とシリアルナンバーを更新します。
重要
シリアルナンバーには「SerialNumber: Serial_Company ID」とい
う形式を使用する必要があります。
114
インフラストラクチャの準備
c.
[保存] をクリックします。
これらの手順を管理下の製品/サービスごとに繰り返します。
115
第5章
○ユーザの管理●
○このセクションでは次のトピックについて説明します。●
•
118 ページの「ユーザ」
117
○Trend Micro Remote Manager 管理者ガイド●
ユーザ
○ユーザの詳細とライセンス情報を [ユーザ] ページで確認します。●○次の
ことも実行できます。●
•
○各ユーザの名前をクリックして、詳細な顧客情報を表示●
•
○ユーザリストのフィルタ●
•
○ユーザ情報を CSV ファイルにエクスポート●
•
○新規ユーザの追加●
•
○ライセンスの更新●
•
○製品の管理●
○新規ユーザの追加●
手順
118
1.
○[ユーザ] > {ユーザ名} > [製品] (タブ) > [追加] の順に移動します。●
2.
○サービスプラン、開始日、ライセンスごとのユニット数を選択します。
●
3.
[次へ] をクリックします。
○ユーザの管理●
4.
○製品の初期設定を行います。●○次のいずれかを選択できます。●
•
○基本:●○表示される設定のみを行います。●
119
○Trend Micro Remote Manager 管理者ガイド●
•
○Web レピュテーションと URL フィルタの承認リスト●
注意
○URL を承認リストに追加する場合は、ブロックリストに追加さ
れていないことを確認してください。同様に、ブロックリストに
追加する場合は、承認リストに追加されていないことを確認して
ください。●
•
5.
•
○URL フィルタのブロックリスト●
•
○サーバおよびデバイスに対する予約検索●
○テンプレート:●○[管理] > [初期設定テンプレートの構成] の順に
移動し、ウイルスバスター ビジネスセキュリティに似たコンソール
を使用して、設定を行います。●
○[完了] をクリックします。●
製品/サービスが追加され、追加項目の詳細情報が表示されます。
注意
GUID/認証キーをメモに記録しておきます。
6.
[接続] をクリックして、製品/サービスをコンソールに接続する方法に関
する情報を確認します。
アカウントの関連付け
○新しい Licensing Management Platform に移行していない他の○Trend Micro
Remote Manager●アカウントを管理する場合は、それらのアカウントを現在の
アカウントにマージできます。●
手順
1.
○Licensing Management Platform に移行済みの○Remote Manager●アカウ
ントにログインします。●
[ダッシュボード] 画面が表示されます。
120
○ユーザの管理●
2.
○ログイン名の横にある矢印をクリックし、[別のアカウントのマージ] >
[続行] の順にクリックします。●
警告!
○アカウントを現在のアカウントにマージすると、他のアカウントのすべ
てのデータが移動します。●○たとえば、現在、admin1 アカウントでログ
インしており、admin2 アカウントを admin1 アカウントにマージする場合
は、admin2 アカウントのすべてのデータが admin2 アカウントから削除さ
れます。●○このデータは admin1 アカウントとマージされています。●
○admin2 アカウントは依然として開くことができますが、そのすべての
データは admin1 アカウントに入っています。●
3.
○現在のアカウントとマージするアカウントのユーザ名とパスワードを
指定します。●
4.
○[マージ] をクリックします。●
○データがマージされるまで数分お待ちください。●
製品ライセンスの確認
ユーザの管理下のサーバの製品ライセンスを定期的に確認し、保護の継続を
徹底します。
手順
1.
○[ユーザ] > {ユーザ} > {製品} > [ライセンス] (タブ) の順にクリックし
ます。●
121
○Trend Micro Remote Manager 管理者ガイド●
2.
○製品ライセンス情報を確認します。●
製品/サービスの追加
手順
1.
○[ユーザ] > {ユーザ名} > [製品] (タブ) > [追加] の順に移動します。●
2.
○サービスプラン、開始日、ライセンスごとのユニット数を選択します。
●
3.
○製品またはサービスを追加します。●
製品/サービスが追加され、追加項目の詳細情報が表示されます。
4.
○グローバル一意識別子 (GUID) または認証キーをメモに記録しておき
ます。●
5.
[接続] をクリックして、製品/サービスをコンソールに接続する方法に関
する情報を確認します。
連絡先
連絡先の追加
イベント通知とレポートを受信するために、ユーザ組織内のユーザは、最初
に連絡先を追加する必要があります。
122
○ユーザの管理●
手順
1.
○[ユーザ] > {ユーザ} > [連絡先情報] (タブ) の順に移動します。●
2.
[追加] をクリックします。
3.
○[連絡先の追加] で、次の情報を指定します。●
4.
•
連絡先名
•
電話番号
•
郵便番号
•
メール:○Remote Manager●から、このアドレスにイベント通知とレ
ポートが送信されます。
•
その他
[保存] をクリックします。
○ユーザ情報の変更●
○[会社のプロファイル] および [連絡先情報] タブを使用すると、ユーザの情報
を編集できます。●
手順
1.
○[ユーザ] > {ユーザ} > [会社のプロファイル] (タブ) の順に移動します。
●
2.
○会社情報を更新します。●
注意
○○Trend Micro Remote Manager● Web コンソールにユーザがログインす
るときに表示されるロゴを変更することもできます。●
3.
○[ユーザ] > {ユーザ} > [連絡先情報] (タブ) の順に移動します。●
4.
○連絡先の詳細を更新します。●
123
○Trend Micro Remote Manager 管理者ガイド●
5.
[保存] をクリックします。
連絡先の削除
ユーザは連絡先として通知やレポートを受信できます。○ただし、連絡先に
変更があり、一部の連絡先を受信者のリストから削除しなければならないと
きもあります。●
手順
1.
○[ユーザ] > {ユーザ} > [連絡先情報] (タブ) の順に移動します。●
2.
削除する連絡先を選択します。
3.
[削除] をクリックします。
ユーザの削除
製品またはサービスを削除すると、この製品またはサービスのすべての記録
が削除されます。○○Trend Micro Remote Manager●サーバに製品またはサー
ビスを再登録する場合は、そのユーザのグローバル一意識別子 (GUID) を作成
する必要があります。●さらに、管理下の製品に対して○Remote Manager●™
エージェントを再インストールし、新しい GUID を使用する必要があります。
手順
1.
2.
124
ユーザからすべての関連する製品/サービスを削除します。
a.
○[ユーザ] > {ユーザ} の順にクリックします。●
b.
[製品] タブで、すべての製品/サービスを選択します。
c.
[削除] をクリックします。
ユーザを削除します。
a.
○[ユーザ] をクリックします。●
b.
○リストでユーザを選択します。●
○ユーザの管理●
c.
[削除] をクリックします。
○ユーザリストのフィルタ●
○ユーザリストには、ユーザ数に応じて短いリストか長いリストを表示でき
ます。●○必要な情報を得るために、ユーザを絞り込み、設定するプロファ
イルに一致するユーザだけを検索することができます。●
手順
1.
○○Trend Micro Remote Manager● Web コンソールから、[ユーザ] をク
リックします。●
○このページにすべてのユーザが表示されます。●
2.
○ページの右側で、フィールドを 1 つ以上選択します。●
注意
○複数のフィールドを選択すると、必要な特定の情報を得られる可能性が
ありますが、これは利点の 1 つです。●○ただし、必要な情報がフィルタ
で取り除かれている場合もありますので、慎重に選択してください。●
3.
○(オプション) [エクスポート] をクリックすると、フィルタされたユーザ
の CSV ファイルを生成できます。●
125
第6章
エージェントの管理
このセクションでは次のトピックについて説明します。
•
128 ページの「○○Remote Manager●コンソールからのエージェントの管
理●」
•
132 ページの「管理下のサーバからのエージェントの管理」
•
137 ページの「エージェントの削除」
127
○Trend Micro Remote Manager 管理者ガイド●
○○Remote Manager●コンソールからのエー
ジェントの管理●
○このセクションでは、トレンドマイクロ™ ○Remote Manager●™コンソールか
らエージェントを管理する方法について説明します。●
○エージェントとサーバ間の接続の確認●
○○Trend Micro Remote Manager●サービスがスムーズに動作していることを
確認するには、エージェントのステータスが○Trend Micro Remote Manager●
Web コンソールで「接続済み」または「オンライン」になっていることを確
認します。●
○[ユーザ] > {ユーザ} > [製品] (タブ) の順に移動します。●
○このツリーの [ステータス] 列に各エージェントのステータスが一覧表示さ
れます。●各ステータスの詳細については、128 ページのエージェントのス
テータスを参照してください。
○サーバ/エージェントの接続性に関連する問題については、現在のセクショ
ンに加えて、177 ページのトラブルシューティングと既知の問題を参照してく
ださい。●
エージェントのステータス
○Remote Manager●エージェントのステータスは、エージェントが○Remote
Manager●サーバからデータを収集し、コマンドを受信できるかどうかを示し
ます。また、エージェントが正常に機能できない理由や、その状況の対処方
法についても示します。○次の表は、エージェントのステータスの種類と状
況への対処方法について説明しています。●
128
エージェントの管理
表 6-1. エージェントのステータスの種類
ステー
タス
説明
オンラ
イン
エージェントは正常に動作していま
す。
該当なし
異常
○エージェントがオフラインの可能
性があり、○Remote Manager●
サーバに応答しませんが、ログオフ
の要求は送信されていません。●
このステータスは、管理下のサーバが正
常にシャットダウンされていない場合に
発生することがあります。管理下のサー
バの管理者は、この状況を認識している
必要があります。必要応じて管理者に連
絡してください。
無効
○このステータスはコンソールから コマンドを送信してエージェントを有効
手動で設定します。●無効のステー にします (130 ページのエージェントコ
タスの場合、エージェントは 10 分間 マンドの送信を参照)。
隔でサーバからのコマンドをクエリ
します。
オフラ
イン
○エージェントはログオフ要求を○
Remote Manager●サーバに送信
後、正常に終了しました。●一般に、
ユーザがエージェントサービスを
シャットダウンするか、管理下の
サーバがシャットダウンされると、
エージェントがこのステータスにな
ります。
管理下のサーバの管理者は、サーバが
シャットダウンしたことを認識している
必要があります。必要応じて管理下の
サーバの管理者に連絡してください。
不明
エージェントは正常に動作していま
せん。
エージェントを削除して、管理下のサー
バの管理者にエージェントを再インス
トールするように依頼してください。○
問題が解決しない場合は、サポートプロ
バイダに問い合わせてください。●
プラグ
インエ
ラー
コンソールで、エージェントサービ
スのプラグインコンポーネントにエ
ラーが検出されました。
エージェントを削除して、管理下のサー
バの管理者にエージェントを再インス
トールするように依頼してください。○
問題が解決しない場合は、サポートプロ
バイダに問い合わせてください。●
解決方法
129
○Trend Micro Remote Manager 管理者ガイド●
ステー
タス
説明
解決方法
登録解
除
エージェントが○Remote Manager
●サーバに登録されていません。
○エージェントは、インストールされて
いないか、○Remote Manager●サーバ
と正常に通信できていません。●管理下
のサーバの管理者に連絡してください。
バー
ジョン
の不一
致
次のコンポーネントのいずれかの
バージョンに不一致が検出されまし
た。
エージェントと管理下のサーバをアップ
グレードします。この方法で解決しない
場合は、トレンドマイクロのデータセン
ターの管理者にこの問題を報告してくだ
さい。
•
エージェント
•
○Remote Manager●
•
○ウイルスバスター ビジネス
セキュリティ●
エージェントコマンドの送信
○エージェントコマンドを使うと、ウイルスバスター ビジネスセキュリティ
エージェントに影響を及ぼしている問題をリモートから解決できます。●○
エージェントが異常または登録解除のステータスの場合は、コマンドを送信
できません。●
手順
130
1.
○[ユーザ] > {ユーザ} > [TMRM エージェント] の順に移動します。●
2.
[処理] 列の [送信] をクリックします。
3.
次のいずれかのコマンドを選択します。
•
有効:エージェントを無効のステータスから通常の機能に復元しま
す。
•
無効:エージェントは情報の収集を停止しますが、10 分間隔でサーバ
からのコマンドをクエリます。
•
アンインストール:管理下のサーバからエージェント自体を削除しま
す。
エージェントの管理
•
4.
プラグインのアップグレード:エージェントがアップデートファイル
をダウンロードしてインストールします。
[送信] をクリックします。
エージェントの詳細の表示
手順
1.
