ECM試薬製品 - AGCテクノグラス

ECM試薬製品
◆コラーゲン
●ヒトコラーゲン VitroCol ★
● 安全性試験済みコラーゲン THERACOL
● コラーゲン Cellmatrix® ★
● コラーゲンゲル培養キット
◆ラミニン
◆ファイブロネクチン
◆ヒアルロン酸ハイドロゲル ★
TM
◆EHSマトリックス試薬 EZCELL® マトリックス★
TM
◆組織培養用ゼラチン
◆ビトロネクチン
★ 3次元細胞培養で、ご使用頂けます。
コラーゲン
コラーゲンは、動物の結合組織を構成するタンパク質で、真皮、靱帯、腱、骨、軟骨など体内に広く分布する主要な細胞外
基質です。存在場所により特長のある色々なタイプのコラ−ゲンが発見されています。
In vitroでの内皮細胞、皮膚細胞、神経細胞、肝細胞、乳腺上皮細胞等の初代細胞培養や、
コラ−ゲンゲル内での3次
元細胞培養に用いることができます。
コラーゲンの塗布例
●適量のコラ−ゲン溶液を培養容器にそそぎ薄く全体に引き伸ばした後、乾燥させる。酸を除くために、ハンクス液または培養液で1∼2回
洗浄する。
●コラーゲン液を目的濃度(10∼300μg/mL程度)
となるよう希釈し、室温で30分または4℃で一晩静置した後、液を除き乾燥させる。あと
は上記同様の処置を行う。
●ヒトコラーゲン VitroColTM
NEW
製造元:Advanced BioMatrix社
VitroColTMは、各種検査済み(ウイルス・感染性微生物:Negative)
ヒト繊維芽細胞から
分泌された天然型ヒトコラーゲンです。cGMP準拠した安全性が確保された方法で生産
されています。
コート上で、HEK293細胞を培養
ヒト繊維芽細胞により
産生されたECM
〈製品仕様〉
〈アプリケーション〉
●濃度:3mg/mL ●溶媒:0.01N希塩酸溶液(pH2)
●純度:コラーゲン ≧99.9% (コラーゲンTypeⅠ>97%、他はコラーゲンType Ⅲ)
●エンドトキシン濃度:≦0.5EU/mL
●フィルター滅菌済み
15
ヒトコラーゲンゲル
カタログ番号
品種コード
品名
NEW
02-069-510
ABM-5007-E
ヒトコラーゲンVitroColTM
NEW
02-069-512
ABM-5007-A
ヒトコラーゲンVitroColTM
●細胞培養用コラーゲンコート
●コラーゲンゲル作成
=ゲル化プロトコール=
①4℃のコラーゲン液 8容に、
4℃の10×培地または10×PBS 1容
を混和する。
②滅菌済みの0.1M NaOHを添加し、pH7.2∼7.6に調整する。
滅菌済みの純水を、total 10容になるよう加える。
冷やしたまま、
よく混和する。
③37℃インキュベーターでゲル化させる。
(通常90∼120分でゲル化)
サイズ
標準価格(円)
保存温度
5 mL
36,000
2∼8℃
20 mL
62,000
2∼8℃
ECM試薬製品
コラーゲン
●安全性試験済コラーゲン THERACOLTM
製造元:
“THERACOLTM ”製品は、韓国で医療用具としてインプラント目的に使
用されているSEWON CELLONTECH社“TheraFill”と同一の原料・
生産システムにて製造したもので、ISO規格に基づいた安全性試験を行
っているコラーゲンです。
(ISO10993, Part1, Biological Evaluation of Medical Devices)
〈安全性試験の項目〉
〈製品仕様〉
●ブタ皮膚由来アテロコラーゲン(TypeⅠ)
●濃度:10mg/mL
●溶媒:希塩酸溶液(pH1.8∼3.5) ●エンドトキシン濃度:<1EU/mL
●無菌試験:Negative
●Heavy Metals:Negative
●浸透圧:0.2 Osmol/kg
●細胞毒性試験
●皮膚感作性試験
●復帰突然変異試験
●染色体異常試験
●発熱性物質試験
これらの試験は*NAMSA CA, USAにおいて要求される項目であり、製品の安全
性と生体適合性を証明するものです。
*米国NAMSA社(North American Science Associates., Inc.)
