障がい児

障がい福祉サービスのてびき
「 障がいの有無を問わず、お互いを尊重し、一人ひとりが
安心して暮らし続けられる 共生のまち かどがわ 」
・・・・・平成 19 年 3 月作成 門川町障害者基本計画 より
門 川 町 福 祉 課 地 域 福 祉 係
住 所 〒889−0696 宮崎県東臼杵郡門川町本町1−1
T E L 0982−63−1140(代表) 内線233(地域福祉係)
F A X 0982−63−1356
目
次
■障がい者福祉制度早見表・・・・・1
1.相談の窓口・・・・・2
2.障がい者の手帳・・・・・4
身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳、身体障害者障害程度等級表
3.手当・医療費・助成等・・・・・13
特別障害者手当、障害児福祉手当、児童扶養手当、特別児童扶養手当、心身障害者扶養共済制
度、人工血液透析患者通院交通費助成、障がい者住宅改造助成、身体障がい者用自動車改造助
成、自動車運転免許取得促進助成、生活福祉資金貸付制度、自立支援医療(更生医療、育成医
療、通院医療費公費負担)、重度障がい者医療費助成事業
4.ヘルパー、補装具、日常生活用具等・・・・・21
障害者自立支援法のポイント、サービス内容、利用のしかた、利用者負担、地域生活支援事業、
補装具の交付・修理、日常生活用具の交付・修理
5.割引・減免等・・・・・41
運賃割引、有料道路通行料金の割引、タクシー運賃の割引、NHK放送受信料の免除、携帯電話
使用料等の割引、NTT電話番号の無料案内、自動車駐車禁止除外指定車の標章の交付
6.税金・・・・・44
所得税の控除、住民税の控除、自動車税・自動車取得税の減免、軽自動車税の減免
7.年金・・・・・52
8.その他・・・・・53
町内の障がい福祉施設、障がい者関係行政機関等
■障がい者福祉制度早見表
●印はおおむね全部が対象となり、▲は一部が対象となります。(障がいの種別、等級によって援護の内容が異なり、対象とならない場合もあります。)
制 度 の 種 類
身障手帳(級)
療育手帳
1
2
3
4
5
6
A
B1 B2
相談 障がい者相談支援事業
●
●
●
●
●
●
●
●
特別障害者手当
▲
障害児福祉手当
●
▲
児童扶養手当
●
●
特別児童扶養手当
●
●
●
心身障害者扶養共済制度
●
●
●
人工血液透析患者通院交通費助成
▲
障がい者住宅改造助成
●
●
▲
身体障がい者用自動車改造助成
▲
▲
▲
手
当
・
医
療
費
・
助
成
等
精神障害
者保健福
祉手帳
●
ー
・
補
装
具
・
日
常
生
活
用
具
等
割
引
・
減
免
等
税
金
2
日常生活・サービス利用・就労等の相談対応
▲
▲
所得制限、3ヶ月用件あり
13
▲
▲
所得制限、施設制限あり
13
所得制限、施設制限あり
13
▲
所得制限、施設制限あり
14
加入年齢により掛金が変更
14
病院証明による実績報告が必要
15
所得制限あり
15
事前申請、所得制限あり
16
●
●
●
●
●
▲
●
事前申請、所得制限あり
16
門川町社会福祉協議会で相談
16
自動車運転免許取得促進助成
●
●
●
▲
▲
▲
生活福祉資金貸付制度
●
●
●
●
●
●
自立支援医療(更生医療)
●
●
●
●
●
●
手術や治療の種類に制限あり
17
自立支援医療(育成医療)
●
●
●
●
●
●
日向保健所で相談(手帳なしでも可)
17
精神疾患を有する者
17
●
●
●
●
自立支援医療(通院医療費公費負担)
ヘ
ル
パ
ページ
●
▲
▲
備 考
●
所得制限あり
19
重度障がい者医療費助成事業
●
●
▲
●
▲
介護給付費・訓練等給付費
▲
▲
▲
▲
▲
▲
▲
▲
▲
▲
原則1割自己負担
22
ホームヘルパー
▲
▲
▲
▲
▲
▲
▲
▲
▲
▲
原則1割自己負担
22
ガイドヘルパー(移動支援事業)
▲
▲
▲
▲
▲
▲
▲
手話通訳者派遣(コミュニケーション支援事業)
▲
▲
▲
▲
▲
▲
移動入浴車(訪問入浴事業)
▲
▲
日中一時支援事業
▲
▲
▲
▲
▲
▲
在宅障がい者家族支援事業
▲
▲
▲
▲
▲
▲
▲
言語訓練事業
▲
▲
▲
▲
▲
▲
▲
▲
▲
つどいの広場「和親館」事業
31
31
収入に応じた自己負担あり
31
原則1割自己負担
31
収入に応じた自己負担あり
31
北部福祉こどもセンターで相談
31
町民課健康づくり係で相談
32
▲
通所により社会参加等を図る
32
▲
町民課健康づくり係で相談
32
ことばの教室「チューリップ教室」
経過的デイサービス事業
原則1割自己負担
聴覚障がい者が対象
声の広報発行事業
▲
▲
▲
▲
▲
▲
視覚障がい者が対象
32
更生訓練費給付事業
▲
▲
▲
▲
▲
▲
社会復帰の促進を図るために支給
32
▲
▲
▲
原則1割自己負担
33
補装具の交付・修理
▲
▲
▲
日常生活用具の交付・修理
▲
▲
▲
運賃割引
●
●
●
▲
●
●
●
●
●
●
有料道路通行料金の割引
▲
▲
▲
▲
▲
▲
▲
タクシー運賃の割引
●
●
●
●
●
●
●
●
●
NHK放送受信料の全額免除
▲
▲
▲
▲
▲
▲
▲
▲
▲
●
(バスのみ)
▲
原則1割自己負担
34
各交通機関の窓口で手帳提示
41
所有者が障がい者本人、生計同一者等
41
運転手に手帳を提示、10%割引
41
世帯構成員全員が市町村民税非課税
42
NHK放送受信料の半額免除
▲
▲
▲
▲
▲
▲
▲
▲
▲
▲
重度の障がい者本人が世帯主の場合
42
携帯電話使用料等の割引
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
契約会社にお問い合わせを
42
NTT電話番号の無料案内
▲
▲
▲
▲
▲
▲
▲
▲
▲
▲
NTTに事前登録が必要
43
自動車駐車禁止除外指定車の標章の交付
▲
▲
▲
▲
▲
▲
▲
日向警察署交通課に相談
43
税制
●
●
●
●
●
●
●
●
障がいの程度による控除
44
▲
▲
▲
自動車の使用状況による制限
●
●
障がい者本人が運転
自動車税
●
▲
▲
▲
自動車取得税
軽自動車税
年金 障害基礎年金(国民年金法関係)
障がいの程度、種別等により制限
障がい者の生計同一者または常時介護者が運転
●
▲
▲
▲
●
▲
▲
▲
▲
▲
1
▲
▲
国民年金法施行令の障害等級表
45
52
1.相談の窓口
障がい福祉サービスは、関係法も多数あって、複雑な制度ですので、次の事業所に「障がい者
(児)に関する相談支援事業」をお願いしています。
相談内容は、生活全般、障がい福祉サービスの利用方法、日常生活での自立、成年後見制度等
に対応していますので、お気軽にご相談ください。
①総合的な相談 → 門川町地域包括支援センター 障がい者相談支援事業所 おとじま
〒889−0605 門川町庵川西6−60
TEL 63−1129
FAX 63−1436
②主に、知的障がいに関する相談 → そうだんサポートセンター しらはま
〒883−0021 日向市大字財光寺1565−2
TEL 52−1580
FAX 52−1599
E−mail [email protected]
③主に、精神障がいに関する相談 → 日向地域活動支援センター はまゆう
〒883−0021 日向市大字財光寺1225
TEL 54−3115
FAX 54−3116
④悠々サポートセンター
社会福祉法人 友隣会が自主事業として、相談窓口を設置しています。
〒889−0611 門川町大字門川尾末9272(国道10号線鳴子橋バス停近く)
TEL 50−4057
FAX 50−4056
2
⑤県北地区障がい者雇用コーディネーター
障がい者の就労の相談に応じています。
〒883−8555 日向市本町10番5号(日向市役所福祉課内)
TEL 52−2111 FAX 54−4350
⑥のべおか障害者就業・生活支援センター
障がいのある方々の早期就職及び職場定着を図るため、ハローワークをはじめとする福祉・教
育・雇用等の関係機関や企業と連携し、就職・生活の両面から一体的・総合的な支援を行っていま
す。
〒882−0836 延岡市恒富町4丁目66
TEL 0982−20−5283
FAX 0982−20−5284
⑦障がい者(児)福祉、高齢者福祉(介護保険以外)、生活保護等のご相談は、
・門川町役場 福祉課 地域福祉係
TEL63−1140
⑧介護保険制度のご相談は、
・門川町役場 福祉課 介護福祉係
TEL63−1140
⑨子育て支援、母子・父子家庭支援等のご相談は、
・門川町役場 福祉課 子育て支援係
TEL63−1140
