メットライフ生命 の現状

メットライフ生命の現状
− ディスクロージャー誌 −
2016
目 次
メットライフ生命の取り組み
トップメッセージ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2
豊かな実りある人生をお客さまに ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 4
メットライフ生命会社概要
飛行船とスヌーピー
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 8
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 9
メットライフについて ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 10
お客さまに信頼され、選ばれる会社を目指しています ・・・・・ 12
トピックス ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 14
社会貢献活動 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 19
決 算 ハイライト
決算ハイライト ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 24
決算ハイライト Q&A ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 32
お 客さまサービスへの取り組み
本 誌 は 保 険 業 法 第 1 1 1 条 に もとづき 作 成して い る
メットライフ生命保険株式会社のディスクロージャー
誌です。
インターネットやスマートフォンでのお客さまサービス ・・・ 36
コールセンターでのお客さまサービス ・・・・・・・・・・・・・・ 38
保険金・給付金等のお支払い態勢
・・・・・・・・・・・・・・・・・ 41
決算データは2016年3月31日現在の数値です。
決算データ以外は、明示している場合を除き、2016年
6月1日現在での情報を記載しています。
お客さま満足度の向上に向けた取り組み ・・・・・・・・・・・ 44
***
お客さまへの情報提供 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 48
当社は、2012年4月2日に、日本初の外資系生命保険
会社であるアメリカン・ライフ・インシュアランス・カンパ
ニー(日本支店)から事業譲渡を受け、同日から日本の
生命保険会社として営業を開始しております。
当社は2014年7月1日に商号変更を行い、
メットライフ
アリコ生命保険株式会社からメットライフ生命保険株式
会社となりました。
個人情報のお取り扱いについて ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 50
商 品と販 売 ネットワーク
商品開発 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 54
主な商品一覧 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 55
販売体制 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 61
教育システムと営業支援システム ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 66
内 部 管 理 体 制の強化に向けて
内部統制 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 70
リスク管理体制 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 71
コンプライアンス態勢 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 76
内部監査態勢 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 78
沿 革・組 織 図
沿革 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 80
組織図 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 82
記載された2012年4月1日以前の情報は、
アメリカン・
ライフ・インシュアランス・カンパニー(日本支店)に関
するものです。
2012年4月2日以降の情報は、
メットライフ生命保険
株式会社に関するものです。
( ※この冊子に掲載の画像
の一部には旧社名での表記があります。)
ただし、決算データにつきましては、次の定義(合算ベー
ス)で数値を記載しています。
2011年度以前の数値は、
アメリカン・ライフ・インシュ
アランス・カンパニー(日本支店)の数値を掲載してい
ます。2012年度の数値については、年度末残高等の状
況を表す項目については当社の数値、期間業績を表す
項目については当社の数値とアメリカン・ライフ・イン
シュアランス・カンパニー(日本支店)に係る2012年
4月1日から同年5月31日までの期間業績の数値を合算
した数値を掲載しています。
最新の情報はホームページでご覧いただけます。
データ編 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 83
www. m etl ife. co. jp
メットライフ生命の生命保険に関する制度 ・・・・・・・・・ 136
生命保険協会「ディスクロージャー開示基準」項目索引 ・・・・ 140
生命保険会社の決算に関する情報は、一般社団法人
生命保険協会のホームページでもご覧いただけます。
店舗網一覧 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 142
www. seiho. o r. jp
メットライフ生命の
取り組み
トップメッセージ・
・・
・・・
・・
・・・・
・
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・
・・・
・・・2
豊かな実りある人生をお客さまに・
・・・・・
・
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・・
・・・
・・・
・4
メットライフ生命会社概要・
・・・・
・
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・
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・8
飛行船とスヌーピー・
・・
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・・・
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・9
メットライフについて・・
・・・・
・・
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・・
・・・
・・・10
お客さまに信頼され、
選ばれる会社を目指しています・
・・12
トピックス ・・・
・・
・・・
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・・・
・・・
・・・
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・・・
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・・14
社会貢献活動 ・・・・・
・・
・・・
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・・・・
・
・・・・
・・
・・19
トップメッセ ージ
平 素よりメットライフ生 命 をお 引き立て 賜り、厚くお 礼 申し
上げます。
メットライフ生命は、お客さまが安心と希望に満ちた、明るい
人生を築くことを願い、常にお客さまに寄り添う存在であり
た いと考 えています。そ の た め に 、真 に 信 頼できるアドバイ
ザーとして、お役に立つ商品やサービスの提供に努め、常に
お 約 束 を全 力 でお 守りすることで、お 客 さまか ら 最 も 選 ば
れる生命保険会社になることを目指します。
この思いを実現するため、今後3年間、当社の経営戦略の軸
となる「5つの戦略の柱」に基づいて意欲的な目標を定めま
した。各 目 標 の 設 定 に 当 たっては 、経 済・社 会 の マクロ 環 境
やお客さまのニーズ、市場環境などを十分吟味しました。将来
に わ たって 皆 さまのご 期 待 に お 応 えするた め 、全 社 一 丸と
なって目標の実現へまい進してまいります。
2015年:強固な財務基盤と
カスタマー・セントリシティの実践
代表執行役 会長 社長 最高経営責任者
Chairman, President and Chief Executive Officer
サシン・N・シャー
成長を実現するためには、まず磐石な土台が必要です。当社は
Sachin N. Shah
2015年も引き続き、財務の安定性を維持することができま
した。保険料収入が前年から拡大したほか、財務の健全性を
示すソルベンシー・マージン比率も高水準を維持しております。
こうした 取り組 み が お 客 さまに も認 め ら れ 、保 険 金 や 給 付
こうした 実 績 を後 押しして い る の が、常 に お 客 さまを仕 事
金のご請求時における、当社のお客さま満足度は96.8%に
の 中 心 に 据 えて 考 え 、行 動 する「 カ スタ マ ー・セ ントリシ
達しています。今 後とも、より大きなご 満 足とお 喜 び をお 客
ティ」です。この 具 体 的 な 成 果として、契 約 の 継 続 率 が 改 善
さまにお届けしていくことお約束します。
を続けており、2015年には過去最高を記録しました。
マクロ環境とお客さまの声
当 社 の 強 い 財 務 力 は 市 場 関 係 者 か ら も認 め ら れています。
日本の経済・社会は変化のただ中にあります。景気回復の足
国 際 的 な 格 付 会 社であ るスタンダード& プアーズ 社 の 保 険
取りが 重 い 中 、日 本 銀 行 は マイナス 金 利 政 策 の 導 入 に 踏 み
財 務 力 格 付 け で は 、日 本 国 債 を上 回 る「 A A − 」の 評 価 を受
切りました。対照的に米国や豪州といった、ほかの先進国で
けています(2016年6月24日現在)。
2015年:お客さまへより多くの価値を生み出す
は 金 利 や 国 内 総 生 産( G D P )成 長 率 が 上 向きつつ あります。
こうした内外の経済動向の違いが、外貨建の貯蓄・年金商品
に対するニーズにもつながっています。
2014年9月に発売した終身医療保険「Flexi(フレキシィ)」
シリーズはおかげさまでお客さまからご好評をいただき、販売
さら に 、日 本 社 会 で は 急 速 な 高 齢 化 が 進 み 、社 会 の 担 い 手
件 数 は 、2016年第1四半期までに70万件を突破しました。
とな る 生 産 年 齢 人 口 も 減 少 の 一 途 に あります。政 府 の 財 政
2015年も引き続き商品ポートフォリオの強化に努め、主に
運営の厳しさを反映して社会保障制度の将来性に対する不
子育て世代のお客さま向けに収入保障保険「MYDEAREST
安 感 が 高まり、自 助 努 力 が 一 層 求 め ら れ る 時 代となって い
(マイディアレスト)」を開 発 。定 年 退 職 を控 えた お 客さまが
ます。保 険 商 品 に 対 する ニーズ も、生 命 保 険 のよ う な 死 亡
資産形成にもご活用いただける商品として、外貨建の一時払
終身保険「サニーガーデンEX」を発売しました。
保 障 か ら 医 療 保 険 や 年 金 商 品 な ど、長 生 き に 対 する 備 え
(生存保障)へのシフトが進んでいます。
新商品の開発に加えて、付加価値の高い、さまざまなサービス
お客さまもこうした環境変化に敏感に反応しています。長寿
を積極的にお客さまにご提供しています。2015年9月には
化 に 伴って、退 職 後 の 生 活 費 や 医 療 費 の 負 担 に 対する 不 安
保 険ご 加 入 者 へ の 商 品 付 帯 サ ービス を刷 新した「 M e t L i f e
の 声 が 寄 せ ら れています。資 産 運 用 へ の 助 言 を求 め るお 客
Club」をスタート。公式サイトに専用ページを設け、健康相談
さまも増 えています。こうしたご 要 望 に プ ロフェッショナル
からレジャー関連など、さまざまな情報をご提供しています。
としてわ かりやすくお 応 えすることが 私 たち に 今 、期待され
ています。例えば、外貨建商品の購入経験がないお客さまに
2016年4月からは、ご契約者を対象にティーペック株式会社
専門知識に裏打ちされた具体的なプランをご提案すること
の「ベストホスピタルネットワーク」のご提供を始めました。
で、安 心して商 品 をご購 入いた だき、リス ク分 散 や 将 来 に 向
電話相談を通じて、病状や治療法に合った医療機関の紹介や
けた資産運用のお手伝いすることができます。
受診手配を受けることができます。一方、業界の垣根を越え
2
て、GEヘルスケア・ジャパンと協力し、乳がんの早期発見や
お客さまが保険会社に求めるのは何よりもまず信頼感です。
女性の健康意識の改善に関する啓蒙活動を続けています。
当 社 は 揺 るぎな いコ ー ポレ ート・ガ バ ナンス( 企 業 統 治 )を
メットライフ生命の現状 2016
築き、ステークホルダー(お客さまやお取引先など企業活動
ワールドクラスの内部管理機能
に関わる方々)のご安心を得られるよう努力してまいります。
1 4 8 年 の 歴 史 を通じて 築 い たリス ク管 理 体 制 をさ ら に 徹
底し、
「ファーストライン・ディフェンス 」、すな わち 、お 客 さ
当社の今後の戦略:5つの戦略の柱
まと接する 第 一 線 のリス ク管 理 に おいて業 界 のリーダー を
経 済・社 会 環 境 の 変 化とともに お 客 さまの ニーズ も 変 わり
目指します。
つ つ あります。こうした 状 況 をふまえ、引き 続き 5 つ の 戦 略
の柱を軸として成長を実現していきます。
能力を発揮できる企業文化
個 々の 社 員 が 能 力 を 十 分 発 揮 できる 組 織 風 土 を 目 指しま
カスタマー・セントリシティ
す。そ れ によって、社 員 が 誇りとやりが い を感じる 会 社 をつ
私 たち の 仕 事 の 中 心 に は 常 に お 客 さまが います。この 信 念
くります。
は今後も変わりません。お客さまのライフステージに応じた
価 値 をさら にご 提 供 できるよう 社 員 一 人 ひとりが 最 大 限 、
日本での長期的な成長に向けて
努力します。
当 社 が 戦 略で最 も重 視してい る の は 、今 後 数 年 間 に わ たり
着 実 に 成 長 を持 続して いくことです。日 本とい う 将 来 性 の
価値ある成長
高 い 市 場 で、積 極 的 に 投 資 を続 け、成 長 を実 現します。カス
商 品とサ ービス の 魅 力 を高 め 、お 客 さまへ 新 た な 価 値 をご
タマー・セントリシ ティを徹 底し、これまで 積 み 重 ねてき た
提 供して いきます。強 み をさら に 磨き、他 社とは 違う、当 社
日 本 市 場 に 溶 け 込 む 努 力 を 今 後 も 末 長 く続 け る こ と に
らしい魅力づくりに努めて、すべてのステークホルダーのた
よって、当 社 は お 客 さまか ら 最 も選 ば れ る 生 命 保 険 会 社 に
めに末長い成長の実現を目指します。
な ることを目 指してまいります。
効率性と効果性の追求
今後とも、皆さまのご支援、
ご愛顧を賜りますよう心からお願い
お 客 さまとの お 取 引 は もとより、社 員 の 業 務 でも 利 便 性 を
申し上げます。
高 めていきます。そ の 一 環としてデジタル 化 を推 進し、ペ ー
パ ーレス 化 を進 め るとともにさまざまなプ ロ セス を効 率 化
します。
経営指針 (ビジョン・ミッション・バリュー)
ビジョン(Vision)
(2016年7月1日現在)
ONE MetLife
私たちは
お客さまから最も選ばれる
生命保険会社になります。
ミッション
(Mission)
ビジョン Vision
ミッション バリュー 人生の
「もっと」をかなえる
応援をします。
Mission
Values
バリュー(Values)
お客さま中心主義
Put Customers First
お客さまを大切に思い、尊重すること。それが私たちのあらゆる
行動の原点となります。この考え方こそが、私たちの日々の業務の
中核を成すとともに、企業文化の醸 成 や、株 主 や 地 域 社 会 に 対し
常にベストを尽くす
Be The Best
私たちは常に新しく、より良い方法を探究し続けます。業 界 のリー
ディング・カンパ ニーとして、目 標 を高く設定し、リスクを考慮し
つつも挑戦し、日々学ぶことで、前進を続けます。
て価値を創出することに繋がります。
お客さまの目線でよりわかりやすく
Make Things Easier
力を合わせて成功を目指す
Succeed Together
私たちが取り扱う商品はわかりやすいものばかりではありません。だから
こそ、私たちは常にお客さまにとってわかりやすい、最良のソリューションを
私たちはミッションのもとに力を合わせながら、誠実かつ高い倫理
観を持って行動し、
また、多様性を尊重しながら日々業務に取り組ん
提供する努力を惜しみません。そうすることで、お客さまが期待する以上の
サービスを提供し、それが信頼関係の構築に繋がるものと確信しています。
でいます。常にオープンなコミュニケーションを図り、社内のあら
ゆる部門から最善の提案を採用し実践します。
メットライフ生命の現状 2016
3
豊か な 実りある人 生をお 客さまに
メットライフ生命は「お客さまから最も選ばれる生命保険会社になる」ことを目指し、
「5つの戦略の柱」に基づいて各部門が具体的な取り組みを進めています。
今回、役員6人が集まり、それぞれの担当部門の方針や重点施策などについて語りました。
クローデット・M・バイヤース 取締役 執行役 専務 人事担当 チーフヒューマンリソーシズオフィサー
出席者
伊藤 彰
執行役 専務 コンプライアンス担当 チーフコンプライアンスオフィサー
山口 浩一郎
執行役 専務 チーフディストリビューションオフィサー
谷貝 淳
執行役 専務 チーフカスタマーマーケティングオフィサー
橋口 隆
執行役 常務 プロフィットセンター・商品開発・営業報酬担当
幸津 ウェブスター
執行役 常務 チーフストラテジーオフィサー
(2016年6月10日現在)
さらなる価 値をお 客さまへ
5つ の 戦 略 の 柱 について、順 を追って各 部 門 の 取
り組 み をご紹 介いた だけ れ ばと思います。最 初 に
「カスタマー・セントリシティ」を取り上げたいと思
幸 津:当 社 の 経 営 環 境 は 急 速 に 変 わっています。
います。すべての 業 務 の 中 心 に お 客さまを据 えて
日本の経済・社会は年々、人口減少が進み、社会の
考え、行動することを目指しています。
支 え手であ る 生 産 年 齢 人 口 が 減 る 一 方 、長 寿 化・
谷貝さんが担当するカスタマー・マーケティングの
高齢化がさらに加速。社会保障制度の先行きに不
観点からはどのように取り組んでいきますか。
安が高まる中、お客さまのニーズも変化し、そうし
たニーズを取り込もうと市場競争も厳しさを増し
谷貝:一 言で言うと、お 客 さまへ の 提 供 価 値 を高
ています。
め るということに 尽きます。そ の 一 例として 新 た
そうした環境変化をふまえ、2014年に打ち出した
に「 ヘ ルス &ウェルネス 」の 取り組 み を重 点 的 に
「 5つ の 戦 略 の 柱 」に 基づき、2 0 1 6 年 か ら の 3 年
進めていきます。
間を見据えた中期経営計画を策定しました。各部
保険会社としては言うまでもなく、お客さまが万一
門でもこの 計 画 に 沿って、具 体 的 な 取り組 み を展
の 事 態 に 遭 わ れ た 時 に 迅 速 に 保 険 金 を給 付する
開しています。
な ど 、全 力 で サ ポ ート する こと が 何 より も 大 切
です。これに加えて今後は、お客さまが心身ともに
健 康 な 生 活 を 送り、豊 か な 実りあ る 人 生 を 享 受
するた め の お 手 伝 い をして い き た いと考 えて い
ます。
営業の質とプロセスを向 上
幸津:カスタマー・セントリシ ティを追 求すると同
時 に 、収 益 性 を高 め 、持 続 的 な 成 長 を目 指すの が
「 価 値ある成 長 」です。お 客さまと日々接する 営 業
幸津 ウェブスター
執行役常務
4
メットライフ生命の現状 2016
部門での具体的な活動について教えてください。
ガ ー デン E X 」などの 新 商 品 を投 入するとともに、
既 存 商 品 の 強 化 に も 努 め 、終 身 ガ ン 治 療 保 険
「Guard X(ガードエックス)」には特約を追加しま
した。
今 後 も、お 客 さま の ニーズ を 捉 え た 商 品 を 開 発
していきたいと考えており、その軸となるのは、先
ほど山口さんからもお話のあった、外貨建商品や
医療保険、年金の3分野と考えています。
谷 貝:カスタマー・マー ケ ティングとしては 営 業・
谷貝 淳
執行役専務
商品の両部門の努力を後押しするため、お客さま
をさ ら に き め 細 かく分 析して ニーズ の 把 握 に 努
め 、マー ケ ティング戦 略 に 反 映させていきたいと
山口:まず、よりお客さまのニーズが高い商品の販
考えています。
売 に 注 力していきます。具 体 的 に は 、現 在 の 超 低
具 体 的 に は 、お 客さまを特 性 に 従って9つ の セ グ
金 利 下で、お 客さまにとってより魅 力 的 な 外 貨 建
メ ント に 分 類 し 、各 セ グメ ント に 最 適 な 商 品 や
商品のご提供や、長寿化に伴うリスクに対応した
サービス、チャネルアクセスを設計していく取り組
医療保険や年金商品にも力を入れます。
みを進めています。
ただ、各社が商品競争力を高めている中では、商品
の差別化だけでお客さまから選ばれるのは難しい
幸 津:次 に「 効 率 性と効 果 性 の 追 求 」に 移ります。
と感じています。このため、販売チャネルにおける
事業費率の改善などコスト削減に引き続き努めま
新 た な 価 値 を提 供するた め に「 ディストリビュー
す が、サ ービ ス の 質 を 確 保し な が ら バ ラ ンス を
ション・バリュー 」という 考 えを打ち 出し、営 業 力
取って 進 め る こと が 重 要 となります。そ の 点 で、
を強 化していきます。まず、ITソフトを活 用して営
デジタル 化 が 1 つ の 有 効 な 手 立 て に な ると思 い
業活動管理を徹底することで、量や結果だけでな
ます。
く、質 と プ ロ セ ス の 向 上 を 追 求 しま す。同 時 に 、
先ほど山口さんから営業管理のITソフト導入のお
個 々の お 客 さまのご 要 望 に 沿っ た プ ラン を的 確
話 が ありました が、ほ か の 部 門ではい か がでしょ
にご提 供する「 ライフプ ラン・コン サル ティング」
うか。
に力をいれています。
さらに、大型代理店や提携金融機関の皆さまとは
「会社対会社」の関係構築、つまり「アカウント・マ
ネジメント」に注力し、より強固な販売網を確立し
ていきます。
幸津:商品戦略とカスタマー・マーケティングの観
点からはいかがでしょう。
橋 口:商 品 面 で の 当 社 の 強 み は 何 と い って も 、
幅 広 い タイプ の 商 品 をお 客 さまに 提 供 できる 点
です。2015年も外貨建一時払終身保険「サ ニー
山口 浩一郎
執行役専務
メットライフ生命の現状 2016
5
豊かな実りある人生をお客さまに
谷貝:私の部門では、2014年末に開始した「アド
バンスト・デ ータ・ア ナリティクス 」と呼 ば れ る 取
り組 み を進 めています。お 客さまのご契 約 デ ータ
を活用し、ビッグデータ分析を通じて、タイムリー
か つ 効 率 的 に お 客 さまの ニーズ を把 握 できるよ
うサポートします。併せて、不正請求の検知などリ
スク管理にも役立てます。
営 業 上 の 成 果 につ な げ ることはもちろんです が、
それ以上に、
「 自分を理解してくれている」という
信 頼 感 や 満 足 感 をお 客 さまに 感じていた だきた
いと考えています。
伊藤 彰
執行役専務
3つの防衛線
ファーストラインにおける業務とその現場におけ
幸 津:
「ワールドクラスの 内 部 管 理 機 能 」について
る監督状況を牽制し、支援や助言を行います。最後
は い か が でしょ う か。コン プ ライアンス( 法 令 遵
に、
「 サードライン・ディフェンス」として内部監査
守 )をご 担 当 の 伊 藤 さん か ら、現 在 の 取り組 み に
部門が存在し、独立した立場から社内のリスク管
ついてお話いただけますか。
理体制が有効に機能しているかチェックします。
最 も 重 要 な の はコン プ ライアンス に 対 する 社 員
伊 藤:当 社 の リス ク 管 理 は 、
「 3 つ の 防 衛 線( ス
の当事者意識の醸成です。リスク管理の担当部門
リーラインズ・オブ・ディフェンス)」を基本として
だけでなく、社 員 一 人 ひとりが 自 分 の 持ち 場で取
い ます。まず、お 客 さまと 第 一 線 で 接 する 営 業 ラ
り組まなくては い け な いという 意 識 が 必 要です。
インやオペレーション部門の「ファーストライン・
ここ3 年 程で少しず つ 強 化 されては い る もの の、
ディフェンス 」が あります。業 務 上 のリス クを早い
まだまだ発展途上であると感じます。
段 階で見つ けて芽 を摘 み 取り、コンプ ライアンス
コン プ ライアンス やリス ク管 理 は「ここまでや れ
上の施策を実際の業務に落とし込む役割を担って
ば 十 分 」とい うことは ありません の で、今 後 も 地
います。お 客さまの 信 頼 に 直 結する 重 要 な ライン
道 な 努 力 を積 み 重 ねていきた いと思 います。
です。
次 が、コンプ ライアンス やリス ク管 理 の 担 当 部 門
幸 津:ファーストライン を担う 営 業 部 門ではい か
が担う「セカンドライン・ディフェンス」です。
がでしょう。
山 口:先 ほどご説 明した ディストリビューション・
バリュー を実 行するう えでも、営 業 現 場 のコン プ
ライアンス 強 化 は 重 要 だと考 えています。
今 年 1 月 に は 、全 営 業 チャネル の 募 集 管 理 体 制
やガ バ ナンス を横 断 的 に 支 援・強 化する「 セ ール
ス・クオリティ・アシュア ランス 本 部 」を私 の 直 下
に 新 設しました。
幸津:法 令 遵 守との 関 連では 2 0 1 6 年 5月に改正
保険業法が施行されました。お客さまを保護する
橋口 隆
執行役常務
6
メットライフ生命の現状 2016
観 点 か ら 新 た な 内 容 が 盛り込まれています。この
点、伊藤さんから少しお話いただけますか。
伊 藤:改正保険業法では、保険募集に当たってお
客さまの意向を把握したり、お客さまへ適切な情報
をお伝えする義務が強化されることになりました。
今 後 、こう し た 点 を ふ ま え た 体 制 整 備 が 必 要 と
なるほか、営業現場への周知も欠かせません。いず
れにしても、法令遵守に徹底して取り組むことが、
お客さまの信頼を勝ち得るためには不可欠です。
組織 風 土 の 変 革
幸 津:5 つ の 戦 略 の 柱 の 最 後として「 能 力 を 発 揮
できる企 業 文 化 」に 話 題 を進 め た いと思 います。
バイヤ ース さん か ら 現 在 の 取り組 み をご 紹 介 い
クローデット・M・バイヤース
取締役 執行役専務
ただけますか。
こうした取り組みの成果を点検するため、社員向け
バ イ ヤース:
「 能 力 を 発 揮 で きる 企 業 文 化 」は 、
の意識調査も適宜、実施していきます。
社員一人ひとりの能力を高め、やる気を引き出し、
結 果として組織 全体としても成 長していくことを
幸津:生 命 保 険 の 仕 事 は 信 頼 がすべてです。各 部
目指しています。女性管理職の増加など、これまで
門 か らご 紹 介 い た だい た 取り組 み を一 つ ひとつ
さまざまな取り組みを進め、成果も挙げています。
地 道 に 積 み 重 ねて いくこと が、お 客 さま の 信 頼
2016年の具体的な活動としては、まず、管理職の
に つ な がって いくと 思 い ま す。経 済 や 社 会 の 先
リーダー シップ スキル を強 化 するた め の 研 修 を
行 き に 不 透 明 感 が 漂 う 中 、すべ ての 人 々が 将 来
順 次 、実 施します。次 に 、職 場 環 境 の 変 革 を図 る
の 生 活 や 健 康 に 不 安 を 感 じ る ことなく、豊 か な
ため、
「メットライフ・ウェイ 」と呼 ば れ る 業 務 改
人 生 を歩むことが 私 たち の 願 いです。
善 活 動 を 進 め る とともに 、さ ら に 、
「 オ ーガ ナイ
今後も、お客さまから最も選ばれる生命保険会社
ゼ ー ショナル・ヘ ルス・アクション・チ ーム 」を各
になることに全力を尽くしましょう。
部門に設置し、組織の健全化へボトムアップの改
善運動を展開します。
メットライフ生命の現状 2016
7
メットライフ生命会社概要
メットライフ生命はこんな会社です
▲
*メットライフ生命は、日本初の外資系生命保険会社アメリカン・ライフ・インシュアランス・カンパニー日本支店(アリコジャパン)
として、1972年12月11日に日本人向けの営業認可を取得し、翌1973年2月1日に営業を開始しました。
創造的かつ革新的な保険商品を開発。充実した商品ラインナップがあります。 詳細はP.54
▲
約9.8兆円の総資産を持ち、約850万件のご契約と約30兆円の保障を 詳細はP.24
お預かりしています。
▲
高水準の財務の健全性を維持しています。
▲
メットライフ生 命 会 社 概 要
日本で初めての外資系生命保険会社として、1973年に営業を開始。日本で 詳細はP.80
40年以上の歴史があります。*
詳細はP.25
ソルベンシー・マージン比率 870.0%(2016年3月末時点)
▲
国際的な格付会社であるスタンダード&プアーズ社から保険財務力格付けで 詳細はP.34
「AA−」の評価を得ています。
*上記の格付けは2016年6月24日現在の評価であり、将来的に変更される可能性があります。
また、格付けは格付会社の意見であり、保険金支払いなどについて格付会社が保証を行うものではありません。
創
1972年12月11日
立
(営業開始:1973年2月1日)
資
本
2,226億円
金
(資本準備金を含む)
従 業 員 数
契 約 者 数
9,097名
約857万9千件
(個人保険・個人年金保険 保有契約件数)
総
資
産
9兆8,724億円
東京都墨田区
オリナスタワー
(2016年3月末現在)
東京都墨田区
アルカウエスト
長崎市 メットライフ生命長崎ビル
▲
お客さまのニーズに合わせた4つの販売チャネルを展開しています
詳細はP.61
(2016年3月末現在)
保険代理店
コンサルタント社員
お客さまのニーズをきめ細かく分析して、最適なプランをご提供
全国各地に拠点を置く大型代理店や、地域に密着した
プロ代理店がお客さまの安心をサポート
●全国139のエイジェンシーオフィスから、きめ細かな
コンサルティングサービスをご提供
コンサルタント
社員数
約
4,300 名
40 年にわたる歴史とノウハウ
8,500 店
代理店数
約
●銀行
●証券会社
●郵便局
●信用組合
お客さま
●テレビ・新聞 ●インターネット
●クレジットカード会社・カタログ通販会社・百貨店・スーパーなど
8
●生命保険・損害保険 兼営代理店
●生命保険 専業代理店(当社専属/他社乗合)
●機関代理店
提携金融機関数
●信用金庫
116
通信販売
金融機関代理店による販売
テレビ、新聞、
インターネットなどを通じて保険商品をご提供
全国の金融機関を通じてお客さまへ最適なプランをご提供
メットライフ生命の現状 2016
メットライフ生命の取り組み
飛行船とスヌーピー
飛行船「スヌーピーJ号」は今日も全国の皆さまへ笑顔を届けます
2010年11月から運航を開始した日本で唯一 * の有人飛行船「スヌーピーJ号」は、今日も日本の空を飛行しています。
( * 2016年4月30日時点)
飛 行 船 とスヌーピー
皆さまに“空を見上げる、ちょっとうれしいひととき”をお届けすることに加え、各地で飛行船を間近に感じていただ
くた め の 係 留 地 で のイベントや T w i t t e r や f a c e b o o k で の 空 撮 写 真 の 提 供 など、さまざまな 形 で 全 国 の 皆 さまに
「HELLO!」を届けています。空にゆっくりと飛行する「スヌーピーJ号」を見かけたら、どうぞ手を振ってください。
スヌーピーがハートを抱えたデザインには、
「スヌーピーが空から“優しさ”を届け、
空を見上げた人々が元気に笑顔になれるように」
との願いが込められています。
『同じ空を見上げよう。HELLO! スヌーピーJ号』
みんなでつくる! HELLO! スヌーピーJ号マップ
飛行船のパイロットやクルーが撮影した上空からの写真や、皆さまが見つけた飛行船「スヌーピーJ号」の写真を
日本地図上にマッピングしている特設Webページです。
上空からの写真は、日本全国を上空から旅している気分になります。Webからも全国の皆さまに「HELLO!」を
届けています。 http://blimp.metlife.co.jp/
スヌーピーとの関係
メットライフ生命の広告やWebサイト、パンフレットなどには、世界的な人気キャラクターであるスヌーピーが登場
しています。1985年にメットライフが初めてスヌーピーを広告に起用して以来、30年以上、スヌーピーをはじめとする
ピーナッツの仲間たちとメットライフの関係は続いています。
また、
「 ピーナッツ」の作者のチャールズ・M・シュルツ氏は、生前、
メットライフの長年の契約者であり、
メットライフが
スヌーピー をキャラクターとして起 用したことを誇りとし、喜んでいたということです。シュルツ 氏 は 、
メットライフ
が信頼できる会社であることを知っていたのです。このエピソードは、
メットライフのブランド価値の表れの1つかも
しれません。
メットライフ生命の現状 2016
9
メットライフについて
メットライフは1868年に設立し、約50ヵ国で1億人のお客さまに生命保険、年金、従業員福利
厚生、資産運用サービスを提供する世界最大級の生命保険グループ会社です。子会社および
関連会社を通して、米国、日本、中南米、
アジア、
ヨーロッパ、中東においてマーケットリーダーと
メットライフについて
して事業を展開しています。*1
メットライフの概要 *1
名 称
メットライフ(MetLife, Inc.)
1868年3月24日
設 立
※中核会社であるメトロポリタン・ライフ・インシュアランス・カンパニー
(メトロポリタン生命保険)の設立
本社所在地
アメリカ合衆国ニューヨーク州ニューヨーク市
経 営 者
会長、社長兼最高経営責任者 スティーブン・A・カンダリアン
営業利益
54億ドル(2015年)
総 資 産
8,779億ドル(2015年12月末時点)
従業員数
約6万9,000名(全世界、2015年12月末時点)
*1: 2016年5月1日時点
メットライフ(ニューヨーク)
▲
■ メットライフはメットライフ生命の最終株主です。詳細はP.84の「主要株主の状況」をご参照ください。 詳細はP.84
メットライフの歴史
メットライフがお届けする安心と信頼の背景には、創業から常にお客さまに寄り添ってきた
約150年にわたる歴史があります。
南北戦争の兵士や水兵たちへの保障を
提供するためにニューヨークのビジネス
マンたちが資金を出し合い、現在のメット
ライフの前身となる「National Union
Life and Limb Insurance Company」を
設立。
1863年
(文久3年)
1868年
(明治元年)
ニュー ヨ ー ク市 で
「メト ロ ポ リ タ ン 生
命保険」を設立。
10
メットライフ生命の現状 2016
最初の
保険証券
1910年
(明治43年)
自 転 車で担 当 地 区 を回 る
メットライフの当時の営業
マン。
タイタニック号 事 故
の犠牲者や家族のた
め の 救 済・支 援 セン
ター をメット ライフ
の本社に設置。
1912年
(大正元年)
1925年
(大正14年)
メットライフの本社ビルからラジオ体操の放送開始。
日本のラジオ体操のルーツに。
メットライフ生命の取り組み
メットライフは・・・
総資産で米国第1位*2の生命保険グループ会社です。
● FORTUNE 500®*3
(米国の大企業500社)
で全米第40位にランキングされました。
●
メットライフについて
*2: 米国生命保険協会発行“Life Insurers Fact Book 2015”(2015年11月発行)
*3: 2016年6月時点
Moscow
Warsaw
London
Beijing
New York
Morristown
Istanbul
Seoul
Tokyo
Dubai
Hong Kong
Mexico City
Bangalore
Sao Paulo
Santiago
米国メットライフの
広告にスヌーピーを
初めて起用。
以 来 スヌーピー と
メットライフの関係
は 約 3 0 年 に わ たっ
て続いている。
1985年
(昭和60年)
1987年
(昭和62年)
米国でメットライフの飛行
船の運航開始。
Buenos Aires
日 本 法 人 の 社 名( 商 号 )を
「メットライフ生 命 保 険 株 式
会社」に変更。
メットライフが全世界の金融サー
ビスにおけるピーナッツキャラ
クター(スヌーピー等 )の 使 用 契
約に調印。
2007年
(平成19年)
2010年
(平成22年)
AIGが保有するアメリカン・
ライフ・インシュアランス・
カンパニー(アリコ)の全 株
式を取得。
2011年
(平成23年)
2014年
(平成26年)
2016年
(平成28年)
メットライフが ネーミングライツを取得
し、
「メットライフ・スタジアム」が誕生。
メットライフ生命の現状 2016
11
お客さまに信頼され、
選ばれる会社を目指して お客さまからの声が私たちにとっての道案内です
私たちは、お客さまからの声をお聴きすることで、絶えず前進を続けていきたいと思っています。
お客さまから最も選ばれる生命保険会社になるために、私たちはお客さまからたくさんの「ありがとう」を
お 客 さまに信 頼 され、選 ばれる 会 社 を目 指しています
いただける生命保険会社でありたいと考えます。
お客さまお一人おひとりの思いを大切にする、真のパートナーを目指して。
お客さまの声を経営に活かしています
メットライフ生命は、お客さまの声を経営に活か
し、お客さま満 足 度 を高 め るた め の 活 動 に 積
クローズド・ループ・ボイス・オブ・ザ・カスタマー
極的に取り組んでいます。
メットライフ生命がお客さまの声を経営に活か
1
すことを目的に「VoCプログラム」を導入してい
お客さまの声の
聞き取りと
情報収集
るのもそのひとつです。VoCとは、Voice of the
Customerの略で、
「 お客さまの声」を意味して
5
います。
効果測定と
評価
VoCプログラムでは、クローズド・ループ・ボイ
ス・オブ・ザ・カスタマー(Closed Loop VoC)
に取り組み、お客さまの声を体系的に集めて、
ご不満のある領域を特定し、根本的な問題点を
2
4
改善領域の
決定と
解決策の実行
お客さまへの
ご対応
解決したうえで、改善度合いを測定するプロセス
集計・分析と
ご不満の
根本原因の
理解
により、一連のループ(輪)として完結するまでを
評価・測定しています。
このプ ロ グラム を通じてお 客さまの 声 を幅広
く深くお聴きし、真にご満足いただける新しい
3
関連部署への
情報発信と
共有
商品やサ ービス の 開 発 に 活 用し、
「メットライ
フ生 命 を選んでよかった」と一人でも多くのお
客さまに感じていただけるよう、全社を挙げて
取り組んでいます。
お客さまの声を理解するために
当社では2013年度以降、
「 ネット・プロモーター・スコア(NPS )」という指標を導入しています。NPS を用
いて、お客さまが当社を検討・選択いただくところから保険金・給付金等をご請求いただくまでのプロセスに
おける課題を抽出・特定し、その改善策を立案・実施するなど、お客さまの満足度をさらに高めるためのさまざま
な取り組みを進めています。
(NPS につきましてはP.13・P.44をご参照ください)
12
メットライフ生命の現状 2016
メットライフ生命の取り組み
います
全社員がお客さまの立場に立って
当社ではお客さまと接する職務についているか否かにかかわらず、全社員がお客さまに対する責任を負って
おり、すべての 社 員 が お 客 さまの 声 に 直 接 耳 を傾 け、お 客 さま本 位 の サ ービス を実 践できるよう に 努 めて
お 客 さまに信 頼 され、選 ばれる 会 社 を目 指しています
います。
お客さまからのご意見・ご要望は、経営陣も含め全社で定期的に共有し、積極的にお客さまの立場に立って
物事を判断する組織風土づくりに努め、最も選ばれる生命保険会社を目指します。
メットライフ生 命 は 、
お 客 さま か ら 最 も 選 ば れ る 生 命 保 険 会 社 でありた い、
そ の た め に 何 をすべきか を常 に 考 えて います。
■
お客さまの声を理解する ̶ ネット・プロモーター・スコア(NPS )
お客さまの人生のあらゆる場面において信頼される存在であり続けるためには、お客さま一人ひとりを理解し、
絶えずご期待にお応えしていく努力が欠かせないと考えています。そのためにもお客さまの声と当社に対する
評価をネット・プロモーター・スコア(NPS )調査を用いて定期的にお聴きしています。
NPS 調査は、
「 ご家族やご友人に生命保険の加入について相談を受けた場合に、
メットライフ生命を薦めて
みようと思われますか?」
という質問をベースに、お客さまの何パーセントが高いロイヤルティーを持っているか、
当社を友人や家族に薦める可能性があるか、さらに満足・不満足の理由などを理解することができる指標です。
現在は、①当社に対する総合的な評価や満足・不満足な点を伺う調査と、②お客さまとの接点が多くかつ重要
な取引である「新規契約時」や「保険金・給付金支払い時」等のサービスをご経験されたお客さまに対し、その
サービス・プロセスの改善を目的とした調査、の2種類のNPS 調査を行っています。
これらの調査で集めた貴重なお客さまの声を体系的に分析することで、ご契約いただく際の申し込み書類を
見直すなど具体的なサービスの改善を進めています。
■
お客さまの声を経営に活かす ̶ カスタマーセントリシティ委員会の運営
メットライフ生命ではお客さまから信頼されるパートナーであり続けることを目指して、お客さまが当社と接する
際に直面する不便や不満を減らすために、さまざまな施策に取り組んでいます。NPS での調査結果および苦情と
して収集された「お客さまの声」は、
「カスタマーセントリシティ委員会」で共有され、全社的な戦略の立案、商品や
サービスの改善・開発などに活かされており、全社一丸となってお客さまの立場に立ったサービスと商品をお届け
できるように努めています。
メットライフ生命の現状 2016
13
トピックス
お客さまへ付加価値の高いサービスの提供を目指して
ト ピックス
契約者向けサービスを全面リニューアル。いつもを楽しく、
もしもに役立つ
「MetLife Club」を開設
メットライフ生命の保険にご加入いただいているご契約者向けのサービスを2015年9月より全面リニューアル
し、
「 MetLife Club」を開設しました。
「 MetLife Club」では、サービスを「いつもを楽しく」と「もしもに役立つ」
という2つのコンセプトで企画しています。
いつもを楽しく
「いつもを楽しく」
をテーマに、
お客さまに普段からご利用いた
リニューアルし、女性のココロとカラダの健康に役立つ知識
だき、楽しい時間をすごしていただけるためのさまざまな
やサービス、会員限定の宿泊・グルメプランなどをお届けし
サービスを提供しています。日常をもっと楽しくするお得な
ます。また、業界初の乳がん検診施設の紹介・手配を専用
レジャー・旅行情報から、困った時に頼りになる健康、育児
コ ール セ ンターで 行 う「 乳 が ん 検 診コ ン シェ ル ジュ 」を
相談など、50,000件を超える豊富なメニューでお客さまを
スタートさせています。
サポートする
「優待・割引・特典サービス」
を追加いたしました。
※無料健康相談「健康生活ダイアル24」などのサービスで、
健康面の日常も従来どおりサポートします。
医療保険、ガン保険にご加入の女性のお客さまにおすすめ
の
「MetLife Club BeGinビジン」
女性のお客さまの「もっと」をかなえたい、充実した人生の
ためにもっと輝くためのお手伝いをしたいという思いで、
2015年6月に開始したサービスが「MetLife Club BeGin
ビジン」です。2016年4月にはデザイン、コンテンツをフル
もしもに役立つ
「もしもに役立つ」をテーマに、大きな病気にかかられた場合
会社が分析・研究した結果、
「専門的な治療が行える医療機関
などお客さまのもしもの場合に、
よりよい治療法やこころの不
を紹介してほしい」というお客さまのニーズにお応えしたい
安に対するさまざまなサポートサービスを提供しています。
という思いから生まれたサービスです。
「ベストホスピタルネットワーク/受診手配・紹介サービス」
お客さまの症状や治療法に合わせて、最適な専門医・医療
では、
「 専門医を直接紹介してほしい」
「 専門的な治療が行え
機関を受診手配・紹介する
「ベストホスピタルネットワーク/
る医療機関を紹介してほしい」というお客さまのニーズにも
受診手配・紹介サービス」
お応えすることができます。
一定の条件が満たされる場合、病気の症状や希望する治療
※総合相談医の意見を聞くことができる「セカンドオピニオン
サービス」など、健康面のもしもの際も従来どおりサポートします。
法に合わせて、各専門分野の医師が
在籍する最適な医療機関での受診
を手配し、紹介する業界初のサービ
スとして「 ベストホスピ タルネット
ワーク/受診手配・紹介サービス」を
2015年9月よりご提供しています
(2016年4月より本格運用)。これ
は、当社が11年にわたり提供を続け
ているセカンドオピニオンサービス
における「お客さまの声」をサービス
の提供会社であるティーペック株式
14
メットライフ生命の現状 2016
お客さま
メットライフ生命の取り組み
動画でお届けするメットライフの思い
家族のきずなの大切さを子どもの目線を通して伝えること
フ生命の新しい取り組みです。YouTube上での再生回数は
を目指した動画『∼わたしのパパとママ∼』は、大切な家族
115万回以上となっています。
( 2016年6月現在)
ト ピックス
家族のきずなをテーマにした動画『∼わたしのパパとママ∼』を
メットライフ生命公式YouTubeチャンネルに公開
への思いを伝える収入保障保険「MYDEAREST(マイディ
アレスト)」の発売を機に制作しました。実際の親子3組の
日常を、子どもが監督(主役は父親・母親)となり、映像を撮
影しています。テレビ C Mでは なく、ソーシャルメ ディアを
活用し、多くの方に観ていただくことを意識したメットライ
メットライフ生命 公式YouTubeチャンネル
https://www.youtube.com/watch?v=3K50zNrn_Rc
外貨と外貨建保険が分かる3分の動画
『世界を味方につける新しい保険のカタチ』
メットライフ生命は、1999年に日本初の米ドル建終身保険
の販売を開始以来、外貨建保険商品の拡充と普及に努めて
います。2016年2月に、外貨と外貨建保険を分かりやすく
楽しく学べる動画、
『 世界を味方につける新しい保険のカ
タチ』を制作しました。短い時間で日本を取り巻く環境や、
外 貨 建 の 生 命 保 険 を 保 有 する こと が どうして 安 心 に つ
な が る のか、といった知識を楽しく学んでいただけること
を目指しています。また、動画でお 伝えした 当社 が考える
いまの時代に即した新しい保険の持ち方を、外貨保険専用
のホームページも開設して、ご提案しています。
外貨をもっと身近に、外貨建保険をもっとわかりやすく 外貨保険専用サイト
http://www.metlife.co.jp/products/fx/special/
女性の健康意識向上のために
セルフケアを取り入れた新しいライフスタイルを提唱
メットライフ生 命 は 医 療 機 器メーカ ー の G E ヘ ルスケア・
全国約2,000の医療施設への
ジャパン株式会社とともに、生活者一人ひとりが楽しみな
設 置 の ほ か、
メットライフ生 命 の
がら健康を意識したライフスタイルを送ることを提唱し、
保険募集人を通じて多くの方々に
女性の健康意識向上のため、コラボレーション施策を実施
ご覧いた だいています。専 門 分 野
しています。
をもつ異業種とのコラボレーション
2015年10月には、両社の女性社員たちが中心となり制作
により、保険給付にとどまらない、
し た 乳 が ん 検 診 啓 発 の た め の ハ ンドブ ッ ク「 B r e a s t
健 康 意 識 向 上 へ の 活 動 を続 けて
Health」をリリースいたしました。乳がん検診を実施している
いきます。
「Breast Health」の内容はこちらから
http://www.metlife.co.jp/customer/support/metlifeclub/begin/breasthealth/
メットライフ生命の現状 2016
15
トピックス
ダイバーシティ&インクルージョンへの取り組み
メットライフにおけるダイバーシティ&インクルージョン
(多様性と包括性)
ト ピックス
メットライフ生命では、多様性(ダイバーシティ)のある環境
親会社である米国メットライフでは、ダイバーシティ&イン
と、多様性を尊重し受け入れる包括性(インクルージョン)の
クルージョンのさまざまなエリアにおいてたくさんの賞を
ある職場環境の醸成に積極的に取り組んでいます。社員一人
受賞しています。特にNational Association for Female
ひとりの能力を最大限に活かす機会を与えることによって、
Executives( NAFE 全米女性役員協会)からは、2015年度
生命保険会社として単に商品やサービスを提供するだけで
女性役員の働きやすい企業トップ50社に選出されています
なく、お客さまのさまざまなニーズを理解し、パートナーと
(過去9年間に8回選出)。
してお客さまと社会に貢献できる企業を目指しています。
ダイバーシティ・インクルージョンサイト
http://www.metlife.co.jp/about/corporate/diversity/
女性の活躍と多様な個人環境に対する支援
少子高齢社会を迎える日本において、女性の社会での活躍
Network( JWBN)は3拠点で展開しています。また、女性の
や介護など、多様な個人環境に合わせた支援や働き方が求
お 客 さまがより人 生 の「 もっと」をか な えら れ るよう に 、
められています。当社では、そういった社員の多様なニーズ
女 性 視 点 を取り入 れ た マ ー ケ ティング の 施 策 を 考 える
に応えるために、育児支援や介護支援、在宅勤務制度など
Lucy’s( ルーシーズ)などもあります。
多様性に適した制度を提供しており、また職場環境の改善
や多様性の受け入れなどに関する社員教育プログラムを
実施することでより良い企業文化の醸成を図っています。
ま た 当 社 で は 、以 前より女 性 の 登 用 に 注 力 をして おり、
2020年までに女性管理職比率を30%にするという意欲
的な目標を掲げています。そのためにも、女性リーダーの育
成研修の実施や、さまざまなライフイベントに応じた制度の
提供などを通じて、女性が継続して働ける職場環境づくりを
目指しています。
メットライフ生命の女性比率(2015年12月末時点)
女性役員比率 19.0 %
女性管理職数 約170 名
女性ネットワークも積極的に活動を行っており、女性社員の
女性管理職比率 16.0 %
キャリア形成や支援を行うJapan Women’s Business
育児休暇取得後の復職率 93.4 %
社会への支援
メットライフ長崎ジョブトレーニングセンター
継続して働きたいとの思いを持つ障がい者を対象として、
習得を目指します。また、プログラム終了に際して就職支
2014年にジョブトレーニングセンターを設立しました。
援や進路相談も実施、80%の雇用率を誇ります(2016年
プログラム期間(1年)は当社社員として雇用され、実際の
4月現在)。
業務経験やさまざまなカリキュラムを通じて業務スキルの
WAW! Tokyo公式サイドイベント、
シャイン・ウィークス
「メットライフ生命シンポジウム」
「女性が輝く社会」の実現の取り組みの一環として、2014年から外務省により実施されている
「女性が輝く社会に向けた国際シンポジウム:WAW! Tokyo 」の公式サイドイベントとして、
メットライフ生命シンポジウムを開催しています。
16
メットライフ生命の現状 2016
メットライフ生命の取り組み
「輝く女性の活躍を加速する男性リーダーの会」に参画
内閣府による「輝く女性の活躍を加速する男性リーダーの会」の
行動宣言に、当社社長も男性リーダーの一人として2015年より
ト ピックス
賛同・参画しています。この行動宣言は、当社のダイバーシティ&
インクルージョンに対するコミットメント
と共通するもので、男性リーダーとして女性
の活躍にさまざまな形で支援を行うこと
を宣言するものです。
輝く女性の活躍を加速する男性リーダーの会 「行動宣言」ホームページ(内閣府男女共同参画局)
http://www.gender.go.jp/policy/sokushin/male_leaders.html
お客さまとの接点で最高水準のサービスを提供
テレコンサルティングセンターとWebサイトでHDIサポートセンター
国際スタンダードをベースとした五つ星認証を取得しています
当社は、お客さま中心主義を主要戦略の一つとして業務に
お客さまによりわかりやすく会社や保険商品の情報をお伝
取り組んでいます。そ の 取り組 み を評 価 い た だき、H D I -
えするため、日々、改善を行っております。
Japanが主催する「HDI格付けベンチマーク」において、テレ
さらに、
「 HDI五つ星認証プログラム」においてもサポート
コンサルティングセンターとWebサイトの両方が2013年、
センターの従業員育
2014年、2015年と連続して三つ星を獲得しました。これ
成・改 善 の 仕 組 み を
により、HDIサポートセンター国際スタンダードをベースと
含めた組織運営管理
した「HDI五つ星認証プログラム」の基準をクリアし、五つ
体 制 を構 築して おり
星認証も3年間継続して取得しています。
ます。当 社では 、今 後
テレコンサルティングセンターにおいては、
“ 難しい”と思わ
も、お 客 さま の 立 場
れがちな保険商品を親身にわかりやすくご説明し、お客さ
に 立った サ ービスと
まに合った保険商品をご提案できるよう、サービスクオリ
質の向上に努めてま
ティの維持・向上に努めております。Webサイトにおいては、
いります。
コンタクトセンター・アワード2015において最優秀オペレーション部門賞を受賞
当社は、株式会社リックテレコム コンピュータテレフォニー
です。とりわけ、
メットライフ・ウェイの手法の一つで、毎朝行
編集部が主催する「コンタクトセンター・アワード2015」に
われているハドル * は、8分間の奇跡と呼ばれ、他社からも
おいて、オペレーション部門最優秀賞を受賞しました。
見学のご要望をいただいております。
コンタクトセンター・アワードは、
コンタクトセンター運営に
*立ち話の要領でカジュアルに議論を行うことで、
アメリカンフット
ボールの作戦会議に由来しています。
携わる企業の情報交換・交流を目的とした年次のイベント
で、
「 オペレーション」
「 ピープル」
「 ストラテジー」
「 テクノロ
ジー」
「 ヘルプデスク/アウトソーシング」の5部門で審査を
行い、
「最優秀部門賞」
「部門賞」
「個人賞」などを選出します。
当社では、コールセンターのつながりやすさやお客さまを
お 待 た せする 時 間 の短縮を目指し、オペレーターの業務
プロセスを1分単位で可視化し、徹底したお客さま視点で
プ ロ セス の ムリ・ムラ・ム ダ を除く施 策 を実 施しました。
立 案した 5 0 にもおよ ぶ 施 策 を東 京・神 戸・長 崎すべての
オペレータ−に導入することで、6カ月という短期間で増
員 もなく、大 幅 に つ な がりやす さとお 待 た せする 時 間 の
短縮を実現することができました。
今回の受賞は、新しいアイデアを取り入れ、業務プロセスの
見 直しを図 るリーン 生 産 方 式 に 基づいた「メットライフ・
ウェイ」によるボトムアップでの改善活動が結実したもの
メットライフ生命の現状 2016
17
トピックス
保険金・給付金のお受け取り・お手続き対応にご満足いただいています
メットライフ生命では、お客さまのご意見を積極的にお聴き
これからもこの結果に満足することなく、お客さまのご意見・ご
し、よりよいサービスを実現するために、保険金・給付金の
要望に耳を傾け、改善すべき点に迅速に対応していくことがで
ご請求をいただいたお客さまにアンケートを実施していま
きる態勢を整え、
サービス向上に一層の努力をしてまいります。
ト ピックス
す。2015年に実施したアンケート結果では、保険金・給付金
のご請求手続きに関する総合満足度が約96.8%と高いご
満足をいただきました。
保険金・給付金のご請求手続きに関しての満足度調査結果
約
お客さまに保険金・給付金をもれなくご請求いただくため、
当社ではお手続きの簡略化や書類などをわかりやすくする
ことに加え、ご請求時のお問い合わせ窓口において今まで
満足度
以上に親身なご対応ができるよう、
「ご契約者やご家族への
配慮」
「 わかりやすい説明」に重点を置いた活動を行ってい
ます。
96.8 %の方がご満足
※調査対象者:2015年3月から4月までにお支
払いの対象となった個人契約者さま
※調査時期:2015年6月から2015年7月
※有効回答件数:2,131件
※調査結果の「大変満足/満足/どちらかといえば
満足」の合計
※残り約3.2%は「どちらともいえない(2.1%)/
どちらかといえば不満(0.7%)/不満(0.2%)/
大変不満(0.2%)」の合計
すべてはお客さまのために「カスタマーセントリシティ・マイスター認定制度」
当社では、
「お客さまから最も選ばれる生命保険会社になる」
シティ・マイスターインタビュー集」
というビジョンに向け、サービスレベルの更なる充実を図り
を制 作し、ベストプ ラクティス を共
お客さまにより一層安心をお届けするために、2015年度
有する取り組みも行っています。
よりカスタマーセントリシティ・マイスター認定制度を導入
しています。
「カスタマーセントリシティ・マイスター」
とは、多くのお客さま
マイスター代表者からのメッセージ
から信頼され高い評価をいただき、かつ社内の厳しい基準を
氏名 : 増岡 孝一(マスオカ コウイチ)
満たしたコンサルタント社員のみに与えられる称号です。全
所属 : 熊本エイジェンシーオフィス
国約4,300名いるコンサルタント社員のうち、2015年度は
たくさんの保険会社、募集人の中から私
を選んでいただいたことを忘れず、
「 加入
106名、2016年度は166名が認定されており、認定者は当
していてよかった」
と思っていただけるよう
社ホームページの特設ページにて紹介しています。
使命と責任をもって活動しています。
ご契約
また、マイスターに認定された社員のお客さまへの接し方や
の保全を最優先し自分なりのスタイルを
保 全 活 動 、営 業 哲 学 などをまとめ た「カスタマー セントリ
創造してまいります。
マイスター紹介サイト:http://www.metlife.co.jp/cc_meister/
ITサービスマネジメントシステムの信頼性向上への取り組み
ISO/IEC20000認証取得
メットライフ生命は、お客さまからお預かりするご契約を
保全する業務などの信頼性を高める狙いから、ITサービス
活動を通じてITインフラサービスの高い信頼性を確保し、
マネジメントシステムの構築に取り組み、国際規格である
さらなるサービス向上を目指してまいります。
ISO/IEC20000の認証を取得しました。
公益性の高い生命保険会社において、長期にわたって継続
する保険契約を支えるITインフラサービスは事業の根幹
であり、お客さまからの信頼にお応えするためにそのマネ
ジメントシステムの構築は不可欠でした。
メットライフ生命
は、信頼性の高いITサービスマネジメントシステムを実現
するた め 業 務フロ ー の 見 直しか ら 取り組 み 、そ の 精 度 の
高さが外部機関によって証明されたものです。
18
当 社 で は 、引 き 続 き I T サ ービ スマネ ジメントシステム の
メットライフ生命の現状 2016
メットライフ生命の取り組み
社会貢献活動
CSR-企業の社会的責任
CSRのテーマ
社会貢献活動
私たちは、生命保険会社として商品やサービスをお届けするだけでなく、皆さまに信頼されるパートナーになる
ことを目指し、あらゆる人々の人生の「もっと」をかなえるため、
「 ファイナンシャルインクルージョン」を中心と
した3つのテーマを掲げてCSR活動を展開しています。
ファイナンシャルインクルージョン
あらゆる人々が経済的に自立できる社会を目指して
ファイナンシャルインクルージョンとは、誰もが適切な金融
する 中 、あ ら ゆ る 立 場 の 人 々が 経 済 的 に 自 立し、安 定した
サービスを知り、利用できるように支援を行うことで、
メット
生活を送れる、健やかで豊かな社会の構築を目指し、日本でも
ライフがグローバルに掲げるCSRのテーマです。少子高齢化
この活動に取り組んでいます。
や格差拡大など、日本市場を取り巻く社会環境が大きく変化
子ども・若者の自立支援
自分の意志で生きていく力を育むために
大きく変容する日本社会において、日本の未来を担う子ども・
「自分の意志で生きていく力」を育てることが、日本における
若者たちが、自らの意志で人生を切り開いていけるように、
ファイナンシャルインクルージョンをけん引し、日本社会の
子ども・若者の自立を支援しています。
メットライフ生命は、
持続的な成長につながると考えています。
地域社会貢献
地域社会のパートナーとして
メットライフ生命では、多くの社員がCSRプログラムへ積極的
員主導でボランティア活動を展開しています。地域の皆さまか
に参加し、日常業務の場を越えて、社会に貢献する機会を増や
ら信頼されるパートナーになるため、こうした活動を広げて
しています。全国の拠点では、地域社会のニーズに合わせて、社
います。
メットライフ生命は、
メットライフ財団と協同してさまざまなCSRプログラムを実施しています
米国ニューヨークに拠点を置くメットライフ財団(MetLife Foundation)は、1976年の設立以来、
メットライフがビジネスを展開
する世界各国で企業市民として地域社会に貢献・参加し続けています。2013年からは、
「 ファイナンシャルインクルージョン」を
新たな活動の中心に据え、5年間で2億ドルを拠出し、世界各地の人々やその家族が確かな未来を実現するための活動を支援して
います。またファイナンシャルインクルージョン以外にも、
メットライフ財団は古くから、文化・芸術、教育、コミュニティ開発、
医療・福祉、人道支援など多岐に渡る分野において、社会のあらゆるニーズに応えるための慈善寄付活動を積極的に展開しています。
メットライフ生命の現状 2016
19
社会貢献活動
ファイナンシャルインクルージョン
メットライフ生命は、ファイナンシャルインクルージョンを通じて、あらゆる立場の人々が経済的に自立し、安定した生活を
送れる、健やかで豊かな社会の構築を目指しています。
そのため、より良い社会の実現を志す団体と協働し、さまざまな活動を実施しています。
社会貢献活動
メットライフ生命のファイナンシャルインクルージョンの取り組みは、次の3つの柱で支えられています。
ファイナンシャルインクルージョンの
3つの柱
Access & Knowledge
知識の向上
Access to Services
サービスへのアクセス
Access to Insights
知見の共有
Access & Knowledge ‐知識の向上‐
あらゆる人々が、適切な金融サービスを利用するために必要な知識やスキルを
高める機会を提供します。
《ガールスカウト金融教育プログラム》
お金との正しい付き合い方を考える
お金の価値や使い方について考える機会を提供するため、公益社団法人ガールスカウ
ト日本連盟と、全国の女子小中高生を対象に金融教育プログラムを提供しました。
Access to Services ‐サービスへのアクセス‐
貯蓄、借入、信用取引など、ニーズに即した高品質で手頃な価格の金融商品・
サービスを開発し、
これらへのアクセスを拡大します。
《メットライフ復興事業みらい基金》
地域社会の再生を目指す起業家・事業主を支援
東北地方の復興と福島県内の被災地の経済再生を目指して、特定非営利活動法人プラ
ネットファイナンスジャパン、あぶくま信用金庫とともに立ち上げた基金です。南相馬
地区をはじめとする地元の起業家や事業主を対象に助成金の提供を進めています。
Access to Insights ‐知見の共有‐
学術機関等との共同研究を通じて得られる知見を、政府・民間・非営利セクター
に広く共有し、横断的に活動を促進します。
《日本の金融排除に関する調査》
日本におけるファイナンシャルインクルージョンの課題を調査・発表
特定非営利活動法人日本NPOセンターと協働し、日本におけるファイナンシャルイン
クルージョンについて調査を実施しました。現行の法制度や金融システム等、さまざま
な「制度の谷間」の観点から課題を洗い出し、発表しました。
20
メットライフ生命の現状 2016
メットライフ生命の取り組み
子ども・若者の自立支援
日本の未来を担う子ども・若者が、自らの力で人生を切り開いていくために、さまざまな支援を行っています。
TOMODACHI MetLife Women’s Leadership Program
社会貢献活動
日本の女性の活躍に貢献できる人材を育成
在日米国大使館と公益財団法人米日カウンシル・ジャパン
との パートナーシップに基づき「TOMODACH I MetLife
Women’s Leadership Program」を2013年に立ち上げ
ました。高い目的意識を持つ日本の女子大学生と、
メンター
となる中堅・若手日本人女性リーダーがペアを組み、10カ
月間におよぶプログラムを通じてリーダーシップスキルを
磨きます。このプログラムを通じて、大学生たちが女性として
才能を活かしキャリア形成を図れるよう支援しています。
ジョブシャドウ ‐高校生のための職場体験プログラム‐
「働くこと」の意味に触れる機会を提供
メット ライ フ の グ ロ ー バ ル パ ート ナ ー で あ る
非営利団体ジュニア・アチーブメントと協働し、
将 来 の 進 路 や 仕 事 に つ いて 考 える きっ か け づ
くりを目的としたプログラムを実施しています。
高校生1人が社員1人に、数時間シャドウ(影)の
よう について回り、仕 事 に 打ち 込む 姿 を身 近で
観察できる機会を提供します。
児童養護施設の子どもたちの自立支援
子どもたちのライフスキルや好奇心を育む
特定非営利活動法人ハンズオン東京とともに、
児童養護施設の子どもたちとの交流イベントを
実施しています。子どもたちとの交流・清掃活動
やプロのシェフを招いて料理や文化を学ぶ料理
教室などを行い、児童にも社員にも貴重な体験
の場となっています。
ガールスカウト金融教育プログラム
女子小中高生にお金との正しい付き合い方をレクチャー
公益社団法人ガールスカウト日本連盟と協働し、全国
で700名を超える女子小中高生を対象に金融教育プ
ログラムを提供しました。小学生には、お金の価値や
使い 方 について学 ぶ 機 会 を、中 高 生 に は 、
「 未 来 セミ
ナー」として、お金のことを学びながら「夢を実現させ
るためにはどのような道があるのか、そして今できる
ことは 何 か 」と自 分 の 将 来 に つ いて 考 える 機 会 を提
供しました。
メットライフ生命の現状 2016
21
社会貢献活動
地域社会貢献
メットライフ生命では、多くの社員がCSRプログラムへ積極的に参加しています。
全国の各拠点で、地域社会のニーズに合わせたボランティア活動に取り組んでいます。
社会貢献活動
ワンダラー・ドネーション(ODD)
社員・代理店の契約件数に連動して、寄付を実施
2006年12月から実施のこのプログラムは、
メットライフ生命のコンサル
タント社 員 およ び 代 理 店 を通して販 売する 当 社 商 品 の 新 規 契 約 数 に 連 動
して、基金を積み立て、寄付を行うものです。コンサルタント社員および代理
店が1件につき50セント相当を拠出するとともに、当社が同額をマッチング
します。
メットライフ全国代理店会連合会 *とも連携したプログラムで、下記
の4団体に寄付しています。
一般財団法人メイク・ア・ウィッシュ オブ ジャパン
認定NPO法人全国盲導犬施設連合会
公益財団法人がん研究会
公益財団法人エイズ予防財団
*メットライフ全国代理店会連合会:メットライフの「プロフェッショナル代理店」によって運営される全国58の地区代理店会の連合組織。
全国各地に展開する清掃活動
日々の活動を支えてくれる地域への恩返し
地域の皆さまに貢献したいという思いから営業部門が始めた
清掃活動。
メットライフ生命の本社がある東京都墨田区錦糸
町から開始したこの活動は、各地に広がり始めています。
盲導犬プロジェクト
20年以上続く、お客さまとの寄付プロジェクト
趣旨に賛同いただいたお客さまに「盲導犬プロジェクト扱い」で保険をご契約いただいた場合、募集手数料の一定割合を継続的
に全国盲導犬施設連合会に寄付する制度で、盲導犬育成に有効活用されています。
小児がんの子どもたちの支援
スヌーピーと仲間たちが勇気をくれる
小児がんの子どもたちに前向きな気持ちで治療に立ち向かってもらいたいという願いから、筑波大学附属病院 陽子線照射室、東北
大学病院 小児病棟の廊下と処置室の壁面を、当社のブランドアンバサダーである「スヌーピーと仲間たち」のデザインで装飾しました。
熊本地震への取り組みについて
このたびの地震により被災されました皆さまに、謹んでお見舞い申し上げます。
メットライフ生命では、被災された方々に対して保険契約に関する特別お取り扱いを実施しています。詳しくは、当社ホーム
ページをご覧ください。また、被害を受けられた皆さまの救援や被災地復旧のため、1,000万円の寄贈を行ったほか、
メット
ライフ財団を通じ全世界のメットライフグループ社員に寄付を呼び掛けるなどの支援活動に取り組んでおります。
詳しくはこちら(www.metlife.co.jp/about/CSR/theme/region/)をご覧ください。
22
メットライフ生命の現状 2016
決算ハイライト
決算ハイライト・・
・・・
・
・・・
・・
・・・
・
・・・
・
・・・
・
・・・
・・
・・・
・
・・ 24
決算ハイライト Q&A・
・・・
・
・・・
・・
・・・
・
・・・
・
・・・・
・
・・・
・
・・ 32
【重要事項】
当社は、2012年4月2日より生命保険の営業を開始し、2012年5月31日
付でアメリカン・ライフ・インシュアランス・カンパニー(日本支店)からの
事業譲受を完了しました。
これにともない、アメリカン・ライフ・インシュアランス・カンパニー(日本
支店)の保険事業については、同日をもって当社にすべて移転されました。
2011年度以前の数値は、
アメリカン・ライフ・インシュアランス・カンパニー(日本
支店)の数値を掲載しています。2012年度の数値については、年度末残高等の
状 況 を表す 項 目 については 当 社 の 数 値 、期 間 業 績 を表す 項 目 については当社
の数値とアメリカン・ライフ・インシュアランス・カンパニー(日本支店)に係る
2012年4月1日から同年5月31日までの期間業績の数値を合算した数値を掲載
しています。
決算ハイライト
事業の概況
保険料等収入
決 算ハイライ ト
ご契約者から払い込まれた保険料による収益で、生命保険会社の
収益の大半をなしています。再保険収入もここに含まれます。
1兆 6,313 億円
■保険料等収入(億円)
2013
16,547
2014
17,476
2015
16,313
(前年度比93.3%)
新契約関係(個人保険+個人年金保険)
生命保険会社が1年間にどのくらいの生命保険契約をお引き受け
したのかを示す指標です。
新契約高 個人保険3兆2,600億円(前年度比111.4%)、個人年金
保険1,064億円
(前年度比57.9%)
■新契約高(億円)
39,302
2013
2014
2015
3 兆 3,665 億円
31,090
33,665
(前年度比108.3%)
■新契約件数(万件)
新契約件数 個人保険90万6千件(前年度比93.9%)、個人年金
保険2万0千件(前年度比58.7%)
2013
2014
92 万 6 千件
2015
107
100
92
(前年度比92.7%)
保有契約関係(個人保険+個人年金保険)
生命保険会社が事業年度末にどのくらいの生命保険契約をお引き
受けしているのかを示す指標です。
保有契約高 個人保険27兆9,893億円(前年度末比102.8%)、
個人年金保険2兆357億円(前年度末比80.7%)
30 兆 251億円
■保有契約高(億円)
2013
2014
2015
290,495
297,510
300,251
(前年度末比100.9%)
■保有契約件数(万件)
保有契約件数 個人保険818万1千件(前年度末比104.3%)、
個人年金保険39万8千件(前年度末比87.3%)
2013
2014
857 万 9 千件
2015
810
830
857
(前年度末比103.3%)
24
メットライフ生命の現状 2016
決算ハイライト
年換算保険料(個人保険+個人年金保険)
新契約年換算保険料 個人保険1,079億円
(前年度比99.8%)、個人年金保険121億円(前年度
比54.7%)、会社全体では、1,200億円(前年度比92.1%)、うち第三分野379億円(前年度比
86.1%)
1,200 億円
保有契約年換算保険料 個人保険8,550億円(前年度末比103.8%)、個人年金保険1,700億
円( 前 年 度 末 比 8 1 . 6 % ) 、会 社 全 体 では 1 兆 2 5 0 億 円( 前 年 度 末 比 9 9 . 3 % ) 、うち 第 三 分 野
3,592億円(前年度末比103.1%)
1兆250 億円
決 算ハイライ ト
回数・期間などの保険料の支払方法の違いを調整し、契約期間中に平均して支払うと仮定した場合に、
生命保険会社が保険契約から
1年間にどのくらいの保険料収入を得ているかを示す指標で、
新契約、
保有契約それぞれについて算出されるものです。
(前年度比92.1%)
(前年度末比99.3%)
収支関係(基礎利益、経常利益、当期純利益)
基礎利益
基礎利益は、生命保険会社の基礎的な期間収益の状況を表す指標で、一般事業会社の営業利益に
近いものです。
383 億円
経常利益
経常利益は、生命保険事業本来の営業活動により、毎年継続的に発生する収益(経常収益)から、
費用(経常費用)
を差し引いた残額です。
489 億円
当期純利益
当期純利益は、税引前当期純利益から法人税および住民税ならびに法人税等調整額を控除した
金額で、生命保険会社のすべての活動によって生じた純利益を表したものです。
262 億円
ソルベンシー・マージン比率
生命保険会社が通常の予測を超えて発生するリスクに対応できる「支払余力」をどれだけ有して
いるかどうかを判断するための行政監督上の指標のひとつです。
870.0 %
(前年度末比86.6ポイント減)
逆ざや
経済環境の変化により、予定利率により見込んでいる運用収益が実際の運用収益で
まかなえない額が発生している状態のことです。
逆ざやはありません
総資産
貸借対照表の「資産の部」
の合計金額です。
■総資産(億円)
2013
9 兆 8,724億円
2014
2015
91,179
97,456
98,724
(前年度末比101.3%)
メットライフ生命の現状 2016
25
決算ハイライト
主要業績の推移
(単位:百万円)
決 算ハイライ ト
2011年度
2012年度
2013年度
2014年度
2015年度
経常収益
1,897,037
2,521,069
2,406,744
2,738,440
2,081,189
経常利益
170,701
63,422
17,251
96,727
48,988
基礎利益
153,539
42,399
1,020
69,687
38,314
当期純利益
63,461
42,821
8,270
55,600
26,223
発行済株式の総数
300千株
100株
100株
100株
100株
7,612,450
8,719,765
9,117,903
9,745,655
9,872,459
535,784
545,313
507,279
490,243
386,922
6,243,005
7,175,024
7,533,533
7,909,719
7,989,795
226,647
276,245
425,072
602,928
664,645
6,464,441
7,531,916
7,802,102
8,201,787
8,193,336
846.8%
1,032.4%
965.7%
956.6%
870.0%
無し
無し
無し
無し
無し
10,111名
10,056名
9,709名
9,270名
9,097名
保有契約高
25,221,737
27,654,944
29,049,537
29,751,014
30,025,107
保険料収入
1,357,223
1,282,964
1,390,388
1,444,670
1,457,221
総資産
うち特別勘定資産
責任準備金残高
貸付金残高
有価証券残高
ソルベンシー・マージン比率
逆ざやの状況
従業員数
(注)1.2011年度以前の発行済株式の総数については、
アメリカン・ライフ・インシュアランス・カンパニー(米国本店)の内容を記載しています。
2.保有契約高は、個人保険・個人年金保険の各保有契約高の合計です。なお、個人年金保険については、年金支払開始前契約の年金支払開始
時における年金原資と年金支払開始後契約の責任準備金を合計したものです。
3.2014年度より、通貨スワップ取引に係る損益の表示について表示方法を変更しております。2012年度および2013年度の財務諸表に
ついては当該変更を反映した組替え後の数値を記載しております。
直近3年間の契約業績の推移
(単位:百万円、件)
2013年度
2014年度
2015年度
3,713,240
2,925,228
3,260,064
111.4%
個人年金保険
217,023
183,789
106,457
57.9%
団体保険
443,269
328,097
288,475
87.9%
個人保険
1,029,873
964,424
906,021
93.9%
41,963
35,579
20,901
58.7%
25,940,889
27,229,571
27,989,337
個人年金保険
3,108,647
2,521,443
2,035,770
*
80.7%
団体保険
3,755,346
3,658,144
3,457,616
*
94.5%
保有契約件数 個人保険
7,512,094
7,847,397
8,181,595
591,627
456,108
398,303
新契約高
新契約件数
個人保険
個人年金保険
保有契約高
個人保険
個人年金保険
26
メットライフ生命の現状 2016
前年度比
(*前年度末比)
*
*
102.8%
104.3%
*
87.3%
決算ハイライト
総 資 産 の 推 移と内 訳
2015年度末の総資産は9兆8,724億円となり、前年度末より増加しました。
(単位:百万円)
2011
56,902
708,111
226,647
7,612,450
2012
91,761
7,531,916
109,100
276,245
710,740
決 算ハイライ ト
6,464,441
156,347
8,719,765
2013
120,260
7,802,102
133,604
636,862
425,072
9,117,903
2014
149,389
8,201,787
184,269
602,928
607,280
9,745,655
2015
196,133
8,193,336
252,247
664,645
566,096
9,872,459
現金および預貯金
有価証券
貸付金
有形固定資産
その他
当社の運用方針
当社の資産運用方針と致しましては、ALM(資産と負債の総合管理)の観点から負債特性に応じた資産運用を行っております。
債券を中心に安定した収益が期待できる資産をポートフォリオの中核として位置づけ、経済・市場環境を注視しつつ、リスク
許容度の範囲内で補完的に為替リスクのある債券、不動産、株式等の資産へ分散投資を行うこととしております。
▲
詳細はP.110
運用実績の概況(一般勘定資産)
2015年度においては、一般勘定資産は2,301億円増加し、国内外の公社債は78億円減少しました。
また外貨建資産は、435億
円減少しました。
なお、2015年度末の一般勘定資産残高の82.8%は国内外の公社債となっております。
■ 運用利回り
(一般勘定)
■ 運用利回りの算式は次のとおりです。
2011年度 2012年度 2013年度 2014年度 2015年度
運 用
利回り
資産運用収益
資産運用費用
×100
毎日の資産残高の1年間の平均(日々平残方式で算出)
3.64%
11.79%
7.45%
8.47%
0.67%
*当利回りの算出においては、保険業法第112条評価益は
分子に含めていません。
*運用利回り計算には経常損益に影響を与えない為替差損益も含まれており、これを除くと一般勘定計で2015年度で3.19%となります。
(P.111注記参照)。
メットライフ生命の現状 2016
27
決算ハイライト
詳細はP.87
貸借対照表(抜粋)
(単位:百万円)
決 算ハイライ ト
科 目
資産の部
2015年度末
252,247
金銭の信託
332,218
245,358
8,201,787
8,193,336
貸付金
602,928
664,645
有形固定資産
149,389
196,133
無形固定資産
23,447
28,334
再保険貸
108,658
81,116
その他資産
144,352
219,454
−
9,696
△ 1,396
△ 17,863
9,745,655
9,872,459
保険契約準備金
7,986,503
8,054,299
責任準備金
7,909,719
7,989,795
再保険借
672,932
685,558
その他負債
377,410
530,054
42,608
46,504
282
221
価格変動準備金
85,700
91,800
繰延税金負債
32,380
−
9,197,818
9,408,438
資本金
111,308
111,308
資本剰余金
111,298
111,298
利益剰余金
73,568
50,891
その他有価証券評価差額金
255,637
181,290
繰延ヘッジ損益
△ 3,974
9,232
547,837
464,021
9,745,655
9,872,459
貸倒引当金
資産の部 合計
退職給付引当金
役員退職慰労引当金
負債の部 合計
純資産の部 合計
負債および純資産の部 合計
28
2014年度末
184,269
繰延税金資産
純資産の部
金 額
現金および預貯金
有価証券
負債の部
▲
資産・負債などの状況
メットライフ生命の現状 2016
決算ハイライト
生命保険会社が保有する有価証券などと帳簿価額を分離して運用する目的で、信託
銀行へ金銭を信託する勘定です。
年金支払開始契約の増加による信託契約の解約の増加、景気減速に伴う評価損の発生により、残高が減少しました。
有価証券
決 算ハイライ ト
金銭の信託
原則として金融商品取引法第2条第1項および第2項に規定される有価証券を計上して
います。
国内の公社債への投資は増加しましたが、米ドルに対しての大幅な円高により、外国証券の残高が減少しました。
貸付金
生命保険会社は資産運用の一環として、
企業などに貸付を行い利息収入を得ています。
貸付は有価証券に次ぐ資産運用の柱です。
貸付金の内訳は保険約款貸付が1,151億円、一般貸付が5,495億円となりました。
繰延税金資産
税効果会計を適用した場合に、将来の会計期間において回収が見込まれる税金の
額を計上しています。
その他有価証券の評価差益が減少したこと等により、2015年度は繰延税金資産に転じました。
責任準備金
将来の保険金などの支払いに備え、保険業法で保険種類ごとに積み立てが義務
付けられている準備金です。責任準備金の積立方式の代表的なものには、
「 平準純
保険料式」と「チルメル式」があります。
当社は「平準純保険料式」です。保有契約の増加等により、前年度末比101.0%となりました。
価格変動準備金
価格変動による損失の発生する可能性の高い資産(株式、債券等)について、その
価格が将来下落したときに生じる損失に備えることを目的に、保険業法第115条
の規定に基づいて積み立てる金額です。
2015年度は61億円を積み増し、918億円となりました。
その他有価証券
評価差額金
その他有価証券には、売買目的有価証券、満期保有目的債券、責任準備金対応債券、
子会社・関連会社株式のいずれにも分類されない株式や債券などが含まれ、時価に
より評価されます。
外国社債の売却による評価益の実現および金利の上昇により、減少しました。
メットライフ生命の現状 2016
29
決算ハイライト
詳細はP.92
損益計算書(抜粋)
(単位:百万円)
決 算ハイライ ト
科 目
金 額
2014年度
2015年度
経常収益
2,738,440
2,081,189
保険料等収入
1,747,608
1,631,353
保険料
1,444,670
1,457,221
再保険収入
302,937
174,132
資産運用収益
949,438
393,520
利息および配当金等収入
273,976
262,622
有価証券売却益
79,057
63,042
有価証券償還益
13,703
11,815
−
50,734
511,948
−
特別勘定資産運用益
66,185
−
その他経常収益
41,392
56,315
経常費用
2,641,712
2,032,201
保険金等支払金
1,796,501
1,280,552
責任準備金等繰入額
381,462
80,075
資産運用費用
150,630
349,799
有価証券売却損
2,290
5,583
有価証券評価損
1,763
2,117
有価証券償還損
1,708
1,763
140,503
−
為替差損
−
300,825
特別勘定資産運用損
−
17,135
263,597
264,518
その他経常費用
49,521
57,254
経常利益
96,727
48,988
特別利益
50
1,284
特別損失
6,467
6,385
価格変動準備金繰入額
6,300
6,100
契約者配当準備金繰入額
3,632
3,920
税引前当期純利益
86,677
39,966
法人税及び住民税
25,744
22,978
5,332
△ 9,235
55,600
26,223
金融派生商品収益
為替差益
金融派生商品費用
事業費
法人税等調整額
当期純利益
30
▲
収支の状況
メットライフ生命の現状 2016
決算ハイライト
保険料収入
ご契約者から払い込まれた保険料による収益で、一般事業会社の売上高に相当します。
資産運用収益
資産運用による収益で、利息や配当金のほか有価証券売却益なども含まれます。
資産運用収益の主な減少理由は、前年度は米ドルが大きく円安に動いたため為替差益の計上であったが、当年度は円高傾向にあり
為替差損を計上したことによります。
為替差損益
決 算ハイライ ト
解約失効率の改善に注力するとともに、外貨建終身保険などの販売が好調であったことなどにより、前年度比100.9%となりました。
外貨建資産・負債を決算日の為替相場で円換算する際に計上される換算差損益です。
為替差損益の大部分は外貨建の保険商品にかかるものであり、同保険商品の責任準備金の繰入額と実質的に相殺されるため、
経常利益に与える影響はほとんどありません。
保険金等支払金
保険金、年金、給付金、解約返戻金などの、保険契約上の支払いを計上します。
再保険契約による支払保険料もここに計上します。
前年度より年金の支払いが大きく減少しました。
責任準備金等繰入額
責任準備金の積み立ては日常的には計算されず、決算処理において、決算日時点での
適切な必要積立額が計算されます。
この金額が前年度末の責任準備金の額より多い
場合、経常費用の責任準備金等繰入額に計上します。
保有契約の増加等により、800億円の責任準備金等繰入額となりました。
事業費
新契約の募集および保有契約の維持保全や保険金などの支払いに必要な経費を
計上しており、一般事業会社の販売費および一般管理費に相当します。
新契約関連経費が増加したこと等の要因により、前年度より増加しています。
経常利益
生命保険事業本来の営業活動により、毎年継続的に発生する収益(経常収益)から、
発生する費用(経常費用)を差し引いた残額が経常利益となります。
2015年度は489億円の経常利益となりました。
価格変動準備金繰入額
価格変動による損失の発生する可能性の高い資産(株式、債券等)について、その価格
が将来下落したときに生じる損失に備えることを目的に、保険業法第115条の規定
に基づいて積み立てる価格変動準備金への繰入額を計上するものです。
2015年度は61億円を積み増しました。
当期純利益
税引前当期純利益から法人税及び住民税ならびに法人税等調整額を控除した金額で、
会社のすべての活動によって生じた純利益です。
2015年度は262億円の当期純利益となりました。
メットライフ生命の現状 2016
31
決算ハイライトQ&A
決算やディスクロージャー誌で開示している生命保険会社の主な経営指標に関するご質問に
お答えします。
決 算ハイライ ト Q &A
Q1
A1
ソルベンシー・マージン比率とは?