○[ユーザ] > {ユーザ} > [製品] (タブ) > [WFBS-S/WFBS-A] > [エンドポイ
ント] の順に移動します。●
次の情報が表示されます。
•
ステータス
•
名前
•
GUID:○グローバル一意識別子。○Remote Manager●によってこの
文字列が自動的に生成されます。●エージェントプログラムをイン
ストールする管理者に GUID を連絡してください。
•
○IP アドレス:●エージェントをインストールするサーバの IP アド
レス
•
○登録日●
•
○前回のアップデート:●エージェントの前回のアップデート日時
•
○エージェントバージョン●
•
○管理下の製品:●エージェントによって管理する製品
•
○管理下の製品のバージョン:●エージェントによって管理する製品
のバージョン
131
○Trend Micro Remote Manager 管理者ガイド●
管理下のサーバからのエージェントの管理
○このセクションでは、管理下のサーバからエージェントを管理する方法に
ついて説明します。●
エージェントのステータスメッセージ
管理下のサーバでは、エージェントが次のいずれかのシステムトレイアイコ
ンで表示されます。
表 6-2. システムトレイアイコン
アイ
コン
説明
○緑色のアイコンは、エージェントが○Remote Manager●通信サーバに接続さ
れていることを示します。●WFRM エージェントは正常に動作しています。
○赤色のアイコンは、エージェントが○Remote Manager●通信サーバに接続さ
れていないか、エージェントのバージョンがサーバと一致しておらずアップデー
トが必要なことを示します。●
赤い矢印のアイコンは、WFRM エージェントが○Remote Manager●からログオ
フしていることを示します。
赤い「×」印のアイコンは、エージェントが無効になっていることを意味します。
管理下のサーバでのエージェント GUID の変更
○○Remote Manager●エージェントのインストールで間違ったグローバル一
意識別子 (GUID) を入力した場合は、そのエージェントを削除し、正しい
GUID を使用してもう一度インストールします。●○この手順を実行できな
い場合は、次の手順をお試しください。●
手順
132
1.
○C:¥Program Files¥Trend Micro¥TMRMAgentForCSM に移動します。
●
2.
テキストエディタで AgentSysConfig.xml ファイルを開きます。
エージェントの管理
3.
パラメータ<AgentGUID>と</AgentGUID>の間の GUID を探します。
4.
この GUID を編集してファイルを保存します。
5.
同じフォルダの csmSysConfig.xml ファイルをテキストエディタを使用
して開きます。
6.
パラメータ<ProductGUID>と</ProductGUID>の間の GUID を探します。
7.
この GUID を編集してファイルを保存します。
8.
○タスクバーにある○Trend Micro Remote Manager●エージェントのアイ
コンを右クリックして、[サービスの再開] をクリックします。●
エージェントの設定ツールの使用
エージェントの設定ツールでは、○Remote Manager●エージェントの設定に変
更を加えることができます。
○[スタート] > [プログラム] > [Trend Micro Remote Manager エージェント] >
[エージェントの設定ツール] の順に移動するか、トレイアイコンを右クリック
して、[設定] をクリックします。●
詳細については、134 ページのエージェントの設定を参照してください。
133
○Trend Micro Remote Manager 管理者ガイド●
エージェントの設定
エージェントの設定メニュー
エージェントを設定するには、トレイアイコンを右クリックして次のメ
ニューを開きます。
図 6-1. エージェントの設定ツールのポップアップメニュー
次の項目が表示されます。
134
•
設定:エージェントの設定画面が表示されます。
•
言語の選択:他の有効な言語に加えて、「英語」が常に表示されます。
•
サービス:起動、停止、再起動を実行します。
•
終了:このツールを終了しても○Remote Manager●サービスは停止しませ
ん。単に WFRM エージェントの設定ツールが終了し、タスクバーにアイ
コンが表示されなくなるだけです。WFRM エージェントの設定ツールは
いつでも再起動できます。
エージェントの管理
設定ツールのメインダイアログボックス
○トレイアイコンを右クリックして、エージェントの設定メニューの [設定]
をクリックすると、エージェントの設定ツールの [一般] タブが開きます。●
図 6-2. エージェントの設定ツールの [一般] タブ
135
○Trend Micro Remote Manager 管理者ガイド●
現在このツールに関係しているのは、エージェントの設定画面の次のセク
ションだけです。
•
サーバ設定:次の設定によってサーバの通信を設定します。
•
•
•
136
サーバアドレス:○○Remote Manager●通信サーバの完全修飾ドメイ
ン名 (FQDN)。●FQDN は、各地域で次のように異なります。
•
アジア太平洋: rm-apaca.trendmicro.com
•
ヨーロッパおよび中東: rm-emea.trendmicro.com
•
日本: rm-jpa.trendmicro.com
•
南米: rm-lara.trendmicro.com
•
北米: rm-usa.trendmicro.com
•
ポート:○ ○Remote Manager●サーバがエージェントとの通信に使用
するポート。●このポート番号は、HTTP の場合は 80、HTTPS の場
合は 443 にする必要があります。
•
プロトコル:サーバとエージェント間の通信に使用するプロトコル。
プロキシサーバ設定:○ユーザのネットワークが○Remote Manager●サー
バとの通信にプロキシを必要とする場合は、[プロキシサーバ設定] チェッ
クボックスをオンにしてこの領域を有効にします。●
•
アドレス:プロキシサーバの IP アドレス
•
ポート:プロキシサーバのポート
•
プロトコル
接続テストボタン:○[接続テスト] ボタンは、エージェントと○Remote
Manager●サーバ間の通信をテストするために使用します。●この機能を
使用して、通信サーバへの基本的な通信が正常かどうかをテストしてく
ださい。通信に失敗した場合は (ツールをサーバへ接続できない場合に
はポップアップダイアログボックスが表示されます)、通信サーバのアド
レスやポート、プロキシサーバアドレスやポートなど、基本的な項目に
問題が存在する可能性があります。
エージェントの管理
エージェントの削除
○このセクションでは、エージェントを削除する方法について説明します。
●
ローカルでのエージェントの削除
○エージェントを削除する前に、186 ページの「エージェント設定のバック
アップと復元」を参照してください。●
警告!
○エージェントを○Remote Manager●から登録解除すると、○Remote Manager●
エージェントに関連するすべてのデータが削除されます。●○エージェントの
登録が解除されないようにするには (さらにデータを削除されないようにする
には)、○Remote Manager●エージェントを削除する前に○Remote Manager●エー
ジェントのインタフェースでサーバアドレスの値を変更します。●
○○Remote Manager●エージェントをローカルで削除する方法は 3 つありま
す。●
•
○Remote Manager●エージェントを直接アンインストールする。
•
○Remote Manager●エージェントをコントロールパネル経由でアンイン
ストールする。
•
○Remote Manager●エージェントを手動でアンインストールする。
○○Remote Manager●エージェントの直接アンインストール●
1.
○Remote Manager●エージェントのインストールファイルを開きます
(WFRMAgentforCSM.exe または WFRMAgentforWFBS.exe)。
2.
確認を求める [アンインストールの確認] ダイアログボックスで [はい] を
クリックします。
137
○Trend Micro Remote Manager 管理者ガイド●
注意
削除処理では、特定のアプリケーションを終了するように求められます。
これらのアプリケーションを閉じてから、[再試行] をクリックして操作を続
行してください。
3.
アンインストールが完了したら、[完了] をクリックしてウィザードを閉じ
ます。
○コントロールパネルを使った○Remote Manager●エージェントのアンイ
ンストール●
1.
○コントロールパネルの [プログラムの追加と削除] アプレット (Windows
Vista™の場合は [プログラムと機能]) を開きます。●
2.
○[Trend Micro Remote Manager エージェント] を選択して、[変更と削
除] ボタンをクリックします。●
3.
画面上の指示に従います。
○○Remote Manager●エージェントの手動アンインストール●
何らかの理由でエージェントを通常の方法で削除できない場合は、次の手順
を実行してください。
1.
○○Remote Manager●エージェントサービスを停止します●
a.
○[スタート] > [ファイル名を指定して実行] の順に移動します。●
b.
○コマンドラインで「cmd」と入力し、Enter キーを押します。●
c.
次のコマンドを実行します。
net stop Trend Micro Worry-Free Remote Manager Agent
2.
○○Remote Manager●エージェントサービスを削除します。●
a.
コマンドラインで、ディレクトリ変更 (cd) コマンドを使用して○
Remote Manager●エージェントディレクトリに移動します。
b.
次のコマンドを実行します。
TMICAgent -u
3.
138
プログラムファイルを削除します。
エージェントの管理
Delete {Agent install directory} / WFRMAgentForCSM
4.
レジストリエディタを開き (regedit.exe)、次のレジストリキーを削除し
ます。
注意
レジストリを変更する前に常にバックアップを作成してください。正しく
ないレジストリの変更により、重大な問題が発生する場合があります。問
題が発生した場合には、regedit.exe のヘルプトピック「レジストリを復
元する」か、regedt32.exe のヘルプトピック「レジストリ キーを復元す
る」を参照して、復元してください。
5.
•
HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥TrendMicro¥TMIC4CSM¥Agent
¥HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥Classes¥Installer¥Products
¥23FC8F347B51DD440AD13A73D13A73D22D58E6
•
HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥Microsoft¥Windows
¥CurrentVersion¥Installer¥UserData¥S-1-5-18¥Products
¥23FC8F347B51DD440AD13A73D13A73D22D58E6
•
○HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥Microsoft¥Windows
¥CurrentVersion¥Uninstall¥{43F8CF32-15B7-44DD-A01DA3372DD2856E}●
•
HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥Microsoft¥Windows
¥CurrentVersion¥Uninstall¥InstallShield Uninstall
Information¥{43F8CF32-15B7-44DD-A01D-A3372DD2856E}
•
HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥Microsoft¥Windows
¥CurrentVersion¥Uninstall¥InstallShield_
¥{43F8CF32-15B7-44DD-A01D-A3372DD2856E}
スタートメニューから○Remote Manager●エージェントのショートカッ
トを削除します。
a.
デスクトップで、[マイ コンピュータ] をクリックします。
b.
○現在のディレクトリを..¥Documents and Settings¥All Users
¥Start Menu¥Programs に変更します。●
139
○Trend Micro Remote Manager 管理者ガイド●
c.
140
○○Remote Manager● Agent フォルダを削除します。●
第7章
○ライセンスの管理●
このセクションでは次のトピックについて説明します。
注意
○この機能は、ご利用のアカウントが Trend Micro Licensing Management Platform
と統合済みである場合にのみ使用可能です。●
•
142 ページの「○シート割り当ての追加●」
•
142 ページの「○ライセンスの更新●」
141
○Trend Micro Remote Manager 管理者ガイド●
○シート割り当ての追加●
○各販売店は、1 ユーザあたりに割り当て可能なシート数を指定できます。●
○シートの割り当て数が超過した場合、販売店はユーザ単位でシートを追加
できます。●
手順
1.
○[シートの追加] ウィンドウを表示する方法はいくつかあります。●
•
○トレンドマイクロ™ ○Remote Manager●™ Web コンソールから:●
a.
○[ユーザ] をクリックします。●
b.
○シートの割り当てが超過したユーザを選択します。●
c.
○[シートの変更] をクリックします。●
•
○[通知] ウィジェットから、通知の横にある [今すぐシートを追加] リ
ンクをクリックします。●
•
○メール通知メッセージから、[今すぐシートを追加] ボタンをクリッ
クします。●
2.
○割り当てに追加するシート数を指定します。●
3.
[送信] をクリックします。
○ライセンスの更新●
○管理対象のユーザのライセンスを更新します。●
手順
1.
○[ライセンスの更新] ウィンドウを表示する方法はいくつかあります。
●
•
142
○○Trend Micro Remote Manager● Web コンソールから:●
○ライセンスの管理●
a.
○[ユーザ] をクリックします。●
b.
○有効期限が切れたユーザ、またはまもなく切れるユーザを選
択します。●
c.
○[ライセンスの更新] をクリックします。●
•
○[通知] ウィジェットから、通知の横にある [今すぐ更新] リンクをク
リックします。●
•
○メール通知メッセージから、[今すぐ更新] ボタンをクリックしま
す。●
2.
○ライセンスの有効期限に対する変更を指定します。●
3.
