資料5~8 (PDF 5.6MB)

資料5-1
施
設
避難所一覧(平成27年9月1日現在)
名
住
所
電話番号
最寄の町内(順不同)
61-2234
大手町、上大本町、西図師、大本町、下大本町、
材木町、七軒町、鵜飼町
1 犬山北小学校
大字犬山字北古券2
2 体
大字犬山字北古券12 61-0544
育
館
3 内田老人憩の家
大字犬山字大門先18 62-5962
内田1区・2区・3区・4区・5区、西丸ノ内、
4 福祉会館
大字犬山字北古券2
本町、中本町、下本町、南・北熊野町、鍛冶屋
町、練屋町、枝町、新町、魚屋町、寺内町、
61-4611
御幸町、西松本町、富士見町、東・西余坂、
東・西新道、小島町、東丸ノ内、ハイタウン
5 犬山中学校
大字木津字宮前15
61-2409
6 犬山高等学校
大字犬山字北首塚2
7 犬山西小学校
上坂町五丁目2
8
上野地区学習等供用施設
9 上木子ども未来園
大字上野字郷1508
上野新町289
北三笠町、坂下大本町、新坂町、上中切、
61-0236 中々切東・西・南・北、井掘町南・北、
木津北・東・西・中・南、木津白帝台、木津白桜、
62-8280 東洋紡社宅、上野東、西、南、上野新町、
上野城見、上野米野、上野住宅、中三笠町、
62-4795 レインボー北笠屋、レインボー犬山秋葉下、
南三笠町1・2、清水屋寮、オリンパス社宅
61-3424
大字犬山字辰ヶ池45-2
11 丸山地区学習等供用施設 大字犬山字中ノ宮43-1
62-3550 丸山1・2・3・4・5、南丸山、
丸山天白町東、丸山天白町中、丸山天白町西、丸
62-1508 山南別祖、継鹿尾
12 国際観光センター
松本町四丁目21
61-1000 東松本町1区・2区、天神町1・2・3・4・5
13 犬山南小学校
大字橋爪字末友28
61-2231 名栗町、外町、出来町、末広町、犬山口、
坂井町、猪ノ子町、東・西専正寺、時迫間、
第1桜ヶ丘、橋爪国正、南・北徳明町、薬師町、愛
62-4458 宕町、木ノ下、橋爪上東、橋爪上北
10 丸山子ども未来園
14 南老人福祉センター
15 橋爪子ども未来園
大字橋爪字巾屋敷56-1
大字橋爪字大浦屋敷37
62-3780
村田機械(株)体育館 大字橋爪字中島2
17 五郎丸子ども未来園 大字五郎丸字上前田7
18 五郎丸老人憩の家 大字五郎丸字新田組67
コープタウン犬山、県営橋爪住宅、
61-5101 橋爪上西・上南、橋爪中南・中北、名犬ハイツ、
61-3428 第2名犬ハイツ、日生住宅、白帝団地、
五郎丸北第1・2、地産団地、村田機械社宅(寮)
61-6566
19 今井小学校
61-2191
16
20
大字今井字若宮8
城東第2子ども未来園 大字前原字南中根1
四ッ家、中屋敷、祢宜洞、虎熊、石蔵、観音堂、
岩穴
62-3553 前原上東・上西、中・下
21 前原老人憩の家
大字前原字横町1-1
22 犬山市民健康館
大字前原字橋爪山15 63-3800 ぬく森、ひかり学園、犬山病院
23 塔野地公民館
大字塔野地字西中ノ切26
26 城東小学校
大字富岡字南洞891-2
大字富岡字株池113-1
大字塔野地字東屋敷1
27 城東中学校
大字塔野地字田口洞39-101
24 富岡第一公民館
25 東部老人憩の家
28 善師野公民館
大字善師野字上紅屋19
62-3116 前原向屋敷、前原新田、前原台1・2・3・4・5・6、
62-8192
杉1・2・3、南東、南中、南西1・2、寺田、長見、第
2桜ヶ丘、青木団地、
62-3119 ひばりヶ丘1・2、富岡東1・2、富岡中、富岡西、
富岡新町1、2、3-1、3-2、4、5、溢愛館、
ハイ 、 く
61-8456 キル
シェ
ム さ らんぼ
中西1・2、中浦、中東、塔野地北、城東団地、
大畔京大
善師野台1・2・3・4、四季の丘1・2・3・4・5・6北・6南・
61-0501
7、もえぎヶ丘1・2・3
61-2501
61-1032 上切、中切、向野、寺洞1・2、伏屋、清水
5-1-1
30 南部公民館
栖字野口455
羽黒摺墨11
31 東小学校
大字羽黒字安戸西一丁目2
29 栗
32
栖小学校
大字栗
羽黒北子ども未来園 大字羽黒字向浦55-8
33 長
者町会館
長
者町一丁目1
68-0834
67-5400
67-1943
67-5370
羽黒小学校
大字羽黒字前川原67
35 羽黒児童センター 大字羽黒字貴船浦5-4
36 羽黒南子ども未来園 大字羽黒字寺海道30
67-4445
37
字郷西299-2
67-9833
大字羽黒新田字畑田1
67-0030
34
南部高齢者活動センター
38 南部中学校
楽田子ども未来園 字若宮48-4
40 楽田東子ども未来園 字番前5-3
41 楽田小学校
字城山97
39
42
楽田ふれあいセンター 字外屋敷59-1
楽田西子ども未来園 字二タ田16
犬山市体育センター
大字羽黒新田字上堅筬1-1
44
(勤労青少年ホーム)
45 青塚古墳史跡公園 字青塚22-3
46 池野小学校
字杁下51
広域避難場所一覧
43
施
設
栖上・中・下、垣ノ内、桃太郎
五郎丸南第1・2、稲葉、大橋、鳳町、城中、
城北、二日町、川原口、レインボー羽黒、
金屋団地第1、2、レインボー第2羽黒
安戸、鉾添、日の出住宅1A・1B・2A・2B・3A・3B、
犬山ニュータウン1・2・3・4
61-0580 栗
67-0046
67-7169
67-1039
67-4446
67-1005
69-2722
67-2761
67-3772
68-2272
67-0544
赤坂、外山、尾張富士グリーンハイツ、富士苑、
長者町団地1・2・3・4・5・6・7、緑ヶ丘南・北
堀田第1・2、八幡町、八幡北、富士見ヶ丘、
ベルヴィル、ベルドゥエ、城南、日の出町、
朝日、吹上、成海、貴船住宅、ナビタウン1・2
高橋、東菊川、西菊川、米野東、稲葉製作所寮、
朝日ヶ丘第1・2、山ノ田腰、福住、長塚、
長塚2・3・4
蟬屋、八幡前住宅第1・2、北野、起、楽田原、
追分1・2、西北野、相互ダンボール寮
県営住宅A・B・C・D・E・F・G、原第1・2、焼野、
勝部第1・2、グリーンタウン楽田、紅雲寮、
今仙寮、荒井、蓮池、桃山台、倉曽、山崎、
ニノ宮、二ノ宮団地、番前、南二山、北二山、
南ニュータウン、白寿苑、蓮池寮、内久保、
ひまわり、つつじヶ丘、本郷第1・2・3・4、
市邨学園、エナジーサポート南寮、横町、
上本町、中町、楽田下本町、アサダ犬山寮
一色浦、西楽田団地1・2・3・4・5・6、鶴池
椿、椿台団地、南椿台団地、東椿、星和苑、
羽黒工業団地、楽田工業団地、菊水化学寮
巾、青塚、青塚新町
富士、安楽寺、神尾、入鹿、ヒルズ入鹿
名
曽川犬山緑地
旧名古屋証券総合運動場 ※2
村田機械(株)運動場
するすみふれあい広場
南部中学校運動場
石作公園
住
1 木
犬山市大字木津地先
2
犬山市大字犬山字三
3
4
5
6
7 上坂公園
所
反田1
犬山市大字橋爪字中島2
羽黒摺墨22
犬山市大字羽黒新田字畑田1
犬山市松本町四丁目89
犬山市
犬山市上坂町四丁目43
※ 地震の時は広域避難場所へ。その後、最寄の指定避難所へ。
※ 指定避難所の学校等のグラウンドにも一時的に避難出来ます。
※2 旧名古屋証券総合運動場は一時的に利用を停止し、内田防災公園として整備完了後、
利用を開始する予定です。
整備完了までは近くの学校等のグラウンドや空地に避難してください。
5-1-2
〔避難所受入可能人員一覧〕
通番
施 設 名
住 所
電話番号
大字犬山字北古券2
61-2234
1 犬山北小学校
大字犬山字北古券12
61-0544
2 体育館
大字犬山字大門先18
62-5962
3 内田老人憩の家
大字犬山字北古券2
61-4611
4 福祉会館
大字木津字宮前15
61-2409
5 犬山中学校
大字犬山字北首塚2
61-0236
6 犬山高等学校
上坂町五丁目2
62-8280
7 犬山西小学校
大字上野字郷1508
62-4795
8 上野地区学習等供用施設
上野新町289
61-3424
9 上木子ども未来園
大字犬山字辰ヶ池45-2
62-3550
10 丸山子ども未来園
大字犬山字中ノ宮43-1
62-1508
11 丸山地区学習等供用施設
松本町四丁目21
61-1000
12 国際観光センター
大字橋爪字末友28
61-2231
13 犬山南小学校
南老人福祉センター
大字橋爪字巾屋敷56-1
62-4488
14
大字橋爪字大浦屋敷37
62-3780
15 橋爪子ども未来園
大字橋爪字中島2
61-5101
16 村田機械(株)体育館
大字五郎丸字上前田7
61-3428
17 五郎丸子ども未来園
大字五郎丸字新田組67
61-6566
18 五郎丸老人憩の家
大字今井字若宮8
61-2191
19 今井小学校
大字前原字南中根1
62-3553
20 城東第2子ども未来園
大字前原字横町1-1
62-3116
21 前原老人憩の家
大字前原字橋爪山15
63-3800
22 犬山市民健康館
大字塔野地字西中ノ切26
62-8192
23 塔野地公民館
大字冨岡字南洞891-2
62-3119
24 冨岡第一公民館
大字富岡字株池113-1
61-8456
25 東部老人憩の家
大字塔野地字東屋敷1
61-2501
26 城東小学校
大字塔野地字田口洞39-101 61-0501
27 城東中学校
大字善師野字上紅屋19
61-1032
28 善師野公民館
大字栗栖字野口455
61-0580
29 栗栖小学校
羽黒摺墨11
68-0834
30 南部公民館
東小学校
大字羽黒字安戸西一丁目2
67-5400
31
大字羽黒字向浦55-8
67-1943
32 羽黒北子ども未来園
長者町一丁目1
67-5370
33 長者町会館
大字羽黒字前川原67
67-0046
34 羽黒小学校
大字羽黒字貴船浦5-4
67-7169
35 羽黒児童センター
大字羽黒字寺海道30
67-4445
36 羽黒南子ども未来園
字郷西299-2
67-9833
37 南部高齢者活動センター
大字羽黒新田字畑田1
67-0030
38 南部中学校
字若宮48-4
67-1039
39 楽田子ども未来園
字番前5-3
67-4446
40 楽田東子ども未来園
字城山97
67-1005
41 楽田小学校
字外屋敷59-1
69-2722
42 楽田ふれあいセンター
字二タ田16
67-2761
43 楽田西子ども未来園
67-3772
44 犬山市体育センター(勤労青少年ホーム) 大字羽黒新田字上堅筬1-1
字青塚22-3
68-2272
45 青塚古墳史跡公園
字杁下51
67-0544
46 池野小学校
5-1-3
受入可能人員(人)
一時
中期
長期
2,800
910
88
1,290
3,600
1,600
2,900
370
140
150
270
1,600
3,400
140
180
2,100
190
90
510
160
100
800
250
100
190
2,400
3,000
240
640
1,000
2,980
190
300
3,400
125
150
350
3,500
180
185
3,470
1,080
190
750
200
900
1,400
455
44
645
1,800
800
1,450
185
70
75
135
800
1,700
70
90
1,050
95
45
255
80
50
400
125
50
95
1,200
1,500
120
320
500
1,490
95
150
1,700
63
75
175
1,750
90
93
1,735
540
95
375
100
450
933
450
29
640
1,200
533
967
123
47
50
90
533
1,133
50
60
700
63
30
170
33
267
83
33
63
800
1,000
80
213
333
993
63
100
1,133
42
50
117
1,167
60
62
1,157
360
63
250
67
300
〔広域避難場所〕~地震時はここへ
通番
名
称
1 木曽川犬山緑地
2 旧名古屋証券総合運動場
3 村田機械(株)運動場
4 するすみふれあい広場
5 南部中学校運動場
6 石作公園
7 上坂公園
〔福祉避難所〕
通番
名
称
1 社会福祉法人 溢愛館
2 社会福祉法人 ひかり学園
3 社会福祉法人ともいき福祉会
ぬく森
4 社会福祉法人ともいき福祉会
ぬく森・第二
その後は避難所へ~
所 在 地
面積(㎡)
犬山市大字木津地先
75,000
犬山市大字犬山字三反田1 40,696
犬山市大字橋爪字中島2
24,400
犬山市羽黒摺墨22
6,030
犬山市大字羽黒新田字畑田1 13,359
犬山市松本町四丁目89
10,995
犬山市上坂町四丁目43
10,000
収容可能人員(人)
37,500
20,348
12,200
3,015
6,679
5,497
5,000
所 在 地
面積(㎡) 収容可能人員(人)
犬山市大字前原橋爪山
未定
69.60
123番地
犬山市大字富岡字片洞
未定
40.36
1073番地の97
犬山市大字前原字橋爪山
未定
864.20
15番地の121
犬山市羽黒安戸南一丁目
未定
218.56
57番地
※協定により受け入れ可能施設部分の面積を記載
5-1-4
5-1-5
5-1-6
5-1-5
資料5-2
救急病院・救急診療所一覧表
(健康推進課・救急通信課)
名
称
住
所
診 療 科 目
電
話
眼・耳・ひ・内・消・循・
総合犬山中央病院 犬山市大字五郎丸字二夕子塚6
外・整・小・産婦・脳・
62-8111
皮・麻・呼・糖内・神・リ
ハートクリニック
さわだ
犬山市梅坪2-122
内・循
62-5556
*診療科目の略語
内=内科、呼=呼吸器科、消=消化器科、胃=胃腸科、循=循環器科、小=小児科、
外=外科、整=整形外科、脳=脳神経外科、産婦=産婦人科、眼=眼科、耳=耳鼻いんこう科、
皮=皮膚科、ひ=泌尿器科、リ=リハビリテーション科、血=血液内科、糖内=糖尿科・内分泌科、
呼=呼吸器内科、神=神経内科
74
5-2
資料5-3
災害救助法による救助の方法及び期間一覧表
救助の程度及び方法
救助の種類等
救助の対象及び方法
救助の期間
費用の種類及び限度額
収容施 避難所 1 避難所は、災害のため現に損害
避難所設置のため支出する費用は、避難所の設
設の供
を受け、又は受けるおそれのあ 置、維持及び管理のための賃金職員等雇上費、消
与
る者に供与するものとする。 耗器材費、建物の使用謝金、器物の使用謝金、借
上費又は購入費、光熱水費並びに仮設炊事場、仮
2 避難所の供与は、原則として学 設便所等の設置費とし、次の額の範囲内とする。
校、公民館等の既存建物を利用
(1) 基本額
して行うものとするが、これら
の適当な建物を得ることがで
1 人 1 日当たり 320 円
きない場合には、野外に仮小屋
を設置し、又は天幕を設営して
行うものとする。
避難所を
開設する期間
は、災害発生
の日から 7 日
以内とする。
(2) 加算額
ア
高齢者、障害者等(以下「高齢者等」
という。)であつて、避難所での生活に
おいて特別な配慮を必要とするものに供
与する施設を設置する場合
高齢者等への特別な配慮のために必
要な当該地域における通常の実費
イ
冬季(10 月から 3 月まで)の場合
別に定める額
応急仮 1 応急仮設住宅は、住家が全壊 1 応急仮設住宅の 1 戸当たりの規模は、29・7 平
設住宅
し、全焼し又は流失し、居住す
方メートルを基準とし、その設置のため支出す
る住家のない者であつて、自ら
る費用は、原材料費、労務費、附帯工事費、輸
の資力では住宅を得ることが
送費、事務費等すべての経費を含み 2,621,000
できないものに供与するもの
円以内とする。
とする。
2 応急仮設住宅を同 1 敷地内又は近接する地域
内におおむね 50 戸以上設置する場合におい
2 応急仮設住宅は、災害発生の日
から 20 日以内に着工し、速や
て、居住者の集会等に利用するための施設を設
かに設置するものとする。
置するときは、当該施設の 1 施設当たりの規模
及びその設置のため支出する費用は、1 にかか
3 老人居宅介護等事業等を利用
わらず別に定める。
しやすい構造及び設備を有し、
高齢者等であつて日常の生活
上特別な配慮を要する複数の
ものに供与する施設を応急仮
設住宅として設置することが
ある。
応急仮設住
宅を供与する
期間は、完成
の日から建築
基準法(昭和
25 年法律第
201 号)第 85
条第 3 項又は
第 4 項の規定
による期限内
とする。
4 応急仮設住宅の設置に代えて、
賃貸住宅の居室の借上げを実
施し、これを供与することがあ
る。
炊出し
その他
による
食品の
給与及
び飲料
炊出し 1 炊出しその他による食品の給
その他
与は、避難所に避難している
による
者、住家が損害を受けて炊事の
食品の
できない者及び住家が損害を
給与
受けて一時縁故地等ヘ避難す
る必要のある者に対して行う
炊出しその他による食品の給与のため支出す
る費用は、主食費、副食費、燃料費、機械、器具
及び備品の使用謝金又は借上費、消耗器材費並び
に雑費並びに握り飯、調理済み食品、パン、弁当
等の購入費とし、1 人 1 日当たり 1,080 円以内と
5-3-1
炊出しそ
の他による食
品の給与を実
施する期間
は、災害発生
の日から 7 日
水の供
給
ものとする。
2
する。
以内とする。
ただし、被災
者が一時縁故
地等ヘ避難す
る場合には、
この期間内に
3 日分以内を
現物により支
給することが
ある。
炊出しその他による食品の給
与は、被災者が直ちに食べるこ
とのできる現物によるものと
する。
飲料水
飲料水の供給は、災害のため現
飲料水の供給のため支出する費用は、水の購入
飲料水の
の供給 に飲料水を得ることができない者 費並びに給水及び浄水に必要な機械及び器具の借 供給を実施す
に対して行うものとする。
上費、修繕費及び燃料費並びに薬品費及び資材費 る期間は、災
とし、当該地域における通常の実費とする。
害発生の日か
ら 7 日以内と
する。
被服、寝具その 1 被服、寝具その他生活必需品の
被服、寝具その他生活必需品の給与又は貸与の
被服、寝具
他生活必需品
給与又は貸与は、住家の全壊、 ため支出する費用は、季別及び世帯区分により 1 その他生活必