ソルベンシー・マージンとは、
「 支払余力」という
生命保険会社は、1997年度決算からこの数値を公表して
意味です。生命保険会社は将来の保険金などの
おり、2000年度決算では金融商品の時価会計の導入等を
支払いに備えて責任準備金を積み立てており、
ふまえて、その計算基準が見直されています。また、2011年
通常予測できる範囲のリスクについては責任準備金の範囲
度決算からは、金融危機等の教訓などを踏まえ、ソルベン
内で対応できます。しかし、大幅な環境変化によって、予想も
シー・マージン比率の信頼性を向上させる観点からその計算
しない出来事(例えば、大災害や株価の大暴落など)が起こる
方法に一部の変更が加えられました。具体的には、分子の
場合があります。
こうした通常の予測を超えて発生するリスク
ソルベンシー・マージン総額に新たな算入制限を設けたこ
に対応できる「支払余力」を有しているかどうかを判断する
と、
リスクの合計額の計算をより精緻かつ厳格にするなどの
ための行政監督上の指標のひとつが、ソルベンシー・マー
変更が加えられました。
ジン比率です。具体的には、純資産などの内部留保と有価証
ソルベンシー・マージン比率は経営の健全性を示すひとつの
券含み益などの合計(ソルベンシー・マージン総額)を、数値
指標ですが、
この比率だけをとらえて経営の健全性のすべてを
化した諸リスクの合計額で割り算して求めます。
判断することは適当ではありません。資産運用の状況や業績の
なお、生命保険会社のソルベンシー・マージン比率が200%
推移等の経営情報などから総合的に判断する必要があります。
を下回った場合には、監督当局によって早期是正措置がとら
なお、
当社の2014年度末および2015年度末のソルベンシー・
れます。逆にこの比率が200%以上であれば、健全性のひとつ
マージン総額とリスクの合計額およびその内訳については、
の基準を満たしていることになります。
P.94をご参照ください。
ソルベンシー・マージン比率の算出式〔ソルベンシー・マージン比率は次の算式により、算出されます。〕
ソルベンシー・マージン比率(%)
ソルベンシー・マージン総額
リスクの合計額 ×
1
× 100
2
■ソルベンシー・マージン総額
〔下記の合計額〕
・資本金等
・価格変動準備金:価格変動による損失の発生する可能性の高い資産(株式、
債券等)について、
その価格が将来下落したときに生じる損失に備えることを目的
に、保険業法第115条の規定に基づいて積み立てる金額です。
・危険準備金:将来の保険金支払いなどを確実に行うため、保険リスク、予定利率リスク、最低保証リスクなどに対応して保険会社が積み立てる準備金。
・一般貸倒引当金:貸付金やその他の債権が相手先の破産などにより回収不能となる危険に備え、取立不能見込額を予め準備する目的で引当計上するもの。
・(その他有価証券評価差額金(税効果控除前)
・繰延ヘッジ損益
(税効果控除前))×90%*
・土地の含み損益(土地購入時の価格と現時点での市場価格(時価)の差額)×85%*
・全期チルメル式責任準備金相当額超過額:将来の保険金などの支払いに備えて積み立てた責任準備金において、解約返戻金相当額と全期チルメル式責任準備
金(新契約に関わる費用を保険期間にわたり償却するとして計算した責任準備金)の大きい方を上回る部分の額のこと。
・負債性資本調達手段等
・全期チルメル式責任準備金相当額超過額及び負債性資本調達手段等のうち、
マージンに算入されない額
・控除項目
*マイナスの場合は100%
・その他 2
■リスクの合計額
[= (R1+R8)2 +(R2+R3+R7)
+R4 ]
保険リスク、予定利率リスク、資産運用リスク、経営管理リスクなど通常予測できる範囲を超える諸リスクを数値化して算出します。
保 険 リ ス ク 相 当 額 (R1)…大災害の発生などにより、保険金支払いが急増するリスク相当額。
第三分野保険の保険リスク相当額 (R8)…医療保険やガン保険などのいわゆる第三分野について、給付金などの支払いが急増するリスク相当額。
予 定 利 率 リ ス ク 相 当 額 (R2)…運用環境の悪化により、資産運用利回りが予定利率を下回るリスク相当額。
最 低 保 証 リ ス ク 相 当 額 (R7)…変額保険、変額年金保険の保険金等の最低保証に関するリスク相当額。
資 産 運 用 リ ス ク 相 当 額 (R3)…株価暴落・為替相場の激変などにより資産価値が大幅に下落するリスク、および貸付先企業の倒産などにより貸倒れが
急増するリスク相当額。
経 営 管 理 リ ス ク 相 当 額 (R4)…業務の運営上通常の予測を超えて発生し得るリスク相当額。
32
メットライフ生命の現状 2016
決算ハイライト
A2
実質資産負債差額(=実質純資産額)
とは?
実質資産負債差額とは実質純資産額ともいい、
有価証券や有形固定資産の含み損益などを反
映した、いわば時価ベースの資産の合計から、
価格変動準備金や危険準備金などの資本性の高い負債をの
ぞいた負債の合計を差し引いて算出するもので、行政監督
上の指標のひとつです。マイナスになると債務超過状態とみ
メットライフ生命の実質純資産額
(単位:億円)
■ 2014年3月末……………… 12,045
決 算ハイライ ト Q &A
Q2
■ 2015年3月末……………… 15,273
■ 2016年3月末……………… 17,061
なされ、業務停止命令などの措置がとられます。
Q3
A3
基礎利益とは?
基礎利益とは、保険料収入や保険金・事業費支
基礎利益は、
払等の保険関係の収支と、利息および配当金等
■保険料収入や保険金・年金・給付金や解約返戻金などの
収入を中心とした運用関係の収支からなる、生
支払い、責任準備金の繰入れ(戻入れ)、事業費の支払い
命保険会社の基礎的な期間損益の状況を表す指標で、一般
といった保険関係の損益
事業会社の営業利益や、銀行の業務純益に近いものです。基礎
■ 資 産 運 用 関 係 の 損 益 のうち 、利 息 およ び 配 当 金 等 収 入
利益は損益計算書に項目が設けられているものではなく、
(貸付、預貯金、債券などから得られる利息や株式などから
経常利益から有価証券の売却損益などの「キャピタル損益」
得られる配当をいいます)
と支払利息などの費用といった
と「臨時損益」を控除して求めたものです。
( P.100参照)
予定利率で見込んだ運用収支(利差)に対応する収益
などを表しています。
Q4
A4
含み損益とは?
含み損益とは、帳簿価額と時価の差額のことを
されます。新聞などの報道では、有価証券全体や株式の含み
いいます。時価が帳簿価額を上回る場合、資産を
損益が取り上げられています。
時価で売却すれば売却益が生じます。逆に時価
ディスクロージャー誌においては、
「 有価証券の時価情報」
が帳簿価額を下回る場合、資産を時価で売却すると売却損
(P.120参照)
として保有目的および有価証券の種類ごとの帳
が生じます。このように、リスクに対する備えの金額に影響
簿価額、時価、差損益が開示されています。また、ソルベン
を与えることから、有価証券の含み損益および土地の含み
シー・マージン比率の状況として、分子、分母の内訳が開示
損益の一部(含み損の場合は全額)は、ソルベンシー・マー
されており(P.94参照)、その他有価証券の評価差額、土地
ジン比率の計算上、分子(ソルベンシー・マージン総額)に算入
の含み損益が確認できます。
メットライフ生命の現状 2016
33
決算ハイライトQ&A
決 算ハイライ ト Q &A
Q5
A5
格付けとは?
保険会社の格付けとは、独立した第三者である
格 付 け は 格 付 会 社 の 意 見 であり、保 険 金 の 支 払 い などに
格付会社が、保険会社の保険金支払いに関する
ついて保証を行うものではありません。また、取得した時点
確 実 性 をアルファベットと記 号・単 語 などで表
までの数値・情報などに基づいたものであるため、将来的に
したもので、会社の財務・収支情報、営業・経営戦略などさま
変更される可能性があります。
ざまな情報に基づき決定されています。ただし、格付会社は
複数あり、それぞれ見方が違います。このため、同じ保険会社
メットライフ生命の格付け(2016年6月24日現在)
でも格付会社によっては格付けが異なる場合があります。
また、
スタンダード&プアーズ社 保険財務力格付け
同じ格付会社の格付けでも、保険会社からの依頼によって
行われる「依頼格付け」と格付会社が独自に行う「勝手格付
け」の2種類があり、性質が異なります。なお、格付けの取得
は法律で義務付けられているわけではありませんので、格付
AA−
定義:保険会社が保険契約債務を履行する能力は非常に高い。
最上位の格付け
(
「AAA」)
との差は小さい。
けを取得していない会社もあります。
このQ&Aは、一般社団法人生命保険協会作成の『生命保険会社のディスクロージャー 虎の巻』に基づいて、当社で編集したものです。
34
メットライフ生命の現状 2016
お客さまサービスへの
取り組み
インターネットやスマートフォンでのお客さまサービス・
・
・36
コールセンターでのお客さまサービス・・
・・・
・・
・・
・
・・・
・・38
保険金・給付金等のお支払い態勢・・・
・・
・・・
・・・
・・
・・・
・・
・41
お客さま満足度の向上に向けた取り組み・
・・・
・・・
・・
・・
・44
お客さまへの情報提供・・
・・
・・・
・・
・
・・
・・・
・・・
・・
・・・
・・
・・・48
個人情報のお取り扱いについて・
・・・
・・
・・・
・・・
・・・
・・
・・
・50
インターネットやスマートフォンでのお客さまサ
インターネットとスマートフォンで利便性をご提供
すべてのお客さま向けのサービス
インターネットやスマートフォンでのお 客 さまサービス
メットライフ生命の商品のご案内
メットライフ生命公式サイトでは、販売している商品のパン
メットライフ生命公式サイト
フレットをPDFでご覧いただけます。また、通信販売でお取
http://www.metlife.co.jp/
り扱いしている商品については、詳細な保障内容や保険料
等をご確認いただくことができます。
さらに、お客さまがいつでも好きな時にウェブサイト上で
保険商品のお申込みができる「インターネット申込サービ
ス」もご提供しています。現在、終身医療保険フレキシィや
メットライフ生 命 公 式 サイトは 、H D (
I Help Desk
Institute=ヘルプデスク協会)の「サポートポータル
格付け」
「 五つ星認証プログラム」
五つ星認証プログラム の基準をクリアし、
五つ星認証となりました。
なりました
ました
ました
た。
スーパー割引定期保険等でご利用いただけます。
また 、お 客 さまがご 自 身 で 必 要 な 保 障 を選んで ニーズ に
合ったプランが設計できるコンテンツや、医療保険や死亡
保険を選ぶ際のポイントをわかりやすくご説明する「みんな
が知りたい保険のきほん」等の保険選びに役立つコンテンツ
をご用意しています。
ご契約者さま向けのサービス
インターネットサービス
インターネットサービスでは、ご契約者の方に以下のサービスをご提供しています。
(保険種類・ご契約状態によってはご利用いただけないサービスがあります)
インターネットサービス
https://www.metlife.co.jp/eservice/
ご契約内容の照会
ご結婚などによる改姓/各種受取人変更
インターネットサービスに登録いただいたご契約の保障
内容などのご確認、変額個人年金保険の積立金情報のご
確認
ご利用時間:24時間(保険種類により8時∼24時・変額個
人年金保険8時∼22時・日曜休祝日休み)
名義変更の請求書のダウンロード ご利用時間:24時間
住所変更
ご利用時間:24時間
契約者貸付申込み/残高照会
契約者貸付のお申込み(1回につき100万円まで・最短
3営業日後のお振込み)
、
現在の契約者貸付
(自動振替貸付を
含む)
の利息を含めた残高照会
(変額個人年金保険を除く)
ご利用時間:8時∼24時・日曜祝日休み
36
メットライフ生命の現状 2016
保険料振替口座の変更
保険料振替口座を変更する場合の預金口座振替依頼書の
ダウンロード ご利用時間:24時間
保険料控除証明書の再発行
ご利用時間:24時間(10月∼翌3月上旬まで・各月11日∼15日休み)
積立金の勘定移転(変額個人年金保険のみ)
据置期間中の積立金移転の手続き
(任意の積立金移転/ドル
コスト平均法による積立金移転/積立金配分自動調整)
ご利用時間:8時∼22時・日曜休祝日休み
お客さまサービスへの取り組み
ービス
すべてのお客さま向けのサービス
インターネットやスマートフォンでのお 客 さまサービス
スマートフォンでのサービス
メットライフ生命では、スマートフォン専用サイトをご用意しており、画面
の大きさに制約のあるスマートフォンでも、快適に保険商品の情報をご
確認いただいたり、保険料の試算を行っていただけます。
また、スマートフォン専用サイトでもPCサイトと同様に、保険商品の資料
のご請求や、インターネット申込サービス、保険相談のお申し込み等がご
利用いただけます。
メットライフ生命ではスマートフォンにおいても、お客さまに積極的な情
報提供と便利な機能提供を行っています。
メットライフ生命公式サイト(スマートフォン専用サイト) http://www.metlife.co.jp/
ご契約者さま向けのサービス
メールマガジンの配信
メットライフ生命では、ご契約いただいたお客さまを中心にメールマガジ
ン「Hot Through+(ほっとする∼ぷらす)」を毎月1回配信しています。
“メットライフ生命とともにワンランク上の生活を”というテーマで、上
質で洗 練され た ライフスタイル・世 界 各 地 の 有 名ス ポット・話 題となっ
ている旬の情報・ビジネスに役立つ情報などを特集してお届けしていま
す。なお、対面販売ラインの担当者より配信しているメールマガジンには、
お客さまを担当させていた だいているコン サルタント社員や代理店の
営業担当者の顔写真や連絡先を掲載してお届けしています。
またインターネットサービスやMetLife Clubにご登録いただいたお客
さまには、
「メットライフ生命からのお知らせ」を配信しています。
四半期ごとの業績、各種イベントなどの最新情報、当社ホームページ上で
の便利なサービスやデジタルコンテンツをご案内しています。
(2016年6月現在)
メットライフ生命の現状 2016
37
コールセンターでのお客さまサービス
コールセンターでのお 客 さまサービス
Q
保険についてわからないことは、
どこに問い合わせたらいいの?
A
メットライフ生命は、お客さまのお問い合わせやご要望を専用のコールセンターで
承っています。業界最大規模のコールセンターで迅速・丁寧に対応しています。
■ 通信販売での資料請求やお申し込み ➡ テレコンサルティングセンター
■ 生命保険契約に関するお問い合わせ ➡ カスタマーサービスセンター
■ 個人年金保険と銀行窓販でご加入の契約に関するお問い合わせ ➡ ファイナンシャルサービスセンター
通信販売での資料請求やお申し込みは
テレコンサルティングセンター
テレ ビ、新 聞 、雑 誌 等 の 通 信 販 売 の 広 告 をご 覧 に なっ た
Point 1 きめ細やかなコンサルティング
お客さま一人ひとりに対し、担当者であるメットライフ生命
通信販売の広告をご覧になりお電話をいただいたお客さまの
テレコンサルタントが、資料の請求からご契約のお申し込み
ご要望に沿って、年齢やライフステージに合わせた商品を
にいたるまで、お客さまの立場に立ったきめ細かなコンサル
ご紹介します。さらに、オリジナルの保険をご希望される方
ティング をさせ て い た だきます。また 、ご 契 約 後 も 個 々の
には、すでにご準備されている保険でカバーできない保障
お 客さまの ライフステージ に 合 わ せ たさまざまな 商 品 の
などについてご希望をお伺いしながら、細やかに商品の設計
ご紹介をするなど、お客さまに末長くご愛顧いただけるコー
をしてご提案いたします。
トレーニングを積み重ねた約270名のプロフェッショナルな
Point 2 プロフェッショナルなテレコンサルタント
テレコンサルタントが「ハートフルなコンサルティング」を
お客さまに最もふさわしい保険商品をご提案できるよう、十分
東京・神戸・長崎の3拠点でご提供しています。
( 2016年4月
な時間と多様な内容で構成されたトレーニング体制を整えて
時点)
います。
これらのトレーニングを通して、お客さまに“難しい”
と
具体的には、次のようなサービスを行っています。
思われがちな保険商品について、身近な言葉でわかりやすくご
ルセンターを目指しています。
トレーニングを積み重ねた
説明し、
ご納得いただいてから保険をお選びいただけるよう、
●通信販売の広告に掲載された商品の資料、申込用紙
サービスクオリティの維持・向上に努めています。
などの送付受付
●ご要望の商品の保障内容、保険料に関するお問い合
わせの受付
●お客さまのニーズ、予算に応じた保険商品をご提案
するコンサルティング・サービス
テレコンサルティングセンターは、HDI(Help Desk Institute
=ヘルプデスク協会)の「HDI格付けベンチマーク」
「 HDI
五つ星認証プログラム」の基準をクリアし、五つ星認証を
3年間継続して取得いたしました。
顧客視点で卓越したサービスを提供し、なおかつ国際的なベストプラクティス
に基づき企業や組織にとって付加価値を生み出す、
今求められる真にビジネス
に貢献できるセンターの証、それが「五つ星認証センター」です。
テレビCM
38
※画面上に表示のフリーダイヤルは一例です。
メットライフ生命の現状 2016
お客さまサービスへの取り組み
ご契約後の保険契約に関するお問い合わせは
カスタマーサービスセンター
ご提供するために、オペレーター一人ひとりに対して、定期的
丁寧・正確・迅速をモットーに、
ご契約いただいている保険商品
なモニタリングとチェックを行っています。
の各種ご請求に関するお申し出を承っています。
その結果をすばやくオペレーターへのトレーニングに活かす
また、大規模な災害発生時にも途切れることなくお客さま
ことにより、お客さまにご満足いただけるサービスの提供に
へのサービスをご提供し続けるために、東京・神戸・長崎の
努めています。
3拠点でコールセンター業務を行っています。
【お取り扱い内容】
Point 3
保険金・給付金に関する専門知識を
有したオペレーター
お客さまからの保険金・給付金等のご請求のお申し出や、
●ご契約に関する各種ご請求手続き
(住所変更、口座変
保障内容に関するご質問、ご相談について、専門的な知識を
更、契約者変更、契約者貸付・返済、保険料自動振替
貸付取消・返済など)
有したオペレーターがお応えしています。お客さまの立場に
●入院・手術・死亡等の際の保障内容の説明、
ご相談の
受付
●各種保険金・給付金等のご請求手続き
(疾病入院、災
害入院、通院、退院、手術、無事故などの各種給付金。
死亡、高度障害などの保険金)
※年金商品に関する各種ご請求手続きのお申し出はファイナン
シャルサービスセンターで承っています。
(P.40参照)
コールセンターでのお 客 さまサービス
カスタマーサービスセンターではお客さまの立場に立ち、
立ち 、正 確 か つ 丁 寧 な 対 応 を迅 速 に 行うことが 私 たち の
モットーです。
Point 4 災害地域のお電話を最優先に対応
災害救助法適用地域で被災された方々からのお電話の場合、
システム上で表示し、優先的に受け付けています。
※インターネットを通じてお申し出可能なお手続きもござい
ます。
( P.36参照)
カスタマーサービスセンター
Point 1 お客さまのお手続きを簡単に
お客さまからお電話でご依頼いただいた各種変更や保険金・
0120-881-796
給付金等のご請求の内容について、オペレーターが専用の
受付時間 平日 9:00∼20:00
土曜 9:00∼18:00(日曜祝日・年末年始休み)
コンピューター を使い 入 力することによって、お 客さまへ
※保険証券(または被保険者明細)をお手元にご用意ください。
お送りする専用書類を自動的に準備します。
このコンピューターは過去からのお客さまとのやり取りを
すべて一元的に管理しており、
どのオペレーターが電話に出て
も常に均一なサービスをご提供できます。
これらの書類には、
ご依頼いただいた際にお聞きした内容が
あらかじめ印字されているため、お客さまにご記入いただく
箇所は最低限で済むようになっています。お客さまにとって、
お手続きのわずらわしさをできる限り少なくし、完了までの
時間が大幅に短縮できるよう、工夫しています。
Point 2
プロのオペレーターによる、
きめ細かい対応
お客さまからのお電話には、厳しい研修を受けたオペレー
ターが対応します。お客さまとの直接の接点を担うプロフェッ
ショナルとして、オペレーターは定期的なトレーニングを受け
ています。また 、常 に お 客さまに 最 良 の サ ービスと安 心 を
メットライフ生命の現状 2016
39
コールセンターでのお客さまサービス
個人年金保険と銀行窓販でご加入の契約に関するお問い合わせは
ファイナンシャルサービスセンター
コールセンターでのお 客 さまサービス
ファイナンシャルサービスセンターは、個人年金保険および
スセンターです。専門性の高い分野で、常にお客さまの立場
に立ったサービスをご提供することを目指しています。
具体的には、次のような手続きの受付を行っています。
●
「積立利率変動型個人年金保険」のご契約内容照会、最
新の積立利率のご案内、保険料円入金・円支払特約用
の為替レートのご案内
●
「変額個人年金保険」のご契約内容照会、特別勘定のユ
ニット価格・運用実績のご案内、
特別勘定移転の受付
● 提携金融機関で販売する一般の生命保険の契約内容
照会
●上記取扱商品の住所変更、
名義変更、減額、死亡給付金
(保険金)、年金支払、解約など、各種ご請求手続きの
受付
な お、
「 変 額 個 人 年 金 保 険 」の 特 別 勘 定 の ユ ニット価 格 の
ご照会については、電話だけでなくファックス取り出しや、
ホームページでの照会、24時間自動音声応答でも対応し
ています。
40
ファイナンシャルサービスセンター
提携金融機関で販売する商品を専門的に扱っているサービ
メットライフ生命の現状 2016
銀行や証券会社など
金融機関からご加入のお客さま
0120-056-076
コンサルタント社員や
代理店からご加入のお客さま
0120-313-370
受付時間 平日 9:00∼18:00(土日祝日・年末年始休み)
※一部ご案内につきましては、機械による自動音声応答で24時間対応
を行っています。
お客さまサービスへの取り組み
保険金・給付金等のお支払い態勢
保険金・給付金等はどのような態勢で支払われているの?
A
メットライフ生命では、お客さまの信頼にお応えできるよう、
迅速かつ適切なお支払いに努めています。
保 険 金・給 付 金 等のお 支 払い態 勢
Q
メットライフ生命は、お客さまにより一層信頼いただける会社となるため、
「 保険金等の支払いを適切に行うための対応に
関するガイドライン」
( 2011年10月24日改正:一般社団法人生命保険協会)をふまえ、保険金・給付金等の支払管理態勢の
一層の強化に努めています。これまでに、保険金・給付金等の支払管理にかかる組織の強化策として、支払査定の適切性に
関する検証部門による検証のさらなる強化や、保険金・給付金等請求の専門窓口としてコールセンターの設置等による体制
の充実を図ってきました。
保険金・給付金等支払管理部門の態勢強化
定期的なチェック態勢
保険金・給付金等のお支払いの業務を担当する保険金統括部
メットライフ生命では、保険金・給付金等のお支払いに関し、
では、保険金・給付金等の迅速かつ適切なお支払いを行う
さまざまな部門や委員会が相互に検証・提言を行い牽制機
ため、事務処理体制の整備・向上、人材育成および査定能力
能を確保できるよう、厳しいチェック態勢を整備しています。
の 維 持・向 上 等 に 日々努 めています。保 険 金 ・ 給 付 金 等 の
保険金・給付金等の支払管理について、お客さまからの信頼
お 支 払 いおよ び お 支 払 い 対 象 外 の 事 案 に つ いて、専 門 の
確保を具現化することを目的として「保険金等支払管理方針」
検証部門である保険金品質管理部が継続的にその適切性
を制定し、経営陣が主体的かつ継続的に関与する態勢を確立
の検証を行う仕組みを導入し、お支払い内容の適切性の維
しています。さらに、当方針の実効性を確保するために「保険
持を図っています。
金等支払管理規程」を制定し、保険金・給付金等の支払業務を
また、保険金・給付金等のお支払い業務が適切に行われて
管理する組織とその支払内容を検証する組織についてその
いるかを検証するため、経営陣で構成される保険金等サー
役割を明確にするとともに、執行役会および関連委員会への
ビス委員会の設置、さらに社外の医師や弁護士などにより
保険金等支払管理態勢の運営状況にかかる定期的な報告の
構成される保険金審議会を設置することにより、保険金等
内容等を明確化しています。
支払管理態勢の客観性・透明性の強化を図っています。
執 行 役 会
対応状況の把握
報告
保険金等サービス委員会
指示・提言
報告
提言
提言
保険金統括部
東京保険金査定部・長崎保険金査定部
提言
お支払い査定
保険金審議会
(弁護士・医師など)
相談
検証・提言
保険金品質管理部
お支払い査定内容チェック
メットライフ生命の現状 2016
41
保険金・給付金等のお支払い態勢
適正な保険金・給付金等のお支払いに向けて
メットライフ生命では、保険金・給付金等をもれなくご請求
いただくための取り組みを推進する専門部署を設置し、お客
保 険 金・給 付 金 等のお 支 払い態 勢
さまからご請求いただいた内容の他にお支払いできる可能性
がある場合には、保障内容等に応じて以下のとおりお客さま
宛てのご案内を実施しています。
d)特定疾病(がん・脳卒中・急性心筋梗塞)により入院給付金
等のご請求をいただいた特定疾病保障のあるお客さまへ、
「初診日から60日時点のご健康状態により、特定疾病給付
の対象となる場合がございます」
と個別にご案内しています。
e)その他、保険金・給付金等をもれなくお支払いさせていた
a)通院保障のあるお客さまへ、入院給付金のお支払いをした
だくために、
これらのご案内に加え、入院給付金等をご請求
際には、
「ご退院後に通院された場合、通院給付金の対象
いただいた場合に、高度障害保険金、保険料払込免除に
となる場合がございます」
と個別にご案内しています。
該当する可能性が高い場合などについても個別にご案内
b)入院途中にご請求いただき、
ご退院もしくは日数限度までの
しております。
継続した入院保障があるお客さまへ、
「今回のご入院後の継
続入院の給付金ご請求につきましては、あらためてコール
このような保険金・給付金等のお支払いに関するお客さま
センターまでご連絡ください」
と個別にご案内しています。
向けの各種ご案内に加えて、ホームページ等による情報提供
c)入院途中にご請求いただき、退院保障のあるお客さまへ、
を実施するなど、保険金・給付金等をもれなくご請求いただき
「退院給付金のご請求につきましては、
ご退院後、
あらためて
お支払いするための態勢を整備しています。
コールセンターまでご連絡ください」と個別にご案内して
います。
保険金・給付金等のお支払いに関する情報提供の推進
メットライフ生命では、保険金・給付金等を適切にお受け取りいただくために、次のことを行っています。
募集時における情報提供
●「ご契約のしおり・約款」に「保険金・給付金などをお支払い
できない場合の具体例」を記載しています。
●「ご契約のしおり・約款」に保険金・給付金などの代理請求に
ついてのご説明を記載しています。
●ご契約時、保険証券をお送りする際に、保険金・給付金等
をもれなく請求いただくための具体例等を記載した案内
物を同封しています。
保険金・給付金等の請求申し出・受け付け時に
おける情報提供
●保険金・給付金等のご請求・お支払いに関するお問い合わ
せの対応を専門に行う「コールセンター」を設置していま
す。支払査定経験者や支払査定教育を受けたオペレーター
を配置することで、お客さまからの保険金・給付金等に関す
るお問い合わせに正確かつ丁寧に対応しています。
●コールセンターに保険金・給付金等のご請求をいただいた
際、適切にお支払いさせていただくことを目的として、お電
ご契約期間中の継続的な情報提供
●「保険金・給付金ご請求ガイド」
( お支払い事例やよくある
ご質問などの関連情報)を当社のホームページ上に掲載
しています。同ホームページ上で、保険金・給付金等をご請求
いただく場合の留意点、お支払いできる場合・できない場合
の具体的事例、
また確実にご請求いただくためのお願いと
注意点を記載しています。
●お客さまへ毎年お送りするご契約内容のお知らせに、保険
金・給付金等をもれなくご請求いただくための具体例等を
記載した案内物を同封しています。
話いただいたお客さまのご契約内容および請求内容をもと
に、オペレーターからご注意いただきたい点(お客さまへの
お願い)のご説明を行っています。
●コールセンターよりお送りする保険金・給付金等の請求書
に、お客さま向けの情報提供冊子である「保険金・給付金
ご請 求ガイド」を同 封していま
す。この冊子では、ご請求手続き
の流れや、保険金・給付金等をも
れなくご請求いただく際に役立
つチェックポイント・お支払い
に関する具体的事例等をわかり
やすく記載することにより、保険
金・給付金等をもれなくお支払い
させていただくための情報提供
の充実を図っています。
42
メットライフ生命の現状 2016
お客さまサービスへの取り組み
また、保険金・給付金等の適切なお支払いにはお客さまから
お支払いの要件に該当しなかったために保険金・給付金
のご連絡が重要な情報であることから、保険金・給付金等
等を全くお支払いできなかった場合に、一部のケースを
の支払事由が生じたときはもちろんのこと、お支払いできる
除き診 断 書 取 得 費 用 の 一 部 をメットライフ生 命 が 負 担
可能性があると思われる場合や、ご不明な点がある場合
させていただく取り扱いをしています。
●メットライフ生命からお送りする解約請求書に、保険金・
保 険 金・給 付 金 等のお 支 払い態 勢
等についてもすみやかにご連絡いただけるよう周知のため
給付金等のお受け取りについて再度ご確認いただくための
の取り組みを実施しています。
ご案内を封入し、ご契約が終了する前に確実に保険金・
保険金・給付金等のお支払い時の情報提供
●保険金・給付金等のお支払いの際にお客さまに送付する
給付金等の請求をしていただくよう、お客さまにお願いと
ご説明をしています。
支払明細書の紙面において、保険金・給付金等をもれなく
●ご契約が満了、満期または失効した場合に、保険金・給付
お支払いさせていただくために、ご請求いただいたもの
金等をご請求いただける具体例などを記載した案内状を
以外にも、保険金・給付金等をお受け取りいただける場合
お送りしています。また、失効中のご契約については、契約
が あ る 旨 の 注 意 喚 起 を行っています。
( ※ 詳 細 は P. 4 2
の復活をおすすめする際にも、
ご請求に関する注意喚起を
「適正な保険金・給付金等のお支払いに向けて」をご参照)
行っています。
●先進医療費用の自己負担によるお客さまへの一時的な
その他の取り組み
経済的ご負担を軽減することを目的として、
「先進医療給付
●給付金の受取人である被保険者ご本人が重篤な病気など
特約」
「ガン先進医療給付特約」
「 先進医療給付特約(引受
の場合、受取人に代わって給付金をご請求いただける給付
基準緩和型)」のご請求について一定の条件を満たす場合
金代理請求特約の取り扱いをしています。
に、
メットライフ生命から医療機関に対して直接、
( がん)
●保険金・給付金等のご請求をいただいたにもかかわらず、
先進医療給付金をお支払いするサービスを行っています。
今後も迅速かつ正確なお支払いをしてまいります
保険金・給付金等のお支払い状況
2015年度にお支払いをした保険金・給付金等の総計※
※総計には年金・満期金等を含みます。
件数
約 115.9万 件
金額
約 5,710億 円
保険金・給付金を多くのお客さまにお役立ていただいています
入院給付金をお支払いした件数 468,686件
■ 上位5傷病
手術給付金をお支払いした件数 317,013件
■ 上位5傷病
1位 白内障
17,224 件
1位 白内障
41,515 件
2位 肺 (気管、気管支)がん
14,700 件
2位 良性腫瘍(消化器系)
27,316 件
3位 良性腫瘍(消化器系)
12,427 件
3位 乳がん
8,280 件
4位 乳がん
11,092 件
4位 良性腫瘍(性質の明示がないもの)
8,216 件
5位 胃がん
10,438 件
5位 下肢の骨折
6,748 件
(2015年度)
保険金等のお支払いおよびお支払い対象外の状況
2015年度にメットライフ生命がお客さまに保険金や給付金をお支払いさせていただいた件数、お支払いする対象とならなかった
件数をお知らせしています。詳しくは、P.122をご参照ください。
メットライフ生命の現状 2016
43
お客さま満足度の向上に向けた取り組み
お客さまサービスの向上のために
お 客 さま 満 足 度の 向 上に 向 け た 取 り 組 み
メットライフ生命のビジョンである「お客さまから最も選ばれる生命保険会社」を目指して、
当社では、お客さまからのアンケートの結果やお客様相談室、コールセンターおよび営業店
などに寄せられたお客さまのご意見・ご要望などに真摯に耳を傾け、さまざまな業務やサー
ビスの改善を行っています。
お客さま満足度アンケートの実施
当社では、お客さまのご意見をより広くお伺いするため
に、「保険金・給付金の請求手続き」について、ご契約者さ
「保険金・給付金のご請求手続き」
アンケート 【2015年度実施】
対
象
者
保険金・給付金をご請求されたお客さま
期
2015年6月から2015年7月
まへのアンケートを実施しています。
実
当社では引き続きさまざまな分野でお客さまからの声に
アン ケ ート内 容
保 険 金・給 付 金 のご 請 求 手 続きにおけるお 問
い合わせからお支払い完了後までの対応につ
いて、満足度をお尋ねしました。
目
的
保 険 金・給 付 金 の お 支 払 いに関してご 不 満 な
点をお伺いし、改善を行います。
数
2,131件
施
時
耳を傾け、サービス向上のために一層の努力をしてまい
ります。
なお、「保険金・給付金の請求手続き」に関するアンケート
は2009年度以降、毎年実施しています。
回
答
「保険金・給付金のご請求手続き」アンケートの結果【2015年度】
■ 総合満足度
全体の約96.8%のお客さまより「大変満足、満足またはどちらかといえば満足」との回答をいただきました。
どちらかといえば不満
不満 0.7%
0.2%
大変不満 どちらともいえない
0.2%
2.1%
どちらかといえば満足
14.8%
大変満足 総合
満足度
満足
38.4%
約
43.6%
96.8 %
のお客さまに
ご満足いただいています
お客さまによりご満足いただくために、ネット・プロモーター・スコア(NPS )を導入しています
メット ライフで は 、ネット・プ ロ モ ー ター・スコア( 以 下
NPS )を世界的に導入展開しており、当社においても、
お 客 さまの ロイヤル ティー を測 るた め の 重 要 な 指 標 の
ひとつとして位置づけています。NPS とは、
「 当社のことを
ご家族やご友人に薦めていただける可能性はどのくらい
ありますか?」という一つの質問と「そのスコアをつけた
理由を教えてください」
という質問をベースに、お客さまの
何パーセントが当社に高いロイヤルティーを持っていた
だいているか、お客さまが当社と接する際にどのような体験
をされてい る の か、満 足・不 満 足 の 理 由 などを理 解する
ものです。
「VoCプログラム」*の一環として、NPS や苦情などの声を
さまざまな視点から分析し、お客さまの声を関連部門に
フィードバックして、お客さまのニーズを的確に把握する
ことにより、さらに質の高いサービスの提供を目指してい
ます。
*メットライフ生命はお客さまの声を経営に活かすことを目的に「VoCプログラム」を導入しています。
VoCとは、Voice of the Customerの略で、
「お客さまの声」を意味しています。
44
メットライフ生命の現状 2016
お客さまサービスへの取り組み
お客さまの声を真摯に受け止めています
メットライフ生命では、お客さまから日々いただいている貴重なご意見やご要望を、さまざまな
業務やサービスの改善に活かすため、全社を挙げた取り組みを行っています。
社員一人ひとりが、お客さまからのお申し出をしっかりと
お客様相談室、コールセンター、営業店などにいただいた
お伺いし、事実を確認した上で誠意を持ってお答えすること
苦情・相談を一元管理できる報告システム「お客様対応報告
を徹 底しています。また 、当 社 に 対するご意 見 やご要 望 を
システム」を導入しております。
いただいた場合、もれなくシステムを通じて蓄積する体制
お 客 さま 満 足 度の 向 上に 向 け た 取 り 組 み
当社では、「お客さまからの声」を幅広く収集するために、
を整えています。
2015年度にお客さまからお寄せいただいた苦情・相談件数
当社は、お客さまからのご意見・ご不満をより幅広くとらえ、積極的に
経 営 改 善 に 活 かしていくた め に 、苦情の定義を「お客さまからお寄
せいただいた不満足の表明」としています。お客さまから寄せられた
苦情の早期解決に努めています。
相談件数
5,282 件
苦情件数
66,964 件
また、当社では社内のみならず当社代理店からの苦情報告の徹底にも
努め、お客さま満足度の向上を追求しています。
内 容
件数
占率
新契約時のご案内関連
12,522
18.7%
保険料のお支払い関連
8,878
13.3%
ご契約後の各種
お手続き関連
17,415
26.0%
保険金・給付金等の
お受け取り関連
14,043
21.0%
その他
14,106
21.0%
主な改善への取り組み 詳細はP.46
▲
苦情の内訳と代表的なお申し出
代表的なお申し出
•申し込みの時に初回保険料として現金を用意したり、銀行へ振込みに行くのが面倒。
•保険証券の到着が遅い。
• 銀行届印相違のため書類の取り直しになり手間がかかり、口座振替に間に
合わなかった。もっと迅速に対応してほしい。
• 契約者貸付を利用しているが、仕組みや返済方法がわかりにくい。
•「ご契約内容のお知らせ」の表記がわかりづらい。
• 年金保険の据置期間満了が近づき、手続き書類が送られてきた。
「お手続きガイド」も
同封されていたが、
よくわからない。
もっとわかりやすくしてほしい。
•「生命保険料控除証明書」の到着が遅い。
• 担当者に対するご要望など。
ADR(裁判外紛争解決手続)について
ADR(裁判外紛争解決手続)とは、身の回りで起こるトラ
詳細につきましては、下記の生命保険協会のホームページ
ブルを、裁判ではなく、中立・公正な第三者に関わっても
をご覧ください。
らいながら柔軟な解決を図る手続きです。
http://www.seiho.or.jp/contact/index.html
当社は、生命保険業務に関する指定紛争解決機関であ
る生命保険協会との間で基本契約を締結しています。紛
争解決制度のご利用にあたっては所定の手続きが必要
となります。
〔指定紛争解決機関のご連絡先〕
一般社団法人生命保険協会 生命保険相談所
〒100-0005 東京都千代田区丸の内3-4-1 新国際ビル3F
電話番号:03-3286-2648
受付時間:9:00∼17:00
(土・日曜、
祝日、
年末年始を除く)
メットライフ生命の現状 2016
45
お客さま満足度の向上に向けた取り組み
2015年度の改善事例
メットライフ生 命 の 改 善 へ の 取り組み
お客さまのご 要 望・ご 指 摘
お 客 さま 満 足 度の 向 上に 向 け た 取 り 組 み
“申込みの時に初回保険料とし
て現金を用意するのは煩わしい
し、銀行へ振込みに行くのも面
倒です。”
“保険証券が届くのを待っている
のですがまだ届きません。
どうなっていますか?”
“年金保険の据置期間満了が近
づき、手続き書類が送られてきま
した。
「お手続きガイド」も同封されて
いましたが、よくわかりません。
もっとわかりやすくしてほしい
です。”
■ 2015年12月から改善
最寄りのコンビニエンスストアで初回保険料の振込みができる
ようになりました。
この支払い方法導入により、お客さまが保険料をお支払いいた
だける日にちや時間帯の幅が広がり利便性が向上しました。
■ 2015年9月から改善
お客さまからお寄せいただいた同様のお申し出を分析したところ、その
大部分が実際には届いているにもかかわらず、証券が到着したことに
気づいていただくことができずに「届いていない」
とのお申し出となって
いることがわかりましたので、次のような改善を実施いたしました。
❶ 送 付 の 際 に 使 用していた 白 い 封 筒 を、当 社 の
コーポレートカラーであるブルーの封筒へ変更
し、
メットライフ生 命 か ら 証 券 が 届いたとすぐ
に気づ いていただけるようにデザインを変更
しました。
❷ 到着した保険証券を、速やかに大切に保管して
いただけるよう、デザインや案内を工夫いたしま
した。
■ 2015年4月から改善
❶ 文 字 を大きく、全 体 の 文 字 量 も 減 らして 読 み
やすくいたしました。
❷ 表 紙 を見 た だけ で、お 手 続きの 概 要 が わ か る
ように 、完 了まで の 流 れ を表 紙 に 記 載 いたし
ました。
お客さまから寄せられた感謝のお言葉
「メットライフに加入してよかった。」
とお客さまにご満足いただけることが、私たちの何よりの喜びです。お客さまから常に信頼
されるパートナーとして、いつもそばにいて安心をお届けできるよう、
これからも努めてまいります。
お 客 さま か ら の 感 謝 の お 言 葉
内 容
入院が長引きなかなか退院できず落ち込みましたが、
取扱者の方にいくら励ましてもらったかわかりません。ありがとう。
体調を崩し大変でしたが、給付金手続きの時にすぐに担当の方が来てくれて本当に助かったので、今日はお礼を
言いたくて電話しました。
迅速・丁寧な
対応
私は目が悪いので書類記入が困難です。手続きをお願いできる親戚もいないのに、以前○○支社の担当者にとても
よくしてもらったので感謝の気持ちを伝えたい。
取扱者の方の提案は自分のライフスタイルに合っていて、自分の立場に立って提案してくれているので家計も助かっ
ている。職場の人や親戚にも勧めたい。
私の担当者はいつも電話1本ですぐに対応してくれて、
安心して任せられます。
給付金が出なかったら1ヵ月以上も病院のベッドで安心して寝ていられませんでした。
経済的な
安心
取扱者の方に給付金の請求書を送っていただき、
今回支払いとなりました。
ありがとうございます。
メットライフの保険に加入していることによって安心感を持って余生を過ごすことができ、
感謝しています
す。
保険料が安い保険は他にもあるが、
高齢になると保障が少なくなるなどよくないこと
もある。
一生涯保険料も保障内容も変わらない内容なので、
この保険に決めました。
保険商品
持病があっても加入できて大変助かりました。
保険料が安く、
セカンドオピニオンサービス等サービスが充実している。
46
メットライフ生命の現状 2016
お客さまサービスへの取り組み
「お客さまの声」、「社員の声」を改善に活かしていくために
の声」制度を導入しており、「お客さまの声」と同様に詳細の
の 声 」 は 、カスタマー セントリシ ティ部 およ び 関 連 部 門 に
検討・分析を行って改善に取り組んでいます。
おいて詳細に検討・分析し、その結果を活用して、さまざまな
改善の取り組みについては、改善のきっかけとなる「お 客
改善に取り組んでいます。
さまの声」「社員の声」の内容、改善策の内容と進捗状況を
当社では、
「 お客さまの声」の他に、日々お客さまと接して
「カスタマーセントリシティ委員会」に報告を行うとともに、
いるコンサルタント社員、サービスセンター、業務部門など
特に重要な改善取り組みについては四半期ごとに執行役会
が、会社に対してお客さまの視点で改善提案ができる「社員
にも報告を行っています。
お 客 さま 満 足 度の 向 上に 向 け た 取 り 組 み
「お客様対応報告システム」を通じて集約された「お客さま
メットライフ生命のお客さまサービス
メットライフ生命では、お客さまによりご満足いただくために、充実したご契約者向けサービス「MetLife Club」をご提供
しております。
個人のお客さま
法人のお客さま
当社の多くの商品には、無料健康相談「健康生活ダイアル
法人のお客さまへのサービスとして株式会社日本M&Aセン
24」、総合相談医の意見を聞くことができる「セカンドオピニ
ター、株式会社船井財産コンサルタンツなどの各コンサル
オンサービス」、
「 ガン総合サポートサービス」
「 ガンこころ
ティング会社との提携を通じ、金融、税務、不動産、労務など
のサポート」
「メンタルヘルスサポートサービス」
「 糖尿病総
さまざまな分野の専門家がトータルにお客さまのご要望の
合サポートサービス」、
「 入院サポートサービス」
「くらしの
実現に向けてサポートします。
相談ダイアル(法律・税務相談)」など、さまざまな充実した
サービスが付加されています。
また、2015年6月には、医療保険、
ガン保険にご加入の女性
のお 客さまに おすすめ のメ ニューとして「 M e t L i f e C l u b
BeGinビジン」のご提供を開始、2015年9月には「優待・
割 引・特 典 サ ービス 」を加 え、サ ービス 全 体 を「 M e t L i f e
Club」*としてリニューアルいたしました。
さらに 、業 界 初 の サ ービスとして 2 0 1 5 年 9 月 に「 ベスト
ホスピタルネットワーク/受診手配・紹介サービス」を追加
し( 2 0 1 6 年 4 月より本 格 運 用 )、
「 専 門 医 を直 接 紹 介して
ほしい」
「専門的な治療が行える医療機関を紹介してほしい」
というお客さまのニーズにもお応えできるサービスとなって
おります。
「MetLife Club」、
「 MetLife Club BeGinビジン」、
「 ベスト
ホスピタルネットワーク/受診手配・紹介サービス」の詳細
は、14ページをご覧ください。
*
「MetLife Club」のご利用にあたっての詳細および注意事項につき
ましては、当社ホームページもしくは「ご契約のお知らせ」に同封の
リーフレットをご覧ください。
また、団体保険の多くの商品には、従業員の心と身体の健康
サポートの一助となるよう、さまざまな商品付帯サービス
(「健康コール24」
「 セカンドオピニオンサービス・専門医
紹介サービス」
「メンタルヘルスサポートサービス」
「ガン総合
サポートサービス」
「 糖尿病総合サポートサービス」)が付帯
されています。さらに提携した会社・団体から提供される
以下サービスを当社紹介価格でご利用いただける各種紹介
サービスもご用意しております。
■ストレスチェック紹介サービス
株式会社ベネフィットワン・ヘルスケア
■ベネフィット・ステーション紹介サービス
株式会社ベネフィット・ワン
■メンタルヘルスセミナー講師紹介サービス
一般社団法人日本産業カウンセラー協会
■法律相談サービス/コンプライアンス通報・相談窓口サービス
小笠原六川国際総合法律事務所
■ワーク・ライフ・バランスセミナー講師紹介サービス
株式会社ワーク・ライフバランス
■産業医紹介サービス
株式会社ドクタートラスト
各種サービスともに当社団体保険商品にご加入の企業・
団体さまに、
メンタルヘルス対策・リスクマネジメントの一環
としてご活用いただいています。
メットライフ生命の現状 2016
47
お客さまへの情報提供
お 客 さまへの情 報 提 供
Q
メットライフ生命ではどんな情報提供をしているの?