⑩健康づくり、精神障がい者支援のご相談は、
・門川町役場 町民課 健康づくり係
TEL63−1140
⑪国民健康保険、国民年金、後期高齢者医療のご相談は、
・門川町役場 町民課 医療年金係
TEL63−1140
お気軽にご相談ください。
3
2.障がい者の手帳
①身体障害者手帳
窓口 : 福祉課 地域福祉係
身体に障がいのある方が、いろいろなサービスを受けるために必要な手帳です。障がい程度に
応じて、1級から6級までの身体障害者手帳があります。手帳は、申請窓口の福祉課を経由して、県
知事(身体障害者相談センター)より交付されます。
<障害の種類> ○視覚
○心臓
○聴覚・平衡機能
○腎臓
○音声・言語・そしゃく機能
○呼吸器
○ぼうこう・直腸機能
○肢体不自由
○小腸機能
○免疫機能
申請書・診断書は福祉課にあります。
<手続きに必要なもの>
必要な場合
印鑑
写真
診断書
手帳
初めて手帳を申請するとき
○
○
○
―
程度変更
障がいの程度が変わったとき
○
○
○
△
障がい追加
他の障がいが加わったとき
○
○
○
△
再認定
再認定の通知が届いたとき
○
○
○
△
紛失
手帳をなくしたとき
○
○
―
―
破損
手帳が破れたりしたとき
○
○
―
△
居住地変更
住所が変わったとき
○
―
―
○
氏名変更
氏名が変わったとき
○
―
―
○
○
―
―
○
手続き
新規の交付申請
再交付
申 請
届 出
死亡・障がいの程度に該当
返還
しなくなったとき
○・・・必ずお持ちください。
△・・・新しい手帳ができたら交換します。
4
<写真> 写真は、タテ4センチ × ヨコ3センチ の大きさで、申請者以外が写ってなく、無帽で正
面を向き、概ね胸から上が写っているものを1枚お持ちください。
(写真は、申請書に貼らずにお持ちください。)
ヨコ 3センチ
タテ 4センチ
<診断書> 身体障害者福祉法第15条の指定医による診断書が必要です。指定医が分からない
場合は、福祉課までお問い合わせください。なお、診断書の様式は、障がいの状況に
応じて決まったものがありますのでご注意ください。
<門川町への転入> 門川町へ転入された場合には、住所変更の手続きを行いますので、身体障
害者手帳と印鑑をお持ちください。
<門川町外への引越し> 町外へ引っ越しされた場合には、新しい市町村の障がい福祉担当課で、
身体障害者手帳の住所変更の手続きをしてください。
5
②療育手帳
窓口 : 福祉課 地域福祉係
この手帳は、知的障がい者に対して一貫した療育・相談を行うとともに、国・県・市町村からのサー
ビスを受けやすくすることを目的として、申請窓口の福祉課を経由して、県知事(北部福祉こどもセ
ンター)より交付されます。
福祉課、保健所、福祉こどもセンター等で相談や指導を受ける場合や、特別児童扶養手当、重度
障がい者医療費助成制度、国税・地方税等の所得控除や免除等、この手帳を提示することで様々
なサービスを受けることができます。
宮崎県の手帳は、障がいの状況に応じて、A、B−1、B−2の3種類があります。
<対象者> 児童相談所や知的障害者更生相談所において、知的障がいがあると判定された方が
交付の対象者となります。
判
定
程
度
知
能
最重度
おおむね20以下
重度
おおむね21∼35以下
B−1
中度
おおむね36∼50以下
B−2
軽度
おおむね51∼75以下
指
数
A
※ 知能指数が50以下で、身体障害者福祉法に基づく障がい等級が1∼3級に該当する場合には、
療育手帳の中度が重度に、重度が最重度になります。
6
< 新しく申請する場合 >
1.福祉こどもセンターにおいて、面接及び判定を受けます。(事前に、電話予約が必要です。)
2.等級に該当した場合には、福祉課へ交付申請書を提出してください。その時に、印鑑とご本人の
写真をご持参ください。
申請書は福祉課にあります。
<手続きに必要なもの>
手
交付申請
再交付申請
続
き
印鑑
写真
判定
手帳
初めて手帳を申請するとき
○
○
◎
―
手帳をなくしたとき
○
○
―
―
手帳が破れたりしたとき
○
○
―
△
記載欄に余白がなくなったとき
○
○
―
△
本人の住所が変わったとき(町内)
○
―
―
○
保護者の住所が変わったとき
○
―
―
○
本人・保護者の氏名が変わったとき
○
―
―
○
保護者が変わったとき
○
―
―
○
死亡、障がいの程度に該当しなくなっ
たとき
○
―
―
○
変更届
返還届
○・・・必ず、お持ちください。
◎・・・福祉こどもセンターで面接及び判定を受けてください。
△・・・新しい手帳ができた後、古い手帳と交換します。(手続きの際にも、お持ちください)
<写真> 写真は、タテ4センチ×ヨコ3センチの大きさで、申請者以外が写ってなく、無帽で正面を
向き、概ね胸から上が写っているものを1枚お持ちください。(写真は、申請書に貼らず
にお持ちください。)
7
< 門川町への転入 > (県内の場合)
門川町へ転入された場合には、住所変更の手続きを行いますので、療育手帳と印鑑をお持ちく
ださい。
< 門川町への転入 > (県外の場合)
新規交付の場合と同じですが、その他の添付物として、旧住所地の都道府県で交付された療育
手帳の写し、申出書を提出してください。申出書は、本人・保護者の負担軽減のために、旧住所
地での判定資料を活用し、可能な限り、速やかに判定・交付するために必要です。
< 町外への引越し >
新しい市町村の障がい福祉担当課で、住所変更の手続きを行ってください。
③精神障害者保健福祉手帳
窓口 : 福祉課 地域福祉係
精神障害者保健福祉手帳は、一定の障がい(精神疾患等)を有していることを証明するものです。
この手帳には有効期間があり、交付日より 2 年間となります。また、障がいの程度により、手帳は1
級、2級、3級に区分されています。
なお、更新手続きは、有効期限の 3 ヶ月前から行うことができます。
<対象者>
8
精神疾患を有する者(知的障がいは除きます。)のうち、精神障がいのために長期にわたり日常生
活、または社会生活への制約がある方です。
統合失調症、そううつ病、てんかん、中毒性精神病、認知症、器質性精神病などの精神疾患が対
象となりますが、初診日から6ヶ月以上経過していることが必要です。
申請書・診断書は福祉課にあります。
<手続きに必要なもの>
手続き
印鑑
添付書類
写真
手帳
初めて、手帳を申請する場合
○
◎
○
―
県外から門川町に引っ越してきた場合
○
―
○
○
○
―
―
○
○
◎
○
△
○
◎
○
△
手帳をなくしたとき
○
―
○
―
手帳が破れたとき
○
―
○
△
手帳が汚れたとき
○
―
○
△
手 帳の 記載事項 本人の住所が変わったとき(町内)
○
―
―
○
変更
○
―
―
○
交付申請
必 要 な 場 合
県外 か ら門川町
への転入
県 内 市 町 村 か ら 県内の他の市町村から、門川町に引っ越
門川町への転入
してきた場合
有効期間が満了する場合
手帳の更新
(3 ヶ月前から更新手続きができます)
(2年ごと)
障 が い程 度の 変 障がいの程度が変わったとき
更
手帳の再発行
氏名が変わったとき
9
死亡、障がいの程度に該当しなくなったと
手帳の返還
○
―
―
○
印鑑
添付書類
写真
手帳
○
―
―
○
き
手続き
必 要 な 場 合
町外へ引越しされる場合には、新しい市
町外への転出
町村の障がい福祉担当課で手帳の住所
地変更の手続きを行ってください。
○・・・必ずお持ちください。
△・・・新しい手帳ができたら交換します。(手続きの際にも、お持ちください)
◎・・・次の①および②のうち、どちらかをご持参ください。
① 医師の診断書 ( 精神障害者保健福祉手帳用 )
② 障害年金 ( 精神障がいを事由とする ) の証書の写し、裁定通知書の写し、直近の振
込み通知書の写し
<写真> 写真は、タテ4センチ×ヨコ3センチの大きさで、申請者以外が写ってなく、無帽で正面を
向き、概ね胸から上が写っているものを1枚お持ちください。
(申請書には貼らずに、お持ちください。)
ヨコ 3センチ
タテ 4センチ
10
3.手当・医療費・助成等
20 歳以上の障がい者ご本人へ
① 特別障害者手当
窓口:福祉課 地域福祉係
20 歳以上の重度障がい者で、政令に定める程度の著しい重度の状態にあるため、日常生活に
おいて、常時、特別の介護を必要とする人に支給されます。ただし、次の場合には手当が受けら
れません。
ア 本人、配偶者、または扶養義務者の前年の所得が一定額以上の場合
イ 施設に入所している場合
ウ 継続して 3 ヶ月を超えて入院している場合
<手当額>月額26,440円
<支給月>2・5・8・11月 (前月までの 3 ヶ月分を振込み)