[送信] をクリックします。
143
第8章
○設定の管理●
このセクションでは次のトピックについて説明します。
•
146 ページの「○通知の設定●」
•
147 ページの「○コンソールの設定●」
•
147 ページの「○初期設定テンプレートの構成●」
145
○Trend Micro Remote Manager 管理者ガイド●
○通知の設定●
○注意が必要なイベントがある場合に、通知を設定します。●○これらの通
知はメールで送信されるか、[通知] ウィジェットまたはサードパーティ製ソフ
トウェアから表示できます。●
手順
1.
○一般的な通知設定を行います。●
a.
○[管理] > [通知の設定] の順にクリックします。●
注意
○この画面には、どのメールアドレスにメール通知が届くのかが示さ
れます。●○誤りがある場合は、Licensing Management Platform にアク
セスしてプロファイルの設定を変更します。●
b.
○言語を選択してください。●
c.
○(オプション) 日次通知概要メールの有効/無効を切り替えます。●
○これにより通知メールが毎日届くため、トリガされたイベント、
およびまだ何らかの処理が必要なイベントをすべて把握できます。
●
d.
○イベントのトリガ時に送信される通知の種類を指定します。●
e.
2.
146
•
○通知に表示:●○このイベントの通知は [通知] ウィジェットに
表示されます。●○コンソールのバナーセクションで [通知] ア
イコンをクリックすると、イベント数も表示されます。●
•
メール:○ このイベントのメール通知が届きます。●○この
メールに記載されているリンクから直接、ライセンスの更新ま
たはシート割り当ての追加を実行できます。●
[保存] をクリックします。
○ユーザ固有の通知設定を行います。●
a.
○[ユーザ] > {ユーザ名} > [通知] (タブ) の順に移動します。●
b.
○通知の設定を選択します。●
○設定の管理●
c.
○追加の受信者を指定します。●
注意
○Kaseya、Autotask、または ConnectWise 用の通知を有効にする前に、
ユーザのサードパーティ製ツールが統合済みであることを確認してく
ださい。●
○コンソールの設定●
○ユーザがサービスにログインするときに常に表示されるロゴを指定しま
す。●
注意
○この設定はオプションです。●
手順
1.
○[管理] > [コンソール設定] の順にクリックします。●
2.
○使いたい画像を選択します。●○ロゴは、.png、.jpg、.bmp、また
は.gif 画像である必要があり、推奨サイズは幅 600x 高さ 55 ピクセルで
す。●
3.
[保存] をクリックします。
○初期設定テンプレートの構成●
注意
○初期設定テンプレートは、○Trend Micro Remote Manager●を Licensing
Management Platform と統合した場合にのみ使用可能です。●
147
○Trend Micro Remote Manager 管理者ガイド●
○初期設定テンプレートとは、ユーザ用にすでに事前設定されているテンプ
レートです。●○このテンプレートを使用すれば、ユーザがより簡単に同じ
設定を使用できるようになります。●
○テンプレート作成時には、ウイルスバスター ビジネスセキュリティサービ
スと似たコンソールが表示されます。●○これにより、使い慣れた操作で各
ユーザに初期設定のオプションを設定できます。●○ユーザタイプまたはグ
ループに特化したテンプレートをいくつか作成できます。●
○このテンプレートを利用した設定の詳細については、ウイルスバスター ビ
ジネスセキュリティサービスのドキュメント (http://docs.trendmicro.com/jajp/smb/worry-free-business-security-services.aspx) を参照してください。●
手順
148
1.
○[管理] > [初期設定テンプレートの構成] の順に移動します。●
2.
○[作成] をクリックします。●
3.
○テンプレート名とコメント (説明) を指定します。●○これにより、こ
のテンプレートの使用目的や対象ユーザが見分けやすくなります。●
4.
○[テンプレートの設定] をクリックします。●
○設定の管理●
注意
○ウイルスバスター ビジネスセキュリティサービスのコンソールに似たコ
ンソールが開きます。●○このサイトへの変更はすべてテンプレートとし
て保存され、登録された製品への影響はありません。●
5.
次の設定の指定:
•
•
•
•
○ポリシー●
a.
○[デバイス] > [サーバ] (初期設定) > [ポリシーの設定] の順に移
動します。●
b.
○サーバポリシーの初期設定を行います。●
c.
○[検索] > [デバイス] (初期設定) > [ポリシーの設定] の順に移動
します。●
d.
○デバイスポリシーの初期設定を行います。●
e.
[保存] をクリックします。
○検索設定●
a.
○[検索] > [手動検索] (タブ) の順に移動します。●
b.
○サーバおよびデバイスの初期設定を行います。●
c.
○[検索] > [予約検索] (タブ) の順に移動します。●
d.
○サーバおよびデバイスの初期設定を行います。●
e.
[保存] をクリックします。
○通知設定●
a.
○[管理] > [通知] > [イベント] (タブ) の順に移動します。●
b.
○イベント通知のトリガとなるイベントおよび受信者を指定し
ます。●
c.
[保存] をクリックします。
○グローバル設定●
149
○Trend Micro Remote Manager 管理者ガイド●
150
a.
○[管理] > [グローバル設定] > [セキュリティ設定] (タブ) の順に
移動します。●
b.
○検索、挙動監視、または大規模感染予防の設定に、必要な変
更を加えます。●
c.
○[管理] > [グローバル設定] > [承認/ブロック設定] (タブ) の順
に移動します。●
d.
○承認済みサイトまたはブロックサイトに、サイトを追加また
は削除します。●
e.
○[管理] > [グローバル設定] > [エージェント制御] (タブ) の順に
移動します。●
f.
○エージェントの設定を変更します。●
g.
○[管理] > [グローバル設定] > [デバイス管理] (タブ) の順に移動
します。●
h.
○ユーザベースのデバイス管理設定を変更します。●
i.
[保存] をクリックします。
第9章
イベントの管理
このセクションでは次のトピックについて説明します。
•
152 ページの「イベントの管理」
•
154 ページの「イベントの表示」
•
155 ページの「イベントの種類」
151
○Trend Micro Remote Manager 管理者ガイド●
イベントの管理
○○Trend Micro Remote Manager●では、ユーザの場所の製品またはサービスに
対処が必要な場合にイベントが発生します。●○すべてのユーザのイベント
を表示および管理するには、[イベントログ] 画面を使用します。●○ウイルス
バスター ビジネスセキュリティ、ウイルスバスター ビジネスセキュリティ
サービス、および Hosted Email Security で発生したイベントを種類別または
ユーザ別に探すことができます。●○また、重大度やステータスでイベント
をフィルタすることもできます。●
図 9-1. ○ウイルス対策イベントが表示された [イベントログ] 画面●
イベント
イベントは次のように分類されます。
•
152
脅威
•
155 ページの大規模感染予防
•
157 ページのウイルス対策
•
159 ページのスパイウェア対策
•
161 ページのスパムメール対策
•
161 ページのネットワークウイルス
イベントの管理
•
•
•
162 ページの Web レピュテーション
•
163 ページの挙動監視
•
163 ページの URL フィルタ
•
164 ページのデバイス制御
システム
•
165 ページの○Smart Protection Service●
•
165 ページのコンポーネントのアップデート
•
166 ページのディスク使用率
ライセンス
•
ライセンス (有効期限切れ)
•
ライセンス (まもなく有効期限)
•
シートの使用率
重大度
○重大度は次のように分類されます。●
•
○エラー:●ただちに対処する必要があるイベントです。
•
○警告:●警告 (通知) は、情報提供のみを目的としています。
ステータス
○ステータスは次のように分類されます。●
•
○未解決:●これらのイベントは対処が必要です。
•
○リセット/アップデート:●これらのイベントは、対処が完了し、製品/
サービスがアップデートされるのを待っています。
153
○Trend Micro Remote Manager 管理者ガイド●
イベントの表示
手順
154
1.
○[ホーム] > {ダッシュボード} > {ウィジェット} の順に移動します●
2.
○いずれかのイベントをクリックします。●
3.
○次のいずれかの操作を実行します。●
•
○左側のツリーと検索ウィンドウを使用して、種類別またはユーザ
別にイベントを表示する●
•
右側のタブを使用して、特定の製品/サービスのイベントを表示する
•
画面右上のドロップダウンリストを使用して、重大度またはステー
タスでイベントをフィルタする
•
特定のイベントにドリルダウンして、そのイベントの詳細情報の表
示や操作を行う
•
イベントを選択し [リセット] をクリックして件数をリセットする
か、[アップデート] をクリックしてコンポーネントをアップデートし
ます。
イベントの管理
各イベントと必要な処理の詳細については、155 ページのイベントの種類
を参照してください。
イベントの種類
○これには、○Trend Micro Remote Manager●から表示可能なさまざまなイベン
トの種類が表示されます。●
大規模感染予防ステータスの詳細
注意
○ウイルス対策は、ウイルスバスター ビジネスセキュリティでのみ使用可能で
す。●
○大規模感染予防によって、インターネットの脅威やその他の世界規模での
大規模感染状態を早期に警告できます。●大規模感染予防は、コンピュータ
とネットワークの安全性を維持するための予防的な対策であり、問題を特定
して損傷を修復する保護対策に先行して実行されます。大規模感染予防が
ネットワークとクライアントを保護している間に、トレンドラボで脅威に対
する解決策が作成されます。○トレンドラボで解決策が作成されると、アッ
プデートコンポーネントがリリースされ、ウイルスバスター ビジネスセキュ
リティサーバで最新コンポーネントがダウンロードされてクライアントに配
信されます。●次に、残ったウイルスが大規模感染予防によって駆除され、
脅威によって破損したファイルやディレクトリが修復されます。
大規模感染予防は、大規模感染の発生時に次の処理を実行できます。
•
ポートのブロック
•
特定のファイルおよびディレクトリの書き込み保護
•
特定の添付ファイルのブロック
トレンドマイクロは、管理下のネットワークにおける大規模感染予防の状況
を確認するために、トレンドラボがウイルスアラートを宣言しているかどう
155
○Trend Micro Remote Manager 管理者ガイド●
かを確認します。大規模感染予防イベントが発生している場合にのみ、ダッ
シュボードに大規模感染予防イベントが表示されます。
次の表は、各大規模感染予防ステータスアイコンを示しています。
表 9-1. 大規模感染予防ステータスアイコン
ステータスアイコン
説明
トレンドラボがイエローアラートを宣言
トレンドラボがレッドアラートを宣言
アラートステータス
レッドまたはイエローアラートが発生しているときには必ずアラートステー
タス情報が表示されます。大規模感染予防を有効にすることで、予防的な対
策を自動的に配信し、パターンファイルが用意されるまでネットワークが保
護されます。
脆弱なコンピュータ
脆弱なコンピュータには、既知のソフトウェア脆弱性に対するパッチが適用
されていません。脆弱なコンピュータへの対処としては、該当するドメイン
の管理者に連絡し、脆弱なコンピュータと対応する脆弱性の名前を通知しま
す。この情報を確認するには、脆弱なコンピュータの数をクリックします。
脆弱なコンピュータのリストを最新にするには、脆弱性診断 (VA) の検索を実
行します。○詳細については、69 ページの「○ウイルスバスター ビジネスセ
キュリティのコマンド●」を参照してください。●
クリーンナップするコンピュータ
クリーンナップするコンピュータとは、検出時にセキュリティクライアント
で正常に駆除、削除、または隔離できなかったウイルスまたは不正プログラ
ムに感染したコンピュータです。感染したコンピュータでは、通常、ウイル
スまたは不正プログラムのコピーが実行され、ウイルスまたは不正プログラ
ムが自動的に起動および継続実行できるようにコンピュータが設定されま
す。
感染したコンピュータおよびウイルス名のリストを参照するには、駆除する
コンピュータの数をクリックします。感染したコンピュータへ対応するに
は、ダメージクリーンナップサービス (DCS) をドメインに配信します。○詳
156
イベントの管理
細については、69 ページの「○ウイルスバスター ビジネスセキュリティのコ
マンド●」を参照してください。●
ウイルス対策ステータスの詳細
注意
○ウイルス対策は、ウイルスバスター ビジネスセキュリティでのみ使用可能で
す。●
次の表は、各ウイルス対策ステータスアイコンとカラーコードを示していま
す。
表 9-2. ウイルス対策ステータスアイコン
ステー
タスア
イコン
説明
○このステータスアイコンは、1 時間に 15 件以上のスパイウェア/グレーウェア
インシデントが検出された場合に表示されます (ウイルスバスター ビジネスセ
キュリティ、初期設定)。●管理者は、管理下のサーバでこのしきい値を変更で
きます。1 時間という間隔は、診断を実行する時点より前の 60 分間を意味しま
す。
このステータスアイコンは、次のいずれかの条件が成立すると表示されます。
•
Exchange サーバのリアルタイム検索が無効になってい場合
•
セキュリティクライアントが不正プログラムを駆除または隔離できない場
合
•
○ウイルスバスター ビジネスセキュリティ 5.1 以降の場合:●少なくとも
1 つのコンピュータでリアルタイム検索が無効になっている場合
ウイルス検出情報
○ウイルス検出情報は、ドメイン内でのウイルスまたは不正プログラムの検
出数を示します。●コンソールでは、この統計情報が次のグループに分けら
れています。
157
○Trend Micro Remote Manager 管理者ガイド●
•
デスクトップ/サーバ:○手動検索中、またはデスクトップおよびサーバコ
ンピュータでのファイルへのアクセス時に検出されたウイルスまたは不
正プログラム●
•
Exchange サーバ:○Exchange サーバで処理されたメールメッセージで検出
されたウイルスまたは不正プログラム●
その他の情報または処理にアクセスするには、[詳細] をクリックします (使用
可能な場合)。
警告!