A
メットライフ生命の経営内容をより多くのお客さまに知っていただいたり、ご契約内容を
正しくご理解いただくために、
さまざまなコンテンツを通じて、情報の提供を行っています。
ディスクロージャー
(情報開示)
について
会社全体の情報を知りたいときに
メットライフ生命はディスクロージャー資料として、会社案内
メットライフ生命では、
より多くのお客さまに当社の経営内容
を兼ねた本誌「メットライフ生命の現状―ディスクロージャー
や財務状況を正しくご理解いただくために、ディスクロー
誌」を毎年発行し、当該年度の決算・財務内容などについて
ジャーの充実を重要な経営課題のひとつであると考え、積極
わかりやすい開示を心がけています。本誌または本誌に掲載
的な情報提供に努めています。
しているデータは全国の営業店ならびに主要な代理店に
また、
保険業法第111条
(業務及び財産の状況に関する説明書
おいて、ご請求があればいつでもご覧いただける体制を整
類の縦覧等)により、生命保険会社は公衆に対して経営情報を
えています。
このほかコーポレートガイド、
メットライフ生命
開示する旨が定められています。
の公式サイト(P.36参照)を通じ、広くお客さまに情報提供
を行っています。
ご契約締結前に必ずご確認いただきたい情報の提供
契約概要
注意喚起情報
ご契約の内容に関する重要な事項のうち、保険商品の内容
ご契約の内容に関する重要な事項のうち、特にご注意いた
をご理解いただくため、特にご確認いただきたい情報を記
だきたい情報を記載した書面です。ご契約にかかわる制度・
載した書面です。保険商品の概要(商品の特徴、保障内容、
お取り扱い(クーリング・オフ、告知義務、保険金をお支払い
付加できる主な特約など)について、保険契約の代表事例を
できない場合など)、保険商品の内容のうち特にご注意いた
用いてわかりやすく説明しています。
だきたい事項(外貨建商品における為替リスクなど)、個人
情報のお取り扱いなどの説明をしています。
48
メットライフ生命の現状 2016
お客さまサービスへの取り組み
デメリット情報等の重要事項について
「告知義務違反」
「免責事由」
「解約」など、お客さまにとって不利益となる重要事項(デメリット情報)については、
「契約概要」
「注意喚起情報」
「ご契約のしおり・約款」に明示しているほか、お客さまへの商品説明の際に該当事項を読むことが重要で
ある旨をお伝えするよう、周知徹底を図っています。
お 客 さまへの情 報 提 供
クーリング・オフについて
ご契約の申込日またはクーリング・オフ
(お申し込みの撤回など)制度を記載した書面(ご契約のしおり)を受領された日の
いずれか遅い日から、その日を含めて8日以内であれば、書面によりお申し込みの撤回などをすることができます*。
この場
合にはお払い込みいただいた金額は申込者などにお返しします。ただし、次の場合などにはお申し込みの撤回などの取り扱
いができないことがあります。
ご契約のお申し込みのために医師の診査を受けられた場合
債務履行の担保のための保険契約である場合
契約者が法人である保険契約の場合
※商品により異なります。
*お申し込み方法などで、クーリング・オフの起算日が異なる場合があります。
生命保険に関する制度の詳細はP.136をご参照ください。
生命保険に関する情報の提供
ご契約の
しおり・約款
ご契約についての重要事項、お申し込み
から保険金のお支払いまでの諸手続きなど
を記載したものです。
保険種類の
ご案内
メットライフ生命が販売する生命保険商
品について、仕組みや特徴などを説明し
たものです。
生命保険商品
パンフレット
各商品ごとに、仕組みや特徴をわかりや
すく説明したものです。
保険の目的や家族構成などの情報から、
必要保障額
シミュレーション お客さまが本当に必要な保障額を算出す
るものです。
生命保険と
税金の知識
生命保険に課される各種の税金につい
て解説したものです。
(公益財団法人生命保険文化センター作
成の資料です)
法人扱いで生命保険をご契約の際に、参
法人契約における
考となる税務・経理処理について解説し
税務と経理処理
たものです。
お客さまの将来の公的年金の推定受取額
公的年金
シミュレーション を、
コンピュータにより算出するものです。
特別勘定の
しおり
積立金を運用する特別勘定の運用対象、
運用方針および投資リスク等について説
明したものです。
ご契約締結後の情報の提供
ご契約の
現況について
●現在のご契約内容のお知らせ
ご加入のご契約について保障内容をお知らせするものです。
●保険料口座振替のご案内
保険料の
お支払いに
ついて
■「現在のご契約内容のお知らせ」の送付
年に一度、
お送りしています。
●ご契約復活のおすすめ
●保険料のお立替のお知らせ/保険料
お立替金のお利息元金繰入のお知らせ
●自動延長定期保険適用のお知らせ
契約者貸付
について
● 契約者貸付金のお利息元金繰入れの
ご案内
●ご契約更新のご案内
●保険期間満了のご案内
その他
●保険料払込期間終了のご案内
●満期保険金請求手続きのご案内
●生命保険料控除証明書 他
メットライフ生命の現状 2016
49
個人情報のお取り扱いについて
メットライフ生命では、お客さまからお預かりしている個人情報の重要性を深く認識し、
社内管理を厳格化するとともに、お客さまにご安心いただける態勢を整備しています。
個 人 情 報のお 取り 扱いについて
お客さまにご安心いただくための個人情報の管理
メットライフ生命では、大切なお客さまの個人情報保護のために、情報セキュリティ強化に全社的に取り組んでいます。
個人情報保護のための主な取り組み
メットライフ生命では、お客さま情報の管理態勢強化として代理店を含む業務委託先における安全管理徹底のために、以下の
ような取り組みを実施しています。
個人情報の管理態勢強化
個人情報管理を含む情報セキュリティに関する事項を専門
情報セキュリティ態勢の網羅的な検証、改善策の策定、全社
的に所管する情報セキュリティ委員会、個人データ管理責
的な推進等を図っています。
任者、情報コンプライアンス部による個人情報管理を含む
業務委託先および代理店におけるお客さま情報管理
メットライフ生命では、お客さまの情報をお守りするため、
また、お客さま情報の適切な安全管理を実現するために、当社
業務委託先や代理店においても厳格にお客さま情報管理に
の 立 入 検 査 担 当 者 や 代 理 店 等 に 対して 安 全 管 理 措 置 に
取り組んでいます。当社の業務委託先、代理店に対する情報
関する理解を深めるための教育・研修も併せて実施してい
セ キュリティの 観 点 か ら の 立 入 検 査 を実施しており、代理
ます。
店を含む業務委託先で、お客さま情報について適切な安全
管理措置が講じられているかを継続して確認しています。
社員等の意識向上
個 人 情 報 保 護 を含む 情 報 セ キュリティ管 理 態 勢 の 周 知 の
に対して研修を実施し、個人情報保護に関する意識の向上
ために、役員を含む全社員、派遣社員や業務委託先社員等
に継続的に努めています。
国際的なセキュリティ基準に準拠
当社は、2010年12月に日本の保険会社として初めて、クレ
険会社としての責務であるとの考えから、以降毎年当該認定
ジットカード業界における国際的なセキュリティ基準である
の更新を行っています。
メットライフ生命では、引き続き業界
P C I D S S( P a y m e n t C a r d I n d u s t r y D a t a S e c u r i t y
最高水準の情報保護態勢を目指すための取り組みとして、
*
Standard) に準拠していることの認定を受けています。
PCI DSS基準への準拠証明を今後も取得すべく、さらなる
お客さまへの利便性と安全性を両側面から高めることは保
セキュリティの向上を継続的に実施しています。
*
PCI DSSとは
PCI DSSとは、加盟店やサービスプロバイダにおいて、
50
5社(American Express、Discover、JCB、MasterCard、
クレジットカード会員データを安全に取り扱うことを目的
V I S A )が 共 同で設 立した P C I S S C( P a y m e n t C a r d
として策定された、クレジットカード業界のセキュリティ
I n d u s t r y S e c u r i t y S t a n d a r d s C o u n c i l )によって
基準です。Payment Card Industry Data Security
運 用 、管 理 されています。 P C I S S C ホ ーム ペ ージ:
Standard の頭文字をとったもので、国際カードブランド
https://ja.pcisecuritystandards.org/
メットライフ生命の現状 2016
お客さまサービスへの取り組み
プライバシーポリシー
考え方および方針を、次のとおりプライバシーポリシーと
対する取り組み方針を、あらかじめわかりやすく説明する
して策定し、
「 ご契約のしおり・約款」、ホームページおよび
ことが重要であると考え、当社の個人顧客情報保護に関する
店頭ポスター等で広く公表しています。
個 人 情 報のお 取り 扱いについて
メットライフ生命は、お客さまの個人情報の管理や保護に
メットライフ生命保険株式会社(以下「当社」という)は、皆さまにご信頼いただき、選んでいただける保険会社となる
ため、皆さまの大事な個人情報の保護を重要な社会的責務であると認識しております。
当社は、
「 個人情報の保護に関する法律」その他の規範を遵守するための諸規程を作成して、役職員に遵守させてい
ます。具体的には、以下の基本方針にもとづき、皆さまの個人情報の保護に取り組んでまいります。
1.個人情報の利用目的
当社は、個人情報を次の目的のために利用します。
これら
の目的のほかに利用することはありません。
(1)各種保険契約のお引受け、
ご継続・維持管理、保険金・
給付金などのお支払い
(2)関連会社・提携会社を含む各種商品やサービスの
ご案内・提供、
ご契約の維持管理
(3)当社業務に関する情報提供・運営管理、商品・サービ
スの充実
(4)その他保険に関連・付随する業務
6.個人情報の管理方法
当社は、
ご本人さまの個人情報を正確、最新なものにする
よう常に適切な処置を講じています。また、法令などに
より要請される、組織的、技術的、人的な各安全管理措置
を実施し、ご本人さまの個人情報への不当なアクセス、
個人情報の紛失・破壊・改ざん・漏えいなどを防止する
ため、万全を尽くしています。なお、当社の委託を受けて
個人情報を取り扱う会社にも、同様に厳重な管理を行わ
せています。万 一 、個 人 情 報 に 関する 事 故 が 発 生した
場合には、迅速かつ適切に対応いたします。
2.収集する個人情報の種類
当社は、ご本人さまの住所、氏名、生年月日、性別、職業、
電話番号、健康状態など、保険契約の締結、維持管理、
商品のご案内ならびに諸サービスの提供に必要な個人
情報を収集しています。
7.個人情報の開示、訂正等、利用停止等
当社は、ご本人さまの個人情報の開示、訂正等(訂正、
追 加 、削除)、利用停止等(利用停止、消去)のご請求が
あった場合は、ご本人さまであることを確認させていた
だいたうえで、当社業務に支障のない範囲内で対応いた
します。なお、
ご要望にお応えできない場合は、
ご本人さま
に理由を説明いたします。
これらの具体的な請求手続きについては、当社のホーム
ページをご参照いただくか、下記のお問合せ先までご連
絡ください。
3.個人情報の収集方法
当社は、適法かつ適正な手段によって、
ご本人さまの個人
情報を収集いたします。具体的には、当社商品の資料を
ご請求いただく際の当社ホームページへの入力、申込書・
告知書等ご契約の締結に必要な書類、保険金・給付金等
の請求書及びご契約の維持管理の手続きに必要な書類
等により収集する方法等があります。
4.個人情報の取扱いの委託
当社は、利用目的の達成に必要な範囲内において、個人
情報の取扱いに係る業務の全部または一部を委託する
場合があります。具体的には、各種保険契約のお引受けや
保険金・給付金等のお支払いに関する確認業務、各種書
類の印刷・発送業務等があります。
5.個人情報の提供
当社は、次の場合を除いて、
ご本人さまの個人情報を外部
に提供することはありません。
(1)あらかじめ、
ご本人さまが同意されている場合
(2)利 用 目 的 の 達 成 に 必 要 な 範 囲 内 に おいて、業 務 を
外部(当社代理店を含む)へ委託する場合
(3)ご本人さままたは公共の利益のため必要であると
考えられる場合
(4)再保険の手続きをする場合
(5)
ご本人さまの保険契約内容を保険業界において設置
運営する制度に登録するなど、保険制度の健全な運営
に必要であると考えられる場合
(6)その他法令に根拠がある場合
8.個人情報取扱いに関する継続的改善
当社は、個人情報の取扱いに関して定期的に見直し、一
層の個人情報保護のために継続的改善に取り組んでまい
ります。なお、当社の個人情報の取扱いについてのご意見
は、下記のお問合せ先へご連絡ください。適切に対処いた
します。
また、このプライバシーポリシーの内容に変更が生じた
場合、すみやかにご通知するか当社のホームページなど
に掲載し、公表いたします。
9.個人情報に関するお問合せ先・ホームページのURL
メットライフ生命保険株式会社
オペレーション本部 プライバシーポリシー問合せデスク
〒130-8561 東京都墨田区錦糸1−2−4 アルカウエスト
0120−311−391
受付時間 平日 9:00∼17:00
(土日祝日、年末年始の休業日を除く)
ホームページ : www.metlife.co.jp
メットライフ生命の現状 2016
51
個人情報のお取り扱いについて
■ 個人情報の利用について
外部への提供
個 人 情 報のお 取り 扱いについて
当社は、次の場合を除いて、
ご本人さまの個人情報を外部に
提供することはありません。
(1)あらかじめ、
ご本人さまが同意されている場合
(2)利用目的の達成に必要な範囲内において、業務を外部
(当社代理店を含みます)へ委託する場合
(3)
ご本人さままたは公共の利益のために必要であると考
えられる場合
(4)再保険の手続きをする場合
(5)ご本人さまの保険契約内容を保険業界において設置
運営する制度に登録するなど、保険制度の健全な運営
に必要であると考えられる場合
(6)その他法令に根拠がある場合
ご同意いただきたいこと
1.機微(センシティブ)情報の取得・利用
生命保険業務の適切な運営を確保するために必要な範囲
において、最小限の機微情報を取得・利用します。これらの
機微情報については、業務上必要な範囲で、契約者、被保険
者、受取人・指定代理請求人などおよび生命保険募集人(当
社代理店を含みます)に提供することがあります。
機微情報の利用の限定について
保健医療などに関する情報(機微〈センシティブ〉情報)につ
いては、保険業法施行規則第53条の10および同法施行規
則第234条第1項第17号に基づき、業務の適切な運営の確
保その他必要と認められる目的以外の目的のために利用
しないことを確保する措置を講じており、
これらの情報につ
いては、限定されている目的以外では利用いたしません。
2.再保険会社への情報提供
生命保険事業において安定的な業務を行うにあたって、引
受リスクの適切な分散のために、当社は再保険会社に保険
契約の引き受けを依頼することがあります(再保険会社は
当社から引き受けた再保険契約を、さらに別の再保険会社
に引き受け依頼することがあります)。再保険会社は、当該
保険契約のお引き受け、ご継続・維持管理、保険金・給付金
などのお支払いを目的として、再保険の対象となる保険契
約の特定に必要な保険契約者の情報のほか被保険者の氏
名、生年月日、性別、保健医療などの個人情報を利用します。
また、保険金・給付金のご請求があった場合は、上記の個人
情報のほか受取人などの氏名、住所、戸籍書類など、業務に
必要な個人情報を再保険会社に提供することがあります。
■ 開示・訂正等・利用停止等
1.開示に関して
当社では、
個人情報の保護に関する法律に基づき、
ご本人さま
またはその代理人さまからのご依頼により、保有個人データ
の開示請求等の手続きに対応いたします。
ご請求には、ご本人さまの確認のための書類が必要です。
また、当社所定の手数料をいただきます。
2.訂正等に関して
保有個人データの内容が事実ではないという理由によって
当該保有個人データの内容の訂正等(追加、削除を含みま
す)をご請求される場合には、
「 保有個人データ訂正・利用
停止請求書」と内容が事実でないことを客観的かつ合理的
にご説明いただくための資料を提出していただきます。
当社では、利用目的の達成に必要な範囲において、事実の
確認等の必要な調査を行い、その結果に基づき、当該保有
個人データの内容の訂正等を行います。ただし、調査を行っ
た結果、事実か否かが不明確である場合、訂正等のご請求
の理由が存在しない場合、訂正等のご請求にかかるデータ
が存在しない場合、もしくは内容に誤りはあるが利用目的
の達成に必要な範囲内といえない場合のいずれかに該当す
る場合には、訂正等を行いません。
ご請求に対し、訂正等を行った場合はその内容を、訂正等を
行わないこととした場合はその旨をご本人さまに通知します。
3.利用停止等に関して
以下の理由で保有個人データの利用の停止等(消去を含み
ます)をご請求される場合には、
「保有個人データ訂正・利用
停止請求書」とその理由の根拠となる事実等を客観的かつ
合理的にご説明いただくための資料を提出していただき
ます。
(1)本人の同意を得ないで、利用目的の達成に必要な範囲
を超えて取り扱われているという理由
(2)偽りその他不正な手段により取得されたものであると
いう理由
52
メットライフ生命の現状 2016
(3)本人の同意を得ないで、個人データの第三者提供が行
われていたという理由
当社では必要な調査を行い、その結果に基づき、違反を是正
するために必要な限度で保有個人データの利用停止等を行
います。ただし、調査を行った結果、当社の手続違反を是正
するための必要な限度を超えている場合、当社の手続違反
である旨の指摘が正しくない場合、もしくは、当社が本人の
権利利益保護のために必要な代替措置をとる場合のいず
れかに該当する場合には、利用の停止等を行いません。
ご請
求に対し、保有個人データの全部または一部について利用
停止等を行ったとき、もしくは利用停止等を行わない旨の
決定をしたときは、その旨をご本人さまに通知します。
生命保険にご加入のお客さま
カスタマーサービスセンター
0120-881-796
受付時間:月曜∼金曜 午前9時∼午後8時
土曜 午前9時∼午後6時
日曜・祝日・年末年始休み
年金保険にご加入のお客さま
ファイナンシャルサービスセンター
0120-313-370
受付時間:月曜∼金曜 午前9時∼午後6時
土曜・日曜・祝日・年末年始休み
金融機関窓口でご加入のお客さま
ファイナンシャルサービスセンター
0120-056-076
受付時間:月曜∼金曜 午前9時∼午後6時
土曜・日曜・祝日・年末年始休み
商品と
販売ネットワーク
商品開発・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 54
主な商品一覧・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 55
販売体制・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 61
教育システムと営業支援システム ・・・・・・・・・・・・・・・・・ 66
商品開発
お客さまのニーズに応える商品開発
徹底した調査により、お客さまの将来にわたるニーズを把握し、常に創造的かつ革新的な商品
開発に挑み続けています。今後も、お客さまの立場に立った最適な商品により、安心をお届け
商品開発
してまいります。
2015年度以降発売の新商品・特約
2015 年 9 月
終身ガン治療保険「Guard X(ガードエックス)」
商品力強化
2 0 1 3 年 8 月 の 発 売 以 降 、多 くの お 客 さ ま か ら ご 支 持 い た だ い て い る 終 身 ガ ン 治 療 保 険
「Guard X」について、新特約などの販売を開始しました。
“ガンを経験された方々とそのご家族の声から生まれたガン保険”というGuard Xの商品コン
セプトをさらに追求すべく、
『 終身ガン通院サポート給付特約』などの新たな特約や保障を用意
し、
「 より多くのお客さまにお役立ていただける商品」
・
「選んでよかったとお客さまに思ってい
ただける商品」となるよう、商品力の強化を行いました。
2015 年 5 月
積立利率変動型一時払終身保険(米ドル保険料建 15)
積立利率変動型一時払終身保険(豪ドル保険料建 15)
(商品名:
「サニーガーデンEX」)
2011年に発売の「サニーガーデン(一時払終身保険(米ドル/豪ドル建 積立金定期支払型))」
の後継商品として、幅広い顧客ニーズに対応できるよう新たな機能を拡充しました。
契約の1年後から毎年かつ一生涯、定期支払金を受け取ることができる従来の「定期支払コース」
に加え、定期支払金を受け取りながら円建での目標値を設定する「目標設定付定期支払コース」、
定期支払金は受け取らずに積立金を増加させる「積立金増加コース」を選択することができます。
2015 年 4 月
収入保障保険(月払給付・無解約返戻金型)
収入保障保険「MYDEAREST(マイディアレスト)」は、被保険者に万一のことがあった場合に、
ご契約時に定めた保険期間の満了まで毎月決まった金額の給付金をお支払いする保険です。
非喫煙保険料率を導入し、悪性新生物・心疾患・脳血管疾患といった三大疾病や災害保障などの
生前給付保障を充実させることにより、家計にやさしい保険料で収入が途絶えるリスクへの備え
として幅広い保障を確保したいというお客さまのニーズにお応えしました。
54
メットライフ生命の現状 2016
商品と販売ネットワーク
主な商品一覧
多彩な安心をお届けする商品ラインナップ
メットライフ生命は幅広い年齢層のお客さまに向けた、バラエティー豊かな商品を取り揃えて
います。
主 な 商 品一覧
それぞれの世代が必要とする最適なプランをご用意し、豊かな暮らしをサポートしています。
あらゆる世代を網羅するメットライフ生命の商品群 (【 】内は主なお客さま層です)
【ジュニア】
【シングル】
【ファミリー】
【シニア】
【法人】
ライフ商 品
終身保険(低解約返戻金型)
「つづけトク終身」
逓増定期保険(初期低解約返戻金型)
IS終身保険(市場金利連動型)
長期平準定期保険
(H19)
USドル建IS終身保険
総合福祉団体定期保険
USドル建IS一時払終身保険/豪ドル建IS一時払終身保険「ビーウィズユー」
ノンパーグループ保険
積立利率変動型一時払終身保険(米ドル/豪ドル保険料建 15)
「サニーガーデンEX」
団体定期保険
無配当団体定期保険
養老保険
団体信用生命保険
USドル建IS養老保険
平準定期保険、平準定期保険(リスク細分型保険料率)
収入保障保険(月払給付・無解約返戻金型)
終身保険(引受基準緩和型)
「ずっとスマイル」
【ジュニア】
【シングル】
【ファミリー】
【シニア】
【法人】
医療保障保険(団体型)
医療商品
グループメディカル Basic+
新終身医療保険「Flexi
(フレキシィ)」
生存還付給付金付終身医療保険
終身ガン治療保険「Guard X
(ガードエックス)
」
日常生活動作障害保障保険「ロングタームケア」
終身医療保険(引受基準緩和型)
「Flexi Gold
(フレキシィ ゴールド)
」
年金商品
【ジュニア】
【シングル】
【ファミリー】
【シニア】
【法人】
個人年金保険(米ドル建 09)
「三大陸」
変額個人年金保険(2011)
「ゆうゆうつみたて年金」
(2016年6月現在)
メットライフ生命の現状 2016
55
主な商品一覧
保険種類
商品名
つづけトク終身
終身保険
(低解約返戻金型)
主 な 商 品一覧
終身保険
保障切れがなく、
生涯の保障を提供。
お手ごろな保険料で生涯の安心を備えたい方へ
保険料払込期間中の解約返戻金を抑制することで、生涯の死亡・
高度障害保障と資産形成を手ごろな保険料で実現した保険です。
IS終身保険(市場金利連動型)
生涯の保障に加え、将来の市場金利の反映を希望される方へ
積立利率変動型終身保険(市場金利連動型)
金利環境が好転したときには、積立利率の上昇が期待できます。
ずっとスマイル
健康上の理由で生命保険へのご加入をあきらめていた方へ
終身保険
(引受基準緩和型)
簡単な告知により、満30歳から満80歳までの方に、生涯保障の
生命保険にお申し込みいただけます。
USドル建IS終身保険 ◎
積立利率変動型終身保険
(米国通貨建2002)
高齢化時代に
ふさわしい、頼りに
なる保険です。
特 長
USドルによる生涯の保障に加え、
長期的に資産形成できる
保険を希望される方へ
保険料の払い込みから保険金のお受け取りまでを、世界の基軸
通貨であるUSドルで行う商品です。資産の運用実績に基づい
て、保険金および解約返戻金の増加が期待でき、ご契約時に定
めた保険金額は最低保証されます。
USドル建IS一時払終身保険 ◎
金利環境の変化によっては保険金が増加する保険を希望
される方へ
積立利率変動型一時払終身保険(米ドル建)
利率変動型一時払終身保険
(豪ドル建)
ご契約時に適用される積立利率(豪ドルの場合は基準利率)は
利率保証期間ごとに更改されます。更改時に最低保証積立利率
を上回れば、増加保険金が発生します。
サニーガーデンEX ◎
ご自身で受け取りながら、ご家族へも残したいとお考えの方へ
豪ドル建IS一時払終身保険 ◎
積立利率変動型一時払終身保険
(米ドル保険料建 15)
積立利率変動型一時払終身保険
(豪ドル保険料建 15)
収入保障保険
(月払給付・無解約返戻金型)
平準定期保険
運用成果を定期支払金として毎年受け取るコース、定期支払金
を受け取りながら円建での目標値を設定するコース、遺すため
の資産を運用通貨建で増加させるコースから選択できる外貨
建の一時払終身保険です。
遺族の生活保障などのために毎月の給付金を希望される方へ
死亡時の遺されたご家族への保障のほか、三大疾病時や災害時
の保障も準備できます。非喫煙保険料率もご用意しています。
一定期間の定額保障を希望される方へ
お手ごろな保険料で、一定期間の定額保障をお約束します。
定期保険
一定期間内の保障を
平準定期保険
(リスク細分型保険料率)
喫煙習慣、健康状態など当社所定の基準を反映させた3種類の
リスク細分型保険料率を設定している保険です。
お約束。
お手ごろな保険料で
大きな安心を
お届けします。
長期平準定期保険
(H19)
逓増定期保険
(初期低解約返戻金型)
養老保険
養老保険
将来まとまった
資金準備が
必要な方に。
56
メットライフ生命の現状 2016
100歳までの定額保障を希望される方へ
高齢化時代に備えて、100歳まで保障が続く保険です。
非喫煙保険料率もご用意しています。
大きな保障を望まれる経営者の方へ
死亡もしくは高度障害状態の際の事業保障資金として事業の
安定にお役立ていただけます。保険料は変わらず、一定期間経
過後、保障額は年50%で所定の限度まで逓増します。
死亡もしくは所定の高度障害状態のときの保障と資産
形成を同時に希望される方へ
生活設計に合った資金準備と保障を同時に満たす保険です。
教育資金や老後の
生活資金など、
健康状態などが優良な方には、
より低廉な保険料率が適用
される定期保険です
積立利率変動型養老保険 ◎
(貯蓄重視型米国通貨建)
死亡もしくは所定の高度障害状態のときの保障とUSドル
建の資産の保有を同時に希望される方へ
保険料の払い込みから保険金のお受け取りまでを、世界の基軸
通貨であるUSドルで行う養老保険です。
商品と販売ネットワーク
保険種類
商品名
特 長
疾 病・医 療 保 険
生涯にわたって病気やケガの際の保障を希望される方へ
Flexi
(フレキシィ)
生涯にわたる安心の
医療保障で、
生きるために
がんばる人を
応援します。
生存還付給付金付
終身医療保険
生涯にわたる病気やケガの保障を、
掛け捨てではない医療
保険で希望される方へ
主 な 商 品一覧
医療・ガン・
介護保険
新終身医療保険
保険料払込期間中の解約返戻金をなくすことにより、お手ごろな
保険料で生涯にわたる病気・ケガによる入院などを保障します。
先進医療や特定疾病への一時金、保険料払込免除など充実した
保障を提供します。
生涯にわたる病気やケガによる入院・手術等を保障し、生存還
付給付金、健康祝金、入院等の各給付金のお受け取りにより、
払込保険料相当額が戻る保険です。
健康上の理由で医療保険へのご加入をあきらめていた方へ
Flexi Gold
(フレキシィ ゴールド)
簡単な告知により、満30歳から満85歳までの方にお申し込み
いただけます。通院、先進医療、
ガンに関する特約などを付加する
ことで、保障をより充実させることができます。
終身医療保険(引受基準緩和型)
ガン 保 険
多様化するガンの治療に安心して専念したい方へ
Guard X
入院、通院の有無にかかわらず、ガンの治療を目的として三大
治療(所定の手術・放射線治療・抗がん剤治療)のいずれかを
受けられたら、一時金をお支払いします。
ガン診断、ホルモン剤
治療、
ガン通院、
ガン入院に関する特約を付加することで、初期の
ガンから再発・転移の治療まで、幅広くガンの治療に備えること
ができます。
(ガードエックス)
終身ガン治療保険
介護保険
軽度から重度までの介護状態、認知症に対する保障を希望
される方へ
ロングタームケア
日常生活動作障害保障保険
障害度に応じて保障を行う介護保険です。介護・認知症状態を
生涯にわたり保障します。
レグルスⅣ
三大陸
ビーエルクローバー
プロシオン
個人年金保険
◎
個人年金保険
〈米ドル建09〉
〈ユーロ特約
(09)〉
〈豪ドル特約(09)
〉
〈円特約
(09)〉
複数の通貨への分散投資による資産形成と豊かなセカンド
ライフをお考えの方へ
USドル、ユーロ、豪ドル、円への分散投資が可能な、定額年金保険
です。据置期間は3/5/7/10年で、延長も可能です(金融情勢
などの影響により、通貨・積立利率保証期間によってはお取り扱
いを見合わせている場合があります。
)
運用成果を1年後から定期的に受け取れる「積立金定期引出特
約(09)」や外貨で運用しながら円建での運用成果目標の確保を
目指す「円建年金移行特約(09)」
の取り扱いも行っています。
より豊かで
安心できる退職後の
生活を送るために。
ゆうゆう ◎
つみたて年金
変額個人年金保険
〈2011〉
将来の豊かなセカンドライフのために、無理のない資産
形成をお考えの方に
一生涯にわたって年金をお受け取りいただける積立型の変額個
人年金保険です。年金支払開始日以後の運用が好調な場合、加算
年金が上乗せされ、年金額の増加が期待できます。
また、
「年金」
と
「死亡保障」で基本給付金相当額が最低保証され
ています。定期的に積み立てることによって、時間のリスクを分散
しながら資産を形成することができます。
※ゆうちょ銀行、
郵便局専用取り扱い商品です。
◎ ・・・特定保険契約商品。これらの商品は、契約時費用のご負担、運用リスク、為替リスク、市場価格調整などにより、お受取額が払込保険料総額
を下回ることがあります。
ご検討の際には各商品の契約締結前交付書面、
「ご契約に際しての重要事項(契約概要・注意喚起情報)」、
「ご契約
のしおり・約款」、
「特別勘定のしおり」を必ずお読みください。
■ 記載事項は商品(特約)の概要を説明したものであり、ご契約にかかわるすべての事項を記載したものではありません。ご検討にあたって
は、各商品のパンフレット、契約締結前交付書面またはご契約に際しての重要事項(契約概要・注意喚起情報)、ご契約のしおり・約款等を
必ずご確認ください。
メットライフ生命の現状 2016
57
主な商品一覧
保険種類
商品名
特 長
死亡保障
スーパー割引定期保険
主な 商 品一覧
平準定期保険
(リスク細分型保険料率)
健康であるほど保険料が割引になる保険をご希望の方へ
喫煙の有無、健康状態など当社所定の基準により保険料が割引
になる保険です。
みんなのかんたん定期保険
手軽に死亡保障を充実させたいとお考えの方へ
平準定期保険
死亡もしくは高度障害状態の際に、
ご家族を支える保障をお受
け取りいただけます。
MYDEAREST
(マイディアレスト)
収入保障保険
(月払給付・無解約返戻金型)
つづけトク終身
終身保険
(低解約返戻金型)
ずっとスマイル
終身保険
(引受基準緩和型)
お手ごろな保険料で万一の場合の遺族の生活保障を備え
たい方へ
死亡時の遺されたご家族への保障のほか、三大疾病時や災害
時の保障も準備できます。非喫煙保険料率もご用意しています。
お手ごろな保険料で生涯の安心を備えたい方へ
保険料払込期間中の解約返戻金を抑制することで、生涯の死亡・
高度障害保障と資産形成を手ごろな保険料で実現した保険です。
健康上の理由で生命保険へのご加入をあきらめていた方へ
簡単な告知により、満30歳から満80歳までの方が、生涯保障の
生命保険にお申し込みいただけます。
医療保障
通販用
パッケージ
商品
Flexi
(フレキシィ)
新終身医療保険
●シンプルタイプ
保険料をおさえて生涯にわたる入院保障を望まれる方へ
入院、手術や先進医療への保障を基本とした保険料をおさえた
プランに加え、退院後の通院や七疾病での入院保障を延長した
プランがあります。
● 女性専用タイプ
女性特有の病気に重点を置いた保障を望まれる方へ
病気やケガ、先進医療への保障に加え、所定の女性疾病による
入院の場合に給付金を上乗せしてお支払いします。
また、女性に
うれしい健康祝金付プランです。
※上記の他にも、一生涯の医療保障を自分のスタイルで選び
たい方向けのタイプもあります。基本保障の入院、手術、先進
医療に加えて、複数のオプションを自由自在に組み合わせる
ことができます。
Flexi Gold
(フレキシィ ゴールド)
終身医療保険
(引受基準緩和型)
Guard X
(ガードエックス)
終身ガン治療保険
58
メットライフ生命の現状 2016
健康上の理由で医療保険へのご加入をあきらめていた方へ
簡単な告知により、満30歳から満85歳までの方にお申し込み
いただけます。
入院、手術や先進医療の保障を基本としたシンプルなタイプ
や、退院後の通院や三疾病での入院保障延長、
ガンの一時金な
どのオプションを自由自在に組み合わせることができるタイプ
もあります。
多様化するガンに自信をもって向き合いたい方へ
入院、通院の有無にかかわらず、ガンの治療を目的として三大
治療(所定の手術・放射線治療・抗がん剤治療)のいずれかを
受けられたら、一時金をお支払いします。ホルモン剤治療、
ガン
通院、ガン入院、特定の女性ガンに関する保障を付加すること
で、幅広くガンの治療に備えることができます。
商品と販売ネットワーク
保険種類
商品名
特 長
団体の所属員の万一の際の遺族の生活保障
無配当総合福祉団体定期保険
所属員が死亡または所定の高度障害状態になられた場合に、
団体が定める福利厚生規程(死亡退職金・弔慰金など)に準拠
した保険金をお受け取りいただける保険です。配当をなくし、
お手ごろな保険料を実現しました。
総合福祉団体定期保険
団体の所属員の万一の際の遺族の生活保障
主な 商 品一覧
ノンパーグループ保険
所属員が死亡または所定の高度障害状態になられた場合に、
団体が定める福利厚生規程(死亡退職金・弔慰金など)に準拠
した保険金をお受け取りいただける保険です。
団体の所属員が病気やケガをした際の医療保障
医療保障保険
入院の際の公的医療保険制度における医療費の自己負担に
対応した「治療給付金」や「入院給付金」、死亡された際の「死亡
保険金」をお支払いする団体医療保険です。入院費や入院中の
治療費を重点的に保障します。
(団体型)
団体保険
無配当団体定期保険
団体の所属員の自助努力による万一の際の遺族の生活保障
所属員が死亡または所定の高度障害状態になられた場合に、
保険金をお受け取りいただける保険です。配当をなくし、お手ご
ろな保険料を実現しました。
団体の所属員の自助努力による万一の際の遺族の生活保障
団体定期保険
所属員が死亡または所定の高度障害状態になられた場合に、
保険金をお受け取りいただける保険です。
(S51)
グループメディカルBasic+
団体の所属員の万一の場合や病気やケガに備えた医療保障
入 院 給 付 金 、死 亡 保 険 金 の ほ か、手 術 、特 定 疾 病 給 付 などの
特約、災害入院不担保などの特則により必要な保障だけで最適
な設計が可能な団体医療保険です。
新医療保障保険
(団体型)
住宅ローン融資時のご遺族に対する債務保障
団体信用生命保険
住宅ローン融資を受けている方が死亡または所定の高度障害
状態になられた場合に、住宅ローン債務がこの保険によって
弁済されます。
各種特約
●先進医療給付特約
●三大疾病保険料払込免除特約
●年金支払特約
●先進医療給付特約
(引受基準緩和型)
●三大疾病保険料払込免除特約
●年金移行特約
●ガン先進医療給付特約
(2013)
(新終身医療保険用)
●リビング・ニーズ特約
●終身特定疾病一時金特約
●傷害特約
●積立金定期引出特約
(09)
●終身ガン診断給付特約
(引受基準緩和型)
●災害死亡給付特約
●円建年金移行特約
(09)
●終身通院給付特約
(引受基準緩和型)
●定期保険特約
●積立金定期支払特約(15)
●終身七疾病入院延長給付特約
●USドル建定期保険特約 ◎
●円建終身保険移行特約(15)
●終身三疾病入院延長給付特約(引受基準緩和型)
●終身女性疾病入院給付特約
●給付金代理請求特約 など
◎ ・・・特定保険契約商品。これらの商品は、契約時費用のご負担、運用リスク、為替リスク、市場価格調整などにより、お受取額が払込保険料総額
を下回ることがあります。
ご検討の際には各商品の契約締結前交付書面、
「ご契約に際しての重要事項(契約概要・注意喚起情報)」、
「ご契約
のしおり・約款」、
「特別勘定のしおり」を必ずお読みください。
■ 記載事項は商品(特約)の概要を説明したものであり、ご契約にかかわるすべての事項を記載したものではありません。ご検討にあたって
は、各商品のパンフレット、契約締結前交付書面またはご契約に際しての重要事項(契約概要・注意喚起情報)、ご契約のしおり・約款等を
必ずご確認ください。
メットライフ生命の現状 2016
59
主な商品一覧
メットライフ生命の特定保険契約
主な 商 品一覧
2007年9月に施行された金融商品取引法では、昨今の金
品 にも一部準用され、法制面においても、安心して投資を
融技術の進展などを背景として生まれる多様な投資性金融
行っていただける環境が着実に整備されています。
商品について、包括・横断的な利用者保護ルールを義務付
メットライフ生命では、次の保険商品が「特定保険契約」に
けています。この金融商品取引法は、投資性のある保険商
該当します。
特定保険契約商品の概要・リスク・諸費用
メットライフ生命の取り扱い商品をご検討いただく際に、特にご注意いただきたい事項のある商品と、その概要・リスク・諸費用などは
次のとおりです。
特定保険契約の概要
ご負担いただく諸費用等*
リスク
受取額が払込保険料を下回るリスク
変額個人年金保険
<特別勘定商品>
他の保険種類で通常、積立金などからご負担
積 立 金 は 特 別 勘 定 を 投資対象となる株式や債券市場の下落により、
いただく運用関係費用、保険関係費用などに
通じて株式や債券など この保険の資産である積立金も減少します。
加えて、特別勘定運用費用などをご負担いた
で運用し、運用実績に また、
外国債券などの外貨建資産を投資対象として
だきます。
より、保 険 金 、給 付 金 、 いるものは、為替変動の影響も受けます。
これらの
また、変額個人年金保険の場合、契約日・増
年金、解約返戻金など 要因により、保険金、給付金、年金、解約返戻金など
額日から10年未満の解約・減額などについ
の額が変動します。
の受取額が払込保険料の累計(または一時払保険
ては解約控除がかかります。
料)を下回る場合があります。
解約返戻金が市場
金利や価格により変動
する保険・年金保険
<解約返戻金市場価格
調整付の商品>(MVA)
経過期間や適用積立
利率および解約・減額
日に計算される積立利
率に応じて、
解約返戻金
額が変動します。
外貨建保険
外貨建年金保険
<外貨建商品>
USドル建債券など外貨
建資産によって運用さ
れ、為替相場の変動に
より保険金などの円換
算額が変動します。
解約返戻金額が一時払保険料を
下回るリスク
市場価格調整により解約返戻金額が一時払保険
料を下回る場合があります。
為替リスク
為替相場の変動により、保険金や解約返戻金など
の受取時の円換算額が、
ご契約時の保険金や解約
返戻金などの円換算額を下回る場合があります。
また、保険金などの受取時の円換算額が、払込保険
料円換算額の累計(または一時払保険料の払込時
の円換算額)
を下回る場合があります。
保険種類により、積立利率や積立金から各種
費用が控除されます。
また、積立利率変動型
一時払終身保険などは、一時払保険料から、
契約の締結・維持や死亡保障に必要な経費
などが控除された額が積み立てられます。
通貨交換時には為替手数料がかかります。
また、外貨の払い込み・お受け取りの際に
各種手数料が必要となる場合があります。
保険料円入金特約、円入金特約、円支払特
約、年金開始後円支払特約などの特約レー
ト適用時にも、所定の手数料がかかります。
* 実際にご負担いただく費用は、ご契約された商品、ご選択された特別勘定およびその割合、年金の受け取り方法などにより異なりますので、
記載しておりません。詳細については、契約概要などをご覧ください。
特定保険契約商品一覧
特定保険契約に該当する商品
変額個人年金保険(2011)
特別勘定商品
MVA商品*
外貨建商品
●
●
●
個人年金保険(米ドル建 09)
●
積立利率変動型終身保険(米国通貨建 2002)
●
積立利率変動型養老保険(貯蓄重視型 米国通貨建)
積立利率変動型一時払終身保険(米ドル建)
●
●
利率変動型一時払終身保険
(豪ドル建)
●
●
積立利率変動型一時払終身保険
(米ドル保険料建 15)
●
●
積立利率変動型一時払終身保険
(豪ドル保険料建 15)
●
●
*解約返戻金市場価格調整付の商品(解約返戻金が市場価格調整により変動する保険・年金保険)
■ 記載事項は商品(特約)の概要を説明したものであり、ご契約にかかわるすべての事項を記載したものではありません。ご検討にあたって
は、各商品のパンフレット、契約締結前交付書面またはご契約に際しての重要事項(契約概要・注意喚起情報)、ご契約のしおり・約款等を
必ずご確認ください。
60
メットライフ生命の現状 2016
商品と販売ネットワーク
販売体制
お客さまのニーズに合わせた販売ラインを開拓
ライフプランや資産形成など、
きめ細かなコンサルティングを望まれるお客さまから、利便性・
合理性を重視されるお客さままで、10人のお客さまには10通りのニーズがあります。
販売体制
メットライフ生命はお客さまが望まれる形で商品をお届けするため、さまざまな販売経路を
ご用意しています。
コンサルタント社員による販売
保険代理店による販売
●1976年、外資系生命保険会社初のプロのコンサル
●外資系生命保険会社第1号として1973年に日本で
タント営業部隊として誕生以来、一人ひとりのお客
初めて保険代理店による保険販売を開始して以来、
さまの生涯にわたるパートナーとして、
「 お客さま
多様な代理店形態に発展を遂げ、お客さまに身近
中心主義」の考えに基づいたライフプランコンサル
な存在として保障の提供に努めてきました。
ティングを追求しています。
●人生の大切な場面でいつもそばにいて安心をお届
●約4,300名のコンサルタント社員が、
メットライフ
生命独自の付加価値の高い保障とサービスを全国
けするために、全国約8,500店に及ぶプロ代理店
を通じて、お客さまをサポートしています。
のお客さまに提供しています。
お 客さま
●お客さまの利便性向上を目指して、1976年に保険
会社がお客さまと保険契約のお手続きを直接行う
ダイレクト型の通信販売を生命保険業界で初めて
開始。以来、長年の歴史とノウハウを誇ります。 テレビ・新聞広告での通信販売だけでなく、公式
サイトでは、保険のインターネット申し込みサービス
など、お客さまの保険選びをサポートするさまざま
なコンテンツをご用意しています。
また、当社のパートナーであるクレジットカード
会社・通販会社・スーパー・百貨店などの代理店を
通じた通信販売も、多くのお客さまからご支持いた
だいています。
●2002年、銀行保険窓販開始以来、リーディング
カンパニーとして挑戦を続けてきました。日本の
マーケットに馴染みがなかった外貨建定額年金を
導入、多くのお客さまに金融資産の一部を外貨で
保有することの意義をお伝えしてきました。シニア
層のお客さまの相続や生前贈与のニーズにお応え
すべく、一時払終身保険や貯蓄型の平準払商品を
開発、116の提携金融機関を通して販売しています。
通信販売
金融機関代理店による販売
●「資産運用やご遺族の生活保障などについて、お
客さまと一緒に話し合い、ライフステージに応じ
た金融サービスをご案内することの重要性」を提
携金融機関にお伝えするとともに、充実した研修
プログラムや販売サポートを提供しています。
(2016年3月末現在)
メットライフ生命の現状 2016
61
販売体制
コンサルタント社員による販売
コンサルタント社員が金融のプロフェッショナルとして、
お客さまのライフスタイルを考えニーズをキャッチして付加価値の高い保障を提案
販売体制
高い専門性と強い使命感を持ち、お客さまの人生設計をお手伝いする
メットライフ生命のコンサルタント社員は、お客さまのご希望
お客さまから選ばれ長くお付き合いいただける会社を目指
から潜在的ニーズまでをさまざまな角度から分析し、お客さま
し、
メットライフ生命では、いち早く時代を見据えて、
「 証券の
ごとに最適な生命保険のプランニングを提供しています。
資産管理営業」
「銀行のプライベートバンキング」のコンセプト
を取り入れ、
「 資産全般にわたる、中長期の資産形成のため
生命保険を通して、保険はもちろん、財務・税務・金融や法律
の総合コンサルティング」を基本に活動を続けています。
など幅広い知識を持った専門家が、お客さまの気づかない
リスクに着目し、お客さまの人生設計や資産形成から豊かな
私たちは、
「 お客さま中心主義」の理念に基づき、お客さまに
リタイアメントライフに至るまで、そのお手伝いをすることを
安心をお届けし、万一の場合にもご家族を守っていくため、
目的としています。その専門家が、コンサルタント社員です。
これからも、
「 ライフプランコンサルティング」にこだわって
いきます。
急速な時代の変化により、銀行・証券・保険といったそれまで
お客さまの期待・要望を超えるサービスを追求し、真の総
の業態の枠組みを超えて、多様なビジネスモデルが創出され、
合金融コンサルタントとして、
メットライフ生命独自の付加
個人・法人を含めたお客さまのニーズも多様化しています。
価値の高い保障をお客さまに提供し続けていきます。
転勤がなく地域に根付いたサービスを提供
コンサルタント社員は全国139のエイジェンシーオフィス
築いています。この地域に密着したサービスによって、お客
(2016年4月1日時点)
に所属し、
転勤のない勤務条件のもと、
さまから高い信頼をいただき、新しいお客さまをご紹介いた
各地域のお客さまとの信頼のネットワークを長年にわたって
だくことは私たちにとっても大きな喜びです。
真のプロフェッショナルを生み出す「キャリアパス制度」
コンサルタント社員には真のプロフェッショナルを目指す
2つの道─「トッププロデューサーへの道」または「マネジ
メントへの道」─が用意されています。それが「キャリアパス
制度」
です。年齢や性別、中途入社など一切関係なく、実力主義
が貫ける柔軟なキャリアパス制度だからこそ、お客さまへの
プロフェッショナルなサービスのご提供が実現できるのです。
メットライフ生命の団体保険
メットライフ生命では、企業・組合・企業グループ・同業種
これ ら の 団 体 保 険 商 品 を、当 社 の 強 みであ るコン サル
の団体などに向けて団体保険を提供しています。米国で
タント社 員 や 保 険 代 理 店 を通じて 販 売し、加 入 され た
は、従業員福利厚生ビジネスで90年以上の歴史があり、
団体の従業員の皆さまが安心して働くことができる環境
団体保険の売上高では米国第1位 *です。日本でも、業界
づくりの実現をお手伝いします。
共通商品に加え、独自商品である無配当総合福祉団体定期
*米国生命保険協会発行“Life Insurers Fact Book 2015”
(2015
年11月発行)
保険、新医療保障保険(団体型)を提供しています。
62
メットライフ生命の現状 2016
商品と販売ネットワーク
保険代理店による販売
全国各地に拠点を置く大型代理店や地域に密着した代理店が
メットライフ生命の生命保険を通じて、お客さまの安心と夢の実現をサポート
販売体制
お客さまとともに価値を創造する
メットライフ生命の代理店は、お客さまの不安・心配に耳を
生命保険 専業代理店(当社専属/他社乗合)
傾け、お客さまの語る夢に一緒に思いを馳せ、生命保険を
生 命 保 険 を主 体とする 代 理 店 です。生 命 保 険 のス ペシャ
通じてどんなお手伝いができるのか、お客さまと一緒に考え
リストとして、質の高いコンサルティング・サービスのご提供
ながらプランニングを行います。
によりお客さまのよきライフアドバイザーとしての役割を
これは単に万一の時の保障を提供することだけに留まらず、
担います。
多くのお客さまが安心して心すこやかな人生を送ることを
共に創り出すという生命保険の新しい価値の追求です。
機関代理店
今日も日本全国に拠点を置く大型代理店や地域に密着した
企業や金融機関等の関連会社による大型法人代理店です。
代理店が、お客さまとの約束を記した生命保険証券に、お客
企業内の福利厚生や取引先のお客さまに対するサービス
さまとともに創造した価値を乗せてお届けするための活動
をご提供します。
に取り組んでいます。
来店型保険代理店
生命保険・損害保険 兼営代理店
一般的に、保険ショップと呼ばれている代理店です。駅から
主に損害保険代理店がメットライフ生命の生命保険を取り
近いテナントやショッピングセンターの一角などにショップ
扱う生損保兼営の代理店です。お客さまの生活全般のリスク
があり、主にファイナンシャル・プランナーの資格を持つ保
にお応えします。
険の専門家が、お客さまのライフプランを聞き取りながら、
ご相談に応じます。
■ 全国代理店会連合会
メットライフ生命の代理店は、会社とは独立して「全国代理店
会連合会」
という全国的な組織を運営しています。
1992年に発足し、2016年3月現在約5,500名の会員が
会社からのサポートとは別に勉強会等の事業活動を通じ、
お客さまのニーズに応えられるよう、自主的・主体的な取り
組みを行っています。当社とも緊密な関係を維持し、共存共栄
によりお客さまサービスの向上を目指しています。
2011年から従来の社会貢献活動を拡大し、
「 一般財団法人
メイク・ア・ウィッシュ オブ ジャパン」
「 認定NPO法人全国
盲導犬施設連合会」
「 公益財団法人がん研究会」
「 公益財団
法人エイズ予防財団」への取り組みを全国代理店会連合会と
メットライフ生命の共催で行っています。
■ Vランク代理店
メットライフ生 命では 業 績・資 質 に 応じた
代理店資格制度を設けています。毎年、優秀
な 業 績 を収 め た 代 理 店 を最 高 位 であ る
「Vランク」
と認定し、顔写真付のパンフレット
で紹介しています。紹介されている代理店
は業績・資質はもとより、お客さま本位のご
提案、アフターサービスを実践することの
できる生命保険のプロフェッショナルであり、
メットライフ生命が自信をもって推薦する
代理店です。
メットライフ生命の現状 2016
63
販売体制
通信販売
利便性を追求されるお客さまに対して、テレビ、新聞、インターネット、ダイレクトメール、
電話などのさまざまな媒体を通じて保険商品を提供
販売体制
多彩なメディアでいつも身近なメットライフ生命
テレマーケティングを活用した先進的なサービス
メットライフ生命はお客さまの利便性向上を目指して、1976
通信販売によるご契約者さまや資料請求をいただいたお客
年に保険会社がお客さまと保険契約のお手続きを直接行う
さまへテレマーケティングを活用した細やかなフォローも
ダイレクト型の通信販売を生命保険業界で初めて開始しま
体系的に行っており、新商品や新特約のご案内をはじめ、個人
した。以来、多くのお客さま・代理店の皆さまに支えられ、通信
のライフプランに合わせたさまざまなご案内により、お 客
販売は当社にとって重要な柱のひとつとなっています。当社
さまとのコミュニケーションの充実を図っています。東京、
は、パートナーである銀行系・信販系のクレジットカード会社、
長崎、神戸の通信販売専用のコールセンターでは、オペレー
カタログ通販会社、百貨店、スーパーなど数多くの代理店を
ターであるTCT(テレコンサルタント)などが保障内容のご
通じて保険の通信販売を展開しています。
また、テレビ、新聞、
相談および保障内容の変更に対し、正確かつ丁寧なサービス
インターネットなどの多彩なメディアを通じて媒体とした通信
を心がけています。
販売においても、その優れたダイレクトマーケティングのノウ
今後もメットライフ生命は、通信販売を通じて、皆さまにより
ハウをもとに、さまざまな保険商品をご提供しています。
ご満足いただけるような商品、サービスをご提供してまいり
通信販売においては、医療保険やガン保険など、保障内容の
ます。
わかりやすい第三分野の商品を中心に、喫煙の有無、健康
状態などにより保険料が割引になる商品や、引受基準を緩和
お客さまのニーズに合わせた柔軟な態勢
した商品など、さまざまなお客さまのニーズにお応えする
商品展開を行っています。合理性を追求した掛け捨てタイプ、
コールセンターにお問い合わせいただいたり、
インターネット
貯蓄性の高い商品、シニア世代に特化した商品など、
メット
のサービスをご利用いただいた後でも、お客さまのご希望
ライフ生命の通信販売ならではの豊富なバリエーションは、
に応じて対面のコンサルティングサービスをご利用いただけ
多くのお客さまからご支持をいただいています。
るよう、柔軟な態勢を整えています。
テレビCM
64
メットライフ生命の現状 2016
新聞広告
※ 画面上の電話番号は一例です。
商品と販売ネットワーク
銀行などの金融機関代理店による販売
提携金融機関を通して外貨建個人年金保険・一時払終身保険・平準払保険などを販売
お客さまのライフステージやニーズに適した商品ラインナップ
販売体制
外貨建保険商品のパイオニア
また、
「 計画的に生前贈与をされたい」お客さまのニーズに
個人年金保険の銀行窓口販売(銀行窓販)が2002年10月
応えて、積立利率変動型終身保険(米国通貨建2002)
「 US
に解禁されて以来、
メットライフ生命は提携金融機関を通
ドル建IS終身保険」などの外貨建平準払保険の販売も展開し、
した個人保険商品の販売を積極的にすすめてきました。当
幅 広いお 客さまの ニーズ に 対 応する 充 実した 商 品 ライン
時はいまだ日本のマーケットに馴染みがなかった外貨建定
ナップを取り揃えています。
額個人年金保険を導入し、金融資産の一部を外貨で保有す
更に提携金融機関のお客さまに直接「相続セミナー」や「資
ることの意義を多くのお客さまにお伝えし、お客さまの金
産承継セミナー」を実施している他、さまざまなお役に立つ
融アセットマネジメントに、新たに外貨建資産の保有という
情報や資料を提供しています。
選択肢を加えさせていただきました。
2015年5月には、
「 定期的に運用成果を受け取りたい」と
提携金融機関とのパートナーシップ
いうお客さまのニーズにお応えするため、業界初となる「目
今後、金融機関を通した保険商品の販売はさらに大きく拡
標設定付定期支払コース」を備えた定期支払選択型一時払
大することが期待されています。
メットライフ生命は、
「 資産
(*1)
終身保険「サニーガーデンEX」
をリニューアルしました。
運用やご遺族の生活保障などについて一緒に話し合えるパ
「サニーガーデンEX」は、運用成果を定期支払金として受け
ートナーとして、ライフステージに応じた金融サービスをご
取 る「 定 期 支 払コ ース 」に 加 えて、運 用 成 果 の 一 部 を定 期
案内することの重要性」を銀行窓販開始当初より一貫して
支払金として受け取りながら解約返戻金の円換算額が円建
提携金融機関にお伝えしています。
目標額に到達したら円建終身保険へ移行する「目標設定付
定期支払コース」や、時間をかけてしっかりふやす「積立金
銀行窓販解禁以来培ってきた外貨建定額個人年金商品の
増加コース」を新設。目的にあわせて、3つのコースから選
ノウハウに加え、当社の他の販売チャネルで培った相続対
べる外貨建終身保険としてご好評をいただいております。
策、生前贈与といった、シニア層のお客さまが安心して、安
全に金融資産をご家族にのこされる仕組みを分かりやすく
シニア層のお客さまの相続・生前贈与ニーズ
2015年1月の相続税制改正以降、金融機関のシニア層の
お伝えできるよう、提携金融機関の社員の方々に対する各
種研修プログラムや販売サポートをますます充実させてい
ます。
お 客さまがお持ちの「相続」に対する関 心はますます 高く
なっています。一般的に相続財産の約半分(*2)を分割しづらい
土地・家屋で所有されているお客さまが、
「 誰に」
「 何を」
「ど
れだけ」のこすのかを真剣に考え始められています。
(*1)特定保険契約商品。これらの商品は、契約時費用のご負担、運
用リスク、為替リスク、市場価格調整などにより、お受取額が払
込保険料総額を下回ることがあります。
ご検討の際には各商品
の契約締結前交付書面、
「ご契約に際しての重要事項(契約概
メットライフ生命では、外貨建定額個人年金保険にとどまらず、
お客さまの「金融資産を安心して安全にのこしたい」
「 相続
税の心配を家族にさせたくない」というニーズに対応した
要・注意喚起情報)」、
「ご契約のしおり・約款」、
「 特別勘定のし
おり」を必ずお読みください。
(*2)平成25年度国税庁統計
外貨建一時払終身保険をいち早く販売開始しました。
メットライフ生命の現状 2016
65
教育システムと営業支援システム
お客さまのライフプラン実現を支援する教育システム
お客さまの信頼できるパートナーを目指して
教 育システムと営 業 支 援システム
少子高齢化などの社会環境の変化や、グローバル化に伴う経済環境の変化などか
ら、お客さまがこれから先の長い人生を見通して人生設計を組み立てることには、
さまざまな難しさが伴います。
メットライフ生命では多様な販売チャネルと商品ラインアップを強みとして、
あらゆる場面でお客さまの求めるニーズに応え、お客さまと真剣に向き合い、信頼
できるパートナーとして末長くお客さまと寄り添うことのできる人材育成に全力で
取り組んでいます。
■ メットライフ生命の教育の特徴
●全国の主要都市7拠点にラーニングセンターを設置し、営業社員や代理店がいつでも活動拠点の近くでさまざまな研修を受けられる
よう、
充実した環境を整備しています。
●販売ラインの特性に合わせ、必要な知識・スキルを段階的に学ぶことができる研修体系を構築しています。
教育プログラム
対象
ジュニアプロフェッショナル層
プロフェッショナル層
シニアプロフェッショナル層
or マネジメント層
オフィス管理
トレーニング
経営サポート
プログラム
管理職
セミナー
通販等代理店
アウトバウンドセールス研修 Part.3
アウトバウンドセールス研修 Part.2
販売基礎研修
社会保険制度の基礎研修
プロフェッショナル・
カレッジ
メットライフ生命の現状 2016
マーケット別販売力強化研修
管 理 職 向け
研修
販売フォロー研修
リーダー向け
研修
スキルアップ
研修︵上級︶
スキルアップ
研修︵中級︶
スキルアップ
研修︵初級︶
金融機関代理店
66
販売基礎研修
代 理 店 教 育
マスターズ
カンファレンス
直販社員教育
マスターズ
カンファレンス
コンサルティング
エリートプログラム
ELPコンサルティングスキルアップセミナー
テレコミュニケーション
アウトバウンドセールス研修 Part.1
PAS マネーセミナー
PAS 相続
PAS 法人2
PAS 法人1
PAS セールススキル
PAS 社会保障 Ⅱ
PAS 社会保障 Ⅰ
PAS LPC Ⅱ
PAS LPC Ⅰ
一般代理店
Business School
新規任用AM
トレーニング
Challenge
Academy)
新規任用ASM/
APMトレーニング
Management
マスター
スクール
上級スクール
中級スクール
ソーシャルスタイル別
セールススキルセミナー
戦略的質問技法セミナー
個人マーケット別アプローチセミナー
相続Basicセミナー
法人Intermed iateセミナー
法人Basicセミナー
2年目コンサルタント
フォローアップトレーニング
ステップアップ
トレーニング
レベルアップ
トレーニング
ベーシック
トレーニングスクール
コンサルタント社員
LMCA
(Leadership &
商品と販売ネットワーク
「反転学習メソッド」導入による質の高い学習環境の創出
入 れ ら れ 、そ の 学 習 効 果 の 高さか ら 日 本 の 教 育 機 関でも
教 育システムと営 業 支 援システム
「反転学習メソッド」はアメリカの有名大学でいち早く取り
プラン実現を支援する人材を育成するための教育体制を充
実させています。
注目されている新しい教育手法です。
メットライフ生命では
この 学 習 効 果 に 注 目し、2 0 1 5 年 1 1 月より新 人コン サル
タント社員向けの初期研修にこの手法を導入しました。
従来の対面型研修では知識の習得に多くの時間が割かれて
いたのに対し、
「反転学習メソッド」
ではデジタルコンテンツか
ら研修受講前に必要な知識の習得を済ませます。それによ
り、研修は「知る」ことが中心の受動的なスタイルから「伝え
る」ことが中心の積極的なスタイルへ「反転」します。
また、独自のe-learning システム「MetLife Campus」で
展開する多様なデジタルコンテンツの活用や効果的な教育
手法の導入により、受講者にあった質の高い学習環境を創
出し、お客さまニーズに則したサービスの提供やライフ
MDRT会員による卓越した保険・金融サービスの提供
1927年に発足した Million Dollar Round Table (MDRT)
は世界67の国と地域の500社以上で活躍する、43,000
名以上の会員を有する、卓越した生命保険と金融サービス
の専門家による国際的かつ独立した組織です。
( 2015年
8月現在)
3 7 6 名 の M D R Tメットライフ会 員 は 、最 高 の「プ ロフェッ
ショナリズム」を追求し、地域社会のリーダーとして「 社 会
貢 献 」を実 践し、国 や 地 域 や 企 業 間 の 垣 根 を越 えて 行 う
「相互研鑽」
「シェアリング」を通じて自らを高め、常に「顧客
第一主義」で行動しています。
( 2016年3月17日現在)
会員による相互研鑽∼JAIFAメットライフ会∼
JAIFAとは生命保険事業に携わる者として互いに研鑽し、
生命保険の役割をお客さまにわかりやすく伝えるとともに、
広く社 会 に 貢 献 することを目 的 に 設 立 され た 、公 益 社 団
法 人 生 命 保 険ファイナンシャルアドバイザ ー 協 会 の 略 称
です。
メットライフ生命の営業職員・代理店で構成されたJ AIFA
メットライフ会では、約3,000名の会員が真のプロフェッ
ショナルとして お 客 さまと地 域 社 会 へ 貢 献 すべく精 力 的
に活動しています。
( 2016年4月現在)
メットライフ生命の現状 2016
67
教育システムと営業支援システム
営業支援システム(ATLASnaviとエクストラネット)について
ATLASnavi(アトラスナビ)は、営業に携わる社員(コンサ
【提供している情報の一例】
教 育システムと営 業 支 援システム
ルタント社員など)や保険代理店がお客さまの「これから」や
お客さまが加入している保険契約の内容
「万一」に適切なご提案をするため、ライフプランニングや必
新契約の申し込み∼保険成立までの進捗状況
要保障額の試算・分析、保険商品の設計、お申し込み手続き、
保険料の収納状況
さらにはご契約後のフォローまでをスピーディーかつタイム
お支払いした給付金の内容
リーに行えるように開発されたメットライフ生命の営業支援
メットライフ生 命 が 販 売してい る 最 新 の 商 品 情 報 や
システムの1つです。
ATLASnaviのコンサルティング機能は、お客さまからお伺い
した家族構成や収支状況などから「何を」「どのくらい」「いつ
パンフレット
各商品のレート(積立利率や外貨建商品の円入金時の
為替レートなど)
まで」に準備すればよいかを、表やグラフを用いたキャッシュ
フロー分析や各種シミュレーションにて視覚的に表示する
より最適なサービスを提供するために、情報提供内容の充実
ことで、潜在的なリスクや必要な備えについて、お客さまの
を図るとともに最新の情報セキュリティの強化にも努めて
ご理解の一助に貢献しています。
います。
また、保険設計機能はメットライフ生命の豊富な商品に対
これからも、営業支援・お客さまサービス支援にICT(情報通
応しており、シミュレーションとあわせることで、お客さま
信技術)を効果的に活用し、お客さま満足度の向上のため、
に最適な商品のご提案が可能となっています。
各種取り組みを実施していきます。
なお、ATLASnaviにはお客さまからお預かりしている大切な
個人情報が含まれていますので、不測の事態に備え、厳重な
セキュリティ対策を施しています。
現在、お客さまのさらなる利便性向上のため、ペーパーレス
な設計書作成および申込みサービスを実現するATLASnavi
の後継システムを開発中です。
一方、エクストラネットは、インターネットを通じて社内の
データや情報を、社外の保険代理店に提供する営業支援シス
テムです。
メットライフ生命ではこの技術を用いて、各種情報
を保険代理店支援の一環として提供しています。これにより
保険代理店は、お客さまのさまざまなお問い合わせに迅速
かつ適切に対応することが可能になっています。
システム開発への取り組み
生命保険会社のシステムには、次のような多岐にわたる
個人情報保護の観点では、具体的には2010年12月
業務に対応しなければならないという特性があります。
24日に日本の保険会社で初めてクレジットカード業界
における国際的なセキュリティ基準である「PCI DSS
●商品開発、
契約のお引き受け、お支払い査定のすべての
プロセスにおける大量な医学的、
統計的データの処理
(Payment Card Industry Data Security Standard)」
の認証を取得し、さらに、社外に持ち出すパソコンの
●膨大かつ複雑で長期間にわたる契約データの維持管理
ハードディスクには安全のための高度な暗号化、eメー
● 営業ツール
(コンサルティングツール)を用いた、保険
ルによる個人データの漏洩防止ツールの導入などを
料等の計算など
●幅広く高度な金融技術に対応する資産運用業務
このような特性を踏まえつつ、
まずは安定的なシステム
稼動を継続すること、個人情報を保護(P.50参照)する
ことがもっとも重要と考えています。
行いました。引き続き業界最高水準の情報保護態勢を
目指し取り組んでいます。
また、お客さまの立場に立ったサービスを提供できる
よう創造的かつ革新的なシステム開発にも積極的に
取り組んでおり、インターネット(P.36参照)やコール
センター(P.38参照)を活用したお客さまサービスの
向上にも努めています。
68
メットライフ生命の現状 2016
内部管理体制の
強化に向けて
内部統制 ・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・
・・70
リスク管理体制・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・
・・71
コンプライアンス態勢・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・
・・76
内部監査態勢・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・78
内部統制
内部統制に係る基本方針
メットライフ生命では、会社の業務の適正を確保するため、内部統制に係る基本方針を定めています。
内部統制
1.執行役及び使用人の職務の執行が法令および定款に適合
することを確保するための体制
(1)当社は、執行役に定期的に、
また必要に応じて随時に、取締役
会に対して職務執行状況の報告をさせる。
(2)当社は、全役職員が法令等、社内規程、当社の行動規範および
倫理道徳等に則り、職務の執行のあらゆる局面においてコン
プライアンスを最優先するよう周知徹底する。
(3)当社は、
コンプライアンスを専門に所管するコンプライアン
ス担当部門を設置するとともに、
コンプライアンスの推進に
かかる方針および規程等を定め、実効性のあるコンプライア
ンス態勢を整備する。
(4)当社は、
コンプライアンスにかかる事故が適切にコンプライ
アンス担当部門に報告されるよう報告体制を整備するととも
に、内部通報窓口を設置する。
コンプライアンス担当部門は、
報告された事象については適切な調査および分析を行うと
ともに、
コンプライアンスにかかる違反については、規程等に
基づき厳正に対処する。
(5)当社は、独立した内部監査部門を設置するとともに、内部監
査にかかる方針および規程等を定め、実効性のある内部監査
を実施する。内部監査部門は、内部監査を通じて各部門の法
令等遵守態勢および内部管理態勢の適切性および有効性を
検証し、重要な事項について取締役会、執行役会および監査
委員会に報告する。
(6)当社は、反社会的勢力への対応にかかる規程等を定め、社会
の秩序や安全に脅威を与える反社会的勢力に対しては組織
として毅然とした対応を行い、反社会的勢力との関係を遮断
する。
(7)当社は、お客さまの保護にかかる方針および規程等を定め、
お客さまの利益の保護の確保およびお客さまの利便性の向
上に寄与する業務運営態勢を整備する。
2.執行役の職務の執行が効率的に行われることを確保する
ための体制
(1)当社は、各執行役間の適切な連携および牽制を図り、執行役
の職務の執行が効率的に行われることを確保するため、執行
役会を設置する。執行役会は原則として毎月開催し、取締役
会から委任を受けた事項について協議および決定する。執行
役会の責任および権限等は、取締役会の決議により定める。
(2)当社は、執行役による効率的な業務運営を確保するため、組
織や職制、事務分掌、業務管理等にかかる規程、その他業務
運営にかかる社内規程等を整備するとともに、定期的にその
適切性について検証を行う。
(3)当社は、単年度または中長期の経営計画を策定し、執行役は
その経営計画に基づいて職務を執行する。
3.