の給与又は貸
全焼、流失、半壊、半焼若しく 世帯当たり次の額の範囲内とする。
需品の給与又
与
は床上浸水(土砂のたい積等に
は貸与は、災
なお、季別は、災害発生の日をもつて決定する。害発生の日か
より 1 時的に居住することがで
きない状態となつたものを含
ら 10 日以内
む。)又は船舶の遭難等により、 (1) 住家の全壊、全焼又は流失により損害を に完了するも
受けた世帯
生活上必要な被服、寝具その他
のとする。
日用品等を喪失又はき損し、直
ちに日常生活を営むことが困
難な者に対して行うものとす
季別
夏季(4 月から 9 冬季(10 月から
る。
月まで)
3 月まで)
世帯
2 被服、寝具その他生活必需品の
給与又は貸与は、被害の実情に
応じ、次の品目の範囲内におい
て現物をもつて行うものとす
る。
(1) 被服、寝具及び身の回り
区分
1 人世帯
18,300 円
30,200 円
2 人世帯
23,500 円
39,200 円
3 人世帯
34,600 円
54,600 円
4 人世帯
41,500 円
63,800 円
5 人世帯
52,600 円
80,300 円
6 人世帯 52,600 円に、世
以上
帯人員が 5 人を
超えて 1 人を増
すごとに 7,700
円を加算した額
80,300 円に、世
帯人員が 5 人を
超えて 1 人を増
すごとに 11,000
円を加算した額
品
(2) 日用品
(3) 炊事用具及び食器
(4) 光熱材料
(2) 住家の半壊、半焼又は床上浸水(土砂の
たい積等により一時的に居住することがで
きない状態となつたものを含む。)により
損害を受けた世帯
季別
5-3-2
夏季(4 月から 9 冬季(10 月から
月まで)
3 月まで)
世帯
区分
1 人世帯
6,000 円
9,700 円
2 人世帯
8,000 円
12,600 円
3 人世帯
12,000 円
17,900 円
4 人世帯
14,600 円
21,200 円
5 人世帯
18,500 円
26,800 円
6 人世帯 18,500 円に、世
以上
帯人員が 5 人を
超えて 1 人を増
すごとに 2,600
円を加算した額
26,800 円に、世
帯人員が 5 人を
超えて 1 人を増
すごとに 3,500
円を加算した額
(3) 船舶の遭難等により損害を受けた世帯
その都度厚生労働大臣に協議して決定する
額
医療及 医療
び助産
1
医療は、災害のため医療のみち
医療のため支出する費用は、次の額の範囲内と
を失つた者に対して、応急的に する。
処置するものとする。
(1) 救護班による場合
2 医療は、救護班によって行うも
使用した薬剤及び治療材料並びに破損し
のとする。ただし、急迫した事
た医療器具の修繕等の実費
情があり、やむを得ない場合に
は、病院又は診療所(あん摩マ
(2) 病院又は診療所による場合
ツサージ指圧師、はり師、きゆ
う師等に関する法律(昭和 22
国民健康保険の診療報酬の額
年法律第 217 号)に規定するあ
ん摩マツサージ指圧師、はり師
(3) 施術者による場合
及びきゆう師並びに柔道整復
師法(昭和 45 年法律第 19 号)
協定料金の額
に規定する柔道整復師(以下
「施術者」という。)を含む。)
において医療(施術者が行うこ
とのできる範囲の施術を含
む。)を行うものとする。
3
医療は、次の範囲内において行
うものとする。
(1) 診察
(2) 薬剤及び治療材料の支給
(3) 処置、手術その他の治療
及び施術
(4) 病院又は診療所への収容
(5) 看護
5-3-3
医療を実
施する期間
は、災害発生
の日から 14
日以内とす
る。
助産
1
助産は、災害発生の日以前又は 助産のため支出する費用は、次の額の範囲内と
以後 7 日以内に分べんした者で する。
あつて、災害のため助産のみち
(1) 救護班等による場合
を失つたものに対して行うも
のとする。
使用した衛生材料等の実費
2 助産は、次の範囲内において行
(2) 助産師による場合
うものとする。
助産を実
施する期間
は、分べんし
た日から 7 日
以内とする。
慣行料金の 8 割に相当する額
(1) 分べんの介助
(2) 分べん前及び分べん後の
処置
(3) 脱脂綿、ガーゼその他の
衛生材料の支給
災害にかかつ
た者の救出
災害にかかつた者の救出は、災
災害にかかつた者の救出のため支出する費用
害のため現に生命又は身体が危険 は、舟艇その他救出に必要な機械、器具等の借上
な状態にある者及び災害のため生 費又は購入費、修繕費、燃料費等とし、当該地域
死不明の状態にある者に対して捜 における通常の実費とする。
索を行い、救出をするものとする。
災害にかかつ
た住宅の応急
修理
1
災害にかかつた住宅の応急修
災害にかかつた住宅の応急修理のため支出す
災害にかか
理は、災害のため住家が半壊 る費用は、原材料費、労務費、輸送費、事務費等 つた住宅の応
し、又は半焼し、自らの資力で すべての経費を含み、1 世帯当たり 567,000 円以 急修理は、災
は応急修理をすることができ 内とする。
害発生の日か
ない者及び災害のため大規模
ら 1 月以内に
な補修を行わなければ居住す
完了するもの
ることが困難である程度に住
とする。
家が半壊した者に対して行う
ものとする。
2
災害にかかつた住宅の応急修
理は、居室、炊事場、便所等日
常生活に必要な最小限度の部
分に対し、現物をもつて行うも
のとする。
生業に必要な資金は、生業を営むために必要
生業に必要な
生業に必要な資金の貸与は、
資金の貸与
住家が全壊し、全焼し、又は流 な機械、器具、資材等の購入費に充てるものと
失し、災害のため生業の手段を し、その貸与額は、一件(一世帯)当り生業費
失つた世帯の世帯員であつて、
具体的な事業計画を持ち、成業 については30,000円以内、就職支度費について
の見込みが確実であつて、かつ、は15,000円以内とする。なお、貸与の条件は、
償還能力のあるものに対して行 次のとおりとする。
うものとする。
(一) 貸与期間
災害にかか
つた者の救出
を実施する期
間は、災害発
生の日から 3
日以内とす
る。
生業に必
要な資金の
貸与は、災害
発生の日か
ら一箇月以
内に完了す
るものとす
る。
二年以内
(二)
利子
無利子
(三)
担保
連帯保証人一人
学用品の給与
1
学用品の給与は、住家の全壊、 学用品の給与のため支出する費用は、次の額の
学用品の
全焼、流失、半壊、半焼又は床 範囲内とする。
給与は、災害
5-3-4
上浸水(土砂の堆積等により一
時的に居住することができな
い状態となつたものを含む。)
により、学用品を喪失し、又は
損傷し、就学上支障のある小学
校児童(特別支援学校の小学部
の児童を含む。以下同じ。)中
学校生徒(中等教育学校の前期
課程及び特別支援学校の中学
部の生徒を含む。以下同じ。)
及び高等学校等生徒(高等学校
(定時制の課程及び通信制の
課程を含む。)、中等教育学校
の後期課程(定時制の課程及び
通信制の課程を含む。)、特別
支援学校の高等部、高等専門学
校、専修学校及び各種学校の生
徒をいう。以下同じ。)に対し
て行うものとする。
2
(1) 教科書代
教科書の実費
(2) 文房具費及び通学用品費
小学校児童 1 人当たり
4,200 円
中学校生徒 1 人当たり
4,500 円
発生の日から
教科書につい
ては 1 月以
内、文房具及
び通学用品に
ついては 15
日以内に完了
するものとす
る。
高等学校等生徒一人当たり 4,900 円
学用品の給与は、被害の実情に
応じ、次の品目の範囲内におい
て現物をもつて行うものとす
る。
(1) 教科書(小学校児童及び
中学校生徒に対して給与す
る場合にあっては教科書の
発行に関する臨時措置法(昭
和 23 年法律第 132 号)第 2
条第 1 項に規定する教科書
及び教科書以外の教材であ
つて、教育委員会に届け出、
又はその承認を受けて使用
するものをいい、高等学校等
生徒に対して給与する場合
にあっては正規の授業で使
用する教材をいう。以下同
じ。)
(2) 文房具
(3) 通学用品
埋葬
1
埋葬は、災害の際死亡した者に
埋葬のため支出する費用は、輸送費及び賃金職
ついて、死体の応急的な処理程 員等雇上費を含み、次の額の範囲内とする。
度のものを行うものとする。
満 12 歳以上の者 1 体当たり 208,700 円
2 埋葬は、次の範囲内において、
満 12 歳未満の者 1 体当たり 167,000 円
原則として現物をもつて実際
に埋葬を行う者に対し、給付す
るものとする。
(1) 棺(附属品を含む。)又
は棺材
(2) 火葬又は土葬
(3) 骨つぼ及び骨箱
5-3-5
埋葬は、災
害発生の日か
ら 10 日以内
に完了するも
のとする。
死体の捜索
死体の捜索は、災害のため現に 死体の捜索のため支出する費用は、舟艇その他
死体の捜
行方不明の状態にあり、かつ、周 捜索に必要な機械、器具等の借上費又は購入費、 索は、災害発
囲の事情により既に死亡している 修繕費、燃料費等とし、当該地域における通常の 生の日から 10
と推定される者に対して行うもの 実費とする。
日以内に完了
とする。
するものとす
る。
死体の処理
1
死体の処理は、災害の際死亡し
死体の処理のため支出する費用は、次の額の範
た者について、死体に関する処 囲内とする。
理(埋葬を除く。)を行うもの
(1) 死体の洗浄、縫合、消毒等の処置のため
とする。
の費用 1 体当たり 3,400 円
2 死体の処理は、次の範囲内にお
(2) 死体の一時保存のための費用
いて行うものとする。なお、検
案は、原則として救護班により
次に掲げる場合に応じ、それぞれ次に定
行うものとする。
める額(ドライアイスの購入等が必要な場
合にあつては、その購入費等として当該地
(1) 死体の洗浄、縫合、消毒
域における通常の実費を加算した額)
等の処置
(2) 死体の一時保存
ア
死体の処
理は、災害発
生の日から 10
日以内に完了
するものとす
る。
既存建物を利用する場合
施設の借上費として当該地域における
通常の実費
(3) 検索
イ
既存建物を利用することができない場
合
1 体当たり 5,300 円(輸送費及び賃金
職員等雇上費を含む。)
(3) 検案のための費用
救護班により行うことができない場合に
は、当該地域における慣行料金の額
障害物の除去
障害物の除去は、災害によつて
障害物の除去のため支出する費用は、ロープ、 障害物の
土石、竹木等が居室、炊事場、便 スコップその他除去に必要な機械、器具等の借上 除去は、災害
所等日常生活に欠くことのできな 費又は購入費、輸送費、賃金職員等雇上費等とし、発生の日から
い部分又は玄関等に運び込まれて 1 世帯当たり 134,300 円以内とする。
10 日以内に完
いるため一時的に居住することが
了するものと
できない状態にあり、かつ、自ら
する。
の資力では除去することができな
い者に対して行うものとする。
応急救助のた
めの輸送費及
び賃金職員等
雇上費の支出
応急救助のための輸送費及び賃
応急救助のため支出する輸送費及び賃金職員
応急救助
金職員等雇上費を支出する場合
等雇上費は、当該地域における通常の実費とする。のための輸送
は、次のとおりとする。
及び賃金職員
等の雇用を実
(1) 被災者の避難の場合
施する期間
は、当該救助
(2) 救済用物資の整理及び配
の実施期間と
分の場合
する。
(3) 飲料水の供給の場合
(4) 医療及び助産の場合
(5) 災害にかかつた者の救出
の場合
5-3-6
(6) 死体の捜索の場合
(7) 死体の処理の場合
災害救助法施行細則 最終改正 平成27年5月29日規則第42号 抜粋
※
この基準によっては救助の適切な実施が困難な場合には、都道府県知事は、厚生労働大臣に協議し、
その同意を得た上で、救助の程度、方法及び期間を定めることができる。
5-3-7
資料5-4
災害救助法施行細則(抜粋)、適用基準
災害救助法施行細則(抜粋)
(昭和40年10月29日愛知県規則第60号)
(趣旨)
第1条 この規則は、災害救助法(昭和22年法律第118号。以下「法」という。)、災害救
助法施行令(昭和22年政令第225号。以下「令」という。)及び災害救助法施行規則(昭
和22年総理府令、厚生省令、内務省令、大蔵省令、運輸省令第1号以下「規則」という。)
の施行に関する事項を定めるものとする。
(救助実施区域の公告)
第3条 知事は法による救助(以下「救助」という。)を実施するときは、すみやかに救助を実
施する市町村の区域を公告するものとする。
(救助の程度、方法及び期間)
第5条 令第9条の救助の程度、方法及び期間は、資料「災害救助法による救助の方法及び期間
一覧表」のとおりとする。ただし、知事はこれによることができない特別の事情があると認め
るときは、その都度厚生労働大臣に協議し、これをこえて救助を実施するものとする。
災害救助法の適用基準
1 適用の用件
(1)災害のため一定規模以上の被害を生じた場合で、被災者が現に応急救助を必要としている
こと。
(2)法による救助の要否は市、(区)、町、村単位で判定すること。
(3)原則として同一の原因による災害であること。
2 適用基準
(1)被害世帯がそれぞれ次の世帯数以上に達したときは、災害救助法を適用する。
ア.市(区)町村内の全壊、全焼、流失等による住家の滅失した世帯数がそれぞれ次の世帯
数以上に達したとき。
市(区)町村の人口
被害世帯数
5,000人未満
5,000人以上
30世帯
15,000 〃
40 〃
15,000 〃
30,000 〃
50 〃
30,000 〃
50,000 〃
60 〃
50,000 〃
100,000 〃
80 〃
100,000 〃
300,000 〃
100 〃
300,000 〃
150 〃
※ 犬山市 80世帯以上
81
5-4-1
イ.被災世帯数がアの基準に達しないが、県の被害世帯数が2,500世帯以上で、市(区)
町村の被害世帯数が次に示す世帯数以上に達したとき。
市(区)町村の人口
被害世帯数
5,000人未満
5,000人以上
15世帯
15,000 〃
20 〃
15,000 〃
30,000 〃
25 〃
30,000 〃
50,000 〃
30 〃
50,000 〃
100,000 〃
40 〃
100,000 〃
300,000 〃
50 〃
300,000 〃
75 〃
※ 犬山市 40世帯以上
ウ.被災世帯数がア又はイの基準に達しないが、県下で被害世帯数が12,000世帯以上に達し
た場合であって、市(区)町村の被害状況が、特に救助を必要とする状態にあったとき。
エ.市(区)町村の被害がア、イ及びウに該当しないが、知事において特に救助を実施する
必要があると認めた場合。
(注)適用の基準となる被害世帯の換算等の計算は、次の方法による。
(ア)住家の被害程度は、住家の滅失した世帯、即ち、全壊、全焼、流失等の世帯を基準
とし、住家が半壊、半焼等著しく損傷した世帯については、2世帯をもって、床上浸
水又は土砂たい積等により一時的に居住することができない状態になった世帯は、3
世帯をもってそれぞれ住家の滅失した一つの世帯とみなす。
(イ)被害世帯は、住家の棟数あるいは戸数とは関係なく、あくまでも世帯数で計算する。
例えば、被害戸数は一戸であっても、3世帯が居住していれば3世帯として計算する。
(ウ)飯場、下宿等の一時的寄留世帯については、生活根拠の所在地等総合的条件を考慮
して実情に即した決定をする。
(2)多数の者が生命または身体に危害を受け、または危害を受ける恐れが生じたときは、厚生
労働大臣に協議して災害救助法を適用する。
5-4-2
82
資料5-5
自主防災組織設置要綱
(目的)
第1条
この要綱は、災害対策基本法(昭和36年法律第223号)第5条第2項の規定に基づき地域並
びに住民の生命、身体及び財産を地震等災害から保護するため住民の隣保協同の精神に基づく自発的
な防災活動を行う自主防災組織の設置推進を図ることを目的とする。
(設置推進活動)
第2条 市は自主防災組織設置の推進を図るため、防災関係機関との連携を図り、次の各号に掲げる活
動を実施する。
(1)広 報 活 動
隣保共同の精神に基づく自発的な防災組織の必要性を認識させ、あわせて防
災意識の高揚を図るための広報活動
(2)防 災 教 育
町会長等、地域の防災指導者を対象とする自主防災組織づくりの指導及び災
害並びに防災に関する知識の徹底を図るための防災教育
(3)防災物品の助成
自主防災組織の基礎作りと、活動を推進するため必要となる資材等の供与
(4)防 災 訓 練
自主防災組織が実施する防災訓練に対する助言及び協力並びに「防火防災訓
練災害補償等共済制度」への加入
(重点設置推進地区)
第3条 自主防災組織の設置は、全市的に推進するが、次の各号に掲げる被災危険の高い地域を 重点
的に行うものとする。
(1)木造家屋が密集している地域
(2)消防水利の不足してる地域
(3)道路事情等により消防活動の困難な地域
(4)その他市長が特に必要と認める地域
(組織の規模)
第4条 自主防災組織の形成単位は、次の各号に掲げる条件を基本とし、1町内会又は数町内会を単位
とする。
(1) 住民が連帯感に基づいて、防災活動行うことが期待される規模であること。
(2) 住民の基礎的な日常生活圏域として一体制を有する地域であること。
(組織の名称)
第5条 自主防災組織は、「○○防災会」と称する。
(組織の編成)
第6条 自主防災組織は、災害発生時の応急活動を迅速かつ効果的に行うため、次の活動班を基本とす
る編成をするものとする。
(1)1町内会を単位とした編成
情報班(情報の収集、伝達)
消火班(消火器等による消火)
会長
副会長
救出救護班(負傷者の救出救護)
避難誘導班(住民の避難誘導等)
給食・給水班(給食・給水活動)
5-5-1
52
(2)数町内会を単位とした編成
情報班
消火班
本
部
救出救 護班
避難誘 導班
給 食 ・給 水 班
会長
副会長
情報班
消火班
○○地区
救出救 護班
避難誘 導班
給 食 ・給 水 班
情報班
消火 班
○○地区
救出 救護班
避難 誘導班
給食・給水 班
(組織の活動)
第7条 自主防災組織は、次の各号に掲げる活動を行うものとする。
(1)平常時の活動
ア 防災知識の普及
