第3回フォーラム 実施報告書(PDF)

報 告 書
日時:2012 年 2 月 19 日(火)・20 日(水)・21 日(木)
会場:モクモク手づくりファーム/阿山保健福祉センター
主催:伊賀の里モクモク手づくりファーム
全体スケジュール
■2 月 19 日(火)
時間
内容
会場
12:30~
受付・開場
阿山保健福祉センター
13:30
開会式
14:00~15:30
基調講演:
「子どもと一緒に元気野菜づくり~いのちのつながり
体でつかむ
体験型食育のすすめ~」
講師:吉田俊道氏(NPO 法人大地といのちの会代表)
15:30~15:40
休憩
15:40~16:10
話そう!分かち合おう!大意見交換会
16:10~16:20
閉会式
17:30~18:30
味の教室ワークショップ
17:30~20:00
夕食・懇親会
20:30~
自主交流会
OKAERi ビレッジ
時間
内容
会場
6:30~
朝のひと仕事(自由参加)
7:30~
朝食
PaPa ビアレストラン
9:30~12:30
分科会①
各会場
12:30~14:00
昼食(お弁当)
BuuBuu ハウス
14:30~17:30
分科会②
各会場
18:00~19:30
夕食・交流会
農村料理の店もくもく
20:00~
自主交流会
OKAERi ビレッジ
21:30
事例発表会
PaPa ビアレストラン
■2 月 20 日(水)
■2 月 21 日(木)
時間
内容
会場
7:30~8:30
朝食
PaPa ビアレストラン
9:00~12:00
分科会③
各会場
12:30~13:30
昼食(お弁当)
OKAERi ビレッジ
13:30~14:30
全体会「3 日間をふりかえろう」&閉会式
OKAERi ビレッジ
基調講演&意見交換会ダイジェスト
「生ごみ先生」で知られる大地といのちの会代表の吉田俊道さん。生活から出る「汚そうな」生ごみを「きれいでいい香りのす
る」土に変え、そこで育つ元気でおいしい野菜を食べる。生ごみと野菜の循環を体験し、「おなか畑と大地をつなぐ食べもの」の
理解を深め、実際の食生活に変化を起こす。そんな体験型食育を地域の学校、幼稚園、保育園、市民に展開しています。
ユーモアたっぷりで笑いあり、感動で涙ありのお話に、全国でファン急増中!食生活を具体的に見直したい!畑やプランターで
子どもといっしょに野菜作りに挑戦したい!そんなお母さんや学校の先生方にもぜひ聞いていただきたい講演会でした。
↑吉田さんの熱くユーモアあるお話しに会場は引き込まれました。
吉田さんの講演の後は、大意見交換会。吉田さんの講演を受けて、「今日一番の発見は?」「これだけは伝えたい!」「すぐ
にやってみよう!」などの問いを、聴講者 4 名 1 グループになって意見交換。会場全体でも意見を共有しました。
↑4 人 1 組で意見交換。同じ講演を聞いても様々な感想が。
<参加者のコメント>
・大変良かった。本来の野菜作り、元気な野菜を食べることの大切さ、それらが分かった。
・今までの自分の中での無農薬栽培無化学肥料栽培に関する認識がくつがえされました。自然に勝るものはないんだなと改
めて教えてもらい、今後の活動に活かしていきたい。
・自分自身にとってとても新鮮な話で聞いていて本当によかった!
・「目からうろこ」がたくさん!大意見交換会もとっても良かった。
味の教室ワークショップ&懇親会ダイジェスト
「食べること」と「味わうこと」の違いを発見し、五感をフルに使って食材に向き合う「味の教室」。フランスで展開されている「味の
教室」の手法をアレンジし、懇親会のパーティーメニューと組み合わせて体験しました。
食事は舌だけで味わっているわけではありません。また、基本の五味が独立して味わいがあるわけでもありません。食材の組み
合わせ、調理方法、味つけ、盛りつけ、温度、食事する環境、誰と食べるか。いろいろな状況で、味わいがどのように変わるの
か。味覚の不思議とわくわくを織り交ぜた味の教室ワークショップ&懇親会。参加者のみなさんで大いに楽しみました!
↑謎の魔法使いも登場!?
↑においのレッスン。自分のにおいをかいで、鼻をリセット。
<参加者のコメント>
・舌でほとんどの味や感覚を感じていると思ったけど、目、鼻、耳でもたくさんのものを感じ取っているということが分かった。
・においと記憶のつながりが新鮮
・五感それぞれの特長を改めて身をもって体験できました。様々な思い出もよみがえった気がする。
・同じ香りからみな異なる思い出が出てくることがおもしろい。その人のバックグラウンドが少し見える。
・においをかいですこしずつ思いだしてきた。もっとじっくり丁寧に思いだしたいと思った。感情も思い出しそうだった。
つづいて、待ちに待った懇親会!
↑モクモク自慢の野菜たっぷりビュッフェを楽しみました。
↑突然始まったウィンナー教室にみんなで挑戦!
