大田区役所グリーン購入ガイドライン

大田区役所グリーン購入ガイドライン
(改定版)
平成 24 年 7 月
環境保全課
グリーン購入とは
製品やサービスを購入する際、必要性を十分考慮し、価格や品質、利便性、デザインだけではなく、
環境への負荷ができるだけ少ないものを優先して選択するという取り組みである。
グリーン購入の基本原則
さまざまな製品やサービスのグリーン購入に共通する基本的な指針。
購入する前に
①
消耗品類・備品類については、
「グリーン掲示板」に登録がないか確認する。
②
現在使用しているものの修理を検討する。
③
常時使用しないものは、他部局からの借用を検討する。
④
購入ではなく、レンタルを検討する。
⑤
個人机やキャビネットなどにある文具類は、可能な限り棚や箱などに整理して共同利用する。
⑥
必要なものを必要な数だけ購入するよう計画する。
購入するとき
①
部品交換や修理が簡単なもの等、長期間の使用が可能なものを選ぶ。
②
詰め替えや補充・交換できるものを選ぶ。
③
省資源、省エネルギーのものを選ぶ。
④
再生材が多く使用されているものを選ぶ。
⑤
使用後、リサイクルが可能なものを選ぶ。
⑥
捨てるときの処理や処分が簡単なものを選ぶ。
⑦
過剰包装をしていないものを選ぶ。
⑧
製品がつくられてから廃棄されるまでの過程で、なるべく環境に負荷をかけないものを選ぶ。
⑨
製品・サービスや事業者に関する環境情報を積極的に入手・活用して購入する。
例)
・公的機関や第三者機関による各種環境ラベリング、データベース
・事業者による環境ラベル、製品カタログ、ホームページ
⑩
環境負荷の低減に努める事業者から製品やサービスを優先して購入する。
例)
・環境マネージメントシステムを導入している事業者
・省資源、省エネルギー、化学物質等の管理・削減、グリーン購入、廃棄物の削減などに積極
的に取り組んでいる事業者
・環境情報を積極的に公開している事業者
使用するとき
①
常時使用しないものは、係ではなく部や課で管理する。
不要になったとき
①
廃棄する前に他の活用方法を検討する。
②
再使用可能な消耗品類・備品類は、
「グリーン掲示板」に登録する。
③
処分するとき、リサイクル可能なものについては、正しく分別する。
-1-
大田区役所グリーン購入ガイドラインについて
1
対象品目について
カタログ商品以外で、ガイドラインの対象品目を調達する際には、原則ガイドラインの基準にそっ
て調達する。ガイドラインの基準を満たせない場合には、その理由を把握し、いつでも報告できるよ
うにする。
2
対象外品目について
ガイドラインの対象品目以外の物品等の調達の際にも、環境情報の入手に努め、エコマーク等の環
境ラベリング商品やグリーン購入法適合商品など、できるだけ環境負荷の少ないものを調達する。
3
公共工事について
公共工事についてのガイドラインは別途定める。
4
基準等の見直しについて
ガイドラインの品目及び基準等は、技術の進歩及び状況の変化等に応じて適時見直しを図る。
<環境ラベルの一例>
ライフサイクル全体を考慮して環境保全に資する商品を認定し、表示する制度。
エコマーク
幅広い商品を対象とし、商品の類型ごとに認定基準が設定されている。ISO の
規格に則ったわが国唯一のタイプ I 環境ラベル制度。環境省所管の(財)日本
環境協会において、幅広い利害関係者が参加する委員会の下で運営されている。
(詳細)http://www.ecomark.jp/
統一省エネルギー 「統一省エネルギーラベル」が表示される製品は、エアコン・テレビ・電気冷
蔵庫・電気便座・蛍光灯器具(家庭用)の5種類。機器単体のエネルギー消費
ラベル
量が大きく、製品ごとの省エネ性能の差が大きい家電製品について、
「多段階評
価制度」による5つの★マークと「省エネラベリング制度」による年間消費電
力量や年間の目安電気料金等を組み合わせた統一省エネルギーラベルの表示を
しているもの。
(詳細)http://www.eccj.or.jp/machinery/labeling_program/index.html
省エネルギー
ラベル
省エネ法に基づき定められた省エネ基準をどの程度達成しているかを表示する