地域住民の防災意識を高揚するための知識の普及
イ 火気使用設備器具等の
火気使用設備器具、危険物品等大地震発生時被害の発生又は拡大
点検
ウ 防災に必要な物資及び
資機材の備蓄
エ 防災訓練の実施
の原因となるものの点検
消火用資機材、応急手当用医療品、救急工作用資機材等防災活動
に必要な資機材の備蓄
災害発生時に応急活動が的確に行えるよう必要な知識、技術を習
得するための防災訓練の実施
(2)災害時の応急活動
ア 情報の収集及び伝達
被害状況等を正確かつ迅速に把握し、適切な応急措置をとるため、
防災関係機関等と連絡を密にするとともに、必要と認める情報を
地域住民に伝達する。
イ 出火防止及び初期消火
地震等が発生した場合、直ちに各家庭に火の始末を呼びかけ、出
火した場合は消火にあたる。
ウ 避難誘導
避難勧告、指示が出た場合、地域住民が避難場所へ混乱なく、安
全に避難できるように誘導する。
エ 被災者の救護、救急
その他の保護
建物の倒壊、落下物等により救出、救護を要する者が生じたとき
は、直ちに救出救護活動を行う。
オ 給食及び給水
炊出し及び食品、飲料水の配給にあたる。
カ 警戒宣言発令時に
警戒宣言の内容を正確に伝達するとともに、対応策を協議する。
おける対応措置
附 則
この要綱は、昭和56年4月1日から施行する。
5-5-2
53
資料5-6
犬山市自主防災組織設置助成要綱
(目的)
第1条 この要綱は、市民による地域の自主防災組織(以下「防災会」という。)の設置につい
て、犬山自主防災組織設置要綱(次条において「設置要綱」という。)第2条第3号に規定する助
成を行い、これを育成することにより、もって地震その他の災害による被害の防止及び軽減を図る
ことを目的とする。
(助成措置)
第2条 市長は、地域団体が設置要綱の定めるところに準拠し、防災会を設置したときは、当該防
災会に活動上必要な資機材等を交付することができる。
(助成の方法等)
第3条 助成は、現物給与の方法によるものとし、予算の範囲内で市長が定める。
2 助成は、1防災会につき、1回限りとする。
(申請の手続)
第4条 この要綱による助成措置を受けようとする防災会は、助成措置適用申請書(様式第1)を
市長に提出しなければならない。
2 前項の申請書は、防災会結成後速やかに提出しなければならない。
(決定通知)
第5条 市長は、前条の規定により申請書の提出があったときは、申請事項を調査し、助成措置を
適用と認めたときは,助成措置決定通知書(様式第2)により申請者に通知するものとする。
2 市長は、前項の規定により補助を決定する場合において防災会の目的を達成するため必要と認
めたときは条件を付すことができる。
(変更届)
第6条 防災会は、第4条の規定により提出した申請書の記載事項に変更があったときは、速やか
にその旨を市長に届け出なければならない。
(届出)
第7条 防災会は、規約、防災計画及び役員に変更があったときは、速やかにその旨を市長に届け
出なければならない。
(委任)
第8条 この要綱に定めるもののほか、必要な事項は、市長が定める。
附 則
この要綱は、昭和56年4月1日から施行する。
5-6
54
資料6-1
防災備蓄倉庫
名
(H27.3.31現在)
称
所
在
地
面
積
構
造
等
1 南部 防災備蓄倉庫
羽黒新田字上堅筬1-1
50.00 ㎡ RC造
2 城東 防災備蓄倉庫
富岡字株池113-1
50.00 ㎡ RC造
3 西小学校 防災備蓄倉庫
上坂町五丁目2
7.80 ㎡ スチール物置
4 城東小学校 防災備蓄倉庫
塔野地字東屋敷1
7.80 ㎡ スチール物置
5 楽田小学校 防災備蓄倉庫
犬山市字城山97
7.80 ㎡ スチール物置
6 天神町 防災備蓄倉庫
天神町四丁目80
60.00 ㎡ RC造
7 丸の内 防災備蓄倉庫
犬山字北古券95-4
24.84 ㎡ 木造
8 栗栖小学校 防災備蓄倉庫
栗栖字野口455
8.00 ㎡ スチール物置
9 今井小学校 防災備蓄倉庫
今井字若宮8
8.64 ㎡ プレハブ造
10 村田機械㈱ 防災備蓄倉庫
橋爪字中島2
8.64 ㎡
11 長者町会館 防災備蓄倉庫
長者町一丁目1
8.00 ㎡ スチール物置
12 池野小学校 防災備蓄倉庫
杁下51
8.00 ㎡ スチール物置
13 犬山北小学校 防災備蓄倉庫
犬山字北古券2
7.00 ㎡ スチール物置
14 東小学校 防災備蓄倉庫
羽黒字向浦55-8
7.00 ㎡ スチール物置
犬山字中ノ宮43-1 外1
7.00 ㎡ スチール物置
16 犬山南小学校 防災備蓄倉庫
橋爪字末友28
4.70 ㎡ スチール物置
17 城東中学校 防災備蓄倉庫
塔野地字田口洞39-101
4.70 ㎡ スチール物置
18 犬山中学校 防災備蓄倉庫
木津字宮前15
6.00 ㎡ スチール物置
19 市役所防災備蓄倉庫(4基)
犬山字薬師5
62.36 ㎡ スチール物置
20 前原老人憩の家 防災備蓄倉庫
前原字横町1-1
6.80 ㎡ スチール物置
21 上木子ども未来園 防災備蓄倉庫
上野新町289
9.77 ㎡ スチール物置
22 丸山子ども未来園 防災備蓄倉庫
犬山字辰ヶ池45-2
9.42 ㎡ スチール物置
23 橋爪子ども未来園 防災備蓄倉庫
橋爪字大浦屋敷37
7.91 ㎡ スチール物置
15
丸山地区学習等供用施設
防災備蓄倉庫
体育館2階一部
(間仕切り)
24 五郎丸子ども未来園 防災備蓄倉庫五郎丸字上前田7
7.91 ㎡ スチール物置
25 城東第2子ども未来園 防災備蓄倉庫 前原字南中根1
7.91 ㎡ スチール物置
26 犬山市民健康館 防災備蓄倉庫
前原字橋爪山15
16.34 ㎡ スチール物置
27 城東小学校 防災備蓄倉庫
塔野地字東屋敷1
9.77 ㎡ スチール物置
28 羽黒南子ども未来園 防災備蓄倉庫 羽黒字寺海道30
29 南部中学校 防災備蓄倉庫
羽黒新田字畑田1
30 楽田東子ども未来園 防災備蓄倉庫 番前5-3
9.77 ㎡ スチール物置
20.75 ㎡ スチール物置
7.91 ㎡ スチール物置
31 石作公園 防災備蓄倉庫
松本町4丁目89番地
16.34 ㎡ スチール物置
32 犬山北小学校 防災備蓄倉庫
犬山字北古券2
16.34 ㎡ スチール物置
33 犬山南小学校 防災備蓄倉庫
犬山字北首塚2
7.92 ㎡ スチール物置
34 栗栖小学校 防災備蓄倉庫
栗栖字野口455
9.77 ㎡ スチール物置
35 上坂公園 防災備蓄倉庫
橋爪字末友28
9.77 ㎡ スチール物置
36 犬山高等学校 防災備蓄倉庫
上坂町四丁目43
37 塔野地公民館 防災備蓄倉庫
塔野地字西中ノ切26
9.77 ㎡ スチール物置
38 今井小学校 防災備蓄倉庫
今井字若宮8
9.77 ㎡ スチール物置
39 東小学校 防災備蓄倉庫
羽黒安戸西一丁目2
9.77 ㎡ スチール物置
40 羽黒児童センター 防災備蓄倉庫
犬山市大字羽黒字貴船浦5-4
9.77 ㎡ スチール物置
41 楽田西子ども未来園 防災備蓄倉庫
犬山市字二タ田16
7.92 ㎡ スチール物置
42 池野小学校 防災備蓄倉庫
犬山市字杁下51
9.77 ㎡ スチール物置
6-1
16.34 ㎡ スチール物置
資料6-2
主要避難所に配備済みの備蓄物資一覧
H27.9末
配備避難所(防災倉庫内)
犬
山
北
小
学
校
犬
山
南
小
学
校
今
井
小
学
校
城
東
小
学
校
栗
栖
小
学
校
東
小
学
校
楽
田
小
学
校
池
野
小
学
校
犬
山
中
学
校
城
東
中
学
校
南
部
中
学
校
犬
山
高
校
合
計
6-2
アルファ米
食
1,000
1,000
950
1,000
1,000
1,000
1,000
900
1,000
1,000
800
900
1,000
12,550
ビスケット
食
300
300
300
300
300
300
300
300
300
300
300
300
300
3,900
クラッカー
食
280
280
280
700
280
280
280
140
280
280
280
280
3,640
えいようかん
食
200
200
200
200
200
200
200
200
200
200
200
200
200
2,600
保存水
500ml
本
480
480
480
480
384
480
480
480
240
480
480
480
336
5,760
保存水
1.5L
本
200
200
150
200
200
200
200
200
200
220
200
270
2,440
毛布
枚
200
120
108
110
110
120
100
100
100
10
370
50
1,498
大人用おむつ
枚
168
168
168
168
168
168
168
256
168
168
168
168
176
2,280
尿とりパッド
枚
180
180
180
180
180
180
264
180
180
180
子ども用おむつ
枚
780
780
780
780
780
780
780
780
780
780
216
780
生理用品
枚
1,184
1,184
1,184
1,184
752
1,184
1,184
1,184
592
592
752
1,184
1,184
13,344
60
60
60
60
60
60
60
60
60
60
60
60
60
780
3
トイレットペーパー
資
機
材
犬
山
西
小
学
校
ロール
1,884
8,796
仮設トイレ(組立トイレ)
基
2
4
4
4
4
4
4
4
4
4
1
4
簡易トイレ
基
10
10
10
10
15
10
10
10
10
10
10
10
125
簡易トイレ用凝固剤
個
2,000
2,000
2,000
1,000
2,000
1,000
2,000
2,000
2,000
2,000
2,000
2,000
22,000
2
1
1
2
2
2
2
2
2
2
2
かまどセット
基
1
セット
2
2
2
1
1
カセットコンロ
個
2
2
2
2
2
投光機
台
2
1
2
1
2
1
2
発電機
台
3
2
2
2
1
1
2
ブルーシート
枚
50
40
50
50
50
50
50
50
テント
基
1
1
1
1
懐中電灯
個
2
2
2
2
2
2
コードリール
個
2
3
2
2
2
土のう袋
枚
救急医薬品セット
個
リヤカー
台
担架
台
炊出セット
1
1
1
2
100
2
2
2
200
300
2
1
46
6
3
18
2
2
22
2
2
2
2
23
2
2
2
1
22
50
50
50
50
50
640
1
7
2
2
2
2
2
24
2
2
2
2
2
2
200
2
3
2
2
2
2
2
2
2
2
2
2
2
2
2
2
2
2
2
2
1
2
25
1
2
27
800
1
2
23
資料6-3
防災集中備蓄倉庫
名
称
面
積
構
造 等
勤労青少年ホーム
123.22㎡
RC造・スチール物置
市役所
62.36㎡
スチール物置
城東出張所
50㎡
RC造(屋内の一部)
内田防災公園事業用地
(旧名証犬山総合運動場)
(予定)
66㎡
RC造(屋内の一部)
新犬山市体育館 (予定)
45㎡
RC造(屋内の一部)
6-3
資料7-1
気象観測施設、設備等
(ア) 雨量観測所
観測所名
設
置
場
所
管 理 者
犬
山
犬山市大字五郎丸字下前田1(犬山市消防本部)
犬山市
犬
山
犬山市富岡小野洞1097-76(旧尾張有料道路事務所内)
愛知県
楽
田
犬山市字角池(山の田公園内)
〃
今
井
犬山市大字今井字成沢(今井南インターチェンジ西)
〃
※ 犬山市消防本部 ℡0568-65-0119
※ 愛知県ホームページ 「愛知県川の防災情報」
(イ) 水位・流量観測所
河 川 名
観測所名
木 曽 川
犬 山
設 置 場 所
犬山市大字栗栖字大平
管 理 者
中部地方整備局
※ 国土交通省自動観測センター(今渡テレメータ) ℡058-253-7744
※ 国土交通省ホームページ http://www.info.kisosansen.go.jp/
※ 水防団待機水位 5.80、はん濫注意水位 9.20、出動水位 10.40、避難判断水位 11.60、
はん濫危険水位 12.10、計画高水位 14.21〔単位:m〕
(既歴最高水位 13.14m S58.9.29)
(ウ) 水位観測所
水 系 名
木 曽 川
〃
河 川 名
設 置 場 所
郷 瀬 川 ※1 犬山市大字犬山字一本杉33-3
新郷瀬川 ※2 犬山市大字羽黒字外山地先
管 理 者
愛知県
〃
※1 水防団待機 1.30、はん濫注意 2.00、出場 2.60、はん濫危険 3.50
※2 水防団待機 1.46、はん濫注意 2.11、出場 2.61、はん濫危険 3.41
(エ) 水位観測所
観測所名
入 鹿 池
設
置
場
所
管 理 者
入鹿用水
犬山市字神尾
土地改良区
※ 入鹿池水位テレメータ ℡0568-67-1979
満水位:92.00
(オ) 地震観測所
観測所名
設
置
場
所
犬
山
犬山市字八曽名大犬山地震観測所
犬
山
犬山市大字五郎丸字下前田1(犬山市消防本部)
※消防本部の観測結果は、気象庁のホームページ「地震情報」
7-185
管 理 者
名古屋大学
愛知県
資料7-2
消防水利施設設置状況
地
区
名
犬 山
管 区
区 分(口径)
1
2
城 東
羽 黒
3
4
75mm以下
10
16
14
6
10
100mm
18
35
23
20
13
125mm
消
火
栓
(平成27年4月1日現在)
楽 田 池 野
合 計
5
6
56
3
2
112
2
150mm
34
32
39
22
46
6
179
200mm
10
16
5
20
13
2
66
250mm
4
9
8
300mm
12
2
18
350mm以上
4
2
92
112
合
計
8
29
1
1
34
3
2
4
15
112
71
95
11
493
無
蓋
0
有
蓋
無
蓋
有
蓋
9
無
蓋
1
有
蓋
34
54
90
86
68
16
348
無
蓋
1
0
0
0
0
0
1
有
蓋
46
69
95
100
74
19
403
47
69
95
100
74
19
404
20㎡未満
20㎡~
40㎡未満
防
火
水
槽
3
4
3
10
0
11
2
14
6
3
45
1
40㎡以上
計
合
計
整備予定
容量
設置
年度
堀田公会堂
40㎡
H28
羽黒東部老人憩の家
40㎡
H29
(仮称)竹林公園
40㎡
H30
名
称
7-2
資料7-3
災害救助に必要な車両、防疫器具、給水用具、無線等
(1)車両
名称
数 量
乗用車
9
総務課 5 健康推進課 3 水道課 1
ライトバン
10
総務課 8 水道課 1 ごみ減量推進課 1
ワゴン車
8
長寿社会課 2 福祉課 1 社会教育課 1 総務課 4
ダンプカー
3
道路維持課 1 ごみ減量推進課 2(クレーン付)
トラック
4
水道課 1 観光課 1 総務課 1
バス
4
福祉課 3 健康推進課 1
消防車
17
消防署 11(梯子車 1 ポンプ車 5 搬送車 1 化学車 1 水槽
車 1 査察広報車 1 災害対策車 1 )、消防団 6 (ポンプ車)
救急車
3
消防署 3
軽四輪車
56
総務課 28 子ども未来課 3 長寿社会課 2 健康推進課 13
消防署 2 ごみ減量推進課 2 水道課 4 地域活動推進課 2
二輪車
5
総務課 3 消防署(赤バイ) 2
手押し一輪車
2
道路維持課 1 消防署 1
ミニホイール
ショベルローダー
削岩機
司令車
資機材搬送車
救助工作車
灰出しダンプカー
身体障害者搬送車
緊急給水車
(4t/3.4㎥)
1
1
4
2
2
1
1
4
ごみ減量推進課 1
ごみ減量推進課 1
消防署 4
消防署 2(司令車 1 消防広報車 1 )
消防署 2(輸送車 1 積載車 1 )
消防署 1
ごみ減量推進課 1
長寿社会課 4
1
水道課 1
(2)防疫機具
品
名
四兼機
背負式噴霧器
電動噴霧器
数量
2
1
1
(3)給水用具
品
名
給水タンク
飲料水容器
非常飲料水袋
応急給水栓
数 量
5
106
8,600
6
(4)無線
品名
防災行政無線
消防専用超短波無線
主
主
管
管
課
健康推進課
〃
〃
主
管
課
水道課 4
防災安全課 1 (防災資機材倉庫)
水道課 100 体育館 6
防災安全課 3,000(防災資機材倉庫) 水道課 5,600
水道課 6
数量
主
管
38 防災安全課(基地局 1 移動局 37)
35
課
消防署(基地局 1 移動局 34)
7-3
課
資料7-4
犬山市防災行政無線一覧表
固定局
局 種 別
呼 出 符 号
電 波
周 波 数
電 力
設 置 場 所
犬山市大字犬山
基地局
ぎょうせいいぬやま
F3E 466.025MHz 10W
字東畑36番地
基地局
いぬやまぼうたい
F3E 466.775MHz
〃
〃
※遠隔制御器6:健康福祉部、都市整備部、生活環境部、教育部、水道部、総務部
移動局
局種別 呼 出 符 号 電 波
周 波 数
電 力
車載型 いぬやま1 F3E 466.025MHz 10w
466.775MHz
いぬやま2
〃
〃
〃
〃
いぬやま3
〃
〃
〃
〃
いぬやま4
〃
〃
〃
〃
〃
いぬやま5
〃
〃
〃
いぬやま6
〃
〃
〃
〃
いぬやま7
〃
〃
〃
〃
いぬやま8
〃
〃
〃
〃
いぬやま9
〃
〃
〃
〃
可搬型 いぬやま10 〃
〃
〃
車載型 いぬやま11 〃
〃
〃
〃 いぬやま12 〃
〃
〃
〃 いぬやま13 〃
〃
〃
〃 いぬやま14 〃
〃
〃
〃 いぬやま15 〃
〃
〃
〃 いぬやま16 〃
〃
〃
〃 いぬやま17 〃
〃
〃
〃 いぬやま18 〃
〃
〃
〃 いぬやま19 〃
〃
〃
〃 いぬやま20 〃
〃
〃
〃 いぬやま21 〃
〃
〃
〃 いぬやま22 〃
〃
〃
いぬやま23
〃
〃
〃
〃
〃 いぬやま24 〃
〃
〃
〃 いぬやま51 〃
〃
〃
〃 いぬやま53 〃
〃
〃
〃 いぬやま54 〃
〃
〃
〃 いぬやま57 〃
〃
〃
〃 いぬやま58 〃
〃
〃
〃 いぬやま59 〃
〃
〃
携帯型 い ぬ や ま 1 0 1
5w
〃
〃
〃 いぬやま102 〃
〃
〃
〃 いぬやま103 〃
〃
〃
〃 いぬやま104 〃
〃
〃
〃 いぬやま105 〃
〃