分科会 1-A 生ごみリサイクル元気野菜のすすめ~実践編~
講師
吉田俊道さん
日時
平成 25 年 2 月 20 日 9:30~12:30
形式
☑講義形式
内容
主なねらい
生ごみ堆肥作りと菌ちゃん
主な活動内容
・生ごみからの堆肥作り
□ワークショップ形式
会場
☑実践形式
農学舎
□その他
・吉田先生の講義
先生の活動や菌ちゃんについてスライドショーを見ながら
・全体振り返り会
一番盛り上がったところ
生ごみ堆肥作り
一から生ごみ堆肥の作り方を吉田先生から教わりました。その中でも特に生ごみ
野菜をちぎって、ふみつける作業が一番盛り上がった。
どうするといいのか、なぜいいのかの解説を交えながら、すぐに使える実践できる堆
肥作り。
印象的だった質問
・堆肥の手入れや、使用方法などについての質問がたくさん。
・直接聞きに行く方もたくさん。
<参加者のコメント>
身体と畑の環境は似ている
ひとのこころ、子どもの成長に
ことにびっくり!どちらも手入
は、「食」が欠かせない。自
れしないと元気にならない。
然の力・知恵・恵に沿った暮
摂取するもので調子が変わ
らしをもう一度現代社会に
ってくるのに驚きでした。
取り入れるべきだと改めて思
いました。ポケットに入れて発
芽、生ごみ堆肥、実践して
EM で今も野菜を作っていま
すが、ナルホドと思う事が多
いきたいと思います。そして周
りの人に伝えたい!
かったです。食べ物のこと、菌
のコト、本当に大切な事、関
レトルト食品やファーストフー
心して聞きました
ド 店 の食 事の 栄 養素 の低
さ。腐敗しない(菌さえ好ま
ボカシがいい香りだったことに
驚きでした。
ない)食品もあるということの
怖さを改めて感じた
今後、生ごみコンポスト、是
今後、子育て世代・子を持
非実践して自分でも美味し
つ可能性のある年代の人達
い味がする野菜を作りたい
に伝わってほしい、伝えたいと
思った。
人間の体も畑も同じように
菌ちゃんって本当にすごいん
発酵が大切と思った
だなー
分科会 1-B プロデューサーの流儀①~地域連携ビジネス編~
講師
岸川政之さん
日時
平成 25 年 2 月 20 日 9:30~12:30
形式
☑講義形式
内容
主なねらい
☑ワークショップ形式
会場
□実践形式
体験教室 B 館
□その他
参加者それぞれが学んだあとに、各自が明日から実践できる「プロデューサー力」を
身につける
主な活動内容
・「まごの店」紹介 VTR 観賞
・岸川先生のお話
・グループディスカッション(テーマ:まごの店開設にともなう県の教育委員会の了
解をどうとりつけるか)
・岸川先生のお話
・質疑応答
一番盛り上がったところ
・グループディスカッション
・質疑応答
印象的だった質問
・「まごの店」「せんぱいの店」の運営手法、内容について
・TPP の問題について
<参加者のコメント>
ないものを羨ましがらない。あ
地域の活性化に民間の力
るものの大切さを守っていく。
は不可欠。企業の社会的
実践していきたいです。
責任として1社1社が良い
会社になると地域の未来を
目がキラキラ、心にワクワクド
キドキがもてる地域づくりのお
手伝いがしたいと思った。
担い手と共に考えることが必
要であり大切。
CRS 地域と”共に”生きる
企業を目指したいと思いまし
0から1。1から2。同じ一
つの差だけれど、スタートライ
た。高校生・大学生の底力
もすごい!
ンの1を感じることはとても大
新たな発見と今後を考える
切だと思いました。そして2か
良い分科会でした!未来が
ら 100 へ 200 へとつなぐこと
明るく感じられました!楽し
も大切だと感じます。勇気と
い活気ある地域が増えていく
元気を頂きました。
といいです
子どもたちの熱意とビジネス
をつなげていくコンサルタント
の仕事に触れることが出来ま
した。
「今」自分のため、みんなの
た め 、町 の た め 、未 来 の た
め。出来ることから、さぁ始め
よう!
分科会 1-C TOEC フリースクールの取り組み~食の風景~
講師
伊勢達郎さん(TOEC フリースクール) 徳島
日時
平成 25 年 2 月 20 日 9:30~12:30
形式
☑講義形式
内容
主なねらい
TOEC での取り組みを知り他者や子どもとどう向き合っていくのがよいのかを考える
主な活動内容
・TOEC の活動内容の紹介 ・ペアになって肩もみ&肩ゆさゆさワーク
☑ワークショップ形式
会場
□実践形式
OKAERi ビレッジ集会所 A
□その他
・PCA の話 ・農と教育の関係の話(便りと豊かさのあり方) ・TOEC の風景
(スライドショー、日常での TOEC での様子) ・ディスカッション
一番盛り上がったところ
ボディワーク
ペアでわいわい話ながら、相手に委ねる&相手のことを知る、探ることを楽しんだ。
ディスカッション&質疑応答
子どもとの接し方をはじめ、普段の周りの人との接し方まで相談があがったりと三者
は興味津津。伊勢先生も話が止まらなくなるほど!
印象的だった質問
Q:伊勢さんは怒らないんですか?
A:怒ります(笑)相手の何に対して「自分が」どういうことで怒っているのかをきち
んと伝える。「いかり」を道具にして相手を変えようとしないことが大切。
Q:TOEC での自由って?どこまで自由なの?
A:もちろん危険・暴力・破壊は NG 行動で、ある程度のルール(制限)はあ
る。TOEC では気持ちが全て自由な場があります。心が自由な事で、自分を肯定
できて周囲との折り合いが事前とついてきます。
<参加者のコメント>
相手を認める。それが大事
今の社会の本当に様々な
ですね。私もそうされたら嬉し
事が自分の思い通りに相
いです。
手を変えさせようとする気
持ちが働いているのだなと
20 歳の自分より生きる力の
いうことがよくわかった。そう
ある子どもたちがいる。それが
ではなく、人の持っている健
分かった。会いに行きたい!
