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B ラ イ セ ン ス モ ー タ ー ス ポ ー ツ 応 援 マ ガ ジ ン
RALLY / GYMKHANA / DIRT TRIAL&more... “EXCITING” MOTOR SPORTS MAGAZINE
vol.13
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2015全日本ラリー&ジムカーナ&ダートトライアル選手権序盤戦ダイジェスト
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開幕戦ツール・ド九州/ 1.2.JN6クラスは勝田範彦/足立さやか組のGRBが連勝記
録を更新した。3.終盤まで喰らいついた奴田原だったが、2位にとどまった。4.舗装の
スペシャリストとして知られる眞貝知志はJN5クラスを制してアバルト500に全日本
初優勝をもたらした。5.期待の若手の一人、石川昌平はJN4クラスに転向した初戦で
見事、全日本初優勝。6.JN2クラスのディフェンティグチャンピオン田中伸幸は北海
道在住だが、福岡で幸先の良い勝利をさらった。7.JN1クラスは、RX-8を駆った今年
で70歳になるという松田保夫と杉原慶彦のペアがともに全日本初優勝。
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15
第2戦久万高原ラリー/ 8.レーシングドライバーの織戸学が86/BRZレースでドライブ
する86で参戦。ベストタイムを奪う等、プロドライバーの貫禄を見せた。9.10.JN5クラ
スは開幕戦に続いて輸入車が優勝。柳澤宏至/中原祥雅組がプジョー 208でクラス初優
勝。11.JN3クラスはチャンピオン候補の筆頭、岡田孝一が開幕2連勝と順調な滑り出し。
12.JN2クラスは、ヴィッツを駆る高橋悟志が今季初優勝。13.JN4クラスはシビックタイ
プRを持ち込んだ中部の香川秀樹がこちらもクラス初勝利。14.炭山裕矢裕也はVABで初の
表彰台を獲得。15.鎌田卓麻もJN6クラス2戦めで早くも表彰台をさらった。16.総合首位の
タイムをマークした新井敏弘/田中直哉組には記念の楯が贈呈された。
16
変更してきた新井が、VABにとってはぶっ
乗り。とりあえず舗装バトル第一幕は、旧
後半戦はVAB vs エボ
2015 全日本ラリー選手権カレンダー
つけ本番となるDAY1の雨のステージでベ
車2勝、新車1勝という結果に終わった。
Xのバトルが大きな注
今 年 のシリー ズ は 昨
年までグラベルラリー
だった第 2 戦久万高原
がターマックラリーに
転じたことでターマッ
クの 比 率 が 増える形
になった。最終戦新城
ラリーは毎年、多くの
ギャラリーが訪れる人
気のラリーだ。
ストタイムを連発。ドライとなったDAY2で
ただし勝田は中盤戦以降、VABへのチェ
は鎌田がこの日の勝負所となった大川嶺の
ンジが確実視されているだけに、シリーズ
目を集めることになり
そうだ。
ステージを制して、2日間、安定した速さを
見せた炭山に続く3位に入賞。勝田、奴田
原がともにリタイヤに終わったことで、何と
VAB勢は2戦めにして表彰台を独占する結
果を打ち立てた。
しかしVABへの世代交代を印象付けた
久万高原から1カ月後に行われた第3戦若
狭ラリーは再び、勝田、奴田原のトップ2が
第3戦若狭ラリー/ 17.18.JN5クラスは「バンバ」ならぬ「バンビ」の愛称で人
気のハンサムボーイ、番場彬が新車のシェイクダウンも兼ねた一戦で見事、全日
本初優勝。19.福永修はJN6クラス初優勝にあと一歩まで迫ったがスピンに泣いた。
20.最終SSまで大接戦となったJN3クラスはヴィッツを駆った武田雄一郎が全日
本初優勝。21.22.JN2クラスはスポット参戦の近畿期待の若手、中井育真がレギュ
ラー勢を抑えて、全日本初ウィンに輝いた。23.JN1クラスは昨年も圧倒的な速さ
を見せた中村晃規が今回も快勝した。24.JN5クラスは前戦まさかのコースオフで
勝利を逸した眞貝がリベンジを果たして2勝めをマークした。
17
第1戦
4/10-12
ツール・ド九州2015in唐津(佐賀県)
第2戦
5/8-10
久万高原ラリー(愛媛県)
第3戦
6/5-7
若狭ラリー(福井県)
第4戦
7/3-5
2015ARKラリー洞爺(北海道)
第5戦
7/23-26
がんばろう!福島MSCCラリー 2015
(福島県)
第6戦
8/28-30
モントレー 2015in嬬恋(群馬県)
第7戦
9/18-20
RALLY HOKKAIDO(北海道)
第8戦
10/16-18
第43回M.C.S.C.ラリー
ハイランドマスターズ2015(岐阜県)
最終戦
10/30-11/1 新城ラリー 2015(愛知県)
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20
21
息を吹き返すことに。DAY2では、
2戦続い
てエンジントラブルという不運に見舞われ
た奴田原に代わって、同じくエボXを駆る
福永修が勝田に秒差の戦いを挑んだが、
勝田が3秒差で逃げ切り、今季2勝め一番
ミニ、プジョーそしてアバルト。
今年の全日本は輸入車が目白押し
今年の全日本ラリーの大きな話題のひとつ
が、輸入車勢が加わったこと。開幕戦、第3 戦
を制した眞貝のアバルト500は、昨年はオー
プンクラスに参戦していたので正確に言えば 2
年めだが、プジョー 208が 2 台エントリー。
そしてMINIクロスオーバーも今年は全戦に参
戦予定だ。1.6リッターターボ+4WDを持つ
MINIはグラベルでの速さも注目を集めそうだ。
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24
23
5
雲の上を走るラリーとして知られる
第2戦久万高原ラリーは新井敏弘が
優 勝。VAB型WRX STIに 全 日 本 ラ
リー初の1勝をもたらした。
今年から本格参戦開始のWRX STIが2戦めで初優勝
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JRC
第1戦
第2戦
第3戦
4/10-12
5/8-10
6/5-7
ツール・ド九州2015in唐津(佐賀県)
久万高原ラリー(愛媛県)
若狭ラリー(福井県)
2015年の全日本ラリー選手権は全9戦
の新型モデルを開幕戦から投入してきたの
作戦に出た。その勝田から昨年、5年ぶりに
が組まれているがシリーズ序盤は佐賀、愛
は昨年、海外から日本に活動の拠点を移し
タイトルを奪い返した奴田原文雄は今年も
やすと手渡すわけにはいかない。
4月、九州唐津で行われた注目の開幕戦
媛、福井と西日本の舗装ラリーを転戦す
た新井敏弘。昨秋VABをいち早く投入した
ランサー・エボリューションXをドライブする。
は、VAB勢が新型ゆえのセッティングデー
る。クラスは昨年同様6クラス。昨年新設
名門キャロッセは炭山裕矢が引き続きステ
ランサーエボリューションは奇しくも全
タ不足に苦しむ中、勝田、奴田原の“旧車”
された、比較的ノーマルに近い車種で競う
アリングを握る。そして昨年BRZでJN5ク
日本が開幕した4月10日、Xの最終形となる
JN4、JN2の2クラスも2年めを迎える。
ラスのチャンピオンを獲得した鎌田卓麻が
ファイナル・エディションが発表され、同時
中と絶対の自信を誇ってきた勝田を奴田原
ステップアップし、VABをドライブする。
に生産の終了が明らかになった。マシンの
が最後まで追い詰めたが、勝田が5.5秒差
進化度で言えば、VABが勝るといってもい
で最後は振り切った。
ランサーエボリューションX、インプレッ
勢がデッドヒートを展開。このラリー9連覇
サWRXという2リッター 4WDターボが集
一方、2013年まで全日本4連覇を飾った
まる最速のJN6クラスの今年の最大の話
スバル勢の雄、勝田範彦は序盤戦は旧型の
い状況だが、ランエボマイスターとして長
VAB勢がそのポテンシャルを見せたの
題はやはり、スバル勢が新型WRX STIに
GABをチョイス。勝手知ったるマシンでまず
く全日本ラリーに君臨してきた奴田原に
は明けた第2戦愛媛の久万高原ラリー。開
チェンジしたことだ。VAB型と呼ばれるこ
は手堅く勝利を狙い、タイトル奪還に賭ける
とっては、せっかく奪還した王座をそうやす
幕戦の敗戦を受けて大きくセッティングを
What’s Rally?
ラリーはドライバー、ナビゲーター二人のコンビネーションが
大きくものを言うスポーツだ。まずは地元のシリーズからステップアップを!