20 歳未満の障がい者(児)へ
② 障害児福祉手当
窓口:福祉課 地域福祉係
20 歳未満の重度障がい児で、政令に定める程度の重度の障がいの状態にあるため、日常生活
において、常時、特別の介護を必要とする人に支給されます。ただし、次の場合には手当が受け
られません。
ア 本人、配偶者、または扶養義務者の前年の所得が一定額以上の場合
イ 施設に入所している場合
ウ 障がいを事由とする年金を受給している場合
<手当額>月額14,380円
<支給月>2・5・8・11月 (前月までの 3 ヶ月分を振込み)
③ 児童扶養手当
窓口:福祉課 子育て支援係
父がいないか、父が重度の障がいの状態にある児童(障がい児は 20 歳未満)を監護・養育して
いる方に支給されます。ただし、請求者及び児童が公的年金を受けていないこと、または児童が
公的年金の加算対象でないこと等の要件があります。
13
<手当額>
※所得額によって、手当が支給されないことがあります。
児童1人の場合
月額41,720円(一部停止の場合41,710円∼9,850円)
児童 2 人の場合
5,000円加算(一部停止の場合46,710円∼14,850円)
児童 3 人以上の場合
児童一人につき3,000円加算
<支給月> 4・8・12月 (前月までの4ヶ月分を振込み)
④ 特別児童扶養手当
窓口:福祉課 地域福祉係
20 歳未満の障がい児を監護している父もしくは母、または父母に代わって児童を養育している
方に支給されます。ただし、次の場合には手当が受けられません。
ア 手当を受けようとする父母等の前年の所得が一定額以上の場合
イ 障がい児が施設に入所している場合
ウ 障がい児が障がいを事由とする年金を受給している場合
<手当額>
障がいの程度が重度の場合
月額 50,750円
障がいの程度が中度の場合
月額 33,800円
<支給月> 4・8・11月 (前月までの4ヶ月分を振込み)
⑤ 心身障害者扶養共済制度
窓口:福祉課 地域福祉係
心身障がい者(児)の保護者の方が加入できる共済制度で、保護者の方が死亡、または重度障
がいとなった時に、残された障がい者(児)に年金が支給されます。
次の要件を満たしている保護者の方がご加入できます。
(1)年齢が 65 歳未満であること(4 月 1 日現在)
14
(2)次のいずれかに該当する心身障がい者(児)を扶養していること
ア 知的障害者
イ 身体障害者手帳 1 級∼3 級
ウ 精神または身体に永続的な障がいのある方で、アまたはイの方と同程度の障害と
認められるもの
(3)特別な疾病、または障がいがないこと
<年金額>加入者が死亡、または重度障がいになったとき、障がい者(児)の生存中支給されま
す。また、弔慰金、脱退一時金の制度もあります。
⑥ 人工血液透析患者通院交通費助成
窓口:福祉課 地域福祉係
じん臓機能の障がいをお持ちで、人工腎臓による血液透析療法の受けている方に対し、通院に
要する経費(交通費)の一部を助成しています。
助成を受ける場合には、「人工血液透析患者通院交通費助成申請書」に、「病院からの通院証
明書」(3 か月分)を添付し、申請をしてください。
<支給月> 4・7・10・1月 (前月までの3ヶ月分を振込み)
⑦ 障がい者住宅改造助成
窓口:福祉課 地域福祉係
在宅の障がい者(児)のいる家庭に対し、住まわれている住宅を身体状態に適するように改造
するために要する費用の一部を助成する制度です。(新築、改築、増築は対象外です。)
また、住宅改造判定委員会からの答申や改造内容によっては、該当しない場合もあります。
<身体障がい者> ・下肢、体幹、視覚、内部障がいで身体障害者手帳1∼3級の方
・上肢障がいで身体障害者手帳1∼2級の方
・脳病変による運動機能障がいで身体障害者手帳1∼3級
<知的障がい者> ・療育手帳Aの方
15
<助 成 額> 改造に要する費用 上限500,000円
※介護保険制度に該当される方は、介護保険が優先されます。
⑧ 身体障がい者用自動車改造助成
窓口:福祉課 地域福祉係
身体障がい者の社会活動を用意にし、自立更生の促進を図るため、自動車改造に要する費用
の一部を助成します。
自動車のハンドル、アクセル、ブレーキなどを改造するための費用を、10万円を限度に助成し
ます。
・必ず、改造する前に申請をしてください。
・対象者・・・・・身体障害者手帳1∼4級の交付を受けている者で、改造を必要とする自動車を所
有し、運転する方。(ただし、上肢、下肢または体幹に係る障がいの方が対象)
⑨ 自動車運転免許取得促進助成
窓口:福祉課 地域福祉係
身体障がい者の自立更生を図るため、自動車運転免許の取得に要する費用の一部を助成しま
す。助成額は、自動車学校等の授業料等の3分の2、または、10万円のいずれか低い額を支給し
ます。
・必ず、免許取得前に申請をしてください。
・対象者・・・・・身体障害者手帳1∼3級の交付を受けている者。ただし、4級以下の方で、補聴器
の使用や、道路交通法により自動車の改造が必要とされている方も対象となりま
す。
⑩ 生活福祉資金貸付制度
窓口:門川町社会福祉協議会 TEL63-7210
低所得世帯などに対して、低利または無利子での資金の貸し付け等の相談に応じています。
詳しくは、門川町社会福祉協議会(TEL 63−7210)にご相談ください。
16
自 立 支 援 医 療
① 更生医療
窓口:福祉課 地域福祉係
18歳以上の身体障がい者に対して、障がいを軽くしたり、機能を回復するために必要な医療
費の給付を行います。
例)人工透析療法、心臓ペースメーカー植込術、人工骨等置換術等
② 育成医療
窓口:日向保健所 TEL 52−5101
身体の障がいのある児童に対し、その障がいを軽減し、生活能力を得るために必要な医療の
給付を行います。
③ 通院医療費公費負担
窓口:福祉課 地域福祉係
精神に障がいのある方、または保護者に対して、通院医療の適正な普及を図り、社会復帰を
促進するものです。
従来の更生医療、育成医療、精神通院医療が「自立支援医療」に一本化され、指定の医療機関
で医療を受けた場合、どの障がいの人も医療費の 1 割が原則「 自己負担 」となりました。ただし、
所得等に応じた負担上限月額が決められていて、負担が重くなりすぎないようになっています。
17
区 分
生活保護
対象となる世帯
負担上限月額
生活保護世帯
0円
町民税非課税世帯でサービスを利用する本人の障害年金
低所得1
2,500円
等の年間収入が80万円以下の人
低所得2
町民税非課税世帯で低所得1に該当しない人
5,000円
医療保険の自己負担限
町民税課税世帯で町民税所得割額が 23.5 万円未満の人
度額と同額
所得の低い人以外でも、継続的に相当額の医
療費負担が発生する場合は、上限額が決められ 町民税所得割額 負担上限月額
中間的な所得 ています。
3.3万円未満
例えば・・・
3.3万円以上
5,000円
10,000円
・統合失調症や躁うつ病・うつ病の人
23.5 万円未満
・腎臓機能障害や小腸機能障害などの人
23.5 万円以上
20,000円
・医療保険の多数該当者 など
自立支援医療費支給の
一定所得以上 町民税課税世帯で町民税所得割額が 23.5 万円以上
対象外
※自立支援医療の世帯は、住民票上の世帯ではなく、同じ医療保険に加入している家族単位で
判断されます。
18
■重度障がい者医療費助成事業
この制度は、重度障がい者(児)の方に医療費の一部を助成し、福祉の増進を図ることを目的と
しています。
1.助成の対象者
○身体障害者手帳の等級が1級、または2級の方。
○療育手帳の等級がAの方。
○身体障害者手帳の等級が3級で、かつ、療育手帳の等級がB1の方。
2.助成の条件
障がい者本人、障がい者の配偶者及び扶養義務者の所得が所得制限額未満である方。
3.助成の金額 医療保険で診療を受けたときに支払った自己負担額から、入院・外来分をあわせ
て、ひと月1,000円を差し引いた額を助成します。ただし、入院時の食事代
や差額ベット代、往診の車代などの医療保険対象外の費用は対象外です。
4.助成の方法
①外来での医療費、保険適用による薬局での薬代の場合(外来だけ)
1.「医療費の助成申請書」に医療機関から証明をいただくか、または、保険診療点数の確認
できる領収証を申請書に添付(貼らずに)して、ひと月分をまとめ、福祉課に提出してくだ
さい。(助成申請書は、福祉課に置いてあります。)
2.助成額を計算し、提出した月の翌月25日に登録されている口座に振り込みます。(25日が
土・日・祝日のときは、その前日に振り込みます。)ただし、高額療養費や付加給付がある