〃
※
緊 = 災害時の事前登録済緊急車両
設置場所
備
犬山市大字犬山 収納課(アルト)
字東畑36番地
総務課(エブリィ)
福祉課(エブリィ)
ごみ減量推進課(プロボックス)
予備
〃
下水道課(プロボックス)
〃
総務課(エブリィ)
〃
社会教育課(タウンエース)
〃
健康推進課(キャリー)
〃
犬山字北白山平6 白山浄水場
道路維持課(エルフ)
緊
犬山字東畑36
道路維持課(エブリィ)
緊
〃
総務課(リベロ)
緊
〃
総務課(ハイゼット)
〃
福祉課(エブリィ)
〃
総務課(エブリィ)
〃
防災安全課(プロボックス) 放 緊
〃
道路維持課(プロボックス)緊
〃
総務課(プロボックス)
放
〃
農林治水課(キャリー)
緊
〃
歴史まちづくり課(カローラ)
〃
総務課(プロボックス)
放
〃
公園緑地課(プリウス)
〃
道路維持課(ダイナー)
緊
〃
水道課(ラブ4)
緊
〃
水道課(ハイゼット)
緊
放
〃
水道課(パートナー)
緊
〃
総務課(アルト)
緊
〃
総務課(アルト)
緊
〃
水道課(キャリー)
緊
〃
五郎丸字下前田1 予防防災課
防災室
犬山字東畑36
防災室
〃
防災室
〃
防災室
〃
〃
〃
〃
放 = 拡声装置付
7-4
88
考
資料7-5
消防本部、署、消防団保有の消防力
(平成27年4月1日現在)
区 分
所 属
消
消
類
小型動力ポンプ付水槽車
水槽付消防ポンプ車
ポンプ車(CD-1型)
ポンプ車(CD-1型)
ポンプ車(CD-1型)
梯 子 車 ( 3 8 M 級 )
救 助 工 作 車
社
名
日
日
日
三
日
日
日
野
野
野
菱
野
野
野
防
署
本
北
出
張
所
南
出
張
所
消
1分団
司
令
車
消防広報車
査 察 広 報 車
積
載
車
輸
送
車
災 害 対 策 車
多 目 的 搬 送 車
高 規 格 救 急 車
消防活動二輪車(1)
消防活動二輪車(2)
防 火 指 導 車
器具搬送車
小 型 動 力 ポ ン プ
2分団
3分団
4分団
5分団
団
(初年度) 名
H9.12
H25.2
H26.2
H16.2
H24.1
H8.12
H17.2
トヨタ
H8.1
トヨタ
H27.1
トヨタ
H13.2
トヨタ
H18.7
トヨタ
H17.9
トヨタ
H11.9
トヨタ H20.11
トヨタ H21.12
ヤマハ
H22.3
ヤマハ
H22.3
スズキ
H25.8
ダ イ ハ ツ H23.4
H7.8
称
ン
プ
型
式
トーハツ
モ リ タ
片吸込1段タービン
長野ポンプ
〃
モ リ タ
長野ポンプ
2段バランスタービン
高圧2段バランスタービン
〃
備
考
10,000L B2
A2(CAFS)
A2
A2
A2
コンピューター制御
2.9t クレーン
6分団
乗用
乗用
ライトバン
トラック3t
250cc
250cc
トーハツ
片吸込1段タービン
水槽付消防ポンプ車
高 規 格 救 急 車
日 野
トヨタ
H15.2
H16.1
モリタ
2段バランスタービン
A1
化 学 車 ( Ⅱ 型 )
高 規 格 救 急 車
日
日
野
産
H26.9
H18.11
小川ポンプ
2段バランスタービン
A2
消 防 ポ ン プ 車
三
菱
H14.12
日本機械 2段バランスタービン
A2
H7.8
トーハツ
片吸込1段タービン
B3
H16.12
日本機 械
2段バランスタービン
A2
H10.12
トーハツ
片吸込1段タービン
B3
H26.12
小川ポンプ
2段バランスタービン
A2
H7.8
トーハツ
片吸込1段タービン
B3
H8.11
日本機 械
2段バランスタービン
A2
H7.8
トーハツ
片吸込1段タービン
B3
H12.11
モ リ タ
2段バランスタービン
A2
H7.8
トーハツ
片吸込1段タービン
B3
H18.3
モ リ タ
2段バランスタービン
A2
H7.8
トーハツ
片吸込1段タービン
B3
小 型 動 力 ポ ン プ
防
ポ
登録年
600W×4照明付
防
部
種
消 防 ポ ン プ 車
日
野
小 型 動 力 ポ ン プ
消 防 ポ ン プ 車
トヨタ
小 型 動 力 ポ ン プ
消 防 ポ ン プ 車
三
菱
小 型 動 力 ポ ン プ
消 防 ポ ン プ 車
三
菱
小 型 動 力 ポ ン プ
消 防 ポ ン プ 車
小 型 動 力 ポ ン プ
日
野
7-5
資料7-6
名
ヘリポート可能箇所
称
木 曽 川
犬山緑地
八曽国有林監視広場
栗栖園地
所
在
地
犬山市大字木津
(木曽川河川敷)
犬山市字八曽
犬山市大字栗栖字古屋敷地先
管 理 者
電
話
犬山市長
61-2668
愛知森林管理事務所長
0536-22-1101
犬山市長
61-1800
着陸地点には、下記基準の  記号を風と平行方向に向けて表示するとともに、ヘリポート近く
に上空から風向、風速の判定ができる吹き流しを掲揚。
60cm
以上
2m 以上
7-6
90
20cm
以上
資料7-7
緊急借上車両・舟艇等
1 緊急借上車両(防災協力会)
車両
台数
1
ショベル系掘削機
57
2
ダンプトラック6t未満
50
3
トラッククレーン
2
4
ユニック車4t
7
2 緊急借上舟艇(個人所有)
船種
1
数量(隻)
ボート
410
3 指定給水装置工事事業者所有 建設機械一覧表
機種
1
2
ペイローダー
3
4
5
バックホウ
6
7
ダンプカー
8
9
トラック
規格
台数
0.5 ㎥
2
0.6 ㎥
1
0.8 ㎥
3
0.2 ㎥以上
13
0.2 ㎥未満
25
3t
4
2t
14
軽
15
2t 未満
29
10 発電機
21
11 排水ポンプ
29
7-7
資料7-8
飲料水の取水箇所
地震災害時には、犬山配水池(現況貯水量5,000㎥)、前原配水池(現況貯水量2,000㎥)、羽黒
配水池(現況貯水量1,500㎥)、城東配水池(現況貯水量1,000㎥)、四季の丘配水池(現況貯水量
2,500㎥)の6箇所に設置されている緊急遮断弁が設定加速度200ガル(震度5強程度)で作動し、
飲料水として確保されている。
※この6箇所の現況貯水量については時間帯によって異なるため、おおむね確保できる目安とし
て記載したものである。
設備の概要
施 設 名
設
備
形
状
寸
法
数量
W19.9×L32.4×水深4.0m
配水池
犬山配水場
有効容量:10,316㎥ RC造
4
水位:HWL+104.5m LWL+100.5m
緊急遮断弁
φ700 設定加速度200ガル(震度5強程度)
1
手動復帰
φ14.0m×水深13.0m
配水池
前原配水池
有効容量:2,000㎥ PC造
1
水位:HWL+132.5m LWL+119.5m
緊急遮断弁
φ250 設定加速度200ガル(震度5強程度)
1
手動復帰
φ20.0m×水深5.0m
配水池
羽黒浄水場
有効容量:1,570㎥ PC造
1
水位:HWL+47.3m LWL+42.3m
緊急遮断弁
φ250 設定加速度200ガル(震度5強程度)
1
手動復帰
φ13.5m×水深7.0m
配水池
城東浄水場
有効容量:1,000㎥ PC造
1
水位:HWL+63.3m LWL+56.3m
緊急遮断弁
φ300 設定加速度200ガル(震度5強程度)
1
手動復帰
φ28.0m×水深8.2m
配水池
四季の丘配水池
有効容量:5,046㎥ PC造
水位:HWL+153.1m
緊急遮断弁
LWL+149.0m
φ200 200ガル(震度5強程度)
手動復帰
7-8
1
1
資料7-9
1
警戒宣言発令に伴う緊急輸送路の交通規制等
緊急交通路の確保
(1)
第1次
ア
強化地域規制
次の各インターチェンジにおいて、一般車両に対し、流入の制限及び強化地域内
の高速道路等における走行の抑制を行う。
路
線
名
流入を制限するIC
東名高速道路
県内の全IC(春日井IC下り線を除く。)
伊勢湾岸道路
県内全IC
東海環状自動車道
せと品野ICを除く県内全IC(岐阜方面域を除く)
名古屋瀬戸道路
全IC
東名阪自動車道
県内全IC
名古屋高速道路
全IC
知多半島道路
全IC
南知多道路
全IC
知多横断道路
全IC
中部国際空港連絡道路
全IC
イ
強化地域周辺規制
強化地域内への流入を極力制限するために、一般車両に対し、次の主要箇所にお
いて必要な規制等を行う。
交差点名
一色下方
梅須賀
(2)
路線名
国道 155号
(主)一宮蟹江線
住所
規制方向
稲沢市一色下方町
南進
稲沢市梅須賀町
南進・東進
中之郷南
国道 22号
北名古屋市中之郷南
南進
豊場
国道 41号
西春日井郡豊山町
南進
鳥居松北
国道 19号
春日井市瑞穂通1丁目
南進
高蔵寺北
国道 155号
春日井市高蔵寺町
南進
新大橋南
国道 363号
瀬戸市共栄通3丁目
南進・西進
東本町
国道 155号
瀬戸市共栄通1丁目
南進
小原トンネル北
国道 419号
豊田市大々蔵連町
南進
上郷大橋北
国道 153号
豊田市大野瀬町
西進
第2次
避難及び地震防災応急対策に支障が生じる事態が発生した場合、必要な交通規制の
見直しを行う。
2
広域交通規制
交通の混乱を防止し、かつ緊急輸送を確保するため、交通の状況に応じて、警察庁の
指定する「広域交通指定道路」又は「広域交通検問所」のうちから区間又は地点を指定
一般車両を対象とした必要な交通規制を行う。
7-9-1 94
し、
【広域交通規制道路】
国
道
1号、19号、23号、41号、42号
高速道路
中央自動車道西宮線(名神高速道路を除く)
中央自動車道西宮線(名神高速道路)
第一東海自動車道(東名高速道路)
東海北陸自動車道
名古屋高速道路
東海環状自動車道
第二東海自動車道横浜名古屋線(伊勢湾岸自動車道)
伊勢湾岸道路
近畿自動車道(伊勢湾岸自動車道)
近畿自動車道(東名阪自動車道)
【広域交通検問所】
名
3
称
検問地点
道
路
西八町交差点
豊橋市八町通
国道1号
坂下交番前
春日井市坂下町
国道19号
名四町交差点
名古屋市港区
国道23号
五郎丸交番前
犬山市橋爪東
国道41号
豊川インター
豊橋市麻生田町
東名高速道路
小牧東インター
小牧市大字野口
中央道(西宮線)
名古屋西インター
海部郡七宝町
東名阪自動車道
黒川インター
名古屋市北区田幡
名古屋高速道路
一宮木曽川インター
一宮市大字大毛
東海北陸自動車道
せと赤津インター
瀬戸市巡間町
東海環状自動車道
広域的な避難場所の周辺道路
避難場所としての機能を確保するため、駐車禁止、一方通行及び指定方向外進行禁止
規制等の必要な交通規制を行う。
4
交通規制の方法
警戒宣言発令時の交通規制は、大規模地震対策特別措置法第24条並びに道路交通法
第5条及び第6条により行うこととし、大規模地震対策特別措置法による場合は、同法
施行令第11条に基づく交通規制標示の設置、道路管理者及び関係公安委員会への通知を
行うものとする。
5
(1)
交通規制を行う地域、路線及び区間における車両等の措置
通行の禁止又は制限を行った路線上の車両については、直ちにこれを同路線以外の
道路へ誘導撤去させるとともに、その走行を極力抑制する。
(2)
強化地域内へ入ろうとする車両にあっては、その流入を極力抑制する。
(3)
通行の禁止又は制限をされている路線上の駐車車両については、直ちに移動の広報、
指導を行い、状況により必要な措置を講ずる。
7-9-295
資料8-1
気象予報警報の地域細分及び種類と発表基準
平成22年6月現在
気象予報警報等に係る愛知県予報区の二次細分区域(8細分区域)
(名古屋地方気象台)
愛知県の地域細分
一次細分区域名
二次細分区域名
該当市町村
名古屋市、瀬戸市、春日井市、犬山市、
①
尾張東部
小牧市、尾張旭市、豊明市、日進市、
長久手市、東郷町
一宮市、津島市、江南市、愛西市、
清須市、稲沢市、岩倉市、北名古屋市、
②
尾張西部
西
部
弥富市、あま市、扶桑町、大口町、
豊山町、大治町、蟹江町、飛島村
半田市、常滑市、東海市、大府市、
③
知多地域
知多市、東浦町、阿久比町、武豊町、
美浜町、南知多町
岡崎市、碧南市、刈谷市、安城市、
愛知県
④
西三河南部
西尾市、知立市、高浜市、一色町、吉
良町、幡豆町、幸田町
⑤ 西三河北西部
豊田市(西三河北東部の区域を除く)、
みよし市
⑥ 西三河北東部
豊田市(旭支所、足助支所、稲武支所
及び下山支所管内に限る)
東
部
⑦
東三河北部
新城市、設楽町、東栄町、豊根村
⑧
東三河南部
豊橋市、豊川市、蒲郡市、田原市、
音羽町、御津町、小坂井町
1
※平成22年5月27日より、気象警報・注意報等の発表単位が市町村毎に変更
8-1-1
2
気象、水象に関する予報警報
名古屋地方気象台が異常気象等によって県下 に災害が起こる恐れがあると予想したと
き発表するもの。
(1)特別警報
種 類
基 準
台風や集中豪雨により数十年に一度の降雨量となる大雨が予想され、若しくは、
数十年に一度の強度の台風や同程度の温帯低気圧により大雨になると予想される場合
大雨
暴風
数十年に一度の強度
の台風や
同程度の温帯低気圧
により
高潮
波浪
暴風が吹くと予想される場合
高潮になると予想される場合
高波になると予想される場合
数十年に一度の強度の台風や同程度の温帯低気圧により雪を伴う暴風が吹くと
予想される場合
暴風雪
大雪
数十年に一度の降雪量となる大雪が予想される場合
津波
高いところで3メートルを超える津波が予想される場合
(大津波警報を特別警報に位置づける)
地震
(地震動)
震度6弱以上の大きさの地震動が予想される場合
(緊急地震速報(震度6弱以上)を特別警報に位置づける)
(2)警 報
種
類
暴風警報
暴風雪警報
大雨警報
発
表
基
準
暴風によって重大な災害のおそれがある場合。
具体的には次の条件に該当する場合である。
平均風速が陸上 20m/s以上、海上 23m/s以上になると予想される場合。
暴風雪によって重大な災害のおそれがある場合。
具体的には次の条件に該当する場合である。
降雪を伴い、平均風速が陸上で 20m/s以上、海上で 23m/s以上になると予想さ
大雨によって重大な災害のおそれがある場合。
れる場合。
具体的には区域内の市町村で下記の基準に到達することが予想される場合である。
※市町により基準が異なる 。
地域 (尾張東部) 1時間雨量
土壌雨量指数
平坦地:70 mm
犬 山 市
112
平坦地以外:80 ㎜
そ の 他 市 町
50 ㎜ ~ 70 ㎜
100 ~ 130
※土壌雨量指数…降雨による土砂災害発生の危険性を示すもので、土壌中に
貯まっている雨水の量を示す指数。(数値は気象庁にて設定)
大雪警報
高潮警報
大雪によって重大な災害の起こるおそれがある場合。
具体的には次の条件に該当する場合である。
24時間の降雪の深さが平地で 20cm 以上、山地で 30cm 以上になると予想される場
台風などによる海面の異常上昇によって重大な災害の起こるおそれがある場 合。
合。
具体的には次の条件に該当する場合である。
潮位が名古屋港では、TP上、 2.5m以上になると予想される場合。
8-1-2
風浪・うねりなどによって、重大な災害の起こるおそれがある場合。
具体的には、有義波高が内海で3m以上、外海で6m以上になると予想される場合。
洪水によって重大な災害の起こるおそれがある場合。
具体的には区域内の市町村で下記の基準に到達することが予想される場合である。
※市町により基準が異なる 。
地域(尾張東部) 1時間雨量
流域雨量指数
犬山市
平坦地:70 mm
五条川流域 16
平 坦 地 以 外 : 80 合瀬川流域 11
その他市町
各地域に存在する河川流域
㎜50mm~70 ㎜
9~22
※流域雨量指数…降雨による洪水災害発生の危険性を示す指数で、
対象となる地域に存在する流域雨水の量を示す指数(数値は気象庁にて設定)
波浪警報
洪水警報
記録的短時間大雨情報…大雨警報を発表中に、数年に一度しか現れないような記録的な
1時間雨量をアメダスで観測、もしくは解析雨量で解析したとき、
この猛烈な雨が尋常でないことを伝えるもの。
(3)注 意 報
種
類
風雪注意報
強風注意報
大雨注意報
大雪注意報
濃霧注意報
雷注意報
乾燥注意報
着氷(雪)
注意報
霜注意報
低温注意報
発
表
基
準
風雪によって災害の起こるおそれがある場合。具体的には次の条件に該当する場合
である。降雪を伴い平均風速が陸上 13m/s以上、海上 16m/s以上になると予想
される場合。
強風によって災害の起こるおそれがある場合。
具体的には次の条件に該当する場合である。
平均風速が陸上 13m/s以上、海上 16m/s以上になると予想される場合。
大雨によって災害の起こるおそれがある場合。
具体的には区域内の市町村で下記の基準に到達することが予想される場合である。
地域(尾張東部)
1時間雨量 3時間雨量 総雨量
土壌雨量指数
犬 山 市
20 mm
40 mm
50 mm
84
そ の 他 市 町
20 mm
40 mm
50 mm
75~97
大雪によって災害の起こるおそれがある場合。 具体的には次の条件に該当する場合
である。
濃霧によって災害の起こるおそれがある場合。
24 時間の降雪の深さが平地で5cm 以上、山地で 10cm 以上になると予想される場
具体的には交通機関に著しい障害が起こると予想される場合で、次の条件に該当す
合。
る場合である。
雷によって、災害の起こるおそれがある場合。具体的には落雷または雷にひょう、
濃霧によって視程が陸上 100m以下、海上 500m以下になると予想される場合。
突風などによる災
空気の乾燥によって、災害の起こるおそれがある場合。
害が予想される場合。
具体的には空気が乾燥し火災の危険が大きいと予想される場合で、次の条件に該当
する場合である。
着氷(雪)によって、災害の起こるおそれがある場合。具体的には、着氷または着
名古屋で実効湿度が 60%以下、最小湿度が 30%以下になると予想される場合。
雪が著しく、通信線や送電線等に被害が起こると予想される場合。
霜によって、災害の起こるおそれがある場合。具体的には、早霜、晩霜等により、
農作物に著しい災害が起る恐れがあると予想される場合で次の条
件に該当する場合である。最低気温が3℃以下になると予想される場合。
低温(おおむね冬期名古屋で最低気温が-4℃以下)によって農作物等に著しい災
害が起る恐れがあると予想される場合。
8-1-3
高潮注意報
波浪注意報
洪水注意報
情
報