ラリーはドライバーとナビゲーターの2 名が勝利を目指して戦うモー
タースポーツ。舗装、ダート、そして雪道などの公道を使って行われる。
選手達は参加受付時に渡されるルートブックのコマ図に従いながら、
ルートを辿ることになるわけだが、ラリーのルート上には、TC(タイム
コントロール)と呼ばれるゾーンが設置され、タイムトライアルを行う
SS(スペシャルステージ)もこのTCの中に設定されている。ただしSS
には好きな時間に行っていいわけではないく、TCに入る時間はあらかじ
め決められている。
TCに遅れて入ったり、逆に早く入りすぎてもペナルティの対象となる
ので、SSとSSの間の「リエゾン」という走行区間での時間調整もクルー
にとっては重要な作業になる。もちろんルートをミスコースしたりすると
大変なことになるので注意したい。
WRCと同様のこの形のラリーを一般的には SSラリーと呼ぶが、国内
では、このほかクイズラリー的な要素を持つラリーなども行われている。
国内最高峰のシリーズである全日本ラリー選手権は通常、3日間行わ
れ、初日にコースを下見するレキを行った後に、土日の2日間で競技に挑
む。またJAF 地方選手権は北海道、東日本(東北・関東)
、中部・近畿、
中国・四国、九州の5 つのシリーズが行われており、こちらはほとんどが
2日間が基本となる。
4
2015全日本ラリー選手権序盤戦ダイジェスト
入門者にオオスメなのはJMRCが開催しているシリーズ。JMRCはJAF
登録クラブが集まって地域ごとに立ち上げた団体で、初中級者を対象とし
たラリーから、JAF地方選手権とWタイトルとなる中上級者向けラリーま
で各地区ごとにシリーズを 設定している。各地区のJMRCのHP(北海
道、東北、関東、中部、近畿、中国、四国、九州の8地区のほかにも各県
支部が持っているHPもあり)を覗いて、出たいラリーを見つけてみよう。
また地元だけではなく、色々なステージを走りたいという人には、全
国を転戦するTRDラリーチャレンジがオススメ。ヴィッツのワイメイク
として誕生したラリーだが、現在はトヨタ車以外でも出られるようになっ
ているので、ぜひチャレンジしてみよう。
ルートブックには、交差点での進路や道路沿いの目標物などがそこまでの距離とともに明記されて
いる(左)
。ラリーのルート上にはTCが設定され、競技の進行を管理している(中)
。ラリーの魅力
を身近で感じたい人は、SSが観戦できるギャラリーステージで迫力の走りを体感しよう!
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第2戦鈴鹿南/ 1.PN2クラスは昨年は苦杯をなめたテクニシャン森田陽介が開幕戦に続く勝利。この後も無敵の戦いを続けること
に。2.西原正樹、茅野成樹といったトップドライバーの参戦で俄然白熱のPN4クラスはチャンプ岡野博史がまずは2連勝。3.初優
勝ラッシュとなった今回の一戦。PN3クラスでは山口克之が全日本デビューウィン。4.PN1クラスでも関東の橋本恵太がフィット
3ともども全日本初優勝。5.激戦区N1クラスでも近畿の前田忍が大金星をあげた。6.N2クラスはNSXを駆る西森顕が今季初優勝。
今年の全日本ジムカーナ選手権は、や
介、N3クラスの菱井将文、SA2クラスの
や変則的なスケジュールとなっている。シ
川北忠の3人。決して楽勝と言える戦いで
リーズが開幕した3月から6月までの間に5
はなかったが、ライバル達の追撃を頑なに
戦が組まれ、あっという間にシリーズは折
退けてタイトルをほぼ手中に収めた。
第3戦エビス西コース/ 7.全日本ジムカーナではまだまだ現役の“サイバー”CR-X。SA1クラスは関東の近藤岳士が昨
年に続いて東北ラウンドを制覇。8.スイフトスポーツの阪本芳司はPN1クラスで悲願の全日本初優勝を達成。9.10.N1ク
ラスは、四国のいぶし銀、福永裕介が今季初優勝を飾った。11.N2クラスは、中部の安部洋一が今季3人めのウィナーに。
12.13.PN3クラスは期待の若手の一人、ユウが全日本のスタードライバー山野哲也を破る快挙を見せた。
セッティングに通じたマイスター達が揃う。
と2人のチャンピオン経験者が福永と三つ
り返し。7月はゼロで、8月から月イチで残
対して、5戦すべてウィナーが入れ替わ
り3戦をこなすという形だ。いつになく“先
る激戦となっているのがN1クラス。事実
が5戦中4戦で表彰台という安定感が効い
地元とも言える関東のふたつのコースが舞
手必勝”の年となっているのだ。
上、いわゆるDC2型と呼ばれる初代インテ
てポイントトップ。第4戦名阪でようやく今
台。福永、朝山の四国の2枚看板がア
グラタイプRのワンメイクとなっているクラ
季初白星をあげた箕輪雄介が8ポイント
ウェーの地でどこまで箕輪に食らいつける
スだが、旧いクルマゆえにドライビング、
差、開幕戦を制した朝山崇が9ポイント差
かが、ひとつのポイントになるだろう。
この機に乗じて開幕5連勝と、ほぼ大勢
を決めてしまったのはPN2クラスの森田陽
第3戦エビスを制したベテラン福永裕介
巴を演じている。残る3戦中2戦は箕輪の
3人が開幕5連勝。
注目は日替わりウィナー誕生の激戦区だ
2
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1
5
JGC
N3クラスはベテラン菱井将文が今
年も若手の追撃を抑えて開幕5連勝。
早々とタイトルに王手をかけた。
6
2015全日本ジムカーナ選手権前半戦ダイジェスト
第2戦
第3戦
第4戦
第5戦
4/4-5
4/25-26
5/16-17
6/6-7
鈴鹿サーキット国際南コース(三重県)
エビスサーキット西コース(福島県)
名阪スポーツランドCコース(奈良県)
オートスポーツランドスナガワ(北海道)
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第4戦名阪Cコース/ 14.SCクラスは前戦、マシントラブルに泣いたインプレッサマイスター大橋渡がリベンジの勝利。
15.N1クラスは昨年のチャンプ箕輪雄介が相性のいい名阪で復活を宣言。16.N2クラスも序盤トラブルに泣いた王者小
林辰朗が今季初優勝。17.PN1クラスは今季、安定感が光るひできが待ってましたの今季初優勝。18.PN4クラスは名手
茅野成樹が2連勝と勝ち星でライバル岡野と並んだ。19.PN3クラスは山野哲也がリベンジの今季2勝めを達成。20.SA1
クラスはまたもCR-Xが制し、関東のパイロンマイスター深谷洋が3年ぶりの勝利の凱歌をあげた。21.白熱のSA3クラ
スは名阪を地元とするディフェンディングチャンピオン津川信次が負けられない一戦を守った。
2リッター 4WDターボが集うPN4、SA3
の2クラスは最終戦までもつれそうだ。ス
ポーツラジアルタイヤ限定と、最もノーマ
人の走りは、エボユーザーにとってもいい
お手本となるはずだ。
第5戦スナガワ/ 22.SA2クラスは毎回、薄氷の
勝利を手にしてきた川北忠が終わって見れば開
幕5連勝をマーク。23.SCクラスは野中信宏がエ
ビスに続く勝利でチャンプ大橋を追走。24.SA3
クラスは悲願のチャンプを狙う野島孝宏が制し
て勝ち星で一歩リード。25.PN1クラスは阪本芳
司が2勝め一番乗り。26.N1クラスは東北の元全
日本チャンプ菊池功悦が15年ぶりのV。27.PN3
クラスは西野洋平が昨年の最終戦に続く勝利。
28.SA1クラスは今季好調の工藤典史が2勝めを
あげてタイトルレースを一歩リード。
またPN4クラスとは対照的にナンバー付
ルに近い車両で競われるPN4クラスはチャ
ながら最も改造範囲の広いSA3クラスも全
残るもう一人のエボマイスター天満清に
ンプ岡野博史に、今年からこのクラスに移
日本ジムカーナを代表するエボXマイス
もまだチャンスが残されているだけに、夏
籍してきた茅野成樹が挑む。第3戦でクラ
ターが勢揃い。昨年までこのクラスに在籍
場での反攻が始まれば、昨年同様、最終
ス初優勝を飾った茅野が第4戦も制して流
した茅野がPN4へ移籍したことで、今年は
戦に三つ巴がもつれることも可能性大。ハ
れに乗るかと思われたが、第5戦で岡野が
三つ巴と思われたが、2014チャンプ津川信
イグリップタイヤを使い、PN4とはまた違っ
盛り返して3勝めを獲得。街乗りユーザー
次と初の全日本チャンプを狙う野島孝宏が
た限界域での動きを見せる彼らの走りも、
も多く使うスポーツラジアルを履くこの二
シリーズ前半はシーソーゲームを展開した。
会場を大いに沸かせてくれるはずだ。
What’s Gymkhana?