制度。省エネ基準を達成している場合はマークを緑色の表示、達成していない
ものはオレンジ色の表示。統一省エネルギーラベルが表示されない家電製品を
購入する際、緑色のマークが、省エネ性能が高い製品を選ぶ目安になる。
(詳細)http://www.eccj.or.jp/labeling/index.html
国際エ
ネルキ
゙ー
スタ
ーマー
ク パソコンなどのオフィス機器について、待機時の消費電力に関する基準を満た
す商品につけられるマーク。米国、日本等が協力して実施している国際的な制
度。経済産業省が運営している。
(詳細)http://www.energystar.jp/index.html
-2-
<グリーン購入法適合商品とは>
グリーン購入法適合商品とは、国がグリーン購入法に基づき策定する「環境物品等の調達の推進に関
する基本方針」で定めた各品目についての判断の基準を満たした商品をいう。大田区役所グリーン購入
ガイドラインの基準は、基本的には国の基準をもとに設定しているが、一部の品目では独自の基準を設
定している。また、公共工事などの分野については対象品目から除外している。
<データベース等>
下記のようなホームページからグリーン購入の参考となる商品情報、環境情報が入手できる。
グリーン購入ネットワークホームページ
http://www.gpn.jp/
(GPN データベース、グリーン購入情報プラザ)
エコマーク商品総合情報サイト
環境省ホームページの
環境ラベル等データベース
(財)省エネルギーセンターホームページ
http://www.greenstation.net/
http://www.env.go.jp/policy/hozen/green/
ecolabel/index.html
http://www.eccj.or.jp/
(省エネ性能カタログ等)
(社)日本自動車工業会ホームページ
http://www.jama.or.jp/
<印刷物に関する環境ラベルの一例>
古紙パルプがどのぐらい配合されているのかが一目で判るようにしたもの。3
Rマーク
R活動推進フォーラムによって、再生紙の利用促進・普及啓発をしていくため
のシンボルマークとして定められた。
Rマークの使用についての詳細は、3R活動推進フォーラムのホームページ参
照。マークのダウンロードもできる。
(詳細)http://3r-forum.jp/
適切な森林管理が行われていることを認証する「森林管理の認証(FM 認証)」
FSC認証制度
と森林管理の認証を受けた森林からの木材・木材製品であることを認証する
「加工・流通過程の管理の認証(CoC 認証)
」の2種類の認証制度。
NPO である FSC(Forest Stewardship Council:森林管理協議会)が運営
する国際的な制度。
(詳細)http://www.forsta.or.jp/fsc/
各国政府が 定めた政府間プロセスと呼ばれる持続可能な森林管理のための基
PEFC 森林認証
準に則って森林の管理が実施されていることを第三者が認証する「森林管理認
プログラム
証」
、および、木製品や紙製品に関して森林管理認証を受けた森林から生産さ
れた木材を原料として一定の割合以上に使っていることがその生産、加工、流
通の各段階で検証されていることを第三者が認証する「生産物認証( CoC )」
を行う。
(詳細)http://www.pefcasia.org/
間伐材マーク
間伐材を用いた製品に表示することが出来るマーク。間伐の推進及び間伐材の
利用促進等の重要性をPRするとともに、消費者の製品選択に資するもの。
マークの使用には普及啓発での使用と間伐材製品への使用の2種類ある。
日本の森林資源の保続培養、森林生産力の増進を図ることを目的とした協同組
合である全国森林組合連合会が運営する制度。
(詳細)http://www.zenmori.org/kanbatsu/mark
-3-
グリーン購入ガイドライン
(基
準)
(配慮事項)
対象の物品等を選択する際の判断基準となる事項。
基準を満たした上で、さらに配慮することが望ましい事項。
※ コピー用紙については平成 21 年 4 月から新基準(総合評価指標)が導入されたため、総合評