は、40年以上
の実績を持つ、医療器具、材料、調剤コンテナの安全評価を専門とするリーディ
ングカンパニーです。
THERACOLTM コラーゲン液を用いて培養容器をコートした場合と
TC処理済培養容器(コート無し)での細胞培養比較
●細胞:HEK293
●培地:DMEM/Ham’
s F12+KSR添加物
●細胞播き込み数:5×104cells/mL
(1×104cells/cm2)
●培養開始後2日後
TC処理済培養容器
THERACOLTMコート培養容器
カタログ番号
品種コード
02-069-508
SWC-COL10-20
TypeⅠCollagen(THERACOL ), 10mg/mL
02-069-506
SWC-COL10-100
TypeⅠCollagen(THERACOLTM), 10mg/mL
品名
HEK293細胞は、無血清培地中では、
コラーゲン
コートのされていないTC処理のみの表面を持つ
培養容器上では伸展することができませんが、
コラ
ーゲンコート容器上では、接着・伸展し、良好な増
殖を示しています。
標準価格(円)
保管温度
20 mL
16,000
4℃
100 mL
45,000
4℃
容量
TM
THERACOLTMは韓国SEWON CELLONTECH社の商標です。
※大量にご使用の場合には、500mLバルクサイズでのご提供も可能です。お問い合わせ下さい。
●コラーゲン Cellmatrix®
製造元:新田ゼラチン株式会社
Cellmatrix-ⅠA
◆高ゲル強度のため、
コラーゲン・ゲル包埋培養に適しています。また、ゲルの透明度が高いため、顕微鏡観察が容易に
行えます。
Cellmatrix-ⅠP
◆ゲル強度はCellmatrix-ⅠAと比べ低いので細胞培養コーティングを行うのに適しています。
◆Cellmatrix-ⅠPは安価なので、大量培養の際のコストダウンが可能です。
Cellmatrix-ⅠC
◆Cellmatrix-ⅠCはType ⅠA、ⅠPに比べ、ゲル化能は弱いけれどコラーゲンの会合体が除去されているので ①粘度が低い
②溶解度が高い ③溶液の均一性が高い等のメリットがあります。
◆特に細胞培養用コーティングに適しています。
Cellmatrix-Ⅲ
◆Cellmatrix-Ⅲはゲル化能が弱く細胞培養コーティングに適しています。
◆Cellmatrix-ⅠAと混合して三次元培養にも使用できます。
Cellmatrix-Ⅳ
◆ゲル化せず、低粘度で、
コーティングに適しています。
参考文献
●コラーゲンマトリックスを利用した細胞培養法、榎並淳平、繊維学会誌、42(6)、225(1986)
●組織培養容器開発の現状と展望、伊井一夫、バイオインダストリー、2(2)、981-989(1985)
16
ECM試薬製品
コラーゲン
カタログ番号
品種コード
品名
02-068-002
CELLMATRIX-1A-20
02-068-004
CELLMATRIX-1A-100
02-068-006
CELLMATRIX-1P-20
02-068-008
CELLMATRIX-1P-100
02-068-010
CELLMATRIX-1C-20
02-068-012
CELLMATRIX-1C-100
02-068-014
CELLMATRIX-3-5
02-068-016
CELLMATRIX-3-20
02-068-018
CELLMATRIX-3-100
02-068-020
CELLMATRIX-4-5
02-068-022
CELLMATRIX-4-20
