7 月度の市場動向について

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販売用資料
7 月度の市場動向について
長期投資家の皆様へ
2012.8.3
今月の市場動向
ユーロ問題はギリシャからスペインに飛び火して、金融市場はまたもリスクオ
フ。日米独国債金利がまたまた低下を続けていましたが、メルケル独首相が夏休
みの中でのドラギ欧州中央銀行総裁からの「ユーロを断固守る!」発言で再びム
ードが変わってきています。マーケットは欧州中央銀行によるスペイン・イタリ
ア国債買取を期待し、織り込み始めました。
欧州では直近の企業決算で景気減速による業績悪化が鮮明になってきており、
新興国でも中国・インド・ブラジルなどの成長鈍化がはっきりとデータに出始め
ています。やはり今年の世界経済のイニシャティブは米国経済の回復動向に拠る
ことが明確になる中で、市場の関心はそれを支える金融政策、つまり QE3 と呼
ばれる米連邦準備制度理事会(FRB)による量的緩和実行に集まりつつあります。
世界的にインフレが落ち着いている状況は、米をはじめとして欧・日・中・印
に至るグローバルな大金融緩和の波が起こる前提条件として見ることが出来ま
す。日本では政治がますます混迷を極め、あらゆる手立てが停滞している印象が
強く、円高への戻りもあって、私たちのムードもゲンナリ感が蔓延しているわけ
ですが、海外では世界的金融緩和期待が米国発の楽観で動き始めているようにも
感じられます。気が付けば、米ダウ平均株価は 13 千ドルを超えて相場が QE3 を
催促しているかのようです。
しょっちゅう猫の目の如く変わる相場の方向観に世界中のマネーが右往左往
している様子が実感出来るこのところの展開ですが、ロンドンでの何事もないか
のようなオリンピックの盛り上がりは、世界の実体経済が成長軌道を決して歪め
ていないことを示しています。
つくづく相場やムードに踊らされ翻弄されることの愚を感じます。悲観はいつ
までも続きません。長期投資家は次の変化をじっくり見据えながら、オリンピッ
クを観てグローバリゼーションを感じ取りましょう!
中野
晴啓
世界の株式市場についての概況
7 月度の株式市場は、上昇しました。
序盤から、6 月の製造業景況感指数が米国で約 3 年ぶりに判断の分かれ目とな
る 50 を割り込み、中国でも 50 近い水準に低迷したことで世界経済の減速基調が
確認されたものの、6 月末の欧州連合(EU)首脳会議後にスペインの銀行救済へ
の期待が高まっていたことを受けて株式市場は上昇基調となりました。その後は
欧州中央銀行(ECB)理事会においてユーロの政策金利が過去最低の 0.75%まで
引き下げられたものの債務危機対策へ前向きの姿勢が示されなかったことから
ユーロ圏の債務問題の先行きに対する懸念が高まると共に、米国の 6 月の雇用統
計においても非農業部門の雇用者数の伸びが低い伸びに留まったことから景気
の長期低迷への警戒が拡がり株式市場は下落しました。
中盤にも米国の 6 月の小売売上高が低迷するなど世界的な景気の長期低迷への
警戒は高まり続けたものの、欧州の債務問題がやや落ち着きを見せる中で、世界
的な金融緩和への期待が高まったことから株式市場は反発に転じました。
終盤にかけては、スペインの自治州の財政問題が顕在化したことでスペインの
財政問題の深刻化への懸念が大きく高まり、株式市場は大きく下落する局面もあ
ったものの、その後は欧州中央銀行(ECB)などによる対応策への期待が高まっ
たことから反発しました。
7 月度の商品価格の動向
NY 原油先物(WTI/直近限月)/1 バレル
NY 金先物(中心限月)/1トロイオンス
終値
88.06 ドル
1614.6 ドル
騰落率
+3.65%
+0.37%
欧州中央銀行(ECB)が政策金利を過去最低の 0.75%に引き下げたほか、中国
が 2 ヶ月連続で政策金利を引き下げるなど新興国でも相次いで政策金利の引き下
げが行われていますが、世界経済の先行きへの不安やユーロ圏の債務問題への懸
念は根強く株式市場は不安定な状況が続いています。
当資料は、受益者へ向けた運用状況の開示ならびにファンドの紹介を目的として、セゾン投信株式会社によって作成された資料であり、金融商品取引法に基づく開示書類ではありません。当該投資信託の取得を希望される方は、必ずセゾン
投信が提供する投資信託説明書(交付目論見書)の内容を十分お読みいただき、ご自身でご判断下さい。
当資料は、信頼できると判断した情報により作成しておりますが、その正確性、完全性を保証するものではありません。記載された意見・見通しは、作成日時点での記述者あるいは当社の見解を示したものであり、将来の動向や結果を保証
するものではありません。また、将来予告無く変更されることがあります。当資料に記載された数値やデータは過去の実績を示すもので、将来の運用成果を保証するものではありません。また税金・手数料等の費用を考慮しておりません。
投資信託はリスクを含む商品であり、運用実績は市場環境等により異なります。外国証券には為替リスクもあります。従って元本保証はありません。
設定・運用・販売は
2
販売用資料
7 月度の市場動向について
米国株式
欧州株式
米国の株式市場は上昇しました。
序盤から 6 月の ISM 製造業景況指数が 2009 年 3 月以来、約 3 年ぶりに 50 を
割り込み、製造業における景況感の悪化が確認されたことで米国経済の長期低迷
への懸念が高まりましたが、ユーロ圏の債務問題への警戒が和らいでいたことか
ら株式市場は上昇基調となりました。その後は、ユーロ圏の債務問題への懸念が
再び高まるなかで、6 月の雇用統計において非農業部門の雇用者数の伸びが 3 ヶ
月連続で 10 万人を下回る低い伸びに留まったことから米国経済の長期低迷観測
が高まり株式市場は反落に転じました。
中盤にかけては米国企業が弱気の業績見通しを相次いで明らかにしたことな
どから株式市場は下落基調となりましたが、その後は欧州の債務問題への懸念が