価値を基準とする。
※ 総合評価指標方式とは、古紙に加え、森林認証材、間伐材および未利用材等の環境に配慮され
た原料についても利用可能とし、環境配慮の指標である、
「白色度」および「坪量(紙の単位当
たりの重さ)」を加えた計算式に、各指標の数値を代入して算出し、一定のポイントを獲得した
製品を適合品とみなす新しい考え方です。
※ 平成 22 年 3 月 31 日までに製造されたコピー用紙のうち、総合評価値70以上 80 未満の製
品については、特定調達物品とみなすこととする。
1 紙類
品名
基準
・総合評価値が80ポイント以上であるこ
コピー用紙
と。
(総合評価指標方式参照)
・古紙パルプ配合率70%以上かつ白色度
70%程度以下であること。(OCR印刷用
紙などの特殊加工等が必要な用紙について
フォーム用紙
は除く)
・塗工されているものについては、塗工量が
両面で 12g/m2 以下であること。
・古紙パルプ配合率70%以上であること。
インクジェットカラー
・塗工量が両面で 20g/m2 以下であること。
プリンタ用塗工紙
ただし、片面の最大塗工量は 12g/m2 とする。
配慮事項
・製品の包装は、再生利用の
容易さ及び焼却処理時の負
荷低減に配慮されているこ
と。
品名
備考
・Rマーク、古紙パルプ配合
率を明記すること。
・印刷物の用途及び目的を踏
まえ、可能な限り軽量化され
ていること。
・印刷物の表紙の表面加工等
への有害物質の発生原因と
なる物質の使用が抑制され
ていること。
・簡易包装。再生利用の容易
さ及び廃棄時の負荷低減に
配慮されていること。
・古紙パルプ配合率が 40%以上であること。 ・Rマーク、古紙パルプ配合
率を明記すること。
2 印刷物
基準
(共通事項)
① 総合評価値 80 ポイント以上の用紙を使
用していること。
② 印刷工程における環境配慮措置が講じら
れていること。
報告書類、ポスター、
(個別事項)
チラシ、パンフレット
○ オフセット印刷:植物油インキが使用さ
等
れていること。また、インキの化学安全
性が確認されていること。
○ デジタル印刷:トナー又はインクの化学
安全性が確認されていること。
封筒
3 衛生用品
品名
トイレットペーパー
ティッシュペーパー
ペーパータオル
台所用石鹸
洗濯石鹸
基準
備考
・古紙パルプ配合率 100%であること。
・石鹸を使用する。
・合成洗剤を使用しない。
-4-
4 文具・事務用品
品名
(筆記具)
シャープペンシル
シャープペンシル替芯
ボールペン
マーキングペン
鉛筆
ステープラー
ホチキス
(ハンディタイプ)
(テープ・のり)
粘着テープ(紙製)
粘着テープ(布製)
基準
備考
※ 再生材使用の基準
金属を除く主要材料が、次の
・再生材を使用していること。※
・再生材を使用していること。※(ケース) いずれかの条件を満たすこ
と。
・再生材を使用していること。※
・消耗品が交換又は補充できること。
① プラスチックの場合にあ
・再生材を使用していること。※
っては、再生プラスチッ
・再生プラスチックが 70%以上使用されて
クがプラスチック重量の
いること。
(ポストコンシューマ材料の場合
40 %以 上使 用され て い
は 60%)
ること。
・それ以外の場合にあっては、文具類共通の
判断の基準を満たすこと。※
② 木質の場合にあっては、
間伐材等の木材が使用さ
・テープ基材については古紙パルプ配合率
れていること。
40%以上であること。
・水溶性又は水分散型の粘着材が使用され、
樹脂ラミネート加工がされていないこと。
③ 紙の場合にあっては、紙
の原料は古紙パルプ配合
・テープ基材については再生プラスチックが
率が 50%以上であるこ
プラスチック重量の 40%以上使用されてい
と。
ること。
・テープ基材については古紙パルプ配合率 ④ 使用される塗料は、有機
40%以上であること。
溶剤及び臭気が可能な限
のり(固形のり・液状
り少ないものであるこ
・再生材を使用していること。※(ケース)
のり・澱粉のり・テー
と。
・消耗品が交換又は補充できること。
プのり)
(紙製品)
・古紙パルプ配合率 70%以上であること。
・塗工されているものについては、塗工量が