やかさを伸ばすようなプロセ
スが大切。食育も強制す
子どもと関わる時にしか、相
手との関わり方や関係の持
ち方についてちゃんと考えてい
ない自分に気がついた。
るのではなく、体験を通じて
自ら何か感じることが出来
るような活動をしていきたち
と思った。
分科会 1-D 自然農園ランチ塾 ~野草・大豆を使って~
講師
西村文子さん(西村自然農園) 愛知県
日時
平成 25 年 2 月 20 日 9:30~13:00
形式
□講義形式
内容
主なねらい
野草・大豆料理を通して、自然の力を感じる。自分でつくる楽しさを知る。
主な活動内容
①西村農園・西村さんの紹介&ティータイム
□ワークショップ形式
会場
☑実践形式
OKAERi ビレッジ集会所 B
□その他
②野草を探しに出かけよう!OKAERi ビレッジ周辺散策
③野草・大豆を使った料理教室
(実習)とうふ、おからボール、サラダ、ネギみそ、豆トリュフ
(見本)黒豆と梅ご飯、納豆、みそ汁
一番盛り上がったところ
・野草を食べてみよう!外で収穫したてのスイバをパクっとひとくち。
・ススキでつくる納豆のレクチャー
みんなからは「あら~、ススキでできるの?作ったことないわ!」と驚きの声
西村さん「イネよりも手に入りやすいし、苦味も少なくできるのよ」
・豆腐のできあがり
先生の「1、2、3」の合図で豆腐の入ったパックをひっくり返すと、豆腐の
できあがり
印象的だった質問
Q:「○○の作り方は?」「○○って自分で作れるの?」
A:「昔の人は何でも自分で作ってたのよ。自分でつくることはとっても楽しくってお
いしい。自然のものを食べることで、自然の力を感じて、人間として自然を活かすこ
とができるのよ」「失敗するのは全然悪いことではない。何でも知っているのが先生
でもない。失敗してお客さんに育ててもらって今までやってきたのよ。みんなが持って
いる弱さから 1 歩踏み出してみてね。」
<参加者のコメント>
納豆は、ススキ+納豆ででき
自然の 中での日本 の伝統
ちゃいます!!24 時間で!!
的な食文化や暮らしを学ぶ
とっても楽しくおいしい教室で
何種類もの調理をした後に
した。
ゴミがほとんどでないという利
用方法が勉強になった。
35 年の経験からの確かな目
と 手と やさしい語 りで楽 しく
大豆でこんなに料理の幅が
広がるなんてすごく驚きまし
「大豆の料理&お菓子」を
作ることができました。
た。子どもたちともいっしょにで
きるので、とてもよい経験にな
おとうふが 40 分でつくれまし
ると思います。
た!!
ちょっとした工夫でひとつの食
西村さんの自然へのこだわり
材が百面相!捨てるものなど
に頭が下がる思いです。大
かけらもありません!!
豆パワーをいっぱいもらいまし
た。
分科会 1-E あったかい手描きポスター・チラシの作り方講座(入門編)
講師
小林真由美さん(モクモク手づくりファーム) 三重県
日時
平成 25 年 2 月 20 日 9:30~12:30
形式
□講義形式
内容
主なねらい
□ワークショップ形式
会場
☑実践形式
のんびり学習教室
□その他
チラシで伝わる、伝えられるということを体感してもらう。手書きで描けた!ことを実感
してもらう。
主な活動内容
オリエンテーション(自己紹介、モクモクブランド推進部の紹介)
牛さんの乳しぼり体験
乳しぼりの案内ポスターを作成(下書き→色つけ)
発表会(参加者が描いたポスターを見合う)
ひとこと感想
一番盛り上がったところ
牛さんの登場シーン
教室の前のシャッターのうしろから牛さんが登場します(乳しぼりの時)。その後、ひとり
ずつ乳しぼりの体験をしてもらいました。
ポスター完成後の発表会
様々なスタイルのチラシができあがりました。同じ情報量、内容だけど、個性的な仕
上がりでおもしろかったです。
記録者のコメント
ポスター、チラシを作成しているときは、みなさんとても集中していました。乳しぼり体
験の募集(案内)ポスターを描きましたが、色えんぴつ、水彩絵の具、筆ペン、色紙
など、画材も様々なものを使用したため、様々な仕上がりになりました。使い慣れな
いものもあり、満足の出来るものが仕上がった人、そうでない人がいたと思いますが、
ぜひたくさん練習して、自分のものにしてください!
<参加者のコメント>
モーレツにたのしかったです。
いつも PC で作っているので、
時間がたつのを忘れて、ぼ~
久々に一発本番のキンチョ
っとできました。
ー感を味わいました。これか
らちょっとずつ手描きもやって
乳しぼりというより肉屋の看
いきたいです!
板 のようになって しまいま し
た。いろんな方のいろんな作
楽 しかっ たぁ~の ひと ことで
品、個性があって素晴らしい
す。先生のゆっくりしみわたる
です。
お言葉。「もうちょっと」「もうち
ょっと」と少しずつ楽しさ、わく
ひとりだけでなく、ほかのみな
わく感を追求する姿に、心が
さんの表現の仕方を見て、な
洗われました。私もわくわく楽
るほど~と思いました。
しくお仕事がんばる!
スキル UP してまたお店でも
小、中、高校生と接するの
新たなかわいい POP を作っ
で、イラストなど活かしたいで
ていきたいと思います。ありが
す。
とうございました!