インシデントが対処済みで、阻止されていることが明らかな場合を除き、[リセッ
ト] はクリックしないでください。
ウイルス対策処理の失敗
ウイルス対策検索サービスでは、不正プログラムまたはウイルスが見つかっ
たファイルの駆除、隔離、または削除を行います。検索サービスは、通常、
初期設定の処理を実行します。検索サービスがこの処理を実行できない場
合、第 2 の処理を実行します。
○処理が失敗したということは、ウイルスまたは不正プログラムがウイルス
対策の防御を回避し、コンピュータに感染したことを意味します。○Remote
Manager●では、ウイルスまたは不正プログラムの駆除、隔離、または削除に
失敗したコンピュータは、感染済みであると見なします。●
その他の情報または処理にアクセスするには、[詳細] をクリックします (使用
可能な場合)。
クリーンナップするコンピュータ
クリーンナップするコンピュータとは、検出時にセキュリティクライアント
で正常に駆除、削除、または隔離できなかったウイルスまたは不正プログラ
ムに感染したコンピュータです。感染したコンピュータでは、通常、ウイル
スまたは不正プログラムのコピーが実行され、ウイルスまたは不正プログラ
ムが自動的に起動および継続実行できるようにコンピュータが設定されま
す。
感染したコンピュータおよびウイルス名のリストを参照するには、駆除する
コンピュータの数をクリックします。感染したコンピュータへ対応するに
158
イベントの管理
は、ダメージクリーンナップサービス (DCS) をドメインに配信します。○詳
細については、69 ページの「○ウイルスバスター ビジネスセキュリティのコ
マンド●」を参照してください。●
ウイルス対策処理の失敗により感染したコンピュータに対処するには、ダ
メージクリーンナップサービス (DCS) をドメインに配信します。○詳細につ
いては、69 ページの「○ウイルスバスター ビジネスセキュリティのコマンド
●」を参照してください。●
リアルタイム検索が無効
○リアルタイム検索が無効になっているコンピュータでは、到着したファイ
ルや処理されたファイルをすぐに検索できません。●○ただし、これらの
ファイルは、予約検索が開始されると検索されます。●このようなコン
ピュータは、ウイルスまたは不正プログラムに感染する可能性が高くなりま
す。○リアルタイム検索が無効の Exchange サーバでは、メールメッセージ内
のすべてのファイル (不正プログラムが含まれているファイルでさえも) を通
過させてしまうため、ユーザネットワークがマスメーリングワームに感染し
やすくなります。●
その他の情報または処理にアクセスするには、[詳細] をクリックします (使用
可能な場合)。
ドメイン内のすべてのコンピュータと Exchange サーバに対するリアルタイム
検索を有効にするには、ユーザを選択して [解決] をクリックします。
○スパイウェア対策ステータスの詳細●
注意
○スパイウェア対策は、ウイルスバスター ビジネスセキュリティでのみ使用可
能です。●
○[ユーザ] ページには、スパイウェア対策ステータスを表示するために、比較
的件数の高いスパイウェア/グレーウェアインシデント、およびスパイウェ
ア/グレーウェアに感染したコンピュータの存在を示すステータスアイコン
およびカラーコードが表示されます。●
次の表は、各スパイウェア対策ステータスアイコンを示しています。
159
○Trend Micro Remote Manager 管理者ガイド●
表 9-3. スパイウェア対策ステータスアイコン
ステー
タスア
イコン
説明
○1 時間に 15 件以上のスパイウェア/グレーウェアインシデントが検出され
ました (ウイルスバスター ビジネスセキュリティ、初期設定)。●○このしき
い値は、管理下のサーバで変更できます。●1 時間という間隔は、診断を実
行する時点より前の 60 分間を意味します。
処理が必要。スパイウェア/グレーウェアの感染を完全に取り除くには、最低
1 つのコンピュータを再起動する必要があります。
スパイウェア/グレーウェア検出情報
スパイウェア/グレーウェア検出情報は、ドメイン内でのスパイウェア/グ
レーウェアの検出数を示します。感染したコンピュータおよびスパイウェ
ア/グレーウェアの脅威名のリストを参照するには、インシデントの数をク
リックします。現在の件数をリセットするには、[リセット] をクリックしま
す。
その他の情報または処理にアクセスするには、[詳細] をクリックします (使用
可能な場合)。
警告!
インシデントが対処済みで、阻止されていることが明らかな場合を除き、[リセッ
ト] はクリックしないでください。
スパイウェア対策のためにコンピュータの再起動が必要
○[スパイウェア対策のためにコンピュータの再起動が必要] には、部分的に駆
除されたスパイウェア/グレーウェアに感染したコンピュータの数が表示さ
れます。●○これらのコンピュータは、再起動後までスパイウェア/グレー
ウェアの影響が完全に取り除かれないため感染したままになります。●これ
らのコンピュータでクリーンナップ処理を完了するには、ユーザ側の管理者
にコンピュータを手動で再起動するように依頼します。
その他の情報または処理にアクセスするには、[詳細] をクリックします (使用
可能な場合)。
160
イベントの管理
警告!
インシデントが対処済みで、阻止されていることが明らかな場合を除き、[リセッ
ト] はクリックしないでください。
スパムメール対策ステータスの詳細
[スパムメール対策ステータスの詳細] セクションには、Exchange サーバで処理
されているスパムメールメッセージの数の増加について警告が表示されま
す。画面には、スパムメールメッセージの割合 (Exchange サーバで処理される
全メッセージとの比率) が特定のしきい値に達しているかどうかを示すス
テータスアイコンが表示されます。スパムメール対策イベントが発生してい
る場合にのみ、ダッシュボードにスパムメール対策イベントが表示されます。
次の表は、各ステータスアイコンを示しています。
表 9-4. スパムメール対策ステータスアイコン
ステータ
スアイコ
ン
説明
警告。○スパムメールメッセージが、Exchange サーバで処理されるメッ
セージ総数の 10%以上を占めています (Client Server Messaging/ビジネス
セキュリティ、初期設定)。●管理者は、管理下のサーバでこのしきい値を
変更できます。
このアイコンは、これらの詳細情報の表示には使用されていません。
ネットワークウイルスステータスの詳細
ネットワークウイルスステータスの詳細のセクションでは、ネットワークで
の重大なネットワークウイルスの挙動について警告します。[イベント管理]
には、ステータスアイコンとカラーコードが表示され、ユーザドメインでの
ネットワークウイルスの挙動が特定のしきい値に達しているかどうかが示さ
れます。ネットワークウイルスイベントが発生している場合にのみ、ダッ
シュボードにネットワークウイルスイベントが表示されます。
161
○Trend Micro Remote Manager 管理者ガイド●
表 9-5. ネットワークウイルスステータスアイコン
ステータ
スアイコ
ン
説明
○これは警告メッセージです。●○1 時間に 10 件以上のネットワークウイ
ルスインシデントが検出されました (ウイルスバスター ビジネスセキュリ
ティ、初期設定)。●管理者は、管理下のサーバでこのしきい値を変更できま
す。1 時間という間隔は、診断を実行する時点より前の 60 分間を意味しま
す。
このアイコンは、これらの詳細情報の表示には使用されていません。
その他の情報または処理にアクセスするには、[詳細] をクリックします (使用
可能な場合)。
Web レピュテーションステータスの詳細
○Web レピュテーションでは、要求された Web ページを表示する前に潜在的
なセキュリティリスクを評価します。●○データベースから返されたレイ
ティングと設定されたセキュリティレベルに応じて、ウイルスバスター ビジ
ネスセキュリティの管理下のコンピュータにインストールされたビジネスセ
キュリティクライアントの要求がブロックまたは承認されます。●Web レ
ピュテーションサービスのセクションには、セキュリティリスクであると評
価された Web ページの取得試行回数が示されます。Web レピュテーションイ
ベントが発生している場合にのみ、ダッシュボードに Web レピュテーション
イベントが表示されます。
表 9-6. Web レピュテーションステータスアイコン
ステータ
スアイコ
ン
説明
クライアントから多数または頻繁に URL 違反が報告されています。○1 時
間に 200 件以上の違反が検出されました (ウイルスバスター ビジネスセキュ
リティ、初期設定)。●管理者は、管理下のサーバでこのしきい値を変更でき
ます。1 時間という間隔は、診断を実行する時点より前の 60 分間を意味しま
す。
162
イベントの管理
ステータ
スアイコ
ン
説明
このアイコンは、これらの詳細情報の表示には使用されていません。
挙動監視ステータスの詳細
○挙動監視では、OS やその他のプログラムを変更しようと試行するクライア
ントを監視します。●○ウイルスバスター ビジネスセキュリティが管理する
コンピュータにインストールされたビジネスセキュリティクライアントが試
行を検出すると、ユーザに変更を通知します。●通知されたユーザは、その
要求を許可またはブロックできます。○ウイルスバスター ビジネスセキュリ
ティの管理者 (またはユーザ) は、除外リストを作成できます。これにより、
監視されている変更に違反した場合でも特定のプログラムを実行したり、特
定のプログラムを完全にブロックしたりできます。●違反回数がしきい値を
超えると、ステータスアイコンが変わり、インシデントの数がダッシュボー
ドおよび [イベント管理] 画面に一覧表示されます。
表 9-7. Web レピュテーションステータスアイコン
ステータ
スアイコ
ン
説明
クライアントから多数または頻繁に URL 違反が報告されています。○1 時
間に 200 件以上の違反が検出されました (ウイルスバスター ビジネスセキュ
リティ、初期設定)。●管理者は、管理下のサーバでこのしきい値を変更でき
ます。1 時間という間隔は、診断を実行する時点より前の 60 分間を意味しま
す。
このアイコンは、これらの詳細情報の表示には使用されていません。
URL フィルタステータスの詳細
○URL フィルタモジュールは、従業員のインターネットアクセスを管理し、
攻撃的な Web サイトや業務に無関係の Web サイトをブロックできる作業効
率の高い強力なツールです。●URL フィルタは、カテゴリで分類された数百
万の URL を格納するデータベースによって、リアルタイムまたはバックグラ
163
○Trend Micro Remote Manager 管理者ガイド●
ウンドでコンテンツをフィルタし、動的なレイティング技術によって新しい
Web ページを分類します。IT 管理者は、URL ポリシーをグループまたはユー
ザ、カテゴリ、ファイルタイプ、時刻、日付、帯域幅などの変数によって設
定できます。
注意
○URL フィルタは、ウイルスバスター ビジネスセキュリティサービスおよびウ
イルスバスター ビジネスセキュリティ 6.0 以上にのみ対応します。●
表 9-8. URL フィルタステータスアイコン
ステータスア
イコン
説明
警告。○過去 1 時間の URL フィルタイベント数が、300 を上回ってい
ます。●
このアイコンは、これらの詳細情報の表示には使用されていません。
デバイス制御ステータスの詳細
○デバイス制御モジュールは、外部ストレージデバイスおよびネットワーク
リソースへのアクセスを規制する強力で効果的なツールを提供します。●
注意
○デバイス制御は、ウイルスバスター ビジネスセキュリティ 7.x 以上にのみ対応
します。●
表 9-9. デバイス制御ステータスアイコン
ステータス
アイコン
説明
警告。過去 1 時間の許可されないデバイスアクセスのインシデント数
が、300 インシデントを上回っています。
このアイコンは、これらの詳細情報の表示には使用されていません。
164
イベントの管理
スマートスキャン
○トレンドマイクロ™のウイルスバスター ビジネスセキュリティでは、スマー
トスキャンと呼ばれる技術が使用されています。●○以前のウイルスバス
ター ビジネスセキュリティサービスクライアントでは、従来型スキャンのみ
が使用されていました。この従来型スキャンでは、各クライアントが検索を
実行するために検索関連コンポーネントをダウンロードする必要がありまし
た。●○一方、スマートスキャンプロセスの場合は、Smart Protection Server 上
のパターンファイルを使用します。●○ファイルの検索には、この Smart
Protection Server のリソースのみが使用されます。●
注意
○Smart Protection 技術は、ウイルスバスター ビジネスセキュリティ 6.x 以上、お
よびウイルスバスター ビジネスセキュリティサービス 3.x 以上でのみ使用され
ています。●
表 9-10. ディスク使用率ステータスアイコン
ステータスアイコン
説明
○ウイルスバスター ビジネスセキュリ
ティエージェント上で Smart Protection