和らいで上昇基調となり、6 月の小売売上高が 3 ヶ月連続の前月比マイナスとな
ったことにより消費の弱さが確認され一時的に下落する局面もあったものの、金
融緩和期待が高まったことなどから上昇基調が継続しました。
終盤にかけてはスペインの地方自治州の財政問題が顕在化したことで先行き
への不安が拡がり下落する局面もあったものの、その後は欧州中央銀行(ECB)
などによる対応策への期待が高まったことを受けて反発しました。
7 月度の主要指数の概況
ダウ工業株 30 種平均(米ドル)
S&P500 指数(米ドル)
ナスダック総合指数(米ドル)
2012.8.3
終値
13008.68
1379.32
2939.52
月間騰落率
+1.00%
+1.26%
+0.15%
雇用統計における非農業部門の雇用者数の伸びは、月間 10 万人に満たないペ
ースで低迷しています。これは雇用者数の伸びが人口増に伴う労働力人口の増加
と同程度に留まっていて、失業者を減少させるには至っていないことを示してお
り、米国の雇用環境が依然として厳しいものであることを物語っています。
欧州の株式市場は、上昇しました。
6 月末の欧州連合(EU)首脳会議の結果を受けてスペインの財政問題の深刻化
に対する懸念が和らいだことから序盤の株式市場は堅調な展開となりました。そ
の後は欧州中央銀行(ECB)理事会においてユーロの政策金利が過去最低の
0.75%へ引き下げられたものの、欧州中央銀行(ECB)が債務危機へ積極的に関
与する姿勢を示さなかったことで不安が高まり、軟調な展開となりました。
その後、開催された欧州連合(EU)財務相会合においても大きな進展は見ら
れなかったものの、スペインの債務問題への懸念がやや和らいだことから株式市
場は中盤以降、上昇基調となりました。終盤にかけてはスペインのバレンシア州
が中央政府に金融支援を要請したことをきっかけにスペイン地方自治州の財政
問題への懸念が高まったことで、スペインの財政問題の深刻化が懸念され、株式
市場は下落しましたが、欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁がユーロを守るため
にあらゆる措置を取ると発言したことをきっかけに、ユーロ圏の債務問題に対す
る追加の対応策が打ち出されるとの期待が高まり、反発しました。
7 月度の主要指数の概況
独 DAX 指数(ユーロ)
仏 CAC 指数(ユーロ)
英 FT100 指数(英ポンド)
スイス SMI 指数(スイスフラン)
MSCI Europe 指数(ユーロ)
終値
6772.26
3291.66
5635.28
6399.27
90.35
月間騰落率
+5.55%
+2.97%
+1.15%
+5.48%
+4.10%
スペインでは地方自治州の一部が中央政府に金融支援を要請し、イタリアでも
一部の州でデフォルト懸念が高まっているほか、スペイン、イタリアの地方政府
が緊縮財政を巡って中央政府と対立する動きも見られており、スペインやイタリ
アでは地方政府の問題が新たな問題として浮上しています。
当資料は、受益者へ向けた運用状況の開示ならびにファンドの紹介を目的として、セゾン投信株式会社によって作成された資料であり、金融商品取引法に基づく開示書類ではありません。当該投資信託の取得を希望される方は、必ずセゾン
投信が提供する投資信託説明書(交付目論見書)の内容を十分お読みいただき、ご自身でご判断下さい。
当資料は、信頼できると判断した情報により作成しておりますが、その正確性、完全性を保証するものではありません。記載された意見・見通しは、作成日時点での記述者あるいは当社の見解を示したものであり、将来の動向や結果を保証
するものではありません。また、将来予告無く変更されることがあります。当資料に記載された数値やデータは過去の実績を示すもので、将来の運用成果を保証するものではありません。また税金・手数料等の費用を考慮しておりません。
投資信託はリスクを含む商品であり、運用実績は市場環境等により異なります。外国証券には為替リスクもあります。従って元本保証はありません。
設定・運用・販売は
3
販売用資料
7 月度の市場動向について
2012.8.3
日本株式
太平洋株式(日本を除く)
国内の株式市場は下落しました。
序盤に発表された日銀短観の内容は良好であったものの、世界経済の減速に伴
う先行きへの警戒から株式市場は小幅な伸びに留まりました。その後は、欧州中
央銀行(ECB)が利下げを行う一方で債務危機への積極的な関与姿勢を示さなか
ったことを受けてユーロが下落し、対ユーロで円高が進行したことなどから株式
市場は下落基調となりました。
中盤にかけても 5 月の機械受注で設備投資の先行指標とされる電力・船舶を除
く民需が前月比で大幅な下落となり世界経済の減速による国内経済の影響への
懸念が高まったほか、各国・地域の中央銀行が更なる金融緩和スタンスを打ち出
すなかで日銀の金融政策決定会合で資産買入等の基金の規模拡大などの金融緩
和策が打ち出されなかったことを受けて為替レートが円高基調となったことか
ら株式市場は下落基調となりました。
終盤にかけてはスペインの財政問題への警戒が高まるなかで、6 月の貿易収支
で欧州向けや中国向け輸出の落ち込みが確認されたことで先行きへの不安が高
まったこともあり、株式市場は一段と下落する局面もあったものの、その後は欧
州中央銀行によりユーロ圏の債務問題への対応策が打ち出されるとの期待が高
まったことを受けてやや反発しました。
7 月度の主要指数の概況
日経平均株価指数(円)
TOPIX[東証株価指数]
MSCI Japan 指数(円)
終値
8695.06
736.31
451.52
月間騰落率
-3.46%
-4.39%
-4.46%
日銀は金融政策決定会合で資産買入等の基金の規模の拡大を見送ったものの、
既に金利は非常に低い水準となっており、さらなる金融緩和策を実施しても景気
の刺激効果は限定的なものと考えられます。
太平洋地域(日本を除く)の株式市場は、上昇しました。
序盤からユーロ圏の債務問題への懸念が和らぐなかで資源価格が上昇したほ