台風等による海面の異常上昇について、一般の注意を喚起する必要がある場合。
具体的には次の条件に該当する場合である。
潮位が名古屋港では、TP上、 1.7mをこえると予想される場合。
風浪・うねり等によって災害が起る恐れがあると予想される場合。
有義波高が内海 1.5m以上、外海3m以上と予想される場合。
洪水によって災害が起る恐れがあると予想される場合。
具体的には区域内の市町村で下記の基準に到達することが予想される場合である。
地域(尾張東部) 1 時 間 雨 3時間雨量
総雨量 流域雨量指数
五条川流域 16
量
犬 山 市
20 mm
40 mm
50 mm
合瀬川流域 11
各地域に存在する河川
そ の 他 市 町
20 mm
40 mm
50 mm
流域
9~22
1.異常気象について、その状況を具体的に通報するもので、警報や注意報の発表
前又は発表中に刻々かわる異常気象等の現況や予想について説明を要する場合。
2.1時間に 90mm 以上の強雨が観測された場合。
(注)1 発表基準欄に記載した数値は、
愛知県における過去の災害発生頻度と気象条件との関係を調
査して決めたものであり、
気象要素によって災害発生を予想する際のおおむねの目安である。
2 注意報、警報はその種類にかかわらず解除されるまで継続される。また、新たな注意報、警報
が発表される時は、これまで継続中の注意報、警報は自動的に解除又は更新されて、新たな注
意報、警報に切り替えられる。
3 地面現象注意報及び浸水注意報は、その注意報事項を気象注意報に、地面現象警報及び浸水
警報は、その警報事項を気象警報に含めて行う。
4 平地・山地の区分はおおむね標高 200メートルである。
8-1-4
資料8-2
1
東海地方に影響のあった主な台風
昭和9年9月21日の室戸台風
この台風は、時速20kmくらいで海上を進んで19日夜沖縄南方に近づいた。ここで北東に転向、
四国沖を進んで20日夜半すぎ室戸付近へ非常に強い大型台風として時速60kmで上陸した。上陸後
は徳島の西方淡路島、神戸市、和田岬、深紅の北方宝塚池田付近敦賀の西方を通過したのち、速
度は70~90kmに速まったが、勢力は衰えながら本州を縦断して宮古付近から三陸沖へ去った。
2
昭和28年9月25日の台風第13号
この台風は、トラック島南東方150kmの海上に発生し西から次第に北西に進んで22日夜、沖の
鳥島の西方洋上で急速に発達して猛烈な大型台風になった。
この辺から四国沖に向け北上し25日17時すぎに志摩半島を横断毎時40kmぐらいの速さで伊勢
湾をへてカムチャッカ半島へ去った。
3
昭和34年9月26日の伊勢湾台風
この台風は、エニウエトック島の西250kmの海上に発生した弱い熱帯低気圧が発達したもので、
台風として認められたのは、9月21日15°N150°E付近に達した頃からである。それが9月23日
マリアナ諸島で中心気圧が894hPaに達して超大型台風になり、北上して9月26日夜紀伊半島上陸
後まで勢力があまり衰えなかった。
台風の上陸時に風速最大区域が台風中心経路の東側70km付近の志摩半島東部から伊勢湾にか
けて舌状にのびていた。これにより伊勢湾に記録的な高潮が発生した。
愛知県全域の被害状況は、死者3,168人、行方不明者92人、負傷者59,045人、全壊家屋23,33
4棟、流失家屋3,194棟、半壊家屋97,049棟、一部破損287,059棟、床上浸水53,560棟、床下浸水
62,831棟であった。
また、犬山市の被害状況は、死者5人、負傷者129人、全壊家屋170棟、半 壊家屋641棟、床下
浸水31棟であった。
4
昭和36年9月16日の第2室戸台風
マーシャル諸島付近で発生した弱い熱帯低気圧が、9月8日15時に台風第18号となった。12
日朝にはマリアナ群島の南西海上で900hPa以下の超大型台風に発達し、14日夜半沖縄の東側でゆ
っくり転向し、16日朝には四国南海上から室戸岬をかすめて大阪湾に向い同日13時30分頃尼ケ崎
と西ノ宮の間に上陸した。その後15時頃敦賀付近に進んだ。
台風の規模も進路も昭和9年の室戸台風に似た台風であった。
5
昭和37年7月27日の台風第7号
この台風は、硫黄島の東方およそ1,500km海上に発生したもので、発生地が非常に北東にかた
よっていた。
発生後1日は、ほぼ北上、2日目が西進して27日四国南東海上で転向、潮岬と白浜の間に27
8-2-1
日13時ごろ上陸して、東海道西部、関東北部を通って三陸沖に去った。海上を進行中は965hPa
ぐらいの中心気圧の中型の規模だったが上陸後は急におとろえ、28日には早くも、1,000hPaの熱
帯低気圧になった。
6
昭和37年8月26日の台風第14号
この台風は8月21日9時マリアナ諸島の海域で発生した。硫黄島付近にかかったころには中心
気圧950hPaになり、にわかに注目されるようになったが、いわゆる夏台風特有の小型であった。
小笠原諸島の父島西方をすぎる頃から向きを北に変え、そのまま中部日本に向かって北上した。
26日の4時ごろ中心が三重県の北牟婁郡中島付近に上陸し、その後も真っ直ぐ北上し琵琶湖付
近をとおって日本海へぬけた。
7 昭和46年8月30~31日の台風第23号
この台風は、8月21日9時、南鳥島の南西に発生しゆっくり北西のち西北西に進み、28日朝、
奄美大島の南東方に達した。
この頃から移動速度がさらに遅くなり急に発達しはじめ屋久島付近を通過する頃中心気圧91
5hPaに低下した。
29日夜半頃大隅半島(佐多岬)に上陸し、四国から大阪付近、三重県南部を通り31日昼頃伊良
湖岬をかすめて東方へ去った。
8
昭和47年9月16日の台風第20号
この台風は9月13日12時、沖の鳥島の南500kmに発生した。ゆっくり北西に進み、沖の大東島
の南海上で転向し進行方向を北から北北東に変えた。
一方15日15時には低気圧が朝鮮半島北部の元山沖約400kmにあり、閉そく前線が南東にのびて、
愛知県付近に達し、愛知県では、この前線の影響により15日朝から降雨が強くなった。
台風は、16日18時30分頃潮岬付近に上陸した。その後、紀伊半島を縦断し、三重県を経て、岐
阜県西部を通り17日朝5時には佐渡付近に達し午後には北海道西岸に達した。
9
昭和54年9月30日~10月1日の台風第16号
9月23日15時ヤップ島の北西海上で台風となった台風第16号は発達しながら北西に進み、26
日の朝には沖縄の南南東の海上で中心気圧920hPaとなり、最盛期を迎えた。26日の昼頃から速度
を落としながら北向きにコースを変え、29日15時には奄美大島の東海上に達した。台風はこの頃
からさらに向きを北東に変えながら次第に加速し、30日18時30分頃高知県室戸付近に上陸(955
hPa)した。23時頃大阪市に再上陸(965hPa、大型・並の強さ)、岐阜市の北を通って本州を北
東に縦断し、10月1日9時には八戸沖へぬけた。
10
昭和54年10月19日の台風第20号
10月6日15時トラック島の東で台風となった。台風第20号は8日の朝から北西に進み始め、9
日夜グアム島の南海上を通過した頃から急速に発達。12日15時には沖ノ鳥島の南南東約400kmの
海上で中心気圧870hPaを観測、最盛期(大型、猛烈な台風)となった。台風はその後ゆっくりし
た速さで西北西に進み16日早朝から北北西に向きを変え、18日9時には沖縄の南約150kmの海上
8-2-2
8-2-2
に達した。
台風はこの頃から次第に北東へ向きを変えながら加速し、19日9時40分頃和歌山県白浜付近に
上陸(965hPa、大型・並の強さ)、名古屋市のすぐ西を通って本州を北東に縦断し、19時には八
戸沖へぬけた。
11
平成2年9月19日~20日の台風第19号
グアム島の北西海域で発生した弱い熱帯低気圧は9月13日台風第19号となり、発達しながら北
西に進み、16日から17日にかけて、ゆっくり沖縄の南東海上に近づき、急激に発達した。17日午
後には中心気圧890hPaを記録し、猛烈な台風となった。
その後台風は北東進し、950hPa以下の勢力を保ったまま、19日20時過ぎ和歌山県の白浜の南に
上陸した。上陸後速度を上げて近畿地方から東海地方を通り、本州を縦断し、20日12時には三陸
沖にぬけた。
12
平成3年9月18日~19日の台風第18号
台風第18号は18日、沖縄の東沖を加速しながら北東進。それに伴い本州海岸の秋雨前線の活動
が活発となった。台風は翌19日夕方、八丈島の南を通り、夜には銚子沖に達し、20日早朝三陸沖
で温帯低気圧となった。このため、東海地方を含め、太平洋岸各地では記録的な大雨となり、被
害は東海地方から東北地方の16都県に及んだ。
愛知県では、既に18日午前中全域雨となり、夜半過ぎから所々激しく降り、18日・19日にかけ
て100~300ミリの大雨となった。名古屋では19日の日雨量217.5ミリを観測し、これは累年第2
位の記録となった。
13
平成6年9月29日~30日の台風第26号
9月19日3時にグアム島の南西海上で台風となった第26号は、発達しながら概ね北に進路をと
り、29日19時半頃大型で強い勢力を保ったまま和歌山県南部に上陸した。上陸後の中心気圧は9
50hPa、中心付近の最大風速は40m/sであった。上陸後は勢力を弱めながらやや速度を速め、
琵琶湖付近を通って30日3時には石川県沖に進んだ。
この台風の影響により、東部の山間部では総雨量が 200mmを超えた。
14
平成10年9月21日~23日の台風第7号と第8号
9月17日21時にフィリピンの西の海上で発生した台風第7号は、徐々に発達しながら南西諸
島の東海上を北東進した。また、台風第8号は、9月20日に日本の海上で発生し、北上した。
日本の上陸は第8号のほうが早く、21日16時前に和歌山県田辺市付近に上陸し、翌日の22日
13時過ぎには第7号が和歌山県御坊市付近に上陸した。
第8号の上陸時の勢力はごく小さく、弱いものであったが、21日夜に一時風雨が強くなった。
第8号は強い雨が顕著で、東部の山間部では21日の21時から23時にかけて、1時間に40から60
mmの激しい雨が降った。
一日遅れて上陸した第7号は、中型で、強い勢力を保って22日15時頃に滋賀県をとおり、北陸
へ向かった。台風が愛知県の西を強い勢力で進んだことから、県内では南寄りの暴風が吹き荒れ、
名古屋では最大瞬間風速、南南東の風42.6m/sを観測した。この値は昭和34年の伊勢湾台風時に
8-2-3 8-2-3
観測した45.7m/sに次ぐ観測開始以来第2位の記録となった。
15
平成12年9月11日~12日の台風第14号
サイパン島の東海上にあった熱帯低気圧は、9月2日21時に台風第14号となった。10日9時に
は南大東島の東南東の海上に達し、大型で非常に強い勢力に発達した。一方、9月11日から12
日かけて、日本付近には秋雨前線が停滞しており、この前線に向かって台風第14号からの暖かく
湿った空気が多量に流れ込んで活動が活発となり、愛知県を中心とした東海地方で記録的な大雨
となった。台風は、12日19時過ぎには沖縄を通過し、東シナ海で向きを北寄りに変え、九州の西
海上を北東に進んで朝鮮半島に上陸した。その後、日本海に進み16日15時には日本海西部で温帯
低気圧となった。
愛知県では県西部を流れる「新川」の堤防が決壊したのをはじめ、河川の破堤は20箇所に達し
たほか、名古屋市内では広範囲に浸水被害が発生した。
この大雨で、名古屋地方気象台が観測した日最大1時間降水量97.0mm、日最大降水量428.0mm、
月最大24時間降水量534.5mmは、いずれも統計開始以来最も多い値となった。
(注1) 「東海地方に影響のあった台風」及び進路図は、単に大雨のみを降らせた台風に
ついて、進路、形態ともに複雑であるため、この資料から除いてある。
(注2)
平成4年12月1日、気象庁は台風情報等に用いる気圧の単位をhPa(ヘクトパスカル)
に変更した。1mb=1hPaであることから、従前のmb(ミリバール)との換算は必要なく、
単位を読み変えることのみで、旧来の資料等は使用することができる。
(注3)
16
被害状況のうち、家屋の単位を棟として記載した。
平成23年9月1日~7日の台風第12号
台風第 12 号の西日本への上陸により、東海地方や関東甲信地方の山沿いを中心に大雨となり、
特に三重県で河川のはん濫による甚大な災害をもたらしたほか、土砂災害や浸水による被害、突
風などが発生した。また、強風や高波により、鉄道や航空機の運休、高速道路の閉鎖など交通機
関にも影響をおよぼした。この台風は、四国・中国地方を縦断したが、動きが遅かったため、紀
伊半島を中心に南東側に開けた山沿いでは、長時間にわたって激しい雨が降り続き、特に三重県
南部では記録的な大雨となった。特に、東海地方や関東地方の南東側に開けた山沿いでは、降り
始め(30 日 17 時)から 5 日 9 時までの総降水量が 500 ミリを超え、三重県多気郡大台町宮川
で 1630.0 ミリ、静岡県静岡市葵区井川で 1024.0 ミリ、栃木県日光市日光で 827.5 ミリを観測す
るなど、その他の地点でもこの数日間で年降水量平年値※の約 1/3 以上の降水量を記録した。
17
平成23年9月20日~21日の台風第15号
マリアナ諸島の北で発生した熱帯低気圧が徐々に発達し、13日午後9時に日本の南海上で台風
となった。その後ゆっくりと発達しながら西に移動し、沖縄本島近海で停滞。3日間かけて、反
時計回りの円を描いて海上を一周。その後一時北へ移動した後、北東に進路を変えて速度を速め
るとともに、急速に勢力を強めた。21日午後2時過ぎに静岡県浜松市付近に上陸。徐々に勢力を
弱めつつ、さらに速度を上げ、東海・関東・東北地方を縦断。同日22時頃に太平洋に抜けた。強
い勢力を保ったままさらに北上し、北海道東部を暴風域に巻き込んだ。台風から変わった温帯低
気圧は、西高東低型気圧配置の構成要因ともなり、日本海側を中心に雨が残った。22日の夜には
温帯低気圧から伸びる前線が関東にかかり、降水となった。
8-2-48-2-4
資料8-3
台風の大きさと強さの分類
(名古屋地方気象台)
大きさの表現
階 級
風速15m/s以上の半径
大型 :(大きい)
500km以上 ~ 800km未満
超大型:(非常に大きい )
800km以上
強さの表現
階
級
最 大 風 速
強 い
33m/s( 64ノット)以上 ~ 44m/s( 85ノット)未満
非常に強い
44m/s( 85ノット)以上 ~ 54m/s(105ノット)未満
猛烈な
54m/s(105ノット)以上
8-3
資料8-4
愛知県における既往の地震とその被害
海洋型大地震
西暦年
地 震 名
規模 (M)
1707
宝 永 地 震
8.6
1854
安 政 地 震
8.4
1944
東南海地震
7.9
1946
南 海 地 震
8.0
2011
東北地方
9.0
地震による被害は、中部地方から九州まで広範囲
に及んだ。愛知県の被害は状況は、死者10人、負
傷者19人、全壊家屋75棟、半壊家屋720棟で
ある。
一般に震害はほとんどなく、津波による被害が目
立った。津波は房総半島から九州地方に至る沿岸を
襲った。
死者15,852人、 行方不明3,287人、 負傷者6,011人、
建物全壊128,716棟、 半壊244,991棟
(H24.2.21現在)
太平洋沖地震
内陸型大地震
西暦年
地 震 名
被害・摘要
豊橋、渥美郡で大被害のほか、全県で被害。尾張
領内の堤防被害延長 9,000m。 震度7~6。津波
も来襲し、渥美表浜で6 ~7mにもなった。
宝永地震に似た被害で、三河、知多、尾張の沿岸
部の被害が目立った。津波も来襲し、渥美表浜通り
で8~10m、知多半島西岸で2~4mとなり被害
が出た。 震度6~5
死者、行方不明者1,223人。県の被害は他県に比べ
最大で、死者・行方不明者428人、負傷者1,148人、家
屋全壊16,532棟、同半壊35,298棟。震度5~6、一部7。
小津波あり(波高1m内外)名古屋臨港部などでは著
しい液状化現象にによる被害があった。
規模 (M)
1586
天 正 地 震
7.8
1891
濃 尾 地 震
8.0
1945
三 河 地 震
6.8
1995
平成7年
兵庫県南部地震
7.2
被害・摘要
死者 5,500人以上。この地震の震央は伊勢湾で、
長島付近では大被害を受け震度7、尾張部6、三河
部6~5。津波波高2~4m。
死者 7,885人。県の被害は、死者 2,638 人、負
傷者 7,705人、全壊85,511棟、半壊55,655棟で県の
地震災害史上最大の被害を受けた。震度7~6。
死者 2,306人。三河南部の深溝断層の活動による
もので、幡豆郡、碧海郡に大被害が生じた。被害は
すべて県のもので、死者2,306人、負傷者 3,866
人、全壊16,408棟、半壊31,679棟。震度は、西三河
南部を中心に7~6、県域の大部分が5以上。津波
も発生し、蒲郡で1mほどに達したが津波による被
害はほとんどなかった。
死者6,308人、 行方不明2人、 負傷者43,177人、
建物全壊100,302棟、 半壊108,741棟
(H7.12.27現在)
8-4
104
資料8-5
国内における著名大地震一覧表
発生年月日
地震名
明治
浜田地震
5. 3.14
M
地域
7.1
島根県西部
被害状況等
死者522
家屋倒壊4,762 山崩れ6,567
24.10.28
濃尾地震
8.0
岐阜・ 愛知
27.10.22
庄内地震
7.0
秋田・ 山形
29. 6.15
三陸地震津波
8.1
三陸沖
関東大震災
7.9
関東南部
北但馬地震
6.8
兵庫北部
北丹後地震
7.3
京都・ 兵庫
北伊豆地震
7.3
静岡東部
三陸津波地震
8.1
三陸沖
18. 9.10
鳥取地震
7.2
鳥取
19.12. 7
東南海地震
7.9
静岡・愛知・三重
岐阜・奈良・滋賀
20. 1.13
三河地震
6.8
愛知南部
21.12.21
南海地震
8.0
中部日本以西
23. 6.28
福井地震
7.1
福井・ 石川・ 富山
24.12.26
27. 3.4
39. 6.16
今市地震
十勝沖地震
新潟地震
6.4
8.2
7.5
栃木西北
北海道南部・東北
新潟・ 秋田・ 山形
40. 8.3
松代群発地震
-
長野市松代周辺
43. 2.21
えびの地震
6.1
43. 5.16
十勝沖地震
7.9
48.
49.
53.
53.
57.