両面で 30g/m2 以下であること、また、塗工
ノート類
されていないものについては白色度が 70%
程度以下であること。
両面粘着紙テープ
封筒(クラフト)
・古紙パルプ配合率が 40%以上であること。
窓付き封筒
・古紙パルプ配合率が 40%以上であること。
(本体)
・窓部分にプラスチック製フィルムを使用し
ている場合は、窓フィルムについては再生プ
ラスチックがプラスチック重量の 40%以上
使用されているか、植物を原材料とするプラ
スチックが使用されていること。
インデックス
付箋紙
(ファイル・バインダー類)
フラットファイル
ボックスファイル
パイプ式ファイル
Z式ファイル
リング式ファイル
クリアファイル
・古紙パルプ配合率 70%以上であること。
・古紙パルプ配合率 70%以上であること。
・古紙パルプ配合率 70%以上であること。
・古紙パルプ配合率 70%以上であること。
・とじ具が分別可能であること。
・再生材を使用していること。※
-5-
クリアフォルダー
バインダー
(その他)
定規
ブックスタンド
はさみ
修正液
修正テープ
スタンプ台、朱肉
つづりひも
チョーク
ごみ箱
5 OA機器
品名
コピー機
プリンタ
ファクシミリ
パソコン
・再生材を使用していること。※
・主要材料が紙の場合は、古紙パルプ配合率
70%以上であること。
・再生材を使用していること。※
・主要材料がプラスチックの場合は、再生プ
ラスチックがプラスチック重量の 70%以上
使用されていること。
(ポストコンシューマ
材料の場合は 60%)
・それ以外の場合にあっては、文具類共通の
判断の基準を満たすこと。※
・再生材を使用していること。※
・再生材を使用していること。※(容器)
・再生材を使用していること。※
・消耗品が交換又は補充できること。
・主要材料がプラスチックの場合は、再生プ
ラスチックがプラスチック重量の 70%以上
使用されていること。
(ポストコンシューマ
材料の場合は 60%)
・それ以外の場合にあっては、文具類共通の
判断の基準を満たすこと。※
・インク又は液が補充できること。
次のいずれかの要件を満たすこと。
① 主要材料が紙の場合は、古紙パルプ配合
率 70%以上であること。
② 主要材料がプラスチックの場合は、再生
プラスチックが 70%以上使用されてい
ること。(ポストコンシューマ材料の場
合は 60%)
③ 上記以外の場合にあっては、文具類共通
の判断の基準を満たすこと。※
・再生材料が 10%以上使用されていること。
・主要材料がプラスチックの場合は、再生プ
ラスチックがプラスチック重量の 70%以上
使用されていること。
(ポストコンシューマ
材料の場合は 60%)
・それ以外の場合にあっては、文具類共通の
判断の基準を満たすこと。※
基準
・使用時の消費電力が少ないこと。
(コピー
機は省エネ法の基準を満たしていること)
・待機時の消費電力が少ないこと。
(国際エ
ネルギースタープログラムの基準を満たし
ていること)
・紙の使用量を削減できる機能がついている
こと。
(両面コピー/印刷機能、複数ページ
コピー/印刷機能)
・トナーカートリッジが回収・リサイクルさ
れること。
・使用時の消費電力が少ないこと。
(省エネ
法の基準を満たしていること)
-6-
配慮事項
・再生材料が多く使用されて
いること。
・鉛、水銀、カドミウム、六
価クロム、特定の臭素系難燃
剤(PBB、PBDE)を極
力含まないこと。
・リサイクルしやすい設計で
あること。
トナーカートリッジ
インクカートリッジ
携帯電話
PHS
電池
・待機時の消費電力が少ないこと。
(国際エ ・再生材料が多く使用されて
ネルギースタープログラムの基準を満たし いること。
ていること)
・鉛、水銀、カドミウム、六
価クロム、特定の臭素系難燃
剤(PBB、PBDE)を極
力含まないこと。
・同梱される自社製品のユー
ザーマニュアルの作成・印刷
にあたって環境に配慮され
ていること。
・使用済トナーカートリッジの回収及びマテ ・回収したトナーカートリッ
リアルリサイクルのシステムがあること。
ジのプラスチックが、材料又
・回収したトナーカートリッジ部品の再使 は部品として再びトナーカ