ミニサーキットを使ってもパイロンでその日限りのコースを設定。
走り込んだドライバーが絶対、有利ということにはならない
2015 全日本ジムカーナ選手権カレンダー
第1戦
3/7-8
第2戦
4/4-5
岡山国際サーキット(岡山県)
鈴鹿サーキット国際南コース(三重県)
第3戦
4/25-26
エビスサーキット西コース(福島県)
第4戦
5/16-17
名阪スポーツランド(奈良県)
第5戦
6/6-7
オートスポーツランドスナガワ(北海道)
第6戦
8/1-2
関越スポーツランド(群馬県)
第7戦
9/19-20
スピードパーク恋の浦(福岡県)
第8戦
10/10-11
本庄サーキット(埼玉県)
JAFカップ
11/7-8
名阪スポーツランド(奈良県)
今年のカレンダーは以上の通り。関越を除くと、いず
れも全国各地のミニサーキットが舞台になる。奈良の
名阪スポーツランドでは11月にも、全日本とJAF 地方
選手権のトップドライバー達が集う年イチのビッグイ
ベント、JAFカップオールジャパンジムカーナが開催
される予定だ。
第2戦鈴鹿南の決勝レイアウト。ストレート
の真ん中にパイロンを置いてスラロームを
設定したり、広い場所でタイトなパイロン
セクションを設定した。コーナーの内側に
置かれたパイロンも接触するとペナルティ
の対象になるので、インをギリギリまで攻
めることはできない設定になっている。
ジムカーナはミニサーキットや専用のコースにパイロンなどで一
だが、スキー場の駐車場などで、パイロンだけでコースを設定する
日限りのコースを設定してタイムトライアルを行う競技だ。
というケースも珍しくない。まずは自分の住んでる地域のジムカー
コースレイアウトは大会当日の朝に発表されるので、参加者はま
ナコースがどんなものかチェックしてみるのもいいだろう(18 ペー
ずコース図を手にしながら歩いてコースを覚え、そして攻略法を考
ジ参照)
。
える「慣熟歩行」をまず行う。入門者向けのクラス等では特別に本
国内のジムカーナの最高峰は全日本選手権だが、全日本ラリーの
番走行の前にコースを走行できる慣熟「走行」が設けられる場合も
ページで紹介したようにJAF 地方選手権やJMRCの初中級者向け
あるが、歩いてコースを覚えるのがジムカーナという競技の基本だ。 シリーズも用意されている。ジムカーナはBライセンス競技の中で
もちろんこのコース図をダッシュボードなどに置いてそれを見なが
は最も競技人口が多いだけにステップアップは簡単ではないが、ぜ
ら走ることもできる。
ひチャレンジしてほしい。
決勝トライは通常2回行い、そのベスト
タイムで順位を決定する。途中でパイロン
に触ったり、コース部からタイヤを落とした
(脱輪と呼ぶ)場合はペナルティが課せられ
るので要注意。このペナルティは通常1回に
つき、5 秒が加算されるのが一般的なので、
ペナルティを喫した場合はまずほとんど優勝
の可能性はなくなってしまう。
またジムカーナはミニサーキットなどの
コース上にパイロンを置いたり、幅の広い部 第3戦の舞台となった名阪スポーツランドCコースは普段はレーシングカートも走るミニサーキットだ(左)。昨年まで
分でスラロームを設定したりするのが一般的 全日本戦も行われていた北陸富山のイオックスアローザはスキー場の駐車場にパイロンを置いてコースを作る(右)。
7
頂点に立った20代の若者の
走りに、今年は注目してほしい
まだまだベテランが幅を利かしている全日
2
4
本ダートラだが、今年はルーキー豊作の年
3
5
となりそうだ。一人目は開幕戦で優勝をさ
らった岡翔太(写真上)
。ピッカピカの社会
人一年生だが、昨年は学生でありながら近
畿地区戦チャンピオンに輝いた。常に全開
かつマシンコントロールにも長ける走りは必
見だ。もう一人は本文でも触れている宝田
ケンシロー
(写真下)
。全日本初優勝から一気
に 3 連勝を飾るなど、ただの踏みっぷりのい
い若者から一皮むけた感がある。タイトルも
1
6 7
8
視野に入った若手二人の走りは要注目だ。
9
第2戦恋の浦/ 1.マッディな一戦となった恋の浦で待望の全日本初優勝を獲得した宝田ケンシローの力走。2.SA2クラスは大西康弘がこのクラスを引っ張るトップ2を抑えて優勝。3.4.SA1クラ
スは一昨年のチャンピオン、岡田晋吾が地元の一戦で2年連続の勝利。5.SC1クラスでは松田宏毅が嬉しい全日本初優勝を飾った。6.7.ヴィッツターボとともに全日本フル参戦を開始した櫻井
貴章はシリーズ2戦めにして早くも勝利を手に入れた。8.SC2クラスはマッディな路面には慣れた国際ラリースト、田口勝彦が優勝。9.N2クラスは黒木陽介が今季初優勝。
3月、栃木県の丸和オートランド那須で
あまりに不甲斐なかったので、出ることに
涙にむせんだ。ケンシローは続く地元北海
開幕した全日本ダートトライアル選手権
決めたんです」とはるばる札幌から駆け付
道での第3戦も連覇。そして第4戦広島も
は、その後、福岡、広島、北海道と転戦し、
けた。
制して3連勝と、完全に波に乗った。
シリーズを折り返した。
ダートトライアルは未舗装(グラベル)
の専用コースで行われるタイムトライアル
若者らしく常に全開が信条のドライバー
九州から北海道へと一気に北上したシ
だが、ぬかるんだ道はただ踏みまくるだけ
リーズ第3戦は道央砂川市の石狩川の河
では勝てない。
「2本めは路面が荒れるので
川敷を利用したオートスポーツランドスナ
ガワが舞台。スタートから一気に4速まで
だ。1分半から2分程度のコースを2回走っ
タイムアップは難しいかなと思ったんです
て、そのベストタイムを競う。第2戦は、玄
けど、慣熟歩行(それぞれの決勝ヒートの
入るストレートからフルブレーキングで飛
定では排気量が小さくとも、コーナリング
界灘を望む岬に位置する福津市のスピー
前に歩いてコースをチェックする下見のこ
び込む1コーナーが象徴するように、全国
性能に優れる車両の方が速いというケー
ドパーク恋の浦が舞台。あいにくの雨で
と)で歩いたら路面の硬い所が結構出て
屈指の高速コースだ。開幕からシビックタ
スも珍しくない。
マッディな路面がさらに水を吸い込むとい
て。ここにタイヤを乗せれば、タイムアップ
イプR
(EK9型)が2連勝したSA1クラスは、
稲葉が駆るインテグラタイプRは、DC2
う難しいコンディションの中での一戦と
も不可能じゃないと思い直せたんですよ」
排気量で勝るインテグラタイプR(DC5型)
型の初代タイプRがBライセンスモーター
ただでさえ滑りやすい路面の上で限界
の稲葉幸嗣が今季初優勝。
「クルマ的にも
スポーツ界では名機として名高いが、稲葉
この一戦では全日本ダートラ期待の若
走行をしているダートラドライバーにとっ
ここは勝たないといけないコースですから
のDC5型は、ややじゃじゃ馬的な性格を持
…」とホッとした表情を見せた。
ち、扱いが難しい。それゆえパワーが生か
なった。
手が念願の全日本初優勝を達成した。ス
て、狙ったラインにクルマを乗せるのは時
ズキ・スイフトスポーツを駆る北海道在住
に至難の業なのだが、きっちりとタイム
ジムカーナやダートトライアルといった
せるスナガワは、シリーズを見通す上でも
の宝田ケンシローはまだ20代半ばの若者
アップを果たしたケンシローは逆転を飾っ
競技は、最もパワーのあるクルマが最速タ
絶対に落とせないイベントなのだ。このク
ラス、第4戦も同じDC5インテグラを駆る
で全日本は昨年まではスポット参戦にとど
てライバルを退けた。
「自分が住んでる所
イムを出すとは限らない。コースの設定次
まっていた。当初は、この九州ラウンド、参
から一番遠い所での初勝利でしょ。ちょっ
第では1速や2速が主体となるコースなども
中島孝恭が優勝。タイトルレースもいよい
戦予定ではなかったが、
「開幕戦の結果が
と忘れられない一戦になりそうです」と感
あるし、タイトコーナーが連続するような設
よ混戦となってきた。
王座決定は全クラス、最終戦までもつれるかも!?