根室半島地震
伊豆半島沖地震
伊豆大島近海地震
宮城沖地震
浦河沖地震
7.4
6.9
7.0
7.4
7.1
宮崎・鹿児島
北海道南部
東北地方
根室半島南東沖
伊豆半島沖
伊豆半島
福島・ 宮城
北海道浦河町沖
58. 5.26
日本海中部地震
7.7
青森、 秋田西方沖
59. 9.14
長野県西部地震
6.8
長野県西部
6.7
千葉県
死者7,885 家屋全壊164,661 半壊123,158
山崩れ 一万戸 大断層( 根尾谷)
死者762 家屋全壊3,885 半壊2,397 焼失2,148
死者27,122 家屋流失全半壊8,891 船舶流出7,032
(津波被害)
死者 99,331 行方不明43,476 家屋全壊128,266
半壊126,233 焼失447,128
死者428 家屋全壊1,295 焼失2,180
死者2,925 家屋全壊12,584 焼失3,711
断層(郷村)
死者272 家屋全壊2,165 断層( 加殿、 原保 )
死者3,008 家屋流失4,917 倒壊2,346 浸水4,329
船舶流失7,303(津波被害)
死者1,083 家屋全壊7,385 半壊6,158
断層(鹿野 吉岡)
死者 1,223 住家全壊17,599 同半壊36,520
非住家全壊17,347 同半壊24,473 流失3,129
津波
死者2,306 住家全壊7,221 同半壊16,555
非住家全 壊9,187 同半壊15,127 断層(深溝)
死者1,330 行方不明102 家屋全壊11,591
半壊23,487 流失1,451 浸水33,093 焼失2,598
死者3,895 家屋倒壊35,420 半壊11,449
焼失3,691
死者8 住家全壊290 半壊2,994 住家全壊583
死者28 行方不明5 家屋全壊815 半壊1,324流失91
死者26 家屋全壊1,960 半壊6,640 浸水15,297
1965.8.3~1969.12までに有感地震62,621回
負傷15
家屋全壊10 半壊4 地滑り 64
死者3 負傷者42 家屋全壊368 半壊636
死者49 行方不明3 負傷者330 家屋全壊673
半壊3,004 津波
負傷者26 家屋全壊2 浸水275 船舶流沈没10
行方不明29 負傷者78 家屋全壊46 半壊125
死者25 負傷者205 全壊96 半壊616
死者27 負傷者1,105 家屋全壊581 半壊5,180
負傷者167 家屋全壊13 半壊28 一部損壊678
死者104 負傷者324 家屋全壊1,584 半壊3,515
(津波被害大)
死者14 行方不明15 負傷者10 建物全壊14
半壊73 道路損壊258
死者2 負傷者138 建物全壊10 一部損壊6万余
7.8
釧路沖
死者1
7.8
北海道南西沖
奥尻島
7.3
兵庫・ 大阪
7.3
6.7
6.8
6.9
6.8
鳥取県西部
安芸灘
新潟県中越
能登半島沖
新潟県上中越沖
7.2
岩手県内陸南部
死者202 行方不明29 負傷者305
奥尻島南端火災で壊滅状態、津波は青苗で10Mを越えた。
死者6,433 行方不明3 負傷者43,792
建物全壊104,906 半壊144,274
負傷者182 家屋全壊435 半壊3,101
死者2 負傷者288 建物全壊70 半壊774
死者68 負傷者4,805 建物全壊3,175 半壊13,808
死者1 負傷者359 建物全壊638 半壊1,563
死者14 負傷者2,345 建物全壊1,259 半壊5,485
死者12 行方不明10 負傷者357
建物全壊5 半壊7 一部損壊614
死者1 負傷者125名 一部損壊5,382
死者15,852 行方不明3,287 負傷者6,011
建物全壊128,716 半壊244,991
大正
12. 9.1
14. 5.23
昭和
2. 3.7
5.11.26
8. 3. 3
6.17
5.9
1.14
6.12
3.21
62.12.17 千葉県 東方沖 地
平成
震
年釧路沖地震
5. 1.15
北海道
5. 7.12
南西沖地震
兵庫県南部地震
7. 1.17
(阪神・淡路大震
12.10. 6 鳥取県西部地震
災)
13. 3.24 芸予地震
16.10.23 新潟県中越地震
19. 3.25 能登半島地震
19. 7.16 新潟県中越沖地震
岩手・宮城内陸
20.6.14
地震
21.8.11 駿河湾の地震
東北地方太平洋沖
23.3.11
地震
6.5 静岡県駿河湾沖
9.0 三陸沖
105
8-5
負傷者928
建物や道路の被害あり
資料8-6
震度
0
人間
気象庁震度階級
屋内の状況
屋外の状況
木造建物
鉄筋コンクリート
造建物
ライフ
ライン
地盤・斜面
人は揺れを感
じない。
1
屋内にいる人
の一部が、わず
かな揺れを感じ
る。
2
屋内にいる人
電灯などのつり
の多くが、揺れ 下げ物がわずか
を感じる。眠っ に揺れる。
ている人の一部
が目を覚ます。
3
屋内にいる人
棚にある食器類
のほとんどが揺 が音を立てるこ
電線が少し揺
れる。
れを感じる。恐 とがある。
怖感を覚える人
もいる。
4
かなりの恐怖
つり下げ物は大
電線が大きく
感があり、一部 きく揺れ、棚に
揺れる。歩いて
の人は身の安全 ある食器類は音
いる人も揺れを
を図ろうとす
感じる。自動車
を立てる。座り
る。眠っている の悪い置物が倒
を運転してい
人のほとんどが れることがある。 て、揺れに気付
目を覚ます。
5
多くの人が身
(弱) の安全を図ろう
く人がいる。
つり下げ物は激
窓ガラスが割
耐震性の低い
耐震性の低い
軟弱な地震で
れて落ちること 住宅では、壁
建物では、壁
動し、ガスが
亀裂が生じる
とする。一部の ある食器類、書
がある。電柱が や柱が破損す
などに亀裂が
遮断される家
ことがある。
人は行動に支障 棚の本が落ちる
揺れるのがわか るものがあ
生じるものが
庭がある。
を感じる。
ことがある。座
る。補強されて る。
ある。
まれに水道管
小さな崩壊が
りの悪い置物の
いないブロック
の被害が発生
生じることが
多くが倒れ、家
塀が崩れること
し、断水する
ある。
具が移動するこ
がある。道路に
ことがある。
とがある。
被害が生じるこ
(停電する家
とがある。
5
安全装置が作
しく揺れ、棚に
非常な恐怖を
(強) 感じる。
多くの人が行
棚にある食器
庭もある。)
補強されてい
耐震性の低い
耐震性の低い
家庭などにガ
類、書棚の本の
ないブロック塀 住宅では、壁、 建物では、壁、 スを供給する
多くが落ちる。
の多くが崩れ
柱がかなり破
梁、柱などに
ための導管、
動に支障を感じ テレビが台から
る。自動販売機 損したり傾く
大きな亀裂が
主要な水道管
る。
落ちることがあ
が倒れることが ものがある。
生じるものが
に被害が発生
る。タンスなど
ある。多くの墓
ある。
することがあ
重い家具が倒れ
石が倒れる。
ることがある。
自動車の運転
変形によりドア が困難となり、
耐震性の強い る。(一部の地
建物でも、壁
域でガス水道
などに亀裂が
の供給が停止
が開かなくなる
停止する車が多
生じるものが
することがあ
ことがある。一
い。
ある。
る。)
部の戸が外れる。
8-6-1
106
山地で落石、
震度
人間
6 立っているこ
(弱)とが困難にな
る。
屋内の状況
固定していない
屋外の状況
かなりの建物
木造建物
耐震性の低い
地盤・斜面
耐震性の低い
家庭などにガ
地割れや山崩
重い家具の多く
で、 壁のタイ
建物では、壁、 スを供給する
れなどが発生
が移動、転倒す
ルや窓ガラスが 壊するものが
柱が破壊する
ための導管、
することがあ
る。
破損、落下する。 ある。
ものがある。
主要な水道管
る。
開かなくなるド
住宅では、倒
造建物
ライフ
ライン
鉄筋コンクリート
耐震性の高い
アが多い。
耐震性が高い に被害が発生
住宅でも、壁
建物でも、壁、 する。(一部の
や柱が破損す
梁、柱などに
地域でガス、
るものがある。 大きな亀裂が
水道の供給が
生じるものが
停止し、停電
ある。
することもあ
る。)
6 立っているこ
(強)とができず、は
固定していない
多くの建物で
耐震性の低い
耐震性の低い
ガスを地域に
重い家具のほと
壁のタイルや窓 住宅では、倒
建物では、倒
送るための導
わないと動くこ んどが移動、転
ガラスが破損、 壊するものが
壊するものが
管、水道の配
とができない。 倒する。
落下する。
ある。
水施設に被害
戸が外れて飛ぶ
ことがある。
多い。
補強されてい
耐震性の高い
耐震性の高い が発生するこ
ないブロック塀 住宅でも、壁、 建物でも、壁、 とがある。(一
のほとんどが崩 柱がかなり破
柱が破壊する
部の地域で停
れる。
損するものが
ものが、かな
電する。広い
ある。
りある。
地域でガス水
道の供給が停
止することが
ある。)
7
揺れにほんろ
ほとんどの家具
ほとんどの建
耐震性の高い
耐震性の高い (広い地域で
大きな地割
うされ、自分の が大きく移動し、 物で、壁のタイ 住宅でも、傾
建物でも、傾
電気、ガス、
れ、地すべり
意志で行動でき 飛ぶものもある。 ルや窓ガラスが いたり、大き
いたり、大き
水道の供給が
や山崩れが発
ない。
く破壊するも
停止する。)
生し、地形が
破損、落下する。 く破壊するも
補強されてい
のがある。
るブロック塀も
破損するものが
ある。
8-6-2
107
のがある。
変わることも
ある。
資料8-7
マグニチュード(M)と地震の程度
マグニチュード
(M)
9より上
8.5~9
地震の程度
過去の主な地震
・9.5を超えた規模の地震は実測でも地質 チリ地震(9.5)
(昭35. 5.23)
調査でも確認されていない。
スマトラ沖地震(9.0)
・最大級の地震
(平16.12.26)
・全世界を通じて、10年に1回しか起こら 東北地方太平洋沖地震(9.0)
ない。
(平23.3.11)
・第1級の大地震
・内陸に起こると大被害
・海底に起こると大津波
・日本付近で10年に1回位発生
濃尾地震(8.0)
(明24.10.28)
三陸沖地震(8.1)
(昭 8. 3. 3)
南海地震(8.1)
(昭21.12.21)
十勝沖地震(8.1)
(昭27. 3. 4)
四川省大地震(8.0)
(平20.5.13)
7~8
・かなりの大地震
・内陸に起こると大被害を生ずることがあ
る。
・海底に起こると津波を伴う。
・日本付近で1年に1回位発生
6~7
・内陸に起こると(特に震源が浅いとき)被
害を生ずることがある。
・日本付近で1年に10回位発生
関東地震(7.9)
(大12. 9. 1)
東南海地震(7.9)
(昭19.12. 7)
福井地震(7.1)
(昭23. 6.28)
新潟地震(7.5)
(昭39. 6.16)
1978年伊豆大島近海の地震
(7.0) (昭53. 1.14)
平成5年釧路沖地震(7.8)
(平 5. 1.15)
平成5年北海道南西沖地震
(7.8)(平 5. 7.12)
兵庫県南部地震(7.3)※
(平 7. 1.17)
岩手・宮城内陸地震(7.2)
(平20.6.14)
三河地震(6.8)
(昭20. 1.13)
新潟県中越地震(6.8)
(平16.10.23)
新潟県中越沖地震(6.8)
(平19.7.16)
4~6
・被害が生ずることは、ほとんどない。時々
感じる地震の大部分はこの程度のもの。
・日本付近で1年に100回位発生
3~4
・震源地の近くで人体に感じることがある。
2以下
・高倍率の地震計によって観測される。
8~8.5
・超高感度の地震計によって、とくに条件の
良い場所だけ観測できる。
過去の地震については、理科年表による。
※印の地震については、気象庁発表による。
マイナス
(注)1
(注)2
8-7108
資料8-8
1
防災アセスメント(地震被害想定)
木造家屋密集地域
表1に構造・建築年代別の建築面積、棟数及び1棟あたりの建築面積を示す。犬山市に
おける木造建物の建築面積は2,247,966m 2、総数は32,197棟、一棟あたりの建築面積は70
m 2である。非木造建物の建築面積は2,498,421m 2、総数は11,020棟、一棟あたりの建築面
積は227m2である。構造別に比較すると、一棟あたりの床面積に3倍以上の差が見られる。
犬山市西部の市街地は木造建物が密集しており、特に犬山北地区及び犬山南地区での
木造棟数密度が高く、犬山市駅西部に位置する犬山字東古券、南古券、木ノ下付近では
1haあたり50棟以上にものぼる。このような木造密集地域では、火災等の災害に対して充
分留意する必要がある。
2
老朽建物又は耐震性の低い建物の多い地域
年代別に比較すると、木造建物では昭和26年以前のものが1/4以上を占めている。
一方、非木造建物は、昭和57年以降のものが半数近くを占めている。老朽木造建物の
密集地域は、犬山北地区・犬山南地区をはじめとする市街地であり、特に犬山字東古券、
西古券、南古券、木ノ下において老朽木造建物が多い。
表1
構造・建築年別建築面積、棟数及び一棟あたりの建築面積
木造
建築年
建築面積
2
(m )
非木造
棟数
一棟あたり
(棟)
の建築面積
建築面積
2
(m )
棟数
一棟あた
(棟)
りの建築
2
面 積 (m 2)
(m )
S26以 前
398,786
8,237
48
17,171
101
17
S27- 36
87,722
1,723
51
6,006
43
140
S37- 46
363,455
5,559
65
493,063
1,943
255
S47- 56
600,626
8,115
74
530,650
3,101
171
S57-
797,377
8,563
93 1,451,532
5,832
249
2,247,966
32,197
70 2,498,421
11,020
227
合
計
(固定資産税家屋情報
3
平成13年1月1日付)
延焼阻止要因
延焼阻止要因として下記の項目を抽出し、延焼の危険性が高い老朽木造建物密集地域
(昭和46年以前の棟数密度が20棟/ha以上)の分布状況と比較を行った。
①幅員15m以上の道路
②主要河川
老朽木造建物及び幅員15m以上の道路、主要河川は、主に犬山市西側に集中している。
犬山駅、犬山口から木曽川にかけての老朽木造建物密集地域は市内でも最も広い範囲で
分布しており、河川、道路が走っていないため、延焼の危険性が高く、注意が必要であ
る。
4
建物の被害想定結果
建物被害の想定結果を表2に示す。被害状況は、木造建物の全壊棟数が3,051棟(9.5
8-8-1 109
%)、非木造建物の全壊棟数が160棟(1.5%)、全建物の全壊棟数が3,211棟(7.4%)
である。構造別に被害状況を見ると、地区内に存在する木造建物と非木造建物の比率を
考慮すれば、前者の被害棟数が非常に高い値で算出されていることが分かる。
地区別に被害率を比較すると、震源に近い市北西部に位置する地区での被害が目立つ。
特に木津・上野地区では、全建物の被害率が11.6%(木造建物の被害率が14.7%、非木
造建物の被害率が2.5%)で最も高い値を示している。次いで橋爪・五郎丸地区、栗栖・
継鹿尾地区、犬山南地区が高い被害率となっている。
木造全壊棟数及び非木造全壊棟数では、震源に近く、老朽建物が多い地域で顕著な被
害が見られ、特に、犬山字東古券、西古券では木造全壊棟数が100以上の被害が想定され
ている。
表2
建物の被害想定結果
地区名
木造建物
非木造建物
棟数 全壊棟数 全壊率
棟数
全建物
全壊棟数 全壊率
(%)
棟数
全壊棟数 全壊率
(%)
(%)
犬山(北)
4696
456
9.7
962
25
2.6
5658
481
8.5
犬山(南)
2044
242
11.8
565
14
2.5
2609
256
9.8
犬山(東)
1548
180
11.6
866
9
1.0
2414
189
7.8
橋爪・五郎丸
3367
401
11.9
1120
22
2.0
4487
423
9.4
木津・上野
2099
309
14.7
724
18
2.5
2823
327
11.6
羽黒・羽黒新田
5870
560
9.5
2238
26
1.2
8108
586
7.2
楽 田
5730
417
7.3
2132
24
1.1
7862
441
5.6
栗栖・継鹿尾
355
41
11.5
115
2
1.7
470
43
9.1
富岡・善師野
1650
105
6.4
487
3
0.6
2137
108
5.1
塔野地・前原
3144
304
9.7
1258
17
1.4
4402
321
7.3
今 井
808
16
2.0
237
0
0.0
1045
16
1.5
池 野
886
20
2.3
316
0
0.0
1202
20
1.7
32197
3051
9.5
11020
160
1.5
43217
3211
7.4
合
5
計
出火被害想定結果
火災被害の想定結果を表3に示す。地震による出火件数は、平日冬6時に犬山(南)地
区で1件、犬山(北)地区で3件、合計4件、平日冬17時に犬山(南)地区で1件、犬山(北)地
区で8件、木津・上野地区で1件、合計10件である。
出火件数は、建物被害の想定結果において被害率の高い箇所と一致しており、特に犬
山字東古券では、複数の出火が想定される。
8-8-2 110
表3
火災の被害想定結果
平 日 冬 6時
地区名
建物棟数
出火件数
平 日 冬 17時
被害率
出火件数
被害率
(%)
犬 山 ( 北)
5,658
3
0.05
8
0.14
犬 山 ( 南)
2,609
1
0.04
1
0.04
犬 山 ( 東)
2,414
0
0.00
0
0.00
橋 爪 ・ 五郎 丸
4,487
0
0.00
0
0.00
木 津 ・ 上野
2,823
0
0.00
1
0.04
羽 黒 ・ 羽黒 新 田
8,108
0
0.00
0
0.00
7,862
0
0.00
0
0.00
栗 栖 ・ 継鹿 尾
470
0
0.00
0
0.00
富 岡 ・ 善師 野
2,137
0
0.00
0
0.00
塔 野 地 ・前 原
4,402
0
0.00
0
0.00
楽
6
(%)
田
今
井
1,045
0
0.00
0
0.00
池
野
1,202
0
0.00
0
0.00
合
計
43,217
4
0.01
10
0.02
人的被害想定結果
人的被害の想定結果を表4、表5に示す。犬山市全体の被害状況は、平日冬6時に地震
が発生した場合、死者192人(死亡率0.3%)、重傷者173人、全負傷者9,747人(全負傷
者率13.5%)であり、平日冬17時に地震が発生した場合、死者150人(死亡率0.2%)、
重傷者134人、全負傷者9,422人(全負傷者率13.1%)である。
発生時刻について比較すると、地区により若干の違いはあるものの、概ね平日冬6時
に設定した場合に、被害が大きくなっている。地区別では、死者は羽黒・羽黒新田地区
(36人)、犬山(北)地区(29人)に多く、負傷者は、地区内人口の多い羽黒・羽黒新田
地区(1,878人)、楽田地区(1,917人)で2,000人近い被害が予想される。
小字単位での人的被害の想定結果では、震源地に近い地域に人的被害が目立ち、建物
被害及び火災被害と同様の傾向を示しており、人的被害は建物被害に大きく依存してい
る。一方、地震発生時刻(平日冬6時、平日冬17時)による被害規模については、顕著な
差が見られない。
なお、犬山北地区等では、人的被害の想定結果が建物被害のものと比べ高い値で算出
されている。
※ 負傷者数
本被害想定では、内閣府の地震被害想定支援ツールを用いて被害量を算出し、とりま
とめているが、このツールでは負傷者数が非常に大きくなる傾向がある。犬山市全体の
死者数と全負傷者数を比較すると、死者数に対し全負傷者数は50倍以上となっている(阪
神・淡路大震災では7倍程度)。
8-8-3 111
表4
人的被害の想定結果(平日冬6時)
地区名
人口
死者数
死者率
(%)
負傷者
重傷者
全負傷者
全 負 傷 者率
(%)
犬 山 ( 北)
5104
29
0.6
26
1004
19.7
犬 山 ( 南)
4524
15
0.3
13
530
11.7
犬 山 ( 東)
8202
12
0.1
10
615
7.5
橋 爪 ・ 五郎 丸
7359
26
0.4
23
972
13.2
木 津 ・ 上野
5240
19
0.4
18
541
10.3
羽 黒 ・ 羽黒 新 田
15716
36
0.2
33
1878
11.9
12129
25
0.2
24
1917
15.8
栗 栖 ・ 継鹿 尾
499
3
0.6
3
170
34.1
富 岡 ・ 善師 野
4029
7
0.2
6
533
13.2
塔 野 地 ・前 原
7408
18
0.2
16
1163
15.7
楽
田
今
井
929
0
0.0
0
174
18.7
池
野
990
2
0.2
1
250
25.3
合
計
72129
192
0.3
173
9747
13.5
※
表5
ただし、全負傷者については、重傷者数の他に軽傷者数が含まれる。
人的被害の想定結果(平日冬17時)
地区名
人口
死者数
死者率
(%)
負傷者
重傷者
全負傷者
全 負 傷 者率
(%)
犬 山 ( 北)
5104
28
0.5
27
1185
23.2
犬 山 ( 南)
4524
14
0.3
13
613
13.5
犬 山 ( 東)
8202
8
0.1
7
500
6.1
橋 爪 ・ 五郎 丸
7359
15
0.2
14
705
9.6
木 津 ・ 上野
5240
16
0.3
15
600
11.5
羽 黒 ・ 羽黒 新 田
15716
21
0.1
19
1320
8.4
12129
29
0.2
25
2820
23.3
栗 栖 ・ 継鹿 尾
499
1
0.2
1
94
18.8
富 岡 ・ 善師 野
4029
4
0.1
4
443
11.0
塔 野 地 ・前 原
7408
14
0.2
9
897
12.1
楽
田
今
井
929
0
0.0
0
109
11.7
池
野
990
0
0.0
0
136
13.7
合
計
72129
150
0.2
134
9422
13.1
※ ただし、全負傷者については、重傷者数の他に軽傷者数が含まれる。
8-8-4 112
7
ライフライン被害の想定
地震災害は地盤災害といわれるように、地形・地盤条件の影響を極めて大きく受ける。
軟弱地盤とされる地域においては、次のような被害が想定される。
・他の地形より強く揺れるため、被害が大きくなる。
・地震時に大きく変位しやすく、地盤内に埋設された線状構造物の被害が大きくなる。
・変位の少ない地盤との境界で相対変位が大きくなり、被害が集中する。
・地盤の沈下により被害が生じる。
また、このような地域では、地盤の液状化の危険性が高い。液状化現象は、平常時に
安定していた地盤が、地震時に液体のようにゆるんで動くことであり、噴砂、噴泥によ
り地盤の盛り上がりや陥没を生じる。このため、次のような被害が生じるおそれがある。
・地中のガス管・上下水道管・地下タンクなどの軽量構造物の浮上
・深い基礎のない建物、橋台などの重量構造物の沈下・傾斜
・堤防沈下
・盛土の基礎地盤の液状化に伴って、盛土に発生するすべりによる水平方向の変位と
それによる施設の被害
・地盤内の変位残留による地中構造物の被害
・護岸や擁壁の押し出し
・沈下地盤と堅ろう構造物の境界付近での配管類等の被害
犬山市内のライフライン施設では、前原地区など東西方向に伸びる施設が軟弱地盤を
通過するため、他の地域に比べ、大規模地震の際には被害が生じるおそれが高い。また、
南北方向に走っている施設は概ね砂礫台地上にあるが、一部に台地上にある浅い谷や盛
土地が見られ、そのような箇所では、被害が生じるおそれがある。
8-8-5 113
犬
山
市
12
地
区
栗栖・継鹿尾
犬山(東)
犬山(北)
犬山(南)
富岡・善師野
木津・上野
塔野地・前原
今井
橋爪・五郎丸
羽黒・羽黒新田
池野
楽田
8-8-6114
割
図
資料8-9
犬山市に影響のあった主な台風・水害
1 昭和29年 豪雨
1954年(昭和29年)7月30日、犬山市から名古屋市北西部に至る線上に200mmを超
える豪雨が短時間降った。この豪雨により、成沢川の氾濫、虎熊の溜池等の被害が起こった。こ
れにより、周辺の田畑の流失、山崩れなどの被害があった。
愛知県の被害状況は、死者3人、負傷者1人、全壊家屋15戸、浸水6,870戸であった。
犬山市の被害状況は、死者3人、負傷者1人、全壊家屋5棟、半壊家屋11棟、流失家屋3棟
であった。(池野地区)
2 伊勢湾台風(台風第15号)
伊勢湾台風は、昭和34年9月21日、マリアナ諸島の東にあった弱い熱帯性定気圧が急速
に発達してできた。22日15時にはサイパン島の北東約150kmの海上で970hPaの中心
気圧を記録している。その後、さらに発達して中心気圧は894hPaになり、最大風速は75.