執行役の職務の執行に係る情報の保存および管理に関する体制
(1)当社は、文書等の保存に関する規程等を定め、重要な会議の
議事録、その他執行役の職務の執行に係る情報を含む重要
な文書等について適切に保存および管理を行う。
これらの重
要な文書については、監査委員会および内部監査部門の求め
に応じ、請求のあった文書を閲覧または謄写に供する。
(2)当社は、情報資産の管理にかかる方針および規程等を定め、
適切に情報資産の保存および管理を行う。
4.損失の危険の管理に関する規程その他の体制
(1)当社は、統合リスク管理に関する方針および規程等を定め、
リ
スク管理を統轄する部門を設置するとともに、当社の事業遂
行にかかわる種々のリスクについて、
リスク・カテゴリーごと
に主管部門を定めてリスクの特性等に応じた適切な管理を
実施する。重要なリスクにかかる管理の状況については取締
役会、執行役会および監査委員会に定期的に報告する。
(2)当社は、当社の経営に多大な影響を与える可能性がある経営
危機が発生した場合の基本的対応にかかる規程等を定める
とともに、大規模な自然災害など、通常の体制による業務の
継続が困難となる事態が発生した場合に備えて、非常時にお
ける業務の遂行体制を整備する。
5.
グループにおける業務の適正を確保するための体制
(1)当社は、当社の親会社との間で経営に必要な情報交換を適切
に行うとともに、当社の親会社が定める戦略、方針、規程、施
策等について、親会社と連携を取りつつ、日本の法令等に違
反しないことを前提として、適正かつ合理的と判断される方
70
メットライフ生命の現状 2016
法により、
これを導入ならびに実施する。
(2)当社は、当社の親会社ならびにその子会社等からなるグルー
プに属する会社との取引等の管理にかかる規程等を定める
とともに、実際の取引等の実行に際してはアームズ・レング
ス・ルールその他関連する法令等に違反しないことを確保し
たうえで実行するなど、不適切な取引の発生を防止するもの
とする。
(3)当社は、子会社管理に関する規程等を定め、各子会社の事業
特性を踏まえた管理等を効率的に行なうとともに、各子会社
における効率的で適正な業務運営を確保するための体制を
整備する。
(4)当社は、業務執行等に関する支援・指導・管理を実施するにあ
たって、子会社等の状況に応じて定期的にまたは適時に報告
すべき事前協議事項および報告事項等を定め、子会社等から
の適切な報告体制を確保する。
(5)当社は、子会社等のリスク特性やリスクの軽重を勘案し、適切
にリスク管理するための体制を整備する。
6.監査委員会の職務を補助すべき使用人に関する事項
監査委員会の職務を補助する組織として監査委員会事務局を
設置するとともに、監査委員会の職務を補助するのに必要な
知識・能力を有する従業員を配置する。
7.監査委員会の職務を補助すべき使用人の執行役からの独
立性に関する事項
監査委員会事務局の業務に従事する従業員に係る評価、処分
等は、米国本社監査部門の同意の下に行い、監査委員会又は
監査委員会が選定する監査委員に報告を行う。
8.
執行役および使用人に対する指示の実効性の確保に関する事項
監査委員会より指示を受けた執行役および従業員は、
当該指示
の遂行に関して執行役の指揮命令を受けず、
また結果の報告は
監査委員会に対してのみ行う。
9.当社および子会社の執行役および使用人が監査委員会に報告
をするための体制その他の監査委員会への報告に関する体制
(1)内部統制にかかる事項を所管する執行役は、監査委員会に定
期的にその業務の執行状況を報告する。
(2)執行役および従業員は、
リスク管理、法令等遵守、およびお客
さま保護にかかる状況など経営に重要な影響を及ぼす事実
等の重要事項について、監査委員会に報告する。
(3)内部監査部門は、内部監査の実施状況及び結果について定期
的に、経営に重要な影響を及ぼす事実等の重要事項について
速やかに、監査委員会に報告する。
(4)執行役および従業員は、監査委員会の求めに応じて、業務執
行に関する事項を報告する。
10.監査委員会に報告した者が当該報告をしたことを理由とし
て不利な取扱いを受けないことを確保するための体制
当社は、監査委員会に直接報告をした当社および子会社の執
行役および従業員に対して、当該報告をしたことを理由に人
事処遇等において不利な扱いをしない。
11.監査委員の職務執行について生ずる費用の前払または償
還の手続、その他当該職務執行について生ずる費用または
債務の処理に係る体制 (1)監査委員の監査業務遂行に係る費用については、監査委員会
の決議または監査委員長の決定にもとづき支払うこととする。
(2)監査委員は職務上必要と認める費用について、予め予算を確
保することができる。
(3)監査委員が支出した費用については、全額会社が負担するも
のとする。
12.その他監査委員会の監査が実効的に行われることを確保
するための体制
(1)代表執行役は、
リスク管理、法令等遵守、お客さま保護にかか
る状況、その他当社の経営上の重要事項について、監査委員
会と定期的に意見交換を行うなど、適切な連携を図る。
(2)監査委員会は、会計監査人から事前に監査計画の説明を受
け、定期的に監査実施報告を受けるほか、会計監査上の重要
なポイント等を常に把握するため、必要に応じて意見交換を
行うなど、適切な連携を図る。
内部管理体制の強化に向けて
リスク管理体制
メットライフ生命では、業務の健全かつ適切な運営を確保し、お客さまへの保険金等のお支払い
を確実かつ迅速に実行することを目的として、全社を挙げてリスク管理の徹底に努めています。
当社では、取締役会において「リスク選好基本方針」を策定
するリスクの種類)およびリスク許容度(許容するリスクの
し、当社の経営目標を達成するための統合的なリスク戦略
限度やリスクを取得するにあたって考慮する要素)を定めて
にかかる基本的事項として、
リスク優先度(許容し保持・管理
います。
リスク管 理 体 制
リスク選好基本方針の策定
統合的リスク管理体制の構築
リスク選好基本方針に従って保持するリスクについては、
ついてそれぞれのリスク特性に応じた管理を行っています。
統合的リスク管理体制を整備し、包括的に管理するものと
お客さまに信頼される存在となるために、
ご契約者サービス
しています。
また、その下で保険引受リスク、資産運用リスク、
や将来の保険金支払いに影響を及ぼす可能性のあるすべて
ALMリスク、流動性リスク、オペレーショナルリスク
(システム
のリスクを特定・評価し、適切に管理していくことが重要で
リス クを含 む )のカ テゴリーに 分 類した 上で、各リス クに
あると考えています。
リスク管理体制図
取締役会
監査委員会
報告•指示
報 告 •指 示
執行役会
報告•指示
報 告 •指 示
内部監査
部門
統合リスク管理委員会
〈統合的リスク管理〉
保険引受リスク
管理部会
保険引受リスク
報告•監督
フィナンシャルリスク
管理部会
資産運用リスク
・市場関連リスク
・信用リスク
・不動産投資リスク
・市場流動性リスク
A L Mリスク
流動性リスク
報告•監督
オペレーショナルリスク
管理部会
オペレーショナルリスク
検 証・チェッ ク
報告•監 督
・事務リスク
・システムリスク
・不正リスク
・法令・規制リスク
・人的リスク
・自然災害・テロリスク
・財務報告リスク
リスク管理部門
報告•監督
業務執行部門
メットライフ生命の現状 2016
71
リスク管理体制
リスク管理の取り組み
リスク管 理 体 制
当社では、取締役会で決議した「統合リスク管理基本方針」
役会は重要な事項に関する意思決定を行い、内部監査部門
に基づいてリスク管理方針・規程等を定めるとともに、会社
が実施するリスク管理の実効性に関する検証・チェックに
全 体 のリス ク管 理 に 関する 事 項 を統 合リス ク管 理 委 員 会
基づいて執行役会が適切な監督を行う態勢を整備してい
に、個別のリスク管理に関する事項を各リスク管理部会に
ます。また、統合的リスク管理の実施のため、会社の保険業
委嘱しています。個別のリスクを含む会社全体のリスクの
務 の 運 営 か ら 独 立した 統 合リス ク管 理 部 門 を設 置してい
状況は統合リスク管理委員会から執行役会に報告され、執行
ます。
統合的リスク管理
当社では、統合リスク管理担当役員(チーフ・リスク・オフィ
(*3)
を実施しています。また、これらの定量的なリスク評価と
サー)を議長とする統合リスク管理委員会を中心として、会社
あわせて、計量化できないリスクを定性的に評価し、当社を
の経営に影響を及ぼしうるすべての領域のリスクをモニタ
取り巻くすべてのリスクを網羅的に把握し管理する態勢を
リングしています。戦略的、財務的な目的達成に資するリスク
整備しています。リスクの計量を含め、会社の意思決定に用
管理の方法として、従来から主に資産運用リスクの領域で用
いる定量的な指標を算出するモデルについては、モデルリス
いられていたバリュー・アット・リスク(*1)やストレステスト(*2)
ク(*4)の管理を導入しています。さらに、会社全体の経営なら
等の手法を活用して、会計上やソルベンシーマージン規制に
びにお客さまに著しい影響を及ぼしうる大規模災害等への
係るリスク管理を実施するとともに、経済価値ベースのリスク
対応態勢も統合的リスク管理の一環として取り組んでいます。
管理を推進するため経済資本(エコノミックキャピタル)管理
*1 バリュー・アット・リスク
バリュー・アット・リスクとは、過去の損失の発生状況等のデータ
を基礎として、今後一定の期間内に一定の確率の範囲内で発生
すると予想される損失の最大額のことです。
当社では、資産運用リスクについて、バリュー・アット・リスクを
毎月計測するとともに、バックテストを実施しリスク評価の適切
性の検証に努めています。
*2 ストレステスト
ストレステストとは、各種のリスクが顕在化するシナリオを想定し、
その場合の損失の予想額を把握するリスク管理手法のことです。
当社では、大幅な金利変動や大規模災害の発生等、資産運用や
保険引受を取り巻く環境が大幅に悪化し、会社全体に影響が及ぶ
事象を想定したストレステストを定期的に実施して財務の健全性
にどのような影響が及ぶかを分析しています。
当社では、ストレステストをバリュー・アット・リスク等のリスク
計測手法では十分把握できないリスクを把握するための補完的
役割を果たすものとして位置付けています。過去実績にもとづく
シナリオに加えて、フォワードルッキングなシナリオを、経営陣の
検討を踏まえた上で設定しています。結果は統合リスク管理委員
会および執行役会に報告され、必要に応じて追加的な対応、財務
基盤の強化等の検討に活用しています。
*3 経済価値ベースのリスク管理、経済資本(エコノミックキャ
ピタル)管理
経済価値ベースとは、市場で取引のある資産については市場価格
を、取引のないもの(保険負債等)については市場価格と整合的な
評価方法による価額を用いて、資産・負債の経済的な価値を評価
するものです。当社では、資産・負債の経済的な価値の差である
利用可能経済資本についてリスク量を計測・管理し、適切な水準
の維持を図っています。
*4 モデルリスク
モデルリスクとは、不正確なモデルの結果またはモデルを誤使用
した結果に基づいて意思決定を行うことにより、会社が悪影響を
受けるリスクをいいます。当社では、
すべてのモデルに対してモデル
所有者を定めるとともに、モデルの開発、承認、利用、第三者検証、
見直しといったライフサイクルにおいて適切なモデルリスク管理
が実施されるよう、基準を定めています。モデルリスクガバナンス
については、統合リスク管理委員会が監督機能を担っています。
主なリスクへの対応
1
保険引受リスク
保険引受リスクとは、経済情勢や保険事故の発生等が保険
● 適切な保険料設定とリスク対応
料設定時の予測に反して変動することで損失を被るリスク
当社では保険料や責任準備金の設定のもととなる予定死亡率、
で、生命保険会社の本業にかかるリスクをいいます。当社で
予定入院発生率等の予定発生率について、独自のデータによる
は、保険引受リスクの管理を行う部門を定めるとともに、
発生率統計や各種の研究結果をふまえ、適切な設定や見直しを
リスク管理が徹底されるよう保険引受リスク管理部会を
行っています。保険料や責任準備金の設定のもととなる予定利
設置し、毎月、保険引受リスク管理上の重要課題および管理
率については、市場金利の動向を中長期的に見極めるとともに、
の状況について審議しています。
当社の資産運用方針や保有契約の平均予定利率を勘案した十
分な検討にもとづき、設定や見直しを行っています。
72
メットライフ生命の現状 2016
内部管理体制の強化に向けて
● 契約選択にかかわるリスク対応
■ 再保険によるリスク管理
の査定を厳正に行っています。
また、予定発生率と実際の発生率の
当社では予測を超える天災等への対応、高額保険のご契約
動向を常に分析し、必要に応じて引き受け時の査定基準の見直し
の締結、および新しいタイプの保険商品を販売する場合
を行っています。
などのリスクを伴う場合に、保険事業の根幹をなす保険金
リスク管 理 体 制
ご契約の引き受けにあたっては、医学面およびモラルリスク面から
の確実なお支払いや、会社経営の安定を図るためのリスク
● 引き受け後のリスク対応
移転の方策として再保険を利用しています。出再方針には、
予定発生率や予定利率をそれらの実績と定期的に比較のうえ、
出再基準を定めており、保険商品ごとにその商品の特性に
必要に応じて、販売商品の規制や緩和、商品のリスク特性に応じ
応じて保有基準を決定しています。
また、保険財務格付け等
た再保険の活用、負債の特性に応じた資産の運用内容の見直し
の指標を参考にし、信用力の高い国内外の保険会社と再
などにより、
リスク管理を行っています。
保険契約を締結しています。受再方針としては、引受リスク
さらに、将来の収支予測を毎年行い、将来のお客さまへのお支払い
限度額は出再方針と同じ保有基準までとし、保有基準を超過
が万全であることを確認しています。
する場合は、超過額は第三者への出再を前提としています。
計量不可能なリスクは引き受けていません。
2
資産運用リスク
生命保険会社は、お客さまからお預かりした保険料を将来
● 信用リスク
のお客さまへのお支払いに充てるため、さまざまな資産に
与信先の財務状況の悪化等により保有する有価証券や貸付金など
投資し安定した収益を確保しなければなりません。一方で、
の資産の価値が減少ないし消失し、損失を被るリスクをいいます。
市場環境は日々変化しており、投資手法は今後ますます高度
当社では、分散投資を推進し、資産運用リスク管理規程に従い、
化、多様化の方向へ進むことが予想されます。投資活動は
保有リミットの管理を実施することにより特定の企業・グループや
運用対象や運用方法あるいは資産の特性により、リスクを
伴うことから、当社では、投機的なリスク負担を避け、公社債、
貸付金を中心とした運用を実施しています。投資にあたって
は下記のとおり投資対象のリスクに応じて十分な分析・検証
を行い、安定的な投資収益の確保に努めています。
国、業種への信用リスクの集中をコントロールしています。また、
経済価値ベースで信用リスク量のリミットを定めるとともに、個別
与信先および業種別のリスク量を把握しコントロールしています。
● 不動産投資リスク
賃貸料および空室率等の変動を要因として不動産の稼動によって
また、資産運用部門から独立したリスク管理部門が資産運
得られる収益が減少すること、または、不動産市況の変化を要因
用リスクの状況を把握し、執行役会で定めた統合リスク管
として不動産価格が下落すること等により損失を被るリスクを
理方針に従い、フィナンシャルリスク管理部会において資産
いいます。不動産投資リスクの管理にあたっては、長期的な収益を
運用リスク管理規程の審議、資産配分の見直しやヘッジな
確保できるものを投資対象とするなど厳格な審査を行っています。
どのリスク管理方針の検討等を行っています。さらに、保険
またノンリコースローン等、不動産関連投資の増加に伴い、稼働
検査マニュアルに対応した資産の自己査定実施態勢を確立
率、LTV(不動産価格に対する借入金の割合)、DSCR(元利金返済
し、自己査定基準にもとづく適切な査定を行うことにより、
カバー率)等の健全性指標のガイドライン、および地域、不動産
健全な資産の維持を図っています。
種類等の分散投資のガイドラインを定めて定期的にモニタリング
● 市場関連リスク
することとしています。
を行い、当該ガイドラインに抵触する場合には、その対応を検討
金利、株価、為替などの変動により投資した資産の価格が下がる
ことで損失を被るリスクをいいます。投資委員会において、運用
環境・投資方針・運用実績・リスク特性などを検証し、安定的な
運用収益の確保に努めています。
また、資産運用リスク管理規程に
従い、外貨建資産のヘッジの検討、バリュー・アット・リスクやスト
レステストによる現在および将来のリスク量の評価、資産種類ごと
の保有リミットの管理等を実施し、適切なリスクのコントロールを
● 市場流動性リスク
市場の混乱等により市場取引ができなかったり、著しく不利な
価格での取引を余儀なくされることにより損失を被るリスクを
いいます。当社では、ポートフォリオ全体の市場流動性リスクを
一定の範囲内にコントロールし、過大な損失の発生を抑制して
います。
実施しています。また、経済資本配賦の考え方に基づいて、経済
価値ベースの市場リスク量、金利リスク量のリミットを定め管理を
実施しています。
メットライフ生命の現状 2016
73
リスク管理体制
3
A L Mリスク
リスク管 理 体 制
生命保険会社は、将来の保険金等をお支払いするために必要
部門が関連各部門と連繋してALMリスク管理を推進して
な資金を、責任準備金(負債勘定)として積み立てています。
います。具体的には、資産と負債のキャッシュフロー分析等に
負債特性(どの時点で保険金等をお支払いするのか等)を考慮
基 づき A L Mリス クの 状 況 の 把 握 を行 い、フィナンシャル
してこの資金の資産運用を行い、将来の保険金等のお支払い
リスク管理部会において、資産運用・ALM・ヘッジ方針や関
に適切に備えるための管理方法が、ALM(資産と負債の総合
連規程の審議等を実施しています。
管理(Asset Liability Management))です。
また、新商品の開発・販売に当たっても、ALMリスクの観点
当社では、資産と負債の特性や状況が適合していないことで
から検証を実施しています。
損失を被るリスク
(ALMリスク)を管理するため、
リスク管理
4
流 動 性リスク
流動性リスクとは、金融市場の混乱、当社の財務内容の悪化、
支出、資産運用の入出金を日々管理し、資金が十分確保され
予期せぬ保険料収入の減少や保険金・解約返戻金支払の増
ているか、将来にわたる一定期間の資金繰り状況は充分か
加等により、資金繰りが悪化したり、資金の確保のため通常
等の確認を行っています。また、リスク低減の取り組みとし
よりも著しく低い価格での資産売却や高いコストでの資金
て流動性の高い資産を保有するとともに、流動性リスクに
調達を余儀なくされることにより損失を被るリスクをいい
関するストレステストを実施し、フィナンシャルリスク管理
ます。
部会で検証を行い、統合リスク管理委員会へ報告する態勢
当社では資金繰りの管理として、保険金等のお支払いや経費
を構築しています。
5
オ ペレ ーショナルリスク
オペレーショナルリスク(システムリスクを含む)とは、内部
からオペレーショナルリスクの統合的な管理を行っています。
プロセス・人・システムが不適切であることもしくは十分に
定性的な管理としては、四半期ごとにリスク評価を実施し、
機能しないこと、
または外生的事象により当社が損失を被る
優先度の高いリスクについては、対応策を策定・実行し、リ
リスクをいいます。当社ではオペレーショナルリスクを事務
スク削減の実施状況をモニタリングしています。オペレー
リスク、システムリスク、不正リスク、法令・規制リスク、人的
ショナルリスク管理部会は、これらのリスク管理プロセスが
リス ク、自 然 災 害・テロリス ク、財 務 報 告リス クに 分 類し、
有効且つ適切に機能していることを監督しています。
個々のリスク特性に応じた管理に加え、定性的・定量的側面
6
システムリスク
システムリスクとは、コンピュータシステムのダウンまたは
応計画)に基づいて、コンピュータシステムの安全な稼動の
誤作動等のシステムの不備等や、
コンピュータの不正な使用
た め の ハ ードウェア・通 信 回 線 等 の 二 重 化 、バックアップ
あるいはサイバー攻撃によって、お客さまや保険会社が損失
サイトの構築を行っています。また、大切なお客さまの情報
を被 るリス クをいいます。システムリス クは オペレ ーショ
については、
コンピュータシステムに各種セキュリティ・安全
ナルリスクの一部ですが、当社ではその重要性にかんがみ、
対策を施し、不正利用・情報漏えい防止・サイバー攻撃への
システムリスク管理規程を定めシステムリスクの管理を行う
対 応 などを一 層 強 化しています。オペレ ーショナルリス ク
とともに、
リスクコントロールの観点から情報資源に関する
管理部会は、システムリスクを一元管理し、システムリスク
全社的な統一基準としてのセキュリティポリシー(セキュリ
の管理状況、システム事故の発生状況、原因分析および改善
ティに関する基本的な方針)を規定し、災害や障害時の対応
策の策定、実施状況を把握しています。
を含めたビジネスコンティンジェンシープラン(緊急時の対
74
メットライフ生命の現状 2016
内部管理体制の強化に向けて
■ 大規模災害等に対する取り組み
デ ータセンターを代替拠点へ切り替え、通常業務に支障
をきたさない体制を構築しています。また、保険金や給付
生した場合でも、会社はお客さまに対して必要なサ−ビス
金等のお支払いに関する業務は、東京と長崎の二つの拠
リスク管 理 体 制
大規模な地震や風水害あるいは感染症の大流行(パンデ
ミック)などの脅威が、会社の事業所が存在する地域に発
点で行い、さらに、お客さまの各種お問い合わせにお答え
を提供し続けることが求められています。
するコールセンターおよび各種変更お手続きに係る業務
メットライフ生命の経営指針の一つに「お客さま中心主
については、東京・長崎に加え神戸でも展開するなど、お
義」があります。私たちは、大規模な災害等が発生した場合
客さまに対応する重要業務が停止するような状況に陥る
でもお客さまに一定レベルのサービスを提供できるよう、
ことのないよう、複数の拠点に分散して業務を実施して
平時より専門部署である「事業継続計画企画室」が災害等
います。これ ら の 平 時 に お け る 複 数 拠 点 の 業 務 体 制 に
の発生に備えて組織体制を構築し、業務継続に関する管
加え、緊急時に使用するための複数の臨時業務拠点(コー
理を行っています。お客さま対応を中心とした会社の重要
ルドサイト)を整備することで、災害の地域、規模や状況
業務に影響を及ぼす災害等が発生した場合には、
「 事業継
等 に 応じて機 動 的 に 業 務 が 継 続できるよう に 対 応して
続 計 画 企 画 室 」が 事 務 局となり、社 長 や 執 行 役 ら がメン
います。
バーとなる「業務継続対策本部」が速やかに設置され、被
災状況の把握から業務継続、業務復旧に至るまでの一連
さらに、当社の重要業務を委託する外部業者に対しても、
の活動を行います。そうした活動の流れについては、
「 災害
厳しい業務継続計画の策定を求めており、災害時において
復旧および業務継続管理規程」に定めており、その具体的
もお客さまへのサービスが途切れることのないような態
な行動について「災害復旧・業務継続計画(BCP細則)」に
勢作りを進めています。
記載しています。
こうした業務継続管理態勢の実効性を高めるために、各
また、各業務部門でも、お客さまへのサービス提供の継
業務部門や営業店が参加する初動対応訓練や業務継続訓
続・維持を第一に、事業活動において想定されるリスクを
練を定期的に実施することにより、さまざまな災害に迅速
業務単位で洗い出し、そのリスクの発生可能性や影響度
に対応できるよう全社を挙げて取り組んでいます。
を分析・評価したうえで、自部門の事業継続および復旧プ
なお、
メットライフ生命では、災害の規模等に応じて災害
ランを策定しています。
発生地域のお客さまの安否確認を実施しており、迅速にお
災 害 時 に お いては 、特 に お 客 さまへ の 影 響 を最 小 限 に
客さまの安否を確認し、必要な情報やサービスの提供が
抑えることを最優先の課題と位置付け、会社コンピュータ
できるよう、さらなるプロセスや管理手法の改善に取り
システム に 大 規 模 な 障 害 が 起きた 場 合 に は 、速 や か に
組んでいます。
神 戸
保険金、給付金等支払業務
コールセンター
各種変更お手続き
東 京
保険金、給付金等支払業務
長 崎
コールセンター
各種変更お手続き
保険金、給付金等支払業務
★
コールセンター
各種変更お手続き
★
★
★ …コールドサイト(東京、大阪、福岡)
メットライフ生命の現状 2016
75
コンプライアンス態勢
お客さまの信頼にお応えするために
コンプライアンス態 勢
近年、金融機関を取り巻く環境は一層厳しい状況にあり、公正・透明な企業経営が求められて
います。
メットライフ生命では、お客さまから最も選ばれる生命保険会社になることを目標に掲げて
おり、その実現のため、
コンプライアンス態勢の強化を図っています。
コンプライアンス態勢
当社では、コンプライアンス態勢の確立および継続的強化
ルスチャネルにおける募集管理、コンプライアンス推進を
を経営の最重要課題のひとつと位置づけ、法令等遵守の徹
横断的に支援し、ファーストラインとセカンドラインの協働
底を最優先とする企業風土の実現に努めることをコンプラ
態勢の強化を図る部門として、セールスクオリティアシュア
イアンス基本方針に定めています。
ランス本部を新たに設立しました。
また 、コン プ ライアンス の 遵 守 に あ たっては 、ファースト
ライン、セカンドライン、サ ードライン か ら 成 る 3つ の ディ
非 営 業 部 門
監査
監査
監督
特に、実際に活動が行われているファーストラインでのコン
指 導・支 援
ファーストライン、セカンドラインに対し独立した立場
から検証
指示
指示
ファーストラインに対する牽制およびアドバイス
❸サードライン…内部監査部門
選解任
監督
営業部門
理部門
ファーストライン
実務部門
セ ー ルス クオ リ ティ
ア シュア ラ ン ス 本 部
❷セカンドライン…コンプライアンス部門およびリスク管
コ ン プ ライ ア ン ス 部 門
セールスクオリティアシュアランス本部等による牽制
CCO︵ チーフコンプライアンスオフィサー︶
現場活動に対する一義的監督
執 行 役 会
取 締 役 会
際に事業を行う部門
報告
❶ファーストライン…営業部門やオペレーション部門等、実
コ ン プ ライ ア ン ス 委 員 会
報告
報告
を担っています。
報告
申 請・照 会
セカンドライン
フェンスラインを設けており、それぞれ以下のような役割
プライアンス態勢整備や当事者意識の醸成等(ファースト
ライン・ディフェンス)が重要と考え、2016年1月に全セー
サ ードライン
内部監査部門
コンプライアンス教育
コンプライアンス意識の醸成およびコンプライアンス知識の
手引書として、管理部門や営業部門など、職制や販売チャネル
向上等を目的として、全役職員や代理店を対象に、年間計画
ごとの特性をふまえたコンプライアンス・マニュアルを作成
に基づいたコンプライアンス研修を毎年実施しています。
し、常に参照ができるように整備しています。
また、日々の業務を遂行する上で判断に迷った際に参照する
コンプライアンス・プログラムの策定・実施
コンプライアンスを実現させるための具体的な実践計画を
アクションプラン、マネジメントへの報告という一連のフロー
コンプライアンス・プログラムといいます。
コンプライアンス・
を通じて、
コンプライアンスリスクの継続的かつ適切な管理
プログラムでは、コンプライアンスリスクを特定、評価し、
を行っています。
有効なプロセス・統制の実装、モニタリング・テスティング、
76
メットライフ生命の現状 2016
内部管理体制の強化に向けて
コンプライアンス態 勢
詳細はP.121
▲
反社会的勢力への対応
メットライフ生命では、
「反社会的勢力との関係遮断のための
また、反社会的勢力への対応について、全社的に統括する
基本原則」を定めています。
この中で、反社会的勢力との一切
部門を定め、情報の一元管理や社員等への教育・啓発を行う
の関係を遮断することや、反社会的勢力による不当要求に
とともに、取引先等との関係においても、反社会的勢力との
対して組織全体として対応することを掲げています。
関係遮断に向けた取り組みを強化しています。
適切な保険募集の推進
メットライフ生命では、お客さま中心主義にもとづき、お客さまのニーズに合わせた、適正な募集活動を行うことを「勧誘方針」
として定めています。
■ 勧誘方針
基本方針
メットライフは150年近くにわたり、お客さまから信頼される生命保険会社として、お客さまが自立した、
より豊かな生活をおくる
ために、自ら自信を持って最適な保障を選ぶお手伝いをすることをお約束し、その約束を果たし続けて参りました。私たちは、
「人生の『もっと』をかなえる応援をします」をミッションに、お客さまがより良い豊かな生活をおくることができるよう支援します。
また、私たちは使命を果たすために、常に高い倫理観とプロフェッショナリズムを持ち、法令等の遵守と私たちのバリューを
規範とした募集活動の実践に努めます。バリューは、当社の在り方を示し、お客さまのほか、プロデューサーやビジネスパート
ナー、社員、株主、さらには地域社会へ価値を提供していくための行動指針となります。バリューを日々実践し、
「 お客さまから
最も選ばれる生命保険会社になる」
というビジョンの実現を目指します。
お客さま中心主義
お客さまを大切に思い、尊重すること。それが私たち
のあらゆる行動の原点となります。
お客さまからのご相談・ご要望等に迅速かつ誠実に
対応いたします。
お客さまのご契約の目的、年齢、資産の状況を正しく
理解して、お客さまにとって最適な商品をご提案する
よう努めます。
お客さまにご安心いただけるように、契約後の継続
的なフォローを行うことをお約束します。
お客さまへの連絡・訪問に際しては、時間帯・場所等
お客さまのご都合に配慮いたします。
高齢のお客さまには、商品内容や仕組みについて誤
解が生じることがないよう、より丁寧でわかりやすい
説明に努めます。
未成年者を被保険者とする生命保険契約については、
加入目的や保険金額等をより慎重に確認し、適正な
勧誘・販売に努めます。
お客さまの目線でよりわかりやすく
私たちが取り扱う商品はわかりやすいものばかりでは
ありません。だからこそ、私たちは常にお客さまにとって
わかりやすい、最良のソリューションを提供する努力を
惜しみません。そうすることで、お客さまが期待する
以上のサービスを提供し、それが信頼関係の構築に
繋がるものと確信しています。
お客さまが商品の内容を正しく理解し、最適な商品を
選択していただくために、
「 契約概要」
「 注意喚起情報」
「ご契約のしおり・約款」等、社内規程に則って作成し
た資料を用いて適切に説明を行い、お客さまに十分
ご理解いただけるよう努めます。
生命保険・損害保険・その他の金融商品を明確に区別
し、商品および引受保険会社についてお客さまの誤
認を招くことがないよう努めます。
特に外貨建保険・変額年金保険など市場の変動の影
響を受ける商品については、お客さまのご契約の目
的、年齢、資産の状況、投資経験・知識等を踏まえ、十
分にご理解・ご納得いただけるよう説明を行います。
常にベストを尽くす
私たちは常に新しく、
より良い方法を探究し続けます。
お客さまのプライバシー保護を常に優先し、業務上知り
得たお客さまの情報やご契約内容等の情報は厳重に
管理します。
力を合わせて成功を目指す
私たちは共通の目的に向かって力を合わせながら、誠
実かつ高い倫理観を持って行動し、
また、多様性を尊重
しながら日々業務に取り組んでいます。
反社会的勢力とは一切の関係を遮断し、また、不当要
求については断固として拒絶します。
メットライフ生命の現状 2016
77
内部監査態勢
メットライフ生命の内部監査機能は、監査本部が担っています。すべての部門から独立した
客観的な立場から、当社の各部門や拠点の業務全般を対象とする監査を実施し、経営管理やリ
スク管理・コンプライアンスを含む内部統制の 適 切 性と有 効 性 を検 証 ・ 評 価します。監 査 の
内部監査態勢
結果や業務の改善合理化への助言を経営に報告し、改善状況のフォローアップを行うこと
により、経営目標の達成に貢献しています。
内部監査の態勢
担 当 役 員 チ ーフオ ー ディター 兼 監 査 本 部 長と監 査 本 部 員
事 実 の 説 明 や 意 見 を求 め 、各 種 の 会 議 に 出 席することが
は 、監 査 委 員 会 の 監 督 の 下 に 高い 独 立 性と客 観 性 を維 持
できます。
しています。職務遂行上必要と判断するすべての資料の提出、
内部監査の概要
監 査 本 部 は 、当 社 を取り巻く経 済 環 境 や 法 規 制 の 変 化 を
機動的に監査を実施するほか、監査対象範囲のプロセスを
ふまえ各部門や拠点の業務に係るリスクを評価し、内部監
可視化して監査対象組織と共有し、内部監査の有効性と効
査実施の範囲、頻度、深度などを決定するリスクアプローチ
率性の一層の向上を目指しています。
を採用しています。日頃から各種の会議に出席し社内のデー
内 部 監 査 の 結 果と助 言 は 、代 表 執 行 役 、監 査 対 象 組 織 の
タベースにアクセスするなどして、継続的にリスクのモニタ
担 当 役 員と責 任 者 、さらに 親 会 社 の 関 係 者 に 対し適 時 に
リングを行っています。監査計画は、監査委員会の要請や経
報告し、指摘事項に対する改善計画の実施状況をフォロー
営陣の課題認識をふまえて策定し、監査委員会、執行役会
アップします。また、取締役会および監査委員会、執行役会
に諮ります。データ分析手法を積極的に活用し、緊急度の高
に適時に報告します。
い事項やお客さま・経営への影響の大きいリスクに対して
内部監査の品質維持向上
78
監 査 本 部では 、当 社 の 業 務 領 域 に 精 通した 人 材 の 確 保 に
的に提供しています。
取り組んでいます。監査本部員の専門性や能力を一層高め
内部監査の品質を維持向上するため定期的に自己点検を
るべく、内部監査人協会(IIA)の「公認内部監査人」や情報
実 施し、そ の 結 果 を監 査 委 員 会 や 執 行 役 会 に 報 告すると
システムコントロール協会(ISACA)の「公認情報システム
ともに、数年に一度、第三者機関による外部品質評価を受け
監査人」等の資格取得を奨励し、内外の研修の機会を継続
ています。
メットライフ生命の現状 2016
沿革・組織図
沿革・・・
・・
・・・
・・
・・・
・・
・・・・
・
・・・・・
・
・・・・
・
・・・・
・・
・・・・
・
・・ 80
組織図・・
・・
・・・
・・
・・・
・・
・・・
・・
・・・・
・
・・・・
・
・・・・
・・
・・・・
・
・・ 82
沿革
メットライフ生命の軌跡
1954年
(昭和29年)■日本支店開設(外国人向け営業開始)
(2月)
1999年
(平成11年)■米ドル建積立利率変動型終身保険を発売
1972年
(昭和47年)■日本人向け営業認可取得
■解約返戻金をなくした終身医療保険を発売(5月)
1973年
(昭和48年)■外資系生命保険会社第1号として営業開始
■ファイナンシャルサービスセンター開設
(5月)
(アメリカン・ライフ・インシュアランス・カンパニー日本支店)
■変額個人年金保険
「北斗七星」
、
米ドル建定額個人
沿革
■フルサービス・エージェント・システムを導入
年金保険
「シリウス」を発売
(8月)
■無配当保険の導入
■インターネットで入院給付金の請求取り扱い
■平準定期保険・逓減定期保険・養老保険発売
開始(11月)
2000年
(平成12年)■医療保険
(無選択型)
を発売(3月)
■団体定期保険
(グループ保険)発売
1974年
(昭和49年)■団体信用生命保険発売
■総資産1兆円を超える(3月)
(平準定期)
付預金「安心預金」を発売
1975年
(昭和50年)■生命保険
2001年
(平成13年)■無配当の団体保険「ノンパーグループ保険」
疾病保険発売
1976年
(昭和51年)■日本初、
発売(2月)
■エイジェンシー・マネージャー・システムを導入
■ 診 断 給 付 金 を複 数 回 払いとした「ガン 保 険
■保険会社がお客さまと保険契約のお手続きを
直接するダイレクト型の通信販売を開始
(2001)
」
「終身ガン保険
(2001)
」発売
(6月)
(1月)
2002年
(平成14年)■長期傷害保険発売
■逓増定期保険発売
■長期平準定期保険発売
(1月)
1977年
(昭和52年)■終身保険発売
■長崎テレマーケティングセンター開設(6月)
■流通店頭販売を開始
■「はいれますシニア入院保険」
(医療保険無選択
■弱体者終身保険発売
型2002)
発売
(7月)
1978年
(昭和53年)■家族保険発売
■積立利率変動型終身保険
(貯蓄重視型)
発売
(9月)
発売
1982年
(昭和57年)■病気入院保険(新疾病保険)
■変額個人年金保険
(災害10%加算型)
、
同
(災害
1983年
(昭和58年)■ガン保険発売
20%加算型)
発売
(10月)
(団体型)
発売
1986年
(昭和61年)■医療保障保険
■子どもの臓器移植をカバーする「こども医療
■変額保険終身型発売
保険」発売(12月)
1987年
(昭和62年)■変額保険有期型発売
2003年
(平成15年)■長崎のオペレーションセンターに本社業務の
1988年
(昭和63年)■介護保障保険発売
一部を移管(4月)
■病気・ケガ・看護・手術入院保険
(医療保険)
発売
■米ドル建定額個人年金保険「レグルス」発売(4月)
1990年
(平成 2年)■女性専用特定ガン保険発売(9月)
■金融機関向け「ローン返済支援型医療保障プ
「総合型」
発売(4月)
1991年
(平成 3年)■変額保険「金融市場型」
ラン」
発売
(4月)
■テレマーケティングセンター開設(2月)
■米ドル・ユーロ建定額個人年金保険「レグルス
1992年
(平成 4年)■特定疾病給付保険、生きるための保険「エトワ」
Ⅱ」発売(10月)
発売(2月)
■医療保険のオンライン契約サービス取り扱い
■生きるための保険「エトワ」が1992年日経
開始(10月)
優秀製品・サービス賞・最優秀賞受賞
■積立利率変動型保障期間自由設計保険
「ISユニ
(1月)
1993年
(平成 5年)■生存保険発売
バーサル保険」
発売
(10月)
■新ガン保険発売(10月)
■新介護保険
「スマイルケア」
発売(12月)
1995年
(平成 7年)■営業支援システム「ALEX」導入(2月)
(5月)
2004年
(平成16年)■無事故ボーナス付 終身医療保険発売
■日常生活動作障害保障保険「ロングタームケア」
■逓増定期保険
(初期低解約返戻金型)
発売
(5月)
発売(11月)
■積立利率変動型養老保険
(貯蓄重視型 米国通貨
■盲導犬プロジェクトを開始
建)
発売
(7月)
1996年
(平成 8年)■保有契約高10兆円を超える(5月)
■変額個人年金保険(災害20%加算型2004)発売(7月)
■カスタマーサービスセンター開設(12月)
■シニア向け傷害保険
(無選択型)
発売(7月)
1997年
(平成 9年)■「ロングタームケア」定期型発売(6月)
■ガン保険のオンライン契約サービス取り扱い
■積立利率変動型終身保険発売
(7月)
開始(7月)
(3月)
1998年
(平成10年)■無事故給付金付医療保険発売
■「北斗七星Ⅱ」(変額個人年金保険 2004)発売(8月)
■終身保険(無選択型)
「 はいれます終身保険」
■保有契約高20兆円を達成(9月)
発売(7月)
■住友生命保険相互会社との業務提携
(10月)
■収入保障保険発売
(9月)
■生活習慣病保険発売(11月)
■米ドル建の保険商品の認可取得(9月)
1988年 病気・ケガ・看護・手術入院保険
(医療保険)
発売
80
メットライフ生命の現状 2016
2005年
(平成17年)■「レグルスⅡ」の「豪ドル特約」取り扱い開始(1月)
1995年 盲導犬プロジェクトを開始
2008年 神戸に通販保全センター開設
沿革・組織図
■積立利率変動型個人年金保険
(米ドル建2005)
■一時払終身保険(米ドル建 積立金定期支払型)/一時
「レグルスⅢ」
発売
(5月)
払終身保険(豪ドル建 積立金定期支払型)発売(12月)
■団体医療保険「グループメディカルBasic+」
発売(6月)
■保険業界初のPCI DSS認定を取得
(12月)
2011年
(平成23年)■ブランド名をメットライフ アリコ(MetLife
■新営業支援システム
「ATLASnavi」本格導入
(6月)
沿革
Alico)に変更
(4月)
■変額個人年金保険(2011)
「ゆうゆうつみたて
■積立利率変動型生存保障保険(円建・米国通貨
年金」
発売
(7月)
建)/積立利率変動型一時払生存保障保険(円
■公式通販サイトでインターネットによる申込
建・米国通貨建)発売(6・7月)
サービス開始
(12月)
■積立ガン保険(米ドル建)発売(11月)
■神戸にダイレクトリレーションシップセンター
2012年
(平成24年)■日本法人「メットライフアリコ生命保険株式
会社」
営業開始
(4月)
開設
(11月)
■日本支店からメットライフアリコ生命保険株式
■金融機関窓口向け一時払終身・一時払養老保
会社へ保険契約包括移転
(5月)
険発売
(12月)
■公式Facebookページ開設(8月)
(解約返戻金抑制型)
発売(3月)
2006年
(平成18年)■収入保障保険
■平準定期保険(リスク細分型保険料率)の発売(3月)
■利率変動型一時払終身保険
(豪ドル建)
発売
(9月)
■総資産5兆円を超える
(3月)
■電話によるセカンドオピニオンサービス開始
■声紋認証技術による電話契約システムを開始
(5月)
(12月)
2013年
(平成25年)■終身ガン治療保険「時代が求めたガン保険 ■医療保険
(引受基準緩和型)
発売
(7月)
Guard X
(ガードエックス)」
発売
(8月)
■積立利率変動型終身保険(市場金利連動型)発売(8月)
■生保業界初「粒子線治療サポートサービス」を
開始
(10月)
■保険金審議委員会(現保険金審議会)を発足(12月)
■通信販売サービスセンターとWebサイトが、
2007年
(平成19年)■積立利率変動型一時払養老保険発売
(5月)
HDI五つ星認証プログラムで五つ星認証を
■生存還付給付金付終身医療保険発売
(7月)
取得
(11月)
■終身保険
(引受基準緩和型)
発売
(7月)
2014年
(平成26年)■Japan Women’s Business Network 本格
■一時払終身医療保険発売
(12月)
稼動
(4月)
(H19)
発売
(1月)
2008年
(平成20年)■長期平準定期保険
■商号
(社名)
をメットライフ生命保険株式会社に、
■円建保険金額保証特約付新終身保険(米ドル
建)
「My Future」
発売(1月)
ブランド名をメットライフ生命に変更
(7月)
■神戸に通販保全センター開設
(2月)
■有人飛行船「スヌーピーJ号」を新デザインに
■変額個人年金保険(元本確保型)
「 ゆうゆう
リニューアル
(8月)
つみたて年金」
発売
(5月)
■新終身医療保険「Flexi」、終身医療保険(引受
■ガン保険(08)
、終身ガン保険(08)
発売(8月)
基準緩和型)
「Flexi Gold」
を発売
(9月)
■長崎に保険金コールセンター開設(9月)
■国内のがん粒子線治療施設で初めてキャラク
■モバイル決済端末による保険料のデビット
ターデザインを採用、
筑波大学附属病院の陽子
カード決済、
クレジットカード決済開始(12月)
2009年
(平成21年)■メットライフ生命長崎ビル(当時 AIG長崎ビル)
線照射室をスヌーピーのデザインに一新
(11月)
2015年
(平成27年)■メットライフダイレクト株式会社を吸収合併
を取得
(5月)
(3月)
■新医療保険、
新終身医療保険発売
(6月)
■収入保障保険「MYDEAREST(マイディアレ
■終身医療保険
(引受基準緩和型)
発売
(6月)
スト)」を発売(4月)
■定額年金保険
「レグルスⅣ」
「三大陸」
を発売
(6月)
■積立利率変動型一時払終身保険「サニーガー
デンEX」
を発売
(5月)
■コンタクトセンター・アワード2009 で、最優秀
■コンタクトセンター・アワード2015で最優秀
オペレーション部門賞を受賞(10月)
オペレーション部門賞を受賞
(10月)
(ユーロ建)
発売(1月)
2010年
(平成22年)■積立利率変動型終身保険
■HDI五つ星認証プログラムにおいて、
最高ランク
■米国メットライフがAIGからアリコの全株式の
の
「五つ星認証」
を2回連続で取得
(11月)
譲受について合意(3月)
■株式会社かんぽ生命保険で総合福祉団体定期
■終身保険
(低解約返戻金型)
発売
(8月)
保険の販売を開始
(11月)
■親会社がMetLife, Inc.(メットライフ)に変更(11月)
■日本で唯一の有人飛行船「スヌーピーJ号」
の
2016年
(平成28年)■保険商品付帯の新サービス「ベストホスピタル
ネットワーク」
を本格運用開始(4月)
飛行開始
(11月)
(当社調べ)
2008年 長崎に保険金コールセンター開設
2009年 メットライフ生命
長崎ビルを取得
2014年 筑波大学附属病院の
陽子線照射室をスヌーピーのデザインに一新
メットライフ生命の現状 2016
81
組織図
株 主 総 会
指名委員会
監査委員会
報酬委員会
保険計理人
取締役 代表執行役 副会長
取 締 役 会
執 行 役 会
取締役 代表執行役 会長 社長 最高経営責任者
財務報告部
財務経理部
コントローラー本部
ファイナンシャルコントロール部
商品開発管理委員会
保険金等サービス委員会
カスタマーセントリシティ委員会
情報セキュリティ委員会
コンプライアンス委員会
投資委員会
統合リスク管理委員会
プロジェクト・IT委員会
事業費レポーティング部
事業費管理部
セールスクオリティアシュアランス統括部
フィールドラーニング開発本部
フィールドラーニング開発統括部
組織図
FLDラーニング推進部
営業サポート統括部
営業支援企画部
EBダイレクト推進部
損害保険ビジネス部
数理プロジェクション部
US GAAP数理部
マルチナショナルビジネス推進部
エイジェンシー本部
エイジェンシー営業統括部
AG東京リージョナルオフィス
エンベディッド・バリュー部
AG関東甲信越リージョナルオフィス
数理システム部
AG東北北海道リージョナルオフィス
数理統計アナリティクス部
AG神静リージョナルオフィス
ファイナンスプロジェクト部
資産運用本部
AG東海リージョナルオフィス
不動産投資部
AG大阪リージョナルオフィス
財務企画部
AG近畿北陸リージョナルオフィス
財務業務部
統合リスク管理統括部
AG中国四国リージョナルオフィス
資産運用システム部
統合リスク管理部
AG九州リージョナルオフィス
エイジェンシー戦略統括部
運用リスク管理部
ALMリスク管理部
代理店ビジネス本部
首都圏第2地区統括部
オペレーショナルリスク管理部
関信越地区統括部
営業・業務監査部
ファイナンス・システム監査部
東海地区統括部
近畿第1地区統括部
オーディット・オペレーション部
近畿第2地区統括部
広報部
コーポレート・コミュニケーション本部
エンプロイ−・エンゲージメント部
広報戦略企画部
イベントマネジメント部
コンプライアンス業務部
コンプライアンスオペレーション本部
東北北海道地区統括部
IA営業推進部
コミュニケーション推進部
IA戦略統括部
IA業務部
アライアンスビジネス推進部
広域代理店ビジネス本部
アカウント統括部
アカウント営業部
第1LA営業統括部
アカウント管理部
団体適正化推進室
第2LA営業統括部
コンプライアンス企画部
MM営業統括部
テレマーケティング営業部
代理店検査部
東日本営業1部、2部
国際コンプライアンス部
西日本営業1部、2部
情報コンプライアンス部
LA営業推進部
LA業務企画部
コーポレートビジネスパートナー部
第1営業統括部
第1、第2、第3、第4営業部
コーポレートセクレタリー室
商品企画1部、2部
第2営業統括部
第1、第2、第3、第4営業部
第3営業統括部
第1、第2営業部
商品数理部
第4営業統括部
第1、第2、第3営業部
商品数理企画部
ホールセラーデスク統括部
第1、第2、第3営業部
法務部
金融法人本部
新契約サポート部
商品収益分析部
A&Hプロフィットセンター本部
医療保険部
営業開発統括部
営業開発部
ライフプロフィットセンター本部
ライフプロダクト部
年金プロダクト部
営業企画統括部
営業企画部
年金プロフィットセンター本部
営業サポート部
業務企画部
年金営業支援部
商品開発推進本部
特別勘定業務部
営業推進部
商品開発推進部
ダイレクト推進部
戦略企画統括部
商品開発マネジメント部
営業報酬管理本部
コーポレート推進本部
カスタマーサービスオペレーション本部
フィールドオペレーション統括部
東北法人営業部
東海法人営業部
法人第一、第二、第三営業部
近畿法人営業部
総務部
中四国法人営業部
リアルエステート&ファシリティ部
九州法人営業部
ビジネス・レジリエンシ−部
フィールド業務推進部
提携事業開発部
プロデューサー保全・保険金サポートサービス部
プロデューサー新契約サポートサービス部
新契約統括部
長崎契約査定部
東京契約査定部
マスメディアマーケティング部
テレコンサルティング部
営業企画開発部
セールスクオリティマネジメント部
カスタマーセントリシティ部
ブランドマーケティング部
EBオペレーション部
デジタルマーケティング部
オペレーションビジネス企画分析部
アドバンストデータアナリティクス部
コンシューマーマーケティング本部
営業資材部
プロダクトマーケティング部
オペレーション帳票管理部
カスタマーリレーションシップマネージメント部
オペレーション事務企画推進部
保険金業務部
コンサベーション推進部
リレーションシップマネージメント・マーケティング部
長崎保険金査定部
デジタルストラテジー室
東京保険金査定部
グローバル企業関係部
保険金品質管理部
戦略企画部
満期年金部
プロジェクトポートフォリオ企画室
保険金企画部
プロジェクトマネジメント部
東京カスタマーコンタクト部
エンタープライズプログラムマネジメント部
神戸カスタマーコンタクト部
メットライフ生命の現状 2016
ダイレクトレスポンス本部
審査企画部
オペレーションメットライフウェイ推進室
カスタマーコンタクト統括部
GCR管理推進部
新契約企画部
オペレーション管理部
保険金統括部
営業企画推進部
リーンセンターオブエキスパティーズ室
プロデューサーコンタクトセンター統括部
ビジネスエフェクティブネス統括部
法人営業統括部
営業報酬企画部
PC戦略企画部
プロキュアメント部
新契約&フィールドサービスオペレーション本部
企画1部、2部
ツールマネージメント部
営業報酬管理部
コミッション業務改善推進室
82
丸の内営業部
中四国地区統括部
九州地区統括部
組織犯罪データ管理部
文書審査部
商品開発本部
エイジェンシー業務部
エイジェンシー戦略企画部
首都圏第1地区統括部
信用リスク管理部
監査本部
エイジェンシーチェンジマネジメントオフィス
エイジェンシーマーケティング部
再保険部
数理モデリング本部
営業総務部
EB営業推進部
EB&損保事業本部
数理バリュエーション部
数理分析部
FLDクリエイティブ部
FLD企画部
エクスペンスアロケーション部
数理本部
募集業務部
募集管理部
長崎業務部
財務分析部
P.142をご参照ください。
セールスオペレーションリスク管理部
出納業務室
グローバルファンクションファイナンス部
※営業店については、
ディストリビューション戦略・総務部
セールスクオリティアシュアランス本部
税務部
事業費統括本部
(2016年6月1日現在)
企画調査部
長崎カスタマーコンタクト部
IT企画・戦略ビジネスマネジメント部
カスタマーコンタクト管理部
システム開発・プロダクションサービス部
収納保全統括部
収納保全部
システム開発戦略企画推進部
収納保全企画部
ユーティリティ新契約業務部
ITアーキテクトオフィス
ユーティリティサービス統括部
ユーティリティ収納保全業務部
オペレーション&エンタープライズシステム部
BPOプロジェクト管理部
政府行政関連部
ディストリビューション&マーケティングシステム部
BPO企画分析部
営業事務リデザイン室
ITサービスマネジメント&コントロール部
人事ビジネスパートナー部
オープン基盤技術運用部
人事人材採用部
メインフレーム基盤技術運用部
人材組織開発部
ITリスク&セキュリティ部
人事業務部
人事企画部
データ編
会社の概況及び組織・
・・・・
・・・・・・
・・
・・・・・・・・・・ 84
・・
・・
・
(資本金の推移、株式の状況、従業員の在籍・採用状況等)
・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・
・ 86
保険会社の主要な業務の内容・
直近事業年度における事業の概況・
・
・・・・・
・・・・・・
・・・・ 86
直近5事業年度における主要な業務の状況を示す指標・
・・ 86
財産の状況 ・
・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・・・ 87
(貸借対照表、損益計算書、
ソルベンシー・マージン比率、基礎利益等)
・・・・
・・・・・・
・・
・・・・・・・・・・・・101
業務の状況を示す指標等・
(決算業績の概況、保険契約・経理・資産運用に関する指標等)
保険会社の運営・
・
・・・
・・・・・
・・・・・・・・・・・
・・・
・・・・・・・・121
・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・122
特別勘定に関する指標等・
(個人変額保険、個人変額年金保険等)
・・・・・・・・・・・・・・・・133
保険会社及びその子会社等の状況・
保険種類別 新契約・保有契約(ご参考)
・・・・・135
・・・・・・・・・
メットライフ生命の生命保険に関する制度・
・・・・・・
・・・・136
生命保険協会「ディスクロージャー開示基準」項目索引・
・・140
店舗網一覧 ・
・
・・・・・・・・
・・・
・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・142
本誌は保険業法第111条にもとづき作成しているメットライフ生命保険
株式会社のディスクロージャー誌です。
決算データは2016年3月31日現在の数値です。
決算データ以外は、
明示している場合を除き、
2016年6月1日現在での情報を
記載しています。
***
当社は、2012年4月2日に、日本初の外資系生命保険会社であるアメリ
カン・ライフ・インシュアランス・カンパニー(日本支店)から事業譲渡を
受け、同日から日本の生命保険会社として営業を開始しております。
当社は2014年7月1日に商号変更を行い、
メットライフアリコ生命保険株式
会社からメットライフ生命保険株式会社となりました。
記載された2012年4月1日以前の情報は、
アメリカン・ライフ・インシュア
ランス・カンパニー(日本支店)に関するものです。
2012年4月2日以降の情報は、
メットライフ生命保険株式会社に関する
ものです。
ただし、決算データにつきましては、次の定義(合算ベース)で数値を記載
しています。
2011年度以前の数値は、
アメリカン・ライフ・インシュアランス・カンパニー
( 日 本 支 店 )の 数 値 を掲 載して います。2 0 1 2 年 度 の 数 値 に つ いては 、
年度末残高等の状況を表す項目については当社の数値、期間業績を表す
項 目 に つ いては 当 社 の 数 値とアメリカン・ライフ・インシュア ランス・
カンパニー(日本支店)に係る2012年4月1日から同年5月31日までの
期間業績の数値を合算した数値を掲載しています。
Ⅰ.会社の概況及び組織
データファイ ル
Ⅰ−1. 沿革
Ⅰ−2. 経営の組織
P80-81をご参照ください。
P82をご参照ください。
Ⅰ−3. 店舗網一覧
Ⅰ−4. 資本金の推移
P142-146をご参照ください。
年 月 日
増(減)資額 増(減)資後資本金
摘 要
会社設立
2011年 8月11日
̶
9.8百万円
2011年11月28日 1,690百万円
1,700百万円 第三者割当増資
2012年 5月31日 109,608百万円
111,308百万円 第三者割当増資
Ⅰ−5. 株式の総数
Ⅰ−6. 株式の状況
発行可能株式総数
発行済株式の総数
当期末株主数
10,000株
100株
1名
(1)発行済株式の種類等
種 類
発行数
内 容
普通株式
100株
̶
発行済株式
(2)大株主
株主名
アメリカン・ライフ・
インシュアランス・カンパニー
当社への出資状況
持株数
持株比率
100株
当社の大株主への出資状況
持株数
持株比率
100.0%
̶
̶
Ⅰ−7. 主要株主の状況
メットライフ・インク
アメリカン・ライフ・
インシュアランス・カンパニー
アメリカ合衆国 10166-0188 ニューヨーク州
ニューヨーク市 パークアベニュー200
12百万米ドル
持株会社
1868年3月24日
100.0%
アメリカ合衆国 19801 デラウェア州
ウィルミントン市 キングストリート 600 ワンアリコプラザ
40百万米ドル
生命保険業
1921年8月18日
100.0%
名称
主たる営業所又は事務所の所在地
資本金又は出資金
事業の内容
設立年月日
株式等の総数等に占める所有株式等の割合
(注)1.2016年4月末現在の内容を記載しています。
2.