02-068-024
CELLMATRIX-4-100
規格明細
容量
コラーゲンタイプⅠA
ブタ腱由来酸可溶化TypeⅠコラーゲン、
濃度3.0mg/mL、pH3.0
コラーゲンタイプⅠP
ブタ腱由来ペプシン可溶化TypeⅠコラーゲン、
濃度3.0mg/mL、pH3.0
コラーゲンタイプⅠC
ブタ皮由来ペプシン可溶化TypeⅠコラーゲン、
濃度3.0mg/mL、pH3.0
ブタ皮膚由来ペプシン可溶化Type Ⅲコラーゲン、
濃度3.0mg/mL、pH3.0
(TypeⅠコラーゲン約10% 混入)
コラーゲンタイプⅢ
オーストラリア・ニュージーランド産
ウシ水晶体前包のペプシン処理
塩分別沈殿によるType Ⅳ コラーゲン、
濃度3.0mg/mL、pH3.0
コラーゲンタイプⅣ
標準価格
(円/個)
保存温度
20 mL
10,000
4℃
100 mL
30,000
4℃
20 mL
7,000
4℃
100 mL
20,000
4℃
20 mL
7,000
4℃
100 mL
20,000
4℃
5 mL
10,000
4℃
20 mL
30,000
4℃
100 mL
100,000
4℃
5 mL
17,000
4℃
20 mL
51,000
4℃
100 mL
170,000
4℃
Cellmatrix® は新田ゼラチン株式会社の登録商標です。
※ご注文後のキャンセルはお受けできません。ご了承下さい。
●コラーゲンゲル培養キット
製造元:新田ゼラチン株式会社
コラーゲン・ゲル培養キットは、いままで面倒で時間のかかっていたコラーゲンを用いた細胞培養、特に三次元培養用とし
て開発されたキットです。キットに含まれる3種類の試薬を混合するだけで、コラーゲンゲル上培養用または三次元包埋培
養用としてご使用いただけます。
■キット内容
カタログ番号
品種コード
品名
内容
A液 Cellmatrix-ⅠA
02-069-002
COL-KIT
規格
容量
ブタ腱由来TypeⅠコラーゲン、
3mg/mL、pH3.0
20mL×1本
B液 培養用培地
NaHCO3不含、10倍conc.
(10倍conc. ハムF12 培地、
コラーゲン・ゲル
10倍conc. イーグルMEM 培地)
培養キット
C液 再構成緩衝液4mL×5
260mM NaHCO3、
200mM HEPES を含む50mM
NaOH溶液
C液用スタンド
標準価格
(円/キット)
保存温度
4℃
4℃
5mL×各1
16,000
4mL×5本
4℃
1個
―
■コラーゲン・ゲル培養キット用試薬別売り
カタログ番号
17
品種コード
品名
規格明細
濃縮
容量
標準価格
(円)
保存温度
02-069-004
NT-HAM
Ham's F12培地
グルタミン含、重曹不含
10倍conc.
100mL
5,000
4℃
02-069-018
NT-MEM
MEMハンクス
グルタミン含、重曹不含
10倍conc.
100mL
5,000
4℃
02-069-008
NT-DF
ダルベッコ Ham's F12混合培地(1: 1)
グルタミン含、重曹不含
10倍conc.
100mL
5,000
4℃
02-069-010
NT-199
199培地
グルタミン含、重曹不含
10倍conc.
100mL
5,000
4℃
02-069-012
NT-DMEM
ダルベッコ
改変イーグル培地
グルタミン含、重曹不含
5倍conc.
100mL
6,000
4℃
02-069-014
NT-RPMI
RPMI1640培地
グルタミン含、重曹不含
5倍conc.