サービスが中断されました。●
○ウイルスバスター ビジネスセキュリ
ティエージェント上で Smart Protection
サービスが中断されました。●
○Smart Protection サービスが実行されていない場合は、クライアントがグロー
バル検索サーバと同期するまで 30 分待機してください。●30 分待機しても
クライアントがグローバル検索サーバに接続しない場合は、クライアントの
インターネット接続を確認してください。○それでも問題が解決しない場合
には、サポートプロバイダに問い合わせてください。●
コンポーネントのアップデート
○次の表に、アップデートの問題を示すアイコンが [ユーザ] ページにどのよ
うに表示されるのかを示します。●
165
○Trend Micro Remote Manager 管理者ガイド●
表 9-11. アップデートステータスアイコン
ステー
タスア
イコン
説明
警告。このステータスアイコンは、次のいずれかの条件が成立すると表示され
ます。
•
管理下の製品が正常にアップデートされていない期間が 7 日間を超えた
場合
•
デスクトップおよびサーバコンピュータでのパターンファイルおよび検
索エンジンの配信率が 90%を下回った場合
処理が必要。このステータスアイコンは、次のいずれかの条件が成立すると表
示されます。
•
管理下の製品が正常にアップデートされていない期間が 14 日間を超えた
場合
•
デスクトップおよびサーバコンピュータでのパターンファイルおよび検
索エンジンの配信率が 70%を下回った場合
•
旧版のセキュリティコンポーネントを実行する Exchange サーバが 1 つ
以上ある場合
○アップデートの問題に対応するには、[ユーザ] > {ユーザ} > [システム] > [コ
ンポーネントのアップデート] > {製品の種類} の順に移動し、製品/サービス
を選択して [解決] をクリックします。●
○管理下のサーバを正常にアップデートし、最新のコンポーネントを配信し
た後は、[処理] メニューの [手動検索] を実行することをお勧めします。●検索
によって、古いコンポーネントが検出できなかった脅威を検出できます。
ディスク使用率
○[ユーザ] ページには、現在および潜在的なディスク容量の問題を示すアイコ
ンが表示されるため、ドメイン内のコンピュータのディスク使用率を監視で
きます。●このアイコンの意味については、次の表を参照してください。
166
イベントの管理
表 9-12. ディスク使用率ステータスアイコン
ステータ
スアイコ
ン
説明
このアイコンは、これらの詳細情報の表示には使用されていません。
処理が必要。○このステータスアイコンは、1 台以上のコンピュータのディ
スク容量が 1%未満になっている場合に表示されます (1%はウイルスバス
ター ビジネスセキュリティの初期設定であり、ウイルスバスター ビジネス
セキュリティのコンソールで変更できます)。●
ディスク使用率の問題を解決するには、影響を受けるドメインの管理者に問
い合わせてください。
167
第 10 章
レポート
このセクションでは次のトピックについて説明します。
•
170 ページの「レポートの概要」
•
171 ページの「レポートの作成」
•
174 ページの「レポートの表示」
•
175 ページの「レポートの編集」
•
175 ページの「レポートのダウンロードと送信」
•
175 ページの「レポートの受信」
169
○Trend Micro Remote Manager 管理者ガイド●
レポートの概要
○Trend Micro Remote Manager●では、レポートの生成、ダウンロード、および
自動送信が可能です。○レポートは、ユーザネットワークでのライセンスの
ステータスの概要、診断の結果、脅威検出情報、主要な脅威、および最も影
響を受けたコンピュータ、ファイル、メールアドレスの概要を示します。●
○レポートには、ウイルスバスター ビジネスセキュリティおよび Hosted Email
Security から取得された一連の統計情報が表示されます。○Remote Manager●
では、レポートプロファイルに、1 回限りのレポートや定期的なレポート、
データ範囲、複数の形式、および複数のメール受信者などを指定できます。
○Remote Manager●では、直前 30 日間の日次レポート、直前 10 週間の週次レ
ポート、および直前 5 か月間の月次レポートが保存されます。●一般レポー
トは、販売店およびユーザ向けです。○詳細レポートは、販売店およびパー
トナー向けです。●
図 10-1. [レポート] ページ
レポートプロファイルを使用することで、1 つのプロファイルから複数のレ
ポートを作成できます。○たとえば、ある日に一回限りのレポートを作成し、
そのレポートを生成したとします。翌日には、一部のオプションを変更する
ことで、全体を再作成することなくレポートを再生成することができます。
170
レポート
○Remote Manager●では、現時点で一般レポートと詳細レポートがサポートさ
れています。●
レポートの作成
○○Trend Micro Remote Manager●では、次の方法でレポートテンプレートを作
成できます。●
•
○既存のレポートをクリックし、レポートを変更し、画面の下部にある
[保存] をクリックする。●詳細については、171 ページのレポートの作成
を参照してください。
•
新しいレポートテンプレートを作成する。詳細については、171 ページの
レポートテンプレートの作成を参照してください。
レポートテンプレートの作成
手順
1.
○[レポート] > [新規レポート] の順にクリックします。●
[新規レポート] 画面が表示されます。
2.
必要に応じて次の項目を更新します。
171
○Trend Micro Remote Manager 管理者ガイド●
•
レポート名
•
レポートタイプ:詳細については、170 ページのレポートの概要を参照
してください。
○ウイルスバスター ビジネスセキュリティにのみ詳細レポートがありま
す。●
3.
○レポートの [日付範囲] を選択します。●
•
1 回限りのレポート
説明
オプション
今日
選択したタイムゾーンに基づき、午前 0 時からレ
ポートが生成された時点までに受信したデータを
使用してレポートの計算を実行します。
注意
レポートの基準となるタイムゾーンは、販
売店がプロファイルの作成時に選択したタ
イムゾーンです。ユーザのコンピュータで
指定することはできません。
•
172
過去 7 日間
過去 7 日間 (今日のデータを除く) のデータを使
用してレポートの計算を実行します。
過去 30 日間
過去 30 日間 (今日のデータを除く) のデータを使
用してレポートの計算を実行します。
指定した範囲
○「開始」の日付は、前月の初日以降にする必要
があります (○Remote Manager●には、前月と当
月のデータしか保存されません)。「終了」の日付
は、今日よりも後にすることはできません。●
反復レポート
レポート
オプション
日次レポート
説明
終了日付は、今日よりも後にする必要があります。指定し
た期間に毎日、前日のデータを基にしたレポートが生成さ
れます。
たとえば、期間を 2009 年 1 月 27 日から 2009 年 1 月 29
日にした場合は次のようになります。
4.
•
○27 日は、26 日のデータでレポートが生成されます。
●
•
○28 日は、27 日のデータでレポートが生成されます。
●
•
○29 日は、28 日のデータでレポートが生成されます。
●
週次レポート
○○Remote Manager●では、毎週月曜日に前週のデータ
を使用して週次レポートが生成されます。●したがって、
今週のレポートを生成するには、終了日を次週の月曜日以
降にする必要があります。
月次レポート
○○Remote Manager●では、毎月第 2 日に前月のデータ
を使用して月次レポートが生成されます。●つまり、今月
のレポートを生成するには、終了日を次月の第 2 日以降に
する必要があります。
[レポート内容] を設定します。これには、次のレポート形式要素が含まれ
ます。
オプション
説明
○レポート
の形式●
○PDF または CSV 形式●
レポートの
言語
レポートの言語
○ロゴ●
ユーザロゴはオプションです。○ユーザロゴ
は、.png、.jpg、.bmp、または.gif 画像である必要があ
り、推奨サイズは幅 600x 高さ 55 ピクセルです。●
注意
備考は内部での使用を目的としたものであり、レポート自
体には表示されません。
173
○Trend Micro Remote Manager 管理者ガイド●
5.
[次へ] をクリックします。
6.
○レポートのデータを選択します。●○レポートテンプレートおよび生
成対象のデータを選択します。●
注意
販売点がユーザのサーバに接続していない場合や、データが存在しない場
合は、ユーザの情報は表示されません。
7.
[次へ] をクリックします。
8.
○このレポートを生成するユーザを選択します。●
注意
○[完了] をクリックすると、選択したユーザのレポートが生成されます。●
9.
○メールレポートの詳細を指定します。●[メール] オプションの [受信
者] は、会社の連絡先リストから取得されます。122 ページの連絡先の追
加を参照してください。○生成されたレポートを受信するメールアドレ
スも追加できます。●
注意
○選択したユーザそれぞれに別のメール受信者が設定されます。●○ユー
ザに応じて、メール受信者を追加または削除できます。●
10. ○[完了] をクリックします。●
○○Remote Manager●によって、レポートテンプレートのリストにレポー
トテンプレートが追加されます。●
レポートの表示
レポートを表示するには、最低 1 回はレポートを生成している必要がありま
す。
174
レポート
○[レポート] > {レポート名} > [レポートファイル] (タブ) > {[表示] のファイ
ル} の順に移動します。●
詳細については、170 ページのレポートの概要を参照してください。
レポートの編集
○[レポート] > {レポート名} の順に移動します。●
詳細については、171 ページのレポートテンプレートの作成を参照してくださ
い。
レポートのダウンロードと送信
レポートはダウンロードして受信者に送信できます。レポートを定義したと
きに受信者を指定していますが、受信者のリストは変更できます。
手順
1.
○[レポート] > {[レポートファイル] の 1 つまたは複数の項目} > {[表示]
のレポート} の順に移動します。●
2.
送信またはダウンロードするレポートを選択します。
3.
[送信] または [ダウンロード] をクリックします。
詳細については、175 ページのレポートの受信を参照してください。
レポートの受信
手順
1.
○[レポート] > {レポート名} > [対象読者] (タブ) > [対象の追加] の順に移
動します。●
175
○Trend Micro Remote Manager 管理者ガイド●
2.
○ユーザレポートを選択します。●
注意
レポート作成時のメール受信者のリストが連絡先の詳細から取得されま
す。
176
3.
必要に応じて件名の行を修正します。
4.
[保存] をクリックします。
第 11 章
トラブルシューティングと既知の問題
このセクションでは次のトピックについて説明します。
•
178 ページの「○○Trend Micro Remote Manager●コンソールのトラブル
シューティング●」
•
183 ページの「○エージェントのトラブルシューティング●」
•
186 ページの「その他の問題のトラブルシューティング」
•
190 ページの「既知のサーバの問題」
•
193 ページの「既知のエージェントの問題」
•
194 ページの「よくある質問」
177
○Trend Micro Remote Manager 管理者ガイド●
○○Trend Micro Remote Manager●コンソール
のトラブルシューティング●
このセクションでは次のトピックについて説明します。
○アクセスに関する問題●
○ユーザが○Trend Micro Remote Manager●にログインできません。●
解決方法
○この問題は、2 つの原因によって発生します。●
•
○ブラウザの JavaScript が無効になっている。○Remote Manager●を使用
するには、このオプションを有効にする必要があります。●手順につい
ては、ブラウザのドキュメントを参照してください。
•
プロファイルが同期していない。○Trend Micro Licensing Management
Platform に登録したばかりでログインできない場合は、情報が同期するま
で数分待ってください。●
エージェントのインストール後にドメインツリーが表示され
ない
○管理下のサーバに○Remote Manager●エージェントをインストールした後、
コンソールにドメインツリーが表示されなくなります。●
•
グローバル一意識別子 (GUID) が正しくない。
•
○○Remote Manager●エージェントが○Remote Manager●と通信できな
い。●
解決方法
1.
GUID のエントリが正しいことを確認します。
a.