分科会 2-A 阿部農園の挑戦 × 味覚のレッスン
講師
寺山佐智子さん(阿部農園) 福島
日時
平成 25 年 2 月 20 日 14:30~17:30
形式
☑講義形式
内容
主なねらい
フランスの味覚レッスンをアレンジした阿部農園流レッスンの体験。
主な活動内容
①寺山さん、阿部農園の紹介
□ワークショップ形式
会場
OKAERi ビレッジ 集会所 B
□実践形式
□その他
②フランスの味覚レッスン解説&阿部農園流レッスンの実践
・自分の好きなものを話そう!
・ラムネを使った嗅覚の認識
・白菜、大根を五感を使って食べる
・クッキーを使った触感の体験
・静止画から五感の発見
盛り上がったところ
★自分の好きなものを語ろうコーナー
お互いの好きな飲み物や食べ物をグループで話す。
「へぇ、あれが好きなの?」「こんな組み合わせも美味しいのよ」
★クッキーを指先と舌で触ってみて、その感覚を表現する
「言葉で表現するのって難しい」
★静止画に隠された五感を見つけてみよう。
先生からのメッセージ
★一日に 3 色食べるとしたら、一生であと何を食べるのかな?と考えてみると、食っ
てとても大切って気付いたのよ。
★フランスはママの味をとても大切にしている。忙しいからといって、出来合いのものを
買ってまた稼がなきゃいけなくなるから忙しく働く。するとまた忙しくてごはんが作れなく
なる…というのでは意味がないよね。忙しい中でも、少しでも手づくりのものを食べる
のが大事だと思うのよ。
<参加者のコメント>
じっくりと食べものをみたのは
五感を使う事はもちろん、観
初めてです。五感をたくさん
察するために食材をじーっと
使った気がする。
見たり、触ったり、におったり、
そうい った 経験 が 食へ の興
味よりもにおいで食べることを
楽しんでいる…ということにび
味、食べものを大切にする心
につながるのかなと思いまし
っくり!
た。
味覚って大切。でもファースト
私には五感がある。しっかり
フード・コンビニ・お菓子がし
働かそう!
みついて、やめられない年代
です。少しづつ変えていきた
い。
舌の触感にびっくりしました!
分科会 2-B プロデューサーの流儀②~食の遺産発掘編&魚の燻製「あぶり」体験~
講師
梶賀まちおこし会 (三重県)
日時
平成 25 年 2 月 20 日 14:30~17:30
形式
☑講義形式
内容
主な活動内容
□ワークショップ形式
会場
体験教室 B 館
☑実践形式
□その他
梶賀町についての説明や、あぶりの試食やグループ討論会など、とても楽しい分科
会になった。
①「あぶり」の実演&試食
②梶賀町・あぶりについてのお話
③グループ討論=あぶりをどう広めるか?
④グループ討論の内容発表
一番盛り上がったところ
・サバの「あぶり」の実演&試食
・グループ討論:「梶賀のあぶりをどう広めるか」
<参加者のコメント>
商品の付加価値をつけるこ
県内にもまだまだ知らない特
とを考えるとアイディアがとまり
産品があることを知りました。
ません。もっとこのあぶりが日
地域の課題、事業の課題と
本中に知られることを願って
して後継者育成は大きな課
います。
題であり、若者が根付く町づ
くり仕事づくりが必要と感じ
あぶりを広げたい!という地
た。
域の方の熱意がすごい!!美
味しいあぶりが後世に引き継
特産品のブランド力の活かし
がれるよう、応援します。
方を考える良いきっかけとな
りました。色々考えましたが、
梶賀のあぶり。熱い思いがあ
れば、いいものはなくならず広
まるでしょう。
そのままの形で売り場や売り
方を変えれば十分チャンスは
あると感じました。
分科会 2-C 子どもと関わるとき ~大人のあり方を考える~
講師
伊勢達郎さん(TOEC) 徳島
日時
平成 25 年 2 月 20 日 14:30~17:30
形式
☑講義形式
内容
主なねらい
子どもとの関わり方を体験的に学ぶ。
主な活動内容
・TOEC の活動紹介
□ワークショップ形式
会場
□実践形式
OKAERi ビレッジ 集会所 A
□その他
・2人1組ボディーワーク
・会話のメカニズム(2人 1 組実践編)
・濃~い Q&A
一番盛り上がったところ
会話のメカニズム★コトバのキャッチボール
5つの問い(例:ぼくワカメ食べられない!)に対して、答えを自分で書き、ペ
アになって自分が書いた答えを相手に行ってもらうペアワーク。自分の答えを相手
が発すると、自分では気付かなかった言葉の伝わり方に気付くことがたくさんあっ
た。
大切なのは、相手の気持ちを受け入れること。受け入れてから次のボールを投げ
る。言葉のキャッチボールの本来の姿を感じた瞬間。
印象的な Q&A
Q:伊勢さんがフリースクールを始めようと思ったきっかけは?原動力は?