2
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JDTC
What’s DIRT TRIAL?
2015全日本ダートトライアル選手権前半戦ダイジェスト
第2戦
第3戦
第4戦
4/18-19
5/23-24
6/13-14
スピードパーク恋の浦(福岡県)
オートスポーツランドスナガワ(北海道)
テクニックステージタカタ(広島県)
同じ路面は二度とない。そのスリリングな勝負に全開で
挑む醍醐味こそダートトライアルの最大の魅力かもしれない
ダートトライアルは、その言葉通り、未舗装(グラベル)の
コースでタイムトライアルを行う競技だ。河川敷や原野などの自
然の地形を利用して作られた専用のコースがその舞台となる。
ダートラはまずラリーでも使われるグラベル専用のタイヤで走
る。競技専用と言っても公道も走れるし、値段も高くないからご安
心を。もちろん普通のタイヤで走ってもいいが、ラリータイヤと呼
ばれるこのタイヤは泥や砂を噛みやすいブロックパターンで構成さ
れ、タイヤのサイド部も石
や岩でカットされにくいよ
う、強 化されている。だ
から実はリーズナブルなタ
イヤでもあるのだ。
またダートラは路面の
凹凸で飛ばされたり、ワ
ダチにタイヤを引っかけ
て転倒する可能性がある
8
ので、ほとんどのドライ
刻一刻と変化する路面をどう読み込んで攻略する
バーは乗員を転倒から守 か。それがダートラという競技の醍醐味だ。
るロールケージを車内に入れている。ダートラの競技会は規則で
このロールケージを義務付けるか、取り付けを強く推奨しているの
で、本格的にダートラを始めるなら、まず取り付けたいパーツだ。
ダートラの競技会は、基本的にはジムカーナと同じ流れで進む。
当日の朝、渡されるコース図を手にしながらまず慣熟歩行を行う
が、ジムカーナと違って、競技の間に刻一刻と路面が変わってい
くダートラは、路面がどう変化していくかも慣熟歩行の際に読み
込まなければならない。
ただダートラの場合は元々、路面は様々。慣熟歩行の時にな
かったような穴がライン上に開いていたり、ワダチができる場合
もあるが、ベテランだって完璧に読み込めるわけではない。一番
いいのは自分が走る直前に走ったドライバーに路面の状況を聞く
こと。その意味では、ダートラでは仲間を作ることも大事なポイン
トになるといっていいかもしれない。
青森のサーキットパーク切谷内はコースの
全周を見渡せるので観戦にもオススメだ。
ラリータイヤはいくつかのパターンに分かれる。転倒から身を守るロールケージは車両の剛性を高
本番では路面状況に応じてチョイスする形だ。
めるというもうひとつの役割も持っている。
10 11
12 13
14 15
16
19
20
21
23
22
17 18
24
第3戦スナガワ/ 10.Dクラスはインプレッサで孤軍奮闘するチャンピオン谷田川敏幸がただ一人、開幕3連勝をマーク。
11.16.N1クラスは坂井義浩が優勝し、悲願のタイトルを射程距離に。12.青森から津軽海峡を渡ってきたSC1クラスの
チャンピオン工藤清美は貫禄勝ちを見せた。13.N2クラスのディフェンティングチャンプ北條倫史は地元の一戦で今季
初優勝。エンジンが掛かり始めた。14.15.SA2クラスは北海道の雄、松波克知が持ち前のアグレッシブな走りを見せて、
通算4度めのスナガワ制覇。17.18.SA1クラスは今年勝てそうで勝てなかった稲葉幸嗣が初の1勝。
25
26
第4戦タカタ/ 19.SC2クラスはスナガワからマシン復調なった吉村修が2連勝。20.21.N1クラスは四国の若手、細木智矢がゲン
のいいコースで今季2勝め。22.SC1クラスは近畿の山崎迅人が全日本2勝めとなる優勝を飾った。23.PN2クラスは鎌田卓麻が
早々と3勝めをマークした。24.25.Dクラスのチャンプ谷田川の連勝を止めたのはやはりこの人、関東の大ベテラン亀山晃だった。
26.SA1クラスは中島孝恭が4人めの勝ち名乗りを上げ、戦国時代にいよいよ突入した。
その第4戦テクニックステージタカタは
クラスは、
WRCにも参戦した鎌田卓麻が昨
2015 全日本ダートトライアル選手権カレンダー
広島にあるダートサーキット。海外のラリー
年に続いて優勝した。このクラス、
86/BRZ
に参戦するドライバーがしばしばテストで
が圧倒的に多数派だが、今年からデミオ
使用することからも分かるように日本離れ
ディーゼルターボ、ヴィッツターボが加
第 6 戦が行われる長野県のモー
ターランド野沢は、ダートコー
スの上で複数のマシンがレース
形式で勝負するオートクロスも
開催するだけに、コース幅も広
く、コーナーも変化に富んでい
る。関東圏のファンにはオスス
メの一戦だ。
したダイナミックなレイアウトを持つ。特徴
わって群雄割拠に。
「今日のコースなら
的なのは先が見えないクレスト(丘越え)
ヴィッツターボが勝ってもおかしくなかっ
があること。見えなくても全開で踏んでい
た」と鎌田が警戒するように、第2戦を制し
かなければならない。
た櫻井貴章のヴィッツターボも侮れない速
こんな場所はやはり海外の道に長けた
国際ラリーストが有利、ということでPN2
第4戦タカタで今季初勝利を飾った
北村和浩。横に滑ってなお速い。異
次元のドリフトが北村の真骨頂だ。
さを持つ。デミオを加えた三つ巴の時代が
第1戦
3/21-22
丸和オートランド那須(栃木県)
第2戦
4/18-19
スピードパーク恋の浦(福岡県)
第3戦
5/23-24
オートスポーツランドスナガワ(北海道)
第4戦
6/13-14
テクニックステージタカタ(広島県)
第5戦
7/12
サーキットパーク切谷内(青森県)
第6戦
8/8-9
モーターランド野沢(長野県)
第7戦
9/5-6
オートパーク今庄(福井県)
第8戦
10/4
門前モータースポーツ公園(石川県)
JAFカップ 10/31-11/1
テクニックステージタカタ(広島県)
近い将来、やってくるだろう。
9
’s Advantage
凄腕サスが、
やってきた!
TEIN EDFC ACTIVE PRO 2015全日本ラリーを席巻!