場合には、保険者への調査を行い、その分を助成額から差し引きますので、口座への振
込みが遅れます。
※ 申請書は診療を受けた月の翌月から1年を経過しますと、受付することはできませんので
ご注意ください。( 例えば、平成19年8月診療分の提出は、平成20年8月31日までと
なります。 )
19
②入院にかかる医療費の場合(入院だけ)
病院等の窓口で、受給資格者証を提示し、1人あたりひと月1,000円の自己負担額をお支
払ください。
その後、イ 医療費を審査する機関より門川町に対し、医療費の請求(高額療養費を含めてあ
ります)があり、門川町が審査機関に医療費を支払います。
ロ イの医療費には高額療養費分も含まれているので、門川町より加入されている
保険者に対し、高額療養費の調査及び請求を行います。このときに、本人から
の「同意書」が必要となります。
※ 高額療養費とは、ひと月(同じ月内)の医療費の負担額が、自己限度額を超えた場合に、申
請に基づき、各保険者から支給される金額のことです。
③ひと月に入院と外来があった場合
①と②を合わせた形での申請が必要です。また、高額療養費の調査も必要であり、助成までに
時間を要することになります。
5.受給者証の交付申請時に必要なもの
(1) 印 鑑(認印で結構です)
(2) ゆうちょ銀行以外の通帳(受給者、保護者名義)
(3) 健康保険証
(4) 身体障害者手帳、または療育手帳
○ 門川町の保有する台帳で所得の確認できない方は、転入前の市町村で「課税・所得証明
書」を準備していただきます。(最近、門川町に転入されている方等)
20
4.ヘルパー・補装具・日常生活用具
障害者自立支援法は、障がいのある人が地域で自立した生活をし、障がいのない人と自然に交
わる共生社会の実現を目指すために、平成18年4月から施行されました。この法律には、障がい
福祉サービス提供システムの抜本的な見直しやサービスの充実、就労支援の抜本的強化など、障
がい者の地域生活を支援していくための様々な制度が盛り込まれており、門川町では、新たな制度
の円滑な実施に向けた取組みを進めています。
①障害者自立支援法のポイント
(1)障がいの種別(身体障がい・知的障がい・精神障がい)にかかわらず、障がいのある人々に必
要とするサービスを利用できるように、サービスを利用するための仕組みを一元化し、施設・事
業を再編
(2)障がいのある人々に、身近な市町村が責任をもって、一元的にサービスを提供
(3)サービスを利用する人々もサービスの利用量と所得に応じて負担を行うとともに、国と地方自治
体が責任をもって費用負担を行うことをルール化して、財源を確保し、必要なサービスを計画的
に充実
(4)就労支援を抜本的に強化
(5)支給決定の仕組みの透明化、明確化
21
②総合的な自立支援システムの全体像
③障がい福祉サービスの内容
サービスの内容は、在宅におけるヘルパー訪問、施設に通所する「訪問系サービス」と、施設等
で昼間の活動を支援する「日中活動」、さらには、住まいの場を提供する「居住支援」とに分けられま
す。そのため、施設に入所している方は、日中活動と居住支援とを組み合わせて、サービスを利用
することになります。
(1) 訪問系サービス (ヘルパーによる介護、施設に通所するサービス)
給付の種類
サービスの名称
内
容
自宅で、入浴、排せつ、食事の介護等を行いま
介護給付
居宅介護(ホームヘルプ)
す。
22
給付の種類
サービスの名称
内
容
重度の肢体不自由者で常に介護を必要とする
重度訪問介護
人に、自宅で入浴、排せつ、食事の介護、外出
時における移動支援などを総合的に行います。
知的障がいや精神障がいにより、自己判断能力
行動援護
が制限されている方に、危険回避に必要な支援
や外出支援を行います。
介護給付
障がい児に、日常生活における基本的な動作の
児童デイサービス
指導、集団生活への適応訓練等を行います。
短期入所
自宅で介護する人が病気などの場合に、短期
(ショートステイ)
間、施設で食事や入浴等の介護を行います。
介護の必要性がとても高い人に、居宅介護等複
重度障害者等包括支援
数のサービスを包括的に提供します。
(2) 日中活動 (施設等で、昼間の活動を支援するサービス)
給付の種類
サービスの名称
内
容
医療と常時の介護を必要とする人に、医療機関
療養介護
で機能訓練、療養上の管理、看護、介護及び日
常生活上の世話を行います。
介護給付
常に介護を必要とする人に、昼間、入浴、排せ
生活介護
つ、食事等の介護や創作的活動、生産活動の
機会を提供します。
23
給付の種類
サービスの名称
内
容
自立訓練
自立した日常生活や社会生活ができるように、
(機能訓練)
一定期間、身体機能や生活機能向上のための
(生活訓練)
訓練を行います。
一般企業等への就労を希望する人に、一定期
訓練等給付
就労移行支援
間、就労に必要な知識や能力の向上のための
訓練を行います。
一般企業等での就労が困難な人に、働く場を提
就労継続支援
供するとともに、知識及び能力向上のために必
(A型、B型)
要な訓練を行います。
(3) 居住支援 (住まいの場を提供するサービス)
給付の種類
サービスの名称
内
容
共同生活介護
共同生活を行う住居で、入浴、排せつ、食事の介護
(ケアホーム)
等を行います。
介護給付
施設に入所する人に、入浴や排せつ、食事の介護等
施設入所支援
を行います。
共同生活援助
共同生活を行う住居で、相談や日常生活上の援助を
(グループホーム)
行います。
訓練等給付
24
④障がい福祉サービスの利用のしかた
障がい福祉サービスの利用手続きは、次のとおりです。
(1)申 請
福祉課や相談支援事業所と相談し、必要なサービスを申請します。
(2)自宅等にお伺いし、調査を実施します
●障害程度区分認定調査(106項目)
●地域生活・就労・日中活動・介護者・居住等の勘案事項
●サービス利用意向の聞き取り
(3)審査・判定
●一次判定(コンピューター判定)
●医師意見書
●二次判定(日向入郷地域障害者給付認定審査会) ●障害程度区分の認定
(4)認定・通知
申請から支給決定までに、約 1 ヶ月の期間が必要です。
障害程度区分や介護する人の状況、申請者の希望などをもとに、サービスの支給量等が決まり、
申請者に通知します。
(5)利用されるサービス事業者と契約
サービスを利用する事業者を選び、利用するための契約を結びます。
(6)サービスの利用開始
25
⑤障がい福祉サービスを利用したとき(利用者負担)
サービスにかかった費用の1割が利用者負担となりますが、所得に応じて「負担上限月額」が定
められていて、負担が重くなりすぎないように配慮されています。
(1)サービスにかかる費用
1割
9割(公費負担)
自己負担
町25%
県25%
国50%
(2)負担上限月額
所得に応じた4区分の「負担上限月額」があり、ひと月に利用したサービス費用の1割にかかわら
ず、それ以上の負担は生じません。
所得を判断する際の世帯の範囲は、18歳以上の障がい者の場合は障がいのある人とその配偶
者、18歳未満の障がい児(施設に入所する18、19歳を含む。)の場合は、保護者の属する住民基
本台帳での世帯となります。
区
分
生活保護
世帯の収入状況
生活保護受給世帯
負担上限月額
0円
町民税非課税世帯で、サービスを利用する本人
低所得1
15,000円
の収入が80万円以下の場合
低所得2
町民税非課税世帯
24,600円
一
町民税課税世帯
37,200円
般
26
(3)通所施設(事業)、ホームヘルプを利用する場合、負担上限月額は最大 8 分の1になります
利用者の預貯金等が500万円以下(配偶者と同居の場合は、1,000万円以下)である人は、負
担上限月額の軽減対象になります。
<障がい者>通所施設、ホームヘルプ利用の場合
区
分
負担上限月額
低所得1
1,500円
3,000円
低所得2
通所施設のみ、もしくは通所施設と短期入所利用の場合は1,500円
町民税課税世帯
9,300円
(所得割16万円未満)
(4)入所施設、グループホーム、ケアホームを利用する場合、個別減免があります
入所施設(20 歳以上)やグループホーム、ケアホーム等を利用する場合、低所得1、2の世帯であ
って、預貯金等が500万円以下であれば、定率負担の個別減免制度があります。
・月額66,667円を超えない収入は、定率負担はゼロとなります。
・月額66,667円を超える収入は、障がい者が得た収入のすべてを利用者負担として負担しなく
てもいいように、66,667円を超える額の半額(グループホーム・ケアホームでは40,000円ま
では15%、40,000円を超える収入額は50%)を利用者負担の上限額とします。