「資本金又は出資金」については、資本金の金額を記載しており、金額の単位は百万米ドルに統一しています(10万米ドル単位を四捨五入)。
3.メットライフ・インクの設立年月日は、中核会社であるメトロポリタン・ライフ・インシュアランス・カンパニーのものを記載しています。
4.メットライフ・インクは、メットライフグループの最上位の会社であり、当社の株式を間接的に保有する主要株主であります。
実質的に保有する持株比率は100.0%であります。
Ⅰ−8. 取締役・執行役・執行役員
(1)取締役及び執行役一覧
男性18名 女性5名(取締役及び執行役のうち女性の比率21.7%)
氏名
マーティン・リッパート
スタンリー・タルビ
クリス・G・タウンゼント
ダグラス・レイヴィッド
トビー ・ ブラウン
デヴィッド・ヘンダーソン
サシン・N・シャー
平野 英治
クローデット・M・バイヤース
大河原 愛子
東 恵美子
伊藤 彰
トレーシー・リー・パーキンス
グレッグ・ブレナン
山口 浩一郎
谷貝 淳
ディミトリ・ロレンツォン
橋口 隆
幸津 ウェブスター
デス・トーマス
猪坂 真理
頼廣 圭祐
平田 千佳
役職名
取締役 取締役 取締役 取締役 取締役 取締役 取締役 代表執行役 会長 社長 最高経営責任者
取締役 代表執行役 副会長
取締役 執行役 専務 人事担当 チーフヒューマンリソーシズオフィサー
社外取締役
社外取締役
執行役 専務 コンプライアンス担当 チーフコンプライアンスオフィサー
執行役 専務 ビジネス・リエンジニアリング担当、総務担当
執行役 専務 最高財務責任者
執行役 専務 チーフディストリビューションオフィサー
執行役 専務 チーフカスタマーマーケティングオフィサー
執行役 常務 チーフインベストメントオフィサー
執行役 常務 プロフィットセンター・商品開発・営業報酬担当
執行役 常務 チーフストラテジーオフィサー
執行役 常務 チーフリスクオフィサー
執行役 常務 カスタマーサービスオペレーション担当
執行役 常務 チーフオーディター
執行役 常務 チーフリーガルオフィサー、コーポレートセクレタリー
(注)指名委員会等設置会社の形態での企業統治体制を採用しています。
84
メットライフ生命の現状 2016
2016年6月10日現在
(2)執行役員一覧
2016年6月10日現在
役職名
執行役員 常務 エイジェンシー担当
執行役員 常務 チーフテクノロジーオフィサー
執行役員 常務 総務担当
執行役員 常務 金融法人担当、コーポレート推進担当
執行役員 常務 チーフインフォメーションオフィサー
執行役員 常務 セールスクオリティーアシュアランス担当、フィールドラーニング開発担当
執行役員 プロジェクト・マネジメント担当
執行役員 コンサベーション&ディストリビューション プロダクティビティ担当
執行役員 ストラテジック プロジェクト担当
執行役員 ファイナンシャルプランニング、アナリシス&ビジネス パートナリング担当
執行役員 オペレーション新契約トランスフォーメーション担当
執行役員 ビジネス・バリュー・デプロイメント担当
執行役員 バンクストラテジー担当
執行役員 代理店ビジネス担当
執行役員 コンシューマーマーケティング担当
執行役員 シニアアカウンティングオフィサー
執行役員 システム開発・プロダクションサービス担当
執行役員 広域代理店ビジネス担当
執行役員 新契約担当
執行役員 政府行政関連担当
執行役員 ディストリビューション戦略・総務担当
執行役員 エンゲージメントリーダー・スペシャルプロジェクト担当
執行役員 チーフアクチュアリー
執行役員 デジタルストラテジー担当
執行役員 企画調査担当
執行役員 オペレーション & エンタープライズ・システムソリューションデリバリー担当、ディストリビューション & マーケティング ・ システムソリューションデリバリー担当
執行役員 商品開発担当
執行役員 EB & 損保事業担当
執行役員 ビジネスエンゲージメントリーダー・スペシャルプロジェクト担当
執行役員 リーンセンターオブエキスパティーズ担当
執行役員 エイジェンシー営業統括担当
執行役員 インフラストラクチャー担当
Ⅰ−9. 会計参与の氏名又は名称
Ⅰ−10. 会計監査人の氏名又は名称
該当はありません。
有限責任監査法人トーマツ
データファイ ル
氏名
藤井 眞
宮田 晴雄
マイケル・マクグリン
伊地知 剛
スティーブン・ワインレブ
金子 佳喜
榊原 寿佳
堀川 広樹
サミュエル・リー
リチャード・バトラー
S. ダネシュ・ラザ
松山 雅樹
加賀谷 毅
森田 裕之
前田 晃弘
ニコラス・ウォルターズ
マイケル・ハンサード
岩橋 宏修
海老名 敦尚
マシューズ 真里
ケン・モーハン
岩島 洋吉
アーロン・シュラフリー
ジェン・ゼン
木村 友彦
藤原 恒夫
江戸 正寿
鈴木 浩太郎
杉 真理子
ブラッド・シュミット
甲斐 講平
ウォーレン・スペアリー
Ⅰ−11. 従業員の在籍・採用状況
区 分
内勤職員
(男 子)
(女 子)
営業職員
(男 子)
(女 子)
2014年度末
在籍数
4,777名
2,117名
2,660名
4,493名
4,124名
369名
2015年度末
在籍数
4,744名
2,156名
2,588名
4,353名
3,993名
360名
Ⅰ−12. 平均給与月額(内勤職員)
区 分
内勤職員
2015年3月
408
2014年度
採用数
365名
188名
177名
587名
523名
64名
(単位:千円)
2016年3月
422
(注)平均給与月額は各年度の3月中の税込定例給与であり、賞与および時間外手
当は含みません。
2015年度
採用数
467名
204名
263名
503名
437名
66名
2015年度末
平均勤続年数
平均年齢
9年 2ヵ月
41歳 2ヵ月
10年 2ヵ月
42歳 6ヵ月
8年 3ヵ月
40歳 1ヵ月
7年 4ヵ月
44歳 2ヵ月
7年 6ヵ月
44歳 1ヵ月
5年 0ヵ月
45歳 1ヵ月
Ⅰ−13. 平均給与月額(営業職員)
区 分
営業職員
2015年3月
658
(単位:千円)
2016年3月
619
(注)平均給与月額は各年度の平均税込定例給与であり、半期毎の支払および時間
外手当は含みません。
メットライフ生命の現状 2016
85
Ⅱ.保険会社の主要な業務の内容
Ⅱ−1. 主要な業務の内容
データファイ ル
生命保険業
1.生命保険業
● 生命保険の引受け:個人保険、個人年金保険、団体保険等の募
集及び引受業務を行っています。
● 資産の運用:P27をご参照ください。
2.付随業務
● 業務の代理・事務の代行業務:他の保険会社その他金融業を行
う者の業務の代理または事務の
代行を行っています。
● 国債等の窓口販売業務等:該当はありません。
Ⅱ−2. 経営方針
P3をご参照ください。
Ⅲ.直近事業年度における事業の概況
Ⅲ−1. 直近事業年度における事業の概況
Ⅲ−2. 契約者懇談会開催の概況
P24をご参照ください。
開催しておりません。
Ⅲ−3. 相談・苦情処理態勢、相談(照会、苦情)
の件数、及び苦情からの改善事例
Ⅲ−4. 契約者に対する情報提供の実態
P48をご参照ください。
P45をご参照ください。
Ⅲ−6. 営業職員・代理店教育・研修の概略
Ⅲ−5. 商品に対する情報及び
デメリット情報提供の方法
P66をご参照ください。
P49をご参照ください。
Ⅲ−8. 保険商品一覧
Ⅲ−7. 新規開発商品の状況
P55をご参照ください。
P54をご参照ください。
Ⅲ−9. 情報システムに関する状況
Ⅲ−10. 公共福祉活動、厚生事業団活動の概況
P68をご参照ください。
P19をご参照ください。
Ⅳ.直近5事業年度における主要な業務の状況を示す指標
(単位:百万円)
項 目
経常収益
経常利益
基礎利益
当期純利益
発行済株式の総数
資本金
総資産
うち特別勘定資産
責任準備金残高
貸付金残高
有価証券残高
ソルベンシー・マージン比率
従業員数
保有契約高
個人保険
個人年金保険
団体保険
団体年金保険保有契約高
2011年度
1,897,037
170,701
153,539
63,461
300千株
456,841
7,612,450
535,784
6,243,005
226,647
6,464,441
846.8%
10,111名
28,809,906
21,623,918
3,597,819
3,588,169
̶
2012年度
2,521,069
63,422
42,399
42,821
100株
111,308
8,719,765
545,313
7,175,024
276,245
7,531,916
1,032.4%
10,056名
31,434,289
24,002,984
3,651,960
3,779,345
̶
2013年度
2,406,744
17,251
1,020
8,270
100株
111,308
9,117,903
507,279
7,533,533
425,072
7,802,102
965.7%
9,709名
32,804,883
25,940,889
3,108,647
3,755,346
̶
2014年度
2,738,440
96,727
69,687
55,600
100株
111,308
9,745,655
490,243
7,909,719
602,928
8,201,787
956.6%
9,270名
33,409,159
27,229,571
2,521,443
3,658,144
̶
2015年度
2,081,189
48,988
38,314
26,223
100株
111,308
9,872,459
386,922
7,989,795
664,645
8,193,336
870.0%
9,097名
33,482,724
27,989,337
2,035,770
3,457,616
̶
(注)1.発行済株式の総数については、2011年度は、アメリカン・ライフ・インシュアランス・カンパニー(米国本店)の内容を、2012年度以降は、当社の内容を記載して
います。
2.資本金については、2011年度は、アメリカン・ライフ・インシュアランス・カンパニー(日本支店)の持込資本金の金額を、2012年度以降は、当社の資本金の金額
を記載しています。
3.保有契約高とは、個人保険・個人年金保険・団体保険の各保有契約高の合計です。なお、個人年金保険については、年金支払開始前契約の年金支払開始時における
年金原資と年金支払開始後契約の責任準備金を合計したものです。
4.2011年度の数値は、アメリカン・ライフ・インシュアランス・カンパニー(日本支店)の数値を掲載しています。2012年度の数値については、年度末残高等の状況
を表す項目については当社の数値、期間業績を表す項目については当社の数値とアメリカン・ライフ・インシュアランス・カンパニー(日本支店)に係る2012年4月
1日から同年5月31日までの期間業績の数値を合算した数値を掲載しています。
5.2014年度より、通貨スワップ取引に係る損益の表示について表示方法を変更しています。2012年度及び2013年度の財務諸表については当該変更を反映した組替え後
の数値を記載しています。
86
メットライフ生命の現状 2016
Ⅴ.財産の状況
Ⅴ−1. 貸借対照表
科 目
資産の部
184,269
4
184,265
332,218
8,201,787
2,045,789
92,730
707,315
4,779
5,177,564
173,608
602,928
116,825
486,102
149,389
109,041
37,559
423
2,364
23,447
13,533
9,914
108,658
144,352
55,420
3,621
60,994
2,917
2,635
9,970
2,224
6,569
̶
△1,396
9,745,655
252,247
3
252,243
245,358
8,193,336
2,089,704
94,537
723,948
4,591
5,126,951
153,603
664,645
115,122
549,523
196,133
151,537
40,309
286
3,999
28,334
14,353
13,980
81,116
219,454
52,962
3,977
56,154
3,571
2,367
88,647
2,875
8,898
9,696
△17,863
9,872,459
科 目
負債の部
金 額
2014年度末
2015年度末
保険契約準備金
7,986,503
支払備金
66,829
責任準備金
7,909,719
契約者配当準備金
9,954
再保険借
672,932
その他負債
377,410
債券貸借取引受入担保金
211,367
未払法人税等
20,018
未払金
17,978
未払費用
38,392
前受収益
877
預り金
4,075
預り保証金
4,702
金融派生商品
68,554
金融商品等受入担保金
5,648
リース債務
463
資産除去債務
935
仮受金
3,270
その他の負債
1,126
退職給付引当金
42,608
役員退職慰労引当金
282
価格変動準備金
85,700
繰延税金負債
32,380
負債の部
合計
9,197,818
純資産の部 資本金
111,308
資本剰余金
111,298
資本準備金
111,298
利益剰余金
73,568
利益準備金
9
その他利益剰余金
73,558
73,558
繰越利益剰余金
296,174
株主資本合計
255,637
その他有価証券評価差額金
△3,974
繰延ヘッジ損益
251,662
評価・換算差額等合計
547,837
純資産の部 合計
9,745,655
負債及び純資産の部 合計
8,054,299
53,448
7,989,795
11,055
685,558
530,054
340,498
6,421
25,630
44,217
1,114
3,311
5,728
12,021
85,855
312
1,032
3,570
337
46,504
221
91,800
̶
9,408,438
111,308
111,298
111,298
50,891
9
50,881
50,881
273,497
181,290
9,232
190,523
464,021
9,872,459
データファイ ル
資産の部
現金及び預貯金
現金
預貯金
金銭の信託
有価証券
国債
地方債
社債
株式
外国証券
その他の証券
貸付金
保険約款貸付
一般貸付
有形固定資産
土地
建物
リース資産
その他の有形固定資産
無形固定資産
ソフトウェア
その他の無形固定資産
再保険貸
その他資産
未収金
前払費用
未収収益
預託金
先物取引差入証拠金
金融派生商品
仮払金
その他の資産
繰延税金資産
貸倒引当金
合計
(単位:百万円)
金 額
2014年度末
2015年度末
<2015年度 注記事項>
重要な会計方針
1.有価証券(現金及び預貯金・買入金銭債権のうち有価証券に準じるもの及び
金銭の信託において信託財産として運用している有価証券を含む)の評価基
準及び評価方法は、次のとおりであります。
(1)売買目的有価証券
…時価法
(2)満期保有目的の債券
…移動平均法による償却原価法(定額法)
(3)
「保険業における「責任準備金対応債券」に関する当面の会計上及び監
査上の取扱い」
(日本公認会計士協会業種別監査委員会報告第21号)に
基づく責任準備金対応債券
…移動平均法による償却原価法(定額法)
(4)子会社株式及び関連会社株式
…移動平均法による原価法
(5)その他有価証券
①時価のあるもの
…当期末日の市場価格等に基づく時価法(売却原価の算定は移動平
均法)
②時価を把握することが極めて困難と認められるもの
…移動平均法による原価法
③匿名組合、リミテッドパ−トナ−シップ等(以下、「組合等」という)
への出資(子会社及び関連会社への出資金を含む)
…出資時には有価証券に計上し、各組合等が獲得した純損益の持分
相当額は損益に計上するとともに、同額を有価証券に加減する処
理を採用(組合等の保有するその他有価証券の評価差額金に対す
る持分相当額は、その他有価証券評価差額金に計上)
その他有価証券の評価差額については、全部純資産直入法により処理
しております。なお、外貨建その他有価証券のうち債券に係る換算差
額については、外国通貨による時価の変動に係る換算差額を評価差額
とし、それ以外の差額については為替差損益として処理しております。
2.デリバティブ取引の評価は時価法によっております。
3.固定資産の減価償却の方法は、次の方法によっております。
(1)有形固定資産(リ−ス資産を除く)
定率法(ただし、平成10年4月1日以降に取得した建物(附属設備、構
築物を除く)については定額法)を採用しております。
なお、主な耐用年数は次のとおりであります。
建物
15年∼50年
その他の有形固定資産
4年∼10年
(2)無形固定資産(リ−ス資産を除く)
無形固定資産に計上している自社利用のソフトウェアについては、利
用可能期間(5年)に基づく定額法を採用しております。
(3)リース資産
所有権移転外ファイナンス・リ−ス取引に係るリ−ス資産
リ−ス期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法を採用してお
ります。
4.外貨建資産・負債は、当期末日の直物為替相場により円換算しております。
なお、外貨建の保険契約準備金に係る換算差額は、損益計算書上の責任準備
金等繰入額または戻入額に含まれております。
5.責任準備金は、保険業法第116条の規定に基づく準備金であり、保険料積立
金については次の方式により計算しております。
(1)標準責任準備金の対象契約については金融庁長官が定める方式(平成
メットライフ生命の現状 2016
87
データファイ ル
8年 大蔵省告示第48号)
(2)標準責任準備金の対象とならない契約については平準純保険料式
6.引当金の計上基準は、次のとおりであります。
(1)貸倒引当金
貸倒引当金は、資産の自己査定基準及び償却・引当基準に則り、次の
とおり計上しております。
破産、民事再生等、法的・形式的な経営破綻の事実が発生している債
務者(以下「破綻先」という)に対する債権及び実質的に経営破綻に
陥っている債務者(以下「実質破綻先」という)に対する債権につい
ては、直接減額後の債権額から担保の回収可能見込額及び保証による
回収可能見込額を控除し、その残額を計上しております。また、現状、
経営破綻の状況にはないが、今後経営破綻に陥る可能性が大きいと認
められる債務者(以下「破綻懸念先」という)に対する債権については、
債権額から担保による回収可能見込額及び保証による回収可能見込額
を控除し、その残額のうち、債務者の支払能力を総合的に判断し必要
と認める額を計上しております。上記以外の債権については、貸倒実
績率に代え格付会社の公表する直近の倒産確率を用いて、債権額に乗
じた額を計上しております。
すべての債権は、資産の自己査定基準に基づき、関連部署が資産査定
を実施し、当該部署から独立した資産監査部署が査定結果を監査して
おり、その査定結果に基づいて上記の引当を行っております。
(2)退職給付引当金
退職給付引当金は、従業員の退職給付に備えるため、当期末における退職
給付債務及び年金資産の見込額に基づき計上しております。
退職給付債務並びに退職給付費用の処理方法は以下のとおりであります。
退職給付見込額の期間帰属方法 期間定額基準
内勤職員
営業職員
数理計算上の差異の処理年数
10年
4年
(3)役員退職慰労引当金
役員退職慰労引当金は、役員(執行役員を含む)に対する退職慰労金
の支給に備えるため、支給見込額のうち、当期末において発生したと
認められる額を計上しております。
7.価格変動準備金は、保険業法第115条の規定に基づき、将来の経済情勢の変
化による有価証券等の価格変動リスクに備えるため、必要な積立水準を考慮
して算出した額を計上しております。
8.ヘッジ会計の方法は、
「金融商品に関する会計基準」
(企業会計基準第10号)
に従い、外貨建資産に対するキャッシュ・フロ−のヘッジとして繰延ヘッジ、
外貨建資産に対する価格変動リスクのヘッジとして時価ヘッジと繰延ヘッジ
を行っております。なお、ヘッジの有効性の判定は、主に、ヘッジ対象とヘッ
ジ手段のキャッシュ・フロ−の総額を比較又は時価変動累計額を比較する比率
分析によっております。
9.消費税及び地方消費税の会計処理は、税抜方式によっております。ただし、
資産に係る控除対象外消費税等のうち、税法に定める繰延消費税等について
は、前払費用に計上し5年間で均等償却し、繰延消費税等以外のものについて
は、発生年度に費用処理しております。
未適用の会計基準等に関する事項
当期末までに公表されているものの、適用されていない会計基準等は次のとおり
であります。
「繰延税金資産の回収可能性に関する適用指針」(企業会計基準適用指針第26号)
(1)概要
繰延税金資産の回収可能性に関する取扱いについて、日本公認会計士協会
監査委員会報告第66号「繰延税金資産の回収可能性の判断に関する監査上
の取扱い」の枠組みを基本的に踏襲した上で、分類の要件及び繰延税金資
産の計上額の取り扱いの一部について必要な見直しが行われたものです。
(2)適用予定日
平成28年4月1日以後開始する事業年度の期首から適用予定であります。
(3)当該会計基準等の適用による影響
当該適用指針の適用による影響額は、現在評価中であります。
注記事項(貸借対照表関係)
1.担保に供されている資産の額は、有価証券317,813百万円であります。また、
担保付き債務の額は、債券貸借取引受入担保金340,498百万円であります。上
記有価証券には、現金担保付有価証券貸借取引により差し入れた有価証券
317,813百万円を含んでおります。
2.消費貸借契約により貸付けている有価証券の貸借対照表価額は、317,813百万
円であります。
3.責任準備金対応債券に係る貸借対照表価額及び時価並びにリスク管理方針の
概要は次のとおりであります。
(1)責任準備金対応債券に係る貸借対照表価額は3,601,345百万円、時価は
4,088,267百万円であります。
(2)責任準備金対応債券に係る運用は、当社の資産・負債の特性に応じて
予め策定された資産運用方針に基づいて行っております。当社では負
債の特性に対応した金利リスクの管理を行っており、責任準備金対応
債券のデュレ−ションの有効性の判定結果等については、経理部門が
定期的に確認の上、執行役会へ報告しております。責任準備金対応債
券の設定に当たっては、
「保険業における「責任準備金対応債券」に関
する当面の会計上及び監査上の取扱い」
(日本公認会計士協会業種別監
査委員会報告第21号)に基づき、次のように小区分を設定しております。
・円貨建の個人保険・個人年金については、保険商品特性を鑑み4つの
88
メットライフ生命の現状 2016
小区分を設定しております。
・外貨建の個人保険・個人年金については、通貨等に基づき6つの小区
分を設定しております。
4.関係会社の株式は2,121百万円、出資金は12,985百万円であります。
5.保有目的区分の変更に関する事項は、次のとおりであります。
当期において、責任準備金対応債券のうち53,238百万円については債券発行
者の信用状態の悪化等のため、その他有価証券へ保有目的区分の変更を行っ
ております。この変更による平成28年3月31日現在の貸借対照表への影響は、
有価証券の増加973百万円、その他有価証券評価差額金の増加973百万円(税
効果考慮前)であります。
6.金融商品の状況に関する事項及び金融商品の時価等に関する事項は、次のと
おりであります。
(1)金融商品の状況に関する事項
①金融商品に対する取組方針
当社はALMの観点から負債特性に応じた資産運用を行い、債券を中心
に中長期に安定した収益が期待できる資産をポ−トフォリオの中核
としております。また、一定の収益の確保を目的として、リスク許容
度の範囲内で国内外の公社債、貸付金、証券化商品、株式、組合出資
及びオルタナティブ投資等の資産へ分散投資を行っております。
デリバティブ取引については、安定的かつ効率的な運用を図るため、
保有する運用資産及び保険負債に係る市場リスク及び信用リスクを
ヘッジすることを目的として、金利スワップ取引、金利スワップシ
ョン取引、通貨先渡取引、通貨先物取引、通貨オプション取引、通
貨スワップ取引、クレジット・デフォルト・スワップ取引を活用し
ております。
また、クレジット・デフォルト・スワップ取引は、他の保有資産と
組み合わせることにより現物社債投資と同様の投資効果を得る目的
でも利用しております。
②金融商品の内容及びそのリスク
当社が保有する金融資産のうち、有価証券は、主に国内外の公社債
であり、主として責任準備金対応目的、その他の目的で保有してお
ります。なお、有価証券、デリバティブ取引等は市場リスク及び信
用リスク、貸付金は主に貸付先の契約不履行によってもたらされる
信用リスク、不動産関連投資は主に不動産投資リスク及び信用リス
クに晒されております。また、保険金支払いまでの期間が長い商品
も多くキャッシュ・フロ−、デュレ−ションのギャップ等、資産と
負債の特性や状況が適合していないことから生じる損失等のリスク
(ALMリスク)にも晒されております。
当社が利用しているデリバティブ取引は市場リスクと信用リスクを
有しております。このうち市場リスクについては、主に保有してい
る運用資産及び保険負債のリスクヘッジが目的であることからリス
クは限定的であり、信用リスクについては、信用度の高い取引先と
有担保で取引を行うこと、または取引所を通じた取引を利用するこ
とでリスクの回避、削減に努めております。
負債通貨と異なる外貨建債券等の一部をヘッジ対象、通貨スワップを
ヘッジ手段とする取引及び債券や貸付金の一部をヘッジ対象、金利ス
ワップをヘッジ手段とする取引にヘッジ会計を適用しております。
ヘッジ会計の適用にあたっては、
「金融商品に関する会計基準」
(企
業会計基準第10号)等における適用要件を満たすため、方針文書・
規程等を整備するとともに、これらの方針・規程等に基づき、ヘッ
ジ対象のリスクの種類及び選択したヘッジ手段を明確にし、また事
前有効性の確認、事後有効性の検証を行う等、社内体制を整備して
運用しております。
③金融商品に係るリスク管理体制
当社では資産運用リスク管理部門が、資産運用執行部門とは独立し
て設置されており、当該部門では執行役会、及び統合リスク管理委
員会において定められたリスク管理の基本方針及び規程等に基づき
資産運用リスクに関するモニタリングを実施しております。また、
ALMリスクを管理するため、ALMリスク管理部門が関連各部門と連
携してALMリスク管理を推進しております。具体的には、資産と負
債のキャッシュ・フロ−分析等に基づきALMリスクの状況の把握を行
い、商品特性に応じた資産運用ポ−トフォリオの構築の推進や資産
運用・ALM方針の策定等を実施しております。
各資産運用リスクに関する特性、モニタリング、及びリミット等の
管理方法は次のとおりで、その結果を定期的に、リスク管理部門か
ら執行役会及び統合リスク管理委員会等に報告しております。
a. 市場リスク
金利、為替、価格などの変動により投資した資産の価格が下がるこ
とで発生するリスクをいいます。当社では、投機的な資産への投資
を避け、公社債を中心とした安全性の高い運用を実施しておりま
す。投資にあたっては、投資委員会において、運用環境・投資方針・
運用実績などを検証し、安定的な収益の確保に努めております。ま
た、資産運用リスクの管理規程に従い、外貨エクスポ−ジャ−のヘ
ッジの検討、バリュ−・アット・リスク(以下VaR手法)やストレ
ステストによるリスク量の評価、資産クラスやセクタ−毎の保有リ
ミットの管理等を実施し、リスクをコントロ−ルしております。ま
た経済価値ベ−スでの資本管理(エコノミックキャピタル)の導入
に伴い、市場リスク、金利リスクの最大リスク量のガイドラインを
定め当該リスクの管理等の実施を行っております。
①現金及び預貯金
②金銭の信託
運用目的の金銭の信託
③有価証券
a 売買目的有価証券
b 満期保有目的の債券
c 責任準備金対応債券
d その他有価証券
④貸付金
a 保険約款貸付
b 一般貸付(※1)
資産計
債券貸借取引受入担保金
負債計
デリバティブ取引(※2)
a ヘッジ会計が適用されていないもの
b ヘッジ会計が適用されているもの
デリバティブ取引計
貸借対照表計上額
252,247
時価
252,247
(単位:百万円)
差額
̶
る投資信託については基準価格等によっております。
③有価証券
上場株式は取引所等の当期末日の価格によっております。債券は
市場で取引された価格がある場合には「市場価格」、市場価格が公
正な評価額を示していないと判断される場合、または、市場価格
がない場合は「合理的に算定された価額」によっております。当
社は、「合理的に算定された価額」を大手情報ベンダ−等から入手
しております。また投資信託は基準価格等によっております。組
合等への出資については、組合等の財産を時価評価できるものに
は時価評価を行った上、組合等の財産に対する持分相当額を組合
等への出資の時価とみなして計上しております。
なお、保有区分ごとの有価証券に関する注記事項は以下のとおり
であります。
a. 売買目的有価証券
(単位:百万円)
当期末
区 分
当期の損益に含まれた
評価差額
貸借対照表計上額
売買目的有価証券
△9,299
62,333
b. 満期保有目的の債券
区 分
時価が貸借対照表計
上額を超えるもの
(単位:百万円)
当期末
貸借対照表計上額
時価
差額
37,225
48,794
11,568
35,839
47,330
11,491
1,385
1,463
77
̶
̶
̶
公社債
̶
̶
̶
外国証券
̶
̶
̶
37,225
48,794
11,568
公社債
外国証券
時価が貸借対照表計
上額を超えないもの
合計
c. 責任準備金対応債券
区 分
時価が貸借対照表計
上額を超えるもの
(単位:百万円)
当期末
貸借対照表計上額
時価
差額
3,473,956
3,963,750
489,794
公社債
1,910,829
2,273,180
362,351
外国証券
1,563,127
1,690,569
127,442
127,389
124,517
△2,872
時価が貸借対照表計
上額を超えないもの
公社債
外国証券
合計
1,223
1,219
△4
126,165
123,297
△2,867
3,601,345
4,088,267
486,921
d. その他有価証券
245,358
245,358
̶
62,333
37,225
3,601,345
4,481,711
62,333
48,794
4,088,267
4,481,711
̶
11,568
486,921
̶
115,122
115,122
̶
532,388
9,327,732
340,498
340,498
541,267
9,835,101
340,498
340,498
8,878
507,369
̶
̶
63,147
63,147
̶
公社債
13,478
76,625
13,478
76,625
̶
̶
株式
(単位:百万円)
当期末
区 分
貸借対照表計上額が
取得原価又は償却原
価を超えるもの
公社債
(※1)貸借対照表計上額において、貸付金に対応する貸倒引当金
17,134百万円を控除しております。
(※2)デリバティブ取引によって生じた正味の債権・債務は純額で
表示しており、合計で正味の債務となる項目については、
( )
で示しております。
(注)非上場株式、組合等への出資金のうち組合等の財産が時価を把
握することが極めて困難と認められるもので構成されているも
のは含めておりません。なお、当該非上場株式の当期末におけ
る貸借対照表価額は2,538百万円(うち子会社株式1,565百万円、
及び関連会社株式556百万円)、当該出資金の当期末における貸
借対照表価額は8,182百万円(うち子会社への出資金877百万円、
及び関連会社への出資金6,053百万円)であります。
資産
①現金及び預貯金
現金及び預貯金は全て短期であり、時価は帳簿価額と近似してい
るものと想定されるため、帳簿価額を時価としております。
②金銭の信託
金銭の信託において信託財産として運用されている有価証券であ
データファイ ル
(a) 金利リスク
当社は、金利の変動リスクに関して、金利感応度分析、及び為替、
価格変動リスクを含んだVaR手法による最大予想損失額の測定
に加えて、ストレステスト等を行っております。
(b) 為替リスク
当社は、為替の変動リスクに関して、通貨別にエクスポ−ジャ
−を把握するとともに、感応度分析、及び金利、価格変動リス
クを含んだVaR手法による最大予想損失額の測定に加えて、ス
トレステスト等を行っております。
(c) 価格変動リスク
当社は、価格の変動リスクに関して、感応度分析、及び金利、
為替リスクを含んだVaR手法による最大予想損失額の測定に加
えて、ストレステスト等を行っております。
(d) デリバティブ取引
デリバティブ取引に関して、取引の執行、ヘッジの有効性の検
証、事務管理に関する部門をそれぞれ分離し内部牽制を確立す
るとともに、取引に関する規定(取引目的の制限、管理態勢、
実施基準等)を設け、管理しております。
b. 信用リスク
与信先の財務状況の悪化等により保有する有価証券や貸付金など
の資産が約定どおりに回収できなくなるリスクをいいます。当社
の信用リスクの管理としては、資産運用リスクの管理規程に従い、
格付け等に応じた保有リミットの管理を実施することにより、特
定の企業・グル−プや国、業種等への信用リスクの集中をコント
ロールするとともに、保有資産について継続的に信用リスクの評
価を行い、懸念がある資産についてはリスクの抑制・削減に向け
た対応を実施しております。また、経済資本ベ−スのガイドライ
ンを設定して与信先への信用リスク量を管理しております。
c. 不動産投資リスク
不動産関連投資の裏付けである不動産に関して、賃貸料及び空室
率等の変動を要因とした不動産の稼働率によって投資時点におい
て期待した収益率が達成できなくなる、または、不動産市況の変
化を要因として不動産価格が下落すること等により損失を被るリ
スクをいいます。不動産投資リスクの管理にあたっては、長期的
な収益を確保できるものを対象とするなど厳格な審査を実施して
おります。また地域、プロパティタイプの分散投資目標基準等を
策定し、定期的にモニタリングを行い、分散投資によるリスク軽
減を図る対応を実施しております。
(2)金融商品の時価等に関する事項
①貸借対照表計上額、時価、及びこれらの差額については、次のとお
りであります。なお、時価を把握することが極めて困難と認められ
るものは、次表には含まれておりません((注)参照)。
株式
外国証券
その他の証券
貸借対照表計上額が
取得原価又は償却原
価を超えないもの
外国証券
その他の証券
合計
取得原価又は
貸借対照表計上額
償却原価(※)
差額
3,475,704
3,747,037
271,332
859,040
921,996
62,956
847
2,386
1,539
2,556,289
2,735,067
178,777
59,527
87,587
28,059
755,789
734,673
△21,115
38,307
38,301
△5
256
222
△33
714,754
693,718
△21,036
2,471
2,431
△40
4,231,494
4,481,711
250,216
(※)当期末において、外国証券について2,117百万円の減損処
理を行っております。
(注)上記その他有価証券のほか、貸借対照表において現金及び
預貯金として表示している譲渡性預金(貸借対照表計上額
5,000百万円、取得原価5,000百万円)があります。
④貸付金
保険約款貸付は、当該貸付を解約返戻金の範囲内に限るなどの特
性により返済期限を設けておらず、返済見込み期間及び金利条件
等から、時価は帳簿価額と近似しているものと想定されるため、
帳簿価額を時価としております。一方、一般貸付の時価については、
主に、元利金の合計額をリスクフリ−・レ−トに貸付先の信用状
況・貸付金の残存期間を加味した割引率で割り引いて時価を算定
しております。なお、破綻先、実質破綻先及び破綻懸念先に対す
る貸付金については、直接減額前の帳簿価額から貸倒見積額を控
除した額を時価としております。
メットライフ生命の現状 2016
89
区分
デリバティブ取引の
種類等
契約額等
うち1年超
時価(※) 評価損益
市場取引以外の取引
金利スワップ取引
固定金利受取/変動金利支払
152,587
152,587
135,968
135,968
18,058
18,058
金利スワップション取引
区 分
種類等
うち1年超
スワップ
プロテクション買建
3,380
̶
△16
△16
プロテクション売建
249,578
249,578
2,228
2,228
2,212
2,212
合 計
の方法
(4,082) (4,082) 9,358
5,275
27,416
23,333
市場取引
デリバティブ取引の
種類等
契約額等
うち1年超
原則的
430
430
買建
39,438
̶
14
14
米ドル
39,438
̶
14
14
売建
924,178
̶
33,170
33,170
米ドル
799,013
̶
35,362
35,362
ユーロ
12,386
̶
△54
△54
英ポンド
41,937
̶
△124
△124
豪ドル
42,693
̶
△1,385
△1,385
ニュージーランドドル
21,027
̶
△602
△602
ノルウェークローネ
7,119
̶
△24
△24
その他
例外処理
(時価ヘッジ) 固定金利支払/変動金利受取 有価証券 332,406 332,406
732
市場取引以外の取引
米ドル
58,593
(602)
̶
(̶)
1,445
843
売建
コール
米ドル
58,593
(602)
通貨スワップ取引
円支払い米ドル受け
米ドル支払い豪ドル受け
合 計
36,015
1,014
̶
(̶)
̶
1,014
△3
599
△1,278
△259
△1,278
△259
33,518
33,518
(※)1.括弧内には、貸借対照表に計上したオプション料を
記載しております。
2.評価損益欄には、先物取引及び先渡取引については
時価を記載し、オプション取引についてはオプショ
ン料と時価との差額を記載しております。
3.時価の算定方法は、先物取引については取引所の最
終価格、先渡取引についてはTTM及び割引レ−ト、
オプション取引については公表されているマ−ケッ
トボラティリティ等を基準として算定した理論価格
によっております。
メットライフ生命の現状 2016
64,227
合 計
当該時価の
算定方法
公表されている
市場金利等を
基準として、将
来キャッシュ・
フロ−差額を現
在価値に割り引
いた理論価格
837
(単位:百万円)
ヘッジ会計 デリバティブ取引
の方法
の種類等
主なヘッジ
対象
契約額等
うち1年超
時価
当該時価の
算定方法
通貨スワップ取引
72,799
72,799
3,058
公表されて
いる市場金
83,176
83,176
7,874
利等を基準
と し て、 将
その他
123,784 123,784
有価証券
42,078 42,078
9,457
来キャッシ
ュ・ フ ロ −
△409
差額を現在
価値に割り
引いた理論
ユ−ロ支払い
円受け
原則的
処理方法
英ポンド支払い
円受け
米ドル支払い
円受け
ユ−ロ支払い
豪ドル受け
英ポンド支払い
豪ドル受け
米ドル支払い
豪ドル受け
47,388
47,388
2,499
87,980
87,980
△9,840
合 計
価格
12,640
②主な金銭債権及び満期のある有価証券の当期末後の償還予定額につ
いては、次のとおりであります。
(単位:百万円)
有価証券
プット
貸付金
104
預貯金
買建
時価
金利スワップ
(b)通貨関連
通貨先渡取引
通貨オプション取引
うち1年超
64,227
売建
̶
契約額等
対象
金利スワップ
時価(※) 評価損益
95,000
の種類等
処理方法 固定金利支払/変動金利受取
通貨先物取引
米ドル
時価(※) 評価損益
クレジット・デフォルト・
ヘッジ会計 デリバティブ取引 主なヘッジ
固定金利受取/変動金利支払
合 計
90
(単位:百万円)
契約額等
デリバティブ取引の
(※)時価の算定方法は、外部ベンダ−からの情報を元に合理
的に算定した理論価格によっております。
b. ヘッジ会計が適用されているもの
ヘッジ会計が適用されているデリバティブ取引について、ヘッジ
会計の方法ごとの当期末における契約額又は契約において定めら
れた元本相当額等は、次のとおりであります。
(a)金利関連
(単位:百万円)
買建
(※)1.括弧内には、貸借対照表に計上したオプション料を
記載しております。
2.評価損益欄には、スワップ取引については時価を記
載し、オプション取引についてはオプション料と時
価との差額を記載しております。
3.時価の算定方法は、公表されているマ−ケットボラ
ティリティ等のデ−タを基準として算定した理論価
格によっております。
(b)通貨関連
(単位:百万円)
区分
(c)その他
市場取引以外の取引
データファイ ル
負債
債券貸借取引受入担保金
債券貸借取引受入担保金は、全て短期間で決済されるものであり、時
価は帳簿価額と近似しているものと想定されるため、帳簿価額を時価
としております。
デリバティブ取引
a. ヘッジ会計が適用されていないもの
ヘッジ会計が適用されていないデリバティブ取引について、取引
の対象物の種類ごとの当期末における契約額又は契約において定
められた元本相当額、時価及び評価損益並びに当該時価の算定方
法は、次のとおりであります。
(a)金利関連
(単位:百万円)
1年以内
1年超
3年以内
3年超
5年以内
5,000
̶
̶
380,094
829,400 1,039,279
5年超
7年超
7年以内 10年以内
̶
̶
10年超
̶
942,347 1,314,603 3,145,694
満期保有目的の債券(公社債)
̶
̶
̶
̶
̶
35,200
満期保有目的の債券(外国証券)
̶
̶
̶
̶
̶
1,385
責任準備金対応債券(公社債)
21,194
55,451
64,963
39,787
責任準備金対応債券(外国証券)
93,158
180,015
236,281
277,781
421,725
492,108
その他有価証券のうち
満期があるもの(公社債)
67,765
149,084
190,311
87,543
147,126
241,144
197,975
443,598
547,723
537,234
594,826
882,576
その他有価証券のうち
満期があるもの(外国証券)
その他有価証券のうち
満期があるもの(その他の証券)
貸付金(※)
合計
150,925 1,487,325
̶
1,251
̶
̶
̶
5,954
15,211
128,353
165,157
55,279
142,517
24,902
400,305
957,754 1,204,437
997,626 1,457,121 3,170,597
(※)保険約款貸付は期間の定めがないため含めておりません。
また、破綻先、実質破綻先、及び破綻懸念先に対する債権等、
償還予定額が見込めない18,100百万円は含めておりません。
7.貸付金のうち、延滞債権の額は、18,100百万円であります。なお、延滞債権
とは、未収利息不計上貸付金であって、破綻先債権及び債務者の経営再建又
は支援を図ることを目的として利息の支払を猶予した貸付金以外の貸付金で
あります。
8.ロ−ン・パ−ティシペ−ションで、日本公認会計士協会会計制度委員会報告
第3号に基づいて、原債務者に対する貸付金として会計処理した参加元本金額
の貸借対照表計上額は、384,809百万円であります。
9.賃貸等不動産の状況に関する事項及び賃貸等不動産の時価に関する事項は次
のとおりであります。
当社は、賃貸及び営業の両方で使用している不動産、また、専ら賃貸を行な
っている不動産を所有しております(土地を含む)
。これらのうち、当期末に
⑥ 長期期待運用収益率の設定方法
年金資産の長期期待運用収益率を決定するため、現在及び予想され
る年金資産の配分と、年金資産を構成する多様な資産からの現在及
び将来期待される長期の収益率を考慮しております。
⑦ 数理計算上の計算基礎に関する事項
期末における主要な数理計算上の計算基礎は以下のとおりであります。
内勤職員
営業職員
割引率
0.50%
0.50%
長期期待運用収益率
1.25%
̶
(3)確定拠出型制度
当社の確定拠出型制度への要拠出額は、914百万円であります。
19.売却又は担保という方法で自由に処分できる権利を有している資産は、消費
貸借契約で借り入れている有価証券であり、当期末に当該処分を行わずに所
有しているものの時価は、886百万円であります。
20.貸付金に係るコミットメントライン契約の融資未実行残高は、5,627百万円で
あります。
21.繰延税金資産の総額は、83,100百万円、繰延税金負債の総額は、72,833百万
円であります。
繰延税金資産について評価性引当額として控除した金額は、571百万円であり
ます。繰延税金資産の発生の主な原因別内訳は、価格変動準備金25,736百万円、
保険契約準備金19,096百万円、退職給付引当金13,047百万円、未確定債務
5,883百万円、貸倒引当金5,041百万円であります。繰延税金負債の発生の主
な原因別内訳は、その他有価証券の評価差額69,471百万円であります。
また、当期における法定実効税率は28.84%であり、法定実効税率と税効果会
計適用後の法人税等の負担率34.39%との間の差異の主要な内訳は、法定実効
税率変更に伴う影響5.25%であります。
「所得税法等の一部を改正する法律」(平成28年法律第15号)の成立に伴い、
繰延税金資産及び繰延税金負債の計算に適用する法定実効税率は従来の
28.84%から、一時差異の解消が見込まれる期間が平成28年4月1日から平成
30年3月31日までのものについては28.24%、平成30年4月1日以後のものにつ
いては28.00%にそれぞれ変更しております。この変更により、当期末におけ
る繰延税金資産は2,229百万円減少し、繰延税金負債は2,158百万円減少して
おります。また、法人税等調整額(借方)が2,099百万円増加、その他有価証
券評価差額金(貸方)が2,027百万円増加しております。
22.1株当たりの純資産額は、4,640,211,683円36銭であります。
23.金額は記載単位未満を切り捨てて表示しております。
メットライフ生命の現状 2016
データファイ ル
おいて賃貸されている部分の貸借対照表価額は176,614百万円、同部分の時価
は204,171百万円であります。時価については、社外の不動産鑑定士に不動産
鑑定の委託を行い、
「不動産鑑定評価基準」に基づいて算定した金額を使用し
ております。なお、賃貸及び営業の両方で使用している不動産については、
当期末における使用面積の割合をもって貸借対照表価額及び時価を按分し、
専ら賃貸用として所有している不動産については、貸借対照表価額及び時価
の全額を賃貸用としております。また、賃貸等不動産の貸借対照表価額に含
まれている資産除去債務はありません。
10.有形固定資産の減価償却累計額は20,606百万円であります。
11.保険業法第118条第1項に規定する特別勘定の資産の額は386,922百万円であ
ります。なお、負債の額も同額であります。
12.関係会社に対する金銭債権の総額は11,302百万円、金銭債務の総額は2,934
百万円であります。
13.保険業法施行規則第73条第3項において準用する同規則第71条第1項に規定す
る再保険を付した部分に相当する支払備金(以下「出再支払備金」という)
の金額は890百万円であり、同規則第71条第1項に規定する再保険を付した部
分に相当する責任準備金(以下「出再責任準備金」という)の金額は711,928
百万円であります。
14.責任準備金は、修正共同保険式再保険に基づく再保険会社からの預り責任準
備金972,249百万円を含んでおります。
15.平成8年大蔵省告示第50号第1条第5項に規定する再保険契約に係る未償却出
再手数料の当期末残高は74,063百万円であります。
16.契約者配当準備金の異動状況は次のとおりであります。
当期首現在高
9,954百万円
当期契約者配当金支払額
2,819百万円
利息による増加等
0百万円
契約者配当準備金繰入額
3,920百万円
当期末現在高
11,055百万円
17.保険業法第259条の規定に基づく生命保険契約者保護機構に対する当期末に
おける当社の今後の負担見積額は10,044百万円であります。なお、当該負担
金は拠出した年度の事業費として処理しております。
18.退職給付債務に関する事項は次のとおりであります。
(1)採用している退職給付制度の概要
当社は、営業職員については、確定給付型の制度として、退職一時金
制度を設けております。
内勤職員については、確定給付型の制度として、確定給付企業年金制
度及び退職一時金制度を設けております。また、確定拠出型制度として、
確定拠出型企業年金制度及び退職金前払制度を設けております。
(2)確定給付制度
① 退職給付債務の期首残高と期末残高調整表
期首における退職給付債務
70,721百万円
勤務費用
6,487百万円
利息費用
703百万円
数理計算上の差異の当期発生額
6,259百万円
退職給付の支払額
△2,909百万円
期末における退職給付債務
81,263百万円
② 年金資産の期首残高と期末残高の調整表
期首における年金資産
22,246百万円
期待運用収益
278百万円
数理計算上の差異の当期発生額
358百万円
事業主からの拠出額
2,192百万円
退職給付の支払額
△410百万円
期末における年金資産
24,664百万円
③ 退職給付債務及び年金資産と貸借対照表に計上された退職給付引当
金の調整表
積立型制度の退職給付債務
37,195百万円
年金資産
△24,664百万円
12,530百万円
非積立型制度の退職給付債務
44,068百万円
未認識数理計算上の差異
△10,094百万円
退職給付引当金
46,504百万円
④ 退職給付に関連する損益
勤務費用
6,487百万円
利息費用
703百万円
期待運用収益
△278百万円
数理計算上の差異の当期の費用処理額
1,673百万円
確定給付制度に係る退職給付費用
8,587百万円
⑤ 年金資産の主な内訳
年金資産合計に対する主な分類ごとの比率は、以下のとおりであり
ます。なお、当社は企業年金に対して設定した退職給付信託を有し
ておりません。
債券
68.4%
株式
27.6%
現金及び預金
3.7%
その他
0.3%
合計
100%
91
Ⅴ−2. 損益計算書
(単位:百万円)
データファイ ル
92
科 目
経常収益
保険料等収入
保険料
再保険収入
資産運用収益
利息及び配当金等収入
預貯金利息
有価証券利息・配当金
貸付金利息
不動産賃貸料
その他利息配当金
有価証券売却益
有価証券償還益
金融派生商品収益
為替差益
その他運用収益
特別勘定資産運用益
その他経常収益
年金特約取扱受入金
保険金据置受入金
支払備金戻入額
その他の経常収益
経常費用
保険金等支払金
保険金
年金
給付金
解約返戻金
その他返戻金
再保険料
責任準備金等繰入額
支払備金繰入額
責任準備金繰入額
契約者配当金積立利息繰入額
資産運用費用
支払利息
有価証券売却損
有価証券評価損
有価証券償還損
金融派生商品費用
為替差損
貸倒引当金繰入額
賃貸用不動産等減価償却費
その他運用費用
特別勘定資産運用損
事業費
その他経常費用
保険金据置支払金
税金
減価償却費
退職給付引当金繰入額
その他の経常費用
経常利益
メットライフ生命の現状 2016
金 額
2014年度
2,738,440
1,747,608
1,444,670
302,937
949,438
273,976
363
249,356
16,573
7,612
71
79,057
13,703
̶
511,948
4,566
66,185
41,392
6,891
24,606
̶
9,894
2,641,712
1,796,501
114,841
568,115
141,868
606,641
10,142
354,892
381,462
5,276
376,185
0
150,630
287
2,290
1,763
1,708
140,503
̶
312
1,263
2,501
̶
263,597
49,521
22,020
18,129
6,969
2,350
51
96,727
2015年度
2,081,189
1,631,353
1,457,221
174,132
393,520
262,622
439
232,987
19,817
9,258
119
63,042
11,815
50,734
̶
5,306
̶
56,315
7,249
27,532
13,380
8,152
2,032,201
1,280,552
119,828
301,312
149,929
453,502
8,592
247,387
80,075
̶
80,075
0
349,799
711
5,583
2,117
1,763
̶
300,825
16,524
1,402
3,736
17,135
264,518
57,254
25,162
20,293
7,863
3,896
39
48,988
(単位:百万円)
金 額
科 目
2014年度
50
50
6,467
167
6,300
3,632
86,677
25,744
5,332
31,076
55,600
特別利益
固定資産等処分益
特別損失
固定資産等処分損
価格変動準備金繰入額
契約者配当準備金繰入額
税引前当期純利益
法人税及び住民税
法人税等調整額
法人税等合計
当期純利益
2015年度
1,284
1,284
6,385
285
6,100
3,920
39,966
22,978
△9,235
13,743
26,223
<2015年度 注記事項>
注記事項(損益計算書関係)
1.関係会社との取引による収益の総額は、1,944百万円、費用の総額
は、6,353百万円であります。
2.有価証券売却益の内訳は、国債等債券27,564百万円、株式等3,159
百万円、外国証券32,318百万円であります。
3.有価証券売却損の内訳は、国債等債券11百万円、株式等0百万円、
外国証券5,571百万円であります。
4.有価証券評価損の内訳は、外国証券2,117百万円であります。
5.金融派生商品収益には、評価益が92,034百万円含まれております。
6.再保険収入には、修正共同保険式再保険に係る再保険収入127,709
百万円を含んでおります。
7.再保険料には、修正共同保険式再保険に係る再保険料149,920百万
円を含んでおります。なお、修正共同保険式再保険に係る再保険
料は、再保険会社からの出再保険責任準備金調整額48,822百万円
を差し引いております。
8.支払備金戻入額の計算上、足し上げられた出再支払備金繰入額の
金額は44百万円、責任準備金繰入額の計算上、差し引かれた出再
責任準備金繰入額の金額は40,938百万円であります。
9.再保険収入には、平成8年大蔵省告示第50号第1条第5項に規定す
る再保険契約に係る未償却出再手数料の増加額3,275百万円を含ん
でおります。
10.再保険料には、平成8年大蔵省告示第50号第1条第5項に規定する
再保険契約に係る未償却出再手数料の減少額29,333百万円を含ん
でおります。
11.1株当たりの当期純利益は262,230,940円29銭であります。
12.関連当事者との取引に関する事項は以下のとおりであります。
兄弟会社等
種類
親会社の子会社
(単位:百万円)
議決権等の所有 関連当事者
会社等の名称
取引の内容 取引金額
(被所有)割合 との関係
メトロポリタン・
タワー・ライフ・
インシュアラン
ス・カンパニー
なし
科目
期末残高
再保険取引 再保険収入 24,427 再保険貸 48,944
における 再保険料 30,586 再保険借
120
出再先
(※)
取引条件及び取引条件の決定方針等
(※)再保険取引については、一般の取引条件と同様に決定して
おります。
13.金額は記載単位未満を切り捨てて表示しております。
Ⅴ−3. キャッシュ・フロー計算書(間接法)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税引前当期純利益(△は損失)
賃貸用不動産等減価償却費
減価償却費
支払備金の増減額(△は減少)
責任準備金の増減額(△は減少)
契約者配当準備金積立利息繰入額
契約者配当準備金繰入額
貸倒引当金の増減額(△は減少)
退職給付引当金の増減額(△は減少)
価格変動準備金の増減額(△は減少)
利息及び配当金等収入
有価証券関係損益(△は益)
保険約款貸付関係損益(△は益)
支払利息
為替差損益(△は益)
有形固定資産関係損益(△は益)
無形固定資産関係損益(△は益)
再保険貸の増減額(△は増加)
その他資産(除く投資活動関連、財務活
動関連)の増減額(△は増加)
再保険借の増減額(△は減少)
その他負債(除く投資活動関連、財務活
動関連)の増減額(△は減少)
その他
小 計
利息及び配当金等の受取額
利息の支払額
契約者配当金の支払額
法人税等の支払額
法人税等の還付額
①営業活動によるキャッシュ・フロー
86,677
1,263
6,969
5,276
376,185
0
3,632
119
2,350
6,300
△273,976
△14,745
16,865
287
△489,028
133
△241
29,777
△1,344
39,966
1,402
7,863
△13,380
80,075
0
3,920
16,466
3,896
6,100
△262,622
△100,562
15,863
711
301,105
0
△996
27,541
△1,184
14,905
6,041
12,625
4,292
△6
△222,558
266,761
△295
△3,297
△86
1,847
42,370
̶
143,085
272,820
△703
△2,819
△30,198
̶
382,184
<2015年度 注記事項>
注記事項(キャッシュ・フロー計算書関係)
1.現金及び現金同等物の範囲は、手許現金、随時引き出し可能な預金及び容易に
換金可能であり、かつ、価値の変動について僅少なリスクしか負わない取得日
から3ヶ月以内に償還期限の到来する短期投資からなっております。
(単位:百万円)
金 額
2014年度
2015年度
科 目
投資活動によるキャッシュ・フロー
△84,985
△95,456
金銭の信託の増加による支出
159,799
171,395
金銭の信託の減少による収入
△2,623,375 △3,105,423
有価証券の取得による支出
2,869,486
2,747,263
有価証券の売却・償還による収入
△231,552
△197,393
貸付けによる支出
88,385
95,446
貸付金の回収による収入
金融派生商品の決済による収支(純額) △114,035
△41,015
4,401
81,320
金融商品等受入担保金の純増減額(△は減少)
債券貸借取引受入担保金の純増減額(△は減少)
△6,353
146,073
42
△2,727
その他
61,812
△200,518
②資産運用活動計
①+②(営業活動及び資産運用活動計) (104,183) (181,665)
△33,012
△50,302
有形固定資産の取得による支出
1,042
586
有形固定資産の売却による収入
△10,303
△11,152
無形固定資産の取得による支出
̶
2,123
無形固定資産の売却による収入
△62
̶
その他
19,477
投資活動によるキャッシュ・フロー
△259,263
財務活動によるキャッシュ・フロー
△24,000
△48,900
配当金の支払額
△159
△127
リース債務の返済による支出
△24,159
△49,027
財務活動によるキャッシュ・フロー
7,160
△6,162
現金及び現金同等物に係る換算差額
44,848
67,730
現金及び現金同等物の増減額(△は減少)
136,609
181,458
現金及び現金同等物期首残高
181,458
現金及び現金同等物期末残高
249,188
データファイ ル
(単位:百万円)
金 額
2014年度
2015年度
科 目
2.現金及び現金同等物期末残高と貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係
(2015年度末)
現金及び預貯金
252,247百万円
預入期間が3ヶ月を超える譲渡性預金
△5,000百万円
有価証券(MMF)
1,941百万円
現金及び現金同等物
249,188百万円
3.金額は記載単位未満を切り捨てて表示しております。
Ⅴ−4. 株主資本等変動計算書
(単位:百万円)
2014年度
資本金
当期首残高
当期変動額
剰余金の配当
当期純利益
株主資本以外の項
目の当期変動額
(純額)
当期変動額合計
当期末残高
111,308
̶
111,308
株主資本
資本剰余金
利益剰余金
資本剰余金
その他利益剰余金 利益剰余金
利益準備金
資本準備金
繰越利益剰余金
合計
合計
111,298
̶
111,298
111,298
̶
111,298
評価・換算差額等
株主資本
合計
̶
41,968
41,968
264,574
9
△24,009
55,600
△24,000
55,600
△24,000
55,600
9
9
31,590
73,558
31,600
73,568
31,600
296,174
評価・換算
その他有価証 繰延ヘッジ
差額等合計
券評価差額金
損益
189,258
728
189,986
純資産
合計
454,560
△24,000
55,600
66,379
△4,703
61,675
61,675
66,379
255,637
△4,703
△3,974
61,675
251,662
93,276
547,837
(単位:百万円)
2015年度
資本金
当期首残高
当期変動額
剰余金の配当
当期純利益
株主資本以外の項
目の当期変動額
(純額)
当期変動額合計
当期末残高
111,308
̶
111,308
株主資本
資本剰余金
利益剰余金
資本剰余金
その他利益剰余金 利益剰余金
資本準備金
利益準備金
繰越利益剰余金
合計
合計
111,298
̶
111,298
111,298
̶
111,298
9
̶
9
73,558
73,568
296,174
△48,900
26,223
△48,900
26,223
△48,900
26,223
△22,676
50,881
<2015年度 注記事項>
注記事項(株主資本等変動計算書関係)
1.発行済株式の種類及び総数に関する事項
発行済株式
普通株式
合計
当期首株式数
100
100
(単位:株)
当期増加株式数 当期減少株式数
̶
̶
̶
̶
株主資本
合計
当期末株式数
100
100
2.配当に関する事項
(1)配当金支払額
平成27年6月18日開催の取締役会において、次のとおり決議しております。
普通株式の配当に関する事項
配当金の総額
48,900百万円
配当の原資
利益剰余金
△22,676
50,891
△22,676
273,497
評価・換算差額等
評価・換算
その他有価証 繰延ヘッジ
差額等合計
券評価差額金
損益
255,637
△3,974
251,662
純資産
合計
547,837
△48,900
26,223
△74,347
13,207
△61,139
△61,139
△74,347
181,290
13,207
9,232
△61,139
190,523
△83,816
464,021
1株当たりの配当額
489百万円
基準日
平成27年3月31日
効力発生日
平成27年6月19日
(2)基準日が当期に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌期以降となるもの
平成28年6月10日開催の取締役会において、次のとおり決議しております。
普通株式の配当に関する事項
配当金の総額
48,000百万円
配当の原資
利益剰余金
1株当たりの配当額
480百万円
基準日
平成28年3月31日
効力発生日
平成28年6月13日
3.金額は記載単位未満を切り捨てて表示しております。
メットライフ生命の現状 2016
93
Ⅴ−5. 債務者区分による債権の状況
Ⅴ−6. リスク管理債権の状況
(単位:百万円、%)
(単位:百万円、%)
データファイ ル
区 分
破産更生債権及びこれらに準ずる債権
危険債権
要管理債権
小 計
(対合計比)
正常債権
合 計
2014年度末
̶
̶
2,138
2,138
(0.35)
604,143
606,282
2015年度末
̶
18,206
̶
18,206
(2.73)
649,815
668,021
(注)1.破産更生債権及びこれらに準ずる債権とは、破産手続開始、更生手続開
始又は再生手続開始の申立て等の事由により経営破綻に陥っている債務
者に対する債権及びこれらに準ずる債権です。
2.危険債権とは、債務者が経営破綻の状態には至っていないが、財政状態
及び経営成績が悪化し、契約に従った債権の元本の回収及び利息の受取
りができない可能性の高い債権です。
3.要管理債権とは、3カ月以上延滞貸付金及び条件緩和貸付金です。なお、
3カ月以上延滞貸付金とは、元本又は利息の支払が、約定支払日の翌日か
ら3カ月以上遅延している貸付金(注1及び2に掲げる債権を除く)
、条件
緩和貸付金とは、債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として、
金利の減免、利息の支払猶予、元本の返済猶予、債権放棄その他の債務
者に有利となる取決めを行った貸付金(注1及び2に掲げる債権並びに3
カ月以上延滞貸付金を除く)です。
4.正常債権とは、債務者の財政状態及び経営成績に特に問題がないものと
して、注1から3までに掲げる債権以外のものに区分される債権です。
区 分
破綻先債権額
延滞債権額
3カ月以上延滞債権額
貸付条件緩和債権額
合計
(貸付残高に対する比率)
2014年度末
̶
̶
̶
2,114
2,114
(0.35)
2015年度末
̶
18,100
̶
̶
18,100
(2.72)
(注)1.破綻先債権とは、元本又は利息の支払の遅延が相当期間継続しているこ
とその他の事由により元本又は利息の取立て又は弁済の見込みがないも
のとして未収利息を計上しなかった貸付金(未収利息不計上貸付金)の
うち、会社更生法、民事再生法、破産法、会社法等による手続き申立て
により法的倒産となった債務者、又は手形交換所の取引停止処分を受け
た債務者、あるいは、海外の法律により上記に準ずる法律上の手続き申
立てがあった債務者に対する貸付金です。
2.延滞債権とは、未収利息不計上貸付金であって、上記破綻先債権及び債
務者の経営再建又は支援を図ることを目的として利息の支払を猶予した
もの以外の貸付金です。
3.3カ月以上延滞債権とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3
カ月以上遅延しているもので、破綻先債権、延滞債権に該当しない貸付
金です。
4.貸付条件緩和債権とは、債務者の経営再建又は支援を図ることを目的と
して、金利の減免、利息の支払猶予、元本の返済猶予、債権放棄その他
の債務者に有利となる取決めを行ったもので、破綻先債権、延滞債権及
び3カ月以上延滞債権に該当しない貸付金です。
Ⅴ−7. 元本補塡契約のある信託に係る貸出金の状況
該当はありません。
Ⅴ−8. 保険金等の支払能力の充実の状況(ソルベンシー・マージン比率)
項 目
(A)
ソルベンシー・マージン総額
資本金等
価格変動準備金
危険準備金
一般貸倒引当金
(その他有価証券評価差額金(税効果控除前)
・繰延ヘッジ損益(税効果控除前))×
90%(マイナスの場合100%)
土地の含み損益×85%(マイナスの場合100%)
全期チルメル式責任準備金相当額超過額
負債性資本調達手段等
全期チルメル式責任準備金相当額超過額及び負債性資本調達手段等のうち、
マージンに算入されない額
控除項目
その他
リスクの合計額 (R1+R8)2 +(R2+R3+R7)2 +R4
(B)
保険リスク相当額
R1
第三分野保険の保険リスク相当額
R8
予定利率リスク相当額
R2
最低保証リスク相当額
R7
資産運用リスク相当額
R3
経営管理リスク相当額
R4
ソルベンシー・マージン比率
(A)
×100
(1/2)×(B)
2015年度末
986,627
225,497
91,800
44,002
585
321,664
233,487
7,992
411,009
̶
16,600
511,840
̶
△26,757
△145,865
̶
16,717
231,835
13,072
9,871
31,421
6,067
188,210
4,972
̶
8,679
226,810
12,896
9,819
30,778
7,001
182,995
4,869
956.6%
870.0%
(注)1.上記は、保険業法施行規則第86条、第87条及び平成8年大蔵省告示第50号の規定に基づいて算出しています。
2.最低保証リスク相当額R7の算出に際しては、標準的方式を用いています。
94
メットライフ生命の現状 2016
(単位:百万円)
2014年度末
1,108,909
247,274
85,700
44,552
755
保険会社及びその子会社等である保険会社の保険金等の支払能力の充実の状況
(連結ソルベンシー・マージン比率)(ご参考)
(単位:百万円)
項 目
(A)
ソルベンシー・マージン総額
資本金等
価格変動準備金
危険準備金
異常危険準備金
一般貸倒引当金
(その他有価証券評価差額金(税効果控除前)
・繰延ヘッジ損益(税効果控除前))×
90%(マイナスの場合100%)
土地の含み損益×85%(マイナスの場合100%)
未認識数理計算上の差異及び未認識過去勤務費用の合計額
全期チルメル式責任準備金相当額超過額
負債性資本調達手段等
全期チルメル式責任準備金相当額超過額及び負債性資本調達手段等のうち、
マージンに算入されない額
控除項目
その他
リスクの合計額
2+
2+R4+R6
( R12 +R52 +R8+R9)
(R2+R3+R7 )
保険リスク相当額
一般保険リスク相当額
巨大災害リスク相当額
第三分野保険の保険リスク相当額
少額短期保険業者の保険リスク相当額
予定利率リスク相当額
最低保証リスク相当額
資産運用リスク相当額
経営管理リスク相当額 ソルベンシー・マージン比率
(A)
×100
(1/2)×(B)
2014年度末
1,103,721
248,874
85,700
44,552
̶
755
2015年度末
976,724
227,254
91,800
44,002
̶
585
321,664
233,487
7,992
△5,867
411,009
̶
16,600
△10,094
511,840
̶
△26,757
△145,865
△1,565
17,363
△1,565
8,679
226,886
222,742
13,072
̶
̶
9,871
̶
31,421
6,067
183,333
4,875
12,896
̶
̶
9,819
̶
30,778
7,001
178,984
4,789
972.9%
877.0%
(B)
R1
R5
R6
R8
R9
R2
R7
R3
R4
データファイ ル
子会社であるコミュニケーションワン株式会社との連結ソルベンシー・マージン比率を作成し開示しています。
(注)1.上記は、保険業法施行規則第86条の2、第88条及び平成23年金融庁告示第23号の規定に基づいて算出しています。
2.最低保証リスク相当額R7の算出に際しては、標準的方式を用いています。
Ⅴ−9. 有価証券等の時価情報(会社計)
(1)
有価証券の時価情報
①売買目的有価証券の評価損益
区 分
売買目的有価証券
(単位:百万円)
2014年度末
貸借対照表
当期の損益に含まれた
計上額
評価損益
406,789
40,356
2015年度末
貸借対照表
当期の損益に含まれた
計上額
評価損益
307,691
△46,525
(注)1.本表には、金銭の信託等の売買目的有価証券を含んでいます。
2.