か、オーストラリアの 5 月の小売売上高や 5 月の輸出が堅調であったことから株
式市場は上昇基調となりました。その後は米国の 6 月の雇用統計の結果を受けて
米国経済の先行きに懸念が高まったほか、中国経済の先行きに対する懸念が高ま
るなかで、オーストラリアの 6 月の雇用統計で雇用者数が 4 ヶ月ぶりの減少とな
ったことを受けてオーストラリア経済の先行きにも懸念が高まり株式市場は下
落基調となりました。
中盤以降は資源価格が上昇基調となったことや米国の金融緩和策への期待が
高まったことなどから株式市場は上昇基調となり、終盤にかけてはスペインの財
政問題への警戒が高まったことから反落に転じる局面もあったものの、その後、
欧州中央銀行によりユーロ圏の債務問題への対応策が打ち出されるとの期待が
高まったことを受けて上昇基調が継続しました。
7 月度の主要指数の概況
MSCI Pacific ex-Japan 指数(米ドル)
オーストラリア ASX200 指数(豪ドル)
香港ハンセン指数(香港ドル)
シンガポール指数(シンガポールドル)
終値
1226.79
4269.15
19796.81
3036.40
月間騰落率
+6.60%
+4.26%
+1.83%
+5.49%
オーストラリアの 6 月の雇用者数は予想外の 4 ヶ月ぶりの減少となりました。
失業率は資源が豊富なウエストオーストラリア州、クイーンズランド州で低下し
たものの、金融や製造業の中心で最も人口が多い州であるニューサウスウェール
ズ州などでは上昇し、資源産業が盛んな地域とそれ以外の地域での経済状況の格
差が拡がっていることが伺えます。
当資料は、受益者へ向けた運用状況の開示ならびにファンドの紹介を目的として、セゾン投信株式会社によって作成された資料であり、金融商品取引法に基づく開示書類ではありません。当該投資信託の取得を希望される方は、必ずセゾン
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設定・運用・販売は
4
販売用資料
7 月度の市場動向について
2012.8.3
新興国株式
新興国の株式市場は、上昇しました。
序盤から新興国でも製造業の景況感を示す指数の低迷が確認されたものの、ユ
ーロ圏の債務問題への懸念が和らいだことなどから株式市場は上昇基調となり
ました。その後は中国で予想外の早いタイミングで 2 ヶ月連続となる利下げが実
施されたものの、中国では経済の減速懸念が根強いことから株式市場の下落基調
が続くなど新興国の株式市場は総じて軟調な展開となりました。
中盤にかけては、ブラジルの 5 月の小売売上高が予想外の前月比マイナスとな
ったことを受けてブラジル経済の低迷が確認され、中国でも 4-6 月期の GDP 伸
び率が前年比で 2009 年 1-3 月期以来の低い伸びに留まったことで中国経済の減
速が確認されたことなどから新興国の株式市場は軟調な展開となりました。
中盤以降は、米国の小売売上高が 3 ヶ月連続の前月比マイナスとなったことで
米国の個人消費の動向への懸念が拡がったものの、ユーロ圏の債務問題への懸念
がやや和らいだことを受けて上昇基調となりました。
終盤にかけてはスペインの財政問題への警戒が高まったことを受けて下落す
る局面もあったものの、その後は欧州中央銀行によりユーロ圏の債務問題への対
応策が打ち出されるとの期待が高まったことを受けて反発しました。
中国では 6 月に約 3 年半ぶりの利下げを行ったのに続いて 7 月にも利下げを行
ったほか、ブラジルでは昨年の 8 月以降で合計 4.5%の利下げを行うなど、新興
国の中央銀行は金融緩和により景気の下支えする姿勢を強めています。
しかし、欧州だけでなく、米国でも景気の減速傾向が見られるなど先進国経済
には総じて力強さはなく、新興国経済の先行きは不透明なものとなっています。
7 月度の主要指数の概況
MSCI Emerging 指数(米ドル)
ブラジルボベスパ指数(ブラジルレアル)
中国上海指数(元)
韓国総合株価指数(ウォン)
台湾加権指数(台湾ドル)
ロシア RTS 指数(米ドル)
インド SENSEX30 種指数(ルピー)
南アフリカ全株指数(南アフリカランド)
終値
952.49
56097.05
2103.635
1881.99
7270.49
1377.35
17236.18
34596.90
月間騰落率
+1.62%
+3.21%
-5.47%
+1.51%
-0.35%
+1.99%
-1.11%
+2.64%
当資料は、受益者へ向けた運用状況の開示ならびにファンドの紹介を目的として、セゾン投信株式会社によって作成された資料であり、金融商品取引法に基づく開示書類ではありません。当該投資信託の取得を希望される方は、必ずセゾン
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設定・運用・販売は
5
販売用資料
7 月度の市場動向について
2012.8.3
世界の債券市場についての概況
欧州債券市場(国債)
7 月度は、世界経済の長期低迷への懸念が高まるなかで、スペインなどユーロ
圏の財政問題への警戒が高まったことから安全資産とされる米国、日本、ドイツ
などの国債が上昇しました。
米国債券市場(国債)
米国の債券市場は上昇しました。
企業の景況感の落ち込みや雇用環境の低迷が確認されたことなどから、米国経
済の低迷が長期化するとの懸念が高まるなかで、連邦準備制度理事会(FRB)に
よる金融緩和策の長期化観測が高まると共に、ユーロ圏の財政問題への警戒を受
けて安全資産としての米国債の需要も堅調であったことから上昇しました。
7 月度の長期金利の状況
独 10 年国債
7 月度の長期金利の状況
米 10 年国債
ユーロ圏の債券市場は上昇しました。
ユーロ圏経済の低迷が長期化するとの観測が高まるなかで、欧州中央銀行
(ECB)が政策金利を過去最低の水準に引き下げると共に、スペインやイタリア
などの債務問題への懸念が高まったことから、ドイツ、フランス、ベルギー、オ
