8月6日 ニチアス、 竜田工業によるアスベスト被害の実態を ニチアス、竜田工業によるアスベスト被害の実態を つどい みんなで考える集い 午後1時 斑鳩町西公民館 竜田工業関係者、奈良県 そして斑鳩町に参加要請 をしています。 本当に暑くなりました。 昨年7月の竜田工業主催の住民説明会から一年がたちました。 アスベスト問題の発端をつくった 「クボタ」 は謝罪をして周辺被害者と話し合いを重ね、 補償金も一定合意が出来たのに対して、アスベスト業界に君臨してきたニチアス、竜田 工業はどうなっているのでしょうか。 両社が実施した検診結果の数少ない情報からでも、 工場周辺住民への石綿病変被害は 非常に深刻です。 胸膜肥厚斑や石綿肺の 有所見者の方、できれば 検診結果をもってご参 加ください。下の地図の ように、石綿被害実態を つかめればと考えてい ます。 ◎ニチアス、竜田工業が決めた救済金制度は「工場から400m範囲に限定されている!」 女性は 6 . 5 倍と高率。( 下 の 新 聞 参 照 ) 倍、女性は ◎西和4町で中皮腫による死亡率は全国平均の 4 . 7 倍、 ◎ニチアスや竜田工業が実施したアスベスト検診結果の詳細なデーターは明らかにせよ。 猛毒の青石綿は昭和45年まで、 白石綿は昭和58年まで大量に使われていました。 そして、平成13年まで白石綿を使用していました。 あなたの居住歴はどこに重なりますか。 半径 1500 m 2km以上 たつたがわ 三郷北小 半径 400m 斑鳩町役場 竜田工業 半径 1500 m 竜田郵便局 ジャスコ 県立三室病院 三郷町役場 しぎさんした JR 王寺駅 斑鳩西小 竜田工業 400m 王寺町役場 男性 女性 職場 ニチアス王寺工場 尼崎市のクボタ工場周辺で中皮腫で亡くなった方の住所と職場を、クボタを円 の中心にして、同じ縮尺で斑鳩町の地図上に重ねたものです。中皮腫での死亡 者は、東は斑鳩町役場、南は王寺町役場をこえ、西は三郷北小付近、北は近鉄 竜田川駅にまでの4町に、深刻な影響が考えられます。・ ・ ・ ・ ・ ・ 中皮腫 ・ アスベスト疾患 ・ 患者と家族の会奈良支部 中皮腫・ アスベスト疾患・ 世話人 古川和子 事務局 山本直子 関西労働者安全センター運営協議会 連絡先 斑鳩町服部 2-17-21 ℡ 75-3901 fax74-5827 毎日新聞より アスベスト公害であり、事態は非常に深刻です。 ニチアス、 竜田工業は因果関係を認め、 謝罪し誠実な対応をせよ ! ニチアス、竜田工業は因果関係を認め、 竜田工業は因果関係を認め、謝罪し誠実な対応をせよ 謝罪し誠実な対応をせよ! 一方的に、 話し合いもせず、 被害者への救済金を決めることは許さない ! 一方的に、話し合いもせず、 話し合いもせず、被害者への救済金を決めることは許さない 被害者への救済金を決めることは許さない! 昨年、尼崎市のクボタ工場周辺で中皮腫患者が多発し おいては、ニチアス(王寺町)、竜田工業(斑鳩町)で ていること、同工場の多数の労働者が中皮腫、肺がん、 同様の実態があることがわかりました。 石綿肺などの石綿関連疾患を発症していることが判明し 竜田工業周辺ではこれまでに住民3人が中皮腫で死亡 ました。 したほか、相当数の胸膜肥厚斑などの石綿関連有所見者 これをきっかけに全国的に、これまで隠蔽されてきた (ニチアス王寺工場で 2 1 人、竜田工業で 4 4 人)が確認 アスベスト被害の実態が次々と明らかになり、奈良県に されています。(図−1) 図1 ★受診者の同意が得られていない人と結果のま だの人を別枠にすべき。 ★中皮腫で多数くの死亡者を出した兵庫 県尼崎市の住民検診では今年の5月末ま での胸膜肥厚斑などの有所見者は36人 に留まっている。 ★アスベスト検診のデーターは加害企業 であるニチアス・ 竜田工業がすべて持ち、 奈良県には加工されたデーターしか明ら かにしていません。 診 図2 ★なぜ、健康診断を工場の隣接四自治会に 限定するのですか。 ★1年間で近隣住民の健康診断の総数は1 61名のみに過ぎません。3人に1人が有 所見者という結果になっています。 ★同じような居住歴をもつ周辺住民に健康 検診を広げなければなりません。 図3 図4 ★中皮腫による死亡率の 高いのは工場の石綿が原 因の可能性がある。詳し い疫学調査を奈良県はす べきだ。 胸膜肥厚斑(胸膜プラーク)とは? 石綿を多く吸ったことを示す証拠として 重視される病変で、胸膜にまだら状に厚 い部分が出来る場合が多い。 わが国では胸膜プラークは石綿暴露に よってのみ発生すると考えてよい。この 病変がなくても、同様の環境にいた人に 中皮腫を発症している(中皮腫患者の 8 5 %はこの病変を持っていない)。胸膜肥厚 斑などの有所見者だけに健康管理手帳を 交付するのではなく、病変が出た人と同 じ条件で住んでいた人にも継続的な検診 が必要。
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