・なお、就労等により得た収入については、一定額を収入から控除し、利用者負担額を軽減します。
(24,000円までは収入として認定しません。また、24,000円を超える額については、超え
る額の30%は収入として認定しません。)
27
(5)世帯での合算額が基準額を上回る場合は、高額障害福祉サービス費が支給されます
・障がい者の場合は、障がい者と配偶者の世帯で、障害福祉サービスの負担額(介護保険も併せ
て利用している場合は、介護保険の負担額も含む。)の合算額が基準額を超える場合は、「高額
障害福祉サービス費」が支給されます。(償還払いの方法によります。)
・障がい児が障害者自立支援法と児童福祉法のサービスを併せて利用している場合は、利用者
負担の合算額が、それぞれのいずれか高い額を超えた部分について、高額障害福祉サービス
費等が支給されます。(償還払いの方法によります。)
(6)食費等実費負担についても、減免措置が講じられています
<20 歳以上の入所者の場合>
●入所施設の食費・光熱水費の実費負担については、58,000円を限度として施設ごとに決ま
っています。低所得者に対しましては、費用の基準額を58,000円と設定し、福祉サービス費
の定率負担と食費・光熱水費の実費負担をしても、少なくとも手元に25,000円が残るように
補足給付が行われます。なお、就労等により得た収入については、一定額を収入から控除しま
す。
<通所施設>
●通所施設等では、低所得、一般世帯(所得割 16 万円未満)の場合、食材料費のみの負担とな
るため、実際にかかる額のおおよそ 3 分の1になります。なお、食材料費は、施設ごとに額が設
定されています。
(7)生活保護への移行防止策が講じられています
上記の負担軽減策を講じても、定率負担や食事等実費を負担することにより、生活保護の対象と
なる場合には、生活保護の対象とならない額まで定率負担の負担上限月額や食費等実費負担額
を引き下げます。
28
⑥ 障がい児 施設やサービスの利用者負担
障がい児施設(知的障がい児施設、知的障がい児通園施設、盲ろうあ児施設、肢体不自由児施
設、重症心身障がい児施設)は、措置から契約方式に変わりました。
保護者は北部福祉こどもセンターに支給申請を行い、支給決定を受けた後、利用する施設と契
約を結びます。
なお、これまでと同様、現在、入所している方のうち障がいの程度が重度である場合は、満 18
歳に達した後の延長利用を可能とするとともに、重症心身障がい児施設においては、満 18 歳を
超えていても、新たな施設利用を可能としています。
<所得を判断する際の世帯の範囲>
種
別
世帯の範囲
18 歳以上の障がい者
障がいのある方とその配偶者
(施設に入所する 18.19 歳を除く)
障がい児
保護者の属する住民基本台帳での世帯
(施設に入所する 18.19 歳を含む)
区
分
生活保護
世帯の収入状況
生活保護受給世帯
負担上限月額
0円
町民税非課税世帯で、サービスを利用する本人
低所得1
15,000円
の収入が80万円以下の場合
低所得2
町民税非課税世帯
24,600円
一
町民税課税世帯
37,200円
般
29
(1)通所施設(事業)、ホームヘルプを利用する場合、負担上限月額は最大 8 分の1になります
資産が一定以下(預貯金等が1,000万円以下であることが条件)の場合、負担上限月額を約8
分の1に軽減します。
<障がい児>通所施設、ホームヘルプ利用の場合
区
分
負担上限月額
低所得1
1,500円
3,000円
低所得2
通所施設のみ、もしくは通所施設と短期入所利用の場合は1,500円
町民税課税世帯
4,600円
(所得割28万円未満)
○通所施設利用で、低所得世帯と一般世帯(所得割28万円未満)の場合は、食費負担が軽減さ
れます。
(2)入所施設を利用する場合、負担上限月額は最大4分の1になります
資産が一定以下(預貯金等が1,000万円以下であることが条件)の場合、負担上限月額を約8
分の1に軽減します。
区
分
負担上限月額
低所得1
3,500円
低所得2
6,000円
町民税課税世帯
9,300円
(所得割28万円未満)
※法施行後3年を経過し、施設、サービス体系について、現在、検討が行われています。
30
⑦ 地域生活支援事業
門川町では、利用者の状況に応じた、次の事業を行っています。
事
業
名
概
要
移動支援事業
屋外移動で困難がある方に対し、外出のための支援を行い
(ガイドヘルパー)
ます。
聴覚障がい者に対し、役場、病院、銀行等の生活に必要な
手話通訳者派遣
意思の疎通を図るため、手話通訳者等を派遣し支援します。
(コミュニケーション支援事業)
窓
口:門川町社会福祉協議会
TEL 63−7210
FAX 63−0955
家族では入浴困難な障がい者に対し、入浴車を派遣し、ご本
移動入浴車(訪問入浴事業)
人の健康増進を図ります。
障がい者・児の日中における活動の場を確保し、障がい者
日中一時支援事業
等の家族の就労支援及び介護家族の一時的な休息ができ
るように支援します。
在宅の知的障がい者に対し、通所によるサービスを提供し、
在宅障がい者家族支援事業
家族の方の負担軽減を図ります。
定員3名 場所:白浜学園門川分場
言語発達遅滞等の未就学児に対し、宮崎県が民間の指導機
関に委託し、訓練(個人指導)を行っています。
窓口:北部福祉こどもセンター
言語訓練事業
TEL 0982−35−1700
31
事
業
名
概
要
ことばによるコミュニケーションがとりづらい就学前の子ども
ことばの教室
を対象に、専門員による訓練、保護者への支援、専門機関
「チューリップ教室」
等への紹介を行っています。
窓口:町民課 健康づくり係
障がい者が総合福祉センター(庵川西)に通所して、日常生
活に必要な生活訓練や食事の支援、入浴等の支援を行いま
経過的デイサービス事業
す。
窓口:門川町社会福祉協議会
TEL 63−7210
「心の病気」で通院している方、退院したばかりの方等を対
つどいの広場
象に、「集いの場」で活動を行っています。
「和親館」事業
窓口:町民課 健康づくり係
視覚障がい者に対し、町報かどがわ、議会だよりを録音した
声の広報発行事業
テープを毎月、配布しています。
施設に入・通所している身体障がい者に対し、社会復帰の促
更生訓練費給付事業
進のため、訓練に要する経費の一部を支給しています。
※個別に「 窓口 」の記載のない事業は、福祉課 地域福祉係が担当です。
○利用者負担につきましては、事業ごとに変わってきますので、恐れ入りますが、事業の担当係
にそれぞれお尋ねください。
32
⑧ 補装具の交付・修理
身体障がい者(児)の方に、その障がいを補うため、次の補装具を交付、または修理する際の費
用の一部を給付します。
原則 1 割負担ですが、世帯の課税状況や本人の収入によって、負担上限月額が設定されます。
<所得を判断する際の世帯の範囲>
種
別
世帯の範囲
18 歳以上の障がい者
障がいのある方とその配偶者
(施設に入所する 18.19 歳を除く)
障がい児
保護者の属する住民基本台帳での世帯
(施設に入所する 18.19 歳を含む)
区
分
生活保護
世帯の収入状況
負担上限月額
生活保護受給世帯
0円
町民税非課税世帯で、サービスを利用する本人
低所得1
15,000円
の収入が80万円以下の場合
低所得2
町民税非課税世帯
24,600円
一
町民税課税世帯
37,200円
般
交付・修理を受けられる方
種
視覚障がい
義眼、眼鏡、盲人安全つえ
聴覚障がい
補聴器
類
義手、義足、上肢装具、下肢装具、靴型装具、体
肢体不自由等
幹装具、車いす、歩行器、座位保持装置ほか
ただし、介護保険制度が利用できる場合には、介護保険を
優先します。
33
○ 補装具の種類により、18 歳以上の方は宮崎県身体障害者相談センターでの判定、18 歳未満
の方は医師の意見書等が必要となる場合があります。
○ 補装具は、それぞれ耐用年数が決まっています。再交付を申請される際は、福祉課でご確認
ください。
○ 申請前に、補装具をご購入された場合の給付は認められませんので、必ず、事前の申請をお
願いします。
⑨ 日常生活用具の交付・修理
在宅の重度身体障がい者(児)、知的障がい者(児)の方に、日常生活の便宜を図るため、次の用
具を給付します。
原則 1 割負担ですが、世帯の課税状況や本人の収入によって、負担上限月額が設定されます。
所得を判断する際の世帯の範囲や負担上限月額は、前のページ「⑧ 補装具の交付・修理」の場合
と同じです。
品
目
対象者及び障がいの程度等
下肢、または体幹機能障がい 2 級以上の者
<介護保険制度を優先>
特殊寝台
34
品
目
対象者及び障がいの程度等