ーストリアなどの比較的安全とされる国の国債への需要が高まり上昇しました。
スペインやイタリアの国債は地方政府の債務への懸念が高まったことなどか
ら大きく下落する局面もありましたが、終盤には欧州中央銀行(ECB)による救
済策への期待が高まったことを受けて反発しました。
利回り
1.468%付近
前月比
-0.177%
利回り
1.285%付近
前月比
-0.298%
日本債券市場(国債)
欧米でも景気低迷の長期化懸念が高まったことで金利が一段と低下し国債市
場が上昇するなかで、日本でも景気低迷がさらに長期化するとの観測が高まって
おり、日本の国債市場も上昇基調となりました。
7 月度の長期金利の状況
日 10 年国債
利回り
0.794%付近
前月比
-0.043%
当資料は、受益者へ向けた運用状況の開示ならびにファンドの紹介を目的として、セゾン投信株式会社によって作成された資料であり、金融商品取引法に基づく開示書類ではありません。当該投資信託の取得を希望される方は、必ずセゾン
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販売用資料
7 月度の市場動向について
2012.8.3
世界の為替市場についての概況
7 月の為替市場では、スペインの財政問題への懸念が高まったことや政策金利
が引き下げられたことを受けてユーロが下落すると共に、景気の先行きに対する
不透明感が高まったことを受けて新興国、資源国通貨はまちまちな展開となり、
ドルが底堅い展開となりました。円は世界的な金融緩和への動きが強まるなかで、
中盤に開催された日銀の金融政策決定会合でさらなる金融緩和策が打ち出され
なかったことから相対的に上昇しやすい状況となり、上昇しました。
ドル・円
7 月度の概況
円/ドル
円/ユーロ
ユーロ/ドル
レート*
78.12
96.11
1.2303
月間騰落率
-2.09%(円高)
-4.87%(円高)
-2.84%(ユーロ安)
*レートは月末の米国東部標準時間 17 時のものです。
円はドルに対して、上昇しました。
米国経済の長期停滞への懸念が高まるなかで米国の金利が低下すると共にド
ルの連邦準備制度理事会(FRB)による追加緩和への期待が根強く、ドルは堅調
ではあるものの上昇には力強さを欠くなかで、円は日銀の金融政策決定会合にお
いてさらなる金融緩和策が打ち出されなかったことなどから上昇し、円は対ドル
で上昇しました。
ユーロ・円
円はユーロに対して、上昇しました。
欧州中央銀行(ECB)が政策金利を過去最低水準まで引き下げたほか、スペイ
ンの財政問題などユーロ圏の債務問題への懸念が高まったことを受けてユーロ
は下落基調となりました。一方、円は日銀の金融政策決定会合においてさらなる
金融緩和策が打ち出されなかったことなどから上昇し、円は対ユーロで大きく上
昇しました。
当資料は、受益者へ向けた運用状況の開示ならびにファンドの紹介を目的として、セゾン投信株式会社によって作成された資料であり、金融商品取引法に基づく開示書類ではありません。当該投資信託の取得を希望される方は、必ずセゾン
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設定・運用・販売は
1
販売用資料
2012.8.3
セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド
7 月度運用レポート
「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」
図1 7月度の投資先ファンド価格の変動による影響
※月末の投資比率に基づく概算値/投資先ファンド通貨建て
運用概況(2012 年 7 月 31 日現在)
1.20%
今月のマーケットと投資スタンス
1.00%
【株式市場】世界経済の長期停滞懸念がさらに高まったものの、政策対応への期
待から底堅い展開。
【債券市場】ユーロ圏の債務問題への警戒が続くなかで世界的な金融緩和の長期
化観測が高まり、主要国の国債が堅調。
【為替市場】ユーロ圏の債務問題への警戒からユーロが下落する一方でドルは堅
調。円は対ドル、対ユーロで円高。
【投資スタンス】今月も当ファンドは定められた投資比率に従って投資を行って
おります。
0.80%
0.60%
0.40%
0.20%
0.00%
-0.20%
U.S.500・
ストック・
イン デックス・
ファン ド
ヨーロピアン・
ストック・
イン デックス・
ファン ド
ジャパン ・
パシフィック・ エ マージン グ・ U.S.ガバメン ト・
ユ ーロ・
ストック・
エ ックスジャパン マーケ ット・
ボン ド・
ガバメン ト・
イン デックス・
・ストック
ストック・
イン デックス・
ボン ド・
ファン ド
・イン デックス イン デックス・
ファン ド
イン デックス・
・ファン ド
ファンドマネジャーからの一言
7 月度は、株式に投資するファンドが日本に投資するものを除いて上昇したほ
か、債券に投資するファンドが全て上昇し、投資先ファンドは基準価額の上昇要
因となりました。一方、為替は、円高基調となったことで基準価額の下落要因と
なったものの、投資先ファンドの要因の方が若干大きくファンドの基準価額は上
昇しました。
※変動要因については、右側の図1、図2もご参照下さい。
※ファンドの基準価額は原則として 2 営業日前の株式・債券市場の終値を反映し
ています。
運用部 瀬下 哲雄
ファン ド
ファン ド
ジャパン ・
ガバメン ト・
ボン ド・
イン デックス・
ファン ド
図2 7月度の為替変動による影響
※月末の投資比率に基づく概算値
EUR
USD
-1.0%
-0.8%
-0.6%
-0.4%
-0.2%
0.0%
※上記の表は、投資家の皆様へファンド基準価額の変動要因を簡潔に説明するため2012年
7月31日現在の投資比率に基づき、ファンド及び為替レートの変動の影響を図示したもので
あり、実際の影響度合いとは異なります。
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設定・運用・販売は