100mL
5,000
4℃
02-069-016
BFR-SET
再構成用緩衝液
50mM NaOH
260mM NaHCO3
200mM HEPES
―
4mL×15本
6,000
4℃
ECM試薬製品
ファイブロネクチン
血漿中に0.3mg/mL程度存在する糖タンパク質で、分子量約250Kのポ
リペプチドが2量体を形成しています。また組織にも多量体を形成して存
在します。培養系において繊維芽細胞、肝細胞、神経細胞等を接着します。
生体内では細胞接着、細胞移動、食作用の促進等に関わり、さらには組
織損傷の場において働いています。また細胞が癌化すると細胞表面から
顕著に消失するタンパク質として注目されています。
ヒトファイブロネクチンは、RUOSLAHTI et al. の方法1)により、血漿より精
製されています。0.2μm滅菌フィルターでろ過滅菌されている無菌溶液で
すので、手軽にご使用になれます。
ファイブロネクチンの塗布例
細胞接着活性
●PBS(カルシウム、マグネシウム不含)
で目的濃度(5∼30μg/mL)に希釈する。
培養皿にそそぎ37℃で2時間∼一晩あるいは4℃で一晩放置する。
参考文献
1)Ruoslahti, E. et al.(1982)Methods in Enzymol. 82, 803
カタログ番号
品種コード
02-070-002
F0003-1
02-070-004
F0003-5
品名
規格明細
ファイブロネクチン
ヒト血漿由来、2.0mL 溶液、純度≧95%
それぞれのファイブロネクチンをPBSで目的濃度に
希釈しIWAKI24WELLプレートに各WELLあたり
0.3mLずつ加え、37℃で一晩塗布する。BSAでブ
ロッキング後、TIG-3細胞(ヒト胎児肺線維芽細胞
JCRB0506、東京都老人研で樹立)を5×10 4個
/mL DMEM/WELLで播き37℃90分インキュベー
トする。未接着細胞を洗った後、トリプシン/EDTA
液で接着細胞をはがし、細胞数を測定した。
容量
標準価格
(円/個)
1.0mg
12,000
1.0mg×5
48,000
保存温度
-20℃
※くり返しの凍結融解は避けて下さい。
ビトロネクチン
血漿中に0.2mg/mL程度含まれるタンパク質で、分子量75Kとその分解
物65Kの単量体で存在しています。また組織中にも分布しています。培養
系においてはファイブロネクチンと類以の作用を示しますが、ヒト肺癌細胞
MCF-7はビトロネクチン上でのみ細胞移動を示します。また血液凝固系の
トロンビン・抗トロンビンⅢ複合体に結合する事、免疫系の補体C5b-7に
結合して補体の細胞障害作用を阻害することなどが報告されています。ヒ
トビトロネクチン製品は、モノクロナール抗体のアフィニティーカラムを用い
ヒト血漿より精製されています。0.2μm滅菌フィルターでろ過滅菌されてい
る無菌溶液ですので、手軽にご使用になれます。
ビトロネクチンの塗布例
細胞接着活性
●PBS(カルシウム、マグネシウム不含)
で目的濃度(5∼30μg/mL)に希釈する。
培養皿にそそぎ37℃で2時間∼一晩あるいは4℃で一晩放置する
参考文献
●HYMAN et al.(1983)Proc.Natl. Acad. Sci. U.S.A. 80, 4003-4007
カタログ番号
品種コード
02-072-002
V0001-1
02-072-004
V0001-5
品名
規格明細
ビトロネクチン*
ヒト血漿由来、0.2mL溶液、純度≧90%
ビトロネクチンをP B Sで目 的 濃 度 に 希 釈し
IWAKI24WELLプレートに各WELLあたり0.3mL
ずつ加え、37℃で一晩塗布する。BSAでブロッキ
ング後 、 T I G - 3 細 胞(ヒト胎 児 肺 線 維 芽 細 胞
JCRB0506、東京都老人研で樹立)
を5×104個
/mL DMEM/WELLで播き37℃90分インキュベー
トする。未接着細胞を洗った後、トリプシン/EDTA
液で接着細胞をはがし、細胞数を測定した。
容量
標準価格
(円/個)
0.1mg
22,000
0.1mg×5
88,000
保存温度
-20℃
*0.5mg/mLの濃度
(Lowry法で定量)
で0.15M
NaCl、0.005M HEPES pH7.4に溶けています。0.2μm滅菌フィルターでろ過滅菌済み。