「当期の損益に含まれた評価損益」には振戻損益を含めて記載しています。
メットライフ生命の現状 2016
95
②有価証券の時価情報(売買目的有価証券以外の有価証券のうち時価のあるもの)
(単位:百万円)
2014年度末
データファイ ル
区 分
満期保有目的の債券
責任準備金対応債券
子会社・関連会社株式
その他有価証券
公社債
株式
外国証券
公社債
株式等
その他の証券
買入金銭債権
譲渡性預金
その他
合 計
公社債
株式
外国証券
公社債
株式等
その他の証券
買入金銭債権
譲渡性預金
その他
帳簿価額
時価
差損益
35,870
3,332,770
̶
4,398,884
1,053,411
1,025
3,272,501
3,190,244
82,257
61,946
̶
10,000
̶
7,767,525
2,777,913
1,025
4,916,640
4,834,382
82,257
61,946
̶
10,000
̶
42,936
3,646,010
̶
4,756,290
1,121,333
2,795
3,524,445
3,440,839
83,606
97,715
̶
10,000
̶
8,445,236
3,005,458
2,795
5,329,267
5,245,661
83,606
97,715
̶
10,000
̶
7,065
313,240
̶
357,405
67,922
1,769
251,943
250,594
1,349
35,769
̶
̶
̶
677,711
227,544
1,769
412,627
411,278
1,349
35,769
̶
̶
̶
2015年度末
帳簿価額
時価
うち差益 うち差損
̶
7,065
48,794
37,225
△972 3,601,345 4,088,267
314,213
̶
̶
̶
̶
△9,421 4,236,494 4,486,711
366,826
△72 897,347 960,297
67,994
△0
1,769
2,609
1,103
△9,349 3,271,044 3,428,785
261,293
△8,133 3,162,673 3,320,748
258,728
△1,215 108,371 108,036
2,564
̶
35,769
90,018
61,999
̶
̶
̶
̶
̶
̶
5,000
5,000
̶
̶
̶
̶
688,106 △10,394 7,875,065 8,623,772
△202 2,845,239 3,282,028
227,746
△0
1,769
2,609
1,103
422,820 △10,192 4,961,722 5,244,116
△8,976 4,853,351 5,136,079
420,255
△1,215 108,371 108,036
2,564
̶
35,769
90,018
61,999
̶
̶
̶
̶
̶
̶
5,000
5,000
̶
̶
̶
̶
差損益
11,568
486,921
̶
250,216
62,950
1,505
157,741
158,075
△334
28,019
̶
̶
̶
748,707
436,788
1,505
282,393
282,727
△334
28,019
̶
̶
̶
うち差益 うち差損
̶
11,568
△2,872
489,794
̶
̶
271,332 △21,115
△5
62,956
△33
1,539
178,777 △21,036
174,841 △16,766
△4,270
3,936
△40
28,059
̶
̶
̶
̶
̶
̶
772,695 △23,988
△10
436,798
△33
1,539
306,297 △23,903
302,361 △19,633
△4,270
3,936
△40
28,059
̶
̶
̶
̶
̶
̶
(注)1.本表には、金融商品取引法上の有価証券として取り扱うことが適当と認められるもの等を含んでいます。
2.金銭の信託は運用目的以外のものはございません。
●
満期保有目的の債券
(単位:百万円)
2014年度末
区 分
時価が貸借対照表計上額を
超えるもの
公社債
外国証券
時価が貸借対照表計上額を
超えないもの
公社債
外国証券
●
貸借対照表
計上額
35,870
2015年度末
時価
差額
42,936
7,065
35,870
̶
̶
42,936
̶
̶
7,065
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
貸借対照表
計上額
37,225
時価
差額
48,794
11,568
35,839
1,385
̶
47,330
1,463
̶
11,491
77
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
責任準備金対応債券
(単位:百万円)
2014年度末
区 分
時価が貸借対照表計上額を
超えるもの
公社債
外国証券
時価が貸借対照表計上額を
超えないもの
公社債
外国証券
96
メットライフ生命の現状 2016
2015年度末
貸借対照表
計上額
3,254,592
時価
差額
時価
差額
314,213
貸借対照表
計上額
3,473,956
3,568,805
3,963,750
489,794
1,682,954
1,571,637
78,178
1,835,641
1,733,164
77,205
152,686
161,526
△972
1,910,829
1,563,127
127,389
2,273,180
1,690,569
124,517
362,351
127,442
△2,872
5,677
72,500
5,547
71,657
△129
△843
1,223
126,165
1,219
123,297
△4
△2,867
●
その他有価証券
(単位:百万円)
貸借対照表計上額が
帳簿価額を超えるもの
公社債
株式
外国証券
その他の証券
譲渡性預金
貸借対照表計上額が
帳簿価額を超えないもの
公社債
株式
外国証券
その他の証券
譲渡性預金
●
差額
帳簿価額
3,959,979
366,826
1,014,670
1,016
2,882,347
61,944
̶
438,905
1,082,665
2,786
3,143,640
97,713
̶
429,484
38,740
8
390,154
2
10,000
38,667
8
380,805
2
10,000
帳簿価額
3,475,704
2015年度末
貸借対照表
計上額
3,747,037
271,332
67,994
1,769
261,293
35,769
̶
△9,421
859,040
847
2,556,289
59,527
̶
760,789
921,996
2,386
2,735,067
87,587
̶
739,673
62,956
1,539
178,777
28,059
̶
△21,115
△72
△0
△9,349
̶
̶
38,307
256
714,754
2,471
5,000
38,301
222
693,718
2,431
5,000
△5
△33
△21,036
△40
̶
差額
データファイ ル
区 分
2014年度末
貸借対照表
計上額
4,326,805
時価を把握することが極めて困難と認められる有価証券の帳簿価額は次のとおりです。
(単位:百万円)
区 分
満期保有目的の債券
非上場外国債券
その他
責任準備金対応債券
子会社・関連会社株式
その他有価証券
非上場国内株式(店頭売買株式を除く)
非上場外国株式(店頭売買株式を除く)
非上場外国債券
その他
合
計
2014年度末
̶
̶
̶
̶
2,121
10,165
419
̶
̶
9,746
2015年度末
̶
̶
̶
̶
2,121
8,599
417
̶
̶
8,182
12,286
10,720
(2)金銭の信託の時価情報
(単位:百万円)
2014年度末
区 分
金銭の信託
●
貸借対照表
時価
計上額
332,218
332,218
差損益
̶
2015年度末
うち差益
̶
運用目的の金銭の信託
区 分
運用目的の金銭の信託
うち差損
̶
貸借対照表
時価
計上額
245,358
245,358
差損益
̶
うち差益
̶
うち差損
̶
(単位:百万円)
2014年度末
貸借対照表計上額
当期の損益に含まれた評価損益
332,218
24,014
2015年度末
当期の損益に含まれた評価損益
貸借対照表計上額
△37,225
245,358
(注)
「当期の損益に含まれた評価損益」には振戻損益を含めて記載しています。
●
満期保有目的・責任準備金対応・その他の金銭の信託
該当はありません。
メットライフ生命の現状 2016
97
データファイ ル
(3)デリバティブ取引の時価情報
1.定性的情報
①取引の内容
当社が利用しているデリバティブ取引は次の取引です。
金利関連:金利スワップ取引、金利スワップション取引
通貨関連:通貨先渡取引、通貨先物取引、通貨スワップ取引、
通貨オプション取引
株式関連:該当はありません。
債券関連:該当はありません。
そ の 他:クレジット・デフォルト・スワップ取引
②取組方針及び利用目的
当社では、安定的かつ効率的な運用を図るため、保有する運用資
産及び保険負債に係る市場リスク及び信用リスクをヘッジするこ
とを目的として、金利スワップ取引、金利スワップション取引、
通貨先渡取引、通貨先物取引、通貨オプション取引、通貨スワッ
プ取引、クレジット・デフォルト・スワップ取引を活用しており
ます。
また、クレジット・デフォルト・スワップ取引は、他の保有資産
と組み合わせることにより現物社債投資と同様の投資効果を得る
目的でも利用しております。
③デリバティブ取引に対するヘッジ会計の適用
当社では、負債通貨と異なる外貨建債券等の一部をヘッジ対象、
通貨スワップをヘッジ手段とする取引および債券や貸付金の一部
をヘッジ対象、金利スワップをヘッジ手段とする取引にヘッジ会計
を適用しております。
ヘッジ会計の適用にあたっては、
「金融商品に関する会計基準」
(企
業会計基準第 10 号)等における適用要件を満たすため、方針文書・
規程等を整備するとともに、これらの方針・規程等に基づき、ヘッ
ジ対象のリスクの種類及び選択したヘッジ手段を明確にし、また事
前有効性の確認、事後有効性の検証を行う等、社内体制を整備し
て運用しております。
④リスクの内容
当社が利用しているデリバティブ取引は市場リスクと信用リスク
を有しております。このうち市場リスクについては、主に保有し
ている運用資産及び保険負債のリスクヘッジが目的であることか
らリスクは限定的であり、信用リスクについては、信用度の高い
取引先と有担保で取引を行うこと、または取引所を通じた取引を
利用することでリスクの回避、削減に努めております。
⑤リスク管理体制
デリバティブ取引に関しては、取引の執行、ヘッジの有効性の検
証、事務管理に関する部門をそれぞれ分離し内部牽制を確立する
とともに、取引に関する規定(取引目的の制限、管理態勢、実施
基準等)を設け、管理しております。
⑥定量的情報に関する補足説明
(a)時価算定に関する補足説明
金利スワップ取引、金利スワップション取引及び通貨オプショ
ン取引は、公表されているマーケットボラティリティ等のデー
タを基準として算定した理論価格によっております。
通貨先渡取引は、TTM、割引レート等を基準として算定し
た理論価格によっております。
通貨先物取引は、取引所の最終価格によっております。
通貨スワップ取引は、公表されている市場金利等を基準とし
て、将来のキャッシュ・フロー差額を現在価値に割り引いた
理論価格によっております。
クレジット・デフォルト・スワップ取引は、外部ベンダーか
らの情報を基に合理的に算定した理論価格によっております。
(b)評価損益に関する補足説明
当社のデリバティブ取引は、保有する運用資産および保険負
債に係る市場リスクや信用リスクをヘッジすることを目的とし
ているため、デリバティブ取引自体の想定元本額(契約額)や
含み損益額に加えて、ヘッジ対象である運用資産および保険
負債の状況を勘案することにより的確に状況が把握できます。
2.定量的情報
①差損益の内訳(ヘッジ会計適用分・非適用分の内訳)
(単位:百万円)
金利関連
通貨関連
株式関連
837
23,333
24,171
9,127
37,030
46,158
̶
̶
̶
ヘッジ会計適用分
ヘッジ会計非適用分
合 計
債券関連
その他
合計
̶
2,212
2,212
9,965
62,577
72,543
̶
̶
̶
(注)ヘッジ会計適用分のうち時価ヘッジ適用分の差損益(金利関連732百万円)
、およびヘッジ会計非適用分の差損
益は、損益計算書に計上されています。
②ヘッジ会計が適用されていないもの
・金利関連
区
分
(単位:百万円)
2014年度末
種 類
うち1年超
金利スワップ取引
固定金利支払/変動金利受取
固定金利受取/変動金利支払
店
頭
契約額等
金利スワップション取引
買建
固定金利受取/変動金利支払
固定金利支払/変動金利受取
売建
固定金利受取/変動金利支払
合 計
144,204
26,000
差損益
△1,584
406
△1,584
406
5,760
3,968
1,095
△761
̶
(̶) △2,688
△519
2,989
1,509
144,204
26,000
176,056
79,920
(1,791) (1,479)
228,323
̶
(1,857)
(̶)
96,136
(2,169)
時価
2015年度末
契約額等
うち1年超
̶
152,587
̶
152,587
135,968
135,968
(4,082) (4,082)
̶
̶
(̶)
(̶)
̶
(̶)
̶
(̶)
(注)1.括弧内には、貸借対照表に計上したオプション料を記載しています。
2.差損益欄には、スワップ取引については時価を記載し、オプション取引についてはオプション料と時価との差額を記載しています。
98
メットライフ生命の現状 2016
時価
差損益
̶
18,058
̶
18,058
9,358
5,275
̶
̶
̶
̶
27,416
23,333
・通貨関連
(単位:百万円)
2014年度末
区
分
取 通貨先物取引
引
売建
米ドル
通貨先渡取引
買建
米ドル
ニュージーランドドル
売建
米ドル
ユーロ
英ポンド
豪ドル
メキシコペソ
店
ニュージーランドドル
頭
ノルウェークローネ
所
通貨オプション取引
買建
プット
米ドル
売建
コール
米ドル
通貨スワップ取引
円支払い米ドル受け
米ドル支払い豪ドル受け
合 計
契約額等
うち1年超
時価
契約額等
うち1年超
差損益
時価
差損益
95,000
95,000
̶
̶
906
906
906
906
95,000
95,000
̶
̶
430
430
430
430
45,076
36,051
9,025
829,538
691,097
12,641
51,462
36,363
5,720
24,367
7,885
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
342
140
201
△38,952
△41,540
582
922
759
26
71
225
342
140
201
△38,952
△41,540
582
922
759
26
71
225
39,438
39,438
̶
924,178
799,013
12,386
41,937
42,693
̶
21,027
7,119
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
14
14
̶
33,170
35,362
△54
△124
△1,385
̶
△602
△24
14
14
̶
33,170
35,362
△54
△124
△1,385
̶
△602
△24
114,161
(692)
̶
(̶)
233
△459
58,593
(602)
̶
(̶)
1,445
843
114,161
(692)
̶
(̶)
△347
344
58,593
(602)
̶
(̶)
△3
599
̶
̶
△37,818
̶
̶
△37,818
36,015
1,014
̶
1,014
△1,278
△259
33,518
△1,278
△259
33,518
̶
̶
̶
̶
データファイ ル
種 類
2015年度末
(注)1.括弧内には、貸借対照表に計上したオプション料を記載しています。
2.年度末の為替相場は先物相場等を使用しています。
3.差損益欄には、先物取引、先渡取引及びスワップ取引については時価を記載し、オプション取引についてはオプション料と時価との差額を記載しています。
・株式関連
該当はありません。
・債券関連
該当はありません。
・その他
区
分
店
頭
(単位:百万円)
2014年度末
種 類
クレジット・デフォルト・スワップ
プロテクション買建
プロテクション売建
契約額等
うち1年超
22,555
127,863
6,615
127,863
合 計
時価
2015年度末
契約額等
うち1年超
差損益
△136
2,431
2,294
△136
2,431
2,294
3,380
249,578
ー
249,578
時価
差損益
△16
2,228
2,212
△16
2,228
2,212
(注)差損益欄には、時価を記載しています。
③ヘッジ会計が適用されているもの
・金利関連
ヘッジ会計の
方法
デリバティブ取引の
種類等
(単位:百万円)
主なヘッジ
対象
原則的
金利スワップ
貸付金
処理方法
固定金利支払/変動金利受取
例外処理
金利スワップ
その他
(時価ヘッジ) 固定金利支払/変動金利受取 有価証券
合 計
2014年度末
契約額等
うち1年超
2015年度末
時価
差損益
契約額等
うち1年超
時価
差損益
ー
ー
ー
ー
64,227
64,227
104
104
ー
ー
ー
ー
332,406
332,406
732
732
ー
ー
837
837
(注)差損益欄には、時価を記載しています。
メットライフ生命の現状 2016
99
・通貨関連
(単位:百万円)
データファイ ル
ヘッジ会計の デリバティブ取引の
方法
種類等
原則的
処理方法
通貨スワップ取引
ユーロ支払い円受け
英ポンド支払い円受け
米ドル支払い円受け
ユーロ支払い豪ドル受け
英ポンド支払い豪ドル受け
米ドル支払い豪ドル受け
合 計
主なヘッジ
対象
その他
有価証券
2014年度末
契約額等
うち1年超
39,276
56,073
75,329
19,338
24,409
73,977
時価
2015年度末
差損益
39,276
△169
△169
56,073 △5,359 △5,359
75,329 △10,832 △10,832
19,338
814
814
24,409
△759
△759
73,977 △9,742 △9,742
△26,049 △26,049
契約額等
うち1年超
72,799
83,176
123,784
42,078
47,388
87,980
72,799
83,176
123,784
42,078
47,388
87,980
時価
差損益
3,058
7,874
9,457
△409
2,499
△9,840
12,640
3,058
7,874
9,457
△409
2,499
△9,840
12,640
(注)1.年度末の為替相場は先物相場等を使用しています。
2.差損益欄には、時価を記載しています。
・株式関連
該当はありません。
・債券関連
該当はありません。
・その他
該当はありません。
Ⅴ−10. 経常利益等の明細(基礎利益)
(単位:百万円)
区 分
2014年度
基礎利益
(A)
69,687
キャピタル収益
591,006
金銭の信託運用益
̶
売買目的有価証券運用益
̶
有価証券売却益
79,057
金融派生商品収益
̶
為替差益
511,948
その他キャピタル収益
̶
キャピタル費用
559,330
金銭の信託運用損
̶
売買目的有価証券運用損
̶
有価証券売却損
2,290
有価証券評価損
1,763
金融派生商品費用
140,503
̶
為替差損
その他キャピタル費用
414,774
キャピタル損益
(B)
31,675
キャピタル損益含み基礎利益 (A)
+
(B) 101,363
2015年度
38,314
342,521
̶
̶
63,042
50,734
̶
228,745
315,704
̶
̶
5,583
2,117
̶
300,825
7,179
26,816
65,131
Ⅴ−11. 会計監査人による監査
当社は、会社法第436条第2項第1号の規定に基づき、2015年度の計
算書類、すなわち、貸借対照表、損益計算書、株主資本等変動計算書、
重要な会計方針及びその他の注記並びにその附属明細書について、
有限責任監査法人トーマツの監査を受けております。
(単位:百万円)
区 分
2014年度
臨時収益
6
再保険収入
̶
危険準備金戻入額
̶
個別貸倒引当金戻入額
̶
その他臨時収益
6
臨時費用
4,642
再保険料
̶
危険準備金繰入額
4,521
個別貸倒引当金繰入額
121
特定海外債権引当勘定繰入額
̶
貸付金償却
̶
その他臨時費用
̶
臨時損益
(C) △4,635
経常利益
(A)+(B)+(C)
96,727
(参考)その他キャピタル収益等の内訳
2014年度
区 分
̶
その他キャピタル収益
̶
外貨建商品に係る為替関係損益
414,774
その他キャピタル費用
396,025
外貨建商品に係る為替関係損益
18,749
一時払年金商品等に係る市場価格調整額
6
その他臨時収益
6
追加責任準備金戻入額
2015年度
550
̶
550
̶
̶
16,694
̶
̶
16,694
̶
̶
̶
△16,143
48,988
(単位:百万円)
2015年度
228,745
228,745
7,179
̶
7,179
̶
̶
Ⅴ−12. 監査法人による監査
該当はありません。
Ⅴ−13. 代表者による財務諸表の適正性、及び財務諸表作成に係る内部監査の有効性の確認状況
当社の代表執行役 会長 社長 最高経営責任者であるサシン・N・シャーは、当社の2015年度(2015年4月1日から2016年3月31日まで)の財務諸
表(貸借対照表、損益計算書、キャッシュ・フロー計算書、株主資本等変動計算書、およびその附属明細書)に記載された事項について、す
べての重要な点において適正であることを確認しております。また、これらの財務諸表の作成にかかる内部監査が有効に実施されたことを確
認しております。
Ⅴ−14. 将来にわたって事業活動を継続するとの前提に重要な疑義を生じさせるような事象または状況
該当はありません。
100
メットライフ生命の現状 2016
Ⅵ. 業務の状況を示す指標等
Ⅵ−1. 主要な業務の状況を示す指標等
P24をご参照ください。
(2)保有契約高及び新契約高
保有契約高
(単位:千件、百万円、%)
2014年度末
区 分
個人保険
個人年金保険
団体保険
団体年金保険
件数
7,847
456
̶
̶
前年度末比
104.5
77.1
̶
̶
データファイ ル
(1)決算業績の概況 2015年度末
金額
27,229,571
2,521,443
3,658,144
̶
前年度末比
105.0
81.1
97.4
̶
件数
8,181
398
̶
̶
前年度末比
104.3
87.3
̶
̶
金額
27,989,337
2,035,770
3,457,616
̶
前年度末比
102.8
80.7
94.5
̶
(注)個人年金保険については、年金支払開始前契約の年金支払開始時における年金原資と年金支払開始後契約の責任準備金を合計したものです。
新契約高
(単位:千件、百万円、%)
2015年度
2014年度
区 分
個人保険
個人年金保険
団体保険
団体年金保険
件数
964
35
̶
̶
前年度比
93.6
84.8
̶
̶
金額
2,925,228
183,789
328,097
̶
新契約 転換による純増加
前年度比
̶
78.8 2,925,228
183,789
̶
84.7
328,097
̶
74.0
̶
̶
̶
件数
906
20
̶
̶
金額
前年度比
93.9 3,260,064
106,457
58.7
288,475
̶
̶
̶
新契約 転換による純増加
前年度比
̶
111.4 3,260,064
106,457
̶
57.9
288,475
̶
87.9
̶
̶
̶
(注)個人年金保険の金額は年金支払開始時における年金原資です。
(3)年換算保険料
保有契約
区 分
個人保険
個人年金保険
合計
うち医療保障・
生前給付保障等
(単位:百万円、%)
2014年度末
824,098
208,285
1,032,384
348,617
前年度末比
105.8
82.3
100.1
103.6
2015年度末
855,006
170,047
1,025,053
359,296
新契約
前年度末比
103.8
81.6
99.3
103.1
(単位:百万円、%)
区 分
個人保険
個人年金保険
合計
うち医療保障・
生前給付保障等
2014年度
108,124
22,134
130,259
44,072
前年度比
84.0
90.9
85.1
107.0
2015年度
107,921
12,101
120,023
37,954
前年度比
99.8
54.7
92.1
86.1
(注)1.年換算保険料とは、1回あたりの保険料について保険料の支払方法に応じた係数を乗じ、1年あたりの保険料に換算した金額です(一時払契約等は、保険料を保険期
間で除した金額)。
2.医療保障給付(入院給付、手術給付等)、生前給付保障給付(特定疾病給付、介護給付等)、保険料払込免除給付(障害を事由とするものは除く。特定疾病罹患、介
護等を事由とするものを含む)等に該当する部分の年換算保険料を計上しています。
メットライフ生命の現状 2016
101
(4)保障機能別保有契約高
(単位:百万円)
保 有 金 額
データファイ ル
区 分
死亡保障
普通死亡
災害死亡
その他の
条件付死亡
生存保障
満期・生存給付
年金
その他
入院保障
災害入院
疾病入院
その他
条件付入院
個人保険
個人年金保険
団体保険
団体年金保険
その他共計
個人保険
個人年金保険
団体保険
団体年金保険
その他共計
個人保険
個人年金保険
団体保険
団体年金保険
その他共計
個人保険
個人年金保険
団体保険
団体年金保険
その他共計
個人保険
個人年金保険
団体保険
団体年金保険
その他共計
個人保険
個人年金保険
団体保険
団体年金保険
その他共計
個人保険
個人年金保険
団体保険
団体年金保険
その他共計
個人保険
個人年金保険
団体保険
団体年金保険
その他共計
個人保険
個人年金保険
団体保険
団体年金保険
その他共計
2014年度末
26,943,818
̶
3,658,093
̶
30,601,912
(8,526,092)
(43,355)
(103,989)
(̶)
(8,673,437)
(372,951)
(̶)
(̶)
(̶)
(372,951)
285,752
2,203,574
̶
̶
2,489,326
(̶)
(391,420)
(8)
(̶)
(391,428)
̶
317,869
51
̶
317,920
(30,144)
(̶)
(331)
(̶)
(31,317)
(29,755)
(̶)
(̶)
(̶)
(29,755)
(17,858)
(̶)
(̶)
(̶)
(17,858)
2015年度末
27,725,842
̶
3,457,574
̶
31,183,416
(8,034,019)
(22,859)
(97,658)
(̶)
(8,154,537)
(338,241)
(̶)
(̶)
(̶)
(338,241)
263,495
1,741,877
̶
̶
2,005,373
(̶)
(316,957)
(7)
(̶)
(316,964)
̶
293,892
42
̶
293,934
(29,858)
(̶)
(321)
(̶)
(31,053)
(29,475)
(̶)
(̶)
(̶)
(29,475)
(17,164)
(̶)
(̶)
(̶)
(17,164)
(注)1.括弧内数値は主契約の付随保障部分及び特約の保障を表します。ただし、定期特約等の普通死亡保障は主要保障部分に計上しています。
2.生存保障の満期・生存給付欄の個人年金保険、団体保険(年金特約)の金額は、年金支払開始前契約の年金支払開始時における年金原資を表します。
3.生存保障の年金欄の金額は、年金年額を表します。
4.生存保障のその他欄の金額は個人年金保険(年金支払開始後)、団体保険(年金特約年金支払開始後)の責任準備金を表します。
5.入院保障欄の金額は入院給付日額を表します。
6.入院保障の疾病入院のその他共計の金額は主要保障部分と付随保障部分の合計を表します。
102
メットライフ生命の現状 2016
(単位:件)
障害保障
手術保障
個人保険
個人年金保険
団体保険
団体年金保険
その他共計
個人保険
個人年金保険
団体保険
団体年金保険
その他共計
保 有 件 数
2014年度末
431,854
̶
378,568
̶
810,422
5,986,855
̶
̶
̶
6,107,812
2015年度末
408,230
̶
347,048
̶
755,278
6,439,914
̶
̶
̶
6,568,995
(5)個人保険及び個人年金保険契約種類別保有契約高
区 分
死亡保険
生死混合保険
生存保険
年金保険
災害・疾病関係特約
終身保険
定期付終身保険
定期保険
その他共計
養老保険
定期付養老保険
生存給付金付定期保険
その他共計
個人年金保険
災害保障特約
災害割増特約
傷害特約
成人病特約
ガン特約
災害入院特約
成人病入院特約
ガン入院特約
女性疾病特約
通院特約
長期入院特約
手術特約
退院・療養特約
特定損傷特約
データファイ ル
区 分
(単位:百万円)
保 有 金 額
2014年度末
12,787,170
̶
10,549,723
26,501,812
433,068
̶
̶
442,006
285,752
2,521,443
8,375
5,828,082
1,871,827
475,107
234,929
8,630
1,045
505
18,626
8,830
4,078
35,672
18,973
2,225
2015年度末
13,408,733
̶
10,936,151
27,308,483
409,635
̶
̶
417,358
263,495
2,035,770
7,163
5,452,473
1,777,142
466,012
213,208
7,532
2,341
673
21,599
9,204
3,888
35,597
17,766
2,606
(注)1.個人年金保険の金額は年金支払開始前契約の年金支払開始時における年金原資と年金支払開始後契約の責任準備金を合計したものです。
2.入院特約の金額は入院給付日額を表します。
災害保障特約・傷害特約は災害死亡保険金額を表します。
ガン特約はガン死亡保険金額を表します。
メットライフ生命の現状 2016
103
(6)異動状況の推移
①個人保険
データファイ ル
区 分
年始現在
新契約
更新
復活
保険金額の増加
転換による増加
その他の増加
死亡
満期
保険金額の減少
転換による減少
解約
失効
その他の異動による減少
年末現在
(増加率)
純増加
(増加率)
(単位:件、百万円、%)
2014年度
件数
7,512,094
964,424
96,884
56,765
10
̶
48,462
45,103
188,404
22,002
̶
410,164
137,047
50,514
7,847,397
(4.5)
335,303
(△25.2)
2015年度
金額
25,940,889
2,925,228
178,818
139,514
23
̶
1,011,397
86,810
356,592
71,175
̶
1,337,106
343,824
770,791
27,229,571
(5.0)
1,288,681
(△33.5)
件数
7,847,397
906,021
106,986
52,810
11
̶
46,350
46,684
197,507
21,889
̶
358,758
125,070
49,950
8,181,595
(4.3)
334,198
(△0.3)
金額
27,229,571
3,260,064
150,874
124,041
60
̶
635,793
90,899
299,508
66,051
̶
1,301,364
304,444
1,348,798
27,989,337
(2.8)
759,766
(△41.0)
(注)金額は、死亡保険、生死混合保険、生存保険の主要保障部分の合計です。
②個人年金保険
区 分
年始現在
新契約
復活
金額の増加
転換による増加
その他の増加
死亡
支払満了
金額の減少
転換による減少
解約
失効
その他の異動による減少
年末現在
(増加率)
純増加
(増加率)
(単位:件、百万円、%)
2015年度
2014年度
件数
591,627
35,579
1
42,565
̶
162,619
3,089
5,054
3,650
̶
51,569
2
274,004
456,108
(△22.9)
△135,519
(̶)
金額
3,108,647
183,789
5
5,596
̶
1,432,669
21,839
18,879
9,230
̶
327,118
14
1,832,182
2,521,443
(△18.9)
△587,204
(̶)
件数
456,108
20,901
̶
41,447
─
65,610
2,665
5,932
3,084
̶
26,885
̶
108,834
398,303
(△12.7)
△57,805
(̶)
(注)金額は、年金支払開始前契約の年金支払開始時における年金原資と年金支払開始後契約の責任準備金の合計です。
104
メットライフ生命の現状 2016
金額
2,521,443
106,457
̶
4,570
─
785,580
20,892
24,412
9,563
̶
176,807
̶
1,150,607
2,035,770
(△19.3)
△485,673
(̶)
③団体保険
(単位:件、百万円、%)
2014年度
件数
3,650,575
121,537
3,626,313
979
201,177
59,859
181,294
13,152
3,690,940
399,948
13,809
10,915
1,889
21,554
3,643,477
(△0.2)
△7,098
(̶)
年始現在
新契約
更新
復活
中途加入
保険金額の増加
その他の増加
死亡
満期
脱退
保険金額の減少
解約
失効
その他の異動による減少
年末現在
(増加率)
純増加
(増加率)
金額
3,755,346
328,097
3,612,325
2,952
293,993
72,152
75,997
6,881
3,735,745
531,593
77,539
37,372
5,981
87,606
3,658,144
(△2.6)
△97,201
(̶)
件数
3,643,477
133,919
3,600,427
4,002
239,478
59,567
46,827
12,282
3,705,362
351,883
18,066
30,341
4,758
13,543
3,549,961
(△2.6)
△93,516
(̶)
データファイ ル
区 分
2015年度
金額
3,658,144
288,475
3,383,054
21,520
329,819
47,012
82,939
6,261
3,741,107
340,773
69,917
80,727
24,947
89,617
3,457,616
(△5.5)
△200,528
(̶)
(注)1.金額は、死亡保険、生死混合保険、年金払特約の主要保障部分の合計です。
2.件数は、被保険者数を表します。
(7)契約者配当の状況
2015年度は、2,819百万円の契約者配当金をお支払いいたしました。また、2016年度以降における契約者配当金のお支払いのために、2015年
度末に3,920百万円を契約者配当準備金に繰り入れました。この結果、2015年度末における契約者配当準備金の残高は、11,055百万円となっ
ております。
なお、2014年度末における契約者配当準備金の残高は、9,954百万円となっております。
Ⅵ−2. 保険契約に関する指標等
(1)保有契約増加率
(単位:%)
区 分
個人保険
個人年金保険
団体保険
団体年金保険
2014年度
5.0
△18.9
△2.6
̶
2015年度
2.8
△19.3
△5.5
̶
2014年度
11.3
5.9
8.7
2015年度
12.0
4.2
7.9
(3)新契約率(対年度始)
区 分
個人保険
個人年金保険
団体保険
(単位:%)
(2)新契約平均保険金及び保有契約平均保険金(個人保険) (単位:千円)
区 分
新契約平均保険金
保有契約平均保険金
2014年度
3,033
3,470
2015年度
3,598
3,421
新契約平均保険金については、転換契約を含みません。
(注)新契約平均保険金については、転換契約を含んでいません。
(4)解約失効率(対年度始)
区 分
個人保険
個人年金保険
団体保険
(単位:%)
2014年度
6.2
10.6
1.2
2015年度
5.7
7.2
2.9
(注)転換契約は含んでいません。
(5)個人保険新契約平均保険料(月払契約)
(単位:円)
2015年度
102,620
2014年度
96,243
区 分
災害死亡保障契約
(注)転換契約は含んでいません。
(6)死亡率(個人保険主契約)
件 数 率
2014年度
2015年度
5.86
5.81
(単位:‰)
金 額 率
2014年度
2015年度
3.26
(7)特約発生率(個人保険)
3.29
件 数
金 額
件 数
障害保障契約
金 額
災害入院保障契約
件 数
金 額
疾病入院保障契約
件 数
金 額
成人病入院保障契約
件 数
金 額
疾病・傷害手術保障契約 件 数
件 数
成人病手術保障契約
(単位:‰)
2014年度
0.42
0.22
0.20
0.05
4.05
76.30
42.01
321.83
1.55
15.55
43.00
̶
2015年度
0.35
0.19
0.20
0.06
4.46
84.70
45.47
345.26
2.10
35.45
44.47
̶
メットライフ生命の現状 2016
105
(8)事業費率(対収入保険料)
(単位:%)
データファイ ル
2014年度
18.2
2015年度
18.2
(9)保険契約を再保険に付した場合における、再保険を引き受けた
主要な保険会社等の数
(単位:社)
2014年度
12
2015年度
18
(うち、保険業法施行規則第71条に基づいて保険料積立金を積み立てないとした
第三分野保険)
(単位:社)
2014年度
2015年度
4
7
(10)保険契約を再保険に付した場合における、再保険を引き受け
た保険会社等のうち、支払再保険料の額が大きい上位5社に
対する支払再保険料の割合
(単位:%)
2014年度
98.60
2015年度
96.66
(うち、保険業法施行規則第71条に基づいて保険料積立金を積み立てないとした
第三分野保険)
(単位:%)
2014年度
3.37
2015年度
5.27
(11)保険契約を再保険に付した場合における、再保険を引き受け
た主要な保険会社等の格付機関による格付に基づく区分ごと
の支払再保険料の割合
(単位:%)
(12)未だ収受していない再保険金の額
格付区分
A以上
BBB以上
その他
(格付なし・不明・BB以下)
合計
(うち、保険業法施行規則第71条に基づいて保険料積立金を積み立てないとした
第三分野保険)
(単位:百万円)
2014年度
99.91
̶
2015年度
99.85
̶
0.09
0.15
100.00
100.00
2014年度
1,790
2014年度
1,256
(単位:百万円)
2015年度
1,996
2015年度
1,469
(注)修正共同保険式再保険に係る再保険金は含んでいません。
(うち、保険業法施行規則第71条に基づいて保険料積立金を積み立てないとした
第三分野保険)
(単位:%)
格付区分
A以上
BBB以上
その他
(格付なし・不明・BB以下)
合計
2014年度
3.34
̶
2015年度
5.23
̶
0.03
0.07
3.37
5.30
(13)第三分野保険の給付事由又は保険種類の区分ごとの、発生保
険金額の経過保険料に対する割合 (単位:%)
区
第三分野発生率
分
医療(疾病)
がん
介護
その他
(注)格付はスタンダード&プアーズ社の格付を使用しています。(格付がない場
合は、100%出資している親会社に対する格付を使用しています。)
2014年度
33.8
33.9
32.1
20.6
37.3
2015年度
33.0
32.3
32.5
21.3
39.4
Ⅵ−3. 経理に関する指標等
(1)支払備金明細表
区
保険金
分
死亡保険金
災害保険金
高度障害保険金
満期保険金
その他
小計
年金
給付金
解約返戻金
保険金据置支払金
その他共計
106
メットライフ生命の現状 2016
(単位:百万円)
2014年度末
15,946
590
1,648
839
̶
19,025
15,972
16,161
15,567
20
66,829
2015年度末
17,623
763
1,330
991
̶
20,708
4,007
15,731
12,772
11
53,448
(2)責任準備金明細表
区
分
2014年度末
責任準備金
5,534,368
個人保険
(除危険準備金) (一般勘定) 5,379,375
154,992
(特別勘定)
2,329,941
個人年金保険
(一般勘定) 1,999,602
330,339
(特別勘定)
606
団体保険
606
(一般勘定)
̶
(特別勘定)
̶
団体年金保険
̶
(一般勘定)
̶
(特別勘定)
250
その他
250
(一般勘定)
̶
(特別勘定)
7,865,166
小計
(一般勘定) 7,379,835
485,331
(特別勘定)
44,552
危険準備金
7,909,719
合 計
(一般勘定) 7,424,387
485,331
(特別勘定)
(単位:百万円)
2015年度末
6,056,673
5,916,860
139,813
1,888,199
1,642,932
245,267
682
682
̶
̶
̶
̶
237
237
̶
7,945,793
7,560,712
385,080
44,002
7,989,795
7,604,715
385,080
(3)責任準備金残高の内訳
(単位:百万円)
保険料積立金
7,582,054
7,640,653
未経過保険料
283,112
305,139
払戻積立金
̶
̶
合計
7,909,719
7,989,795
危険準備金
44,552
44,002
データファイ ル
区 分
2014年度末
2015年度末
(4)個人保険及び個人年金保険の責任準備金の積立方式、積立率、残高(契約年度別)
①責任準備金の積立方式、積立率
積立方式
標準責任準備金対象契約
標準責任準備金対象外契約
積立率(危険準備金を除く)
2014年度末
平成8年大蔵省告示第48号に定める方式
平準純保険料式
2015年度末
平成8年大蔵省告示第48号に定める方式
平準純保険料式
100.0%
100.0%
(注)1.積立方式及び積立率は、個人保険及び個人年金保険を対象としています。なお、団体保険及び団体年金保険の責任準備金は積立方式という概念がないため、上記に
は含んでいません。
2.積立率については、標準責任準備金対象契約に関しては平成8年大蔵省告示第48号に定める方式により、また、標準責任準備金対象外契約に関しては平準純保険料
式により計算した保険料積立金、及び未経過保険料に対する積立率を記載しています。
②責任準備金残高(契約年度別)
(単位:百万円)
契約年度
∼1980年度
1981年度∼1985年度
1986年度∼1990年度
1991年度∼1995年度
1996年度∼2000年度
2001年度∼2005年度
2006年度∼2010年度
2011年度
2012年度
2013年度
2014年度
2015年度
予定利率
6.00%∼6.50%
6.00%∼6.50%
6.00%∼6.50%
4.25%∼6.50%
2.00%∼4.25%
0.50%∼3.10%
0.10%∼1.50%
0.10%∼1.50%
0.10%∼1.50%
0.10%∼1.00%
0.10%∼1.00%
0.01%∼1.00%
責任準備金残高
20,008
73,918
78,665
210,094
316,628
721,156
2,143,195
792,180
814,609
943,848
767,005
678,481
(注)1.責任準備金残高は、個人保険及び個人年金保険の責任準備金(特別勘定の責任準備金及び危険準備金を除く)を記載しています。
2.予定利率については、各契約年度別の責任準備金に係る主な予定利率を記載しています。
(5)特別勘定を設けた保険契約であって、保険金等の額を最低保証している保険契約に係る一般勘定の責任準備金の残高、算出方法、
その計算の基礎となる係数
①責任準備金残高(一般勘定)
(単位:百万円)
2014年度末
責任準備金残高
(一般勘定)
353
2015年度末
933
(注)1.保険業法施行規則第68条に規定する保険契約(標準責任準備金対象契約)
を対象としています。
2.責任準備金残高(一般勘定)は、最低保証に係る保険料積立金を記載し
ています。
②算出方法、その計算の基礎となる係数
平成8年大蔵省告示第48号に定める標準的方式としています。ただし、変額個人年金保険において死亡給付金ステップアッ
プ特約が付加されており年度末時点の年齢が75歳以下の契約、特別勘定終身年金特約付変額個人年金保険、変額個人年金
保険(元本確保型)
、変額個人年金保険(2011)
、変額保険及び高齢者生存保障保険については代替的方式(シナリオテステ
ィング方式)としています。
積立方式
予定死亡率、割引率、
期待収益率
計算の基礎と
なる係数
ボラティリティ
(資産価格の予想変
動率)
予定解約率
平成8年大蔵省告示第48号に定める率としています。
平成8年大蔵省告示第48号に定める率としています。ただし、短期金融資産は0.3%、不動産投資信託は11.8%、
商品指数連動資産は16.0%としています。
0%から6%を使用しています(保険料及び責任準備金算出方法書に定める率)
。
メットライフ生命の現状 2016
107
(6)契約者配当準備金明細表
(単位:百万円)
データファイ ル
個人年金保険
個人保険
区 分
2014年度
当期首現在高
利息による増加
配当金支払による減少
当期繰入額
当期末現在高
2015年度
当期首現在高
利息による増加
配当金支払による減少
当期繰入額
当期末現在高
̶
̶
̶
̶
̶
(̶)
̶
̶
̶
̶
̶
(̶)
5,509
0
0
587
6,096
(4)
6,096
0
3
830
6,923
(2)
団体保険
3,789
̶
3,038
2,778
3,530
(̶)
3,530
̶
2,567
2,819
3,781
(̶)
団体年金保険
財形保険
その他の保険
財形年金保険
̶
̶
̶
̶
̶
(̶)
̶
̶
̶
̶
̶
(̶)
̶
̶
̶
̶
̶
(̶)
̶
̶
̶
̶
̶
(̶)
合 計
9,619
0
3,297
3,632
9,954
(4)
9,954
0
2,819
3,920
11,055
(2)
320
̶
259
266
327
(̶)
327
̶
248
271
350
(̶)
(注)
( )内はうち積立配当金額です。
(7)引当金明細表
(単位:百万円)
当期首
残 高
区 分
当期末
残 高
755
一般貸倒引当金
641
個別貸倒引当金
̶
特定海外債権引当勘定
42,608
退職給付引当金
282
役員退職慰労引当金
85,700
価格変動準備金
(注)*につきましては、P87-91貸借対照表の注記をご参照ください。
585
17,277
̶
46,504
221
91,800
貸倒引当金
当期増減
(△)額
計上の理由及び算定方法
△169
16,635
̶
3,896
△61
6,100
*
*
*
*
*
*
(8)特定海外債権引当勘定の状況
該当はありません。
(9)資本金等明細表
(単位:百万円)
区 分
資本金
(普通株式)
うち既発行株式
計
(資本準備金)
資本剰余金
(その他資本剰余金)
計
(10)保険料明細表
(単位:百万円)
区 分
個人保険
(うち一時払)
(うち年払)
(うち半年払)
(うち月払)
個人年金保険
(うち一時払)
(うち年払)
(うち半年払)
(うち月払)
団体保険
団体年金保険
その他共計
108
当期首残高
111,308
100株
111,308
111,298
̶
111,298
2014年度
1,253,199
352,753
271,251
5,524
623,670
174,814
174,785
0
2015年度
1,335,722
372,492
306,783
5,710
650,735
104,488
104,462
0
̶
̶
27
13,699
25
13,868
̶
̶
1,444,670
1,457,221
メットライフ生命の現状 2016
当期増加額
̶
̶
̶
̶
̶
̶
当期減少額
̶
̶
̶
̶
̶
̶
当期末残高
111,308
100株
111,308
111,298
̶
111,298
摘要
(11)保険金明細表
死亡保険金
災害保険金
高度障害保険金
満期保険金
その他
合 計
個人保険
個人年金保険
団体保険
団体年金保険
̶
̶
̶
̶
3,643
3,643
5,733
242
395
̶
̶
6,371
̶
̶
̶
̶
̶
̶
80,508
1,487
4,759
22,743
309
109,806
̶
̶
̶
̶
̶
̶
2015年度合計
2014年度合計
86,247
1,729
5,155
22,743
3,952
119,828
83,552
2,212
5,976
20,462
2,637
114,841
6
̶
̶
̶
̶
6
(12)年金明細表
(単位:百万円)
個人保険
個人年金保険
団体保険
団体年金保険
財形保険
財形年金保険
9,150
292,152
8
̶
̶
その他の保険
2015年度合計
2014年度合計
̶
301,312
568,115
(13)給付金明細表
区 分
死亡給付金
入院給付金
手術給付金
障害給付金
生存給付金
一時金
その他
合 計
(単位:百万円)
個人保険
個人年金保険
団体保険
15,815
̶
̶
̶
̶
̶
̶
15,815
̶
16
̶
2
̶
̶
̶
19
2,824
42,562
33,258
133
37,819
1,587
15,216
133,402
財形保険
団体年金保険 財形年金保険
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
その他の保険 2015年度合計
̶
381
275
̶
̶
̶
35
691
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
18,639
42,960
33,533
136
37,819
1,587
15,251
149,929
(14)解約返戻金明細表
個人保険
個人年金保険
団体保険
団体年金保険
258,787
194,715
̶
̶
̶
2015年度合計
2014年度合計
̶
453,502
606,641
(単位:百万円)
取得原価
24,019
11,010
691
12,317
53,949
̶
77,968
(16)事業費明細表
当期償却額
2,225
552
158
1,513
5,637
̶
7,863
(単位:百万円)
2014年度
140,918
36,686
85,992
263,597
2015年度
142,902
33,357
88,258
264,518
減価償却累計額
13,413
4,635
405
8,372
39,595
̶
53,009
(単位:百万円)
保護機構への負担金
2014年度
954
2015年度
720
当期末残高
10,605
6,374
286
3,944
14,353
̶
24,958
償却累計率
55.8%
42.1%
58.6%
68.0%
73.4%
̶
68.0%
(17)税金明細表
区 分
国税
消費税
地方法人特別税
印紙税
登録免許税
その他の国税
(注)一般管理費のうち、生命保険契約者保護機構に対する負担金は次のとおりです。
区 分
25,423
41,875
31,856
131
26,698
1,512
14,370
141,868
その他の保険
(15)減価償却費明細表
区 分
有形固定資産
建物
リース資産
その他の有形固定資産
無形固定資産
その他
合 計
2014年度合計
(単位:百万円)
財形保険
財形年金保険
区 分
営業活動費
営業管理費
一般管理費
合 計
データファイ ル
区 分
(単位:百万円)
財形保険
その他の保険
財形年金保険
地方税
地方消費税
法人住民税
法人事業税
固定資産税
不動産取得税
事業所税
その他の地方税
合 計
(単位:百万円)
2014年度
12,717
10,676
1,789
251
̶
0
5,411
2,880
̶
2,280
89
̶
160
̶
18,129
2015年度
13,616
12,066
1,304
242
̶
3
6,676
3,256
̶
3,119
126
̶
174
0
20,293
メットライフ生命の現状 2016
109
(18)リース取引<借主側>(通常の賃貸借取引に係る方法に準じた会計処理を行っている所有権移転外ファイナンス・リース取引)
該当はありません。
データファイ ル
(19)借入金残存期間別残高
該当はありません。
Ⅵ−4. 資産運用に関する指標等(一般勘定)
(1)資産運用の概況
①2015年度の一般勘定資産の運用状況 イ.運用環境
2015年度の世界経済はやや低調に推移しました。米国経済は金融
緩和の効果もあって失業率の低下が続いた一方で、ドル高や急速
な原油安などが生産活動に影響を与えました。中国経済では投資
依存型の高成長モデルの限界もあり景気の勢いは鈍化しました。8
月に行われた人民元切り下げは中国の経済状況に対する国際金融
市場の懸念を強め、世界的なリスク回避の動きを生み出しました。
日本経済においては賃金は緩やかな回復基調を示したものの、米
国や中国など海外経済の影響を受け、生産活動は年度後半にかけ
て弱含みました。中国を除く新興国経済では、米国の利上げの可
能性などから資金流出が進み通貨安が目立ちました。欧州の経済
活動は金融緩和の効果もあり徐々に持ち直しが見られたものの、
年度後半は米国経済減速の影響などを受け力強さを欠きました。
債券市場では、先進国を中心に金利水準は低下傾向を示しました。
各国中央銀行が金融緩和策を続けるなか、夏以降は新興国経済へ
の懸念などからリスク回避の流れが強まったこともこの傾向を強
めました。米国では4月時点の国債10年物利回りが1.9%程度でし
たが、米国連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン議長が2015年
内の利上げの可能性を示したことなどから、6月には2.4%程度に
まで上昇しました。しかし、米国の経済状況が一段の力強さを欠
くなか、中国経済の減速懸念などに端を発した世界的な金融市場
の混乱もあって利上げのペースが当初の見通しよりも後ずれする
との見方が強まりました。2015年12月に約9年ぶりにFRBによる利
上げが実施されたものの、2016年に入ると長期金利の低下傾向が
強まり、2016年3月末時点では1.8%程度となりました。日本では
年度を通じて金利水準が低下するなかで日銀によるマイナス金利
政策が2016年1月に導入され、国債10年物利回りは3月にはマイナ
ス0.1%の水準まで低下しました。欧州では、夏ごろにかけて長期
金利は景気状況の改善や米国利上げ期待などから上昇しましたが、
その後は欧州中央銀行(ECB)によるマイナス金利の強化や資産購入
の拡大などを含む追加緩和策の影響もあり、低下が進みました。
株式市場では、日経平均株価は4月初頭の19,000円台から上昇し初
夏には20,000円を超えました。しかし、8月以降になると、米国の
利上げに伴う国際金融市場の不透明感が徐々に意識されるなか、
中国人民元の切り下げをきっかけに世界的に株価は急落しました。
その後も原油価格の下落、米国経済の成長懸念、円高の進行など
から日経平均株価は値動きの荒いなかで低下傾向で推移し、年度
末には17,000円程度の水準となりました。
外国為替市場では、円ドルレートは2015年4月時点では120円程度
でしたが、FRBのイエレン議長が2015年内の利上げの見通しを示
唆したことなどから6月には125円程度にまで円安が進みました。
8月になると市場では中国経済をはじめとする新興国経済のリスク
が強く意識されるとともに米国の利上げペースが緩やかに留まる
との見通しが強まり、年度末にかけて112円程度の水準まで円高
が進行しました。ユーロについては、ECBによる追加緩和政策が
年度後半に実施されたものの、経済指標の緩やかな持ち直しに加
え、緩和政策の内容が市場の期待を必ずしも上回らなかったこと
もあって、ドルに対しややユーロ高が進みました。
110
メットライフ生命の現状 2016
ロ.運用方針
当社の資産運用方針と致しましては、ALMの観点から負債特性に
応じた資産運用を行っております。債券を中心に安定した収益が
期待できる資産をポートフォリオの中核として位置づけ、経済・
市場環境を注視しつつ、リスク許容度の範囲内で補完的に為替リ
スクのある債券、不動産、株式等の資産へ分散投資を行うことと
しております。
ハ.運用実績の概況
2015年度においては、一般勘定資産は2,301億円増加し、国内外の
公社債は78億円減少しました。また外貨建資産は、435億円減少
しました。
なお、2015年度末の一般勘定資産残高の82.8%は国内外の公社債
となっております。
ニ.トピックス
2015年度の金融市場ではリスク回避の動きが強まり、金利低下、
株価下落、円高などが見られました。当社のポートフォリオ運用
では、こうした投資環境のもとで金利、為替、株式等のリスクを
引き続き注視・管理し収益の安定的拡大に努めてまいります。なお、
低金利環境のもとで保有債券の含み益を計上しております。
②ポートフォリオの推移
イ. 資産の構成(一般勘定)
現預金・コールローン
買現先勘定
債券貸借取引支払保証金
買入金銭債権
商品有価証券
金銭の信託
有価証券
公社債
株式
外国証券
公社債
株式等
その他の証券
貸付金
保険約款貸付
一般貸付
不動産
うち投資用不動産
繰延税金資産
その他
貸倒引当金
合計
うち外貨建資産
金 額
179,836
̶
̶
̶
̶
̶
8,057,808
2,779,330
4,779
5,174,660
5,082,073
92,586
99,037
601,608
116,825
484,782
146,601
131,961
̶
270,954
△1,396
9,255,411
5,530,470
2015年度末
占 率(%)
1.9
̶
̶
̶
̶
̶
87.1
30.0
0.1
55.9
54.9
1.0
1.1
6.5
1.3
5.2
1.6
1.4
̶
2.9
△0.0
100.0
59.8
金 額
247,208
̶
̶
̶
̶
̶
8,064,939
2,843,231
4,591
5,125,845
5,010,322
115,523
91,270
663,335
115,122
548,213
191,847
176,614
9,696
326,372
△17,863
9,485,536
5,486,938
占 率(%)
2.6
̶
̶
̶
̶
̶
85.0
30.0
0.0
54.0
52.8
1.2
1.0
7.0
1.2
5.8
2.0
1.9
0.1
3.4
△0.2
100.0
57.8
データファイ ル
区 分
(単位:百万円、%)
2014年度末
(注)不動産については土地・建物を合計した金額を計上しています。
ロ. 資産の増減(一般勘定)
区 分
現預金・コールローン
買現先勘定
債券貸借取引支払保証金
買入金銭債権
商品有価証券
金銭の信託
有価証券
公社債
株式
外国証券
公社債
株式等
その他の証券
貸付金
保険約款貸付
一般貸付
不動産
うち投資用不動産
繰延税金資産
その他
貸倒引当金
合計
うち外貨建資産
(単位:百万円)
2014年度
2015年度
50,329
̶
̶
̶
̶
̶
390,021
239,018
△1,393
133,629
103,998
29,630
18,767
177,866
3,129
174,736
28,914
21,122
̶
△2,223
△119
644,788
301,493
67,372
̶
̶
̶
̶
̶
7,130
63,900
△187
△48,814
△71,751
22,937
△7,767
61,727
△1,703
63,430
45,246
44,653
9,696
55,418
△16,466
230,124
△43,532
(2)運用利回り(一般勘定)
区 分
現預金・コールローン
買現先勘定
債券貸借取引支払保証金
買入金銭債権
商品有価証券
金銭の信託
有価証券
うち公社債
うち株式
うち外国証券
貸付金
うち一般貸付
不動産
一般勘定計
(単位:%)
2014年度
5.21
̶
̶
̶
̶
̶
10.63
3.03
6.50
14.62
10.33
11.57
3.47
8.47
2015年度
△2.38
̶
̶
̶
̶
̶
0.37
2.35
3.40
△0.82
△2.94
△4.11
3.15
0.67
(注)1.利回り計算式の分母は帳簿価額ベースの日々平均残高、
分子は経常損益中、
資産運用収益−資産運用費用として算出した利回りです。
2.運用利回り計算の分子のなかには外貨建保険に係る為替差損益が含まれ
ていますが、損益計算書上、同保険商品の責任準備金の繰入額と実質的
に相殺されるため、経常損益に与える影響はほとんどありません。この
為 替 差 損 益 を 除 く と、 運 用 利 回 り は 一 般 勘 定 資 産 計 で2014年 度 で
3.89%、2015年度で3.19%、海外投融資で2014年度で4.48%、2015年
度で3.12%となります。
(注)不動産については土地・建物を合計した金額を計上しています。
メットライフ生命の現状 2016
111
(3)主要資産の平均残高(一般勘定)
(単位:百万円)
データファイ ル
区 分
現預金・コールローン
買現先勘定
債券貸借取引支払保証金
買入金銭債権
商品有価証券
金銭の信託
有価証券
うち公社債
うち株式
うち外国証券
貸付金
うち一般貸付
不動産
2014年度
166,951
̶
̶
̶
̶
̶
7,570,284
2,566,285
3,157
4,930,876
517,212
401,939
120,029
2015年度
169,963
̶
̶
̶
̶
̶
7,827,556
2,752,470
3,037
5,003,868
636,675
519,745
159,419
一般勘定計
うち海外投融資
8,652,455
5,355,206
9,076,970
5,563,838
(5)資産運用費用明細表(一般勘定)
区 分
支払利息
商品有価証券運用損
金銭の信託運用損
売買目的有価証券運用損
有価証券売却損
有価証券評価損
有価証券償還損
金融派生商品費用
為替差損
貸倒引当金繰入額
投資損失引当金繰入額
貸付金償却
賃貸用不動産等減価償却費
その他運用費用
合 計
2014年度
287
̶
̶
̶
2,290
1,763
1,708
140,503
̶
312
̶
̶
1,263
2,501
150,630
(7)有価証券売却益明細表(一般勘定)
区 分
国債等債券
株式等
外国証券
その他共計
2014年度
40,152
2,208
36,695
79,057
(9)有価証券評価損明細表(一般勘定)
区 分
国債等債券
株式等
外国証券
その他共計
112
2014年度
1,407
̶
355
1,763
メットライフ生命の現状 2016
(単位:百万円)
2015年度
711
̶
̶
̶
5,583
2,117
1,763
̶
300,825
16,524
̶
̶
1,402
3,736
332,664
(単位:百万円)
2015年度
27,564
3,159
32,318
63,042
(単位:百万円)
2015年度
̶
̶
2,117
2,117
(4)資産運用収益明細表(一般勘定)
区 分
利息及び配当金等収入
商品有価証券運用益
金銭の信託運用益
売買目的有価証券運用益
有価証券売却益
有価証券償還益
金融派生商品収益
為替差益
貸倒引当金戻入額
その他運用収益
合 計
2014年度
273,976
̶
̶
̶
79,057
13,703
̶
511,948
̶
4,566
883,253
(6)利息及び配当金等収入明細表(一般勘定)
区 分
預貯金利息
有価証券利息・配当金
公社債利息
株式配当金
外国証券利息配当金
貸付金利息
不動産賃貸料
その他共計
2014年度
363
249,356
38,687
80
206,960
16,573
7,612
273,976
(8)有価証券売却損明細表(一般勘定)
区 分
国債等債券
株式等
外国証券
その他共計
(10)商品有価証券明細表
該当はありません。
(11)商品有価証券売買高
該当はありません。
2014年度
1
192
2,095
2,290
(単位:百万円)
2015年度
262,622
̶
̶
̶
63,042
11,815
50,734
̶
̶
5,306
393,520
(単位:百万円)
2015年度
439
232,987
39,338
94
191,522
19,817
9,258
262,622
(単位:百万円)
2015年度
11
0
5,571
5,583
(12)有価証券明細表(一般勘定)
(単位:百万円)
2014年度末
国債
地方債
社債
うち公社・公団債
株式
外国証券
公社債
株式等
その他の証券
合 計
金額
2,016,206
87,631
675,492
185,975
4,779
5,174,660
5,082,073
92,586
99,037
8,057,808
金額
2,056,958
90,192
696,080
191,350
4,591
5,125,845
5,010,322
115,523
91,270
8,064,939
占率(%)
25.0
1.1
8.4
2.3
0.1
64.2
63.1
1.1
1.2
100.0
占率(%)
25.5
1.1
8.6
2.4
0.1
63.6
62.1
1.4
1.1
100.0
(13)有価証券残存期間別残高(一般勘定)
(単位:百万円)
2015年度末
2014年度末
区 分
1年以下
376,755
有価証券
2,543
国債
821
地方債
19,797
社債
株式
外国証券 343,592
公社債 342,195
1,397
株式等
0
その他の証券
̶
買入金銭債権
10,000
譲渡性預金
̶
その他
データファイ ル
区 分
2015年度末
10年超
1年超
3年超
5年超
7年超
(期間の定めの
3年以下 5年以下 7年以下 10年以下 ないものを含む)
783,877 959,567 1,217,077 1,426,265 3,304,265
83,898 189,918
23,880 188,877 1,527,088
64,220
2,509
10,698
1,022
8,359
108,207 112,833
83,858 119,108 231,687
4,779
587,933 646,116 1,108,316 1,109,920 1,378,780
587,719 630,314 1,095,997 1,093,189 1,332,656
46,123
214
15,802
12,318
16,731
97,709
̶
̶
̶
1,328
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
合 計
8,067,808
2,016,206
87,631
675,492
4,779
5,174,660
5,082,073
92,586
99,037
̶
10,000
̶
1年以下
382,751
53,347
424
34,338
294,640
293,762
877
̶
̶
5,000
̶
10年超
1年超
3年超
5年超
7年超
(期間の定めの
3年以下 5年以下 7年以下 10年以下 ないものを含む)
843,551 1,081,665 992,302 1,352,153 3,412,514
72,555 117,630
64,919 159,116 1,589,389
60,743
3,510
8,738
0
16,775
121,791 127,017
63,600 132,228 217,103
4,591
644,443 828,279 863,782 1,044,033 1,450,667
634,510 817,577 852,418 1,026,101 1,385,951
64,715
9,932
10,701
11,363
17,931
90,018
̶
̶
̶
1,251
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
合 計
8,064,939
2,056,958
90,192
696,080
4,591
5,125,845
5,010,322
115,523
91,270
̶
5,000
̶
(注)
「金融商品に関する会計基準」(企業会計基準第10号)に基づく有価証券として取り扱うものを含んでいます。
(14)保有公社債の期末残高利回り(一般勘定)
区 分
公社債
外国公社債
2014年度末
1.46
4.08
(単位:%)
2015年度末
1.40
3.86
メットライフ生命の現状 2016
113
(15)業種別株式保有明細表(一般勘定)
データファイ ル
区 分
水産・農林業
鉱業
建設業
製造業
電気・ガス業
運輸・
情報通信業
商業
金融・保険業
食料品
繊維製品
パルプ・紙
化学
医薬品
石油・石炭製品
ゴム製品
ガラス・土石製品
鉄鋼
非鉄金属
金属製品
機械
電気機器
輸送用機器
精密機器
その他製品
陸運業
海運業
空運業
倉庫・運輸関連業
情報・通信業
卸売業
小売業
銀行業
証券、商品先物取引業
保険業
その他金融業
不動産業
サービス業
合 計
(単位:百万円)
2015年度末
2014年度末
金 額
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