178
○ビジネスセキュリティサーバ上で、メモ帳などのテキストエディ
タを使用して「C:¥Program Files¥Trend Micro¥WFRMAgentForCSM
¥AgentSysConfig.xml」を開きます。●
トラブルシューティングと既知の問題
2.
b.
パラメータのすぐ横にある GUID を確認します。
c.
○GUID を修正したら、ファイルを保存して、Trend Micro ○Remote
Manager● Agent サービスを再起動します。●
d.
○数分後に、○Remote Manager●からユーザのドメインのステータス
を確認します。●
接続テスト機能を使用してエージェントとサーバ間の接続を確認しま
す。
a.
○[スタート] > [プログラム] > [Trend Micro Remote Manager エージェ
ント] > [エージェントの設定ツール] の順に移動します。●
b.
[接続テスト] をクリックします。
c.
接続テストに失敗した場合には次の点を確認します。
i.
管理下のサーバがインターネットに接続可能かどうか
ii.
○入力した○Trend Micro Remote Manager●サーバのアドレスが
正しいかどうか●
iii.
ビジネスセキュリティサーバがプロキシサーバを使用してイン
ターネットに接続する場合、プロキシサーバ設定にも入力して
いるかどうか
○Internet Explorer 6.0 の場合は、[ツール] > [インターネット オプション] > [詳
細設定] > [セキュリティ] の順に移動し、[暗号化されたページをディスクに保
存しない] をオフにします。●
ツリーのノードを展開できない
○ドメインツリー ([ユーザ] タブ) のノードをクリックしたときに展開しない
場合は、ウイルスバスター ビジネスセキュリティサーバ上のグループおよび
クライアント情報と○Trend Micro Remote Manager●サーバが同期されていな
い可能性があります。●
179
○Trend Micro Remote Manager 管理者ガイド●
解決方法
○ノードを右クリックして [処理] > [管理下のサーバとの同期] の順にクリッ
クし、エージェントから○Trend Micro Remote Manager●サーバにデータを再送
信します。●
ページを表示できない
○○Trend Micro Remote Manager●サーバの URL を開こうとすると、「ページを
表示できません」というメッセージが表示されます。●この問題は次の原因に
よって発生します。
•
URL が正しくない
•
○○Trend Micro Remote Manager●サーバの URL が Internet Explorer の信
頼済みサイトでない●
解決方法
1.
○○Trend Micro Remote Manager●サーバの URL が、Internet Explorer の信
頼済みサイトであることを確認します。●
a.
Internet Explorer を開きます。
b.
○[ツール] > [インターネット オプション] > [セキュリティ] > [信頼
済みサイト] > [サイト] の順にクリックします。●
c.
○Trend Micro Remote Manager●サーバの URL がリストに表示されて
いるかどうかを確認します。表示されていない場合は、その URL を
入力して [OK] をクリックします。
ダッシュボードに表示される情報が正しくない
ダッシュボードに表示される特定ドメインについての情報が正しくないか、
不完全と思われる場合があります。
解決方法
180
•
管理下のサーバが起動されているかどうかを確認します。
•
エージェントが起動され正常に動作しているかどうかを確認します。
トラブルシューティングと既知の問題
•
○[ユーザ] (タブ) > [すべてのユーザ] (ツリー上) > {ユーザ} > [WFBSS/WFBS-A] > [サーバ/エージェントの詳細] (右側のペイン) > [TMRM
エージェントの詳細] の順にクリックして、○Trend Micro Remote
Manager●コンソールを確認します (128 ページのエージェントのス
テータスを参照)。●
•
○管理下のサーバ上のエージェントのステータスを確認します (132
ページの管理下のサーバからのエージェントの管理、128 ページの
エージェントのステータス、および 84 ページのエージェントのイン
ストールの確認を参照)。●
•
ユーザがエージェントを再インストールしているかどうかを確認しま
す。ユーザがエージェントを再インストールしている場合は、別の GUID
を使用していないかどうか、GUID が重複していないかどうかを確認しま
す。初期設定では、エージェントは、管理下のサーバから過去 3 日間ま
でのデータを取得しているはずです。
•
新しい GUID を生成し、エージェントの再インストールを試してみてく
ださい。
コマンドを配信できない
ネットワークコマンドをエージェントに配信できない場合があります。
解決方法
•
○ウイルスバスター ビジネスセキュリティサービスが実行中です。●
•
WFRM エージェントが動作しているかを確認。動作していない場合は、
エージェントを起動します。85 ページのエージェントサービスを参照し
てください。
•
ポート 80 と 443 が開いているかを確認。○これは、○Remote Manager●
サーバからエージェントへポート 80 および 443 で Telnet 接続を行い、さ
らに逆方向に Telnet 接続を行うことで確認できます。●ポートが開いて
いない場合は、ユーザの管理者がファイアウォールのポートを開く必要
があります。
181
○Trend Micro Remote Manager 管理者ガイド●
エージェントのステータスが正常でない
エージェントの異常はさまざまな原因によって発生します。
解決方法
1.
○エージェントがシャットダウンする前に○Remote Manager●サーバに
ログオフ要求を送信していないと、エージェントのステータスが異常に
なります。●これを解決するには、エージェントサービスを再起動しま
す (85 ページのエージェントサービスを参照)。
2.
問題が解決しない場合には、エージェントアイコンを右クリックして [設
定] をクリックし、エージェントの設定ツールを開きます。○[接続テス
ト] ボタンをクリックして、○Remote Manager●サーバへのネットワーク
接続をテストします。●
3.
エラーが発生したら、ファイアウォールポリシーを確認します。
4.
接続に問題がない場合は、エージェントのログを確認します (189 ページ
のエージェントのログと設定ファイルの場所を参照)。
5.
○問題が重大で、エージェントサービスの再起動後も再現される可能性
がある場合は、デバッグログを有効にして (188 ページのエージェントの
デバッグログの有効化を参照)、サポートプロバイダに問い合わせてくだ
さい。●
システムを変更した後に既存の GUID を使用するとエージェ
ントが正しく機能しない
○OS の再インストール、○Remote Manager●エージェントの再インストール、
コンピュータのネットワークカードの取り替え、他のコンピュータへのエー
ジェントのインストールなどを行った後に、既存の GUID を使用するとエー
ジェントが正しく機能しません。理由を教えてください。●
解決方法
○前述の操作を行う前に、まず○Remote Manager●サーバの既存情報を削除す
るためにエージェントをアンインストールします。●アンインストールを実
施しないと、既存の GUID を使用するエージェントは正しく機能しません。
182
トラブルシューティングと既知の問題
○エージェントのトラブルシューティング●
○エージェントの問題●
○システムトレイアイコン上にマウスを重ねると、エージェントが正常に機
能しているかどうかを示すステータスメッセージが表示されます。●
表 11-1. エージェントのシステムトレイアイコンによって表示されるステータスメッセー
ジ
メッセージ
説明
不明なエラーが発生しま
した。システムを確認す
るか、エージェントを再起
動してください。
不明なエラーが発生しました。システムを確認するか、エー
ジェントを再起動してください。
予期しないエラー (通常はシステムエラー) によって、エー
ジェントの正常な動作が妨げられています。
○解決方法:●
管理下のサーバのメモリ不足やその他のシステムの問題を
確認します。
リモートサーバに登録で
きません。
連絡した GUDI が正しくないか、ネットワークの問題が存在
する可能性があります。
解決方法
2 つの状況がこの原因になる可能性があります。
•
正しい GUID を使用していたかどうかを確認します。
○○Trend Micro Remote Manager●コンソールでの正
しい GUID の確認方法については 82 ページのエージェ
ント GUID を、エージェントでの GUID の確認方法 (と
必要時の変更方法) については185 ページのリモート
サーバに登録できないを参照してください。●
•
ネットワークに問題がある場合は、エージェントをサー
バに接続できません。○ウイルスバスター ビジネスセ
キュリティサーバと○Trend Micro Remote Manager●
サーバ間のネットワーク接続を確認します。●
183
○Trend Micro Remote Manager 管理者ガイド●
メッセージ
リモートサーバに接続で
きません。
説明
管理下のサーバでインターネット接続の問題が発生してい
る可能性があります。
解決方法
管理下のサーバでインターネット接続を確認してください。
さらに、エージェントのプロキシ設定と、指定されている
サーバアドレスおよびポートを確認してください。
○○Remote Manager●
によってエージェントが
無効化されました。●
○エージェントが○Remote Manager●コンソールによって
一時的に無効になっています。●
解決方法
○エージェントを○Remote Manager●コンソールから有効
化します。●
エージェントが Client
Server Messaging
Security (CSM)と一致し
ません。
○Client Server または Client Server Messaging Security
Suite がエージェントのバージョンに一致しません。●
解決方法
○Client Server または Client Server Messaging Security
Suite サーバを最新のバージョンに更新し、最新のエージェ
ントをインストールします。●
エージェントサービスが
停止しました。
○エージェントが○Remote Manager●からログオフしてい
ます。●
解決方法
エージェントのシステムトレイアイコンを右クリックして、
[★Start Service☆] をクリックし、エージェントサービスを
開始します。
コンポーネントをロード
できません。エージェン
トの再インストールが必
要な場合があります。
エージェントでのコンポーネントのロード中に問題が発生
しました。
解決方法
最初にエージェントのシステムトレイアイコンを右クリッ
クして、[★Restart Service☆] または [★Start Service☆] を
クリックし、エージェントサービスを開始してみます。この
方法で解決しない場合は、エージェントをアンインストール
して、再インストールします。同じ GUID を使用しているこ
とを確認してください。
184
トラブルシューティングと既知の問題
サーバに接続できない
○○Trend Micro Remote Manager●のエージェントの設定ツールにある [接続テ
スト] ボタンをクリックすると、Unable to connect to the server. It
may be invalid settings. Enter valid settings and try again.とい
うメッセージが表示されます。●
解決方法
次のいずれかの解決策を実行します。
•
管理下のサーバがインターネットに接続できない。○ビジネスセキュリ
ティがインターネットに接続できることを確認します。●
•
○○Remote Manager●通信サーバのアドレスの FQDN が正しくない。●
使用地域に対応する FQDN を使用してください。
•
•
アジア太平洋: rm-apaca.trendmicro.com
•
ヨーロッパおよび中東: rm-emeaa.trendmicro.com
•
日本: rm-jpa.trendmicro.com
•
南米: rm-lara.trendmicro.com
•
北米: rm-usa.trendmicro.com
ビジネスセキュリティサーバがプロキシサーバを使用してインターネッ
トに接続する場合は、プロキシとユーザ認証が正しく設定されているこ
とを確認します。
リモートサーバに登録できない
○○Trend Micro Remote Manager●エージェントのアイコンにマウスを重ねる
と、「リモートサーバに登録できません」というメッセージが表示されます。●
解決方法
この問題は、グローバル一意識別子 (GUID) が正しくない場合に発生します。
この問題を解決するには、次の操作を行います。
1.
<install path>\Trend Micro\WFRMAgentForCSM に移動します。
185
○Trend Micro Remote Manager 管理者ガイド●
2.
テキストエディタで AgentSysConfig.xml ファイルを開きます。
3.
パラメータ<AgentGUID>と</AgentGUID>の間の GUID を探します。
4.
この GUID を編集してファイルを保存します。
5.
同じフォルダの csmSysConfig.xml ファイルをテキストエディタを使用
して開きます。
6.
パラメータ<ProductGUID>と</ProductGUID>の間の GUID を探します。
7.
この GUID を編集してファイルを保存します。
8.
○タスクバーにある○Trend Micro Remote Manager●エージェントのアイ
コンを右クリックして、[サービスの再開] をクリックします。●
その他の問題のトラブルシューティング
エージェント設定のバックアップと復元
エージェントをアンインストールして 3 日以内に同じ GUID で再インストー
ルする必要がある場合は、データが重複しないようにエージェントを設定し
てください。これには、手動で設定ファイルをバックアップし、エージェン
トを再インストールした後に、設定ファイルをバックアップと置き換えます。
解決方法
バックアップの設定
1.
管理下のサーバで、エージェントのシステムトレイアイコンを右クリッ
クして [サービスの停止] をクリックし、エージェントサービスを停止し
ます。
2.
