第17回図書館まつりを開催しました ~丘の上の図書館 報告~ 2016/10/17~11/20 平成28年10月17日(月)~11月20日(日)の間、丘の上の図書館で図書館まつりを開催しました。 ≪ポスター展示≫10月17日(月)~10月30日(日) 図書館ボランティアの活動を紹介する展示を市役所ロビーにて、また本館(丘の上の図書館)・石橋プラ ザにて行いました。 市役所ロビー(10/17-21) 本館ロビー(10/22-10/30) ≪リサイクルブックフェア≫ 10月22日(土)・23日(日)10:00-17:00 2F 自習室 廃棄雑誌や本を並べて市民の方にお持ち帰りいただ きました。来場者は2日間で328人、2,048冊の本や 雑誌がリサイクルされました。(1人5冊まで、2日目は 冊数制限なし)昨年より200冊多く利用がありました。 (昨年:396人 1,848冊) 図書館まつり開催!(10月29日~30日) ≪コミュニティカフェ≫ 10月29日(土) 10:00-15:00 五月丘地域コミュニティ推進協議会によるオープン カフェが図書館入口に出店しました。 雨模様から一転、午後からさわやかな天気となり、 コーヒーを飲みながら寛ぐ方が多くみられました。 (参加人数120人 前年150人) ≪体験コーナー≫ 10月29日(土)、30日(日) 10:00-15:00 「さわる絵本部会」「録音図書 池田声の図書」「拡大写本グループ アイリス」「図書修理ボランティア」「ひ まわり」「日本日曜大工クラブ」のみなさんによるボランティア活動を紹介、楽しく体験ができるコーナーで す。図書館で活動しているボランティアの皆さんの活躍をこの機会を通じて知ってもらえたと思います。 ・池田声の図書(10/29 1F ロビー・2F自習室) 障がい者用音訳テープとその試聴体験 (参加人数22人 前年10人) ・拡大写本グループ アイリス(10/29 2F自習室) 拡大写本ミニ絵本作り (参加人数22人 前年23人) ・ひまわり(10/29、30 会議室) みんなで楽しめる布遊具・布絵本 (参加人数138人 昨年134人) ・さわる絵本部会(10/29 2F自習室) 絵本を触ってみよう、読んでみよう (参加人数43人 前年122人) ・図書修理ボランティア(10/29 2F自習室) 破損本の修理 (参加人数6人 前年5人) ・日本日曜大工クラブ(10/30 視聴覚室) 木のおもちゃで遊ぼう (参加人数44人 昨年87人) ≪おはなし会≫10月29日(土) 視聴覚室 ①11:00~11:30 ちっちゃい子のおはなし会 (参加人数20人 前年43人) 手遊びをたくさん挟み、盛りだくさんで楽しいおはなし会でした。 1.手遊び 1と5 2.紙芝居 『おかあさんどこ?』 3.紙芝居 『かわるよかわるよ』 4.絵本 『ぐるぐるちゃん』 5.絵本 『ルネちゃんひっぱれ』 6.絵本 『とんぼとんぼあかとんぼ』 7.手遊び でこやまでこちゃん 8.絵本 『ねてるのだあれ』 9.絵本 『おおきなあかいりんご』 10.手遊び おおきなくりのきのしたで 11.絵本 『ながいながいすべりだい』 12.絵本 『だちょうさんのだまご』 13.手遊び たまごをポン 14.パネルシアター しゃぼん玉 15.手遊び げんこつ山のたぬきさん ②13:30~14:30 楽しいおはなし会と手作り工作 (参加人数26人 前年31人) ペープサート海山合戦では、掛け声をかけあうなど一体感があり楽しいお話会になりました。 1.手遊び とんとんとんとんあんぱんまん 2.絵本 『もしゃもしゃ』 3.素話 「世界でいちばんきれいな声」 4.大型絵本 『せんろはつづく』 5.しかけカード へんしんカード 6.ペープサート 海山合戦 7.工作 パクパクくん ≪マルチメディアデイジー図書体験≫10月29日(土)、30日(日) 10:00~15:00 1F視覚障がい者室 学習障がいなどさまざまな人が利用できるデジタル図書 マルチメディアデイジーを体験できるコーナーです。 普段手にする機会のない資料に触れることができました。 (参加人数32人 前年15人) ≪映画会≫11 月13(日) 14:00~15:40 視聴覚室 聴覚障がい者用日本語字幕付で映画会を開催しました。 図書館で気軽に映画を楽しんでもらえるようバリアフリー 映画会を企画しました。(参加者3人 前年6人) ≪講演会≫11月20日(日) 14:00~15:30 会議室 図書館まつり最終イベントは、『こどもと絵本を楽しむ』と題して、土居安子さん(一般財団法人大阪国際 児童文学振興財団理事)に講演を行っていただきました。土居先生は子どもの本の研究を行うとともに、 子どもの読書活動に関わる講座などで多数の講師をされておられます。絵本の選び方、読み聞かせ方な ど絵本に関するお話をたくさんうかがえるとあって、小さな子どもを持つお母さんや読み聞かせボランティ アの方などたくさんの参加がありました。(参加者34名) 大人が“絵本を楽しむ”とは、芸術作品のひとつとして絵本を楽しむ、ドキドキワクワクした子どもの気持 ちがよみがえる楽しみ、新たな発見を子どもがしてくれる驚きなどといえます。絵本はけっして子どもだけ が楽しむものではなく、大人もこどもと一緒に物語の世界を楽しむことができる、成熟したメディアの一つ であるというお話をされました。 では実際に絵本を選ぶ際のポイントはなんでしょうか? グループに分かれて、『どろんこハリー』の表紙の絵、 タイトルの文字から何がよみとれるのかディスカッショ ン。ハリーの左右対称の立ち姿にも注目!楽しそうな お話なのか?どんなストーリーが予想されるのか?絵 本の表紙に仕掛けられた細やかな描写について、自 由に楽しく意見を交わしました。 次に絵本の選び方、絵本のよみ方について、少人数と集団 で行うさいの注意点、相違点を解説されたあと、100 冊以上の 絵本紹介をしてくださいました。 一冊ずつ見どころ・よみどころのポイントも教えていただいた ので、知らないジャンルにも興味を持つきっかけが出来ました。 絵本には物語を届ける「しかけ」がたくさんちりばめてあり、それを読み解く力を身につけると絵本をもっ と楽しむことができると感じました。
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