266
793
̶
887
1,237
̶
1,595
4,779
占 率(%)
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
5.6
16.6
̶
18.6
25.9
̶
33.4
100.0
金 額
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
361
644
̶
878
1,111
̶
1,595
4,591
占 率(%)
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
7.9
14.0
̶
19.1
24.2
̶
34.7
100.0
(16)貸付金明細表(一般勘定)
区 分
保険約款貸付
契約者貸付
保険料振替貸付
一般貸付
(うち非居住者貸付)
企業貸付
(うち国内企業向け)
国・国際機関・政府関係機関貸付
公共団体・公企業貸付
住宅ローン
消費者ローン
その他
合 計
114
メットライフ生命の現状 2016
(単位:百万円)
2014年度末
116,825
99,258
17,567
484,782
(410,216)
484,782
(85,987)
̶
̶
̶
̶
̶
601,608
2015年度末
115,122
98,532
16,589
548,213
(444,984)
548,213
(103,229)
̶
̶
̶
̶
̶
663,335
(17)貸付金残存期間別残高(一般勘定)
2014年度末
変動金利
固定金利
一般貸付計
変動金利
固定金利
一般貸付計
2015年度末
1年以下
̶
18,300
18,300
15,211
18,100
33,311
1年超
3年以下
3年超
5年以下
115,778
27,156
142,934
96,197
32,156
128,353
83,833
34,726
118,560
65,017
100,140
165,157
5年超
7年以下
9,585
25,235
34,821
17,842
37,436
55,279
10年超
7年超
10年以下
(期間の定めのない
̶
41,343
41,343
̶
23,592
23,592
15,206
113,615
128,821
15,168
127,349
142,517
(18)国内企業向け貸付金企業規模別内訳(一般勘定)
大企業
中堅企業
中小企業
国内企業向け
貸付計
貸付先数
金額
貸付先数
金額
貸付先数
金額
貸付先数
金額
計
224,403
260,379
484,782
209,437
338,775
548,213
(単位:件、百万円)
2014年度末
区 分
合
ものを含む)
データファイ ル
区 分
(単位:百万円)
2015年度末
占 率(%)
14.3
7.7
̶
̶
85.7
92.3
100.0
100.0
2
6,605
̶
̶
12
79,382
14
85,987
占 率(%)
12.5
6.2
̶
̶
87.5
93.8
100.0
100.0
2
6,380
̶
̶
14
96,848
16
103,229
(注)1.業種の区分は以下のとおりです。 2.貸付先数とは、各貸付先を名寄せした結果の債務者数をいい、貸付件数ではありません。
業 種
大企業
中堅企業
中小企業
①右の②∼④を除く全業種
従業員
300名超
かつ
資本金10億円
以上
資本金3億円超
10億円未満
資本金3億円以下又は
常用する従業員300人以下
②小売業、飲食業
従業員
50名超
かつ
資本金10億円
以上
資本金5千万円超
10億円未満
資本金5千万円以下又は
常用する従業員50人以下
③サービス業
従業員
100名超
かつ
④卸売業
資本金10億円
以上
資本金5千万円超
10億円未満
資本金5千万円以下又は
常用する従業員100人以下
従業員
100名超
かつ
資本金10億円
以上
資本金1億円超
10億円未満
資本金1億円以下又は
常用する従業員100人以下
メットライフ生命の現状 2016
115
(19)貸付金業種別内訳(一般勘定)
データファイ ル
区 分
国内向け 製造業
食料
繊維
木材・木製品
パルプ・紙
印刷
化学
石油・石炭
窯業・土石
鉄鋼
非鉄金属
金属製品
はん用・生産用・業務用機械
電気機械
輸送用機械
その他の製造業
農業・林業
漁業
鉱業、採石業、砂利採取業
建設業
電気・ガス・熱供給・水道業
情報通信業
運輸業、郵便業
卸売業
小売業
金融業、保険業
不動産業
物品賃貸業
学術研究、専門・技術サービス業
宿泊業
飲食業
生活関連サービス業、娯楽業
教育、学習支援業
医療・福祉
その他のサービス
地方公共団体
個人(住宅・消費・納税資金等)
合 計
海外向け 政府等
金融機関
商工業(等)
合 計
一 般 貸 付 計
(20)貸付金使途別内訳(一般勘定)
区 分
設備資金
運転資金
2014年度末
占 率(%)
金 額
0.7
3,605
99.3
481,177
(単位:百万円)
2014年度末
金 額
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
3,902
̶
3,000
̶
̶
̶
79,084
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
85,988
̶
̶
398,794
398,794
484,782
(単位:百万円)
2015年度末
占 率(%)
金 額
0.6
3,380
99.4
544,832
2015年度末
占 率(%)
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
0.8
̶
0.6
̶
̶
̶
16.3
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
17.7
̶
̶
82.3
82.3
100.0
金 額
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
3,662
̶
3,000
̶
̶
̶
96,566
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
103,229
̶
̶
444,984
444,984
548,213
(21)貸付金地域別内訳(一般勘定)
区 分
北海道
東 北
関 東
中 部
近 畿
中 国
四 国
九 州
合 計
2014年度末
占 率(%)
金 額
̶
̶
̶
̶
94.1
80,940
̶
̶
4.2
3,605
̶
̶
̶
̶
1.7
1,441
100.0
85,987
占 率(%)
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
0.7
̶
0.5
̶
̶
̶
17.6
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
18.8
̶
̶
81.2
81.2
100.0
(単位:百万円)
2015年度末
占 率(%)
金 額
̶
̶
̶
̶
95.9
98,957
̶
̶
3.3
3,380
̶
̶
̶
̶
0.9
890
100.0
103,229
(注)1.個人ローン、非居住者貸付、保険約款貸付等は含みません。
2.地域区分は、貸付先の本社所在地によります。
116
メットライフ生命の現状 2016
(22)貸付金担保別内訳(一般勘定)
担保貸付
有価証券担保貸付
不動産・動産・財団担保貸付
指名債権担保貸付
保証貸付
信用貸付
その他
一般貸付計
うち劣後特約付貸付
2015年度末
金 額
占 率(%)
541,832
98.8
̶
̶
537,886
98.1
3,946
0.7
̶
̶
6,380
1.2
̶
̶
548,213
100.0
34,336
6.3
データファイ ル
区 分
(単位:百万円)
2014年度末
金 額
占 率(%)
478,176
98.6
̶
̶
478,176
98.6
̶
̶
̶
̶
6,605
1.4
̶
̶
484,782
100.0
48,472
10.0
(23)有形固定資産明細表
①有形固定資産の明細
(単位:百万円)
当期首
残 高
当 期
増加額
当 期
減少額
86,455
31,231
454
̶
2,118
120,260
110,838
109,041
37,559
423
̶
2,364
149,389
131,961
23,467
8,306
115
̶
1,286
33,176
23,686
42,495
5,198
21
̶
3,241
50,956
47,083
881
221
̶
̶
51
1,154
1,325
̶
512
̶
̶
72
585
1,046
区 分
2014年度 土 地
建 物
リース資産
建設仮勘定
その他の有形固定資産
合 計
うち賃貸等不動産
2015年度 土 地
建 物
リース資産
建設仮勘定
その他の有形固定資産
合 計
うち賃貸等不動産
当 期
償却額
̶
1,756
146
̶
989
2,892
1,238
̶
1,935
158
̶
1,532
3,627
1,382
当期末
残 高
109,041
37,559
423
̶
2,364
149,389
131,961
151,537
40,309
286
̶
3,999
196,133
176,614
減価償却
累計額
償 却
累計率(%)
̶
11,054
275
̶
9,528
20,857
6,230
̶
11,504
405
̶
8,696
20,606
6,868
̶
22.7
39.4
̶
80.2
34.1
16.6
̶
22.2
58.6
̶
68.5
31.6
16.8
(注)当社が所有する不動産のなかには、営業用と賃貸用の両方の目的で使用しているものがあり、当該不動産の残高、増減額等については使用面積の割合をもって営業用
部分と賃貸用部分に按分しております。当該不動産の使用面積の割合を変更した場合、上記の明細表において賃貸等不動産の増減額が有形固定資産合計の増減額を上
回って表示されてしまう場合があります。
②不動産残高及び賃貸用ビル保有数
区 分
不動産残高
営業用
賃貸用
賃貸用ビル保有数
2014年度末
146,601
14,640
131,961
21棟
(24)固定資産等処分益明細表
区 分
有形固定資産
土地
建物
リース資産
その他
無形固定資産
その他
合 計
うち賃貸等不動産
2014年度
50
49
̶
̶
0
̶
̶
50
49
(単位:百万円)
2015年度末
191,847
15,232
176,614
29棟
(単位:百万円)
2015年度
236
̶
236
̶
0
1,047
̶
1,284
654
(25)固定資産等処分損明細表
区 分
有形固定資産
土地
建物
リース資産
その他
無形固定資産
その他
合 計
うち賃貸等不動産
(単位:百万円)
2014年度
161
̶
110
̶
51
5
̶
167
2
2015年度
233
̶
171
̶
61
51
̶
285
2
メットライフ生命の現状 2016
117
(26)賃貸用不動産等減価償却費明細表
データファイ ル
区 分
有形固定資産
建物
リース資産
その他の有形固定資産
無形固定資産
その他
合 計
(単位:百万円)
取得原価
41,175
40,804
̶
371
̶
̶
41,175
当期償却額
1,402
1,382
̶
19
̶
̶
1,402
減価償却累計額
7,192
6,868
̶
324
̶
̶
7,192
当期末残高
33,982
33,935
̶
46
̶
̶
33,982
償却累計率(%)
17.5
16.8
̶
87.4
̶
̶
17.5
(27)海外投融資の状況(一般勘定)
①資産別明細
イ.外貨建資産
(単位:百万円)
公社債
株 式
現預金・その他
小 計
2015年度末
2014年度末
金 額 占 率(%) 金 額 占 率(%)
83.8
82.1
4,750,170
4,856,985
̶
̶
̶
̶
11.6
12.7
736,768
673,485
95.4
94.9
5,486,938
5,530,470
ハ.円貨建資産
(単位:百万円)
区 分
2015年度末
2014年度末
区 分
金 額 占 率(%) 金 額 占 率(%)
非居住者貸付
0.2
̶
̶
11,421
公社債(円建外債)
・その他 257,126
4.4
5.1
296,482
小 計
4.6
5.1
296,482
268,547
ロ.円貨額が確定した外貨建資産
該当はありません。
ニ.合 計
区 分
海外投融資
(単位:百万円)
2014年度末
2015年度末
金 額 占 率(%) 金 額 占 率(%)
100.00 5,783,420
100.00
5,799,018
②地域別構成
(単位:百万円)
2015年度末
2014年度末
区 分
外国証券
公社債
金 額 占 率(%) 金 額 占 率(%)
2,805,358
54.2 2,786,458
54.8
北米
21.9 1,130,666
22.2
ヨーロッパ 1,132,006
13.3 688,600
13.5
オセアニア 688,600
52,198
46,295
1.0
0.9
アジア
256,641
5.0 190,197
3.7
中南米
14,987
14,987
0.3
0.3
中東
522
522
0.0
0.0
アフリカ
224,345
4.3 224,345
4.4
国際機関
5,174,660
100.0 5,082,073
100.0
合 計
118
メットライフ生命の現状 2016
株式等
金 額 占 率(%)
18,900
20.4
1,340
1.4
̶
̶
5,902
6.4
66,443
71.8
̶
̶
̶
̶
̶
̶
92,586
100.0
非居住者貸付
外国証券
公社債
金 額 占 率(%) 金 額 占 率(%) 金 額 占 率(%)
381,772
93.1 2,627,301
51.3 2,606,925
52.0
19,587
4.8 1,214,079
23.7 1,212,621
24.2
8,856
2.2 711,501
13.9 711,501
14.2
̶
46,391
41,528
̶
0.9
0.8
̶
̶ 310,852
6.1 222,025
4.4
̶
13,846
13,846
̶
0.3
0.3
̶
474
474
̶
0.0
0.0
̶
̶ 201,398
3.9 201,398
4.0
410,216
100.0 5,125,845
100.0 5,010,322
100.0
株式等
金 額 占 率(%)
20,375
17.6
1,458
1.3
̶
̶
4,863
4.2
88,827
76.9
̶
̶
̶
̶
̶
̶
115,523
100.0
非居住者貸付
金 額 占 率(%)
371,855
83.6
12,953
2.9
60,174
13.5
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
444,984
100.0
③外貨建資産の通貨別構成
(単位:百万円)
2014年度末
金 額
4,014,570
103,283
1,209,482
150,102
29,018
24,013
5,530,470
米ドル
ユーロ
オーストラリアドル
英ポンド
ニュージーランドドル
その他の通貨
合 計
占 率(%)
72.6
1.9
21.9
2.7
0.5
0.4
100.0
(28)海外投融資利回り
金 額
3,797,244
157,652
1,300,605
189,777
25,887
15,769
5,486,938
データファイ ル
区 分
2015年度末
占 率(%)
69.2
2.9
23.7
3.5
0.5
0.3
100.0
(単位:%)
2014年度
11.87
2015年度
△0.99
(29)公共関係投融資の概況(新規引受額、貸出額)
該当はありません。
(30)各種ローン金利
(単位:%)
貸出の種類
利 率
2015年
2015年
一般貸付標準金利 2月10日実施 7月10日実施
(長期プライムレート)
1.15
1.15
2016年
3月10日実施
0.95
(31)その他の資産明細表
資産の種類
2014年度 組合出資金
会員権
信託財産持分
その他
合 計
2015年度 組合出資金
会員権
信託財産持分
その他
合 計
(単位:百万円)
取得原価
10
5
5,780
773
6,569
10
5
8,095
787
8,898
当期増加額
̶
̶
2,008
19
2,027
̶
̶
2,619
14
2,634
当期減少額
̶
̶
733
̶
733
̶
̶
304
̶
304
減価償却累計額
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
期末残高
10
5
5,780
773
6,569
摘 要
̶
̶
̶
̶
10
5
8,095
787
8,898
̶
̶
̶
̶
メットライフ生命の現状 2016
119
Ⅵ−5. 有価証券等の時価情報(一般勘定)
(1)有価証券の時価情報
データファイ ル
①売買目的有価証券の評価損益
該当はありません。
②有価証券の時価情報(売買目的有価証券以外の有価証券のうち時価のあるもの)
(単位:百万円)
2015年度末
2014年度末
区 分
満期保有目的の債券
責任準備金対応債券
子会社・関連会社株式
その他有価証券
公社債
株式
外国証券
公社債
株式等
その他の証券
買入金銭債権
譲渡性預金
その他
合 計
公社債
株式
外国証券
公社債
株式等
その他の証券
買入金銭債権
譲渡性預金
その他
帳簿価額
時価
35,870
3,263,361
̶
4,398,884
1,053,411
1,025
3,272,501
3,190,244
82,257
61,946
̶
10,000
̶
7,698,117
2,711,408
1,025
4,913,736
4,831,478
82,257
61,946
̶
10,000
̶
42,936
3,570,384
̶
4,756,290
1,121,333
2,795
3,524,445
3,440,839
83,606
97,715
̶
10,000
̶
8,369,610
2,932,887
2,795
5,326,212
5,242,605
83,606
97,715
̶
10,000
̶
差損益
7,065
307,022
̶
357,405
67,922
1,769
251,943
250,594
1,349
35,769
̶
̶
̶
671,493
221,478
1,769
412,475
411,126
1,349
35,769
̶
̶
̶
うち差益
7,065
307,941
̶
366,826
67,994
1,769
261,293
258,728
2,564
35,769
̶
̶
̶
681,833
221,626
1,769
422,668
420,103
2,564
35,769
̶
̶
̶
うち差損
̶
△918
̶
△9,421
△72
△0
△9,349
△8,133
△1,215
̶
̶
̶
̶
△10,340
△147
△0
△10,192
△8,976
△1,215
̶
̶
̶
̶
帳簿価額
時価
37,225
3,535,281
̶
4,236,494
897,347
1,103
3,271,044
3,162,673
108,371
61,999
̶
5,000
̶
7,809,001
2,780,281
1,103
4,960,617
4,852,246
108,371
61,999
̶
5,000
̶
48,794
4,013,260
̶
4,486,711
960,297
2,609
3,428,785
3,320,748
108,036
90,018
̶
5,000
̶
8,548,765
3,208,285
2,609
5,242,852
5,134,815
108,036
90,018
̶
5,000
̶
(注)本表には、金融商品取引法上の有価証券として取り扱うことが適当と認められるもの等を含んでいます。
●
時価を把握することが極めて困難と認められる有価証券の帳簿価額は次のとおりです。
(単位:百万円)
区 分
満期保有目的の債券
非上場外国債券
その他
責任準備金対応債券
子会社・関連会社株式
その他有価証券
非上場国内株式(店頭売買株式を除く)
非上場外国株式(店頭売買株式を除く)
非上場外国債券
その他
合 計
2014年度末
̶
̶
̶
̶
2,121
10,165
419
̶
̶
9,746
12,286
2015年度末
̶
̶
̶
̶
2,121
8,599
417
̶
̶
8,182
10,720
(2)金銭の信託の時価情報
該当はありません。
(3)デリバティブ取引の時価情報
デリバティブ取引の時価情報(会社計)と同一であるためP98をご参照ください。
120
メットライフ生命の現状 2016
差損益
11,568
477,978
̶
250,216
62,950
1,505
157,741
158,075
△334
28,019
̶
̶
̶
739,764
428,004
1,505
282,235
282,569
△334
28,019
̶
̶
̶
うち差益
11,568
480,846
̶
271,332
62,956
1,539
178,777
174,841
3,936
28,059
̶
̶
̶
763,747
428,009
1,539
306,139
302,203
3,936
28,059
̶
̶
̶
うち差損
̶
△2,867
̶
△21,115
△5
△33
△21,036
△16,766
△4,270
△40
̶
̶
̶
△23,983
△5
△33
△23,903
△19,633
△4,270
△40
̶
̶
̶
Ⅶ. 保険会社の運営
Ⅶ−1.リスク管理の体制
データファイ ル
P71をご参照ください。
Ⅶ−2.法令遵守の態勢
P76をご参照ください。
Ⅶ−3.保険業法第百二十一条第一項第一号の確認(第三分野保険に係るものに限る)の合理性及び
妥当性
(1)第三分野における責任準備金の積立ての適切性を確保するた
めの考え方
医療保険や介護保険等の第三分野保険は、通常の保険と比較
して給付の種類が多様であり、長期的な将来の保険事故発生
率に対して医療・社会環境の変動の影響等による不確実性が
高いという特徴があります。
この将来の発生率の不確実性に対して、弊社では定期的に発
生率のモニタリングを実施しております。また、将来の債務
履行を確実にするために、標準責任準備金の積立てに加えて、
平成10年大蔵省告示第231号の定めに従いストレステストを実
施しております。更に保険業法第121条に基づく負債十分性テ
ストを行い責任準備金について収入支出全体の動向を踏まえ
実質的な不足が生じていないことの検証を実施しております。
(2)負債十分性テスト・ストレステストにおける危険発生率等の
設定水準の合理性及び妥当性
ストレステスト・負債十分性テストに使用している危険発生
率は法令及び社内規定に基づき合理的に設定しております。
危険発生率は過去の発生率の実績を基に作成しており、将来
の発生率の上昇に伴う保険金の増加をそれぞれ99%、97.7%
の確率でカバーする妥当な水準となっております。
(3)ストレステスト及び負債十分性テストの実施状況
第三分野保険のストレステストの結果、46百万円の危険準備
金の積立てを行っております。また、負債十分性テストの結果、
不足が生じていなかったため、追加保険料積立金の積立ては
発生しませんでした。
Ⅶ−4.指定生命保険業務紛争解決機関について
P45をご参照ください。
Ⅶ−5.個人データ保護について
P50をご参照ください。
Ⅶ−6.反社会的勢力との関係遮断のための基本原則
当社は、健全な生命保険事業を営む保険会社として、反社会的勢力によってお客様、全役職員、会社等が被害を受けることを防止し、反社会
的勢力との関係を遮断するために、以下の基本原則を定めます。
①組織としての対応
当社は、反社会的勢力による不当要求に対して、組織全体として対応するとともに、対応する全役職員の安全を確保します。
②外部専門機関との連携
当社は、反社会的勢力による不当要求に備えて、平素から警察、暴力追放推進センター、弁護士等の外部専門機関との緊密な連携を構築して
いきます。
③取引を含めた一切の関係遮断
当社は、取引関係を含めて、反社会的勢力とは一切の関係を遮断し、不当要求については断固として拒絶します。
④有事における民事と刑事の法的対応
当社は、反社会的勢力による不当要求に対して、民事・刑事の両面から、あらゆる法的対抗手段を講じて対応します。
⑤裏取引や資金提供の禁止
当社は、反社会的勢力からの不当要求が、事業活動上の不祥事や役職員の不祥事を理由とする場合であっても、事案を隠ぺいするための反社
会的勢力との裏取引や、資金提供等は絶対に行いません。
メットライフ生命の現状 2016
121
(ご参考)保険金等のお支払いおよびお支払い対象外の状況
データファイ ル
当社では、
ご契約者間の公平性および保険制度の健全性に留意して保険金等の支払い査定を実施しています。2015年度
(2015年4月∼2016年3月)
において、保険金等の支払い査定によりお支払いに該当した件数および該当しなかった件数と内容は以下のとおりです。
(単位:件)
保 険 金
区 分
詐欺による取消
不法取得目的による無効
告知義務違反による解除
重大事由による解除
免責事由に該当
支払事由に非該当
その他
お支払い非該当件数合計
お支払い件数
死亡保険金 災害保険金
1
0
35
0
98
14
2
150
29,906
0
0
0
0
6
104
0
110
417
高度障害
保険金
0
0
1
0
1
222
0
224
1,013
給 付 金
その他
0
0
0
1
0
3
0
4
6,447
小計
1
0
36
1
105
343
2
488
37,783
死亡給付金 入院給付金 手術給付金 障害給付金 その他
0
3
1
0
0
0
0
606
414
0
66
15
21
50
30
7
4,203 24,422
0
63
22
28
4,991 24,904
3,162 394,973 268,004
小計
合計
7
0
2
6
0
0
0
0
1,332
0
276
1,296
98
0
16
97
214
0
8
109
31,686
51
2,660
31,343
460
0
373
458
33,797
51
3,335
33,309
69 455,230 1,121,438 1,159,221
(注)上記の件数につきましては、一般社団法人生命保険協会の統一基準に基づく、集計数値となります。
Ⅷ. 特別勘定に関する指標等
Ⅷ−1.特別勘定資産残高の状況
(単位:百万円)
区 分
個人変額保険
高齢者生存保障保険
最低保証付変額生存年金保険
個人変額年金保険
特別勘定計
2014年度末
金 額
78,101
77,138
356
334,647
490,243
2015年度末
金 額
66,223
73,848
361
246,489
386,922
Ⅷ−2.個人変額保険特別勘定資産の運用の経過
【 総合型 】
当期におきましても、特別勘定資産の中長期的観点に立った収益の拡大を目指して運用をしてまいりました。株式市場との連動性を高位に維
持すべく、TOPIX連動型ETF(上場投資信託)での運用を行い、日本株への投資比率は期を通じて100%を維持しております。しかしながら日本
株市場の下落により、当勘定の運用成果は前期末比−11.24%となりました。
今後についても当面は株式を中心とした資産配分により、中長期的観点に立った収益の拡大を目指してまいります。また、経済動向および市
場環境に深く留意し、状況の変化に対応すべく資産の組み換えを行ってまいります。
【 金融市場型 】
当期におきましても、特別勘定資産の安定的な資産の推移を目指して運用をしてまいりました。安全性・流動性の観点からMMFを中心に運用
を行いましたが、歴史的な低金利が継続する中、勘定の運用費用を賄うことができず、当勘定の運用成果は前期末比−0.20%となりました。
今後についても当勘定の性格に鑑み、安全性・流動性に留意しつつ、主に市場変動の影響が少ない金融商品に投資を行い、安定的な資産の推
移を目指してまいります。
122
メットライフ生命の現状 2016
Ⅷ−3.個人変額保険(特別勘定)の状況
(1)保有契約高
分
変額保険(有 期 型)
変額保険(終 身 型)
合
計
(2)年度末個人変額保険特別勘定資産の内訳
区
分
現預金・コールローン
有価証券
公社債
株式
外国証券
公社債
株式等
その他の証券
貸付金
その他
貸倒引当金
合 計
2014年度末
金 額 構成比(%)
0.3
258
95.5
74,570
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
95.5
74,570
̶
̶
4.2
3,272
̶
̶
100.0
78,101
データファイ ル
区
(単位:件、百万円)
2014年度末
金 額
件 数
8,938
2,060
405,397
44,993
414,336
47,053
2015年度末
金 額
件 数
7,723
1,847
392,821
43,081
400,544
44,928
(単位:百万円)
2015年度末
金 額 構成比(%)
654
1.0
62,333
94.1
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
62,333
94.1
̶
̶
3,235
4.9
̶
̶
66,223
100.0
(3)個人変額保険特別勘定の運用収支状況
区 分
利息配当金等収入
有価証券売却益
有価証券償還益
有価証券評価益
為替差益
金融派生商品収益
その他の収益
有価証券売却損
有価証券償還損
有価証券評価損
為替差損
金融派生商品費用
その他の費用
収支差額
2014年度
金額
754
186
̶
16,341
̶
̶
̶
39
̶
̶
̶
̶
̶
17,242
(単位:百万円)
2015年度
金額
1,062
677
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
9,299
̶
̶
̶
△7,558
(4)個人変額保険特別勘定に関する有価証券等の時価情報
①売買目的有価証券の評価損益
区 分
売買目的有価証券
(単位:百万円)
2014年度末
貸借対照表計上額
当期の損益に含まれた評価損益
74,570
16,341
2015年度末
貸借対照表計上額
当期の損益に含まれた評価損益
62,333
△9,299
(注)
「当期の損益に含まれた評価損益」には振戻損益を含めて記載しています。
②金銭の信託の時価情報
該当はありません。
③デリバティブ取引の時価情報(ヘッジ会計適用・非適用分の合算値)
該当はありません。
メットライフ生命の現状 2016
123
(ご参考)高齢者生存保障保険特別勘定資産の運用の経過
データファイ ル
債券投資を主体に安定運用を行うという当勘定の運用方針に基づき、当期は国債、地方債、財投機関債、高格付の国内事業債を中心に運用を
行いました。当勘定の運用成果は前期末比+1.15%∼+1.54%となりました。
(勘定による)
今後についても国債、地方債、財投機関債、高格付の国内事業債などを主な投資対象として、安全性を重視した運用を行う方針です。
(ご参考)高齢者生存保障保険(特別勘定)の状況
(1)保有契約高
(単位:件、百万円)
2014年度末
件 数
金 額
162,526
高齢者生存保障保険 25,329
25,329
162,526
合 計
区 分
2015年度末
件 数
金 額
23,915
153,150
23,915
153,150
(2)年度末高齢者生存保障保険特別勘定資産の内訳
区 分
現預金・コールローン
有価証券
公社債
株式
外国証券
公社債
株式等
その他の証券
貸付金
その他
貸倒引当金
合 計
(単位:百万円)
2014年度末
2015年度末
金額
構成比(%) 金額
構成比(%)
4,066
4,230
5.3
5.7
69,168
65,860
89.7
89.2
66,279
64,770
85.9
87.7
̶
̶
̶
̶
2,888
1,090
3.7
1.5
2,888
1,090
3.7
1.5
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
1,320
1,310
1.7
1.8
2,582
2,446
3.3
3.3
̶
̶
̶
̶
77,138
73,848
100.0
100.0
(4)高齢者生存保障保険特別勘定に関する有価証券等の時価情報
①売買目的有価証券の評価損益
該当はありません。
②金銭の信託の時価情報
該当はありません。
③デリバティブ取引の時価情報(ヘッジ会計適用・非適用分の合算値)
該当はありません。
124
メットライフ生命の現状 2016
(3)高齢者生存保障保険特別勘定の運用収支状況
区 分
利息配当金等収入
有価証券売却益
有価証券償還益
有価証券評価益
為替差益
金融派生商品収益
その他の収益
有価証券売却損
有価証券償還損
有価証券評価損
為替差損
金融派生商品費用
その他の費用
収支差額
2014年度
金額
1,449
133
̶
̶
̶
̶
2
̶
̶
̶
̶
̶
̶
1,584
(単位:百万円)
2015年度
金額
1,338
̶
̶
̶
̶
̶
2
̶
̶
̶
̶
̶
̶
1,341
(ご参考)最低保証付変額生存年金保険特別勘定資産の運用の経過
データファイ ル
高齢者生存保障保険特別勘定資産の運用の経過(P124)をご参照ください。
当勘定の運用成果は前期末比+0.82%となりました。
(ご参考)最低保証付変額生存年金保険(特別勘定)の状況
(1)保有契約高
区
分
最低保証付変額生存年金保険
合 計
(単位:件、百万円)
2014年度末
件 数
金 額
134
781
134
781
2015年度末
件 数
金 額
128
745
128
745
(2)年度末最低保証付変額生存年金保険特別勘定資産の内訳
(3)最低保証付変額生存年金保険特別勘定の運用収支状況
(単位:百万円)
区 分
現預金・コールローン
有価証券
公社債
株式
外国証券
公社債
株式等
その他の証券
貸付金
その他
貸倒引当金
合 計
2014年度末
金額
構成比(%)
107
30.3
239
67.3
224
63.1
̶
̶
14
4.2
14
4.2
̶
̶
̶
̶
̶
̶
8
2.4
̶
̶
356
100.0
2015年度末
金額
構成比(%)
153
42.3
203
56.2
188
52.1
̶
̶
14
4.1
14
4.1
̶
̶
̶
̶
̶
̶
5
1.5
̶
̶
361
100.0
(単位:百万円)
区 分
利息配当金等収入
有価証券売却益
有価証券償還益
有価証券評価益
為替差益
金融派生商品収益
その他の収益
有価証券売却損
有価証券償還損
有価証券評価損
為替差損
金融派生商品費用
その他の費用
収支差額
2014年度
金額
4
̶
̶
̶
̶
̶
0
̶
̶
̶
̶
̶
̶
4
2015年度
金額
4
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
4
(4)最低保証付変額生存年金保険特別勘定に関する有価証券等の時価情報
①売買目的有価証券の評価損益
該当はありません。
②金銭の信託の時価情報
該当はありません。
③デリバティブ取引の時価情報(ヘッジ会計適用・非適用分の合算値)
該当はありません。
メットライフ生命の現状 2016
125
Ⅷ−2.個人変額年金保険特別勘定資産の運用の経過
データファイ ル
各特別勘定の資産運用の経過は、P127 各特別勘定の現況(ユニット価格の推移)のとおりです。
Ⅷ−3.個人変額年金保険(特別勘定)の状況
(1)保有契約高
(単位:件、百万円)
区 分
件 数
22,008
12,487
15,096
1,781
5,365
56,737
変額個人年金保険
変額個人年金保険(災害20%加算型)
変額個人年金保険(災害10%加算型)
変額個人年金保険(元本確保型)
変額個人年金保険(2011)
合 計
現預金・コールローン
有価証券
公社債
株式
外国証券
公社債
株式等
その他の証券
貸付金
334,647
その他
̶
貸倒引当金
334,647
合 計
100.0
̶
246,489
̶
100.0
̶
100.0
246,489
100.0
金 額
94,159
61,936
90,989
9,623
50,580
307,289
(3)個人変額年金保険特別勘定の運用収支状況
(単位:百万円)
2015年度末
金額
構成比(%)
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
2014年度末
金額
構成比(%)
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
件 数
17,929
9,165
9,697
1,667
8,281
46,739
金 額
110,057
89,782
149,074
10,279
32,524
391,717
(2)年度末個人変額年金保険特別勘定資産の内訳
区 分
2015年度末
2014年度末
区 分
利息配当金等収入
有価証券売却益
有価証券償還益
有価証券評価益
為替差益
金融派生商品収益
その他の収益
有価証券売却損
有価証券償還損
有価証券評価損
為替差損
金融派生商品費用
その他の費用
収支差額
(単位:百万円)
2015年度
金額
̶
̶
̶
44
̶
̶
26,531
̶
̶
37,270
̶
̶
228
△10,922
2014年度
金額
̶
̶
̶
25,788
̶
̶
23,453
̶
̶
1,774
̶
̶
115
47,352
(4)個人変額年金保険特別勘定に関する有価証券等の時価情報
①売買目的有価証券の評価損益
(単位:百万円)
2014年度末
当期の損益に含まれた評価損益
貸借対照表計上額
24,014
332,218
区 分
売買目的有価証券
2015年度末
貸借対照表計上額
当期の損益に含まれた評価損益
△37,225
245,358
(注)1.本表には、金銭の信託等の売買目的有価証券を含んでいます。
2.
「当期の損益に含まれた評価損益」には振戻損益を含めて記載しています。
②金銭の信託の時価情報
(単位:百万円)
2015年度末
2014年度末
区 分
金銭の信託
貸借対照表
計上額
332,218
時価
332,218
差損益
̶
うち差益
̶
うち差損
̶
③デリバティブ取引の時価情報(ヘッジ会計適用・非適用分の合算値)
該当はありません。
126
メットライフ生命の現状 2016
貸借対照表
計上額
245,358
時価
245,358
差損益
̶
うち差益
̶
うち差損
̶
〈個人変額年金保険 各特別勘定の現況(ユニット価格の推移)〉
変額個人年金保険
年月
(2)日本バランス型
ユニット価格(円)
(2016年 3月期末)
2015年 4月末
5月末
6月末
7月末
8月末
9月末
10月末
11月末
12月末
2016年 1月末
2月末
3月末現在
790
801
800
799
798
797
796
795
794
793
792
791
790
騰落率(%)
△1.5
△0.1
△0.1
△0.1
△0.1
△0.1
△0.1
△0.1
△0.1
△0.1
△0.1
△0.1
△0.1
(注)騰落率:期末時点のものは前期末比、月末時点のものは前月末比
(3)世界債券型(円ヘッジ有)
年月
ユニット価格(円)
1,006
999
987
972
983
980
983
986
989
980
991
995
1,006
騰落率(%)
△0.1
△0.8
△1.2
△1.5
1.1
△0.3
0.3
0.3
0.3
△0.9
1.1
0.4
1.1
(注)騰落率:期末時点のものは前期末比、月末時点のものは前月末比
(5)日本株式型(大型A)
年月
ユニット価格(円)
980
1,028
1,043
1,033
1,045
1,010
978
1,020
1,028
1,024
994
956
980
騰落率(%)
△3.6
1.1
1.5
△1.0
1.2
△3.3
△3.2
4.3
0.8
△0.4
△2.9
△3.8
2.5
(注)騰落率:期末時点のものは前期末比、月末時点のものは前月末比
(4)世界債券型(円ヘッジ無)
(2016年 3月期末)
2015年 4月末
5月末
6月末
7月末
8月末
9月末
10月末
11月末
12月末
2016年 1月末
2月末
3月末現在
(2016年 3月期末)
2015年 4月末
5月末
6月末
7月末
8月末
9月末
10月末
11月末
12月末
2016年 1月末
2月末
3月末現在
年月
(2016年 3月期末)
2015年 4月末
5月末
6月末
7月末
8月末
9月末
10月末
11月末
12月末
2016年 1月末
2月末
3月末現在
データファイ ル
(1)短期金融市場型
年月
ユニット価格(円)
(2016年 3月期末)
2015年 4月末
5月末
6月末
7月末
8月末
9月末
10月末
11月末
12月末
2016年 1月末
2月末
3月末現在
1,284
1,327
1,343
1,323
1,339
1,321
1,313
1,316
1,318
1,301
1,315
1,258
1,284
騰落率(%)
△3.4
△0.2
1.2
△1.5
1.2
△1.3
△0.6
0.2
0.2
△1.3
1.1
△4.3
2.1
(注)騰落率:期末時点のものは前期末比、月末時点のものは前月末比
(6)日本株式型(大型B)
ユニット価格(円)
766
893
938
921
938
871
810
882
915
896
818
729
766
騰落率(%)
△12.5
2.1
5.0
△1.8
1.8
△7.1
△7.0
8.9
3.7
△2.1
△8.7
△10.9
5.1
(注)騰落率:期末時点のものは前期末比、月末時点のものは前月末比
(7)日本株式型(小型株)
年月
ユニット価格(円)
(2016年 3月期末)
2015年 4月末
5月末
6月末
7月末
8月末
9月末
10月末
11月末
12月末
2016年 1月末
2月末
3月末現在
1,149
1,393
1,467
1,420
1,442
1,314
1,210
1,335
1,354
1,327
1,209
1,092
1,149
騰落率(%)
△14.6
3.5
5.3
△3.2
1.5
△8.9
△7.9
10.3
1.4
△2.0
△8.9
△9.7
5.2
(注)騰落率:期末時点のものは前期末比、月末時点のものは前月末比
(8)世界株式型
年月
ユニット価格(円)
(2016年 3月期末)
2015年 4月末
5月末
6月末
7月末
8月末
9月末
10月末
11月末
12月末
2016年 1月末
2月末
3月末現在
1,750
1,880
1,946
1,950
1,974
1,884
1,794
1,910
1,963
1,913
1,795
1,650
1,750
騰落率(%)
△4.6
2.5
3.5
0.2
1.2
△4.6
△4.8
6.5
2.8
△2.5
△6.2
△8.1
6.1
(注)騰落率:期末時点のものは前期末比、月末時点のものは前月末比
年月
ユニット価格(円)
(2016年 3月期末)
2015年 4月末
5月末
6月末
7月末
8月末
9月末
10月末
11月末
12月末
2016年 1月末
2月末
3月末現在
1,161
1,484
1,542
1,471
1,443
1,318
1,209
1,318
1,324
1,275
1,118
1,079
1,161
騰落率(%)
△18.9
3.6
3.9
△4.6
△1.9
△8.7
△8.3
9.0
0.5
△3.7
△12.3
△3.5
7.6
(注)騰落率:期末時点のものは前期末比、月末時点のものは前月末比
メットライフ生命の現状 2016
127
(9)欧州株式型
データファイ ル
年月
(10)米国株式型
ユニット価格(円)
(2016年 3月期末)
2015年 4月末
5月末
6月末
7月末
8月末
9月末
10月末
11月末
12月末
2016年 1月末
2月末
3月末現在
464
735
775
730
735
646
578
616
609
571
499
440
464
騰落率(%)
△36.5
0.5
5.4
△5.8
0.7
△12.1
△10.5
6.6
△1.1
△6.2
△12.6
△11.8
5.5
(注)騰落率:期末時点のものは前期末比、月末時点のものは前月末比
(11)コンポジション25
ユニット価格(円)
1,090
1,291
1,356
1,289
1,310
1,201
1,122
1,232
1,252
1,208
1,065
1,049
1,090
騰落率(%)
△16.3
△0.9
5.0
△4.9
1.6
△8.3
△6.6
9.8
1.6
△3.5
△11.8
△1.5
3.9
(注)騰落率:期末時点のものは前期末比、月末時点のものは前月末比
(12)コンポジション50
年月
ユニット価格(円)
(2016年 3月期末)
2015年 4月末
5月末
6月末
7月末
8月末
9月末
10月末
11月末
12月末
2016年 1月末
2月末
3月末現在
1,172
1,221
1,224
1,201
1,211
1,185
1,164
1,192
1,200
1,184
1,162
1,143
1,172
騰落率(%)
△3.8
0.2
0.2
△1.9
0.8
△2.1
△1.8
2.4
0.7
△1.3
△1.9
△1.6
2.5
(注)騰落率:期末時点のものは前期末比、月末時点のものは前月末比
(13)コンポジション75
年月
ユニット価格(円)
(2016年 3月期末)
2015年 4月末
5月末
6月末
7月末
8月末
9月末
10月末
11月末
12月末
2016年 1月末
2月末
3月末現在
1,276
1,395
1,418
1,386
1,392
1,336
1,286
1,344
1,360
1,333
1,270
1,226
1,276
騰落率(%)
△7.4
1.2
1.6
△2.3
0.4
△4.0
△3.7
4.5
1.2
△2.0
△4.7
△3.5
4.1
(注)騰落率:期末時点のものは前期末比、月末時点のものは前月末比
(14)コンポジション100
年月
ユニット価格(円)
(2016年 3月期末)
2015年 4月末
5月末
6月末
7月末
8月末
9月末
10月末
11月末
12月末
2016年 1月末
2月末
3月末現在
1,343
1,545
1,592
1,550
1,552
1,462
1,379
1,471
1,494
1,456
1,344
1,274
1,343
騰落率(%)
△11.2
2.2
3.0
△2.6
0.1
△5.8
△5.7
6.7
1.6
△2.5
△7.7
△5.2
5.4
(注)騰落率:期末時点のものは前期末比、月末時点のものは前月末比
年月
ユニット価格(円)
(2016年 3月期末)
2015年 4月末
5月末
6月末
7月末
8月末
9月末
10月末
11月末
12月末
2016年 1月末
2月末
3月末現在
1,378
1,660
1,730
1,677
1,676
1,545
1,438
1,564
1,593
1,544
1,382
1,291
1,378
騰落率(%)
△14.5
3.0
4.2
△3.1
△0.1
△7.8
△6.9
8.8
1.9
△3.1
△10.5
△6.6
6.7
(注)騰落率:期末時点のものは前期末比、月末時点のものは前月末比
(16)コモディティ型
(15)米国REIT型
年月
ユニット価格(円)
(2016年 3月期末)
2015年 4月末
5月末
6月末
7月末
8月末
9月末
10月末
11月末
12月末
2016年 1月末
2月末
3月末現在
2,228
2,103
2,082
1,965
2,061
2,002
2,002
2,135
2,123
2,169
2,030
2,061
2,228
騰落率(%)
0.6
△5.1
△1.0
△5.6
4.9
△2.9
0.0
6.6
△0.6
2.2
△6.4
1.5
8.1
(注)騰落率:期末時点のものは前期末比、月末時点のものは前月末比
128
年月
(2016年 3月期末)
2015年 4月末
5月末
6月末
7月末
8月末
9月末
10月末
11月末
12月末
2016年 1月末
2月末
3月末現在
メットライフ生命の現状 2016
年月
(2016年 3月期末)
2015年 4月末
5月末
6月末
7月末
8月末
9月末
10月末
11月末
12月末
2016年 1月末
2月末
3月末現在
ユニット価格(円)
353
492
496
493
459
433
420
418
397
381
366
342
353
騰落率(%)
△26.6
2.3
0.8
△0.6
△6.9
△5.7
△3.0
△0.5
△5.0
△4.0
△3.9
△6.6
3.2
(注)騰落率:期末時点のものは前期末比、月末時点のものは前月末比
(17)グローバルバランス型30G
(18)グローバルバランス型30WG
ユニット価格(円)
1,105
1,139
1,154
1,137
1,148
1,119
1,096
1,130
1,133
1,123
1,104
1,082
1,105
騰落率(%)
△2.5
0.5
1.3
△1.5
1.0
△2.5
△2.1
3.1
0.3
△0.9
△1.7
△2.0
2.1
(注)騰落率:期末時点のものは前期末比、月末時点のものは前月末比
年月
ユニット価格(円)
(2016年 3月期末)
2015年 4月末
5月末
6月末
7月末
8月末
9月末
10月末
11月末
12月末
2016年 1月末
2月末
3月末現在
1,052
1,092
1,109
1,094
1,107
1,076
1,051
1,082
1,083
1,076
1,055
1,033
1,052
騰落率(%)
△3.5
0.2
1.6
△1.4
1.2
△2.8
△2.3
2.9
0.1
△0.6
△2.0
△2.1
1.8
データファイ ル
年月
(2016年 3月期末)
2015年 4月末
5月末
6月末
7月末
8月末
9月末
10月末
11月末
12月末
2016年 1月末
2月末
3月末現在
(注)騰落率:期末時点のものは前期末比、月末時点のものは前月末比
変額個人年金保険(災害20%加算型)
(1)年金バランス型30
(2)年金バランス型50
年月
ユニット価格(円)
(2016年 3月期末)
2015年 4月末
5月末
6月末
7月末
8月末
9月末
10月末
11月末
12月末
2016年 1月末
2月末
3月末現在
1,194
1,240
1,258
1,244
1,257
1,222
1,193
1,231
1,235
1,229
1,204
1,171
1,194
騰落率(%)
△3.3
0.4
1.5
△1.1
1.0
△2.8
△2.4
3.2
0.3
△0.5
△2.0
△2.7
2.0
(注)騰落率:期末時点のものは前期末比、月末時点のものは前月末比
(3)年金バランス型70
年月
ユニット価格(円)
(2016年 3月期末)
2015年 4月末
5月末
6月末
7月末
8月末
9月末
10月末
11月末
12月末
2016年 1月末
2月末
3月末現在
1,314
1,410
1,445
1,425
1,447
1,385
1,331
1,398
1,407
1,396
1,342
1,281
1,314
騰落率(%)
△6.1
0.7
2.5
△1.4
1.5
△4.3
△3.9
5.0
0.6
△0.8
△3.9
△4.5
2.6
(注)騰落率:期末時点のものは前期末比、月末時点のものは前月末比
(4)VA日本株式型
年月
ユニット価格(円)
(2016年 3月期末)
2015年 4月末
5月末
6月末
7月末
8月末
9月末
10月末
11月末
12月末
2016年 1月末
2月末
3月末現在
1,470
1,628
1,684
1,656
1,690
1,593
1,509
1,614
1,632
1,615
1,522
1,424
1,470
騰落率(%)
△8.8
1.1
3.4
△1.7
2.1
△5.7
△5.3
7.0
1.1
△1.0
△5.8
△6.4
3.2
(注)騰落率:期末時点のものは前期末比、月末時点のものは前月末比
(5)VA米国株式型
年月
ユニット価格(円)
(2016年 3月期末)
2015年 4月末
5月末
6月末
7月末
8月末
9月末
10月末
11月末
12月末
2016年 1月末
2月末
3月末現在
1,175
1,413
1,487
1,440
1,462
1,329
1,227
1,355
1,376
1,348
1,231
1,118
1,175
騰落率(%)
△13.9
3.6
5.2
△3.2
1.5
△9.1
△7.7
10.4
1.5
△2.0
△8.7
△9.2
5.1
(注)騰落率:期末時点のものは前期末比、月末時点のものは前月末比
(6)VA欧州株式型
年月
ユニット価格(円)
(2016年 3月期末)
2015年 4月末
5月末
6月末
7月末
8月末
9月末
10月末
11月末
12月末
2016年 1月末
2月末
3月末現在
1,810
2,086
2,188
2,085
2,122
1,975
1,842
2,030
2,051
1,985
1,754
1,722
1,810
騰落率(%)
△13.7
△0.5
4.9
△4.7
1.8
△6.9
△6.7
10.2
1.0
△3.2
△11.6
△1.8
5.1
(注)騰落率:期末時点のものは前期末比、月末時点のものは前月末比
年月
ユニット価格(円)
(2016年 3月期末)
2015年 4月末
5月末
6月末
7月末
8月末
9月末
10月末
11月末
12月末
2016年 1月末
2月末
3月末現在
1,517
1,879
1,988
1,908
1,954
1,809
1,649
1,765
1,776
1,733
1,553
1,449
1,517
騰落率(%)
△18.4
1.0
5.8
△4.0
2.4
△7.4
△8.8
7.0
0.6
△2.4
△10.4
△6.7
4.7
(注)騰落率:期末時点のものは前期末比、月末時点のものは前月末比
メットライフ生命の現状 2016
129
データファイ ル
(7)VA世界債券型(円ヘッジ有)
(8)VA米国債券型
年月
ユニット価格(円)
(2016年 3月期末)
2015年 4月末
5月末
6月末
7月末
8月末
9月末
10月末
11月末
12月末
2016年 1月末
2月末
3月末現在
1,078
1,075
1,060
1,044
1,049
1,050
1,055
1,048
1,040
1,041
1,064
1,084
1,078
騰落率(%)
△0.5
△0.7
△1.4
△1.5
0.5
0.1
0.5
△0.7
△0.8
0.1
2.2
1.9
△0.6
(注)騰落率:期末時点のものは前期末比、月末時点のものは前月末比
ユニット価格(円)
1,136
1,207
1,245
1,217
1,233
1,205
1,196
1,201
1,218
1,188
1,201
1,137
1,136
騰落率(%)
△7.0
△1.2
3.1
△2.2
1.3
△2.3
△0.7
0.4
1.4
△2.5
1.1
△5.3
△0.1
(注)騰落率:期末時点のものは前期末比、月末時点のものは前月末比
(10)短期金融市場型PL
(9)VA欧州債券型
年月
ユニット価格(円)
(2016年 3月期末)
2015年 4月末
5月末
6月末
7月末
8月末
9月末
10月末
11月末
12月末
2016年 1月末
2月末
3月末現在
1,422
1,479
1,489
1,470
1,479
1,474
1,466
1,455
1,429
1,432
1,448
1,375
1,422
騰落率(%)
△3.3
0.6
0.7
△1.3
0.6
△0.3
△0.5
△0.8
△1.8
0.2
1.1
△5.0
3.4
(注)騰落率:期末時点のものは前期末比、月末時点のものは前月末比
(11)VA米国REIT型PL
年月
ユニット価格(円)
(2016年 3月期末)
2015年 4月末
5月末
6月末
7月末
8月末
9月末
10月末
11月末
12月末
2016年 1月末
2月末
3月末現在
822
834
833
832
831
830
829
828
826
825
824
823
822
騰落率(%)
△1.6
△0.1
△0.1
△0.1
△0.1
△0.1
△0.1
△0.1
△0.2
△0.1
△0.1
△0.1
△0.1
(注)騰落率:期末時点のものは前期末比、月末時点のものは前月末比
(12)VAコモディティ型
年月
ユニット価格(円)
(2016年 3月期末)
2015年 4月末
5月末
6月末
7月末
8月末
9月末
10月末
11月末
12月末
2016年 1月末
2月末
3月末現在
2,360
2,227
2,206
2,081
2,185
2,121
2,121
2,263
2,251
2,300
2,149
2,184
2,360
騰落率(%)
0.6
△5.1
△0.9
△5.7
5.0
△2.9
0.0
6.7
△0.5
2.2
△6.6
1.6
8.1
(注)騰落率:期末時点のものは前期末比、月末時点のものは前月末比
(13)年金バランス型スーパー6
年月
ユニット価格(円)
(2016年 3月期末)
2015年 4月末
5月末
6月末
7月末
8月末
9月末
10月末
11月末
12月末
2016年 1月末
2月末
3月末現在
365
507
511
508
475
448
434
433
411
394
378
353
365
騰落率(%)
△26.4
2.2
0.8
△0.6
△6.5
△5.7
△3.1
△0.2
△5.1
△4.1
△4.1
△6.6
3.4
(注)騰落率:期末時点のものは前期末比、月末時点のものは前月末比
(14)グローバルバランス型30G
年月
ユニット価格(円)
(2016年 3月期末)
2015年 4月末
5月末
6月末
7月末
8月末
9月末
10月末
11月末
12月末
2016年 1月末
2月末
3月末現在
1,103
1,199
1,233
1,205
1,227
1,170
1,128
1,184
1,188
1,173
1,125
1,069
1,103
騰落率(%)
△8.2
△0.2
2.8
△2.3
1.8
△4.6
△3.6
5.0
0.3
△1.3
△4.1
△5.0
3.2
(注)騰落率:期末時点のものは前期末比、月末時点のものは前月末比
130
年月
(2016年 3月期末)
2015年 4月末
5月末
6月末
7月末
8月末
9月末
10月末
11月末
12月末
2016年 1月末
2月末
3月末現在
メットライフ生命の現状 2016
年月
ユニット価格(円)
(2016年 3月期末)
2015年 4月末
5月末
6月末
7月末
8月末
9月末
10月末
11月末
12月末
2016年 1月末
2月末
3月末現在
1,144
1,179
1,195
1,177
1,189
1,158
1,134
1,170
1,172
1,162
1,143
1,120
1,144
騰落率(%)
△2.5
0.5
1.4
△1.5
1.0
△2.6
△2.1
3.2
0.2
△0.9
△1.6
△2.0
2.1
(注)騰落率:期末時点のものは前期末比、月末時点のものは前月末比
変額個人年金保険(災害10%加算型)
年月
ユニット価格(円)
(2016年 3月期末)
2015年 4月末
5月末
6月末
7月末
8月末
9月末
10月末
11月末
12月末
2016年 1月末
2月末
3月末現在
990
1,027
1,043
1,029
1,041
1,012
989
1,018
1,019
1,012
992
972
990
(1)年金バランス型30
騰落率(%)
△3.5
0.1
1.6
△1.3
1.2
△2.8
△2.3
2.9
0.1
△0.7
△2.0
△2.0
1.9
(注)騰落率:期末時点のものは前期末比、月末時点のものは前月末比
(2)年金バランス型50
年月
ユニット価格(円)
(2016年 3月期末)
2015年 4月末
5月末
6月末
7月末
8月末
9月末
10月末
11月末
12月末
2016年 1月末
2月末
3月末現在
1,206
1,252
1,270
1,256
1,270
1,234
1,205
1,243
1,247
1,241
1,216
1,184
1,206
騰落率(%)
△3.3
0.4
1.4
△1.1
1.1
△2.8
△2.4
3.2
0.3
△0.5
△2.0
△2.6
1.9
データファイ ル
(15)グローバルバランス型30WG
(注)騰落率:期末時点のものは前期末比、月末時点のものは前月末比
(3)年金バランス型70
年月
ユニット価格(円)
(2016年 3月期末)
2015年 4月末
5月末
6月末
7月末
8月末
9月末
10月末
11月末
12月末
2016年 1月末
2月末
3月末現在
1,319
1,414
1,450
1,429
1,452
1,389
1,336
1,403
1,413
1,401
1,347
1,286
1,319
騰落率(%)
△6.1
0.6
2.5
△1.4
1.6
△4.3
△3.8
5.0
0.7
△0.8
△3.9
△4.5
2.6
(注)騰落率:期末時点のものは前期末比、月末時点のものは前月末比
(4)VA日本株式型グロース
年月
ユニット価格(円)
(2016年 3月期末)
2015年 4月末
5月末
6月末
7月末
8月末
9月末
10月末
11月末
12月末
2016年 1月末
2月末
3月末現在
1,419
1,570
1,624
1,596
1,628
1,536
1,455
1,556
1,573
1,556
1,470
1,375
1,419
騰落率(%)
△8.7
1.0
3.4
△1.7
2.0
△5.7
△5.3
6.9
1.1
△1.1
△5.5
△6.5
3.2
(注)騰落率:期末時点のものは前期末比、月末時点のものは前月末比
(5)VA日本株式型バリュー
年月
ユニット価格(円)
(2016年 3月期末)
2015年 4月末
5月末
6月末
7月末
8月末
9月末
10月末
11月末
12月末
2016年 1月末
2月末
3月末現在
1,369
1,580
1,665
1,634
1,670
1,540
1,429
1,555
1,578
1,552
1,443
1,311
1,369
騰落率(%)
△11.3
2.4
5.4
△1.9
2.2
△7.8
△7.2
8.8
1.5
△1.6
△7.0
△9.1
4.4
(注)騰落率:期末時点のものは前期末比、月末時点のものは前月末比
(6)VA米国株式型
年月
ユニット価格(円)
(2016年 3月期末)
2015年 4月末
5月末
6月末
7月末
8月末
9月末
10月末
11月末
12月末
2016年 1月末
2月末
3月末現在
1,601
1,867
1,963
1,914
1,931
1,779
1,648
1,823
1,845
1,817
1,686
1,516
1,601
騰落率(%)
△11.4
3.4
5.1
△2.5
0.9
△7.9
△7.4
10.6
1.2
△1.5
△7.2
△10.1
5.6
(注)騰落率:期末時点のものは前期末比、月末時点のものは前月末比
(7)VA欧州株式型
年月
ユニット価格(円)
(2016年 3月期末)
2015年 4月末
5月末
6月末
7月末
8月末
9月末
10月末
11月末
12月末
2016年 1月末
2月末
3月末現在
1,734
1,991
2,090
1,993
2,030
1,887
1,763
1,943
1,963
1,900
1,677
1,650
1,734
騰落率(%)
△13.6
△0.7
5.0
△4.6
1.9
△7.0
△6.6
10.2
1.0
△3.2
△11.7
△1.6
5.1
(注)騰落率:期末時点のものは前期末比、月末時点のものは前月末比
年月
ユニット価格(円)
(2016年 3月期末)
2015年 4月末
5月末
6月末
7月末
8月末
9月末
10月末
11月末
12月末
2016年 1月末
2月末
3月末現在
1,599
1,978
2,093
2,010
2,058
1,904
1,738
1,861
1,873
1,828
1,636
1,527
1,599
騰落率(%)
△18.3
1.0
5.8
△4.0
2.4
△7.5
△8.7
7.1
0.6
△2.4
△10.5
△6.7
4.7
(注)騰落率:期末時点のものは前期末比、月末時点のものは前月末比
メットライフ生命の現状 2016
131
データファイ ル
(8)VA世界債券型(円ヘッジ有)
(9)VA米国債券型
年月
ユニット価格(円)
(2016年 3月期末)
2015年 4月末
5月末
6月末
7月末
8月末
9月末
10月末
11月末
12月末
2016年 1月末
2月末
3月末現在
1,100
1,098
1,082
1,065
1,072
1,073
1,079
1,072
1,064
1,064
1,090
1,106
1,100
騰落率(%)
△0.6
△0.8
△1.5
△1.6
0.7
0.1
0.6
△0.6
△0.7
0.0
2.4
1.5
△0.5
(注)騰落率:期末時点のものは前期末比、月末時点のものは前月末比
ユニット価格(円)
1,134
1,210
1,248
1,220
1,237
1,205
1,196
1,201
1,217
1,186
1,199
1,135
1,134
騰落率(%)
△7.5
△1.3
3.1
△2.2
1.4
△2.6
△0.7
0.4
1.3
△2.5
1.1
△5.3
△0.1
(注)騰落率:期末時点のものは前期末比、月末時点のものは前月末比
(11)短期金融市場型BL
(10)VA欧州債券型
年月
ユニット価格(円)
(2016年 3月期末)
2015年 4月末
5月末
6月末
7月末
8月末
9月末
10月末
11月末
12月末
2016年 1月末
2月末
3月末現在
1,410
1,466
1,476
1,457
1,466
1,460
1,453
1,442
1,416
1,419
1,435
1,363
1,410
騰落率(%)
△3.1
0.8
0.7
△1.3
0.6
△0.4
△0.5
△0.8
△1.8
0.2
1.1
△5.0
3.4
(注)騰落率:期末時点のものは前期末比、月末時点のものは前月末比
(12)VA米国REIT型BL
年月
ユニット価格(円)
(2016年 3月期末)
2015年 4月末
5月末
6月末
7月末
8月末
9月末
10月末
11月末
12月末
2016年 1月末
2月末
3月末現在
823
834
833
832
831
830
829
828
827
826
825
824
823
騰落率(%)
△1.4
△0.1
△0.1
△0.1
△0.1
△0.1
△0.1
△0.1
△0.1
△0.1
△0.1
△0.1
△0.1
(注)騰落率:期末時点のものは前期末比、月末時点のものは前月末比
(13)VAコモディティ型
年月
ユニット価格(円)
(2016年 3月期末)
2015年 4月末
5月末
6月末
7月末
8月末
9月末
10月末
11月末
12月末
2016年 1月末
2月末
3月末現在
2,227
2,098
2,079
1,958
2,055
1,997
1,998
2,131
2,119
2,165
2,024
2,062
2,227
騰落率(%)
0.8
△5.1
△0.9
△5.8
5.0
△2.8
0.1
6.7
△0.6
2.2
△6.5
1.9
8.0
(注)騰落率:期末時点のものは前期末比、月末時点のものは前月末比
(14)年金バランス型スーパー6
年月
ユニット価格(円)
(2016年 3月期末)
2015年 4月末
5月末
6月末
7月末
8月末
9月末
10月末
11月末
12月末
2016年 1月末
2月末
3月末現在
362
503
507
504
470
443
430
429
407
390
375
350
362
騰落率(%)
△26.4
2.2
0.8
△0.6
△6.7
△5.7
△2.9
△0.2
△5.1
△4.2
△3.8
△6.7
3.4
(注)騰落率:期末時点のものは前期末比、月末時点のものは前月末比
(15)グローバルバランス型30WG
年月
ユニット価格(円)
(2016年 3月期末)
2015年 4月末
5月末
6月末
7月末
8月末
9月末
10月末
11月末
12月末
2016年 1月末
2月末
3月末現在
1,066
1,158
1,190
1,164
1,184
1,129
1,090
1,143
1,147
1,133
1,086
1,032
1,066
騰落率(%)
△8.0
△0.1
2.8
△2.2
1.7
△4.6
△3.5
4.9
0.3
△1.2
△4.1
△5.0
3.3
(注)騰落率:期末時点のものは前期末比、月末時点のものは前月末比
132
年月
(2016年 3月期末)
2015年 4月末
5月末
6月末
7月末
8月末
9月末
10月末
11月末
12月末
2016年 1月末
2月末
3月末現在
メットライフ生命の現状 2016
年月
ユニット価格(円)
(2016年 3月期末)
2015年 4月末
5月末
6月末
7月末
8月末
9月末
10月末
11月末
12月末
2016年 1月末
2月末
3月末現在
991
1,028
1,044
1,031
1,042
1,013
990
1,020
1,021
1,014
994
973
991
騰落率(%)
△3.5
0.1
1.6
△1.2
1.1
△2.8
△2.3
3.0
0.1
△0.7
△2.0
△2.1
1.8
(注)騰落率:期末時点のものは前期末比、月末時点のものは前月末比
変額個人年金保険(元本確保型)
変額個人年金保険(2011)
年月
ユニット価格(円)
(2016年 3月期末)
2015年 4月末
5月末
6月末
7月末
8月末
9月末
10月末
11月末
12月末
2016年 1月末
2月末
3月末現在
1,107
1,158
1,181
1,166
1,183
1,143
1,110
1,153
1,158
1,151
1,122
1,082
1,107
(1)グローバルバランス型25JWG
年月
ユニット価格(円)
(2016年 3月期末)
2015年 4月末
5月末
6月末
7月末
8月末
9月末
10月末
11月末
12月末
2016年 1月末
2月末
3月末現在
1,263
1,286
1,299
1,284
1,294
1,267
1,246
1,278
1,281
1,274
1,260
1,239
1,263
騰落率(%)