A:昔、大学で出会ったカウンセラーの先生の存在です。先生からの学びの中
で、好きだったキャンプでもこのことが活かせるのでは!?がスタートでした。学んだ
ことと、野外・環境教育との融合が今のカタチです。
<参加者のコメント>
子どもと関わる事業があるの
私をそのまま受け入れてもら
で、「理解メッセージ」を実践
える ありのままでいいと思え
したいとおもいます。
る そこで自分が見つけられ
る 会話のキャッチボール。キ
共感してあげるのが大切。と
ャッチしきれていないで、打ち
言っても、子どものメッセージ
返していなかっただろうか。
をきちんと受け止めるのは難
しいなということに気付きまし
自分の気持ち次第で相手と
た。
の関係、つながりも変わってく
る。
「自分のことを話す」のではな
く、「相手の気持ちにまず寄
受容と許容の違い、同感と
り添う」ということが大切と思
共感の違い。すごく難しいけ
った。
れど、相手を無条件に受け
入れて、心地よい居場所を
共感メッセージ してみよう
つくっていく上で、欠かせない
と!と思いました。
ことだと思います。
分科会 2-D 体験プログラムの作り方、進め方
講師
新田章伸さん(NPO 法人里山倶楽部) 大阪府
日時
平成 25 年 2 月 20 日 14:30~17:30
形式
☑講義形式
内容
主なねらい
体験プログラムの実践ノウハウを学ぶ。
主な活動内容
主に子供向けの体験プログラムの実践ノウハウ。
□ワークショップ形式
会場
☑実践形式
体験教室 A 館
□その他
現場ですぐに実践できる具体的な方法論を、レジュメやワークを交えて楽しく解
説。
体を動かすゲームを通じて、コミュニケーションの基礎となる双方向のやり取りを活
発化し、「よい場づくり」を行う方法を体得する。第一線の現場人が明かすプログラ
ム作りのタネ明かし!
一番盛り上がったところ
ボール・トス ゲーム
輪になってボールをパスし合うゲーム。名前を読んでそれに応えてもらってから確実
に相手にボール(思い・言葉)を“伝える“。
双方向コミュニケーションを概念化したゲームで、繰り返す毎に参加者の緊張がほ
ぐれてコミュニケーションの質が高まっていったように感じた。最後には、“エア・ボー
ル”を投げて、目に見えない思いを届けるように。
印象的だった質問
動きをたくさんとりいれ、充実した楽しい時間で、質疑応答タイムとれないほど、白
熱!!
<参加者のコメント>
一番楽しみにしていた分科
スケジュールに追われてこな
会でした。期待通りで非常に
すことに終わってしまっている
役立ちました。
日々に、大いに反省してしま
った。
はじめて会う人とのコミュニケ
ーションのとり方や目的を持っ
アイスブレイクの大切さ、「理
たプログラムの組み立て方が
論なき実践ははいまわる」と
と持てわかりやすかったです。
いう言葉の意味をわかりやす
く教えていただいた。
今気分 がとてもい い感 じで
す。これから“どうしたらいい
17 年野外活動をやっていま
か?”“こんな風にしたい”“で
すが、体験学習の進め方を
きるかも?”“ぜったいできる”
再確認することができました
“たのしい”すごくバランスがい
いです。
プログラムの内容ももちろん
大切ですが、その前に子ども
「理論のあるバックグラウンド
たちとの接し方、子どもたち、
を持つ」体験プログラムを !!
相手を知ることの大切さを実
学び(気づき)の場づくり=安
際に体感して学ぶことができ
心の場づくり
ました。
分科会 2-E あったかい手描きポスター・チラシの作り方講座(応用編)
講師
小林真由美さん(モクモク手づくりファーム) 三重県
日時
平成 25 年 2 月 20 日 14:30~17:30
形式
□講義形式
内容
主なねらい
チラシづくりの流れを理解する。手描き技術を習得する。
主な活動内容
オリエンテーション(自己紹介、モクモクブランド推進部の紹介)
□ワークショップ形式
会場
☑実践形式
のんびり学習教室
□その他
下書き(田んぼの学習、参加者募集チラシ)
休憩(紙芝居「イネコさん」)
本描き
発表会
一番盛り上がったところ
仕上がったポスターの発表会
入門編に引き続き、個性的な作品ばかりでした。お互い今後の参考になるステキ
なチラシが出来上がりました。
紙芝居(田んぼで稲が成長していくお話)
みなさんとてもよい表情で聞いていました。
記録者のコメント
3 時間ポスター作りをするのは、長いかと思っていましたが、あっという間でした。みな
さんとても集中して黙々と各自のポスター・チラシ作成していました。いろいろなもの
をぬすんで、現場に活かしてください!
<参加者のコメント>
モノ クロでのムズ かしさを実
文章構成、創造力を高めた
感。ひとつひとつポイントを教
いです。
わりました。家で練習します。
いえで
色の使い方などとても参考に
レイアウトの重要性や人に見
なりました。
てもらって、記憶に残るものを
作る大切さを知りました。
とても勉強になりました。先
生の紙芝居もとてもよかった
楽しい!こんない楽しく絵を描
です。
けたのは久しぶり。この集中
力、新しい自分発見です!
たくさん描く!がんばって描いて
自分で満足いくようにがんば
これだけ力や思いを入れて
ります。
POP を作ったら、観る人も変
わるだろうなと思いました。
自分の得意な紙の大きさが
あることを感じた。大きすぎる
その気になれば案外できる!
と途端に難しくなった。小さす
ぎると、プリントした時に粗く
POP 字をもっとうまくなりたい
なる…。
分科会 3-A 保存食からひもとく調理活動の衛生リスク
講師
大西かおりさん・岩脇直美さん(大杉谷自然学校) 三重県
日時
平成 25 年 2 月 21 日 9:00~12:00
形式
☑講義形式
内容
主なねらい
☑ワークショップ形式
会場
☑実践形式
体験教室 B 館
□その他
保存食に秘められた菌の繁殖を防ぐ科学と知恵を知り、調理体験を通して、食の
リスクを防ぐ対策を知る。
主な活動内容
・大杉谷自然学校の活動の紹介
・アイスブレイキング
・グループワーク→食品の分類(保存食をグループ分けしてみよう)
・水分活性、保存方法のいろいろのお話
・ふきみそづくり ・ふりかえり
一番盛り上がったところ
ふきみそづくり
ふき味噌を長期間食べるためには、調理時に何をする or してはいけない??をみ
んなで出し合い、実際に調理をした。「ふきのとう(食材)の水をしっかり切る」など出
たが、実は土をしっかり落とす(土壌菌を落とす)がポイント。
それと同時に各参加者の方、それぞれのふきみそ話や地域の伝統食の話など盛り
上がった。ふきのとうの香りが広がり、和やかな実習となった。
印象的だった場面
今日のなれずし(アイスブレイキングで使用)は 30 年もちます!