用・マテリアルリサイクル率が 50%以上で ートリッジに使用される仕
あること。
(トナーを除く)
組みがあること。
・回収したトナーカートリッジ部品の再資源 ・製品の包装は、可能な限り
化率が 95%以上であること。(トナーを除 容易であって、再生利用の容
く)
易さ及び廃棄時の負荷低減
・トナーの化学安全性が確認されているこ に配慮されていること。
と。
・使用済インクカートリッジの回収システム ・製品の包装は、可能な限り
があること。
容易であって、再生利用の容
・回収したインクカートリッジ部品の再使 易さ及び廃棄時の負荷低減
用・マテリアルリサイクル率が 25%以上で に配慮されていること。
あること。
(インクを除く)
・回収したインクカートリッジ部品の再資源
化率が 95%以上であること。(インクを除
く)
・インクの化学安全性が確認されているこ
と。
・次のいずれかの要件を満たすこと。
・省電力化、充電器の待機時
① 搭載機器・機能が簡素化されている。
消費電力の省エネ化がなさ
② 端末に搭載するアプリケーションのバ れていること。
ージョンアップが可能となる取組がさ ・希少金属類(レアメタル・
れている。
レアアース)を減量・代替す
③ 再使用・長期使用のための設計上の工夫 る取組がなされていること。
がされている。
・部品の修理システム、部品
・回収及びマテリアルリサイクルのシステム の保管システムがあること。
があること。
・簡易包装、包装材の回収及
・再使用又は再生利用されない部分は適正処 び再利用システムがあるこ
理されること。
と。
・バッテリー等の消耗品の修理システム(部
品を6年以上保有)があること。
・特定の化学物質が含有率基準値を超えない
こと。
次のいずれかの要件を満たすこと。
① 繰り返し使用可能な小型充電式電池(二
次電池)であること。
② 一次電池は、アルカリ相当以上のもの
(マンガン電池でないもの)
。
-7-
掛時計
電子式卓上計算機
次のいずれかの要件を満たすこと。
・使用される一次電池の個数
① 太陽電池式及び小型充電式電池(二次電 が、可能な限り少ないこと。
池)を使用するものであること。
② 一次電池が5年以上使用可能であるこ
と。
・使用電力の 50%以上が太陽電池から供給
されるものであること。
・再生プラスチックが 40%以上使用されて
いること。
6 自動車
品名
基準
・九都県市指定低公害車であること。
配慮事項
・可能な限り低公害車(電気
自動車、メタノール車、天然
ガス車、ハイブリッド車、プ
ラグインハイブリッド自動
車、燃料電池自動車、水素自
動車)を導入する。
・鉛の使用量(バッテリー除
く)が削減されていること。
・リサイクルしやすい設計で
あること。
・再生材料が多く使用されて
いること。
・アイドリングストップ自動
車として設計・製造されてい
ること。
・エコドライブ支援機能を搭
載していること。
基準
・省エネ法のトップランナー基準を満たすも
の。
・特定の化学物質が含有率基準値を超えない
こと。また、当該化学物質の含有情報がウェ
ブサイト等で容易に確認できること。
配慮事項
・初期照度補正制御、人感セ
ンサ制御、あかるさセンサ制
御等の省エネルギー効果の
高い機能があること。
・分解が容易である等材料の
再生利用のための設計上の
工夫がなされていること。
・使用される塗料は、有機溶
剤及び臭気が可能な限り少
ないものであること。
・製品の包装は、可能な限り
容易であって、再生利用の容
易さ及び廃棄時の負荷低減
に配慮されていること。また
は、包装材の回収及び再使用
若しくは再生利用システム
があること。
自動車
(用途に支障がある場
合を除く)
7 照明
品名
蛍光灯照明器具
-8-
LED照明器具
・固有エネルギー消費効率が 60lm/W以上を
満たすこと。
・平均演色評価数 Ra が 70 以上であること。
・LEDモジュール寿命が 40,000 時間以上
であること。
・特定の化学物質が含有率基準値を超えない
こと。また、当該化学物質の含有情報がウェ
ブサイト等で容易に確認できること。
蛍光ランプ
(40 形・直管型)の場合においては、次の
いずれかの要件を満たすこと。