△3.8
0.6
2.0
△1.3
1.5
△3.4
△2.9
3.9
0.4
△0.6
△2.5
△3.6
2.3
(注)騰落率:期末時点のものは前期末比、月末時点のものは前月末比
騰落率(%)
△1.2
0.6
1.0
△1.2
0.8
△2.1
△1.7
2.6
0.2
△0.5
△1.1
△1.7
1.9
データファイ ル
(1)グローバルバランス型40JWG
(注)騰落率:期末時点のものは前期末比、月末時点のものは前月末比
Ⅸ.保険会社及びその子会社等の状況
Ⅸ−1.保険会社及びその子会社等の概況(2016年3月31日現在)
(1)主要な事業の内容及び組織の構成
メットライフ生命保険株式会社
資産運用関連事業
子法人等 2社 ・Pine Tree Equity LLC
・SOL III LLC
関連法人等 2社 ・エイエムティー・ベンチャーズ・コーポレーション
・エイエムティー・ベンチャーズ・コーポレーションを営業者とする匿名組合
不動産・総務関連事業
子会社 1社 ・コミュニケーションワン株式会社
(注)子会社とは保険業法第2条第12項に規定する子会社、子法人等とは保険業法施行令第13条の5の2第3項に規定する子法人等(子会社を除く)
、関連法人等とは保険業法施
行令第13条の5の2第4項に規定する関連法人等です。
(2)子会社等に関する事項
①子会社
*保険業法第2条第12項に規定する子会社
名 称
主たる営業所又は 資本金又は
事務所の所在地 出資金の額
コミュニケーションワン 長崎県長崎市
株式会社
常盤町1番1号
7百万円
事業の内容
事務、計算、配送等に係
る業務及び不動産の賃貸
及びそれに付随する業務
総株主又は総出資
者の議決権に占め
設立年月日
る当社の保有議決
権の割合
2005年
10月12日
100.0%
総株主又は総出資
者の議決権に占め
る当社子会社等の
保有議決権の割合
̶
メットライフ生命の現状 2016
133
②子法人等
データファイ ル
名 称
Pine Tree Equity LLC
SOL III LLC
*保険業法施行令第13条の5の2第3項に規定する子法人等(子会社を除く)
主たる営業所又は 資本金又は
事務所の所在地 出資金の額
事業の内容
105 Cecil Street, Level
ファンドへの出資に関
11百万米ドル(注)
11 The Octagon,
する資産運用業務
Singapore 069534
105 Cecil Street, Level
ファンドへの出資に関
58百万米ドル(注)
11 The Octagon,
する資産運用業務
Singapore 069534
総株主又は総出資
者の議決権に占め
設立年月日
る当社の保有議決
権の割合
総株主又は総出資
者の議決権に占め
る当社子会社等の
保有議決権の割合
2003年
5月6日
̶
̶
2009年
12月18日
̶
̶
(注)資本金相当額を記載
③関連法人等
名 称
*保険業法施行令第13条の5の2第4項に規定する関連法人等
主たる営業所又は 資本金又は
事務所の所在地 出資金の額
英領西インド諸島、ケ
イマン諸島、グランド
ケイマン、ジョージタ
ウン、ウグランドハウ
ス、私書箱309号
事業の内容
総株主又は総出資
者の議決権に占め
設立年月日
る当社の保有議決
権の割合
総株主又は総出資
者の議決権に占め
る当社子会社等の
保有議決権の割合
信託受益権の購入及び
保有に関する資産運用
業務
1999年
3月8日
̶
̶
信託受益権の購入及び
エイエムティー・ベンチャ
東京都千代田区
27,327百万円(注) 保有に関する資産運用
ーズ・コーポレーションを
丸の内三丁目1番1号
業務
営業者とする匿名組合
1999年
3月31日
̶
̶
エイエムティー・
ベンチャーズ・
コーポレーション
2百万円
(注)資本金相当額を記載
Ⅸ−2.保険会社及びその子会社等の主要な業務
(1)直近事業年度における事業の概況
当社および子会社等は、生命保険事業及びそれに付随する資産運用関連事業や不動産・総務関連事業を営んでおります。
ただし、当社は、子会社等が当社の規模と比較して小規模であり、当企業集団の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に関する
合理的な判断を妨げない程度に重要性が乏しいことから、連結財務諸表は作成していません。
(2)主要な業務の状況を示す指標
上記のとおり、連結財務諸表は作成していません。
Ⅸ−3.保険会社及びその子会社等の財産の状況
上記のとおり、連結財務諸表は作成していません。
134
メットライフ生命の現状 2016
(ご参考)2015年度の保険種類別 新契約・保有契約
保 険 種 類
平準定期保険
件(人)
新 契 約
構成比(%) 金額(百万円) 構成比(%)
件(人)
保 有 契 約
構成比(%) 金額(百万円) 構成比(%)
3,046
3,947
0.3
0.4
38,949
146,805
1.2
4.5
100,695
1.2
1,115,214
24,331
0.3
952,357
3.4
̶
̶
̶
̶
169,871
2.1
955,066
3.4
平準定期保険(リスク細分型)
4,035
0.4
92,948
2.9
24,918
0.3
690,023
2.5
逓減定期保険
̶
0.3
̶
88,729
̶
2.7
5,033
0.1
57,467
0.2
逓増定期保険
̶
2,664
29,284
0.4
1,100,035
3.9
収入保障保険
24.9
長期平準定期保険
円建保険金額保証特約付新終身保険(米ドル建)
4.0
5.1
1,072,144
32.9
360,145
4.4
6,979,955
6,734
0.7
30,132
0.9
46,578
0.6
196,231
0.7
終身保険
̶
̶
̶
̶
̶
̶
131,876
1.6
1,024,851
3.7
終身保険(無選択型)
̶
̶
197,674
2.4
184,671
0.7
生存給付金付終身保険(無選択型)
̶
̶
̶
̶
10,553
0.1
11,080
0.0
10,682
65,296
1.2
7.2
125,357
615,095
3.8
18.9
106,855
1.3
1,315,773
4.7
607,340
7.4
5,105,626
18.2
101,707
11.2
628,645
19.3
647,793
7.9
3,596,417
12.8
40,026
4.4
255,424
7.8
105,257
1.3
664,415
2.4
2,876
0.3
16,674
0.5
41,584
0.5
210,497
0.8
426
0.0
2,482
0.1
16,511
0.2
110,344
0.4
積立利率変動型保障期間自由設計保険
̶
̶
̶
̶
21,807
0.3
195,703
0.7
特定疾病給付定期保険
̶
̶
̶
̶
10,944
0.1
41,097
0.1
特定疾病給付終身保険
̶
̶
̶
̶
50,804
0.6
212,647
0.8
̶
34,572
̶
3.8
̶
50,797
̶
1.6
2,493
0.0
6,643
0.0
204,433
2.5
306,855
1.1
新疾病保険
̶
̶
̶
̶
14,121
0.2
7,339
0.0
医療保険
̶
̶
̶
̶
314,151
3.8
238,428
0.9
9,726
̶
1.1
̶
̶
̶
̶
̶
150,915
1.8
̶
̶
263,463
3.2
10,817
0.0
309,946
34.2
̶
̶
1,937,351
23.7
̶
̶
3,082
̶
0.3
̶
21,841
̶
0.7
̶
41,575
0.5
242,644
0.9
34,769
0.4
̶
̶
̶
̶
̶
̶
34,556
0.4
14,168
0.1
終身医療保険(引受基準緩和型)
97,099
10.7
̶
̶
501,254
6.1
̶
̶
生存還付給付金付終身医療保険
4,284
0.5
2,305
0.1
35,401
0.4
20,066
0.1
̶
20,735
̶
2.3
̶
301
̶
0.0
37,770
0.5
̶
̶
951,968
11.6
51,324
0.2
137,874
15.2
̶
̶
342,861
4.2
̶
̶
1,145
0.1
̶
̶
42,420
0.5
̶
̶
̶
̶
476,221
5.8
̶
0.0
変額保険
̶
̶
̶
4,931
̶
̶
49,547
0.6
介護保険
123
0.0
1,492
0.0
12,547
0.2
428,133
51,847
1.5
0.2
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
23,915
0.3
11
0.0
153,150
66
0.5
0.0
積立利率変動型一時払終身保険
積立利率変動型終身保険
終身保険(低解約返戻金型)
一時払終身保険
積立利率変動型養老保険
積立利率変動型生存保障保険
終身保険(加入限定型)
終身保険(引受基準緩和型)
新医療保険
終身医療保険
新終身医療保険
一時払終身医療保険
医療保険(無選択型)
医療保険(引受基準緩和型)
こども医療保険
ガン保険
終身ガン治療保険
傷害保険
生活習慣病保険
高齢者生存保障保険
その他
特約
個人保険計
(38,787)
906,021
̶
69,934
2.1
100.0
3,260,064
100.0
(426,935)
8,181,595
̶
1,733,441
6.2
100.0
27,989,337
55,102
100.0
2.7
337,938
45,889
16.6
2.3
̶
̶
̶
̶
7,643
1.9
15.2
̶
18,983
̶
17.8
̶
51,794
13.0
積立利率変動型個人年金保険(米ドル建)
3,178
̶
15,232
3.8
積立利率変動型個人年金保険(米ドル・ユーロ建)
̶
̶
̶
̶
36,703
9.2
153,285
7.5
積立利率変動型個人年金保険(米ドル建2005)
̶
̶
̶
̶
112,301
28.2
578,349
28.4
17,723
̶
84.8
̶
87,474
̶
82.2
̶
174,501
43.8
864,454
42.5
最低保証付変額生存年金保険
129
0.0
750
0.0
個人年金保険計
20,901
100.0
106,457
100.0
398,303
100.0
2,035,770
100.0
団体定期保険
55,743
335
41.6
0.3
30,823
815
10.7
0.3
521,358
14.7
660,261
19.1
無配当団体定期保険
8,189
0.2
17,901
0.5
総合福祉団体定期保険
45,443
33.9
99,530
34.5
402,214
11.3
538,096
15.6
無配当総合福祉団体定期保険
32,398
̶
24.2
̶
157,306
̶
54.5
̶
362,779
10.2
1,682,909
48.7
2,199,575
62.0
548,195
15.9
個人年金保険(収入保障特約,年金支払特約,年金移行特約)
変額個人年金保険
個人年金保険(米ドル建09)
団体信用生命保険
消費者信用団体生命保険
団体保険計
医療保障保険(団体型)
̶
̶
̶
̶
55,846
1.6
10,251
0.3
133,919
100.0
̶
288,475
100.0
̶
3,549,961
100.0
̶
3,457,616
100.0
̶
16,311
71
223,198
898
データファイ ル
45,996
養老保険
(注)1.団体保険及び医療保障保険(団体型)の件数欄は、被保険者を表しています。
2.金額については単位数以下を切り捨て、また、%表示については、小数点第2位を四捨五入で処理しています。
3.構成比については、個人保険、個人年金保険、団体保険の各保険種類群をそれぞれ100%として表示しています。
メットライフ生命の現状 2016
135
メットライフ生命の生命保険に関する制度
1. ご加入にあたって
生 命 保 険に 関 する 制 度
告知義務
責任の開始
告知はご契約をお引受けするかどうかを決定する重要なもので
あり、被保険者の方などには健康状態などについて正しく告知
をしていただく義務(告知義務)があります。
告知していただいた内容が事実と違った場合、責任開始の日か
ら2年以内であれば、当社は告知義務違反としてご契約を解除
することができます。この場合、保険金・給付金などをお支払
いすることはできません。ただし、
「支払事由の発生」と「解
除の原因となった事実」との因果関係によってはお支払いする
こともあります。また、ご請求が責任開始の日から2年経過後
であっても、2年以内に保険金・給付金などの支払事由が発生
していた場合は、同様に当社はご契約を解除することができま
す。ご契約が解除された場合、払込保険料はお返ししません。
この場合、解約返戻金があれば、契約者にお支払いします。
告知義務違反の内容が特に重大な場合、詐欺による取消しを理
由として、保険金・給付金などをお支払いできないことがあり
ます。責任開始の日から2年経過後のご契約であっても詐欺に
よる取消しとなる場合があります。取消しとなった場合、払込
保険料はお返ししません。
お申込みいただいたご契約を当社が承諾した場合には、告知
および第1回保険料相当額(一時払の場合は、一時払保険料
相当額)を当社が受け取った時から、当社は保険契約上の保
障を開始します(責任開始)
。ただし、商品によっては保障
されない期間(不てん補期間)がありますので、「契約概要」
および「ご契約のしおり・約款」でご確認ください。
お申込みの撤回など(クーリング・オフ制度)
お申込み後一定期間内であれば、申込者などによる書面の発
信により、お申込みの撤回または保険契約の解除をすること
ができます。お申込みの撤回などは、書面の発信時(郵便の
消印日付)に効力が生じます。
この場合、
払込みいただいた金額は申込者などにお返しします。
次の場合などには、お申込みの撤回などができないことがあ
ります。
・ お申込みのために医師の診査を受けられた場合
・ 債務履行の担保のための保険契約である場合
・ 契約者が法人である保険契約の場合
2. ご継続にあたって
保険料の払込方法
ご契約が失効してしまったときは
保険料の払込方法には次の方法などがあり、それぞれ、月払、
半年払、年払があります。
1. 口座振替扱:銀行などの金融機関の口座振替により払込み
いただく方法
2. 保険料クレジットカード払:クレジットカードにより払込
みいただく方法※
3. 団体扱:勤務先などの団体を通じて払込みいただく方法
● 復活
保険料の払込みがないまま効力を失ったご契約でも、失効
した時から所定の期間内であれば、会社の定める手続きを
とった上でご契約の復活が可能です。この場合、改めて告
知が必要となり、ご契約によっては診査も必要です。ただ
し、解約返戻金を請求された場合や、健康状態によっては
ご契約の復活はできない場合があります。
※ご利用のクレジットカード、ご利用金額によっては、お取扱いできな
いことがあります。
また、何年分かの保険料を前もって払込みいただくことによ
り、保険料を割引く制度があります(保険料の前納)。
保険料払込の猶予期間と失効
保険料は「約款」に記載の払込期月内に払込みいただきます。
なお、払込期月内の払込みがない場合でも、以下の猶予期間
がありますが、払込みがないまま猶予期間が過ぎますと、ご
契約は効力を失います(失効)。
猶予期間
1. 年払・半年払契約
払込期月の翌月初日から翌々月の月単位の契約応当日まで
(契約応当日が2月、6月、11月の各末日の場合は、それぞ
れ4月、8月、1月の各末日まで)
ただし、終身保険(低解約返戻金型)など、商品によって
は払込期月の翌月初日から末日までです。
2. 月払契約
払込期月の翌月初日から末日まで
136
メットライフ生命の現状 2016
保険料のお支払いが困難になったときは
● 保険料自動振替貸付
保険料の払込猶予期間を過ぎても払込みのない場合に、解約
返戻金額の範囲内で自動的に保険料を立て替えることによ
り、ご契約を有効に継続させる制度です。
※保険種類によっては、お取扱いできないことがあります。
● 払済保険への変更
変更時の解約返戻金を一時払の保険料に充当して、保険料
払込済の保険に変更します。変更後は、保険金額が小さく
なります。また、払済保険に変更した場合、消滅する特約
があります。
※保険種類、契約内容などによっては、お取扱いできないことがあり
ます。
● 保険金額、給付日額の減額
所定の範囲内で、保障額を減額することによって保険料
の払込みを少なくすることができます。
解約返戻金
● 契約者貸付制度
契約者貸付とは、保険期間の途中で資金がご入用のときに、
解約返戻金額の一定の範囲内で、ご契約者に一時的に必要
な資金をお貸しする制度です。
※保険種類によっては、お取扱いできないことがあります。
生命保険では、払込みいただく保険料は、一部は死亡保険金
などのお支払いに、また、一部は生命保険の運営に必要な経
費(販売、診査、証券作成、維持管理などの経費)にそれぞ
れあてられます。したがって、ご契約を保険期間の途中で解
約されますと、多くの場合、解約返戻金は払込保険料の合計
額より少ない金額となります。
特にご契約後経過年数が短い場合は、解約返戻金はまったく
ないか、あってもごく少額です。
また、商品によっては保険期間を通じて、解約返戻金のない
ものもあります。
現在の保障の見直しをされたいときは
●増額・中途付加
現在の契約を増額したり、新しく特約を付加して、保障を
大きくすることができ、現在の暮らしにあった保障内容に
することができます。
生 命 保 険に 関 する 制 度
お金がご入用になられたときは
※保険種類、特約によっては、お取扱いできないことがあります。
3. 保険金のお受け取りにあたって
保険金・給付金がお受け取りいただけない場合
次のような場合には、保険金・給付金などをお受け取りいた
だけない場合があります。保険商品により異なりますので、
詳しくは「ご契約のしおり・約款」でお確かめください。
●支払事由に該当しない場合
責任開始時前に生じていた傷害や疾病を原因として高度障害
状態に該当された場合(*)など、各商品の約款に定める支払
事由に該当しないとき
*責任開始時前にすでに生じていた障害状態に、責任開始時以後の傷
害または疾病を原因とする障害状態が新たに加わって高度障害状態
に該当したときを除きます。
●免責事由に該当した場合
3年以内の被保険者の自殺による死亡の場合など、各商品の
約款に定める免責事由に該当されたとき
●ご契約の失効の場合
保険料の払込みがなく、ご契約が失効したあとに支払事由に
該当されたとき
●詐欺による取消しに該当する場合
保険契約の締結・復活などに際して、契約者・被保険者・受
取人に詐欺行為があったとき
※取消しの場合、すでに払い込んだ保険料は払い戻ししません。
●不法取得目的による無効の場合
契約者が保険金・給付金などを不法に取得する目的か、また
は他人に保険金・給付金などを不法に取得させる目的をもっ
て保険契約の締結・復活などをされたとき
●告知義務違反による解除に該当する場合
告知していただいた内容が事実と相違したために、主契約・
特約が告知義務違反により解除されたとき
※すでに保険金・給付金などをお支払いしていたときは、その返還を
請求し、すでに保険料の払込みを免除していたときは、その保険料
の払込みの免除を取り消します。
●重大事由による解除の場合
重大事由に該当し、主契約・特約が解除されたとき
〈例〉
・保険金・給付金などを詐取する目的で事故を起こしたとき
(未遂も含みます)
・保険金・給付金などの請求に関して詐欺行為があったとき
(未遂も含みます)
・契約者、被保険者または受取人が、反社会的勢力(*1) に
該当すると認められるとき、またはこれらの反社会的勢力
と社会的に非難されるべき関係(*2) を有していると認め
られるとき
・その他上記と同等の重大な事由があったとき
*1 暴力団、暴力団員(脱退後5年を経過しない者を含む)
、暴力団準
構成員または暴力団関係企業その他の反社会的勢力をいいます。
*2 反社会的勢力に対する資金等の提供もしくは便宜の供与、反社
会的勢力の不当な利用を行うことなどをいいます。また、契約
者もしくは受取人が法人の場合は、反社会的勢力による企業経
営の支配もしくは実質的な関与があることもいいます。
※重大事由が生じた以後に、保険金・給付金などをお支払いしていた
ときは、その返還を請求し、また、すでに保険料の払込みを免除し
ていたときは、その保険料の払込みがなかったものとします。
上記に該当する場合でも、保険商品や契約内容などにより解約
返戻金などをお支払いできることがあります。
※無効の場合、すでに払い込んだ保険料は払い戻ししません。
メットライフ生命の現状 2016
137
4. 生命保険と税制
生命保険料控除について
生 命 保 険に 関 する 制 度
生命保険には種々の税制上の優遇措置がとられています。そのひと
つとして、払込保険料の一定額が所得税および地方税(住民税)の
対象となる所得から控除され、その額に応じて税金が軽減されると
いう「生命保険料控除」の適用があります。
●生命保険料控除
対象となる契約
納税者が生命保険料、介護医療保険料および個人年金保険料を支払い、保険金等の受取人が自己または配偶者(個人年金保険料
以外の場合、その他の親族を含む)である契約(財形保険および保険期間5年未満の貯蓄保険等を除く)
対象となる保険料
1月から12月までの払込保険料の合計額
手続き
生命保険料控除を受けるには確定申告書の生命保険料控除欄に記入し、控除証明書を確定申告書に添付します。ただし、年末調
整の際に控除を受けたものおよび平成23年12月31日以前に締結した保険契約等で年間保険料が9,000円以下のものは控除証明
書の添付が不要です。
給与所得者
「給与所得者の保険料控除申告書」に「控除証明書」を添付して勤務先に提出し年末調整を受けます。ただし、団
体扱契約の場合で、団体の担当者の確認印があるものおよび平成23年12月31日以前に締結した保険契約等で年間
保険料が9,000円以下のものは「控除証明書」は必要ありません。
●生命保険料控除額<平成23年12月31日以前に締結した保険契約等>
(1)所得税の生命保険料控除額
(2)住民税の生命保険料控除額
年間正味払込保険料
控除される金額
年間正味払込保険料
控除される金額
25,000円以下
払込保険料の全額
15,000円以下
払込保険料の全額
25,001円から
50,000円まで
(払込保険料 × 1/2 )
+12,500円
15,001円から
40,000円まで
(払込保険料 × 1/2 )
+7,500円
50,001円から
100,000円まで
(払込保険料 × 1/4 )
+25,000円
40,001円から
70,000円まで
(払込保険料 × 1/4 )
+17,500円
100,001円以上
70,001円以上
一律に50,000円
一律に35,000円
※払込保険料とは、その年に支払った金額から、その年に受けた配当金、剰余金、割戻金を差し引いた残りの金額をいいます。
●生命保険料控除額<平成24年1月1日以後に締結した保険契約等>
(1)所得税の生命保険料控除額
(2)住民税の生命保険料控除額
年間正味払込保険料
控除される金額
年間正味払込保険料
控除される金額
20,000円以下
払込保険料の全額
12,000円以下
払込保険料の全額
20,001円から
40,000円まで
(払込保険料 × 1/2 )
+10,000円
12,001円から
32,000円まで
(払込保険料 × 1/2 )
+6,000円
40,001円から
80,000円まで
(払込保険料 × 1/4 )
+20,000円
32,001円から
56,000円まで
(払込保険料 × 1/4 )
+14,000円
80,001円以上
一律に40,000円
56,001円以上
一律に28,000円
※払込保険料とは、その年に支払った金額から、その年に受けた配当金、剰余金、割戻金を差し引いた残りの金額をいいます。
138
メットライフ生命の現状 2016
(1)平成23年12月31日以前に締結した保険契約等
区分
(2)平成24年1月1日以後に締結した保険契約等
保障内容
生命保険料控除の限度額
遺族保障
介護保障
医療保障
所得税
5 万円
個人住民税 3.5 万円
(ロ) 個人年金保険料控除 老後保障
所得税
5 万円
個人住民税 3.5 万円
(イ)
一般生命保険控除
区分
保障内容
生命保険料控除の限度額
遺族保障
所得税
4 万円
個人住民税 2.8 万円
介護保障
医療保障
所得税
4 万円
個人住民税 2.8 万円
(ハ) 個人年金保険料控除 老後保障
所得税
4 万円
個人住民税 2.8 万円
(イ)
一般生命保険控除
(ロ) 介護医療保険料控除
所得税
10 万円
個人住民税 7 万円
合計(イ+ロ)
生 命 保 険に 関 する 制 度
●生命保険料控除の控除限度額
所得税
12 万円
個人住民税 7 万円
合計(イ+ロ+ハ)
(3)上記の(1)
・
(2)双方の保険契約等について保険料控除の適用を受ける場合
生命保険料控除の限度額
区分
(1)平成23年12月31日以前 (2)平成24年1月1日以後
に締結した保険契約等
に締結した保険契約等
(1)と(2)の合計
所得税
5 万円
個人住民税 3.5 万円
所得税
4 万円
個人住民税 2.8 万円
所得税
4 万円
個人住民税 2.8 万円
(ロ) 介護医療保険料控除
̶
所得税
4 万円
個人住民税 2.8 万円
所得税
4 万円
個人住民税 2.8 万円
(ハ) 個人年金保険料控除
所得税
5 万円
個人住民税 3.5 万円
所得税
4 万円
個人住民税 2.8 万円
所得税
4 万円
個人住民税 2.8 万円
(イ)
一般生命保険控除
所得税
12 万円
個人住民税 7 万円
合計(イ+ロ+ハ)
生命保険金のお受取時について
● 保険金・年金にかかる税金
保険金・年金にかかる税金は、契約者・被保険者・受取人の関
係によって異なります(下表参照)。
● 生命保険金の非課税枠の適用
● 非課税のお取扱い
高度障害保険金(給付金)
、入院給付金などは、受取人が被保険
者本人である場合だけでなく、被保険者の配偶者や直系血族ある
いは生計を一にするその他の親族の場合にも非課税となります。
契約者と被保険者が同一で、指定された保険金受取人がその
契約者の法定相続人にあたる場合には、死亡保険金(契約が
2件以上の場合は合計)に対して相続税法上、上記の金額が
非課税となります。
生命保険金非課税額 = 500万円 × 法定相続人数
● 課税される税金一覧
契約形態
保険金の種類
死亡保険金
死亡給付金
満期保険金
生存給付金
年 金
契約者
(保険料を払う人)
夫
夫
夫
税金の種類
被保険者
(保険を掛けられる人)
受取人
夫
妻または子
相続税
夫
所得税(一時所得)+地方税
子
贈与税
夫
所得税(一時所得)+地方税
妻
夫または妻または子
夫または妻または子
(生存している場合)
妻または子
贈与税
夫
毎年受け取る年金に所得税(雑所得)
妻または子
年金開始の際に年金の権利評価額に贈与税、
毎年受け取る年金の運用益部分に所得税(雑所得)
メットライフ生命の現状 2016
139
生命保険協会「ディスクロージャー開示基準」項目索引
Ⅰ.会社の概況及び組織
1. 沿革
9. 有価証券等の時価情報(会社計)
P95
﹁ディスクロージャー開 示 基 準 ﹂項 目 索 引
P80
(有価証券)
2. 経営の組織
P82
(金銭の信託)
P97
3. 店舗網一覧
P142
(デリバティブ取引)
P98
P95
4. 資本金の推移
P84
10. 経常利益等の明細(基礎利益)
5. 株式の総数
P84
11. 計算書類等について会社法による会計監査人の
6. 株式の状況
P84
7. 主要株主の状況
P84
12. 貸借対照表、損益計算書及び株主資本等変動計算書について
8. 取締役及び監査役(役職名・氏名)
P84
金融商品取引法に基づき公認会計士又は監査法人の監査証明
9. 会計参与の氏名又は名称
P85
10. 会計監査人の氏名又は名称
P85
監査を受けている場合にはその旨
を受けている場合にはその旨
P100
P100
P100
13. 代表者が財務諸表の適正性、及び財務諸表作成に
11. 従業員の在籍・採用状況
P85
12. 平均給与(内勤職員)
P85
14. 事業年度の末日において、保険会社が将来にわたって事業活動を継続するとの
13. 平均給与(営業職員)
P85
前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況その他保険会社の経営に
係る内部監査の有効性を確認している旨
P100
重要な影響を及ぼす事象が存在する場合には、その旨及びその内容、当該重要
事象等についての分析及び検討内容並びに当該重要事象等を解消し、又は改善
Ⅱ.保険会社の主要な業務の内容
1. 主要な業務の内容
2. 経営方針
P86
するための対応策の具体的内容
P100
P3
Ⅵ.業務の状況を示す指標等
1. 主要な業務の状況を示す指標等
Ⅲ.直近事業年度における事業の概況
1. 直近事業年度における事業の概況
P24
2. 契約者懇談会開催の概況
P86
3. 相談・苦情処理態勢、相談(照会、苦情)の件数、
及び苦情からの改善事例
P45
4. 契約者に対する情報提供の実態
P48
5. 商品に対する情報及びデメリット情報提供の方法
P49
6. 営業職員・代理店教育・研修の概略
P66
7. 新規開発商品の状況
P54
8. 保険商品一覧
P55
9. 情報システムに関する状況
P68
10. 公共福祉活動、厚生事業団活動の概況
Ⅳ.直近5事業年度における主要な
業務の状況を示す指標
P19
P86
(3)年換算保険料
P101
(4)保障機能別保有契約高
P102
(5)個人保険及び個人年金保険契約種類別保有契約高
P103
(6)異動状況の推移
P104
(7)契約者配当の状況
P105
2. 保険契約に関する指標等
(1)保有契約増加率
P105
(2)新契約平均保険金及び保有契約平均保険金(個人保険)
P105
(3)新契約率(対年度始)
P105
(4)解約失効率(対年度始)
P105
(5)個人保険新契約平均保険料(月払契約)
P105
(6)死亡率(個人保険主契約)
P105
(7)特約発生率(個人保険)
P105
(8)事業費率(対収入保険料)
P106
P87
再保険を引き受けた主要な保険会社等の数
P106
2. 損益計算書
P92
(10)保険契約を再保険に付した場合における、
3. キャッシュ・フロー計算書
4. 株主資本等変動計算書
P93
再 保 険 を 引 き 受 け た 保 険 会 社 等 の う ち、
5. 債務者区分による債権の状況
6. リスク管理債権の状況
P93
支払再保険料の額が大きい上位5社に対する
P94
支払再保険料の割合
P94
P94
P94
保険会社及びその子会社等である保険会社の保険金等の支払能力の
充実の状況(連結ソルベンシー・マージン比率)(ご参考)
メットライフ生命の現状 2016
機関による格付に基づく区分ごとの支払再保
険料の割合
8.保険金等の支払能力の充実の状況
(ソルベンシー・マージン比率)
P106
(11)保険契約を再保険に付した場合における、
再保険を引き受けた主要な保険会社等の格付
7.元本補塡契約のある信託に係る貸出金の状況
140
P24
P101
(9)保険契約を再保険に付した場合における、
Ⅴ.財産の状況
1. 貸借対照表
(1)決算業績の概況
(2)保有契約高及び新契約高
P95
(12)未収受再保険金の額
P106
P106
(13)第三分野保険の給付事由又は保険種類の区分ごとの、
発生保険金額の経過保険料に対する割合
P106
3. 経理に関する指標等
(22)貸付金担保別内訳
P117
(23)有形固定資産明細表
P117
(有形固定資産の明細)
P117
P106
(2)責任準備金明細表
P106
(24)固定資産等処分益明細表
P117
(3)責任準備金残高の内訳
P107
(25)固定資産等処分損明細表
P117
(26)賃貸用不動産等減価償却費明細表
P118
(4)個人保険及び個人年金保険の責任準備金の
積立方式、積立率、残高(契約年度別)
P107
(5)特別勘定を設けた最低保証のある保険契約に
係る一般勘定の責任準備金の残高、算出方法、
計算の基礎となる係数
P107
P117
(27)海外投融資の状況
P118
(資産別明細)
P118
(地域別構成)
P118
(外貨建資産の通貨別構成)
P119
(6)契約者配当準備金明細表
P108
(28)海外投融資利回り
(7)引当金明細表
P108
(29)公共関係投融資の概況(新規引受額、貸出額)
P119
(8)特定海外債権引当勘定の状況
P108
(9)資本金等明細表
P108
(30)各種ローン金利
P119
(10)保険料明細表
P108
(31)その他の資産明細表
P119
(11)保険金明細表
P109
(12)年金明細表
P109
(13)給付金明細表
P109
(14)解約返戻金明細表
P109
(15)減価償却費明細表
P109
(16)事業費明細表
P109
(17)税金明細表
P109
(18)リース取引
P110
(19)借入金残存期間別残高
P110
4. 資産運用に関する指標等
(1)資産運用の概況
P110
(年度の資産の運用概況)
P110
(ポートフォリオの推移)
P111
(2)運用利回り
P111
(3)主要資産の平均残高
P112
(4)資産運用収益明細表
P112
(5)資産運用費用明細表
P112
(6)利息及び配当金等収入明細表
P112
(7)有価証券売却益明細表
P112
(8)有価証券売却損明細表
P112
(9)有価証券評価損明細表
P112
P119
5. 有価証券等の時価情報(一般勘定)
P120
﹁ディスクロージャー開 示 基 準 ﹂項 目 索 引
(不動産残高及び賃貸用ビル保有数)
(1)支払備金明細表
(有価証券)
(金銭の信託)
(デリバティブ取引)
Ⅶ.保険会社の運営
1. リスク管理の体制
2. 法令遵守の態勢
3. 保険業法第百二十一条第一項第一号の確認
P71
P76
(第三分野保険に係るものに限る。)の合理性及び妥当性
4. 指定生命保険業務紛争解決機関について
5. 個人データ保護について
P121
P45
6. 反社会的勢力との関係遮断のための基本方針
P121
7. 保険金等のお支払いおよびお支払い対象外の状況(ご参考)
P122
P50
Ⅷ.特別勘定に関する指標等
1. 特別勘定資産残高の状況
P122
2. 個人変額保険及び個人変額年金保険特別勘定資産の
P122・P126
運用の経過
3. 個人変額保険及び個人変額年金保険の状況
(1)保有契約高
(2)年度末資産の内訳
P123・P126
P123・P126
(3)運用収支状況
P123・P126
P123・P126
(4)有価証券等の時価情報
(有価証券)
(金銭の信託)
(デリバティブ取引)
(10)商品有価証券明細表
P112
(11)商品有価証券売買高
P112
(12)有価証券明細表
P113
1. 保険会社及びその子会社等の概況
P133
(13)有価証券の残存期間別残高
P113
2. 保険会社及びその子会社等の主要な業務
P134
(14)保有公社債の期末残高利回り
P113
3. 保険会社及びその子会社等の財産の状況
P134
(15)業種別株式保有明細表
P114
(16)貸付金明細表
P114
(17)貸付金残存期間別残高
P115
(18)国内企業向け貸付金企業規模別内訳
P115
(19)貸付金業種別内訳
P116
(20)貸付金使途別内訳
P116
(21)貸付金地域別内訳
P116
Ⅸ.保険会社及びその子会社等の状況
(ご参考)
連結ソルベンシー・マージン比率
保険金等のお支払いおよびお支払い対象外の状況
高齢者生存保障保険(特別勘定)資産の運用の経過及び状況
最低保証付変額生存年金保険(特別勘定)資産の運用の経過及び状況
2015年度の保険種類別 新契約・保有契約
P95
P122
P124
P125
P135
このディスクロージャー資料は、一般社団法人生命保険協会の定める開
示基準に基づいて作成しています。メットライフ生命の経営活動につ
いて、皆様のご理解をいただけるよう、情報提供の充実に努めています。
メットライフ生命の現状 2016
141
店舗網一覧
( 2016年 6月1日現在)
本 社
本社
TEL. 03-6658-2000
店 舗 網一覧
〒130-0012
東京都墨田区太平4-1-3 オリナスタワー
〒130-8561
〒130-0013
〒130-0013
〒135-0016
〒135-0016
〒100-0004
〒850-0843
東京都墨田区錦糸1-2-4 アルカウエスト
東京都墨田区錦糸1-2-1 アルカセントラル
東京都墨田区錦糸3-2-1 アルカイースト
東京都江東区東陽6-3-1 EAST21
東京都江東区東陽7-1-1 イーストネットビルディング
東京都千代田区大手町1-1-3 大手センタービル
長崎県長崎市常盤町1-1 メットライフ生命長崎ビル
支 社/エイジェンシーオフィス
北海道
札幌支社
東北北海道LA営業部 北海道LAオフィス
札幌中央A/O
札幌フロンティアA/O
札幌第一A/O
旭川支社
TEL. 011-271-2515
TEL. 011-271-2546
TEL. 011-222-6808
TEL. 011-222-4866
TEL. 011-222-7983
TEL. 0166-23-0621
〒060-0042
〒060-0042
〒060-0001
〒060-0001
〒060-0001
〒070-0034
札幌市中央区大通西4-1-7 新大通ビル6F
札幌市中央区大通西4-1-7 新大通ビル6F
札幌市中央区北一条西10-1-15 ベストアメニティ札幌ビル5F
札幌市中央区北一条西10-1-15 ベストアメニティ札幌ビル6F
札幌市中央区北一条西10-1-15 ベストアメニティ札幌ビル5F
旭川市四条通10丁目左7号 大同生命旭川ビル7F
青森県
青森営業所
青森A/O
TEL. 017-773-5840
TEL. 017-773-2617
〒030-0802
〒030-0802
青森市本町1-3-9 ニッセイ青森本町ビル11F
青森市本町1-3-9 ニッセイ青森本町ビル11F
岩手県
盛岡支社
杜の都A /O 盛岡サテライトオフィス
TEL. 019-623-6663
TEL. 019-623-6551
〒020-0062
〒020-0062
盛岡市長田町6-7 クリエ21 6F
盛岡市長田町6-7 クリエ21 6F
宮城県
仙台支社
杜の都A/O
仙台青葉A/O
東北北海道LA営業部
東北法人営業部
TEL. 022-792-3951
TEL. 022-792-3971
TEL. 022-792-3960
TEL. 022-792-3978
TEL. 022-792-3950
〒983-0852
〒983-0852
〒983-0852
〒983-0852
〒983-0852
仙台市宮城野区榴岡4-2-3 仙台MTビル18F
仙台市宮城野区榴岡4-2-3 仙台MTビル18F
仙台市宮城野区榴岡4-2-3 仙台MTビル18F
仙台市宮城野区榴岡4-2-3 仙台MTビル18F
仙台市宮城野区榴岡4-2-3 仙台MTビル18F
秋田県
秋田営業所
秋田A/O
TEL. 018-825-5235
TEL. 018-825-5237
〒010-0001
〒010-0001
秋田市中通1-4-32 秋田センタービル3F
秋田市中通1-4-32 秋田センタービル3F
山形県
山形支社
TEL. 023-623-5911
〒990-0031
山形市十日町1-3-29 山形十日町ビル3F
福島県
郡山支社
郡山A/O
いわき営業所
TEL. 024-938-0485
TEL. 024-938-0133
TEL. 0246-25-3881
〒963-8002
〒963-8002
〒970-8026
郡山市駅前2-11-1 ビッグアイ16F
郡山市駅前2-11-1 ビッグアイ18F
いわき市平小太郎町1-6 明治安田生命平ビル3F
長野県
長野支社
長野A/O
しなのA/O
松本A/O
TEL. 026-268-1001
TEL. 026-268-1011
TEL. 026-268-1601
TEL. 0263-39-0711
〒380-0824
〒380-0824
〒380-0824
〒390-0815
長野市南石堂町1293 長栄南石堂ビル4F
長野市南石堂町1293 長栄南石堂ビル4F
長野市南石堂町1293 長栄南石堂ビル4F
松本市深志2-5-2 県信松本深志ビル5F
山梨県
甲府営業所
甲府A/O
TEL. 055-236-3120
TEL. 055-236-3130
〒400-0031
〒400-0031
甲府市丸の内1-17-10 東武穴水ビル8F
甲府市丸の内1-17-10 東武穴水ビル8F
新潟県
新潟支社
新潟A/O
TEL. 025-243-2660
TEL. 025-241-2995
〒950-0088
〒950-0088
新潟市中央区万代2-3-16 リバービューSD 5F
新潟市中央区万代2-3-16 リバービューSD 5F
富山県
富山支社
富山A/O
TEL. 076-442-5011
TEL. 076-442-2633
〒930-0008
〒930-0008
富山市神通本町1-1-19 いちご富山駅西ビル3F
富山市神通本町1-1-19 いちご富山駅西ビル3F
石川県
金沢支社
金沢ファーストA/O
首都圏第6LA営業部 北陸LAオフィス
TEL. 076-260-2800
TEL. 076-260-2840
TEL. 076-260-2810
〒920-0031
〒920-0031
〒920-0031
金沢市広岡3-1-1 金沢パークビル1F
金沢市広岡3-1-1 金沢パークビル1F
金沢市広岡3-1-1 金沢パークビル1F
福井県
福井支社
福井A/O
福井フェニックスA/O
TEL. 0776-32-5010
TEL. 0776-32-5015
TEL. 0776-32-5020
〒918-8003
〒918-8003
〒918-8003
福井市毛矢1-10-1 セーレン本社ビル4F
福井市毛矢1-10-1 セーレン本社ビル4F
福井市毛矢1-10-1 セーレン本社ビル4F
※A / Oはエイジェンシーオフィスの略称です。
142
メットライフ生命の現状 2016
水戸支社
水戸A/O
TEL. 029-226-6391
TEL. 029-226-6271
〒310-0011
〒310-0011
水戸市三の丸1-4-73 水戸三井ビル6F
水戸市三の丸1-4-73 水戸三井ビル6F
栃木県
宇都宮支社
宇都宮A/O
TEL. 028-651-2119
TEL. 028-651-2429
〒320-0026
〒320-0026
宇都宮市馬場通り2-1-1 NOF宇都宮ビル9F
宇都宮市馬場通り2-1-1 NOF宇都宮ビル9F
群馬県
群馬支社
高崎A/O
新高崎A /O
TEL. 027-322-9921
TEL. 027-322-9961
TEL. 027-322-9611
〒370-0849
〒370-0849
〒370-0849
高崎市八島町265 イノウエビル3F
高崎市八島町265 イノウエビル3F
高崎市八島町265 イノウエビル3F
埼玉県
さいたま支社
首都圏第6LA営業部
さいたまA/O
TEL. 048-645-3181
TEL. 048-645-3230
TEL. 048-645-3191
〒330-0854
〒330-0854
〒330-0854
さいたま市大宮区桜木町1-10-16 シーノ大宮ノースウィング19F
さいたま市大宮区桜木町1-10-16 シーノ大宮ノースウィング19F
さいたま市大宮区桜木町1-10-16 シーノ大宮ノースウィング19F
千葉県
千葉支社
千葉中央A/O
千葉A/O
TEL. 043-350-0840
TEL. 043-350-0725
TEL. 043-350-0691
〒261-7105
〒261-7105
〒261-7105
千葉市美浜区中瀬2-6-1 WBGマリブイースト5F
千葉市美浜区中瀬2-6-1 WBGマリブイースト5F
千葉市美浜区中瀬2-6-1 WBGマリブイースト5F
東京都
丸の内営業部
東京Hybridオフィス
東京東支社
東京中央支社
東京南支社
アライアンスビジネス推進部
東京西支社
東京北支社
八王子支社
東京フロンティアA/O
有明A/O
京橋A/O
有楽町A/O
丸の内A/O
大手町A/O
銀座A/O
東銀座A/O
築地A/O
日本橋人材開発室
汐留A/O
東京パーソナルA/O
東京オウンA/O
東京みなとA/O
東京ファーストA/O
麻布A/O
八重洲A/O
新丸の内A/O
虎ノ門A/O
東京ベイA/O
大門A/O
東京センチュリオンA/O
銀座中央A/O
南青山A/O
霞ヶ関A/O
紀尾井町A/O
東京みらいA/O
赤坂A/O
首都圏第1LA営業部
首都圏第2LA営業部
首都圏第3LA営業部
首都圏第4LA営業部
多摩A/O
TEL. 03-5611-1121
TEL. 03-5637-3491
TEL. 03-5203-5981
TEL. 03-5203-5725
TEL. 03-5401-4370
TEL. 03-6777-6620
TEL. 03-3284-3160
TEL. 03-5284-1341
TEL. 042-642-2050
TEL. 03-5203-5911
TEL. 03-5203-5871
TEL. 03-5203-5881
TEL. 03-5203-5951
TEL. 03-5203-4490
TEL. 03-5203-5821
TEL. 03-5203-5761
TEL. 03-5203-5941
TEL. 03-5203-5931
TEL. 03-5203-6922
TEL. 03-5203-5801
TEL. 03-5203-5751
TEL. 03-5203-5831
TEL. 03-5203-5901
TEL. 03-5203-5811
TEL. 03-5203-5488
TEL. 03-5203-6961
TEL. 03-5203-4481
TEL. 03-5203-4477
TEL. 03-5203-4480
TEL. 03-5203-5876
TEL. 03-5203-4270
TEL. 03-5203-4222
TEL. 03-6870-6830
TEL. 03-6870-6440
TEL. 03-6870-6720
TEL. 03-6870-6820
TEL. 03-6870-6190
TEL. 03-6866-7150
TEL. 03-6866-7170
TEL. 03-6866-7260
TEL. 03-6866-7270
TEL. 042-642-2072
〒130-8561
〒130-0013
〒103-0023
〒103-0023
〒105-0004
〒105-0004
〒100-0004
〒120-0036
〒192-0082
〒103-0023
〒103-0023
〒103-0023
〒103-0023
〒103-0023
〒103-0023
〒103-0023
〒103-0023
〒103-0023
〒103-0023
〒103-0023
〒103-0023
〒103-0023
〒103-0023
〒103-0023
〒103-0023
〒103-0023
〒103-0023
〒103-0023
〒103-0023
〒103-0023
〒103-0023
〒103-0023
〒100-0004
〒100-0004
〒100-0004
〒100-0004
〒100-0004
〒130-8561 〒130-8561 〒130-8561 〒130-8561 〒192-0082
墨田区錦糸1-2-4 アルカウエスト14F
墨田区錦糸1-2-1 アルカセントラル12F
中央区日本橋本町1-1-1 METLIFE日本橋本町ビル7F
中央区日本橋本町1-1-1 METLIFE日本橋本町ビル7F
港区新橋5-11-3 新橋住友ビル7F
港区新橋5-11-3 新橋住友ビル7F
千代田区大手町1-1-3 大手センタービル20F
足立区千住仲町41-1 三井生命北千住ビル3F
八王子市東町9-8 八王子東町センタービル4F
中央区日本橋本町1-1-1 METLIFE日本橋本町ビル3F
中央区日本橋本町1-1-1 METLIFE日本橋本町ビル12F
中央区日本橋本町1-1-1 METLIFE日本橋本町ビル6F
中央区日本橋本町1-1-1 METLIFE日本橋本町ビル3F
中央区日本橋本町1-1-1 METLIFE日本橋本町ビル3F
中央区日本橋本町1-1-1 METLIFE日本橋本町ビル4F
中央区日本橋本町1-1-1 METLIFE日本橋本町ビル5F
中央区日本橋本町1-1-1 METLIFE日本橋本町ビル5F
中央区日本橋本町1-1-1 METLIFE日本橋本町ビル6F
中央区日本橋本町1-1-1 METLIFE日本橋本町ビル2F
中央区日本橋本町1-1-1 METLIFE日本橋本町ビル4F
中央区日本橋本町1-1-1 METLIFE日本橋本町ビル3F
中央区日本橋本町1-1-1 METLIFE日本橋本町ビル5F
中央区日本橋本町1-1-1 METLIFE日本橋本町ビル4F
中央区日本橋本町1-1-1 METLIFE日本橋本町ビル6F
中央区日本橋本町1-1-1 METLIFE日本橋本町ビル3F
中央区日本橋本町1-1-1 METLIFE日本橋本町ビル5F
中央区日本橋本町1-1-1 METLIFE日本橋本町ビル5F
中央区日本橋本町1-1-1 METLIFE日本橋本町ビル2F
中央区日本橋本町1-1-1 METLIFE日本橋本町ビル4F
中央区日本橋本町1-1-1 METLIFE日本橋本町ビル2F
中央区日本橋本町1-1-1 METLIFE日本橋本町ビル2F
中央区日本橋本町1-1-1 METLIFE日本橋本町ビル5F
千代田区大手町1-1-3 大手センタービル20F
千代田区大手町1-1-3 大手センタービル20F
千代田区大手町1-1-3 大手センタービル20F
千代田区大手町1-1-3 大手センタービル20F
千代田区大手町1-1-3 大手センタービル20F
墨田区錦糸1-2-4 アルカウエスト20F
墨田区錦糸1-2-4 アルカウエスト20F
墨田区錦糸1-2-4 アルカウエスト20F
墨田区錦糸1-2-4 アルカウエスト20F
八王子市東町9-8 八王子東町センタービル4F
メットライフ生命の現状 2016
店 舗 網一覧
茨城県
143
店 舗 網一覧
神奈川県
横浜支社
港横浜A/O
横浜アーバンA/O
横浜シティA/O
南青山A/O 横浜ブルーマリンサテライトオフィス
横浜人材開発室
首都圏第5LA営業部
小田原A/O
TEL. 045-285-2710
TEL. 045-285-2500
TEL. 045-285-2600
TEL. 045-285-2550
TEL. 045-285-2680
TEL. 045-285-2650
TEL. 045-285-2610
TEL. 0465-23-6251
〒221-0056
〒221-0056
〒221-0056
〒221-0056
〒221-0056
〒221-0056
〒221-0056
〒250-0011
横浜市神奈川区金港町3-1 コンカード横浜14F
横浜市神奈川区金港町3-1 コンカード横浜14F
横浜市神奈川区金港町3-1 コンカード横浜14F
横浜市神奈川区金港町3-1 コンカード横浜14F
横浜市神奈川区金港町3-1 コンカード横浜14F
横浜市神奈川区金港町3-1 コンカード横浜14F
横浜市神奈川区金港町3-1 コンカード横浜14F
小田原市栄町1-14-52 MANAX 7F
静岡県
静岡支社
静岡A/O
静岡セントラルA/O
浜松支社
浜松A/O
浜松シティA/O
静岡東支社
沼津A/O
三島A/O
TEL. 054-252-5567
TEL. 054-252-5540
TEL. 054-252-5652
TEL. 053-456-7201
TEL. 053-452-5501
TEL. 053-452-5911
TEL. 055-962-5681
TEL. 055-962-5185
TEL. 055-991-8600
〒420-0851
〒420-0851
〒420-0851
〒430-0933
〒430-0933
〒430-0933
〒410-0892
〒410-0892
〒411-0036
静岡市葵区黒金町59-7 ニッセイ静岡駅前ビル8F
静岡市葵区黒金町59-7 ニッセイ静岡駅前ビル6F
静岡市葵区黒金町59-7 ニッセイ静岡駅前ビル8F
浜松市中区鍛冶町332-1 ヒューリック浜松ビル5F
浜松市中区鍛冶町332-1 ヒューリック浜松ビル5F
浜松市中区鍛冶町332-1 ヒューリック浜松ビル8F
沼津市魚町1 サンフロント6F
沼津市魚町1 サンフロント6F
三島市一番町18-22 アーサーファーストビル5F
愛知県
名古屋支社
名古屋中央支社
名古屋第三A/O
名古屋第二A/O
名古屋桜通A/O
名古屋ファーストA/O
名古屋五城A/O
中京A/O
錦城A/O
中京第二A/O
名古屋西A/O
東海LA営業部
東海法人営業部
東愛知支社
豊橋A/O
TEL. 052-269-7500
TEL. 052-269-7540
TEL. 052-269-7631
TEL. 052-269-7701
TEL. 052-269-7661
TEL. 052-269-7671
TEL. 052-269-7611
TEL. 052-269-7791
TEL. 052-269-7691
TEL. 052-269-7591
TEL. 052-269-7821
TEL. 052-269-7555
TEL. 052-269-7521
TEL. 0564-24-3151
TEL. 0532-55-3120
〒460-0008
〒460-0008
〒460-0008
〒460-0008
〒460-0008
〒460-0008
〒460-0008
〒460-0008
〒460-0008
〒460-0008
〒460-0008
〒460-0008
〒460-0008
〒444-0059
〒440-0076
名古屋市中区栄3-8-8 名古屋平和ビル8F
名古屋市中区栄3-8-8 名古屋平和ビル8F
名古屋市中区栄3-8-8 名古屋平和ビル5F
名古屋市中区栄3-8-8 名古屋平和ビル7F
名古屋市中区栄3-8-8 名古屋平和ビル5F
名古屋市中区栄3-8-8 名古屋平和ビル6F
名古屋市中区栄3-8-8 名古屋平和ビル5F
名古屋市中区栄3-8-8 名古屋平和ビル7F
名古屋市中区栄3-8-8 名古屋平和ビル6F
名古屋市中区栄3-8-8 名古屋平和ビル7F
名古屋市中区栄3-8-8 名古屋平和ビル6F
名古屋市中区栄3-8-8 名古屋平和ビル8F
名古屋市中区栄3-8-8 名古屋平和ビル8F
岡崎市康生通西3-16 康生ビル4F
豊橋市大橋通1-68 静銀ニッセイ豊橋ビル4F
岐阜県
岐阜支社
岐阜A/O
岐城A/O
TEL. 058-266-9121
TEL. 058-263-5191
TEL. 058-263-8106
〒500-8833
〒500-8833
〒500-8833
岐阜市神田町9-27 大岐阜ビル11F
岐阜市神田町9-27 大岐阜ビル11F
岐阜市神田町9-27 大岐阜ビル11F
三重県
三重支社
三重A/O
TEL. 059-351-0705
TEL. 059-352-3718
〒510-0075
〒510-0075
四日市市安島1-2-24 TKビル6F
四日市市安島1-2-24 TKビル6F
京都府
京都支社
京都烏丸A/O
京都シティA/O
京都四条A/O
TEL. 075-365-6451
TEL. 075-365-2181
TEL. 075-365-6610
TEL. 075-365-2171
〒600-8421
〒600-8421
〒600-8421
〒600-8421
京都市下京区綾小路通烏丸西入童侍者町159-1 四条烏丸センタービル7F
京都市下京区綾小路通烏丸西入童侍者町159-1 四条烏丸センタービル7F
京都市下京区綾小路通烏丸西入童侍者町159-1 四条烏丸センタービル7F
京都市下京区綾小路通烏丸西入童侍者町159-1 四条烏丸センタービル7F
大阪府
大阪支社
大阪中央支社
大阪南支社
近畿Hybridオフィス
天満橋A/O
大阪第一A/O
大阪南A/O
大阪都A/O
大阪城北A/O
大阪セントラルA/O
大阪アーバンA/O
大阪桜ノ宮A/O
大阪梅田A/O
大阪同心A/O
おおさかA/O
東天満A/O
TEL. 06-6882-7361
TEL. 06-6882-7381
TEL. 06-6882-7216
TEL. 06-6292-2110
TEL. 06-6882-7531
TEL. 06-6882-7571
TEL. 06-6882-7521
TEL. 06-6882-7611
TEL. 06-6882-7591
TEL. 06-6882-7501
TEL. 06-6882-7691
TEL. 06-6882-7751
TEL. 06-6882-7781
TEL. 06-6882-7891
TEL. 06-6882-7666
TEL. 06-6882-7334
〒530-6017
〒530-6017
〒530-6017
〒530-0012
〒530-6037
〒530-6036
〒530-6036
〒530-6035
〒530-6037
〒530-6037
〒530-6036
〒530-6036
〒530-6036
〒530-6037
〒530-6037
〒530-6035
大阪市北区天満橋1-8-30 OAPタワー17F
大阪市北区天満橋1-8-30 OAPタワー17F
大阪市北区天満橋1-8-30 OAPタワー17F
大阪市北区芝田1-14-8 梅田北プレイス12F
大阪市北区天満橋1-8-30 OAPタワー37F
大阪市北区天満橋1-8-30 OAPタワー36F
大阪市北区天満橋1-8-30 OAPタワー36F
大阪市北区天満橋1-8-30 OAPタワー35F
大阪市北区天満橋1-8-30 OAPタワー37F
大阪市北区天満橋1-8-30 OAPタワー37F
大阪市北区天満橋1-8-30 OAPタワー36F
大阪市北区天満橋1-8-30 OAPタワー36F
大阪市北区天満橋1-8-30 OAPタワー36F
大阪市北区天満橋1-8-30 OAPタワー37F
大阪市北区天満橋1-8-30 OAPタワー37F
大阪市北区天満橋1-8-30 OAPタワー35F
※A / Oはエイジェンシーオフィスの略称です。
144
メットライフ生命の現状 2016
TEL. 06-6882-7324
TEL. 06-6882-7537
TEL. 06-6882-7706
TEL. 06-6882-7383
TEL. 06-6882-7391
TEL. 06-7711-4190
TEL. 06-7711-4140
TEL. 06-7711-4150
TEL. 06-7711-4160
TEL. 06-7711-4210
TEL. 06-7711-4230
TEL. 072-341-6620
〒530-6035
〒530-6035
〒530-6037
〒530-6017
〒530-6017
〒541-0057
〒541-0057
〒541-0057
〒541-0057
〒541-0057
〒541-0057
〒590-0985
大阪市北区天満橋1-8-30 OAPタワー35F
大阪市北区天満橋1-8-30 OAPタワー35F
大阪市北区天満橋1-8-30 OAPタワー37F
大阪市北区天満橋1-8-30 OAPタワー17F
大阪市北区天満橋1-8-30 OAPタワー17F
大阪市中央区北久宝寺町3-6-1 本町南ガーデンシティ16F
大阪市中央区北久宝寺町3-6-1 本町南ガーデンシティ16F
大阪市中央区北久宝寺町3-6-1 本町南ガーデンシティ16F
大阪市中央区北久宝寺町3-6-1 本町南ガーデンシティ16F
大阪市中央区北久宝寺町3-6-1 本町南ガーデンシティ16F
大阪市中央区北久宝寺町3-6-1 本町南ガーデンシティ16F
堺市堺区戎島町4-45-1 ポルタス・センタービル11F
兵庫県
神戸支社
神戸セントラルA/O
神戸A/O
神戸ベイサイドA/O 神戸海岸通A/O
姫路支社
姫路A/O
TEL. 078-367-1690
TEL. 078-367-1731
TEL. 078-367-1680
TEL. 078-367-1735
TEL. 078-367-1720
TEL. 079-284-1462
TEL. 079-284-0901
〒650-0044
〒650-0044
〒650-0044
〒650-0044
〒650-0044
〒670-0913
〒670-0913
神戸市中央区東川崎町1-3-3 神戸ハーバーランドセンタービル12F
神戸市中央区東川崎町1-3-3 神戸ハーバーランドセンタービル12F
神戸市中央区東川崎町1-3-3 神戸ハーバーランドセンタービル12F
神戸市中央区東川崎町1-3-3 神戸ハーバーランドセンタービル12F
神戸市中央区東川崎町1-3-3 神戸ハーバーランドセンタービル12F
姫路市西駅前町73番地 姫路ターミナルスクエア5F
姫路市西駅前町73番地 姫路ターミナルスクエア5F
和歌山県
和歌山支社
和歌山紀州A/O
TEL. 073-425-5411
TEL. 073-425-5346
〒640-8157
〒640-8157
和歌山市八番丁11 日本生命和歌山八番丁ビル5F
和歌山市八番丁11 日本生命和歌山八番丁ビル5F
滋賀県
滋賀A/O
TEL. 077-565-7931
〒525-0025
草津市西渋川1-1-14 行岡第一ビル5F
奈良県
奈良営業所
奈良A/O
TEL. 0742-36-3251
TEL. 0742-36-5921
〒630-8115
〒630-8115
奈良市大宮町6-3-3 富士火災奈良ビル7F
奈良市大宮町6-3-3 富士火災奈良ビル7F
島根県
山陰支社
TEL. 0852-31-1755
〒690-0887
松江市殿町111 松江センチュリービル8F
岡山県
岡山支社
岡山A/O
TEL. 086-222-3191
TEL. 086-222-3105
〒700-0901
〒700-0901
岡山市北区本町3-13 イトーピア岡山本町ビル6F
岡山市北区本町3-13 イトーピア岡山本町ビル5F
広島県
広島支社
広島第一A/O
広島中央A/O
広島みらい人材開発室
中四国LA営業部
中四国法人営業部
福山営業所
TEL. 082-249-2771
TEL. 082-247-3473
TEL. 082-249-4917
TEL. 082-247-8785
TEL. 082-249-2589
TEL. 082-249-2593
TEL. 084-931-1702
〒730-0031
〒730-0031
〒730-0031
〒730-0031
〒730-0031
〒730-0031
〒720-0812
広島市中区紙屋町1-2-22 広島トランヴェールビルディング7F
広島市中区紙屋町1-2-22 広島トランヴェールビルディング7F
広島市中区紙屋町1-2-22 広島トランヴェールビルディング7F
広島市中区紙屋町1-2-22 広島トランヴェールビルディング7F
広島市中区紙屋町1-2-22 広島トランヴェールビルディング7F
広島市中区紙屋町1-2-22 広島トランヴェールビルディング7F
福山市霞町1-1-1 福山信愛ビル4F
山口県
山口支社
山口A/O
TEL. 0834-21-4901
TEL. 0834-21-5650
〒745-0034
〒745-0034
周南市御幸通り1-11 新興ビル4F
周南市御幸通り1-11 新興ビル4F
香川県
高松支社
高松A/O
TEL. 087-822-6711
TEL. 087-822-6511
〒760-0017
〒760-0017
高松市番町1-6-8 高松興銀ビル8F
高松市番町1-6-8 高松興銀ビル8F
愛媛県
松山支社
松山A/O
中四国LA営業部四国LAオフィス
TEL. 089-932-7451
TEL. 089-932-7461
TEL. 089-932-7498
〒790-0003
〒790-0003
〒790-0003
松山市三番町6-3-4 松山パルビル6F
松山市三番町6-3-4 松山パルビル6F
松山市三番町6-3-4 松山パルビル6F
福岡県
福岡支社
TEL. 092-282-6007
博多祇園A/O
TEL. 092-282-5539
福岡ベイサイドA/O
TEL. 092-282-6235
大濠A/O
TEL. 092-282-5150
福岡舞鶴A/O
TEL. 092-282-5335
福岡天神A/O
TEL. 092-282-5331
九州LA営業部
TEL. 092-282-5457
九州法人営業部
TEL. 092-282-5113
北九州支社
TEL. 093-531-7521
福岡ベイサイドA/O 北九州サテライトオフィス TEL. 093-522-0021
久留米支社
TEL. 0942-37-3961
〒812-0036
〒812-0036
〒812-0036
〒812-0036
〒812-0036
〒812-0036
〒812-0036
〒812-0036
〒802-0001
〒802-0001
〒830-0017
福岡市博多区上呉服町10-1 博多三井ビル3F
福岡市博多区上呉服町10-1 博多三井ビル5F
福岡市博多区上呉服町10-1 博多三井ビル3F
福岡市博多区上呉服町10-1 博多三井ビル3F
福岡市博多区上呉服町10-1 博多三井ビル3F
福岡市博多区上呉服町10-1 博多三井ビル5F
福岡市博多区上呉服町10-1 博多三井ビル3F
福岡市博多区上呉服町10-1 博多三井ビル3F
北九州市小倉北区浅野2-14-1 小倉興産KMMビル7F
北九州市小倉北区浅野2-14-1 小倉興産KMMビル7F
久留米市日吉町15-60 ニッセイ久留米ビル9F
メットライフ生命の現状 2016
店 舗 網一覧
大阪みらいA/O
西天満A/O
大阪ユニバーサルA/O
近畿LA営業部
近畿法人営業部
大阪城見A/O
大阪中央A/O
大阪ベイA/O
大阪堂島A/O
大阪スカイA/O
御堂筋A /O
大阪アーバンA /O 堺中央サテライトオフィス
145
店 舗 網一覧
長崎県
長崎支社
長崎A/O
TEL. 095-828-0261
TEL. 095-828-0241
〒850-0033
〒850-0033
長崎市万才町8-22 長崎朝日ビル2F
長崎市万才町8-22 長崎朝日ビル2F
熊本県
熊本支社
熊本桜町A/O
熊本A/O
熊本三の丸A/O
熊本中央A/O
TEL. 096-359-5641
TEL. 096-359-5818
TEL. 096-359-5600
TEL. 096-359-5751
TEL. 096-359-5629
〒860-0805
〒860-0805
〒860-0805
〒860-0805
〒860-0805
熊本市中央区桜町1-20 西嶋三井ビル6F
熊本市中央区桜町1-20 西嶋三井ビル10F
熊本市中央区桜町1-20 西嶋三井ビル10F
熊本市中央区桜町1-20 西嶋三井ビル6F
熊本市中央区桜町1-20 西嶋三井ビル10F
大分県
大分支社
TEL. 097-537-2207
〒870-0034
大分市都町3-1-1 大分センタービル5F
宮崎県
宮崎支社
宮崎A/O
TEL. 0985-32-6921
TEL. 0985-38-1115
〒880-0812
〒880-0812
宮崎市高千穂通1-6-38 ニッセイ宮崎ビル8F
宮崎市高千穂通1-6-38 ニッセイ宮崎ビル8F
鹿児島県
鹿児島支社
鹿児島中央A/O
鹿児島A/O
TEL. 099-227-1438
TEL. 099-223-8721
TEL. 099-223-8461
〒892-0844
〒892-0844
〒892-0844
鹿児島市山之口町1-10 鹿児島中央ビル6F
鹿児島市山之口町1-10 鹿児島中央ビル7F
鹿児島市山之口町1-10 鹿児島中央ビル6F
沖縄県
沖縄営業所
TEL. 098-864-2674
〒900-0015
那覇市久茂地1-3-1 久茂地セントラルビル5F
*電話番号は広告により異なります
*電話番号は広告により異なります
*電話番号は広告により異なります
〒130-8561
〒850-0843
〒650-0044
墨田区錦糸1-2-4 アルカウエスト
長崎市常盤町1-1 メットライフ生命長崎ビル
神戸市中央区東川崎町1-1-3 神戸クリスタルタワー
TEL. 022-792-3955
TEL. 03-5203-5701
TEL. 03-6870-6690 TEL. 045-285-2700
TEL. 076-260-2800 TEL. 052-269-7622
TEL. 06-6882-7411
TEL. 082-249-2771
TEL. 092-282-5991
〒983-0852
〒103-0023
〒100-0004
〒221-0056
〒920-0031
〒460-0008
〒530-6036
〒730-0031
〒812-0036
仙台市宮城野区榴岡4-2-3 仙台MTビル18F
中央区日本橋本町1-1-1 METLIFE日本橋本町ビル7F
千代田区大手町1-1-3 大手センタービル20F
横浜市神奈川区金港町3-1 コンカード横浜14F
金沢市広岡3-1-1 金沢パークビル1F
名古屋市中区栄3-8-8 名古屋平和ビル8F
大阪市北区天満橋1-8-30 OAPタワー36F
広島市中区紙屋町1-2-22 広島トランヴェールビルディング7F
福岡市博多区上呉服町10-1 博多三井ビル3F
■コールセンター関連
〈生命保険にご加入のお客さま〉
各種お手続きに関するお問い合わせ
フリーダイヤル 0120-881-796
〈年金保険にご加入のお客さま〉
保険代理店やコンサルタント社員からご加入のお客さま フリーダイヤル 0120-313-370
〈金融機関窓口でご加入のお客さま〉
各種お手続きに関するお問い合わせ
東京テレコンサルティングセンター
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フリーダイヤル 0120-056-076
■サービスセンター関連
東北北海道サービスセンター
首都圏サービスセンター
北関東サービスセンター
西関東サービスセンター
北陸サービスセンター
東海サービスセンター
近畿サービスセンター
中四国サービスセンター
九州サービスセンター
※A / Oはエイジェンシーオフィスの略称です。
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メットライフ生命の現状 2016
メットライフ生命保険株式会社