なれずしは乳酸菌を利用して貯蔵性を高めた食品です。乳酸菌は寒い冷蔵庫で
も元気で、日本の調味料には欠かせない菌です。カビちゃんが好む高湿度の日本
ですが、それによりよいカビちゃんも育ち、伝統食品や調味料も生まれました!味
方につければ菌は素敵な友達!!
<参加者のコメント>
相手を知ればこわいことはな
はじめてふきみそを作り、想
い!必要以上の殺菌いらな
像していたものと違った。吹き
いとわかりました。
のボリュームがあり、とてもぜ
いたく!
身の回りにいっぱいありながら
考えたこともないようなことを
保存には水分活性が関わっ
たくさん教えてもらった。食、
ていると初めて知りました。保
歴史、文化が切り離せない
存食を作るときは水分を少
ものであることを再認識した。
なく、空気に触れないように
する。
いつもは摘みたてを洗って生
をみそとあえてたたきにして完
ザ・日本の保存食!!香り立
成。つぼみも花ももったいな
つ山菜パワー!
いから使っていた。そんな苦
みが春を感じる味だったが、
雑菌は盛りだくさんだったと思
う。
家庭の味の保存食。先人の
知恵の結晶。ありがたく春の
恵みをいただきます。
分科会 3-B プロデューサーの流儀~ツーリズムビジネス編~
講師
大木貴之さん(セツゲツカ)、須藤治憲(タビゼン) 山梨県
日時
平成 25 年 2 月 21 日 9:00~12:00
形式
☑講義形式
内容
主なねらい
☑ワークショップ形式
会場
□実践形式
OKAERi ビレッジ集会所 A
□その他
山梨のワインツーリズムの、都会から人を呼び込む仕掛けから人を巻き込み、人を
呼び込む方法を実践例から学んでいきます。
主な活動内容
・山梨の現状、ワインツーリズムについて紹介
・参加者への質問「皆さんがこのような状況になったとき、どうやって人を呼び込む
か」→参加者が発表
・ワインツーリズムについて説明
・年間通じて山梨に来ていただくために
一番盛り上がったところ
ワインツーリズムのたねあかし
・地場産業による外需の創出
・人口の少ない地域で生き残るための外需獲得大作戦
・地域の「個」をつなぎ産地として 6 次産業化していく
・「人間は情報を蓄積すると使いたくなる」「ブランド化とは、発信力を得ること」な
ど、なるほどと思わせるキーワードがたくさん出ていました。
印象的だった質問
Q:地域で仲が悪いワイナリーがあり、とてもじゃないがまとまらない。どうすれば
いいですか?
A:山梨でも同じことがあったが、知らないふりをしてフェスタでまきこみ、あえて隣にし
て問題を起こさせ、その時に議論をして納得してもらう。仲が悪い⇔お客さん、どち
らを優先するのか。お客さんの力を使って、問題を解決するやり方をしています。
<参加者のコメント>
「すべては持続可能のため」
外側の情報でつくられたもの
という言葉にとても共感し、
ではなく、地域の魅力を地
感銘を受けた!
域から発信していくことで、地
元の再認識も進む気がしま
イベントに頼らなくても集客で
きる地域ブランドを目指すと
した。大変だけど、楽しそうだ
なあと感じました。
いう視点が新鮮だった。
目から鱗の連続でした。自
「お店も街も人も育てるもの」
分がいかになあなあで考えて
とても心に残りました。未来
いたか、思い知らされました。
づ くり頑張りたいと思いま し
「生活がかかっているから」だ
た。
からこそ、生活がかかっている
人々を奮起させるようなきっ
ブランディングデザインが素晴
らしく、地域活性化だけでな
かけに自分が、自分の活動
がなれればと思いました。
く、会社、企業活性化にもつ
な げ られ る よ うな 講 義 で し
イメージ作り×デザイン=ブラ
た!
ンド。表現の仕方をいろいろ
学びました。ありがとう!
分科会 3-C あなたのアイデア聞かせてください~テーマは食育×デザイン~
講師
ファシリテーター役 川戸祐希(モクモク手づくりファーム) 三重県
日時
平成 25 年 2 月 21 日 9:00~12:00
形式
□講義形式
内容
主なねらい
参加者同士の意見交換で、来年度のフォーラム企画を生み出す。
主な活動内容
①今朝生まれたジャージー牛の赤ちゃんを見に行こう!(予定外の活動)
☑ワークショップ形式
会場
□実践形式
体験教室 B 館
□その他
②自己紹介タイム、今日の会の方向性の前ふり
③グループを使ってアイデア出し
④アイデアをカテゴリーに分け、具体的企画案の作成
⑤企画案発表
一番盛り上がったところ
それぞれのグループ(4 グループ)にわかれて、とにかくアイデアを出して、イメージを膨
らませる!
・料理で告白 ・音×食 ・インディアン 1 日体験 ・まっくらカフェ
・香りをかいでダンスで表現 などなど
印象的だったコメント
・「デザイン」って、無限に世界が広がるねー!なんでもつなげられるんじゃないかし
ら・・・!