2
販売用資料
2012.8.3
セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド
7 月度運用レポート
Ⅰ:ファンドの基準価額と純資産総額の推移
2012 年 7 月 31 日現在の基準価額と純資産総額及び騰落率
基準価額
純資産総額
7,545円
443.7億円
設定来騰落率
過去1ヶ月間の騰落率
過去6ヶ月間の騰落率
過 去1年間の騰落率
過 去3年間の騰落率
-24.55%
0.80%
2.36%
-1.39%
-2.17%
純資産総額(億円)
500
基準価額と純資産総額の推移(設定来/月次)
基準価額(円)
12,000
450
10,000
400
350
8,000
300
250
*基準価額は信託報酬控除後の数値です。騰落率は小数点第 3 位を四捨五入しています。
基準価額のハイライト(設定から 2012 年 7 月 31 日まで)
6,000
200
4,000
150
100
基準価額
設定来安値
設定来高値
6,275
10,926
日付
2009年1月26日
2007年7月18日
2,000
50
純資産総額
基準価額
0
0
末 末 末 末 末 末 末 末 末 末 末 末 末 末 末 末 末 末 末 末 末 末 末 末 末 末 末 末 末 末 末 末 末
月 月 月 月 月 月 月 月 月 月 月 月 月 月 月 月 月 月 月 月 月 月 月 月 月 月 月 月 月 月 月 月 月
3 5 7 9 1 1 1 3 5 7 9 1 1 1 3 5 7 9 11 1 3 5 7 9 1 1 1 3 5 7 9 1 1 1 3 5 7
0年
7年
8年
9年
1年
2年
01
00
00
00
01
01
2
2
2
2
2
2
当資料は、受益者へ向けた運用状況の開示ならびにファンドの紹介を目的として、セゾン投信株式会社によって作成された資料であり、金融商品取引法に基づく開示書類ではありません。当該投資信託の取得を希望される方は、必ずセゾン
投信が提供する投資信託説明書(交付目論見書)の内容を十分お読みいただき、ご自身でご判断下さい。
当資料は、信頼できると判断した情報により作成しておりますが、その正確性、完全性を保証するものではありません。記載された意見・見通しは、作成日時点での記述者あるいは当社の見解を示したものであり、将来の動向や結果を保証
するものではありません。また、将来予告無く変更されることがあります。当資料に記載された数値やデータは過去の実績を示すもので、将来の運用成果を保証するものではありません。また税金・手数料等の費用を考慮しておりません。
投資信託はリスクを含む商品であり、運用実績は市場環境等により異なります。外国証券には為替リスクもあります。従って元本保証はありません。
設定・運用・販売は
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販売用資料
2012.8.3
セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド
7 月度運用レポート
Ⅱ:ファンド資産の状況(2012 年 7 月 31 日現在)
投資先ファンド別資産配分状況
資産配分状況(2012年7月31日現在)
ジャパン・ガバメント・ボン 短期金融資産等
ド・インデックス・ファンド
0.9%
11.3%
ファンド名称
U.S.500・ストッ ク・インデックス・ファンド
ヨーロピアン・ストック・インデ ックス・ファンド
ジャパン・ストック・インデック ス・ファンド
パ シフィッ ク・エックスジャパン・ス トック・ インデ ックス・ ファンド
エマージング・マーケット・スト ック・インデックス・ファンド
U.S.ガバメント・ボンド・インデ ックス・ファンド
ユーロ・ガバメント・ボンド・イ ンデックス・ファンド
ジャパン・ガバメント・ボンド・ インデックス・ファンド
短期金融資産等
合計
比率
24.8%
11.8%
4.0%
2.6%
6.5%
20.5%
17.5%
11.3%
0.9%
100.0%
ユーロ・ガバメント・ボンド・
インデックス・ファンド
17.5%
ヨーロピアン・ストック・イ
ンデックス・ファンド
11.8%
ジャパン・ストック・イン
デックス・ファンド
4.0%
U.S.ガバメント・ボンド・イ
ンデックス・ファンド
20.5%
※資産配分状況は小数点第2位を四捨五入している為、合計が 100%にならない場合があります。
U.S.500・ストック・インデッ
クス・ファンド
24.8%
エマージング・マーケット・
ストック・インデックス・ファ
ンド
6.5%
パシフィック・エックスジャ
パン・ストック・インデック
ス・ファンド
2.6%
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販売用資料
2012.8.3
セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド
7 月度運用レポート
Ⅲ:為替レートの推移
2007 年 3 月 15 日から 2012 年 7 月 31 日までの為替レートの推移
設定時からの為替レート
日付
2007年3月15日
2007年12月28日
2008年12月30日
2009年12月30日
2010年12月30日
2011年12月30日
2012年1月31日
2012年2月29日
2012年3月30日
2012年4月27日
2012年5月31日
2012年6月29日
2012年7月31日
変化率(設定来)
変化率(7月度)
円/ドル
117.27
114.15
91.03
92.10
81.49
77.74
76.38
80.68
82.19
81.19
78.92
79.31
78.17
-33.34%
-1.44%
円/ユーロ
155 .09
166 .66
127 .96
132 .00
107 .90
100 .71
100 .49
108 .65