くり返しの凍結融解は避け、融解後は適当量ずつ
小分けして保存して下さい。
ビトロネクチンはガラスに付着しやすいので、低濃度溶液のガラス容器での保存は避けて下さい。
研究用試薬としてご使用下さい。
18
ECM試薬製品
ラミニン
ほとんどの組織の基底膜に特異的に存在している分子量約900Kのタン
パク質です。Type Ⅳコラーゲンやヘパラン硫酸と結合して、基底膜の構
成および機能を担っています。培養系においては上皮細胞、内皮細胞、
肝細胞等を接着し、
また神経細胞の軸索伸展を促進します。ラミニンは癌
の転移能と関係が深く、高転移性の癌細胞は細胞表面にラミニンレセプ
ターが多くなることが知られます。
マウスラミニン製品は、TIMPL et al.の方法1)を当社で改変した方法で、マ
ウスEHS肉腫より精製されています。エンタクチン、ナイドジェン等の混入
が極力除かれています。0.2μm滅菌フィルターでろ過滅菌されている無菌
溶液ですので、手軽にご使用になれます。
Type Ⅳコラーゲンの混入
アミノ酸分析でヒドロシキプロリンは検出されません。アミノ酸分析の感度を考慮します
と、混入0.01%以下です。
ファイブロネクチンの混入
イムノブロット法でファイブロネクチンは検出されません。イムノブロット法の感度を考慮
しますと、混入0.05%以下です。
ラミニンの塗布例
●PBS(カルシウム、マグネシウム不含)
で目的濃度(5∼30μg/mL)に希釈する。
培養皿にそそぎ37℃で2時間∼一晩あるいは4℃で一晩放置する。
細胞接着活性
ラミニンをPBSで目的濃度に希釈しIWAKI24WELL
プレートに各WELLあたり0.3mLずつ加え、37℃で
一晩塗布する。BSAでブロッキング後、TIG-3細
胞(ヒト胎児肺線維芽細胞JCRB0506、東京都
老人研で樹立)
を5×104個/mL DMEM/WELLで
播き37℃90分インキュベートする。未接着細胞を
洗った後、トリプシン/EDTA液で接着細胞をはがし、
細胞数を測定した。
参考文献
1)Timpl, R et al.(1979)J.Biol.Chem. 254, 9933-9937
EHSマトリックス試薬 EZCELL® マトリックス
EHSマトリックスはEHSマウス肉腫から抽出した基底膜成分です。ラミニン、
エンタクチン、ヘパラン硫酸プロテオグリカンを
主に含みます。37℃でゲル化し内皮細胞、神経細胞の分化や3次元マトリックスモデルの研究に適しています
(P.10参照)。
カタログ番号
品種コード
02-071-002
L0001-1
02-071-004
L0001-5
02-071-102
EHS-001
規格明細
品名
マウスEHS 肉腫由来、2.0mL 溶液、純度≧95%
ラミニン*
マウスEHS 肉腫由来、2.0mL×5、純度≧95%
EZCELL®マトリックス マウスEHS肉腫抽出物
容量
標準価格
(円/個)
1.0mg
28,000
1.0mg×5
88,000
5mL
20,000
保存温度
-20℃
-80℃
EZCELL® はAGCテクノグラス株式会社の登録商標です。
*0.5mg/mLの濃度
(Lowry法で定量)
で0.15M NaCl、0.05M Tris緩衝液pH7.4に溶けています。0.2μm滅菌フィルターでろ過滅菌済み。
くり返しの凍結融解は避け、融解後は適当量ずつ
小分けして保存して下さい。
※ご注文後のキャンセルはお受けできません。ご了承下さい。
組織培養用ゼラチン
製造元:新田ゼラチン株式会社
組織培養用ゼラチンは、豚皮より精製された粉末ゼラチンです。等電点は
8以上で、組織培養容器のコーティングに最適です。筋芽細胞やテラトカ
ルシノーマ等の培養で通常のゼラチンより好成績を得ています。
ゼラチンコーティングの塗布例(2種類)
●1%水溶液になるようにゼラチンを純水に加え、オートクレーブ
(121℃、10分)
する。
少量のゼラチン溶液を容器に加え、ラバーポリスマンで全面にひきのばし乾燥さ
せる。
●0.1%水溶液になるようにゼラチンを純水に加え、
オートクレーブ(121℃、10分)
する。ゼラチン溶液を容器面を覆うように加え
(35mmディッシュの場合1mL)液
を吸引で除いたのち乾燥させる。