下肢、または体幹機能障がい 1 級。(常時、介護を要する者に限る。)
児童にあっては、児童相談所または知的障がい者更生相談所にお
いて知的障がい児・者として判定され、障がいの程度が重度である
特殊マット
者及び上記障がいの程度を有している者で、原則として3歳以上の
者
<介護保険制度を優先>
下肢、または体幹機能障がい 1 級。(常時、介護を要する者に限る。)
特殊尿器
児童にあっては、原則として学齢児以上の者。
<介護保険制度を優先>
下肢、または体幹機能障がい 2 級以上。(入浴する際、家族等他人の
入浴担架
介助を要する者に限る。)児童にあっては、原則として 3 歳以上の者。
下肢、または体幹機能障がい 2 級以上。
(下着交換等に当たって、家族等他人の介助を要する者に限る。)
体位変換器
児童にあっては、原則として学齢児以上の者。
<介護保険制度を優先>
下肢、または体幹機能障がい2級以上の者(児)。児童にあっては、
移動用リフト
原則として3歳以上の者。
下肢、または体幹機能障がいが 1 級または 2 級であり、原則として 3
訓練いす(児童のみ)
歳以上の者。
下肢、または体幹機能障がいが 1 級または 2 級であり、原則として学
訓練用ベッド(児童のみ)
齢児以上の者。
35
品
目
対象者及び障がいの程度等
下肢または体幹機能障がい者であって、入浴に介助を必要とする者
(児)。児童にあっては、原則として 3 歳以上の者。
入浴補助用具
<介護保険制度を優先>
下肢または体幹機能障がい 2 級以上。児童にあっては、原則として
便器
学齢児以上の者。
<介護保険制度を優先>
下肢機能もしくは内部に障がいを有し、歩行障がいを有する者(児)。
T字状・棒状のつえ
平衡機能または下肢もしくは体幹機能に障がいを有し、家庭内の移
動等において介助を必要とする者(児)。児童にあっては、原則として
移動・移乗支援用具
3 歳以上の者。
<介護保険制度を優先>
平衡機能または下肢もしくは体幹機能障害、てんかんの発作等によ
頭部保護帽
り、ひんぱんに転倒する者。
上肢障がい 2 級以上。児童にあっては、児童相談所または知的障が
い者更生相談所において知的障がい児・者として判定され障がいの
程度が重度であり、訓練を行っても自ら排便後の処理が困難な者及
特殊便器
び上記障がいの程度を有している者で、原則として、学齢児以上の
者。
36
品
目
対象者及び障がいの程度等
障がい者にあっては、障がい等級 2 級以上。(火災発生の感知及び
非難が著しく困難な障がい者のみの世帯及びこれに準ずる世帯。)
障がい児にあっては、児童相談所または知的障がい者更生相談所
火災警報器
において知的障がい者、児として判定され、障がいの程度が重度で
ある者及び上記障がいの程度を有している者。(火災発生の感知及
び非難が著しく困難な障がい者のみの世帯及びこれに準ずる世
帯。)
障がい者にあっては、障がい等級 2 級以上。(火災発生の感知及び
非難が著しく困難な障がい者のみの世帯及びこれに準ずる世帯。)
障がい児にあっては、児童相談所または知的障がい者更生相談所
自動消火器
において知的障がい者、児として判定され、障がいの程度が重度で
ある者及び上記障がいの程度を有している者。(火災発生の感知及
び非難が著しく困難な障がい者のみの世帯及びこれに準ずる世
帯。)
視覚障がい 2 級以上。(盲人のみの世帯及びこれに準ずる世帯)及
び児童相談所または知的障がい者更生相談所において、知的障が
電磁調理器
い者・児として判定され障がいの程度が重度である者であって 18 歳
以上の者。
歩行時間延長信号機用小 視覚障がい 2 級以上。児童にあっては、原則として学齢児以上の者。
型送信機
聴覚障がい者用屋内信号 聴覚障がい 2 級。(聴覚障がい者のみの世帯及びこれに準ずる世帯
装置
で日常生活上必要と認められる世帯。)
37
品
目
対象者及び障がいの程度等
腎臓機能障がい 3 級以上で、自己連続携行式腹膜灌流法(CAPD)
透析液加湿器
による透析治療を行う者。児童にあっては、腎臓機能障がい 3 級以
上で、原則として 3 歳以上の者。
呼吸器機能障がい 3 級以上、または同程度の障がい者(児)であっ
ネブライザー(吸入器)
て、必要と認められる者。児童にあっては、原則として学齢児以上の
者。
呼吸器機能障がい 3 級以上、または同程度の障がい者(児)であっ
電気式たん吸引器
て、必要と認められる者。児童にあっては、原則として学齢児以上の
者。
酸素ボンベ運搬車
医療保険における在宅酸素療法を行う者。
視覚障がい 2 級以上。(盲人のみの世帯及びこれに準ずる世帯。)児
盲人用体温計(音声式)
童にあっては、原則として学齢児以上の者。(当該児童の世帯が単
身世帯及びこれに準ずる世帯である場合に限る。)
盲人用体重計
視覚障がい 2 級以上。(盲人のみの世帯及びこれに準ずる世帯。)
音声機能もしくは言語機能障がい者、または肢体不自由者であって、
携帯用会話補助装置
発声・発語に著しい障がいを有する者(児)。児童にあっては、原則と
して学齢児以上の者。
情報・通信支援用具
視覚障がい 2 級以上、または上肢不自由 2 級以上の者(児)。
視覚障がい及び聴覚障がいの重度重複障がい者(原則として視覚障
点字ディスプレイ
がい者 2 級以上かつ聴覚障がい 2 級)の障がい者であって、必要と
認められる者。
点字器
視覚障がい者(児)であって、必要と認められる者。
38
品
目
対象者及び障がいの程度等
視覚障がい 2 級以上。(本人が就労もしくは就学しているか、または、
点字タイプライター
就労が見込まれる者に限る。)
視覚障がい者用ポータブ 視覚障がい者2級以上。児童にあっては、原則として学齢児以上の
ルレコーダー
者。
視覚障がい者用活字文書 視覚障がい者 2 級以上。児童にあっては、原則として学齢児以上の
読上げ装置
者。
視覚障がい者用拡大読書 視覚障がい者(児)であって、本装置により文字等を読むことが可能
器
になる者(児)。児童にあっては、原則として学齢児以上の者。
視覚障がい者2級以上。(本人が就労もしくは就学しているか、また
盲人用時計
は、就労が見込まれる者に限る。)
聴覚障がい者(児)、または発声・発語に著しい障がいを有する者で
聴覚障がい者用通信装置
あって、コミュニケーション、緊急連絡等の手段として必要と認められ
る者(児)。児童にあっては、原則として学齢児以上の者。
聴覚障がい者用情報受信 聴覚障がい者(児)であって、本装置によりテレビの視聴が可能にな
装置
る者(児)。
人工喉頭
喉頭摘出者。
難聴者、または外出困難な障がい者(原則として2級以上)であって、
コミュニケーション、緊急連絡等の手段として必要があると認められ
る者及びファックス被貸与者。(障がい者のみの世帯及びこれに準ず
福祉電話(貸与)
る世帯)
39
品
目
対象者及び障がいの程度等
聴覚または音声機能、もしくは言語機能障がい3級以上であって、コ
ミュニケーション、緊急連絡等の手段として必要があると認められる
ファックス(貸与)
者。(電話(難聴者用電話を含む。)によるコミュニケーション等が困
難な障がい者のみの世帯及びこれに準ずる世帯。)
視覚障がい者用ワードプ 視覚障がい者(児)。児童にあっては、原則として学齢児以上の者。
ロセッサー(共同利用)
点字図書
主に、情報の入手を点字によっている視覚障がい者(児)。
ストマ造設者、神経障がいによる高度の排尿機能障がい、高度の排
便機能障がい、または乳幼児期以前の非進行性脳病変による脳原
ストマ装具・紙おむつ等
性運動機能障がいを有する者(児)。ただし、紙おむつは 3 歳以上を
対象とする。
収尿器
排尿障がいを有する者(児)。
肢体、体幹機能障がい、または乳幼児期以前の非進行性の脳病変
による運動機能障がい(移動機能障がいに限る。)を有する者(児)で
居宅生活動作補助用具
あって、障がい等級 3 級以上の者。(ただし、特殊便器への取替えを
する場合は上肢障がい 2 級以上の者。)児童にあっては、原則として
学齢児以上の者。
40
5.割 引 ・ 減 免 等
●運賃割引
身体障害者手帳、療育手帳または精神障害者保健福祉手帳(一般路線バスのみ)の交付を受
けた方に対し、JRやバス、航空などの運賃が割引となります。割引対象者や割引率につきまして
は、各交通機関によって取扱いが異なりますので、直接、利用される交通機関へお問い合わせく
ださい。
●有料道路通行料金の割引
窓口:福祉課 地域福祉係
障がい者の自立と社会参加を支援するため、① 身体障害者手帳の交付を受けている障がい
者ご本人が自ら運転する場合、② 第1種(※)の障がい者が乗用し、その移動のために介護者