○インストールフォルダ C:¥Program Files¥ Trend Micro
¥WFRMAgentforCSM のすべての.xml、.dat、および.ini ファイルをコ
ピーします。●
•
○.xml ファイル●
•
186
csmSysConfig.xml
トラブルシューティングと既知の問題
•
•
•
csmLocalConfig.xml
•
csmLogDef.xml
•
AgentWorkConfig.xml
•
AgentSysConfig.xml
•
AgentStatus.xml
•
AgentLocalConfig.xml
○.dat ファイル●
•
MSA.dat
•
logBuf.dat
•
group.dat
•
CSA.dat
•
CriticalVA.dat
○.ini ファイル●
•
csmStatusData.ini
3.
¥Cache フォルダのすべてのファイルをコピーします。
4.
エージェントサービスを再起動します。
設定の復元
1.
エージェントをローカルでアンインストールしていない場合にはアンイ
ンストールします。詳細な手順については、137 ページのローカルでの
エージェントの削除を参照してください。
注意
○エージェントをローカルで削除すると、エージェントの登録が○Remote
Manager●から解除され、エージェントに関連するすべてのデータが自動的
に削除されます。●エージェントの登録が解除されないようにするには、
エージェントを削除する前にエージェントのインタフェースで [サーバア
ドレス] の値を変更します。
187
○Trend Micro Remote Manager 管理者ガイド●
2.
エージェントを再インストールします。必ず同じ GUID を使用します。
GUID は、agentSysConfig.xml で確認できます。
3.
管理下のサーバで、エージェントのシステムトレイアイコンを右クリッ
クして [サービスの停止] をクリックし、エージェントサービスを停止し
ます。
4.
設定ファイルをバックアップファイルで置き換えます。
5.
エージェントのシステムトレイアイコンを右クリックして [サービスの
開始] をクリックし、エージェントサービスを再起動します。
エージェントのビルド番号の確認
エージェントのビルド番号は、コンソールから、または直接エージェント上
で確認できます。
コンソールから
1.
[ユーザ] タブをクリックします。
2.
対象のドメインを左側のペインの [表示基準] ドロップダウンリストから
選択します。
3.
○[すべてのユーザ] > {ユーザ} > {エージェント} > [サーバ/エージェン
トの詳細] > [TMRM エージェントの詳細] の順にクリックします。●
4.
[一般情報] の表でエージェントのバージョンを確認します。
エージェント上で
1.
C:\Program Files\Trend Micro\WFRMAgentForCSM ディレクトリに移
動します。
2.
csmplugin.dll ファイルを右クリックし、[プロパティ] > [バージョン情
報] (タブ) をクリックし、ビルド番号を確認します。
エージェントのデバッグログの有効化
通常、エージェントでは、警告とエラー情報のみが記録されます。さらに詳
細なログ情報が必要な場合は、エージェントのデバッグログを有効にします。
188
トラブルシューティングと既知の問題
解決方法
1.
○<install path>\Trend Micro\WFRMAgentForCSM\にある
AgentLocalConfig.xml ファイルをテキストエディタで開きます。●
2.
<DebugLogLevel>を LL_FOR_ERROR から LL_FOR_ALL に変更します。
3.
○タスクバーの○Remote Manager●エージェントを右クリックし、[サービ
スの再開] をクリックしてエージェントサービスを再起動します。●
4.
エージェントログファイルは、<install path>\Trend Micro
\WFRMAgentForCSM\log\TMICAgent.log になります。
エージェントのログと設定ファイルの場所
エージェントの設定ファイルは次の場所にあります。
•
<install path>\Trend Micro\WFRMAgentForCSM\*.xml
•
<install path>\Trend Micro\WFRMAgentForCSM\*.ini
ログファイルは次の場所にあります。
•
<install path>\Trend Micro\WFRMAgentForCSM\log\
○Hosted Email Security との接続の問題●
○Hosted Email Security に対する接続または切断ができない場合は、ページの
下部に以下のいずれかが表示される可能性があります。●
○メッセージ●
解決方法
○○Remote Manager●サーバに接続で
きません。●ネットワーク接続およびリ
モート管理のステータスを確認してくだ
さい。
○ネットワーク接続およびリモート管理のス
テータスをもう一度確認してください。●
認証キーが無効です
○GUID を確認します。●○GUID に誤りが
ある場合は、エージェントを削除し、もう一
度接続を試してください。●
189
○Trend Micro Remote Manager 管理者ガイド●
○メッセージ●
解決方法
認証キーが重複しています
○GUID を確認します。●○GUID に誤りが
ある場合は、エージェントを削除し、もう一
度接続を試してください。●
○リモート管理○Remote Manager●
サーバに接続できません。●ネットワー
ク接続と○Remote Manager●サーバの
ステータスを確認してください。
○ネットワーク接続およびリモート管理のス
テータスを確認し、もう一度試してください。
●
サーバの内部エラー
○サポートプロバイダに問い合わせてくださ
い。●
既知のサーバの問題
ここでは、本リリースにおける既知のサーバの問題について説明します。
ステータスアイコンが矛盾する
データ収集の初期の段階では (エージェントをサーバに登録した直後)、○
Remote Manager●によって、ウイルスおよびスパムメールインシデントの表示
件数と矛盾するウイルス対策およびスパムメール対策アイコンが表示される
場合があります。
○エージェントは、サーバへ登録された直後に現在のウイルス対策およびス
パムメール対策のステータスをウイルスバスター ビジネスセキュリティから
送信しますが、これらのステータスの基になる履歴データは送信しません。
●この結果、たとえばインシデントの件数がゼロであるにも関わらず、レッ
ドのステータスシンボルが表示される場合があります。
解決方法
○○Remote Manager●では、ウイルスバスター ビジネスセキュリティによって
インシデントが検出されるとすぐに正常なアイコンが表示されるようになり
ます。●
190
トラブルシューティングと既知の問題
○スパムメールのデータがウイルスバスター ビジネスセキュリティと矛盾す
る●
○ウイルスバスター ビジネスセキュリティと○Remote Manager●のシステム
を実行するサーバが異なるタイムゾーンにある場合、これらのスパムメール
のデータは異なったものになることがあります。●
解決方法
○○Remote Manager●コンソールおよびレポートのスパムメールインシデン
トは、サーバ間の時間の差異によって、日付が早くなったり遅くなったりす
ることがあります。●
エージェントの再インストールによりデータが重複する
○エージェントは登録後、ウイルスバスター ビジネスセキュリティの 3 日分
のデータを自動的に送信します。●WFRM エージェントをアンインストール
して 3 日以内に再インストールした場合、WFRM エージェントはアンインス
トール前にプル転送されたデータと重複するデータをプル転送する可能性が
あります。
解決方法
WFRM エージェントを削除する前に WFRM エージェントの設定ファイルを
バックアップして、WFRM エージェントの再インストール後、これらのファ
イルを復元してください。○詳細については、186 ページのエージェント設定
のバックアップと復元を参照してください。●
検索コマンドの結果を確認できない
○エージェントでは、ウイルスバスター ビジネスセキュリティが正常に「検
索」コマンドをネットワークに配信したかどうかを確認できません。●この
ため、○Remote Manager●では「検索」コマンドの結果を確認できません。
解決方法
検索コマンドのステータスは、ユーザの IT 管理者経由で確認することが必要
になる場合があります。
○ウイルスバスター ビジネスセキュリティサービスコンソールに正しくない
ユーザ名が表示される●
○○Remote Manager●コンソールを使用してウイルスバスター ビジネスセ
キュリティサービスにログインすると、ウイルスバスター ビジネスセキュリ
191
○Trend Micro Remote Manager 管理者ガイド●
ティサービスコンソールには、ウイルスバスター ビジネスセキュリティサー
ビスのユーザ名ではなく販売店の名前が表示されます。●
解決方法
現在、この問題の解決方法はありません。
○ウイルスバスター ビジネスセキュリティサービスコンソール上のライセン
ス情報が矛盾する●
○販売店がライセンスイベントに対応して○Remote Manager●コンソールで
ライセンス情報を編集した場合は、ウイルスバスター ビジネスセキュリティ
サービスが○Remote Manager●と同期するまでアラートが変更されません。
●
解決方法
○ウイルスバスター ビジネスセキュリティサービスが○Remote Manager●と
同期するまで約 5 分待ってください。●
○同じブラウザの 2 つのタブ/ウィンドウから同時にログインできない●
販売店が同じブラウザの異なるタブまたはウィンドウから複数回ログオンし
ようとすると、開いているタブまたはウィンドウに自動的に誘導されます。
解決方法
○新しいセッションを開始する前に、最初のセッションからログウアウトし
てください。●
過去のレポートが自動的に削除される
○○Remote Manager●に保存される日次レポートの最大数のみを変更できま
す。●割当数に達すると、古いレポートが自動的に削除されます。
解決方法
トレンドマイクロは、古いレポートをコンピュータまたはその他のストレー
ジデバイスにダウンロードすることをお勧めします。
192
トラブルシューティングと既知の問題
○有効期限が切れたウイルスバスター ビジネスセキュリティサービスアカウ
ントを○Remote Manager●で管理できない●
○ウイルスバスター ビジネスセキュリティサービスが古いアカウント情報を
削除するため、○Remote Manager●では有効期限が切れたウイルスバスター ビ
ジネスセキュリティサービスアカウントの情報は表示されません。●
解決方法
○トレンドマイクロは、必要に応じてウイルスバスター ビジネスセキュリ
ティサービスアカウントを更新することをお勧めします。●
ConnectWise 接続が切断される
ConnectWise で会社 ID が更新されると、ユーザへの ConnectWise 接続が切断さ
れます。
解決方法
○ConnectWise の [○Remote Manager●ユーザ] 画面で、新しい会社 ID を更新し
ます。●
既知のエージェントの問題
ここでは、本リリースにおける既知のエージェントの問題について説明しま
す。
エージェントの再インストールによりデータが重複することがある
○エージェントは登録後、ウイルスバスター ビジネスセキュリティの 3 日分
のデータを自動的に送信します。●WFRM エージェントをアンインストール
して 3 日以内に再インストールした場合、WFRM エージェントはアンインス
トール前にプル転送されたデータと重複するデータをプル転送する可能性が
あります。
解決方法
WFRM エージェントを削除する前に WFRM エージェントの設定ファイルを
バックアップして、WFRM エージェントの再インストール後、これらのファ
イルを復元してください。186 ページのエージェント設定のバックアップと
復元を参照してください。
193
○Trend Micro Remote Manager 管理者ガイド●
検索コマンドの結果を確認できない
○エージェントでは、ウイルスバスター ビジネスセキュリティが正常に「検
索」コマンドをネットワークに配信したかどうかを確認できません。●この
ため、○Remote Manager●では「検索」コマンドの結果を確認できません。
解決方法
検索コマンドのステータスは、ユーザの IT 管理者経由で確認することが必要
になる場合があります。
エージェントをアップグレードすると、エージェントの設定ツールが実行中
でも表示されなくなる
○エージェントの設定ツールは、Windows Vista™または Windows Server 2008™
OS でエージェントをアップグレードすると表示されなくなります。●アッ
プグレード前、ユーザは一般に、自身のアカウントで WFRM エージェントの
設定ツールを実行しています。アップグレード処理を実行すると、設定ツー
ルは停止され、そのユーザのアカウントではなく LocalSystem によって再起動
されます。そのため、実行中であっても、設定ツールがユーザに表示されな
くなります。
解決方法
WFRM エージェントの設定ツールをユーザのアカウントで再起動するには、
コンピュータを再起動する必要があります。
よくある質問
Web コンソールのよくある質問
○○Remote Manager●サーバのバージョンが 3.1 のときも、○Remote
Manager●コンソールでエージェントのバージョンが 1.6 と表示されるのは
なぜですか。●
○○Remote Manager● 3.1 でもバージョン 1.6 のエージェントを継続して使用
します (WFBS 6.0 よりも前のサーバ)。サーバのみバージョンが 3.1 になりま
す。●
194
トラブルシューティングと既知の問題
○1 つの販売店で○Remote Manager●に複数のアカウントを持つことはで
きますか。●
○できません。○Remote Manager● 3.1 では、1 つの販売店は 1 つのアカウン
トしか持つことができません。●
○ユーザツリーの上の [表示基準] リストで Hosted Email Security を選択し
た場合も、ツリーがユーザ名で並べ替えられるのはなぜですか。●
Hosted Email Security を選択すると、フィルタによってすべての Hosted Email
Security ユーザが表示されます。Hosted Email Security が表示順序の基準になる
わけではありません。○つまり、ドロップダウンリストから Hosted Email