今年の全日本ラリー選手権で大きな注目を集めているのが、
テインの新世代サスペンション、
EDFC ACTIVE PRO を駆る
4 人のトップドライバー達のスピードだ。
開幕からターマック 3 連戦となった序盤戦では 2 勝を獲得。
随所でベストタイムも連発した。
その速さの秘密を探ってみよう。
ミューが安定している舗装ではそのポテンシャルが際立ってくる
今季の全日本ラリー選手権では、最速のJN6クラスのディフェンディン
グチャンピオン奴田原文雄(ランサーエボリューションX)
、昨年のJN5ク
ラスチャンピオンで今季よりVAB / WRX STIでJN6クラスに参戦して
いる鎌田卓麻が開幕戦からEDFC ACTIVE PROを搭載している。
「EDFCは開幕戦で初めて使ってみたけど、特にターマックではタイ
ヤがうまく使えたと思う」と語るのは奴田原。初めての使用ということで
基本データはテインのエンジニアに入力してもらったが、奴田原自身は
l
e
v
a
r
G
In
c
a
m
ar
T
In
微調整を行うだけで済んだと言う。
そういう所にもメリッ
トを感じますね」
そしてJN5クラスでは唯一となるR3 仕様のマシンである ABARTH
「ターマックは路面ミューが安定しているので、セッティングもやりやす
500 Rally R3T で参戦しているターマックスペシャリストの眞貝知志も
かったし、効果も引き出しやすかったね。特に感じたのは、例えば普
EDFC ACTIVE PROユーザーだ。開幕戦と第 3 戦で優勝と、舗装
通のダンパーだったら100km/h 以上でコーナリングするハイスピード
コーナーと、
2 速ぐらいで曲がる低速コーナーの両方にマッチするセッティ ではナンバーワンの速さを見せている。
「このクルマは、今まで僕が乗ってきた車から比べるとショートホイール
ングを出すのは難しいんだけど、EDFC ACTIVE PROなら左右 Gや
ベースで重心が高めなんです。なので、サスペンションについてもコー
前後 Gで瞬時に減衰が変わってくれるので、それが可能になる。これ
ナリングで最適なセッティングを出すとブレーキングではちょっとリヤが動き
は大きなメリットだよね」
。ドライ路面ではタイヤの
1 2
すぎるんです。そこでEDFCを使うとそういう動きを抑制できるのが一
摩耗も減ったそうだ。
番のメリットですね」
。とりわけ高速からフルブレーキングする際は、ブ
一方、昨シーズンはBRZにいち早くEDFC
EDFC ACTIVE PRO
ACTIVE PROを導入。今季もVABに採用し、 レーキコントロールに神経を使っていたそうだが、
を使用するようになってから非常にラクになったと言う。それも眞貝の速
精力的にテストをこなしてきたのが鎌田卓麻だ。
「VAB自体がリヤのトラクションがあるので、よく さの一因になっているのは間違いない。
3
4
言うと安定しているのですが、悪く言うと曲がりにく
いクルマなんです。でも、その曲がりにくい部分を
EDFC ACTIVE PROが補ってくれるというのが
1.2.今年は舗装のみのエン 一番のメリッ
トでしょう」
。鎌田は第 2 戦久万高原ラ
トリーを予定している眞貝
リーでベストタイムも奪う速さを披露したが、VAB
知志は開幕戦、第3戦で優
勝。第2戦では最終日のス でのデータはまだ収集中とのこと。だが、過去に
テージでのコースオフが響 BRZで培ったデータが VABでも活かせるという。
き、優勝を逸するも、それ
「一度振ったセッティングがダメなら、どういう方
までは首位を快走した。
3.鎌田はVAB2戦めとなる第2戦ではロングステージのSSで2度にわたってベス
向に振ったらいいかというのが、
EDFC ACTIVE
トタイムを奪取。その速さをアピールした。4.王座防衛を図る奴田原文雄も開幕
PROのデータがあるので、すぐに掴めるんです。 戦からエボXの仕上がりの良さを感じさせる速さを披露した。
様々な路面に対応できる幅の広さが、
群を抜いた速さを可能にする
7月始めに行われた全日本ラリー選手権第 4 戦は、今季初のグラベ
ルラウンドとなった。常に総合トップ争いに絡んでくるベテラン石田正史
がこのラリーから復活したが、その石田も今年からEDFC ACTIVE
PROを搭載する一人だ。
「最初はデータ不足ということもあって2日めの1ループ目までは使わな
かったんだけど、きついコーナーでどうしても曲がりにくくて、もっと攻め
てみようと思ってEDFC ACTIVE PROを使ってみたんだよ。そうした
ら、これが大正解で、いきなりベストタイムが獲れた。この歳でまた運転
がうまくなったな、と思うぐらい良かったよ(笑)
」
石田は今季よりダンパーにテインのタイプグループN/FRSを使用してお
り、ギャップ走 破 性や接 地 性の良さを実 感したそうだが、EDFC
ACTIVE PROを使用すると、さらにギャップ走破性や低速での回頭性
がアップしたと言う。
「 このコーナーだけこうなってほしい 、
っていう動きを実
現してくれるんだよね。自分の求めるセッティングになったという感じだね」
6
一方、奴田原は反応の速さをメリッ
トに挙げる。 5
「特にラリーではペースノートがあると言っても思
わぬギャップや路面の滑り方が違うことがあるで
しょう?でもEDFC ACTIVE PROはそういう時
でも、その路面に合った減衰力に瞬時に変化し
てくれる」
。例えばギャップが多いSSでは減衰力
を高めたいが、それでは低速コーナーで曲がり
にくくなってしまう。だが、EDFC ACTIVE PRO
7
ならどちらにも対応してくれるというわけだ。
この点についてはVABでグラベルを初体験し
た鎌田も同意見だった。それだけ路面に対する
素早い対応が可能になる、ということが、EDFC
ACTIVE PROの大きなメリッ
トであることは、た 5.今季初グラベルの一戦となった第4戦ではベテラン石田正史がブランクを
感じさせない走りで2度のベストタイムを奪取。奴田原(6.)鎌田(7.)とと
しかなようだ。
もに、
EDFC ACTIVE PROという強力な武器を得た今年の走りが注目される。
EDFC ACTIVE PROは、ハイレベルなオンリーワンのセッティングを可能にしてくれる
テインでは室内から減衰力を調整できる画期的
なシステム、EDFCを開発、販売してきた。ただ、
ラリー、ダートトライアル、ジムカーナのナンバー
付車両のクラスでは原則として室内から減衰力を
調整できる機構の搭載を禁止している。そこで威
力を発揮するのがEDFC ACTIVE PROだ。
EDFC ACTIVE PROは、Gセンサーによる前
後 Gと車速による減衰力自動調整を行うEDFC
ACTIVEに、さらに旋回Gや4 輪独立減衰力調整
機構を搭載、その時の最適な減衰力を自動で変化
させてくれるスグレモノだ。
通常はコントローラーを室内に設置するが、モー
タースポーツ競技で使用する場合は、防水ケース
に入れてエンジンルームに設置すればいい。モー
ドの切り替えはボンネットを開けて本体を操作する
必要はあるが、走行状態に応じて自動で減衰力を
変化させてくれるので、室内から調整する必要は
ない。レギュレーションにも合致している。
使用できるモードとしては、最大10 パターンの
プリセットメモリを任意に選べるマニュアルモー
ドのほかに、旋回G感応自動調整モード、加減速
G感応自動調整モード、車速感応自動調整モード、
そしてすべての要素で調整してくれる総合制御
モードがある。
もちろん、セッティングデータはドライバーの好
みに合わせたものでなければならない。つまり、自
分の好みのセッティングデータはあらかじめ取得
しておく必要はあるが、例えば高速仕様、低速仕
様、さらに勾配の違い、ジャンプした時だけ減衰
を変化させるなど、その使い方は無限大だ。まさ
に自分だけの、完璧なオンリーワンの仕様を作る
ことができることが、EDFC ACTIVE PROが新世
代サスと呼ばれる由縁なのだ。
※EDFC ACTIVE PROは現在、以下の公認競技及び競技車両において使用が認められています。
①全日本ラリー選手権(コントローラが車室外にあれば OK。但しJN4、JN2クラスは除く)
。②ダートトライアル SC車両及びD車両。
コントローラーはエンジンルームに
防水ケースに入れて設置する。ボン
ネットを開けて本体を操作するだけ
でモードの切り替えはOKだ。
11
最新
ツ
ー
ポ
ス
モデルで
!