① 高周波点灯専用形(Hf)であること。
② ラピッドスタート形又はスタータ形で
ある場合は、以下の基準を満たすこと。
ア.ランプ効率で 85lm/W以上
イ.平均演色評価数 Ra が 80 以上
ウ.管径が 32.5(±1.5)mm 以下
エ.水銀封入量が 10mg 以下
オ.定格寿命が 10,000 時間以上
電球形状のランプ
(LED ランプ)
・ランプ効率で、55lm/W 以上。
・平均演色評価数 Ra が 70 以上
・定格寿命は 30,000 時間以上であること。
(電球型蛍光ランプ)
・省エネ法のトップランナー基準を満たす
こと。
・定格寿命が 6,000 時間以上。
・水銀封入率 5mg 以下
(その他の電球形状のランプ)
・ランプ効率で 50lm/W 以上。
・定格寿命が 6,000 時間以上。
8 家電製品
品名
冷蔵庫
エアコン
基準
・消費電力量が少ないこと。
(省エネ法の多
段階評価基準の4つ星以上であること。
)
・冷媒及び断熱材発泡剤にオゾン層を破壊す
る物質及び代替フロンが使用されていない
こと。
・特定の化学物質の含有情報が確認できるこ
と。
・エネルギー消費効率が高いこと。
(省エネ
法の多段階評価基準の4つ星以上であるこ
と。
)
・冷媒にオゾン層を破壊する物質が使用され
ていないこと。
・特定の化学物質の含有情報が確認できるこ
と。
-9-
・製品の包装は、可能な限り
簡易であって、再生利用の容
易さ及び廃棄時の負荷低減
に配慮されていること。
配慮事項
・リサイクルしやすい設計で
あること。
・再生プラスチック材を多く
使用していること。
・鉛、水銀、カドミウム、六
価クロム、特定の臭素系難燃
剤(PBB、PBDE)を極
力含まないこと。
・可能な限り液晶テレビであること。
・液晶テレビ、プラズマテレビの場合、省エ
ネ法の多段階評価基準の4つ星以上である
こと。
・特定の化学物質の含有情報が確認できるこ
と。
・省エネ法の多段階評価基準の4つ星以上で ・リサイクルしやすい設計で
あること。※
あること。
・再生プラスチック材を多く
使用していること。
テレビ
電気便座
※電気便座について、瞬間式の温水洗浄便座のうち、節電方式としてタイマー方式及び非使用状態(夜
間等)を判別する機能を備えているもの(公共向けのもの)については、平成 24 年度は 3 つ星、暖房
便座及び貯湯式の温水洗浄便座については、平成 24 年度は2つ星でも可とする。
9 役務
品名
蛍光灯機能提供業務
飲料自動販売機設置
基準
次の要件を満たす機能提供型サービス(サー
ビサイジング)であること。
① 蛍光ランプに係る判断の基準(「蛍光ラ
ンプ」参照)を満たす蛍光灯が使用され
ていること。
② 回収した蛍光灯のうち成型品で回収さ
れたものについては再資源化率が 95%
以上であること。
③ 蛍光灯の適正処理終了を示す証明書を
発行し、顧客に提示できること。
・環境配慮型機器であること(省エネ法のト
ップランナー基準を満たすこと)
・冷媒及び断熱材発泡剤にオゾン層を破壊す
る物質及び代替フロンが使用されていない
こと。
・環境配慮設計がなされており、その実施状
況が公表されていること。
・特定の化学物質が含有率基準値以下であり
含有情報が公表されていること。
・回収リサイクルシステムがあり、リサイク
ルされない部分は適正処理されること。
・商品の選択・購入に支障をきたす場合を除
き、照明が消灯されていること。
・マイカップに対応可能であること。(カッ
プ式飲料自動販売機のみ)
- 10 -
配慮事項
① 使用済み蛍光ランプの回
収容器は、繰り返し使え
るものを使用すること。
② 製品の包装は、可能な限
り簡易であること。
③ 使用済み蛍光ランプの回
収に当たっては、成型品
で回収するよう努めるこ
と。
④ 蛍光ランプの配送・回収
に関し、定期ルート便や
共同配送等の効率的な物
流網を構築しているこ
と。
・年間消費電力量、省エネ基
準達成率、冷媒の種類・地球
温暖化係数及び封入量が自
販機本体に表示されている
こと。また、ウェブサイトに
おいて公表されていること。
・簡易包装、再生利用の容易
さ及び廃棄時の負荷低減に
配慮されていること。