109 .80
107 .24
97 .62
98 .74
95 .87
-38.18%
-2.91%
135
175
165
125
155
115
145
105
135
125
95
115
85
105
75
95
3月
7月 12月
4月
9月
1月
6月 10月
2月
7月 11月
4月
8月 12月
5月
7年 07年
8年 08年 09年 09年
0年 10年 0年
1年 11年 1年
2年
年
年
0
7
0
9
1
1
1
0
0
1
1
20
20
20
20
20
20
20
20
20
20
20
20
20
20
20
円/ドル
USD
EUR
円/ユーロ
※投資信託協会発表の評価用為替レートを使用して作成しています。
※変化率はプラスが円安、マイナスが円高。小数点第 3 位を四捨五入
当ファンドは、原則として為替ヘッジを行ないません。
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するものではありません。また、将来予告無く変更されることがあります。当資料に記載された数値やデータは過去の実績を示すもので、将来の運用成果を保証するものではありません。また税金・手数料等の費用を考慮しておりません。
投資信託はリスクを含む商品であり、運用実績は市場環境等により異なります。外国証券には為替リスクもあります。従って元本保証はありません。
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販売用資料
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7 月度運用レポート
Ⅳ:投資先ファンドの価格(円貨建て)
組入れ開始以来の投資先株式ファンドの値の推移(円貨建て)
①主に株式へ投資するファンドの値
150.00
ファンドへの組入れ開始日の値を 100 とした場合の 2012 年 7 月 31 日現在の値
71.2
52.3
44.7
85.8
76.2
130.00
2012 年 6 月 29 日の値を 100 とした場合の 2012 年 7 月 31 日現在の値(7 月の動き)
90.00
U .S.500・ ストック・インデックス・ファンド
ヨ ーロピア ン・スト ック・イ ンデック ス・ファ ンド
ジ ャパン・ ストック ・インデ ックス・ ファンド
70.00
U .S.500・ ストック・インデックス・ファンド
ヨ ーロピア ン・スト ック・イ ンデック ス・ファ ンド
ジ ャパン・ ストック ・インデ ックス・ ファンド
パシ フィック・ エックスジャ パン・ストッ ク・インデッ クス・ファ ンド
エ マージン グ・マー ケット・ ストック ・インデ ックス ・ファン ド
パシ フィック・ エックスジャ パン・ストッ ク・インデッ クス・ファ ンド
エ マージン グ・マー ケット・ ストック ・インデ ックス ・ファン ド
102.6
102.7
97.5
105.3
101.9
110.00
EM Stock
Pac Stock
US Stock
EUR Stock
50.00
※指数は小数点以下第 2 位を四捨五入
J Stock
30.00
2007年3月
2007年9月
2008年3月
2008年9月
2009年3月
2009年9月
2010年3月
2010年9月
2011年3月
2011年9月
2012年3月
U_S_500・ストック・インデックス・ファンド(US Stock)
ヨーロピアン・ストック・インデックス・ファンド(EUR Stock)
ジャパン・ストック・インデックス・ファンド(J Stock)
パシフィック・エックスジャパン・ストック・インデックス・ファンド(Pac Stock)
エマージング・マーケット・ストック・インデックス・ファンド(EM Stock)
エマージング・マーケット・ストック・インデックス・ファンド、ジャパン・ストック・インデック
ス・ファンドは 2007 年 3 月 23 日、パシフィック・エックスジャパン・ストック・インデックス・
ファンドは 2008 年 3 月 14 日、それ以外のファンドは 2007 年 3 月 19 日の値を 100 として算出して
います。価格が外貨建てのファンドは、投資信託協会発表の評価用為替レートを利用して円に換算し、
指数を算出しています。
(日付は全て当ファンドでの評価日付です。
)
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設定・運用・販売は
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販売用資料
2012.8.3
セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド
7 月度運用レポート
②主に債券へ投資するファンドの値
組入れ開始以来の投資先債券ファンドの値の推移(円貨建て)
ファンドへの組入れ開始日の値を 100 とした場合の 2012 年 7 月 31 日現在の値
U .S.・ガバメント・ボンド・インデックス・ファンド
ユーロ・ガバメント・ボンド・インデックス・ファンド
ジャパン・ガバメント・ボンド・インデックス・ファンド
115.00
92.0
77.0
111.7
J Bond
110.00
105.00
2012 年 6 月 29 日の値を 100 とした場合の 2012 年 7 月 31 日現在の値(7 月の動き)
100.00
U .S.・ガバメント・ボンド・インデックス・ファンド
ユーロ・ガバメント・ボンド・インデックス・ファンド
ジャパン・ガバメント・ボンド・インデックス・ファンド
※指数は小数点以下第 2 位を四捨五入
99.1
99.0
100.5
US Bond
95.00
90.00
85.00
80.00
EUR Bond
75.00
2007年3月
2007年9月
2008年3月
2008年9月 2009年3月
2009年9月 2010年3月