い
た
め
始
やっぱ
り
モータースポーツ
リー
お手軽入門カテゴ
モータースポーツ
う
よ こそ
PN 車両の世界へ
全日本ジムカーナ選手権の若手
のホープ、東山匡志選手が今年
からドライブする86はPN3クラ
スに参戦中。Sタイヤが禁止され
ているため、タテ溝のあるスポー
ツラジアルタイヤを履く。ギア比
の変更もNGとあって、どのギア
を使うかという選択がタイムに影
響することも多い。
始めたい。
ースポーツ競技を
ツモデルでモータ
ー
ポ
ス
の
ント。
新
最
る
車両というセグメ
やっぱり気にな
ンスに優れた PN
マ
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ォ
フ
パ
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スト
コ
とし
メなのが、
できるクラス
そんな人にオスス
いう人が切磋琢磨
と
い
た
し
負
勝
なのだ。
備でウデで
ラスは人気上昇中
ノーマルに近い装
この PN 車両のク
ジムカーナ/ダートトライアル競技の車両区分
車
狭い
P車両
PN車両
両
N車両
の
改
造
SA車両
範
囲
広い
B車両
SC車両
ナンバー付車両
D車両
ナンバーなし車両
全日本ジムカーナ/ダートトライアル選手権に設定されているのはPN、N、SA、SC、D(ダートラのみ)の5部門となる。
ABSやトラクションコントロール等、ドラ
こない。ということで設定されたのが全国
た車両のみが参加できるクラスも設定され
なっていたセミレーシングタイヤいわゆる
イバーをアシストするシステムも標準装備
で行われているジムカーナ、ダートトライ
ている。これは、現状ではほぼ86/BRZの
Sタイヤは、1本の価格も高く摩耗が早い。
されていたりする最近のクルマは、実はウ
アルの競技会に最近設定されているPNク
ワンメイクとなっているクラスだ。
デで勝負するモータースポーツという競技
ラスだ。そして、このPNクラスに参加でき
ただし現行モデルを使用するということ
がかかりすぎるということでPNの場合は
には向いていないという側面を持つ。エコ
るのがJAFの車両区分であるスピードPN
は、それだけ車両購入価格は高くなる。そ
NG。一般のスポーツラジアルタイヤを装
の問題も注目されてきたことから、極端に
車両ということになる。
こでPN車両は改造範囲を極端に狭くする
着することとなる。
交換サイクルも早くなり、あまりにもコスト
PN車両は基本的に現行モデルを対象と
ことで車両製作費などのイニシャルコスト
この結果、現行モデルは、同じ排気量で
しているので、まず年式制限があるのが最
を下げ、より多くの人が参加しやすいよう
動方式によって4クラス、全日本ダートラで
も性能の高い旧型のスポーツモデルには
大の特徴だ。今年は2006年1月1日以降に
にしている。改造していいのはダンパー&
は2クラスが設定されているPNクラスだが、
参加台数も全国で年々増加中。とりわけジ
パワーのある車種も少なくなってきた。
現状、全日本ジムカーナでは排気量、駆
勝てないという状況が目立つようになっ
JAF登録された車両であることが第一条件
スプリング、ブレーキパッド、クラッチおよ
た。ただし、いつまでも旧型車が活躍して
となっている。また、1600ccを超える2駆
びクラッチカバー、LSD、エンジンマウント
ムカーナではその参加しやすさが功を奏し
いては、モータースポーツの未来は見えて
車両で、2012年1月1日以降にJAF登録され
程度。ステアリングやバケットシート、フル
てか、全日本戦でもPN部門が最も多くの参
ハーネスシートベルトの装着は認められて
加台数を集める人気となっている。将来的
いるが、助手席も変更はできずエアコンな
にステップアップを考えている人はもちろ
どの取り外しも許されていない。
ん、まずは競技の世界に飛び込みたいとい
ジムカーナではこれまでスタンダードと
う人にオススメのクラスと言えるだろう。
PN車両なら、そのままの車両
でラリーへの参戦もOKだ
全日本ダートトライア
ル選手権PN2クラスで
昨年、チャンピオンを獲得した鎌田卓麻
選手はカラーリング一新のBRZで2連覇を
狙う。ダートラのPN車両もジムカーナと
ほぼ同じだが、グラベル専用のラリータイ
ヤやロールケージをつけるのが一般的だ。
12
ラリーでも2014シーズンよりラリーのPN
版とも言える、
RPN車両が設定された。全日本
ラリーを例に取ると、RPN車両が参加できるの
は1600cc 以下のJN2クラスと1600ccを超
え2000cc 以下のJN4クラス。JN2クラスで
はスズキ・スイフト、マツダ・デミオ、JN4で
は86/BRZが主力マシンとなっている。
RPN車両はPN車両とかなり似ている。参
加車両の年式制限はPN車両と同じく06 年1
月1日以降にJAF 登録された車両で、改造範
囲はほぼ同じだが、RPNの場合は、サスペン
ションブッシュやファイナルギアの変更は許さ
れている。ロールケージの装着は義務付けだ
が、6点式にサイドバーが装備されていれば
出場可能。そのあたりでもコストダウンが図ら
れている。また、ターマックラリーではラジア
ルタイヤを使用しなければならないのはジム
カーナと同じだが、グラベルラリーでは通常の
ラリータイヤの使用が可能だ。
車両規定が似通っていることから昨年は2
名のドライバーが全日本ジムカーナと全日本ラ
リーに同じ車両で掛け持ち参戦した。今年も全
日本ラリーに参戦する石川昌平が同じBRZで
全日本ダートラに参戦している。オカネはかか
るかもしれないが、色んなカテゴリーに参加し
たいというドライバーには打ってつけの競技車
両と言えるだろう。
DIRT TRIAL
RALLY
全日本ラリードライバーである石川昌平(写真上)は、
ラリーに参戦するBRZで全日本ダートトライアル選手権
にも参戦を開始した。昨年は佐藤隆行(左)と平塚忠博
(右)が全日本ジムカーナと全日本ラリーに 掛け持ち参
戦 。元々はダートラドライバーの佐藤は、全日本ラリー
デビューウィンという快挙も達成した。
レーシングギア選択術
レーシングスーツ
万が一のアクシデントから身を守るためにも
できれば防炎性素材仕様のスーツを選びたい
全日本戦ではいずれのカテゴリーでも競技中の装着が義務付けられているのがレーシ
ングスーツだ。言うまでもなく防炎性素材生地が使用されており、万一の火災や怪我か
ら身体を保護する役目を持っている。ほかにも安全のための装備が施されており、例え
ば肩に装備されているストラップは見た目は恰好いいが、実は乗員が気を失った際に、
救助する第三者が乗員を車両から引き出す際、引っ張るために摑むものだ。レーシング
スーツを選ぶ際、理想はJAF / FIA公認スーツだが、特に初心者の場合は価格の安さも
重要。その意味では高級なレーシングスーツにこだわる必要はないかもしれない。また、
最近ではデザイン性を重視したスーツも多い。見た目の格好よさも大切だが、そんなスー
ツは大抵が高価。自分のレベルと価格を天秤にかけてじっくりと選びたい。
クルマを自由自在に操れるモータースポーツの楽しさは格別だが︑
教えます!
危険と隣り合わせのスポーツであることも忘れてほしくない︒自分の身を守るのは自分︑
もちろんフィット感も大切なポイントであることも覚えておこう︒
そしてしっかりとした安全性を備えたレーシングギアだ︒その上でデザインや機能性にも︑しっかりこだわりたい︒
こ だ わ り の
ヘルメット
モータースポーツでは必須のアイテム。
ジェットorフルフェイス?。
それぞれの特長を理解しておこう
グローブ同様、どんな競技でも必ず着用が義務付けられてい
るのがヘルメットだ。ヘルメットには大きく分けてジェットタイ
プとフルフェイスタイプがある。どちらでも好みで選べばいい
が、フルフェイスは万一の際に顔面を保護する確率は高くなる
が視界が狭まると訴える選手もいる。例えばサイドターンする際
に、サイドブレーキレバーが見えにくく探してしまうと語る選手
もいるが、これは慣れの問題だろう。また、どんなヘルメットで
も、きついからと言って緩すぎるサイズを選ぶと万一の事故の際
にあご紐を絞めていても脱げてしまうことがある。必ずぴったり
のサイズを選ぶことが大切だ。さらにヘルメットの規格も定めら
れており、JAF公認競技用ヘルメットか、日本工業規格(JIS)
乗車用安全帽の基準に合致したヘルメットを使用することとなっ
ているので、購入の際にはしっかりチェックしておきたい。
レーシンググローブ
操作性に加えて安全性も重視しよう
すべてのカテゴリーで着用が義務付けられて
いるのがレーシンググローブだ。ステアリングを
回す際に滑らないようにする目的もあるが、最も
重要なのは安全面。万一のクラッシュや転倒な
どでガラスが割れたり破損したパーツがあった場
合に、素手では怪我をしてしまうこともある。耐
火炎グローブの着用は義務付けられていないが、
火災の際に皮膚を保護するためにも防炎加工が
施されたグローブを選びたい。また、最近は外
縫いタイプもあるが、フィット感は高いだろう。
ステアリング
やっぱり一番こだわりたいギアかも!?
ステアリングは常に自分の手で握っているも
のだけに、自分にマッチしたタイプを選びたい。
規定では外径350mm以上なら変更が認められ
ているが、あえて360Φを選ぶ選手もいる。外
形が大きくなればそれだけ少ない力で回せるか
らだ。スポークはディープコーンタイプもある
が、延長ボスを使用しなくていいメリットはある
もののスポークが長くなるので変形するリスクは
ある。握り部分は通常の皮タイプのほかにもバッ
クスキンタイプもある。どちらでも好みで選べば
いいだろう。ただ、バックスキンの方が劣化し
やすいという意見もある。普段はハンドルカバー
をつけていれば長持ちするだろう。
︑
バケットシート&シートベルト
モータースポーツに打ち込むなら、やはり必須のアイテムのひとつ
バケットシートは走行中の身体のホールド性を高めるためには効果的な装備だ。基本的には確
実に前方が視認でき、確実に操作ができれば、あとは好みで選べばいいだろう。重要なのはホー
ルド性だが、きつすぎるサイズでは長時間の運転で辛くなってしまう。ゴツゴツしたシートでは逆
にドライビングに集中できなくなるので、フィット感も重要だ。
一方、ほとんどの競技で必須装備になるのがフルハーネスシートベルトだ。もちろん安全面で
も重要な装備のひとつだが、Bライ競技の場合は国内競技車両規則にベルトの太さは指定されて
いない。一般的には2インチタイプと3インチタイプがあるが、太い方が万一の際に衝撃が分散さ
れるのでより安全だろう。また、Bライ競技では義務付けられていないが、できればFIA公認ベル
トを装着するのが望ましいだろう。
レーシングシューズ
ペダルの感触が伝わるかがポイント
全日本戦でも装着は義務付けられていないが、
ぜひ使用したいのがレーシングシューズだ。も
ちろん、安全面も高めてくれるが、それ以上に
ペダル操作性が向上する。できればソール(靴
底)はフラットで薄めのタイプがペダルの感触
が摑みやすいと語る選手もいるが、重要なのは
いかに自分の足にフィットするかだろう。サイズ
が大きすぎれば、足を動かした際にシューズの
中だけで動いてしまうし、きつすぎれば足が痛く
なってしまう。ペダルの感触が確実に足の裏に
伝わりやすく、操作しやすいシューズをいかに選
ぶかがポイントだろう。
参戦する競技会の規則をまずチェック!