・科学的には説明できない「おいしさ」。作った人の想いとか、料理に乗るよね!
・5 月 9 日は「号泣の日」。ネクストムーブメントが起こるわよ!
<参加者のコメント>
互いの力を終結させる楽しさ
食育には定義がないからこ
にあふれました。
そ、無限の可能性・アイデア
が秘められている!
全国にいる近くて少し異なる
メンバーが集まって、化学反
いろいろな案が出ておもしろ
応が生まれて、またそれぞれ
かったです。考えの幅が広が
の土地に持ち帰るとういうの
りました。食はすべてに通じる
がすばらしい。
な~と実感!これからもっと
もっとつながっていったらよいで
あれやりたい、これやりたい、
す。
を具体的企画に落とすのは
難しい~
いろいろ話が脱線したり、そこ
から話が膨らんだりで楽しかっ
わくわくすること=何にも負け
たです。
ないパワーに!
子牛が生まれるハプニングは
人と人との出会いサイコー!
新しい仲間ができた!
新しい IDEA&視点を学べ
てよかったです。みなさんおも
しろくて、楽しかったです!
うれしかったです。
デザインは、みんなでつくると
オモシロイ!
分科会 3-D 命をいただくプログラム~実践を通じて自然に身につく命の循環~
講師
川道光司さん(ホールアース自然学校) 静岡
日時
平成 25 年 2 月 21 日 9:00~12:00
形式
□講義形式
内容
主なねらい
命をいただく。命を考える。
主な活動内容
・アイスブレイク
□ワークショップ形式
・屠畜
会場
☑実践形式
OKAERi ビレッジ集会所 B
□その他
にわとりの絵を描いてみよう!
にわとりを選ぶ。頸動脈を切り血抜きをする。皮をはぐ。
内臓などを切り落とし、肉と分ける。
・いただきます
きちんと感謝をして、みんなでいただきます。
・ふりかえり
一番盛り上がったところ
卵を発見したとき!!命を発見した時!!
にわとりをさばいていく途中に、中に卵を発見!次の命がたくさん連なってにわとりの
中にあるというのを、参加者全員が目の当たりにした瞬間。大きさが全て違い、参
加者のみなさん言葉では表せない物を感じた様子。また、もうまさに数時間後に
は産み落とされる卵も偶然あり、とても貴重なものを見ることができた。
印象的だった質問
文字や文章では伝えられない
参加者全員、なにかを質問するなどではなく、実際に触って感じてが多かった様
子。さばいているにわとりは、さっきまで生きていたのであたたかい。当然のことでは
あるが、一つ一つの改めての発見に参加者全員が驚きと感動を感じたよう。昨日
までの「いただきます」と今日からの「いただきます」は全く違うもの。
<参加者のコメント>
野菜のように動かない物では
実際に屠畜を経験すること
なく、魚のように鳴かない物
によって「命の大切さ」や「い
ではなく、動いて・鳴いて命が
ただきます」の感謝のこめる
終わるまで生きている 当たり
度合いをすごく感じた。今後
前のことを目の当たりにして、
は「ありがとう」という気持ちを
またその命をいただく事によっ
こめて「いただきます」「ごちそ
て、当たり前のように食べて
うさまでした」と言いたい。
いたことを考えさせられた
普段の食事は「命をいただい
生きている鶏から各部位の
ている」ということが分かった。
肉になる過程を見て、命をい
命、自然の恵みに感謝する
ただいているという実感がわ
気持ちを忘れないようにした
いた。怖くてなかなか作業が
い
手伝えなかったが、貴重な経
験が出来た。ありがとうニワト
リさん。
ニワトリが命を落とした瞬間
はホロっとしたけれど、解体か
ら始まり、自分が実際に羽
「命をいただきます」絶対に
根を切らせていただき、「おい
忘れません。まず家族に伝え
しく食べるぞ」という気持ちが
ます。
わいてきた自分にビックリ
事例発表会ダイジェスト
世羅高原農場 吉宗五十鈴さん
夫が経営する広島県世羅町の花観光農園「世羅高
原農場」にて企画広報を担当。世羅のお米がおいしい
ことを知ってもらい、消費拡大につなげるとともに、地元
の名物料理をつくることを目的に、MSB(むすび)グラン
プリ世羅郡飲料組合ともにオリジナルむすびのレシピ募
集や販売を企画。企画の内容と地域への波及効果を
発表しました。
茨城大学農学部 藤岡みのりさん
小学生の時の夢は「モクモクのひと」。今の夢は「モクモ
クを超えること」。学内のサークルで、小中学生対象の
サマーキャンプを企画、運営。昨年の食育フォーラムで
の味覚の教室からヒントを得て、野菜入りのアイスづくり
を実施。すべて学生で行っているキャンプの様子を実際
の動画を交えて発表しました。
モクモク手づくりファーム 渡辺恵さん
「農業」と「学校教育」。農業の中には、国語、算数、
理科、社会の要素が隠れていて、日ごろ学校で学んで
いることを活かせるような農業体験ができたらいいなとい
う思いから、「農業を教える」ではなく、「農業で教える」
というアプローチでプログラムを企画。昨年秋に実施した
教育ファーム指導者研修会で行ったプログラムやディス
カッションを紹介しました。
ふりかえり全体会ダイジェスト
前日夜の事例発表会「農業で教える国語算数理科社会」の話題をベースに、食育(活動)を通じて、何を伝えていきたいか、