U_S_ガバメント・ボンド・インデックス・ファンド(US Bond)
ジャパン・ガバメント・ボンド・インデックス・ファンド(J Bond)
2010年9月 2011年3月
2011年9月 2012年3月
ユーロ・ガバメント・ボンド・インデックス・ファンド(EUR Bond)
ジャパン・ガバメント・ボンド・インデックス・ファンドは 2007 年 3 月 23 日、それ以外のファン
ドは 2007 年 3 月 19 日の値を 100 として算出しています。価格が外貨建てのファンドは、投資信託
協会発表の評価用為替レートを利用して円に換算し、指数を算出しています。(日付は全て当ファン
ドでの評価日付です)
当資料は、受益者へ向けた運用状況の開示ならびにファンドの紹介を目的として、セゾン投信株式会社によって作成された資料であり、金融商品取引法に基づく開示書類ではありません。当該投資信託の取得を希望される方は、必ずセゾン
投信が提供する投資信託説明書(交付目論見書)の内容を十分お読みいただき、ご自身でご判断下さい。
当資料は、信頼できると判断した情報により作成しておりますが、その正確性、完全性を保証するものではありません。記載された意見・見通しは、作成日時点での記述者あるいは当社の見解を示したものであり、将来の動向や結果を保証
するものではありません。また、将来予告無く変更されることがあります。当資料に記載された数値やデータは過去の実績を示すもので、将来の運用成果を保証するものではありません。また税金・手数料等の費用を考慮しておりません。
投資信託はリスクを含む商品であり、運用実績は市場環境等により異なります。外国証券には為替リスクもあります。従って元本保証はありません。
設定・運用・販売は
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セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド
7 月度運用レポート
■ファンドの特色
①幅広いリスク分散
世界 30 ヶ国以上の株式と 10 ヶ国以上の債券に分散投資。だからリスクを分散して安定的な成果が
期待できます。
②国内最低水準の手数料
販売手数料ゼロ。購入時に余分なコストのかからないノーロードファンドです。同じタイプのファ
ンドの中では国内最低水準の手数料を目指しました。
③バンガード・グループのファンドに投資するファンド・オブ・ファンズ
バンガード・グループは世界最大級の投信会社です。また、ローコスト・ハイクオリティー運用の
リーダーとして認められています。投資家の利益を守るため、長期投資の重要性を訴え続けていま
す。
④長期投資の為のファンド
長期のパフォーマンスを最優先するため、分配金は全て再投資します。
■投資方針
①株式と債券の投資比率は、原則として50:50とします。
②各地域の株式及び債券の時価総額を勘案し、投資先ファンドへの投資配分を決定いたします。配分
比率は適宜見直しを行っていきます。
③原則として、為替ヘッジは行ないません。
※資金動向、市場動向ならびに信託財産の規模等によっては上記の運用が出来ないこともあります。
「Vanguard」(日本語での「バンガード」を含む)及び「tall ship logo」商標は、The Vanguard Group,
Inc. が有し、セゾン投信株式会社及び承認された販売会社にのみ使用許諾されたものです。
また「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」は、The Vanguard Group, Inc. 及び Vanguard
Investments Japan Ltd より提供、保証又は販売されるものではなく、また投資に関する助言を受けてい
ることを表すものでもありません。従って、The Vanguard Group, Inc. 及び Vanguard Investments
Japan Ltd は当ファンド・オブ・ファンズの発行又は売買に起因するいかなる損害に対しても、責任を有
しません。
■組入れファンドについて
①U.S.500・ストック・インデックス・ファンド
主要投資対象:米国の大型株式に投資します。
運用方針:S&P500 Index に連動する投資成果を目指します。
②ヨーロピアン・ストック・インデックス・ファンド
主要投資対象:欧州先進国の株式に投資します。
運用方針:MSCI Europe Index に連動する投資成果を目指します。
③ジャパン・ストック・インデックス・ファンド
主要投資対象:日本の株式に投資します。
運用方針:MSCI Japan Index に連動する投資成果を目指します。
④パシフィック・エックスジャパン・ストック・インデックス・ファンド
主要投資対象:日本を除くアジア太平洋地域の先進国の株式に投資します。
運用方針:MSCI Pacific ex-Japan Index に連動する投資成果を目指します。
⑤エマージング・マーケット・ストック・インデックス・ファンド
主要投資対象:新興諸国の株式に投資します。
運用方針:MSCI Emerging Markets Index に連動する投資成果を目指します。
⑥U.S.・ガバメント・ボンド・インデックス・ファンド
主要投資対象:米国の国債および米国の政府系機関が保証発行する投資適格債券等に投資します。
運用方針:Barclays Capital Global Aggregate U.S. Government Float Adjusted Bond Index に連
動する投資成果を目指します。
⑦ユーロ・ガバメント・ボンド・インデックス・ファンド
主要投資対象:EMU(経済通貨同盟)に加盟するユーロ建ての国債等に投資します。
運用方針:Barclays Capital Global Aggregate Euro Government Float Adjusted Bond Index に
連動する投資成果を目指します。
⑧ジャパン・ガバメント・ボンド・インデックス・ファンド