が運転する場合に、事前の申請に基づき、有料道路通行料金の割引があります。
自動車の範囲:原則として、障がい者本人、または生計同一者が所有する自動車1台のみです。
営業用の自動車や自動車の型によっては対象とならない場合があります。
※第1種、第2種につきましては、手帳に記載されています。
●タクシー運賃の割引
身体障害者手帳、または療育手帳の交付を受けた方が、タクシーに乗車した場合、手帳を提示
すれば、タクシー料金が1割引となります。
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●NHK放送受信料の免除
窓口:福祉課 地域福祉係
全額免除
半額免除
【障がい者の方を世帯
【障がい者の方が世帯主の場合】
構成員に有する場合】
身体障害者手帳をお持ちの方が ① 視覚、聴覚障がい者
身体障がい者
いる世帯で、かつ、世帯構成員全 ② 障害等級が重度(1級または2級)の
員が市町村民税非課税の場合
方
所得税法または地方税法に規定
する障害者のうち、児童相談所、 所得税法または地方税法に規定する特別
知的障害者更生相談所、精神保 障害者のうち、児童相談所、知的障害者
知的障がい者
健福祉センターまたは精神保健指 更生相談所、精神保健福祉センターまた
定医により知的障がい者と判定さ は精神保健指定医により、重度の知的障
れた方がいる世帯で、世帯構成員 がい者と判定された方
全員が市町村民税非課税の場合
精神障害者保健福祉手帳をお持
ちの方がいる世帯で、かつ、世帯 精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方
精神障がい者
構成員全員が市町村民税非課税 で、障がい等級が重度(1級)の方
の場合
●携帯電話使用料等の割引
携帯電話使用料が割引になります。詳しくは、契約されている携帯電話の会社にお問い合わせ
ください。
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●NTT電話番号の無料案内(ふれあい案内)
NTTの電話番号案内(104番)を利用する際に、最初に「ふれあい案内」の旨を告げ、登録電話
番号、暗証番号を申し出ると、電話番号の案内料が無料になります。
<対象者>
①身体障害者手帳の交付を受けている方で、次のいずれかに該当する方
・視覚障がい 1∼6級
・肢体不自由1・2級で、上肢機能障がい、体幹機能障がい、乳幼児期以前の非進行性の脳病
変による運動機能障がいの方
②療育手帳の交付を受けている方
③精神障害者保健福祉手帳の交付を受けている方
●自動車駐車禁止除外指定車の標章の交付
窓口:日向警察署 交通課(TEL 53−0110)
歩行困難な身体障がい者及び重度の知的障がい者(等級制限あり)等の方が、許可証の交付を
受けた場合、法定駐車禁止区域を除いた駐車禁止区域内に、一時駐車することができます。
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6.税 金
● 所得税の控除
名
称
対象者
主な障がいの内容
控除の内容
① 身体障害者手帳3
本人
障害者控除
~6級の方
所得控除27万円
控除対象配偶者
② 療育手帳「B」の方
扶養親族
所得控除40万円
特別障害者控除
① 身体障害者手帳
扶養控除または配偶
同居特別障害者
1・2級の方
同居の控除対象配偶
者控除の額に加えて3
扶養控除
② 療育手帳「A」の方
者または扶養親族
5万円の所得控除
※手帳をお持ちでない方でも、控除の対象となる場合があります。
● 住民税の控除
名
称
対象者
主な障がいの内容
控除の内容
① 身体障害者手帳3
本人
障害者控除
~6級の方
所得控除26万円
控除対象配偶者
② 療育手帳「B」の方
扶養親族
特別障害者控除
所得控除30万円
① 身体障害者手帳
扶養控除または配偶
同居特別障害者
同居の控除対象配偶
扶養控除
者または扶養親族
1・2級の方
者控除の額に加えて2
② 療育手帳「A」の方
3万円の所得控除
※手帳をお持ちでない方でも、控除の対象となる場合があります。
44
● 自動車税、自動車取得税の減免
窓口:日向県税・総務事務所(52-4148)
身体障害者手帳等をお持ちの身体障がい者等が使用する自動車、身体障がい者等と生計を一
にする方、または、常時介護する方が「 身体障がい者等のために使用する自動車で、一定の要
件を満たす場合 」には、申請により一人一台に限り、自動車税及び自動車取得税が全額免除さ
れます。
(主に、身体障がい者等が納税義務者となっている自動車が対象です。軽自動車税につきまして
は、住所地である市町村が減免を行います。)
①身体障害者手帳をお持ちの方
本人運転の場合と、生計同一者等運転の場合で異なります。
他の都道府県や、軽自動車税の減免を行う市町村では、取り扱いが異なることがあります。
※「本人運転」・・・・・身体障がい者手帳等をお持ちの方が運転する場合
「生計同一者等運転」・・・・・身体障がい者等と生計を一にする方、または、身体障がい者等
を常時介護する方が運転する場合
障がいの級別
障がい等の区分
本 人 運 転
視覚障がい
1級、2級、3級及び4級の1
聴覚障がい
2級及び3級
平衡機能障がい
3級
生計同一者等運転
3級(喉頭摘出による音声機能
音声機能障がい
減免になりません
障がいがある場合に限る。)
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障がいの級別
障がい等の区分
本 人 運 転
生計同一者等運転
上肢不自由
1級、2級の1及び2級の2
(上肢機能障がい)
(一上肢のみに機能障がいがある場合を除く。)
下肢不自由
1級、2級、3級、4級、5級及び
1級、2級及び3級の1
(下肢機能障がい)
6級
体幹不自由
1級、2級、3級及び5級
1級、2級及び3級
(体幹機能障がい)
乳幼児期以前の非進行性脳病
1級及び2級
変による運動機能障がい
(一上肢のみに機能障がいがある場合を除く。)
(上肢機能)
乳幼児期以前の非進行性脳病
1級、2級、3級
1級、2級、3級、4級、5級及び
変による運動機能障がい
(3級のうち一下肢のみの運動
6級
(移動機能)
機能障がいを除く。)
心臓・じん臓・呼吸器・ぼうこう
または直腸・小腸の機能障が 1級及び3級
い
ヒト免疫機能障がい
1級、2級及び3級
併合障がい
1級、2級、3級及び4級
46
1級、2級及び3級
②療育手帳をお持ちの方
区
分
本 人 運 転
生計同一者等運転
総合判定「 A 」
(ただし、特別支援学校への通
療 育 手 帳
総合判定「 A 」
学に使用する者については、B
1及びB2を含む。)
③精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方
区
分
本 人 運 転
精神障害者保健福祉手帳
生計同一者等運転
1級
④減免の対象となる自動車、使用目的及び使用状況
1.納税義務が発生する時点での自動車検査証の「所有者」の氏名が、原則として身体障がい者
等本人でなければなりません。(次の【自動車の運転者と所有者との関係等】のとおり登録(届
出)されていること。)
ただし、割賦販売等で自動車販売会社が所有権を留保している場合は、自動車検査証に記
載されている「使用者」を「所有者」とみなします。
2.自動車検査証に「自家用」と記載されている自動車でなければ減免を受けられません。したが
って、営業用の自動車は対象となりません。
3.軽自動車税の対象となる自動車を含め、身体障がい者等一人につき一台に限り減免を受けら
れます。
4.「生計同一者等運転」の場合は、使用目的が必要になります。
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【自動車の運転者と所有者との関係等】
自動車の所有者
運
転
者
身体障がい者等の状況
使
用
目
的
(取得者)
身体障 が い者 等
身体障がい者等本人
目的は問いません
本人
身 体 障 が い 者 身体障 が い者 等
下 記 以 等が18歳以上
外の方
身体障がい者等と生
本人
身体障 がい者
身体障がい者等
等が18歳未満
計を一にする方
専ら
身体障がい者等と
の
療育手帳、または、精神障
生計を一にする方
1.通院
害者保健福祉手帳の交付
2.通学
を受けている方
3.通所
身体障がい者等のみ
4.生業等
身体障 が い者 等
で構成される世帯に
日常的に
属する身体障がい者
本人
等を常時介護する方
※1 「生計を一にする」とは、通常、同一の生活共同体に属して、日常生活を共通にしていること