を議論しました。4~5 人ひと組でテーマについて話し合い、会場から代表して 2 名が全体発表。それを受けて、もう一度同じ
テーマでグループディスカッション。考えを深めました。最後にもう一度 3 名が発表。すっきり考えがまとまった人、モヤモヤが深ま
った人、自分の考えの確かさを改めて確認した人…。
↑農業で学ぶ○○。あなたにとって○○は何?を語り合いました
↑ワークを繰り返し、個々の○○は変化し、深まっていきました。
↑最後はみんなでハイ!「ハッピー!」
参加者データ
参加総数
242 名
■講演会
175 名
■懇親会
107 名
■宿泊
参加者男女比
年代別構成比
10代
2%
60代~
98 名
10%
男性
■分科会①②
158 名
88名
50代
■交流会
114 名
40%
16%
■宿泊
82 名
■分科会③
89 名
134名
40代
■全体会
89 名
60%
20%
20代
29%
女性
30代
23%
□都道府県別参加人数
都道府県 人数 エリア
三重
95 名 東海
滋賀
18 名 近畿
愛知
13 名 東海
京都
11 名 近畿
大阪
10 名 近畿
茨城
9 名 関東甲信
兵庫
9 名 近畿
奈良
8 名 近畿
岐阜
8 名 東海
韓国
3 名 韓国
東京
3 名 関東甲信
山梨
3 名 関東甲信
長崎
3 名 九州沖縄
福岡
3 名 九州沖縄
静岡
3 名 東海
新潟
3 名 北陸
福井
3 名 北陸
沖縄
2 名 九州沖縄
岡山
2 名 中国四国
徳島
2 名 中国四国
福島
2 名 東北・北海道
富山
2 名 北陸
千葉
1 名 関東甲信
鹿児島
1 名 九州沖縄
愛媛
1 名 中国四国
島根
1 名 中国四国
広島
1 名 中国四国
北海道
1 名 東北・北海道
宮城
1 名 東北・北海道
所属カテゴリー
6%
8%
実践者
27%
一般
教育
13%
食べ物
学生
12%
行政
26%
8%
その他
エリア別構成比
2%
2%
3%
4%
8%
4%
東北・北海道
関東甲信
北陸
19%
東海
近畿
中国四国
九州沖縄
58%
韓国
知念 頼子
(株)アメニティ
沖縄
ユン・ソン・ジュン
メイル乳業
韓国
ホン・キ・ソン
メイル乳業
韓国
パク・ティ・ファン
メイル乳業
講師・実行委員一覧
韓国
講師
氏名
所属
都道府県
吉田 俊道
NPO法人大地といのちの会
長崎
岸川 政之
多気町役場
三重
伊勢 達郎
TOECフリースクール
徳島
西村 文子
西村自然学校
愛知
小林 真由美
モクモク手づくりファーム
三重
寺山 佐智子
阿部農縁
福島
中村 美恵
梶賀まちおこし会
三重
新田 章伸
里山倶楽部
大阪
大西 かおり
大谷自然学校
三重
大木 貴之
ワインツーリズム山梨
山梨
須藤 治憲
ワインツーリズム山梨
山梨
川道 光司
ホールアース自然学校
静岡
実行委員
氏名
所属
氏名
所属
松永 茂
ファーム運営部
堀田 充孝
食育事業企画
杉原 邦弘
ファーム運営部
家城 誠
食育事業企画
畠山 義明
ファーム企画
渡辺 恵
食育事業企画
古川 玲
ファーム企画
永冶 昌喜
施設
田中 利雄
ネイチャークラブ事務局
近藤 久貴
レストラン事業部
西殿 翔太
のんびり学習牧場
小森 一秀
地域ネットワーク室
下反 愛
のんびり学習牧場
篠原 辰明
地域ネットワーク室
角谷 環
体験教室
川戸 祐希
地域ネットワーク室
宮地 果苗
体験教室
荒木 真人
OKAERIビレッジ
小松 浩也
食育事業企画
渡辺 隆寛
ブランド推進
おわりに
全国食育交流フォーラムは、日本の農業を応援するひとを育てる活動を行う「種
まき人」が交流し、研修や意見交換を通じて、自らの活動の重要性を再認識し、
さらに活動を発展させる新たな気づきと新たな仲間を見つける場です。
今回のメインテーマは「土のいのちを人のいのちへ」。
農業・自然・人・人の営み。どこを切り離しても私たちのいのちを支える食べものは
生まれません。
・何を食べるのか、どのように食べるのか。
・何を伝えるのか、どのように伝えるのか。
さまざまな切り口でメインテーマにふれながら、全国で活動する仲間とともに学び、
考え、語り合い、行動に変えていく力をつける 3 日間となりました。
各地で活動している実践者、これから活動を広げていく学生、幅広い年代の仲
間と食育をテーマに語り合う。いろいろな価値観や考えを持つ人同士がお互いを
認めながら、自らの考えや活動を省みる機会になるような、そんな場でありたいと
考えています。
次回のキーワードは「食育×デザイン」。何か面白いことが起こりそうな気がしませ
んか?また志高きみなさんとともに、学び多き時間をともにできるのを楽しみにして
います!
最後に、今回のフォーラム開催にあたり、多大なるご協力をいただいた講師・ゲス
トのみなさま、実行委員のみなさんはじめ、たくさんのスタッフの主体的な協力と参
加者のみなさんの前向きな参加の結果、本フォーラムが成功をおさめることができ
たことを報告し、みなさまに深く感謝申し上げます。
全国食育交流フォーラム 2013 実行委員長
モクモク手づくりファーム 小松 浩也