お出かけ前の体調チェック

《小児科医の健康相談》
《保健相談について》
保健室では、保健師・看護師が、子
育て中の方の保健相談にお答えして
います。すこやかに来られない時は、
電話相談も受付けていますのでお気
軽にご相談下さい。
℡ 042-481-7731
《計測について》
保健室で身長体重が測れます。
泣いてしまうお子さんは、抱っこのま
までも測れます。
計測できる時間
お気軽に
どうぞ♪ 11:00~12:00
13:30~15:00
☆オムツは広場の交換台で替えて来
て下さい。
(衛生上、保健室では替えられません)
相談・処置などで対応できないこと
もあります。その場合は広場の授乳室
内の体重計をご利用ください。
子育ての悩みに、すこやかの協力医
が個別にお答えします(診療行為は行
っていません)
。電話か、直接すこやか
へお申し込みください。
先着 5 名 随時、受付中!
●すこやか協力医●
ぬきいこどもクリニック貫井清孝先生
●今後の予定●
3月15日(火)13:30~14:30
以降はすこやかHP・すこやか通信・市
報などでご確認下さい。
≪ひろばのお医者さん≫
すこやかロビーで、市内の小児科・
皮膚科・歯科等のお医者さんがお話を
してくれます。お子さんと一緒に聞け、
質問の時間もあります。予約不要です
ので、お気軽にご参加ください。
又、栄養士さんのお話が聞ける『ひ
ろばの栄養士さん』もあります。
日程は、すこやかHP・すこやか通
信・市報などでご確認下さい。
№.40
2016春号
すこやか医務
陽射しも暖かくなり、春を感じるよい季節になってきました。お出かけする機会
も増えてきますが、まだまだ春先は寒暖の差も激しく、体調も崩しやすいので気を
付けていきましょう。
本号では、
「お出かけ前の体調チェック」と「おむつはずれ」について特集いた
します。
お出かけ前の体調チェック
春は、新しい場所へのお出かけも増えてくる季節ですね。一
日を元気に過ごせるように、体調チェックを行ってからお出か
けしましょう。
□ 熱はありませんか?
□ 顔色はよいですか?
□ 鼻水や咳は出ていませんか?
□ 湿疹、発疹はないですか?
□ 食欲はありますか?
□ うんちは出ましたか?
☆☆すこやかを皆さんが気持ちよく利用するために守ってほしいこと☆☆
① 体調がすぐれなかったり、いつもと様子が違う時はお家で安静にしましょう。
② 風邪の症状(熱・鼻水・咳・目やに・眼充血・発疹など)がある時はすこやかの利用
は出来ません。
(乳児の利用もある為、感染すると重症化することがあります)
。
③ オムツ交換は広場のトイレ、授乳室内のオムツ交換台でお願いします。
社会福祉法人調布市社会福祉事業団
調布市子ども家庭支援センター すこやか
調布市国領町3-1-38 ココスクエア2階
TEL 042-481-7733
(4)
□ 機嫌はよいですか?
□ 「痛い」
「疲れた」などの訴えはありませんか?
『正しい生活リズムを身につけ、健康な体を作りましょう』
早寝・早起きをしよう
朝ご飯はしっかり食べよう
朝うんちの習慣をつけよう
(1)
おむつはずれを始めようとする頃は、ちょうどママへの甘えが強い時期でもあり
ます。又、自我が芽生え「イヤ」というようになってくる時期です。甘えたい気持
ち、反抗したい気持ちを受け止めながらスタートしましょう。
おむつからパンツへ~排泄自立への働きかけ~
おむつはずれ(排泄の自立)とは・・・
「おしっこに行きたいと感じた時、自分で
パンツをおろしてトイレに行き、1人でおしっこができる。その後、きれいにパン
ツを自分ではいて手を洗う」ことです。
親の都合でトレーニングするのではなく、あくまでもお子さんの成長・発達に合
わせて、自然に「おむつはずれ」するように、肩の力を抜いてはじめましょう。
ステップ1
目標
おしっこやトイレに興味をもとう
「おしっこがたまっていそうな時、トイレに誘う」
・まずは1日1・2回から。2~3分座って嫌がった時や出ない時はあきらめ
ましょう。お勧めは、朝起きた時やお昼寝後です。
ステップ2
目標
トイレに座る習慣をつけよう
「おしっこが出る回数を増やす」
・1日に誘う回数を増やしてみましょう。焦らずに溜まっている頃に誘います。
遊びに集中している時は無理強いしません。食事前、お風呂前、お出かけ前
など・・・生活の節目で誘ってみましょう。
体の発達に合わせてスタートさせることが大事です!
【チェックポイント】
① ひとりで歩けるようになったかな?
② おしっこの間隔が2時間位になったかな?
③ 言葉がわかり、おしゃべりができるかな?
3つの「チー感覚」
(おしっこ感覚)
:①チー出る ②チー見る ③チー聞く 感
覚を何度も繰り返し、同時に経験するうちに、子どもはおしっこというものを学ん
でいきます。
① チー出る ⇒ ジャーッとおしっこが出る感覚(放尿感)を認識する。
② チー見る ⇒ 自分のおしっこを目で見て確認し、理解する。
③ チー聞く ⇒ お母さんが、
「チー出たね」と言葉がけをすることで、自分が
見たものとチー、あるいはおしっこという言葉が結びつく。
失敗に思えることも、子どもにとっては貴重なおしっこ体験。この 3 つの感
覚が分かってくれば成功の兆があるでしょう。
ステップ3
目標
誘えばトイレでおしっこが出来る
「パンツに挑戦!!」
・50%の成功率になったら・・・とはいうけれど。パンツにする時期は親の
心がまえ次第です。失敗も多いですが、叱らないで。
ステップ4
ゴール
自分でおしっこ行きたい時に教えてくれる
「自分から『おしっこ』と言うのを待つ」
・なかなか教えてくれない時は、誘っていたタイミングを少しずらしてみまし
ょう。おしっこがたまった感覚や、出した時のすっきり感を経験しながら覚
えていきましょう。まだ失敗や後戻りをすることもあります。
≪大きな環境変化のある時はちょっと休憩を・・・≫
・赤ちゃんが生まれたばかり、または近く赤ちゃんが生まれる予定
・転居してきたばかり、もしくは転居する予定
・子どもが病気から回復したばかり
・保育園、幼稚園を替えたばかり
・パパ、ママが仕事でストレスを抱えている
など・・・
参考;
「やさしいおむつはずれ」赤ちゃんとママ社 2013 年
「短期速攻 おむつはずれ」ベネッセコーポレーション 2015 年
(2)
(3)