安全に関する装備を義務付ける、また推奨に
とどめるといった判断は、競技会ごとにその規則
に明記されているが、競技会のレベルが上がれ
ば上がるほど義務付けとされる装備は多くなる
という傾向にあることは知っておいてほしい。ラ
リーを例に取れば、全日本ラリーともなるとSS
の距離も長くなるし、アベレージスピードも高く
なるので、それに対応した安全装備が求められ
るというわけだ。よって地区戦や全日本戦へのス
テップアップを考えるなら、始めから高い安全性
を備えたギアを揃えるのも、結果的にリーズナブ
ルな選択になるということもある。
この夏、新しいモータースポーツが
こんなクルマだって、
チャレンジ
できるんです!
カップルで、
ご夫婦で。
2名乗車で
楽しめます!
日本で誕生した。
でも、競技というよりは、
モータースポーツ気分が味わえる
お遊びイベントといった方がいいかもしれない。
若葉マークの
ドライバーも大歓迎。
上手くなれます!
色んな人達との
モータースポーツの
輪が広がります!
ヘルメットやレーシンググローブ、
ライセンスだって不要。 モータースポーツごっこ を
体験したいキミ、ぜひ参加してみよう!
STEP
1
今年度から始まった「オートテスト」は、自動車の運
転免許証があれば誰でも参加可能なモータースポーツ
だ。イギリスがその発祥であり、リバースギア(コース
上の後退区間が設けられている)を使うところが大きな
特色。参加者は普段、自分が乗っているクルマをその
まま使って走れば良いわけで、服装は自由であり、ヘル
メット、グローブも必要がない。また、1台で複数名の
エントリーはもちろん、1名まで同乗走行も認められて
いるからカップルや親子で競技を楽しむことができる。
これまでになく気軽に参加できるカテゴリーなのだ。
ボックスの中にクルマを入れて一旦停止。前輪2本あるいは後輪2本の通過でOKという
バックで入れるのは腕の差が出るかも!?
セクションも。これも意外と難しい。
競技の形態はジムカーナに近い。最大200m×200m
の区画を使い、基本的にパイロンが設置されたコース
を走る。コースの途中には1回〜 4回までのリバースギ
アを使う区間が設けられる。スタート後は長くても50m
までの地点に方向転換となるマーカー(パイロン)が設
置され、また、瞬間最高速度が50km/h以上にならない
コースレイアウトは安全面に配慮され、全般的に速度域
は低く設定される。コースレイアウトもコース図を見て
覚えられる程度でミスコースしにくい単純なものであり、
ジムカーナのようにコースをたどって歩いて覚える必要
性もない。ちなみ
にコースレイアウ
トは事前に公開さ
れることになって
いる。
競技はスタート
からフィニッシュ
大きいクルマにハンディが出ないようにバイロ までのタイムで順
ン等の設定も配慮されることになる。
位を競う。もちろ
ん、フライングやミスコースなどのタイムペナルティ、
パイロンタッチといったセクションペナルティがあれば
加算され、複数回の走行のタイム積算によりペナルティ
の少ない参加者が勝者となる。事前にチェック用紙も配
布されるので、タイムペナルティとセクションペナルティ
をここに記入すれば、1本ごとの内容も把握しやすい。
リバースギアを使う区間やラインの規定(前後輪のど
ちらかをライン通過させる)など、ドラテクというより
も運転技術の正確さを求められるのがオートテストだ。
パイロンに沿ってハンドルを右へ左へと忙しく操作する
非日常の運転を参加者全員が楽しんだ。2パターンのコー
スの内、難しかったのがコースBの長い距離を後退する
区間で、
「車庫入れでもこんなに長い距離をバックしな
い(笑)
」とコメントしていた人も。それゆえ、目標物へ
向かって正確に走らせる楽しさも味わえたようだ。
普段走っているクルマのままで特別の装備もなく参加
できるのがオートテストの魅力。今後、各地で開催が予
定されている。とても気軽で楽しめる競技だから、ぜひ
エントリーしてみよう。
STEP
2
公式戦の開催に先立ち、7月上旬、栃木で体験版オー
トテストが開催された。参加型国内Bライセンス講習会
「B−とる」に併せて行なわれた今回のイベントのコース
は、常設区間とパイロン区間を合わせたレイアウトで、
1分以内で走れる長さが設定されたほか、後半にオート
テスト特有のリバースギアを使う 車庫入れ も設けら
れた。参加車両は軽自動車からSUVまで多彩であり、マ
イクロバスまで走った(!)
。
参加者に感想を聞くと、
「楽しかった。また走りたい」
という声が圧倒的。デモランのほかMCまで務めて大活
躍だった全日本ジムカーナドライバーの河本晃一選手は
「オートテストはジムカーナやダートラの登龍門になる競
技です。誰もが安全に走ることができ、運転が楽しいと
感じるでしょう」とその魅力を語っていた。
また北海道では全国で初となるオートテストの公認競
技会が7月12日に開催され、快晴で気温が30度以上に
なるほどの暑い中、31名がオートテストにチャレンジし
た。当日はコースが2パターン設定され(1周1分未満)
、
各2本、合計4本を走行した。
クラスは排気量と変速機によって区分された1 〜 4と、
レンタカークラスの5クラスに分けられた。こちらも車種
バリエーションも多彩で、中には本格派クロカン4WDも。
7/5に栃 木県のドライビング パ
レット那須で行われたイベント
「Be-とる」では参加者がオートテ
ストを体験。スラロームをこなし
た後にフルターンでBOXに入っ
た後、リバースギアで真っ直ぐに
後退、パイロンの間をすり抜けて
ゴールという設定で行われた。サ
イドブレーキを使ったターンは禁
止。参加者は悪戦苦闘しながらも
楽しんでいた。全日本ジムカーナ
のトップドライバーによるデモラ
ンも盛り上がった。
7/12に北海道のオートスポーツ
ランドスナガワで行われたJAF北
海道ジムカーナ選手権ではオー
トテストが併催された。こちらは
スタートしてすぐにリバースギア
の2連発。ここは前輪のみ2本の
パイロンの間を通過すればOKと
いう設定だ。後半にもリバースギ
アでBOXに入れる設定が待ち受
ける。コースレイアウトを見ると、
直線らしい直線は皆無という設
定。リズミカルな運転が楽しめる
レイアウトだ。
15
表彰台
の上か
ら、
私を見つ
けてね!
お笑いチャート診断第5弾
ター
あなたのモー 、
フ
イ
ラ
スポーツ
!
す
ま
て
し
援
応
キミにピッタリの
Bライセンス
モータースポーツは?
パーツメーカー「キャロッセ」の
キャラクター「生くす子ちゃんズ」の
大島奈々ちゃん
から!
スタートはここ
がんばって!
お小遣いを全部
モータースポーツに
つぎ込む覚悟がある
オートテスト
NO
YES
聞き慣れない競技かもしれないが、それも
そのはず、日本では今年JAFの公認対象に
なったばかりの新しい競技だ。詳細は本誌の
特集記事を読んでいただくとして、今後どの
ように発展していくか、ぜひ注目して欲しい。
将来、レースへの参戦は
あまり考えていない
NO
NO サーキットトライアル
YES
レースが開催されるサーキットで、その1周
のタイムを競うのがサーキットトライアル。
レースの予選がそのまま順位を決定すると思
えば分かりやすいかも。ここで腕を磨いてか
らレースにステップアップする人もいる。
茶道や華道の世界に
とても興味がある
昔も今も、
アイドルが好きだ
YES
NO
YES
NO
ラリー
一般道を使って、その速さや正確さを競うのがラリーだ。舗装や
ダート、雪道と色んな道を走る。ドライバーとナビゲーター(コ・
ドライバーとも言う)の二人一組で乗車するのが特徴。タイムア
タックの無い「計算ラリー」は入門者にもオススメだ。
ドリフト
NO
子どもの頃、
どろんこ遊びが大好きだった
単独行動は苦手な方だ
MAAMIちゃん
練習︑練習!
YES
楽しんで走って!