細胞接着活性
ニワトリ筋芽細胞を低濃度でまき、10日間培養後、
筋コロニー数を測定。
カタログ番号
品種コード
品名
規格明細
容量
標準価格
(円/個)
保存温度
02-073-002
G0001-6
組織培養用ゼラチン
粉末タイプ、ブタ由来
100g×6
18,000
室温
※ご注文後のキャンセルはお受けできません。ご了承下さい。
19
ECM試薬製品
ヒアルロン酸ハイドロゲル
NEW
製造元:Glycosan Biosystems社
ヒアルロン酸は、
ムコ多糖(グリコサミノグリカン)の一種で、生体において
主要な細胞外基質成分です。チオール基(SH基)
を導入したヒアルロン酸・
ゼラチン・ヘパリンを組み合わせ、
チオール基反応性のリンカーにより結合
させ、ハイドロゲルを作成します。
幹細胞・正常細胞・癌細胞の3次元培養や、動物への移植実験、成長因
子の放出速度を調整する試験等、様々な試験にご使用頂けます。
◆User-Friendly
操作が簡単。中性・15∼37℃でゲル化。酸性下や低温下で
取り扱う必要が無いため、細胞へショックを最小限に出来る。
◆Chemically Defined
組成が明確。
◆Biocompatible
生分解性、移植OK。
◆Customizable
ECM、成長因子を添加し、徐々に放出できる。ゲル化速度を制御できる。
ヒト肝細胞をExtracelTMハイドロゲル内で
3次元培養
ヒトES細胞(H9)由来 Neurosphereを
HyStem-CTMハイドロゲル内で培養。
MDCK細胞をラミニン添加の
ExtracelTMハイドロゲル内で培養。
免染により管腔内側でアクチンを検出。
標準価格
(円/個)
保存温度
2.5mL
14,000
-20℃
7.5mL
37,000
-20℃
12.5mL
47,000
-20℃
Extracel-XTM ハイドロゲルトライアルキット
2.5mL
14,000
-20℃
GBS-GS210
Extracel-XTM ハイドロゲル キット
7.5mL
37,000
-20℃
02-073-014
GBS-GS212
Extracel-XTM ハイドロゲル キット
12.5mL
47,000
-20℃
NEW
02-073-016
GBS-GS214
Extracel-HPTM ハイドロゲルトライアルキット
2.5mL
14,000
-20℃
NEW
02-073-018
GBS-GS209
Extracel-HPTM ハイドロゲル キット
7.5mL
37,000
-20℃
NEW
02-073-020
GBS-GS206
Extracel-HPTM ハイドロゲル キット
12.5mL
47,000
-20℃
NEW
02-073-022
GBS-GS310
HyStemTM ハイドロゲルトライアルキット
2.5mL
14,000
-20℃
NEW
02-073-024
GBS-GS311
HyStemTM ハイドロゲル キット
7.5mL
42,000
-20℃
NEW
02-073-026
GBS-GS312
HyStem-CTM ハイドロゲルトライアルキット
2.5mL
14,000
-20℃
NEW
02-073-028
GBS-GS313
HyStem-CTM ハイドロゲル キット
7.5mL
37,000
-20℃
NEW
02-073-030
GBS-GS314
HyStem-HPTM ハイドロゲルトライアルキット
2.5mL
14,000
-20℃
NEW
02-073-032
GBS-GS315
HyStem-HPTM ハイドロゲル キット
7.5mL
37,000
-20℃
NEW
02-073-034
GBS-GS696
Extracel Sponge-96TM
1 plate
27,000
-20℃
カタログ番号
品種コード
NEW
02-073-004
GBS-GS211
ExtracelTM ハイドロゲルトライアルキット
NEW
02-073-006
GBS-GS208
ExtracelTM ハイドロゲル キット
NEW
02-073-008
GBS-GS204
ExtracelTM ハイドロゲル キット
NEW
02-073-010
GBS-GS213
NEW
02-073-012
NEW
品名
容量
20
ECM試薬製品