Security を選択すると、Hosted Email Security のユーザのみが表示されます。●
注意
この Hosted Email Security ユーザについては他の製品も表示されます。
一部のメニュー項目やオプションが灰色表示になるのはなぜですか。
エージェントにコマンドを送信するための一部のメニュー項目が灰色表示に
なる場合があります。○これは、エージェントがまだ○Remote Manager●サー
バに登録されていない場合や、対応するデータがまだ送信されていない場合
に発生します (ネットワークの時間的な遅延などの理由によります)。●
○Trend Micro Licensing Management Platform で自分のパスワードを変
更できないのはなぜですか。●
○Licensing Management Platform がメンテナンス中である可能性があります。
●しばらくしてからパスワードを変更してください。○問題が解決しない場
合は、サポートプロバイダに問い合わせてください。●
コンソールで情報を更新しましたが、ステータスは変わりません。なぜです
か。
サービス間でデータが同期するまでに数分かかります。変更が遅れる例とし
て、ライセンスやシートのアップデート、カウンタのリセットなどがありま
す。
195
○Trend Micro Remote Manager 管理者ガイド●
○ユーザのウイルスバスター ビジネスセキュリティサービスがコンソールに
表示されません。●なぜですか。
サービスの有効期限が終了してから 60 日経過すると、そのサービスは表示さ
れなくなります。
○ウイルスバスター ビジネスセキュリティサービスにログインするためのリ
ンクをクリックすると、●エラーが表示されます。なぜですか。
○この問題は、ウイルスバスター ビジネスセキュリティサービスがメンテナ
ンスのために停止しているか、Licensing Management Platform に問題がある場合
に発生します。●しばらくしてからリンクをクリックしてください。
○Licensing Management Platform で作成したユーザが○Remote
Manager●に表示されないのはなぜですか。●
サービス間でデータが同期するまでに数分かかります。
アップデートボタンをクリックした後も、期限切れの管理下のサーバのラン
プがレッドのままになるのはなぜですか。
○[アップデート] ボタンは、ウイルスバスター ビジネスセキュリティサーバ
にのみコマンドを送信します。●次のいずれかの問題が発生している可能性
があります。
196
•
○ウイルスバスター ビジネスセキュリティサーバはアップデートコマン
ドを受信しているが、ウイルスバスター ビジネスセキュリティサーバの
設定によりアップデート処理を実行できない状態にある。●
•
○ウイルスバスター ビジネスセキュリティサーバは自動的にアップデー
トされているが、配下のビジネスセキュリティクライアントのほとんど
がまだアップデートされていないため、○Remote Manager●へのレッドア
ラートの送信が続いている。●ビジネスセキュリティクライアントの大
部分がアップデートされるには、ある程度の時間がかかる場合がありま
す。
トラブルシューティングと既知の問題
Hosted Email Security のよくある質問
最新ステータスに直近 3 時間のデータが表示されないのはなぜですか。
○Hosted Email Security サーバでは、データ収集が 2 時間間隔で実行されます。
●○さらに○Remote Manager●サーバが Hosted Email Security サーバからの
データを統合するため、データ収集が 3 時間の遅延になります。●
ユーザツリーで Hosted Email Security を右クリックすると、[サーバとの同
期] および [ユーザコンソールに移動] が灰色表示になるのはなぜですか。
○Hosted Email Security がアクティブにならない問題は、3 つの原因によって発
生します。●
•
○Hosted Email Security が○Remote Manager●にまだ接続されていない。
●
•
ユーザが接続を強制終了した。○88 ページの Hosted Email Security ユーザ
を○Remote Manager●コンソールに接続を参照してください。●
•
ユーザツリーの更新が必要な可能性がある。
○ユーザが Hosted Email Security を○Remote Manager●に接続した後
に、ユーザの Hosted Email Security コンソールにリダイレクトしようとす
ると●○「Hosted Email Security ユーザが○Remote Manager●に接続して
いないか、Hosted Email Security によって切断されています。管理者に問い
合わせてください」というエラーメッセージが表示されるのはなぜですか。
●
○認証キーを入力して [接続] をクリックした後、Hosted Email Security が○
Remote Manager●コンソールへの接続を完了するまでに 10 分程度かかる場合
があります。●問題が継続する場合は、トレンドマイクロのサポートまでご
連絡ください。
○○Remote Manager●コンソールで、Hosted Email Security ユーザのアク
ティベーションコード (AC) と有効期限が「なし」と表示されるのはなぜです
か。●
○Hosted Email Security ユーザが Hosted Email Security サービスを○Remote
Manager●に接続していないか、切断されている場合、○Remote Manager●は
データを取得できません。●○その他の理由として、Hosted Email Security が
197
○Trend Micro Remote Manager 管理者ガイド●
このユーザの有効なアクティベーションコードと有効期限を検出できない場
合があります。●ただし、これが起こることはまれです。
レポートのよくある質問
保存できるレポート数に制限はありますか。
あります。○○Remote Manager●では、保存できるレポート数が制限されま
す。●割当数に達すると、古いレポートが自動的に削除されます。保存でき
るレポート数は次のとおりです。
•
○日次レポート:●最大 30 個のレポートを保存できます。
•
○週次レポート:●最大 10 個のレポートを保存できます。
•
○月次レポート:●最大 5 個のレポートを保存できます。
レポートが生成されないのはなぜですか。
○ディスクが満杯かどうかを確認してください。現在、○Remote Manager●に
は 512MB の領域しか用意されていません。●いくつかのレポートをローカル
ディスクにダウンロードし、それらをコンソールから削除して、再度レポー
トを生成するようにしてください。
1 回限りのレポートプロファイルを作成した後に、レポート履歴に新しいレ
ポートが生成されないのはなぜですか。
レポートプロファイルを作成したら、1、2 分お待ちください。レポートがレ
ポート履歴に表示されます。1、2 分経過してもレポートを生成できない場合
は、レポートプロファイルを開いて、再度保存してください。問題が解決し
ない場合は、トレンドマイクロのサポートまでご連絡ください。
レポートがレポート履歴にあるときに、メール経由で日次/週次/月次レポート
を受信できないのはなぜですか。
ユーザのメールアドレスが有効で、レポートプロファイルの受信者のリスト
にそのアドレスが含まれていることを確認してください。両方に問題がない
場合は、ネットワークの問題である可能性があります。
198
トラブルシューティングと既知の問題
生成されたレポートで、データ時間が自分のタイムゾーンに対応して表示さ
れないのはなぜですか。
レポートの基準となるタイムゾーンは、販売店がプロファイルの作成時に選
択したタイムゾーンです。○ユーザのコンピュータで指定することはできま
せん。●
1 回限りのレポートを作成した後の「なし」は何を意味しますか。
1 回限りのレポートの場合、ステータス列は常に「なし」と表示されます。○
これは、1 回限りのレポートにステータスがないために起こります (無効、有
効、中断などができないためです)。●
SSL (HTTPS) 接続を使用しているときにレポートを表示できません。
[暗号化されたページをディスクに保存しない] は Internet Explorer 7.0/8.0 のセ
キュリティ設定で、SSL (HTTPS) 接続を扱うときに関係します。この設定をオ
ンにすると、キャッシュにデータが保存されず、レポートを開いたりダウン
ロードしたりできなくなります。
これを解決するには IE 7.0/8.0 で、[ツール] > [インターネットオプション] >
Advanced > [セキュリティ] の順にクリックして、[暗号化されたページをディ
スクに保存しない] をオフにします。
199
第 12 章
サポート情報
201
○Trend Micro Remote Manager 管理者ガイド●
製品サポート情報
製品のユーザ登録により、さまざまなサポートサービスを受けることができ
ます。
トレンドマイクロの Web サイトでは、ネットワークを脅かすウイルスやセ
キュリティに関する最新の情報を公開しています。ウイルスが検出された場
合や、最新のウイルス情報を知りたい場合など にご利用ください。
サポートサービスについて
サポートサービス内容の詳細については、製品パッケージに同梱されている
「製品サポートガイド」または「スタンダードサポートサービスメニュー」を
ご覧ください。
サポートサービス内容は、予告なく変更される場合があります。また、製品
に関するお問い合わせについては、サポートセンターまでご相談ください。
トレンドマイクロのサポートセンターへの連絡には、電話、FAX、メールな
どをご利用ください。サポートセンターの連絡先は、「製品サポートガイド」
または「スタンダードサポートサービスメニュー」に記載されています。
サポート契約の有効期限は、ユーザ登録完了から 1 年間です (ライセンス形態
によって異なる場合があります)。契約を更新しないと、パターンファイルや
検索エンジンの更新などのサポートサービスが受けられなくなりますので、
サポートサービス継続を希望される場合は契約満了前に必ず更新してくださ
い。更新手続きの詳細は、トレンドマイクロの営業部、または販売代理店ま
でお問い合わせください。
注意
サポートセンターへの問い合わせ時に発生する通信料金は、お客さまの負担とさ
せていただきます。
202
サポート情報
製品 Q&A のご案内
トレンドマイクロの Web サイトでは、製品 Q&A の情報を提供しています。
これは、トレンドマイ クロの製品に関する技術的な質問と、それに対する回
答を集めたものです。製品 Q&A には、次の URL からアクセスできます。
製品 Q&A
http://esupport.trendmicro.com/ja-jp/enterprise/default.aspx
製品 Q&A では、お使いの製品名およびキーワードを指定して、知りたい情報
を検索できます。 たとえば製品のマニュアル、ヘルプ、Readme ファイルなど
に記載されていない情報が必要な場合に、製品 Q&A を利用してください。
トレンドマイクロでは製品 Q&A の内容を常に更新し、新しい情報を追加して
います。
セキュリティ情報
トレンドマイクロ「セキュリティ情報」
トレンドマイクロでは、最新のセキュリティ情報をインターネットで公開し
ています。トレンドマイクロのセキュリティ情報 Web サイトでは、ウイルス
やインターネットセキュリティに関する最新の情報を入手できます。セキュ
リティ情報 Web サイトは、次の URL からアクセスできます。
http://www.trendmicro.co.jp/jp/security-intelligence/index.html
管理コンソールからセキュリティ情報 Web サイトにアクセスすることもでき
ます。セキュリティ情報 Web サイトにアクセスするには、管理コンソールの
画面の右上にあるリストボックスから [セキュリティ情報] リンクを選択しま
す。
•
ウイルス名やキーワードから検索できるウイルスデータベース
•
コンピュータウイルスの最新動向に関するニュース
•
現在流行中のウイルスや不正プログラムの情報
•
デマウイルスまたは誤警告に関する情報
203
○Trend Micro Remote Manager 管理者ガイド●
•
ウイルスやネットワークセキュリティの予備知識
セキュリティ情報 Web サイトに定期的にアクセスして、流行中のウイルス情
報などを入手することをお勧めします。メールによる定期的なウイルス情報
配信を希望する場合は、警告メール配信の登録フォームを利用してメールア
ドレスを登録してください。
トレンドマイクロへのウイルス解析依頼
ウイルス感染の疑いのあるファイルがあるのに、最新の検索エンジンおよび
パターンファイルを使用してもウイルスを検出/駆除できない場合などに、感
染の疑いのあるファイルをトレンドマイクロのサポートセンターへ送信して
いただくことができます。
ファイルを送信いただく前に、トレンドマイクロの不正プログラム情報検索
サイト「セキュリティデータベース」にアクセスして、ウイルスを特定でき
る情報がないかどうか確認してください。
http://about-threats.trendmicro.com/ThreatEncyclopedia.aspx?language=jp
ファイルを送信いただく場合は、次の URL にアクセスして、サポートセンター
の受付フォームからファイルを送信してください。
http://inet.trendmicro.co.jp/esolution/attach_agreement.asp
感染ファイルを送信する際には、感染症状について簡単に説明したメッセー
ジを同時に送ってください。送信されたファイルがどのようなウイルスに感
染しているかを、トレンドマイクロの専門のスタッフが解析し、回答をお送
りします。
感染ファイルのウイルスを駆除するサービスではありません。ウイルスが検
出された場合は、ご購入いただいた製品にてウイルス駆除を実行してくださ
い。
204
サポート情報
脅威解析・サポートセンター TrendLabs (トレンド
ラボ)
トレンドマイクロ「セキュリティ情報」
TrendLabs (トレンドラボ) は、フィリピン・米国に本部を置き、日本・台湾・
ドイツ・アイルランド・中国・フランス・イギリス・ブラジルの 10 カ国 12 箇
所の各国拠点と連携してソリューションを提供しています。
世界中から選び抜かれた 1,000 名以上のスタッフで 24 時間 365 日体制でイン
ターネットの脅威動向を常時監視・分析しています。
205
索引
は
○文書規約, 12
207