YES
YES
髪型が乱れるので
ヘルメットは被りたくない
NO
旅行に行く時は、
計画をバッチリ立てる方だ
小林里緒ちゃん
てる!
きっと勝
START
香月かおりちゃん
七井しおりちゃん
このフリーペーパーをここまで読んだキミは、きっともう走りたくてウズウズしているに違いない!
好評の お笑い チャート診断第 5 弾は、
そんなキミにピッタリのモータースポーツ競技をバッチリセレクトしちゃおう!
YES
NO
ダートトライアル
舗装されていない路面で作られたコースで、1台ずつタイムアタッ
クしていく競技がダートトライアル。滑りやすい路面で砂ぼこりを巻
き上げながら全開で走り抜けていくマシンは迫力満点だがドリフトし
過ぎるとタイムロスを招く。豪快さと繊細さの両方が要求される。
2013年 か らJAFの 公 認 対 象 と な っ た、
コーナーを回る姿の「カッコ良さ」で勝負を
決めるのがドリフト。速さだけではなく、美
しさも評価基準となる採点競技だ。ハデな
パフォーマンスは、高い人気を保っている。
空風マイキちゃん
ジムカーナ
定められた舗装路面のコースを1台ずつ走り、そのタイムで順位
を決めるのがジムカーナ。約1分から1分30秒程度のコースを、
様々なテクニックを駆使して走り抜ける。クルマを自由自在に操り、
高い集中力を維持し続けたドライバーが勝負を制す。
出場したい!」と思ったら、
国内Bライセンスを取得しよう!
「
ラリー、
ジムカーナ、
ダートトライアル
etcに
ライセンス取得は
本格的参加への第一歩
講習会の受講は
とてもカンタン
JAFのモータースポーツライセンスは、
講習会は約2時間の座学講習で行われ
「公認競技会」に出場するための許可証な
る。実技は無いので、電車で会場に向かっ
んだ。日本国内で開催されている四輪モー
てもOKだ。日程や会場は、JAFのモーター
タースポーツ競技会の多くはJAFの作っ
スポーツHPで、開催月や地域から検索す
たルールのもと、開催されている。もちろ
ることができる。JAFの会員なら、機関誌
んF1日本グランプリやスーパー GTなどの 「JAFメイト」にもBライ講習会スケジュー
ビッグレースもJAFの公認競技会で、国内
ルが掲載されているぞ。受講したい講習会
Bライセンス取得は、モータースポーツの
を見つけたら、講習会の主催者に電話など
道への第一歩だと言ってもいいだろう。
で連絡して、参加の申し込みをしよう。
モータースポーツの
ルールを理解しよう
モータースポーツの講習会と言っても、
決して速く走るためのテクニックを教えて
くれるわけではない。ここで学ぶのは、競
技会のマナーや、安全にモータースポーツ
を楽しむための規則など、これから競技会
に参加するために絶対に必要なルールが中
心だ。すべて暗記する必要は無いが、これ
からモータースポーツを楽しんでいくため
には必ず知っておかないといけない知識ば
かりなので、よく聴いておこう。
講習会終了後もすぐに帰ってしまうのは
もったいない。講師はモータースポーツの
ことを熟知したベテランぞろいだから、疑
問や分からないことがあれば、気軽にいろ
いろと相談してみよう。
JAFに申請して念願の
ライセンスをゲット!
講習会で受け取ったライセンス交付申請
書に写真、ライセンス許可証料(3,100円)
を添えて、30日以内にJAF窓口に申請し
よう。講習会によっては主催者が代理で申
請してくれるケースもあるゾ(別途手数料
が必要な場合もある)
。そして申請後、約2
〜 3週間ほどで念願の国内Bライセンスが
郵便で届くんだ。
モータースポーツの
規則や講習会日程は
JAFホームページから
情報をゲットしよう!
http://www.jaf.or.jp GO!
キミ の 家 の 近 くに も 、モ ー タ ー ス ポ ー ツ 競 技 場 あ りま す!
ジムカーナやダートトライアルが開催されている競技場は、日本全国にこんなにたくさんあるんだ。競技会を観戦するも良し、練習会に参加して自ら走行するも良し、
ぜひ訪れてモータースポーツの生の迫力を体験して欲しい。詳しくはインターネットなどでチェックしてみよう。
※2015 年7 月1日現在 JAF 公認コース
ジムカーナコース
オートスポーツランドスナガワ
ジムカーナコース(北海道・砂川市)
新千歳モーターランド・アクティブ・
セーフティ・パーク(北海道・千歳市)
十勝インターナショナル
スピードウェイ ジュニアコース
(北海道・河西郡)
岩木山スキー場駐車場(青森・弘前市)
スポーツランドSUGO 西コース(宮城・柴田郡)
新協和カートランド(秋田・大仙市)
エビスサーキット ジムカーナコース/スクールコース/西コース(福島・二本松市)
茨城中央サーキット(茨城・石岡市)
筑波サーキット コース1000 /ジムカーナ場(茨城・下妻市)
ツインリンクもてぎ 北ショートコース/マルチコース(栃木・芳賀郡)
日光サーキット(ドリフト競技に限定)
(栃木・宇都宮市)
関越スポーツランド(群馬・高崎市)
本庄サーキット(埼玉・本庄市)
浅間台スポーツランド(千葉・香取市)
R-Spec Kakizaki(新潟・上越市)
スピードパーク新潟(新潟・胎内市)
日本海間瀬サーキット(ドリフト競技に限定)
(新潟・新潟市)
イオックスアローザスポーツランド(富山・南砺市)
大日スポーツランド(石川・白山市)
さるくらモータースポーツランド(長野・飯田市)
福田自動車教習所(静岡・磐田市)
富士スピードウェイ ジムカーナコース/ショートサーキット(静岡・駿東郡)
キョウセイドライバーランド(愛知・岡崎市)
幸田サーキットYRP 桐山(愛知・額田郡)
スパ西浦モーターパーク(愛知・蒲郡市)
美浜サーキット クニモト(愛知・知多郡)
鈴鹿サーキット 国際南コース(三重・鈴鹿市)
奥伊吹モーターパーク(滋賀・米原市)
舞洲スポーツアイランド(大阪・大阪市)
姫路セントラルパーク 第 5 駐車場(兵庫・姫路市)
JAFホームページ〜公認コース一覧
名阪スポーツランド Cコース/ Eコース(奈良・山辺郡)
備北サーキット(岡山・新見市)
なださきレークサイドパーク(岡山・岡山市)
岡山国際サーキット レーシングコース(岡山・美作市)
スポーツランド TAMADA(広島・広島市)
TSタカタサーキット(広島・安芸高田市)
徳島カートランド(徳島・吉野川市)
瀬戸内海サーキット(愛媛・西条市)
美川スポーツランド ジムカーナコース(愛媛・上浮穴郡)
モーターランドたぢかわ(高知・長岡郡)
スピードパーク恋の浦(福岡・福津市)
オートポリスレイクサイド サーキットコース(大分・日田市)
ダートトライアルコース
オートスポーツランドスナガワ
ダートトライアルコース(北海道・砂川市)
新千歳モーターランド
ダートコース(北海道・千歳市)
糠平湖氷上コース(北海道・河東郡)
イーストジャパンオフロードスタジアム
(北海道・河東郡)
サーキットパーク切谷内(青森・三戸郡)
丸和オートランド那須(栃木・那須塩原市)
オートランド千葉 ダートトライアルコース第1コース(千葉・千葉市)
NATSダートコース(千葉・成田市)
トライアルゾーン新潟(新潟・三条市)
輪島市門前モータースポーツ公園(石川・輪島市)
オートパーク今庄(福井・南条郡)
モーターランド野沢 (オートクロス可)
(長野・下高井郡)
コスモスパーク(京都・京都市)
テクニックステージタカタ(広島・安芸高田市)
楠ハイランドパーク(山口・宇部市)
香川スポーツランド(香川・さぬき市)
スピードパーク恋の浦(福岡・福津市)
http://www.jaf.or.jp/msports/course/circuit/index.htm
本誌 CLUB B vol.13 はWEBでもご覧になることができます。これまでのバックナ
は
ンバーも掲載していますので、興味のある方は下記のホームページへアクセス下さい。
WEBでも見れます! JAF出版社ホームページ http://www.jafpubco.co.jp/
CLUB B Vol.13
Bライセンスモータースポーツ応援マガジン
発 行 所 ㈱JAF出版社
〒105-0012 東京都港区芝大門1-1-30
発 行 人 望月均
編 集 人 田代康
GO!
デザイン 鎌田僚
編
集 ㈱JAF出版社 ☎03-5470-1712
本誌掲載記事、写真の無断複写・複製・転載を禁じます。
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