プロファイル

[Profile]
Frank LoCrasto Trio
フランク・ロクラスト Frank LoCrasto : piano
1983 年、テキサス州ガーランド生まれ。幼い頃より両親の影響で音楽に親しみ、8歳でピアノを学び
始める。その後、パフォーマンスやビシュアルアートを学ぶためにダラスの「ブッカー T ワシントン・
ハイスクール」に進む。この学校での4年間は、彼に多くのトップミュージシャンとの交流や様々なフ
ェスティバル、コンクールへの参加、多くの賞を受賞するなど有意義な時間をもたらす。
また、学校の選抜メンバーとしてアメリカ国内ツアーにも参加している。
最終学年の時に NFAA(Foundation for Advancement in the Arts)が主催する アート・ウィーク に参加、
奨学生に選出され、大統領より表彰される。
「ニューヨークタイムズ誌」で、現代的で有望なピアニスト、作曲家として絶賛される。
2003 年、ニューヨークのニュースクール大学在学時に、パット・マルティーノに才能を見出され、以後
2 年間ワールド・ツアーに参加する。その後ウォレス・ルーニーやニコラス・ペイトンのグループに参加。
ファースト・アルバム『When You're There』を Max Jazz レーベルより発売。
クリス・チーク、マイク・モレノ、ベン・ストリート等が参加し話題となる。最新アルバム『El Dorado』はヴィンテージのシンセサイザー、ピアノ、
ギターを駆使し、これも大きな反響をよんでいる。
近年はジェレミー・ペルト、グレッグ・オズビー等のグループのピアニストとして多忙を極めている。ニューヨークで大注目の若手ピアニストである。
ノア・ガラベディアン Noah garabedian : bass
カリフォルニア州バークレー出身
カリフォルニア大学ロサンゼルス校にて Ethnomusicology( 音楽民俗学 ) の学位を取得しその後、New York 大学にて
ミュージックパフォーマンスの学位を取得する。
2006 年、「ジョン・コルトレーン国立奨学金」を授与される。2007 年、「Thelonious Monk Institute of jazz」のファイナ
リストに選出される。2011 年 3 月、カーネギー・ホールのワイル音楽研究所での ブラッド・メルドーのマスタークラス
に選抜さる。同年 6 月、「ISB コントラバス・コンクール」の決勝進出者に選出されている。
Ravi Coltrane、Josh Roseman、Ralph Alessi、Andrew D'Angelo、Myron Walden、Nir Felder、Julian Pollack、
The Amigos Band など多くのミュージシャンと共演する他自身のプロジェクト Big Butter And The Egg Men でも精力
的に活動している。
2014 年には Amigos Band として東南アジアへのツアーを敢行。数カ国でパフォーマンス、ワークショップを開催した。
現在、演奏活動の傍らニューヨークの New School の非常勤講師を務める他、リンカーンセンター、カーネギーホールで
行われている「Weill Music Institute」主催の Music outreach program にて講師を務めている。その他にも多くのミュージックキャンプの講師も務めている。
" ノアは間違いなく生粋のベースプレイヤーであり、素晴らしいアーティストだ " - David Wiegand, San Francisco Chronicle
Jazz へのその熱意をポリフォニー、ハーモニー、対位法のコンセプトのもと見事に具現化している " - The New York City Jazz Record
ジミー・マクブライド Jimmy Macbride (ds)
1991 年生まれ。
作曲家の父とビジュアルアーティストの母の芸術一家に育ち3歳でドラムを演奏し始める。
やがてジャズに興味を持ち、奨学金を得てジュリアード音楽院に進みカール · アレン、ビリー · ドラモンド、ケニー · ワシントン
に師事する。卒業後は、ニューヨークを中心にプロ活動を始める。
ハービー · ハンコック、テレンス · ブランチャード、ウィントン · マルサリス、ボブ · ドロー、テイラー · エイグスティ、
ハリッシュ・ラガバン等多くのミュージシャンと共演を重ねている。2013 年には、グラミー賞を受賞したトランペッター /
テレンス・ブランチャードのグループのメンバーとしてラトビアの Saulkrasti Jazz Festival やブラジルへのツァー、Vail Jazz
Festival 等に出演している。
これまでに、2009 年にシカゴで開催されたラヴィニア音楽祭での若手アーティストのための賞や SEIU モー · フォナー記念奨学金
とハートフォードジャズ協会奨学金の両方を受賞した他に、2010 年には NY で行われた YoungArtsWeek で Gold & Silvera Awards
ファイナリストとなり、オリジナル曲の作曲では ASCAP 財団のヤング作曲賞、ASCAP プラス賞を受賞する。
2011 年及び 2012 年には NFAA と Stamford Symphony Instrumental から奨学を受賞する。他に、打楽器芸術協会はラリー · ロンディン記念奨学など
PASIC 奨学金を授与される。2015 年「Nir Felder Trio」のメンバーとして初来日し、その演奏は日本のジャズ・ファンを虜にする。
ニューヨークのジャズ・シーンで最も注目されているドラマーの一人。