ヒアルロン酸ハイドロゲル 詳細情報
NEW
●ヒアルロン酸ハイドロゲル キットの試薬
◆GlycosilTM
◆HeprasilTM
◆HyStemTM
◆HyStem-HPTM
◆Gelin-STM
◆ExtralinkTM
:SH基-ヒアルロン酸
:SH基-ヒアルロン酸+SH基-ヘパリン
:SH基-ヒアルロン酸
:SH基-ヒアルロン酸+SH基-ヘパリン
:SH基-ゼラチン
:分子量3400Daのポリエチレンジアクリラート
polyethylene diacrylate(PEGDA)
*各試薬は、凍結乾燥品です。添付されている純水を加え、溶解し
用います。
*GlycosilTM・HeprasilTM・HyStemTM・HyStem-HPTMは、単独で
は細胞が接着しにくいため、必要に応じ、Gelin-STMまたは細胞
外基質(LN・コラーゲン・FN)
と混合し用います。
*ExtralinkTMは、GlycosilTM ・HeprasilTM ・HyStemTM ・HyStemゲルを形成させます。
HPTMのSH基をクロスリンクさせ、
●ハイドロゲル キットの種類と試薬組み合わせ
◆ExtracelTM ハイドロゲル キット
初代細胞・株細胞など幅広い細胞の3次元培養に用いることが出来ます。
品種コード
容量
GlycosilTM
Gelin-STM
ExtralinkTM
GBS-GS211
GBS-GS208
GBS-GS204
2.5mL
7.5mL
12.5mL
1.0mL
1.0mL×3
5.0mL
1.0mL
1.0mL×3
5.0mL
0.5mL
0.5mL×3
2.5mL
◆Extracel-XTM ハイドロゲル キット
動物への注入、移植用に用いることが出来ます。
品種コード
容量
GlycosilTM
Gelin-STM
ExtralinkTM
GBS-GS213
GBS-GS210
GBS-GS212
2.5mL
7.5mL
12.5mL
1.0mL
1.0mL×3
5.0mL
1.0mL
1.0mL×3
5.0mL
0.5mL
0.5mL×3
2.5mL
◆Extracel-HPTM ハイドロゲル キット
ヘパリンにより成長因子がトラップされます。成長因子に関連するアプリケーションにご使用下さい。
品種コード
容量
HeprasilTM
Gelin-STM
ExtralinkTM
GBS-GS214
GBS-GS209
GBS-GS206
2.5mL
7.5mL
12.5mL
1.0mL
1.0mL×3
5.0mL
1.0mL
1.0mL×3
5.0mL
0.5mL
0.5mL×3
2.5mL
◆HyStemTM ハイドロゲル キット
細胞が接着しないため、刺激を与えずに3次元培養が可能です。
品種コード
容量
HyStemTM
ExtralinkTM
GBS-GS310
GBS-GS311
2.5mL
7.5mL
1.0mL×2
1.0mL×6
0.5mL×1
0.5mL×3
◆HyStem-CTM ハイドロゲル キット
幹細胞や他の細胞の3次元培養に使用可能です。
品種コード
容量
HyStemTM
Gelin-STM
ExtralinkTM
GBS-GS312
GBS-GS313
2.5mL
7.5mL
1.0mL×1
1.0mL×3
1.0mL×1
1.0mL×3
0.5mL×1
0.5mL×3
◆HyStem-HPTM ハイドロゲル キット
ヘパリンにより成長因子がトラップされます。成長因子に関連するアプリケーションにご使用下さい。
品種コード
容量
HyStem-HPTM
Gelin-STM
ExtralinkTM
GBS-GS314
GBS-GS315
2.5mL
7.5mL
1.0mL×1
1.0mL×3
1.0mL×1
1.0mL×3
0.5mL×1
0.5mL×3
◆Extracel Sponge-96TM
プレメイドのハイドロゲルです。初代細胞・幹細胞・癌細胞(株細胞)の 3次元培養に用いることが出
来ます。 96wellプレート1枚
※アプリケーション別の文献リストをwebサイトにてご紹介しています。
http://www.glycosan.com/journal.html
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