主要投資対象:日本国債および日本の政府系機関が保証発行する投資適格債券等に投資します。
運用方針:Barclays Capital Global Aggregate Japan Government Float Adjusted Bond Index in
JPY に連動する投資成果を目指します。
当資料は、受益者へ向けた運用状況の開示ならびにファンドの紹介を目的として、セゾン投信株式会社によって作成された資料であり、金融商品取引法に基づく開示書類ではありません。当該投資信託の取得を希望される方は、必ずセゾン
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7 月度運用レポート
■お申込みメモ
■お申込受付日:原則として、毎営業日にお申込を受付けます。ただし、ニューヨーク、アイルランドの銀行休業日、ニューヨークの証券取引所休業日のいずれかに該当する日には受付を行いません。
■お申込受付時間:原則として、午後 2 時までに受付けた申込みを当日の申込みとします。
■お申込価額:取得申込日の翌々営業日の基準価額
(当初元本は、1口あたり1円)
■お申込単位:1万円以上、1円単位
定期積立プランの場合は5千円以上1千円単位
■お申込手数料:ありません
■ご解約受付日:原則として、毎営業日にご解約の請求を受付けます。ただし、ニューヨーク、アイルランドの銀行休業日、ニューヨークの証券取引所休業日のいずれかに該当する日には受付を行いませ
ん。
■ご解約請求受付時間:原則として、午後 2 時までに受付けた解約請求を当日の請求とします。
■ご解約単位:1 口以上、1 口単位
■解約代金のお支払い:原則として、解約請求受付日から起算して6営業日目にお支払いします。
■解約価額:解約請求受付日の翌々営業日の基準価額から信託財産留保額を控除した価額。
■信託財産留保額:0.1%
■信託設定日:2007年3月15日
■信託期間:無期限
■決算日:毎年12月10日(休業日の場合は翌営業日)
■収益分配:決算時(年1回)に収益分配方針に基づき、分配を行います。
(基準価額水準、市況動向等を勘案して分配を行わないことがあります。
)当ファンドは分配金再投資専用のため、分配金は税金
を差し引いた後、自動で再投資いたします。
■課税関係:収益分配時の普通分配金ならびにご解約時および償還時の譲渡益相当額(法人の場合は個別元本超過額)に対して税金※が課せられます。
※詳細は投資信託説明書(交付目論見書)をご覧ください。税法等が改正された場合には、上記内容が変更になる場合があります。
■当ファンドに係るリスクについて
当ファンドはファンド・オブ・ファンズであり、主として投資信託証券に投資を行います。当ファンドは、株式や公社債を実質的な主要投資対象としており、株式や公社債の投資に係る価格変動リスクを
伴います。一般に、株式の価格は個々の企業の活動や業績、市場・経済の状況等を反映して変動し、また、公社債の価格は市場金利の変動等を受けて変動するため、当ファンドはその影響を受け、基準価
額が下落し、損失を被ることがあります。また当ファンドは外貨建資産に投資し、原則として為替ヘッジを行いませんので、為替変動の影響を受け、基準価額が下落し、損失を被ることがあります。
したがって、ご投資家の皆様の投資元本は保証されているものではなく、基準価額の下落により、損失を被り、投資元金が割り込むことがあります。
当ファンドの基準価額の変動要因としては、主に「価格変動リスク」や「為替変動リスク」、
「カントリーリスク」、
「信用リスク」
、「流動性リスク」などがあります。
※詳しくは投資信託説明書(交付目論見書)をご覧ください。
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設定・運用・販売は
9
販売用資料
2012.8.3
セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド
7 月度運用レポート
■当ファンドに係る手数料等について
お客様には以下の費用をご負担いただきます。
◆申込時に係る費用
申込手数料はかかりません。
◆解約時に係る費用
解約手数料はかかりません。なお、解約受付日の翌々営業日の基準価額に対して 0.1%の信託財産留保額が控除されます。
◆保管期間中に間接的にご負担いただく費用
信託報酬
ファンドの純資産総額に年 0.4935%(税抜 0.47%)の率を乗じて得た額とします。その他投資対象である投資信託証券において信託報酬がかかります。当該信託報酬も間接的に受益者の方にご負担いただ
く費用となりますので、実質的な信託報酬は、年 0.74%±0.03%(概算)となります。
その他費用
信託財産に関する租税、信託事務の処理に要する諸費用(有価証券の売買の際に発生する手数料や、有価証券の保管に要する費用等を含む)
、監査報酬(消費税含む)および立替金の利息等が信託財産の
中から差し引かれます。なお、当該その他費用については、運用状況により変動するものであり、事前に計算方法、上限額等を示すことが出来ません。
当該手数料の合計額については、ご投資家の皆様がファンドを保有される期間等に応じて異なりますので、表示することができません。
※詳しくは投資信託説明書(交付目論見書)をご覧ください。
セゾン投信株式会社
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第 349 号
加入協会:社団法人投資信託協会
http://www.saison-am.co.jp/
お客様窓口 :
03-3988-8668(受付時間 9:00∼17:00 土日祝日、年末年始除く)
当資料は、受益者へ向けた運用状況の開示ならびにファンドの紹介を目的として、セゾン投信株式会社によって作成された資料であり、金融商品取引法に基づく開示書類ではありません。当該投資信託の取得を希望される方は、必ずセゾン
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