0m/sの超大型台風になっていた。26日18時過ぎに、潮岬の西、約15kmに上陸した。上
陸時は、929.5hPaという内地陸上では3番目に低い気圧を記録した。21時過ぎの名古屋
地方気象台の記録では、最大瞬間風速45.7m/s、最大風速37.0m/sだった。名古屋港
の最高潮位は、5.8mまで達した。台風到来による激しい雨のため、各地では、河川の増水、
それに伴う堤防の決壊が目立った。死者及び家屋の被害は、高潮によるものが多く、臨海部に被
害が集中した。
愛知県の被害状況は、死者3,168人、行方不明者92人、負傷者59,045人、全壊家屋
23,334棟、流失家屋3,194棟、半壊家屋97,049棟、一部破損287,059棟、
床上浸水53,560棟、床下浸水62,831棟であった。
犬山市の被害状況は、死者5人、負傷者124人、全壊家屋170棟、半壊家屋641棟、床
下浸水31棟であった。(愛知県災害誌)
3 台風20号
1972年(昭和47年)9月16日~17日、潮岬付近に上陸した台風は、紀伊半島を縦断
し、富山市方面に進んだ。被害は降雨によるものよりも、風・高潮・高波によるものが多く、平
野部では塩害も発生した。
愛知県の被害状況は、死者2人、負傷者106人、全壊家屋86棟、半壊家屋709棟、一部
破損17,067棟、床上浸水1,039棟、床下浸水5,395棟、被害総額約190億円であ
った。
犬山市の被害状況は、半壊家屋3棟、一部破損19棟であった。
8-9-1
4 昭和49年 大雨
1974年(昭和49年)7月24日~25日、低気圧の通過により愛知県下では大雨が降っ
た。これにより、尾張・海部・知多を中心に各地で土砂崩れ・がけ崩れ・中小河川の氾濫・堤防
の決壊などの被害があった。
愛知県の被害状況は、死者1人、負傷者7人、全壊家屋7棟、半壊家屋47棟、一部破損45
棟、床上浸水7,248棟、床下浸水74、035棟、被害総額約92億円であった。
犬山市の被害状況は、床下浸水154棟であった。
5 昭和51年 台風17号
1976年(昭和51年)9月8日~13日、大型の台風とそれに伴う前線の影響で、愛知
県西部には40~80mm/hの強雨があった。長良川上流から濃尾平野西部の多くの地域で
は、総雨量が300mmを超した。この集中豪雨により愛知県内各地で中小河川の破提・氾濫、
ため池の決壊による家屋浸水、山崩れ、突風等の被害があった。
愛知県の被害状況は、死者1人、負傷者37人、全壊家屋14棟、半壊家屋437棟、一部破損
461棟、床上浸水13,050棟、床下浸水102,677棟、被害総額378億円であっ
た。
犬山市の被害状況は、床上浸水8棟、床下浸水227棟、道路破損14ヶ所、崖崩れ(内田
地区ほか)8ヶ所であった。
6 昭和58年 台風10号
9月20日21時グアム島の南南西約280kmの海上で発達した台風10号は、28日10
時20分頃、長崎市付近に上陸した。そのときの勢力は、中心気圧975hPa、最大風速30
m/sである。台風10号は上陸後弱まりながら九州中部を横断して、15時には高知県宿毛市付
近で温帯低気圧となった。
愛知県下では、数日前から秋雨前線の影響で雨が降っていたが、台風10号の接近により前線
が活発化した。そのため、27日から本格的な雨となり、28日には午後には、名古屋市を中心
とする県西部で、1時間60~80mmという集中豪雨を伴う大雨になった。
愛知県の被害状況は、死者5人、負傷者1人、全壊家屋2棟、半壊家屋1棟、床上浸水762
棟、床下浸水16,974棟であった。
犬山市の被害状況は、豪雨により木曽川上流(栗栖地区)が越水して、床上浸水9棟、床下浸
水12棟、木曽川緑地等への浸水の被害が報告されている。
7 平成3年 台風18号
台風18号の接近に伴い、秋雨前線が活発になった。その影響で、東海地区も含めた太平洋岸
各地は記録的な大雨が降った。名古屋では日雨量217.5mmを記録した。大雨により河川が
溢水し、浸水被害が多発した。
愛知県の被害状況は、死者2人、負傷者1人、全壊家屋2棟、一部破損9棟、床上浸水371
3棟、床下浸水12,131棟、被害総額67億円であった。
犬山市の被害状況は、一部破損2棟、床下浸水45棟であった。
8-9-2
8 平成10年 台風7・8号
9月20日に日本の南海上で発生した台風8号は、21日16時前頃、和歌山県南西部(田辺
市付近)に上陸した。更に、これより1日遅れて台風7号が和歌山県北部(御坊市付近)に上陸した。
台風8号は、始め勢力の弱い台風だった。ところが21日夜から風雨が強くなり、愛知県東部
では40~60mm/hの雨が降った。一方、22日に上陸した台風7号は、中型で強い勢力を
保ったまま、北陸に進んだ。台風が愛知県の西方を進む頃には、県内で暴風が吹き荒れた。 名古
屋での最大瞬間風速は、22日16時19分に観測した南南東の風42.6m/sであった。こ
の記録は、伊勢湾台風(1959年)に継ぐ歴代2位の記録である。
愛知県の被害状況は、死者3人、負傷者151人、全壊家屋8棟、半壊家屋35棟、一部破損
661棟、床上浸水8棟、床下浸水138棟であった。
犬山市の被害状況は、負傷者2人、半壊家屋4棟、一部破損7棟であった。
9 平成12年9月 東海豪雨
台風14号の影響により、暖かく湿った空気が本州上空に停滞していた秋雨前線に流れ込んだ。
このため東海地方から四国地方にかけて、大気の不安な状態が続いた。特に東海地方では上空に
寒気が流れ込み地上の暖かく湿った空気とぶつかり積乱雲が次々に発生した。更に台風の動きが
遅く、高気圧縁辺に吹く風が入りつづけたため、11日から12日にかけて、愛知県では名古屋
市、尾張東部、足助、設楽北部を中心に記録的な豪雨となった。
県内各地の被害は、河川が破提20箇所、越水315箇所に達し、広範囲にわたって浸水被害
が発生した。平成12年東海豪雨の浸水被害は、昭和34年の伊勢湾台風に並ぶ大規模なもので
あった。山崩れや崖崩れ等の土砂災害は尾張北部や足助北部および設楽北部を中心に発生した。
犬山市の倉曽洞地区では工場が全壊するとともに2次被害を防止するため避難勧告が8日間出
された。先述以外にも、道路の損壊・冠水、農地の流出、埋没、冠水、鉄道等の不通や電気、ガス
の供給停止等が多数発生し、住民の生活や産業活動に多大な影響を及ぼした。
愛知県の被害状況は、死者7人、負傷者107人、全壊家屋18棟、半壊家屋156棟、一部破
損147棟、床上浸水22,077棟、床下浸水40,401棟であった。
犬山市の被害状況は、負傷者7人、全壊家屋1棟、半壊家屋2棟、一部破損2棟、床上浸水5
棟、床下浸水41棟、道路損壊33箇所、崖崩れ54箇所(人家被害が5箇所で発生)、土砂災
害による避難勧告等が発せられ、2地区計158人が避難した。
10 平成22年7月15日・16日 集中豪雨
7月10日に本州の南海上にあった梅雨前線は、11日には本州付近を北上し、その後、16
日にかけて本州上から日本海沿岸付近に停滞した。この前線に向かって南から非常に湿った空気が
流れ込み、東海地方や長野県を中心に大雨となった。
7月11日0時から7月16日6時までの総降水量(アメダス地点)は、長野県王滝村御嶽山で
572.0 ミリ、岐阜県下呂市萩原では7月の月間降水量平年値の1.5倍近くにあたる 566.0 ミリ、
愛知県豊根村茶臼山で 376.5 ミリなど、長野県、岐阜県、愛知県、静岡県で 300 ミリを超える雨と
なった。24時間降水量は、岐阜県八百津町伽藍で15日 23 時 30 分までに観測史上1位の値を更
新する 239.0 ミリを観測した。また、東海地方や長野県を中心に非常に激しい雨が降り、岐阜県多
治見市多治見では7月15日19時12分までの 1 時間に観測史上1位の値を更新する 83.5 ミリ
の猛烈な雨を観測した。
犬山市では、15 日 19 時から 20 時の間に64ミリもの猛烈な雨が降り、総雨量(今井)で1
86ミリの降雨となった。また、被害状況は、新郷瀬川が氾濫危険水位を 50cm 超える 3.91mとな
り、河川浸水被害が出た。床上浸水5棟、床下浸水20棟、道路損壊等20箇所・河川用水被害5
7箇所であった。今井地区 237 世帯 895 人に避難指示を発令し、避難勧告も 5 地区 861 世帯 1,635
8-9-3
人に発令し、避難所を 12 箇所開設し、計 210 人が避難した。
11 平成23年8月23日 大雨
8月22日から23日にかけて本州付近には前線が停滞しており、前線に向かって南からの暖かく
湿った空気が流れ込み、前線付近では大気の状態が不安定となった。このため、所々で活発な積
乱雲が発達し非常に激しい雨となった。
愛知県では、22日夜遅くから23日未明にかけて、尾張西部と尾張東部の一部で雷を伴う非常に
激しい雨が降り、23日0 時から1時までの1 時間に一宮市付近で約100ミリ、0時30分から1時30
分までの1 時間に一宮市、江南市、扶桑町付近で約100ミリの猛烈な雨となった。
犬山市では、23日1時から2時の間に80ミリもの猛烈な雨が降り、総雨量(犬山)で146
ミリの降雨となった。また、被害状況は、床上浸水1棟、床下浸水8棟、道路損壊・法面崩れ1
2箇所、北部で停電も発生し、各地で道路冠水も発生した。
12 平成23年9月 台風第12号
8月 25 日9時にマリアナ諸島の西の海上で発生した大型の台風第 12 号は、発達しながらゆっ
くりとした速さで北上し、29 日 21 時には中心気圧が 970 ヘクトパスカル、最大風速が 25 メー
トルとなった。
台風は、30 日に小笠原諸島付近で進路を北西に変え、9月2日には勢力を保ったまま四国地
方に接近、3日 10 時頃に高知県東部に上陸した。その後も、台風はゆっくりと北上を続け、四
国地方、中国地方を縦断し、4日未明に日本海に進んだ。
台風が大型で、さらに台風の動きが遅かったため、長時間台風周辺の非常に湿った空気が流れ
込み、西日本から北日本にかけて、山沿いを中心に広い範囲で記録的な大雨となった。
特に紀伊半島では、8月 30 日 17 時からの総降水量は広い範囲で 1,000 ミリを超え、奈良県
上北山村にあるアメダスでは 72 時間雨量が 1,652.5 ミリとこれまでの国内の観測記録である
1322 ミリ(宮崎県神門(みかど)
)を大幅に上回り、総降水量は 1808.5 ミリに達し、一部の地
域では解析雨量で 2,000 ミリを超えるなど、記録的な大雨となった。
このため、土砂災害、浸水、河川のはん濫等により、和歌山県、奈良県、三重県などで多数の
死者、行方不明者が発生したほか、北海道から四国にかけての広い範囲で床上床下浸水などの住
家被害、田畑の冠水などの農林水産業への被害、鉄道の運休などの交通障害が発生した。
犬山市では、翌日より協定締結先である和歌山県新宮市と田辺市に対し、物的支援と給水車を
使用した給水支援等人的支援を行った。
13 平成23年9月 台風第15号
9月13日21時に日本の南で発生した台風第15号は、日本の南海上を北西に進み、16日から19日
にかけて南大東島の近海で停滞した後、19日21 時に奄美大島近海で強い勢力となった。その後、
進路を北東に変えて次第に速度を速め、20日夜遅くには四国の南海上に達し、非常に強い勢力と
なりました。21日にはさらに速度を速めて東海道沖を北東に進み、強い勢力を維持しながら14
時頃に静岡県浜松市付近に上陸した。台風は、その後も勢力を維持しながら関東地方を縦断し、
同日夜遅くに関東の東海上に抜けた後、22日9 時には根室市の東に達した。
台風が九州の南を北東に進んでいた20日日中、日本付近に停滞する前線に向かって暖かく湿っ
た空気が流入し、尾張東部を中心に大雨となった。また、台風が愛知県に接近した21日日中、東
三河北部・西三河北東部を中心に大雨となり、沿岸部では非常に強い風が吹いた。
犬山市では、20日14時から15時の間に64ミリもの猛烈な雨が降り、総雨量(今井)で218
ミリの降雨となった。また、被害状況は、床下浸水1棟、土砂崩れ等13箇所、法面崩れ2箇所、
道路冠水4箇所、木曽川増水の為木曽川犬山緑地グランドや野外活動センター公共施設被害のほ
か、倒木も発生した。避難所は16箇所を開設し計9名が自主避難した。
8-9-4
資料8-10
入鹿切れ
入鹿池は、犬山市の南部に位置する日本最大級の灌漑用の溜池である。当時、入鹿の地形を利用
し台地の開発を目的として入鹿池は作られた。ところが明治元年の大雨により入鹿池が決壊し、周
辺の地域に多大な被害をもたらした。
明治元年4月の中旬に降り始めた雨は、5月まで続いた。入鹿池の水深は最大18mまでに達し、
5月14日午前3時に河内屋堤が決壊した。多量の降雨による入鹿堤の決壊は、丹羽郡(現在の犬
山市・江南市・扶桑町・大口町・一宮市の一部)を中心に約62ヵ村に多大な被害を与え、浸水地域は
120ヵ村にまで及んだ。入鹿池の決壊による被害は、死者941人、負傷者1,471人、流失
家屋807戸、浸水家屋11,709戸、流没耕地約8,400ha(犬山市史)と記録されてい
る。
入鹿池決壊による被害の想定
被害区域
羽 黒 、楽 田
池野地区
被 害 程 度 %
田
畑
家屋
被 災
総面積
20%
10%
15%
370ha
8-10
118
被災人口
被災戸数
要避難
人 口
7,000人
2,000戸
7,500人
資料8-11
東海地震・東南海地震等被害予測調査結果(概要)
愛知県東海地震・東南海地震等被害予測調査は、平成4年度から3年間かけて実施した調査から
10年近くが経過し、その間に、①高齢化や高度情報化等によって社会環境が大きく変化したこと、
②活断層調査、地下構造調査により地下構造や地盤構造についての新しいデータが蓄積されたこと、
③阪神・淡路大震災の発生、東海地震の震源域の見直しや震度分布の公表、東南海地震の発生確率
や震度分布の公表など地震に関する最新の知見が示されたこと等の理由により、最新の情報や手法
を利用した調査を実施し、今後の本県における地震防災対策の基礎資料を得ることを目的としてい
る。
調査は、平成14年度、平成15年度の2ヶ年で計画しているが、このたび、平成14年度に実
施した「想定地震に基づく被害想定」の結果がまとまったので、その概要を下記に示す。
なお、平成15年度は、危険度の予測、災害シナリオの作成、被害予測システムの構築を予定し
ている。
=被害予測調査の前提条件=
想定地震
海溝型地震:「東海地震」、「東南海地震」、「東海地震・東南海地震の連動」
内陸型地震:「養老-桑名-四日市断層帯」
発生時間帯
冬早朝 5時(阪神・淡路大震災と同じ時間帯)
春秋昼12時(市街地で人口が多い平日の時間帯)
冬夕刻18時(出火危険性が高く、帰宅ラッシュの時間帯)
調査単位
市町村又は500mメッシュ(津波は、沿岸及び陸域は50mメッシュ)
① 建物被害(全壊棟数)
揺
東
※火災は冬18時の焼失棟数
れ
液状化
津
波
(単位:棟)
山崖崩れ
火
災
合 計
海
約7,200
約4,900
約10
約990
約2,400
約16,000
海
約47,000
約13,000
約10
約2,000
約15,000
約77,000
東海・東南海
約81,000
約16,000
約60
約3,000
約49,000
約150,000
約2,400
約7,100
約180
約70
約9,800
東
南
地震連動
養老-桑名-
四日市断層帯
【参考】愛知県の現況建物数:約2,400,000棟
※ 以下①建物被害~⑥生活・経済機能支障まで東海地震の数値は予知なしの場合
8-11-1
② 人的被害(最大の被害となる冬5時の被害)
死
(単位:人)
者
負傷者
海
約270
約12,000
約2,800
約15,000
海
約1,300
約47,000
約14,000
約62,000
東海・東南海
約2,400
約66,000
約23,000
約91,000
約70
約4,000
約790
約4,900
東
東
南
要救助者
合
計
地震連動
養老-桑名-
四日市断層帯
③ 帰宅困難者数(昼12時の場合)
(1)突発的に地震が発生した場合
最大約980,000人
(2)東海地震の警戒宣言発令時
最大約360,000人
④ ライフライン被害
※すべて最大となる数値を記載している。
想定被害 東海地震
項
東南海地震 東海・東南海 養老-桑名
目
上水道(断水需要家数)(戸)
都市ガス
(供給停止需要家数)(戸)
LPガス
(要点検需要家数)(戸)
電力(停電数)(契約口数)
一般電話
(通話機能支障数)(件)
下水道(機能支障人口)(人)
地震連動
約340,000 約1,100,000
四日市断層帯
約1,500,000
約260,000
約52,000
約490,000
約930,000
約170
約29,000
約92,000
約130,000
約15,000
約140,000
約530,000
約640,000
約180,000
約23,000
約150,000
約220,000
約33,000
約23,000
約60,000
約80,000
約37,000
⑤ 交通施設被害(道路、鉄道、港湾、空港施設)
○ 東海地震
主に東三河に被害が限定され、豊橋市や渥美半島、東三河の山間部を中心とする一部の地域
では陸上輸送に支障が生じる。また、東三河の多くの港湾・漁港が利用困難となるが、耐震強
化岸壁は利用可能である。土砂災害等の影響により東三河北部の山間地が孤立する可能性が高
い。
○ 東南海地震
知多半島及び渥美半島を中心に全県的に被害が発生し、両半島では陸上輸送に支障が生じる。
知多半島では大部分の港湾・漁港が被害を受け、半島南部及び島部が孤立する可能性が高い。
三河の多くの港湾・漁港でも被害が発生するが、耐震強化岸壁は利用可能である。
○ 東海地震・東南海地震連動
知多半島及び渥美半島三河湾沿岸部を中心に全県的に被害が発生し、名古屋市等の尾張南部
も震度6強となるため、これらの地域では陸上輸送に支障が生じる。
耐震強化岸壁は利用可能であるが、全県的に多くの港湾・漁港が利用困難となるため、知多
8-11-2