ですが、必ずしも同一の家屋に起居しているものではなく、勤務、修学、療育等の都合上、日
常の起居をともにしない場合であっても、生活費、学資金、療育費等の送金が行われている
とか、あるいは、勤務、修学等の余暇には起居をともにすることを常例としている状態をいい
ます。なお、身体障がい者等のために運転する生計を一にする方は、配偶者、または6親等
以内の血族、もしくは3親等以内の姻族に限ります。
48
※2 「常時介護する方」とは、単身で生活する身体障がい者等が取得し、または所有する自動車
を前ページの表の使用目的及び使用状況に応じて、継続して日常的に運転する方で、当該
身体障がい者等の住所地の福祉事務所長、町村長または保健所長の確認を受けた方をい
います。
⑤減免申請手続き
1)新たに自動車を取得する場合
新規登録により自動車を取得する場合は、宮崎運輸支局で新規登録の手続きをする際に、
宮崎県税・総務事務所自動車取得税課で「自動車税・自動車取得税減免申告書」に必要事
項を記入の上、必要書類を添えて申請します。詳しいことは、宮崎県税・総務事務所自動
車取得課(TEL 0985-51-4269)にお尋ねください。
2)既に自動車を所有している場合
納税義務が発生する4月1日時点で既に所有している自動車については、納税通知書が5
月中に送付されます。新たに減免を受けようとする時は、必ず自動車税の納期限までに、
「自動車税減免申請書」に必要事項を記入の上、必要書類を添えて自動車税を課税した県
税事務所に申請します。詳しいことは、日向県税事務所(TEL 52-4148)にお尋ねくだ
さい。
<必要書類> 自動車税減免申請書、身体障害者手帳等、運転免許証、印鑑、自動車検
査証、自動車税納税通知書
・生計を一にする方が運転する場合・・・「自動車税減免申請理由証明書」
・常時介護する方が運転する場合・・・・・「常時介護証明書」
49
※1 「自動車税減免申請理由証明書」・・・・・身体障がい者等と生計を一にする方が、身体
障がい者等のために使用する自動車について減免を受けようとする場合は、自動車
の使用目的及び使用状況が減免の要件に該当することを町村長、福祉こどもセンター
所長、福祉事務所長、または保健所長が証明するものです。
※2 「常時介護証明書」・・・・・町村長、福祉こどもセンター所長、福祉事務所長、または保
健所長が、常時介護する方が使用目的及び使用状況に沿ってその車を使用している
か、常時介護者に該当するかについて証明するものです。
【証明書発行機関】
手帳の種類
居住地等
市に居住している方
証明書発行機関
市の福祉事務所
町または村に居住して 町または村の福祉担当課
いる18歳以上の方
身体障害者手帳
(門川町の場合:福祉課 地域福祉係)
町または村に居住して 町または村を管轄する県の福祉こどもセンターまた
いる18歳未満の方
は福祉事務所
(門川町の場合:北部福祉こどもセンター
TEL0982-35-1700)
市に居住している方
市の福祉事務所
町または村に居住して 町または村を管轄する県の福祉こどもセンターまた
療育手帳
いる方
は福祉事務所
(門川町の場合:北部福祉こどもセンター
TEL0982-35-1700)
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手帳の種類
居住地等
証明書発行機関
宮崎市に居住している 宮崎市の保健所
精 神障害 者保健 方
福祉手帳
宮崎市以外に居住して 県の保健所
いる方
(門川町の場合:日向保健所 TEL52-5101)
<証明書の申請に必要な書類>
身体障害者手帳等、運転免許証、印鑑、自動車検査証、住民票(不要な場合もあり)、付属証明
書(使用目的に応じた証明願いが必要です)
「通学(通所)証明願い」 「通院証明願」 「生業等の証明願」 「在宅処遇に関する証明願」
<常時介護証明書による申請の場合に必要な書類>
自動車運行計画書、誓約書、身体障がい者等との契約関係の存在を証明する書類(介護者が
有償により身体障がい者等のために自動車等の運転を行う場合)
● 軽自動車税の減免
窓口:門川町役場 税務課 TEL63-1140
障がいのある方が使用する軽自動車、障がい者の方と生計を一にする方、または単身で生活す
る障がい者の方を常時介護する方が障がい者のために使用する軽自動車で、一定の要件を満た
す場合には、申請により一人一台に限り、軽自動車税が減免されます。ただし、自動車税の減免
とは重複できません。
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7.年金
① 障害基礎年金 ( 国民年金法関係 )
(ア)国民年金加入中に障がい者になったときや、(イ)20 歳前の疾病で障がい者となったときに
支給されます。また、受給権者によって生計を維持している 18 歳未満(障がい者は 20 歳未
満)の子どもがある場合は、子どもの数に応じて加算があります。
(ア)の場合・・・・・初診日の属する月の前々月までに加入期間の 3 分の 2 以上保険料を納めて
いること。または、初診日の属する月の前々月までの1年間に保険料を納め
ていること(免除期間を含む)。
(イ)の場合・・・・・要件として、本人の所得制限等あり
<年金額> 1 級障害 990,100円/年+子の加算額
2 級障害 792,100円/年+子の加算額
② 特別障害給付金
国民年金に任意加入していなかったことにより、障害基礎年金等を受給していない方について、
国民年金制度の発展過程において生じた特別な事情をかんがみ、福祉的措置として平成 17 年 4
月に創設されました。 なお、障害基礎年金や障害厚生年金、障害共済年金などを受給すること
ができる方は対象となりません。
<支給対象となる方>
ア 平成 3 年 3 月以前に国民年金任意加入対象であった学生
イ 昭和 61 年 3 月以前に国民年金任意加入対象であった被用者等の配偶者であって、当時、
任意加入していなかった期間内に初診日があり、現在、障害基礎年金の 1 級、2 級相当の
障がいにある方
<支給額> 障害基礎年金 1 級に該当する方
基本月額 50,000円
障害基礎年金 2 級に該当する方
基本月額 40,000円
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■障がい者関係行政機関等
名 称
■宮崎市近郊
宮崎県福祉保健部障害福祉課
宮崎県身体障害者相談センター
こども療育センター
宮崎県福祉総合センター
宮崎県聴覚障害者センター
宮崎県視覚障害者センター
■延岡市
宮崎県北部福祉こどもセンター
旧 延岡児童相談所
旧 東臼杵福祉事務所
延岡社会保険事務所
延岡発達障害者支援センター
のべおか障害者・生活支援センター
延岡ライトハウス点字図書館
■日向市
日向保健所
日向公共職業安定所
日向地域生活支援センター はまゆう
宮崎県障害児・者そうだんサポート
センター しらはま
電 話
0985-26-7068
0985-85-3388
0985-85-6500
0985-27-0858
0985-38-8733
0985-22-5670
ファックス
郵便番号
0985-26-7340
0985-84-0223
0985-85-6501
0985-31-6770
0985-29-2279
0985-38-8730
880-8501
889-1601
889-1601
880-0007
880-0051
880-0051
住 所
宮崎市橘通東2丁目10-1
宮崎郡清武町大字木原5719-2
宮崎郡清武町大字木原4257-8
宮崎市原町2番22号
宮崎市江平西2丁目1番20号
宮崎市江平西2丁目1番20号
0982-35-1700
0982-35-1701 882-0803 延岡市大貫町1丁目2845
0982-35-6122
0982-21-5424
0982-23-8560
0982-20-5283
0982-32-2973
0982-33-0149
0982-23-8561
0982-20-5284
0982-32-2973
882-8503
889-0514
882-0836
882-0055
52-5101
52-4131
54-3115
52-5104
54-3116
883-0041 日向市北町2丁目16番地
883-0041 日向市北町2-11
883-0021 日向市大字財光寺1225番地
52-1580
52-1599
883-0021 日向市大字財光寺1565番地2
54
延岡市大貫町1-2978-2
延岡市櫛津町3427-4(ひかり学園内)
延岡市恒富町4丁目66
延岡市山下町1丁目7-9