半島及び渥美半島西部、島部が孤立する可能性が高い。土砂災害等の影響により東三河北部の
山間地が孤立する可能性が高い。
○ 養老-桑名-四日市断層帯
主に尾張西部に被害が限定され、海部部の周辺地域での陸上輸送に支障が生じる。名古屋港
の一部の岸壁が利用困難となる他は大きな支障は生じないが、木曽川等の河川堤防が被害を受
けて海水が流入した場合には、被災地周辺の低地部の陸上輸送が困難となる可能性がある。
⑥ 生活・経済機能支障
※すべて最大となる数値を記載している。
想定被害
項
東海地震
東南海地震
目
日常受療困難者数 ※1
東海・東南海 養老-桑名
地震連動
四日市断層帯
約12,000人
約42,000人
約69,000人
約11,000人
避難所生活者数
約160,000人
約520,000人
約780,000人
約130,000人
応急仮設住宅世帯数 ※2
約3,500世帯
約17,000世帯
約32,000世帯
約2、700世帯
約400,000人分 約720,000人分
-
食料不足量
-
給水不足量
-
約2,100トン
約6,100トン
-
約1,500基
約4,700基
約7,200基
約1,300基
仮設トイレ需要数
経済被害(直接・間接)
約1兆7,000億円 約6兆3,000億円
約12兆円 約1兆4,000億円
※1 日常受けていた治療が医療機関の損壊等により継続して受けられなくなる人数
※2 阪神・淡路大震災と同じような住宅対応がされた場合
8-11-3
資料8-12
1
総
犬山市土砂災害避難勧告等の判断基準マニュアル
則
本マニュアルは、土砂災害(急傾斜地の崩壊、土石流の発生)を対象とし、災害から市民の
生命、身体を保護することを目的に、犬山市地域防災計画に基づき、避難勧告等の判断につい
て具体的に定めるものである。また本マニュアルは必要に応じ適時検討をし、見直しを図るも
のとする。
2
避難勧告等発令の判断材料
土砂災害における避難勧告等を発令する判断材料として、以下の情報から判断する。
①気象庁「土砂災害警戒判定メッシュ情報」
http://www.jma.go.jp/jp/doshamesh/
土壌雨量指数及び降雨の実況・予測に基づいて、土砂災害発生の危険度を 5km メッシュ
毎に階級表示した分布図
「黄」
・・・・実況又は予想で大雨注意報の土壌雨量指数基準値を超過した場合に表示
「赤」
・・・・実況又は予想で大雨警報の土壌雨量指数基準値を超過した場合に表示
「薄紫」・・・・予測値で土砂災害警戒情報の判定基準を超過した場合に表示
※愛知県砂防課メッシュ図レベル1~レベル3と同レベル
「紫」
・・・・実況値で土砂災害警戒情報の基準値を超過した場合に表示
※愛知県砂防課メッシュ図レベル1~レベル3と同レベル
②愛知県砂防課「土砂災害危険度情報」
http://www.sabo.pref.aichi.jp/02.phtml
土壌雨量指数及び降雨の実況・予測に基づいて、土砂災害発生の危険度を1km メッシュ
毎に階級表示した分布図
「黄」
・・・・レベル1
3時間後にレベル4に到達
「橙」
・・・・レベル2
2時間後にレベル4に到達
「赤」
・・・・レベル3
1時間後にレベル4に到達
「茶」
・・・・レベル4
いつ土砂災害が発生してもおかしくない状況
③気象情報
気象庁 HP(防災情報等)http://www.jma.go.jp/jp/radnowc/
大雨注意報
・・・・避難準備情報発令の判断材料
大雨警報(土砂災害)
・・・・避難準備情報発令の判断材料
土砂災害警戒情報
・・・・避難勧告発令の判断材料
記録的短時間大雨情報
・・・・避難勧告発令の判断材料
大雨特別警報(土砂災害)・・・避難勧告避難指示発令の再確認材料
※特別警報発令時は、避難勧告等の発令基準をはるかに超えているため、既に実施済みの措
置を再確認するもの。
④土砂災害前兆現象
湧き水や地下水の濁り、渓流の水量の変化 ・・・避難勧告発令の判断材料
山鳴り、流木の流出
・・・避難指示発令の判断材料
8-12-1
3
避難勧告等の発令の判断基準
風水害への注意喚起
※避難勧告等の発令前に、気象情報や市からの緊急情報に注意するよう促すもの。
【基準】
気象庁発表の土砂災害警戒判定メッシュ情報で「黄」が表示し、さらに降雨が
継続する見込みである場合
避難準備情報
【発令の基準】①~⑤のいずれか1つに該当したら発令
①大雨警報(土砂災害)発表、かつ、気象庁発表の土砂災害警戒判定メッシュ情報
で「赤」が表示
②大雨注意報が発表され、夜間~翌日早朝に大雨警報(土砂災害)に切り替わる可
能性が言及されている場合
③強い降雨を伴う台風が夜間から明け方に接近・通過することが予想される場合
④数時間後に避難経路等が通行規制などにより通行不可能となることが想定される
場合
⑤その他本部長が必要と認めた場合
避 難 勧 告
【発令の基準】①~⑤のいずれか1つに該当したら発令
①土砂災害警戒情報発表
② 大雨警報(土砂災害)が発表され、かつ、気象庁発表の土砂災害警戒判定メッシュ
情報で「薄紫」が表示し、さらに降雨が継続する見込みである場合
③ 大雨警報(土砂災害)が発表されている状況で、記録的短時間大雨情報が発表され
た場合
④土砂災害の前兆現象(湧き水・地下水の濁り、渓流の水量の変化)が発見された
場合
⑤その他本部長が必要と認めた場合
避 難 指 示
【発令の基準】①~⑤のいずれか1つに該当したら発令
①土砂災害警戒情報が発表され、かつ気象庁発表の土砂災害警戒判定メッシュ情報
で「紫」が表示
②土砂災害警戒情報が発表されており、さらに記録的短時間大雨情報が発表された
場合
③土砂災害が発生した場合
④土砂災害の前兆現象(山鳴り、流木の流出)が確認された場合
⑤その他本部長が必要と認めた場合
8-12-2
避難勧告等の発令の判断基準 イメージ図
気象庁
5kmメッシュ図
黄
県砂防課
風水害への
注意喚起
赤
+
避難準備情報
発令
大雨警報
(土砂災害)
発表時
避難所開設
1kmメッシュ図
黄
橙
気象情報・土砂災害前兆現象など
夜間から翌日早朝にかけ大雨警
報(土砂災害)が発表される可能
性あり
強力な台風が夜間から明け方に
接近・通過する可能性あり
数時間後に避難経路等が通行
規制などにより通行不可能となる
可能性あり
土砂災害警戒情報発表
薄紫
+
避難勧告
発令
大雨警報
(土砂災害)
発表時
避難所開設
赤
大雨警報(土砂災害)かつ
記録的短時間大雨情報発表
土砂災害の前兆現象を確認
(湧き水や地下水の濁り、
渓流の水量の変化)
土砂災害警戒情報かつ
記録的短時間大雨情報発表
茶
紫
+
土砂災害警戒
情報発表時
避難指示
発令
土砂災害が発生
避難所開設
土砂災害の前兆現象を確認
(山鳴り、流木の流出)
※矢印(
)のいずれか一つが該当したら発令。
※判断に迷う状況であれば、名古屋地方気象台から助言を得ること。
名古屋地方気象台 防災業務課 ホットライン:052-751-5581
4 避難勧告の発表単位・警戒が必要な区域
(1) 避難勧告等の発表単位
8-12-3
土砂災害は、降雨の状況により局地的に発生する移行があるため、避難勧告等の発令は下
記「(2)
警戒が必要な区域」と、気象庁が発表する「土砂災害警戒判定メッシュ情報」及び
愛知県砂防課が発表する「土砂災害危険度情報」のメッシュ図において危険度が高まってい
る領域とが重なった区域(状況に応じてその周辺区域も含めて)に避難勧告等を発令する。
※メッシュ図において危険度が高まっている領域の詳細な場所(測定値)は、名古屋地方気
象台で助言を得ることが可能。
(名古屋地方気象台
(2)
防災業務課
ホットライン:052-751-5581)
警戒が必要な区域
※ 士砂災害危険箇所マップ参照
地区名
大
字
犬山
犬
山
警戒が必要な区域【町名、字名等にて記載】
避難所
北小学校
北白山平、白山平、瑞泉寺、官林、相生、北古券、西古券、
丸山学供
南古券、北別祖
丸山子ども未来園
栗
栖
野口、尾崎、垣ノ内、古屋敷、寺前、大平、古渡沢
栗栖小学校
継鹿尾
杉ノ段、川端
丸山学供
富
片洞、北洞、小野洞
富岡第一公民館
東部老人憩の家
善師野
寺洞屋敷、村街道、庄洞、上清水、下向野、一ヶ洞口、善
師野二丁目、畔洞、奥小洞、伏屋宮下、上宮下、中田、五
反田、中屋敷、雑志田、六郎洞、清水寺洞、下ノ奥、上紅
屋、細洞、東上屋敷、中田洞、裏山、堂ヶ洞、裏田
善師野公民館
城東中学校
城東小学校
前
原
前原台(二丁目、三丁目、五丁目)、天道新田、橋爪山
前原老人憩の家
今
井
四ツ家、姥田、石蔵、虎熊、観音堂、宮下、反保、前田、
方丈堂、喜八洞、山神洞、成沢、今井一丁目、榎木洞、祢
今井小学校
宜洞、寺ノ前、畑中、北洞、志水口、宮ヶ洞、笠松、小洞、
池ノ下
羽黒
羽
黒
堂ヶ洞、外山、根比敷
楽田
楽
田
池野
池
野
城東
岡
長者町会館
洞田、荒井、蓮池、内久保、前田面、常福寺洞、堂屋敷、
楽田小学校
青塚、倉曽洞、小洞、山ノ田四丁目、宮山、笛田、高根洞、
楽田東子ども未来園
向山
八曽、富士山、西桑原、南高根、寺洞、御殿屋敷、喜六屋
敷、古山、大門、稲干場、西片草、牛岩、裏山、薮ヶ洞、 池野小学校
垣ノ内、杁下、芳ヶ洞、下林、北高根、郷中、大洞
※上記については、区域の一部に土石流の発生、急傾斜地の崩壊等土砂災害の危険に対し、
警戒の必要がある区域を記載。
8-12-4
5
避難勧告等の伝達
(1)
伝達方法等
伝達方法の手段や地域特性に応じ、複数の手段を組み合わせて実施すること。
風水害への注意喚起
伝達方法
対象者
1
安心情報メール
2
HP 新着情報
避難準備情報
住民(市全域)
避 難 勧 告
伝達方法
連絡先・アクセス先等
担当
https://service.sugumail.com/inuyama-city/staff/
本部班
http://www.city.inuyama.aichi.jp/cgi-bin/news/newsedit.cgi
本部班
避 難 指 示
対象者
連絡先・アクセス先等
担当
1
安心情報メール
https://service.sugumail.com/inuyama-city/staff/
本部班
2
エリアメール
https://service.sugumail.com/inuyama-city/staff/
本部班
3
HP 新着情報
http://www.city.inuyama.aichi.jp/cgi-bin/news/newsedit.cgi
情報班
0583-75-3870
情報班
63-0842
情報班
4
5
中部ケーブル
ネットワーク
愛知北 FM
避難勧告等
発令対象地区
住民
愛知県高度情報ネットワークの被害報告に入力するこ
6
報道機関
7
広報車
防災無線・拡声器付車両
広報・調査班
8
消防団
対象地区分団へ連絡
消防部
9
警察
61-0110
本部班
町会長連絡先一覧参照
総務班
とで、自動的にテレビテロップに流れる 。
本部班
避難勧告等
10
電話
発令対象地区
区長、町会長
8-12-5
(2)
伝達内容
犬山市
災害対策本部
報道機関
消防本部
電話・FAX
広報車
放送局
警察
ホームページ
防災行政無線
自衛隊
犬山市安心情報メール
市
民
<伝達項目例>
※伝達文例や様式1を基に伝達する。
①発令日時
②発令者(市長)
③避難すべき区域(対象地区及び対象者)
④危険の度合い(発災時期、予想される被害情報などについての説明を加える。)
⑤避難勧告・避難指示等の区分
⑥避難場所
⑦避難の経路(通行できない経路)
⑧住民のとるべき行動及び注意事項
⑨問い合せ先
⑩その他必要な事項
(3) 伝達文例
風水害への注意喚起
伝達文例
■こちらは、犬山市です。
■現在降り続いている大雨が、今後も継続する見込みです。
■今後も大雨が降り続けば、土砂災害や河川洪水などの災害が発生する可能性があ
ります。
■急傾斜地や河川の近くにお住まいの方は、テレビやラジオの気象情報や市からの
緊急情報に注意してください。
■避難が必要な場合は、犬山市安心情報メール、市ホームページ、広報車、テレビ
やラジオで避難勧告等の緊急情報をお知らせします。
※避難勧告等の用語説明や風水害から身をまもるための心得を下記URL(市ホー
ムページ)で確認できます。
http://www.city.inuyama.aichi.jp/bousai/pdf/suigai.pdf
【問い合せ先】
犬山市防災安全課 TEL:0568-44-0346 FAX:0568-44-0367
8-12-6
避難準備情報
伝達文例①
■緊急情報、緊急情報、避難準備情報発令
■こちらは、犬山市です。
■土砂災害の発生する危険が高くなることが予想されるため、○○時○○分に○○
地区の土砂災害警戒区域に対して「避難準備情報」を発令し、△△を避難所とし
て開設します。
■○○地区の土砂災害警戒区域にお住まいの方は気象情報に注意し、心配な場合、
危険だと思う場合は、迷わず△△へ避難してください。
■特に、高齢の方、障害のある方、小さい子どもをお連れの方は、支援者と連絡を
取り合うなどして避難してください。
※避難準備情報等の用語の説明や風水害から身をまもるための心得を下記URL
(市ホームページ)で確認できます。
http://www.city.inuyama.aichi.jp/bousai/pdf/suigai.pdf
【問い合せ先】
犬山市災害対策本部
避難準備情報
TEL:0568-61-1800
FAX:0568-44-0367
伝達文例②(犬山市全域に発令する場合)
※避難準備情報のみ犬山市全域に発令する可能性があるため。
■緊急情報、緊急情報、避難準備情報発令
■こちらは、犬山市です。
■夜間から翌早朝にかけて土砂災害の発生する危険がありますので、○○時○○
分に市内の土砂災害警戒区域に対し「避難準備情報」を発令し、下記避難所を
開設します。
■夜間、早朝の避難は危険です。土砂災害警戒区域にお住まいの方は気象情報に
注意し、心配な場合、危険だと思う場合は迷わず下記避難場所へ避難してくだ
さい。
■特に、高齢の方、障害のある方、小さい子どもをお連れの方は、支援者と連絡を
取り合うなどして避難してください。
■開設避難場所
犬山北小学校、丸山学供、丸山子ども未来園、栗栖小学校、富岡第一公民館、東
部老人憩の家、善師野公民館、城東中学校、城東小学校、前原老人憩の家、今井
小学校、長者町会館、楽田小学校、楽田東子ども未来園、池野小学校
※避難準備情報等の用語の説明や風水害から身をまもるための心得を下記URL
(市ホームページ)で確認できます。
http://www.city.inuyama.aichi.jp/bousai/pdf/suigai.pdf
【問い合せ先】
犬山市災害対策本部
TEL:0568-61-1800
8-12-7
FAX:0568-44-0367
避 難 勧 告
伝達文例
■緊急情報、緊急情報、避難勧告発令
■こちらは、犬山市です。
■土砂災害の発生する危険が極めて高まっているため、○○時○○分に○○地区
の土砂災害警戒区域に対して「避難勧告」を発令し、△△を避難所として開設
します。○○地区の土砂災害警戒区域にお住まいの方は直ちに△△へ避難して
ください。
■なお、○○道路は道路冠水のため通行できませんのでご注意ください。
※避難勧告等の用語の説明や風水害から身をまもるための心得を下記URL(市ホ
ームページ)で確認できます。
http://www.city.inuyama.aichi.jp/bousai/pdf/suigai.pdf
【問い合せ先】
犬山市災害対策本部
避 難 指 示
TEL:0568-44-0346
FAX:0568-44-0367
伝達文例
■緊急情報、緊急情報、避難指示発令
■こちらは、犬山市です。
■土砂災害の発生する危険が極めて高まっているため、○○時○○分に○○地区
の土砂災害警戒区域に対して、「避難指示」を発令しました。
■未だ避難していない方は、最寄りの頑丈な建物等へ直ちに避難してください。
外が危険な場合は、屋外の谷側の高いところに避難してください。
※避難指示等の用語の説明や風水害から身をまもるための心得を下記URL(市ホ
ームページ)で確認できます。
http://www.city.inuyama.aichi.jp/bousai/pdf/suigai.pdf
【問い合せ先】
犬山市災害対策本部
TEL:0568-44-0346
8-12-8
FAX:0568-44-0367
6
関係機関連絡先
連絡先
担当課
番号等
担当
名古屋地方気象台
防災業務課
052-751-5124
本部班
犬山警察署
警備課
61-0110
本部班
愛知県防災局
尾張県民事務所
052-961-1474
防災保安課
事務所
中部地方整備局
0586-72-1411 (代表)
守山駐屯地
本部班
都市整備部
本部班
本部班
第一出張所
0586-89-2149
水災害予報センター
052-685-5117
本部班
0568-29-3121
消防部
052-791-2191
本部班
61-0062
都市整備部
090-3309-2766(代表者)
本部班
愛知県防災航空隊
陸上自衛隊
8-602-2436
無線 FAX 8-602-1150
一宮建設事務所
木曽川上流河川
無線電話
第 10 師団
防災協力会
大竹建設
中部電力(株)
小牧営業所
71-7191(代表)
050-7772-7111(所長)
農林治水課
本部班
犬山瓦斯(株)
61-0002
本部班
愛知北エフエム
63-0842
情報班
85-1177
情報班
中部ケーブル
ネットワーク
KCTV局
8-12-9
様式1
避難勧告等における伝達簿
避難勧告等の種類
避難準備情報
発
犬山市長
発
令
令
者
日
時
年
避難勧告
月
日
避難すべき区域
(対象地区,対象者)
避
難
場
所
避
難
経
路
(通行できない経路等)
住民のとるべき
行動や注意事項
犬山市災害対策本部
本 件 担 当 者
連
絡
先
担当:
TEL
FAX
0568-61-1800 内線
0568-44-0367
8-12-10
避難指示
時
分
発令